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06月07日-04号

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  1. 浅口市議会 2017-06-07
    06月07日-04号


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    平成29年第2回 6月定例会       平成29年6月浅口市議会第2回定例会会議録(第4)1.招集年月日 平成29年6月7日(9日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 6月7日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問  第2 議案質疑(一部討論・採決)     承認第 2号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)            (浅口市税条例の一部を改正する条例)     承認第 3号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)            (浅口市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)     承認第 4号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)            (和解及び損害賠償額の決定について)     承認第 5号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)            (和解及び損害賠償額の決定について)     承認第 6号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)            (和解について)     議案第38号 浅口市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について     議案第39号 浅口市ひとり親家庭等医療費給付条例の一部を改正する条例について     議案第40号 工事請負契約の締結について     議案第41号 平成29年度浅口市一般会計補正予算(第1号)     議案第42号 平成29年度浅口市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)     議案第43号 平成29年度浅口市介護保険特別会計補正予算(第1号)     報告第 2号 平成28年度浅口市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について     報告第 3号 平成28年度浅口市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について     報告第 4号 平成28年度浅口市工業団地開発事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について     報告第 5号 平成28年度浅口市水道事業会計予算繰越計算書の報告について     報告第 6号 長期継続契約締結状況について  第3 委員会付託付託表のとおり)1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問  日程第2 議案質疑(一部討論・採決)       承認第 2号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)       (浅口市税条例の一部を改正する条例)        ( 原案承認 )       承認第 3号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)       (浅口市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)  (  〃  )       承認第 4号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)       (和解及び損害賠償額の決定について)        (  〃  )       承認第 5号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)       (和解及び損害賠償額の決定について)        (  〃  )       承認第 6号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)       (和解について)                  (  〃  )       議案第38号 浅口市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について                                 (委員会付託)       議案第39号 浅口市ひとり親家庭等医療費給付条例の一部を改正する条例について                                 (委員会付託)       議案第40号 工事請負契約の締結について      (  〃  )       議案第41号 平成29年度浅口市一般会計補正予算(第1号)                                 (  〃  )       議案第42号 平成29年度浅口市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)                                 (  〃  )       議案第43号 平成29年度浅口市介護保険特別会計補正予算(第1号)                                 (  〃  )       報告第 2号 平成28年度浅口市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について                                 ( 議  了 )       報告第 3号 平成28年度浅口市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について                                 (  〃  )       報告第 4号 平成28年度浅口市工業団地開発事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について                                 (  〃  )       報告第 5号 平成28年度浅口市水道事業会計予算繰越計算書の報告について                                 (  〃  )       報告第 6号 長期継続契約締結状況について    (  〃  )  日程第3 委員会付託付託表のとおり)1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  福 田   玄            2番  伊 澤   誠   3番  佐 藤 正 人            5番  竹 本 幸 久   6番  岡 邊 正 継            7番  平 田 襄 二   8番  桑 野 和 夫            9番  加 藤 淳 二  10番    欠 員             11番  中 西 美 治  12番  柚 木   毅           13番  藤 澤   健  14番  青 木 光 朗           15番  大 西 恒 夫  16番  田 口 桂一郎           17番  香 取 良 勝  18番  井 上 邦 男           19番  大 西 洋 平1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(2 名)   6番  岡 邊 正 継           17番  香 取 良 勝1.欠 席 議員(な し) 欠員11.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     田 村   諭  教育長     中 野 留 美      企画財政部長  秋 田   裕  企画財政部参与 小 西 通 夫      生活環境部長  原 田 尚 文  健康福祉部長  高 倉 道 雄      産業建設部長  松 田 勝 久  上下水道部長  笠 原 浩 一      金光総合支所長 垣 内   長  寄島総合支所長 竹 本 好 之      教育次長    櫛 田   忠  会計管理者   小 野   浩      総務課長    徳 田 政太郎1.出席した事務局職員  議会事務局長  畝 山 善 生      書記      園 部   智  書記      三 宅 清 正      書記      奥 原 貴 子            午前9時30分 開議 ○議長(中西美治) おはようございます。 ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(中西美治) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、1番福田玄議員、どうぞ。 ◆1番(福田玄) 6月定例議会一般質問最終日でございます。質問通告に従いまして質問させていただきます。執行部の真摯な御答弁をよろしくお願いをいたします。 きょうの議会質問個人質問でございますが、基本的には教育分野に絞って3点ほどお伺いしようと思っております。 1番目、食物アレルギーがある子供への対応について、2番目、ヘルプマーク・ヘルプカードの普及について、そして3番目、小学校でのプログラミング教育必修化についての3つをお尋ねさせていただこうと思っております。 議長の許可をいただきまして、資料を配付させていただいておりますので、使わせていただきます。 まず、大前提といたしまして、本日の質問、どういった趣旨かといいますと、浅口市がこれからどのようにして人口をふやしていくのか、そういった観点から浅口市が既にできているいいところをもっとPRして、もっと進めていけばよいのではないかと、そういった観点でのお尋ねをさせていただこうと思っております。 お手元にありますこの「母になるなら、流山市。」、これ千葉県の流山市という町がありますが、首都圏の今ベッドタウンとして政令指定都市を除いた中での市の中で最も流入人口が多い、転入超過になっている市でございます。この町がやっていること、これはまたきょうではない別のときの機会を使って質問させていただきますが、シティプロモーション自分たちの強みはどこにあるのか、そして弱みはどこにあるのか、そのことをしっかりと分析して、強みをより強くする、特に子育て世代、母になるならということですから、これから子供を産み育てる、そんな町にしていくという観点でのプロモーションを行われています。まさにこれ、岡山県において言えば、浅口市、同じような切り口で人口をふやしていけるのではないだろうか。そういった観点からの質問をさせていただきます。 それでは、早速1番目の質問に入ります。 昨今、食物アレルギーがあるお子さんが非常にふえてきているという、これは現状があると思います。現在の浅口市内の公立の保育園、幼稚園小学校中学校学校給食アレルギー対応が必要なお子さんというのは、何人ぐらいいらっしゃいますでしょうか。お答え願います。 ○議長(中西美治) 食物アレルギーのある子供たちへの質問ですが。 櫛田教育次長。 ◎教育次長(櫛田忠) お答えをいたします。 現在、公立のこども園幼稚園小学校中学校食物アレルギーのある園児・児童・生徒は、29年4月1日付で214名、それからそのうち給食対応が必要な園児・児童・生徒というのは81名でございます。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 福田玄議員。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。 昨年給食センターができてから、現在3,000食以上の給食を市内のお子さんに食べていただいていると。その中で214名のアレルギーが心配なお子さんがいらっしゃる。中でも81名の既に給食センターで対応をしているお子さんがいらっしゃるということです。 これは、給食というのは、小学校6年間、中学校3年間、幼稚園まで合わせれば11年間、ずっとお母さん方お母さんが絶対つくらなきゃいけないということではないんですが、これは家事の負担としてのしかかってくるわけであります。これがアレルギーの対応をしていただくことによって、かなりの負担感がなくなる。朝お弁当をつくらなくていい、朝の30分、1時間は本当に貴重な時間ですから、この時間が有効に使えるもしくは負担がなくなる、そういった状況があると思います。 例えば近隣の市を見ると、余りアレルギーの対応をしている給食センター学校給食というのは、実は少ないです。県北に行けば津山のほうではかなり進んでいるという事例があるようですが、県南ではなかなか進んでいない。まさにこのことをもっとPRして進めていくべきではなかろうかというふうに思います。 現在、給食センターでのアレルギー対応状況及び対応除去食品といいますが、これはアレルギーがある食物というのはいろいろあります。小麦である、卵である、チーズがだめ、牛乳がだめ、いろんな種類があると思いますが、この基準があると思います。この浅口市における基準というのは、どのようなタイミングで、そしてどのようなメンバーで選定が行われるのか、そして見直しはどのように行われるのか。他の自治体に比べてこれが先進的であるならもっとPRするべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(中西美治) 櫛田教育次長。 ◎教育次長(櫛田忠) まず、食物アレルギーの手続として、毎年全ての園児・児童・生徒に食物アレルギーに関するアンケートをとります。そのうち給食対応が必要な園児・児童・生徒に関しましては、医師の管理指導表を初めとする書類をもとに、学校、それから給食センター、それから保護者で必要に応じて面談をやっております。面談の後、学校から提出される書類を浅口市食物アレルギー対策委員会で審査、協議を行い、それぞれの子供の給食対応を決定いたしております。 食物アレルギー対応除去食品、何をするかというと、選定は浅口市の学校給食センターの設立時に決定しておりまして、選定基準として、内閣府の食品表示基準に示されているアレルギー特定原材料7品目を参考にして浅口市の子供が持っていた食物アレルギーの多い食品を調べ、浅口市食物アレルギー対策委員会で11品目を決定いたしておるところでございます。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 福田議員。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。 対策委員会という今お答えがありましたが、これは大体どのような頻度で、どういったメンバーで行われているのかもう一度お答えください。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 櫛田教育次長。 ◎教育次長(櫛田忠) 委員会は基本的に年1回なんですが、緊急なことが起こりましたりすると臨時で開かせていただいております。 それから、メンバーなんですが、市の医師会からお医者さんがお二人、それから教育委員会、これは学校教育課とこども未来課、それから給食センター、それから校長会の代表の方、それから養護教諭の代表の方、それから各学校への担当者で構成をいたしております。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 福田議員。 ◆1番(福田玄) 医師会であるとか、給食に携わる専門の方が参加をされて、年に1回ということでありますが。 一つ、これ思うのは、実はアレルギーの対応というのは、かなり専門性がある分野というふうに、私伺っております。浅口市内にも何人かお医者さんたくさんいらっしゃいますが、アレルギーを専門にしているという、特に食物アレルギーについての専門のお医者さんというのは、実は存在していないというふうにも伺っております。こういったアレルギーで困ってるお母さん方はどうしたいか。これは一番いいのは、何を食べても体にもう影響が出ないようになるのが一番の望みであるわけであります。そういったお母さん方どうするかというと、近くでいえば大阪のほうまで月に何回か、もしくは数カ月に何回か出向いていって、スキンケアをするであるとか、さまざまな対応をして、ちょっとずつ、ちょっとずつアレルギーになれさせていき、それが完治したというような声も聞いております。 そういう意味では、対策委員会に、これは外部の識者という形で構いませんが、アレルギーの専門の医師も入ってもらうべきではないかというのは、これ一つ提言をさせていただきたいと思います。 あわせて今お答えがあったように、対策委員会での11品目ということでありますが、小麦アレルギーへの対応がまだなされてないというふうに伺っております。小麦アレルギーというのは何にでも実は、しょうゆにでも入っていたり、さまざまな調味料にも入っていてかなり難しい部分があります。しかし、当事者お子さん方、今だったら214名いらっしゃる。もしかしたらもっと多いかもしれない。しかし、このお母さん方で特に小麦だけを抽出すればそんなに多い数ではないと思います。小麦の中でも頻度もあると思います。小麦があるかないかによってお弁当をつくらないといけないかどうかということがあると思うんですが、ここの部分をぜひ当事者保護者との懇談を持っていただいて、いや、うちの子はこれぐらいの小麦なら大丈夫なんですということであれば、給食に切りかえることも可能であるということがあるかもしれませんが、そのことを検討してみてはいかがでしょうか。 ○議長(中西美治) 櫛田教育次長。 ◎教育次長(櫛田忠) お尋ねアレルギーのお医者さんについてのことも言及されました。専門医の大阪の云々と言われました。実は、多分昨年でしたか、アレルギーフォーラムに来ていただいた先生のことを言っておられるんじゃないかと思います。そういう方にかかっておられる方もおられます。 アレルギーの治療というのは、僕も専門家ではないんで適当なことを言ったらいけないんですけど、非常に難しいようでございます。僕もその先生に話を聞きました。いろんな手法が実はありまして、治療も直接アレルギーをちょっとずつ食べさせてなれる、いわゆるショック療法的な、それをこう推されてる先生、いや、それは危ないと言われる先生、いろいろございますので、非常に保護者の方も悩んでおられると。アレルギー対策委員会とかでも話題になるんですが。 今、うちに入っていただいている医師会の先生なんですが、それの専門ということではないんですが、実は専門に近い形で毎年、どこまで言及していいんかわからないですが、すごく研究をしてくださいまして、本当に献身的にしてくださる。もう生徒一人一人に何時間もかけて、一枚ずつ見てくださっています。本当にもう感謝をしておって、ボランティア精神で見てくださってまして。医師会会長さんもおられて2人で丁寧に見ていただいて、もう知識的にはある意味専門医に劣らないぐらい知識を勉強されているんだというふうに思ってます。交代しないで専門でずっと1人の方が担当してくださっておられますので、そこは浅口市のアレルギー対策委員会の先生は非常に信頼をいたしておりまして、そこは誇れるところじゃないかと思っております。それを申させていただきたいと思います。 それと、小麦のアレルギーについてのお尋ねがございました。 今、浅口市で小麦アレルギーを持っている児童・生徒、先ほどの調査のことを申しましたが、3名の方が給食対応を求めておられます。小麦はアレルギー特定7品目の一つではありますが、先ほど申しましたように、食物アレルギー対応除去食品11品目というのは、浅口市の子供が持ってる多い食品を調べて選定をいたしました。実は幼児期では卵、牛乳、小麦というのが3大食品とよく言われて多いんですが、学齢期になりますと小麦の比率が、これも理由ははっきりわかりませんが、減ってまいります。これも事実なんですが。 また、議員さんも言及されましたように、小麦を含む食品というのは非常に多くて、パンや麺だけでなく、カレーシチューのルーや、当然お好み焼きやフライとかギョーザ、シューマイ、ハンバーグそういうものには全部含まれております。基本的に小麦を入れるかどうかというのは、ずっとこう検討しておるんです。先ほど導入のときに、給食センターが開かれるときに11品目を決めましたが、実は、毎年アレルギーのどういう品目が今現在子供が多いかというのを検討しております。 その中で、例えば多い品目というのは、11品目の多いとこは30名とか20名とかを超えてるような多い食品なんです。それ以外にも小麦よりも多いものも実はあります。ですから、順番としては多いところをとるのが一番最大公約数で救えるかなと。小麦というのは3大食品と言われるんで希望されるんですが、1つは、小麦はアレルギーの中でもまれに重篤な命にかかわるような症状がありますので、部分除去は非常に怖いと思います。ですから、小麦をもし対応したときには、完全除去が必要になるかなと思います。 先ほど、うちの子はパンもちょっとぐらい大丈夫だとか、ここは危ないとか、おみそやおしょうゆぐらいは大丈夫だという子がいます。それはよくお母さんと面談をして判断をしていただいているところなんです。 もし、小麦を入れますと、浅口市、給食センターの代替の対応というのは、除去食でございます。除去食代替食というのは、代替食というのは完全に別のものを一人ずつつくるということです。3,000食つくるとなると、除去食で対応するということです。わかりやすく申し上げますと、例えば卵スープをつくります。卵のだめな子というのはたくさんおられます。最後こう野菜なんかを煮てスープをするんですが、最後に卵を溶き入れます。除去食というのは、卵を溶く前に別の器の鍋にとりまして、その子だけ卵なしのスープをつくります。最後に卵オーケーな子は卵をまぜてつくる。これが除去食対応なんですが、小麦のじゃあ除去食何ができるか。パンや麺、マカロニは除去食になりませんね。パンのうち小麦がないパンはないので、代替食で全く小麦がないパンというのは正直ありますが、そうなると除去食ではないので、対応がなかなか値段的にも難しいということで。カレーやそれからシチューなんかでもそれがない除去食というのは非常に難しくございますので、その辺の正直なところのそういう対応や、実際に小麦の人数が3名ということもあって、じゃあ小麦の人を全く考えてないかというと、そういうことではなくて、常に小麦の場合がもしふえたらそういう対応も入れるかどうかというのは検討をいたしておりますので、その辺の御理解を賜りたいというふうに思います。            〔6番議員 入場 午前9時47分〕 ○議長(中西美治) よろしいですか。 福田議員。 ◆1番(福田玄) 丁寧な御答弁ありがとうございます。 もう一度先ほどの医師のことですが、医療の分野というのは日進月歩、日々進んでおります。地元の先生非常に努力していただいていて、その御努力もわかりますし、頑張っていただいているということもよく理解できるんですが。例えば国立の生育医療センターであるとか、さまざまな先進的な医療機関がありますので、そのようなところの先生方と連携をとれるような形で、そういった先生方に常に浅口へ来てくれというのは難しいと思いますので、現場では地元の医師会の先生に頑張っていただいて、そしてたまにそういった先生方の知見をおかりするというような体制があれば、これはこれでいいんじゃないのかなというふうに思います。 それから、小麦に関してということですが、これはお隣笠岡市の例を出しますが、今、笠岡市は新しい給食センターを建設するということで話が進んでおります。お母さん方のこれはうわさの範囲ではありますが、小麦に対応してくれるんだということで話が出ます。そうなったときに、小麦やってくれるんじゃったら向こう行こうかというような話も出ます。そういったぐらい、少数とはいっても気になるお母さん、楽になるんじゃないかという視点をお持ちのお母さんいらっしゃいます。この世代というのは、地元でも申し上げましたが、浅口市、今、給食センターアレルギー対応よくできていると思いますが、そこをもっとPRして、いいところはさらによくして、そのことによって浅口に、ああ、じゃあ、家を建てるんなら浅口考えてみようかなという、そんな動機づけになるような形で取り組みを進めていただきたいなというふうに思うわけであります。 これに関連してなんですが、4番目です。 アレルギーを発症した際、応急処置としてエピペンという、こちらですが、応急処置をする注射があります。これは医師の処方を受けて子供たちが携帯するというものでありますが、これもまた浅口市、普及実は進んでるんです。それこそ、年に1回アレルギーフォーラムをやっていただいたり、さまざまな教育機関で研修を行っていただいていて、もしショックが起きたときには、これをこうやってぶすっと足に刺して使う。これは模擬のおもちゃのようなものですが、テスターといいますが。これを使って、先生方もなかなか使ったことのない注射をいきなり使えというのは難しいですが、こういったものを使ってアレルギーがもし起こったときの対応の応急処置ができるように、かなり進んでいます。 これを、今、学校現場、こども園幼稚園等の教諭には行き渡ってるかもしれませんが、学童保育です。学童保育が、実はこれは悲しいことですが、お隣倉敷市で学童保育の現場でこのエピペンを持ってるからということが理由で預かれないというようなお話を伺いました。そのような認識があるかないかということ、知ってるか知らないかということ一つで対応できるかどうかという世界なので、これは学童保育の現場にまで研修を広めていただきたいというふうに思いますが、御見解いかがでしょうか。
    ○議長(中西美治) 櫛田教育次長。 ◎教育次長(櫛田忠) エピペンの前に、導入で質問で言われた小麦の件なんですけど、小麦が笠岡があるから笠岡がいいんではないかというような御発言があったんですけど、浅口市、議員さんもおっしゃったように、この近隣では例を見ないほど11品目のアレルギー対応をしておりますので、職員はしっかり頑張って、部下がしっかり頑張ってくれておると私は自負をしておりまして。 実は、隣の笠岡市のことを直接この議会で言及するのはいかがなものかと思いますが、笠岡市がどうこうということよりも、うちとして笠岡市がどのような対応をするかというのは非常に私も関心を持っておりまして、実は情報収集、職員間でもいたしております。現在のところ、具体的にどのような対応を小麦にするかというのは、担当の職員とかと情報交換する限りでは、わかりません。決まっていないということです。笠岡市にできることが浅口市にできないというような考え方は到底持っておりませんので、他市のことを余りするのは潔くないんでこの辺でやめますが、その辺も十分情報収集はしておりますということは申し上げておきたいと思います。 それから、エピペンのことについてのお尋ねでございます。議員さんもおっしゃいましたように、食物アレルギーを持っている子供たちの中には、呼吸困難とか意識障害とか、そういうアナフィラキシーショックと、それが起きる可能性が高い方もおられます。こういった子供には医師から、議員さんが今お示しになった多分それ模型だと思うんですけど、エピペンという緊急の補助治療に使用される医薬品というのが処方されておりまして、学校では保護者が同意のもとに緊急時には子供たちに打つことができます。学校では、教職員研修を毎年行っておるところでございます。 議員さんも言われたアレルギーのフォーラム、医師会の協力によりますフォーラムに笠岡の消防隊員の有志の方にも来ていただきまして、講習会を、打つ、こう実際の、やっております。 そのときに、学童のことを最後におっしゃいました。学童の指導員の先生も参加された方がおられます。浅口市には、学童があるんですが、2つの学童にエピペンを持っておられる方がおられます。1名ずつ、計2名。それも調査はちゃんとしております。倉敷市ではその受け入れ云々というようなことを言われましたが、そこは私はよく知らないんですが、浅口市では保護者と学童で話をしております。金光、言ったらいけないかな、ごめんなさい、今のはあれなんですが、一部ありまして、保護者の方と話し合いをして救急車をすぐ呼んでくださいというふうな話し合いができておりますので、そういう対応を保護者の希望どおりにしたいと。もう一つのところも、そういう救急車を呼んでください。それから、学童が開かれているときには、学校の先生もおります。なれた先生がもしいれば、学校の横、すぐ隣ですから、小学校の隣ですから、先生にも手伝ってもらって打ってくださいというふうなことの話し合いをしておりますので、決してエピペンを持って云々とかということではありません。 今後も、普及は大切なので、アレルギーフォーラムへの参加を、ことしは10月に行われると聞いておりますので、担当から参加を促したいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(中西美治) よろしいですか。            (「次長、笠岡、他市のことは言わんというて、君らすぐ近隣の市町村はこういうて……」の声あり) 発言中ですから。 福田議員、どうぞ。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。 学童保育の指導員の皆さんにまでしっかりと御案内いただけるということですので、これもしっかり対応していただいて、どこまでも安心できる浅口市ということをつくっていただきたいと思いますが、教育長の御所見は、アレルギーへの対応、それからエピペンのことを通していかがでしょうか。 ○議長(中西美治) 中野教育長。 ◎教育長(中野留美) 先ほど細かい説明をいろいろと次長のほうからしましたけれども、個々に応じた対応が必要になってくる部分が大きいです。必要に応じて、それから学校、それから給食センター、そして保護者としっかりと面談をしてどういう対応をするかという相談のもとに行っているところです。どの保護者もそうだと思いますし、教育委員会もそうなんですが、児童、それから園児、生徒と同じように同じ給食を食べたいという思いを持っているし、同じ食べる楽しさ、これを知らせてあげたいという思いは持っておりますので、そういった対応を心がけていきたいと思っております。 小麦だけでなく、今後もほかの食品についてもこれからも課題になるというふうな可能性もあると思いますが、食物アレルギーというのは、命の危険を伴う場合もあります。そういった意味から、安全ということを第一に医師の助言のもとに浅口市の食物アレルギー対策委員会においてしっかりと話し合いをしながら対応を検討していきたいというふうに思ってます。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 福田議員。 ◆1番(福田玄) しっかりとそのことを念頭に置いていただいて、取り組みを進めていただきたいと思います。 同じ件ではありますが、よくできているということで、しっかりとこのことをPRを外でしていただいて、市長はさまざまなメディアにも出演をされて、この浅口のことをPRしていただいているというふうに思いますが、浅口に住んでもらえれば給食、アレルギー大丈夫だよと、もし何か起こってもしっかりと対応できてるんだよ、そういう町であるということをもっと発信していただくことによって、例えば今金光でだんだん新しい宅地が造成されている、そういった状況もあります。そういった部分でPRをもっとしていただければと思いますが、市長の御所見いかがでしょうか。 ○議長(中西美治) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 食物アレルギーということでございますけども、平成27年に供用開始した現在の給食センターでは、食物アレルギー対応調理室を設置いたしまして、先ほどから出ておりますように、近隣に例のない11品目のアレルギー対応を実施をいたしております。議員の言われるように、私はいろんなところへ出ていって浅口市内では大いにPRをいたしておりますけども、言われるようにこれからは外へ外へもっとこのことはPRしていきたいなというふうにも思っております。 また、食物アレルギーにつきましては、子供たちの状況に応じて慎重な対応が必要であるということは、先ほど申し述べたとおりでございますが。いずれにしましても、給食センターの職員は、アレルギーを持つ子供たちにもおいしい給食をつくろうとできる限りの対応を行っております。食物アレルギーの子供を持つ親の会からは、御要望とともに感謝の言葉もいただいております。そういった意味では、11品目という近隣に例のない、11品目も県内ではそういった関係者の方々には大いに広まってるんじゃないかなと、こんな気もいたします。また、この11品目に関しましては、係からも、他市からどのような形でやってるのかという相談も受けてるというようなことも聞いております。 また、小麦に関して先ほど御質問がありましたけども、小麦も含めていろいろな食物に関しまして相談に相談をしていると、しかしその結果、今現在のようになっているということを係が申し上げたように御理解をいただきたいと思います。 いずれにいたしましても、経費や人的な制約もあり、対応が難しいこともありますけれども、今後も重要な子育て施策の一つとして真剣に一生懸命取り組んでいきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(中西美治) 福田議員。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。 給食だけではなく、待機児童ゼロといったそのような部分もあります。大きい町に行くとまだ待機児童で苦しんでいるようなそんな町もある中、浅口市に行けば保育も安全、そして給食も安全、そのようなPRの仕方もあると思います。ぜひそういった観点でPRをしていただきたいと思います。 続きまして、2番目の質問に移ります。 ヘルプマーク・ヘルプカードの普及についてということでございます。 お手元に資料を1枚、赤い資料をお配りさせていただいておりますが。これ、昨年、浅口市は岡山県内の自治体では一番乗りで導入を決めていただきましたヘルプマーク、そしてヘルプカードという、ここに現物を本日お持ちしておりますが。 内部疾患がある方、耳が聞こえないであるとか、妊娠の初期であるとか、人工関節が入ってるとか、さまざまな外から目に見えない障害を持ってる方が、何かのヘルプを出すというそういうサインを出してるわけであります。先ほどのアレルギーにしても同じです。目には見えない、しかしそういった部分での心配がある方が持つようなヘルプマーク・ヘルプカードということですが、これ、浅口、先ほど岡山県内でと言いましたが、実は、今回、2020年の東京オリンピックに向けて経済産業省がJISマーク、日本工業規格を新たに追加、改定をいたしました。これが7月20日に新たに追加されますが、その中に一時期ニュースで話題になりました温泉マークというのが新たに出たというのが少し前にあったと思いますが、その中に実はこのヘルプマークが入りました。これはもう全国的にこれから普及していく、もしくは2020年のオリンピックに向けて外国人が日本にたくさん来られたときに、障害がある方にもフレンドリーな国である、町であるということをしっかりと伝えるための1つの目に見えるものということで、このヘルプマーク、そしてヘルプカードというのができたわけでございます。 岡山県内で一番最初に導入していただいた浅口市ではありますが、その後の普及啓発の状況というのはどのようになっていますでしょうか。 ○議長(中西美治) 高倉健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) では、失礼します。 それでは、ヘルプマーク・ヘルプカードの普及啓発状況、それから対象者数についてです。まず、普及啓発についてお答えをいたします。 ヘルプマーク・ヘルプカードの導入につきましては、浅口市ヘルプマーク・ヘルプカード配付事業実施要綱というものをことし1月13日に制定いたしました。それから、1月16日に障害者の団体、それから警察、消防機関等にお集まりいただきまして、ヘルプカード・ヘルプマークの普及促進のための説明会を開催しております。説明会では、岡山県西部にヘルプマーク・ヘルプカードの認知と普及を実現させる会ハートエイドの宮口代表にお願いをいたしまして、具体的な使用方法や対応につきまして説明をいただきました。その様子は、広報あさくちの2月号にも掲載されております。 また、市のホームページに3月16日からヘルプマークについて掲載をしておりますし、各障害者団体の会合でもヘルプマーク・ヘルプカードの紹介をさせていただいたり、市内公共施設を中心としましてポスターの掲示もあわせて行っております。 さらに、ことし11月には、12月3日から9日まで障害者週間というのがございますが、それに合わせまして障害者差別解消法についての第3回目の研修会を予定しております。その中でヘルプマークについても啓発を行いたいと考えております。 以上です。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 福田議員。 ◆1番(福田玄) マーク・カード、今お答えいただこうとしてましたけれども、大体こういった方が持っといたらいいだろうなという想定の人数というのは、どれくらい市内にいらっしゃるかというのは想定されてますか。 ○議長(中西美治) 高倉健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) ヘルプマーク・ヘルプカードの配付対象者というのは、先ほど議員もおっしゃられましたように、市内に住所があって内部の障害、それから難病、発達障害、妊娠初期など外見からはわからなくても、マーク・カードを使って周囲の方に援助の提供を求めていることを知らせたいとしている方ということになっております。ですから、具体的な対象者数の把握というのは困難なんですが、必要とされる方から申請があれば、要綱に基づいて配付するという形をとっております。 以上です。 ○議長(中西美治) よろしいでしょうか。 福田議員。 ◆1番(福田玄) 具体的な実数というのはなかなか難しい部分はあるとは思いますが、聴覚障害をお持ちの方であるとか数が把握できる部分はあると思うので、そういった団体にはしっかりと普及啓発をしていただくということ。 それからもう一つ、これは浅口の今は健康福祉センターでもらえると思うんですが、それ以外の支所で配付するような対応というのは今されているか、もしくは今後そういった対応をする予定があるかお教えください。 ○議長(中西美治) 高倉健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) それでは、配付について、健康センター以外はどうなっているのかというお尋ねでございますが、現在は、両支所がございますが、そちらのほうでは配付受け付けは行っておりません。理由としましては、申請に来られる方等について、健康福祉センターにおきましては、手話通訳士とそれから発達障害支援コーディネーターなどの専門家を配置しております。聴覚障害を持つ方や発達障害を持つ方の対応をしております。さらに、本人が申請に来られなくても、委任状があれば代理の方でも申請交付ができるようになっております。ヘルプマーク・ヘルプカードは、対象となる全ての方に強制的に配付するものではございません。希望される方に安心して使っていただけるように申請時に説明もさせていただいておりますので、今後も健康福祉センターでの申請受け付け、配付を基本的には行っていきたいというふうに考えております。 ○議長(中西美治) 福田議員。 ◆1番(福田玄) 確かにこれは強制されるものではありません。心配がある方が心配だなあと思って配慮が欲しいなということで持つものではありますが、先ほども冒頭パネルでも申し上げましたが、2020年に向けてJISマーク化されたということ、これはこのマークを導入しているもしくはこのマークがどういう意味があるかということをもっと皆さんが知っておくことが必要だということだと思います。 私、これは個人的なことですが、先日山陽本線に乗っておりまして、椅子に座っておりました。中庄駅から乗ってこられた60代ぐらいの女性だと思いますが、60代ぐらいの方って難しいんですね、席を譲ろうかどうしようかというのが。余り言うのも失礼じゃないかと思うときもありますし、やっぱり変わったほうがいいんじゃないかと思うときがあるんですが、その方かばんにこのマークつけられてました。何か不安があるんだなということで席をお譲りして、ちょっとお話を聞いたら、実はちょっと膝を痛めてるということで持たれてるということがありましたので、これは健康福祉センターだけではなくていろんなところを通じて皆さんが理解をしていく、そうすることによって優しい社会ができていくんじゃないかと思いますので、ぜひ今後の取り組みの中で検討をしていただきたいと思っておりますが。 その中で、先ほど2020年という話をしました。東京オリンピック、これは今の日本の中でのメーンイベントの一つになると思いますが。子供たちが夢を持って東京へオリンピックを見に行く、そんな時代が3年後には来るんだと思います。その中で、これは東京発のマークですから、子供たちが知って、お母さん、お父さん、これ知っとるというような、そういった普及啓発の方法があると思いますが、ぜひ学校現場、教育の現場で取り上げて、普及啓発をしていただきたい。このマークに限らなくていいと思います。先ほど7つの追加があると言いました。温泉マークであるとか、空港の乗りかえであるとか、こういったものが今世界の人が日本に来て、こういったものを目印にして、逆に言うと、みんなが外国に行ったときにはこういったものを目印にすればいいんだという、そういった教育をどこかに組み込んだらどうかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(中西美治) この件につきまして。 高倉健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 学校現場での普及ということで、まず私のほうからお答えしたいと思います。 先ほど障害者団体の会合等でもヘルプマーク・ヘルプカードの紹介をさせていただいておるというふうに申し上げたんですが、その会合に教育委員会の学校教育課の職員が出席をしてヘルプマークの説明を聞いたときに、小さいころから障害について学習すること、また支援を必要としている人に手を差し伸べることが大切であって、ヘルプマークについて市内の小・中学校で学習してはどうかという話になったと聞いております。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 中野教育長。 ◎教育長(中野留美) 今先ほどの学校教育の現場ではどういうふうになっているのかということでお答えしたいと思いますが。 学校では、子供たちに対して支援の必要な方々への理解を深めるための福祉に関する学習というのを行っています。平成28年度に実施した福祉に関する学習の中で、金光小学校、寄島小学校、六条院小学校においては、総合的な学習の時間、4年生が行いましたが、4年生を対象にボランティアの方に来ていただいて、その中でヘルプカードについての説明をしていただき、子供たちに周知を図ったということがございます。今後も、こういったことは大切なことであろうと思っておりますので、継続してヘルプマーク・ヘルプカードの周知にも努めてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(中西美治) 福田議員。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。非常に前向きな御答弁をいただいたというふうに思います。 先ほどお配りしてた資料ですが、皆さんから見て右の端っこに、これ駐車場です。西東京市で既に導入されていますが、駐車場にこのマークが、今は大体障害者の方がとめるところというのは車椅子のようなマークが書いてあると思いますが、これは身体障害に限った実はマークでして、例えば外から見えない方がそこにもしとめてしまうと、あれは元気なのにとめてしもうてというような反応もあるかと思います。こういったさまざまなところで、まさに国を挙げて普及をしていくという段階でありますから、ぜひ普及を浅口市でも図っていただきたいと思います。 あわせて、市長にこれは要望も含めてということですが、岡山県内で一番最初にやった自治体、本当はこれ、個別の単市でやることじゃないと思うんです。県であるとか大きい自治体がしっかりと取り入れてやっていってもらわなければいけないことだと思いますので、市長会等で浅口1番にやったけど、県もっとやってくれないと困るじゃないかと、もしくは地元の選出の県議会議員もいると思いますが、そういったところと連携して、県での全体としての取り組みが進むようにしていただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。 ○議長(中西美治) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、ヘルプマークについてでございますけども、ヘルプマーク、そしてヘルプカードの導入につきましては、先ほど担当部長が申し上げましたとおり、1月13日に要綱を制定し、1月16日に市内への普及のため関係団体の代表者にお集まりをいただき、ハートエイドの宮口代表にお話をいただきました。さらに、その翌日です、17日、議員が言われたように、これは県全体で取り組むべきだという考えのもとで宮口代表に岡山県の市長会に来ていただきました。そして、しっかりと説明をしていただきました。 そして、今現在、その中で、実は市長会の中で県内15市でヘルプマークを普及していこうという提案がなされまして、満場一致で採決をされました。岡山県内では、浅口市の導入がきっかけとなりまして、5月末現在で5市1町が導入をもう済ませております。そして、1市1町が導入を決定し、5市で導入に対し前向きな検討が進んでおり、県を挙げての取り組みが進んでいる状況でございます。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けヘルプマークが日本工業規格に追加されますが、岡山県や浅口市でもまだまだ市民の皆様への周知が必要であろうかとも思います。関係団体の皆様と一緒に今後も普及啓発活動を進めてまいりたいと思っております。そして、ヘルプマークをつけた方を見かけたら、誰もが何かお困りですかと進んで一声かけて支援できる思いやり社会になることを願っております。 以上でございます。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 福田議員。 ◆1番(福田玄) 実は、きょう、ここにお持ちしてます、これヘルプカードとヘルプマークです。実は、マークのほうが私大切だと思ってまして、今の市長の御答弁の中にもありましたが、他市でこれ状況をさまざまな市に伺いましたが、カードを導入しているところは多いです。このカードつくりましたと。このカードをこれから配りますというところは多いです。特に大きい町、こういった物をつくるとお金かかりますから、なかなかこれを導入するところというのは少なくて、これを一緒にやってる浅口市は一歩ぬきんでてるなというふうには思うんですが。このマークがあることによって、ああ、あの人大丈夫かなと。 このカードを普及している担当者に聞くと、いや、これを何かホルダーに入れて、首からこうぶら下げてくれればわかりますよと言うんですが。そうじゃなくて、余り露骨じゃなくて、どちらかというとこういったデザインが入ったもので、私は障害者なんだということではなくて、ああ何かつけとるな、何かおしゃれなマークがあるな、それが、あ、ちょっと配慮が必要な人なんだなというような普及が必要だと思っています。 これは市からも県に働きかけて、市長会の中で決議されたことも伺いました。単市でそれぞれ頑張れよということではなく、県全体で誰もがどこでももらえるような、欲しい人がアクセス可能な、そういった形を整えていただくような要望をぜひ上げていただければなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(中西美治) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 先ほど申し上げましたように、全市で一緒に頑張っていこうという決議までさせていただいたわけなんで、そこから先はお願いはしましても、我々が隣のいろんな市に対してこうしてくださいとかというようなことは、それぞれの市の考え方、浅口には浅口市の考え方がありましょうし、それは難しいと思います。            (1番「県に対して」の声あり) 県は県でまた独自の考え方、県にももちろんそういったことは言っておりますけども、それはお願いの程度で、県には県の考え方があろうかと思っております。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 福田議員。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。 それぞれの皆さんお考え方あると思いますが、できてること、やってることなんで、うちはこんなええことやっとるぞという形で市長も勧めていただければありがたいなと思います。 ○議長(中西美治) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 地元の県議は、たしかこの一般質問でヘルプカードのマークとカードの大切さを恐らく質問されるんじゃないかなというふうにもお聞きをいたしております。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 福田議員。 ◆1番(福田玄) そういった状況もありますので、しっかりと勧めていただきたいと思います。 時間がなくなってまいりましたので、最後の質問に移りますが、簡潔な御答弁お願いいたします。 最後の資料、1枚お配りしておりますが、2020年から小学校でのプログラミング教育がこれ必修化をされるという状況がもう既に発生をしております。プログラミングといいますと、これだけ今ITのテクノロジーが進歩して、さまざまな場面でもう、市役所でもそうでしょうし、民間の会社でもそうです。パソコンなしに仕事をするということが難しい、もしくはもうパソコンだけはない。スマートフォンであるとかさまざまなタブレット機器、もっというと車や冷蔵庫やさまざまなものにこのITの力で物事が進んでいっているという状況があるわけであります。 ここに一覧にしておりますのは、2017年版のマイナビ転職というインターネットのサイトがありますが、黄色に塗っているところ、見ていただくと、これは職種分類でいうと、ITエンジニアというのが年収のモデルでいうと一番稼ぐのはシステムアナリスト、これはITエンジニア1,100万円、これ平均ですからもらう人はもっともらいます。年収5,000万円も1億円も稼ぐ人もいますが。2位がシステムエンジニア、アプリの設計、汎用機系、これもITエンジニア、964万円の平均年収。下あけていくと、6位、7位と、これだけIT関連の仕事について高い年収を得ている人たちが多いということであります。 これからはまさに車の自動運転化等、ドローンなどそういった機器の発達もあると思います。そういう意味で、これ私も実は最初就職した会社、ITの会社でした。しかし、この業界というのは移り変わりが早くて、私最初に就職したのがもう十二、三年前ですけれども、あのころの知識であのころの感覚で話をしていると、ベーシックな一番根本は変わってませんが、運用の部分であるとか技術の部分かなり発達をしています。今、じゃあ、若い人たちにここ教えてくださいと、逆に若い人たちから教わるような、そんな状況。もしかしたら、小学生、中学生のほうがよく知ってるかもしれない。そんな状況があります。それがまさに2020年から必修化をされるということであります。 私、提言も含めての質問ですが、専門家専門家なりに教えられることがあると思います。今の学校教育の現場の先生に新しくこれを覚えて教えてくれというのは、なかなか難しいと思います。ここの部分をフォローできるような形で、浅口の学校ではしっかりとプログラミング教育に対応した対応ができているというふうに言われるようにしてほしいと思いますが、現在の対応方針はいかがでしょうか。 ○議長(中西美治) 中野教育長。 ◎教育長(中野留美) プログラミング教育必修化についてという点ですけれども、コンピューターというのは、職業につく、つかないとかということにかかわらず、私たちの生活の中では欠かせないものになってきております。その基礎となるのがプログラミングの知識ということになると思いますが、小学校ではプログラミング教育、これを必修化するといいましても、コンピューターに関する新しい科目が設けられるということではありません。これは、算数とか理科とか総合的な学習の中で、従来の教科を学習する中で2020年から本格的実施される新学習指導要領に盛り込まれていますが、そういった中でやっていきましょうという形です。 小学校のプログラミング教育というのは、今まではコンピューターをただ受け身で使っていただけでした。ところが、プログラミングの学習を通してコンピューターがどのように動いているのかということを知るということで、子供たちがコンピューターで物をつくることができるという、こういう発想を持つ、それからプログラミング的思考を育てていくということを目的としています。 そして、県のほうでは簡単なプログラム用のソフトです、これを用いた研修をしていますし、それからロボホンというふうなプログラミングを行うことで、かわいらしいこう20センチぐらいのロボットなんですけど、これを動かしたりしゃべったりするということをさせるという、そういった動かしてみるとか、そういったことができるんだという研修、これまだ教職員の研修なんですが、そういうことを行っているんです。 実は、浅口市でも、そういうところへ教職員を派遣して、今、資質向上に努めているところでございます。今後も、国のプログラミング教育教育課程の位置づけということがまだはっきりしてない部分もありますので、そういったことも受けながら環境整備とか、それから具体的な取り組みということを行っていこうと思っています。 ○議長(中西美治) 福田議員。 ◆1番(福田玄) 今、いろいろ教育長から御説明をいただきましたが、冒頭おっしゃったとおり、何をするにしてもこれからはITと切り離してやるということは難しいわけでありますから、しっかりとした対応をしていただきたい。その中で思うのは、ITのいいところは、余り地域を選ばないんです。東京にいようが、大阪にいようが、北海道の先っぽにいようが、アフリカにいようが、どこでも同じようなインターネットの環境さえあれば仕事ができるという利便性があります。ある意味では、これに特化した人材、子供たちが育っていくことによって、この浅口市に新しい産業、そして先ほど冒頭でもお示ししましたが、年収の高い、極めて稼ぐ力の強い、そういった人たちがこの町に住んでここで仕事をしてくれれば、税収も上がる。そうすればこの町にとってさらにいい循環が生み出される。親御さんたちも自分の子供が、しっかりと稼げる子供が浅口にいれば育つというようなことがあると思います。 教育長の御答弁の中でありました。今、県のほうの研修を教職員の皆さんに行っていただいているという話もあったんですが、やはり餅は餅屋ということがあると思います。専門人材を浅口市で、例えば今の教育のサポーター等を教育現場に入れていただいておりますが、そういった位置づけでITに特化した方に来ていただくと、そしてその方にいろんな学校を回っていただいて指導していただく、そのような体制があってもよいのではないかなあというふうに感じるわけでありますが、そのあたりの御所見いかがでしょうか。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 中野教育長。 ◎教育長(中野留美) 今、各学校にそれぞれタブレット等が入っておりますので、そういったあたりへ入るアプリであるとか、それからシステム的なものがあれば活用していきたいというふうに思っておりますし、それをICTの支援員がおりますので、そういったことも活用していきたいとは思っていますが、そういったあたりの教材をつくったり、実際にどういうふうに教育を進めていくかというところは、専門的な教員が知識や技能を身につけていくというとこも大切であろうと思います。今後もそういったところでしっかりと情報収集しながら行っていきたいというふうに考えております。 ○議長(中西美治) 福田議員。 ◆1番(福田玄) 専門的な先生に頑張っていただくというのもそうなんですが、今、学校の教育現場かなり疲弊をしているというところもあると思います。そういった人材を確保するのが重要なのではないかなというふうに思いますが、市長も今さまざまなところに行って天文のまちあさくちをPRしていただいていると思いますが、天文のまちというのはどういうことかというと、宇宙に近い町、ある意味では宇宙産業であるとか、そういった理数系に強い町、そういった子供たちが育つ町という切り口もあるのではないかなというふうに思いますが、そういった部分で人材を確保するということも含めて市長の御所見いかがでしょうか。 ○議長(中西美治) 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) 済みません。 プログラミング教育についてお答えをさせていただきますけども、私たちは、自動販売機やロボット掃除機など身近な生活の中で意識することなく、さまざまなものに内蔵されたコンピューターとプログラミングの働きの恩恵を受けております。このような人間とコンピューターとの関係は、人工知能の急速な進化等に伴い今後ますます身近なものになってくるというふうに考えられます。プログラミング教育必修化は時代の要請であると言ってもいいと思います。 小学校でのプログラミング教育では、子供たちにコンピューターに意図した処理を行うように指示することができることを体験させながら、その思考を育成するものだというふうに伺っております。こうした情報を読み解き、物事を論理的に考えるプログラミング的思考は、どのような進路を選択しどのような職業につくとしても、これからの時代において共通に求められる力であろうかと思います。プログラミング教育の導入につきましては、ICT環境の整備あるいは教材の充実に加えまして、専門知識を持った人材も必要になります。浅口市では、タブレットの導入あるいはICT支援員の配置など先進的な取り組みを他市に先駆けて実施しており、プログラミング教育においても効果を発揮するものと考えております。今後も未来を担う浅口市の子供たちのため、引き続き社会の要請に応じた教育環境の整備に努めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(中西美治) 福田議員。 ◆1番(福田玄) 市長の中に人材が大切、教える人材が大切というお言葉ありました。ぜひその部分の予算、削る方向ではなく、限られた予算の中ではありますが、しっかりと重点的に確保し、いっていただきなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で本日の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(中西美治) 御苦労さまでした。 ここで休憩をとりたいと思います。40分から再開しますので、十二、三分ですが、休憩します。            午前10時28分 休憩            午前10時40分 再開            〔17番議員 不在〕 ○議長(中西美治) 休憩を解いて再開します。 次に、2番伊澤誠議員、どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) 2番伊澤誠でございます。 外はもう梅雨入りでしょうか。しとしとと雨が降っております。 それでは、通告に従いまして、順次質問をしていきたいと思います。 このたびは、次世代自動車の充電インフラ整備について1点だけ質問をさせていただきます。細かい質問を4点ほど準備しております。 次世代自動車の充電インフラ整備についてではございますが、ここ七、八年ほどで電気自動車とプラグインハイブリッド自動車が普及して、充電インフラも整備されつつあります。また、最近は新しい革新的な技術であります燃料電池自動車が各社研究され、販売されました。こうしたエネルギー策、地球温暖化対策あるいは次世代自動車の普及拡大といった諸課題に対しまして、県では「岡山県電気自動車充電機器設置ビジョン」や、国では「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」などで充電、充電設備や水素ステーションの設置費用を補助する制度を設けるなど、充電インフラを大幅にふやすことを目的とし、普及に当たっております。 まずは、皆様も御存じだとは思いますが、次世代自動車の中でも最も普及が進んでおります電気自動車です。電気自動車は、排気ガスを出さない、クリーンであり、非常にエネルギー効率がよいエコカーでもあります。近年、猛暑や集中豪雨、竜巻など地球温暖化の影響と思われる異常気象やそれに伴う被害が多発しております。地球温暖化の原因となり得る二酸化炭素、いわゆるCO2の排出を産業、運輸、業務、家庭などあらゆる部門でも着実に削減していくよう、世界的にもその機運が高まってきているかと思います。CO2の排出をゼロまたは大幅に減らすことのできる次世代自動車の普及を加速していくことが重要であるかと思います。費用コストの面でもガソリン代と電気代を比較しますと、カタログ数値を参考にしました試算では、電気自動車のほうが約7割程度経費削減になるという資料もあります。現在、こういった電気自動車、市役所内での電気自動車の公用車は何台保有されておりますでしょうか。また、今後、電気自動車、またその他の次世代自動車、エコカーの導入は予定がありますでしょうか。お願いします。 ○議長(中西美治) 秋田企画財政部長。 ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼いたします。 それでは、現在の市役所の公用車の中でEV車、電気自動車の台数は、本庁に3台と教育委員会に1台の計4台となっております。 次に、今後の予定ですけれども、EV電気自動車、FCV燃料電池自動車を公用車として導入する予定についての答えですけれども、まず本市は地球温暖化対策として行政事務事業により発生する温室効果ガスの排出削減を図ることを目的に、平成26年3月に浅口市第2期地球温暖化対策実施計画を策定しております。この中で公用車の更新については、低公害車に順次買いかえることによって、温室効果ガスの排出量の抑制に取り組むこととしております。買いかえを進めている低公害車につきましては、車両の購入費用や追加の施設等を要さないことを全体的に勘案しまして、低排出ガス認定自動車を主に導入をしております。 御質問のありましたEV電気自動車の今後の導入につきましては、公用車の使用目的等を総合的に勘案して導入を検討してまいりたいと思います。 また、FCV燃料電池自動車については、車両の購入、大変高額でございますので、それや水素ステーションの設置に莫大な費用を要するということもございますものですから、現段階では導入の予定はございません。 以上です。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 伊澤議員。 ◆2番(伊澤誠) 先ほども申しましたが、電気自動車は非常にエネルギー効率のよいエコカーでありますが、フル充電の走行距離が200キロ程度でまだまだ短いことから、走行中のガス欠ならぬ電欠に対する不安解消が大きな課題となってくるかと思います。そのような課題の克服として、全国でも電気自動車の充電設備インフラ普及に各自治体取り組んでおられるかと思います。 先ほども申しましたが、県では電気自動車の充電インフラ整備ビジョンを策定し、充電整備を進めておりますが、そのビジョンの中に明記されているのでは、浅口市では市役所を中心に半径5キロ圏内に急速充電器または普通充電器を3カ所、金光総合支所を中心に半径5キロ圏内に急速充電器または普通充電器を2カ所、寄島総合支所を中心に半径5キロ、同じく急速充電器または普通充電器を2カ所の合計7カ所を整備するようにと明記されておりました。 現在は、民間ではございますが寄島のコンビニに急速充電器があるかと思いますが、電気自動車の普及促進加速に向け、さらなる積極的な取り組みが必要であるかと思います。現在、浅口市内での充電器の設置箇所は何カ所ありますでしょうか。また、県のビジョンに沿ったように今後の設置の予定等々ありますでしょうか。教えてください。 ○議長(中西美治) 原田生活環境部長。 ◎生活環境部長(原田尚文) それでは失礼いたします。 今議員さんのおっしゃいました市内の充電設備の設置状況、これはどのような状況であるかということでございますが、現在、言われたとおり寄島のコンビニエンスストアに1台ございます。以前は、鴨方地域のスーパーにおいて設置の意向がございましたが、どうも計画状況につきましては今のところ不明でございます。県のビジョンに基づいて設置する場合は、県の補助金が上乗せされるというような事業が過去にございましたが、現在はその制度はなくなっているようでございます。 それで、現況を申しますと、電気自動車、EVです。これとか、それとプラグインハイブリッド自動車、PHVです。これの県内の登録台数でございますが、平成27年度末で合わせて3,000台弱となっております。乗用車の県内の登録台数でございますが、約116万台ということでございますので、普及についてはまだ非常に低い水準で推移していると、このように思います。このような状況から、公共施設への充電設備の整備ということでございますが、これはもう少し様子を見させていただきたいと、このように思っております。 済みません。今、県のビジョンに基づいて設置する場合は、国の補助金が上乗せされるということでございます。県ではなくて国の補助金が上乗せされるという事業が過去にありましたけれども、現在はそれがなくなっているということでございます。失礼いたしました。 ○議長(中西美治) いいですか。よろしいですか。 伊澤議員。 ◆2番(伊澤誠) もう国の補助金が充電器の設置のときには各自治体等々にはおりないという状況でございますか。 ○議長(中西美治) 原田生活環境部長。 ◎生活環境部長(原田尚文) 失礼します。 地方公共団体が充電器を設置する場合には、今でも補助金はございます。ございますが、私が今申し上げましたのは、県のビジョンに基づいて設置する場合は、過去には国の補助金が今現在2分の1なんでございますが、ちょっと上乗せがあったということが現在はなくなっているということでございまして、国の補助金自体も今も2分の1ということで、これは一般社団法人の次世代の自動車振興センターが窓口になっておりますが、それの補助金についてはございます。 以上でございます。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 伊澤議員。 ◆2番(伊澤誠) まだ国の補助金が申請すれば出るということですので、できれば前向きに検討してもらって、設置に向けた動きをしていただければと思います。 次に、購入に当たっての補助金や減税についてお尋ねしたいと思います。 内燃機関のレシプロエンジン、そういったものとか、ガソリン車、ディーゼル車から燃費向上のため、電気モーターとガソリンエンジンの2つの動力で走行するハイブリッド車が発売され、早いものでもう20年が経過しております。政府からの補助金や減税も追い風となりまして、爆発的に普及し、世界的にもエコの観点から販売台数を伸ばしてまいりました。いまだに日本の自動車が世界で売れるのは、このハイブリッド車がかなり影響しているのではないかなと思います。 しかし、次世代自動車として期待されている電気自動車は、先ほどの部長の答弁のように生産台数とか販売台数のほうもまだまだ少ない中、日産自動車が電気100%自動車を販売されて、かなり好調で普及促進を牽引しております。三菱自動車、水島にもあります、自動車では電気自動車やプラグインハイブリッド車その他の電気自動車を販売しております。また、浅口市には、そちらの山陽高校でございましょうか、自動車学校もございます。電気自動車の技術も勉強されている学生もおありかと思います。 そのような中、次世代自動車の普及に当たって、車両の購入や充電設備の設置に対して、国や県の補助制度や減税措置はまだありますでしょうか。 また、個人家庭への充電器設置、各家に充電器を設置するのに国や県の補助制度、補助支援制度はありますでしょうか。あれば上限幾らほどまでありますでしょうか。お伺いします。 ○議長(中西美治) 原田生活環境部長。 ◎生活環境部長(原田尚文) 失礼いたします。 繰り返しになるとこもあるかと思いますけども、補助金の御質問でございます。 そして、地方公共団体、市です、市とか事業者が充電設備を設置する場合でございますが、これは2分の1の国の補助金が受けられます。そして、この国の補助金でございますが、先ほど申しましたように、一般社団法人の次世代自動車振興センター、これが窓口となっております。 そして、補助金の額でございますが、メーカーとか機能の区分により異なっておりますが、上限額につきましては150万円ということになっております。これに対する県の独自の補助金というのはないようでございます。 そして、事業者とか、それから個人、これが今度電気自動車、EVとかプラグインハイブリッド自動車、PHVです、これを購入した場合の補助金でございますが、これは車種と申しますか、搭載されております蓄電池の容量によるんでございますが、これにより補助金が変わりますが、上限は60万円ということで補助金がございます。なお、個人の家庭への充電器の設置、これにつきましては、補助金は市町村によって独自のところもあるんですけども、個人の家庭の充電器の設置については補助金がないようでございます。 以上でございます。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 伊澤議員。 ◆2番(伊澤誠) 個人家庭の充電器の設置について、浅口市のほうにはまだないということですね。私も調べてみたんですが、各市町村でも車両購入に関しましては、補助制度をされている自治体があります。近隣では、笠岡市の電気自動車、ハイブリッド自動車購入費補助制度、これは上限10万円があり、また隣の矢掛町にはスマートエネルギー導入促進補助として次世代自動車の購入に補助されております。 充電設備に関しましては、倉敷市で電気自動車等導入促進補助金として、充電設備の設置補助対象経費の2分の1、急速充電器50ワット以上、上限50万円、急速充電器50ワット未満が20万円、普通充電器、上限10万円で各御家庭のほうでも補助対象となっております。こういった周りのところも、そういった自治体のほうも補助されておるんですが、今後浅口市がそのような補助制度とか実施する予定等はありませんでしょうか。 ○議長(中西美治) 原田生活環境部長。 ◎生活環境部長(原田尚文) 浅口市ではそういった充電器の設置とか自動車に対する独自の補助はどうだろうかという御質問でございます。 今、一番初めに申し上げましたとおり、まだもう少しEVにいたしましても、プラグインハイブリッドにいたしましても、県内登録の台数に比べて非常に低い水準、合わせて3,000台弱というような状況でございますので、このあたりがもう少し充実してまいりますと、その時点でまた考えてまいりたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 伊澤議員。 ◆2番(伊澤誠) 前向きな対応をよろしくお願いします。 続いて、次に燃料電池車の水素ステーションの今後についてお伺いします。 皆様、燃料電池とは御存じでございましょうか。議長に許しをいただきまして資料を配付させていただいております。青い資料でございます。 こちらに燃料電池車の仕組み等々書いてあるんですが、水に電気を通すと水素と酸素の泡が出てくるのは、水の電気分解でございます。この反対です。水素と酸素を反応させて電気を取り出すのが、燃料電池。その取り出した電気で動力を得るというものだということです。 燃料電池車は、燃料の持つ化学エネルギーから直接電気エネルギーを得るため、非常に損失が少なくて済む、発電効率が高いことが燃料電池車の特徴でございます。また、人体に有害な窒素酸化物はもちろん、地球温暖化の原因となると言われていますCO2も一切排出しない究極のエコカーと言われております。排出されるのが水だけではなく、環境にもよく、二酸化炭素の排出による地球温暖化など環境問題や資源の枯渇といったエネルギー問題へも対応し、さまざまな方法で生成可能な地球上にほぼ無尽蔵にある水素を利活用を進めていける次世代エネルギーとして、中心的役割として注目されておりますエネルギーでございます。 先日、5月22日付の山陽新聞に、お隣倉敷市に燃料電池車に水素を供給する拠点として、水素ステーションが21日に設置完成との記事が報道されておりました。この設備は、装置自体が水素を製造し、供給できるシステムでございまして、総事業費が1億5,000万円、うち4分の3が国からの補助を利用したものとのことです。新聞記事の中では、当面は公用車への水素供給専用となりますが、一般への開放も検討していきたいとのことでございました。販売車種もトヨタとホンダの2社、2車種しかなく、特殊な部品を多用するため、燃料電池車の価格は、先ほど部長も言われてました高価な物、700万円程度とされておりまして、庶民にとってはなかなか手の出ない車でございます。 また、水素を吸入できるステーション設置には、1カ所当たり数億円かかるとも言われており、インフラ整備の課題もあります。ただし、燃料電池車は、満タン充電で約5,000円ほど、充填時間も約5分から10分、走行距離も700キロ走行できるとのことで、非常に燃費がよいと言われております。 ハイブリッド車が20年で瞬く間に普及した実例を見ても、いざインフラが整えば、一気に水素利用の燃料電池車が普及するかと思われます。先ほどの水素ステーションの披露式典で倉敷市長がステーションを拠点に最先端のエネルギーである水素の普及促進に取り組むと言われておりましたが、燃料電池車の普及は次世代エネルギーとして期待の大きい水素エネルギーの利用拡大を図る上では、必要不可欠だと思います。来るべき水素エネルギー社会を見据えて、燃料電池車の普及に向けてはどのように取り組まれていかれますでしょうか。お願いします。 ○議長(中西美治) 燃料電池車についてでありますが。 原田生活環境部長。 ◎生活環境部長(原田尚文) 失礼いたします。 それでは、燃料電池自動車、FCVです、これの普及に向けての市の取り組みということでございます。 この御質問でございますが、今議員さんのおっしゃられましたように、水素ステーションの設置には、補助金があるとはいえ、莫大な費用が今のところかかります。新聞報道にありました倉敷市の事例でも、4分の3の補助金があるということですけども、水素ステーションの設置に約1億5,000万円、この程度の費用がかかっているということでございます。 また、平成27年度になりますけど、末なんですけども、それの数字でございますが、燃料電池自動車の県内での登録台数でございますが、これまだ2台ということになっておりました。このような状況から、まだ水素ステーションの今後については、非常に夢のある話でございますけども、もう少し燃料電池自動車のFCVの普及を見据えてからの課題であると、このように今認識しております。 以上でございます。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 伊澤議員。 ◆2番(伊澤誠) 実際、先日、水島の倉敷の水素ステーションですか、見させてもらいに行ってきました。コンパクトな物で、太陽光で発電した電気で水を水素と酸素に分解して、水素を取り出すというような形でございましたが。 先ほど言われてましたが、今、県内では2台。かなり高額な。トヨタがMIRAIという車とホンダの燃料電池の自動車、2車種。水島に設置されてたのが、レンタルで借りてるらしいんですけど、リースでホンダの水素燃料電池車を購入されとりました。充填するところから見させていただいたんですが、5分ぐらいで充填。大体700キロぐらい走るとは言われてるんですが、満タンにはできないというような、まだシステム的な改良余地があるそうです。 そういった燃料電池、自動車だけではございません。まだまだ今後はフォークリフトやバス、スクーター、そういったもので徐々にふえてくるでしょうと、倉敷水島の担当者がそういって言われておりました。すぐには効果はありませんと。また、水素エネルギーは国のエネルギー基本計画において、水素社会を実現するため取り組みを戦略的に進める方針として明示されております。御家庭で電気をつくるエネファームですか、水素から家庭用燃料電池として行えるものが普及途中でございますが、これがいざ大規模災害等が起きたとき防災拠点設備等の自立電源確保などにも活用でき、また環境意識啓発の一環としても利用していけるんではないかなと思います。 自然環境によい次世代自動車の普及と充電、充填設備の設置について、また水素エネルギーの今後の活用について、総括しまして市長の御見解いただけますでしょうか。 ○議長(中西美治) 市長、よろしいでしょうか。 栗山市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、次世代自動車の充電インフラ整備ということでお答えをさせていただきます。 電気自動車、EVは走行時に二酸化炭素を排出しないことから、地球温暖化の防止につながる次世代の車として国も普及に努めていると思います。この電気自動車の普及には、充電施設などインフラ整備が大変重要であります。以前、市内の観光地への設置について私も頭に持っていると答弁した記憶がございますけれども、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車、いわゆるPHVの県下の普及率がまだ0.2から0.3%と非常に少ないため、もう少し状況を見たいというふうに思っております。 また一方、電気自動車の公用車としての導入につきましては、走行距離や充電時間及び価格が問題でありまして、使用目的など総合的に考慮し、導入を検討してまいりたいというふうに思っております。 また、水素を燃料とする燃料電池自動車、FCVにつきましては、議員が言われましたように究極の次世代車でございますけれども、車体や水素ステーションの設置における先ほど申し上げました莫大な費用等がかかりますので、現段階では導入は考えておりません。 以上でございます。 ○議長(中西美治) よろしいですか。 伊澤議員。 ◆2番(伊澤誠) 次、子供につなげていくための自然だと思います。大事にしていきたいと思うので、自動車等々のそういったところからのCO2排出というところからも削減して、次世代につなげていけたらなと思います。 長々と質問しましたが、先見的な充実した前向きな対応を求めまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(中西美治) 御苦労さまでした。 以上で一般質問を終わります。 ここで執行部のほうの入れかえがありますので、暫時休憩します。            午前11時08分 休憩            午前11時12分 再開 ○議長(中西美治) 再開します。            ~~~~~~~~~~~~~~~            〔13番議員 退場 午前11時12分〕 ○議長(中西美治) 日程2、議案の質疑を行います。 議案に対する発言通告の申し出はありません。 承認第2号専決処分した事件の承認についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 承認第2号については委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、承認第2号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) ないようなので、採決に入ります。 承認第2号専決処分した事件の承認については原案のとおり承認することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、承認第2号は原案のとおり承認されました。 承認第3号専決処分した事件の承認についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 承認第3号については委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、承認第3号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) ないようなので、採決に入ります。 承認第3号専決処分した事件の承認については原案のとおり承認することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、承認第3号は原案のとおり承認されました。 承認第4号専決処分した事件の承認についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 承認第4号については委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、承認第4号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) ないようなので、採決に入ります。 承認第4号専決処分した事件の承認については原案のとおり承認することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、承認第4号は原案のとおり承認されました。 承認第5号専決処分した事件の承認についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕
    ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 承認第5号については委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 異議なしと認めます。よって、承認第5号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) ないようなので、採決に入ります。 承認第5号専決処分した事件の承認については原案のとおり承認することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、承認第5号は原案のとおり承認されました。 承認第6号専決処分した事件の承認についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 承認第6号については委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、承認第6号は委員会付託を省略することに決定しました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) ないようなので、採決に入ります。 承認第6号専決処分した事件の承認については原案のとおり承認することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、承認第6号は原案のとおり承認されました。 議案第38号浅口市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 議案第39号浅口市ひとり親家庭等医療費給付条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 議案第40号工事請負契約の締結についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 議案第41号平成29年度浅口市一般会計補正予算(第1号)から議案第43号平成29年度浅口市介護保険特別会計補正予算(第1号)までの質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 報告第2号平成28年度浅口市一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 報告第3号平成28年度浅口市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 報告第4号平成28年度浅口市工業団地開発事業特別会計予算繰越明許費繰越計算書の報告についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 報告第5号平成28年度浅口市水道事業会計予算繰越計算書の報告についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 報告第6号長期継続契約締結状況についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) これで質疑を終わります。 なお、報告第2号から報告第6号までの5件については、これをもって議了とします。            〔13番議員 入場 午前11時20分〕            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(中西美治) 日程3、議案の委員会付託を行います。 議案第38号から議案第43号については、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全て終了しました。 お諮りします。 6月8日、9日並びに6月12日から14日までは委員会審査等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(中西美治) 御異議なしと認めます。よって、6月8日、9日並びに6月12日から14日までは休会とすることに決定しました。 次の本会議は6月15日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 本日はこれをもちまして散会いたします。 御苦労さまでした。            午前11時22分 散会...