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08月31日-03号

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  1. 赤磐市議会 2020-08-31
    08月31日-03号


    取得元: 赤磐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    令和 2年 9月第5回定例会           令和2年9月第5回赤磐市議会定例会会議録令和2年8月31日(月曜日)              ~~~~~~~~~~~~~~~              議  事  日  程(第3号)午前10時0分開議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1              ~~~~~~~~~~~~~~~              出  席  議  員(18名) 1番  永  徳  省  二  君       2番  大  森  進  次  君 3番  佐  藤     武  君       4番  佐 々 木  雄  司  君 5番  光  成  良  充  君       6番  保  田     守  君 7番  大  口  浩  志  君       8番  治  徳  義  明  君 9番  原  田  素  代  君      10番  行  本  恭  庸  君11番  松  田     勲  君      12番  北  川  勝  義  君13番  福  木  京  子  君      14番  佐  藤  武  文  君15番  岡  崎  達  義  君      16番  下  山  哲  司  君17番  実  盛  祥  五  君      18番  金  谷  文  則  君              ~~~~~~~~~~~~~~~              欠   席   議   員                な         し              ~~~~~~~~~~~~~~~              説 明 の た め 出 席 し た 者市長      友 實 武 則 君        副市長     前 田 正 之 君副市長     川 島 明 昌 君        教育長     土井原 康 文 君総合政策部長  安 田 良 一 君        総務部長    塩 見   誠 君財務部長    藤 原 義 昭 君        市民生活部長  作 本 直 美 君保健福祉部長  入 矢 五和夫 君        産業振興部長  是 松   誠 君産業振興部政策監兼建設事業部政策監        中 山 教 浩 君        建設事業部長  杉 原 洋 二 君消防長     井 元 官 史 君        教育次長    有 馬 唯 常 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長  元 宗 昭 二 君        副参事     黒 田 未 来 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 ○議長(金谷文則君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は18人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 8月28日の本会議に引き続き、本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。 本日は、一般質問を行います。質問は質問席で発言願います。初回は一括質問とし、再質問以降は一問一答といたします。質問回数は、赤磐市議会会議規則第56条ただし書きの規定により、3回を超えることを許可いたします。質問については、赤磐市議会会議規則第55条の規定により、全て簡明にするものとしております。新型コロナウイルス感染症対策のため、1人の質問時間は20分以内であります。 質問順序は、お手元に配付した一般質問通告表のとおりであります。 報道関係者の議場内での撮影及び電子機器の使用を許可しておりますので、報告いたします。 それでは、これより日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(金谷文則君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従いまして一般質問を行います。 まず、10番行本議員の質問を許します。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 通告しております石蓮寺地区最終処分場進捗状況についてと、それから滞納整理についての2点をお願いいたします。 まず最初に、石蓮寺地区でございますが、この地への計画は最初は東備地域が共同で建設する計画が浮上しましたが頓挫、そのままその次は和気町との共同で建設する計画に変更され、これもまた頓挫、結局赤磐市単独で建設する計画となりました。これは歴代の赤磐市長が取り組んだけど話がまとまらなく、結局頓挫してしまいました。地元からは、これら行政に振り回されて迷惑を被っています。また、今までに交渉に当たられた方々も世代交代されております。まとまりかけた話も御破算になって現在に至っております。また、議会に対し具体的な説明が行われてない状態でございます。市長に現在の進捗状況をお尋ねいたします。 また、友實市長からは、石蓮寺への構想について唯一無二という発言を以前いただきました。それならもう少し御自身が掲げる現場主義で地元の理解を得られるべく交渉に当たり、成果があってもいいのではないでしょうか。就任から今までに具体的にどのような事業が進んでこられたのか、お尋ねします。 私も地元ですからいろいろと意見や批判を耳にし、結局話合いの場を数回行っただけでその成果はうかがえません。残された在任期間、あともう僅かです。半年ほどしかございません。どのようにして進めるのか、お聞かせ願いたいと思います。 次に、滞納整理についての質問をさせていただきます。 以前の一般質問で、滞納整理について一括管理して税、水道等の滞納整理に当たってはどうかと意見をさせていただきました。そのときの答弁は、根幹条文が違うのでできないと、それぞれの部署で対応し滞納解消を図るとの答弁をいただいております。このたびの決算を踏まえて滞納解消は図られたと認識されておられますか。現在コロナということでございますが、滞納解消とは無関係でございます。納税は義務で、公平性、市民の信頼確保の一丁目一番地でございます。市長は滞納解消が進まない原因は何と、どのように考えておられますか。今までと同じことを繰り返していては今までと結果は同じです。市長の信頼を得るべく本気で進める姿勢はあるのか、お尋ねします。 AMDA、FMのように意味のない政策より、地に足のついた原点を固めるべきではと私は考えますが、的を射た答弁をよろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 皆さんおはようございます。本日もよろしくお願いいたします。 それでは、行本議員の最終処分場進捗状況についての問いからお答えをさせていただきます。 まず、現在までの進捗状況ということですけども、備前広域環境施設組合設立当時からこの石蓮寺を候補地として話は進んでおります。組合が解散した後も、本市としては平成22年度に適地選定調査及び環境影響評価、その翌年度平成23年度には基本設計まで実施をしております。これらについて地域の住民をくまなく説明を行ってきたところでございます。平成26年5月の説明会以来、地域の御理解をいただくことができず一時中断したような形となっております。しかしながら、この間地域の方々と個別の調整、これは継続的に行わさせていただいております。最終処分場は市の責務として必要な施設であるという考えのもと、いろんな手法の研究も進めておりました。また、現時点での地域住民の皆様の御意見を頂戴していきたいという思いから、この7月から意見交換の場として再開をしているところでございます。 今後の進め方でございますが、計画を進めるに当たりまして、以前からも申し上げておりますとおり、住民コンセンサスを第1に地域の住民の方の理解が不可欠と考えております。地域住民の皆様に十分に説明を行い、理解を得るための努力をしてまいりたいと考えております。 続いて、滞納整理についての問いでございます。 滞納者については、毎年削減に向けて努めております。病気、事業の休廃止、大幅な所得の減など様々な理由で滞納者が毎年新たに発生しています。滞納整理には、それぞれの状況把握を適切にしっかりと行いながら、市税、各種使用料につきまして公平性の原則にのっとり滞納整理事務を進めてまいります。 悪質な滞納者には厳正な対処を取ることはもとより、未納者には督促、催告、訪問、呼出しなど早い対応を行うなど、適正、的確に進めていくことで市民の皆さんの信頼を得られますよう引き続き取り組んでまいります。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、石蓮寺最終処分場進捗状況についての再質問はありますか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) それでは、再質問します。 私は、歯の浮くようなその場しのぎの答弁は納得できません。怠慢としか私は思いません。市長自らが胸に手を当てて考えてみてください。進まない原因は何だと思いますか。地元の理解が得られないから、地元を悪者にしたら行政の誠意は伝わりませんよ。地元は市の熱意が感じられないから進まないと認識されておるんじゃないですか。また、数回説明会をやった程度では相手の心に響くんでしょうか。響かないと思います。口先だけでは相手の心は動きません。市の執行体制も整ってない状況では、具体的にも何も進みません。市長に改めてお尋ねします。進んでいないのであれば、取り繕いの答弁ではなく、この場で市民の皆さんにお断りをして唯一無二でいつまでに進めるかの決意表明されてはどうですか。答弁をお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 再質問にお答えします。 この事業に関して担当者、私、それぞれ熱意と誠意、これを合い言葉に取り組みをしていくように考えておりますが、いずれにしても地域の方々の御理解を得ることが第1でございます。そのためにこつこつではありますけども、説明を尽くしていきたいと、相談をしながら地元の方々に寄り添う形でやっていきたい、こう思っております。したがって、いつまでにと申されてもお答えすることはできません。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) いつまでにという答弁はできませんって、今始まったばっかしでこういうお尋ね方をしたらいつまでにというのはわかりません言われるのはわかりますよ。あなた、もう2期8年が来るんですよ、あなた自身の。それでいまだにまだわかりません言ようたんじゃったら話になりませんが。 あなたも先ほどの答弁の中で7月頃から新しい方法でやられるということ、説明会をするんだと言うてされとるのは私も確認しとります。その内容を聞くと、あそこの石蓮寺地区に焼却場の焼却灰を埋める計画でやっておりました。それが何か話を聞くと、今度は焼却灰を今までどおり、今奈良のほうへ持っていきょんですか、そちらのほうで処分します、それであそこに埋立てさせてもらうのは、計画は瓶とか陶器とかの埋立残土をせにゃいけんもんをやりますと。それで、何か聞くところによると、三方をコンクリートで、側面と底盤でしょうね、やって、それからその上に屋根をつけてやります。それで、その中に入った水とかそういうものは、従来の計画どおり下水のほうへ流すというような説明を受けておりますというてお聞きしました。それから、その中で人がかわって話をすると、まだそんな話しに来たんですか、もう私は済んどんかと思いましたというような意見も言わせていただきましたということも聞きましたけど、ということは、あなた方が一生懸命やりましたやりました言うただけで、口の先だけで、皆さんに本当に深刻になって考えていただけるような説明会ができてないからこういうことになるんでしょう。大きな声をするのがおりました、ここに、もう今は静かになっておりますけど。それでもってもなかなか後へ話が進んでないじゃないですか。 それで、今議会と執行部では3つの常任委員会があります。その中でもそういう説明をされてないんでしょう。議会と執行部が両輪だと言われるんなら、そういう最終処分場で持ってくものをよそへ持っていくという変更を委員会にも諮らずに地元へ行ってそんな説明会をするのは議会軽視もええとこじゃないですか。              (「そうだ」と呼ぶ者あり) そんなことで解決してどうするんですか。あなた、唯一無二言われたんでしょう。もう赤磐市にはここ以上よりいいとこはないんですよと、ここが最高ですというて言われたんですよ。あなた、言うてることとやってることが違うじゃないですか。誠意が見られんからですよ。 職員の体制にしてもそうでしょう。熊山の支所長にそれを兼務させてやってこられとった。それは地元との対応は一番濃いわけですから、いい方法でやりょうりました。そこをやめて今度は本庁に担当を替えてしまって、やる気がないということですよ。今までやってきたことが水の泡になってしもうとるわけでしょう。時間をかけて、間が抜けたように説明会をしますやこう言われたとこで誰が本気になってやってくれるんですか。性根を入れてやってくださいよ。あと半年ほどしかあんたの任期はないんですよ。次もそりゃ立候補されてやられる気があるんかもしれませんけど、対抗馬がなければあんたになりますわね、悲しいことじゃと思いますけど。 要らんことは別途にしまして、もう少し本気でやっていただけませんか。もうあそこへは焼却灰はもう持っていかんということですか。その点はっきりと答弁ください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) この事業は、これまでも本当に担当、私も含めて地域に出かけて行って説明もさせていただいておりますが、なかなか理解を得ることができない。これは何度も説明したとおりでございます。言い換えたら、それだけ行政としての困難度の高い事業でございます。なかなか前に進まないのは承知でいるところでございますが、何としても赤磐市にこの最終処分場は必要という思いで様々な提案をしながら、まだまだ研究段階ですけども、相談をまずするという形で地元の方々にお話に伺っているところでございます。担当部署も私もですけども、この地域の方々にとにかく誠意を持って接していくことを一番にやらせていただいているところでございます。 内容については、先ほども申しましたように、まだまだ研究段階で、相談という形での説明に入っているのみでございます。中に何を入れるか、その種別細かなところまでを決めての話合いではございませんので、御理解をお願いいたします。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 私の言うたことに答弁してないじゃないですか。地元説明会ではそういうふうに言うて確認まで相手から取られとんでしょう、そういうのをお聞きしとりますけど。もうあそこには石蓮寺地区のあなたが唯一無二と言われる場所には焼却灰は持っていかないということですか。その点をはっきりしてくださいというて今質問したばっかしでしょう。何ではぐれたことしか答弁できないんでしょうか。これじゃったら何ぼ時間かけてやっても話になりませんが。一生懸命私もなって、あそこのとこを何とか解決せにゃいけんということで私も私なりに頑張っておりますけど、トップがそういう姿勢では前へ行くわけないでしょう。まあ悲しいことですねえ。 ほかの、これから考えていきます、取りあえずそういうことをやるんだということですけど、地元に、ほんならそれしません、今従来どおり持っていっとるとこで処分しますって言われとる以上は、今度そんなのまた時代が変わったんですから持ってこさせてくださいというて、地元がうん言うわけないでしょう。そこを口にしたらもう後や前へ行きませんよ。そこまで言うといて、ほんならばそれはそれでもできないのんなら仕方ないですよ、私はそう思います。ですけど、あそこに7ヘクタールほどの計画予定地があるわけです。最初の計画では、15年間の3回分で45年間をあそこでできるという計画の下でスタートされとるわけで、しかし赤磐市内のどこを見ても、例えば公共工事を発注しても残土の処分場は1か所もありません。地域の方々が溝さらいやいろいろなことをされて、残土する処分場の場所もございません。ですから、そういうものも使えるわけですから、なぜ全体的今のを変更されるぐらいならそういう、ただ当面はガラスの瓶とか陶器のかけらとかだけでやりますというような話が何で出てくるんですか。いずれにしたって、もう熊山地区だけでなしに赤磐市全体としてもそういう残土の処分場というのは必要なんですよ。皆さん求められとるんですよ。せめて最低でも旧町単位ぐらいに1か所ずつぐらいはなければなりません。特に砂川なんかの流域は砂の川と言われるぐらいで真砂土がどんどんどんどん流れてきて、しゅんせつをしてもなかなか解決しません。県に言うたら、処分はしゅんせつはしますけど、処分場は市のほうでお願いします言われたら、それが現状でしょう、それを対応するにもそういうもん要るんですから、熊山の唯一無二の場所だけでなしにほかのとこの検討も再々言っとりますけど一つも前に行ってないのが現状でしょうが。性根を入れてやってくださいよ。 もう幾ら聞いてみたとこでそんな答弁ばっかしじゃったら、質問するんもばからしゅうなります。もう結構です。もう残る任期は僅かですよ。一生懸命やってください。よろしゅうお願いします。 終わります。 ○議長(金谷文則君) 石蓮寺最終処分場進捗状況についての答弁はよろしいですね。              (10番行本恭庸君「はい、よろしい」と呼ぶ) それでは続きまして、滞納整理についての再質問はありますか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) この滞納整理の件ももう言われることとやることが全然合わないんですよ。今回9月ですから決算で数字的なものが上がってきます。まだ見せてはいただいておりませんけど、あまりいいもの期待はできてないでしょう。そりゃ確かに前年度から比べたら少しながらでも滞納整理は進んでるとこはあるとは思いますけど、しかし全体の解消をするのは年数がたてばたつほどそれ難しくなるんですよ。 一つの例として言わせてもらいますけど、住宅新築資金の件、これ親の代から始まって子、孫の代ぐらいにはあなるような時代になっとんですよ。それで、今全体で1億5,000万円何がしの未収金がございますわね。全体の未収金の中のウエートをかなり占めとるわけですよ、これ。この問題一つとっても全然解決してないじゃないですか。あなたが言っておられる、悪質な滞納者に対しては厳しくやりますとか言われとるけど、どこが厳しくやられたんですか。住宅新築資金を借りとる方皆さん真面目に払っていただいとんですか。数字的には全然そういうことが出てきてないでしょう。今回監査報告の中でも数字がありましたから、これ私はちょっと覚えとんですけど、1億5,000万円からある中の38万円何がしだけが前年度より減ってるだけですよ。率にしたら何ぼになるんですか。1%とかよりもっと下で0.25でしたかね、0.25ぐらいになっとんです、計算したら。そんなもんですよ。それで滞納整理はしとんですということは、ようそんなことが言えますなあ。滞納整理は、決算は数字が現れるわけですよ。全然数字的には、楽しみにしときますけど、恐らく期待外れの数字でしょうけど、やりますやります言う、まして現場主義でやりますというて、あなたの現場主義は何ですか。それでもって私が赤磐の市長友實ですってよう言えますなあ、そんなこと。FM放送もつくったけど、1回も使うとりゃしません。防災無線で使って言ようりますが、ちょっと変わりますけど、コロナの問題で、教育長もしかりですけど、何で赤磐に防災無線で言わにゃいけんのですか。防災というのは災害があったときにそれを使ってやるのが防災でしょう。確かにその制度は防災無線というもので国の有利なのがあったから防災無線をということでやって、それには使用の条件もいろいろあると思いますけど、それやってこられとんでしょう。何でそこであなたが、教育長もそうですよ、防災という言葉は何でそこへつくんですか。コロナと防災とどう関係あるんですか。市民に伝達するために使われとるわけでしょう。もっと言いようがあるんじゃないですか。 ○議長(金谷文則君) 質問の内容のほうへ戻ってください。
    ◆10番(行本恭庸君) もうやめます。もう時間僅かです。 どうやったら本当に滞納整理ができて公平性が保っていかれるのか、再度答弁願います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 滞納整理についてのお尋ねでございますけども、この滞納整理については私市長に就任してからも力を入れて厳しく行っているところでございます。場合によっては、県の機構のほうに委託をし、滞納の額を少しでも減し、この収納率を上げていくことを第一に取り組んできました。 住宅貸付資金等貸付事業、これについては昭和53年度から平成8年度までの住宅の新築や改築、宅地の購入に貸付けをして、この貸付けの事務は今は行っておりませんが、償還業務を行っております。非常に厳しい状況であります。保証人に督促するなどの対応も取っていきます。今後も同様に引き続き取り組みをしていくことにしております。いずれにしても、市民の厳しい批判もございます。滞納の減少、これを取り組みをさらに強めていくことを考えていきます。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 今度は部長に聞きますけど、全体で大ざっぱな数字で結構です。今未収金が1億5,000万円ほどあります。全体で利用者の方は元本しか払わんわけですから、利子補給するのは市がするわけですから、元本だけで何ぼの金が戻ってこにゃいけんのんですか。それに対して1億5,000万円がどのくらいの割合になるんですか。教えてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 作本市民生活部長。 ◎市民生活部長作本直美君) 行本議員の御質問にお答えいたします。 住宅新築資金、こちらにつきましては、全国的にも回収が難しい状況というのは前回もお話しさせていただいたところでございます。制度上いろいろとございまして、なんですが、御質問のお答えになるかどうかですが、赤磐市では令和元年度末の全貸付けに対する収納率は一応80.5%、308件貸付け中60件が今のところ滞納となっているという状況でございます。 当時貸付けをさせていただいた方等がもう死亡されたりとか、保証人とかも、先ほどおっしゃってました代替わりにもなっていっております。そういう状況の中で相続人の調査とか保証人の調査、そのあたりも法的な部分も含めながらいろいろと全国のケースを勉強したりしながら進めてはおりますが、実際難しいというところで、いろいろ取り組みはさせていただいております。今後も引き続き努めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 数字はいいのか。              (市民生活部長作本直美君「はい」と呼ぶ) 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 2割ほどのもんが残っとるわけね。だけど、難しい難しいじゃねえ、どこが難しいんかはっきりしてえ。弁護士なりいろんなものを使って、制度も変わっとるわけでしょうが。あげたお金じゃないんですから、貸したお金ですから、ちゃんと払うてもらわにゃいけんでしょうが。その仕事をしただけでも1億5,000万円残っとんですよ、まだ。もう一つやり方を考えてやられたらどうですか。期待しとりますから、よろしくお願いします。 これでもって終わります。 ○議長(金谷文則君) 答弁よろしいですね。              (10番行本恭庸君「はい」と呼ぶ) それでは、以上で10番行本議員の一般質問を終わります。 ここで、10時40分まで休憩といたします。              午前10時34分 休憩              午前10時40分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、8番治徳議員の質問を許します。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) 皆様おはようございます。 それでは、通告に従いまして4項目お伺いいたします。 まず初めに、新型コロナウイルス感染症対策についてお伺いいたします。 夏場には、コロナウイルスの感染は鈍るのではないかと淡い期待もありましたが、コロナに夏休みはないとの東京都医師会会長の指摘のとおり、新型コロナウイルスの感染者は世界では2,500万人を超え、日本でも6万6,000人を超えるなど、再び感染拡大の様相を見せています。世界保健機関WHOは、パンデミック、世界的流行が2年以内に終息する可能性に言及をされていますが、そのためにも一刻も早いワクチンの開発や確保が求められるところであります。いずれにしても、コロナの長期化は覚悟しなければなりません。 そのような中、赤磐市も市民の命を守るため、また大きなダメージを受けている社会活動や経済活動に対応するためにスピード感を持って国のコロナ対策を赤磐市に反映するとともに、市民のニーズに合った独自の様々な取り組みを積極的に行っています。今後とも新型コロナウイルス感染症対策、ウイズコロナ取り組み、そしてその先にあるアフターコロナ取り組みに積極的に行っていただきますよう、まず初めに要望させていただき、以下3点お伺いいたします。 1点目として、農業者支援についてお伺いいたします。 赤磐市の農家では、水稲、ぶどう、桃、黄ニラなど豊かな自然を生かしてブランド力の高い農産物の生産が盛んであり、特に朝日米、雄町米、マスカット、清水白桃、黄ニラの生産量は全国1位のシェアを誇る岡山県にあって県内上位3位に入るなど一生懸命頑張っております。赤磐市も農業は赤磐市の基幹産業であるとのコンセプトのもと、強い農業の確立を目指して担い手の確保や育成、遊休農地や耕作放棄地の積極的な利活用、ブランド化による高付加価値化や生産者の所得向上などの農業振興に取り組まれています。加えて、6次産業化やスマート農業、次世代農業など新しい試みも積極的に挑戦をしています。 そのような中、今回のコロナで大きな打撃を受けた農家もあるとお聞きします。さきの6月議会においてコロナ禍の中、農家は市場価格の下落や利用減の不安を抱えている、また桃やぶどうなどの特産品を守ることは赤磐ブランドを守ることでもある。がんばろう赤磐コロナ対策持続化給付金の対象を農業者まで広げるべきであり、この給付金で対象拡大が難しいのであれば別の制度をつくって厳しい農家を守っていくべきではないかとの提案をさせていただきましたが、状況の把握に努め、必要に応じて適切で的確な対策を打っていくとの市長の前向きな御答弁がありました。どのように取り組まれるんでしょうか。 2点目として、国は第2次補正で医療従事者や介護施設職員に対して慰労金の支給を決定したことは皆様承知のとおりです。しかし、残念ながら保育士や放課後児童クラブ支援員などは対象外になりました。国は、緊急事態宣言を発令して学校や幼稚園などを臨時休校にした際には、社会機能を維持する観点から保育園や放課後児童クラブへ開所を継続するよう強く要請しています。また、今後第3波、第4波と同じような状況が生ずる可能性も大きいと感じます。そのような中、医療機関や介護施設と同じリスクを抱えながら頑張っている保育園などにも福祉分野の中で区別することなく同様の措置を望む声は大きいものがあります。子育てするならあかいわ市を全面的に掲げる赤磐市は、子育て中の御家庭への支援だけではなく、現場で取り組む保育士や支援員などにも配慮していくべきと考えます。国が対象外としたのであれば、市独自で取り組んでいくべきと考えますが、いかがでしょうか。 3点目として、「地域未来構想20オープンラボ」の取り組みについてお伺いいたします。 これは内閣府の取組ですが、コロナ対策の暗中模索が続く中、将来の感染症リスクに対して強靱なものへと改革することを推進するためにも重要な取組であると考えます。どのように取り組まれるんでしょうか。 続きまして、地区社協の取り組みについてお伺いいたします。 議長、すいません、マスクを取ったらまずいでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 聞こえません。              (8番治徳義明君「マスクを取ったら駄目でしょうかね」と呼ぶ) マスクは取らないようにしてください。 ◆8番(治徳義明君) 分かりました。 続きまして、地区社協の取り組みについてお伺いいたします。 日本の福祉制度は、1980年代後半以降、高齢者、障害者、子供たちなど属性別、対象者別に制度が整備されてきました。しかしながら、昨今は少子・高齢化や人口減少など社会行動の変化に加え生活スタイルや価値観が多様化するとともに、地域のつながりの希薄化などが進展して、いわゆる8050問題や社会的孤立、介護と育児を同時に担うダブルケア、就職氷河期世代やひきこもり問題など、制度、分野を超えた複合的な課題も浮かび上がっております。 そのような中、子供から高齢者まで障害のあるなしに関わらず、誰もが住み慣れた地域で支え合いながら生き生きと安心して自立した生活を送れる取り組みが重要であります。また、地域のニーズを把握してより効率的、効果的に対応する仕組みづくりが必要不可欠であります。地区社協の取り組みはこのような状況にマッチしたすばらしい取り組みだと考えます。そして、少子・高齢化や人口減少で地域社会の担い手も不足し地域の支え合いの力が低下している現在、地区社協の設置の取り組みなど自治体が連携して推進することは、誰も置き去りにしない、誰も孤立させないという地域共生社会の実現、全世代型社会保障の実現につながっていくと確信します。現状や課題をお伺いいたします。そして、市はどのようにサポートされるんでしょうか。御答弁をよろしくお願いいたします。 続きまして、山陽団地の活性化についてお伺いいたします。 山陽団地は、入居開始から約50年が経過して、かつてニュータウンと呼ばれ地域の発展を支え続けた大型団地も多くの課題が山積していることは承知のとおりです。山陽団地の活性化は、本市にとりまして最重要課題の一つと考えます。全国的にオールドニュータウン問題と称されるこの課題は難しい課題でありますが、山陽団地の活性化に真っ正面から取り組むことは赤磐市の活性化に直結していくと考えます。そして、将来的には西日本最大級の大型団地であるネオポリスが直面するであろう課題解決のモデルになるとも確信いたします。友實市長は、山陽団地活性化は赤磐市の最重要課題の一つとして捉え、山陽団地活性化ワーキンググループ並びに山陽団地等活性化対策有識者会議を設置して多様な世代が循環する町をコンセプトにした山陽団地活性化のための基本構想計画を策定されています。これを絵に描いた餅にすることなく、迅速に、確実に、効果的に実現していく必要があります。そこで、今回は、山陽団地の住民最大の関心事であり最大のポイントである2点について確認をさせていただきます。 1点目として、令和元年度予算化している約3,000平方メートルの県営住宅エリアの再開発の状況はどのようなものなのでしょうか。 2点目として、山陽団地活性化の基本構想の中でも、活性化に必要な施策として団地内の中心部に複合的な施設の誘致の必要性が明確にうたわれておりますが、3月議会でお聞きしたときには進展はないとの旨の御答弁でしたが、その後どのような状況でしょうか。 続きまして、権利擁護センターなどの設置についてお伺いいたします。 高齢者や障害者の人々の安全・安心のためには、成年後見制度の充実は必要不可欠であります。過去の私の一般質問において、法人後見と市民後見の2段構えで支えていく必要があり、法人として成年後見を引き受ける権利擁護センターなどの設置をすべきではとの提案に、権利擁護の中核機関の設置に向けて社協と連携して取り組むとの御答弁が何度もありましたが、どのような状況でしょうか。 以上4項目、御答弁よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) マスクをしてますので、できるだけ体にはよう気をつけて、苦しいかと思いますけど、またゆっくりしゃべっていただいたほうがいいかと思いますんで、気をつけてやってください。              (8番治徳義明君「すいません、ありがとうございます」と呼ぶ) それでは、答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、治徳議員の質問におのおの答弁させていただきます。 私のほうからは、まず地区社協の取り組みについてお答えします。 現在、赤磐市社会福祉協議会において既に地区社協がある吉井地域を除いて、山陽、赤坂及び熊山地域での設立に向けて積極的に取り組んでおります。地区の役員さんをはじめ関係各位の取り組みに深く感謝を申し上げる次第でございます。 本年5月30日に桜が丘東地区で、8月30日に笹岡地区で設立総会が開催され、それぞれ承認されております。他の地域でも順次設立に向けた説明会が行われて、市職員も同席し、地区課題等もお聞きしてるところでございますが、現在は新型コロナウイルス感染症の影響で積極的な事業展開が困難な状況下であります。地元区長、町内会長との連携を取りながら調整を行っていると伺っております。 市といたしましても、地区社協が設立されることにより地域全体で全ての人の自立と支え合い、安心・安全を作り出す地域共生社会の実現が期待できることから、社会福祉協議会との協働及び財政面等の支援を行いながら取り組んでまいりたいと考えているところでございます。 続いて、山陽団地の活性化についての質問でございます。 県営住宅の再開発の状況についてでございますが、岡山県から移譲されました山陽6丁目の県営住宅跡地については現在3棟の解体工事に向けて準備中でございます。早期に更地となるよう作業を進めています。 また、跡地の活用策については、以前も一般質問で答弁をいたしましたように、「団地」から「まち」へ~多様な世代が支えあい循環するまちへ~を目指し、世代循環を促すための住環境などの整備に向け民間活力の導入を予定しているところでございます。これにより、現在民間企業の意向を把握するための市場調査を実施しているところでございます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 三役以外は自席で答弁させますので、御了承ください。 それでは、続いて答弁をお願いいたします。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 私からは、地域未来構想20オープンラボの取組についての御質問にお答えいたします。 まず、御質問いただきました地域未来構想20オープンラボとは、新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化等に向け地方公共団体が取り組む20の政策分野を地域未来構想20として示し、各地方公共団体における取り組みの検討、事業実施等を支援することを目的として、地方公共団体、民間企業を含む各政策分野の専門家、関係省庁がつながる場の提供、3者のマッチング支援を行うものです。 本市においても、今後行政のIT化など新しい生活様式を踏まえた政策に取り組んでまいりますが、技術、ノウハウを持つ専門家の情報を把握し、必要に応じて活用できる体制づくりは事業を進める上で有効であると考えており、先般オープンラボへの利用申込みを行ったところです。現在内閣府のホームページにおいて本市の取り組み内容や連絡先が掲載されております。 今後も、東京一極集中を是正するための関係人口創出や地方への移住の取り組みなど施策を進める中で、オープンラボの仕組みを活用してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 私からは、保育士等への慰労金についての答弁をさせていただきます。 国は、医療・介護従事者に慰労金を支給することといたしましたが、児童福祉施設等が対象外となり、関係団体より支給を求める要望書が厚生労働省のほうにも提出されていることは認識させていただいております。 保育士が支給対象とならなかった理由として厚労省は、利用者数に関わらず運営費が通常どおり支給されていることを上げております。市としましては、国の第2次補正を受けて6月議会で議決いただきました新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金を民間の保育所、認定こども園に交付することとし、既に申請をいただいている園もございます。この補助金は、感染症対策を行った職員に係る人件費に充てることも可能となっており、十分な金額ではありませんが、有効に活用いただきたいというふうに思っております。感染拡大が続く中で、今後においても国の動向等を見据えながら対応を検討してまいりたいと考えております。 次に、権利擁護センターについての御質問にお答えします。 権利擁護センターの取り組みは大変重要なものであり、地域包括支援センター業務を社会福祉協議会に委託するための協議を進めている中で高齢者等の権利擁護事業の一部を担うことを想定しております。 現状といたしましては、来年度に向けてまず地域包括支援センターの委託事業をスタートさせることを目標に準備を進めており、次の段階として中核機関の設置検討も含め協議を進めてまいります。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) 私からは、コロナ対策、農業者支援についてお答えいたします。 新型コロナ感染症は、様々な方々の御努力による感染防止活動にもかかわらず今現在も収束に至っておりません。その影響はあらゆる業種に及んでおり深刻な状況でございます。そのような中、農業分野では一部の高級食材など外食産業を主とした品目について、出荷額、出荷量の低下など影響が出ている作物がございますが、その他の作目についてはおおむね堅調な推移となっております。 現在のところ、農家の方々には国や県が実施しております支援策の活用を御案内しておりますが、市としましても細かな支援が行えるように市独自の農業者支援金制度を創設し、本議会に提案させていただいております。これから収穫、出荷時期を迎える作物もたくさんございます。どの品種にどの程度の影響が出るのか、今後も引き続き注視し、状況の把握と農業者の支援に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 私からは、山陽団地の活性化についての山陽団地中心部の商業圏の再開発についての質問にお答えをします。 土地所有者に対し定期的に状況の確認の連絡を行っていますが、現段階において新たな進展はないとのことでございます。今後も継続して先方に情報提供を依頼するとともに、市としてどのようなことが協力できるか、引き続き検討していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、コロナ対策についての再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 コロナ対策について再質問をさせていただきます。 まず初めに、農業支援についてお伺いいたします。 ただいま御答弁にもありましたけれども、今回の補正予算でがんばろう赤磐コロナ対策農林業者支援金関連で9,100万円計上していただいております。大変にありがとうございます。農業を守ること、また桃やぶどうなど特産品を守ることは重要課題でありますとともに、農業という産業を成長産業にしていく使命もあります。今回の支援金につきまして、お答えできる範囲で詳細説明をお願いします。 また、既に現時点で出荷額や出荷量の減少をしている農業分野があるという御答弁でございましたが、具体的にはどのようなものなんでしょうか。お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) 今回本議会に提出させていただいておりますがんばろう赤磐コロナ対策農林業者支援でございますが、こちらは前年との比較した売上げが20%以上下がった農家の方々へ20万円の支援金をお支払いするものでございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。              (産業振興部長是松 誠君「すいません」と呼ぶ) 失礼、続けてください。 ◎産業振興部長(是松誠君) それから、出荷量、出荷額の下がったものということでただいま市のほうで把握しておりますのは、黄ニラ、エンダイブ、それから白ネギという種類がそういうものに当たっとるというふうに認識しております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。一口に農家といいましても、農家に分類があって、自給的農家、販売農家があって、販売農家の中にも専業農家、兼業農家、兼業農家の中にも第1種、第2種とあるそうでありますけれども、今回の支援金の範囲はどのようなものなんでしょうか。支給範囲を教えてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 是松産業振興部長。 ◎産業振興部長(是松誠君) 農家でございますが、今考えておりますのは、前年、令和元年の収入のうち2分の1以上が農業収入である個人の方を今想定しております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 自分の所属する委員会に関係することで今度審議するようになるような内容にはできるだけ触れないような形で一般的な質問をよろしくお願いをいたします。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) どうかしっかり農家を守っていただきたいと思います。 コロナ対策につきまして、次に保育士や放課後児童支援員さんなどに対する慰労金についてお伺いいたします。 ただいまの御答弁では、感染症対策を行った職員に係る人件費に充当することも可能となっておりというふうな御答弁でございましたけど、これは6月議会の第3号の保育園等コロナ対策環境改善事業2,800万円のことを指されているんでしょうか。もしそうであるならば、実際に慰労金として活用できる見込みなんでしょうか。 また、今回の補正予算で放課後児童クラブに対して1,800万円の予算が計上されていますけども、これも同じと考えてよろしいんでしょうか。まず確認をいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 議員の御質問にお答えします。 6月議会でさせていただいた保育園への補助金ですが、保育園については100万円、合計で1園につき給付させていただくということでさせていただいたんですが、こちらについては保育対策総合支援事業補助金、これが50万円と、緊急包括支援交付金、こちら50万円、この2つの国からの補助を使ったものでございます。後から言うた緊急包括支援交付金、こちらのほうは人件費のほうにも充当できるということで、例えば感染症予防対策のために消毒や清掃等を行った場合等の職員手当、また人を増やして臨時の職員を増やしたときの賃金等、給料とか報酬とか、そちらのほうにも充当できるというような補助金でございます。こちらが50万円分は使えるということで、交付要綱等も各園のほうにはお示しさせていただいとって、一部の園からは例えば感染対策に使った手当等で利用するというような申請も出てきているところでございます。 以上になります。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ただいまの御説明ではばらつきもあるということなんだろうと思うんですけども、よくよく考えると、保育現場の小さな子供たちの相手のコロナ感染症対策はもう本当に大変なんだろうと思います。保育士さんの仕事量も相当増えているんだと、こういうふうに想像します。神経もすり減らされているんだろうとも思います。それは医療や介護の現場と同じ状況であります。そして、それを裏づけるように全国保育協議会などの調査によると、コロナ対策が続く中、大切な子供たちを預かる保育士たちの9割の方がストレスを感じていると訴えるそうであります。先ほど申しましたけれども、医療機関や介護施設と同等の配慮が必要なんではないでしょうか。私も保育士の御家族の方とか保育園に通わされている御父兄の方から、国の制度でありますけども、なぜ対象外になったのか問われましたが、うまくお答えができませんでした。 そういった中の直後に、6月30日に倉敷市が市独自で市内の保育士さんなどに慰労金を1人最大5万円給付すると発表されました。そのときネットニュースを見ますと、保育士への慰労金の給付は珍しいとコメントされていましたが、しかし現在ネットを見てください。都道府県や市町村など多くの自治体が独自で保育士さんなどへの慰労金を給付されています。決して珍しい施策ではありません。この2か月間で状況が大きく変わっています。今朝新聞にもそういった市独自の慰労金を保育士さんに出すという特集が組まれてましたけども、今後も独自で対応する自治体も増えてきます。国の動向などを見据えながら対応を検討すると消極的な御答弁ですが、ぜひ独自の対策を前向きに検討していただきたいと思います。再度御答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 保育現場の方には大変な御苦労をかけているというのは十分認識しております。大変感謝も申し上げているところでございます。 国の制度が今重篤化しやすい高齢者等に向いているということで、介護や医療現場のほうにまずは慰労金を出させていただいているんではないかというふうには想像するところでございます。先ほど申しました補助金、こちらもしっかり使っていただくように各園のほうにも強くPRもさせていただこうと思います。また、今後の他市の動向もしっかり確認し、国の状況も見据えながら今後の対応については検討させていただきたいというふうに思います。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 角度を変えてちょっと少し大きな話になるんですけども、私は個人的に日本が経済成長を続けるためには女性が活躍できる社会を構築していくことが最重要課題であると考えます。女性の社会進出ができるよりよい環境づくりが重要であります。そのためには保育現場の充実は必要不可欠でありますが、しかし現在でも全国的には保育士は保育需要の高まりによってコロナ禍以前から不足していますし、待機児童も多くいます。改善のためには保育士の処遇改善の課題も指摘をされているところであります。 そのような中、今回のコロナ対策で保育士さんが慰労金の対象外になったことでなぜという疑問視を持ったり、そして現場に不信感が広まるとすれば、それは日本にとっても赤磐市にとっても大きなマイナスになってくるんだろう、こういうふうに感じてます。そのことを強く申し上げておきます。この御答弁は結構でございます。 次に、地域未来構想20オープンラボについて再質問させていただきますけども、このオープンラボにいち早く赤磐市はノミネートされてますが、このオープンラボを活用してどのように何を取り組んでいるのか、もう少し詳細説明をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 治徳議員の再質問にお答えいたします。 今回本件に今申込みをしておりますのが、行政のIT化などに取り組むものと移住・定住に関するもので、リビング・シフトに関するものについて今現在申込みをさせていただいております。 今回国の地域未来構想20オープンラボにつきましては、既存の今までITとかに市町村で取り組む場合には、既存の技術とかノウハウだけではなかなか迅速に対応できない、情報をすぐ取ってくることがなかなか難しいということだったんですけども、今回創設されたオープンラボを活用しますと、いろいろ政策分野ごとに国のほうが専門家とか、関係省庁がどういう施策をしてるかというものがワンクリックで探し出すことができますので、こういうものを活用して情報をどんどん収集していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。              (8番治徳義明君「ありがとうございます」と呼ぶ) それでは、以上でコロナ対策についての質問は終了して、次に移りたいと思います。 続きまして、地区社協の取り組みについての再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 地区社協の取り組みにつきまして友實市長にお答えいただいたんですけども、側面からの支援も重要ですが、財政面の支援も私それ以上に重要であると考えます。財政面の支援に言及していただきましてありがとうございます。しっかりとサポートしていただくようお願いを申し上げまして、御答弁は結構です。 ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、山陽団地の活性化についての再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 山陽団地の活性化について再質問をさせていただきます。 まず初めに、6丁目県営住宅の再開発の件でございますが、国や岡山県は今回の計画をどのようにサポートしていただけるんでしょうか。御答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 国、県の支援でございますが、市場調査におきまして民間の提案の整理、市場のニーズを事業に反映させるための手法、これらにつきまして国から市場調査のノウハウにつきましての業務の支援を現在受けております。これにより、不動産業界などにおきまして赤磐市で現在このような市場調査が行われている旨の情報発信もなされているところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 次に、市長にお尋ねをいたします。 今回状況をお尋ねしました県営住宅や山陽団地中心部商業ゾーンの再開発は、私山陽団地の活性化の本丸だと思っています。この2つの課題解決は山陽団地の活性化に必要不可欠なもんだとも思っています。県営住宅の再開発につきましては、県と粘り強く交渉していただいて今日に至っているわけでありますが、そして市長も山陽団地の活性化の入り口になると述べられ、今後全体的な長期ビジョンも示していけるように努めるとも発言を過去にされておりますし、積極的に取り組まれてるんだろうと、こういうふうに感想を持ちます。 しかし、山陽団地中心部の商業ゾーンの再開発につきましては、構想などでは中心部の拠点形成として複合的な施設の誘致を目指すとされておりますが、もちろん民間の用地なので難しい課題が多いことはもう承知してますが、市がどのように計画しどのようにしようとしているのかがよく分かりません。山陽団地の数少ない、しかも中心部にある商業ゾーンのショッピング店舗が老朽化したまま放置されていることに住民の皆さんが何とかしてほしいと望むのは当然のことであります。コンビニを中心とした複合施設を誘致してほしいとか、近隣大学の施設を誘致してほしいとかなどなど、住民から多くの要望があることを市長も承知されていると思います。市長に再度お伺いしますが、この中心部商業ゾーンの再開発についてどのようにお考えなんでしょうか。御答弁をお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) お尋ねの山陽団地の中心部の旧ショッピングセンターの跡地でございますが、これについてのお尋ねですけども、この用地、施設が山陽団地のこれまでの市民の生活を支えてきたという機能はもうこれは否定のないところだと思います。しかしながら、現在民間企業の所有となっており、この意向がどのようなものか、市のほうで再開発をというような意向を持ってるようではございません。そういうところで地権者の意向を確認しながら赤磐市としてもこの動向をじっくりと観察していくことが今重要なことと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。              (8番治徳義明君「ありがとうございます」と呼ぶ) それでは続きまして、権利擁護センターなどの設置についての再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) それでは、権利擁護センターなどの設置について再質問させていただきます。 私、成年後見制度につきまして一般質問で何度も取り上げさせていただいております。介護保険制度とともに高齢化社会を支える車の両輪としてスタートした成年後見制度の適切な利用が進んでない、こういうふうに私何度も申し上げていますが、それは赤磐市が何もやってないというわけではありません。それは制度の話であり、仕組みの話であります。赤磐市でも成年後見を利用されている方がいらっしゃいますが、それぞれ様々な事情を抱えられて成年後見が軌道に乗るまで市の担当者さんの血のにじむような御努力をされていることは承知しておりますし、また市民後見人を引き受けている方も同じだと思います。 加えて、権利擁護センターや法人後見センターなど設置して対応している自治体もたくさんありますが、赤磐市は現状でも実質的に法人後見と変わらない体制で臨んでいることも理解できますけれども、少子・高齢化や高齢者の社会孤立化などが進む現代においてますます最後のセーフティーネットでありますこの成年後見制度の重要性が高まっています。障害者や高齢者の皆さんの安心・安全のために成年後見の充実は必要不可欠であると考えます。 ただいまの御説明では、地域包括支援センターを社協に委託して、そして権利擁護センターなどを設置していくということですけど、めどを教えてください、いつ頃までにやるか。 ○議長(金谷文則君) 最後までしっかりしゃべってください、聞こえませんので。 答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 御質問にお答えします。 先ほど申しましたように、包括支援センターは来年4月1日から委託をスタートするという予定で進めております。先ほど少し触れましたけども、中核機関、こちらは市または委託もできるということなんですが、こちらがやることが制度の広報や相談業務、後見人のマッチングや後見人の育成支援、こちらが中核機関の主な業務となります。当然相談業務等については、この後委託いたします包括支援センター、こちらとの連携、これが大変重要になってまいります。なので、まずはこちらのほうをスタートさせまして、それから議員おっしゃられます法人後見人、こちらの業務も社会福祉協議会さんにお願いしていけばというふうに考えておりますけれども、法人後見人は市民後見人の取りまとめのような役割をされている市町村、自治体も多くございますので、そのあたりもしっかり協議をさせていただいてスムーズに移行できるように進めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。              (8番治徳義明君「ありがとうございます」と呼ぶ) 以上で8番治徳議員の一般質問を終わります。 ここで、11時30分まで休憩といたします。              午前11時21分 休憩              午前11時30分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、1番永徳議員の質問を許します。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) ではまず、市民バスについて御質問をさせていただきます。 市民バス、高齢者が乗車代金が200円から100円になったということですごく喜んでおられます。本当にありがとうございます。ただし、その高齢者をどうやったら75歳以上を100円にできるのかっていうところで、実は実際に現場で耳にした方から話を聞きました。高齢者を証明する書類がなかったので200円払うことになりましたということです。非常に残念なことです。高齢者の皆さんほとんど免許証を持っておられない方多いです。当然だから愛カードを持っておられません。ここに後期高齢者医療被保険者証がございます。大きいです、これ。財布に入りません。約A6のはがきサイズのちょっと小さいサイズですけれども、財布に入りません。どうやって持つんですかっていう話なんで、ぜひこの辺を検討いただきまして、年齢が証明できない場合にはそれを証明するような乗車証みたいなのを発行いただければというふうに思いますので、ぜひ御検討のほうをよろしくお願いいたします。 次に、市のガバナンスについて御質問をさせていただきます。 教育委員会の不正支出あるいは数度にわたる公文書改ざん、公文書廃棄等、もうぼろぼろになった市のガバナンスをどのように立て直すのかということをぜひ御返答いただければと思います。 それから、今年の5月11日付にて現役の職員の方から内部通報がございました。恐らく全課に配付されてると思いますし、我々議員にも全員に配付されました。衝撃的な内容でした。その手紙というか、内部通報の冒頭だけ少し読ませていただきます。 総務課勤務時に消防・防災担当として前任者より、裏金を作り、そのお金で消防団幹部を飲みに連れていき、性風俗にも連れていくように強制された。衝撃的です、本当に。前任者は、私の目の前で公文書に自分で偽った出欠を記載し、でたらめの出欠簿を作りました。他の職員もいいですよと返答していた。大変なことですね、これ事実やと仮定すると大変なことなんですけれども。 これで質問します。各課に残業代等をキープすることはないのか、あるいは職員口座以外に給与を振込することはないのか、各自の振込後に別途お金を徴収するようなことはないのか、職員が消防団員を接待することはないのか、それから内部告発を受け止める部署はあるのか、どこか、内部告発をどのように調査するのか、それから内部告発の結果はどうだったのかをぜひお知らせいただければと思います。 次に、市内にない施設について御質問をいたします。 何度も御質問していますけれども、県立高校、公立高校、警察署、最終処分場、火葬場、市民ホール、公共墓地、郵便局の本局、市民病院、税務署、この9つの施設がもう合併して15年ですよ、15年たつにもかかわらず、一つもありません。ほかから移住してきた市民の皆さんびっくりしますよ、これ。重要施設が9つ何にもない。合併して15年、どうするんですかという話です。市長ももう任期来年で約8年たちますよね。その間これ何ひとつ解消されてない。 先ほども同僚議員が最終処分場の件を質問されましたけど、本当に重要なことやと私思います。市民から一番多い声は、高校誘致、それから火葬場、市民ホールです。これ生の声です、市民の。ぜひこの辺どうするのか、お答えいただければと思います。 市として建設しないといけない施設としてはやっぱり最終処分場でしょう。いつまででも奈良までごみのごみを捨てに行くわけにはいかないでしょう。その辺をぜひ、市長はこの優先順位、プライオリティーづけをどういうふうに順番をつけられてるのか。 前回の選挙では高校誘致と警察署の誘致というのを公約に上げられたんで、恐らくそれがトップなんだろうというふうに想像はしますけれども、ぜひこの順位づけをしていただければというふうに思っております。 何度も言います、赤磐市はとっても珍しい市です。日本には1,724の市町村があります。1,724もあります。人口4万人クラス以上で市内に県立高校と市民ホールがない市は赤磐市だけです。唯一ですよ、赤磐市。こんな恥ずかしいことはないんですよ。子供たちは市内で公立の高等学校教育を受けることができない。それから、市民は市内でフルオーケストラの音楽を聴くことができない。不毛ですよ、文化の不毛ですよ。この辺どうするんですか、15年もたって。ぜひ優先順位のほうをつけていただければというふうに思います。 それから最後に、高校誘致についての質問です。これで恐らく12回目の質問やというふうに思いますけれども、市長、6月の定例会で市長の発言、読みます。議会議員に無理難題を持ちかけることはできない。無理難題ですよ、市長の公約。それから、国会議員や県会議員に相談することは理解に苦しむ。理解に苦しむんですよね、市長の公約が。これに対して、もう市民怒ってます。怒りまくってますよ、市民は。抗議の手紙も書いてるっていうふうにお聞きしてます。市長読まれてますよね、抗議の手紙。教育長も読まれてますよね、抗議の手紙を。この発言を撤回せよと市民は怒ってます。もう市長はどう思い、どう感じますか。ぜひ御答弁のほうをお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それではまず、市内にない施設について優先順位をということでございます。 今永徳議員が例に挙げられた施設、これについては市の所管であろうがなかろうが、市民生活に関わりが深く不要な施設はございません。そのため、重要度について優先順位をつけるようなものではないと考えます。 次に、高校誘致についての質問でございますが、御紹介のあった6月定例議会一般質問において永徳議員にお答えした内容について、私の考えを申し上げます。 高校誘致は、市教育委員会が県及び県教育委員会に対して要望を行い行政間の協議として進めている施策でございます。市が実現したい事業については、どのような施策であっても国、県に直接要望する機会も手段もございます。国民、県民の代表として選挙で選ばれた国会議員や県議会議員に対して自治体が施策の後押しをお願いするといった筋のものではない、そういう認識の上の発言でございます。この点については、御理解がいただけるものと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 私からは、市民バスについての御質問にお答えいたします。 半額免除のための年齢確認のために後期高齢者証を提示していただいているんですけど、これが今大き過ぎてお財布に入らないという御意見で、何か検討してほしいという御意見なんですけど、これは一つの方法としては乗車証みたいなものを発行するということが考えられると思うんですけども、現時点ではその乗車証までは今発行までは考えておりません。 ただ、免除されるときにその確認がなかなか難しいという御意見の場合でしたら、回数券を今発行しておりまして、この回数券が券を購入するときに身分証明書等を御提示いただいて年齢確認なんかをさせていただいて半額で購入をしていただくんですけども、これはバスを降りられるときには回数券を料金箱のほうへ投入いただくだけで身分証明書などを提示していただいて確認をいただくことが必要がありませんので、今なかなかそういう身分証明書とかを出されるのが難しい方には回数券の御利用をお勧めしております。 今後も市民バスの利用促進に向けて割引制度の利用方法とか、そういうものについて広報を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて、答弁を求めます。 塩見総務部長。 ◎総務部長(塩見誠君) 市のガバナンスについての御質問にお答えをさせていただきます。 市のガバナンスをどのように立て直すかの質問についてでございますが、市長以下の幹部職員による経営体制の再構築、電子決裁システムの導入によります公文書等の適正な管理と事務処理の効率的な運営、公益通報制度の周知徹底を図ることによりまして公平公正な職務に努めてまいります。 各課におきましての残業代をキープすること、職員口座以外に給与振込をすること、各自振込後に別途お金を徴収することにつきましては、そのようなことは一切ございません。 また、職員が消防団員を接待することはないかとのお尋ねでございますが、消防団活動につきましては敬意と感謝の思いは市民と同様でございまして、職員全体に強くございます。消防団との信頼関係におきまして、不正、不適正なことは一切ございません。 次に、内部告発を受け止める部署はあるかという御質問でございます。これにつきましては、公益通報制度の場合についての事務手続になりますが、赤磐市法令遵守審査会になります。審査会の事務局につきましては、総務課が行っております。 次に、内部告発をどのように調査するのかということでございますが、先ほど言いました法令遵守審査員におきまして通報内容を審査をいたしまして、公益通報を受理した場合には通報者からの説明及び意見を求め調査を行うという手続になります。 最後に、議員が先ほど御紹介をされました告発の結果でございますが、これにつきましては個々の事例になりますので、この場での御答弁のほうは差し控えさせていただきたいと考えますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 以上ですね。 以上で一括しての答弁が終わりました。 続きまして、市民バスについての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 市民バスなんですけれども、今も話したように、このサイズ、本当にポケット入らない、財布に入らない、困っておられるんです、高齢者の皆さん。ほとんどこれしか75歳以上を証明する書類ってないんですよね。恐らく住民票を持って歩かれる高齢者の人いらっしゃらないと思います。何度も言います。免許証を持っておられません。だから、当然愛カードを持っておられません。どうして証明するのっていう話。 桜が丘地区の町内会でも、免許証サイズの防災会員証を発行してます。町内会でも発行してるんですよ。市でなぜ発行できないんですか。そんなにこんな小さい名前を書いて恐らく年齢書くだけなのかどうか分かりませんけれども、発行してもそんなにたくさん発行することもないでしょうし、これ発行したら2次的な効果があります。というのは、発行して万が一行方不明にその方がなられたら、持ってたらその方はどこの誰だって市のほうで全部把握できるんですよ。そういう効果もあります。だから、そういうふうにもっと発想を変えてください。こんな大きなもん持つんじゃなくて、防災会員証的な乗車証を発行すれば乗車時に確認も簡単にできます。行方不明になっても簡単に本人確認できます。そういうようなシステムを作りませんか。免許証のサイズで名前ちょっと書いてラミネートするだけですよ。簡単ですよ。1日でできますよ、私だったら。なぜしないんですか。もっと、部長、利用者のみんなって考えてください。ぜひ御答弁をお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 永徳議員の再質問にお答えいたします。 議員御提案のとおり、防災会員証とかいろいろ証明書を発行してはどうかという御意見もあります。デマンド型バスのように、事前登録をされてるような方でしたらそういうものも発行することもできるのかなあというふうに考えております。ただ、今のように市民バスの場合は市民の方とか、市民の方じゃない方、いろいろ利用される方も多種多様の方もおられますし、発行する中ではその台帳を発行するに当たって事務とかいろいろやっていくことも考えますし、やり方を検討していかないといけないとは思いますけども、今のところは現段階ではそこまでは今考えておりませんので、できれば回数券のほうを利用いただければと思います。 ただ今後、先ほど言われましたような、そういう乗車券とかいろいろ工夫する余地はあると思いますので、そこについては今後また研究してまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 私の記憶では、後期高齢者は市内に恐らく7,000とか7,500人ぐらいいらっしゃるというふうに思うんですが、もし間違ったら教えてください。そのうち市民バスを利用される方どれぐらいいらっしゃるのか。恐らくかなり少ないと思いますよ。恐らく市民バスの延べ利用者数、調べられたら分かりますよ、何人か。うち高齢者、後期高齢者、100円で乗られた方どれぐらいか、把握されてますよね。その人数の方にそういう乗車券を発行することがどんだけ手間がかかるんですか。皆さんが皆さん回数券買われるわけじゃないんですから、回数券買われない高齢者の方にどうされるのか、御答弁ください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 非常に熱の籠もった御提案ありがとうございます。私も永徳議員に賛同いたします。証明書が必要です。議員ぜひお願いがあります。そういう方にはマイナンバーカードの発行をお勧めください。身分の証明になりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。              (1番永徳省二君「結構です」と呼ぶ) それでは続きまして、市のガバナンスについての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) じゃあ、ガバナンスについて御質問します。 念のためにお話ししますけども、この内部通報に関しましては職員本人の方から御了解を得てますし、オープンにしてほしいっていうふうに依頼を受けてます。それでもってお話ししておりますので、一応念のためお話ししときます。 これ総務部長はこれから徹底するというふうに言っておられますけど、徹底されてなかったから今回の教育委員会の不正、誰一人として内部通報した人、二人ともいなかったでしょう、関係した職員いっぱいいますけれども。全く機能してないんですよ、この内部通報が。じゃあ、どうするんですかっていう話。口で徹底を図るって簡単ですよ。図られてないからこういう大問題が起こったんでしょう。どうするんですかっていう話です。もっと具体的にぜひ御答弁をいただければというふうに思います。 事務局、審査会、赤磐市法令遵守審査会、事務局は総務課にあります。この職員の方が訴えてるのは総務課を訴えてるんですよ。総務課に訴えているところに総務課で事務局してどうするんですか、これ。第三者でしょう、当然。 私が赤磐市の法令遵守に関する条例か何かがあってちょっと読んだら、3名の第三者で審査会を開くっていうふうにたしか書いてありましたけど、どないなっとるんですか、開いたんですか。開いてないんでしょうか。ぜひお答えいただければというふうに思います。 それから、この内部告発が事実なのかどうなのかっていう確認はどのようにされたんですか。そこも具体的にぜひ御説明をお願いします。 簡単ですよね、15年ほど前やというふうに言われてますけれども、消防団の団長、副団長、それから約10人接待したっていうふうに書いてあるんで、その10人に聞いてみたら分かるでしょう、昔はこんなこと接待あったよとか、なかったよとかというのをそこまでされてるのかどうか、ぜひお答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見総務部長。 ◎総務部長(塩見誠君) 永徳議員の御質問にお答えをさせていただきます。 まず、職員の公益通報制度の徹底でございますが、これにつきましては条例化になっておりまして、例規集の中にもきちっと明文化されておるものでございますので、職員といたしましても当然認知しているものと思っておりますが、議員言われますように、十分周知ができてないということでございますので、今後どういうふうな形でこの公益通報制度を周知するかというのはもう少し研究をさせていただきたいと思いますが、職員のほうにも周知をさせていただければと思います。 また、この公益通報制度が総務課に訴えた場合、全然機能しないんじゃないかというような御質問でございます。この公益通報制度につきましては、赤磐市職員による公益通報に関する条例の中で具体的な手続が定められております。基本的には、公益通報があった場合には法令遵守の審査会へ申し出るという形になります。その審査会へ申し出た場合は、事務局は総務課でしておりますが、総務課の職員がその審査会に代わって職員から聞き取りをするというのは形にはなっておりませんで、審査会の中の委員の中に受付を担当する委員がいらっしゃいますので、その方に直接お話をするということになろうかと思います。 また、審査会を開いたのかという御質問でございますが、過去にこの公益通報についての具体的な事例がないということで、審査会のほうを開いたことはございません。 また、内部告発の確認はどのようにしたのかという御質問でございますが、今回職員からいろいろ文書が参っております。当然該当の職員につきましては、書かれている内容についての事実があったのかなかったのかというのは確認をさせていただいております。 また、当時の消防団幹部の方にもこのような事実があったのかどうかということの確認のほうはさせていただいておりますので、御報告をさせていただきます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 審査会開かれなかったんですよね。ということは、何度も言うけど、機能させますとかって機能してないじゃないですか、今現在。機能してないじゃないですか。そういう内部通報があった場合は、公益通報者を保護して、もって透明かつ公正な市政を実現することを目的に審査会は委員3名で組織する。されてないじゃないですか。どうするんですか、今後。どうするか、お答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見総務部長。 ◎総務部長(塩見誠君) 永徳議員の再質問にお答えをさせていただきます。 今回先ほど永徳議員が冒頭で御紹介がありました職員に関する案件につきましては、公益通報という手続を取っておりませんので、この公益通報には現在のところは該当してないということで理解をさせていただいております。それによりまして、その公益通報の手続のほうをしてなく、審査会そのものについても開催してないということでございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。              (1番永徳省二君「結構です」と呼ぶ) それでは続きまして、ちょっと中途半端になるな。 じゃあ、すいません、ここで、午後1時まで休憩といたします。              午前11時56分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 1番永徳議員の一般質問の途中でありましたので、次に市内にない施設についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) では、市内にない9施設につきまして再質問のほうをさせていただきます。 市長の答弁、9施設に関して不要な施設はございません、当たり前ですよ、市長、当たり前です、当たり前のようなことを答弁しないでください。重要度に優先順位をつけるものではない、何でですか。これ、こういうのに優先順位をつけないから、どうしてつけなくて市政運営ができるんでしょう。これまさしく先ほどのガバナンスの問題と共通してます。経営体制の再構築、できてないじゃないですか。だから15年間も何ひとつ、9施設のうち何ひとつできてない。市長8年も在籍し、約7年ですか、間もなく8年在籍して何ひとつできてない。こういう優先順位をつけてないからそういうことになるんです。市長、優先順位をつけることはできないんでしょうか。できるのか、できないのか、お答えください。 それから、市長、前回は市長選で高校誘致、それから警察署の誘致というのを公約に上げられてましたけど、来年の市長選挙、もちろんあると思います。市長はまだ62歳ですからまた恐らく出馬されるんじゃないかなと思うんですけども、その公約取り下げるんでしょうか、それともまだ上げられるんでしょうか。ぜひお答えいただきたいと思います。 市の経営トップとして資源をどこに集中してどこに分散するか、これもう本当に経営トップとしての資質ですよ。これがなかったら今までどおり、15年間何ひとつできない。これから100年たっても何ひとつできないんですよ。 それともう1つ、納期ですよ、納期。いつまでに何をする、来年までに何をする、これが大事なことでしょう。この辺のプライオリティーづけとか納期づけとかが一切ないから、だから15年も何もできない。在籍間もなく8年で何もできないという結果になるんです。ぜひその辺についてお答えください。 以上、お答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 順位づけができるかどうかというお尋ねですけど、順位づけすることはできないと思います。というのは、今9つ上げられておりますが、市内にぜひとも必要なもの、まだまだたくさんございます。そういったものが抜け落ちております。そういった総合計画等で定めながらこの事業を実施していくということでございますので、この9つの施策だけを取り上げて順位をつけるということは甚だできるとは思いません。 次の選挙で警察及び県立高校、政策として上げるかどうかというお尋ねですけど、次の選挙についてのコメントは現段階では差し控えさせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 9施設以外に市長が大事なものがいっぱいあると、何ですか、お答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) たくさんありますよ。今こうやって瞬間で考えるだけでも永徳さんはどう思われますか。重度身体障害者のグループホーム、あるいはデイサービス、今ありますか、ありませんよ。本当にお困りの方いらっしゃるんです。それから、子育て支援でも公立の保育園で病児保育をやってる保育園、市外でもほとんどありません。それを実現しました。そうやって各分野で必要なもの、できるもの、やらねばならないもの、それを総合計画に従って順次実現していくのが市政です。自分の思いだけでできるもんじゃありません。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。              (1番永徳省二君「結構です」と呼ぶ) それでは続きまして、高校誘致についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 市長の答弁、自治体が施策の後押しをする、お願いするといった筋合いのものではない、逆でしょう、逆ですよ。お願いをするもんでしょう。ぜひそう市長理解してください。だから、市民怒ってるんですよ。御理解いただけるものと思うとる、理解しないから、皆さん腹が立ってるから手紙まで出してるんでしょう。ぜひその辺をお答えください。 それから、8つ質問します。ぜひ答弁漏れのないように、市長お願いします。 1つ目、ニュージーランド女子ホッケー応援の横断幕、市役所前にあります。市長の公約である高校誘致の横断幕を揚げられたらいかがでしょうか。 2番目、同じくそのニュージーランドホッケーチームのTシャツやポロシャツ販売されてます。高校誘致のTシャツやポロシャツ作られてはいかがでしょうか。 それから、1,000名の署名、県に届けられたんでしょうか。いつ、誰に届けたのか。 4番目、その回答はどうだったのか。 それから5番目、小倉県会議員はこの4月から県の教育委員会の所管の文教委員になっておられます。小倉議員にも赤磐市の代表として働いてもらわないといけないんですよ。以前市長は西岡県議のときには相談したって言っておられました。なぜ小倉県議のときは相談しないのか。ぜひお答えください。 それから、阿部俊子衆議院議員からも私のほうに、新時代に対応した高等学校の在り方というメールをいただいております。こういう国会議員も十分高校に関して関心を持っておられるわけですから、なぜ相談されないのか、ぜひ御答弁ください。 それから7番目、市民からの怒りの手紙、どのように返事を返されたのか、お答えください。 8番目、市民は市長の答弁撤回を求めています。どうされますか。難しいからこそ県議や国会議員に相談する、これが当然じゃないですか。今頑張らないと未来永劫市内には県立高校はできません。ぜひお答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 順次お答えします。 まず、横断幕、Tシャツ、ニュージーランドのキャンプ誘致と同じように赤磐へ高校をという横断幕もしくはTシャツを作ってはどうかということですが、ニュージーランドのキャンプ誘致と同一には考えることはできません。 1,000名の署名を県へ届けたか、これは教育長から岡山県の教育長にお届けに上がっております。答えはどうだったか、これは従来の答えと変わっておりません。最後に言われたのが、この東備地域の各高校、ここに対しての数字が必要だということを言われました。数字の意味は分かると思います。 小倉県議、阿部俊子衆議院議員に相談しないのかということですけども、相談という形ではお話はさせていただいております。前の元県議の西岡さんにお願いしたのと同じレベルの働きかけはさせていただいております。 市民からの手紙、この前回の発言を撤回する気はないのか、これについてですけども、お怒りになっている市民の方、誤解をしてるんじゃないかと思います。ぜひその辺の誤解を解いてあげてください。よろしくお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 小倉県会議員といろいろ相談したら、市としてもっと高校誘致の民意が盛り上がれば小倉県議としても応援しますよというお言葉をいただいてます。場合によったら県議会で一般質問を含めてさせていただけるというふうにお話いただいてます。市長としてその民意を上げるためにこれからどうされるんでしょうか。
    ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 民意というのは、先ほども言いましたが、ここ赤磐を学区とする東備学区の高校、今特に近いところでいうと3校ありますけども、ここの数字を上げていくことがまずは先決だと思います。民意を伝えていくという反映にもなります。 それから、県議会議員にお願いするのは、こういう話がございます。先般、つい先般です、赤磐に警察署をというお話がありまして、これが自治連合会が県議会に陳情、要望を出すということで、その紹介議員に小倉県議になっていただくということで自治連合会の総会で決定したということを聞いております。こういう住民の代表の方からそういった要望書、要請書を出していただいて、それを取り次ぐという形での民意をお伝えすることは積極的にやらせていただきます。まずは自治連合会等を打診をされてはいかがでしょうか。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 市長、他責にせずにぜひ自責、市長がどうするんですかっていう話をしていただきたい。東備学区で瀬戸高や瀬戸南、それから和気高、ここに赤磐市の子供たちいっぱいやっとんです。それが赤磐市内に県立高校を誘致するという民意にはつながりません。そこをぜひ理解してください。恐らく傍聴に聞いておられる方もそう思っておられます。ぜひその辺で市長が自らどうして民意を上げていくかっていうのが全く見えないんですよ。見えないから私こうやって質問を何回もさせていただいているんです。ぜひ見える化して、どうしたら市民に見えるように高校誘致の民意が上がるのか、ぜひ御説明いただければと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 赤磐市内に高校を造っても今中学校の卒業生、3年生の気持ちは地元に向いていない、これが一番大きい問題なんです。瀬戸や和気、あるいは瀬戸南、ここを通り越して岡山市内の高校へ行っている、これが卒業生の目線を変えていくことがどれだけ大切か、これを理解してください。私はそのために、例えば和気高校で学校改革の委員になって意見も申し上げております。瀬戸高でもセト☆ラボということでSDGsの試みに対して全面的に協力をし、いろんな形での生徒に対しての声かけもさせていただいております。そうやって地元を愛する気持ちをまずは醸成することが、これほど大事なことはないと思っておりますので、そこから手をつけていくべきと思ってます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。              (1番永徳省二君「結構です」と呼ぶ) それでは、以上で永徳議員の一般質問を終わります。 続きまして、2番大森議員の質問を許します。 2番大森議員。 ◆2番(大森進次君) それでは、本日最後になったんですけども、2点通告に従いまして質問をさせていただきます。 まず1点目、桜が丘中央ショッピングセンター跡地のまちづくりについてということで、今までの取り組みと今後どのように問題解決に向けて取り組むかということについてお聞きしたいと思います。 御承知のとおり、桜が丘中央に位置するショッピングセンター跡地には1万8,300人、7,000世帯が暮らす桜が丘の中心としてふさわしいとは言えない状況であります。桜が丘地区の連合町内からも改善を求める要望が以前より市に対して上げられています。過去の経緯ですぐには解決できない問題であることは以前からの一般質問の答弁などで承知しております。しかし、指をくわえて待つではなく、できることは少しでも前進させていかなければならない。問題解決することはできません。このような状況で執行部の今までの取り組みと今後どのようにこの問題解決に向けて取り組むか、お聞かせを願いたいと思います。 2点目といたしまして、緊急時においての対応策で、災害がないときこそ災害対策を、これからの赤磐市が先駆けてドローンを活用、導入し、無災害都市を目指して取り組んではということについてお考えを聞かせていただきたいと思います。 赤磐市において災害は吉井川、砂川と大きく2つに分けられると思いますが、災害がないときこそ災害に向けて問題解決をすべきと考えられます。例題でありますが、2019年5月9日以降、撮影でドローンを使った空撮はテレビ番組で頻繁に見るようになりました。また、不動産や住宅分野でもドローンで撮影した視覚映像をFPVを使った遠隔地からの物件の見学だとか、農業ではドローンを使用したスマート農業など、新技術が導入されています。農薬散布、災害救助、測量や物資の輸送など、いろいろな活用が期待できます。市としてこのことについてどのように考えてるか、お聞かせをください。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、桜が丘中央ショッピングセンター跡地のまちづくりについてお答えをさせていただきます。 これまで桜が丘地域に点在する赤磐市所有の遊休地を活用して土地の交換の手法を用いて桜が丘中央ショッピングセンター跡地に隣接する土地を取得してきました。この問題解決に当たって桜が丘の中心部に必要な都市機能の見極め、これが客観的な視点で必要になります。これに向けて現在進めているまちづくりの中で、桜が丘地域を含めた山陽団地や市役所周辺、そういったところなどの都市計画区域を対象としてそれぞれの地域に必要な居住機能や様々な都市機能を具体化させる、こういったものを都市再生特別措置法に基づいて立地適正化計画、これを策定するということになっておりまして、この策定に向けて動きを開始しております。今後は、この策定に向けて専門的な知見を有する方々に協議会を立ち上げ議論をスタートしていきたい、こういうふうに思っております。この中で、この桜が丘中心部においても検討協議していくことになろうかと思います。 次に、緊急災害時に向けた対応策についての御質問でございますが、ドローンは災害時において被害状況の確認や孤立地域への支援物資の運搬等で人が立ち入ることが困難な場所や区域においても被災地へたどり着くことができることから、他の自治体においても災害協定を締結し活用されている事例も見られます。 本市といたしましても、現在複数の事業者から災害時の連携について御提案をいただいております。今後詳細な協議を重ね、条件が整うことになれば協定を締結し防災等に生かしていきたい、こう考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、桜が丘中央ショッピングセンター跡地のまちづくりについての再質問はございますか。 2番大森議員。 ◆2番(大森進次君) 再質問をさせていただきます。 桜が丘地区に点在する遊休地を活用しての中心部に交換により集約されたことについては認知をしております。御尽力いただいた関係各位には敬意を表するといたします。しかし、問題解決の本丸には至っておりません。施設の大半を権利している大和ハウス工業、また入居され営業されている方、桜が丘地区の方々の意向を十分に踏まえ、一日も早い問題解決の方向性を定めるよう期待をしております。 また、問題解決に向けての意見をいつなのか、いつやっていただけるのかっていうことについて質問したいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) いつ目標を定めて、いつになるのかっていうことですけども、このショッピングセンターの跡地のまずは権利を持っていらっしゃる方、3名ほどいらっしゃいますけども、こういった方々の御理解を得ること、これが一番重要かと思います。さらに、これを御理解がいただけたと仮定して、これをじゃあすぐ土地を入手してどうこうということにはなかなかなり得ません。都市計画の手続に従った手続を開始するということになろうかと思います。こういった手順を踏みながら、その手順を踏んでいる中でこの目標とする年度、そういったものが明確になってくるものと思っております。そういった時期が来るまではいつまでにということがはっきりとは申し上げられませんので、御理解ください。 いずれにしても、この土地の活用策、これについて議論を始めたいということを権利を持たれてる方々に御了解はいただいているところでございますので、そういう検討には準備をして直ちにかかっていきたいと、そういうふうな考えでおりますので、御理解ください。 ○議長(金谷文則君) 大森議員、よろしいか。              (2番大森進次君「はい」と呼ぶ) それでは続きまして、緊急災害時に向けての対応策についての再質問はございますか。 2番大森議員。 ◆2番(大森進次君) 再質問をさせていただきます。 現在、赤磐市のPRとして活用をする利用効果があると思うので早急に対応していただきたいと。現在複数の業者からと言われましたが、何者来ているのか、また協定とか締結はいつ頃の予定なのか、お聞かせください。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見総務部長。 ◎総務部長(塩見誠君) 大森議員の再質問にお答えをさせていただきます。 現在業者からお話をいただいているのは、2団体ほどの業者からお話をいただいております。具体的な締結の時期につきましては、まだ内容が十分詰まっておりませんので、今時期につきましてはただいま答弁はできませんが、災害時に有効な手段としてドローンは考えておりますので、できるだけ早い時期に協定を結ばせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 大森議員、よろしいか。 2番大森議員。 ◆2番(大森進次君) ありがとうございます。時期的なことはまだ明確にはなってないということなんですけども、今災害がないときにぜひともそういったことを含めて赤磐市のPRにもつなげていきたいし、無災害で市がやっていけるようによろしくお願いをしたいなというふうに思います。 以上で質問を終わります。 ○議長(金谷文則君) 答弁よろしいか。              (2番大森進次君「答弁は結構です」と呼ぶ) それでは、以上で2番大森議員の一般質問を終わります。 以上で本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。 なお、次の本会議は明日9月1日火曜日午前10時再開であります。 本日はこれで散会といたします。 大変お疲れさまでございました。              午後1時26分 散会...