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真庭市議会 > 2018-12-11 >
平成30年12月第5回定例会-12月11日−03号

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  1. 真庭市議会 2018-12-11
    平成30年12月第5回定例会-12月11日−03号


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    DiscussNetPremium 平成30年12月第5回定例会 − 12月11日−03号 平成30年12月第5回定例会 − 12月11日−03号 平成30年12月第5回定例会 平成30年12月第5回定例会              真 庭 市 議 会 会 議 録              平成30年12月11日(火曜日)              ───────────────              議  事  日  程(第3号)  第1 一般質問              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件  日程第1              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              出  席  議  員(24名)    1番  氏 平 篤 正 君         2番  福 島 一 則 君    3番  山 本 久 惠 君         4番  妹 尾 智 之 君    5番  岩 本 壯 八 君         6番  竹 原 茂 三 君    7番  柴 田 正 志 君         8番  緒 形   尚 君    9番  中 元 唯 資 君        10番  柿 本 健 治 君   11番  岡 崎 陽 輔 君        12番  初 本   勝 君
      13番  大 月 説 子 君        14番  庄 司 史 郎 君   15番  長 尾   修 君        16番  入 澤 廣 成 君   17番  福 井 荘 助 君        18番  中 尾 哲 雄 君   19番  原   秀 樹 君        20番  古 南 源 二 君   21番  築 澤 敏 夫 君        22番  河 部 辰 夫 君   23番  小 田 康 文 君        24番  谷 本 彰 良 君              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              欠  席  議  員( 0 名 )              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              説 明 の た め 出 席 し た 者 市長       太 田   昇 君    副市長      吉 永 忠 洋 君 危機管理監    松 尾 憲 和 君    総合政策部長兼産業観光部統括監                                新 田 直 人 君 総務部長     須 田 昌 宏 君    総務部次長    澤 山 誠 一 君 生活環境部長   有 元   均 君    健康福祉部長   上 島 芳 広 君 産業観光部長   長 尾 卓 洋 君    建設部長     宮 本 隆 志 君 会計管理者    上 山 修 治 君    蒜山振興局長   大 美 昌 司 君 北房振興局長   竹 中 秀 美 君    落合振興局長   妹 尾 久 敏 君 勝山振興局長   河 内 勝 彦 君    美甘振興局長   高 見   智 君 湯原振興局長   大 熊   昭 君    教育長      三 ツ 宗 宏 君 教育次長     中 谷 由紀男 君    湯原温泉病院事務部長                                長 尾   修 君              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              事 務 局 職 員 出 席 者 議会事務局長   綱 島 直 彦 君    主幹       赤 松 ひとみ 君 主幹       南   俊 樹 君              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜             午前9時30分 開議 ○議長(長尾修君) 皆さんおはようございます。  ただいまの出席議員は24名全員であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年12月第5回真庭市議会定例会の3日目の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、タブレットに配信しておりますとおりで一般質問を行います。             〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(長尾修君) それでは、日程第1、一般質問を行います。  質問順位は既にお知らせしておりますとおりであり、その発言を許可いたします。  それでは、議席番号10番柿本健治君の登壇、発言を許可いたします。  10番柿本健治君。 ◆10番(柿本健治君) 改めましてどうもおはようございます。12月定例会2日目の一般質問ということで、トップバッターということで、通告しております大項目2点について市長の見解を伺いたいというふうに思います。  まず1点目に、会計年度任用職員制度への対応についてということでお尋ねをしておりますが、これは昨日同僚議員からも若干の質問がございまして、重複する点があろうかとは思いますけれども、議論を進めていければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  平成29年5月に地方自治法及び地方公務員法の一部が改正をされ、平成32年4月から会計年度任用職員制度が導入されることとなりました。このたびの法改正は大きな改正であり、現状、自治体には臨時非常勤職員等は存在しないということになっておりますが、このたびの改正により会計年度任用職員制度が創設をされ、任用根拠が明確化されたと承知しております。条例、規則などの制定はもとより、自治体職場における正規職員、非正規職員のあり方が大きく変わることとなります。平成32年4月1日に施行を想定すると、来年度の早い時期に制度設計を終え、会計年度任用職員の募集が必要と考えます。現在でも、子育て関係など福祉職種を初め、多くの職種において任期付職員の募集を行っても人材確保が厳しい状況にあると認識しており、一時的に臨時雇用で対応していると承知しておりますが、新たな会計年度任用職員制度への移行に当たり、会計年度任用職員の確保は行政サービスを維持する上で極めて重要と考えておりますが、市長の所見をお伺いをいたします。真庭市においても、条例、規則の制定に向け制度設計が検討されていると思いますが、検討状況について以下の点についてどのようになっているのかお伺いをいたします。  まず1点目に、現行法での非正規職員の位置づけは地方公務員法第3条第3項第3号、そして第17条及び第22条と任期付職員制度での任用が考えられますが、任用状況はそれぞれどのようになっているのかお伺いをいたします。  2点目に、任期付職員制度は今回の法改正の対象外と考えますが、御見解を伺います。  3点目に、総務省は平成32年施行に向け各地方公共団体の臨時非常勤職員等の人数や賃金など実態調査を実施したと承知しておりますが、どのように回答をされているのかお伺いをいたします。  4点目に、総務省の調査は、今後の地方財政計画策定に当たって係数反映が予測され、極めて重要と考えます。来年早々には総務省の予算措置ヒアリングが予定されてると伺っております。具体的な制度設計が不可避と考えますが、所見をお伺いをいたします。  次に、大項目2点目についてでございます。  湯原振興局の整備についてお尋ねをいたしたいと思います。  湯原振興局の整備については過去何度か一般質問をさせていただいておりますが、ここで具体的な実施設計に向けてという方向性が明らかになったということで、改めてお尋ねをしたいというふうに思います。  湯原振興局の整備状況について、9月から11月にかけ4回のワークショップが開催をされ、地域住民の意見集約に努められたと認識をしておりますが、ワークショップへの参加者は4回、延べ66名と少なく、意見集約にいま一つ尽力いただきたいと考えております。  振興局の整備方針ですが、振興局、公民館、図書館、そして市民センター機能をあわせ持つ複合施設としてこれまで以上に人が集い、にぎわいのある施設となるようにするとされておりますが、全く同感であります。複合施設として整備することにより、それぞれの持つ機能に弊害が起きないように努めていただきたいと考えます。例えば、各種選挙の実施に当たって、公職選挙法に基づく個人演説会等の開催が予測されますが、会場確保に障害を来すことがないような動線に配慮した設計が大切と考えますが、見解を伺います。現在示されてる整備イメージでは、市民センター、公民館機能等の会議スペースが不足しているように思われますが、見解を伺いたいと思います。  以上、この場からの質問とさせていただきます。 ○議長(長尾修君) 市長から答弁を求めます。  太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 柿本議員の御質問にお答えいたします。  会計年度の任用職員制度の関係でありますが、まず、この職員の確保ということについてのお尋ねがありました。昨日も申し上げておりますが、この制度改正は全国的に臨時非常勤職員任用制度の趣旨にそぐわない、沿わないような運用が見られて、適正な任用が確保されていないというようなところから、この会計年度任用職員としてきちっと整理をすると、そういうことで多様化する行政サービスを維持する上で必要な担い手を制度としてきちっとつくり出していこうというものであります。  今回の移行に当たりましては、真庭市としては会計年度任用職員に移行するものもありますが、それ以外にも任期付職員に移行するものとか、あるいは事務を委託するものとか、いろんな形で、だから全部、はい、会計年度任用職員とかというものじゃなくて、実態に合った形で真庭らしい全体の制度設計を行うことによって、人材確保に努めてまいりたいというふうに考えております。  それから、2点目の今の非正職員の任用状況はどうなのかということですが、29年度の延べ人数で見ますと、地方公務員法第3条第3項第3号の特別職非常勤職員、これは延べ612人ですが、えらい多いなというふうに思われますが、例えば鳥獣捕獲員が240人、真庭市の猟友会会員の方で鳥獣捕獲員という形になっていただいている方が240人いる。それから、学校評議員等が175名いる。それから、学校医、保健、保育園員等が122名、地域おこし協力隊11名等ということで、議員各位は御存じでしょうけども、市民の方には誤解がないようにしていただければというふうに思っております。何かえらい多いなというけども、実態はこういう実態です。  それから、地方公務員法の第17条の一般職の非常勤職員は、真庭ではこの制度使っておりません。任用しておりません。  それから、第22条の臨時的任用職員、これにつきましては、施設等の管理員、それから道路の整備員、クリーンセンターの作業員、事務補助員などの常勤臨時職員が延べ192人、月に数時間しか勤務をしないマイクロバス等の運転手さんとか、清掃員の人などを含む短期の臨時職員が延べ315人で、合計で延べ507人になっています。これも、数日のアルバイト的な、そういう方も入れてということであります。また、保育園の関係とかが多いんですけども、任期付職員については平成30年4月現在で248人です。  3点目の今回の法改正で任期付職員制度はどうなるのかということですが、任期付職員については、御存じのとおり、別の法律がありますので、今回の法改正の対象外というふうになっております。  それから、4点目の臨時・非常勤等職員の実態調査をどうしたのかということでありますが、実態調査は、平成29年度に在籍した全ての臨時・非常勤職員についてどのような任用根拠や勤務実態で任用されているのかを把握するということで、全国的に総務省が行ったものであります。平均給与支給額とか、臨時・非常勤職員に対する支出、共済組合への加入人数、加入者数、それから、一般職非常勤員、特別職非常勤職員、臨時的任用職員の人数とか募集、採用方法などについて照会がありまして、回答をしております。また、移行に向けての準備の進捗状況についても回答しております。  任期付職員に関して申しますと、ある段階ですけども、総務省が真庭市の昇給制度とかかなり評価しておりまして、私も公務員課でそういう話をしたこともあります。  それから、5点目の今後の具体的な制度設計についてどうなのかということですが、冒頭のところでも申し上げましたが、現在、臨時・非常勤職員の実態把握は済ませておりますので、今後は勤務条件、勤務内容を整理して、会計年度任用職員に移行するもの、任期付職員に移行するもの、事務委託などによって処理するものなど、いろいろな形で今までより適切な実態に合ったものとなるように具体的な制度設計を行う必要があると考えております。  10月に国からのマニュアルも示されております。今後職員の業務内容を整理して、改正事項だけ狭く、ここだけ改正、国が制度変えたからこうするんだというんじゃなくて、見直すべき事項については見直しを行って、適切な制度運用も含めて人事管理を行ってまいります。  それから、大きな2点目の湯原振興局の整備についてであります。  1つは、公選法に基づく個人演説会等の開催に支障がないよう設計に配慮しているのかどうかということであります。御存じのとおり、湯原ふれあいセンターに湯原振興局を移転させ、複合施設となることで選挙の関係だけではなく、さまざまな利用が予想されます。このことを前提に、改修に当たっては住民の使いやすさに重点を置きながら多様な利用に際しましてできるだけ支障がないような、そういうことを想定して施設の整備を行ってまいります。  例えば、先ほど御指摘のあった選挙中に施設内に期日前投票所が設置されると、一方個人演説会がホールで開かれると。その場合に、公正な選挙執行に影響を及ぼさないという配慮が必要だろうと思っております。したがいまして、個人演説会をするときには、建物への出入り口を分けるということで、期日前投票が行われてるところからは入らずに、そのもう一つ横にありますから、そこから入るように、そういうふうにして、期日前投票のところが余り見えないような、行けないような、そういう仕切りをするということにしたいと思います。また、ホールについて入りやすいようなスロープにするとか、そういうようなことも含めて配慮して、いろんな想定をしながら、100%のことできるかどうかというのはありますけども、そういうことを想定して、いろんな使い方について支障が出ないような、そういうことをしてまいります。  それから、現在示されている整備イメージで、会議室が不足しているのではないかということですが、よく見ていただければ、むしろ今までよりも改善されるということです。施設全体の29年度、昨年度の稼働率は、残念ながら10%です。現在でも、会議室が不足している状況ではありません。改修後においては、現在よりも全体で86平米広い254平米の会議スペースを確保しています。加えて、大会議室と小会議室は人数において分割できて、最大8室になるというような、そういうことであります。  また、新たに設ける交流スペースは、談話スペースとしての利用もできますので、お茶を飲みながら気軽に話の場として活用していただくと、あるいは観光客がはんざきセンターに行って、その後少し休むと。特に旭川の河原のほうが見えるような、そういう工夫もしておりますから、観光関係でも使っていただきたいというふうに思っております。  また、ホールについても、今までの実績を見ました。確かに400人集まってるときは、年に1回あるいは何年に1回かはあるんですけども、通常は一番多いのが200名ほどです。敬老会にも十分対応できるように250人の人が座れる広さを確保していますし、それをさらに超える場合には、待ち合いスペースを活用すれば300人程度の利用が可能になります。  したがいまして、改修後は利用者の使い勝手も向上するということになると私どもは考えております。 ○議長(長尾修君) 10番柿本健治君。 ◆10番(柿本健治君) ありがとうございました。答弁いただきましたので、もう少し議論を深めたいということで再質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、会計年度任用職員制度への対応ということで、法律改正はできましたけれども、まだ具体的に条例の制定に向けてどういうふうに制度設計していくのかということが、これ全国的に非常に低調だというふうに伺ってます。  しかし、2000年の地方分権一括法が施行して以来、国もこういう新しい条例制定するときに、かつてのような準則を示してこういうものですというふうな条例の方向性を示してくることはないと、そのことは重々我々も了解してます。  そういった中では、各自治体が自主的に条例をつくっていくということが今求められてるんだと思うんです。それで、そこの中で今回の会計年度任用職員の制度設計をどういうふうにしていくのかという議論をやっていかないと、先ほど質問を申し上げたように、行政サービスというのは人的なサービスなんですよね。ところが、今なかなか経済全体が少し景気が上向いてるということも含めて、人手不足になって、今国では今回の国会でも外国人労働者の雇用の拡大を目指すんだというような法律が新しくつくられた、こういう状況です。同じように自治体でも優秀な職員をどう確保していくのかということが大事なんだと思うんです。  それで、市長、きのうの答弁の中でも、真庭市の職員の公募については10倍以上の応募があるんだという。私も承知しております。非常にいいことだと。しかし、それはあくまで正規職員に対してであって、今の任期付職員だとか現在の臨時職員等については非常に確保に苦労している。さっき申し上げたとおりなんです。今回も補正予算の中で任期付職員の確保が難しいということで、予算措置を人件費を削減をして、物件費としての臨時賃金を増額するというような、こういうことをやらないと無理な、当初考えてたとおりに人が確保できてないと、これが市長、実態なんだと思うんです、今の。  そういう中で、今回の臨時、1年任期の新しい職員を任用するんだという法的な任用根拠がつくられたわけです。それに基づく新しい会計年度任用職員というのはどういう処遇にするのか、どういう勤務実態に、職種にその人を処遇するのかと、そういうことを早く決めて、住民の皆さんに理解していただきながら公募をしていくと、このことが非常に求められるんだと思うんです。そうしないと住民サービスの維持が確保ができなくなってくるんじゃないかと非常に危惧してるんです。そこの部分について、市長、どういうふうなお考えを持ってこれからの新しい制度設計をしようとされてるのか。もう少し市長の考えを伺えればと思いますが、いかがですか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  須田総務部長。 ◎総務部長(須田昌宏君) 平成32年4月の導入に向けまして、今後各部署にもヒアリング等を行いまして、先ほど市長が答弁しましたように、真庭市としましてよりよい形で任用ができますよう、具体的な内容につきまして検討し、条例改正等も行いまして進めていくというのが今のスケジュールでございまして、今現在の各部署へのヒアリングというものを1番にして、実態を把握して進めていきたいというように考えております。 ○議長(長尾修君) 10番柿本健治君。 ◆10番(柿本健治君) 各それぞれの職場の状況がどうなんだということの実態を把握しながら対応するというのは、今、部長言われのは、十分私も理解できます。  しかし、そのときに、今も申し上げてるように、具体的に市長、今さっき申し上げたように、保育園現場とかあるいは福祉関係職種を中心に、任期付職員として募集してもそこになかなか人材確保できない、これが今の実態なんです、市長。ですから、そこの部分をどうこれから埋めていくのかということも今回の会計年度任用職員制度の制度設計に当たっての大きな根幹になるんだろうと思うんです。現在よりも処遇だとか労働条件が悪くなるような状態じゃ絶対集まってこないんです、市長。そのときにどういう方針で今回の制度設計をやろうとしてるのかというのを示さないと。確かにもう一年あると言いながらも、32年4月1日にはこれ施行ですから、それまで、住民の人や周辺に周知をして、公募をして人材を確保しなきゃだめなんです。今さっき市長言われたように、現在臨時でおられる人をそのまま横滑りじゃないんだというふうに言われてるわけですから、私もそうすべきだと思いますから、そこの部分について、国の法律改正の中の議論の中でも、現在の臨時職員の身分を任用根拠を明らかにするとともに処遇の改善が要るんだというのが、今回の法改正の大きな趣旨ですよね、市長。そういう趣旨を踏まえて、真庭市としてどうするのかという議論が私は極めて重要なんだと思うんです。ですから、その辺を十分念頭に置いて制度設計していただきたいと思いますが。  もう一点、部長でもいいんですが、お尋ねしたいんが、今回、条例制定に向けて単独の会計年度任用職員の制度設計をした条例をつくるのか、現行の職員の中に部分的に入れるのか、どういうふうに考えられてますか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  須田総務部長。 ◎総務部長(須田昌宏君) 済みません。これから検討するということですので、まだ具体的には考えておりません。 ○議長(長尾修君) 10番柿本君。 ◆10番(柿本健治君) 明確にしていくためにも単独の条例つくって、その中で、これから会計年度任用職員の人材確保というのは恐らく極めて大きな行政サービスを維持していくために避けて通れない重要な部分にならざるを得ないんだと思うんです。本来なら全てが正規職員でいいんです。しかし、全部を正規職員にできないという今の現状、市長とはこの議論たびたびやらせていただいてるんで、そういう現状をある程度は了解をする上でも、任用の根拠を明確にする意味でも単独の条例にされるということを求めておきたいというふうに思いますし。  もう一点、条例制定に向けては、これからのスケジュール感としてはいつごろのスケジュール感を考えられてますか。どういうふうな今後のスケジュールとして。内容についてはこれから検討だというふうに今言われましたけども、スケジュール感はどうですか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  須田総務部長。 ◎総務部長(須田昌宏君) 先ほどと一部重複するかもしれませんが、今後各部署への臨時非常勤職員の所属する部署へのヒアリングを行いまして、その後勤務条件などの具体的な内容、それからシステム改修というのもございます。そういうことを検討いたしまして、条例規則などの例規整備を行います。そして、議会に上程するというような形になります。例年でいきますと、12月以降ぐらいに募集をしておりますので、それに合わせて対応していきたいというように考えております。 ○議長(長尾修君) 10番柿本君。 ◆10番(柿本健治君) 例年の流れというのはわかりますけれども、新しい仕組みにどうしてもなるんです。ですから、そういう部分含めて一刻も早い制度設計をやって、住民の皆さんに公募かけていくというのが私は正しいやり方だと思いますので、そこら辺のスケジュール感についてももう少し早目の対応をされるというふうなことを申し上げておきたいというふうに思います。  それと、もう一点、今度は任用根拠が明らかになって、任用職員の処遇も若干改善をしていく。そういうことになってくると、財源の問題というのは避けて通れないんですが、従来臨時職員の部分については物件費の計上ということで、国の地方交付税算定に当たっての基準財政需要額の中にも人件費相当として計上、カウントされてないというふうに認識しておりますが、今後はそこの部分も人件費としてカウントされてくるんではないかというふうに予測されます。そうすると、早い段階から総務省としては、それは財務省との交渉も含めて必要だと思いますので、来年度早々には実態調査をするというふうなことがさっきも申し上げたとおりで、やられるんだと思います。そうなると、基準財政需要額に反映される、そのためには今の地方交付税の制度設計、交付税の計算過程における見直しというのが行われるんだと思うんです。そのときに、国としてもこのように制度変更やるんだから、きちんと財源措置もやるべきですということが私は要るんだと思うんです。そこの部分についても、市長会等を中心にしながら、全国の地方六団体等のそういう機関を通しながらも国に対して財政措置を求めるべきだと思いますが、市長、その点についてはいかがですか。
    ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  太田市長。 ◎市長(太田昇君) おっしゃるとおり、これきのうもちょっと申し上げましたけども、全国的な話でありますから、十分市長会の中、それからまた知事会とか町村会とも調整してまいりたいと思います。  先ほどからお聞きしてまして、私ども、確かに実施32年4月に向けてきちんと計画的にやらなきゃいけませんけども、ほかの同規模団体がどういうふうにするとか、そういうこともありますので、うちだけ突出して早くというようなことにはならない。現実に今の進捗状況を聞いてますと、そういうヒアリングをしているような動きをしてる真庭市がかなり早い動きをしてるということですから、御心配ないようにしていただければと思います。 ○議長(長尾修君) 10番柿本君。 ◆10番(柿本健治君) じゃあ、とりあえず財源の問題については、国に対してもそういう地方六団体等を含めて国に要請をしていくということについては確認をしていただきたいと思いますし。  それから、真庭市だけが、市長、私、突出しろというふうに申し上げてるんじゃないんです。冒頭申し上げたように、今回の制度設計に当たっては全国的に極めて低調なんです。それで、低調な形で具体的に物が見えない段階で、例えば来年9月、12月になってどたばたで条例をつくって、何かよくわからない状態で会計年度任用職員を募集するんだと、これは絶対やっちゃだめなんだと思うんです。さっきも申し上げたけど、今回の国の法律のように、来年の4月から外国人労働者を受け入れるんだという、中身も何も決めないような法律つくっちゃう。こんなことを会計年度任用職員の条例制定に向けてはやっちゃだめなんです。  そのためには、確かに私真庭市がおくれてるというふうに申し上げてるんじゃないんですけども、全国的に議論が極めて低調なんで、そういうことも踏まえながら具体的なものをやっていくということが私大事なんだと思うんです。  そういう点では、市長御存じだと思いますけども、全国の町村長会が条例案のモデル案を示してます。そういうふうに地方六団体の中でもそういうことをやってる団体もあるわけですから、市長会の中でもそういうものを議論をしながら、早急に具体的な制度設計をやっていこうよと。中身については、恐らく自治体によって若干違うんだと思いますけど、大きい方向性は決められると思うんです。  そういう意味合いの中で、市長、真庭市が突出しろとは申し上げてませんけども、全体としてやっていかないと、優秀な人材が本当に確保できなくなるんじゃないですかというふうに思いますので、そこの部分については一刻も早い制度設計をやって、住民の皆さんに制度を説明をして、その中で優秀な方に会計年度任用職員として真庭市で働いていただきたい、そういうことをお願いすべきじゃないかと思いますが、トータルとして市長の御見解をもう一度だけ伺います。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  太田市長。 ◎市長(太田昇君) 私どもも、これはほかの民間でもそうですけども、生産年齢人口が減る中で、いろんなところでの人材確保が難しくなってきてるという、そういう厳しい状況というのは認識してます。これも重要ですけども、何よりも正規職員のところ、そこにきちっと優秀な人材を確保していくというのがまず一番大事であって、ここがそうでないというわけではないですけど、何をまずメーンに置いて、何を従にするのかとか、そういう何もこの制度が公務員制度をひっくり返すような制度じゃ全くありませんので。むしろ、この制度も使いますけども、先ほどから答弁してますように、これを機会にどういう形が本当に一番真庭市にとっていいのか、これは財源問題も含めて、そういうことで私どもは考えていきたいと思ってます。  昨日も定年延長の話が出ましたけども、真庭市の定年延長だけじゃなしに、60歳を過ぎた方が自己の存在感を持って生きることができるような、そういう意味での働く場の提供といいますか、そういう意味でのシルバー人材センターの中身の見直し、これも国のモデル事業を入れて今やろうとしてまして、そういうところを十分活用するというような方法もあるわけですから、会計年度任用職員のこのことばっかりというんではなくて、全体の見直しをかけていく中で、この制度趣旨に合った職種についてはこれにも適用するし、見直すものは見直して、そういうやり方を押していく、それが私は真庭流だと思っております。 ○議長(長尾修君) 10番柿本君。 ◆10番(柿本健治君) もう私も今市長言われたのと全く同感です。あくまで正規職員のところできちっとした確保をやっていく。しかし、それだけではどうしてもできないという議論が過去ずっと続いてきて、それが今までは臨時あるいは任期つき含めた非正規という形で取り扱われてると。だから、そこの部分を何とか整理をしていくという補完的な人材の確保ためにもそこを充実させるべきじゃないんですかというふうに申し上げてるんで、全く市長が言われたことに同感ですので、そういう方向でぜひ優秀な人材が真庭市に集まってこれる、そういう仕組みをぜひつくっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。  それでは、時間が少しなくなってきたので、湯原振興局の整備の状態についてもちょっとお尋ねをしたいというふうに思います。  さっき、市長の答弁の中で、これからの整備の中で全く支障がないようにはするんだと。私も全くそういうふうに、今の問題が全て支障があってもなくてもこれもやるんだというふうにやってるとは思ってないんです。できるだけいいようにやろうというふうに思ってるというふうに理解してます。  それで、従来までも大ホールの問題も何点か申し上げてきました。しかし、今回、ホールの面積の問題については、さっき市長が言われたような理由の中で縮小だというふうな方向性が示されて、一定の合意がつくられてるのかもしれません。しかし、大ホールの問題だけではなくて、あそこには公民館とか文化センターの機能が十分あるわけです。じゃあ、いろんな地域の各種団体が、夜も昼もというんですか、いろんな時間を通していろんな会議をやったり研修をやったり、そういうようなことがやれるスペースというのが、今、大会議室が1つです、これ大きいのを見ると。大会議室とあとどこでそういう会議とかそういうふうな研修をやるようなスペースが確保できてるのかというのが非常に気になったのが1点と。  それから、もう一点は、さっき市長、一つの例として私は個人演説会の問題を申し上げたんです。これは、なぜなんだといったら、市長御存じだと思いますけども、具体的に落合の総合センター、振興局の中で国会議員の選挙に当たって個人演説会を開催しようとしたら期日前投票との問題があって、若干トラブルじゃないけどもいろんな問題が起きたと、そういうことが今後も発生するんじゃないかと思ってるんですけども、そういうことを考えた整備をされたのかどうなのか伺います。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  大熊湯原振興局長。 ◎湯原振興局長(大熊昭君) 柿本議員の再質問にお答えをいたします。  会議室につきましては、現在、大ホールを含めて4室ございます。それが改修後につきましては、大ホールを含めて7室、そのうち室を分けて使用できるということになって、9室の部屋が活用できるということで、数としては十分足りると。それから、各サークル等の活動についても活用が十分できるように考えております。  それから、もう一点、期日前投票所とそれから講演会の演説会場についてでございますが、先ほど市長が答弁したように、それぞれ中の空間を仕切ることによって今回支障なく活用ができるということで、最初からそのことを考えておったかと言われますと疑問点ございますけども、最終的にそれぞれの方法によってきちんと選挙ができるというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(長尾修君) 10番柿本君。 ◆10番(柿本健治君) いやいや、今言われとるの、話がわからへん。どこに9室もあるんですか、この図面の中に会議室が。まずそれがおかしいのと。  それから、今の公職選挙法の問題、一つの例で申し上げたんであって、じゃあ個人演説会をするときの周知看板をどこに立てられるんですか、教えてください。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  大熊湯原振興局長。 ◎湯原振興局長(大熊昭君) 周知看板につきましては、共用スペースには立てることができませんので、今考えておりますのは、ふれあいセンター南側の入り口を入ったところに立てるということになります。  それから、部屋数につきましては、お手元に以前常任委員会でお示しをしました図面をお持ちかと思いますけども、その中で大会議室、そこが1スペースでも使えますし、間仕切りをしますと2つにも分けれます。それから、あとその左手にも相談室がございます。それから、ホールの隣に、今ホールの上側になりますけども、ここは多目的利用施設ということで部屋をとっております。それから、あと南側になりますが、図書館の南側のほうに小会議室、ここが1スペースもしくは2つに分けると2スペースとなります。それから、正面玄関、表玄関の右手、交流スペース、ここも活用できます。ということから、部屋数は先ほど申し上げた数になります。  以上でございます。 ○議長(長尾修君) 10番柿本君。 ◆10番(柿本健治君) 局長に申し上げとくけど、今、私何でそんな話しょうるかというたら、落合振興局で個人演説会をやろうとしたときに、従来まではここの真庭市は、久世も一緒なんですけども、久世公民館で個人演説会をやる場合には、建物が違うから玄関に立てられるんです、周知看板が。ところが、建物が1つになることによって、さっきも市長言われたけども、公正な選挙をやる上でなかなか期日前投票の投票所と同じ建物の外に個人演説会の周知看板が立てることが難しいんです。だから、条件つき的な許可なんです。落合の振興局で個人演説会をやろうとしたら、表側に大きい周知看板は立てないということを条件に個人演説会の許可になるんです。そういうことにまた湯原もなるんですかと言ってる。そういうことについてどういう配慮が出されてるんですかというのが、私には理解できないというのが、どうしても大きな観点なんです。過去にやったところでそういう失敗してるわけです。だから、じゃあそこの部分をどう改良するのかという、もう少し議論がなされてない。そこをぜひやっていただきたいというふうに思います。  それと、もう一つ、9室あると言われるけれども、私なんかも年に、何年に1回かもしれませんが、会議室でいろんな報告会やったり、私の後援会の会議をやったり、そういうことで何度か日を借りて使わせていただいてます。そういうことが、今後今のようなスペースの中で可能なんですか。もう一度お尋ねします。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  大熊湯原振興局長。 ◎湯原振興局長(大熊昭君) どの程度の人数をお集まりになられて開催をされるかというのはわかりませんけども、私どもが今計画しておりますのは、市長が申し上げましたように、最近の利用状況の最大でいきますと敬老会ということでございまして、250名までが入れば十分足りるのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(長尾修君) 10番柿本君。 ◆10番(柿本健治君) 時間がなくなりましたので終わりますけども、行政がやる何かの行事のときに使えればいいということではなくて、住民の皆さんが使うときに十分可能だということを念頭に置きながらこの制度設計は実施設計に当たっていただきたいと、このことだけ申し上げて私の質問を終わります。 ○議長(長尾修君) これで10番柿本健治君の質問は終わります。  次に、議席番号23番小田康文君の登壇、発言を許可いたします。  23番小田康文君。 ◆23番(小田康文君) 議席番号23番小田康文でございます。大項目2点、市長と教育長にそれぞれお尋ねをいたします。  まず、1点目、真庭市コミュニティバスまにわくんは誰のためのものかと題してお尋ねをいたします。  ことし、市内のある団体が真庭市コミュニティバスまにわくんを利用しての外出を計画し、運行委託事業者に相談をしたら乗車を断られたと聞いております。その団体は次のような提案したと聞いております。  1、子どもたちに公共交通機関であるバスを利用する体験訓練をさせたい、2、保護者が同乗するので乗車を許可してほしい、3、その団体が乗車予定の便に他の乗客が多い場合にはバスからおろしてバスを追走する乗用車に乗せるという配慮をするから乗車を許可してほしいと伝えたが、それでも乗車を断られたと聞いております。  また、市内のある子ども会で、これは数年前ですけども、夏休みに真庭市コミュニティバスまにわくんを利用しての遠足を計画し、事前に運行委託事業者に相談したら、運行目的が違うといって乗車を断られたと聞いております。  しかしながら、事前に連絡することなく、北房地区から真庭市コミュニティバスまにわくんを乗り継いで蒜山まで約16名で日帰り旅行をした高齢夫婦グループは何の問題なく乗車でき、非常に楽しかったらしく、また利用していきたいと言っていると聞いております。なぜこんなにも真庭市コミュニティバスまにわくんの乗車に際しての対応が異なるのか甚だ疑問であります。そこで、次のとおり市長にお尋ねをいたします。  1、真庭市コミュニティバスまにわくんは、利用できる人を規制する年齢制限などの規制がありますでしょうか。  2、障がいのある人や子どもの団体は利用できないのでしょうか。  3、車椅子での利用は事前に予約が必要で乗車場所が周辺の整備状況、歩道の有無などにより制限されるということは市も告知しており、残念ではありますが、現状では仕方がないという理解をいたします。しかし、結局のところ、今回紹介した2つの団体は事前に連絡したら乗車できないけれども、運行委託事業者に連絡することなくバス停に並んで待っていたら乗車できたのでしょうか。  4、コミュニティバスの利用率向上、収支の改善を図るためには、利用者に制限や区別を設けることなくどんどん利用してもらい、空気を運ぶのではなく、人を運ぶべきであると思います。市もホームページや広報物で市内外への積極的な利用を呼びかけております。今回問題提起した事例は市の方針とも相入れないと思いますが、市長の見解はいかがでしょうか。  5、利用率の向上、収支の改善を図るために、春休みや夏休みにキッズパスポートあるいは定期的に通院などで利用する高齢者に向けたシニアパスポートを発行する自治体があると聞いております。真庭市も検討するお考えはございませんでしょうか。  次に、大項目2点目、真庭市立小学校におけるいじめ対策についてお尋ねをいたします。  平成29年度の真庭市立小学校におけるいじめの認知件数は60件であり、児童数で除すると出現率は2.66%、岡山県全体では1,617件、出現率は1.59%で、真庭市は岡山県全体よりも1.67倍多いとなっております。認知件数、また出現率については、いじめ防止対策推進法の定義が教職員に周知徹底され、その定義に基づき軽微なものもいじめとして認知したために増加していると真庭市教育委員会は見解を示しておりますが、いじめの解消率は真庭市で56.7%、岡山県80.4%であり、岡山県全体と比較しても70.5%にしかなりません。そこで、次のとおりお尋ねをします。  1、岡山県全体におけるいじめの解消率は80.4%なのに、なぜ真庭市立小学校におけるいじめの解消率は56.7%にとどまっているのでしょうか。その原因は分析できておりますでしょうか。いじめ防止対策推進法に基づくいじめ解消のためのスキームに何か問題はございませんでしょうか。  2、真庭市立小学校において、いじめを認知してから解消に至るまでの期間は平均どれくらいでしょうか。平成29年度から平成30年度に解消を持ち越した案件、約26件についてはもう既に解消していると思いますけれども、実態はどうでしょうか。  3、真庭市立小学校におけるいじめ認知件数は、平成21年から26年までの6年間の平均である5.33件から、平成29年度は60件と10倍以上に激増しております。このことについて真庭市教育委員会はどのようにお考えなのか見解をお尋ねをいたします。  この場からの質問は以上であります。 ○議長(長尾修君) 市長から答弁を求めます。  太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 小田議員の御質問にお答えいたします。  まず、1点目、コミュニティバスまにわくんは利用できる人を規制する年齢制限などのことはあるのかということと、それから障がいのある人あるいは団体は利用できないのかということでありますが、そんなこと全然ございません。御存じのとおり、まにわくんは市内から民間バスが撤退して、公共交通の空白地になったことを受けて19年度から運行を始めた市民みんなの交通機関であります。当然ながら、年齢とか障がい者の身体条件、団体であるとかないとか、そういうことを全く要件としておりません。利用を規制するそういうものは何もありません。  それから、3点目の運行委託業者に連絡することなくバス停に並んで待ってたら乗車できるのかということですけども、予約型の運行路線、デマンドバスです、そういう特別な運行形態以外の通常路線では、乗車定員内であれば制限なく乗車できます。ただ、これも御質問の中にもありましたけども、コミュニティバスの車両の一部はバリアフリー対応でないということで、乗りおりに不便をかけるというような場合はあります。しかしながら、これもできる限りそういうことがないように、車両更新の際にはノンステップバスにするとか、車椅子対応車両などにするということで、新しく入れるものは少々お金がかかってもそういうことにしろということで指示をしているところであります。今年度も1台導入いたしまして、バリアフリー対応の車両は「まにわくん」の運行車両21台のうち13台までになっております。それから、車椅子対応車両は、蒜山便が2台、それから北房便が1台でありますが、今後も入れるときにできる限りそういう対応をしていきたいというふうに思っております。  それから、今回、私も御質問の中で初めてこういう実態を知りましたけども、市の方針と相入れないと思うが市長の見解はどうかということですが、全く相入れるものではありません。私どもは、共生社会、ともに地域社会で一緒に生きていくということ、それから子育てとか教育面に係る市の方針、そういう中でそれをきちんと言ってるわけでありまして、今回は委託業者だけの問題ではなくて、むしろ私どもの担当部署の対応に問題があったと思っております。議員が問題提起された事例については、相談された方と私どものコミュニティー不足、そして何のためにバスを運行するのか、何のために私たちは行政をしているのか、そういう相手の思いを十分酌み取らず、不快な思いをさせてしまったという対応でありましてそういう根源のところをきちんと考えて対応するようなことが非常に不十分であったと思っております。再度、この姿勢、何のために私たちは行政をしているのかということをきちんと考える、そういうことをさせるように指示をしたところであります。  これは、別にこのバスの問題だけではなくて、ほかにもそういうことがあるかもしれません。何も言われたことをはいはいと受けるのが行政じゃありません。しかし、どういうことを思ってこういうことを言っているのかということを十分考えた上で、そして私どもは何のために行政をしているのかということを考えていけば、それぞれのところでおのずから応用問題に対する答えが私は出ると思っております。完全に100%の対応ができるかどうかは別として、そういう姿勢で持っていけば、私はこういう問題は起こってこないというふうに思っております。  一方、言われたことをはいはいと言う、あるいは声が多ければそれに従うようなことも、これもいたしません。あくまでも真庭市民、4万6,000弱ですけども、市民の立場から公平公正な行政を行うということも、これは大切なことでありますから、はっきり物を言うときには物を言えということも言っております。そして、特に管理職はひるむなと、部下を守るときには守れと。しかし、このような問題のときには、根源的なところまでさかのぼって、叱るというんじゃなくて、物を考えさせる中で真庭市行政を進めていくというようなことでやっていきたいと思っております。  こういうことをしながら、一方ではこのバス、確かに市民の足というのを前提に運行を許可されとるというのはありますけども、それを原則とすれば、観光客の人に乗ってもらったらあかんわけで全然ないわけで、そのあたりも運用の問題としてやっていけば私はいいと思っております。そういう姿勢でまにわくんも運行してまいりますし、また先ほど申し上げましたような誰のための市政をしているのかということを十分頭に置いて、いろんな行政対応をしていくように、そういうようにしていきたいと思っております。  それから、5点目に利用率の向上、収支の改善を図るために夏休みなどでキッズパスポートあるいは高齢者向けにシニアパスポートを検討したらどうかというような御提案でありますけども、確かに夏休みに自由に乗れるようなモビリティーマネジメント、これは交通環境学習ということもあります。そういう観点からも有効であると思ってます。真庭、合併して広くなった。けども、十分真庭の中を知らないという子どもたちも多いと思います。湯原温泉、昔1回行ったなあというだけの人も結構多いと思います。そういうようなことをできる限りなくして、市民の中での交流ができるような、そういうことも必要だと思っております。夏休み期間中、子どもだけじゃなくて、親とかおじいちゃん、おばあちゃんなどが家族で真庭を周遊できるような、そういうパスポートを発行して、楽しみながら真庭全体を知って、また愛着も持ってもらうというような、そういうことも企画しようと思っております。  シニアパスポートについては、現在、真庭市で免許証を返納し、おかやま愛カードを持っている人に対して回数券を発行する、そういう事業、真庭市運転免許証自主返納支援事業を実施しておりますが、回数制限、55回があって、恒常的な支援が望ましいという意見もあります。それからまた、高齢者の事故防止の観点からも、おかやま愛カードの提示によって運賃を減免する制度、意見もありまして、高齢者の交通事故防止の観点から、おかやま愛カードの提示によって運賃を減免する制度に改めるような、そういう検討もしていきたいと思っております。  さらに、昨日も出ておりますが、公共交通の維持つまり市民の足確保というのは、高齢化社会を迎える中でSDGs未来都市として大変重要な施策であります。今、まにわくんが市内をつなぐ都市基盤の一つであること、そして市民の足としての価値があるということで十分御利用していただきたい。  そして、そのために、利用しやすいように私たちはどうしていくのかという工夫をこれからもしていきたいと思ってます。特に枝線部分については、これはもう抜本的な見直しをしなきゃならないだろうと。これだけ赤字が出る。確かに一人一人の市民の方は大切ですけども、実際には空気を運んでるような場合が多い。運転してる人もむなしいと思いますし、赤字もこれも大変ですし。  それから、まにわくんを利用できる地域の人はいいですけども、そういう人ばかりでもない。運転免許証の自主返納のときに回数券出してますと私が言ったときに、それはまにわくんに乗れる地域の人はええわなという市民の方の発言があったのを非常に強く記憶しております。満遍なくみんながどこまで利用できるのかなかなか難しい課題、そしてこれで今8,000万円以上の赤字、単費の赤字、ことしの予算では1億円ぐらい赤字になるような組み方ですかね。これはちょっと300億円の真庭市財政で、それも単費の1億円というのはもたないという現実もあります。そういうことも考えながら、しかし先ほど言いましたように高齢化社会の中で地域の足をどう確保する、真庭市内の足をどう確保するのか、それを真剣に住民の方の御意見もいただきながら考えていきたいと思ってます。理想ですけども、市民にとってもより使いやすく便利になり、そして真庭市にとっても喜んでもらいながら財政負担が赤字が軽減できるような、そういうような仕組みはもっとないのか、地域の方との協働作業の中でそういうことを考えていけばというふうに思っております。 ○議長(長尾修君) 教育長から答弁を求めます。  三ツ宗宏君。 ◎教育長(三ツ宗宏君) それでは、小田議員からいただいた真庭市立小学校におけるいじめの対応についてという御質問についてお答えをいたします。  まず、1点目であります。小学校におけるいじめの解消率、その原因分析、解消のスキームについてということですが、まずいじめの解消率についてであります。  これは平成28年度の国の問題行動調査、これより何を持っていじめが解消したと判断するのかという定義が変わりました。この定義が2つありまして、基準が1つはいじめがやんでいる状態が相当の期間継続していること、これが3カ月が目安だというふうに言われています。もう一つが、いじめがやんでいるかどうか判断する時点で当該児童・生徒がいじめにより苦痛を感じていないと認められることというふうになっています。そして、あわせて、状況によってですが、再発の危険性なども勘案して判断するということになっています。調査の実施が、これが3月末であります。ですから、解消率が56.7%となったのは、3学期に認知をしたもの、1、2、3月です、これについては3カ月を経過をしておらず、経過観察中というようにさせていただいております。したがって、解消というふうには上げておりません。また、事案によっては、3カ月以上経過を見る必要があると判断したものもあります。  それから、いじめの対応についてなんですが、これは昨日も申し上げたことと重なりますが、全児童・生徒を対象とした取り組みということを最重視はしていっております。学校でも家庭でもそうですけども、しっかり真庭の場合は小規模学校というお話もさせていただきましたが、つながりを大事にしながらそれぞれの場所で居場所がある、同時にそこで活躍の場がある、そういう集団づくりを軸にしております。  事案が発生したときですが、これは一人一人の子どもたちにしっかり向き合うことを基軸にしながら、1人の判断ですと迷うことがありますので、組織対応ということを常に意識して取り組みを進めております。  続いて、いじめの認知から解消までの期間、それから昨年度から今年度に持ち越した案件の解消実態についてであります。いじめの解消に至るまでの期間ですが、これは平成29年度に発生した事案については、およそ、これ何カ月と何日という形では出してないんですけども、期間の月平均という形でいきますと4.28カ月、4カ月ちょっとぐらいであります。29年度から30年度に解消を持ち越した事案についても、4.26カ月、ともに4カ月ちょっとということであります。持ち越した案件につきましては、学校からの報告により全て解消を確認をしております、現段階では。今後も、学年が変わっても、講師が変わっても、引き継ぎの不備のないようにしていきたいと、それで確実な解消を進めていきたいと思っております。  3点目です。いじめの認知件数の増加についての見解はどうかということですが、いじめの認知件数増加の要因については、これは議員もおっしゃったように平成25年にいじめ防止対策推進法が制定されて、いじめの定義が変更になりました。その中で、一定の人間関係にある児童・生徒が行う行為で行為の対象となった児童・生徒が心身の苦痛を感じているものとなりました。つまり、何らかの行為を受けた児童・生徒が、これは自分はいじめであるというふうに苦痛を感じていたらいじめという形になっています。これ、そういうふうにまずいじめの要件が変更になっております。  そして、昨日も申し上げましたけども、ほとんどの子どもが調査によるといじめの加害も被害も経験をしたことがあるというような回答も得ています。したがいまして、真庭市でも60件、確かに件数としては多くはなっているんですけども、各校が積極的に認知に努めたというように肯定的に捉えております。  重要であるのは、先ほども申し上げたことと重なるんですけども、いじめであるかどうかという判断はもちろん大事なんですが、子どもたちが日々学校で生活する中で起こってくることは、個別具体一つ一つ内容も違います。そういったことを見逃さないこと。そのためには、教職員がしっかり子どもに向き合うこと、あわせて気になる事案については保護者としっかり連携をとりながら確実に解消に導くことだと考えております。今後も多様な方法を用いながら、子どもの観察、それから解消に向けての努力を進めていきたいと思います。 ○議長(長尾修君) 23番小田康文君。 ◆23番(小田康文君) 御丁寧な答弁いただきました。再質問させていただきます。  先ほど市長の答弁でまにわくんは市民みんなのものであると高らかに述べていただきましたけれども、通常であれば、先ほど私が申し上げた事例のような事案がなぜ発生したかということを述べられるのですが、今回述べられなかったんですけれども、なぜこんな障がい者の団体あるいは子ども会といったものが乗車を拒否されたのか、その事案について原因が究明できておるようでしたら教えてください。原因は何だったんでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  有元生活環境部長。 ◎生活環境部長(有元均君) お答えします。  まず冒頭に、この事案につきましては、まさに市民福祉の向上を担う公務員のあり方として非常に大きく逸脱していたということで、関係者の皆様におわびを申し上げたいと思います。申しわけございませんでした。  原因につきましては、実はコミュニティバスといいますのが、乗り合い乗車という形態をとっております。団体の貸し切りでありますとか、そういうものは一応乗車できないということになっておりまして、その部分がコミュニケーション不足で、当然御提案の中でも乗車定員を超える場合にはそういう対応をするという話があったんですけれども、まさにコミュニケーション不足ということで、これは本当にもう真摯に反省するべきことだというふうに思っております。  以上です。 ○議長(長尾修君) 23番小田君。 ◆23番(小田康文君) 確かにコミュニティバスというのは、従来の民間事業が行う定期バスと違っていろんな制約、いろいろな規則に基づいて運行されているのは承知しておりますけれども、基本、先ほど部長も言われました。市民のものであるということでありますから、今後は絶対こんなことがないと思っておりますので、そのことについてしつこく言うつもりはありませんが、コミュニケーション不足ということでもありますけれども、この運行事業者は公募型プロポーザルで選定されたと思っておりますけれども、そういった事業者からのプロポーザルにはこのことについて何も記載がなかったでしょうか。利用の最大化あるいは障がい者、子どもたちに対する配慮というものについての記載があるようなプロポーザルであったんでしょうか、お尋ねをいたします。 ○議長(長尾修君) 有元生活環境部長。
    ◎生活環境部長(有元均君) 特に明記はしておりませんけれども、当然、市の方針というのは業者にも伝えております。丁寧な対応をするということが、もうまさに公共サービスとして行う場合には留意すべき点であります。今後、明記していなかった部分で明らかでなかった部分につきましても、業者のほうにも、それから当然担当部署のほうも意識を改めて対応してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(長尾修君) 23番小田君。 ◆23番(小田康文君) 今後、一切このような事案が発生しないということで締めまして、次お尋ねしますけれども。先ほど御提案申し上げましたキッズパスポートあるいはシニアパスポートについて、検討されるということであります。平成19年から運行が始まりまして、11年間定期券のようなものが一切これまでなかって、回数券だけの配付であったというように思います。確かにどこで販売する、発行するという問題がありましょうけれども、利用者の利便性の最大化を図るという意味であれば、キッズパスポートあるいはシニアパスポートに足して定期券の発行みたいなものも、あるいは交通系ICカードの利用みたいなことも考えてもいいのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  有元生活環境部長。 ◎生活環境部長(有元均君) 定期券等についても検討した経緯はございますが、今は回数券ということで対応させていただいております。といいますのが、通常定期券等になりますと料金割引というのが発生します。今、料金自体が200円ということもありまして、実態として定期券の発行よりも回数券でということで今対応させていただいているのが現状であります。  以上です。 ○議長(長尾修君) 23番小田君。 ◆23番(小田康文君) 200円の乗車料金が非常に安いというのは、多分利用者もわかってると思います。私も安いと思いますし、それから子どもが通学で使う保護者さんが負担する金額も普通のバス事業者より安いですから。ですから、定期券を発行することによって安さを求めるための定期券ではなくて、一々支払いに回数券を切って渡さなきゃいけないとか、そういったことの利便性の向上についての考えについてはいかがでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  有元生活環境部長。 ◎生活環境部長(有元均君) 運用面も含めて今後検討したいと思います。 ○議長(長尾修君) 23番小田君。 ◆23番(小田康文君) 次、教育長にお尋ねいたしますけれども、確かにいじめというものがこういうものであるという定義が変わったと、それから各学校において教職員の先生方が意識を改められて、どんな小さなものでも認知をして取り組むんだという姿勢によって件数がふえたんだということは、理解をいたします。また、解消に至るまでの相当の期間、3カ月間を見るんだということで、非常に長い期間を、先ほどの話だと4.28カ月、あるいは平成28年度は4.26カ月の平均的な期間かかっているのでございますけれども、実際にはどれぐらいでしょうか。4.28カ月、実際には日数で言えば130日ですよね。1年の3分の1を超えちゃうんですけども、実際にはそれだけ子どもたちが苦痛を覚え続けるのは長過ぎると思うんですけれども、実際には、例えば認知してから法の定義的には3カ月だけども、実際には2週間以内とか1週間以内とか、そういった実態の数字があると思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  三ツ教育長。 ◎教育長(三ツ宗宏君) おっしゃるとおりであります。今回のいじめの法改正によって、けんかによりお互いにけんかをしたとしても一方が被害を受けた、そうした場合、精神的な苦痛を感じたというような場合もいじめとしてカウントをして上げてます。したがいまして、そうした場合はお互いが仲直りをして、その後同じ状態が続かないということで非常に解消が早い、実態としての解消は早い。ただし、それについても3カ月は見守っていきましょうということであります。ただ、物によってはなかなかいじめの事実の把握自体も難しい場合もありますし、確執が生まれて長く続くものもありますので、実態によってまちまちだということであります。 ○議長(長尾修君) 23番小田君。 ◆23番(小田康文君) あと、先ほど、教育長の答弁の中、いじめの加害者あるいは被害者になったことがあると答えた子どもたちはほとんどだとおっしゃられましたけれども、実際に数字で上がっているのは60件であります。そこの線引きはどこにあるんでしょうか、教えてください。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  三ツ教育長。 ◎教育長(三ツ宗宏君) これは、国立教育研究所というところが2年間にわたって子どもに調査をして、3年だったかもしれません、申しわけないんですけれども、調査をして、その全ての時間において悪口や冷やかしを受けた経験があるということが9割、あるいは自分がしたことがあるというのも9割という調査結果が出ています。いじめの認知というのは、その時点、その時点で認知をしていきますので、表面に出てこないものというのは当然あると思いますし、全てが全て把握し切れている数だとは思っておりません。 ○議長(長尾修君) 23番小田君。 ◆23番(小田康文君) 平成29年度の60件の中に、いわゆる重大事案というようなものがございましたでしょうか、教えていただけますか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  三ツ教育長。 ◎教育長(三ツ宗宏君) 重大事態、これは要件が2つありますけども、いじめによって心身に障がいを受ける、苦痛を感じるということと、それによって長期に学校を休まざるを得なくなると。この件につきましては、昨年度、1件の報告をさせてもらっていただきました。  以上でございます。 ○議長(長尾修君) 23番小田君。 ◆23番(小田康文君) もうこれ以上お聞きすることないんですけども、私自身も小学校のときにいじめに遭いました。小学校3年生のときでしたけども、そのときに一番苦痛、学校が嫌になったのは、先生が話を聞いてくれない。先生が私の言い分に一切耳を傾けてくれないということが非常に苦痛でありましたし。それから、高学年のときには自殺を考えたこともあります。それを数十年たってその相手に言ったときには、彼は絶句しておりました。そういったことが、自分、私が嫌な思いをしたから、そういうことは一切あってほしくないと思って今回質問させてもらいましたけれども、先生方は今、全員、全力で取り組んでおられると思いますけれども、子どもたちの声に全ての方が耳を十分傾けることをお願いしまして、私の質問を終わります。大変ありがとうございました。 ○議長(長尾修君) これで23番小田康文君の質問は終わります。  ここでしばらく休憩といたします。  再開は10時55分といたします。             午前10時46分 休憩             午前10時55分 再開 ○議長(長尾修君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議席番号5番岩本壯八君の登壇、発言を許可いたします。  5番岩本壯八君。 ◆5番(岩本壯八君) 議席番号5番岩本壯八でございます。  大項目1点目は、野猪と書いて、「やちょ」というそうですけども、野猪等防護柵設置事業補助金交付規程の柔軟な運用についてであります。  過去、定例会の一般質問でもたびたび論議されてきた課題ではありますが、今なお有害鳥獣による被害は少しずつ範囲を広げつつあるのではないかと感じております。こうした被害を減少させるためには、市長の言葉をかりれば、攻めの捕獲と守りの防護を同時並行で行わなければなりません。  捕獲においては、有害鳥獣駆除事業で毎年2,000頭を超えるイノシシや鹿、猿などが駆除され、一部はジビエカーの導入により地域資源として有効に活用されようとしております。  一方、守りの防護に関しては、年々予算を増額し、地域ぐるみで電柵やトタンなどが設置されているものの、特に電柵の場合は管理不足からイノシシの侵入を許してしまったというケースもあるようです。そのため、鹿にも対応したワイヤーメッシュ設置がふえてると聞いております。イノシシ被害は、農作物や田面に限らず、最近は他のあぜや用排水路などの農業施設にも及んでいるため、1年を通しての防護対策が必要となっております。  我が市においては、真庭市野猪等防護柵設置事業による補助金を交付して防護柵の普及を図っているところでございますが、同交付規程によれば、農作物被害という観点から、収穫後作物が立ってない状況ですけども、収穫後の田畑を対象とした事業補助金は交付しないこととなっております。この規定により田に新たに設置する場合、あるいは電柵からワイヤーメッシュに変更する場合の申請時期は限られ、1年間のうちでおおむね4月上旬から9月下旬までしか認められず、それ以降は年度を超えなければ実施できない現状があります。次の年の作付に向けてイノシシ被害から農地、農業施設を守るためには、農作物のない期間での事業実施及び補助金交付も認めるべきだと考えますが、市長の御所見をお伺いいたします。  大項目2点目は、空き家予防対策についてであります。  空き家対策は、全国的にも大きな課題となっており、国においては2014年11月に空家等対策の推進に関する特別措置法が議員立法で可決され、自治体による立入調査や指導、勧告、過料等に関する規定が示されております。我が市においても、明年3月定例会には真庭市空き家等適正管理条例を上程する予定であることから、特定空き家、これはそのまま放置すれば倒壊の危険がある建物でございますけれども、特定空き家対策に向けて大きな前進が期待されます。今までこの課題については市長や同僚議員からも多くの発言がありましたが、昨日もありましたが、既に発生している空き家対策が中心であり、空き家予防という観点からの言及はなかったことと理解しております。既存の空き家への対応も大変重要ではありますが、今後ますますふえるであろう空き家予備群に対する同時進行の対策も必要ではないかと思いますが、市長の御所見をお伺いいたします。  以上、この場からの質問とさせていただきます。 ○議長(長尾修君) 市長から答弁を求めます。  太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 岩本議員の御質問にお答えいたします。  私も野猪と、ああ、そう読むのかということで勉強させてもらいました。イノシシなどの有害鳥獣による農作物の被害を防止して農業者等への安定した農業経営に資するために、真庭市野猪等防護柵設置事業を実施しております。農地等への有害鳥獣の侵入を防ぐために設置する電気柵あるいはワイヤーメッシュ、トタン等の資材購入に対して補助金を交付しております。これまでは農作物の被害防止の観点から補助対象とする農地を現に作付している農地ということに限定しておりましたけども、近年は作付前とかあるいは収穫後も農地等へ侵入して土を掘り起こす、ミミズを食べるとかということもあります。そういう被害が増大してますので、必要な場合にはそうかたいこと言わず、作付してない時期でも交付の対象とするという運用の見直しをしております。  私も前に申し上げたこともありますけども、もう個別対応でしても余り効果がないというのが出ております。その地域、集落全体、もう入らないと、入れないというようなことをしていかないと、そういう意味では集落全体で取り組んでいただくという方向でお願いしたいですし。そのために、あんたところのここは作付してないからとか、そういうけちなことは言うつもりはありません。要は何のためにやるのかと。効果的にやると、効果出るためにやるということで、私どもも対応してまいります。  また、本年度から鹿への対応策としてワイヤーメッシュの設置を働きかけておりまして、これをさらに推進してまいります。そういう厳しい状況でありますけども、今、猟友会の皆さん方初め、いろんな方々に頑張っていただいております。有害鳥獣の駆除班の成果を申しますと、28年度にはイノシシ1,990頭、ニホンジカが256頭、猿50頭、29年度にはイノシシが1,253頭、ニホンジカが231頭、猿51頭捕獲しております。また、おりも有効なということもありますので、市としても28年度から捕獲おり108基を導入するというようなことをしております。  しかし、どうも鹿が物すごくふえて、むしろ山からイノシシを追い出してる。そのイノシシが出てくる。人家の周りが荒れ地ですから、イノシシも人家と自分たちのエリアとのすみ分けがわからなくなって、で出てくるような、本当に悪循環といいますか、になっております。  市民の方の御協力もいただきながら、とにかく有害鳥獣を減らし、そして農作物被害ももちろんですけども、まだ正直言いまして植林が十分できてないから山の被害が少ないですけども、これから皆伐して植林をしていかなければならない。そうすると、植えてから3年ぐらいの木の若芽をぽっと食べられるともう終わりですから、そういう意味ではイノシシも駆除をしなければなりませんけど、鹿の駆除も徹底的にやらなきゃならないというふうに思ってます。猿も大変なんですけど、これどうしていくのか、本当になかなか猿より私のほうが知恵がございません。  それから、空き家予備群の話でありますけども、昨日も空き家についての御質問があって答弁して、その中で単なる調査じゃなくて、住民の方々、地域の方々でやっていただくというのが効果的なのでそういう方向でということを申し上げましたが、この空き家予備群についてもそうしなければ効果は出てこないというふうに思っております。議員の御指摘のとおり、空き家予備群についてもどうしていくのかというのを考えていかないと、大変なことになると思っております。単身で暮らしている高齢者が施設に入るとか、都心に暮らす子どものところに転居することによって空き家になる、そういうケースもありますし、それから商店街の店舗を廃業して空き家になるとかということで、確実に予備群となっているものがたくさんあります。これに対して手を打っていくということでありますけども、単身で暮らしている高齢者の息子さんに帰郷、帰ってくるということを呼びかけたり、農作業ができなくなる前に農地を若い担い手に継承したりというような、そういう農業政策とかとも関連していかなきゃならないというふうに思っております。  こういう声かけは、市民の方だけでもできないし、行政だけでもできないと思ってます。そういうことで、今、地域づくり委員会をおおむね小学校校区、これは単位によって話の中で意見を出していただいて、最終的には行政と調整しながら決めていけばいいと思いますけども、そういう小さい単位にしていこうという動きをしておりますが、それと並行して、きのうから申し上げておりますように、地域住民の方による空き家調査、そしてまた空き家予備群も含めてできたら調査してもらって、余り複雑な調査をしてもらうということになるとまたできない面もありますけども、そういう実態を把握してもらって、そしてその住居の方とともに地域の中でどうしようかというような話をしていただければありがたいと思っております。そういうことで、プライバシーを守りながら空き家あるいは空き家予備群の実態をつかみながら、私どもと行政と地域、そして所有者、住んでる方一緒になって、空き家がなるべく発生しないように、そして発生すればまたそれに対する対応をすると、適切に対応するということをしてまいりたいと思っております。今も重要案件ですけども、来年度も引き続き重要案件として対応してまいります。 ○議長(長尾修君) 5番岩本壯八君。 ◆5番(岩本壯八君) それでは、再質問させていただきたいと思います。  通年を通じて補助金も、それから事業実施もできることで答弁をいただきました。この補助金の交付規程の中に第3条に補助事業の対象費用というのがございます。その中で有害鳥獣被害を防止するために必要な侵入防止柵資材購入費を出すということですね。ただし書きがありまして、ただし5年以内の再設置については補助対象外とするという規定がございます。これの規定が平成18年にできておりますが、その当時はまだイノシシという部分の被害とか余り言われてなかった時期だと思いますけども、さっき市長が言われましたように、今はもう鹿の被害が大変ふえてるということで、5年以内に例えば電柵をしてこれでは鹿を防ぎ切れないということでワイヤーメッシュを追加してしようとしても、この規定ではできないことになっております。いうことから、これはなかなか合理的でないもんだと思いますので、この5年規定、同じ機能をつけるというのはもちろんこの規定どおりにすればいいと思いますけども、違う種類の防護柵をつくる場合は、この規定以外のでできるようにということは考えられませんでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  太田市長。 ◎市長(太田昇君) 先ほども答弁いたしましたように、費用の問題というのはありますけども、野生鳥獣の被害をできるだけ少なくするというのが目的ですから、そうかたいような機械的な規定じゃなくて、もっと柔軟に実質的に効果が出るような対応ができるということでその規定も変えていきます。 ○議長(長尾修君) 岩本壯八君。 ◆5番(岩本壯八君) それでは、次の空き家予防についてでございます。  先ほど市長からも空き家になる要因というのを幾つか挙げられましたけども、空き家になったというのにはさまざまな原因があろうかと思います。若い人が都会に出て帰ってこないんだというのは、これも大きな原因でありますけども、中にはそもそも相続する人がその家にはいらっしゃらない、子どもさんがいらっしゃらない、相続人の所在もわからないという方がいらっしゃると思います。また、相続人はいても相続しないであろうという場合、また相続手続がたとえできても賃貸や売買での親族の同意は得られない、兄弟とかそういった親戚の方が売ることは許さん、貸すことも許さんという、そういうような場合、それから相続ができたとしても実際に管理される方がいらっしゃらない、それから所有者が意思能力のない認知症に罹患して手続ができない、こればっかりじゃないと思います。さまざまなそれぞれの要因があると思います。  空き家という本質には、こういう問題、課題を抱えておられる方が死亡された場合に家が放置されてしまうんではないかというふうに思います。それがやがて本当に倒壊の危険がある特定空き家になってくるのが、これが空き家の図式ではないかというふうに思います。  このように発生原因は所有者の死亡が大多数でありますけども、今後、空き家予備群であります独居老人、そしてまた核家族の高齢者世帯がどんどんふえていくことがもちろん予想されるわけです。実際にふえてます。したがって、空き家の数は今後加速度的に増加することが確実ではないかというふうに思います。今、行政がやっております空き家対策等もいつまでたってもイタチごっこということで行政での対症療法的な対策ではもう追っつかなくなってしまうのが大変危惧されるわけでありますけども、そういう中で高齢者に対しまして空き家予防の意識づけをしていただくのもこれは必要ではないかというふうに思います。  そこで、市では空き家対策計画の策定委員会を設置し、また条例の制定を予定しておりますけども、予防対策の観点も入れたまた計画、また条例にすべきだと思いますが、その点再度の質問になるかもわかりませんけど、どうでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  宮本建設部長。 ◎建設部長(宮本隆志君) 岩本議員の御質問にお答えいたします。  まず、条例ですけども、現在、最終的に先ほど市長の答弁にありましたように、3月に上程する予定で最後の詰めに入っているところでございます。  空き家の予防につきましては、総合政策部とともにこれから先に考えていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○議長(長尾修君) 5番岩本君。 ◆5番(岩本壯八君) 計画の議題に入れるのか、条例の中にも入れるかという、そこら辺が今の答弁ではよくわからなかったんですけど、再度お願いできますでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  宮本建設部長。 ◎建設部長(宮本隆志君) 条例に関しましては、当然空き家の活用です。それから、危険家屋、特定空き家の対策も当然2本の柱でいくわけでありますけれども、当然空き家を防止するというふうなところも考慮していきたいというふうに思ってます。 ○議長(長尾修君) 新田総合政策部長。 ◎総合政策部長(新田直人君) お答えいたします。  議員おっしゃるとおり、空き家予備群、今後加速度的にふえていくんじゃないかということを懸念してしております。空き家を活用するといった場合でも、人が住まなくなると傷む、特に水回りとか使えなくなってしまいますので、できるだけそういったこれから空き家がふえていく前に対策打っていくことというのは非常に大事だと思ってます。  そういった中で、先ほど市長からの答弁でもありましたけど、空き家調査の中で既にあいている家だけじゃなくて、ちょっと複雑になるということがあるかと思いますので、どこまでできるかあれなんですけども、空き家予備群に関しても家族の方と話し合う、対応するということが必要なんじゃないかなと思ってます。  あと、息子さんがなかなか帰ってこないというのも、例えばお盆の時期に帰郷されたときに、我々のほうでも例えばスーパーでふるさと納税やりませんかとかという働きかけをやってるんですけど、そういった形で地域に帰ってくることを促すようなことというのも重要なんではないかと思います。  そうした中で、空き家調査やる中で、条例に予備群も書き込むかどうか、それも検討して今後進めていきたいと思ってます。 ○議長(長尾修君) 5番岩本君。 ◆5番(岩本壯八君) それでは、ここで空き家予防に取り組んでおられる事例を何点か紹介したいと思いますけども。真庭市に当てはまるかどうかはこれわかりませんけども、IT企業のサテライトオフィスの誘致で知られております徳島県の神山町です。ここでは、若年層の流入が今続いているそうでございまして、移住希望者に紹介可能な物件が不足している、うらやましい話なんですけども。そこの町では、高齢者が居住する古民家などを事前に登録する仕組みをつくっているようでございます。お家長生きプロジェクトというそうでございますけども、これを創設して、本人や親族間の相談を踏まえ、プロジェクトに登録後、目印のお札、お家長生き宣言を玄関先に掲げる制度で、事前に意思表示を行う臓器提供ドナー登録の住宅版という、そういうようなやり方。  これのメリットが、対象住宅が空き家になると町の移住交流センターが入居者のあっせんを支援していくんですけども、高齢者も将来の賃貸や売買に備えて維持管理を行う動機づけになっているということで、誰かに引き継ぐという思いが適正な管理を促して、若年層の入居によって町の活性化に役立つということでされているようでございます。  それから、もう一つ、これは神奈川県の松田町、ここでは高齢者に空き家発生予防の啓発活動というんですか、そういったことをやっておりまして、空き家発生予防のためのリーフレットを町で作成されて、高齢者の方に配付されている。また、終活講演会兼空き家予防講演会を開催して、終活に向けて自分の家をどうするのか、そういった説明会を開いているということ。また、個別相談会を設けて、それぞれの個々の相談に乗っているという、そういうような取り組みもされてるところもあります。  また、三重県の津市ですか、ここでは市のホームページに空き家にならないためにこういった今からの準備をするとか、手続をするとか、どこで相談するとか、そういったようなホームページに掲げてるとこもございます。  これらの共通する部分は、空き家予防対策を地域づくり、またまちづくりとして、所有者も、また地域の安全・安心も含めた政策として取り組んでいる点ではないかというふうに思います。全ての空き家が予防できるわけではありませんけども、一定程度の歯どめはかかるのではないかというふうに思います。  とはいうものの、市でできる範囲はどうしても限られてまいります。その場合、専門家であります司法書士会ですとか、そしてまた不動産業者との協働、連携というのは欠かせないのではないかというふうに思います。  ここで質問させていただきますけども、三者連携による空き家の発生予防するための相談窓口ですとか、それから各種媒体による啓発活動、また空き家予防のそういった説明会とか講演会、そういったようなものを開催するべきであろうかと思いますが、その点いかがでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  太田市長。 ◎市長(太田昇君) 今、議員が御紹介くださったような例も全国ございますし、それからきのうも答弁で申し上げましたが、中和のえがお商店、空き家調査をする中で住んでるおばあちゃんがここをこう使ってくれたらどうというようなことで、そこを整備して使って、今たまり場になってると。聞くところによると、そういう宅建とかの免許も自分たちでとって、もっと住みやすいようにしようとかというような動きもございますし、そういう真庭の中でも地域と結びついて空き家予備群対策を打って、そして一定の今成功しつつあるやつもございます。そういう全国の例、それから真庭市の実績、そのあたりを私どもの関係する組織の人間の共有認識として空き家対策を含めて地域の活性化、そして人口流入、そういうことに全力を挙げて取り組んでいこうと思います。  来年度予算の議論、まだ私のところまで来ておりませんけども、若干そういう議論が組織の中できちんと行われているかどうか、正直言って不安なんですけども、全力挙げて今申し上げましたことに取り組んでいくということを改めて指示して、対応してまいりたいと思っております。 ○議長(長尾修君) 5番岩本君。
    ◆5番(岩本壯八君) ほかにも賃貸物件の空き家対策も重要ではないかというふうに思います。空き室の多い古くなった物件へのリフォーム等に関する制度説明会なんかも開催して、空き家の利用促進も図ることで大型の空き家の予防にもつながっていくのではないかというふうに思います。加えて、元気なうちに一戸建てから賃貸物件への住みかえを促すことで、また空き家になる前の良好な状態での活用が図られることも1つありますので、所有者にも安心にもつながっていくのではないかというふうに思います。賃貸物件の空き家対策も重要でありまして、こうした方々への周知も必要ではないかと思いますけど、それに対してはどうでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  新田総合政策部長。 ◎総合政策部長(新田直人君) お答えいたします。  賃貸物件の空き家対策に関しましても、今、交流定住センターのほうで移住者に対するいろんな相談やってますので、そういった物件も紹介するような形で空き室対策にもつなげていけたらなというふうに思っております。  あと、お年寄りの賃貸物件の住みかえに関しても、先ほどお話ありました空き家対策の啓発とか説明会とか、そういった場を通じてやっていけたらなというふうに思っております。 ○議長(長尾修君) 5番岩本君。 ◆5番(岩本壯八君) いずれにしても、これからどんどん空き家はふえていくわけでございますから、また地域の方も含めて、地域でどうやったら空き家を有効に活用できるかということも地域の課題としてまた考えていくべきでありましょうし、また行政としてもできる範囲で、また関係機関との協力を得ながら少しでも不良な空き家にならないように努力していただければと思います。  以上で質問を終わります。 ○議長(長尾修君) これで5番岩本壯八君の質問を終わります。  次に、議席番号20番古南源二君の登壇、発言を許可いたします。  20番古南源二君。 ◆20番(古南源二君) 議席番号20番古南源二でございます。  今回は、地域ビジョンはプレゼンテーションでやってもらったらどうかと、そういったことと、それから学校の授業に起業についてキャリア教育したらどうかという、この2点についてお尋ねをしたいと思います。  まず初めに、地域ビジョンをプレゼンテーションすることについてから始めたいと思います。  先般、11月1日と2日に舞鶴市で開催されました第12回全国水源の里シンポジウムという会に参加してきました。初日に、東京大学名誉教授であります大森彌さんの基調講演がありました。その中で田舎のまちづくりのヒントになることが幾つかありました。都会にはない田舎のよさがあり自然を体験しなくて大人になったのではよくない、お年寄りが子どもを都会に追い出してきたのではないか、都会に出ることはとめないが帰ってくる人になってもらいたい、田舎に仕事がないというなら仕事をつくればよいのではないかというようなお話をされておりました。  また、島根県浜田市でローカルジャーナリストとして活躍されておられます田中輝美さんは、いきなり移住することは難しいから、観光以上にかかわりを持ち、移住未満の関係人口をふやすことが田舎では大事なことだとも話されておられました。市長の所信表明の中にもこの言葉が出ておりました。  2日目には、東舞鶴インターチェンジ近くの布敷という160人余りの集落を視察しました。地域の方のお話では、地域ビジョン策定委員会を立ち上げ、地域資源を活用し、住民が憩い、訪問者も楽しむことができる拠点づくりを継続的に取り組むことができるように活動をされておられました。竹やぶを切り開き、憩いの広場の整備もされておりました。  また、京都府の地域主導型公共事業制度を活用されまして、道路の拡幅なども行っていました。市長はこの制度をよく御存じと思います。真庭市もこのように地域ビジョンなどをプレゼンテーションしてもらって、補助事業の採択をしたらいかがでしょうか。真庭市内でも、体験ツアーのような活動をされている団体もありますし、補助金を利用して活動されておられます。関係人口をふやす取り組みなどは、ある程度継続する必要があります。申請書だけで審査するよりは、団体の取り組む姿勢がより鮮明に見えるので、プレゼンテーションということは打ってつけではないでしょうか。事業経過も発表してもらえれば、なお補助事業採択の透明性も高まるのではないかと思います。市長のお考えを伺いたいと思います。  市民から若者に地元に残れと言っても働くところがないから若者は残らないという話をよくされます。校長をされた先輩が数年前に山口県で行われた教育者の研究会に行かれたらしく、周防大島町の学校では起業についてのキャリア教育をしている、1度行ってみたらどうですかと言われたことを水源の里で講演された大森教授のお話を聞いて思い出したところであります。  質問書には書いてませんが、どのようなことをしたかということをちょっと紹介したいと思います。総合的な学習時間を20時間程度使って起業教育をされたそうであります。1つ目はふるさとで挑戦している起業家の成功事例を分析したと、2つ目は道の駅へ出店する企業プランをつくったと、3つ目に参観日で教職員や保護者、地域の方に対しての株主の募集をしたと、4つ目に道の駅への1日出店による販売計画を立てた、5つ目に参観日の株主総会で働くということについての考察をしたということでありました。周防大島町の事業結果がどのような若者の就職行動に結びついているか承知できておりませんが、市長も日ごろから話されておられます。大森教授の講演にあったように、都会に出ることはとめない、でも地元に帰ってくる人を育てればいい、地元に仕事がなければ仕事をつくればいい、若者をそのような行動に結びつけることは必要だと思います。  真庭市においても、中学生に職場体験や仕事の話などされております。起業についてのキャリア教育を行ったからといっても、その結果が出るまでには5年も10年も15年もかかるとは思いますが、真庭市においてみずから起業することの大切さなどを授業で取り入れてはどうかと思います。市長や教育長のお考えはどのようなものかお聞きしたいと思います。  この場からは以上とします。 ○議長(長尾修君) 市長から答弁を求めます。  太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 古南議員の御質問にお答えいたします。水源の里での講演なり、討論を参考にされて御質問をされてますが、私も行きたかったんですけども、どうしても東京の用事と重なっていけませんでした。話を聞いてて、私というよりは職員も日々努力しておりますが、全国で実践的にしてる、そういう水源の里の場だけではないですけども、そういう場にもっと職員も参加させて刺激を受けて、そして自分の頭で考えて真庭の実態に即した形でこういう事業をやろうやという、そういう提案が職員の中からどんどん出てくるような、そういう組織にしなければならないなという思いを今しておりました。  プレゼンテーションによる補助事業の採択ということの御質問ですが、地域活性化のための補助事業について、私どもがどうこうと言うんじゃなくて、地域の住民の方々が議論して計画をつくり、また事業実施後は発表会を開くことでその成果をほかの地域にも普及して、そしてまた透明性も確保するという、そういう議員の今のお話というのは、全く同感であります。住民自治ということを前提にしなければ、地域の発展というのは望めない。そして、PDCAというか、CAPDというか、それは別として、そういうやってまた総括して、成果を出して、また失敗もして、それをまた次に生かしていくという、そういうサイクルで回していくというようなことをしなければならないということで、大変意義のある提案だと思っております。  これも何回も申し上げておりますが、真庭市では、旧町村単位の地域づくり委員会では、本当の意味の住民主体の地域づくりを進めるのは難しいだろうと。9カ町村連合体である必要はない。もうそれは崩したらいいということで、文化や歴史を共有するおおむね小学校校区の単位で地域づくり委員会を再編するということで各地域に入って、各地域で考えていただくというように今しております。そこで、何回も例を挙げてしまいますけども、比較的先進的に行っているのが中和中だろうということであります。地域、もう700人になってしまったという危機感の中で、地域の住民による話し合いをして、そして課題に対してみずからが解決していこうという住民自治の意識が高まって、まき生産とかが契機となって、まきをつくり出すと日がよく当たる。それまで今までから自生してましたけども、日がよく当たるようになったからクロモジが物すごくふえてきた。クロモジ、昔、傷口にクロモジの葉っぱの液を塗るとか、そういうことをしたなあと。それじゃあ、それを使ってクロモジ茶をつくろうじゃないかと。あるいは、クロモジの香水をつくろうじゃないかということで、地域づくりの会社をつくっていったと。そして、地域づくり委員会と行政とが一体となって運営する真庭なりわい塾が入ってくる。そのなりわい塾の人たちと、そしてまた移住した人たち、そういう人たちと一緒にさまざまな取り組みを進めてきたという、それが今の中和地域であります。まだまだ成長過程ではありますが、そういうことが評価されて、全国過疎地域自立促進連盟の会長表彰を受けております。  また、自治体SDGsのモデル事業の一つとして実施しています真庭市のSDGs普及啓発活動支援事業は、SDGsの視点に立った市民活動を促進するということから、市民の提案を募って1団体最大50万円の活動費を補助するというもので、9月補正で計上させていただきました。期間が限られておりましたが、提案が出てきました。勝山の伝統的なお菓子である丸太ん棒を復活したいという若い人たちの取り組み、そしてまた発達障がい児とその家族などの集うみんなの居場所カフェをつくりたいという親の会の取り組み、そういうものを含めて8団体を採択いたしました。これらの成果については、年度末に発表会を行って、その手法だとか成果を共有していきたいというふうに思っております。  こういうことで、議員御提案の地域の自主性の向上と他地域への普及だとか、あるいは事業実施の透明性を確保できるような地域づくり提案型支援制度を検討していきたいというふうに思っております。制度つくっても一定の高まりがないと、なかなかいい提案が出てこない。失礼な言い方ですけど、思いつきは出てきても、それなりの提案というとこまでなかなかいかない。ただ、先ほど申し上げましたように、真庭市でもかなり素地ができてきたというふうに思っております。  さらに、現在も地域づくりの成果を普及して共有しようじゃないかということで、28年度から始めて、29年度2回、各市内の地域づくり団体が交流するやまびこ交流会、ここで横々の連携がかなり生まれております。私も2回とも出席いたしましたけども、1回目は、ちょっとなあという感じだったんですけど、2回目になると充実した中身になってきております。そして、北房の人たちと蒜山の人たち、そしてまた美甘の人たちが連携してキムチづくりが蒜山のほうでも工夫してやろうじゃないかというようなこととか、そういうことも出てきております。  また、京都府が実施している、これは京都府で行っているんですけども、地域主導型公共事業制度、まさに私が総務部長のときに考案した制度なんですけども、道路のここを改修してくれということもあるんですけども、単なる要望じゃなくて、ここをこういうふうにしてくれと。過去の記憶をたどると、行政がやると利用者本位になってない、段差がこうある、ここをこう変えてくれとかというようなこととか、そういう提案もありました。そして、これは公安委員会ですけども、横断歩道に盲人のための音声の信号をつくってくれと。これがよかったのは、それを地域に持っていくと、地域によってはやかましいからやめてくれということがありまして、公安委員会が全部ペケしてきたんで、もう一遍全部差し戻しました。住民の意思を無視してつくれという意味じゃないと。住民の反対の声があるからといってそこでペケだというようなのは、住民の高まりにならないよと、盲人の方々の思いと、そして地域としては迷惑がかかるというんならそこで話をしてもらったらどうだと。お互いに意見が違う者同士が話をする中で、それじゃあこういうふうにしようとか、それがまさに住民自治なんだと。それを反対があるからといってペケというような、それは住民自治の意識が弱いといって返しましたけども。そういう地域主導型公共事業制度というのは、まさに地域の意識を高めていく、自分たちの地域をこうしたいという、そういう意識の高まりをつくっていくというものであります。  今後、小学校単位の地域づくり委員会の再編が行われて、地域自治という考え方がもう少し高まるような、そういう中でこういう提案型の公共事業についても真剣に検討していきたいと思っております。  それから、起業についてのキャリア教育でありますけども、みずから業を起こすことの大切さを取り入れる、本当にそのとおりであります。授業に関する教育内容について、私干渉するわけにはいきませんので、教育委員会のほうから答弁いたしますが、一般論で申しますと、人はほかの方とかほかの人とか、社会とのかかわり合いの中でそれぞれが役割担って、成長して、そしてまた生きていると、お互いに連帯し合う中で生きているということであります。キャリア教育というのは、一人一人の社会的な職業的な自立に向けて必要な能力をつけていくということで、学校教育を貫く柱の一つであります。ただ、日本、本当にこれが弱いなと。単に机の上の勉強ができたらいいみたいな、そういう風潮が強過ぎる。フィンランド、スイスに行って、本当にそう思いました。もっと多様な人間の能力を将来に自分の仕事に生かせる、そういう教育をもっとしなければならないという思いであります。自分で飯を食べるという、そういう能力を身につける、そういうことが必要であります。そういうことで、起業、業を起こすことに通じるような、そういう教育をこれから充実させていただきたい。特に、AI時代を迎えるに当たって、もう記憶に頼るような、そういう教育をする必要はない。一定のものは必要ですけども、要は物を考える力をどうつけるかということであります。  幸い、真庭商工会による小学生を対象にしたキッズマニワークというのは年々充実しております。子どもたちに仕事の体験を楽しくさせる中で、自分たちの親がどういう仕事をしているのか、そして自分たちもどういう仕事をしたいのかというのを考える機会になっております。今、商工会の青年部が一生懸命やってくれてますけども、もう少し充実させる方向で私どもとしても支援をすることができればと、そういう中で自分で仕事をつくり出していく、そういう意欲と能力をつけるような、そういう子どもに育てていきたいと。それがやがてはそれぞれ自分の仕事に誇りを持ってやっていける、そういうことになってくると思っております。 ○議長(長尾修君) 教育長から答弁を求めます。  三ツ宗宏君。 ◎教育長(三ツ宗宏君) それでは、古南議員からいただいた質問にお答えをいたします。  授業にみずから起業することの大切さを取り入れることについてということであります。先ほど市長が申し上げたこととも重なるかもしれませんけども、これからの時代というのは、学生時代に勉強して、職について一生懸命働いて豊かな老後を過ごすというような道筋や目標を大人が示せる時代ではなくなってきていると思っております。一生学び、値打ちある生き方を探り続ける時代になってきています。そういった中でキャリア教育というのは一層重要性を増してますし、これは職業観を養うということだけではなくて、さまざまな物事を考える力あるいはその中で値打ちある生き方を模索する力、こういったものを培っていく、そして今学んでいることと自分の未来、社会の未来をつなげて考えれるようにしていくことだと思っております。  そうした中にあって、起業家教育は、多様な人とつながって、その考え方に触れ、その中で自分の力で自分の将来を切り開いていく、そういう態度を育んでいくものです。児童・生徒が夢と希望を持った生き方を追求していく上でとても大事だと考えております。  一方、学校の現状に関することなんですけども、これを教育課程に位置づけて学校で実施をしようということになると、主に取り組むのは、先ほど議員のお話にもありましたが、総合的な学習の時間という時間が中心になります。これ年間70時間というふうに定められているんですけども、現在、中学校、この時間をフルに活用しながら社会で起こっているさまざまな問題に取り組んでいる状態です。現場からは時間数がパンク状態だということも聞いております。新たなものに取り組むという場合は、今までは値打ちあるものとして取り組んできたものの、何かをこれは整理していかないと難しい、こういった課題もあると考えております。  そういう状況ではありますけども、起業家教育は考える力、チャレンジ精神、発想力とか想像力、まさしくこれからの時代を生きていく力を育む教育であると考えておりますし、注目もされております。導入の可能性を精いっぱい探っていきたいと思っております。  そのために、真庭市では、市内には起業されて、現在活躍しておられる方々も多数おられます。そうした方々に学校支援をお願いをしたり、あるいは各地で取り組まれている起業家教育の情報提供を学校にしながら取り組もうという機運づくりを進めていきたいと思っております。  ただ、1点大事にしたいのは、これについても学校現場がしっかり我が事として考えて、みずから決めていくということが大事だと思っております。そこも大事にしながら導入の可能性を探っていきたいと思っております。 ○議長(長尾修君) 古南源二君。 ◆20番(古南源二君) 市長からプレゼンテーションについて、考え方もそうだろうというような答弁もいただきました。そのことにつきまして、これからもっと発展的にこういったプレゼンテーションで企画して大勢の前で発表する、多くの団体の前で発表することによってそれぞれ切磋琢磨して、それぞれの団体が、あそこがああいう提案するんならうちはもっとこういうな提案して活発に活動しようじゃないかということも生まれてくると思うんです。それから、途中の経過報告にしても、最初言ようたことと途中ちょっと違うようなな、うちらの団体だったらもっと考えれるかなというようなことも出るかもしれない。もっと発展的にそのことを進めていってもらいたいというように思います。市長も言われたように、まだそういった土壌が薄いとは思いますけれども、煮詰めていけばよくなるというように思っております。  そういうことで、今話題になっとる東京の駅の名前じゃないですけど、補助事業採択、過去に元気岡山という制度があって、最初に真庭市が入れようとしたときにどこへ持っていくかなと、どこにお願いするかなという行政主導型で始めたと思うんです。あそこがコミュニティーがしっかりして活動しているから、あそこにほんならお願いしようかという形で第1回は行ったと思うんです。ですから、そういったことでも、こういう制度があります。この制度で利用して活動しようという団体、グループはありませんかということを、今回のSDGsなんかも日にちがなかったから無理だと思いますけれども、あんなのこういうプレゼンテーションしてもらって、多くの人に見ていただいて、その事業を理解していただけるというのはいいことだと思うんです。  ですから、真庭市がしてないという話で言ってるんじゃないです。東京駅の話なんか非常に話題になってる。ネットでも皆さんいろんな話もされてる。透明性がないっていうようなことになってはいけないから、透明性を確保する観点からも、こういったことはぜひとも前向きに検討していただけるというような答弁もいただきましたけれども、もっと発展していくようにお願いしたいというように思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  太田市長。 ◎市長(太田昇君) そういう意味で答弁させていただきましたので、まさにこれが本来のあり方だと思っております。繰り返すと、住民自治、地域自治、その意識の高まりとこういう事業と両方考えながらやっていって、さらにいい事業もできるし住民意識も高まっていくという、そういう良循環に持っていかなきゃならないというふうに思っております。私どももこういう透明性を持った形で行政のほうの職員も育っていくし、地域も成長していくということをやっていきたいと思います。 ○議長(長尾修君) 20番古南君。 ◆20番(古南源二君) 期待しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、学校教育の起業についての教育、このことは私は非常に大事だと思うんです。市長も大事、教育長も大事と言われました。1つ、教育長、時間がないからと言われたんですけど、それは実際そうなんでしょう。私は考え方、思い方だと思うんです。  まちづくり委員会で私たちの集落の方が先進地といいますか、いろんなまちづくりをしとるところに行かれた話を聞いたんです。パンをつくったり、杉玉をつくったりいろんなことをされてる。帰ってきて話聞いたのに、うちの集落ではあそこまではできない、危機感がない、そういった話を聞きました。  周防大島というところは、今水道管が壊れて、きのうからか給水ができたというようなニュースで出ておりましたけど、漁業とミカンの町だそうです。ミカンを収穫するのにもしょえなくなったと。大学生が来て手伝ってくれる。また、ある大学によれば、そこに行って手伝ったらある程度の単位がもらえるとかという話もあったそうですけれども。漁業者もいなくなる。どうしようかという。危機感があったんです、そこの町は。その危機感があったからこそ、子どもにそういったことを教えていこう。そして、地元にでも帰ってきていただこうという思いが私は強かったと思うんです。だから、学校でやろうということを採用したと思うんです。  恐らくどこの町の教育委員会でもその授業時間は確保されていると思いますけれども、私は考え方だと思うんです。少子・高齢化、どの程度の危機感を持っておられるかと。そこで指導的な立場にある人がどう考えるか。そうじゃないかと思いますが、教育長どうでしょうか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  三ツ教育長。 ◎教育長(三ツ宗宏君) 今のお尋ねにお答えをします。  おっしゃるとおりです。考え方だと思います。だから、これは先ほど私、導入について可能性を探っていくというふうにお話をしました。先ほど、住民自治あるいは地域自治というお話がありましたが、学校もこれは学校自治の力を高めていかなければいけないと思っております。行政が言うからするというだけではなくて。そういった意味で、先ほども申し上げましたけども、真庭市で起業されている方なんかもおられますし、地域の実情についても可能な情報を提供しながらそれぞれの学校で考えていただく。場合によっては、ぜひ実施をしてくださいというような相談もさせていただく。そういう中で、導入の可能性を探っていきたいと思っております。  以上でございます。 ○議長(長尾修君) 20番古南君。 ◆20番(古南源二君) 考え方ですから、そういう考え方をどう持たれるかという、それは各学校の校長の考えもあるでしょうし、しますけれども、この問題はぜひとも前向きに考えていただかないと、真庭市の存亡もかかるという大きなことを言いますけれど、少子・高齢化だんだん進んでいって、生産年齢人口がだんだんだんだんその人間自体がおらなくなってくる、そういうことも考えられることですから、よくよく考えて、前向きに検討して、ぜひとも実現できるようにお願いしたいと思います。  これで終わります。 ○議長(長尾修君) これで20番古南源二君の質問は終わります。  ここでしばらく休憩といたします。  再開は1時ちょうどといたします。             午前11時55分 休憩             午後 1時00分 再開 ○議長(長尾修君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議席番号1番氏平篤正君の登壇、発言を許可いたします。  1番氏平篤正君。 ◆1番(氏平篤正君) 議席番号1番氏平篤正でございます。  大項目2点を質問いたします。  真庭のよさを中学生、高校生に伝えよう。11月、全国水源の里シンポジウムのオープニングで、東舞鶴高校書道部の16人がそろいのはかま姿で立派なパフォーマンスを披露しました。水魚之交、晴耕雨読、そして正面の大きな紙に舞鶴に帰ろうと書きました。空は澄み渡り、私たちは新しい1日を夢見る。歩いていこう。笑っていよう。ともに手をとり合って海の青はきょうもきらめている。悠々とした生物は皆美しい。さあ、私たちの舞鶴に帰ろう。東舞鶴高校書道部でした。すごいと思いました。大人に書かされたのか、自分たちの意思なのか、今どきの高校生がシンポジウムを主催する大人の命令は聞かないだろうなんて思って見ておりました。  基調講演が終わって、実践発表者の一人に舞鶴市長が登場し、しゃべりました。市長は、中学2年の授業にお邪魔して、舞鶴のよさ、すばらしさを授業で伝えていると話されました。海のこと、畑のこと、れんが倉庫のこと、舞鶴人のこと、住みやすさのこと、そして自分がくも膜下出血で倒れたこと。舞鶴に脳外科があって、すぐに手術してもらったので市長に復帰できたと。高校を卒業して京都市内の大学に行っても、このすばらしい舞鶴に帰ってきて一緒に働こう、一緒に暮らそうと。だから、女子高校生たちが、さあ、私たちの舞鶴に帰ろうと書いたんだと何か不思議な感動を覚え、聞き入りました。  私は、真庭市議会の発行にかかわっております。11月、真庭高校久世校地の生徒にインタビューに行きました。彼女は、汽車の便をふやしてほしいと言い、それを議会だよりに載せました。私がSDGsって知ってますかと問うと、それは知らないと答えたので、少しだけ説明をしました。バイオマスを知っているかとの問いに、彼女は知っていると答えました。なぜ。学校で授業で習いましたと答えました。市役所が10年間言い続けているバイオマスは、「広報真庭」でもなく、MITでもなく、学校の授業で知るんだと思いました。彼女は木質バイオマス発電所のことも知っておりました。  また、5月、地域おこし協力隊と意見交換をし、真庭に足りないものがテーマになったとき、協力隊員の1人が、真庭の人はふるさとのよさを語らないと言いました。真庭の悪いところばかり、田舎だ、何もない、ネガティブなことばかり言っていると。真庭市に故郷の郷と書く郷育が教育振興計画基本計画書に登場しましたが、全く姿が見えません。「さと育」でもなく、「ごう育」でもなく、「きょう育」と読んでくださいと言われましたので、きょう初めてそう読みました。ふるさとを自慢する子どもを育てるために、太田市長が学校に出向き、あるいは整ったホールに生徒を集め、真庭のよさ、すばらしさを直接生徒に伝えることを提案いたします。母なる大地、旭川のこと、子ども時代黒尾川で泳いだこと、たくさん真庭のよさ、すばらしさを生徒に伝え、真庭が大好きな中学生、高校生を育ててほしいと願います。第2次真庭市教育振興基本計画に登場した故郷の郷と書く郷育がどこに向かっているのか三ツ教育長にお伺いいたします。大学を卒業した子が、真庭の子が大好きな真庭に帰ってくると信じます。今行動を起こさないと、真庭の子は真庭に帰らず、都会の一員になってしまいます。そんな気がしております。  2つ目、美術館でなく美術ギャラリーをつくろう。  以前、それほど市役所が金がないというのであれば、支局廃止論と題して、本庁近くの支局は廃止して、勝山に市立中央図書館、落合に市立美術館と資料館をつくろうと提案したことがあります。そのとき、市長はできないと言われていましたが、勝山に中央図書館ができましたので、美術館をつくろうと言い続けていなければならないと思い、またしゃべらせていただきます。  都市機能を持たない土地に人は集まらない、人は残らないが私の持論です。文化のないところに人は暮らさないということであります。スポーツも文化の一つです。運営がいい悪いは別にして、真庭市に文化ホールはあります。図書館もあります。蒜山にもこのたび完成し、湯原にも計画が発表されました。次は、美術館です。  以前、質問したときは、美術品は東京と京都に集まる、地方は無理だと言われました。常設館の中にきちんとした美術館がないと人は集まらないし、それを集めるには物すごい財が必要となり、真庭市の財政力で美術品を収集するのは到底困難であるとの答弁でした。しかし、文化のないところに人は集まらないという考えは一致したと思っております。  そうだ、京都へ行こう。京都の美術館を知らなくて、太田市長と対等に語れないと思い、大阪市立美術館のルーブル美術館展に行きました。館内に入るのに1時間半並びました。中に入っても大勢で絵は見えず、全くと言っていいほど前に進みませんでした。また、私の求めている美術館は、これほどのものではなくてよい、これは岡山では無理だと思いました。また、財閥も歴史もない真庭市に貯蔵品を常設するには無理がある、そんな財力はないと思い、展示場を中心に見ておりました。廃校になっていく学校の体育館を白い壁にした大きな展示場を頭の中に描いておりました。有名なところでは、世界遺産になった上野の国立西洋美術館、岡山天満屋6階の葦川会館、大阪のあべのハルカス美術館、広島銀行の広島美術館、近いところでは一部屋だけの津山アルネ4階アートギャラリーです。久世文化祭にしても、パネルに絵や展示をつるしている。勝山のいいとこ絵画展もパネル展示です。有料の企画展など到底できないと考えております。何としても真庭市に市立美術ギャラリーが必要だと思っております。  この11月、市役所の窓口業務を民間委託している広島県廿日市市に視察に行きました。そこに真庭市が理想とするであろう市民美術ギャラリーを見つけました。大、中、小の3つの美術ギャラリーがあり、1つでも使えますし、2つでも使える。また、3部屋でも使える。小さな古典もできるし、大きい有料企画展もできる。管理は廿日市市文化振興財団です。町の中心部に文化ホール、図書館、美術ギャラリー、コンビニ、市役所、レストランが1つのエリアに配置されておりました。立派な文化エリアは、市民の要望で完成した施設で、決して廿日市市が裕福な町ではない。自分たちの要望でつくってもらったので、自分たちが上手に運営している、使っているとの説明でした。文化ホール、美術ギャラリーは文化振興財団が運営、図書館は真庭市と同じ直営でした。湿度管理、温度管理ができる、貯蔵品を持たない真庭市立美術ギャラリーを町の中心部につくることを提案します。真庭市の基金は、昨年度決算で285億円とふえており、予算はあると考えております。たくさんためたので、国の予算が切られるのではないかと心配しているぐらいです。上手に使っていただきたいと願います。  以上です。 ○議長(長尾修君) 市長から答弁を求めます。  太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 氏平議員の御質問にお答えいたします。  まず、大項目1点目の真庭のすばらしさを直接生徒に伝えることについての御提案です。  私も、この真庭市の多彩な資源、それを生かしたまちづくりに対して市民の皆さんと語り合い、そしてまた私にはない視点からの御意見もいただく、また私も率直に遠慮なく申し上げる、そういう対話の中で市政というのは進むということで、市長と話そうということを平成27年度から実施しております。何のシナリオもありません。  本年度も9月14日に真庭高校落合校地に出向いて、普通科と看護学科の3年生26人と語り合いました。参加した生徒からは、高齢化対策、障がい者対策、貧困問題、まにわくん、耕作放棄地、SDGsなど身近な問題から世界の問題まで幅広い意見あるいは市への質問があり、彼らもまた真庭をよくしていきたいのだということを感じることができました。私のほうからも率直な質問をありがたいと思いながら、また意欲的に勉強してほしいということも申し上げました。本年度中に勝山高校でも市長を話そうを実施しようとしております。  議員の御指摘のとおり、まだまだ私たちの頭の中に高度成長の価値観が根強く残っている。工業社会の価値観が私の頭にもそうですけれども、まだまだ残っていると思いますし、市民の方にもそういう人がまだ多いと思っております。  この場でも申し上げましたけども、東京の一流ホテルには滝をまねたような、そういうものもあります。それ自体人工物としてすばらしいと思いますけども、よく考えてみるとまともな滝がないから都市部にあんなものをつくらなきゃならないんだということでありますし。東京を初め大都市の姿というのは、大体上から映して、いいところばっかり映してます。東京にしても皇居の緑あふれる、そしてできたばかりの高層建築とか。しかし、その後ろにあるもの、そして見えてないもの、隠れたもの、そこに大都市のどんだけ貧困なさまざまな問題があるか、そして危険性があるか、そういうことがなかなかわからない。画面だけ見て、そしてまたそれが日常的に続くわけですから、大都市というものへの憧れを持つ。そういうことで大都市への憧れというのが過度に膨らんでるというのが今の現状でもあると思います。  私たちは、もちろん東京にあって真庭にないもの、それもありますけども、真庭にあって東京にないものたくさんある。そういうことを含めて若い人たちにそれを知ってもらうような努力をしなければならないと思っております。ただ、幾ら伝えても、自分の頭で考えるということができないと、結局は理解できないんだと思います。勉強する中で大都市の持っている問題点はどうなんだ、日本の持ってる問題点はどうなんだ、それを知るようにならなければ、私は結局は現象面だけのことで反応するということになってしまうと思います。  そういう意味では、家庭で新聞をとってないとか、若い人が新聞を読まないとか、そういう風潮というのは非常に怖いことだと思ってます。単なる情報、それも表面上の情報と文字を通して読みながら考える、そういうことができる新聞、文字情報とは違うと思います。そういう点で文化の劣化みたいなものを感じております。この場ですけども、ぜひ新聞とか本とか文字文化をしっかり自分の中に取り込むということをしていただきたいということを訴えます。そういうことで真庭のすばらしさを私たちが責任を持って伝えなきゃならないという、そういう努力をしてまいりたいと思っております。  客観的に見ると、真庭の取り組みは結構評価されてると。全国の学校の教科書でも紹介されてます。28年度から使われてる小学校3、4年生の社会科の教科書では旭川の環境保全の取り組みが紹介されてますし、本年度から使われている小学校5年生の道徳の教科書では勝山祭りが祇園祭などとともに紹介されています。また、高校の現代社会の教科書でも真庭の里山資本主義の挑戦が掲載されています。こうしたことを私たちも頑張って発信していこうと思いますし、議員各位からもまた周知をよろしくお願いしたいと思います。  また、SDGs未来都市に選定されているという真庭、この真庭には多彩な地域資源とその資源を生かした取り組みをしている例が数多くあります。このこともまた若い人たち、そして市民の人たちにしっかり知っていただく、そういう努力をしていこうと思います。  そういうことを目的に真庭の多彩な資源を磨いて、そして市外へ発信する未来を担う人づくり事業ということで、実施しております。この事業では、食をテーマにして文化の多様性、すなわちその違いを学ぶワークショップを行っています。郷土愛というのは、みずからの地域に対する偏狭な愛であってはなりません。世界には多様な文化、多様な価値観があることを学んで、その違いを認め合うことで、そこで初めて地域のすばらしさがわかり、愛が生まれると思っております。よくSDGsの目的の一つとして私は地球市民ということを申し上げますが、それが大切なことだろうというふうに思います。このSDGs、これは真庭の今の総合計画、多彩な真庭の豊かな生活とも軌を一にしております。この総合計画の実現、またSDGsの17項目の目標に向かって進むということで、真庭の未来を担う子どもたちや若い人たちを育てていきたいというふうに思います。  結論だけ申しますと、高校生だけじゃなしに中学生のところにも出向いて、もっと真庭、そして世界ということを子どもたちに語りかけ、そしてみずからが勉強するというようなそういうきっかけにもしていきたいと思っております。
     2点目の真庭市立の美術ギャラリーを市の中心部につくるのはどうかという御提案であります。  これも何回も申し上げておりますが、文化は生活に潤いを与えて、人生を豊かにし、人格の形成に大きく資するという、これは文化芸術基本法の前文に文化の価値について記されている言葉であります。真庭市の総合計画においても品格のある人、町をつくっていくために日常の中で文化が身近にある、文化の薫りのするまちづくりを大きな目標に掲げております。  議員御提案の美術ギャラリーもその一つだというふうに思っております。御承知のとおり、真庭市では数多くある公共施設をどうしていくのか。潰すものは潰し、きちんと管理するものは管理する。そういう計画をつくって、また長寿命化を図るものは図るということで、公共施設の計画を持って進めております。勝山の中央図書館というのは、長寿命化を図り、有効に利用するものの典型的な一つであります。  今の文化振興計画においても、既存の施設を活用するということを方針としておって、新たに大きな美術館をつくるというのはハードルが高いと考えておりますけども、展示に特化した施設であるならば実現性もあるだろうというふうに思っております。参考にさせていただきます。  前々からどっかの場所に真庭市の美術品を集めるような、そういうのは今の段階では無理じゃないかと。北房の出土品を例えば市役所の近くに持ってこれるのか、蒜山のものを持ってこれるのか、なかなかそれは難しいと。しかし、現在でもエスパスセンターあるいは勝山の匠蔵には美術品や文化作品がそれなりの状態で展示できるギャラリーがあります。そこで作品展示とかも行われております。市役所のロビーや公民館でもさまざまな作品展示が行われています。そういうようなところを使いながら、そしてまた屋内での展示鑑賞といった従来の美術作品の楽しみ方にとどまらず、施設から飛び出して自然の中であるいは町の中で美術、芸術に触れる、体感するというのも1つの方向性だろうと思っております。現に森のミュージアムというのがあったりして、全国各地でもそれが実践されてます。  そういうようなことでありますから、何らかの工夫をいろいろしていけばいい。例えば落合地区でも街角展覧会ではそういう地域の方々、もちろん行政もかかわっておりますけども、の力であれだけのすばらしい展覧会ができておりますし。それから、また今後整備をする旧遷喬尋常小学校の一角を使ってギャラリーにするような方法もあるかとも思います。それから、北房のところでも何かそういうことができるだろうと。それからまた、蒜山にも今の観光を含めた入り込み客数が落ち込んでおりますから、何か小規模でありながら案内所もビジターセンターもありませんので、それを兼ねたようなもので美術ギャラリーというようなこともまた考えてもいいんじゃないかと。そういうことで、今ある既存の施設を使い、そしてまた新たに仮につくるような施設があれば、その施設も活用しながら、町全体が町並み図書館というのもやっておりますけども、町並み美術館というようなことにできればいいんじゃないかと思っております。  ただ、高級な作品については、湿度管理とか、そういうことの難しさがあるというようなこととかありますけども、普通、市民が楽しめるようなものは、いろんな工夫をしてやっていけば、そういう意味では総合計画の中で生活の中で文化を楽しむ施策の一つとして文化の薫りのするまちづくりの拠点、真庭ミュージアムの創設について市民と一緒に考えるということにしておりますので、今申し上げました方向で市民の方々あるいは議会の議員各位の御意見もいただきながら考えていき、真庭市にふさわしいギャラリー、ミュージアムのあり方を探っていきたいと思っております。 ○議長(長尾修君) 教育長から答弁を求めます。  三ツ宗宏君。 ◎教育長(三ツ宗宏君) それでは、氏平議員からいただいた郷土の郷に育むと書いて郷育、これについてお答えをさせていただきます。  まず最初に、大きな話になるんですけども、教育の目標というのは人格の完成、これが大きな目標であります。これを目指している。第2次真庭市教育振興基本計画の基本目標には、個性と能力を十分に伸ばし、互いのライフスタイルを応援し合う町ということを掲げておりますが、これも同じ趣旨であります。郷土の郷に育む、これから郷育というふうに言わせていただきますが、この郷育は地域への誇りを育むということはもちろんなんですが、地域学習を通じて自分の足で立って、自分の頭で考える、そういう人を育むことを目指しております。要するにふるさとへの知識を得ることは、それはそれでうんと大事なんだけども、その中で実際に自分たちが地域を調べ、いいことも悪いことも含めて考え、体験し、対話を通じて思考していくという学習を大事にしています。あわせて、学習したことについては、表現したり、行動したりする。これをいわゆる郷育ということで進めております。  少し例を挙げさせていただきますが、御存じの方も多いと思いますが、例えば中和小学校では中和いきいき学習ということで、地域の方々と協働した学習を進めています。それから、勝山小学校では、ことしはおもしろいことをやりまして、地域を3年生の子どもが調べて、それを町歩きというアプリというのに取り込んで、その場所に行ってスマホを当てると子どもたちが学習したことが見ることができるというようなことも取り組んでおります。また、湯原中学校では、湯原学講座ということに新たに取り組んでおります。こういった取り組みの中で地域の方と対話をして地域のことを学び、自分たちにできることを考えております。  こうした学校での学習、それから地域での体験学習も通じてですが、子どもたちの意識や行動にも変化が生まれてきております。毎年実施をされております学力・学習状況調査というものの中にさまざまな地域に関する設問があります。例えば、地域学習の機会がありますかという設問では、小学校で、これは全国平均よりも5ポイント以上高い結果が出ていますし、地域や社会に関する関心がありますかというものについても、中学校ではこれは10ポイント以上全国よりも高い状況になっています。それから、これは学校教育の成果だけではないですが、特に特徴的なのは、地域行事への参加率であります。これは、小・中学校とも15ポイント以上全国よりもたくさんの子どもたちが参加をしているという状況です。  繰り返しになりますけども、真庭市の教育の目指すところは、地域を学びのフィールドとします。その中で多様な方々と接し、対話をして、自分で考える人を育む、そこに大きな目標、方向性を持っております。この実践から自分の将来と真庭の未来を重ねて考えて語ることができる人が育っていくものと考えておりますし、今後も一層推進してまいりたいと思っております。 ○議長(長尾修君) 1番氏平篤正君。 ◆1番(氏平篤正君) 高校生の中で市長と話そう、対話をしているということでいいことなんで、ぜひ続けてほしいと思います。26人という数字が出ましたが、ちなみに勝山の給食260人食べれますから、そこに出向くとか、それを提案したい。中学に出向いて語りかけるきっかけにしたいとも市長言ってくださってる。きっかけなんで行ってやるとは言われなかったんで、ちょっと言います。  先ほど古南議員が起業する話をしましたけど、私はサラリーマン生活であって起業するということなんか頭になかった。高校時代、サッカーばっかりやってて、役場と農協とアサヒフォージがあるぐらいしか知らなかった、情報として、18歳の僕が。アサヒフォージなぜ知っとるかというと、46年にアサヒフォージスライダーが目木の工業団体へ来て、幹部職員になりませんかというのをずうっと来た、勝高に、だから知ってて。前回の質問で真庭で働きたいんだけど会社も知らないから真庭の会社の一覧をつくろうと、そういう真庭に残ろうという意味のことを言ったら、まあ75%が進学してるから直接はつくらないということで、有料、美作版があるからというような話でしたけど、商工会を中心にそれができたということで、それと今言った真庭のよさをしっかり生徒に伝えてほしい。26人に出すと260人。  エスパスのホールが500席になったのは、勝山の半分にしようと言って、350席で計画してたんですけど500席になったのは、久世中学校の生徒を自転車で来させて入れるためにあれは500席にしたんです。だから、そういう意味でも、その人間に、26人は恐らくしゃべれる人間が選ばれると思いますが、高校時代のサッカー選手の僕は選ばれないと思います。だから、勝中でいえば260人が聞ける、太田市長の話を聞ける、太田市長が行けれないときは吉永副市長がしゃべりますので、行ってもらう。そして、真庭のよさ、働く場所、古南議員が言われた起業の話、そういうことに触れてほしいと思います。僕が個人的に思うのは、教育長ではないと思います。教育長は、今さっき言葉に出た品格のある教育者でいてほしい思います。どうですか。きっかけです。行きましょうという返事は出ませんか。済みません。どうですか。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  太田市長。 ◎市長(太田昇君) 先ほども申し上げましたように、中学生のところにも出向いて、できたら対話したいんです、一方的な話じゃなくて。しかし、いろんな機会を使って、私でよろしければ品格のある教育長を置いといて、品格のない市長が出向いてずけずけ物を言うということもいいんじゃないかというふうに思います。  また、実は高校の卒業式もかなり意識して、私は、広い意味の教育とそれから地球市民的視点を持った人間として成長してほしいということを含めて言ってるつもりです。そういういろんな場を活用して、私だけじゃなしに、それは副市長もそうですし、議員各位もそうですし、先ほど氏平議員が言われましたようなことをお互いに実践していけばというふうに思っております。積極的にやっていきます。 ○議長(長尾修君) 1番氏平君。 ◆1番(氏平篤正君) これでやめますと言うんが一番いいのかもしれませんが、いいこといただきました。もう一個だけしゃべらせてください。  舞鶴のことを言いましたんで、総務常任委員会みんな知ってるんですけど、福井県に大野に帰ろうプロジェクトというのがあります。これは、高校生が会社やお店のポスターをつくってコンテストをするんです。高校生が企業のことを知るし、町のことを知るし、それを見る市民がこんな会社があるんだというのを知るわけです。これは相手が電通なんです。恐らくそれは1,000万円以上の高いお金で契約して、真庭市ができるかどうかはわかりませんが、してほしいと思って言っているんですが。電通と一緒に高校生が仕事ができて、町の店のおじさんの顔が一面ポスターになって町に張られるとか、そういうのをやってるんです。  それから、成人式の記念品が写真集なんです。大野へ帰っておいでという2センチぐらいな大きな写真集なんです。写真のキャプションじゃなしにコメントが入ったり、文章が入ったり、作文が入ったり、先生の手紙が入ったりしている、そういう写真集なんです。  それと、これは無理かもしれないけど、高校の卒業式に保護者が大野に帰っておいでという歌を歌うんです。もうびっくりで、テレビ局もそれを追って、もちろん練習して、それをCDにして子どもに大学に持っていきなさいと持たせるんです。  今、交流定住で移住者に非常に意識が行っとんですが、真庭の子を外に出さないとか、帰ってこさせる、そういう。電通とすぐに仕事をどうですかという提案は無理かもわかりませんが、参考になりませんか、真庭市の。ちょっといいですか。新田部長に耳打ちしとんで、お願いします。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。  新田総合政策部長。 ◎総合政策部長(新田直人君) お答えいたします。  大野に帰ろうの話、今の総務委員会での視察、私行けませんでしたが、担当課長同行いたしましたし、また政策提言書の中でもこういった写真集とかCDという話いただいております。  それで、電通と組むのはなかなか予算もかかろうかと思いますけども、先ほど市長の答弁にもありましたけど、今年度、SDGs事業の一環として未来を担う人づくり事業というのを実施しています。これは、市内で結構食にまつわる地域活性化に取り組んでる若者、たくさんいらっしゃいます。そういった方がお互いに連携することで真庭のよさをもう一度見直してもらうと。今まで真庭なんか何もないと思っていた若者が、真庭で何かが起きそうと、自分たちが起こせそうといった、そういったワークショップをやろうと思ってます。これが、連携先としてリバースプロジェクト、俳優の伊勢谷友介さんが代表を務める会社ですけど、ここと連携して、特に若者が真庭のよさを知ってもらうような、そういう取り組みをやっていこうと思っております。  以上でございます。 ○議長(長尾修君) 1番氏平君。 ◆1番(氏平篤正君) 市長済みません。部長にと言うて終わりまして申しわけないです。  これで終わろうと思いますが、伊勢谷友介さんの会社でなしに本人を連れてきてください、部長の力で。  次の美術ギャラリーですが、実現性あると聞きました。太田市長がやってくれると思いますので、質問を用意しておりましたが、やめます。ありがとうございました。 ○議長(長尾修君) これで1番氏平篤正君の質問は終わります。  以上で本日の議事日程は終了いたしました。  念のため申し上げます。  次回はあす12日水曜日午前9時30分から本会議を開き、議案質疑、委員会付託を予定しております。本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんから御了承をお願いいたします。  本日はこれをもって散会といたします。  大変御苦労さまでした。             午後1時37分 散会...