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12月08日-04号

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  1. 真庭市議会 2020-12-08
    12月08日-04号


    取得元: 真庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 2年12月第5回定例会             真 庭 市 議 会 会 議 録             令和2年12月8日(火曜日)             ───────────────             議  事  日  程(第4号) 第 1 一般質問 第 2 議案第77号 第2次真庭市総合計画の改訂について 第 3 議案第78号 真庭市国民健康保険税条例の一部改正について 第 4 議案第79号 真庭市蒜山観光文化発信拠点施設条例の制定について 第 5 議案第80号 真庭市蒜山ミュージアム条例の制定について 第 6 議案第81号 真庭市手数料条例の一部改正について 第 7 議案第82号 真庭市立保育園条例及び真庭市立幼保連携型認定こども園条例の一部改正について 第 8 議案第83号 字の区域の変更について 第 9 議案第84号 真庭市火災予防条例の一部改正について 第10 議案第85号 令和2年度(2020年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)について 第11 議案第86号 令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について 第12 議案第87号 令和2年度(2020年度)真庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について 第13 議案第88号 令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計補正予算(第2号)について 第14 議案第89号 令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第1号)について 第15 議案第90号 令和2年度(2020年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計補正予算(第2号)について 第16 議案第91号 令和2年度(2020年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計補正予算(第1号)について 第17 議案第92号 令和2年度(2020年度)真庭市温泉事業特別会計補正予算(第1号)について 第18 議案第93号 令和2年度(2020年度)真庭市下水道事業会計補正予算(第1号)について 第19 議案第94号 令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)について 第20 委員会付託             ~~~~~~~~~~~~~~~             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第20まで             ~~~~~~~~~~~~~~~             出  席  議  員(23名)   1番  緒 形   尚 君         2番  妹 尾 智 之 君   3番  岩 本 壯 八 君         4番  古 南 源 二 君   5番  福 島 一 則 君         6番  岡 崎 陽 輔 君   7番  柴 田 正 志 君         8番  谷 本 彰 良 君   9番  原   秀 樹 君        10番  山 本 久 惠 君  11番  竹 原 茂 三 君        12番  庄 司 史 郎 君  13番  初 本   勝 君        14番  河 部 辰 夫 君  15番  長 尾   修 君        16番  入 澤 廣 成 君  18番  中 尾 哲 雄 君        19番  柿 本 健 治 君  20番  中 元 唯 資 君        21番  小 田 康 文 君  22番  大 月 説 子 君        23番  築 澤 敏 夫 君  24番  氏 平 篤 正 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員( 1 名 )  17番  福 井 荘 助 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             説 明 の た め 出 席 し た 者市長       太 田   昇 君    副市長      吉 永 忠 洋 君危機管理監    橋 本 敏 郎 君    総合政策部長   有 元   均 君総務部長     中 谷 由紀男 君    総務部次長    金 谷   健 君生活環境部長   澤 山 誠 一 君    健康福祉部長   岸 本 真 治 君産業観光部長   新 田 直 人 君    建設部長     頭 山 龍 一 君会計管理者    渡 邉 伸 之 君    消防本部消防長  大 美   勝 君蒜山振興局長   高 見   智 君    北房振興局長   上 島 芳 広 君落合振興局長   松 尾 憲 和 君    勝山振興局長   河 島 賢 治 君美甘振興局長   畦 崎 宜 久 君    湯原振興局長   大 熊   昭 君教育長      三 ツ 宗 宏 君    教育次長     赤 田 憲 昭 君湯原温泉病院事務部長         須 田 昌 宏 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長   河 本 京 子 君    主幹       南   俊 樹 君主事       神 田 幸 宏 君             ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開議 ○議長(古南源二君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は23名であります。1名の方から欠席届が出ております。定足数に達しておりますので、これより令和2年12月第5回真庭市議会定例会の4日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、タブレットに配信しておりますとおりです。 議事運営としましては、議会運営委員会の決定事項でお知らせしておりますとおり、本日は一般質問を行った後、本定例会開会日に上程されております議案18件について日程順に質疑を行います。そのうち、補正予算議案10件を除く8件につきましては、各常任委員会に付託される予定であります。 また、委員会付託予定の議案につきましては、本日の提案理由などに対する総括的な質疑を行いますので、一般質問にならないようにお願いをしたいと思います。 次に、令和2年度補正予算議案10件につきましては、本日議案質疑を行った後、最終日の18日に討論、採決を行う予定であります。また、最後に委員会付託を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 日程第1、一般質問を行います。 質問順位は配信しておりますとおりであり、その発言を許可いたします。 それでは、議席番号12番庄司史郎君の登壇、発言を許可いたします。 12番庄司史郎君。 ◆12番(庄司史郎君) 議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に従い、大項目4点について市長、教育長に御質問をいたします。 まず、1点目、職員採用について。 真庭市職員の採用については、真庭市に対しての使命感や情熱、強い思いを持っている優秀な人材を求め、採用を行ってきていると思っております。合併以来、毎年定員適正化計画に基づき、職員の削減を行ってきました。職員数を削減しつつ、優秀な職員を採用する必要がある状況では、職員採用は一部幹部職員だけでなく、一緒に仕事をする庁内職員全員が関心を持ち、真庭市の将来を担う人材を育成、発掘していくという意味合いからも、全庁的な問題として捉える必要があると考えます。 また、市職員採用が市民の身近な関心事である地方自治体にあっては、十分な説明が必要でもあります。そのようなことから、市職員の採用に当たっては、透明性があり、公平、公正なものであることが最も重要なことであると考えます。 したがって、真庭市では、公募による職員採用を実施し、また職員採用試験委員会外部委員を加えて採用候補者を選定し、市長に報告がなされ、市長が任命する形式を取ってきていると承知しております。市長といえども、能力の実証に基づかずに採用することはできないと考えます。 そこで、以下の点について質問いたします。 今回、11月1日付で学芸員の資格を有する職員を採用しておりますが、公募による試験採用を行わなかった理由は何か、市長の考えを伺います。 次に、こども園、保育園の保育環境の充実についてお伺いいたします。 さきの9月定例本会議において質問した、こども園、保育園の保育環境の充実についてでありますが、保育現場の視察や保育現場との意見交換などを行い、現状把握を行ったか。行っているとしたら、その結果としてどのように認識しているか、お伺いいたします。 岡山市では、保育職場の職員に対して1人当たり3万円の慰労金を支給することを12月議会に提案することとしております。このことは、保育職場新型コロナウイルス感染症対策などの新たな業務が必要となり、精神的にも肉体的にも大変な状況の中で、現場の職員が頑張っていることを認識し、感謝の気持ちを表すというものであると思います。 慰労金を出すことの是非については、いろいろと議論のあるところであると思います。私は、慰労金により労働環境の問題が解決するものではないと考えることから、やはり職員を増員配置し、少しでも保育士の業務負担を軽減できるようにすることが必要であると考えます。また、保育環境の質を維持向上させるためにも、職員増が必要であると考えます。 9月議会における答弁では、配置基準を満たしているとの答弁でありましたが、増員する考えがあるのかないのか、改めて市長の見解を伺います。 GIGAスクール整備に伴う通信費の負担についてお伺いいたします。 GIGAスクール整備に伴う通信費の取扱いについて、9月定例会議における同僚議員の質問に対して、通信費については、文房具の鉛筆や消しゴムと同様に捉え、保護者の負担とするとの答弁があったと思いますが、独り親家庭や低所得者世帯においては大きな負担となるとも考えられます。経済的格差による利用における格差が生じるようなことがあってはならないと考えます。市において、何らかの対策は必要であり、補助制度等を設けて対応すべきと考えますが、教育長の考えを伺います。 次に、県立高校の再編、統合についてお伺いいたします。 突然の真庭市内県立高校再編、統合の話がありましたが、市としてはいつ頃から情報を得ていたのか、市としては県に対し何らかの意思表示を行っていたのか、県立高校の問題であるということで、一切関わりを持ってこなかったのかどうか。今日までの、この再編について、市がどういう対応を取ってきたのか、市長、教育長にお伺いをいたします。 この場からの質問は以上とします。 ○議長(古南源二君) 市長から答弁を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 庄司議員の御質問にお答えいたします。 まずは、職員採用の関係でありますが、後のこともありますので、一般論を先に申し上げて、それから答弁に入ります。 昨日の質問でも、財政運営の関係とかで質問があって、その中で学童の充実だとか、まにわくんだとか、いろいろ充実してきている。なぜ交付税が減っている中でやれているのかというようなことで申し上げましたが、スクラップ・アンド・ビルドしているということも大きな一つですけども、そこでは申し上げませんでしたけども、人件費が相当落ちている。御存じのとおり、消防だとか、病院だとか、保育だとか、そういうところの人員については、合併から上がっている、増員しているから、当たり前ですけど、人件費が上がっていると。そういう中で、行政職員のところをぎりぎり削減してきたと。もう限界だと私は思っておりますけども、できることはまだやりますけども。そういう中で、保育所の関係は増員もしてきているということも、トレンドで見たらお分かりだというふうに思います。 それと、私は市長就任のときに、次の答弁に関わりますけども、当時の総務部長にまず口頭これを言いました。職員の採用だとか、人事に関して、承認を含めて、そこで不正はないねと。あったら、総務部長は辞めていただきますということを申し上げました。決して総務部長を疑ってというわけではなくて、そのぐらい人事に関しては公明正大でなければならないということであります。ですから、私が採用に関して情報も持っておりませんけども、誰が受けてどうのというのは一切知らないし、仮に耳に入っても、一切そういうことはしゃべらないということで参りました。私も京都府の人事担当部長をしておりましたので、その辺りは十分認識しているわけであります。 そういう中で、議員御指摘のように、市政運営の基盤となる優秀な人材、これが鍵であります。何も点数がいいだけでは駄目です。市民のために仕事をする、その情熱がないと、私は優秀な職員とは言えないと思っております。 このたびの学芸員の採用については、特定職員でありますから、個別のことが言えないことは御承知ください。来年7月にオープン予定蒜山ミュージアムの企画や、真庭市が進める文化芸術の推進による心豊かで創造的な人づくりに貢献できる人材として、獲得が必要でありました。文化芸術部門に秀でた学芸員を、確実かつ早期に採用するために、御存じだと思いますけども、地方公務員法第17条の2第2項に規定されている選考の方法を取り入れております。選考に際しては、地方公務員法第21条の2第3項の規定により、対象者が過去に学芸員として大阪市の採用試験に合格していることから、当市の選考に合格したものとみなすことができることとなっており、能力の実証に基づいた適正な採用手続を取っております。 さらに、公平性を担保し、能力の実証を行うため、大阪市での約15年間の実績を含む、これまでの展示会企画や美術館と学校と連携した活動実績などの書類選考、それに加えて私と副市長、総務部長による面接も行っております。 職員の採用については、今後も公募を原則としながら、原則として真庭市の魅力を高めるための熱意ある人材を計画的に採用してまいりますが、政策推進に特に必要である場合は、選考も含めた柔軟な採用を行ってまいります。これは、もうどこの公共団体でも常識のことであります。 それから、こども園、保育所の保育環境の現状認識、職員増の考えはどうかということでありますが、まず幹部職員保育現場の視察、意見交換現状把握を行ったかということですが、毎月実施している園長会や、9月28日に新人職員、10月9日に新任園長、11月10日に調理員、11月12日に保育に従事する職員の代表者との意見交換を行うなど、現場の意見を聞ける場を設定しております。私も常日頃から現地現場主義ということを申しておりますが、そういうことをしております。 また、施設修繕等が発生した場合など、その都度園を訪問して現状把握に努めておりますし、今年度から各園を回って小修繕や雑用を担う会計年度任用職員子育て支援課に配置しておって、その職員からも現場の様子を逐次報告してもらっているということであります。 職員にもそういうことをさせておりますけども、私も意識的に、あまり私が行くと迷惑もかかりますので、その辺りの配慮もありますけども、結構いろんな現場にも行っておりますし、保育所関係も全部見たという自信はありませんけども、大体見ております。また、園長さんに声をかけたり、私にすぐストレートに本音が言ってもらえているかどうかというのは、それも配慮しながら、ありますけども、そういうことでこれからも職員を含めて現地現場主義を貫いてまいります。 ただ、現場の言うことが全部そのとおりかというと、それはそうでない、最後は全体を考えて判断するということになります、尊重はいたしますけども。 現在の保育現場についての認識でありますけれども、共働き家庭の増加による保育ニーズの高まりとか、あるいはコロナ禍において、子どもたちの状態の観察を日頃以上に徹底して、安全の確保を図っており、保育現場の負担は増しているものと認識しておりますし、日々の対応に感謝しております。遷喬小学校学童保育の現場にお邪魔したときも、本当にいろんなことで配慮をしていただいている、そういうことを痛感した次第であります。 ただ、庄司議員の質問は、保育所、こども園の関係ですけども、このコロナ禍の中で直接御家庭を、あるいは個人を訪問する福祉の職員だとか、あるいは土木にもそうでありますし、各職員が現場に出て、また御家庭に行って、いろんな方と交わっておりますので、そういう人を含めて、本当に気をつけながらも失礼にならないようにして、頑張っているということです。消防の救急隊員も緊張の中で救急搬送をしているというようなことで、決して保育所が楽なわけじゃありません。苦労していらっしゃいますけども、ほかの現場も、基礎的自治体では現場、それが勝負ですから、そこにほとんどの職員は出かけておりますから、そういう観点から職員を見ていただきたいと思います。 保育園、こども園の職員増の考えはあるかということで、この議会においても何人かの議員の方から、同趣旨の御質問があって、その都度お答えしております。国の配置基準により、11月30日現在の園児数で算定した保育士の必要数は157名となります。実際に保育に従事している正規職員任期付職員に加え、配慮を要する園児に寄り添い、正規職員任期付職員の補助をする役割を持つ会計年度任用職員がおり、配置基準を超える175名の保育士を配置しているところです。さらに、園長及び園長の補佐や、若い保育士のサポートなどを担う役割の主任保育士も配置しております。また、保育現場の負担は増しているとの認識から、今年度は採用試験を3度実施するなど、保育の機会を増やし、積極的に保育職員の確保に努めております。 保育士の労働環境の改善は、非常に大切と考えており、保育現場における負担の軽減につながるよう、来年度から一部地域の園における土曜日保育の集約を検討しているところであります。事務作業もどう軽減するかということが、結構目に見えない事務作業が多いというのが、学校、保育の現場であります。光熱費の一括支払いとか、様式の統一など、負担軽減を図ってまいりましたし、トイレを洋式化することで衛生面の向上、あるいは清掃作業も軽減されるというふうに考えております。さらに、何が軽減できるか、そういうことについて引き続き現場の声を出してほしいということを言っております。私は光熱費とか、NHKの受信料についてのときも、私が提案するようなことじゃ駄目だと、なぜ現場で伝票を切っている、これを軽減できないのか、現場の人も考えてよということを言ったことがありますけども、そういう意味での現場の声は本当に大事でありますから、率直な声が出るような雰囲気もつくってまいります。 また、保育現場と話をする中で、保育に集中できる体制をつくるため、事務や雑用ができる職員が必要との声があり、現在8人いる保育補助員を来年度から増員するよう検討しております。今後も、先ほどから何回も申しておりますが、保育現場だけじゃありません。いろんな現場の声を聞きながら、安全・安心な園の運営、保育の質が確保できるように努めてまいります。ただ、全体のバランスをどう取っていくのか、限られた資源をどこにどう投入していくのかということを考えながら行ってまいります。 それから、県立高校の再編の関係でありますが、これは私どもが議論をする前に前提にしておかなきゃならないのは、県立高校です。私どもに情報が入ることもありますが、県が発表する前に、こちらが知り得たからといって出すということは、これは県に迷惑がかかりますし、そうなると県のほうも情報を出さなくなります。そういうことは十分頭に置いていただきたいと。私どももその辺りは注意しております。こちらが責任を持てないことを出したら、これはうまくいくものがうまくいかなくなるということで、あくまでも県が基本的に発表するということ、県立高校ですから。そこは御認識いただきたいと思います。 県立高校体制整備については、平成29年度に岡山県高等学校教育研究協議会から、平成40年度、2028年度を目途とする県立高等学校教育体制の整備についてという提言が提出されまして、県の教育委員会は平成31年2月に岡山県立高等学校教育体制整備実施計画を策定し、真庭高校複数校地解消について、整備方針を平成35年までに策定し、複数校地を解消するとの方針を明確に公表しています。 また、本年2月に、県教育委員会が令和4年度を目途に真庭高校複数校地解消に向けて検討を進めていることを、教育委員会から文教厚生常任委員会に報告をしております。今年の2月ですね。教育委員会では、県立高校体制整備について定期的に市内中学校長会高等学校校長意見交換を行ってきましたが、この状況を踏まえ、6月29日に県の教育委員会に対して、勝山高校を進学拠点として普通科4学級、真庭高校を専門課程拠点として、農業、商業、看護の3学級とすること、短期間で新たな学級編制が変わることがないように、見通しを持った体制整備を行うことなどを要望いたしました。県はもう少し消極的な姿勢があったように感じておりますが、こういうことを出しております。 8月の文教厚生常任委員会では、岡山県教育委員会が真庭高校落合校地に統合する方向で調整を進めていることを教育委員会から報告しております。 また、8月26日には県教育委員会池永教育次長らが来庁し、真庭高校校地解消についての今後の方針やスケジュールなどの説明と協力依頼を正式に受けたところであります。このことは、地元の落合、それから真庭高校の、たしかOB会長さん、そういう方にもお伝えしております。 市長部局においても、例年実施する県知事要望において県知事、教育長宛てに10月13日付で教育委員会と同様の要望を行いました。これまでの高校体制整備に関する事項については、この後教育長から説明をいたしますが、9月定例会の私の諸報告においても、かなり分量を取って報告をしております。6月29日に教育委員会から県教育委員会に対して要望を提出していること、8月26日に池永教育次長が来庁し、真庭高校校地解消についての方針、スケジュールについて直接説明を受けたこと、8月31日に真庭高校落合校地に統合する案について地域説明会が開催されたことも報告しており、何ら突然の話ではない、突然という意味が私にはよく分かりません。 現在、真庭高校落合校地久世校地を解消するために、県から旧落合振興局跡地を活用したいとの申入れがあり、協議を進めております。地元にも当然申し上げております。 少子化に伴う児童・生徒の減少による定員減や校地解消は、県立高校である以上、県の意向を尊重せざるを得ません。これについても、たしか大分前に谷本議員の質問があって、その基本については申し上げたことがある記憶がありますが、地元高校は地域人材の活用において重要な役割を担っているため、よりよい教育環境や市の意向も含めた協力、支援についても、今後県と協議を継続してまいります。 私も就任当時、かなり原則論、県立高校だから、県が責任を持ってやってよという、今もその姿勢は変わりありませんけども、しかし県にお金がないとか、いろんな理由でなかなか県立高校の充実が進まない。しかし、通っているのは真庭を担う、あるいは真庭を出て、世界で、日本で活躍する、そういう可能性のある子どもだと。そうすると、地元市、自治体としても、できることはしようじゃないかという思いに至っております。そういうことで、市も財政負担をしてもいいと、これは議会でも私は言っているかもしれませんけども、改めて申し上げておきますが、そういう考えを持っております。また御意見をいただければと思います。 それは、過疎問題懇談会、今度新過疎法ができますけども、その委員として議論をしている中で、今までの過疎地域の活性化、過疎地域対策に、人材育成というのがほとんど語られていないと。これはおかしいじゃないかということで、明治大学教授の小田切先生とともに、かなりこのことを政府、文科省のほうに申し上げ、文科省のほうも、教育、人材育成が過疎地域において大事だという認識に立っております。過日、文科省の初等中等教育局の高校担当参事官もわざわざそのために来庁していただいております。そういうことであります。 また、魅力ある高校教育と地元自治体との連携について、総合教育の場でも政策アドバイザーを交えて議論をしてまいります。総合教育会議は公開でやっておりまして、これまでも議員に、熱心に来ていただいている方もいらっしゃいます。ぜひそういう場にも庄司議員においでいただければありがたいと思っております。 ○議長(古南源二君) 教育長から答弁を求めます。 三ツ宗宏君。 ◎教育長(三ツ宗宏君) それでは、庄司議員からいただいた質問にお答えをいたします。 まず、GIGAスクール整備に伴う通信費の負担についてであります。 GIGAスクール構想ですが、これは情報機器や資源を有効に活用して、子どもたち一人一人に応じた教育を提供していこうと同時に、機器を使って対話を促して、創造性を育んでいこうっていうことを目標にしています。 これからの時代ですけども、これも一般的に言われますが、場所や時間、それからOS、こういったものに縛られることなく、資源にアクセスして、必要な学びを展開できる、そういう環境づくりが求められております。そうした中で、家庭での通信環境整備もお願いしているところであります。 また、目まぐるしい早さで情報化が進んでいる現在、家庭の通信環境っていうのは、これは教育利用っていう側面もありますけども、社会生活を行っていく上での社会的インフラであるという側面も非常に強くなっていると考えております。 教育委員会のほうで調査を9月に行いましたが、家庭の通信環境です。モバイルルーターも含めてですけども、小学校家庭では約83%、中学校では87%の家庭で通信環境が整備をされているということでした。スマホも合わせるとほぼ100%という状況です。 ただ、議員御指摘のとおり、経済的な理由による教育格差、これは生まないように配慮をする必要があります。現在、就学援助制度によって、経済的理由により就学の困難な児童・生徒に対して、学用品などの援助を行っております。真庭市では、生活保護の基準額の1.5倍まで世帯を対象にして、多くの世帯が援助を受けられるような形にしております。 それで、通信費についてなんですが、文部科学省は来年度の概算要求で、就学援助にオンライン学習っていう項目を設けて、年額1万2,000円ということでありますが、これを就学援助費に盛り込んでいくという方向を概算要求で出しています。真庭市教育委員会でも、この国の基準に従って、準要保護世帯、これへの支援を行っていく方針であります。 また、さきの議会で御議決いただきましたが、就学援助家庭を対象とした通信環境整備に係る費用の半額補助を行ってまいります。制度周知をしっかり行って、家庭の通信環境整備を進めてまいりたいと思っております。 続いて、県立高校の再編、統合についてであります。 私が申し上げるまでもないですけども、市内の県立高校、これは様々な形で地域を支える人材を育む上でも大きな役割を果たしています。現状、市内の中学校から約60%前後の子どもたちが市内の県立高校に進学しており、進学先としても定着をしております。高校の在り方は、今後の真庭市にとって非常に重要な意味を持つと考えております。 この間の経過や県への働きかけについてですが、先ほど市長が申し上げたこととかぶるところがありますが、御容赦ください。事の発端は、平成29年11月に岡山県高等学校教育研究協議会から提言がなされたということであります。その中に、複数校地解消について努めていくことが望ましいっていうことが明記されました。 それ以降、直接複数校地に関わることではありませんが、岡山県教育委員会や県立高校の校長、あるいは中学校長会と意見交換を行いながら、具体でいいますと旧北房地域においても勝山高校に学区内出願できるようにしてほしいというようなことでありますとか、あるいは寮の環境整備と、週休日も管理運営できる体制を整えてほしいというようなことを要望してまいりました。 それから、市長の答弁にもありますように、平成31年2月に岡山県立高等学校教育体制整備実施計画が策定されて、複数校地解消するということが公表されます。議会への報告についてですが、これは文教厚生常任委員会においてですけども、複数校地解消っていうことを明示した実施計画(案)が公表された段階です。これは、パブリックコメントを受け付ける段階ですけども、平成30年11月に案の概要を報告しております。 続いて、真庭高校複数校地解消に係る校地検討委員会、これが令和元年12月から開催されましたが、その後の令和2年2月に、真庭高校複数校地解消に向けた検討が進められていることや、真庭高校の入学者の状況について報告をしております。そして、この8月に、真庭高校複数校地解消に関して、落合校地に集約する方向で調整を進めていること、地域説明会を開催すること、真庭市教育委員会から、先ほど市長が申し上げたような要望を県にしたということを報告しております。 人口の減少に伴い、生徒数も大幅な減少が進んでおり、複数校地解消方針、これは一定やむを得ない面もあると考えております。しかしながら、子どもたちが生きる力を育む上でも、将来の真庭市を支える人材を育む上でも、市内の県立高校が充実することは極めて重要だと考えています。 真庭市教育委員会としても、令和3年度において、高校魅力化応援事業、この予算の拡充を図るなどして、市内高校の魅力向上に向けて、これまで以上に連携と支援を強めてまいります。 ○議長(古南源二君) 12番庄司史郎君。 ◆12番(庄司史郎君) それでは、再質問をさせていただきます。 職員採用についてでございますが、優秀な人材であるということで選考採用をされたということですが、私は優秀であればなおさら公募をして、学芸員の資格を持っとる方はたくさんおられます。その資格を生かして仕事がやりたいと思っておられる方もいっぱいおられます。なかなかその資格を生かす仕事に就けないというのも、実態としてあるというふうにお聞きしております。どのような方がどこにおられるかというのは分からないわけですし、公募をして、そして応募いただいた中の方から、それは試験方法は口頭試験であったり、選考であったり、いろいろ実績によっての選考とか、いろんな方法が、筆記試験であるとか、試験方法はいろいろありますけども、そういった形で採用すべきであると。特に、非常勤特別職とかということでなく、一般職での採用ということでありますから、7月に蒜山・晴海がオープンする、それに向けてというようなことも、市長の答弁の中でありましたけども、そういうこともあるでしょうけども、公募して採用する期間は十分に、私はあったと思いますし、そうすることが市民にも市長の思いがより伝わる。そして、より信頼関係も生まれる。職員も、そういった職員採用人事に対する市長なり執行部の考え方、そういうものが浸透することによって、後々の仕事も一つの方向を向いて、協力し合ってやっていける、そういうような環境が私は整うんだというふうに思います。 今回のような形で、言い方は悪いですけども、一本釣りのような形での採用ということになりますと、市長の口から今日お話を聞いたから、ああ、そういう形でということにはなるんですが、知らない方は、なぜそういう採用になったのかなという、そういうもやもや感、そういったものを持たれる、そういうことは決して行政をやっていく上でプラスには、私はならないというふうに思います。市長も、人事の透明性、公正、公平性、そういったものは、先ほどの答弁で私と同じように認識をされておられます。今後の人事選考もあり得るということでありますけども、公募の中から選考して、採用していくというのを、一般職の場合は、私はそういう方向でやっていくべきだというふうに思います。優秀な人材なら、なおさらそういった形で応募していただいて、真庭市のために尽くしていただくというほうが、採用された職員も仕事がやりやすいと思いますし、私は公募で一般職についてはやるべきだと、それが望ましいと思いますが、いま一度市長の御見解をお尋ねいたします。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 庄司議員と基本的なところは何も変わらないと思いますが、私は人事採用にそういう柔軟性を持ってやってまいります。もう一度申し上げますが、原則は公募です。しかし、例外的に選考採用を、それも公募せずに、一本釣りすることはあり得ると。これは、そんな時間もかかりますから、具体的に今手持ちに持っておりませんけども、芸術系とか、それから特殊技能的なものとか、そういうものを持っている場合には、結構どこの自治体でもそれをやっていると思います。留意しなきゃならんのは、ある面では少しとがった職員がおっていい。しかし、とがり過ぎていると中の調和が、という、これは難しい点はありますけども。決して、この選考職員がとがってやりにくいとか、そういう意味じゃありませんよ。一般論として申し上げているんですが、そういうことも含めて、人事については公正で、言えることまでは全部外にも出しますから、そういうことで公募をしながら、しかし選考もしながら、より真庭全体として職員の力量が高まっていくように、そういうことをやっていくと。もちろん、圧倒的多数は公募というのは、これはもう当たり前でありますけども、今後ともそういう姿勢で行ってまいります。 その場合に、先ほど言いましたように、ちゃんとどっかに合格しているとか、例えば国家公務員の上級試験、キャリア試験に合格しとると、それを選考採用する場合もあります。しかし、その試験だけ見てるんじゃなくて、人物を見ないと駄目ですから、人物は私どもが見るとか、そういうようなことで、スピード感も大事でありますから、例外的なものとしてはそういう選考も行ってまいります。 ○議長(古南源二君) 12番庄司史郎君。 ◆12番(庄司史郎君) 例外的なことというんですが、私は人事に例外的なことというのはあまりふさわしくないというふうに思っております。人事は王道で平等、その職員になるための試験を受ける、その機会を広く、真庭市民の中にも学芸員の資格を持って、そういう仕事ができるんならやりたいと思っていた方もおられるかもしれませんし、そういう人も含めて、誰もがその機会を与えられる、与える。そして、公平な試験を経て、公正に選ばれると、こういうことが私は人事には欠かすことができないことだというふうに思います。市長は、例外的にはこういうこともということでありますが、私はそのように思います。これは見解の相違かもしれませんので、次の質問に移らせていただきます。 こども園の充実についてです。市長は、国の基準、それ以上に職員を配置しているんだと、こういう答弁でございました。しかし、保育園の職員配置は、コロナが発生する以前から変わっておりません。コロナが発生したからといって、今の人員配置になっているわけじゃなくて、コロナがないときから今の人員配置です。このコロナの発生によって、消毒であったり、子どもの手洗い、日頃から手洗いなんかもしておりましたでしょうけども、いろいろとコロナ対応の業務も増えておると。そういう中で、全国的にも保育園であるとか、小学校、中学校、教育現場でもスクールサポーターというような形で、職員を配置して、その人が消毒作業、ドアノブを拭いたり、いろんなところを消毒したり、そういう消毒関係の業務を担う、そういった職員を配置して取り組んでおる自治体もたくさんあります。そういう中で、私は園長会で話をしたとか、いろいろ現場の声も常に連絡を取って聞いておると思いますが、園長会、大勢おる中で、なかなか自分の園の困っとることだけ言うのははばかられるかなというようなことで、十分伝えることができない、そういうこともあると思います。本当の本音が保育園のほうから出るような、きめ細かい現場の対応というものを、私はやっていただきたい。 子どもの数だけで、保育園の仕事の内容というのは把握できないと思います。同じ3歳児でも5歳児でも、子ども個々に発達状況が違うわけですから、いろんな問題を保育園は抱えながらやっておると。私が聞くところによりますと、大きな園はたくさんの保育士が配置されていますから、何とかそれの中でやりくり、今は大変だけども、頑張っておると。ですけど、中規模、ちょっと小さい、すごく小さいところはまたそれなりに対応ができる。中間どころが非常に厳しいと。へで、市長の中で土曜保育のことも出ましたけども、土曜保育をすると、その保育をしてくださった保育士に週休日で今度は休みを与えんといけないと。それで、休みを取らすために、今まで園で確保しとる臨時の方に入ってもらって補う。その方が都合がつかなかったら、主任が入っていくとかというようなことで、ぎりぎりの状態で園運営をやっておるというような園もあるというふうに、私は見ております。そういうことで、数だけ、あるいは園長会なり、そういったもんで話を聞いておるということだけでなしに、私はもっと細かく見て、対応していくことが必要であるというふうに思います。ぜひ、そういうことで対応をしていただきたいと思います。保育園のことについては、同僚議員がまた質問をされますので、しっかり現場の声を、本当の声を聞いて、対応していただくように、強く要望しておきます。 次に、GIGAスクール、これは通信費の関係が教育長から答弁がありましたので、ぜひしっかり対象の保護者の方なんかに丁寧な説明をしていただいて、安心して子どもたちが勉強できるように、環境を整えていただきたいというふうに思います。 次に、県立高校再編、統合についてなんですが、いろいろと市のほうでやり取りされとるということが分かりました。私だけだったんかもしれませんが、9月に地元の方から聞いて、こんな話があったということで、進んでおることを知ったということで、今まで議会のほうでは何も、文教のほうでは話をされとったようですが、聞いておりませんので、質問させていただきました。 それで、方向性としては、答弁にあったとおり承知しております。そこで、今後の対応ということで、市長も、市もお金も含めて対応も考えるような余地もあるような御答弁があったわけですが、聞くところによりますと、施設整備は行わないと。基本的に、今の施設でやっていくというようなことをお聞きしとります。それで、真庭高校の看護科の白梅寮というのがありますけども、非常に古くなっております。これを建て替える計画があるのかということをお尋ねしましたら、建て替える計画はないと。県にお金はないと、こういうことでございました。看護科の生徒を獲得する、それから真庭高校の看護科で学んでいただいて、真庭市の病院なんかにも勤めていただく、そういう人材をつくるという意味からも、できれば県のことではありますが、県と連携してでも、そういった生徒を受け入れれる施設整備、そういったところにも何とか検討をしていくことができないのか。その辺、市長、教育長、どちらでも結構ですが、お考えがあれば、御答弁を願います。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 財政負担の関係が中心ですから、私のほうから答弁いたします。 本当に悩ましい話です。原則論は原則論で、それをある程度貫かないと、真庭市の全体の判断の中で、どこにどう使うか。そんな県立高校のところに、県でやるやらないは別として、県の仕事じゃないかと。もっとこっちのところが不十分なのに、何でそちらに回すのという、そういう御意見もあると思うんですよね。しかし、私が申し上げましたように、真庭市民の子弟でない場合もありますけども、しかしそんな狭いことを言うべきじゃなくて、真庭の高校に通っている子どもは人材として育ってほしい。そのための一定の支援をというのも私は、と思います。どこで線を引くのかですね。また、どういうものに出していくのかですね。私がこの議会で申し上げておりますように、本当にけしからんと思うのは、クーラーの設置費と、前も申し上げましたが、電気代を保護者負担にしているんですよね。学校によって、保護者の経済度も違う中で、そういうのは本来県がすべきじゃないかと。前も申し上げましたが、例えば授業料を上げて、しかし免除規程もつくって、そういうことから逃げて、父兄負担に。逃げているというのは、県は怒るかもしれませんけど、私はそう思いますが。だから、正面から、お金がないならお金がないんで、もっと正面から議論をしていくべきだと私は思います。それは、県のほうにも前から申し上げているつもりですけども、きちっと知事、教育長に申し上げようと思っています。 しかし、それだけでは済まされないと。そこで、どこまでどうするかですね。一つの、こちらも考え方、ただその考え方も、原則だけでやっとくわけにはいかない。柔軟な考え方も必要だと。真庭市の中学生の6割しかと取るのか、6割もと取るのかになりますけども、4割は外に出ている。工業高校ですと、ないから仕方ないけども、通学費あるいは下宿代を出してまで、出る必要がないような高校にするということも必要だろうと私は思いますし、それが結果としては保護者負担の軽減にもなると。優秀な人材を育てるというだけでなくてですね。というような、そういうこともありますので、十分検討しながら、そしてまた委員会、文教になりますが、そこにも一定のことがあればそれを出して、また意見もいただきながら進めていきたいというふうに思っておりますが、総論として、高校教育の中に入っていく。それも、普通科のところもそうですけども、実業のところで、子どもが目を輝かせて農業に取り組む、何に取り組むという、そういうふうになっていけばと、看護学科でもそうですけどね。看護学科の奨学金は、こちらでつくりましたけども。 そういうことで、悩みながら、しかし高校の充実、そしてできるだけ多くの生徒が真庭の中で高校に進学するという状況もつくり出していきたいと思っております。考え方によっていろんな御議論があると思いますけども、そういう、また御意見もいただきながら進めてまいります。 ○議長(古南源二君) 12番庄司史郎君。 ◆12番(庄司史郎君) ぜひ、市長、本当に悩ましいところなんですが、関わり方として悩ましいんですが、しっかり生徒が集まって活気ある高校になるように、県のほうに、市の考え方をしっかり伝えていただいて、働きかけを強めていただきたいということだけを申し上げて、終わりにします。 ○議長(古南源二君) これで12番庄司史郎君の質問は終わります。 ここで換気のため休憩をいたします。 再開は午前10時40分とします。            午前10時28分 休憩            午前10時40分 再開 ○議長(古南源二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 それでは、議席番号11番竹原茂三君の登壇、発言を許可いたします。 11番竹原茂三君。
    ◆11番(竹原茂三君) 議席番号11番竹原でございます。議長に発言の許可をいただきましたので、大項目2点について市長にお尋ねをいたします。 まず、大項目1点目、これは本定例会においての一般質問で度々出ていたり、類似した質問が出ておりますけれども、あえて行わせていただきます。 大項目1点目、保育士・幼稚園教諭の正規採用人数を拡大すべきではないか。 この件については、度々同僚議員からも、先ほどもありましたけれども、質問があり、また文教厚生常任委員会でも問題となっていることですが、なかなか改善されていないのが現状であります。中央図書館を新しく設置したら図書館長は必要であろうし、晴海プロジェクトで蒜山に新たにミュージアムができれば学芸員や数名の職員も必要になるであろうと思います。各地域のこども園等に保育士等が必要であることは当然のことではないでしょうか。 ですが、真庭市の保育士等の現状はどうでありましょうか。令和2年11月30日現在、正規職員が104名、任期付職員85名、会計年度任用職員18名で、正規職員と任期つき、会計年度職員との割合が半々であります。令和3年度の職員募集では、保育士の正規職員採用が5名に対し、任期付職員37名を募集されています。将来の真庭市を背負っていく子どものために、このような状態でよいのでしょうか。第2次総合計画において、大幅な出生数の減少や、特に若年女性層の大幅な転出超過の傾向を踏まえると、各施策の進捗の効果が現時点では十分に発揮するまでに至ってはいません。また、特に女性については、学歴が高いほど正規雇用で就業する傾向も強くなっていると付記されております。 真庭市総合計画審議会における第2次真庭市総合計画の改訂等の答申に係る附帯意見においても、市役所が率先して女性の採用、登用を行うことと付記されております。図書館には図書館長が必要、ミュージアムには学芸員が必要なように、こども園等には保育士等が必要ではないでしょうか。総合計画にも強く記されているように、正規職員を増やすことが、若年層、特に若年女性を確保することになり、子どものためにもなると考えますが、市長の見解をお尋ねいたします。 大項目2点目、若年女性の結婚についてお尋ねをいたします。 若年女性に真庭に残っていただくためには、結婚ということも考えなければならない重要な問題でありますが、このことについては少子・高齢化、人口減少ということで、度々質問がなされております。今回のまち・ひと・しごと創生総合戦略においても、人と人との出会いの場づくりを通じて、結婚の希望がかなえられるように支援するとのことでありますが、先般の質問においても、県と連携して出会いの場づくりをしていくと答弁された記憶がありますが、県と連携した出会いの場づくりで、本年何組のカップルが誕生したのか。今後も同じような出会いの場づくりだけで実施されようとしているのか、お尋ねをいたします。また、今はテレビ番組としては放送されなくなっておりますけれども、以前ありましたような大々的なお見合い大作戦というような、テレビでやっておりましたけれども、そのようなことを検討されているのか、お尋ねをいたします。 以上、この場からの質問とさせていただきます。 ○議長(古南源二君) 市長から答弁を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 竹原議員の御質問にお答えいたします。 今議会においても、それから以前から同様の質問がありますので、かなり同じような答弁になってしまいますが、まず押さえておかなきゃならないのは、津山のように公設民営が基本のところと、真庭のように公設公営が基本のところと、それによって状況が異なるということであります。園児1人当たりにかける経費が相当違います。よそのことを批判するわけではありませんので、よその状況はそれ以上申し上げませんけども、真庭の場合には、民間で頑張っている園はございますけども、基本は公設公営になっているということで、かなり状況が異なると。そして、1人当たり園児にかける経費が相当違うということも頭に置いて、よりよくするためにどうしていくのかということを考えなきゃならない。お金だけで解決するわけではありませんけども、財源というのは非常に重要なことで、それ抜きに人員増とかを語るわけにはいかないということを、議論の前提にしていきたいというふうに思います。 保育職員は、子どもにとって保護者と同様に信頼される存在でありまして、共働き世帯の増加による保育ニーズの高まりによって、保育園、こども園に子どもを預ける世帯が増える中、その重要性はますます増しており、必要不可欠な存在であります。この8年間で、乳児保育、それがかなり充実してきたということも御理解いただきたいと思います。 このようなことから、今年は採用試験を3度実施するなど採用の機会を増やし、積極的に保育職員の確保に努めております。子どもにとって安定的な保育環境を確保するために、また保育の質を維持するために、正規職員が過半数を下回らないように、11月30日現在で、正規職員104名、任期付職員85名、会計年度任用職員18名を配置しております。 なお、正規職員任期付職員会計年度任用職員の合計207名のうち、女性比率は96.6%と、議員の御指摘のように、もう少し男性保育士さんがいていいと思いますけども、現時点では女性の比率が圧倒的に高い。そういう意味では、女性の雇用の場になっているというのは事実であります。 保育士、幼稚園教諭の正規採用人数を拡大すべきとの質問でありますが、先ほど申し上げましたように、財源問題をどうするのかということ抜きには語れない。そこが一つあります。それと、将来を見越して、残念ながらですけども、子どもの出生数が徐々に減少している。これを何とかしなきゃならないですけども、現実には減少している。若い女性の絶対数を見ても、それは減少せざるを得ない。真庭だけではなしに、ほかの地域もですね。そういう中で、乳児保育とかを充実させなきゃならないというのもありますけども、そういうことで長期的なことを見ながら、真庭の地理的な条件だとか、そういうことも考え、保護者の立場に立つようにということで、何とか19の公立園、本当に保育をしている子どもの人数からいうと、どうだという園があります。しかし、私はできる限り維持していきたいと。今、御存じのとおり、19のうち11がこども園、6が保育園、2が幼稚園でありますけども。ただ、あるところで廃止したように、2人になってくると、これはもう集団教育も含めた保育の場ではないだろうということで廃止いたしましたけども、私はどんどん廃止を進めるという立場に立っておりません。しかし、本当に見ていただければ、19の園をこの広域の中で維持するだけでも大変だということも認識していただきたいと、それも前提にした議論をしていただきたいと思っております。 このため、今後も定数適正化計画で目標とする職員数を維持して、任期付職員会計年度任用職員との組合せにより、必要な園に必要な人員を配置していくということを進めてまいります。 なお、今までも申し上げましたけども、光熱水費の一括支払いとか、様式を統一するとか、少しでも負担の軽減を図っていくということをしてまいりましたが、今後も保育現場の声を聞きながら、どこまで聞くのが、先ほど庄司議員の質問にもありましたけれども、どこまでが十分な、完全にということはあり得ません。しかし、姿勢としては、これまで以上に、今までが不十分だとも思っておりませんが、これまで以上に生の声を聞きながら、しかし先ほども言いましたように、それがそのままストレートに生きるわけじゃない場合も、もちろんあります。そういうことで、また土曜保育の集約とか、事務軽減の取組、水洗化の推進とか、そういうことで保育現場の、そういう意味での、子どもの保育外のところでの事務とか、そういうものはできる限り軽減していくと。これは学校でも一緒です。そういうことを行ってまいっています。 非常に悩ましい話であります。ただ、それじゃあどれだけ増やしたらどれだけ一般財源が要るのかというのは、これは御存じだろうと思いますから、そういう観点抜きにはできないと思いますし、それから今の会計年度任用職員にしても、これの制度の議論はあると思いますが、これは制度化された公務員だということですし、任期つきのほうがより有利な条件ということで、真庭市としてはその制度を取っているということも御理解いただきたいということであります。 それから、若い女性の結婚について、カップル誕生の場づくりですが、国の婚姻数の推移は、昨年は「令和婚」ブームということの影響で7年ぶりに増加しましたが、長期の減少傾向については歯止めがかかっておりません。市内の婚姻数の推移ですけども、平成29年が139組、平成30年が156組、令和元年度が143組で、本年については11月25日現在で126、これは年で取っていますから、12月末までで幾らになるのかということですが、元年の140まで行くかどうかというのは厳しいのかなという思いをしております。そういうことで、139から150、140、130ということで推移しておりますけども、過去と比べるとずっと、若干の凸凹はあっても、長期低落傾向であるというのは間違いありません。 お尋ねの、県が運営している「おかやま縁むすびネット」による今年度のカップル誕生組数は県全体で26組で、市町村の組数については公表されていないので、こちらも知りません。そういうことで、県と連携してというのはこれからも行いますけども、それだけに任せとるとか、そういうつもりは全くありませんし、それは違います。現実には、むしろ真庭市で現在24名の方にお願いしておりますけども、縁結び推進委員、ここを中心に、それからそれ以外も出会いの場をつくるようなことを若い人たちでやってよというようなことも含めて、必死にやっているというのが現状であります。 縁結び委員のことで申しますと、各委員同士でお見合い希望者の情報交換をして、連携して出会いの場を設けたりするなど、カップル誕生に熱心に取り組んでいただいております。委員の取組で、令和元年度には5組のカップルが誕生いたしました。また、例年、縁結び推進委員会主催の縁結びイベントも実施していましたが、今年度はコロナを考慮して中止せざるを得ないということに至りました。大変残念でありますけども、来年に向けて意欲的な企画を考えていただいているということであります。 こういった善意の取組に加えて、令和2年度から真庭縁結び応援事業ということで、若い人が交流する様々なイベント支援を拡充すると、出会いの場をつくっていくというようなことで、「まにわを元気にする活動応援事業」も立ち上げております。あまりぎらぎらしないほうが、かえっていいということもありまして、そういう名前にして、もっと緩やかな事業であります。この応援補助金を活用して、行政主体でない、民間団体が企画、実行する縁結びイベントが3件開催され、12月下旬にはさらにもう一件が計画されています。 結婚について、行政が直接入っていくというのはなかなかしにくい。これは、それぞれの価値観もありますし、個の尊重というのも、これは堅持しなきゃならないということであります。そういうことで、個人の価値観とか、人生設計もあります。そういうデリケートな問題でありますが、先ほど申し上げましたような縁結び推進委員や民間の活動で一定の成果が上がっておりますし、それについては感謝しております。 大々的な見合い作戦のようなイベントへのニーズはあまりないのではないかと、参加しても多くが見込めないのではないかという、そういうこともまた一方ではあります。そういうことで、先ほどから出ております縁結び推進委員に加えて、市内の企業、団体などのお力もおかりしながら、地道にオーダーメード、丁寧に個人に寄り添うような取組をしていくことも重要ではないかというふうに考えておりまして、若い人自らのアイデアややり方で出会いの場をつくることができるように、先ほど申し上げました「まにわを元気にする活動応援事業」についてもしっかりPRして、活用してもらおうと思っております。 いろんなことが総合されて婚姻があり、そしてまた子どもが誕生するというようなことになると思います。中和地区では、今600人ぐらいの人口だと思いますけども、これから赤ちゃんの誕生が幾つか見込まれているというようなことで、地域の人と、なりわい塾とかのそういうもの、そして行政、そこが入って、そしていろんな方が入ってくる、地域の方も元気に活動する、そういう中で婚姻もあり、そして子どもも生まれてくるというようなことだと思います。ほかの地域でも頑張ってますけども、そういう教訓も広めながら、人口減少はやむを得ない面はありますけども、そういう中で何とかその減少のスピードを落としていく、そういうことを含めて頑張っていきたいと思います。 その一方では、少ない人口になっても、活力がある真庭をどうつくっていくのかということも大事だろうと思っておりまして、それが総合計画のエッセンスだと思っております。 ○議長(古南源二君) 11番竹原茂三君。 ◆11番(竹原茂三君) それでは、簡単になりますけれども、再質問させていただきます。 先ほど、市長は財源云々ということを非常に強調されて、それはよく分かるんですけれど、それにおいて少子・高齢化、子どもが非常に少なくなってくる、結婚する若い人が少なくなれば、子どもも少なくなってくるのが当然だろうと思います。 この少子・高齢化という意味のことで、今朝の山陽新聞、滴一滴に面白いことを載されておりました。明石市ですね。これも考えてみる必要が真庭市もあるんではないかなと。ただ、その市の状態によっていろいろ違うと思います。ですけれども、真庭市でできることはまだほかにあるんではないかなと、このことを感じれば、というふうな、今日、気がして、今朝読んできたんですけれども、そういった意味でも正規職員、正規の保育士さん、これと任期つき、会計年度任用職員さん、この人たちも正規というのに入るのか、入らないのか、すみ分けは難しいと思うんですけど、正規には入らないと思います。 この総合計画の中に置いているのが、若い、若年層の学歴の高い人ほど正規の職員にという言葉を、行政のほうが書かれておる。そうすれば、正規の職員という、例えば保育士というのは、正規の職員を増やせば、より真庭市としてはいいんではないかと。簡単な見方になるんですけれど、そういうふうな気がいたします。これを一遍に、それじゃあ10人増やせ、20人増やせとかというんではなくて、年々何名かを増やしていき、任期付職員さん、それから会計年度任用職員さんを少なくしていくと。正規の職員と、それから任期つき、会計年度任用職員との割合が正規のほうが多くなっていくというふうな形のもんにならないのかと。 それと、先ほど言いましたように、少子・高齢化も、そういう若い人がこちらに残ってくだされば、何らかの形で結婚という形にもなるんではないかなという気がしております。そういった点で、今回質問したんですけれども、そういうような少子化っていうことになってくると、非常に問題が多くなってくるんで、今回この正規職員に限ってお願いをしたんですけれども、この正規職員を、例えば年々何名かずつでも増やすというような考え方はございませんでしょうか。財源っていうのは分かります。分かりますけれども、それのことで子どもさんを、こども園の職員、これから真庭をしょっていく子どもを圧迫する、保育していくのに重要なことだと思いますんで、そういう点で保育士っていうのは必要だと思うんですから、その点はどうでしょうか。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) 会計年度任用職員は、私は制度としてということを申し上げました。制度化されたということであります。どの立場の職員の人も、あるいは給食を作ってくださっている人も、私は前の答弁で申し上げましたけども、皆さんが一体となってやっていただいていることに感謝しております。一人一人増やしても、10年後にどうなのかということで、財源問題というのは正直あります。ただ、私は何も今しませんということを申し上げているわけじゃありません。全体を見ながら、高齢化のところでどういう手だてを打っていくのか、どうしていくのか、いろいろ考えながらやっていかざるを得ないと。 これは、こんな根拠があるというわけじゃないですけども、大体長年財政をやってきた人間からすると、300億円で、今人件費が60億円なんですね。税収が50億円なんですね。総額として60億円というのは、それが61億円、62億円になるということはあり得ても、これを維持しないと、ほかのところへのしわ寄せが、単費事業のしわ寄せは来るなという思いです。ですから、私を含めてですけど、職員の給与を下げるという手もあります。そういうことを含めて。それをすると今言ったわけじゃないです。もうちょっといろいろ長期的なことも考えなければということがあります。ということを申し上げておりまして、今のような御意見も念頭に置きながらということであります。 私は、今この比率でこうやって頑張っていただいている、行政職員のところは相当減らしてきた、これ以上なかなか行政職員のところを減らして振り向けるようなことはしにくいなという思いもあります。そういうことも含めて、考えていかなきゃならない。人口減少が進んでいるところについてどうするのかとかという、これはいろんなことがありますので、その辺も見ながら。今、私が増やすとか何かすることは可能です。ただ、私は、この前から答弁していますように、10年以上の真庭市政に、先のところまで、私がいるとかいないではなくて、考えなきゃならない。とにかく、自分の人気取りのことはしないという思いで仕事をしております。 それと、明石の関係ですけども、今日私も読んで、実は前々から神戸市の人口が減って、明石に移動しとるんですよ。これは、明石は相当そういうものが充実していまして、それと御存じのとおり、明石から神戸市内というのはもう10分、電車も1時間に、多分JRだけで10本ぐらいありませんかね。だから、もう一体なんですね。神戸のブランドを重視すれば神戸市ということですけども、明石もお城もある伝統的なとこですから、今結構明石に流れて、明石に住んで神戸に通う人が増えたんですね。そういうことはあり、そして明石も大都市ですが、参考になることは私はたくさんあるだろうと、これは明石以外でもですね。そういうことで、この議会でも答弁いたしましたように、出生対策とかを含めて、最重要課題ですから、プロジェクトをつくって、その中で検討していって、できることはかなり思い切った対策を取っていきたいと。マスコミで華やかに出て、2年たったらもうかえってそれが地域との関係では否定的に評価されとるような事例もあるわけですね。そういうような、そのときの現象だけを見ずに、一定の経過も見ながら、真庭市として何がいいのかということを。しかし、ずっと小田原評定をやっているわけにはいきませんので、有効な手については打っていくということも申し上げておきたいと思います。 ○議長(古南源二君) 11番竹原茂三君。 ◆11番(竹原茂三君) 市長がおっしゃることはよく分かるんですが、ただ一番引っかかるのが、令和3年度の募集について、正規職員が5名で、任期付職員が37名という、何分にも差があり過ぎるんではないかと。財政云々っていうんでしたら、この任期付職員さんを少しは減らしながらでも、正規職員を増やす必要もあるんではないかなという気が非常にするんですけど、そこら辺のお考えのほうはどういうことでこういうような募集になったのか、お尋ねをいたします。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 中谷総務部長。 ◎総務部長(中谷由紀男君) 保育士の採用でございますが、退職の補充、それから任期つきの期限がございますので、それを勘案しまして採用計画を組み立てておりますので、そういうことで計画を持って令和3年度はそういう計画になります。これから令和4年度の計画をつくりまして、試験委員会等にも相談しまして、次の採用計画を決めていきたいと思っております。 ○議長(古南源二君) 再度。 中谷総務部長。 ◎総務部長(中谷由紀男君) 任期つきにつきましては、先ほど申しましたように3年間、それから最長9年というものがありますので、その入替え、このために採用ということで、37名を今回広報等でも募集をしとる状況でございます。 ○議長(古南源二君) 吉永副市長。 ◎副市長(吉永忠洋君) 来年度5名というお話ですけど、基本的には、先ほど言いましたように、私どもは職員定数化計画に沿ってこの数字が出ている。減さないということですね。ただ、今年もそうだったんですけども、いい人がいたら採りたいなと思っているんです、それ以上にですね。ただ、それは全体のレベル等の話もあるので、5人で上限を切っているということではなくて、そこは柔軟に、人によりましては6人でも7人でも採っていきたいというふうに、今年もそういうふうに思っておりますし、来年もそういう方向であります。 ○議長(古南源二君) 11番竹原茂三君。 ◆11番(竹原茂三君) 多分、この任期つき37名というのは、期限が来て、今回の巻きかえのあれでそうなったんだろうなという気はしておりました。ですから、今言いましたように、ただ37名の人が入ると、また85名になると。新しく入ると85名になるということのように考えになるんですけれど、そうすれば今正規職員さんが104名おられて、ここで今5名募集されているということは、5名の方が間違いなく退職されると。今副市長がおっしゃられましたように、5名というんではなくて、柔軟性は持ちますということなんで、そこら辺のところは今後柔軟性を非常に柔らかくしていただいて、柔軟にしていただければなという気はしております。できれば、任期付職員正規職員が半々ではなくて、少なくとも正規職員のほうが少しは多いというふうなほうが、保護者の方も預けるのに預けやすいんじゃないかなと。任期付職員さん、会計年度任用職員さんが駄目とか、そういう意味じゃないです。ですけれども、正規職員さんが多いということは、真庭市にとってはよりいい方向へなるんではないかなという気がしております。 これから少子・高齢化ということで、児童、子どもの方は非常に少なくなってくるんかもしれません。ですけれども、その少子・高齢化をなくすためにも、また若い人に残っていただくということも考えなきゃいけないということが、真庭市の総合計画のほうにも載っておりますけれども、その辺を十分これから、また議会のほうとも一緒に考えていかなきゃいけないと思いますけれども、前向きなやり方をしていければなという気がしております。 次に、大項目2点目の若年女性の結婚についてなんですけれども、これについては非常に微妙なとこがありまして、なかなか触れてはいけない点等々もあると思います。ですけれども、結婚をしていただかないことには、この少子・高齢化っていうのはなかなか直らないというのが大前提です。真庭市にも若い人はまだまだ大勢おられると思います。ぜひそこら辺のとこを発掘していただいて、縁結び支援の人にお願い、頼んどるからもういいんだっていうんじゃなくて、ある程度何らかの形でイベント支援等も補助金が出ておりますけれども、根本的に何かを見直していかないといけんのじゃないかなという気もしているんですけれど、そういう、先ほど市長さんに答弁をいろいろしていただきましたけれども、何らかの方策をこれは考えないと、どうにもならないんじゃないかと思う。ただ、任せとく、県のあれに任すでなくて、真庭市として何か考える必要があるんじゃないかと、何か考えがありましたら、答弁をお願いします。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 有元総合政策部長。 ◎総合政策部長(有元均君) お答えをいたしますが、まさに我々も悩んでいるところであります。先ほど、市長答弁にもありましたけれども、今までは縁結びイベントの支援ということで、どちらかといえばそこを主眼にして支援をしてまいりました。今の結婚適齢期の方とか、若い方にそういう目的で集まってくださいと言っても、なかなか心理的な抵抗があるようです。我々とすれば、仲間をつくったり、結婚には結びつかなくても人生のパートナーを選んでいただけるような、広い範囲の市民活動であるとか、団体の活動を支援していきたいというふうに思っています。 岡山県のデータがあるんですけども、昨年度の調査で、出会いのきっかけ、場としては一番多いのは職場とか仕事関係でという、密接にコミュニケーションができる場というのが一番多いようでして、公的な出会いの場づくりって、これが3%しかございません。ということで、行政主体というよりも民間の活動であるとか、今は、これは言うてええかどうかあれですけど、職場結婚を禁止するような会社もあったりします。職場恋愛ですか。そういうことじゃなしに、もう少しおおらかに付き合いを、職場の中でもフォーマル、インフォーマルの部分で進めていただくようなことも、みんなで考えていかなくてはいけないと思っています。行政としては、幅広い活動を幅広く応援していくというところに徹したいというように思っております。 以上です。 ○議長(古南源二君) 11番竹原茂三君。 ◆11番(竹原茂三君) 非常によく分かるんです。昔のように、お見合い結婚とかというような形は、今はなかなか難しいのが現状です。正直言って、私もお見合い結婚ですけれど、昔はそれで十分行けれたんです。ところが、今はそういう状況でないっていうのも十分分かります。だけど、今おっしゃられましたように、職場結婚というのは非常にこれは手っ取り早いと言えば手っ取り早いし、コミュニケーションが非常に取れるというのも現状です。そこら辺のとこも考えて、市役所も職場ですから、そういうことも考えながら、ぜひこれは結婚ということには前向きな形で、行政のほうは取っていただきたいと思います。 以上で私の質問を終わります。 ○議長(古南源二君) これで11番竹原茂三君の質問は終わります。 ここで換気のため休憩をいたします。 再開は午前11時25分からとします。            午前11時18分 休憩            午前11時25分 再開 ○議長(古南源二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより議案に対する質疑を行いますが、議案第77号から議案第84号までは各常任委員会に付託される予定であります。したがいまして、付託議案については本日は提案理由などに対する総括的な質疑とし、一般質問、討論にならないようにお願いしておきたいと思います。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) まず、日程第2、議案第77号第2次真庭市総合計画の改訂についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第77号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第3、議案第78号真庭市国民健康保険税条例の一部改正についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第78号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第4、議案第79号真庭市蒜山観光文化発信拠点施設条例の制定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第79号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第5、議案第80号真庭市蒜山ミュージアム条例の制定についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 7番柴田正志君。 ◆7番(柴田正志君) 第7条のとこについて伺います。市長は、特に必要があると認めるときは、別に定めるところにより入館料を減額し、または免除することができるということですけど、どういった場合なのでしょうか。 ○議長(古南源二君) 総括的な。 ◆7番(柴田正志君) ああ、総括的な。            (「委員会ですりゃええが」と呼ぶ者あり) 分かりました。 ○議長(古南源二君) よろしいですか。 ◆7番(柴田正志君) よろしいです。 ○議長(古南源二君) ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第80号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第6、議案第81号真庭市手数料条例の一部改正についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第81号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第7、議案第82号真庭市立保育園条例及び真庭市立幼保連携型認定こども園条例の一部改正についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第82号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第8、議案第83号字の区域の変更についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第83号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第9、議案第84号真庭市火災予防条例の一部改正についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第84号に対する質疑を終わります。 ここからは補正予算議案に対する質疑を行います。説明資料の名称及びページ番号を先に述べてから質疑を行っていただくようよろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) それでは、日程第10、議案第85号令和2年度(2020年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。 19番柿本健治君。 ◆19番(柿本健治君) 補正予算の一般会計の総務部の関係でお尋ねしたいんですが、説明資料の5ページ、歳出の長期起債の繰上償還、臨時財政対策債の繰上償還が11億3,700万円少々繰上償還されているんですけども、一般質問のときにも少し触れましたけれども、臨時財政対策債の性格、どういう起債なのか。改めて執行部から説明いただけますか。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 金谷総務部次長。 ◎総務部次長(金谷健君) 失礼いたします。臨時財政対策債につきましては、地方交付税が交付されますけれども、国のほうが地方交付税特別会計を持っております。それですけれども、要するに財源が確保できない場合に、交付税総額として、実際の交付税の決定額と、それから臨時財政対策債を足したものを交付するということです。臨時財政対策債につきましては、その財源不足分ですので、これは国の国債発行いたします部分で、市、自治体のほうと国のほうで折半して、その起債を借りてという形になっております。ただ、ここ一、二年については、その財源不足が生じておりませんでしたので、その部分はございませんが、来年辺りはコロナの関係もございますので、その折半部分も生じて、臨時財政対策債も少し配分のほうが多くなるというふうに思っております。交付税総額といいますのが、臨時財政対策債と普通交付税の決定額を足したものということになっております。 以上です。 ○議長(古南源二君) 19番柿本健治君。 ◆19番(柿本健治君) 基本的には、今金谷次長のほうから説明があったとおりだと思います。ただ、最後に一点説明が足りていないのかな。償還時には元利ともに交付税の基準財政需要額に計上するっていうことですね。ですから、もう結構です。だから、実質的には、臨時財政対策債を借りてても、地方自治体の財政負担は起きない。今次長が言われているのは、本来だと地方交付税としてその年に交付を受けているはずのお金なんですね。ですから、今真庭市臨時財政対策債はそれなりの残高があります。しかし、これには金利もかかってないですね。利息は要らないわけですよ。償還時に上乗せされるから、結果的に要らない。そういう制度の臨時財政対策債を繰上償還することによって、真庭市にどういうメリットがあるのか。 先ほどの一般質問の中でも、任期付職員を正規化できない。それは財政的に厳しいからだと、こういうことをおっしゃっている。じゃあ、こういう金利の要らないお金は結構あるわけですよ。何でそれを繰上償還してまで財政状況を改善していく必要があるんですか。そこの部分をもう少し説明してください。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 金谷総務部次長。 ◎総務部次長(金谷健君) なぜ臨時財政対策債を使って繰上償還するかという御質問ですけれども、今中期財政計画のほうを立てておりますが、公債費の増額というのが、昨日も一般質問のほうでお答えさせていただいたと思いますけれども、公債費が95%を、今回繰上償還することによって抑えられると。公債費のほうを一つ抑えるということも一つの要因であります。 今回、なぜこういう形に至ったかといいますと、これまで真庭市では、決算の剰余金のほうを地方財政法の規定によりまして2分の1を基金に積み立てるということがございまして、これまでずっと基金に積んでまいりました。ですが、この中期財政計画の前に、昨年の財政の見通しでいきますと、令和6年度辺りで95%を上回るような状況も見えました。一定程度の基金も積み増してきたことから、この臨時財政対策債のほうを繰上償還していくことで、公債費の一定の上昇を抑えることができるということで、将来に負担を残さない形が取れるかということで検討してまいりまして、ここで今回繰上償還をすることにいたしております。 この繰上償還につきましての影響ですけれども、臨時財政対策債については後年度で100%、その元利償還金は交付税措置されます。ここで繰上償還したことによりましても、特に影響なく、当初の償還表のとおりで交付税措置がされるということで、交付税への影響はございません。という形で、繰上償還をさせていただくと。前から検討はしておったわけですけれども、この臨時財政対策債のほうは10年ごとに利率の見直しが行われます。この利率の見直しのときに、繰上償還をすることで、補償料がかからないと。この10年を迎えた臨時財政対策債について繰上償還をさせていただくということであります。 以上です。 ○議長(古南源二君) 19番柿本健治君。 ◆19番(柿本健治君) それは、次長、真庭市の市民の感覚じゃないんですよ。本来、臨時財政対策債は、さっきも申し上げたように、その年度に地方交付税として現金で交付をされているはずのお金なんですよ。ですから、こんな繰上償還というのは起きないんですよ、本来は。こういうような臨時財政対策債のような起債は、本来発生しないです。これは特例でしょう。赤字地方債の特例公債でしょう。そういうような特殊な状況、さっきも金谷次長が言われたけど、国の地方税特別会計、そこが当時平成15年だと思います、最初始まったのが。13年か、だと思います。そのときに、50兆円程度の起債残高になったと。もうこれ以上、国税特会が借金を増やせれない。だから、地方の皆さん、さっき言うたように、折半で半分は地方自治体の皆さん、全額償還時には交付税に算入するから、借りていただけませんかと。3年間だけ特例でつくった制度ですよ、もともと。しかし、その後の財政状況が回復しないまま、今日まで制度的に続いてきている、特例中の特例なんですよ。そういうもので、本来なら真庭市がもう既に現金化できているはずのお金なんですよ。それを、真庭市の中期財政計画で、公債費率が上がるからそこを下げるんだと。 そんなものはおかしいじゃないですか。そんな余ったお金があるんなら、余力のあるお金が、今回コロナで本当に皆さん困られている人がいっぱいいるわけですよ。そういうところに無利子で貸与するとか、そういう制度をつくったらいいじゃないですか。何も国が、結果的に言うと、基金残高が300億円を超えるような基金を積み立てていて、これ以上繰越金を積立てできない。地方財政法に抵触する、国から指摘を受けている。そういう中で、繰越金はもうこれ以上積み増しできることは不可能だ。そういう中で、少し公債費率を下げるために繰上償還する。おかしいんじゃないですか。何でこんなことになるのか、もう少し詳しく説明してください。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 太田市長。 ◎市長(太田昇君) この議案質疑というのは、議案の中身の説明をすると……            (19番柿本健治君「違いますよ」と呼ぶ) 議案質疑は、議案の中身を説明するということですから、今金谷次長が説明しました。国の制度論については制度論で、今言われましたけども、これの私どもが出している議案の中身についてのことについては、審議のほうで十分していただいて、ありがたいということで、私どもが財政特例債の制度をどうのこうのというわけには。 じゃあ、予算審議のほうで、やって……            (19番柿本健治君「やっているんですよ、今」と呼ぶ) ああ、ごめんなさい。失礼しました。分かりました。 そうか、予算はここで審議ですね。分かりました。 国の制度論を今とうとうと言われましたけども、それは私は同じ思いですけども、しかし国のほうがそういう形で配分してくる以上、それはやむを得ないわけでありまして、それについての今何ら補償料なしで、返せるときに返すというのは、これは私どものやり方として当然だと思います。 それと、財政法でどうのこうのという、国の基金残高で縛られていることは、法的にありません。今何か、違反しているかのようなことを言われましたけども、そういうことはありません。            (19番柿本健治君「そういう意味じゃない。指摘を受けた」と呼ぶ) ということで、この辺りは、昨日も質問がありましたように、経常収支比率についても一定の自由度をもう少し持ったほうがいいだろうと。何の財政的な負担もないという以上、これについて償還するのは、これは財政運営として当然でありまして、それといろんな予算関係でどうしていくのかというのは別問題で。だから、私は財源がないなんて言っておりません。必要なことについては予算化してきたし、これからも思い切って予算化していくということを申し上げておるわけで、これの償還とは特に関係がありません。 ○議長(古南源二君) ほかに質疑はございませんか。 6番岡崎陽輔君。 ◆6番(岡崎陽輔君) 一点だけ、産業政策課関係ですね。事務事業一覧表の15ページです。産業振興ビジョンの策定事業で、新型コロナウイルス感染症に対する経済的影響調査を追加するための事業費の増ということで、200万円を補正されております。ビジョン策定のための調査に新型コロナウイルスの影響が加味されていなかったので、調査を追加したということです。これは、どこかで説明があったんだと思うんですが、この調査というものがビジョン策定だけではなくて、今後の大規模な調査になるんでしょうか、全事業調査なのか、分かりませんが、追加支援策や市の独自支援策へしっかりつながるような調査として受け止めればいいのか、単なる策定ビジョンのための調査になるのか、この辺の説明をお願いしたい。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 新田産業観光部長。 ◎産業観光部長(新田直人君) お答えいたします。 この経済産業ビジョン策定事業でございますが、これは総合計画にある回る経済を実現するために、真庭市はいろいろバイオマス発電事業など、いろいろな事業をやってきましたが、そういった回る経済が地域にどういった影響を与えたかということを、過去の統計データを基に検証しようということで、今年実施しているものです。それにつきましては、今後の産業政策に生かしていくと、ビジョンをつくるということでやっております。 今回の追加している部分は、今申し上げた調査、過去の統計データに基づくものですので、現時点のコロナが起きた状況については対象となっていません。なので、その部分を新たに調査に加えることによって、新型コロナによる経済的な影響等、今後の予測を行うと。それを来年度以降の政策立案の資料として使っていこうと、そういうことで補正するものでございます。 ○議長(古南源二君) 6番岡崎陽輔君。 ◆6番(岡崎陽輔君) これはどういった調査になるんですか。200万円されているなら、例えば全事業所、これはビジョンをつくるのにヒアリング等をしたというふうに聞いていますが、そういった追い調査で、今の新型コロナの感染症の経済的な影響をしっかり、これまでの議会論議の中でもなかなかそこの本当に実態というのがつかめない中で、こういった調査の中でしっかり経済的影響、どこに業者の皆さん方は困っているのか、そしてそれが政策に反映されたり、独自支援策、追加支援、独自支援につながるような調査に今するべきではないかというような気がします。いや、パソコン上の影響調査ですだけなのか、本当に実際に追加調査するなら、まさに今の実態を浮き彫りにするような形で、市が支援策をつくっていくものに参考にしていくということが必要なんじゃないかと思いますが、その辺の考えはどうなんですかね。つながるんですか。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 新田産業観光部長。 ◎産業観光部長(新田直人君) 現在実施中の業務については、市内の事業所さんにアンケートのほうを実施して、いろんな取引状況等について調査しているとこです。その中に、コロナに対する影響ということで、追加してヒアリングするということになっています。ただ、その結果が真庭市のコロナの影響を把握できて、すぐさま政策につながるものまで収集できるかというのは、現時点ではまだやってみないと分からないということがあります。特に、一般質問の中でも市長がお答えしましたけど、市内事業者、同じ業種の中でも経営状況はばらばらでございます。規模もそれぞれ違いますので、まずはこの中で実態を把握して、来年度以降の政策に使えるものがあるかどうか、抽出していきたいというふうに考えております。 ○議長(古南源二君) 6番岡崎陽輔君。 ◆6番(岡崎陽輔君) ぜひとも、せっかく調査をするならば、そういったリアルな影響調査っていうものをして、コロナ対策に、もちろんビジョンにもつなげたり、今後の政策展開にも反映させるような方向でええと思うんですが、しかしそういったところをきちっと把握する、リアルな今の真庭市の中小事業者が抱えている、もしくは経済界が抱えているコロナの影響をはっきり把握できるような調査にしていただきたいなというふうに思います。 ○議長(古南源二君) 太田市長。 ◎市長(太田昇君) できる限り、どこまでできるかは自信がない面はありますけども、できる限りそういう姿勢は貫いてまいります。もう少し申し上げれば、産業政策を真庭市としてどこまでどうするのか、今までやってこなかったわけではないですけども、企業を誘致したりという、そういうことで産業政策という形で、内実をつかんだ上でこうしていくというような、そこまで入り切れなかったわけですね。このコロナで、個々の事業所さん、前々から事業所に集まっていただくとか、いろんなことはしてまいりましたけれども、やっとそういう個々の事業者さんに入るようなきっかけもできたと。 ただ、正直言って、Aさん、Bさんの個々の職員の能力という意味じゃなくて、真庭市の産業政策をやる能力がどこまでどうなのかというと、本当によちよち歩きをし出したばかりでありますし、それから県のほうがほとんど入っていないと。本庁しか県は産業部門の課がないわけですね。そういう中でやらざるを得ないという一面もあります。そういうことで、やっと産業関係のところに政策を持って、本格的に入ろうとしているということですので、残念ながらそういう段階です。この辺は悩みながら、しかし県がしないからだけで放っといても仕方ありませんから。全くしないという意味じゃないですけども、本庁にしかない。それから、産業振興財団も1か所しかないという中で、本当に実態をつかみながら県のほうにも提案する、国のほうにも提案する、真庭市も打つべきものは打つとかということをやっていこうとすると、こういうことかなと思います。 もう一つは、これに限らず、私どもは数字が絶対とは全然思っておりません。ただ、政策を打つ上で、一つの数字、実態が要るということで、そういう面ではコロナ対策、誰がどこでどう困っているのかというようなことも含めて、温かい心を持って、ほかのこともやっていくということは、これは私は答弁では申し上げているわけですけども、答弁で数字ばっかり捉まえてというような印象を与えたら、そうじゃないということも付け加えさせていただきます。 ○議長(古南源二君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第85号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第11、議案第86号令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第86号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第12、議案第87号令和2年度(2020年度)真庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第87号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第13、議案第88号令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第88号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第14、議案第89号令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計介護サービス事業勘定補正予算(第1号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第89号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第15、議案第90号令和2年度(2020年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計補正予算(第2号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第90号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第16、議案第91号令和2年度(2020年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計補正予算(第1号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第91号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第17、議案第92号令和2年度(2020年度)真庭市温泉事業特別会計補正予算(第1号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第92号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第18、議案第93号令和2年度(2020年度)真庭市下水道事業会計補正予算(第1号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第93号に対する質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第19、議案第94号令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)についてに対する質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第94号に対する質疑を終わります。 以上で議案18件に対する質疑は全て終了いたしました。 次に、補正予算議案10件の委員会付託省略についてお諮りいたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第85号令和2年度(2020年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)についてから議案第94号令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)についてまでの補正予算議案10件については、会議規則第37条3項の規定により委員会付託を省略し、最終日に本会議において審議することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。 御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第85号令和2年度(2020年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)についてから議案第94号令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)についてまでの補正予算議案10件については委員会付託を省略し、最終日に本会議において審議することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第20、議案8件の常任委員会付託を行います。 お諮りいたします。 議題となっております議案第77号第2次真庭市総合計画の改訂についてから議案第84号真庭市火災予防条例の一部改正についてまでの8件については、タブレットに配信しております付託表のとおり、その審査を各常任委員会に付託したいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、付託表のとおり議案8件を所管の常任委員会に付託いたします。 以上で本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしました。 念のため申し上げます。 議会運営委員会予定表に従い、9日水曜日、10日木曜日と11日金曜日は常任委員会での審査とし、各常任委員長の招集通知によって審査をお願いいたします。 なお、次回は12月18日金曜日午前9時30分から本会議を開き、委員長報告、質疑、討論、採決を行う予定としております。本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんから、御了承をお願いいたします。 本日はこれをもって散会いたします。 大変御苦労さまでした。            午前11時55分 散会...