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09月14日-03号

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  1. 浅口市議会 2010-09-14
    09月14日-03号


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    平成22年第4回 9月定例会       平成22年9月浅口市議会第4回定例会会議録(第3)1.招集年月日 平成22年9月14日(8日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 9月14日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  伊 澤   誠            2番  佐 藤 正 人   3番  竹 本 浩 司            5番  岡 邊 正 継   6番  平 田 襄 二            7番  桑 野 和 夫   8番  加 藤 淳 二            9番  原     彰  10番  中 西 美 治           11番  柚 木   毅  12番  藤 澤   健           13番  青 木 光 朗  14番  大 西 恒 夫           15番  田 口 桂一郎  16番  畑 中 知 時           17番  香 取 良 勝  18番  井 上 邦 男           19番  道 廣 裕 子  20番  高 橋 範 昌           21番  大 西 洋 平1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(1 名)  12番  藤 澤   健1.欠 席 議員(な し)1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      栗 山 康 彦      副市長     田 村   諭  教育長     城 山 藤 一      理事      安 倉 俊 雄  理事      流 尾 広 秋      企画財政部長  櫛 田   忠  生活環境部長  柚 木 忠 明      健康福祉部長  安 田 哲 夫  産業建設部長  松 田 勝 久      上下水道部長  廣 澤 幸 久  金光総合支所長 西 本 晋 也      寄島総合支所長 鈴 木 雅 次  教育次長    筒 井 正 和      会計管理者   谷 田   稔1.出席した事務局職員  議会事務局長  高 橋   豊      書記      小 橋 史 明  書記      清 水 和 子            午前9時30分 開議 ○議長(高橋範昌) ただいまの出席議員は19人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋範昌) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可します。 まず、14番大西恒夫議員、どうぞ。 ◆14番(大西恒夫) それでは、質問をさせていただきます。 まず、きょうはたくさん出ておりますので、簡潔にお答えをいただきたいと思います。 まず第1には、市長が選挙のときから、あるいは施政方針の演説の中でも、スピード感を持った政治、それから情報公開が大切ですと、私はトップセールスをしますと、こういう話をされておるのを聞いて、大変立派なことだと思うわけです。それで、スピード感を持って情報公開というので、私は感心いたしましたのは、先日120歳以上の住民票のない人のわからない人、死亡してるであろうというその発表、県下の市町村の中で全体を発表しとるのは、浅口市が初めてじゃなかったかなと思うし、こういうことはやっぱし若い市長さんで、勇気がある市長さんだなあと思って、私は大変感心いたしたわけでございますけれども、スピード感とか情報公開、トップセールスというのを具体的に、どういうふうな目標、市長さんの物の考え方で結構でございますので、何かわかりやすい説明をしていただければ大変ありがたいと思います。ただ、お題目だけではいけないことだとは思うわけです。よろしくお願いします。 2つ目に、ごみの2割カット、それから資源ごみの2割アップということを、施政方針の中で市長言われたわけでございますが、実はごみの2割カット、生ごみの2割カットというのは、1億円の経費の節減になるわけでございます。資源ごみの2割アップというのはどれぐらいになるかよくわかりませんが、市長さんとして、言われたからには何か、いろんな物の考え方があられるんじゃないかなあ、具体的にどういうふうな形の中でそれを実施していこうとされているのか、ぜひお聞かせいただきたいと思います。 それから、天然記念物アッケシソウでございますが、1994年までは国の天然記念物であったわけでございます。今はそれはなくなり、岡山県も天然記念物じゃございません。浅口市だけが天然記念物としておるわけでございます。それは大変いいことだと思うわけでございますが、ただ、どの範囲内を天然記念物として扱われるのか、場所の特定をされておるのか、我々は家庭でもってそれを栽培することに対して、それも浅口市の天然記念物だからいけないのか、その辺のことの区分けといいますか、その辺をぜひ教えていただきたいと思います。 というのも、いろんなところを見ますと、インターネットをけさも見てましたら、ヤフーというか、楽天の中で、アッケシソウの品物を売っているんです。健康食品として売ったりしておるわけです。浅口市にそれだけのものがあるんですから、一つの情報発信として、売ることがいいか悪いかわかりませんが、ぜひ、天然記念物であるが、その辺のさび分けというか、区分けをしていただければ大変ありがたいと思うわけでございます。 それから4番目に、寄島中学校の運動用地、もう寄島町時代から大変大きな問題になっておるわけでございますが、何か地権者の話を伺いますところ、直接じゃないんですか、市長さんはいろいろ歩かれたときに、任せてくださいと言われたんかどうか、何か大変期待されておるということでございますので、その辺がどうなっておるのか、それから市長さんはまたどういうふうに物を考えられているのか、私は、異常な状態というのは、できるだけ早い機会に解消しなければならないと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 それから5番目として、金光、寄島の総合支所、教育委員会の分室、これなんかについては、合併のときのいきさつの中でこういうものができたと思うわけでございますが、岡山県内で一番小さな町浅口市、笠岡市に比べて、面積的にも人口的にも小さいところに、本当にこういうことが必要なんかどうか。もちろん、新しい政策課ができたんで、その辺でまた検討されると思うわけでございますけれども、教育委員会の分室があること、総合支所があることでどの程度の経費がかかっておるのか、これを4年間するとどのくらいになるのか、ちょっとその辺もお聞かせいただきたいと思いますし、将来どういうふうにされるかという予定があれば、聞かせていただきたいと思います。 それから6番目として、市民の奉仕者といいますか、いろんなことをやってくださっとる方に、市としてぜひ感謝状を出していただきたいと、こう思うわけでございます。行政は、市民の協力があって初めてできることでございますので、陰に隠れてというたら言い方はおかしいですけど、わからないところで一生懸命やってる方がおられるわけでございます。ぜひ何か、具体的な言い方はおかしいんですが、市民に浅口市としての感謝デーみたいなものを年に一遍設けて、あるいは何年かに一遍表彰するとか、何かそうして、本当に皆さん方が、いろんなことでやってくださっておるからこそ、今日の浅口市がお金を余りかけずにできるんだという、やっぱし感謝の気持ちを出すことが、市民全体が幸福というか、幸福度も出てくるんじゃないかなと、こう思うわけでございます。その6点を質問いたします。よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) それでは、まず最初に、市長のトップセールスについてを市長、お願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、スピード感、情報公開、トップセールスについて、具体的に何をどのようにっていうことでございますので、この件に関しまして、少し詳しくお答えをいたします。 まず、スピード感ということでございますが、近年、社会情勢が目まぐるしく変化する状況において、それに伴う市民の行政需要の変化も非常に速いものがあります。さらには、多岐多様化、高度化している現状もございます。政治は、市民の求めるものに対して、早く、的確にこたえていかなければならないといった考えから、私は基本姿勢としてスピード感を重視しております。しかし、政策につきましてはスピード感を持ってするもの、着実に努力をし、実現していくものがございます。 例えば、私の給料カットや交際費のカットなどは、スピード感を持って実現することができます。しかし、環境整備や地場産業の発展など、努力の積み重ねが結果を生み、一長一短には実現しない政策もあります。私は就任以後、実現可能な政策につきましては、市議会の皆さんの御協力と御理解をいただきながら、本当にスピード感を持って実現してきたと考えております。しかし、今後につきましては、新たな制度設計などは市民に責任ある判断を行うことが極めて重要でございますので、みずからに課せられた任期内において、着実に実現してまいりたいと考えるところでございます。 次に、情報公開でございますが、今後は市の広報紙やケーブルテレビはもちろんのこと、あらゆる手段を使って、市の行政情報を積極的に市民に公開していかなければならないと考えております。これは、今後進めていこうとする、市民との協働による自治体経営を進めていく上で、不可欠と考えているものでございます。そしてまずは、市民の皆様には市のことを十分に知っていただき、関心を持っていただかなければ、市政に参加していただくことは実現できません。その上で、地域がみずからできることに対しては、できるだけ地域でやっていただくといった政策へと、転換していかなければならないと考えるところでございます。 具体的には、私の市長就任以降につきましては、市政の一層の透明化を図るため、市長交際費を市のホームページに掲載をいたしました。また、今後予定しております事業評価委員会、いわゆる事業仕分けにつきましては、市民の皆さんもにも御参加いただきながら、公開の場での開催を考えております。 次に、トップセールスについてでございますが、浅口市のすばらしい歴史と伝統、個性と魅力、つまり鴨方町のめんであるとか、金光町の植木、寄島町の魚介類に代表される地域特産物、そして私みずからが、豊富な観光資源を発信、企業誘致なども行っていくことにより、地域経済の活性化を図ってまいりたいというふうに考えます。 また、著しい少子・高齢化の進展、今後、定住人口の増加が望めない状況において、浅口市においてもこれからは、人、物、金が行き交う人口交流をふやしていくということも、考えなければならないと思っております。 トップセールスについて具体的に申し上げますと、先日、中国の上海市から福祉関係の視察団が岡山に来ることを知人から耳にいたしました。視察の目的は、障害者の自立のため雇用の場となる食堂の開業を目指し、メニューの研究とのことでしたので、ぜひ浅口市へとお招きをいたしました。市の特産物であります手延べめんを、そこで活用をしていただければ、地場産業を世界に発信するチャンスと考え、積極的に働きかけを行ったものでございます。 また、地域振興と科学教育の普及をモットーとされている企業の社長さんがおられまして、新天文台の建設計画が御縁で、浅口市に興味を持ってくださっているとお聞きいたしまして、東京の本社を訪問させていただきました。そこで、浅口市のPRをさせていただき、今後も情報交換を行っていくことを御了解いただきました。このように、地場産業の発信や新たな企業誘致は、地域の活力を高め、雇用の確保と浅口市の発展に必要不可欠であります。 具体例を挙げさせていただきましたが、今後も情報収集に努め、私みずからトップセールスとして奔走する所存でございますので、何とぞよろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 続いて、ごみ2割カット、資源ごみ2割アップについての答弁を生活環境部長、お願いいたします。 部長。 ◎生活環境部長(柚木忠明) それでは、私のほうからは、ごみ2割カット、資源ごみの2割アップにつきましてお答えをさせていただきたいと思います。 まず冒頭に、先日柚木議員さんからも同様の御質問ございました。ほぼ同様のお答えになろうかと思いますけれども、お許しいただければと思います。 ごみの減量化やリサイクル率の向上に最も有効な施策といたしまして、環境型社会の実現のため、廃棄物処理施策の総合的かつ中・長期的な計画といたしまして、平成21年3月に策定をいたしました一般廃棄物処理基本計画に沿いまして、ごみの排出抑制、資源化推進を図っていきたいと考えているところでございます。 具体的な施策といたしましては、先日も触れさせていただきました、PTAや子供会等の団体によります資源回収を促進をし、その活動を支援する資源回収促進団体報奨金の制度、そして家庭で生ごみの堆肥化、減量化を図るための施策といたしまして、図っていただいております生ごみの処理機器の購入費に対する補助金を、実施をいたしているところでございます。 特に、先ほど触れましたPTAや、子供会等の団体によります資源回収量につきましては、市全体の総資源化量の約半分に相当をいたしております。今後とも、リサイクル率の向上の有効策といたしまして、加入団体の拡充を図ってまいりたいと思っているところでございます。 また、平成20年度の調査により、ごみとして処理されているものの中に、資源可能物が約3割も混入をされている状況が把握できております。これらからも、ごみを分別し資源化することも非常に有効な施策と考えられますので、市民の方々、事業者の方へのごみの出し方等について、啓発を徹底をいたしたいと考えております。 現在、市では平成23年4月より、金光地域の分別収集品目を鴨方、寄島地域と統一するための準備を進めているところでございます。具体的には、現在収集しております缶、瓶、ペットボトル、不燃ごみ、不燃性粗大ごみに加えましてプラスチック製容器包装、新聞紙、広告チラシ、段ボール、本、雑誌、紙パック、布等を収集するようになります。また、収集の拠点施設となりますごみステーション整備率向上のため、適正な配置等を地域の方々と連携して、検討を行っているところでございます。 そのほかにも、事業系一般廃棄物の資源化、減量化を推進するため、今年度中に市内全事業所に対しまして、事業系ごみ排出状況の実態調査を実施し、多量の排出事業者に対しまして、計画的な排出抑制対策を図るよう、指導を行うことを予定をいたしております。 現在、ごみの総排出量は、平成20年度実績で、平成18年度実績より15.2%の減量となっており、平成19年度に支払った負担金約4億700万円が、平成21年度では約3億6,300万円と、約4,400万円減額できております。議員さん御指摘のとおり、ごみの2割カットや資源ごみの2割アップを達成し、ごみ処理費を1億円減額したいと思いますので、今後とも御協力、御支援いただけますよう、よろしくお願いをいたしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、天然記念物アッケシソウについての答弁、それと総合支所、教育委員会分室についての質問に対しての答弁を、教育長にお願いいたします。 ◎教育長(城山藤一) 失礼します。天然記念物アッケシソウについてでございますが、浅口市に自生しているアッケシソウは、市の天然記念物に指定されております。これを保護するために環境保全が大切であり、アッケシソウを守る会の皆さんを初め、多くの方々のお力によって、その活動が進められておるところであります。 本市のアッケシソウの文化財指定は、植物としての個体指定ではなく、自生地としての地域指定となっております。自生地のアッケシソウを採取することは違反となりますが、結局、規制のかかる範囲は、浅口市文化財保護条例に基づき指定された、寄島干拓地西側堤防の周辺地域となります。 以上でございます。 次に、分室の件でございますが、3町合併して5年目となり、教育委員会事務局の分室の機能については、縮小または廃止を含めて議論があることは承知しております。この間、体育、スポーツ及び文化活動を中心とした市民のニーズにこたえて、その振興のために大きな役割を果たしてきました。しかしながら、行政の効率化、無駄のない行政運営は、私たちの絶えず念頭に置くべき課題であります。このような観点から、2つの分室についても、とりあえずその縮小を図ることも検討課題であると言えましょう。一方、そこに住む人々の利便性が損なわれることのないように留意することが、また重要な問題であります。 さて、経費につきましては、21年度決算ベースで約6,600万円で、施設管理費4,600万円弱が主なものであります。 職員については、公民館職員との兼務となっております。分室の機能と同時に、そこに併設されている公民館の活動とあわせて、より効率的な運営ができないものかと真剣に検討する必要があるのではないでしょうか。 そしてまた、総合支所の機能とあわせて、より合理的、経済的な運営のあり方についても検討すべきものと考えます。議会の皆様を初め、地域に住む方々の御意見を十分に伺いながら、慎重に研究をしたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、寄島中学校運動場用地についての質問に、教育次長の答弁をお願いいたします。 次長。 ◎教育次長(筒井正和) 寄島中学校運動場用地についてでございますが、昨年の12月議会でもお答えをいたしましたとおりでございまして、市部局の担当部署が土地所有者と交渉を進めていただいた経緯はありますが、解決までには至ってないとのことでございます。その後も変化があったことは聞き及んでおりません。 以上です。 ○議長(高橋範昌) 続きまして、総合支所と、市民の奉仕者に感謝状についてとの質問に企画財政部長の答弁をお願いいたします。 部長。 ◎企画財政部長(櫛田忠) それでは、総合支所についてのお尋ねでありますが、まず経費につきましては、今議会にも21年度決算書を提出いたしておりまして、その支所費の項目をごらんいただければと存じます。 両総合支所の維持管理の経費として、3,985万5,000円を支出いたしております。それから、昨年の20年度は4,306万7,000円、19年度は4,047万4,000円となっておりますので、年間4,000万円前後の維持経費がかかるものというふうに思っております。 それで次に、縮小、廃止等についてのことですが、議員さんもおっしゃっておりましたように、浅口市では総合支所方式をとっておりまして、支所業務の廃止等については、住民サービスの点から、慎重な取り扱いと十分な検討が必要であると考えます。一方で、市域の狭い浅口市においては、行政機能の集約を進め、経費の節減を図っていくべきとの意見があることも十分承知いたしております。 いずれにしましても、財政的な観点と住民サービスの両面から検討すべきことであると考えております。将来の浅口市の大きな課題となるものというふうに認識をいたしております。 それから、市民の奉仕者に感謝状をについてお答えをいたします。 公的な立場にはなくても、奉仕活動等により地域に貢献されている方々への感謝状については、さきの6月定例会の一般質問にもお答えしましたとおり、新たな表彰制度を8月に設け、その運用を開始したところでありまして、具体的には公職者に限らず、産業、福祉、環境美化、防災、教育、文化、スポーツなどの分野で一定の期間以上貢献された方、全国的な協議会や展覧会で優秀な成績をおさめた方、身を挺して人命救助や事故防止に活躍された方などを対象として、年4回審査を行い、市長感謝状を贈呈するものであります。 現在、各課に対し推薦を呼びかけ、10月には第1回の審査を行う予定といたしておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(高橋範昌) 大西議員、再質問がありますか。 ◆14番(大西恒夫) ちょっと、第2回目じゃなくて、市長さんに意見を聞きたいと言ったのがあったので、その市長さんの意見を聞かせていただいてないところがあるんで、それを聞かせてください。それから、第2回の質問をします。 ○議長(高橋範昌) それでは、市長。 ◆14番(大西恒夫) 中学校の問題と、それからごみの2割カットの問題と、そのぐらいです。その2つを市長さんに答えていただきたい。            (「2回目の質問で」の声あり) いやいや、1回目の答えじゃ。 ○議長(高橋範昌) それじゃあ、市長さん、中学校の問題と、あとごみの2割カット。            (「ごみと中学校」の声あり) どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、ごみの2割カットについてお答えをいたします。 先ほど、これは部長が申し上げましたように、現在、ごみの2割減やリサイクル率2割向上達成のため、さまざまな施策を実施しております。目標の達成により、ごみ処理費の抑制分として、約1億円の支出が削減できると思われます。削減による財源をもとに教育分野や福祉分野へ投資するなど、種々の施策を充実させることができると考えております。 まずは、市民一人一人が環境問題に真剣に向き合い、意識を変えていくことが必要であろうかと思っております。そのためにも、市民、行政等が一体となって連携をし、それぞれの役目を十分に果たし、目標を少しでも早く達成できるよう考えておりますので、議員の皆様にも目的の趣旨を御理解いただきまして、目的、目標達成のために、一層の御協力、御指導を賜りますようによろしくお願い申し上げます。 続きまして、中学校運動場の件でありますけども、寄島中学校運動場用地については、地権者の方と、近々に私が直接お会いすることになっております。議員が言われましたように、この問題は解決しなければいけない問題であります。みずからが先頭に立って、解決に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
    ○議長(高橋範昌) 大西議員。 ◆14番(大西恒夫) 情報公開っていうこと、市長さんあらゆる手段を持ってやられるということでございますが、大変あらゆる手段、いろいろあるわけですが、いいことだと思いますが、ぜひホームページなんかを使って、いろんなことを情報公開していただきたいと、こう思うわけでございます。 今、ホームページをよく見てますと、市長さんのいろんな行動のことも出ておられますが、私は、言い方が悪いですけど、格好ええとこだけを写真で出ているような気がしてならないわけです。市民の皆さんは、さっき市長さんが東京へ行って会社の社長さんに会うていろいろ話をしたんですというようなことやこう、全然わからないわけです。だから、総理大臣じゃないですけど、新聞によく出てますが、1日、私的なことは別にして、公的なことでどういうことをされとったかというのを毎日書かれたら市長さんっていうものがどれぐらい動いていろんなことをされてるということがよくわかるんではないかなと、市民もそれは知りたいことじゃないかなあと、難しい情報公開ではないと思いますんで、お金のかかることじゃないと思いますんで、ぜひやっていただきたいと思いますし、それから私はもう一つ、情報公開の中でやってほしいというのは、市民の税金をいただいて、いろいろ予算を組んで、それで実際に執行してるわけでございますが、決算報告とかなんとかというのは、簡単なのは市政だよりなんかへ出るわけですが、インターネットの中で調べればもっと詳しいのがわかるような、そういうなのを載せていただければ、ああ、自分たちの税金がどういうふうに使われてるんだなということがわかるんじゃないかなあと、そういうんも情報公開の中で大変大切なことじゃないかなと、こう思うわけでございます。 事業仕分けをされるのを公開してやられるというんも大変いいことだと思いますし、ぜひこのことは、事業仕分けをする人が今度は見られるという、いろんな面もありますので、ぜひ早い機会に事業仕分けもやっていただければ、特にある程度、来年度予算にも反映するような形の中でやっていただければ、大変ありがたいと思います。 ごみのことでございますが、私は市長さんに聞いたのは、生ごみの2割カットあるいは資源ごみの2割アップというのを、市長さんが何か特別な考え方を持っておられるのかということを聞いたわけでございますけども、一般的な話になってしまったようでございますが、実は先日、四万十市へ行ってまいりました。ごみのことだけで勉強に行ってまいりました。佐藤議員さんと一緒に行ったわけでございますが、あそこは人口も3万8,000人、面積は浅口市の10倍近い、あるわけでございますが、大変こうユニークなといいますか、浅口にとっても本当に取り入れられるようなやり方をされてるのを感心してまいったわけでございます。 いわゆる、家庭ごみ減量チャレンジ事業というのを始められておりまして、その中に、私が一番大切だと思ったことは何かといいますと、資源ごみをつくった場合は地域でやりますけど、その地域の人が売って、それを地域の収入にしていろんなことに使われてるわけでございます。だから、自分たちが集めれば集めるだけその地域にお金が残ると、そういう形をとられておるんで、今だったら一生懸命資源ごみ出してるけど、PTAや子供会、あるいはいろんなところが使う、あるいは市が持って帰るだけでございますが、自分たちが努力する、いわゆるごみを減すこと、資源ごみをつくることは、それが自分たちの利益につながってるというふうな考え方をやられてるということが、大変いいことだと思うわけでございます。 それから、感心したのは、いわゆる商売をされているところの事業所と協定を結びまして、レジ袋なしの作戦をやってるわけでございますが、それによって浮いたお金を270万円その地域から、事業者から寄附をいただいておるわけ、1年間に。そういうふうなこともやられてるし、それはおのずとごみが減るということでございますし、大変いいことじゃないかなと思いました。それから、ごみ袋は60円から30円あるんです。あそこは大体、いわゆる焼却費用の2割ぐらいをいわゆる袋代でもらおうということをやってるようでございます。 私は、ここで提案したいと思います。それは何かというと、ごみ袋を実は30円ぐらいにしていただきたいなと、30円にしていただいて、いただくんだけど、そのうちの25円を地域へ返すという物の考え方、ごみ袋が高くなるとそれだけごみを減そうとするが、しかし高くなったお金は、それ以上に地域へ返ってくるという考え方、今10円ですけど、実質的には5円ぐらいで、5円ぐらいが市がもうかってる形になっておるわけございます。だから、ごみが減るということは、それだけ市にとっても、我々の税金が無駄遣いにならないわけでございますので、そのごみ袋の、30円にしたら、その25円分を返してあげたら、そのコミュニティーの中でいろいろと使えるわけでございますので、ぜひそういうふうなこともちょっと御検討いただければと思うわけでございます。 もう一つ、生ごみや何やかんやを始末するのに、今さっき生ごみ処理機の話もありました。あるいは、コンポストの話もあると思いますし、あるいは堆肥化の問題もあると思います。そういうふうなことを、一生懸命その地域がやってるとこに対しては、減ったごみ、今2割減ったら1億円ということをしてますが、その何割かをその地域へ交付するような形の政策をやっていただきたい。そうすると、ごみが減ったのがすべて市の、残るだけじゃなくて、その一部分を一生懸命やってるところに返す、あるいはいろんなそういう環境整備のことに対するお金に使っていくと、私はそれをやると本当にごみの減量になるんではないかなと、まず最初にそういうことをするモデル地区をつくって、そしてまず、一、二年モデル地区をふやしていってやるようなことをぜひやっていただきたいなあと、こういう気がいたしておるわけでございます。 それから、アッケシソウの問題につきましては、今回初めて明確な答弁をいただきましてありがとうございました。天然記念物だけど、あの地域にあるものが天然記念物として扱われとんで、それ以外のところに関しては特に関係がないというお話をいただきましたので、安心していろんなことはできると思いますので、ありがとうございました。 そのぐらいでいいです。お願いします。 ○議長(高橋範昌) 担当部長からの答弁ですか。 それでは、最初はホームページの情報公開だったと思うんですが、これは市長だったな。            (14番「それはどこでもええよ」の声あり) じゃあ、これ市長お願いします。 ホームページの情報公開。 ◎市長(栗山康彦) ホームページをもっと有効活用しろということでありますので、私の日ごろの行動、トップセールスの内容、あるいは予算面に関しましても、私も常々ホームページの有効利用というのは考えておりました。ただ、余りに載せ過ぎますと、個人をPRし過ぎてるような気もいたしますので、やはり公の行事等については、積極的に載せていきたいなというに思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次は、ごみの資源化ですか、減量、その方面で生活環境部長、答弁お願いします。 ◎生活環境部長(柚木忠明) 私のほうから、先ほど奨励金、それから補助金制度等のお話もさせていただきました。そうする中で、議員さんのほうからもごみ袋、そして地域に還元というようなお話もいただきました。いずれにいたしましても、私ども環境美化、この一言に尽きるんではなかろうかなと思っております。ごみの減量、資源化、そのリサイクル、こうした向上に向けまして、それぞれ御提案いただきました案件も検討を重ねていきながら、今後、いい方向へ図ってまいりたいと、かように思っておりますので、御理解いただければと思います。 以上です。 ○議長(高橋範昌) 再質問はできるんだと思いますが。 ◆14番(大西恒夫) 私が聞きたいと思ったことは大体聞かせていただきました。 ぜひ、いろんなことを検討すると言われたこと、あるいは考えるというような感じのことは、ぜひ積極的に考えていただきたい、検討していただきたいと思いますし、それが進んでるかどうかというのも、また次の機会にぜひ聞かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。 ○議長(高橋範昌) 御苦労さまでした。 次に、7番桑野和夫議員、どうぞ。 どうぞ。 ◆7番(桑野和夫) それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。 今回、私は非核平和行政の推進について、ごみステーションの設置、改修への適切な援助について、3点目、金光町佐方地区を中心とした南部開発、同時に門前町であります金光町大谷のまちづくりについて質問をいたします。明確な答弁をお願いをいたします。 まず初めに、非核平和行政の推進について質問をします。 再び被爆者をつくるな、地球上から核兵器をなくせ、こうした被爆者からの叫びが今世界の声となって、大きく広がってきてまいっています。ことし5月にニューヨークで開かれたNPT核不拡散条約再検討会議では、核兵器のない世界に向けて、大きな一歩を築きました。また、ことしは被爆六十五周年という節目の年であります。唯一の被爆国として一丸となって、世界から核兵器をなくすため、また平和な日本にするため、役割を発揮することが強く求められています。 その上で、栗山市長にお聞きをします。 非核平和行政の推進のため、まず1つ目としまして核兵器の廃絶、同時に平和な日本を求める決意を浅口市内に示すため、例えば啓発塔の設置など、こうした啓発活動に取り組んでほしいと思いますが、答弁を求めます。 2つ目でありますが、広島や長崎で開かれる平和式典、あるいは原水爆禁止世界大会などの開催に合わせ、小・中学生を対象に、広島、長崎への平和バスを運行してはどうかと思いますが、答弁を求めます。 3点目であります。平和市長会議への加盟についてお伺いをします。この平和市長会議でありますが、1982年に国連本部で開催をされた第2回国連軍縮特別会議において、広島市長が、世界の都市が国境を越えて連帯をし、ともに核兵器廃絶への道を切り開こうと、核兵器廃絶に向けた都市連帯を呼びかけましたが、この平和市長会議はこの趣旨に賛同する世界各国の都市で構成をされた団体であります。 2010年9月1日現在の加盟都市数でありますが、144カ国、4,144都市で、国内の加盟都市は769都市であります。ぜひ、浅口市も加盟してはと考えますが、市長の見解をお聞きをします。 次に、ごみステーションの新設、改修についてお聞きをします。 具体的な質問の前に、ごみの問題での私の考え方について述べたいと思います。 私たちは毎日毎日、何らかの形でごみを出しています。一人一人が日々かかわっていますから、ごみ問題に関心が高まれば、ごみを減らす運動も大きく広がっていく可能性があります。 その上で、まずどんなごみがどこからどれぐらい出ていて、どう処分されているのか、そしてそれにはどれぐらいのお金がかかってるのか、どんな影響があるのかなど、地域のごみの実態を市民に知らせてもらうことが大事だと考えています。そこから具体的に、何をすればよいのか見えてくると思います。 実際、全国的な世論調査でも、ごみ問題に関心があると90%近くの人が答えています。このように、ごみ、環境問題への関心は高く、ごみの分別や資源回収などに、みずからの行動することも含め、多くの人がその解決を願っています。ごみ削減の運動ではなかなか思うようにいかないことも少なくありませんが、市民のこうした思いに確信を持って取り組みを進めることが大事だと私は考えています。 その上で、具体的な質問に入ります。 来年度から、先ほどありましたように、金光地区を中心にごみの収集の分別化が拡大をされます。品目については、先ほどの大西議員さんの質問でお答えがありましたので、ここでは割愛しますが、品目が拡大された場合に、今のステーションでなく、新たなステーションを設置しなければならないステーションの数、また今のステーションを改修しなければならない場合の金光町でのステーションの数、これは幾らあるのかまずお聞きをします。 次に3点目、金光町佐方地区を中心とした南部開発、また金光町大谷地区の門前町としてのまちづくりについてお聞きをします。 この2つのまちづくりは、金光町の、そしてひいては浅口市の発展にとって大きな役割を発揮すると思います。 まず、南部開発でありますが、佐方地区には、四、五年先には玉島笠岡道路のインターチェンジが完成をする見込みであります。そうした中での開発でありますが、佐方には景観が豊かな中池があります。また、果物などの栽培も盛んであります。加えて、ひがさき踊りや吉備神楽、こういった伝統的な文化があります。私は、こうした自然や文化を生かした南部開発を住民合意でやっていく、これが大事だと思いますが、どうお考えか副市長にお聞きをします。 それから、大谷のまちづくりでありますが、昔のように、にぎわいのある大谷をつくりたい、これはだれもが期待することであります。私は、平成21年3月の定例会の一般質問で、まちづくりへの提案として、まず1つ目、木綿崎山の活用、2つ目、歴史的な建造物の活用、3つ目、果物やめん、魚介類の直売所の設置、こういう提案をしましたが、このことについて、市としてどう検討されてきたのかお伺いをします、まず。よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) まず最初に、非核平和行政の推進をについての答弁を、市長のほうからお願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) 非核平和の運動についての質問にお答えをいたします。 我が国は、世界唯一の被爆国として戦後65年を迎えました。今なお被爆による後遺症等に苦しむ方が多くおられる中、全人類の共通の願いである核兵器の廃絶と恒久の平和を、私たち日本人が、全世界に訴えていかなければならないというふうに思っております。 浅口市では、昨年3月の議会定例会において、非核三原則の堅持と、核兵器廃絶を強く願う非核平和都市宣言に関する決議がなされました。そして、昨年12月には、ヒロシマ・ナガサキ議定書に賛同し、すべての国家が同議定書を遅滞なく採択すること等を求める都市アピールに署名を行っております。また、毎年7月下旬には、非核平和を訴える平和大行進の一行を迎え、休憩所の提供等を行ってきたところでございます。 核兵器廃絶と平和な日本を求めるための啓発運動の実施につきましては、核兵器の脅威と平和のとうとさを次世代に引き継いでいくことは、大切であると考えておりますので、地域レベルにおいて私たちが何をしていくべきか、今後研究してまいりたいとふうに思っております。 なお、2番目の広島、長崎への平和バスの運行につきましては、現在のところ計画はいたしておりません。また、平和市長会議への加盟につきましては、同会の今後の活動状況等や近隣自治体の動向を踏まえ、加盟の是非を検討したいと考えておりますので、御理解を賜りますようによろしくお願いします。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、ごみステーションの設置、改修に適切な援助をついての質問に生活環境部長、答弁をお願いします。 ◎生活環境部長(柚木忠明) ごみステーションの関係で、新たに金光地域の品目の拡大等に関します、改修に必要な援助ということでございますけれども、先ほどの御質問の中で、この拡大される品目についてのステーションで新たな設置箇所、そしてステーションの改修しなければならない数ということの御質問がございました。 今現在、私どものほうで各地域の方々、そして職員出向きまして、現地を調査をさせていただいてるところでございます。そうした中で、御承知のように、金光地域では今現在が可燃ごみの収集箇所が160カ所、そして資源収集箇所が159カ所と理解をさせていただいております。 そうした中で、新設の数はまだこちらのほうが集約ができていませんけれども、そのうち改修が必要であろうと思われる箇所数が54カ所でございます。そうした品目の増加に対応するための収集拠点施設等となるごみステーションの関係、この整備がおくれているのが現状でございます。 以上です。 ○議長(高橋範昌) では、続いて南部開発、大谷のまちづくりの推進をについての答弁は副市長、お願いします。 ◎副市長(田村諭) お答えをいたします。 まず、南部開発でございますが、南部開発は、平成12年度に国道2号玉島笠岡道路が都市計画決定をされまして、佐方にインターチェンジができると、こういったことから、金光町の南部地域に計画を策定したものでございます。特に、その中で緑豊かな山々、そしてまた地域の潤いのある自然環境を生かした自然公園、そしてまたアクセス等の利便性を生かした産業団地、また観光PRの拠点となる道の駅等を整備する計画を策定をいたしまして、その後、合併のときにも浅口市総合計画に引き続きまして、位置づけをしております。 しかしながら、その後、同じ佐方地域に工業団地を計画をいたしましたことから、見直しをする必要があると、こういったことから、これから特に工業団地等の計画との調和を図っていきたいというふうに考えております。 次に、大谷のまちづくりについてでございますが、大谷のまちづくりは、もう今から十五、六年前に大谷地区を、約5ヘクタールを区画整理で整備をしようといった計画がございました。このときには、大谷のまちづくり協議会といった地元の有志の会と協議をしながら進めてきた経緯がございますが、その計画も途中でストップしたという状況もございます。その後、大谷地区については、今、元気いっぱい協議会、まちづくりの、地元の皆さん方のそういった組織が立ち上がっております。その協議会のといいますか、その会の中で今まで行っておりますのが、七夕祭りの飾りつけとか、下淵駐車場のトンネルペイント、そしてまた流しそうめんの試食とか、こういったソフト面でいろいろ行ってきております。 確かに、大谷の町は金光の重要な、特に玄関口といいますか、門前町としてこれからも発展をしていっていただきたい、何か施策があればということでいろいろ検討しておりますが、特にまた議員さんから御提案いただいた先ほどの木綿崎山、そしてまた歴史的な建造物、果物の直売所等についての検討は、十分な議論はまだできておりません。これから引き続きまして協議をしながら、にぎわいのある、魅力のあるまちづくりを目指して努力をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 桑野議員、再質問は。 ◆7番(桑野和夫) まず、非核平和行政でありますが、啓発塔などについては前向きに取り組みをお願いします。 それから、広島、長崎への平和バスでありますが、私は子供たちに戦争の悲惨さ、そして同時に平和のとうとさ、これを知ってもらうため、このことは本当に大事なことだと思います。これらは平和を愛する人間になるための、絶好の機会になるというふうに考えています。オーストラリアに子供たちを派遣する、もちろんこれも大事でありますが、広島、長崎は平和の象徴であります。ぜひ、平和バス実現をしてほしいと思いますので、再度答弁をお願いをします。 それから、平和市長会議への加盟でありますが、加盟都市数でありますが、2009年7月1日の時点では2,963でありましたが、それが先ほど言いましたように、2010年9月1日の時点で4,144というふうに、非常にふえてきています。県内では、8つの都市が加盟をしています。岡山市、倉敷市、津山市、玉野市、瀬戸内市、総社市、笠岡市、井原市、以上8つの都市が加盟をしてきています。加盟をする上で、費用は全く要りません。ぜひ、栗山市長が平和を愛する、そういう政治姿勢を示すためにも、加盟を検討してほしいと思いますが、ぜひ答弁を再度求めます。 それから、ごみステーションでありますが、部長にお聞きをします。相当な数が改修が必要ということでありますが、期間はもう半年しかありません。問題なのが設置場所だと思ってます。 例えば、金光町の占見新田や大谷のように住宅が密集している場所では、市民が場所を探すのが大変困難というふうな声を聞いています。大部分、ステーションの設置場所になると、岡山県が管理する土地を含め、官地、公の土地が多くなると思いますから、地元だけではなかなか探せない、これが実態でありますから、ぜひ市のほうで親切丁寧な相談に乗ってほしい、このことについて明確な答弁をお願いしたいと思います。 同時に、現在浅口市ごみステーション施設整備補助金交付要綱に基づいて、新設または大きな改修の場合補助がありますが、これが現在最大で30万円であります。分別が拡大をされますと、大きさも必要ですし、強度も必要になって、とても30万円では足りない、こういう声があります。ぜひ、地元の負担を軽くするためにも、補助の増額を求めたいと思いますが、答弁を求めます。 次に、南部開発でありますが、以前と状況が変わってきてるのはよくわかります。当時の道の駅の構想、あるいは中池周辺の遊歩道の構想、これはもう少し具体的に、今の時点でどうお考えかお聞きをします。 それから今、佐方地区では地域を盛り上げようと、さまざまな活動を展開をしています。その一つとして、里山づくりということで、佐方にあります竜王山の登山道の整備を進めて、竜王山からすばらしい景観を見てもらおうという取り組みもしています。こうした取り組みについて、もちろん地元も頑張りますけども、必要な援助を市としてもお願いしたいというふうに思いますので、答弁を求めます。 それから、大谷のまちづくりでありますが、大谷地区元気いっぱいまちづくり協議会、これが先ほどありましたように、平成17年に発足しまして、さまざまな活動を展開をされています。大事なことは、この協議会と金光教本部と浅口市がどのように町を変えていくか、これをしっかりと議論していく、これが私は大事だと思います。実際に、金光教の祭典に春秋それぞれ4万人が来られ、同時に初もうでには約10万人の方が全国各地から訪れます。こうした参拝者を、いかに大谷の商店街に足を運んでもらうか、これが私は大事だと思いますが、その点で何か具体的な構想があるかどうか、副市長にお伺いします。 それから、大谷のまちづくりの基金がありますが、ことしの3月末時点で1,600万円であります。これはいつどのようにお使いになるのか、お聞きをします。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) 再質問に対しての答弁を求めます。 まず最初に、非核平和行政の推進については、市長のほうからお願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) まず、広島、長崎への平和バスの運行についてでありますけども、これは先ほど申し上げましたように、現在のところ計画はいたしておりません。しかし、核兵器廃絶と平和な日本を求めるための啓発活動の実施につきましては、核兵器の脅威と平和のとうとさを次世代に引き継いでいくことは、非常に大切というふうに考えておりますので、御理解をいただきたいとふうに思っております。また、平和市長会議への加盟につきましては、今後前向きに検討したいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、ごみステーションの設置、改修に適切な援助をについてを生活環境部長、どうぞ。 ◎生活環境部長(柚木忠明) 先ほど御質問がありましたように、今後におきまして、適正な設置場所やステーションの規模につきまして、スムーズな運営を図るためにも、早急に地域の方々と連携を密にしながら検討する必要があると考えております。 そして、補助金につきましてでございますが、現在の補助金、先ほども御質問の中に触れられましたように、浅口市ごみステーション設置の整備補助金交付要綱での補助金額は、新設の場合や資源物用を増設した場合、最大で先ほどのお話のように30万円、そして修繕の場合は5万円を限度といたしております。 ただし、今後は設置場所や規模によりまして多大な経費がかかり、地域の負担が大きくなる状況がふえてくると予想されます。これらの対応につきまして早急に検討をしてみたいと考えておりますので、何とぞ御協力、御支援をいただきますよう、よろしくお願いできればと思います。 以上です。 ○議長(高橋範昌) 次に、南部開発、大谷のまちづくりの推進をについての答弁を副市長のほうからお願いします。 ◎副市長(田村諭) お答えをさせていただきます。 まず、南部開発の中で、道の駅、中池を具体的にもう少し詳しくという御質問でございます。 道の駅につきましては、国道2号のバイパスのほとりといいますか、できたらバイパスの路線のところにしたいということで、国にも要望をその当時してまいりましたが、インターチェンジとインターチェンジの間が非常に短いと、こういったことから、安全性の面から道路上には無理だと、こういう話がございました。 次に、方法としては、佐方インターチェンジで一たんおりて、その周辺へ道の駅をすることは可能であると。国のほうとして、特にこれは補助とかというものは一切ございません。するとなれば、市のほうが全額お金を出して整備をする必要が出てくると、こういったことから、場所等についても検討もしていましたが、非常にそこへ行くまでの道路とかいろんな問題がありまして、なかなか候補地がない、こういった状況もございました。 計画の中には、一応場所を示しておりましたが、やはりこの場所が、特に民地がございますし、非常に難しいということもございまして、それ以上計画は進んでおらないのが現状でございます。そうした中で、工業団地の計画が同じような位置に計画されましたので、今そちらのほうを進めていきたいというふうに考えておるところでございます。 次に、中池の周辺の整備といったことでございます。中池につきましては、工業団地の計画の中でも中池については現状のまま、今の場所へそのまま残して、その周辺を環境整備をしたいと、工業団地の計画でも池の環境整備は計画をしておりますが、今地元の方が里山づくりと、こういうことで、竜王山への登山道について、草を刈っていただいたり、道を整備していただいたり、非常にありがたいというふうに思っております。この活動につきましては、里山づくりの団体に対しまして10万円、そしてまた県のほうからも5万円といったお金を交付をさせていただいております。こういったことで、できる援助はしていきたいというふうに考えておるところでございます。 次に、大谷のまちづくりについてでございます。今後、どういうまちづくりをするのかといったことでございますが、元気いっぱいまちづくり協議会において、にぎわいを取り戻す方策など、魅力あるまちづくりについて協議をしていきたいというふうに考えております。特に、金光教、そしてまた大谷の町の方、それと市が一体となって、どういったことができるかというのを、これからしっかり議論をしていきたいというふうに考えております。 また、参拝の方が大谷の町に余り寄らないというふうなお話も聞いております。特にこれは道路の関係等もあるかと思いますが、下淵駐車場から金光教へお参りをされて、お参りが済むと、すぐまたバスで帰られると、町の中にはほとんど入ってこられないということも聞いておりますが、1つには町に魅力がなくなったのかなということも感じますので、そのあたりを、少しでも滞在時間が長くなるように、町ににぎわいを取り戻していくように、今後みんなで一緒に考えていきたいというふうに考えております。 また、基金でございますが、今先ほど議員さんも言われましたように、基金が1,600万円程度あります。この基金を協議会の中でどういうふうに使っていくかというのも十分議論し、大谷の町の活性化のために使っていきたいとふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 桑野議員、再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆7番(桑野和夫) まず、ごみの問題で市長にお聞きをします。 ごみ問題の解決は、市民と市役所の協力、そして生産者責任の徹底、これでこそごみの減量化は成功すると思います、親切丁寧なステーションの整備での対応、また施設整備の補助金増額について、市長としての見解を求めます。特に、補助金の増額の問題では、先ほど来ありましたように、ごみの量が減れば、今度、倉敷西部清掃施設組合への負担金も当然減少をします。そういった財源も活用しながら、補助金の増額の検討を前向きにお願いをします。同時に、ごみ問題あるいは環境問題は、今後の浅口市にとって大変に重要な問題でありますから、市役所の体制の強化も含めて、御検討をお願いしたいと思います。 それから、南部開発と大谷のまちづくりでありますが、どうお考えか、市長の見解をお聞きします。地元の人が聞いて、元気が出る、展望が持てる、頑張ろう、そういった気持ちになれるような答弁をお願いします。 ○議長(高橋範昌) それでは、ごみステーションの関係と、南部開発、大谷のまちづくりについての答弁を、市長のほうからお願いいたします。 どうぞ。 ◎市長(栗山康彦) それでは、ごみステーションの補助につきましてお答えをいたします。 先ほど部長が申し上げましたとおり、ごみ収集の分別化の拡大に伴い、改修費用等で地域の負担が大きくなることは、議員の言われるとおり、非常に重要な課題でありますので、早急に対応策を検討してまいります。御協力、御支援をいただきますように、よろしくお願いをいたします。 続きまして、南部開発、大谷のまちづくりの件でございますけども、南部開発につきましては大きな事業であります、浅口市工業団地計画との整合性を図りながら、開発計画について、今後検討してまいりたいというふうに考えております。 また、副市長が申し上げました竜王山への整備等についての補助、これは私も現在、里山対策として頑張ってくださっておりますので、非常にこういった団体を評価しております。どういう形でさらなる援助ができるか、検討してみたいというふうにも思っております。 次に、大谷のまちづくりについてでありますけれども、全国から春と秋の大祭、毎月のお参りに、年間を通じて約30万人の方が大谷の地区を訪れるようでございます。まちづくりや地域の活性化については、そこで生活をして、地域のことを一番よく知っている住民の方々によるまちづくりというものが理想であります、そして、そこへ行政としてできることを積極的に協力していくという考え方が重要と思いますので、今後も、まずは地元や大谷地区元気いっぱいまちづくり協議会の意見をしっかりと聞いて、互いに議論をしながら、魅力のあるまちづくりを進めてまいりたいというふうに考えております。今までこういった協議会、若い人たち、やろうという人たちとの話し合いというものが、なかなか持たれてなかったというふうに私もお聞きしておりますので、積極的にそういう議論をしていくところから始めていこうと思っております。 また、少しまちづくり基金のことも触れましたけれども、これもこういう議論をした上で、あるいは事業を進める上で、すぐれたアイデアや必要なものに大いに活用していきたいなとふうにも思っております。 以上でございます。            (7番「ありがとうございました」の声あり) ○議長(高橋範昌) 御苦労さまでした。 ここで休憩いたします。 再開は11時から、お願いします。            午前10時45分 休憩            午前11時00分 再開 ○議長(高橋範昌) 再開いたします。 次に、8番加藤淳二議員、どうぞ。 ◆8番(加藤淳二) 8番加藤です。 通告に従いまして3点、質問をさせていただきます。 まず第1に、遊休用地と建造物の現況と今後の方針ということで、用地を取得するにも、建物をつくるにも、皆さんの市民の税金がかかってます。この市民の税金のかかったものを有効に利用する、場所によっては草が生えてて、建物によっては余り使われてない建物もあると思います。この遊休用地と建造物を今後どのように利用を考えているのか、そして今の現状はどうなのか、その中で学校の教室も、昔は4クラス、5クラスあって、教室がいっぱいだったんですけども、今は生徒が減って、余ってる教室もあると思います。その点についてもどのように考えているのか、教えてください。 2点目に関しまして、道路網に関する整備方針ということで、旧金光町、鴨方町、寄島町から浅口市になっても、なかなかいろんなところの道路の整備は進んでません。その中で、浅口市総合計画の中には、広域地域間交流を担う道路網の整備、それと浅口市都市計画マスタープランの中にも、道路網に関する整備方針がありますが、市長がかわることによってこの方針が変わったのかどうか、なかなか進まないんで、どういうふうになってるんだという声もよく聞きますので、その点もよろしくお願いします。 3点目につきまして、下水道処理区域の整備区域っていうことで、今、国のほうが下水道処理区域において、変更しろという方針を立ててます。このことは、なかなか市民の間には伝わってないのではないかと思ってますので、いつ、どのような、国の方針に基づいて、国、県のどのような方針に基づいてどのような変更をするのか、そして今までそれに基づいて浅口市としてはどのようなことを実施し、そしてそのことを市民の皆さんに説明したかを教えてください。 以上、3点よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) それでは、答弁お願いいたします。 まず最初に、遊休用地、建造物の現況と今後の方針についてを教育次長のほうからお願いします。 ◎教育次長(筒井正和) それでは、学校の空き教室についてお答えをいたします。 御指摘のとおり、浅口市においても児童・生徒数の減少によりまして、以前に比べますと、市内の学級数はかなり減少してきておりますので、教室配置には余裕ができております。 しかし、その余裕教室は各学校とも、最近は学力向上の視点から、算数、数学や英語を中心として、少人数指導や特別に支援を要する児童・生徒、不登校傾向の児童・生徒のための個別指導に、さらに外国語活動、英語教育のために、総合的な学習や児童会、生徒会活動のため、また進路指導等、大変有意義に活用されております。 各学校では、新しい課題や学校の特色ある活動を推進するために、余裕教室をかなりの頻度で活用してきておりますし、各学校にとってもなくてはならない空間になっております。それぞれの部屋は、目的に応じて教室内の環境も整えられつつありますので、今後も有効に活用していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 続いて、企画財政部長にお願いいたします。 どうぞ。 ◎企画財政部長(櫛田忠) 遊休用地、建造物の現況と今後の方針についての御質問でございますが、現在、市におきましては、平成21年度に公有財産台帳システムを導入いたしまして、旧3町から引き継いだ財産台帳の整備化を図っているところでございます。保有する財産のデータ化により、財産を正確に把握し、効率的な利活用や処分の検討を行いたいと考えております。 お尋ねの、主なものといたしましては、旧郵政公社の職員社宅の土地と建物、そしてJT跡地がございます。 旧郵政公社の職員社宅につきましては、自主財源の確保を図るため、売却処分の準備を進めているところでございます。旧六条院保育園の仮設園舎敷地に利用していたJT跡地については、交通の便もよく、施設用地として今後有効活用したいと考えております。 以上です。 ○議長(高橋範昌) 続いて、道路網に関する整備方針についてを産業建設部長、お願いいたします。 ◎産業建設部長(松田勝久) 道路網に関する整備方針についてでございます。 市長がかわったことによる見直しがあるかということでございますけども、浅口市総合計画にある、広域地域間の交流を担う道路網の整備及び浅口市都市計画マスタープランにある道路網に関する整備方針でございますけども、それぞれの計画が中・長期的な観点から指針方針を示した基本計画であります。定期的な見直し時期がございますけども、それは必要に応じて検討いたしますが、市長の交代に伴う見直しは現状ではございません。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 続いて、下水道処理区域の整備計画についてを下水道部長。 ◎上下水道部長(廣澤幸久) 下水道処理区域の整備計画についてお答えいたします。 まず、下水道事業の認可の経過について説明いたします。 金光処理区では平成6年3月に99ヘクタールの事業認可を受け、また鴨方処理区では平成7年3月に98ヘクタールの事業認可を受けて、事業の着手をしたところでございます。その後、平成11年度、平成17年度に、同処理区とも認可区域の拡大の変更をいたしてまいりました。合併後、平成21年度に3回目の変更認可を受け、現在の事業完成予定を平成26年度とし、事業の推進を図っているところでございます。 下水道計画内での整備手法の変更等をする場合は、下水道法に基づく国土交通大臣の変更認可を受けなくてはなりません。また、認可後については、都市計画法の変更認可を県知事から受ける必要がございます。また、市民に対してでございますが、変更認可の作業ができた段階で、縦覧、公告等をいたしております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 加藤議員、再質問。 ◆8番(加藤淳二) 今のところ、空き教室はないという話だったんですけども、私の、前に住んでる、吹田のほうに住んでたんですけども、空き教室において、高齢者の憩いの場っていうのをつくって、それを高齢者の方が日中来て、そして正月とか老人会とかそういう部分に、地域の子供たちと一緒に参加をして、学校でやってるところがあります。今は、さっきも言われましたように、ないのかもわかりませんけども、うまくその建物を利用することによって、そういう部屋ができるんであるならば、そういう地域の高齢者の憩いの場を設けてもいいんじゃないかなと思ってます。 それと、市長のパンフレットには、既存施設を利用して児童館の創設っていうのがあります。すぐには、さっきも部長が言いましたように、建物はないのかもわかりませんけれども、利用頻度の少ない建物、そういうものを児童館と併設ということは考えられないのか、それと、浅口ブランドを発信するとも書いてありますけども、そういう利用頻度の少ない教室、利用頻度の少ない会議室等を利用して、その児童館の創設、もしくは浅口ブランドを発信するというようなことを検討してみたらどうかと思いますので、その点の返事もお願いいたします。 それと、道路網の整備方針についてですけども、先ほど言いましたように、なかなか道があるようで、しているようでできてない。もう一回確認なんですけども、広域幹線道路はどの道をどのように位置づけて、地域幹線道路はどの道をどのように位置づけて、そして今後どのような工事をし、わかる範囲内でその工事の完成時期を、いつを目指しているのか、特に広域幹線道路、地域幹線道路の主なものは、国道とか県道になるものですから、浅口市では、基本的には何もできません。国、県にお願いして、その答えを待つだけなんですけども、その中で、今の段階で、先ほども言いましたように、どの道をどのように位置づけて、どういう工事をして、いつの完成を目指してるかというのを教えてください。 それと、浅口市総合計画の中には、都市計画道路については21年度に見直し、22年度に変更手続となってますけども、その22年度、この年が変更手続となってます。どういうふうな変更をするのか、再度お願いいたします。 それと、済いません。もう一回前に返りますけども、遊休用地っていうことで、JTの跡地と郵政省の建物だったんですけども、駅前にある福本屋の跡地、駐車場というふうになってますけども、ああいう一等地をいつまで駐車をするのか、やっぱし一番いい場所ですから、できる限り駐車場じゃなしに、別のものを考えることが必要じゃないかと思いますので、その点もあわせてお願いいたします。 それと、3点目の下水道処理区域の変更整備計画なんですけども、国土交通省に認可が必要なんですけども、その国土交通省のほうが、下水道ビジョン2100とか、下水道中期ビジョンっていうのを指針としてつくってます。 その下水道中期ビジョンにおいては、基本的には、中に書いてる分なんですけども、投資余力は減退する中、限られた財源の中で多様な課題に対応するに当たって、優先順位を設ける等があります。その中の、下水道のビジョンに定める主な内容として、多岐の項目っていうのが上げられるようになってます。 基本方針として、地域の現状と課題を踏まえ、地域の将来像の実現に向けた下水道の取り組みの方針を定める。整備目標として、地域住民等にとって理解しやすいアウトカム目標を設定する。具体的施策として、事業の重点化の観点も踏まえ、どのような地区を対象として、いつまでにどのような事業に取り組むかにつき定める。その際に、施策の総合化の観点から、下水道事業と連携して実施する他事業や、住民等の参加、協働によるソフト対策をあわせて検討する。管理と経営に関する事項として、長期的収支に基づき、経営計画の策定に当たっての収入確保、支出削減に向けた方針や、具体的な方策等を記載、こういうふうなものが下水道中期ビジョンには示されてます。 先ほどの説明にはなかったんですけども、今後、ここに書いてますように、地域住民等にとって理解しやすいアウトカム目標、これはおおむね今後10年を重点的に実施する具体的政策につきっていうようになってますので、これは平成20年からおおむね10年となってます。 浅口市としては、市が考えてることを住民にとって理解しやすい、ですから、いつ、どういうふうな形で住民の皆様に説明するのか、今後の地域内における下水道処理施設を合併槽にするのか、そのまま下水道でするのか、その今後の計画はどういうふうになってるかっていうのを教えてください。 とりあえず以上の分、よろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) それでは、再質問に対しての答弁をお願いいたします。 最初に、遊休用地、建造物の現況と今後の方針についての答弁でございますが、教育次長お願いいたします。 ◎教育次長(筒井正和) 大きな都市とは比較は難しゅうございますが、今現在、各学校で学校支援の活動も行っております。そういった取り組みの中で考えられるということも1点と、各学校とも学校評議員制度がございます。そういった中での議論も今後していきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 続いて、同じ質問でございますけれども、副市長お願いいたします。 ◎副市長(田村諭) お答えをいたします。 浅口ブランド、児童館等についての考え方はと、こういった御質問でございます。 今現在は、具体的に考えはございません。これから、そのあたりも十分皆さんの意見も聞きながら、煮詰めていきたいというふうに考えております。 また、福本屋の跡地についてでございます。福本屋の跡地については、当面は駐車場として利用していきながら、利用方法、どういった利用が一番いいのかということを今後研究、検討していきたいとふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、道路網に関する整備方針については産業建設部長、お願いします。 ◎産業建設部長(松田勝久) それでは、まず幹線道路の位置づけということだったと思います。 幹線道路の位置づけでございますけれども、都市計画マスタープランにおいては、広域幹線道路といたしまして、都市の骨格となる道路です。山陽自動車道、それから国道2号、国道2号玉島笠岡道路、主要地方道矢掛寄島線、主要地方道倉敷長浜笠岡線等が位置づけられております。 また、地方幹線道路でございますけども、拠点間を連携する道路といたしまして、主要地方道倉敷笠岡、それから南浦金光を初めとする都市計画道路、それから一般県道東安倉鴨方線等が位置づけられております。 それぞれの工事内容、完成時期についてということでございますけども、事業主体が、議員さんおっしゃられたように、すべて市というわけではございません。国とか県が事業主体になっております。それぞれの事業主体で整備が進められる予定ですけども、現在わかっているもので代表的なものは、例えば南北に延びる南浦金光線は県道として県がやっております。これは今年度完成予定でございます。それから、国道2号の玉島笠岡ですけども、これ唐船から金光のインターチェンジまでは、一応27から28年度完成予定ということで進められております。また、それに伴う側道でございますけども、これも同じく27から28年度の予定で進められております。 それともう一点、都市計画道路の見直しということがあったと思うんですけども、都市計画道路の見直しにつきましては、昭和40年代までに都市計画決定がされておりますんで、現在までに社会情勢が大きく変わっている都合で、なかなか当時の状況と現況が合わなくなっているということになると思います。 見直しは、平成17年3月に、実は岡山県が策定しました、岡山県都市計画道路見直しガイドラインというものに基づきまして行っております。その中では、都市計画決定後30年を経過する道路を対象として検討を行うと、こういうことで行っております。 検討した案については、ホームページで公開しております。それをごらんになっていただければいいと思うんですけども、一応平成21年6月に住民説明会を行いまして、原案を作成しております。今年度中に見直し作業を完了する予定ということで行っております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 次に、下水道処理区域の整備計画についてを上下水道部長。 ◎上下水道部長(廣澤幸久) それでは、お答えいたします。 下水道中期ビジョンは、平成19年度に国土交通省が策定したものでございます。 内容については、循環のみちの実現に向けた10年間の計画を定めたものでございます。下水道施策の基本コンセプトである循環のみち、これを支える水の道、資源の道及び施設再生の3つの基本方針がございます。 現在、浅口市では、この下水道長期ビジョンについては策定しておりません。昨年度、浅口市が策定しましたクリーンライフ100構想の中では、これは汚水の総合計画でございます。これをもとに、今後、地域住民に対して意見を聞きながら、調整を図っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 加藤議員。 ◆8番(加藤淳二) 先ほど、今後、情勢を見ながらっていうふうに言われましたけども、やっぱり地域住民にとってみたら、自分のところが本当にこのまま下水道処理ができるのかできないのか、合併槽になるのかどうかというのがやっぱり一番関心事だと思います。それはきのうも、浅政会の代表の田口議員さんが言われたように、やっぱし早目にきちんと方針を出して、合併槽がいいのか、下水道処理がいいのか、市の方針を早急に出してもらいたい。 というのは、家を建てるんでも、下水道区域の中にあったら合併槽の補助金も出てきません。そういう意味では、さっきも言いましたように、地域住民にとって理解しやすいアウトカム目標、だから何年までにそういう変更の目標を立てて計画をしていく、その地域はどうなるかっていうのを早急に決めてもらいたいんですけども、そういうふうな方針っていうのは全く今はないんでしょうか。だから、何年ぐらいまでにその計画を変更するということはないんでしょうか。その辺を最後お願いします。 ○議長(高橋範昌) 加藤議員、再々質問ですよね。 ◆8番(加藤淳二) 再々質問、はい。 あとの2点はよろしいですから、下水道の部分で、さっきも言いましたように、アウトカム目標というのがやっぱし必要になってきますので、今後相談じゃなしに、せめて何年を目標にしてそういうふうな計画をしていく、要は区域内の変更を考えていくかっていうことを、計画をしてるかどうかというのを教えてください。 ○議長(高橋範昌) それでは、下水道処理区域の整備計画についてでございます。 上下水道部長、答弁お願いいたします。 ◎上下水道部長(廣澤幸久) お答えいたします。 平成21年度に第3回の変更認可をしたところ、当面、26年度末までの整備計画は整っております。ただ、昨年度実施したクリーンライフ構想については、これから区域の設定をきちっと決めて、早目に、住民にわかるように説明していきたいというふうに考えております。 以上でございます。            (8番「わかりました。そしたら市民のいろんな税金ですから、道路網についても、遊休用地についても、できる限り活用していただくようにお願いして、私の質問は終わりにします。どうもありがとうございました」の声あり) ○議長(高橋範昌) 御苦労さまでした。 それでは、ここで休憩いたします。 再開は1時にします。            午前11時25分 休憩            午後 1時00分 再開 ○議長(高橋範昌) 再開いたします。 次に、10番中西美治議員、どうぞ。 始めてください。 ◆10番(中西美治) 10番中西美治でございます。 今回は、あっ晴れ!おかやま国文祭に関連して、次にスポーツ事業や文化事業を企画運営されている人材の活力やノウハウを生かしたまちづくりについて、3番目に行財政改革について質問をいたします。的確な御所見、御答弁をお願いをいたします。 初めに、あっ晴れ!おかやま国文祭についてであります。 国民文化祭は、アマチュアを中心とする、娯楽を含む各種の文化活動の日ごろの成果を全国規模で発表したり、交流したりする機会を演出する文化の祭典であります。 第25回国民文化祭・おかやま2010の協賛事業は、既に4月1日からスタートをしております。 主催事業である本番が、いよいよ10月30日から11月7日までの9日間、岡山県内全市町村を会場に開催され、我が浅口市でのイベントとして、文化祭「漢詩」とあさくち星空・宇宙フェスタが実施されます。浅口市のイベントについては、インターネットを初め、広報浅口において毎月掲載され、PRに努められておることはよく承知をしています。 ところが、先日の山陽新聞に掲載された、国民文化祭の県民の認知度に関するアンケートでは、地元開催を知っていると答えた人は7割と、半年前より20ポイントアップしているものの、観覧者として参加したいという人は約49%、ボランティアとして参加したいという人は5.1%とかなり低い上に、いずれも前回調査より低下しているという内容でありました。 そういう状況下において、次の点についてお伺いいたします。 まず、文化祭「漢詩」事業についてでありますが、文化祭「漢詩」の応募は800件以上あったようですが、そのうち浅口市民からの応募件数はどれぐらいあったのか、お尋ねをいたします。 2つ目に、11月3日水曜日の祭日ですが、この日に漢詩大会は浅口市中央公民館で開催予定ですが、参加人数はどれぐらいと予想されていますか。市外からの参加人数、市民の参加人数別にお答えください。 3つ目に、このイベント運営に参加されるスタッフ、ボランティアの人数は、それぞれ何人ぐらいでしょうか、お聞かせください。 4つ目に、漢詩事業の運営についての現在の準備状況、課題があればそれについてお答えください。 次に、あさくち星空・宇宙フェスタ事業についてであります。 11月6日の土曜日に夜間観望会が国立天文台天体物理観測所、天文博物館で、また7日日曜日には一日科学館が健康福祉センターで実施されます。広報浅口では6月号から9月号までに、事業の内容がそれぞれに、部分的に掲載されています。一目で事業の内容がわかる状況にはありません。 そこでまず、次の点についてお伺いいたします。 1つ目に、夜間観望会の正式なイベント名称をお聞かせください。 2つ目に、7日に実施される一日科学館の特別講演会のタイムスケジュールや、会場参加予想人数についてお聞かせください。また、ミニプラネタリウムや4次元デジタル宇宙シアターについても、同様に説明をしてください。 次に、一番大事なことですが、全国から浅口市のこのイベントに参加される、初めて浅口市を訪れる方々へのおもてなしについてであります。どのように対応を考えておられるのか、お伺いいたします。 次に、大きな2つ目として、スポーツ事業や文化事業を企画、運営されている人材の活力やノウハウを生かした、明るい元気のあるまちづくりについてであります。 子供たちは、スポーツを通しての日ごろの練習や鍛錬は、技術力の向上や強い心身をはぐくみ、養うとともに、よりよい仲間づくりや人づくりにつながっています。各種の試合、大会での好成績は、結果ではありますが、大きな夢や感動を与えてくれます。 一方、指導者や協力者は、ほとんどがボランティアの方々であります。そういう現状をかんがみて、スポーツ少年団や部活動を支援する施策を一層推進していただきたい。具体的には、施設の整備充実、指導者の育成や待遇改善、中学校の部活動への外部指導者の導入、補助金の増額などです。御見解をお伺いいたします。 2つ目に、趣味や娯楽の分野でもあろうかと思いますが、生涯スポーツ、そういう競技に取り組んでおられる市民の皆さんも大勢おられます。その中には、積極的に企画、運営にかかわっておられる人材もあり、また豊富であります。浅口市内の施設を利用して、県や備中ブロックの冠のついた大会も企画、運営されています。ところが、大会によっては、市外からの参加者が多いため、会場使用料が条例規定に従うと高額になり、運営経費面での大きなネックになっていると聞きます。市外の人が大勢浅口市を訪れてくれる、交流人口がふえる、このような大会での施設使用料は無料か、大幅減免措置をとってもよいのではないかと思っています。御見解をお伺いいたします。 3つ目に、文化事業についてであります。 まず、文化事業に何か定義があれば、その定義を説明してください。 私は、文化イコール生活だと以前から位置づけています。文化協会に登録されていない各種のボランティア活動、団体活動を通して自分たちの生活をエンジョイする、あるいは健康を維持、増進をする、これらも生活文化、すなわち私は文化事業であると考えています。市民のこういうグループ、団体の活動についても、公共施設の使用料は無料か、大幅な減免措置をとってもよいのではないかと思いますが、御見解をお伺いいたします。 4つ目に、支え合いのネットワークづくりについてであります。 人と人とのつながりが軽薄になっていると言われる昨今、スポーツ事業や文化事業にかかわっておられる、情熱のある、理解のあるリーダー、あるいはそれを支えるサポーター、プラス商工業者といいましょうか、農業、漁業従事者も含めてですが、互いの生活や活動がプラス思考に持っていけるような、そういうネットワークづくり、ひいては、市長がよく言われてます協働のまちづくりの推進にも拍車をかけるんではなかろうかな、そういう支え合いのネットワークづくりを考えたらどうかと思っています。市長の御見解をお伺いいたします。 最後に、行財政改革についてでありますが、私は6月の一般質問で、各種団体や事業への補助金の交付基準や、運用規程の見直しをしてはどうかという問いに対して、市長は市民参加型の事業評価委員会を立ち上げ、検討をしていきたいと答弁されています、その後の進捗状況についてお伺いをしようと思っていましたが、今回の一般質問等で、市長は市民参加型の事業仕分け作業を本年度から実施するというふうにお答えになっております。大変御苦労もあろうかと思いますが、浅口市の長期的な、しかも夢の広がる振興に向けて取り組んでいただきますようお願いをして、特に何もなければ、この件については通告しとりますけども、お答えはあえて言いません。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(高橋範昌) 中西議員の質問に答弁をお願いいたします。 まず最初に、教育次長にお願いいたします。 おかやま国文祭の文芸祭「漢詩」事業について、そしてあさくち星空・宇宙フェスタ事業について、それからスポーツ少年団の活動を支援する施策についてと、もう一件、文化協会に登録されているボランティアグループ活動についての答弁をお願いいたします。 教育次長。 ◎教育次長(筒井正和) 項目が多数でございますので、多少お時間をいただきたいと思います。 まず、文芸祭「漢詩」事業についてでございます。 応募件数からお答えをいたします。全国から合計805作品の応募をいただきました。そのうち、岡山県の方の御応募は69作品、浅口市内の方の御応募はそのうち9作品でございました。 次に、参加人数ですが、福祉センターの会場に入る人数も決まっておりまして、市内外より合計で300名程度の御来場を考えており、市内、市外の内訳については不特定でございます。 次に、スタッフについてでございます。現時点で、ボランティアスタッフを15名程度、岡山県漢詩連盟より17名、全国よりの視察者10名、職員30名を予定をいたしております。 ボランティアは、市内の社会教育団体の方に御依頼をいたしておりますが、ほかにもおもてなし事業としまして、開催までに5団体で延べ約200名の方々に登録をしていただいており、環境整備などを行う予定でございます。また、会場内の生け花など、文化団体の方々に共催展示もお願いをする予定でございます。 運営につきましては、企画委員会による企画立案をもとに、企画委員と事務局が連携して進めております。 現在の進捗状況といたしまして、審査員の先生方に厳正な審査をしていただき、特別賞15作品、秀作賞25作品、入選49作品が決定いたしました。浅口市内の方も入選をされています。特別賞作品は書にしたため、掛け軸にして、11月3日の大会当日、会場内に展示したり、詩吟で披露したりしますが、現在はその準備を進めております。全国からの入選者を対象として、町家公園などを見学し詩をつくる吟行会や、交流会も実施し、全国からの参加者に交流を深めていただきたいと思います。なお、大会当日には、漢詩の第一人者であります、全日本漢詩連盟会長の石川忠久氏をお迎えしての記念講演も行います。 運営の課題といたしましては、市民の皆様への周知をより徹底することだと思っております。平成22年2月号から、毎月の広報紙への事業紹介と、事業に関する最新の情報を発表しております。150日前イベントや100日前イベントでは、PRのチラシを全学校や通勤、通学の方々へ配布をいたしました。先般の浅口花火大会でも、PR用の展示コーナー、ステージでのPR出演、会場内でのグッズの配布等を行いました。10月には行政広報番組で国民文化祭のPR番組、市内全戸にPRのチラシの配布、幼・小・中学校に案内チラシも配布する予定でございます。このほか、公民館等の各種事業での実施にあわせてPRの時間を設けたり、社会教育団体の総会等で広報活動をさせていただきたいと思います。また、ラジオやテレビ、新聞各紙等の報道機関にも、番組や記事等を通じて、浅口市事業を取り上げていただきたいと思っております。 次に、あさくち星空・宇宙フェスタについてでございます。 まず、夜間観望会の正式なイベント名称でございますが、岡山天体物理観測所、岡山天文博物館2010秋特別観望会です。 一日科学館では、浅口市ならではの催しとしまして、工作教室や宇宙服、宇宙食の体験、天文や宇宙開発に関する特別展示など、見たり、触れたり、体験しながら楽しむことができるものも用意いたしておりますので、多くの子供たちの参加を期待しております。 まず、特別講演会ですが、会場は浅口市健康福祉センターの多目的ホールとなっております。定員は300名です。内容といたしましては、新天文台と宇宙開発という2つのテーマにそれぞれ2名、合わせて4名の講師をお招きしております。それぞれのテーマごとに、講師によるディスカッションも行い、5時に終了予定でございます。 また、ミニプラネタリウムや4次元デジタル宇宙シアターの上映、スケジュールでございますが、いずれも9時30分から午後4時30分の間で、30分置きに上映する予定でございます。各回15分程度の上映で、1回につき約20名の方にごらんいただくことができます。会場は、浅口市健康福祉センターの部屋で行います。なお、参加に当たりましては、当日、整理券を配付することにいたしておりますので、御協力をよろしくお願いいたします。 次に、スポーツ少年団の活動についてでございます。 まず、環境整備についてですが、新たな施設の建造は、費用的に困難な面が多くありますが、寄島に建設したフットサル場は、新たな子供たちの練習場として活用されるなど、大人だけでなく、スポーツ少年団の子供たちに対しても有意義な場所となっております。 また、金光八重スポーツ公園、寄島運動場への防球ネットの設置など、現有施設の効用増を図り、改修も行っております。 次に、補助金の金額増額についてでございますが、現在教育委員会より各団体に対して、日本体育協会への登録料、スポーツ安全保険加入料、物品購入、県大会参加費等々さまざまな補助事業を行っており、本年度も約500万円を予算計上をいたしております。また、予算上にあらわれない施設予約や使用料の面でも、優遇減免措置がございます。 指導者の養成や待遇改善の面では、指導者認定講習会の参加料を助成しており、団の運営に不可欠な認定員の育成、増員に今後とも協力してまいりたいと考えております。スポーツ振興の重要な一翼を担うスポーツ少年団の活動支援は、少年団自主運営の基本を踏まえながら、今後ともハード及びソフトの両面をともに、市として一層協力し、推進していきたいと考えております。 最後でございますが、次に文化事業に関してでございます。 文化とは、人間の生活様式の全体を指すものでございまして、議員さんのお考えと同様かと思っております。 さて、公民館は社会教育法において、地域住民の教養の向上、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与する施設として、その役割を果たしております。さらに、公民館を生涯学習や交流の拠点として、さまざまな事業を総合的に推進してるところでございます。 使用料につきましては、教育委員会主催の講座、公益上の目的をする使用につきましては使用料を免除しております。公の施設の使用料につきましては、受益者負担の原則に基づいて、減免は特例的な取り扱いであることを踏まえつつ、活動内容を勘案しながら、条例の趣旨に沿って、今後とも市民や団体が地域に根差した学習活動を継続的に展開できるよう、また主体的に地域づくりに取り組んでいただけるよう、努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 続きまして、教育長にお願いいたします。 浅口市のイベントに全国から訪れる人へのおもてなしについての答弁をお願いいたします。 教育長。 ◎教育長(城山藤一) 失礼します。全国からのお客様に、気持ちよく過ごしていただくことを第一としまして、また全国に向けて、浅口市の魅力をPRする絶好の機会ととらえ、各種のおもてなしを用意しております。 まずは、会場周辺の美化に努め、事前の清掃活動を徹底するとともに、花のプランターを設置する予定であります。清掃活動には、市内の社会教育団体の方にも御協力をいただく予定です。遠来のお客様が戸惑うことのないように、会場周辺に案内板を設置し、またJR鴨方駅には、会場への道案内とイベントPRを兼ねた案内所を特設する予定です。さらに、会場内にも、お客様のお問い合わせに対して、係員の配置で対応をいたします。昼食等について、関係機関に協力をしていただき、市内のグルメ情報を提示できるよう準備しております。一方、市内の特産品を会場内で販売し、あわせて観光名所等のPRコーナーを設け、浅口市の魅力発信を行います。また、市内の文化活動で活躍しておられる方々に御依頼し、浅口市訪問の記念品として、手づくりのキーホルダーを当日会場で来場者にプレゼントさせていただきます。また希望者は阿藤伯海記念公園へ案内し、公園内で採取したもみじの小さな鉢植えですが、これを記念にお持ち帰りいただく予定です。 以上、関係者一同、誠心誠意お客様への心を込めた対応に努めるよう、準備を進めております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 続いて、市長に答弁をお願いいたします。 スポーツ関係でございます。 生涯スポーツ競技の大会での会場使用料について、そして支え合いのネットワークづくりについての答弁をお願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) それでは、施設使用料、ネットワークづくりについて御答弁を申し上げます。 市外参加者の体育施設利用料減免についてでございますが、浅口市におきましては、スポーツ少年団、体育協会、総合型地域スポーツクラブ等への会場使用料の減免措置を行い、また市内の生徒・児童、または園児の団体が教育上の目的で使用するときや、県や備中ブロックの冠のついた共催の大会等につきましても同様の支援を行っており、スポーツ環境づくりの推進に取り組んでおります。いずれにいたしましても、減免は特例的な取り扱いであり、現段階において見直しについては考えておりません。 次に、支え合いのネットワーク、協働のまちづくり推進についてでありますけれども、現代の日本において、個人偏重主義、地域コミュニティーの崩壊が叫ばれる昨今、人と人とが互いに助け合う共助の気概は、徐々に薄れてきているのではないかと思います。 中西議員の言われる、支え合いのネットワークづくりの構築については、私が考える協働のまちづくりと同じ考えだと思っております。こうしたネットワークづくりを行う上では、事業にかかわっているリーダーや、それを支えるサポーターが中心となり、重要な役割を果たしていただくことが、人と人とのつながりを構築していくものと考えます。 市民の力を生かす市政、市民主体の市政を進めるため、また地域の特色を生かしたまちづくりを進めていくためにも、市役所から積極的に情報を発信し、市民の声に耳を傾け、市民ニーズを的確にとらえていきたいと考えております。そうした中で、町内会や自治会を初め、スポーツ、文化事業の関係団体など、さまざまな市民の皆様の御協力をいただき、協働のまちづくりを推進していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 中西議員、再質問してください。 ◆10番(中西美治) 再質問の前に、議長いいですか。 次長が答えてくださった中で、中学校部活動への外部指導者の導入というのをさっき言ったつもりなんですが、そのことについてのコメントがなかったんですが。 いいです、いいです。 ○議長(高橋範昌) 中西議員。 ◆10番(中西美治) 詳しく丁寧に説明をいただきまして、ありがとうございます。 順番が前後しますけれども、おかやま国文祭の関係につきましては、次長のほうから詳しく説明がありました。一部に、会場が変わるんではないかということがささやかれていますが、そのことについては何も触れられなかったと思いますが、これは浅口市中央公民館でやるということで変更はありませんか、確認をさせてください。 それから、会場には、あそこは500席だと思いますが、300人ぐらいの市内外からの方が来られる、それ以外にボランティアとかそういう関係で、300人近い人がいろいろお世話してくださるというような格好なんですが、私が思いましたのは、あの500の席、そして市外の方が大勢いらっしゃる、この300が確保されるんならいいけども、少なくて、よそから来られる人に寂しい思いをさせたんでは、先ほど教育長も言われましたおもてなしの心があるにもにかかわらず、まず寂しいんじゃないかなあ、何とかその市内の方に御理解いただいて、あそこを満席にするのも一つの方法ではないかなというふうに私は思うわけです。 それから、あさくち星空・宇宙フェスタのほうでも、多目的ホールで300人と、こう言われましたが、数字は簡単に300なんですが、そこに半分以下の人が集まるようでは寂しいなあと、そういういろんな行事があるのに、少なくて寂しい思いをします。本当に市外から来られた方、そして先ほど教育長の御答弁にありましたように、浅口市のいろんな特産品あるいは観光施設、そういうものをPRしようというのが、まずその会場に入って少なかったんでは非常にもったいないなと。 宇宙フェスタのほうの講演会でも、著名な先生が広報に載ってました。そういう方の話を聞く機会が非常に少ないもんですから、今次長のおっしゃった、戸別にもパンフレットを配る、それからテレビ報道も使う、いろんなとこで声かけはする、私が心配するのは、先ほど山陽新聞の調査のデータを言いました。参加するという人は半分ぐらいしかいない、そしてうちの漢詩事業ですが、私がそういうあれがないんかもありませんけども、本当にどういうことをされるんだろうか、そういう思いで非常に疎いもんです。そういうとこに、本当に大勢の人が寄ってくださればいいんだけども、せっかくこういうイベントをするわけですから、何とかあらゆる手段を講じながら、御理解いただいて、あっこを満席にする、そういうようなことも本当に必要なんではないかな、もちろん50日切りましたが、まだまだ50日はあります。これからいろいろな形を通して、声かけをして、あの会場を満席になるように、私どももお手伝いできることがあれば一生懸命協力しますんで、そういうことも含めてこれから一つ取り組んでほしいなというふうに思います。 それから、先ほど市長の御答弁の中ででありますが、スポーツ少年団、体育協会、それから地域総合型スポーツクラブ等々のやつについての体育施設は無料なんだと、こう言われましたが、それから備中ブロック等の冠のついた大会も無料なんだと言われましたが、体育協会が年間行事として取り扱ってるものについては、確かに無料でございます。しかし、そういう先ほど言いましたように、それぞれのスポーツを通じて、お世話をしてくださるリーダーが中心になって企画するような、体育協会の行事に載ってないやつについては、多分減免というか、措置がないと思います。 そういうものを含めて、私は先ほど言いましたように、人がこの浅口市に寄ってきてくれる、交流人口がふえる、なおかつその主催をするのが、運営してくださるのが浅口市民のそういうやっぱり情熱のある方、こういうことも一つ含めて、会場があいてるなら無料にしていただけんものかなというふうに思うわけで、そこの点をもう一遍確認をさせてください。 次長の説明の中に、予算も500万円、それに見えない、いろんな無料でしたり何やして、たくさんの額を計上してるんだと、こういうお話でした。ただ、実態は先ほどの指導者の養成、これなんかでも一部補助金というか、助成金出していただいてます。登録、資格を取るための参加料も出していただいてます。しかし、そういう、それ以外のもらってるものというのは、実際にはそれぞれの部で個人に払われているものも一緒の、運営費の一部として使ってんのが私は実態ではないかと思っています。そういう中で、市長の子供王国浅口、こういうものの一つの目玉にもなることではないかなあと。 スポーツというのは、先ほど言いましたように、技術力の向上だけではなくて、本当に将来に夢を売る、そういうふうな、青少年の健全育成にもつながる、そういうすばらしいものだと思っています。したがいまして、500万円あるいはそれ以外のいろんな無料化というのに、不満ではないんで、もっともっと子供王国浅口に向けて、そういう予算も一つ考えていただきたいなというふうに思います。 金光、鴨方で、施設はすぐには高額なお金がかかります。できないかもわかりませんが、先ほど寄島の三ツ山スポーツ公園のフットサル場の話もされました。あのD地区に広大な岡山県の土地があります。いつ何に使うんかわからんような土地があります。ああいうところにちょっと金をかけてもらって、それは水道とかトイレとかというようなものにかけてもらって、整地は使ってる人たちがボランティアでもできる、少し真砂のいいのを入れてもらう、ああいうことが自由に使えるところができれば、もっともっとそういうところを、広場を使っていろんなことができるかなと、こんな思いもしとるところでございます。 したがって、今の予算計上していただいてることに対して不満があって言ってるんじゃなくて、もっとそういうものを大きく膨らますための一つの施策を考えていただけないものかなというふうに思っております。何かコメントがあればいただきたいと思います。 それから、支え合いのネットワークは、市長も今おっしゃっていただきましたように、全くというか、ほとんど一緒だと思います。 1つ、2つ例を言いますと、例えば体協の行事に載ってないような、岡山県や備中ブロックの冠のついた大会、金光、鴨方、寄島でもされてます。そういう中に500人以上の規模で参加してくださる、そのうちの半分以上が市外の人と、そういう大会もあります。中には、そういう大会の参加費が昼の弁当だと、その弁当を注文どこにしてるか、浅口市外の業者に頼んでいる、こういう実態があります。何とか、鴨方でするのにはそうめんとか、そういうものを出していただいて、なおかつ業者の人はそうめんも売れる、うどんも売れる、そういうような、何かネットワークづくりを、行政の皆さん方がアドバイスというか、情報提供することによって、多少でも相乗効果とか、あるいは今の商業ベースでいうと少しでもプラスアルファ、こういうもんが考えられるんじゃなかろうかな、そういうような気もいたします。 現実に、私がかかわってることで、年1回の2日間の大会ですが、大阪から、西は広島のほうから、野球チームがこの浅口に、天草野球場に寄ってきます。昼は2日ともそうめんです。でも、それをおいしいと言う、食べてくださる。そして、帰りには土産にそうめんを買ってくださってる。そういう野球チームとそうめん業者のお一人ですけれども、タイアップしてお互いにやってる。結構楽しんでその時期には来てくださる。こういうようなこともあります。そういうものをうまいこと支え合いのネットワークづくりの中でやることによって、多少でもこの地域の人たちが潤ってくる、そういうものを考えられたらどうかな、考えるというか、アドバイスを皆さん方の立場でしていただけたらどうかなと、このようにも思うわけでございます。 したがいまして、ここでは次長の言われた500万円、あるいはいろんなものを無料化というんじゃなくて、それは満足してますが、それよりももう少し、そういうものを、子供王国浅口のための目玉として前向きに考えていただける、そういうことはないか、もう一度お聞かせください。 それから、漢詩事業の会場は本当に中央公民館なのか、その点をよろしくお願いします。 ○議長(高橋範昌) 再質問に対しての答弁をお願いいたします。 教育次長のほうからおかやま国文祭関係のことについて、そしてスポーツ少年団の活動を支援する施策についての答弁をお願いいたします。 教育次長。 ◎教育次長(筒井正和) まず、国文祭の漢詩事業につきましてですが、先ほど答弁でも申し上げましたが、会場は当初は中央公民館を予定いたしておりましたが、アスベストの関係で健康福祉センターに変更いたしました。その点、よろしくお願いします。さらに今後も、しっかりPRをしてまいろうかと思っております。 次に、スポーツ少年団の関係等でございますが、私は浅口市のスポーツ少年団の育成補助につきましては、近隣の市町村よりもすぐれているのではないかと自負をいたしてます。と申しますのも、ほかの市町村ではスポーツ少年団の活動を、会場使用料についても、使用料を市のほうが徴収してなさっていらっしゃるところもあるやに聞いております。そういったことも考えれば、当然これで、現状でいいというものではございませんけども、今後も側面的にバックアップをしていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 市長に答弁をお願いいたします。 生涯スポーツ競技の大会での会場使用料、それから支え合いのネットワークづくりに関して答弁お願いいたします。 市長。 ◎市長(栗山康彦) 中西議員の言われるように、スポーツや文化活動を通して人口交流をふやすということは、確かに非常に大切なことであります。それはよくわかりますけども、現段階においては、見直しについては考えておりません。しかし、今言われましたように、いろいろなケースが考えられると思いますので、今後研究をしてみたいとふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(高橋範昌) 中西議員。 ◆10番(中西美治) ありがとうございます。 イベントの件については、いずれにしても、その決定後から今日まで、先ほどもいろいろ説明を次長あるいは教育長からいただきました。関係者の皆様の大変な御苦労に敬意を表しますとともに、この2つのイベントが成功裏に遂行されますよう御期待をするところでございます。 先ほども言いましたけど、私もこのイベントには必ず参加します。どうぞ関係者の皆様お疲れを出されませんように、最後まで頑張っていただきたいと思います。 また、スポーツや文化事業を通しての市長のお考え、共通のところがあります。本当に、私は流動人口といいますか、交流人口がふえるというのは非常にいいかな、いいことだなあと、こういうふうに思っています。 そして、市長の前では初めてですが、私は日ごろより市民が公益を担っていくまちづくり、市民と行政とのマッチングによるまちづくり、こういう考えを提唱してきました。夢のあるまちづくりを推進するためには、人間力のあるといいましょうか、好奇心旺盛なリーダーが不可欠でありますし、その発掘や養成が重要なことであろうと思います。 市長には若いトップリーダーとして、また浅口市のかじ取り役として、議会とも緊密な情報交換をしていただいて、さらにさらに頑張っていただきたいと思います。きょうはありがとうございました。 ○議長(高橋範昌) 御苦労さまでした。 以上で本日の日程は終了しました。 これにて散会といたします。 明日は本会議を9時30分より開議いたしますので、御参集ください。            午後1時43分 散会...