赤磐市議会 > 2016-09-29 >
09月29日-06号

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  1. 赤磐市議会 2016-09-29
    09月29日-06号


    取得元: 赤磐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成28年 9月第3回定例会           平成28年9月第3回赤磐市議会定例会会議録平成28年9月29日(木曜日)              ~~~~~~~~~~~~~~~              議  事  日  程(第6号)午前10時0分開議 第1 諸般の報告 第2 会議録署名議員の指名 第3 和気老人ホーム組合議会議員の補欠選挙 第4 委員長報告    認第 1号 平成27年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定について    認第 2号 平成27年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 3号 平成27年度赤磐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 4号 平成27年度赤磐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 5号 平成27年度赤磐市訪問看護ステーション事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 6号 平成27年度赤磐市簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 7号 平成27年度赤磐市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 8号 平成27年度赤磐市宅地等開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 9号 平成27年度赤磐市竜天オートキャンプ場特別会計歳入歳出決算の認定について    認第10号 平成27年度赤磐市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について    認第11号 平成27年度赤磐市水道事業会計歳入歳出決算の認定について    議第45号 土地の取得について    議第46号 赤磐市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第20号)    議第47号 赤磐市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第21号)    議第48号 赤磐市障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第22号)    議第49号 岡山市及び赤磐市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結について    議第50号 岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更について    議第51号 平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)    議第52号 平成28年度赤磐市介護保険特別会計補正予算(第1号)    議第53号 平成28年度赤磐市簡易水道特別会計補正予算(第1号)    議第54号 平成28年度赤磐市下水道事業特別会計補正予算(第1号)    議第55号 平成28年度赤磐市財産区特別会計補正予算(第1号) 第5 発議第6号 島根原発2号機の再稼働了承の見直しを島根県に求める意見書 第6 議第56号 土地の取得について 第7 議第57号 平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号) 第8 質疑    議第56号 土地の取得について    議第57号 平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号) 第9 委員長報告    議第56号 土地の取得について    議第57号 平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号) 第10 発議第7号 委員会の閉会中の継続調査及び審査について 第11 澤健議員の議員辞職について              ~~~~~~~~~~~~~~~              本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第11まで              ~~~~~~~~~~~~~~~              出  席  議  員(17名) 1番  佐 々 木  雄  司  君       2番  光  成  良  充  君 3番  澤        健  君       4番  保  田     守  君 5番  丸  山     明  君       6番  治  徳  義  明  君 7番  原  田  素  代  君       8番  行  本  恭  庸  君 9番  松  田     勲  君      10番  北  川  勝  義  君11番  福  木  京  子  君      12番  佐  藤  武  文  君13番  岡  崎  達  義  君      14番  下  山  哲  司  君15番  小  田  百 合 子  君      16番  実  盛  祥  五  君17番  金  谷  文  則  君              ~~~~~~~~~~~~~~~              欠   席   議   員                な         し              ~~~~~~~~~~~~~~~              説 明 の た め 出 席 し た 者市長      友 實 武 則 君        副市長     内 田 慶 史 君総合政策部長  原 田 昌 樹 君        総合政策部参与 徳 光 哲 也 君総務部長    前 田 正 之 君        財務部長    直 原   平 君市民生活部長  新 本 和 代 君        保健福祉部長  石 原   亨 君保健福祉部参与 岩 本 武 明 君        産業振興部長  有 馬 唯 常 君産業振興部政策監中 村 昌 孝 君        建設事業部長  水 原 昌 彦 君建設事業部参与 岩 本 良 彦 君        会計管理者   栗 原 雅 之 君赤坂支所長   正 好 尚 昭 君                入 矢 五和夫 君吉井支所長   荒 島 正 弘 君        消防長     黒 沢 仁 志 君教育長     杉 山 高 志 君        教育次長    奥 田 智 明 君監査委員    藤 原 光 利 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長  奥 田 吉 男 君        主幹      黒 田 未 来 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 ○議長(金谷文則君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は17人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 9月9日の本会議に引き続き、本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 諸般の報告 ○議長(金谷文則君) 日程第1、議長より諸般の報告を行います。 9月2日、澤健議員から、都合により議会広報編集特別委員及び議会基本条例特別委員を辞任したいとの旨届け出がありました。赤磐市議会委員会条例第14条の規定により、これを許可しております。あわせまして、赤磐市議会委員会条例第8条第1項及び第2項の規定により、議会広報編集特別委員の選任につきましては、治徳義明議員、議会基本条例特別委員の選任につきましては保田守議員を指名いたします。 また、9月14日、北川勝義議員から、都合により決算審査特別委員を辞任したいとの旨届け出がありましたので、赤磐市議会委員会条例第14条の規定により、これを許可しております。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。 報道関係者の議場内での撮影を許可しておりますので、報告いたします。 以上で諸般の報告を終わります。 それでは、これより日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会議録署名議員の指名 ○議長(金谷文則君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 9月1日、本定例会の会議録署名議員として澤健議員を指名しましたが、本日の議題であります澤健議員の議員辞職についての審議において除斥となりますので、新たに会議録署名議員として5番丸山明議員を追加で指名いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 和気老人ホーム組合議会議員の補欠選挙 ○議長(金谷文則君) 続きまして、日程第3、和気老人ホーム組合議会議員の補欠選挙を行います。 お諮りします。 本件は、澤健議員が9月2日付で辞任されたことにより欠員が生じましたので、補欠選挙を行います。 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。したがいまして、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。したがいまして、議長において指名することに決定しました。 和気老人ホーム組合議会議員に福木京子議員を指名します。 ただいま議長において指名いたしました福木京子議員を和気老人ホーム組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。したがいまして、ただいま指名しました福木京子議員が和気老人ホーム組合議会議員に当選されました。 議場におられますので、赤磐市議会会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 委員長報告 ○議長(金谷文則君) 続きまして、日程第4、委員長報告に移ります。 認第1号平成27年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議第55号平成28年度赤磐市財産区特別会計補正予算(第1号)までの22件につきましては、決算審査特別委員会及び各常任委員会において付託事件審査または調査が行われ、各委員長報告が提出されておりますので、委員会開催順に従いまして委員長報告を求めます。 初めに、決算審査特別委員会の委員長報告を求めます。 7番原田委員長。 ◆決算審査特別委員長(原田素代君) おはようございます。 それでは、決算審査特別委員会委員長報告をさせていただきます。 去る9月9日開会の本会議におきまして決算審査特別委員会に付託されました認定11件について、9月13日、9月14日に決算審査特別委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その経過と結果の主なものについて御報告いたします。 まず、全体の収入未済額の説明が執行部からありましたが、質疑は歳出にあわせて行うこととしました。 なお、全体の不納欠損額の質疑については最後に行うこととしました。 次に、認第1号平成27年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定については、各常任委員会の所管部分ごとに審査を行いました。 初めに、総務文教常任委員会の所管部分について審査を行いました。 委員より、議会費の弁護士委託料37万4,000円の説明を。また、費用対効果はあったのかとの質疑に、執行部は、百条委員会の弁護士である。法的な部分で専門的な指導を受けており、効果はあったと考えているとの答弁。 委員より、議長交際費18万9,592円はどういうことに支出しているのか。また、端数は何かとの質疑に、執行部は、主に各地域のイベント等に支出している。端数については、物品を購入して激励に持参したものであるとの答弁。 委員より、政務活動費交付金464万826円について、何人に交付しているのかとの質疑に、執行部は、16人であるとの答弁。 委員より、総務費の弁護士料の説明をとの質疑に、執行部は、市の顧問弁護士に係る報償費で、年間を通じて相談をしているとの答弁。 委員より、総務費の住宅借上料225万8,880円は何かとの質疑に、執行部は、県外に派遣している職員の住宅借上料であるとの答弁。 委員より、市防火協会費30万5,000円を財務部が支払う理由はとの質疑に、執行部は、公有財産の関係で財務部が管理しているためであるとの答弁。 委員より、庁用車の任意保険594万3,160円は何台分か。1台当たりの平均単価はとの質疑に、執行部は、176台分で、平均単価は3万3,767円であるとの答弁。 委員より、任意保険の金額が26年度より上がっているが、その理由はとの質疑に、執行部は、台数の増加によるものであるとの答弁。 委員より、消費者行政について、被害の現状は。また、市内2店舗に立入検査をしているが、内容の説明と検査の結果はとの質疑に、執行部は、岡山県では200件余りで16億円の悪質詐欺による被害があり、市内では2件の被害があったと聞いている。立入検査については、消費生活用製品安全法に基づくもので、27年度は家庭用品品質表示法と電気用品安全法に関しての検査を東窪田のコメリと町苅田のナフコで行ったものであり、問題はなかったとの答弁。 委員より、赤磐市広報ラジオ番組「魅力発見!赤磐市」について説明をとの質疑に、執行部は、本市の魅力を発信するため、5月から10月の間で第2、第4の火曜日に午前10時40分から15分間の番組を制作した。制作費として委託料38万8,800円を支出しており、これは12回分である。この放送はインターネットで後から聞くこともできる。番組制作は本年度も引き続き実施しているとの答弁。 委員より、ラジオの効果についてはとの質疑に、執行部は、このラジオは主に岡山市をエリアとして放送されており、このラジオを聞いて赤磐のイベントに来たという声も聞くので、効果はあったと考えているとの答弁。 委員より、ラジオを赤磐市内に流すことはできないかとの質疑に、執行部は、このFMの主な放送エリアは岡山市内で、山陽の一部では聞こえるということだが、赤磐市全域では聞くことができない。インターネットでは全国どこでも聞くことができるので、そういったことをアピールしていきたいとの答弁。 委員より、岡山市のどういった層をターゲットにしているのかとの質疑に、執行部は、市のいろいろな催し物や特産物など市の魅力を紹介する番組なので、内容によっては若者向け、子育て世帯向けなど多くの人に聞いてもらえるようにしているとの答弁。 委員より、岡山シーガルズとの連携・協力推進事業で、赤磐市PR広告掲出など行ってもらえるようになっているが、などとは何かとの質疑に、執行部は、市主催のイベントへの選手の参加や桃太郎アリーナで試合が開催された際に市のPRブースを設置させてもらっているとの答弁。 委員より、あかいわに戻ろうプロジェクト事業で、若者の地元定着のために高校生向け就職説明会を開催しているが、市内に高校生を対象とした求人が何人くらいあるのか。また、説明会に何人来たのかとの質疑に、執行部は、十数社の企業がブースを出して、約90人の高校生が参加したとの答弁。 委員より、あかいわモモちゃんLINEスタンプ素材制作の費用と選定方法はとの質疑に、執行部は、制作費用は27万円で、約40種類のスタンプを制作した。素材については業者から提案をもらい、総合政策部内で選定をしたとの答弁。 委員より、グローバルキャンプ事業の参加者が7人だが、どういうことかとの質疑に、執行部は、以前はニュージーランドまで中学生を派遣していた事業を組みかえて実施したもので、昨年は初年度ということもあり十分なPRができなかったため、募集20人に対して応募が7人であったとの答弁。 委員より、市民バスや広域路線バス等について、乗車人数が少ないように思うが、今後どう考えていくのかとの質疑に、執行部は、特に広域路線バスは民間バス会社が減便、撤退したところを引き継いでいるため、乗車人数は多くないのが現状である。しかし、生活の足としてなくてはならないものとして考えており、今後も運行を続け、できるだけ利用者をふやすようなことを考えていきたい。市民バスについても同様で、時間帯や便数について利用者の声を聞きながら、改善ができるところはしていきたいとの答弁。 委員より、バス等の公共交通について、需要と供給のギャップがあるのではとの質疑に、執行部は、公共交通網については住民の足として考えており、民間交通が整備されていないところについては十分検討し、できる限り市民の要望に応えられるよう精査、検討していきたいとの答弁。 委員より、現在、支所の宿直を廃止しているが、どうかとの質疑に、執行部は、28年7月から支所の宿直を廃止し、夜間の電話は本庁の宿直につながるようになっている。連絡事項については記録をとり、翌日の朝には支所の担当部署へ伝えるような体制をとっている。きめ細やかな対応ができるよう引き続き経過を見ていきたいとの答弁。 委員より、地区管理の防犯灯への補助を多くできないかとの質疑に、執行部は、市管理の防犯灯が3,367基、地区管理の防犯灯が3,172基あり、メーンの道路のみを市管理としている。地区で設置したものについては現状での補助金対応でお願いしたいと思っているとの答弁。 委員より、支所の宿直の廃止や防犯灯の整備について、住民が少ないことや費用対効果が小さいからという理由で今のような形になっているのであれば、それはおかしいのではとの質疑に、執行部は、支所の宿直の廃止については約2年間、支所の午後5時15分以降の夜間の連絡状況や件数等の経過を調査し、支所の体制も勘案して本庁宿直に統合しても十分対応が可能であると判断し、区長会や職員への説明を経てことしの7月から切りかえている。防犯灯については、設置事業の補助金を全ての要望に対して賄うのは難しい状況なので、毎年、予算の範囲内で順次地元に補助をしているとの答弁。 委員より、行政事務連絡業務委託料4,576万7,000円について、委託内容は前年度と同様かとの質疑に、執行部は、同様であるとの答弁。 委員より、行政事務連絡業務について、委託する業務の仕分けをすれば費用を見直しできるのではとの質疑に、執行部は、旧町での考え方もあり、考え方が多岐にわたっているが、現在、作業内容等を調査しているところである。今後も研究、検討していきたいとの答弁。 委員より、小さい地区でも均等割や世帯割等が必要になる。消防団でも2つが一つになってやっている。地区の規模やあり方についての考えはとの質疑に、執行部は、9世帯の地区から500世帯を超える地区まである。大きく言えば小学校区、そういう地区の考え方も含めて市と地区との連携のあり方を研究していきたいとの答弁。 委員より、例規集データ加工委託料527万9,040円は削減できないか。今、何冊あるのかとの質疑に、執行部は、冊子は50冊である。また、インターネットで使用するのを含めたシステム等の費用は322万7,040円で、27年度は行政不服審査法と行政手続法の全部改正等があり、その法令改正に対応するために別途205万2,000円が必要になったとの答弁。 委員より、広報紙の発行について、2カ月に1回にすれば配布料も作成料も安くなるが、どう考えるかとの質疑に、執行部は、毎月28から32ページで発行しており、市民にお知らせする記事が多くある。現状では毎月発行する必要があると考えているが、今後、報道委員会でも議論をしていきたいとの答弁。 委員より、広報紙の発行部数と配布戸数、世帯数が一致していないがとの質疑に、執行部は、1万7,200部発行し、1万6,335戸に配布している。予備や他自治体との交換をしているために多く発行している。また、配布数については、各自治会から配布部数を聞いて配布しているので、住民基本台帳上の1万7,893世帯との差があると思うとの答弁。 委員より、前納報奨金が27年度で終わっているが、この制度の廃止によって影響はあるか。また、昨年度の件数はとの質疑に、執行部は、年度途中であるため収納率への影響は今のところわかっていない。前納報奨金の対象となったのは納税通知書全体の58.3%で1万3,754件であるとの答弁。 委員より、県滞納整理推進機構に49万8,000円の負担金を出したことによって費用対効果はあったのかとの質疑に、執行部は、27年度は97件の委託をした。徴収税額は、本税として2,031万8,882円、督促手数料9万5,100円、延滞金958万4,085円で、合計で2,999万8,067円であったので、十分効果はあったと考えているとの答弁。 委員より、一般会計の滞納が約4億7,000万円と多額であり、将来の不納欠損になってしまう。平等性も欠けることになるが、どういう対応をしているのか。裁判をしたケースはないのかとの質疑に、執行部は、滞納についてはきちんとした対応が必要ということを大原則に考えている。この対応については、県の滞納整理推進機構や市においても差し押さえなども念頭に置きながら適正にやっていこうということで進んできている。効果として、少しずつではあるが、滞納額が減少しているということから、これからもさらなる強化の必要があると思っている。裁判をしている例はないとの答弁。 委員より、収入未済額が26年度より減っているが、どんな取り組みをしたのかとの質疑に、執行部は、滞納整理推進機構や税整理組合に委託もしており、悪質と思われる滞納者については滞納整理を進めている。また、預貯金や保険料の差し押さえに力を入れており、27年度は差し押さえ件数321件で、徴収金額2,291万6,576円と大きな成果を上げている。ここに至るまでには督促、電話催告、臨戸訪問、催告状の送付、納税相談等、滞納者と接触が持てるよう十分努力してきた結果として、全ての税について滞納額が減っているとの答弁。 委員より、事務事業評価で改善としたものが3事業、継続検討としたものが2事業あるが、内容の説明をとの質疑に、執行部は、改善となったものは地方債の繰上償還、基金の整備、給食センターの一部民間委託であり、継続検討となったものは地域情報通信基盤設備の民間通信会社への移管、庁内会議へのタブレットPCの導入であるとの答弁。 委員より、ここで改善や継続検討になったものは今後どうするのかとの質疑に、執行部は、改善のものは計画に沿って順次実施していき、継続検討のものはことしも担当課と協議をするとの答弁。 委員より、情報公開不服審査会委員報酬が2万5,500円支出されているが、これは審査会が開かれたから必要になったのか。もしそうであれば、不服の内容はどんなものであったのかとの質疑に、執行部は、審査会が開催されたためで、8,500円の3人分である。内容については、公共下水道の全体計画で一部不開示となったものに対する不服であるとの答弁。 委員より、桜が丘いきいき交流センターの利用人数が前年度より約6,000人減っているが、理由があるのかとの質疑に、執行部は、27年度から毎月29日から31日までの間は全館を一般利用者の優先日としたため、その日に登録グループが利用できなくなったことによる減であるとの答弁。 委員より、防犯カメラ設置事業の実績と今後の計画はとの質疑に、執行部は、1地区で3基の防犯カメラを設置した。1基当たり30万円の補助で、合計90万円を支出してる。本年度も県の補助金を活用して募集を行い、設置を進めているとの答弁。 委員より、FAX119設置委託料172万8,000円の説明をとの質疑に、執行部は、聴覚障害者の人が指令台にファクスを送れるような仕組みを取り入れたものであるとの答弁。 委員より、常備消防費の寝具借上料の説明をとの質疑に、執行部は、隔日勤務者が使用するためにリースしており、前期で63組、後期で67組であるとの答弁。 委員より、個人が使う寝具を市が負担するのか。個人で負担するべきではとの質疑に、執行部は、従前より職員の福利厚生や衛生管理も含めて実施しているが、検証をしながら不必要なものは省いていくのが基本であり、そういった観点でこれからもチェックをしていくとの答弁。 委員より、救急救命士教育負担金467万6,300円は何人分かとの質疑に、執行部は、前期1人、後期1人の計2人分であるとの答弁。 委員より、常備消防費のコミュニティ助成事業の説明をとの質疑に、執行部は、自治総合センターの行う助成事業で、市の婦人防火委員会に消火体験模擬装置一式を助成したものであるとの答弁。 委員より、防火水槽修繕補助金と防火水槽新設補助金の説明をとの質疑に、執行部は、防火水槽修繕補助金は、地元の防火水槽の漏水やフェンスの破損などの修繕に対し補助をするもの、防火水槽新設補助金は、地元の防火水槽の新設や古い防火水槽を改修する際に補助をするものであるとの答弁。 委員より、開渠型と暗渠型のものがあるが、今後の考え方はどうかとの質疑に、執行部は、現在は混在しているが、新しく整備する際には暗渠型を推奨している。地区の負担分もあるので地元と調整したいとの答弁。 委員より、消防業務遂行のために小型船舶操縦士免許1人分を助成しているが、助成割合は。また、どこで小型船舶を使う予定なのかとの質疑に、執行部は、以前、旧吉井町で集中豪雨があり、吉井川と滝山川が氾濫した経緯がある。そういった想定で救助作業を行うために、エンジンつきボートを操縦するための免許を取得する費用を助成している。助成割合は100%であるとの答弁。 委員より、河川で使用する場合でも小型船舶操縦士免許は必要なのかとの質疑に、執行部は、河川であってもボートの大きさやエンジン馬力によって免許が必要になる。消防本部が保有しているボートは長さ3.83メートル、エンジンが25馬力あり、免許が必要であるとの答弁。 委員より、職務上取った免許や資格は個人のものになるので、幾らかは自己負担するべきではとの質疑に、執行部は、中型免許については上限10万円という基準を設けており、あとは自己負担としている。小型船舶の免許については今後協議していきたいとの答弁。 委員より、スクールバス運転業務委託料2,659万5,400円は、国土交通省の規定する基準等に適合しているのかとの質疑に、執行部は、適合しているとの答弁。 委員より、学校経営支援事業補助金1,486万6,837円の説明をとの質疑に、執行部は、地方創生交付金を活用したもので、各小中学校において特色ある取り組みができるよう学校の規模等に応じて交付したものである。取り組みの例としては、学力向上に資する資料を購入する、体力向上に向けた備品を整備する、人権意識の高揚に向けた人権カレンダーを作成するなどであり、市内の全小中学校で実施したとの答弁。 委員より、他市がしている教育特区についてどう考えるのかとの質疑に、執行部は、各学校が国の決めた授業時数を超えて行う場合は文科省の許可が要る。近隣では和気町が英語特区ということでやっている。先般報道のあった総社市の場合は体育特区、音楽特区ということで、これは市内の学区制をなくして市内のどこからでも特定の学校へ通えるというものであるとの答弁。 委員より、人権教育推進委員報酬19万5,000円の内訳をとの質疑に、執行部は、推進委員会を年2回開催し、延べ30人分、他に視察研修やポスター審査、その他の活動を計5回実施しているとの答弁。 委員より、図書館管理システム機器借上料とマーク使用料の説明をとの質疑に、執行部は、図書館管理システムには貸し出しに使う端末、利用者が資料を探す端末、利用者がインターネットを使う端末、プリンターがあり、合計で34台の端末が含まれている。マーク使用料について、書籍等についているマークには書名や著者名、内容等、詳細なデータが入っており、それを活用することで資料検索に役立つとともに予約なども簡単にでき、利用者サービスの向上に役立っているとの答弁。 委員より、図書の購入について、学校の分も含めて中央図書館で一括購入することはできないかとの質疑に、執行部は、現状は各学校で図書を購入しているが、中央図書館で団体貸出用として図書を幾らか購入し、小中学校への貸し出しをしている。また、学校の予算では大きな辞典や高価なものは購入できないため、今後も中央図書館で一括購入し、それを貸し出すという方法を活用していきたいとの答弁。 委員より、給食センターのリウォーターシステム管理委託料とグリストラップ維持管理委託料の説明をとの質疑に、執行部は、どちらも吉井学校給食センターの管理委託料で、リウォーターシステムは、調理場からの排水と残飯を細かく砕いて水をある程度きれいにしてから下水に流すものである。グリストラップは、調理場から出る油脂分を取り除くものであるとの答弁。 委員より、給食センターコンテナ車運転業務委託料について説明をとの質疑に、執行部は、吉井学校給食センターの配送業務を吉井観光に委託しており、8月は給食がないので11カ月分であるとの答弁。 委員より、シルバーに配送委託しているところはあるのかとの質疑に、執行部は、吉井以外の給食配送は職員と臨時職員で行っているとの答弁。 委員より、米飯学校給食推進事業補助金の説明を。また、米の仕入れ先と消費量はとの質疑に、執行部は、平成9年までは国の補助金があり、その補助金を投入した後の金額が1キロ当たり209.4円であった。現状、米価は280円前後であるので、その差額の2分の1に消費税を掛けたものを補助している。対象は小中学校である。仕入れ先については、吉井と東の学校給食センターは赤磐産のきぬむすめを県の学校給食会から取り寄せている。中央の学校給食センターは赤磐産の朝日米を農協から取り寄せている。消費量は、3センター合計で3万6,930キロであるとの答弁。 委員より、公債費で長期債元金償還金が19億3,995万9,331円あるが、将来的な見通しは。また、今回償還したのは主にどの事業にかかわるものかとの質疑に、執行部は、中長期財政見通しによると地方債は徐々に減っていくと考えているが、新規で大きな事業があればまたふえることになる。また、償還した主な事業として、合併特例債を使用した地域振興基金の造成事業、中央図書館の建設事業、ごみ処理施設整備事業、消防庁舎整備事業などであるとの答弁。済いません。 次に、厚生常任委員会の所管部分について審査を行いました。 委員より、生活保護費の説明を。実態把握をしているのかとの質疑に、執行部は、27年度末で91世帯、110人が受給しており、昨年度より減少している。減少した理由としては、求人がふえたために就職して自立した人が多いように思う。扶助費の中では医療扶助が一番大きく、生活扶助、介護扶助、住宅扶助等がある。実態把握については、担当者が本人の申告、訪問調査、調査権に基づく金融機関への調査、税務調査などを行い、収入の把握にも努めている。今後もしっかりと実態把握をして適切な指導に努めたいとの答弁。 委員より、もっと実態調査を徹底するべきではとの質疑に、執行部は、不正受給について情報があれば適切に調査していき、不正の内容がはっきりすれば法律に基づいて不正に受給した保護費は返還を求めていく。市としては毅然とした態度で対応していくとの答弁。 委員より、生活保護受給者の車の保有について説明を。また、保有についての基準が最近変わったのかとの質疑に、執行部は、基本的に車に乗ることは認めていない。ただし、例外的に就労のためどうしても車が必要な場合、通院等で他の交通手段がない場合などには認めている事例もある。基準については変わっていないとの答弁。 委員より、敬老会助成金1,715万1,520円について説明をとの質疑に、執行部は、敬老事業は多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛するもので、各地区での敬老事業に対し75歳以上の人数に2,500円を掛けた金額を助成しているとの答弁。 委員より、敬老事業の助成金は地区に出すのか個人に出すのかとの質疑に、執行部は、地区の敬老事業に対するものであり、個人に支給するものではないとの答弁。 委員より、緊急通報システムの設置件数で赤坂地区が少ないように感じるがとの質疑に、執行部は、ひとり暮らしで虚弱で何かあったときに心配だという人を民生委員が掘り起こしてくれる。たまたまこの期では減ったのだと思う。地域包括支援センターの職員や民生委員から対象者によく説明をして、有効に活用してもらうよう努めたいとの答弁。 委員より、社会を明るくする運動の啓発について、運動の内容は。また、他の自治体では議会にも声をかけ、一緒になって啓発をすることが行われているが、本市では議会への声かけはしないのかとの質疑に、執行部は、7月を強化月間として商業施設、中学校で朝の挨拶運動を実施した。人権擁護委員や地域のボランティアの人も参加してもらっている。議会の議員については啓発のお知らせはしているとの答弁。 委員より、生活困窮者自立支援事業で、自立相談が63件あったとあるが、内容とアドバイスはどんなものであったのかとの質疑に、執行部は、この法律は27年度から開始されたもので、社会福祉課の職員が兼務でこの相談を受けている。63件のうち12件が生活保護の申請に至っている。それ以外の人はハローワークを紹介したり無料法律相談につないだりしているとの答弁。 委員より、協働のまちづくり推進事業の考え方をとの質疑に、執行部は、さまざまな行政課題があり、行政だけでは解決できない分野の課題も多くある。市民と協働で行政課題を解決したいという目的で、フォーラムやまちづくりの検討委員会を設けてワークショップ等をして取り組んでいるとの答弁。 委員より、協働のまちづくり事業について、事業の指針やルールをつくってそれに従って運営していく考えがあるのかとの質疑に、執行部は、策定している指針やアクションプランに従って事業を展開していくとの答弁。 委員より、難病者援護対策事業で、前年度の375件から232件に減っているが、説明をとの質疑に、執行部は、対象となる疾病が56疾病から306疾病に段階的にふえたが、本人に市民税非課税の要件を付したために件数が減っている。国の予測では対象者が1.8倍になると見込んでおり、本市でも今後ふえてくると考えているとの答弁。 委員より、子どもへの暴力防止参加型研修委託料30万9,500円の説明をとの質疑に、執行部は、虐待防止の研修会を市内の保育園や幼稚園の教職員、保護者や児童等を対象に行っているもので、CAPおかやまに委託して13回実施したとの答弁。 委員より、子育て支援サイト運営委託料105万円の説明をとの質疑に、執行部は、従来は子育て情報をふぁみりんくという情報誌でやっていたが、それをサイトで提供していくために赤磐子どもNPOセンターに委託しているとの答弁。 委員より、要保護児童台帳管理システム導入委託料216万円の説明をとの質疑に、執行部は、要保護児童の情報を紙で管理しており、関係機関で連携がとりにくいということでシステムを導入し、連携ができるようにしたものであるとの答弁。 委員より、要保護児童の基準はとの質疑に、執行部は、要保護児童対策地域協議会で実態を把握しており、基準としては保護者に監護させることが不適切と認められるかどうか等が定められているとの答弁。 委員より、地域協議会には学校も福祉も入っているのかとの質疑に、執行部は、中央児童相談所や民生委員、保育所、教育委員会も入っているとの答弁。 委員より、市老人クラブ補助金は連合会へまとめて交付しているのかとの質疑に、執行部は、赤磐市老人クラブ連合会に一括して交付している。その後、4つの支部老連に分配され、それぞれの活動費に充てられているとの答弁。 委員より、老人保護措置費負担金の説明をとの質疑に、執行部は、養護老人ホームに入所している10人分の負担金で、生活費や事務費である。1人当たり月額で約18万円程度の市費が必要になり、本人からは収入に応じて負担金を別途徴収しているとの答弁。 委員より、柵原吉井特別養護老人ホームと和気老人ホームの負担金の差が大きいがとの質疑に、執行部は、事業費との関係もあるが、両施設とも過去に建てかえをしており、そのときの償還の関係もあるとの答弁。 委員より、後期高齢者医療療養給付費等負担金の説明をとの質疑に、執行部は、医療給付費分の総額の12分の1を市が負担することになっており、これは翌年度に精算することになるとの答弁。 委員より、福祉タクシー券事業の説明をとの質疑に、執行部は、本市に1年以上住所を有し、住民税非課税世帯に属する人が対象で、かつ75歳以上の人、身体障害者手帳の1から3級の人、療育手帳を持っている人、精神保健福祉手帳の1から2級の人であることが要件となっている。タクシー券は月当たり2枚で、1年だと24枚になる。内容としては、初乗り料金を助成するもので、交通の助成をするというよりは外出の促進をするものであるとの答弁。 委員より、福祉タクシー券は申請主義か。また、申請は毎月必要かとの質疑に、執行部は、申請主義であり、4月に申請があれば24枚交付するとの答弁。 委員より、予防接種事故救済補助金539万7,900円の説明を。また、財源はとの質疑に、執行部は、昭和50年に受けた種痘の予防接種が原因で健康被害を受けた人の救済で、医療費や年金等の支給をしている。財源は、国が2分の1、県が4分の1、市が4分の1であるとの答弁。 委員より、和気北部衛生施設組合(火葬場)負担金が678万5,000円あるが、先般、議会の中で火葬場についての意見書が採択された。一部の地域の人が他の地域と比べて安価で利用できることになっているので、市民の間で格差が出ているという内容であったと思う。現状の確認と今後その格差解消の検討をするのかとの質疑に、執行部は、和気北部衛生施設組合の関係は旧熊山町の人が安価で利用できるのが現状である。格差の解消については、市民の間で不公平感が生じることのないよう市が差額を助成するなど、格差を解消する必要性は認識しているとの答弁。 委員より、子宮頸がんの予防接種について現況はとの質疑に、執行部は、子宮頸がん予防接種は現在、接種勧奨を控えており、27年度は実績がなかったとの答弁。 委員より、制度はあるが、自粛しているということかとの質疑に、執行部は、子宮頸がん予防接種は法律上、定期の予防接種として残ったままであるが、25年6月に国から接種勧奨を控えるよう通達があり、それに従っているとの答弁。 委員より、結核の現況について説明を。また、予防対策はどのようにしているのかとの質疑に、執行部は、小児へはBCGの予防接種を実施しているように、結核がなくなったわけではない。20代や30代の若い人も結核になっていると聞いている。結核検診については集団検診で実施しており、ナイター検診も行っている。未受診者には勧奨の通知を出しているとの答弁。 委員より、母子保健事業の未受診者への対応はとの質疑に、執行部は、受診率を上げるために勧奨をしている。新生児には保健師はもちろん愛育委員にも訪問してもらい、健診の説明をしている。前年度より受診率が低下している傾向にあり、その理由を調査したところ、病院で受診した、入院中で受診ができないなどであった。3歳児健診では保育園や幼稚園で受診しているケースが多かったが、その場合には園に保健師が訪問して子供の様子を先生から聞くなど、連携をしながら実態把握に努めているとの答弁。 委員より、清掃費は全体的に節約に努めているように思うがとの質疑に、執行部は、清掃センターについては26年度から運営をしているが、2年目となる27年度になってある程度、平均的な経費が見込めるようになった。その中でも極力、経費を落とすような方向で進めているとの答弁。 委員より、県南東部圏域二次救急体制整備事業負担金で223万6,000円があるが、事業の内容はとの質疑に、執行部は、赤磐市、岡山市、備前市、瀬戸内市、玉野市、和気町などで構成しており、2次救急医療体制の指定病院に24時間365日、夜間、休日も輪番制で対応する事業である。27年度は本市の1,061人が対応してもらったとの答弁。 委員より、砂川支流水質検査委託料の説明をとの質疑に、執行部は、砂川を中心とした支流河川を含めて12カ所で定点的に測定し、pH、BOD等の計8項目について検査しているとの答弁。 次に、産業建設常任委員会の所管部分について審査を行いました。 委員より、県広域水道企業団一般会計出資金1,834万円の説明を。また、いつまで出資するのかとの質疑に、執行部は、苫田ダム建設に伴う企業債の元利償還金に対する出資で、供給水量割があり、本市は11.059%となっている。それとあわせて、当年度に上水施設や管路の拡張工事をした費用の11.059%も出資している。企業債に関するものは32年度で終わるが、拡張工事等の費用については今後、工事があるごとに出資することになるとの答弁。 委員より、27年度の出資金の内訳はとの質疑に、執行部は、企業債に係るものが882万1,000円で、工事に係るものが951万9,000円であるとの答弁。 委員より、結婚推進協議会でカップリングパーティーを4回実施して18組のカップルが成立したとあるが、その後どうなったのかとの質疑に、執行部は、カップルになった組には結婚推進協議会の委員が1人ずつついてサポートをする仕組みである。それ以前のカップルでは結婚した事例があるが、27年度のカップルについては結婚に至ったという報告は聞いていないとの答弁。 委員より、結婚推進協議会への助成金は十分か。また、カップリングパーティーの経費はとの質疑に、執行部は、60万円の助成金の中でどうにか活動してもらっている。カップリングパーティーについては、通例だと男女20人ずつが参加するが、参加費を徴収しているとの答弁。 委員より、吉井ライスセンターの工事内容は。また、市が全額負担するものなのかとの質疑に、執行部は、屋根の補修工事である。今回は建物の修繕であり、市が全額負担している。一昨年は機械の更新を行っており、その際には運営する組織から一部分担金をもらっているとの答弁。 委員より、牛の畜産はまだあるのかとの質疑に、執行部は、牛に関しては市内に5戸あり、山陽2戸、赤坂1戸、熊山2戸であるとの答弁。 委員より、不動産売払収入で、ダイハツに土地を売却したと説明があったが、その経過の説明をとの質疑に、執行部は、ダイハツの区域内には市の道路や水路などの公共用地があったが、そこも含めてダイハツが造成をした。公共用地の区画が確定したことにより、売り払いという形で精算をしたものであるとの答弁。 委員より、プレミアム付商品券の効果はとの質疑に、執行部は、市内の消費拡大や地域経済の活性化を図るために国の消費喚起型交付金を活用して事業を実施し、約99.8%の利用があった。その後、無作為でアンケート調査をした結果、商品券をきっかけとして追加の消費もあり、消費喚起としては効果があったと考えているとの答弁。 委員より、都市計画総務費の耐震事業で、診断が12件あるのに改修が2件と少ない。理由は何だと思うかとの質疑に、執行部は、主な理由としては工事費が高額になるためだと考えているとの答弁。 委員より、災害復旧費で、国庫補助のものと単市のものがあるが、内訳はとの質疑に、執行部は、農地災害では国庫が2件、農業用施設災害では国庫が3件、単市が5件、道路橋梁災害では国庫が3件、単市が3件であるとの答弁。 次に、認第2号平成27年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、後発医薬品差額通知サービスの効果はとの質疑に、執行部は、ジェネリックの関係の通知は毎月、該当者に送付しており、年間では4,426件であった。効果については、月額280万円程度の削減につながっているとの答弁。 委員より、ジェネリックになじまないケースもあると思うがとの質疑に、執行部は、この通知は削減効果が見込まれる人、後発医薬品が100%未満の人などに送っているが、精神疾患などは対象から外しているとの答弁。 委員より、データヘルス計画の取り組みはとの質疑に、執行部は、27年度に3カ年計画を作成した。その中で、本市の課題として特定健診の受診率が低いことが一番の問題として上がっており、未受診者への勧奨をしている。また、生活習慣病の重症化を予防するために対象者を選定し、通知をしているとの答弁。 委員より、熊山診療所で文書料の歳入74万4,420円がある。この中に診断書の費用は入っていると思うが、紹介状の費用も入っているのかとの質疑に、執行部は、紹介状の費用は入っていないとの答弁。 次に、認第3号平成27年度赤磐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑はありませんでした。 次に、認第4号平成27年度赤磐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、地域支援事業のいきいき百歳体操が新規事業として上がっているが、利用者の評価は。また、今後の計画はとの質疑に、執行部は、介護予防の取り組みとして事業を開始した。27年度は11団体であったが、28年8月には25団体にふえている。今後は、地区ごとに1つできたらいいと考えているとの答弁。 次に、認第5号平成27年度赤磐市訪問看護ステーション事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、前年度より利用者がふえている。議会でもその取り組みが弱いのではないかという指摘があったが、それを受けての改善の結果だと捉えていいのかとの質疑に、執行部は、ケアマネジャーへ訪問した効果もあったと考えているとの答弁。 次に、認第6号平成27年度赤磐市簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑はありませんでした。 次に、認第7号平成27年度赤磐市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、昨年の4月に下水道料金の値上げがあったと思うが、もとの水準に戻るのは何年後かとの質疑に、執行部は、値上げによって約2,000万円の増収になっており、今後の修繕や更新に充てていく。いつもとの水準に戻るかということについては、状況を見ながらやっていくことになるとの答弁。 次に、認第8号平成27年度赤磐市宅地等開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、総務費の旅費と広告料の説明をとの質疑に、執行部は、旅費は関西圏、中京圏、関東圏で開催された定住促進フェアに職員が出張したもので、広告料は市の分譲宅地を新聞広告に掲載した費用であるとの答弁。 次に、認第9号平成27年度赤磐市竜天オートキャンプ場特別会計歳入歳出決算の認定についてから認第11号平成27年度赤磐市水道事業会計歳入歳出決算の認定についてまでの3件についての質疑はありませんでした。 次に、全体の不納欠損について。 委員より、相続放棄をした場合は市に連絡が入るのかとの質疑に、執行部は、本人が相続放棄を家庭裁判所に申し出て認められた場合には受理通知が裁判所から本人に届くので、その通知を市に届けてもらう必要があるとの答弁。 委員より、27年度に不納欠損処理をした人には不納欠損に至らない滞納がまだあると考えていいのかとの質疑に、執行部は、今回、不納欠損としているのは市外転出や行方不明のもの、死亡して相続人がいない、破産、倒産によって回収が不能なものを上げている。その中には現在も固定資産税などが発生しているものもあるとの答弁。 委員より、それぞれの時効は何年かとの質疑に、執行部は、市税、国保税、下水道は5年、後期高齢者、介護保険、簡易水道、上水道は2年であるとの答弁。 以上で質疑を終了し、本委員会に付託された認第1号平成27年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認第11号平成27年度赤磐市水道事業会計歳入歳出決算の認定についてまでの11件について採決を行いました。 まず、認第1号平成27年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決の結果、全員一致で認定すべきものと決しました。 次に、認第2号平成27年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてから認第10号平成27年度赤磐市財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの9件を一括採決の結果、全員一致で認定すべきものと決しました。 次に、認第11号平成27年度赤磐市水道事業会計歳入歳出決算の認定についてを採決の結果、全員一致で認定すべきものと決しました。 以上をもちまして決算審査特別委員長報告を終わります。 ○議長(金谷文則君) ここで、11時10分まで休憩といたします。              午前10時56分 休憩              午前11時10分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 決算審査特別委員長報告が終わりました。 これから決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は移動してください。 決算審査特別委員会付託案件を一括質疑として、質疑を行います。 質疑はありませんか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 決算審査の委員長報告聞かせていただきまして、二、三、質問させていただきたいと思う、よろしくお願いいたします。 本来でしたら私はするんではないんですが、13、14日で、13日しましたが、14日の朝一番にいろいろ厚生のほうから質問しておりましたら、委員長のほうから高尚なことはよろしいという、前置きはええから言えというて、これ以上やりょうたら発言させんよというんで、発言させない人は委員会へおる必要はないということで、そういうことを職権で言われるんじゃったら職権で処理しなさいと。そしたら、受理せんと言ようりましたから、辞職願を出しております。そのことについて皆さん、関係委員さんには御迷惑をおかけしたと思いますが、私としては正しかったと思っております。この12年間議員をしていた中で、初めてこういうことが起きました。ということで、おわびもしておきたいと思います。 それでは、質問させていただきたいと思います。 総務のことについては、私がおって聞かせていただいてもうて、ほぼ網羅されておるんではないかと思っております。事務局のほうがよくまとめてできておったんではないかと思っておりますので、そのことについては。 厚生の中で、これも言うとりましたが、途中、報告していただきましたが、生活保護のことを、ここのことで実態把握、いろいろなことでとめられて私は退席して、答えてくれておりますが、その後聞いておりません。10時30分、40分ごろには退席しておりますのでわかりませんが、この中で大体、私の答えてくれていいんですが、91世帯、110人が受給しておりということで減ったということで、これについては私が聞いております。そのことはいいんですが、その中で2点ほど、住宅扶助費。住宅扶助をもろうとる方が住宅扶助を払わずに出していったら、約2億1,000万円が赤磐市の生活保護費でございます。その中で半分が国、そしてこの赤磐市が貴重な税金の中の約1億1,000万円近く払っておるわけです。そのようなことで、住宅扶助費がある中ではそれを説明していただきたい、これを聞きたかったんですが、聞けてないので、あえて聞かせていただきます。 住宅扶助をもらって、月に2万円とか3万円いただいて、それを払わない、1回、2回払っとる、ずっと払わない、例えば5年とか10年払わない、それは詐欺ではありませんか。これは執行部のほうにもお尋ね、そういうことを聞きたかったんですが、そういうことの住宅扶助についての、どのようなやり方が住宅扶助出るか出ないか質問があったかなかったか。実際に家を持っておるのに、家を持っておっても住宅扶助が出るのか教えていただきたいと思います。そのことの質問があったかなかったかというのを1点教えて。 それからもう一点、これも聞いておりましたが、これも答えが全部出ておりませんでしたが、生活保護の受給者の車の保有について、親戚とか兄弟とか他人名義で車を所有しとる人がたくさんおります。実際に車を買えない、ローンが通らない、我慢して一生懸命頑張らなくてはいけない、生活保護を受けるわけにはいかない、身内に恥ずかしい、そして自分の責務としてやりたいというて頑張っとる方もおられます。しかしながら、車を保有しておる人がおられます。これは事実でございます。そういうことも踏まえて言っとりますが、答えでは保有は認めないということになっておる答えで、それ以上の突き進んだ質問があったかなかったか。持つわけない、皆さんの平等性からいうたらなかった、それがあるかないかお答え願いたいと思います。 それから次に、その中の絡みで療養費です。療養費と一般の生活、いわゆる全体の生活保護ですが、分けるということができたかできなかったか、そのような分けて与えるようなんができるんかできないか、そのような質問があったかなかったかお答え願いたいと思います。 次に、産業建設の委員会の所管の関係で、11ページですけど、委員より、牛の畜産はまだあるのかの質疑に、執行部は、牛に関しては市内に5戸あり、山陽2戸、赤坂1戸、熊山2戸との答弁があったとのことですが、私の思い違いかもしれませんが、共済のほうのもやっておったら、赤磐の中では吉井地域に1軒、畜産というんが牛を飼っております。これはどうなったんか。これが正しかったんか、それ以上、これで終わりだった、執行部が答えたから、ああ、そうですかで終わったのか、あったんかなかったのか、わかればお答え願いたいと思います。それでよろしいです。 それから次に、不納欠損でございますが、これについていろいろお答えしたんですが、13ページです。上から、委員より、27年度不納欠損処理をした人に不納欠損に至らない滞納がまだあると考えていいのかとの質疑に、執行部は、今回、不納欠損としているのは市外転出者、行方不明者のものとかこういう書かれとんですが、市外転出者やこうはもうこれ以上追及してなかったのかどうか、このことについて質問があったかなかったか。 それとまた、このことについては適正な、私がこの中で聞いとる中では、私は毎年、生活保護のこととこのことは言うとります、絶えず。決算をやる中で、不納欠損をやったらやっぱり平等性がないわけです。時効停止にするとかいろいろなことがどのような話があったかなかったか、詳しく。 そして、大体一つが出てくる人は、ほとんど言うたらおかしいけど、多重に重なっております。そのことについてどのような処理をやっとるのかやるのかやってないのか教えていただきたい。 それから、これにつきましてもいろいろなことで平等性で災害資金、そして同和資金、そして税金、介護、いろいろなんあります。これをやって時効も2年のもあれば5年のもあります。しかしながら、そこの時効の中断の仕方をどのようなやり方やっておるのか執行部のほうに質問が委員会であったかなかったか。 そして、これについて平等性に欠けるんではないかというような意見が出たか出なかったか。ただ、単によろしいと、私はやめた者が言うんじゃおかしいですけど、これが当たり前じゃ。不納欠損してよろしい、これはするのが当たり前じゃと、監査委員でも本当に激務してやっていただいとります。職員もやっとると思います。この我々委員がただ単に、ああ、不納欠損はこれでいいんですかというて、ああ、そうですかというて、これで終わったのか、これどのように調整いうんか、今後継続してどのように不納欠損を起こさないで未収金がないようにやっていく、回収していくというような話が、いわゆる未収金イコール次の不納欠損のやることの予備群でございます。そのようなことにどのような対応するかという質問が委員の中で出たか。非常に重要な話で、出たとは思っとります。出てなかったら結構ですが、立派な委員さんばあおられるんで、どういうことがあったか、このことについて説明願いたいと思います。 それからもう一点、先ほど聞いた中でちょっと僕、忘れとったんだけど、下水道料金が何か下水道事業の中で上がって、下水道料金が2,000万円ほど足しになって、何年かしたら安定的にできるという答えがあったというのを聞いたんですけど、これは参考までにどのくれえ下水道料金が立米当たり上がったとか立米以内上がったという金額の上がったんが、私もちょっと忘れておりますんで、あったか、そういう質問があってどうなったかというのをもう少し詳しくあったことを教えていただきたい。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 7番原田委員長。 ◆決算審査特別委員長(原田素代君) 北川議員の御質疑にお答えさせていただきます。 ページでいきますと7ページになりますでしょうか、厚生の管轄の中の生活保護費の幾つかの点の御質問がありました。 まず、住宅扶助について、詳しい中身についての議論があったかという御質問については、これ以上の、ここで報告している以上の質疑はございません。 それから、医療扶助についての分けて議論をしたのかどうかという御質問でしたが、それも報告以上のことはしておりません。 それから、生活保護受給者の車の保有についても、ここで報告した以上ではなく、基準は変わらずに場合によって認める事例があると、それ以上のお話はありませんでした。 それから、11ページの牛の畜産、これはもうこれ以上の御答弁で、それ以上質疑もありませんでした。 それから、12ページの下水の値上げ料金のことも、個別値上げ金額の確認のやりとりもございませんでした。 それから、最終ページになりますが、まず不納欠損のところで市外転出について幾らか議論されたのかということですが、これは今回の処理をした人たちのことを列記したもので、それ以上個別についての議論はありません。 それから、多重債務についての質疑、時効についての中断、平等性についての議論など北川議員の御質問ですが、それぞれについて特段の議論はありません。ただ、未収金については、一番最初の今回、特別に予算をつけて滞納整理機構を初めとして税整理組合など委託をすることによって成果が上がったという議論については前段で、北川議員もまだいらっしゃる段階ですが、しておりまして、後段で2日目以降はこの未収金についての議論はしておりません。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 10番北川議員。
    ◆10番(北川勝義君) 何か僕が帰ってやめたら、辞職したら早う終わったというて、時間がすっと3時ごろに終わったというこって、それもよかったんじゃねえかと思うて。これからは私を入れんようにしていただきゃあ、次のときはまた新しい決算のときで考えりゃええんですけど、その中でちょっと気になったんが、先ほど委員長の答弁でそれ以上なかったのを聞くつもりもありません。ただ、僕が言いたかった、委員長、ちょっと質問の趣旨が違うとったんで、勘違いして答えられたんで、生活保護受給者の中に、今、生活保護というたら全体のことなんです、一本で生活保護は出るんです。生活保護で、昔は医療扶助とか、それから生活扶助の2種類が分かれてしとったんです。要保護の必要があるとかというていろいろの中で分かれとってあったんですが、今は体の体調が悪いとかというても生活保護全体で受けにゃあいけないわけです。その中で、医療扶助とか生活扶助とかに分けてできるかとか、そういうような意見が、質問があったかなかったかというの、それについてもう一度、そこのとこがなかったらなかったら結構なので、お答え願いたいと思っとります。 それから、未収金のことはわかったんですが、未収金はだから触れてなかったんですが、不納欠損のことについてやっぱりそういうことがあったら、未収金が不納欠損の僕が言いたかったのは予備群になるということを言いたかったんで、それは私もおりました、市のほうが一生懸命頑張って徴収努力をしていただいたり、せえから県の機構へ入れたり、せえから市町村滞納整理組合したり一生懸命され、弁護士を立てるとかいろいろやってやられとんで、それには敬意を表しております。住宅についてもそういうこともあると思いますが、やはり不納欠損をしとったら、それが結果的には未収金がありゃあ第2の不納欠損に近づいていくんじゃねえかなという気持ちがあったんで、あえて聞かせていただきてかった、そういうことがあったかなかったかというこって、それはおったときでこのことにはなかったというんじゃそりゃ結構です。 それで、私がそれからその中で市外転出のことを言うたのは、要するにもうこれ以上話がなかったかというて、不納欠損というて、執行部は、今回、不納欠損としているのは市外転出者、行方不明のもの、死亡、相続人がないと、こんな簡単なんで終わったんですかというて。もうちょっとやっぱり不納欠損していくんじゃったら、こういうことで市外へ転出して転出先がわからないんだとか連絡がつかないんだとか、それからまたもちろんこちらの中でいうたら破産してあるんだとか実際亡くなったとかそういう詳しゅう、何回も行ってみたんだがなかったんで、そういう質問があったかなかったか、ちょっとその工程をもう少し、これ大事な不納欠損だから。これ皆さんは、僕が僕のお金を回収しとんじゃったら、僕は物すごうやかましゅう言います。皆さんは赤磐市の僕も含めて代表だから、こういう論議があってもえかったんじゃないか、なかったら結構ですが、もしあれば教えていただきたいということを言いたかったんです。もしありましたらお願いします。 それから、下水道関係のことはもう結構です。先ほど言うた値上げして2,000万円の増収になって今後の修繕や更新に使う言うたんじゃけど、いつになって何ぼじゃったかなというのが出たかな。僕ちょっと忘れとったんで、またそれについては個別に各関係部長に聞きますんで、ありがとうございました。 その3点お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 7番原田委員長。 ◆決算審査特別委員長(原田素代君) 再度の御質問でありますが、最初の7ページの医療扶助、生活扶助、介護扶助などいろいろあるという答弁に対しては、それぞれ医療扶助はどうなのか、生活扶助はどうなのかという議論はしておりません。医療扶助のことだけについて取り出して議論する、もしくはそのことについての議論が深まったのかということですが、それはありません。              (10番北川勝義君「議長、よろしいかな」と呼ぶ) はい。 ○議長(金谷文則君) ちょっと……。 ◆決算審査特別委員長(原田素代君) 医療扶助が何。              (10番北川勝義君「全体的なことが分けるんができなんだんかというのを、そういう意見があったかなかったかだけ」と呼ぶ) そういう意見はございませんでした。御答弁はこれだけでした。 それから、13ページですか、市外転出については、何度もお答えすることになってしまうのですが、質問に対する執行部の答弁が、今回の不納欠損処理をした対象者はこういう人たちですということを列記した以上ではなくて、市外転出について特段そこを議論を深めたことはございません。 それから、未収金ということは、これ後段の不納欠損についての議論でありまして、未収金は前段でしておりますので、当然、未収金が不納欠損につながるということにはなるのですが、議論としては前段で未収金の議論しておりますので、後段の不納欠損のところでは未収金についての議論はしておりません。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) ありがとうございました。 大体わかりました。余り議論もなかったのもわかって、あったのもわかったんですけど、特にここらは最後の確認なんですけど、生活保護の中で不正受給しておるとか税務調査とかいろいろやるというのを、実態調査を、実態把握をして適正な指導に努めたいとの答弁があったというて、この適正な指導のとこ、こういう言葉だけじゃったんか、それともこういうことで本当に調査をして、民生委員とか区長さんに調査してやりたいとか国の力をかりるとか弁護士を入れてやるとかいろいろあった、ただこれだけじゃったのか、この1点だけちょっとお答えください。 あとは、ありがとうございました。わかりました。 ただ、委員長、不納欠損のことを言うたのは、未収金がつながっていく可能性があるんじゃないかというのを言いたかったんで、そこんとこはそういうことで言うとりますんで、その1点だけお答えください。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 7番原田委員長。 ◆決算審査特別委員長(原田素代君) 担当の職員のほうからの再度の質問に対して回答でございますが、不正受給については情報があれば適切に調査してまいります、それでその内容がはっきりすれば法律に基づきまして不正で受給された保護費については返還のほうを求めてまいります、市としては毅然とした態度で対応していく考えでございますというのがそのままでございまして、それ以上中身に入る答弁はございませんでした。 ○議長(金谷文則君) 他に質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 質疑なしと認め、これで決算審査特別委員長報告に対する質疑を終わります。 正副委員長は自席へお戻りください。 続きまして、産業建設常任委員会の委員長報告を求めます。 6番治徳委員長。 ◆産業建設常任委員長(治徳義明君) おはようございます。 それでは、産業建設常任委員長報告を行います。 去る9月9日開会の本会議において産業建設常任委員会に付託されました議案5件について、9月15日産業建設常任委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その経過と結果の主なものについて御報告いたします。 まず、議第45号土地の取得について。 委員より、測量試験の関係の予算は組んでいたのかとの質疑に、執行部は、28年度の当初予算で計上しているとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)について。 委員より、あかいわ地域商社について、公募する事業者は市外、市内どのように考えているのかとの質疑に、執行部は、あかいわ地域商社募集要領を現在公表している。その応募資格で、本市内に地域商社の主たる事務所等を置くこととしている。市内に軸足を置いて活動してもらうため、このような募集要件を設けている。市外の事業者でも主たる事務所等を市内に設ければ応募できるとの答弁。 委員より、主たる事務所とは市内に本社があるという意味合いなのかとの質疑に、執行部は、本社に限らず支所、支店も主たる事務所等と考えているとの答弁。 委員より、事務所はこれから置いてもいいのかとの質疑に、執行部は、将来的に市内に事務所を設置することも含めて検証し、業者選定を進めたいと考えているとの答弁。 委員より、業務実態がない事務所はどうなのかとの質疑に、執行部は、地域商社は地域の中にある農産物の流通が大きな取り組みになる。実際に市内に軸足を置いてもらわないとそういった活動ができないと考えている。しかし、都市圏へのPRも重要な取り組みだとも思っている。あくまでも、市内に軸足を置いて活動してもらえる事業者を想定しているとの答弁。 委員より、新規に経営を目指している人が法人化して要件をクリアしたらいいのかとの質疑に、執行部は、市が考えているブランド化、地産地消、地産外消を進めることができる今ある事業者を想定してる。応募してきた事業者については、第三者機関で経営状況をしっかり審査しながら選定をしていきたいと考えているとの答弁。 委員より、1,000万円の補助金は具体的にどういった形で使われるのかとの質疑に、執行部は、市が地域再生計画を立てて内閣府に申請した内容として、地域商社の自立、安定経営を図るための人材の確保に対する支援に約200万円、消費者ニーズ等に関する調査、分析に対する支援に約200万円、地域特産物の差別化に係る開発経費及び販売促進のためのPR、広告経費への支援に約200万円、活動拠点の確保に係る支援に約100万円、クラウドファンディング、住民ライターの養成など地域住民と連携して地域特産物のPRを行うための経費の支援に約300万円で、合計1,000万円を申請している。地域商社が決定したら事業計画が立てられると思う。その中でそれぞれの支援項目ごとに金額は変わってくることもあると思うが、補助の上限は1,000万円を考えているとの答弁。 委員より、何年にわたってサポートしていくのかとの質疑に、執行部は、3年をめどに考えているとの答弁。 委員より、事業者は何者を想定しているのかとの質疑に、執行部は、1者を想定している。しかし、取り組み内容によって企業間連携を図らなければいけないような部分もあると思う。JV(共同企業体)での応募もあるのではないかと思っているとの答弁。 委員より、果樹生産振興事業補助金だが、当初予算について説明してほしい。また、追加の要望があったということだが、内容を詳しく説明してほしいとの質疑に、執行部は、当初予算については昨年の秋にJAを通じて生産組織から事業要望をとっていた。その後、ことしになって事業要望がふえた。ふえた大きなものとしては、赤坂地域の多賀で新しく開く桃園で、生産者が県から用地を取得している。その園地整備に係る経費、苗木代が今回の補正の主なものであるとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第53号平成28年度赤磐市簡易水道特別会計補正予算(第1号)について、質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第54号平成28年度赤磐市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。 委員より、中長期財政見通しにリンクする下水道収支計画では、平成28年度の建設改良費は4億6,300万円になっている。当初予算の工事費が幾らで、それに対する内示率はどのぐらいを考えていて、今回の事業費を増額することでこの建設改良費が幾らになると考えているのかとの質疑に、執行部は、28年度の当初予算は工事費で4億6,000万円である。今回の追加分は、社会資本整備総合交付金の内示率が低いので地方創生推進交付金を活用することを計画したもの。しかし、今年度は社会資本整備総合交付金の内示率が高かったので、今回の交付金事業がプラスとなって1億1,200万円の増額となっているとの答弁。 委員より、内示率が当初予算で考えているよりも低くなると今回積み増しすることもいいと思うが、高くなれば中長期財政見通しと比べると工事費がふえると思うが、どうか。4億6,000万円は特環など全部入った建設改良費になっているのかとの質疑に、執行部は、当初予算は5億1,100万円強である。事業費、工事費、委託料の関係は4億6,700万円で予算を計上している。これについては社会資本整備総合交付金で事業をしており、100%の試算である。前年度内示率が低いので、今回新しい交付金を検討して活用することにしたが、社会資本整備総合交付金がほぼ100%の内示があり、新しく活用した交付金1億1,200万円が増額になっているとの答弁。 委員より、中長期財政見通しとそれにリンクする下水道収支計画は指標になっている。今回の補助金は3年間交付されるという話を聞いており、将来の公債費の増が予想される。大きく変わってくるときはなぜそうなるのか、それが問題ないのかということを下水道収支計画としてしっかりもう一度つくり直して、将来の見通しも含めたきちっとしたビジョンを持ってやってほしいとの意見。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第55号平成28年度赤磐市財産区特別会計補正予算(第1号)について、質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 以上をもちまして産業建設常任委員長報告を終わります。 ○議長(金谷文則君) 産業建設常任委員長報告が終わりました。 これから産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は移動してください。 産業建設常任委員会付託案件を一括質疑として、質疑を行います。 質疑はございませんか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 委員長報告を聞いとりましてちょっと理解しにくいことがあったんですが、とりあえず議第51号のあかいわ地域商社について、内容をもう少し、どのような説明があったかなかったか、委員会の中で審議があった途中の、全体でどのような事業になるのか聞かせていただきたいと思います。 そして、1ページのとこの中ほどに、都市圏へのPRも重要な取り組みだと思ってるとか、実際に市内に軸足を置いてもらわないとそういった活動できないとか、しかし都市圏、どうも相反するようなことになっとんですけど、これについてどのような、もう少しわかれば詳しく説明していただきたい。 それから、2ページのクラウドファンディングか、今、横文字が多いんでちょっとなかなかわかりにくいんですけど、これはどういうことか、どういう内容をやっていくのか、わかればそういう審議があって、教えていただきたい。 それから、上から7段目ぐらいですか、委員より、事業者は何者を想定してる、何者の者は何者じゃねえ、社会の社じゃねえんかな、これ、違うんかな。これは議事録でするから、この配っとる、配付しとんのはええけど、何者の者がええんか社会の社がええんか、どちらか教えていただきたい。 その2段下の企業間連携を図らないといけないような部分もあると思うんで、JVの共同企業体での応募があるのではないかと思ってる、どういうことを考えてJVが共同企業体出す、どのような案があるのではないかと思っとるんで、あったらそんなことがどういうとこが出ると、どういうのであるとかというのを教えていただきたいと思っとります。 次に、議第54号の28年度赤磐市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、これについては私も質疑をしとるんでこれでいいと思っとんですが、赤磐市の全体の公正性のことを考えて、この委員会では何か4億6,000万円が1億1,200万円ふえたことがおかしいんじゃねえかと、そういう将来見通しを受けたビジョンを持ってやってほしいと、こういうことばあ言われるが、これは僕は交付金が来たら僕自身ではえかったかなあと思う、今回の交付金事業はプラスになったと思っとります。これ内容がどこら辺あったかというのは、僕はこれはこれでいいと思っとんですが、全体的な下水道関係で公平性を欠くということで、いつまでたっても赤坂地域には下水道が少ししかできません。山陽もまだできておりません。吉井、熊山はできております。これやっぱりこういうことを考えたら、公平性を期してやるんだったら当然、赤坂にもかかっていくべきではないか、これは大きい意味の将来的見通しで、いつからこうなってこうなっていくというようなことがお話があったか、山陽はいつに終わるとかという話があったかなかったか、そのことについて教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 6番治徳委員長。 ◆産業建設常任委員長(治徳義明君) それでは、北川議員の御質問にお答えいたします。 まず初めに、議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算、農業振興費のあかいわ地域商社による雇用と賑わいの創出プロジェクト1,000万円の件でございますけれども、まず全体的な説明というのが、要はこれは半年ぐらい前から考え方については随時説明がありましたけども、今回は民間企業等による設立を目指してあかいわ地域商社に対する支援経費を計上するものであります。自治体ではできない、民間でやってもらいたい販売開拓であるとかブランディングであるとか、そういったものを推進するというふうに、こういうふうに理解をしております。 そして2点目でございますけど、赤磐市内の活性化と、そしてそれに伴って海外も含めて日本全国にPRするということは相反してはないとは考えております。 そして、3点目のクラウドファンディングでございますけども、要は質疑のときには何もありませんけど、理解としましては、インターネットを使って資金を募集したりアイデアを募集したりして、地域と連携をして幅広く情報提供で……。 ○議長(金谷文則君) ちょっちょっととめて、ここでちょっとお待ちください。 ◆産業建設常任委員長(治徳義明君) クラウドファンディングの私の認識を述べさせてもらいましたけども、今はちょっとやめてくださいと、こういうことなんで、クラウドファンディングについての質疑はこれ以上ございませんでした。 そして、4点目の何者かということでございますけども、者というのが適切であると、こういうふうに理解しております。 JVにつきましては、これ以上の、先ほどの御答弁以上の質疑はございませんでした。 そして、下水道でございますけれども、先ほど北川議員のほうからは公平性であるとか赤磐エリアの問題であるとかっていう質疑はなかったのかということでございましたけれども、それについてはございませんでした。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 委員長、よう聞いとってくださいよ、委員長、副委員長。 何をというたら、これがあかいわ地域商社について説明がありましたかと、僕も大体把握しとるような、なかなか把握をできないので、この委員会だけで答えじゃったら、これを見たら何かようわからん、わかったようなわからんようななあと思うたんで、もっとあったんじゃねえかなと思うて聞かせていただきたかったなというのをちょっと1個聞きてかっただけで、委員の皆さんはわかっておられて、委員長はもちろんのことでしょうからええと思うんですが、そのことについて。 それで、中段以下のとこに、実際に市内に軸足を置いてもらわないとそういった活動ができないと、農産物の流通についてできないと、こう言われとんですわ、入ってもらうのは。それでしかし、都市圏へのPRは重要な取り組みじゃと、それはわかる。じゃけ、これどういう意味で。じゃから、この市内に軸足を置いてのうても、都市圏へPRすりゃあ軸足は置いとるんもとれるんじゃけど、これと相反しとるなあと思うて。軸足を置きながら都市圏のPRも必要なと、こういう解釈かなと。事務局が書いとんじゃからわからんのんかもしれんけど、それはどういう意味ならというのを聞きたかった、そういう話があったかなかったというのを聞きたかったんですよ。 それから、クラウドファンディングというのはどういうことですかというのを聞きたかったんで、教えていただきゃあええと思うたん。 それから、何者は社が間違いで、者がいいんじゃったらそういうてしてください。 それから、真ん中、上のとこのJVの共同企業体で企業間の連携を図らなきゃいけないというこって、JV、共同企業体の応募もあるんじゃけ、応募があるのかないかという想定されたのは、例えばこういうことじゃからあるんではないかというような想定がお話の中で、委員会でこういう、どういうのがしたらあるかなかったか。僕が産業建設しとったらこのことを聞くから、なかったんかなと思ったんです。そのことを教えていただきたいと思います。 それから、議第54号の下水道事業、これについては公平性からここで1億1,200万円ついたのは交付金事業でプラスになった、これは有意義なことで、執行部初め皆さん努力されてえかったことだと思っております。これについてはどうこう言っとりませんが、これが追加が山陽とかしかやってないんで、赤坂のほうとか赤磐全体でいうたら熊山、吉井は下水道事業は完了しております。特環があったり集落営農があったり集落排水があって、いろいろあってできて終わっとります。しかし、山陽、赤坂はできておりません。そして、山陽については今頑張っておりますが、途中です。赤坂については全くの手つかずというような状態になっとんで、同じ赤磐の市町村というたら火葬場の件も同じです。そういうことのいろいろのことを考えたら不公平になるんではないかという。それが、この中の全体で最後に言われております、いろいろ出てくるときは収支計画としてしっかりもう一度つくり直し、将来の見通しも含めたきちっとしたビジョンを持ってやってほしいという意見が出とったんで、あえて聞かせて、こういうときには赤坂にはいつごろからやっていかせていただきたい、この今のこれを集中して山陽を済ませて次に行きたいとか、いろいろなそういうお話が出たんじゃないか、出なかったのかというのを聞かせていただきたかったんです。これも私のエゴで、私が産業建設委員長も長くやっておるとき、私はそういうことも言うとりましたので、どのようになっておるか。やはり赤坂地区の区長さんが、代表区長さん、議員さんがおられて、山陽の最終処分場へ流させてもらいますという調印までしたときにあるんで覚えておるんで、この中では佐藤議員も覚えとられると思います。僕も行って話をしとんで、やっぱりそのことがあったのでどうなっとるか、いつまでたっても赤坂は行ってないというのはいささか私、納得いかないんで、あえて聞かせていただきたい、そういう話が出たか出なかったか。よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 6番治徳委員長。 ◆産業建設常任委員長(治徳義明君) それでは、北川議員の再質問にお答えをいたします。 先ほど1番目に地域商社の全体的な話はあったのかというふうな話でございますけども、先ほど申しましたとおり、報告しました質疑以上のことはございませんでした。 そして、軸足につきましてですけれども、軸足は要は赤磐市を盛り上げていくためであり、かつ日本全国にPR、アピールしていくと、こういう意味合いだろうと思っております。 クラウドファンディングにつきましては、私、今回勉強させてもらいましたけれども、質疑のほうではありませんでした。御了解ください。 何者かという問題は、私……              (10番北川勝義君「何者は聞きょうらん」と呼ぶ) よろしいですか。 JVの理由等につきましては、先ほど北川議員言われることはよくわかるんですけども、それ以上の質疑はございませんでした。 また、下水道事業の件でございますけれども、先ほど申しましたとおり赤坂エリア等、大きな問題ではございますけれども、そういった質疑はございませんでした。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。              (10番北川勝義君「よろしい」と呼ぶ) 他に質疑はございませんか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 私のほうからお尋ね申し上げます。 この地域商社につきまして、議会の質疑の機会を利用させていただいて選定につきましてどういった選定をされるんですかと、こういうお尋ねをさせていただいたときに、明確なお答えというようなものがいただけてなかったように思います。そのことについて、選定基準というのは誰の目にも見ていただいて明らかになるような、そういった選定基準を保つというのは行政として当然のことだろうと思うんですが、質疑において曖昧な状態だったものを改めて委員会の中で質疑していただいたというようなものはなかったでしょうか、お尋ねをしたいと思います。 あと、同じ内容なんですが、内閣府に申請した内容でということで1,000万円の補助金の内訳を書いていただいてるんですが、その中に人材確保に関する支援であるとか商社ニーズ等に関する調査、分析に対する支援であるとかいろいろ書いてあるわけですけども、その中で先ほどクラウドファンディング、委員長のほうもどういったものなのかということの御認識を示していただいたわけでありますけども、このクラウドファンディングが地域特産物のPRを行うための経費として一くくりにされているんです。これクラウドファンディングを利用してPRをするということなんですか。クラウドファンディングというのは、委員長先ほど御認識を示していただいたようにインターネット上で資金を調達するというものです。ですから、このクラウドファンディングを行うということになったらシステムの構築に多分お金を使いましょうということになっていくんだと思うんですが、これクラウドファンディングのシステムの構築にお金を使うのか、それとももう既にあるクラウドファンディングを利用して地域特産物のPRを行うというような内容なのか、ここら辺ちょっと不明瞭なものですから教えてほしいなあと思います。 私のほうから以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 6番治徳委員長。 ◆産業建設常任委員長(治徳義明君) それでは、佐々木議員の御質問にお答えいたします。 まず初めといいますか、あかいわ地域商社による雇用と賑わいの創出プロジェクト1,000万円の件でございますけども、まず初めに選定の基準についてしっかり議論をされたのかということでございますけれども、先ほど御報告した中にもその基準に関する、ペーパーカンパニーであるとかそういったものはだめですよとかということを、そういった議論もされておりますけれども、また第三者機関でしっかりと選定をやりますと、こういうふうな御答弁がありました。先ほど申しましたように、あかいわ地域商社募集要領というものをもう既に、この議会、29日の議決で通ったことを前提でありますけれども、そういった募集要領も出させていただいておりますので、その中でしっかりと議論はできたんだろうと、こういうふうに考えております。 そして、クラウドファンディングの件なんですけども、先ほどちょっと言いかけてやめましたけれども、資金だけではなくてアイデアなんかも募集は最近はできるし、地域活性化のための大きな手法の一つだと、こういうふうに考えて認識をしております。ただ、この質疑の中ではクラウドファンディングのこれ以上の質疑はございませんでした。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) ありがとうございました。 僕の説明の仕方が悪かったのかもしれないのでもう一回聞き直しますけども、申し込みをされる企業さんの質であるとか量であるとか、そういったようなことをお尋ねしているのではなくて、今回、募集要項を見させていただいたら、どういうことをおやりになられるんですかという企画内容というようなものも選定基準に入っているわけです。ですから、ある程度しっかりとした会社がそこに手を挙げてくださればそれでいいですよという考え方ではなくて、何をしたいんですかというところが選定基準になってくるという。つまり、プレゼンテーションが伴うんだということでしょう。そのプレゼンテーションするときに中身が全く議論されずに、あるいは恣意的にそれが決定されるようなことがあってはならないので、公共性を保つためにも開かれた状態で審査されたほうがいいのではないのかということを私、質疑の中でお尋ねをさせていただいたわけです。それに対してうにゃうにゃうにゃというような曖昧な返事があったものですから、引き続き委員会のほうでそこら辺のとこどうなんですかというところで、オープンにする気持ちはあるんですかないんですかというところも含めてお尋ねになっていただいたというようなものはなかったでしょうかというところをお尋ねをしております。 もう一個、クラウドファンディングの話ですけども、ごめんなさい、内容が曖昧なんでもうちょっと、不明瞭ですから、PRに使うんですか、それとも先ほど言ったように意見を集めたり資金を集めたりいろいろなところの集積システムとして、そのシステムを構築するためのものとしてクラウドファンディングなんですか、それとも今、既存してあるクラウドファンディングをPRとして使うんですかというところが不明瞭なんで、どっちの方向性の話なのか教えてくださいということなんです。 私のほうから以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 6番治徳委員長。 ◆産業建設常任委員長(治徳義明君) 佐々木議員の再質問にお答えいたします。 先ほど申しましたように、ブランド化、地産地消、地産外消、そういったことを推進するわけではございますけれども、説明ではプレゼンもやりますと、こういうふうな形でございますけども、佐々木議員がおっしゃったような内容までは踏み込んだ質疑はございません。 そしてまた、クラウドファンディングでございますけれども、佐々木議員よく勉強されてるんだろうと思うんですけれども、PRに使うのか、私どもは地域連携、PRに使うと個人的には認識しましたけども、そういった質疑はございませんでした。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。              (1番佐々木雄司君「いいです、大丈夫です」と呼ぶ) 他に質疑はございませんか。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 済いません、何回読んでも理解ができないのでちょっと確認だけさせていただきたいんですけど、下水道事業のことです。 委員長報告では、28年度の建設改良費は4億6,300万円だと。だけど、28年度の当初予算は工事費で4億6,000万円だったと。しかし、今回は地方創生推進交付金を活用したので1億2,000万円の増額となった。これ足し算ができないんですけど、ということは当初予算はこの4億6,000万円であれば、交付金事業がプラスとなって1億1,200万円の増額となってたら5億7,200万円になるわけですよねえ。ていうことは、そうではないということであれば、28年の当初予算のその前の段階がこの4億6,000万円から1億1,200万円引かれたものになるんですか。要するに、委員長報告のこの文面だけを見ると非常にわかりにくい。1億1,200万円増額したっていうことは、もとは幾らで1億1,200万円足したら4億6,300万円になるわけでしょ。すごくシンプルな質問なんですけど。だから、1億1,200万円が増額されたことで4億6,300万円になったという御報告ですけど、途中の執行部は28年度の当初予算は工事費で4億6,000万円であると言ってるんですよ。この中身がもうちょっとわかりやすく時系列というか、説明していただけませんか、お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 6番治徳委員長。 ◆産業建設常任委員長(治徳義明君) 原田議員の御質問にお答えをいたします。 ちょっと下水道のこの御報告がわかりにくいと、こういうことではございますけれども、当初の建設予算が4億6,000万円でした。その中で、国からいただける内示率が昨年度は低かったので、ことしも低いだろうという予測されている状況の中で今回、地方創生推進交付金を申請をさせていただきまして通りました。その後、いつももらってる社会資本整備総合交付金が内示率がほぼ100%になったということで、今回は丸々プラス1億1,200万円の、結果的にですよ、増額をしたというふうな御説明でございました。今この質疑では何が言いたいかといいますと、要は下水道収支計画が毎年毎年組まれてるじゃないかと、毎年毎年組まれてるのにもう少し慎重にきっちりと精査してそういったものをやるべきであろうというな質疑だったんだろうと思います。1億1,200万円が増額したことを云々という話ではなくて、収支計画があるんですから、それも中長期財政見通しにリンクした下水道収支計画、これは毎年つくられてるそうですんで、もう少し慎重にやるべきだったんではないか、その時点については、申請する時点については内示率が何%かわからなかったんで申請だけ先にして、結果的に増額になったというお話だと思います。ちょっとわかりにくい説明ですけども、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 済いません、言わんとされることはすごくよくわかるんですけど、私は大変単純な質問でして、増額分の1億1,200万円があったことによって4億6,300万円になったと。だから、そこの中身のことを聞いてるので、その中身を教えてください。わかりますか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 6番治徳委員長。 ◆産業建設常任委員長(治徳義明君) 当初予算はここに先ほど説明しましたように4億6,700万円で、それにプラスしたという意味でございます。              (7番原田素代君「当初予算は4億6,000万円ってなってる」と呼ぶ) 4億6,000万円というのは下水道収支計画でございます。 ○議長(金谷文則君) お座りください。 原田議員、よろしいか。              (7番原田素代君「勉強してまいります」と呼ぶ) 他にございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) なければ、産業建設常任委員長報告に対する質疑を終わります。 正副委員長は自席にお戻りください。 ここで、午後1時まで休憩といたします。              午後0時4分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続きまして、総務文教常任委員会の委員長報告を求めます。 10番北川委員長。 ◆総務文教常任委員長(北川勝義君) 失礼します。水かえてくれたん。飲まんけど。 それでは、総務文教常任委員長報告を行いたいと思います。 去る9月9日の開会の本会議において総務文教常任委員会に付託されました議案5件について、9月16日総務文教常任委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。その経過と結果の主なものについて報告します。 まず、議第46号赤磐市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第20号)について及び議第47号の赤磐市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第21号)について。 委員より、消費税が5%から8%に上がった差ということかとの質疑に、執行部は、そのとおりであるとの答弁。 委員より、ポスター掲示場は何カ所あるのかとの質疑に、執行部は、現行では153カ所であるとの答弁。 委員より、以前は何カ所かとの質疑に、執行部は、投票区の見直し前は218カ所だったとの答弁。 委員より、4年前は218カ所より減っていると思うがとの質疑に、執行部は、4年前には152カ所である。変更の時期は前々回であるとの答弁。 委員より、費用は公職選挙法で決まっていて市で勝手に変えれないのかとの質疑に、執行部は、基本的に国政選挙の執行基準単価に準じているが、全く裁量の余地がないというわけではない。限度額が決められているので、その範疇でということになるとの答弁。 委員より、市や規模によって掲示場の数が違うが、そのことへの考慮は国や市でしているのかとの質疑に、執行部は、今回の改正は国の基準が消費税5%から8%に上がった相当分の単価見直しがあったことに合わせて市の選挙も準じた扱いになることから、消費税分の単価見直しをしたものであるとの答弁。 委員より、例えば153枚が100枚になったら単価はどうなるのかとの質疑に、執行部は、153枚が100枚になっても単価は変わらない。ポスターの掲示場が一定規模以上、例えば500カ所以上になると単価の設定が変わってくるとの答弁。 委員より、過疎地域の指定であることに対して掲示場の数の考慮はないのかの質疑に、執行部は、投票所の数と面積の2つの要素で算定をしてる。地域によって掲示場の数の格差はないとの答弁。 委員より、各地域のポスター掲示場の数はとの質疑に、執行部は、山陽地域が58、赤坂地域が29、熊山地域が25、吉井地域が41カ所であるとの答弁。 委員より、今度、法改正をするのは消費税が10%になったときかとの質疑に、執行部は、執行基準単価の見直しは主に3年に1回ある参議院議員選挙のペースで行われており、10%に上がった後の参議院議員選挙の際に見直しがされると思われるとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第49号岡山市及び赤磐市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結について。 委員より、連携取組項目(案)でJRの利用促進と駅機能強化事業について、市は岡山市と連携がとれてないが、鉄道利用促進は熊山の地域活性化にも役立っていくと思う。市として非常に効果のある項目だと思うが、今後検討すると考えていいのかとの質疑に、執行部は、瀬戸駅以外の駅も含めた鉄道駅と赤磐市を結ぶ公共ネットワークの構築に向けた検討をする中で盛り込んでいきたいとの答弁。 委員より、参画することによって沿線市町村と連携し、JRの利用便数の増加等、改善を図ることもできると思う。今後検討していく内容だと思うが、将来見通しの部分で考えていいのかとの質疑に、執行部は、岡山市と連携していく中で検討していきたいとの答弁。 委員より、今後検討して追加できるのかとの質疑に、執行部は、今回の協定は現段階のものである。今後、追加等は協議の中でできる状態となっており、意見があったものについては岡山市と協議をしながら検討を進めていきたいとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第50号岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更については、質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)について。 委員より、ふるさと納税の使い道は決まっているのかとの質疑に、執行部は、基金をつくり、使途をはっきりさせたいと考えているとの答弁。 委員より、目的を提示して募集をしてほしい。今までに入った寄附金はどうしたのかとの質疑に、執行部は、現在、一般寄附金で一括で歳入している。市の一般財源に振り分けて整理をしたいと思っているとの答弁。 委員より、目標をきちっと立てて、どんな事業をしたか市民に報告していかないと、インパクトもなく何の宣伝にもならない。もう少しやり方を考えてほしいがとの質疑に、執行部は、そのとおりである。早急に仕組みづくりをしたいと思う。今後、相談等させてもらいたいとの答弁。 委員より、歳入が幾らか決まっていなければ計画が立てにくいのではないかとの質疑に、執行部は、当該年度で入るものは幾らになるのかはっきりとわからない部分があり、基金等に積み上げ、翌年度に使う等の方法で明確化できればと考えてるとの答弁。 委員より、代行手数料13%はどのように決まっているのか。どの業者に委託しているのかとの質疑に、執行部は、業者選定をする際に提示を受けたパーセンテージであり、現在はトラストバンクという業者に委託をしているとの答弁。 委員より、代行業者はどういう仕事をしているのかとの質疑に、執行部は、お礼の品を発送する業者に寄附者のデータを送る。また、お礼の品を送ったかどうかの確認などの事務を代行しているとの答弁。 委員より、お礼の品を取り扱う業者は市内にあるのかとの質疑に、執行部は、全て市内であるとの答弁。 委員より、お礼の品を取り扱う業者と市の間に入る事業者がこの代行業者という認識でいいかとの質疑に、執行部は、そのとおりであるとの答弁。 委員より、ホームページの運営業者と代行業者は一緒かとの質疑に、執行部は、同じであるとの答弁。 委員より、手数料13%は高いと思うが、今のやり方に疑問を感じないのかとの質疑に、執行部は、業者を選定する際に1者のみではなく複数者から見積もりをとって検討し、選定をしているとの答弁。 委員より、寄附金額は全国的に伸びているのかとの質疑に、執行部は、インターネット上で簡単にクレジット決済ができる手軽さ、控除額がことしから倍になるなど内容が変わってきており、飛躍的に伸びている状況であるとの答弁。 委員より、先日の「種まく旅人」の試写会のときにコマーシャルを流していたが、費用はシティプロモーション事業に入っているのかとの質疑に、執行部は、商工観光課で昨年度、観光用DVDを作製しており、見てもらういい機会ということで流したものであるとの答弁。 委員より、小中学生への映画鑑賞券配布事業だが、何らかの理由で行けない人にはどういう対応をするのかとの質疑に、執行部は、全国上映終了後に市内での上映会の企画ができればと思っているとの答弁。 委員より、バス運行経費481万8,000円が余った場合、助成をふやすことはできないのかとの質疑に、執行部は、基本的にバスの運行経費の2分の1の上限で理解をしてほしいとの答弁。 委員より、今あるパンフレットに映画のあらすじを加えたものをつくり、上映後に行けなかった子供たちに配るという気持ちはあるかとの質疑に、執行部は、一過性にならないよう、パンフレットやあらすじ等の資料を使いながら長く活用していきたいとの答弁。 委員より、映画について市で副読本をつくってはどうかとの質疑に、執行部は、現在、小学校3年生、4年生が地域学習で副読本を作成してる。ロケ地の紹介をこれからも副読本の中で続けていきたいとの答弁。 委員より、小中学生に映画を見に行きたいか行きたくないか調査したのかとの質疑に、執行部は、基本的に議決をもらってからでないと具体的な調査ができないと考えており、現在、調査はしていないとの答弁。 委員より、先日の「種まく旅人」の試写会のときに市長が議案が通ったらという話をしたが、それが正しいと思うのかとの質疑に、執行部は、10月22日公開ということで、この機に区長、町内会長に伝えなければ機会を失うという思いがあり、説明をした。深く反省し、細心の注意を払って市民へお知らせしたいとの答弁。 委員より、小中学生に鑑賞券を渡すだけではなく、ロケ地やその周辺の施設を記載した資料をつくって一緒に渡すべきではないかとの質疑に、執行部は、学校等に協力してもらい、子供たちに深く印象づける呼びかけをしながら配布して、一人でも多くの人に見てもらえるよう努力していきたいとの答弁。 委員より、全国ロードショーになればいろいろな反響も出てくると思うし、多くの人が撮影場所やロケ地へ訪れることになる。受け入れ体制はきちんと整えるべきではないかとの質疑に、執行部は、市内外の人によく知ってもらい、特に市外、県外の人に訪れてもらいたい。受け入れ体制を整えるのは大事だと思うとの答弁。 委員より、ロケ地へ看板を立ててもらいたい。また、県外から来た人がすぐに行ける地図をつくってほしいがとの質疑に、執行部は、十分検討していくとの答弁。 委員より、クラウドソーシング事業の内容はどういうものが該当するのか。また、講師派遣委託料650万円について教えてほしいとの質疑に、執行部は、自分の能力に合わせて在宅等でパソコンやスマートフォンを活用し、インターネット上の書き込みやホームページのデザイン等の仕事をすることである。委託料については、認知してもらうためのセミナー、体験講座に係る経費で、プロポーザル等で事業者を選定し、金額もできるだけ抑えていきたいと思っているとの答弁。 委員より、防犯カメラだが、職員も現場を確認してここが適切だということで決めたのかとの質疑に、執行部は、現場は担当職員が全て見て回ってるとの答弁。 委員より、いきいき交流センターは防犯カメラがついてると思うが、範囲が重なっていないのかとの質疑に、執行部は、8台カメラを設置している。東5丁目の集会所は範囲に入っておらず、重なっていないとの答弁。 委員より、東5丁目と西5丁目の境に中央緑道を結ぶ地下道があるが、たばこの吸い殻や花火が落ちており、ぼや騒ぎもあった。ここに設置するという声はなかったのかとの質疑に、執行部は、要望は出てないが、問題があるので、桜が丘東、西の両連合の町内会、建設事業部等とも打ち合わせをしながら今後の対応を考えていきたいとの答弁。 委員より、家の裏が見えたり表札が映っている等の意見があったときには町内会で調整はとれているのか。もし実際に個人から話が出たらどうするのかとの質疑に、執行部は、個人のプライバシー等にかかわる件に関して岡山県から防犯カメラの設置及び運用に関するガイドラインが出ており、地元とも調整をして設置位置を決めている。個人から話が出てきたときには、設置の管理者である地区の会長、区長及び個人も交えて調整をしていきたいとの答弁。 委員より、桜が丘東6丁目のごみ集積場へ設置する理由を教えてほしいとの質疑に、執行部は、不法投棄や指定日以外の投棄もあり、町内会よりここに設置したいと要望があった。また、南側の道路及び歩道も撮影をするということで地元と協議をし、設置することにしているとの答弁。 委員より、防犯カメラの種類はとの質疑に、執行部は、カメラ本体に映し込むタイプ、配線を集会所等に引っ張るタイプがある。地区によって決めて設置をしてもらうとの答弁。 委員より、防犯カメラを設置することが安心・安全で住みよい市になるのかとの質疑に、執行部は、本来、監視をしなければいけないという町が住みやすい町かというと、そうではないと思う。防犯カメラを設置したことによって犯罪等の抑止力につながっていることも事実である。安心して暮らせるまちづくりを市民と一緒に目指していきたいとの答弁。 委員より、運用のルールは検討しているかとの質疑に、執行部は、保存管理、撮影した画像の利用や提供を制限するような誓約書等の運用規定を決め、確約書をもらって事業を進めていきたいとの答弁。 委員より、映してもらいたくないと厳しい意見が出てきたときの対応は運用の中に含まれているのかとの質疑に、執行部は、細かいことは運用規定にはうたっていないとの答弁。 委員より、住民同士のトラブルにならないよう最初に運用規定を設けてほしいがとの質疑に、執行部は、予期しないトラブルも想定できる。柔軟な対応をして、トラブルを未然に防ぐ努力をしていきたい。市も積極的にかかわりながら対応していきたいとの答弁。 委員より、壊れた場合の取り決めはどのようにしているのか。また、電気料金の請求について教えてほしいとの質疑に、執行部は、規定では維持管理の費用は設置管理者の負担である。修繕または新設する場合は地元の負担になる。また、電気料金についても地元の負担であるとの答弁。 委員より、幼稚園正規職員の産前産後休暇の期間は。また、その後に育児休暇をとるのかとの質疑に、執行部は、産休は12月から3月までである。育休はそのとおりであるとの答弁。 委員より、消防団員の簡易無線機一式の内容は。また、見通し距離はとの質疑に、執行部は、本体と外部マイク、附属の首かけひもである。見通し距離はおおむね1キロから4キロとなっているとの答弁。 委員より、地元の業者で買うのかとの質疑に、執行部は、地元業者を含め複数者に見積もりをとり、一番安価な業者と契約する予定であるとの答弁。 委員より、類似する無線機は数多くあると思うが、その中でこれに決定した理由はとの質疑に、執行部は、消防団で使うため防塵、防水、免許不要な条件をもとに機種を選定し、一番安価な機種に決定したとの答弁。 委員より、地元の業者で買えるのであれば地元の業者で買ってあげてほしいとの意見。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 以上をもちまして総務文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(金谷文則君) 総務文教常任委員長報告が終わりました。 これから総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は席へ移動してください。 総務文教常任委員会付託案件を一括質疑として、質疑を行います。 質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 質疑なしと認めます。 これで総務文教常任委員長報告に対する質疑は終わります。 自席へお戻りください。 続きまして、議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)に対しては、丸山議員外1人から修正の動議が提出されております。 本件について提出者の説明を求めます。 5番丸山議員。 ◆5番(丸山明君) 失礼します。読み上げます。 議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議。 上記の議案に対する修正案を別紙のとおり地方自治法第115条の3及び赤磐市議会会議規則第17条の規定により提出します。平成28年9月29(後刻訂正)日。赤磐市議会議長金谷文則殿。提出者、赤磐市議会議員丸山明、同原田素代。 別紙に移ります。 ○議長(金谷文則君) ちょっちょっとお待ちください。 今、20日のところを29日って言うたよな。提出、日にちが。 ◆5番(丸山明君) 提出日。失礼しました。 ○議長(金谷文則君) 再開します。再開します。 ◆5番(丸山明君) 提出日、間違えました。失礼しました。9月20日に提出しております。 別紙に移ります。 別紙をごらんください、お手元にあると思います。 議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案。 議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)の一部を次のように修正する。 今回の補正予算の1ページ目に当たるところでございます。 第1条第1項の中で、1億6,258万5,000円を1億5,396万7,000円に、総額193億3,669万1,000円を193億2,807万3,000円に修正する。 続いて、2ページ、3ページのほうに予算案では移ります。 第1表歳入歳出予算補正の一部を次のように修正する。 歳入について御説明します。 14款国庫支出金、2項国庫補助金について、補正額2,412万1,000円から企画費分の430万9,000円を減額し、1,981万2,000円とし、合計額も同様に減額します。 2ページの18款繰入金、1項基金繰入金について、補正額1億580万円から企画費分の430万9,000円を減額し、1億149万1,000円とし、合計額も同様に減額します。 次に、3ページのほうに移ります。 歳出について御説明します。 2款総務費、1項総務管理費について、補正額2,838万9,000円から企画費分の861万8,000円を減額し、1,977万1,000円とし、合計額も同様に減額します。 参考資料が別に2枚物でついてると思います。そこの歳出の部分だけちょっと説明をさせていただきます。 補正予算案では11ページになるところなんですが、2款総務費、1項総務管理費の中の6目企画費、11節の需用費、ここのところ、409万4,000円を380万円減額します。それから、19節負担金、補助及び交付金、これの481万8,000円、この全額を削除したものです。 これから理由を申し述べます。今回の修正動議の提案理由の説明でございます。なぜこの動議を出したかということでございます。 先日、9月12日に小中学生映画鑑賞券配布事業案、そして地区が運行する映画鑑賞バス経費助成事業というこの2案について議会に提出、当初の協議会で提案をされましたけれども、この2案に対して私は原田議員とともに反対し、この修正案を提出いたしました。 動議の理由ですけれども、前回の映画の2年前の議案に続いてまたまた議会審議前に新聞発表、しかも詳細に行ったこと、次にさらに区長、町内会長等へ鑑賞券配布予算と映画鑑賞バス代補助金の説明など、このやり方は議会審議中にもかかわらず議員の自由な判断を封じるやり方は、私は議会運営上、正常ではないと思います。 次に、内外への赤磐の魅力をアピールし、もってこの地域を活性化するんだという効果はこれでは、この事業では期待できないし、当初のこういうふうな目的にそぐわないではありませんか。しかも、シナリオ代540万円以外一円も使わないという映画製作に対する約束違反ではありませんか。 次に、何のためにやるのか。このような一過性の興行を打つことは行政のやる政策ではないと私は思います。当初の映画製作に対するこれは一種の言いわけ、ごまかしのための無駄遣いであると思います。市内全小中学生に対し映画の鑑賞券を見る者も見ない者も一律に学校で無料配布し、学校現場を混乱させるなど、とんでもない税金の無駄遣いであると思います。計画では、市が鑑賞券3,800枚を購入して小中学生に無料配布し、岡山市のみならず倉敷市の映画館にまで鑑賞に行く場合、市の全部の132地区に対して自治会がバスを借りて8人以上で映画館に行く場合、経費の半分を補助すると。これではまるで映画会社の営業の下請自治体ではありませんか。ここまでやる必要がどこにあるんですか。チケットの売り上げは全て映画会社の直接のもうけになるではありませんか。何度でも言いますが、子供たちに見せてやりたいのであれば、9月12日に鑑賞会をしたように各地区の公民館でやればよいと思います。何よりも、親子で鑑賞できるし、学校の現場、教育委員会も混乱をしないで済みます。吉井、熊山、赤坂、山陽地区のそれぞれの公民館でやれば、地区の人たちも気軽に見てもらえますし、第一、便利でございます。時間も費用も節約されて、何よりも喜ばれると思います。市長は、540万円以外、映画のPRには一円も使うことはないと言い切られた。映画のチケット予算は約束違反であり、無駄遣いではないのか、その目的とするものが見えない。何のために映画会社を直接援助するようなまねをされるのか、どのような政策効果を狙って実行されるのか、この予算の真の狙いが私にはわかりません。 自分の市をみずからの市民に対して宣伝することとは明らかに違う。市長は、この映画の目的を全国の人たちに映画を通じて赤磐の魅力を伝え、赤磐に訪れてもらい、もって赤磐の活性化につなげるんだと、このように繰り返し言われたではありませんか。私たちが行った淡路島の現場では、シナリオづくりに地元のやりたいこと、地元の狙いをシナリオに盛り込み、市民に対して実行委員会が告知の協賛金を募り、地元を盛り上げながらエキストラを公開で募り、しかもムードアップと市民意識を高めながら映画をつくりました、税金を一円も使うことなくです。何という政策の違いでありましょうか。 私は、この反対意見をもってこの動議を提出するものであります。ありがとうございました。 ○議長(金谷文則君) 説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑ありませんか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 修正動議に対する思いというものを聞かせていただきました。非常に深い思いをお持ちなんだなあということで、改めて私も感じるものがあったわけですけども、要するに先般12日でしたか、質疑の日は、このときにいろいろな方が教育委員会、あるいは提出している部局のほうに質疑をされたときに、明確な納得できるような答えが出なかったと、こういったようなところに不自然さといいますか不満を感じて賛成するわけにいかないと、こういったぐあいにお出しになられた動議なんだというふうに解釈してよろしいでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 5番丸山議員。 ◆5番(丸山明君) 前に出て言ったらいいんですか。 ○議長(金谷文則君) 質疑のあれですから、ここへ。 ◆5番(丸山明君) 前へ。 お答えいたします。 当初からそうです。いろんな思いを持って私もこの2年間、この映画にかかわってまいりました。ちょっと申しましたが、淡路島のほうにも第2作目の状況を視察に行ってまいりました。そういう中でも、映画を通じて地元を盛り上げるんだと、その製作過程をも含めてやるんだ、そして一般の市民を含めてこの映画を製作することで地元を愛する意識といいますか、地元に対する理解、住民の方々の意識が高まるんだというふうなものを感じて、そのようなことでできたらいいなというふうに私も考えてまいったものです。そういうことで、おっしゃるとおりでございます。私は一本、最後までそういう視点でこの映画というものを見てまいりましたので、反対の動議を、修正の動議を出させていただきました。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) ありがとうございました。 何か御説明いただいてよくわからなかったとこもあるんですが、最終的には9月12日じゃなかって9日ですね、この質疑の中で思ったような答えが市役所のほうからなかったからこういった動議に至ったんだというふうにおっしゃられたんだと思うんですが、であればお尋ねするんですが、9月16日、それ以降ですけども、総務文教常任委員会がございまして、この中では結構みっちりとこの映画の件のことについては質疑をさせていただきました。9月9日の中で足りなかったことがもし原因なのでありましたら、どうしてこの付託委員会のほうに傍聴にでもいらしていただいて内容を確認していただくことができなかったのかなあと、私はそういったようなことをもししていただいてたら修正動議というようなところに至っていただく必要もなかったんじゃないかなあと思ったりするんですが、総務文教常任委員会で取り扱われる内容についてお耳を傾けていただけなかったということについてはどういう解釈でおればいいんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 5番丸山議員。 ◆5番(丸山明君) 失礼します。今の質問にお答えしたいと思いますが、確かに総務の委員会のほうには私は参りませんでした。いろいろ審議をしていただいてるというのは先ほどの委員長報告で確認をさせていただきました。ただ、私が一番の実は、ちょっと先ほど言いそびれたんですが、思いっていうのは、今回も前回に続いてといいますか、映画の議案が最初に出てきたときに、6月2日でした、そして議会はその後、19日からだったと思います。今回も全員協議会の場でこの議案の説明、映画鑑賞券の説明とバスの補助金の説明っていうものがあったわけですけども、またまたかというふうに私は思ったんです。議員は二元代表制というふうにいつも言われておりますけども、市民から選ばれて、そして議案を審議する、そういうのが最も重要な役割ではありませんか。それを事前に映画の鑑賞のこの議案を、予算案を事細かに新聞社に発表してしまう、全てきょう言ったことは全部最初に書いてあったんです、そのときに。 ○議長(金谷文則君) 丸山議員……。 ◆5番(丸山明君) この間の……。 ○議長(金谷文則君) ちょっととめます。 聞かれたことに対しての答弁をしてください。 ◆5番(丸山明君) わかりました。 ○議長(金谷文則君) 再開します。 ◆5番(丸山明君) というふうなことで、総務の委員会に行くまでもなく、私は今回の修正動議を出そうと。いろいろな理由をさっき言いましたけども、そういうことを含めて修正をかけていこうというふうに思っておりましたので、総務の委員会には参りませんでした。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) ありがとうございました。 何と言えばいいんでしょうか、新聞に書かれたこととかをおっしゃられたわけで、新聞の編集権は市長になくて、市側になくて、全部、発行責任者が負っているものですから、それに対して書かれたからどうしたこうしたというようなことを市のほうの責任として、態度の悪さとして捉えるというのは、私はちょっとおかしいのではないかなあと。ただ、議案のプレスリリースの段階で発表しなければいけないというのは、これは今までもずうっとやってきていることでありまして、特段このプレスリリースに関しておかしいところは私はなかったんじゃないかなあと、こういったぐあいに思っております。 いまいち御説明していただく内容がわからないんですが、要するに市側のほうの説明が至ってなかったことが原因なんだろうなあと思ってるんですが、これよりよく徹底的に御説明して御理解をいただければ内容わかっていただいて、これいいことだなあということで御賛同いただけるところじゃないのかなあと思ったりするんですが、あるいは市側がこういったぐあいにチケットを扱います、こういったぐあいに町内会のほうのバスのほうは運用しますとしっかりと目的を持って御説明することができれば納得していただけるんじゃないかなあと思ったりもするんですが、どんなに説明してもこれはもうならぬという考え方なんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 5番丸山議員。 ◆5番(丸山明君) 簡潔に今の疑問に対して2点お答えいたします。 新聞に発表することっていうのは、決まったことについてはもちろん発表していいと思いますし、議案の大筋の内容等については発表していいと思いますが、ここまで詳細に我々が審議する前に発表するってのはいかがなんでしょうか。それはやっぱり発表の仕方、タイミングっていうものはとっても大事だとまず思います。 それから最後のもう一点、何度でも言いますけども、子供たちに本当に見てもらいたいのであれば、9月12日に鑑賞会やりましたように公民館でやればいいんです。そうすれば、さっきも言いましたけど、親御さんも含めて十分な、近くで便利で安くって見れるんじゃありませんか。それで私は十分だと思います。あと、映画館でしっかり見たいという人はもちろん行っていただければいい、特別鑑賞券があるんですから、1,000円で行けるんですから。というふうに思います。 ○議長(金谷文則君) 他に質疑はございませんか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) これについてちょっと質疑させていただきます。 言うつもりもなかったんですけど、ほかの人が言うてくれるかと思ようりましたが、ちょっと聞きょうてあやふやなわけがわからん修正動議を出されとんじゃけど、一つのことの考えで、9日の日に質疑したときに同僚の澤議員が質疑をせられて、何ぼかもっともじゃなという考え方、角度を変えたらそういう考えもあるなと思っとりました。その中で、地元でいろいろのお話をさせていただきました、地元の中で。そしたら、地元はやはり大歓迎でした、吉井は過疎でなかなか子供を連れてくるのもできない、年寄りも行きたいのにというて。それから、赤磐市の中には映画館はありません。なかなか映画を見に行くという機会がないというこって、これもバスでも出してもろうて区で行かせてもらやあ、1つの区じゃできない、2つの区でさせてもうたらええこっちゃなあと。これは12日の会場での言葉を区長さんからじかに聞きました。 その中で、余談なことですが、また怒られるかもしれんのんで言うまあと思うた、これがなぜこの提出者は委員長報告に質問していただけなんだんでしょうか。この時間については相当数の時間をとっとります。言うたら悪いですけど、議第46号、議第47号とかというたりするのも長かったです、議第49号も。しかしながら、この中で一番長かったのは一般会計の中の、この中の特に映画のことについて長かったんです。この中で1つ、何遍も言う必要はないですけど、副読本をやってもらおうとか市外、市内から来ることで観光地を設けて案内板もつくろうとか、一過性でなくこれから活用できるようにやっていこうじゃねえか、これを踏まえて赤磐市はここに、同僚の澤議員がせきばん市じゃねえと、赤磐市とわかるようにやって広めていこうじゃないかということもしたり、いろいろな話が出てきました。その中で賛否両論あって、一つ、12日の後だったので、委員の名前を言わせてもらやあ、これは許可を得とりますんで言わせてもらえば、一人の下山議員が、これをやることのええこと悪いことは僕は賛成すると、しかし市長、あなたのやったことが悪いよと。試写会のときに市長が議案が通ったらという話をした。それが正しいと思うのかというたら、市長も素直に大変時期がなかったのでやりたかった、10月22日が公開なのでやりたかったと、暇がないのでこのときやりたかった、日にちがないのでということで、これは悪かったというのが深く反省し、細心の注意を払って市民にこれからお知らせするというお断りもありました。その中で、委員も長い時間の中で、やるからにはぴちっとやったことをやってくれえということを厳しく言われて、私もそうだなと思う。普通は同僚議員の中でも賛成はしないんですけど、このごろええこと言うたなと思うて、きょうはええこと言うたなと思うて賛成して、よう言うてくれたと思うて、厳しいことも言うてくれたというのはあって、同僚の議員も傍聴もしておりました。聞いてもらやあその時間が本当に長かったと思います。 それで、これがええとか悪いとかとり方でいうたら、前の質疑のときやってくれときゃ、質疑で映画会社の何か運動しょうんか、何かというていろいろあるかもしれん、そうとられる場合もあります。角度を見て変えればそうとられるんもあると思うんですが、しかしそれを委員長質疑の中で聞いていただきたかったんですよ。そしたら、僕は委員長質疑の中で答えたかったんです。あえて私はこの中で賛成討論しには出ませんが、こういうことを聞いていただかにゃあ、聞かずに。それから、今さら丸山議員も出されて取り下げるということはできんと思います。これはひとえに言うて同僚議員、今、下山さんが言うたように説明の仕方とか運営のやり方が、ちょっと足が、ボタンのかけ違えが一個あったんじゃねえかという、これはそうあるというこって市長もお断りをしたと思うんです。だから、これも本当はこういうことも出たらこういうことをやってほしかった。私はこれが通る通らんのことを言よんじゃありません、考え方で。 ここでこれから質問させていただきたいんですけど、丸山議員、どこが子供に見させて悪いか。子供は地元で見るより、公開より先に見させていただく、これは不可能な話です。公開した後、地元で公民館で見る、それも一つの方法でしょう。しかし、劇場で本当に生と言うたら、生というんが言い方ちょっと違いますなあ、劇場で、僕は高校2年生ごろに、また要らん話になるというたら、大阪でレッド・サンというんがあって、難波で一番大きいとこで見ました、それを。そのときは音響施設が物すごうよくて感動しました。学校の理事長と一緒に見ました。そこで見たのをいまだに覚えとんです。だから、この赤磐に関心あることを劇場で見ていただきたいんですよ、子供に。そのときに、今の小学校の6年生の子でも何年生でもよろしい、20歳になったときには、20歳過ぎたときに、10年前のときはこんなんをやったんじゃと、ここでやってえかったんじゃと、これだから農業も頑張りてえとか赤磐に魅力を感じてやりてえとかいろいろなことが出てくるんじゃないか。ただ、公民館で学校行事で、はい、行きましょうというて、はい、きょうここで見てくださいというの、なかなかそれも不可能なんじゃないかと思うんで、そういうことで、そのことは丸山さんがどのように思われて、これが映画館で見ずに公民館がええか言われたのが、出したということをひとつ1点聞かせてください。 それから次に、これはなかなか親が券を出して、親が買わなくても地域でもしバスで行けたら一緒に乗せて、管理を区長さんとか人が一緒に行けるんで助かるなという話出ておりました。しかし、これはやっぱり親が行くんが原則かもしれませんが、僕が隣の子供を連れていくんも連れていけるかも、小学生も一緒にできるかもしれんので、そういうことも運用できたんじゃないかなあと思うたん。それもだめだというならどうすりゃあええんか。ほんなら、今、公民館でやれえというても、公民館も簡単なようですけど、例えば吉井みてえ一番広えとこじゃったら、皆、公民館一カ所へ来なさい、なかなか来れんですよ、足はどうすんでしょうか。そういうこともあって、考え方聞かせていただきたいと。 それから、最後になりますが、賛成、反対とかというんじゃなしに、これを出された気持ちというのは、何か毎年、毎議会のたびに修正案、通る通らんは別です。そのような出したら、だったら市長不信任を出しなさいよ、先に。それが当たり前だと思っとんです。だから、ちょっと今言うたどういうつもりで出されとんか。赤磐市を騒がすだけ騒がすとか、これは私の正しいことだからいいんだとやられるのか、そのことを、その3点お聞かせください。別に、誹謗中傷しとるわけではありません。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 5番丸山議員。 ◆5番(丸山明君) 申し上げます。 なぜ委員会の審議に対して質問をしなかったということなんですけども、委員会の審議ではきょう聞かせてもらってわかったんですが、質問しなかったのは、私の思うようなことが審議されてなかったということなんです。要するに、僕は3,800枚の鑑賞券を全小中学生に買って全員に無料配布する、それはできるでしょ。しかし、3,800人全員行くわけないじゃないですか。当然、無駄が出るでしょ。なぜ要る人だけほいじゃあ配らないんですか。要る人を聞いて、要らない人に配る必要がどこにあるんですか。何でその3,800枚、380万円というお金を直接、映画会社にあげるようなことをするんですか。そこを逆に僕はすごく疑問に思うんですよ。そういうことが非常に無駄がある。 それから、これはほかの1作、2作をつくったとこもそうですけども、無料配布券を市民に配って行っていただくっていうふうなことにはなってないです。もともとこの目的そのものが赤磐市の魅力を日本の全国の国民に知ってもらって、この赤磐市に桃を買いに来てもらったりピオーネ買いに来てもらったり是里に来てもらったりすることでこの赤磐の魅力をアピールするんだといって映画製作が始まって、この2年間が過ぎたんですよ。その目的はどこ行っちゃったんですか。こんなことがその目的にそぐうとはちっとも思いません。私は全く違うと思います。だから、違ってきてるんですよ、今回のやり方は、最初言われてたことと。それから、今言ったことははっきり書いてあるんですよ、「種まく旅人」について最初の説明のときにそういうふうな説明があったわけです。その後、ごたごたありましたけども。 ちょっと忘れちゃったんですけど、その2点……              (7番原田素代君「修正動議、修正動議」と呼ぶ) うん。              (7番原田素代君「修正動議はけしからん」と呼ぶ) だから、修正動議はけしからんっていうのは、この当然今の言ったような理由で……              (10番北川勝義君「誰が修正動議けしからん言うたん。質問聞きょうらにゃいけん」と呼ぶ) なぜ出したかという……なぜ出したかということは、だからさっきから申し上げてるように当初の目的からずれてしまってる。僕は映画そのものに別に反対してるわけじゃありません。映画そのものは、そりゃあ赤磐市をPRされて映画館で見ればすばらしいと思います。              (10番北川勝義君「ちょっと質問に答えて」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) ちょっと……。 ◆5番(丸山明君) 以上でございます。そういうことで、修正動議を出させていただきました。十分おわかりいただけると思います。ありがとうございました。              (7番原田素代君「議長、補足説明をさせてください」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) ょっちょっちょっとお待ちください。 提案者ですから、補足説明をお願いいたします。              (10番北川勝義君「ちょっと待ってん。補足説明、今聞いたことに答えてもろうてねえから」と呼ぶ) それをするんじゃないん。              (7番原田素代君「その補足です」と呼ぶ)              (10番北川勝義君「ええ、必要ねえ。補足説明、聞く必要ねえ。この今のを答えてもろうてから……」と呼ぶ)              (7番原田素代君「議長に許可を得たので発言します」と呼ぶ) 足らないところは補足で答えていただくようにしますので、ちょっとお待ちください。 ◆7番(原田素代君) 丸山議員と思いを一つにして今回、修正動議を出しましたが、特に修正動議の扱いの問題で、先ほどの北川議員の発言によれば、修正動議を出すのが赤磐市議会をお騒がせし、もしくはやるんなら市長の不信任案を出せという発言、これは大いな間違いや誤解であると思います。あくまで、議員の当然、仕事として全体の予算を審議する中で、この予算だけは認めるわけにはいかないけれど、全体の予算には問題がない、そういった場合、当然、修正動議で審議を諮るわけですから、そのことについて議会をお騒がせするとか市長に不信任案を出せばいいとかというのはかなりの暴言であると思いますので、そこは大いなる誤解であるっていうことを確認します。 1つだけ、私としては一番私の今回この修正動議を出した原因は、540万円以上一銭たりとも出さないという約束を首長という立場でなさった人が、映画ができたからチケットを配るなどというのは、本来、これを議会が認めると議会の役割は果たさないだろうと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 補足は補足で聞かれたことについて答弁をお願いします。 北川議員、いかがでしょうか。 ◆10番(北川勝義君) 議長、議長に一言注意しときます。 私は、提出者がよければ提出者に質問受けます。次は、そのつもりじゃったんです。だけど、こんなことの途中のおかしい。 それから、丸山議員、本当ちょっとお粗末な答弁しょうる。僕は3つのことを聞いたんです。全然答え。一つは、映画館で見るよりこれ見とったら、10年後に見たら子供が、ああ、こういうとこで見れてよかったなあというて、こういうて帰ってあげようとかこうしようという子が出てくることもあり得ると。せえ、おえんとか言ようりはしません。公開前にするということはなかなか不可能なこって、こういうこともあっていいんじゃないかということで、映画会社の手足で動きょうるかもしれん、わかりません。しかし、そうであろうとも、それ以上の効果が私はあると思っとるからこれ出すと言うたん。 それから、修正動議が先ほど原田議員がよくわからんことを言うて、失礼じゃと、違うというて、修正動議を出してほかの本会議の意見書には、修正動議を出したらほかは全部賛成せにゃおえんのんですよ。しかし、それも反対する。やりょうることが支離滅裂言うたん。だから、今言うたのは、修正動議ばかり出すのは、否決されようと可決されようと修正動議出されることは執行部として恥なことなんです。それを言ようんですよ。そう出されるには説明不足もあったりいろいろある、佐々木同僚議員が言うた説明不足もあったり。だから、それを出されるんじゃったら修正動議も、なれとるでしょ、ベテランで出されるんがいつも。出すんじゃったら修正動議だけではなくて、何遍も、2遍も3遍も修正動議出したら市長に辞職勧告出してあげにゃあおえますもんか、そらあ。これ当たり前のこと、違やあしませんよ。 ○議長(金谷文則君) 質疑でお願いします。 ◆10番(北川勝義君) ということを言わせていただきょうんで、そこんとこの誤解のないことを。 それから、今言うた2つ目のことは、今言いました丸山さんの考え方の僕は最初のボタンのかけ違えだということで、総務委員会の意見も聞く必要はなかったと、質問もなかったと言われたんですけど、その中では券を売ってどうなるかというのを本当にやらせていただいとんです。聞いていただけりゃあ、映画のパンフレットをつくろうとか、行けれん者はどうすんなというたら、行けれん者にも説明書、あらすじを書こうじゃねか、副読本つくろうじゃ、いろいろなことをやったんですよ。何も単純に配っていくもんだけをやったんじゃねえ……。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、質疑でお願いします。 ◆10番(北川勝義君) そういうことを質問しとんのに、勝手にそういうことなかったというんじゃのうて、私は質問が、これを出されるんじゃったら、出されるのは出されりゃええんです。さっき同僚の議員が言うたように、出してから取り下げることはないでしょというて言うて、そういなんしてくれえと。そんなこっちゃのうて、あったんじゃったらなぜこういうことをもっと聞いていただかない、総務委員会で審議したんですよ。それを言いたかったんです。同僚議員の名前も出して、やり方が悪いと、市長が議案が通ったらという話をしたということは、それは厳しい口調で言われて、正しいと思うんかというて言われて……。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、質疑でお願いします。 ◆10番(北川勝義君) そういうことを言われてきたのに、これやって。それじゃったら、提案書も提案の何の質問もなってねえが。提案説明なってねえよ。行本さんと同じで……。 ○議長(金谷文則君) 質疑でお願いします。 ◆10番(北川勝義君) 怒るよ、悪いけど。これが通ろうと通るまあと、僕は映画ができようとできんと構やしませんよ、とうとう。しかし、我々というのは赤磐市民の議員なんですよ。だから、言ようんで……。 ○議長(金谷文則君) 北川議員……。 ◆10番(北川勝義君) これを出したのを最低限のもっと明確に、一つはどうしてこれ最終、何遍も出すんじゃったら、やはりそういうことを考えて出さにゃあおえんということが前提で物を言わせてもうたん。その中で、映画館へ行って見たほうが音もよかったり感激もあったりして、10年後、20年後、こういう見たんだと、岡山の映画館で見てよかった、えかったという一つのこれもあったんじゃないかというのを言いたかった。そういうことは考えてなかったかというのを……              (15番小田百合子君「議長の言うこと聞きなさい」と呼ぶ) 何を聞くんな、議長の言うことを、何を議長に聞きたかったら聞きなさい、何なら。              (15番小田百合子君「質疑をしなさい……」と呼ぶ) 何言ようん、しょうるがな。 ○議長(金谷文則君) ちょっと静かにしてください。 ◆10番(北川勝義君) 何を議長に聞きょうん……。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、北川議員、静かにしてください。静かにしてください。 ◆10番(北川勝義君) 小田百合子が議長の意見をって、何なあ、議長の……。 ○議長(金谷文則君) 済いません、皆さん静かに冷静に……。 ◆10番(北川勝義君) じゃったら、提案者の説明もぴちっとしてくれえということを、聞いたことは。 ○議長(金谷文則君) 冷静にしてください。 ◆10番(北川勝義君) あなたが、提案者言わずに原田を入れたから、次に聞こうと思うたこと……。 ○議長(金谷文則君) 冷静にお願いをいたします。 ◆10番(北川勝義君) じゃあから、何遍も言ようるように、修正出すんじゃったら、違うて修正出して、修正を何遍も出しとんじゃったら市長不信任と同じで出しゃよろしいがなというて言ようる。僕はそれを言いたかったん。せえ、それ出さんのじゃったら、それからそれはもとの根本で置いて話をさせていただきょうんですよ。 その中で、映画を見て、先ほども言うたように、10年、20年後見たら、ここで見てよかったと、公民館で見てえかったというのはどう感じるんかということも聞かせてえ。それで、公民館のとこへ行くのはどうやって行くことが、これをして公民館で集まれとかというようなことを言われたから、公民館へ集まるのどうやって集めるんな、公民館へやる。公民館行けなんだ子がおったらどうすんですか。それをきちいのを、委員会の中で私はそういうことを委員会で、委員長報告の中で質疑をしていただきたかった言うたんですよ。その中で……。 ○議長(金谷文則君) だから……。
    ◆10番(北川勝義君) それを下山議員がこういうことも全部網羅したことを言われたんで、聞いてくれたら答えられとるというのを言いたかったんですよ。せえ、それが理由に私にはなってねえような気がしたんで、これがほんなら通るか通らんからというて僕はどうこう言ようりゃあしません。出すのはええんですけど。 それで、聞きとうなかったから聞かなんだというんじゃけど、ほんならこれをして、ほんなら全部今までの映画が最初が間違った、だったらなぜ百条委員会もやめたりしたん。全部やりゃあよろしかったがな。それから、今言うた……。 ○議長(金谷文則君) この議案についての質疑でお願いします。 ◆10番(北川勝義君) 彼が説明したんですがん、いろいろあったからというて。じゃから、言ようんですよ。あえてそういうことがあってやめるんじゃったら、やめるのもおかしい。 それから、今、小田前議長さんから口挟むんじゃったらやめりゃあよろしいけど……。 ○議長(金谷文則君) 他のことは結構ですから、質疑をしてください。 ◆10番(北川勝義君) それをあんたらあやるんじゃったら、ぴちっとしたことをやらにゃあおえんのじゃ。違う数字を出しとったりそんなことを議会が通る話じゃねえんじゃ。 ○議長(金谷文則君) 質疑で、聞いてください、質問、質疑をしてください、本当に。 ◆10番(北川勝義君) いや、質疑をしょうるがな。質疑しょうるといやあ言うて返すわや。 ○議長(金谷文則君) 自己の意見というのはいろいろあろうかと思いますが、質疑でお願いします。 ◆10番(北川勝義君) 提案理由が、この修正動議を出した意見がわからんから、もう一遍ゆっくりわかりやすう説明してくれえというのを言いたかったん。それを同僚議員が聞いたらまだわからんようなって、私が聞いてもまだわからん、答えてくれてねえから、結構です。一心同体じゃ言ようんじゃから、丸山議員が答えれなんだら原田議員が答えてくれりゃええんですよ。まともに答えてくれりゃいいんですよ。ぴちっと議長は進行してくださいよ。どういうので修正動議を出したか聞かせてくださいよ。もう一回聞かせてください。 ○議長(金谷文則君) どういう……。 ◆10番(北川勝義君) じゃからだから、丸山さんでなかっても私はどうやってやっちゃっても、原田さんでも1遍目は聞いて次を聞こうと思うたら、今度はだあだだあだ勝手なことをあんたがやらすから言ようんよ。せえ、後ろで何を偉そうに知ったかぶりで言ようんな。もう無礼とか無礼じゃねえよ、おめえは、はっきり言うて。 ○議長(金谷文則君) それでは、どういうことでこの動議を出したかについての質疑です。お答えをいただきたいと思います。 5番丸山議員。 静かにお願いします。 ◆5番(丸山明君) 失礼します。どうも私の提案理由がよく皆さん方に届かなかったようで、もう一度申し上げます。 もう一度申し上げます。言われる話は一応自分でも理解して申し上げます。 要するに、今回のこの修正動議を出した理由をひとつ申し上げます。 それは、この800万円からのチケット鑑賞とバス代の補助っていうもののこういう内容の議案に対して、予算案に対して反対だから。その反対の理由を申し上げます。理由を6つ言いますから、メモしといてください、もしはっきりわからないんだったら。 私は、議会というものは議案を審議するために、予算を審議するために、市民にとってそれが役に立つのかどうかということを審議するために議会があるんです。その議会でこれから審議するっていう予算をその審議が始まる前に事細かに新聞に発表して、そして試写会をやって、これが議会で通してもらったらこういうことを皆さんにやりますと、そういうやり方が私はおかしいと言ったんです。だから、反対したんです。まず、これ1つです。 それから、もともとのこの映画の話っていうのは何度も言いますが、市の内外に、市の日本の外に対して、外の市町村に対して赤磐市の魅力をアピールし、そしてお客さんをこの市に呼んで活性化するんだと、そのためにやるんだというふうに明確に言ったんですよ。そして、540万円以外一円も出さないというふうな話で通してきたじゃないですか。それが、何ですか、これがお客さんを呼ぶための予算なんですか。違うでしょ。それを言ってるんです。 それから、やり方が3,800枚一括して購入して380万円ですよ。それから、バス代の半額、駐車場代の半額、そして岡山、倉敷の5館に8人以上のお客さん集まったら子供を含めて連れていきますと、補助を出します。無駄だと言ってるんです。そんなことをしなくっても十分、吉井の公民館でだめだったらここの中央公民館でいいじゃないですか。そういったことで、市民の人に見ていただくことに私は今回反対してませんよ。映画館にまでそういった無料の配布券を配って行くっていう、そこは無駄だというふうに言ってるんです。行きたい人はもちろん1,000円で特別の鑑賞券が手に入るんですから、言っていただければいいじゃないですか。 ○議長(金谷文則君) 明確に簡単に理由をはっきり言ってください。それで、結構です。 ◆5番(丸山明君) 今言ったことでわからないところがありますか、明確でないところが。 ○議長(金谷文則君) だから、続けてください。 ◆5番(丸山明君) 言いたいこと……。 ○議長(金谷文則君) 理由だけ、いいですか。 ◆5番(丸山明君) はい、以上です。              (10番北川勝義君「あと3つあるん」と呼ぶ) ○議長(金谷文則君) ちょっと休憩します。              午後2時2分 休憩              午後2時3分 再開 ○議長(金谷文則君) 再開します。 北川議員、よろしいか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 今聞かせて、6つのことを言ええというて言われて、それでようわからんじゃけど、考え方の、はっきり言うてイデオロギーぐれえな話じゃ。考え方が全く違うから、もうどねえもならんからよろしい。それやりたけりゃやりゃええけど、ただ人の足元をすくうような話とかそういう話じゃのうて、僕はそういう意味で提出したんで、この質問について6つ言うんで、今上げらあというて言うたんじゃけど、もらわなんだんですけど、それでよろしい、後から見させてもらうんですけど。 ただ、僕は言いたかったのは、赤磐市の市民として、私には小学校、中学校の子供はおりません。今おりませんけど、ぜひ映画を見させていただきたかった。それを見たのが、岡山へ……。 ○議長(金谷文則君) 質疑でお願いします、御意見じゃなく。 ◆10番(北川勝義君) じゃけん、ちょうちょう言ようるけん。 岡山へ行って見るのがどうして赤磐市の子供の予算の中で納得できないんかというのがちょっとわからなんだんです。どうしてそれがだめなのかというのがわからんから、提案理由の中には言われた、最初から540万円以上使わないとか言うたとかいろいろなことを、そういうことをやられとんで、ちょっちょっと行本さん、ちょっと黙っとってくれんか、わしもちょっと冷静になって物を言おうとしょうんじゃから。そういうことがあったんで、ぜひどういうことをというのは後から物はもらやあええんですけど、わからなんで。 それで、もう一人のさっきのことは、僕の言うたことについて丸山さんが答えれなんだことを原田議員、提出者が答えた。原田さんがどういう考えでこれを出されたかいうのちょっと、僕すぐ来るんじゃのうて言うてくれると思うたんじゃけど、すぐに来たんで、原田さんのだけちょっと聞かせてください、どう言うたか。 ○議長(金谷文則君) どういう考えで提出したかということですね。 ◆10番(北川勝義君) はい、だけ。 ○議長(金谷文則君) じゃあ、丸山議員……              (10番北川勝義君「いや、丸山議員……」と呼ぶ) もうよろしいですか。 じゃあ、原田議員、提出をどういう気持ちでしたかっていうことをお答えいただきたいと思います。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 貴重な時間ですので手短に申し上げますが、さっき申し上げたように一番は議会としての本来の役割である市長のしっかりとした議会との約束事、540万円以上は出さない。出さないんであれば、今回の約860万円ですか、これが認められるはずがないというのがまず第一にあります。 それから、私が一番心を痛めてるのは、教育長の御答弁の中にもありましたように、丸山議員も再三おっしゃってたように、380万円買い上げて配るのではなくて行きたい子に上げればいいだけの話ですから、わざわざ予算をつけることのやり方にも非常に強引さがあるし、子供たちの現状を考えるときに、まさに地域の公民館などで上映すればどんな子でも行ける、親とも行ける。そういうことを市長みずからがおっしゃったじゃないですか。皆さん聞いたでしょう。1作目、2作目はどうやって上映したんですかって言ったら、市長が御自分で調べた結果、それぞれ地域で上映会して見てると。だったら、別に赤磐市がそれをやっておかしいわけがない。わざわざ北川議員は映画館で映画館でっておっしゃるけれど、それは映画館で行ける人が行けばいいだけで、映画を見せたいという親心であれば、それは地域でやればいい、私たちが見せていただいたように見ればいい、それだけのことです。要するに、540万円以上出さない約束を破る、この行為が私はとても議員として納得がいかないし、そういう赤磐市議会が本来あるべきだと私は思っています。 ○議長(金谷文則君) 他に質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ここで、15分まで休憩といたします。              午後2時6分 休憩              午後2時15分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 厚生常任委員会の委員長報告を求めます。 7番原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) それでは、厚生常任委員長報告を行います。 去る9月9日開会の本会議におきまして厚生常任委員会に付託されました議案3件について、9月20日厚生常任委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その経過と結果の主なものについて御報告いたします。 まず、議第48号赤磐市障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第22号)について。 委員より、つつじ作業所に事務的な拠点を置くことだと思うが、具体的に事務的なことを教えてほしいとの質疑に、執行部は、事務的なものはNPO法人わかたけがしている。吉井の事務所には実人数で4人の職員がおり、作業所の事務と指導に当たっている。就労継続支援B型であれば経営の主体がNPO法人に移り、公の施設で指定を受けて運営ができるという形になるとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)について。 委員より、赤坂地域統合保育園の工事請負費と備品購入費だが、本体工事の入札結果が出ているので、そういうことも踏まえて予算審議をしないと議論にならないと思うがとの質疑に、執行部は、9月12日に予定価格2億8,138万3,200円で入札を行った。その結果、入札価格が予定価格を上回ったため不落になった。現在、入札に参加した2つの企業体から見積価格が掲載された工事内訳書を提出してもらい、市の設計内容とともに調査分析を行っている。結果をもとに早急に再度、入札を実施したいとの答弁。 委員より、この予算を置いておかずに一旦取り下げたらどうか。本当に調査研究をしたのであれば2度繰り返すことはないと思うが、どうかとの質疑に、執行部は、今回、工事内訳書と設計書でどのようなところが離れていたか、問題があるかというところの検討を進めているとの答弁。 委員より、最初に不落になった後で精査をする約束だった。その結果をきちんと教えてほしいとの質疑に、執行部は、1回目の不落を受けて、2回目に向けて見積もりの設計内容が市場の動向に適正な価格になっているか設計業者と協議を行い、過去の発注の実績から適正な価格の範疇にあると判断した。最初は、全ての工事を一括で入札していたが、建築工事に絞ったほうがより見積もりしやすいのではないかということで見直しを行い、2回目に対応したとの答弁。 委員より、外構工事だけ外して業者に提示したら落ちるのか。その金額がマイナスになっているだけではないか。次も同じような形で提示すればまた不落になる。そのときにどのように対応するのかとの質疑に、執行部は、1回目、2回目は市内業者育成の観点から構成員として市内の業者が参加できるように共同企業体の方式をとっていたが、参加者が少ない状況であった。3回目の入札では県内業者で広く募りたいと考えているとの答弁。 委員より、不落になり4月までに開園できない。今後どのようにしていくのかとの質疑に、執行部は、保護者説明会等で説明をしていきたいとの答弁。 委員より、3回目も今のような状況では、値段が変わらない限り落ちるかどうかわからないのではとの質疑に、執行部は、市場の中で最も安価な単価を採用するというのが公共事業の務めである。チェックをしたところ、不適正なところは見当たらないということから再度、入札に付した。その際に勘違い、思い違いが起こってはいけないので、入札に参加する企業には見積もりの内訳書の提出を義務づけた。不落となった原因がどこにあるのかをきちんと精査して、その原因に従った対応をしていく。今、チェック作業をしているが、第三者の意見を聞きながら適正な価格を求めていきたいとの答弁。 委員より、補正予算を審議して通すという気持ちになれない。要らない園用備品もある。暫時休憩をして予算を組み直し、出し直してもらうよう検討してほしいとの意見。 委員より、暫時休憩中によく考慮してもらったと思うが、改めて一般会計補正議案の説明をとの質疑に、執行部は、工事請負費について3,161万2,000円を計上している。これは進入路交差点の改良が主なものである。これについては本体工事とは別の発注を考えている。現在でも入りにくい、出にくいということを聞いている。実施設計もほぼ完了しており、補正が認められれば早期に完成をさせたい。備品の購入については、実際には園舎建築工事の終了後、実施するものだが、早期に発注の準備を考えており、補正が認められれば早期に準備に取りかかりたいとの答弁。 委員より、落ちるという自信はあるのか。金額が変わらなければ、今まで参加してきた業者は同じ金額を入れてくると思うので、参加できないのではないかとの質疑に、執行部は、設計内容について、積算内容は第三者機関に精査をお願いする考えである。今ある積算価格に大きな差はないと考えている。調査を踏まえてこの工事を再度、入札に付していきたい。最終決定ではないが、幅広い企業に参加してもらい、しっかり競争が行われれば落札を想定している。今まで参加した業者にも入札に応じてもらいたいと思っているとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第52号平成28年度赤磐市介護保険特別会計補正予算(第1号)について。 委員より、地域包括支援センターの職員人件費について、保険事業勘定からサービス事業勘定へ組み替えることの説明をとの質疑に、執行部は、予算編成について県からこの春、指導があり、組み替えることになった。職員が要支援1、2のケアプランを作成するに当たり報酬がもらえる。報酬相当額は地域支援事業費ではなくサービス事業勘定へ組むべきだということで、今年度約220万円を組み替えるものであると答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 以上をもちまして厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(金谷文則君) 厚生常任委員長報告が終わりました。 これから厚生常任委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は移動してください。 厚生常任委員会付託案件を一括質疑として、質疑を行います。 質疑はありませんか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 今聞いておりましてちょっとわからないなあと思ったところがありまして、詳しくもう少し御説明いただきたいんですが、2ページ目の上から2行目、執行部の答弁ですけども、市場の中で最も安価な単価を採用するというのが公共事業の務めであると。確かにそうだと思います。でも、この前段のところを拝見いたしましたら、要するに設計業者さんがお出しになられてる見積もりの設定内容が市場の動向に適正な価格になっているのかどうなのかというところの中で、市場の中で最も安価な単価を採用するというのが公共事業の務めであるというふうな御発言されたんであれば、設計業者さんの見積もりっていうのはどっかとお比べになられて今の価格、見積もりになってるんでしょうか。この公共事業の入札の制度と業者さんの見積もりというようなものがこれ何かここの中で同じところで語られてるように思うんですが、ここら辺どういう意味なんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 審議の中でそういう議論があったかないかというような御質問として承りますが、設計のほうの業者さんとはいろいろ調整をされてますけど、設計業者そのものに対する第三者機関の、いわゆる設計業者が適正かどうかというチェックということについてはされているという報告はされていません。ただ、今度出す3回目についての入札の中身は第三者機関に一応審査をお願いして入札に臨むということは聞いております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。              (1番佐々木雄司君「大丈夫です」と呼ぶ) 他に質疑はございませんか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 関連なんですけど、さっき委員長のほうが委員会で設計業者についてはええか悪いかしたというてどういうこと、いっこもわからん。こういう論議があったかねかったか答えてください。 1回目で不調になって、そのときには1回したときに、最初に不落になった後で精査する約束だったというて、きっちり教えてほしいというこって、何かそれ何にもねえんで、これで終わったんですか。答えがねえんで、精査をする約束だった、その結果をきちんと教えてほしいとの質疑に、執行部は、1回目のってようわからん、これだけのこっちゃったんでしょうか。私が聞いとる中でこういう質問が出たか出なかったか。津山市では、この設計業者が大変やってみたら40点以下の再評価の点数しかいただけない、大体70点ぐれえもらうんですよ。瀬戸内市でも問題がある、問い合わせがあったと。しょっちゅうどっかかしか問題があってしたんじゃけど、こういうことのことでどれが精査をしたり設計業者がえかったとかなんとか、ええかは言わなんだけど、言うたん、ちょっと内容をもう少し詳しく教えてください、暫時休憩までやってやられとると思うんで。 それから、先ほどの最も安価な単価を採用するというて、それが公共事業の務めであるというて言うんですけど、これがほんならそのした設計の基礎のもとが正しかったかどうか、これは第三者じゃねえと判断できんのんじゃないですか。だから、第三者という話があったんじゃねえかなあと思うんですけど。それで、こういうとこの、僕は言うたんよ、こんな質問はなかったですか。公募であろうとこういう業者を執行部のほうが選定委員会があって、選考委員会があってこの業者がいいというて決めたと思うんです。議員じゃけしてねえ、執行部が決められたと思うんですよ。それどうして決められたんですか。建設の資格を持っとったり建設の1級を持っとったり施工管理を持っとったりする人で、何も持ってない人がどうやって決めれるんですか。土木じゃったら土木の積算やかさ上げとか全部やってできるけど、建築のなかったらできにくいんじゃないですか。担当部長とか持ってやられる、そういう話が出たか出なかったかやっていただきたい。 それから、1回、2回の話で暫時休憩までして予算組み直して出してもらうよう検討してほしいというて、予算を組み直して出してもらうということ、これは出さなかったと考えてええんですねえ。それが2点目。 それから3点目として、このことについて市はどのような責任をとっていくか。こりゃあおかしいんじゃねえ、開園が間に合わんじゃねえかとか、さっきの「種まく旅人」の映画どころの話じゃない話なんですよ。それどうやってやったかというのが、そういう話が出たか出なかったか、どうなっていくかというの、幼稚園の開設が間に合わないと。保育所は随時入園できます。保育所はできても幼稚園はできません。4月に大体決まっとります。違うとこで開園するんかどうするんか知りませんけど、間に合わすか。そして、父兄の関係者の方、10人おるか15人おるかわかりません。どのように説明していくのか。それから、この工事をやっていつまでに完成するか、完成予定、わかればそういう話が出たか出ないか。いや、完成はいつでもええんじゃ言うたんかいつになるんか、それ出たか、そこんとこを教えていただきたい。 それから、第三者機関に精査をお願いする考えもあるという、それでその上に今ある積算価格に大きな差はないと考えとる、どうしてそれが2回も落ちなんでやるのに問題はないと言えるんかなあ。これ不思議でかなわん。問題なかったら落っとんじゃねえんかな。そういう意見は出なかったか出たか、お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 7番原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) まず、1ページですね、下段のところの真ん中辺に、委員より、最初に不落になった後で精査をする約束だったと、その結果はどうなんだというやりとりがありました。やりとりはそこに書いてあるように、まず1回目の入札の際には見積もりの設計内容を求めていなかったと、1回目の不落の結果の設計内容の精査が今回できてないと、2回目に向けてはということが1つと、あと適正な価格についての相談を設計業者とされて、過去の実績からいくと今回の入札の価格が適正であるということを判断したということです。それでもう一つは、精査の結果ですが、全ての工事を一括で入札したのを建築工事に絞るということで、1回目の不落に当たって2回目に向けてそのような中身について改善をしたのだという説明がありました。 それから次、2ページに入りますが、不落になった原因がどこにあるのかについて、どっちの質問だったかな、不落となった原因がどこにあるのかを精査して。2点目は業者の決定についての経緯でいいんでしょうか、落ちてたらまた言ってください。 どういう経緯で業者が決定されたのかっていうのは、これは市のほうがプロポーザルを受けてここに決まりましたということで、今回の設計業者の選定については市の執行部のほうがプロポーザルの結果、決めましたという報告以上ではありません。 それから、予算の出し直し、要するに暫時休憩で出し直しを求める議論もあったので、どうだったのかっていうことですが、結果は予算の出し直しはしていません。 それから、執行部の責任問題については、実は一応この議論のときに最後に私のほうから、委員長から一言くぎを刺すというか、いろいろな議論を大分長い時間かけてしたんですが、最終的にはこういうふうに私のほうから発言をしています。本来ですと、今回の予算は園の備品購入費と周辺整備費だけなんです。ですけども、2回不落が続き、3回目の入札が次の厚生委員会の前に行われるというスケジュールを考慮して、本来、議案から少し外れますが、この園の建設工事の入札に関する議論をしたわけです。その際に、私たちとしては少しでも早く入札を入れて完成をしていただくことを望んでいるわけですから、そういう意味で変則ですけど、議論をしましたと。今回も市長も副市長も初め次はこういう条件でやるから入札をぜひ実現するという御決意をいただきました。委員会としてはぜひそれを信頼するしかないと。実際、委員会として、私たちは2回目の入札に失敗したことには一定の責任があると思っています。議会ですから、委員会として認めたわけですから、当然責任を私たちも負うことになります。ですけれど、3回目について、要するに正副市長に対してですね、それだけ慎重に考えて今回そういう形でお二人のほうからおっしゃっていただいたので、ぜひとも落としていただくことを私たちも期待しているということだけはお伝えしますという形で、長い議論の末、正副市長のほうからの決意を受けて委員会のほうでは議論を終わりました。それで、最終的な採決っていうことで移ったわけです。 それからあと、完成予定は、今の段階で10月の上旬あたりに入札を予定されるという、3回目の、話を聞いております。それが入札が落ちれば、今のところ来年の10月に完成するだろうと、法定工期を考えると、というのを聞いております。 それから、もちろん金額については、ここに出ておりますように3,161万2,000円は変更がなく、このままでいくというふうに聞いております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) ありがとうございました。 何聞きょうんかいっこもわからん。委員会のやり方もわからんし、それからやっとることもわからんので。チェックするのが委員会じゃあっていっつも、さっきも修正が出て、チェックするのは我々の職務じゃと。チェックせにゃあおえんのじゃねえ。今回は9月に入札発注してもし9月議会へかけて落札しとったら3月に間に合う、これが法定工期とって3月じゃ言うたん。同じ金額で10月の上旬に発注して完成が10月というてどういうこと、1年今度は。前は9月にじゃけ6カ月でできるのが今度は6カ月延びる、倍になるというて、いっこもわからん。それそういなことを審議せられたんですか、どういうことですか。やられたんじゃったら委員会で私らにも責任があるという意味もあるというて、チェック機関があるというて言われたんで、市長、副市長が必ず落とす言うたんじゃけええ言われる。市長、副市長が落とすんじゃのうて、これ社会情勢上、同じ金額じゃったら落ちんのんじゃないんですか、やっぱりそう思いますけど。落ちる場合もあるんでしょうけど、私は難しいんじゃねえかというのが僕ら。だから、先ほど言うた、委員長のほう、副委員長もちょっと聞いてくださいよ、答えてくれてなかったんですけど、設計、プロポーザルでやっても設計業者がやったときに市の幹部が見られとんじゃけど、その人らがその設計業者が正しかったかという見れる目があったか、技術があったんか、なかったんじゃないですかと言ようる。津山市とかは目があります。あってもそれでも失敗して、再評価したら40点以下じゃったんです。私は執行部のほうへそういうことがあったよというて報告出しております。しかしながら、報告は無視されております。そして、瀬戸内市、いろいろのとこから問題点が起きております。そのようなお話が委員会のほうへあったかなかったか。大変あって問い合わせもあってやったか。執行部の方は皆さん知っとりますから、その関係者は、あったかなかったか。 それから、暫時休憩中でよく考慮して出し直してもらうほうがええんじゃねえかというて、前の井上市長はたしか行本議員が産建委員長のときは取り下げるってぱっとやってやったのを覚えとんですけど、今回の市長は言わなんだんですね。このまま出すというてやったんじゃけど、これ出しても、先ほどの答えでまた再度確認なんですけど、誰の責任とかは言ようりません。そんな話ししょうんじゃねんですけど、もし落札せなんだ場合は、2回目にせなんだんで委員会にも責任があると、こう委員長言われて、そして市長、副市長が3回目は落とせると、こう言っとったんよ。これ本当にそういうだけの、せえ何か根拠があってやったんじゃろうか。どうやったら落とせるんか、根拠があったら、ちょっとそういう話が出たか出なかったか。いや、一切、市長、副市長が3回目は落ちますというたら、はい、わかりましたというて、こんなわかりええ委員会じゃったんかなあと思うて、どんなんか話があったんか教えていただきたい。 それから1つ、まだちょっともっと最初からもとへ戻ったら、気になりょうんが、一番、議第51号の赤坂地域統合保育園の工事請負費と備品購入費だが、本体工事の入札が出ているので、そういうことを踏まえて予算審議をしないと議論にならないと思うがとの質疑に、そう言うたときに、結果的に言うたらこれは最後は遊具を買うことと建設のほうで分けてやるというて簡単な話になっとんのに、同じ金額で落ちるんです。そういう話、突っ込んだ話は出なんだですか。それから、突っ込んだ話で、必ず落ちるということだけでいったんですか、落ちなんだらというて。 それから、落ちなんだら誰の責任とかという、落ちん場合があるんじゃねえか、それから6カ月の工期がこんだら12カ月の工期になった、何の工期の法定工期かわかりません、教えていただきてえ。 それから、幼稚園へ入れなんだら、さっき言いました保育所は随時入所です、入園です。幼稚園は4月1日に入っていくのに、転入で来たのは別として、そのときには僕は仕方がねえとしたら暫時のどっかへ保育所を、認定幼稚園つくっとって行かせて、完成したら動かすようなことをすんじゃねえかとは思われるんじゃけど、どういう対応のやり方せられるんかお話が出たか出なかったか教えていただきたい。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 7番原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 幾つか出た中で最初に整理しますと、3回目についてなぜ委員会が採決をした結果、可決となったわけですけども、委員会が認めた理由、要するに3回目、そこまで言うんならいいでしょうとなった理由の中の一つが、2回目の不落については入札に関する細かい中身が、見積もりの設計内容を業者から求めてるので、2回目についての見積内容の詳細を検討できたということです。それで、検討した結果、第三者機関にもそれを確認して適正だという判断のもとに3回目を出しますよということ。それから最初は、1回も2回もJVを、地元業者を守るという立場でそれにこだわりましたが、ちょっと応募も少ないことも含めて3回目は県内業者に広げると、JVを条件にしないということも要するに1、2回目と違う新しい条件として執行部のほうからの提示があったわけです。ですから、1回目の不落に関する調整の後、今回2回目の不落については業者の設計見積書が内容が明らかになったので、そこの詳細な調整をすること、それからJVを条件にしないこと、それから広く県内業者を対象とすること、この3つが、あと第三者機関に確認するっていうことも含めてですけど、3回目としてこういう準備をしておりますと。正副市長のほうからこの3回目についてはしっかりと落とせると、落としますという決意がありました。そういう事情を加味して、私たちは認めたということでございます。 それから、その他幾つか細かい質問がありましたけど、不落になったらどうなるのだということなんですが、これはちょっと想定の話なので、私たちはとにかく落とせということを委員会としては申し上げていますので、ちょっとこれは想定の話です。 それから、執行部の責任、要するに設計業者の選定についてのチェックということですが、これについての議論っていうのは特別しておりません。 それから、完成予定が10月と私は聞いた覚えがあるんですが、間違ってましたか、執行部のほう。もし間違ってたら言ってください。たしか、12月議会の……              (保健福祉部長石原 亨君「第3・四半期」と呼ぶ) 第3・四半期。第3・四半期、10月だそうです。12月の議会で議案を上程して、そこでされてから8カ月が法定工期というふうに聞いてるんですけど、それで10月というふうに聞いています。 それから、どっちにしても完成がおくれることについて、幼稚園と保育園の入園対応をどうするのかということは、実はこれはその他で執行部のほうが案が3つ出されておりまして、基本的には保護者の希望をとって、その3つの案のどれかを4月でなくて10月になることについて選んでもらって進めるという説明を聞いてますが、これは委員会での議論でないものですから、その他で議論をしています。ですから、委員会の側からすると、要するに4月の入園ができなくなることについての対応策は、一応プランを持って執行部のほうは保護者のほうに説明会をしたことで一番多い御意見に沿って進めるということですから、4月入園ができないことについての対応も執行部としての案があるという説明は聞いておりますが、委員会で議論してないのでちょっと御報告は控えさせていただくっていうことになります。 ○議長(金谷文則君) 北川議員、よろしいか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 僕がまたむちゃばあ質問しょうる、わけのわからんことを言ようんじゃねえ、僕はそんなこと言ようらん。法定工期がとれたんなら法定工期でええけど、前のときには法定工期が6カ月しかねえわけで、それでできるというて、今度は12カ月になったというの何でな、そういう質問はなかったんじゃったら、委員会ではありませんでした、なかったらなかったでええんですよ、言うていただきゃあ。そしたら、委員会には物わかりがええ、この前は6カ月で今度は12カ月になって、はあ、よろしいというて、金額も変わったとこじゃな、法的工期じゃとかようわけわからんじゃけど、あったかなかったかというの。 それから、請負業者が決まらん中に建設が進んでいきょうらんのじゃから、いつできるか見通しが立たん。そうなったら、当然、厚生委員会というたら本当大事なとこでやりょうて、幼稚園、認定こども園になって幼稚園の件は総務文教委員会の所管かもしれんですけど、そうなったら4月1日に入所すんじゃから、子供についてはいつ入れるんな、赤坂地域の子供たちのために、保護者のために説明会を開いてやるべきじゃないかと、2回目が破談になったときからやらにゃあいけんのんよ、不調になったときはやらにゃあおえんのんじゃねえですか。こんなゆっくり考えて、こんな委員会、ああ、そうしてみましょうというて、そんな悠長な。せえで、今はそんなことは言えれんというて、言わにゃあ言わんで結構ですけど、僕が赤坂の保護者で幼稚園の該当じゃったら、どうなっとんならと、小学校入学前の教育してもらわにゃあおえんのにどうなっとんなということは、説明会早う開けというのは言うんじゃねえかと私は思うとん。そういうお話が出たか出なかったか、2点目。 3点目は、いろいろ責任が我々も委員もあるというて物すげえ物わかりがええ、やられようんじゃけど、どうもええときにはようて何かわけがわからんようなことになって、またこれ市長、副市長が同じ金額で同じで精査してえかったという、まだ精査してみにゃわからんのんでしょ、第三者機関によって精査。今、委員長報告じゃあ第三者機関に今チェック作業をしているが、第三者の意見を聞きながら適正な価格を求める言うたん。この第三者の意見、第三者というのどなたですか、誰じゃというてありましたか。せえ、これが第三者の意見が必ず正しいというて、どういう人を第三者と持っていかれとんか教えていただきたい、なったという。 僕は結果論として、1回、2回が落ちなんだ、これが不調に終わったのは仕方がねえと思うとります。3回目に今度は幅広げて、今、委員長がちょっと言うてくださった広く入れる言われたんで、それは入れたら落ちるかもしれません、落ちないかもしれません。しかし、やっぱり僕が業者でやっとったら、同じ金額で落ちなんだら3回目もいずれも落ちんのんじゃねえかというのは私は、これがもう仕事がなくってどっこもないというたら別ですけど、普通の考えであったら難しいんじゃないかとは思っとんで、それにはどこか設計とかのおかしいとこがあったんじゃねえか、そういうことも追求、研究していくべきじゃないかというのを私は思うとんで、そこらのことがお話が出たか出なかったか。 それから最後にありますが、保育所の運営は今までも3つ残っとる石相、今の保育所のとこで保育活動、そして幼稚園の活動はできるようなことはなったか、お話があったらわかれば教えて、なかったら結構です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 7番原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 済いません、ちょっと幾つか聞き漏らすというか、質問の趣旨がちょっと十分理解してないのがあるんですけど、また言ってください。 要するに、入園時期がずれるということはあらかじめわかってたではないかと、その対応について十分議論してないのかということなんですが、2回目の不落の段階では、不落がなくて2回目で入札が済むという前提であったら、ちょっと何カ月か厳しいですけど、何とか乗り切りたいというような執行部の意向は聞いておりました。結果、とにかく不落になったことで明らかに4月の開園が物理的に無理だということなので、さっき言いましたようにちょっと委員会の中で審議はしてないのですが、執行部のほうからは3案用意されていて、幼稚園、保育園それぞれの入園希望者の保護者を対象に今回、完成がおくれる、開園がおくれることと、それからその間の措置をどういう形で入園の手続をとるか、こういう案があるけれども、そのことについて御希望をとりたいということで案の説明を聞いております。 それから、第三者とは誰か確認したのかという御質問ですが、それはそういう議論はしておりません。 あと、何ですか、法定工期のことですか。 これについては、ちょっと私たちはたしかとにかく10月になるだろうと、今度の入札が。入札公告が10月中旬、参加受け付けが11月中旬、入札受け付けが11月中旬、開札が11月下旬、契約議案上程が12月議会ということで、第3回の入札の準備を進めています。開設目標が平成29年度第3・四半期というふうに聞いております。園舎建築期間が8カ月。開園としてはだから8カ月ですが、法定工期は。開園準備の必要もあるので10月を開園ということで設定をしていると、3回目の入札が入れば、ということで説明を受けております。それまでの間の保護者への説明は、この議会が終わり次第、保護者の説明会をして、3つの案に沿って希望に沿うように進めるというふうに聞いております。 漏れがありましたらまたお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) ないない、3回目じゃろ。 他に質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 質疑なしと認め、以上で厚生常任委員長報告に対する質疑を終わります。 正副委員長は自席へお戻りください。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 通告がありますので、11番福木議員の発言を許します。 11番福木議員。 ◆11番(福木京子君) それでは、認第1号平成27年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてと認第2号平成27年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、そして認第7号平成27年度下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、一括をして反対討論いたします。 この3件については、3月の当初予算に次の点で反対をしております。平成24年4月に消費税が5%から8%に増税をされて暮らしが大変になっている状況の中で、暮らしを応援する予算にしなければなりません。しかし、下水道料金の値上げ、介護保険料の大幅な値上げ、これについては基準月額が4,850円から5,800円と950円もの値上げになっております。また、特定疾患援護費給付の減額、このような予算となっております。また、国保税の引き下げや高校生への通学費補助、住宅リフォーム助成制度の復活などはありませんでした。国保では広域化の準備予算が出ております。下水道では約4,000万円の市民負担の予算でありました。ゆえに、税金の使い方を市民要望の強いところへ使い、また市民負担の軽減に使うよう主張をしております。これを、この主張を貫いて、この決算の認定に反対をいたします。 次に、議第49号岡山市及び赤磐市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結について、これに反対討論いたします。 この問題は、安倍政権の地方創生によって急速に推進されております。政府が目指すコンパクトシティーとは、集約化とネットワーク化の概念のもとに、これは行政の窓口、学校、体育館、病院、図書館、市民会館などありますが、行政サービスや商業施設などいわゆる人、物、金、これを拠点となる地域に集めて周辺地域は交通網で結ぶまちづくりであります。問題は、拠点となる地域での開発が不要不急の大型開発になり、後に財政破綻しかねないことや周辺の行政サービスの低下と住民自治後退が危惧されることであります。例えば、岡山県の後期高齢者医療制度の協議会は少人数の代表で決められていっております。国保も今度は県単位になってきます。どこか遠いところで決まっていくように思います。赤磐市も合併して11年目で、大きくなってよかったという声を余り聞かないのではないでしょうか。かえって、周辺地域に目が届かなくなっているようにも思います。合併せずに頑張っているところもあり、大きくなることがいいとは限りません。この議案はもっと議論すべきです。将来の方向が既にここで決まっていくように思います。やはりもっと慎重にすべきです。大きくなったらどうなるのか、市民の声が届くのかなど、もっと議論すべきです。この連携議案が将来、道州制につながっていくように思います。私は、ゆえにこの議案については反対をいたします。 以上、反対討論といたします。 ○議長(金谷文則君) 次に、原案に賛成の発言を許します。 11番福木議員の発言を許します。 11番福木議員。 ◆11番(福木京子君) それでは、議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)に賛成討論いたします。 この予算については、次の2件のところで私もぎりぎりまで考えました。それは、先ほど修正動議が出されたりして相当議論された問題であります。それは、小中学生への全員の映画券の無料配布、地区へのバスの半額補助の件と、そしてもう一つは地域商社の件であります。 これは、この討論は賛成討論なのでありますが、この予算についてはもう少しみんなの意見を出し合った中での予算の出し方をしてほしいと思います。映画自体は子供たちに全員見てほしい映画であります。しかし、この忙しい生活の中でどのくらいの子供が岡山まで見に行けますか。また、地区でもバスを借り切って見に行けますか。この予算は消費し切れずに多額が残るのは目に見えていると思います。そこで、やはり市内の学校や公民館などで上映をしてみんなに見てもらい、地域のことを知っていただくことが大切なことだと思います。予算の出し方をもっと研究して、すぐ賛成できるような形で提案してもらいたいと思います。 また、地域商社の立ち上げについては、私は農業をされている人たちと執行部に説明を求めました。何か国言いなりでアベノミクスの農業版のようなので心配ですが、農業を支援することには賛成せざるを得ません。若い後継者がもうかる農業を目指してやる気を出していただければいいですが、市の財政支援は地域商社が自立するまでの約3年間の支援だとのことであります。また、赤磐市は青空市がたくさんあり、市民の消費者がたくさんいます。この間も私は午前8時30分に青空市をのぞくともういっぱいで、レジに店の外まで並んでいる状況です。新鮮で安い野菜や果物がいっぱいの赤磐市は本当にいいところです。この状況を生かして、もっと身近なところでの施策を考えて支援すべきです。また、学校給食への地産地消に力を入れつつ赤磐市のほうもありますが、既にやっておられる方の声をお聞きしますと苦労が大変なようです。例えばタマネギだったら、においの関係で別な冷蔵庫が要るわけです。一つ一つ実行するにはこのような大変なことがあります。また、無農薬野菜づくりに精を出している方への思い切った支援などやるべきです。一部のもうかる農業だけではなく、現在取り組んでいる方への支援こそ力を入れるべきではないでしょうか。 以上、提案もして、この議案には賛成討論といたします。 ○議長(金谷文則君) 次に、原案に反対者の発言を許します。 7番原田議員の発言を許します。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 私は、今回の一般会計補正予算の中の保健衛生費、予防費の委託料でございますが、695万円、予防接種委託料について反対の討論をさせていただきます。 今回のこの予防接種はB型肝炎ワクチンの予防接種でございます。まず、日本における予防接種の現状というふうに考えたときに、いろいろ私も調査しましたけれども、皆さんなかなか御存じないと思いますけど、日本では流行もしてない病気予防のためにゼロ歳から1歳、実質1歳未満なんですけど、16回、予防接種をしているという、これは定期接種と言われるものです。定期接種というのと任意接種というのは2種類ありまして、任意接種はあくまで当事者がお金を出してぜひしてほしいといってするものですが、定期接種となると自治体が勧奨する、要するに受けなさい、一定期間その金額を負担するということで、実質的なインフォームド・コンセントというか、この予防接種はこういうことになることを避けるための予防接種です、さらには副作用がこういうふうにありますという説明がなかなかおろそかになる。何もそういう事情を知らない保護者、若いお母さんたちが多いわけですけれども、そういう人たちは定期接種となった時点で、もうこれはしなければならないものという誤解が大変大きい、そのリスクが高いというふうに思います。なぜならば、今回も私も決算書で質問しましたけれども、御答弁によると、昭和50年に種痘でワクチン化、予防接種被害でずっと障害を持ったまま生きざるを得ない人が出ています、赤磐市でも。現在も実は子宮頸がんワクチンによる副作用だと思われる16歳の女の子も赤磐市から出ています。 このワクチン化というものは、まさに悪い例ですけど、本当ロシアンルーレットのようで、いつ誰がそれにかかるかわからない。かかる人の率も非常に低い。赤磐市の4万5,000人の中で1かゼロかぐらいの確率の可能性が高い。だけど、あると、必ず副作用はあるのだということを考えた場合に、今回のこの1歳未満のB型肝炎ワクチン、それも3回も受けなきゃいけない。今でさえ16回も必要なのにさらにふえて、ゼロ歳の子にB型肝炎ワクチンをする必要性があるのだろうかと思いましたら、やはり必要はないっていうことがわかりました。ここにB型肝炎ワクチンの定期接種化に関する意見書ということで、薬害オンブズパースン会議というところから労働大臣宛てに意見書が出ていますが、B型肝炎ワクチンの定期接種化は実施すべきでない、特に乳幼児、ゼロ歳児に対する治験が非常に不十分であって危険性が高い。それから、B型肝炎そのものは非常にリスクの少ない病気で、特に乳幼児がなる可能性というのは大変少ないのだということが、専門的な用語が長いので余り言いませんが、うたっておりました。ここでも国内における新生児効果、安全性のデータは少ない、産科、小児科を中心とした検討が必要であるという意見も出ています。 そういう流れの中で、今回、国の指導によって定期接種化になったわけですけれども、やはり地方自治のこの時代に、まして赤磐市でもまた今新たにそういうワクチン化で苦しんでいる市民が出てしまった。こういう事態のときに、国が言ったからといって右から左に定期接種化することがどうなんだろうかと私は思うんです。小さいお子さんを持ってるお母さんたちが正しい、定期接種というものが強制ではなくてあくまで任意で、受ける受けないは十分配慮したほうがいいという病院関係者、医療関係者や市の方たちがそういう立場でこの定期接種化するかっていったら、そうじゃないんです、やっぱ勧奨ですから、やりなさいということですから。そういう流れの中で、今回のこの予防接種委託料を695万円上げてるということは、私はここでまたもし今の子宮頸がんワクチンで被害を受けてるお嬢さんの第2のB型肝炎ワクチンで被害を受ける子ができたときに、市はどこまで責任が持てるんだろうかと思うんです。そういう意味で、私は市として今回のこの予防接種化、それもゼロ歳児に3回も受けるようなB型肝炎のワクチンを予算化すること、定期接種化することには反対の立場で討論させていただきました。 ○議長(金谷文則君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 1番佐々木議員の発言を許します。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 私のほうから3件について賛成の立場で討論させていただきますが、まず各議案につきまして満額で万歳賛成ではないわけです。今、反対討論の中で原田議員がおっしゃられたように、あるいは福木議員がおっしゃられたように、やっぱり中にこれちょっと問題だなあと思うようなところがあるわけです。そういったようなところをお話をせずに賛成だ賛成だってやっちゃうと、そういう自分が問題だと思ってるようなものも賛成の意思表示にしてしまうことになりますから、私はやっぱりならぬものはならぬと、賛成できないものは賛成できませんがというところとあわせてこういうぐあいにしてくださいねという要望を入れさせていただいて、その要望を聞いていただけるいただけないというところはありますけども、要望を入れさせていただくことで自分の意思表示と賛成の立場の表明にさせてもらいたいと、こういったぐあいに思っております。 認第1号平成27年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定について、続いて議第45号土地の取得について、最後になりますが、議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)について、この順番で賛成の討論をさせていただきます。 まず、先般、決算特別委員会がございました。その中で私も委員として入らせていただいていたわけでありますし、このものについては委員会の中でも賛成の立場をとらせていただきました。その中で、これはちょっとやっぱり申し上げさせていただかなきゃならないなあと思ったところが2点ございます。 1点は、議会費、弁護士費用についてでありますが、百条委員会の弁護士費用について効果があったんだという御答弁をいただいたわけであります。それを受けて考えてまいりましたら、弁護士の見解は効果があったと言いかえることができるわけでありますけども、でありましたら調査項目について結論に至っていないと、そういう部分について確認ができていないといたしました弁護士さんの見解も効果として同様に認めるべきではないかなあと、こういったぐあいに思ったりしております。こういったようなところの観点もぜひ決算の中で取り入れていただいて、さまざまな考え方の御意見もあるわけですから、次年度予算繰り、予算計画のときには生かしていただきたいと思います。 もう一点、行政事務連絡委託費4,500万円につきまして、昨年から変更はないとの御答弁をいただいております。しかし、市長は委託内容につきまして、現在の曖昧な内容から公金使用効果がわかる、そういったような明確になるように見直すと約束をしていただいてるわけであります。議員である私との政策協定ともなりますし、調整事項ともなります。こういった私との政策協定や調整事項を守っていないという現実はまことに遺憾とするところであります。ぜひこういったようなことがないように、調整事項や政策協定に関しましては執政者として、為政者としてしっかりと認識を持っていただいて、今後も行政運営、お願いをしたいと思います。 このように部分的に承服できないところがあるわけであります。それを言わずにしておいたら満額賛成となってしまいます。ですので、平成27年度決算について賛成するにも、だめなものはだめであるということを申し上げて、賛成の討論とさせていただきます。 続きまして、土地の取得について賛成の立場で討論させていただきます。 新規企業の誘致ということで進めていただいてるこの土地の取得でありますが、市の予算を土地の取得に約2億円使用することでございます。そして、この後行われる造成工事などには11億円使われるわけでありまして、合わせて13億円使用することとなっております。そこで、この公金使用が損が出ないように同等金額で売却していただくように、賛成をするに当たってお願いをさせていただきたいと思います。 加えて申し上げさせていただくならば、他市では市が投入した予算に対して全く見合わない低い金額で売却するなどが行われ、住民監査から住民訴訟に発展するケースなどもあるようであります。このような監査が、訴訟がなぜ行われるのか真意を感じることが重要で必要なことではないかなあと考えております。そういう中で答えを言わせていただきますけども、民間企業は営利目的であるわけであります。ですから、関連する税金投入は税の公平性と平等性に基づく観点から、民間企業の営利事業についての投入は控えるべきではないかなあと私は思います。造成資金や土地取得金額は、本来は企業側が負担するべき事業経費であります。土地取得予算、この後行われる造成事業に係る予算は、将来の税収期待とは別の次元の話であることを肝に銘じていただきたいと思います。土地取得について賛成するに当たり、財源が何であろうとも公金を13億円使用するのならば、損益が出ないように13億円以上で売却するように要望させていただいて、賛成とさせていただきたいと思います。 最後になりますが、一般会計補正予算でございます。 映画に関する予算計上をされております。それに対して残念ながら修正案が議会から出されておりますが、どうして修正案が出てくるのか私は残念でなりません。理由は言わずと知れておりますところですが、質疑の機会でも議員に対して十分な説明ができていないのが大問題ではないでしょうか。予算をくれ、お金の利用は後から計画する、これじゃ納得してもらえるはずはないと思います。それがわからないのであれば、赤磐市行政は重症ではないでしょうか。もしわかっているのならば、どうして議会外になってでも修正案を提出する議員たちに納得できる説明をして回らないのだろうかと私は残念でなりません。そういう努力を怠っているからこそ修正案が出し続けられる、こういった土壌を生んでいるのではないでしょうか。改めて、こういう修正案が出ることについて考えてまいりましたら、政策協定が議会側とないという点、政策協議が市側と議会とでなされていない証拠がそこにあるのではないかなあと思います。我々議会に対し不十分な説明でも、納得できなくても主張案をそのまま了承せよと、こういうことなのでしょうか。もしそうならば、議会をばかにするなと憤りをあらわしたいと思います。一般会計補正予算については、この映画以外に必要な予算がたくさんございます。ですから、否決に回ることはいたしません。しかし、一言、この映画の内容については承服できないと私の姿勢をはっきりとお伝えさせていただきたいと思います。 先般、教育長は、学校教育現場でチケットを配布することにどんな配布にするのか検討したいと御答弁されました。予算を出してきていまだ検討が生じているのかと驚きを隠せません。そんな不十分な状態で予算を求めても議会は大丈夫だと考えていらっしゃるのならば驚きであります。今回うまくいっても、これからの議会対策はそう簡単にいかないだろうと私は予測させていただきたいと思います。議会のたびに修正案が出されることについて、市長部局も教育委員会も議会とは何であるのかもう一度誠実に考えていただく必要があるのではないでしょうか。私たち、あなたたちの都合のいい了承機関ではないということを改めて御指摘させていただきたいと思っております。 また、本議案に賛成するに当たり、教育委員会に要望させていただきたいと思います。 学校現場でチケットを配布するのならば、映画館に行ける子、行けない子の差を暗黙のうちに生み出さないために、学校現場で映画の話はタブーにするよう各校に徹底されたい。また、この事業が学校内でいじめの発生源にならないとも限らず、また本市の子供の貧困状態は3人に1人という状態であります。これは子供の問題ではなく、家庭環境をあらわすことであります。そういう意味では、児童・生徒の親同士で家庭差別の発端ともなりかねない、そういった可能性を帯びております。そういう土壌の中で事業を行うことを意識し、もし本件を発端とした問題が生じたのならば、教育長は辞職を含め責任をとる覚悟でおやりになっていただきたい、このように申し入れを行わさせていただいて、賛成の討論とさせていただきます。 私のほうから以上です。 ○議長(金谷文則君) 以上で通告による討論が終わりました。 次に、修正案に対する討論を行います。 まず、修正案に反対者の発言を許します。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) たび重ねてこの討論をしますのでちょっと息が上がっておりますが、私がこの修正動議に反対する理由を皆様方にお聞きいただきたいと思います。 まず、先ほどこの一般会計の補正予算の中で触れさせていただきましたが、この修正動議が出てくることということにつきましては行政側と議会の中でいい関係が築けてないなあと。ちゃんと説明ができてないし、聞くほうも聞けてないし、協議もできてないし、政策協定というようなところで赤磐市の方向性を示していただいて、その方向性にみんなで協力して頑張っていこうというような、そういった取り組みも私たちの議会の中では全体一致の中で行われていないように思います。 そういう中で、まず御指摘を何点かさせていただきたいと思うんですが、540万円以外に使用しないとおっしゃられたことにつきまして、約束を破ってるじゃないかというような形のものがこの修正動議の出された理由の一つだというふうにおっしゃられました。これに関しましても、市側がしっかりと御説明していただければ御納得いただけるんだと思います。少なくとも、私は市側のほうから御説明を受けた内容におきまして理解をしております。あの540万円につきましては製作に関するものでありまして、この860万円は映画関連であることは間違いありませんが、約束の製作の範囲には入っておりません。こういったようなところがしっかりと市側と議会のほうで情報共有ができて説明がなされていれば、こういったようなことの発生源というものはなくなってくるように私は思います。 また、全国の方にPRすることが目的だと、こういったぐあいに御指摘をいただいて、それを達していないのではないかと、こういったぐあいにおっしゃられていらっしゃいました。これに関しましても、シティプロモーションなどで外に向けてはしっかりとやっているわけです。それに対しましてこの映画のチケットの配布、あるいはバスの補助、バスで映画を見に行くことについての補助、これにつきましては赤磐市の中で活性化していくために一翼を担いたいという部分の予算のうったてでありますから、全国の方にPRすることが目的であってそれを達していないじゃないかというようなところはまさにちょっと視点が違うのかなあと、こういったぐあいに思ったりします。これも市側がしっかりと説明を果たしていただければ、こういったようなことにはなっていないように思います。 こういったようなことが、いろいろなところがあるわけでありますけども、最終的に行き着きますのは市側と協議がしっかりと議会のほうでできないと、説明のほうがしっかりとなされないというようなところが大きなこういった原因になっているように思います。私は、ですからこういった修正案を出すということではなくて、これを出される前に徹底して市のほうと協議を行っていただく、徹底して市のほうと問題解決に挑んでいただく、市のほうもそれにしっかりとこの議案を通していただくために説明責任を果たしていく、そういった努力をしていただければこういったようなもの必要ないと私は思います。ですから、大変残念ではあり、出されるお気持ちもわかりますし、この考え方というものも共感するところはありますけども、しかしその前段の部分、間のところが抜けて、説明がなかったからいきなり修正動議だっていうのはちょっと飛躍し過ぎかなあと思ったりいたします。 私がこの修正動議に反対をさせていただきますのは以上のような理由でございますけども、何とぞ御理解をいただきますようよろしくお願いをいたします。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 討論を聞かせていただいて、議員の皆さん大変悩ましい思いをされてるということが図らずもよく伝わってきました。 今、佐々木議員のほうから何件かについてありましたけども、私が先ほどから再三言ってる540万円以上は持ち出さないという市長の議会に対する約束っていうのは、製作費についてだけだというふうに後から来たんです。最初は、映画に関しては540万円以上はもう出しませんよだったんです。それが、だんだん話が市の観光資源として広げていきたいという話になると看板やらチラシやらがつくられ始めてきて、あくまであの540万円は製作費だからそれ以外はいいのだというふうになってきたとしか私は思っていない。今回はチケット代といってもこれはまさに製作費に準じる鑑賞費ですから、興業者、興業主さんにとっては収入ですから、これをまた860万円も出すというのは、もう製作費ではないのだからいいというなこれ詭弁としか言えない、そういうふうに思います。 それから、一番深刻だと思っているのは、議決前に市民へPRしてしまったこと。これは私も12日の鑑賞会に行ってチラシが入ってましたけども、このことについては御自分が何か委員会では深く反省したそうですけど、私はそれを聞いてないので、残念ながら深く反省していただいたんでしょうけど、これは1回目だったらまだ反省で済むんですよ。1回目じゃないんですよ。要するに、百条が立ち上がった経緯の中で全く秘密裏に、議長にさえ隠して契約の判を押している、議決の前に。議決したら出すというふうに一言があるのだから法的に問題はないと言い放った。これほど議会を愚弄してる執行部ってないなあって私は思ってたんです。またしても、今回でしょ。 もっと言うと、今の反対討論、賛成討論の中にも非常に議員の方が困ってらっしゃるこの理由は、議決前に市民へPRするってことは議会の自由な議論を封じたことになるんですよ。だって、なぜ反対しないかって聞くと、市民からやってほしいって言われたって。それはお金もらったら市民うれしいですよ。1,000円のチケットをただでもらえるんならただで欲しいですよ。そういう種をばらまいといて議会の議決を待ちますと。真面目な議員さんほど胸が痛いと思いますよ、私はいささか真面目じゃないからきっぱりと切って捨てますけど。こんなやり方を赤磐市議会に再三してきた私は執行部は、ここはもう絶対許せない。だけれども、私は突然の修正動議ではない。要するに、予算を全部否決すればそれでいいんですよ、反対すれば。だけど、予算として大事な予算があるのだから、ここだけは議会としては認めようがないでしょと。だから、修正動議なんですよ。要するに、本当の意味で議員として責任をとろうとすれば修正動議しかないわけです、予算をとめようとすれば。そういう意味だということ。 それから最後に、佐々木議員が再三、もっと協議をすべきだったと。だけれども、これはきょうも見ましたけど、都知事の小池さんだっけ、彼女が言ってたけど、なれ合いにつながらないようにしなきゃいけないんですよ。だから、そういう意味で気をつけてくださってんでしょう、一切ないですから。私たちからは何回か言ったんですけど、一切ないですから、きっと気をつけてらっしゃるんだと思います。でも、佐々木さんがおっしゃるのは正しいですよ、やっぱりそこの共有すべきことは共有すべきですから。だから、そういう意味で、私は議会の矜持を示すべきこのときですから、修正動議に賛成してほしいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて、修正案に反対者の発言を許します。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 失礼します。賛成討論させていただきたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 反対、反対。 ◆10番(北川勝義君) 失礼、反対討論させていただきたいと思います。 冗談話ししょうたら、皆さんの顔を見ようるが、きょうも澤さんとこれでお別れかと思うたらいろいろ考えて複雑な気持ちも、ええんですけど。 何でも僕は言い方悪いですけど、総務文教常任委員会で時間の中で2時間半近く、2時間近くは、1時間半からの時間をこれに費やしたんです。それで、もう余り褒めとうねえ同僚議員の下山議員が厳しいことをばちっと12日のを、丸山さんが言われたことと同じことを言うてくださったんですよ。それで、市長も顔ははっきり言うて、福木さん、傍聴せられとったらわかると思う、ええ顔しなかった、市長は。でえれえ悪い顔をして下を向いたりちょっとして、悪いと思うて。それで、どうしても伝える暇がなかったんでやったんじゃと、こらえてほしいと、考え方は直すというて陳謝されたと思います。それで、今、賛成討論のほうで原田さんがそれは見てなかったというて言われたけど、僕はこれについても提出者が賛成討論出るというのも不思議ななあと思うて、世の中思うたりというんが、それはいたし方がねえんかもしれんですけど、いや、ほんまの話がちょっと思うたんですけど、僕は総務委員会であれだけのがくがくとして、はっきり言うて白紙の状態でやらせていただいたんです。僕はまだ考え方で、12日の日に映画を見とって、ほとんどの議員が見られとった。僕はあの映画を2遍見ました。農協で1回と、そしてここで1回、2回見ました。本当に1回目は涙が出て、今回はほんまは涙が出た、隣に区長さんや皆おられるんで格好悪いんで涙は出しませんでした、下向いとって。これだけすばらしい、内容については皆さん反対もねえと思うんで、僕もやり方が少々悪かったえかったというのが何ぼかあると思う。その分で市長もお断りしたんじゃから、それについていつまでもぐじぐじぐじぐじやる。だから、僕は言い方悪い、それだけ気に入らんのじゃったら市長不信任を出しなさいという言い方したんですよ。 僕はそういう意味で、これだけいっつも総務を真面目にやっとんで、ここまで真面目というんじゃねえんですけど、一致団結してこんだけの正してやろうということが決まって、この映画はいい映画だということを決めてやったんで、ぜひ皆さん、僕は総務文教常任委員会の中で審議したことを重要視していただきたいという意味で、この大変申しわけない、提出者の丸山さんからも書類を1から6まで書いたのをいただきました。大体同じようなこってすけど、いただきましたけど、わかっとります。その気持ちもよくわかっておりますが、私自身はどうこうありません。ありませんが、やはりこういうことで人の手足を引っ張るとか子供をだしにとるとかそういうことはやめて、総務文教委員会が付託されとんだから、付託された中で十分審議をさせていただいたんで、皆さんにも協力して否決していただきたいと思っとります。これが否決がどうしてもせよという話じゃありませんが、私、個人的に言やあ、こういうとこへ出て、さっき佐々木さんが言われたんと同じで、悪いこともあるけど、別に構やしません、僕は。しかしながら、担当委員会としてはそういう立場にはなりませんのんで、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) ないですね。 次に、修正案に反対の発言を許します。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) なしと認めます。 これで討論を終わります。 議場の時計で3時45分まで休憩といたします。              午後3時31分 休憩              午後3時45分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 本日の会議時間は、議事の都合によってあらかじめ延長いたします。 これからただいま議題となっております認第1号から議第55号までの22件を採決いたします。 採決の方法につきましては、一部を除き一括採決としたいと思います。 それでは、認第1号平成27年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、認第1号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、認第2号平成27年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、認第2号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、認第3号平成27年度赤磐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてから認第6号平成27年度赤磐市簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの4件を一括して採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立全員です。したがいまして、認第3号から認第6号までの4件は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、認第7号平成27年度赤磐市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、認第7号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、認第8号平成27年度赤磐市宅地等開発事業特別会計歳入歳出決算の認定についてから認第11号平成27年度赤磐市水道事業会計歳入歳出決算の認定についてまでの4件を一括して採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立全員であります。 続きまして、議第45号土地の取得についてを採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第45号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第46号赤磐市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第20号)から議第48号赤磐市障害者地域活動支援センター条例の一部を改正する条例(赤磐市条例第22号)までの3件を一括して採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第46号から議第48号までの3件は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第49号岡山市及び赤磐市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結についてを採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、議第49号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第50号岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてを採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第50号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第51号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)を採決します。 まず、本件に対する丸山議員外1人から提出された修正案について採決します。 本修正案に賛成の方は起立を願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立少数であります。したがいまして、修正案は否決されました。 続きまして、原案について採決します。 議第51号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立多数であります。したがいまして、議第51号は原案のとおり可決されました。 続きまして、議第52号平成28年度赤磐市介護保険特別会計補正予算(第1号)から議第55号平成28年度赤磐市財産区特別会計補正予算(第1号)までの4件を一括して採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第52号から議第55号までの4件は委員長報告のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 発議第6号 島根原発2号機の再稼働了承の見直しを島根県に求める意見書 ○議長(金谷文則君) 続きまして、日程第5、発議第6号島根原発2号機の再稼働了承の見直しを島根県に求める意見書を議題として、提出者の説明を求めます。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 大変お疲れのところ済いません、議員発議として提案説明をさせていただきます。 お手元の発議第6号をごらんください。 島根原発2号機の再稼働了承の見直しを島根県に求める意見書。 上記案件について、赤磐市議会会議規則第14条の規定により裏面のとおり提出いたします。平成28年8月25日の提出。赤磐市議会議長金谷文則殿。提出者、赤磐市議会議員原田素代。賛成者、赤磐市議会議員福木京子です。 裏にありますように、意見書を読ませていただきます。 島根原発2号機の再稼働了承の見直しを島根県に求める意見書。 今、日本列島は地震の活動期に入っていると言われています。2011年の福島原発事故は、マグニチュード9.0、東北地方太平洋沖地震により震度6強の地震で発生した我が国初めての原発震災として、広範な国土を放射能汚染しました。2016年、マグニチュード7.0、熊本地震の被害も今なお被災地の復興が遅々としています。マグニチュード8から9と言われる南海トラフ巨大地震が今世紀半ばにも起こるかもしれないと言われています。政府は、最近になって大きな被害をもたらす主要活断層地図以外の活断層でも被害が相次いだことを受けて、地図の対象をマグニチュード7.0をマグニチュード6.8に倍増する作業に入りました。その中に島根原発付近の宍道断層が含まれています。いつどこで大地震が発生するか考慮しなくてはなりません。中国電力は、2013年12月25日、島根原発2号機の新規規制基準をクリアしたとして、再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請しました。これに先立ち、島根県知事はこれを事前了解をしたと報じられています。 私たちは、この新規制基準には緊急時計画の策定が必要とされていないことに問題があると考えます。島根原発から半径30キロ圏内に県都松江市、県庁、商業施設、大学など島根県の中心都市機能がすっぽりと入りますので、島根原発の重大事故等の周辺住民の実効性ある避難計画が必須事項と考えます。世界的に見れば、原発の設置、運転と緊急時計画の策定とは連携がとられています。例えばIAEAでは、緊急時計画を定め、実行可能であることが確認されなければならないとされています。また、米国NRCの規定では、緊急事故時に十分な防護措置がとられる保証があるとNRCが判断しなければ原発の運転が許可されないとされています。実際に、米国ニューヨーク州ロングアイランドにあるショーラム原発では、自治体や住民が同意できる実効性のある緊急時計画ができず、商業運転前に廃炉となった例があります。島根県が策定している原子力災害に備えた島根県広域避難計画について、岡山県内自治体における私たちの調査では、実効性のある避難計画は不十分であると聞いています。むしろ、県内10万人の避難計画そのものが不可能と言わざるを得ません。また、各自治体ではプルーム、これは放射能雲を指しますが、この飛来によっては当該住民の避難を優先する場合もあることは言うまでもありません。まさに、島根原発の現状はショーラム原発に類似していると言えます。 よって、岡山県におかれましては、島根県に対して次の点を申し入れていただきますよう強く要望いたします。 1、島根県と岡山県が協定している原子力災害時等における広域避難に関する協定において、本市の体制、住民へ説明と理解が得られるまでは島根原発2号機の再稼働を認めないことを島根県に求める意見書を採択すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 平成28年9月29日。赤磐市議会議長金谷文則。 提出先、岡山県知事。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑ありませんか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 御説明ありがとうございました。 その中でちょっと確認といいますか、どっちなんでしょうというところを教えていただきたいと思います。 まず、ここのところに中国電力さん云々というような書かれ方しておりますけども、これは中国電力さん云々ということではなくて、島根県さんが策定している広域避難計画、これについてこのお考えを問われていらっしゃるわけでしょうか、そういう認識でよろしいでしょうか。 あと、それに関係してでありますけども、これは再稼働を認めないということをおっしゃりたいのか、それとも十分な避難計画がなされていないと、実行可能な避難計画がなされていないのでだめだとおっしゃられてる、これどっちなんでしょうか、そこら辺ちょっと御説明いただいてよろしいでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 本意見書の真意は、島根県に対して岡山県知事の伊原木さんのほうから再稼働の了承をしないでほしいという申し入れをお願いしたいというのが意見書の趣旨であります。その中にいろいろとりようはあると思うんですけれども、基本的に中電が規制委員会に新安全基準を申請して、それを規制委員会が受理しているところです。規制委員会に中電が申請したことを島根県知事がとりあえず事前了解をしている、今そういう段階なわけです。 私たちって言うと正しくないんですけど、私も入ってるんですけど、この間、岡山県と島根県が協定を結んでいることについて、2014年6月議会で私も市長に一般質問をしまして、そこで市長のほうから詳しい、岡山県と島根県が事前協議を重ねているという報告がありました。岡山県知事から赤磐市長に対し避難者の受け入れについての協議があり、同年、平成24年ですね、10月25日開催の総務文教委員会において受け入れ地区、受け入れ要請人数、要援護者等の数を御報告させていただき、赤磐市を含め関係団体との事前協議の後、平成26年5月28日に岡山県知事と島根県知事との間で原子力災害時における広域避難に関する協定が締結されました。ということで、もう既に締結が済んでいる協定の状態なわけですから、この協定に基づいて今回の意見書は、実際、島根の広域避難として例えば赤磐市が受け入れる数が、これは既にありましたけど、島根県安来市から4,250人、要援護者が別途355人、ですから約四千六、七百人が赤磐市が受け入れますよって公的な協定を結んでしまってるんです。ところが、その後、赤磐市が受け入れについて計画ができてますかっていうアンケートが県内の市民グループからされまして、その結果を読みましたところ、市長の御答弁もあったんですけど、実際、赤磐市で四千数百人がそもそも安全に島根から想定外の地震やその他の災害によって来れるかどうかってこともまだ未確認、未定ですし、季節が炎天下の夏なのか極寒の冬なのかってこともわかりませんし、島根から赤磐へ逃げていくためにはどういう手段で来るのかってこともまだわかってない。そんな状況ですから、市長さんの御答弁が単市で計画をつくるってのは実質無理でしょうと、いろいろ県のほうの指導を受けてつくらなきゃいけないと思いますという御答弁でした。ということは、このまま今の段階では島根県知事さんが規制委員会の了解がもし出て、じゃあ再稼働しますとなったときには、当然、私たちも島根県の原発が再稼働するとともに広域避難の責任の一端を負わなければいけないという公的な協定を結んでる以上、責任があるわけです。 ですから、今回は特に原発再稼働に反対するという趣旨よりも、もちろんそういう思いはありますけど、目的はそういう協定が既に結ばれて赤磐市に4,600人を超える安来市の人たちを受け入れることが私たちが責任を持ってできないのであれば、その協定に従ってもう少し待ってくださいということを伊原木県知事へ求めると、それを島根県知事にそういうふうに要望してくださいというのが趣旨でございます。だから、例えばこれで趣旨がじゃあ受け入れが十分できたら再稼働に賛成するのかとか、そういう話にはならなくて、今回の趣旨があくまで既に協定が結ばれていて、既に人数まで私たちが了解してる以上、再稼働によるリスクを考えるときに、とりあえず再稼働は認めないように協定に従って、私たちが責任の一端を負ってるのだから、責任が果たせない状況で再稼働は待ってくれと、そういうことだと理解していただければいいと思います。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) よくわかりました。 まず1つ、知識としてもしお持ちでしたらぜひ御提供いただきたいと思うんですが、真ん中ぐらいに、私たちはこの新規制基準には緊急時計画の策定が必要とされていないことに問題があると考えていらっしゃると、このように書かれております。この新規制基準というようなものは、これは多分、原子力規制委員会とかいろいろ耳に入ってくるような、そういったようなところが所管する法律関係によって成り立っているように思うんです。そういった法律が今既に施行されている中で、島根県知事が法律に逆らって基準が云々というようなことを申し上げる立場にあるのか、そういったようなことを法律に照らし合わせて基準を満たしているにもかかわらずそれを拒否する裁量、権限というものがあるのかどうなのか、そこら辺のところもし知識としてお持ちなんでありましたら、いや、可能なんですよということなのか、それはどうなのかというところをまず教えていただきたいと思います。 もう一点、お尋ねをしたいのが、お話を聞いておりましたら、再稼働を認めないというようなところの方法論的なことをおっしゃられているんだなあということを御説明を聞きながら感じたところなんですけども、要するに御説明のお話の趣旨からいけば、何か4,600名受け入れる協定というものが約束を果たせない状態になるんだったらちょっと待ってもらったほうがいいのじゃないかということになれば、みずからおっしゃられておりましたけども、その協定自体、広域避難というようなところの見直しを求めたほうがむしろ早いのではないのかなあと。そういう整備をすることのほうが、法律に基づいて現行制度の中で今、行政としてやるべきことはそういう制度を整えていく、あるいは制度に従って環境を整えていくというところが求められているんだから、こういった方法論を講じてやるというよりは、うちの赤磐市行政に対してこうしたほうがいいんじゃないんですかということを求めたほうがいいんじゃないかなあと思うんですが、そこら辺お考えどうなんでしょうか。大丈夫ですか。 ○議長(金谷文則君) それは御意見でしょ。 ◆1番(佐々木雄司君) いやいや、聞いてます。 ○議長(金谷文則君) 質疑ですか。 ◆1番(佐々木雄司君) そこら辺の考え方どうなんでしょうかという。 ○議長(金谷文則君) 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 質問ありがとうございました。大変重要な質問だと私も思っています。 資料が後ろのほうにちょっと縮小も含めてつけていただいてると思うんですけれども、熊本地震によって、要するに今までですと原発は万が一何かあったときは5キロ圏内、10キロ圏内かな、部屋の中にいなさいっていうのがあるんですよ。それ以上30キロ圏内の人は順次逃げなさいと。要するに、一遍に逃げたらパニックになるからとりあえず室内待機っていうのがあるんですけど、熊本地震によってそれが実際はそんなもんにはならないっていうのがはっきりしたわけです。熊本地震は避難所すらも壊れたわけです。当然、家も壊れたわけです。ですから、室内待機などという方法はとれないということがわかったことによって、新聞に2016年8月27日、鹿児島の県知事が川内原発に対して九電に要するに避難計画そのものが根底から揺るいだと、熊本地震によって。家からも逃げなければいけない、放射能からも逃げなければいけない状況が想定されるので、新基準があろうがなかろうが、この新基準は熊本地震を前提にしてませんから室内待機も入ってるわけで、そういう意味で今回の三反園さんという知事さんが大変逼迫して川内原発の稼働を停止するように求めたっていう事例がありますので、今回、岡山県のほうが島根に対して再稼働を待ってほしいと要請することは当然のことになるだろうと、この三反園さんの経緯を見れば。県知事として、また市長として、市民の生命、財産を預かる者として当然の責任だろうというふうに思います。 それから、避難計画そのものを見直しちゃったほうが早いんじゃないかっていう御意見、これも赤磐市が避難計画を見直すのは簡単なんですけど、残念ながら島根県がつくってる避難計画なので、避難計画を変えなさいよということまではさすがに他県のほうは言えないと思うんです。だから、避難計画そのものは規制委員会に基づいて島根県が判断してるものですから、それに沿って協定を結んでますから、その協定をほごにするようなことになりますから、協定の中身が十分に運用されるまで待ってくれと極めて現実的な要望として今回の意見書の趣旨がそこにあるんだというふうに理解していただくとありがたいなと思います。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) もう一回、お尋ねをするんですが、今のお話を聞きましたら、避難計画を策定するところまで及ぶということはなかなか難しいということをおっしゃられたんですが、民間企業のおやりになられてる事業に対して県知事を通じて介入すると、干渉するということのほうがむしろ難しいのではないかなあと思ったりいたします。そこら辺のところはどちらが、民間企業に対して岡山県知事を通じて島根県知事に働きかけて要望を入れるほうが簡単だとお考えなられていらっしゃるのか。そもそも、避難計画というようなものが私たちの赤磐市に及ぼす影響があるので問題があるということでならば、避難計画を直すほうがむしろ簡単なことのように私は思うんですが、そこら辺のところの御見解というものを再度御説明いただいてよろしいでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) おっしゃるように、率直に申し上げて伊原木県知事がそもそもこの意見書に従って申し入れをしてくれるかどうかっていうのは未知数ですし、申し入れをしていただくっていうことを求めるわけですが、残念ながら三反園さんのこの後の話も、結局、九電は拒否してます。ただ、直近で点検が必要になっていて、ここでは何月ってあるかな、何か1号機は10月、2号機は12月にこの川内原発は定期検査に入るので停止してしまうんだそうです。ですから、九電としては県知事の要望っていうのは重いわけですから、幾ら民間といえども一応地元の首長がノーと言ったらなかなか難しい。ですけれども、九電は即刻停止をしなかった。ただ、その条件が10月と12月にはそれぞれ停止をする予定があるので目をつぶってほしいという対応を九電は三反園さんにされてるんだろうなあっていうふうに思います。 もう一つ、あくまで島根県がつくった避難計画について口を挟むということになっちゃうんです、今の佐々木さんの発想だと。やっぱりさすがにそこはできない。だから、私たちがやれるのは、島根県知事が規制委員会の許可を得て再稼働を踏み切るときに近隣の、要するに受け入れでお世話になるわけですよ、島根からすれば岡山も広島も。お世話になる自治体の首長がちょっと待ってよと、責任持ってあなたたちの数万人は受け入れられないよというふうに言うことであれば可能だということなので、県がつくった協定や何かについて口を挟むことはちょっと自治法上無理だろうということで、再稼働を前にするときにお世話になる、島根からすればですよ、私たちが受け入れましょうと協定は結んだけど、ちょっと具体的に対応ができる状況にはないのでそれまでは待ってくれということならまだ可能だと、そういう話だと理解していただければと思います。
    ○議長(金谷文則君) 他に質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 質疑なしと認めます。 それでは、討論を省略し、採決に移りたいと思います。御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。 それでは、これから発議第6号島根原発2号機の再稼働了承の見直しを島根県に求める意見書を採決します。 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立少数であります。したがいまして、発議第6号は否決されました。 先ほどの認第8号から認第11号の採決において、結果の宣言が漏れておりました。 起立全員で、認第8号から認第11号までの4件は委員長報告のとおり可決されましたので、改めて宣言をいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 議第56号 土地の取得について △日程第7 議第57号 平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号) ○議長(金谷文則君) 続きまして、日程第6、議第56号土地の取得について及び日程第7、議第57号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)を議題とし、提出者の説明及び細部説明を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 失礼いたします。 それでは、議第56号土地の取得について提案理由を説明させていただきます。 旧備作高校跡地活用事業に用いるため、岡山県との間で取得に係る交渉を行ってまいりました。このたび交渉がまとまりましたので、用地取得に関して地方自治法及び赤磐市条例に基づき議会の議決をお願いするものでございます。 続きまして、議第57号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)につきましては、旧備作高校跡地活用事業実施に伴い追加上程をさせていただくもので、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,194万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ193億8,864万円とするものでございます。 次に、繰越明許費補正の追加でございますが、公立保育園再編事業につきまして、一般競争入札結果による事業のおくれから3億4,461万円を来年度へ繰り越すものでございます。 また、地方債の変更につきましては、今回の事業実施に伴う過疎対策事業債の変更を上げさせていただいております。 次に、歳入でございますが、旧備作高校跡地活用事業実施に伴う財源として、財政調整基金繰入金と過疎対策事業債の追加補正を計上させていただいております。 続いて、歳出の説明をさせていただきます。 2款総務費、1項総務管理費、6目企画費は、旧備作高校跡地の活用に関して、11節需用費から19節負担金、補助及び交付金まで、施設を貸し付けるために必要な光熱水費、設計委託料、工事請負費、土地購入費などの経費を追加補正とさせていただくものでございます。 以上、平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。 細部の説明につきましては担当部長が行いますので、よろしくお願いを申し上げます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、議第56号の細部説明を求めます。 前田総務部長。 ◎総務部長(前田正之君) それでは、細部説明のほうをさせていただきたいと思います。 議第56号土地の取得について。 次のとおり土地を取得したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び赤磐市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求める。 吉井地域にあります旧備作高校跡地に所在する土地、建物を旧備作高校跡地活用事業に用いるため、所有者であります岡山県と取得に係る交渉を行ってまいりました。このたび交渉がまとまりましたことにより、同土地、建物を取得しようとするものでありますが、買い受けようとする土地が条例に規定する取得金額2,000万円以上、面積5,000平方メートル以上でありますので、地方自治法及び条例の規定によりまして議会の議決をお願いするものでございます。 記として、1、所在地、赤磐市周匝1563番1ほか4筆でございます。2、地積、8,386平方メートル。3、地目、学校用地。4、取得価格、2,199万8,155円、単価は1平方メートル当たり約2,600円でございます。6、取得目的、旧備作高校跡地活用事業のため。7、契約の相手方、岡山県でございます。 また、同時に岡山県より無償譲与によりまして、次に申し上げます土地及び建物を取得いたします。 お手元に参考資料、土地及び建物の取得についてを添付しておりますので、ごらんいただけたらと思います。 まず、土地についてですが、買い受けにより取得する土地については、番号1、赤磐市周匝字西殿町1563番1から番号5、赤磐市周匝字片山1627番までの5筆、計8,386平方メートルでございます。次に、県からの無償譲与により取得する土地については、赤磐市周匝字西殿町1599番の1万8,384平方メートルで、地目は学校用地でございます。 次に、建物についてですが、建物は県からの無償譲与により取得します。取得する建物は、鉄筋コンクリート造3階建ての校舎のほか、延べ面積の合計は5,761.84平方メートルでございます。 なお、詳細につきましては次ページのとおりでございます。 また、周辺主要施設配置図、校舎配置図及び買い受ける土地と無償譲与を受ける土地の別を記した図を添付しておりますので、御参考にしていただけたらと存じます。 以上で細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、議第57号の細部説明を求めます。 直原財務部長。 ◎財務部長(直原平君) それでは、私のほうからは追加上程させていただきました議第57号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)の説明をさせていただきます。 一般会計補正予算の1ページをごらん願います。 平成28年度赤磐市の一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。 第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,194万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ193億8,864万円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の追加でございまして、「第2表繰越明許費補正」によります。 第3条は、地方債の変更でございまして、「第3表地方債補正」によります。 平成28年9月29日提出。赤磐市長友實武則。 続きまして、3ページをお開きください。 第2表繰越明許費補正の追加でございます。 公立保育園再編事業につきましては、園舎建設工事が入札不調により期間を要したため3億4,461万円を来年度に繰り越すものでございます。 次に、4ページをごらん願います。 第3表地方債補正でございます。 地方債の変更は、過疎対策事業の変更を行うもので、今回の旧備作高校跡地活用事業が吉井地域での実施であることから、過疎対策事業債の限度額を5,040万円追加し、2億800万円とするものでございます。 続きまして、歳入について説明をさせていただきます。 予算書につきましては6ページをお願いいたします。同じく、説明資料につきましては2ページから説明をさせていただきます。 まず、6ページの18款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金は、今回の補正の財源不足を補うもので154万9,000円を増額するものです。 21款1項市債は、8目過疎対策事業債について、旧備作高校跡地活用事業実施に伴いまして5,040万円を増額し、2億800万円とするものでございます。 続きまして、歳出の説明をさせていただきます。 予算書は7ページを、説明資料は4ページ、5ページをごらんいただきたいと思います。 2款総務費、1項総務管理費、6目企画費は、旧備作高校跡地の活用に関しまして、11節需用費につきましては、電気、水道代の光熱水費80万円、13節委託料には、清掃、警備に係る委託料と設計監理委託料、合わせて565万円、15節工事請負費には、維持管理に必要な工事費及び農産加工室解体工事費といたしまして2,320万円、17節公有財産購入費には、土地、建物の購入費2,199万9,000円、19節負担金、補助及び交付金は、下水道受益者負担金30万円、以上の事業全体で5,194万9,000円を追加補正させていただくものでございます。 以上、平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 以上で説明が終わりました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 質疑 ○議長(金谷文則君) 続きまして、日程第8、質疑を行います。 議第56号土地の取得について及び議第57号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)の2件について、本日開催の議会運営委員会において決定しておりますとおり、ただいまから質疑を行います。 まず、議第56号土地の取得についての質疑に入ります。 質疑ありませんか。 8番行本議員。 ◆8番(行本恭庸君) これの地価についての評価はどういうとこで出たんでしょうか、その点をお尋ねします。 それと、学校用地というのが地目であると私は記憶がないんですが、私の勉強不足だと思うんですが、そうなった場合、小数点以下はないんですか。例えば、農地の場合でしたら、もとい、これ取り消します。結構です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 原田総合政策部長。 ◎総合政策部長(原田昌樹君) 行本議員の御質問にお答えいたします。 地価の評価につきましては、県のほうで不動産鑑定評価を2者入れており、それの平均となっております。ただ、単なる平均というのではなくて、土地が広い土地でありますのと、それから建物が10年前に閉校ということになっておりますので、それ以前の古い建物等もございますので、そちらについては解体を前提として、それに関する費用を割り引いてというか差し引いて土地の価格を出していただけるようにお願いをしてございます。 それから、学校用地ということですが、小数点以下はないのかということでございますが……。 ○議長(金谷文則君) それはいいんでしょ。 ◎総合政策部長(原田昌樹君) こっちはよろしいですか。 ○議長(金谷文則君) ええ、最初だけ。 ◎総合政策部長(原田昌樹君) 最初だけで。 済いません、以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 行本議員、よろしいか。              (8番行本恭庸君「よろしい」と呼ぶ) 他に質疑はございませんか。 5番丸山議員。 ◆5番(丸山明君) この備作高等学校の跡地利用の件なんですが、先日までの、前回までの説明では具体的な活用方針っていうのがそれほどまだ具体化してなかったと思うんです。今の現状でどういうことに使われていく予定なのか、そのために今回、土地を収得するということになったんだと思いますので、そのあたりをちょっと執行部から具体的なものをできるだけお示しいただきたいと思うんですが、お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 原田総合政策部長。 ◎総合政策部長(原田昌樹君) 丸山議員の御質問にお答えいたします。 備作高校跡地の具体的な活用方針について現状はどうかという御質問でございますが、ことしの4月の段階で総務文教常任委員会のほうに旧備作高校の跡地活用方針ということで御報告をさせていただいております内容ですが、現在の学校跡地、施設を赤磐市北部の吉井地域の貴重な経営資源として捉えまして、当該跡地の活用がまちづくり、それから地域づくり、こちらに大きく貢献すること、それから地域の活性化でありますとか地域間の交流、経済効果等の面で企業誘致と同様の効果が期待できるように人との交流とか物の交流、そういったものが期待できるように学校跡地の活用策としまして、学校法人でありますとか社会法人でありますとかNPOなどの公共的な団体によります教育関係施設の誘致を行いまして、交流人口、人が来るような施設を目指していこうということで、地域に開放された特色ある教育関係施設の誘致を目指すという活用方針のほうを立ててございます。 現状のところは以上のところでございます。 ○議長(金谷文則君) 丸山議員、よろしいか。 5番丸山議員。 ◆5番(丸山明君) まず、教育関係施設ということで今、御案内いただいたんですが、ですからいろいろ施設管理費とか今、予算を見ましたらさまざまなものが経費としてかかって、取得は2,000万円ほどなんですけども、相当な予算が今回も計上されるということになります。私はちょっと今、御説明いただいた教育施設というふうなことでの活用をこれから検討するというふうなことでございますんで、余りまだ具体化してないんだなあというふうな印象なんですが、ちょっとですからどうなんですか、これからのスケジュールはどうなっていくんでしょうか。何かそういう具体的なものを吉井地域とか全市を挙げて協議体とかいろいろなアイデアを募ってやっていくというふうなスケジュールなのかなあというなことをちょっと考えたんですが、そのあたりの今後のこれも具体的なそのあたりの説明をちょっと方針でお示しいただけたらありがたいんですけど、ちょっと今、私の中ではどういうふうに受けとめていいのかわからないんですが、お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 原田総合政策部長。 ◎総合政策部長(原田昌樹君) 丸山議員の御質問にお答えいたします。 備作高校跡地の具体的な活用方針で先ほど教育関係施設ということで活用していきたいというふうに申し上げましたが、具体化していないのではないかということと今後のスケジュールということだったと思います。 今後のスケジュール等につきましては、本日ここで御提案をさせていただいておりますのが議案等につきまして御承認をいただけましたら、以前、市長のほうからも申しておりましたが、活用策について公募をしていくということを予定をしておりまして、実際にこちらが地域に開放された特色ある教育施設の誘致ということで、備作高校の活用事業について事業者からの提案を募集を、公募をかけたいと思っております。これが来月ということになりましょうか、9月も終わりですから。それで、公募をさせていただいて事業者を決定をしていってということになります。ですから、一応大きなフレームで今のところ活用方針は決定をさせていただいておりますが、具体的なものというのはこれから公募をかけさせていただいて、その中からよい提案を採択をしていくということになります。 それから、補正予算のほうに施設管理費を計上しておりますが、廃校になってから10年近く使われておりません。それで、実際に水道でありますとか電気でありますとかそういった基本的な設備面でふぐあいが生じているんではないかと思われますので、そういったものを点検をし、必要な補修等を行っていくと。それから、10年間放置ですんで中のほうの掃除等もしないといけないですし、使えるような基本的なものの補修を行っていくための補正予算でございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 丸山議員、よろしいか。              (5番丸山 明君「はい」と呼ぶ) 他に質疑はございませんか。 3番澤議員。 ◆3番(澤健君) 1点お聞きします。 私も周匝の町をずっと一軒一軒歩かせていただいて皆さんのお話を聞いてる中で、この備作高校の跡地を活用してほしいという希望は非常に強かったというふうに思っております。そういう意味で、今回進められるということに基本的には賛成なんですけれど、やっぱり当然その中でなぜ備作高校跡地を活用してほしいかっていうことについて皆さんの共通の意見は雇用ですよね。やっぱり吉井は非常に雇用が厳しい、その中で雇用対策としてぜひ備作高校跡地を活用してほしいと。もちろん、執行部のほうはそういうことをお考えなっていただいてると思うんですけど、雇用を生むという意味でどういうふうにお考えなってるか、基本的な考え方で結構ですので教えていただければというふうに思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 原田総合政策部長。 ◎総合政策部長(原田昌樹君) 澤議員の御質問にお答えいたします。 備作高校の活用に際して雇用対策としての地元要望が強いので、それを実現するようなことを考えているのかという御質問でよろしいかと思います。 今回、県からの取得に際しまして地元の市町村、赤磐市で活用するに際して教育関係施設もしくは保健福祉関係、福祉関係の施設ということで条件が非常によかったもんですから、どちらにするかということで検討をしました。その中で、耐震ができてない施設がありますので、福祉関係はなかなか難しいだろうと、ここに耐震補強入れるのは難しいと。それで、教育関係施設ということで考えて進めてまいりました。その中で、要は教育関係施設といっても地域に開放された特色あるということで現在、活用方針のほうを定めておりますが、人が集うというか人が来ていただけるような、にぎわいをもたらすような教育関係施設というようなことを目指しております。そうすれば、人が来ればそこでの消費が生まれたり、今の段階ではなかなか宿泊というのは現状難しいと思いますが、来ていただければ物を買っていただけたりと、そういうことで逆にそういった面での消費が進めばそういった面の雇用が出てくるのかなというふうに考えております。企業誘致のようにそこに企業が入って直接雇用というのではなくて、地域でにぎわいが創出されることによってさまざまな面の雇用のほうが生まれてくるのかなと、そういうふうなことを目指して備作高校のほうを活用していきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 澤議員、よろしいか。              (3番澤  健君「よろしいです」と呼ぶ) 他に質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第56号の質疑を終わります。 続きまして、議第57号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)の質疑に入ります。 質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 質疑なしと認めます。 これをもって議第57号の質疑を終わります。 ただいま議題となっております議第56号及び議第57号は、お手元にお配りいたしました議案付託表のとおり、総務文教常任委員会及び厚生常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。したがいまして、議第56号及び議第57号は、議案付託表のとおり、総務文教常任委員会及び厚生常任委員会に付託することに決定しました。 それでは、これから総務文教常任委員会及び厚生常任委員会を開催いたしますので、暫時休憩といたします。              午後4時46分 休憩              午後7時26分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 委員長報告 ○議長(金谷文則君) 日程第9、委員長報告に移ります。 議第56号土地の取得について及び議第57号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)の2件については、総務文教常任委員会及び厚生常任委員会において付託事件審査または調査が行われ、各委員長報告が提出されておりますので、委員会開催順に委員長報告を求めます。 初めに、総務文教常任委員会の委員長報告を求めます。 10番北川委員長。 ◆総務文教常任委員長(北川勝義君) 失礼します。総務文教委員長報告を行いたいと思います。 本日開会の本会議において総務文教常任委員会に付託されました議案2件について、本日総務文教常任委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その経過と結果の主なものについて報告いたします。 議第56号土地の取得について及び議第57号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)について。 委員より、10月の総務文教委員会までに公募するのかとの質疑に、執行部は、すぐに公募を行うわけではない。議決後、要領を作成する。10月の総務文教委員会までに案をつくり、報告するとの答弁。 委員より、これから事業をしていくことにおいて県の補助はあるのかとの質疑に、執行部は、行う事業によって補助の要件に合うものがあれば、国、県に求めていきたい。できるだけ一般財源以外を活用したいとの答弁。 委員より、今後、負担を残さないよう計画を立ててほしいがとの質疑に、執行部は、将来的な市としての負担も少なくなるよう努力をしていくとの答弁。 委員より、赤磐市の一般財源はどのくらい要るのかとの質疑に、執行部は、5,149万9,000円のうち過疎債を5,040万円充てるようにしている。一般財源は154万9,000円である。過疎債が70%返ってくる計算となっており、3割が負担となるため、約1,700万円が市の負担となるとの答弁。 委員より、実施設計委託料350万円、設計・施工監理委託料150万円は何かとの質疑に、執行部は、修繕箇所の調査、修繕工事の設計に350万円、設計後の修繕工事の現場の施工監理委託料として150万円を計上しているとの答弁。 委員より、実施設計の段階で費用が足りない場合はどうするのかとの質疑に、執行部は、予算内で対応できると考えているとの答弁。 委員より、古い建物を壊すということで取得費用を差し引いてもらっているのであれば、差し引いてもらった建物分は壊さなければいけないのではないかとの質疑に、執行部は、古い建物については差し引いた評価をしてもらってるとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 以上をもちまして総務文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(金谷文則君) 総務文教常任委員長報告が終わりました。 これから総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は移動してください。 質疑を行います。 質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 質疑なしと認めます。 なければ、総務文教常任委員長報告に対する質疑を終わります。 正副委員長は自席にお戻りください。 続きまして、厚生常任委員会の委員長報告を求めます。 7番原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 済いません。厚生常任委員会委員長報告を行います。 本日開会の本会議におきまして厚生常任委員会に付託されました議案1件について、本日厚生常任委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その経過と結果の主なものについて御報告いたします。 議第57号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)について。 委員より、11月開札で来年10月開園ということだが、4月から10月まではどうするのかとの質疑に、執行部は、新園舎が開園するまでの間、3案を検討している。1案は、石相保育園を認定こども園として開園し、幼稚園児も受け入れる。軽部保育園と笹岡保育園は保育園として存続させる。2案は、3つの保育園をそのまま存続させ、特例で幼稚園がない地域は保育園で受け入れができる制度を利用し、幼稚園児を保育園で受け入れる。3案は、石相保育園を認定こども園へ移行させ、1園で全ての保育園児、幼稚園児を受け入れる。来月、保護者説明会を開き、意見を取りまとめ、決定したいとの答弁。 委員より、附帯工事の説明をとの質疑に、執行部は、予算現額1,071万2,000円である。そのうち今年度、給水工事等に184万8,000円を執行見込みである。残金の886万4,000円を翌年度に繰り越すとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、全員一致で可決すべきものと決しました。 以上をもちまして厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(金谷文則君) 厚生常任委員長報告が終わりました。 これから厚生常任委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は移動してください。 質疑を行います。 質疑はございませんか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) お尋ねなんですが、この内容を拝見させていただきましたら、総務文教常任委員会が所管いたします幼稚園のことにも触れているのですが、委員会の中で幼稚園の部分に関してどうするんですかというような、そういった内容というものは出なかったんでしょうか。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 7番原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) このたびの認定こども園につきましては、所管が厚生常任委員会になるという前提でこの間ずっと審議をしておりましたので、赤坂地域の認定こども園については幼・保一体となった施設となり、そこの所管は厚生常任委員会になるというふうに、その前提でずっと議論してきましたので、そのように御理解いただければと思います。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) じゃあ、幼稚園ということなんですけども、この幼稚園のことに関しては教育委員会はもうかかわらずに、この幼稚園のことについては福祉のほうで、市民生活部、どちらでしたっけ、保健福祉のほうでこれは幼稚園の教育のほうもやっていただけるということなんですね。 ○議長(金谷文則君) 7番原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 済いません、質疑に対する委員長報告ですので、佐々木議員の御質問についての議論がなかったという形で御報告をさせていただきます。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。              (1番佐々木雄司君「結構です」と呼ぶ) 他に質疑はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 質疑なしと認めます。 なければ、これで厚生常任委員長報告に対する質疑を終わります。 正副委員長は自席にお戻りください。 これから討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 討論なしと認めます。 これで討論を終わります。 これからただいま議題となっております議第56号及び議第57号の2件を採決します。 まず、議第56号土地の取得についてを採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第56号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第57号平成28年度赤磐市一般会計補正予算(第4号)を採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、議第57号は委員長報告のとおり可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 発議第7号 委員会の閉会中の継続調査及び審査について ○議長(金谷文則君) 続きまして、日程第10、発議第7号委員会の閉会中の継続調査及び審査についてを議題とします。 お手元に配付しております継続調査及び審査一覧表のとおり、閉会中の継続調査及び審査の申し出が各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からありました。 各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査及び審査に付することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。したがって、さよう決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 澤健議員の議員辞職について ○議長(金谷文則君) 続きまして、日程第11、澤健議員の議員辞職についてを議題といたします。 ここで、地方自治法第117条の規定により、澤健議員の退場を求めます。              〔3番 澤  健君 退場〕 ○議長(金谷文則君) 職員に辞職願を朗読させます。 ◎議会事務局長(奥田吉男君) 朗読させていただきます。 平成28年9月2日。赤磐市議会議長金谷文則殿。赤磐市議会議員澤健。 辞職願。 このたび都合により平成28年9月29日付をもって議員を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) それでは、澤健議員の議員辞職についてを採決します。 澤健議員の議員の辞職を許可することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(金谷文則君) 起立全員であります。したがいまして、澤健議員の議員の辞職を許可することに決定いたしました。 以上で本日の日程は全て終了し、今期定例会の議事も以上で終了いたしました。 この際、閉会に先立ち……              (12番佐藤武文君「中へ入れにゃあおえんのんじゃねえん」と呼ぶ) 入れない。 この際、閉会に先立ち市長の挨拶を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 長時間にわたりありがとうございました。 それでは、閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る9月1日に開会して以来、本日までの29日間にわたり、追加提案を含めました諸議案につきまして終始活発かつ熱心に御審議をいただき、全議案を原案どおり御決定を賜りましたことに対し、心からお礼を申し上げます。 御審議の過程でいただきました数々の御意見、御提言につきましては、今後の市政運営に当たりまして十分に参考とさせていただきたいと考えております。 本年は、台風の上陸が既に6個と例年に比べて多く、全国各地で大雨による浸水や土砂崩れなど甚大な被害が発生しております。本市でも先日の台風16号により警戒本部の設置を行いましたが、備えあれば憂いなしのことわざのごとく、これまで以上に災害に対して十分な備えをしてまいりたいと存じております。 さて、昨年、赤磐市を舞台に撮影されました映画「種まく旅人~夢のつぎ木」がいよいよ10月22日土曜日から全国に先駆けて岡山県内の映画館で先行上映されます。その後、11月上旬からは全国ロードショーが行われますが、この映画は市制施行10周年記念事業として誘致したものでございます。赤磐市ならではの美しい景色とともに、赤磐市の人々の温かい心情が描かれております。本市を全国にPRする絶好の機会となりますので、市職員はもとより市議会議員の皆様、市民の皆様にもぜひともこの映画をごらんいただき、赤磐市の魅力、すばらしさ、そして農業の大切さを広くお伝えしていただきたいと存じます。 朝夕気温も下がってきており、日中との気温差も大きくなってきております。議員の皆様方におかれましては、御健康には十分御留意されまして、より一層の御健勝、御活躍を御祈念申し上げ、閉会の御挨拶といたします。大変ありがとうございました。 ○議長(金谷文則君) 以上をもちまして平成28年9月第3回赤磐市議会定例会を閉会といたします。 大変御苦労さまでございました。              午後7時43分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    平成 年 月 日           議  長  金  谷  文  則           署名議員  澤        健           署名議員  保  田     守           署名議員  丸  山     明...