赤磐市議会 > 2015-09-04 >
09月04日-04号

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  1. 赤磐市議会 2015-09-04
    09月04日-04号


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    平成27年 9月第4回定例会           平成27年9月第4回赤磐市議会定例会会議録平成27年9月4日(金曜日)              ~~~~~~~~~~~~~~~              議  事  日  程(第4号)午前10時0分開議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1              ~~~~~~~~~~~~~~~              出  席  議  員(17名) 1番  佐 々 木  雄  司  君       2番  光  成  良  充  君 3番  澤        健  君       4番  保  田     守  君 5番  丸  山     明  君       6番  治  徳  義  明  君 7番  原  田  素  代  君       8番  行  本  恭  庸  君 9番  松  田     勲  君      10番  北  川  勝  義  君11番  福  木  京  子  君      12番  佐  藤  武  文  君13番  岡  崎  達  義  君      14番  下  山  哲  司  君15番  小  田  百 合 子  君      16番  実  盛  祥  五  君17番  金  谷  文  則  君              ~~~~~~~~~~~~~~~              欠   席   議   員                な         し              ~~~~~~~~~~~~~~~              説 明 の た め 出 席 し た 者市長      友 實 武 則 君        副市長     内 田 慶 史 君総合政策部長  原 田 昌 樹 君        総合政策部参与 徳 光 哲 也 君総務部長    馬 場 広 行 君        財務部長    近 藤 常 彦 君市民生活部長  新 本 和 代 君        保健福祉部長  石 原   亨 君保健福祉部参与 岩 本 武 明 君        産業振興部長  奥 田 吉 男 君産業振興部政策監中 村 昌 孝 君        建設事業部長  水 原 昌 彦 君会計管理者   直 原   平 君        赤坂支所長   正 好 尚 昭 君熊山支所長市民生活部参与            吉井支所長   荒 島 正 弘 君        田 中 富 夫 君消防長     木 庭 正 宏 君        教育長     杉 山 高 志 君教育次長    奥 田 智 明 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長  富 山 義 昭 君        主幹      黒 田 未 来 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 ○議長(金谷文則君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は17人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 9月3日の本会議に引き続き、本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。 本日は、昨日と同様、一般質問を行います。 質問初回は登壇し、再質問以降は質問席で発言願います。発言回数は1質問項目ごとに3回までとし、初回は一括質問とし、再質問以降は一問一答とします。1人の質問時間は30分以内であります。 質問順序は、お手元に配付した一般質問通告表のとおりであります。 報道関係者の議場内での撮影を許可しておりますので、報告いたします。 ここで、暫時休憩といたします。              午前10時1分 休憩              午前10時20分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 それでは、これより日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(金谷文則君) 日程第1、一般質問を行います。 通告順に従いまして、一般質問を許します。 まず、4番保田議員の質問を許します。 4番保田議員。 ◆4番(保田守君) おはようございます。きょうは、1番ということで元気を出しとったんですけど、ちょっと出ばなをくじかれたような感で、肩がちょっと楽になったような気がします。 私は、きょう身近な問題について4点、私の御近所の方からいただいたような問題を質問させていただきます。相談に来た方々には、議会へ傍聴へ行けないんでという方々に、インターネットで晩にでも見てもらえば市の姿勢がわかるんではないかと思い、ぜひ後でインターネットで自分の私に相談した事案がどういうふうに市が考えとるのかということを見ていただくようなことで、インターネットを勧めておりますので、私にというよりもインターネットを見てる市民のほうへ向いて、わかりやすい御答弁をお願いいたします。 それでは、通告に従い4点の質問をさせていただきます。 まず1点目は、山陽若草幼稚園の跡地の利用についてということで、赤磐医師会病院が現在託児所として使っていますが、病院が完成までということで、そういう契約と聞いていたが、今も託児所として使っているようだと、その後の契約はどうなっているのか、また実情はどうなのかという御質問がありましたので、私も若草幼稚園のことでちょっと質問したことがあるんですが、たしか3年、完成したらお返ししますということでした。それが、地元の説明もないまま、ずっと経過、契約が継続しとるようですので、そこら辺の事情をよろしく御説明願います。 2点目は、岩田大池の側道についてということで、岩田大池の横の側道で山陽1丁目へ出る道の道幅が狭い上、大型車があっこを、奥へ大型車の駐車場があって、朝晩は11トンのトラックが出入りして、ほかに通行量も非常に多いとこで危険ですということで、これも私が現地へ行ってみたら、やはり狭いとこを草を刈ってないから余計に際へは寄れないと、歩いて大きなトラックが来たからよけようとしたら、草の上へ上がったらすとんと下へ落ちるような整備されてない状況というんですか、あっこの道を何とか大勢の方が車で通ったり、夕方の散歩道ですね、そこに利用しておりますので、ぜひ整備してほしい。今現在、河本地区の土地の区画整理事業が始まっております。私としたら、あわせて整備するべきではないかと考えるのですが、どうでしょうか。市の見解をお聞きします。 3問目は、河本地区の通学路についてということで、河本地区の通学路に事故が起きるのではないかと思う箇所に横断歩道があると、岡山方面から来る車に対して横断歩道があり、ここに通学路があるとわかる対策が必要です。できることなら、押しボタン信号機があれば最適だと思いますが、市のほうは現状をどういうふうに改善していただけるのかなと。ぜひ道沿いの、何年か前のことですけども、やっぱり非常にカーブの辺が見にくくて、死亡事故も起きております。小学校の子供たちが毎日通うのに、お母さんが大勢出て横断歩道の両サイド、また学校までの道を家族の方が子供を守るために一生懸命やっておられます。ぜひもっと安全に通学できるようにあの箇所を改善していただきたいと思います。市の考えを聞かせてください。 4番目には、各町内会に毎年人口が減ったりふえたりと当然しております。市から町内会に届いた広報紙が、かなり余っている町内があると聞いています。私の町内でも、30部ぐらいは毎月余分の広報が来て、こんな無駄なことをどうしてするんだというふうなことを言われる人がおりました。無駄と言えば無駄、当然ですね。常識的に考えて戸数の3部か4部余分があればいいんですけど、今のような状態が、私が会長を20年ほど前にやっていたときに同じように各町内部数がかなり余るという話が当時からありました。それが改善できずに現在に至っておると思います。大変無駄なことだと思いますので、この辺の地区人数の掌握や配る前の決定はどのようにされて毎年やられているのかということをちょっとお聞きします。そして、できれば改善していただきたい、その改善策をお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 皆さんおはようございます。 それでは、保田議員岩田大池の側道についての御質問にお答えいたします。 岩田大池の側道につきましては、約4メートルの幅員の市道でございます。生活道としての通行量も多く、最近は大型車の通行も見かけられるようになりました。道路の線形もカーブが多く、危険な箇所もあることから、河本土地区画整理事業とは別に関係地区の意見を聞きながら危険回避の措置を講じるよう努めてまいります。 その他につきましては、それぞれの担当よりお答えをいたします。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 徳光総合政策部参与。 ◎総合政策部参与(徳光哲也君) それでは、保田議員の質問にお答えします。 広報紙の配布につきましては、区長、町内会長を初め多くの皆様の御協力をいただき、まことにありがとうございます。 お尋ねの地区人数必要部数の把握についてでございますが、各地区より毎年4月1日現在の必要部数の御報告をいただき、その部数を配布させていただいております。しかしながら、地区によっては年度途中に世帯数の増減があるところもあり、その場合には随時部数の変更のお申し出をいただくことといたしております。今後とも広報紙配布には関係者の皆様に大変お手数をおかけいたしますが、御協力のほどをよろしくお願いをいたします。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 馬場総務部長。 ◎総務部長馬場広行君) それでは、河本地区の通学路の関係について御答弁をさせていただきます。 御質問の横断歩道及び通学路を明確にする対策についてでございますけれども、当該地区でも大勢の地域の方が出ていただいて通学児童の見守りなどに多大な御尽力をいただいているともお聞きしており、日ごろのこういった御厚意に対しまして敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 市といたしましては、今後もこういった地域の方のお力添えをいただきながら、看板やのぼり旗等による注意喚起の対策、あるいは警察への相談要望となりますけれども、押しボタン式信号の設置なども含めて、区長、地区住民の方々と改善方法を相談、検討し、より安全に通学等可能となるよう努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 岩本保健福祉部参与。 ◎保健福祉部参与岩本武明君) それでは、若草幼稚園跡地利用についての御質問にお答えいたします。 旧若草幼稚園跡地につきましては、議員御指摘のとおり、赤磐医師会病院増改築工事期間中、赤磐医師会病院が保育所として平成27年8月31日を末日として賃貸借契約を締結し、使用していました。しかし、赤磐医師会病院が託児所を建設する予定としていた場所は、都市計画法などの法的な制限があり、関係機関との調整等に思いのほか時間を要し、今回賃貸借期間3年間延長の願いが提出されました。赤磐医師会病院は、市内にある唯一の病院であり、地域医療支援病院として積極的に多方面にわたって地域貢献を行っていただいております。市といたしましては、賃貸借期間を延長し、3年後までの完成を目標として託児所を建設するよう指導してまいりたいと考えています。 このたびの方針の地元説明につきましては、大変遅くなりまして申しわけございません。町内会等から旧若草幼稚園使用の話を聞いておらず、また同じ相手方に対しての継続貸し出しとなるため、特に説明は行っておりませんでしたが、今後継続使用についての説明を行い、御理解と御協力を賜りたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、若草幼稚園跡地利用についての再質問を許します。 4番保田議員。 ◆4番(保田守君) ありがとうございます。 若草幼稚園については、よく今の説明でわかりました。地域の方に3年間ということなので、これが今の段階でいつごろ病院のほうの託児所ができるのか、いつごろ完成しそうなのかということと、それから私たちの考えとしたら病院と同時に託児所も医師会の敷地内にできるもんだと思っておりましたので、なぜ医師会のほうでその託児所、病院はできたんですけども、もう最初から託児所が必要だということはわかっとったわけで、それがこのようにおくれた原因といいますか、そういうものがわかれば、もし地域の方もここら辺がわかったら、やはり、ああ、それなら使用目的があれば済んだ後貸していただこうと、幾分かは、今使われとるから出てないんですけど、あっこを使いたいという話もあります。途中で、もう仮に1年半ぐらいで完成した場合、解約を、すぐ解消して住民の方が使用できるようにできるんでしょうか。その辺をちょっと御説明願います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 岩本保健福祉部参与。 ◎保健福祉部参与岩本武明君) それでは、御質問にお答えいたします。 まず初めに、医師会病院の託児所のできる時期でございますけども、こちらのほうは契約書の延長に伴います3年間以内という予定で行っていきたいと思っております。 また、おくれた原因ではございますけども、こちらのほうは医師会病院が増改築をするに当たりまして駐車場などの周辺整備も行うような計画をしておりましたけれども、この用地取得のための調整のためにちょっと時間を要したものでございまして、おくれたものでございます。 それから、3点目の契約途中での解約についてということでございますけども、こちらのほうにつきましては、医師会との契約によりましてそれぞれの事由による解約の規定を設けておりますので、可能でございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 保田議員、よろしいか。 4番保田議員。 ◆4番(保田守君) ありがとうございます。 それでよくわかりました。地域の方に、その旨説明をきちっとしていただいたらいいと思います。よろしく説明のほどをお願いいたします。御答弁は結構です。
    ○議長(金谷文則君) 続きまして、岩田大池の側道についての再質問を許します。 4番保田議員。 ◆4番(保田守君) これも、地区の区画整理事業とは別に関係地区の意見を聞きながらやっていただけるということで、これはこれでよろしくお願いいたします。 私が、河本地区区画整理事業と一緒に考えたらということを言ったんですけども、それはあっこの区画整理は大きな池の下になるわけで、当然堰堤の補強工事をしないといけないと。当たり前のことですけども、かなりの堰堤の工事をするようになると思うんです。そのときに、同時にその前に道を上に上げて、向こう、山陽の1丁目のほうへ歩道とともに歩道をつけていただいた、きちっとした大きな道を向こうへつけたらというのが、きちっと考えようて、今住宅の事情がそんなにつくれば売れるという状況ではありません。そんなときに、あの区画を当然つくった以上は早いこと売却したいということになると思うんです。そしたら、買う側で見たら、当然ここはいいなというものをこっちはつくって提供すべきだと考える。そうしたときに、イメージしてください、池の土手の上から今下を見たとして、すり鉢の底みたいになった下のとこ、ここの区画だと状況からして、もう行き詰まって、でき上がって造成してもちょっと抵抗があるように見えるんです。だったら、ここは、あの場所は、池があって、向こうへゴルフ場が見えて、風光明媚なとこです。そこへぱっとその団地の人がここを通って、イメージ的に、ここは景色のいいとこじゃなと、団地もきちっとした道ができとって気持ちよく下へおりれる、散歩するにも池の周りを散歩できるというような、そういう発想を、極めてちょっと飛んだ話ですけども、土地の開発をするのにトップがそういう発想まで持ってほしい。そしたら、どうせこの整備せにゃあおえん部分のこともきちっとしたもんができていく。 そして、僕はちょっと飛躍すんですけど、ピーチタウンが現在40軒ぐらいですかね。この新しいのが100区画とか予定を言われておりました。当然140ぐらいな新興団地に対してコミュニティハウスとか集会所とかというものが従来の河本地区とは別に必要になってくるんじゃないかと思う。そうしたときに、区画整理の計画を見たら、堰堤の補強はするんじゃけど、堰堤の下は公園ですか、これは法律的にこんだけの開発すりゃあこんだけの公園が要るとかというような法律があるんだと思います。そんな公園をつくるのであれば、集会所とかというのを考えたら、堰堤の横の危険のない高い場所にほったらかしの公園があります、広い土地があります。そこら辺も構想の中へ含めて区画整理のほうとやっていただいたら、僕の一般質問とは余談にはみ出てちょっと今自分で言っとるのはわかるんですけども、市長にそういうふうな感覚をぜひ持ってほしいと。もうとにかく、また別な意味で言うたら表から一本入ってきてくるっと回って出にゃあおえんような団地をつくったら、入り口のあたりで災害が起きたり火災が起きたりしたときに、もう奥へは入れないような状態な団地になってしまいます。気持ちよく堰堤の横を大きな道がきゅっと上がって向こうへ抜ける。誰が見ても、ああ、ここへ買おうかなというふうな発想になると思うんです。今、山陽団地の中なんかでも空き家が随分あります。そういう状況の中で、新しい区画団地を完売しようとしたときに、普通の今の真っ黒の発想では当然無理だと思うんです。ぜひこっちの正面へ抜けるとこの道路はきちっとしたもんにしたほうがいい、絶対にそう思うんです。それから、岩田大池自体が擁壁が多少こっちへ寄って水の量が減っても、今現在田んぼは随分つくる方が、水を必要としてる方の量も減っております。ぜひいろんなことを加味して、この整備工事と、時間はかかっても結構ですから、にわかにちょこちょこっとやるというんではなしに、そういうふうな形できちっとしたものを僕はしたほうがいいと思うんで、今感じられた市長の心持ちというんですか、それだけでもちょっとお聞かせ願えたらと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 河本地区区画整理、その事業地内及びその周辺のことについて本当に前向きな御提言をいただいたと感じております。この区画整理事業については、未利用の市街化区域内の土地の活性化ということで、本当に私としても期待をしてるところでございます。より魅力の高い事業地になっていくように赤磐市としてどういったことができるかは、これから考えをしっかりと持っていかないといけないというふうに思っております。御提言の趣旨も踏まえて、これからしっかり考えさせていただこうと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 保田議員、よろしいか。              (4番保田 守君「よろしい。よろしくお願いします」と呼ぶ) それでは、続きまして河本地区の通学路についての再質問を許します。 4番保田議員。 ◆4番(保田守君) 行政のほうも危険のないように協力していくということなので、押しボタン式の信号機などがやっぱりいいという、それも進めていくということなんですけど、これなかなか現況としたら信号機をつけるというのはいろいろ順番があって、なかなか信号機は時間がかかるんだよということをよく聞いております。今の段階であれば、こういう時期を尋ねるのも、いつごろできるんだろうかという尋ねるんもわかりにくいことでしょうけども、大まかで結構ですので、やはりここへは押しボタン式の信号機が要るので、申請して、時間はかかるけどもやりますというような形のお答えがいただけたらと思うんですけども、ほかに地元と相談して安全対策をとっていくということなんですけども、考えられる早急にできる安全対策としてはどのようなものを考えられているのかちょっとお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 馬場総務部長。 ◎総務部長馬場広行君) それでは、保田議員の再質問にお答えをさせていただきます。 まず、押しボタン式の信号機の関係でございます。これにつきましては、赤磐署のほうへ要望を出すような形になります。その後、公安委員会のほうで、この要望以外にも県内から多数の要望が出てまいります、それを公安委員会のほうが現地確認をし、その中で優先順位をつけて、その優先順位によって設置をされておるようでございます。したがいまして、お答えのように、大まかな時期でもというようなことでございますけれども、残念ながら、市のほうに主導権はございませんので、申しわけないですが、いつごろつけれるかというのはわかりませんけれども、引き続き要望して、できるだけ早くできるように頑張っていきたいと思います。 それから、それまでの間のどういうことが考えられるかということでございますけれども、1つ危険の原因として横断歩道の手前、岡山側から来た手前がカーブになっております。したがいまして、あそこのカーブを出たときからが横断歩道が見えるというような状況になります。したがいまして、そのカーブのあたりの減速標示、速度規制というのはこれまた公安委員会との御相談ということになりますので、市で何ともできませんけれども、まずは減速標示を設けるというようなことをできれば今年度中にでもというように考えて、できることからしていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 保田議員、よろしいか。 4番保田議員。 ◆4番(保田守君) ありがとうございます。 朝危険な中で、冬も夏もお母さん方が一生懸命出て子供たちを守っておられます。減速標示でも、できることを今年中にやっていただける。ぜひ今年中に少しでも危険回避できるようによろしくお願いいたします。御答弁は結構です。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、広報紙の配布についての再質問を許します。 4番保田議員。 ◆4番(保田守君) 広報紙、無駄がないようにきちっとやっていただきたいんですけども、私がさっき言ったように、20年前、山陽の連合会長というのをやらせていただいてもろうとったときに、全体的にやっぱりかなりの余るんだという形で、現在も町内の役員をさせていただいとんですけども、やはり同じように枚数が残っておる。で、これを町内で、山陽の場合30ぐらいとしたら、7町内で210部ということになるんですかね。これで、年間で言うたらとんでもない部数になってくるんですけども、問題なのは、これに配布手数料がついとるということなんです。そうしたときに、30部、配布手数料が900円出てますからね、山陽でも年間に計算したら18万9,000円前後のものが配布手数料として出ておるわけです。これを私がやっとった20年前からこれが継続ずっと、悪い慣習ですけども、そのまま来とったとすれば、370万円、400万円近いお金が無駄に使われていたということになるんです。だから、これの、さっき言われたとおりに、地元地区に相談して部数は決められとんだと思うんですけども、役員の4月というたら改選時期であります。ちょうど引き継ぎでわからんとこを、新しい人が役員になってその今までどおりで単純にええがなということで、そのまま通過しとると思うんです。やっぱりこの配る形として、私は役所のほうが一番人の出入りは大もとを握っとんだから、はっきりわかると。それで、できましたら、5月ぐらいに役員の引き継ぎも落ちついたときに、市のほうとしてはこういう感じで今部数を掌握しとんですけども、地元のほうはこれで結構でしょうかという話を、1世帯に2部要る家もあります、それは、2世代住んどればね、おじいさん夫婦が別棟になっとったらですけど。そこら辺を町内会の役員の方と話をしていただいて、はっきりした数字ね。それで、余分な部数というのは、僕は3部ほどあればいいんではないかと思うんです。それは、印刷も、これが山陽だけの問題で私が言っとりますんで、よその地区が同じようになっとるということではないと思うんですけども、これをやはり赤磐市全体で考えたときに、もしこれが私が言ようるような状態によその地区もなっとるんであれば、大変な無駄がそこに生じとるということになるんで、ぜひこの配布の仕方をきちっと力を入れてきちっとしたマニュアルをつくってほしい。そうしないと、900円もらえるんじゃからほっときゃあええがという、これは悪い言い方ですが、そういう人もおるかもしれません。それは、わからんままにやっとる詐欺行為であると私は思うんですよ。だから、そこは公平になるような形の配布、何十部も残って、これどねえになっとんというて、見た人は、あれが集会所であれば、床の間へ置いとるか玄関の辺へ足らなんだらとりに来いよというようなことで重ねてます。1年分のやつが重なってきて、それを見たら、こんな無駄をしょんかと玄関入ってきたら皆さん思われます。仮に30部、ここへ足らなんだらすぐとれるようにということで玄関のげた箱の上に置いているやつでも、やっぱり批判が出ます。こんな無駄なことをしょんかというて、全部の行政区へ。それから、そういうことはないんですよというて言うたんですけども、山陽だけ考えたときにはやっぱこりゃ改善されてないから、ぜひちょっと本腰を入れて、この広報1枚、2枚多ゆうてもええがという話じゃなしに、そういうふうな現状があるということを踏まえてちょっと再検討をして、新しいやり方という、町内会にお世話になって配るのは当たり前のことを今までどおりでいいんですけども、何かやり方を無駄がないようにしてほしいと思うとんです。その辺ちょっとお考えがあればお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 徳光総合政策部参与。 ◎総合政策部参与(徳光哲也君) 保田議員の再質問にお答えします。また、先ほどは一部答弁漏れがございまして、大変失礼をいたしました。 まず、配布部数の残余に対する対応策ということでございましたけども、配布につきましては区長、町内会長さん宅やあるいは集会所などにお持ちをいたしております。直接手渡しができるところや御不在の場合には、とめ置きをさせていただくということをさせていただいております。お話ができれば、配布の状況も確認できますし、改善のほうもすぐできるかと思いますけども、不在の場合には少しおくれるというなこともございます。対応策といたしましては、御案内にもありましたように、例えば住民基本台帳の世帯数との照合であるとか、あるいは区長、町内会長さんへの再度調査をさせていただき、是正をさせていただきたいというふうに思います。 配布手数料につきましては、4月1日現在の配布世帯数で単価900円ということで契約をさせていただいておりますけども、やはり先ほども議員御指摘のように、この配布部数によりましての手数料を支払ってるということから、十分にそこらあたりは調査をし、また改善をしてまいりたいというふうに思いますので、今後も適正な配布につきましては皆様の御協力をよろしくお願いしたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 保田議員、よろしいか。 4番保田議員。 ◆4番(保田守君) わかりました、一生懸命やっていただけるということで。 ただ、町内会長さんあたりに数の確認かちっとということなんですけども、前任者と引き継いだ場合、前任者の数が出とんが、ああ、これでいいんだというふうな形で、前任者がこうじゃ言うたら、もう、はい、このぐらい余分にしときゃあえんじゃと、こういう形に慣例としてなっております。だから、そこんとこは、きちっと厳しく今回からは30部も余分があったんじゃ、ぎりぎりで二、三部余裕があるんじゃというてきたら、何ならという人もおるかもしれません。今度はこういうことをきちっとやっていくから無駄のないようにこういうふうに改めたんで、皆さんのほうもきちっとした報告をしてくださいという話をしてほしいと思います。 それから、もう早々に3月の総会があって、引き継いだら、すぐに新しい役員が入れかわったらばたばたと、小さな地区であれば皆さん知っとる顔の中でやっていくからいいんですけども、私たちの町内会は全く別な人ががらっと順番でかわってくるとかというようなこともあります。ぜひ役所のほうでこの広報の配布については疑念を持たれないやり方できちっとした会計、経理ができるような形でやっていただきたいと、このように思います。ぜひ一生懸命やってください。これはもうきちっとここをやらなければ役所は何をしょんなあというようなことを、勝手に1枚の広報紙余っとる、重ねとるやつを見ただけで、無駄があるとか当然言われます。確かに無駄です。きちっとよろしくお願いいたします。答弁は結構です。 ○議長(金谷文則君) 以上で4番保田議員一般質問を終わります。 ここで、11時15分まで休憩といたします。              午前11時1分 休憩              午前11時15分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、1番佐々木議員の質問を許します。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 皆さんこんにちは。 いつもならば、ここで原稿を読み始めて皆さんにいろいろ私の思いというようなものを聞いていただくところから始まるんですけども、きょう全く原稿用意してません。そのことについては、この後ほど申し上げるんですけども、ちょっと私ごとで恐縮なんですが、私猫を飼っておりまして、行き先のない猫ちゃんだったんですけども、かわいそうなんで、うちに来るかということで連れ帰って、5年になります。ですから、誕生日というようなものはわからないんですけども、うちに来た日が誕生日なんだろうなと思って、きのうは、ペット用のケーキがちっちゃいのがありますから、そんなのを買いまして、それで猫ちゃんにお誕生日おめでとうというような、そういったことを昨夜やったんですが、そうしておりましたら、うちの母親もかわいがってくれておりまして、来て一緒に昨夜はうちの母親と一緒に食事をとりました。そうしましたら、帰りがけにこんなことをぼそっと僕に投げかけて帰りました。うちのお母さん、私45なんですけど、まだ私のことを雄ちゃんと言います。雄ちゃん、けんかするんならするでええけども、最後までしちゃあいけんよ、相手の顔が見えんようになるような、そんなけんかはしちゃあいけんよ、子供のころから言うとるじゃろ、こういうぐあいに言われました。本当、嫁さんがいれば嫁さんにでも言ってもらうような私のこのたしなめをしていただく部分なのかもしれませんが、私には妻がおりません。唯一の身内というのが母親でございまして、母親の言葉というのは非常に私にとって重い言葉でございます。でありますので、きょう市長ともいろいろバトルをさせていただこうと思ってたんですが、そういうけんけんがくがくとするような、顔をお互い見ることができなくなるような、そういったけんかまでするというのもいかがかなあと、こういったぐあいに思って、ちょっときょうはいろいろ考えながらお話を進めさせていただきたいと思っております。 一般質問の内容に入らせていただくんですが、事前通告、5つ項目しております。補助金の使用状況について問題指摘をさせていただきます。映画「種まく旅人3(仮称)」について問題指摘をさせていただきます。議会に対してうそをついて、ごめんなさい、これついたなんですね、市長の考えを求める。国民健康保険の不正使用についてお尋ねをします。議員の勤務状況と待遇についてお尋ねをいたします。この5の項目を私は事前項目、この議会の規則に基づいてしているんですが、こういった答弁書というのが実はまだ質問もしてないうちに来てます。これインターネットにも上げさせていただきましたけども、たしかことしの3月の議会だったと思います。事前通告している内容ではなくて、この議場で申し上げたことに対して答弁するんだからということで、私は一般質問の機会というようなものがルール上妨げられました。そのルール上の妨げで申し上げるならば、今ここでまだ申し上げていない状態でこの答弁書が来るというのはどういうことなんでしょうかということなんです。察するに、議事進行をうまく進めるために事前にこの項目について事前通告しているわけですから、その事前通告している内容に沿って事前にこういったぐあいにお答えしますよということをお伝えしている、こういうふうにとれるわけであります。そうすれば、ここに書いてある内容について答弁書がちゃんと整合性がなかったらいけないでしょ。 例えば、私今回補助金の使用状況について問題指摘するとしてるんですが、この中で読み上げますけども、赤磐市が主体となって設置している〇〇事務局や▲▲実行委員会などの官民一体の取り組みは外郭団体と同様だが、この外郭団体を通じて補助金や行政の受益を間接的に受ける特定のものがある。間接的ならば、公平や平等性を欠く決定も許されるのかを問う、また赤磐商工会への公金支出について詳細説明を求めると、こういったぐあいに御説明してるんです。それに対して答弁書どのように答えてきてるかといいましたら、各種団体等の補助金につきましては、それぞれの補助金交付規定や補助金交付要領などに基づいて補助金の交付を行っております。当然予算の範囲内で補助金の目的に沿った事業で、補助金交付申請書の提出を受け、担当部局でその内容を審査し、内容を適当と認めた場合には補助金交付を決定しています。補助事業者は、補助事業が完了したときは事業実績報告書を提出し、担当部局でその内容を審査し、適当と認められたときに補助金を支出しています。このような手続で支出した補助金は、正当な補助金であると考えていますと。ですから、赤磐商工会の公金支出についての詳細説明についてはこのようにお答えいただいてるんです。しかし、私が聞きたいのは、間接的ならば公平や平等性を欠く決定も許されるのかということを聞いているんです。ということになったら、事前に私通告してる意味がないじゃないですか、皆さん。事前に通告してるんであれば、これが事前に出てくるんであれば、これについてこの答弁書答えていただかなきゃいけないんじゃないんですか。ここのところを答えてください。改めて申し上げます。 「種まく旅人」について問題指摘をさせていただくんですが、ここのところでも書かせていただいてます。当初説明と現状の市役所のかかわりが大きくかかわっているように思う。現在どういう状況になっているのか推移を含め詳細説明を求める。また、協賛金の収集状況、加えて職員の業務量についてかかわり合った延べ人数、延べ業務時間の詳細報告を求める。これについては、何かやんわり答えていただいてますよ。後ほど答弁があると思いますけども、やんわり答えていただいてます。 続きまして、議会に対してうそをついた件について市長の考えを求める。これについては、こういう私は質問の仕方をしております。平成27年6月定例議会の最終日、討論のときに指摘した平成26年3月定例議会の初日、丸山議員が行った質疑についてうそをついたことについて、そのときの心境と現在の心境、平成25年12月23日、私に架電した経緯及びそのほかの議員についてどういう働きをしたのか説明を求めますと、こういった質問をしております。これについてもやんわり何か御答弁をいただいております。後ほどあるんだと思います。 続きまして、国民健康保険の不正使用について。7月10日、国民健康保険の診療報酬支払い等を担当する市民生活部長に通報しておりますけども、通報した第三者過失によるものを不注意における負傷と虚偽申告し、国民健康保険を不正使用したのではないかと疑義事案について、事実ならば過度支払いが発生しているため、国保連合会に返金を求め手続をとらねばならない件だが、通告を受けて現在どういった取り扱い状況になっているのか説明を求める。また、このような悪意ある行為を再発防止することについて市長の所見を求めるということを申し上げております。これについても、答弁いただいてる内容は全くその答えておりませんし、やんわり市長のほうは答えていただいてるんですが、担当部長のほうはもうこれ最悪ですよ、皆さん、本当に。先ほど市長が御答弁いたしましたとおり、今後も第三者行為と思われる案件については適切に処理してまいります。答えてないじゃないですか。事前通告してる意味ないじゃないですか、こんなんだったら。 続いて、職員の勤務状況と待遇についてということで御質問をしております。職員が行う日々の業務に関して、時系列に説明するなど詳細な業務日報の提出規定が整備されていないため、その日そのとき、どこで何をしていて、どういう類の仕事をしたのか、さかのぼって確認をとる手段がない。これでは、税金の対価が果たされているのかを含め、業務の費用対効果をはかることができない。業務日報提出の規定を定めるなど改善が必要だと思慮するが、市長の考えはどうでしょうか。また、長期間休んでいる職員がいると聞くが、現在まで何名が何日休んでいるのか、いつから出勤するのか、詳細説明を求めますと。さらに、遅刻や早退について、その数の確認できる特定職員について、件数などを詳細説明を求めるということでありますけども、これについても何かよくわからない内容でやんわりとお答えいただいてる状態で、はっきり言って事前通告している意味というのが全くないような状態なんです。であれば、今私がこの場で申し上げたものに対して、こんな答弁書ではなくて自分の腹で自分の資料で自分の考えでお答えになるのが議会に対しての誠実な姿勢だと思います。私がなぜ友實市長に対し憤ってるのか、なぜ今市役所に憤ってるのか、こういう議会に対して真っすぐな姿勢をとらないから。たしか前の部長だったと思いますけども、市長が陳謝して議会に対してうそをついて、うそをついたことに対して市長が陳謝したようなことがあります。せんだっても、総務文教委員会で部長が全くいいかげんな説明をした、これについてどうなんだというようなことも申し上げました。それに対して市長の陳謝もないような状態。こういうぐあいに物事をどうなんだと、こっちは本気で赤磐市をどうかしようと思ってやってるんじゃないですか。それについて職員が真っ正面から答えない、こんないいかげんな答弁するんだったら議論なんかならない、ここに私は憤りを感じてるんです。真っ正面から答えてくださいよ。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 答弁書が事前にという話はございましたけども、これは議会と執行部の取り決めに従ったものでございます。 順次お答えをいたしますけども、まず補助金の使用状況に問題指摘するとのお尋ねでございます。答弁書を全て読まれておりますので、簡潔に申します。この補助事業については、補助金はこれは全く正当で、事業の実績報告書もいただいております。正当なものという認識で執行してるものでございます。 続きまして、映画「種まく旅人3」について問題指摘ということでございますけども、この映画「種まく旅人3」に関して昨年6月に締結した協定書及び映画製作に関する協力、製作協力に関する覚書、これらに基づいて協力を行っております。赤磐市の映画に対する考え方、かかわり方、これは今日まで変わっておりません。この映画に対しては終始一貫して赤磐市を知名度を上げる、あるいは特産品を全国に知っていただく、ひいては日本の農業の抱える課題を、特に若者の後継者不足とかそういったものに対しての一つの若者に背中をそっと押すような存在になってくれたらということで、協力をしているものでございます。 それから、協賛金や職員の業務量、こういったものは副市長にお答えをさせていただきます。 続きまして、議会に対してうそをついたということでございますけども、まず当時の心境、それについては、その議場でもお答えしましたけども、その答弁のとおりでございまして、今もその考えは変わっておりません。さらに、今この当時の心境に加えて現在はこの長年の大きな課題が1つ解決したということで、市民の皆様に対しても一つの責任を果たせたという安堵の気持ちが加わっております。それから、架電についてでございますけども、これも議場でお話しした心境をお伝えしたもので、この採決に対して働きかけを行ったというものではございません。 それから、国民健康保険の不正使用ということでございますけども、国民健康保険の保険者といたしまして、その立場から言わせていただきますが、レセプトの特記事項、それから傷病名、第三者行為と思われるレセプトについては対象被保険者に対して傷病についてのお尋ねを行います。傷病届が提出された方については、第三者行為求償事務、これが発生するようであれば、委託先でございます国保連合会へ送付いたしまして、国保連合会において適切に事務処理を行うこととなります。この第三者行為と思われる案件については、今後もきちんと適切に処理してまいります。いずれにいたしましても、このお尋ねが個別の話か総論の話かわからないので、あくまで総論としてお答えをさせていただきます。 続いて、職員の勤務状況と待遇ということですが、これをお答えをします。職員の勤務管理としては、出退勤を含めた勤怠管理、これのほか、公用車の運転記録や研修を含め業務によっては相談やそうした記録が必要となる業務については記録を作成しております。全体としては、業務日報、こういったものまでは義務づけておりません。現在のところ、これが必要という状況ではないという考えでございます。その他について担当の部長からそれぞれ答弁させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁願います。 内田副市長。 ◎副市長(内田慶史君) それでは、引き続きまして私のほうから「種まく旅人3」の関係についてお答えをさせていただきます。 協賛金の収集状況につきましては、現在協力を依頼しているところでございますけれども、関係者との取り決めによりまして守秘義務を課せられておりますので、詳細を申し上げることはできません。また、職員の業務量等についてでございますけれども、映画作製に関しまして、また映画作製を通じまして赤磐市の魅力やすばらしさを全国に発信していくというさまざまな業務を実施いたしておりますので、個別の業務料や業務時間につきましては個別には把握いたしておりませんので、御報告申し上げることができません。御理解のほど賜りたいと存じます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 馬場総務部長。 ◎総務部長馬場広行君) それでは、職員の勤務状況の関係について御答弁をさせていただきます。 長期間休んでいる職員につきましては、現時点で3名が3カ月以上の予定で休職あるいは長期間の病気休暇で療養中でございます。日数についてのお尋ねでございます。9月1日現在で申し上げますと、1名が877日、もう一名が281日、残りのもう一名が63日というような状況でございます。それから、復職の時期につきましては、その原因の回復状況によります。診断書では出ておりますけれども、その時点で再度判断をするようなことから、復職時期がはっきりこの時点では申し上げることはできません。それから、育児休業が11人、産前産後休暇が3名の14名おります。 それから、遅参、早退などの状況でございますけれども、育児などの部分休業により、遅参あるいは早退を認めておる職員を除きまして特定の職員が遅参あるいは早退を繰り返してる事例はございません。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 新本市民生活部長。 ◎市民生活部長(新本和代君) 国民健康保険における第三者に対します損害賠償請求は、国民健康保険法第64条に規定されているところであります。第三者行為につきましては、早期に発見する必要があるため、保険者として加入時にもお配りするパンフレットでも周知しているところでございますが、国民健康保険法施行規則第32条6で世帯主に届け出義務を課しております。保険者として、レセプトの特記事項と傷病名から第三者行為と思われる傷病が提出された方については、第三者行為求償事務の委託先である国保連合会へ送付し、事務を行っております。今後とも、第三者行為と思われる案件につきましては適切に処理してまいります。 ○議長(金谷文則君) 奥田産業振興部長。 ◎産業振興部長(奥田吉男君) それでは、佐々木議員の御質問、商工会への公金支出について御説明をいたします。 赤磐商工会は、商工会法に基づき設立され、地域の事業者が業種にかかわりなく会員となりまして、お互いの事業の発展や地域の発展のために総合的な活動を行う団体でございます。商工会への公金支出につきましては、赤磐市商工振興対策事業補助金交付規則及び赤磐市補助金等交付規則に基づきまして補助金を交付いたしております。対象事業は、小規模事業者の経営または技術の改善のため、経営改善普及事業と地域商工業の振興を図るためのその他経営改善普及事業を対象といたしております。経営改善普及事業の内訳は、指導職員の設置経費、それから指導員の相談業務、講習会の開催による指導業務、金融相談、記帳指導等となっております。また、その他経営改善普及事業では、地域特産物の振興事業等が対象となっております。商工会が対象といたしておりますのは、小規模事業者、これは従業員が20名以下のところ、それからサービス業、それから商業に当たりましては5名以下の事業者を対象として事業を行っておるものでございます。 御説明は以上です。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、補助金の使用状況について問題指摘するについての再質問を許します。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 御説明ありがとうございました。 商工会の公金支出についての詳細説明、これは各種資料等もいただいておりますから、十分承知しているつもりです。なぜこういったお話をさせていただいたのかといいましたら、この質問の項目が実は2つありまして、前段の部分と後段の部分なんです。前段の部分というのは、〇〇事務局とか▲実行委員会、これ何を指しているのかといいましたら、要するに今うちのほうでオールあかいわ宣伝隊事業なんかありますよね。これは外郭団体と一緒じゃないですか、要するに。赤磐のこの映画の製作実行委員会もそうですよ。これも外部団体と言いながら赤磐市役所の中にある。要するに外郭団体と同じ扱いなわけですよ。これ、外郭団体は外郭団体の意味合いがあるんです。行政というのは、いろいろな縛りがありますから、いろいろこのやりにくい面がある、制限も多い。だから、民間に対して行動が遅くなって物事を解決しようと思ったときに解決しづらい。こういった面があるので、外郭団体をつくって行政のしがらみを抜けたところで、問題解決を市の利益になるためにしていくんだ。それはすばらしいことなんです、どんどんやるべきなんです。しかし、そこのところで、この外郭団体の中は行政じゃないので、要するにそこに入ってくるメンバーであるとか、その外郭団体が行政の金を使って、公金を使って、行政の職員を使ってやってるにもかかわらず、そこのところには例えば入札がなかったり、外郭団体、民間のものだからということで自分たちでできるわけなんです。行政であれば、直営であったら到底考えられないようなことができるわけなんです。例えば例言わせていただきます。もうわかっていただいてると思いますけどね、部長。JR岡山駅、ここでオールあかいわ宣伝隊事業行われました。ここのところで、この事業の中で民間から出展していただいてるの3社ありましたけども、その中に市長の奥さんが経営する桃茂実苑入ってるじゃないですか。行政だったら考えられませんよ、これ直営だったら。行政だったら考えられないものを外郭団体だったらそれが許されるのかということを私はここの前段の部分で質問してるんです。答えてくれてないじゃないですか、このことについて。外郭団体であっても、行政がかかわる以上、そこには平等性を保つのか、それとも公平性を保つのか、こういうことが起こらないように再発防止に努めるのか、お答えをいただきたいと思います。 商工会の公金支出についての詳細説明、これについて私物すごく勉強させてもらいました。中小企業庁の役人さんに直接レクをいただいて、この問題も聞いていただきました。県のほうで、商工会の支出に対して問題があるのではないのか、赤磐市の問題じゃなく商工会自体がお金の使い方に問題があるのではないのか、こういったぐあいに監査入ってくれと県のほうに強く働きかけしました。しましたら、県のほうも国のほうも、佐々木さん、それを商工会に言うのはかわいそうよと、この内容見たら赤磐市が悪いじゃないの。今の赤磐の商工会は、補足して説明しておきますけども、赤磐の商工会は岡山市東区瀬戸町に所在する商工会会員もあるわけなんです。ここのところのものには一切使ってはならないということがこの規則の中に書かれてるんであれば、商工会さんはそれに合わせて赤磐市の事業主に対してはもうこうですと、岡山市に所在する事業主に対してはこうですという体制を整えられるはずなんですよと。それを商工会さんに全然赤磐市のほうが補助金の規則にも何も書かれていない状態で、商工会、商工会悪いっていうのは、佐々木さん、それは商工会さんともうちょっと話をしたらって逆に叱られちゃいましたよ、私。だから、ここで議題として出してるんです。この商工会に対してのこの補助金の規則、今現在どういった規則になってるのかと、岡山市に所在する方も赤磐市に所在する方も確かに案分して整理されてるかもしれませんよ。整理されてるかもしれません。でも、実質に案分されて整理されてるからと言って、実態が伴っているかどうか別の問題でしょう、商工会活動なんですから。日に3回質問を行く、赤磐市のほうから可分割合の多い赤磐市のほうの事業主が3社行く、可分割合低いけども岡山市のほうが景気がよくて10社説明に行ったら、当然ながら案分割合現実的に崩れるじゃないですか。そういうことを申し上げてるんです、現実に即してないですよと。だから、ここはやっぱりそういう案分に基づいて、赤磐市の補助金は赤磐市に使うべしとこの中に書かなきゃいけないんですかということを御指摘申し上げてるんです。この2つについてどのようにお考え持たれるのか御説明ください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 商工会のことについてのお尋ねです。 まず、赤磐市の商工会については、議員御指摘のように、赤磐市内と岡山市の東区瀬戸町に所在する方々が会員になっておられます。これについては、案分でそれぞれの市から補助金を支出している状況でございますが、この案分の仕方がおかしいということであれば、それについてはいま一度検証する必要もあろうかと思います。そういったことで、その岡山市とも協議もしながら適切な処理が必要だと考えますので、よろしくお願いいたします。 オールあかいわ宣伝隊の業者の指定については、これは担当の部長のほうからお答えをします。 ○議長(金谷文則君) 奥田産業振興部長。 ◎産業振興部長(奥田吉男君) お答えします。オールあかいわ宣伝隊の業者、それから負担の問題という御質問でございます。 今回のオールあかいわ宣伝隊の選定に当たりましては、市内の業者の中でオリジナルの商品を扱っておられる方、それから市外に積極的にオリジナル商品の販路を開拓していこうという業者の方、それから展示品に重複等がないこと、そういった内容を選考としまして、商工会のほうと協議をいたしました。そうした内容で業者選定を行ったものでございます。出展に当たっては、営利目的はございませんとはっきり申し上げております。オールあかいわ宣伝隊の趣旨として、赤磐市の特産品、赤磐市をPRしようということを目的に参加をするということで御了解をいただいております。場所によっては非常に販売が不利な状況もあったんですけど、PRに向けて取り組めたと考えております。 それから、特定の業者に特定の補助金をというお話がございました。今回のオールあかいわ宣伝隊の実行委員会の中で、赤磐市のほうから要請をかけて行っていただくような形になるので、幾分の経費負担をしてはどうかという内容になっております。佐々木議員御存じのとおり、中小企業の出展補助金を赤磐市設けております。その基準をもって今回の費用負担も一部経費を見させていただこうということでいたしております。内容としますと、宿泊、それから交通費、資材の輸送料、そういったものの2分の1を対象とします。上限としては、出展補助金と同様の10万円を上限としますよと、1年間という内容で、経費のほうを考えております。内容とすると、今回の対象は東京のみ、東京のみを多額の経費が発生するということで対象として考えております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 御説明していただければ、そのとおりなんでしょう。だから、その御説明いただいてる内容が問題あるんですよという指摘をしてるわけなんです。だから、これは要望なんですが、改善してくださいねっていうお話をしてるわけですよ。たくさんだって赤磐市内には桃を売ってるところあるじゃないですか。そういうところに全部声をかけて、全部断られて、最終的にいけんと、どこもやってくれんと。それで、市長が、悪いなあ、どこもやってくれんのじゃ、ほんなあやってくれんかということで、御家族の中で奥さんにお願いをしてくれるんであれば、市民みんなでもろ手をたたいて、ありがとうございます、こんなやりにくい仕事をやってくださってっちゅう話になると思う。どこにも声かかってないじゃないですか。どっかかけたんですか、声。どこにもかけてないじゃないですか。それで、何でそんな話になるんですか。だから、そういうやり方やめましょうと。外郭団体だったらできるのかもしれないけども、行政がかかわる以上は、市長がやっぱり市長としてそこに執行権のトップにいるんだから、奥さんが経営するお店というのはやっぱり一番最後でしょう。そういう改善をしてくださいということを含めて、この質問を終わります。 ○議長(金谷文則君) 答弁はいただく。答弁を求めます。              (1番佐々木雄司君「ああ、要らないです」と呼ぶ) よろしいですか。 それでは、次に移ります。 映画「種まく旅人3」についての問題指摘をするについての再質問を許します。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 「種まく旅人」、私はもうこの当初から、覚えていただいてると思うんですが、この映画に対していろいろ批判的な声というのがありました、最初から。そのときに、市役所の説明される、執行部の説明する側に立って、何とか皆さんに御理解いただけるように、そういう立場で今までこの映画にかかわらせていただきました。しかし、どんどんどんどん話が進んでいくうちに、特に言うと、ことしの3月の幾日かだったと思うんですが、ファクスが入ってきました。製作実行協力委員会というようなもののこの設立のメンバーですけども、そのあたりから内容変わってきましたよ。たしかこの映画の話というのは赤磐市はかかわらないんだと、だから5,400万円というようなものは市民の皆様方に御迷惑をかけるものじゃないんで、議会のほうに特に説明も要らないんだと、こういう内容だったじゃないですか。でも、製作実行委員会に名前を連ねるということは、5,400万円の債務保証をするということと一緒ですよ。債務保証が伴うということは、債務負担行為と同等で、議決事項じゃないですか、これ。どうすんですか。どうして、この製作実行委員会というようなものに私たちの赤磐市が入って5,400万円という債務保証を負ってるにもかかわらず、そのことについて議会に説明がないんですか。そこら辺の説明を今回お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) この協賛金のことについてのお尋ねでございますけども、当初から協賛金についてはこれについて赤磐市が市費を投じてこれを満たしていくという考えはないことをお知らせしたと思うんです。ですので、これは債務負担行為という考えではございません。そして、この製作協力委員会に赤磐市の職員が名前を連ねることについては、赤磐市としても、先ほども申し上げましたが、この赤磐市の知名度を向上させる、あるいは特産の白桃及びほかの果物等を全国にお知らせするためにこの製作協力委員会の一つの目的である映画のPR、そういったものに対して赤磐市も積極的に加わっていこうということで加わっている次第でございます。私の考えは、先ほども言いましたが、昨年の6月から現在に至るまで変わったものではございません。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) そういった御答弁になるんだろうなあというふうには想定しておりますけども、しかしこういった製作実行委員会に入ったからこそ職員がこの映画に対して協賛金を動かしてとか要するにかかわりができているという事実がそこに存在しているわけです。 今回も、大分私頑張りまして、延べ人数どのぐらいになっているのか、職員さんのこのかかわった旅費、かかわったこの車の動きであるとかというようなものをいただきました。こういったようなものも、この後出てくる内容なんですけども、職員の勤務状況ですね。こういった情報開示請求をして書類が出てくるんですけども、どの職員がどこのところに、どこの家に行ってどんな話をしたのか、業務日報ついてないから車の動きだけじゃわからないですよ、これ。そういう不透明な市役所の動かし方をしておいて、それで協賛金集めは私たちの赤磐市とは関係ない今までの考え方そのままだって言うんですけども、本当にそれで道理が通るのかなと私思うわけです。 副市長にお尋ねしますけども、総務文教委員会の中で赤磐市とかかわりのある企業さんに対して協賛金を集めに行ったというようなお話をされていらっしゃいましたけども、あれ議事録残ってますからね。そのことについてお尋ねをするんですが、今まで私たちの赤磐市と取引のあった会社のリスト、管財課のほうからいただいてます。平成19年からでありますけども、これデータベースをつくったのが19年からで、19年しかないんです。これ私持ってますけど、こういうところに行くということは、他方、赤磐市には倫理規程というものが、職員の倫理規程があります。倫理規程ありますよ。で、副市長は、その倫理規程の倫理総監督か何かですよね。その総監督が、この倫理委員会の定義によりますと、これ利害関係者っていうことになるじゃないですか、利害関係者のところにお金を集金などをしてはいけないとここはっきり書いてますよ。この違反というような意識はないんですか。第5条禁止行為、職員は次に掲げる行為を行ってはならない。1、利害関係者から金品、物品または不動産の贈与、せんべつ、祝儀、香典、または献花、社会通念上、儀礼を超えるものを受けること。これまさにど真ん中入るんじゃないんですか。これ倫理規程に入らないその明確な理由を教えてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 内田副市長。 ◎副市長(内田慶史君) それでは、倫理規程等に反するんではないかといった内容の御指摘でございますけれども、自治体や実行委員会形式で協賛金を募って行いますイベント等の事業につきましては、本市の類似事業や他市の先例等々もございますけれども、私は映画の製作実行委員会の一人のメンバーでもございます。そして、その業務に携わっております。御指摘の協賛金の市内業者の募集につきましては、事業の目的、趣旨に賛同いただける企業の方々に自由意思でのお願いをいたしております。行政が入札、発注者側の優越的な立場といいますか、地位を乱用するものでもございませんし、協賛金を割り当てて強制するものでは決してございません。あくまでもお願いでございます。こういったことから、倫理規程あるいはコンプライアンスに反しないものというふうに考えております。 次に、そういった協賛金募集後の入札業務におきましても、その特定の企業に恩恵を与えるものではございませんし、また便宜や優先を図ることは一切ございません。つまり言いかえますと、官製談合はないということでございまして、もちろん業務上の支障もございません。これは、天地神明に誓って申し上げておきます。また、協賛金を募る相手方につきましても、協賛金と入札との区分は十分認識をされておられまして、常識をお持ちの優秀な企業の方というふうに私は認識をいたしております。そして、私は入札関係の総括的な立場でございます。今まで同様、今後も入札等につきましては、市民のほうから疑惑や不信を持たれないように、常に、先ほども御指摘がございましたように、倫理規程や関係法令等の本分を心いたしまして公正公平な職務の執行に努めてまいりたいと思います。 佐々木議員の御質問に対しましては以上でございます。 ○議長(金谷文則君) ここで、質問の途中ですが、午後1時まで休憩といたします。              午後0時1分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続きまして、議会に対してうそをついた件について市長の考えを求めるについての再質問を許します。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 市長、先ほど御答弁でいただきました。 思いについては、そのとおりだと思います。私が何を申し上げてるのかといいましたら、先ほども職員の方々の対応のまずさ、これについて御指摘を申し上げました。総務部長がうそをついたことに対して、市長はあのときは陳謝されました。その後に、またほかの部長が総務文教委員会のところでうそをついたこと、これについてはうそじゃないのかということで私が指摘したら、何がうそですかということでかみついてこられたようなありさまです。そういうような状態で、果たして審議をしっかりとすることができるかということなんです。こっちは腹立ち紛れに言ってるんじゃない。先ほども言いましたけども、赤磐市をよくしようと思っていろいろなことを提案してるんです。それに対して真正面から受け付けずに、問題指摘をしても、ああでもない、こうでもない、制度が問題ではないんですかということの指摘をしているにもかかわらず制度の説明をする。これじゃあ、堂々めぐりで議論進まないじゃないですか。そういうようなことを何で起こるのかと言ったら、僕はやっぱり市長の責任感の問題なんだと思うんです。どうなんですかと、職員に対して。議会に対してそんな失礼な態度をとるな、市長がばちっと職員に対して言えば、そのように動くんじゃないんですか。それを言おうにも、市長が、私が丸山議員の質問に対して真正面から受け付けなかったり、言い逃れをしたり、そのような市長みずからそういうことをやっているんだったら、皆類友で同じような職員、同じような体制になるんです。だから、市長どうなんですかということをお尋ねしてるんですけれども、今の職員、真正面から答え切れてないようなことがたくさんあるんですけども、このことについてどのように思われるのか、市長のお考えを聞きたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 御質問ですけども、私を含めて執行部、職員の議会の各質疑に対応する姿勢についての御指摘と承りました。これについては、常日ごろから議会から、あるいは議長からさまざまな御指摘をいただいております。我々執行部一同、これについてしっかりと応えて、議会と執行部の信頼関係はとても重要だと思っておりますので、これからもより一層努めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) ありがとうございます。 市長、冒頭にも言いましたけど、私がなぜ憤っているのかぜひとも思い出していただきたいと思います。今、市長が申し上げていただいた内容というようなものが、今後委員会運営や議会の運営あるいは我々、我々と代表していいのかわかりませんけども、私のこの議員としてのこの活動について誠実な態度がなかったら、さらに私は憤りますよ。これだけは明言しておきます。答弁は結構です。 ○議長(金谷文則君) 次に、国民健康保険の不正使用についての再質問を許します。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 先ほど、市長のほうから総論か個別の話なのかわかりませんということで御答弁いただいたんですけど、これは答弁書読んでください。質問通告読んでください。4月10日、私は新本部長に通報してるんです、事案がありますよと。その事案というのは、ちょっと私も確認不足で申しわけないんですが、健康保険連合会の保険者協働課、この主事補と課長のほうに内容のほうはもうちゃんとお伝えしているんです、同じ話を。実は、この話というのがちょっとまだほかにもありまして、任意保険のほうにも同様に保険請求をされてます。だから、要するに任意保険のほうには傷害保険のほうには第三者にけがをさせられたと言わなければお金がおりないからそういうぐあいにしてるんです。お金を300万円ぐらいのものをいただいてるらしいんです、当該の方は。であれば、そのお金をいただいてるんであれば、うちの赤磐市は第三者請求でお金返してもらわなきゃいけないじゃないですか。どっちがどうなんですかという話を部長にしてるんです。そのことについて今現在調査の状況はどうなってるんですかというのがこの質問なんです。どうなってるんですか、今。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) お尋ねの国保の件でございますけども、個別の議論については、さまざま個人情報のことが含まれたりするので、あくまでも一般論としてお答えをさせていただきたいと思いますが、この第三者加害ということについては、これはきちんと調査をして、一般的にも交通事故とかけんかとかそういったことが起因した災害の場合は第三者行為ということで、調査の上、その第三者の加害を行った者に対して求償するということが起こります。しかしながら、そうでない場合、これは交通事故とかそういった傷害事件とかではない場合にはそういった第三者行為というふうに認められませんので、求償も生じてきません。 それからもう一つ、損害保険の加入ですけども、一つの事例をもって申し上げます。全国社会福祉協議会のボランティア活動保険というのがございますが、これも同じように死亡したとき、後遺障害が出たとき、入院、手術、そういった通院保険とかそういうものが加入のプランによって支払いがなされます。これらについて特約事項にこの健康保険、生命保険、あるいは加害者からの損害賠償、そういったものとは関係なく支払いをするものというふうに規定されているところがございます。今回の御指摘の件も、そういった類になるのかと思いますので、あくまで一般論としてお答えをさせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。              (1番佐々木雄司君「議長、担当部長に進捗の確認を、調査の確認を求めてるんですから、答えてもらってください」と呼ぶ) 新本市民生活部長。 ◎市民生活部長(新本和代君) 佐々木議員の御質問にお答えいたします。 保険者として第三者行為と思われる件につきましては、国保連合会のほうに委託して処理をしております。 以上でございます。              (1番佐々木雄司君「議長、済いません。全然違う答えを、進捗、通報したことについて今どういう内容になってるのか答えを私聞いてるわけです。そんなこと聞いてないです。4月10日に通報してるんですから、私は、こういう件がありますと」と呼ぶ) 失礼いたします。今回の事案は、特定案件でございますので、個人情報も含まれておりますので、御答弁は控えさせていただきます。 ○議長(金谷文則君) 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 市長、こういうことですよ、僕が言ってるのは。個人情報の内容を、その事案の内容を私聞いてるわけじゃないじゃないですか。事実の把握ができているのかできてないのか確認してるんです。こういう態度をとるから話が進まないんじゃないですか。やってないんだったら、やってるようにやってもらわなきゃいけないし、やってるんだったら、もうそのまま頑張ってくださいねっていう話しなきゃいけないし、こういうところに私憤ってるんですよ。 先ほどのことを含めて、やってるやってない、それはもう今とりあえず一旦置いておきますけども、市長のお考えとしてこういうもし事実があればこれは遺憾だというところは共通してることだと思います。調査をされますか、されないですか。そこのところのお返事をいただきたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) このおっしゃる事案、個別のことについてはここで詳しくは申し上げられませんけども、疑いがあるものは調べるのが普通だと思いますので、そういった情報があれば、これは調査に踏み切るような考えはございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、職員の勤務状況と待遇についての再質問を許します。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 今のお話含めて、じゃあ市長が遺憾だとして、こういった内容があるんであれば調べなきゃいけない、調査しなければいけないと思っていると。思っていただくのはいいんですけども、職員がどういった動きをしているのか、例えばそれ個人情報が入っていて、名前だとか住所だとか生年月日だとか内容であるとか、真っ黒になっても、その内容をちゃんと調査というようなものが行われてるのかどうなのかというようなことも確認できないのが今の赤磐市役所の業務規定になってます。というのは、何を申し上げてるのかといいましたら、業務日報が全くない状態なんですよ。大変申しわけない言い方しますけども、庁外にお出になられるのに、その庁外に出た時間、何時から何時に出て、どこに行ってどうしてこうしてというようなものの日報がない。これで、どうやって我々議会は職員さんのその業務を適正なものだということで、人件費の一部としてはかることができるんですか。副市長はこのように答弁されていらっしゃいます。個別の業務量や業務時間については個別に把握していないため、御報告申し上げることができません。個別に把握できてないのを給料をお支払いされてるんですか。職員が外に出ていって、そこら辺に車隠してどっかで休憩してるかもしれないでしょう。誰がそれ管理するんですか。市民の通報がなければいけないんですか。市民の通報があっても、今みたいな答弁を繰り返して制度上問題がありませんからって言い逃れをされたら、誰もどうすることできないじゃないですか。我々議員に通報が来た、それに対して議会のほうからどうなんだって言っても、こんな答弁されてるんだったら改善すらできないじゃないですか。違いますか。 「種まく旅人」にしてもそうですよ。誰が、赤磐市が製作実行委員会になった、入った、その製作実行委員会に入った責任を保たなければならないから職員が協賛金を取りに行く、取りに行くんであったら、業務内のことですから、どこに協賛金を取りに行ったのか、ちゃんと業務日報がなかったらいけないじゃないですか。そのことについて我々議会が監視、監督できないというのは、議会それ軽視じゃないんですか。自分たちのやりたいことをおやりになられるのは、それは結構です。それはオープンな状態でしていただかなければ、あなたたちは公のしもべ、行政なんですから、そこのところをわきまえていただかなかったらいけない、私はそう思います。業務日報は、民間企業ではこれは取り入れています。業務管理、社員の管理、雇用のときの管理方法です。これが市役所にないのが私は不思議なんですけども、改善するつもりがあるのかないのか、二つ返事でお答えいただきたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 内田副市長。 ◎副市長(内田慶史君) 先ほどの映画の御質問に対しまして詳細は把握してないというふうな御答弁をさせていただきましたが、この関係でちょっと答弁をさせていただきますと、映画のロケにつきましては8月24日でクランクアップいたしましたけれども、事業は今も継続中でございます。そういったことで、まだまとめには至ってない状況でございます。したがって、今時点での事業報告はいたしかねますので御了承願いたいという意味でございました。なお、今後の進みぐあいによって、事業報告につきましてはどの程度どういった内容まで御報告を申し上げていいのか、そういったところにつきましては、今後内部のほうで十分精査いたしまして、委員会等へ御報告を申し上げることについて検討してまいりたいというふうに思っております。 それから、業務日報に関しての関係でございますけれども、現在の規定におきましては職員おのおのの業務日誌までを義務づけた規定といいますか、庁内ルールはございません。文書管理規定はございますけれども、業務日誌の義務づけはございません。今時点では、それを開示、提供するまでの義務自体はないのではないかというふうに考えております。日々の業務の遂行におけますリスクにつきましては、毎朝の朝礼等々におきまして報告・連絡・相談、こういったことを、口頭ではありますけれども、行いまして、個人においては自主的にメモをとっていると、そういった対応をいたしております。 御指摘の文書主義の原則といたしまして、行政事務の遂行に当たりましては、記録として文書を残すということにされております。ただし、文書を作成しなくても職務上も支障もなく事後に必要とされるものではないというものは、特に管理のそういった義務づけはございません。今はそういう状況でございます。各部及び課の一般文書、それから令達文書、それから業務の指示書、各種の報告書、会議録等々につきましては、法律及び文書管理規定等々に適正に管理しているところでございます。まさに市政の情報ということにつきましては、市民の財産ということが基本であります。こういった基本認識のもとで公文書を今後も法や規則の規定に基づきまして、さらに、御指摘のとおり、適正に保管、管理をしてまいりたいというふうに思います。御指摘ありがとうございました。今後の行政運営に参考とさせていただきたいと思います。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 佐々木議員、よろしいか。 1番佐々木議員。 ◆1番(佐々木雄司君) 時間がもうあと一分もないんで、もうこれで最後になるんで、悔しいんですけどね、またいつもながら。 市長は、現在のところ、業務日報までは義務づけておらず、現在のところ必要とは考えておりませんという御答弁をいただいたんですが、実はきのう同僚議員のほうから同僚議員の答弁には業務改善が必要であるとおっしゃられているわけですけども、この業務改善が必要だと言われる中にこういった業務日報、今、副市長がおっしゃられたような形を残していくというようなこと、これが必要だというふうにお考えになられて入れ込まれるお考えなのかどうなのか。最後にそちらのほうを聞かせていただいて、私のほうからの質問終わりたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 先ほど副市長からも答弁ありましたように、貴重な御提言ありがとうございます。この特に職員の人事管理の総括は、私市長が全責任を持っておりまして、その市長の委任を受けて総務部長が人事管理の第一人者になってくるんですけども、まず職員の人事管理の第1次的な責任者は所属長である課長になります。課長のほうで職員の1日の業務をきちっと管理する、報告をする、連絡、相談全てを課長が1次的な責任者で行うことが原則になっております。これが今の赤磐市の機構の中で、組織の中で機能してるかどうかということになれば、私から見させていただきますと、おおむねの機能は果たしてるというふうに思っております。しかしながら、議員が御指摘のように、一部においてそういった不信感を抱くようなことがあれば、その対策として日報ということになるんなら、それはそれで考えていくべきものと考えております。いずれにいたしましても、貴重な御提案をいただいたということで、今後の検討の材料にさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 以上で1番佐々木議員の一般質問を終わります。              (1番佐々木雄司君「ありがとうございました」と呼ぶ) 次に、7番原田議員の質問を許します。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) それでは、私のほうから2点について一般質問をさせていただきます。前回の件がございます。どうぞ緊張関係を持ってしっかりと御答弁をいただきますようにあらかじめお願いをしておきます。 まず1点目でございます。入札担当者である副市長が入札業者へ映画の協賛金を収集する行為は、違反行為であります。 内田副市長は、6月23日の総務文教委員会で議員から入札業者へ映画の協賛金を集めに行っているのかとの質問に、行っていますと答えてらっしゃいます。これは、コンプライアンス違反となります。今後、市の入札が、公正、適正な業務に支障を来す可能性があります。法的にも、地方公共団体の寄附金の募集は厳に禁止すると閣議決定がなされております。これについてお答えをお願いいたします。 2つ目です。学力向上の取り組みは、学力を支えるのは意欲である、そういう見地から質問をさせていただきます。 現在の赤磐市は、産官学協力事業としてモデル校でタブレット端末を使用した授業が評価されています。先日、この取り組みで、赤磐市よりも先進地である新見市のモデル小学校を視察する機会がありました。教師と生徒の楽しいやりとりや盛り上がる授業とは真逆でした。生徒はひたすらタブレットに向かい、教師はテレビ画面上に表示される子供のタブレットの情報を操作するという異様な光景で、ショックを受けました。大阪大学の志水教授によりますと、「力のある学校をつくる」という講演によって、生徒一人一人の状態に合わせた授業にするためには、例えば50分授業を30分に短縮したり、実習形式の授業をふやすなど、学びたいという生徒の気持ちを育む工夫や環境づくりが必要であると指摘されています。そうでなくても、学校でスマートフォンの使用について深刻な問題になっているときに、授業でもタブレットに向き合って授業する環境が本来の子供にとって魅力のある教育になっているとは思えません。多額の費用をかけてタブレットを配ることが、子供たちの学習意欲を引き出すことになっていないことに気づくべきではないでしょうか。 以上、2点についてです。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 原田議員の映画の協賛金収集についての御質問、お答えします。 先ほど佐々木議員の再質問にも副市長のほうから御答弁させていただきましたけども、この件については、赤磐市が映画製作実行委員会を組織して、製作実行委員会は製作協力金を集めるということで、特段の問題はないと考えてます。また、先ほども答弁したように、指名業者に協賛金のお願いをしたことで公平な競争が阻害されることは一切ございませんということでございます。 1つ、私がある方にお話を伺ったんですけども、その方も赤磐市の指名業者の方でしたが、その方が言ったこと、それから実は昨日の山陽新聞の読者の投書欄で見つけたんですけども、ある赤磐市民の一人が投書されておりました。赤磐市制10周年映画、楽しみだと、赤磐市を舞台とした桃の栽培にかける若者たちの姿や豊かな自然を全国の人にぜひ見てほしい、来年秋の公開が楽しみだというふうにおっしゃっていただいておりますが、その企業の方も全く同じことを言っておられて、その人が指名業者だということはもう問題外だと、いいものはいいということでの協力を申し出いただいたという事例もございます。そういったことで、特段に問題はないものということを改めてお伝えさせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁願います。 杉山教育長。 ◎教育長(杉山高志君) 原田議員の御質問にお答えいたします。 赤磐市が取り組んでおります産官学連携協力事業は、児童の学習意欲の向上と学習習慣の定着を目的としており、学力向上に向けては議員御指摘の学習意欲の向上は最も重要であると考えております。現在、赤磐市のモデル校では、授業の前の時間帯や授業外の補充学習の時間でタブレットを活用した取り組みを行っております。毎日の授業においては、教師と児童との温かい人間関係を基盤とし、児童の意欲を高めていくことが重要です。タブレットを児童の補充学習を支援する道具として活用することで、意欲を持って学習に取り組むとともに、基礎、基本の確実な定着を目指し努力してまいります。また、一律に配布するのではなく、真に必要な学校、学級にタブレットは導入していくつもりでありますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、入札担当者である副市長が入札業者へ映画の協賛金を収集する行為は違反行為であるについての再質問を許します。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) まず、経過を確認したいと思います。 内田副市長は、6月23日の総務文教委員会で下山議員からこういうふうに質問されております。入札へ入る業者じゃねえんじゃな、絶対に、それだけちょっと答弁してちょうだい。これに対して、内田副市長はこういうふうに答弁してます。赤磐市の指名業者でもございます、まだそこまでは協賛金集めには回っておりませんけど、予定しとる企業におきましてはそういう赤磐市の指名業者でもございます。答弁でも明らかに問題がないと思っていますということですから、この席に市長もいらっしゃいましたし、正副の市長、副市長が入札担当の副市長が入札業者へ寄附を求める行為は違反行為でないという認識がこのときも、そして現在もあるんだろうと思っています。大変驚いています。 まず、私も弁護士のほうと相談しました。そうしましたら、次の2つの法律及び閣議決定に抵触しますという御指摘をいただいています。1つは、地方財政法4条の5です。ここでは、強制割り当て寄附の禁止があります。ここの中に、強制割り当てという文章の中には、これに相当する行為を含む。要するに、強制ということが実態的には厳密な判断はつかないと。地方自治体は、他の公共団体または住民に対し、直接であると間接であるとを問わず、寄附金を割り当てて強制的に徴収(これに相当する行為を含む)するようなことをしてはならない。基本的には、自治体が寄附金を住民に求めることは慎みなさいというのがこの地方財政法の4条の2でございます。 もう一つ、昭和23年1月20日閣議決定の中で、官公庁に対する寄附金等の抑制についてというのが6条ございますが、このうちの2条のところに官庁自身による場合はもとより、後援団体を通じてなす場合においても寄附金の募集は厳にこれを禁止すること。市長の御答弁の中では、赤磐市がつくった実行委員会が集めるのだという理由でしたが、ここでも官庁自身による場合はもとより、後援団体を通じてなす場合においても寄附金の募集は厳にこれを禁止する。そして、6番目には、地方公共団体にしても、前各項に準ずるそのような行為は自粛することを求める。法的には、この地方財政法の4条の5及び閣議決定による官公庁に対する寄附金等の抑制というのがまず法的な問題がありますと弁護士のほうからの指摘もいただきまして、これは倫理違反というよりも、もうコンプライアンスに違反していますということを指摘されました。 そして、なおかつ先ほど同僚議員が言っていた赤磐市にございます職員倫理規程、これでもうまさしく逃げようがないのではないかと思っていたのですが、私は副市長のほうが私より年長の方ですから、長幼の序といいますか、年長者に対しては配慮を尽くしたいと思っていますが、先ほどの副市長の御答弁を聞いていて、もう何とも言えませんね。小学生の作文のような文章で、職員の方たちから聞いても、天地神明に誓って私は守ります、信じてください、これは行政職員の言う言葉でしょうか。皆さんがおっしゃるのは、自治法であったり、会議規則であったり、職場の中のさまざまな条例や規則に基づいた行動をしています。その条例や規則であるこの赤磐市職員倫理規程の中に、まずこの倫理規程の目的はこういうふうにうたわれています。目的第1条、この訓令は、職員が市民全体の奉仕者であって、その職務は市民から負託された公務であることに鑑み、職員の職務に関する倫理の保持に資するため、必要な事項を定めることにより、職務の執行の公正さに対する市民の疑惑や不信を招くような行為の防止を図り、もって公務に対する市民の信頼を確保することを目的とする。まさに、これが問われているのです。ここの中の第4条、利害関係者とはどういうものかということがうたわれてる中の4条の8項にはっきり書いてあります。入札に関する事務、入札に参加するために必要な資格を有する事業者等及び当該事業者等を構成する事業者団体(事業者団体の役員、従業員、代理人、その他を含む)。要するに、今問題になっております副市長が入札業者へ寄附を求める行為について利害関係者であるということがまずこの規則にうたわれています。次の第5条に禁止行為があります。この一番最初にうたわれているのは、先ほどの利害関係者、いわゆる入札業者ですね、利害関係者から金銭、物品、または不動産の贈与を受けること、これは禁止されています。これに対して、先ほど同僚議員に副市長何てお答えになったか。決してそんなことはありません、公正公平にやります、天地神明に誓って、だから問題はありません。こんな答弁が、行政の副市長ともあろう方がおっしゃることでしょうか。まず、そこに愕然としました。信じてくださいという言葉が行政で通用するんですか。何のために規則があるのですか。何のために法律があるのですか。私たちは、この法律や規則に沿って事態を進めていただくことを議会としては監視してるわけです。 そしてまた、先ほどもおっしゃってましたけど、この倫理規程の総括倫理監督者というのが、市長が副市長に任命してるわけです。最も責任がある総括倫理監督者である副市長が、僕はそんな悪いことはしません、神様に誓って、信じてください、絶対公正公平で入札をしますから。それが通用するんですか。そんな赤磐市の状況ですか。赤磐市って、そんなとこまでいっちゃったんですか。愕然とします。これは、もう明らかに法的な問題としてもうレッドカードであると言わざるを得ません。たとえどんなに信じてくれと言われたところで、法律や規則や条例を無視した行為は決して認めることはできません。 ここで、再質問します。 地方財政法4条の5及び官公庁における寄附金等の抑制についての次官通達、これらについて今の私の指摘についてどう判断するか。2つ目、先ほどの職員倫理規程について、私の指摘についてどう判断するか。この2つについてお答えください。 ○議長(金谷文則君) 答弁求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 2点御質問でございます。 まず、寄附金をお願いすることが地方財政法や地方自治法等に違反するのではないかというお尋ねでございますけども、これは法の規定にもありますように、強制的に徴収をしてはならないというふうなことでございます。こういったこの映画の協賛に関して強制的にというようなことは一切ございません。これは、この製作協力委員会としてこの映画についてこの映画にかけるこの赤磐市の市制10周年記念事業としての思いを説明し、この委員会のもう一つの目的であるこの映画をPRするということをまず行いまして、これに賛同をいただいた企業に対して協賛金を事務方としてお願いに行くという手続をとったものでございます。その中に強制的にということは一切ございませんので、この辺を御理解よろしくお願いいたします。 それから、倫理規程についてのお尋ねでございますけども、これにつきましてもこの映画をアピールしPRして、赤磐市の知名度の向上、あるいはこの農業の今の大きな課題であることに対しての一つのメッセージを出していくということは赤磐市の公益にもしっかりと準じたものでございます。したがって、これが倫理規程に違反するものというふうには考えておりませんので、あわせてお考えいただけばと思います。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 社会常識とか社会通念ていうことにどうも副市長や市長は、私のもしくは一般的な社会常識や社会通念とかけ離れた認識をお持ちとしか思えません。強制的でないとおっしゃいましたが、力関係が生じるということをここでうたわれてるわけです。入札を受ける立場と入札に入る立場、要するに業者さんと市役所の力関係というものが生じる以上、幾ら市長や副市長が、決して強制ではないので、あくまでお気持ちでって言おうが言うまいが、受ける側はここで寄附をするかしないかは今後の入札に影響すると思わない人は誰ひとりいません。これが社会の常識であり、社会の通年です。そんなことがわからないんですかと言いたい。あきれます。 それから、公益のためだからこの倫理規程は違反しない。誰が公益だと認めるんですか。わしが認めたら公益なんじゃ。今の安倍さんと一緒ですか。わしが総理だ、わしが市長だ。そうじゃないでしょう。そのために倫理規程ってのがあるんでしょう。あくまでだめなんですよ。だめなものはだめだとうたってる倫理規程を市長は、これはとてもいいことで、日本の農業にも貢献する、大きくおっしゃいましたね、期待してますよ、日本の農業にも貢献するこの映画がつくるために赤磐市の倫理規程違反しても平気だとおっしゃる。こんな市長は困りますよ。これじゃあ、市長として信頼できないでしょう、職員の方も。だって、規程や条例は、市長が思ったようにえんきょくに解釈して、好きなように解釈して進められるということになりますよ。ここでこれを認めてしまったら大変なことになります。今後、倫理規程は何の意味もない。みんな市長の顔色をうかがって、いや、これは市の公益のためだから倫理規程に反しませんと、それを認めることになるということをあなた気がつかないんですか。大変深刻な発言をしてるということを自覚していただかないと、この事態は深刻です。 松竹やエネットとの映画製作契約による5,400万円の製作協力金の収集業務自体、債務が生じた場合の契約もなく、市役所内部に事務局を置き、職員に担当を命じるなど、自治体が行う業務から逸脱しています。その上、入札の担当者である副市長がみずから市が入札業者を回って寄附を求める行為は倫理上の問題を超えており、市の入札業務に支障を与え、業務の公正公平を揺るがす信頼の失墜を市に与えるものであります。ゆえに、即刻製作協力金収集業務をやめることを求めます。 そして、追加です。 原田部長、6月議会の答弁で私に対してこの債務が生じる危険があることに対して契約を含めて検討しています。近いうちできますと御答弁されてました。原田部長、その後3カ月たちましたけど、この新たな契約になるようなものはできたのかできてないのか。それもお答えください。 市長、改めて私は今までの理由によってこの製作協力金収集業務の中止を求めますが、それについての御意見をお願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) この協賛金を収集するのに市の権力を振りかざして強制するんじゃなかろうかというお尋ねですけど、決してそういうこともありませんし、また実際にお断りをいただいた企業もたくさんございます。ですので、これが決して強制力を持ってということではないということを改めて明言させていただきます。 それから、この映画について協賛金集めというふうなことをおっしゃいましたけども、この映画についてアピールをし、PRをし、そして協力をいただけるということであれば、これは協力をお受けするということに今後もなってまいりますので、そこのところもあわせてお願いを申し上げます。こういった同様のことをやっている事例はほかにもたくさんございます。そういった事例に比較して、この赤磐市の10周年記念事業が特別なものでは決してないということもあわせてつけ加えさせていただきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 内田副市長。 ◎副市長(内田慶史君) 多くの御指摘を伺いましたけれども、副市長であります私が協賛金の募集を行うのはコンプライアンスの違反であるというような一つ御指摘がございました。先ほども市長のほうから答弁がございましたとおりでございますけれども、製作実行委員会の大きな目的は、赤磐市を全国にPRするために同映画に関する広報、その他の諸活動を行うことを業務といたしております。先ほども申し上げましたように、私もその実行委員会のメンバーでございます。赤磐市といたしましては、同映画の作製、撮影及びその公開を通じまして赤磐市の持つ各種資源の魅力やすばらしさを全国に向けてPRすることができますし、また同時に農業自体の魅力やすばらしいアピールもすることにもなります。そういうことで、赤磐市の特産品を初めとする農産物の販売促進、観光客の誘致、またひいては定住、移住の促進、企業誘致の推進などに結びつけることができるというふうに考えております。したがいまして、私が協賛金の募集をしたり、また同映画の作製に関与、協力することは、まさに市の業務として行っているものでございまして、特段の違法性はないものというふうに認識をいたしております。 それから、地方公共団体の寄附金等の募集につきましては厳に禁止するとの閣議決定がございます。また、地方財政法のほうに抵触するんじゃなかろうかという御指摘もございましたけれども、この閣議決定につきましては昭和23年1月30日に官公庁におけます寄附金等の抑制についてとして次官通達がなされたものでございます。対象といたしまして、官公庁及び地方公共団体におきましても準ずるようにその自粛を求めたもので、最大限尊重はしなければならないというふうに基本的な認識をいたしております。この協賛金につきましては、賛否ありますけれども、赤磐市に対しまして行われるものではございません。映画作製の主体であります製作実行委員会への製作委員会への協賛金であるため、特に問題はないというふうに考えてございます。また、先ほども市長のほうからも答弁がございましたように、この実行委員会の協賛金の募集につきましては、割り当てる行為ではございませんし、また強制的な徴収ではございません。したがって、御指摘の地方財政法4条の5ですか、これに抵触するものではなく、閣議決定につきましても問題ないというふうに考えております。 それから、協賛金の募集につきましては、今募集を行っているところでございますけれども、債務の関係はございませんけれども、取り決めはございませんけど、目標額を達成すべく最大限の努力をいたしております。これからも、映画会社などとも協力してその金額について集めることといたしております。不足が生じないように頑張ってまいりたいというふうに思っております。つまり市費での補填はないというふうに考えております。 それから、コンプライアンスに係る質問、赤磐市の倫理規程の関係でございましたけれども、これにつきましては法律や職員倫理規程の本分を心いたしまして職員一同コンプライアンスの遵守に努めているところでございます。私も、先ほど御指摘がございましたように、その総括倫理監督者でございます。今後の入札や契約につきましても、関係法令等に基づきまして公正な職務の執行をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。御指摘、大変ありがとうございました。 ○議長(金谷文則君) 原田総合政策部長。 ◎総合政策部長(原田昌樹君) 原田議員の御質問にお答えいたします。 6月議会の答弁、覚えております。これ以上市のほうが負担することがないように、契約を含めて検討してまいりますということでお答えいたしました。覚えていただいとってありがとうございます。これにつきましては、そのときも含めまして、松竹、それから製作会社エネットと鋭意交渉しております。それで、こちらのほうに不利にならないようにということで、いろいろ条件を詰めていっておりますので、まだ契約締結までは至っておりませんが、おおむねそれに近い状態まで今やっと近づいてまいりましたので、もう少ししたら契約できるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、学力向上の取り組みは、「学力支えるのは意欲」についての再質問を許します。 7番原田議員。 ◆7番(原田素代君) 教育長の御答弁を見る限りでは、私の指摘する意欲の問題は大事だというふうに共感していただいてると思うのですが、そしてまた細かい中身に入ると、タブレットは児童の補充学習を支援する道具だということで、当初うたい文句になっていた産官学で岡大の何とか先生の研究室と提携してタブレットを使い、そのデータを岡大のほうが分析、解析して学校へ送ってくれると、そこでまた学校のほうで足りないところや伸ばせるところを伸ばしていきたい、うたい文句はそうだったわけですが、ここでは大分現場としては必要に応じた形で活用してらっしゃるんだなということがわかります。どちらにしても、今子供たちを取り巻く環境が電子機器が氾濫してる状況の中で、スマホを初めとして子供たちの使用について非常に心配を、犯罪に巻き込まれるという深刻なことも含めて考えますと、深刻な状態な中、授業においてもこのようなものを使うことが本当に学力の向上になるのかということを私はこの新見の視察を、赤磐で視察行ってなかったものですから、残念ながら、この新見の視察でもう本当愕然としました。教師にとっても大変なストレスだろうと思いました。余計なことですけど、この8月1カ月で教職員のさまざまな事件が5人も集中したという深刻な事態を抱える岡山県ですが、やはり教職員の置かれてる状況が少なくともあるのかなと、こういった電子機器を採用して授業を進めようとする大きな流れの中に、と勘ぐったりもします。 やはり子供たちと教師が本当に生き生きとした授業を、そしてまた意欲のない子たちの意欲を引き出すためにということで、ここの大阪大学のこの先生のお話は非常に膝をたたいたというか、まさにこれだなと思ったんですけれども、そういった認識を考えると、今後、今回補正で6月には3カ月間延長するということで補正が組まれましたよね、このタブレットに関して、モデル校に関する費用がね、9月までですか。間違ってたら訂正してください。ですから、そういう形で進めようとしてるところに水を差すようで申しわけありませんが、しかし現場の中では随分苦労されてるというお話を聞きました。1つは、何かこれは耳に入った情報ですけど、岡大からのデータ解析が届かなくなったというような話もあると聞いています。岡大は今これで売ってますから、あちこちから、新見のほうもあるわけですから、今ボリュームが大きくて対応が十分できてないのかなと勘ぐりますけど、要するに本質のところを見きわめた授業を構築するために行政としてはどう支援ができるのか。タブレットを配ることが目的でないということを十分理解していただいた上で、本当の意味で学ぶ意欲やそれから学校の中で教職員が一丸となって当面の課題に共通認識を持って取り組める環境があるのか、地域の人たちや保護者との連携がうまくいってるのか、そういう側面一つ一つをきちっとやっぱり立て直すといいますか、しっかりと構築しているかどうかを見きわめていただく力を教育委員会には持ってほしいし、それを了解して市もそういう方向で、もう電子機器に振り回されない子供たちの学習環境をしっかりと見きわめようと思っていただけるのかどうか、教育長のほうと市長のほうにお尋ねしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) タブレットの教育、そして岡山大学のマイクロステップドリルに関連しての再質問にお答えします。 市としまして、この2つのタブレットとドリル、これについて産官学連携した学力向上のプロジェクトとして実施してるわけなんですけども、これはあくまでも学習の補助という位置づけを超えたものではございません。どちらかの市を御視察されて、そこの市を題材に御議論されてると承りましたけども、当然私どももこの言われている学校へ出向いていって視察もさせていただいております。そうした中で、赤磐市としてどういう形で取り組むのが子供のためにも、また先生たちのやりがい、あるいはその指導力の向上、そういったものに寄与するものでないといけない。そしてまた、今スマートフォンやインターネット、SNSなどで大きな問題になっているこの課題もございますので、そういったものに問題が方向性として向いていくのは決していいことではない。そういったことで、タブレットで小学校で教育するには限定的にかつ効果の高い方法を求めてこれを実証的にやらせていただいてるということでございます。決してこれを全学年、全校に強制的に割り振っていこうというものではないということをここで申し上げておきます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 杉山教育長。 ◎教育長(杉山高志君) 原田議員の再質問にお答えいたします。 新見市が活用されておりますタブレットと本市が使用しておりますタブレット、もう中身が全然違います。もう教師の負担がないように、もう教科書に合わせた形での練習問題等がしっかりできるようにというので、もう入っておりますから、教師の側はどの内容を入れようかとか、どういうふうに工夫してこれを扱っていこうか、そういう負担は一切ありません。ただ、相手が機械ですので、不都合が生ずることがございます。それをしっかり今点検をし、より使いやすいような形で現在研究を進めております。 それから、6月にありました補正は、8月で契約が切れるのを再延長した形です。今回上げますのは、現在タブレット、2校しておりますが、それをふやしていく中で、アクセスポイントと光ファイバー等の取り入れ口等のその費用でございます。決して学校に負担にならないように、また学校の先生方には例えば校務支援ソフト等の考えも私たち持っております。本当に子供と向き合うためには、今あるさまざまな取り組みで本当に何が本当に大事か、もうこの分についてはなくしてもいいのではないか、そういう視点を持ちながら私たちもやってまいりますので、どうぞ御支援くださいますようお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 原田議員、よろしいか。              (7番原田素代君「ありがとうございました」と呼ぶ) 以上で7番原田議員の一般質問を終わります。 ここで、14時20分まで休憩といたします。              午後2時4分 休憩              午後2時20分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、14番下山議員の質問を許します。 14番下山議員。 ◆14番(下山哲司君) 失礼いたします。通告3件について質問をさせていただきます。 まず、高速通信網についてということで、NTTと契約をしてNTTに管理をしていただいておりますが、現在の運営状況について詳しく説明をお願いいたします。続きまして、今後赤磐市にとって有益な利用方法はどういうふうに考えているか、それを示してほしいと思います。次に、医療相談が10月から始まると思いますが、それと高速通信網との関連はないか、その考え方も示してほしいと思います。 次に、土地利用のあり方について。山陽地域には、道路に面した土地に果木を植えてある土地が多く見受けられます。どういう考え方で果木を植えられているのか、状況の説明をお願いしたいと思います。税金逃れで減額のためにやっているのか、そういう考え方なのか、詳しく説明を求めます。 それから最後に、市長の政治姿勢についてということで、題目が大きいんですが、いろいろいつもこの題目でやらせていただいてます。まず、市長が特権を利用して私利的な考えが見受けられるということを一般の方から多々お聞きしておりますので、そういうことについて市長はどういうふうに特権を考えておられるのか、考え方をお聞きいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、下山議員の質問に順次お答えいたします。 まず、高速通信網についてのお尋ねでございますけども、高速通信網の有益な利用方法についてでございます。 現在の議会中継などで既に利用をしております。そのほか本議会で補正をお願いしておりますが、家庭での就労が可能となるようなクラウドソーシング事業、これでも有効活用されるものと考えてます。また、10月から取り組みます議員の御案内にもありましたように、24時間電話健康相談事業、これも基本は電話回線を利用しての相談でございますけども、高速通信網を活用すれば、さらにテレビ電話健康相談も将来的には可能になるものと可能性があると判断しております。このように、今後さまざまな可能性のある活用方法をと考えます。高速通信網の利用法、これは世の中日進月歩で進んでおります。最新の情報に目を光らせながら、有効な利用方法をこれからも探ってまいります。 続きまして、土地利用についてのあり方について、特に農地転用許可制度についての答弁をさせていただきます。 農地法に基づく農地転用許可制度では、食料供給の基盤である優良農地の確保という要請と住宅地等の非農業的土地利用という要請との調整を図り、計画的な土地利用を確保するという観点から、農地をその立地条件等に区分して、開発の需要に対して農業用の利益に支障の少ない農地に誘導することを目的としております。本市におきましても、多様な開発計画が進んでおりますけども、農地法に基づき、開発による地域の活性化と優良農地の保全、この2つのバランスを勘案しながら有効な土地利用を進めてまいります。 続きまして、私の政治姿勢についてのお尋ねでございますけども、議員の御指摘のようなことは私には全くございません。特に私に特権があるということでもございません。特に私は行政のトップにある者として、これまでも述べてまいりましたように、私の政治姿勢として品格を重んじて誠意を持って市民生活の安心と健やかを常に考えまして、市民とともによりよい赤磐市の創造に引き続き全力を傾けてまいります。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 馬場総務部長
    総務部長馬場広行君) それでは、下山議員の高速通信網の関係について御答弁させていただきます。 高速通信網の契約内容でございますけれども、契約期間は平成22年12月1日から平成33年3月31日までとなっております。市の光ケーブル及び通信に必要な伝送装置等の高速通信網の管理運営を委託しております。 現在の運営状況でございますけれども、赤磐市が敷設した光回線の加入状況につきましては、平成27年6月末現在で2,454世帯、率にしまして45.3%となっております。当初掲げました加入の最終目標30%を大きく上回っている状況でございます。また、インフラの一つとして高速通信網が整備されていることは、企業誘致あるいは定住促進での大きなアピール材料となっていると考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 近藤財務部長。 ◎財務部長(近藤常彦君) 土地利用のあり方についてでございますが、農地の一時転用許可の期間中につきましては、一時的な転用であることから、基本的には農地での課税を継続しておりますが、利用状況や容易に農地に復元できるか否か等を考慮しまして、著しく状況が異なる場合は現況課税としております。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 奥田産業振興部長。 ◎産業振興部長(奥田吉男君) 下山議員の土地利用のあり方についてということで、御説明をいたします。 まず、農地転用に関しましては、農地を農地以外のものにする行為でございまして、農業委員会の許可を要するものでございます。所有権移転または賃貸借権を伴わない場合は、農地法第4条、そういったものが伴う場合は5条の申請の取り扱いとなっております。許可の申請につきましては、毎月開催されます市の農業委員会のほうで審議されております。許可適当と判定されたものにつきましては、毎月月末に開催される県の諮問会議に諮問し、諮問会議において許可適当と答申があったものについては、市の農業委員会のほうで許可証を発行いたしております。また、取り扱いとして一時転用の例もございます。農地の一時転用に関しましては、農地の土砂等で埋めるような農地造成、それから仮設の道路、資材置き場、事務所等のように、農地を一時的に使用する場合で、一時転用期間満了後にもとの農地に戻していただくということが要件になっております。転用の期間については、利用の目的を達成するための最小限の期間としていただいておりまして、農業振興地域内の農業地に関しましては原則3年以内、それ以外の農地につきましては原則5年以内を期限とさせていただいております。 御説明は以上です。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、高速通信網についての再質問を許します。 14番下山議員。 ◆14番(下山哲司君) ありがとうございました。いつもより丁寧な御説明をいただきまして、ありがとうございます。 この高速通信網については、当初70億円ぐらいの予算で再設計がなされとったんですが、予算的に最低の15億円少々ぐらいのお金で敷設だけができたんじゃないかというふうに理解しております。その中で、活用方法はいろいろあるんですが、この活用については当時は予算が多々かかるということで、他の活用はしない、家に一番近い第1電柱までの敷設をするということで、それ以後は個々が契約をして使っていただくというような内容だったというふうに理解しております。その後、利用状況からいろいろ勘案しますと、先ほどありましたが、当初の設計では30%すれば指定管理料の金額で管理ができるというふうに私は認識しております。それが15%も上回っておりますので、どのくらいのお金が戻ってくるのかというふうに思って、決算の成果表の中で見ましたら、歳入で2,500万円程度戻ってきております。諸収入で87万円程度、事業費が6,200万円程度、かなり当初の予定よりは戻ってきているんだろうと思います。その6,200万円の事業費かけるだけの利用をやはり今後やっていかなければ、今やっとる中での企業さんは大変喜んどられます。当時あっこの熊山の高校が引いてくれえ、引いてくれえということで、自分とこではたくさんかかるから引けないということで、それに間に合って喜んでいただいた記憶があります。ですが、まだまだこれから45%がもっともっと上がって、この2,000万円がもっと3,000万円や4,000万円になる可能性があるんじゃないかというふうに思うんです。そういうことについて市長がどういう認識を持ってどのようにやっていかれたいか、それをお聞きしたいと思います。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) お答えいたします。 この高速通信網を敷設して、これが普及をする、当初予定以上の普及をするのは本当にすばらしいことだと思います。この普及を見て新たに先ほども申しましたように、市民の皆様の有効な活用方法、そういったものを新しい技術をどんどん取り入れながら考えていくということにこれからも鋭意努力をしていくつもりでございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。 14番下山議員。 ◆14番(下山哲司君) 答弁としては、やっていきます、それは当然のことです、やらんとは言えんのです。だから、どういうようなことを、出してから日にちがあるわけですから、ある程度の考え方はこういうことをやっていきたいとかこういうふうにやっていったらもっと利用価値が出て収益も上がるんじゃないかというようなのをやっぱしやっていただきたい。全く今のじゃったらもう私でもできるような答弁ですね。そうじゃなしに、やはり市長トップなんですから、最後に言いますけど、権限持っとんですから、こういうことをやりたいというようなことを述べていただきたいというふうにお願いしたつもりなんですが、政策部長がついとりながらどういうことですかね。そういうことにはええかげんにかかわってかかわれんのだとこう言われるんなら仕方ないですけど、政策部長が一番によそから頼んできてまで雇うとるわけですから、そのくれえなことはやっていただけるんじゃねえかと思うとったんですけど、全くお粗末な答弁で情けないと思います。答弁お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) お答えします。 具体的にこうだという材料を持ち合わせとるわけではございませんけども、やはりこの赤磐市においてはこの少子・高齢化、特に中山間のエリアにおいては距離が遠い、足がない、そういったことを補うのにこのブロードバンド通信は大変有効な活用策があろうと思います。例えば今回のクラウドソーシングもそうですけども、見守り事業あるいはそのほかにもこの訪問看護においても画像転送などが簡単にできれば非常に有効なものと考えますので、そういったものを主に検討をしていきたい。また、世の中の最新技術も注意しながら見守っていきたいと、このように考えます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、土地利用のあり方についての再質問を許します。 14番下山議員。 ◆14番(下山哲司君) ありがとうございます。 この土地利用のあり方についてというのは、どうもうちらのほうと他町との山陽の地域との管理形態が違うんか、それとも農業委員会の指導の仕方が違うんか、行政の指導の仕方が違うんかというふうに考えるんです。一番簡単な考え方をしますと、なぜ果木を植えなきゃならないのか。果木を植えるという方も何か目的があって果木を植えるんでしょう。目的のないもんに果木を植えるんですか。だけど、どうもどの果木を植えとられるのを見ても、都合が悪いときには抜いて何か使ようる。それから、今度また植えとられる。この10年間にそういうことが繰り返されとりますね、山陽地域の道べりでは。それは何か。果木を植えとったら税金が安くなる。2通り考え方があると思うんですよ。個人の持ち物だったら、こりゃ個人だから最低限の税金でやりたい、当然だと思う。しかし、看板をかけた不動産業者が掲げたとこに植えて、税金逃れをする、こんな話はないと思います。商売でやるんだったら、ずっと現況課税ですね。今、現況課税でやっていただくというのが現状じゃないかと。そうでなかったらもとへ戻す。先ほども部長が言われたけど、もとへ戻していただくのが原則です、そういうて言われた。それなのに、どうも多く今までの流れを見ますと、市長の有力な後援会の人が農業委員の副会長、農業委員会へ行ってわしがやる、こういうようなことでやられとったり、へで、そういう方は大体農業委員会でこういうことをやるときには除斥対象になるんでしょう。こういう方が農業委員会の副会長をやられとる、これもまたおかしな話です。やはりもう少しきれいな、誰が見ても、そりゃそうじゃなというようなことで指導をやっていただきたい。農業委員会の指導するのも市長でしょう、赤磐市のトップですから。後援会の方だから言えんのか。やっぱその辺も、前の推薦のときも言うたんですが、議会推薦した方が会長、副会長ですよ。従来でしたら、議会推薦というのはオブザーバーで、プラスアルファですから、その方がどねん言われたかというたら、委員会のときに、ここへ座ったらみんなどくじゃろう、そういう表現をせられたというんです。だから、やっぱし議会推薦でオブザーバーでわしら来とんじゃという、そういう立派な考えを持っとられん。仕事の足しになったらええと、そういうことでやられたんじゃあ困ります。今後どういうふうな指導をされていくんか、どういう状況なんか、考え方を教えてください。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 農業委員会のこの会長、副会長の選任につきましては、私が権限を持ってる範囲でございませんので、コメントはできません。農業委員会の業務について基本的には私の市長部局ではないので、私の任命権限があるわけではございますけども、事務の決裁権等はございませんが、これは議員がおっしゃるような不公平なことが起こってはいけないと思います。公正公平にしっかりと事務を携わっていくということは当然のことというふうに考えている状況でございます。 以上です。 ○議長(金谷文則君) 下山議員、よろしいか。 14番下山議員。 ◆14番(下山哲司君) 御答弁、正しい答弁をいただいたと思います。その正しい答弁に沿って今後指導、運営をやっていただきたい。まず、私が確認するというわけにいきませんので、どういう課税状況になっとるか。また、総務委員会のこともありますから、税はあれですから、総務委員会でお聞きしますが、適正な課税ができてるかできてないか、この辺だけは調べておいてください、また委員会で質問させていただきますので。きょうそこまで言うつもりはなかったんですが、やっぱりもう少しそれが市長の、後で言いますが、特権なんです。市長の後援会じゃなかったら、絶対何かの話ししとりますよ。だけど、有力な後援会の方じゃから言えんのじゃないかというふうに私は思っとるんです。一番大事なのは、公平な税の納入をお願いするというのが基本ですから、そういう特に果木を植えられたとこ、特にどういうふうな状況になっとんか、よく調べてまた御報告をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。この件はそれでよろしいです。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、市長の政治姿勢についての再質問を許します。 14番下山議員。 ◆14番(下山哲司君) 時間をしっかり残しました。ゆっくりやらせていただこうと思います。 後ろに政策論に注文つけられた傍聴者がおるんです。政治姿勢も政策論ですからね。それから、あなた、私が選挙のときに、あの人友實後援会へ来られて、人をようけい集めて、その中に私の関係の者もおるんですから、下山は選挙が済んだら逮捕される、何回も言うとんじゃ、あの人。逮捕せられませんよ、逮捕せられるような悪いことしとりませんから。逮捕せられるんだったら市長。皆さんお金で買うた市長じゃというて言ようります。だから、そういうやっぱし人をおとしめるような、私もおとしめるようなことしたんです。でも、法的に問題のないやり方で私はやっとんです。あの人の場合、問題がある、人権的に。でも、年寄りの人じゃったら、僕もこらえてあげたんです。あの人が若いばりばりの人だったらやりますよ。だけど、私もその当時、市長から弁護士をつけて、ある業者から弁護士をつけて訴えられたんです、名誉毀損、信用毀損。そんなことはしてないのにするんです。それを訴えることが道具なんですね。だから、そういうあれが今の政治姿勢にあるんじゃないんですか。厚かましい。さっきまでずっと一般質問せられる皆さんお聞きしとったん。ちょこちょこメモしたん。そしたら、いろいろ僕が思うとったよりたくさんしゃべられちゃあおえん思うて、早うこっちへ時間を回したんですが、もうたくさんあるんですね。 まず、佐々木議員が指摘しとったですね。総務委員会で私読み上げて、議事録にも残ってますが、これわかりましたよ、これは。わかってるんです、言いません、きょう。それだけ市長に言うときます。 それから、私が一番もう腹が立ったのは、この新聞に9機関、国に提案、岡山。へで、ここに、よその、うちよりまだ田舎で小さいところへあれが出とんですね。僕は、前に政策部長言われたけど、県と市が協力して地方創生のいい案を出さなかったら金はおりませんよと。私もそう聞いとりますというて政策部長、そう言うたんですよ。一番大事なことなんですよ。一番今乗らなきゃならない、時代へ乗らなきゃならない政策でしょう。政策部長が、さっきも同じように、答弁してもらえんような情けない、映画にばあ気をいったんじゃいけませんよ。それで、このことについてどう思うとるか、これを見て。うちもやらにゃあいけなんだじゃったんじゃなあ、手落ちじゃなあと言われるんならそう言うてもらやあええし、やる気がなかったというんならそれでもええし。やっぱしよそに乗りおくれんように、わざわざ2人もよそから呼んできて職員までつけて仕事しょんでしょう。やっていただきたい。やってください。これは1件ね。 それから、ちょっと気に入らんことを言いますけど、市長、映画の協賛金を集めに行った先で、吉井に反対する議員が1人おって、市内で集めにきいんです。市外で寄附してくれえ、そこの社長、何百万円もしとります。それをどういうことかと聞いたら、わしはする気じゃあねんじゃけど、市長に頼まれたもんが行っとんです、この関係のつき合いの人がね。へえ、何百万円もしとんですよ。それ市長から頼んだ。それから、わしのそこで悪口を言うてね。それが今の現状ですよ、赤磐市の、市長、副市長の。耳に入ってこん思うとん、よそでそういうことをしゃべりょうると。皆入ってくるんですから。誰が言うたか言うてもよろしいよ、言わんけど、その人のために。何百万円も寄附してくれる人ですから、首ひねってもいけんよ、事実じゃから。ねえことはつくって言えんのじゃけえ、誰かみてえに。本当もう少し物事をするのに慎重にやってもらいたい、こういう問題を起こさんように。慎重にやらんのだったらとことんやってもよろしいよ、伝家の宝刀抜いても、私はそう思うとんですよ。しかし、今やりょうる最中でけちをつけちゃあおえんと思うて。私、映画のことで一番最初総務委員会で出たとき以外、一回でも言うたですか。ただ、寄附を集めることにおいて総務委員会では関係があることじゃから、入札業者に寄附を求めちゃいけませんよと、行ったんですか言うたら、行った言う。きょうのあれを聞きょうると、恥ずかしいじゃないですか。赤磐市を売るためには悪いことしてもええ、そんな話通用しませんよ、副市長。もう皆、副市長が言うたのは議事録にある。ほかの人に聞いてもらえばええ、よそのしっかりした知識者にね。まずもって、その件はもうそのくらいでやめますが、市長の政治姿勢として一つのことに一生懸命するの結構です。だけど、赤磐市全体に幅広く目を向けて、小さい指示もせんと、市長が指示せんと動かんのですよ、職員さんは。せえ言われんことをする人はおらんし、せんほうが楽なし。僕が職員さんでもそう思いますよ。日が過ぎれば給料はもらえるんだし。僕が聞いたとこによると、出世せんほうがええという、給料が一緒ならというて聞いた人もおる、何人か。だけど、そういうふうに職員さんに夢をなくさせるようじゃあ、市長、市長の政治姿勢としてはだめじゃと思う。だから、そういうのがやっぱし回復されるようにこれから頑張っていただきたい。頑張れん言うんじゃったら、伝家の宝刀抜きますから。 それと、まずリピート吉井、これも政治姿勢です。あのときも言うたんです。あなたがお世話になった県会議員の身内じゃから優遇するんか。半年ももたんでもええから、部長、半年はもちました言われたですね。そりゃまあそうです、事実、じゃけど途中で休んどるし。六百何万円もかけてね、最初500万円だった当初予算が六百何万円に上がって、それが委員会の報告もなかったらしいですね、産建の休んどるとき。普通は、やりょうて、休んだら、特別な事業じゃから経過報告とか、休むときやこ報告するでしょう、それもしない。じゃけえ、ずっと僕が言よんですけど、備作高校の件でも、総務委員会で聞いたら、相手の都合で名前は明かせん。ここに北川議員おられるけど、あそこの備作高校をどうするかという会の会長ですよ、彼は。私も委員です。あそこは、吉井と柵原と英田と佐伯が組合で出し合うてできた学校なんです。せえ、昭和38年だったと思いますが、大きくなって県立に昇格したんですが、それまでいろんな学校の分校みたいな格好できて、当時はできたときは定時制の稲刈りのときに一月、田植えのときに一月休む学校だったんです、定時制で4年の。そういう学校が、市長の一言で、相手の都合で言えんのじゃという、地元の議員にそんなことを言える権利はないですよ。私もあそこの同窓生です。北川議員も同窓です。そういうこと自体がおかしいんです。そういうなんが多々いっぱいある、総務委員会で聞いても。きょうも、個人情報じゃ何じゃというて言うのを避きょうたですけど、やっぱりそうじゃなしに、都合のええときには議会と執行部は車の両輪じゃと言う。両輪じゃと思わんですよ。10周年記念のとき、議員に感謝状出したり、来賓席つくったり、一緒にやるもんでしょう、両輪だったら。議員が来賓になったり、賞状もろうたりするようになってないですよ。汗をかけというて言うんが普通ですよ、両輪なら。同じく10年たって祝いだ、同じ気持ちですから、議員も。やはりその辺が間違うとんだと思う、根本が。裸の王様になっちゃあいけんですよ。やっぱり職員さんや議員、みんなが押し上げてくれて、ええ仕事ができるようにやってもらにゃあいけん。僕は、時々汚いことを言いますけど、時々いいことも言ようるつもりなんです。でも、僕の言うことは聞いてもらえんから、余り、そりゃあ野党ですから、いいんですけど。でも、僕みたいなんがおらんと、市長がやりょうることはみんなにわからん。全部内緒なんです、委員会にも報告しない。ただ、そういうことじゃあやっぱしいけんので、一番大事な今後そういう隠し事のない明るい赤磐市をつくるんじゃという宣誓をしてください、宣誓を。それをとりあえず1つお願いします。 それから、教育長、吉井のプールの答弁されたね。これ市長の政治で、市長と相談したんかどうしたんか知らんけど。以前には、プールは改修しない、2回言うとりますよ、前にね。そのときには、調査してなかったんですか。そう簡単に、いとも簡単に、この前の答弁を聞きょうたら、改修しますに聞こえますよ。そんな腹の据わってない答弁がありますか。自分らが言うたことは、初志貫徹通さにゃあいけんし、変えるんなら、みんなが納得いくだけの説明せにゃあ。あんな説明で変えたんじゃ、180度違うんですよ。それも、6日ほどしか使わんものを何千万円もかけてやるんですか。僕は、考え方違うん、本当言うたら。義務教育の施設じゃから、前にも言うたことが1回あるんじゃけど、離島の子供には生徒が1人でも先生が2人ついとる。テレビでようやりょうります、そういうなの。じゃけど、まだたくさん中学生がおって、義務教育で国にしてもらえんというのは努力が足らんのじゃないですか。赤磐市がする必要ないでしょう、義務教育の施設じゃから。どういう考え方なんか、その辺もひとつお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 下山議員の質問にお答えします。 まず、たくさんございまして、どっからどこまでが質問かよくわからなかったんですけども、はっきりと伝わった質問に対してまず最初にお答えさせていただきます。 明るい赤磐市をつくるという気概を持って透明性の高い行政運営をということでございましたけども、これはおっしゃるとおりです。私も、下山議員の言われたことをしっかりと胸に刻みながら明るい赤磐市を築いていくことをお誓い申し上げます。 それから、そのほかのことについてさまざまおっしゃいましたけども、これは全て私への忠告と応援メッセージと受けとめて、真摯に対応してまいりたいと思います。 1つ、その中で御質問のことですけども、新聞記事の国の関係機関のことをおっしゃっていただきました。本当にすばらしい御質問です。これは、私も後で手を挙げるべきだったと少し後悔もしているところでございますが、これからこういったチャンスはしっかりと逃さないよう、下山議員のお言葉を思い出しながら、この国の機関のみならず民間企業も含めて赤磐市への誘致をもっともっと積極的にやらないといけないんだ、そういう思いで聞かせていただきました。さすがはベテラン議員だと思います。ありがとうございます。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 杉山教育長。 ◎教育長(杉山高志君) 下山議員の御質問にお答えいたします。 私は、昨年3月24日に就任をいたしました。その時点で、今までの例えばふれあい公園の管理の状況、それが指定管理に大きく変わった。それがどういうことかというのは、4月当初、5月あたり、私はもうはっきり申し上げまして、よく存じ上げておりませんでした、知りませんでした。今回、私は、吉井中学校の水泳の授業の様子を実は初めて見させてもらいました。他の中学校は、3年生もプールが使えます、2年生も使っております。1年生から3年生までが、あの7月の本当に厳しい暑さの中で大きな歓声を上げて水泳に取り組んでおります。ところが、吉井中の子供は、歓声を上げることができません。しかも、1年生がバスへ乗るときに、2年生の子が、おめえらあええのう、これから水泳にプールへ行けるんじゃな。他の4中学校は、それが当たり前になっています。それから、従来の方針、例えば高陽中学校が、あるいは桜が丘中学校が500万円以上の修繕をする。できないんです。多額な費用がかかる場合は、ふれあい公園のプールを使いなさい、そういう方針でありました。現実に、例えば桜が丘中学校、今1年生6クラス、2年生4クラス、3年生6クラス、その生徒たちが本当に使えるのかなというようなことを考えたときに、私は昨年お答えした時点では、従来の方針がこうである、今までの私の前の前の土井原教育長、花田元教育長、そういう方向性を出して答弁をされております。その議事録もしっかり見て、昨年の6月、9月議会で御答弁申し上げました。しかし、本当にこのままの状況だと赤磐市内の中学校でもうプールがなくなります。本当にそれでいいのか。しっかり見させてもらって、赤磐市の子供たち、同じように歓声を上げて1年生、2年生、3年生が水泳授業ができる、それを私は実現したい、そういう思いをきのう申し上げました。 以上であります。 ○議長(金谷文則君) 市長の政治姿勢のところですから、そこら辺をわきまえた形での答弁をお願いしますね。 それで、関連でされますか。              (14番下山哲司君「市長が言うたからえかろう」と呼ぶ) よろしいですか。 じゃあ、してもらいましょうか。              (14番下山哲司君「今後を見させてもらいますから」と呼ぶ) よろしいね、ほんなら。 それでは、下山議員、よろしいか。 14番下山議員。 ◆14番(下山哲司君) まず、教育長からちょっと。 本来は市長のほうへ聞くんですけど、やっぱし政治というのは継続なんですよ。私がかわってきて間がないからわからなんだ。これは、もう資格ないんですよ、教育長する。その言葉が一番いけんのですよ。やっぱし答弁する前によう理解できてからしてください。できんのだったら、もう少し時間くださいとかいろんな方法あるでしょう。いとも簡単に答弁しちゃあだめですよ。変えるんなら変えるだけのことを説明せにゃあいけん、それを言よんです、その件はそういうもんですから。だから、僕は小学校、中学校は義務教育じゃから、国におねだりしたり無理言うたりするの当然じゃと思う。よそのほうのテレビ出るんやこ、うらやましいような話がいっぱいある。何で赤磐市にはないんだろうかと思うていつも見るんです。だから、それを比較したら努力が足りんのじゃなと、こう思います。これから努力してください。お願いしますわ。 へえで、市長ですけどね。市長、やっぱし今やると、こう言うてくださったんで、宣言してくださったんで、一番大事なことは隠さんということです。その物件について都合が悪い、隠すというのが一番いけんのんです。疑惑を持たれるでしょう。持ったら、こっちは探らにゃあいけんから、次々、次々やりますがな、もう。自分の能力を駆使してじゃなあ、相手よりようけい情報をとっちゃろうと思うてやりますよ。言うとったでしょう、総務委員長、調査させてもらいますからというて。だけど、それができる範囲が限られとるから、最後までやろう思うたら伝家の宝刀です。じゃけど、それを今やるとかやらんとかという話じゃなしに、ここまで来たら、きれいに正々堂々と何事もやってください、そういうお願いです。 だから、一番大事なことは、議員を議員として扱ってないということなんです。あなたは、市長、17人よりあなたのほうが偉いんです、この役所の中で。私だったら17分の1なんです、17分の1より要らんことを言ようりますけど。だけど、市長は17人より上なんですから、へえで権限持っとん。だから、先ほども出とったですけど、おたくの奥さんがそういうあかいわのあれにずっと随行しとる。せえ、皆さん言われますよ、山陽のほうで。山陽から吉井のほうまで伝わってくる、こうじゃ、ああじゃ。聞きたくないですよ。商工会長だって、去年リフォームの補助金をお願いするというてきて、断って、その後今度映画のてごをする。普通だったら、断れ言いますよ、僕も関係しとるから。じゃけど、その人はその人の立場があるから言いませんけど、やはり人は尊重して立て合わないとうまくいかないんです。疑いを持たれたらとことん探られますよ。特にあなた、一言でも私にこの2年半の……悪かったなんて一言でも言われとったら私はもうやめとりますよ、いらんこと言うと。じゃから、時期を逸しとんです。何か言われたそうじゃないですか、誰かが僕に言うたよ、あんたの後援会。ありゃあ、あっさりしとんじゃから、言うたら二度と言わんのじゃから、一旦頭下げたらえんじゃねんかというて言うたんじゃけど、返事がなかった言われたです。やっぱし私も17分の1なんです。17分のゼロじゃないんです、17分の1なんです。それをあなた認めてない。17分の1でも17分の9になる可能性はある、10にもなる可能性もある、11になる可能性もある、物によったら。じゃから、やっぱしそういう物の考え方で、やっぱし両輪なら相手を対等と思う、各委員長ぐらいには、私委員長じゃないからいいですけど、委員長ぐらいにはきちっと情勢が変わったら報告する。全く今ごろの委員会では、変わった話というのは特に隠される。表だけわかっても中身は言わんの。そういう状態が続いとんですよ、今。じゃから、それは脱皮してください、もう。脱皮して、都合が悪いことがあったら、改めてうまくやってください。最後の答弁お願いします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 私の市政運営に対してさまざまな忠告をいただきました。ありがとうございます。 私も、下山議員がおっしゃるようなことについて気をつけながら市政の運営を行ってまいりたいと思います。私が市議会議員の方々をお一人を17分の1なんて思ったことは一度もございません。お一人お一人常に対等だという考えで臨んでいる次第でございます。これからもその考えは変わりませんので、よろしくお願いを申し上げます。これからも透明性の高い市政運営を務めてまいります。ありがとうございます。 ○議長(金谷文則君) 以上で14番下山議員の一般質問を終わります。 ここで、15時25分まで休憩といたします。              午後3時10分 休憩              午後3時25分 再開 ○議長(金谷文則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、6番治徳議員の質問を許します。 6番治徳議員。 ◆6番(治徳義明君) それでは、通告に従いまして4項目お伺いいたします。 初めに、山陽団地の再生・活性化についてお伺いをいたします。 近年全国的に都市部近郊の大型団地の高齢化、また社会資本の老朽化が大きな社会問題になっております。本市の山陽団地も1971年の入居開始から約40年が経過して、人口はピークだった1984年の約8,400人から現在約5,300人に減少し、また高齢化の進展と相まって、かつてニュータウンと呼ばれ地域の発展を支え続けた大型団地も、団地内の大型商業施設の撤退等による買い物弱者の問題、県営住宅の老朽化の問題、公共擁壁を初めとするインフラの老朽化の問題等々、解決すべき課題が山積しています。現在、本市も地方創生の取り組みが本格的に、また具体的に行われようとしていますが、この山陽団地の再生、活性化の課題は大きな取り組みの一つと考えます。 そこで、以下5点お伺いをいたします。 1点目として、過去の一般質問で市長は子供時代の山陽団地との思い出を語りながら、難問ではあるが赤磐市にとって非常に重要な課題である山陽団地再生を目指していくと熱く語られ、そして具体的には検討委員会を立ち上げられていくと強い決意を述べられていました。どのような状況でしょうか。 2点目として、県営住宅の再開発についてお伺いをいたします。現在、政策空き家として入居募集をしていない県営住宅が多くあり、結果的に空き家がふえて、管理不十分な状態になっているエリアがあると考えます。そして、県は県営住宅を赤磐市に対して移管したいとの意向があると過去の一般質問等で御答弁をされていますが、現状どのような状態でしょうか。 3点目として、旧若草幼稚園跡地の活用についてお伺いいたします。これにつきましては、本日午前中の保田議員の質問で状況、経過、課題等理解できましたが、地元のニーズに合った活用をするとの過去の御答弁もあります。医師会が使用されているのは一部であり、その他の箇所の活用などはどのようにお考えでしょうか。 4点目として、山陽団地の公共擁壁の安全対策についてお伺いいたします。御存じのように、丘陵地に広がる山陽団地には、その地理的特徴から高い公共擁壁が多くあります。擁壁も重力式、ブロック積みやコンクリートの2次製品の擁壁等々のさまざまな方法で建設されています。まるで見本市のようであります。そして、数年前に一部亀裂等が見つかり、修繕を含める対策がとられております。また、現在GPSの測量で定点測量や精密な変異観測等も行っているとお伺いしていますが、南海トラフの大地震が想定される中、住民も大きな不安を抱えています。適切な対応が必要と思いますが、現状はどのようなものなのでしょうか。 5点目として、現在クローズアップされている一つに買い物弱者の問題があります。もちろんこの買い物弱者の問題は、中山間地域、過疎地域を含めて市内全域の深刻な問題であります。本市では、交通体系の見直しを行ってきましたが、交通手段の提供だけで解決できる問題ではなく、宅配サービス、移動販売、商業施設の誘致も含めて市内全域で総合的に取り組んでいかなければならない課題であると考えます。そして、経済産業省がまとめた地域生活インフラを支える流通のあり方研究報告では、車等の運転ができず、家族の支援も得られず、食品などの買い物に困る高齢者らを買い物弱者と位置づけ、過疎地域だけでなく都市部近郊の団地などでも深刻化していると指摘されているとおり、またテレビのローカル番組の買い物弱者の特集でも、その中心的取材場所として常に山陽団地が取り上げられていることでもわかるように、山陽団地でも買い物弱者の問題は深刻な状況になっております。つまり、買い物弱者の問題は、赤磐市の実情に応じて、また各地域の実情に応じた対策も重要と考えます。特に、丘陵地に広がる山陽団地は坂道が多く、高齢者にとって深刻な問題になっております。また、交通安全を考えて車の免許を返上する高齢者も増加しています。そのような状況の中、山陽7丁目では、自発的に移動販売の取り組みもなされるなど御努力をされているともお聞きします。この買い物弱者等対策をどのように取り組むのでしょうか。御答弁をよろしくお願いいたします。 続きまして、小中一貫教育についてお伺いをいたします。 昨今の社会情勢の急激な変化、特に少子化、価値観の多様化、情報化、核家族化等々の進展により、子供たちを取り巻く教育環境は大きく変容し、家庭、地域の教育力の低下やいじめ、不登校など多くの教育課題が生じているのは皆様承知のとおりです。そのような中、小中学校の9年間を6・3制という枠にとらわれず一体的に学ぼうという小中一貫教育が全国的に多くの学校で実施されております。小学校から中学校へ進学時の環境変化による学習、生活の不安や諸問題、いわゆる中1ギャップ解消などを目的に、小中学校で共通の課題を把握して、課題克服のため共通目標を設定して、指導内容、指導方法等が義務教育9年間貫いて継続性、発展性を持って子供たちの育成に当たるものであるとお聞きしております。背景には、身体の早熟化、思春期の早期化に伴い、従来の発達段階に応じた6・3制の枠組みだけでは今の子供たちの健やかな成長を支えられないという今日的課題があると考えます。そして、文科省の調査では、既に実施している実践校のうち9割近くが中1ギャップの解消、子供たちの学力や生活態度の向上、小中学校の教員同士の交流による授業内容の改善等々成果が認められていると高く評価されております。本市におきましても、もっと積極的にこの小中一貫教育に取り組んでいくべきと考えます。 そこで、以下2点お伺いいたします。 1点目として、9年間の義務教育の一環として行う改正学校教育法が本年成立しましたが、来年度からどのように変わるんでしょうか。 2点目として、本市の小中一貫教育の取り組みはどのようなものなのでしょうか。御答弁をよろしくお願いいたします。 続きまして、東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿誘致についてお伺いをいたします。 平成25年9月に日本中の歓喜と感動の中、東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定したことは、皆様承知のとおりです。現在は、国立競技場の建てかえの問題やエンブレムの騒動など、連続して不祥事が噴出して、歓喜と感動に水を差したような状況が続いておりますが、しかしながら、私たちに夢や希望を与えるイベントであると同時に、大きな経済効果が見込まれることは間違いないと考えます。そして、多くの自治体が参加国の事前合宿等の誘致に活発に取り組まれております。岡山県でも、過去の2002年の日韓共同のサッカーワールドカップでスロベニア代表が美作市で、また2008年の北京オリンピックで柔道のオランダ代表が岡山市で事前合宿をした例などがありますが、今回の2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催の決定を受けて、伊原木県知事が市町村や関係団体と連携して県内誘致に積極的に取り組んでいくと表明されております。事前合宿の誘致には、経済効果、自治体の知名度の向上等々の多くのメリットがありますが、何よりも身近で世界のトップレベルの選手に触れることで、多くの子供たちに夢と希望を与えることができます。そして、赤磐市には熊山に全国に誇るべき陸上ホッケーの競技場があります。また、赤磐市は、陸上ホッケーが盛んであります。特にさきの岡山国体前後から熱心に取り組まれており、長い歴史があります。また、加えて陸上ホッケーの全国的な大会をたくさん岡山県で行っており、熊山のホッケー場でも過去に何度も国体や全日本選手権、中学の全国大会、日本リーグ東西オールスター戦など、ホッケーの全国的規模の大会が開催されております。全日本の男子チームの合宿も行ったことがあるともお聞きしました。つまり、実績があり、運営のノウハウがあります。また、全国規模の大会などの運営等には、岡山県ホッケー協会を初め多くの関係者の御努力があることを考えれば、一番大切な熱意があるんだろうと思います。ハード、ソフト両面においてホッケーの事前合宿の誘致の環境は整っているんではないでしょうか。事前合宿誘致に積極的に取り組んでいくべきと考えます。平成25年12月議会においてオリンピックの事前合宿誘致の提案をさせていただきました。岡山県知事と一緒になってこの誘致に積極的に活動していくとの御答弁でしたが、どのように取り組まれているのでしょうか、御答弁をよろしくお願いいたします。 続きまして、生物多様性等についてお伺いいたします。 地球上には、森林、湿原、河川等々のさまざまな自然環境があります。そして、これらのさまざまな自然環境に適応して進化した3,000万種もの生き物が植物連鎖などを通じて互いにつながり合い、バランスを保ちながら長い年月をかけて豊かな自然を形成してきました。このさまざまな自然こそが生物多様性そのものと考えます。そして、豊かな自然環境が生物多様性を育むとともに、生物多様性そのものが自然環境に大きな影響を与えてきました。科学や文明が発達した現在でも、私たちは豊かな自然がなければ生存していくことはできません。生物多様性からの恵みは、人間の生命と地域色豊かな暮らしを支えていると言えます。そして、生物多様性の現状や課題は、地域によって異なります。生物多様性の保全及び持続可能な利用を推進していくためには、それぞれの地域の特徴を生かした私たち自治体の積極的な取り組みが重要と考えます。 以上のことを踏まえまして、以下2点をお伺いをいたします。 1点目として、企業誘致など開発に当たり、自然保護等どのように取り組まれているんでしょうか。 2点目として、生物多様性地域戦略の策定が重要と考えますが、どのようにお考えでしょうか。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) それでは、治徳議員の質問に順次お答えさせていただきます。 まず、山陽団地の再生、活性化についてお尋ねでございます。 市の再生・活性化に対する基本方針は、住んでおられる方々の高齢化等により解決すべき課題が多種多様にわたっております。住民同士の支え合いなどだけでは対応できないケースは、行政がサポートする体制を整えた上で市民協働で地域の皆様が各種の課題を解決していくことが重要と考えております。そのため、連合町内会と話し合いの機会を設けているところでございますが、具体的な解決策を得るには至っておりません。今後も、地域関係者との連携を図りながら、山陽団地の活性化につながる方策を検討してまいります。検討委員会の立ち上げにつきましても、現在のところはできておりませんけども、住民参加による地域の盛り上がりにより、立ち上げを行う予定としております。 買い物弱者対策でございます。商業施設等の整備、移動販売、各戸への商品配達など、いろんな方策が考えられます。本年6月から民間業者による移動スーパーが事業展開され、十分とは言えないかもしれませんけども、買い物の困難な方にとりましては明るい話題となってございます。今後も、関係機関と連携を図りながら、この買い物弱者対策を推進してまいりますが、この移動スーパーにつきましても運行を始めたばかりでございますけども、地域の皆様がこれを支え、そして山陽ショッピングの二の舞いにならないように、本当に強い支援をお願いする次第でございます。 続きまして、生物多様性等についてのお尋ねでございます。 まず、企業誘致等に係る自然保護についてですけども、開発に係る造成等については埋蔵文化財または自然環境には十分配慮する必要がございます。特に、山林やため池等が含まれてる場合は、県の自然環境課や関係機関との密な連携協議、これの上に対応していきたいと思っております。生物多様性の地域戦略については、担当部長に答弁をさせていただきます。 私のほうからは以上です。 ○議長(金谷文則君) 続いて答弁を求めます。 杉山教育長。 ◎教育長(杉山高志君) 小中一貫教育についてお答えいたします。 今回の学校教育法の改正により、学校教育制度の多様化及び弾力化を推進するため、現行の小学校、中学校に加え、小学校から中学校までの義務教育を一貫して行う義務教育学校を新たな学校の種類として規定され、選択の幅が広がったものであります。赤磐市の取り組みは、現在小中連携推進モデル中学校区として、市内の2中学校区を指定し、連携を推進する教員を配置して、より効果的な小中連携のあり方について研究を進めてるところでございます。この10月30日には、赤磐市教育委員会指定小中連携事業高陽中学校区研究発表会を予定しておりますので、お時間が許されましたら午後からの研究発表会に御参加くださればありがたいと思います。 以上であります。 ○議長(金谷文則君) 新本市民生活部長。 ◎市民生活部長(新本和代君) 生物多様性地域戦略について御答弁させていただきます。 平成20年に制定された生物多様性基本法では、都道府県及び市町村は生物多様性国家戦略を基本として、単独で、または共同して区域内における生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する基本的な計画となる生物多様性地域戦略を定めるように努めなければならないとされております。生物多様性を持続的に保全し活用するための活動には、身近な緑地等の保全、野生動植物の保護、外来種の防除などが上げられております。市といたしましては、これまでも農業団体や猟友会の方々と連携する中でヌートリアやアライグマといった特定外来動物の駆除や防除を進めてきておりますが、動物の移動は広範囲にわたることや、市町村の枠を超えた植生の拡大などの課題も多く、市町村単独の対応では難しいものがあります。そのため、県が策定しております自然との共生おかやま戦略に基づき、保全のための状況把握に努め、岡山県を初め、市民、事業者等との連携のもとに取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 水原建設事業部長。 ◎建設事業部長(水原昌彦君) 失礼します。治徳議員の山陽団地の再生・活性化につきまして3点について御答弁申し上げます。 県営住宅の再開発につきましては、山陽6丁目、7丁目の2階建ての住宅は新たな入居募集をしない状況で、空き家等についてもすぐには解体しないとのことで、具体的な再開発は聞いておりません。また、県は県営住宅全てを市に移管したいという意向を持っておられますが、市としては財政面や管理体制などの課題があり、現状では移管は受ける考えはございません。旧若草幼稚園跡地の使用期間延長につきましては、保田議員に御答弁いたしたとおりでございます。保育所が使用している部分以外の部分の使用につきましては、安全上の観点から難しいと考えますが、保育業務に支障がなく安全面の確保ができれば、使用について検討してまいります。赤磐医師会病院との賃貸契約が完了した後の利用につきましては、若草幼稚園跡地利用検討委員会での提言を踏まえた跡地利用を検討してまいりたいと考えております。 公共擁壁につきましては、ひび割れ部分の補修や浸入水の浸入を防ぐ工事などを行っております。また、平成22年度より変位の観測と動態観測を行っております。現在のところ、大きな危険が予測される観測値は見受けられません。 ○議長(金谷文則君) 奥田教育次長。 ◎教育次長(奥田智明君) 東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿の誘致についてということで、御質問にお答えをさせていただきます。 赤磐市の熊山運動公園多目的広場ホッケー場は、県内唯一のウオーターベースの人工芝の競技場でございます。2005年晴れの国おかやま国体の会場として使用されました。その後も全国大会等開催が行われておる状況でございます。2020年東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプ等の合宿候補地として現在全国知事会が実施しますスポーツ施設データベースサイトへ掲載を要望しております。また、誘致に向けて、先月のことになりますけれども、岡山県環境文化部スポーツ振興課と今後の取り組みの内容につきまして調整会議を行ったところでございます。今後におきましても、施設整備等の課題は若干ありますけれども、県及びホッケー協会関係者と連携、調整を図りながら事前合宿誘致に向けて取り組んでまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(金谷文則君) 一括しての答弁が終わりました。 続きまして、山陽団地の再生・活性化についての再質問を許します。 6番治徳議員。 ◆6番(治徳義明君) それでは、再質問では県営住宅の再開発についてお伺いをいたします。 県が移管を希望してるのは、前回御質問させていただいたときには6丁目、7丁目の県営住宅が対象だとお聞きしてましたが、1丁目、3丁目も含めた全面移管ということでよろしいんでしょうか。まず、お伺いを確認をいたします。 その上で、先ほどの御答弁では、移管を受ける考えはないとの判断は妥当なんだろうと考えます。あれほど大きな団地を赤磐市で維持管理、運営をできるとは、よほどのよい条件が提示されない限り、私みたいな素人の考えでも難しいと思います。それでも県は移管を打診してくる、理解ができません。そのことで県とは話し合いをされたと思いますが、県はどのような考えで、どのような理由で市へ移管を希望されているんでしょうか。また、条件はどのようなものなんでしょうか。御答弁できる範囲でお願いいたします。また、現時点では移管を受けないと、現時点ではと強調されておりましたけれども、今後移管に向けて条件交渉をお考えでしょうか。あわせてお伺いをいたします。 次に、6丁目、7丁目の2階建て県営住宅の件ですが、空き家は解体しない、再開発の計画は聞いていないとの御答弁ですが、このまま何もしないで5年、10年とほっとくおつもりなんでしょうか。それでは住宅環境が悪くなる一方で、無責任きわまりないと、このように考えます。普通に考えれば、政策空き家の方針を決めるときに何らかの計画を立てていると考えますが、県はどのように言われてるんでしょうか。また、市として県に再開発とどのような要望を出されているんでしょうか、お伺いいたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 水原建設事業部長。 ◎建設事業部長(水原昌彦君) 治徳議員の再質問にお答えいたします。 5点御質問がございました。 まず1点目でございますが、県営住宅についてでございます。 県が移管を考えておりますのは、1丁目及び3丁目も含めまして全ての住宅ということになっております。県におけます移管についての考えとしては、公営住宅は福祉的な役割とともに地域づくりの重要な役割を担うことから、市において地域の状況に応じて適切に運営することが望ましいというものです。また、県との協議の中で、県営住宅の家賃や維持管理経費等の状況、現況説明はございましたが、移管に際し具体的な条件提示は現在のところございません。それから、今後の交渉につきましては、市から積極的に行う考えは現状ではございません。それから、4番目として、空き家の住宅について県の計画はということでございますが、現在のところ、具体的内容は決まっていないというふうにお聞きしております。それから、市から県への要望としては、特に6丁目の2階建て住宅の周辺環境を良好に保つように対策を検討していただくようにお願いしております。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 6番治徳議員。 ◆6番(治徳義明君) ぜひしっかりと要望していただいて、今非常に厳しい政策空き家で住宅環境も悪くなっているんじゃないかと思いますので、ぜひとも真剣に取り組んでいただきたい、このように要望しておきます。 次に、公共擁壁の安全対策についてお伺いをいたします。 補修、観測等、現状の対策はしっかり行っているとの御答弁でしたが、しかしながら、先ほど申しましたように、山陽団地は高い擁壁が多くあります。かつ40年たっております。コンクリートの寿命は、条件によって異なりますが、一般的には50年から60年くらいであるとお聞きします。そして、阪神・淡路大震災や新潟の中越地震、記憶に新しい東日本大震災等々過去の地震においても、公共擁壁は大きな被害を受けております。私たちのエリアも、南海トラフ地震による影響が想定されております。今後、地震対策等どのように対策をされるのか、お伺いをいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 水原建設事業部長。 ◎建設事業部長(水原昌彦君) 治徳議員の再々質問のほうにお答えいたします。 山陽団地の公共擁壁は、間知ブロックによる擁壁が多く見られます。この間知ブロック擁壁は、ブロック擁壁の自重により土圧に対抗するもので、具体的な耐用年数は示されておりません。造成後40年以上経過しており、場所によってはクラックやブロック表面が剥離しているようなところもございます。御指摘のように、南海トラフを起因とする地震では、赤磐市の最大震度は6弱ということで、コンクリート構造物にも相当の被害が発生することが想定されます。擁壁下の道路や緑道の安全確保のためには、今後道路、橋梁で行っている長寿命化、耐震化等の検討も実施していく必要があると考えております。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、小中一貫教育についての再質問を許します。 6番治徳議員。 ◆6番(治徳義明君) それでは、再質問を2点させていただきます。 1点目として、数年前に先進的に小中一貫教育に取り組んでいる広島県三次市の教育委員会へ和会並びに公明党赤磐市議団で視察させていただきました。今日的な教育課題に対して子供たちの豊かな成長を育むため、10年単位ぐらいで三次市小中一貫教育基本構想を作成して、教育行政の主要施策として位置づけて市内全域で取り組まれておりました。先ほどは、具体的にはモデル的に2校でしたが、行っているという今後ともに研究を進めていくとの御答弁でありましたが、継続的に生徒指導などが行われる一貫教育によって不登校生徒の減少や学習意欲の向上などが見込める等の三次市でも高い評価があったのは事実でありますから、もっと積極的に取り組んでいくべきと考えますが、いかがでしょうか。 2点目として、ただいまの御答弁は、小中一貫教育のうち連携型の取り組みなんだろうと思います。一貫教育には、連携型と施設一体型があります。施設一体型、つまり併設型小中一貫校として取り組む自治体も多くあります。施設一体型は、小学校と中学校の先生が同じ職員室で仕事をして、情報交換等はるかに進み、子供たちに対する対応が大きく変わるという最大のメリットがあります。先進的に実施している現場の評価は、高いともお聞きしております。また、この場合、小学校、中学校両方の免許が必要になる場合があり、現役教師がもう一方の免許を取りやすくする仕組みをもう既に政府は検討し始めたとお伺いをしております。少し長期的な考えとなると思いますが、この施設一体型の一貫教育をどのようにお考えでしょうか。お伺いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 杉山教育長。 ◎教育長(杉山高志君) 再質問にお答えいたします。 まず1点目、もっと積極的に小中一貫教育を進めたし。これにつきまして、本当に小中一貫教育の成果というのはもう本当にあります。今度10月に行われます高陽中学校区の成果も踏まえながら、より進めてまいりたいと思います。ただ、その前提は赤磐市内の各学校、内なる連携、例えば小学校であれば、1年生から6年生までの学年間の連携、中学校であれば、1年生から3年生までの学年間の連携、それが時々学年同士での十分な連携がまだできていないような状況も多々あります。そういう面もきちっと押さえながら、一貫教育について前向きに進めてまいりたいと存じます。 2点目の御質問につきまして、施設一体型の一貫教育、本当に教職員の立場からいえば、一貫して進めるためには本当に連携した協議、相談、そういう時間が要ります。そういう中で一体型であれば、それが本当に効率的にできると思います。ただ、赤磐市内で考えたときには、今それぞれ小学校、それぞれ中学校がございます。本当に長い目で見たとき、どのくらい先になるか私もちょっとよくわかりませんが、この一体型のよさというのは十分承知しております。赤磐市でどうか言われると、今すぐには何とも答えようがございませんので、御理解願いたいと思います。 以上であります。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 6番治徳議員。 ◆6番(治徳義明君) それでは、再々質問をさせていただきます。 小中一貫教育のほうはしっかりとしていただきたいと思うんですけれども、一貫教育も先ほど申しましたように、今日的な教育環境の課題を解決するために、また一人一人の子供たちの確かな成長を支えるために、目指す目標を共有し、協働し、継続性、発展性を持って取り組むものであり、つまり言うなれば縦の一貫教育であります。しかし、それだけでは問題点の克服には不十分と考えます。縦の一貫教育の取り組みに加えて、学校を支え、学校、家庭、地域が協働して取り組む横のつながり、つまり横の一貫教育が必要ではないかと考えます。そのような中、小学校、中学校で多様化する子供たちの問題への対応策として注目されているのがチーム学校という取り組みでございます。専門家は、日本の学校は、明治以来全ての問題を校内で解決しようと抱え込み、何から何まで教員がやってきた。その結果、今では日本の教員は世界で一番忙しいと言われ、最も大事な授業にすら専念できなくなっている。他方、そうした学校や教員の責任感の強さが逆に大過なく済ませるを第一に考える閉鎖的な体質を生んできた。しかし、それでは不登校やいじめ、貧困など多様化する課題に対応し切れない、基本的な教育行政環境を厳しく指摘する声も多くあります。事実、中学校の教員の勤務時間は、世界でずば抜けて長いとの客観的なデータもあります。教員の業務負担を軽減すれば、子供と向き合う時間もふえ、一人一人の個性や学習状況に応じた質の高い教育も可能になってまいります。学校を地域に徹底的に開き、教員と専門スタッフがチームを組んで対応するチーム学校の必要性もここにあるんだろうと考えます。文科省の中間報告では、従来のスクールカウンセラー、スクルソーシャルワーカーの充実や主幹教諭制度の充実、また地域の力を生かす地域連携担当教職員の設置、またきのう同僚議員のほうから質疑ありましたけど、部活動の支援員の設置等々のさまざまな具体的な案が盛り込まれております。このチーム学校を中心とする横の一貫教育についてどのようにお考えでしょうか。取り組まれるのでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 杉山教育長。 ◎教育長(杉山高志君) 再々質問にお答えいたします。 横の一貫教育、昨年度から桜中ブロックの場合、例えばコーディネーターの方、それから学校支援ボランティアの方、それぞれ3小学校の方々にも寄っていただき、学校関係者も参加し、本当に情報交換からまず始めております。高陽中ブロックにつきましても、同じでございます。本当に地域の子は地域で育てるという意識をきちっと持って地域と保護者、学校職員が一体となって子供たちを育てていく、見守っていく、そういう方向で本当にこの横の一貫教育について今後とも取り組んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿の誘致についての再質問を許します。 6番治徳議員。 ◆6番(治徳義明君) 前向きな御答弁、大変にありがとうございました。 先ほども申しましたように、私は事前誘致にノミネートできるだけの赤磐市は環境にあると感じます。いろいろと高いハードルはあるんだと思いますが、ぜひ全力で取り組んでいただきたいとまずお願いを申し上げておきます。 その上で、お伺いをいたしますが、さきのロンドンオリンピックでも来年のリオのオリンピックでも、出場国は男子12チーム、女子12チーム、計24チームです。つまり全ての国が事前合宿を日本でするかどうかはわかりませんが、マックス24のチームが合宿場所が必要ということであります。そして、合宿場所の条件はいろいろとあるんでしょうが、本番競技に備えての事前合宿ですから、グラウンドの条件が一番ではないかと考えます。ホッケー場のグラウンドには、ウオーターベース、サンドベース、ゴムチップ等々のいろいろと種類、タイプがあります。しかし、種類によってボールの弾み方とか転がるスピード、走ったときの選手の感覚等々大きな違いがあり、アスリートのパフォーマンスに大きな影響があるとお聞きしました。つまり、各チームともオリンピック本番のグラウンドと同じ種類のホッケー場を希望する可能性が高いと考えます。先ほどの御答弁では、熊山の競技場はウオーターベースであるということですが、東京オリンピックでは現時点ではどのタイプのグラウンドを使用されるんでしょうか。また、そのタイプのホッケー場は全国でどの程度あるとお考えでしょうか。お伺いをいたします。 次に、岡山市の瀬戸町にもすばらしいホッケー場があります。先ほど申しましたいろんな大会も、瀬戸町のホッケー場と連携をして取り組まれたんだと思いますけど、今回の誘致に関しまして連携等はどのようにお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 奥田教育次長。 ◎教育次長(奥田智明君) それでは、再質問にお答えをさせていただきます。 まず、1点目の施設面の内容についてでございますけども、東京オリンピック・パラリンピックでは、大会組織委員会というのがございますが、事前キャンプ候補地ガイドというものを示しておりますが、その練習施設の要件に、ホッケー競技では人工芝で散水するタイプ、ウオーターベースとなっております。これは、先ほども答弁しましたように、赤磐市と同じタイプでございます。 次に、全国の施設数でございます。日本国内におけるこのウオーターベースの人工芝でございますけども、公共のホッケー場の数、全国で20都道府県内におよそ25施設、25施設と把握をいたしております。 最後に、岡山市瀬戸町との連携でございますけども、瀬戸町のホッケー場につきましてはサンドベースの人工芝ということでございますけれども、近隣のすばらしいホッケー場であるというふうに認識しとります。県内に複数の誘致が実現することで、地域の活性化につながり、オリンピック・パラリンピック、このムードが高まることが期待されますので、県、それから岡山市、県ホッケー協会、関係者等々ともに連携を図りながら誘致活動を進めてまいりたいというふうに考えます。よろしくお願いします。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。 6番治徳議員。 ◆6番(治徳義明君) 今奥田次長のお話をお聞きしたら、非常に数字的には可能性も高いんではないかと、こういうふうに私も確信を持たさせていただきました。そして、岡山県ホッケー協会の会長は、地元の西岡聖貴県議会議員であります。西岡県議も、全力で取り組んでいくというようなお話をされておりました。そして、友實市長は、岡山県ホッケー協会の副会長ともお聞きしております。誘致に向けての市長の御決意をお願い申し上げます。 ○議長(金谷文則君) 答弁を求めます。 友實市長。 ◎市長(友實武則君) 済いません。 ホッケーに対してオリンピック・パラリンピックの競技誘致ということでございます。御案内のように、私は岡山県のホッケー協会で副会長をさせていただいております。会長は、御案内のように、赤磐市選出の西岡県会議員でございます。このように、私といいますか、赤磐市とホッケー競技というのは本当に深い関係がございます。赤磐市の代表する競技と言っても過言ではないと思っております。この伝統のあるこのホッケー競技のオリンピックのチームが、この赤磐市でキャンプなり張っていただくことは、もうホッケー競技の振興のみならず、赤磐市の昨日からも御答弁させていただいてますようなシティープロモーション、これにも大いに有効かと思います。このキャンプ誘致によっての赤磐市の知名度の向上、そして赤磐市に来られる方の観光客の増大やら特産品の首都圏等での販売に大いに役立つものと考えております。岡山県におきましても、オリンピックの誘致はそういうふうな首都圏等でのこの岡山県を売り込む大きなチャンスと捉まえて取り組みを強めていくということでございますので、赤磐市においてもそういった取り組みに岡山県とも協力し合って進めていきたい、実現に向けて赤磐市市民も含めて懸命な努力が必要と考えますが、どうぞ御協力、御理解をお願いしたいと思います。 以上でございます。 ○議長(金谷文則君) 続きまして、生物多様性についての再質問を許します。 6番治徳議員。 ◆6番(治徳義明君) それでは、再質問をさせていただきます。 少し前に企業誘致エリア内にあるため池に環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に登録されているガガブタという水草が生息されており、別のため池に移動したそうですか、結局うまく根づかなかったという事実がありました。先ほどは、関係機関と密に連絡、協議の上、対応していくとの御答弁ですが、もしそのように対応していれば、今回のことも違った結果が出ていたんではないかと思います。今後は、ぜひ自然環境に十分配慮した対応をお願いをまず申し上げときます。 そして、そのことを重く考えた金谷議長が音頭をとって、8月に岡山県自然保護センターの西本先生による生物多様性に関する勉強会が開催されました。多くの議員さんや新本部長を初め、関係の職員さんが参加されました。私も参加されました。講演では、地球規模で過去5回絶滅の危機を経験している、そして人類はこれまで経験したことがないようなスピードで6回目の絶滅危機に向かっている、生物多様性の重要性を改めて認識をして効果的な行動を起こしていかなければならないと述べられた上で、今後基礎自治体がどのように地域戦略を立てていくかが大きな課題であるとして、先生が携わった真庭市の事例等を具体的に説明をいただきながら、自治体の役割が重要であると強調をされておりました。 しかし、一方こういった問題というのは空間的な困難、また時間的な困難の2つの困難があり、身近な問題として捉えることが難しいと指摘する環境学者等の声も多くあります。難しい側面があるのも事実でありますが、私たち自治体が身近な問題として捉えて、積極的に取り組んでいくことが重要であるんだろうと考えます。新本部長も、この勉強会に参加され、熱心に勉強をされておりましたが、再度取り組みについてお考え、御答弁をお願いいたします。 ○議長(金谷文則君) 答弁を願います。 新本市民生活部長。 ◎市民生活部長(新本和代君) 先般、生物多様性に関する勉強会に参加させていただき、先ほど治徳議員さんも述べられましたが、これまでに経験したことのないようなスピードで6回目の絶滅危機に向かっているとお聞きし、生物多様性の取り組みの必要性と難しさを改めて感じたところでございます。今後は、今回のケースを教訓として、保全のために関係機関等と連携のもとに取り組んでまいりたいと思っております。御指摘ありがとうございました。 ○議長(金谷文則君) 治徳議員、よろしいか。              (6番治徳義明君「ありがとうございました」と呼ぶ) 以上で6番治徳議員の一般質問を終わります。 以上で予定をしておりました一般質問はこれをもって全て終了いたしました。 ここでお諮りします。 明日9月5日から8日までの4日間を休会としたいと思います。御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(金谷文則君) 異議なしと認めます。したがいまして、明日9月5日から8日までの4日間を休会とすることに決定いたしました。 なお、次の本会議は9月9日水曜日午前10時再開であります。 本日はこれで散会といたします。 大変お疲れさまでございました。              午後4時18分 散会...