赤磐市議会 > 2019-02-25 >
02月25日-03号

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  1. 赤磐市議会 2019-02-25
    02月25日-03号


    取得元: 赤磐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成31年 3月第1回定例会           平成31年3月第1回赤磐市議会定例会会議録平成31年2月25日(月曜日)              ~~~~~~~~~~~~~~~              議  事  日  程(第3号)午前10時0分開議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1              ~~~~~~~~~~~~~~~              出  席  議  員(18名) 1番  永  徳  省  二  君       2番  大  森  進  次  君 3番  佐  藤     武  君       4番  佐 々 木  雄  司  君 5番  光  成  良  充  君       6番  保  田     守  君 7番  大  口  浩  志  君       8番  治  徳  義  明  君 9番  原  田  素  代  君      10番  行  本  恭  庸  君11番  松  田     勲  君      12番  北  川  勝  義  君13番  福  木  京  子  君      14番  佐  藤  武  文  君15番  岡  崎  達  義  君      16番  下  山  哲  司  君17番  実  盛  祥  五  君      18番  金  谷  文  則  君              ~~~~~~~~~~~~~~~              欠   席   議   員                な         し              ~~~~~~~~~~~~~~~              説 明 の た め 出 席 し た 者市長      友 實 武 則 君        副市長     倉 迫   明 君教育長     内 田 惠 子 君        総合政策部長  作 間 正 浩 君総務部長    前 田 正 之 君        財務部長    藤 原 義 昭 君市民生活部長  作 本 直 美 君        保健福祉部長  直 原   平 君保健福祉部参与 国 正 俊 治 君        産業振興部長  有 馬 唯 常 君産業振興部政策監一 阪 郁 久 君        建設事業部長  塩 見   誠 君建設事業部参与 加 藤 孝 志 君        会計管理者   末 本 勝 則 君赤坂支所長   黒 田 靖 之 君        熊山支所長兼市民生活部参与                                 入 矢 五和夫 君吉井支所長   徳 光 哲 也 君        消防長     井 元 官 史 君教育次長    藤 井 和 彦 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長  奥 田 吉 男 君        主幹      黒 田 未 来 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 ○議長(金谷文則君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は18人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 2月22日の本会議に引き続き本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。 本日は一般質問を行います。 質問は質問席で発言願います。初回は一括質問とし、再質問以降は一問一答といたします。 質問回数は、赤磐市議会会議規則第56条ただし書きの規定により、3回を超えることを許可いたします。質問については、赤磐市議会会議規則第55条の規定により、全て簡明にするものとしております。1人の質問時間は30分以内であります。 質問順序は、お手元に配付した一般質問通告表のとおりであります。 報道関係者の議場内での撮影及び電子機器の使用を許可しておりますので、御報告いたします。 それでは、これより日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(金谷文則君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従いまして一般質問を許します。 まず、12番北川議員の質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) 失礼します。 ただいまから事前通告をいたしております一般質問をさせていただきたいと思います。 まず第1に、公共交通網の整備について、道の駅、まちの駅との関連を含めてお尋ねします。 市長は、私の12月議会での質問に対し、いわゆる道の駅、まちの駅を山陽自動車道山陽インターチェンジ付近に整備する可能性を探っていると答弁されました。あわせて公共交通の結節点としての機能を持たせ、他エリアとの回遊性を高めることで、市全体の観光振興を図るとも述べられました。私も全く同感でありますが、いつになったら実現するのでしょうか。 本年度中に新たな都市計画マスタープランが作成されますが、これとあわせて具体的なロードマップをお示しいただきたいと思います。 また、今年度中には美作岡山道路が吉井地域まで開通いたします。この道路を活用した新たなバス路線の検討に向けたアンケートが実施されましたが、どういった結果になったのでしょうか。これまでの県道岡山吉井線の南北軸に新たな大動脈が加わったことで、公共交通の充実のために積極的な活用策を検討すべきと考えますが、こういった広域交通網の整備とあわせて赤坂、吉井地域で試験運行していた通院支援バスのように、地域の実情に合わせたきめ細かな交通サービスが必要と考えますが、現在作成中の赤磐市地域公共交通網形成計画の進捗も含めて御答弁願いたいと思います。 次に、赤磐市の本庁舎や支所及び公民館大ホールの耐震化について。 余り私は信じておりませんでしたが、今、テレビ等を見ておりましたら、南海トラフの可能性があります。南海トラフ地震は今後30年以内に70から80%の確率で発生されるとされておりますが、赤磐市において震度6弱から5弱の大きな揺れが想定されております。 現在の公共施設、特に災害対策の中心施設となる本庁や支所は大きな被害を受けることが予測され、その対策には早急な実現が求められています。とりわけ本庁舎は耐震化工事により施設の延命化が可能であり、費用対効果の面でも有効であると委員会等でも説明があり、また合併特例債での対応となる猶予はないと考えられます。市長の強力なリーダーシップにより、英断を下していただきたいと思います。各支所の対策についても次年度計画を示していただき、市民に安心を届ける必要があると考えております。 次に、公民館の大ホールについてですが、昭和50年竣工の保健センターの上に昭和53年に増築されたもので、Is値は0.07と、地震により倒壊や崩壊の危険性が極めて高く、耐震化に伴う収容人数の減少や使い勝手の面から、十分に市民ニーズに応えられないと思っています。これまで一般質問させていただいておりますが、市民が質の高い芸術に触れる機会やみずから活動発表できる場所の充実を考えたときに、固定席で500名程度収容できるホールを備えた施設が必要だと思っています。市民が赤磐市に住んでよかったなあと思えるような夢の持てる現実的なお考えを示してください。 次に、広域観光への取り組みについて。 2020年の東京オリンピックや2025年の大阪万博など、世界的に大きなイベントが国内で開催され、多くの外国人が訪問されることが見込まれております。県内でも宿泊を伴う外国人旅行者が年々増加しており、日本人旅行者とあわせて大きな観光ビジネスチャンスが生まれております。しかしながら、その多くは倉敷市、岡山市、玉野市周辺や、蒜山高原や、津山市などの県北の一部地域に集中しており、赤磐市を含む東備地域では低調であると感じております。 こういった状況の中において、周辺自治体が連携し、観光客を呼び込む必要があると考えますが、現在の取り組み状況や今後の活性化方策について市の考えをお示しください。 また、あわせて昨年5月に設立されました吉井川流域DMOや日本遺産に認定された桃太郎伝説の推進協議会、東備広域観光推進協議会などの活動状況についても教えていただきたいと思います。 次に、国保佐伯北診療所についてです。 昨年、佐伯北診療所エックス線CTコンピューター断層器を導入いたしました。僻地の診療施設において画像診断を直接行えることにより、疾病の早期発見や早期治療につながることを期待している。導入後の稼働状況はどうか。 また、将来的にMRIの導入も視野に入れておく必要があると思うが、市の見解、方向性を尋ねたいと思います。 次に、赤坂タンチョウセンターの跡地利用について。 私は、昨年の3月議会において赤坂ファミリー公園や野球場、サッポロワイナリーなど、立派な施設が集まった赤坂地域の拠点の入り口にある赤坂タンチョウセンターの跡地利用について質問いたしました。市有地を有効に活用すべきとの考えから、例えばドッグランの施設を整備してはどうか。あるいは整備計画がないのであれば、花を植えて玄関口をきれいにしてはどうかなど、市の考え方について質問しましたが、執行部からはさまざまな方面からその有効な利用方法について今後検討していくとの答弁でした。その後の検討状況は、また検討結果について説明を願いたいと思います。 次に、ごみ焼却、収集、管理、最終処分場について。 環境センター焼却運転管理業務、収集運搬業務、最終処分場についてお尋ねします。 まず、焼却運転管理業務は、今回委託業務を更新する予定ですが、同一の業者が契約をされたと聞きました。現在の委託業務内容と、これからの委託業務内容を教えてください。 また、適正な契約をしてると思いますが、どのような方法をとられたのか教えてください。 次に、収集運搬業務も現在行っている同一の業者と契約されると聞きます。現在の業務内容と違いを教えてください。 また、下請でシルバー人材センターを使っているという話があります。シルバー人材センターと直接契約すればいいのではないかと私は思っております。説明を願いたいと思います。 次に、最終処分場の現在の進捗状況を教えてください。 市長は、かねがね熊山の石蓮寺を予定地でそこを実施することは変わりないと申されております。私もそれで市長が決断されてやるんじゃったら仕方がないと思っておりますが、前市長の井上市長は、環境アセスができてないときにやるんだというて環境アセスを強引に進めてやりました。これも強引と言うかもしれませんが、結果的にはそこをやるという強い意志のもとで1年間の環境アセスができたんです。そのことを踏まえて、環境アセスも邪魔にならないと思う。前のが使えるということで友實市長も公言されております。 しかしながら、自然環境が太陽光発電とか、いろいろ変わってきております。その中でどのような対応ができるのか。まだ、いまだにそれが使えるか。もし使えるんでしたら、使える間にやっていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 皆様おはようございます。本日もよろしくお願い申し上げます。 それでは、北川議員の質問におのおの答えさせていただきます。 まず、公共交通網の整備についてのお尋ねでございますが、赤磐市では現在、赤磐市都市計画マスタープランの改訂を行っております。将来に対しまして、赤磐市民が今後も住み続けたいと思う持続可能な都市づくりを進めることとしております。 これまで何度か答弁もさせていただいておりますが、赤磐市の玄関口となる公共交通の結節点を含む拠点や、道の駅、まちの駅を整備することにより、新しい魅力のある新都心を形成し、この地域を中心として赤磐市内の交通移動等の利便性を向上させるなど、経済活動、観光振興等に寄与できるものと思っております。 現在の進捗状況、今後の進め方などにつきましては、担当部長より答弁をさせていただきます。 次に、本庁舎の耐震化についてお尋ねでございます。 本庁舎につきましては、前回の一般質問で答弁をいたしましたが、耐震改修を行ってまいります。その中で、単純なリニューアルをするわけではなく、市民の皆様が利用しやすく、そして市民が憩える場所になるように検討を進めたいと思います。 支所につきましても、本庁と支所の役割を見直し、組織、ハード面、両面から今後の維持管理や活用方法を検討してまいります。 続きまして、広域観光への取り組みについての御質問にお答えします。 広域観光への取り組みといたしましては、備前市、和気町との東備広域観光推進協議会による取り組み、瀬戸内市、和気町と吉井川流域DMOを中心とした取り組み、岡山市、倉敷市、総社市と連携した日本遺産による観光振興施策に鋭意取り組んでいるところでございます。 こうした広域的な連携施策を通じて、国内外からの集客活動を行い、地域全体の利益につなげ、観光振興を基軸とした地域づくりや地域活性化を推進してまいりたいと考えております。 引き続き、関係市町や団体とも連携いたしまして、情報共有を図りながら観光PRを実施して、誘客につなげてまいります。 次に、佐伯北診療所のCT導入後の稼働状況等についての御質問にお答えいたします。 佐伯北診療所は、1日40から50人の診療を行っております。高度化した現代医療において、CT装置なしでは僻地国保医療の役割は果たせないことや、吉井地域は特に高齢化が進み、遠方の医療機関を受診することが困難な高齢患者が多く、診療所においてCT撮影を可能にし、医療体制を充実することが望まれてきました。そうした地域の要望を受け、平成30年3月にCTを購入し、今年度より撮影を開始しております。導入後の稼働状況につきましては、担当部長から説明をさせていただきます。 また、MRIの導入についての御指摘でございますが、将来的な市の見解、方向性についての御質問もございます。MRIにつきましては、その必要性は十分に理解をしているところでございますが、導入に係る財源や導入後においても維持管理費等の経費が必要になるということでございます。現段階では財源を含め、しっかりとした検討をすることが必要というふうに思っております。 続いて、赤坂タンチョウセンターの跡地利用についての質問でございます。 今後、赤坂運動公園の利用を促進していくためにも、サッポロビール岡山ワイナリーを含め、一体的な活用方法について地元とも協議をしながら検討をしていきたいと思います。詳細については、担当部長から説明いたします。 次に、ごみ焼却、収集、管理についての御質問でございますが、最終処分場について私からお答えさせていただきます。 最終処分場につきましては、現在もできるだけ早期の事業実現を目指して、地元の方々との個別の調整を続けさせていただいております。しかしながら、周辺地域の御理解が得られたという状況には至っておりません。引き続き市の施策として取り組むべき事業と考えております。 今後におきましても、住民の方々とのコンセンサスを得ることを第一に粘り強く進めていく方針でございます。御理解をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 そのほかにつきましては、担当部長より御説明させていただきます。 私のほうからは以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 北川議員の公民館大ホールの耐震化についての御質問にお答えいたします。 まず、中央公民館につきましては、あかいわ文化協会や公民館グループなど、市民の文化芸術の活動拠点となっていることから、既存のホールについても耐震化を行い、今後も市民の利活用を図っていきたいと考えております。 また、ホールの移転整備につきましては、文化芸術の振興のため、コンサートや演劇など市民の文化活動を支える施設の整備充実の必要性は認識しておりますが、現状の公民館のホールの施設利用率や施設の維持管理費等を考慮すると単独の運営は難しく、複合的な機能を備えた施設の整備充実の検討に努めてまいります。今後も市長部局と協議しながら、慎重に対応してまいります。 なお、中央公民館の耐震整備の考え方につきましては、次長から答弁させていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 作間総合政策部長。 ◎総合政策部長(作間正浩君) それでは、私からは地域特性に合わせた公共交通網の整備についてでございます。 まず、先般、吉井地域で行いました美作岡山道路を活用したバス路線についてのアンケートについてでございますが、2月15日を回収の締め切りとしておりました。回収率は今のところ28%ということでございました。現在、これを取りまとめ中であり、詳細につきましては、まだ明らかにはなっておりません。集計でき次第、まずは担当委員会において御説明をさせていただこうと思っております。 次に、赤磐市地域公共交通網形成計画についてでございますが、パブリックコメントの結果を踏まえまして、今月4日開催の赤磐市地域公共交通会議に諮りまして承認されました。パブリックコメントの内容で計画を変えるほどのことはありませんでしたが、ただいま校正中でございましたが、きょう恐らくでき上がるということで、データを市のホームページのほうへ載せていただくようにしております。製本につきましても、追って皆様にもお配りできる予定としております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 藤原財務部長。 ◎財務部長(藤原義昭君) 北川議員の本庁舎や支所の耐震化についての御質問にお答えします。 本庁舎につきましては、議員のおっしゃられるとおり、施設の延命化が可能であり、コスト面でもすぐれており、耐震改修の方向づけをいたしております。 また、支所につきましては、平成31年度当初予算に劣化調査の予算を計上しており、施設の耐震改修、建てかえ、統合を含めて最も適した方向性を示し、財政状況や施設の管理を含めて検討してまいりたいと考えております。支所の年次計画につきましては、来年度調査を行いまして、維持管理や活用方法の見直し、検討を行い、改めて報告させていただきたいと考えております。 次に、赤坂タンチョウセンターの跡地利用についての御質問にお答えします。 旧赤坂タンチョウセンター跡地は、赤坂運動公園、サッポロビール岡山ワイナリーなどを含めて一体的な活用方法について検討してまいりたいと考えております。また、赤坂区長会からは、地域住民の憩いの場として使用できる施設整備の要望書が提出されております。 センターの跡地は議員のおっしゃられるとおり、運動公園の玄関口であり、来場者の目に触れる場所でもありますので、今後も地元と協議を行いながら活用方法を検討してまいりたいと考えております。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 作本市民生活部長。 ◎市民生活部長(作本直美君) 私からは、ごみ焼却、収集、管理についての御質問にお答えいたします。 赤磐市環境センター運転管理業務は、主には施設内焼却炉の運転、維持管理等を委託しているものでございます。現在実施しております委託業務内容と来年度の内容との違いにつきましては、委託する作業等の内容に関しましては、おおむね現在と同じでございます。ただ、環境センターも本格稼働から丸5年を迎えます。新設時よりもなお、施設、設備のさらなる長寿命化、またこちらに向けた具体的な取り組みが求められることから、今回、安全性はもとより焼却方法等の改善や低コスト化が図れるよう業者提案を募集し、公募型プロポーザルで行ったところでございます。 次に、環境センターごみ収集等業務につきましても5年を経過したことから、来年度から新たな契約のもと実施することとなりますが、現在の収集方法等、特に変わりはございません。 また、この収集に関しましては、発注の仕様書等において、運転手及び作業員の人数等を規定しております。 また、先ほど議員がおっしゃっておりましたシルバー人材センター、こちらの下請というお話でございますが、こちらについては私のほうでは聞き及んではおりません。市といたしましては、収集等の委託業務において、受注業者がより適正に業務が遂行できるよう指導を行いながら、今後も迅速かつ安全、確実な収集等の業務を委託し、実施していきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 なお、先ほどの最終処分場の環境アセスメントについての御質問でございました環境アセスメントの期限につきましては、策定時の計画から施設予定地周辺に大きな変化がなければ、現評価の変更は必要ないと考えており、事業の具体的な実施の運びの際には、再度岡山県との協議を行う必要があると考えております。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 直原保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(直原平君) それでは、私のほうからは佐伯北診療所のCT導入後の稼働状況について御説明をさせていただきたいと思います。 稼働状況でございますが、昨年4月からことし1月末までの撮影件数は353件で、月平均35.3件となっております。読影には、必要に応じまして遠隔読影支援サービスを利用しまして、読影業務を専門事業所に依頼する場合もございます。 また、同じ吉井地域の民間診療所とは、CT検査装置利用委託契約を締結をいたしまして、依頼があれば同診療所の患者の撮影を受託いたしております。昨年6月から開始をいたしまして、その件数は1月末で41件となっており、月平均5.1件でございます。 CTは、御存じのとおりコンピューター断層撮影で、エックス線を用いまして身体を輪切りにし、画像をつくり、病気の診断に役立てる検査でございまして、検査時間も短いことが利点の一つでございます。導入したことによりまして、疾患の早期発見に役立ち、特に高齢の受診者の方からは、遠方の医療機関を受診しなくても助かったという声や、予約のために受診しなければならないという手間が省けたという声を聞いております。今後も疾患の有無、また診断を確実に行うために有効に活用させていただきまして、市民のための診療所となるよう努力する所存でございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 有馬産業振興部長。 ◎産業振興部長(有馬唯常君) それでは、北川議員の広域観光への取り組みについて答弁をさせていただきます。 まず、吉井川流域DMOの関係でございますが、赤磐市に関係する主なものといたしましては、8月に大阪での観光商談会への参加、9月の岡山シーガルズタイファン岡山ツアーのセッティングや東京で開催されたツーリズムエキスポ2018での商談、10月には第3回晴れの国March in岡山一番街、こちらのほうへのDMOとしてのブース出展、11月には台北国際旅展での商談など、本地域への誘客に向けた事業を行っております。 また、訪日情報サイトのラーチーゴーや一般財団法人自治体国際化協会が運営するウエブサイト等への投稿など、国内外への情報発信も行っていると聞いており、今後はこれまでの実績を踏まえつつ、さまざまな嗜好を持つ外国人観光客等の潜在的ニーズに訴求し、来訪行動へ結びつくようしっかりと取り組みを進めたいと聞いております。 それから、日本遺産の御質問をいただきました。 日本遺産に関する取り組みといたしましては、情報発信、こうした取り組みの中で、ウエブサイト、ポスターなどの作成、また日本遺産魅力発信のための映像制作、こうしたものを行っております。人材育成におきましては、日本遺産、資源磨き及び人材育成、こうした取り組みの中でキャッチコピーを考えるようなワークショップも行っております。 それから、普及啓発の取り組みでございますが、学習まんが「日本遺産「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやまのひみつ」、こうしたものを制作しておる途中でございます。 それから、調査研究、こうした取り組みの中では専門家を交えまして、モデルコースの設定などを行っているところでございます。 それから、あわせまして東備広域の取り組みをお尋ねいただきました。 こちらにつきましては、出展とPRの分野がございます。出展におきましては、中四国9県の観光物産展や関西圏へ出向いてのトラベルガールズフェスタ、こうしたものへの出展、それから地域内での観光PR、こうしたものの制作も行っております。 以上で答弁とさせていただきます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 加藤建設事業部参与
    建設事業部参与(加藤孝志君) それでは、北川議員の公共交通整備について、都市計画マスタープランについての御質問にお答えをさせていただきます。 現在、都市計画マスタープランの改訂に向けて、赤磐市都市計画審議会での審議を依頼しております。この審議の後、市民の皆様、審議会委員の皆様の意見を参考とし、都市計画マスタープランの策定をしていきたいと考えております。 マスタープランにおける都市計画の方針から、改訂後は具体的な施設整備など、近隣住民の皆様の御理解、御協力を得ながら、広く市民が希望する新拠点の整備を検討していきたいと考えております。 ロードマップにつきましても、都市計画マスタープランの改訂後、早急にお示しできるよう検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) それでは、私からは公民館大ホールの耐震化についての御質問にお答えをいたします。 中央公民館の耐震化につきましては、今年度実施しました劣化診断結果と平成24年度に実施いたしました耐震診断結果から、市の本庁舎と同様に耐震補強工事を行うことで、耐力は十分に得ることができ、今後約30年程度の使用が可能であると判断しております。 今後は、本庁舎の整備と連携しながら公民館の改修も実施していきたいと考えております。耐震補強工事に当たっては、今後設計等検討していく上で、大集会室の収容人数の減少や使用上の不便さが生じないよう、安全性、利便性、快適性に重点を置いて整備をしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、公共交通網の整備について、道の駅、まちの駅についての再質問はございますか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。 このけえのもんじゃろうなと思うて、朝、答弁書を読ませていただきましたが、誰がやっとってもそう簡単に一朝一夕でいくわけじゃないし、各部長からも説明いただいたように、都市計画マスタープランを改訂、もちろん先ほど報告があった話じゃないですけど、県南広域とか考えていかなけりゃいけないということで、他法令があるのですぐにはできないと思う。しかしながら、私はやるということになったら早くやっていただきたいと。いろいろブログとか何かで私の悪口、友實市長の悪口、いろいろ書かれとりますけど、悪いことはしとりません。一生懸命頑張って、いいことをさせるべきではないかと思っとるので、そうすれば今過疎化が進んできておる、現の山陽団地のほうもバス交通ターミナルができて、本当にすばらしい赤磐の岡山市内から来れば玄関口だなと思って、本当にいいことができるんじゃないかと思っておりますので、やっていただきたいと思っておりますが、これにつきまして1つ、この3月24日ですか、美作岡山道路が開通して、開通式があります。その中に伴って私が思うのは、この県道岡山美作線が本当にラッシュで混んでおります。これも一つそれができて利用すれば、御津のほうへ行くこともあったり、いろいろなことがありますが、交通網が相当いろいろなことがよくなると思うんです。今までの渋滞も少なくなるんではないかと思っております。そこで考えられるのが、せっかくできた美作岡山道路、これ山陽インターはつながっておりませんが、利用して公共交通の新たに道路網の改革ですかね、やっていただきたい。それも県道岡山美作線に関していったら、前回から申しておりますが、赤磐消防本部を拠点として使っていくようなことをすりゃ、やはりああだこうだ言っとっても県南の今先ほど申しました山陽のほうが、まちの駅、道の駅の基本になるかもしれませんが、交通については全体の赤磐の地形というものを見ていったら、今の赤磐消防署の周りが本当にメーンになるんじゃないかと思っとります。なかなかセットできとりませんが、そこのことも続けてどのような、新しい大動脈ができたんで、どのようにつないでいくかというのがもう少しわかれば、案を教えていただきたい。 先ほど部長も公共交通会議を今月4日に出しておるとか、いろいろ言われましたが、内容については細かく聞くつもりもありませんが、そこも入れておるかどうか。なぜこのように申しとると申しましたら、この間の災害のように分断されるような災害も来たり、浸水して通交どめになることもあります。しかしながら、今の美岡線を使ったらできるとかといういろいろなこともあると思う。そういうことが考えられておるのか、ないのか。 最後に申し上げるのは、災害についての対応も入れておられるのかどうか、お答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 再質問でございます。 まず、赤磐市の交通網の中心としてどう考えていくかという質問だったと思います。 赤磐市の状況からいいまして、美作岡山道路、これは歴史的なことだと思っております。さらには、将来的に山陽自動車道に接続するということは、赤磐市の経済あるいは発展に対して大きな力になってくると思っております。問題は、そういった機能を先取りして、どうまちづくりを進めていくか、こういうことが重要だと思います。その中で、交通網をいま一度立て直し、そして将来を見据えた交通の拠点を設置していくということを中心に公共交通網の考え方を示していきたいと思います。 さらには、災害の面で御指摘もいただいたところでございます。去年の西日本豪雨を見ましても、この地域は、この被災地が赤磐市周辺にあった場合には重要な拠点性を持っていることも重要な判断ということが見えてきたような気がします。そういったことから、道路交通をうまく活用した災害の対応、あるいは救急、これも美作岡山道路が完成すれば、救急搬送についても大きな影響がございます。こういったことを中心にこれから赤磐市の全てのまちづくりにおいて、この道路網のいい活用を示していかないといけない。これが我々に対する急務だと感じているところでございます。御指摘をありがとうございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。 これ、何でというたら一問一答でいろいろある中で言うんですけど、公共交通の整備と観光も含めて、経済的なことも踏まえて、全体なことでこの美岡ができて、公共交通網の改革も必要じゃないかというのは、先ほど市長が言われたように経済面、そして今何やかや、実はきのうもちょっと四十九日がありまして出席しておったんですけど、いろいろな話になった。美作岡山がいつできるん、いつ開通するんならと、おばさんとか全然運転せん方も言われた、運転される方も言われたんです。というのが、熊山へ行くとか和気へ行く、その中で少しでも交通が、そこの混雑が少なくなると、岡山へ行くのに少なくなったらいいのになということで、それが1つありました。それからもう1点は、赤磐消防署まで行けば何とか連絡も全部へつける、これもいいことだなあという話も出たので、あえて申し上げておきます。 それから、今まではここの中へおられる方は全部、町村、各旧町から出ております。私は吉井です。吉井町は吉井町だけのバスの交通網、例えばというたら赤坂は赤坂、山陽は山陽、熊山は熊山と単発で分かれております。このことが広域ができたことによって、これが今度は吉井から美岡を使って、例えば山陽へ行く、熊山へ行くとかということで、やっぱり道の駅へ行くと活性化が図れるわけです。それが非常に皆さんも喜んで期待しておるわけです。これが赤磐市の一体になった、合併して10年過ぎて一体になったら同窓会にも出てくるんじゃないかと思っとります。こういうことも考えてやっていただければと思っておりますので、そのことをどのように考えておるか、お答え願いたいと思います。 それからまた、観光のほうで言おうと思ったんですが、あわせて言わせてもらえれば、全体にこの都市計画のマスタープランを立ててやってもろうて、都計の変更とかいろいろやってもろうたら、早く道の駅、いわゆるまちの駅でもつくれば、今山陽団地の交通弱者になってることも解決ができるんじゃないかと思っております。全部とは言いません、一部の施策になるんじゃないかと思う。そして、その中でいえば、農産物も販売になれば、ここで岡山、農協が来年の4月1日から1つになります。岡山農協は除いとりますが、なるんです。その中で農産物の販売もいろいろ特産品の販売も、この赤磐でいったら農家はもう本当に主業農家がありますんで、米とか、いろいろな赤磐のよさが、ブランドがそういうとこで発表できると思います。小さいとこじゃったら、なかなかできないというのがあるんで、誇れる果物があるんで、ぜひそこのことをやりたい。これがいつごろになるか、見通し、やります、やりますじゃなかなか見通しが全然前へ行ってねえんで、友實市長の任期もあと2年でございます。2年後までにやるんじゃとか、計画がわかればお答えできる範囲で結構ですので、お願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 再々質問でございます。 交通の活性化という点と都計について早くやってほしいということに対しての2点だと思いますけども、よろしいですよね。              (12番北川勝義君「はい」と呼ぶ) まず、交通について活性化、これは本当に重要だと思いますが、赤磐市の利点としては、やはり高速道路、このインターチェンジが近くにあるということと、それから美作岡山道路、これを有効に活用するという、この2点が大きな柱と考えます。これを活用した交通弱者を含めた交通網を構築していくことを目指していきます。さらには、民間の運送事業者とも円滑な協議をし、双方に利益がもたらせるように頑張っていきたいと思います。 次に都市計画について早くしてほしいということでございます。市民の多くからもこの声は私のもとに届けられているところでございます。私もこれについては早く最優先で取り組みを進めたいという考えでございます。そういう中で、やはり都市計画ですから、法に基づいた手続、これは確実にこなしていくことが重要と思っておりますので、これらにしっかりと対応しながら、今後市民の皆様のニーズに応えていきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。              (12番北川勝義君「よろしい」と呼ぶ) それでは続きまして、本庁舎や支所及び公民館大ホールの耐震化についての再質問を許します。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。 これについて大体市長並びに担当部長から、教育長からももろうて、次長からももらいまして、納得しておることですが、1点いろいろなことがあって、集客とか今後、何を言ようるって市民ホールですよ、言ようることは。単独はできないと、複合施設でなかったらできないという考えを言われたんですけど、私は何か忘れたんか、僕の耳が悪かったんか思い違いか、たしか友實市長が、福田廉之介さんが来られてやられたとき、仮称で福田廉之介ホールでもつくりたいというて、もう意欲のある本当によう言うたと思うて、今思いました。それが今言うたんが、単独がだめだったら複合にすると言われたんで、複合はどのような複合をどこへやるか、考えを知らせていただきたい。これは、いろいろなことがあるから提案しとりませんが、やっぱり人口が集まるとこへ今市の用地を確保していきょうるとこをいろいろ頑張って用地確保に努めております。そういうとこのネオポリスの中央の辺をやられるべきだなと思っております。そういうのが単独でもできるんじゃ、単独でできない、いろいろ考えがあるかもしれませんが、簡単に単独ではできない、複合施設でなけりゃだめだと簡単に言われるけど、そうじゃなくてもやるべきだと思っとります。たしか、市長は福田廉之介ホール、仮称ですけど、そういうなんもつくりたい、福田さんだけじゃなく、これからピアノや発表してくる方もありますし、コントラバスとか、いろいろ管楽器もやる人もおると思われます。やはりやられる方はみんなの前で発表したいんです。発表して聞いてもろうて、僕は余りじゃねえ、ほとんどカラオケもうまくありませんが、カラオケも1人で聞いてきょうたらおもしろくない、みんなに聞いてもらうからやっぱり元気になってやられるんじゃないかなと思っとんで、ぜひ集まれるような場所を単独がだめなら複合とか、いろいろ言われてるから、そこのところをもう少しわかれば教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 北川議員の御質問にお答えさせていただきます。 場所につきましてのこともありましたけれども、この場所につきましては市長部局と今後検討させていただきます。              (12番北川勝義君「よう聞こえなんだ」と呼ぶ) 場所につきましては、今後市長部局ともしっかりと検討させていただきたいと思っております。 また、赤磐市には同等規模の500人程度の市民ホールがなく、また昨年度策定した芸術文化振興の指針となる赤磐市文化振興ビジョンにおいても必要性を掲げております。しかし、新たな施設整備等に当たっては、費用対効果や稼働率を向上させることなども考慮し、他の公共施設との複合化や効率的な管理運営方法など、慎重に検討していく必要があると考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 どうぞ聞いてください。どんどん聞いてください。              (12番北川勝義君「いやいや、もう同じ。時間もねえから」と呼ぶ) 答弁ありますか。              (12番北川勝義君「市長に福田廉之介さんのこと聞いたかな」と呼ぶ) 友實市長。 ◎市長(友實武則君) ホールについて、かつて行事の中で私が夢として申し上げたことでございます。確かに赤磐市では500席を超えるようなホールがございません。これについては、多くの市民も同じように思っているわけでございます。こういった残念な思いを述べたことでございます。現実のことに際して言いますと、先ほど教育長、教育次長が申しましたように、稼働率を上げていくためには複合的な施設も視野に入れて検討しないといけない、そう思っているところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございます。 ちょっとがっかりしたんです。あの場じゃ議長もおられたと思います。物すごう沸き上がって、おお、さすが友實じゃなというふうな感じで、私も妻と行っとりました。ぜひやってもらいたいということで、夢じゃから、夢は実現させていくもんで、ぜひその夢も実現してください。やっぱりこういうことによって、赤磐へ来たらこれから観光のこともいろいろありますが、赤磐市へ来たらこういうホールもあるんだと。例えば一つのことを言いましたら、旧吉井ではワイン、城山公園整備とかをやりました。その中で四国のこんぴら歌舞伎とか、それから宮城県の仙台市ではバッハ音楽堂、後にその町長が県知事になりました、やめられましたけど。そういう世界から寄せてこれるようなことをやっとるわけです。赤磐も費用対効果と教育長が簡単に、費用対効果じゃから何もやらんでええんじゃないですか。やはり費用対効果だけでなく、費用対効果も踏まえた上に経済的に補助金もらってくる、いろいろなことを考えて実現すべきではないかと私は思っとります。その施設が3分の1ぐれえは要らないもんだと、3分の1の人はすばらしい、いいもんだと、あとの4割の人はまあどっちでもええというような感じで、やはりつくってきたときはいろいろありましたが、成果がとれて実績も出ております。そういうとこをぜひやっていただきたい。これは、だから先ほど申しましたように、友實市長のあと任期が2年です。2年の間にやるんか、また4年間やらせてもろうてやるんか、所信表明を今してくれえとか、出馬表明してくれえじゃありませんが、今、私の気持ちを言いたかったわけです。これが何事もじゃけえ、さきの最終処分場、後で出ますが、いろいろで、また今度、また今度と言ようたらいつまでたってもできません。その気持ちを聞きたかったんで、あえて言いますが、こういうことも複合施設であろうと、単発であろうと、やるか、やらないかというのもお答え願いたい、教えていただきたい。検討じゃ、検討でも結構です。 それからもう1点は、この周辺には500人の客が入るのは、はっきり言うてこの東備管内ではぴちっと入りょうるとこは、一番大きいとこというたら和気町のサエスタです。農協の総代会にしても何でもサエスタしか使いません、ほかのとこは使えないということで。赤磐でしようと思うても本当不可能なんです。ぜひそういうとこ、できるのも考えていただくべきじゃないかと思っております。それについて、再度お答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) ホールについての質問でございますけども、私も同じように考えます。夢は実現させようという努力もしたいと思います。しかしながら、反面この利用率が高くなければ、このホールに対して大きな投資が市民の批判を浴びる、そういうことにもなりかねません。まずは市民の皆さんが現在ある施設についてしっかりとお使いいただいて、これをさらに夢を追いかけようじゃないかという声が高まっていくことが大事だと思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。              (12番北川勝義君「よろしい」と呼ぶ) それでは続きまして、広域観光(DMO他)への取り組みについての再質問はございますか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。 これについてはいろいろ頑張って、吉井川流域DMOも頑張っておると思うんですが、やはり私が平成四、五年ですかね、産業課長を吉井でやっとるとき、東備圏域でこういう観光連盟があって、研修も行こうということでハードな研修もしてきて、やっぱり各市町村間が協力して、うちの商品も持っていくよと、今度はうちのも持っていくよというて、こういういろいろ職員は大変もうえらい目をしました。僕らは余り仕事はしておりませんが、やれということで、やらにゃいけんということでやってきて、やっぱり相乗効果もあって、その当時、是里ワインもむちゃくちゃ売れるというたら売れるというようなことになって、そういうこともあります。ぜひこういうとこの吉井川流域のDMOも使ってやっていただければいいんですが、こういう中でこれ関連的なことを言うたらおかしいですけど、岡山、倉敷、総社とか、日本遺産をするとこへ一緒にもっとやっていただきたい。あれも観光面だけでなく歴史的なこともあるんですが、歴史的なことを観光に持っていけえということは、なかなか嫌らしいことかもしれんのですけど、日本遺産になっていくということになったら、これを少し整備をして駐車場じゃとか、それから鳥瞰図じゃねえけどマップなんかをつくって、見ていただくとかということをもう少し進めていただきてえ。これは、一般質問なんで言やあええ、予算ももうちょっとこれふやしていかなんだら、口で観光じゃ、ああじゃというて言ようても前へ進めんと思いますわ。やっぱり予算をふやしてやったら、おお、これをやったんじゃなあということで前へ出てこれると思うんで。せえで、例えばのアイデアといったら、皆さんがきょうはついとりませんが、世界遺産のバッジを丸いのを皆さん教育委員会にもろうて配ったんですが、配ってつけていただいとんですが、きょうは議長もしとられんけど、つけとんですけど、いろいろ思って、そういうことも例えばジャンパーでもつくるか、実費でもよろしいし、みんなで頑張って、頑張れるというのをつくっていくべきじゃないかと思うて、そのことをどのように考えておるか、お聞かせください。方法論をもしあれば、なかったら結構ですけどお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 日本遺産の取り組みにつきましてお答えをいたします。 本市におきましては、両宮山古墳の墳丘裾の保存工事を現在進めております。そのほかにも市内に多数の貴重な文化財があります。市内文化財のPRも含めまして普及啓発などを行いまして、市民の郷土理解を深める取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。              (12番北川勝義君「よろしい」と呼ぶ) それでは続きまして、国保佐伯北診療所エックス線CTの導入後の稼働状況及び将来的にMRIの導入についての再質問はございますか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) 市長、部長、ありがとうございました。 CTの導入後、本当に診療所、そして周りの民間の医療機関も喜んでおられます。何はさておいて一番喜んどるのは早期発見できて、特にはっきり言うて赤磐医師会病院まで来なければできなかったのが、もうすぐできるということで、年寄りの方が本当に喜んでおります。これはいろいろあって、私もCTを入れてくれということをいろいろ言うとって、えかったんじゃねかったかなあと思うて。しかしながら、現在は医学も進んでいろいろなことがあって、CTでしたらレントゲン撮影というような話がMRIになったら、これはまた有害でなくなるといろいろあって、もっと見やすくなると。この間も私も肩が痛いことで医師会病院へMRIを撮りに行きました。そしたら、ひょんなことから親しく話をしてくれる方がおられたら、それは赤磐市の吉井の出身の方だって、もうぼりぼり定年するということで、後から聞きました。それから、診療所の医師、牧野先生に帰ってお話しすれば、ぜひもうMRIを入れてほしい、MRIを入れて技術者がいないんじゃないかと僕がそういう答弁をしたら、技術者は退職するから、退職したら、吉井の出身じゃから、北川さん知らんのんかなって、吉井の出身じゃがなというて、あんたの後輩じゃがなって、これを吉井で尽くしてくれると言われるような方がおられました。大変すばらしいことだと思うて、お願いしたいということもあったんで、大変感動しました。その中から、お金もかかるからなあという話からして、この間という話からしておりました。しかしながら、先生も定年とか、いろいろある。先生、このMRIをもし導入したら、10年、20年、務めてくれにゃいけんよという話までいたしました。そういう気持ちもありまして、医師不足もあるんで、過疎へ来ていただける、いろいろあるんで、これ早期に見直して、MRIも次のときすぐに検討してもろうて、早期に実現していただきたい。なぜこのように申すというたら、先生ともお話の中で言いましたが、美作岡山ができてインターがつながったら、特に国立病院とか行って、今、吉井では骨折が大変多いです。結果、骨折で寝込んで、最後には旅立つということが多いです。それとか施設へ長期入院してしまうというのが多いんで、ぜひこれが改良できることも多いと思うんです。そういうことでやっていただければと思っとります。確かに導入に係る財源やとか、いろいろ維持管理があります。それはたくさん要ると思いますけど、ぜひそういうことも考えてやっていただきたい。 私は吉井のほうへ道の駅を持ってきてくれえとか、そういう話はしょうりません。こっちのほうでまたそういうことも逆に医療のない、これを私がもし山陽に住んでおるとか赤坂じゃったら、熊山じゃっても入れてくれえ言いません。医師会病院へ行くのにちょっとで行けるからという気持ちもあります。吉井では、やはり一つ谷を越える、山を越えるというんがあるんで、ぜひこういうことをやっていただければ、一体化になっていく。特に美作岡山ができること、これを利用してやっていただければいいんではないかなと思っております。いろんな考えがあって、しなくてもいいのもありますが、そういうことになれば、よそのほう、よそというのはちょっと言い方が、赤坂の方も佐伯北診療所へ行ってMRIを撮れると、近くで。そして、これは関係ないけど美咲町、美作市のほうへも、英田町、柵原町も来るというようなこと、診療は今、英田の方も美作の方も結構診察に来ております。やっぱりそういうことになれば、診療所も活性化が図れていいんじゃないかと。いつ診ても、それからまたほかの診療所の医師に聞かせても、うちはええけど、佐伯北診療所には導入すべきだと、先生は務めて頑張ってもらわにゃいけんと、こういう話も出ております。やはりこういうことも考えてやっていただきたい。 私は吉井だから言よんじゃなく、逆に吉井じゃなくても吉井には置くべきだという気持ちがあったので、そのことについて今すぐどうせえじゃありませんが、どのように考えておるか、市長のいつも言われる広域の緊急でも、これができたらすぐ行きます。この間も実際の話が足を折って、両方大腿部と下2本折りました。その方はどこへ行こうか、いろいろ言ようりましたら、最終的に国立へ行かれて、転院しとんですけど、そういうことで、先でもそういうとこがあったら、CT見たらすぐ行ってくれとか、できると思いますんで、そういうことも考えて答弁願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 佐伯北診療所へのMRI導入についてお答えをします。 その前に、今のCTの成果といいますか、これを少しお話しさせていただいて、つなげていきたいと思いますが、CT導入の後1年が経過するんですけども、件数は先ほど答弁したとおりです。中にがんの患者が早期発見でき、重症化を防ぐことができ、元気に治療をして病院から出てこられたということを聞きました。本当に貴重な命を救ったと言ってもいいと思います。さらに、最初このCTを導入する際に言ったのが、これを操作するレントゲン技師、これも熊山診療所から派遣していって、その人ができる範囲でこれが運用できれば、あるいは吉井地域の他の診療所から患者を受け、それが共有することができるんであれば、この上ないものだということで導入をしました。それが今、現実に実現できているということでございます。 このMRIが同じような効果をもたらし、同じような運用が可能であれば、積極的に考えるべきものと考えております。財源やスペースの問題はあります。そういった問題をどう克服していくか、こういったことも含め、総合的な判断を今後していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。              (12番北川勝義君「よろしい」と呼ぶ) それでは続きまして、赤坂タンチョウセンターの跡地利用についての再質問はございますか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございます。 何をさておいても、地元と協議して進めていただきたいということで納得しております。 私はこれを出したのは、有馬部長のほうが答えるのかなと思うたら、財源のほうで今所有する取得の持ち方が管財課のほうになっとるからということで答えられたと思うんですけど、しかしちょっと残念じゃったのが、これ観光に関したりするようなことで、積極的に僕は産業が多いかった関係で産業課長じゃけ、僕じゃったら、ちょっと僕が答えるというて答えてくれるかなと思うたんですけど、ちょっとそこが不服じゃったんで、ぜひ、部長が悪い言よんじゃねえよ、藤原部長が。そういうんじゃねえんですけど、ぜひ観光のことも考えてやっていただければ、これ去年も11月3日ですか、ふるさとまつりをやっとるときも、やはりあそこを通ります。通ってやったら、とりあえず仮設でもええから花でも花壇でも植えて、きれいにして、あそこに来たら、ああ、きれいだな、こういうもんがあるなあと、休憩もできるなあぐれえしてあげたら、相乗効果というんでやっぱりよくなると思うんです。年に1回か2回かもしれませんが、スポーツで来る方もおられます。それから、レイクへゴルフ場に行かれる方も通られます。そうなったら、やっぱりここはいいなあというて言うようなんがいいんじゃないかと思っとります。それについて、そうお金もかからないと思うんで、今後考えていただきたいと思っとります。どう思われるか、お答えください。 それからまた、私はドッグランのことをなぜといいましたら、私も犬を何匹も飼うて、よく死んだりしました。それで、チャンピオンのええ犬もおったりするけえ。実は私とちょっと知り合いの知り合いがおりまして、山梨の甲斐犬の同好会、日本犬のやっておる方がおられます。今、5頭、6頭ほど置いとんですか、一番いい、今、金丸信さんのとかをやっぱりした、そこの血統とか、よそへ出さない。そして、これは赤磐全体というわけにいきませんが、赤坂に甲斐犬の里でもつくりたいというようなことを一生懸命頑張っておられる方もおります。それで、それについては1頭飼いなんで、1人の方が、1世帯の老人の方でもよろしい、それが本当に守りができるということです。従順で、それが懐くと、他人にはきついですけど、そういうなんもはっきり防犯のことにもなるし、そして相棒、自分とこのぼけ防止にもなるんで、そういうことも踏まえてしたらいいんじゃないかなと思って。それでまたドッグランについては、これちょっと大変変な言い方になりますが、熊山のほうで個人で喫茶店の裏のとこへドッグランみてえにしとります。僕はもうびっくりしたんが、休み、土曜日と日曜日は大変な人が来られとります、県外からも。これはもうすごいことになると思うんで、こういうこともドッグランをやっとったら、ああ、赤磐へ行ってみてえなということになって、もちろん赤坂のサッポロワイナリーにしても相乗効果があり、赤磐全体の観光になるんで、これからはそういうことも踏まえて一緒に広域的に考えていただきてえなと思いました。そういうことで、どねえ思っとるか、それについてお答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤原財務部長。              (12番北川勝義君「観光を聞きょんじゃけどな」と呼ぶ) ◎財務部長(藤原義昭君) 御質問にお答えさせていただきます。 まず、私が回答したことにつきましては、赤磐市公園条例の施行規則の改正により普通財産として管理いたしておりますので、私のほうが答弁させていただいております。 先ほどの御質問について花についてございますが、こちらのほうについては検討していきたいと考えております。 次に、ドッグランについては、現在市内に民営のドッグランの施設が3カ所ございます。あくまでも私の把握の範囲内ですけど、民間事業者と競合するおそれがあることから、今後研究を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございます。 藤原部長に悪いかもしれん、管財課に答えてくれえいうて、どこがどうのこうのという話じゃのうて、僕の言いたかったのは、赤磐全体のこの今、犬のペットブームもあったり、やっぱりドッグランすることはすばらしいことなんで、そういうことを目当てに来られる方もおられるし、犬のために服まで着せちゃれとは言わんけど、来られてやられるんが、そういうことをやったら赤磐へ行ったらこういうとこもある、3カ所ある、3カ所、4カ所、5カ所になってもいいんじゃないかと思う。PRになるんじゃないか。それで、観光のほうで答えるべきじゃないかというたのは、全体の観光の中の1つに入れて、やっぱりそういうことも大事なん。先ほど道のことで公共バスのことを言いましたが、美岡をおりたら次のとき行くのはどこへ行くんならというたら、回っていくのは英国庭園も駐車場にするとか、そういうことをやって、そこも広がってくる。そういうことも考えていくべきじゃないかということがあって、全体的なことを産業部長のほうにちょっと今思っただけでございます。 ぜひこういうことも考えてやられると思いますが、最後にくどいようですが、市長のほうからどういうふうにそういうことをやろうか、いや、やらないと、地元がだめだというのはまた別ですけど、市長の考え、または副市長の考えを、あれば聞かせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 赤坂タンチョウセンターの今後の活用についてですけども、地域の方々の要望も別のものもございます。これについて地域の声も聞きながら、しっかりと対応を検討していくことが重要と考えます。今後、地域の意見を聞いて回るということをさせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。              (12番北川勝義君「よろしい」と呼ぶ) それでは続きまして、ごみ焼却、収集、管理についての再質問はございますか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございました。 ちょっとこれも2点ほど。1点は収集のことなんですけど、収集の運搬業者が安うできるのは何ならというて聞いた人がおられた。シルバー使うんじゃと。うちはとんとんになってるんでシルバー使う。シルバー使うんじゃったら、シルバーで直営でやらしゃあええんじゃねえかという。直営でいく場合、ほかにシルバーに委託してやるべきじゃと思うたわけです。それで、部長がそれ、私は知らんのですよ、そんな無責任なことがあるものか、もっと調べてくださいよ。調べて、ぴちっとそういうことをやらなくてはだめだということを言よんです。なぜ同じ業者がよそのとこばあができるんかというて、何かこれについては変な議員さんが北川がかんどるって、北川はかんどりゃあしませんで。支離滅裂なことを言われて、もう僕は腹が立っとるけえ、それで調べようるから一生懸命調べよんですよ。納得がいく、いかない。それはもう運転手さんの運転も悪かったり、対応も悪いのはありますよ。しかし、そんなことは言うとりません。しかし、もうどういうことができるか、シルバーに再委託するんじゃったらシルバーでやっていただきたいということがあるんで、そこのところを考えていただきたいと思っとります。これについてどのように考えとるか、お答え願いたい。わからなきゃ、わからんでも結構です。 それから、最終処分場です。市長言われましたように、最初から決めとんで頑張っていただきゃええんですけど、1つ部長に確認が。私が言うたんは、太陽光ができるとか、道ができるとか、いろいろ環境が変わってきとるということを言うた。河川改修があるとか、森林の伐採もあるとかというたら、やっぱり違うんじゃないか。いいと言うて、これ、県がええ言うたんですか。確認くださいよ、県がいい言うたか。いいか、わからないんじゃないですか。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 作本市民生活部長。 ◎市民生活部長(作本直美君) 先ほどの北川議員の再質問、収集の件でございます。シルバーを使っているかどうか、聞き及んでおりませんと私申し上げましたが、実際は確認をしております。シルバー人材センターのほうには特に委託収集のほうの委託はされていないと伺っております。シルバー人材センター、議員もおっしゃるとおり、確かにそちらを委託するんであれば、市が直接お願いするのがもっともかと考えております。 それから、最終処分場につきましてでございます。先ほど私のほうが申し上げました、策定時の計画から施設地周辺に大きな変化がなければ、この変化につきましては、確かに道路が新しくできているとか、あの近辺にも太陽光ができているとか、実際の小さなそういう変化は起きてきておりますが、環境アセスに関して影響するかどうかというところは、いま一度確認をさせていただいて、そのあたりはまた今後、実際もう動いていかないといけない時期にはなってきておりますので、また考えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 12番北川議員。 ◆12番(北川勝義君) ありがとうございます。 僕、何が言いたかったというたら、環境アセスが今使える間にやってくださいということを言いたかった、積極的にして。それがまたできるか、できないか、わからん。県にも聞いて、確認して、どこが違うた、軽微な変更じゃったらいいんですが、そのことを思いました。 以上です。答弁についてはよろしいです。 ○議長(金谷文則君) それでは、以上で12番北川議員の一般質問を終わります。 ここで、11時25分まで休憩といたします。              午前11時14分 休憩              午前11時25分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、9番原田議員の質問を許します。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) それでは、私のほうからは進捗状況であるとか、今後の予定であるとかということをお尋ねする気はございません。市長の市政に対する決意、それから今後についての思い、そういったものを幾らかの意見のやりとりができたらと思っておりますので、よろしくお願いします。 4点ございますが、ちょっと議長に確認をしたいのですが、施政方針については、この最初の段階で私のほうからお伝えすればいいんですか。 ○議長(金谷文則君) どうぞ質問をしてください。 ◆9番(原田素代君) はい、わかりました。 水道事業の民間を活用するという認識のことについてです。 30年3月議会の産建委員長が本会議場で委員会報告をしておりますが、そこでこういうふうに報告されました。執行部は水道事業、下水事業は民間活用していきたいと答弁している。現在、水道事業は市町村の役割が明記されております。また、世界的にも民間化したことで多くの失敗例がメディアに取り上げられています。さらに、民間の利益率は一般的には30万人以上の自治体でないと利益率が上がらないということも明らかになっております。赤磐市のような4万人余りの自治体ではそもそも手を挙げる民間が存在しないです。民間にこだわる理由について、どういうお気持ちなのかお聞かせ願いたい。 次に、改めてごみの最終処分場の進捗状況を。 前回もこれはお尋ねしたんですが、今回はちょっと市長の具体的な今後のかかわり方について深く議論ができたらと思っております。クリーンセンターができてから、4年間で約1億5,700万円が赤磐市に最終処分場がないことで支出した経費です。今後も年間約4,000万円がこのままでいきますと毎年支出されます。これをいつまで放置するのか、お気持ちを聞きたいと思っておりますので、お答えください。 次、3点目です。赤磐市環境基本条例をつくる計画はありますか。 このたび、市内でソーラー発電施設のトラブルが多くなったことで、市民と市役所が協働でソーラー発電設備の適正な設置及び管理に関する条例が提案されました。今後は、さらに文化財の指定、耕作放棄地の乱開発、里山保全、子供たちへのSDGs教育など、多様な目的が山積している条例でありますので、引き続き市民協働で策定するべきだと考えております。どういう御所見でございましょうか。 それから、施政方針についてでございます。 この中で市長は、子育てするならあかいわ市という大きなスローガンを立てて、定住・移住にも大きなセールスポイントとして取り上げたいというふうにおっしゃっておりますが、2つお尋ねします。 まず1つは、赤磐市の保育所の保育士の労働環境について、どういう見識を持ってらっしゃるか、お尋ねします。 私が聞いているところでは9人、保育士がこのたび退職すると聞いております。泣きながら市役所の上司に今の職場環境を改善してほしいと訴えている保育士がたくさんいらっしゃる。こういう保育士の労働環境で、有能な保育士が赤磐市から多く流出している問題について、市長はどういうふうに理解し、どういう対策を打とうとしているのか。 それからもう1つですが、最近、子育て家庭の支援に関する整備計画をつくりましたね。ここの一番最後のところに、こういうふうに書いてあります。計画の推進体制、市民や民間団体の役割として、こういうふうにあります。民間団体が子供の貧困対策に関連する取り組みを実施する際は、市や県と連携して取り組みます。今、赤磐市には県下でも非常に優秀なこども食堂を運営している、実質は子どもの家ですが、居場所、学習支援、さまざまなそういう貧困で困っている子供たちに居場所を提供しながら活動をして、4年間頑張ってらっしゃる民間団体がいますが、この間私が何度か市長にこれの支援のことをお尋ねすると、こういうふうにお答えになりました、近隣のコンセンサスを得てくれ。近隣のコンセンサスを得ろという言葉は、この計画書には一言もありません。どういうつもりで近隣のコンセンサスはハードルになってるのか、いま一度お尋ねしたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、原田議員の質問にお答えします。 原田議員の、まず水道事業のことについて1番目にお答えします。 赤磐市において、水道事業の今後の方向性について、民間にこだわっているわけではございません。今後、人口の減少、使用水量の減少に伴って、料金収入の減少傾向が想定されております。使用料金の上昇を抑えるなど、市民サービスの維持向上のために現在の経営の効率化等の検討が必要ということで検討しております。 今後の上水道、下水道も含め、あり方について方向性を検討していく中で、1つの手法として民間委託などがあると考えております。 続いて、最終処分場の進捗状況でございますが、これについては先ほど北川議員に御答弁をさせていただいたとおりでございます。 今後におきましても、地域の方々とのコンセンサスを得ることを第一に粘り強く進めていく方針でございます。御理解をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 続いて、赤磐市の環境基本条例についての質問でございます。 赤磐市といたしましては、現在のところは、赤磐市環境基本条例を制定することに関しまして具体的な予定はございませんけども、継続的に課題として捉えていきたいと思っております。環境基本条例を市民協働でという御提案でございますが、今後におきましてもさまざまな御意見をいただく機会を得ながら検討を進めてまいります。 続いて、施政方針についてでございます。 保育、子育て環境については、これまでも何度も申しましたように重大な問題と認識してございます。幼児期の子供たちが明るく生き生きと安心して過ごせる施設運営を行うことは大変重要です。その主軸を担う保育士は、子供とともに地域の宝であると捉えております。保育士の職が子供を中心に人とのかかわりが重要であること、長時間にわたる開所時間やさまざまなニーズに対応していること、人材の確保が十分ではないことから、おのおのの負担が大きくなっているということは、認識をしているところでございます。保育士の負担軽減は、喫緊の課題と考えております。人材の確保を進めていくとともに、働きやすい環境の整備や業務の効率化など、子供たちに影響しない範囲で、保育士の時間的負担や心的負担の軽減を図っていきたいと考えているところでございます。 続きまして、子供の貧困について。施設の運営に関して近隣のコンセンサスを得てくださいということが計画に載っていないという御指摘でございます。 これは、計画にあるなしにかかわらず、近隣のコンセンサス、御理解をいただくということは、何をするにしても重要であるということから申し上げているところでございます。今後も近隣のコンセンサス確保に努めていただきたい。そのための協力が必要であれば、協力もしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 加藤建設事業部参与。 ◎建設事業部参与(加藤孝志君) それでは、原田議員の水道事業の民間活用に関する御質問にお答えさせていただきます。 赤磐市が運営する水道事業については、安全で安心できる上水道を維持するために、施設等維持管理に係る費用の低減手法など、効率的な方法について現在検討いたしております。しかし、検討では、必ずしも民営化ありきと考えているわけではありません。現在行っている事務事業について整理把握し、市民サービスの向上に寄与する民間の技術、経営ノウハウを活用することが効果的な分野においては、民間などの外部への委託を含めて手法などを検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、水道事業は民間を活用するという認識についての再質問はございますか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) まず、お尋ねしますが、前回の一般質問のときに、5,000万円の国からの補助金は、どのぐらいの自治体がもらっているかとお尋ねしたら、5つの自治体のうちの赤磐市が1つであるというお答えでした。はっきり聞きますが、なぜ全国何千という自治体がある中で、赤磐市がその5,000万円の補助金をもらえたのか。手に入れた経緯を教えていただきたい。 それからもう1つ。民間ありきで考えていないという御発言の中で、しかし有効な民間があれば使うのだという、ここが1つ問題ですが、私は内閣府のほうから5,000万円を直接赤磐市がもらうという、そのパイプの経緯を知りたいのと、それから具体的に言えば、一つの手法としての民間委託、非常にわかりにくい説明ですよね。民間委託しません、公設民営でいきますとおっしゃらない。民間委託はありきではないけれど、一つの手法としての民間委託などがある。今、まさにコンセッションというのは、あくまで水道の管理運営主体は行政です。ですから、どうもその言葉の物陰に隠れて、あくまで市はやるけれど、便利な場合は民間を使いたいというお気持ちなのかなと思うんですが、まず私自身は、水道という事業は社会基盤でありまして、これは人権問題だと多くの識者が言っています。やっぱり自治体がきちんと議会、市民、行政が公開の場で今後の自治体の水道事業について議論すべき事態に来てると。安易に民間に持っていくべきでないという識者の議論も多くあります。 そこで、お尋ねです。今言った2つ、何で5,000万円、赤磐市が5つのうちの1つに入ったのか。それから、一つの手法としての民間委託はどういうイメージを持ってるのか、お答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 2点、お尋ねです。 なぜ、この補助金が赤磐市に交付されたかということですけど、これについては内閣府のほうから補正予算を編成するというお知らせを受け、これに応募した結果、本市が内示を受けたということでございます。これにどういうパイプがあったかどうか、残念ながらそういったものは存在しておりませんので、御理解をお願いします。 また、なぜ民間なのか、そのスタンスをということでございますけども、民間を推し進めていくと、民営化が大事だということではございません。冒頭にも言いましたように、人口が減り、使用水量も減り、しかしながら水道の運営するための固定費は変わらない、あるいは上昇していく、そういった中で赤磐市において水道料金を上げていくことは、私は許されないことと思っております。これを実現するための一つの手法として、民間委託を進めていくということも一つの手法としてあり得ると考えての検討でございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) 結局、民間をやろうということだということが、まず確認ができます。それから、内閣府からお金が来たということですが、これ私、前回の一般質問でも申しましたけれど、熊山の複合型介護福祉施設を進める際に、既に内閣府の職員を派遣させてますよね。私は、もしかして次の副市長も内閣府から期待をされてるんだろうなと市長は思うんですが、それはあけてみないとわかりませんけど。要するに、もう一昨年から内閣府とのパイプをお持ちで、申請したからもらえたっていうのは、誰が聞いても納得できませんよ。岡山県で赤磐市だけですよ。全国で5つしかないうちの1つに入るんですよ。うちだけが申請してるなんてあり得ないでしょう。それなりに恐らくいろいろな動きがあるんでしょうけれど、逆に私は申し上げてるのは、もらっちゃった以上、心配してるのはそこなんですよ。もらっちゃった以上、いや、赤磐市は公設でいきますと言えなくなってるでしょうってことを言いたいわけです。断りゃよかったんですよ。だけど、もらえるもんだからもらったんですよ。前回の報告では、1,998万円で株式会社ウエスコ岡山支社と株式会社日本経済研究所のジョイントベンチャー企業に契約させていただいたと、5,000万円を。これが今月の末まで契約が来てると。そうすると、要するに新年度に、もしくはこの1年、その結果を調査して来年度、結果を出すんだろうと思っていますが、その点についてどういう予定ですか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) まず内閣府のほうの担当とお話をさせていただいた折に、今後ですけども民営化ありきではないと、私は赤磐市民の利益のために、この水道料金をこれ以上上昇させないために、さまざまな検討をする中に、この費用を活用させていただくんだということを何度も申し上げさせていただいております。そして、今後もこの検討を引き続き行うことによって、最終目標は水道料金の低減化、あるいは上昇を防ぐ、これを目標にさせていただくと。これが今のコンセッションなりの方法か、もしくは直営を堅持していくのか、これはわからないことですよということを申し上げて、その上での事業の進捗を内閣府から支援をいただくよう要請をさせていただいております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) 世の常識からいったら、お金をもらっちゃったら大体口は拭えません。恐らく何らかの形で民営化するんでしょう。 私、少し勉強しましたら、今回の水道法の改正で、都道府県に対して責任を負うことがうたわれていると。都道府県が基盤強化の必要があると認めた場合は、水道基盤強化計画を関係市町村及び水道事業者等の同意を得て定めると。こういうことをされているのかどうか、ちょっと確認したい。なぜかというと、この間、山陽新聞の社説に、岡山県は16年11月から全市町村と水道事業の広域連携に関する検討会を設けたと。もう私たちが知らないところで3年前から検討会をされてるんですね。この辺の事業の進捗を教えてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 加藤建設事業部参与。 ◎建設事業部参与(加藤孝志君) それでは、原田議員の質問にお答えさせていただきます。 岡山県におきまして、平成28年11月より岡山県内の市町村等で水道事業の広域連携に伴う検討を行うという旨の通達が総務省のほうから入っておりまして、県内において検討のほうを進めております。 赤磐市としましては、県南東部という形で岡山市を含めて広域企業団を含めた6団体で構成された検討会に入っており、広域連携をやっていく上で必要な観点ないしは経営の効率化等を目指す、いろいろな課題について整理をさせていただいている段階でございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) 確かにコンセッションだけじゃなくて、今回の水道法の改正は2本柱で、もう1つは広域連携です。広域連携というのは、私はすごい苦い経験があります。皆さんも御承知のように、ごみの広域計画というのが県下6ブロック化構想で東備ごみ広域処理計画というのができました。私は赤坂町の議員の時代から10年間、これに反対してまいりました。赤磐市になってもまだ続いておりましたが、最終的には賢明な構成市町村がみずから辞退されて、恥ずかしいことに赤磐市だけが残ったと、そういう結果がこの間の経緯であります。 なぜそうなるかというと、広域連携っていうのは結局、各自治体の議会が責任をとれないんですよ。もう広域の中で事務組合議会ができて、その中で事業が進む。だから、こういった形で議会がどうなってるんだと、おかしいじゃないかっていうことが、要するに介入できないのが広域連携の一番のデメリットです。それで、そういうふうに事業を広域化すると、確かに今の赤磐市の財政の中で、赤磐市の水道会計はこれだけ赤字だと、数千万円赤字だというのは見えなくなるから、何か民営化すると赤字が消えたと思う、勘違いします。だけど、結果的に払うのは市民です。財務状況が民営化してよくなるはずがないんです。どうも目先をごまかすために、広域化や民営化が今非常に巧妙に仕組まれてるというふうに思います。 時間がないので、最後に私のほうから。前回も申しましたように自己水源、要するに下水と一緒です。長い管を伸ばさなくても、そこの一定の集落の中で水道を掘って、そこで自己水源で水道事業をする。例えば私たまたま、そよかぜを配ってましたら電話があったんですね。あれ読んだんだけど、津山市の方ですが、津山市のある地域では自己水源でもう何十年も水を管理してます。1,500円ぽっきりで使い放題です。自分たちで井戸を掘って、その水源を管理してるからです。津山市はそれを買い上げてなかったんですね。賢明だと思います。赤磐市にも赤坂には2本あります、悠々な井戸が。要するに、市長は盛んに値上げしない、値上げしないって言いますけど、そのために何が必要かという議論がされないと、結局民間の手段しかないんですよ。そこについてもう一度、最後にお答えください、市長。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 自己水源を持ってはどうかというお話でございますが、自己水源を持つのは大切なことと思います。その半面、水源管理というのは、特に最近ではさまざまなことがございます。トリハロメタンの問題、あるいはクリプトスポリジウムという大腸菌、こういったものの課題があります。こういったものをどう管理をまめにやっていけるか、その体制の確保も必要ですので、こういったことをあわせて考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。              (9番原田素代君「結構です」と呼ぶ) ここで、質問の途中ですが、午後1時まで休憩といたします。              午前11時51分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 原田議員の再質問、改めてごみの最終処分場の進捗状況をについての再質問から始めます。 再質問はございますか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) また苦言を言いたくないのですが、どういうおつもりなのかということを、とりあえず最初に確認します。 前回の一般質問で私は答弁にコピペがあることに対して大変不愉快だと申し上げました。要するに答弁をするんですから、執行部の皆さんは。質問者に対して趣旨や意図を確認されるのが通常だと思いますが、それもされずに、あれだけ私が抗議したにもかかわらず、2度目のコピペです。私が抗議してなくて、今回初めてならまだしも、1度言っておきながらまたそういう、私が抗議しているにもかかわらず同じ対応をされるっていうのは、それも大変残念なんですけど、私の担当の部長さんが所属しているところの内容ですから、よっぽどけんかを売りたいのかなと私は思います。けんかを買う気はありませんが、もうちょっと議会に対して誠実に対応していただきたいということを改めて申しておきます。 その上でですが、私はなぜ2度もこの問題について取り上げたかということをわかっていただきたかったんですが、コピペで対応されてしまったのが大変情けない。要するに4年間と言わず、市長がこの間、任期の間6年間、この問題について対応してらっしゃらなかったこと、一方で聞かれれば御理解くださいと。ここに最終処分場をつくることはもう赤磐市としては不動のもので、そのために努力をしてまいります。だけれども、市長が何を答えてらっしゃるかっていうと、人を集めることが困難であり、説明会の開催は難しい状況だ、このような施設を強行に執行することはできない、こういう言い回しを執行部がすること自身、普通あり得ないと思うんですよ。なぜかというと、執行部というのは事業を粛々と推進していくことを求められてるわけです。その首長さんが説明会の開催はできないし、強行することはできないというふうに言うっていうことは、これは執行部のあり方がもう崩れてると思います、本来やるべき人がやらないと。だけど、一方でやらないというと怒られるから、いや、努力しますと。この状態が6年続いていて、あと2年ですが、今回の重要施策にも取り上げられてなかった。当初予算の概要の中にも取り上げてないってことは、今年度もやらない。わかりますよ、やらないんでしょうね。しかし、これは異常な事態だということを理解していただきたいんですよ。だったら、これから全てさまざまな事業は、市長は御自分の支持者が反対されたら、地域のコンセンサスを得ろとか、人を集めることが困難だから説明会はできないとか、ことごとくそのように対応していかれるわけですかってことを聞きます。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) お答えします。 公共事業においては、地域のコンセンサスは何をおいても重要でございます。とりわけ最終処分場あるいは下水やし尿の処理場、そういったものについては特に地域の賛同を求めて、コンセンサスを得ていくことが何よりも重要と考えております。これに時間がかかるケースも多々ございます。そういったことから、この地域のコンセンサスを得ていくことを今後も続けていきたい、そう思っているところです。 この最終処分場につきましては、熊山地域のコンセンサスが得られているというのは、これは仮にでも言えるような状況ではない、それだけは今言えることでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) 公共事業じゃなくてもコンセンサスは要るっておっしゃってるのは、市長、あなたです。これは、はっきり申し上げて市長の支持者が反対されてるから、そういう言い回しをされてるとしか思えない。そんな市政でいいんですか、市長。赤磐市4万5,000の市民が市長に対して負託をしてるわけですよ。それで、実際もう予算もつけて、環境アセスもして、6年間放置されてる事業がある。説明会をしてない。してないんですよ、あなたは。御理解くださいとか、努力しますとかという段階じゃない、もっと言えばPDCAのPがないんですよ。きょうここで、あと2年の任期の中で、ことしはもう予算が入ってませんからやらないんでしょう。最後の1年でどういうPを立てるんですか。最後にちゃんとおやりになる覚悟はありますか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 地元のコンセンサスを引き続き協力を求めていくということは、引き続きやらせていただきます。これが地域の理解が得られるかどうか、これはわかりません。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) コンセンサスを得られないかもしれないと、要するにもう事業を放棄するわけですね。事の深刻さが本当におわかりになってらっしゃるのか、市長さんの立場で。もうちょっと理解できない、もうガバナンスが崩壊してますよね。やりますじゃないじゃないですか、今の市長の発言は。コンセンサスが得られるまで待ちますと、得られなかったらしようがないですねと、やりませんと。そんな事業ってあるんですかね、世の中に。ということを申し上げておきます。 それからもう1つですけど、最低計画は立ててください。何年に着手するのか、そして何回説明会を開くのか、その2つから始まると思うんですよ。その計画を立ててください。それについてお答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) そのような努力はさせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。              (9番原田素代君「結構です」と呼ぶ) それでは続きまして、赤磐市環境条例をつくる計画はあるのかについての再質問はございますか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) 本当はもっと突っ込んだ議論をしたいのですが、私のほうの準備が悪くて、もうちょっとシンプルにこれからは議論ができるように準備します。 環境基本条例のことですが、御答弁の中では、具体的な予定はございませんが、継続的に課題として捉えております、検討してまいりたい。どう受けとめていいのやらという御答弁ですが、否定はされてないことに私は一縷の望みは持ちますが、結局今回こういう事態になったのは、もう既に多くの方が御承知のようにソーラーのトラブルが相次いだこと、いろいろな場面で市民から命の問題として考えてほしいなどという発言もあり、このソーラーの及ぼす環境に対する危機感というのが非常に高まったこの時期に、やはり市長の施政方針の中では、赤磐市に行きたいと思わせるようなまちづくりという言い回しもございましたが、やはりその大きな柱の中には環境に対する配慮や、環境に対する先進的な取り組みっていうのは一つの大きな売りになるだろうと。そういう意味で条例がないことが、非常に私は不安でございます。 今回のこの重要施策の中には、条例と書かずに環境保全対策事業として4,785万9,000円、大きな金額、4,800万円ほどの予算をとっています。ここまでとるんなら、条例つくったらと思うのですが。この中身も非常にお粗末ですね、不法投棄の啓発、予防とか、大気、水質、自動車騒音の監視とか、快適な住環境の向上に欠かせない問題の早期発見、早期対応。全然、環境っていうとり方がされてないんですよね。環境基本条例としてのもうちょっと格式の高い見解のある条例づくりについて、私としては市民の皆さんの今意欲が大変高まっている時期だからこそ、緒についていただきたいと思うのですが、この答弁をもう一度、もう少し前向きに、前倒しにできることが可能かどうかだけお尋ねします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 環境基本条例の御提案ありがとうございます。 ぜひそのように考えていきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。              (9番原田素代君「はい」と呼ぶ) それでは続きまして、施政方針についての再質問はございますか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) 限られた時間ですが、2点、御質問をいたしました。とりわけ重要なのが、今ちょうど年度末で、新しく子供たちを保育園に預けて一生懸命仕事に専念したいという保護者の方が多いこの時期に、先ほど申しましたように赤磐市の公立保育園の保育士が泣き泣きやめている。そして、障害児を抱えても、加算も加配もない。おむつに手を入れて、うんちを食べちゃうような子を保育士は片手で抱きながら保育をしてる。そういうことを現場から訴えられているのに、対応がとれないまま今日に至り、2桁の優秀な保育士が去っていってる。私は、この事態の深刻さを非常に感じているのとあわせて、この大きな問題は今の保育園の保育方針にある、そう思います。なぜなら、保育士は子供と向き合って、子供と成長をともにしていくことを保育士の使命としているわけです。ところが今、保育士は何をさせられているか。飾り物をつくり、行事の予定をこなし、休憩はない。残業は家に持ち帰るし、残業手当も申請できない。こういう現場の声がいっぱい出てきたんです、今。 この問題を解決するには、私は今の保育方針を変えていただきたい。もう一切そんなことしなくていい。子供と向き合ってくれと。休みはとってくれ、残業はしなくていい。とにかく今子供たちと向き合う保育士が求められているという赤磐市の保育方針をそのように変えていただかないと、幾ら人材確保と市長はおっしゃったけど、はっきり言って人材確保どころの騒ぎじゃないですよ。養成している短大の先生たちが、赤磐市にだけは行くなと言っているということまで耳に入りました。その事態の深刻さと現状に対する認識、対応についてお答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 保育現場の現状については、非常に今の保育士不足の中で、現場の保育士の皆さんが本当に頑張っていただいているということは間違いございません。そして、この保育士不足に応えるべく保育士採用について何度も何度も採用試験を行って、確保に努めてございます。そういう中で、今の現状が満足のいく確保ができていないことについては、大変申しわけなく思っているところでございます。 そして、保育方針でございますけども、保育園は子供の命を預かっているところでございます。中には厳しくしないといけないところもございます。そして、子供が安心して、お父さん、お母さん方が子供をお預けいただいているわけでございますから、これにしっかりと応えるための保育を実現しているところでございます。そういった方針については今後も継続していきたい、そう思っているところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) ここまでかみ合わない答弁っていうのも珍しいですね。 私は、この事態の深刻さを市長は理解されているんですかってことを聞きたかったんです。はっきり言って、されてないということだと思います、今の御答弁で。 何で保育士がやめていくのか、そして幾ら人材を採用したいっておっしゃったって、もう赤磐市は先ほど残念ながら発言しましたけれども、近隣での評価がそのようになってます。赤磐市に保育士で勤めてももたない。この深刻さを理解しないと、人材確保はできませんし、子供たちの本当に健やかな成長を見守る保育士の業務は実際保障されていません。幾らでもやめていきます。せっかく大きな立派な施設をつくっても箱物だけです。この危機感を持っていただきたいということを重ねて申し上げたいのと、それから担当の部長さんが努力をされてますけれども、もうちょっと市長自身がその問題について、例えば障害児に対する加配や加算がない、そういう事態の深刻さを現場に行かれて、見ていただくようなことをしていただきたい。そのようについてどう思いますか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 現場の状況については、私も赤磐市の保育園に足を運んで園児に接したり、現状の保育を見させていただいております。そういう中で安心して保護者の方がお預けいただいている、それに応えていくためには、やっぱり保育士の確保、これが本当に必要だということを痛感しているところでございます。そういったところから保育士の確保についてさまざまな取り組みをさせていただいております。しかしながら、これが実際に功を奏していないのが現状でございます。どこの自治体でも保育士確保には本当に困惑してる状況だということを改めて痛感してるところです。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) 次に行きたいんですけども、最後の市長の発言には本当にもう愕然とします。どこの自治体でも保育士確保が大変だというレベルではないという赤磐市の現状を市長は知るべきだというふうに言ってるんです。そう言われて、どう思われますか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 赤磐市の現状がそのように言われているのは、本当なら非常に残念です。でも、私はそう思っておりませんので、これからしっかりと保育士の皆さんが働きやすい環境づくりに努めてまいります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。              (9番原田素代君「結構です。もう1つの……」と呼ぶ) 施政方針のね。はい、続けてやってください。 ◆9番(原田素代君) いいですか、はい。 先ほども申しましたし、部長にも今確認をとりましたけども、整備計画が2018年から22年、立ち上げています。これは自治体が立ち上げなければならなくなっている計画でございます。もう既に私もあちこちで県内いろんなところに行って勉強してきましたけれども、たまたまこの間の新聞では、大阪市立西淡路小学校、それから広島県、福岡市、それから大阪市西区など、関西と九州が多いんですけど、自治体が子供の学力に影響するから、例えば学校の調理室で朝御飯を提供する。週3日、朝御飯を提供し、子供には50円を持たせる。残りの150円は行政が負担するというやり方から、夜のもちろんこども食堂など、学力に影響するこういった調査も出てきていて、各自治体では子供に対するさまざまなサポートがされている。主には民間がやっぱりやってるんですよ、頑張って。それに対して行政がきちんとサポートする、そういう体制がとれないと、御理解いただけないかもしれないけど、民間っていうのは後ろ盾がないですから、突然誰か担当者がぐあいが悪くなったら、もうそこで廃業です、続けられません。何か聞いたところによると、市長は山陽団地にある子どもの家が潰れたら困るなあって言ってたっていうのをちらっと聞いて、うそでしょうって思いましたけど、いつでも潰れます、子どもの家は。自転車操業ですから。70過ぎのおばさんが毎日食事をつくってくれてますから、その方がぐあいが悪くなったら閉まります。でも、閉めたくないのであれば、これだけ例えばデータ的に学力の影響やら自治体があちこちでさまざまな事業をしてます。例えばこの間インターネットで見たのは、東京の江東区かな、あちらのほうではボランティアのそういったお母さんが病気で寝てるとか食事がつくれないような家庭に派遣したりとか、もう全て、それからこども食堂にも一定の条件を課してクリアしたら補助金が出てるとか、要するに行政はいろいろな苦労をしながら納税者になってほしい、学力も上げてほしい、子供の人権を守りたい、その熱意があればこそ、さまざまな取り組みをしてるわけです。市長だけですよ、近隣のコンセンサスなどと、とんでもないおとといの方向を向いて物を言ってるのは。大体市長がつくった計画書にそんな言葉はないんですから。公共事業でもないですよ。そもそもこういった地域の人たちの御協力をいただきながらやってる事業に水を差すような発言をすること自身、私は市長としてとても考えられないと思うんですが、そういういろいろな事業がありますので、ここの計画書にもありますように、市として今回のこういう計画をつくったことによる、さまざまな支援や援助について体制を見直していただくということについての御意見をお伺いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。
    ◎市長(友實武則君) この計画についての見直しというんであれば、これは必要があれば、しっかりと見直しを進めてまいる所存でございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) もうこんな時間までしゃべりたくないんですよ。必要があればっていうのは市長の判断ですから、私が今るる申し上げたことに対して必要があると思うのか、思わないのか、教えてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 今の御質問の趣旨がよくわからない部分はあるんですけども、この計画に地域のコンセンサスを得ることという条件を付すかどうかっていう話であれば、そういう条件を付すべきものではないと思います。でも、この地域の感情から考えまして、何をするに当たっても地域の方々のコンセンサスというのは、公的機関であろうが民間であろうが極めて重要なものであると考えております。これは一般常識の問題だと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) 禅問答をしてるわけじゃないんですから。今、一言言いましたよね、コンセンサスは不要だと。不要なんだと思っていいんですか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 私はさっきから地元のコンセンサスは極めて重要だと申しております。これを規則やそういったもので義務づける、義務づけなければならないものもございますが、この場合は、これは一般的な見地として地元のコンセンサスというのは重要だと申し上げているところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) せっかくの回数制限なしの質問ですから、最後にもう一度お聞きしますけれど、要するに今回の国から指示が来てるこの計画書の中で、市長の言うコンセンサスが邪魔をして事業が見直せないという事態があると理解していいんですか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 議長にお願いです。確認の意味で反問したいんですけども、お願いいたします。 ○議長(金谷文則君) はい、どうぞ。 ◎市長(友實武則君) 済いません。先ほどからお伺いしておりましたら、この子どもの家に対して地元のコンセンサスを得られないというふうにお伺いするんですが、何か特別な事情でもあっての発言なのかどうかを教えていただければと思います。 ○議長(金谷文則君) 原田議員。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) こういう言い方はなじまないでしょうけど、はっきり申し上げて盗人たけだけしいですね。私が言われてきたのですよ、市長さんに。コンセンサスをとりなさいと。コンセンサスがないから支援ができないと。              (「時間動いとらんぞ」と呼ぶ者あり) そういうことを私は言ってきたのですよ。私の事情でコンセンサスがとれないということは言ってません。              (12番北川勝義君「反問権入ったら時計が動きょうらん」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) ちょっとお待ちください。ちょっと静かにしてください。 ちょっと整理します。今は反問をされたやつに対しての答えですから、時計は動きませんので御了解ください。(後刻訂正)              (9番原田素代君「そうです。だから、反問が外れたら入ります。反問に対する答弁ですから……」と呼ぶ) はい、結構ですから、ちょっと答えてください。手短に答えてください。 ◆9番(原田素代君) 市長の反問に対して御答弁させていただきます。 市長がコンセンサスの問題が、まるで当事者の子どもの家の側にあるように今おっしゃいましたが、私はこの3年間、友實市長から地域のコンセンサスをとってください、とってくださいと言われ続けてきたのですよ。逆にお尋ねします。何でコンセンサスをとらなきゃいけないんですか。 ○議長(金谷文則君) ちょっと待ってください。              (9番原田素代君「計画書があるのですから」と呼ぶ) 追加して質問するんじゃなくて、今の質問に対して答えだけお願いします。              (9番原田素代君「以上です」と呼ぶ) じゃあ、答弁をお願いします。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 確認できましたので、答弁させていただきます。 私は、この子どもの家に限らず、地域で何か事業が行われる場合にいろいろ相談を受けておりますが、その際に、どういったものであれ、とにかく地域のコンセンサス、地域から受け入れていただかないことには運営が成り立たないものが多くあります。そういった意味から、この地元の賛同あるいはコンセンサスを得るよう努力をしてくださいというのを言い続けております。ほかの案件に対しても、同じように申させていただいております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 済いません。先ほど私のほうから、今の執行部からの反問権についてちょっと理解が違っておりまして、申しわけありません。 申し合わせ事項の中に、反問権に対しての答えの時間は質問時間に含めるというふうになっとります。今、確認しましたので、私のほうが失念しておりまして大変申しわけございません。ちょっと訂正させていただきます。 9番原田議員。 ◆9番(原田素代君) じゃあ、さっきの質問は何なんですか。嫌がらせですか。わかってて私にそんなこと聞くんですか。 もう一度確認します。国が出したプラン、計画に対して、市は真面目に100%実践してください。する気がありますか、ありませんか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 計画の推進は力いっぱいやらせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。              (9番原田素代君「ありがとうございました」と呼ぶ) 以上で9番原田議員の一般質問を終わります。 次に、8番治徳議員の質問を許します。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) それでは、通告に従いまして3項目お伺いいたします。 まず初めに、スポーツを活用したまちづくりの取り組みについてお伺いをいたします。 現在、地域社会の空洞化や人間関係の希薄化、健康長寿社会の構築などが課題となっている中、赤磐市においては、スポーツは市民が健康で活力ある豊かな生活を送る上で重要な役割を果たすとし、スポーツ環境を整え、生涯スポーツ社会の実現に向けた基本指針となる赤磐市スポーツ推進計画を策定して取り組まれておりますが、スポーツ振興の果たす役割は、健康の増進や体力の向上にとどまらず、地域社会の再生や地域経済の活性化につながると期待されております。そして、多くの地方自治体において、さまざまな特色のあるスポーツを核としたまちづくりの取り組みが展開をされております。 赤磐市も、さらなるスポーツを活用したまちづくりの取り組みを積極的に推進すべきと考えます。そのことをまず申し上げまして、今回は赤磐市で盛んなフィールドホッケー競技を中心にお伺いをいたします。 赤磐市では、皆様御存じのように小学生、中学生のホッケー競技の活動が活発であり、全国的にも活躍をしており、近年では全国に名前を知られる強豪となってきているとお聞きします。また、熊山の多目的広場で過去に国体や全日本選手権、中学生の全国大会、日本リーグ、東西オールスター戦など、ホッケー競技の全国規模の大会が何度も開催されております。また、全日本の男子チームの合宿も行ったことがあるとお聞きしました。強化、普及、また運営に取り組まれている指導者を初め、関係者の皆様の御努力に対して感謝を申し上げます。 そのような中、本年度、約4億3,000万円で熊山運動公園整備事業を行い、鮮やかなブルーのウオーターベースの人工芝のフィールドが完成し、昨年12月にはこの会場で第92回男子並びに第79回女子の全日本ホッケー選手権大会がアジア大会の金メダリストや地元赤磐市出身の選手なども参加され、盛大に開催されたところであります。また、先週は全日本女子ホッケーU18、U21の代表メンバーがキャンプを行ったともお聞きします。 以上のことを踏まえまして、以下2点をお伺いいたします。 1点目として、赤磐市は市内のスポーツ普及振興及び赤磐市の魅力を日本全国や国際的に発信することを目的として、赤磐市東京2020オリンピック国内キャンプ誘致実行委員会を設置して、来年開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ホッケー競技の事前キャンプ誘致の取り組みをされています。誘致先のターゲットは、ニュージーランド女子代表チームであり、本年1月には友實市長、内田教育長、金谷議長が誘致先であるニュージーランドを訪問されました。現状はどのような誘致状況でしょうか。 2点目として、ホッケーのまち赤磐の取り組みについてお伺いをいたします。 さきに申しましたように、赤磐市は関係者の御努力により、ホッケー競技は長い歴史があり、伝統があります。いわばホッケーは赤磐市の特色であります。これをもっともっと活用していく必要があります。また、大きなお金をかけて多目的広場の整備を行い、日本全国に誇るべきホッケー場にもなりました。オリンピック事前キャンプを一過性に終わらせることなく、オリンピック後もこれを最大限に活用していく大きな責任もあります。そして、何よりも子供たちに夢と希望を与えるために、また地域活性化のためにもホッケーのまち赤磐の取り組みを積極的に行っていく必要があると考えますが、いかがでしょうか。御答弁をよろしくお願いを申し上げます。 続きまして、山陽団地の活性化の取り組みについてお伺いいたします。 岡山市に隣接して交通の利便性のよさや、穏やかな環境に恵まれていることから、大型団地として開発され、かつてニュータウンと呼ばれ、地域の発展を支え続けてきた山陽団地も約50年がたち、人口減少、少子・高齢化に伴い、いわゆるオールドニュータウン化が進んでいます。ピーク時の1984年に8,300人を超えていた人口も現在5,000人を割り、住民の高齢化も一気に進み、買い物弱者の問題、空き家問題、社会資本の老朽化等々課題が山積していることは、皆様承知のとおりです。 そのような中、友實市長は山陽団地活性化を最重要課題の一つと捉えていただき、7町内会別の市長懇談会を開催され、住民の意見をお聞きして、平成29年から約1年かけて学識経験者や住民の代表などによる山陽団地等活性化対策有識者会議を開いて、多様な世代が循環するまちへをコンセプトとして、教育環境の充実、子育て環境の充実、快適な居住空間の確保、地域住民の移動環境の充実、まちの拠点形成と雇用の場の確保の5項目を基本方針とする山陽団地等活性化対策基本構想などを策定されました。そして、例えば高齢者関連施設の誘致やコンビニの誘致など、5項目別には多くの具体的な案の検討も示されております。 このオールドニュータウン問題と称される課題は、全国的にも大きな社会的な課題になっています。難しい課題でもあります。そのような中、赤磐市が策定した基本構想は、全国に誇るべきすばらしいものだと思います。住民の期待も大きいものがあります。これを絵に描いた餅にするのではなく、スピーディーに確実に効果的に取り組む必要があります。真っ正面から課題解決に取り組み、山陽団地の活性化を推進することは、赤磐市全体の活性化につながっていくものと確信をいたします。策定から約1年近くたちますが、どのような状況でしょうか、御答弁をお願いいたします。 続きまして、学校教育のさらなる国際化に向けた取り組み、新学習指導要領の2020年度から全面実施を見据えた英語教育の取り組みについてお伺いをいたします。 学校においては、新学習指導要領の全面実施が2020年4月に控えており、既に2019年度までに3年生、4年生の外国語活動、5年生、6年生の教科書としての外国語が先行実施されているとお伺いしますが、現状と課題をお伺いいたします。 以上3項目、御答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、治徳議員の質問にお答えします。 私のほうから、スポーツを活用したまちづくりへの取り組みについてお答えをします。 昨年12月の全日本ホッケー選手権大会の開催や本年2月、全日本女子ホッケーの合宿などにより、赤磐市に明るい空気が吹き込まれております。 東京オリンピックの前年となって、徐々にでございますが機運も高まってきている中で、本市が取り組んでいる事前キャンプ誘致は、地域の活性化につながることが確信されております。その取り組みとして、先月1月下旬にニュージーランドホッケー協会へ訪問をさせていただきました。赤磐市への誘致のお願いをした次第でございます。その結果、本年8月、赤磐市での事前合宿を計画したい旨の発言をいただいているところでございます。また、ホッケーのまち赤磐についても、本市ではホッケーの歴史が深くございます。そういったスポーツの一つとして、ホッケー競技は本市の大きな特徴と捉え、そういったことに推進をより一層深めていきたいと思っております。 詳細については、この後教育長のほうから答弁をさせていただきます。 続きまして、山陽団地の活性化に係る取り組み状況でございます。 この山陽団地のまちづくり、これは一朝一夕にできるものでございません。さまざまな施策を有機的に連動させて活性化を図っていく必要があると考えてます。 現在、基本構想をベースにしながら、活性化アイデアの実現可能性を探っております。関係機関等と調整を進めているところでございます。御存じのように山陽団地は完成された団地でございます。団地内において活性化のために活用できる空き地が少ない、そういったことから現在、活性化のいわゆる種地として県有地の一部取得に向けて調整を進めているところでございます。具体的な活用案につきましては、世代循環を目指して、団地特有の課題解決に向けて有効なものとするべく、地元とも協議を重ね検討を進めてまいりたいと思っております。 私からは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 治徳議員の御質問にお答えいたします。 事前キャンプ誘致の取り組み状況につきましては、相手国ニュージーランドからは、本年8月に赤磐市で事前合宿を計画したい旨の発言をいただきました。現在、文書による回答を待っているところです。 本年の事前キャンプで受け入れの準備には、市のキャンプ誘致実行委員会の協力を得ながら万全を期しての喜んでいただけるおもてなしをしたいと思っております。また、事前キャンプで地域の活性化につながるような取り組みも進めてまいります。 次に、ホッケーのまち赤磐につきましては、平成17年におかやま国体でホッケー競技の開催を契機とし、競技力が向上しており、本市の歴史あるスポーツの一つとして、ホッケー競技は本市の大きな特色だと認識しております。オリンピックを控えて、外国チームのキャンプ誘致や全日本チームの合宿、昨年開催した全日本ホッケー選手権大会などを通じて、トップレベルのプレーを見たり、メダリストと交流したりすることにより、地域活性化に大きく寄与しているということも認識しております。 市長が申しましたとおり、この特色も含めて、スポーツの普及振興に取り組み、赤磐市の魅力向上、地域の活性化につながるよう検討してまいります。 次に、小学校教育における英語教育についての御質問にお答えします。 まず、現状については、2年後の新学習指導要領の実施に向け、今年度と来年度は移行措置期間とされ、3、4年の外国語活動では年間15時間以上行うこと、5、6年の外国語科の授業は年間50時間以上行うことが定められ、カリキュラムに沿って授業を実施しているところです。 課題といたしましては、授業時間が単純に増加いたしますので、授業時数の確保についてはゆとりのない状況です。また、小学校ではこれまで英語という教科の指導をしていなかったため、先生方の研修が必要となってまいります。 教育委員会といたしましては、子供たちにとって外国語科の学習も含め、全ての教育活動が円滑に行われるよう、学校を支援していきたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、スポーツを活用したまちづくりの取り組みについての再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) それでは、スポーツを活用したまちづくりの取り組みについて順次質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 まず初めに、オリンピックの事前キャンプ誘致の関連につきましてお伺いをいたします。 御答弁では、ニュージーランドのチームが本年8月に赤磐市で事前キャンプを行うということでございますが、御答弁のできる範囲でもう少し詳細説明をお願いをいたします。 また、東京オリンピックの日程は、現時点では来年の7月24日が開会式で、8月9日が閉会式とお聞きしてますが、当然直前キャンプが必要であり、これが事前キャンプ誘致のメーンだと思いますけれども、そのあたりのお話はどのような状況なんでしょうか、御答弁をお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 治徳議員の再質問にお答えをいたします。 本年の事前キャンプの日程でございますけれども、来日予定を8月4日から8月14日までの計画というふうに聞いております。そして、その中で選手、コーチなどの来日の予定人数は、25人程度というふうに聞いております。赤磐市での事前キャンプのほうは、この間の1週間程度の予定というふうに聞いておるところでございます。 また、2020年の東京オリンピックの直前キャンプについても、1月下旬に市長が訪問した際にニュージーランドホッケー協会へお願いをしたところでございます。ニュージーランドのホッケーチームにつきましても、今後オリンピックの出場権獲得に向けまして、今後オセアニア大会などの試合が予定されているところでございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 次からは、事前キャンプが誘致されるという前提で御質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 岡山県ホッケー協会の出されている資料を見ましても、過去の熊山で開催されました全日本ホッケー選手権などに子供たちが触れることにより、夢を見て大きく成長したと、こういうふうに記載をされております。ニュージーランドの女子代表チームも前回のリオオリンピックでは4位と、世界の強豪チームであります。世界のトップクラスの選手を身近で見て交流することは、赤磐の子供たちにとって大きな財産となります。とても大切なことなんだろうと思います。どのように具体的に取り組まれるんでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 子供たちの交流にどのように取り組むかという御質問でございます。 具体的には、本市の誘致実行委員会で協議してまいりますけれども、岡山県ホッケー協会と連携しながら、例えば練習の見学でありますとか、ジュニアチームの実技指導などに取り組んでいきたいと考えております。また、その他の子供たちにもトップアスリートのプレーに触れる機会を設けまして、自分たちの夢に向かって前進できるような取り組みを進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 事前キャンプというのは、子供たちだけでなくて赤磐市にとっても、市長も先ほど言われてましたけども、赤磐をアピールする大きなチャンスであるとともに、地域活性化の大きなチャンスだと思ってます。ニュージーランドとの文化交流等の国際交流なども含めて、大きな展開がいろいろと考えられるんだろうと思います。どのように取り組んでいかれるんでしょうか。 また、そのためにはグローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、参加国地域との人的、経済的、文化的な総合交流を図るために国が推進している、いわゆるホストタウンの取り組みが必要不可欠と考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 今後の交流についての取り組みでございますけども、赤磐市でも内閣府のホストタウン登録、これを現在、国のほうへ申請してるところでございます。これをもとに人的、文化的、また観光的な交流等を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 ぜひ大きなチャンスでございますので、全力で頑張っていただきたいと思います。 先ほど同僚議員の質疑の中でもありましたけども、地域にコンセンサスを得るというのは重要なことなんだろうと思います。事前キャンプを大成功させていくためには、市民や地域の皆さんの御理解、御協力が必要不可欠であると思います。一番大切なことなんだと思います。どのように取り組まれているんでしょうか、取り組んでいこうとされてるんでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 地域との連携等の御質問でございます。 昨年8月に設立いたしました本市での東京2020オリンピック国内キャンプ誘致実行委員会におきまして、区長会長でありますとか、商工会会長など、委員として御協力をいただいているところでございます。今後も地域の御理解、御協力をいただきながら、市全体で盛り上げていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) 少し先の話になるんですけれども、オリンピック本番の赤磐市の対応についてお伺いをいたします。 東京オリンピック大会開催中に盛り上げていくためには、ニュージーランドチームの試合への応援団派遣などが必要になってくると考えますが、どのようにお考えでしょうか、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 東京オリンピック本番での取り組みということでございまして、これも誘致実行委員会で具体的には検討してまいりますけれども、例えば激励会でありますとか、試合会場への応援団の派遣、市内でのパブリックビューイング、こういったことを考えてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 次に、ホッケーのまち赤磐の取り組みについてお伺いをいたします。 先ほどは、ホッケーのまち赤磐の取り組みについては、前向きな御答弁であったんではないかなと、こういうふうに思いますけれども、その上で大事と思うことを何点かお伺いいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。 まず初めに、ジュニア世代の環境整備の取り組みについてお伺いをいたします。 先ほども申しましたように、赤磐市はホッケーの歴史や伝統があります。子供たちもホッケー関係者も一生懸命頑張っているわけであります。今、一番大切なのは、この子供たちがますます頑張っていけるように環境整備が必要であると考えます。現状と課題、今後の取り組みについてお伺いをいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) ジュニア世代への環境整備の課題でございます。 現在、少子・高齢化によりまして競技人口をふやしていくこと、また指導者を確保していくことが課題であるというふうに考えております。子供たちが将来にわたって継続して活動に取り組んでいけるように赤磐市の特徴を生かしながら普及推進に取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 ジュニア世代の環境整備というのは、一番重要なことなので、ぜひ全力でよろしくお願いを申し上げます。 その上で、ホッケーのまち赤磐を推進していくためには、ジュニア世代だけではなくて総合的な支援が必要なんだろうと考えます。小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、マスターズと総合的に支援をしていく必要があるんだろうとも考えます。それが生涯スポーツにも通じていくんだろうとも考えます。どのように取り組んでいこうとお考えでしょうか、御答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 総合的な支援についての御質問でございます。 子供たちから社会人までホッケーの普及振興を図っていくために、競技団体や学校関係者等と連携を強化するとともにPR活動などにも取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 ホッケーというのは、どちらかといえばマイナースポーツでありますけれども、最近ではホッケー女子日本代表チーム「さくらジャパン」の活躍などもあり、マスコミが大きく注目をしているところであります。 そのような中、やはりインパクトのある取り組みが必要であります。赤磐市から日本代表選手やオリンピック選手などを輩出するような取り組みが必要ではないかと思います。ホッケーのまち赤磐を全国区にするには、必要不可欠な取り組みだと思います。トップ選手育成環境を整備する必要があるんではないでしょうか。どのようにお考えでしょうか、御答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) トップ選手の育成につきましての御質問をいただきました。 これにつきましても岡山県でありますとか、岡山県のホッケー協会と連携しながら、高い競技レベルの人材が育つように、継続して指導と普及活動に当たってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) 引き続きというお話でありましたけども、今までどのようにされてたんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) これまでも岡山県のホッケー協会あるいは赤磐のホッケー協会と連携しながら、高いレベルの選手が育成するように連携して取り組んでいるところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 ぜひ全力で頑張っていただけたらと思います。 次の質問から少し角度を変えさせていただきます。 ホッケーのまち赤磐を推進するためには、行政だけでは難しく、市民の皆様やホッケー協会の御理解、御協力などはもちろんでありますが、官民学の連携した取り組みが重要であると考えます。民間企業は社会貢献として、いろんなスポーツに対して支援をしていただいておりますし、今後も期待ができるところであります。 また、岡山県下の大学ではフィールドホッケーの部がないと聞いてます。これは子供たちの育成という観点からいえば、少しマイナス面であります。そういった働きかけも必要になってくるんだろうと思います。民間企業、大学を巻き込んだ官民学の連携した取り組みが必要であると考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) 産官学連携した取り組みにつきましての御質問でございます。 現状として認識しておりますホッケーを支える人材の育成、それから競技力の向上、各種大会の円滑な運営など、こういった体制整備につきまして議員御提案の官民学の連携、こういった視点でも研究してまいりたいと考えてまいります。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 具体的なお話がなかったんで、1つ提案をさせていただきます。 スポーツを観光資源として、地域に人を呼び込むスポーツツーリズムが昨今注目を集めておりますが、そのような中、スポーツイベント誘致などを進める官民協力しての専門組織であるスポーツコミッションを設置して取り組む自治体がふえているとお聞きします。もちろん神奈川県や埼玉県のように大きなスタジアムや人気スポーツのプロチームを複数抱えて取り組む大きな自治体がありますが、しかし赤磐市のような地方の自治体でも特色を持って頑張っている自治体も多くあります。その一つが、カーリングの聖地として日本や国際的にも有名になった常呂町、現在の北見市が有名でありますが、そのほかにもいろいろと取り組まれている自治体が多くあります。官民連携して取り組むためにスポーツコミッションについて赤磐市に適してるかどうかも含め研究、検討していくべきだと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) スポーツコミッションの取り組みについての御質問です。 スポーツコミッションにつきましては、地域と一体的にスポーツを通じて地域の振興を図っていくというものでございますけれども、これにつきまして昨年設立いたしました市のオリンピックのキャンプ誘致実行委員会、これをスポーツ庁のほうに登録しまして、今後事業展開を図ってまいりたいと思っております。赤磐市の魅力を発信しまして、招致国の文化、スポーツ、特産品でありますとか人の交流、こういったものを促進していきたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) それでは、市長のほうにお伺いを最後にさせてもらいます。 熊山の多目的広場は改修され、国際レベルのウオーターベースのフィールドとなりました。先ほど申しましたように、昨年の12月には全日本選手権が開催され、先週はU18、U21の女子日本代表チームのキャンプも行われております。このキャンプでは、南都銀行やソニー、コカ・コーラなど、多くの社会人チームが練習相手として赤磐に来られたともお聞きします。恐らく現在は赤磐市以外で宿泊をされているんだろうと、こういうふうに思いますが、今後ニュージーランドの事前キャンプが誘致できれば、ますますこの競技場のすばらしさが全国に発信され、認知をされていきます。多くの全国規模の大会や社会人、大学などのチームのキャンプなどが行われる可能性も高くなっております。すばらしいことだと思います。そのような状況になれば、合宿所も含め、宿泊施設の検討を真剣に行っていくべきだと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 御提言ありがとうございます。 宿泊施設に関しましては、観光面からもその必要性を強く感じております。スポーツを通じての誘客、これも大変有効だと思います。現に現在、シーガルズの合宿に、年間でいいますと1万人を超す選手がこの赤磐でシーガルズと合同の合宿をしているというふうに伺っております。そういったことも踏まえて、宿泊施設の誘致に関しても力を注いでいきたい、そう思っております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。              (8番治徳義明君「はい、ありがとうございます」と呼ぶ) 質問途中ですが、ここで、14時20分まで休憩といたします。              午後2時5分 休憩              午後2時20分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 8番治徳議員の再質問、山陽団地の活性化の取り組みについてから始めます。 それでは、山陽団地の活性化の取り組みについての再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 山陽団地の活性化の取り組みについて順次確認、質問、提案等をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、2点お伺いいたします。 1点目としまして、御答弁では触れられておりませんけれども、基本構想を展開する上で多様化が進むまちづくりの課題解決のためには、多様なアプローチが必要であり、行政のみならず地域住民や民間事業者やNPO法人など、多様な主体が連携して推進するまちづくり組織の育成を行っていくとなっておりましたが、どのような状況なんでしょうか、御答弁をお願いいたします。 次に、御存じのように山陽団地は一戸建てと県営の集合住宅の複合団地であります。過去の私の一般質問で、この県営住宅を県は赤磐市に全面移管の意向であるが、現状では移管を受ける考えはないと。県住宅課に専門窓口が設けられて協議を重ねている等の御答弁が何度もありました。そのような中、県営住宅の一部エリアを政策空き家と称して建てかえをしない、リノベーションをしない、長期間にわたって何も対応しないのは大きな問題であると考えます。将来を考えれば、早急に再開発等のビジョンを示す必要があります。 先ほどは市長の御答弁では、県有地の一部取得に向けて調整を進めていくというような、初めて具体的な御答弁があったわけでありますが、御答弁できる範囲で何をしようとされてるんでしょうか、詳細説明をお願いいたします。 加えて、県営住宅の現在の入居率がわかれば、教えてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 質問にお答えします。 多様な組織、まちづくり組織については、具体的にはどうかというお尋ねでございますけども、これはさまざまなニーズがあろうかと思います。子育ての分野があったり、教育の分野があったり、またまた緑地とか施設の維持、そういったものもありますし、いろんな要件があろうかと思います。そういう中で企画的なことについても、組織的に地域の方々に積極的にかかわっていただきたいと思ってます。 それから、団地についてのお尋ねで、県営住宅の全面的な赤磐市への移管ということですけども、この県営住宅の移管は、赤磐市にとっては非常に困難な業務が伴うということから、全面的な移管はちょっと受けることができないという判断をさせていただいております。 そういう中で、これまで政策空き家としてあいている団地、これがたくさんございます。後の入居率のことにもつながっていくんですけども、山陽団地にある県営住宅には2種類ございます。4階建て、5階建ての高層階の団地、それから2階建ての低層階の団地、2つございますが、そのうちそれぞれ入居率を数字だけでいいますと、低層階、これについては40%を切るような状況が今現状で起こっております。高層階につきましては、70%台で推移しているというふうに聞いております。そういった中で、低層階の中に全く一軒も入居していない一固まりの低層階団地がありまして、その部分について一部を、一部ではございますけども赤磐市のほうに提供いただいて、赤磐市で山陽団地の活性化の一助となる、これからのまちづくりの方向性を示すことのできるような利用用途を地域のそれこそ先ほど申しましたまちづくり組織なる地域の方々を代表して参加していただいて、この利用用途を模索していきたい、こう考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 山陽団地はもともとすばらしいエリアです。県営住宅の再開発、または県営住宅の再開発のビジョンを示すことができれば、住民の皆さんの夢と希望が湧き、全く状況が変わってくるんだろうと考えます。山陽団地の活性化にとって一番大切なことなんだろうとも考えます。できるだけ早く具体的にお願いいたします。それができるのはトップリーダーの友實市長だけでございますので、よろしくお願いを申し上げます。 その上で、県営住宅の活用について前に1度、御提案をさせていただきましたけれども、今回再度提案を1点させていただきたいと、このように思います。 全国的には高齢化などにより衰退していくコミュニティ機能を強化していく取り組みとして、大学生が自治会に加入し、地域活動に参加することなどを条件に割安な家賃で卒業まで入居することができる、団地活性化サポート制度が注目を集めております。山陽団地には市外ですけれども近くに大学があります。民間の一戸建てでは既に寮として活用されているケースもあります。そして、基本構想の議論の中でも大学と連携して若い力の導入をとの多くの意見もありました。この団地活性化サポート制度に取り組んでいく必要があるんだろうと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 御提案ありがとうございます。 大学生に貸し付けて、若い力をまちづくりにという内容でございます。非常に魅力も感じております。先ほども申しましたが、地域の方々とのコンソーシアム的な考えを定めていく中に一つの案としてこれを、議論を進めていきたいと思います。 そういったことも含め、我々としてはこの山陽団地の将来、明るい未来を想像できるような、こういう使い道を模索していきたいと思います。今ここで、こうしますと具体的なお話をするということではございません。もう市議会の皆さんにも積極的に御意見をいただいて、魅力のあるまちづくりを推進する一つになっていったらと思っております。どうかよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 ぜひ重要なことですんで、取り組んでいただきたいと思っております。 その上で、県営住宅の再開発と並びまして、住民にとって大きな関心事の一つであります中心部、商業ゾーンの再開発についてお伺いをいたします。 中心部の商業ゾーンは、活性化の大きなポイントの一つだとも考えます。また、現状の状態を景観上や防犯上の観点から危惧する声も多くあります。そして、基本構想の中でもまちの拠点形成と雇用の場の確保の項目の中で、中心部の拠点形成として複合的な施設の誘致が明確にうたわれているところであります。加えて、連合町内会からも要望書が提出されておりますが、どのように取り組まれていくんでしょうか、御答弁をよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 加藤建設事業部参与。 ◎建設事業部参与(加藤孝志君) 治徳議員の中心部の商業ゾーンの再開発について答弁のほうをさせていただきます。 現状、当該物件は民間事業者が所有されております。当該民間事業者と市とは情報交換を行ってきておりまして、当該用地の活用方法もしくは売却の意向の有無などについてお話をさせていただいているところであります。 住民の御意見については、引き続き当該民間事業者にお伝えをし、利活用を行っていただくよう市としても働きかけを行っていく方針でございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 県営住宅の再開発と中心ゾーンの再開発というのは、山陽団地活性化のために大きな住民の関心事の一つでございますので、ぜひ真剣に取り組んでいただきたいと思います。 そのような中で、もう1点確認をさせていただきます。 山陽団地関連で、防災・減災対策について2点お伺いをいたします。 異常気象が常態化して、国際的にはニューノーマル、新標準と呼ばれているそうでありますが、昨年の自然災害による大きな被害は記憶に新しいところでございます。加えて、南海トラフ巨大地震が今後30年以内の発生確率が70%と専門家が指摘も承知のとおりでございます。赤磐市にとりましても、防災・減災対策は最重要課題の一つと考えます。 そんな中で1点目として、丘陵地につくられた山陽団地は、高い公共擁壁がたくさんあります。ブロック積み、コンクリート2次製品のL型擁壁、重力式と、さまざまな公共擁壁が見られますけれども、御存じのようにコンクリートの寿命は条件によっては異なりますが、一般的には50年から60年といわれております。私は過去の一般質問で何度もこの課題について取り上げさせていただいてますが、現在、対策はどのような状況なんでしょうか、お伺いをいたします。 2点目として、昨年の夏の台風で山陽7丁目の土砂災害がありました。住民の皆さんも不安がっております。現在どのような状況なんでしょうか。 以上2点、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) ちょっと先に申し上げておきますけど、先ほどもちょっとお話ししたんですが、治徳議員、話をどんどん展開していくわけじゃなくて、最初に必要なことを質問していただいたことについて答弁されて、その答弁について納得がいかなかったり、わからないことについての質問を再質問以降ずっとしていただければわかるんですが、新しく幾ら山陽団地のことだとかっていうことになっても、どんどんどんどん新しいことになっていっておりますので、その辺のところは十分注意した形で質問をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。              (8番治徳義明君「済いません。基本構想の中にそういった話もあったと思うんですけど」と呼ぶ) 一応お話をしておきますので、よろしくお願いをいたします。              (8番治徳義明君「はい」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 塩見建設事業部長。 ◎建設事業部長(塩見誠君) 山陽団地の公共擁壁につきましては、平成22年度から変位を把握するために毎年観測を行っているところでございますが、現在のところ新たなクラック、傾き等は確認はされておりません。また、ブロックの裏側の空洞調査を昨年度行いましたが、構造上著しい欠陥となるような要因は確認されておりません。これらの結果につきましては、それぞれの町内会の皆様に御報告のほうをさせていただいております。 今後の対応といたしましては、住民の方々の不安を払拭するため、変位観測、修繕工事につきましては、継続して行ってまいりたいと考えております。平成31年度当初予算におきましても、これらの必要経費を計上しているところでございます。 次に、山陽7丁目の山林のり面の工事についてでございますが、現在復旧工事を受託いたしました施工業者におきまして、工事に伴う交通規制等につきまして地元の町内会と調整を行って、施工に向けての準備を進めております。これにつきましてもできるだけ早く復旧をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。              (8番治徳義明君「ありがとうございます」と呼ぶ) それでは続きまして、学校教育のさらなる国際化の取り組みについての再質問はございますか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 学校教育のさらなる国際化の取り組みについて再質問をさせていただきます。 御答弁の中で、小学校ではこれまで英語教育という教科の指導をしていなかったため、先生方の研修が必要であるというようなことでございますけれども、そこでお尋ねしたいんですけども、赤磐市では中学校、小学校でALTや民間外国人英語教師はどのような状況なんでしょうか、御答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。
    ◎教育次長(藤井和彦君) それでは、赤磐市でのALTの配置状況につきましてお答えをいたします。 赤磐市では、現在、小中学校で中学校5校、小学校2校をホーム校といたしまして、事業者の派遣によりまして、現在8人のALTを市内小中学校に配置しているというところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 8番治徳議員。 ◆8番(治徳義明君) ただいま人数が聞き取れなかったので、もう一度お願いします。 ○議長(金谷文則君) よろしい。今、8人って答えましたので。              (8番治徳義明君「8人ですね」と呼ぶ) はい。 ◆8番(治徳義明君) ありがとうございます。 それでは、再々質問させていただきます。 現在、我が国では国際化、グローバル化が日々進展する中、これからの次代を担う子供たちが外国の人々に対して恐れや偏見などを持たずに、同じ人間として分かち合え、時には議論や励ましを送り合う、そのような関係を結び合えればすばらしいことだと考えます。しかし、我が国は島国であり、一般的に言って日常的に外国人と接する機会がまだまだ多いとは言えません。特に赤磐市のような地方都市はその傾向が顕著であります。加えて、ネーティブスピーカーの発音を子供たちに聞かせることは大変有効であり、赤磐市の子供たちが直接的に外国生まれの人と触れ合う体験は、国際人を生み出す意味において貴重な教育になるんではないでしょうか。全国においては、群馬県高崎市のようにALTを市内の小中学校1校に1人の割合で任用してる市もあります。 そこで、提案でございますが、赤磐市の小中学校においても2020年度からの新学習指導要領の全面実施を見据えた、また各学校での生き生きとした国際教育の展開を期待する意味からも、1校に1人を目標にALTや外国人英語教師のさらなる任用を検討し、英語教育の充実を図っていくべきと考えますが、いかがでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 藤井教育次長。 ◎教育次長(藤井和彦君) ALTのさらなる増員をという御質問をいただきました。授業時数につきましては、本格実施の2020年度から3、4年の外国語活動では年間35時間、それから5、6年の外国語科、これにつきましては授業が年間70時間にふえます。 2020年度の本格実施に向けまして、平成31年度の移行措置期間中に必要な人員、また活用方法を検討してまいりまして、英語教育の充実を図ってまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。              (8番治徳義明君「ありがとうございます」と呼ぶ) 以上で8番治徳議員の一般質問を終わります。 次に、1番永徳議員の質問を許します。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) では、まず施政方針について御質問をさせていただきます。 市長のほうで3点恐らく話されてますけれど、まず経済産業振興の点で、1点目、新たな都市拠点の整備について。 1年前、山陽インターにほど近いところに整備すると答弁していますけれども、恐らく先ほどの答弁ではほとんど一緒なんですよ。変わってないので、進捗状況をもうちょっと詳しくお知らせください。御答弁ください。 2番目、赤磐市の都市計画審議会でこういうことって話すことなんでしょうか、それとも違うのか、御答弁をお願いします。 それから次は、同じく日本遺産に認定された両宮山古墳を利用して観光振興を図るというふうに言っておられますけれども、観光バスもとめられないところ、それから当然車でしか行けないところなんですけれども、駐車場もないところを具体的にどうするのか、お話しいただければというふうに思います。 次に、育児支援、子育てについて御質問をいたします。 ICT、情報通信技術の導入を進めるというふうにおっしゃっておられますけれども、具体的に何を導入予定されてるのか、お話しいただければというふうに思います。 次に、地域の活性化について御質問します。 来年度、東京オリンピックの事前キャンプでニュージーランド女子ホッケーチームの誘致をされるということで、可能性のほうをぜひお聞かせいただければと。要はもう内諾を得てるのかどうか、聞かせていただければというふうに思います。 それから、当然ですけれども、赤磐市には宿泊施設はありません。恐らくニュージーランド女子ホッケーチームは泊まるところが必要になると思いますけれども、岡山市と連携をされてるのか、あるいは湯郷とかと連携されてるのか、その連携ぐあいをお聞かせいただければというふうに思います。 それから次に、市役所本庁舎と3支所の維持管理や今後の活用策を調査、検討するというふうにありますけれども、市長はいろんな委員会でも、総務文教委員会でも市役所本庁舎の耐震化ありきということで決定されてるんではないんでしょうか。ただ、こういうことっていうのは、本当に総務文教委員会だけじゃなくて、市民やあるいは市議会全体をもっと巻き込んだ本庁舎検討委員会等の設置が必要じゃないかっていうふうに思いますけれども、市長はどのように考えておられるのか、お聞かせいただければというふうに思います。 次に、市長の公約である高校誘致について御質問をいたします。 市長も恐らく教育長も読んでおられるでしょう。岡山県立高等学校教育体制整備実施計画、とうとう出ました、結果が出ました。市長は何度も要望してるとおっしゃっておられました、口頭で。恐らく要望書は1回か2回しか出されてないんですけども。ここにそういうことが反映されたんでしょうか。私が熟読した限り、一切ここには載ってない。赤磐市に県立高校がないとか、岡山県下で唯一県立高校のない市が赤磐市だとか、一切載ってません。赤磐市のあの字も載ってない。市長と教育長、恐らく公約されてから約2年たちますけれども、その努力の結果ですよ、これ。恥ずかしいと思いませんか。これ、ぜひ市民の皆さんに読んでみてもらってください。どこに赤磐市のことが書いてるのか。恥ずかしくてしゃあない。 道の駅で笠岡市、こういうのがありました。笠岡市は、高校に強い笠岡市、大学進学を目指すなら笠岡高校、龍谷高校、ビジネスに強くなる笠岡商業高校、たくみのわざを磨く笠岡工業高校。いいですよね、3つも公立、県立高校がある。笠岡市、何度も私、お話ししてます。笠岡市と赤磐市、幼稚園児の数、笠岡市213名、赤磐市331名、これ公立幼稚園の数ですけれども、29年4月のデータです。約1.5倍、赤磐市の子供たちのほうが多いんですよ。小学校の児童数、笠岡市2,225名、赤磐市2,368名、140人ほど赤磐市のほうが多いんですよ。中学生の数、笠岡市が1,163名、赤磐市1,768名、1.5倍ですよ。幼稚園児も中学生も1.5倍、笠岡市よりもたくさん子供たちがいるのに、片や笠岡市はこれですよ、高校に強い。赤磐市は1校もない。ぜひこの辺も含めて、高校誘致について、県立高校教育体制整備実施計画の策定結果について、市長、教育長、どのような感想をお持ちか、お話しいただけたらというふうに思います。 それから、赤磐市内に県立高校がないという現状を、この中のどこに反映されてるんですか、ぜひ何ページのどこに書いてるとおっしゃってください。教えてください。 次に、赤磐市市民として点数評価したら100点満点で何点ですかと。済いません、私これゼロ点です。市長の努力結果、教育長の努力結果、ゼロ点ですよ。通知簿ですよ、皆さんの。恥ずかしくてしゃあない、本当に。 次に、障害者に対する対応について御質問をいたします。 昨年の3月ぐらいに精神障害者の家族会の皆さんからお声がかりがありまして、たびたび会合に同席をさせていただきました。私もその辺、全然知識がなかったもんで本当に勉強させていただきました。そしたら、やっぱりいろんな悩みがあって、もともとは精神障害として病院に通うんだけれども、薬をたくさん処方されると、また副作用が出るんで、またそのための薬が出される。お子さんによっては、30錠とか1日に50錠とか薬を飲んでいらっしゃる方がいるというお話をお伺いしました。結果、どうなるか。もともと精神障害で通っていたにもかかわらず、薬の多剤、いっぱい飲むんで、内臓疾患が出ちゃうんですよ。いろんな心臓疾患とか、胃やほかの臓器がやられちゃうんですね、薬で。結局、精神疾患で病院に行くんじゃなくて、内臓疾患で病院に行っちゃうっていうこともある。あるいは、歯がぼろぼろになって歯医者に行く。そうしたときに、知的障害や身体障害は病院に行くと1割負担で済むというふうに聞いてます。ところが、精神障害者に関しては、通院に関しては1割、ところが入院に関しては3割、あるいは先ほどもお話ししたように、副作用で臓器がやられて病院に行きました、歯医者に行きました、3割負担だというふうにお伺いしてます。 こういうところをぜひ是正していくべきじゃないかというところで、御質問をさせていただきます。 1つ目、医療費負担を精神科以外も1割負担にすべきと思うが、いかがでしょうか。 2番目、8050問題について市の対応はどのようにされるのか、お聞かせいただければと思います。 3番目、保護者、家族が集う場所があるのかどうか、そういうのを提供してるのかどうか、お聞かせいただければと思います。 それから、市内に精神科の医療施設、1つしかないというふうに聞いてますけれども、もっときちっとした大きい医療施設を誘致したらいかがですかという御質問でございます。 続きまして、市内にあるべき施設について御質問をさせていただきます。 赤磐市も合併して13年経過しました。来月、たしか3月7日で丸14年が経過するというふうに思いますけれども、その中で県立高校、公立高校、警察署、税務署、郵便局の本局、最終処分場、火葬場、公共墓地、市民ホール、市民病院、これらの施設は一切ありません。 これ、ちょっと2つに分けました。いわゆる自責のところと他責のところというのに分けれると思います。まず、他責のところ。警察署、ここは県警本部があるので、ある意味他責と言えるでしょう。税務署、これも国税局の絡みがあるので他責と言えると思います。郵便局の本局、これも日本郵便、民間会社ですので、その絡みもあるでしょう。それから県立高校、これも県の教育委員会があるので、ある意味他責と、市長の公約ではあるんですけれども、他責と言えるかもしれません。でも、自責、自分の責任。はっきり申し上げて市長と、ここにいらっしゃる執行部の皆さんが本当にやる気があれば、あっという間にできますという自責。市民ホール、最終処分場、火葬場、公共墓地、市民病院、それから赤磐市立高校、公立高校ですね。これに関しては、市長を初め、皆さんが本当にやる気があったらできるんですよ。それを14年間ほったらかしてて、何ひとつできてない。本当に済いません、恥ずかしいっていうふうに皆さん認識してください。14年もたってるんですよ。何ひとつできてない。 私、調べました。去年のこの議会で市内に県立高校のない市が11市あるというお話をしました。全国で自治体は1,788の自治体があります。その中で県立高校がないのは11市、人口順に並べていきます。1番目、熊本県合志市6万2,265名の人口。県立高校はないんですけど市民ホール、602人収容の文化ホールをお持ちです。2番目、人口が多いところ、岐阜県の瑞穂市5万4,728名の人口があります。ここにも1012人収容のサンシャインホールがあります。3番目、岡山県赤磐市4万4,267名。あるのは中央公民館といきいき交流センターの250名。次に4番目、沖縄県南城市4万3,947名。510名収容のシュガーホールをお持ちです。すなわち4万3,000人以上あって、市内に県立高校もない、市民ホールもない、赤磐市だけなんですよ、皆さん。全国で1,788も自治体があって、恥ずかしいと思ってください。もっと下に行くと、6番目、奈良県葛城市3万7,401名の人口ですけれども、717名収容の新庄文化会館をお持ちですよ。こういうのが現状ですよ。 こういうことも含めて、市長はこれらの施設にどういうビジョンを持っておられるんですか。先ほど原田議員も質問されてましたけど、ビジョンを持ってください。2年後までにつくるとか、自分の任期中にこれをつくるとか、ビジョンのないところに政策はない。ぜひ御答弁のほうをよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、質問おのおのにお答えします。              (1番永徳省二君「大きい声でお願いします」と呼ぶ) 施政方針についてでございますけども、まず都市拠点、この進捗を詳しくということでございますが、これはその後の質問にも連動しますが、都市計画の手続が必要でございます。都市計画マスタープランの見直しを現在図っているところでございます。市の審議会を控えている状況でございます。その中で、この新拠点を踏まえた都市計画マスタープランの説明をさせていただくことにしております。 日本遺産のことについて、駐車場がないということで御指摘でございます。そのとおりでございます。両宮山古墳、駐車場あるいは進入路の課題は、さまざまなところで言われているところでございます。これについて整備するとなれば、それなりの事業費も必要でございます。そういった事業費の財源等についても大きな課題と思っております。今はこの両宮山古墳の施設の改修等をさせていただいております。今後の日本遺産を活用しての観光客の誘致、あるいは訪ねてこられる方の動向等を注視しながら、そのあたりのことを実現していけることができたらと思います。 教育のICTの導入についてのお尋ねでございますけども、今年度行いました遠隔における学校の交流授業、あるいはプログラミング授業、こういったことを積極的に引き続いて行っていきたい、かように思っております。 ニュージーランドのキャンプ誘致について内諾をいただいたものなのかという質問でございますけども、表現をどういうふうに言ったらいいのか、適当な言葉が思いつかないんですけども、ある意味では内諾と言っていいのかなと思っております。日にちも具体的に言いながら協議をさせていただいているところでございます。赤磐市としては、内諾もしくはもうちょっと確定度の高い返事をいただいたと思っております。 また、これについては先ほどの答弁でも申しましたが、国のほうにホストタウンの登録申請を提出させていただいておりますけども、このホストタウン登録がなされることによって、これらの事業の財源確保につながってまいります。こういったことが大きな前提になろうかと思います。 続いて、宿泊施設でございますけども、ニュージーランドの女子チーム、あるいはそのほかのオリンピックチームの事前合宿、これが実現した際の宿泊施設でございますけども、これは今の状況では、岡山市内のホテル等について御協力がいただけるかどうか、調査をしてるところでございます。 岡山市との連携ということではございますけども、これは岡山市と自治体同士の連携というのは、今のところホッケーについては実現を協議できてはおりませんが、女子バレーについては岡山市と赤磐市、連携しながら誘致を進めていきたいと、こういう申し入れもしているところでございます。 それから、本庁施設の耐震化について決定なのか、あるいはこの調査委員会なるものを設置してはという提案でありますが、この耐震化、そして使いやすい施設への改修、これはもう決定というつもりでおります。委員会の設置については、具体的に進捗に合わせて考えていきたいと思っております。 続きまして、高校誘致の……。              (1番永徳省二君「都市計画審議会の件、答弁いただいてません。都市計画審議会で話し合うものかどうか」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) 後でまた、答弁漏れがあったら後で聞いてください。              (1番永徳省二君「はい」と呼ぶ) ◎市長(友實武則君) 都市計画審議会はお答えいたしました。 続いて、高校誘致についてのお尋ねでございます。 岡山県高等学校教育研究協議会の提言をもとにした、来年度から向こう10年間についての計画、大きく社会情勢が変わる中での柔軟な対応が求められていると感じております。県下全体の計画ですから、地域ごとに課題は異なってまいります。これをまとめていくのは非常に困難があると推測ができますが、赤磐市が属する東備地域の現状をしっかり理解いただくことが大切と思っております。 次に、現状については、赤磐市に県立高校がない現状についてのお尋ねですが、これはお伝えし、さらに理解もいただいております。高等学校の魅力づくりや特色づくりについてお話をしたことを反映をされていると考えてます。 点数評価ということでございますが、ここでは私の一市民としての発言はできないので、この評価について発言は控えさせていただきます。 次に、精神障害者に対する対応についてのお尋ねでございます。 まず、医療費負担を精神科以外も1割負担にすべきということでございます。 精神障害者の医療費を助成する制度として、自立支援医療、精神通院医療に対するものでございますが、この制度があります。これは、通院による精神医療を続ける必要がある方の通院医療費の自己負担を軽減するための公費負担医療制度でございます。詳細は担当よりお答えをします。御質問の精神科以外も1割負担にすることを赤磐市の単独施策として実施するということになれば、財政負担も大きなものが必要になります。慎重に判断する必要があると考えているところでございます。近隣他市の状況及び岡山県医療費公費負担制度の動向を注視して、研究をしてまいりたいと思います。 次に、8050問題対策について市の対応はというお尋ねですが、障害者の介助は、現状ではほとんど家族が行っておられます。介助者の高齢化の進行が大きな課題となっていることは認識もしております。こういったことから、家族の介助負担を軽減できる施策及び気軽に相談できる体制づくりを検討するとともに、グループホームの整備など、親亡き後に準備を支援する取り組みを進めることが重要と考えております。具体的には、一昨年4月に開設をさせていただきましたが、子ども・障がい者相談支援センターりんくステーションの機能の強化や4月開所予定の複合型介護福祉施設のハートフル太陽の中に設置されますグループホームの活用、さらには石相保育園跡地を活用した複合型のサービスの展開など、障害をお持ちの方の重度化あるいは高齢化及び親亡き後を見据えた相談、体験の機会、緊急時の対応等の必要な機能を備えた地域生活拠点施設の整備を目指してまいりたいと思います。 続きまして、市内にあるべき施設についての質問でございます。 御質問の中で、他責、つまり赤磐市の事業として取り組めないものについては、議員の御発言のとおりでございます。それ以外のことについてお答えをさせていただきますが、これについても最終処分場や火葬場、公共墓地、こういったものについては先ほどの答弁にもありますように、周辺住民のコンセンサス、賛同が極めて重要と考えております。そういったものをあわせて考えていくべきものと思っております。 さらには、ホール、病院、こういったものについては投資の効果あるいはその活用度合い、こういったものも大きな要因となろうかと思います。そういったことをあわせ持って、この実現についての考えをそれぞれにしていくべきものと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 永徳議員の高校誘致についての御質問にお答えします。 1点目についてですが、今後の少子化を見通して再編整備基準が示されたことにつきましては、さまざまな課題はあると思いますが、県教育委員会の方針が明確になったと感じています。 また2点目、近隣の高等学校の魅力づくりや地域連携等についての意見を述べさせていただきましたけれども、そのことについては反映されていると感じています。 最後3点目、点数評価をということですけれども、そのようなものではないと捉えておりますので、お答えは控えさせていただきます。 次に、市内にあるべき施設についての中の市民ホールについて、私のほうからお答えさせていただきます。 市民ホールにつきましては、文化芸術の振興のため、コンサートや演劇など市民の文化活動を支える施設の整備充実の必要性は認識しておりますけれども、現状の公民館のホールの施設利用率や施設の維持管理費等を考慮すると単独の運営は難しく、複合的な機能を備えた施設の整備充実の検討に努めてまいります。今後も市長部局と協議しながら、慎重に対応してまいりたいと思います。 私からの答弁は以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 国正保健福祉部参与。 ◎保健福祉部参与(国正俊治君) それでは、精神障害者に対する対応のうち、医療費負担を精神障害以外も1割負担にすべきと思うがについてお答えします。 自立支援医療費、精神通院医療制度の受給者等についてお答えします。 精神障害者の医療費を助成する制度として、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の規定に基づきまして、統合失調症、精神作用物質による急性中毒、その他精神疾患を有する方に対する通院医療を継続的に要する病状にある方に対して、その医療に係る自立支援医療費を支給する制度がございます。具体的には、一般の方であれば公費医療負担で3割の医療費を負担しているところが1割に軽減されます。さらに、この1割負担が過大にならないように、1カ月当たりの負担は世帯の所得に応じて上限を設けているという制度でございます。 この制度は、昭和40年度に創設され、平成18年度に障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律、いわゆる障害者総合支援法でございますが、これの施行に伴い、この制度へ移行したものでございます。自立支援医療の実施主体は岡山県で、赤磐市では約550人の方がこの制度の受給者証を所持しておられます。 障害者総合支援法の規定により、入院医療の費用や公費医療負担の対象とならない治療、精神障害と関係のない疾患の医療費は対象外となってございます。御理解のほうお願いいたします。 続きまして、保護者家族が集う場所はあるかについてお答えします。 市内に精神障害者の家族会が3団体あり、それぞれの活動を展開されてございます。市といたしましては、当事者家族会の活動を今後とも支援してまいりたいと考えております。 また、自立支援協議会──ピーチネットあかいわといっておりますが──を初めとする地道な市民活動が赤磐市を変えていく原動力と考えております。皆様としっかり対話し、関係機関と連携を図り、赤磐市の実情に応じた施策が展開ができるよう努力してまいりたいと考えます。 次に、市内に精神科医療施設を誘致しないのかについてお答えします。 御承知のとおり、幸ヶ峯クリニックを除き、市内に精神科または心療内科のある医療機関はございません。そのほか赤磐医師会の会員には、せとメンタルクリニックがございます。 御質問の、市内に精神科医療施設を誘致についてでございますが、直ちに市内に精神科医療施設を誘致することは困難と考えます。市外に通院されている人の負担を軽減できるよう、さまざまな研究をしてまいりたいと考えます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、施政方針についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 施政方針について、済いません、私聞き逃したのかもしれません。経済産業振興について新たな都市拠点の整備というのは、赤磐市都市計画審議会でお話をするものなのでしょうかという質問をしたんです。これ、なぜかといいますと、私自身が赤磐市都市計画審議会の委員です。これ、去年の施政方針でも同じ質問をして、市長は都市計画の手続を手順どおりに進めていくと。去年、同じ答弁をされてるんですね。私、都市計画審議会の委員なんですけど、この1年間、私の記憶にある限り、何の会議にも出てません。これ、どういうことなんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) お答えします。 この拠点そのものの審議ではありませんが、この拠点の位置づけ、あるいはそれに伴う土地利用、都市計画そのもの、こういったものに対して審議会へお諮りすることになっております。審議会のスケジュールについては、今年度内に審議会を開催する予定としております。その審議会に先立って、パブリックコメントの聴取とか、市民の説明会、そういったものを実施させていただいております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 1年たって、今も話したように何も会議に出てないです。3月に私、会議に出るようにということで招集されてます、やっと、やっと来月。1年間ほったらかしということ、何を進めてこられたのか、進捗状況をお話しください。もうちょっと詳しくお話しください。本当に何もやってなかったんですか、1年間。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 都市マスタープランの変更ということで、この1年間、所定の手続を行ってまいりました。何もしていないということでは決してございません。これは規定どおりの手続を進めてまいりました。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。              (1番永徳省二君「はい、結構です」と呼ぶ) それでは、続きまして高校誘致についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 先ほども話したように、ここに岡山県立高等学校教育体制整備実施計画、これ10年後までの計画です。10年後までに県立高校は赤磐市にできるなんてことは一言も書いてません。このとおりでいくと、10年間できないんですよ、県立高校は。市長が公約された2年前からいうと12年間、県立高校はできないんですよ。って書いてあるんですよ、ここ。ぜひ読んでくださいね。10年間できないのに、どうやって公約を達成されるのか、市長にも聞きたいし、教育長、どうやって市長の公約を達成されるんですか。 私、何度も去年から言ってます。方法は1つしかありません。赤磐市立高校です、市立高校。中高一貫でもいいです。小さくてもいいです。赤磐市立高校しかないでしょう、方法が。公約を達成するためには。答弁がもう本当に腹立つような答弁をされてるんですけれども、意見を反映されてるとか。どこに意見が反映されてるんですか。教育長、何ページですか。これね、53ページあるんですよ。資料が12ページあります。そのうちの何ページに、赤磐市の要望したことが反映されたところがどこにあるんですか、教えてください。僕、読んだ限り見当たらない。だから、どう思うんですかって聞いてるんですよ。通信簿ですよ、通信簿、ゼロ点の。ゼロ点の通信簿が出たんですよ、県から。皆さんがずっと口頭で要望書を出してる、知事と心は共有化してる。何も共有化なんかしてませんよ、一切載ってないんだから。結果が出てるじゃないですか。一切、心は通じてません。はっきりと言います、これ。だから、どうやって市長の公約を推し進めるのか、御答弁お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 御指摘ありがとうございます。 ここに私も持ってまいりました。岡山県立高等学校教育体制整備実施計画というものを御指摘のとおり、私もこれを隅から隅まで読ませていただいております。 この中に、大きなポイントがございます。ページで言ってもいいんですけど、改めて私のほうから紹介させていただきます。 今、岡山県の高校教育で大きな課題が、ここにポイントとして記載されております。これは赤磐市にも当てはまっているところでございます。それを言いますと、まず1つには、少子・高齢化で高校生の数が今後を含めて将来的に減少していく、そういったことが第1点。 それからもう1点、これが問題だと思うんですけども、特に生徒数の減少や、岡山市や倉敷市など都市部への高等学校への志願傾向の高まり、そういったところから募集定員を充足しにくい学校が見られる。こういったこと、この2つのポイントは、私たち赤磐も見過ごしてはいけないことだと思います。 そして、これに対応していくために、大きな柱として3つを掲げられております。新たな時代を生き抜く力と高い志を育む教育の推進、地域との連携、協働による教育の推進、生徒一人一人の能力や個性に応じた教育の推進、この3本柱が掲げられております。これは、私も極めて大事なことで、もうこれについては賛同しているところでございます。 そして、これを現在の赤磐の直近の県立高校、瀬戸高校及び瀬戸南高校、まさにこの3本柱を実施しているところでございます。この瀬戸あるいは瀬戸南高校の地域との連携、協働、ここの部分には、瀬戸高校、瀬戸南高校は重きに赤磐市を見据えていただいております。これがもっともっと推進され、赤磐の子供たちが瀬戸高校あるいは瀬戸南高校を地元の高校として捉えていただいて、そういうところに生徒が集まっていくという状況をつくることが、今我々にとって極めて重要と思っております。 そういう中で今年度、つい先日でございますけども、赤磐市内のある中学校へ出向いていって、校長先生とお話をさせていただきました。ことしの卒業、もう目の前に卒業を控えております。この卒業生の進路動向について聞いてみたところ、残念なことに多くの子供たちは地域の学校、瀬戸高校、瀬戸南高校あるいは和気高校、そういったところを目線に据えてるかということを尋ねましたら、残念ながらそうではございません。職業高校は仕方がないにしても、普通科高校については、ほとんどの子が岡山市内を目線に持っているということを、これが数字にあらわれているということでございました。ということは、我々、赤磐市立の高校であろうが県立の高校であろうが、論じる以前にこういった状況を何とか流れを変えていくこと、これは今までにも言わせていただいておりますが、これがまずもって重要なことと思っております。これを実現するための各種の方策がこの計画にしっかり書かれていると、そういう評価をしているところでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 永徳議員の教育委員会としてのサポートはどうですかという御質問でございますけれども、この……              (1番永徳省二君「大きな声でお願いします」と呼ぶ) 体制整備実施計画の中に2番として、新たな時代に対応した魅力ある高等学校づくりの方策という項目があるのは御承知のとおりだと思いますけれども、その中のことは、たびたび市長とともに県の高等学校の関係者に、あるいは知事に、あるいは教育長にお願いした内容が盛り込まれていると考えております。 何度も市長が答弁の中でも申されましたけれども、赤磐市から瀬戸校、瀬戸南校への進学率を上げていくこと、そしてそれが地域の高校としての存在感を示すことで、赤磐市の生徒が地元の高校に通える体制づくりをつくっていきたいということでございます。そのことが40ページに再編整備アクションプラン、10年間の計画が出されていますけれども、その最初の黒ぽつに、魅力化、活性化に取り組みながら再編整備に向けた検討等を行うとあります。この中に盛り込むことができるように努力してまいりたいということでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 何か答弁が市長の公約である、どうしたら市内に県立高校、公立高校ができるんですかという話の中で、何かぼやけて、何を言ってるかわかんない。 学区外、学区が6学区ありますけれども、学区内の公立は生徒数を上げるというふうに言ってますけど、もう現実問題、上がってないんですよ。美作学区では学区内の高校への進学率65%、備北学区が67%、西備学区が63%、倉敷学区が60%、岡山学区でも56%、ほぼ6割ですよ。東備学区が39%しか学区内に行ってない。みんな市外へ出てるんですよ。市外への進学率31%です。ほかは、ほとんど1桁。これ、現実問題じゃないですか。なぜかっていうと、市内に高校がないからでしょう。何度も言ってます。できない理由を言うんじゃなくて、どうしたら市内に公立高校ができるんですかって質問をしてるんです。それに対してお答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) どうしたら赤磐市内に高校が設置できるか、単刀直入に申し上げます。赤磐市内の方が地元の高校へもっともっとたくさん進んでもらうこと、これが一番だと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 地元に高校ないんです、赤磐市には。だから、どこに通ったらいいんですかっていう話ですけれども、瀬戸校は地元じゃないです、岡山市です。瀬戸南高校も岡山市です。地元は赤磐市です。友實市長は赤磐市長です。瀬戸町長じゃないんですから。地元は赤磐なんですよ。だから、赤磐にどうやったら高校ができるんですかって言ってるんです。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) お言葉ですけども、赤磐市民の方は瀬戸高校が地元の高校という認識を深く持っておられます。その間に市域界が存在はしてますけども、これが赤磐市民のほとんどの方の思いです。ですから、地元の高校というふうに瀬戸高校、瀬戸南高校を言わせていただいております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 最後に1点だけ。去年の9月に市長、私の中高一貫の市立高校をつくるべきというふうに質問して、市長はこう答えてます。去年の9月です。「中高一貫しか赤磐に高校を設置する方法はないということでございますが、これはおっしゃることはわかります。これが可能性としてどうかということも考えていく価値はあろうかと思いますので、今後検討の材料に置かせていただきます。」これは、どういう意味なんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) お答えします。 同じ答えになります。詳しくは述べませんが、地域の方の赤磐市内、地元の高校への進学の意欲の高まり、これが不可欠ということでございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。              (1番永徳省二君「はい、結構です」と呼ぶ) それでは、質問途中ですが、ここで、15時40分まで休憩といたします。              午後3時28分 休憩              午後3時40分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 永徳議員の質問を続けます。 高校誘致についてが終わりましたので、続きまして精神障害者に対する対応についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 6項目ほど質問しますので、答弁漏れのないようにメモしてよろしくお願いします。 まず1番目、赤磐市役所の障害者法定雇用率、現在何%でしょうか。で、何人でしょうか。法定雇用率を満たしているんでしょうか。そのうち、内訳です、そのうち精神障害者は何%雇われてるんでしょうか、かつ何人雇われてるんでしょうか。数字でお答えをよろしくお願いします。 2番目、月に1回でも熊山診療所や赤磐医師会病院に精神科医を派遣できるようにできないもんでしょうかというところです。 それから3番目、家族会に対する補助金、他市では補助金が出ているところもあると、笠岡でしたでしょうか、あるというふうにお伺いしてるんですけれども、そういうふうなことは検討されないんでしょうか。 4番目、岡山市では先ほど答弁もありました、隣の市を検討してるということがありましたけど、岡山市では恐らく31年度に精神障害者の1割負担になる可能性があるというふうに私お伺いしたんですが、それを聞いた上で、赤磐市としてどのような対応をされるのか、お聞かせいただければと思います。 5番目、国連が採択した持続可能な開発目標、SDGsですよね、これに積極的に取り組むと市長は12月の定例議会でおっしゃっていただきました。この中に17の目標のうち、3番福祉、全ての人に健康と福祉や、10番不平等、人や国の不平等をなくそうとの理念達成につながると思いますけれども、ぜひその辺を積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。 6番目、各施設、あかいわハートフル太陽、この間竣工式があって、内部をもう見させていただきました。昭友会の人たちの御説明では、グループホームのところに精神障害者の方も受け付けできますよというふうに説明を私、受けましたけれども、もう一度確認です。ちゃんと精神障害者の方も受け付けるんでしょうか。 それから、もう1つ言います。今、計画されてる旧石相保育園跡地の障害者の施設、ここにも精神障害者を受け入れ可能なのかどうか、御答弁をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 国正保健福祉部参与。 ◎保健福祉部参与(国正俊治君) 順次お答えをします。 まず、赤磐市役所の法定雇用率ということで、済いません、手元に一昨年の3月期につきまして障害者福祉計画がございますので、そちらの数字のみで、御紹介いただいた内容全てにちょっと手持ちの資料でお答えできないことをまずお許しください。 まず、法定雇用率は、赤磐市役所は、これが平成29年6月1日現在の数字ですが、2.73%ということでございまして、当時の雇用率が2.3%、市役所の場合でしたら2.3%ですので、達成してるという数字でございます。障害者の数は10人で、そのうち精神障害者が何人かにつきましては、申しわけございません、今手持ちの資料がございませんので、お答えはできません。 それから2番目、熊山診療所、医師会病院に精神科の先生が派遣できないかという御質問でございます。 こちらにつきましては、家族会の方々からも強い御要望をいただいてまして、熊山の診療所で非常勤で精神科医をお願いできないかということで、岡山大学を通じてお願いはしてございます。ただ、業務多忙のため現段階では派遣できないということになっておりますが、御都合がつけば御検討がいただけるように継続してお願いをしてまいる所存でございます。 続きまして3つ目、家族会に対する補助金でございます。 先ほど3団体あると申し上げましたが、現在のところ、精神障害者の家族会の補助金のほうは出ておりません。今後、活動を協働してできるようなものがあれば、検討はしてまいりたいと思いますけど、直ちに補助金を予算化することは困難と思っております。 続きまして4点目、岡山市が医療費助成、精神障害者にも全科医療費助成制度を創設されるんではないかという情報でございます。 岡山市は政令市でございますので、直接赤磐市とは関係はございません。岡山県が、先ほども市長の答弁の中にもありましたように、公費負担制度として市に助成する制度がございます。こちらは心身障害者医療費助成制度といいまして、身体障害者手帳1、2級の方、それから知的障害者の手帳、Aの手帳をお持ちの方に助成をする制度で、市が助成した額の2分の1を助成する制度がございます。岡山県の制度としてそういう制度ができて、県の助成があれば、赤磐市としても検討はさせてもらわにゃいけんかなというふうに思います。 続きまして、SDGs、健康とか福祉、不平等とか、そういう理念の問題でございます。 生活のしづらさを抱えた方々、精神障害者の方々もいっぱいいらっしゃると思います。まずは当事者の理解というのが何もって最も重要なことと思っております。障害者の差別解消法とかもできてございます。普及啓発をいたしまして、ちょっとした配慮で市民の方が普通に生活ができる町をつくっていくことが大変重要と考えてございます。 最後に6点目、ハートフル太陽のグループホーム、精神がオーケーか。 こちらは、3障害対応となってございます。ただし、建物にエレベーターはございますけど、2階にございますので、重度の障害者にはちょっと避難行動とかをとるときに若干時間を要するので、ある程度自立した方のほうが向いてるのかなと思いますので、もちろん精神、知的、身体、どなたでも入れるということでございます。 それから、石相保育園跡地の今計画中のものでございます。 先日、新聞報道等もされましたので御存じと思いますけど、岡山市の社会福祉法人を誘致することで内定をしております。こちらにつきましては、プレゼンテーションの中で赤磐市に不足する重度の知的、重度の身体、いわゆる重症心身障害者と申し上げますけど、そちらの特に不足してる重度の障害者の方の支援を展開していきたいというような御提案をいただいております。市としてはそちらのほうを高く評価してございますので、精神障害者が入れないかといえば入れますけど、よりそういう重度の方のニーズの高いものに整備してまいりたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 先ほど障害者の雇用のところ、数字をぜひ調べて議員全員に教えてください。なぜかというと、18年施行の改正障害者雇用促進法で初めて精神障害者が加わったというふうに聞いてます。だから、今まで恐らくなかなか精神障害者の皆さんに光が当たってなかった可能性があるので、今、市役所としても、それから障害者雇用に関しては、皆さん御存じのように中央省庁もうそ八百の報告をしてたということでございます。ぜひ赤磐市として何人雇用してると、その中に精神障害者もどれぐらい雇用してるのかということもぜひ調べていただかないと、そういう皆さんに光が当たってるかどうかっていうのはわからないので、ぜひお教えいただければというふうに思います。 それから、家族会に対する補助金、ぜひ検討いただければというふうに思いますし、市長のぜひ意気込みをお聞かせいただければというふうに思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 私の意気込みということでございます。私も家族会の方に御支援を実施していきたいという思いは満々ございます。そういったことに対する財源の問題もあることを忘れてはならないと思ってます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 国正保健福祉部参与。 ◎保健福祉部参与(国正俊治君) 手元に直近の資料が参りました。赤磐市の法定雇用率、30年10月22日現在の数字でございます。障害者の数は9人でございます。法定雇用率は2.46%ということでございまして、そのうちの内訳ですが、身体障害者のみという実情でございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) ぜひ精神障害者の人も、この雇用の中にぜひ今後検討いただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。答弁は結構です。 ○議長(金谷文則君) 以上で精神障害者に対する対応については終了といたします。 続きまして、市内にあるべき施設についての再質問はございますか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 前にも去年にもお話ししました。これでいいのか岡山県、こういう本ですね。ありがたいことに市長の市政報告会でもお使いいただきまして、本当にありがとうございます。この中に、もう1回言います、赤磐市のところがあります。何もないのが町の売り、赤磐市は本当に何もない町だと。もう本当に本でもちゃんとそういうふうに書いてあります。先ほど私がお話ししたように、本当に市内には重要施設がありません。もう1回繰り返します。県立高校、公立高校、警察署、税務署、郵便局の本局、最終処分場、火葬場、公共墓地、市民ホール、市民病院。もう本当にこれら合併してもう14年になるんですよ。ぜひ皆さん、一人一人心してください。心して、何とかしなあかんというふうに思ってください。もし市長のビジョンがないんであれば、ビジョンを皆さん持ってください。もう14年もたってるんです。 ここで、質問します。 先ほど教育長の答弁で、市民ホールについて、現状の公民館のホールの施設利用率や施設の維持管理費等を考慮すると、単独の運営は難しくと。何で赤磐市だけが単独の運営が難しいんでしょうか。岡山県下には14の市があって、全て500人以上のホールを持っておられますよね。ほかの市ができて、なぜ赤磐市は単独の経営ができないんでしょうか、理由を御説明お願いします。 それから、複合的な機能を備えた施設、何と複合するのか、お答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 永徳議員の質問にお答えさせていただきます。 単独でなぜ難しいのかということですけれども、維持費がかかるという点が最大の問題と考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 複合施設ということは、何と複合するのかというお尋ねですが、これは例えばの話ですけども、このホールと災害時の避難所あるいは支援場所、あるいはこのホールを使って体育競技ができるようなものにするとか、さまざまあろうかと思います。これを今ここで、こういうものと複合を考えますというものではございませんので、その点御理解ください。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 教育長、費用がかかるから、ほかの14市、みんな費用かかってるんですけど、なぜ赤磐市だけは費用がかかるのにできないんでしょうか。 それから、市長にもう1つ質問します。 きのう、おとつい、山陽団地の方から電話がありました、うちに。今の市長、何なんやと。何にもしない市長かというふうに電話がありました。14年もたつのに何にもないねと。これに対して、市長はどのように思われるのか、ぜひお聞かせいただければと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 私の市政運営が何もしていないという御指摘でございますけども、冒頭の施政方針でも述べましたように、さまざまな事業をして、その成果があらわれていることを説明させていただきました。何もしていなかったら、こういう成果はなかったと思ってます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 永徳議員の質問にお答えさせていただきます。 赤磐市の財政状況を考えたときに、今の公民館の中にある大ホールの稼働率も50%に達しておりません。500人以上の規模を有する施設の維持となりますと、財政の状況から考えますとやはり複合型を考えていかなければならない。市も大ホールの維持を考えたときに、やはり稼働率、利用率をもう少しアップさせていきたい。そういうことから、赤磐市はやや状況的に難しいと判断しております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。 1番永徳議員。 ◆1番(永徳省二君) 利用率が上がらなくて、財政は恐らくこれから楽になることはないでしょう。教育長、永遠に市民ホールはできないんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 内田教育長。 ◎教育長(内田惠子君) 永遠にできないのかと言われたら、できません、あるいはできますと、どちらともお答えすることはできないと思います。 今後、複合型の施設を含めて、財政の確保を考えながら検討してまいりたいと思っています。 ○議長(金谷文則君) 永徳議員、よろしいか。              (1番永徳省二君「はい、結構でございます」と呼ぶ) 以上で永徳議員の一般質問を終わります。 以上で本日予定しておりました日程は全て終了いたしました。 なお、次の本会議は明日2月26日火曜日午前10時再開であります。 本日はこれで散会といたします。 長時間にわたりお疲れさまでございました。              午後3時58分 散会...