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11月30日-01号

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  1. 真庭市議会 2021-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 真庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 3年12月第6回定例会             真 庭 市 議 会 会 議 録             令和3年11月30日(火曜日)             ───────────────             議  事  日  程(第1号) 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 報告第 7号 専決処分の報告について 第 4 議案第63号 真庭市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部改正について 第 5 議案第64号 真庭市地域経済牽引事業を促進するための固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について 第 6 議案第65号 真庭市国民健康保険条例の一部改正について 第 7 議案第66号 真庭市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正について 第 8 議案第67号 真庭市学校給食共同調理場条例の一部改正について 第 9 議案第68号 真庭市過疎地域持続的発展市町村計画の策定について 第10 議案第69号 辺地に係る総合整備計画の策定について 第11 議案第70号 岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議について 第12 議案第71号 不動産の売払いについて 第13 議案第72号 真庭市道路線の認定について 第14 議案第73号 真庭市道路線の変更について 第15 議案第74号 真庭市勝山健康増進施設水夢指定管理者の指定について 第16 議案第75号 二川みらいづくりセンター指定管理者の指定について 第17 議案第76号 令和3年度(2021年度)真庭市一般会計補正予算(第7号)について 第18 議案第77号 令和3年度(2021年度)真庭市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について 第19 議案第78号 令和3年度(2021年度)真庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について 第20 議案第79号 令和3年度(2021年度)真庭市介護保険特別会計補正予算(第2号)について 第21 議案第80号 令和3年度(2021年度)真庭市温泉事業特別会計補正予算(第2号)について 第22 議案第81号 令和3年度(2021年度)真庭市下水道事業会計補正予算(第1号)について             ~~~~~~~~~~~~~~~             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第22まで             ~~~~~~~~~~~~~~~             出  席  議  員(24名)   1番  緒 形   尚 君         2番  伊 賀 基 之 君   3番  黒 川   愛 君         4番  淺 野 和 昭 君   5番  吉 原 啓 介 君         6番  福 島 一 則 君   7番  柴 田 正 志 君         8番  妹 島 弘 和 君   9番  森 田 敏 久 君        10番  大 月 説 子 君  11番  伊 藤 義 則 君        12番  加 藤 大 悟 君  13番  西 田 文 子 君        14番  氏 平 篤 正 君  15番  長 尾   修 君        16番  入 澤 廣 成 君  17番  庄 司 史 郎 君        18番  小 田 康 文 君  19番  岩 本 壯 八 君        20番  妹 尾 智 之 君  21番  古 南 源 二 君        22番  中 尾 哲 雄 君  23番  森 脇 正 和 君        24番  河 部 辰 夫 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             説 明 の た め 出 席 し た 者市長       太 田   昇 君    副市長      吉 永 忠 洋 君危機管理監    池 田 敏 浩 君    総合政策部長   有 元   均 君総務部長     中 谷 由紀男 君    生活環境部長   澤 山 誠 一 君健康福祉部長   岸 本 真 治 君    健康福祉部次長  江 口 祥 彦 君産業観光部長   金 谷   健 君    建設部長     頭 山 龍 一 君会計管理者    大 熊   昭 君    消防本部消防長  大 美   勝 君蒜山振興局長   橋 本 敏 郎 君    蒜山振興局次長  行 安 太 志 君北房振興局長   上 島 芳 広 君    落合振興局長   河 本 京 子 君勝山振興局長   河 島 賢 治 君    美甘振興局長   今 石 健 司 君湯原振興局長   畦 崎 宜 久 君    教育長      三 ツ 宗 宏 君教育次長     赤 田 憲 昭 君    湯原温泉病院事務部長                               須 田 昌 宏 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長   三 浦 祥 靖 君    参事       畦 崎 智 世 君主幹       氏 平   純 君             ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(小田康文君) 皆さんおはようございます。 本日、令和3年12月第6回真庭市議会定例会が招集されまして、皆様には御参集をいただき御苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は24名全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はタブレットに配信しておりますとおりであります。 それではまず、議長報告をいたします。 9月定例会以降の諸般の報告については、タブレットに配信しておりますとおりでございます。後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議長報告を終わります。 次に、市長から挨拶並びに諸般の報告をお願いします。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 改めまして、皆様おはようございます。 本日ここに、令和3年12月議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様には御参集いただき、誠にありがとうございます。 それでは、9月議会で報告した以降の真庭市政の主な動きを中心に御報告いたします。 新型コロナウイルス感染症ですが、おかげさまで真庭市では9月19日の発表以来、新規感染者の発生がない日が続いています。また、全国的にも感染状況は小康状態を保っておりますが、アフリカでまた新たな変異株ということで警戒を怠るわけにはまいりません。岡山県内では、比較的、全国に比べて相対的に発生が多いということで、クラスターなども発生しておりますが、警戒をしながらウイズコロナというか、そういう形でやっていかなきゃならないと思っております。これから日増しに気温が下がり、屋内で過ごす時間が長くなる季節を迎えて、クリスマスあるいは忘年会等の行事も重なり、感染リスクが高まることも予想されます。市民の皆様には、引き続きマスク着用あるいは手指消毒など、基本的な感染予防対策の徹底をお願いいたします。 また、感染拡大を防止し、経済社会活動を取り戻すための切り札である新型コロナワクチンについては、真庭市医師会や市内医療機関の尽力によりまして、希望される市民の方への2回目接種がほぼ終了いたしました。次は、2回目の接種から原則8か月が経過した方を対象とする3回目接種を進めていくことになります。真庭市としても、国が示したスケジュールどおり実施できるよう準備をしており、12月に接種対象となる医療従事者など約600人に対して予診票を送付し、12月1日から、明日から接種を開始いたします。3回目の接種も、医師会との緊密な連携の下に実施することとし、1月以降に対象となる方への予診票等の送付や接種に必要な諸経費など、補正予算を本定例会に提案します。 次に、コロナ禍における暮らしの支援と経済対策ですが、長引くコロナ感染症の影響に伴う外食業の不振や豊作等により、全国的に米余りの状態が続き、米価が下落しています。米価下落は、米農家にとって切実な問題であり、所得の下支えと生産意欲の継続を図ることを目的とし、さらに地域経済も考慮した緊急対策として、価格下落分の一部を支援する、まさに全くの例外、市町村行政でこれを行うというのは私は全くの例外だと思っております、コロナに負けるな米価下落特別支援事業補正予算を本定例会に提案いたします。 また、地方でテレワークを実施している企業が増加傾向にあります。こういったニーズを敏感に捉え、観光とも融合した新たな取組として、湯本温泉館に高品質なICT環境も活用してテレワークやワーケーションに対応した機能を整備したいと考えています。真庭観光局湯原観光協会、湯原町旅館協同組合等と一体となって、宿泊プランづくりや都市部でのPRを行い、新しい湯原温泉の魅力による新たな観光客の獲得を図り、コロナ禍の打撃を直接受けている観光産業を支援する予算を本定例会に提案します。 今後もコロナ感染症への警戒を怠らず、一方でアフターコロナを見据えながら、このほど発表された国の補正予算や今後出てくる当初予算などの動きや県の施策と連動させ、時宜にかなった施策を展開してまいります。 次に、コロナ感染症により社会変革の岐路に立たされている今、未来を描く指針となるのは、誰一人取り残すことなく、基本的人権を保障し実現するという日本国憲法の理念であり、目指すのは共生社会そのものです。真庭市においても、共生社会を実現するため、私を本部長とする推進本部会議を中心に、部局を横断した取組を進めており、現在、全ての施策を共生の視点から見直し、さらに急速に進化するデジタル技術を課題解決につなげていくために、dX──デジタルトランスフォーメーション戦略計画とも連動させ、実効的なアクションプランの策定を進めています。 また、共生社会の実現に向けた大きな政策課題である、複雑化、複合化、多様化した支援ニーズに対応し、全ての真庭市民の生活を支えるための包括的相談体制と重層的な支援体制の構築に向け、本市に適した在り方の検討を進めているところです。併せて、誰一人取り残さない仕組みとしての限られた行政資源の適正な配分の方向性についても検討を始めました。 もとより、共生社会は、市民一人一人がお互いを尊重することで実現するものです。このため、来年度中に市民の参加と実践のプラットフォームとなる市民会議の設立を目指し、準備を進めています。市民が相互に尊重しながら誰もが自分らしい生活をする共生社会は、私たちが目標に掲げている真庭ライフスタイルであり、真庭市の持続可能性を上げると同時に、地域価値として次の世代に残すべき最大の財産です。この理念を実現するために、真庭市を挙げて取り組んでまいりましょう。 それでは、市政の現状と最近の成果、今後の取組について、その主なものを報告いたします。 1つ目は、安全・安心で魅力的な地域づくりです。 共生社会の理念である、互いを尊重し多様性を認め合う社会の構築に向けた具体的な施策の一つとして、真庭市パートナーシップ宣誓制度を明日12月1日から施行します。パートナーシップ宣誓制度は、10月末時点で全国約130の自治体が導入しており、岡山県では総社市、岡山市、備前市が性的マイノリティーの方を対象とした制度を導入していますが、事実婚の方も対象者に含めたものは真庭市が県内で初めてとなります。 宣誓をされた方には宣誓書受領証を発行し、市営住宅の入居や市営墓地の承継、不妊治療支援事業の申請などの手続の際に、市役所窓口で提示いただくと、二人の関係の説明や確認書類等の提出の負担が軽減されます。宣誓することで法律上の効果が生じるものではありませんが、お互いの関係を行政が認知することにより、生きづらさの軽減や安心した生活につなげることができるものと期待しています。 9月議会定例会の一般質問の答弁において、発達が気になる未就学児の早期支援充実のための発達・発育支援センター(仮称)を、来年度中に設置することを表明しました。センターの設置に向けて、個別療育の提供を含め、子どもの発達状況に合わせた療育提供機会の拡充や専門的な相談機会の充実を図るため、年度内に関連施設の整備や現在の療育訓練事業利用者全員の個別評価を行うなど、設置準備のための補正予算を本定例会に提案いたします。 また、12月3日から9日までの障がい者週間に合わせて、センター設置に向けて保護者の方や関係機関の従事者、市職員、市民の間で発達や発育について共通認識を持ち、真庭市での発達障がいを考える機会にすべく、講演会を12月5日に久世エスパスセンターで開催いたします。議員各位もどうぞ御参加ください。会場内では、真庭つながり促進事業の商品をはじめ、障がい者就労継続支援事業所商品の即売会を併催するほか、9日には企業向けに精神・発達障がいに関するウェブセミナーも開催するなど、翌年度のセンター設置に向けた機運の醸成に取り組んでまいります。 また、本年4月の真庭市手話言語条例の施行を契機に、先般、中央図書館手話言語映画祭2021を開催しました。市民団体や関係者が連携して手話言語をテーマとした映画の上映や関連イベントを行うことにより、手話言語を多面的、多角的に学び、共生社会の実現について市民と共に考える有意義な機会となりました。 幾つになっても生き生きと暮らせるまち、認知症になっても安心して暮らせるまちを実現するため、真庭市では高齢者の介護予防と活躍・交流の場である週1回以上の集いの場について、本年度、補助制度を拡充し、2025年までに120会場の開設を目指し、各種事業に取り組んでいます。コロナ禍での運動不足を懸念する声に対応し、10月5日に介護予防から始まる地域づくりと題して講演会を開催したところ、150名もの方に参加いただきました。ありがたいことに、この講演を聞かれた多くの方に地域での集いの場の立ち上げに取り組んでいただき、講演会の開催以降、7会場が新たに開設され、現在64か所にまで広がりました。まだ開設されていない地域の方からも、取り組んでみたいとの声が数多く挙がっており、この関心の高まりを介護予防への絶好の機会と捉え、集いの場の立ち上げ支援に全力で取り組んでまいります。 総合計画の基本理念である真庭ライフスタイル、持続可能な地域社会の実現に向けて推進している、まにわ版SDGsの普及促進を図るため、来年1月に令和3年度真庭SDGs円卓会議の開催を予定しています。これに先立って10月22日に幹事会を開催し、円卓会議の取組目標を理念の理解から具体的な行動、アクションへに進化させていくことを確認しました。 また、SDGsの知見を高め、SDGs伝道師として活躍いただくことを期待して昨年度から実施している真庭SDGsミーティングについては、様々な分野、団体から参加をいただき、パートナー同士の連携による新たな事業展開の検討が進んでいます。コロナ禍で生まれた連携アイデアについても、円卓会議での発表を予定しています。 新過疎法の施行に伴い、昨年度から策定作業を進めてきた、新たな過疎計画、真庭市過疎地域持続的発展市町村計画については、パブリックコメントや岡山県との協議を経て、本議会に計画案を提案します。 安全・安心な市民生活の基盤である防災・危機管理については、今年度、気象災害による被害を最小限に抑えるための取組の一つとして、河川ライブカメラを市内7か所に新たに設置し、9月からは計21か所の状況を市ホームページで確認できます。今後、市民一人一人が、迅速な避難行動の一助として利用いただくとともに、市として適切な避難情報等の発令に有効に活用してまいります。 さらに、感染症予防については、コロナ感染症に加えて、この冬、季節性インフルエンザの流行が心配されています。真庭市では、これまでも1歳から12歳以下を対象として接種費用の一部を助成してきましたが、インフルエンザの罹患者数は14歳以下が多いことから、今年度から助成の対象範囲を中学3年生まで拡充し、重症化や合併症発生の一層の予防に取り組んでまいります。 真庭市の魅力発信や関係人口づくり、施策の応援などを目的に推進しているふるさと納税については、返礼品のブドウや桃が大変好評で、11月25日時点で昨年の同時期に比べ寄附件数が1.8倍、寄附額が1.5倍に増加しています。今後も市内事業者と連携し、真庭市の魅力をより多くの人に発信するとともに、市民にとって価値がある効果的な活用方策の立案を行い、真庭の取組に賛同いただける方や関係人口の増加に引き続き取り組んでまいります。 次に、各地域の取組についてですが、市内各地で秋イベントが復活開催され、地域がにぎわいと明るさを取り戻しつつあります。 その上で、振興局ごとの主なものを申し上げます。 蒜山地域では、蒜山高原スポーツ公園ミニゴルフ場跡地の利活用について、検討委員会による中間報告を受けて整備の方向性を決定しました。この跡地を、子どもから子育て世代や訪れる全ての方が安らぎを感じられる自然豊かな空間としてリニューアルし、持続可能な共生社会の実現へつなげてまいります。 GREENable HIRUZENで使用し、新たな地域価値として注目を集めている蒜山のカヤについてですが、今月20日の蒜山高原のカヤ刈り体験会には県内外から約70名の参加がありました。また、来月10日には、中高校生によるカヤ刈り体験学習の実施を予定しています。蒜山の自然と人々の長い営みによって形成されたこのすばらしい景観を未来につなげるため、このような取組を引き続き実施してまいります。 北房地域では、旧小学校跡地の有効活用に取り組んでいますが、旧中津井小学校跡地に建設を進めてきた特別養護老人ホーム花岡荘が完成し、10月に新築移転オープンしました。平成30年3月の廃校後、約3年半ぶりににぎわいが戻り、地域が少し明るくなったように感じられます。 落合地域では、「落合から真庭を元気に」を合い言葉に、20代から30代の若者グループ「おチアーズ」が立ち上がりました。この中には、真庭高校の1年生5名も参加し、初仕事として、今年度開催できなかったおちあい元気フェスタの代わりに、落合をPRする真庭いきいきテレビの番組制作を行っています。 別所地区では、今月13日から14日の2日間、旧別所小学校を会場に、真庭とアートのカルチャーイベント、MANIWARTが開催されました。真庭で活躍している方のアート作品やマルシェ、物づくり体験など地域との交流を図ることができました。 久世地域では、空き家の活用など地域活性化を目的にまちづくり会社市民団体が設立するなど、地域住民によるまちづくりの機運が高まっており、市としても住民主体の特色ある地域づくりを支援してまいります。 勝山地域では、旧富山小学校を会場に、地域に縁のある作家が創作したアート作品を展示する杜のアート展2021が今月7日から14日まで開催され、大勢の来場者でにぎわいました。自然豊かな山村風景が広がる思い出ある施設を活用して、地域の活力と持続を保とうとする熱い思いが感じられました。 また、健康増進施設水夢次期指定管理者候補者一般財団法人真庭スポーツ振興財団とする選定結果が指定管理者選定審議会から報告されましたので、本定例会に関連議案を提案します。 湯原地域では、来年4月にオープン予定の二川みらいづくりセンター指定管理者候補者を、地域住民で立ち上げた一般社団法人ふたかわコスモヴィレッジとする選定結果が審議会から報告され、こちらも本定例会に関連する議案を提出します。真庭市で初めてとなるこのみらいづくりセンターが、今後、自立と共生の地域づくりを実現し、地域を未来に引き継いでいくための拠点として機能するとともに、担い手となる人材が育まれるように支援してまいります。 美甘地域では、9月25日にクリエイト菅谷指定管理者が岡山市内の音楽関係者と連携し、有名アーティストを招聘したキャンプフェスを開催しました。徹底した感染症対策など様々な制約の中での開催でしたが、観客ばかりでなく参加アーティストにも好評で、SNS等でクリエイト菅谷を発信いただくなど、今後につながる催しとなりました。 また、10月22日には山陽学園大学の学生が美甘地域を訪れ、美甘を元気にしようと活動する団体、ミカモノアクション会議とディスカッションを行い、地域の特性を生かした様々な意見やアイデアが出されました。今後も、地域内外との交流により外からの刺激を受けながら、アクション会議の活動を中心に美甘地域の活性化につなげてまいります。 2つ目は力強い循環型の地域経済づくりです。 GREENable HIRUZENは、オープンから4か月が経過しました。その間、コロナ感染症の拡大によるまん延防止措置緊急事態宣言等が発出されましたが、11月28日時点で約12万5,000人の方に来場いただいております。一般の来場者の他にも、岡山、鳥取の経済同友会や県議会の常任委員会が視察に訪れるなど、各界の方々に注目されており、また注目が高まるにつれて若者や女性の来訪者が増加し、結婚するカップルが写真撮影をするなど、ありがたいことに我々が想定していなかった利用も出てきています。 蒜山ミュージアムでは、オープニング企画として開催した隈研吾氏の建築模型等の展覧会が10月12日に終了しました。今年度予想していたミュージアムの入館者数1万4,000人をはるかに上回る、約2万1,000人の方に入館いただきました。10月28日からは第2弾となる展覧会、隈研吾展「ネコの目で見る公共性のある未来」を開催しており、東京国立近代美術館をはじめ全国を巡回した出品作品の中からえりすぐりの作品を展示しています。また、展覧会の関連イベントとして、11月21日にGREENable HIRUZEN「風の葉」において隈研吾氏の講演会を開催したところ、市内外から大勢の方に参加いただきました。今後も、新しい時代の価値観を体現するシンボルと豊かな自然が調和する蒜山、そして作品が発する芸術文化の風を、真庭市民をはじめとする多くの方にぜひ体感いただきたいと願っております。 また、緊急事態宣言の発令等で延期していた海山マルシェを11月21日に開催しました。今回はアフターコロナに向けた新しい試みとして、蒜山高原三木ケ原をはじめ5か所に分散して開催したところ、全体で約2万人の来場があり、特産品の販売やクラフト体験など、全ての会場が多くのお客様でにぎわいました。また、会場を分散することで、観光客の周遊性も高まっており、今後も蒜山地域として一体感のあるイベントとなるよう創意工夫をしてまいります。 真庭産材の需要拡大については、民間建築物の木造化、木質化を促すため、脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律が10月1日に施行されました。今回の法改正に合わせて、林野庁主催による民間企業や木材関連団体、自治体等が参加した民間建築物等における木材利用促進に向けた協議会──通称ウッドチェンジ協議会と申しますが──の第1回会議が9月13日に開催され、私も全国市長会林政問題に関する研究会の座長として参加し、意見を述べたところであります。 さらに、9月22日には、真庭市独自で林野庁木材利用課長と担当者を講師に迎え、オンラインで講演会を開催し、市内の林業や木材産業関係者、金融機関の方など約80名の参加をいただき、活発な意見交換を行いました。 加えて、11月16日には全国経済同友会が主体となり、東京都知事、高知県知事や私が理事を務める木材利用推進全国会議において、林野庁長官とともに私も講演しました。また、関連イベントとして10月1日から10日まで、蒜山ミュージアムを会場に、市内の木工事業者と都市部のデザイナーがコラボレーションした建築家の椅子展を開催しました。期間中、約3,000人の方が来場され、併せて開催した真庭の自然資源でクラフト体験にも、100名を超える方に参加いただくなど大変好評でした。このイベントは、東京や大阪でも開催し、東京展では約5,000人が来場され、大阪展は本日まで開催しており、真庭産の木材が大いにPRされています。真庭市でも、市内外の知見を活用しながら、市内の木工事業者が緩やかにつながる団体を年度内に設立するなど、さらなる木材需要拡大に向けた取組を進めてまいりたいと考えています。 ここでうれしい報告があります。このほど、一般社団法人公共建築協会が主催する第17回公共建築賞において、落合総合センターが、全国88の応募のあった公共建築物の中から、行政施設部門の最高峰である公共建築賞国土交通大臣表彰を受賞しました。設計施工が優れていることのみならず、地域社会への貢献といった視点からも評価されたものであります。 また、日本経済新聞が企画する、「NIKKEIプラス1何でもランキング 現代の木造建築 美しき意匠」でも落合総合センターが、柱やはりなどの主要構造部に木材が使われ、改正前の公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律が施行された2010年以降に建築された全国29点の建築物の中から、木造ならではの美しさと木造建築としての技術や造形の工夫の観点から、10人の専門家が選定し、第7位にランクインしました。今後、市民の皆様がますます親しみを感じ、地域交流の拠点として活用いただくことを強く期待しています。 次に、広葉樹をバイオマス燃料として活用するエネルギーの森づくり事業についてですが、市の伐採搬出支援制度を活用して、11月25日時点で約4,000トンの搬出があり、事業者へ約800万円の支援を行っています。 また、広葉樹の伐採、加工コスト低減を図るため、伐採機1台やチップ製造機2台などの高性能林業機械を導入する事業者3社への支援も実施しています。 さらに、蒜山地区で行っている実証事業では、10月下旬から本格的に伐採作業を開始し、現在、搬出やチップ加工を行っています。年内には搬出作業を終了し、今年度中に事業化の可能性について一定の方向性を出していきたいと考えています。 有害鳥獣対策ですが、猿対策については、昨年度に引き続き加害レベルの高い群れ、3群の大量捕獲に向け、委託事業者と10月に契約を締結し事業を進めています。今後は、捕獲おり設置場所として選定した勝山地域の見尾地区、福谷地区、また落合地域の別所地区において、効率的に捕獲できるよう地元と連携し強力に取り組んでまいります。 スマート農業機械の普及促進については、今年度から真庭いきいき帰農塾のコースの一つとして、スマート農業塾を実施しています。これまでに、スマート農機としてのニーズが高いドローンとラジコン草刈り機の研修を3回実施しており、ドローンの研修会では、鉄コーティングしたもみの湛水直播や農薬、肥料散布の実演を実施しました。また、ラジコン草刈り機の研修会では、5機種のラジコン草刈り機の実演と操作研修を行い、見学だけではなく実際に体験していただいたことでスマート農機への理解が深まり、導入のきっかけにつながるものと期待しています。 中山間地域等直接支払制度事業については、昨年度から第5期対策が始まり、今年度で2年目となります。深刻な高齢化や担い手不足により、全国的に、期を追うごとにこの事業への取組面積は減少している状況です。真庭市では、令和7年度から始まる第6期の対策に向け、市内全ての集落協定に対して実態調査を9月に行った結果、広域化による集落の強化やスマート農機の導入等による労働力の維持確保が必要などの課題やニーズが判明したところであり、これらを踏まえ、来年度からモデル地区を設定し、知見を持った農業支援員を派遣することで、事業継続の仕組み作りを行うことにしています。 昭和62年から着手しております林道川上1号線ですが、先月に工事が完成し、全線開通することができました。今後は、この完成した林道を、林業振興はもとより、大山、蒜山三座を一望できる絶景のビュースポットとして計画的に整備し、蒜山観光のアクティビティの充実に活用してまいります。 また、今年6月から8月にかけて発生した農地災害復旧工事については、今月、国の査定が終了しました。一日も早く復旧できるよう事業実施に努めてまいります。 3つ目は、持続可能な真庭の環境づくりです。 真庭市は、令和2年3月にゼロカーボンシティ宣言をし、温室効果ガス削減に向けた様々な取組を行ってきたところです。今月初め、イギリス、グラスゴーでは、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議、COP26が開催されたことは議員各位も御承知のことと思います。その際、会議と同時に日本政府が開催した日本の環境技術力を国内外に発信するサイドイベントにジャパン・パビリオン──脱炭素ドミノを通じたゼロカーボン都市の推進──で、真庭市の取組をオンラインで事例発表する機会をいただき、私自身、木質バイオマス発電をはじめ、地域から出る木材を余すことなく使い切り、循環経済圏を構築する、木を使い切る真庭創出事業を世界に発信いたしました。真庭市がこれまで取り組んできた循環型で持続可能な杜市づくりが世界に認められた瞬間であり、大変光栄に思うとともに、大きな重責を負ったとも感じています。今後も、日本の中山間地域再生のモデルとして、また2050年カーボンニュートラル実現に向けて取り組んでまいります。 市民の脱炭素型ライフスタイルを促進するCOOL CHOICE推進事業では、本庁舎、振興局など市内5か所の公共施設にマイボトルへ無料で給水ができるサーバーを設置しました。今後もマイボトルの使用を呼びかけ、プラスチックごみやペットボトル削減に取り組んでまいります。 また、旭川の上流から海ごみゼロを目指す、まちのごみ拾いイベント、真庭ごみ拾いチャレンジを開催しています。スマートフォンアプリを活用し、いつでも誰でも参加できるイベントで、11月25日時点、60名の個人や団体に登録いただいており、真庭から海ごみゼロの輪が広がっています。 真庭市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例については、市全域で悪質な事業を防止し、自然豊かな景観の保全と再生可能エネルギー源を利用した発電事業との調和を図るため、小規模な発電設備に対しても、行政指導や助言を行えるよう、条例の一部改正を本議会に提案します。特に、蒜山地域については、豊かな自然景観が乱開発によって失われることのないよう、現在の条例を活用して、県道蒜山高原線沿線を9月から新たに抑制区域に指定し、対象面積を約30倍に拡大しています。 市道の整備については、長寿命化対策とともに、市内交通の循環機能向上や観光資源の連携などを目的に、政策的、計画的に取り組んでいますが、蒜山地域内の循環道路としての機能向上を目指し、毎年10万人を超える観光客が訪れる塩釜に通じる主要道路、市道上中井川線の整備については、国道482号線との交差点部の舗装を完了したところであり、積雪時期を前に残りの箇所を早急に進めてまいります。また、市道の舗装長寿命化についても、現在16路線の舗装工事が完了し、残り6路線も本年度内完了を目指して進めています。 橋梁の安全性確保と維持管理経費平準化のための長寿命化事業については、今年度の対象である213橋の法定点検を完了し、現在、8橋の修繕工事を進めています。今後も長寿命化計画に基づき事業を進めてまいります。 道路河川の災害復旧工事については、6月豪雨によるものを発注したところであり、8月に発生した7件については、今月、国の査定が終了したところです。また、追加2件による増額補正予算を本議会に提案します。 水道事業については、老朽化した水道施設の更新を計画的に進めており、今月、久世配水池が完成しました。これにより、災害時の応急給水拠点としての機能と、久世地区の安全で安定的な水の供給が可能となりました。今後も老朽化した施設の更新等を計画的に進め、ライフラインとしての安全性と持続可能な経営を確保してまいります。 下水道事業については、落合垂水地区と久世の河元地区で管渠整備工事を、北房の宮地地区で管渠更生工事を進めています。また、落合浄化センターの増設は、12月末の引渡しに向けて、現在、設備工事を進めており、早期の工事完成に努めてまいります。 4つ目は、夢ある子育て、ひとづくりと豊かな文化づくりです。 市内高等学校の複数校地解消や学科改編といった、本市における教育環境が大きく変わろうとしている状況を踏まえ、庁内に高校魅力化推進プロジェクトチームを設置し、シンポジウムの開催や学習会を重ねてきましたが、その成果として、今月、真庭市高等学校魅力化基本方針を策定しました。今後は、この方針に基づき全庁横断で各種の施策を立案し、高校魅力化を具体化してまいります。併せて、地元高校の大切さを共有し、応援する機運の醸成に向けたワークショップを各校地で開催してまいりますので、皆さん奮って御参加ください。 また、来年度から北房地域が勝山高校の学区内として扱われることになり、北房地域から勝山高校へ進学する生徒を増やすことを主たる目的に、まにわくん北房-勝山線──高岡上バス停から勝山駅までですが──を結ぶ新規ルートの来年4月1日開始の準備に取りかっています。さらに、市内高校に通学する生徒への支援策として、まにわくんを乗り継いでもワンライド、200円相当で市内全ての高校に通学できるよう、通学環境の整備も併せて進めているところです。 次に、人生の選択として結婚や出産を望む方々への支援として取り組んでいる出会いの場づくりに関しては、まにわ縁結び推進委員会が主催の独身男女を対象とした交流イベントが、先月、今月と開催されました。定員を超える多くの方から申込みをいただき、来年2月には、市民団体が真庭を元気にする活動応援事業を活用した婚活イベントを予定しており、今後も引き続き市内の結婚推進活動を支援してまいります。 幼児教育施設については、真庭市子ども・子育て会議を開催し、保護者の意見をお聞きしながら5回にわたり審議いただき、今月25日には、真庭市の目指す保育・教育の目標である、のびのびと心豊かに意欲を持って生活する子どもの育成を実現し、乳幼児期の子どもの育ちを保障できる環境の整備に向け、特に喫緊の課題である久世地域の幼児教育施設の整備について、新たな民間事業者の参入も含めて検討すること、また市内全域に保育ニーズが高まっているゼロ歳から2歳児の受皿の確保を推進していくことなどの答申を受けたところです。この答申に基づき、今後、具体的な整備について鋭意検討してまいります。 小・中学校におけるふるさと学習の推進については、今年度も学習状況調査において、地域が好き、地域行事に参加しているという子どもの割合が高い値を示しています。加えて、地域をよくするために何をすべきか考えることがあるという子どもの割合が高く、地域への貢献意欲の高まりが感じられます。また、今月上旬には、まにわ教育の日の取組として、中学校区ごとにふるさと学習を紹介するパネル展示を行い、市民の教育に対する機運の醸成を図っています。 児童・生徒一人一人に最適化した教育環境を目指すGIGAスクール構想については、授業での一人一台端末の活用が進んでいます。漢字や計算等の基礎基本の定着にデジタルドリルを利用したり、調べ学習ではインターネット検索を活用するなど、子どもの実態に合わせて利用するとともに、端末を安全に利用するためのルールを定め、情報モラル教育を含めた丁寧な指導を行っています。 学校トイレの洋式化についてですが、避難所指定された屋内運動場については、優先的に工事を行い、今月全ての洋式化工事が完了しました。残る校舎トイレについても、現在、小学校8校、中学校2校を改修中で、年度内には改修が必要な全てのトイレが洋式化される予定です。 真庭市では、今年度、第4次真庭市生涯学習基本計画の策定を進めています。本計画は、市民の学びの場、活躍の場づくりを行い、市民の豊かな暮らしや人生を応援するための具体的な生涯学習施策を示すもので、多様な分野から10名の委員をお招きし、7月から3回の策定検討委員会を開催しています。同時に、策定に向けて市民向けのワークショップを3回開催しており、いただいた意見を反映させながら、年明けにも計画案をお示ししたいと考えています。 学校図書館蔵書のデータベース化については、今年度予定している小・中学校13校のうち、これまでに11校で作業が終了しました。今後も、地域ボランティア、学校及び市立図書館が協働して、子どもたちの読書環境や学びの環境を整備していきます。 文化財収蔵施設、旧阿口小学校の整備については、現在、屋内修繕や収納棚の製作を進めています。今後、旧収蔵施設──旧勝山図書館ですが──に保存をしていた文化財資料を仕分けし、市内小学校等での活用を行いながら、適切に管理してまいります。 5つ目は、行政、地域経営市民目線、カイカク、カイゼン、についてです。 市長と話そう!については、コロナ感染症の影響で開催が滞っておりましたが、9月以降、女性消防団員、蒜山高校OB会、つどいの広場北房ほたるっこ、そして去る24日には落合垂水向津矢住民会の皆さんと、3か月の間に4回開催することができ、今年度で計6回実施しています。どの会場でも有意義な意見交換ができ、今後も地域に出向き、地域の声をしっかりと受け止めながら施策を展開してまいります。 真庭市の行政経営の方向性を示す真庭市行政経営大綱については、現在の第3次大綱の計画期間満了に伴う第4次大綱の策定作業を進めています。11月22日に真庭市行政改革審議会に諮問し、今後、パブリックコメントの実施を予定しています。従来のカイカク、カイゼンの方向性に、共生社会推進とデジタル変革、dXの考え方を取り込み、市民目線で従来の仕組みややり方を変えることを主眼とした、行政・公共リ(Re:)デザインを柱に加えることとしており、共生社会の実現、市民生活の質の向上につながる行政経営を推進してまいります。 真庭市では、マイナンバーカードを利用して、住民票などの各種証明書を全国のコンビニエンスストアで取得できるコンビニ交付サービスを、本年6月から開始しています。開始から11月25日時点で約400件の利用があり、そのうち約100件が市外で利用されています。市役所に行かなくても、証明書の取得などの市民サービスが利用でき、またデジタル社会のパスポートとも言われる本カードをより多くの市民の皆様に利用していただくために、真庭市では市内企業等への出張申請受付事業を10月から開始するとともに、真庭市医師会、歯科医師会、薬剤師会を訪問し、カードの保険証利用をお願いするなど、利便性の向上と普及啓発、取得率の向上に取り組んでまいります。 公共施設再配置の推進についてですが、旧湯原振興局庁舎と周辺施設を解体し、温泉観光地湯原にふさわしい環境整備を図っています。さらに、市有財産の利活用では、旧落合振興局跡地を岡山県立真庭高等学校の農業実習施設用地として貸付契約を締結し、また旧上水田小学校跡地については、社会福祉法人秋桜会へ売却する契約締結議案を本定例会に提案します。 職員人事についてですが、一層複雑化、複合化する地域課題に対応するため、真庭市のために頑張ろうという強い意志と意欲を持つ職員を確保しなければなりません。今年度も、前期、後期2回の採用試験を実施し、総勢108名もの受験申込がありました。事務職以外にも、臨床心理士や理学療法士など、幅広い分野で専門職を採用する予定です。市内外から応募する受験者の多くは、現在の真庭市政に共鳴することを動機としており、将来に期待が持てる者を採用することができると思っています。 以上、市政運営の状況について、主なものを御報告しました。なお、今定例会では、報告1件、条例や補正予算議案など19件、総数20件の御審議をお願い申し上げます。 また、諸議案の内容につきましては、日程に沿い順次説明しますが、慎重に御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶と業務の報告とさせていただきます。 ○議長(小田康文君) 市長の挨拶並びに諸般の報告が終わりました。 それでは、これより議事日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長において7番柴田正志君、8番妹島弘和君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題とします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において決定しておりますとおり、本日から12月16日までの17日間とし、会期中の日程はタブレットに配信しております定例会運営予定表のとおりとすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から12月16日までの17日間とし、会期中の日程は定例会運営予定表のとおりとすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第3、報告第7号専決処分の報告についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました報告第7号専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項の規定により、真庭市議会の議決を経て指定された市長の専決事項である、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について専決処分したものを同条第2項の規定により別紙のとおり報告するものです。 概要は、市道において立木の枝に相手方車両が接触し、フロントガラス等を損傷したものでありますが、詳細につきましては、担当者から補足の説明をさせますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 橋本蒜山振興局長。 ◎蒜山振興局長(橋本敏郎君) 蒜山振興局長の橋本です。 報告第7号専決処分の報告についての補足説明をいたします。 議案集3ページの専決処分の概要書、参考資料の4ページ5ページを御覧ください。 事故の概要ですが、令和3年6月25日の午前3時頃、降雨の中、蒜山下見地内の市道野田向線を相手方の真庭市在住の男性の運転する8トン貨物トラックが走行中、車道に垂れ下がった固い木の枝に衝突し、フロントガラスと車体を損傷したものです。相手方にけがはありませんでした。9月29日に示談が成立したことを受け、専決処分を行ったものです。損害額は23万1,000円で全額を保険で対応しています。 事故発生後の対応につきましては、管内の道路の見回りを改めて実施し、走行に支障となる立ち木の確認等の作業を行いました。 今後も、道路パトロールを実施し、道路の維持管理を行い、安全に走行できるよう徹底してまいります。 以上、補足説明といたします。大変申し訳ありませんでした。 ○議長(小田康文君) 補足説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田康文君) ないようですので、これで日程第3、報告第7号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 次に、日程第4、議案第63号真庭市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部改正についてから日程第16、議案第75号二川みらいづくりセンター指定管理者の指定についてまでの議案13件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました、議案第63号真庭市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部改正についてから議案第75号二川みらいづくりセンター指定管理者の指定についてまでの議案13件につきまして、その概要を説明いたします。 議案第63号真庭市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部改正については、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の制定に伴い、条例名称の変更及び固定資産税を免除する業種の拡大等を行うため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第64号真庭市地域経済牽引事業を促進するための固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正については、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律等が改正されたことに伴い、課税免除対象となる施設の設置期限日の延長等を行うため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第65号真庭市国民健康保険条例の一部改正については、健康保険法施行令の改正に基づき、出産育児一時金及び産科医療補償制度掛金の額を変更するため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第66号真庭市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正については、真庭市の豊かな自然環境及び安全・安心な生活環境を保全するため、再生可能エネルギー発電事業を行う者が届出を要する事業区域面積の基準を500平方メートル以上にする条例の改正を行うものであります。 次に、議案第67号真庭市学校給食共同調理場条例の一部改正については、落合地域の小・中学校給食施設を統合し、真庭中央食育センターにすることに伴い、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第68号真庭市過疎地域持続的発展市町村計画の策定については、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が施行されたことに伴い、令和3年度から令和7年度までの真庭市過疎地域持続的発展市町村計画を策定するため、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法第8条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第69号辺地に係る総合整備計画の策定については、辺地2地区に係る総合整備計画を策定するため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第70号岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議については、地方公務員等共済組合法の改正により、非常勤職員のうち被用者保険の適用対象者で、令和4年10月1日から岡山県市町村共済組合の組合員とされる者について、岡山県市町村総合事務組合の福利厚生の増進に関する事務の適用対象とするため、共同処理する事務を変更し、併せて規約を変更することに関し、地方自治法第286条第1項の規定により岡山県市町村総合事務組合を組織する関係地方公共団体と協議することについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第71号不動産の売払いについては、真庭市が所有する旧上水田小学校跡地を売り払うに当たり、予定価格が2,000万円以上であり、かつ売払い面積が5,000平方メートル以上であることから、地方自治法第96条第1項第8号及び真庭市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第72号真庭市道路線の認定については、県道5路線の新設改良に伴い、道路法第8条第1項の規定により旧道区間を市道大庭大日線、市道鯰線、市道岩坪森久線、市道神代杉が乢線及び市道中溝下河原線として認定するため、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第73号真庭市道路線の変更については、県道西原久世線の新設改良に伴い、道路法第10条第2項の規定により、市道鯰中央線の起点及び終点を変更することについて、同条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第74号真庭市勝山健康増進施設水夢指定管理者の指定について及び議案第75号二川みらいづくりセンター指定管理者の指定については、公の施設の管理を行わせる指定管理者の指定をするため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上でありますが、詳細につきましては担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 中谷総務部長。 ◎総務部長(中谷由紀男君) 失礼いたします。総務部の中谷でございます。 それでは、議案第63号真庭市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例の一部改正についての補足説明をさせていただきます。 主な改正の内容について新旧対照表により説明をさせていただきますので、議案集の8ページを御覧ください。 1点目ですが、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が施行されまして、これに伴いまして第1条で適用区域の指定方法を、過疎地域として公示から、市町村計画への記載に変更し、併せて条例名を真庭市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例から、真庭市過疎地域における固定資産税の特例に関する条例に改めるものです。 次に、同じく第1条ですが、適用対象となる業種に情報サービス業等を追加し、併せて取得方法についても、新設または増設から、取得または製作もしくは建設等へと拡大をするものであります。 次に、第2条関係になります。適用範囲の改正をするもので、償却資産について、製造業及び農林水産業と販売業に限るとされていたものを、制限をなくすものでございます。 なお、この適用は令和3年4月1日からとなります。 続いて、議案第64号真庭市地域経済牽引事業を促進するための固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 条例改正の内容について新旧対照表により説明をさせていただきますので、議案集の11ページを御覧ください。 このたびの改正は、地域経済牽引事業による地域の成長発展の基盤強化に関する法律等が改正されたことによるもので、まず第2条では、新型コロナウイルス感染症の影響等から地域経済を回復させていくため、課税免除の適用期限を令和5年3月31日まで延長するものです。 次に、第5条では、同一設備等が重複して課税免除とならないよう、先ほどの議案第63号の条例改正に伴いまして、適用除外の条例名を真庭市過疎地域の公示に伴う固定資産税の特例に関する条例から、真庭市過疎地域における固定資産税の特例に関する条例に変更するものです。 なお、適用は公布の日からとなります。 続いて、議案第70号岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更に関する協議について補足説明をさせていただきます。 議案集の93ページの新旧対照表を御覧ください。 地方公務員共済組合法の改正によりまして、任期付職員及び会計年度任用職員は、正職員と同様に岡山県市町村共済組合に加入すると岡山県市町村総合事務組合にも加入することになります。このため、岡山県市町村総合事務組合規約第3条第4号を岡山県市町村職員共済組合の組合員である職員に対する厚生福利の増進に関する事務に改めるものであります。これにより岡山県市町村総合事務組合で共同処理する事務が変更になり、同組合の規約を変更する必要があることから、地方自治法第286条第1項の規定により岡山県市町村総合事務組合を組織する関係地方公共団体と表示することについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 続きまして、議案第71号不動産の売払いについてになります。 議案集の94ページを御覧ください。 売払いする土地の所在は、真庭市上水田4988番地1外9筆であります。売払いの面積は9,389.49平方メートルです。売払いの価格は2,840万円で、契約の相手方は岡山県真庭市五名574番地1、社会福祉法人秋桜会理事長奥田健治氏であります。 売払いの土地の詳細は議案集の95ページを、また位置、該当場所については96ページを御覧ください。 以上で総務部関係の補足説明とさせていただきます。 ○議長(小田康文君) 澤山生活環境部長。 ◎生活環境部長(澤山誠一君) 失礼いたします。 議案第65号真庭市国民健康保険条例の一部改正についての補足説明をいたします。 議案集のほうは、13ページ、14ページでございます。 今回の改正は、健康保険法施行令の一部改正に伴い、出産育児一時金等の支給内訳を変更するものでございます。 出産育児一時金等の支給総額42万円に変更はございませんが、産科医療補償制度の掛金が減額されることにより、健康保険法施行令第36条ただし書に規定する出産による加算部分を1万6,000円から1万2,000円に減額、出産一時金部分を40万4,000円から40万8,000円に増額する変更を令和4年1月1日から行うものでございます。 以上、議案第65号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 頭山建設部長。
    ◎建設部長(頭山龍一君) 建設部の頭山です。 議案第66号真庭市自然環境等再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例の一部改正につきまして補足説明をいたします。 議案集の15から17ページを御覧ください。 17ページにありますように、この条例の第8条第1号中の5,000平方メートルを500平方メートルに改正するものでございます。 この条例改正は、9月に抑制区域を指定しました三木ヶ原周辺及び県道422号蒜山高原線の沿線を除く真庭市全域を対象としたものです。 また、附則におきまして条例の施行日を令和4年4月1日とするという経過措置を設けております。 次に、飛びますが、議案第72号真庭市道路線の認定につきまして補足説明をさせていただきます。 議案集で97ページから98ページを御覧ください。 98ページに認定する5路線を一覧表で示しております。また、次の99ページにその位置図を載せております。 また、100ページの市道大庭大日線は、県道目木大庭線、また次の101ページの市道鯰線は県道西原久世線、102ページの市道岩坪森久線は県道新見勝山線、103ページの市道神代杉が乢線は県道神代勝山線、104ページの市道中溝下河原線は県道勝山栗原線、それぞれ県道の新設改良に伴いまして旧道区間を市道に認定するものでございます。 次に、議案第73号真庭市道路線の変更について補足説明をさせていただきます。 105ページ、106ページを御覧ください。 県道西原久世線の改良に伴いまして、市道鯰中央線の起点及び終点を変更するものでございます。表中のように、起点を大庭534番地1に、終点を714番地7に変更いたします。107ページに位置図、また108ページに平面図を載せております。 以上、簡単ではございますが、建設部関係の議案第66号、72号、73号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(小田康文君) 赤田教育次長。 ◎教育次長(赤田憲昭君) 議案第67号真庭市学校給食共同調理場条例の一部改正につきまして補足説明をいたします。 議案集の18ページから21ページを御覧ください。 今回の一部改正で新たに加える学校給食共同調理場は、平成29年12月に改正いたしました真庭市小・中学校給食施設整備計画に基づき、落合地区の小学校6校と中学校1校の各単独調理場を統合するため現在整備を進めておりますもので、令和4年度の1学期から落合地区の全ての小・中学校、計7校分、約1,170食の給食を調理配送する施設であります。 名称は、真庭中央食育センターといたしておりますが、これは市内の学校給食調理場全体の衛生管理面や、地元食材の積極的な活用を通じた食育推進などの統括機能に加え、研修施設としての機能も持たせていることから、これらの機能を反映した施設名といたしております。 以上、議案第67号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(小田康文君) 有元総合政策部長。 ◎総合政策部長(有元均君) それでは、続いて議案第68号真庭市過疎地域持続的発展市町村計画の策定についてですが、議案集では22ページに議案、23ページから87ページに計画案全文を掲載しておりますので、そちらを御覧ください。 提案理由にありますとおり、過疎地域自立促進特別措置法が令和3年3月31日で失効し、4月1日から過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法が施行されました。 真庭市におきましても、今回の法施行に合わせて令和3年度から7年度の5年間を計画期間とする新たな計画を策定することとし、同法第8条第1項の規定に基づき、計画を定めることについて議会の議決を求めるものであります。 今回提案する計画案には、第2次総合計画の理念を反映するとともに、第2期総合戦略の重点施策や、新過疎法において重視された人づくりや再生可能エネルギーの利用の推進などを新たに盛り込んでおります。主なものとしては、移住・定住、地域間交流の促進、人材育成の分野で、テレワークなども含めた関係人口創出事業、教育の振興では高校魅力化や人材育成、再生可能エネルギーの利用の促進では、ゼロエミッションやエネルギー自給率100%に向けた取組などであります。 なお、具体的な事業計画につきましては、全体で90件、うち旧計画からの継続事業34件、新規56件でありますが、各分野への計上事業につきましては、計画案本文中に概要を掲載しておりますので御確認をいただきたいと思います。 各事業につきましては、計画に計上することにより過疎対策事業債の活用が可能となるため、起債対象事業等を厳選して計上しており、過疎対策事業債については元利償還金の70%が交付税で措置されることとなっております。 また、本計画は5年間の中期計画でありますので、適債性のある新たな事業の実施のために内容変更も想定しており、その際には計画変更議案として上程し御審議いただくことになりますので、御理解を賜りたいと思います。 次に、議案第69号辺地に係る総合整備計画の策定についてですが、議案集の88ページを御覧ください。 こちらは提案理由にありますとおり、辺地に係る環境整備を継続的に進める観点から、市内の辺地2地区について令和4年度からの整備計画を策定することとし、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定に基づき計画を定めることについて、議会の議決を求めるものであります。 整備計画の概要は、次ページから計画書案を添付しておりますので、そちらを御覧ください。 まず、89ページは、曲り、古呂々尾中辺地の市道中村西線、90ページは別所、佐引辺地の市道粟村線の改良工事を計画計上しております。 なお、計画期間の総事業費は、9,250万円、財源として辺地対策事業債6,790万円を予定しており、辺地対策事業債については元利償還金の80%が交付税で措置されることとなっております。 以上で補足説明を終了いたします。御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 河島勝山振興局長。 ◎勝山振興局長(河島賢治君) それでは、議案第74号真庭市勝山健康増進施設水夢指定管理者の指定について補足説明をさせていただきます。 議案集は109ページになりますが、補足説明は別冊の指定管理者指定議案説明資料で説明させていただきます。 タブレット2ページを御覧ください。 今回提案しております指定管理者指定施設の名称は、真庭市勝山健康増進施設水夢であり、市民の健康増進とスポーツ振興を図るための施設です。 施設概要は、資料上段に記載のとおりでございます。 指定管理者が行う業務は、条例に掲げる施設の運営と設備の維持管理に関する業務が主なものであり、詳細を仕様書に明示し、指定管理者候補者の募集を行いました。募集方法は非公募といたしました。非公募の理由は、次期指定管理者候補者の公募期間中に、現在の指定管理者を含めて応募者がなく、真庭市指定管理者選定審議会の意見聴取を経て、非公募と決定いたしました。 指定管理の期間は、令和4年4月1日から令和6年3月31日までの2年間であり、指定管理者申込み団体は、一般財団法人真庭スポーツ振興財団であります。 指定管理者候補者の選定方法は、公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき選定審議会委員5名を選任し、令和3年10月12日に委員4名出席の下で選定審議会が開催され、1次審査では書類審査を、2次審査では申込み団体から提案説明を受けた後、審議会委員との質疑応答を行い、選定基準に基づいて審査を行っていただきました。 選定結果でありますが、委員4人の合計審査点800点満点中519.5点となり、得点率が64.9%でありました。選定審議会からは、指定管理者候補者として適当であるとの答申を受け、市としましては一般財団法人真庭スポーツ振興財団指定管理者候補者と決定しました。 候補者の収支計画の概要を3ページに記載しています。2年間の指定管理料は、市が算定した基準額3,616万4,000円に対しまして、候補者からの提案額は3,599万円でございます。 資料の4ページから11ページには、審査項目と審査の視点、配点と候補者の審査点をお示ししていますので御覧ください。 以上、議案第74号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 畦崎湯原振興局長。 ◎湯原振興局長(畦崎宜久君) 失礼いたします。 それでは、議案第75号二川みらいづくりセンター指定管理者の指定につきまして補足説明をさせていただきます。 議案集は110ページになりますけれども、補足説明は引き続き指定管理者指定議案説明資料で説明させていただきますので、12ページのほうを御覧ください。 今回提案いたしております指定管理施設は二川みらいづくりセンターで、地域住民の主体的な取組により地域課題の解決を図り、もって地域を未来に引き継いでいくための拠点施設で、施設の概要は資料上段に記載してあるとおりでございます。 指定管理の期間でございますが、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間で、指定管理者が行う業務は条例に掲げる施設の運営、利用許可に関する業務と、施設等の維持管理に関する業務が主なものであり、詳細を仕様書に明示し指定管理者候補の募集を行いました。 次に、募集方法でございますが、5名の外部委員による指定管理者選定審議会で非公募と決定をされ、それを受け一般社団法人二川コスモヴィレッジより申込みがありました。 10月26日に外部委員全員出席の下、選定審議会が開催され、1次審査では書面審査を、2次審査では申込み団体からの提案説明を受けた後、委員との質疑応答を行い、選定基準に基づいて審査を行っていただきました。 選定結果でございますが、委員5名の合計審査点980点満点中722.2点となり、得点率は73.7%でありました。選定審議会から指定管理者候補として適当であるとの答申を受け、一般社団法人二川コスモヴィレッジを指定管理者候補と決定いたしました。 候補者の収支計画の概要を13ページに記載しております。3年間の指定管理料は、市が算定した基準額1,348万2,000円に対し、候補者からの提案額は1,245万円でありました。 また、資料の14ページ以降は、選定審査に当たっての審査項目、審査の視点、配点、提案内容及び審査点を示しております。 以上、議案第75号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 補足説明が終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小田康文君) 続きまして、日程第17、議案第76号令和3年度(2021年度)真庭市一般会計補正予算(第7号)についてから日程第22、議案第81号令和3年度(2021年度)真庭市下水道事業会計補正予算(第1号)についての6件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第76号令和3年度真庭市一般会計補正予算(第7号)についてから議案第81号令和3年度真庭市下水道事業会計補正予算(第1号)についてまでの、一般会計と4件の特別会計、1件の公営企業会計、合わせて6件の補正予算議案につきまして、その概要を御説明いたします。 このたびの補正予算は、新型コロナウイルス感染症に伴うワクチン接種や市独自の緊急対策に要する経費のほか、地方債の繰上償還、人事異動に伴う人件費などについて計上しております。 会計別では、一般会計では、10億8,171万2,000円を増額し、歳入歳出総額338億5,475万3,000円を計上しています。昨年同期と比較して、54億4,351万5,000円、13.9%の減であります。 特別会計の合計では、9,795万9,000円を増額し、公営企業会計の合計では、583万6,000円を減額しております。 会計全体では、11億7,383万5,000円の増額補正を計上しておりまして、補正後の予算総額は、546億6,038万6,000円であり、昨年同期と比較して、49億6,754万9,000円、8.3%の減であります。 以上でありますが、詳細につきましては、それぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 中谷総務部長。 ◎総務部長(中谷由紀男君) 失礼いたします。総務部の中谷でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、議案第76号令和3年度真庭市一般会計補正予算(第7号)についての補足説明をさせていただきます。 予算資料の真庭市補正予算概要説明書(12月補正)の2ページを御覧ください。 歳入の主なものは、国庫支出金では、3回目の新型コロナウイルスワクチン接種等に伴います予防接種体制確保事業補助金等を増額し、財産収入では、市有土地売払収入を増額しております。 繰入金では、地方債の繰上償還財源として減債基金繰入金を増額しております。市債では、後ほど地方債補正のところで説明をさせていただきます。 歳出の主なものは、総務費で、二川みらいづくりセンター改修費等を計上し、衛生費では、3回目のワクチン接種を行う新型コロナウイルス予防接種事業等を計上しております。 農林水産業費では、米価下落の影響を受けた農業者に支援金を交付する、コロナに負けるな米価下落特別支援事業等を増額し、消防費では、消防北房分署の建築工事費等を増額しています。また、公債費では、昨年度に引き続き臨時財政対策債の繰上償還金を計上しております。 次に、一般会計補正予算書の11ページを御覧ください。 第2表債務負担行為について説明を行います。 コミュニティバス運行事業では、北房ルートの路線延伸に当たり令和3年度中に変更契約を行う必要があること、次の、家庭ごみ、生ごみの収集運搬、及び旭水苑の運転管理等業務については、令和3年度中に委託事業者を決定する必要があること、また消防北房分署庁舎整備事業では早期の使用開始を目指して令和3年度中に契約を締結する必要があること、さらに二川みらいづくりセンターと水夢の指定管理料については、いずれもその期間と限度額を定めるものでございます。 次に、12ページを御覧ください。 第3表地方債補正は、合併特例事業債、災害復旧事業債を計上するに当たり、限度額を増額するものでございます。 以上、議案第76号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 澤山生活環境部長。 ◎生活環境部長(澤山誠一君) 失礼いたします。 議案第77号令和3年度真庭市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について補足説明をさせていただきます。 資料、真庭市補正予算概要説明書のほうを御覧ください。3ページの2に記載をしております。 今回の補正予算は、令和2年度決算額確定により繰越金を増額し、これを財源といたしまして同額の基金積立金を増額しております。また、人事異動に伴う人件費の減額等による一般会計からの繰入金の減額が主なもので、これらにより歳入歳出それぞれ2,976万5,000円増額し、歳入歳出総額51億8,699万4,000円を計上しております。 続きまして、議案第78号令和3年度真庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてでございます。 同じく概要説明書の3ページ3番を御覧ください。 今回の補正予算は、令和2年度の決算額確定による繰越金の増額、人事異動等に伴う人件費の減額に伴う繰入金の減額で、これらにより歳入歳出をそれぞれ40万8,000円減額し、歳入歳出総額7億6,339万円を計上しております。 以上、議案第77号、議案第78号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(小田康文君) 岸本健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(岸本真治君) 失礼します。健康福祉部の岸本です。よろしくお願いいたします。 議案第79号令和3年度真庭市介護保険特別会計補正予算(第2号)について補足説明をさせていただきます。 同じく真庭市補正予算概要説明書3ページの4番を御覧ください。 令和2年度決算額の確定と、人事異動等に伴います職員人件費の減額によりまして、歳入では、国庫補助金支払基金交付金、県補助金及び繰越金をそれぞれ減額し、また一般会計繰入金及び基金繰入金をそれぞれ減額しております。 歳出では、償還金及び還付加算金繰出金をそれぞれ増額し、また人事異動等に伴います総務管理費などを減額しております。 これらによりまして、歳入歳出それぞれ3,860万2,000円を増額し、歳入歳出総額64億5,597万4,000円を計上しております。 以上、議案第79号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 畦崎湯原振興局長。 ◎湯原振興局長(畦崎宜久君) それでは、議案第80号令和3年度真庭市湯原温泉事業特別会計補正予算(第2号)につきまして補足説明をさせていただきます。 引き続き補正予算概要説明書3ページの5番のほうを御覧いただければと思います。 このたびの補正予算は、湯本温泉館に新たにICTを活用したテレワーク施設を整備するための整備費を増額するものでございます。歳入歳出それぞれ3,000万円を増額し、予算総額1億5,164万8,000円を計上いたしております。 以上、議案第80号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小田康文君) 頭山建設部長。 ◎建設部長(頭山龍一君) それでは、議案第81号令和3年度真庭市下水道事業会計補正予算について補足説明をさせていただきます。 同じく予算概要説明書の4ページをお開きください。 今回の補正予算は、収益的予算では、人事異動に伴います職員人件費の減額により、収入支出それぞれ547万2,000円を減額しております。 また、資本的予算では、人事異動に伴う職員人件費の減額によりまして、収入支出ぞれ36万4,000円を減額しております。 合わせて583万6,000円の減額を計上しております。 以上、簡単ではございますが議案第81号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(小田康文君) これで本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしました。 定例会運営予定に従い、次回は12月3日金曜日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を予定しております。開催については、本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんから、御了承をお願いします。 本日はこれをもって散会といたします。 大変御苦労さまでした。            午前11時04分 散会...