浅口市議会 > 2011-03-08 >
03月08日-03号

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  1. 浅口市議会 2011-03-08
    03月08日-03号


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    平成23年第1回 3月定例会       平成23年3月浅口市議会第1回定例会会議録(第3)1.招集年月日 平成23年3月8日(8日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 3月8日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  伊 澤   誠            2番  佐 藤 正 人   3番  竹 本 浩 司            6番  平 田 襄 二   7番  桑 野 和 夫            8番  加 藤 淳 二   9番  原     彰           10番  中 西 美 治  11番  柚 木   毅           12番  藤 澤   健  14番  大 西 恒 夫           15番  田 口 桂一郎  16番  畑 中 知 時           18番  井 上 邦 男  19番  道 廣 裕 子           20番  高 橋 範 昌  21番  大 西 洋 平1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(1 名)  12番  藤 澤   健1.欠 席 議員(3 名)   5番  岡 邊 正 継           13番  青 木 光 朗  17番  香 取 良 勝1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     田 村   諭  教育長     城 山 藤 一      理事      安 倉 俊 雄  理事      流 尾 広 秋      企画財政部長  櫛 田   忠  生活環境部長  柚 木 忠 明      健康福祉部長  安 田 哲 夫  産業建設部長  松 田 勝 久      上下水道部長  廣 澤 幸 久  金光総合支所長 西 本 晋 也      寄島総合支所長 鈴 木 雅 次  教育次長    筒 井 正 和      会計管理者   谷 田   稔1.出席した事務局職員  議会事務局長  高 橋   豊      書記      小 橋 史 明  書記      清 水 和 子            午前9時30分 開議 ○議長(高橋範昌) ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋範昌) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、10番中西美治議員、どうぞ。 中西議員、どうぞ。 ◆10番(中西美治) おはようございます。 10番中西美治でございます。 今回は、行政改革機構改革について、そして地場産業の振興、観光振興についてであります。 質問に入る前に、12月定例会での私の一般質問で、一般会計での繰上償還についてお伺いをいたしました。そのとき櫛田部長は、対象物件8件で、1億3,200万円を申請中であると説明されました。今回の3月補正予算書には、市債の元金償還6,004万1,000円が計上されています。これが、平成22年度の繰上償還できる市債、借金の元金に当たるものと思います。 結果がこのように早く出てくることで、とてもうれしく思います。櫛田部長は、効果予測として、利子分約2,000万円の軽減になると説明されました。残る対象物件についても、引き続き、鋭意対応していただきますよう期待を申し上げ、質問に入らせていただきます。 行政改革機構改革について、今回は金光総合支所寄島総合支所のあり方の見直し、部課の統合についてお尋ねをいたします。 浅口市の行財政改革の最も重要で最大の事柄は、抜本的な機構改革を柱とする金光総合支所寄島総合支所のあり方の見直しであると思っています。 栗山市長が就任されて初めての6月定例会で、この件について市長に見解を伺いました。そのとき市長は、現在の総合支所体制は、合併協定に基づき、市民のサービスの低下を招かないことを目的に設置している、しかし本来の機能を十分果たしていないのではないか、サービスについて不満の声も多くあり、本庁と支所機能の徹底した見直しを行う必要があるのではないか、今後、市議会や市民の皆さんと協議、検討する中で、見直しを推進すべきものと考えているとの見解を述べられておられます。 就任されて1年近くたった今日、市長はこの間、どのような協議や検討をされたのでしょうか。また、どのような方針、方策を持っておられるのか、次の点に配慮してお答えください。 1つ目に、現在の総合支所は支所として残す。そして、市民に対する窓口業務、例えば戸籍、住民異動、印鑑登録などの届け出事務、住民票や身分証明書などの各種証明事務、また国民健康保険、介護保険など、医療福祉の相談などを受ける窓口業務の一部は支所業務として残し、市民サービスが確保できる人員配置をする。業務担当者には、経験豊かで地域にも明るい職員OBも、嘱託などとして採用することも考慮する。 2つ目に、その他の業務に係る部や課は、本庁舎及び支所を含む1カ所に集約し、執行体制の強化を図る。 3つ目に、機構改革を実現するために、目標期限を設定して、検討委員会とか市長の諮問機関を設けて検討する。そういうことに配慮してお答えください。 次に、公共下水道事業の今後のあり方、取り組み方の見直しについて、現在、担当部、課で調査研究している、今、そういう段階にあると承知をしています。認可区域のまだ整備のできていない区域、あるいは認可を受けていない区域において、公共下水道事業をこのまま推進していくのか、合併浄化槽の設置を奨励するのか、あるいは市町村型合併浄化槽を導入するかなど、費用対効果や市民ニーズなどを含めて検討することが、直近の大きな課題であります。 スピード感を持ち、効率的に対応するために、現在の担当2部課で行っている縦割り行政を、1つの部署で対応できるように機構改革すべきではないでしょうか、市長の御見解をお伺いいたします。 次に、地場産業の振興、観光振興についてお尋ねいたします。 地場産業の振興や観光振興の一つの手段として、観光施設あるいは特色のある地場産業などをPRする、有効な手段の一つである大型看板の設置に関して、私は過去3回質問をいたしました。その時々に──というのは、部長がいろいろかわられています──担当部長は、観光や地場産業の看板を設置することは、地域資源イメージを発信する効果ある事業と認識している。観光振興や特産物の販売による経済効果、地域を活性化させる手段として非常に大きな事業である。また、市の魅力や特色を積極的に情報発信していくことは重要であり、大型看板の整備には費用がかかるが、設置場所の選定等もあわせて研究していきたい。その後の追跡質問に対して、市内の関係26団体による観光文化等施設連携推進会議において、検討しているというような答弁をいただいております。 こういう一般質問の機会をいただくことは、事業に対する執行部の皆さんの基本的な考えをただしたり、私個人の意見や、日ごろから寄せられる市民や団体の皆さんの意見、声を代弁させてもらう貴重な機会であると思っています。そして、議論を通して一定の方向性を見出し、互いに協力し合うことで、よりよいまちづくりの振興やその事業の推進を図っていきたい、市民福祉のさらなる向上を図っていきたいという強い思いからであります。 また、事業を推進する上でのいろいろな情報は、共有すべきであると思っています。質問したこと、提案したことに対して、前向きともとれる答弁をもらっても、その後のフォローというか、フィードバックがないことが、なぜか結構たくさんあります。フォローフィードバックはあってしかるべしと思っています。こういう点について基本的な考え方、今後の対応について、副市長の御見解をお伺いいたします。 最後に、大型看板のもたらす効果についての認識は、今までいただいた答弁と私の認識はほぼ一致していると思っています。しかし、何かがかみ合っていません。 市長、私の提案、今までしてきた大型看板事業に対する提案の内容を、ちょっと説明というか、言わせてもらいますと、看板や案内板の設置基準といいましょうか、設置規定、これをまずつくり、あらかじめ予算を計上する、予算枠として計上する。設置場所とかデザインなど看板、案内板のアイデア、これは職員を含む、広く市民や団体から公募して、設置基準といいましょうか、設置規定といいましょうか、それに合っているかどうか、あるいは費用対効果などを検証し、最終的に設置するかしないかを判断する。このような手順でシステムづくりといいましょうか、仕組みづくりをして、事業の推進を図ったらどうでしょうかという内容であります。市長の御見解をお伺いいたします。これこそ市長の言われる協働のまちづくり、そのものではないかとも思うわけでございます。 以上、本庁と支所機能の徹底した見直しの必要性を示唆されております市長の、この1年間の協議や検討、あるいは今後に対する方針、方策、私の言いました3点ほどを含めて、3点、4点を含めてお答えください。 また、公共下水道合併浄化槽市町村型合併浄化槽あり方等を含めての、担当している担当2部課を1部署へ統合する機構改革について、それから看板や案内板のシステムづくりといいましょうか、仕組みづくりについての市長のお考えを、それから最後に議論に対するフィードバックといいましょうか、フォローといいましょうか、そういうことに対しての基本的な考え方、今後の対応について、副市長のほうにお答えいただけたらと思います。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) ただいまの中西議員の質問に対しての答弁をお願いいたします。 まず最初に、行政改革機構改革について、5つの項目に分けて質問がございます。そして、続けて看板設置に関する提案についてで質問がございますので、最初に市長のほうから答弁をお願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、随時、御質問にお答えさせていただきます。 まず、総合支所の見直しと、それに伴う機構改革についての御質問でございますけども、金光総合支所寄島総合支所の見直しについては、昨年6月の定例議会においても御提言をいただきました。 御承知のとおり、浅口市は県内で最もコンパクトな市であり、車で東西15分もあれば通り過ぎてしまう、非常に小さな規模であります。行政効果行政コストを考えますと、総合支所の整理や統合を考えていく必要もあり、将来的には機能縮小の方向が望ましいのではないかというふうに考えております。 本定例会の冒頭、施政方針でも申し上げましたように、自治体経営においては、行財政基盤を強化することが最も基本であることは言うまでもありません。特に浅口市は、合併による特例措置として、平成27年度までは、普通交付税合併算定がえにより増額されています。この措置は、あと5年後の平成28年度から32年度までに段階的に縮減されまして、現時点での試算では約9億円を超える普通交付税が、最終的に減額される見通しとなっております。健全で持続可能な財政運営を行っていくには、不断の決意を持って行財政改革を断行しなければならないというふうに考えております。 行財政改革を行っていく上で、両総合支所の見直しが必要ではないかとの中西議員さんの御提言は、私も同じ考えを持っております。しかしながら、現在の総合支所方式は、合併協定に基づき、設置されているものであります。総合支所が持つ機能の一部を本庁に集約するとなれば、地域の行政サービスの低下になるとの懸念も生じてまいります。 総合支所の見直しにつきましては、議員の皆さんはもちろんのこと、市民の皆さんからの御提言や御意見をお聞きし、そして財政面と住民サービスの両面から議論を深めていく必要があると思いますので、検討委員会の設置も含めて、慎重に今後研究してまいりたいというふうに考えております。何とぞ御理解、御協力を賜りますように、よろしくお願いをいたします。 続きまして、公共下水道の今後のあり方並びに機構改革についてお答えをいたします。 今後の公共下水道事業のあり方につきましては、平成21年度に策定いたしましたクリーンライフ100構想において、下水道未整備地域の集落ごとに、公共下水道整備及び合併浄化槽設置について、建設費、維持管理費を算定し、経済比較をいたしております。 また今年度、県のクリーンライフ100構想の見直しが行われ、財政負担が大きい公共下水道を縮小し、住宅ごとの合併処理浄化槽設置のウエートを高める方針が打ち出されました。このため、本市におきましても、平成23年度において、市内30カ所で説明会を開催し、地域住民の理解も得ながら整備を進めてまいりたいと考えております。 現在の担当2部課を1つの部署でとの御提案もありますが、今後の公共下水道事業の整備について、一定の方向性を出した後に、検討してまいりたいというふうに考えております。 続きまして、大型看板についてでありますけれども、中西議員さんには、共同の市民参加の視点で御提言をいただき、大変ありがとうございます。 さて、観光あるいは特産品に関する看板の整備につきましては、浅口市の特徴やイメージを市内外に伝えるものとして、非常に大切であるというふうに認識をいたしております。新鴨方駅の完成に合わせ、来年度は南口に観光や特産品をPRする看板や、金光駅からの登山者に対応するための案内看板、寄島のおいしい魚など特産品をPRする看板など、町ごとに特徴ある看板整備を、順次行っていく予定にいたしております。 看板の規模は少し小さくなりますけれども、先般公募いたしました市のキャッチフレーズやデザイン等を積極的に取り入れた案内看板にしたいと思っております。 現状では、こういった取り組みで行っておりますが、今後、看板等を整備していく場合には、ただいま御提案いただいたように、できるだけ市民の皆様のアイデアが反映されるように工夫をしてまいりたいと考えておりますので、何とぞ御理解を賜りますようによろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 続きまして、副市長に答弁をお願いいたします。 質問したこと、提案したことに対して基本的な考え方、今後の対応についての答弁をお願いいたします。 どうぞ。 ◎副市長(田村諭) お答えをいたします。 中西議員さんの言われる、議論を通して一定の方向を見出し、互いに協力をし合うといったことでございますが、地域づくりをよりよくしていくためには、大変重要なことであり、まちづくりの原点でもあると思っております。 我々執行部といたしましては、市民福祉の向上を図りたいという思いは、当然同じであります。よりよい事業の推進のためにも、一般質問の答弁後の進行状況等につきましては、それぞれの状況に合わせまして、適切に対応させていただきたいというふうに思っております。 また、大型看板について申し上げますと、その後、観光文化施設連携推進会議や各イベントでのアンケート、観光アイデアコンテスト等で意見、提言をいただきまして、それを受けまして、内部で協議を行い、来年度設置する予定でおります。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(高橋範昌) 中西議員、再質問がありますか。 どうぞ。 ◆10番(中西美治) 市長、行政改革機構改革が、もっと踏み込んだ市長の考えが出るのかなと思ったんですが、また先送りのような、正直言うてちょっと寂しいかなという気がいたします。 本当に、合併協定書には、じゃあ総合支所をいつまで残すという、期限的なうたい文句はないと私は理解しています。したがって、私は合併して間もない折から、この行政改革、前市長時代にもお話ししました。そのときは、まだ期間がないからというような御答弁もいただいておりました。市長もかわられて、市長の言葉をかりますと、住みたい町ナンバーワン、あるいは子供王国浅口、この実現を目指すためには、私はそのまちづくり事業推進仕組みづくり、これは行政改革機構改革も含めて、そういうものがちゃんと確立することが大事であり、それが土台となっていろんなことが前へ進んでいく、古い慣例や慣行、こういうものを無視しろと言うんじゃないけども、大事にしながら、それを勇気を持って見直す、そういう発信をしてくださるのが市長の立場ではないかなと、そういう中で、我々も、議会も含めて、職員の皆さんも含めていろいろ検討、研究していく、こういうことが私は大事なんではないかなと、あるいは発想の転換といいましょうか、そういう思いから、今回、行政改革機構改革について、特に金光、寄島の総合支所の見直しについて見解をお伺いしたわけです。経過等の状況はわかるわけですが、繰り返しになりますけれども、やっぱり本当に仕組みを変えていかなきゃあ、輝く未来の創造にはつながっていかんのじゃないかなという気がいたします。 昨日の一般質問に対して、市長は「おいでよ、はまるよ、浅口へ」というようなことでしたか、初めて耳にするフレーズを使われました。それと、後に続けて、浅口市に人を呼び込むために、積極的な取り組み方の必要性を強調されました。そして、行政だけではだめなんで、だめなんでというのは無理があるんで、市民の参加、市民との協働、あるいは情報公開等等を推進すると言われました。 やはりいろんなことに対する発信は市長であって、それを職員であったり、我々議会のほうにも投げてくだされば、それを一生懸命みんなで協議する、検討する、それがやっぱり市長の立場で、こういうことは市長の専権事項だと思いますから、そういうところを一つ出していただくと動きやすいのかなと、幾ら市長が笛を吹いたり、太鼓をたたいただけでは、一つの仕組みがないとなかなか踊ってくれないんじゃないんかな、踊ってくれるような環境をつくるためにも、やはり市長からのそういう前向きな、具体的な発信が欲しいなと、私はそういうふうに思っています。それが市長の掲げられる、輝かしい未来の創造に向けてスタートできる第一歩かなと、こういう気がするわけでございます。 そして、何回も言いますけれども、やっぱり情報の共有をしていく、それができる環境ができることによって、市民参加型の、あるいは市民との協働、あるいは議会とも本当に二元代表制であり車の両輪とも言われる、一緒に前へ進むことができるんかなと。その過程での論議はどんどんやりましょう。そういう前向きな一つ方向を、若い市長ですから、特に出していただきたいなという思いがいたします。 それから、議論に対するフィードバックフォローについては、副市長のほうから基本的な考え方は言われました。 本当に我々は、いろんな議論を出し合って、その知恵を出し合うというか、調整もし合いながら、一定の方向性を見出して、互いに協力し合うことで、よりより地域づくりまちづくり、そしてまたそれぞれの事業の推進、そういうことを図っていく、お互いに共通の使命が課せられていると思っています。今回は、何年かかってもなかなか日の目を見ない、大型看板を例にとって質問しましたけれども、言いたいところはそういうことでございます。 市長も施政方針の中でちょっと触れられました。地方主権改革関連3法案にも触れられました。国では足踏み状態だと。これについて、確かにこの3法案は昨年の通常国会に提出され、1年たってもいまだ成立してません。しかし、この関連3法案に関しては、全国市議会議長会でこの3月の初めに、国に対して早期成立を求める決議もしているようでございます。この関連3法案が成立しますと、地方自治体はみずからの判断と責任において、まちづくりを推進していかなければならないという比重といいましょうか、比率というのはますます大きくなってくると言われています。一方、自治体間の地域格差がますます拡大するとも、専門家の人なんかは懸念されているようなコメントもたくさん目に入ってきます。 それは、とりもなおさず、まちづくり事業推進に対する執行体制ルールづくりといいましょうか、きょうの提案してるっていうか、意見言ってる仕組みづくりといいますか、そういうものを独自に確立して取り組んでいるかどうか、ここに大きく左右され、大きな影響が私は出てくるのではないかというふうに思っています。 したがいまして、繰り返しになりますけれども、これからの時代のまちづくりや、事業執行の諸課題に対応するためには、今までの手法とか手段だけにすがっていてはいけない、条例やいろんな規定や規則についても見直すべきところは見直す、それが時代に合った、浅口市に合った、先ほど市長はコンパクトな、本当に東西に10キロ、南北でも12キロ、66.4平方キロメートル、こんなコンパクトな町だからできることがたくさんあるかもしれません。事業とかそういうんじゃなしに、我々が動きやすい、みんなが参加しやすい、そういう環境づくりというのを確立しなければ、私はいけないのではないかっていうふうに思います。 したがって、副市長は先ほど、必要なことなのでこれからもと言われましたが、そういう一つ一つの、できるところからの仕組みづくりルールづくりをしてやっていこう、僕は予算をとって、金をかけろと言うてるんじゃないんです。その中で本当に効果のある事業を、みんなで判断してやっていけるような仕組みづくりをすべきではないかというふうに思っています。何か決意なり、私の今の考えに対する副市長、市長の御見解があれば、お聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) 中西議員の再質問に対しての、市長さんのほうから答弁をお願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) 行政改革行財政改革機構改革でありますけども、先ほど言われましたように、古い考えのいいところは参考にし、そして新しいことへ挑戦していくっていうことは、私も大賛成であります。 また、支所の改革に関しまして、トップダウンでこうだと、来年度から、あるいは再来年度からこうだっていう、これは非常に簡単なことであります。しかし、住みたい町ナンバーワンだからこそ、市民の皆さんからの御提言あるいは御意見をしっかりとお聞きし、そして財政面あるいは住民サービスの、両面からの議論を深めていくことこれが大切である、このことが協働のまちづくりになるというふうに思っておりますので、このことも、そういう考えに基づきまして、しっかりと議論していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、副市長のほうから答弁をお願いいたします。 ◎副市長(田村諭) フィードバックはという再質問でございますが、一定の方向を見出す、お互いに共有をすると、これは先ほどもお答えしましたが、非常に大切なことだというふうに認識もしております。今までの手段でなくて、見直すべきは見直す必要があると、こういったことも当然、そのように私のほうも思っております。今後もそういう考えで進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋範昌) 中西議員。 ◆10番(中西美治) 副市長、今回は、副市長にはいろんな議論をしての後のフォローというか、フィードバック、このことについての質問しかないですが、きょう私、今、2つ目でお話ししたのは、いろんなことに対しての仕組みづくりルールづくりをということを言うたんです。いつまでもフィードバックだけにこだわらずに、もっと広く、ましてナンバーツーであり、本来ならば副市長がいろんなことに対してのそういうイニシアチブを持って、やっていかれるような内容だと私は思うんですね。そのことに対してのコメントがなかったのが残念ですけどね。 市長、私はだからトップダウンでどうせえ、こうせえということを申し上げとんじゃなくて、だからそういうために一つの検討委員会とか、市長の諮問委員会的な、諮問機関的なものをつくって、それでやっぱりある程度やっていくという、そうしなきゃ、いつまでたってもトップダウンだ、やれ何だという、市長はいつも言われてることだけども、自分で一歩一歩歩いて、市民の声を吸い上げて、それも生かしていくんだと言われる。我々議員も、それぞれの方からいろんな意見をいただいてます。そういうものをすり合わせながら、よりよい一つの地域づくりまちづくり、できるような環境もぜひ目を向けていただきたい、そういう思いがあることを言わせていただこうと思います。 そうやってみんなで力を合わせて、知恵を出し合うて、それで一歩でも前へ進んでいこうじゃないかということが、精神論的なことをきょう言って、具体的なことがないんで、非常に答えにくいとこがあるかもわかりませんが、そういう意味で言ったんで、決して市長だけが市民から一人一人聞いとるんでは、我々議員もいろんな立場の、市長の数からすりゃあ少ないかもわからんけども、あるんで、そういうものも共有できる、一つの、そうやってやっぱりやっていこう、その中間に立つのは、私は副市長だと思うんで、そういう認識を持ってやっていただきたいなと、こういうふうに切に要望というか、お願いをしたいと思います。何かあればですが、私からの質問は終わらせていただきます。何かあればどうぞ。 ○議長(高橋範昌) 何か御意見ございますか、市長さん、副市長さん。            (10番「ないですか。それでは、きょうの質問を終わります。副市長にはもっと具体的なことを6月の定例会で提案しますから、今からいろいろ考えておいてください。ありがとうございました」の声あり) 次に、7番桑野和夫議員、どうぞ。 ◆7番(桑野和夫) それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。 今回私は、中小企業の振興について、タクシー利用の助成について、雑草のある土地や倒壊のおそれのある家屋への対応について、最後、JR金光駅の整備について質問をいたします。明快な答弁をお願いをいたします。 まず初めに、中小企業などの振興についてお聞きをします。 私は、これからのまちづくりは企業の誘致に力点を置くんではなく、地域に根を張って頑張る中小企業や地場産業、商店街や農業や漁業、こういう方々をしっかり応援する、そういう行政が大事だと思います。 この間、全国各地の自治体で企業の呼び込みのためのインフラの整備と、誘致補助金の大盤振る舞いが行われました。企業誘致のためには、他の自治体よりも条件をよくすることが必要だと、ばらまきの競い合いが行われました。しかし、多くの自治体で誘致計画を大幅に下回り、荒廃した工業団地と多額の住民負担が残されました。 さらに、リーマン・ショックでの経済危機が広がると、大量の派遣、非正規労働者の首切りが行われ、補助金や減税の恩恵を受けた企業が、何の相談もなく工場を閉鎖して撤退する、こういう事態が相次いでいます。大企業を呼び込めば、そのおこぼれで地域が栄える、こういうことが破綻をしつつあると思います。 こうしたもとで、今求められることは企業さえ呼び込めば地域が栄えるという、こういう古いやり方と決別をして、地域に現にある力を育て、伸ばし、それによって雇用と消費をふやすといういわゆる内発型、循環型の地域振興策が必要だというふうに思います。今、浅口市内でも大変厳しい経営の中でも頑張っておられる中小企業、農業者、漁業者、植木業者、めんの業者、商店街の商店主などがおられます。私は、こういう人たちをしっかり応援する市政をやってほしいと思います。 そこで、部長にお聞きをしますが、現在、浅口市でそういった支援策、そうしたものはどういうものがあるのか、またその制度をどれぐらい利用されているのか、お聞きをします。 次に、タクシーの利用の助成についてお伺いします。 いよいよ4月から浅口ふれあいバスの運行が開始をされます。多くの方が利用されますように望んでおりますが、まず最初に、バスの運行とあわせて実施をされるタクシーの助成の概要についてお聞きをいたします。 3点目の質問になりますが、雑草が生い茂っている土地や倒壊のおそれのある家屋がある民地が、市内にも少なからず存在をしています。こうした状況になりますと、近所の方を中心に、防犯上からも、そして安全の面からも、また環境面からも問題が生じてきます。 この問題で、私は2009年12月の議会でも同様の質問をしましたが、そのときの答弁では、条例ができるかどうか検討したいという答弁でありましたが、その後、どう検討されたのか、お聞きをします。 最後に4点目、JR金光駅の整備についてお聞きをします。 新年度から金光駅周辺整備基本構想を策定をされるようでありますが、策定をする上での、市としての基本的な考え方についてお聞きをします。 また、JR金光駅の南口での改札について、私は昨年6月の議会でも同様の質問をしました。そのときの答弁では、副市長はJRと粘り強く交渉をしていきたい、また市長はトップセールスとしてJRに要請したい、このように答えられていますが、その後、どういうふうになっているのか、お聞きをします。 以上4点、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋範昌) 桑野議員の質問にお答えをお願いいたします。 まず最初に、産業建設部長、中小企業振興についてと金光駅整備に向けた基本構想についての答弁をお願いいたします。 どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) それでは、私のほうから、まず中小企業の支援策についてお答えをいたします。 現在、融資部門では小規模企業対策資金補償融資制度と、中小企業設備資金利子補給制度という2つがございます。 融資制度につきましては、資金調達が困難な20人以下の小規模事業者の信用力や、担保力の不足を補うために、信用保証協会が債務の保証を行い、金融機関から融資を円滑にする制度で、融資額は運転資金、設備資金、それぞれ500万円以下ということになっています。22年度の利用者は6件ございました。 続きまして、利子補給制度でございますけども、50万円以上1,000万円以下で、設備の近代化、高度化にかかる資金の融資に関しまして、1%相当額以内で利子補給を行う制度でございます。これは、22年度の利用者は8件ございました。 また次、ソフト部門ということで、異業種交流会といたしまして、経営者の交流活動を活性化するために、平成19年度に市内企業等経営者交流会を設置いたしまして、交流や研修活動を行っております。これは現在、会員90名いらっしゃいまして、講演会や会報の発行を行っております。 以上でございます。 続きまして、金光駅の周辺整備の基本構想についてでございますけども、この方向性につきましては、金光駅周辺をより一層、安全・安心に利用でき、かつ利便性を高めるために、金光駅周辺地域の特性を把握し、南北駅前に導入可能な施設計画を立案するものでございます。 市の総合計画や都市計画マスタープラン及び以前実施した市民アンケートの調査結果、さらには、今まで市民団体から寄せられている要望をもとに市民ニーズを把握し、先進地等の事例を参考にしながら、金光駅周辺に必要な施設のレイアウトを計画するものでございます。 以上でございます。
    ○議長(高橋範昌) 次に、タクシー利用助成についての答弁を健康福祉部長、お願いします。 ◎健康福祉部長(安田哲夫) それでは、失礼いたします。浅口ふれあい号運行に伴いますタクシー利用助成について、概要を申し上げたいと思います。 この事業は、市営バス、浅口ふれあい号の運行コースに入らない地域、具体的には阿部山、日原及び遙照山地域を考えておりますが、こちらにお住まいの方で65歳以上のひとり暮らしの高齢者、または75歳以上の高齢者のみの世帯の方々が対象になるというふうに考えております。ただし、自動車を所有している世帯の方は、対象外とさせていただきたいと思っております。 利用される方は、市役所が交付するタクシー利用券1枚につき、初乗り運賃610円ですが、この補助を受けることができ、年間の交付枚数は1人当たり48枚を限度というふうに考えております。対象となる3地域の皆様には、後日、申請の方法とか利用方法につきまして説明をさせていただく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、雑草のある土地や倒壊のおそれのある家屋への対応についての答弁を、生活環境部長。 どうぞ。 ◎生活環境部長(柚木忠明) 失礼させていただきます。私のほうから、雑草のある土地への対応についてお答えをさせていただきたいと思います。 議員さんの御質問のとおり、空き地に雑草が繁茂し、放置されている状況は、住民の生活環境の上からも問題があると思われます。 市では、平成23年度から、浅口市環境基本計画を策定する予定であります。この計画を作成するに当たりまして、事前に環境の保全等について基本理念を定め、市民、事業者、行政の責務を明らかにするための関係条例の制定が必要となります。 岡山県内でも空き地での雑草放置などに対し、この関係条例の中で対応できるよう、制定している市が複数ございます。浅口市でも、これらをよく研究し、検討していきたいと考えておりますので、どうか御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、JR金光駅南口での改札の協議についての答弁を、安倉理事、お願いします。 ◎理事(安倉俊雄) お答えいたします。 南口での改札の協議はどうなっているかとの御質問でございますが、JR西日本岡山支社と何度か協議いたしましたが、昨年6月議会でもお答えしましたような理由、すなわち会社の方針といたしまして、複数の改札口がある駅では、橋上化等で1カ所だけの改札口に統合して、コスト縮減を図るというような考えなどの理由から、現時点におきましても非常に難しく、いい返事をいただいておりません。 しかしながら、市といたしましては、駅南口に自動改札機を設置するよう、引き続きJRに対し、要請してまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 桑野議員、再質問。 どうぞ。 ◆7番(桑野和夫) まず、中小企業の振興でありますが、現在、市で設置をしております施策については、余り利用されていないというのが実態だと感じました。 そこで提案でありますが、中小企業や自営業者などは、まさに地域経済の根幹とも言うべき重要な存在であります。そのすばらしい値打ちが十分に発揮されてこそ、地域経済全体が豊かに発展をするというふうに考えています。そういう立場で、中小企業、地場産業、商店街への支援を抜本的に強化するため、中小企業振興条例を制定をしてほしいと思います。 具体的に、条例に盛り込む中身でありますが、事業所の実態調査を行い、その結果をさまざまな施策に反映をさせる、あるいは条例の推進体制として、経営者、金融機関、自治体職員などで構成をして組織をつくり、中小企業の声を生かしていく。また、製品開発や販路の開拓の相談や、必要な情報の提供を行う相談窓口を設置をする。あるいは、地元の農水産物を学校給食の食材として利用することや、消費者と結んだ直売所への支援の具体策。こういった項目を盛り込んで、条例を制定してほしいと思いますが、部長の答弁を求めます。 次に、タクシーの利用の助成でありますが、今のお考えではバスが行かない地域、遙照、阿部山、日原地域で、一定の要件に合致する方々に、タクシーの初乗り運賃を助成するという説明でありました。 そこで提案でありますが、この助成制度の中に障害を持った人、特に下肢障害の人、あるいはぜんそく患者などに助成を、この機に拡大をして4月から実施をしてほしいと思いますが、どうでしょう。特に、下肢障害のある方は、まさに足の問題は切実な問題でありますし、さらにはぜんそくの方が発作が起こったときには、なかなか、近所の手前もあって、救急車は呼びにくいのでタクシーを利用する、こういう方も多くいらっしゃいます。この機に助成を拡大することについて、前向きな答弁をお願いをします。 それから、雑草のある土地や倒壊のおそれのある家屋の管理問題と、JR金光駅の問題については、後ほど市長にお伺いします。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) 桑野議員の再質問に対しての答弁、産業建設部長。 どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 中小企業振興条例についてという再質問でございました。 中小企業の振興や地元の雇用を増すことは、大変重要であります。実は、現在やっている、中小企業の方の意見を生かすという意味においても、今行っている懇談会等の継続的な開催を、行っていきたいと思います。 中小企業振興条例につきましては、先進的な自治体の事例を、情報を集めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋範昌) 次に、タクシーの利用助成についてを、健康福祉部長。 どうぞ。 ◎健康福祉部長(安田哲夫) 失礼いたします。障害者の方、ぜんそく患者等の方々に対してタクシー利用券を助成してはどうかと、こういう御提案でございます。 今までにも再三申し上げてきたことなんですが、浅口市の財政のほうは、税収の大幅な減収等によりまして、ますます逼迫の度合いが増してきております。よほどの緊急性、それから必要性ということが認められない限り、市単独で経常的な補助制度を新設することは、困難であるというふうに考えております。 障害者の方につきましては、下肢障害の方にということのお話ではあったんですが、移動は可能な限り、浅口ふれあい号等の公共交通機関を利用していただくとともに、緊急の場合はやはり、救急車等を利用していただきたいというふうに考えております。御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 桑野議員。 ◆7番(桑野和夫) それでは最後に、市長にお聞きをします。 まずは、中小企業の振興についてでありますが、市長は市民の暮らしを守るということが政治の責任であるということを、常々強調をされています。今、中小企業の方や、あるいは自営業者の方は、大変な厳しい生活を強いられています。そうしたもとで、中小企業振興条例の制定を含む中小企業の振興について、見解を求めます。 それから、タクシーの助成でありますが、先ほど部長さんから答弁がありましたが、下肢障害の方は、基本的にはふれあいバスを利用することは、まずもって困難であると思います。それから、厳しい財政というのは重々わかってますが、どこに重点を置いてどういう政治をするのか、その辺は市長の方向性が問われます。弱者に優しい町をつくるという市長のお考えのもと、ぜひこの時期に助成の拡大をしてほしいと思いますが、市長の見解をお願いをします。 次に、雑草のある土地などの環境問題でありますが、市長はさきの施政方針で、地域を挙げて美しい浅口市をつくるという決意を、表明をされています。そういった立場で、この問題について積極的に条例をつくって対応する、そういうお気持ちがあるかどうか、お聞きをします。 最後に、JR金光駅の問題でありますが、構想をつくる上で、地域の特性を探るというふうなお話が部長からありましたが、その上で金光駅は、金光教などの参拝者が多く利用されます。そうしたことも含めて、金光教の関係者や、あるいは地元商店街の方の意見もしっかり聞いてほしいと思いますので、その辺の見解をお願いをします。また、駅の南口での改札についての見解もあわせてお願いをします。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) それでは、再々質問に市長、答弁をお願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、桑野議員の御質問にお答えをいたします。 まず、中小企業振興についてでございますが、市内では500余りの商工業者がありますが、多くが20人以内の小規模事業所となっており、中小企業の振興を図る必要から、時代の要請に応じて支援を行ってまいりました。 桑野議員の質問にございました、地域産業、地場産業に視点を置いた振興策は、本当に重要であるというふうには認識をいたしております。人口減少や経済縮小時代の中で、いかに地域経済を活性化させていくかについては、今までと同じ振興策や補助金交付事業だけでなく、民の活力を存分に生かし、新しい発想、仕組みを取り入れることが重要であると思っております。企業ベンチャーや産学官の商工の連携等、産業団体や中小企業が少しでも、新しく取り組んでいくものに支援できるような振興策を検討して、地域産業の活性化を図っていきたいというふうに思っております。 続きまして、タクシーの助成の件でございますけども、これはただいま担当部長が申し上げましたとおりでございます。私としても、いわゆる浅口ふれあい号の運行とあわせて、このタクシー利用助成を有効に活用していただくことで、一層、市民の皆さんが安心して暮らせる浅口市となるんではないかなというふうに思っております。 次に、障害をお持ちの方、あるいはぜんそく患者の方々にも助成をということでございました。これも部長が申し上げましたように、市の財政が右肩上がりで伸びている時代であれば、御要望におこたえすることも可能かもしれませんが、このような現状に、非常に厳しい現状においては、本当に難しいと言わざるを得ません。そこを御理解をいただきたいと思います。 それから、雑草のある土地に関してでありますが、これも部長がお答えいたしましたように、平成23年度から浅口市で、自然と町と人が共存する地域の実現に向け、浅口市環境基本計画に着手いたします。桑野議員の御指摘のとおり、空き地に雑草が放置されている状況は、まさに生活環境の面からも好ましくありません。この計画を策定する上で必要となる関係条例の中で、対策としてどのような位置づけがよいのか、行政、地域の役割なども含め、よく研究、検討してまいりたいというふうに思っております。 続きまして、金光駅周辺整備に向けた基本構想についてでありますけども、JR金光駅は御承知のように地域の拠点であり、町の核となるエリアでもあります。駅周辺を拠点としてにぎわいのある町にするため、駅隣接に土地を所有しているJRとも協議をしながら、交通結節点としての、利便性を高める施設等の整備を進めてまいりたいと考えております。 最後に、南口の自動改札の件でございますが、私は金光駅あるいは駅周辺のさらなる利便性の向上は、重要な課題であるというふうに考えております。そのためにも、金光駅周辺整備基本構想の策定業務を、本年度予算計上をいたしました。 また、その自動改札機につきましては、4月から市営バスも金光駅に乗り入れることなど、先ほど申し上げましたように、交通結節点としての機能強化等に取り組んでいることを訴えながら、JRに対してこのことを要請していきたいなというふうに考えております。 以上でございます。            (7番「ありがとうございました」の声あり) ○議長(高橋範昌) ここで休憩いたします。 再開は10時45分にお願いします。            午前10時30分 休憩            午前10時45分 再開 ○議長(高橋範昌) 再開いたします。 ここで、市長より発言を求められておりますので許可いたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) 済いません。先ほど桑野議員の答弁の中で、金光駅の自動改札機の再々質問のところで、基本構想の策定業務を本年度予算に計上という、本年度というふうに申し上げましたけれども、大変失礼いたしました。来年度予算に計上ということで変更させていただきますように、訂正をいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋範昌) 次に、9番原彰議員、どうぞ。 どうぞ。 ◆9番(原彰) 失礼します。9番原でございます。 通告に従いまして質問させていただきます。 まず1つ目に、市広報紙に近隣市町の催し物の開催日等の掲載をしてはどうかと問うております。 2つ目は、不法投棄によるごみ撤去作業の問題について問うております。 最後は、耕作放棄地及び里山再生に向けてを問うております。よろしくお願いいたします。 まさに、平和な時代が続いておるわけですが、それに伴うかのように、さまざまな催しが各地で行われております。生活の余裕といいますか、そういうものから心にゆとりを持たれると、ゆとりを持てる時代の到来であるという、もう大分続いてますけども、そういう時代が続いている。そういう中で、やっぱり各人それぞれが、自分の生活スタイルというものを、身につけていっているように思います。それに加えて、年配の方も車が運転できる、男女を問わず、そういうことで行動範囲も自然と広がっていきます。 ですから、市の広報紙なんかを通して、こういうふうな催し物が、岡山ではこうだ、倉敷ではこうだ、北は高梁ではこういうことが行われておる、西は福山ではこういうことが行われているということを、広報紙に掲載するのも悪くないのではなかろうかということを思っております。 2つ目の、不法投棄のこの問題でございますが、これは麻生政権下において、いわゆる緊急雇用創出事業ということで実施されました。シルバー人材センターに業務をすべて委託し、8人の新人職員さんを採用して、実際に活動は去年1月から3月にかけて撤去作業を行ったと。ことしも行っておると。ほいで、最終年度が来年ですわな。来年3月までが最終であると。 部長さんには、いわゆるこの今までの経過報告や、防止対策というものを、同時に進めていくというふうなことを言われましたから、その防止対策の実施状況、それから最初、50トンぐらいが散乱されておるというふうな報告を受けておりますけれども、今までのところは大体どれぐらいなものなのか、わかれば教えていただきたい。 一番肝心なところは、これからまた先も、今回は政府の補助事業でありましたけれども、この先またどういう、何年か先で浮上してくる問題なんですよ、これは。もう本当に、悲しいけれども、嘆かわしい不心得者がおって、捨てていくんですよ、やっぱり、あっちこっちへ。そういう場合に、本当はどう対応していくのがいいのかなっていうことを感じます。 本当に、お金はかかるんですよ、これをもしも市がやるとすりゃあ。今回の場合でも一千数百万円かけてやる。おまけに、防止対策を講じたらもっと金がかかると、講じれば。こういう何ら生産性を生まない、ただ金を使うだけのあほらしい、不心得者のために、こういうことは市としてはできないですよな、どう考えたって。じゃあ、どうあるのがええのかなっていう、思いましたわ。だから、部長はどのようにこれを考えられるのか、それをお聞きしたいというふうに思います。 次は、耕作放棄地の問題へと入るんですが、去年の報告で、大体、全農地の4分の1はもう耕作放棄地になっておると、浅口市も。この問題っていうのはもう全国的なもんで、どんどん耕作放棄地が広がっていっておるわけですよ、放棄地が。 今から25年前の1985年には543万人いた就農者が、25年後の去年10月だったかな、半分以下の260万人にまで低下、激減しとるわけですね。この5年間で見ても、75万人が離農していっておると。その主な原因が、高齢化です。 就農者の平均年齢が約66歳になっておる、平均年齢が。これがどんどん進んでいきます。ということは、やっぱりしっかりとした対応というもの、対策というものがとられない限りにおいては、耕作放棄地っていうのはどんどん広がっていくっていうことですよ、これは、ほっておけば、老齢化が進んでいくんですから。 浅口市も去年でしたか、再生に向けて補助金を交付するということを、市報10月号に掲載されました。12月21日の時点では、まだその利用状況が非常に少ないと。そりゃあ、2カ月ほどしかたってないんでしょうから、利用状況が少ないという報告を受けましたけども、さらにそれから2カ月ほどたって、今、それからどの程度上積みされておるのかと思うんですよ。この耕作放棄地の問題というのは、非常に大きな問題だと私は思うんです。今後の浅口市を本当に大きく塗りかえられるような、そういう大きな問題だというふうにとらえるんですよ。 ですから、今後どうあるのがいいのかっていうことをやっぱり真剣に考えて、市が訴えたいことはどうだと、そういう目的、この耕作放棄地が再生に向け、なおかつそれを再利用をしていくという方向に向けて、どういう具体策を持っていくのかっていう、これが大事で、方向づけとか目的というものを明確にして、丁寧に地域の人たちやあるいは組織、地区の方々に説明していくという、明らかに市がしていくと、その方向づけというものを、これが大事なように思うんですね。ぜひ、後で見解をお聞かせいただきたいというふうに思います。 何でこれが重要かということは、本当に農地を、その耕作放棄地を利用して、いわゆるそこにわいわいにぎやかに何かを植えていくというふうな試みが持たれれば、この土地も活性化していくというふうなことですよ、やっぱり。それは人とか、あるいはその地区でやってもいいし、とにかくいろんなものを植えていくということが、この地域を生き生きとしたものにしていくというふうな考えを持つわけです。 それと最後に、この里山の問題であります。 近年、特に去年、おととし、いわゆる山すその農地へ果樹を植えられておると、それへイノシシが出てきて被害を加えると、これ、全国的には、いわゆるその里山が荒れて、クマが、ヒグマが出てきたり、ツキノワグマが出てきたりしたり、イノシシが出てきたりして被害を与えるという報道がようされておりますけども、幸いにして、この浅口にはツキノワグマは出てこないけども、イノシシは出てくると、それが被害を与えるということですよ。 一番の原因は、竹やぶがどんどん広がっていったんです。里山が荒れるっていうことは、竹やぶがどんどん広がっていって、もうどうしょうもないぐらい、竹の勢いっていうのはすごいなと思うぐらい広がっていっとる。これが一番原因、1番か、2番かわからんけども原因の一つにあると。ほとんどのイノシシが、好物の一番にタケノコを上げておるんですよ、これは。昔は、おじいさんは山へしば刈りに行ったと言います、昔はね。今は、全然そう行かないと。行かないから、当然山は荒れますわ。荒れます。だから、イノシシらにしてみれば、どこまでが自分たちのテリトリーなんだろうかという、迷ってくるんじゃないかと、イノシシも、そういうふうに思います。 ですから、これ以上農作物への被害を及ぼさないようにするためにも、またここの地に住む人たちも、また浅口市を訪れる人も、ここの景観はすばらしいねと、あるいは自然環境の保全が行き届いているねって言われるような、そういう市にしなきゃならないと、そういうふうに思うわけです。ぜひ、部長の見解などをお聞きしたいというふうに考えております。よろしく。 以上です。 ○議長(高橋範昌) 原議員の質問に答弁をお願いいたします。 まず最初に、市広報紙に近隣市町の催し物の予定日等の掲載をしてはどうかという質問に対しまして、企画財政部長、お願いします。 企画財政部長。 ◎企画財政部長(櫛田忠) 広報紙の催し物掲載についてでございます。 現在市では、市政の動き、町の話題、催し物、行事のお知らせなど、市政に伴う情報を市民の皆様に提供するとともに、行政への理解を深めていただくために、毎月1日に広報浅口を発行しております。議員さんも御承知のとおりでございます。 御提案いただきました近隣市町の催し物の掲載につきましては、市内のいろいろな情報を市民の皆様へ、できるだけ多く掲載してお知らせしたいと考えておりまして、他の自治体の行事にまで紙面を広げることにつきましては、市が発行する広報紙という性質上、難しい面もあると思います。議員さんから、岡山、福山の情報をというお話もございましたが、なかなか難しいという面がございますので、何とぞ御理解を賜りたいと思います。 ただし、近隣市町の大きな催し物については、幸いにして浅口市にはケーブルテレビがございます。ケーブルテレビで情報発信をしていただくように、お願いをしたいというふうに思います。それから、それぞれの自治体のホームページによっても情報収集ができるのではないかと思います。 それから、近隣の市町で広報担当者の、実は集まりがございます。この集まりなどを通じて、そういうことについての話題をしたいというふうに思っておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。今後とも、市の公共性のある情報を、より多くの市民の皆様にお知らせするように、努力をできるだけしてまいりたいと思います。 ○議長(高橋範昌) 次に、不法投棄によるごみ撤去作業の実施状況と防止対策実施状況についての答弁を、生活環境部長、お願いします。 ◎生活環境部長(柚木忠明) それではまず、不法投棄によりますごみ撤去作業の実施状況と防止対策、実施状況につきましてお答えをさせていただきたいと思います。 先ほどお話がありましたとおり、現在実施いたしております不法投棄対策事業につきましては、緊急雇用創出事業交付金事業といたしまして、平成21年度から平成23年度までの3カ年間、県の補助認可を受け、実施いたしている事業でございます。 平成21年度の撤去の実績につきましては、燃えるごみ、そして燃えないごみが約14トン、そしてテレビ、冷蔵庫などの家電リサイクル法の対象物が218個、自動車用タイヤが571本でございました。平成22年度の撤去状況につきましては、2月25日現在で燃えるごみ、燃えないごみが約9トン、テレビ、冷蔵庫などの家電リサイクル法の対象物が83個、自動車用タイヤが111本でございます。 この事業の実施によりまして、ある程度の効果は出ていると言えますが、撤去場所が昨年度と同一場所であるものも多く見られます。したがいまして、イタチごっこになっていると思える感もあります。不法投棄されました廃棄物の処理は、土地所有者が行うことになります。現在、不法投棄に関しましては、法律で禁止されており、懲役または罰金が科せられるように定められております。 今後は、不法投棄されやすい場所には、県の補助事業で購入をいたしました監視カメラや、県から借用いたしております監視カメラを利用した対策や、不法投棄防止看板の設置、監視パトロールの回数をふやすなどの防止対策を徹底し、警察ともタイアップしていきたいと考えているところでございます。 次に、緊急雇用対策事業終了後において、不法投棄ごみ撤去の問題はどうあるのがよいかと考えるかについてでございますけれども、平成23年度に制定を予定をしております浅口市環境基本条例などにより、市の環境保全に関します基本理念を定め、行政や事業者及び市民の責務を明確にし、何らかの規制等の措置を講ずることができるようなものを検討、調査していきたいと考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、耕作放棄地解消、里山再生に向けての対策についての答弁を、産業建設部長、お願いします。 どうぞ。 ◎産業建設部長(松田勝久) 失礼いたします。それでは、私のほうから耕作放棄地の解消と、里山についての答弁をさせていただきます。 先ほど議員さんの質問にもございましたように、高齢化による担い手不足、また生活スタイルの多様化、地域内に引受手がいないことなどから、全国で耕作放棄地がふえております。 まず、耕作放棄地解消の対策でございますけども、農業委員会のほうで昨年10月から2月にかけて、市内全域の農地の耕作状況について調査を行いました。今後は、耕作放棄地の所有者などに対しまして、適正な管理や農地貸し出しの指導を行う予定にしております。 また、耕作放棄地への支援につきましては、再生作業に対し補助金を交付したり、これはことしの1月からになるんですけども、草刈り機等の貸し出しも始めております。利用状況でございますが、大変少なく、耕作放棄地の交付金につきましては2件ということになっております。 また一方、JA岡山西のほうでも、農地の貸し手と借り手のマッチングによる利用推進に向けて、これはことしの4月からになりますけども、農地利用集積円滑化事業ということで、農地のあっせん事業をスタートする予定で準備を進めています。これによって、農地がより貸しやすく、また借りやすくなり、農地が点から面へと広がるというふうに考えております。 次に、里山再生についてでございますけども、森林、里山づくり活動に対しまして、地区、団体等に補助金を交付しております。これは、現在12団体が活動をしていただいております。また、専門家や実践者から話を聞く里山づくり講習会などを開催し、森林、里山整備への関心を高める啓発活動を行っております。 耕作放棄地や里山整備につきましては、これはどちらも、大まかなくくりでいいますと、今、対策の手法を模索している状況ということになります。それぞれの効果や問題点を検証しながら、地道に取り組んでいく問題というふうに認識しておりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 ○議長(高橋範昌) 原議員。 ◆9番(原彰) 市長にお尋ねいたします。 本会議初日に、市長は施政方針を表明されました。大変わかりやすく、市民と協働で、いろいろな分野で市民と協力し合ってまちづくりを進めていきたいと、そうやって進んでいけたならば、非常にいい浅口市を実現することができるだろうということでございました。私もそう思っております。とても夢を感じさせる、すばらしい表明であったように私も思っております。 そのためには、やっぱり市民が喜びを持って、また楽しみを覚えて、それぞれ目的を持って取りかかっていくという、これが一番大事だろうと思います。やっぱりこれからの将来を見据えた一番重要な施策だと、住民協力による協働によるまちづくりと、これはもうそうだろうと思います。そういうことを目指して一生懸命頑張っていっていただきたいと、私もできる限り協力させていただくことができれば協力すると、私もこういう方向には非常に賛成でありますので、よろしくお願いいたします。 先ほど、担当部長のほうからお答えをいただきましたいろんな問題について、非常に浅口市にとっても、今後重大な問題であるというふうに私も認識します。どうか、市長のお考えをお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) 市長、答弁をお願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、原議員の御質問にお答えをいたします。 まず、不法投棄、ごみ撤去の問題についてお答えをいたします。 ごみを不法投棄することは、先ほど議員が言われましたように、環境破壊につながる非常に無責任な行為であります。貴重な市民の皆さん方の税金が、撤去作業などの費用として使われることがないようにするために、まずは市民、皆さん一人一人が環境問題に向き合い、意識を変えていけるよう、施策を講じていくことが重要ではないかというふうに思っております。そして、市民と行政が連携し、それぞれの役目を果たしながら、不法投棄の防止に力を入れていくことが基本でもあろうかと思います。 行政の取り組みでいいますと、市──「私」でなしに浅口市です──浅口市誘致の不法投棄を発見した場合は、管理する関係部署から警察への被害届の提出を徹底し、再び不法投棄が起こらないようにし、取り締まりを強化していただくよう、対策を講じていきたいと考えております。 また、平成23年度から制定や策定に取り組んでいく予定の、環境行政の根幹となります浅口市環境基本条例や環境基本計画の中でも、市民や地域、行政などが一体となって、貴重な環境の保全に真剣に向かい合い、不法投棄問題にも厳しく対処していけるように、あらゆる施策を検討していきたいと考えております。 続きまして、里山再生、耕作放棄地に関してでありますけども、まずもって、現在、耕作放棄地解消や里山再生に取り組まれておられる皆様方に、心から敬意を表したいと思っております。 耕作放棄地がふえる原因につきましては、今、議員が言われましたように、農業者の高齢化や担い手不足等が大きな原因でありますが、これからは農業をやりたいという若い農業者や退職者、退職する世代の方々、こういった方々などの担い手や後継者の確保、育成が重要であろうかと思っております。 また、耕作放棄地の解消や里山保全につきましては、市、農協、農業委員会、県、そして生産者や地域が一体となって取り組んでいかなければなりません。農地や里山を保全し、地域の環境を守っていこうとする機運や取り組みを地域ぐるみで推進していくため、コミュニティ単位で話し合いの場を設けるなどの仕組みづくりも検討していきたいというふうに思っております。 また、来年度から、浅口トレッキングコースの選定等を検討いたします。多くの方々が市内の山、里を歩き、また自然に触れていただく中で、地域の自然や里山に関心を深めていただき、多くの方が里山再生の活動へ参加していただければというふうに願っております。 先般、遙照から阿部山までのトレッキングコースを歩いてみて感じたこと、本当に森林破壊に驚くと同時に、大変悲しい思いをいたしました。こういったことは、ぜひ真剣に取り組んでいかないといけないなというふうに感じたところであります。これからも、どうぞ御協力、御指導いただきますようによろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 原議員。 ◆9番(原彰) 市長は、さきの施政方針表明の中で、人材の育成、人材強化こそが大切であると言われました。そのとおりだと思うんですね。 最近の若者が安定志向であると、内向き志向であると、地方公務員になることが一つの夢であるというような、そういうことをよう言われますね。安定志向だということのあらわれだろうと思うんです。ですけども、環境によっては人も変わっていきますし、またそこの教育によってどんどん変えていくこともできると。結局、そうやって優秀な人材を育てていくということが、市長も助け、また市長の夢を実現させる一番の方向であろうと思うわけです、人材をね。 だから、若い職員さんを中心として、どんどん教育をしていって、人材を育成して、若い職員さんの中からもどんどん政策提案が出せるような、そういう体制をつくっていっていただきたいというふうに思うわけです。そのためには、市長はどういうふうな考え、対策でもって、人材の強化を図っていこうとされるのか、それを一つお聞きしたいなと思います。 ○議長(高橋範昌) 市長、答弁をお願いいたします。 ◎市長(栗山康彦) 人材を育てていく、人をつくっていくっていうことは、本当に大切なことであります。 私は、まず市長になって、職員と私との間に隔たりがあってはいけない、こんな思いでこの1年間、ずっと一緒に食事をとりながら対話をしていくところから始めようと、私みずからがまず溶け込んでいこう、こんな思いでランチミーティングを開催してまいりました。その結果も今、いろいろお聞きしておりますけども、焦らず、慌てず、ゆっくりと、まず話し合いから始めていこうと、こんな思いで今、頑張っております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 原議員。 ◆9番(原彰) 質問、ここに書いてないことを聞いたなっていうことを、今、思われたんだろうと思う。そのとおりなんです。 ○議長(高橋範昌) ちょっと外れておりました。 ◆9番(原彰) それはわかっとんじゃけども、これは施政方針表明の中で力説されたことじゃから、人材の育成っていうことを、だからちょっと聞いてみようかなっていうほんの軽い気持ちだったんです。ありがとうございます。よろしく。失礼します。 ○議長(高橋範昌) 5番の岡邊正継議員から一般質問通告の取り下げの申し出がありましたので、御報告いたします。 次に、14番大西恒夫議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) きょうは4件、質問させていただきたいと思います。 伊達直人の心について、インターネットの活用について、空き家の利用について、100キロメートル歩行コースについてと、4件を質問させていただきます。 タイガーマスクの名前で、漫画に出ておりました伊達直人の名前でランドセル寄附が、12月25日前橋市で発見され、その後、矢吹丈、肝っ玉母さん、桃太郎、龍馬、感謝感謝で90歳等の名前でプレゼントする人が各地にあらわれました。私自身、感動し、心が熱くなりました。皆様方も同じではないかと思います。今日、何か忘れていたものを気づかせていただいたような気がいたします。市長さんに感想と、これから市政に何か生かされる気持ちがあればお聞かせいただきたいと思います。 次に、インターネットの活用。 私は、浅口市のホームページを毎日と言ってよいほど見ます。市にとっては、情報発信の大切な一つです。情報の載せ方、考え方を根本的に検討していただきたい。 例えば、2月6日の寄島カキ祭り、NHKではイベントの放送がありました。でも、市のホームページには載っておりませんでした。寄島漁業協同組合ですから、載せなかったのでしょうか。市としては、知らせたいことがあるでしょうけど、一般の人の知りたいことも考えてほしいものです。浅口市をアピールする見えない顔だと思います。担当と市長さんのお考えを聞かせていただきたいと思います。 次に、空き家の利用でございます。 空き家になり、崩れかかっておる家はたくさん見かけます。大変もったいないことだと思います。だれか住んで管理してくれれば、無償で貸してもよいという話もありました。定住化促進で、入るときに幾らか補助をしてはと思いますが、笠岡市では新築に、100万円を上限に助成をしております。特に、結婚して子供ができれば、経済的にも大変です。自然の中で子育てをしたい方は、たくさんおられると思います。人口もふえ、空き家が減り、子供たちの声が聞こえることに少しでも役立たないでしょうか。難しい問題があると思いますが、検討をお願いしたいと思います。担当と市長さんにお伺いします。 次に、100キロメートル歩行コースについてです。 市長さんは、2月27日に吉備路マラソンに参加されました。また、岡山政経塾では100キロメートル歩行も完走されました。寄島干拓地を利用して、5キロ掛ける20、あるいは4キロ掛ける25の100キロメートルのコースを設定して、イベントを組んではいかがでしょうか。いつでも個人的に、だれでもが歩けるようにできれば看板をつけて、そうすると人が来るようになるのではないでしょうか。町の活性化にもつながると思います。42.195キロメートルの設定もできると思います。市長さんにお考えを伺いたいと思います。 以上4件、お願いします。 ○議長(高橋範昌) 大西恒夫議員の質問に答弁をお願いいたします。 まず最初に、市長さんのほうから、伊達直人名のランドセル寄附等についてと、100キロメートル歩行コースについての答弁をお願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) それではまず、伊達直人の心について御答弁をいたします。 昨年末からことしにかけまして、全国的な広がりを見せましたタイガーマスク現象も、最近落ちつきを見せてきたようであります。名前を名乗らずに寄附を行うことは、美徳とされていても、日本人は寄附を恥ずかしがる人が多いように思います。それが伊達直人の名前をかりることで、寄附がしやすくなったのではないでしょうか。また一方で、日本に寄附文化は育たないと言われてきましたが、一つの出来事をきっかけに、これほどの広がりを見せたことは特筆すべきことであり、非常に喜ばしい現象であると思っています。 市政に何か生かされるものがあればとの御質問でありますけれども、自治体経営におきましては、個人よりも公──「公」です──が尊重される社会、つまり自分のことだけを考えるのではなく、一人一人がみんなのことを考えていく、公共心が大切にされる地域社会を築いていくことが大切であります。この点において、このような善意の心はとうとぶべきものがあるものと考えています。このまま一過性で終わらせることなく、プラスの連鎖として続いてほしいと願うと同時に、これからの少子・高齢化社会を支えていくために、共助の精神に基づく地域文化としても育ってほしいと願っております。 続きまして、100キロ歩行コースについてでありますけれども、御質問をいただきました100キロ歩行は、岡山政経塾のカリキュラムにおきまして、これは限界を超え、未知の領域に挑戦し、勇気と精神力を養うことを目的としているものであります。私自身が経験したからこそ言えるのでありますけれども、住民の福祉の増進を目的とする、行政が行うサービス、イベントとは少し性格が異なるものではないかというふうに思います。 また、100キロを歩行するには、通常でも20時間以上は必要であります。体力的にも、精神的にも非常に過酷であるため、サポートスタッフなど一定の体制整備が、準備が大変であります。 また、吉備路マラソンを想定したようなイベントの開催につきましても、道路事情的にも、さらにはボランティアスタッフを含め、組織的にも、浅口市においては非常に困難と考えています。 現在、浅口市には、岡山県ホームページの備中県民局のページにおいて、苫陰の里・三郎コース6キロ、星のふるさと遙照山天文台コース6キロ、旧門前町味わいコース6キロ等も紹介をされています。このような6キロから7キロ程度の、一般の方が気軽に楽しめるコースも非常によいものでありますので、今後、市民の皆様に広くPRしてまいりたいというふうに考えております。どうぞ御理解いただきますように、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋範昌) 次に、インターネットの活用についてと空き家の利用についての答弁を、企画財政部長、お願いします。 部長。 ◎企画財政部長(櫛田忠) それでは、インターネットの活用についての御質問にお答えをいたします。 議員さん御承知のとおり、インターネットを取り巻く環境は、ここ数年の間に急激な進化を遂げまして、その発展は目をみはるものがございます。ホームページにつきましても、公共団体や企業、それから各種団体が開設しているものはもちろん、多くの個人の方もホームページを開設されておられます。 浅口市のホームページにつきましても、市の情報発信のために運用しており、毎日400件の御訪問をいただいております。これは、市の職員が見たのは除いております。市の、職場の中のIPアドレスからの訪問をしたものは除きまして、この数となっております。 それから、御質問のホームページの情報の載せ方、考え方についてでありますが、まず市としては、市民の皆様に、市の行政に関係する情報をお知らせすることを基本としております。市は、公共団体でありますから、情報発信につきましても公共の福祉のためのものが、その中心になろうと存じます。個人的なものや営利的なものについては、当然のこととして、その扱いを慎重にすべきであります。 しかしながら、実際にはすべての情報をそのようにはっきり区別できるものではなく、地域の活性化と営利活動を明確に区別するのは簡単でないと思います。営利的なイベント等につきましては、それを主催される団体の方で情報発信をされることが、基本ではあると思います。 具体的な例として、議員さんが、寄島町の漁業協同組合の市場で行われたカキ祭りについて御指摘がございました。実は、カキ祭りのホームページ掲載につきましては、市のホームページじゃなくて、市の観光協会のホームページに詳しく掲載を、このようにいたしました。表紙のところ、それから日時等も詳しく、このように掲載をいたしております。 それからさらに、カキ祭りを市外の方にもより多く知っていただきたいという気持ちから、県の観光連盟のほうにも依頼をいたしまして、これは県の観光連盟なんですが、これはもう今、済んだから現在消えているんですが、このようにカキ祭りの情報を、観光連盟のホームページにも掲載をいたしたところでございます。 そのせいかどうかはあれなんですが、非常にカキ祭りは、私も参りまして、多くの方でにぎわって、遠方の方からもお見えのようでございました。現在でもパソコンで、寄島とかカキ祭りの言葉を入れてパソコン検索すると、多くの行かれた方のホームページにヒットいたします。 ただ、議員さんのお話がございましたように、私も市のホームページから、観光協会のホームページにリンクするのがいいんじゃないかというふうに思います。市のホームページを開きましたら、今度はその表紙に、観光協会のところにすぐリンクするようにいたしたいと思いますので、それでより利用しやすくなるのではないかと思いますので、御理解を賜りたいと思います。 それから、空き家の利用についてお答えをいたします。 定住促進の政策の一つとして、空き家を利用している自治体が県内にあると私も聞いております。その制度は、空き家の賃貸とか売却を希望する所有者からの情報提供を受け、ホームページ等で利用希望者に紹介する制度とのことであります。浅口市としては、現在のところ、そのようなことには取り組んでおりません。 それから、空き家利用者に対する助成金をとの御提言でありますが、まことに申しわけないんですけど、財政が非常に厳しい折でありまして、空き家に移り住む方に公的なお金を投入することに関しましては、理解を得るのはなかなか難しい面もあるのではないかと、私としては感じております。 市といたしましては、空き家利用の他市の制度について、内容等の確認はしてみたいとは思いますが、基本的には、民間事業者による不動産取引の中で行われることではないかと考えております。何とぞよろしく御理解を賜りたいと思います。 ○議長(高橋範昌) 大西議員。 ◆14番(大西恒夫) 伊達直人の心というのは、私は、一般の人は生きがいをという言葉であらわせるのではないでしょうか。自分自身がここに今、生かされており、何かに役立つということのうれしさや、満足感や、感謝が手紙にあらわれていたような気がいたすわけでございます。その心は、住みたい町ナンバーワンにも通じるものがあるのではないでしょうか。市長さんがそういう市民の心を盛り上げていく施策をぜひ企画していただきたい。 今、市長さんが感謝状を出す規定を設けてやられておりますが、これも私は大変、大切なことではないかなあと、こう思います。ぜひ、市政も市民の皆さんに感謝するような気持ちを、この伊達直人の心の中から読み取っていただければありがたいと思います。これは、特に返答は求めませんけど、私の気持ちでございます。 それから、インターネットのことでございますが、何か行政のことしか出さないんだというふうな感じに私はとれてならないわけです。もちろん、リンクする方法もいいと思いますし、もっと市民が参加してページをこしらえる、ページというかリンクする場所、私はちょっと教育長さんに、何も書いてないんですが、ちょっと聞きたいと思うんですけど。 例えば、浅口市には昔の3町がございます。中学校が1つずつあります。そういう中学校に、例えばパソコンクラブというようなのをこしらえてもらって、それでホームページの中にそういうコーナーを設けていただくと、そこをリンクすれば、その地域の情報がすべて入ってくる、それはお祭りもあってもいいし、何があってもいいわけです。子供たちがそれを一生懸命集めることは、やっぱし、いわゆるこれからのインターネット社会に向けての勉強にもなると思うんですが、それについて、私の提案でございますけれども、教育長さんはどうお考えになられるか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 空き家の利用ですけど、それは今の物の考え方で、いたし方ないと思うんですが、笠岡市は23年度の予算に5,000万円を組んでおるわけです。私は、何かもったいない──市長さんがいつも言われる──とか、無駄だとか、こういうものに対する何か働きかけがあってもいいんじゃないかなあと、そう思うので、御返事いただければ御返事いただきたいと、こう思います。 それから、100キロメートル歩行コースについては、100キロのことをやろう思うと大変なことだと思います。でも、あそこに4キロとか、5キロとかというのをきちっと表示すれば、それを一生懸命歩いて、僕は、自分は何十キロ歩いた、きょうは何十キロ歩こうと思うて、行けるような、そういう何か、喜んで行けるような場所を、広場があるし、あそこは割合安全でございますので、ぜひそういうことも、金がかかることじゃございませんので、看板等で済むと思いますんで、ぜひこれは、どこがやるのか知りませんけど、企画していただきたいと、こう思います。私は余り金のかかることを言っておりませんので、ぜひそういうことはいいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上、お尋ねします。 ○議長(高橋範昌) 総括して市長のほうから……            (14番「いや、まだまだ、それは最後」の声あり) まだまだ。            (14番「教育長じゃ」の声あり) いや、質問の中にないんで、教育長も困っておりますので。            (14番「教育長、答えるようる」の声あり)            (18番「教育長、言うとりゃあへん。質問ねえが、教育長。ねえのをそがん質問したらいけまあ。ええんならええけど」の声あり) この場では答弁を差し控えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次は、どなたに答えもらいますか。 市長、答弁されます。 それでは、市長。 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、100キロコース、歩行コースでありますけども、この100キロっていうのは、先度申し上げましたように、歩いてみて本当に体が動かなくなります。一歩、こういった段差も超えられなくなるぐらい、疲れ果ててしまいます。住民の福祉の増進を目的とする行政が、こういったことに取り組むっていうのは、少し性格が異なるんじゃないかなと、こんな思いであります。 続きまして、インターネットの活用でございますけれども、大西議員にはいつも浅口市のホームページをごらんいただいているということで、本当にありがとうございます。 近年、インターネットの普及によりまして、地方公共団体を初め、多くの企業、商店、個人がホームページを開設し、時間、場所を問わず、さまざまな情報を収集することができる環境になっています。 市政におきましては、今後、市民の市政参加を進めていくに当たって、より一層の情報公開が求められています。今後もホームページや広報紙を中心とした広報媒体には、力を入れて取り組んでいきたいというふうに考えております。 また、浅口市のよいところや個性、魅力を市内外に発信することも必要であります。そのことによって市民の皆様には、今以上に浅口市を知っていただくとともに、市外からの交流人口をふやし、町の活性化を図っていくことも重要であるというふうに考えております。 市のホームページにつきましては、そのデザインなど、さらに利用される皆様にとって魅力あるものになるよう、研究してまいりたいと考えております。観光の情報につきましても、先ほど部長が申しましたように、観光協会のホームページにリンクするなど、工夫してまいりたいというふうに思っております。 最後に、空き家の利用に関してでありますけれども、空き家を利用しての定住促進ができれば有益であるとは考えますが、そのことに公的な資金を投入することについては、慎重に考える必要があるというふうに思っております。定住促進により人口増につながることは、大切なことではありますけれども、行政が行うこと、地域ができること、民間に任すべきことを区別していく必要があると考えております。私は、基本的には不動産の取引は民間事業にお任せするほうがよいのではないかというふうに考えております。 また、浅口市ではそのような事業への取り組みを行っておりませんので、その必要性も含め、確認していくことが必要であります。したがいまして、御提案をいただきました空き家利用者への助成金については、現在のところ考えておりませんが、何とぞ御理解、御了承賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 大西議員。 ◆14番(大西恒夫) 100キロコースについては、市がそれでいいんですけど、4キロないし5キロのコースを設定したらどうですかということに対する返答はなかったと思いますので、お願いしたいと思います。 それから、インターネットの活用で、市長さんがマニフェストの中に書いてある借金時計をホームページに載せますというのが、これいつから載るんでしょうか。やはりこういうものは、金もかからないことなんですから、ぜひやっていただきたい。 それから、例えばこれから、またごみの減量のことも出てくると思いますが、こういうものも本当にどれだけ減っていきょうるかっていうことを、毎月、毎月のデータをグラフに載せる、いわゆるダイエットっちゅうのははかるだけダイエットというのもあるわけです。体重計に乗って、はかっていく中で減っていく、そういうふうなことも、ぜひインターネットを利用して、もちろん市政だよりも利用すればいいわけでございますけれども、皆さんに見ていただいて、ああ、我々の努力がこれだけ実っとんじゃなあということをはっきりあらわすように、そういうホームページの利用もしていただきたいと思います。 私が一番最初にインターネットのことを言いましたのは、基本的な物の考え方をもうちょっと変えなかったら、見にくくってしょうがないん。こういうものがどこにあるんならって聞いたら、ああ、どっかの隅のほうにありますって言われる、そんな辺のことも、ちょっとまたいろんなことで意見を、個人的にも言わせていただこうと思いますが、ぜひ見やすいホームページにしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 さっきの借金時計と、それから4キロ、5キロのコースについて、もう一度お願いします。 ○議長(高橋範昌) それでは市長、マラソンコースとそれから借金時計ですか、インターネット、お願いいたします。 ◎市長(栗山康彦) それでは、お答えをいたします。 4キロ、5キロの歩行コースということでございますけども、今、トレッキングコースというものを整備しようとしております。このトレッキングコースは、寄島町におきましては、干拓、アッケシソウ、寄島町を利用して、干拓を利用してのアッケシソウ、あるいは三ツ山公園、それから青佐山、そういったものを含んでの1時間コース、あるいは1時間半コース、こういったものも今、考えておりますので、そういったことで議員の言われることにも対応できるんじゃないかなと、こんな思いをしております。 それから、借金時計でございますけども、今、岡山県スペース借金時計、いろんな町村が借金時計を掲載しております。私もいろんなとこを見させていただいておりますけども、確かに私のマニフェストの中に、借金時計を掲載するということを申し上げております。 これは今、どういう形がいいのか、どうあるべきかということを、載せてまた変えましたよというわけにはいかないんで、今、一生懸命それを検討している最中でありますので、いつからって言って聞かれても、ちょっと今お答えはできませんけれども、必ずそういったことへ前向きに検討していこうと思っております。 以上でございます。            (14番「ありがとうございました」の声あり) ○議長(高橋範昌) 以上で本日の日程は終了しました。 これにて散会といたします。 明日は本会議を9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでした。            午前11時44分 散会...