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09月12日-04号

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  1. 真庭市議会 2023-09-12
    09月12日-04号


    取得元: 真庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    令和 5年 9月第5回定例会令和5年9月第5回定例会             真 庭 市 議 会 会 議 録             令和5年9月12日(火曜日)             ───────────────             議  事  日  程(第4号) 第 1 一般質問 第 2 議案第79号 令和5年度(2023年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)について 第 3 認定第 1号 令和4年度(2022年度)真庭市一般会計決算の認定について 第 4 認定第 2号 令和4年度(2022年度)真庭市国民健康保険特別会計決算の認定について 第 5 認定第 3号 令和4年度(2022年度)真庭市後期高齢者医療特別会計決算の認定について 第 6 認定第 4号 令和4年度(2022年度)真庭市介護保険特別会計決算の認定について 第 7 認定第 5号 令和4年度(2022年度)真庭市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)決算の認定について 第 8 認定第 6号 令和4年度(2022年度)真庭市浄化槽事業特別会計決算の認定について 第 9 認定第 7号 令和4年度(2022年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計決算の認定について 第10 認定第 8号 令和4年度(2022年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計決算の認定について 第11 認定第 9号 令和4年度(2022年度)真庭市温泉事業特別会計決算の認定について 第12 認定第10号 令和4年度(2022年度)真庭市水道事業会計決算の認定について 第13 認定第11号 令和4年度(2022年度)真庭市下水道事業会計決算の認定について 第14 認定第12号 令和4年度(2022年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計決算の認定について 第15 議案第56号 真庭市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について 第16 議案第57号 北町公園ほか2施設の指定管理者の指定について 第17 議案第58号 真庭市簡易水道減債基金条例及び真庭市簡易水道設備整備基金条例の廃止について 第18 議案第59号 字の区域の変更について 第19 議案第60号 令和4年度(2022年度)真庭市水道事業会計処分利益剰余金の処分について 第20 議案第61号 真庭市火災予防条例の一部改正について 第21 議案第62号 道の駅風の家ほか4施設の指定管理者の指定について 第22 議案第63号 ワイン醸造販売所及び特産品加工所指定管理者の指定について 第23 議案第64号 真庭市蒜山ヒルズ及び自然牧場公園指定管理者の指定について 第24 議案第65号 真庭市八束ふるさとふれあい特産館の指定管理者の指定について 第25 議案第66号 真庭市郷原漆器の館の指定管理者の指定について 第26 議案第67号 蒜山堆肥センター指定管理者の指定について 第27 議案第68号 真庭市蒜山高原自然広場ほか3施設の指定管理者の指定について 第28 議案第69号 真庭市蒜山高原ライディングパーク指定管理者の指定について 第29 議案第70号 落合総合公園指定管理者の指定について 第30 議案第71号 真庭市道の駅醍醐の里の指定管理者の指定について 第31 議案第72号 真庭市勝山健康増進施設水夢指定管理者の指定について 第32 議案第73号 真庭市交流体験施設匠蔵指定管理者の指定について 第33 議案第74号 真庭市ひまわり館及び下湯原温泉露天風呂指定管理者の指定について 第34 議案第75号 湯原温泉駐車場及び向湯原駐車場指定管理者の指定について 第35 議案第76号 令和5年度(2023年度)真庭市一般会計補正予算(第4号)について 第36 議案第77号 令和5年度(2023年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計補正予算(第1号)について 第37 議案第78号 令和5年度(2023年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計補正予算(第1号)について 第38 陳情第 2号 地方財政の充実・強化に関する陳情書 第39 請願第 1号 教職員定数改善義務育費国庫負担率引き上げをはかるため2024年度政府予算に係る意見書採択の請願について 第40 請願第 2号 国に対して「消費税インボイス制度の実施再考を求める意見書」についての請願 第41 委員会付託             ~~~~~~~~~~~~~~~             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第41まで             ~~~~~~~~~~~~~~~             出  席  議  員(23名)   1番  緒 形   尚 君         2番  加 藤 大 悟 君   3番  黒 川   愛 君         4番  淺 野 和 昭 君   5番  吉 原 啓 介 君         6番  伊 賀 基 之 君   7番  柴 田 正 志 君         8番  妹 島 弘 和 君   9番  森 田 敏 久 君        10番  大 月 説 子 君  11番  伊 藤 義 則 君        12番  福 島 一 則 君  13番  氏 平 篤 正 君        14番  西 田 文 子 君  15番  長 尾   修 君        16番  入 澤 廣 成 君  17番  庄 司 史 郎 君        18番  小 田 康 文 君  19番  妹 尾 智 之 君        20番  岩 本 壯 八 君  21番  古 南 源 二 君        22番  中 尾 哲 雄 君  23番  森 脇 正 和 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             説 明 の た め 出 席 し た 者市長       太 田   昇 君    副市長      伊 藤 敦 哉 君危機管理監    今 石 久 嗣 君    総合政策部長   木 村 辰 生 君総務部長     金 谷   健 君    生活環境部長   池 田 敏 浩 君健康福祉部長   樋 口 竜 悟 君    産業観光部長   石 井 裕 隆 君林業政策統括監  石 原 匡 師 君    建設部長     頭 山 龍 一 君会計管理者    今 石 健 司 君    消防本部消防長  大 美   勝 君蒜山振興局長   行 安 太 志 君    北房振興局長   大 塚 清 文 君落合振興局長   河 本 京 子 君    勝山振興局長   三 浦 祥 靖 君美甘振興局長   安 藤 紀 子 君    湯原振興局長   河 島 賢 治 君教育長      三 ツ 宗 宏 君    教育次長     武 村 良 江 君湯原温泉病院事務部長  中 谷 由紀男 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長   児 玉 正 裕 君    主幹       池 田 政 師 君主査       矢 鳴 孝一郎 君             ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開議 ○議長(小田康文君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は23名全員であります。定足数に達しておりますので、これより令和5年9月第5回真庭市議会定例会の4日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、タブレットに配信しておりますとおりであります。 そのうち日程第2、議案第79号は本日追加提案されたものです。 議事運営としましては、議会運営委員会の決定事項でお知らせしておりますとおり、本日は一般質問を行った後、追加議案1件を上程し、市長の提案説明を受けた後、開会日に上程されております議案を含めて日程順に議案質疑を行います。そのうち、令和4年度決算認定議案12件につきましては決算審査特別委員会を設置、また令和5年度補正予算議案4件につきましては予算審査特別委員会を設置しまして、それぞれ議案審査をしていただく予定にしております。 なお、残りの議案20件につきましては各常任委員会に付託される予定であります。 これら委員会に付託予定の議案につきましては、本日は提案の理由などに対する総括的な質疑を行います。一般質問、討論にならないようにお願いしたいと思っておりますので、御協力よろしくお願いします。 その後、請願、陳情の上程後に議案と請願、陳情の委員会付託を行いますので、よろしくお願いします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) それでは、日程第1、一般質問を行います。 質問順位は配信しておりますとおりであり、その発言を許可いたします。 議席番号3番黒川愛議員の登壇、発言を許可いたします。 3番黒川愛議員。 ◆3番(黒川愛君) 議席番号3番黒川愛でございます。 議長から発言の許可をいただきましたので、大項目3点について、市長、教育長にお伺いいたします。 大項目1、鏡野発電による影響について。 隣の鏡野町では、民間業者が風力発電事業を計画中で、住民説明会が開催されています。場所は富、羽出地域で、風車は最大25基、早ければ再来年の2025年から工事が始まる予定です。真庭市では、中和地域の近くになるため、今年の4月には津黒高原荘住民説明会がありました。この風力発電について、同僚議員が昨年一般質問をしています。その際、真庭市としては意見書を出している、今後も必要に応じて意見を出していきたい、注視していきたいと市長は答弁されています。このことについて2点お伺いいたします。 1、鏡野風力発電の情報のフォローアップ状況、及び最新情報を受けての市長のお考えをお聞かせください。 2、真庭市への影響について、蒜山地域の自然と目木川への影響が心配です。蒜山では自然再生協議会が立ち上がり、その活動を真庭市も積極的に応援しています。今回貴重な山乗山のブナ林への影響が懸念されるため、岡山県知事環境大臣ともに影響の回避について意見書で述べられています。意見を出してから約1年がたちましたが、このことについて、民間業者からは特に動きがないように思います。ブナ林だけでなく希少な動植物も生きており、私たちは豊かな自然の恩恵を受けて生きています。いま一度、真庭市から意見を出す必要があるのではないでしょうか、市長の見解を伺います。 大項目2、農林業の担い手の確保・支援について。 全国的に農業の担い手不足は深刻です。真庭市も今年3月に策定したみどりの食料システムビジョンの中で、リスクとして農業従事者の減少、高齢化、後継者不足耕作放棄地の増加を上げています。そして、真庭市農業振興の進むべき道として、担い手確保、育成と書かれています。まずは、いかに確保していくのかが重要だと思います。今年の秋には「まにわやさいで交流会」が東京、大阪、岡山で開催されています。移住して頑張っている農家さんたちを各都市に招いての交流で、狙いは農業の担い手を市外から確保しようということだと思います。農業に興味を持つ方々は市外に一定数いらっしゃいますが、その方たちに真庭市を知ってもらうだけでなく、実際に選んでもらわないといけません。そのためには支援も必要だと思います。 農業政策は、国や県の仕事だと承知しておりますが、市独自の政策、支援を打ち出しているところは県内でも多くあり、真庭市でもいろいろと取り組んでいます。高齢化、耕作放棄地の増加、多発する自然災害を考えると、私は産業や経営としての農業だけではなく、地域を守っていく上でも、中山間地域の真庭市にとって農業従事者の確保・支援は急務だと考えています。特に市外からの場合、UIJターン含め、農業振興課だけでなくほかの課と連携し、移住、住宅支援が必要ではないかと思います。 また、担い手不足は、農業だけでなく、林業も同じような課題を抱えています。真庭市として、どのように農林業従事者を確保し、そのためにどのような支援を用意するのか、真庭市のこれまでの経緯と今後の取組及び方向性について、市長の見解を伺います。 大項目3、デートDV防止について。 デートDVとは、交際相手との間で起きる暴力のことで、内閣府によると、殴る蹴るといった身体的な暴力だけでなく、精神的な暴力、性的な暴力、経済的な暴力も含まれます。全国的にデートDVは増えており、2020年に実施された内閣府の調査では、女性の約6人に1人、男性の約12人に1人が、デートDVの被害経験があることが分かりました。特にコロナ禍の閉鎖的な環境が影響してか、さらに近年増えています。また、女性だけではなく、男性の被害も増えています。文部科学省も、今年度2023年度から生命の安全教育を推進し、教材・指導の手引きでデートDVを取り上げており、ユーチューブ動画などもあります。どなたでも見ることができます。 デートDVは、好意の延長で起きていると勘違いしてしまい、気づいたときには深みにはまってしまい、深刻な状況になりがちなことが大きな問題です。被害者、加害者自身が、初期の段階で、これはデートDVではないか、DVではないかと気づくことが私はとても大切だと思います。そのために真庭市の子どもたちや大人に対する防止、予防教育、啓発活動は重要だと考えます。真庭市の子どもも大人も、デートDVや性暴力の被害者、加害者、傍観者にしないため、ならないために、真庭市としてのデートDVについての受け止め、課題や取組について、市長、教育長にお伺いいたします。 以上、この場からの質問といたします。 ○議長(小田康文君) 市長から答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 黒川議員の御質問にお答えいたします。 まず1点目、鏡野の風力発電の関係でありますが、鏡野町を事業実施区域として設置するという構想を出している風力発電事業は、御存じのとおり、国の事業計画の認可が必要です。今、私どもが把握してる範囲ですと、発電総量が最大で9万2,400キロワットということで、二十数基でしたかね。風力発電機を林立させるというようなものであります。 現在、環境影響評価法に基づいて、環境アセスメントの手続が進められているというような質問の中でもありました。この事業について、私も令和4年6月の市議会定例会での質問に対して、方法書の縦覧を終えた段階であるとの答弁をしております。その後、7月に環境アセスメントの制度に沿って、方法書に対する真庭市の意見を県に提出してます。現在は市からのこういう意見を反映した県、私どもだけじゃない、ほかのところからも出てますから、県からの意見書に基づいて現地調査が行われてるというのが、今現在であります。 この方法書に対しての真庭市の意見としては、1つは風力発電設備輸送ルート検討に当たり、先ほど出た山乗渓谷、ブナ林、貴重な動植物が生息していることに十分配慮すること、2点目が事業実施区域が目木川の上流部に当たり、開発による自然環境への悪影響が懸念されることから、現地調査の結果を速やかに開示すること、3点目は騒音及び低周音の予測方法に関して専門的な見地を加えた判断をすること、4点目は地域住民の言うような意見が反映されるよう広く住民参加を募ることというものであります。 今聞いてる今後の予定では、現地調査の結果に基づいて、令和6年に準備書を作成すると、真庭市にも提出するということであります。真庭市に提出された、ほかにも提出ですけども、された後、1か月縦覧されて、縦覧期間中に事業者が住民の意見を聞く説明会を開催し、出された意見をまとめて、意見の概要等が今度真庭市にも提出されると。真庭市では、準備書、その事業者が作った準備書ですね。それから、住民の意見の概要等の内容を確認して、必要に応じて専門家の意見も聞きながら、また環境アセスメント制度に沿って意見書を県に提出するということになっております。 私どもは、そういうことできちっと所定の手続を、法に基づいた手続を踏んでしてるということであります。御存じのとおり、私の基本姿勢というのは、おかしなことがあれば徹底的にするし、徹底的に調査し、また必要な対応もしていくし、法に基づいて適正なものであれば、それは尊重するという、そういう立場であります。 2点目の農林業の担い手の確保、支援についてですが、この問題はもう従来からずっと重要な問題として取り組んできてるということであります。就業者の数からいうと、岡山市、倉敷市、真庭市、しかし絶対数が少な過ぎるということで、さらに多くの担い手が出てきて、その人たちが農林業を経営できるというふうに持っていかなきゃならない、厳しい中ですけども。そういう思いで、この対策は真剣に打ち続けております。もう御存じのとおりですけども、就農準備のときに、要件はありますけども、年間最大150万円の交付金が受けられるということですから、それをベースにして独自の支援策を取ってるということです。 農業の分野では、平成28年度から東京、大阪などの大都市圏の移住就農希望者にリーチすべく、就農初期に必要な基礎知識の習得講座や、東京でこれやってます。それから、真庭市への訪問プログラム等を展開しております。また、国等の支援メニューへの上乗せや、国、県の支援の対象外となる50歳以上60歳未満のUIターン就農希望者に対する支援も独自でやってると。 林業分野においても、国による「緑の雇用」事業によって、就業希望者技術習得等の支援を行っているが、森林環境譲与税を原資に真庭市独自で林業木材産業に係るインターンシップや資格取得等の支援も行ってます。 就農、就業事業者の確保や定着には、議員御指摘のとおり、移住、住宅支援、住むところが必要で、特に農業をやる場合に、建て売り的な町家では仕事ができませんから、住家であり仕事場でもありますから、そういうことで、これ就農に限らずですけども、都市圏で交流定住センター等が実施する移住・定住支援相談会にも農業振興課の職員を派遣してまして、農林業への就労相談を実施してると。 そしてまた、住宅確保ですけども、交流定住センターから空き家の紹介等を行ってるほか、就農に関する研修の受入れ先において、農業委員や受入れ農家をはじめ、受入れ地域全体で空き家情報等を紹介してということであります。なかなか家は空いとんだけど貸してもらえない、あるいは譲ってもらえないというケースが多いです。これも空き家問題は何回も議会に出て、議会で御質問もいただいて、また答弁もしておりますが、やはり所有者の理解を得るためには、地域全体の働きかけが私は必要だろうと。円満な形でですけども、はっきり言って空き家というのは迷惑です、地域にとってみれば。そして、動物も住み着きます。そして、また朽ちかけると、これは地域の景観を含めた雰囲気を壊します。犯罪の一つの要因にもなります。 一方、所有者は所有者で、やっぱり思い出とか、いろんなことがあります。それから、中では仏壇とか、いろんなことがあります。そこをうまく調整していく、これはやはり地域の力でないとなかなか難しいんじゃないだろうかと。もちろん私どもも一緒になって、あるいは交流定住センターも頑張りますけども、そういうことで空き家、必要な空き家をいかに確保するかというのも重要なことで、頑張ってるつもりです。 また、空き家改修についても、改修、購入に必要な資金を支援するという、これも充実しております。田舎暮らしの本で、1年ほど前ですか、人口5万人以下のところで真庭は数番に入っているというのは、こういう環境整備ができてるという意味で、数番に入ってるというのは議会でも御紹介させてもらいました。 農林業者の、農林業を営む方の高齢化、減少が進むということで、本当に危機的な状況であります。そういうことですから、今後人と農地に係る将来構想である地域計画を中心に、産地形成と担い手確保、育成を戦略的に実施していかなければなりません。そういうことを考えて、9月補正予算をお願いしております。調査分析事業を活用して、JA、県、農業公社等、関係機関と連携して、担い手の確保、育成を含めた農業の課題解決に向けた施策を検討してまいります。 なお、いろんな経過があって、決して批判的に言うわけじゃないんですが、真庭の農業の新規就農に関しての弱い点があります。それは新規就農した人に、できればそれぞれの生産部会がついて応援するということです。なかなか過去の経過も含めて、真庭の場合、それが弱いです。これは農協関係にぜひお願いしたいんですけども、隣の芝は青いという面もありますけども、やはりかつてのJAで言えば、新見、高梁のところは生産部会がしっかりしてて、やはり農業というのは本に書いてあるだけとかでは分かりませんし、本当に優れた生産者が、ある意味では手取り足取り教えることで有能な生産農家になるわけですから、そういう生産部会のバックアップというのが本当に大事だろうと思ってます。これについて、私どもじゃできませんけども、生産部会の方々、それぞれの方々のまた御理解もいただくように、県の普及員と共々頑張っていきたいと思ってます。 もう一つ言えば、よく頑張っていただいてますけど、こういう農業支援というのは県の行政の一つの大きなそのものであるというか、県の県政の位置づけとしてされているということも認識いただきたいと思います。 それから、3点目のデートDVの関係ですが、交際相手からの暴力行為、デートDVというのは交際相手からの暴力行為のことを指して、いろんなとこで起こり得る問題と、私には理解できませんけども、起こり得る問題だという認識です。相手の意思や感情を無視して力や態度で従わせようとしたり、一方的に行動を制限し、自分の価値観を押しつけたり、本来対等であるはずの関係を壊して、人としての成長を妨げる行為であります。このようなことは、DV防止法、そのまま適用されないということとか、議員の御指摘のように、付き合ってる当人同士がデートDVに陥っていることに気づけないと、気づかないというケースもあって、問題が表面化しにくい。そして、プライベートな問題でもありますから、なかなか第三者が入りにくいという、そういう課題があります。 こういった問題に対して周知啓発が重要で、啓発冊子の配布、女性に対する暴力をなくす運動、いわゆるパープルリボン運動に合わせて、真庭市本庁舎とか各振興局、市内の学校や医療機関へのポスター掲示やリーフレットを設置するなど、関係機関とも連携を取りながら啓発活動を行っております。また、国のほうでまとめたものもあります。本年8月から9月が、こども・若者の性被害防止のための緊急期間ということに位置づけられておりますので、真庭市ホームページでもその周知を実施しております。真庭市の目指す市民一人一人の基本的人権が尊重され、その個性や多様性を相互に認め合いながら、生涯にわたって安心して自分らしく暮らすことのできる共生社会、この実現のためにもデートDVの防止は重要でありまして、若い世代だけでなく、幅広い年代層への啓発をしていくとともに、若い人にはSNS等を活用した相談窓口とか、より相談しやすい環境づくりも行ってまいります。 これに限らず、私も完璧な人間ではないですけども、要は基本的人権、個人としての基本的人権の尊重ということをしっかりと幼少時代から備えていく、そういう環境で育っていくということが私は大切だろうと思ってます。日本の場合、憲法には個人、人は個人として尊重されると、はっきり個人というふうに書いてます。個人とは何なのか、人とは違います。個人主義というと自分勝手なみたいな印象ですけど、全く違います。民主社会における人格を持った一人ということで位置づけられる、その個人という理解そのものが非常に弱いです。そういうことも含めた根源のところで、私はきちっとした学習理解をして、人間として成長していかないと、これに限らずいろんな問題が起こってくるというふうに思っております。 ○議長(小田康文君) 教育長から答弁を求めます。 三ツ教育長。 ◎教育長(三ツ宗宏君) それでは、黒川議員からいただいた質問にお答えします。 デートDVの防止についてということであります。 性犯罪、性暴力、こういったものは人の尊厳を著しく傷つけるものであって、断じて許されるものではないというふうに認識しています。その上で、学校では安心して自分らしさを発揮できることとか、対話して考えることとか、そういうことを通じてお互いを尊重すること、そして一人一人がかけがえのない存在であるっていうことを体感するっていうことをまず大事にしています。わざわざ申し上げるまでもないかもしれませんけども、よく言われることに、自分が尊重された経験を積み重ねてないものは人を尊重するっていうことが困難になりがちである。だから、ここの部分は大事にしたいなと思っております。そこを土台にして、デートDVを含めて、子どもたちが性暴力の加害者、被害者、傍観者、これにならないように、発達段階に応じた学習を行っているところであります。 デートDVに関しては、主に小学校の高学年あたりからが中心になりますけども、自分と相手の心と体を大切にすること、よりよい人間関係をつくること、それから性暴力に関する正しい知識等について指導を行っているところです。また、先ほどの市長答弁にもありましたが、表面化しにくいっていう場合があります。ですから、ちょっとでも気になる事案があったら、気軽に相談できる体制づくりっていうのも大事だと考えております。アンケートや教育相談はこの間もずっと定期的に行ってきておりますが、ICT機器等も通じた相談しやすい体制づくりを進めているところです。 また、こうした問題は学校だけで解決できる問題でもありません。学校でやるべきことっていうのは多岐に及んで、いろんなことが増えると、ややもすれば教育内容も膨らみがちでもあります。ただ、大変重要なことだという認識がありますから、これは教育課程の中で着実な実施を進める、それとともに参観日等を利用して保護者と情報を共有する、あるいは啓発を通じて地域全体で子どもたちの人権を守る機運を醸成するなど、デートDVを含めた性暴力の加害者、被害者、傍観者とならない取組を進めてまいります。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 何点か再質問させていただきます。 まず、鏡野風力発電について、市長が出された意見書について御答弁いただきましたので、このことについて私も質問させていただきます。 大きく4点、意見があるということでしたが、もう一点、私は景観についての意見が抜けていたのではないかなと思います。この風車、全長で180メートル、ローターだけで、この羽根の部分だけで136メートルが予想されています。180メートルの高さっていうのは、ウィキペディアで県内のどれぐらいのものがあるかなと思いましたら、岡山県内で180メートルのものは今のところないです。それぐらい大きなもので、大体マンションの40から42階で、山の高さと等高線なんかで調べると、明らかに真庭市側からでも、蒜山ほうからとあと落合のほうからでも見えるのではないかなと思いますが、その辺りの景観についてはいかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 景観をどう見るかですよね。風車の高さは、その土地によっても、また規模によっても違うというのはありますけども、ある意味のその機能を果たそうと思うと一定の高さとかは必要なわけで、二十数基がそれが林立するというのがどうなのかというのはありますが、風力発電である以上、どこでもその景色というのは見られるわけですよね。それで、どこまで真庭市の側からのそのイメージを損なうかどうか、それは私どもとして、損なうという疑念があるというところから出発するのはいかがなものかと私は考えております。風車である以上、当然地下に造るわけにいかないわけで、当たり前の話なんですからね。そこのところは、人工工物があること自体不愉快に感じる人だっているかもしれませんけども、そうすると風力発電そのものが成り立たないわけですよね。それから、テレビとかで結構風車のそういうのをいい景色として紹介してる例もあるわけですよね。このあたりは本当に難しい問題だと私は思ってます。だから、あえて私どもとして、それについての疑問を呈しておりません。 もっと言えば、例えば南禅寺のとこに水路閣という琵琶湖疎水を作るための赤れんがが通ってます。多分あの当時としては異様な風景でしょう。それが100年後には溶け込んでくるとかということもありますから、公共団体として高い風車がということで疑問を呈するというのはどうなのか、御指摘は考えますけども、それは言いにくい問題だというふうに私は思っております。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 鏡野町で説明会が何回か開催されておりまして、8月26日の事業者説明会ではフォトモンタージュといって、こんな形で鏡野町の幾つかのスポットから見えるんだよということの説明会をわざわざされておりました。それほど巨大で大きなものなので、どんな見え方がするのか、それが景観としてよく見える方もいらっしゃるのかもしれませんが、特に蒜山なんかは太陽光パネルのこともありましたが、そういった人工物、大きな人工物が自然の中に入ってくるということについて、せめて私はフォトモンタージュなんかは求めるべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 参考までに、もし入手できるということがあれば入手して、私どもも見てみます。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 説明資料で私も持っておりますので、真庭市も求めればやってもらえるのではないかなと思っております。 鏡野町のほうでは、9月9日、先週の土曜日も富地区で事業者説明会が開催されております。風力発電、私は何が気になるかというと、太陽光との一番の違いは、風車がとても大きいので、道路を大きく使って工事をしないといけない。風車の場所そのものだけじゃなくて、大きな道路を造るときにも、私はいろいろな影響が出てくるんだろうなと思っております。特に今回ローターの直径が136メートルもありますので、随分大きな道路が必要なんだろうと思います。 このことで、市長も住民参加が広く図られるよう説明会の開催及び周知について対策を検討することということで意見書で述べられておりますが、真庭市では1回だけしか開催されてないんですね。この工事のルート、もともと4ルートあったんですけど、今2つのルートに絞られています。その2つのルートの一つが蒜山のルートではないかということで、先日の9月9日の事業者説明会で事業者が述べております。このことからも私は、蒜山で説明会が必要なのではないか、それを求めるべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) 事業者説明会ということですけども、環境影響評価法に基づくことにつきましては、きちっと意見書、意見を述べるとき、あと住民説明会をするときは決まっておりますので、それ以上のことにつきましては事業者のほうに私どもはしておりませんし、隣の鏡野町、事業実施区域には鏡野町でもそういったことはしてないというふうに聞いております。今説明会が行われてるのは、住民が直接事業者にしとるということで、法的な説明会ではなっておりませんので、真庭市としましても、そういった鏡野町の動きを注視しながら検討してまいります。
    ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) それでも鏡野町のことなので、鏡野の住民たちはよく知られてると思うんですけど、私このことを本当に蒜山の方にしてもこの影響があるだろうという、目木川流域の方に、知らない方が本当に多くいらっしゃいます。その中で住民から住民説明会を要望すればいいんじゃないかっていうのは、あまりにもちょっと難しいところがあるんじゃないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) 真庭市としましては、影響があるということで関係自治体に入っておりますけども、きちっとその法律に基づいた縦覧期間を取っております。そういったものは広報紙とかでも行っておりますので、もし関心のある方は十分縦覧に来られると思いますので、そういったことで十分かと思ってます。 ○議長(小田康文君) 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 部長が答弁したとおりですけども、私どもは多くの住民の方に認識していただいて、意見があればそれは事業者との関係でやっていただけばいいわけですから、蒜山振興局に何らかのものを掲示するとか、そういうこととかはして、住民の方が知る機会をつくりたいと思います。 部長が答弁を申しましたように、もう一遍念押ししておきますけども、住民説明会は住民の方が要望してしてるということで、鏡野町が要望したという形にはなっておりません。私どもも住民の方がされるんであれば、それはどうぞと。その前の前提として、もう少し情報が行き渡ってないということであれば、それの努力はしたいと思ってます。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) ありがとうございます。 振興局にポスターなんか、告知のことなんかってのがありましたので、ぜひこういったことが起こるんで、再来年には工事が始まるということも、可能性があるということも含めて周知のほうをしていっていただければなと思います。 もう一点、意見書について、市長が2番目におっしゃられました現地調査を実施した上で適切な環境保全措置を検討するとのことであるが、検討結果の速やかな開示に努めることとあります。速やかな開示というのは、いつ頃を想定されてますでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) 一般的に環境影響評価っていうのは、四季の移ろいでいろいろ動植物の影響を見てまいりますので、昨年4月ぐらいから始まっておりまして、今は最終段階に入っているというふうに思っております。そういったことが、もし影響があるようなことがあるなしに関わらず、結果につきましては要求していきたいと思ってます。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) それ、いつ頃のを想定されてますか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) 市長の答弁にありましたように、来年6年に準備書が出るということで、それまでに環境の影響があるかないか、また影響があることにつきましては、また工事の進入路とかも変わってきますので、そういったことがありますので、来年になってから出てくるというふうに考えております。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 自然への影響がとても心配されてるんですけれども、猛禽類といいまして、生態系の一番ピラミッドの頂点に、私もこれ今回初めて学びましたけど、生態系の一番ピラミッドにいるような猛禽類が影響を受けるんではないかと言われております。こういった自然の影響を、どこまで自然が影響していくのか、真庭市の自然が影響を受けるのかということに関しては、私は本当に真庭市蒜山で自然を頑張っていこうと、こうやっている中で、より積極的に注視すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) 今まで環境影響評価を行っている途中ですので、改めてここでまたやってますよとかということではなくて、そういった結果が出て、示されましたら、そのことは考えてまいります。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 先ほど市長の答弁の中にも、専門家の意見を聞きながらということがありました。 では、岡山県の県知事の意見書の中には、鏡野町外の環境団体等の意見に対しても真摯に対応し、説明責任を果たすことということで県知事が意見を出しております。私は、真庭市は本当に心、ここは力を発揮する場所かと思っております。昨日の同僚議員の質問にもありましたが、例えば重井薬用植物園の片岡園長、自然再生協議会、また昔、真庭市は真庭市生物多様性の活動計画をつくっております。このときの委員長が今岡山県の自然観察指導員をされてる西本孝さんですが、例えばこういった方々から積極的に意見を求めていくべきではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) 市長も答弁しましたし、先ほど黒川議員からの質問にもありましたように、そういったことで専門家の意見も聞くように体制を取ってまいります。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) ぜひとも専門家の意見を聞いていただきたいと思います。 あともう一点、情報公開についてなんですけれども、そういった意見なんかを反映していく過程で、これまでどうだったかっていうのはやはり私はインターネット等で公開するべきだと思いますし、これは県知事も意見書で方法書の縦覧期間終了後のインターネット公開についてということで意見を述べられております。真庭市からも積極的に情報公開を求めるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) 方法書なり準備書につきましては、広報紙とか真庭ホームページで出しております。また、今後意見につきましても、可能であればそういったことを考えてまいります。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 真庭市側の意見ということだけでもなくて、これ業者側に求めていくべきことではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) 市からの要望は伝えますが、あくまでも事業主体は事業者ですので、そのあたりは事業者の判断になろうかと思います。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 非常に自然への心配だったり、生活への心配が、工事の影響なんかで心配しております。専門家の意見を聞きながら、必要な情報公開を求めながら、引き続き注視していただきたいと思います。 時間がありませんので、すいません、次の2番目の農林業の担い手確保についてお伺いいたします。 新規就農者の課題について、市長が生産部会との連携について述べられました。なかなかこの部分は市として何かすぐにできることではないということでしたので、やはり私は違う観点から、いかに確保していくのかがやっぱり重要なんだろうと思っております。幾つか支援を述べられましたが、そういった経済的な支援、補助金なんかの支援は真庭市だけでもなく、ほかの地域もされておりまして、結構どこも私は似たような状態ではないかなと、調べた限り思っております。 その中で真庭市が比較的私が弱いなと思うのが、移住と定住の支援です。特にこれは市長にも御意見をお伺いしたいですが、新規就農者と言われる方々で、基本的にはやはり地縁、血縁がある方がすごく多いです。ないとなかなか農地を見つけるのが難しい、地域等に入って農業をやっていくのが難しいという状態があるかと思います。この地縁、血縁でないと難しいっていう状況があるので、私はより積極的に移住・定住支援が必要ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 木村総合政策部長。 ◎総合政策部長(木村辰生君) 地縁、血縁でない部分への移住・定住支援ということですね。 昨日の質問の中でも少しお答えをさせていただきました。そういう部分では、地域おこし協力隊であったりとかというところの退任した方っていうのが、交流定住センターのほうでそういった移住相談、定住に向けた支援についての業務を行っていただいております。十分でないという部分が、なかなかどういう部分を指されてというのが分からないんですけれども、かなり移住・定住については、空き家の活用についてもそうですけれども、支援のほうを充実をさせていっておりますし、そういった外の方の目で真庭への移住・定住についての課題っていうのも、そういった希望者に対して事前にお知らせをしていただいてる、そういった形で、真庭の言えば我々の目から見た支援というよりは、外から来た方が感じた移住・定住に関する課題であったり、問題であったり、そういったことも含めて相談の中で対応させていただいてるということで、そういう部分では充実してるのかなというふうに考えております。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) あまり充実していないので、私なんかが今この場から質問させていただいております。非常に、困った、困っているという話をよく聞いております。 岡山県が取ったアンケートでは、一番の新規就農のときの課題は農地だったんですけれども、実際に何人か、今回いろいろな方にお伺いしましたけど、農地は比較的見つかりやすかったけど、やっぱりなかなか住まいが難しいということでした。実際に引っ越してくるに当たっても、なかなか難しかったということです。ほかの市なんかでは、特に農業従事者には、より積極的に、より優先的に移住・定住支援をしているところもありますが、私は本当に農林業の人材確保というのは、今真庭市、急務だと思います。 市長が同僚議員の答弁の中で、中期、長期的な視点を持ってやっていくと言われてましたが、本当に今確保しないと、どんどんどんどん高齢化が進んでいって、米作りに関してもオペレーターさんも少なくなってきております。自分が米が作れないからオペレーターさんにお願いしても、オペレーターさんも高齢化している中で、いかに人材を確保していくのか、抜本的な支援が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 石井産業観光部長。 ◎産業観光部長(石井裕隆君) 議員御指摘のとおり、農林業者に関しては、また農業と林業が一緒かというとそうではないと私は思いますけれども、とりわけ農業について、新規就農の関係、支援をやっていかなきゃいけないという問題意識はまさに共有しているかなというふうに思いまして、住居の問題っていうふうにおっしゃられていて、確かに私も新規就農をされた方にお話を聞いたときにそういった問題を聞きますけれども、例えばお隣の自治体のことを想定されてるのかなと今聞きながら想定してたんですけれども、そこはまさにそういったとこをすぐ一生懸命やられてる。 ただ、農業の場合って恐らく、ここは先輩たちがたくさんいらっしゃるので何となくイメージが湧くと思うんですが、やっぱりやる地域ってどうやって住居を探すかっていう話があるので、要は農業をする場所とあまりに遠いところに住居があっても、なかなかそれは意味がない。だから、やっぱりどうやって地域に入っていくかというのがポイントで、お隣の自治体であったりとか、あるいはその隣の自治体であったりとかは、まさにそこの受入れ態勢がすごいしっかりしてるんですね。JAの生産部会も、さっき市長が言いましたけど、JAの生産部会はしっかりしていて、研修をきちんと受け入れて、その受入れ先の研修施設の人たちが中心となって、農地であったり、住居を探すと。そこで空いている空き家があれば、市の空き家バンクとか、あるいは施策と連携してやるということができていると。 一方で、じゃあ真庭市でそれができるかといったときに、やっぱり地域の受入れ態勢とか弱いので、じゃあ外側の住居の個別の支援をたくさん充実させたから人がたくさん来るかっていうと、やっぱりトータルだなっていうふうに思うところがございまして、なので当然よその自治体、勉強するとこは勉強してます。多分想定されている自治体のことも僕らも勉強してるんですけれども、まずやらなきゃいけないのは、そのJAの方々であったりとか、あるいは付近の方と一緒に受入れする研修体制をどうやって充実させて増やしていくか、そこがないとなかなか地域として受け入れられずに、住居のところまでたどり着かないというところもあるんじゃないかなと思ってまして、問題意識は共有していて、9月補正を組んだ一つの大きなポイントも、今お願いしていることの大きなポイントの一つも、やはりこの新規就農をどうやって地域として受け入れていくか、その中で当然住居の問題が出てくれば、その点も検討していかなきゃいけないと思ってますけれども、まずはその産地っていうとこを中心に考えていきたいなと、我々としては思っています。 以上です。 ○議長(小田康文君) 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 先ほどのを少し補充しておきます。 誤解がないように、決して今十分とは思っておりません。そして、農業が危機的だというのはみんな知ってます。そういう中で、林業もそうですけど、本当に重点を置かなきゃなりませんけども、県のほうの調べで平成25年から令和4年度まで10年間、10年間で県のほうの数字ですと、岡山市が294名、新規就農ね。その次が倉敷市が125名で、真庭市が104名で、その次がもう一桁になって、86名、それから73名、65名とかです。 私は、あえてよその市のことは論評すべきじゃないと思いますからあれですけど、母数、人口、人口だけじゃなしに面積でも見るべきだというあれがあるかもしれませんけども、というこの数字は、私は行政だけじゃありません、皆さん頑張っていただいてる数字で、そう意味では不十分なところはあって、議員御指摘のように、やるべきことはやっていきますけども、どこを重点においてやっていくかということもきちっと分析しながらやっていきますけども、何か真庭市が非常に弱いような、全体として、感じを持たれたかもしれませんので、数字でもって、あえてそうではないということを申し上げておきます。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 広い真庭市で、JAに関してもあえて北部と南部とでは違うんだろうなと思いますが、移住支援というのは、私必ずしもIターン、地縁がない人が来られるIターンだけでなくて、私は何だったら家の田んぼを手伝うんだとか、畑を手伝うんだという方に対しても、例えばリフォームだったり、何らかの形で自分の親と一緒に住むのはあれだけど、でも農業するのにちょっと帰ろうかなみたいな人がいらっしゃれば、私はもう積極的に支援して、何とか確保していく必要があるんじゃないかなと思います。 また、先ほど言われた50代、60代、ちょっと働き盛りは終えたかもしれないけれども、農業暮らしをちょっと田舎でやるんだっていう方についても、私はもうどんどん積極的にお手伝いというか、それで子育てとかをしていくというわけでないにしても、積極的に移住・定住支援をしていくべきかと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 石井産業観光部長。 ◎産業観光部長(石井裕隆君) 新規就農の関係という意味でお答えすると、まさに同じ問題意識で真庭市としては事業をつくってまして、例えば今おっしゃった50歳から60歳っていうのは、国の年間150万円って支援がないんですね。40代以下しかないんですけど、そこに対しても県の事業だと50から55歳で産地としての受入れ体制があるものについては支援しますっていうのがあるんですけど、市はそれとは別にUターンとか、あるいはIターンも含めて、来る方について、50歳から59歳であっても100万円補助しますっていう形もやってます。それは別にこれを住宅改修に使ってくださいとか、農機具に使ってくださいという話ではなくて、きちんと就農支援としてこういったところを支援してますんで、これをどうするかってありますけど、そこの部分は同じ問題意識で我々としても取り組んでるものと認識しております。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 私は別に60代以降も全然働かれてばりばりされてますので、ぜひ60代以降も対象にしていっていただければなと思っております。 農家さんとお話しすると、農業に大切なのは売り先の確保と技術だということをお話しされてました。すぐ来て何か農業でできるわけでは、私はないんだろうと思います。やはり時間が必要なんだろうと思いますので、できるだけ早くそういった抜本的なというか、もう取りあえず確保するんだということで今回調査事業も追加予算で入ってるということなので、ぜひ進めていっていただければなと思います。 次の質問に移ります。 最後、デートDVについてお伺いいたします。 あってはいけないことだということで問題意識は同じなんだろうと思います。先ほど市長がパンフレットなんかも配布しているということでお話がありましたが、真庭市の中ではデートDVに関するパンフレットはないんではないかなと思いますが、そのあたりの確認をいま一度お願いいたします。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) デートDVに特化したパンフレットは作っておりませんし、パープルリボンというのがございまして、国がパンフレットをたくさん作ってきておりますので、子どもとか若者の性被害防止のための緊急パッケージを内閣が出しとることもありまして、これは真庭市に特化した問題だと思っておりません。全国的な問題となっておりますので、そういったパンフレットは内閣から来たチラシを配るようにしております。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 私、今広島県の三次市が作られたものを持っておりますが、非常によいパンフレットです。気づきにくいということが、今私はデートDVは非常に問題だと思います。されているのに、しているのに気づかない、このことがデートDVの私はすごく大きな問題だと思いますので、ぜひデートDVに関するパンフレットを作っていただけないかなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 池田生活環境部長。 ◎生活環境部長(池田敏浩君) 先ほど市長も答弁しましたように、若者世代に多い、特にデートDVにつきましては若者世代で多いですので、パンフレットを取りに行くとか、広報紙とかMITに出るよりもSNSの活用を考えておりまして、真庭市のホームページでは国とか県が気軽に相談ができるようなページ、チャットとか、相談に来ること自体が難しいという方に関しましてはそういったチャットがありますので、そういったことを広報してまいりたいと思っております。 また、11月1日からダブルリボン運動といいまして、パープルリボンとかオレンジリボンの運動をやってまいります。昨年も議会にも御賛同いただきまして、12月議会にはダブルリボンをつけるというふうな運動もしてまいりました。そういったこともありますので、議員皆様もそういった相談がございましたら、内閣府とか国とか県の気軽に相談できるとこがあるというふうなことをお伝え願えばと思います。 ○議長(小田康文君) 3番黒川議員。 ◆3番(黒川愛君) 真庭市は人権擁護委員さんがずっと昔からデートDVに取り組んでおります。これは演劇ふうにして人権委員さんがいろんな役割を持って、学校に行って、こういった場合があるんだよということでお話しされています。やはり積極的にこういった場合があるんだ、ケースがある、だから気をつけないといけないんだ、予防しないといけないんだということをやっていっていただければなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 黒川議員、時間が来ました。 これで3番黒川愛議員の質問は終わります。 次に、議席番号23番森脇正和議員の登壇、発言を許可いたします。 23番森脇正和議員。 ◆23番(森脇正和君) 議席番号23番森脇正和でございます。 議長の発言許可をいただきましたので、通告書に従い、大項目1点についてお伺いします。 大項目、蒜山高原自然広場、風のパレットについてでございます。 9月中旬の全面オープンが待たれる蒜山高原自然広場「風のパレットHIRUZEN」が7月中旬、部分オープンされました。去年もこの公園について一般質問をさせていただきました。とても関心ある公園なので、8月に2度行かせていただき、気づいた点がありましたので、何点かお伺いします。 自然の景観を生かす公園であると思いますが、隣接する建屋が見えています。境界に植樹するか、グリーンのネットを張るなど、蒜山三座を眺める景観に配慮するお考えはないでしょうか。トランポリン遊具は6歳から12歳用で、ちびっこ広場には石を置いているだけ、パークセンター内に小児用の木製遊具がありますが、外にはありません。今後6歳未満の子どもが外で遊べる遊具などを設置するお考えはないでしょうか。隣接の蒜山スポーツ公園の芝生広場に遊具がありますが、ブランコ以外の遊具が使用禁止となっていました。今後どうされる予定でしょうか。全面オープン後、年間利用者は何人を想定されていますか。 以上、この場からの質問といたします。 ○議長(小田康文君) 市長から答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 森脇議員の御質問にお答えいたします。 蒜山の自然広場、風のパレットの関係ですが、まずそういうことで関心を持っていただいて、いろんな御意見をいただいてることをありがたく思っております。申し上げるまでもありませんけども、旧ゴルフ場跡地を活用して、市民あるいは広く蒜山を訪れる方々の憩いの場にすると。そして、蒜山の豊かな自然を満喫して楽しんで、その中で交流してもらいたいということで再整備をしたものです。もっと言えば、前から申し上げておりますように、蒜山の滞在時間を延ばしたい。御存じのとおり、GREENableのあのあたりにはたくさん人がいるけども、私も大体行ったら高原線をずっと通ってみるんですけども、塩釜のところあたりまではいる。本当はその後の景色のほうがよっぽどいいんだけども、もうそこから人が少ないという、そういう意味で楕円形の蒜山の道路がこうありますから、そこを周遊できるように、そしてまた茅部神社のあのあたり一帯、そしてスキー場という、そういうところを結びつけて滞在時間を延ばしていくと、それに宿泊施設が、さらに魅力的な宿泊施設があればいいと、なかなか困難ですけども。というので、今いろいろやってるわけですが、私も整備の現場に行って、工場の何とも言えない塀を見て、施設そのものまでをどうこうというのは、これはちょっと言いにくいなと思いながら、何とかあの塀を、あるいは建物も、少しでも隠すようなことができないのかと。景観を考えて、外壁の改修も行っていただきたいなと、これはあくまで要望ですけども、その接触、それはもうその当時に私が局長にも指摘しておりますから、その話はしてると思ってます。お互いに共存共栄を図るというか、隣同士でありますから、感情的なことにならないようにしながら、景観にも配慮した、それをどちらがするのか、どこまでこちらがして、どこまで公助の側にしてもらうのかということも含めて、対応してまいります。 それから、6歳未満の子どもが外で遊べる遊具の設置でありますけども、この広場の方針そのものは、どちらかというと施設を設置するというよりは、最低限の物は置いて、あとは広々としたところで創意工夫をして遊んでほしいと、ボール遊びも迷惑がかからん範囲ではしてもいいし、いろんな遊び方を親子あるいは集団でしていただければいいんじゃないかということです。しかしながら、6歳未満のお子さんが遊べるように、ボールや幼児用のバドミントンセットの貸出しなんかは行っております。今後様子を見ながら、そのあたり、小さいお子さんもたくさん来られるということを前提に、また来ていただきたいということで、どういうことができるのか、関係団体とも、そしてまた施設を管理する団体とも相談をしてまいります。 これ以外も含めて、この広場は、ほかの施設もそうですけども、根本は変えられませんけども、ある範囲内においては育てていくと、みんなで利用しながら育てていくと、想定できていないこともたくさんあると思います。安全性とか、もうできる限りのことはしてるつもりですけども、それでもやっぱりここはちょっと安全性も弱いかなとか、それからこうすればもっと魅力的になるかなとかというのは、私は施設に関してはいろいろあると思います。そのあたりはこれから育てていくということで、また御意見もいただきながら、こちらも真摯に対応してまいります。 それから、使用禁止の遊具ですけども、2年前から安全点検上、これは使用はすべきじゃないということで使用禁止にしておりますが、見苦しいものは早く撤去するということで、撤去するように指示をいたしました。なるべく早く撤去するように指示をいたしました。その跡地については、スポーツ施設があそこはありますから、スポーツ施設の人がちょっと休むとか、それからその試合で来てる人たちが交流するような、そういうような場とすればいいのかなというふうに今考えております。 それから、4点目の年間利用者ですけども、いろいろ想定、その前提がいろいろあるんで変わりますけど、変わる可能性はありますけども、年間1万5,000人程度なのかなということですが、それほど根拠のある数字じゃないと思ってます。今年は9月から全面オープンということですから、6,000人ぐらいの利用なのかなと。そうやって育てていけば、令和8年ぐらいに1万7,000ぐらいとかというようなことで考えております。今も一部オープンですけども、クロスカントリーコースとかでは実業団チームとか学生が利用してるということもありますし、それから今年の蒜山高原マラソン大会では3キロコースの会場として広場のクロスカントリーコースを設定するというようにしております。そういうことで知っていただいて、どんどん利用が増えていくということにしていきたいということで、今後の利用増を期待しておりますし、先ほどから申し上げておりますが、蒜山全体を楽しんでいただく、今楕円形とそれから茅部神社あたりからということを申し上げましたけども、当然津黒高原とか、中和のところの施設利用までつながっていくようなことも考えておりますし、さらに下って勝山にも影響が出るような、そういう工夫をいろいろとしていきたいと思ってます。美甘も含めですね。 ○議長(小田康文君) 23番森脇議員。 ◆23番(森脇正和君) それでは、ちょっと何点か再質問をさせていただきます。 2遍、8月にお邪魔したんですけれども、1遍は日曜日で静かでした。2遍目はちょっと、2遍目というか、1遍は平日にお伺いしたんです。そうしたら、隣からの工場の音なんかもやっぱりちょっと多少気になったとこがありますので、今市長が言われたように協議をしているということなんで、できればその植樹なり、ネットを張れば、防音にも多少役目を果たすのかなということで、その辺も早急にお願いしたいと思いますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 行安蒜山振興局長。 ◎蒜山振興局長(行安太志君) 森脇議員からの御指摘いただいた音と、それから景観につきましては、先ほど市長のほうが答弁させていただいたと思いますが、既存の植樹、樹木がありまして、その空いた部分に関しましてはこれから植樹会、市民等を交えて植樹会をしていただくなどして、愛される公園として整備をしていきたいと思っています。 それと、音に関しましては公園一帯を整備、50年代から整備したときから工場も隣のほうにあって、同じ時代を経てきております。今回の公園は、先ほども言いましたように、そういった中の旧ゴルフ場を整備しましたものでありまして、音があるというなのはできた頃からの状況です。また、それをなくすことができませんが、工場がそこにあることによりまして、昔、35万年前、蒜山一帯が蒜山原湖であったということとか、地層であります珪藻土について、公園に来た方々が学べるような状況にもなっております。そういったお互いの特徴を生かしながら、市民の方々に愛され、また後から来ていただけるような公園に育てていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小田康文君) 23番森脇議員。 ◆23番(森脇正和君) ぜひとも景観重視の自然公園、広場ということなんで、その辺はお願いしたいと。 今、局長が言われたんですけれども、露天掘りの景観というか、掘ってるとこが入り口入ってすぐ左のとこで見えますけれども、そこに進入禁止という、入ってはいけませんという小さな看板があるんですけれども、ロープ柵も侵入防止柵も何もないんですよね。ですんで、容易に進入できるんで、そこに対して柵なんかの対策は講じられる予定はありますか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 行安蒜山振興局長。 ◎蒜山振興局長(行安太志君) 風のパレットの入り口付近にある通路のことだと思いますが、確認いたしました。確かに注意喚起する看板がこれぐらいの看板だったので、大変反省しております。ロープ柵を作るなり、安全に利用してもらえるような環境をつくっていきたいというふうに考えております。 ○議長(小田康文君) 23番森脇議員。 ◆23番(森脇正和君) ぜひともお願いしたいと思います。 トランポリン遊具の、これも注意看板なんですけれども、手前からいえば奥側にあるんです。手前から来た人は多分看板を見ずに土足で上がったりとか、靴を脱いで遊んでくださいという注意看板なんですけれども、多分手前から来た人はもうその看板を見ずに、ぽんとそのまま土足で乗ったりすると思うんですけれども、手前にも設置すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 行安蒜山振興局長。 ◎蒜山振興局長(行安太志君) 御指摘いただいた遊具の手前にも概略版、年齢とか、靴を脱いで上がってくださいというような概略版の看板を、注意喚起するような看板を手前に設置するように、もう指示を出しております。 ○議長(小田康文君) 23番森脇議員。 ◆23番(森脇正和君) ぜひともお願いいたします。 トランポリン遊具は、はだしで遊んで、周りがあの危険防止で砂地ということです。遊んだ後、靴を履く前に、あそこに足洗い場があれば非常に便利かなと。へりに併設してドッグランがあるわけなんですけれども、ドッグランの人も犬を遊ばせた後、途中ふんの始末とかということがあると思います。その帰る際にそこで手を洗えれば、非常に衛生的でいいのかなと。ですんで、ドッグランとトランポリン遊具の間に足洗い場というか、水施設があれば非常にいいのかなと思いますけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 行安蒜山振興局長。 ◎蒜山振興局長(行安太志君) 御指摘ありがとうございます。 先ほど市長の答弁の中にあったと思いますが、今回の工事をもってこの公園が完成したとは私どもも思っておりません。多くの市民の方々に関わっていただきながら、ともに成長していくような施設という形に育てたいと思っていますので、今後ともそういったところを検討してまいりたいと思っております。 ○議長(小田康文君) 23番森脇議員。 ◆23番(森脇正和君) ドッグランのところ、ベンチが奥側にぽつんと1個あるだけなんですけれども、僕がお邪魔した2遍とも非常に天気がよくて暑かったわけですけれども、やはりそこにベンチのとこに日除け程度の屋根があれば、非常に……。 ○議長(小田康文君) 森脇議員、施設の詳細について、ああするべきだ、こうするべきだということではなくて、政策について論じていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◆23番(森脇正和君) 分かりました。ほんなら変えます。非常に、それではもう直接蒜山の局長などにお願いしますんで、個別に行きます。 先ほど答弁で市長のほうが、やはり三木ヶ原からが西の拠点、東の拠点がこの公園になって、楕円形の周遊ということで考えているということだったんですけれども、私も三木ヶ原、GREENableに行って、そこで、さてこれから風のパレットへの誘導はどこにあるのかなと見渡す限り、何もございませんでした。ですんで、その辺を三木ヶ原から風のパレットに誘導するに当たって、今後どのような周遊の準備というか、設備を整備されていくのか、その辺をお伺いします。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 行安蒜山振興局長。 ◎蒜山振興局長(行安太志君) 蒜山の観光客をどのように周遊させるかといった点ですが、私どもも協議の中で、やっぱし蒜山に来られるお客さんは、まずは道の駅、それから高原センター、風のパレットを目指して来るのが一番だというふうに考えております。そういった中で、蒜山全体の観光施設をどう見せていくか、どう位置情報を発信していくかっていったところが大切だというふうには感じております。例えば、総合案内板とかといったものをここにつけますというようなことはまだ決めておりませんが、そういったことの必要性はあるというふうに認識しております。 現時点で風のパレットをどういうふうに皆さんに周知していただくかにつきましては、県道蒜山高原線の東側の国道からの入り口に看板を設置しております。また、蒜山高原線、塩釜から風のパレットまでの間に数か所看板を設置する準備をしております。また、グーグルマップに情報を登録を既にしておりまして、利用者の方々が出発地からの、それから目的地までの経路等、入手しやすい環境にも努めております。そういったことで、全体を通して蒜山に来ていただくのに、いろんな情報を入手しやすい環境の構築に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(小田康文君) 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 局長が答弁したとおりですが、もう少し言えば、勝山に至るまでと、湯原の固有名詞が落ちて居りましたので勝山に至るまでの中に入ってるんですけど、美甘を言いましたんで、ちゃんと湯原も申し上げときますが、そういう誘導といいますか、ほかのところにまでうまく誘導できるような、そういう場所なり、あるいは表示の仕方なりができればと、問題意識としてですよ、というふうに思っております。 それともう一つ、再度しつこいようですけど申し上げときますが、ここにあんまり人工工物は造りたくない。だから、ちょいと今議員が言われ、あまり個別の話に入るべきじゃないと、本会議、思いますが、また何かちょっと施設を造るとかというようなことはあまりしたくないという、そういうコンセプトの下での公園整備をしていくという考えであります。 ○議長(小田康文君) 23番森脇議員。 ◆23番(森脇正和君) それでは、ちょっと最後に1点だけお伺いします。 先ほど通告書にあった隣の公園の遊具の撤去、撤去されるということでしたけれども、これはいつ頃までに終わらせたいとお考えですか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 行安蒜山振興局長。 ◎蒜山振興局長(行安太志君) 御指摘いただきました件に関しまして、市長の答弁にあったと思いますが、今月中には完全撤去したいというふうに考えております。 ○議長(小田康文君) 23番森脇議員。 ◆23番(森脇正和君) ぜひともそういうことでやっていただきたいと思います。 せっかく多額の公金をつぎ込んだ施設であります。市民にとっても、観光客にとっても、よりよい施設となるようお願いして、私の質問は終わります。 ○議長(小田康文君) これで23番森脇正和議員の質問は終わります。 ここでしばらく休憩いたします。 再開は午前11時5分からとします。            午前10時54分 休憩            午前11時05分 再開 ○議長(小田康文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、議席番号5番吉原啓介議員の登壇、発言を許可いたします。 5番吉原啓介議員。 ◆5番(吉原啓介君) 議席番号5番吉原啓介です。またしても最後の登壇になってしまいました。オーラスですので、無駄な連チャンにならないように、簡潔に行かせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 では、通告に従いまして、荒廃農地の対策について市長にお尋ねさせていただきます。 耕作放棄地といえば、一般的に山間地等の農地が想定されます。農林水産省が令和5年7月に公表した荒廃農地の現状と対策においても、荒廃農地化の原因として山あいや谷地田といった不利な自然条件及び鳥獣被害の割合が高いと分析していますが、市内においては近年、町なかの農地の耕作放棄、荒廃化も目につきます。休耕地でも定期的な草刈り等の実施によって農地としての機能を維持できていればいいのですが、例えば落合垂水や西原といったエリア、久世や勝山もそうですけども、耕作放棄を通り越して低木まで生えた荒廃農地が散見されます。空き家も問題ですが、こういった荒廃農地も放っておけばやぶのようになってしまい、住環境の悪化を招くとともに、市の景観にも大きな影響を及ぼすことになります。 また、耕作放棄と密接に関係する農業者の減少、高齢化により、農業者が維持管理してきた農用通路や水路の維持管理も困難な状況になっています。耕作放棄、荒廃農地化は、従来問題とされていた農業生産活動や集落維持の問題だけではなく、ほかの広い範囲に深刻な弊害を及ぼすことが危惧され、早急な対策が必要と考えますが、市はその影響をどう考えており、どのような対策を講じていくのかお尋ねいたします。 この場からの質問は以上です。 ○議長(小田康文君) 市長から答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 吉原議員の御質問にお答えいたします。 荒廃した農地、おっしゃるとおり、山あいとか山際とか、そのあたりも確かに問題なんですが、ちょっと誤解をされないように申し上げますと、山の隣接ならば、山と一体的になってまだ目立たないという一面があるんですけども、それはそれで問題ですけども、いわゆる耕作地がずっとある中にぽつんぽつんと荒廃農地があるというのは、これも景観上も、それから実際には雑草の中で病害虫が発生しまして、場合によったら、そこにごみの不法投棄も出る。それから、やはり野生の動物のすみかになるというようなことを含めて、いわゆる町なかの荒廃農地というのは、その周辺に悪影響を及ぼす深刻な問題だと思ってます。事情が分からないんで無責任なことは申し上げられませんけども、まだそんな農地なら隣の人に無償で貸せば作られるんじゃないかなと思うようなところも、それぞれ事情があるからでしょうけども、そんな農地があります。 そこの農地の横を通る水路の管理なんかは、多分ほかの人がしてるんだろうなと、大変だなということもあり、荒廃農地というのは山間僻地のところも含めてですけども、隣のあるいは関係する方々に非常に迷惑をかけているということも所有者は自覚をすべきだと思ってます。私自身もその一人になりかねないことなんですが、私は土地とかというものは人間が、その人がつくったもんじゃないから、管理できなくなったらちゃんと適正に管理できる人に譲るなり何なりすべきものだというふうに思ってます。とはいうものの、なかなかそこまで進みません。 荒廃農地の防止、発生の防止対策として、真庭市では農地法に基づいて年1回、農業委員会による農地パトロール、その結果を踏まえた農地の利用意向調査を行って、管理が困難という回答があった場合には農地中間管理機構に情報提供をしております。また、地域での取組としては、中山間直接支払制度や多面的機能支払交付金制度等の実施によって農地の保全を図っております。あぐりネットで、皆さん少しでも耕作放棄地をなくしてほしいということでやっております。それもその防止策の一つの取組です。 しかしながら、農業者の高齢化、あるいは担い手不足ということで、全ての農地を保全するというのは困難でありますから、そのような実態が出ているということであります。そういう意味では、基盤整備した農地などの生産性の高い守るべき農地と、維持管理が困難な農地、初歩的な利用ということの農地に仕分するというのも現実には必要なのかというふうに思いますが、何らかの管理をしていかないと、議員御指摘のような光景が広がってまいります。農地を適正に管理するための地域での話合いによって、目指すべき農地利用の在り方を検討していただき、農地の集積、集約化に向けて取り組めるよう、人と農地のマッチングを図る必要があります。これに実効性を持って行うには、今まで農地を中心に、農地の集積、集約化、産地形成と担い手の確保、育成を戦略的に組み合わせるということしかないと思っておりまして、現在県の普及指導センター、あるいはJAとの協力体制を強化しようとしてるところです。 今議会で補正予算を出しております真庭の農業戦略調査分析事業も活用して、県、市、JA等との関係機関、市内農業者、市外の民間事業者にも参加していただきまして、農業の課題解決のための調査、分析を行います。こういうことを通して少しでも、山間部もそうですけども、いわゆる町なかの荒廃農地の発生防止をしていく対策を講じてまいりたいと思っております。 ○議長(小田康文君) 5番吉原議員。 ◆5番(吉原啓介君) まず、市全体のデータを取ってるわけじゃないんですけども、例えば落合エリアで提出されている営農計画書に基づく数値で見ると、自己保全管理農地の面積っていうのは令和元年の時点から山間部ではむしろ減少してる一方で、土地改良事業区なんかですね。そういったところが土地改良事業なんかで実施された町なかの農地では、これ明らかに増加を続けてます。先ほど集積、集約っていう話にもあったんですが、町なかの農地って、これをやってないがために大体平均で6アールぐらいの変形農地、これががちゃっと集まってて、それが段差もあったりして、なかなか集約とか集積が難しい状態になってると思います。さらには整備されてないんで通路が狭い。そうなってくると、大型の農機が入れられない。小っちゃい非力なコンバインとか、下手すると乗用のトラクターが入らない場所までありますんで、こういったところは担い手の高齢化が進んでいけば、やるのはもう本当物理的に不可能ということになってくるかと思います。 結局そうなってくると、集落営農組織も何もない町なかだと、これをお互いに何とかしようっていうふうな、その体制自体もできないですし、集落戦略の立案なんかもする下地がないんで、結局個別にできなくなってしまったら放棄されてしまうと。これ実は土地改良区でも同じような問題がありまして、落合垂水の場所は明示しませんけども、ある場所では長いこと、これ放りっ放しになって、もう木まで生えてきちゃった。もう見かねて近隣の人がチェーンソーを持ち出して、みんなで寄ってたかって2反ばかりの田んぼを伐採して回ったというなところもあります。これもちろん、先ほど市長がおっしゃられたように、害獣ですとか、それから害虫、こういったものもはびこることになり、隣接地のほうにいろんな被害を及ぼしてくることになります。 農地法のほうで、先ほども触れられましたとおり、耕作放棄されてたりとか、再耕の見込みがないところについては、一応農地法に基づいて地方公共団体の長がそこを何とかせえという命令ができるような立てつけにはなってるんですが、何とかせえと言われても、不在地主だったり、もう本当に刈払い機も触れないような人がこれできるわけがないんですね。あくまでも土地個人の所有産ですから、その維持管理も当然所有者がその責任と負担において行うのが当然のことなんですが、下手すると、このままだと町なかが空き家とやぶだらけになってしまうと。落合、久世、勝山、ここが道路から見たら、もう荒廃したやぶと空き家だらけのとこになってきたら、市の景観っていいますか、イメージが大きくダウンしてしまうと、ここちょっと大きな問題だと思います。 もちろん短絡的に市が何とかせえって言うつもりはありませんけども、まず何かこういった営農組織ですとか協定集落以外のところの個別の農家さんですとか、その悩みを、問題を抱えた人たちの相談を受けたりですとか、それから自助、共助を促進誘導するための施策、こういったものについて今後何か考えられないものでしょうか、そのあたりの御意見をお伺いできればと思います。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 石井産業観光部長。 ◎産業観光部長(石井裕隆君) 御指摘の町なか農地の関係は非常難しくて、おっしゃったように、山間部の農地については、私も全体を見てないですけども、一部だけ見てみると、ほぼもういわゆる耕作してない農地になっているので、さっきおっしゃってたような耕作地が若干減ってるという状況になってますけど、町なかについては、いわゆる農業振興地域に入ってなかったりとか、あるいは真庭市内は市街化区域もあまりないんで、いわゆる都市農地みたいな形の保全の仕方という制度の枠にものってこないというところで、なかなか難しいところがあるかなと思っています。 一般論で申し上げれば、機械が入らないとか、あるいは米の管理が難しいってなったんであれば、簡単な作物に変えていくとかっていうのも一つのやり方としては示されたりはしています。ただ、現実問題として、そこを管理できない人たちがいるとこについて、じゃあどういうことができるかっていうとこについては、産業政策的に言えば基盤整備済みのところをやっぱり集中してやっていくべきだし、地域政策的に言うと、やっぱり中山間の協定をどう維持するかっていうとこにやっぱなって、間に落ちてしまうんですね。なので、個別の相談には当然のっていく必要はあると思っていますし、その問題提起自体は受け止めさせていただきますけれども、それに対してどう対応するかというとこについては、例えば水田であれば、さっき申し上げたような粗放的な利用がどれくらいできるかっていうところを相談に乗り、提案していくとか、そういったところで対応していくほかないかなというふうに思っているところでございます。 ○議長(小田康文君) 5番吉原議員。 ◆5番(吉原啓介君) 国とか県の制度でも、一応荒廃農地の解消に使える制度っていうのをいろいろと考えてつくってはくれています。ホームページなんかでも、これってずらっと一覧表が出てくるような状態なんですけども、これ基本的にそこで農業活動を継続するってことを前提としたものばかりなんですね。あまりに今申し上げたような現状が見えてないんじゃないのかなと。農林水産省を別に非難するわけじゃないんですけども、そこの分については正直印象は拭えないところがあります。 例えば、中間管理機構なんかで受けてるものについても、多分これもちょっと細かい数字はこの場では聞きません。町なかの小規模の農地って、極めてマッチングに苦労してんじゃないかと思います。私自身も何件か、これやってくんないと言われて、即決で断った案件も何件もあります。でも、そういうふうなミスマッチが生じている状況の中で、これを継続していくっていうところ、ここらはもう無理なんだということを前提に考えていかなきゃいけないんじゃないかと思います。例えば、畑なんかにしても、多分個人が片手間でやるのには2畝、3畝ぐらいまでが限界で、これが4畝、5畝超えると多分草刈りだけで手が回らなくなります。そのような状況も踏まえて、ちょっと検討していただければと思うんですが、もう一つ先ほどの答弁の中でいただいた大きな問題として、農業用の施設の負担、維持の件ですね。これについても今後ちょっと本当に大きな問題になってくるんじゃないかと思ってます。 例えば、町なかを通ってる水路、生活排水なんかを排水してる水路がありますけども、あれほとんどが農業用水です。そこに関しては、基本的には水利組合ですとか、農業者の費用と負担において維持管理をしていくということで、市は手を出さないというスタンスになっているかと思います。ただ、実際に田んぼが減っていくと、調整池の役割を果たしてた田んぼがなくなれば、そこへ流れ込む水がなくなるわけですから、大雨が降ったら一気に氾濫します。これはもう私がふだん使っとる田んぼなんかでそれはもう痛感してて、さんざん痛い目に遭ってるんですけども、これ今後増えていくと、誰も維持管理ができない排水路、これ生活雑排水が流れ込む水路なんで、公共インフラです。社会インフラです。これを農業者だけの負担に置いておいていいのかというところが問題になってくるかと思います。 もう一つには、農業用の通路ですね。これに関しても、耕作放棄したりとか、農業ができなくなってくると、そこの通路の維持管理もできなくなってきます。道、崩れてきます。じゃあ原材料支援事業でそれをやれっていうふうに言っても、手間賃はその農業者の負担になってきますんで、工賃とかそういうものは、そこまで費用をかけてやるのかっていうのも今後大きな問題になってくるとは思うんです。でも、一番大きな問題はやっぱり水路の問題だと思います。社会インフラとして、ここは市が何らかの形で関与していかなきゃいけなくなるんじゃないかと思いますけども、その点についてお考えはどうでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 太田市長。
    ◎市長(太田昇君) 土着民というか、そういうことで関係してきた人間のほうが詳しいんで、市長という立場よりもそういう人間として答弁させてもらいますけども、戦後に土地改良法ができてから、昔はそういういわゆる人口用水路井手あるいは農業水路と称してますけども、それは自治体の管理だったんですけども、土地改良法によって土地改良区をつくる、あるいは水利組合という団体で管理するということになってきて、そこが一定機能してたわけですけども、現実には耕地面積も減って、収入も減って、そしてその土地改良区を担ってる方々も高齢化が進むとか、本当に今御苦労されてるわけでして、現実にどうしていくのかというのは本当に深刻な問題だと思ってます。 地域の土地買いで、また事務局のほうも大きな土地改良区は専任の事務局職員がおってということですけども、真庭のようなところはそれはいないんで、市役所の職員が頼まれてやってるとか、OBになってもやらざるを得ないとかというようなことで、今何とか善意でもってやってるという、これ日本全国かなりこういう状況が生じております。 一方、県レベルの土地改良区は、私も理事ですけども、言わばそういう実態抜きのようなことをやってると。ですから、私は県レベル、あるいは全国レベルの土地改良区に関しては、正直言うて相当批判的です。現場が全く分かってない。言わば特定の人が悪いというわけじゃないですけども、現場と離れた、まあ言うたら農業改良予算獲得のためというようなことできたわけで、しかしそれを根本から変えないと、本当に地域の足腰が全く立たなくなるという。非常に難しい問題ですが、これについても私はこれ以上仕事を増やしたくないですけども、提起していかなきゃならないかなという思いです。そういう目から農業用水路井手というのは見ていただきたい。水路の管理が不十分で、そこから市道に水が漏れて、市道が駄目になるとかという意味では、市道の管理者も被害者なんですね。ところが現実には土地改良区にそこを直せと言うわけにはいかないから、その部分は市が直すとかということも生じるような、そういうこともあります。 以上、深刻な問題であるということの共通認識をしておきたいと思います。 ○議長(小田康文君) 5番吉原議員。 ◆5番(吉原啓介君) 今回私が質問させていただいてる内容は、正直かなり本当根幹に関わる問題だと思いますので、この場でどうのこうのっていうふうな結論ですとか回答を求める気はございません。さっき市長がおっしゃられたように、今後恐らく顕在化してくるであろうと思われる課題を共通認識として共有させていただいて、一緒にそのあたりの解決策に向けた方策を考えていきましょうっていうのが、質問させていただいた趣旨なんです。 先ほど市長、土地改良区の水利の件という形でおっしゃいましたけども、確かに土地改良区の場合は、生活雑排水が流れ込むような形よりは、相変わらず農業用水路に特化したようなところが多いと思うんです。一番問題なのは、落合の町なかを流れているような、久世の町なかを流れているような、実際には都市下水みたいな形になってる水路、そっちのほうなんです。これに関しては、今後本当市が関与していくことも体制としては考えていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思っております。これも含めて、例えば土地改良区なんかで規模がまとまって、整形かつ水利の条件のよいところであれば、まだ集落計画の中で集約化等を前提としながら、その事業としての農業継続、この可能性もゼロではないかもしれませんが、不整形、小規模、それから作業のための進入路も狭いような農地の場合には、労賃を無視して持ち出しになってしまうのが現実です。 例えば田んぼにしても、作る手間、コストを考えたら、米を買ったほうがいいよねというのが大変皮肉な状況になってきてます。じゃあ米作りをバックアップしていこうとか、維持していこうっていっても、年間10万トンペースで米の消費量が減っていくような中で、さあ今後の水田の在り方とか、こういった農業の在り方っていうものも考えていかなきゃいけないのかなというふうに思ってます。 さらに、農地なんかをうかつに預かっちゃうと、うかつにって言っちゃいけないです。預かっちゃうと、その周辺、土手とかあぜ、ここまで全部草刈りをやらなきゃいけないんですね。牛や馬を飼ってるときは草刈りが圏域だったんですけども、今は負担以外の何物でもありません。正直言って、真夏の炎天下の中でCO2を吸収して酸素を出してくれる雑草、これを化石燃料を使って熱中症、命の危険を賭して刈るっていうことが果たしてこれがいいのかどうか、脱炭素社会を目指す真庭市の姿勢として、これを炭素、脱炭素を目指すんだったら、もっと酸素を出してくれる草を大事にしてもいいんじゃないかということを以前SNSで発信したら、ちょっと炎上しかけたことがあるんですけども、はい、それはちょっと要らん話でした。 そういったへ理屈は別にしても、冒頭、最初の答弁でおっしゃられたとおり、廃棄物の不法投棄、これも大きな問題だと思います。今さらながら提起申し上げると、荒廃農地っていうのは重機を持ってこなきゃ農地に復活できないような農地ですんで、こうなってくると景観だけじゃなくて衛生の問題、それから害虫の件もありますよね。今回、シタベニハゴロモなんていう、ちょっと始末の悪い害虫が木山で見つかったっていうな情報も聞いたんですけども、こういったものも今後気候変動に従って増えてくるんじゃないのかなというふうに思っております。 農地として維持ができないんだったら、じゃあ宅地にすればいいんじゃないかっていうふうな考え方もあるかもしれません。ただ、水田を造成して宅地にしようと思えば、当然かさ上げしたりとか、インフラ整備なんかをやったりする必要もありますし、もうその工事だけで多分土地の相場価格は上回ります。開発業者なんかもそこで手を出すことができないんじゃないかなというふうに思ってますし、それから当然ながら建物を建てるのには4メートル以上の道路に接道しなきゃいけないというふうな条件がありますんで、こうなってくると、また道路新設まで必要になってくると。さあ、なかなかここまで包括的にこうしたらいいっていうのは、政策っていうのはなかなか打ち出せないんじゃないのかなというふうに思ってます。 結局、町なかの農地については、エリア特性と合わせて個別な対策を検討していく、これしかないのかなと。こうなってくると、もはやこれ農業だけの問題じゃなくて、都市計画とかまちづくりの計画とか、そちらのほうの総合政策的な話になってくるかと思うんですね。さきの水路の問題ですとか農業通路の問題、それから今後の真庭市の人口分布や居住形態、生活利便性や行政サービスの行き届き、こういった面も含めた誘導型の計画策定、それからそういったビジョン、こういったことを加えていくことが必要じゃないかと思いますけども、いかがでしょうか。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 全く妙案を持ち合わせておりません、正直言いまして。 農地として段差があったりして、いわゆる機械化もできないし、それから御存じのとおり、普通は田んぼということになりますから水路関係の問題も出てきますから、そんな平らにしたらいいというわけでもないし、それから住宅地になるようなとこならもうなってるし、これからそう戸建ての住宅がどんどん増えるような状況にはないというようなことも含めて、本当に大変な状況であります。そういう意味では、戦後のこの農業の在り方そのものを本当に変えていかなきゃならない。そうかといって、国有地に最後したところで国もしたがらないですし、管理が大変でして、というような状況です。世界的に見ると、人口が増える中で食糧不足というのは出てくるわけですけども、そういう長期的なとこまで考えながら、今の農地の現状をどうかするというわけにもまいりませんし、一つ一つのところでまた事情も違いますから、所有者責任といっても酷な話ではありますけども、しかし持ってる以上は所有者責任ということを原則としながら、行政としてその知恵が出せるようなことをしていく以外にないと思ってます。 土地改良区の水路問題、本当に深刻な話で、かつては落合の垂水の今度樋門をつけるところも、あそこもかつては土地改良区の農業水路だったはずです。それが現実にそうでなくなって、土地改良区が管理しなくなった。また、農業用の水路の役割を果たさなくなった。結果としては、水害対策として市がせざるを得ないと、理屈抜きにですね。というようなことになってるわけでして、そういう意味ではその問題も非常に深刻なというか、問題だと思っております。個別に対応してくれないと、今のところはそう思ってます。 ○議長(小田康文君) 5番吉原議員。 ◆5番(吉原啓介君) 恐らくそういうふうなお答えになるだろうなということは予想はしておりました。今後この辺りについては、だから市が何とか考えろとか、市で何とかせえとかという気はまるきりございません。広くここら辺は意見交換もしながら、いろんな人の意見を取りまとめながら、ともにちょっとここらあたりの方向性っていうものはつくり上げていければなというふうに思っております。もうとにかくこれはまだ顕在化してないだけで、間もなく顕在化する大きな問題です。ぜひそれについては取り組んでいただければというふうに思っております。 最後に、一般質問の初日で同僚議員からの質問に対する答弁の中で、農業公社の活動を蒜山だけじゃなく全市にっていうふうな御答弁もいただいてたかと思います。農業公社の組織の拡充強化っていうのは、先ほど申し上げたような、今後拡大するであろう問題、こういったものについても取組をする上での、これはプラットフォームになり得るものではないかというふうに思っております。今現在、農業振興課のほうでいろんな申請の補助ですとか、これ雑多なことっていうふうに言っちゃいけないんですけども、かなりこの協定集落のサポートから何かも含めて、全て農業振興課がやってます。本来政策的なものですとか、もっと対局のところから対策を講じていくか、もしくはそれをつくり上げていくとこ、そういった機能を担ってほしいところに事務作業ばっかりが集まってると、これは多分いいことにはならないと思うんです。 ですので、そういった農業公社の機能拡大というものも含めて、そういった取組のほうを進めていただきたいと思うんですが、最後にちょっとそこの部分の御意見といいますか、構想についてお聞かせいただければと思います。 ○議長(小田康文君) 答弁を求めます。 石井産業観光部長。 ◎産業観光部長(石井裕隆君) 農業公社の関係ですけれども、具体的にじゃあどういう出口を想定しているかというと、それはまさにこれから議論するということで、9月補正を要求させていただいてるとこですけども、考え方としては、今いただいたような守りの政策とか、あるいは行政補助的なことを公社にさせるという一つもあるかもしれませんが、もうちょっと広く捉えたいなと思ってます。 農業政策自体も攻めていかなきゃいけない部分もあります。例えば、今新規就農対策、さっき議論がありましたけど、ブドウ、トマトを中心に今一生懸命広げようとしています。そこは高付加価値型で、いかに米じゃなくて、そういうところに新しい人を入れていくか、こういうことも考えなきゃいけないですし、それからもうやめようっていう人たちから次の産地につないでいくって、つなぎの政策もやっていかなきゃいけないと。 最後に、さっきおっしゃっていたような水路の問題、あるいは草刈りの問題といった農業を継続する上での課題の解決といった協定集落の維持みたいな、そういう守りの政策、その3つの観点でどういう課題があって、それに対してJA、行政、そして公社、それから県、そこがどう連携して役割分担を持ってやっていくかということを、まさに9月補正の中で考えていきたいというふうに思ってます。その中で今いただいた御指摘ももちろん受け止めさせていただきながら、公社の機能強化については検討していきたいというふうに考えてるところでございます。 ○議長(小田康文君) 5番吉原議員。 ◆5番(吉原啓介君) ぜひ機能拡大とそれから実行化、これについては本当に期待をしております。具体的にはさっきおっしゃられたような特産品ですとか、それから農作物の出口戦略、マーケティングですとか、そういったものも含めた機能が持たせられれば、それはもう何よりと思います。ついでにプリンセスサリーもそこでどんどん売っていただければ、水田が少しはもうかる、稲作が少しはもうかるものにはなってくるんじゃないかと思いますし、蒜山のジャージー牛を使ったクロテッドクリームみたいな高付加価値のものをこれもぜひ検討していただければ、真庭の新しい武器になるんじゃないかというふうに思っております。さらには、草刈りなんかのときの作業機器、刈り払い機で1反の畑をやるのは大変なんで、こういったものの機器リースですとか、オペレーターの派遣ですとか、先ほど出た農作業機械、トラクターとかコンバインなんか、これを何か請け負ってやってくれるところ、今ライスセンターがほとんどやってくれてますけども、こういった機能も含めて、さっきちょっとほど話が出ましたけども、農業を始める上で農地の問題もあります。すみかの問題もあります。でも、結構大きいのは農業機械です。機械がないと農業できないんで、そういったもののサポートもできるような形でやっていただける組織になっていくこと、それを期待して私の質問は終わらせていただきます。 ○議長(小田康文君) これで5番吉原啓介議員の質問は終わります。 以上で日程第1、一般質問を終わります。 次に、本日追加上程されました日程第2、議案第79号令和5年度(2023年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました議案第79号令和5年度真庭市一般会計補正予算(第5号)について、その概要を御説明いたします。 このたびの補正予算は、令和5年台風7号豪雨災害に伴う災害復旧関連事業について補正予算を計上するものであります。 一般会計は1億4,865万9,000円を増額し、歳入歳出総額352億1,718万6,000円を計上しております。 以上でありますが、詳細については担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な議決をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(小田康文君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 金谷総務部長。 ◎総務部長(金谷健君) 失礼いたします。 それでは、議案第79号令和5年度真庭市一般会計補正予算(第5号)について補足説明をさせていただきます。 タブレット予算資料の032、真庭市補正予算概要説明書9月補正追加の2ページをお願いいたします。 歳入では、国庫支出金で災害復旧事業費負担金、県支出金で災害復旧費補助金、分担金及び負担金で災害復旧地元分担金を増額しています。また、災害対応の財源とするため、財政調整基金繰入金を増額しています。 歳出では、令和5年台風7号豪雨により被災した道路や河川、農地等を早期に復旧する経費として、災害復旧費、農林水産業費及び土木費を増額しています。 次に、タブレット予算資料の031、一般会計補正予算の7ページをお願いいたします。 第2表地方債補正は、緊急自然災害防止対策事業債、緊急浚渫推進事業債及び災害復旧事業債の計上に当たり限度額を増額しております。 以上、議案第79号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 以上で補足説明は終わりました。 それでは、これより質疑を行いますが、令和4年度決算認定議案12件につきましては決算審査特別委員会を設置、また令和5年度補正予算議案4件につきましては予算審査特別委員会を設置して、それぞれ議案審査をしていただく予定にしております。残りの議案20件につきましては、各常任委員会に付託される予定であります。したがいまして、全ての議案について本日は提案の理由などに対する総括的な質疑を行います。一般質問、討論にならないようにお願いしたいと思っておりますので、御協力をよろしくお願いします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) まず、日程第2、議案第79号令和5年度(2023年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第79号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第3、認定第1号令和4年度(2022年度)真庭市一般会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第1号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第4、認定第2号令和4年度(2022年度)真庭市国民健康保険特別会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第2号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第5、認定第3号令和4年度(2022年度)真庭市後期高齢者医療特別会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第3号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第6、認定第4号令和4年度(2022年度)真庭市介護保険特別会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第4号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第7、認定第5号令和4年度(2022年度)真庭市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第5号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第8、認定第6号令和4年度(2022年度)真庭市浄化槽事業特別会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第6号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第9、認定第7号令和4年度(2022年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第7号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第10、認定第8号令和4年度(2022年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第8号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第11、認定第9号令和4年度(2022年度)真庭市温泉事業特別会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第9号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第12、認定第10号令和4年度(2022年度)真庭市水道事業会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第10号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第13、認定第11号令和4年度(2022年度)真庭市下水道事業会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第11号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第14、認定第12号令和4年度(2022年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計決算の認定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで認定第12号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第15、議案第56号真庭市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 8番妹島議員。 ◆8番(妹島弘和君) 38ページ、ここの議案第56号、印鑑証明の件でありますけども、ちょっとアナログ人間の私には理解できないんですけども、個人番号をスマートフォンに搭載できるというふうなことがありますけども、実際どのような方法でこれができるんでしょうか、お聞かせください。 ○議長(小田康文君) それは委員会付託でやって、委員会でやっていただきたいんですけど、提案理由等についてこの場で尋ねていただければと思いますが、よろしいですか。            (8番妹島弘和君「はい」と呼ぶ) ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第56号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第16、議案第57号北町公園ほか2施設の指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第57号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第17、議案第58号真庭市簡易水道減債基金条例及び真庭市簡易水道設備整備基金条例の廃止についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第58号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第18、議案第59号字の区域の変更についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第59号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第19、議案第60号令和4年度(2022年度)真庭市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第60号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第20、議案第61号真庭市火災予防条例の一部改正についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第61号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第21、議案第62号道の駅風の家ほか4施設の指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第62号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第22、議案第63号ワイン醸造販売所及び特産品加工所指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第63号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第23、議案第64号真庭市蒜山ヒルズ及び自然牧場公園指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第64号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第24、議案第65号真庭市八束ふるさとふれあい特産館の指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第65号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第25、議案第66号真庭市郷原漆器の館の指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第66号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第26、議案第67号蒜山堆肥センター指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第67号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第27、議案第68号真庭市蒜山高原自然広場ほか3施設の指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第68号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第28、議案第69号真庭市蒜山高原ライディングパーク指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第69号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第29、議案第70号落合総合公園指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第70号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第30、議案第71号真庭市道の駅醍醐の里の指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第71号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第31、議案第72号真庭市勝山健康増進施設水夢指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第72号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第32、議案第73号真庭市交流体験施設匠蔵指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第73号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第33、議案第74号真庭市ひまわり館及び下湯原温泉露天風呂指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第74号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第34、議案第75号湯原温泉駐車場及び向湯原駐車場指定管理者の指定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第75号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第35、議案第76号令和5年度(2023年度)真庭市一般会計補正予算(第4号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第76号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第36、議案第77号令和5年度(2023年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計補正予算(第1号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第77号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第37、議案第78号令和5年度(2023年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計補正予算(第1号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで議案第78号に対する質疑を終わります。 以上で議案36件に対する質疑は全て終了いたしました。 それでは次に、特別委員会の設置についてお諮りいたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております認定第1号令和4年度(2022年度)真庭市一般会計決算の認定についてから認定第12号令和4年度(2022年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計決算の認定についてまでの決算認定議案12件については、議長及び監査委員の庄司史郎議員を除く21人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) 御異議なしと認めます。したがって、認定第1号から認定第12号までの決算認定議案12件については、議長及び監査委員の庄司史郎議員を除く21人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 次に、議案第76号令和5年度(2023年度)真庭市一般会計補正予算(第4号)についてから議案第79号令和5年度(2023年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)についてまでの補正予算議案4件については、議長を除く22人の委員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号から議案第79号までの補正予算議案4件については、議長を除く22人の委員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 この際、本会議を休憩し、休憩中に決算審査特別委員会及び予算審査特別委員会を開催していただき、委員長及び副委員長の互選をしていただきたいと思います。 ここでしばらく休憩といたします。 再開は午後0時10分とします。            午前11時52分 休憩            午後 0時10分 再開 ○議長(小田康文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に開催された決算審査特別委員会及び予算審査特別委員会において委員長及び副委員長の互選をしていただき、決定をいたしましたので、その結果を御報告いたします。 決算審査特別委員会委員長に1番緒形尚議員、副委員長に9番森田敏久議員、予算審査特別委員会委員長に23番森脇正和議員、副委員長に14番西田文子議員、以上のとおり決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第38、陳情第2号から日程第40、請願第2号までの3件を一括議題といたします。 既に受理しております請願2件、陳情1件は、配信しておりますとおりであります。 ここで請願第1号教職員定数改善と義務教育費国庫負担率引き上げをはかるため、2024年度政府予算に係る意見書採択の請願について、紹介議員から請願の紹介をお願いいたします。 17番庄司史郎議員。 ◆17番(庄司史郎君) それでは、請願第1号について紹介をさせていただきます。 教職員定数改善と義務育国庫負担率引き上げをはかるため、2024年度政府予算に係る意見書採択の請願についてであります。 請願者は、岡山県真庭市久世2161の1、岡山県教職員組合真庭支部執行委員長小林勝氏であります。 請願の趣旨は、子どもたちの豊かな学びや学校現場の働き方改革を実現するためには、少人数学級の早期実施や加配の増員、少数職種の配置増など、教職員定数改善が不可欠です。子どもたちへのきめ細かな教育や豊かな学びを保障するために、厳しい財政状況の中で独自財源により人的措置を行っている自治体もあり、自治体間において教育格差が生じることは大きな問題です。 義務教育費は、国の三位一体改革の中で2分の1から3分の1に引き下げられました。国の政策として教育財源を保障し、子どもたちの豊かな学びを保障するとともに、教育格差を生まない教育環境の確立が求められます。 そこで、こうした観点から、2024年度政府予算編成において教職員定数改善や義務教育費国庫負担率引上げなどが実現されるよう、地方自治法第99条の規定に基づき、真庭市議会において政府関係機関に対し意見書の提出を求めるものであります。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(小田康文君) 請願第1号の紹介が終わりました。 次に、請願第2号国に対して「消費税インボイス制度の実施再考を求める意見書」についての請願について、紹介議員から請願の紹介をお願いします。 6番伊賀基之議員。 ◆6番(伊賀基之君) 国に対して「消費税インボイス制度の実施再考を求める意見書」についての請願について説明いたします。 請願者は、真庭民主商工会代表春木伸一です。 請願の趣旨。ウクライナ情勢や深刻な物価高騰により、依然として市民の生活や仕事は厳しい状況にあるにもかかわらず、政府は2023年10月より消費税のインボイス制度を導入しようとしています。インボイス制度が導入された場合、多くの免税業者が取引先からインボイスの発行を求められ、課税業者になることが余儀なくされます。課税業者にならなければ、その元請業者が消費税を負担するということになりますから、課税業者になることを強く求められます。場合によっては取引から排除される可能性があります。もしインボイス制度を登録しなければ、それを元請が認めるのであれば、これは元請と下請の業者との話合いになりますが、いずれにしても下請業者には、今まで1,000万円以下の業者に対しては一定の消費税の免税があったわけですが、それがなくなります。仮に建設業の一人親方がインボイスの登録を求められ課税業者になった場合、年収500万円で約18万円の新たな税負担が必要となります。そして、さらに仕入れ控除等を行うために税率ごとの請求書の仕分など、膨大な事務負担も起こります。 一方、個人業者、フリーランスのうち、インボイスの登録は全国で6月末でまだ24%と依然として登録が進んでいません。市内でも周知が十分行われて、インボイスが進んでるとは言い難い状態です。 そして、政府は3年から6年の経過措置を言っていますが、これもほとんど周知はされておらず、そして6年後にはこれは完全に全業者が登録業者になることを求められるわけですから、今までの中小企業を守るということであった一定の消費税免税策は、制度としてはなくなるわけです。特に市内では建設業、タクシーとか、あるいはデザインとか広告、様々なフリーランスの方がおられます。農業関係で言えば畜産関係もインボイスから外れています。このままインボイス制度が実施されれば、多くの事業者が事業継続の瀬戸際にさらされるとも言われています。地域経済の停滞を引起こしかねません。 したがって、10月からの実施については政府に再考を求めるという意見書を、ぜひ提出を議会としてしていただきたいと思います。どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(小田康文君) 請願第2号の紹介が終わりました。 以上で請願2件、陳情1件の上程を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第41、議案、請願及び陳情の各常任委員会付託を行います。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案20件と請願2件、陳情1件は、配信しております付託表のとおり、その審査を各所管委員会に付託したいと存じますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) 御異議なしと認めます。よって、お手元の付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 以上で本日の議事日程は終了いたしました。 念のため申し上げます。 議会運営予定に従い、明日13日水曜日、14日木曜日及び15日金曜日は常任委員会審査とし、後ほど配信します各常任委員長の招集通知によって審査をお願いいたします。それから、来週19日火曜日及び20日水曜日開催の決算審査特別委員会及び21日木曜日開催の予算審査特別委員会の招集につきましては別途各委員長から通知されますので、よろしくお願いをいたします。 なお、次回は9月26日火曜日午前9時30分から本会議を開き、委員長報告、質疑、討論、採決を行います。本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんから、御了承をお願いします。 本日はこれをもって散会いたします。 大変御苦労さまでした。            午後0時19分 散会...