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12月09日-04号

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  1. 浅口市議会 2009-12-09
    12月09日-04号


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    平成21年第8回12月定例会       平成21年12月浅口市議会第8回定例会会議録(第4)1.招集年月日 平成21年12月9日(10日目)1.招集の場所 浅口市役所議場1.開   議 12月9日 午前9時30分1.議事日程  第1 一般質問  第2 議案質疑     承認第 9号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)            (和解及び損害賠償額の決定について)     議案第56号 浅口税条例の一部を改正する条例について     議案第57号 浅口健康福祉センター条例の一部を改正する条例について     議案第58号 浅口市営駐車場条例の一部を改正する条例について     議案第59号 浅口市営駐輪場条例の一部を改正する条例について     議案第60号 訴えの提起について     議案第61号 平成21年度浅口一般会計補正予算(第5号)     議案第62号 平成21年度浅口国民健康保険特別会計補正予算(第2号)     議案第63号 平成21年度浅口介護保険特別会計補正予算(第2号)     議案第64号 平成21年度浅口公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)     議案第65号 平成21年度浅口工業団地開発事業特別会計補正予算(第1号)     議案第66号 平成21年度浅口水道事業会計補正予算(第1号)     諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(討論・採決)  第3 委員会付託付託表のとおり)  第4 請願・陳情上程委員会付託)     請願第21号 教育予算の拡充を求める意見書の採択を求める請願書1.本日の会議に付した事件及びその結果  日程第1 一般質問  日程第2 議案質疑       承認第 9号 専決処分した事件の承認について(討論・採決)              (和解及び損害賠償額の決定について)                                 ( 原案承認 )       議案第56号 浅口税条例の一部を改正する条例について                                 (委員会付託)       議案第57号 浅口健康福祉センター条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第58号 浅口市営駐車場条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第59号 浅口市営駐輪場条例の一部を改正する条例について                                 (  〃  )       議案第60号 訴えの提起について          (  〃  )       議案第61号 平成21年度浅口一般会計補正予算(第5号)                                 (  〃  )       議案第62号 平成21年度浅口国民健康保険特別会計補正予算(第2号)                                 (  〃  )       議案第63号 平成21年度浅口介護保険特別会計補正予算(第2号)                                 (  〃  )       議案第64号 平成21年度浅口公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)                                 (  〃  )       議案第65号 平成21年度浅口工業団地開発事業特別会計補正予算(第1号)                                 (  〃  )       議案第66号 平成21年度浅口水道事業会計補正予算(第1号)                                 (  〃  )       諮問第 2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて(討論・採決)                                 ( 適  任 )  日程第3 委員会付託付託表のとおり)  日程第4 請願・陳情上程委員会付託)       請願第21号 教育予算の拡充を求める意見書の採択を求める請願書                                 (委員会付託)1.出 席 議員 (4番欠番)   1番  山 田 勝 則            2番  平 田 襄 二   3番  桑 野 和 夫            5番  加 藤 淳 二   7番  原     彰            8番  中 西 美 治   9番  柚 木   毅           10番  藤 澤   健  11番  青 木 光 朗           12番  大 西 恒 夫  13番  山 下 隆 志           14番  田 口 桂一郎  15番  畑 中 知 時           16番  香 取 良 勝  17番  筒 井 賴 昭           18番  永 原 知 康  19番  井 上 邦 男           21番  道 廣 裕 子  22番  高 橋 範 昌           23番  坂 本 斡 志  24番  大 西 洋 平           25番  抽 井 勝 敏1.遅刻または中途退場した議員の番号、氏名(な し)1.欠 席 議員(1 名)欠員1   6番  竹 本 幸 久1.地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名  市長      田 主 智 彦      副市長     大 室 照 明  副市長     生 宗 重 信      教育長     工 藤   進  理事      栗 原 英 行      理事・上下水道部長                               藤 澤 快 真  企画財政部長  櫛 田   忠      生活環境部長  柚 木 忠 明  健康福祉部長  安 田 哲 夫      産業建設部長  流 尾 広 秋  参与      田 村   諭      金光総合支所長 西 本 晋 也  寄島総合支所長 鈴 木 雅 次      教育次長    筒 井 正 和  会計管理者   谷 田   稔      総務課長    徳 田 政太郎1.出席した事務局職員  議会事務局長  高 橋   豊      書記      竹 本 好 之  書記      小 橋 史 明            午前9時30分 開議 ○議長(大西洋平) 皆様におはようございます。 ただいまの出席議員は22人であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(大西洋平) 日程1、一般質問を行います。 通告順に発言を許可いたします。 まず、15番畑中知議員、どうぞ。 どうぞ。 ◆15番(畑中知時) それでは、一般質問をさせていただきます。 金光一般廃棄物最終処分場については、旧金光町が平成7年から事業をスタートさせ、迷惑施設として処分場建設について協議を重ね、下竹区の理解、御協力によりまして受け入れていただくことになっております。総事業費約12億円をかけて平成11年度に完成、12年度から使用を開始いたしました。この間、平成9年11月に旧金光町と地元下竹区との間で不燃物処分場設置に伴う協定書を締結をいたしております。周辺整備事業等を誠実に実施することとし、下竹区から出された要望に対して順次実施してきたところでございます。この協定は、その後合併いたしました新市にも引き継がれて、環境整備についても合併後も引き続き実施していくことで地区にも御理解をいただいておるところでございます。 そして、新市になり平成18年度において、これは鴨方、寄島地域不燃物を新たに搬入することについて下竹地区協議会協議を行い、平成19年2月に協議がまとまりまして、そして平成19年4月から搬入を受け入れると、このような措置になっておるわけであります。このことにつきましては、当時の大室副市長さんが非常に骨を折っていただいたと、このような経緯がございます。そして、この合意に基づきまして平成19年7月に下竹地区協議会から当時47項目の要望が出されまして、そして市において現地確認内容検討、精査した上で、そのうち1,830万円を地域対策事業として20年度に予算化し、残りはそれ以降にすると、こういうふうな協議がまとまったという経緯があります。まず、このことを皆さん方に御理解をいただきたいと思います。 今回の対策事業は、市と下竹地区協議会協議し、合意した上で事業化が進んでおるものであります。御存じのように今、世間では廃棄物の捨て場といいますか、処理場といいますか、こういう迷惑施設をつくっていく、新たにつくるという状況が非常に厳しい社会情勢でございます。県下でも至るところで混乱が起き、なかなか実施ができないと、こういうふうな状況下の中で、今後最終処分場の円滑な運営を図るためにも、この地域対策事業は非常に大切な必要なものだと、このように私は考えておるわけであります。そうした中で、きょうこれから質問もさせていただきますし、皆さん方の御理解もいただきたいと、こういうことでございます。 そういう状況下におきまして、平成7年の当時の協定の中にいろいろな項目が載っておりますが、それを引き続いて今回新たに鴨方、寄島の地域の物件についても入れていただくと、こういうことで進んできております。そういうふうな中におきまして、議会委員会、あるいは6月議会、9月議会、12月議会議員さんの質問も出ておりますけれども、そういう質問の中に我々としてあるいは地元として考えてみますれば、当局としても看過できないような内容の発言がかなり多く出ておると、このことについて非常に地元協議会あるいは個人的な名前が出て迷惑し、さらには名誉の問題もあろうかと思います。 概略申し上げますと、これは市長さん、副市長さん特に聞いてほしいと思いますけれども、横領しておるとか詐欺をしておるとか刑事訴追とかこういう発言が議会において起きております。そうしますと協議会として、あるいは当局と一体となって協力し、当局の指示のもとに実施し、行動してきた地元関係者といたしますれば、大変な迷惑であります。地元人たちが市に協力し、当局の報酬を受けて、その報酬がむちゃくちゃな報酬だとか、とっておるとか、横領しておるとかと、こういう発言までが飛び出しておるわけであります。そこで当局の指示のもとで実行しておるのであり、支払いも正しくしていただいておると思います。そのような発言が許されるならば、当局として支払っておることについても大きな責任があろうかと思います。したがいまして、この件につきまして副市長さんあるいは市長さんあたりの見解をはっきりとさせていただきたい。単なる風評、あるいは思惑、思いを議会のこの神聖な議場で口にされておるわけでありますから。 しかも、監査もしておられると思いますし、さらには決算の認定もされておられます。そうした中で、どういう経過でなっておるのか、地元皆さん方が非常に関心も持っております。非常に憤慨もしておりますし、しかしながらいろいろな状況下の中で確信もない、あるいはきちっとした資料もない中で、こういう発言がまかり通るとすれば、当局自体も、あるいは当局のほうがむしろ責任を問われるんじゃなかろうかと、私はこう思います。したがいまして、そういう状況下にありまして既に監査も終わり、決算認定も終わり、さらには地元人たちは正当な報酬として受け取っておるわけですから、これを否定するということになるならば、当局の責任が大変大きいと思います。したがいまして、それについて市長、副市長、明快な答弁を市民の皆様の前ではっきりとお示しをいただきたい。 過日の議会において生宗副市長さんは答弁をされておりますけれども、というのは問題は地元には一切責任はないと、こういうふうなはっきりした答弁をされております。おりますが、ここであえて私は一昨日の議会でのいろいろな発言があった中で、これに明確に答えていただき、明確な処置をしていただきたいと、このように思っておる次第であります。これについては市長さんにも同じような立場で答弁をいただきたい。これはもう白か黒かというような答弁になろうかと思います。市当局も精査し精査し、いろいろな機関を通して金を支払っていただいておるわけですから、これに一点の曇りがあっても大問題と思いますので、そのあたりをよろしくお願いをしたいと思います。 そして、もう一点でありますけれども、不燃物最終処分場の今後の運営という問題に入らせていただきますけれども、私の聞き及んどるところでは、笠岡の見崎山というんですか、こことの契約が25年3月には終了すると、こういうことを聞いておりますが、これが事実かどうか。そして、そうしますと、もうあと3年、4年しかないわけでして、それとこの金光町の一般廃棄物処理場の今後の運営について、市当局はどういうふうな考え方を持っておられるのか、このことについてお聞かせをいただきたいと思います。 といいますのは、笠岡のその部分がそういう状態で24年度の末に終わるということになりますと、今からもう既に将来計画がないということであれば、行政としては非常に怠慢ではないかと、このように思います。といいますのは、そういう中で下竹のこの不燃物処分場っていうのは市が所有しとるわけですから、そういうあたりとの協議も今から入って、いろいろと地元との協議も進めていくということが必要な時期になっておるんではなかろうかなと、このように私は思っておるわけです。 といいますのが、今回の合併のときに大きな問題を残したのは、金光町が平成7年につくったときに町内の不燃物を入れるという協定の中でやっておって、合併をしたら鴨方、寄島のも当然入れるんだという意見と、お互いが対等、平等の立場で協定を結んで、町内のごみだけを入れるということが書いてあるわけですから、合併というのは想定してなかったわけですから、新たに当局のほうから協議会へ申し入れをして、そして入れるという、こういう手続を踏みました。その間にはいろいろとトラブル面もありましたんで、今後またそういうことのないように、笠岡の状況がどうなってくるのか、そういうことを想定しながら、できるだけ早い機会に協議会協議をすると、そしてお互いに十分な協議の中で納得していく方向を出すと、こういうことが必要ではなかろうかと思いまして、質問をさせていただきました。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(大西洋平) それでは、答弁求めます。 金光一般廃棄物最終処分場の今後の運営対策についてを生宗副市長より答弁求めます。 どうぞ。 ◎副市長(生宗重信) お答えをさせていただきます。少し長くなるかもわかりませんが、御了承いただければと思います。 金光一般廃棄物最終処分場の今後の運営対策についてお答えをいたします。 まず、今後の運営についてでございますが、金光一般廃棄物最終処分場につきましては、地元下竹区の御理解、御協力によって平成12年度から使用開始しており、平成9年11月には旧金光町と下竹区との間で不燃物最終処分場の設置に伴う協定書を締結し、合併後の平成19年2月には鴨方地域寄島地域分不燃物の搬入についても合意をし、引き続き合意事項に基づきまして現在運営を行っているところでございます。 しかしながら、この協定書協定期間平成26年度末までで、以降は浅口市と下竹区において協議するものとなっております。市では平成26年度末の埋立量を約9,500立方メートルと推計しており、この処分場埋立容積は3万9,700立方メートルで計画されていますので、この時点で約4分の1が埋められることになります。このようなことで、満杯にはほど遠い状況と推計いたしております。このことからも浅口市といたしましては、こうした実態を踏まえまして、協定期間終了後も処分場運営につきまして、引き続き利用すべく地元下竹区と協議をしてまいりたいと考えております。 次に、対策についてでございますが、平成20年度実施の地域対策事業におきましては、地域対策事業の一部を市と下竹協議会との協議の上、工事費が軽減できること、処分場管理運営に関心を持っていただく等の理由から、地区の皆さんの協力による直営工事で実施いたしましたが、市側の施行に係る事務処理の進め方に問題がありました。なお、工事の会計処理につきましては、関係書類関係帳票出来高設計書等を確認し支払いをさせていただいております。 次に、議員さんからの御質問に対しましては、支所長初め執行部といたしましては内容を調査し、お答えできる範囲で誠意を持ってお答えをさせていただいていると思っておりますし、今後もそのように対応してまいりたいと考えております。 最終処分場の今後の方針についてでございますが、現在3市2町、笠岡市、井原市、浅口市、里庄町、矢掛町で構成していますごみ処理広域化対策西部ブロック協議会で検討しておりますが、最終処分場に関しましては、現在使用しています笠岡市見崎山埋立処分場及び井原市野迫埋立処分場につきましては、ともに平成24年度に埋立終了となるため、平成25年度以降の最終処分場についてどうするか緊急の課題となっており、平成22年度から適地選定に着手する予定であります。 また、3市2町からのごみ搬入等についての御質問につきましては、現時点では一部事務組合並びに地元協議会いずれからも話は聞いておりません。今後におきまして正式な依頼文書等提出がありましたら、議会を初め関係者の方々にも御相談をさせていただき十分検討してまいりたいと、このように考えております。よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(大西洋平) 再質問ありますか。            (15番「ちょっと落ちとりますが」の声あり) えっ。            (15番「市長の答弁が落ちとります」の声あり) 市長のほうが答弁を。            (15番「2人や言うとりますから」の声あり) ほんなら市長のほうから答弁求めます。 はい。 ◎市長田主智彦) どういうふうにお答えしてよろしいか。まず、経済が成熟化しますと、みんな豊かな生活となります。そのような中で行政需要というのはどんどん高度化、多様化するわけですが、きのうも申しましたように下水、水道、あるいは可燃物不燃物、いろんな行政の仕事がふえてまいります。その中でも特にこのごみの問題は、議員さんの発言にもありましたように迷惑施設ということで、総論賛成各論反対の非常に難しい問題です。そういう中で、この施設をおつくりになったというのは非常に先を見通した行政であったと、これはもう本当に素直に敬意を表するわけであります。 合併は想定外であったという御発言がありました。私どももきのう何回も申し上げているように合併などしたくなかったわけです。どこもそうです。ですが、どうしても国の要望であり、県の指導であり、国が困っているんですから国全体を考えて、みんなが自分を犠牲にしても国が立ち行くように、それは合併がそういうふうになるかどうかわかりませんよ。わかりませんが、国がそういう方針を出したわけですから、その方針を是としたわけです。一緒になれば、今おっしゃったように、この施設平成12年でしたか12億円とおっしゃったですか。そして、聞くところによると8億円の起債、つまり借金をしていたと。それを新市がその大半を引き継いだわけでありますから、我々とすればすべてどこの町の施設も公平に平等に使わせていただけるものと、これはもう当然考えるわけでありまして、ビッグハットを使うなということは一言も言ってないわけであります。ですから、このごみについても3町が、もちろん地域にそのあいさつは要るでしょうけども、了解を得て使わせていただくということは、我々とすれば素直にそういうふうに考えたわけであります。 そして、約束事があったとおっしゃいましたが、そういうことも我々も聞きましたので、それを遂行させていただくと、約束を守らせていただくということで予算をつけたわけでありまして、それは私の仕事だと思っております。この前も申したとおりでありますが、その予算を正しく執行してくださいと、正しくというか誤解のないように執行してくださいということを再三私は申し上げているわけでありまして、笠岡のような迷惑施設に対する迷惑料ですか、そういうものの中でまた今のような仕事の一部をなさるのは、それは理解も得られるんでしょうが、やはり業者さんに委託して事業を執行するというのが我々の常識であったわけでありまして、それが若干この地元でお仕事をなさったということが問題になっているんであろうというふうに思っております。 ですから、私の認識の段階では予算をつけるのが私の仕事で、正しく執行してくださいというのが当たり前の前提なんですが、そこに複数の議員さんからいろんなことをおっしゃいますので問題が起きているわけでありまして、不正はないとは思いますが、問題はあると私は思います。議員さんも町長までなさった方ですから、李下に冠を正さずということで、今後はどうぞ事業執行に当たっていただければと思っております。繰り返しますが、この施設はもちろん市全体として感謝しておりますし、今後も広域的な見通しということになれば、広域的な利用も考えさせていただいてもよいのでないかという考えはありますが、私ももう任期がありませんので、次の方の仕事になろうかと思います。 ○議長(大西洋平) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆15番(畑中知時) それでは、再質問をさせていただきます。 生宗副市長さんがおっしゃられました、地元には一切問題はありませんと、事務処理上の問題については若干の云々という問題はありましたと。ただ、市長は、一つにはこの不燃物処分場について地元との協議会市当局協議をし、対等、平等の立場で話し合いをしてきておると。ただ、そのやる段階で若干のという言葉がありましたけれども、法律違反でも何でもないし、そしてまた監査委員会もどういう結論を出しとるのか知りませんけれども、金も支払っておる、さらには決算の審査の認定も受けておる。そうした中で名誉毀損的な発言があったり、横領だと言ったり詐欺だと言って、そのことについて地元皆さん方も憤慨しておりますけれども、市長あるいは生宗副市長、あなたは憤慨しませんか。横領されておると言われて憤慨しませんか。これに答弁してほしい。市長にもそれに答弁してほしい。ほかのことを答弁してもらおうと思うとりません。 というのは、不燃物処分場、もうどこも岡山県でも一たんできたものが崩れたりしょうるでしょう。そういう状況の中で、できた後は当局が十分なフォローができないと、こういう状態が起きると、こういう施設はますますできなくなる。言葉は悪いですよ。釣った魚にえさをやらんというような。言葉悪いですけども、そういう状態をつくっちゃあ僕はいかんと思うんですよ。ただ、地元がわがままを言うてどうとこうというような問題であればまた別ですけれども、今やっておることについて横領しておる、詐欺をしておる、とっておる、名前まで上げてこういうふうなことになりますと、そりゃあこの人たちが訴える以外に方法ないと思いますけれども、それはそれを許した市長、それを許した副市長、あなたも同じ罪に問われとんですよ、今、議会の場で。そう思いませんか。まだまだ思惑を言いながら、さらには投書が来た。投書なんかは、そらいろいろ来るでしょう。少なくとも浅口市のこの本会議で根拠の薄い、きちっとしたものがない中で、その場限りで思惑を言って、それを市長が黙っとったら、市長認めたことになりゃしませんか。重大な問題だと思います。横領しとりますかしとりませんか。市長と生宗副市長にさっき答えがなかったんで、答弁漏れということで答弁をお願いします。 ○議長(大西洋平) それでは、金光一般廃棄物最終処分場の今後の運営対策について市長より答弁求めます。 はい。生宗副市長。 ◎副市長(生宗重信) 先ほど私はお答えをさせていただきました。議員さんの御質問に対しましては、支所長初め執行部といたしまして内容を調査し、お答えできる範囲で誠意を持ってお答えをさせていただいておりますというお答えをさせていただいております。 以上です。 ○議長(大西洋平) 続きまして、市長より答弁求めます。 ◎市長田主智彦) ここは議会でありますので、議員さんの発言を聞き流したら私がその不正を認めたとか、そんなことにはならないと思います。それは議長がおられるんですから、発言が不穏当であり不適切であれば議長が注意されるわけでありまして、私はそういう議会に対して内政干渉的なことはできないわけでありまして、その点は議員さんもよくおわかりのことと思います。 ですから、私が申し上げているのは、この施設運営が悪いとは言ってないわけでありまして、このことを全市的に使わせていただいていることには感謝しているわけであります。したがって、予算も2年で4,500万円ぐらいつけさせていただいたわけであります。ただ、さっき申し上げましたのは、三、四人の議員さんからいろんな発言があったことを残念に思うと言っているわけでありまして、ですからそういうことのないようにお願いしたいという意味の私の考えであります。固有名詞の出た方も私は前回見識のある方だと申し上げておりますので、誤解をしないようにしてください。私も言いたいことがありますが、言ってしまうとそりゃあなたとの長年の友情が壊れてしまいますのであえて言いませんけども、本当は私も非常に今議員さんの発言に対して納得もいきませんし、この辺でやめますけれども、十分その辺を理解していただきたいと思います。 ○議長(大西洋平) 再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆15番(畑中知時) 大体当局の考え方というのはわかりました。したがいまして、1点目といいますか今後の運営につきましては、日にちも詰まっておりますし、将来の大きな問題であります。こういう問題が起きたために協議会皆さん方も地域の人たちも非常に関心が高くなったと、そういう面においては1つはプラス面もあるわけですけれども、できるだけ早くその結論というよりもお互いに今後どうするかということを含めて協議を進めていただければ非常にありがたいというふうに思います。 それともう一つ気になる発言が1つありました。といいますのは、区と協議する言われましたけど、今はもう生宗副市長おわかりだと思いますけれども、下竹地区協議会が区の組織の中でできておるわけですから、協議会が窓口だということを認識をきちっとしていただきたい。そうしないと、また話が混乱をしていく要素にもなろうかと思います。したがいまして、今回私は協議会、あるいは個人的な名前も出されながら非常に迷惑をしておる、そういう中で市当局は正しい状況の中で金を支払っていただいとるわけですから、市当局の気持ちというのは私はもう十二分にわかるわけです。そうせんと払えるはずがないんです。払ったら処罰されるわけですから、市当局は。だから、それで監査も通っとるし、決算認定も済んどるわけですから、それについて異議を挟むあるいは異論を言う人はいないわけですから、そのことは十分にわかっておるわけですけれども、市民の皆さん方が非常にそのあたりの解釈を迷われるとか不安に思うとか、こういうことがあったらいけないために市長と副市長さんに答弁が欲しかったわけです。本当はそんなことをここで発言したり質問すること自体が私は、市長も言われましたけれども、行政を経験しとるおまえがそこまで言うかという気持ちはわかりますけれども、聞いておられる皆さん方はなかなかそうはいきませんので、できればここで言ってほしかったけれども、あえて質問をしなくっても監査委員のほうも通っとる、意見もなかった、それから決算も認定された、その中で横領とかどうとかということ自体が不適切であるということは十分にわかっておりますけれども、そういう意味でお願いしたわけで、御理解がそれはいただきたいと思います。 終わります。 ○議長(大西洋平) 御苦労さまでした。 ここで暫時休憩いたします。            午前10時06分 休憩            午前10時07分 再開 ○議長(大西洋平) それでは、再開いたします。 次に、21番道廣裕子議員、どうぞ。 どうぞ。 ◆21番(道廣裕子) いつもの最後の質問になりました。 まず、市長には合併協の時点からこれまで大変御苦労さまでございました。直近の話題を2点ほど申し上げたいと思いますが、国保の引き下げ、インフルエンザへの助成では、浅口市に続けといった感があるという市民の声が寄せられています。本当に浅口市の姿勢がよくあらわれた市民の声だと思っています。 さて、本題ですが、浅口市議会は非核平和都市宣言に関する決議と「非核日本宣言」を求める意見書を議決し、平和への意思を歴史にとどめおくことができました。市民の皆さんの代表である全議員のこうした表明は、まさに草の根の宣言であると言っても過言ではないと思います。平和だからこそ今があるというふうに思っています。 そこで、この崇高な宣言も市民皆の意思であることはもちろんですが、住みよい浅口市として一般の来訪者にもアピールすべきだと考えております。この点、何らかの形でぜひ取り組んでいただきたいと思います。 2つ目は、浅口市寄島中学校の運動場の確保について。これは旧町時代から引きずっておる問題ですが、合併から4年が経過をしようとしておる現在、今までの経過と今後について、教育施設の充実の方向で展望はあるのかどうか、お伺いをしたいと思います。これは市民から寄せられています。 3つ目は、全国学力テストの動向(事業仕分けの意見等について)で、市教委としての所見を伺いたいと思います。 まず、1つ目についての御答弁をお願いします。 2つ目につきましては、これは寄島中学校の運動場の現状について皆さんには御視察いただいたんですが、これは今現在は本当に殺伐たる状況で、子供たちにとっては何とも言えない状況であるのは確かでございます。中学校の子供たちが運動場に出るまで5分、10分すぐかかってしまいます。時間の配分についても、そこのあたりが非常にロスがあるということでございます。これはどうもいたし方ない、どうしようもない状況ですので、ぜひそのあたりの状況の報告とそれから今後について御答弁いただきたいと思います。これは教育長教育次長にお伺いしてるように書かれていますけれども、実は副市長のほうからも答弁いただければ幸いだと思っております。 3つ目の学テの、失礼しました。これ略して学テと言わせていただきますけれども、これは本当にこれ続けていくのかということがまず伺いたいと思っています。つけたいと言われる学力、この前の事業仕分けのときの意見も皆さんごらんになったと思いますけれども、これで学力をどうやってつけるんだということで、かんかんがくがく仕分けの場で言われておりました。これはまあ教育者とか大学の先生たちがその場で話をされていました。だから、そういう点でこの学テというものがどういうふうに導入をされてきたのか、それから浅口市の、これは行政とは全く別として、教育委員会での判断で導入できるわけですから、ここの道筋について御意見はなかったのか、そこらあたりをまずお伺いいたします。 ○議長(大西洋平) それでは、答弁求めます。 最初に、非核平和都市宣言に関する決議と「非核日本宣言」を求める意見書のアピールについてを企画財政部長より答弁求めます。 どうぞ。
    企画財政部長(櫛田忠) それでは、非核平和宣言につきまして答弁をさせていただきます。 この日本非核宣言自治体協議会というのが、長崎市長さんが会長をされている会がございまして、その調べによりますと10月末現在で全国の8割を超える自治体がこのような宣言をしておるということが載っておりました。浅口市におきましても、本年3月の定例会で非核三原則の堅持と核兵器廃絶を求める非核平和都市宣言に関する決議が行われました。恒久平和と核兵器の廃絶に対する議会の皆様の意思のあらわれと受けとめております。この宣言を何らかの形でアピールをという御質問でございますが、どのような形でアピールをするのがよいのか議会の皆様のお気持ちを伺いながら行うことがよいというふうに考えておりまして、また議員さんも御承知のこととは思いますが、この宣言等の議会議決というものは議会の意思を示された機関意思でございますので、議員の皆様の御賛同が得られる方法を御相談いただければ大変ありがたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(大西洋平) 続きまして、浅口市寄島中学校の運動場の確保について、そして全国学力テストの動向についてを教育次長より答弁求めます。 どうぞ。 ◎教育次長(筒井正和) 寄島中学校の運動場の確保についてでございます。 浅口市立寄島中学校の運動場の確保につきましては、旧町以来、体育の授業等で近隣の市民グラウンドを代替施設として使用する状況がございまして、御承知のとおり旧町以来の懸案事項となっております。現状につきましても議員さんが御指摘のとおりかと存じております。新市発足後におきましても現在に至るまでの市部局の担当部署が土地所有者と協議を進めていただいた経緯はありますが、交渉までには至っていないとのことでございます。今後の展望として、教育委員会事務局の立場からいたしましても、今後とも生徒の教育環境の充実を望んでおります。 次に、学力テスト、学習状況調査の動向等につきましてでございます。 文部科学省による全国学力・学習状況調査は平成19年度から毎年4月に行われ、本年度で3カ年実施をされました。本市でも調査の結果を踏まえて児童・生徒の学力向上に取り組んでまいりました。このたびの政権交代によりまして、全国学力・学習状況調査について悉皆から40%の抽出調査にする方針が出されました。また、この調査は先日からの事業仕分けの対象となっており、政府の行政刷新会議においてさらに予算削減の判定を受けているものでございます。10月には県の教育委員会から抽出校から漏れた学校の児童・生徒について調査の希望を求められました。希望する旨は回答いたしております。この事業はまだ流動的な要素をはらんでおりますので、県教育委員会の指導を仰ぎつつ他市町の情報もいただきながら総合的に判断し、前向きに取り組んでいきたいと考えております。いずれにいたしましても、家庭とも連携をしながら今後も引き続き学力向上に向けた取り組みを推進してまいりたいと考えています。 以上でございます。 ○議長(大西洋平) 再質問ありますか。 どうぞ。 ◆21番(道廣裕子) 1番につきましては、今後ということになりますね。今後皆さんの賛同がいただける形ということで進めていくという御判断ですので、これは私たちにとっては一般市民にもよくわかる形を願っておりますので、これは予算との関係もありますし、お金をかければいいものでもないと思いますし、そのあたりの判断になりますが、市庁舎に何らかのアピールするものでいいと考えておりますので、そのあたりで御判断いただければ私はいいと思っております。それでもなと言われれば議会の賛同を得られるようにしていきたいというふうに思っています。 2つ目につきましては、先ほど言われたとおりで、具体的なことがまだ、御答弁いただければなと思うんですけど、そのあたりは副市長の御答弁がいただきたいと思っています。 3つ目につきましては、先ほどの答弁は、今後も抽出に漏れた、これはいつごろその結果が出るのかわりませんけれど、抽出に漏れた場合の先ほどの対応の話なんですが、この学テについては教育委員会の意見が先ほど私はお聞きしたいということを申し上げたんですが、その答弁がちょっとなかったので、その答弁も含めて。抽出を今度するということになりまして36億円までに削減をされてまいりました。一番初めに出たのが92億円でしたから、これがそこまで削減をされて学テが実施をされるということになるようになっています。先ほど次長は学力というふうに、学力をつけるために引き続きやっていきたいという御答弁があったと思います。これよく考えてみますと、学力、この前の事業仕分けのときにもそういう意見が出ておりましたけれども、この結果を私ちょっとコピーして持ってますけれども、結果を踏まえてどういう学力のつけ方をするのかというのが明確にないし、これは不可能ではないかというふうに思います。例えば、本当に学力をつけたいなら一般の学力テストもやっているわけですから、それで個々にこの子はどこがわからないんかと、どうしてそれがだめだったのかというのが探せて、その子に対してきちっと指導ができる、これが本当の学力がつく。学力をつけるというのはもう全体ですね。マクロで学力をつけるということになると、本当につまずいた子が引き上げができるということにはつながらないと思います。ですから、本当に学力をつけるテストであるならば、こういう全国的なテストは私はするべきでないというふうに思っています。 特に、皆さんも御存じのように、この学テというのはベネッセ、小学校がベネッセコーポレーション、中学校がNTTデータが全部を握っているわけです。ですから、質問の内容をつくるのは、これはもちろん文科省がつくりますけれども、その後はそこへもうベタ投げなんです。もう配送から輸送から採点から全部その2社がやっていくわけです。そこが62億円をほとんど回していくわけですから、だからそういう中で子供たちの何が学テで引き出せるのかというと、皆さんももうそこまで言うと現在の仕組みの中でなぜ必要なのかというのがわかると思います。ですから、そういうことを含めて、本当に子供のために学テが必要であるかというのを、私はそのことが教育委員会教育委員さんにあったのかというのをお聞きをしたかったんです。 私も資料として持っておりますけれども、学校でこの学テの中に、学校への質問あるいは家庭への質問、これが子供を通してなされているわけです。その結果はもちろん送ってきとられませんよ。子供の成績だけが返ってきてます。ですから、学校へはじゃあどういうことが尋ねられておるかというと、これは学校では生活保護世帯の割合、それから就学援助を受けている家庭、それからいじめ、不登校、障害児などの件数、こういうデータを学校には求めておるということがわかっています。家庭にとっては文化水準とか子育ての状況も調査をされています。自分の家の人から大切にされているか、また家に本が何冊あるのか、美術館とか劇場に行って芸術の鑑賞をすることがあるかとか、そういうことが調査の対象になっています。これはもちろんデータとしてその業者が持っておるということになります。しかも小学校6年生のみ氏名を記入させる、出席番号というので、これは調べてみればもうすぐわかります。現にその後、いろんなベネッセコーポレーションからの受験の手だてだとか手引きとかというものが頻繁に送ってこられます。そういうことがデータとして蓄積をされています。小6と中3をすれば、みんなそのころにずっとどの学年もなっていくわけですから、全体のデータが出てまいります。そういうことがこの学テの中には含まれていることを御存じかどうかわかりませんが、多分御承知だと思います。 文科省がここまで学テに力を入れていくというその必要がどこにあるのかと、本来なら62億円もかけて学テをする場合でなくて、それだけのお金があるのなら、少人数学級をつくったり学校への教師の手だてをきちっとしていくと、そういうことに本来なら使っていってほしいと思います。教育委員会にしても、この学テをなぜするのかというのはお答えいただきたいんですが、これはもうぜひお答えしてほしいです。 利用目的も、それから学テをした以上、子供の学力を引き上げていくという、学力をつけるという大義名分ですので、これは明示をし、本人たちの同意があれば一番いいんですが、そういうことをぜひ御答弁いただきたいと思います。 それから、これも釈迦に説法ですが、実際に学テをする場合、これは本来なら学力テストは教師、学校の教師があるいは学校が行う教育活動の一環であります。これはそのほかでは子供の学力テストはできないことになっています。ですから、この全国の学力テストというのは、今の学テですけれども、市区町村あるいは学校の協力のもとで実施をするという位置づけしか説明はできてないわけです。よく聞いてみたらそういうことになってます。これが合法的に説明をしたということになります。教育活動の一環とするのは、教師、学校がするわけですから、これはもう文句なしにできます。文科省はこれを法律上行政調査への協力を委員会に求めたわけです。でも、そこで浅口市にとっての設置管理者、つまり教育委員会の同意を得ることなくすることはできませんということを言っておられました。公立小・中学校の場合、もちろん教育委員会の管理下にありますけれども、一応今回の学テもその権限が与えられた教育委員会とみなして、憲法、法律等に基づいてつくり上げてきたというのが学テの実態だと思います。その道筋です。これはだから教育委員会でいうことのこれの理由をお答えいただきたいと思うんですが、つまりこの教育行政というのは非常に、予算は市の予算でいくんですが、管轄とすれば独立しておるわけです。そういう意味から、しっかりと国の方針が学テをやれと言うからやるんだというような安易な方向だけはとっていただきたくないんです。その辺を含めて答弁いただきたいと思います。 ○議長(大西洋平) それでは、再質問に対する答弁求めます。 最初に、非核平和都市宣言に関する決議と「非核日本宣言」を求める意見書のアピールについて企画財政部長より答弁を求めます。 どうぞ。 ◎企画財政部長(櫛田忠) 非核平和宣言につきましての再度のお尋ねでございます。 先ほども申し上げましたように、執行部といたしましては議会の意思を大変重く受けとめておりまして、これも議員さん御承知のことと思いますが、平和市長会議という組織がございまして、広島市長長崎市長が正副会長をしている組織でございまして、ここが最近取り組んでおりますのが広島長崎議定書というのがございます。議員さん御専門なんで御承知だと思います。この議定書に賛同する都市アピールへの署名が両市長からございまして、浅口市としてどう取り組むかということもあったんですが、議会の強い機関意思を受けまして市長のほうが判断いたしまして、それに賛同するアピールの署名をいたしたいというふうに思っております。 先ほど議員さんが御質問で言われました何か目立つもののアピールという件でございますが、これにつきましては議員さんも言われたように予算の措置が必要になるものでございます。私どももこの議会の意思を表明されるときに、できれば全会一致であれば私どもも非常に行動がしやすかったかなというふうに結果として思っておりまして、事務局のほうにも確認をしたんですけど、多数議決であったというふうに記憶をいたしております。実際の、もし間違いであったらお断りしないといけないんですが、そういうふうに記憶いたしておりまして、その意味からも何かその予算措置をするとなれば、できますれば執行部としては議会の意思を尊重することは当然ではありますが、そういう環境といいますか、議員皆さんの賛同が得られるような形のほうが執行部としてはありがたいので、その辺は多少慎重に御相談をさせていただく必要があるのかなというふうに考えておりますので、御理解のほどを賜りたいと存じます。 ○議長(大西洋平) 続きまして、浅口市寄島中学校の運動場の確保についてを生宗副市長より答弁求めます。 どうぞ。 ◎副市長(生宗重信) 寄島中学校の運動場の用地についてでございますが、この件につきましては議員さんも十分御承知のことと思いますが、旧寄島町時代から長い時間をかけて交渉していることであり、境界などにおいていろいろ複雑な経過をたどってきております。そして、新市になってからも継続して交渉を続けておりまして、市では当該土地の鑑定評価を行い、その額が所有者の方がお考えのものと相当額かけ離れておるという理由で、所有者より交渉することについてお断りするということの文書が来ました。そういうことで交渉は現在は進展していないというのが状況でございます。 以上です。 ○議長(大西洋平) 続きまして、全国学力テストの動向についてを教育長より答弁求めます。 どうぞ。 ◎教育長(工藤進) 学力テストの件ですが、なぜ学力テストをするのか、そこが一番のポイントだったように思いますけれども、せっかく国がああいうことをやってくれるんですから、寄せてもらって実際行ってみて、みんなの中で私どものところの状態がどういう状態かということを知って、実情を知って、それに対して対策を立てて具体的に取り組んでいくということは大事だろう思います。学力テストそのものを先頭に立ってやるやらんとかいうことでなくて、せっかくああいうことをやってくださるんだからそれに寄せてもらって、私どものところの子供たちの実情を知りということになります。その対策を立てていくと、そのために使うことであって、学力テストをすることで学力がつくとは思っておりません。これも当然のことです。 議員さんも昔の模擬テストを思い出してみてくださったらいいです。進路指導のために高等学校の学区学区で統一して模擬テストなんかしておりました。そういう中であの模擬テストをして、うちの学校はどういう状態なんかということを知って、よりそのくぼんだところとか、またよくできてるところとか、いろいろそういう具体的なことがわかりますから、それに対しての手だてを立てながら子供の指導に当たっていくわけです。また、個人的にもどの辺がどうなのかということで個別指導にも生かされるわけです。ただただ、指導している教員が自分のつくった国語の時間なら国語の時間の国語のテストだけ、うちの中だけというんでは、そういうふうに比較して、ほかに比べてくぼんでるとか、またよくできてるとかというふうなのをつかむのはかなり難しいです。うちの中だから、やってるのは。というふうなのを全国的にやってくれるわけですから、それに加えてもらってうちとしての実情をつかみたい。それにあって、より具体的な指導に生かしていけたらいいだろうというふうに私は思っております。大抵そうじゃないかなと思います。うちの教育委員さん方も話の雰囲気からして。 今回の場合ですが、今のところ40%という数字が歩いておりますけど、実際どうなるかわかりません。もっと減されるかもしれませんけれども、先ほど次長が申しましたように、10月に県のほうから抽出に漏れた場合、実施の希望をするかしないかという調査が来ました。もちろん先ほど言いましたように、せっかくしてくれるんなら抽出であれ何であれ寄してもらって、それを有効に活用させてもらえりゃあありがたいがなということで希望をしておるところでございます。これでもう決定ではなくて、ここで希望していなかったら今後の希望には寄せてあげませんよと、その受け付けはいたしませんよという断り書きがありました。ここで希望しておっても、先々取りやめるということになっても構いませんという注釈までついた調査でしたが、今のところ私どもとしては、それに加えて抽出から漏れた場合も実施をさせていただきたいと、こういうふうに思っております。 大体この辺でいいんだろうと思うんですが、それから子供の指導、学校として教育目標を立って、研究も主題を上げて学校としてこういう面でやっていこうというふうなのと、またそのクラス、クラスで、このクラスこういうふうな状態だからというふうにやっていく、そういうふうな両面、いろいろな面があるんですが、集団の指導とそれから個別の指導、一人一人を見詰めてその子をという指導と、その両面を考えます。ただ子供という、一口で子供を指導すると言いますけど、その集団指導と個別指導それをしっかり押さえた指導ができなかったら、それぞれの子供たちは本当に伸びていかないと思います。そういうことにもある程度使いやすいということで、先ほど議員さんがかなり具体的に家庭の状況がわかるとかというところまでおっしゃってくださいましたけれども、そういう面からも個別指導にも生かされるということは学校現場でもあります。ただただその取りまとめをする会社だけが知り得た情報ではありません。学校としてもそれに見合った指導をやってます。いずれにしましても、いい結果が出れば気分をよくしてなおさら頑張ればよし、いけないことがあればそれを取り戻すというんですか、補うようにより頑張ればいいわけでして、そういう今後子供たちを大きくする頑張る材料としてうまく使っていけたらいいというふうに考えております。よろしいでしょうか。 ○議長(大西洋平) それでは、再々質問ありますか。 どうぞ。 ◆21番(道廣裕子) 最後の学テになりますが、教育長がおっしゃった抽出も漏れるかもわからんと。今後のことについては、希望しないと受け付けないと、今後。ということで文科省から言われておるという答弁がありました。先ほど模擬テストを言われましたね。模擬テストは我々のときにもやってました。模擬テストというのは、全国の学力テストとは全く違って、その地域のものであって、この学テというのは先ほど言われたのと本当に違うのは、文科省が今も出してますけれども記名式で、全国の記名式ですよ。記名式で全部の調査に固執しておる理由が、わかりますかしら、全国には必要ないことなんです、それは。PDCAサイクルっていうの御存じでしょうか、PDCAサイクル。これがその大きなマイナス点なんです。ですから、民間企業へ丸投げをしておる方式、これがそれに乗っていくというのは、まさに危険そのものであるというふうに思わざるを得ません。これはあの……            (「ちゃっと……しねえ」の声あり) もうちょっと待って。 PDCAサイクルというのは、まさにこれが一番怖いんですけれども、入学をさせる小・中学校を選ぶ。選択制ですね、学校選択制。これはもう迫ってきておるのも事実なんですけれども、これによって、だから入学希望者がたくさんおるところへは国の予算配分がたくさんつくということにPDCAサイクルというのは組み込まれております。学校の評価とかそれから選択の資料、結果を公表するという管理もそのあたりはこちらではもうできません。ですから、もっと家庭環境と含めて両方で答えを出していくならば、もうできる子できない子がはっきりとその家庭環境からも受け取れるというようなシステムがこのPDCAサイクルであるわけですから、これはもう教育界としたらもう本当にゆゆしきことなんです。私たちは、本当にできる子はほっとってもできます。ですから、もうここがつまずいとるっていう子を見つけて、そこをきちっと指導できる体制っていうのは、こういうテストではできません。だから、現場の先生方がきちっとそれをつかんで、いつの時代か指導できるというような体制にするという、私たちは少人数学級でしてほしいと。 これは御存じかどうかわかりませんけれども、全国で唯一、犬山市の教育委員会が一番初めからのけました。この理由が、子供たちが本当に伸びてほしいし、地域の力になってほしいということから教育委員会でけんけんがくがくやったあげく、委員会の方針として出したということを言っておられました。だから、こういうことで情報公開のマイナスの点、業者がNTTデータも、ベネッセコーポレーションはもともとが学力の会社ですから自分の資料をいっぱい送ってきて、それに基づいて勉強せえよというほうですから。だから、こういうことに組み込まれておるんだということを一つ頭に置いていくということで、よく今も聞いていらっしゃる方がたくさんおられると思いますので、委員会皆さんやそれから教育委員会、それから教職員の皆さん、保護者の皆さん、子供とそれから家庭のプライバシーを守る立場、これは本当にある話ですので、立場でそういう視点から学テの参加をもう一度考えていただきたいなというのが最後の質問でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大西洋平) それでは、全国学力テストの動向について簡潔に答弁求めます。 教育長。 ◎教育長(工藤進) 簡潔にというのが何をどう答えてええかわからんのですが、一つ記名式が一番の問題だという言葉が一番印象に残りましたが、記名式と言うても自分の名前書くんじゃなくて、クラス出席番号ですよね。            (21番「そうです」の声あり) 番号ですから。            (21番「番号です。番号です」の声あり) 自分の名前がぼんと全国にばらまかれることはないですね。その学校でクラスの番号わかるだけでして、そこははっきりしといてください。            (21番「それでわからないというのがもう不思議なんです」の声あり) いや、それ学校へ返ってそれがわからなかったらいけんので。さっき言うたように、個の指導が要る、個の指導が。これができなんだら本当にその子供を伸ばすわけにいかんわけ。さっき議員さんもおっしゃったろ。どこにつまずいとるか見つけんといけんとかというのは、こりゃ個の指導なん。それができんといけんからここへ記名……            (21番「答弁、答弁をお願いします」の声あり) 名前がわからなかったらいけないわけなんです。そういうことで記名式も特別悪いことだと私ら思っておりません。そういうことで希望しております。 ○議長(大西洋平) それじゃあ、はい。 ◆21番(道廣裕子) 社会をどう見るかという大きな視点もありますし……            (「終わったんじゃろ」の声あり) はい、終わります。子供たちをやっぱり教育するのは教育委員会の委員さんと教育が主体ですので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大西洋平) 御苦労さまでした。 ◆21番(道廣裕子) どうもありがとうございました。 ○議長(大西洋平) ここで休憩いたします。 11時10分まで。            午前10時54分 休憩            午前11時09分 再開 ○議長(大西洋平) それでは、再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(大西洋平) 日程2、議案の質疑を行います。 議案に対する発言通告の申し出はありません。 承認第9号専決処分した事件の承認についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) これで質疑を終わります。 承認第9号については、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) 御異議なしと認めます。よって、承認第9号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) ないようなので、採決に入ります。 承認第9号専決処分した事件の承認については原案のとおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) 御異議なしと認めます。よって、承認第9号については原案のとおり承認されました。 議案第56号浅口税条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) これで質疑を終わります。 議案第57号浅口健康福祉センター条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑ありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) これで質疑を終わります。 議案第58号浅口市営駐車場条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑ありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) これで質疑を終わります。 議案第59号浅口市営駐輪場条例の一部を改正する条例についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) これで質疑を終わります。 次に、議案第60号訴えの提起についての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) これで質疑を終わります。 議案第61号平成21年度浅口一般会計補正予算(第5号)から議案第66号平成21年度浅口水道事業会計補正予算(第1号)までの質疑を行います。 質疑ありませんか。 山下議員。 ◆13番(山下隆志) 議案第61号の平成21年度浅口一般会計補正予算(第5号)の中で、ページ16ページを見ていただきまして、子育て応援特別手当減額の3,240万円、これについて減額があるわけでございますが、前政権与党の施策で公明党も力を入れたわけでございますが、心待ちにしておりました国民の心情を踏みにじってまで、そういった凍結をしたわけでございますが、この減額について市独自で特別手当にかわる措置を実施する意思はないか。きょうたまたま、山陽新聞に矢掛町が独自に市持ち出し分についてを枠内で支給するという報道がありました。そういった意味で今後検討をしてみてはどうかと思うんですが。よろしくお願いします。 ○議長(大西洋平) それでは、答弁求めます。 健康福祉部長。 どうぞ。 ◎健康福祉部長(安田哲夫) 失礼をいたします。今、議員さんおっしゃられたように、このことにつきましては新政権になってから後に厚生労働省のほうからこの子育て応援特別手当につきましては執行停止するんだという通知が参りました。それを受けてのここの減額補正ということでございます。御承知のとおり、財源がなければ支出というのも難しいということはおわかりいただけると思います。この件につきまして、各市町村の考え方だというふうに思うんですが、私どもといたしましてはこの財源がどっかへ消えてなくなるんじゃなくて、来年以降の子ども手当のほうに回るんだというような説明もございますので、そういった意味で来年の子ども手当を楽しみにしていただければどうかなというふうに考えています。 以上でございます。 ○議長(大西洋平) どうぞ。 ◆13番(山下隆志) 上手に子ども手当に振ったわけでございますが、市長にお伺いしたいんですが、今後検討して、市長今期で勇退ということで大変御苦労さまでございました。また、敬意を表したいと思います。ある意味では置き土産といいますか、置き土産というたら言い方おかしいんですけど、ぜひ市持ち出し分ぐらいを直前まで事務的作業もしょうたわけでございますので、ぜひ検討していただきたいという要望で終わらせていただきます。 市長のほう、ちょっと一言。 ○議長(大西洋平) 市長より答弁求めます。 どうぞ。 ◎市長田主智彦) この事業のみならず、公明党さんにはいろんな連立政権時代献策がありまして、本当にかゆいところに手が届くような温かい政策がたくさんありましたことを敬意を表します。これは今部長が答弁したとおりでありますが、独自に矢掛のようにできないかという御要望でありますが、いい答えにはなりませんが検討するということで、どの程度財源が余裕があるもかわかりませんので、この場で即答というわけにはいきませんが、お気持ちは十分ちょうだいして検討しますので、よろしくお願いします。 ○議長(大西洋平) ほかにございませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) これで質疑を終わります。 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) これで質疑を終わります。 諮問第2号については、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号については委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。 討論の希望はありませんか。            〔「なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) ないようなので、採決に入ります。 諮問第2号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては原案を適任とすることに御異議ありませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号については原案を適任とすることに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(大西洋平) 日程3、議案委員会付託を行います。 議案第56号から議案第66号については、お手元に配付しております議案付託表のとおり各常任委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(大西洋平) 日程4、請願・陳情の上程を行います。 請願・陳情については、お手元に配付しております請願・陳情表のとおり各常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 お諮りいたします。 12月10日及び11日、並びに12月14日から16日までは委員会審査等のため休会したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大西洋平) 御異議なしと認めます。よって、12月10日及び11日、並びに12月14日から16日までは休会とすることに決定いたしました。 本日の会議はこれで終了いたします。 次の本会議は12月17日午前9時30分より開議いたしますので、御参集ください。 御苦労さまでございました。            午前11時16分 散会...