浅口市議会 > 2018-12-03 >
12月03日-02号

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  1. 浅口市議会 2018-12-03
    12月03日-02号


    取得元: 浅口市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    平成30年第5回12月定例会       平成30年12月浅口市議会第5回定例会会議録(第2)1.招集年月日 平成30年12月3日(7日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 12月3日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  沖 原 有 美            2番  山 下 周 吾   3番  横 山 達 士            5番  石 井 由紀子   6番  藤 井 立 子            7番  伊 澤   誠   8番  佐 藤 正 人            9番  竹 本 幸 久  10番  桑 野 和 夫           11番  中 西 美 治  12番  藤 澤   健           13番  青 木 光 朗  14番  大 西 恒 夫           15番  香 取 良 勝  16番  井 上 邦 男1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(1 名)  17番  大 西 洋 平1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     松 田 勝 久  教育長     中 野 留 美      企画財政部長  秋 田   裕  生活環境部長  徳 田 政太郎      健康福祉部長  高 倉 道 雄  産業建設部長  井 上   聡      上下水道部長  笠 原 浩 一  金光総合支所長 原 田 尚 文      寄島総合支所長 竹 本 好 之  教育次長    小 山 朋 子      会計管理者   小 野   浩1.出席した事務局職員  議会事務局長  畝 山 善 生      次長      三 宅 清 正  参事      園 部   智      書記      山 崎 敦 史            午前9時30分 開議 ○議長(井上邦男) ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(井上邦男) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、6番藤井立子議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 6番藤井立子です。 初めに、教員の働き方改革について質問いたします。 10月30日の山陽新聞によりますと、岡山県教委が6月に実施した公立学校教員勤務実態調査の結果は、1カ月の残業時間は小学校で59時間、中学校77時間でした。中学校では、16年度の調査開始以来、初めて過労死ラインと言われる月80時間以上を下回りました。浅口市の教員の勤務状況をどのように把握されているかお聞きします。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長小山朋子) 浅口市の教員の勤務状況把握についてお答えいたします。 浅口市では、今年度7月、教職員の勤務時間を客観的に把握し集計するシステム学校用グループウエアを市内全小・中学校に導入し、教職員の勤務時間の把握を行っています。 例えば、ことし9月の勤務状況を申しますと、小学校では時間外勤務が1カ月1人当たりの平均で41.2時間、中学校では54.4時間となっております。校長、教頭は校内の集計結果を瞬時に確認することができるため、超過勤務に陥っている教員を把握し、その改善に向けた相談や対応へとつなげることができるようになっております。さらに、この導入したシステムは、本市教育委員会からも全ての小・中学校勤務状況が確認できるようになっており、各学校の勤務実態の確認を行っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 先ほど申しましたように、中学校だけでなくて小学校、高等学校特別支援学校でも前年よりは減少していますが、昨年度作成した残業時間の25%削減を柱とした働き方改革プラン目標数値には達していないように思います。教員の8割が人間関係や部活の指導などのストレスを抱える中でも最も多かったのは、長時間労働というか、長時間勤務が多いことだと過労死防止対策白書は指摘しています。 県は、働き方改革プランの一環として、教師業務アシスト部活動支援員の活用などの対策を行っているようですが、浅口市でも何か対策を講じていますか。 ○議長(井上邦男) 中野教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 私は、教職員の心身の健康が教育の質の向上につながるということから、働き方改革に力を入れる必要があるというふうに考えています。 そこで、本市の働き方改革に向けての対策として、先ほど次長のほうが紹介しましたが、学校用グループウエアによる教職員の出退勤把握職員会議でのペーパーレス化など働きやすい環境整備づくりのほかにも、先生方が本来の業務である教材づくりなどに専念できるように、ことしの3月から夜間、休日の音声対応電話を導入をいたしました。また、小・中学校ともに児童・生徒の指導に関する成績の管理や出席状況管理などを行う校務支援システム、こういったものを導入することで事務の効率化を図り、こういったものは大変有効でございます。 昨年度、県教育委員会より指定を受けた働き方改革モデル校というのがございますが、そこでは職員室の機能的なレイアウト変更であるとか、帰るボードによる時間管理の取り組みであるとか、それから、これが大切だと思うんですが、学校と保護者、地域が協働して学校行事の精選であるとか登下校の見守り活動などを行うことで、時間短縮のみならず生産性向上による教育の質の向上、これに取り組んでいるところです。先進的なこういった取り組みというものは、その他の学校にも広げ、市内の各学校でアイデアを出しながら働き方改革を今進めているところです。 今後も一人一人の教職員が業務改善の意識を持って進められるよう、市教育委員会といたしましても学校をしっかりと支援してまいりたいと考えています。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) このことはとても大切だと思いますが、市長も何か考えがほかにありましたらお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、教員の働き方改革ということでお答えをさせていただきます。 浅口市では、教員の働き方改革の取り組みといたしまして、県下でいち早くICTを使ったシステム留守番電話の導入に加え、生活支援員学級アシスタントICT支援員部活動指導員などさまざまな人的支援を行っております。これらの取り組みは、私の信条であります現場の声を聞くという中で、先生を何とか癒やしてあげたいとの思いから取り入れたものでございます。これからも先生が浅口市の学校に勤められてよかったと思っていただけるよう環境づくりに努めてまいります。何よりもこのような環境づくり子供たちへの教育の充実につながるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 教員の働き方改革によって先生がゆとりを持って児童・生徒に向き合う時間がふえれば、いじめや暴力行為や不登校などにおいても問題解決の糸口が見えてくると思われます。 次に、今後の猛暑対策についてお聞きします。 9月議会で提案いたしました網戸やミストつき扇風機の設置については、今回の補正予算に組み入れていただき、素早い対応をありがとうございます。県の公立小・中学校の設置率が40%である中、浅口市においては他に先駆けて全教室にエアコンを整備し、体育館には大型扇風機を設置するなど、学校での暑さ対策に取り組んでいます。 また、夏の遊び場としてジャブジャブ池を整備し、多くの子供たちが遊んでいます。 さらに、災害級の猛暑となったことしは、気象庁の緊急会見を受けてすぐに野外での活動を制限し、暑さ指数が危険となる時間帯はプールの利用を中止するなど、迅速な対応で市民の安全を図りました。熱中症で運動場や公園で倒れる子供もなく、本当によかったと思います。 しかしながら、このような暑さが毎年続きますと、外で遊べなくなった子供たちは夏休みの間、家の中で過ごすことになります。育ち盛りの子供にとって、外に出ていかれないのはかわいそうです。子供たちが安全に過ごせる場所はありますか。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長小山朋子) 夏休み中に子供たちが安全に過ごせる場所についてお答えいたします。 主にゼロ歳から3歳児を対象に、子育て中の親子が気軽に集い、打ち解けた雰囲気の中で子育ての悩みを相談したり相互に交流が図れる場所として、鴨方公民館につどいの広場「のびっ子」を開設しております。 また、私立保育所2園に地域子供子育て支援センターが併設されており、入所者だけではなく、就園前の全ての子供と保護者の皆さんに開放されており、現在多くの方が御利用されております。 また、夏休み中は市内3カ所の市立図書館では、乳幼児から小学生、中学生など幅広い年齢層の子供たちに涼しい室内環境の中で利用していただいております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) お聞きしますと、いろいろ対策はとっていただいているように思いますが、子供たちが元気に動いて遊べる場所というものが聞かれなかったように思います。吉備中央町には空き店舗スペースを利用した屋内公園、小さいお子さんを対象にしているキッズパークがあるようですが、浅口市でも涼しい遊び場を確保し、子供たちに開放してみてはいかがでしょうか。
    ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、2番目の御質問と、それから猛暑対策ということでお答えをさせていただきます。 ことしの夏は、議員の言われるように、過去に経験したことのない酷暑でありました。私は、市民皆様、そして子供たちの命を守るため、教育委員会とも相談をいたしまして、小・中学校のプール、そして市内体育施設など利用制限をいたしました。このような中、子供たちが元気に走り回ったり、友達と一緒に安心して遊ぶことのできる場所が必要であると考えております。どこにどのような形で安心して遊べる場所を設置するか、候補となる施設の選定、必要な準備、経費など検討してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) ぜひともよろしく、前向きにお願いいたします。 最後に、人口減少対策についてお尋ねします。 日本全体で少子高齢化が進み、出生数は2年連続で100万人を割り込み、平成29年度の出生数は前年より3万人も少ない94万6,000人で、過去最少を更新しています。基本的な問題は、出産適齢期女性人口が減少していることです。その上、晩婚化も進み、出産する年齢も高くなっています。また、子供を欲しいと思う夫婦でも、出産、育児と仕事の両立できる環境が整っていないことも問題です。 さて、浅口市ですが、死亡者数が出生数を300人近く上回っている状況で、市の人口も昨年11月末からの1年で357人ほど減少して、平成30年10月末で3万4,541人となっています。アンケートによる市民が重要と思う人口減少対策の1番は子育て世代への経済支援、次いで企業誘致などによる雇用の創出、保育所、学童保育の充実となっています。浅口市も基本計画の中で、安心して産み育てることができる子育て支援の充実として具体的に6項目を上げています。人口減少対策の上で特に重要な出生数をふやすためには、結婚、妊娠、出産、子育てと切れ目のない支援が必要です。市の現状と課題、今後の施策についてお尋ねします。平成28年と29年の浅口市の出生数を教えてください。 ○議長(井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長高倉道雄) おはようございます。 それでは、浅口市の平成28年と29年の出生数についてお答えいたします。 浅口市の出生数につきましては、厚生労働省が発表しています人口動態調査総覧におきまして岡山県の備中保健所井笠支所管内で示されていますが、平成28年は164人、平成29年は速報値になりますが196人となっています。ここ数年、浅口市の出生数は200人前後で推移しており、平成28年が前年から28人減少いたしましたが、平成29年は28年から32人も増加しまして、例年並みというふうになっております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 平成30年度の数値に注目したいと思います。出産及び産後の経済的な支援にはどのようなものがありますか。 ○議長(井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長高倉道雄) それでは、まず出産につきまして、妊娠も含めて経済的支援を申し上げたいと思います。4つの事業がございます。 1つ目は、妊婦さんが病院で受ける健診、これが14回分で約12万円の支援をしております。 2つ目は、不妊治療の支援ですが、岡山県が行っています不妊に悩む方への特定治療支援事業の対象となった御夫婦に対して、さらに上乗せ分として市がかかりました費用の2分の1を支援しております。また、平成27年度から無精子症等の男性が行います不妊治療も対象となっており、県と市の支援を合わせますと、治療費の範囲内ですが、御夫婦それぞれが不妊治療の支援を受けたとしますと、1回目の治療では最大75万円まで、2回目以降の治療では最大60万円まで支援を受けることができます。 3つ目は、不育治療の支援でございますが、妊娠が継続しにくい方に対しまして、保険適用以外の治療を全額支給をしています。これは最大で150万円までの支援を受けることができます。 最後は、今マスコミで取り上げられていますが、風疹の予防接種に対する支援です。浅口市では、平成7年4月1日以前に生まれた方で風疹に対する抗体の低い方が予防接種を受けられたときに、1回につき5,000円の支援を行っております。 続きまして、産後における経済的支援としましても4つの事業がございます。 1つ目は、産後に助産院で母子ともに宿泊して助産師さんのケアを受けるときに、1日につき1万5,000円、最長7日間の支援を行っています。 2つ目は、生まれたお子さん聴覚検査を受けたときに半額の支援を行っております。 3つ目は、産後6カ月までの間に助産師さんに母乳相談を受けたとき、3回までの支援を行っております。 最後は、生まれたお子さんが1歳になるまでの間、乳児健診を2回まで無料で受けることができます。 以上が出産等における経済的支援となりますが、不妊治療、不育治療、風疹の予防接種、そして母乳相談について市独自で行っている支援となります。 以上です。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 多くの支援がなされていますが、特に不妊治療には多額のお金がかかります。先ほど夫婦合わせて75万円とか60万円とかというお話でしたけれど、1回の治療でも相当の費用がかかりますので、このことについてはもう少し金額の見直しをしていただければいいなというふうに思っております。 子育てにおける経済的支援にはどのようなものがありますか。 ○議長(井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長高倉道雄) それでは、子育てにおける経済的支援につきましても、私のほうからまとめてお答えをします。 まず、お子さんが病気やけがをされたときの医療費につきまして、中学校卒業まで無料としております。 また、幼稚園、保育園、こども園の保育料についてさまざまな支援を行っています。特に、県内でもいち早く、幼稚園、保育園、こども園に通う全ての第3子以降のお子さんの保育料について無料にしております。さらに、幼稚園として利用する場合の保育料について、第1子は3,000円、第2子は第1子の保育料から500円を軽減をしています。また、保育園として利用する場合の保育料については、市独自として第2子の保育料について1割の軽減をしています。ほかにも市独自の支援として、幼稚園の預かり保育を利用する第3子以降の保育料を無料にしております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 今、保育料については国と地方で考え方が異なっており、無償化についても話し合われていると思いますが、これからだと思います。 今後、浅口市としてまだその上に考えていることがありましたら教えてください。 ○議長(井上邦男) 高倉健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長高倉道雄) それでは、今後市として考えていることについてお答えをいたします。 出産、産後におけるサービスとして、現在は宿泊によるケアを受けられる産後ケアについて、それを今後はデイサービス型の支援もできるように考えております。ほかにも家庭訪問型の母乳相談であるとか産後健診などの支援も検討をしております。 そして、もう一つ考えていますのが、子育て世代包括支援センターの設置についてです。子育て世代包括支援センターは、保健師等の専門家が妊産婦と乳幼児の実情を把握しまして、妊娠、出産、子育てに関するあらゆる相談に応じるとともに、必要な情報提供、助言、保健指導を行い、支援プランを策定いたします。さらに、医療、福祉等の関係機関との連絡調整も行います。この子育て世代包括支援センターの設置は、保健師等の適正な配置などマンパワーを要する事業でございます。関係部署でしっかりと検討を重ねまして、具体的になりましたら議員皆様に御報告したいと考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 市長は政務報告でも切れ目のない支援を上げておられましたが、改めて市長の考えもお聞きしたいと思います。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、人口減少対策についてお答えをいたします。 現在、人口減少対策につきましては、平成27年10月に浅口市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定いたしまして、持続可能な地域づくりのためのさまざまな事業を展開をいたしております。これまで不妊治療や不育症への支援の拡充、そして子ども医療費の中学校3年生までの無料化、また第3子以降の預かりを含む保育料の無償化など、子育て世代への経済的支援に積極的に取り組んでまいりました。 さらに、皆様からの御意見をいただいた中で、平成31年4月から育児休業中における保育サービスの拡充を行うことといたしました。 また、部長が先ほど申し上げましたとおり、子育て世代包括支援センターの設置についても検討をいたしております。これからも次代を担う子供たちを安心して産み育てることができる環境づくりを進め、定住促進にもつなげてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 藤井議員、どうぞ。 ◆6番(藤井立子) 子育て世代包括支援センターの設置など市が取り組む多くの対策が実を結ぶよう今後一層の取り組みをお願いして、私の質問を終わります。 ○議長(井上邦男) 御苦労さまでした。 次に、15番香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) おはようございます。それでは、質問を2点ほどさせていただきます。 まず最初に、ランドセルについて質問をさせていただきます。 といいますのが、私がこれまでにこの件について5遍質問しとります。それで、最初からずっと議事録を見るのに、最初に答弁しとる答弁がその後にずっと同じことが答弁されとるわけ。なぜこういうことになっとんか。 私は以前も小・中学校クーラーについても何回も質問してきました。しかし、そのときも前の市長、田主市長から同じ答弁じゃったんです、最後まで。そして最後に現市長が、ほんなら香取さんつけようかということでついたわけです。ずっとそれが、質問しても前市長、田主市長、どういう答弁じゃったか。クーラーをつけるときに予算がない、1番にそれを言うんです。2番目に言うたのが、他の市町村にクーラーつけとるところがないからつけないんだという答弁だったんです。 今回も、今のこのランドセルについても同じ答弁なんですよ。議事録がここにあります。5遍しとります。見ました。教育長、おたくが答弁しとる。市長、おたくが答弁しとんの。最後まで、最初の城山教育長が答弁したときの答弁と一緒なんです。 私が5遍しとると言いました。平成20年6月にしとんです。そして、2回目が20年9月にしとんです、今のランドセルについて。3回目が24年12月にしとります。4回目が25年6月。5回目が30年3月。5回しとります。 そして、1回目と2回目は市長が田主、それで教育長は工藤、そして最初が柚木で、2回目も柚木部長が答弁しとる。そして、最初のアンケートアンケート、そのアンケートが議事録によるとわからないという答弁だったんですよ、はっきりと。どこでとったんですか、アンケートを。誰からとったんですか。わからないと言われとんじゃ、議事録によると。それが最後になったら、アンケートが前へ進んどんだ。アンケートがあるからつくらないんだというようになっとんだよ、市長。これが市民が、市長なんか応援してきた人がどう思うかと。 私が見るのに、このかばん、この前も国会で言われておりました。今、子供さんはかばんを持つのが重いんだと。ずっと歩いて行きょうたら腰が痛くなるんだ。うちの娘なんか1.2キロを歩いて行くんです。いっぺえ積んでいくんです。3月末なんです。1年間遅いんですよ。ようようと担いで通ようたんです。これが黒いかばんじゃったらどうなるんですか。そういうことも何も考えず、業者のことばあ考えて。これを買うたら4,200円。4,200円だからその金を払やあいいんだという答弁もありました。わかりますね。4,200円を鴨方、寄島にやるから、自分で買いなさい、5万円のを買いなさい。何ぼ安くても黒いかばんじゃったら2万円、3万円するんですよ。市長のところは金があるから、そりゃあ100万円のを買うてもええでしょう。 この前、私質問しとります。東京のほうで高い服を買うて行きょうるけど、貧乏人は困るんだという声も出とりました。今、浅口市に4人に1軒は金がない人が多い。基本4軒に1軒あるんだというデータも出とんです、日本全国で。 だったら、これをただで配って、軽くて、遠足にも持っていけるんだ。そして、歩きょうたら、どこを歩きょうても、うちの子供はあっこを歩きょんだとわかるんですよ。車も避けて通ってくれるんです。なぜそれができんのんか。私が腑に落ちるというのは、やはり何か裏であるんかというて市長に聞いたら、裏であるようなことを言われなという答弁があったんです。なぜそれできんのですか。 私も給食のことも質問してみましたけれども、今、給食が香取さんおいしゅうなったという声も出てきております。すればすぐわかるんですよ、市長。なぜそれができないんですか。裏であるとか前でねえとかじゃなくて、やると言えばできるんですよ、市長。クーラーなんかでも今、国がやると言ようるでしょう、今度は。なぜがそれができない。これも見ようてみられえ。そのうちそうなると思うんです、浅口がやって前へ進めば。 もう一回、何じゃったらこれ全部読みますよ、どういう答弁をしとんか。議事録が全部あるんですから、ここに。教育長やこうろくな答弁じゃなかった、見ると。前の答弁を引用して答弁しとるだけなんですよ。そがんことは小学生でもできますよ、そがん答弁は。どうするか。教育長がすると言うんか、市長がすると言うんか、答弁を2人でしてください。 教育長にさせえや。教育長がしとんだから、答弁を。 ○議長(井上邦男) とりあえず先に。先にほんなら小山教育次長から、どうぞ。 ◎教育次長小山朋子) 済みません。ランドセルについて、担当部長である私のほうからまずは答弁をさせてください。 ランドセルについての取り決めは、子供たちへの家族や地域の皆様の思い、今までの歴史や習慣を考慮して慎重に協議を重ねた上で、金光地域では同じ全員黄色いランドセル、そして鴨方、寄島地域では今までどおり個々に購入したランドセルということに決まったと聞いております。つまり、鴨方、寄島地域については保護者の方が購入されるランドセルについて市は何も指定いたしておりません。もし保護者の方が金光地域の黄色いランドセルを持たせたいと希望されれば、これは市販品でございますので、市のほうにでも問い合わせて購入することもできるわけでございます。しかしながら、鴨方、寄島地域の方から黄色いランドセルについて市教委や学校にお問い合わせをいただいたことは現時点でございません。これらのことから、市としては今の方法を続けてまいりたいと考えている次第でございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) それはおかしいんじゃねんかな。これは、私が金光町議員のときに、これを外すと言うたんですよ、金光は。そしたら、小学校の先生と父兄が香取に言やあ残してくれるから香取頼むと来たんです、私のところへ。わかりますか。それで残しとんですよ、これ。これは今無償で配っとんじゃないんですか、金を取っとんですか。金光小学校へ配っとんの、これ無償ですか、金もろうとんですか、どっちですか。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長小山朋子) 金光地域については無償で配付いたしております。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 私も歩いてあちこちで聞いとんです。みんな欲しいと言よんです、鴨方も寄島も。だけど、それができるまで、国会と一緒なんですよ、ハードルが高いんですよ。無償で配ってみられえ。要らんと言う者がおるかおらんか。言わんからせんのんだと。クーラーでもそうです。言わんからせなんだんか。やはり行政というのは、そがんもんじゃいかんでしょうが。金がなくて困っとったら、これを無償で配れば、3万円なら3万円浮くんだったら、ほかのものが買えるんですよ。そういうことは、市長、何も考えられんのですか、おたくは。口じゃええのを言よんですよ。本当の金持ちじゃなくて、どうやってその日を過ごして学校にやろうかと、給食費をどうしようかというような家庭に対して、少しでも負担かからんようにするのが行政じゃないんですか、市長。どうなんですか。答弁してください。 市長が答弁すりゃええが。できんのん、市長。できんのん。市長と書いとるでしょ、ここへ、答弁者は。何で答弁できんの。何で教育長なん。教育次長ができるんかな、これ。かばん買うということが、あんた権限があるんかな。 ○議長(井上邦男) 教育次長。 ◎教育次長小山朋子) 済みません。私のほうに権限はございませんけれども、市教委としての方針として答えさせてください。 鴨方、寄島地域については、今までどおりという希望がございます。ちょっと古いんですけれど、平成20年度の新入学予定者の保護者の方を対象に行ったアンケートでも、多くの方が鴨方、寄島地域については現行のままで行ってほしいという結果が出ております。その上で今のやり方が決まったわけでございます。 しかしながら、議員さんがおっしゃるように黄色いランドセルがいいという方がいらっしゃるというのであれば、市のほうでそのランドセルを鴨方、寄島地域の方が、購入になるか市が配付するかということはこれから協議したいと思うんですけれども、購入しやすいように購入方法等を市のほうから周知するということは考えてまいりたいと思います。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) それは、以前に30年と市長がその前の25年、答弁しとんですよ。考えてやりますということが答弁になっとんです、これ。しかし、10年たっても同じことなんです。どういう協議したんか、どういう答弁するんか、わからんのんですよ。私はそれを5遍質問して、浅口市が市長になって3回質問して答弁しとんですよ。それで同じ答弁なんですよ、考えますとか聞いてみますとか。アンケートしたのを見せてください、そのアンケート。何人でしたんですか、寄島は。100人か200人か。そのアンケートというのはどうなんですか。それを教えてください。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長小山朋子) 今、私の手元にありますのが、平成20年度新入学の保護者に対して行ったアンケートです。寄島地区で申しますと43名の方、回収率は86%でございます。その中で続けたほうがよいという方のほうが多かった。鴨方地域についても、回収率89%で147名の方が答えられておりますが、続けたほうがよいという方が多いということで、現在の方法となっております。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) これは、おたくらがまだ、言うちゃ悪いけど、教育委員会に入ってないような時代です。平成20年でしょう。20年というたら今から10年前ですよ。そのときにアンケートをとった。20年じゃないでしょうが、合併するときでしょうが。合併したときは、私が質問しとんが20年6月に質問しとん。その前に、この議事録によると、合併したときにアンケートをとったんじゃと議事録には載っとんですが、どうなんですか。議事録が違うんですか、これ見てください。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長小山朋子) 済みません。私が今手元に持っておりますのは、平成19年9月に平成20年度新入学の児童の保護者の方に宛ててアンケート結果について御報告をした文書でございます。この結果に基づいて平成20年度、金光町では黄色いランドセルの無償配付、鴨方町と寄島町では黄色いランドセル相当額の新入学補助金をお渡しすることとなりましたという報告をいたしております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) これ、私がずっと取り組んどるから、課長や次長や市長たあわしのほうがよう知っとんじゃ、私が。わかりますか。いつどうなってどうなったかというのは。 というのは、金持ちは10万円のを担いでいきゃあええ。しかし、金がない人は、買おうにも買えないような家庭もあるんだということを言よんだ。 だから、今、アンケートをとった人間で、これでいいんじゃったらその人だけ行きゃあええじゃねえ。ほかの者は全部これを担いでいきゃあええじゃないの。これは遠足にも持っていけるんですよ。軽いんですよ。6年間もつんだよ。4,200円やるからええんだと。金光はただじゃけど、これが原価が4,200円じゃから、4,200円の商品券やるんだから、それで何か買いなさい。へえで、みんなと同じ黒いかばん担いでいけ、金がなくても担いでいかにゃいけんのんだ。あるとこは革なんだ。安い者は1万円ちょっとのビニールで担いでいくんだよ。 そういう公平性を保てんから私が言よんですよ。なぜそういうように行政がええようにしたらんのんかということを言うんだよ。行政というのは、弱い者も金持ちも公平にするのが行政じゃないんか、市長。市長はええことは言よんだけど、こういうことになったら何でバック、バックするんですか。市長のところは大金持ちですよ、私からいやあ。浅口のトランプと言われても、誰も違うと言う者はおらんでしょう。はっきり言って、もうちいと市民の弱い立場に立った行政をやってください。金持ちはほっときゃあええんですよ、自分ですりゃあええんだから。ベンツに乗ろうが、何に乗ろうが、関係ないんですよ。弱い人を助けるのが私は行政じゃと思うて議員になったんだから。なぜそれができないんですか。 教育次長、おたくはほんなら来年から買いますというてできんでしょうが。市長が言わんとできんでしょうが。どうなんですか。教育次長が答弁ばあしょんじゃけど、できますか、これ。 ○議長(井上邦男) 小山教育次長、どうぞ。 ◎教育次長小山朋子) 鴨方、寄島地域の方がもし黄色いランドセルを希望されれば、それはそれで通うことはできると思います。ただ、実際にそれを買って持っていかれる方がいらっしゃるかどうかになると、これは未知数だと考えております。 以上で終わります。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 金光が担いでいきょんのを黒いかばんを誰が担いでいきょうる。無償で配って、誰が金持ちがほんなら黒いかばんを持っていきょんがおりますか。そんなわけのわからん答弁しなさんな。これは金光の小学校のマークがついております。これを鴨方なら鴨方のマークをつける。それを持っていって、誰がその中で一人だけ黒いかばんで、うちはええんじゃからというて10万円のかばんを担いでいく者がおりますか。市のほうが率先してやらなんだら、誰もしないんですよ。市民から言うてきたからするんだ。行政はそんなんですか、市長。税金を使うんでも、市民から助役に給料をこれだけやってくださいと言うたからそれだけの給料を上げよんですか。そがんもんじゃないでしょうが。行政というものは、弱い者を助けて、強い者はほっとっきゃ、ほっとっても大きゅうなるんです、市長みたいに何ぼでも大きゅうなるんですよ。私も前に言うたことあるでしょう。市長の上は飛行機がブーンというて通る、うちの家へ来たらビーンというて貧乏じゃから通りょうたと、これ言うたことあるでしょう。市長は、今ははっきり言ってうちのほうもブーンというて通るかもわかるらん、ちいと金がたまったから。昔はもういつもビーンといようたんだから。やはり弱い人を助けて、そのために市長になっとんじゃないんかと思うんですよ。どうなんですか、市長。答弁してください。 ○議長(井上邦男) 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 経済的に困難な方のお話が出ましたので、その点につきましては市教委としても考えておりまして、就学援助制度につきまして31年度の入学児童・生徒から新入学の学用品費の支給、これを入学前の31年3月に行うことにいたしました。これにより就学援助制度をより有効に使っていただけるというふうに考えておりまして、ぜひそういった困難な御家庭についてこういった情報がきちんと伝わって、そういうことが利用できるような形をとってまいりたいというふうに思っております。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) おたくはそういう、教育長、わけのわからんことを言われな。援助制度というのは、我々も学校に行きょうるときに、ほんまに困って生活補助をもらようた人がおるんですよ。みんながどういう目で見る。わしら給食費を持っていかなんだんじゃ、ねえから。どう言うと思う。飯は食うても金は払わんのんかと。中学生ぐらいなら、小学生じゃったら言うんですよ、高学年になったら。いじめになるんですよ。援助がええから、援助をもらようたら言われるんですよ。だから、生活保護をもらようた昔の人は、もらわんようにしょうたんですよ。飯を食わんでももらわんと。援助というのは、そうせんでももらえるもんよ。そういうようにしなさいと言よんだ、私は。おたくらは大学まで行かせてもろうとる。わかるですよ、それは、金持ちだから。だから、貧乏人はどうしても上へ上がったときに、どがんかせにゃいけんと思うて私ら議員になっとんだから。そんなわけのわからん答弁せられな。金持ちは金持ちの考えですればええんだよ。貧乏人の人、金がない人にはただで配ってくださいと、全員に。援助制度はあります。知っとります、おたくが言わんでも。もう一回答弁してください。 ○議長(井上邦男) 中野教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 先ほど言ったような制度がある中でやっているというのが1つと、それからもう一つ、全体の流れの中で、先ほど次長も申しましたが、ランドセルを変えてほしいという要望が教育委員会に届いているわけではございません。先ほど言いましたようなランドセルのそれぞれの地域の思いがある中で、今までどおり実施していきたいと考えています。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 何の思いがあるんなら、地域の。ほんなら、君の金で買うたれえや。地域の思い、何の思い。思いがあるなら、黒いほうで行きゃあええじゃねえ。全員にしてから、要らんと言うたら返しゃええんじゃねんか。もともとする気がないんだろうが。ということは、業者と癒着があるんじゃねんかと言われてもしょうがないんだよ。君はやっぱし教育長として不適格ですよ、言ようることが。一緒ですよ、これ、ずっと言うとんが。ちいたあ違うことを言われえ。市長、答弁せられえ。わけのわからんことを答弁するな。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、ランドセルについてお答えをさせていただきます。 まず、結論から申し上げます。教育長が今申し上げましたとおり、今までどおりで実施をしていきたいと考えております。 先ほど議員が言われましたけども、私がするしないを決めるものではございません。私は就任当初から現場主義を掲げ、地域総会や各PTA、そして放課後児童クラブなど積極的に市民皆様の御意見をお伺いし、市政に反映してまいりました。11月2日には教育を語る会を開催をいたしまして、市内の保育園、幼稚園、こども園、小学校、中学校の代表者の皆様と意見交換を行いました。その中でランドセルのこともお伺いをいたしました。金光町は今までどおりがいいと、そして鴨方、寄島町も同じように今までどおりがいいという、こういう御意見でありましたので御報告させていただきます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 市長、市長はあちこち歩いたと言ようるけど、私も聞いとんですよ。おたくが行っとんのは金持ちのところばあ行ってから、教育委員会、会長、副会長、そういう人ばあと会うて、どうですかと。今までので市長が言ようるけえ、ええでしょう。当然のことじゃないですか。しとうないから市長はそういうふうに持っていきょんじゃないんですか。 クーラーもそうじゃったんじゃないんですか。しとうないから予算がねえとか他の市町村にクーラーをつけてないからつけないんだとか、理屈、へ理屈、くそ理屈つけて、ああだこうだと言って逃げたんじゃないんですか。 今回も一緒でしょうが。教育長と教育次長と幹部会で、これはねえようにしようじゃねえかという話をしとるから、ここで同じ答弁になって、10年以上同じ答弁で来とんじゃないですか。結局、あれはねえことにしようという最初からの判断じゃないんですか。貧乏人は貧乏人でほっとけというふうに私はとれるんだよ。どうなんですか。もう一回答弁せられえ。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 想像で物事を言ってほしくないと思います。私は、先ほど申し上げましたように、現場主義をしっかりと取り入れてこういった結論を出したわけでございます。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) ほんなら、金光も要らんというのは当然でしょうが。何で金光だけ要ってからよそは要らんと言うんだ。そういうことがおかしいんだよ。金光も要らない、鴨方、寄島も要らんというのだったらわかる。金光は残してください、どうしてもと。鴨方、寄島は要らないと言った。誰が考えてもそれは公平性もない。同じ市なんだから、ええことは全部やっていくというのが行政じゃないんですか。もう一回答弁してください。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 何度も申し上げますが、これからも住民の皆さんの御意見を聞きながら、しっかりとそれを反映させていきたいと思います。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 畑中も同じことを言ようんたんですよ、今まで、質問してから。市長も同じことを言うんですか。畑中は済んでしもうたろうが。私が1人でやったんです。裁判も3遍したんです。市民のためにやるんですよ。何でこれができないんだ。何か裏があるというて。証拠がねえから裏があるじゃねえです。あるとしかとれんでしょうが、きょう6遍目ですよ。これだけあるんですよ、質問しとんの。私は全部読んだ。読んどりゃへんでしょうが。 そこまで考えて、みんなから歩きょうるときに聞いて、市民から。いやあ、あったほうがええ、ただじゃったらせえのほうがええと。私も大勢聞いとります。団地とか若い子なんかは、家賃も払えんけど家を建っとんだと。だったら一番にどけえつけるんなら。机も買わにゃいけん。服も買わにゃいけん。ばあちゃん、じいちゃんがかばんだけは買うたる。5万円要ったんじゃと。5万4,000円使えるんだよ。それを市が、鴨方がええと言うた、寄島がええと言うた、それが今から10年前にええと言うたから今もええんだと。 昔は、金を持っとる者はえかった。今は景気が悪いんだ。それで、子供さんが自分で家を建てよんだ、みんな、自分の金で。高校も行かにゃいけん、大学も。子供が3人おってどうやって、市長、やれるんですか。何ぼお金を、給食費もただにせられというようなことがあるでしょうが。小さい人は、昔は、我々のときには、学校へ何をしてでも行きょうたんですよ。食えにゃあ、よその柿をとっても食ようたんですよ。今はそういうことできんのですよ。少しは、弱い者じゃないけど、強い者はほっとっても強うなるんです、市長。弱い者を助けるのが行政だ。もう少し行政を考えていただきたい。何ぼ言うてもせんせんと言よんだから。 今度、県会議員の選挙があるでしょう。いろいろこういうことを言ようて市長が応援しょうたら、また不安が出ると思います。だんまりごとを何でもかんでも私が質問してから、何でもかんでも蹴って、ええとこだけとって逃げるようなことをしたんじゃだめですよ、市長。市長、私とおたくらとは、金持ちと貧乏の差が大きいからわからんと思いますけど、私は弱い者を助けるための議員と思っとんです。もうこの件で何ぼ言うても市長はこのかばんはさせない。貧乏人は麦飯を食うとけということですな。わかりました。 それでは、2点目に入ります。 合併特例債があります。101億1,400万円残が残っております。それで、昨年度まではこれがもう使えないということじゃったんですけれども、これは使えるようになった。5年間延長された。 それじゃあ伺いますが、私はあちこちへ研修に行っております。そしたら、大体庁舎を新築しとります、この特例債で。大体70%出るんです。ということは、60億円で建っても、42億円は出るんですよ。それで、新しいところへ建ったとしたら、ここらの土地を売ったら10億円はできます。ということは、100%はもうはっきり言って国が見てくれるんですよ。 だから、私この前、鳥取、島根に行きました。どこも全部建っとります、町も。それで、町長が言われておりました。町長と話を1時間以上しましたけれども、市庁舎が新品になったら職員の顔が違います、本気で仕事をするようなりました、全然変わりましたと、町長は言っとりました。 へえで、島根へ行きました。そこはもうことしの4月に完成予定です。もう一つの市は、今ぼろのうちの庁舎とは物すげえ悪い、あっちこっちがもう、トイレも何もあったもんじゃない、どうなっとんですかと。うちもこれから議会で新庁舎建設の予定でやっとりますと。大体あちこち合併しとったら新庁舎を新築しとります。顔です、これは。我々がある研修に行ったら、一番に見るのはそこの市庁舎です。市庁舎を見て、ああここは貧乏人か金持ちかじゃないけど、昔のやくざがベンツを金がのうても持って走りょうた。一緒なんです。やはり市民のもとですから。 今すれば国が全部見てくれるんだからやろうという気はあるんかないんか。それについて答弁してください。 ○議長(井上邦男) 秋田企画財政部長、どうぞ。            (15番「財政よっけあるんじゃろう」の声あり) ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼します。それでは、新庁舎新築に伴うことにつきまして2点ありましたので、1点目の今現在合併特例債が幾ら残っているのかということの内容についてお答えします。 まず、合併特例債とは、合併市町村の新市建設計画に基づいて行う公的施設の整備事業等に要する経費に充てるための地方債であります。つまり借金であります。 充当率は対象事業費の95%で、後年度の元利償還金の70%が交付税措置をされるということで、国が全部見てくれるとは言えません。 利用期限につきましては、当初、合併後10年間、浅口市では平成27年度までと以前はされていましたが、その後、平成24年に発行期限が5年延長、さらにことし5月に再延長されまして、現在では合併特例債は平成37年度までとなっております。 浅口市が利用することが可能な特例債の総額、平成29年度までの利用額、今後利用が可能な残額についてお答えします。利用可能な合併特例債の総額については、これは国から示された算定式により算出される建設事業等発行可能額というのがあります。これが163億5,130万円となっております。平成29年度までの利用額については、平成28年度末までの借り入れ済み額の58億5,570万円に平成29年度の発行見込み額3億8,160万円を足しまして、62億3,730万円と見込んでおります。よって、利用可能残額につきましては、総額163億5,130万円から利用見込み額62億3,730万円を引きまして、101億1,400万円となります。これが1番目のお答えでございます。 次に、市庁舎の新築についてというお話ございました。他市に行かれて新築が多いという話もお聞きしましたが、浅口市の市庁舎につきましては、3町合併時の合併協定書の中で新築は行わず現有庁舎の有効利用を図ることとされていまして、現在の位置となった経緯がまずございます。旧鴨方町役場だったこの現市庁舎は、昭和49年に本庁舎の東棟、そして昭和56年に本庁舎西棟と分庁舎が建設をされています。本庁舎の整備については、平成25年度から27年度に2億6,130万円をかけまして耐震改修工事を行いました。また、現在、本庁舎と分庁舎の古くなった空調設備を計画的に改修しております。昨年度は3,400万円かけて本庁舎西棟の3階議会フロアの空調改修工事をまず行いました。今年度は、本庁舎1階、2階と分庁舎の空調改修工事を行うための設計を現在行っています。 市庁舎のような鉄筋コンクリートづくりの建築物の標準的な耐用年数というのがありますが、これはおおむね60年と言われています。まだ耐用年数も残っております。市では今後も現市庁舎の必要な整備と適切な維持管理に努め、少しでも節約を考えてまいりたいと思います。今のところ庁舎を新築する予定はございません。 以上です。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 私が言うのは、浅口市へ来て、今の庁舎で皆さんいいと思いますか。私、矢掛へ行っても、矢掛の庁舎のほうがいいですよ、ここたあ、矢掛町のほうが。ここは市ですよ。町たあ市が悪いと言うちゃあおかしいかもしれませんけれども、普通は合併してそのときに金がないからやりますまあと言うたから、それを10年たって特例債が100億円残っとんだと。その100億円はどこへ使うんですか。答弁してください。 ○議長(井上邦男) 秋田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 合併特例債は、先ほど借金だということのお話はさせていただきましたが、現在、優先順位の中で普通建設事業等優先順位の中で必要なものから順次行っております。例えば鴨方駅周辺の整備事業、これは大島線等も含みますが、ほかには金光地域の南浦金光線、そして現在は金光駅周辺整備事業にも活用させていただいております。いわば市の骨格となる市民生活に重要な基幹道路あるいは駅舎の拠点、そういったものの周辺を含めて行っておりまして、市の一体性や速やかな確立を図るための公的な施設の整備事業、そして発展のために資する公共施設の整備事業等に総合的に考えて行っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) 今、工事をしとる金額は幾らなんですか、全部で。 ○議長(井上邦男) 秋田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 平成18年度から平成29年度までの合計ですが、62億3,700万円となっております。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) ということは、それだけになって、これからもうはっきり言って、今、道路をした、何をしたといって10億円も要らんのですよ。ということは、90億円というのは返すんですよ。これは、はっきり言うて、70%は国が見てくれるんですよ。市民のためにそれを使うて、私が言うのは、この庁舎を建てる。仮に金光なら金光、どこでもいいです。はっきり言って、この10倍なら10倍の土地を確保して建てると。70億円としましょう。70%は国が見るんですよ。あとは、この土地を売れば、10億円は取れるんですよ。ということは、全部国の金でしてくれるというふうに私は思うんですよ。合併特例債、金払わにゃいけんというても、その後の分だから。だから、できるときにしてなかったら、市長がやめて今度新しい市長になって、やろうと思ってもできないんだ、金がないんだから。今ならやればできるんですよ。 そして、今のスポーツジムにしても何にしても、いいのがぴっとできる。体育館にしても、そけえ使えばできるんですよ。1つのところに大きい何万坪というやつつくれば、そこへ集まればできるような方向ですればいいんじゃないんですか。今ならその金が国から70%なら70%出るんなら、少々のことは考えてもやるべきだと私は思うんじゃ。そして、それをやって、金光支所、寄島支所、ここの鴨方支所を売却すれば、出るんですよ、せえだけのものは。そういうことは、市長、何も考えんのですか。本当なら寝んでもこういうことは考えて市民のために頑張るのが、市長、おたくは頑張っとると思う、大抵行ったらおらんから。どこへ行っとんかわかりませんけど。だけど、市民のことを考えるんなら、どれをしたらええのか。市民のことを一番に考えてやるんなら、よそから来て接待するのも市民が来るのも市庁舎ですから。 私が言うことについて、こっちのほうはかばんは要らんわ、市庁舎はぼろでええわ、金持ちは金を持ってよそへ出てしまうわ。だから工業団地をつくっとんでしょうが。もう少し市長、前向きに考えてください。答弁してください。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、新庁舎新築ということでお答えをさせていただきます。 まず、合併特例債は、部長が申し上げましたように、公的施設の整備事業費等の経費に充てるための地方債、いわゆるこれは借金でございます。また、施設整備後には当然多額の維持管理経費等が必要となります。先ほど90%を返金するということを言われましたけども、こういった表現は間違っていらっしゃいますので、申し上げておきたいと思います。合併特例債の充当事業については、これからも市の一体的な均衡ある発展、住民福祉の向上や安全・安心の地域社会を実現するために特に重要な事業であるものから優先的に行ってまいりたいと考えております。 それから、新庁舎を新築するつもりはあるのかないのかということでございますけれども、現段階では庁舎を新築する予定はございません。現在の調査は耐用年数も残っており、この数年で多額の経費をかけて耐震等の整備をし、長寿命化を図っております。これからも庁舎の適切な維持管理に努め、大切に使っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) もう時間ものうなったんで、市長、私が言うのは、はっきり言って耐震が今あるからいいんだというような問題じゃないんですよ、市長。普通の家でも、家を建って20年じゃと。10年たったら家がぼろじゃったら、直すんじゃなくて新しいの建ったほうが安くつくんですよ、市長、直すよりは。今まで何ぼ使ったんですか。クーラーはめげる、まためげますよ。エレベーターは古いからめげるわ、トイレは新しゅうしたけどまためげるわ、めげるまで待ってから建ったときに金がなかったら誰が責任とるん。市長はそのときにおらんですよ、もう。後の者はほっときゃええんだという気で考えられとるとしか私は思えんのですよ。やるんなら、ぱっとやってみられえ。おお、浅口もやったと言われるんですよ。金が要るとかねえとか、そりゃあ特例債で借金は何ぼか払います。よそも皆しとんですから。 何を話をしょん、市長。副市長、何を話ししょん、あんた。質問しょんのに答弁してもらおうと思うたとら話をしょうる。国会じゃねえよ、ここは。もうしとうないからそうやって話をしょんですか。答弁してください。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 浅口市は、公的な施設というものはこういった庁舎だけではございません。いろんなところに市所有の建物やいろんなものがあるわけでございまして、これから50年の間に今のまま現状維持をしようと思うと、浅口市の必要なお金は465億円必要なんです。だから、そういったこともしっかりと見据えて、大切に使えるものは使っていく、こういう考え方でこれからも頑張っていきたいと思っております。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) それは、市長、使えるものは使う、今使わんでええと、先に使うと。しかし、特例債は37年までしか使えんのんだから。その後はないんだよ。市長がその後になったら出してくれるんですか。だから、今あるときにきちんとした体制をつくって、工業団地も第2工事にかかっております。人がふえます。よそから浅口へ来とらあ。矢掛町の役場たあ悪かったと、里庄の庁舎たあ悪かったと。私は、市長は市長としてどっと座ってもらやあええんですよ。なぜそれがきちっとしたことをしてから、市庁舎もうちょっときちんとしたことをしてせんのんですかと。浅口には監査委員室もないんですよ。市で監査委員室がない、監査委員がおらんのは浅口だけなんですよ、ずっと見てみられえ。岡山県に2市か3市しかないんです、ほか全部ありますよ。そういう部屋もない状況できちんとしたことがなぜできないんですか。もう一回答弁してください。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 先ほども申し上げたように、今ある施設を大切に使っていきたいと思っております。 それから、100億円近く残ってるから、残ってるという、使える金額が、そういう限度額があるということは先ほど部長が申し上げましたけれども、それにむやみやたらに、これは一種の合併のときのあめのほうでございまして、これを盛んに使われて、もう全ての福祉等はもうやめなきゃいけないとか、そういった市も多々ございますし、先般も、ちょっと離れておりますけども、いろんなところへ施設をつくり過ぎて、これももう福祉は切り捨て、それからいろんな市民サービスの縮小や廃止を余儀なくされたという、こういう自治体も結構あります。そういったことのないように、あるものは大切に使っていく、この考えに変わりはございません。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) もう時間がないから余り言うても、市長は絶対曲げんのんですわ、かばんにしても。もう自分で言うたら絶対曲げんのんですわ。ええことでも曲げない。しかし、クーラーだけはつけてくれた。そしたら、国のほうがそれを今つけにゃいけんと言ようる。これ、かばんもそうなんです。黒いかばんじゃったら重たいからいけないと言よんだ。それが国会でテレビでもやりょうた。今の子供は小さい。骨が曲がるんだと。だから、軽いかばんじゃねえといけんということもテレビで報道されとります。しかし、市長、教育長、次長はしないと言よんだ。これは市長がせんから、こっちは幹部会でやめとこうという話になっとるから、2人が同じように話を合わせとんです。 今の庁舎についても、秋田部長にこういう答弁しとけと、後からわしが答弁すると。だから、最初からしないという方向で進んどるから、最後までしないになっとんですよ。それを市長がやりましょうと言うたらできるんですよ。どうなんですか。もう一回答弁してください。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 先ほど申し上げましたとおり、使えるものは大切に使っていくという考え方です。 ○議長(井上邦男) 香取議員、どうぞ。 ◆15番(香取良勝) ありがとうございます。使えるものは、うちの母ちゃんとあんたの母ちゃん。よろしく頼みます。終わります。 ○議長(井上邦男) お疲れさまでした。 それでは、ここで休憩とします。            午前10時42分 休憩            午前10時58分 再開 ○議長(井上邦男) それでは、再開します。 次に、8番佐藤正人議員、どうぞ。
    ◆8番(佐藤正人) 失礼します。8番、公明党の佐藤正人でございます。本日最後の質問となります。もうしばらくよろしくお願いいたします。 それでは、通告順に質問させていただきます。 まず、マイナンバーカードの取得促進と有効活用について伺います。議長の許可をいただきまして、パネルと、そしてペーパーの資料も用意をさせていただいております。 平成27年10月から通知カード、翌28年1月から個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードが発行されています。要するにこれでございます。これは拡大したものでございますけれども、実物は免許証の大きさでございますけれども。 個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードが発行されて、制度開始から3年が経過いたしました。このマイナンバーカードですけれども、全国的に交付率がまだ低く、伸び悩んでいる状況が懸念されているわけでございますけれども、浅口市の現状と今後の行政や民間での有効活用についてお聞きしたいと思います。 まず、マイナンバー制度の概要及びメリットについて伺います。 ○議長(井上邦男) 秋田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼いたします。それでは、マイナンバー制度の概要及びメリットについてお答えをいたします。 マイナンバー制度は、日本に住民票を有する全ての方に1人1つの12桁の個人番号をつけまして、社会保障、税、災害対策等の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるものであり、国民の利便性の向上を初めとして行政を効率化し、公平かつ公正な社会を実現するための社会基盤でございます。 具体的なメリットといたしましては、行政手続において、申請時の添付書類の削減など国民負担の軽減や、行政機関や地方公共団体などでのさまざまな情報の照会等に要する時間、労力の大幅な削減、複数の業務の間での連携や作業の重複などの無駄の削減など、行政の効率化に大きくつながるものであります。また、所得や他の行政サービスの受給状況の把握が容易となることから、負担を公平に免れることや給付を不正に受けることが防止され、公平公正な社会の実現につながることなどが上げられます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ただいま部長のほうから概要及びメリットについて答弁いただいたんですけれども、マイナンバーカードですけれども、こういうふうに拡大しとりますけれども、表面が主に身分証明書と。写真がついてますので、これで身分証明書になるということでございますけれども。裏面がこういうふうにいろいろと機能的に使えるというようなものでございますけれども。これが今部長が言われましたけれども、このカードによって書類の削減であるとか、人件費、労力の削減、また作業の効率化が図れるということでございますけれども。市のホームページにも掲載されておりますけれども、別名を社会保障・税番号制度と言われておりますけれども、特に一番大きな目的は番号制度といって社会保障と税制度について行政の部分では一番メリットがあるのかなというふうに思いますけれども。 続きまして、2番目のマイナンバーカードの現在の国、県、浅口市の交付率はどうなんでしょうか。そして、その数値に対しての当局の認識を伺います。 ○議長(井上邦男) 徳田生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(徳田政太郎) それでは、マイナンバーカードの交付率についてお答えをいたします。 平成30年7月1日現在の交付率は、全国で11.5%、岡山県が9.5%、浅口市は10.1%であり、県内27市町村のうち8位の交付率となっております。また、昨年の同時期と比較しますと、交付枚数は581枚増加し、交付率は1.7ポイントの増ということになっております。交付率は徐々に伸びてきており、県平均を上回っておりますが、全国平均よりも低く、いまだ1割程度ということでございます。引き続き交付拡大に取り組む必要があると考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 答弁をいただいたんですけれども、この11月の末ですけれども、内閣府が調査した結果が出ておりますけれども、その中ではカードを今後も取得する予定がないと答えた方が全体の53%というふうに結果が出ております。その理由としては、必要性がないといいますか。で、取得しているかまた今申請中と答えられた方が27%、今後取得する予定が17%と、合わせてもまだまだ取得する予定がないという方々多いのではないかというふうに思います。これは、国や県も含めてですけれども、行政側の国民または市民に対してのPR不足かなというふうにも思いますし、特になかなか手続がしなくてはいけないということでもございますけれども。 私も平成28年1月に、早速制度が始まってインターネットで申請をしたところ、今、活用をしておりますけれども。今、まだ現状としては、全国でも11.5%ということでございますけれども、浅口市は県平均よりは高いといっても10%、10人に1人ということでございます。 では、マイナンバーカードについてのカード自体のメリットについて、行政の側と、また個人の側でどうなんでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(徳田政太郎) それでは、マイナンバーカードのメリットについてお答えをいたします。 まず、大きく6つのメリットがあると言われております。まず1つ目が、本人のマイナンバーを証明する書類として使えるということ。それから次に、各種の行政手続のオンライン申請等に利用できるということ。それから、本人確認の身分証明書として金融機関等における口座開設やパスポートの新規発給などの際に利用できるということ。それから、国や自治体等が提供するさまざまなサービスごとに必要だった複数のカードがこのマイナンバーカードと一体化できるということ。そして、コンビニなどで各種証明書の取得ができることというこの6つのメリットが上げられております。 浅口市におきましては、平成29年4月から住民票と印鑑証明がコンビニエンスストアで取得可能となっております。こういったこともメリットの一つというふうに考えております。 先ほど企画財政部長からの答弁にもありましたが、行政の側から見ますと、各種手続の際に必要となる添付書類の減少等による手間や経費の軽減、それからコンビニ交付等の面で市民の皆さん方におかれましては、市役所の開庁時間を気にすることなく住民票等の取得ができるといったことが大きなメリットと考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) いろいろメリット、行政の側、また個人の側でありましたけれども、私自身もマイナンバーカードで住民票をとったことがあるんですけれども、ほかにさまざまなサービスに利用が可能ですというふうにありますけれども、そのさまざまなサービスというのはほかにどういうものがあるのか。どうでしょうか。 ○議長(井上邦男) 徳田生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(徳田政太郎) マイナンバーカードを利用して受けられるさまざまなサービスということですが、これは自治体で大きく差がございます。 浅口市におきましては、まずは住民票、印鑑証明のコンビニ交付が一番大きく上げられるんですが、あとは実際に今行われておりますのが、これが情報連携というこのカードの機能、マイナンバーの機能を用いまして、例えば児童扶養手当の申請でありますとか、子ども医療費の手続をする際に、これまでは所得証明を添付して提出する必要があったわけですが、これがマイナンバーを用いることによりましてこの添付が不要になるというようなことで、皆さんの手間がその分省けるというようなことが実際ございます。 それから、将来的には、マイナンバーカードをほかの図書カードでありますとか、こういったものと統合しているというような事例もございます。そういった使い方もあるのかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ここで1点お聞きするんですけれども、カードの有効期限、ここにありますけれども、有効期限が出てますけども、有効期限というのは説明によると発行してから10回目の誕生日まで、10年なんです。電子証明書のこの中に組み込まれている、ICチップの中に組み込まれてる電子証明書の有効期限が発行から5回目の誕生日まで、5年ということなんですけれども、これについて有効期限が切れるときに本人に何かそういう通知のようなものがあるんでしょうか、来るんでしょうか。その点お願いします。 ○議長(井上邦男) 徳田生活環境部長。 ◎生活環境部長(徳田政太郎) マイナンバーカードの有効期限についてですが、先ほどマイナンバーカードそのものの有効期限を発行日以降10回目の誕生日というお話がありましたが、これは20歳以上の方の場合でございます。20歳未満の方の場合は、発行日以降5回目の誕生日が有効期限となっております。この期限につきましては、カードの表面に印字をされております。 先ほど御質問にありましたとおり、電子証明書としての有効期限は発行日以降5回目の誕生日ということになっております。こちらにつきましては印字はされておりませんが、表面に期限を書く欄がございます。そちらのほうに御記入をいただいております。 有効期限の通知を行う予定があるかという御質問ですが、現時点ではこの有効期限を御通知するという予定はございません。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 今の時点では、有効期限が切れる前の通知というのがないということでございますけれども、普通は自動車免許でも更新の前には案内が来るんですけれども、これも一つ懸案事項かなというふうに思います。切れる前というのは、御本人もなかなかいつも気にしてる方ばっかりおられませんので、そういうことも今後考えていただきたいなというふうに思いますけれども。 続いて、4番目の今後の普及について、まだまだ今現状は交付率が低いということですけども、方針のようなものはどうなんでしょうか。 総務省のホームページには、全国の先進事例も載っています。例えば、茨城県の守谷市では、成人式でマイナンバーカードの申請用写真の撮影ブースを設けて、その撮った写真で交付申請を行ってもらうというものもございますし、あと企業や自治会と連携したり、専門学校や大学でも出張窓口、交付窓口を設定しているところもあるようでございます。今後のそういう方針のようなものがあればお聞かせください。 ○議長(井上邦男) 徳田生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(徳田政太郎) 今後のマイナンバーカードの普及についての方針ということでございますが、現在は窓口にお見えになった方を中心にマイナンバーカードの申請方法あるいは利用の御案内をさせていただいておりますが、今後、先ほどお話もありましたような全国の先進事例を参考にいたしまして、引き続き交付率を上げるためのPRを検討していきたいと。具体的には、これからさまざまな状況に応じましていろいろ考えていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) よろしくお願いします。 それでは続いて、今、総務省が掲げておりますマイナンバーカードを活用する、有効活用ということになるんだろうと思いますけれども、マイキープラットフォーム構想という、そういうことがありますけれども、これはどういうものなんでしょうか。また、浅口市にとっても考えられないでしょうか。お聞きします。 ○議長(井上邦男) 秋田企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) それでは、総務省が掲げますマイキープラットフォーム構想についてお答えをいたします。 マイナンバーカードのICチップの空きスペースと公的個人認証の部分で、国や地方自治体といった公的機関だけではなく、民間でも活用できるマイキー部分というのがありますが、そこを活用しましてマイナンバーカードを公共施設や商店街などにかかわる各種サービスで使用できるようにするための共通情報基盤をマイキープラットフォームと呼びます。 このマイキープラットフォームを利用して行政の効率化や地域経済の活性化につなげる国の構想がマイキープラットフォーム構想でありまして、具体的には、マイナンバーカードを活用して公共施設などのさまざまな利用者カードの一元化、各自治体のボランティアポイントや健康ポイントといった自治体ポイントのクラウド化を行うことにあわせて、クレジットカードなどのポイントなどを地域経済応援ポイントに変換しまして、自治体ポイントとして活用することが可能となっています。つまり、民間のポイントやボランティアのポイントを自治体の浅口市のポイントにかえると、そこで消費を行うということになります。 これは、地元の商店などで買い物やオンラインで地域産物の購入などに利用できる仕組みを全国各地に導入し地域の消費拡大につなげるもので、昨年の9月25日から実証実験が開始されております。その実証事業の実施についてはマイキープラットフォーム運用協議会への加入が必要となり、11月末現在で浅口市を含む全国約260を超える自治体が加入をしており、4月時点で76の自治体で自治体ポイントの活用がされています。 マイキープラットフォームの導入につきましては、市としては当面実証事業を実施している先行自治体の動向を注視しまして、情報収集に努めてまいりたいと思います。この効果等について研究してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 先ほど部長が言われておりましたマイキープラットフォームという構想でございますけれども、私もなかなかよくわからないところがあるんですけども、この総務省の資料を見てみますと、先ほど両部長が言われておりましたけれども、ICチップのここでいろんな行政とか、それでまた民間の活用した幅広い活用ができるという、そういうソフトが入っているということだろうと思います。今言われていましたように、本市もマイキープラットフォーム運営協議会に加盟しているという、私もそれを資料で見たんですけども、今後、今政府が試験的にやっているということもあるんですけども、現時点で、先ほど答弁もありましたけども、76の自治体でもう既にこの活用が始まっているというような、そういう答弁もいただいたんですけども。動向を見るということもいいんですけども、何か浅口市としてこういう民間との連携した地域活性化に向けたそういう取り組みができないのかなというふうに、その辺はどうなんでしょうか。 ○議長(井上邦男) 秋田企画財政部長。 ◎企画財政部長(秋田裕) この制度の具体的な取り組みを浅口市ではどう考えているのかということでございますが、まだ仕組みが運用上十分に市民に徹底できてないというのもございますが、浅口市としては先進的なところを研究していくということを申しました。といいますのが、かなり操作が複雑で、つまりそこまでたどり着くための手続というか仕組みづくりが、機械を使って登録をしたりしますので、具体的にすんなりできないというデメリットがございます。 しかし、地域経済の少しでも支援になるというような趣旨で国も始めておりますので、そのPRはもとより、例えばよそで行っている例を申しますと、先ほども答弁にも一部ありましたが、図書館カードが例えば各館でつくっているものをマイナンバーカードで一つにしていこうということや、各商店街等で登録した物産によるんですけれども、これこれが民間の大手のポイントが例えば1,000点あるとしたら、1点が1円ですので、そういった1,000円分の買い物が地元でできるようにその登録をしていこうというような手続、こういったのが、言葉で言えば簡単なんですが、個々に言うとそういった手続を経た上で実行される内容ですので、他市の先進的な事例も参考にして、かかる経費やそういった手順のようなものを勉強してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ありがとうございます。手続がやや煩雑なといいますか、そういういろんなシステムが必要であるというふうに今言われておりましたけれども、今本市でも住民票とか印鑑証明とかコンビニで交付できるというような、そういうことも行っておりますので、さらにさらにこれを広げるようなことがないかなというふうに思っております。さらに、民間とも連携するということも、いろんなハードルがあるのかもわかりませんけれども、よろしくお願いします。 今、政府で検討されているようですけれども、来年の10月の消費税増税の対策としてマイナンバーカードをしっかり活用して自治体ポイント等を付与するというような、そういう報道もなされております。いろいろとキャッシュレスの場合のポイントをつけるとかというような、そういうようなことも今政府のほうでは検討されているようですけれども、日本は今、2020年の東京オリ・パラに向けてハード面だけのインフラでなくて、こういうことのインフラも今整備していくという、キャッシュレスというような、そういうようなことも今言われておりますので、今後もこれをさらにさらに定着していったらいいのかなというふうに思います。市長のほうから御見解をお願いします。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、マイナンバーカードの取得促進と有効活用についてお答えをさせていただきます。 マイナンバー制度は、社会保障、税、災害対策などの分野において情報連携による行政事務の効率化が図られるだけでなく、本市でも実施している住民票のコンビニ交付といった市民皆様の利便性向上につながるものと考えております。 また、自治体ポイント制度の活用は、マイナンバーカードの利便性の向上や当該自治体内の消費拡大、市の事業に参加する動機づけにつながるものと期待をされております。 こうしたことから、マイナンバーカードの交付拡大に向けたPRを引き続き行うとともに、マイナンバーカードを活用した自治体ポイント制度の導入につきましては、先行自治体の動向を注視しながら研究を進めていく必要があると考えております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ありがとうございます。マイナンバーカードの有効活用、普及も含めて有効活用、浅口市においてもしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。 次に、第2点目に行きます。民間における危険ブロック塀の安全対策ということでございます。 ことし6月の大阪北部地震で学校施設のブロック塀が倒壊して児童が亡くなったという、そういう惨事を教訓に全国的に通学路や避難経路の危険ブロック塀の改修作業が進められています。浅口市でも公共施設の危険ブロック塀については改修が進められていますけれども、公共施設でなく民間のブロック塀の安全対策も同時に必要と考えます。私のところにも市民の方から具体的な危険箇所の指摘もあります。また、全国的にも民間の危険ブロック塀の撤去費用に補助金制度を設けている自治体も多くあります。今後の対策について伺います。 まず、市内の民間ブロック塀について、危険性など状況をどう把握されているでしょうか。それについては今後の調査とかそういうことも必要かどうか、その辺もお聞きします。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 失礼します。民間の危険なブロック塀の安全対策という御質問でございますが、市内民間ブロック塀についての状況把握につきましては、道路管理や空き家相談などの日常業務の中で危険な状態にあるブロック塀等を職員が発見したり、PTA、学校による毎年の通学路の点検等からの情報などにより現地確認し対応している状況でございます。 また、大阪北部地震により各学校において通学路の緊急点検も実施いたしております。今後の調査の必要性につきましては、通学路、災害時の避難経路、比較的通行量が多い道路などの沿道について、今までどおりでの状況把握に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) いろいろと調査も進めるということでございますけれども、法律によるブロック塀の耐震診断の義務などはあるんでしょうか、お聞きします。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 法律によるブロック塀の耐震診断の義務でございますけれども、先日、11月27日にブロック塀等の耐震化促進に関する政令が閣議決定されました。これにより、都道府県または市町村が耐震改修促進計画に記載する避難路の沿道にある建物に附属する一定規模以上の長さ、高さを有するブロック塀等が耐震診断の義務づけ対象として追加されたところでございます。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 部長から今答弁いただいたんですけれども、11月27日の政府の閣議決定では、これからそういう耐震構造診断、そういうことも義務化されるということでございますけれども、これは一定規模ということでかなり大きな施設、マンションであるとか商業施設とか、そういうようなところが対象になる。また、一戸建ての住宅については除外されると、そういうようなことでございますけれども、特に浅口にとってもそういう通学路であるとか避難経路には一般の一戸建ての民家といいますか、そういうところにも危険なところもたくさんありますけれども、そういうところについては今後どうなんでしょうか、お聞きします。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 一戸建ての住宅等についてでございますけれども、まだ国のほうから今回の情報について詳しく情報が入ってきておりません。一戸建ての住宅など小規模なものが対象外になるという情報もございますけれども、詳細なところは不明なところでございます。 ブロック塀の規模でございますが、今のところ、長さが25メートル以上であるものであるとか、道路の幅員によっての高さ等が決まってくるようでございますけれども、このあたりの情報を見まして検討していくような状況となろうかと思います。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) 民間については一戸建て、一般住宅でいったら今後ということもありますけれども、その辺の状況も含めて民間の危険ブロック塀について撤去に係る補助金制度、こういうことを導入しているところも結構、今全国的にはあります。特に首都圏であるとかまた関西圏、大阪であったように、そういうような関西圏の多くの自治体で民間ブロック塀の撤去や改修費用に補助金を出しているところが多いようです。この補助金については、浅口市としてどうなんでしょうか、お聞きします。 ○議長(井上邦男) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(井上聡) 民間ブロック塀の補助金の制度の導入ということでございますけれども、全国の中には、議員さんもおっしゃるとおり、補助制度があることは承知しております。 一方、岡山県内では、現在、危険なブロック塀を単独で改修、撤去する場合の補助金制度の事例はない状況でございます。また、国においては、危険なブロック塀等を単独で改修、撤去する場合についても財政支援を検討しているところでございます。 今後、具体が明らかになってくると思われますので、引き続き国や県からの情報収集に努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ありがとうございます。今は国の動向も見るということでございますけれども、補助金を出しているところは1メートルにつきに1万円とか、上限として10万円、多いところで20万円、25万円というところもいろいろあるようですけれども。また、自治体によってはブロック塀の改修といいますか、フェンスやアルミ製だけじゃなくて、緑化推進と絡めて生け垣を奨励しているという、そういうところもあるようでございますけれども、この辺も含めてぜひとも検討していただきたいというふうに思います。 最後に、市長のほうから御見解をお願いいたします。 ○議長(井上邦男) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、危険ブロック塀の安全対策についてお答えをさせていただきます。 大阪府北部の大規模な地震でブロック塀等が倒壊し、大きな被害が出たことを受け、本市でも直ちに公共施設の点検を指示し、対応を早急に進めております。 民間の危険なブロック塀等につきましては、先ほど部長が申し上げましたとおり、日常業務の中での実態把握、解決に努めております。これからも閣議決定された政令に基づく対応を進めるとともに、補助制度に関する国や県の財政支援策の情報収集に努めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(井上邦男) 佐藤議員、どうぞ。 ◆8番(佐藤正人) ぜひとも前向きな検討をよろしくお願いいたします。 以上で終わります。ありがとうございました。 ○議長(井上邦男) お疲れさまでした。 以上で本日の日程は終了しました。 これにて散会といたします。 明日は本会議を9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでした。            午前11時35分 散会...