真庭市議会 > 2020-11-30 >
11月30日-01号

  • "高校づくり"(1/1)
ツイート シェア
  1. 真庭市議会 2020-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 真庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    令和 2年12月第5回定例会             真 庭 市 議 会 会 議 録             令和2年11月30日(月曜日)             ───────────────             議  事  日  程(第1号) 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 報告第 8号 専決処分の報告について 第 4 議案第75号 真庭市長等給与条例の一部改正について 第 5 議案第76号 真庭市職員給与条例等の一部改正について 第 6 議案第77号 第2次真庭市総合計画の改訂について 第 7 議案第78号 真庭市国民健康保険税条例の一部改正について 第 8 議案第79号 真庭市蒜山観光文化発信拠点施設条例の制定について 第 9 議案第80号 真庭市蒜山ミュージアム条例の制定について 第10 議案第81号 真庭市手数料条例の一部改正について 第11 議案第82号 真庭市立保育園条例及び真庭市立幼保連携型認定こども園条例の一部改正について 第12 議案第83号 字の区域の変更について 第13 議案第84号 真庭市火災予防条例の一部改正について 第14 議案第85号 令和2年度(2020年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)について 第15 議案第86号 令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について 第16 議案第87号 令和2年度(2020年度)真庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について 第17 議案第88号 令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計補正予算(第2号)について 第18 議案第89号 令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)補正予算(第1号)について 第19 議案第90号 令和2年度(2020年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計補正予算(第2号)について 第20 議案第91号 令和2年度(2020年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計補正予算(第1号)について 第21 議案第92号 令和2年度(2020年度)真庭市温泉事業特別会計補正予算(第1号)について 第22 議案第93号 令和2年度(2020年度)真庭市下水道事業会計補正予算(第1号)について 第23 議案第94号 令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)について             ~~~~~~~~~~~~~~~             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第23まで             ~~~~~~~~~~~~~~~             出  席  議  員(23名)   1番  緒 形   尚 君         2番  妹 尾 智 之 君   3番  岩 本 壯 八 君         4番  古 南 源 二 君   5番  福 島 一 則 君         6番  岡 崎 陽 輔 君   7番  柴 田 正 志 君         8番  谷 本 彰 良 君   9番  原   秀 樹 君        10番  山 本 久 惠 君  11番  竹 原 茂 三 君        12番  庄 司 史 郎 君  13番  初 本   勝 君        14番  河 部 辰 夫 君  15番  長 尾   修 君        16番  入 澤 廣 成 君  18番  中 尾 哲 雄 君        19番  柿 本 健 治 君  20番  中 元 唯 資 君        21番  小 田 康 文 君  22番  大 月 説 子 君        23番  築 澤 敏 夫 君  24番  氏 平 篤 正 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員( 1 名 )  17番  福 井 荘 助 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             説 明 の た め 出 席 し た 者市長       太 田   昇 君    副市長      吉 永 忠 洋 君危機管理監    橋 本 敏 郎 君    総合政策部長   有 元   均 君総務部長     中 谷 由紀男 君    総務部次長    金 谷   健 君生活環境部長   澤 山 誠 一 君    健康福祉部長   岸 本 真 治 君産業観光部長   新 田 直 人 君    建設部長     頭 山 龍 一 君会計管理者    渡 邉 伸 之 君    消防本部消防長  大 美   勝 君蒜山振興局長   高 見   智 君    北房振興局長   上 島 芳 広 君落合振興局長   松 尾 憲 和 君    勝山振興局長   河 島 賢 治 君美甘振興局長   畦 崎 宜 久 君    湯原振興局長   大 熊   昭 君教育長      三 ツ 宗 宏 君    教育次長     赤 田 憲 昭 君湯原温泉病院事務部長         須 田 昌 宏 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長   河 本 京 子 君    参事       畦 崎 智 世 君主幹       南   俊 樹 君             ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(古南源二君) 皆さんおはようございます。 本日、令和2年12月第5回真庭市議会定例会が招集されまして、皆様には御参集をいただき御苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は23名であります。1名の方から欠席届が出ています。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、タブレットに配信しておりますとおりであります。 そのうち、日程第4、議案第75号及び日程第5、議案第76号の2件については、議会運営委員会で決定しておりますように、本日採決までお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それでは、まず議長報告をいたします。 9月定例会以降の諸般の報告については、タブレットに配信しておりますとおりでございます。後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議長報告を終わります。 次に、市長から挨拶並びに諸般の報告をお願いいたします。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 皆様おはようございます。 本日、ここに令和2年12月議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては御多忙の中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。 さてこのたび、職員の不祥事が発生し、職員及び私を含めた関係者の処分について既に議員各位にお伝えし、報道発表しておりますが、この場におきまして改めて議員各位と市民の皆様に心からおわびを申し上げます。真庭市の行政の責任者として誠に残念であり、悔しい思いをしております。今後、市民の皆様の信頼を失うような事態が発生しないように最大限の努力をしてまいります。なお、今回の事案を調査する過程で、事務取扱内容の不十分さに気づき、早速改善を講じました。併せて、全庁的に事務内容や処理手続の点検を指示しており、職員一丸となって再発防止に努めてまいります。 新型コロナウイルス感染症についてですが、本日までに市内で6人の陽性者が発生しておりますが、おかげさまで市内では心ない誹謗中傷や人権侵害事案は発生しておらず、市民の皆様の人権感覚の高さや優しさを心強く感じているところです。このように、真庭市では比較的落ち着いているものの、世界的にも国内においても第3波と言われるような感染の再拡大が生じており、東京などの大都市ばかりでなく、岡山県にも感染拡大の波が押し寄せており、真庭市においてもこれまで以上に厳しい警戒が必要です。寒さに向かうこれからの時期、一層気を引き締め、密閉、密集、密接の3密を避け、健康に十分留意して感染防止に努めてまいりましょう。 さて、こういった感染症の影響による不安や世界的な経済縮小への危機感が高まっている中で、これまでのグローバル化や新自由主義の弊害が顕在化しており、実体経済を反映しないような株高も生じております。国際協調の中で、これらの課題を解決していかなければならないことが明らかになっているにもかかわらず、先行き不透明な時代を迎え、世界秩序の流動化や社会的な分断が進む中で、民主主義を軽視し、表向き強いリーダーや自国の利益優先政治を求める風潮が強くなっています。このようなときこそ、公正で公平な民主主義の精神を堅持し、信頼と共生の下、SDGsという世界共通の目標を掲げて進めてきた人類の進歩を逆戻りさせることのないようにしなければなりません。私自身も議員各位も小さな自治体の政治家にすぎませんが、過去の歴史の教訓を学び、現在の政治経済社会の潮流を的確に認識し、主権者である市民一人一人、国民のまなざしに耐え得る行動と自己の研さんを行い、ふるさと真庭の永続的発展に誠心誠意努めようではありませんか。 この間の私の対外的行動について、主なものに限り御報告いたします。 2月以来、東上は控えてウェブ会議や電話などで対応しておりましたが、それだけでは目的を十分に果たすことができないため、10月、11月の間に3回東上し、大阪にも行きました。加藤官房長官には、岡山自動車道の完全4車線化の早期実現や市政の課題について報告と支援を要請し、農林水産省と資源エネルギー庁の幹部には、これまで設置を提案していたバイオマス発電に係る政府の効率化研究会が実現したお礼と要望を行い、文部科学省の幹部には木造建築の学校が児童・生徒に与える好影響についての詳細な調査と木造建築促進を要請しました。2025年大阪・関西万博の建築物を木造化することについて、所管の内閣府幹部と協議をし、後日、村尾関西経済連合会副会長、関専務理事、山野大阪府副知事に協力要請を行っております。地域循環共生圏の推進や生ごみなどの資源化事業について、環境省の中井事務次官、森山局長などに報告と支援要請をしました。加えて、会議としては全国市長会の環境対策特別委員会林政問題研究会都市分権政策センター会議バイオマス産業都市推進協議会に責任者や委員として出席しました。また、全国経済同友会が中心となり設置した木材利用推進全国会議の理事会総会が開催され、自治体側の理事として小池東京都知事濵田高知県知事とともに参加しましたが、岡山大学などと検討している林業・木材・木造建築教育・研究ゾーン構想検討委員会について、本郷林野庁長官に林野庁のオブザーバー参加のお礼とさらなる協力を要請するとともに、金融機関の幹部に法人参加の要請をいたしました。この間の私の行動の一端を御報告いたしましたが、このような多様な活動が真庭市に様々な好影響をもたらしていることをぜひ御理解いただくようお願い申し上げます。 それでは、市政の現状と最近の成果、今後の取組について、その主なものを御報告申し上げます。 1つ目は、安全・安心で魅力的な地域づくりです。 まず、第2次真庭市総合計画の改訂についてですが、庁内の総合計画推進本部会議総合計画審議会、延べ10回の市民ワークショップパブリックコメントなど広範な議論や意見をいただきながら、またかねてから議会に報告し、御意見をいただきながら策定を進め、11月5日の第5回総合計画審議会に原案を提案いたしました。審議会では、妥当な改訂である旨の御決定をいただき、11月9日総合計画審議会の大月会長、杉本副会長から答申及び意見書を受領し、13日に開催した市推進本部会議において庁内決定をしたところです。改訂案は、今後議会に議案として上程しますが、議会の議決をもって確定となりますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 また、この総合計画の理念実現に向けたアクションプランとして、第2期真庭市まち・ひと・しごと総合戦略については、個別具体の事務事業を着実に実施できるよう、財源や実施手法などを精査検討し、今後の予算編成に反映してまいります。 共生社会の実現については、庁内の作業部会を立ち上げ、共生社会推進基本方針の策定に着手しました。人権や福祉関係団体をはじめとする市民の皆様からの御意見をいただきながら、年度内策定に向けて作業を進めてまいります。この共生社会推進の重要なツールとなる公金キャッシュレス市民ポイントの調査研究を始めています。総合計画においても、社会貢献活動と地域内経済循環とをつなぐことを目的とした地域通貨や市民ポイントの導入を掲げておりますが、さらにウイズコロナ時代に対応した非接触型の決済システムについて、セキュリティー対策も含めながら最適な仕組みを検討し、次年度以降の導入に向けて検討を進めてまいります。 生活総合相談支援室では、9月30日の市内での1例目となる新型コロナウイルス感染症の感染確認を受け、感染症に関する市民の皆様からの不安の声や相談に対応してまいりましたが、相談件数は少なく、混乱はありませんでした。これも市民の皆様の賢明な判断と冷静な行動のおかげと感謝申し上げます。また、12月4日から始まる人権週間に向けて、コロナ感染予防と差別防止の啓発チラシや感染症と人権を特集テーマとした人権啓発パンフレット「ふれあい」の配布、児童虐待とDVの防止対策としてオレンジ&パープルリボン運動の啓発や人権教育講演会の開催など、人権啓発に重点的に取り組んでいます。 災害対策についてですが、災害大国である我が国において最も重要なことは、災害による被害を最小限に抑えるとともに、迅速に立ち直る強さとしなやかさを備えた強靱な地域を作り上げることです。それを目指して、国や県と連携し、真庭市国土強靱化地域計画の策定を進めています。また、この間、各種法人と避難所の段ボールベッドや液体ミルクの供給協力、公共施設の停電時の応急工事対応などの災害時の応援協定を締結しましたが、災害に関する社会の理解と支援の輪が広がっていることを実感します。 インフルエンザ新型コロナウイルス感染症についてですが、2つの感染症の同時流行が懸念されていることから、これまで以上に手洗い、消毒などの感染症予防対策の周知に取り組んでまいります。また、インフルエンザ蔓延防止のため、今年度に限り、全世帯を助成対象としたインフルエンザ予防接種費用助成を10月1日から開始しており、10月末時点で昨年同月比約6倍の約8,600人の高齢者をはじめ、多くの皆様が予防接種を受けています。引き続き、医師会と連携しながら、予防接種を希望する人が接種できるよう、その必要について周知してまいります。 高齢者福祉については、10月15日に市長と話そう!を開催し、市民主体の介護予防を目的としたささえあいデイサービスに取り組んでいる8団体の代表と活動状況や共生社会の在り方について意見交換を行いました。現状の課題、地域との関わりやこれからの展望を参加された皆様と共有できたと実感しています。また、集いの場ですが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で活動を見合わせる動きがあったものの、今年度から集いの場の活動への支援として立ち上げなどに係る補助金の拡充や移動支援の補助金の新設をしたことで、新規に7団体、げんき輝き教室4団体、ささえあいデイサービス3団体が増え、合計50団体が週1回の自主的な介護予防活動に取り組んでいます。今後、地域の集いの場の取組がさらに広がるよう積極的に支援してまいります。 12月3日から9日までの1週間は障がい者週間です。この機会を捉え、職員には差別解消や障がい特性への理解促進、就労継続支援事業所への優先調達に関する研修の実施、事業者には雇用機会拡大のためのセミナー、市民の皆様には障がいへの理解を深めるための映像作品上映会ワークショップを開催するなど、集中的な取組を行います。このような取組を通じて、障がいへの関心や理解を深め、障がいのある人があらゆる活動へ積極的に参加できる社会を目指します。中でも、就労継続支援事業所を応援する真庭つながり促進事業については、10月から1か月間、市内のスーパーにおいて対象商品の展示即売イベントを実施しました。事業所からは、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で受注の減少ともに、またバザーなどの行事も中止していたため、非常にありがたかったとの声をいただき、即売会の売上げやキャッシュバック申請も堅調で、前年比約2倍の売上げとなっています。年末に向けて、お歳暮やクリスマス商戦の時期となるため、引き続きPRを行い、障がいへの理解促進を図り、共生社会実現を目指してまいります。 地域づくりについてですが、11月に地域おこし協力隊に1人が加わり、総勢9人になりました。新しい協力隊員は、自衛隊幹部として防災関係の仕事に従事した経験を生かしながら活躍しています。 真庭なりわい塾ですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度は中和地域、北房地域での現地開催を中止し、インターネット配信によるオンライン特別セミナーを開催しています。オンラインによる個人参加が難しい皆様には久世の交流定住センターほか市内2か所でもセミナーを上映しています。毎回100人を超える皆様に視聴していただき、好評を博しています。残り4回もそうそうたるメンバーを講師としてお迎えする予定ですので、議員各位、市民の皆様、ぜひ聴講してください。生きることやなりわいについて考えるヒントと深い感動を与えてくれることでしょう。 美作地域の活性化に向けて、若者が考え、議論する場として、12月5日に勝山文化センターを会場に県民局との共催によるみま咲く未来フォーラム2020in真庭を開催します。過日の山陽新聞に大きく取り上げていただいておりました。美作地域で活躍する高校生や大学生にも参加してもらい、地域の未来像を語り合うトークセッションや交流会を行う予定です。議員各位もぜひ御参加ください。 今年度から設けた地域で活動する市民団体などが空き家を改修して地域に開かれた利活用を支援するための持続可能なまちづくり拠点整備事業を4件実施することになりました。落合地域と久世地区からそれぞれ2件の応募があり、空き家を改修してシェアオフィスやミニシアター、お試し住宅、シェアキッチンなどに活用しようとするものです。引き続き、空き家を地域活動の拠点として、地域の宝に変えていく取組を積極的に支援していきます。 真庭市のプロモーション、情報発信については、3月にリニューアルしたホームページのアクセス数が4月から10月の7か月間の昨年同期比169%、約182万件となっています。さらに、アクセス情報を分析した上で、定期的にトップページを中心とした全体的なサイトの修正、分かりやすいページ作成のための職員研修などを行っており、より利用者のニーズに対応した効果的なホームページ運営に努めてまいります。 次に、各地域の取組について振興局ごとに申し上げます。 まず、蒜山地域ですが、CLTパビリオンの移転による地域全体の期待感の高揚効果もあり、草原の保全活動を積極的に行っている蒜山の山焼きボランティア団体の活動が大いに活性化しています。この活動が環境省の評価、推薦をいただき、自然環境と社会とともに成長するという理念を持つ企業から寄附を頂きました。また、11月には一般社団法人日本茅葺き文化協会からかやぶき職人を講師に迎えて、カヤ狩りイベントと蒜山のカヤを使ったアート作品のお披露目会を開催したところ、多くの皆様に参加いただき、新たなカヤの活用方法について学ぶことができました。蒜山では、若者を中心にカヤを活用した地域内経済循環の仕組みができつつあり、引き続き市民参加による保全活動を推進し、環境保全と地域価値の向上に努めてまいります。隈研吾先生もカヤに非常に関心を持っておりまして、今度の建物にも一部利用するということを言っていただいております。 北房地域では、小学校統合から約2年半が経過し、廃校廃園の利活用や転用が進んでいます。旧中津井小学校、幼稚園跡には特別養護老人ホームが建設中であり、また旧水田小学校は中国自動車道橋梁工事の現場事務所として活用いただいております。旧上水田小学校、呰部小学校及び幼稚園についても、活用策の提案を募集しており、新たな活用につなげたいものです。 落合地域では、地域住民が中心となり、廃校となった旧別所小学校をアートミュージアムとして活用する準備を進めています。そのプレイベントとして、MANIWART GROUP SHOW 2020を開催し、市内外のアーティストや障がい者就労継続支援事業所と共同で交流を深めることができ、来春のオープンに向けた第一歩を踏み出しました。吉地区では、空き店舗を交流の拠点としようと地元住民手作りの整備が始まっており、イベントによる交流も活発になっています。落合中心部でも、まちづくりにおける空き家や空き店舗の活用勉強会が開催され、地域住民が主役となる活動が広がり始めています。また、UEDA VILLAGEは宿泊が盛況で、廃校活用のノウハウを広く伝える講座である廃校大学というユニークな取組も始まっています。 久世地域では、11月に地域を盛り上げようと真庭商工会、農協、勝山高校、真庭エスパス文化振興財団、文化団体などが協力し、作州くせ2020ぼっこう祭と久世文化祭が開催されました。コロナ禍で多くのイベントや祭りが中止となる中、新型コロナウイルス感染症への対策を講じて頑張った成果として、約1,200人の来場がありました。知恵を絞って開催したこの取組は、今後の地域イベント開催のモデルになるのではないでしょうか。 勝山地域では、新型コロナウイルス感染症の影響により、勝山けんかだんじりが中止となりましたが、この閉塞感を少しでも打破しようと、勝山町並み・体験クラフト市では工芸作家による物づくりや手仕事の様子、町歩きの動画をユーチューブチャンネルで配信しています。勝山の物づくり文化は、止まることなく歩み続けており、地域が主体となった新しい取組を参加していただいた皆さんに楽しんでもらいました。また、ふるさと勝山もみじまつりでは、メインのYOSAKOIソーラン踊りをMITで録画放映するとともに、住民から募った過去の記録写真を編集保存し、公表することで、祭りの魅力を再認識し、伝統の承継と地域活力の回復に努めています。 美甘地域では、10月からコンビニエンスストアの移動販売が週4日、地域内全13か所の集会所などでスタートし、買物に困っていた人にゆっくり買物を楽しむことができると好評を博しています。今後は、この移動販売を中心として、安否確認やフレイル予防を目的とした地域での集いの場が新たに立ち上がっていくよう、支援してまいります。また、香杏館では初めての試みとして食のイベントが開催され、地域内外から多くの皆様にお集まりいただき、有意義な地域間交流ができました。今後も、定期的に交流イベントを開催し、人のつながりを作ることで、地域振興を図ってまいります。 湯原地域では、社地区でグリーンスローモビリティの実証運行を行っています。6月から9月までは、走行可能なルートや時間など車両性能の検証を行い、10月から2か月間は地域内と湯原温泉病院やひまわり館などを結ぶ生活ルートでの検証を行いました。今後は、これらのデータを分析し、観光面をはじめとする活用へ向け、検証を重ねてまいります。さらに、「社の歴史からみる魅力」と題し、地域住民を中心に社の歴史や風習などを後世や訪れた人へ伝えていくための勉強会が3回にわたり開催されるなど、地域の活性化に向けた積極的な取組が行われています。 2つ目は、力強い循環型の地域経済づくりです。 まず、蒜山・晴海プロジェクトですが、東京晴海でのCLT建築物の解体も進み、蒜山の建設予定地では10月14日に設計者の隈研吾氏、議員各位にも御参加いただき、工事の安全祈願祭を開催し、いよいよ蒜山・晴海プロジェクトが本格的に動き始めました。この間、市では環境省や農林水産省の事業を活用し、ワーケーションなどウイズコロナの新たな観光の取組や自然再生推進法に基づく自然再生協議会の設立に向けた山焼きなどの自然再生活動の体制づくりなど、蒜山にゆっくりと滞在して自然や文化を味わう体験型観光を根づかせるための準備を進めています。 対外的なPRとしては、10月下旬に大阪の阪急うめだ本店で開催されたアウトドアブランドの企画展に真庭産材で作った木製ラックを提供するとともに、蒜山の自然をテーマにしたGREENableのイメージ映像の上映を店舗玄関の大型ビジョンで行いました。また現在、隈研吾展が高知県立美術館で開催されており、順次長崎県美術館、東京国立近代美術館において開催されます。高知会場では、真庭市に移築されるCLT建築物の模型が展示されるとともに、真庭産材のCLTで作った椅子が利用されています。なお、この議会においてCLT建築物の設置条例と指定管理者となる第三セクターの設立に向けた出資の予算議案を提出しておりますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 次に、農業政策についてですが、昨年度から2年計画で実施してきたスマート農業実証事業を終えました。標高差を生かしたスマート農機のシェアリングによるコスト削減の取組、2,000人を超える視察者の受入れや真庭高校との連携などの普及活動の取組が評価され、国からは最高ランクであるA評価をいただいています。この成果を踏まえ、真庭市の実態に合った中山間地域のスマート農業を普及するため、この議会において国の経営継続補助金を活用し、スマート農機の導入を行う農家に対して上乗せ補助を行う予算案を提案しています。また、中山間地域等直接支払制度において、ドローンを活用した現地確認を湯原の社地区でモデル実施したほか、林業分野でもNTT西日本と連携して、ドローンを使った森林の資源調査を実施するなど、中山間地域におけるスマート技術の普及に挑戦しています。 また、真庭里海米については、今年度から蒜山地域で新たに農業者の生産協議会が設立され、真庭市内の作付面積は35ヘクタール増の176ヘクタールと県内1位になりました。今後は、蒜山の新たなブランドであるGREENableのコンセプトに沿って、蒜山産に限定したあきたこまちをおかやまコープなどで新たに販売します。 次に、林業振興についてですが、岡山県立大学では林業、製材の知見を持った建築デザインの人材養成を目指して、吉備の杜総合戦略プロジェクトを進めており、真庭市の林業、製材業界も協力しておりますが、このたび文部科学省の大学による地方創生人材教育プログラム構築事業に全国4大学の一つとして採択されました。こうした大学との協力関係をベースにしながら、真庭の林業、製材業への新たな知見や人材の集積を目指します。 市内においても、美作ヒノキのブランド化や木質バイオマス発電など、全国の先駆けとなってきた真庭の林業、木材産業を次世代に引き継ぐため、関係者による勉強会を開催しています。9月17日には、京都大学大学院の諸富教授から基調講演をいただくとともに、川上から川下までの関係者が同じテーブルに着いて、真庭の林業の課題や将来像について議論を行いました。11月28日には、岡山県内の林業、製材業者による研究会と連携して、全国の林業、製材業の現状を学ぶ講演会を開催しました。今後も、市内の事業者と一緒になって実践的な勉強会を開催し、真庭の林業、木材産業の将来を切り開く機運をつくってまいります。 美甘鉄山地区をモデル地区として進めてきた森林経営管理制度については、3人の森林所有者による約6ヘクタールの同意を得、集積計画を12月1日付で公告します。これにより、真庭へ森林経営管理権が設定されます。これをモデルとして、森林経営管理制度を活用した森林管理を市内全的に広げてまいります。 市内の医療機関における看護人材不足に対応するため、真庭高校看護科及び専攻科の生徒を対象とした奨学金制度を今年度から創設し、10月から奨学生の募集を始めています。また、11月6日には将来看護職を目指す真庭高校看護学科及び専攻科の生徒と市長と話そう!を開催し、真庭市の地域医療の在り方について意見交換を行いました。 3つ目は、持続可能な真庭の環境づくりです。 まず、クールチョイスについてですが、市内の皆様へ取組を分かりやすく伝えることを目的にクールチョイスのラッピングを施したコミュニティバスまにわくんを11月初旬から運行しています。さらにユーチューブを活用したスマートムーブ活用や宅配便再配達防止動画の制作、家電販売店などへの省エネ家電購入啓発ポスター掲示などを計画しており、一人一人が環境に配慮する意識の醸成に努めてまいります。 真庭市は、既に環境省が主唱する2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指すゼロカーボンシティーを宣言しているところですが、今月27日に岡山市議会11月議会定例会において大森岡山市長が表明したように、県下8市5町で構成する岡山連携中枢都市圏全体として2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を行い、脱炭素社会の実現を目指し、連携して取り組んでいきたいと考えております。 高速道路の4車線化についてですが、米子道については令和3年3月に米子自動車道の蒜山インターから江府インター間の三平山トンネルを含めた4.7キロが事業許可され、現在路線測量、地形測量及び地質調査が進められており、今後は道路、トンネル及び橋梁設計を経て工事発注が計画されています。また、岡山道の4車線化工事は順調に進んでいるとのことですが、西日本高速道路の社長に就任した前川社長と面談し、工事の円滑な進捗と4.7キロメートルの未工事区間の早期着工を依頼しました。引き続き、岡山道、米子道の完全4車線化の早期実現に向けて、県や関係市町とともに政府や関係機関に対して強力な働きをしてまいります。議会のほうでも、よろしくお願いいたします。 災害復旧の関係では、本年7月に発生した豪雨災害の補助災害復旧工事は3件、6,858万5,000円であり、11月末時点で工事発注が完了しており、年度末の工事完成を目指して鋭意努力してまいります。 4つ目は、夢ある子育て、「ひと」づくりと豊かな文化づくりです。 まず、落合学校給食共同調理場についてですが、10月19日に安全祈願祭を開催し、来年8月の完成を目指し、工事を着実に進めております。また、本年度から開始した学校給食費の公会計化については、学校事務の負担軽減となり、業務改善につながっています。10月末までの給食費の収納率は99.5%であり、引き続き適正な学校給食費の徴収、業務管理に努めてまいります。 学校教育については、余野小学校が令和2年度学校保健及び学校安全表彰の学校保健分野において、文部科学大臣賞を受賞し、中和小学校が岡山県優良実践普及事業において優良実践校の表彰を受賞しました。両校とも、保護者や地域の皆様が学校運営に参加した取組が評価され、真庭市が目指す特色ある学校づくり、地域とともにある学校づくりが認められました。 長期欠席、不登校問題について、教育支援センターでの自立支援、学校での居場所づくりや登校支援などの推進により、本年度2人の児童・生徒の学校復帰につながっています。引き続き、長期欠席や不登校の未然防止と一人一人の状況に応じた支援を続けてまいります。 児童・生徒1人1台パソコン端末を整備するGIGAスクールの推進については、家庭での通信環境は社会的インフラであるとの考えの下、通信環境の整備について周知を行い、経済的理由により通信環境の整備が困難な家庭への支援を進めてまいります。 林業、木材、木造建築教育、研究ゾーン構想については、岡山大学の槇野学長と私が共同代表となって検討会を設置し推進しておりますが、11月4日に隈研吾氏、林野庁の長野木材利用課長らを招いて、岡山大学でシンポジウムを開催しました。新型コロナウイルス感染症対策を施した中での開催で、建築関係者から高校生まで約200人の参加をいただきました。パネラーからは、豊富な木材資源と木材産業が集まるメリットを生かした教育研究ゾーンの誕生に期待している、また真庭市をフィールドにして岡山大学の新工学部の建築教育プログラムと連携した人材育成や新技術の開発につなげたいといった高い評価と期待、前向きな御意見をいただきました。今後、構想を実現するためには、真庭市として覚悟を持って臨んでいく必要があると以前から申し上げておりますが、真庭市の果たす役割について具体的な検討を進めるとともに、検討会の構成員や民間企業などのオブザーバーを充実してまいります。なお、当日のシンポジウムの様子は岡山大学ホームページでダイジェスト版として公表されております。 市内高等学校の体制整備については、勝山高校、真庭高校の一体的な体制整備と特色や魅力の向上を行うこと、さらに一定の施設整備などについての要望書を10月13日に県知事、県教育長宛てに提出しました。当然ですが、高校生の多くは将来の真庭を支える人になるわけですから、真庭市として魅力ある高校づくりに積極的に支援をしてまいります。 コロナ禍にあっても予防対策を講じ、工夫しながら社会教育事業を実施してきました。各振興局単位で開催したサマースクールには延べ1,181人の子どもたちが参加し、延べ143人のボランティアに協力をいただき、子どもたちの体験や学びの場として健やかな育ちを支えていただきました。家庭教育では、家庭教育支援チーム員14人で親育ち応援学習プログラムによる講座や子育ての悩みや課題を話すおしゃべり広場などを開催し、地域、学校と連携し、安心して子育てに取り組める環境づくりに努めています。 ホストタウン事業については、馬の魅力や馬術の楽しみを知ってもらうため、手話通訳の映像や文字情報により、聴覚に障がいがある人にも対応した馬術の紹介映像を制作し、ユーチューブ真庭市公式チャンネルやMIT特別番組など広く情報発信をしました。また、10月17日と11月21日に馬との触れ合いを楽しんでいただくための親子乗馬教室を開催し、多くの皆様に参加いただき、乗馬や馬術への関心の高さがうかがえました。引き続き、来年のオリ・パラに向けて機運を盛り上げていきます。 おかやま県民文化祭の事業として、文化がまちにある!inまにわ2020が真庭市の各地域で開催されました。落合地区の落合まちかど展覧会や旧遷喬尋常小学校を利用したお化け屋敷、真庭中央図書館でのドイツ映画祭2020など各団体が工夫した盛りだくさんのイベントで多様な文化を楽しむことができました。ドイツ映画祭2020では、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事のマルティン・エバーツ氏にお越しいただき、再生可能エネルギーについての講演を拝聴し、私も対談をさせていただきました。ドイツのホストタウンの取組の一環として、ドイツ文化を市民の皆様と共有することができたと感じています。 まにわ市民大学講座として、来年1月30日に著名な劇作家であり演出家である平田オリザ氏の講演会を予定しています。多様な価値観と文化を柱にした地域づくりについて学び、共生社会の実現に向けて違いを楽しむ市民センスの涵養に努めてまいります。 11月には、真庭市に寄贈を受けた元京都市立芸術大学名誉教授、故甲本章人氏の陶器作品展を蒜山郷土博物館で開催し、多くの皆様に御来場いただきました。20作品それぞれに表情の違う陶器の魅力に触れていただき、感性を磨いていただいたことと思います。これからも寄贈いただいた作品を市内各所で展示し、文化芸術の振興、生涯学習の推進に役立ててまいります。 高屋、上市瀬地区にまたがる中世の山城である宮山城を遺構が良好な状態で残っていることや規模も比較的大きいものであるということで、市指定重要文化財に指定しました。文化財の保存や活用により、郷土への関心を深めていただくことで郷育の推進に寄与していくものと考えます。地域の方々と一緒に、この史跡を大切に保存し、後世に残し伝えていきたいと考えております。 5つ目は、行政、地域経営についてであります。 まず、基金についてですが、7月に続いて10月にも国債の入替えをし、総額約7,400万円の売買差益を得ています。今後も基金の堅実かつ効率的な運用に努めてまいります。 職員の働き方改革の推進については、9月初旬にテレワークのネットワーク環境の整備が完了し、約20人の職員が自宅での業務課題の洗い出しをしました。今後、各部局で試行的な取組を進め、テレワークを取り入れる意義や目的を職員間で共有し、意識改革を含め働き方改革をさらに進めてまいります。 職員採用については、幅広い年代から真庭で頑張りたいと強い意志を持つ職員を採用するため、前期、後期と2回に分けて試験を実施し、総勢106人もの受験がありました。真庭市の知名度の高さを改めて感じたところです。また、来年7月にオープン予定のCLTパビリオンなどのミュージアムの企画運営や学校との連携事業などを進めるために経験豊富な学芸員を採用しました。今後も、真庭市の行政水準を高めるために有為な人材確保に努めてまいります。 以上、市政運営の状況について主なものを御報告いたしました。なお、今議会では報告1件、条例や補正予算議案など20件、総数21件の御審議をお願い申し上げます。また、諸議案などの内容につきましては、日程に沿い順次説明をいたしますが、丁寧な説明に心がけます。御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶と業務の報告とさせていただきます。 ○議長(古南源二君) 市長の挨拶並びに諸般の報告が終わりました。 それでは、これより議事日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長において18番中尾哲雄君、19番柿本健治君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において決定しておりますとおり、本日から12月18日までの19日間とし、会期中の日程はタブレットに配信しております定例会運営予定表のとおりとすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から12月18日までの19日間とし、会期中の日程は定例会運営予定表のとおりとすることに決定いたしました。 ここで換気のため休憩を取ります。 再開は午前10時25分からとします。            午前10時14分 休憩            午前10時25分 再開 ○議長(古南源二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第3、報告第8号専決処分の報告についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました報告第8号専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項の規定により、真庭市議会の議決を経て指定された市長の専決事項として、市の義務に属する損害賠償の額の確定及び和解につきまして専決処分をしたものを同条第2項の規定により別紙のとおり報告するものであります。 概要は、蒜山高原センター駐車場に公用車を駐車中、左側に駐車していた相手方車両の発進の際に衝突され、公用車の左前部が損傷したものでありますが、詳細につきましては担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(古南源二君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 新田産業観光部長。 ◎産業観光部長(新田直人君) それでは、報告第8号専決処分につきまして補足説明をいたします。 議案集の3ページを御覧ください。 令和2年9月3日、会議のため訪れておりました蒜山高原センターに公用車を駐車しておりましたところ、左隣に駐車していた相手方車両がハンドルを右に切ったまま発車したため起きた事故でございます。この事故により、公用車の左前部を衝突損傷されました。 4ページを御覧ください。 この事故による過失割合は、相手方が100、市側がゼロでございまして、駐車中の事故でございますので、当方の過失はございません。損傷した車両は既に相手方の保険で修理が完了しております。 以上でございます。 ○議長(古南源二君) 補足説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで日程第3、報告第8号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第4、議案第75号真庭市長等給与条例の一部改正について及び日程第5、議案第76号真庭市職員給与条例等の一部改正についての2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第75号真庭市長等給与条例の一部改正について及び議案第76号真庭市職員給与条例等の一部改正についての議案2件につきまして、その概要を御説明いたします。 議案第75号真庭市長等給与条例の一部改正については、職員の不祥事について組織の最高責任者としての責任の重大さを痛感し、私の12月の給料月額を100分の10減じるとともに、また副市長についても12月の給料月額を100分の5減じることとするものであります。 次に、議案第76号真庭市職員給与条例等の一部改正については、令和2年人事院勧告の趣旨を踏まえ、真庭市職員等の今年度以降の期末手当の改定を行うため、条例の所要の改正を行うものであります。 以上でありますが、詳細につきましては、担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 中谷総務部長。 ◎総務部長(中谷由紀男君) それでは、私のほうから、議案第76号真庭市職員給与条例等の一部改正について補足説明をさせていただきます。 令和2年人事院勧告において、公務員と民間とのボーナスの支給割合の格差是正を図るため、期末手当の支給月数を0.05分減ずる改正を行うものです。 改正の主な内容につきましては、この後新旧対照表により説明をさせていただきます。 議案集の12ページをまず御覧ください。 1点目は、真庭市職員給与条例の一部を改正するもので、真庭市職員の令和2年12月分の期末手当の支給割合を100分の130から100分の125に改正するものです。 次に、14ページを御覧ください。 2点目は、真庭市長等給与条例の一部を改正するもので、令和2年12月の期末手当の支給割合を100分の170から100分の165に改正するものです。 次に、16ページを御覧ください。 3点目は、真庭市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正するもので、6月以上勤務するフルタイムの会計年度任用職員について準用する給与条例第25条第2項中、100分の125を100分の130に読み替える規定を加え、支給割合を引き下げないようにするものであります。 次に、17ページをお願いします。 これにつきましても、先ほどと同様に6月以上勤務するパートタイム会計年度任用職員についても同様に読み替える改正を行うものでございます。 ページが前後しますが、13ページ、それから15ページ、それから18ページの改正につきましては、令和3年4月1日以降、期末手当の支給割合を年に2回に分けて減額調整するものの改正になります。 なお、議案のほかに参考資料として改正の概要、それから令和2年、令和3年の支給割合を求めておりますので、御確認のほどよろしくお願いします。 以上で補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(古南源二君) 補足説明が終わりました。 これより質疑を1件ずつ行います。 まず、日程第4、議案第75号真庭市長等給与条例の一部改正についての質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第75号に対する質疑を終わります。 次に、日程第5、議案第76号真庭市職員給与条例等の一部改正についての質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第76号に対する質疑を終わります。 次に、日程第4、議案第75号真庭市長等給与条例の一部改正について及び日程第5、議案第76号真庭市職員給与条例等の一部改正についての2件の委員会付託省略についてお諮りいたします。 本議案は、会議規則第37条3項の規定に基づき委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号及び議案第76号の2件は委員会付託を省略し、直ちに本会議において審議することに決しました。 次に、1件ずつ討論、採決を行います。 それでは、日程第4、議案第75号真庭市長等給与条例の一部改正についてに対する討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第75号に対する討論を終わります。 それでは、これより議案第75号について採決を行います。 お諮りいたします。 議案第75号真庭市長等給与条例の一部改正については原案のとおり決することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号については原案のとおり可決されました。 次に、議案第76号について討論、採決を行います。 議案第76号真庭市職員給与条例等の一部改正についてに対する討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで議案第76号に対する討論を終わります。 それでは、これより議案第76号について採決を行います。 お諮りいたします。 議案第76号真庭市職員給与条例等の一部改正については原案のとおり決することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号については原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第6、議案第77号第2次真庭市総合計画の改訂についてから日程第13、議案第84号真庭市火災予防条例の一部改正についての8件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第77号第2次真庭市総合計画の改訂についてから議案第84号真庭市火災予防条例の一部改正についてまでの議案8件につきまして、その概要を御説明いたします。 議案第77号第2次真庭市総合計画の改訂については、平成27年度以降10年間の総合的かつ計画的な行政運営の基本構想である第2次真庭市総合計画を改訂するため、真庭市議会の議決すべき事件に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第78号真庭市国民健康保険税条例の一部改正については、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の軽減判定所得基準の見直しを行うため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第79号真庭市蒜山観光文化発信拠点施設条例の制定については、地方自治法第244条の規定による公の施設として、真庭市蒜山観光文化発信拠点施設を設置するため、同法第244条の2第1項の規定により、真庭市蒜山観光文化発信拠点施設条例を制定するものであります。 次に、議案第80号真庭市蒜山ミュージアム条例の制定については、地方自治法第244条の規定による公の施設として、真庭市蒜山ミュージアムを設置するため、同法第244条の2第1項の規定により、真庭市蒜山ミュージアム条例を制定するものであります。 次に、議案第81号真庭市手数料条例の一部改正については、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律等の施行により、個人番号通知カードの新たな交付が廃止されたため、再交付手数料を条例から削る改正を行うものであります。 次に、議案第82号真庭市立保育園条例及び真庭市立幼保連携型認定こども園条例の一部改正については、木山保育園を保育所型認定こども園に、米来幼稚園を幼保連携型認定こども園に移行するため、関係条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第83号字の区域の変更については、令和2年9月議会定例会において、真庭市内の土地145筆について字の区域を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定により議決を得たもののうち、2筆に誤りがあり、それを訂正するため、議決を求めるものであります。 次に、議案第84号真庭市火災予防条例の一部改正については、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、急速充電設備の全出力の上限を拡大し、その他の基準を追加するなど、条例の所要の改正を行うものであります。 以上でありますが、詳細につきましては、担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 有元総合政策部長。 ◎総合政策部長(有元均君) 議案第77号第2次真庭市総合計画の改訂についてでありますが、議案集の20ページから改訂案を添付しておりますので、御覧をいただきたいと思います。 今回の改訂は、平成27年3月に策定した真庭市政の羅針盤である総合計画について、10年間の計画期間の中間点を迎えまして、これまでの施策の進捗に伴う市の現状の反映、加速化する人口減少など全国的な政策課題への対応、SDGsの理念や新型コロナ感染症に起因する生活様式の変容など世界的なトレンドの反映、さらに近年の豊かな地域資源を持つ中山間地域への期待の拡大などを背景とした新たなまちづくりの方向性といった観点を取り入れ、真庭市の地域価値、持続可能性の一層の向上と併せて永続的で均衡ある日本社会の発展に貢献できる「まち」になりたいとの願いを込めて、バージョンアップを行うものであります。 今回の改訂に当たっても、前回策定時と同様に策定過程が市民に開かれ、市民全体の合意形成がされることが最も重要であると考えまして、市民ワークショップ、高校生ワークショップ、テーマ別勉強会、総合計画審議会パブリックコメントなど多元的で多層な市民参加の機会を設けてまいりました。特に、重点分野ごとに実施した市民ワークショップには、計10回様々な年代から延べ240人を超える参加があり、職員も参加しながら多くの提言やアイデアをいただいたものであります。そして、議会では所管の総務常任委員会及び全員協議会へ適宜報告させていただき、パブリックコメントを経て市の原案を策定し、去る11月9日に真庭市総合計画審議会から適当である旨の答申をいただき、庁内決定をしたこの計画案を今定例会に議案として提案させていただいているところであります。 現総合計画全体を貫く基本理念は、市民が「まち」に誇りを持ち、互いに尊重し合い、様々な考え方を認める許容性と一人一人の可能性を引き出す教育によって、真庭市を将来につなげていく意思を涵養し、「まち」の持続可能性を高めることであります。この基本理念を市民一人一人の暮らしをいかに向上させるか、生活の質をいかに高められるかという視点から共生社会、SDGsの観点も取り入れながら、改めて充実させております。 さらに、真庭市を選んだ人が真庭市に移り住むことで新しい発見や文化が生まれ、「まち」の持続可能性は大きく向上します。そのためにも、真庭市で暮らすことの価値を真庭ライフスタイルとして市内外に提案、発進しているところであり、こういった考え方については全面的に引き継いでいくこととしております。 そして、真庭市の魅力である豊かな自然や生活文化を生かしながら、能動的な未来志向の意気込みを正面に据えて、「里山資本主義」真庭の将来に向けた挑戦を続けてまいります。 なお、具体的な各分野の施策や短期、中期の事務事業については、第6章に掲載をしております政策体系図に示す行政計画、例えば経済産業ビジョン、地域福祉計画などの主要計画、個別分野の実施計画に沿って、さらに今回同時に策定いたしました第2期真庭市まち・ひと・しごと創生総合戦略などにより、着実に実施してまいります。今後とも、多彩な真庭の豊かな生活、真庭ライフスタイルの実現に向けて、引き続きまちづくりを進めてまいりますので、議会をはじめ市民皆様の一層の主体的な参画をお願いいたしまして、提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 中谷総務部長。 ◎総務部長(中谷由紀男君) それでは、議案第78号真庭市国民健康保険税条例の一部改正について、補足説明を新旧対照表により説明をさせていただきます。 議案集の65、66ページを御覧ください。 第23条第1項第1号から3号までの改正は、令和2年分の所得から個人所得課税の見直しによって、現在国民健康保険税が軽減されている世帯が軽減の対象から外れたり、それから軽減割合が変わったりすることがないよう見直しをするものでございます。 具体的に言いますと、国民健康保険税の減額の対象となっている所得基準について、軽減判定所得の算定において、算定控除額相当分の基準額を現行の33万円から43万円に引き上げるとともに、給与所得控除、公的年金等の控除が適用されている被保険者が複数いる世帯においては、被保険者のうち一定の給与所得と公的年金等の支給を受ける者の合計の人数から1を減じて、それに10万円を乗じた額を加えるものでございます。 この改正は、令和3年度分以降の国民健康保険税から適用されるものでございます。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(古南源二君) 新田産業観光部長。 ◎産業観光部長(新田直人君) それでは、議案第79号真庭市蒜山観光文化発信拠点施設条例の制定について補足説明をさせていただきます。 議案集の69ページを御覧ください。 まず、第1条、設置目的でございます。この条例は、蒜山地域の豊かな自然、歴史、文化等を活用し、地域価値の向上を図るための拠点を整備することを通じ、蒜山地域への国内外からの観光旅客の来訪及び滞在並びに市内外の地域間交流を図り、もって観光の振興と地域文化の向上に寄与するため、真庭市蒜山観光文化発信拠点施設を設置するものでございます。 施設につきましては、第3条、3つからなっております。1つはCLTパビリオン、屋内展示棟、サイクリングセンターでございます。 事業内容につきましては、第4条(1)番、観光及び文化に関する情報の提供及び発信に関すること、観光旅客の来訪及び滞在に資するサービスの開発に関すること、市内外の地域間交流の促進に関すること等となっております。 施設につきましては、第16条に指定管理者による管理といたしまして、拠点施設の全部または一部の管理は地方自治法第244条の2第3項の規定により、市長が指定するものに行わせることができる旨の規定を設置しております。 御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 澤山生活環境部長。 ◎生活環境部長(澤山誠一君) それでは、議案第80号真庭市蒜山ミュージアム条例の制定について補足説明をいたします。 議案集78ページを御覧ください。 この条例は、自然と文化芸術が体感できる拠点を整備し、人と自然が共存する文化の振興により、市民の心豊かな生活を実現するとともに、豊かで多様な文化を市内外に発信することにより、真庭の地域価値の向上に資することを目的に真庭市蒜山ミュージアムを蒜山観光文化発信拠点施設内に公の施設として設置するものであります。 第3条に実施する事業といたしまして、文化芸術作品等の調査研究、保管、展示、また作品に関連した催しを行うこととしています。 第4条では、開館時間を午前9時から午後5時まで、第5条で休館日を水曜日といたしておりますが、いずれも催物等がある場合など必要なときには変更できる規定としております。 79ページに参りまして、第6条の入館料につきまして、常設展示では高校生以上が300円とし、特別展示を行った場合には2,000円以内で定めることとしております。 続いて、入館料の減免、入館の制限等について、第7条以下に規定しております、お目通しいただけたらと思います。 また、附則におきまして、真庭市公共施設の暴力団排除に関する条例の改正を行い、同条例の対象となる公共施設にこのミュージアムを加えることとしております。 続いて、議案第81号真庭市手数料条例の一部改正についてでございます。 議案集84ページを御覧ください。 この条例改正は、個人番号の通知カードに関する法令等の改正が令和2年5月25日に施行され、個人番号通知カードの作成が廃止されたことにより、紛失等による再発行が行われることがなくなったため、真庭市手数料条例の定める手数料の種類及び金額のうち、個人番号通知カードの再発行手数料の項を別表第1から削る改正を行うものであります。 以上、議案第80号、議案第81号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 岸本健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(岸本真治君) 議案第82号真庭市立保育園条例及び真庭市立幼保連携型認定こども園条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集88ページを御覧ください。 真庭市では、市内のどの施設においても同様の保育環境を提供できるようにするため、順次こども園化を推進しております。このたび、落合地区の木山保育園を保育要件を満たさない3歳児の受入れが可能となるよう、こども園化するに当たり、真庭市保育園条例別表中の木山保育園を認定こども園木山保育園に改める改正を行うものです。 また、久世地区の米来幼稚園を保育が必要な3歳児の受入れが可能となるよう、こども園化するに当たり、真庭市幼保連携型認定こども園条例の表に名称、位置及び定員を追記する必要があることから、本条例の所要の改正を行うものになります。 また、米来幼稚園をこども園化するに当たり、現在掲載されている真庭市学校設置条例別表から米来幼稚園の項を削ります。 以上、議案第82号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 頭山建設部長。 ◎建設部長(頭山龍一君) 議案第83号字の区域の変更につきまして補足説明をさせていただきます。 95、96ページをお開きください。 令和2年9月議会定例会におきまして、真庭市内の土地145筆につきまして字の区域を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定によりまして、議決をいただいたもののうち、誤りのありました真庭市延風の字界変更調書につきまして、左の欄の321番を619番の2に、また632番3を636番1にそれぞれ訂正するため、議決を求めるものでございます。 次の97ページ、98ページに位置図、正誤表を添付しておりますので、お目通しをお願いいたします。 以上、簡単でございますが、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(古南源二君) 大美消防長。 ◎消防本部消防長(大美勝君) 議案第84号真庭市火災予防条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集99ページを御覧ください。 このたび、対象火気器具等の省令及び火災予防条例が一部改正されたことに伴い、真庭市火災予防条例についても同様の改正が必要となったものでございます。 内容にあっては、電気自動車用急速充電設備の全出力の上限を50キロワットから200キロワットまで拡大したこと、さらにこの上限を拡大したことにより、急速充電設備の位置、構造及び管理に関する基準の細目を改正するものでございます。 また、今後は50キロワットを超え200キロワット以下の急速充電設備については、消防署への設置の届出が必要となりますが、従前の設備であるものを含め、新設においても50キロワット以下のものは届出の必要はありません。 資料といたしましては、100ページから105ページが関係資料となっておりますので、お目通しをお願いいたします。 以上で真庭市火災予防条例の一部改正の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(古南源二君) 補足説明が終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 続きまして、日程第14、議案第85号令和2年度(2020年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)についてから日程第23、議案第94号令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)についての10件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第85号令和2年度(2020年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)についてから議案第94号令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)についてまでの一般会計と7件の特別会計、2件の公営企業会計、合わせて10件の補正予算議案につきまして、その概要を御説明いたします。 このたびの補正予算は、国等の事業採択によるものや地方債の繰上償還によるもの及び人事異動に伴う人件費などについて計上しております。 会計別では、一般会計では10億6,794万円を増額し、歳入歳出総額392億9,826万8,000円を計上しております。昨年同期と比較して、93億1,558万7,000円、31.1%の増であります。特別会計の合計では、1億90万2,000円を増額し、公営企業会計の合計では6,069万6,000円を増額しております。会計全体では、12億2,953万8,000円の増額補正を計上しており、補正後の予算総額は596億2,793万5,000円であり、昨年同期と比較して98億4,094万9,000円、19.8%の増であります。 以上でありますが、詳細につきましては、それぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議を賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 金谷総務部次長。 ◎総務部次長(金谷健君) それでは、議案第85号令和2年度(2020年度)真庭市一般会計補正予算(第5号)について補足説明をさせていただきます。 予算資料の真庭市補正予算概要説明書(12月補正)の2ページを御覧ください。 歳入の主なものは、国庫支出金では新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を増額し、対象事業に財源充当をしております。県支出金では、障害児通所給付費等県費負担金を増額し、市債では過疎対策事業債及び農地農林施設災害復旧事業債を増額しております。また、一般財源として繰越金を増額しております。 歳出の主なものは、民生費では障がい児放課後等デイサービスの利用者増に伴う給付費の増額、農林水産業費では国の補助金に上乗せする経営継続補助事業の増額等を計上しています。 商工費では、コロナ禍の経済への影響調査費、蒜山・晴海プロジェクトのCLT建築物を管理運営する新会社への出資金を増額するほか、事業持続ささえあい事業を実績に基づき減額しております。 また、教育費では感染を予防しながら会場を分散して実施する成人式事業を増額しております。 公債費では、将来の財政負担を軽減する目的で今年度から起債を繰上償還することとし、借入れから10年となる臨時財政対策債の繰上償還元金を計上しております。 次に、一般会計補正予算書11ページを御覧ください。 第2表債務負担行為補正につきましては、真庭市コミュニティバス運行事業をはじめ、事前準備等のため、令和2年度中に委託業者を決定する必要がある業務など8件について、その期間と限度額を定めております。 次の12ページを御覧ください。 第3表地方債補正につきましては、過疎対策事業及び災害復旧事業を計上するに当たり、限度額を増額しております。 以上、議案第85号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 澤山生活環境部長。 ◎生活環境部長(澤山誠一君) 議案第86号令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について補足説明をいたします。 補正予算概要説明書3ページの上段2を御覧ください。 今回の補正予算は、令和元年度決算額確定、人事異動等に伴う人件費の減額等により、歳入歳出をそれぞれ3,089万6,000円増額し、歳入歳出総額51億4,804万9,000円を計上しています。 補正理由の主なものといたしましては、歳入では令和元年度からの繰越金を増額し、これを財源といたしまして令和元年度実績による交付金償還金及び基金積立金を増額しております。また、一般職員人件費の減額に対しては、一般会計からの繰入金を減額しております。 続いて、議案第87号令和2年度(2020年度)真庭市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 同じく3ページの3を御覧ください。 今回の補正予算は、人事異動等に伴う職員人件費の減額、県後期高齢者医療広域連合が実施いたします新型コロナウイルス感染症の影響に伴う保険料の減免措置に係る保険料還付金の増額により、歳入歳出それぞれ363万6,000円減額し、歳入歳出総額7億9,124万円を計上しております。 以上、議案第86号、議案第87号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 岸本健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(岸本真治君) 議案第88号令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計補正予算(第2号)について補足説明をさせていただきます。 概要書3ページの4を御覧いただければと思います。 今回の介護保険特別会計の補正につきましては、例年実施しております前年度決算額確定による国、県等の負担金等の精算及び人事異動等に伴う補正になります。 歳入では、人事異動等による職員人件費に係る一般会計からの繰入金を減額するとともに、地域支援事業への国県支払基金からの追加交付、前年度決算額確定による繰越金の増、介護給付費準備基金繰入金を増額しております。 歳出では、人事異動等に伴う人件費を減額するとともに、介護給付費等に係る国及び県への返還金やシステム改修費などを増額しております。 これにより、歳入歳出それぞれ6,915万円増額し、総額62億2,502万9,000円を計上しております。 続きまして、議案第89号令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)補正予算(第1号)について補足説明をさせていただきます。 概要書3ページの5を御覧いただければと思います。 介護サービス事業勘定につきましては、人事異動等に伴う職員人件費の補正などが主なものでございます。 歳入では、前年度決算額確定により繰越金を増額し、一般会計繰入金を減額しております。 歳出におきましては、居宅介護支援事業費を減額しております。 これにより、歳入歳出それぞれ474万9,000円を減額し、予算総額4,636万2,000円を計上しております。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 高見蒜山振興局長。 ◎蒜山振興局長(高見智君) それでは、議案第90号令和2年度(2020年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計補正予算(第2号)について補足説明をいたします。 補正予算概要説明書の4ページの6を御覧ください。 このたびの補正予算は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて指定管理料の再算定を行い、その差額について335万3,000円を増額し、予算総額3,467万1,000円を計上しております。 御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 畦崎美甘振興局長。 ◎美甘振興局長(畦崎宜久君) それでは、議案第91号令和2年度(2020年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計補正予算(第1号)について補足説明をさせていただきます。 資料のほうは、同じく概要説明書で4ページの7を御覧ください。 このたびの補正予算は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、指定管理料の再算定を行ったものでございまして、140万6,000円を増額とし、予算総額896万5,000円を計上いたしております。 補足説明は以上のとおりでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 大熊湯原振興局長。 ◎湯原振興局長(大熊昭君) それでは、議案第92号令和2年度(2020年度)真庭市温泉事業特別会計補正予算(第1号)につきまして補足説明をいたします。 資料は、同じく概要説明書の4ページ、8番を御覧ください。 今回の補正予算は、前年度繰越金及び新型コロナウイルス感染症の影響による配湯使用料の免除額の確定により、歳入歳出をそれぞれ448万2,000円増額し、歳入歳出総額1億4,593万4,000円を計上しております。 歳入では、配湯使用料の免除額分として一般会計繰入金を増額し、それに伴い、配湯使用料を減額しております。また、繰越金の確定に伴い、基金繰入金を減額しております。 歳出では、足温泉管理費は経常管理費の修繕料を、一般管理費は一般職員給料を増額しております。 以上、補足説明といたします。よろしくお願いをいたします。 ○議長(古南源二君) 頭山建設部長。 ◎建設部長(頭山龍一君) それでは、議案第93号令和2年度(2020年度)真庭市下水道事業会計補正予算(第1号)について補足説明をさせていただきます。 同じく予算概要書4ページの9番を御覧ください。 今回の補正予算は、全て職員の人事異動に伴います人件費の減額でございます。 収益的予算では、職員の異動によりまして収入及び支出をそれぞれ265万3,000円減額しております。 また、資本的予算では職員の異動に伴いまして減額によりまして収入及び支出をそれぞれ498万7,000円減額しております。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(古南源二君) 須田病院事務部長。 ◎湯原温泉病院事務部長(須田昌宏君) それでは、議案第94号令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)につきまして補足説明をさせていただきます。 補正予算概要説明書の5ページの10を御覧ください。 今回の補正予算は、岡山県新型コロナウイルス感染症に係る支援事業の実施によるものであります。 主なものは、収益的収入では岡山県新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金事業等の実施により、特別利益2,720万円、収益的支出では同額を特別損失としてそれぞれ増額し計上しています。 資本的収入では、岡山県新型コロナウイルス感染症を疑う患者受入れのための救急等医療体制確保事業の実施により、県支出金4,083万6,000円、資本的支出では同額を建設改良費としてそれぞれ増額し、計上しています。主なものは、エックス線CT装置、簡易診察室として使用するユニットハウス購入であります。 以上、補足説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) これで本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしました。 定例会運営予定に従い、次回は12月4日金曜日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を予定しております。開催については、本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんから御了承をお願いいたします。 本日はこれをもって散会といたします。 大変御苦労さまでした。            午前11時10分 散会...