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06月06日-02号

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  1. 赤磐市議会 2019-06-06
    06月06日-02号


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    令和 元年 6月第3回定例会          令和元年6月第3回赤磐市議会定例会会議録令和元年6月6日(木曜日)              ~~~~~~~~~~~~~~~              議  事  日  程(第2号)午前10時0分開議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1              ~~~~~~~~~~~~~~~              出  席  議  員(18名) 1番  永  徳  省  二  君       2番  大  森  進  次  君 3番  佐  藤     武  君       4番  佐 々 木  雄  司  君 5番  光  成  良  充  君       6番  保  田     守  君 7番  大  口  浩  志  君       8番  治  徳  義  明  君 9番  原  田  素  代  君      10番  行  本  恭  庸  君11番  松  田     勲  君      12番  北  川  勝  義  君13番  福  木  京  子  君      14番  佐  藤  武  文  君15番  岡  崎  達  義  君      16番  下  山  哲  司  君17番  実  盛  祥  五  君      18番  金  谷  文  則  君              ~~~~~~~~~~~~~~~              欠   席   議   員                な         し              ~~~~~~~~~~~~~~~              説 明 の た め 出 席 し た 者市長      友 實 武 則 君        副市長     前 田 正 之 君副市長     川 島 明 昌 君        教育長     内 田 惠 子 君総合政策部長  安 田 良 一 君        総務部長    塩 見   誠 君財務部長    藤 原 義 昭 君        市民生活部長  作 本 直 美 君保健福祉部長  入 矢 五和夫 君        産業振興部長  有 馬 唯 常 君建設事業部長  杉 原 洋 二 君        会計管理者   末 本 勝 則 君赤坂支所長   土 井 常 男 君        熊山支所長   矢 部 恭 英 君吉井支所長   是 松   誠 君        消防長     井 元 官 史 君教育次長    藤 井 和 彦 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長  元 宗 昭 二 君        主幹      黒 田 未 来 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 ○議長(金谷文則君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は18人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 6月3日の本会議に引き続き本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。 本日は一般質問を行います。 質問は質問席で発言願います。初回は一括質問とし、再質問以降は一問一答とします。 質問回数は、赤磐市議会会議規則第56条ただし書きの規定により、3回を超えることを許可いたします。質問については、赤磐市議会会議規則第55条の規定により、全て簡明にするものとしております。1人の質問時間は30分以内であります。 質問順序は、お手元に配付した一般質問通告表のとおりであります。 報道関係者の議場内での撮影及び電子機器の使用を許可しておりますので、御報告いたします。 それでは、これより日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(金谷文則君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従いまして一般質問を許します。 まず、12番北川議員の質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) 失礼します。 ただいまから事前通告しております一般質問をさせていただきたいと思います。 第1に、本市の観光施策についての一般質問をさせていただきます。 去る4月26日の山陽新聞では、赤磐市、瀬戸内市、和気町が協力して進めている吉井川流域広域観光連携事業、いわゆる吉井川流域DMOに関する記事が大きく掲載されておりました。これまで進められていた市の地域内のみでの観光振興施策から広域的な観光施策により誘客を図る取り組みであり、大いに期待しております。また、2020年の東京オリンピックや2025年に開催される大阪万博などを見据えたさらなる取り組みを進め、総合計画に定める商工業・観光振興による賑わいと活力創出を図るべきと考えていますが、今後どのような観光振興施策の展開を考えているのか答弁を願いたいと思います。 次に、公共交通の拠点整備について。 ことしの3月24日に美作岡山道路瀬戸インターから吉井インターまで開通し、赤磐市にとっては大きな道路交通網の変革がもたらされました。時間の短縮はもちろんでございますが、一般道での飛び出しや信号待ちでのいらいらなど、精神的負担の軽減も効果の一つと上げられると思います。 そこで、これまでも幾度となく質問してきましたが、この道路の活用による新しい交通体系の構築と、河本、岩田地区山陽インターチェンジ付近への公共交通の拠点整備を行い、あわせて赤磐のランドマークとなるような道の駅、あるいはまちの駅を早急に整備すると考えておりますが、今年度は副市長が2名体制となり、特に1人は国土交通省出身者でもありますので、いつも市長が申されるようにスピード感を持って取り組んでいかれると思いますが、市長、副市長の具体的な答弁を求めたいと思います。 次に、幼稚園、保育園、少人数学校の統廃合について。 何年か前に少人数学校の統廃合の動きがあったのは、その後はどうなってるのか、現状や今後の考えを聞きたいので答弁を願います。 公立の保育園では、赤坂地域では3園が1園に統合され、こども園にかわりました。また、吉井地域の保育園も4園から2園に統合が進むと聞くが、数年前に小学校統合問題で赤坂地域と吉井地域の小学校が検討がなされ、当面は統合しないということになったと記憶しております。 本年度の城南小学校の新1年生の入学生は、7人でした。市長も出席せられ、お話を関係者ともしておりました。小規模校ではクラスがえもできません。切磋琢磨する環境づくりや新たな人間関係を構築できる環境づくりが必要だと考えております。小学校の統廃合問題、また幼稚園、中学校統合の見通しなど、現在の検討状況や今後の進め方などをどうしていくのか検討委員会を立ち上げて早急に方向性を検討すべきと思います。 これまでの本会議一般質問総務文教常任委員会では、児童数の減少傾向や地域や保護者の声、子供の様子や地域のかかわり等を検討しながら、また小規模校のメリットを生かしデメリットを克服するための他校との交流活動を行い、統廃合の議論が起こらないような学校づくりを進めていきたいと答弁をいただいております。市長、教育長の考え方をお聞かせ願いたいと思います。 次に、新たな都市拠点の整備について。 これは先ほど質問させていただきました中と重複するところもありますが、またこれは別でございますので、よろしくお願いいたします。 私は、これまで何度も新たな都市拠点の整備について一般質問してきました。昨年の12月の一般質問では、都市計画マスタープランの改訂に向けて調整を進めており、地域拠点の整備については住民の利便性向上や居住環境の保全に努め、計画及び実施を行うとの答弁をいただいております。また、市長の答弁では、赤磐市全体で回遊性を高め、町全体の活性化を図るため、具体的にはこれから考えていくとの答弁でありました。 私の考えでは、交通、交流、雇用、防災、観光、スポーツなどさまざまな機能の新たな都市拠点を持たなければ、赤磐市全体で回遊性を高め、町全体の活性化を図ることはできないと考えています。新たな拠点整備における検討結果、また検討状況について答弁を願いたいと思います。 最後に、旧備作高等学校における地球史研究所の運営支援について。 長年の懸念であった旧備作高等学校の有効活用策として、平成29年にNPO法人地球年代学ネットワーク地球史研究所を開設され、以来、乙藤研究所長を中心に数名の先生方により研究活動や子供たち、地域の方々へのわかりやすい地質、ジオパークなどに関する解説や説明などを行ってきておられます。また、運動場を地域の方へ開放されたり、地域と協働して施設周辺の植栽活動もされていると聞いております。 しかし、私はまだまだ十分とは感じていません。それはなぜでしょうか。備作高校時代には生徒が100名以上も在籍し、地域もとても活気があったと考えております。少し物足りなく感じております。地球史研究所はとてもすばらしい活動をされており、他の地域にないユニークな研究活動を行政としてももっと支援を行うべきであり、それにより地域の活性化が図られることを期待しています。それには、いまだ利用されていない体育館の活用や耐震化の問題もありますが、南側校舎や同窓会館の活用策も検討すべきと思いますが、当局の考えをお聞かせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 皆様おはようございます。 それでは、北川議員の質問に順次お答えをさせていただきます。 まず、吉井川流域広域観光連携事業についてのお尋ねでございます。 観光振興施策は、地域経済の活性化を図る上で大変重要なものと考えております。行政が中心となって進めていくもの、民間事業者が主体となって進めていくものなど、さまざまではございます。これらをうまくコーディネートし、広く情報発信していくことが重要であると認識しております。 昨年は、7月に発生いたしました豪雨の影響を受け、県内の各地で観光客の減少が見られましたが、令和元年を迎えた本年を新たなスタートとして、関係機関としっかり連携を図りながら観光振興施策の推進を図ってまいります。詳細については担当部長より答弁をしていただきます。 次に、公共交通の拠点整備及び新たな都市拠点の整備の質問でございます。この質問は相互に関連がございます。よって、一括しての答弁とさせていただきます。 美作岡山道路を活用した新しい交通体系の構築につきましては、昨年度策定いたしました赤磐市地域公共交通網形成計画において検討課題と定めていることから、地域公共交通会議において検討してまいりたいと考えております。 また、現在進めております新たな都市拠点の整備について、現在まちづくりの方向性を示す赤磐市都市計画マスタープランの改訂を進めております。今後は、改訂された都市計画マスタープランに基づき、新たなまちづくりを進めていくために、都市計画マスタープランのさらに高度版でございますが、立地適正化計画の策定を進めてまいります。具体的な町の姿を描き、実現に向けた取り組みを行っていくこととしております。 これらの中で地域住民の利便性の向上や居住環境の保全に努めるとともに、交流人口から定住人口へつながるような町の魅力の向上を図っていくために、市の玄関口となる公共交通の結節点を含む拠点を整備することにより、新しい魅力ある新都心を形成し、この地域を中心として赤磐市内の各地域拠点、山陽、赤坂、熊山、吉井地域、これらと連携し、回遊性を高め、市内の交通移動等の利便性を向上させるとともに、賑わい創出や雇用の場の確保など持続可能なまちづくりを目指します。詳細な状況につきましては、それぞれ担当の副市長に答えをさせていただきます。 次に、幼稚園、保育園、少人数学校の統廃合についてでございますが、まず保育園につきましては平成24年3月に赤磐市公立保育園再編検討委員会で検討されました報告書に基づいて再編計画を進めているところでございます。 赤坂地域につきましては、公立保育園1園を新設するという提言により、平成29年に3園を統合し、赤坂ひまわりこども園を開園し、新たなサービスが提供できているところでございます。 吉井地域につきましては、黒本保育園仁美保育園を休園として、周匝保育園、佐伯北保育園の2園で運営をすると提言されております。 今後、幼児教育の無償化によって保育の需要の増加が予想されることから、その動向もしっかり見据え、また保護者や地域の方の要望も踏まえながら再編計画を進めていきたいと考えます。 学校につきましては、地域の拠点としての機能がございます。地域の皆様に大事にされ、その中で子供たちが成長しているところでございます。当面は教育委員会と連携しながら、統廃合議論が起こらないような方向性で園児、児童・生徒の成長を支える場にふさわしい環境づくりを目指していきたいと考えております。 幼稚園、保育園、学校の現状につきましては、教育長及び担当から答弁をさせていただきます。 続いて、地球史研究所の運営支援についてのお答えをいたします。 旧備作高等学校につきましては、平成29年10月からNPO法人地球年代学ネットワークにより地球史研究所として活用をなされております。地球史研究所における活動については、赤磐市の活性化に十分寄与するものとなるよう、引き続き連携して取り組んでいこうと考えております。 今後の支援方針につきましては教育長と前田副市長から、それから詳細につきましては担当部長より答弁をさせていただきます。 私のほうからは以上です。ありがとうございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 前田副市長。 ◎副市長(前田正之君) それでは、私からは美作岡山道路を活用した新しい交通体系の構築について御答弁をさせていただきます。 平成31年2月に策定いたしました赤磐市地域公共交通網形成計画におきまして、地域拠点を中心とした交通網の整備、周辺自治体との広域連携の検討の中で、赤磐市にとって、より皆様が利用しやすい交通体系の構築に努めてまいりたいと考えております。 具体的な内容につきましては、担当部長からお答えをさせていただきたいと思います。 続きまして、今後の地球史研究所の運営支援についてでございますが、所長のほか数名の研究者の方々が研究活動に従事されております。そして、そのすばらしい研究成果につきましては広く市民の皆様にお知らせできているとは言いがたく、市としても地球史研究所とはどういった場所なのか、研究の内容はどういったことなのか、わかりやすくお知らせをするお手伝いができればと考えている次第でございます。 市の行う施設整備といたしましては、地元の方々の要望や市の財産の有効活用という観点もあわせ、地球史研究所と必要あれば協議のほうを進めてまいりたいと考えております。 具体的な今後の支援内容につきましては、担当部長のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 私のほうからは、新たな都市拠点整備の状況について、御質問にお答えさせていただきます。 新たな都市拠点の整備についての状況ですが、3月15日に都市計画審議会を開催し、都市計画マスタープランの改訂について審議をいただきました。審議会では公共交通、農業振興、企業誘致、医療、福祉や防災など、各計画との整合性を図って進めてほしいなど、貴重な御意見を多数いただきました。 本原案をもって、5月7日から21日の期間で案の縦覧を行いました。その結果、意見書の提出はなく、内容精査を行い、7月をめどに公表を行う予定です。 この後、改訂された都市計画マスタープランに基づき、市の活性化に寄与する市街地の再編や新たな土地利用を検討していくための計画策定を進めます。計画内容につきましては、先ほどの市長答弁のとおりでございます。 また、計画策定に当たり、内容の充実を図るとともに、実現可能性の高い計画とするためには総合的かつ組織横断的な検討が必要であることから、本年5月に庁内プロジェクトチームを設置したところでございます。 これと並行しまして、今後、関係機関との協議を順次進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 北川議員の幼稚園、保育園、少人数学校の統廃合についての御質問にお答えいたします。 小規模校のメリットは、一人一人の学習状況や学習内容の定着状況を的確に把握でき、補充学習や個別指導を含めたきめ細やかな指導が行いやすいこと、意見や感想を発表できる機会が多いことなどです。既にどの学校でも行われていることでございますが、まずこれを継続していきたいと思います。 そして、小規模校のデメリットとされる、社会性を涵養する機会や多様な意見に触れる機会の不足を補うため、他校との交流活動やICT機器を活用した遠隔合同授業などに取り組んでいるところです。 幼稚園につきましては、地域の実情に応じて保護者等の意見を聞きながら、多様なニーズに対応できる子育て支援サービスを検討していく必要があると考えております。 統廃合につきましては、当面は小規模校のデメリット解消に努め、園児、児童・生徒の成長を支える場にふさわしい環境づくりを目指す中で、今後の園児、児童・生徒数の推移を把握し、地域や保護者の意向を確認しながら検討していきたいと考えております。 次に、旧備作高校における地球史研究所の運営支援についての御質問にお答えします。 地球史研究所は、市内の小中学校において地質学についての講座の開催や出前講座、観測会の実施など開催していただいております。引き続き、講座などを通して小中学校の児童・生徒が地域のことに興味を持ち、科学や郷土への関心を深める教育活動につなげていきたいと考えております。また、社会教育施設での学習講座などへの組み入れも今後検討してまいりたいと考えております。 私からの答弁は以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 私のほうからは、美作岡山道路を活用した新しい交通体系の構築について、より具体的にお答えいたします。 平成31年2月に策定いたしました赤磐市地域公共交通網形成計画において、まちづくりにつながる公共交通整備の実現に向け、地域拠点を中心とした交通網の整備や周辺自治体との広域連携の検討などを個別実施事業として定めております。市民の移動ニーズに応えながら新たな町の魅力を引き出し、賑わいが生まれるよう、地域拠点や交通拠点などを中心とした交通網の整備、美作岡山道路を活用した広域的な交通網の構築や交通結節点への接続について検討することとしておりまして、今後、地域公共交通会議において路線の新設の必要性も含め検討していくことになるかと存じます。 次に、今後の地球史研究所の運営支援に向けた具体的な取り組みについてお答えいたします。 先ほど前田副市長からの答弁にもございましたとおり、地球史研究所での研究成果はさまざまな学会で発表され、また国内各地から研究者が訪れるなど注目されているところでございます。一方で、市民の皆様に、この地球史研究所の存在や、この研究所でどういった方がどのような研究をされているのかなど、一般的に知られているとは言いがたい状況でございます。 そこで、今年度、広報あかいわにおいて、先生方の研究成果や取り組みの様子などを親しみやすい形で紹介する企画を検討しております。 今後とも、地球史研究所の活動について、市民の皆様に広く周知してまいりたいと考えております。 私からの答弁は以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 入矢保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(入矢五和夫君) 私からは、吉井地域の保育園の利用状況についてお答えいたします。 本年5月現在の吉井地域保育園利用児童数でございますが、再編検討委員会で休園を提言されている黒本保育園は17人、仁美保育園は12人で、いずれも定員の4割程度で推移しております。ちなみに4園全体では児童数が77人で、定員の割合51.3%となっております。 吉井地域の保育園の利用児童数は近年減少傾向にございますが、市長の答弁にもございましたように、ことし10月からの幼児教育の無償化の影響も含めまして、吉井地域の保育園の統廃合につきまして、今後、地域の意向も考慮した上で慎重に進めてまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 有馬産業振興部長。 ◎産業振興部長(有馬唯常君) それでは、北川議員の吉井川流域広域観光連携事業についての御質問に答弁をさせていただきます。 昨年5月に本市と瀬戸内市、和気町で協議を進めてまいりました一般社団法人吉井川流域DMOが設立され、広域の観光資源を活用した誘客に鋭意取り組んでいただいているところでございます。 今後におきましても、観光客のニーズなどを調査し、2市1町の観光資源を組み合わせた多様な旅行プランを企画していく予定と聞いており、本年4月27日以降の新聞掲載にもありますように、流域をめぐるツアーも進んでおります。 また、PRやプロモーション活動におきましても、世界最大規模の旅行の祭典ツーリズムEXPOや、台湾で開催される台北国際旅展への参加を予定するなど、岡山空港でインバウンド向けフリーペーパーなどの配布も計画されていると聞いております。 さらに、観光客の受け皿となる体験型の商品開発など、地域の事業者ともしっかり連携をしながら進めていくと聞いております。 市といたしましても、連携、調整をしっかりと図りながら誘客に努めてまいりたいと考えております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 藤井教育次長
    ◎教育次長(藤井和彦君) 幼稚園、保育園、少人数学校の統廃合についての御質問にお答えをいたします。 私のほうからは、現状について答弁をさせていただきます。 小中学校の児童・生徒数につきましては、市全体で見れば少しずつ減少傾向にあります。個々の学校では、児童・生徒数が減る学校とふえる学校の二極化をしております。今後もこの状態が続き、数年後には全体の学校で児童・生徒数も減ってくると分析をしております。合併当初から小中学校でそれぞれ約1割の減となっております。 そういった中でも、学校存続に向け、小規模校のデメリットを解消するためICT機器を活用した遠隔合同授業などに取り組んでいるところでございます。 幼稚園につきましては、平成27年度より今後の幼稚園のあり方につきまして、一時預かりなど集団保育に適した園児数を確保するための施策を検討、実施してまいりました。さらに今年度より就労を対象とした預かり保育を本格実施し、通常の教育時間外や長期休業中も園児を受け入れ、子育て支援機能の強化を図り、保護者が働きながらも幼稚園に通わせることができるような条件を整えているところでございます。 答弁、以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、観光施策についての再質問はございますか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。毎回そう期待せん、同じような答えをいただいてるんです。この吉井川流域広域観光につきましてですけど、私も2020年の東京オリンピックや2025年開催の大阪万博、実のところ私も高校2年生のときに大阪万博へ学校から行きました。そのときにすごいなと思っていろいろやりましたが、こういうことも将来的なことで考えていくべきではないかなと思ったので、あえてこの質問させていただいておりましたが、これについては全然回答いただいておりません。総合的な活力創出を図るべきじゃとか、言われることはよくわかるんですけど、ちょっとそこのことをもう少し詳しく教えていただきたいと思います。 それとまた、この赤磐市と和気町、瀬戸内市、広域連携をやっていくのはいいんですが、この中で私の1つの質問の中では、考え方の中では、昔は私も役場へ27年ほど在職しとる中で、産業は長かったんで、課長させていただいたり、いろいろな中で思っておりました。その中でいったらやはり見聞を広めるということで、きのうも実は農業委員さんの葬式がありまして、アルバム貸してくれということで、私と一緒に中国へ視察研修、野菜とかいろいろ見に行ったときのを置いて、見てくださいということがありました。まあ見る人もおられたり感心する、その中で9人死んでおりました、もう。その時代からいうたらもう本当大分長いんですけど。その中でいろいろ思った中でありますが、やはり各団体が視察研修をして観光に結びつけれる、農業一つでも観光に結びつけていけるというようなことを考えていただきたい。きょうの新聞でもありました、イチゴ狩りをするとか、いろいろ山陽のこの辺やるようになってます。またいろいろ、吉井のほうでもファームが一生懸命頑張って桃とかイチゴもやっております。そういう民間企業とも活力一緒に携えていろいろやっていただきたいと思います。 それで、私からの考え方で、この吉井川の流域広域観光連携、別に何も悪いとは言っておりません、大変すばらしいことで進展して、今マネジャーの三雲さんが頑張ってやっていただいとることで、新聞もいろいろ出て感激とか期待しておるわけですが、私が職員のときには備前市を入れて、備前、瀬戸内、和気、吉井、赤坂、熊山、山陽、要するに東備管内ですね、瀬戸内は入ってなかったけど、東備管内で一緒に観光していくということを認めてたわけです。それで、中にはこれはもう備前市が入ってないんで備前焼のこともなかなか出ん、閑谷学校のことも出てこないといろいろあるんで、これはこれで結構だと思うんですが、広域的な観光をやっていくためには同じ東備管内の備前市も一緒に入って、一緒に和気あいあいやっていただくべきではないかなと思っております。これ、きょうも源吉兆庵の話をした中で、削除してください、蛍をするということで、東京で蛍を放したりしております。8日には吉井地区の滝山地区でホタル祭りをやります。そういうことも各市町村のときには赤坂町がそういうことを東京でやっておりました。そういうことをやっぱり職員が一丸となって、列になってやるべきだと思っておりますが、たまたま先ほど答弁いただいたこと、単純なことだけで商工業、観光振興に賑わいと活力創出を図るべきだという。もう少し具体的にわかるのがあったらお聞かせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 有馬産業振興部長。 ◎産業振興部長(有馬唯常君) 北川議員の再質問に答弁をさせていただきます。 オリンピックキャンプの誘致という取り組みも本市のほうで進んでおります。これからそうした動きがだんだん目についてくることと思いますけども、シティプロモーション、こうしたところでは非常にそうした誘致活動は有効に活用できるのではないかと考えております。選手、観客、報道関係者などがこの地域を訪れまして、観光施設の利用、特産品の購入などにつながるなど地域の活性化、経済効果などをもたらしてくれるものと考えております。 また、オリンピック前後を通じましてスポーツを契機とした市民レベルの交流がなされ、トップ選手の持つ発信力を生かし、SNS等を通じて世界に本市の魅力をPRしていただく、よい機会だと考えております。 それから、旧町のときのお話、備前市との連携でありますとか広域的な取り組みのお話をいただきました。吉井川流域広域観光連携事業につきましても非常に興味を持っていただいております。また、備前市との連携につきましては東備広域観光推進事業、こうしたもので連携を図っておりまして、日本遺産、こうした連携も本市のほうではさまざま取り組んでおります。連携できる部分、そうしたところがございましたら近隣の市町ともしっかり協力しながら観光振興施策を展開してまいりたいと考えております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。私の思いを伝えたいということ、何が言いたいといったら民間企業とも一緒に活動してやっていただきたい。先般では英国庭園も活発に活動しております。同僚議員も7月に七夕するから、コンサートするからチケット買ってくれといったり、いろいろ協力してやる、大変すばらしいことじゃないかと思っております。これが単に民間企業とか英国庭園で言うたらグループに任すだけじゃなく、やっぱりなっとるとこがもっと前へ、市が前へ出るべきだということを言いたかったわけです。そうすれば何をさておいても、個人の方がやったりいろいろ地域の方がやってくれるのは力が限られております。そこへ市がバックアップをするというのは非常に大事なことじゃないかと思ってるんで、私もいろいろ活動してきた中で、行政がやらなければなかなかやっていただけません。ただ、行政だけでもだめですが、そういうことも考えて今後努力していただきたい。 ただ1つ、もう1点、こう言うたら余りいいか悪いかわかりませんが、吉井地域のときには燃える是里の村づくりということで是里ワインを、ぶどうの活性化を図ろうと、ジュース等いろいろやってきました。その中で城山公園とかいろいろありますが、中でワインのことですが、農産物の販売、そして農家の所得向上、いろいろなことでやった中でドイツの森というのができました。その中で全日本オープンというのがありまして、山陽ゴルフです。ゴルフ場がありまして、是里ワインはメーカーが違うからだめだといったんですけど、いろいろな皆さんの、市町村の関係、県議、皆さんからお力をいただいて是里ワインも出してくれということでテントで出しました。爆発的な売り上げで、大変よかったと、飲んでもよかったということで、隠れたものが、わからなかったのが、こういう場所へ置いておいて初めて知ったということで大変喜ばれたということが多いと思います。こういうこともぜひ今後進めていただきたい。 なぜ今……、ふと思ったのが、同僚の佐藤議員が、おい、ちょっとワインがあるんじゃというて、もう飲めまあけどなというて、ちょうどしたときの是里ワインの、その全日本オープンのときのワインを私に、まだ家の玄関のとこ飾ってあるんですが、そういうこともやはりこれからやっていくのに、観光進めていくのに付加価値をつけたら非常に進めていきやすい。これは市町村でいったら、この辺では東備管内ではワインをしておるのは赤磐だけなんで、利用して力強くこれをてこにするというのをやっていただきたいなと思いました。それについてどのようにお考えかをお答え願いたいと思います。 また、近隣にはサッポロワイナリー、いろいろなことがあります。ここへ来たら、赤磐へ来たらぜひ寄りたいという施設をつくるべきではないかと思っておりますが、それについて答弁願います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁願います。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 再質問にお答えします。 再質問のポイントとして大きく2点あったかと思います。1点は観光振興施策に民間だけでなく行政ももっと積極的にやるべきではないかという指摘と、ワインの活用、特に是里ワインを活用してはという御提言の2点かと思います。 まず、行政が観光施策にもっと積極的にかかわっていくべきという御意見でございますが、確かに岡山県もこの岡山の白桃あるいはぶどう、あるいはその他の果樹、まあ農業を中心に観光施策を立ち上げていこうということで積極的に行っております。インバウンドも積極的に受け入れていこうということでございます。岡山県とも連携を図りながら、赤磐市独自でも、またDMOと連携しても、いろんな方策があろうかと思います。そういった意味で行政もしっかりと、これを前に出るとかそういうことではなく、積極的にできることを力の限り行うという覚悟でございます。 是里ワインの活用についてでございますけども、御指摘のように是里ワインは赤磐市の貴重な資源でございます。この是里ワインをもっともっと浸透させ、売り上げも伸ばしていきたいという思いは北川議員の思いと同じでございます。しかしながら、今、是里ワインの売り上げでございますけども、非常に苦戦しております。商品のラインナップも見直しながら、魅力のある製品を市場に送り出してファンをふやす。ファンをふやしたら、このワインの里へ訪ねていこう、こういったこともリピーターをふやすという意味も含めて活躍をできるよう、そういう場を設けていくように是里ワイン自身も努力をしていくことを考えているところでございます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 ◆12番(北川勝義君) よろしい。 ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、公共交通拠点整備についての再質問はございますか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) 大変申しわけないんですけど、公共交通の拠点整備と新たな都市拠点整備について、大体よく似とるとこあるんで、市長のほうが一括してお答えいただいたんです。一括して質問させていただいて結構でしょうか。 ○議長(金谷文則君) はい、そのようにお願いいたします。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございます。 公共交通の拠点整備と新たな都市拠点の整備ということで、私何が言いたいというたら、合併する前から、まあ産業が長かったというのもあって、青空市とか直売所とかつくる仕事もしておりました。なかなか時期によってブームに乗る場合、乗らない場合もいろいろありますが、それなりには成果があったんではないかと思っております。これも私は合併して当初から青空市をつくってくれということを絶えず申しております。私は吉井の出身ですが、吉井地域につくってくれとは申しておりません。やはりいつ見ても祭りぐらい人が通っておる吉井から比べたらですよ、山陽地域でやるべきだなと思っております。そういうことをいろいろ検討したりいろいろやってきて、初代の荒嶋市長のときからやります、検討しますというてずっと来まして、本当に約10年以上たって、15年も16年もたった状態になっております。ぜひことしのこの年度の友實市政のときに完了していただきたいと絶えず申しております。 そのこともありまして、都市計画のマスタープラン、いろいろなことがあります。また市長が答弁いただいた、回遊性のある、本当に赤磐来たらここがランドマークだと、ここへ来たらわかるんだと、食事もできる、何もできる、まあ何やかんや全部はできんですけど、いろいろここで赤磐市のよい魅力がPRできる、そういう施設をつくっていただきたい。 それで、この中については行政だけでは無理なこともあれば、JA岡山東、今回はJA晴れの国岡山ということになりまして一本化になりましたが、農協を入れるとか、それから民間の事業者の協力を入れていただくとかということもいろいろと図っていただけることだと思っております。これは早急にやらなければおくれてきてくるんじゃないかと思っております。 先ほど副市長の言いましたマスタープラン、いろいろ難しいところもあります。そのためにやっていくんがありますが、県南広域からあっていろいろありますが、進めていくべきだと思っております。これがまた今検討しておりますとか継続可能なまちづくりを目指しておりますとかといって、目指す、目指すと言よったら、もうあと2年しかない。友實市政の2期目は終わりますよ、まあ3期目もやるからいいんか。しかし、私は1年でも2年でも早くやっていただいて、これだけのことをやっていただきたい。 まあ、いろいろ言いたいことがあって、悪いけど交流施設の文化ホールがないとか言いたいこともあります。しかし、その前にこれを先にやるべきだ、ぜひやるべきだというのが私の考えで持っておるんで。本来は今回の一般質問でも水害のことを、やはり梅雨が来るので言いたいなと思ったけど、それよりは、それも大変大事なことです、命を考えたら大事なこと。しかし、こちらのほうが大事じゃないかと思って私は言わせていただいとんで、1年終わるんではなく、もうこの辺でやるんだと、友實で体制を組んでやりたいということを進めていただきたい。そして、議長を初め、副議長、また議会のほうにも相談をして前向きに進めていただきたい。いつごろやるか、具体的にきょう出せとは言いませんが、考えがもし言える範囲であれば構想を聞かせていただきたい。ああ、そうだと、やはり誰でもどっかの学校へ入るから勉強するとか、何かが欲しいから一生懸命貯金するとか、いろいろなことがあります。何も目的がない、いつならと言うたら、ああ、そのうちと言って、はあというて言よったら、何かやる気がなくなってきます。やはり農家の方についても農産物もこのようなことをやっていただけるんだと、こういう施設で売るところができるんだといったら本気になれるんではないかという気持ちを持っておりますので、市長のわかる範囲で説明願いたいと思います。 それから、公共交通のことですが、前から言っておりますが、公共交通も今赤磐消防ができておるあの地域、あそこらからバスも出るのが、これから産業振興地域もできたらいろいろの交通拠点になると思うんです。今の県道美作岡山を使うんじゃなく美岡も経由してやるとか、いろんなところの要るところ、要らないところ、切磋琢磨して考えていくべきではないかと思っております。今回は後の議員もおられるので言われるかもしれませんが、交通体系、本当に免許証の返納のこともあります、いろいろ話をしておりますが、交通体系ができてないから返納できないのです。返納したくても返納できないという気持ち、これがきめ細かく全部市がやれということはありませんが、公共交通会議等でお話しさせて、関連民間企業さんにも御協力いただいて、これからもう少し早くやっていただきたい。やります、やりますじゃなかなかやっていけないというのがあるんで、まあこんなこと言うたら、私はまだ死なんと思いますけど、わかりません、言ようる間にはもう死んでしまうようなことになるんで、ぜひ成果のあるのをやっていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 直売所についての質問でございますが、直売所について私も同じように思っております。早期に実現をし、農家の皆さんの所得の安定につながっていくということを目指しております。このことについては新拠点、都市マスタープランで地域を定め、都市機能を誘導していこうということで計画を進めております、その中の一環と考えております。その区域の中に都市機能誘導区域というところを、機能を土地利用で定めているところでございます。その一環としてこの直売所あるいは交通拠点、その他の交流ができるようなところを複合的に整備誘導をかけていきたい、そう思っているところでございます。期間については、今の状況では都市計画の手続にそれなりの時間が必要でございます。いつまでにこれが整うということが今申し上げることができない状況ですので、御理解をいただきたいと思います。 それから、公共交通機関、バスの運行について、さまざま御提言をいただいております。これから高齢化に伴っていわゆる交通弱者、免許の返納の問題も含めて本当に深刻な課題であると思っております。これについて、単純ではないということだけは言えていると思います。これから公共交通へ高齢者の誘導を進め、乗客、乗ってくれる人をふやしていくような活動もまた一方ではしないといけない、そう思ってます。そういったことを含めて市全体で取り組みを強めていこうということでございます。市民のニーズを把握し、そのニーズに最大限どうやって応えていくか、これが極めて重要と考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。大体のことは網羅してわかっておるつもりで、市長も答弁できないのはいろいろありますが、早急に道の駅、またまちの駅、どうなるか、ランドマーク的なものを早急につくる計画の青写真を示していただきたいと言ったんです。これがなかったら、先ほども申しました、いつになるんかなと、はあと言うていうようなことになるんで、もうやれるんじゃと、やっていかなきゃならないという気持ちになりたいという気持ちもあるんでお聞きしとんです。そういう気持ちがもしできれば、再度答弁願いたい。 それから、交通体系のことについて、交通体系の見直しにつきまして、やはり診療所へ行くとか買い物に行くとか、そういうことはいろいろしております。しかしながら、考えていただいたら、先ほども免許の返納のことを申しました、なぜか、事故が続いとるからいろいろなことがあって言うたんですが、返納したら困るというのが事実なんです。はっきり言いまして90になる方も、この間、5月16日にどうしょうか、払おうと思うたがもう1回だけ免許持っとかにゃいけんのじゃと。なかったら医者にも行けれんと、生活ができんという話が出られて、気をつけて行ってんよと言うたら、1メーター飛べると思うたら70センチしか飛んでなかったという、自分では1メーター飛べるつもりになっとんが実際70センチやと。もうおじさん、危ないから払うたほうがええんじゃなあという話をしたら、払うたらあしたから困るということであったんで、そういうこともあるんで、早急に。全部のことが網羅できることは不可能なんかもしれませんが、地区別に分けて交通体系のことも考えていただきたいというのが1点ありますんで、早急にそういうことも考えていただきたいと思います。 ここで今話題になっておるのが新聞紙上へ出とる山陽団地、それからネオポリスの循環バスがなくなったということで、本当に不便なことを感じております。私のところへも電話もあったり議長のところへも電話もあったり、いろいろな方に電話があってなっております。しかし、それ以上切実なのは吉井地域とか赤坂地域とか熊山とか山間のところは本当にもっともっと切実な思いです。しかし、だからどうこうせえというのじゃありませんが、ぜひ力強く民間企業等の活力入れるということで頑張っていただきたいと思います。そのことで民間企業にどのように今働きかけもできておるか、わかれば教えていただきたい。 それと、きょう山陽新聞の中へ一つ、乗り合いの個人を乗すとか、それから乗り合いのタクシーとかいろいろ出ておりました。こういうことも赤磐市の公共交通会議のほうで率先して進めていくようなことを考えられるかどうか、わかれば。これは通告してなかったことで、もしあれだったら結構ですが、わかればお答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。どなたが答えますか。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 都市計画マスタープランに関連してもう一度ということでございますけども、基本的には先ほどの答弁と同じでございます。しかしながら、この計画策定あるいはこれを実現するためには非常に高いハードルを超えていかねばなりません。このために市全体で総力を挙げて向かってまいります。市議会の皆さんもその辺を御理解いただいて御支援をいただければと思います。 それから、高齢者の足の確保についてお尋ねでございます。これについても全国でさまざまな取り組みがなされております。赤磐市にとって何を改善していくことができるか、今のさまざまな公共交通に対して新しい機能として何が求められているか、そういったものをしっかりと把握しながら次のステップに進んでいきたい。そのためには市民の皆さんの御意見や御希望もいただきながら、ニーズに合った交通体系を整えていきたい、そう思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 ◆12番(北川勝義君) よろしい。 ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、幼稚園、保育園、少人数学校の統廃合についての再質問はございますか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。これについても大体ええと思うとんですけど、なかなかね。実はこの間、小学校の入学式に市長来られとったね、城南小学校へ。そのときに、名前言いません、Iさんという方が見識があって、本当に学校にもひきこもりとかいろいろ頑張っていただいとる方が、これじゃあ困るなという話をして、それで市長から、僕は横で聞きょったんですけど、市長が先ほど答弁いただいたように小学校は地域の拠点となるもので、どうしても存続させていかにゃいけんのんじゃと力強く言ってくれて、ああ、よかったなという話もあったんです。その反面、やはり先ほど教育次長もお答えいただいたいろいろなことがあるんですが、もうどう言うてええんですかね、児童が少なくなって、競争をあおれというんじゃありません、メリットのほうはよくわかります、赤磐市が頑張っていってくれとるのは本当によく教育長も、私も総務文教委員長やらせていただいとってよくわかっておりますが、しかしながら競争原理も必要で、切磋琢磨していただかなきゃいけないというのもあるんじゃないかとちょっと思っとんです。そういうことも踏まえて、今後議会も踏まえて小中学校の統廃合、やはりいろいろ、統廃合というて廃校にするとか統合するだけじゃない、小中学校のあり方検討委員会でもよろしい、統合じゃなく、これ持続していくというんでも、考えていくべきではないかと思っとる。 なぜこのようなことを申しとると言えば、桜が丘中学校、磐梨中学校へ行く、これはどちらへでも行けるようになっております。行っております。だから、そういうことも例えば、いえば中学校の範囲になりますが、中学校でいうたら吉井地区でいうたら仁美地区の方が近いから赤坂中学へ行きたいというのもいたし方ないんじゃないかと。今は中学校区で決めております。そして、小学校にしてもそういうことができる可能性もあります。例えば保育所でしたら親が勤めておるから山陽へ預けるということもありました、私も保育所行政しとるときにそのようなことがあったんで、そういう臨機応変のこともできるんが一つの方法があってすれば切磋琢磨とかいろいろなってこよう。 それとこれ1つ、大変私も踏まえて、私はまあ違います、大体行政の職員、農協の職員、ほとんどの方が吉井地域でいうたらネオポリスへ家を建てます、山陽団地へ。そりゃ少のうなるのは当たり前ですわ、吉井町が。吉井町で生まれ育った方が市役所へ勤めても、これはいたし方ない、需要と供給のバランスじゃからどねえせえというてできませんが、やはりそういうことがあるので。それはなぜかというたら、その地域が過疎になって生活しにくいからこのようなことが起こっとんじゃないん。だから、上の学校だけ直していくんではなく、どういうふうにできたらできるということを抜本的に今後全体的としての考えるあり方検討会というたらおかしいですけど、統廃合ではなく、小中学校のあり方や幼稚園も考えていただきたいと思っております。 それから、保育所のことですが、私は赤坂地域が認定こども園、ひまわりこども園をつくったことで、大変市長の見識、教育長、もちろんそれから赤坂地域の議員さん、もちろん区長さん、皆さん本当にやってくれてすばらしいことができて、本当にすごいなと思って感心しております。ぜひ吉井のほうも、まあ2つにすると言うが、これもまた検討を考えていただいて、どうするか。1つずつ単独で存続させていくのも1つです。それから、考えたら4園を1園にするというのも1つです。やっぱりこれからいろいろ考えていただきたいと思っております。ただ大きくなったからいいというんではありません、小さいから悪いというんではありませんが、やはり知り合っていく中で関係を育てていくのは幼児教育の中でもやっぱり必要ではないかと思ってます。競争しろとかそういうことばあ言っておりませんが、大事なことじゃないかとは思っております。先般の中学校の運動会も同僚議員と下山議員と出席させていただいて、本当に67人か、少なくなりました。本当に我々のときには150人から1学年おったのが、500人近くおったんが、そうなって。しかしながら、寂しいという気持ちもありますが応援したいという気持ちで行っております。こういう気持ちもありますんで、ぜひ、統廃合を進めえというんじゃなく統廃合のあり方、統廃合ではなく学校のあり方検討委員会というのも、こういうのを一つ、バックになるかもしれんですけど、前へ行くんかもしれん。考えていただいたらどうでしょうか。そのことについて答弁願います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 先ほどの少人数学校についてのデメリットをどうやって克服するのかということでございますが、これは確かにデメリットとしては深刻な問題があります。しかしながら、赤磐市ではこのデメリットをどう克服するかということの一つの手法として、ICTの技術を活用して昨年も文部科学省の支援をいただきながら実施をしてきました。すなわち少人数学校同士をネットでつなぎ、テレビ会議システムの応用を効かせてあたかも、これは具体的に仁美小学校と笹岡小学校ですけども、同じクラスで授業を受けているというふうに思えるような形を整えてプログラミング授業を実施いたしました。これは非常に子供同士の交流にも役立ちました。こういった距離を最新技術で克服しながら交流を深めていって、その結果、少人数学校のデメリットの一つである競争相手とか同級生をたくさん持ちたいというようなことに対して少しずつ解決の糸口になっていけばと。これをもとに、今度は山陽地域の人数の多い小学校とも同時につないでやっていくことを予定しております。こういったことの成果をもって、新しく議論を進めていくべきと考えます。 それから、保育園のことでございますが、赤坂にひまわりこども園、本当に地域の方の御協力もいただきながらいい形での運営が実現できていると私も思っております。この魅力をその次に吉井の4園についてどう発揮できるか、これは議論が必要ですし、地域の皆さんのお声もお伺いすることが大変重要です。こういったことを行いながら、この北部についてのあり方をこれから提案し、そして地域の方と協議をしながら実現に向ける、そういう努力をしていきたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。大体わかっとんですけど、ちょっと。今の、ICT機器を使った遠隔合同授業なんてやっております。それが悪いと言ようりません、それで結構です。その次に一歩進めて、今度は例えば言えば競争心あおるとかというんじゃありませんが、これは私が今思いつきで言ようるだけで、思いつきですからあれですけど、例えば仁美小学校と軽部小学校が一緒に合同の発表会やるとか運動会をやるとか、もちろん仁美小学校と城南小学校がやるというのも大事なことです。そういうこともいろいろ今後検討していく、もし考えが、そういうことも進めていくべきだと思っております。 また、先ほど申しました、これいただいとるかいただいてねえかわからんのですけど、統廃合を考えるんじゃなく、これからの学校のあり方を考えようという検討委員会を設置するのかしないのかというのを聞いております。それは回答をいただいておりません。何かもやもやに言うて、これがええからというて、やらないということでしょうか、やるということで今後考えていくということでしょうか。それとも検討の余地はないと。どういうことでしょうか、お答え願いたい。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 北川議員の再々質問についてお答えさせていただきます。 さまざまな学校との交流ということのお答えですけれども、現在、余り遠い距離ではありませんけれども、近くの学校との交流は重ねております。今後、どういうところと交流の場がふえるかということは検討させていただきます。 次に、学校のあり方検討委員会というものを立ち上げてはどうかということでございますけれども、先ほど市長の答弁にもありましたけれども、ICTの遠隔合同授業の成果をもう少し検証させていただきながら、今後学校のあり方について検討もしていかなければならない時期が参ると思います。そういうやがてのことではございますけれども、考えの一つにはあるということをお伝えしておきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) いや、今教育長言われたんで、まあ市長も言われたんじゃけど、僕は統廃合をやってくれというのをやろうというんじゃないですよ。あり方を検討して、これから今後。ICTの機能を活用しとるからそれでええ、ちょっと待ってみにゃおえん、どういうことかいっこもわからん。ICTの活用したらどうしたというん。悪いと言ようりません、ええと言よんですよ、やっていただきたいと。しかしながら、あり方検討委員会というのを今後検討していくべきじゃないかというのを言ったんです。どんなか、それについて市長から答弁いただいておりません。ぜひ、教育長が手を挙げてから出られたんですけど、市長、答弁してくださいよ。いや、それはやらないならやらないと、やるんならやると、はっきり言っていただきたい。僕は別にこれをめいだろうとか、もめさそうとかそういうのじゃない、よりよい子供がやれるような、先ほども言いにくいことの、市の職員がネオポリスとか山陽団地に家を建って少なくなるのは当たり前じゃ、過疎が。利用をどうすりゃあ。だからこれ全体の学校のあり方の中でいろいろなこともあると思うんですよ。だからそういうときに議員も入れてやる、そういうあり方検討委員会を考えるべきじゃないかと思っております。それぞれ再度お答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 学校の委員会をということでございますが、この委員会を立ち上げるにしても議論するべき題材が必要になります。今の赤磐市が行っている遠隔授業、これは全国的にいっても例をなかなか見ない取り組みでございます。こういったものでどのぐらいの成果が見られるか、こういったことをしっかり検証し、それを材料に議論を進めていくべきものと考えているところでございます。 そのほかの授業手法についても題材をしっかり整え、その上で皆さんにお集まりいただいての議論、こういったことを先ほど私、そして教育長からも御答弁をさせていただいた次第でございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) 何か勘違いしとる。僕は、このICTであろうと次のことをやるんであろうと、やりもってやっていきゃあええんじゃねえかと思うとんですよ。これやったからこれの成果を出してやらにゃあ、ICT全てかということになる。次のことも出てくるかもしれん、やってから勉強していくべきじゃないかと。どういうことをやったら小中学校の統廃合、幼稚園、例えば保育所も赤磐市では4園を2園にするということになっております。2園は必要ないんじゃないか、1園でいいんじゃないかという場合もありますし、2園で分けるのもどこどこ組むというのもいろいろなことがあったりする。そういうこともやっていかなければできないんじゃないかと思うんですよ。それをまだ早いからというて、何が早いんですか。これははっきり言うて吉井の保育所のなったら、幼稚園なったら、もう4年も5年もなるから前へ進んでおりませんよ。そういうことを言いたかったんですよ。そういうことを考えていただけなければ、それはあんたら黙っとけ、審議するのは議員はええんじゃ、わしらがするんじゃと、わかっとんのはわしらじゃ、黙っとれというんじゃったらそれは結構ですが、そういうワンマンになられてもう長うなったから、市長になられて長うなったからそうなっとんかもしれませんが、教育長も長いからそう思われとんかも。もう一度考え方、そういうことも大事なことだけど、あり方委員会進めていくべきではないかということをやるのかやらないのか、当分やらないならやらないで結構ですよ、お答え願いたい。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 議論の場は設けるべきと思っております。その材料と議論のたたきになっていくもの、こういったものが少しでもたくさん必要だということを申し上げたまででございます。積極的にこの辺は考えさせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 ◆12番(北川勝義君) よろしい。 ○議長(金谷文則君) それでは、旧備作高等学校における地球史研究所の運営支援についての再質問ございますか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。旧備作高校における地球史研究所、NPOの法人、地球年代学ネットワークの地球史研究所、これ開催してやっております。やったときには大分いいなと思って、まあ言うたら地域の方から、おい、何をやりょんならとこういうて言われて、言ようたのと大分あれじゃな、後退しとるなと言われるんで、ぜひ力を入れていただきたい。 その中で、私は看板のこともあえて言わせていただけりゃあ、いまだに玄関のとこに行けば大きい看板がつくとか、周辺整備してくださいとお願いしておりました。やりますというて答えておりましたが、やっていただいておりません。やる気がないのか、その議会のときだけ答弁して終わったのかお答え願いたい。 それから、私は1つのことは理科大学の方に、新聞紙を見たり、今早稲田大学とかいろいろあるんでしょうけど、恐竜の標本、骨格をしたのを体育館の中でも置くとかそういうとこへ置いたら、赤磐市で悪いうわさになったり悪いこともあっていろいろありますが、これはすばらしいな、ぜひ行こうじゃないかということでできてくるんじゃないかと思っております。そのことについて、そういう支援をしていこうか、そしてまた人員についても1人ぐらい、月10日でも出ていただくような、出てPR、観光さすようなことをやろうという気持ちがあるのかないのか、お答え願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 北川議員の再質問にお答えいたします。 まず、看板についてでございますが、看板については昨年度、地球史研究所を訪問した人を案内するための配置図の看板を作成いたしまして、南棟の玄関付近に設置をいたしました。 あともう1点ですけれども、理科大学とマンモスとかを、そういう展示をしてはどうかという御提案ですけども、御提案ありがとうございます。今、地球史研究所が中心となって事業をPRしていくということで、研究活動とあわせてジオサイトの候補地の見学会とか出前授業とかを実施されています。その中でそういう他大学と連携していろいろできるのがあれば、それについてはそういう提案を地球史研究所のほうにさせていただいて、またそういうことについても研究してまいりたいと思います。 人員については、地球史研究所のほうで人員を本年度1人採用はされているようですので、それにつきましても今後また必要があれば地球史研究所のほうで対応されると思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。そういう話じゃのうて、レプリカでもしたら本当に話題性がいいかなということを思うて。市がやる気があったらできます。やる気がないのかなと思って、つくって設置したらそれで終わりかと。しかし、その中にはやはりそこのPRを務めるような人が週何日か、2日でも出てやって、それは赤磐市のほうから派遣して、今のDMOじゃありませんが、そういうようなこともやっていくべきではないかと思っております。いろんなことを今後やっていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 北川議員の再質問にお答えいたします。 レプリカを市のほうで設置してはどうかという御提案でございますけども、どのようなものを設置してそういうふうなPRをするのにどういうふうな手法をすればより効果的かということもございますので、それにつきましても今後研究をしていってまいりたいと思います。 あと、PRのために市のほうから人を派遣してはどうかという御提案ですけども、こちらにつきましてもPRの仕方というものはいろいろ方法もあると思いますので、人を配置するのがいいか、またどういうふうなやり方がいいのかということもございますし、昨年度はPRをするために展示板ですかね、PRのための掲示板というか、そういうものも作成をしておりますので、そのやり方についてもより効率的な方法があるのかということにつきましても研究をしてまいりたいと思いますし、地球史研究所に対しましてもそういうものを提案していきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。ぜひ次からはもっと一般質問のこの答弁書、1日前ぐらいにください。きょうその日にもろうたんじゃ全然わからん。 以上です。ありがとうございました。 ○議長(金谷文則君) 以上で12番北川議員の一般質問を終わります。 ここで、11時30分まで休憩といたします。              午前11時18分 休憩              午前11時30分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、13番福木議員の質問を許します。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、市長に3点の質問をしたいと思います。 第1点目は、山陽の6丁目の一部の土地利用についてであります。それから、2つ目が住宅政策について、3つ目が太陽光パネル設置の問題について、3点お伺いいたします。 まず1番目の、この山陽6丁目の一部の土地利用についてなんですが、これについては山陽団地等活性化対策基本構想、これが一昨年1年かけて相当議論され、内容の相当いいものができておりまして、昨年6月やっとそれが基本構想ということで出されました。そして、この基本構想をどの順番で具体的に進めていくか、これが山陽団地住民、これは一番気にしているところであります。そして、この3月議会で山陽の6丁目の西の一角の土地、これは鴨前に抜けるところの土地ですが、ちょっとわかりにくい方もあると思いますが、山陽団地の6丁目の一番西の端ですね。この予算1,000万円、聞くところによりますと土地の購入費と解体予算、これが約1,000万円、これが3月議会でついております。これについては山陽の団地の連合町内会、このあたりの役員さんにもお聞きしましたが、1回だけ市のほうから説明があったというようなことをお聞きしておりますが、予算がついているんですから相当その中身については議論をされて構想も持っているんじゃないかと思うんですが、その事業をどのように進めていくのか。そして、市民への説明や意見をどのように反映させながら進めていくのか、そのことについてお伺いしたいと思います。 それから、2点目です。住宅政策についてです。 老朽化した市営住宅、どのようにしていくお考えなのか。また、地域性、4地域ありますが、地域性を考慮してバランスよく市営住宅というものは配置をしていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。 それから、山陽地域では県営住宅の利用を促進していくのかどうか。相当老朽化しておりまして、大幅な修繕費用、そういうものといろいろ検討される中で、山陽地域では近いですからね、山陽団地、県営住宅の利用を促進していくお考えなのかどうか。 それから、こういう住宅政策についてはやはり若者や高齢者、障害者などが入居しやすくする施策、これがないといけないと思うんです。この施策についてはどのようなお考えをされているのかお聞きしたいと思います。 それから、3点目です。太陽光パネル設置の問題についてお伺いいたします。 この太陽光パネル設置については、すごい皆関心がありまして、池へパネルを設置するとかいろいろあちこちでふえてきまして、これは景観や住みやすさなどについてやはり条例制定が要るということで、そういう運動が進められました。そして皆、期待が非常にありました。そして、3月議会でこの太陽光設置に関する条例が制定をされました。 ところが、制定されて、それこそ4月、5月、このたった2カ月の間ですね、赤坂地域では県道の岡山吉井線沿い、道路の左右ですね、次々に設置をされております、田んぼの中に太陽光パネルが。もうびっくりいたしました。景観が台なしになりつつあります。住んでいる人が安心して住めるように何らかのそういう規制、そういうものが要るんではないでしょうか。そのことについてお伺いしたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 福木議員の質問にお答えいたします。 まず、山陽6丁目の土地の一部利用についてでございますが、この土地利用につきましては今年度中の土地取得を目指しております。現在は岡山県と取得に向けた協議を行っているところでございます。 取得した土地でございますが、山陽団地の活性化に向けて世代循環を促す若者向けの住宅用地、あるいは賑わい拠点、そういったものに利活用できるんではないかと期待しているところでございます。地域の方と意見交換を行いながら事業を進めてまいりたいと思っております。 次に、住宅政策についての御質問でございますが、市営住宅はセーフティーネットとしての機能を備えております。しかしながら、現在は人口、世帯数の減少、少子・高齢化社会の到来によって市営住宅の果たす役割、需要など変化をしております。これらの時代に対応するために住宅政策の見直しが必要になってきております。 このような状況を踏まえて、民間の賃貸住宅の供給状況、公共住宅の需要及び住宅を必要とされる方の需要など多様なニーズに注視しながら、各地域性を考慮し、公共施設保有量、利用者負担による維持管理コストの最適化を図りながら、市営住宅の適正管理を行いたいと考えております。 次に、太陽光パネルの設置問題でございますが、本条例制定の目的でございますけども、第一に市民の安全及び安心並びに地域社会の調和を図ることが大きな目的です。そのために事業者の責務として条例及び関係法令を遵守し、災害の防止、生活環境の保全及び自然環境の保護に十分配慮するとともに、地区及び近隣関係者との良好な関係の保持に努めなければならないとしております。したがいまして、市としても問題がある場合は条例の適正かつ円滑な運用に努めるよう指導してまいります。 規制につきましては、条例制定に至るまでにいろいろと議論をしてまいりましたが、他の法律との関係から難しいところもあると考えてます。あくまで届け出制とした上で事業者等にも協力を求めるものでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 福木議員の住宅政策についての細部説明を行います。 経年劣化で耐用年数を経過した物件につきましては、安全性の確保、居住性の確保の観点から、修繕費用と利用者の負担の費用対効果を検証し入居停止とし、全棟空き家となった物件より順次解体を進めているところであります。これにより、赤磐市公共施設総合管理計画に基づく保有量の削減を行っているところであります。また、ある程度一団の敷地が形成された段階で売却、賃貸により歳入確保を目指すこととしています。 次に、県営住宅の利用促進については、市長会の要望等で岡山県に対し政策空き家につきまして入居の促進など適正管理を強く要望しているところであります。今後も継続し、県に対し要望していきたいと考えているところであります。 次に、市長答弁にもありましたように、社会情勢の変化に伴い公営住宅の果たす役割、需要が変化し、住宅政策の見直しが必要となっているところであります。このような状況の中で、市内における民間の賃貸物件の状況などからして、現在のところ新たな市営住宅の建設は考えておりません。また、比較的新しい住棟につきましては、予防保全的な維持管理により長寿命化を図っているところであります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、山陽6丁目の一部の土地利用についての再質問はございますか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、再質問をさせていただきます。 先ほども言いましたように、これは1年も議論をされて内容の割と濃い、これならいいんじゃないかという基本構想ができ上がりました、昨年6月ですね。それで、どういうふうに進めていかれるのか注目していたわけですよ。結局出てきたのはことしの3月、それも1,000万円という6丁目の一番隅のその角の予算化。これも3月議会で余り詳しい議論がされてないんで、一般質問しているところなんですが。それで、先ほども言いましたように連合町内会、1回説明来られてるようですね。だけど、ざっとした説明で、そのままになっているようですね。それから、結局これまでかかわった担当職員が、人事が大分かわっているようですね。これではやはり市長が本気にやるかどうかということが、このことについても問われていたんじゃないかなと思うんですよ。 このことについて、やはり住民が納得できるように、市民への説明、そしていろんな意見を反映して進めていくべきだと思うんです、予算をせっかくつけられてるんですから。だから、どういう考えでどういうふうな構想を持って県と進めてこの予算化されてきたのか、そして今後どのようなペースで進めていくのか、そのところを御答弁願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) お答えいたします。 この6丁目の土地については、岡山県と協議をすることが最優先でございました。岡山県の、この譲り渡しについてのいろんな条件もございました。そういった協議を調えていくことが最優先です。そういった協議を実は今でも続けているところでございます。協議完了した後には、そのさまざまな条件をクリアしながら利用について赤磐市からも提案をしながら地域の方々に説明をし、賛同を求めていき、また意見も聞きながら実施に向けていきたいと思っております。この実施については本年度中に方針を定めまして、次の年度で具体的な実施をしていくようなことを考えていきたいと思っているところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 質問させていただきます。 ちょっと市長のほうももう少し本当にやる気があるかどうかという、そういう答弁を願いたいんです。今一応説明はあったんですが、何かすごく消極的なんですよ。せっかく一昨年、あれだけの審議会何回も開いて総合的に検討して基本構想ができ上がりましたよね。それで昨年6月にみんなに基本構想示して、それでやっと3月に予算はされましたけど、予算化されるに当たってはその前からやはり県と協議して、こういう構想は持ってるんだと、そういうことも持ちながら予算化されるべきですよね。今の答弁はただとりあえず予算化しとこうと、それであと協議を進めて、ことしじゃなくて来年度、そんな悠長なことではちょっと住民納得できないんじゃないでしょうか。もう団地住民は大体それこそ60、70、80と年齢も高齢化して、本当にもう何年も待てません。だからこそいろんな声があって、こういう市長も決断して基本構想をつくられた、1年間かけて。まあ、傍聴もさせていただきましたが。そしたら、そのいい基本構想ができてるんですから、それを具体的にどう進めていくのか、そのぐらいのことはある程度もっと進めていただきたいわけですよ。先ほどの答弁では納得できる答弁ではないです。だから、予算化されるに当たってはやはり議論も相当重ねられてるわけでしょう。だから、そこのところをもう少し市民にわかりやすく、どういう構想を持っているんか、そしてどういうペースでどういうふうに意見を聞きながら少しでも前へ進めていくのか、そのあたりをわかるように御答弁願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) この6丁目の土地について、私が消極的な意見、答弁だったということですけども、決して消極的ではございません。今最初の答弁でも申し上げたように世代循環を促す若者向け住宅用地や賑わい拠点、こういったキーワードでこの土地利用を進めていきたい、そう思っております。そのための具体案はこれからお示しするようになりますけども、こういった主眼からこういったことを柱にこれから地域の方にも積極的に説明をし、事業実施、一日も早く実施できるよう努めていくということでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 質問させていただきます。 前の答弁と余り変わっておられんのですよ。それで、団地住民の感情やそういうものともすごくかけ離れていると思います。具体的な例は、昨年11月12日に山陽団地等の活性化に向けた民間主導型まちづくりというふうなセミナーとかトークセッションがあったんですけど、これは大分関心持って皆参加されました。だけど、住民が早く知らせてほしいことは全然通じないんです。全然住民には心が入っていない。何かもう第三者がトークセッションしょうるというような感じで、全然あれは何だったんだろうかというふうな状況でしたよ。30年11月12日、民間主導型まちづくり。こんなもんではないんですよ。だから、ずばり山陽団地住民が願ってるのが基本構想にもう盛り込まれているわけでしょう。団地の何人かも参加されて、いろんな角度からしっかりと意見言われて、いい基本構想できてるんですよ。 それで、市長が答弁されたんですが、もうちょっとそのどういうふうに連合にも説明されていくのか、どのぐらいなペースで具体案を出して進めていくのか。来年度まで待てないですよ。そのあたりの決意をもう少し説明願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) スケジュールをということですけども、スケジュールについてはこの後担当部長のほうから答弁をいたします。 決意の表明として、私はこれについて山陽団地の活性化、これは私の市長就任からの思いです。しっかりとやらせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 議員の再質問について、スケジュールについてお答えいたします。 昨年6月に基本構想の策定をして以来、住民の方には数回にわたって住民説明会を開催させていただき、基本構想の策定から経緯や内容について御説明をさせていただきました。本年度については住民の皆さんにも御協力いただきながら、昨年度策定した基本構想について活性化施策を具体的に実施していくための実施計画を策定してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 ◆13番(福木京子君) はい。 ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、住宅政策についての再質問はございますか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、質問させていただきます。 市の住宅政策は、いかにお金をかけないかという姿勢のように見受けられます。案の定、市営住宅は老朽化が進み、修繕に相当のお金がかかる時期に来ているようです。全体の市営住宅をどうするのか、先ほど御答弁もありましたが、その修繕をせずにもう政策的空き家でいかれるようですね。 で、熊山地域なんですが、地域の活性化のため、今あるところに若者が入れるような市営住宅が欲しい、こういう要望もあります。また、老朽化しているので修繕をしてほしい、こういう要望も出ております。やはり市全体として、その地域を活性化していくためには山陽団地のほうに市営住宅入っておられる方を移動させるだけでなくて、そこに市営住宅があるんですから、そこに長く住めるようにする、そして若い人をふやしてくために若い人の住宅もつくっていく、そういう要求もありますし、そういう政策が要るんではないかと思うんです。 それから、山陽地域なんですが、もう40年、50年たっていて老朽化をしております。修繕も余りできてないように見受けられます。また、老朽化した空き家は解体していってます。先ほど言いました大修繕するよりは、山陽地域では県営住宅があいているからそちらに移ってもらいたい、こういう考えを持っておられるんではないかと思います。で、市営住宅については、もう空き家がないようにみえます。 そこで、やはり市としては県営住宅の利用を促進する、こういうお考えを持っているのでしょうか。赤磐市全体として。 そうなりますと、市の住宅政策、これはもうお金をかけずにそちらの県のほうへ移住してもらうとか、そういうことでは本当の住宅政策、これはしてないんと一緒になるんですよ。市の住宅政策としてはどうするかと、そうなりますとやっぱり若い人とか若者とか高齢者とか障害者が入りやすい、入居しやすい施策、これは絶対要ると思うんです、住宅政策として。やはりそこに力入れないといけないと思うんです。 具体的にちょっと言いますと、入居者の自己負担が最近は、まあ県営住宅の方なんですけど、市営住宅も一緒かもわかりません、入居者の自己負担がふえているようであります。例えば、入居するときには県営住宅はお風呂などは一式そろえないといけません。15万円から20万円かかるそうです。そして今度は出るとき、これは以前は敷金内ぐらいで修繕して出ればよかったんですけども、聞くところによりますと今では相当お金を持ち出して修繕をして出なければならない。そうなりますと、もう修繕費用が15万円も20万円もかかるんだと、出るために。いやあ、これは本当に大変な状況ですよね。結局こうなるのは県が修繕費用を削減していってるわけですよね。でも、公営住宅でしょう。公営住宅であるんですから、やはり県はそれなりの予算をつけていただいて、公営住宅、入りやすい、入居しやすい、出やすい、そういうふうな公営住宅にするべきだと思うんですよ。そういうことでぜひ市としても県に対してもそのように要望していただきたいですし、市営住宅もそういう状況があるんでしたら市の予算もつけて、入居や退去ができやすいように、そして高齢者や障害者や若者が入りやすいような施策としても要ると思うんです。そのことについての御答弁願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 福木議員の再質問にお答えをいたします。 公営住宅でございますが、自力では適切な居住面積の水準や民間賃貸住宅の家賃の支払いができない、こういった低額所得者の方について、健康で文化的な生活を営むことができるよう住宅を確保するものであると認識をいたしております。 先ほどの入居、退去に伴う自己負担の費用でありますけども、県営住宅のほうで行われていることに関しましての具体的な負担等については市のほうで現在実態のほうは把握をいたしておりません。市のほう、今後公営住宅、やはり県営住宅の保有量、民間の賃貸物件の保有量、こういったものを総合的に考えると、今の段階では新たな市営住宅の建設のほうは考えておりません。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 現在の市営住宅、新たな市営住宅は考えてないということなんですが、結局老朽化していけば大修繕をしないといけない。その大修繕をしてそこに住んでいただくか、快適なところに移っていただくか、いろいろと検討をされていると思うんです。熊山の例を出しましたけど、熊山も市営住宅ありますよね。それで老朽化して、結局部分的に解体して、そのままなんですよ。それであと、駅が近いですから民間の住宅できてますよね。だけど、結局コーポやそういうものというのはもう月額5万円も6万円も家賃がかかってるわけですよね。だから、民間に委ねるようなことも考えているようでありますけれども、それじゃなくて、やはり公営住宅、住宅政策、赤磐市の市としての住宅政策、これは本気で考えないといけないんじゃないでしょうか。老朽化したら解体してそこはそのままにして、後は民間に任せて、まああと山陽地域なんかは県営住宅に移ってもらおうと、そんな安易なことではいけないんじゃないかと。やはりその地域地域でそういう市営住宅、安い住宅、安心して住める住宅という施策があったわけですから、そこを拠点に住んでいる方には修繕をし、そして若い人も住めるような市営住宅をその周辺につくる、そういう住宅政策が。それからまた、障害者の方もいらっしゃると思います。そういう地域地域の住宅政策、これが赤磐市としては要るんじゃないですか、県に丸投げするのではなくて。そのあたりの決意をお願いしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 福木議員の再質問にお答えをいたします。 市営住宅でございますが、連棟となっていることから一室だけの修繕というのは現実的に不可能と考えております。地域地域の特性につきましても、合併によるメリットを生かし、集約をして最小限の費用で効果が得られるよう、県営住宅との役割分担を明確にしつつ住宅政策を進めているところであります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) ちょっと時間との関係で心配をしているところでございますが、やはり住宅政策というのは結局現在の市営住宅を少しずつ直しながら新しいのはつくらないと、そして県営住宅があるんだから県のほうに移っていただこうと、そういう考えのようでございますね。だけど、本当にそれでいいのかと思うんです。確かに山陽団地のその県営住宅、これはまだあきがあります。魅力ある施策を市も一緒になって、若者に家賃補助をするとか、障害者とか高齢者が段差のないそういう住宅を新たに改造するとか、そういう発想をしないと県営住宅にもなかなか移れないわけですよね。だから、市の住宅政策は何かと胸を張って言えるような、そういう施策を考えていただきたい。県と市との役割分担はあるにしても、やはり市としての住宅政策、本当に安い住宅で、その地域で安心して若い人からお年寄り、障害者の人まで、住みたいその地域で住めるような住宅政策、これが要るんではないかと思います。再度の御答弁を願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 市の住宅政策についてでございますが、市営住宅につきましては全棟廃止というものではございません。予防的な保全、維持管理によりまして長寿命化、ストックマネジメント等を図っているところでございます。県営住宅との役割分担、そういったものを踏まえて、先ほどの答弁と同じように今後適切な維持管理をしていきたいと考えておるところであります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。              (13番福木京子君「はい、この件はいいです」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) それでは、住宅政策についてまでの質問は終了といたします。 ここで、午後1時まで休憩といたします。              午後0時4分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 福木議員の一般質問を続けます。 太陽光パネル設置問題についての再質問はございますか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) それでは、質問させていただきます。 何回も言いますけれども、赤坂の町苅田から多賀までの間の県道岡山吉井線、これを通りましたらもうびっくりする光景が広がっております。もう感じておられる方もいらっしゃると思います。4月、5月の2カ月間で一気に5カ所か6カ所ぐらい太陽光パネルが田んぼに設置されました。何でこんなにふえるのかと疑問に思っているところでございますが、この3月議会で条例ができ、市民の方は少しは規制がされて安心できると思っていたということなんです。ところが、これができますと自然豊かな景観が一気に崩れ、圧迫感があり、見通しが悪くなり、大雨が降れば水路が心配になります。これまたふえるようでは、黙っておれないのではないでしょうか。パネルの中で生活しなければならないような感じになっております。あそこ通られたらそう感じられると思います。 で、ちょっと見に行きましたが、最初は小型のパネルだったんですけれど、そのパネルの横とか前とか、そういうところにふやしているんですよ。大きくしてるんです。本当にこれはもうどんどん広がっているということですね。それから、地元の方から苦情を聞かれていると思うんですけれども、その聞かれているかどうか。私も3人の方から話を聞きました。1人の方は、自分の田んぼのすぐへりにつくられているんですけど、そのときに反対したというんです。市にもその反対のことは言ったので、もう安心してたと。しかし、勝手にそのパネルが設置されてるんです。でも、雨が降ると低いほうに流れますよね。だから、それが設置されて水の流れも変わるわけです。太陽光が設置されたらコンクリートになりますね。そしたら水の流れも変わってきてると。だから、その方は本当に裁判にでも訴えたい気持ちだと、このように怒りを言われておりました。本当に見通しも悪くなって、ちょっと心配なわけです。 それから、もう1人の人なんですが、この方はそれでもパネル設置したとこは民有地なので何も言えないかもわからんけれども、このように一気にたくさんできるともう本当に心配になると。見通しも悪くなってきていると。それから特に多賀とか小原には山を相当削って山肌が見えていると。特に小原のほうは民家がすぐへりにあって、これもし何かあったら大変になるのではないかと、ちょっと若い方ですけどね、その方が心配されておられました。 それから、もう1人の方はいち早く相談があって、3月議会で条例ができたのに何でこんなに一気にパネルがふえるのか。まあ、こういうことですよ。何とかしてほしいという声でした。 そういう苦情、そういうものを聞かれているんではないかと思うんですけど、いかがでしょうか。 それから、やはりこういう苦情もありますし、それからこういう状況になっているわけですよね。その条例の中に審議会設置というのがありますよね。だから市民が、それこそ答弁にもありましたようにこの条例の制定の目的、ちゃんと書かれてありますよね。第一に市民の安全及び安心並びに地域社会の調和を図ることですと。それから、災害の防止、生活環境の保全及び自然環境の保護に十分配慮すると。地区及び近隣関係者との良好な関係の保持に努めなければならない、こういうふうにちゃんと目的もはっきり書かれております。それで、届け出制ということで事業者に協力を求めるものとなっているというふうに答弁はありますけれど、この目的のところに本当に今の状況が、この目的達成されてますか。これが侵害されるような状況になってるじゃないですか。だから、やっぱり条例にある、そういう一気に環境が変わって市民が不安を持っている。これ以上ふえたら本当にもうこの自然が台なしで本当に悲しいと、そういうような方がふえてるわけですから、審議会を設置してどういうふうにするかと、どういうまちづくりをすべきかと、やっぱりそういうことを検討するべきじゃないでしょうか。その御答弁を願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 作本市民生活部長。 ◎市民生活部長(作本直美君) 福木議員の再質問にお答えをさせていただきます。 赤坂、町苅田から多賀にかけての最近ふえてきている太陽光パネルについてでございます。現状はこちらのほうでも把握はさせていただいております。4月、5月、いつあれだけのものにふえたかという状況までは厳密には把握はできておりませんが、今の状況は把握しておりまして、その設置状況が適正であるかどうか、担当課のほうで確認にもまいりました。 苦情につきましては、1件お話のほうは伺っておりますが、議員がおっしゃる内容のものについてはこちらのほうでは把握をさせていただいてはおりません。 いろいろと不安を感じられているということで、景観についてのこともお話が出ておりましたが、景観、こちらの利益の保護というところになってまいりましたら財産権、個人の所有権、先ほども気にされてましたが、そのあたりとの規制で他法令との関係性から非常に難しいというところで、規制はなかなかこちらのほうで考えることが難しい問題だと考えております。 その中で、審議会等でございますが、今考えている審議会につきましては大きなソーラーが、太陽光パネルができるといった状況のときに地元の御理解を得られない、得ることができない、なかなかそういうことで双方で話が前にも行かない、市へいろいろと問題点がこちらに投げかけられている、そのような場合に審議会を開くと考えております。個々の案件につきましては、やはりお一人お一人の住民の方の今何が不安であるか、そのあたりの内容をよく把握させていただいた上で、事業者に対して条例にのっとって指導させていただきたいと考えております。 条例ができましたことで、いろいろ事業者の方から今後つくる機会において適用範囲等を御質問いただいております。やはり条例ができたということはある程度の効果があらわれていると思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 13番福木議員。 ◆13番(福木京子君) 苦情は1件だけということなんですね。そのほかは聞いてないと。だけど、これは本当にそれだけなんですか、1件だけなんですか。私聞いたら、もう反対をしたのに設置をされてしまったと。もう市にちゃんと名前まで出して言ってくれれば、はっきり反対してるんだというて言われましたよ。確認をしていただきたいと思うんですけれども。 で、財産権の何やらかんやらと言われてるんですけれども、やはり住民感情としてはこれまでいろんな池やいろんなところに次々できると。そういう中ではやはり近隣の住民に説明をして、やっぱり理解をいただいて賛成だったらつくったらいいんだけど、反対があったらもっと十分説明もしないといけないと思うんですよね。そういうことがあって、こういう条例をつくろうという動きが一気に広がって署名も広がってきたと思うんですよ。市民のそういう住民感情というのは大いにちゃんと受けてもらわないといけないと思うんですよ。やっぱり条例ができて一定程度安心してた面もあると思うんです。だけど、本当にその条例ができた途端に、2カ月の間にああいう県道沿いに一気にできるもんかと。そのときに、その事業者は市に届け出をされますよね。その届け出をされたときに市の対応がどうだったのか、どういうふうな景観に、もう県道沿いばっかりにできる、そういうふうなこともどういうふうに検討されたのかなと。もう事業者がそういうふうにつくるんだから、そりゃもうしょうがないんで、財産権があるから非常に難しいと。それだけで、市がそういう対応だったらこの条例の意味というんですか、これは規制じゃないからそこが難しいところなんですけど、市民がなぜその条例をつくってほしいと言ったのか、そして今後そういう景観を守ったり、それから雨が降ったときに水路のことや安全面や安心面や、そういうふうな思いが詰まった条例と思うんですが、それが侵害されようとしているわけですよ。それで、最初は小さくできても、この間見に行ったらそのへりにもまだできとる。その前側手も広げようとしてる。だから、最初は小さくても、その周辺が大きくなったら結構大きなパネルが設置されるような状況なんですよ。 それからもう1つ、あそこの3差路の信号のちょっと東のほうですが、山があります。竹やぶです、竹がだあっと切り倒されてます。それで整地されてます。ここにもできるんじゃないかなというふうに見えますけど、そういうふうなときに雨が降ったときにその周辺の民家がどうなるのかと、それも心配ですよね。 それから、あそこの多賀のあたりは以前交通事故も、去年1月にあったんですけど、その左右が一気にできて、まあそこを言ったらいけないんですが、とにかく県道に一気にできたと。これは事業者からすれば多分安くできる、そういう利点があるから、周辺のことも余り考えずに土地の所有者に対して、借りて設置されるか買い上げて設置されるかわかりませんが、やはり答弁にもあるように制定の目的ですよね、第1条の目的、ここを本当に守ろうとしたら、やはり業者に対する指導をもっと厳しくすべきじゃないかと思うんですよ。規制じゃなくて業者に対する指導、もう少し民家の方の心配や不安や、それから景観、そういうことを配慮してほしいというふうなことをきちっと言えると思うんですよ、条例ができたからには。そのあたりの、もうちょっとあのあたりのところを、それで今後もっとそれが広がることがないように、市民が心配、これがふえることがないように何らかの指導が要ると思います。 それから、審議会は大きなソーラーのためだけのものではないと思うんですよね。この条例ができ、それで市民が不安を持ったり苦情が届いたり、そういうふうなことが重なっていけばどうするんかということで審議会を開いてもいいんじゃないかと思うんですよね。その辺の対応をどのように考えておられるのか御答弁願いたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 作本市民生活部長。 ◎市民生活部長(作本直美君) 福木議員の再々質問にお答えさせていただきます。 まず1点ですが、市のほうに御相談をされたけれどもというような特定のお話をされていたように思われます。そちらの案件につきましては、またこちらのほうにどのような状況であったかお話をいただいた上で、指導が必要であればそういう適正な対応をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 それから、ちょっと前後いたしますが、審議会につきましては確かに議員おっしゃるようにこういう問題がどんどん大きくなっていきますと1つの課題として市は捉える必要があると思われますので、それに対しては必要であればそのような審議会を持って検討させていただく、そういう方向性になっていくことも考えられると思います。 それから次、今できているものは恐らく、ここは断言も申し上げにくいんですが、3月末ある程度着手をもうされていて進んでいたものが、ここに来てできているのかとも思われます。先ほど山のほうを崩すとかというようなお話も出ておりました。そちらのほうは実際には開発のほうもかかわってまいりますし、大きな事業につきましては今もこちらと担当部署のほうで適正な動きになるように努めているところでございます。 今後につきましても、今の状況は厳重に把握をさせていただく必要がございます。それから、今後進んでいくであろうものに対しては市に届け出が必要なものは必ず届け出をしていただく、そのあたりの情報把握ですね、そういうところの収集に努めてまいりたいと考えております。皆様が不安を持たれないようなことに、せっかくできた条例でございますから、なるべく活用しながら皆様の不安をとり拭うような形で対応させていただけたらと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 福木議員、よろしいか。 ◆13番(福木京子君) はい。 ○議長(金谷文則君) それでは、以上で13番福井議員の一般質問を終わります。 続きまして、1番永徳議員の質問を許します。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) では、通告に従いまして大きく4点質問をさせていただきます。 まず、通学路の安全確保について御質問をさせていただきます。 先月、皆様も御存じだと思いますけれども、滋賀県大津市で痛ましい事故がありましたし、当市でも昨年、多賀地区で痛ましい事故が発生いたしました。このような事故をなくすために今回の質問をさせていただきたいというふうに思ってます。 ネオポリスにあります桜が丘小学校から真っすぐ西に向かう市道に、歩道がない非常に狭くなった場所があります。もう皆さん恐らく市長も教育長も御存じやと思いますけれども、ガードレールがありませんし非常に危険です。これに関しましては桜が丘小学校から平成30年2月、去年の2月ですね、教育委員会のほうに写真つきで危険ですよと、このように写真つきで報告がなされてます。非常に危険ですよと、1年以上前ですね。それから、町内会からも建設課へ非常に危険だということで要望が上げられてるというふうにお聞きしてます。一部、昨年度ですね、グリーンのラインが引かれたというふうにお聞きしてます。それから後、通学のボランティアの皆様からも非常にここは危険だということをたびたび御指摘を受けてます。こういう状況です。 実際じゃあその細い道なんですけれども、どれぐらいの園児あるいは児童が通っているか。桜が丘小学校の児童が341名、桜が丘幼稚園の園児が42名、桜が丘保育園の園児が151名、合計534名の児童、園児が毎朝毎午後通学、通園をされてるという状況です。非常に危険です。皆さんから、町内会、ボランティアの人、学校から全て危険だと指摘を受けている場所です。 交通事故による死者のうち歩行者の死者の割合というのが大体海外では15%、アメリカもイギリスもフランスも大体15%って言われてますけれども、なぜか日本は35%です。非常に高いです。自転車を含めると実は死者は50%になります。日本は非常に弱者に弱い、危険な場所であるということは確かです。通学路というのは当然ですけれども生活道路です。毎日使う場所です。ここの安全というのはぜひ皆さんのお力で守っていただく必要があろうかというふうに思います。 車の事故の場合、衝突事故で歩行者の死亡率というのは30キロを境に、30キロを超えると死亡率が非常に上ります。30キロを下回ると死亡率が比較的低くなるというふうに聞いてます。要は30キロというのが生死の分かれ道なんですよ。ということは、簡単に言えば30キロ出せないような施策を打てば園児は、幼い命は守られるということになります。 じゃあどういう施策を打つことができるのか、私調べました。簡単に言いますとハンプ、道路の山をつくると30キロ以下に抑えられるというふうに聞いています。それから、ゾーン30、30キロ以内の圏内にしてると当然規制がかかるので30キロ以内の車の交通になる可能性は非常に高いと思います。それから、3D、いわゆる立体に見える歩道や同じく立体に見える舗装ですね、車がこう走ってても立体に見えると、ああ、やばいなと思ってブレーキ引いちゃう、速度を下げる、こういうのも1つの手じゃないかなというふうに思います。当然歩道を設置すればいいんですけれども、あの場所を私も何回も見てますけれども歩道を設置するのは非常に困難な場所であることはわかってます。じゃあそれ以外に何が必要かというと、ガードレール、当然必要でしょうし、ビームポストっていうのも必要になってくると思います。それ以外にもう強制的にライジングボラード、下から鉄の棒が出てきて強制的に車を入れさせない、こういう方法もあろうかと思います。皆さんにヒントを与えてます、私は。ぜひこういうヒントを使っていただいて、園児、児童の安全を守っていただいて。去年の多賀地区の痛ましい事故も、あの後ガードレールができました。もしもあの事故の前にガードレールができてたら、本当に幼い命が助かってたかもしれないんですよ。いかに早く対策を打つか、これは非常に重要なことだというふうに思います。 それ以外に通学路の安全旗、結構安全旗が入ってなかったり、入れるケースがぼろぼろになっているようなケースがよくあるんですけれども、誰が管理されてるんでしょうか、ぜひお答えいただければというふうに思います。 こういうところから通学路の質問ですけど、1点目、桜が丘東6丁目旧集会所手前の歩道が途切れており、非常に危険です。何らかの対策を打たれないんでしょうか。 2番目、いつまでに対策を打たれるんでしょうか。先ほどもお話ししたように、事故が起きてからでは遅いんですよ。事故が起きる前に対策を打ってください。 3番目、どのような対策を打たれるのか、ぜひお聞かせいただければというふうに思います。 続きまして、ソーラー条例について御質問をさせていただきます。 昨年6月の定例会において、私のほうで住宅地にあるソーラー発電施設についてという質問をさせていただきました。そのときに市民生活部長の答弁では、中国経済産業局から事業者へ照会し、市より依頼を受けた全ての施設に対し、既にフェンス及び標識の発注をし、設置する予定との回答を得たというふうに答弁いただいてます。発注されてるはずなんですけど、私見た限り、御存じですよね、この後質問しますけど、されてません。ほとんど表示はありません、東1丁目の表示はほとんどありません。2丁目にも1カ所ありますけれども、されてません。恐らくされてるのは3丁目の一部でしょう、というのが現状でございます。 こういう状況の中で、ことし4月1日、赤磐市太陽光発電設備の適正な設置及び管理に関する条例が施行されました。4月1日に施行されてます。先ほど福木議員のほうも質問されましたけれども、もう施行されて2カ月以上たってます。もう2カ月ですよ、もう既にたってるんです。私、熟読しました。ここに今きょう条例持ってきてますけれども、熟読させていただきました。そうすると第13条、管理者等に関する情報を事業区域内の見やすい場所に掲示と、はっきり明記されてますね。されてないんですよ、2カ月たってるんですよ、施行されて。その次、第17条、市長は事業者に対して必要な措置を講ずるよう指導、助言。必要なとき、指導に従わないときは勧告と、市長、このようにちゃんと第17条に書いてあります。で、第18条、勧告に従わないときは事業者の氏名及び住所並びに当該勧告の内容を公表と、公表ですよね、まだされてません。2カ月たつんですけど、されてません。第19条、この条例を推進するため審議会を開く。審議会できてるんでしょうか。 ぜひこういうところに関して、ソーラー条例について具体的にまず1番目、桜が丘東1丁目、3丁目の住宅街にあるソーラー施設の数はどれだけあるのかお調べください。2番目、上記のうち連絡先の表示してある施設は幾つあるのか、逆にしてないのは幾つあるのかお調べいただければと思います。それから3番目、条例遵守のための指導、助言はどのように具体的にされているのかお知らせください。4番目、条例遵守のための施策はどのように打たれているのか、具体的にこれもお知らせください。それから5番目、いつまでにこの条例を遵守させるんでしょうか。2カ月たってるんですけど、いつまでに条例を遵守させるんでしょうか。6番目、指導に従わない場合、事業者を公表するとありますけど、いつ公表されるんでしょうか。来月でしょうか、今月末でしょうか、お答えいただければというふうに思います。 続きまして、防災について御質問をさせていただきます。 昨日も吉井地区で防災訓練が実施されまして、避難訓練や避難所運営を実施されたというふうに聞いてます。我々議員も安否確認等の訓練を実施いたしました。私、移住者ですけれども、阪神・淡路大震災、2つの大震災を経験して市内に在住している防災士、恐らくそんなにいないと思いますけれども、その1人として質問をさせていただきます。 まず、大規模広域災害時の自助、共助の例ということで、6,400人以上の死者、行方不明者を出した平成7年1月の阪神・淡路大震災では、地震によって倒壊した建物から救出されて生き延びることができた人の約8割が家族や近所の方に助けられてます。消防、警察及び自衛隊によって救出されたのは約2割というふうに調査結果がございます。要は、いかに地域の力を防災力につなげるかと、これは非常に重要なことやと思います。赤磐市は比較的そういうところに力を入れてるというふうに思ってます、評価はしてます。地域の防災力には自助、共助の強化が重要です。そのためには一人一人の自助や地域の共助を充実させることが非常に重要です。また、住民主体の共助として迅速な避難行動につながることが期待できるのが自主防災組織です。 岡山県内の組織率、これは山陽新聞社さんの記事ですけれども、75.1%、4分の3の町内会が防災組織を組織されてます。全国平均は83.2%、約8割ですね。岡山県下は非常にこの数値を下回ってます。全国順位40番、下から7番目です。これが岡山県の現状です。 じゃあ岡山県の中の赤磐市はどうなのかということを後で御質問しますけれども、私の住む町内会では4年ほど前に自主防災組織を立ち上げました。毎年防災訓練を実施してます。今までHUG、避難所運営ゲーム、それからDIG、災害図上訓練ですね、イメージゲームもしました。それから消火訓練、それからAEDを使った心肺蘇生、それから避難訓練、炊き出し訓練、それから町内防災マップも作成いたしました。こういうことを毎年やってます。それから、年に4回防災だよりを発行いたしております。こういう自助や共助による防災訓練は、近い将来の発生が予想される南海トラフの大地震に対しても不可欠であるということは皆さんも御存じのとおりやと思います。ぜひこの辺で後で御質問します。 それからあと、大災害時、水、電気、ガスといわれるライフライン、非常に重要なことだというふうに聞いてますけど、私実はこれに1つ足したいことがあります。水、ガス、電気以外に一番重要なトイレです。人間、食べれば必ず出ます。あの阪神・淡路大震災のときも、それから東日本大震災で徒歩帰宅する場合も非常に困ったのはトイレです。トイレが非常に困ります。 桜が丘東に桜が丘東浄化センターがございますけれども、既に40年経過してます。これも平成29年6月の定例会で私は質問させていただいて、大災害時に老朽化で壊れて機能しなくなる可能性が非常に高いんで早く閉鎖すべきっていうふうに質問をさせていただきました。今、桜が丘東地区は何と7,000名の人たちが住んでます。5年前、6,000名やったんです。この5年間で1,000名ふえてます、1,000人。こんな地区、赤磐にないんですよ。赤磐市のゴールデンテリトリーですよ、はっきり言って。桜が丘東地区、特に1丁目、2丁目。5年間で1,000人ふえてる場所ですよ。こういうところにある桜が丘東浄化センター、本当に大災害が起きても皆さんが7,000人の人たちがぜひトイレが使える状態にするためにしてほしいというふうに思っております。 質問ですけれども、1番目、自主防災組織の組織率は赤磐市内はどれぐらいなのかお聞かせください。2番目、組織率向上のための施策はどのような施策を打たれているのかお聞かせください。3番目、何年度までにどれぐらいの組織率にしたいのか、具体的な目標をお教えください。それから4番目、災害時に福祉避難所の開設計画はあるのかないのか。障害者の皆さん、支援しないといけない皆さんの行くところがあるのかどうか、ぜひお聞かせいただければと思います。それから5番目、今も話したように災害時における桜が丘東浄化センターのBCP──ビジネス・コンティニュイティ・プラン──、事業継続計画ですよね、何か大きな大地震があったときでも事業、ちゃんと下水を処理できるのかどうか、これを策定したのかどうかをお聞かせいただきたいというふうに思います。 最後に4番目、もうこれにて8回目の質問になると思いますけれども、市長の公約である高校誘致に関して御質問をさせていただきたいと思います。 正直に言います。市民の人から、今まで7回高校誘致の質問をさせていただいて、市長の答弁いただいてます。私、7回とも議会報告書という形にして市民にお配りさせていただいてます。市民の人、何とおっしゃられたか。市長、これ正直な市民の言葉ですよ、とうとう市長開き直ってしまってんなと、そう言われてます。これ市民の言葉です。一応そういうこともぜひ市長、心にしていただいて御答弁いただければと思います。 で、私も先ほど話したようにネオポリスに移り住んだ住民として、市長はいつも瀬戸高は地元であるとおっしゃいますけども、確かに地元感覚ありますけど岡山市です。岡山市は地元ではありません。瀬戸町は地元ではありません。我々の地元は赤磐市です。山陽町でありネオポリスであり吉井町であり熊山であり赤坂である、これが我々の地元です。ここに、当然ですけれども高校を誘致すべき、県立高校あるいは市立高校誘致すべきというふうに思っておりますけれども、1つ目、市立高校を設立するならば、市長、検討するに値するとおっしゃっておられましたけども、市立高校を設置するならば予算規模はどれぐらいになるのかお教えいただければと思います。2番目、市長の公約を受けて教育委員会として具体的な高校誘致策、どのようにされるのかお聞かせいただければと思います。具体的にぜひお答えいただきたいと思います。3番目、市内中学校から各高等学校への進学状況、これ毎年分析されているのかどうかお聞かせください。私、どうなってんのって聞いて1カ月情報が戻ってきませんでした。1カ月後に戻ってきた情報は、昨年の情報です。ことしの情報ではありません、データではありません。ぜひことしの情報を、毎年しているんであればお知らせいただきたいと思います。4番目、市長が言う地元、瀬戸高校が赤磐高校になるのは、市長も教育長も賛成なんでしょうか。瀬戸高校卒業生2万人以上いる。100年を持つ非常に歴史のある高校です。この瀬戸高校が赤磐高校になっていいのかどうか、ぜひお答えいただきたいと思います。 以上4点よろしくお願いします。
    ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 永徳議員の御質問にお答えをさせていただきます。私のほうからは2点お答えをさせていただきます。 まず、災害時における桜が丘東浄化センターのBCPは策定したのかの質問でございますが、下水道施設の地震対策においては南海トラフ地震等の大規模地震の発生が懸念される中、市内の下水道施設、お尋ねの桜が丘東浄化センターを含めまして、これらを対象に、大規模地震の発生による災害の影響によって下水道機能が低下した場合であっても、影響を最小限に抑え、下水道の業務を実施継続させるとともに、応急対策や被災した機能を早期に復旧させることを目的に下水道BCPを平成28年4月に策定しております。詳細については担当のほうからお答えをさせていただきます。 もう1つ、高校誘致についてのお尋ねでございますが、市立高校の設立をする場合に予算額ということですが、現状では市立高校を設立するという考えはございません。したがって、事業費の積算もしてございません。最近の県内で新設された高等学校等の状況などから、土地代を含めずに設計、建築、備品購入まで含めて数十億円と考えてます。 その他の質問につきましては、それぞれから答弁をさせていただきます。 私のほうから以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 私のほうからは、ソーラー条例についての御質問にお答えいたします。 本市では、太陽光発電設備の設置に関し、市民の安全及び安心並びに地域社会の調和を図ることを目的とした条例を本年3月に制定したところでございます。これにより、市は事業者に対して本条例等を遵守し、災害の防止、生活環境の保全及び自然環境の保護に十分配慮するよう求めているところでございます。引き続き指導を行ってまいりたいと考えております。 詳細な御質問につきましては、担当部長より答弁させていただきます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 永徳議員の、通学路の安全確保についての御質問ですが、私のほうからは全般にわたる答弁をさせていただきます。 児童・生徒の登下校の安全確保につきましては、地域ボランティアによる見守り活動など多大な御支援、御協力をいただいております。また、教育委員会では赤磐市通学路交通安全プログラムに基づき、主に交通安全の観点から通学路を点検することで危険箇所を抽出し、専門家の意見を聞きながら警察、備前県民局建設部などの関係機関と連携し、安全対策を講じているところでございます。 お尋ねの桜が丘東6丁目の箇所につきましては、担当から後ほど答弁させていただきます。 次に、高校誘致についての残り3点についての御質問にお答えいたします。 2点目、高校誘致施策についてですが、教育委員会といたしましては近隣地域の高等学校との連携強化の方策について検討してまいります。現在でも瀬戸高等学校の生徒が小中学校の補充学習の補助としてボランティアを行ったり、瀬戸南高等学校の生徒が農家と農林課と共同で追熟実験を行ったりするなど連携をしています。既に実施していることを大切にしながら、小学生や中学生が近隣地域の高等学校を身近に感じることができるような交流場面のある取り組みについて検討することに加え、高校生が赤磐市の魅力に触れる機会をふやす取り組みについて検討してまいります。 3点目、中学校からの高校進学状況につきましては、進学状況調査をもとに毎年の動向を把握しています。 4点目です、地元瀬戸高校が赤磐市の高校になることについては、近隣高校との連携を深めながら、赤磐市からの進学実績を上げていくことで高校誘致の実現を可能にしたいという市長の考えと同じでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 塩見総務部長。 ◎総務部長(塩見誠君) それでは、永徳議員の防災についての御質問にお答えをさせていただきます。 まず、自主防災組織の組織率についてでございますが、赤磐市内では全地区町内会におきまして災害時の防災活動や平時におきます予防活動、啓発活動等を実施していただいているところでございます。そのうち、規約を定めまして市に届け出がなされている組織につきましては、平成31年4月1日現在で36組織、27%でございます。 次に、組織率向上のための施策についての御質問でございますが、先ほど申し上げましたように市内全地区町内会を組織といたしまして自主的に防災活動を実施していただいているところでございますが、市といたしましては規約を定めていただきまして設置届け出をし、該当の事業を行っていただいた場合には自主防災組織に補助を行うという制度がございますので、このことによりまして活動がより充実したものになることで防災力が向上するよう支援をさせていただいております。今後におきましても自主防災組織の届け出をしていただくよう啓発を行っていきたいと考えております。今後、3年間で20組織程度の届け出がなされるように考えております。 次に、福祉避難所ですが、現在市では公共施設12カ所、協定締結によります民間福祉避難所を10カ所指定をいたしております。災害時の避難所での生活におきまして何らかの特別の配慮を要する方につきましては、今後福祉避難所の開設も視野に入れ検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 作本市民生活部長。 ◎市民生活部長(作本直美君) 私のほうからは、永徳議員のソーラー条例についての具体的な御質問にお答えさせていただきます。 まず、桜が丘東1丁目、3丁目にあります発電出力20キロワット以上の太陽光発電設備の数でございます。現在市が把握している設置数でございますが、建築物に設置されているものを除きまして1丁目に11件、3丁目に17件、合計で28件でございます。そのうち連絡先の表示がある設備は8件でございます。 条例遵守のための指導、助言はとの御質問でございますが、助言につきましては条例の趣旨を含め説明をさせていただいているところでございます。また、設置状況について、現地確認を行う中で法令違反等あった場合は現在も指導を行っている状況でございます。 いつまでに遵守させるのかとの御質問でございますが、監視体制を整備した上で随時指導等を行ってまいります。なお、市の指導等に正当な理由がなく従わなかったときには、条例に基づき必要な措置を講ずるよう勧告し、またこれに正当な理由なく従わない場合は、あらかじめ当該事業者に意見を聞いた上で公表等、必要な措置を行っていくこととなります。 時期についてでございますが、今具体的に申し上げることはできませんが、引き続き指導等を積極的に進めてまいります。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 永徳議員の通学路の安全確保についての御質問にお答えをします。 桜が丘東6丁目旧集会所の前から西に向けて歩道がない部分におきましては、以前学校側から通学路の危険箇所の対策要望があり、平成30年度交通安全施設整備事業といたしまして沿線自治会と協議を行い、延長約90メーター、幅45センチの緑色の路面標示を行い、歩道部分と車道部分を識別する対策を講じているところでございます。今後は、設置前、後を比較し、効果測定を行い、さらなる安全対策としてビームポストなど設置の必要性を町内会、学校関係者の意見を踏まえ検討していきたいと考えております。 次に、桜が丘東浄化センターのBCPの内容についてお答えをします。 簡易版といたしまして非常時対応の基礎的事項の整理、非常時の対応計画など策定をしております。その後、平成28年熊本地震により下水道のBCP策定マニュアルが改訂され、平成29年に優先実施業務の選定などの項目を追加しております。なお、赤磐市地域防災計画にもBCPの策定が位置づけられているところであります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、通学路の安全確保についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 教育長、備前県民局建設部との話し合いということなんですけど、これ市道です。ぜひ、市道なんで皆さんで対策を打っていただければというふうに思います。 それから、前後を比較して効果を測定するということでしたけれども、そんな時間ないですよ。事故が起こったらどうするんですか。事故が起こったら市は責任を持つんですか、何かあったら。早くしてください。そんな時間ありません。で、ビームポストをいつ設置するんですか。その他の対策は打つんでしょうか。市は本当に責任をとるつもりなんですかということを、ぜひお答えいただければと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 今年度におきましても、昨年同様交通安全施設整備の予算を計上し、現在第1期工事の発注手続を進めております。これらの中でできる対策のほうを進めていきたいと考えております。 また、年度途中で第2期工事におきましても学校、地域、警察と連携を密にして安全対策の必要性を検討し、順次整備を行っていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 何度も言います。事故が起こってからでは遅いので、事故が起きる前に対策を打たれますように、ぜひお願いを申し上げます。答弁結構です。 ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、ソーラー条例についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) まず、川島副市長に、指導とはということなんですけど、具体的にどういう指導をされるのかお聞かせいただければと思います。 それから、市民生活部長のほうに6項目ほど質問しますので、ぜひ答弁漏れのないようにお願いします。 28カ所中8カ所しか守られてないということは、20件が条例違反であることは間違いないでしょうか、確認です。 2番目、問い合わせがあるということなんですが、何の問い合わせですか。業者からの問い合わせなのか、こっちからの問い合わせなのか、お聞かせいただければと思います。 それから、指導を行ってまいりますということなんですけれども、今指導をされているんでしょうか、されてないんでしょうか。 4番目、監視体制というふうにありますけれども、どんな監視体制をとられるのかお聞かせください。 それから5番目、監視体制を整備する。いつまでに整備されるんでしょうか、お聞かせください。 それから、公表等必要な措置を行っていくとありますけれども、必要な措置はいつされるんでしょうか、御答弁お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 永徳議員の再質問にお答えいたします。 指導ということですが、現在表示されていない連絡先とか、その区域の立ち入りをとめるような施設について、現在設置されていないものについて指導していくということで考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 作本市民生活部長。 ◎市民生活部長(作本直美君) 永徳議員の再質問にお答えをさせていただきます。 まず、この28件中の8件が今実施されている、残りの20件でございます。こちらにつきましては、FIT法のほうでもそちらを適正に遵守されているとは言いがたいところであり、また条例に関しても条例を適正に遵守しているとは捉えられない状況と判断しております。 こちらの問い合わせでございますが、業者からの問い合わせがございます。そちらのほうに指導させていただいております。 現在指導しているかということでございます。昨年度も回数的に多い、少ないは別といたしまして、2回国のほうに報告はさせていただいております。具体的には4月とそれから11月に行っており、経済産業省の中国経済産業局新エネルギー対策室、こちらのほうにも御指導いただくようにお願いをしております。現実今議員が御指摘のとおり、20件ほどが看板がないという状況に、こちらとしてもどのようにもっと働きかけを行っていくか検討しないといけないと捉えております。 また、監視体制でございます。こちらにつきましては、不適正な設備に対しましてはまず通知をさせていただきます。それから一定後また再通知、さらに連絡先に調査でお電話とか面談をしていく、その後勧告、正式に通知を行う、さらにそこで意見聴取を行い公表というような監視体制を整えていって、それにはやはり日数がといいますか月数がかかると判断しております。早急な対応が必要な現状だとは認識をしておりますが、そのような手続は厳重に慎重に行っていく必要があると考えております。 今のにあわせまして、公表等をいつするかということでございますが、その状況を踏まえて適時にさせていただきたいと考えております。年度内には何らかの形で、年度内ということは遅いかもしれませんが、何らかの形で公表等まで動く必要があるかとも捉えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 川島副市長、先ほどと一緒で指導する、何を指導するんですか、具体的に教えてください。5W1Hで誰が誰に対して何をどうするのか教えてください。 市民生活部長のほうで、今から検討する。今から検討するじゃないんですよ、もう条例できて2カ月たってるんですから、どうするのかと。ほんで、去年の6月に私質問したときに、看板もう発注してるって言われてたんですよね、報告受けたんですよね。で、今さらつけてない、大方1年近くですよね。いわゆる裏切られてるんですよね、うそつかれてるんですよね。そういう業者ですよね。公表してもいいんじゃないでしょうか。ぜひ御答弁お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 再質問について御説明します。 標識等が設置されてないことに関しまして、市のほうから事業者に対して指導を行っていきたいというふうに考えております。指導につきましては、先ほど時期的にははっきり申し上げられませんでしたが、速やかに指導を行ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いてお願いします。 作本市民生活部長。 ◎市民生活部長(作本直美君) 永徳議員の再々質問にお答えさせていただきます。 検討につきましては、もう既に終えております。今、私のほうが何を検討すると先ほど申し上げたかというところでございますが、今のこちらのスケジュール等つくっているものにあわせまして適正に管理、指導してまいりたいと考えております。昨年の6月からいただいた状況でございますが、私どもも国からの情報でそのように受けとめておりましたが、現実今十分に把握しておりますので、適正に速やかに進めさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 副市長、速やかっていうのはきょうじゅうですか、あしたじゅうですか、今週中ですか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 速やかと申しますのは、きょうじゅうということではございませんが、できる限り早く対処したいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) ぜひ具体的に、速やかに1年後です、速やかに10年後ですじゃあ困るんですよ。今月中にやりますとか今週中にやりますとか、はっきりおっしゃってください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) できる限り速やかにということですので、今月中には指導を行ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。              (1番永徳省二君「はい、結構です」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、防災についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) じゃあ、防災について御質問をさせていただきます。 先ほど答弁で、あと20組織が届け出る予定ですと。今36組織で、20を足すと56組織。今赤磐市内には132の区、町内会がありますけれども、56、43%ですよ。県の平均75%ですよ。今そんな数値でいいんですか。全国が83%、県が75%といってるところで、その43%がそんな低いレベルで目標設定していいんですか。よくないでしょう。75%に持っていくためには、あと63組織の申請が必要なんですよ。この63組織、どうやって申請してもらうのかを皆さんが知恵出しをする必要があるんじゃないでしょうか。場合によったら知恵だけじゃなくてお金ももしかしたら出す必要が出てくるのかもしれません。ぜひそういうところを御検討いただけたらと思います。もっと考えてください、本当に。43%じゃいけないですよ。 それから、要支援者数、今赤磐市内に要支援者って何人いらっしゃるんでしょう。で、福祉避難所を全部開設したら何人収容できるんでしょう。要は全部収容できるのかどうかお聞かせいただければというふうに思います。 それともう1点、桜が丘東浄化センター、BCPって下水道事業のBCPはできたのかもしれませんけれども、私2年前から質問しているのは桜が丘東浄化センターのことを質問してます。桜が丘東浄化センターのBCPはできたんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見総務部長。 ◎総務部長(塩見誠君) 永徳議員の再質問にお答えをさせていただきます。 まず、防災組織の今後の啓発方法でございますが、基本的には規約をつくっていただきまして事業計画をして届け出をしたものが今でいう防災組織で、補助金等を交付するような形にしておりますので、これにつきましても今後啓発をさせていただければと思います。 次に、要支援者の数でございますが、これは要介護者数で説明させていただきますと、要支援、要介護の認定者でございますが、本年3月31日現在で2,394人いらっしゃいます。それに対しまして先ほど御説明をさせていただきました福祉避難所の数でございますが、公共施設12カ所では1,496人、あと民間の福祉避難所を協定でお借りするようにいたしておりますが、そこが10カ所で159人ということで、合計いたしますと福祉避難所数といたしましては22カ所で1,655人ということになりますので、このあたり充足数の定義が若干難しゅうございますが、先ほどの要介護者の数と対比した場合でしたら69%という形になっておりますので、100%でございませんので、公共施設はもとより民間の福祉避難所につきましても今後指定をするようにPRをさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 下水道のBCP計画についてでございますが、地震時等におきます処理場間の連携が必要になってくると考えております。桜が丘東浄化センター単体ではなく赤磐市全体の処理場、下水道業務のBCPでなければならないと考えておりますので、桜が丘浄化センター単体では策定をしておりません。全体の中の位置づけで策定をしております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 29年6月議会で市長が答弁されてたと思いますけれども、「災害時においても下水道使用可能とするため事業継続計画を今年度策定し」というふうに答弁されてます。これは私、桜が丘東浄化センターの件で質問した分の答弁です。それから、昨年の12月議会で同じくこの桜が丘東浄化センターの機能が停止した場合のBCP、これをしっかりとつくり上げていきたいと思います、これ市長の答弁です。どうなってるでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 浄化センターのBCP、これは重要だと思います。ただ、個別に一施設ごときめ細かにということではございません。全体的な考え方、処理場はこうする、ポンプ場はこうする、管渠はこうすると、こういった考えを取りまとめているもので、詳細については先ほど建設事業部長のほうが答弁したとおりでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 先ほども話したように、今もう桜が丘東7,000人住んでます。5年前から1,000人もふえてる。非常に有望な、赤磐市にとっては有望な地域ですので、ぜひこういうところを皆さんトイレが困らないように、これからも市として頑張っていただければと思いますので、よろしくお願いします。答弁結構です。 ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、高校誘致についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 教育長、どうしたら赤磐市内に誘致できるのか、具体的に。傍聴者の方もいらっしゃるので、市民の皆さんに理解できるように、わかりやすいように御説明いただければと思います。 それから、瀬戸高を地元の高校やというふうに言われてますけれども、私が持ったデータでは、実は瀬戸高よりもむしろ和気高校のほうがたくさん市内から中学校の子供たちが高校に行ってます。去年のデータです。それから同じく岡山城東高校に瀬戸高校よりもたくさん子供たちが去年入学してます。これ現状ですよ。瀬戸高よりも和気閑谷のほうが多い、瀬戸高よりも岡山城東高校のほうがたくさん去年入学してるんですよ、これ現状です。で、去年の状況でいくと岡山学区に145人入学されてます。東備学区には107人で、私立の高校に102人、大体ここで大まかですけど、一番多いのは岡山学区に通っているという状況ですよ。こういう状況のもとで、じゃあどうやって今お話ししたように瀬戸高を赤磐高校にするのか、ぜひ御説明をいただければと思います。 それから、答弁いただいてません、瀬戸高が赤磐高校になるのが賛成なんですか、内田教育長。賛成か反対かどう思われてるのか、ぜひお答えいただければと思います。 先ほどもお話ししたように瀬戸高に大体赤磐市民は恐らく2割、約20%ですよ。後の8割は恐らくほか、岡山市民も含めてほかの市町村の市民なんですよ。たった2割ですよ。これをどうやって赤磐市内に持ってくるのか、私は非常に疑問を持ってます。ぜひその辺をわかりやすく御説明いただければと思います。 それから、毎年高校の状況を調べておられるということなんで、ことしの進学状況をお教えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 永徳議員の再質問にお答えさせていただきます。 順番は変わりますけれども、まず瀬戸高校が赤磐高校になることについての賛否を問われた件についてですけれども、高校の名称につきましては岡山県が決めることですので、お答えすることができません。 次に、進学状況を把握しているかということです。進学状況は毎年把握しております。平成30年度の進学率、これが最新でございます、これは昨年度末ですけれども、人数報告が全て御必要ですか。では、読ませていただきます。 岡山朝日2名、岡山操山2名、岡山芳泉1名、岡山一宮11名、岡山城東32名、西大寺6名、高松農業1名、岡山工業11名、東岡山工業26名、岡山東商業14名、岡山南20名、岡山御津17名、玉野光南2名、備前緑陽1名、邑久5名、瀬戸29名、瀬戸南39名、和気閑谷33名、倉敷中央1名、水島工業1名、玉島商業1名、津山東3名、津山工業5名、津山商業1名、岡山後楽館5名、烏城4名、倉敷翔南1名、片上3名、通信制岡山操山2名、関西13名、岡山商大附属7名、山陽女子2名、就実15名、明誠学院12名、創志学園10名、岡山理大附属14名、岡山学芸館9名、岡山白陵2名、清心女子3名、倉敷1名、金光学園1名、おかやま山陽6名、美作4名、作陽2名、吉備高原学園1名、県外9名、専門学校6名、特別支援学校6名、専修1名、就職3名、その他6名となっております。 続いて最後に、どうやって瀬戸高を誘致できるのかということでございますけれども、先ほど答弁の中でもお話しさせていただきましたけれども、現在魅力化、活性化に取り組んでいるところです。これは高校と関係機関とが連携しながら推し進めていかなければならないことだと思っています。教育委員会といたしましても地域、近隣の高等学校と連携を深めながら、子供たちが瀬戸高校を身近な高校として捉えられるような場面をふやしていき、そして進学率を上げていくことで誘致につなげていきたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 名称はどうでもいいんです。瀬戸高が赤磐高校じゃなくても瀬戸高が瀬戸高のままでもいいんですけども、市内に持ってくることは賛成なんですか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 市内に持ってくることは賛成かということですけれども、まず進学率を上げることが第一歩だと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 教育長、本気で市内に高校誘致を考えておられますか。今の答弁聞いたら、市長の公約ですよ、それを教育行政として一番トップとして市内に高校誘致しないといけない立場なんでしょう。それがあの答弁ですか。もう1度、市長の公約ですよ。市長の任期、もう2年切ってるんですよ。どうやって市内に県立高校を誘致するのか、もう1度御説明お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 高校誘致について、私の公約ということでお尋ねなので、私から答弁をさせていただきます。少し時間をください。 高校誘致に対して私の考えは、箱ありきじゃありません。箱が先にあって、そこに子供を誘導していくという考えは一切ございません。私の考えは、地元の郷土を愛する心を醸成し、そういう地元を愛する子供が育ち、その子供たちが地元の学校へ行くと、こういう空気をつくっていくのがまず先決だということをいうことを申し上げております。これがどんなに大切か、一つ事例を話させていただきます。 先ほどの赤磐市に近隣の高校の校長先生が、この3月で転勤をされました。そして今度は、他の高校の校長がその高校へ帰ってきました。帰ってきたわけです、5年ぶりぐらいに。で、その帰ってきた先生がおっしゃいました、この5年間で赤磐市とその高校の連携が著しく進んでいると、驚いたということをおっしゃいました。逆に転勤していった校長先生、岡山市内の高校に行ったわけですけれども、そこでこの赤磐との関係を教育委員会のほうに行って同じようにやってほしいと言ったら、岡山市内にはたくさん高校あるから1校だけそういうことはできないということで、新任地ではできなかった。この赤磐とその高校の密接な関係、これが非常に感激をするところだとお褒めの言葉をいただきました。 私はこれを継続し、さらに推進し、子供たちが同じ気持ちを持って地元を愛する、そういうこの学校と地域の関係を築き上げるのが先だと言ってるわけでございます。その延長線上に地元赤磐に高校をという声が上がってくるものと思っております。そういったことを地道にこつこつと積み重ねていくことが大切だということで、それを実践しているのが今の赤磐市政であり教育委員会だと思ってください。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 教育長、答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 永徳議員の御質問にお答えします。 進学率を上げていくことで誘致が可能になるように持っていきたいと考えているということです。そういうように御理解ください。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。              (1番永徳省二君「はい、結構でございます。ありがとうございます」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) それでは、以上で1番永徳議員の一般質問を終わります。 ここで、2時30分まで休憩といたします。              午後2時20分 休憩              午後2時30分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、10番行本議員の質問を許します。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 通告に従いまして質問をいたします。 遊休資産を積極的に売却、賃貸等で歳入確保に当たるべきではということで、その前に利用されていない遊休財産の活用についての質問を行います。 遊休資産を積極的に売却、賃貸等で歳入確保に当たるべきではという問題と、実態を把握されているのか、適切な管理を行っているのか尋ねます。 第3次赤磐市行財政改革大綱に掲げている、これらの目標に取り組む姿勢を市長に尋ねますということで質問でございますが、それについて答弁してください。 それから次に、現在赤磐市には平成30年度決算で宅地が12万5,804平米、山林25万4,158平米、その他の28万9,950平米の売り払い、貸し付けができるとされている普通財産がございます。これらの大半は利活用されることなく未利用となっていることが推測されます。第3次赤磐市行財政改革大綱では、未利用財産については積極的な売却を実施し、歳入確保と維持管理経費の削減を図るとありますが、具体的にどのような取り組みを持たれているのか、市長のお考えをお尋ねします。 歳入の伸び悩む現状では、これら遊休資産を積極的に売却、貸与等で歳入確保に当たり、維持管理経費の節減を図るべきと考えておりますが、いかがでしょうか。明快なる答弁をよろしくお願いいたします。 次に、東京オリンピック事前キャンプの受け入れに万全を期すべきではということでございますが、熊山運動公園、昨年7月豪雨で被災したテニスコートの駐車場ののり面はいまだに崩れたままで、本格的な復旧がなされておりません。受け入れするのなら万全を期して受けるべきと考えるが、このことについて市長はどのようにお考えなのでしょうか。 東京オリンピック事前キャンプの候補地に選ばれました3月28日は、ニュージーランドの大使が熊山運動公園のホッケー場を視察し、すばらしい環境ですと好評をいただいたとの広報が掲載されています。また、山陽新聞にもホストタウンの登録を受けたとの報道が先般なされました。徐々にオリンピックムードの高まりが期待されつつあります。これを機に、市民の一体感に期待を寄せるところでございます。 しかし、昨年7月豪雨で被災した熊山運動公園のテニスコート駐車場ののり面はいまだに崩れたままで、本格的な復旧がなされておりません。受け入れするのならば万全を期して受け入れするべきだと考えます。今までの事業の実施状況を拝見して、パフォーマンスが先行し、足元が固まっていないような感じがいたします。修繕されないことのダメージで、せっかくのチャンスが逃げないような危険感を持って臨んでいただきたいと考えます。このことについての答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、行本議員の御質問にお答えいたします。 まず、利活用されていない遊休財産の活用についてのお尋ねにお答えします。 施設の総量の最適化を図るために、集約化、複合化、統廃合、廃止も視野に入れた効率的、効果的な再編を進める必要があると認識しております。行財政改革大綱にもありますように、収入の確保、経費削減を図るため、市が保有する未利用財産等については貸し付けや売却に努めていきたいと考えております。基本的に行本議員のおっしゃることにほとんど考え方は同じでございます。 それから次に、東京オリンピック事前キャンプの受け入れに万全を期すべきということのお尋ねでございます。 東京オリンピックに関連して、つい先日新しい報道もなされました。それは聖火リレーのコースにこの赤磐市が選定され、これが決定したということでございます。こうしたことも含めてこのオリンピックの事前キャンプの誘致、盛り上げる必要があるものと考えているところでございます。 そして、行本議員のお尋ねの熊山運動公園のテニスコートの駐車場ののり面、御指摘のように昨年7月の豪雨で山側ののり面の土砂崩れにより駐車場にまで土砂が流入しております。工事及び施設利用に支障を来すということから、駐車場及びのり面の土砂、流木などを撤去して施設の使用に支障がないよう修繕工事はしている状況でございます。 万全を期しての受け入れについては、事前キャンプの受け入れだけでなくふだんの施設利用者についても利用できるように心がけていくつもりでございます。今後もこののり面の状況把握を行いながら利用環境整備を検討していくこととしております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、利活用されていない遊休財産の活用についての再質問はございますか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 再質問しますが、今の市長の答弁では、もう計画の中に書いとるのを抽象的に言うただけで、具体的な説明はしてくれないと。ですから、具体的な説明を求めるために一般質問しとんですから、あの本だけ読んだらわかるようなもんじゃないからお尋ねしとんですよ。もうちょっと具体的に、質問しとることについて、あの中の計画書の中でもこれから先50年間で平成27年から76年までにかけてやりますということ、計画書に載っとりますが。10年間ずつのペースも10%、10%、20%、5%、5%じゃったか、そういうふうにして50%を平成26年ぐらいのデータに基づいてそれを半分50%にしますということを書いてございますが。だから、そういう中でほんなら今までどれだけのものができたのか、そういう実績をやっぱり訴えてくれにゃいけんですがん。そりゃ確かに土地は動きます、動いておりますよ。それから特に建物等については、先ほどの質問でもありましたように老朽化した市営住宅等はもう毎年毎年取り壊しを段取りがつけばつけていって、そういう古いものは取り除いてはおります。そういうのは認めますよ。しかし、新たに今残っとる遊ばせとる土地をどういうふうに計画立てて、ほんなら最初の10年で10%するというんなら、もう既に27年からいうたら3年ほど経過しとるわけでしょう。ほんなら、それだけのデータがどれだけ出とんか。29年度決算見ても数字的にはほとんど動いておりませんが、用地にしても建物にしても。それがそのペースで枠の中に入って進んでいっとるということを言えるんですか。そういう説明を求めとんですよ。だから、こうこうこういうふうにやっとりましょうがと、そういう具体的な説明をもらえれば、またそれに対しての質問もできるわけですよ。ただ絵に描いたようなことをきれいごとだけ並べてやりますと言われたんじゃあ、一般質問の答弁じゃないですよ。もう少し実のある答弁してくださいよ。皆さんに理解してもらえる、市長はこういうふうに頑張っておるんだということを、そういうとこに一生懸命力を出してくださいよ。あなたの力のつけるところが少し違うんじゃないですか。私いつもパフォーマンスという言葉を使わせてもらようるけど、何かあなたが目立ちたいばっかしのようなことが私にはもう、まあ私の偏見かもしれませんけど、そういうとこしか気がつかないからそういうことをいつも言わせていただきょんです。そういうことを踏まえて答弁してくださいよ。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 具体的なものをということでございますけれども、赤磐市に公有地で有効なもの、これは使えるように民間の企業等に売り払いもしております。例えば石相保育園の跡地については障害者のグループホームを誘致する、そういったことに活用をしております。また、市民病院の跡地についても、これを複合型の介護福祉施設に公設民営で実施をしているような事例もございます。そのほかの事例も、紹介できるものについてはこの後担当のほうから御紹介もさせていただければと思います。 私のほうからは以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 藤原財務部長。 ◎財務部長(藤原義昭君) 議員の御質問にお答えいたします。 行財政改革大綱につきましては実施計画がございまして、その中で公共施設の最適化という項目がございます。その中で1つは施設の総量の削減というのがありまして、こちらについては公共施設の延べ床面積の削減率を毎年1%ずつ減らすという計画があります。 次にまた未利用財産の積極的活用というのがございまして、こちらにつきましては目的としては未利用財産の活用件数の増加ということで、毎年1件ずつの計画を立てて5年間で行っているところでございます。そして、こちらにつきましては、まず先ほどの未利用財産につきましては29年度では貸し付けが1件、30年では売り払いのほうが1件というふうに実績をつくって、今も継続して行っている途中でございます。 総量の削減につきましては、基本的には増減があるものの、実施させていただいております。具体的に言いますと、28年には備作高校とか桜が丘小学校の増築等がございましたが、29年では桜が丘東西の1丁目の倉庫の解体や市営住宅の解体、こちらで増加のほうではひまわりこども園とかがありました。30年につきましては市営住宅の解体や市民病院の解体、そして増ではハートフル太陽、新築ですね、あと北小学校の増、旧桜が丘東6丁目の集会所の変改等々、全体的には増とはなっておりましたが、今年度につきましては環境センターや清掃センター、桜が丘ですね、そちらのほうの減とか赤坂の3園の保育園等の解体の削減等々行って、取り組みを進んでいるところでございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) その中には備作高校なんか出てこられたけど、あれはもともと県の土地ですから。元はそりゃあ地元が提供したような土地もあったりするのは聞いておりますけど、あれは県が維持管理しょうる分ですから、それをただ今赤磐市が借りてそれをやっとるようなことで、買い取ったようなことになっとりますけど、それはまた特異性のあるようなもんで、もっとほかのもんで頑張っていただかなきゃいけんし。 これらの財産について、市はその実態を適切にほんまに把握しとると私は思いません。まあこれは私がそう言うても、ほんならこれだけやっとんですと言われりゃあそれまでですから、その件はそれで、あと続けてやってください。期待しておりますから。 それで、その中で実際困っとるようなケースもありますんで、それを一つ紹介させてもらいます。 私は熊山の出身ですから熊山のことぐらいしかわかりませんから、熊山のことを一つ例として言いますけど、地元は大変困っとんです。そのことについてちょっと話させてもらいますが、ネオポリスの東の3丁目、あそこへ準工業地帯というのがあるわけです。そこに今会社がオーニットとニックスという会社が2つあります。それののり面が東側ですけどあります。その下にいわゆる管理道路的なものがあって、今それは市のものでございます。そこの隣接しとる田んぼの人が、自分の田んぼのほうに影響ある部分だけのとこは刈ってはおられましたけど、やっぱり全体が背丈ほどの木が生えたり大きな草が生えとるわけです。それを見かねて区のほうが、もう10年以上になると思いますけど、あれを毎年1回刈りとるんです。そのことについて要望も七、八年前から出しとんのに、一向にナシのつぶてでまだそれができないから、いまだに区のほうがやっとんですが、区のほうも高齢化も、特に可真上なんか高齢化が今進んでおります。そういう中で、距離的には230メーターぐらいあるんです。それで幅が、ずっと計算すると約1,500平米ほど刈っとるわけです、七、八人でもってね。そしたらもう、やった人が肩が痛うてどうにもならんというような話もよく聞きます。そういうとこも一生懸命やっとんですけど、やはりあれは市の土地ですから、それはそこのとこについて舗装してください、通り抜けできるようにしてくださいというような要望もしております。といいますのが、その北側に熊山町時代に3メーターの農道を、市が今管理されとる管理道路のところに接続した農道をつくっとるわけです。そこが舗装でもしていただいて草も生えなくて通り抜けできれば何かと百姓する人もほかのことで利用して通行もできるんですけど、そこにはまだ調整池等があって、現実にはもう大和ハウスができてかなりの年数たちますから、もう今その調整池というのはほとんど私の見る限りはもう効果がない、所期の目的はもう達成されると思っとんです。そこをふたをかけるなり埋めるなりすれば車が通れるような状態にはなるんです。それはそうしていただければ非常にありがたいんですけど、今当面のものはその草をいかに刈るか。自分のとこで今までやっとんですけど、市の財産ですから、地元に迷惑かけないように、そのことが一日も早うできるようにやっていただけるでしょうか。それについて答弁願います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 先ほどの桜が丘東の現場でございますが、申しわけございません、私現場のことは把握できておりませんので、現場を確認して担当のほうと一緒に協議をして決めさせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) その件については、もう今はやめられとりますけど、まあ名前出しますけど、鈴鹿部長があそこを、特に団地側、工場側のほうののり面に木が生えるんです、勢いのいい木が。それが管理道も越して、今度はそのへりに水路があるんじゃ。それで、それを鈴鹿さんに言うたら、あの人は快く一年間でしたけどあれを切っていただいたという経緯もあるんですけど、まあよく見てからやってください。よろしゅうお願いします。 そのことについては終わります。 ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、東京オリンピック事前キャンプの受け入れに万全を期すべきではないかの再質問ございますか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 再質問でございますが、去年の7月豪雨のときに流れて、そこは教育委員会が所管しとる施設の中ですから教育委員会のほうで土砂を撤去されて、今黒い大型土のうを並べてはおります。それで、私聞くところによると、ちょうど崩れたとこの上に赤線があるんです。その赤線は地元のほうが今使ってないから、地元のほうは積極的にやってくれというような話ではなかったというふうなことは聞いておるんですが、それが原因で、しとるんかしてないんか私もわかりませんけど、ほかの例えば建設事業部であろうが吉井の例えば城山公園のとこの災害なんかでも、担当しとる部がちゃんと災害復旧を申請してやっとんですよ。なぜ教育委員会のとこがそれができてないんでしょうか。なぜできなかったのか、その理由を教えてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 熊山運動公園のテニスコートののり面の再質問につきましてお答えをいたします。 熊山運動公園につきましては、昨年度から総合的な整備を進めております。その中で、7月に豪雨によりまして被災したものでございます。復旧につきましては、昨年12月に全日本のホッケー選手権大会が予定されておりましたので、それまでにナイター照明でありますとか人工芝の整備を完了する必要があることから応急的な工事をしたものでございます。 また、本年8月にはニュージーランド女子チームが事前キャンプを予定しております。それまでに選手控室等の工事を完了する必要がありますので、のり面のその後の整備のほうは進めておりません。 現在ののり面の状況でございますけれども、安定した状況で崩落もなく落ちついた状況であります。ですが、この状態で8月の事前キャンプで様子を見させていただきまして、もし支障があるならそういう場合には今後対応を検討して、来年の直前キャンプまでには整備をしたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 今の次長の答弁何ですか。必要があればやりますと。めげとるものは原型復旧するべきでしょうが。そんなあんた、オリンピックがどうのこうのいう問題以前の話ですよ。よその事業部のところでは繰り越しをかけてでも今消化しとるわけでしょう。何で教育委員会があそこ放っとくんですか。オリンピックのためじゃというて、あそこのわけのわからんところへ銭をたくさん突っ込んで、それよりかはそういうものを直すほうが先でしょうが。今言って、市長にもわしは1遍市長室で言うとります。そしたら、市長は現場見に行きますというて言われたけど、見に行かれましたか。あの状態で今ほんなら雨が降ったら、小さな雨はいけるでしょうが、まだずれ落ちる可能性のあるところありますよ、まだ現場行ってみても。それで、窪んだところどうするんですか、また上の赤線のところが崩れたらどうするんですか。今の答弁、何ですか、あれ。どう思うとんですか、あんた。必要があればしますというて、必要があるから言うとんでしょうが。めげてるものは直さにゃいけんでしょう、どこであろうと。何を考えた答弁しょんなら。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 済みません、再々質問にお答えいたします。 説明が不十分で誤解をお招きしました。必要があればは時期のことを申し上げてることでございまして、こののり面の崩壊した場所につきましては安全性、それから景観にも配慮した整備のほうは必要と考えております。8月のキャンプ等の様子を見まして、それまでに例えば大雨で崩れたりとか、そういうふうな事象が発生しましたらば早急に対応したいということでございます。最終的には整備のほうをしたいというふうに思っているところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 最終的にって、めげたものはすぐ直さにゃいけんのんでしょう。それは補正組んででもやるべきことはせにゃいけんのんでしょう。去年の7月ですよ、あんた。もう既に年が明けて新年度が始まっとんですよ。ほんなら当初予算でやれんのんだったら途中で予算でも組んでやるべきでしょうが。何で放っとくんですか。そんな、済んでからやります。ほんならその途中崩れたらどうするんで。あんなぶざまなところ、ニュージーランドから来ていただいて、ほかのお客さんもよそから、他県からも来られますわ。ああいう状態を見て、あれで危険性がないんですか。見苦しい状態でしょうが。何でそれができんのんですか。城山公園でもするでしょうに。変更かけてやって事業、災害復旧やっとりますが。それはやるべきことですから当然のごとくやっておりますよ。教育委員会は、あんな山が少々崩れとろうがどうなろうが、あんたらが思うたオリンピックでそれ今誘致をしてニュージーランドの女性の方をお迎えするということで、今予算的にも今月の議会だよりの中の数字を足してみたら1,500万円ほど銭を使うようにしとりますが。何を1,500万円、そんなもの使うんなら。何が生まれるんなら。どこがようなるんなら。一つもなりゃへんじゃろうが。今めげとるところを直さずに放っといて、ほんなら次でまためげても、テニスコートのほうのがずってめげても放っとくんか。そういうもんじゃないでしょうが。それでましてテニスを使用しとる人は、いつから利用されてないんですか。山陽や赤坂のほうへ分散されてやっとります。それで、工事をするときにはぴしゃっと入り口のとこ鍵をかけてしもうて入れんように。総務文教の中でやっとるあそこの事業は何ですか。見苦しい事業ですよ。当初予算で組んどるものがいまだにやりょんでしょう。今この7月いっぱいで完成しますというようなことは説明をしょうりましたけど。それはそれですけど、めげとるところは何で直さんのんですか。あんた、テニスコートのとこ5面もあるやつを3面使えんようにしてでも今の事業やりょんでしょう。そんなことお構いなしに。そしてまして工事を受けた業者もある担当課長に聞いたら、早う資材置き場にせにゃいけんからどうのこうのというてへ講釈言うた。そんなものが何で行政がそこまで段取りしてやらにゃいけんのんですか。入札で受けた業者が当然その材料の管理やそういうものはすりゃあええんでしょう。必要なときに必要なものを入れて、最小限度で迷惑かけるものを、そういう計らいをしてやってもらうべきでしょう。道路でしたら今工事するのは全てどこをやられてもガードマンを頼んでやっとるのがもう常識になっとるのと一緒ですよ。何を考えとんなら。野球場の中の下水道の工事もせにゃいけんのも、ことしになってからでしょうが、年が明けてからでしょう、やったのは。当初予算から組んでるでしょう。もっと野球しないような時期にできるはずでしょうが。図面はできとんでしょうが。何でホッケー場のことばっかしが優先されて、こけら落としの影響もあったんかもしれんけど、建物の上のものも何で一緒にせんのんですか。ホッケー場のほうばっかりどんどんどんどん急いで、市民の方には迷惑かけて。そんなことで赤磐市の教育委員会というのは最低ですね。もう少し人間ならまともなことはできんのんか。ちいと性根を入れて仕事せえ。答弁せえ、ちょっと。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 熊山運動公園ののり面の工事につきましては、現在行っている熊山運動公園の総合整備、この進捗にあわせましてその進捗状況にあわせながら、またそののり面の状況、崩落等の状態等、そういうことも監視しながら利用環境整備に努めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) もう最後にしますけど、いつまでにほんならするんですか。今さっきの永徳議員じゃないですけど、速やかにじゃない、いつまでにしますというのをはっきり公約してください。またこれも予算がないんですから補正予算を組んででもやらにゃいけんでしょう。そうして、いつまでにできるんですか。はっきり期日を公約してください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) いつまでに整備するのかということでございますけれども、できる限り早期に実施してまいりたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 行本議員。
    ◆10番(行本恭庸君) ばかにするのも休み休みにせえ、おまえ。今言うたろうが。もう今回じゃ間に合わんのんじゃから、追加でも出しゃあよろしいがん、6月議会へ、補正で。出せんことないでしょう。今回出さなんでも9月には補正予算組めるでしょう。臨時議会でも開いてでもやるような意欲がなかったら、どうするんですか。そんな答弁じゃ答弁じゃないですよ。いつまでに完成するんですかって聞きょんじゃから、ちゃんと計算して答弁すりゃあよろしいでしょう。何年行政の仕事しょんですか、あんた。そんな計算もできんのんですか。もうやめえ、おまえは。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、言葉をちょっと考えて言ってください。 ◆10番(行本恭庸君) ああいう答弁されて考えられますか、ほんなん。はっきり言って、日にちを言いなさい。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) はっきり期日ということでございますけれども、まずのり面の状況を見て、その方法の検討も必要になってまいります。そういうことでのり面の侵食防止対策、崩落防止対策、景観のことも配慮した方法検討の必要があると思いますので、はっきりした時期は申し上げられませんけれども、早期に対応してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) もうやめとこうと思うたけど、ああいう答弁されたらもう言わざるを得ません。あなたができないんなら専門家の人にちゃんと頼んで、そういう期間が十分あったわけでしょう。そういうこともせずに土壇場になって今あんたが答弁そういうことを言う。そういうやり方しょうったんじゃあ、いいことになりませんよ。自分ができんのんならはっきりと、何ぼ教育委員会の所管のとこであろうとも、よそにできるとこに早急に速やかにできるように頼んで復旧してもらうんが筋じゃないんですか。市長はどう考えとんですか、こういう部下を持って。この状態でいいと思うとんですか。市長、いつまでにするんですか、答弁ください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 熊山運動公園のお尋ねですが、先ほど教育委員会のほうからお答えしたとおりでございます。私のほうから言うことはございません。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。 10番行本議員。 ◆10番(行本恭庸君) 今は教育委員会の教育長もあなたが選ぶようになっとんですよ。昔のように教育委員会の中で互選で決めるようなことになってないんですよ、変わって。あなたが支持した人間ができるんですから、あなたがそういう人間を選ばにゃいけませんし、できんのんならあんたのほうでできる段取りをする。何の教育委員会教育委員会は銭は持ってないんですから。あなたが出さなんだらできんわけでしょう。だから本家本元のあなたに私は質問しとんですよ。それが答弁できん、今の説明したとおりですというて、そんなもん答えじゃありませんよ。こんなようつまらん、あなたもつまらん人ですね。もうあほらしゅうなったからやめます。期待できません。 ありがとうございました。 ○議長(金谷文則君) それでは、以上で10番行本議員の一般質問を終わります。 ここで、3時20分まで休憩といたします。              午後3時8分 休憩              午後3時20分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、16番下山議員の質問を許します。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) 失礼いたします。 それでは、4点について質問をさせていただきます。 これもたびたびやっておる件でございますが、砂川固定堰の県の情報がどうなったかということで、前のときに情報を提供してくださいと、こういうことがあったんですが、情報を提供していただいとったらしてなかったかもしれません。だから、やっぱりその辺が不作為に近いというふうに私は思います。 それから、今現在この固定堰は新しいのができてます。昨年、これ続けて後からやりますから、地元管理または地元負担が問題であるとのことであったのだが、その後どう考えたかお聞きしたいと思います。 次に、日本遺産について。 最近、テレビや新聞では香川、岡山、日本遺産の報道が多く発せられております。以前お聞きした件はありますが、その後全く形が見えないんで、赤磐市は参加することはないのかお聞きしたいと思います。 それから、吉井川の豪雨時のダムの放流について。 高梁川のダムは、今回、事前放流の話が成立しましたが、吉井川については協議はどうなっているのかお聞きしたいと思います。 次に、公共交通の今後についてということで、ライドシェア、相乗りタクシー、どう考えているか、今後どういう考えを持っているのかをお聞きしたいと思います。 よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 砂川固定堰の状況についての質問でございます、お答えします。 9月、12月、3月と、この件に関しての一般質問をいただいております。その後、地元水利関係者の方の意向確認をしております。従来どおりの固定堰を希望されております。更新についての理解が得られていない状況でございます。その理由といたしましては、前回にも言わせていただいておりますが維持管理及び固定堰への更新に伴う必要な費用負担、取水方法等、従来の水慣行の改変に伴う不安等が主な理由でございました。 今後も河川管理者、水利関係者と情報を共有して、防災面、利水面双方において利水環境のあり方を検討していきたいと、そう思っております。 続いて、日本遺産についてのお尋ねでございますが、昨年5月に岡山、倉敷、総社そして本市の4市共同で申請いたしました「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~のストーリーが日本遺産に認定されました。4市の観光部局や教育委員会、観光協会などの民間団体から構成される日本遺産推進協議会を組織し、事業を展開していく中で、昨年7月に豪雨災害が発生し、4市ともその対応に追われました。日本遺産推進の取り組みが停滞したということでございます。 昨年度は、PRのための動画やパンフレット、小学生向けの学習まんがを制作し、その情報発信を行っているところではあります。地元酒造会社からは、本市の構成文化財となっている両宮山古墳にちなんだお酒、両宮山が発売されるなど、日本遺産による活性化の取り組みも少しずつ始まっているところです。 今年度は、去る5月22日に総社市で開かれました日本遺産、桃太郎伝説の生まれたまちおかやま推進協議会に4市の市長が出席し、連携をより深め、引き続き広報プロモーションなどを通じて日本遺産の魅力発信や活用を図る取り組みを行っていくことに合意をした次第でございます。 続いて、公共交通についての質問でございますが、ライドシェア、相乗りタクシーをどう考えているかという御質問でございますが、目的地が同じ方向の利用者をマッチングするこれらの制度は、低価格で効率的な移動手段の確保ができる制度であると考えてます。 目的地が同じ方向の利用者をマッチングするという点で見ると、現在赤磐市が運行しているデマンドバスについても既にライドシェアや相乗りタクシーの考えを一部取り入れたものとなっております。 今後、これらの利点をさらに導入方向に向けてはという提案でございますが、前向きに考えるべきと思っております。 詳細についてはこの後副市長より答弁をさせていただきます。 私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 下山議員の吉井川の豪雨時のダムの放流についての御質問にお答えいたします。 吉井川水系については、現在のところ事前放流の協議は行っておりません。大規模な浸水被害に備え、隣接する市や県、国が連携、協力して減災のための目標を共有し、ハード対策とソフト対策を一体的かつ計画的に推進するため減災対策協議会を設立しております。これにより、社会全体で洪水に備える水防災意識社会の再構築を目指しております。 回答は以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 前田副市長。 ◎副市長(前田正之君) それでは、私からはライドシェアと相乗りタクシーの導入についてでございます。 目的地が同じ方向の利用者をマッチングするこれらの制度、低価格で効率的な移動手段の確保ができる制度であります。相乗りタクシーについては平成29年度、タクシー会社と国土交通省が東京都内でタクシー利用者のマッチング実証実験を行ったと聞いております。利用者の約7割から再利用の意向を得たものの、マッチングの成立率は約1割と低く、ライドシェア、相乗りタクシーそのものの導入については課題も多いものと考えております。 今後につきましても、国や関係の情報等を注視しながら十分に研究をしてまいりたいというふうに現在考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、砂川固定堰の県の情報はどうなったかについての再質問はございますか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) ありがとうございました。 まず、この砂川の固定堰の現状の状況についての情報を提供していただくということに前回の質問でなっとったと思うんですが、その情報はどうなったのか、まずそれを一番に聞かせてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 岡山県のほうとの情報の共有でございますが、現在砂川改修を行っております。従前のとおりの固定堰で河床の高さ、護岸の高さ、基礎、こういったもの、増水時の余裕高を見込んで改修計画を進めているとのことでございました。 現在、山陽地域の砂川の固定堰の状況といたしましては、上市地区、下市地区、河本地区、立川地区、そして一番最下流に瀬戸町笹岡地区、これら合計5件存在している状況でございます。今後も固定堰の状況につきましてはメリット、デメリットを地元のほうに説明しながら更新の意向を調査していきたいと考えております。 以上であります。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) まず、情報というたら口でしゃべったぐらいで伝えれるんですか。口でしゃべってわかることだったら、県に簡単に聞きますよ。今の現状にあわせてどういう設計をして、今工事しょんでしょう。あの工事をする原形の考え方はどうなっとんですか。そういうことが聞きたかったんです。 で、今現在できとるコンクリートの固定堰、あれ斜めですよ。前は直角だったんです。あれ必ず、言っときますけど事故が起きます。私の地区で吉ヶ原の対岸のほうへ砂がいっぱいたまっとった。そしたら流れが、以前はそこを流れとったんですけど、その前の水害で砂がたまって、それで次の水害のときは流れが我が草生の道のほうにぶつかってくるから草生の道が半分決壊しました。私は、20歳のときから50年間ずっと地区の河川と防災の関係見てきました。確かにそれが原因だと思っております。ああいう斜めのものをつくれば、必ず川底の流れと上の流れが変わりますから、必ず被害が出ると思います。まあこれは警告です、言っときます。何年か内にはあると思います。 それは置いといて、それつくるためにどういう状況の測量でどういう形でなったか、それをお聞きするのを教えてくださいというて前回お願いしとったと思うんです。3カ月たっても一言もない。で、今初めて今の言葉ですよ。それだったら前と変わらないです。それが情報ですか、本当に県の。何だったら行ってきますよ、私、直接県に。そうしょうたら赤磐市の顔がのうなるから。私が通してお聞きしてくださいって言よんですから、今工事するにはどういう考え方で今の設計ができたのか、それを示してくれるのがこの質問じゃないんですか。そこで説明があれば市民の皆さんもお聞きになられる方もたくさんできる。そうすれば、ああ、そういう状況でできたんならというふうな話になると思うんですよ。ですが、今の話で、さっきよりまだひどいんじゃないですか。3回も質問して4回目じゃというて、もう出とんでしょう、答弁。出とってこれですか。全くの不作為でしょう。仕事をする気があるんか、ないのか。先ほどと同じようなことになりますよ。これは一番大事なのは、副市長への質問のつもりでおるんですが、半分は。専門家でしょう。専門家だったんでしょ、今まで。だったんでしょう。だったら、何もなくてもお答えできるんじゃないですか。答弁お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。どなたですか。 杉原建設事業部長。 ◎建設事業部長(杉原洋二君) 砂川の改修計画における洪水量等の計画の諸元でございますけども、平成24年7月に出水がございました。これらの追跡調査を踏まえまして、この時期と同等の河川の流量に対して対応できるよう現在確率年等を設定し、事業のほうは推進しているところであります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) どういうんですかね、私が今までたびたび質問しとんのは、尾谷のほうから出てくる、それが逆流するような状況があるから、そういうことを解消するためにお話をさせてもろうたと思うとんですよ。なぜそういうことに触れないんですか。今の説明だったら、もう最初にしてもろうとんのと変わりゃあしません。どうやったら解消できるんか、説明がないから県の情報をという話になったんでしょう。赤磐市で説明ができんから県の情報で説明しますということじゃなかったんですか、前回の質問のときに。まあ、担当が違うんか何かようわからんけど。市長、私は市長に質問しとったんですよ。市長ができんのんなら、専門家がおるんですから、専門家に答えてもろうたらどうですか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) この砂川の固定堰の件でございますが、もちろん下山議員から御提案があった内容について県とも協議をしておりますけども、経過の中では、やはりこの河川工学上の条件は全て満足を現状ではしておりますが、この固定堰については利用している利水関係者、すなわち地元の方々の意向というものが極めて重要でございます。そういった中で、この固定堰については赤磐市の中でも4地区が関係としてあります。この4地区の区長さんそれぞれに協議をした上で県との協議もしていると聞いているところでございます。そういう中で、先ほど答弁したとおりで、地元の意向も確認した上で今の答弁になっているわけでございます。そういったところを御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) そういうお話は前回までで終わっとんですよ。それでは納得できんから、どういう状況でそういう今の工事の原形ができたんか、そういう情報を提供してくださいということだったんです。情報提供ないですが、まだ、しますと言うて。持ってきとりますよ、あの前回の記録を。しますと言うんだったらしてくださいよ。それだったらせんと言うてくれりゃあよかったんよ、また方法を考える。そうでしょ、すると言うたら提供してくださいよ。その提供があれば皆さんに知らしめることもできるんですよ。ほんなら今のコンクリートでできたあの固定堰のお金は、どこが払うんですか。皆さんが負担しとんですか、個人が、受益者の方が。それ、何で元と違う原形の形になるんですか。どういう意見があってああいう斜めの固定堰になったんですか。話をすれば何ぼでも不思議な点がありますよ。地元が言いたい放題してこうせえ、ああせえってやったんですか。そういうふうに言われても仕方ないですよ、市長、あなたも地元なんだから。だから、そういうことのないようにという話を私したと思うんですよ、前に。地元の方が理解していただけん部分があるんなら、議員の私たちがほかの部分のことも含めてお話しするんが議員の仕事でしょう。そうじゃないんですか。今のやり方だったら、きょうもずっと一般質問聞きょうるけど、そのときが過ぎたら終わりですか。本当に赤磐市をよくしよう、地域をよくしようという考え方があるんだったら、もう少し真剣な回答が出てくるはずですよ。もう全くこれは事務事業の不作為です。答弁ください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) これは前回の市議会の際に同じ質問をお受けして、そのときにも地元の協議状況をお知らせしたと思います。そして、そこから今日まで協議は何度かしておりますが、地域の方々の意見は変わっていないということがきょうの報告でございます。 それから、この堰の形状でございますけども、これが議員は法線が変わっているというふうにおっしゃいましたけども、この法線も従来の現況を復元して修理をしているということでございます。これについても当然その利水関係者の意見を得て、了解を得て、合意に達した上での施工であるというふうに聞いております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) 以前の質問にも、赤磐市が費用を払うのはやぶさかでないという市長の答弁しておられます。それはそれで、災害のためなら赤磐市が持つべきだと私は思っておりますから、それでいいと思う。ですが、今回の質問と、それから答弁と、一番悪いのが市長がその利益者の中におるということです。で、おって、今も言われたように現況の法線じゃという、全く違います、私2遍見とんですから。市長、見られましたか、現物を。質問出とんじゃから見とってくださりゃよかったのに。もう言うても切りがないから言いませんけど、本当によくしようと思うんだったら、まだ残りもあるんですからよく考えてやってください。 今、うちの河原屋井堰が固定堰を今の可動にしたのが四十五、六年前ですよね。それからずっとうちの部落のもんが順番で管理しよんですよ。安い金額で一年中。1日に出る日当にしたら何百円ぐらいになるかもしれません。そんな中で責任を負わされてやる。三、四日前も相談に来られたんです。高さが前のと違うから、水位計の問題で、僕はもうよう管理せんでと、こう言うて来られた。まあそう言わずにまたよう勉強してみてください、ちょっと待ってくれとこう言ってとめとんですけど、そういう大きな問題のと、こんな小さい井堰で、それが難しい、地元の考えでなけりゃできん、そういう話にゃならん、災害が起きんようにするんが基本だと思います。きょうはもうやめます、これは。またやるかもしれませんけど。まあ、決意だけ言うてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) あくまでこれは県管理河川でございまして、県による施工が進んでおります。しっかりとこれを完成に導く、これが地元市町村としての責務と思っております。そして、地域の方々の利水関係者の声もしっかり我々も聞いてまいります。議員のほうも関係区長の意見も聞いていただければと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。              (16番下山哲司君「また勉強して出直してきます」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、日本遺産についての再質問はございますか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) この件ですが、赤磐市にはよその人からもようお聞きするし、それから地元のそういうお客を呼びたい方の御意見もお聞きしましたが、赤磐市には人を呼べる品物がないんだと、そういうものをつくってほしいと、こういう御意見を唱える商売人の方もたくさんおられます。それから、他から見て赤磐市は何があるんならと言われる。前にもお話があったとき、桃とぶどうぐらいはすぐ出ます。それから、この前はしっかり宣伝しといたんですけど、赤磐市には4件の酒屋がある、どこも閉めてないのを今しっかり宣伝させてもろうて、外国のほうまで売っとられますよって宣伝をしてきましたが、そういうふうになかなか赤磐市には形の見えるものがないというのが、私もそう思っております。 ちょっとこれは山陽新聞に載っとったんですが、四国の石切り場、昔は始末に困るというて地元の人にお聞きしたことがあるんですが、今はここに観光で見るデッキができて、観光客がたくさん来ょうる。新聞にも載っておりますが、話もお聞きしたことがあります。そういうふうに見直せば、次々変わったものというのは、今までの文化の廃品ではあるんですが、利用すれば立派な観光客を呼べる財産だというふうなお話をお聞きしております。赤磐市もそういう姿勢を持たなんだら、両宮山古墳にも毎年少しずつお金をかけてしょうられるんですが、全く形がない、土地だけと、ああいうことなんで、そういうことにも力を入れるとか、そういう考え方はないか。それと、桃太郎伝説については、やはり小さいことじゃなしに、4市も絡んでやるんだったらもう少し大きい打ち出しをやっていただきたいというふうに思いますが、お考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 日本遺産の取り組みにつきまして答弁させていただきます。 本市では、ホームページでの情報発信を初めといたしまして、構成文化財の両宮山古墳を中心とした市独自のパンフレットを作成いたしまして、赤磐市の観光PRに努めていきたいと考えております。また、4市の日本遺産の推進協議会のほうでは、今年度はプロモーション動画を放映いたしまして誘客を図るということで、日本遺産をめぐるモニターツアーというものを実施し、旅行商品の造成を行う計画であります。これによって赤磐市に誘客を図ろうということでございます。 また、観光案内のガイド育成でありますとか統一的な看板の作成も日本遺産の推進協議会のほうで作成する計画でございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) 今の答弁、まあ一部分の話なんですが、やはり市長にお聞きしたいのは、本当に力を入れたいのか、皆が、4つの町が寄ろうというから寄るだけのものなのか、形が見えるようにしたいんか、その辺の答弁がいただきたいということを先ほどお願いしたんで、市長の決意のほうをお聞きしたいと思いますんで、それを一つお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 決意ということでございます。今、赤磐市の観光資源、これをしっかりアピールするためには今まで以上に工夫も必要だと思います。ハードの整備だけではなく工夫が不可欠だと思います。例えば備中松山城のように、ちょっとしたことで観光客が3倍、4倍になっているということを聞いております。このようなちょっとした工夫が必要と思います。市もそうですけども、地域の関係者の皆さんにアイデアを出していただいて、広く世界にアピールできるアイデアを凝らしていくことということを実践していきたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。              (16番下山哲司君「はい」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、吉井川の豪雨時のダムの放流についての再質問はございますか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) これもう副市長にお聞きしようと思うてしたんですが、河川事務所のほうおられたんですかね、県に来られとったときは。大事なことは何が言いたいんかというと、去年の知事の勉強会に参加させていただいて、知事とお話しさせていただいて、そのときにはもう愛媛の事故がありましたから、岡山県が他の知事と協力して国と業者に申し入れをしてしっかりやっていただきたいという話を勉強会やこうでさせてもらいました。そしたら、私もそう思うとんですが、なかなか国、業者が理解してもらえんのじゃというようなお話でございました。しかし、この前新聞を見ようると、そのつもりで頑張ると言ようられたから、ああ、頑張られたんじゃなと、新聞見たときに思うんですよ。ここの山陽新聞の成羽ダム、これがこの前の真備の災害の一番要因じゃと言われたところなんですね、放流が。その放流によって災害が起きたと言っても過言でないほどの状態だったというふうにお聞きしております。新聞にも出て、一番に、相手が中国電力ですか、電力会社、どっちだかわからないんですが、そういうふうに協議に応じて、これからは事前放流を考えるというようなのが載っております。 私も、吉井川についても平成10年にかなりの水が出て、それも私も消防の手伝いに出ておりましたから、いつもつかるとこ、若い子じゃあいけんから私も行って応援をしとったんですが、びっくりするような水位の上がってくる速度ですね。もうびっくりするぐらい上がります。あれが降った雨が集まって出るような水じゃあないんですよ。もうずっとこういう感じですから、あの大きな吉井川。ですから、ダムがたくさんあります、吉井川の上流はね。だから、同時放流に重なったんかというふうにも思うて役所のほうから抗議をせえということは言ったんですが、まあ起きて済んでどうしようもなかったんですが、その後には苫田ダムができて水位がそれほど上がらんようになったというのは1カ所の谷は防いでくれる。後は3カ所の谷ですから、以前ほど、4カ所分ほど出てきません。で、多分そのころには4カ所のダムが同時放流しょうったんだと思うんですよ。ですから一気に水がふえる。津山市が2,300戸つかりました、そのときにね。だから、そういうことが起きるということは、雨が降った一時期にたまった雨が出るんじゃなしに、ためたものも一緒に出しょうるからなるんじゃと思うんですよ。もうあっぷあっぷするまで放流しないというのが今までのあれでしたが、今回はもうそういうのが、話し合いが事前協議ができるということになりましたので、安心してこれからおれるんじゃないかというふうにこの新聞を見て思いました。 吉井川については今後どういうふうな協議になるのか、副市長のほうにお尋ねしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) お答えします。 先ほど言われましたダムにつきましては、管理者がいろいろですので、それぞれ個別に管理されているということで、先ほど答弁した減災対策協議会というところで市や県、国がその中に入っておりますので、その中で協議しながらどういうふうに運用していくのがいいのかということを協議していくことになると考えます。 それから、河川の洪水対策というのは上流、下流バランスよく整備していかないといけませんので、1カ所だけを整備していくと全てがよくなるというわけではありませんので、吉井川全体の対策をどのようにしていくか、それはハード対策だけではなくってソフト対策も含めて、赤磐市も減災対策協議会に入っておりますので、その中で協議してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) 私、新しゅう来られた副市長さんにはいつも厳しい言動をするんですが、残念です。私今そんなん聞いてないんです。今聞いたのは、高梁川が事前協議ができたんだから吉井川はどうなるんですかと、こう聞いたんです。で、県と相談して、国と相談して、吉井川も事前協議ができるように努力しますという、これが答弁じゃないんですか。もう一番最初のやりとりでがっくりきましたから、今後そういうようにがっくりした見識であなたを見るようになるんですよ。最初にきちんとした答弁してくださったら、ああ、この人は立派にやってくださるんじゃと、そういうふうに認識しますよ。そういうことを言うのが私たち議員の仕事ですから。そうとも思いますし。人が言えないことを言うのが、議員が代表でしょう。そりゃ個人、自分のために言よんじゃないんですよ、いつも言うように。町をよくしたい、地域をよくしたいがゆえに議員をやっとるんで、給料議員だったらやめます、私は。私は、やる以上は力いっぱいやりたい。そういう信念でやっとりますんで、今後そういう気持ちで答弁してください。 再度答弁を求めます。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 答えさせていただきます。 先ほど答弁しましたように、治水対策というのはいろいろな対策、まあハードがございますので、事前放流というのが最良の案かどうかというのはまだはっきりしませんし、その点も含めて減災対策協議会の中で水系全体を含めた治水対策を考えていきたいということで先ほど述べさせていただきました。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) やはり、やらにゃいけん姿勢が見えない。まあ8月にまた知事の勉強会がありますから、参加させてもらうようにしておりますから、また吉井川の件も話しますが、高梁川ができたんなら吉井川もしてもらわにゃいけん。これ、新聞に出とるように国、県が働きかけて国、業者、快く協議に応じるというような内容に私は受け取っとります。やはり災害が起きたら何か手を尽くすというんが今まで私50年間ほどの記憶にはあります。あるが、これ以上起きないように、吉井川には10年に起きとんですから。そのときに43人で建設省へ陳情に行きました。そしたら、建設大臣がたくさん来られたんですなと、こう言われたんです。でも、どう言われたか。ああ、災害の規模が小さいですねというて、建設大臣そんなこと言うんですよ。見たら、建設省の部屋に入ったらすぐ2万3,000戸の水戸がつかった写真が張ってありました、大きい写真。それを見たら確かに小さかった。ですから、その件については何も言えませんでした。それが前年度の激特の対策用の写真でした。でも、うちも佐伯から吉井、柵原、津山、4つの町が一緒になって43人で陳情に行ったんです。やはり、そういうやるという姿勢がなかったら何にも前に行かんと思うんです。そういう姿勢を聞くのが今私のここの仕事なんです。副市長、再答弁、市長もどちらもやっていただきたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 私のほうからは、経緯として、その新聞に掲載されていた記事を読んで、すぐさま県のほう、あるいは県知事のほうへ苫田ダムの管理についても同様にということでお願いはしております。答えは直轄管理ということなので、国との協議が必要という答えをいただいております。 今後、国との協議をしっかりとしていくべきと思っているところでございます。協議のほうは、先ほども言いましたようにその記事が出て間もないときに協議はさせていただいております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 川島副市長。 ◎副市長(川島明昌君) 防災・減災対策につきましては、ハード対策、ソフト対策を含めて被害が減少するように努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) 市長、汗をかいてください。また、副市長には、国におられたんですから、赤磐市へ来られた以上は赤磐市のために名誉挽回してしっかり働いていただいて、いい結果が出るようにお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) これはもうよろしいですね。              (16番下山哲司君「はい」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) それでは続きまして、公共交通の今後についての再質問はございますか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) これもきょうのメーンぐらいのつもりで時間を残して計算してやっとんですが、ここへ書いていただいたライドシェア、相乗りタクシーといろいろあるんですが、お聞きしとる話が、もう少しインターネットをはぐったら見れるようなものが、認識がないんじゃないのと。この前市長が言ようられた、タクシー車両を使用しての乗り合い許可申請には必ず地域交通会議での決定が必要であると。決定についていろいろな条件が付されておりますが、前にもちょっとお話ししたのは、何をお話ししたかったかというと、市長にちょっと廊下でお話ししたときにはタクシー業界があるからなかなかそういう事業はできないと、こういう、まあそのときの話だけですけど、福岡のほうでは38市町村、122路線、これでデマンドタクシーやっとられる、こんな業者もある。そこら辺からノウハウを聞くとか、それだけのことをやっていきょうるということはやっていけるわけですから、そこのが書いてあるのは、国の助成程度でお手伝いできますと書いとる。それで、乗り合い事業ですので運賃は100円から300円程度が設定になります。それで何が必要なのかと、運賃だけでは採算がとれませんので自治体から、国から補助をいただいて運営するというのが、これがその第一交通さんがインターネットに載せておられる文言です。 それにはいろんな分が載っておりますが、前に市長に質問したときにあれなんですが、路線不定期運行というのもあるんですね。路線が決まってないで運行する。そのときにちょっと僕がお話ししたのは、テレビでやりょうたのは、そのデマンドバスを、まあタクシーでもいいんですがAIで管理する。そうすれば、申込制ですからお客さんが日常乗りたいという連絡が入れば、何時にと言うたら、その路線を早う言えば山陽団地、桜が丘、山陽地域のあれがAIに入っとって路線をその都度指示する。それは車についとるナビがどこに行け、どう走れという指示をする。そういうシステムを導入をやるんなら、前の自動運転みたいなんじゃなしにこういうやつをやってみても。このあれに出とるのが、大体半年から1年ぐらいの試行運転をするというのがあれらしいです。だから、自動運転するんだったらこういうほうがよっぽどいいでしょう。 そして、吉井地域で今やっていただいとるデマンドバス、これは100%とは言いませんけど成功だと思います。で、1つ足らないのは何か。乗っていただく宣伝ができてない。それは地元の人がそう言われる。ただ、こういうコースでこの時間に走りますよというのは1年に1回各戸へ配られます。しかし、乗っていただかなきゃなくなるんですよということは伝わってない。都合のええときだけ乗りゃあええんじゃと思うとられます。だけど、できるだけ利用していただかなんだらのうなる可能性がありますよと私は話ししてますが、私が1人会うた人だけに言うたってだめなんです。行政が、利用していただかなかったら将来的にはなくなるかもしれませんぐらいの宣伝はしていただかんと、皆さんが本当に必要として利用していただくんか、そのときだけしのぎなんか。定期的に使うていただけるようになれば多くなります。だから、そういうことがまずこの中に入ってます、インターネットはぐったら。だから、そういうことがどうもできとらん。私がちょっとお願いして、ちょっと引っ張り出してみてくれえというて、それを見て、おおそれを言わさせてくれというぐらいでもわかるん。全国にはたくさんあるんですよ、やっとるとこ。名前はもう言よったらちょっと時間がないんでやめますけど、何を言いたいかというと、宇野バスさんがおられるから定期は走れんかもしれん。でも、不定期なら宇野バスさんと関係ねえんですから、それで小さい10人乗りぐらいをぐるぐる回しとけば、もうその指示は機械がやるわけですから、電話の予約が入ったらすぐ指示がその都度その都度変わるらしいですね、このAIというのは。そういう勉強をしてみてください。やってみるという気概あれば答弁お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 安田総合政策部長。 ◎総合政策部長(安田良一君) 下山議員の再質問にお答えいたします。 先ほどおっしゃられた九州での事例についてですけれども……              (16番下山哲司君「これ、今のは九州じゃねえんよ、滋賀」と呼ぶ) ですけれども、それにつきましてもタクシー事業者さんがタクシーの車両を利用して乗り合い事業を行っているという事例でございまして、通常路線バスが廃止されたところで検討されてるものでございます。それが先ほどもおっしゃられました吉井地域で行っているデマンド型のバスということで、赤磐のほうではその形で今させていただいております。 これにつきましては、乗り合いタクシー事業ということで今させていただいておりまして、これにAIを使って路線をという話もあるとは思いますけど、これにつきましても先ほど副市長のほうの答弁でもありましたけれども、デマンドバスも今は電話でタクシー業者さんのほうへ申し込みをして、そのタクシー業者さんの中でコースが合う方をマッチングされながらやっているということで、AIを使ってそのコースを選択するまでは至ってはいないんですけど、人力で今はやっておられるという状況でございます。ただ、AIを導入するほうがいいのかどうかというのは、それについてはいろいろ経費もありましょうし研究していかないといけない課題ではあると思いますけど、一足飛びに今やれるかということにはなかなか結びつかないのではないかと思います。 あと、利用促進についてはどうかという御提案なんですけれども、これも広報あかいわのほうで一昨年から特集記事を何回か掲載させていただいておりまして、そのPRのほうもさせていただいておりますし、形成計画の中でも乗り方教室をやるとか皆様に周知をどう図っていくかということをやっていかないということで計画の中にも入れておりますので、今後もいろいろ工夫をしながらPRのほうもさせていただければと思います。 答弁は以上です。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。 16番下山議員。 ◆16番(下山哲司君) そういう話もありますけど、そうじゃなしに、この中読んだらどっちに転んだって市長が言われたようにタクシー業界がオーケー出なんだらできない、これはもう書いてあります。ですから、タクシー業界に相談すればいいんです、タクシーの協会があるんですから。1個の、個人のタクシー屋さんに相談するんじゃないんです、協会に相談すればええって書いてあるんです。だから、そういうふうによそがやったいい前例はやっぱり見習やあいいんですよ。市長、自分が思うたのをやって自分が100%じゃないんですよ、よそのええのをまねをすりゃあええんです。中国はそうやって大きゅうなるんですから、赤磐市もそうやって大きゅうなりゃあええんです。じゃから大事なのは、本当にどんなことをよそがやりょんか、その勉強するのは銭要らんのですから、インターネットで時間でちょこちょことったってかなり出ますよ、今日本全国のそのやりょうる、どっこもやりょんじゃから。どっこも難問題なんですから、過疎地域は。書いてあるんですよ、過疎の公共交通には国が補助をするって書いてあるんですよ、不便なところには。書いてあるんですから、それを利用すればいいし、いろんな方法があるんだと思う。僕担当でやるんだったら、僕にやらせてみてください、うまくやっていけますよ。もう時間がないから終わりますけど、最後の決意だけ聞いて終わります。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 下山議員の公共交通に関して、魅力のある御提案をいただきました。一つでもたくさんの事例を研究することによって、赤磐市にふさわしい公共交通があるかもしれません。そういった目を持ってこれからも研究を進めていきたいと思います。国土交通省にも相談をかけていこうかと思います。 以上です。              (16番下山哲司君「ありがとうございました」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) 以上で16番下山議員の一般質問を終わります。 以上で本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。 なお、次の本会議は明日6月7日金曜日午前10時再開であります。 本日はこれにて散会といたします。 大変お疲れさまでございました。              午後4時16分 散会...