令和 4年12月第5回
定例会令和4年12月第5回定例会 真 庭 市 議 会 会 議 録 令和4年12月2日(金曜日) ─────────────── 議 事 日 程(第1号) 第 1
会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 報告第 7号 専決処分の報告について 第 4 議案第69号 真庭市
個人情報保護法施行条例の制定について 第 5 議案第70号 真庭市職員の定年等に関する条例等の一部改正等について 第 6 議案第71号 真庭市
職員給与条例等の一部改正について 第 7 議案第72号 真庭市
蒜山高原自然広場条例の制定について 第 8 議案第73号 真庭市
スポーツ施設条例の一部改正について 第 9 議案第74号 真庭市
地域産業振興センター条例の制定について 第10 議案第75号 真庭市コスモスの里特産品ふれあい
センター条例の廃止について 第11 議案第76号 真庭市
三平山観光施設条例の廃止について 第12 議案第77号 真庭市
農林漁業施設条例及び真庭市
中和地区農林漁業施設条例の一部改正について 第13 議案第78号 真庭市
都市公園条例の一部改正について 第14 議案第79号 真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 第15 議案第80号 真庭市
国民健康保険湯原温泉病院事業の設置等に関する条例の一部改正について 第16 議案第81号 真庭市合築駅舎条例の一部改正について 第17 議案第82号 真庭市
蒜山高原ライディングパーク条例の一部改正について 第18 議案第83号 真庭市
都市公園条例の一部改正について 第19 議案第84号 真庭市
蒜山ヒルズ条例の一部改正について 第20 議案第85号 真庭市
津黒高原観光施設条例の一部改正について 第21 議案第86号 真庭市蒜山なごみの
温泉津黒高原荘条例の一部改正について 第22 議案第87号 令和4年度(2022年度)真庭市
一般会計補正予算(第5号)について 第23 議案第88号 令和4年度(2022年度)真庭市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について 第24 議案第89号 令和4年度(2022年度)真庭市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について 第25 議案第90号 令和4年度(2022年度)真庭市
介護保険特別会計(
介護サービス事業勘定)
補正予算(第1号)について 第26 議案第91号 令和4年度(2022年度)真庭市
温泉事業特別会計補正予算(第1号)について 第27 議案第92号 令和4年度(2022年度)真庭市
水道事業会計補正予算(第1号)について 第28 議案第93号 令和4年度(2022年度)真庭市
下水道事業会計補正予算(第1号)について 第29 議案第94号 令和4年度(2022年度)真庭市
国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第2号)について
~~~~~~~~~~~~~~~ 本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第29まで
~~~~~~~~~~~~~~~ 出 席 議 員(20名) 1番 緒 形 尚 君 2番 伊 賀 基 之 君 3番 黒 川 愛 君 5番 吉 原 啓 介 君 6番 福 島 一 則 君 7番 柴 田 正 志 君 8番 妹 島 弘 和 君 9番 森 田 敏 久 君 10番 大 月 説 子 君 11番 伊 藤 義 則 君 12番 加 藤 大 悟 君 14番 氏 平 篤 正 君 15番 長 尾 修 君 16番 入 澤 廣 成 君 17番 庄 司 史 郎 君 18番 小 田 康 文 君 20番 妹 尾 智 之 君 21番 古 南 源 二 君 22番 中 尾 哲 雄 君 23番 森 脇 正 和 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 欠 席 議 員( 3 名 ) 4番 淺 野 和 昭 君 13番 西 田 文 子 君 19番 岩 本 壯 八 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )
~~~~~~~~~~~~~~~ 説 明 の た め 出 席 し た 者市長 太 田 昇 君 副市長 伊 藤 敦 哉 君
危機管理監 池 田 敏 浩 君
総合政策部長 有 元 均 君総務部長 金 谷 健 君
生活環境部長 今 石 久 嗣 君福祉課長 杉 山 修 一 君
産業観光部長 木 村 辰 生 君建設部長 頭 山 龍 一 君
会計管理者 橋 本 敏 郎 君
消防本部消防長 大 美 勝 君
蒜山振興局長 行 安 太 志 君
北房振興局長 大 塚 清 文 君
落合振興局長 河 本 京 子 君
勝山振興局長 河 島 賢 治 君
美甘振興局長 今 石 健 司 君
湯原振興局長 畦 崎 宜 久 君 教育長 三 ツ 宗 宏 君教育次長 安 藤 紀 子 君
湯原温泉病院事務部長 中 谷 由紀男 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 事 務 局 職 員 出 席
者議会事務局長 三 浦 祥 靖 君 参事 齋 藤 香 織 君主幹 池 田 政 師 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前9時30分 開会
○議長(小田康文君) 皆さんおはようございます。 本日、令和4年12月第5回
真庭市議会定例会が招集されまして、皆様には御参集いただき、
大変御苦労さまです。 ただいまの出席議員は20名であります。3名の方から欠席届が出ています。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、
タブレットに配信しておりますとおりであります。 それではまず、諸般の報告をいたします。 真庭市
教育委員会から、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条第1項の規定により、令和3年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び
評価報告書の提出がありましたので、その写しを配信しております。 議会運営に関する決定事項、
申合せ事項の規定による報告については、
タブレットに配信しておりますとおりでございます。後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で配信資料の確認をお願いし、諸般の報告を終わります。 次に、市長から挨拶並びに諸般の報告をお願いします。 太田市長。
◎市長(太田昇君) 改めまして、皆さんおはようございます。 本日、ここに令和4年12月
議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様には御参集いただき、誠にありがとうございます。 それでは、9月定例会での報告以降の真庭市政の主な動きを中心に申し上げます。 現在、世界の政治経済は混沌とし、混迷を深めています。
新型コロナウイルス感染症は、いまだ収束の兆しを見せず、ウイズコロナにいかに対応していくかの国際的、国内的に大きな課題となっています。また、ロシアによる
ウクライナ侵攻については、
国際法規範を犯した非人道的な攻撃が継続しており、今後の行方が見通せない緊張状態が今なお続いています。とりわけロシアの核兵器の使用は予断を許さず、世界中が核の恐怖感に駆られています。 このような状況の中、国内外の都市が連携して
核兵器廃絶に向けた取組を進める
平和首長会議の第10回総会が10月に広島で開催され、9か国102都市の代表などが参加しました。そこで
核兵器廃絶の決意を示す
ヒロシマアピールが採択されましたが、参加者の一人である私も核抑止論は危険極まる考えであり、唯一の
戦争被爆国である日本は、既に90を超える国家が署名している
核兵器禁止条約を来年5月の
広島サミットまでに署名批准すべきとの意をより強くしました。 10月10日に、真庭市は
GREENable HIRUZENで
ウクライナ・
チャリティーコンサートを開催しました。
コンサートでは、
ソプラノ歌手雨谷麻世さんの歌声や、
月田小学校の6年生児童が
ウクライナの
民族弦楽器をアレンジして作成したバンドーラの演奏を披露するなど、芸術文化を通して
ウクライナの人々に心を寄せるよい機会となりました。また、当日は
月田小学校児童による募金活動も行われ、集まった募金は
ウクライナの
子どもたちの教育を支援するため、日本赤十字社を通じて全額寄附されました。今後も市民の皆様に
ウクライナへの粘り強い人道支援を呼びかけます。
新型コロナウイルス感染症については、再び
新規感染者が増加しており、
インフルエンザ同時流行も懸念されることから、感染予防、
重症化予防の取組は引き続き重要であり、このほど私から真庭いきいきテレビでその旨の呼びかけを行いました。
ワクチン接種についても、先月上旬からは対象を生後6か月に引き下げ、
オミクロン株対応ワクチンについても5回目接種の開始や、3回目、4回目接種の一層の勧奨に取り組むこととしており、本定例会に
補正予算を提案します。年末年始には、人の移動も増えてきます。市民の皆様に、引き続き積極的な
ワクチン接種をお願いします。 次に、
物価高騰対策等についてですが、真庭市では今年度に入ってから今までに21億7,000万円の対策を講じてまいりました。既に10月
補正予算では、臨時会の開催と適切な御議決により、他の自治体に先駆けて
エネルギー価格等高騰緊急対策の
各種事業に迅速に着手することができました。議員各位に改めて感謝申し上げるとともに、執行部として効果的な執行に努めてまいります。 現在29兆円規模の国の経済対策、
補正予算案が国会で審議されていますが、今日参議院で採決されるという見通しと聞いておりますが、このたびの物価の高騰は決して
新型コロナや
ウクライナ危機だけによるものではなく、構造的なものが根底にあり、この間の異次元の金融緩和が異常な円安を招き、物価を押し上げているものと認識しています。この
金融緩和政策は、
公定歩合引上げなどの金融政策も困難で、破綻が明らかになっています。 さらに言えば、この30年間、規制緩和、
労働市場改革の名の下に、正社員を非正規に置き換えて賃金抑制を進めてきた労働政策の誤りが、日本の
競争力低下をもたらした最大の要因であることも明らかです。今、実質的に賃金や年金が下がり、多くの人の生活が苦しくなっている中で、日々の暮らしの安定や実体経済の向上につながらない小手先の
物価高騰対策では、将来に向けて展望が出ないと危惧しています。 岸田内閣が発足時に強調していた中間層の厚みを増すとともに、富の適正な再配分を徹底することが国の政策として最も重要であると考えており、特に地方の生活者に対する重点的な予算措置と支援を強く要望します。一方で、今後も経済情勢の好転があまり期待できない中、自治体としても、市民、事業者、議会、行政の英知を結集して、この難局を主体的に乗り越える努力をしていこうではありませんか。 なお、現在、粗
飼料価格高騰の影響を受けている乳用牛、肉用牛を飼育する畜産農家を緊急的に支援する具体策を検討しており、今後国の出産・
子育て応援給付金の状況と併せ、本定例会に
補正予算の追加提案も考えています。その節には、議員各位の御理解をよろしくお願いいたします。 それでは、市政の現状と最近の成果、今後の取組について、その主なものを報告いたします。 1つは、安全・安心で魅力的な
地域づくりです。 共生の
地域社会実現に向けた
体制づくりについては、
市民会議結成に向け、現在
世話人会を開催し、市民が共有できる
共生社会のイメージとは何か、実現に向けてどうやって進めていくのがいいか、
市民会議でどんなことができるかなどについて、対話を重ねているところです。今月6日に開催予定の
世話人会からは、高校生など若い世代にも輪を広げ、丁寧な対話や議論を重ねながら、真庭らしい
共生社会への思いや道筋を少しずつ共有していきたいと考えています。今後、一定議論が深まったタイミングで発起人会に移行し、さらに広い観点から
市民会議の役割や在り方について議論し、その理念をお知らせしながら、市民参加を呼びかけてまいります。 また、明日から9日までの一週間は、障がい者週間です。 真庭市では、期間中、障がいへの理解促進を図るため、集中的な取組を実施してまいりますが、まずは4日に
勝山文化センターにおいて、
真庭WeLLbeingフェアを開催します。このフェアでは、講演会のほか、市内の
就労継続支援事業所などの商品展や技術展、福祉用具などの展示、体験・
相談コーナーなどを設けます。さらに
交流マルシェも同時開催しますので、ぜひ大勢の方に来場いただき、障がいのあるなしに関わらず、皆さんが楽しみながら福祉と出会う一日を一緒につくってください。
共生社会と回る経済推進の重要なツールとなる
デジタル地域通貨まにこいんについては、先月14日に
電子地域通貨による持続可能な
地域づくり推進協議会の第2回会議を開催し、
キャッシュレス決済機能の
テスト運用や、キャッシュレスバックキャンペーンの実施方法を確認するなど、今月以降の本格運用に向けて、大きな一歩を踏み出しました。また、ユーザや加盟店の拡大については、引き続き協議会全体で連携しながら進めてまいります。さらに、公金の
キャッシュレス化、
市民ポイント制度についても、
庁内プロジェクトチームで
対象サービスメニューの洗い出しや優先順位の検討を行っており、実装可能なものから順次運用を開始してまいります。 SDGsの普及促進については、県内の
SDGs未来都市である真庭市、岡山市、倉敷市、西粟倉村の連携による
SDGs体感モニターツアー、4コースが実現しました。今後、
参加者アンケートなどによる検証を行いながら、来年度の実運行に向けて協議を継続してまいります。また、来月20日に開催を予定している
SDGs円卓会議については、「パートナーシップで解決」をテーマに、登壇者によるディスカッションや
SDGsミーティングの成果報告として、
真庭版SDGs行動リストの発表、共有などを予定しています。真庭いきいきテレビやウェブによる生配信も予定していますので、皆さんぜひ御覧ください。 防災、危機管理については、
自主防災組織の育成強化の一環として、来月29日に津山市の
城西まちづくり協議会事務局長佐々木裕子氏を講師に迎え、
防災講演会の開催を予定してます。災害に向けた準備や工夫などを学べる機会として、
自主防災組織や消防団の方々など、大勢の参加を呼びかけます。 次に、各地域の取組についてですが、本年は行動制限のない秋となり、
北房コスモス祭や作州
くせぼっこう祭、
ふるさと勝山もみじまつりや
美甘ふるさとまつりなど、コロナ禍で休止となっていた行事やイベントが市内各地で開催され、着実に地域がにぎわいを取り戻しています。 では、各地域の取組について
振興局ごとに申し上げます。
蒜山地域では、10月16日、
蒜山高原マラソン全国大会を3年ぶりに開催し、全国から700名を超える選手の参加があり、秋本番の
蒜山高原の自然あふれるコースを十分に楽しんだ後も、
蒜山高原で楽しい一日を過ごしていただきました。また、4日にはホテル、
フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原がオープンしました。今後、隣接する道の駅風の家やそばの館と併せて周辺環境を整備し、さらなる魅力向上に取り組んでまいります。 さらに、今年度、蒜山の茅場が全国草原の
里市町村連絡協議会が認定する未来に残したい草原の里100選に選ばれ、10月に認定書が授与されました。今後も
蒜山自然再生協議会を中心に、蒜山の茅という
地域資源に磨きをかけ、新たな価値として定着させ、未来につなげる事業を展開してまいります。
北房地域では、荒木山西塚古墳の発掘調査が先月26日から始まり、今月10日からは80名を超える一般の方も調査に参加される予定です。この調査は、今後
地元小・中学生による発掘体験も予定しており、市としてはこの事業をきっかけに北房の
歴史文化遺産を生かした郷育や
地域づくりにつなげてまいります。
落合地域では、おチアーズに続いて、今年度はにしばらーずやおちあい
SDGsくらぶなど、自主的な組織が立ち上がり、
地域主体の活動が活気づいています。また、吉地区では、国の
農村型地域運営組織形成推進事業の採択を受け、新たな
地域振興事業が始まっています。 久世地域では、市補助金を活用した
空き家改修により、余野地区に今年4月にオープンした
シェアハウス「いとくる」が、入居者と一緒に余野地区で
地域資源を活用した
プロジェクトを進めており、地域の子どもや住民と一緒にひまわりを植える
環境美化活動や稲刈りなどの農家体験をはじめ、
各種イベントを通じた交流の輪が広がっています。
勝山地域では、
ふるさと勝山もみじまつりの開催に続いて、今月11日に
神庭の滝駅伝競走大会が3年ぶりに開催予定です。初冬の神庭の滝を舞台に、市内外の53チームの選手が繰り広げる笑顔の
たすきリレーを皆さんぜひ応援ください。
美甘地域では、元気な笑顔みかも21
実行委員会主催の
健康えがお教室の開催日に合わせ、10月から
美甘モバイルベースが始まりました。
モバイルベースとは、地域商店や
就労支援事業所が中心となって、買物や語らいの場を提供する新しい地域拠点を創出するもので、市としても積極的に支援、参画し、今後も定期的に人のつながりをつくることで、地域の交流と振興を図ってまいります。
湯原地域では、先月26日のいいふろの日に合わせて、
ひまわり館でいい
ふろマルシェと
ジビエ料理を集めた肉フェスを初開催し、大勢の観光客でにぎわいました。また、
湯原温泉街では、
湯原地域で栽培する青大豆と蒜山産
ジャージー牛乳を使ったきびだんご「おんのたま」の販売が始まっています。今後、この「おんのたま」が新たな真庭の名産品として、大勢の方に味わっていただけることを期待します。 2つ目は、力強い循環型の
地域経済づくりです。
蒜山サテライトオフィスについては、改修工事に併せて愛称の募集を行っており、今月下旬に
審査委員会を開催し、来月の発表を予定しています。自然公園や自転車道の愛称についても、今後順次連続して募集し、施設の一体感や蒜山全体の一体的な
イメージづくりを図ってまいります。また、今後
クリエイティブ産業を中心に入居者を募集する予定ですが、募集に先立って、現在企業への訪問PRやオフィスの
利用促進策として、都市部の企業と
市内事業者をマッチングし、新産業の創出や産業人材の育成等につなげる
産業人材確保事業を実施しています。既に
県外都市部から上場企業を含む9社が参加し、市内からも8社の応募があるなど、企業の注目が当施設に向かっていることを実感します。 真庭産木材の需要拡大については、今年度市内の製材所や木工所が都市部の建築家と連携し、無垢材の新たな活用提案や市内製材の優れた技術を市内外に向けて発信する
プロジェクトを進めているところですが、このたび木のパネルをつなぎ合わせて、空間を自在に生み出すことができるBeLINという製品が誕生しました。去る10月29日から11月17日には、
GREENable HIRUZENで
展示イベントを行い、延べ2,000人の方に来場いただきました。
イベント初日には、建築家や
大学教授等による「
美林トークショー」を開催し、市内外の方に真庭産木材の歴史やすばらしさについて知っていただく、よい機会となりました。
農業振興施策については、
スマート農業の推進に向けて、先月27日に「大
スマート農業展 地産地消マルシェ」を開催しました。市内の農業者や中学生、高校生をはじめ、市内外からも多くの方に来場をいただき、最新の
スマート農業技術に実際に触れ、体験していただく、よい機会となりました。
導入コストなどの課題はありますが、
スマート農機具のメリットを営農に生かしていただけるよう、引き続き中山間地に適した
スマート農業の推進を図ってまいります。 さらに、地域営農の取組として、
農事組合法人寄江原で生産実証していた
長粒種米プリンセスサリーについては、新たに
農事組合法人やこうげ、
農事組合法人笹向、吉縁起村と連携し、来年度の生産を拡大するために、
落合プリンセスサリー生産協議会を立ち上げました。またあわせて、農水省が国内外で販売実証を行う日本産
長粒種米プロジェクトにも参画しており、今後国とも連携しながら、高付加価値な米生産、多様な稲作を推進してまいります。 3つ目は、持続可能な真庭の
環境づくりです。 まず、脱炭素社会に向けた取組については、2050年
カーボンニュートラル実現に向けて、環境省は10月25日、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動、
官民連携協議会を立ち上げ、脱炭素に向けた国民の新たなライフスタイルと具体的なアクションを示しました。真庭市としても、この協議会に参画し、本運動を積極的に推進してまいります。 また、真庭市
地球温暖化対策実行計画(
区域施策編)の策定については、高校生や
若手経営者、
子育て世代といった次代を担う方々を中心に約100名の方に参加をいただきながら、現在までに3回の
市民会議を開催し、真庭市の未来像を描きながら、脱炭素に向けた取組について意見をお聞きしているところです。今後も
市民会議を重ね、市民の声を反映した計画の策定や事業構築に努めてまいります。 次に、
公共施設LED化、
太陽光発電設備設置事業などの脱
炭素先行地域事業の取組について御報告します。 今年度、
北房文化センターと
真庭中央食育センターの2か所を予定している
太陽光発電設備設置事業については、先月7日に
プロポーザル審査を行い、事業者を決定しました。この取組により、
再生可能エネルギーの利用による脱炭素化だけでなく、災害時の
レジリエンス強化を図ります。また、
庁舎等LED化事業については、本庁舎の
LED化工事を実施するための必要な経費を本定例会に提案します。なお、今年度の取組による
CO2削減量は、
太陽光発電設備設置においては年間約59トン、本庁舎においては年間約6.2トン、また本庁舎の電気代は年間約430万円の削減を見込んでいます。 生
ごみ等資源化事業の進捗状況については、生
ごみ資源化施設の稼働開始に伴う焼却施設の集約化や、集約化後の課題への対応について、真庭市
廃棄物減量等推進審議会で審議していただきました。審議の結果、集約先として適切な施設は
クリーンセンターまにわであること、また集約施設への運搬車両の増加や、直接持込みに係る
市民利便性の向上対応も併せて市内に3か所程度、簡易積替施設を整備することが妥当であるとの見解が出されました。これを受けて、市民の理解と協力を得られるよう、積極的な情報公開や説明、意見交換を行いながら、事業を進めてまいります。 公共交通については、10月5日に勝山高校、真庭高校の生徒会から、
JR姫新線の存続を求める署名が提出され、市を代表して、私と小田議長が受け取りました。
地元高校生が一生懸命集めた署名と熱い思いに、私も姫新線を廃止してはならないと改めて強く決意したところであります。また、近日中に県北全ての高校から、
JR西日本岡山支社長に署名の提出も予定されているとのことです。 JRの問題は、岡山県市長会においても国政上の重要問題として位置づけるべきであるとされ、国、県、JRへの働きかけを強化しているところであります。10月17日には、県北のJR沿線4市5町による首長会議を開催し、存続に向けた方向性を確認しました。真庭市では、10月の広報紙で姫新線を特集し、市民の皆様に現状をお伝えするとともに、先月20日には、勝山駅、久世駅、落合駅において利用促進イベントを開催し、市民や家族連れなど、市内外から延べ1,500人の方に来場いただき、姫新線存続への意識醸成を図ったところです。今後とも様々な
利用促進策を講じていくとともに、新技術を活用した新たな
鉄軌道の提案ができないかなど、県や沿線市町村と連携し、JR西日本はもとより、国に対しても粘り強く、維持、存続に向けて働きかけを進めてまいりますので、議会はもとより、全市民の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 市内交通については、利用者が低迷するまにわくん枝線の見直し策として、岡山ダイハツ販売、アイシン、岡山トヨタ自動車など、大手事業者と包括連携協定を締結し、さらに地元タクシー事業者とともにAIを活用したデマンド交通システム、チョイソコの導入検討を進めています。このシステムの導入など、創意工夫をして、誰一人取り残さない
共生社会の実現に向け、より利便性の高い公共交通体制の構築を目指してまいります。 中心市街地の生活環境整備として進めている久世地区北町公園については、10月28日に第3回北町公園の在り方検討委員会を開催し、遷喬小学校の5年生の皆さんから3案のイメージ図を、そして検討委員からは2案のイメージ図を発表いただきました。今後も検討委員会を重ね、さらなる市民意見も取り入れながら、隣接する久世保育園や市営住宅も含めた基本構想を策定してまいります。また、都市公園法の改正により、公園内に政令で定める保育所等社会福祉施設の占用が可能となったため、本定例会に
都市公園条例の一部を改正する議案を提案します。 市内の道路整備等については、国や岡山県などに強く要望している事業を中心に報告します。 まず、国道313号線ですが、蒜山初和地区から蒜山下長田地区の改良工事は10月に完成しました。次に、落合垂水地区から下市瀬地区の自転車歩行者道の設置と落合病院付近の交差点の改良については、今年度事業着手しています。県道落合建部線については、旦土橋の架け替えによるバイパス工事を実施しており、新しい旦土橋については来年度開通する予定です。 次に、NEXCO西日本が実施する中国自動車道落合インターチェンジ付近の旭川橋補修工事についてですが、景観配慮の要望を行ったところ、市道の落合橋など下流の2橋と同じ緑で塗り替えを実施することになり、来年度完成する予定です。 また、河川のしゅんせつについては、昨年度は柴原地区など約4キロメートルが実施できました。現在、緊急対策箇所は解消していますが、市としては市民の安全・安心と景観保全のため、勝山等を含め今後も要対策箇所の削減に向け、引き続き県へ要望していきます。 4つ目は、夢ある子育て、ひとづくりと豊かな文化づくりです。 高等教育機関との連携強化や誘致促進の一環として取り組んでいる林業・木材・木造建築教育・研究ゾーン構想については、9月19日から30日まで、岡山大学の大学院生を中心に13名が市内に滞在し、森林管理や製材、市場などの現場を訪問し、地域における木材サプライチェーンの課題解決への提言をいただきました。来年度以降も継続的に学生を受入れ、具体的な仕組みづくりを検討してまいります。 また、10月20日には、インターンシップ、拠点整備、高校大学連携の3つのワーキンググループ会議を開催し、より具体的な役割分担や実施事業などの議論を始めたところです。中でもインターンシップや高校大学連携については、研究や交流のため、ガイダンス施設や滞在環境についての提案もあり、今後とも構想実現に向け、ソフト、ハード面を含めて議論を継続してまいります。 高校魅力化推進事業については、10月から11月にかけて、中学3年生の進路選択が大詰めを迎えます。そのため真庭市では、市内各高校の魅力を知ってもらうため、真庭いきいきテレビでPR番組を放映しました。各高校の教諭と生徒が出演し、自分たちの学校の授業の面白さや育てたい生徒像について、番組を通じて中学生や保護者にしっかり伝えていただきました。さらに、市内各高校においても生徒獲得に向け、ホームページやSNSを活用して各校の魅力を発信しており、市としても情報発信を引き続き支援してまいります。 また、文部科学省のマイスター・ハイスクールに指定されている真庭高校では、真庭型産業人材育成プログラムを策定し、新たなカリキュラム編成に向けて、授業に導入する具体的な内容について、高校と地元事業者と市が定期的に意見交換を行っています。この中で、専門教科での実践的な学びを実現するため、地域産業との連携の輪を広げる取組を進めておりますが、その成果として、これまでに市内16事業所の協力を得ています。生徒が多様な市内産業に触れ、事業者の声を直接聞く機会を持つことができ、それぞれ専門スキル習得への意欲を高めることに大きく貢献しています。 子育て環境の充実、向上にとって大変重要な放課後児童クラブについては、今年度進めていた木山小学校、川東小学校の旧給食調理場をクラブの専用スペースとする改修工事が10月に完成し、新たな場での活動を開始しています。また、ほかのクラブについても、学校側や保護者との協議を随時進めており、そのうち川上地区については、小学校敷地内に専用スペースを確保することでおおむね理解が得られたことから、今年度中に設計に着手する予定です。 子育て支援については、最も重要な課題であり、市民の皆さんが安心して子どもを産み育てることができるよう、関係する部局が集まり、新年度予算に向けて総合的な検討を進めているところです。 学校教育では、市内各校において郷育を核としたキャリア教育の取組が進み、地域での学びを深めていますが、先月28日からはまにわ教育の日の取組として、市役所や中央図書館、市内各校においてふるさと学習を紹介するポスターの展示を行っています。ポスターの一部をARアプリで読み取ることで、ふるさと学習の写真や動画を視聴することができ、生き生きと学ぶ
子どもたちの姿を市民に紹介する機会としています。 文化・芸術の推進については、ここでうれしい知らせがあります。国の重要無形民俗文化財である
蒜山地域の大宮踊を含む全国41件の民俗芸能が、風流踊としてユネスコの無形文化遺産に登録されたことを報告します。長年、献身的に普及活動に取り組んでこられた大宮踊保存会の皆様には改めて敬意を表するとともに、これまで登録に向けて御尽力いただいた関係者の皆様に深くお礼申し上げます。今回の登録実現により、大宮踊の大きな飛躍と
蒜山地域のさらなる振興につながることは疑いないところです。この間、文部科学省幹部とも協議をしておりますが、真庭市としても全国的連携を視野に入れながら、引き続き活動支援を行い、伝統文化の継承を支えてまいります。 今、真庭市では、映像文化が大きく花開こうとしています。上映施設が活況になり、映像人材も豊富になってきましたが、その中で真庭市在住の映画監督、山崎樹一郎氏の新作やまぶきが先月5日から全国公開されました。本作品は、今年のカンヌ国際映画祭に正式招待され、その後も各国の国際映画祭に招待されています。中でもクロアチアで最も古い映画祭、スプリト国際映画祭ではグランプリを受賞するなど、国際的にも高い評価を得ています。その公開を記念して、今月4日間、山崎監督作品の「ひかりのおと」と「新しき民」を一挙公開します。明後日4日の上映後には、作家の高橋源一郎氏と山崎監督との「豊かな社会ってどんな社会?」と題したスペシャル対談があります。20世紀が生んだ最高の表現手法と言われる映画を通じて、文化芸術が日常生活や社会の豊かさにどうつながるのか、豊かさを感じる感性の淵源について思索する機会となれば幸いです。 また、2024年秋には、真庭市をはじめとする岡山県北部12市町村のエリアに、「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催することが決定し、私も副会長として参画し、経済界を含めた実行委員会を10月31日に立ち上げました。この芸術祭は、世界に発信できる現代アート展を目指しており、森がもたらす恵みを芸術の力で未来に向けて活性化させるとともに、周遊型の観光振興や交流人口の拡大につなげてまいります。 地域価値を上げていく上での一環として、この真庭において伝統的なものと新しいものの文化芸術の土壌を豊かにしていきたいものです。 5つ目は、行政・地域経営、市民目線、カイカク、カイゼンについてです。 市民生活の質の向上を図るため、誰もが相談しやすく、手続しやすい市役所を目指して、今年度デジタル技術を活用した市民窓口と福祉業務の見直しを進めています。上半期には、業務内容や業務量についての調査を実施し、業務の見える化を行いました。現在はその成果を反映しながら、市民生活の支援や利便性の向上のため、目指すべき窓口や福祉業務の在り方と現状の課題等を照らし合わせ、業務体制の見直しを進めているところです。さらに今後、調査結果や業務の見直し結果を全庁で共有し、ほかの部局や振興局業務での業務改善や事務の見直しなどに生かし、市役所全体でdXを進めてまいります。 マイナンバーカードについては、市内郵便局等への申請支援業務の委託や国のマイナポイント付与事業に伴う駆け込み申請などの効果により、11月13日現在の申請率は62.3%、交付率は46.3%まで伸びてきました。市としては、さらなる普及に努めてまいります。また、マイナポイントを受け取るための必要なマイナンバーカードの申請期限も今月末と迫っており、市民の皆様にはこの機会を逃さないように、マイナンバーカードの取得を私からも強く呼びかけます。 以上、市政運営の状況について、主なものを御報告いたしました。 なお、今定例会では、報告1件、条例や
補正予算など26件、総数27件の御審議をお願い申し上げます。 また、諸議案の内容につきましては、日程に沿い順次説明しますが、慎重御審議の上、適切な御議決を賜りますようよろしくお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶と業務の報告とさせていただきます。
○議長(小田康文君) 市長の挨拶並びに諸般の報告が終わりました。 それでは、これより議事日程に入ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(小田康文君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の
会議録署名議員は、議会運営委員会の決定事項でお知らせしておりました、19番岩本壯八議員が欠席のため、会議規則第88条の規定により議長において17番庄司史郎議員、20番妹尾智之議員を指名いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(小田康文君) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において決定しておりますとおり、本日から12月21日までの20日間とし、会期中の日程は
タブレットに配信しております定例会運営予定表のとおりにすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小田康文君) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から12月21日までの20日間とし、会期中の日程は定例会運営予定表のとおりとすることに決定しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(小田康文君) 次に、日程第3、報告第7号専決処分の報告についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 太田市長。
◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました報告第7号専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項の規定により、真庭市議会の議決を経て指定された市長の専決事項として、市の義務に属する損害賠償の額の決定について専決処分したものを同条第2項の規定により、別紙のとおり報告するものであります。 概要は、令和4年、今年の7月、真庭市樫西地内の
クリーンセンターまにわ敷地内において、ごみの積込み作業をしていた真庭市職員がフォークリフトをバックで運転していたところ、停車中の相手方車両の右後部に接触し、リアバンパー等を損傷したものでありますが、詳細につきましては担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 今石
生活環境部長。
◎
生活環境部長(今石久嗣君) 失礼いたします。 報告第7号専決処分の報告につきまして補足説明をさせていただきます。 001番、議案集4ページの専決処分の概要書を御覧ください。 この事故の概要は、令和4年7月22日午後2時50分頃、真庭市樫西地内、
クリーンセンターまにわのストックヤード付近で発生しました。 事故現場の状況につきましては、6ページの見取図を御確認ください。
クリーンセンターまにわの職員がフォークリフトを運転し、資源化するごみをコンテナへ移動する作業中、前進し、荷物をリフトアップした後に、十分に後方確認を行わずバックをしたため、資源ごみを持込みに来て、停車をしていた相手方の普通乗用自動車に気づかず接触をし、普通乗用自動車の右側後方バンパー及びフェンダー等を破損させ、相手方との間で損害が発生したものです。相手方及び職員にけがはありませんでした。 事故発生後は、
クリーンセンターまにわの所長が、事故後直ちに相手方に謝罪及びけがの確認を行い、警察による現場検証を行っております。 前に1ページ戻っていただきまして、5ページの参考資料を御確認ください。 過失割合についてですが、10月24日に相手側との間で示談が成立し、過失割合は市側が100%、損害賠償額は81万5,000円で、全額保険対応としております。 今後の安全管理につきましては、職員の安全意識の向上としまして、今回事故を起こした職員を含め、
クリーンセンターまにわの全職員に真庭警察署による交通安全講習を受講をさせております。また、現場の事故防止対策として、フォークリフトでの作業を行う場合、一般車両との動線の分離を行う現場改善も行っております。 今回の事故を教訓としまして、常に安全運転や安全作業に心がけ、今後こういった事故が再び起きぬように十分に注意を行ってまいります。 以上で補足説明とさせていただきます。このたびは誠に申し訳ございませんでした。
○議長(小田康文君) 補足説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。 12番加藤大吾議員。
◆12番(加藤大悟君) 被害者の車は、そこに止まっておったということでございますが、通常はコンポストがあるとこに大体誘導して、そこで止めて作業することが通常となっておりますが、そこへ止めてくれと職員が言った結果、こうなったんでしょうか。停車位置は、通常はそこに止めませんよね。私も度々ごみを持っていきますけど、被害者の車の停車位置が通常と違うんじゃないでしょうか。そこら辺はどうでしょうか。
○議長(小田康文君) ただいまの質疑に対する答弁を求めます。 今石
生活環境部長。
◎
生活環境部長(今石久嗣君) それでは、加藤議員の質問にお答えいたします。 複数の車が進入した場合、この見取図にありますように、資源ごみの収集場所の外側に横づけするような形で止めていただくように指示を出す場合もございます。相手側の車が通常と違う場所に止まっていたという認識ではございません。もう単純に市の職員の側が後方確認を怠ったために起こった事故だったというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(小田康文君) よろしいか。 ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小田康文君) ないようですので、これで日程第3、報告第7号を終わります。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(小田康文君) 次に、日程第4、議案第69号真庭市
個人情報保護法施行条例の制定についてから日程第15、議案第80号真庭市
国民健康保険湯原温泉病院事業の設置等に関する条例の一部改正についての12件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 太田市長。
◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第69号真庭市
個人情報保護法施行条例の制定についてから議案第80号真庭市
国民健康保険湯原温泉病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてまでの議案12件につきまして、その概要を御説明いたします。 議案第69号真庭市
個人情報保護法施行条例の制定については、個人情報の保護に関する法律の改正により、地方公共団体が法律の直接適用を受けることに伴い、法律で委任された事項等を定めるため、真庭市
個人情報保護法施行条例を制定するものであります。 次に、議案第70号真庭市職員の定年等に関する条例等の一部改正等については、地方公務員法の一部改正に伴い、令和5年度から職員の定年を段階的に引上げ、令和13年度以降の定年を65歳とし、併せて管理監督勤務上限年齢制の導入等を行うため、所要の改正等を行うものであります。 次に、議案第71号真庭市
職員給与条例等の一部改正については、令和4年人事院勧告の趣旨を踏まえ、真庭市職員の令和4年度以降の給料表及び勤勉手当の改正等を行うため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第72号真庭市
蒜山高原自然広場条例の制定については、地方自治法第244条の規定による公の施設として真庭市
蒜山高原自然広場を設置するため、同法第244条の2第1項の規定により、真庭市
蒜山高原自然広場条例を制定するものであります。 次に、議案第73号真庭市
スポーツ施設条例の一部改正については、蒜山B&G海洋センタープールを廃止し、及び真庭市使用料・手数料見直し基本方針に基づき、
蒜山高原スポーツ公園のグラウンドゴルフ場等の使用料を改定するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第74号真庭市
地域産業振興センター条例の制定については、既存の
勝山地域のシェアオフィス及び新たに設ける
蒜山サテライトオフィスの2施設を真庭市地域産業振興センターとして、地方自治法第244条の規定による公の施設として設置するため、同法第244条の2第1項の規定により、真庭市
地域産業振興センター条例を制定するものであります。 次に、議案第75号真庭市コスモスの里特産品ふれあい
センター条例の廃止については、真庭市コスモスの里特産品ふれあい条例を廃止するため、条例を廃止するものであります。 次に、議案第76号真庭市
三平山観光施設条例の廃止については、三平山山村都市交流促進施設を廃止するため、条例を廃止するものであります。 次に、議案第77号真庭市
農林漁業施設条例及び真庭市
中和地区農林漁業施設条例の一部改正については、川上担い手研修施設及び中和ファーマーズビレッジを廃止するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第78号真庭市
都市公園条例の一部改正については、都市公園法で認められている都市公園内での保育所等社会福祉施設の占用に係る使用料を定めるため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第79号真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、市内の小・中学校に設置する学校運営協議会の委員の報酬を規定するため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第80号真庭市
国民健康保険湯原温泉病院事業の設置等に関する条例の一部改正については、湯原温泉病院が運営する二川診療所を二川みらいづくりセンターに移転し、及び見明戸診療所を廃止するため、所要の改正を行うものであります。 以上でありますが、詳細についてはそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 金谷総務部長。
◎総務部長(金谷健君) 失礼いたします。 それでは、総務部関係の議案第69号から議案第71号まで補足説明させていただきます。 まず、議案第69号真庭市
個人情報保護法施行条例の制定についてでございます。
タブレット001、議案集8ページを御覧ください。 中段の第3条では、開示請求に係る費用負担について、手数料の額は無料とし、写しの交付、送料については、実費負担としております。 次の第4条では、審議会への諮問について、専門的な知見を必要とする場合は、真庭市個人情報保護制度運営審議会へ諮問できることとしております。 このほか附則において、真庭市情報公開条例等の引用条文の改正を行い、また従来の真庭市個人情報保護条例については廃止するなど、所要の改正をしております。 以上が議案第69号の補足説明です。 次に、議案第70号真庭市職員の定年等に関する条例等の一部改正等について。 議案集42ページの新旧対照表により説明させていただきます。 まず、真庭市職員の定年等に関する条例の第3条では、令和5年度から2年に1歳ずつ段階的に引き上げる経過措置を設けた上で、令和13年度から職員の定年を年齢65年とします。 経過措置につきましては、52ページの別記1を後ほど御確認ください。 次に、45ページをお願いいたします。 第3章の管理監督職勤務上限年齢制について、第6条では、制度の対象となる管理監督職を定めており、部長級、課長級など、管理職手当が支給されている職員が対象となります。 次の第7条では、その上限年齢を60歳とすることを定めております。 次に、49ページを御覧ください。 第4章の定年前再任用短時間勤務制については、60歳に達した日後に退職する職員について、定年までの間、短時間勤務職員として採用することができる制度となっております。例えば、定年が62歳に延長された職員が60歳に達した日後、62歳の定年前に退職し、引き続き短時間勤務を希望する場合、勤務実績等により選考した上で、62歳に達する年の年度末までの期間は短時間勤務職員として採用できるというものです。 次に、71ページを御覧ください。 真庭市職員給与条例の附則第11項です。 給与月額の7割措置について定めております。この規定により、原則として60歳に達した後の最初の4月1日以後の職員の給与月額は、当該職員の号給に応じた額の7割になることを定めております。 以上が議案第70号の説明です。 次に、議案第71号真庭市
職員給与条例等の一部改正について。 92ページの真庭市職員給与条例新旧対照表、第1条関係を御覧ください。 第4条の3では、任期付短時間勤務職員の給料表を、94ページの別記1のとおり改正しております。 次に、92ページに戻っていただきまして、第26条では勤勉手当を現行の100分の95から、100分の105とし、年間の月数を0.1月引き上げております。 次に、93ページを御覧ください。 行政職俸給表1と2をそれぞれ別記2、別記3のとおり改正しております。 別記2は、96ページから、別記3は110ページから記載しておりますので、後ほど御確認ください。 次に、126ページ、真庭市職員給与条例新旧対照表、第2条関係を御覧ください。 第26条において、令和5年度から勤勉手当を100分の105から100分の100に改正して戻しております。 次に、127ページを御覧ください。 真庭市長等給与条例新旧対照表、第3条関係を御覧ください。 真庭市長等給与条例については、令和4年度の期末手当を100分の162.5から100分の167.5に改正し、次のページで令和5年度からの期末手当を100分の167.5から100分の165に改正して戻しております。 以上、総務部関係の議案第69号から議案第71号までの補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 今石
生活環境部長。
◎
生活環境部長(今石久嗣君) それでは、生活環境部関係の議案第72号、議案第73号について補足説明をさせていただきます。 議案第72号真庭市
蒜山高原自然広場条例の制定についての補足説明をいたします。 議案書の130ページを御覧ください。 この条例は、蒜山の優れた自然環境を生かした憩いと集いの場を提供し、市民と来訪者の心身の健全な発達、健康の増進、観光振興及びふれあい交流に寄与するため、真庭市
蒜山高原自然広場を公の施設として設置するものでございます。 第2条で、この施設の名称及び位置を掲げております。 第3条で、実質する事業として、スポーツの振興及び健康の増進に関すること、文化及び芸術の振興に関すること、観光及び地場産業の振興に関すること、市内外の地域間交流の促進に関すること、前各号に上げるもののほか、自然広場の設置の目的を達成するために必要な事業を行うことを規定しております。 第4条で、この施設の開場時間を午前9時から午後5時まで、そして第5条において休場日を水曜日と定めております。開場日時などにつきましては、必要に応じて変更ができるものとしております。 131ページを御覧ください。 第8条から第10条に、この施設の使用料、利用料、使用料の減免、還付条件などを規定しております。使用料については、入場や遊具使用については無料としつつ、一部有料であることを別表を用いて明記しております。 133ページの第15条で、指定管理者による管理の場合の読替え等について規定をしております。 以下、第18条までは、指定管理者制度を適用した場合の業務、指定の手続、利用料金等について規定をしております。 134ページの附則2において、指定管理者が施設の管理を行うために必要な準備行為を、この条例の施行日前においても行うことができることを規定しております。 詳細につきましては、次ページ以降の対照表などで御確認をお願いいたします。 以上で議案第72号の補足説明を終わらせていただきます。 次に、議案第73号真庭市
スポーツ施設条例の一部改正についての補足説明をいたします。 議案集の140ページを御覧ください。 この条例は、蒜山B&G海洋センタープールの廃止に伴う改正及び
蒜山高原スポーツ公園グラウンドゴルフ場と湯原クライミングセンターの使用料を改定するものでございます。 蒜山B&G海洋センタープールにつきましては、老朽化等により施設を廃止し、解体、撤去後は隣接する
蒜山高原自然広場や既存の体育館の駐車場の一部として活用してまいります。 また、
蒜山高原スポーツ公園グラウンドゴルフ場の使用料につきましては、市内の類似施設との均衡を図り、改正を行うものでございます。1回2コース、16ホールでございますが、100円を150円とし、これに1コース追加し、3コースとすることで250円としております。 湯原クライミングセンターの使用料につきましては、近隣施設との均衡を図り、改正を行うものでございます。ボルダー壁の一般の60円を100円に、中学生以下の30円を50円に、ボルダー壁とリード壁の一般の90円を130円に、中学生以下の40円を60円に改めております。 詳細につきましては、次ページ以降の対照表等で御確認をお願いいたします。 以上で議案第73号の補足説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 木村
産業観光部長。
◎
産業観光部長(木村辰生君) 失礼いたします。 それでは、産業観光部関係の議案第74号から議案第77号について補足説明をさせていただきます。 まず、議案第74号真庭市
地域産業振興センター条例の制定についてでございます。
タブレット001の議案集148ページを御覧ください。 まず、第1条、設置目的でございます。 この条例は、
地域資源を活用した新たな地域価値を創造する拠点を整備することにより、新たな産業の創出及び交流の促進による共生の
地域づくりの推進を図り、もって地域経済の活性化による地域の産業振興に寄与するため、真庭市地域産業振興センターを公の施設として設置するものでございます。 第2条では、既存の勝山の地域のシェアオフィス及び、新たに設ける
蒜山サテライトオフィスの2施設をもって真庭市地域産業振興センターとすることを規定しております。 次に、第3条です。 事業内容につきましては、新たな産業の創出及び地域経済の活性に関すること、産業等に関する情報の提供及び発信に関すること、市内外の事業者間交流の促進に関することとなっております。 また、第4条において、この施設の利用時間を入居者は午前0時から午後12時までの24時間、入居者以外は午前9時から午後6時まで、そして第5条において、休館日を年末年始と定めております。ただし、入居者は、この規定の適用を除外しております。年間365日、24時間利用可能ということになっております。 次に、149ページ、第6条から第8条までにつきましては、オフィススペースの入居者の範囲、入居者の公募、入居者の選考の方法を定めております。 次ページに行きまして、150ページ、第12条にセンターの使用料を定めております。 施設につきましては、第19条に指定管理者による管理といたしまして、センターの全部または一部の管理は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、指定管理者に行わせることができる旨の規定を定めております。 以上が議案第74号の補足説明となります。 次に、議案第75号真庭市コスモスの里特産品ふれあい
センター条例の廃止についてになります。 議案集の156ページを御覧ください。 この施設は老朽化が進んでおり、今後の方向性を検討する時期を迎えておりました。そうしたところ、現在の指定管理者であるJA晴れの国岡山から現在の場所に、JAが直売所を新たに建て替え、直営で経営する計画が示されました。老朽化した施設のため、今後の大規模改修等の経費が必要となること、それからJAによる経営のほうが、より地域経済への好影響を生むことなどを総合的に判断し、JAへの移行を進めるため、条例を廃止するものとなります。 以上が議案第75号の補足説明となります。 次に、議案第76号真庭市
三平山観光施設条例の廃止についてでございます。 議案集159ページを御覧ください。 この施設は、市内に類似施設、
蒜山地域ですが、多くできたことや老朽化による安全性の確保が困難であるといったことから、公の施設の廃止を行うものでございます。条例を廃止しまして、敷地内にあるログハウス、トイレなどの解体撤去を行い、撤去後は国立公園蒜山の一部として管理してまいります。 以上が議案第76号の補足説明となります。 次に、議案第77号真庭市
農林漁業施設条例及び真庭市
中和地区農林漁業施設条例の一部改正についてでございます。 議案集の162ページを御覧ください。 この両施設は、農業の担い手を育成等をする施設でありましたが、老朽化によりニーズがなくなってきたといったことから、公の施設の廃止を行うものでございます。条例を一部改正し、川上担い手研修施設については解体撤去を行います。撤去後は、近接の平成の森ドームなどの駐車場の一部として活用してまいる予定です。 中和ファーマーズビレッジについては、売却手続を行う予定でございます。また、中和ファーマーズビレッジを廃止することにより、真庭市
中和地区農林漁業施設条例に規定する施設がヘルシー特産館のみとなることから、同条例名を真庭市ヘルシー特産館条例に改正をいたします。 以上、議案第74号から議案第77号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 頭山建設部長。 氏平議員、何をされよんですか、さっきから。書籍を出されて。許可しておりませんけど、説明を聞いてください。 どうぞ。
◎建設部長(頭山龍一君) それでは、建設部関係の議案第78号真庭市
都市公園条例の一部改正についての補足説明をさせていただきます。 同じく
タブレット001の議案集171ページから173ページを御覧ください。 平成29年の都市公園法の改正によりまして、都市公園内に通所のみにより利用される保育所と社会福祉施設が占用可能となっているところでございます。現行の真庭市
都市公園条例では、真庭市道路占用料徴収条例による電柱等の工作物や架設工作物を想定した使用料の徴収規定しかございませんので、保育所と社会福祉施設による都市公園を占用するものに対しまして、真庭市行政財産使用料徴収条例により対応する規定を追加するものでございます。 施行期日は、令和5年4月1日から施行する予定でございます。 以上、議案第78号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(小田康文君) 安藤教育次長。
◎教育次長(安藤紀子君) それでは、
教育委員会関係の議案第79号真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について補足説明いたします。 同じく
タブレット001、議案集174ページ以下を御覧ください。 現在、市内小・中学校に設置する学校運営協議会委員の報酬は、条例の行政上設置されたその他の委員の区分に位置づけ、運用しております。令和5年度に全小・中学校において学校運営協議会が設置されることから、177ページ、別記1のとおり、区分に学校運営協議会委員を加えるものです。なお、報酬の額に変更はありません。 以上、議案第79号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 中谷
湯原温泉病院事務部長。
◎
湯原温泉病院事務部長(中谷由紀男君) それでは、議案第80号真庭市
国民健康保険湯原温泉病院事業の設置等に関する条例の一部改正についての補足説明をさせていただきます。 資料ナンバー001の議案集181ページの新旧対照表、別記1を御覧ください。 二川診療所につきましては、二川みらいづくりセンター内に移転するため、位置を真庭市粟谷81番地1から真庭市種966番地に変更し、見明戸診療所につきましては廃止するため、見明戸診療所の部分を削るものでございます。 なお、施行日は令和5年4月1日になります。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 補足説明が終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(小田康文君) 続きまして、日程第16、議案第81号真庭市合築駅舎条例の一部改正についてから日程第21、議案第86号真庭市蒜山なごみの
温泉津黒高原荘条例の一部改正についての6件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 太田市長。
◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第81号真庭市合築駅舎条例の一部改正についてから議案第86号真庭市蒜山なごみの
温泉津黒高原荘条例の一部改正についてまでの議案6件につきまして、その概要を御説明いたします。 議案第81号真庭市合築駅舎条例の一部改正についてから議案第86号真庭市蒜山なごみの
温泉津黒高原荘条例の一部改正についてまでの議案6件については、真庭市使用料・手数料見直し基本方針に基づく公の施設の使用料の見直しについて、昨今の物価高やエネルギー価格の高騰の状況等を踏まえ、市民生活への影響を配慮し、基本的には使用料の見直しを行わないという原則を立てた上で、指定管理者制度を導入する市民以外が主に利用する施設や、ほかの類似施設との均衡を図る必要がある施設等に限り見直し等を行うため、関係条例の所要の改正を行うものであります。 以上でありますが、詳細についてはそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(小田康文君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 金谷総務部長。
◎総務部長(金谷健君) 失礼します。 それでは、総務部関係の議案第81号真庭市合築駅舎条例の一部改正について補足説明させていただきます。
タブレット001、議案集185ページの新旧対照表、別記1を御覧ください。 現行の合築駅舎は、美作落合駅舎とその他の駅舎に区分して使用料を設定しており、金額について不均衡が生じておりました。このたびの改正で合築駅舎の使用料を統一し、不均衡を是正するとともに、これまで半日当たり、1日当たりとしていた料金設定について、施設の利活用を促進するため、時間当たりの料金に変更するものです。 現行の美作落合駅舎、半日1,000円、1日2,000円、その他の駅舎、半日2,100円、1日4,200円から、改正案で全駅舎の統一の料金として、1時間当たり500円、冷暖房使用時に750円に改定するものです。 なお、当該使用料の徴収は、市外利用者や営利目的で使用する場合を対象としており、営利を目的としない市民利用については引き続き無料となります。 以上、議案第81号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 今石
生活環境部長。
◎
生活環境部長(今石久嗣君) それでは、続きまして生活環境部関係の議案第82号から議案第83号につきまして補足説明をさせていただきます。 議案第82号真庭市
蒜山高原ライディングパーク条例の一部改正についての補足説明をいたします。
タブレット001、議案集の187ページを御覧ください。 この条例は、真庭市
蒜山高原ライディングパークの使用料などを改正をするものでございます。厩舎の1房を24時間使用する場合の使用料と、厩舎名称を近隣施設の均衡を図るために改正し、一房を一月使用する場合の使用料も併せて改正いたします。 使用料は、一房24時間、1日の料金の1,000円を1,500円とし、一月の2万9,370円を4万5,000円としております。 次に、馬の区分の改正につきましては、乗馬は気軽な体験から技術の習得まで様々なレベルで楽しめるスポーツでございますが、当施設が公の施設として一般的に行っている乗馬体験は専ら引き馬による乗馬体験であり、一般客向けに通常乗馬を実施できるものではないことから、現状に即した改正を行うものでございます。 次に、ブーツ、ヘルメット、騎乗ズボンの区分の改正につきましては、通常乗馬の区分をなくすことに併せて削除するものとしまして、これらの安全装具などにつきましては専門性が高いものとなっておりますので、受託者の裁量で最も適したものを選択し、使用者の安全を優先できるようにしたいと考えております。 詳細につきましては、次ページ以降の対照表などで御確認をお願いいたします。 次に、議案第83号真庭市
都市公園条例の一部改正についての補足説明をいたします。 議案集の192ページを御覧ください。 この条例は、落合総合公園テニスコートの使用料を市内の類似施設との均衡を図った改正を行い、併せて落合総合公園テニスコートと勝山運動公園のテニスコートが同一種のコートでありながら異なる名称を用いておりましたので、これを統一するために改正をするものでございます。 落合総合公園テニスコートを、人工芝コート1面を砂入り人工芝コート1面とし、占用料の一般の210円を300円に、中学生以下の100円を150円に、照明設備の310円を450円に改め、勝山運動公園のオムニコート1面を砂入り人工芝コート1面に改めております。 これも詳細につきましては、次ページ以降の対照表などで御確認のほうをお願いいたします。 以上、議案第82号、議案第83号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 木村
産業観光部長。
◎
産業観光部長(木村辰生君) 失礼いたします。 それでは、産業観光部関係の議案第84号について補足説明をさせていただきます。 議案第84号真庭市
蒜山ヒルズ条例の一部改正についてでございます。
タブレット001、議案集の196ページを御覧ください。 この改正につきましては、市内の近隣施設等との整合性を図り、ホテル蒜山ヒルズの使用料を見直すため、所要の改正を行うものでございます。 議案集199ページから200ページの別記、新旧対照表のとおり、大浴場の利用料金、大人350円を500円に、小学生230円を300円に、幼児110円を160円とし、宿泊施設の和室、洋室とも大人1万円を1万1,000円に、小学生5,000円を7,000円に、幼児2,500円を5,000円に改めるものでございます。 以上、議案第84号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 行安
蒜山振興局長。
◎
蒜山振興局長(行安太志君) 失礼いたします。 蒜山振興局関係の議案第85号、議案第86号について補足説明をいたします。 議案第85号真庭市
津黒高原観光施設条例の一部改正について補足説明いたします。 議案集の202ページを御覧ください。 この条例改正は、真庭市津黒高原観光施設の津黒高原キャンプ場及び津黒温泉プールの使用料を類似施設との均衡を図り、改定を行うものでございます。 議案集204ページ、205ページの新旧対照表を御覧ください。 区分、津黒高原キャンプ場のフリーサイトの宿泊500円を800円に、日帰り250円を400円に改め、オートキャンプの宿泊、電源あり4,000円を5,000円に、電源なし3,500円を4,500円に、5人を超える場合1人につき500円を600円に改め、オートキャンプ場の日帰り、電源あり2,500円を3,000円に、電源なし2,000円を2,500円に、5人を超える場合1人につき250円を300円に改め、シャワー1人1回200円を追加することとします。 また、津黒温泉プールの中学生600円を700円に改めております。 プールについては、小学生及び幼児4歳以上の改定は行いません。 以上、議案第85号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、議案第86号真庭市蒜山なごみの
温泉津黒高原荘条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案書の207ページを御覧ください。 この条例改正は、真庭市蒜山なごみの温泉津黒高原荘の和室及び洋室の使用料を近隣施設との均衡を図り、改定を行うものでございます。 議案集209、210ページの新旧対照表を御覧ください。 区分、和室トイレなし、中学生以上3,900円を5,800円に、小学生3,300円を4,000円に、幼児4歳以上1,650円を2,400円に改め、和室トイレあり、中学生以上4,400円を6,600円に、小学生3,600円を4,600円に、幼児4歳以上1,650円を2,400円に改めます。また、洋室、中学生以上、4,700円を7,000円に、小学生3,800円を4,900円に、幼児4歳以上1,650円を2,400円に改めます。 以上、議案第86号の補足説明とさせていただきます。 以上をもちまして議案第85号、議案第86号に関する補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 木村
産業観光部長。
◎
産業観光部長(木村辰生君) 申し訳ございません。 先ほど議案第84号の真庭市
蒜山ヒルズ条例の一部改正について、補足説明の中に一部誤りがありましたので、訂正をさせていただきます。
タブレット001の議案集199ページ、別記になります。 宿泊施設の欄でございます。 先ほど幼児2,500円を5,000円と申しましたが、申し訳ございません、3,750円の誤りでございました。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 補足説明が終わりました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(小田康文君) 続きまして、日程第22、議案第87号令和4年度(2022年度)真庭市
一般会計補正予算(第5号)についてから日程第29、議案第94号令和4年度(2022年度)真庭市
国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第2号)についての8件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 太田市長。
◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第87号令和4年度真庭市
一般会計補正予算(第5号)についてから議案第94号令和4年度真庭市
国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第2号)についてまでの一般会計と4件の特別会計、3件の公営企業会計、合わせて8件の
補正予算議案につきまして、その概要を説明いたします。 このたびの
補正予算は、本庁舎のLED化や
新型コロナウイルス感染症に伴う
ワクチン接種に要する経費のほか、エネルギー価格の高騰による光熱費、地方債の繰上償還や人事異動に伴う人件費などについて、
補正予算を計上するものであります。 一般会計は12億2,951万1,000円を増額し、歳入歳出総額351億6,507万9,000円を計上しております。 特別会計は、合計1億1,774万4,000円を増額し、公営企業会計は合計6,831万8,000円を増額しております。 会計全体では14億1,557万3,000円の増額補正を計上しており、補正後の予算総額は555億5,205万円であり、昨年度同期と比較して8億9,166万4,000円、1.6%の増であります。 以上につきまして、詳細について担当者から補足の説明をさせますので、御審議を賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 金谷総務部長。
◎総務部長(金谷健君) 失礼します。 それでは、議案第87号令和4年度真庭市
一般会計補正予算(第5号)について補足説明をさせていただきます。 予算資料の
タブレット003、真庭市
補正予算概要説明書12月補正、2ページを御覧ください。 歳入の主なものは、国庫支出金では本庁舎のLED化に係る地域脱炭素移行・再エネ推進交付金及び
新型コロナウイルス予防接種に係る予防接種対策費国庫補助金を増額し、繰入金では本庁舎LED化事業の財源として、公共施設整備等基金繰入金を増額しております。また、一般財源として繰越金を増額しております。 歳出の主なものは、総務費では市役所本庁舎のLED化の工事を増額し、衛生費ではオミクロン株に対応する
ワクチン接種費を増額しております。 公債費では、後年度の財政負担軽減を目的とした臨時財政対策債の繰上償還元金を計上しております。また、エネルギー価格高騰に伴う光熱費等についても増額しています。 次に、
タブレット002、
一般会計補正予算書11ページを御覧ください。 第2表債務負担行為補正ですが、御覧の5つの事項について、複数年にわたる業務等、令和4年度中に委託業者を決定する必要があるため、その期間と限度額を定めております。 以上、議案第87号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 今石
生活環境部長。
◎
生活環境部長(今石久嗣君) それでは、続きまして議案第88号令和4年度真庭市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についての補足説明をいたします。
タブレット003、真庭市
補正予算概要説明書を御覧ください。3ページ、上段の2を御覧ください。 今回の
補正予算は、令和3年度決算額確定により繰越金を増額し、これを財源として基金積立金と交付金の精算額確定による増額及び人事異動に伴う人件費の減額による一般会計からの繰入金の減額によるもので、これらによる歳入歳出をそれぞれ2,217万4,000円増額し、歳入歳出総額52億821万7,000円を計上しております。 以上で議案第88号の補足説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 杉山福祉課長。
◎福祉課長(杉山修一君) 失礼します。 議案第89号令和4年度真庭市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について補足説明をいたします。
タブレットの資料003の真庭市
補正予算概要説明書の3ページ、3番を御覧ください。 令和3年度決算額の確定、人事異動等に伴う職員人件費の減額等により、歳入では支払基金交付金、一般会計からの繰入金及び繰越金をそれぞれ増額し、また国庫補助金、県補助金及び基金繰入金をそれぞれ減額しております。 歳出では、介護認定審査会費、介護予防生活支援サービス事業費、償還金及び還付加算金及び繰出金をそれぞれ増額し、また総務管理費、包括的支援事業任意事業費をそれぞれ減額しております。 これらにより、歳入歳出それぞれ9,331万6,000円増額し、歳入歳出総額64億6,315万8,000円を計上しております。 続きまして、議案第90号令和4年度真庭市
介護保険特別会計(
介護サービス事業勘定)
補正予算(第1号)について補足説明をいたします。 資料のほうは、同じく概要説明書の3ページ、4番を御覧ください。 令和3年度決算額の確定、人事異動等に伴う職員人件費の増額等により、歳入では一般会計からの繰入金及び繰越金をそれぞれ増額しております。 歳出では、居宅介護支援事業費を増額しております。 これらによりまして、歳入歳出それぞれ144万7,000円増額し、歳入歳出総額5,233万6,000円を計上しております。 補足説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 畦崎
湯原振興局長。
◎
湯原振興局長(畦崎宜久君) 失礼いたします。 それでは、議案第91号令和4年度真庭市
温泉事業特別会計補正予算(第1号)につきまして補足説明をさせていただきます。 説明資料のほうは、引き続き
補正予算概要説明書の3ページ、5番のほうを御覧ください。 今回の補正でございますけれども、エネルギー価格高騰に伴う光熱費の増額、また人事異動に伴う職員の人件費減額によるものでございます。 歳入の主なものといたしましては、配湯使用料が169万9,000円の増額となっております。 また、歳出の主なものといたしましては、一般職員給料が214万9,000円の減、湯本温泉館経常管理費が214万1,000円の増となっております。 これによりまして、歳入歳出それぞれ80万7,000円を増額し、予算総額1億1,217万9,000円を計上するものでございます。 以上、議案第91号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 頭山建設部長。
◎建設部長(頭山龍一君) それでは、議案第92号及び議案第93号について補足説明をさせていただきます。 まず、議案第92号令和4年度真庭市
水道事業会計補正予算(第1号)についてですが、同じく
タブレット予算003の
補正予算概要説明書4ページの6番を御覧ください。 収益的収入は、指定工事店の更新手続の増加によるものでございます。 また、収益的支出では、エネルギー価格高騰に伴います動力費の増額によるものでございます。 資本的収入では、人事異動に伴う人件費の増額によるものでございます。 次に、議案第93号令和4年度真庭市
下水道事業会計補正予算(第1号)についてですが、同じく4ページの7番を御覧ください。 収益的収入は、美新浄化センター機械設備修繕に伴います負担金の増額と繰入金の組替えによるものでございます。 収益的支出は、主なものとしましてエネルギー価格高騰に伴う施設の動力費の増額によるものでございます。 以上で議案第92号及び議案第93号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) 中谷
湯原温泉病院事務部長。
◎
湯原温泉病院事務部長(中谷由紀男君) それでは、議案第94号令和4年度真庭市
国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第2号)について補足説明をさせていただきます。 資料は、引き続き
補正予算概要説明書4ページの8番を御覧ください。 収益的収入では、
新型コロナウイルス感染症患者等入院病床確保事業県補助金を増額しております。 収益的支出では、
新型コロナウイルス感染症治療薬の国からの無償提供が終了したことによりまして、医薬品費を増額し、またエネルギー価格高騰による電気代が上昇しておることから、光熱費などを増額補正をさせていただいております。 以上、補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(小田康文君) これで本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしました。 定例会運営予定に従い、次回は12月8日木曜日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を予定しております。開催については、本日御出席の皆様には別途通知をいたしませんから、御了承をお願いします。 本日はこれをもって散会といたします。
大変御苦労さまでした。 午前11時08分 散会...