真庭市議会 > 2018-06-07 >
06月07日-01号

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  1. 真庭市議会 2018-06-07
    06月07日-01号


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    平成30年 6月第2回定例会平成30年6月第2回定例会             真 庭 市 議 会 会 議 録             平成30年6月7日(木曜日)             ───────────────             議  事  日  程(第1号) 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 報告第 2号 平成29年度真庭市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について 第 4 報告第 3号 平成29年度真庭市水道事業会計予算繰越計算書について 第 5 報告第 4号 平成29年度真庭市下水道事業会計予算繰越計算書について 第 6 報告第 5号 専決処分の報告について 第 7 専決第 1号 真庭市税条例の一部改正について 第 8 専決第 2号 真庭市国民健康保険税条例の一部改正について 第 9 議案第56号 真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更について 第10 議案第57号 真庭市税条例の一部改正について 第11 議案第58号 動産の買入れについて 第12 議案第59号 真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 第13 議案第60号 平成30年度真庭市一般会計補正予算(第1号)について 第14 議案第61号 平成30年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)について             ~~~~~~~~~~~~~~~             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第14まで             ~~~~~~~~~~~~~~~             出  席  議  員(24名)   1番  氏 平 篤 正 君         2番  福 島 一 則 君   3番  山 本 久 惠 君         4番  妹 尾 智 之 君   5番  岩 本 壯 八 君         6番  竹 原 茂 三 君   7番  柴 田 正 志 君         8番  緒 形   尚 君   9番  中 元 唯 資 君        10番  柿 本 健 治 君  11番  岡 崎 陽 輔 君        12番  初 本   勝 君  13番  大 月 説 子 君        14番  庄 司 史 郎 君  15番  長 尾   修 君        16番  入 澤 廣 成 君  17番  福 井 荘 助 君        18番  中 尾 哲 雄 君  19番  原   秀 樹 君        20番  古 南 源 二 君  21番  築 澤 敏 夫 君        22番  河 部 辰 夫 君  23番  小 田 康 文 君        24番  谷 本 彰 良 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             欠  席  議  員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             遅 参 ・ 早 退 議 員( 0 名 )             ~~~~~~~~~~~~~~~             説 明 の た め 出 席 し た 者市長       太 田   昇 君    副市長      吉 永 忠 洋 君危機管理監    松 尾 憲 和 君    総合政策部長兼産業観光部統括監                               新 田 直 人 君総務部長     須 田 昌 宏 君    総務部次長    澤 山 誠 一 君生活環境部長   有 元   均 君    健康福祉部長   上 島 芳 広 君産業観光部長   長 尾 卓 洋 君    建設部長     宮 本 隆 志 君会計管理者    上 山 修 治 君    消防本部消防長  原   克 之 君蒜山振興局長   大 美 昌 司 君    落合振興局長   妹 尾 久 敏 君勝山振興局長   河 内 勝 彦 君    美甘振興局長   高 見   智 君湯原振興局長   大 熊   昭 君    教育長      三 ツ 宗 宏 君教育次長     中 谷 由紀男 君    湯原温泉病院事務部長                               長 尾   修 君             ~~~~~~~~~~~~~~~             事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長   綱 島 直 彦 君    主幹       赤 松 ひとみ 君主幹       南   俊 樹 君    主査       角 田 正 樹 君             ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(長尾修君) 皆さんおはようございます。 本日、平成30年6月第2回真庭市議会定例会が招集されまして、皆様には御参集をいただき、御苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は全員24名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 そのうち、日程第7及び日程第8の専決議案の2件については、本日採決までお願いいたしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 それでは、まず議長報告をいたします。 3月定例会以降の諸般の報告については、お手元に配付しておりますとおりでございます。後ほどごらんいただきたいと思います。 また、真庭市監査委員から地方自治法の規定により例月出納検査の結果報告、定期監査及び行政監査の結果報告の提出がありましたので、その写しをお手元に配付しております。後ほどごらんいただきたいと思います。 以上で議長報告を終わります。 次に、市長から挨拶並びに諸般の報告をお願いいたします。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) 改めまして、皆さんおはようございます。 本日、ここに平成30年6月議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様におかれましては御多忙の中お集まりいただきまして、まことにありがとうございます。 平成27年度から整備を進めておりました北房小学校が4月9日に開校し、北房こども園が4月12日に開園しました。213人の児童と155人の園児は、木のぬくもりを感じる真新しい校舎と園舎での学習に心を躍らせ、未来に向かって希望に満ちています。100年後も輝く森の学びやを、木の学びやを活用し、「ふるさとを愛し 未来に向かってかがやく 子どもたちの育成」を教育目標に、こども園から中学校までの地域参画による連携型一貫教育を進めてまいります。御尽力いただきました地元の皆様、議員諸兄を初め、関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。今後は、市内の各地域でこの教訓を生かして、子どもたちの育ちの連続に配慮した教育環境づくりを広めるとともに、学校、家庭、地域で子どもの将来を語り合い、地域と一体となって子どもを育む機運を高めてまいります。 さて、真庭市は市制施行から本年度で14年目に入っています。私は3月の施政方針で平成30年度を真庭市の永続的な発展の基礎づくり元年と位置づけると申し上げました。このところ、市内各地で地元の農産物や伝統文化、集落の景観など、多彩な地域資源を活用するプロジェクトが活発化しています。また、地域活動をサポートする次代を担う人材も着実に育ちつつあります。なりわい塾卒業生(1期生)25名のうち、多くが真庭市で週末のイベントやボランティア活動に参加しており、関係人口の増加につながっているほか、3名が真庭市に移住し、新たなライフスタイルに挑戦しています。 一方、日本全体で人口減少が進行する中、真庭市においても昨年度は合併以来最悪の762人の人口減となり、特に出生数は300人を割り込み、292人となりました。このような人口減少、とりわけ将来の担い手の大幅な減少が、地域経済の衰退、空き家や耕作放棄地の増加、地域集落の崩壊など、真庭市の持続可能性に悪影響を及ぼすことに強い危機感を持っています。 こうした状況に対応するため、第2次総合計画の目標である、人口構成のバランスを安定化させ、2040年に3万4,000人を維持することを目指し、今年度予算は地域集落を維持すること、女性が住みやすい、住み続けたい魅力のあるまちづくり、教育(郷育)による帰属意識の醸成と仕事場の創出、さらには計画的かつ持続的で魅力ある都市づくり、地域を支える関係人口づくりと情報発信などの施策を盛り込み、真庭ライフスタイルを実現し、人口減少対策に全ての施策をつなげるための予算編成としました。現在、この予算に基づき諸施策を鋭意進めておりますが、今後とも有効な対策は何でも打つという気概で全庁を挙げて人口減少問題に取り組むこととし、持続可能な地域の発展を意識した真庭版SDGsを積極的に推進してまいります。 なお、私の活動ですが、この間、内閣府の設置したわくわく地方生活実現会議、文部科学省の設置したSociety5.0に向けた人材育成に係る大臣懇談会といった国の政策検討会議に委員として参加し、梶山大臣、林大臣の出席のもとで地方創生や人材育成のあり方について議論し、意見を述べる機会をいただきました。毎月1回から2回の頻度で開催されるこれらの会議に出席することは日程上厳しいものがありましたが、農山村の現状と課題を踏まえた意見を一定反映させることができたのではないかと思います。林大臣の懇談会の報告書が5日に大臣の記者会見で公表されましたが、これら2つの会議の成果物については何らかの形で御報告いたします。 それでは、市政の現状と最近の成果、今後の取り組みについて、その主なものを御報告申し上げます。 初めに、総合政策部関係でありますが、先に申しましたように平成29年度は社会減と自然減を合わせて人口が762人の減となりました。この数字は合併後最大の減少数であり、これまでさまざまな人口減少対策を講じてきたことを思うと大変ショッキングで残念な数字です。今まで以上に危機感を持って人口減少対策に当たることとし、今月中旬には部局長をメンバーとして人口減少対策会議を開催します。 真庭市には、地震のおそれが他地域より少ない、安定・安心の暮らしがあり、豊かな自然を背景にした里山資本主義による環境、経済、社会の好循環があります。私は、真庭市には人口減少をもう少し抑制する底力があると信じています。人口減少対策についてデータに基づいて事業の検証、検討を行い、知恵を絞って効果のある、効果の見込まれる事業を確実に実行していきます。 なお、持続可能な開発目標であるSDGsについては、2030年にエネルギー自給率100%を目指す真庭の取り組みがSDGsの理念と合致するものであることから、現在SDGs未来都市に応募し、国の採択を目指しております。 また、先月29日にはSDGsを精力的に展開している岡山大学の槇野学長にお会いし、その推進に当たって真庭市と岡山大学が連携することで基本的に合意し、協定に向けて協議をしています。今後は岡山大学の持つ知恵をおかりしながら、また議会とも協議しながら、真庭市を未来永劫に維持、発展させるために市民や各種団体との組織を立ち上げ、SDGsに係る政策に鋭意取り組んでいきたいと考えております。 地域おこし協力隊については、3月末に木藤千春隊員が、4月に吉原啓介隊員と大岩功隊員が加わり10名体制となりました。木藤隊員には移住コンシェルジュや地域案内人との調整、吉原隊員には真庭市のプロモーション活動、大岩隊員には環境教育や里山活動など、それぞれの経験とスキルを生かした業務を担当していただきます。今後も新規に隊員をふやし、活動の強化を図ってまいります。 3年目となります真庭なりわい塾については大変好評で、6月9、10日に第3期生21人を迎え、開塾式と第1回講座「地元学」を行う予定です。2年目となる第2期生は3つの実践講座に分かれ、そのうち地域づくりプロジェクトの講座では、昨年実施した空き家調査の結果を生かして地域の新たな交流拠点となる空き家改修プロジェクトを始動させます。 また、市議会からの提案も受け、中山間地域の大きな課題である空き家対策、耕作放棄地対策、新規就農、移住対策を一体的に取り組むため、自治会等が空き家の所有者等と話し合って、譲渡、貸借を決めた農地つきの空き家について、農地法による農地取得の下限面積を1アールに引き下げる特例措置を導入することとしました。今後は関係部局が一体となって、中山間地域への移住・定住の拡大に向け、新制度の活用を進めてまいります。 ふるさと納税については、平成29年度の寄附総額が1億1,172万9,000円となりました。このうち地域指定寄附金は前年対比2.28倍、1,238万1,000円と予想を大幅に上回りました。地域指定登録団体は現在27団体ですが、寄附金を地域に交付するふるさと応援交付金の制度はふるさと納税の本来趣旨に沿ったものであり、今後は団体数を伸ばし、より多くの地域に活用していただけるよう周知してまいります。 行政告知放送整備事業については、昨年から市内全域で実施していた宅内工事の説明会を5月末に終え、平成31年1月末の完成を目指して工事を進めております。 1つうれしい話題をお知らせします。今年度から使われている高校の現代社会の教科書(実教出版)に、冒頭2ページにわたり真庭の里山資本主義の挑戦が掲載されています。「エネルギーのほとんどを海外に依存している日本の常識を打ち破り、木材という身近な資源に目を向けてほしい」というメッセージを高校生に伝えたいとの思いから掲載が決まったもので、教科書編集委員の一人がバイオマスツアーに参加し、真庭の取り組みに感銘を受けたことがきっかけとなったと聞いています。今年、全国10万人の高校生が真庭市の挑戦を題材として地球環境問題を学びます。このことは永続的な地方・農山村の発展モデルの構築を目指す真庭の挑戦を全国、世界にプロモーションしていくチャンスです。同時に真庭市民自身が真庭市のポテンシャルを再認識する機会でもあり、若者たちが郷土への誇りを抱き、真庭で暮らし続けたいという思いを強くしていくものと信じています。 次に、各振興局の取り組みについて報告します。 蒜山振興局では、中和地域の市有林を活用したアウトドアパーク冒険の森inひるぜんが7月に開園予定であり、これに向けて4月12日に株式会社冒険の森と笑顔あふれる真庭・冒険の森事業基本協定を締結しました。環境保全と森林をテーマにした魅力ある施設ができ、訪れる人が増加することや、その経済波及効果に大きな期待を寄せているところです。また、郷原漆器のPRの一環として作成したショートムービーが、4月に開催された全国広報コンクール映像の部で入選しました。今後も郷原漆器の伝統技術の伝承や知名度の向上に向け、全国、世界に発信してまいります。 北房振興局では、6月16日に2018ほたるサミットin真庭を開催します。真庭の豊かな環境や資源を全国に発信するとともに、市内各地で取り組んでいる蛍の保護活動を連携し、真庭市全域を蛍の里にしてまいりましょう。農泊推進事業については、農村観光ツアーの商品化や滞在型観光の拠点となる呰部商店街の町並み再生、加工品開発など、地域の主体的な取り組みを支援してまいります。 落合振興局では、春休み期間中に地域おこし協力隊の東大生橋本さんを初めとする大学生や高校生、教員OBがボランティアとして子どもの学習支援に当たりました。今後、この動きが地域を支える学びの場づくりにつながることを期待しております。また、栗原地区では、いつまでも地域で元気に暮らしたいという思いをかなえる取り組みとして、ささえあいデイサービスが始まりました。 久世地域では、北町公園周辺の市民有志がまちおこし団体R.北町公園を結成して、5月20日に北町マルシェを開催しました。町の中心にある公園の魅力の再発見と新たな地域コミュニティーづくりを目的としたイベントで、地元で活動しているハンドメード作家のワークショップやフリーマーケット、こだわりフードの移動販売車なども集め、北町公園は大いににぎわいました。 勝山振興局では、町並み保存地区内にある空き家の修復工事に4月から着手しています。老朽化が進んだかつての船宿を修復して、風情ある町並みを守ろうとするものです。費用の一部にふるさと応援交付金を充て、地域住民と勝山・町並み委員会が連携して取り組んでいます。また、5月20日に15回目なる富原お茶まつりが開催されました。特産品であるお茶を地域全体でPRするとともに、内外の人々の交流により地域活性化が進んでいます。 美甘地域では、4月から地域のボランティアが中心となり、1人では買い物が困難な高齢者を対象にした買い物ツアーが始まりました。こうした暮らしサポートの試行により課題を抽出しながら地域主体の支援システムを確立してまいります。また、旧美甘中学校を活用した第6次産業化拠点施設では、新商品の開発や販路拡大が進み、新たな雇用も生まれています。今後は地域産品を活用したふるさとセット等を考案し、ふるさと納税と連携したファンづくりを推進してまいります。 湯原振興局では、4月21日に旧二川中学校の二川こうふく村で、地区住民が主体で立ち上げた二川さくらマーケットが第4回やまびこマーケットと共同して開催されました。また、空き家を新規の入居者用に活用するため、同地区が昨年度から取り組んでいる空き家調査は、外観調査を終え、所有者の御協力を得ながら建物内部の調査を進めてまいります。 次に、危機管理関係についてでありますが、平成29年3月に策定した業務継続計画を検証するため、今月中に職員緊急参集訓練を実施する予定です。時間ごとの職員参集状況と災害時優先業務開始までの状況を検証し、訓練を通じて明らかとなった課題や改善点をもとに、今後BCPを、業務継続計画をよりよいものに改善してまいります。 次に、生活環境部関係についてでありますが、国民健康保険事業は今年度から岡山県が財政運営の主体となりました。この制度の安定化には、市民一人一人が疾病予防に努め、医療費の適正化につなげていくことが必要です。市では、平成29年度に策定した第3期特定健康診査等実施計画及びデータヘルス計画に基づいて、特定健康診査や特定保健指導の受診勧奨やジェネリック医薬品の普及推進に努めてまいります。 CO2削減と安全・安心な地域づくりを目的に防犯灯、街路灯のLED化を推進する真庭市エコライトCITY事業については、各自治会から5月末までに300基を超える申請がありました。市管理の防犯灯についても、久世地区の141基を今年度中にLED化する予定にしております。 生ごみ等資源化施設については、6月4日に専門家を中心とした第1回地域提案選定委員会を開催し、候補地の提案等の審査に着手したところです。今後、秋ごろを目途に最終候補地の決定を目指してまいります。また、平成29年度に実施していたバイオ液肥を活用した中山間地域低コスト農業モデル確立事業の検討結果がまとめられ、中山間の多い真庭市の現状に適合した液肥利用に関する知見が得られました。生ごみの分別収集に係る市民の皆様の協力を得て、平成40年ごろには8,000トン程度の液肥を製造し、技術的、経営的に液肥利用が効果的な水稲品種、野菜づくりでの利用、液肥スタンドを活用した家庭菜園での利用拡大などを進めてまいります。 自然環境の保全については、絶滅のおそれのある動植物など130種を収録した真庭市版レッドデータブックを県内の市町村で初めてこの4月に作成しました。希少な生き物だけでなく、真庭市の特徴的な自然と人とのかかわりなどを紹介した冊子は非常に好評で、今後真庭市でのすばらしい自然環境の保全に活用してまいります。 本年度から市内2つの火葬場について、市民サービスの向上を目的に、火葬業務及び霊柩車運転業務を民間事業者に委託して運営を開始しております。小動物の火葬に関しては、昨年10月の稼働から今年4月末までに15件の利用があり、御好評をいただいております。 まにわくんの運行ですが、国庫補助金の縮減などにより赤字が増大して、本年度予算では1億1,000万円を市の単費負担として計上しています。特に枝線は1人当たりの運行経費が1,100円かかっており、かつ利用者数、率も低減傾向です。一方、高齢化が進み、自家用車以外の移動手段、足の確保がますます重要になっている地域が増加しています。まにわくんの恩恵を受けにくい地域のことも考慮する必要があります。このような状況を考えますと、枝線について抜本的な見直しが必要ではないでしょうか。美甘地区で買い物ツアーを手始めとして地域主体のボランティア移送が始まりましたが、このような取り組みも教訓としながら、多くの市民の役に立ち、かつ真庭市の単費負担の増大を抑制する仕組みを真剣に検討しなければなりません。また、全国的課題となっている運転手不足対策として、本年度から二種免許の取得や講習会受講費用を補助する真庭市公共交通網運転手育成支援事業を実施しております。意欲のある事業者の皆さんには積極的に制度を活用していただきたいと思います。 旧遷喬尋常小学校についてですが、去る4月17日、第1回目の保存活用の検討委員会を開催しました。委員会は、地元はもとより全国的なレベルの専門家から構成されており、闊達な論議が展開されました。今後はテーマごとに議論を交わし、全国的な視点から近代教育遺産としてふさわしい整備のあり方、あわせて真庭市の価値ある地域資源としての活用方策について提言をいただけるものと思っております。また、6月2日には、機運醸成の一環として、講堂を会場にピアノとソプラノのコンサートが開かれ、国指定重要文化財と調和した感動的な調べが奏でられました。 次に、健康福祉部関係についてでありますが、障がい者雇用については、昨年度策定した障がい者計画に基づき、真庭地域自立支援協議会等と協議しながら、福祉分野と農業分野が連携した農福連携の取り組みを進めてまいります。 妊娠、出産、子育て期までの切れ目のない支援については、出産後の母子が医療機関などに宿泊して育児相談や授乳指導を受けられる産後ケア事業について、4月から日帰り型を追加し、加えてこれまでの生後1カ月未満から3カ月未満に対象期間を拡大しました。また、子育て情報を盛り込んだまにわ版子育てガイドブック「はぐくみ」を作成し、今月から配布を始めております。今後とも引き続き父母の育児不安を解消し、安心して子育てができる環境づくりに努めてまいります。 北房こども園についてですが、4月12日に開園式を行いました。一部外構工事が残っておりますが、安全の確保に十分配慮しながら8月完成に向けて工事を進めております。 高齢者福祉については、昨年度策定した第7期高齢者保健福祉計画介護保険事業計画に基づき、「いくつになっても いきいき暮らせるまち・認知症になっても 安心してくらせるまち」を目指して、4月から6つの日常生活圏域に生活支援コーディネーターを配置したところであり、今後地域包括ケアシステムのさらなる進化を図ってまいります。また、社会参加を希望する高齢者ニーズに対応し、熟年者や女性がより活躍できる場を充実させるため、国の新規補助事業を導入し、シルバー人材センターの活発化を支援してまいります。 次に、産業観光部関係についてでありますが、真庭市全体の観光事業を推進し、プロモーションやマーケティング、広域連携、さらには外国人旅行者の受け入れなどの幅広い役割を担うため、4月1日に公民一体となり一般社団法人真庭観光局を設立しました。地域の多彩な資源や人材をつなぎ、変化の著しい観光のトレンドに即応しながら地域の稼ぐ力を引き出し、地域への誇りと愛着を醸成する観光地域づくりを推進してまいります。具体的には、真庭市のブランドイメージ確立、プロモーションや情報発信の一元化、潜在する魅力的な地域資源を活用した滞在プログラムの企画、さらには食や土産物の開発支援、受け入れ態勢や二次交通の整備など、明確な目標やコスト意識を持って重点的に取り組んでまいります。 企業誘致については、真庭産業団地は5月に鴻池運輸株式会社の立地が決定し、現在内定中の1区画を除き、残りが3区画となりました。私が市長に就任した平成25年4月時点で22区画の空き地がありましたが、ここまで立地が進んだことに対して御尽力いただいた方々に深く感謝申し上げます。特に、立地した企業の中でエスアンドエスプロダクツ株式会社が敷地内に第2工場を増設し、ミック工業株式会社が市内で初となる企業主導型保育所ひなた保育園を開園するなど、活発な活動、投資が行われています。引き続き企業誘致に向けた環境づくりを進め、廃校空き地を含めた市の未利用地などを対象として、企業誘致のための適性について、今後も調査を実施する予定であります。 商工振興については、去る3月29日に事業成果報告会を開催し、真庭市産業サポートセンターなどの支援により開発した新商品や販路開拓の取り組みについて8事業者が発表しました。地域発展を支える外貨獲得のための新たな試みが生まれています。引き続き真庭商工会や金融機関、国、県、関係機関との連携を図りながら事業者の新たなチャレンジを力強く支援してまいります。 今国会で成立した森林経営管理法は、木材価格の低迷や人手不足で荒廃が進む森林について市町村等が所有者にかわって経営管理を行い、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理の両立を目指すもので、私たちの主張がかなり反映されています。真庭市としては、この制度を最大限活用して、持続可能で山主に利益還元できる森林経営管理の真庭モデル構築を進めていきます。5月に開催された美甘地区森林づくり推進協議会での意見をもとに、現在コスト試算や施業ガイドラインなどを検討しており、今後は美甘地区で説明会を開き、森林所有者と意見交換しながら経営管理の仕組みづくりと合意形成を行ってまいります。 木材・木工産業振興については、今国会で木造建築物の耐火要件見直しを盛り込んだ建築基準法改正案が提出されており、今後CLTなどの木材利用促進が期待されます。加えて、平成31年度から森林環境譲与税が導入されます。こうした木材利用を通じた地域振興施策を追い風にして、昨年度から実施している市内製材所の聞き取り調査をもとに具体的な販路拡大等について検討してまいります。 真庭バイオマス発電所は順調に稼働を続け、平成27年の操業開始以来、売電収入は毎年目標を突破し、今期、平成29年7月から平成30年6月までですけども、は前期を上回る約24億円を売り上げる見込みです。チップ工場の集積基地では未利用木材の集荷が大幅に伸びており、山元への還元額も昨年度の2,600万円から平成29年度は3,600万円となり、大きくふえております。今後も発電所の安定稼働と木質燃料の安定供給を支えるべく、林業振興施策をしっかりと進めてまいります。 また、バイオマスラボでは、植物由来の低糖質甘味料の研究を行っている業者が蒜山の製造会社と提携し、低糖質で高カカオ成分のチョコレートを製品化しました。販売でも高い評価を受けていると聞いております。商品は既に市内数カ所で販売を始めており、今後の展開を期待しておりますし、また支援します。 農業振興については、真庭版SDGsの柱の一つとなる平成35年の液肥の本格利用を見据え、地域内、川上川下で資源を循環する循環型農業の実現と、集落営農組織の法人化や農地の集積・集約による効率的な営農体系の確立を進めてまいります。 新規就農者支援については、昨年度は12名が新規就農者として経営を開始し、現在は4人が就農に向け準備を始めております。離農したブドウ農家や畜産農家を新規就農者が継業するなど、人材を受け入れたい地域と初期投資を軽減したい新規就農者双方にとってメリットとなるようなきめ細かなマッチングを進めてまいります。また、農業専業の就農希望者だけでなく、半農半Xを希望されている方、農山村での起業を希望される方、林業に関心のある方など、移住希望者の多様なニーズに対応するため、関係部局や交流定住センターとの連携を強化し、人口の社会増の実現に向けた活動を推進してまいります。 畜産クラスター事業については、昨年度8台の飼料用機械を導入し、今年度は蒜山地区で牛舎新築工事を実施しております。今後もクラスター事業を中心に各機関が一体となり、畜産農家の経営規模拡大等の支援を行ってまいります。 鳥獣害対策については、鹿の捕獲頭数が増加し、目撃情報も広域化しており、鹿対策は重要かつ緊急の課題であります。ジビエ等の開発研究のため、本年2月に美作市等と共同でみまさか有害獣利活用研究コンソーシアムを設立しました。鳥獣害対策は行政や猟友会、農林業者だけでできるものではなく、市民ぐるみの取り組みが必要です。本議会で提案を予定しているジビエカーも活用し、ジビエの普及や市民への鳥獣問題への啓発、若い狩猟者の育成等の総合的な対策を行ってまいります。 農業共済組合の再編については、3月26日に管理者、首長による岡山県農業共済組合設立準備委員会を設立し、平成31年4月1日の1県1組合化に向けて協議を進めております。 北房ダム小水力発電所は、今月中の稼働を予定しております。1時間当たり4.7キロワットの発電が可能で、全量を売電し、その収入を農業集落排水施設の光熱水費に充当する計画です。この発電によりエネルギーエコタウン真庭の一翼を担ってまいります。 土地改良事業は、毎年多くの要望が市民から寄せられ順次実施しておりますが、今後要望に対して公正かつ迅速に対応するため、土地改良事業評価表を作成し、緊急性や必要性等を考慮した優先づけにより効率的な事業実施を目指してまいります。 次に、建設部関係についてでありますが、人口減少と少子・高齢化が進む中、安心して住み続けられる持続可能な都市づくりを目指して、市職員による意識醸成と討議を中心とした勉強会を7月中にスタートします。専門家の指導を仰ぎながら中心市街地と周辺拠点の連携や都市構造の分析等、50年先、100年先を見据えたまにわの都市づくりをさまざまな角度から検討し、本年度中に全体の方向性をまとめます。 旭川サイクリングロード(仮称)については、今月中に旭川両岸の3路線について舗装工事を発注する予定です。完成後には旭川でつながる地域が相乗効果を発揮できる利用と活用を検討してまいります。 岡山自動車道4車線化については、今月中に真庭市分の準備工事に着手し、残るトンネル・橋梁工事も順次発注されると伺っております。なお、今年度は真庭市を含む岡山連携中枢都市圏で高速道路料金割引社会実験の実施を予定しています。これを契機に真庭市では市内観光の優待サービスや連携イベントを行い、岡山道の利用促進とあわせて真庭市への誘客につなげてまいります。今後も早期の4車線化に向けて岡山県を含めて関係団体が一体となり、要望活動等を行ってまいります。 水道事業については、新規事業として久世地区配水池の設計業務を今月中に発注する予定です。これは、現在の黒尾配水池の老朽化に加え、近年進んでいる久世、目木地区の宅地化と真庭産業団地の企業立地に伴う使用量の増加に対応するものです。 下水道事業については、昨年度日本下水道事業団と行った勉強会の成果を生かし、今後の検討課題を短期、中期、長期に分類し、経営状況の見える化を図りつつ、長期的な視点に立った経営の健全化を目指してまいります。 次に、教育委員会関係についてでありますが、学校教育については、子どもたちが考える力、協働する力、ふるさとへの誇りを身につけるため、「郷育」を核としたキャリア教育を推進してまいります。地域が教育に参画する推進エンジンとなる学校運営協議会の設立を進めるとともに、地域学校協働本部等による多様な学習機会を提供してまいります。 学力向上については、去る4月17日に全国・岡山県学力・学習状況調査が実施され、結果分析に基づき、語り合いによる指導改善を行うとともに、校長等による授業の見取りにより授業改善を強化します。英語教育については、グローバル社会を力強く生き抜いていくために今年度から英語検定受験を支援し、英語学習への機運醸成を図るとともに、ALTやCIRと連携協力して指導力の向上を目指してまいります。 環境整備を進めてきた北房小学校が4月に開校しました。真庭市が目指す就学前教育から中学校までの地域と連携した一貫教育につながっていくよう、今後も地域の方々とともに取り組んでまいります。なお、林文科大臣のもとで開催されてきた懇談会においてもこの取り組みについて紹介しました。 安心して学習ができる学校の環境については、平成29年度の出生数が300人を切ったことも踏まえ、適正配置計画の再構築の議論を学校、保護者、地域の参画により進めてまいります。また、学校給食の共同調理場化については、給食施設整備計画に基づき、安全・安心で効率的な給食が提供できるよう関係者との協議を進め、構想を策定してまいります。 市民の知、情報の拠点である図書館については、7月3日に中央図書館がオープンします。市民に親しまれる楽しい図書館となるよう、ボランティアによる市民主体の活動が盛んになり、日常的に本に親しむ「本の香りがするまちづくり」を地域特性も生かしながら進めてまいります。なお、蒜山図書館については、蒜山振興局の改修を進めて、今年度内のリニューアルオープンを目指します。 次に、湯原温泉病院についてでありますが、新庄村からの要請と岡山県派遣医師の1名増を受けて、医師不在となった新庄村診療所へ今年度から医師を派遣し、月曜日から金曜日まで週5回の診療を確保しています。今後も過疎地域における医療確保のため、僻地医療拠点病院としての役割を担ってまいります。 最後に、総務部関係についてでありますが、職員力向上のための新たな取り組みとして、今年度から早稲田大学マニフェスト研究所へ職員を派遣しているほか、自治大学校等への派遣を行い、職員の専門性の向上と視野拡大を図ってまいります。また、政策アドバイザーとして弁護士を引き続き委嘱したことに加え、今年度から法制執務担当職員を各課に配置し、地方分権の時代において拡大する地方自治体の役割に対応するため、職員の法制執務能力の向上に努めてまいります。 バイオマス発電所からの電力供給については、これまで市役所本庁舎とエスパスセンターの2施設に供給しておりましたが、4月から市内の小・中学校やこども園、消防及び上下水道施設等を加えて全体で47施設に供給施設を大幅に拡大しました。今後もエネルギー自給率の向上、循環型社会の実現に向けて取り組みを進めてまいります。 以上、市政運営の状況について主なものを御報告しました。 なお、今定例会では報告4件、専決2件、条例や補正予算議案など6件、総数12件の御審議をお願い申し上げます。また、諸議案等の内容については日程に沿い順次説明いたしますが、御審議の上、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たっての挨拶と業務の報告とさせていただきます。 ○議長(長尾修君) 市長の挨拶並びに諸般の報告が終わりました。 それでは、これより議事日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(長尾修君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長において11番岡崎陽輔君、12番初本勝君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(長尾修君) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、あらかじめ議会運営委員会において決定しておりますとおり、本日から6月26日までの20日間とし、会期中の日程はお手元に配付しております定例会運営予定表のとおりとすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長尾修君) 御異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から6月26日までの20日間とし、会期中の日程はお手元に配付しております定例会運営予定表のとおりとすることに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(長尾修君) 次に、日程第3、報告第2号平成29年度真庭市一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてから日程第5、報告第4号平成29年度真庭市下水道事業会計予算繰越計算書についてまでの3件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました報告第2号平成29年度真庭市一般会計予算繰越明許費繰越計算書についてから報告第4号平成29年度真庭市下水道事業会計予算繰越計算書についてまでの報告3件につきまして御説明いたします。 本年3月の第1回真庭市議会定例会において繰越明許費の御議決をいただきました平成29年度一般会計につきましては地方自治法施行令第146条第2項の規定により、また水道事業会計及び下水道事業会計につきましては地方公営企業法第26条第3項の規定により、それぞれ歳入歳出予算を翌年度に繰り越しましたので、繰越計算書を調製し、本定例会において報告するものであります。 以上でありますが、詳細につきましてはそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(長尾修君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 澤山総務部次長。 ◎総務部次長(澤山誠一君) それでは、報告第2号平成29年度真庭市一般会計予算繰越明許費繰越計算書について補足説明をさせていただきます。 議案集の1ページをごらんください。 本年3月議会で議決いただきました繰越明許費について、平成30年度への繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令146条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 2ページをごらんください。 2ページからは一般会計について款、項、事業ごとに金額、これは繰越限度額になります。次に、実際の翌年度繰越額、そしてその財源を記載しております。国土調査事業を初めといたしまして17事業を繰り越しております。 4ページをごらんください。 合計で5億4,818万7,000円が繰り越しの総額となります。財源内訳についてはごらんのとおりでございます。前年度と比較しますと5事業、金額で1億13万2,000円の増となっております。前年と比べまして繰越額が増加した原因といたしましては、臨時福祉給付金支給事業が約1億3,000万円減少した一方で、北房地域新教育環境施設整備事業で1億7,700万円、災害復旧費で約1億4,500万円の増となったことなどによるものでございます。また、繰越事業の5月末現在の執行状況でございますが、約90%が発注済みとなってございます。残りの未発注事業につきましても、早期発注、早期完成に向けて鋭意努力しているところでございます。 以上、報告第2号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(長尾修君) 宮本建設部長。 ◎建設部長(宮本隆志君) 続きまして、報告第3号及び報告第4号について補足説明をさせていただきます。 最初に、報告第3号平成29年度真庭市水道事業会計予算繰越計算書についてでございますが、議案集の6ページをお願いいたします。 落合、久世地区管渠配水管支障移転事業につきましては、次の報告第4号の下水道事業との関連により、あわせて繰り越しをするものであります。財源内訳についてはお目通しをお願いいたします。 次に、報告第4号平成29年度真庭市下水道事業会計予算繰越計算書についてでございますが、議案集の8ページをごらんください。 上段の落合地区公共下水道事業でございますが、落合垂水地区、西原地区の管渠工事につきまして、推進工法の調整に不測の日数を要したことによるものでございます。 次に、下段の久世地区浸水対策事業(五反地区)でございますが、地元及び関連の農地所有者との協議に不測の日数を要したことによるものでございます。財源内訳はお目通しをお願いいたします。 以上、簡単でございますが報告第3号と報告第4号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(長尾修君) 補足説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑のある方は議案番号を述べてから発言をお願いいたします。 それでは、これより質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長尾修君) ないようですので、これで日程第3、報告第2号から日程第5、報告第4号までの報告3件を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(長尾修君) 次に、日程第6、報告第5号専決処分の報告についてを議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま上程いただきました報告第5号専決処分の報告については、地方自治法第180条第1項の規定により真庭市議会の議決を経て指定された市長の専決事項として、市の義務に属する損害賠償の額の決定及び和解について専決処分したものを同条第2項の規定により別紙のとおり報告するものであります。 以上でありますが、詳細につきましては担当者から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(長尾修君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 上島健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(上島芳広君) 失礼します。10ページをお開きいただきたいというふうに思います。 専決処分の報告について補足説明をさせていただきます。 番号の1番のほうでございます。本年3月1日に発生させてしまった事故でございます。事故の概要につきましては12ページを、見取り図がございますのでお開きいただきたいというふうに思います。 本年3月1日午前10時30分ごろでございました。真庭市荒田地内の国道181号を美甘方面から勝山方面に向けて走行中、運転中の車を不注意によりガードレールに接触させてしまい、ガードレールと車体を損傷させてしまったというものでございます。 1枚戻っていただきまして11ページでございますが、ガードレールのほうは大きな額ではないのですが、軽四のほうが廃車になるというふうな事態になってしまいました。運転しておりました職員も足にけがをいたしました。大きなけがではございませんで、その職員も休むことなく勤務をしていただいております。また、事故を起こしまことに申しわけないというふうに思います。ただ、1つ救いといいますか、不幸中の幸いであったことは、相手が人でなくガードレールであったというふうなことでございます。事故を起こした職員はふだんから非常に真面目な職員でございまして、本人に確認したところ制限速度内で、あそこはカーブでもございますので減速していたようでございますが、一瞬魔が差したといいますか、よそ見をしてしまったというふうなことでございます。まず、市民に事故によってけがを負わせてはなりませんし、それから職員も大切な市民の御家族だというふうに思っております。市民にも職員にも事故でけがをさせてしまうという事態は避けなければならないというふうに思っております。 事故の防止につきましては、総務部を中心に市全体で理事者会でも対策を進めております。1つには、独自の交通安全講習会を今年度から実施しております。それから、御存じのようにドライブレコーダーの設置を進めておるところでございます。それから、チャレンジ200へ参加をしまして、事故や違反がないよう取り組むというふうなことをしております。それから、職員同士で出かける前に他の職員から気をつけてというふうなことで声かけを行っております。一方で、疲れていましては注意が散漫になってしまいますので、業務は業務として一生懸命やってもらいますが、休むときにはしっかり休むということでリフレッシュをして体調管理に努めるということも必要だというふうに思っております。体調管理に努めるよう指示をしております。体調管理をした上で市民の皆さんのためによい仕事をして、事故を起こさせない。そのように対応していきたいというふうに考えております。事故を起こし、まことに申しわけありませんでした。 以上、おわびと御報告をさせていただきます。 ○議長(長尾修君) 大美蒜山振興局長。
    ◎蒜山振興局長(大美昌司君) 失礼いたします。蒜山振興局から報告第5号、2番の専決処分につきまして補足説明をいたします。 議案集の10ページの専決処分の概要書をごらんください。番号2でございます。 本件でありますが、損害賠償額5万5,124円を平成30年4月25日に専決処分したものであります。事故の概要でありますが、13ページの参考資料及び14ページの現場見取り図もあわせてごらんいただきたいと思います。 本年2月12日午前9時10分ごろ、真庭市蒜山下福田地内の市道上中井川線を南から北へ向けて除雪作業中、対向車が停車しようと急ブレーキをかけましたが、圧雪によりスリップし、対向車の右前部が停車しておりました除雪車の除雪板右前部に接触したことにより相手側車両のフロントバンパー、そしてボンネットが損傷したものであります。相手側、市側とも運転手及び乗員にけがはありませんでした。相手側の損害額27万5,620円で、市側の過失割合20%、市の損害責任額は5万5,124円となり、全額を保険で対応いたしております。市側の損害額はありませんでした。いずれの車両も継続使用しておるということでございます。今後につきましても、除雪作業に当たりましては対向車、後続車、周囲への安全確認をより徹底するように指導してまいります。 以上、補足説明といたします。 ○議長(長尾修君) 補足説明が終わりました。 これより質疑を行います。 質疑のある方は専決処分番号または議案集のページ番号を述べてからお願いいたします。 それでは、質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長尾修君) ないようですので、これで日程第6、報告第5号を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(長尾修君) 次に、日程第7、専決第1号真庭市税条例の一部改正について及び日程第8、専決第2号真庭市国民健康保険税条例の一部改正についての2議案を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました専決第1号真庭市税条例の一部改正について及び専決第2号真庭市国民健康保険税条例の一部改正についての2件の専決処分につきまして、その概要を御説明いたします。 専決第1号真庭市税条例の一部改正については、地方税法の一部改正に伴い、固定資産税の課税標準の特例措置に係るわがまち特例の追加等を行うものであります。 次に、専決第2号真庭市国民健康保険税条例の一部改正については、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税に係る課税限度額の引き上げ及び軽減対象の拡大を行うものであります。 いずれも議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行い、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものであります。 以上でありますが、詳細につきましては担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(長尾修君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 補足説明を求めます。 須田総務部長。 ◎総務部長(須田昌宏君) それでは、専決第1号真庭市税条例の一部改正及び専決第2号真庭市国民健康保険税条例の一部改正につきまして、補足説明をさせていただきます。 最初に、専決第1号真庭市税条例の一部改正につきまして、単なる引用条項のずれの措置などを除く主な改正内容を新旧対照表により説明させていただきます。 議案集の36ページをごらんいただきたいと思います。 附則第10条の2の改正は、地方税の特例措置について国が一定に定めていた内容を地方自治体が自主的に判断し条例で決定できる仕組み、通称わがまち特例によりまして、再生可能エネルギー発電設備の追加及び真庭市において再生可能エネルギーを推進するため、固定資産税の課税標準の特例割合を最少としております。 37ページをごらんいただきたいと思います。 第12項から第16項までは太陽光発電施設、水力発電施設、バイオマス発電設備などの課税標準をそれぞれ2分の1に、第17項から第21項は設備の規模により12分の7、3分の1にしております。それぞれ地方税法で定めている範囲内において最少のものとしておるところでございます。 続きまして、専決第2号真庭市国民健康保険税条例の一部改正につきまして、補足説明させていただきます。 議案集の51ページをごらんいただきたいと思います。 第2条第2項は、国民健康保険税の課税限度額を54万円から58万円へ引き上げるものであります。第23条は、経済動向等を踏まえまして、今まで軽減世帯であったものが軽減対象から外れないように国民健康保険税の軽減対象を拡大するものであります。第2号では、5割軽減判定所得の算定において、被保険者数に乗ずべき額を27万円から27万5,000円に引き上げております。 52ページをごらんください。 第3号では、2割軽減判定所得の算定におきまして、被保険者数に乗ずべき額を49万円から50万円に引き上げております。 この専決第1号、専決第2号につきましては、法律の公布日が30年3月31日、施行日が4月1日でありまして、専決処分をさせていただいたものであります。 以上、補足説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(長尾修君) 補足説明が終わりました。 これより質疑を1件ずつ行います。 まず、専決第1号について質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長尾修君) ないようですので、これで専決第1号に対する質疑を終わります。 次に、専決第2号について質疑を行います。 質疑はございませんか。 11番岡崎陽輔君。 ◆11番(岡崎陽輔君) 専決第2号、国保税の課税限度額の引き上げの問題です。 専決なんであれなんですが、昨年度決算ベースから影響を受ける。どんな影響を受けるのかというところで、そういった想定が市民にどういう影響が出るのかというのを知りたいんですが、その辺は想定をしておられるかどうかお聞きしたい。 ○議長(長尾修君) 答弁を求めます。 須田総務部長。 ◎総務部長(須田昌宏君) 世帯とか影響額ということでよろしいでしょうか。 平成29年11月末時点の試算で行きますと、全体で6,330世帯がございます。そのうち、課税限度額の引き上げによります影響世帯は86世帯、影響額は303万円を試算しております。また、軽減対象世帯につきましては、6,330世帯のうち5割軽減世帯は22世帯ふえまして1,174世帯、2割軽減世帯は9世帯ふえまして789世帯でございます。影響額は131万円の減ということになります。差し引きで172万円の増というのが試算のものでございます。 ○議長(長尾修君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長尾修君) ないようですので、これで専決第2号に対する質疑を終わります。 次に、委員会付託及び討論省略についてお諮りいたします。 本2議案は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することにいたしたいと思いますが、これに御異議はございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長尾修君) 御異議なしと認めます。よって、専決第1号及び専決第2号の2議案は委員会付託及び討論を省略し、直ちに本会議において採決することに決しました。 それでは、これより1件ずつ採決をいたします。 専決第1号から採決を行います。 お諮りいたします。 専決第1号真庭市税条例の一部改正については、原案のとおり承認することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長尾修君) 御異議なしと認めます。よって、専決第1号については原案のとおり承認されました。 次に、専決第2号の採決を行います。 お諮りいたします。 専決第2号真庭市国民健康保険税条例の一部改正については、原案のとおり承認することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者多数〕 ○議長(長尾修君) 挙手多数であります。よって、専決第2号については原案のとおり承認されました。 ここでしばらく休憩といたします。 再開は10時45分といたします。            午前10時34分 休憩            午前10時45分 再開 ○議長(長尾修君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(長尾修君) 次に、日程第9、議案第56号真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更についてから日程第12、議案第59号真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてまでの4件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第56号真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更についてから議案第59号真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてまでの議案4件につきまして、その概要を御説明いたします。 議案第56号真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更については、同計画にジビエ倍増モデル整備事業及び林道整備事業を新規計上するため、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項において準用する同条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第57号真庭市税条例の一部改正については、生産性向上特別措置法の制定に伴い、中小企業の設備投資を支援する固定資産税の課税標準の特例措置に係るわがまち特例の追加を行うため、条例の所要の改正を行うものであります。 次に、議案第58号動産の買入れについては、コミュニティーバス用車両1台を買い入れるに当たり予定価格が2,000万円以上でありますので、地方自治法第96条第1項第8号等の規定により、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第59号真庭市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、こども園医等の報酬を新たに定め、幼稚園医から保育園歯科医までの単位の区分を明確化するため、条例の所要の改正を行うものであります。 以上でありますが、詳細につきましてはそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(長尾修君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 新田総合政策部長。 ◎総合政策部長(新田直人君) それでは、議案第56号真庭市過疎地域自立促進市町村計画の変更について、補足説明をさせていただきます。 議案集53ページ及び別添で参考資料を配付しておりますので、ごらんください。 今回の変更点は2点でございます。1点目は、産業振興の分野にジビエ倍増モデル整備事業を追加するものでございます。変更理由としては、鳥獣被害対策としてジビエカー等を導入することで捕獲者の埋設処理の省力化や真庭産ジビエ肉の流通促進を図るためでございます。 2点目でございます。交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進の分野に林道整備事業(板井戸線、板井戸橋)を追加するものでございます。変更理由としては、経年劣化によるコンクリートの剥離及び亀裂が生じたため、修繕工事により安全を確保するためでございます。 以上、議案第56号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(長尾修君) 須田総務部長。 ◎総務部長(須田昌宏君) それでは、議案第57号真庭市税条例の一部改正につきまして、補足説明をさせていただきます。 議案集の60ページをごらんいただきたいと思います。 附則第10条の2第26項の改正は、生産性向上特別措置法の制定に伴いまして中小企業の設備投資を支援するためのものでありまして、固定資産税の課税標準の特例措置に係るわがまち特例の追加を行うためのものであります。市で策定いたします導入促進基本計画の認定を受けた設備投資が対象で、固定資産税の特例割合をゼロとした自治体の事業者は国の各種補助金の優先採択を受けることになっておりまして、特例割合をゼロにしております。 以上、議案第57号につきまして補足説明をさせていただきました。よろしくお願いします。 ○議長(長尾修君) 有元生活環境部長。 ◎生活環境部長(有元均君) それでは、議案第58号動産の買入れについて、補足説明をいたします。 議案集の61ページをごらんください。 購入物件はコミュニティーバス用中型バス、56人定員1台で、契約の方法は指名競争入札、契約金額は2,394万3,600円で、契約の相手方は岡山県真庭市惣127番5、有限会社真庭自動車整備工場、代表取締役谷岡志郎氏であります。4月26日に入札を執行しておりますが、入札結果につきましては62ページから63ページのとおりであり、落札者とは5月1日に仮契約を締結し、納期は8月31日までとしております。購入車両は日野自動車製のバリアフリー車両で、車椅子利用にも対応した真庭市初導入のノンステップバスであります。主要諸元、装備品、バスの外観等は64ページから65ページに参考資料として添付しておりますのでお目通しを願います。また、今回購入する車両は蒜山久世ルートに配備する予定でありますが、現在当ルートで使用している車両、4台ございますが、このうち29人乗り車両と交換することとしております。車両の大型化によりまして朝夕の混雑時にスムーズな対応が可能となり、運行の効率性、利便性向上が図られるものと考えております。また、購入費用に係る財源措置として国の補助金と過疎対策事業債を活用することとしております。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(長尾修君) 上島健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(上島芳広君) 失礼します。議案集の66ページをごらんいただきたいと思います。 議案第59号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでございます。 これは、これまでこども園の園医の報酬につきまして保育園と幼稚園の園医の報酬を準用してまいりましたが、条例上に明確に位置づけるというものでございます。あわせまして、報酬の単位についても年1園というふうにわかりやすく位置づけるものでございます。なお、報酬の額、それから取り扱いについて、これまでと一切変わるものではございません。あくまでも条例上に明確に位置づけるというものでございます。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(長尾修君) 補足説明が終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(長尾修君) 続きまして、日程第13、議案第60号平成30年度真庭市一般会計補正予算(第1号)について及び日程第14、議案第61号平成30年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)についての2件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 太田昇君。 ◎市長(太田昇君) ただいま一括上程いただきました議案第60号平成30年度真庭市一般会計補正予算(第1号)について及び議案第61号平成30年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)についての一般会計と1件の公営企業会計の補正予算案2件につきまして、その概要を御説明いたします。 このたびの補正予算は、国等の補助に係る事業採択等によるもの及び特に緊急を要する事務事業について補正予算を計上しております。 会計別では、一般会計で3,971万8,000円を増額し、歳入歳出総額290億4,971万8,000円を計上しております。昨年同期と比較して38億5,954万1,000円、11.7%の減であります。公営企業会計では、国民健康保険湯原温泉病院事業会計で2,512万8,000円を増額しております。会計全体では6,484万6,000円の増額補正を計上しておりまして、補正後の予算総額は487億6,462万5,000円であり、昨年同期と比較して56億9,044万9,000円、10.4%の減であります。 以上でありますが、詳細につきましてはそれぞれ担当者から補足の説明をさせますので、御審議を賜り、適切な御議決をいただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(長尾修君) 市長の提案説明が終わりました。 補足説明を求めます。 澤山総務部次長。 ◎総務部次長(澤山誠一君) 真庭市補正予算につきまして、補正予算の概要説明書のほうを御用意ください。 議案第60号平成30年度真庭市一般会計補正予算(第1号)についての補足説明をさせていただきます。 1の(1)の歳入についてでありますが、歳入の主なものといたしましては、ジビエ倍増モデル整備事業費補助金を初めといたします国支出金等の補助金の増額、過疎対策事業債が認められたことによります財源更正といたしまして過疎債を増額し、一般財源不足を補うための財政調整基金の繰入金の減額を計上いたしております。 次に、1の(2)歳出についてであります。歳出の主なものといたしましては、市民の自発的な地球温暖化対策への取り組みを促すための普及啓発事業、抜本的な獣害対策及びジビエ肉の流通を促進するためのジビエカーの導入、国指定重要文化財であります旧遷喬小学校校舎の整備のあり方、利活用に係る構想の策定等に必要な経費を計上いたしております。 次に、一般会計補正予算書のほうを御用意ください。こちらの4ページになります。 第2表地方債補正につきましてでございます。過疎対策事業債を計上するに当たり、限度額を増額するものでございます。 以上、議案第60号の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(長尾修君) 長尾病院事務部長。 ◎湯原温泉病院事務部長(長尾修君) それでは、議案第61号平成30年度真庭市国民健康保険湯原温泉病院事業会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。 補正予算概要説明書の2ページ、事務事業一覧表7、8ページをごらんいただきたいと思います。 まず、最初に1点誤字がございますので、訂正をお願いいたします。 事務事業一覧表の8ページです。上の表、資本的収入のところの説明欄、「血液脈波検査装置購入による増」というところが、「血液」が「血圧」となります。「血圧脈波検査装置購入による増」と訂正をお願いいたします。申しわけございませんでした。 それでは、主な補正内容について説明させていただきます。 収益的収入及び支出の収入の部では、この3月に確定した新庄村診療所への医師派遣に伴う新庄村負担金を計上し、その他医業収益を2,318万4,000円増額しております。支出の部では、新庄村診療所医師派遣に伴い医師が1名増員となったことにより給与費を1,726万8,000円、経費及び研究研修費を合わせて94万5,000円増額しております。また、経費においては3月に診療報酬改定がなされたのを受けて経営改善計画策定コンサルティング業務委託費を496万8,000円計上しております。 次に、8ページの資本的収入及び支出でございますが、収入の部では血圧脈波検査装置の故障による買いかえの財源として地方債を190万円増額し、支出の部では血圧脈波検査装置の購入費として資産購入費を194万4,000円増額しております。 以上、簡単でございますが、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(長尾修君) 補足説明が終わりました。 これで本日予定しておりました議事日程は全て終了いたしました。 定例会運営予定に従い、次回は来週、6月11日月曜日午前9時30分から本会議を開き、一般質問を予定しております。開催につきましては、本日御出席の皆様には別途通知はいたしませんから御了承をお願いします。 本日はこれをもって散会といたします。 大変御苦労さまでした。            午前11時00分 散会...