真庭市議会 > 2020-02-21 >
02月21日-01号

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  1. 真庭市議会 2020-02-21
    02月21日-01号


    取得元: 真庭市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 2年 3月第1回定例会             真 庭 市 議 会 会 議 録             令和2年2月21日(金曜日)             ───────────────             議  事  日  程(第1号) 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 報告第 1号 専決処分の報告について 第 4 諮問第 1号 人権擁護委員候補者の推薦について 第 5 議案第 1号 教育委員会教育長の任命について 第 6 議案第 2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 第 7 議案第 3号 真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更について 第 8 議案第 4号 辺地に係る総合整備計画の策定及び変更について 第 9 議案第 5号 真庭市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について 第10 議案第 6号 真庭市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正について 第11 議案第 7号 真庭市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について 第12 議案第 8号 真庭市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について 第13 議案第 9号 真庭市国民健康保険条例の一部改正について 第14 議案第10号 真庭市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定について 第15 議案第11号 真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 第16 議案第12号 真庭市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 第17 議案第13号 真庭市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 第18 議案第14号 真庭市営住宅管理条例の一部改正について 第19 議案第15号 真庭市営単独住宅条例の一部改正について 第20 議案第16号 真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 第21 議案第17号 真庭市北房英賀公園条例の廃止について 第22 議案第18号 令和2年度(2020年度)真庭市一般会計予算について 第23 議案第19号 令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険特別会計予算について 第24 議案第20号 令和2年度(2020年度)真庭市後期高齢者医療特別会計予算について 第25 議案第21号 令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計予算について 第26 議案第22号 令和2年度(2020年度)真庭市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)予算について 第27 議案第23号 令和2年度(2020年度)真庭市浄化槽事業特別会計予算について 第28 議案第24号 令和2年度(2020年度)真庭市津黒高原観光事業特別会計予算について 第29 議案第25号 令和2年度(2020年度)真庭市クリエイト菅谷事業特別会計予算について 第30 議案第26号 令和2年度(2020年度)真庭市温泉事業特別会計予算について 第31 議案第27号 令和2年度(2020年度)真庭市水道事業会計予算について 第32 議案第28号 令和2年度(2020年度)真庭市下水道事業会計予算について 第33 議案第29号 令和2年度(2020年度)真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計予算について             ~~~~~~~~~~~~~~~             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第33まで             ~~~~~~~~~~~~~~~             出  席  議  員(24名)   1番  緒 形   尚 君         2番  妹 尾 智 之 君   3番  岩 本 壯 八 君         4番  古 南 源 二 君   5番  福 島 一 則 君         6番  岡 崎 陽 輔 君   7番  柴 田 正 志 君         8番  谷 本 彰 良 君   9番  原   秀 樹 君        10番  山 本 久 惠 君  11番  竹 原 茂 三 君        12番  庄 司 史 郎 君  13番  初 本   勝 君        14番  河 部 辰 夫 君  15番  長 尾   修 君        16番  入 澤 廣 成 君  17番  福 井 荘 助 君        18番  中 尾 哲 雄 君  19番  柿 本 健 治 君        20番  中 元 唯 資 君  21番  小 田 康 文 君        22番  大 月 説 子 君  23番  築 澤 敏 夫 君        24番  氏 平 篤 正 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             説 明 の た め 出 席 し た 者市長       太 田   昇 君    副市長      吉 永 忠 洋 君危機管理監    橋 本 敏 郎 君    総合政策部長   有 元   均 君総務部長     長 尾 卓 洋 君    生活環境部長   澤 山 誠 一 君健康福祉部長   上 島 芳 広 君    産業観光部長   新 田 直 人 君建設部長     宮 本 隆 志 君    会計管理者    妹 尾 久 敏 君消防本部消防長  安 田   一 君    蒜山振興局地域振興課長                               南   博 晴 君北房振興局長   竹 中 秀 美 君    落合振興局長   松 尾 憲 和 君勝山振興局長   河 内 勝 彦 君    美甘振興局長   高 見   智 君湯原振興局長   大 熊   昭 君    教育長      三 ツ 宗 宏 君教育次長     綱 島 直 彦 君    湯原温泉病院事務部長                               須 田 昌 宏 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長   河 本 京 子 君    主幹       赤 松 ひとみ 君主事       神 田 幸 宏 君             ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(古南源二君) 改めまして、皆さんおはようございます。 本日、令和2年3月第1回真庭市議会定例会が招集されまして、皆様には御参集をいただき御苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は24名全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、配信しておりますとおりです。 そのうち、日程第4、諮問第1号、日程第5、議案第1号及び日程第6、議案第2号については、議会運営委員会の決定事項でお知らせしておりますとおり、本日、市長の提案説明を受けた後、採決まで行う予定でありますので、よろしくお願いいたします。 それでは、まず議長報告をいたします。 12月定例会以降の諸般の報告については、配信しておりますとおりですので、後ほどごらんいただきたいと思います。 以上で議長報告を終わります。 次に、太田市長より所信表明を行います。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 皆さんおはようございます。 本日、ここに令和2年3月議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様には御参集いただき、まことにありがとうございます。私の所信を申し上げる前に、まず新型コロナウイルス感染症について一言申し上げます。 昨年12月以降、中華人民共和国湖北省武漢市を中心に発症した新型コロナウイルス感染症の患者数が、日本においても発生して、以後拡大しています。感染症に関する権限は岡山県にあるとはいうものの、市民の安全・安心を確保するため、真庭市は、真庭保健所の協力を得て、真庭市医師会、真庭商工会なども加わった、新型コロナウイルス感染症対策会議をいち早く2月4日に開催し、状況と対応について情報共有を図ったところであります。その後、MITを通じて真庭保健所長から説明していただきましたが、市民の皆様には、政府や県の情報を正確に受けとめ、冷静かつ適切な判断、行動をしていただきますようお願い申し上げます。真庭市としても、国や県の動向、状況などを注視し、真庭保健所などとの連携を密にして、緊張感を持って対応してまいります。 なお、観光などへの影響についても心を痛めており、実態を注視しているところでありますが、国や県に対して必要な要望や対策などを念頭に置いております。 それでは、開会に当たり、私の所信を申し上げます。 まず、市政運営の基本姿勢でありますが、大きな一つとして、「共生社会まにわ」を目指してということであります。 1964年、第18回オリンピック競技大会・第2回パラリンピック競技大会が東京で開催されて以来、約半世紀ぶりにオリンピックパラリンピックが帰ってきます。この大会のビジョンには、「東京2020大会を、世界中の人々が多様性と調和の重要性を改めて認識し、共生社会をはぐくむ契機となるような大会とする」ことがうたわれています。やがて世界人口が、現在の約76億人から2100年までに100億人に達すると推計されており、人口増がもたらす資源、水不足や高齢化の進行、そして温暖化や海洋汚染に象徴される地球環境の悪化など、地球規模の深刻な諸課題に直面しつつあります。それらの課題を克服するためには、世界の調和と共生社会が不可欠であり、オリンピックパラリンピック大会がそれを進める契機となるようにしなければなりません。それはSDGsと軌を一にしており、SDGs未来都市である真庭市は、共生社会ホストタウンの取り組みをさらに推進し、「共生社会まにわ」の実現に向けて船出をします。 人口減少時代への対応。 国立社会保障人口問題研究所によると、2060年の日本の総人口は約9,300万人と推計されています。2008年の人口ピーク時──1億2,800万人ですけども──と比較すると、約50年で約28%に当たる3,500万人の減少になります。成熟社会の中で、人口減少は一定やむを得ませんが、急激な出生数の減少、東京圏一極集中による人口の偏在、いびつな年齢構成などの現状から、人口減少抑止の展望はなく、危機的です。このような人口減少の状況、エネルギー自給率──実に9%でありますが──や食料自給率──これも37%という異常な低さ、所得格差などにより、国内に漠然とした不安が拡大し、それが出生数の減少を招くという負のスパイラルに入っているのです。今、抜本的な構造改革に迫られているのはないでしょうか。真庭市としても、このような構造改革の一端を担いつつ、これまで培ってきた人のきずなや地域の自治力を維持向上させ、子どもを産み育てやすい地域社会、お互いに助け合う共生社会、健康長寿社会の実現を図り、さらに人口減少に適応した社会構造をつくっていくことが重要であります。その一つの形が、市民総参加・地域自治によるまちづくりに向けた、旧小学校単位の地域づくりのための組織(邑づくり会議)再編によるコミュニティーの結い直しであります。文化芸術の振興による本当の豊かさを考える力の涵養であり、さらに生活の基礎である地域経済の振興などであります。市職員の提案を集めて検討した人口減少対策会議の成果として、市民が元気でにぎやかに交流する事業、結婚条件の整備などを新年度予算に計上しておりますが、特効薬はありません。要は、真庭の地域価値を上げ、暮らしやすい地域をつくり上げることです。議員各位、そして市民の皆様が一緒になって、大きな視点に立って総合的に人口減少対応を進め、次の世代に活力ある真庭をつなげていこうではありませんか。 地域の強みを生かした未来への投資と展望。 オリンピックパラリンピックの期間中、真庭産の杉、ヒノキが、CLTの芸術品とも言えるパビリオン、CLT PARK HARUMI(隈研吾氏の設計監修)に姿を変えて、全世界の人々に披露されます。このパビリオンが、世界最大級のイベントを経験し、その興奮を受けとめ、真庭に凱旋すれば、必ずや真庭の地域価値を上げることになります。日本の木材活用の新たなシンボルとして、世界から注目される存在となったパビリオンを真庭市に迎え、大いに活用しようではありませんか。 本年度実施した高等教育機関等の立地可能性に関する基礎調査において、豊かな森林資源や林産業の集積した真庭市の強みやポテンシャルを生かすべきで、大学、国や県の研究機関、民間事業者などの連携による林業バイオマス関連教育研究拠点がふさわしいとの方向が示されました。一方、岡山大学においては、この4月から、東京大学教授であった隈研吾氏が特別招聘教授に就任し、令和3年度から工学部に建築コースを設けることが予定されています。「真庭は木材の聖地」と評価している隈研吾氏との御縁を大切に、岡山大学の建築関係の教育研究機関の誘致、あわせて国や県の研究機関、岡山県立大学の教育研究機関を併設する林業・木材・建築の教育研究ゾーンについて、新年度早々に岡山大学など関係者と協議する場を設置し、具体的に検討を進めてまいりますが、これらの施設設置を実現させるには、外側、箱物などの条件整備に市が相当負担する覚悟をしなければならないと考えております。これらを検討する上で、市議会から要望が出されている林業大学校も念頭に置き、このゾーンに民間企業を立地させることも視野に入れます。いずれにしても、大学の教育研究機関や国・県の研究機関の設置充実は、真庭市として念願していたことであり、未来への投資であります。市議会、市民の理解と強力なお力添えがなければ実現できません。今後、協議の経過を報告する中で、真庭市を挙げた取り組みに高めていきたいと考えております。以上のことは、過日の全員協議会で説明いたしましたが、この場でも重ねて申し上げ、議員各位はもとより市民の皆様に広くお伝えいたします。 エネルギーに関する未来への投資について述べます。 現在、真庭市のバイオマス発電所は順調に稼働しておりますが、この生産した電力を真庭市内で直接消費することができないか、さらに市内で消費する電力を100%再生可能エネルギーで賄えないかについて、国や中国電力、大学研究者、真庭バイオマス発電所とも検討してまいりました。その結果、第1段階として、災害などによる停電の際に、バイオマス発電所でつくられた電気を電気自動車に蓄え、避難所などへ輸送するシステム体制を整備すること、第2段階では、バイオマス発電所から市内の変電所に電力を供給する体制を整備すること、第3段階では、新たに発電所を設置し、真庭市内の電力供給を全て再生可能エネルギーで賄えるようにすべきという内容がまとまりました。これに基づき、令和2年度予算案において、第1段階のことを実現すべく、電気自動車購入などの予算を計上します。第2段階、第3段階に進むには、幾多の困難な課題がありますが、関係者と引き続き検討を深め、新たなバイオマス発電所の設置や市内の水力や太陽光発電などとの調整により、再生可能エネルギー100%の地域を実現したいものです。そうなれば、真庭市の地域価値が飛躍的に上がり、事業を安定継続したい企業の立地、安心して暮らしたい人々の移住など、真庭の可能性が開けます。そのためには、発電燃料用の広葉樹チップの低価格生産が鍵であり、これへの挑戦が始まっています。近い将来、広葉樹を燃料にしたバイオマス発電により国内のエネルギー自給率を向上させるとともに、山が再び生き返り、農山村に活力がよみがえる日が来ることを確信しています。この取り組みは、日本のエネルギーと農山村の構造を変える可能性を秘めたものとして、経済産業省、農林水産省などからも大いに注目されており、この分野において、引き続き全国の先頭に立って挑戦してまいります。 3、施政方針。 以上のような基本姿勢に立って、令和2年度の施政方針を申し上げます。 1つ目は、安全・安心で魅力的な地域づくりです。 まず、「誰一人取り残さない」を基本理念とするSDGsについてですが、このSDGsを市民一人一人が実践する市民運動にするため、昨年秋に真庭SDGs円卓会議を結成し、市議会にも加わっていただきました。円卓会議以降、真庭SDGsパートナーは135──2月10日現在でありますけども──の団体、個人となっており、市民や企業、団体などの理解と参加が進み、運動が広がりを見せております。今後も引き続き取り組みの輪を広げるとともに、具体的な活動を行い、それらを通じた交流をしてまいります。 また、真庭ライフスタイルの実現を目指す第2次真庭市総合計画についてですが、策定から5年が経過し、社会状況の変化や施策が進行し、それらを反映させた見直しが必要な時期となりました。この間、特に経済や環境の分野で持続可能な循環型社会構築の取り組みが評価され、SDGs未来都市地域循環共生圏の選定などを受けたところですが、先ほど述べた基本姿勢に基づき、地球環境の変化と急激な高齢化や人口減少に対応した地域社会にしていくことを前提に、共生社会の実現と真の豊かさを獲得できるような真庭を目指す方向で、市民の方々とともに検討を進めます。 さらに、喫緊の課題である人口減少対策の実施計画の性格を持つ真庭市まち・ひと・しごと創生総合戦略については、総合計画の見直しにあわせて、幅広く提案をいただきながら検討を進め、次期総合戦略事業を計上してまいります。 また、真庭市過疎地域自立促進市町村計画については、来年度末で根拠法である過疎地域自立促進特別措置法の期限が終了するため、現在、国において、地方創生や国土の均衡ある発展、過疎地域に対する支援充実などの観点から、新たな法律制定が議論されており、その動向も注視しながら、新しい計画を策定してまいります。私が過疎問題懇談会に加わっております。そのようなSDGsの理念実現に向けて真庭市が進化するには、全市民の参加と行動が不可欠です。ワークショップや市民会議の開催、さらに円卓会議にも積極的に参加いただき、市民の思いを反映した諸計画になるようにしてまいります。 男女共同参画については、来年度、第4次の基本計画策定を予定しております。日本における女性の社会的地位は、国際比較では著しく低く、この改善が求められています。出産、子育て、介護などによるキャリアの中断が、女性の社会的地位や所得の格差を生み、人口減少の大きな要因ともなっています。このような現状を改善していくためには、真の男女平等の実現に向けた取り組みを市民運動に広げていくことが必要です。そのためにも、高校生や子育て世代、企業を対象にした意見募集やワークショップの開催など、市民参加による計画策定を行ってまいります。 生活総合相談ですが、くらし安全課内に新たに生活総合相談支援室を設置し、各相談員や専門機関との連携を密にし、相談窓口を充実します。また、市民と事業者の地域ぐるみの見守り活動を通じて、消費者被害の未然防止、拡大防止を図るため、消費者安全確保地域協議会を設置します。 地域防災については、先ごろ、岡山県が公表した災害想定の根本的な見直しを受けて、本年度予定していた真庭市我が家の防災マップの改定を1年繰り延べます。今後、土砂災害特別警戒区域最大想定規模1,000年に1回の洪水浸水想定区域など、最新の被害想定の反映はもとより、地域防災説明会などで寄せられた市民の声を反映して、地区ごとに防災マップを作成することで、地形図も大きく見やすくわかりやすく使いやすい内容にしてまいります。 また、要配慮者支援のための私の避難プラン作成や、自主防災組織連絡協議会による地域間の情報共有などに対して、引き続き切れ目のない支援を行うとともに、自助、共助の主体である地域住民の皆様とより一層の連携を図ってまいります。 共生社会の基本は、全ての人に価値があることを認め合い、みずからの意思でそれぞれの状況に応じて社会に参加できる居場所があり、さらに病気や加齢などによる心身の不調にお互いが心を寄せ、健やかな人生と長寿を全うできることではないでしょうか。真庭市において、そういった考えから、健康づくり高齢者福祉、障がい者福祉施策を最重点に位置づけております。 市民の健康づくりについては、10月を真庭市健康づくり月間と位置づけ、各種イベントや事業を集中させることにより、その効果を一層高めてまいります。また、スポーツ施設福祉事業所と共同でサイクリング、スイミング、筋力トレーニングなどを一体的にプログラム化し、あわせて健康メニューを提供することにより、運動と食、事業所と行政の共生による事業を実施してまいります。 国民健康保険事業についてですが、特定健診の実施や健康ポイント事業、医薬品の適正利用の啓発などを進めておりますが、団塊の世代の70歳到達や医療の高度化などにより、1人当たりの医療費の増加傾向が続く中、医療費の適正化に向けた取り組みを積極的に実施し、国民健康保険事業の安定と制度の維持・向上に努めてまいります。 高齢者福祉については、健康づくりと重症化予防、居場所づくりなどの観点から、介護予防、認知症予防に効果のある集いの場事業に取り組んでおりますが、来年度よりリハビリテーション専門職を新たに配置し、積極的に集いの場での予防の取り組みを強化します。また、集いの場への移動手段の確保に向けたモデル事業を実施し、より多くの人が参加できる集いの場を市内全域に広げてまいります。 障がい者福祉については、来年度、新たに障がい者支援推進室を設置し、障がいのある人の希望条件などを尊重し、障がいの種別や特性に応じた一般就労や就労継続支援事業所(A型、B型)への就労支援に取り組みます。また、障がいのある人が地域行事など社会活動に参加し、活躍できる機会を提供できるように、関係団体などと連携し、地域で充実した生活が送れる環境づくりに取り組んでまいります。 地域自治・協働のまちづくりについては、人口が減少する中で、集落機能を維持し安心して暮らせるよう、地域課題を見つけ、みずから解決していこうとする地域の自主自立の動きを支援し、地域自治を確立する取り組みを推進してまいります。特に、市内の他地域を知って、新たな地域自主活動がより活発になるよう、市内の地域間交流、さらにまちづくりへの参加意識の高揚や社会貢献、SDGsや共生社会の創造に資する市民、団体などが実施する真庭市を元気にする活動を促進、支援してまいります。 地域振興については、都市と農村、里山と里海といった広い範囲での交流を促すことで、地域内外のキーマンたちのつながりを一層進化させ、関係人口の増加による活性化につなげてまいります。 交流定住センターについては、移住希望者の多様なニーズにワンストップで対応できる体制づくりを構築し、本年度は11月末までに4世帯13人が真庭市へ移住した成果も出ています。今後は地域活動と市民活動を結びつけ、移住相談などで受け付けた住まいのニーズを地域へ伝え、移住希望者との橋渡し役を担える総合的な機能強化を進めてまいります。 空き家対策については、市内地域自主組織126団体中103団体、81.7%の地域で地域主体の空き家調査が実施され、利用が容易と思われる空き家、大がかりな修繕が必要な空き家、倒壊の危険があると思われる空き家に分類して把握することができました。既に中和地区や美甘地区においては、市外からの入居19件やえがお商店など、地域活動の拠点としての利活用が進んでいます。他地域においても活用できる空き家については、地域資源として積極的に捉え、市の認定空き家制度なども活用していただきながら、地域主体の空き家活用が進むよう、成功事例の共有や支援を進めてまいります。また、地域や市民団体などが、空き家を活用する際の新たな支援策を創設し、空き家をまちづくり活動の拠点としてリニューアルすることで、人が集える場づくり、にぎやかな真庭の実現を図ってまいります。なお、廃屋認定した空き家については、真庭市空き家等除却事業費補助金制度を拡大し、建物の除去を支援してまいります。 ふるさと納税については、年々寄附額も増加しており、一般寄附については、来年度2億円を目標に、魅力的な商品開発による地域産業の活性化、納税を通じた真庭市の認知度向上や関係人口の増加につなげてまいります。さらに今後は、制度が充実される予定の企業版ふるさと納税も含めて、市民にとって価値があり、真庭市を応援してくださる皆様にも共感いただける効果的な活用方策を立案、PRし、積極的な活用と寄附額の一層の増加を目指してまいります。 情報発信については、3月にリニューアルするホームページをベースに、SNSなどを絡めた効果的な情報発信に引き続き努めるとともに、より確実に市民が求める情報を届けるため、ホームページ利用者のアクセス情報を解析するなど、戦略的なホームページ運用に努めます。また、真庭市のブランド強化を図るため、マーケティングの発想に基づき、市内外の皆様に共感を得られるロゴマークやステートメントなど、ブランド・アイデンティティーを新たに開発してまいります。 では、各地域の取り組みについて、振興局ごとに申し上げます。 まず、蒜山地域ですが、1,000年にも及ぶと言われる草原の山焼きを後世に引き継ぎ、貴重な自然景観と生態系を持続するため、茅の商品化による経済循環の仕組みをつくるとともに、市民参加による保全活動を有識者の協力を得て進めることで、地域とその取り組みの価値を高めてまいります。また、地域主体で進められている中和いきいきプロジェクトは、地域資源の循環と新たな加工品開発が進み、雇用や地域産業の創出や定住人口の増加など、多くの成果を上げています。今後も、自治力が高く元気な中山間地域の先進モデルとして発展するよう支援してまいります。 北房地域では、関係人口の拡大を目指し、農泊のさまざまな滞在型観光の事業化を支援してまいります。さらに、12月に連携協定を結んだ岡山商科大学や森里川海連携で交流を深めている備前市などと積極的に交流し、新たな地域資源の発見や地域振興に取り組みます。また、来年度より取り組む真庭なりわい塾については、市内外から新たなライフスタイルを模索する多くの人材が参加してくれることを期待しています。 落合地域では、廃校となった旧別所小学校を拠点として活用するアートミュージアムの検討や、津田地区では縁起のよい地名が多い吉地区の吉縁起村の拠点整備をきっかけに地区全体が連携し、地域の魅力アップを図る動きが活発になっており、引き続き、地域内の関係人口の増加や定住につながる魅力ある場づくりを支援してまいります。 久世地域では、夏イベントのおよよ市、七夕まつり、くせdeのみ~のなどのつなぎイベント事業により、団体の横の連携が盛んになっております。今後もこういった市民主体の活動を支援し、まちづくりの推進力を維持するとともに、まにワッショイなどの既存の団体に加えて新たな活動団体を育成していきます。 勝山地域では、白壁や格子窓の残る古きよき町並みを未来に引き継ぎ、地域の魅力と価値をさらに高めていくため、地区内にある建物の新たな活用や文化交流事業などを地域の人や大学などと連携して推進してまいります。また、食べる薬草を生活に取り入れ、薬草の効能による健康推進や加工販売による地域ビジネスの創出といった、地域資源を活用する取り組みを支援してまいります。 美甘地域では、空き家活用が進み、移住者の受け入れだけでなく、地域内の見守りや交流人口増につながる成果が出始めています。また、地域おこし協力隊や集落支援員と連携し、若者や女性が集える場を確保し、地域づくりについて語る新たな動きが出てきており、今後もこういった市民主体の活動を最大限支援してまいります。 湯原地域では、湯原ふれあいセンターの改修工事が来月中旬に完了し、4月からそこを新たな振興局として業務を開始します。リノベーションした湯原ふれあいセンターが、住民だけでなく湯原を訪れる人も集えるにぎわいの場となることを願っています。また、消防署湯原分署についても、湯原保健福祉センターの改修及び移転が完了し、4月からそこで業務を開始します。社地区では、引き続き、持続可能な集落形成を目指し、歴史資源の活用や地域内の農林産物の商品化を進め、なりわいの構築を支援していくほか、グリーンスローモビリティによる観光ガイドツアーや、地域の足としての活用に向けた実証運行の取り組みを行います。温泉事業では、足温泉館の施設改修を行い、源泉かけ流しにすることで、さらなる温泉の魅力向上を図り、利用客の増加を目指します。 2つ目は、力強い循環型の地域経済づくりです。 まず、蒜山・晴海プロジェクトや蒜山地域の振興についてですが、2月17日に真庭市蒜山地域振興計画基本構想策定検討委員会より最終答申をいただき、18日に全員協議会で報告したところですが、おおむね10年先を見据えた蒜山地域全体の振興、真庭市全体への経済波及効果創出などの基本方針とCLT建築物の活用や維持管理費、観光のみならず、農業、スポーツ・文化振興なども含めたものとして取りまとめました。隈研吾氏の設計監修によるCLT建築物の移築整備と関連事業に関する来年度予算案を本議会に提出するとともに、順次計画的に事業を展開してまいります。 観光振興については、滞在交流プログラムを造成する真庭観光局と山焼きによる草原の再生保全活動や棚田の生態系保全活動、農家民泊事業などに取り組む地域集落や団体との連携を支援し、蒜山地域のみならず、湯原温泉、勝山の歴史的町並み、ホタルの里北房など、各所の特性を生かし、地域が元気になる着地型観光の整備を進めてまいります。 産業人材確保については、近年、イベント企画やITなどのスキルを持ったUIターン者による起業の事例が生まれており、昨年設立した地域産業振興センターにも東京から移住したIT技術者の入居が決定し、ドローンを使った輸送や鳥獣対策など、地域課題解決型ビジネスにチャレンジすることになりました。また、真庭の地域資源を生かしたコミュニティービジネスを育成するためには、UIターン者や近隣市町村の事業者を含めたさまざまなスキルを持つ事業者が情報交換やビジネス連携を行う場が必要であり、地域産業振興センターを新たなビジネスチャンスを生むためのイノベーション施設として位置づけ、ビジネスマッチングや移住促進などのための体制を整備してまいります。 林業振興については、森林経営管理法に基づき、美甘の鉄山地区をモデルに、森林の集積と主伐再造林を推進する新たな施策を検討してまいりました。地域との意見交換の結果、約6ヘクタールの森林について集積の意向が示され、森林経営管理法に基づく事業を実施してまいります。また、広葉樹を初めとする木材の搬出コストの削減や、作業安全の向上に資する高性能な林業機械を導入するスマート林業に取り組み、特に広葉樹を活用したバイオマス発電原価の低減に挑戦します。こういった森林保全や林業・木材産業の振興に当たっては、当初予定していた額が倍増して譲与されることとなった森林環境譲与税を有効に活用しつつ、市独自に有識者による検討委員会を立ち上げ、森林所有者が安心して森林を預け、将来にわたって森林整備が持続的に行われていくための真庭モデルの森林経営システムを構築し、市内への展開を図ってまいります。 木材の利用促進については、真庭市の製材所と都市部の需要家やデザイナーの連携体制が生まれ、おもちゃや家具などの製品化が進んでいます。1月からは、旧勝山町とゆかりの深い滋賀県東近江市永源寺町の工房と連携して、真庭のヒノキを使った木製のおもちゃを製品化し、阪急百貨店梅田本店での販売が始まりました。来年度は、京都の建築・デザイナーグループであるGENETOとの連携により、都市部の建築家や木工作家と真庭の製材所がコラボした家具を製作し、蒜山・晴海プロジェクトを活用した展示会を開催するなど、真庭の木材に付加価値をつけて、木の文化とたくみのわざを国内外に発信していきます。 CLTについてですが、民間の大規模施設や中高層建築にCLTを使用することが本格的に始まりました。2月18日に、CLT首長連合と連携して、CLT PARK HARUMIを拠点に都内のCLT建築を見学するCLTセミナーを開催したところ、建築家を初めとする多くの皆様の参加がありました。このように、CLTなどについて関心が高まる一方、木質建材を使える人材が不足しています。そのため、県内での人材育成を進めるため、岡山県や連携中枢都市の岡山市と連携したセミナー開催などの取り組みを進めていきます。 有害鳥獣対策については、鹿に次いで猿の被害が拡大しており、県や真庭地区猟友会と連携しながら対策に努めています。猿はむやみに捕獲すると群れが分裂し、逆に被害拡大のおそれがあり、イノシシや鹿とは異なる息の長い対策が必要となります。このため、専門家による研修会により、効果的な猿対策を普及させるとともに、被害の甚大な地域を対象とした捕獲体制の構築を進めてまいります。 昨年度導入したジビエカーについては、食肉利用に向けた猟友会の捕獲技術と職員の加工技術が向上し、美作市の2次処理施設への搬入率も向上してきました。今後も質の高いジビエを供給し、真庭市の地場産業として定着できるよう努めてまいります。 SDGsの具体的なアクションとして取り組みを開始した里海米については、環境省が森里川海連携をテーマに進めている地域循環共生圏の全国4のモデル地区に選定され、真庭里海米のブランド戦略の構築に向けた支援も受け、県内最大の産地となりました。現在、市内外の小売店で真庭里海米きぬむすめの本格販売が始まったほか、市内の学校や園の給食での利用、真庭市民や岡山市の消費者による森里川海をつなぐ環境教育の素材としても活用されています。 今年度から落合地区及び美甘地区で実施しているスマート農業の実証プロジェクトにおいては、中山間地域の真庭では、ドローンによる農薬散布やリモコン草刈り機の活用が農作業の効率化に効果的であるという結果が出ており、令和2年度予算では、これらのスマート農機の普及のための予算を計上しています。3月26日に開催予定の真庭いきいき農林業者のつどいでは、実証プロジェクトの経過について報告するとともに、リモコン草刈り機の実演を予定しています。また、真庭市のスマート農業の取り組みはマスコミにたびたび取り上げられ、実証地の農事組合法人寄江原には、これまでに全国から27団体、延べ2,360人の視察を受け入れるなど、真庭市の農業PRにも大きく貢献しています。 また、付加価値の高いブドウの産地化に向け、県の事業を活用し、経営規模の拡大、JAまにわのブドウ選果場への色彩選別機の導入などを核として、産地力強化に取り組んでまいります。特に、蒜山地域は、地球温暖化により、今後ブドウの産地となっていくと見込まれることから、輸出品目として期待できるオーロラブラックを中心に、新規就農者向けの研修圃場や観光ブドウ園の整備を行ってまいります。 3つ目は、持続可能な真庭の環境づくりです。 まず、近年の気候危機の原因とも言われる地球温暖化を防ぐため、既に取り組んでいるCOOL CHOICE(賢い選択)運動に加えて、環境省が主唱する2050年に温室効果ガス(CO2)の排出量の実質ゼロを目指すゼロカーボンシティー自治体に参加し、市民の自発的なエシカル行動を促すなど、エネルギーエコタウン真庭の実現を目指します。さらに、地球や地域の環境保全や人の暮らし、文化を生かした多彩で持続的な循環型社会の構築、旭川清流化につながる森里川海連携の推進による地域循環共生圏の創造を目指し、岡山市を初めとする下流域の自治体や関係団体と連携した水質一斉調査、かいぼり調査、トンボの森づくり事業の実施や、瀬戸内海との人的・経済的交流を深め、里海里山のつながり強化を進めてまいります。その中で、昨今、世界的な問題となっている海ごみについても、県市長会として岡山県に要望し、経済界を含め、県内全体で取り組む動きが強まっていますが、上流のまちこそ海ごみ対策のフロンティアであると自覚し、真庭市が率先して海ごみの原因となる川ごみ対策に積極的に取り組んでまいります。 また、こういった活動を担う人づくりに向けた環境学習については、学校や市民団体、岡山市や岡山大学などのESD先進地と連携し、市民運動として強力に推進し、自然と共生する真庭市ならではのライフスタイル創造につなげてまいります。 生ごみ等資源化事業については、施設建設予定地についての調査、施設建設事業者の選定や運営形態の検討など、施設建設に向けて順次予算化するとともに、環境省の所管局にも報告しており、事業を確実に推進しているところであります。 市道の整備については、平成29年度策定した市道の改良、新設の評価基準により検討し、順次事業化しているところです。今後においても、評価基準に基づき評価し、公平で効率的、計画的な道路整備を進めてまいります。また、蒜山を東西に延びる国道482号線と県道蒜山高原線を結ぶ市道上中井川線は、蒜山の周遊性を高めるための重要な路線であり、政策的な主要路線として改良推進に取り組んでおり、本年度用地取得が完了しましたので、令和2年度より本格的な工事に着手し、令和3年度完成を目指します。道路維持修繕については、平成30年度策定による舗装長寿命化修繕計画により順位づけした路線の重要性や地元要望、地域条件を考慮した上で年度計画を策定し、令和元年度から3カ年計画で進めております。令和2年度は主要幹線道路を中心に21路線を修繕し、道路交通の安全を確保してまいります。橋梁修繕についても、橋梁長寿命化修繕計画により修繕を実施し、継続的な維持管理のコスト縮減を進めてまいります。令和2年度は206橋の点検と、長寿命化計画に基づき緊急性の高い橋梁から工事7橋、設計8橋を実施することとしております。 法定河川のしゅんせつについては、今年度、真庭市において、河川しゅんせつ土の受入地を新たに2カ所確保することで、新規に旭川と備中川の合流部を含む5河川6カ所で県のしゅんせつ事業が実施されます。来年度から防災・減災対策の強化として、法定河川のしゅんせつ事業に対する国の財政支援が地方交付税の中に創設されることもあり、総務省に制度創設を提案した私として、県に対してしゅんせつ事業を促進するよう強力に要請しております。 岡山自動車道の4車線化については、これまでの議会の御尽力や要望活動、利用促進などにより、4工区12.7キロが事業中であり、残る賀陽ICから有漢ICの暫定2車線区間約5キロについても、国が策定した4車線化の優先整備区間に入るなど、全線4車線化が決定されており、事業も順調に進んでいます。今後は、残る約5キロ区間が早期に事業化されるよう、県、沿線市町と連携し、利用促進に取り組むとともに、国や西日本高速道路株式会社に強力に働きかけてまいります。 デジタル化の推進については、IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、5G(次世代通信規格)など、デジタル技術の革新に伴って流通するデータ量が増大していく中で、少子・高齢化、生産人口の減少など、社会課題の解決と新たな価値を創造するSociety5.0実現に向けた、真庭ひかりネットワークの高度化やデジタル技術、ビッグデータの市民サービスの活用手法の研究を進めてまいります。 まにわくんの幹線については、バスロケーションシステム、バスなびやグーグルの乗りかえ案内、そしてノンステップバスの導入などにより、利便性の向上を図っています。さらに市民の交流を活発にするとともに、夜の行事などを盛り上げ、ナイトエコノミーを促進するため、まにわくん幹線ルートの夜便、ナイトまにわくんの試行運行を実施し、これを真庭市内のにぎわいをつくっていく教訓としてまいります。 まにわくん枝線対策ですが、地域にとっては利便性の向上、真庭市にとっては経費の軽減という、ウイン・ウインの方策を地域に入って議論し、検討を進めてきました。令和2年度より、共助による地域のあしモデル地区として二川地区での実証運行を予定しており、さらに他の地域への波及を目指してまいります。 水道事業については、水道の安定供給の推進と経営基盤の強化を図るため、月田地区の水道管老朽対策工事、蒜山地区の水道管バイパス工事及び久世配水池新設工事を実施します。また、簡易水道事業特別会計を令和2年度より公営企業会計に移行します。 下水道事業については、収益面では、健全経営の指標となる有収率を向上させるため、不明水対策を進めてまいります。事業面では、中心市街地の住環境整備のため、久世、落合地区の管路工事、落合浄化センターの増設工事を行います。また、既存施設の資産管理を適正に行い、中・長期的な視点に立って、持続的な施設の改築、更新を進め、基準外繰り出しの抑制に努めてまいります。 4つ目は、夢ある子育て、「ひと」づくりと豊かな文化づくりです。 まず、産むこと、育てることの支援についてですが、経済的理由により結婚に踏み切れない人に対して、新婚生活にかかる費用の支援を拡充してまいります。また、縁結び推進委員会に、結婚に積極的になれない人に出会いの場を提供するなどの事業を行っていただいていますが、その活動支援を強化します。 不妊・不育治療支援事業については、県内初の取り組みとして、既存の治療費の一部助成に加え、子どもを希望する若年がん患者の妊孕性温存治療に要する費用のうち、治療費の一部を助成する若年がん患者妊孕性温存治療支援事業を新たに始め、妊娠期から切れ目のない子づくり、子育て支援を強化してまいります。 妊婦等歯科健康診査事業については、3歳児健康診査の虫歯有病率が高いため、妊婦を対象とした歯科健康診査受診への助成や虫歯予防の普及啓発に努めてきたところ、虫歯有病率は改善傾向にあるものの、まだ県平均よりは高い、平成30年度は岡山県が15.1%、真庭市は18.9%にあります。そこで、来年度から事業対象者を妊婦のパートナーまで拡充することにより、改善の効果を上げてまいります。 放課後児童クラブについては、放課後児童クラブ活動場所をできる限り学校内に確保する方針に基づき、遷喬小学校グラウンドに建設中の放課後児童クラブ専用施設は、本年度内に完成の予定です。その他の地区においても、積極的に学校施設を活用してまいります。園整備については、真庭市子ども・子育て支援施設整備計画の園整備方針に基づき、園整備を進めてまいります。 教育環境の整備については、全ての小学校普通教室にエアコンを整備し、小・中学校普通教室のエアコン整備率100%を実現することにより、夏季の学習環境の改善を図るとともに、指定避難所となっている小・中学校屋内運動場トイレの洋式化や乾式化改修の設計及び工事に着手します。 学校給食についてですが、落合学校給食共同調理場(仮称)の建設に来年度から着手し、令和4年4月の運用開始を目指します。また、給食費を真庭市の一般会計に組み入れる公会計化を来年度から実施します。さらに、真庭産食材だけで学校給食を提供する学校給食真庭食材の日を来年度から1学期に1回程度設定し、地産地消の推進はもとより、児童・生徒に真庭市の食材を効果的に体験してもらい、ふるさとに対する愛情を育むことに努めます。 学校教育については、「郷育」、ふるさと学習を核としたキャリア教育をより一層重視します。地域を自分ごととして捉え、自分の将来と重ねて考える体験や学習を、地域との連携のもとに進めていきます。そのためにも、地域全体で育みたい子どもの姿を共有し、学校運営にも主体的に参画する学校運営協議会を初めとした地域との連携、協働が充実、拡充するように支援します。 また、児童・生徒が通常学級でともに学ぶことを基本とした、特別支援教室の設置を段階的に進めていきます。これにより、多様性への寛容さやお互いを認めて連携する態度を育て、共生社会の担い手を育みます。さらに、増加傾向の不登校に対して、学校復帰を目指す際の学習に対する不安解消のため、インターネットを活用したオンライン講座を導入し、一人一人に応じた自立支援を強めます。 本の香りがするまちづくりについては、教育委員会内に新たに図書館振興室を設置し、中央図書館と地区図書館の連携強化、さらに中央図書館から司書未配置の学校図書館への司書の派遣など、市立図書館と学校図書館との連携強化を推進します。図書館に市民が集い、学びと文化活動の拠点としての役割を果たすとともに、さらに学びからその成果が地域活動につながるよう、図書館が市内全体の生涯学習の中心となっていけるよう、機能強化を図ってまいります。また、その道筋を示すものとして、来年度中に図書館基本計画を策定することとしております。 まにわ市民大学講座については、振興局、公民館、図書館が連携し、拡充していきます。ふるさとに対する愛情と誇りを育てる「郷育」の講座を継続するとともに、全国レベルの外部講師を招き、市内外から多くの受講生を受け入れる地域創造講座を開催し、真庭の魅力を広く発信していきます。 スポーツや文化を楽しめる環境づくりについては、今年度設立した一般財団法人真庭スポーツ振興財団を中心に、真庭全体のスポーツ振興体制を一本化するため、スポーツ協会、スポーツ少年団、総合型クラブなどとの連携を強化し、さらなるスポーツ振興を図ります。また、小・中学生などを対象に質の高い音楽や演劇などに触れる芸術アウトリーチ事業を引き続き実施し、子どもたちの心と体の発育を支援してまいります。 旧遷喬尋常小学校の整備・活用については、旧遷喬尋常小学校校舎整備・活用検討委員会からの旧遷喬尋常小学校校舎についての整備・利活用に係る提言書を尊重し、今後、シンポジウムや校舎を利用したイベントなどを積極的に開催し、市内外の交流人口をふやし、新たなファンを獲得することにより、整備と活用の機運醸成を図ってまいります。 ホストタウン事業については、2月20日に、昨日ですが、御参加ありがとうございます。真庭市ホストタウン事業推進会議結成大会を開催し、議員各位、そして多くの市民の皆様の参加をいただき、共生社会の実現に向けた意思統一を図ることができました。また、真庭市内で開催するオリンピックパラリンピック関連のイベントなどへの参加、応援をして盛り上げてくれる真庭市ホストタウンサポーターの募集や、5月21日に蒜山高原を駆け抜ける聖火リレーのボランティアも募集しておりますので、市民の皆様の積極的な登録をお願いいたします。 公共施設等総合管理計画については、目標、公共施設、40年間で40%削減の達成のため、今後10年間に取り組むべき施設分類ごとの具体的な方針として、公共施設再配置方針を令和元年5月に新たに策定しました。現在、本方針に基づき、公共施設の用途廃止を1件、勝山美しい森でありますが実施し、今議会にも1件提案いたします。今後も利用者ニーズや地域特性などを踏まえ、真庭市にふさわしい公共施設の再配置を推進してまいります。 人材育成については、全体の奉仕者であることの自覚のもと、変化に適切に対応し、効率的な行政運営を行うためのコスト意識や経営感覚を身につけ、職務に対して意欲を持って取り組むことのできる人材育成に取り組みます。主には、昨年度より始めた中央省庁への研修生の派遣を、来年度、さらに1名派遣します。また、引き続き岡山県や総社市職員との人事交流を初め本市研修計画に基づく一般研修のほか、メンター制度導入による新規採用職員の教育、自治大学校、早稲田大学マニフェスト研修所などの研修機関を利用した、より高い識見と能力を持った職員の育成などを行ってまいります。 以上、施策方針を述べましたが、そのかなめとなる財政運営について申し上げます。 地方交付税について、合併特例措置の段階的縮減が終了し、令和2年度から合併後の姿で算定され、さらに減少する見込みであり、財政調整基金9億2,000万円余を取り崩すこととしております。一方で、一般会計300億円規模のうち税収が50億円程度と、一般財源に乏しい真庭市として、改革、改善を進め、経常経費の抑制に努めるとともに、国の支出金や有利な地方債を効果的に活用してきた成果のあらわれとして、旺盛に事業執行をしてきたにもかかわらず、基金総額は約300億円を確保できる見込みです。将来にわたって健全な財政運営ができるように留意しながらも、少子・高齢化の進む今日、この財源を未来の真庭への有効な投資として活用し、地域の価値を高める政策を積極的に実行してまいります。 4、令和2年度当初予算についてであります。 令和2年度の当初予算は、中山間地域における地方分散型のモデルを目指すSDGs未来都市として、相互に尊重し合う共生社会を形成し、少子・高齢化社会に適切に対応し、全ての人が存在感を持って輝く真庭ライフスタイルを実現するための予算としました。具体的には、「安全・安心で魅力的な地域づくり」、「力強い循環型の地域経済づくり」、「持続可能な真庭の環境づくり」、「夢ある子育て、「ひと」づくりと豊かな文化づくり」事業──先ほど申し上げましたが──に重点を置き、行政評価を十分踏まえた上で、経済の循環を見据えて、永続的な地域発展を意識した投資は積極的に行うこと、出生率の向上や健康長寿などの人口自然減対策に加えて、地域の価値を高めて交流、定住を促す社会減対策も講じるなど、知恵と工夫を凝らして人口減少対策を一層進化させることを目指して、予算を編成しました。 予算規模については、一般会計が309億7,800万円で、前年度と比較して13億9,000万円、4.7%の増です。特別会計は、前年度比7億784万5,000円減の総額123億5,675万円を計上しています。公営企業会計は、前年度比較13億477万円増の総額77億9,321万円を計上しています。以上、12会計の予算総額は511億2,797万円、前年度と比較して19億8,692万円、率にして4.0%の増となっています。 詳細につきましては、予算案の提案時に申し上げます。 結びでございます。 私は、市長就任以来、真庭の持つ潜在的な地域資源を有効に活用し、循環させる地域経済を重視し、バイオマス産業都市を推進してまいりました。これは無名の真庭市の存在価値を全国的に上げる狙いもあり、産業団地の企業誘致にも効果がありました。さらに、少子・高齢化が進む中、各地域の力と結びつきを高めるため、旧小学校単位の地域づくりのための組織(邑づくり会議)再編によるコミュニティーの結い直しを皆様とともに行い、また地域おこし協力隊などの導入と増強、さらには自助、共助の地域防災力の強化を目指しました。その上に立ち、市民の願いである健康長寿の政策と推進体制を強化しようとしています。これらの根底には、総合計画で定めているように、東京になくて真庭にあるものに価値を認めて重視していく真庭ライフスタイルの実現であり、地球規模の視点を加えればSDGs未来都市づくりであり、地域の視点から見れば「共生社会まにわ」の実現であります。議員各位の御理解と歩を合わせた行動、市民の皆様の自主的な運動と協働の中で、このような高みにまで至ったことに心から感謝申し上げますとともに、この方向で進むならば、真庭がもっと光輝くものと確信しています。成熟社会の中で、人口減少は一定進むとしても、にぎわいと人との温かい結びつきが真庭にもっと育っていくでしょう。「広報真庭」に私の初夢を書きましたが、山が建築資材の生産とともに木質エネルギーの燃料庫となり、再生可能エネルギー100%の災害に強い安全な地域の実現も不可能ではありません。エネルギー自給率9%という、世界で最も不安定な日本を変える原動力に真庭がなることになるのではないでしょうか。そうなると、真庭はますます輝き、まさに「近き者喜び、遠き者来る」地域になるに違いありません。これまでの成果を確認しながら、一つ一つ確実に階段を上がり、地域価値を上げ、永続的に発展する真庭をともにつくり上げ、次の世代につなげていこうではありませんか。そのような思いを込めて、令和2年度の予算を編成いたしました。 なお、今定例会では、報告1件、諮問1件、条例や予算議案など29件、総数31件の御審議をお願い申し上げます。また、諸議案の内容につきましては、日程に沿い順次説明いたしますが、御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶と私の所信とさせていただきます。 ○議長(古南源二君) 市長の所信表明が終わりました。 それでは、これより議事日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長において9番原秀樹君、10番山本久惠君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において決定しておりますとおり、本日から3月23日までの32日間とし、会期中の日程は配信しております定例会運営予定表のとおりとすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から3月23日までの32日間とし、会期中の日程は定例会運営予定表のとおりとすることに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第3、報告第1号専決処分の報告についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました、報告第1号専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項の規定により、真庭市議会の議決を経て指定された市長の専決事項として、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解につきまして専決処分したものを同条第2項の規定により別紙のとおり報告するものであります。 概要は、美甘地内の市道から公用車で国道181号に進入したところ、勝山方面へ走行中の相手方車両の右側側面に衝突し損傷を与えたものと、津山市役所久米支所前の交差点において、公用車が敷地内に進入しようとしたところ、相手方車両のフロントバンパーに衝突し、相手方に人身損害を与えたものであり、詳細につきましては担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 高見美甘振興局長。 ◎美甘振興局長(高見智君) 失礼します。 報告第1号専決処分の報告について補足説明をさせていただきます。 議案集3ページから6ページをごらんください。 本件は、損害賠償額6万3,900円を令和元年12月10日に専決処分したものであります。 事件の概要でございますが、6ページにあります事故現場見取り図1もあわせてごらんください。 令和元年11月6日午後1時25分ごろ、青少年専任相談員が市道から国道へ合流するため、一旦停止後、右折のため発進した際に、勝山方面へ走行中の車両の右側面に衝突し、損傷させたものであります。 次に、5ページの専決処分に係る参考資料をごらんください。 過失割合でございますが、市側が90%でありまして、市の損害責任額は6万3,900円となり、支払い方法は全額を保険対応でいたしております。 見通しの悪い交差点であったため、片方向の注意に気をとられ、反対方向に対して注意不足であったことが事故の原因であります。常に細心の注意を払い、今後このような事故を起こさないよう、一層気持ちを引き締め、運転する際は相互に注意喚起をするなどして、慎重で安全な運転に努めてまいります。大変申しわけありませんでした。 ○議長(古南源二君) 新田産業観光部長。 ◎産業観光部長(新田直人君) それでは、専決番号2番の事案について御説明いたします。 議案集4ページの専決処分の概要書と8ページにあります事故現場見取り図2もあわせてごらんください。 本件は、損害賠償額69万7,058円を令和元年12月24日に専決処分したものでございます。 事件の概要でございますが、平成30年、一昨年の12月21日の午後5時25分ごろ、津山市役所久米支所前の交差点にて、国道181号線に出ようとしていた相手方の車と衝突し、右前方部損傷と相手方に肋骨骨折、胸部打撲傷を負わせてしまったという交通事故でございます。このうち車両損傷における物損事故につきましては、平成31年4月の臨時議会において報告をさせていただいたところでございます。このたび、相手方と人身事故の部分についての示談が成立したのを受けまして、専決処分したものでございます。 7ページの専決処分に係る参考資料をごらんください。 過失割合でございますが、市側が100%でありまして、市の損害責任額は69万7,058円となり、支払い方法は全額保険対応でいたしております。 一瞬の気の緩みがこのような対人事故を起こす結果となりました。車を運転するときは常に注意を払い、今後このような交通事故が起きないよう、細心の注意を払い、慎重で安全な運転に努めてまいります。まことに申しわけありませんでした。 ○議長(古南源二君) 補足説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑のある方は、専決処理番号または議案集のページ番号を述べてからお願いします。 それでは、質疑はございませんか。 21番小田康文君。 ◆21番(小田康文君) 専決2番ですけども、とうとう人身事故が起きたということの報告を受けました。車両が500台からあるのは知っておりますけれども、相手側に骨折を負わせるという事案が発生したことについて、市長の感想をお聞かせください。 ○議長(古南源二君) ただいまの質疑の対する答弁を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) こちら側の過失で、こちら側が悪くなくても事故が起こる、避けなきゃなりませんけども、こちら側のほぼ一方的な過失でこのような事故が発生したこと、特に、物損だっていいというわけじゃありませんけど、物損と人身というのは質が違いますので、そういうことはこの報告を受けたときにも非常に深刻に受けとめ、それ以後も少し起きておりますけども、引き締めてやるように、これは全庁的に注意を喚起して、一定の効果が出ていると思います。そういうことで、質の違うということを強く認識して、被害者の人にもおわび申し上げたところであります。先ほど両部長が申し上げましたように、もう気を引き締めて、組織的に、個人に科すだけじゃなしに、勤務状態の問題も含めて、そしてまたこちらとして制度的にそういう安全意識を高める、そしてまたそういう行動をするということを喚起していき続けてまいります。 ○議長(古南源二君) 21番小田康文君。 ◆21番(小田康文君) これまで多くの公用車の事故があり、ドライブレコーダーを設置し、予防に努めてきたわけですけれども、またこういった事案がもう既に、2年前ということでありますけども、あったという報告を受けました。肋骨骨折で済んだからよかったというわけではございませんけれども、これ以上の事故が起きないために、これまでとは何を変えていく予定でしょうか。教えてください。 ○議長(古南源二君) 答弁を求めます。 長尾総務部長。
    ◎総務部長(長尾卓洋君) 職員の交通事故、違反につきましては、市民の信頼を失い、真庭市行政の信用失墜につながるということで、全庁を挙げて真摯に取り組んでいかなければならないというふうに考えております。 昨年6月に安全運転の励行と交通事故の防止についてという通知を総務部のほうから出し、交通事故防止対策について、全職員に徹底を図っているところであります。また、具体的には、毎月、安全運転重点推進目標を設定しておりまして、各部局内会議や各課朝礼での徹底、それから外出、出張者への声かけ、また職員交通安全講習会の受講、無事故・無違反チャレンジ200への参加、それから出張時の公共交通機関の利用促進など、あらゆるところで取り組んでおります。今後も一層職員の交通安全意識の徹底を図っていきたいというように考えております。 ○議長(古南源二君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで日程第3、報告第1号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第4、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦については、同委員1名が令和元年11月29日付で欠員となったことに伴い、後任として山田隆文氏を人権擁護委員に推薦したく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものであります。山田氏は、人格、識見が高く、広く社会の実情に精通されておられる方であります。任期は令和2年7月1日から令和5年6月30日までの3年間となっております。 以上でありますが、推薦につきまして御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(古南源二君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで質疑を終わります。 次に、委員会付託及び討論省略についてをお諮りいたします。 お諮りいたします。 本案は人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定及び議会運営に関する決定事項、申し合わせ事項により委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することに決しました。 それでは、これより採決をいたします。 お諮りいたします。 諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦については原案のとおり同意することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号については原案のとおり同意することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第5、議案第1号教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。 三ツ宗宏君の退席をお願いいたします。            〔教育長 三ツ宗宏君 除斥〕 ○議長(古南源二君) 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました、議案第1号教育委員会教育長の任命については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき任命した真庭市教育長の任期が令和2年4月30日をもって満了となることに伴い、現教育長の三ツ宗宏氏を教育長に任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。三ツ氏は、岡山県公立学校教員として勤務された後、真庭市教育委員会学校教育課長として教育行政に携わってこられ、平成29年5月1日から真庭市教育長として教育行政の推進に御尽力いただいているところであります。今後におきましても、引き続き教育長として、真庭市の教育振興のために豊富な知識、経験を生かしていただきたいと考えております。なお、任期は令和2年5月1日から令和5年4月30日までの3年間であります。 以上でありますが、教育委員会教育長の任命につきまして、御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(古南源二君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで質疑を終わります。 次に、委員会付託及び討論省略についてお諮りをいたします。 お諮りいたします。 本案は人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定及び議会運営に関する決定事項、申し合わせ事項により委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号は委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することに決しました。 それでは、これより採決をいたします。 お諮りいたします。 議案第1号教育委員会教育長の任命については原案のとおり同意することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号については原案のとおり同意することに決しました。 それでは、三ツ宗宏君の着席を求めます。            〔教育長 三ツ宗宏君 着席〕 ○議長(古南源二君) この際、三ツ教育長より発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。 三ツ宗宏君。 ◎教育長(三ツ宗宏君) 議長のお許しをいただきましたので、一言御挨拶を申し上げます。 先ほど、議員の皆様には教育長任命の御同意をいただきましたことにお礼を申し上げます。現在、社会が目まぐるしく変化する中で、教育をめぐる課題も、これは複雑化、多様化しています。この真庭市におきましても、全国全体で進んでいる課題もそうなんですけども、人口減少の中で子どもを育むということと地域を育むということが不可分の課題として顕在化していると認識しています。教育は人を育むことで社会の持続と繁栄を支える土台であります。微力ではありますが、一つ一つの課題にしっかり向き合い、市民の皆さんとともに解決に当たります。また、一人一人の成長を応援する教育行政の推進に努力をしてまいります。今後とも皆様の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(古南源二君) 三ツ教育長の御挨拶は終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第6、議案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました議案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任については、同委員の任期が令和2年5月19日をもって満了となることに伴い、委員6名を選任したいため、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。真庭市合併からこれまで委員9名を選任してきましたが、不服申し立て数の実績を勘案し、委員数を6名に変更します。いずれの委員も再任であり、既に固定資産評価審査委員会委員として御活躍いただいている方であります。なお、任期は令和2年5月20日から令和5年5月19日までの3年間であります。 以上でありますが、固定資産評価審査委員会委員の選任につきまして御同意いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) ないようですので、これで質疑を終わります。 次に、委員会付託及び討論省略についてをお諮りいたします。 お諮りいたします。 本案は人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定及び議会運営に関する決定事項により委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することにいたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号は委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することに決しました。 それでは、これより採決をいたします。 お諮りいたします。 議案第2号固定資産評価審査委員会委員の選任については原案のとおり同意することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古南源二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号については原案のとおり同意することに決しました。 ここでしばらく休憩したいと思います。 午前11時から再開といたします。            午前10時51分 休憩            午前11時00分 再開 ○議長(古南源二君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 次に、日程第7、議案第3号真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更についてから日程第21、議案第17号真庭市北房英賀公園条例の廃止についての15件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました、議案第3号真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更についてから議案第17号真庭市北房英賀公園条例の廃止についてまでの議案15件につきまして、その概要を御説明いたします。 議案第3号真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更については、同計画に市道龍頭宇田線ほか14事業を新規計上し、及びコミュニティバス購入事業ほか4事業を変更するため、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項において準用する同条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第4号辺地に係る総合整備計画の策定及び変更については、日野上地区の総合整備計画を策定し、及び別所・佐引地区の総合整備計画を変更するため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項及び同条第8項において準用する同条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第5号真庭市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正については、会計年度任用職員の服務の宣誓について、制度導入前の任用手続等がさまざまであることから、それぞれの職員にふさわしい方法で行うことができるようにするため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第6号真庭市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正については、真庭市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の施行に伴い、任期付短時間勤務職員の勤務時間等について、会計年度任用職員との均衡を図るため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第7号真庭市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定については、地方自治法等の一部が改正されたことに伴い、職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がない場合における市長等の損害賠償責任額の上限を定めるため、条例を制定するものであります。 次に、議案第8号真庭市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正については、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、国の印鑑登録証明事務処理要領が一部改正され、成年被後見人であることを理由に印鑑登録資格を一律に除外する規定を改めるため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第9号真庭市国民健康保険条例の一部改正については、健康保険法施行令第36条の規定を踏まえ、出産育児一時金の支給額を、出産する分娩機関の産科医療補償制度への加入に応じた額に改めるため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第10号真庭市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定については、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第9条の3第2項の規定により、一般廃棄物処理施設を設置する周辺地域の生活環境影響調査結果の縦覧の手続及び意見書の提出方法を定めるため、条例を制定するものであります。 次に、議案第11号真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、学校医等の報酬額を改定し、あわせて地方公務員法の一部改正等に伴う職区分の削除を行うため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第12号真庭市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、家庭的保育事業者等による連携施設の確保義務等を緩和するため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第13号真庭市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員のうち、みなし支援員に係る経過措置を延長するため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第14号真庭市営住宅管理条例の一部改正については、民法の一部改正等を踏まえ、市営住宅への入居の手続について、連帯保証人を不要とする等、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第15号真庭市営単独住宅条例の一部改正については、市営新建住宅について、真庭市営住宅整備計画に基づき用途を廃止するため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第16号真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、真庭市の図書館政策をより充実させ、図書館を多機能にしていくため、幅広い知見を持った中央図書館長の報酬を定めることについて、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第17号真庭市北房英賀公園条例の廃止については、北房英賀公園を廃止するため、条例の廃止を行うものであります。 以上でありますが、詳細につきましては担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 有元総合政策部長。 ◎総合政策部長(有元均君) それでは、議案第3号真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更について補足説明をいたします。 今回の変更は、市道龍頭宇田線新設改良事業ほか14事業の新規計上、及びコミュニティバス購入事業ほか4事業の変更、合計20件について、計画の所要の変更を行うものです。 議案集の13ページから21ページに、議案及び新旧対照表を添付しておりますが、対象事業区分ごとの内訳、事業概要につきましては別冊の参考資料により御説明いたしますので、そちらをごらんください。 まず、参考資料の2ページになります。 事業区分の2、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進に6件、3の生活環境の整備3件、4の高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進に1件、5の医療の確保に7件、6の教育振興3件、以上の20件であります。 なお、新規計上、計画変更の理由につきましては、今ごらんいただいております参考資料に記載のとおりでございますので御確認ください。それぞれの事業について、過疎対策事業債の活用を予定しており、過疎地域自立促進特別措置法に基づく市町村過疎計画への明示が記載申請の要件であるため、真庭市過疎地域自立促進市町村計画を変更するものであります。 次に、議案第4号辺地に係る総合整備計画の策定及び変更についてでありますが、今回の変更は日野上辺地の簡易給水施設整備事業の新規計上、及び別所・佐引辺地の市道粟村線改良整備事業の変更について、計画の所要の変更を行うものです。 議案集では22ページから26ページに資料を添付しておりますが、23、24ページに計画書を添付しておりますので、そちらをごらんください。 まず、23ページ、日野上地区でございます。生活水を確保し、快適な生活環境整備を推進するために、地元が施工する井戸のボーリング、受水槽、送水配水管の設置事業に対して市から補助金の支給を行うものであります。 24ページですが、別所・佐引地区につきましては、平成28年度からの継続事業でありますが、詳細設計を行った結果による改良区間等の確定、及び工事物価等の上昇により事業費が増加したため、計画を変更するものであります。両事業に辺地対策事業債の活用を予定しており、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づく辺地総合整備計画への明示が起債申請の要件でありますので、真庭市辺地総合整備計画を新規計上、変更するものであります。御審議の上、御承認賜りますようよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(古南源二君) 長尾総務部長。 ◎総務部長(長尾卓洋君) まず、議案第5号真庭市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてでありますが、議案集27ページからになります。 地方公務員法第31条で服務の宣誓が定められており、会計年度任用職員へ任用する場合、真庭市においては任命権者やその代理者の面前での宣誓書への署名を用意しております。今回、規則において定め、署名をした宣誓書を提出するだけで足りるなどの、それぞれの職員にふさわしい方法で行うことができるよう改正を行うものです。 次に、議案第6号真庭市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部改正については、30ページからになります。 専門性の高い職である保育士、幼稚園教諭、調理員、看護師等の任期付短時間勤務職員と事務補助の職である会計年度任用職員との勤務時間について差があり、期末手当等、処遇の差異が生じるため、両職の均衡を図る上で、任期付職員の勤務時間を上限週37時間30分とする改正を行うものであります。 次に、議案第7号真庭市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定については、34ページからになります。 住民訴訟に係る市長等の責任は、軽過失の場合でも責任を問われ、個人の責任として多額の苛酷な損害賠償責任を負わされることがあります。職務を行うにつき、市長や職員等の萎縮を招き、弊害が生じるおそれがあるため、善意でかつ重大な過失がない場合における損害賠償責任額の上限を定めることについて、地方自治法の一部が改正され施行されることにあわせ、真庭市においても条例を制定するものであります。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 澤山生活環境部長。 ◎生活環境部長(澤山誠一君) それでは、議案第8号真庭市印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集のほうは36ページからでございます。 今回の条例改正は、成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人であることを理由に不当に差別されないよう、印鑑登録資格について、成年被後見人であることを理由に一律に排除する規定を適正化するものです。 具体的には、38ページの新旧対照表をごらんください。第2条第2項中の第2号を、「成年被後見人」から「意思能力を有しない者(前号に掲げる者を除く。)」に変更し、あわせて関連する条項を変更するものです。 また、附則として、条例の施行日を公布の日としてあります。 続いて、議案第9号真庭市国民健康保険条例の一部改正についてでございます。 議案集のほうは41ページからになります。 今回の条例改正は、真庭市国民健康保険における出産育児一時金について、健康保険法施行令の規定に沿ったものに改めるものでございます。 具体的には、一時金の支給額について、これまで一律に42万円であったものを、産科医療補償制度対象、一般の産科医院等の出産の場合についてはこれまでどおり42万円ですが、それ以外の出産、海外でありますとか自宅出産の場合において40万4,000円とするものでございます。詳細については、42ページに新旧対照表を添付しておりますのでごらんください。 続いて、議案第10号真庭市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例の制定でございます。 議案集43ページからになります。 今回の条例制定は、真庭市が設置しようとする生ごみ等資源化施設を含む一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査の縦覧等の手続等を定める条例を制定するものです。この条例制定により、施設を設置する周辺地域の利害を有する住民が、生活環境の保全上の見地から、意見書を提出する機会を保障されることとなり、これにより適切な施設の設置及び運営に資することができます。 条例案は、議案集44ページから46ページに掲載しております。第2条に、対象施設として廃処法第8条第1項に規定する施設ということで、具体的にはごみ処理施設、し尿処理施設、最終処分場になります。第3条から第8条に、縦覧の方法、意見書の提出方法等の手続について記載をしております。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 上島健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(上島芳広君) 失礼します。 議案第11号真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集の47ページをごらんいただきたいと思います。 これは、学校医等の報酬額を医師、薬剤師等の診療報酬の改定率にあわせて改定するものでございまして、あわせて地方公務員法の改正によりまして、令和2年度から特別職の職員に該当しないとされる随行の看護師、歯科衛生士等の項を削るものでございます。 次に、議案第12号真庭市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集の55ページをごらんいただきたいと思います。 今回、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が改正されました。 具体的には、連携施設の確保についての経過措置が5年から10年に延長されたこと、卒業後の受け皿となる連携施設の要件が緩和されたことに伴って条例の一部改正を行うものでございます。なお、現在、真庭市では該当する事業者はございません。 次に、議案第13号真庭市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について補足説明をさせていただきます。 議案集61ページをごらんいただきたいと思います。 これは、国の放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正がなされ、支援員の配置基準が「従うべき基準」から「参酌すべき基準」ということになりまして、4月から施行されますが、真庭市としましては、児童の安全を第一に考え、この基準は従来どおりとし、放課後児童支援員確保のため、みなし支援員に係る経過措置を令和7年3月31日まで5年間延長することとし、このための条例改正を行うものでございます。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(古南源二君) 宮本建設部長。 ◎建設部長(宮本隆志君) 議案第14号真庭市営住宅管理条例の一部改正についての補足説明をさせていただきます。 議案集の64ページからになります。 今回の条例改正は、民法の改正等を踏まえた上で、市営住宅の入居の要件としております連帯保証人に関する規定の削除、敷金を滞納家賃等に充てることができることとする規定の追加、退去時に通常損耗や経年劣化についての原状回復義務を入居者が負わないとする規定、そして不正な入居者に対する請求額の算定に利用する率を改正するものです。 詳細につきましては、67ページからの新旧対照表をごらんください。 次に、議案第15号真庭市営単独住宅条例の一部改正についての補足説明をさせていただきます。 議案集の71ページからになります。 耐用年数を過ぎて募集停止しております勝山地区の市営新建住宅1棟1戸について、真庭市営住宅整備計画に基づき用途廃止をする改正を行うものでございます。 詳細は、74ページの新旧対照表をごらんください。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 綱島教育次長。 ◎教育次長(綱島直彦君) 次に、議案第16号真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について補足説明させていただきます。 議案集の75ページをごらんください。 市立中央図書館が平成30年7月に開館し、2年近く経過しております。また、地区図書館については、湯原図書館の改修をもってハード整備が終わります。市内7つの図書館に市民が集い、学ぶ場所となり、地域文化活動の拠点としての役割を果たすなど、今後の図書館政策をより充実させ、図書館機能を強化するため、幅広い知見を持った中央図書館長を設置するものです。館長の報酬は日額2万5,000円としております。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 竹中北房振興局長。 ◎北房振興局長(竹中秀美君) 議案第17号真庭市北房英賀公園条例の廃止について補足説明をさせていただきます。 議案集は79ページからになります。 北房英賀公園は、平成6年度にオープンしたミニゴルフ場やゲートボール場などを備えた施設です。平成24年度からは指定管理者による管理運営を行ってまいりましたが、ミニゴルフ場につきましては、利用者は年々減少し、売り上げはかなり落ち込んでおります。一方、本施設の維持管理には毎年多額の経費をかけて運営を行ってまいりました。以上のことから、昨年5月に策定いたしました真庭市公共施設再配置方針に基づき、本施設のあり方について検討を行った結果、本施設を廃止することが適当であると判断し、条例を廃止するものであります。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 補足説明が終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古南源二君) 続きまして、日程第22、議案第18号令和2年度真庭市一般会計予算についてから日程第33、議案第29号令和2年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計予算についての12件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました、議案第18号令和2年度真庭市一般会計予算についてから議案第29号令和2年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計予算についてまでの一般会計と8件の特別会計、3件の公営企業会計、合わせて12会計の令和2年度当初予算につきまして、その概要を御説明いたします。 令和2年度当初予算は、先ほど申し上げましたが、真庭の地域価値を上げ、市民一人一人が主人公となる共生社会の実現を根底に位置づけながら、第2次総合計画に基づき、永続的な地域発展を意識した投資は積極的に行い、本市の究極の課題である人口減少対策を一層進化させる予算編成としました。その観点から、先ほどの施政方針のところでも申し上げておりますが、市政推進の4本柱である、「安全・安心で魅力的な地域づくり」、「力強い循環型の地域経済づくり」、「持続可能な真庭の環境づくり」及び「夢ある子育て、「ひと」づくりと豊かな文化づくり」に重点を置きまして、SDGs未来都市として全ての人が存在感を持って輝く「真庭ライフスタイル」の実現に向けて取り組んでまいります。 予算規模としては、一般会計で309億7,800万円を計上し、前年度に対しまして13億9,000万円、4.7%の増となっております。また、特別会計の総額は123億5,675万円、公営企業会計の総額は77億9,321万円であります。真庭市全体の令和2年度の当初予算総額は511億2,797万円で、前年度と比較して19億8,692万円、4.0%の増であります。 なお、詳しい内容につきましては、お手元にお配りしております予算書、予算概要説明書、事務事業一覧表をごらんいただきたいと思います。 以上でありますが、詳細につきましてはそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(古南源二君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 長尾総務部長。 ◎総務部長(長尾卓洋君) 議案第18号令和2年度真庭市一般会計予算について補足説明させていただきます。 真庭市当初予算概要説明書の3ページをごらんください。 今回の一般会計当初予算のうち、歳入でありますが、市税は法人税割の税率が下がることで市民税の減少が見込まれるため、前年度に比べ0.5%減の51億3,079万6,000円を計上しております。地方交付税は、合併算定がえの特例措置が終了したことなどに伴い、前年度比1.9%減の131億9,000万円を計上しております。繰入金は、ふるさと真庭応援基金繰入金1億2,425万3,000円、森林林業・木材産業活性化基金繰入金3,672万2,000円等のほか、一般財源不足を補うため、財政調整基金繰入金9億2,131万1,000円を計上しております。 次に、5ページをお願いします。 歳出でありますが、総務費では、湯原振興局庁舎移転の主要工事の完了などにより前年度比3億2,845万9,000円減の33億4,440万5,000円、商工費は、蒜山・晴海プロジェクトの推進事業の実施により前年度比18億663万2,000円増の24億2,746万2,000円、土木費は、公共残土処分場建設の終了などにより前年度比1億306万円減の27億6,293万8,000円、教育費は、小学校空調設備整備の終了などにより前年度比6,089万9,000円減の36億5,846万6,000円を計上しています。消防費では、前年比1億1,671万1,000円、7.8%減の13億8,470万2,000円を計上しております。 次に、市政推進の4本柱に沿って、新規事業など、主な事業を説明します。 安全・安心で魅力的な地域づくりでは、防災対応電気自動車の購入、防災マップの更新、救助工作車の更新等に、またささえあいデイサービス事業等の充実を図る、高齢者のげんき「輝く集いの場」応援事業、企業や若者、女性の交流を促す、真庭を元気にする活動応援事業、個性ある地域資源を生かした地域振興事業等に予算を計上しています。 次に、力強い循環型の地域経済づくりでは、蒜山・晴海プロジェクト推進事業、今後の産業振興施策に反映させる産業連関表作成のほか、オーロラブラックなど、ブドウの産地育成を図るハイブリッド産地育成推進事業、ラジコン草刈り機など、スマート農機の導入補助、森林環境譲与税を活用した里山まにわの森づくり推進事業等に予算を計上しています。 次に、持続可能な真庭の環境づくりでは、生ごみ等、資源化施設を核とした資源循環事業、地域主体の生活交通を確保する共助による地域の足構築事業のほか、総延長約1,200キロメートルの市道を効率的に管理するマニュアルの作成、橋梁の長寿命化事業等に予算を計上しています。 最後に、夢ある子育て「ひと」づくりと豊かな文化づくりでは、東京2020大会のホストタウン推進事業や蒜山ライディングパークの誰でもトイレ整備など、共生社会の実現を目指す事業、また落合の学校給食共同調理場整備のほか、図書館を文化と知の拠点とする図書館基本計画の改定、新居への引っ越しや住宅の改修を補助するハッピーコンシェルジュ事業等に予算を計上しています。 主要事業ごとの概要につきましては、19ページからに記載しておりますのでごらんください。 次に、予算書のほうになります。 13ページをお願いします。 第2表債務負担行為として、令和2年度から複数年にわたって債務を負担する事業の期間と限度額を定めております。 次の14ページをお願いします。 第3表地方債として、過疎対策事業債などの予算計上に当たり、限度額等を定めております。 以上、議案第18号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(古南源二君) 澤山生活環境部長。 ◎生活環境部長(澤山誠一君) それでは、議案第19号令和2年度真庭市国民健康保険特別会計予算について補足説明をさせていただきます。 予算概要説明書8ページの上段、2番をごらんください。 歳入の主なものとして、国民健康保険税、県支出金、一般会計繰入金、繰越金、諸収入などを計上し、歳出では総務費、保険給付費、事業費納付金、保健事業費、諸支出金などを計上し、これらにより、歳入歳出予算の総額はそれぞれ41億1,085万3,000円となり、前年と比較しますと1億9,623万円、4%の増となっております。これは主に保険給付費の増によるもので、財源は県支出金が増額となっております。 次に、議案第20号令和2年度真庭市後期高齢者医療特別会計予算の補足説明をさせていただきます。 同じく予算概要説明書8ページの3番をごらんください。 歳入の主なものは後期高齢者医療保険料、一般会計繰入金、諸収入などを計上し、歳出の主なものは総務費、後期高齢者医療広域連合納付金などを計上しております。これらにより、歳入歳出予算の総額は7億9,018万円となり、前年度と比較しますと2,392万5,000円、3.1%の増となっております。これは主に後期高齢者医療広域連合納付金の増によるものです。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 上島健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(上島芳広君) 失礼します。 議案第21号令和2年度真庭市介護保険特別会計予算について補足説明をさせていただきます。 予算概要説明書、同じ8ページの、次は4番をごらんいただきたいと思います。 令和2年度の介護保険特別会計につきましては、保険給付費の増加に伴いまして、前年比で6,898万9,000円、率にしまして1.1%増の、歳入歳出予算総額61億5,497万9,000円となるものでございます。 次に、議案第22号令和2年度真庭市介護保険特別会計介護サービス事業勘定)予算について補足説明をさせていただきます。 同じ8ページ、5番をごらんいただきたいと思います。 介護サービス事業勘定につきましては、御存じのように、地域包括支援センターのマネジメント業務の会計でございまして、前年比59万3,000円、1.2%の増となりまして、歳入歳出予算総額5,111万1,000円となるものでございます。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(古南源二君) 宮本建設部長。 ◎建設部長(宮本隆志君) それでは、議案第23号令和2年度真庭市浄化槽事業特別会計予算について補足説明をさせていただきます。 予算概要説明書9ページ、6番をごらんください。 歳入の主なものとしては、使用料及び手数料、一般会計繰入金を計上しております。歳出の主なものとしましては、総務管理費、公債費を計上し、これらにより、歳入歳出予算の総額はそれぞれ7,550万2,000円となり、前年度予算と比較しますと13%の減となっております。これは、平成29年度より浄化槽の個人への譲渡が始まり、市の管理する浄化槽が減っているためであります。 次に、議案第27号令和2年度真庭市水道事業会計予算について補足説明をさせていただきます。 予算概要説明書10ページ、10番をごらんください。 令和2年度から、簡易水道事業特別会計を公営企業会計へ移行し、上水道事業と合わせて予算を計上しております。 まず、収益的収支でございますが、収益的収入では主なものとして営業収益、営業外収益を計上しており、収入総額13億5,061万6,000円となっております。収益的支出では、営業費用、営業外費用、特別損失、予備費を計上し、支出総額は12億9,649万4,000円となっております。 次に、資本的収支ですが、資本的収入では企業債、負担金を計上し、総額は7億1,199万7,000円となっております。資本的支出では建設改良費、企業債償還金等を計上しており、建設改良費の主なものは久世配水池建設工事、月田地区老朽管改良工事及び川上地区配水バイパス管工事を計上しており、資本的支出の総額は13億683万1,000円となっております。 なお、資本的収入額が資本的支出に対して不足する額は、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填しております。 また、予算書5ページに記載しておりますが、久世配水池整備事業につきましては、債務負担行為を設定して実施しようとするものです。期間は令和2年度から令和3年度とし、限度額は5億2,800万円を設定しております。 次に、議案第28号令和2年度真庭市下水道事業会計予算について補足説明をさせていただきます。 概要説明書10ページ、11番をごらんください。 まず、収益的収支でございますが、収益的収入では、主なものとして営業収益、営業外収益を計上しております。収益的支出では営業費用、営業外費用、特別損失、予備費を計上しており、収入支出予算の総額はそれぞれ17億4,269万4,000円となっております。 次に、資本的収支ですが、資本的収入では企業債、出資金、補助金、負担金及び負担分担金を見込み、収入総額は11億8,503万3,000円となっております。資本的支出では建設改良費、企業債償還金を計上しており、建設改良費の主なものは公共下水道久世落合地区の管渠工事、落合浄化センターの増設工事及び農業集落排水宮地地区の管路更新工事で、資本的支出総額は17億5,410万6,000円となっております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、当年度分損益勘定留保資金で補填しております。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 南地域振興課長。 ◎蒜山振興局地域振興課長(南博晴君) 議案第24号真庭市津黒高原観光事業特別会計予算につきまして補足説明をいたします。 当初予算概要書、9ページをごらんください。 7番の令和2年度真庭市津黒高原観光事業特別会計予算ですが、収入の主なものは一般会計繰入金でございます。歳出の主なものは共通計上管理費と共通臨時管理費を計上しております。歳入歳出予算の総額はそれぞれ2,511万円となり、前年度と比べ432万6,000円、20.8%の増となっております。増額の要因はペアリフトの改修工事によるものです。 以上、補足説明といたします。 ○議長(古南源二君) 高見美甘振興局長。 ◎美甘振興局長(高見智君) 失礼します。 それでは、議案第25号令和2年度真庭市クリエイト菅谷事業特別会計予算について補足説明をさせていただきます。 予算概要説明書の9ページ、8番をごらんください。 歳入では、一般会計繰入金、歳出では主なものとして指定管理料、施設修繕料などを計上しております。歳入歳出予算総額はそれぞれ755万9,000円となり、前年度比1万5,000円、0.2%の減となっております。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 大熊湯原振興局長。 ◎湯原振興局長(大熊昭君) 失礼いたします。 議案第26号令和2年度真庭市温泉事業特別会計予算につきまして補足説明をさせていただきます。 同じ概要説明書の9ページ、9番をごらんください。 主なものとしましては、歳入では配湯使用料9,363万9,000円、歳出では配湯施設の維持に係る一般管理費4,903万4,000円を初め、足、湯本両温泉館の経常的な維持管理費のほか、足温泉館の改修事業に2,842万3,000円を計上しております。これらにより、歳入歳出予算の総額はそれぞれ1億4,145万2,000円となり、前年度と比較すると220万9,000円、1.6%の増となっております。 以上、補足説明といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 須田病院事務部長。 ◎湯原温泉病院事務部長(須田昌宏君) それでは、議案第29号令和2年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計予算の補足説明をいたします。 予算概要説明書11ページの12番をごらんください。 まず、収益的収入及び支出につきまして、収益的収入のうち病院事業収益の主なものは、入院、外来の診療報酬などによる医業収益、通所訪問リハビリテーション収益、訪問看護ステーション収益、居宅介護支援事業収益でございます。地域包括ケア病床を増床することによる入院収益増、また業務改善を行いまして、通所訪問リハビリテーションにおいて、従来の業務に加えまして短時間サービスを開始することによる収益増を見込んでいるところでございます。また、医業外収益では、他会計補助金、一般会計からの補助金が主で、病院事業収益の総額は15億6,729万5,000円となっております。収益的支出のうち病院事業費用の主なものは、職員給与、薬品代などによります医業費用、通所訪問リハビリテーション費用、訪問看護ステーション費用、居宅介護支援業務費用などで、病院事業費用の総額は病院事業収益と同額の15億6,729万5,000円となっております。 続きまして、資本的収入及び支出につきまして、資本的収入では出資金、企業債で総額は8,451万円となっております。 12ページをごらんください。 資本的支出では、更新に伴う麻酔機、眼底カメラなどの医療機器等購入費、企業債償還金で、総額は1億2,579万9,000円となっております。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4,128万9,000円は過年度損益勘定留保資金で補填しています。 以上、簡単ですが、補足説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(古南源二君) 補足説明が終わりました。 これで本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしました。 定例会運営予定に従い、次回は3月6日金曜日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を予定しております。開催については、本日御出席の皆様には別途通知をいたしませんから、御了承をお願いいたします。 それから、一般質問の通告期限は2月26日水曜日の正午となっておりますので、改めてお知らせしておきます。 以上、本日はこれをもって散会といたします。 大変御苦労さまでした。            午前11時46分 散会...