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12月09日-03号

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  1. 浅口市議会 2014-12-09
    12月09日-03号


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    平成26年第6回12月定例会       平成26年12月浅口市議会第6回定例会会議録(第3)1.招集年月日 平成26年12月9日(8日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 12月9日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  福 田   玄            2番  伊 澤   誠   3番  佐 藤 正 人            5番  竹 本 幸 久   6番  岡 邊 正 継            7番  平 田 襄 二   8番  桑 野 和 夫            9番  加 藤 淳 二  10番  原     彰           11番  中 西 美 治  12番  柚 木   毅           13番  藤 澤   健  14番  青 木 光 朗           15番  大 西 恒 夫  16番  田 口 桂一郎           17番  香 取 良 勝  18番  井 上 邦 男           19番  大 西 洋 平1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(な し)1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     田 村   諭  教育長     中 野 留 美      企画財政部長  秋 田   裕  生活環境部長  原 田 健 次      健康福祉部長  襟 立 憲 道  産業建設部長  松 田 勝 久      上下水道部長  垣 内   長  金光総合支所長 河 手 秀 夫      寄島総合支所長 大 室   清  教育次長    櫛 田   忠      会計管理者   畑   良 典1.出席した事務局職員  議会事務局長  小 西 通 夫      書記      園 部   智  書記      小 橋 史 明      書記      奥 原 貴 子            午前9時30分 開議 ○議長(田口桂一郎) ただいまの出席議員は18人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(田口桂一郎) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可いたします。 まず、15番大西恒夫議員、どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) それでは、質問させていただきます。 まず最初に、ことし夏から秋にかけて倉敷と神戸で子供の誘拐、殺人事件がございました。安心・安全の町を標榜している浅口として、それについてどういうふうな御検討をされたか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) それでは、大西議員の倉敷、神戸の子供の事件についてお尋ねでございます。 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 先ほど言われました7月に倉敷市の小学校5年生の女児が監禁され、その後、無事に保護された事件、また9月に神戸で小学校1年生の女児が連れ去られて、痛ましい結果となってしまった事件につきましては記憶に新しいところでございます。子供たちへの防犯対策として教育委員会といたしまして、岡山県警によるももくん安心メールというのが不審者情報が届きますと、すぐに学校へ連絡を行い、学校は児童・生徒への指導や文書による家庭連絡を行っています。また、地域では子ども110番の家とか、それからみるみるウオークなどの地域住民による見守り活動、ボランティアによる見守り隊などの御協力をいただいているところです。今回の事件などの状況を受けまして、改めて学校による登下校時の見守り活動を継続するなど、子供の安全確保の徹底を各校に呼びかけました。加えて、各校のメール配信システムを通じて保護者の方にお知らせするとともに、これも直接ももくん安心メールを登録して情報を取得するということもお願いをいたしました。 また、子供たち自身にもやはり明るいうちに帰宅すること、出かけるときは必ず家族に行き先と帰宅時間を知らせておくことなどを徹底指導をいたしました。さらに、玉島警察署生活安全課による防犯教室も行い、できるだけ複数で行動することや、危険を察知するために時々周囲を見渡すなどの警戒心と自己防衛意識、そういったものをしっかりと持つこと、そういったことを今勉強しているところでございます。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 今までやられたことをもう一度一生懸命やられるということですが、私はこの間の事件を見て、殺人があった分について、いわゆる監視カメラのようなものが非常に役に立って、じゃないかなと、こう思うんですね。市としてそういう面において何かお考えございますか。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 昨年度防犯対策のために市内の保育園、それから幼稚園、小学校、中学校に45台の防犯カメラを設置をいたしました。また、本年度中に玉島警察署の御協力をいただき、金光駅周辺や通学路の危険箇所を中心に、市内8カ所に防犯カメラを設置する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) できるだけそういうようなのは予算の許す限りやっていただければいいと思うわけですが、1つ提案ですが、このごろ自動車にはカメラをつけて走ってるタクシーやなんか走ってますね。そういうふうなことを例えば市の車なんかは何か事件があったときにはこう前通りょったけど、見たか見んかようなことや何やかんやあるもんですから、市の車はそういうふうに監視して歩きょうるような形のカメラを、そう高いもんじゃないんだけど、掲載するようなことは検討いただけませんでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼します。 市の車ということで、公用車だと思うんですけれども、民間のトラック業界とかそういうところは先ほどのカメラを搭載したり、タクシー業界も搭載してるということは聞いております。今後の状況をまた見まして、また研究をしてみたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 市の車が走りょうたら、それでいわゆるそういうふうな監視カメラというような感じで積んで走りょうるということはそれだけ安心・安全な町になると思いますし、それから民間の人でも載せたいという人に対してはそれなりの協力をしてあげるようなことをぜひ検討して考えていただきたいと思います。 次に、給食センター、食材についてでございますが、先日議会報告会をしておりましたときにいわゆる今度は給食センターが一元化されてやるわけじゃけど、そういうふうな食材、いろいろの材料についてはどうなるんかなという話をされてる人がおりましたんで、今市は地産地消ということを基本に考えてやってると、それ以外のことは具体的にわかりませんと、こういう話をしたわけでございますが、そういう地産地消の物の考え方についてどういうふうにお考えかを教えていただきたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) それでは2番目に、給食センターの食材についてのお尋ねでございます。 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 給食センターの食材についてお答えいたします。 学校給食センター地場産物を活用したり、それから地域の郷土食や行事食を提供することを通じて、地域の文化や伝統に対する理解と関心を深めることは学校給食の役割の一つであります。現在浅口市の学校給食では地元の食材を使用した献立として、鴨方地区ではばち汁や大豆、それから黒豆を使った鴨方おこわ、それから金光地区では青大豆を使った金光おこわや愛宕梨、それから寄島地区では藻貝を使ったあえものやネブトの唐揚げ、カキ飯などを子供たちに提供しています。ことし、今年度の6月と11月に県が実施した地場産物活用状況調査、これによりますと、浅口市の地場産物の使用割合はそれぞれ6月が56%、11月が55%ありました。昨年度同時期の調査と比較して7%から10%近く増加しています。これは学校給食において地場産物安定供給に努め、計画的な献立作成をした結果であると考えております。新給食センターの献立におきましても地産地消に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) それは物の考え方、やられてることはいいと思うんですけど、具体的にそれが地元の産品であるかどうかというのは何で確認されとんですか。
    ○議長(田口桂一郎) 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 購入時、または供給するときにその地場産物であるということをお願いして、それを購入するようにしております。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) それはお店から買ってるんだと思うんですが、お店は大体市場で買うてきて、それを地場だという話で売っとんじゃないんかなという気がしてならないわけです。いろんなところを見たら、お店がない人でも、今はどうか知りませんが、以前お店がない人でもそこでずっととりょうたから、そこのお店がないのに、市場まで行って、市場へ申し込んどいて学校へ届けるようなシステムがあったわけです。そういうことはないんでしょうね。 ○議長(田口桂一郎) 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 地産地消に努めるということでは、どういうところからということでお願いをして、そういうものを購入する、納入してもらうというふうな方式でやっておるということで御理解ください。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) それ以上答えることができんかもしれませんが、私はそれを確認できるシステム、買う人が誰が注文するんか、責任を持ってきちっと確認することをやってもらって初めていいんじゃないかなと、こう思うんです。今お店で見てみますと、どこどこ産ということを書いた品物がたくさんあります。よその国の産というて書いたら売れないとかということで、日本産とかあるいはどこどこの県産とかというふうになっておりますが、必ずそれは浅口産、鴨方産、金光産、寄島産、そういうものをぜひ利用するようにその辺は買うほうの立場でもってきちっと確認をしていただくことをお願いしたいと思います。それはそれで結構です。 それで、私は野菜類なんかというのは本当に地元で一生懸命、私が思うのは、お年寄りの皆さん方がいわゆる耕作放棄地なんかを利用して、いわゆる有機無農薬の野菜をつくって、そして子供たちに食べさすと、年寄りも子供たちのためにつくる、子供たちじいちゃんばあちゃんがつくってくりょうると、こういうふうな形の中の人間関係もよくなるんではないかなと、私はそういうことを考えて、野菜というのは多分大変な何千万かの年間の消費があると思うんですね。計画的にそういうふうなのをしたらどうかと思うんですが、そういうことをしてもらえませんかというたらすぐはできんでしょうけど、検討してもらえませんでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 地場産物とか無農薬野菜ということでしょうか。現在学校の給食で使用している野菜については、地元の商店や、それから岡山県の学校給食会で購入をしています。問い合わせをしましたところ、有機無農薬の野菜については入手が難しいために安定供給ができないと、学校給食での大量の受注が難しいということ、それからまた価格が割高であるというふうなことを聞いております。御承知のとおり学校給食の食材の経費というのは保護者負担となりますので、そういったところも考慮する必要があると考えていますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 私が聞いたのはそういう意味で聞いたんじゃないんです。今確かにそういうなのを買うのは高いし、あるでしょう。だから、地元の遊休農地を年寄りの皆さん方に活用していただいて、そしてそこでつくるようなことを一度考えてみていただけませんか。それがいわゆる子供と年寄りの中のいろんな人間関係なんかもよくなってくるんじゃないかなと。じいちゃんばあちゃんがつくってくれとんを食べるんだと、おいしいと、これが一番ええ関係になるんじゃないかなと、世の中の、と思って、教育上もええんじゃないかなと思って、そういうことを検討してくださいと言うたんで、高いのとか安いとか話と違うんです。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ、教育長。 ◎教育長(中野留美) 議員さんが言われるようにつくったものを子供たちと一緒に食すということは教育上本当にいいことだと思っておりますし、学校のほうでも総合的な学習の中でそういったお米をつくって、地域の人と一緒にお米をつくって、それを餅つき大会をしたりしながらやっているということはございます。今給食に絡んででしたので、お答えをしたんですが、今後も地域の人と触れ合いながらそういった学習を進めていくということは大切であろうかと考えています。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) ちょっと私の言うとるんとちょっとええように返ってきませんが、それはそのくらいにしようと思うんですけど、本当に大切なことは何かというたら、地場でできたもんが本当に地場でできたもんかどうかというのを確認ができるかできんかが一番大切なんです。それで、そういっていわゆる本当においしいもの、いいものを子供たちに食べさすと、そのことは絶対いいようにしなきゃいけんことだと思いますので、ぜひそういう方向へ向けてやっていただきたいと思いますし、本当にそれが地場のもんかどうかというのをきちっと検査する、それは必ずやっていただきたいと思います。業者が持ってきたものは、それは安いものを買うたほうが自分たちはもうかるから、そのままよそから輸入したようなものもあるかもしれません。それでやっとる可能性が多分にありますので、余り疑ってもいけませんが、そういうことがあると思いますので、ぜひそういうことを考えていただきたいと思います。 それから、次に入ります。 ふるさと納税について伺いますが、今全国でふるさと納税のこと非常ににぎやかになっておりますが、いわゆる市に入ってくる納税と市民から出ていくお金とは今どの程度どうなっとんでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) それでは3番目に、ふるさと納税についてのお尋ねでございます。 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼いたします。 それでは、浅口市のふるさと納税についてどの程度ありますか、入りと出の金額についてお答えさせていただきます。 まず、ふるさと納税については、ふるさとに貢献したい、応援したいという方の思いを生かす仕組みでありまして、出身地などの地方公共団体に寄附をした場合に寄附をした金額に応じて個人住民税と所得税が控除される制度であります。寄附をした場合寄附金額のうち2,000円を超える額について個人住民税額のおおむね1割を上限として所得税とあわせて控除をされます。平成20年度の税制改正によりまして従来からの地方公共団体に対する寄附金の控除制度が大幅に拡充されたことをきっかけとしまして、本市でも平成20年度からふるさと納税制度の運用を開始をしております。 御質問の納税の歳入と歳出の額でございますが、今年度11月末時点での数字になりますけれども、件数が57件、歳入金額は144万9,000円でございます。また、寄附に対するお礼の品や送料の歳出の額でございますが、市から出た額でございますが、32万387円ということになっておりまして、数字で言うと、利益を得ているということになります。歳入が多いということになります。 なお、10月から新たなお礼の品として市内4酒造メーカーの商品を対象とした浅口の地酒セットを追加いたしまして、11月末までの二月間でそのうちの件数が38件、金額91万4,000円と、お礼の品等の歳出は28万5,067円となっております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 私はちょっと入りと出という話を少し勘違いして言うたようでございますけれども、いわゆるよそからくれる金と市民が出す金と言い方をしたと思うんですが、市民がよそへ寄附する金、それがどうなんかということですけど、それをさっき聞いたと思うんですけど。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 先ほどの市民から出たお金ということについて、正式な申告のときの数字になると思います。 ◆15番(大西恒夫) 前年度でいいです。 ◎企画財政部長(秋田裕) ちょっと確かな数字はまとめ切れておりませんが、約ということでさせていただきますと、浅口市の方が他の自治体へ寄附したということについて言いますと、13件ほどで70万円余りということになります。そのうち浅口市からの市民税、寄附金の控除額としては約20万円ということで、実質的な数字は20万円ということになります。他の自治体から浅口市への寄附ということになりましたら、今度入ってくるお金ですが、27件の68万5,000円ということ、これは25年中の数字ということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 今ふるさと納税でお礼の品物を送るというの今具体的にどういうことをやっとんですか。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 多くの自治体で寄附に対する特典というのがございます。その地域ならではのいろんな特典がございますけれども、浅口市におきましても23年度からでございますが、これ浅口商工会が地域の特色あるすぐれた産品として浅口ブランドの浅口の幸というものをつくって認定をしております。市内企業が製造、販売しているものに限るということでございますが、ふるさと納税をしていただいた皆様へのお礼の品をお送りをしてまいりました。また、本年の3月に議会で承認されました、議決をされました浅口市地酒の普及を促進する条例が施行されました。この中に市は地酒の普及の促進に積極的に取り組むよう努めるものとするというのがございまして、10月から新たに浅口の地酒セットというものを用意しまして、市内の4酒造メーカーの商品をお礼の品として追加をいたしました。そうしますと、ちょうど10月、11月ごろのシーズンもありますが、それまでと比較しまして大幅な寄附額の増加につながっているという現状もございますので、説明をさせていただきます。 なお、税収アップによる自主財源の確保は浅口市の知名度アップにもつながる取り組みでもありますので、今後こういったものも積極的に推進していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 私が思うのはよそからいただいたお金を自分とこの町の行政のほうで使うようなことじゃなくて、いわゆるそういう意味では産業振興に投資するような形の中で、極端な話、全てでも出すと、それは町の中へ市がお金を出して一つの事業を起こしてると同じことになるんじゃないかと、こう思うんですね。9月ぐらいだと思うんですけど、テレビを見てましたら、昨年その町に1億3,000万円のふるさと納税があったと、ことし9月ごろにもう2億円予約があって、もうこれ以上できませんというて断ったと、こういうのがありました。それは何をやってるんかと思ったら、棚田のお米を一生懸命つくらせて、それをどの程度送ってるんか知りませんが、何かそれに申し込みが非常に多いんだと。それで、一つの町で2億円の産業が起きてるんですよ。もろうたからというて行政に使うのもいいけど、行政がそれに出すこと、買うことによって町の活性化になってるんですよ。私はそういう意味で何か考えていただければええなと思うんですが、さっき私が給食センターのことでちょっとお話しした子供の野菜なんかをお年寄りがつくるという話をしましたが、そういう子供が食べてる野菜ですというふうなことを言うと、安心・安全な野菜として、またそれを送ってくれという人も出てくるんじゃないかなと。いわゆる給食できちっとしたある程度のなにする、それ以上ができるもの、あるいはそれ以上つくって、私はそういうふうな発信というのもある意味では一つの事業として、遊休農地の事業としてできるんじゃないかなと思うんですが、その辺は、どなたでも結構ですが、お願いします。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 御提案ありがとうございます。もちろん今先ほど申しました地酒の振興ということも含めて積極的に今のような趣旨を理解しまして、地場産業の振興にも役立つという認識のもと実施をしております。それを多くの産業全体にというお話でもありましたが、私たちのほうはソーシャル・ネットワークとか民間ポータルサイトへ浅口の特産品はこういったものがありますよというのを担当課でしっかりPRをしております。実はお送りした方々の中で寄附の備考欄というのがございますが、そういった中に、すてきな町ですねと、しっかり特産品のPRをしてくださいねということのコメントもいただきながら、そこで担当者がいろいろコメントもお返ししながら、市長からのお礼の言葉も返しながらしっかり頑張っていきますということも行っておりますので、今言った趣旨を取り入れまして、産業の振興、あるいは行政の振興に結びつくようにこの制度を大いに利用させていただきたいと、利用していこうと思っております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) もうこれで後はいいですけど、要はいただいたお金を自分の町の行政に使うという考えをやめて、できるだけ皆さんにお返しして、地場の産業を育成するというふうに、いただくお金ですから、自分たちで税金でいただいたお金じゃないですから、その辺はいいことじゃないかと思うんで、ぜひ考えていただきたいと思います。 次に、空き家対策についてです。 実は、23年3月議会で私が空き家のことを質問いたしました。そのときには執行部のほうは空き家のこと等については、不動産業者が扱うもので行政のほうは余り扱いたくないようなお話があったわけです。私はそのことを追及しとんじゃないですから、よろしいですか。ただ、空き家バンクというのをつくられたことはええことだと思いながら、私の思うとるようなことになりつつあることをうれしく思うわけです。それで、聞かせていただきますが、空き家の状況はデータ的に何かあるんでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) それでは、4番目の空き家対策についてでございます。お尋ねでございます。 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) それでは、空き家のデータのことについてお答えをいたします。 空き家率の実態でございます。平成20年になります。ちょっと古い資料ですが、国の住宅・土地統計調査というのがございまして、それによりますと浅口市の空き家率は15%となっております。ちなみに岡山県全体の空き家率は14.8%となります。また、同じ調査で平成25年に同じ住宅・土地統計調査を実施しておりますが、その結果は今後の来年1月から2月のころに公表される予定になっておりまして、最新情報はまだでございますが、市町村別の数値は示されておりませんが、速報集計の岡山県の空き家率は15.8%と、平成20年より1ポイント上昇しているという結果です。浅口市においても同様の推移を示すものではないかなという推測をしております。 なお、この空き家率には賃貸用の住宅が空き家となっているものも含んでいるということなので、御理解ください。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 率で示されたらよくわからないんですが、空き家にも全然使い物にならないのもあろうし、いろいろあると思うんですが、その辺はまたいろいろ調査もしなきゃならんと思うんですが、またできたら教えていただきたいと思います。 空き家で壊れかけてるようなのを撤去せえというてもなかなか撤去しない、きのうもありましたけど、撤去するとあと税金が高くなる、いわゆるあるときの6倍になる、220平米以上は3倍になるということで、お金がかかって税金高くなることはしたくないということになるんですが、何かこういうことに対する方策はないのかなと思うんと、もう一つは、こういうことを言うんですね。9月の初めに同級生に会いましたら、大西さん、もうよそへ行ってしもうとって、もう家を処分しょうと思うても誰も買うてくれるもんがおらんのだと、寄附するけえ、とってくれんじゃろうかのうと、こう言うけえ、市は多分とらんと思うなと、こういう話をしたわけです。その辺のことを含めて、もしそういうことを寄附して、引き取ってくれえというたら、とっていただけるんでしょうか、どうでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(原田健次) それではまず、1点目の税のことについてお答えをいたします。 空き家を撤去した場合に税負担の軽減の措置というふうなお尋ねであろうと思います。これにつきましては、昨日もお答えをしましたように現在空家等の対策の推進に関する特別措置法という法律が可決されました。これの法律の中に市町村が行う空家等の対策計画に基づく空家等に関する対策の円滑な実施を推進というふうな観点から、必要な税制上の措置を講ずるというふうに法律の中で明文化されておりますので、来年度の税制改正の行方を注視していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) もう一点、無償で寄附する件でございますが。 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) それでは、無償寄附についての御質問でございます。 まず、空き家の寄附につきましては、原則お受けすることができないと、原則お受けすることができないと考えております。空き家の寄附をいただきますと、まず維持管理に多額の経費がかかることを考えなければなりませんし、またこうした建物をすぐに公共的な多くの方が使用する目的で使用することもなかなか難しいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 空き家の寄附ということを言いましたけど、土地、建物全部でございます。それでもですか。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 土地、建物につきましても、原則すぐにお受けすることはできないという考えでおりますけれども、そのときの内容が本当に公共的にどうかということは十分審査をしなくちゃいけないと思います。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 私は空き家、そういうものを何か受け取るNPO法人か何かでもつくって、全部無償で受けて、それを撤去して、それで土地等に付加価値をつけてまた売っていくような、何かそうでもしなかったら、空き家がたくさんあり、壊れかけたのがたくさんあるところは町としてもう何か寂しい気がするんですね。何かそういうことを、今すぐ返答してくれえともできないと思いますけど、一遍開発公社が一旦引き取って、それをどっかのNPO法人でも何かがええように片づけてなにするとか、その辺のことはまたちょっといろいろ、急に私も思いついたもんですから、言ってもいい話ができませんが、そういうこともひとつ一遍検討して、将来的に検討していただきたいと思うんですね。 それからもう一つ、空き家を地元の皆さんが利用する方法、今は空き家を売るとか貸すとかという話をしてますが、地元の皆さんが利用する方法を考えていったらどうかと。いわゆるお年寄りの皆さんが近所の家へ行ったんでは迷惑すると、そうではなくて、どっか年寄りのサロンのような感じで、市が幾らか何か中へ入って集まると、そういうところでお茶を飲みながらいろんな話をする、年寄りの皆さん方が近所の人が安心・安全でおれるようなところ、いろんなことを話をすることは地域の活性化にもつながると思うし、私はもう一つさっきから年寄りと子供の話をしましたが、そういうところへ子供たちが集まってきて、昔話を聞いたり、いろんなことを聞くことによって地域が非常に活性化してくるんじゃないかなと、こう思うんですが、そういう空き家を地元で使わすような方針はないでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 空き家を地元で活用する考えはどうかとのお尋ねでございます。 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) それでは、地元の活用という視点でございます。確かに誰も管理されない放置された空き家が地域にふえることは議員さん言われましたように防犯上、環境上の心配、あるいは景観ということでもよくないと思います。地域としても可能な範囲で所有者とのつながりを保っていただきまして、連絡が取り合えるようにというのも一つの方法で必要かと思います。一方で、空き家を地域のコミュニティ等で活用したい場合は、当然所有者と地元がお話をするという形になり、またその後の協議とか契約等に結びつく面もあると思います。要は事業主体、管理主体の関係だと思いますけれども、そういった空き家を地域の資源として生かすこと、これは大変大切なことだと思います。行政としても今後の空家等対策計画を近々つくっていかなくてはいけないということで検討いたしますが、コミュニティの活性化につながる場合は必要に応じて相談させていただくということで協力支援を行ってまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) いろいろ歩いて見ると、年寄りの集まる場所がねんじゃ、お茶を飲む場所がねんだと、こういう話がありますんで、ぜひそのことは進めていただいて、地域が活性化していくようにやっていただきたいと思います。 次に、日本ヒューム管のことについてお聞きしたいと思います。 10月から六条院西にあります日本ヒューム管の土地にメガソーラーの工事をされております。市長さんとこへ挨拶に来られたと思うんですが、どういうお話だったんか、お伺いしたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) それでは、六条院西の日本ヒューム管についてお尋ねでございます。 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 失礼いたします。 御質問の内容につきまして、私のほうから少し概要の説明をさせていただきたいと思います。 先ほどありましたように日本ヒューム管、日本ヒューム株式会社と申しますが、この会社は今質問にもありましたように鴨方の六条院西に用地、土地を持っております。この土地3.3ヘクタールほどありまして、現在空き地なっております。市のほうといたしましては、この空き地を企業誘致のための候補地として平成21年11月から岡山県のほうに情報提供を行い、岡山県内へ進出を検討している企業に紹介をしてきておりました。平成26年6月、ことしの6月でございますが、日本ヒューム株式会社より候補地から外す旨の連絡がございまして、情報の提供を中止しているところでございます。先ほど御質問にありましたように自社でメガソーラーの用地として使うということが決定されたそうで、この工事の挨拶に来たということだと思います。ことしの9月でございますけども、自社でメガソーラーの用地として利用することが決定したと、こういう報告に来られたと、こういうふうに聞いております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 工場というんか、やられることはいいことですけど、人の使用はゼロであると思うわけですね。私は昔現職の時代に日本ヒューム管が三十数人使ようりまして、撤退すると言われたんで、東京まで行って、ぜひ町も協力するから頑張ってほしいと言ったら、何か8,000万円ぐらいを投資をして、使用人数は半分にして頑張られて、結構もうかるようになったという話をされておりました。でも、だめになってしもうてあれしとるわけですが、私は議員になってからあそこの工場がもう壊れてしまっとるし、それから社宅ももう空き家になって、もう何か変な事故でもあったらいけんと思って、東京まで交渉に行ってきました、あれをきれいにしてくれえと。私どもは地元の者はあの土地は地元にも利益があると思って売ったんだと、それは何かというたら、人を使ってもらえると思うて売ったんですよと、だけどあんた方は何もせずにおるというのは少し地元に対して、自分たちだけもうけりゃええような感じは大きな会社として問題があるでしょうという話に行ってきました。それで、どうしてもなにせんのなら、あそこの場所を地域の広場として使わせてくれえと、こういう話もしました。そうしましたら、それは今はできないと、がしかし、あれを売るか何か工事をするときになったらまた考えますと。私が南側にある社宅の土地約320坪ぐらいですかね、あれをもう市のほうへ寄附してくれと話したら、そのオオノさんという部長さんが、それはいわゆる訴訟が起きても困るから、そういう工事をやるようなときに考えますという返事をいただいております。私は今回こういうことで工事を始められたわけですが、私の立場とすれば、もう議員の立場ですので、執行部の立場でございませんので、ぜひ市としてあそこをいただくか、借りれるか、何かその辺で西六へ広場をつくっていただく、それはある程度私約束しておりますので、ぜひお願いしたいと思いますんで、市長さんにお願いします。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 日本ヒューム管の話でございますけども、通告書にはその話の内容を聞かせてほしいということでございましたので、話の内容は、ことしの9月に自社でメガソーラー用地として利用するという報告に来られたということでございます。企業というのはやはり企業誘致は買い手の条件、売り手の条件、いろいろあろうかと思います。今日まで部長が言われましたようにいろんな日本ヒューム管につきましてはそういった話もありましたけども、そういった売り手と買い手の条件がうまくいかなかったということで、決して我々が何もしなかったということではございません。一生懸命頑張ったんですけども、そこら辺がうまくいかなかったというふうに御理解をいただければと思います。 それから、広場ということにつきましては、これは今突然の御質問でございますので、浅口市全体もしっかりと見ながらそういった計画も立てていく必要があろうかと思いますので、今ここで、済みません、西六に広場をということはちょっと答弁は差し控えさせていただきます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) あそこの土地は地元の地権者の方が企業の利益のため、あるいは地域のために出したわけです。そして、今度は自分とこの会社だけのためにやって、地域のためには何もしてないわけです。私はそのことをきちっとオオノさんという部長さんにお話ししました。それはまだ今度ソーラーしての話じゃ、その前の話としてしたわけです。工場を建てたり、あるいはいろいろするときには考えますという返事をいただいておりますんで、よその市全体の中の物の考え方もあるでしょうけど、西六としてはあそこの土地を自分たちが出してるんですから、そのよその土地を考えてあそこへバランスがとれんからやりませんというんじゃなしに、話をしてみてくださいと言うんですよ。私はそこまで話をしとんですから、市長さんが話してくださいと、こういう話ですから。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 先ほど話したとおりでございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) それじゃ、市長の言われるのは、いろいろ考えて自分が必要ないと思ったら、話にも行きませんと、こういうことですか。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 私は決してそのようなことを申し上げておりません。広い立場でもう一度全体を考えなければいけないというふうに申し上げております。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 言ようることはわからんこともないですけど、上手逃げられとるような気がしてしょうがないわけです。いわゆる老人と子供の広場、あるいは西六には全然場所がないんですよ。一切ないんですよ、広場が。せいぜい子供が遊ぶちょろっとした遊園地みたいなんがあるだけで、何もないんですよ。だから、私は話をしとるんですけど、それは検討してみますと言うてくれりゃあええのに、全体を考えてどうこうすると言われたんじゃ、私はちょっと今までやってきたことが何か空回りしとるような気がしてしょうがないです。もうそれ以上はよろしいです。 それから、国立天文台についてお聞きいたします。 東京大学東京天文台岡山天体物理観測所、市長さんが最初に覚えられた言葉というのを50周年のときにお話しされておりました。市長さんもそのときからのかかわりだろうと思うわけですが、最初にできたときは188センチ、東洋一、それから太陽の磁場を観測する装置としてはその当時は世界一のものがあったわけです。このたびまた3.8メートルの望遠鏡が今工事をやっております。東アジアで一番大きいということになっているようでございますけども、これをできたのもいわゆるこういうことを誘致してくださった方がおられたからこそだと思うわけです。名前は藤井永喜雄さんという方でございますけども、私は今日また東アジアで一番のようになる、それから晴れの国おかやまも浅口からというような感じ、そういうイメージの中でこういうことをしてくださった人に感謝したり何やかんやするいろんなことを市として計画していただけないかなと思ってお尋ねいたします。 ○議長(田口桂一郎) 6番目の国立天文台についてお尋ねでございます。 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 国立天文台の誘致に関してお答えをいたします。 現在の天文台は昭和31年に建設が決定しましたが、それに先立ちまして東京大学では昭和26年金光学園天文台に隣接して東京大学東京天文台観測所を設置しました。当時金光学園の天文部を指導した先ほど言われました藤井永喜雄先生を初め、藤井氏の理解者であった金光鑑太郎氏、それから倉敷天文台の本田技師、それから東京天文台技師の下保茂氏らの力によってこの地が天文観測の適地であるということが明らかになったというふうに伺っております。天文台の誘致に関しては官民挙げて多くの方々が協力されたというふうに伺っております。本当に多くの皆様の御尽力のおかげで東京大学の天文台ができ上がったわけでございます。本当に先人の御労苦を改めて感じているということでございます。 先人の尽力についてのまた紹介の仕方等につきましては、今後検討してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆15番(大西恒夫) 研究をするということですので、またいろいろ聞かせていただけたらと思いますが、ある意味では3.8メートルの望遠鏡ができたときが一つの、35年ですし、契機でございますので、タイミングを合わせたいろんなことをやっていただければ大変ありがたいと思います。本当に大変な努力をされてあそこへ持ってこられたというのも私も子供の時分に天文部におりましたのでよく知っております。やっぱしもうちょっと言うと、鴨方町の町報に藤井永喜雄氏のことを鴨方町忘れちゃいけんというふうなことも昔出とったことがあります。そういう意味ではこういう今回のようなときにまた新たに思い出しながら感謝するのもいいことじゃないかなと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 これで終わります。 ○議長(田口桂一郎) 御苦労さまでした。 ここで休憩に入ります。            午前10時16分 休憩            午前10時33分 再開 ○議長(田口桂一郎) それでは、再開いたします。 次に、1番福田玄議員、どうぞ。 ◆1番(福田玄) 1番福田玄でございます。 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。 おかげさまをもちまして、4月13日が選挙でございました、間もなく半年を迎えようとしております。先輩議員、そして地域の皆様、市民の皆様に御指導いただきながら支えられながら何とかやってくることができました。やはり当選させていただいて以降、陳情御要望もいただいておりますが、その中で多いのが道路に関することであるとか、カーブミラー、それから交差点、そういったお話をよくいただくわけでございますが、近年高齢者も増加して、高齢者のドライバーがふえている、そういったことがあるわけでございます。そういう中で市内の交差点、この市内の交差点で事故が多くなっているんではないかということがあるんですが、市内の交差点の危険箇所に関して質問させていただきたいと思います。 まず、2009年からの5年間で県警から指導のあった危険交差点は何カ所ぐらいありますでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) それでは、福田議員の一番最初の市内交差点危険箇所について県警から指導があった箇所は何件あったかのお尋ねでございます。 企画財政部長。 ◎企画財政部長(秋田裕) 失礼します。 それでは、市内の交差点の危険箇所についてお答えをいたします。 まず、県警から指導のあった危険交差点についてでございますが、これは市内にある多数の交差点について玉島警察署と随時協議をしているものの中で、特に事故件数の多い交差点や死亡事故が発生した交差点について玉島警察署から事故防止対応につき相談をいただいたものという意味でございます。先ほど議員さん言われました指導というのは法的な指導ではございませんので、そこはよろしくお願いをいたします。 さて、21年、2009年からの5年間で玉島警察署から事故防止対応につき相談がありました交差点は市内に2カ所ございます。1カ所目は、金光町の地頭下の県道倉敷笠岡線、新池付近の南になりますが、交差点において平成24年に事故件数が2件発生したために対策について相談を受けたものでございます。もう一カ所は鴨方中学校の南西にある交差点、ちょうど井笠広域会館の北西側となりますけれども、事故の件数が多いため平成25年に対策について警察から相談を受けております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。 特にあったのが2件ということで少しほっとする部分はあるんではありますが、この指導のあった交差点でどういった改善策が講じられたか、そしてまた改善策が講じられた後の状況の変化、事故件数の変化を教えていただけますでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 企画財政部長、どうぞ。 ◎企画財政部長(秋田裕) 改善策についてでございますけれども、まず金光町地頭下の交差点では運転者が交差点の存在を視覚的に把握できるように交差点を赤い枠で囲むという形で路面に強調表示を設置いたしました。また、道路の交差点がわかるように交差点の真ん中へT字の交差点マークというのがございますが、それを設置しております。事故の件数については、設置前では年間3件発生していたものが設置後には年間1件となり、事故件数は減少しております。また、鴨方中学校南西の交差点につきましては、通行する運転者へ注意を促すよう導入レーンの設置と路面に大きな注意という文字による表示をしまして、また鴨方中学校の生徒が登校する時間帯に通勤者等が学校の近くの道に進入しないよう指定方向外進行禁止の規制をかけるなど、地区等からの要望を市が受けまして、警察署の早い判断によりまして改善に至っております。事故件数につきましては、設置前では年間6件発生しておりましたが、設置後には年間3件となり、こちらも事故件数は減少をしております。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。 施策を行ってそれが数字にあらわれているということではございますが、この事故件数が減っていても通学路や歩行者の多い交差点、こういったところにはさらなる改善が必要ではないかというふうに思うわけであります。やはり私自身の祖母ももう89歳という高齢ではあるんですが、まだ車にこの間も乗っていたんですよね。やはり田舎なので、車に乗らないと買い物にも行けないという状況があります。片ややはり高齢の方が運転をされると、かなりの危険が高いということがございます。今お答えいただきました2件のうち1件が実は私地元でございまして、地元からの要望もいただいておるんですが、鴨方中学校のそばの交差点、ここは幼稚園、小学校、中学校と、これ通学路になっているんです。よくこれはもう笑い話のようなことでありますが、誰か死なにゃあ信号もつかんのんじゃとか、誰が死なにゃあ何かが道が変わらんのじゃというような話があるんですが、これは本当にその何か一人誰かが事故でお亡くなりになって、哀悼の意を申し述べたところで命が返ってくるわけではありません。私も事故現場に実際に遭遇したことがありまして、交差点で事故したら必ず通学路の歩行者が歩いてるほうの畑に車が落ちるんです。これがもし通学時間だったらということを考えると、本当にぞっとするようなことがございますので、ぜひ、ここ件数が6件から3件減ってるということではありますが、この3件のうち1件でも朝の時間帯、夕方の時間帯だったらと思うと、改善できるものはぜひ命を大切にするという観点から改善できないものかということを提案したいと思いますが、市長の御見解をお願いいたします。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 浅口市内から悲惨な交通事故をなくすること、つまり事故ゼロですね、これはもう本当に我々の大きな願いであります。現代の車社会の中で市民の皆さんが事故に遭わないように玉島警察署を初め、多くの関係者の皆様のお力をおかりし、交通安全の啓発等の取り組みを今現在も実施しております。そして、市内の交差点危険箇所につきましても、先ほど部長が申し上げましたけれども、交通事故が減少するよう必要な改善策を適宜講じております。しかし、議員の言われるように交通安全対策が一度改善したからそれで終了というような性格のものではございません。これからも事故ゼロを目指して一生懸命努力してまいりたいというふうに思っております。いずれにいたしましても、安全・安心なまちづくり、これが我々の目標でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆1番(福田玄) 前向きなお答えをいただいたと思っておりますが、ぜひ改善策を講じていただいて、さらなる事故防止、そして市民への意識の啓発ですね、交通ルールを守るというこれ基本的なことでありますが、そういったことも取り組みをいただいて、もし何年か後にこの場に再度立たせていただいて、何年か前に質問したけどもやはり起こってお亡くなりになったというような質問をしないのが一番幸せなことであるわけでありまして、ぜひ前向きにお願いいたしたいと思います。 続きまして、幼・保一元化に関して質問させていただきたいと思います。 現在世間では解散総選挙という形で選挙が行われているわけでございます。そして、この選挙の争点は消費税の増税を先送りすることを問うというふうに時の政権がおっしゃってるわけでございます。このことによってさまざまな財源等が見込んでいたものが用意ができないというようなことが起こってくるわけでございますが、その中に幼・保一元化のことも関連してまいります。その件に関して一、二点お伺いしたいと思います。 まず1点、市内の幼稚園の保護者から年長組のクラス編制の定員を引き下げてほしいという御要望をいただいております。これは教育基本法の中で原則として35人の定員を設けるというものを設けているわけでありますが、その原則があるためにクラス編制がちょっと柔軟にできないというようなことで、少人数学級を実現することが難しいということなんですね。昨年もこのことに関しては署名を集めて市に要望されてるようなんですが、その際にはなかなか解消する方向には向かなかったということなんですが、このどういった見解をお持ちかということを、今幼・保一元化の議論もちょうどなされている最中ですので、そのこととあわせてお答えいただければと思います。 ○議長(田口桂一郎) それでは、2番目の幼・保一元化についてお尋ねでございます。 教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(櫛田忠) それでは、幼稚園のクラス編制に関してのお尋ねでございます。議員さんがおっしゃいましたように文部科学省が定めた幼稚園の設置基準では1学級の幼児数は35人以下を原則とするというふうに定められております。市では定員を年少は30人、年長は35人というふうにしております。基準は最低のものを定めたものでありますので、地域や子供たちの実情に沿って適切な措置を講じることが必要と考えております。ただ、幼稚園は集団生活の中で個性や人間性を育む教育の場であり、教育の大きな狙いである集団によるさまざまな体験や生活習慣の形成などには一定の園児数が必要であると考えておりますので、その点も考慮の上、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆1番(福田玄) 少人数教育ということがよく言われるわけでありますが、じゃ、少なければ少ないほうがいいのかと、じゃ、5人がいいのか、7人がいいのかというような話もあるわけではありますが、やはり余り人数が多いと、先生方の目の行き届かない部分も出てくるというところがございます。その観点からですね、実は私きのうも現場をちょっとうかがって見てまいりました。やはり人数が多いと、子供たち小さいと手がかかりますので、幼児教育というのはそういった性質があると思います。ただ、同時に小学校へ向けてだんだん上がっていく、小学校が35人学級、40人学級ということがありますので、そこに向けてならしていくという意味はあるとは思うんですが、もう一度、幼・保一元化の今取り組みをされてる、計画を立てられてると思いますが、その方向性とあわせてもう一度お願いできますでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 続きまして、幼・保一元化の方向性をお尋ねでございます。 教育長、どうぞ。 ◎教育長(中野留美) 幼・保一元化につきましては、子ども・子育て会議におきまして質の高い幼児教育の幼児期の学校教育とか保育の総合的な提供であるとか、それから待機児童の解消という点から今認定こども園等も視野に入れて御審議いただいているところでございます。今後もそういった適正な定員についてはしっかりと検討していきたいと思っております。そういった中で先ほど議員のほうも言われてましたように今の幼稚園の状況ということにつきましては、年少で30人、そして年長で35人、そして1、2年生で35人というふうに小学校につながっていくという、就学前の子供たちの小学校教育への連続性といったものも大切にしながら、集団の中での教育の大切さといった、社会性を育てるといった観点からも計画的に行っているところです。今後も先ほど言いましたような幼・保一元化に向けて中・長期的な視野に立って、本当に計画的に検討してまいる必要があると思っているところです。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。中・長期的なというふうな御答弁をいただきましたが、今現在育っている子供は中・長期的に育っていくわけではなくて、2年、3年というスパンでやはり卒園をされていく、そういった部分がありますので、未来の子供たち、そして次の世代にあのときこういうふうにしといてよかったなという施策をぜひ打っていただきたいというふうに思ってますので、しっかりと御検討いただきたいと思います。 そして、次に移りますが、先ほども申し上げましたが、現在総選挙の中で幼・保一元化の議論がなされておりますが、この財源というのは7,000億円の財源が国の予算として見込まれておりました。この7,000億円というのは何を財源にするかというと、消費税を8%から10%にする、この2%の増税分で賄うということだったわけであります。しかし、今回増税が先送りになるということで、公算が大きくなってると。そうなると、やはり国のことなので国からどういったものが出てくるかということはわからないという部分があるとは思うんですが、やはり、じゃ、お金があるから、お金がないからと、じゃ、国がこう言うから、こう言わないから子育てに関して子供たちの教育が右左するということでは、これはやはり子育て王国を目指す浅口としてもどうかなというふうに思うわけであります。来年4月以降こども園の計画が前に前に進んでいくということがあると思います。平成30年に向けて市内の幼稚園、保育園、こども園にしていくというような計画が今着々と進んでいるとは思うんですが、この財源が当てが見込まれなくなった場合に、浅口市としてどういう対策をとるのかという方向性、お伺いできますでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(櫛田忠) 財源のお話でございました。子ども・子育ての新制度には議員さんもおっしゃいましたように消費税が10%になった場合に約7,000億円の財源が充てられると、その財源をもとに待機児童の解消や学童保育の充実などに使われるということでございます。ただ、報道を聞く限り現在の状況では消費税の増税が先送りになるというふうに言われておりますが、一方で子ども・子育ての支援新制度、これは法律によりまして予定どおり27年4月から実施をされることというふうになっております。ただ、私ども非常に心配をしておりまして、十分な財源が確保されないと、制度の実施に影響が出るという可能性もありますので、現時点ではもう国の動向を注視して情報収集に努めるというお答えにさせていただきたいと存じます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。そういった御答弁をいただくのが精いっぱいではないかなというふうには思うんですが、ただもしお金がなくなってもブレーキとアクセルを一緒に踏むような今状況になっているというふうに思うわけではありますが、しかしこの計画をして進めていくということに関して何かほかの一般財源からも含めて対策はとれないのかとか、計画ですので、何かがあったときにはこういった対応をとっていくというようなことを常に備えておく必要があるというふうに思うわけでありますが、同時にやはり国の方針によって右左にするような子育ての施策というのは本当にいかがなものかと思うと、地方からの声をきちんと、財源を増税分と言われてはいるが、しっかりと確保するようにというような決議をとってもおかしくないような、だとは思いますが、最後に市長の御見解をお伺いできますでしょうか。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。
    ◎市長(栗山康彦) 幼・保一元化ということでございますけども、子育て支援につきましては、浅口市が取り組む重要施策の一つであります。これまでも幼稚園の使用料や保育料の軽減など、さまざまな施策を実施してまいりました。そして、本年度の7月から教育委員会事務局にこども未来課というものを新しく設置をいたしました。幼稚園と保育園の所管を一元化して、効率的な業務が図られるよう体制の整備を行ったわけでございますけども、現在とりわけ今後の幼稚園や保育園のあり方、そしてこども園への移行などにつきまして子ども・子育て会議で議論を進めていただいております。今議員が言われましたように大変心配されてること、実は私も議員と同じように大変その予算的なことを心配をいたしまして、先般新しい子ども・子育て支援制度につきまして、内閣府の少子化対策担当へ行ってまいりました。そして、しっかりと話を聞いてまいりました。国の次年度予算についても話題となったわけでございますけれども、現時点では確かに明確な方針は出せないようでありましたけれども、地方の要望に対してしっかりと努力をしていただけるという確かな感触を得たのも事実でございます。引き続き安心して子供を産み育てやすい環境、そういった浅口市の実現に向けて積極的に取り組んでまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆1番(福田玄) ありがとうございます。 やはりこれ制度というのができると、一番混乱をするのは現場の先生方であります。そしてその影響を受けるのはまさにこれから育っていく子供たちであるわけでありますから、大人の都合で本当に子供たちの環境というものを左右するということではなく、しっかりと子供たちの将来を見据えた施策になるように取り組んでいきたい。この件については担当の委員会でもありますので、しっかりと今後も議論していきたいと思います。 ありがとうございました。 ○議長(田口桂一郎) 御苦労さまでした。 次に、2番伊澤誠議員、どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) 2番伊澤です。 12月に入りまして寒波到来で寒さが一段ときつく感じられます。所によってはこの寒波で大雪が降り、孤立した集落が出たとのことですが、こういったニュースを聞きますと、ここ浅口は本当に災害の少ない住みよい町だなとつくづく思うんですが、防災対策等は十分考えていきたいと思います。 平成26年、年の瀬となり本年最後のラストバッターでございます。一般質問となります。毎回ですが、ここに立ちますと、いつも緊張いたします。たどたどしく稚拙な質問でしょうが、執行部のわかりやすい明快な御答弁をお願いしたいと思います。 それでは、通告に従いまして、順次質問いたします。 まず、優秀表彰についてでございますが、当浅口市には南に瀬戸内海、北には遙照山、風光明媚な上、先日開催されました海と魚の祭典、またにぎわいました海の幸、小坂の麺、金光の植木にと、また阿部山の花卉、他市に発信する豊富な地場産業のある浅口市でございますが、優秀な人材も豊富だと思います。スポーツまたは芸術、技能での本市を出て大きな大会や中国地区または全国レベルでの優秀な成績をおさめた浅口市在住の方、学生、児童を含め、また一般の方もですが、浅口市のほうから表彰されてみてはいかがでございましょうか。皆様も御存じだと思いますが、さきの10月ですか、長崎がんばらんば国体において浅口在住の方が重量挙げで大会記録を更新し、優勝された方がおられることは新聞やテレビでも大きく取り上げられておりました。大きな大会への出場の前に激励されているとは思いますが、大会へ出られて優秀な成績を残された方へ特別表彰などを浅口市から贈られてみてはいかがでございましょうか。よろしくお願いします。 ○議長(田口桂一郎) それでは、伊澤議員の1番、優秀表彰についてお尋ねでございます。 教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(櫛田忠) それでは、表彰についてお答えをいたします。 スポーツまたは芸術、技能等で優秀な成績をおさめた児童・生徒に対する表彰でございますが、体育、文化、芸術の健全な育成と促進を図ることを目的に議員さんもおっしゃいましたように市では県代表として全国大会等の各種体育、文化、芸術大会に出場する方に出場激励金を支給をしております。全国大会で優秀な成績がおさめられるよう願いを込めて、ことしも11月末日までに個人33人、それから2団体に対して激励金、71万5,000円を支給いたしたところでございます。各種の大会で市民が活躍することはスポーツや芸術活動の振興につながるものと考えております。 それから、御質問の全国レベルで優秀な成績をおさめた人への表彰についてですが、議員さん今おっしゃいました国体で優勝した方などは県のレベルで体育協会から表彰がなされるものと思います。また、それに準ずる方につきましても、市の教育委員会から県に対して表彰の推薦をいたしておりますので、そちらのほうで対応させていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) ありがとうございます。 私ごとなのですが、近隣に井原市でおととしぐらいですか、鴨方西小学校の児童が井原市近隣小学生対抗リレー大会というものに鳴り物入りで参加しまして、中にはスポーツ少年団、陸上スポーツ少年団、陸上クラブチームとか名立たるチームがおったのですが、その中でも鴨方西小学校の児童が優勝したという経緯があります。小さい大会ではございますが、そういったところでも表彰していただければというような感じがするんですが、そして例えば近隣では里庄町がドッジボールでアジア大会、ドッジボールアジア大会で優勝し、町長へ報告会をされたり、また笠岡市でもベンチプレス世界大会で優勝された方が笠岡市文化スポーツ振興財団からスポーツ特別賞が市長のほうから贈られたということでございます。また、財団や競技会の特別賞もなのでございますが、浅口市の独自のそういった特別賞みたいなものを取り組みをされて、表彰されてみられてはいかがかと思います。ここで市長の御見解をお伺いします。 ○議長(田口桂一郎) 教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(櫛田忠) それでは、私から答えさせていただきます。 議員さんがおっしゃいました小・中学生の表彰につきましては、浅口市立小・中学校児童・生徒表彰、いわゆる浅口市きらきら賞というのを行っております。これは学業面だけでなく、児童会、生徒活動、文化活動、体育、スポーツ、ボランティア活動などの面で優秀な成績をおさめた児童・生徒を毎年各校から推薦してもらい、教育委員会が表彰しております。全国大会等で優秀な成績をおさめた児童や生徒がおられましたら、学校にぜひお知らせをくださればと思いますので、よろしくお願いいたします。 なお、今年度はきらきら賞の表彰式を1月31日に予定をいたしておることもあわせてお知らせをさせていただきたいと思います。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) ありがとうございます。 それでは、きらきら賞並びにその他また幅広い表彰で表彰してあげましたら、子供たちも励みになるかと思います。 続きまして、2番目の質問に入ります。 天草体育館、武道館に冷暖房設備の充実をですが、鴨方、金光、寄島と3町が合併しましてはや9年がたとうとしております。合併した本市浅口市には観覧席のある公共の体育館が天草の体育館しかございません。現在その体育館も老朽化しており、多少改修など、手を入れないといけないのではないでしょうか。改修工事等に伴って冷暖房設備を設置されてみてはいかがでしょうか。ここで例えなんですが、熊本県宇土市では体育館の改修工事時に、公共施設では従来対流式冷暖房設備が常識だった、対流式、普通のエアコンみたいな感じで風が流れての冷暖房設備でございますが、常識だったのを輻射式冷暖房設備、壁とか天井がぬくくなったり冷たくなったりしてじんわりとゆっくり適温になるというものでございますが、して、改修経費の削減と運用コストの6割減を実現しております。風の起きない静寂性の輻射式冷暖房設備でございますが、始動から適温になるまで大分時間がかかると思われがちでございますが、最近の設備はどうも大分早く適温になるということで、大きい体育館でも15分ほどで適温に達するとのことでございます。また、武道館でも猛暑の中で防具をつけての剣道は大変だと思われますし、熱中症等々も危険があるかと思います。ぜひ天草の体育館へ改修コストを抑えた冷暖房設備の設置をお考えいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(田口桂一郎) 2番目の天草体育館、武道館に冷暖房設備の充実についてのお尋ねでございます。 教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(櫛田忠) それでは、天草公園体育館、武道館の冷暖房設備の充実についてお答えをいたします。 天草公園の体育館、武道館といいますのは、スポーツを通じて心身の健全な発達を図る施設として多くの方に御利用いただいているところでございます。御質問の議員さんがおっしゃった輻射式冷暖房、いわゆるこれ輻射というか放射とも言います、その冷暖房につきましては、冷温水を流すためのパイプを配置したパネルを設置しまして、いわゆる熱は温度の高いほうから低いほうへ伝わるという自然の原理を利用して温度管理をするシステムというふうに聞いております。したがって、風や音がしないなどの特徴を持っております。ただ、一方、冷暖房機器の導入には多額の費用が必要になります。また、導入した場合には他市の例もありますが、維持経費がかかるため受益者負担の観点から利用者の方にも冷暖房代を御負担いただくようになろうかと思います。天草公園の体育館につきましては今年度耐震診断を実施いたしております。当面は耐震や、建ててから多少古くなっておりますので、施設の老朽化の対策を優先的に取り組ませていただければというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) わかりました。先ほど言いました宇土市の冷暖房設置した場合の結果、利用者数が宇土市のほうはふえたということで、激増したというふうに聞いております。また、プロバスケットボールの公式試合が行われる見通しで、そういったところで子供たちがそういうプロのバスケットボールの選手等々を見られるということになります。屋内競技、バレーボールやドッジボール、バドミントンやバスケットボールなどの振興と、また人材の育成にも適温で練習や公式戦の誘致にもいいと思います。また、大きな体育館でございます。避難所としての体育館のほうも利用されるかと、いざというときですね、あると思います。私も東北の震災のときにボランティアで行ったときに避難されてる体育館を見ました。3月末でした。ちょっと底冷えするような冷えだったんですが、毛布を頭からかぶっておられて、避難されてる方も多々見受けられました。また、この記憶に新しいかと思いますが、広島の安佐北区の土砂災害のときもボランティアに行ったときに避難所を見させていただいたときに同じような体育館、小学校の体育館でございましたが、今度は夏場だったので、今度は中が暑くて、蒸して、じっとしとることができないような体育館の中の現状でございました。そういった避難所の観点からも適温で避難できるようなところがあればと思いまして、浅口の中央体育館としてぜひエアコン設置していただければと思うんですが、市長の御見解をお願いします。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 体育館、武道館への冷暖房の充実ということでございますけれども、天草公園の体育館、武道館は幅広い年齢層の皆様から日常的にスポーツを楽しむ施設としてスポーツ大会の開催、あるいは触れ合いの場として広く親しまれております。また、浅口市の地域防災計画においては鴨方地域の避難所として議員が言われましたように指定され、その役割を担う施設でもあります。議員が言われました輻射式冷暖房の設置につきましては、先ほど教育次長が申し上げましたけれども、かなりの経費が必要となります。費用対効果も十分に検討する必要があろうかと思います。 また、災害避難所ということでございますけども、災害避難所としての利用時には日常的なものとは別途の対策を講じる必要があろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) ありがとうございます。 先般鴨方西小学校で防災サマーキャンプというものを開催したときに段ボールでパーティションを組んで避難所体験を子供と一緒したんですが、かなりの暑さでかなり苦しかったのを覚えております。いざ災害等が発生したときに避難するときにもやっぱりそういったところがあってもいいんじゃないかなと思うところでございます。 では、3番目の質問に入ります。 学校給食センターについてでございますが、新給食センター建設が着工されまして、着々と工事が進行されてる現状だと思います。来年の2学期9月からの供用が開始されるとなりますと、あと9カ月となりますが、現在金光と寄島は給食センター運営委員会が設置されており、協議されてると思われます。新たに統合された新給食センター運営委員会はいつごろ設置される予定でございましょうか。また、私も以前質問しましたが、新給食センター建設に伴うプロジェクトチームは現在どのように行われておりますでしょうか、お願いします。 ○議長(田口桂一郎) それでは、3番目の新給食センターについてのお尋ねでございます。 教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(櫛田忠) 浅口市立学校給食センターの運営委員会につきましては、浅口市立学校給食センター条例に基づきましてセンターの運営を適正かつ円滑にするため給食センターの運営や給食費に関して審議をしております。委員には校長、PTAの代表者、校医、保健所職員、学識経験者をお願いをしております。お尋ね、新センターの運営委員会につきましても、設置について現在検討をしております。 もう一つお尋ねの学校給食センタープロジェクトチームにつきましては、昨年6月に栄養教諭や給食調理員、建築担当等の市職員を構成員として設置しており、任期は新学校給食センターの供用開始までとなっております。会議では昨年度は新センター本体の基本とか実施設計についての検討を行いました。今年度は新給食センターで使用する食器や食缶、調理器具等の備品やセンターの運営等について検討いたしておるところでございます。 以上です。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) ありがとうございます。 本定例会で上げられておりますが、新給食センターに伴う食器の購入でございますが、食器購入費が5,000万円とありましたが、ちょっと高いのではないでしょうかと思います。 また、受け入れ設備の設置は今後どのような計画でされてるのでしょうか。今まで使用していました食器とかは再利用できないのでしょうか。現在使用しております給食センターや給食場の備品ですね、冷蔵庫や食洗機は今後どうされるのか、また再利用されるのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(田口桂一郎) それでは、備品設備の再利用してはどうかとのお尋ねでございます。 教育次長、どうぞ。 ◎教育次長(櫛田忠) 現在新給食センターで使用する備品等についての検討を行っておりますが、現センターや給食調理場で使用している備品で再利用できるものは議員さんもおっしゃったようにできるだけ再利用したいと思います。 それから、受け入れ施設についても言及されました。受け入れ施設につきましては、御承知のように鴨方地区は自校方式でしたので、センターからの受け入れ設備がございません。そこは新たにつくる必要がありますので、それもつくらせていただきたいと思っております。具体的などういったものの再利用するかということにもお話がございましたが、現在検討中なんですが、考えておりますのは、例えば冷蔵庫につきましては、学校の受け入れ施設をつくりますので、そこに6台、今あるセンターや調理場であるものを運びまして再利用をしたいと、それからセンターなんかでも使う、例えば温度計だとか、いわゆる調理器具、調理器具といいますと具体的にはざるだとかお玉だとか包丁だとかまないた、こういうものもそのまま新センターで使いたい。それから、はかりとか計量カップ、そういうものはまだ使えますので、そういうものはセンターで使えるものは使えということの指示をいたしておりますので、調理員や栄養教諭とで検討している中でそういうのは再利用するというふうに努めたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) ありがとうございます。 節約といいますか、利用できるものは使っていっていただきたいと思います。 また、安心で安全な学校給食センターの運営をお願いいたしまして、市長の御見解をお尋ねします。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、新学校給食センターについてお答えをいたします。 新学校給食センターは来年度2学期の供用開始に向け、現在整備を進めております。新センターの運営委員会の設置につきましては、現場の声をお聞きしながら供用開始前までには設置したいというふうに考えております。また、学校給食センタープロジェクトチームは新センターの設計段階から運営の検討まで、今日まで非常によく頑張ってくれたというふうに思っております。給食センターの備品の再利用につきましても、現在栄養教諭や給食調理員が中心となりまして検討しているという報告を受けております。しっかりと利用できるものは大切に利用していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) ありがとうございます。 では、もう最後の質問になります。4つ目の質問に入りたいと思います。 きのう、きょうと先輩同僚議員のほうから空き家対策で同じような質問がありましたが、私は防犯、防災の面から質問したいと思います。 老朽化した空き家の解体、または倒壊した家屋の廃材の撤去に要する費用に補助でありますが、浅口市では近年非常に不審火や放火の疑いのある火災が多いのであります。ことしも初め鴨方で空き家から出火した建物が火災があり、私も消防団員として消火活動に出動いたしました。そのとき火災で隣接の建物までも延焼し、家屋密集地での火災の恐ろしさを目の当たりにいたしました。老朽化家屋の解体には業者に頼めば非常に高額な費用がかかると思います。また、倒壊した家屋の廃材撤去も費用が高額な上、業者に頼めば産業廃棄物として扱われ、高額となっていくと思います。老朽危険空き家対策補助金なる制度、他市のほうであるみたいですが、そういったされてる自治体もあり、こういったのは上限があると思いますけど、また空き家再生事業などを行っている自治体もあると聞きます。空家等対策の推進に関する特別措置法案が国会のほうで通った中、各市町村自治体への付託される事案も多々あると思いますが、防犯、防災、または衛生、美観の面から安全な住環境の整備のため老朽化して危険な空き家や倒壊して放置されている家屋など、廃材の解体撤去に伴う費用の一部を補助、また助成されてみてはいかがでございましょうか。 ○議長(田口桂一郎) それでは、4番目の倒壊した家屋の廃材撤去に要する費用に補助金をのお尋ねでございます。 産業建設部長、どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 危険な空き家解体等の費用を補助してはどうかということだと思います。人口減少等により浅口市でも空き家が多くなっています。中でも管理がされずに議員さんのおっしゃいました防火の観点や、それから防犯、それから環境、衛生上、周辺に悪影響を与えている状態の空き家も多くあると、このように認識をいたしております。現在の対応でございますけども、これは昨日も申しましたが、現状を把握して、可能な範囲で管理者を調査し、適正な管理をお願いするといった方法をとっております。空き家と申しましても個人の財産管理にかかわることなので、やはり慎重に行うべきだと、こう考えております。御質問にありますように危険な空き家の解体等に補助を出すことにつきましても、やはりさらに慎重にならざるを得ないのかなと、こういうふうに考えております。こうした中で議員さんの質問にもありましたが、先月国において空家等対策の推進に関する特別措置法が成立をいたしました。これを受けまして今年度中ではございますが、国の基本指針が策定されることとなっております。市といたしましては、この国の基本指針を十分に検討しながら空家等の対策計画を策定していきたい、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) ありがとうございます。 今後当浅口市も先ほど言われましたが、高齢化、また人口減少が進むと思われますが、昭和40年代に建設されています浅口市の大きな団地ですね、そういったところも高齢化が進み、またこちらから引っ越しされて、もう家が空き家の状態の家が多々あって、そこが老朽化して倒壊の危険があるようなとこも多くなってきていると思います。流入者また転入者から空き家バンク等々、そういったところで情報を収集して、そちらに引っ越してくることもあろうかと思いますが、密集地での空き家や倒壊の危険があるようなところ、また衛生、美観の面からもそういったところがありましたら、敬遠されがちになるんではないかなと思います。また、空き家の解体や倒壊した家屋の廃材を撤去し、更地にすると先ほども先輩議員が言われてましたが、固定資産税が上がるといった、そういった面でも解体撤去されない方も懸念されるのではないかと思います。市として税制面からも、また定住促進事業の面からも対策はできないでございましょうか。よろしくお願いします。 ○議長(田口桂一郎) 市長、どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) 危険空き家等の解体費用という、補助ということでございますけども、確かに議員が言われましたように適切な管理が行われていない空き家による周辺への影響ですね、防犯、防火、あるいは環境衛生上の深刻な問題であるというふうにも私も認識をいたしております。しかし、先ほど担当部長が申し上げましたように空き家問題は個人の財産管理にかかわることでございますので、行政がどこまで介入できるかということを慎重な対応が必要だというふうに思っております。そういったことからもその空き家対策につきましては、今後国の基本指針を踏まえて、しっかりと空き家の総合的な対応を検討してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(田口桂一郎) どうぞ。 ◆2番(伊澤誠) ありがとうございます。 先ほど空家等対策の推進に関する特別措置法案ですか、そちらの中で15条ですか、先ほど部長のほう言われてましたが、税金のほうでも対策を各自治体のほうで任されるということを書いてると思います。こういった中、浅口市も住みよいまちづくりのために一歩一歩前進してもらいたいなと思います。 長々と質問を要望してきましたが、先見的な、また充実した対応を求めまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(田口桂一郎) 御苦労さまでした。 以上で本日の日程は終了いたしました。 これにて散会といたします。 明日は本会議を9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでした。            午前11時24分 散会...