浅口市議会 > 2016-03-07 >
03月07日-02号

  • 長崎市議会(/)
ツイート シェア
  1. 浅口市議会 2016-03-07
    03月07日-02号


    取得元: 浅口市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-06
    平成28年第1回 3月定例会       平成28年3月浅口市議会第1回定例会会議録(第2)1.招集年月日 平成28年3月7日(7日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 3月7日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  福 田   玄            2番  伊 澤   誠   3番  佐 藤 正 人            5番  竹 本 幸 久   6番  岡 邊 正 継            7番  平 田 襄 二   8番  桑 野 和 夫            9番  加 藤 淳 二  10番  原     彰           11番  中 西 美 治  12番  柚 木   毅           13番  藤 澤   健  14番  青 木 光 朗           15番  大 西 恒 夫  16番  田 口 桂一郎           17番  香 取 良 勝  18番  井 上 邦 男           19番  大 西 洋 平1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(な し)1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     田 村   諭  教育長     中 野 留 美      企画財政部長  秋 田   裕  生活環境部長  原 田 尚 文      健康福祉部長  高 倉 道 雄  産業建設部長  松 田 勝 久      上下水道部長  垣 内   長  金光総合支所長 小 西 通 夫      寄島総合支所長 大 室   清  教育次長    櫛 田   忠      会計管理者   畑   良 典1.出席した事務局職員  議会事務局長  畝 山 善 生      書記      園 部   智  書記      小 橋 史 明      書記      奥 原 貴 子            午前9時30分 開議 ○議長(田口桂一郎) ただいまの出席議員は18人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(田口桂一郎) 日程1、一般質問を行います。 これより会派代表質問を許可いたします。 まず、浅政会、中西美治議員、どうぞ。 ◆11番(中西美治) おはようございます。11番中西美治でございます。浅政会を代表して質問させていただきます。 浅政会は、大西洋平議員、柚木毅議員、原彰議員、平田襄二議員、伊澤誠議員、そして田口桂一郎議長と私の7人で構成しております。日ごろの勉強会は会派には属していません議員さんも数名参加していただいて、浅口市のさらなる振興発展を目指して研さんを重ねているところでございます。 今回は、通告しております3項目に関連して質問をさせていただきます。わかりやすく、明快な御答弁をお願いしたいと思います。 1つ目に、本庁、金光、寄島総合支所のあり方の見直しについてであります。 平成24年3月に計画された第2次浅口市行政改革大綱、浅口市の行政改革プランについてでありますが、パネルを用意させてもらってますので見せますが、これは計画体系図でありますが、この中には2つの理念、市民目線での改革、環境変化に耐え得る組織への変革という理念のもとに4つの基本方針、7つの重点事項、21項目、中を細分化すると65項目から成る実施項目を設定され、その推進手段として行政経営会議行財政改革推進懇談会などを通して逐次検討され、推進されてきたと受けとめております。 行政改革プランの中にある本庁、金光、寄島総合支所のあり方につきましては、それぞれに年次を決めてこういうふうな中にあるわけですが、そこの本庁、総合支所の関係を引っ張り出しますと、ちょっと小さいのでわかりにくいかもわかりませんが、平成24年、25年度で検討され、26年度に実施、括弧で方向性の提示というプランが明記されています。 そして、この計画を推進する上では、庁内の事務レベルで組織する検討チーム等で見直しや制度改正の素案をつくり、市議会、市民を交えた検討委員会、これが行財政改革推進懇談会かなと思いますが、そこで協議していくとあります。改革しなければいけない、見直しをする必要があるという問題意識は相当高いものがあったと思われます。 栗山市長は平成22年に市長に就任され、現在2期目の中間点を迎えられたわけであります。さきの施政方針で、行財政改革に関しては持続可能なまちづくりのための最重要課題であり、行革元年と位置づけられたと理解しています。しかし、ことしは本庁、総合支所のあり方については一言も触れられておりませんが、昨年3月の定例会での施政方針では、使用料、手数料及び補助金制度のあり方、本庁と総合支所のあり方などについて、行財政改革推進懇談会で審議され、間もなく答申を受ける予定であり、答申が出ればその答申は尊重し、行財政改革を断行すると述べられています。しかし、今日まで何ら方向性は見えていないのが現状であります。 そこで、最初にお尋ねしますが、この行財政改革推進懇談会で本庁、金光、寄島総合支所のあり方に関して検討された内容、それに日時といいましょうか、回数といいましょうか、そしてそれぞれの会議で問題点などがあればそういうものを明らかにし、計画がおくれている理由と申しましょうか、事情等を明確にお答えいただけたらと思います。 ○議長(田口桂一郎) それでは、浅政会代表の中西議員さんの質問であります。 一番最初の本庁、金光、寄島総合支所のあり方の見直しについて。 その中で一番最初の行財政改革推進懇談会の推進計画がおくれている理由をお尋ねでございます。 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼いたします。 それでは、本庁、支所のあり方についてお答えをさせていただきます。 まず、平成27年度に入りましてすぐに来庁者の人数や要件調べとともに、全職員へ本庁、支所のあり方に関するアンケートを行ったとこでございます。 その後、平成27年7月1日に本庁、支所に関することで行財政改革推進懇談会を開催いたしまして、先ほどのアンケート結果や本庁、支所の施設の状況、組織、機構、財政の現状等を報告をいたしました。懇談会からの委員の意見としては、10年先を見た長いスパンで考えていくべきである、金光と寄島の支所は必要ではないか、インターネットやスマートフォンを利用して住民票等の取得は考えていないのか、そして具体的に本庁、支所をどのようにするのか執行部案を示してほしいという多くの御意見をいただいております。 そういった御意見を受け、執行部で本庁、支所に関する個々の細かい事務調整やコンビニでの証明書等の発行システムの統合や移設等の経費の調査、職員の増減による執務室等の検討、こういったことを行いました。 また、その間には、県内の合併市町村へ情報収集のための視察も行っているところでございます。 そして、現在ですが、それらの調査や課題等を勘案しながら市民サービスの低下を招かないよう本庁、支所のあり方の方向性について懇談会へ提案する案の作成を今進めております。当初の予定では平成27年度末までには懇談会からの答申をいただく予定としておりましたが、多方面にわたるさまざまな調査と検討に時間を要しまして、実際にはおくれております。 しかしながら、本庁、支所のあり方についてはいろいろな選択肢がございまして、施設面での制約もございます。今後長きにわたり市民の皆様への行政サービスを左右する非常に重要なものでございますので、幅広く検討を重ねながら作業も早めまして、行財政改革推進懇談会で協議をしてまいりたいと思っております。御理解をよろしくお願いいたします。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 我々に見えないだけで相当真剣に取り組んでいらっしゃるという様子は今お聞きする中でわかるわけですが、いずれにしてもさっき言いましたこのパネルの中にある基本方針、4本柱があるわけですが、その3つ目に発展戦略がある強い推進体制を築く市役所へという中の細部に本庁、総合支所の見直しの項目が入っておるわけでして、4本柱のうちの一つという位置づけからすると、もっと見える形で検討されてる内容等について報告されるべきではないかなというふうに思うわけです。 今、説明の中にありましたけれども、総合支所は当然残すべきだというお考えもあられる方もいらっしゃると思うんですけれども、総合支所という形の中で、極端に一、二例をとりますと、産業建設部の関係と産業課というのが支所にありますが、この辺は正直な話、市民の方は、当然金光の方は金光の建設課へ、寄島の方は寄島の建設課へ行かれる。ところが、そこではなかなかすぐに方向性も結論も出ない、本庁に向かわなきゃいかんというような格好で逆に市民サービスの低下につながるような、おるけれども権限がないし、というようなことでなかなか前へ進まんというような実態もあるわけですね。それが10年放置されてるということもあるわけですから、その辺は見直しする中で、全部が全部とは言いませんが、見直しする必要が私はあるというようにかねてから思ってるわけで。そのことによって職員の意識改革というのも生まれ、それが業務改善や職員の能力をさらに発揮する、そういうことにも大きく寄与するんではないかと、私はそう考えています。 そういうことからすると、先延ばしにしてるんじゃない、非常におくれてるんだというふうに理解できんことはないわけですけれども、一日も早くどうあるべきかというのは表に出て議論されるべきではないかなというふうに思うわけですが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) ありがとうございます。 まず、職員アンケートを行ったと、最初に申しました。その中には、一定の時期ではありますけれども、どういった方がどういった課へ何人来られたかと、その目的は何かということをお伺いした経緯がございます。 特に住民係、窓口関係です、そういったことがかなり多くて、先ほど議員さんが申された産業建設部門はもちろん住民係に比べれば非常に少ないという事情はありますが、しかしその土地土地の事情がございますので、やはり支所へ出向いていかれる方もいらっしゃると。そういうことを全体的に考えたときに、今の数字とか、議員さんあるいは懇談会の委員さんの御意見をお聞きして、総合と一般の支所ということの違いもありますけれども、どういった分野を残すべきか、しかし市民にとってサービスの低下になってはいけない、ではどういう分野を残すべきかということも含めて、今度懇談会に出す資料を今つくっております。 職員のアンケートの中にも、例えばですが、本庁舎の問題の解決や支所の縮小、廃止には市民の理解を得る必要があるが、浅口市の存続をかけて全職員で問題意識を共有し、乗り越えてこそ合併した意義があると思いますという職員のこういった意見もあります。まずは職員がそういった危機意識を持ちながらやっていくことが必要でありますので、一生懸命取り組んでまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 次の質問の中にも書かれておることですけれども、私は課がたくさんあれば市民にサービスが徹底できるんじゃなくて、効率のいい、合併して10年もたつわけですから、いつもの合併協定書の中にも住民サービスが低下しないように配慮するというとはあるけれども、それは統合してもさらに充実して、今よりは住民サービスがよくなる、こういうものの考え方もあろうし、それができるような体制づくりをしなきゃいかんと思うんですね。 それから、そういう意味からすると、窓口業務、支所業務というのが、今コンビニの話まで出ましたし、今回コンビニでマイナンバーカードを持っている人はそれでできるような方策を考えるんだというようなお話もあるわけですけれども、支所業務というのは戸籍であるとか住民異動であるとかというような届け出事務、それから住民票や身分証明書などの各種証明事務、あるいは国民健康保険であったり介護保険であったりするようなそういう医療、福祉の相談窓口、多分本庁一本にできませんから分散して何ぼかせにゃいかんから、住民が本庁に来たら健康福祉部のほうへ、向こうへ行かにゃいかんのじゃというような格好で動かされるというのはしょっちゅう見かける、いまだに見かける姿ですから、そういうのは窓口でどこそこへ行くんですよと、健康福祉センターのどこそこへ行ったら、健康福祉部のどこそこへ行ったらいいんですよというのを、本庁の住民課へ行ったり、そういう動かにゃいけん、足がないから、ひょこたんひょこたんひょこたん動かないかんと。こういうこともあるわけですから、そういう窓口業務というのは支所業務として、幾らコンビニやそういうもんでやっても私は残すべきだと。 それ以外のやつは、簡素で効率的な執行部体制に、こういうものを再構築して組織を強化する。そういう方向で進むべきだと思いますが、そういう考えに対してはいかがお考えでしょうか、御所見を伺いたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) それでは、2番目の支所業務は市民サービスの低下にならないよう強化を図ってはどうかのお尋ねでございます。 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) それでは、総合支所の業務につきましては、効率的な執行体制にするために平成20年に機構改革、課の統合を当時行いました。そして、このたび合併から10年が経過いたしまして、平成28年度から交付税が段階的に縮減されるという中で、行政機構の全体のあり方を検証する中で、本庁、総合支所の一層効率的な業務の運営ができるよう見直しをする必要があると考えています。 議員の言われる支所業務を窓口業務のみにした場合などは、支所の職員は今より減少をいたします。本庁の職員は増加することになります。施設面から現在の本庁舎では狭く、新しい執務室が必要となってまいります。 また、今後、職員が少なくなった後の支所の耐震をどうするかという耐震工事の問題もございます。今後の本庁と支所のあり方については、効率的な行政運営と市民サービスとのバランス、施設の有効利用等を十分に考慮するとともに、大きく市民サービスの低下を招かないように、また後年に財政的な負担を残さないように、将来を見越したさまざまな問題や個々の要因をしっかりと検討して、新年度に入りまして行財政改革推進懇談会で協議を進めてまいりたいと考えております。 また、あわせまして、もちろん議会や市民の皆様への説明等を通じまして御理解がいただけるよう努力してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 部長、言われてることは一つも間違ってないんです。それをいかに見えるような形で迅速にやっていくか、また来年度の懇談会で議論してもらうというようなことだけども。気持ちはわかるけれども、先ほど言いました予定では、24年、25年に考えて、26年度には方向性を示すというような方向があるのがおくれてるのに、まだこれから立ち返るような言い方ばっかりされてるけれども、それじゃ先延ばしと言われても仕方がないんじゃないかなと思うんですね。市長何も言われませんけど、市長。私は本庁、総合支所のあり方の見直しというのは、市長の言葉をかりると緊急かつ最重要課題の行財政改革だというように思うんですね。 市長はどれぐらいの期間でどういう見通しで取り組まそうというようにお考えなんか。市長の御判断を聞きたいと思いますけれども。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 本庁、支所のあり方につきましては、行財政改革の中でも重要な課題であり、平成26年11月に本庁、支所のあり方の検討、それから使用料、手数料や補助金制度の検討等について行財政改革の推進懇談会へ諮問をいたしました。 現在、使用料や補助金の見直しにつきましては中間答申を既にいただいておりますけども、本庁、支所のあり方につきましては、昨年1度協議を行った後、委員の方々からいろんな御意見をいただいたわけでありまして、その調査を行っていることからその後の継続した懇談会の開催には至っていないのが現状でございます。 先ほど部長が申し上げましたけれども、本庁、支所のあり方はコンビニエンスストアの活用を含めた新たな市民サービスの構築や庁舎の有効活用あるいは耐震改修等への対応など長期的な視点に立って総合的に考えていかなければならないというふうに思っております。 しかし、この行財政改革の推進は次代を担う子供たちの将来を見据えた持続可能な行財政運営を確立するためにも避けて通ることのできない最重要課題でもあります。御指摘を受けましたけれども、私は初日の施政方針で平成28年度を行革元年と位置づけることをお伝えをいたしました。本庁、支所のあり方につきましては、これまでの執行部で調査した内容を早くまとめまして、行財政改革推進懇談会に提案するよう指示するとともに、平成28年度中には懇談会の答申を経て、市としての基本方針を出せるように努めてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 行財政改革推進懇談会の答申を28年度中にはもらってということですが、それから実際にいつまでにやるんかということもまず大事なことだと思いますので、その辺のことの計画もちゃんと立てて、先ほど部長が器といいましょうか、キャパシティーのことも触れられましたけれども、そういうことも含めてどうあるべきなのか、これは考えていかないと、日にちはどんどんどんどん進んでいくわけですから。先ほども言いましたように、私は行財政改革の本庁、支所のあり方の見直しというのは行財政改革の最大の事柄だというふうに思いますから、前向きに取り組んでほしいと思います。 議長、次の質問に行っていいですか。
    ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 次に、浅口市の水道事業、とりわけ金光町域の上水道についてであります。 これは、今回の市長の施政方針にもありましたが、2月19日開催の産業建設常任委員会で平成24年3月以降の流れを一転し、浅口市の水道事業は今までどおりの体制でいくということでありました。浅口市の水道事業は、合併前から鴨方、寄島町域は岡山県西南水道企業団からの受水、金光町域は倉敷市水道局からの分水により供給を受けており、それが現在に至っておるわけであります。 合併後10年間の経緯を振り返りますと、平成19年に倉敷市から金光町域への分水の解消についての依頼がありました。このことを受けて、浅口市は岡山県西南水道企業団に対し用水供給の増量、笠岡市に対しては水利権の譲渡について打診を行っております。その後、笠岡市からはその協議の契約に乗るよという返事をいただいておるはずであります。そして、24年3月、これが節目ですが、24年3月には岡山県西南水道企業団からの用水供給で統一する方針を固め、以前から協議を進めていた笠岡市に金光町域で賄う日量5,000トン分の水利権譲渡を、また西南水道企業団に対しては用水の供給を栗山市長名で申し入れています。しかも、この文書には、受水費に差があり経営に苦慮しているとも記してあります。その後においても、供給に係る施設整備等の費用について事務レベルではありますが協議をしていたはずであります。2月19日の産業建設常任委員会でも委員からの質疑もあったようですが、何点かお尋ねをします。 今回、唐突にもという言葉が適切かどうかわかりませんが、唐突にも方向転換した根拠、理由についてお答えください。 ○議長(田口桂一郎) それでは、2番目の浅口市の水道事業、金光町域の上水道に関してお尋ねでございます。その中で、方針転換した理由をお尋ねでございます。 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 方針転換した理由、根拠についてお答えいたします。 まず、議員さんの質問とダブりますが、経過等を簡単に御説明させていただきます。 平成19年7月に倉敷市に厚生労働省の立入検査があり、倉敷市から浅口市に対して分水解消にかかわる方向性について問い合わせがありました。これを受けまして、浅口市は、笠岡市に対して水利権の譲渡、また西南水道企業団に対して用水供給の増量についての打診を行いました。平成24年3月には、水利権と用水供給を正式に文書で依頼し、西南水道企業団から水道管などの用水供給のための建設費用は浅口市で負担してほしいとの回答がありました。以後、笠岡市、里庄町、西南水道企業団と費用負担などについて事務レベルでの協議を重ねてまいり、工事費等の費用負担については一定の方向性が出ました。 受水先を西南水道企業団に統一すれば送水ポンプの動力費や一般会計から水道会計に補助している原水差額の節減が合計で年間約3,200万円期待できます。しかし、人口減少や笠岡共同導水路など新たな懸念材料が表面化してまいりました。 まず、人口減少です。 浅口市のメリットといたしまして、年間約3,200万円の経費節減が期待できるというふうに先ほど申し上げましたが、実質総事業費約4億5,000万円をこの節減経費3,200万円で割ると約14年という答えが出ます。つまり、今回の投資を回収できるまで14年かかるということです。ただし、これは現在の収入や支出が変わらないものとしての数字です。浅口市を含め西南水道の地域は人口が減少すると見込まれています。国立社会保障・人口問題研究所によりますと、15年後、平成42年には浅口市、笠岡市、里庄町の人口は合計で約1万5,000人、率にして15%も減ると予測されています。さらに、20年後、平成47年には2万人、率にして約20%も減ると予測されています。人口が減れば水の使用量も下がります。この場合、西南水道企業団と倉敷市との料金差が小さくなったり、逆転する可能性も否定できません。 次に、老朽管対策です。 西南水道は高梁川から笠岡干拓につながる笠岡共同導水路からの取水により水道用水をつくり、浅口市なりに供給しています。この導水路は最大直径が2メートル以上ある大規模なものですが、その導水路に昨年9月漏水が発見されました。今後何らかの事情によりこの導水路の送水がストップすれば、水道の断水という状況につながります。仮に送水がストップした場合、配水池の水の量から考えて、浅口市の地域により差はございますが、大半は1日はもちません。このたびの漏水は幸いにも修繕工事がスムーズに行き、断水等の事態は避けられました。この導水路は昭和47年に給水を開始し、平成5年の第3期工事までに約46億円もの建設費用がかかっております。建設から40年以上が経過している部分もあり、この老朽管対策が大きな課題となっています。県の企業局の発案により、この導水路を利用している事業主体による協議をこれから始めようとする状況であります。仮に大規模な修繕工事などをするのであれば、金光町分の負担がふえることも予想されます。 最後に危機管理です。 異常気象や地震による大規模な災害が頻発しています。浅口市にもいつ災害が襲いかかるかわからない状態で、水道施設が被害を受けたり、先ほど申しました笠岡共同導水路に事故があれば、最悪の場合、長期間浅口市は断水する可能性があります。しかし、倉敷市からの分水を続けていれば、金光から給水車などによる給水が可能となります。複数箇所から給水を受けることにより、断水のリスク軽減につながります。 このような理由により、受水先を統一することなく、金光地域については倉敷市からの分水を継続することとしたものです。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 余りにも広域行政というものがどういうものなのか、その歴史とか生い立ち、そういうものを全く無視した目先の浅口市だけの都合によりというてと言っても過言ではないぐらいの部長の説明であります。 副市長、浅口市の事業というのは、一般会計、特別会計、そして水道会計ですが企業会計、この3つの区分によって浅口市は運営をしています。水道事業というのは、公営企業会計であります。本来公営企業の事業運営の財源というのは、税金ではなく水道料で賄うのが基本だと思いますが、この私の考えは間違っていますか。 ○議長(田口桂一郎) 副市長、どうぞ。 ◎副市長(田村諭) 公営企業の財源は利用者の料金で賄うのが普通だというふうに思っております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) そうですよね。浅口市は水道事業だけが企業会計ですけれども、ガスあるいは下水道、そういうもんも企業会計でやっているような自治体もあるわけですけれども。それはさておいて、浅口市は一般会計から、それも一般財源から1億3,000万円も4,000万円も水道会計に補助金として投入してます。また、先ほど差額の話もありましたけれども、差額が二千二、三百万円、それ以外は何に使ってるんですか。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 一般会計から水道会計への補助金の内訳ということでございますが、先ほど申されました差額の部分2,300万円程度あります。そのほかに、拡張事業に要した、市が投資した額の企業債を借りておりますが、その企業債の償還に係る元金部分と利子部分でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) それは財政的に認められることでしょうけれども、本来企業会計でいう費用は使用料等による収入で賄う、そのことを改善しようという努力がこの10年合併してどこにも見当たらんわけですね。極端に言いますと、14年回収までにかかるとかというのは、私から言うと、西南水道企業団から受水する場合の金光町分の地下に埋めてるパイプの工事費が主だと、タンクも要るかもわかりませんが、そういうもんが4億5,000万円。水道事業会計はここ5年間見ても、毎年赤字じゃないですか。その赤字をどうしてるかといったら、過年度の積立金、水道事業会計にある積立金は減価償却費なんかを経費として計上してるから、そのお金、要するに老朽対策なんかにも充てていかにゃいかんやつを帳面上はへずってやってるだけですよ。そうでしょ。 そういうことの抜本的な見直し、どう水道事業会計をやっていくんか。例えばさっきあった異常気象や災害時の断水リスク、複数から受けておれば大丈夫なんだと。倉敷市は19年に分水解消についての依頼を受けた経緯があるわけです。きょうは先ほどの説明にはなかったけれども、私は2つ目、3つ目の質問に出していきますからあえて言いますと、簡単に倉敷市ははい、いいですよということになるんですか。これは、副市長、お答えください。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ、副市長。 ◎副市長(田村諭) 倉敷市との関係についてお答えをいたします。 実は、2月2日に市長が倉敷市の伊東市長を尋ねました。そこで倉敷市の市長とそして水道事業管理者が同席をされました。その席において、仮に浅口市が受水先を西南水道企業団に統一することなく現状維持ということになった場合、倉敷の分水の継続についての打診を行いました。伊東市長からは、継続についての内諾をいただきました。 そして、また2月12日には、市長から直接伊東市長に電話連絡をし、分水の継続を依頼をいたしました。たまたま市長同士のスケジュールがその日は合わなかったために、私が倉敷のほうに尋ねました。水道事業管理者に直接お会いをいたしまして、分水の継続をお願いし、承諾をいただいたものであります。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 水道料金1立米118円、これは安くなりますか、何ぼになりますかな。70円か80円ぐらいになりますか。そういう交渉はされましたか。 ○議長(田口桂一郎) 副市長、どうぞ。 ◎副市長(田村諭) 水道料金のこともお願いはしましたが、料金については現状のままという話でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) そういうところまで行ってるのを蒸し返すのはいかがなもんかと思いますが、部長、西南水道企業団から金光町分の日量5,000トン、それを入れた場合に、浅口市だけじゃなしに笠岡、里庄も含めて水道料金はどれぐらい下がる、そういう試算をされたことがありますか。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 申しわけございません。そういう試算はしたことがございません。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) やはりいろんな角度から検討された上で考えるべきじゃないんでしょうか。導水路の耐用年数的なことも言われましたが、それは金光町域分はいいかもわからんけれど、浅口市は鴨方、寄島町域もあるわけですよ。それは西南水道企業団からの受水を受けてるわけですよ。そこへ来てる導水路が今のようなことがあるんなら、一緒になって考えていかなきゃいかん、そういうふうに検討はされたんです。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) その件につきましても検討はいたしておりません。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) もとへ戻りますが、倉敷の水道事業団の管理者もオーケー、伊東市長もオーケーということでありますけれども、私は厚労省からは何年かに一遍は必ず倉敷市に対して、浅口市以外に香川県にもしておりますし、そういうことを総社市に対してもしてますが、分水についての、今のままであると同じことの申し入れというのは厚労省から来る可能性があると思いますが、それは否定されますか、副市長。 ○議長(田口桂一郎) 副市長、どうぞ。 ◎副市長(田村諭) 否定はいたしません。指導はあるかもわかりません。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 本来は水道用水供給事業というのは、厚労省への許認可事業であると思います。したがって、倉敷の水道事業団が金光町域にも分水うちからしますよ、こういう申請をすれば多分許可されると思います。その手続は前、平成19年に起こったときにも、そういうお願いを倉敷市の水道事業団にはしているはずなんです。ところが、倉敷市はあえてそれはしない。したがって、118円の高いものが、元の栓をあけとけば検針業務から何からみな浅口市の水道事業会計で経費を賄っています。倉敷市のほうへは水道料金を払ってるだけでしょ。間違いないですね。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 金光町域に対しましては倉敷市は検針をせずに、浅口市が検針しております。倉敷市へは、浅口市との途中にメーターがございまして、そのメーターで倉敷市に対して料金を払っております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) そのメーターだけでして、個々のやつの検針は、要するに水道料としてもらう検針なんかは、浅口市の経費でやってますよね。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) おっしゃるとおりです。浅口市の経費でやっております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 私に言わせると、老朽化していくのは何も導水管だけではないし、今布設してある物もそうです。比較的金光町のほうが過去に直してますから、耐用年数的にいうとまだ新しいわけですが、鴨方、寄島の町域の各家庭に行ってるのなんかはもう耐用年数の40年来てるのかな、過ぎてるのかなというような格好で来てます。計画的にそういうことも直していかにゃいかん。そういうことをするのも、本来賄う水道料金が倉敷に行くだけであって、金光町域のそういう老朽化による布設してる水道管をかえる費用は浅口市が皆みなきゃいけんということになりますよね。間違いないですか。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 市内の全域におきまして、町域関係なく水道管、漏水した場合には市の負担で改修しております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 西南水道の場合は、そういう老朽化による布設がえなんかの費用は全く西南水道は負担しませんか。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 市内へも西南水道からの配水管とか送水管がございますが、西南水道が所有している送水管につきましては西南水道が管理し、それ以外の市が管理している水道管につきましては、市が管理しております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 今回の西南水道への給水の一本化の折に、先ほど部長は中身は触れられませんでしたけれども、そういう工事の経費についても何ぼか分担し合いながら、当初は浅口市のやつは浅口市皆しなさいよと、こう言われとったはずなんですね。ところが、あなた方が、皆さんが事務折衝をしながら、事務レベルではあるかもわかりませんが、費用は負担してくれるというようなことになってましたね。そういう説明がありましたね。 倉敷市に対しては118円、今でも差額が高いやつはそのままメーターで払うけれども、そういうことについては一銭も何もしてくれないはずなんですよ、今の契約では。間違ってますか。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 失礼します。金光の水道管の故障を倉敷市がという質問でしょうか。 先ほども申し上げてましたように、金光町域に関して市の管理している水道管につきましては、市が漏水した場合補修しております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) いずれにしても、水道事業会計で倉敷と西南水道の両方から、複数から給水を得てると大規模災害時等の断水のリスクが薄らぐというような、和らぐというような言い方がありましたけれども。こういうように浅口市の一体感、いろんなことをバランスよく負担、公平の原則、そういうもんからすると、私はどっちがいいんじゃなしに、何回も言いますけれども、相対的に、全体的に考えた上で一つの方向性、結論を出される、そのことのほうが大事なんではないかなというふうに考えるわけであります。 もう一点質問の要旨で出しておりますが、笠岡市とは水道事業以外にも一部事務組合を構成し、広域行政を推進しているわけであります。それぞれの事業にはそれぞれの歴史的な背景やあるいは政治的判断による信義を重んじるそういう必要もあろうかと思います。他の広域行政に悪影響を及ぼさないよう円満な終結を図る必要もあろうかと思います。このあたりの見解、対応策について、これは市長にお伺いしたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) それでは、笠岡市との円満な終結が図られなければなりません。その対策をお尋ねでございます。 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 方針変更の後の経過について説明させていただきます。 議員さんおっしゃるとおり、西南水道企業団を構成している笠岡市、里庄町とは、消防、それからごみなどでも広域行政を行っております。そして、今回受水先のことにつきましては浅口市から関係機関に依頼したという経緯があり、協議を続けてきたものでございます。 この方針決定の後、市長から直接笠岡市長、里庄町長に電話連絡をするとともに、私は副市長と笠岡市役所を訪れ、今回の方針変更について報告するとともにおわびを申してまいりました。また、その後、市長が笠岡市長、里庄町長にお会いし、直接おわびしたものでございます。 近日中には、正式文書を持って市長が再度訪問する予定となっております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) これからどういう行動計画をとられるかということについては、部長、今話されましたが、私が質問したいのは、そういう信義的なことについてはどういう思いを持っておられて、どのように対応していこうかという思いを市長にお聞きしたんであって、部長が今答えたのはスケジュール的な手順といいましょうか、それをお話しされたんですよね。あえて市長にお聞きします。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 悪影響を及ぼさないようにということでございますが、受水先の統一につきましては、浅口市から関係機関に依頼したという経緯があります。まずは、この依頼に対して熱心に協議を続けていただいた関係各位に感謝を申し上げたいと思います。 そして、笠岡市、里庄町とは他の一部事務組合をともに構成いたしておりますので、今後もお互いに協力し合っていきたいというふうに思っております。 また、大きな方針転換をしたというその根拠でございますけども、詳しいこと、経過、理由などは担当部長が申したとおりでありますが、受水先を統一することによるメリット、デメリット、そして倉敷からの分水を続けることのメリット、デメリット、こういったことを総合的に判断をいたしまして、倉敷市からの分水を続けるという決断をいたしました。御理解いただきますようによろしくお願いいたします。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 市長、それは執行権者である市長の御判断で、我々がなかなか立ち入れないところがある。ただ、水道事業会計が皆さん今回並べられたような理由だけで改善するとは思えないんです。水道事業会計はとんでもない状況だと思います。 例えば、利益剰余金も今のような過年度の積立金で相殺していくと、あと五、六年もしたら底つくんじゃないですか。本来将来の改修したり何やする、あらゆる投資をするための積立金であるだけのはずのものが、取り崩されていってるんですよ。それは一般市民でもほとんど知らないじゃないですか。おまえ議会人でチェック機能があるのに、何でチェックせんのやと言われるかもわからんけれども、実際に一般会計から企業会計に金が、補助金が出る。そういう会計の中でやっていってると。 原水差額も大きいけども、それだけではないんですよね。そういうものもこの際抜本的に見直して、どう水道事業会計を、あるいはそういう水道事業を立て直していくんか。そして、市民の皆さんに安定した安全な水を供給していくんか、そういうことを考えるべきだと思います。ぜひに目先の給水の現状のままいくだけじゃなしに、ちゃんとした手続をすれば、倉敷の水道水118円も決して安くならんわけじゃないと思う。それをしてくれないのは何か事情があるんだと、私はそう思います。その事情までは私にはわかりませんが、執行者である皆さん方にとっては、その辺を考えて、ちゃんとわかるような説明というか、納得をさせてほしいと思います。 それから、今全国的に言うと、公営企業の経営のあり方、水道についてですが、27年3月に自治総合センターというところがいろいろ分析して出してる内容ですが、部長の説明の中にありました人口減による料金収入の減少、それから施設の老朽化、こういうもんの急速な進展、そしてもうさっき言いましたけれども、浅口、寄島地域の水道管、家庭まで引っ張っとるやつは耐用年数過ぎてるか、もう間近だと思います。そういうもんに対する対策、どこも起こってる問題なんですよ。 そして、それについては、企業団やこうを含めての広域化、この広域化には企業団化したり区域外給水をするような、要するに大きい、うちには倉敷市という大きな町があります。水も豊富です。それから、区域外給水、今金光町域がやってる、これも一つの方法なんですね。けれども、ちゃんとした手続を倉敷市がしてくださったら、水道料金は安うなるんじゃないかと私は思ってるんですよ。あるいは民間活力を有効に活用した公民による広域化、こういうことあるいは香川県なんか新聞にも出てますけど、何年か先には県が統一してやろうというような、県の事情もあるでしょう、そういう格好で取り組んでる先進地事例というのはたくさんあります。 その広域化することによってどういうメリットがあるんかというと、管理費の削減、それから水道にかかわる職員の技術力、専門職なんですよ、本来は。うちは同じ行政職の職員が何年かたったら変わりょうる。こういう専門職の技術力とか事業の水道事業会計をどうしようという構想力、そういうものを高めていくことにもつながろうし。しいては、水道料金というのはどこでも上げにゃいかん。この人じゃないですけれども、これじゃないですけども、出とるのは、一般家庭の月20立方メートルの水道料金でも、600円台後半から6,000円、そこに9倍からの水道料金の差があるんです。浅口市がそのどこら辺の位置に入るかは私調べてはおりませんけれども、そういうような動きもあるんです。そういうものは、結局水道料金が上がるやつを抑制していこう、そういう狙いがあって考えているものと私は捉えています。そういう先進事例も積極的に調査して、浅口市の水道事業に関して抜本的にあるいは多角的に検討した上で、ここでは給水の変更をされたのはしょうがないにしても、これからの水道事業会計の方針転換を出されるのなら、私は囲碁でいうと定石だと、当たり前だと私は思っています。今後の交渉について慎重に対応するべきであることを申し添えておきます。 何か市長ありますか。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 議員の言われるとおり、広域化というのは、私も同じ考えであります。だから、このたびの工事費、推定でありますけれども、5億円弱の金額を単独で市が払うということも今すべきかどうかということも悩んだ中の一つであります。 それから、先ほどから2,300万円の一般会計からの補填ということも出ておりますが、私も実はこれには疑問を持っておりました。といいますのも、合併したときに金光町は150円だった、そして寄島町は170円だった、そして鴨方が140円、そしてそれを合併のときに全て一番下に合わそうということで140円に合わされた経緯があるということであります。そのときに、そういった赤字になるんであるならば、既にきちっとした金額に決めるべきであったかなというようなことも思ったのも事実でありますし、今の西南水道の会計も26年度の会計を見てみますと、正直申し上げて赤字であります。そういった中で、今後どうあるべきかということも本当に真剣に広域化も含めて考えていかなければいけないことであろうかと思います。 それから、先ほどから118円ということが非常に大きな問題になっておりますけども、決してこの2,300万円補填してるのは118円の差額だけではございません。今言いましたように、寄島町分、それから金光町、全てのことの合計で2,300万円の補填になってるということを御理解いただきたいのと。それから、118円は、倉敷市民へ分けてるお金と同じ金額で金光町はいただいているということでございます。 これからも議員の言われるように、広域化、これも視野に入れながら安定した供給に努めてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 部長、確認します、今の市長の発言に対して。 118円というのは、倉敷市の市民が水道料金として取ってる額と一緒だと言われましたが、間違いありませんか。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 申しわけございません。そのデータを持ち合わせておりません。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 私の知り得とる数字というのは、今から20年ほど前ですから、その後一緒になったんかもわかりませんが、絶対差額に差があったはずなんです、昔はね。倉敷市も上げたり、こちらが下がったりというようなこともあってですけれども、一遍確認してください。 それから、2,300万円というのは、市長、決算書にある原水差額が二千二、三百万円なんです。一般会計から水道事業会計の補助金は1億3,000万円から1億4,000万円ずっとあるんです。そのうちの二千二、三百万円は差額分でしょうけども、それ以外にもさっき部長が起債やこうの残金や利子分の額を言われましたけれども、本来はそれも水道事業会計ですから、その中で賄うべき筋合いのもんだと私は思うんですけれども。ほんなら、副市長。 ○議長(田口桂一郎) 副市長、どうぞ。 ◎副市長(田村諭) 先ほどの市長の答弁の中で、118円は倉敷市の市民と同じ金額という説明をいたしましたが、倉敷の場合は水を使えば使うほど料金が高くなるといった料金体制をしてると思います。ですから、一般家庭の場合にはまだ安いと思います。大口需要者は高い、その料金が118円だと、こういうことでございます。 それと、2,300万円の補助といいますか一般会計からの繰り出しについて、ほかの1億何千万円、これは水道の本管の工事とか、こういった企業債の償還のための補填だと、これは行っておりますし、二千二、三百万円の補助については、これは全体的に今の18円の差の部分だけじゃなくて、計算上18円掛ける使用料ということで2,300万円の金額は出してますが、これが全てではないということで説明をいたしました。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 先ほどの最初の質問の折にも行財政改革推進懇談会の皆さんの意見にもあったと言われましたけれども、これは水道事業会計だけじゃない、全てのものに目先の対策ではなくて、5年、10年後を見据えた抜本的な改革、そういうものを本当に考えていくことがこの地域の、浅口市のまちづくりにつながっていくことだと、市長も常々言われとることですが、ぜひそのことは言葉だけじゃなしに実践する上で終始変わらぬ方向でやっていってほしい、それが執行者であります市長の責務だと私は思いますので、そのように取り組んでほしいと思います。 議長、最後の質問に行ってよろしいでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 3つ目に、佐方宗本地区にある佐方霊園に関してであります。 佐方霊園は、国道2号線玉島笠岡道路の建設工事に伴い、佐方宗本地区の墓地を移転する必要が生じたため、地権者を初め関係者の並々ならぬ御理解、御努力をいただいて現在の位置に移転墓地が平成24年12月に完成したものと理解しています。 また、よく出てくる話ですが、市営墓地に関する経緯としては、平成25年6月、移転墓地の隣接地に市営墓地建設が決まったのごとく報道があった。地元の方々からは、市から何の説明もないとの不満の声が立ち上がった。地元の方とは紆余曲折の中、概略設計図ができた段階で地元にはそういう完成予想図等も持参して説明するということで合意、その後概略設計図はできたものの、概算工事等の割高が判明したり、一方、宗教法人から墓地の増設申請等もあり、結果として市営墓地建設は中止、白紙撤回することと判断された。そして、佐方地区の住民の方には説明会は開催しておらず、継続中止のお知らせは平成26年9月ごろに組合長を通して文書で行った。こういうものであろうかと思います。 まず、この経緯、経過について間違いがあれば訂正をお願いします。 ○議長(田口桂一郎) それでは、金光町佐方宗本地区にある佐方霊園に対してのお尋ねでございます。 生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(原田尚文) 失礼いたします。 それではまず、移転墓地でございますが、この経緯、経過に間違いはないか、これについてお答えをいたします。 議員さんの言われるとおり、移転墓地につきましては国道2号の玉島笠岡道路の建設に当たりまして地元の関係者で墓地部会、これが設置されまして、その部会の皆様とか地権者の方々の御理解と御協力によりまして移転墓地である佐方霊園が完成いたしました。 市営墓地につきましては、この近辺に計画をしていたわけでございますが、議員さんの言われるとおり、最終的には工事費等の増額の問題等もございまして中断といいますか、計画を断念しております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 間違いがないようですから、そのように理解しておりますので、今後もそういう方向で行きたいと思います。 佐方霊園の造成であったり、移転作業といいましょうか、この事業は推進母体はどこにあったんでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(原田尚文) 佐方霊園でございますが、これの造成、移転事業推進の主体はどこかという御質問でございます。 墓地の移転に当たりまして、この移転対象となりました宗本地区の個人墓地、これをまず浅口市のほうへ寄附をしていただきました。そして、この寄附していただいた墓地を浅口市の市有の公共墓地といたしました。そして、浅口市がこの公共墓地を移転するに当たりまして必要な経費、これを国と県から公共補償費としていただきまして、この公共補償費で移転墓地の用地取得並びに造成工事、これを市が行いました。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 部長、浅口市がかなり地元の方がいらっしゃるから浅口市が絡んだんかもわかりませんが、本来は国道2号ですから、あるいはその隣に県道がついてるわけですから、国ないし県が直接推進母体となってやるべきじゃなかったんですか。浅口市が絡んだのをもう一遍ちょっと詳しく。 ○議長(田口桂一郎) 生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(原田尚文) 宗本地区の個人墓地につきましては、数がかなりたくさんございまして、本来なら一件一件国とか県と補償契約を結んで移転するのが本来でしたんですけども、数のほうがたくさんありましたので集団的な移転というようなことでこういう形をとらせていただきました。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) ありがとうございます。 今、でき上がった佐方霊園、この管理はどこがあるいはどなたがされてるんですか。 ○議長(田口桂一郎) それでは、3番目の霊園の管理者のお尋ねでございます。 はい。 ◎生活環境部長(原田尚文) お答えをいたします。 佐方霊園の管理者はどこであるかという御質問でございます。 これにつきましては、浅口市有の霊園条例というものがございまして、墓地の使用者の中から委員を選任いただきまして、佐方霊園の管理会という組織を設置していただいております。この管理会が霊園の管理、運営、これを行っていただいております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 確かに浅口市有条例というのがあるわけですが、この市有条例をつくっている以上は、底地は浅口市のもんということですか。 ○議長(田口桂一郎) 生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(原田尚文) ここの佐方霊園の市有地でございますが、土地の名義でございますが、先ほど答弁いただきましたように、国と県からの移転補償費で市が用地取得を行いました。ですから、佐方霊園の底地につきましては、浅口市の所有となっています。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) そういうことがあったからかもわかりませんが、造成された佐方霊園にふぐあいが発生したというんで、この前現場へ行って、見てみました。 そうすると、修復されたんかどうかわからんけれども、多少土台に傾きが見られたり、土地が少し沈下したところが見られたりというようなことがあったんですが。その改修は浅口市が行ったような声を聞くわけですが、この事実関係と改修したのであれば、その経費の出所、財源といいましょうか、これについてお答えをいただけますか。 ○議長(田口桂一郎) それでは、佐方霊園にふぐあいが発生し、改修の費用について、経費についてお尋ねでございます。 副市長、どうぞ。 ◎副市長(田村諭) お答えをいたします。 霊園にふぐあいが発生し、その改修を浅口市が行ったのではないかという御質問でございます。 霊園が完成した後に施設の一部に地盤の沈下が見られました。この沈下の原因調査と修繕工事の準備のために墓石の移転費用が発生をいたしました。具体的には、原因調査として通路のアスファルトの一部を剥ぎ取りましてレーザー探査等を行い、造成土の圧密度や空洞の有無等の調査をいたしました。また、修繕工事のために支障となる墓石の移転の費用を合わせて平成27年度に約500万円を執行をいたしております。 この修繕費用の負担に関しましては、佐方霊園管理会と浅口市とで佐方霊園の維持管理に関する覚書を締結しておりまして、その中で擁壁、フェンス、通路等の霊園の根幹となる施設の大規模な修繕については浅口市が行うというふうに定めております。といいますのも、先ほどの部長の答弁でありましたが、この佐方霊園は市有の霊園でありまして、霊園の土地の所有権は浅口市となっております。土地に付随する根幹施設については、浅口市が修繕を行うこととして管理会と協定を行っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 今、27年に500万円のそれがあって改修したということですが、この財源はどっから出たもんですか。
    ○議長(田口桂一郎) 副市長、どうぞ。 ◎副市長(田村諭) 市の一般会計から出ております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 底地が浅口市にあって、浅口市の権利なら仕方ねんかもわからんけども、最初の造成工事やこうの費用、それを一般会計から500万円出した。全くこれなんかは税金の無駄遣いに直結する問題じゃないんですか。簡単に500万円、一般会計から出した。国、県の公共補償費、こういうもんから補填はしてもらえんのですか。 ○議長(田口桂一郎) 副市長、どうぞ。 ◎副市長(田村諭) 国、県と補償契約を結んでおります。その中で、国、県と契約の中の第2項にこの契約に基づくもののほか一切の要求をしないということで、当初の契約金額約5,100万円で用地取得及び工事を行っております。それと事務費も含めたもので5,100万円というお金をもらっておりますが、その後については一切の要求をしないという契約を行ってますので、市のほうで行ったということでございます。 ○議長(田口桂一郎) 中西議員、あと5分です。ぼつぼつまとめてください。 はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 今、使用料、手数料、そういうもんについては見直して市民の負担をふやしていくようなことがあるわけですけども、こういう多額のものが最初に造成業者もおって、ちゃんとそういう地盤の改良等もしてやればいいんだけども、その辺のことがルーズなから、できて、24年ですから、2年、3年たった後にまだこういう金をかける。今後もそういうことをかけなきゃいけんというようなことはあり得るんですか。その辺はどうなんですか。 ○議長(田口桂一郎) 副市長、どうぞ。 ◎副市長(田村諭) 工事が終わって、2年、3年たっておりますが、これは想定できなかった地盤沈下だというふうに思っております。当然、当初の工事のときに透水管、一番下にそういった水を抜く透水管というものを縦横に入れております。それで地下水というか水を抜いていこうといった工事を行っております。造成した土についても真砂土ということでいい土を持っていっておりますが、当然転圧とか工事の中の状況についてはその都度担当官が現場を確認し、工事についてはそういったふぐあいはない、その後真砂土に水が入って、その中で一部土が押し流されたといったことで地盤の沈下が見られるといったことで、今調査をして、舗装を剥いだ工事を行いました。今、経過観察をしてかなりすき間ができておりますので、その辺の土の吹きかえをする必要があるといったことで、来年度予算にも計上させていただいております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 先日こういう話があったから、今回も取り上げに現地に行きました。そしたら確かに土台等にすき間がありましたが、それは昨年直された後にまた起こったということですね。それで、今言われたのは、28年度にもそういう計画をしてて、それは予算組んであるんでしょうから所管の委員会で議論されると思いますけえ、それはそっちに置きますけれども。ほんなら次から次に、過去を振り返っちゃいけんけども、我々も通しちゃらにゃいけんけども、鴨方駅南の洪水調整池なんかでも経費を安くしようと思ってやったら崩壊しちゃって、結局はそれ以上のお金をつぎ込んでせにゃいかん。行政には執行権者でありながら責任は何もないんですよね。ほんで予算組んで出してくれば、通さざるを得ない。そういうな目先だけの話じゃなしに、これからのまちづくりをする上では、ちゃんとした計画をとってやっていかんといけないと思いますので、時間が1分ほどしかありませんけども、何かあったら。 ○議長(田口桂一郎) 副市長、どうぞ。 ◎副市長(田村諭) 昨年の工事につきましては、根本的な工事をしたわけではありません。アスファルト舗装を剥ぎまして、どんだけどういう形で沈下をしてるかというのを経過観察をする、そういった工事をしております。それに基づいて今後二度とそういうことが起きないように工事をしたいというふうに思っております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆11番(中西美治) 浅口市民が納得できるような、そして浅口市民が本当に住んでよかった、住んでていい町だ、こういうことが実感できるような行政の推進をお願いしてきょうの代表質問を終わります。長時間にわたってありがとうございました。 ○議長(田口桂一郎) 御苦労さまでした。 それでは、11時まで休憩をとります。            午前10時50分 休憩            午前11時02分 再開 ○議長(田口桂一郎) それでは、再開いたします。 それでは次に、政和会、井上邦男議員、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) 政和会の井上でございます。2件ほど質問させていただきます。 まず、行財政改革の取り組みということで、間もなく合併して10年になります。平成33年度には現在の交付金が約8億6,000万円ほど減額されると聞いております。日本の現在の経済状況は、一部はいい会社もあるようでありますが、まだまだほとんどの会社が余り業績がよくない厳しい状況が続いていると思われます。そうした状況の中でも浅口市として市民の生活の安定と質の高い行政サービスを提供する意味では、さらなる行財政改革が必要になってくるんではないかと思われます。 そこで、現在の財政状況、そして今後の財政の見通しについてお尋ねをいたします。 ○議長(田口桂一郎) それでは、政和会代表の井上議員さんの一番最初、行財政改革の取り組みについてお尋ねでございます。 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼いたします。 それでは、現在の本市の財政状況と今後の財政見通しについての御質問にお答えをさせていただきます。 本市の財政状況につきましては、平成26年度の一般会計及び全ての特別会計の決算において実質収支の黒字を確保しております。また、地方公共団体財政健全化法に基づき公表が義務づけられた財政指標、4つありますが、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率、これにつきましても議会へ報告をさせていただきましたように、健全な数値を維持しております。 しかしながら、財政構造の弾力化を判断する経常収支比率、これは87.2%と依然高水準であり、財政状況は硬直した状況に置かれているという現状でございます。本市におきましては、先ほど議員言われましたように、市町村合併における特例措置といたしまして普通交付税が合併算定がえにより合併後10年間は合併前の旧町ごとに算定された普通交付税の総額が配分され、増額をされておりますけれども、合併後11年度目を迎える平成28年度から5年間で段階的に縮減をされるということになっております。地方交付税の見込みにつきましては、国の財政、地方財政計画というものがございます。その関係もありまして毎年増減をいたします。あくまで現時点での算定でございますが、合併後16年度目の平成33年度におきまして先ほど議員にありました8.6億円という普通交付税が減額されるという予測になっております。市を取り巻く環境は急速に進展する少子・高齢化、そして人口減少に伴う社会構造の変化、保健・医療・福祉、子育て、教育など複雑多様化する行政課題への対応など行政需要は年々増加しており、歳入におきましても地方交付税の減額に加えまして、市税の収入の大きな伸びを期待することもできず、市の今後の財政見通しは大変厳しい状況が続くということであります。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) 今の説明でございますが、財政状態が厳しい状態が続くという。そうですけど、それでは、それをどのようにしていくかということ。そのことを本当は知りたいわけなんですよ、実際は。ですから、これから今言う33年度から8億6,000万円の減額がされてくると。市民のサービスはだんだんとほかの方面からでも低下してくるんではないかと思われます。そういう関係から、今言いましたように、少のうなったから厳しい状態が続くだけでは住民の人は納得できないし、それをどのようにして改革をしていくかということをお聞きしたいわけです。 ○議長(田口桂一郎) それでは、2番目の人口減少、少子・高齢化、社会保障の増加と交付税の減額をどのように改革を進めていくのかお尋ねでございます。 はい、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) それでは、通告であります(2)のことについてのお答えということでよろしいでしょうか。            (18番「はい、よろしいです」の声あり) 今のような状況があるということで、浅口市といたしましても危機感を持って対応しなくてはいけません。行財政改革をどのように進めていくのかということになりますけれども、市制施行10周年を迎えるという中で、浅口市を取り巻く状況は厳しいということであります。 こういった中で優先的に取り組むべき課題をまず明確にしていくということ。そして、最大限の成果を上げるためには持続可能な行政運営、そして行政経営という視点を持ちながら複雑多様化する行政課題に的確に対応することが必要であると思います。このため、平成24年度から5年間で推進しております第2次行政改革大綱と具体的行動計画を示した行革プラン、これに基づきまして平成28年度は最終年となります。この総括として全てが達成できるようさらなる行財政改革に取り組む必要があると考えております。そして、来年度は、29年度を初年度とする第3次浅口市行財政改革大綱、行政改革大綱と新たな行革プランを有識者や議員、市民の代表等から成る行財政改革推進懇談会を開催いたしまして策定をいたします。 行財政改革は、大変厳しい財政状況の中で、今後の市の重要な政策を達成するために避けて通ることのできないものであります。職員一人一人が改革の理念を深く理解して、全庁を挙げて取り組むとともに、これまでの事業の見直しや改善はもとより、新しい仕組みをつくることなどもあらゆる知恵を絞り出さなければいけません。職員が常に改革意識を持ち、積極的に取り組むよう、行政評価制度と有機的な連携や職員研修などを通じた人材育成にもあわせて取り組み、厳しい時代に耐え得る自治体への転換を図ってまいりたいと、このように考えております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) 今も言いましたように、第2次財政大綱についてもいろいろなプランがあって、今度は第3次を28年度からこしらえると。けど、第2次のことが全部完全にできてないのも多分あると思うんですよ。そういうようなやつはどういうのがありますか。わかれば説明をお願いします。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 先ほども話が出ておりましたが、本庁、支所の関係です。それと、補助金や使用料等について、これは答申を受けましたが、今後まだ市としての具体的な方針をこれから出していくということで、まだ完了しておりません。あとは、職員の適正な人員配置、こういったことも課題として残っております。これも本庁、支所にかかわってのことですのでその後になろうかと思いますが、そういった住民生活とか機構にかかわるものについてはまだ多少残っておりますので、今90%程度の完了率ではありますけれども、それが100%になるように努力してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) 今のお話を聞きますと、一番住民にとって、市民にとって関心があることとなれば、やはり手数料等のあれも上がるとかというものになるんじゃないかと思われるんですけど、その辺のめどは今度は第3次の大綱でやっていくと、そういう意味ですか。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 第2次の行革プランにのっとって行ってるものに手数料、補助金、使用料が入っております。これについては、答申を既に受けている手数料、補助金、使用料については、具体的にどのように決めていこうかということを進めております。手数料につきましては条例改正も提案させていただいておるという状況でございます。 第3次につきましては、そういったものも今後含めた新しい時代の中での10年近い先の話になりますので、今後新しい課題が出てくると思います。そういったことも含めて、特に8.6億円が5年、6年先にはない状態でどのように行政運営をしていくかということがございますので、そういった住民生活に結びつくものとともに、新しい主要事業とか、今後の総合的な市のあり方、これは市の総合計画も同じように29年度から始まりますので、28年度はそういうとこに含めて、一緒になって行革の内容を検討していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) 今大体わかったようで、これからもだんだんとそういう厳しい状態が続きますので、一番問題は住民サービスを怠らないような政策でやっていただきたいと思います。 そして、次の質問ですが、もう一つは人口は減少してきて、そして今度は今浅口市内でも公共施設がたくさんあります。それで大勢の人が利用されておりますが、これはだんだんだんだんと年齢を重ねていくごとに公共施設の利用も少なくなってくるんではないかと思うんですよね。人口何を調べてみますと、特に四十数年前に団地開発があった鴨方の場合、団地開発が開始されて、だんだんと少なくなって、平均年齢を調べてみますと、浅口市の中の鴨方の中で今私の住んでいる駅前東団地が一番平均年齢が高い、60歳を超えてると。そういう状態になってきております。そうすることによって、公共施設もだんだんだんだんと使われんようになってくると。そうしたら、この公共施設のこれからの使い方とかいろんな考え方を変えていかなきゃならんと思うんですけど、その点はどのように考えておられますか。 ○議長(田口桂一郎) それでは、4番目にあります人口減少等によって公共施設等の利用度も変わってくるが、どのように考えているのかお尋ねでございます。 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 人口減少による公共施設等のあり方についてでございます。この公共施設等につきましては、老朽化対策が一番大きな課題となっております。御質問にもありましたように、人口減少等によって施設等の利用需要が変化していくということが予想されますので、今後公共施設全体の状況をしっかり把握していくということでございます。財政が厳しい中で経費節減に努めることはもちろんでございますが、長期的な視点を持って更新、統廃合、長寿命化などを計画的に行うということにより、財政負担を軽減、そして平準化するとともに、公共施設等の適切な配置を進めていかなければなりません。 現在、国においては、平成25年11月にインフラ長寿命化基本計画が策定されました。また、各地方公共団体においては、速やかに公共施設等の総合的かつ計画的な管理を推進するための計画、これを公共施設等総合管理計画と申しますが、この策定に取り組むよう国からも要請されております。 そこで、本市では、このたびの平成28年度当初予算案に公共施設等総合管理計画策定事業費を計上させていただいておりまして、施設等の現況及び将来の見通しを踏まえ、公共施設等の管理に関する基本的な方針を記載した総合管理計画を策定する予定といたしております。なお、計画策定に要する費用、経費につきましては、特別交付税で2分の1が措置されるということでございます。 行財政改革を進めている本市といたしましても、公共施設等を総合的かつ計画的に管理することは、厳しい財政状況が続く中、時代の変化や地域の実情に合ったまちづくりを進める上で不可欠であると考えております。今後この計画をもとに方針を定めてまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) それでは、市長にお尋ねいたします。 市長もさきの施政方針で行財政改革は最重要課題であると、そしてまたことしは行革の元年であると、こういうふうにおっしゃられた。今度、ことしの行財政改革についてどのようにお考えか一言お願いしたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、行財政改革の取り組みということでございますが、今後の行財政改革、ひいては今後の行政経営につきましては、担当部長が申しましたけれども、お金や人材などの限られた経営資源を優先度の高い政策、施策に集中し、最大限の効果を上げていかなければならないと思っております。 そうした行財政改革を進めるに当たっては、市民の皆様に御協力をお願いしなければならないこともあるかと思います。住民票や税関係の諸証明の発行手数料につきましては、行財政改革推進懇談会の答申に基づきまして執行部で他市との比較検討もした結果、値上げを行う条例案を今定例会に提出をさせていただいておりますが、こうした市民の皆様に少しずつ御負担いただきました貴重な財源は、子供たちの未来への投資あるいは高齢者福祉の推進、持続可能な地域社会のために大切に使わせていただきたいというふうに思っております。引き続き市民の皆様の安全・安心と質の高い行政サービスが提供できますように、職員一丸となって不断の行財政改革に取り組んでまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) ありがとうございます。市長も2期目があと2年ほどあります。その2年のうちに今言われたようなことをぜひ実現していただきたいと思います。 次に、高齢者対策についてお伺いいたします。 今現在高齢者はいますけども、言いましたようにだんだんだんだんと高齢化が進んでおります。その中で、民生委員の方が月に1回包括センターだよりのほうを配っております。民生委員の方もだんだんだんと高齢化が進んでなかなか月に1回も行けないときには、それに補助的に福祉委員さんも補助としてやっておられるそうでありますが。ひとり暮らしやそしてまた高齢化によって一つも割合何やかんやすることができない、そのために民生委員がいるわけでありますが、まして民生委員もだんだん高齢化が進み、またなり手がなかなかいないという状況が続いておると思うんです。特に、私の地域でもそうなんです。平均年齢が60歳ですから、相当難しいあれありますが。 その中で、どうしてもひとり暮らしや高齢者の見回りをしていくには、地域の人がどうしても支えていかなければ、私はいけないと思うんです。それで、地域の人が支えていくには、何か一つの例ですが、水道のメーターのを調べに来る人が2カ月に1回ですか、それからガスや電気代を調べるのは毎月多分来ると思うんです。けど、水道料金については市の管轄でありますから、それを地域の人に委託して、その地域の人が2カ月に1遍はメーターを見ながらその年寄りのうちに声をかけていくというような方法もいいんじゃないかと思うんです。 これは、日本では青森県のほうでたしかやってるんじゃないかと聞いてますけど、詳しいことはまだわかりませんが、青森県のほうでこういう方法を何かで一月に1回は回るような方法があるというふうに今聞いております。 水道料金のほうは市の管轄ですから簡単ではないかと思いますが、ガスや電気ですか、これは市ではないので、それもそれを業者に委託したらいいんですが、委託すると地域の人はメーターをはかる人がわかりません。ですから、そういうガスも電気も含めて地域の人に委託していただければ、そうすれば毎月2回ぐらいは個人の家を回れるのではないかと思うわけであります。ですから、その方法で何かそういう方法はできないか、どうでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) それでは、2番目の高齢者対策についてお尋ねでございます。 健康福祉部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 失礼します。高齢者対策、特に高齢者の方の見守りというところで、まず私のほうから現状についてお答えしたいと思います。 市では、先ほど議員さんがおっしゃられましたように、高齢者が安心して地域で暮らせるように65歳以上のひとり暮らしの方、それから75歳以上の高齢者世帯の見守りを目的に民生委員さんやそれから福祉委員さんの方々、御協力をいただきまして、月1回、浅口市の地域包括支援センターだよりというものを市内2,800世帯に配布させていただいております。ほかにも、浅口市見守り隊ということで、市内の金融機関、それから郵便局、農業協同組合、それから生活協同組合等と見守り活動の協定を結んでおりますし、また栄養バランスのとれた食事を自宅のほうに届けていただくということで安否確認をそこで行うための配食サービスというのを事業者の方の御協力で行っております。自宅等を訪問したときに日ごろからかかわりを持って、異変を感じた場合にはすぐに市の地域包括支援センターのほうに御連絡をいただくようにお願いしております。 高齢者の見守りは、かかわりを持つ目が多いほど、徘回とかそれから認知症になった方、虐待等の早期発見が可能になると思っております。今後も高齢者の方々の見守りをしていただける団体であるとか、事業所であるとか、そういうところをふやしていきたいというふうに担当としては考えております。 現状については以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) 今さっき言われました銀行とか郵便局は見守り隊ですか、話、協定をしとるとか今言われましたけど、郵便局の人が来られて、郵便ポストが家の玄関の入り口のところへあって、中まで入っていく人は恐らく今まで僕見たことねえような気もしますが。それから、銀行の方も来られても、そんなことはそう見たことはないんですけど、実際やっとんですか。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 例えば、金融機関の方でしたら預金の出し入れとか、そういうときに訪問されるんじゃないかと思います。 郵便局は、郵便局の方がいろいろ見回る中で、例えば徘回をもしされとる方を発見したり、そういうところの協定でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) はい、わかりました。 それで、もう一つの高齢者対策の中で、今先ほど申しました水道メーターの検針を地域で請け負わすとかということはどんなでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 上下水道部長、どうぞ。 ◎上下水道部長(垣内長) 水道メーター検針を地区に委託してはどうかということですが、一つの見守りの動機づけといいますか、に関係してくることだと思います。 検針業務は先ほど議員さんが言われましたように2カ月に1遍、ちょうど偶数月の1日から5日の間にかけて行ってもらっております。 この検針の業務内容ですが、水道使用者の水道メーターの指示数、水道メーターのところに数字が出ますけれど、その指示数をハンディタイプの検針器に入力し、検針器から出てくるお知らせ表を使用者の郵便受け等に入れて帰ると、こういう業務をしております。また、検針のときにふだんよりも異常に使用水量が多いということが判明するなど漏水が疑われるような場合には、使用者の方にもお伝えするなどの対応もしています。 このような業務を5日間という短い期間で完了させることが必要ですし、それから料金に直結しますので、責任の所在、また現在の検針員さんの受け持ち地区や件数の変更についての了承が必要なことなど、越すべきハードルが幾つかあろうかと思いますが、地区への委託の可否を含めまして今後検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) それともう一つ、電気とガスのことなんですが、これは民間ですので難しいと思いますが、もしこういうことがうまいこといくんでしたら、そういう方面へお願いができるでしょうか。 市長、済みませんが、お願いします。 ○議長(田口桂一郎) 部長、どうぞ。 ◎健康福祉部長(高倉道雄) 先ほどのガス、電気等の団体、事業所に対してということでございますが、先ほど申しましたように見守りをしていただける目が多いほどいいということをいつも考えております。そういう中でそういう事業者と協議ができないかというのを研究していきたいと考えております。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。            (18番「もうよろしい」の声あり) もうよろしいか。            (18番「もうよろしい」の声あり) はい、どうぞ。 ◆18番(井上邦男) はい、わかりました。ぜひ今言われたように多い目のほうがいいんでしたら、そういう方面も考えていただいて。それで一つは、地域の人にさせていただくということですから、よその人でしたら顔見知りは割に知りませんので、返って不審に思われると思いますので、その点よく研究してやっていただきたいと思います。 これで終わります。 ○議長(田口桂一郎) 御苦労さまでした。 これで代表質問を終わります。 次に、個人質問を行います。 17番香取良勝議員、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 済みません。 それでは、通告に従って質問させていただきますけれども、1問目が長うなるんで、2番、3番は質問できなんだらうれしいでしょうな。 最初、1問目から。今、書類をつくってきてくれえと言うて出しとりますんで。 部長に里山についてお聞かせ願いたい。 1年に約30万円、金額があるのを利用して個人的に使用しているとの指摘が出ているが、市としてはどのような対応をしているか。これについて答弁してください。 ○議長(田口桂一郎) それでは、香取議員さんの里山についてのお尋ねでございます。 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 失礼をいたします。 森林里山づくり活動の支援補助金についてお答えをいたします。 この補助金は、市民参加による森林保全活動の活性化と拡大により森林の持つ公益的機能が持続的に発揮されることを目的といたしまして平成19年度に創設しております。 補助対象となる団体でございますけども、まずこの目的に沿った活動を行い、活動区域が浅口市内にあり、その場所が所有者等の理解を得られていること、おおむね10名以上で構成するグループ、地区、コミュニティ単位で継続する活動の見込みがあることなどの要件を満たすものと、こうなっております。 これらの団体の中に補助金を個人的に使用している団体があるとの御指摘でございますけども、市では幾つかの団体について申請等に係る書類の点検、それから備品や消耗品類の使用、保管状況などの調査をしておりますけども、不当と言える事態は確認できておりません。今後、市民の皆さんから疑念を抱かれないように各団体に補助事業の適正な執行を指導していきたいと、こう考えております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 何もねえのなら質問せんのんよ、な。あんた知っとって言われな。 ここに全部調査しとんがあります。私これだけ持っとんですよ。それで、領収証から全部電話もしとんです、相手方へ、わかりますか、一般的に言うと。 そしたら、出てないのに飯を食うたりしとんですよ。領収証はあるんですよ。それでこれを調査してみてください。これ、1名、1名って出とります、全部ね。これと領収証をつけ合わすんですわ、裏へありますわ、見たらわかると思いますが。全部あるでしょうが、何を食べた、これを食うたというて。ローソンじゃ、全部領収証がある。全部つけ合わせました。23年のだけでも、何件もこれへ出てないのに食事しとんですよ。おたく調べたか。おたくの課長に調査をせえと言うて、調査した。そういうとこがありましたと、はっきり言うとんですけえ。部長は、こけえ書いてうそを言うんですか。答弁しなさい。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 領収証の日付のことだと思います。領収証のほうはそれぞれ個別に発行されておると思っております。食事の例えばお茶ですとか、それからおにぎりですとか、個別、それだけの領収証がちゃんと発行されております。日付のほうが実は間違ってる可能性もあるんじゃないかなと、こう私は思ってます。 それともう一つは、ぴったり合ってない部分で、さきに買って、後から当然また次の日に行くこともありますんで、その辺のそごじゃないかと思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) ローソンなんかがそがんことをするかな。領収証を後でくれと言うて、くれますか。そのときに、おにぎり1個や2個でそんなことできますか。うそを言うちゃいかんのんじゃ。23年度だけでも、ここへあるんですよ。領収証をぴしっとつけとんです、こういうふうに。出とるけど出てないんですよ。おたくら、調査せえと言うて調査してねんか。税金の垂れ流しか、こりゃ。下手したら公金横領だよ。そういうことを調べて言よんかな。 そして、最初から言いますけれども、書類を持ってきてくれと言うとんじゃけどな。いや、これじゃなくて全部持ってこいと言うたん。こっちか、わかった。これじゃのうて、全部のを持ってきてくれ言うたんじゃけどな、あるやつを。ま、ええわ。 ほんなら、23年度からいきましょうか。23年度を見てください。 これなんかでも、収入の部と書いとる、支出の部とか書いとるでしょう。23年占見里山を守る会として、ずっと出て53人になっとる。これ、1、1、1というのがありますわな。これを調査したら、出てないんだよ。おたくら調べたかな。そして、これは占見の里山ということになっとんじゃ。何で地頭下とか鴨方をするんですか。そこでつくりゃええでしょうが。何か考えてやっとんですよ。そういうことがわからんのん。もう結局、金を使うたことを隠そうとしなさんな。これ、刑事告訴を私がしたらどがんなるんですか、あんた、市は。これを見てから何もないと言わんど、誰も。税理士のとけえ持っていっておかしいですかと、どうですかと領収書と持っていって。 へえで、買うとるところへ電話したら、電話に出んのんじゃ、〇〇〇〇というのがあります、今。最後に来たとき、見てくださいよ。2万7,000円がありますよ。私は何遍も電話した。領収証がありましょうが。3枚持ってきたか、今、皆渡したか。わしんとけえねえがのう。それが要るんじゃ。これは、平成これは何年なら、領収証があるでしょう、平成23年1月14日、2万7,000円。これ、何で九州のほうで買うんですか。福岡県行橋市小林政通か、これ、2万7,000円、1月。へえで、この平成23年3月、同じ金額が出とんだ。電話したら相手が出ねんだよ。留守電になっとるからすぐ電話してくださいと。いまだないんだよ、3回しとるけど。へえで市のほうも、おたくの市の職員が何回も電話したらしいですよ。出ないというんだよ。夜初めてその人がつかまってどうですかと言うたら、はいもらいました、売りましたと、そういう返答だよ。ここの会社は調査したんですか、してないんですか。答弁しなさい。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ、部長。 ◎産業建設部長(松田勝久) 先ほど議員さんがおっしゃられてる書類は、補助金の申請をするときに出される書類だと思います。これは申請の段階で当然補助金の要綱にのっとって申請がされてるかどうかを確認していると思いますし、その後これが不当だというようなことは報告は受けておりません。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) おたく、報告受けたがなかったら、税金の垂れ流しをするんか。 それで、私これを出したんですよ。全部出してくれと。会員名簿が全部真っ黒けで消しとる。全部真っ黒だよ。何でこれはしとんですか、教えてくださいよ。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 議員さんこの書類を開示請求でとられたと思います。それ以外ではこういう書類は出てきませんので。開示請求いたしますと、プライバシーに関することで一定のものは隠して出すと、伏せて出すと、こういうふうになっています。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) これは、地域の発展のためにするんじゃって。地域の者がみんな出てやりょうんでしょうが、その者の名前を何で隠すんですか。答弁しなさい。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 地域のためにやられて、地域の活動を皆さんがされてるということでございますけども、本当にそうでございます。ずっとこうやって活動していただいて大変ありがたいことだと思っておりますが、開示請求でものを出すのとはそれは区別していただかんといけないと思います。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) ほんなら、どこで出しゃええんなら。名前がどこで出るんだ。これは私が調査した。 会長が〇〇〇〇っちゅうんだ。副会長が、こけえおる創価学会の、本人に説明させましょうか、してくださいよ、佐藤正人なんだよ。へえで、この中にも佐藤正人の兄貴までおるんだよ。読みますよ、会長が〇〇〇〇、副会長が佐藤正人、会計が〇〇〇〇、これはずっと会計しようります。会計というのは2人おらにゃいけんのんじゃ。そして〇〇〇〇、これはわしの同級生だ、学校の先生しょうた。今、私はこんなんとつき合う気もない。〇〇〇〇、これは弟との裁判をしょうる。〇〇〇〇、これは泉勝院のちょうど前の家だ。〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇、〇〇、〇〇、〇〇、〇〇〇〇、これは〇〇というのは〇〇〇〇というのはどこの職員しょうた、福山の。土木委員もしょうた。〇〇〇〇、これナイカイ何とかというのがあるんですよ。〇〇〇〇、〇〇さん、これはあそこのほういんさんです。この人はだまされとる。かわいそうなもんですよ。〇〇〇〇、22名。この中で毎日このとき出とった人はおらんのですよ。へえで、もうおもしろうねえからやめた者もおるんだ。やることが汚いと言うて。 それのに調査もせずに、市のほうから金をどっどどっど流しょうるから、へえで、この今の会長、〇〇〇〇、これは民生委員をしょうたんですよ。そのときに選挙応援しょうたんですよ。連れて歩きょうたんですよ、民生委員しょうるときも。そういう人ですよ。にもかかわらず、今人権委員しょうるっていうんだ。考えられんのんじゃ、私ら。そして、この人が結局何をしょんならというたら、こういうことをして、中を見たらチップなんかでも物すげえ買うとる。見てください、チップを何十枚も買うとるんです。買うとるでしょうが。チップは何ですか。わかりますか、答弁しなさい。チップというのは何かわかる。30枚、30枚、30枚ですよ。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) チップは何かという。チェーンソーのかえ刃のことだと思いますが。草刈り機です。済みません。草刈り機のかえ刃です。 ◆17番(香取良勝) それが、普通そこら辺で買うたら600円でくれるんです。見てくださいよ。高えのは4,000円、5,000円で買うとるんですよ。2,500円です。これを1つ買うたら、1年間研ぎゃ何ぼでも使えるんです。30枚、30枚、30枚買うとるんですよ、見てください。わかりますか。見たんじゃろ。毎年やっとろ。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 草刈り機のかえ刃のことだと思います。 幾らかだとか、それから枚数とかというもんに関して補助金の交付要綱では規制がございません。            (17番「簡単に言われ。言うたことだけ聞きてんじゃ」の声あり) これは、実際に使用される団体の中の判断で購入されるもんでございます。だから、現地に調査に行きますと、保管されてるチップソーがあったと報告を受けております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 報告を受けただけで君は行かなんだんか。まあええわ。 チップソーを3,000円もするのを買うか。普通600円でくれるんだよ。草刈り機が何ぼあるんですか。30枚買うんですよ。横流ししとんじゃねえか、疑うで、これ。これ何人出とん、これ。何人出とんですか、聞いてみられ、ここに。1日、2人か1人か3人ですよ。チップソー、1カ月に。1年に何人出ると思うとんです、これを見たら。これの3分の1は出てないんですよ、私が調査したら。1人で山のほうをうろうろできんですよ、真夏に。冬なんかでも寒いのにお茶を4本飲んだりしとんですよ、1人で。わかりますか。そういう調査をしたことがあるんですか。ここにおりますよ、佐藤議員。何じゃったら答弁しなさいよ、あんた、副会長でしょうが。どがなんですか。答弁せられ、どうなっとんか。 ○議長(田口桂一郎) それはできません。            (17番「できん。何でできんの」の声あり) 産業建設部長、どうぞ。            (17番「あんたの派に入っとるからささんのだろうが」の声あり) うちの派ではありません。 ◎産業建設部長(松田勝久) 1人で出てる実績は存じております。これも里山の設置の補助金要綱でございますけども、1人で活動しちゃいけないということではございません。ただ、安全面からは、なるべく複数で活動していただきたいと、こう思っております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) これを見ると、どうしても納得がいけんけえ、それを部長、あんたどがんかして、修正してから正しいほうへ行きょんじゃ。北朝鮮とは違うんじゃよ、ここは。何を考えて答弁しょんな。この帳面を見て、警察、税理士、弁護士、誰が見ても私と同じこと言いますよ。誰が見ても、これ見てくださいよ。佐藤正人議員が、この新聞を見たら真ん中でにたっとして笑よんですよ、これ22年か23年ですよ。大体、議員がこういうことをして、言うちゃ悪いけど、答弁するなと言うたけれど、普通じゃったら私はやりますと言うてやりますよ。野々村じゃないんです、僕は。冗談にするな、こりゃ。公明党は、せえでわしらの票の3倍とるんじゃの。ええこっちゃ。 それでは、答弁に入ります。答弁できんようだからしょうがない。するな言よんじゃから。 22年の行きましょうか。23年のから行きましょうか。一つ一つ行きますわ。 これを見てください。大三宅、頂上、大三宅、頂上、1、1、1、ずっと1で、これを調べたら、行ってないし、この裏を見れば食事をしたことが皆わかります。そしたら、それとつき合わせたら、出てないのに物を買うとることもあるんだ。それはおたくの課長も認めとんだよ。部長がないっと言ようろうが。そんな議場でうそを言うなや、おめえ。市長、こういう者を部長にしたらいかんですよ。 へえで、チェーンソーの刃だけで3万円、これ買うとるでしょ。何ぼ買うとるか、これ領収証はこけえないけど、何でチェーンソーの刃が22年これだけ要るんですか。見てくださいよ、チェーンソーならチェーンソーの刃いうて書いとるでしょうが。10人ほど出てから、10日ほど1年で出て、何でこんなに要るんですか、チェーンソーの刃が。へえでまだ、チップソーというて、兵庫県の小野市のほうから買うとるでしょうが。30じゃ40じゃというて。これは3,000円するからきょう電話したんだよ。こんなものを買う者はおらんっちゅうんだよ、今は、高いから。プロが使うときに使うもんだと言う。1つあったら1年もつ言うんだよ。それを何で30じゃ40じゃ買うんだ。それも、ずっと買うとるでしょうが。それあんた何も思わんのんか。自分の金じゃねえから何とも思わんのんか。冗談じゃなかろう。見たらわかるでしょ、これ見ただけでも。答弁しなさい。どうなっとんですか。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 御質問の内容は、通常の価格以外にもっとグレードの高いものを購入してるということかなと思います。 どこでどういう製品を買うか、それがこの里山の趣旨にのっとって使われる物でしたらそれは各団体の判断によることでございますので、これからは安全性とか機能とか、経済性も十分考慮するように指導していきたいと、こう思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 指導せんでもええんだよ。調査してから悪かったら、刑事告発すりゃええんだよ。 ここへ人数はずっと書いて、これは24年のです、見てください。砂防ダム、1、1、1。これ、何で出た人数の名前を書けんのんですか、これ。普通じゃったら、我々が研修に行ったら、誰々行きましたと報告書をするでしょうが。何でこれ、名前を書かっと、1名、1名、1名なんですか。それを答弁しなさい。何でささんのんですか、そういうことを。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 24年のことですか。様式第6号の第8条関係とございます。その様式にのっとってこういうふうなことになってる。要は補助金の交付要綱にのっとって書いてる書類ということだと思います。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) あんたね、言ようることがわかりょうらんのんか。何でこれとらんのんならと言うんだ、おめえ。今言うたろ。要綱にやっとんだと言うとんだろ。言うとんだったらそういうことをしとらんからおかしいんでしょう。何で名前がねえんだよ。6人なら6人の、そりゃ食うてもええですよ。何をしてどこをして、何をしたと。我々が議会で政務調査費をもろうていったら、領収証が要って、どけえ行って、何を話したというのを全部書くでしょうが。ないでしょ、これは。へえで、材料は何買うてもええです。それで正しいんだと。中国の上がしょうたら今は死刑なんですよ。浅口市は何をしてもええんですか。答弁しなさい。
    ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 先ほど来申し上げてますが、この団体の設立とかその内容だとかというのは、こういう要綱で決まっております。それにのっとって我々は仕事していくと、こういうことでございます。            (17番「議長、言ようることがわからん、もう」の声あり) ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 金を何に使うてもええんかということを言よんだろ、わしは。要綱とかなんとかに、金を何に使うてもええん。ほんなら、政務調査費で野々村が使うた、のっとっとった、後からばれた。せえで警察行ったっていうんだろ。それなんか後からばれて、刑事告発して上がったら君はどういう責任とるんだよ。これは、市長の名前だよ。私はせん思うとんか。選挙の票は少ねえけど、自分のお金でやるんだから。わかって物を言よんか。 それで、ガソリン、見てください、ガソリン代、物すげえんですよ、毎年60万円、100万円。せんでも足し算しとんじゃ、こっちが。毎年しとんじゃ、見てみねえ。中村商事、中村商事ってずっとありますよ。多いときは100万円ですよ。30万円、60万円、何を使うんですか、これ。答弁しなさい。答弁しなさい。何に使うんですか、ガソリンを60リッターも、20人ほどで、10人か20人、それだけの人数で。どけえ使うんですか。わかった答弁せられえよ。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 60万円、100万円じゃなくて、60リッターという話。            (17番「じゃあねえ、110、まだあります」の声あり) 万ですか。どっちですか。 ◆17番(香取良勝) ほかの、もっと6つぐらいのとけえあります。私全部足し算しとります。わしがしとんじゃから間違うとることもあるかもしれんど、だけどまずないんだ。人間じゃけど。100リッターがあるんじゃ。60と55と115リッター、24年。15、10、30.5、15、15、20、10リッター、ガソリン、24年9月15日からいっとるぞ、わしは。これで115リッターいっとる。全部しとんですよ。わかった。 このチェーンソーを使うのに、部長言うたでしょう。私が、今、山をしょうるからちょっと見に来てくださいと。副市長と来て、見てもらったね、山を全部。あれだって、チップが10要らんですよ。あの山全部。この山たあ大きいよ。全部とっとりましょう。5人で1カ月半かかっとんですよ。あんた見てわかったでしょ、大きいのが。それが何で3人や4人でちょろちょろちょろちょろ出てきてできるんですか。1人で山の中へ入ってできるんですか。あんな木を切るのに1人じゃ危のうて切れんですよ。 そして、私が地域のとけえ行ったんですよ。ハイエナが大勢たかっとったわ。ハイエナ、そこのものをとりにいく人間はハイエナと言うんじゃ。地頭下の民生委員の〇〇、今の宮東の民生委員の〇〇、元職員の〇〇〇〇、おりましたよ。わしが行ったら顔色変わったですよ。へえで市の職員に、課長に行ってみいと言うた。みんなで三、四人行った。五、六人おったという、ハイエナが。へえでそこで何しょうたか。木を切ったらシイタケのあれへ穴あけてシイタケつくりょうる。それが欲しいけえハイエナがたかっとったんか。そのシイタケの菌は高いんだよ。何でとったんなら。私のこれ、勘だけど。今言うたチップソーの高えのを買うて、横流して、それで買うたんじゃろうかと思えるんだよ、わしは。そうじゃのうてもそう思えるん、今の状況見りゃ。要らん物ようけ買うとんじゃから。要らん物、ジュースじゃ何じゃ、コーラを買うた、何買うた、本まで買うとるが。見てください。今さっき持っていったでしょう。本の写真があったでしょうが。どこにやったかわからんの。また出たときに言いますけど、本も買うとりました。一々一つ一つ聞けばわからあ。 今の24年の行きょうりますなあ。この小野市、チップソー、これが8万2,000円ですよ。何でこんなに要るんですか。チップソーを物すげえ買うとりますよ。それでまた、チェーンソーを6万円何ぼ買うとんです、チェーンソーを。へえで私、調査行った。ほんまかというて言うたら、濁しましたわ。6万円のチェーンソーあるんかと言うた。普通なら、自分のじゃったら2万円ぐれえの買うんですよ。これをまた修理しとんですよ。1万5,000円で。こがんことしますか、普通。私も大林組へ行って、何百人ものを見ようりました。する者がおります。代行もしとります、よごれがおります。人を見る目はあります。こういう人間は私は初めてですよ、ここまでしとんのは。せえで、市のほうが正しいんだと言うんだったら、正しいんかと言うんだ。これだけの証拠があるんだよ、全部。 そして、ヤンマーというのがあるが、見てください、24年にヤンマー。これなんか何ですか、これ。ヤンマークレジットサービス、7万7,000円、見てくださいよ。住所も何もないでしょうが。物すげえ調査したんですよ、これ。電話番号がないんですよ。クレジットで買うとんですよ。7万7,000円のを。これ、何を買うとんかな。背負い、何とかに書いとら。何でこがんな物が要るんですか。へえで写真を見てくださいよ。この写真を見てくださいよ。こんな年寄りがこんな物を使いこなせるか。チップソーのかてえのを使いこなせるか。どう考えても、普通のこんな重てえもんじゃ使えんですよ。 もう一点聞きますが、これを行ったときに、品物は全部ありましたか。買うとる品物を全部調査しましたかということ。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 消耗品の関係のものは当然消耗品でございますので、ないものもございますが、備品関係はちゃんとあったと、こういうふうに聞いておりますし。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 私がこの〇〇〇〇に電話したんですよ。今のおたくの課長があす山をするからチェーンソーをちょっと貸してもらえんかと言うたら、今ないんだと。貸すのがあるんですよ、市には、何ぼか。貸してくださいと言うたら、ないっちゅうんだよ。だから、里山の占見のを借ってくださいと言うて課長から依頼を受けて電話したんです。どう言うたと思う。これはわしのもんだと言うたんよ。本人に聞いてみられ、電話したんじゃから。だから、私は自分で全部買うて、自分で全部やったんだよ。 へえで、最初どうなるかわからんから、近所じゃから、まあいいわと、チェーンソー2台買うたんですよ。せえであれだけのことができるんですよ。チェーンソーらやこう20本も何も持ってないですよ。へえで、今、草、下刈るんですよ。草刈り機の刃なんか5本もいってないですよ、あれで。何で30じゃ、30じゃ、30じゃ、30というて、どこをしたんですか。山は書いとるは。山へ上がってから飯を年寄り連中が食ようたんです。これを見てください。これを見たらわかるでしょうが。ようよと立てっとるような人ばあですよ。山ん中走れるか。これ信用できるか、この〇〇〇〇。そして、今のこの領収証、〇〇〇〇、2万7,000円、同じ金額じゃが。何で2カ月せんのにこういうものを2つも買うんですか。見てくださいよ。オレゴンソーチェーン。ソーチェーンというたら何ですか、言うてください。ソーチェーンというたら何ですかと言よん。知っとるでしょうが、おたくら、調査しとんじゃから。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 済みません、存じ上げません。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) あんた何も知らっと、そがんことを言うちゃいけんでしょ、わしも知らんけど。調査したらわかるんですよ。ぜひ、こういうようなことをした。これ今載っとる、佐藤正人の横へおるのはちょうどはっきり言って泉勝院の下のじいさんじゃ、わしがこの間物を言うたら逃げたわ。そういう人間ばあがしょんだよ。ええことをしょうたら逃げんのんですよ。悪いことをしょうるから、ここへどうですか、どうですかと言うて、香取さん、香取さんときのうまで言ようて、ほれであれはどがんなったんならと、あややと言うて逃げてしもうたわ。わかりますか。 それと、今よごれいうんじゃねえけど、ハイエナみたんながおったわ。あれやこうでも、最初はにたっと笑ようた。おめえら何しょんな、こういう汚ねえことをと言うたら、顔色が変わってな、怒ったけえな。何しようと勝手じゃって言うたんですよ。あの〇〇ちゅうんが。けえらが汚ねえことをしょうるから、どっかにある、隅にあるから怒ったんですよ。いっつも役所へ行って物を言ようた人間が何でそんとき怒るんなら。悪いことをしとるからともう見え見えでしょうが。 それを部長、あんたそこへ何年座っとんなら、部長しょうてから。そがん答弁しかできんのか、おめえは。結局、市民のことを思うて答弁するんだったら、悪かったら悪いと言わんといかんでしょうが。せえが言えんのんですか。今まで言うてねえんじゃけえよう言わんでしょう。へえでこれを見てわかるように、今26年のを見よんですわ。これなんかでも見てみられえ。チップソー9万9,000円、領収証がある。ウルトラゼット、これが何ですわ、31、これがチップソー、草刈り機の刃ですよ。26年7月4日に買うとる。30、1、それで6、37、そしてここに、何でまき割り機が要るんですか。私らまき割り機要りゃへんですよ。4万5,000円で買うとりますわ。これなんか電話しても出ない。自分が行って買うたんか、誰が行って買うたんか、今の創価学会に行って買うたんか知らんど。出ない。へえで、今のドリーム何とかというんじゃ、これなんかでも見てみられ、代金引きかえになって西濃運輸で送ってある。こがんとこで買わんでもまき割り機、この近所でもあるでしょ。めげたら誰が直すんですか、こんなの。おい、君が直すか。まき割り機めげたら。何でこがんなものよそで4万5,000円も出して買うんなら。近所で買わなんだらめげたときに誰が直すんなら。副会長でしょうが、おたく。 へえで、27年1月、これはまたマキタチェーン、鴨方インター1万5,000円。1万5,000円のもん出して修理しますか。今のチェーンソーを。2万円あったらくれるんですよ、新品を。刃も新品にしとんの行ってみられ、2万5,000円もせんで、何でこれ直すんです。見たらね、修理、修理、修理があるんですよ。修理する必要はないんです、こんなには。行ってから、修理じゃと言うたらほかのものを買うとんじゃねえかというんだよ、わし。私もようけチェーンソー持って山をやりようりますわ。買うても刃なんですよ。刃は研ぎゃ切れるんですよ。何でこんなにチェーンソーの修理が要るんですか。私が言うのは、調査をしてきちっとしたら、税務署じゃったらこんなのきちっと調査しますよ。これ、警察行けば、内部調査していったら出ますよ、これ。 へえで、ここへ書いとります。占見里山を守る会、5万7,000円、チルホール、チーク、金物店、これ、どこで買うとると言えば、成羽で買うとるんです。わからんとこでばあ買よんじゃ、これ、見ると。領収証見てください。 それで、25年6月30日、6万5,000円、バックフォー、6万5,000円これは〇〇〇〇が自分が持ってきたよ。へえで、これ、もう2万5,000円ある、2カ月で、6、7、8、9万円ある。その年に9回出てないんですよ。8回ぐらいなんですよ。にもかかわらずバックフォーだけは9日使うとんです。わかりますか、調査してみてください。いうことは、水増ししとんですよ、これ。わからんと思うて。自分で1人でやりょうるから。まあ、知らんよ、副会長がおるんじゃけ、副会長見とったかもしれん。へえで、バックフォーというのは1人ではできねんだよ、人がおらにゃ。物をこう積んだりするんだから3人おらにゃいけんのんだよ。トラックで行って持って帰って、バックフォー、1人でおってから、ここら回し歩くんか。チョンボと一緒じゃ、軽四のトラックがあって、人がおって、積んで、車で持っていくんだよ。3人や4人絶対要るんだよ。その日には出てないんだよ。調査してみられ、そんなことが素人がわかるようなことをあんたわからんのんか。 へえで、25年7月10日に、見てください。チップソー、横山哲也商店。きょう朝も電話した。何ぼ買うとんかわからんけど、10万1,000円。数量も書いてねえ領収証に。納品書もない。わかりますか、こういうことをしょうる。こんなのは税務署は絶対認めんよ。これを何で市は認める言よんですか。おたく部長じゃろうが。 市長、こういう人が何年部長をしょんですか。何億円というて損しとるで、こういうことをしょうたら。 その年に2,400円、チェーンソー修理があるでしょう。その25年7月にも、見てくださいよ。門野智というんがあるんです。4万4,500円。長崎県佐世保、私はここへも何遍も電話した。4万4,700円、買うとる。これ、詐欺じゃねんか。プリンセス101号、マンションだよ。電話してみたか。 へえで、その次のページかな、書いとるでしょうが、2万5,000円、5掛ける5、出とるでしょうが、〇〇が、自分で領収証を切って金を取っとろうが。へえで、2,760円。これやこうでも、どう見ても兵庫県三木市のほうから、何で1,400円のものをそがんとっから送ってもらうんなら。ナフコに行きゃ何でもあるんですよ。やっとることがもう誰が見てもおかしいんだよ。これを買うとるのが領収証を見たらようわかるでしょうが。 次なんかでもね、1万4,000円、ナフコで買うとる。これ、電池なんかが何で1万4,000円するん。何の電池を買うたんじゃろうか。5人や10人でしょうて何でそがんなもんがようけ要るんだろうか。まき割り機やチップソーじゃ何じゃというのが。100人ぐれえ使うても要らんですよ、人間を。これも何かね、チップソーなんかは。ええチップソーなんか100人使うても要らんど。 私も建設会社へおったんです。300人、500人のとこで私が全部やりようりました。全部頭へ入っておらなんだら人は使えんのんだよ。皆遊びますよ。 これ、どう考えとんか知らんけど、これを見ようたら腹が立つというもんじゃない。中村商事、中村商事、中村、それでこの中にもう出てきたばあのときに、発足した前に物を買うとんがある。調査してみられえ、私調査しとるから。書類がようけあるから。そういうこともあんた調査しとんか。 せえでここらにあるガソリン、軽油、2万8,000円じゃというてこれ24年にあるけど、2万円何ぼというのは、へえでこのときもあるでしょう。ベニヤ、チェーンソー、4,500円、修理費、草刈り機用刃、それでその上へチェーンソー用刃として、100Fカットというのがある。これ使うてないですよ、一切。ええ物を買うて、売れん物は置いといて、売れる物は横流ししょんじゃねえかというようなふうにとられてもしょうがないようなことをやっとるから言よんですよ。 へえで、この人を何で私が言ういやあ、〇〇〇〇を、占見区の私の学区のあっこの組合長をしょん。へえで、出てくれて、〇〇〇〇が出てきてわあわあ言うから来てくれえと言うて、私が出ようたんです。ちょっとだけ、わしが出ようらなんだけど出たん。その中で区長が金をとったというて、これが書類を持って区の金を盗んだというて、紙に書いてずっと回したんですよ、証拠も何も。人をしといて自分がこれじゃいかんでしょうが。だから、私はこの男は来れねえっちゅうんだよ。だから、おたくが来れねえというのは、悪いことをしとるから来れねえのでしょ。市民の税金を盗んどるようなことをしとるから来れんの。 これらを見ても、ガソリンを何に使うんですか、100リッター。1年に50人も出てこんのに。一人一人毎日行っても2カ月もおらんのに、50リッターない。私、今、アクアに乗りょんですよ。1カ月に30リッター、2遍したらもう1,000キロ走りますよ、30リッターで。1,000キロもない、700キロか。ほんなら、何ぼ走るんですか。2,000キロ走るんですよ。何を使うんですか。60リッターも使うて、3人や4人で。チェーンソー回して、4台を1年間回してものうならんど。それを何で110じゃ、60じゃ、50。中村ガソリンスタンドは助からあや。何ぼでも買うてくれるんだから。 だから、そういうことについて精査せえと言よんだから、私はこれをする前からおたくの部下の徳田課長に精査しなさいよと言うとったんだ。君は何をしたんですか。何を精査したんだ。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 私、直接は動いておりません。部下の課長が調査をして、報告として先ほど申し上げたような不正は見受けられないと、こういう報告を受けております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 私が言うたら、全部おたくとは違う答弁だったよ。電話しても出ない、買うとんのはむちゃくちゃじゃ。へえで、おたくが法廷、ここは法廷じゃねえ、法律じゃねえけえ、裁判所じゃねえけえ、ここは議場じゃ、議会に出たら全部ひっくり返るんですよ。 市長にお伺いします。これ、市長の名前で出とんですよ、これ、見たらね、ここへ。第5号8関係、栗山市長様で来とん。守る会。市長、どのように思いますか。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) この補助金は、市民の皆様が主体となって森林保全活動に取り組み、地域の森林や里山を守る活動を支援するもので、平成19年度の創設以来本当に年々活動団体が増加しているのが現状であります。これは、森林の荒廃防止や景観保全あるいは有害鳥獣対策、地域の皆様の交流あるいはトレッキングです、コース等のレクリエーションの場としても活用など、多くの効果を上げているというふうに認識をいたしております。 また、全ての用紙がそれは私の名前で出されているということは事実でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 市長、それは違うんじゃねえかな。おたくはそう言ようるけど、こういう不正な金を使うように仕向けとる、はっきり言うて。政務調査費と一緒みたいなもんですよ。ほい、出したらあと、見んのじゃと。だから、こういうことが起こっとんだよ。ほんなら、こういうことが起こったら、精査して、市長としてきちっとした対応をせにゃいけんと思う。ならば、刑事告発するか。市長がせなんだら私がした場合には、市長が困りますよということなんです。わかりますか。これは、下手をしたら公金横領なんですよ、これずっと見れば。私も弁護士もおります。ここの顧問弁護士もおると思う。そうしたら私がやれば、おたくのほうが出るか、本人が出るか、どっちかになるんですよ。一応弁護士を通してやったら、これは警察は受けにゃいかんのんですよ。調査に入るんですよ。その前に市のほうから何か対応してもらえんかということを言よんですけど、どうなんですか。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 補助金の使途等につきましては、要綱等にのっとり適正に、そして効率的で効果的に利用していただくようにお願いをいたしたいと思っております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 今、市長、私がここで言うたことを全然聞きょうらんな。私が言うて、今こういう説明して、これだけ物を、ガソリンにしてもチップソーにしても食事にしても、結局皆さんの税金を垂れ流しにしとるような状況だから私が言よんのに、市長はそうじゃないんです、これはこうです、これは頼んでやりょんですと、だから何もしないんだという答弁に聞こえるんですけど、どうなんですか。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 要綱にのっとり、適正に効果的に御利用いただくようにお願いしたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 要綱にこれで沿っとんですか。何に使うてもええようになっとんですか。答弁してください。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 先ほど申し上げましたように、要綱に沿ってきちっと報告もしていただくようにお願いをしたいと思います。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 要綱に従って適正にやってもらうと、それはいいんです。だけど、それが適正にやってなかって、それをよそへ金を使ようたと、政務調査費も一緒ですよ。適正にやってくれるというてやりょんです。しかし野々村もいろいろ出るんです。しかし、それは市として、もう出ても見逃すということですか。答弁してください。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 見逃すとかそういうようなことは申し上げておりませんけども、適正に使っていただくようにきちんとしていきたいと思っております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 今回の件はどうなんですか。今回の今まで使った件について。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 議員の言われたことも含めて調べてみたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 市長が刑事告発せなんだら、私が出にゃいけんのんです、これ。ここで質問しとんだから。副会長も公明党の佐藤議員ですよ。議員しょうてこういうことをしょうて、知らなんだじゃ通らんのんだよ。襟を正さにゃ。そして、今の人権擁護委員もしょうる人を、民生委員もしょうて首になったような人がこういうことをしょんですよ。誰が人権擁護委員にしたんか知りませんど。地域では笑よんですよ。その佐藤議員の周りでみんなでおいやらんかと言ってやって、いけん者は抜けていっとんですよ。へえでもう一切来ん人もおるんですよ。あがんとけえ行けるもんかと。自分らばあがええことしょうらと。ほんならいけんようになったからといって、今度はよその地域の民生委員を呼んで、おいやろ、わあわあわあ、飲み会やったりしょんじゃろ。何で市の金でするんですか。それを調査してない、何もしてないって言うんだよ。わしら地域ですよ。近所へ行きゃあ聞けるんですよ。中の知っとる人間もおるんですよ。わしのファンもおるんですよ。ほんなら、市長らがあんたが言よんか、わしがうそじゃというような言い方にとれますわ。どうなんですか、市長。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 香取議員の言われることも含めて、調査したいと思っております。 ◆17番(香取良勝) 市長がきちっとやってくれるということでございますので、もうぜひこれは厳重にやってください。そうしなかったら、後ろには新聞社来とります。きょうも話をしました。やらなんだら私が弁護士を通してでもやりますと。これは市民の税金でございます。それも、これを見たら、誰が見ても、私も事務をしておりました。大林で事務で入っとったんだから、知っとります。わかります、見たら。これを見てすぐわからんというのは、もうはっきり言って事務員じゃないんですよ。だから、今の部長なんかは、わかっとっても上手に逃げようるだけなんです。だから、だめなんですよ。神戸大学を出とって、これがわからんと言うたら、わしはもう大学をやめって言う、神戸大学やこう行くなと言うよ。 それでは、時間もうねえかな。 ○議長(田口桂一郎) まだあります。ちょっと皆さん腹が減っとるけえ、早くまとめてください。 ◆17番(香取良勝) そりゃあ。今度は給食のことじゃけ。腹が減ったら給食。 ほんなら、給食の件に入ります。 それでは、これが長うなったからやめえというように言われたけど、やめんど、わし。 給食センターが新しくなったが、一般質問をした後に多くの指摘が出ているが、新給食センターより旧給食センターがよかったとの市民の声がある。市として対応できないと御指摘が多く市民からあるが、どのような対応をされたのかということについてお尋ねしますけれども。この前も質問しとんです、私ね。議事録をこけえ持っとります。へえで市長が言うたことは、表向きは物すげえええことを言うとるけど、全然なってないんですよ、市長。 それで、新聞にも出とったと思うんですわ、教育長。何か手袋を子供に食わせたとか、それへ出とったでしょう。へえで私はその前から知っとったんですよ。この前質問せなんだけど。今の吉備小学校であれが出とったんですわ。給食の来るでしょう、配膳が、その中から親子の給食のときに中から何が出てきたと思いますか。アブラムシがだあって出たんですよ。聞いてなかろう。ここは報告しないんですよ、今。校長、教頭は。それは聞いてみなさいよ。それは、その前に出とんです。へえで、食べれんということで、1時間か2時間待ったっちゅうんだよ。それで、消毒して食うたちゅうんだ。食えますか。それがこの前にあったんですよ。この新聞へ出とる前に。私はそれを知っとったけど、何もないじゃろうと、ごろ新聞が新聞に出したからここで言うんじゃけど、山陽新聞が出したわ。知っとるらしゅうに。私は言わなんだんですよ。だけど、そういうこともあったんです。だから、知事が岡山県を日本10番内にするという、こんな知事ができることがねえ、天満屋が潰れようるときに知事になってできることがねえと思う、私は。会社を大きゅうにしてそれからゆっくり出るんならええけど、尻に火がついとって何ができりゃあと思うん。だから、こういうことが起きるんじゃないんかということを私を思うとるわけですよ。 へえで、今、前、市長が言われとった答弁でもう一回答弁してください。どうされるか。 ○議長(田口桂一郎) この件について、今、答弁、教育長でよろしいか。 ◆17番(香取良勝) はい。 ○議長(田口桂一郎) 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 学校給食センターについての御質問でした。 センターが始まって今半年が経過いたしました。給食センターのほうは今栄養のバランスのとれた給食を提供して、児童・生徒の心身の健全な発達、そして学校における食育の推進を図るといった教育的な役割を期待されているところでございます。 しかし、御存じのように、10月22日に寄島中学校で、それから2月22日に寄島小学校でゴム片が混入したことにつきましてはまことに遺憾なことであり、申しわけなく思っております。現在までそれについての健康被害等の報告はありませんが、今後とも十分注意してまいりたいと思います。 それから、給食の食事の味というふうなことも御質問の中に入っていた、指摘の中に入っていたというように聞いておりますが、おいしい給食ということは本当に重要であると思っています。給食センターでいろいろな工夫をしながら献立の工夫、それから味の工夫等をしながら今後もおいしい学校給食の充実に努めてまいりたいと思います。何より、児童・生徒が本当に喜ぶメニューを取り入れて、献立を工夫してまいろうと思います。 どんな対応をしていきたいかということもあると思いますが、来年度は、児童・生徒が考えるリクエストの献立、そういったものも予定しておりまして、献立のリクエストを楽しみながら考えて、季節感、それから郷土料理、料理名、料理内容に関心を持って、食文化への理解を深めるような取り組みをしてまいりたいと思っております。何よりも安全・安心で本当においしい給食を心がけるということが第一であると思います。調理員の皆さんと協力をしてそういった給食ができるように今後も指導してまいりたいと思っております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆17番(香取良勝) 教育長は上手に言うんですよ、ああじゃこうじゃというて。学校の先生じゃけ、わしらたあ違うわ。口はうまいは。しかし、だまされんですよ、私は。おいしいじゃおいしいじゃ、この前の97%がおいしいんじゃというて、PTAがというて、どういう口しとんかなと思うたんですよ。ここの議員さん皆おられますよ、子供さんもおる、孫もおるんだよ。みんなおいしゅうねえっちゅうんだよ、控室じゃ。せえで、PTAの方おいしいんですか。PTA何人おったんですか、3人ですか、1人ですか。そんな今の教育長が言うた答弁じゃだめだよ。というのが、教育長もおいしい、おいしい思ようる。わかるんじゃ。だけど、はっきり言って、品物がええんが入らなんだらおいしゅうねんですよ。何で最初がおいしゅうのうて、今おいしいんで。 私も自衛隊も行っとった。1,500人おったんです、宮崎の航空自衛隊へ。その中で御飯食べて、自衛官は皆つくるんですよ。おいしいですよ。こっちは大きゅうなったからおいしゅうねんだと。釜が大きゅうなったからおいしゅうねんだというようなことを言ようります。大うそのヒルですよ。私、今から55年前におったんですよ。そのときにはおいしかったですよ。何でこっちがおいしゅうねんですか。日本原の自衛隊へ行ってみられ、おいしいかおいしゅうねえか。 やり方が悪いんですよ。会社で一番しゃんとしとるような社長がおらなんだら潰れるんですよ。青山学院でも監督がよかったら優勝するでしょうが。学校じゃったら校長なんですよ、給食センターじゃったら栄養士なんですよ。それがようねえからこういうことになるんだよ。だったら上をかえにゃあいけんのんだよ。そうでしょうが。それを援護するようなことを言われな。悪かったら首にしますということを言えばええんだよ。今まで私がここで質問してもう何カ月たっとんですか。3カ月たっとんだよ。いまだにおいしゅうねえと言よんだよ。 へえで、おいしゅうねえどころか、今度は手袋があった、今のアブラムシがおった。それで今のそこの吉備小学校なんかは、隠してしまうんだよ。言うな、言うなと言うて。だから出なんだんだよ。私がさきに言うたら出る、ごろ新聞が、山陽新聞がわしを出さんから、わしが言うても出んなと思うんよ。だからいいけど、今回もよう出さんと思うんですよ。絶対にそういうことのないようにしていただきたいんです。 そして、今度は前あった食材、パンなんかでも以前とったとこからとったほうがいいんですよ。ヘルメンか何かとりょんですよ。前は倉敷からとりょうたんです。それは物すげえおいしいんです。月に2遍だ。それだけのもんが何でできんのですか。かたくて食べれんと言うわ。前食うとる者はわかるんですよ、味が。 へえで、切った物でも、大きな物を切って、だっと出すんだよ。そんな栄養士がどこにおるんなら。もう一回中へ入って、みんなで見てみられ。私がオープニングに行ったときに何ぼにも食べれなんだもん、腹が減っとっても。そういうものを子供に出して、子供が食べるかと思うたからみんなに言うて聞きょんです。もう一回答弁してください。 ○議長(田口桂一郎) 教育長、もう時間がありませんので、簡単に。            (17番「ほんならええ、ほんならありがとう」の声あり) 答弁してください。 ◎教育長(中野留美) 先ほどのゴキブリが大量に出てきたということは、そういうことはございませんでした。 あと、給食のほうですが、最新の機器をそろえてもらっています。それを上手に使うかどうかがこれからだと思うので、これからも技術を高めて、おいしい給食をつくるように頑張ってまいります。よろしくお願いします。            (17番「早急にしてください」の声あり) ○議長(田口桂一郎) 御苦労さまでした。            (17番「ありがとう。早急にしてくれなんだら、するすると言うて、どっかの詐欺師と一緒や。金を払う払うと言うて払わんのと一緒よ。詐欺じゃいけんのんだよ。これがチップ。これをつくりょん。へえで売りょん。これをつくって売りょんじゃ。チップの機械がようけあろう。これをつくって売りょん」の声あり) 香取議員、次があるんで。            (17番「まあ、すぐする」の声あり) みんな腹が減っとるけえ。            (17番「済みません。あるんじゃって。わしで終わりで次は昼からじゃ」の声あり) はいはい、済みません。            (17番「ありがとう」の声あり) 皆さんにお諮りいたします。 これで休憩に入りますけども、再開は何時からにしましょう。            午後0時30分 休憩            午後1時30分 再開 ○議長(田口桂一郎) それでは、再開いたします。 12番柚木毅議員、どうぞ。 ◆12番(柚木毅) 12番柚木毅でございます。通告に従いまして質問をいたします。 まず、私の市制に対する基本姿勢ですが、皆さんの声を届ける、そして皆さんに議会の内容を報告するを基本としております。このたびも多くの皆さんと接する中での具体的な要望や皆さんの気持ちをこの場で代弁したいと思いますので、よろしくお願いします。 まず、施政方針で一部触れられましたが、浅口市と大学と連携協定し、特色あるまちづくりについて質問をいたします。 地方創生と言われ、その町の特色を出すことはとても重要なことと思います。その中で、まちづくりに大学と連携協定をし、大学の持つ特性を生かすことを考えたらどうでしょうか。特に、このたび京都大学がこの地に世界一の望遠鏡を設置することが決まっており、大きくかかわっていると思います。全国でも屈指の大学と市と連携協定をし、さまざまな分野に努力してもらいたいと思いますがどうでしょうか。大学の連携は地域のメリットとして、大学に集積する知識や情報やノウハウを生かされると思います。そして、大学のメリットとしてはテーマの実践の場があると言われています。このメリットを生かして、浅口市のまちづくりに生かすことを考えたらどうでしょうか。 また、京都大学に限らず、他の大学とも連携協定をしていくことは市にとってもメリットがあると思いますが、積極的に連携してはどうでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(田口桂一郎) それでは、柚木議員の質問でございます。 一番最初に、市と大学と連携協定して、特色あるまちづくりについてのお尋ねでございます。 教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(櫛田忠) それでは、大学との連携事業についてお答えをいたします。 とりわけ、議員さんもおっしゃいました京都大学との連携事業につきましては、御承知のように、天文台が市内に建設されることから連携を強めております。 具体的には、23年度から続いている中学校への出前授業があります。これは、市内中学校からの要望に応える形で京都大学理学研究科の先生が授業をしてくれるもので、今年度は鴨方中学校3年生を対象に、昨年度も金光と鴨方の中学校で授業をしてもらっています。現在は宇宙物理学科の長田教授にお願いしていますが、これまで地震学の平原教授、霊長類学の山極教授なども授業をしています。今後は、中学校への出前授業だけでなく、一般を対象とした講座への講師依頼も考えています。 また、岡山理科大学との連携事業では、昨年度から岡山天文博物館が年6回、小学生を対象に行っている事業、科学広場があります。これは、同大学の科学ボランティアセンターの協力により講師と学生を派遣してもらっているものです。事業で行う実験や工作の材料調達等もしていただいており、今後も博物館との協働の相手として活動の場を広げてもらいたいと思っています。 また、学校教育の分野でも教職員の研修で岡山大学、広島大学などの教授に講師を依頼しています。浅口市が取り組む学力向上№1プロジェクトにおいても、助言や指導を受ける計画であります。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) それでは、他の大学との連携協定ということがありますので、総合的に私のほうから答弁させていただきます。 今後の浅口市のまちづくりにおいて、多種多様化する、複雑多様化する行政課題を効果的に解決するにはさまざまな主体との協働連携が不可欠であると思っております。議員から御提案のありました大学や大学生との連携は一つの有効な手段であると認識しております。 昨年末ですが、市長からも指示を受けまして、平成28年度は若者の感性や大学の専門性を地域づくりに生かし、これまで以上に行政のさまざまな分野で連携を深めていけるように計画を進めております。大学と行政の双方がともにメリットを享受できる関係性を築き、学生や地域住民の双方の人材育成と行政課題の解決につながるように努めてまいりたいと考えています。 具体的には、新年度予算案に必要経費を計上しておりますが、情報発信分野、保健福祉分野、学校教育、社会教育分野などにおいて新たなコラボレーションを展開していくこととしており、新年度より連携に関する協議を大学側と進めていく予定にいたしております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆12番(柚木毅) 大学と地域が協定する、教育部門だけでなしに、もう地域の行事、市の行事、あらゆる行事に対して大学のノウハウを生かした取り入れ、それで町の活性化、発展につながると思うんで、できるだけそういうことを積極的にやっていただくように。 その大学との協定について、市長、考え等がありますか。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 大学と連携協定した特色あるまちづくりということでございますけども、私は平成26年度には学力向上№1プロジェクト、そして27年度はリサイクル率の向上とごみの減量化をそれぞれの各年度の大きな目標として掲げ、今までも取り組んでまいりました。 そして、平成28年度は、施政方針でも申し上げましたが、大学と連携した大学生とのコラボレーションを目標に掲げ、昨年末から職員に取り組み内容の検討を指示し、新年度予算案に必要経費を計上いたしております。先ほど担当部長が申し上げましたとおり、市では天文の町浅口の一層の知名度アップと地域の活性化のため、世界一の技術を持つ東アジア最大級の望遠鏡を建設する京都大学との連携はもとより、地域住民とかかわる情報発信、保健福祉、学校教育、社会教育など新たな分野での連携に取り組み、学生、行政の双方にとってよい関係となるコラボレーションを今後さらに推進してまいりたいというふうに考えております。豊富な見識を有する大学及び豊かな発想力と感性、行動力を持つ大学生とのコラボレーションにより、市の課題が解決に導かれるとともに、大学生には事業にかかわることで得た経験を生かし、将来の地域を背負って立つ人材になってくれることを期待をいたしております。議員が言われますように、これからも多方面にわたり一層連携を深めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆12番(柚木毅) ありがとうございました。 京都大学に限らず、他の大学もいいことがあれば、どしどしと地域と市と連携して進めてもらいたいと思います。よろしくお願いします。 次に移ります。 自主防災組織の結成推進と防災マップの活用について質問をいたします。 3月11日で東日本大震災から5年がたちます。また、阪神・淡路大震災から21年がたちました。東北地方ではまだ多くの方々が避難生活をしておられます。復興や復旧もまだまだ時間がかかると思っております。 その中で、お互いに支え合うことが今も求められております。災害に対しての自主防災組織の結成は、防災の教育、災害時にお互いに支え合うことを基本としていると思います。この自主防災組織の結成は、安全・安心のまちづくりに重要で必要なことと思います。 本市のその後の結成状況とどのように結成について推進をしてきたかお尋ねをいたします。 ○議長(田口桂一郎) それでは、2番目の自主防災組織の結成推進と防災マップの活用についてお尋ねでございます。 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼いたします。 それでは、自主防災組織の結成促進についてと防災マップについてお答えをいたします。 浅口市の自主防災組織の設立状況でございますが、平成28年2月末現在では45団体の自主防災組織が設立をいたしております。 次に、自主防災組織の設立促進の取り組みですが、地域や各種団体における出前講座で地域ごとの特性に応じた市防災ハザードマップの解説や自主防災組織の設立に向けての説明などを行って、促進への理解をいただくよう取り組んでいるところでございます。本年度は、2月末までに19団体へ出向かせていただきました。 組織の活性化につきましては、議員御提言のとおり、組織を立ち上げて終わりというわけではございません。その後の防災訓練や研修活動を通じまして、有事の際に迅速に活動できる組織に育てていくことが大事だと、大切だと常々認識をいたしております。 そのため、平成25年度からは自主防災組織の代表者を対象にしたリーダー育成講座を開催しまして、それぞれの地域において主体的な行動ができるよう、地域防災力の向上を図っております。また、今年度は、地域で実施する訓練においても、18組織で指導をさせていただいております。そのほか、平成28年4月1日からは自主防災組織補助金交付要綱を改正をいたしまして、防災訓練への補助限度額を拡大するなど、さらなる活動の活性化を図る予定にいたしております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆12番(柚木毅) ありがとうございます。 自主防災組織を私の地区も結成しとんですが、3月2日の山陽新聞ですが、岡山県が自主防災組織をつくっとる結成率、全国で41番であります。低い結成率でございます。それは、岡山というと災害が少ないということで、県民皆さんの危機感が薄いんじゃなかろうかなということでございます。私は結成を呼びかけて、結成をつくった。それでしただけで、別に訓練をしとらんとこの地区もあると思います。結成しただけでは絶対だめだと思います。そして、いかに住民が危機感を持つか、災害があったときにはどうするんじゃということを自分自身で持つという、その指導を市役所のほうから徹底的に、機会があるごとに結成の指導をしていただきたいと、このように思います。 そして、万が一大災害が発生したとします。そのときに市役所の人間も親もおり家庭もあるわけで、一斉に外へ出られんような状態になると思います。そういう場合に、どこへどがんにすりゃあええか、市の誘導とかということができんようになるわけですので、いかに地域が一体になってその対応をするか。そのためには、訓練をし、指導を受け、みずからできるというような状態にしていって初めて自主防災組織の効果が出ると思いますので、今後ともあらゆる機会を通して防災マップに従って地域の欠点のところを徹底的に指導していただきたいと、このように思います。 自主防災につきましては、今後そういう教育を徹底的にしていただくというお願いでございます。よろしくお願いをいたします。 次に、3番目で挙げさせていただいております鴨方駅駐輪場の整備について質問をいたしたいと思います。 鴨方駅も整備されて、日々多くの方々が利用されています鴨方駅の市営の駐輪場には屋根がなく、雨天時には利用者が困っておられます。鴨方駅前の駐輪場に屋根を設置してほしいという要望が強くありますので、雨天時の利用者の利便性を図るために必要なことではなかろうかと思います。利用料も徴収をしておる中で考えていただいたらどうかと思いますが、答弁よろしく。 ○議長(田口桂一郎) それでは、3番目の鴨方駅前駐輪場の整備についてお尋ねです。 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) それでは、鴨方駅前の駐輪場の整備についてお答えをいたします。 まず、鴨方駅の南北の駐輪場の利用状況でございますけども、平成26年度では、定期の利用者が2,414件、一時利用者が2万3,564件と多くの方々に利用をしていただいております。 御質問にありましたように駐輪場には屋根がございませんので、雨の日には御不便をおかけしているというのが現状でございます。この件に関しましては以前より御要望の声が多くありまして、いろいろ検討してまいりましたが、あそこに屋根を設置するとなると多大な費用が必要となってきます。現在、駐輪場の運営は御利用の皆様の使用料だけでは賄えていないという現状でございまして、これ以上経費をかけることは困難だと、こう考えております。鴨方駅の南北の駐輪場につきましては、現状の施設を維持しながら、これまでと同様に皆様に低料金で御利用いただけたらと、こう思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆12番(柚木毅) 私が雨降りのときに大分行ってみたんですが、大変な雨降りで屋根がなかったら大変皆さん困っておられます。特に、かっぱを着て、それを着がえて電車に乗っていかにゃいけんのですから、それをどしゃ降りの中でせにゃいけん。雨ざらしの中でせにゃいけんという形になるんです。それで、荷物もぬれるし、何もかんも気の毒だなといつも思います。安い料金でということもありますけれど、払ようらんのじゃないし、支払いをしょうるんですから、できるだけ。 以前、鴨方駅周辺整備の事業の中でするべきだったと私は思っておりますけれど、今さらそんなことを言うてもだめなんですけど、ぜひとも女性の方あたりの利用者を見てみるのに雨ざらしの中で電車に乗るまでの準備をするとか、買い物して帰宅するときに雨ざらしの中で荷物を積むとか、実際問題は、私はそう経費はかからんでもできるんじゃなかろうかなというような状態ですが、その経費がかさむということで財政問題も大分考えての答弁だと思うんですけど、それは考えておりますか。経費の、どれぐらい予算がかかるかということ。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) まず、御質問の経費のことです。南北の駐輪場をカーポートみたいな屋根、全面じゃなくてカーポート的な屋根でございますので吹き降りだと雨がかかります。そういうなのをやって約4,000万円という費用、建設工事費がかかります。 現在、1日で50円という料金をいただいております。定期ですと、1カ月で500円という料金をいただいておりますが、実は定期の発行ですとか料金の徴収ですとか、それからあと駐輪場の自転車を整理したりだとか、中にはいろんなトラブルなんかもあります、そういうことを整理するための管理人さんを御存じのように置いております。ですので、その人件費等をいくと、少し実は人件費プラスそういう施設整備というか修繕費もかかりますんで、その辺の費用のほうが少し多いなと、こういうところでございます。ですから、料金がそのまま全部収入ですといろんなことができるんですが、維持管理に今お金がかかってるという現状でございます。ですので、今のままのことでやっていただけたらと、こう思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆12番(柚木毅) これは、私の考えだけじゃなしに、多くの市民の皆さんの声なんですわ、これは。何とかならんかと。雨が直接当たらんだけでええんじゃと、そうぼっこう金もかからんじゃろう、これだけの駅ができて雨ざらしの自転車置き場じゃねえでというような市民の声、大勢の声で。経費の問題もあるんでしょうけれど、今後このままでより前向きに考えて、いろいろな面から検討してもらいたいと思いますが、御無理ですか。もう一遍。 ○議長(田口桂一郎) 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 雨の日に御不便をおかけしてるのは本当に皆さんのをよく聞きます。それで、実は昨年でしたか、駅の北の駐輪場のほうには、一部屋根をつくってたわけじゃないですが、雨がかからない部分がございます。そこを雨降りのときにはかっぱを着がえるスペースとして確保をして、譲り合いのスペースというような感じで確保しておりました。状況を約1年間ほど見させていただいたんですが、なかなかそこの御利用が少ないと、実はこういう結果になっております。雨の日には本当はそこで雨露しのいでかっぱを着がえて、ただそこに置いておくわけにいかないので、自転車自体は外に出していただかんといけんのですけど、そういうことを試験的にやってみたんですが、雨が降ったときにはどうもそういうことをしてる人も少ないという報告も受けております。ですので、思ってるほど、実は皆さんそういうときには車で来られたりとか違う方法をとられてるのかなと、こう思っております。 財政のことを私が申し上げるのは何なんですが、一応こういうふうな施設にお金をかけるとどうしても受益者という考え方が出てきます。受益者負担ということになりますので、料金にはね返るのかなと、こう思っております。今50円という安い料金でやらせていただいているので、これを続けさせていただきたいなと、こう思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆12番(柚木毅) そうですか。それはそういうお考えなら楽しみがないなというような感じでございます。それはもうそれで意見はよろしいんですけど、実際、特に女性の学生さん、もう本当に困っております。雨ざらしでそこへ来てびしゃこになる。気の毒だなというような感じがいたします。 一番最初に申しましたが、駅前整備として駅が完全になるときにもうしとけば問題がなかったんじゃなかろうかなと思いますけれど、これはもう済んだことでしようがないんですけど、市民の声は多くあるということを持っといてください。 そのことについて、市長、何か考えはありませんか。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 駐輪場の整備は議員と同じように私もいろいろな御意見をお聞きしたことがあります。ということで、先ほど部長が申し上げましたように、1年間、せめて雨のときにぬれずに着がえれるのをということで私が指示しましてそういう対策を講じたわけでございますけども、その1年間では余り利用客がいなかったと。雨降りの日は家族の方に連れてきていただいている方が非常に多いという報告がありました。 それと、申し上げましたように、本当に約4,000万円という、これはどこも補助金はありません。そういった非常に多額の費用もかかるということで、いましばらく部長が申し上げたとおりでよろしくお願いできたらというふうに思っております。 ○議長(田口桂一郎) はい、どうぞ。 ◆12番(柚木毅) わかりました。しょうがありません。 要望、お願い、今回の質問はこの3点ですが、今後私もいろいろと市民の皆さんの声を聞き、そして要望を聞き、こういう場を通して皆さんにお願いをする、これからも続けたいと思いますので、市民の声としてよろしく考え、前向きな対応をしていただきたいと、こう思います。これをもちまして私の質問を終わります。 ○議長(田口桂一郎) 御苦労さまでした。 以上で本日の日程は終了いたしました。 これにて散会といたします。 明日は本会議を9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでした。            午後1時57分 散会...