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09月27日-06号

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  1. 赤磐市議会 2011-09-27
    09月27日-06号


    取得元: 赤磐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-29
    平成23年 9月第4回定例会           平成23年9月第4回赤磐市議会定例会会議録平成23年9月27日(火曜日)              ~~~~~~~~~~~~~~~              議  事  日  程(第6号)午前10時0分開議 第1 諸般の報告 第2 委員長報告    認第  1号 平成22年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定について    認第  2号 平成22年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認第  3号 平成22年度赤磐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    認第  4号 平成22年度赤磐市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について    認第  5号 平成22年度赤磐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認第  6号 平成22年度赤磐市簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定について    認第  7号 平成22年度赤磐市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認第  8号 平成22年度赤磐市宅地等開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認第  9号 平成22年度赤磐市竜天オートキャンプ場特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 10号 平成22年度赤磐市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 11号 平成22年度赤磐市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について    認第 12号 平成22年度赤磐市水道事業会計歳入歳出決算の認定について    認第 13号 平成22年度赤磐市立赤磐市民病院事業会計歳入歳出決算の認定について    議第 44号 赤磐市税条例等の一部を改正する条例(赤磐市条例第17号)    議第 45号 平成23年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)    議第 46号 平成23年度赤磐市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    議第 47号 平成23年度赤磐市介護保険特別会計補正予算(第1号)    議第 48号 平成23年度赤磐市簡易水道特別会計補正予算(第1号)    議第 49号 平成23年度赤磐市財産区特別会計補正予算(第1号)    請願第 1号 国の存亡を危うくする環太平洋連携協定(TPP)への拙速な参加に反対する請願    請願第 7号 赤磐市民病院存続に関する請願 第3 赤磐市元職員及び職員の背任及び虚偽公文書作成容疑調査の報告 第4 発議第11号 国の存続を危うくする環太平洋経済連携協定(TPP)への拙速な参加表明に反対する意見書 第5 発議第12号 委員会の閉会中の継続調査及び審査について              ~~~~~~~~~~~~~~~              本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 日程第1から日程第5まで              ~~~~~~~~~~~~~~~              出  席  議  員(22名) 1番  治  徳  義  明  君       2番  原  田  素  代  君 3番  金  谷  文  則  君       4番  森  川  勧  治  君 5番  行  本  恭  庸  君       6番  川  手  辰  夫  君 7番  大  口  浩  志  君       8番  松  田     勲  君 9番  小  倉     博  君      10番  北  川  勝  義  君11番  川  澄  章  子  君      12番  山  下  浩  史  君13番  小  引  美  次  君      14番  福  木  京  子  君15番  佐  藤  武  文  君      16番  岡  崎  達  義  君17番  下  山  哲  司  君      18番  実  盛  祥  五  君19番  樅  野  志  郎  君      20番  海  野  雅  之  君21番  山  田  秀  士  君      22番  小  田  百 合 子  君              ~~~~~~~~~~~~~~~              欠   席   議   員                な         し              ~~~~~~~~~~~~~~~              説 明 の た め 出 席 し た 者市長      井 上 稔 朗 君        副市長     安 井 栄 一 君総務部長    池 本 耕 治 君        企画財政部長  石 原   亨 君市民生活部長  松 本 清 隆 君        市民生活部参与 藤 井 清 人 君保健福祉部長  奥 本 伸 一 君        産業振興部長  小 坂 孝 男 君建設事業部長  鈴 鹿 真 一 君        会計管理者   塩 見 祐 一 君赤坂支所長   田 中   泰 君        熊山支所長兼赤磐市民病院事務長                                 山 田 長 俊 君吉井支所長   是 松 英 明 君        消防長     小 川 弘 晃 君教育長     土井原 敏 郎 君        教育次長    宮 岡 秀 樹 君教育委員長   吉 田 重 隆 君        監査委員    藤 原 光 利 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              事 務 局 職 員 出 席 者議会事務局長  中 川 靖 朗 君        係長      原 田 幸 子 君              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時0分 開議 ○議長(小田百合子君) おはようございます。 ただいまの出席議員数は22人であります。したがいまして、定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。 9月8日の本会議に引き続き、本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 諸般の報告 ○議長(小田百合子君) 日程第1、議長より諸般の報告を行います。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付済みのとおりであります。 報道関係者の議場内での撮影を許可しておりますので、御報告いたします。 以上で諸般の報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 委員長報告 ○議長(小田百合子君) 続きまして、日程第2、委員長報告に移ります。 認第1号平成22年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてから議第49号平成23年度赤磐市財産区特別会計補正予算(第1号)までの19件及び継続審査となっておりました請願第1号国の存亡を危うくする環太平洋連携協定(TPP)への拙速な参加に反対する請願及び請願第7号赤磐市民病院存続に関する請願、以上21件につきましては、決算審査特別委員会及び各常任委員会において付託事件審査または調査が行われ、各委員長報告が提出されておりますので、委員会開催順に従いまして委員長報告を求めます。 初めに、決算審査特別委員会の委員長報告を求めます。 3番金谷委員長。 ◆決算審査特別委員長(金谷文則君) おはようございます。 決算審査特別委員長報告を行います。 去る9月8日開会の本会議において決算審査特別委員会に付託されました認定13件について、9月12日、9月13日及び9月21日に決算審査特別委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その経過と結果の主なものについて御報告いたします。 まず、議案審議を行う前に、藤原代表監査委員に出席いただき、決算審査意見書について報告をしていただきました。 委員より、過年度において執行したにもかかわらず次の年度で支出をしたことについてどう考えるかとの質疑に、代表監査委員は、地方自治法に会計年度の独立の原則についての規定があるので、その原則に従って処理されることを望むとの答弁。 委員より、今回の決算審査の中で過年度執行分を新年度で支出した案件があったかどうかとの質疑に、代表監査委員は、抽出して審査をした中にはなかった。もしそのようなことがあれば遺憾なことであり、今後十分、法に従って処理されることを望むとの答弁。 次に、議案審議を行いました。 まず、全体の収入未済額の質疑を行いました。 なお、全体の不納欠損額の質疑については最後に行うことといたしました。 委員より、市税は根幹をなす自主財源であるが、約4億円の未収金があるというのはどういうことか、根本の考え方を教えてもらいたいとの質疑に、執行部は、市の財政全体にかかわることである。人口増、企業誘致等で税収をふやしていくことは、政策として今後とも力を入れてやっていきたい。また、滞納の整理について、税は県の滞納整理推進機構等にお願いしたり研修のため市職員を派遣している。県職員の派遣も受けて滞納整理を行っている。税金については回収ができる体制ができつつあると考えているとの答弁。 委員より、ほ場整備や田原用水などの分担金の未収が現年、過年合わせて375万5,843円あるが、どうするのか。分担金を払わなかった者が悪いのか、行政が悪いのかとの質疑に、執行部は、旧熊山町のときに町が集めて返済するという他地域では行っていない形ということもあり、滞納が残っているとの答弁。 委員より、住宅使用料の徴収はどうなっているのかとの質疑に、執行部は、昨年、専決処分ができるようになったので、明け渡しの請求も含めて準備をしている。誠意を持って対応してもらえない人についてはやむなしと考えているとの答弁。 委員より、住宅新築資金等貸付金の未収が約1億5,600万円もあるのはおかしい。これこそ借りたお金である。保証人もいるので払ってもらわなければならないのではないか。また、災害援護資金等貸付金の未収4,800万円はだれの金か。岡山県から低利、無利子で旧吉井町時代に借りてきて、今、市長が引き継いでいるお金である。純粋な赤磐市の赤字である。どうするのかとの質疑に、執行部は、合併以前も以後も取り組みが甘い点があったのも事実である。保証人や本人が亡くなっていたりした中で、整理が十分にできていなかったところもあった。現在、情報を調査し、訪問も行っている。最終的なところは十分練れていないが、ある程度の人からは分割納入もいただいてきている。今後、力を入れてやっていきたいとの答弁。 委員より、特別会計では国民健康保険税の未収約4億8,000万円、後期高齢者医療の未収約390万円、介護保険の未収約1,400万円、簡易水道の未収約2,000万円などがある。資金不足比率が横棒で赤字にはないというが、足りない場合は一般財源から補充している。交付税の算入もあるが、健全であるというのはおかしい。全体的に言えば、平等ではない。どう考えているのかとの質疑に、執行部は、国民健康保険税も滞納が非常に大きいため、全体として特別会計に一般会計から繰り入れが続いている。特別会計は会計の中で回していくのが基本の姿だと考えているので、市税と同じようにできるだけ整理を進めていきたい。医療を受けられなくなるのはいいことではないので、分納相談もしながら極力滞納を減らしていきたい。後期高齢者医療も介護保険も同じような考え方である。また、水道料金については給水停止等もしているが、給水停止をされるとすぐ払うが、一、二回払うとまた同じように支払いがとまってしまう人もいる。今後とも、十分水道利用者に説明して、できるだけ滞納の額を減らしていけるようにしていきたい。また、今後も滞納の整理を先端的に行うため、ある程度全体をコントロールできるセクションをつくり、もっと力を入れて市民の負担の公平について担保できるようにやっていきたいとの答弁。 委員より、軽自動車は完納証明がなければ検査が受けられないが、他もそういう制度にすればよい。また、ほ場整備は皆さんがやってくれといってよくなったのだから、話もして解決すべきである。また、保育料は保育所が徴収してはどうか。また、土木使用料、住宅新築資金及び災害援護資金については全部呼んで払い方の話を行い、それに応じない人については連帯保証人とも訴訟をさせてもらうこととすればよいのではないか。また、国保税についても3年ほど払っていない人が多くいる。平等性がない。これで繰り入れがあるのに過不足がないというのは納得いかない。また、公共下水の分担金、負担金の未収金についてどのように考えているのか、このままにしておくのかとの質疑に、執行部は、公平性からいえばできるだけ減らしていかなければならない。貸付金については十分整理ができていなかった部分もあったので、おのおの整理をし、訪問して返済の話をしている。一体となって滞納整理に当たっていきたい。国保の特別会計事業の滞納もできるだけ減らすようにしていきたい。滞納整理については検討とかでなく、やらせてもらう。議員にも相談があると思うが、分割でもいいので支払うよう話をしてもらいたい。また、保育料については、合併以降は90%以上の人が口座引き落としにしている。赤坂、吉井地域の公立7園については滞納が発生した場合は園長からお願いしており、山陽、熊山地域の私立保育園については月2回、月の中ほどと月末に担当者が訪問して納入のお願いをしている。また、農業費分担金の未収については、ほ場整備と吉井川の土地改良事業、田原用水の3種類がある。ほ場整備については平成58年度から残っている。              (10番北川勝義君「昭和じゃ」と呼ぶ) ああ、ごめんなさい。もとい、昭和58年度から残っている。今後、もう少しきめ細かく話をし、御理解をいただきながら徴収を進めていきたいとの答弁。 委員より、保育料滞納の大部分が山陽、熊山地域の私立である。保育料には減免措置があるが、適正な措置ができていないのではないかとの質疑に、執行部は、保育料は前年の所得税の額によって決定するが、税の申告を適正にしていない人がいる。本当に確定申告をすれば保育料が安くなるということで、年間何件かは修正申告をお願いしている──先ほど「本当」ではなくて「本人」です──との答弁。 委員より、徴収に回る職員が足らないのではないか。強化する意味でも、もう少し増員してもいいのではないか。民間を使うことを研究してみてはどうか。税整理組合に送られて初めて事の重大さがわかった人が多いのではないか。滞納者は、市が言ってきてもほうっておけばいいと思っている。税整理組合では延滞金もつき、確実に徴収される。税整理組合に行ったらこうなるということを明記して知らせるべきであるが、どうかとの質疑に、執行部は、現在、徴収嘱託職員3人に来てもらって体制は整えている。県から職員を派遣してもらったり滞納整理推進機構へも年度で1人ずつ行って滞納整理のノウハウを取得してきている。職員で預金の差し押さえを行うことができる技術を身につけている。昨年度も82件、1,285万円程度の収納をしている。本年度は8月末で54件行っている。滞納整理推進機構と税整理組合があり、機構は預金や保険の差し押さえを主に行っている。組合は不動産等の差し押さえを主に行っている。民間委託については今のところ考えていないが、今後研究していきたい。滞納整理では督促、催告、電話問い合わせなどを行って、本人と直接接触を図るということを主眼に置いて呼び出し等を行っている。会えれば納税相談、分納というようなこともやっていきたいが、会えなければなかなか話ができない。滞納整理推進機構に送る際には必ず書面で通知している。書面の書き方も検討していきたいとの答弁。 次に、認第1号平成22年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定については、各常任委員会の所管部分ごとに審査を行いました。 初めに、総務文教常任委員会の所管部分について審査を行いました。 委員より、議会費の政務調査費交付金について内容説明をとの質疑に、執行部は、議員22人のうち17人から請求があり、1人当たり平均17万8,337円の実績があるとの答弁。 委員より、議長交際費について主な支出内容はとの質疑に、執行部は、お祝い等の1件当たりの金額が大体1万円である。お供えについては生花等で8件あったとの答弁。 委員より、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金約1,000万円について、毎年出ているものか。また、宿日直にシルバー人材センターが入っている事業のことか。また、自衛官募集事務費委託金9万8,000円について、毎年出ているものか。また、実績は。また、交通安全対策特別交付金974万9,000円について内容説明をとの質疑に、執行部は、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金については平成21年10月からできたものであり、支所の宿日直へ充当している。また、自衛官募集事務費委託金については毎年あり、自衛官募集の啓発等を行っているものであり、啓発物品や消耗品に充てている。22年度に募集して、ことしの春から入隊した者は5人である。また、交通安全対策特例交付金については、道路交通法に定める反則金の一部が交付されるものであり、2年間発生した人身事故の発生件数、人口集中地区の人口、道路の延長を2対1対1の割合で案分して配分されるものであり、年2回交付されるとの答弁。 委員より、市民税の特別徴収の人は何割いるのか。今後、見直しを考えているのかとの質疑に、執行部は、23年度調べで赤磐市では48.6%の事業所が特別徴収を行っている。岡山県では、本年度から特別徴収をふやしていく方針で対策をとっている。普通徴収よりも徴収率がよいので、特別徴収がふえれば市税もスムーズに収納できると思うとの答弁。 委員より、軽自動車について、収入未済額が1,774万480円あるが、税金を払っていなければ検査を受けられないのではないか。なぜこんなに多いのかとの質疑に、執行部は、プレートをつけたまま廃車処理を受けていない車があるため未収額が出てくるとの答弁。 委員より、たばこ税は2億1,831万6,410円の収入があるが、税率と使い道はとの質疑に、執行部は、税率は1,000本当たりで4,618円である。また、一般財源なので使途は決められていないとの答弁。 委員より、市民バス運行委託料について、特に赤坂地域が減っているが、路線が悪いのか、ほかに原因があるのかとの質疑に、執行部は、現在、笹岡線と北佐古田線の2線が走っている。平成21年度と比べると173人の減となっているが、宇野バスの時刻変更があり、接続しにくくなったということも原因の一つと思う。今回、9月に市民を対象としたアンケートを実施する予定であるとの答弁。 委員より、業務委託料93万5,550円の内容説明をとの質疑に、執行部は、省エネ型照明工事と空調工事を行うための工事監理費73万800円と設計変更分15万2,250円、高圧気中開閉器の設計委託料5万2,500円であるとの答弁。 委員より、施設維持管理工事費9,423万6,450円と防災行政無線施設整備工事費2億160万円について内容説明をとの質疑に、執行部は、施設維持管理工事費については、省エネ型の照明器具の取りかえ、議長室、議会事務局の空調のやりかえの工事費1,617万4,200円、委員会室、事務室等の空調関係の工事費が7,019万5,650円、マイクロバスの車庫の工事費634万4,100円及び消防機庫横の公用車車庫の工事費が152万2,500円である。また、防災行政無線整備工事費については、山陽地域の行政無線をデジタル化したもので、屋外拡声器73局を整備しているとの答弁。 委員より、防災行政無線について、屋外では聞こえないが、山陽地域には戸別受信機は一切ついていないのかとの質疑に、執行部は、区長や避難所等には配布しているとの答弁。 委員より、山陽地域以外では屋外と戸別で聞けるので今後考えていってもらいたいが、どうかとの質疑に、執行部は、山陽地域は基本的には屋外であったため、各地区に聞こえにくいところには増設を行い、今後、聞こえにくい場所があれば調整や増設を行おうと思っている。今後は、熊山地区のデジタル化を行っていくが、放送塔の向きや数についても十分に地元と協議して進めていくとの答弁。 委員より、基金の整理をすべきではないか。全体を見てことし見直しをかけていく必要があるのではないかとの質疑に、執行部は、個別の目的基金で個別に積んでいくのがよい部分もあると思うが、どういう形がいいのか調整してみるとの答弁。 委員より、特定目的基金積立金1,500万円について、どこに積み立てたのかとの質疑に、執行部は、最終処分場管理運営基金に500万円、任意ワクチン接種促進基金に1,000万円であるとの答弁。 委員より、ホームページ管理委託料26万2,500円について、ホームページは自前でやっているのではないのかとの質疑に、執行部は、トップページをリニューアルした業務委託料であるとの答弁。 委員より、消防費の災害対策費について、報酬、職員手当、旅費、需用費、役務費等は東日本大震災で使用したものではないかと思うが、原材料費の土砂類4万5,255円は災害対応に持っていったのかとの質疑に、執行部は、災害時緊急対応用のストックとして毎年幾らか追加しているもので、東日本大震災のものではないとの答弁。 委員より、非常備消防費の旅費について、約290万円も不用額が出ているが、予算は例年の予定で組んだのかとの質疑に、執行部は、例年の実績を持って積算しているが、昨年は災害等が少なかったためであるとの答弁。 委員より、今喜んで消防団に入りたいという人は少ない。手当は規則に基づいていると思うが、不用額を残すのではなく使えるように考えてもらいたい。今後、金額を上げることができるかとの質疑に、執行部は、意見を参考にして今後検討するとの答弁。 委員より、消防署建設の土地購入もでき、造成工事を発注すると思うが、土壌が悪くてもいけないので、表土だけはできたら何か考えてもらいたい。造成のために余分にお金がかかっても将来的にはよいと思う。また、ごみ処理施設との関係で周りに迷惑にならないように、どちらからでも出ることのできる道をつけてもらいたいが、どうかとの質疑に、執行部は、造成については県工事の公共残土で質のいいものをできるだけ運んでいる。表土を残した上にしているが、施設の建設場所については十分改良を行っていく。また、道路については、消防本部の出入りとごみ処理施設への進入があるので、岡山吉井線へ抜ける出口と桜が丘団地からおりてくる五日市の交差点へ出る道路の途中に出られるように道路を設けたいと考えている。県道については、右折レーンを確保して横に歩道をつけるように県へ話をしているとの答弁。 委員より、教育振興費の自動車借上料115万4,000円について、豊田小学校と磐梨小学校のスクールバス代替運行を22年3月26日に事業実施したが、業者がお金をもらっていないということがあった。業者は指導により日付を空白で出し、22年度で支払いを行っている。地方自治法第208条であるように、そういうことはできないとなっている。21年度のものを22年度に支払うことは債務負担行為か明許繰り越ししかないのではないか。どのように考えているのかとの質疑に、執行部は、21年度の3月26日のスクールバスの運行をしてもらった分については21年度の予算で支払いができていなかった。22年度になって11月ごろに代金をもらっていないということから調査したところ、支払いができていないことがわかり、業者といろいろと調整させてもらった。当時は現年払いとか過年払いとかの検討をする余裕もなく、お互いの話で日付なしということで請求書をもらったようである。年度末の忙しい時期ではあったが、頼んだものはしっかり管理をしてその年度で支払うべきであり、反省している。11月になっての事務処理についても、十分な配慮が足らなかったと反省しているとの答弁。 委員より、教育委員報酬について、1人当たりの月額は幾らかとの質疑に、執行部は、月額6万4,000円であるとの答弁。 委員より、教育委員は日ごろどういった活動をされているのかとの質疑に、執行部は、現場視察や、問題等があればそれについての検証、新任の校長等が赴任している学校への訪問も行っているとの答弁。 委員より、就学援助費について基準はとの質疑に、執行部は、収入と家族の世帯の数、人数等によって基準を設けている。具体的には、収入に合わせた人数等で、ある一定の基準値を設定し、就学援助を受けられるかどうかの判断をしているとの答弁。 委員より、遠距離通学費補助金について内容説明をとの質疑に、執行部は、遠距離通学支援要綱に従って実施しており、吉井中学校の是里、中山地区、磐梨中学校の奥吉原、勢力地区については年額6,000円を支払っている。山陽小学校の馬屋、穂崎、神田地区についてはバスの定期券もしくは回数券で対応をしているとの答弁。 委員より、中学校も小学校のスクールバスに一緒に乗っていけばよいのではないかとの質疑に、執行部は、小学校と中学校では部活動の関係等により時間等に少し違ってくる部分があり、乗り合うのは難しいとの答弁。 委員より、社会教育総務費の嘱託員報酬1,102万8,000円について内訳はとの質疑に、執行部は、社会教育課の社会教育指導員1人、育成センター3人、熊山の永瀬清子資料室へ1人、竜天天文台の嘱託員1人の計6人分であるとの答弁。 委員より、公民館の嘱託員報酬576万2,840円について内訳はとの質疑に、執行部は、山陽地域の地区館3館の公民館長報酬であるとの答弁。 委員より、地域公民館活動活性化補助金120万円について内容説明をとの質疑に、執行部は、赤坂地域3分館、熊山地域3分館及び吉井地域の5地区に補助金を交付しているものであるとの答弁。 委員より、省エネ法に基づく定期報告委託料18万9,000円は何かとの質疑に、執行部は、新しい施設を建てると省エネについてどういうことに取り組んでいるかを定期的に報告する法律が平成21年に施行され、中央図書館が該当になったものであり、この報告を業者に委託しているものであるとの答弁。 委員より、体験クルーズ参加助成金6万1,000円について内容はとの質疑に、執行部は、沖縄へ2人の小学生が参加したとの答弁。 委員より、これは吉井のときでも2から3人は参加していたので、赤磐市全体で2人というのは少ないと思うが、魅力がないのかとの質疑に、執行部は、今年度も募集したが、抽せんになるほど来ているとの答弁。 委員より、学校給食費の負担金の米飯学校給食推進事業補助金184万451円について内容説明をとの質疑に、執行部は、この補助金は各学校給食センターにもらっている。米の単価が毎年違っているので、平成9年の単価と現在の単価の差額の2分の1を交付しているとの答弁。 委員より、学校施設の定期利用団体について、減免対象になっているのが大体どれくらいの割合なのかとの質疑に、執行部は、スポーツ少年団や体育協会があるが、年間利用すれば使用料が半額になるという制度をどの団体もほとんど利用してる状況であるとの答弁。 委員より、小学校や中学校の施設を使うということだが、中学校の部活とかに影響はないのか。また、光熱費は学校が負担すると思うが、照明等の経費を考慮した上で予算の配分をしているのかとの質疑に、執行部は、照明料も団体からはもらっている。電気料等についても、学校へはマイナスにならないように配慮しているとの答弁。 次に、厚生常任委員会の所管部分について審査を行いました。 委員より、在宅高齢者支援事業の統合ケア事業について事業の説明をとの質疑に、執行部は、障害者の方が安心して地域で生活できるという理念に基づいて、親子と高齢者の交流事業を実施しているものであるとの答弁。 委員より、地方振興事業調整費補助金45万円の説明をとの質疑に、執行部は、交通安全対策についての補助金であり、ワーストワン返上事業である交通安全推進大会や交通安全フォーラムの事業費及び講師謝礼等に使用したとの答弁。 委員より、コミュニティ助成事業助成金380万円の内容説明をとの質疑に、執行部は、吉井地域の中村地区、仁堀コミュニティ協議会、熊山地域の河田原地区の3件で、祭り用品を購入している。中村地区は音響機器等で150万円、仁堀コミュニティ協議会は太鼓や獅子頭等で130万円、河田原地区はみこしで100万円であるとの答弁。 委員より、児童クラブ補助金について、登録児童数が減っているのに事業費がふえているのはなぜかとの質疑に、執行部は、基準額と障害児加算額が改正となったためであるとの答弁。 委員より、予防接種について、子宮頸がんワクチン接種対象者が高校1年生までとなっているが、何割の人が受けたのかとの質疑に、執行部は、中学2年生から高校1年生までの700人、実人員で割ると53.1%の率であるとの答弁。 委員より、保育料について、未収金は子供が既に卒園していても支払われるのかとの質疑に、執行部は、子供が中学生になっていても月々支払われている場合もある。なお、未収金の現年度分については地域別で山陽地区が232万7,950円、赤坂地域が4万5,300円、熊山地域が86万600円、吉井地域が2万3,650円、計325万7,500円、過年度分については山陽地域が699万5,250円、赤坂地域が82万5,500円、熊山地域が200万5,050円、吉井地域ゼロ円、計982万5,800円であるとの答弁。 委員より、職がなくなって収入が減った人などに保育料の減免措置などを活用していけば滞納も減っていくのではないかとの質疑に、執行部は、減免制度はあるが、災害の発生等については減免を実施しているが、収入が減った場合の減免は実施していない。他市の状況を見て研究していくとの答弁。 委員より、私立保育所でも徴収できれば収納率も上がると思うが、検討できないかとの質疑に、執行部は、保育所と話をして事務委任できれば一番いいと思うが、そこまで行っていないのが現実である。強制的にはできないが、今後話をしていきたいとの答弁。 委員より、老人保護措置費負担金について内容説明をとの質疑に、執行部は、養護老人ホームで環境的にも金銭的にも生活が苦しい人を市が措置しているものであり、扶養者の所得に応じて負担金をもらっているとの答弁。 委員より、要観察児教室について内容説明をとの質疑に、執行部は、健診したときに言葉の発達や多動等によりかかわりを持ったほうがよいと思われる親子を集めて、ワンクール5回で年2回、心理相談員等を交えて実施しているとの答弁。 委員より、行政事務連絡業務委託費について、決算報告を出しやすいように検討してもらいたいが、どうかとの質疑に、執行部は、市とすれば決算報告のお願いは毎年している。今はいろいろな事業をしてもらう中で業務委託契約を結んで委託料を支払っているが、最終的には例えば事業補助というようなことも目的として調整をしていく必要があると思う。また、協働のまちづくり事業ということで、適切な役割分担の中で市は何をするかというような検討もあわせてしていきたい。ただ、相手があるので、今後、段階的に検討していく必要があるとの答弁。 委員より、これは区長個人に出る金か、町内会や区に出る金かとの質疑に、執行部は、業務委託契約であるので区、町内会の代表者と契約している。個人ではなく、区、町内会へ業務委託をしているということであるとの答弁。 委員より、決算報告について、区長を通して区からの報告等があったのかどうか、なかったか。また、出ている場合、有効に使われているかどのように判断しているのか。また、区からの報告がない場合にペナルティーがあるのかとの質疑に、執行部は、委託契約に基づいて行っているが、その中で決算書を出すという要綱になっていないので実績報告は出してもらっていないが、完了届を出してもらっている。出てない場合のペナルティーはつけていない。区長、町内会長会議において明朗会計をお願いするように指導しており、各地域の予算書、決算書に市からの委託料の金額を計上する等、市民に報告し、了解を得るようにお願いしているとの答弁。 委員より、広域交付住民票手数料8,400円は何かとの質疑に、執行部は、例えば赤磐市以外に住民票がある人が赤磐市役所で申請して取得できる住民票についての手数料である。逆に、赤磐市民がよその市役所に行ってもとれるが、本籍地が載っていないとの答弁。 委員より、今後、自動交付機を各支所等に設置する考えはないのかとの質疑に、執行部は、利用の件数等が問題である。桜が丘いきいき交流センターへ置いてはどうかというような意見も出ているが、利用数や管理方法も含めて検討しないと難しい。今後、そういうこともあわせて課題として検討していきたいとの答弁。 委員より、社会福祉総務費の住宅扶助費について、140万円が不用額になっているのはなぜかとの質疑に、執行部は、雇用の関係で失業して家賃等を払うことが難しいという人に一月4万円を6カ月支給するもので、予算組みをするときに6人分予定していたが、実際申請があったのは1人で24万円を支出したとの答弁。 委員より、柵原吉井特別養護老人ホームの組合負担金7,230万円について、どのような内容か。また、ケアハウスの元利償還金507万8,965円について、あと何年残っているのかとの質疑に、執行部は、昨年度償還等の通常分の償還分が1,662万円、赤字が465万円の計2,127万円、それと50床から20床増加した建設分が5,103万円である。ケアハウスについては平成12年に借り入れを行い、平成22年度で終了であるとの答弁。 委員より、一部事務組合で次々赤字を出すようになっていない。特別養護老人ホームで赤字になるのは経営がおかしいのではないかとの質疑に、執行部は、赤字ということで近年、補てんをした年度があった。定員がどのくらいに持っていくと一番収益的にもいいかということで、50人程度では経営的にも苦しいということで、今回20床を増床して経営を安定化していく。今後は、補てん部分は必要なく、新しく建てた分の過疎債で対応する分については、それの返済分は特別養護老人ホームの会計の中から市へ戻してもらうように今回の計画は立てている。今後は、順調に運営していけると思っているとの答弁。 委員より、コミュニティ助成事業助成金について、大きい備品が残ったところがどうなっているのかぐらいは調査をすべきではないかとの質疑に、執行部は、事業については設備の補助という100%のトンネル補助であるが、目的はコミュニティの促進であるので、せっかく買われても続けていないということであれば所期の目的を達成していないということにもつながる。一度、近年のものについて利用状況を確認し、できるだけ継続的に事業展開をしたいと思っているとの答弁。 委員より、衛生費の1億1,780万7,000円の明許繰り越しした内容はとの質疑に、執行部は、委託料の繰越明許費8,091万6,000円の翌年度繰越額である。内訳は、環境影響評価業務委託料は石蓮寺分で、地質測量調査委託料は津崎分である。石蓮寺の最終処分場建設基本設計業務であるとの答弁。 委員より、衛生費の全体の1億1,780万7,000円について、648万9,000円と9,268万7,000円があるがとの質疑に、執行部は、648万9,000円については山陽保健センターの空調設備の改修工事で、8月30日に完成している。また、最終処分場建設基本設計業務4,800万円、地質測量調査委託料2,927万円、環境影響評価業務委託料364万6,000円の合計が8,091万6,000円である。地質測量業務は23年6月末に完成している。その他については24年3月末の予定であるとの答弁。 委員より、5,100万円ほど繰り越して石蓮寺をしているが、石蓮寺にできなかったら大変なことになる。地元が受け入れやすいようにしてもらわなければいけないと思うがとの質疑に、執行部は、石蓮寺の最終処分場については基本的な考え方の案を示させてもらった。実際の処分場を見てもらったりして地元の理解をいただきながら進めていきたいと思っているとの答弁。 委員より、子ども手当について、再々変わってもシステムの改修等に対応できるのかとの質疑に、執行部は、子ども手当システム改修委託料508万2,000円や国からの補助金はもらっているが、事務は手間がかかるとの答弁。 委員より、生活保護扶助費の約1,000万円の不用額は、生活保護を厳しくしていっているからか。景気は悪いが、自立ができたということかとの質疑に、執行部は、年間予算額を計上する上で大幅な入院等があったときのためにその分を加算して規模を決定しているが、大きな入院がなかったため不用額が発生したとの答弁。 委員より、生活指導は行わないのかとの質疑に、執行部は、ケースワーカーが定期的に訪問して生活指導、生活状態の把握に努めているとの答弁。 委員より、市民病院の会計負担金の1億9,377万6,000円について、唯一の市立病院として存続してもらいたいとは思うが、約2億円の赤字が出ている。あわせて、国保会計の中で直営診療所の佐伯北診療所との兼ね合いでどのような考えがあるのか。赤磐市が赤磐市民病院に出している純粋な金が幾らなのかとの質疑に、執行部は、これが一般会計から市民病院に入れている金額である。交付税の中には計算上、赤字の公立病院の関係のものが入っているのでその分を差し引くと、この経過の中では一番多かったときに約1億1,000万円から約5,000万円の間で、最近、交付税が計算上は少し増額になっている。吉井地域については、昨年からことしにかけて地元の医者が廃業されたり亡くなられたため、診療所は大変忙しくされている。熊山は合併以後、利用者がかなり減ってきており努力をしているが、現在は少し残念な状況になってきている。医師の関係で救急が十分受けられないことや昨年から外科医が引き揚げられて外科の手術等もできていない部分があり、本格的な病院機能が維持できていないことについて力不足も思っている。現在、医者の確保が非常に難しい状況なので、現状をあるがままに受け取ってもらわなければならないのではないかと考えているとの答弁。 委員より、生ごみ処理機の購入費補助金について、生ごみを排水機で水と一緒に下水に流す装置も対象に考えられないかとの質疑に、執行部は、上限3万円までは対象になるが、そのまま排水で流してしまうのではなく、刻んだものを取り出せる装置がついているものに限っている。公共下水は単純に砕いて下水に流すということは認めていないので、合併処理浄化槽も単純に砕いて流すのではなく、砕いたものが取り出せるということであれば補助金の対象としているとの答弁。 委員より、今度またごみ処理場をしたら、つくった業者にずっと委託して毎年払うのかとの質疑に、執行部は、まだどういう形で運営していくのがいいのかを今後考えていかなければいけないと思っている。焼却する部門と収集の部門があって、試算をすると今ごみの関係に携わっている人数では足らないので、焼却部門を職員で直営でやっていくのか委託にするのか、今後、施設をする中で検討しなければいけないと思っているとの答弁。 委員より、全国都市清掃会議負担金は何をするのかとの質疑に、執行部は、焼却場を持っている全国の多くの市町村が加盟してる団体で、赤磐市では廃乾電池や蛍光管等の廃棄処分をその団体を通じて行っているとの答弁。 委員より、建設機械の賃借料158万7,600円は何かとの質疑に、執行部は、桜が丘清掃センターの油圧ショベルの賃借料であるとの答弁。 委員より、歳入の弁償金50万円について説明をとの質疑に、執行部は、昨年9月に発覚した介護保険料の算定誤りについて税務課の課税、非課税の判定に不備があり、それが介護保険料へ影響したことによるものである。関係者は175世帯、250人であるとの答弁。 次に、産業建設常任委員会の所管部分について審査を行いました。 委員より、ほ場整備について、22年度はかなり行っているが、あとどれくらい残っているのかとの質疑に、執行部は、立川、下万吉地区については24年度に完了予定である。草生地区については26年度ということで進めている。新しい地区が出てくれば新たにやっていくことになるとの答弁。 委員より、草生地区のほ場整備がおくれた理由はとの質疑に、執行部は、新規採択の地区で事業決定が遅くなり、事業着手も遅くなったということで繰り越しをさせてもらったのが主な理由であるとの答弁。 委員より、公園管理事業について、4つの公園管理料の中で特に赤坂の城山親水公園と読書公園で金額の差が大きいが、内訳について説明をとの質疑に、読書公園については多賀、東軽部とも借地であるため借地料が含まれている。多賀については下草刈り、剪定等、広範囲を行っているため、その委託料がかなりの金額を占めているので高額になっているとの答弁。 委員より、借地料は幾らかとの質疑に、執行部は、多賀読書公園の借地料が年間140万円で、東軽部読書公園が年間40万円であるとの答弁。 委員より、借りているのは個人からか区からかとの質疑に、執行部は、東軽部は天地神社、多賀は地元業者から借りているとの答弁。 委員より、何人利用したのか。ツルを飼育する公園にするという話もあったが、その後どうなっているのか。また、市長や支所長が行って金額を下げたことがあるが、そういうことはしていないのかとの質疑に、執行部は、多賀の読書公園の借地料については3年に1度、契約金額を地主と見直す協議の中でこれまで3度値下げを交渉してきた。契約は20年間で、終期が27年7月末である。市民の利用状況はいま一つである。また、東軽部の読書公園についても20年間契約であり、終期が27年3月末である。変更契約の交渉が非常に難しいという状況もあり、当初契約からの流れの中で40万円となっている。その中にはタンチョウを飼育していた施設もあるが、ツルの飼育については県の理解を得て中止状態である。利用状況については、周辺を散策する人がいる程度であり、実人員のカウントは難しいとの答弁。 委員より、市営住宅について、笹岡に2階建てがあるが、今はだれも住んでいない。家賃設定等についてどう考えているのかとの質疑に、執行部は、安岡住宅の2階建ての4戸は特定賃貸住宅という若干所得の高い人向きのものであり、若干部屋数も多く延べ床面積も広くなっているため、他の市営住宅より家賃が割り増しになっている。3月の東日本大震災の受け入れ先として確保していたので、その間は募集をしていなかった。その後、4戸も必要ないということで、2戸を9月に募集し、空き部屋を減らすようにしているとの答弁。 委員より、地域的には割高感を感じると思う。入ってもらわないことには傷みも激しいので、家賃の見直しをかけながら利用を多くしてもらいたいが、どうかとの質疑に、執行部は、高い家賃でいつまでも入居者がいないようであれば、今後の状況も考えながら検討していくとの答弁。 委員より、農業費について、農業委員の人員と活動内容は何かとの質疑に、執行部は、農業委員の報酬は29人分である。月1回、農業委員会を開催している。主な審議案件は、農地法に基づく3条、4条、5条等の許可案件等の審議を主に行っているとの答弁。 委員より、農業者年金への加入戸数と人数はとの質疑に、執行部は、現在の加入者は7人で、受給者は266人である。加入資格は、国民年金の第1号被保険者であることと年間60日以上の農業従事者であることである。今は任意加入である。掛金は2万円から6万7,000円ぐらいの間であるとの答弁。 委員より、結婚推進協議会助成金について成果はとの質疑に、執行部は、カップリングパーティーという形で出会いの場を提供している。成果については、和気と合同で8月1日に開催した。男性20人、女性18人の計38人が参加し、カップルの成立は5組である。また、赤磐市単独で2回開催したものについて、10月7日にドイツの森で開催し、男性17人、女性20人の計37人の参加で6組成立した。また、2月27日に英国庭園で開催し、男性19人、女性20人、計39人の参加で4組成立した。結婚推進協議会の構成員はボランティアで、青年に結婚推進を行うという趣旨に賛同して集まってもらっており、報酬は支払っていないとの答弁。 委員より、農業振興費の業務委託料について内容説明をとの質疑に、執行部は、是里ワイン販売促進事業の委託であり、臨時職員の人件費や消耗品等の委託経費であるとの答弁。 委員より、イノシシ等防護さく設置補助金476万6,000円について、面積、人数の内訳はとの質疑に、執行部は、山陽については受益面積が10.4ヘクタール、受益戸数が63戸、赤坂については受益面積が14.9ヘクタール、受益戸数が46戸、熊山については受益面積が16.2ヘクタール、戸数が51戸、吉井については受益面積18.5ヘクタール、戸数が77戸であるとの答弁。 委員より、農業後継者育成補助金15万円について、正規の後継者は何人かとの質疑に、執行部は、赤磐市の農業後継者クラブに加入しているのは29人であるとの答弁。 委員より、畜産業費について、赤磐市で畜産農家は業種別で何軒あるのかとの質疑に、執行部は、牛については肉用牛が2戸、乳牛が2戸、繁殖が2戸、養鶏が2戸、養豚はないとの答弁。 委員より、森林組合助成金350万円について内容説明をとの質疑に、執行部は、350万円については人件費の助成である。森林組合の組合員数は、準組合員も含めて1,366人であるとの答弁。 委員より、暮田地内のホンシメジの成果はとの質疑に、執行部は、22年度の結果としてホンシメジ2.5キロ、マツタケ12本の発生を見ている。地元活動は、試験地の枯れ松の駆除や落ち葉かき、腐葉土の取り除き、雑木の伐採、水の補給等である。実際に定植をして四、五年して初めて発生してるような状況であるとの答弁。 委員より、林業費の松くい虫予防事業について、空中散布の成果はとの質疑に、執行部は、数字で示すのが難しいが、現場を見てみると空中散布しているところのほうが被害木の発生が少ないとの答弁。 委員より、吉井と熊山の行っている場所はとの質疑に、執行部は、熊山地域は勢力地区と円光寺地区、吉井地域は佐伯北地区、暮田地区、戸津野地区、中勢実地区を中心に行っているとの答弁。 委員より、緑化事業苗木代について場所はどこかとの質疑に、執行部は、山陽4丁目、桜が丘西2丁目、山口、由津里、是里森林公園、桜が丘東3丁目緑道、ふれあい公園の7カ所で、植樹、緑化を行っているとの答弁。 委員より、企業立地促進奨励金はどこに出したのかとの質疑に、執行部は、熊山工業団地内の放電精密加工研究所と多賀にあるティムスの2社で1,775万円であるとの答弁。 委員より、内訳はとの質疑に、執行部は、放電精密加工研究所は1,284万円、ティムスが491万円であるとの答弁。 委員より、企業誘致奨励金が158万円、内山工業に出ているが、何年かとの質疑に、執行部は、5年間であるとの答弁。 委員より、奨励金は企業立地と誘致とでどう違うのか。放電精密加工研究所やティムスにも企業誘致奨励金は出ているのかとの質疑に、執行部は、企業立地促進奨励金は誘致のときに1回だけ支払う。それに対して企業誘致奨励金は、固定資産税を一たん納めてもらい、事業用の固定資産相当額を交付するものである。そのため、放電精密加工研究所も後々、企業誘致奨励金が出るとの答弁。 委員より、起業奨励金40万円は何かとの質疑に、執行部は、市内で新規に事業を起こした人について奨励金を支払うもので、1件20万円を支払っている。22年度は2件で40万円ということであるとの答弁。 委員より、どういう新起業者だったのかとの質疑に、執行部は、22年度についてはかわら工事をしている屋根工事業者とインターネットショップ事業をしている人の2件であるとの答弁。 委員より、各種指定管理について、活動報告は毎年出てきているのかとの質疑に、執行部は、年度の終わりにそれぞれ単年で出ているとの答弁。 委員より、住宅費の住宅管理費について、市営住宅を早く解体していくべきではないか。また、業者の選定をするときに青木住宅と大池住宅については建築でやっているのか、土木でやっているのか、解体だけしているのかとの質疑に、執行部は、とび土工を持っている業者を指名しているとの答弁。 ○議長(小田百合子君) 金谷委員長、ここで、休憩を入れましょう。 ◆決算審査特別委員長(金谷文則君) はい。 ○議長(小田百合子君) 議場の時計で11時15分まで休憩とします。              午前11時3分 休憩              午前11時15分 再開 ○議長(小田百合子君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 決算審査特別委員長の報告の続きを許します。 3番金谷委員長。 ◆決算審査特別委員長(金谷文則君) それでは、引き続いて報告させていただきます。 次に、認第2号平成21年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について報告します。 委員より、なぜ基金繰入金が5,000万円要らなかったのかとの質疑に……              (「金さん、金さん、22年度」と呼ぶ者あり) ああ、22年度か。済いません、ちょっと訂正させてください。 認第2号平成22年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてです。訂正をお願いいたします。 委員より、なぜ基金繰入金が5,000万円要らなかったのかとの質疑に、執行部は、財政安定化支援事業繰入金については一般会計より2億円、当初で組んでいたが、医療費が予想ほど伸びなかったこと等により、決算については1億1,000万円の繰り入れとなった。また、基金からの繰り入れも5,000万円計上していたが、同様の理由で結果的に繰り入れを行わずに済んだということであるとの答弁。 委員より、抜本的な見直しについて、例えば交通事故でけがをした場合は本来、交通事故の保険でレントゲン等の費用を負担しなければならないが、面倒だから国保でしてもらったりする。そういうことについてきちんとPRして対応していけば、相当の数のことが出てくるのではないかとの質疑に、執行部は、第三者納付の関係については、一般被保険者第三者納付金で予算200万円に対して収入済額が486万1,746円である。市でも発生原因により保険適用してもらうという形で取り組んでいるところである。PR等についても今後検討していくとの答弁。 委員より、479万8,000円の繰越理由はとの質疑に、執行部は、国保総合システムという診療報酬明細書の電算化に昨年から取り組んでいた。当初の計画では23年度の4月から適用することとなっていたが、システム構築や運用への疑義や不安があり、今の状況では10月1日審査分から適用することとなったため事業費の繰り越しを行ったとの答弁。 委員より、滞納処分費の市町村税整理組合負担金179万5,500円について、なぜこんなに使っているのかとの質疑に、執行部は、整理金額が1,488万8,841円であり、この100分の12の178万6,660円と整理件数442件掛ける1件20円の8,840円の合計であるとの答弁。 委員より、システム修正委託料199万5,000円の説明をとの質疑に、執行部は、倒産や解雇により会社をやめた人については、国民健康保険税を算定するときに給与所得を本来の額の30%として計算するということになったため、税の算定システムを修正したものであるとの答弁。 委員より、直営診療施設勘定の他会計繰入金1,452万6,000円について、予算現額が1,426万3,000円なのになぜ収入済額が26万3,000円ふえたのかとの質疑に、執行部は、佐伯北診療所の赤字補てん分で事業確定が遅かった部分がどうしても予算に反映できなかったためであるとの答弁。 委員より、庁用備品1,029万6,300円は何かとの質疑に、執行部は、胃カメラ、それに付随した画像診断のシステムを導入したものであるとの答弁。 委員より、待合の本を充実してはどうかとの質疑に、執行部は、保健衛生普及費で待合用の図書を購入しているとの答弁。 次に、認第3号平成22年度赤磐市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑はありませんでした。 次に、認第4号平成22年度赤磐市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑はありませんでした。 次に、認第5号平成22年度赤磐市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、普通徴収で滞納がふえた場合、特別徴収にするようなことはできないのかとの質疑に、執行部は、基本的には特別徴収になるが、年金が1回3万円以下の人は特別徴収ができないので、ずっと普通徴収になる。また、無年金の人や年金を担保に借り入れをしている人は特別徴収にできないとの答弁。 委員より、認定件数から見て認定者が減っているのはわかるが、その後、サービスの受給者を見ると、認定者数からいえば少ないように思うが、どうかとの質疑に、執行部は、認定者数は1,996人であり、1年で72人ふえている。また、介護度別の利用度実績については、要支援1、要支援2の人数がふえており、全体で見ると83%ぐらいの人が利用している。なお、介護度の重たい人の中で利用していない人については入院等の医療系に行かれているケース等があるので、重度者が介護を使われているケースが多いと考えているとの答弁。 委員より、地域支援事業について、来所はふえているが、訪問が減っている。何か原因があるのかとの質疑に、執行部は、各支所の集計方法が違っていたケースもあり、統一した部分で減っているところもあるが、基本的に包括支援センターが行っていないという状況ではない。もう来れない人については、すぐ訪問してみて自宅の状況なども確認している。基本的に地区割りをしているので、その担当職員が責任を持って動いているとの答弁。 次に、認第6号平成22年度赤磐市簡易水道特別会計歳入歳出決算の認定についての質疑はありませんでした。 次に、認第7号平成22年度赤磐市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、老朽化している桜が丘東浄化センターの調査結果を踏まえ実施設計を行ったとあるが、市に移管されるときに修繕したのではないかとの質疑に、執行部は、平成19年の移管時に市と大和ハウスが一定の覚書を締結している。排水管への流入量の率と施設維持管理も入っていたが、調査費を含むなどの細かい内容ではなかった。21年度に大きな排水管の破損事故があり、周辺に大変な迷惑をかけたため、浄化センター施設の点検が急遽発生した。必要箇所の点検と長寿命化とあわせて22年度に調査を行ったものであるとの答弁。 委員より、移管するときに大和ハウスがすべて修理したのではないかとの質疑に、執行部は、管更生などの工事と施設の点検、修理を大和ハウスが行い、19年度に移管を受けたとの答弁。 次に、認第8号平成22年度赤磐市宅地等開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、結果的に22年度は仁堀住宅の1軒だけだが、14区画残っている。学校の統廃合があったら売れなくなると思う。全体的に単価を下げるということは考えられないかとの質疑に、執行部は、仁堀については一度価格の見直しをした。他の団地についても価格の見直しは随時行っている。公示価格がずっと下落しているので、適切な値段になるよう価格を変更していかなければならないと思っている。助成金等の検討もしないといけないと考えているとの答弁。 次に、認第9号平成22年度赤磐市竜天オートキャンプ場特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、一般会計繰入金150万円でやれてきたということはよいと思うが、特別会計より指定管理にして地元でやってもらうことは考えられないか。また、サイトの利用料は安過ぎるということはなく平均的な金額かとの質疑に、執行部は、指定管理については地元の中でも立地している戸津野、中勢実だけでなく広い範囲から来てもらわないと管理ができない状況になっているので、地元管理は難しい。民間への指定管理もあると思うので検討していきたい。サイトの利用料金については、他の類似施設も勘案し、適正な価格と考えているとの答弁。 次に、認第10号平成22年度赤磐市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、質疑はありませんでした。 次に、認第11号平成22年度赤磐市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について。 委員より、土地開発公社から3,150平方メートルを555万2,000円で買い取った件について、平方メートル当たりの単価はとの質疑に、執行部は、1,762円であるとの答弁。 委員より、それでは平米数掛ける単価イコール555万2,000円にならないが、なぜかとの質疑に、執行部は、モリマシナリーと市が買い取り交渉を行い、モリマシナリーが買い取れる金額を当てはめて平米数を出していくというやり方で行っているため、きちんと平米数掛ける単価にはならないとの答弁。 次に、認第12号平成22年度赤磐市水道事業会計歳入歳出決算の認定についての質疑はありませんでした。 次に、認第13号平成22年度赤磐市立赤磐市民病院事業会計歳入歳出決算の認定についての質疑はありませんでした。 次に、全体の不納欠損について。 委員より、結果的に21年度からまた不納欠損がふえている。過年度を払っても現年度が残っていくようになったら終わらない。市民税、固定資産税は必ず払ってもらえるようにしてもらいたい。払えないのであれば、減免や時効中断の方法もある。住宅については、連帯保証人にも通知し、払ってもらえるような考えはないかとの質疑に、執行部は、滞納整理については力を入れているが、なかなか目立った成果が上がってきていない。多重債務者の債権の整理を手伝ったり、いろんな面で市民と相談しながら滞納整理が進んでいくようにしていかなければならないと思っている。不公平感のないように、また市民の生活も十分考えながら行っていきたいとの答弁。 次に、教育委員会及び下水道事業で2件の不適切な会計処理があったことについて。 委員より、まず豊田小学校、磐梨小学校のスクールバスの代替運転の支払いについて、22年3月26日にバスの送迎をしていたが、業者も執行部も忘れており、22年11月になって過年度の支払いができていないことが判明、日付を空白にして請求するということで、業者が3万3,600円を請求した。これについては、22年度に事業実施をしたようにして支払いをしている。21年度の事業分として22年度に支払いをするならいいが、虚偽で適切ではなかったと考えるが、執行部はどのように考えるのか。また、下水道改良工事に伴うマンホール修繕工事の支出48万900円について、22年2月2日から3月5日までの工期で、3月31日までには工事を完了していた。5月31日までに支払うべきであったが、担当職員が9月から11月4日まで約2カ月休んでおり、10月ごろになって業者から払ってほしいとの連絡があり、部長が指示をして支払いをした。支出負担行為は22年12月1日であり、これについても22年度の事業で行ったと虚偽の文書をつくっている。これらについては、21年度の事業として22年度に過年度払いをするのであれば、債務負担行為や繰越明許をしていないということで議会へ前もって了承をとっておくのが正しい行為ではなかったのか。なぜ隠すようなことをしたのかとの質疑に、執行部は、年度ごとに支払いをしていくことを守っていかなければいけない。今回の場合、事業者からの支払いの申し出、職員の管理、双方に問題があったのであろうと思っている。過年度に事業実施したものについて支払いの請求をされたときには、その事業実施について十分確認した上で支払わなければいけない。出納整理期間である5月31日を過ぎると前年度の支払いができないので、新しい年度で支払いをする。そのときに、前年度のものであれば前年度の支払い分であると明示した上で、通常の決裁の権限だけで済ますことなく上席者の判断を仰いだ上で、よくわかる形で手続をしておくべきであったと思っている。そういう点の事務処理ができていなかったことについてはおわびを申し上げる。事業実施の管理が十分でなかったところもあると思っている。今後、管理について注意喚起をしていき、処理の仕方についても十分注意をしていきたい。今後、このようなことがないように、改めて幹部を含めて周知徹底をしていきたいとの答弁。 また、本件について代表監査委員に意見を求めたところ、代表監査委員は、2件について会計年度独立の原則には例外があるが、例外の中で自治法の施行令165条の8、過年度支払いについての記述がある。出納閉鎖後の支払いはこれを現年度の歳出としなければならないという規定がある。前年度で何らかの理由で支払いできなかった場合、現年度予算で支払いということになる。会計年度の独立の原則があるので、これを遵守するのは当然である。今後、このようなことが発生しないように適正な事務処理に努めていただきたいとの意見。 よって、本件については、てんまつを整理して決算審査特別委員へ配付するよう要望いたしました。 以上で質疑を終了し、本委員会に付託された認第1号平成22年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認第13号平成22年度赤磐市立赤磐市民病院事業会計歳入歳出決算の認定についてまでの13件について採決を行いました。 まず、認第1号平成22年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてから認第11号平成22年度赤磐市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの11件を一括採決の結果、全員一致で認定すべきものと決しました。 次に、認第12号平成22年度赤磐市水道事業会計歳入歳出決算の認定についてを採決の結果、全員一致で認定すべきものと決しました。 次に、認第13号平成22年度赤磐市立赤磐市民病院事業会計歳入歳出決算の認定についてを採決の結果、全員一致で認定すべきものと決しました。 以上をもちまして決算審査特別委員長報告を終わります。ありがとうございました。 ○議長(小田百合子君) 決算審査特別委員長報告が終わりました。 これから決算審査特別委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は移動してください。 決算審査特別委員会付託案件を一括質疑とし、質疑を行います。 質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田百合子君) 質疑なしと認めます。 これをもって決算審査特別委員長報告に対する質疑を終わります。              (決算審査特別委員長金谷文則君「ちょっと訂正……」と呼ぶ) 訂正があるそうですから。 ◆決算審査特別委員長(金谷文則君) 済いません、5ページの上から2行目、私が読み上げましたのが「やくむひ」と申し上げましたが、「えきむひ」でございますので、訂正のほうをよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(小田百合子君) 以上ですか。              (決算審査特別委員長金谷文則君「はい」と呼ぶ) それでは、続きまして総務文教常任委員会の委員長報告を求めます。 10番北川委員長。 ◆総務文教常任委員長(北川勝義君) 失礼します。総務文教常任委員長報告を行います。 去る9月8日開会の本会議において総務文教常任委員会に付託されました議案2件について、9月14日に総務文教常任委員会を開催し、慎重に審査をいたしました。その経過と結果の主なものについて報告いたします。 議第44号赤磐市税条例等の一部を改正する条例(赤磐市条例第17号)について。 委員より、今回の改正状況について、これによって今までの状況から赤磐市においてどのような影響が出るのかとの質疑に、執行部は、3万円から10万円に過料がアップするということで不申告が少なくなることが予測されるので、市にとっては収納税額がアップされると思っているとの答弁です。 委員より、赤磐市で過去に不申告で3万円の過料をかけたことがあるかとの質疑に、執行部は、合併以来、赤磐市では3万円の過料をいただいたことはないとの答弁。 委員より、申告をされてない人は割合でどれぐらいかとの質疑に、執行部は、数については把握してないとの答弁。 委員より、例えばこの88条というのはどういう意味かとの質疑に、執行部は、88条の1項の改正は軽自動車税に係る不申告に関する過料で、これは例えばトラクターを買い、公道を乗るのにプレートが要るが、それをそのまま購入を申告せずにいた場合に過料がかかるとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、議第44号については全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第45号平成23年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)について。 委員より、今回、財政調整基金の積立金を2億円して財政調整基金繰入金を1億3,000万円減額するが、どういうふうになるか。例えば今回、繰入金1億3,000万円を減額するが、みんなが望むような事業を補正でやれば減額をこんなにしなくてもよくなる。市民要望からすると、できるだけ補正で組んでいろんな新しい事業をやってほしいと思うが、どう思われているかとの質疑に、執行部は、今回、当初予算を組んだときに比べて交付税のほうも増額の確定をいただいた。そういう中で、当初予算の中には財政調整基金から繰り入れをすることにして予算を編成していたが、行革の答申等もいただいて基金に頼らない財政運営をということで繰入額をゼロにするとともに、一部のものについては一部補正予算として組んでいるが、大半のものについては財政調整基金に積んでいる。ただ、今年度はコンポスト組合の整理等で3月に多額な財政調整基金から取り崩しも必要になって3億円を超えてくる金額になると思うので、今回については基金で積ませていただいた。国のほうで第3次補正等も検討されているので、追加の交付金等が来ればそれに合わせて現在の他の事業についても検討しておいて、取りかかれるものについては取りかかっていきたいとの答弁。 委員より、財政調整基金でそのあたりは市長の政治的な判断で使えるものではないかと思うので、検討していただきたいとの意見。 委員より、和気がコンポストの後で生ごみ処理をやるので、それが許可になれば積み立ては要らないのではとの質疑に、執行部は、コンポストの組合を解散するには、現在、国のほうからコンポストをつくったときに補助金をいただいたものと起債で借り入れをしているものと両方がある。そのうち起債については一括返済をしなければならず、それから補助金についても後事業が国のほうの包括承認されれば、10年以上前に補助金として受けて現在価値が残っていると思われている8,000万円前後ぐらいの部分については返済をしなくてもよくなる。起債については3億何千万円かの返済をすることになるので、基金から取り崩させていただくようになると思う。和気の生ごみ処理の施設については、また詳細が決まれば議会のほうに十分説明をして進めていきたいと思っているとの答弁。 委員より、賦課徴収費で嘱託員報酬が県の補助事業で減額になっている。国保のほうに振りかえになるということだが、詳しく説明をとの質疑に、執行部は、賦課徴収費で報酬312万円、共済費44万4,000円を減額している。それと同時に、国保会計の補正予算でも賦課徴収費のほうへ同じ金額を計上している。平成23年度になり、国保で収納対策事業の県の補助事業が採択になったので、今回、国保会計の補助対象としてその嘱託員の報酬2人分を国保会計のほうへ組み、一般会計のほうは減額したとの答弁。 委員より、この2名は国保だけを徴収するというわけではなく、全般の今までと同じ業務をこなすということでいいのかとの質疑に、執行部は、国保だけでなく一般の市税と同様に今までどおり徴収に当たるとの答弁。 委員より、国保会計が一般会計の市民税や固定資産税等を徴収するのは、徴収吏員でもおかしいのではないか、問題はないのかの質疑に、執行部は、国保を主体にやっていただく。国保の滞納があれば市税もある場合があるので、あわせて徴収をさせていただくということで、県に交付申請をする嘱託徴収員については滞納額で案分するとの答弁。 委員より、教育費のストーブの購入で、これはボイラーがすべてだめになった。重油は今後購入する必要がなく、それにかわってストーブ購入という説明だったと思うが、各教室に1台ずつくらい行き渡る段取りなのかとの質疑に、執行部は、昨年度の年末、1月から3月にかけて、小学校で山陽小学校、桜が丘小学校の2校、中学校で高陽中学校の1校、幼稚園で山陽西幼稚園、ひかり幼稚園の2園がそれぞれボイラーの故障ということで、1月に故障したものについては予算の流用等でストーブを買わせていただいた。3月の故障分については、春になるのでここでストーブの台数を備品購入費として上げさせていただいた。備品購入は120万円は4万円掛ける30台というこっで、各教室1台ずつと考えている。重油を落として灯油を買うという予算がえになるとの答弁。 委員より、他の小・中学校、幼稚園は今どのような状況か。順次買いかえていく方向なのか。使えるだけ今のボイラーを使っていくのかとの質疑に、執行部は、中学校では現在、ボイラーを使用しているのが桜が丘中学校1校のみ、あとの4校についてはストーブにかわっている。小学校については山陽北、石相、軽部、笹岡の4校がガスを使ったボイラーの暖房設備を使用している。あと12校のうち8校は既にストーブにかわっている。残った学校は、多額の修理が要る場合についてはストーブ化になっていく流れになるとの答弁。 委員より、このボイラーの点検委託料の減額は、それに関連して今までやっていた分の減額かとの質疑に、執行部は、当初組んでいたボイラーの点検委託料で、ボイラーを直さないので不要になり減額させていただいているとの答弁。 委員より、それではボイラーは全然使わなくなって廃棄処分なのかとの質疑に、執行部は、故障したものについては使用しないとの答弁。 委員より、ストーブについて大小の内訳の説明をとの質疑に、執行部は、教室によって準備室のような小さいものから音楽室のような大きなものがあり、教室の大きさによって大小の使い分けをさせていただいてるとの答弁。 委員より、ストーブの購入についてどういう形態をとるのかの質疑に、執行部は、地元で購入を計画させていただきたいとの答弁。 委員より、学校は建てるときに設計し、重油ボイラーがいいということで重油ボイラーになってやった。やってみて3年後にはまたやり直してガスや電気にするというような話にはならないようにしてほしいが、どう考えているのかとの質疑に、執行部は、校舎の修繕は現在、耐震工事等もやっているが、暖房など配管等を使っているものについては経年劣化で管の修繕をすると多額の費用がかかるので、教育委員会はストーブによって暖房したほうが効率的と判断してこの方向で進めている。現状ではそれが適正な方向だろうと判断してるとの答弁です。 委員より、重油が安いと思うが、集中配管を直せば修繕費が大きいからやらないということかとの質疑に、執行部は、単価的には重油が安いが、一括方式なので朝ボイラーを入れて晩までという中で考えると、1つずつのストーブであれば、例えば体育の授業が済んでからストーブをつけることを考えれば灯油のほうが高いが、比較すると下がってくると思うとの答弁。 委員より、器具の購入はどこかの質疑に、執行部は、山陽東小学校と高陽中学校で購入するとの答弁。 委員より、今回買うストーブは何かとの質疑に、執行部は、大が四角のブルーヒーターで、小がファンヒーターと思っているとの答弁。 委員より、購入はそれぞれの地域ですれば地域の活性化も図れ、愛着を持ってやってくれるのではないか。よりよい効率でやってほしい。燃料は地域にあるスタンドで学校に入っている業者があると思うので、そこで利活用してもらいたいとの意見。 委員より、今回4校、5校と一遍に出てきたが、この機会に全体の学校の暖房の状況の一覧表を作成していただきたいとの意見。 他に質疑はなく、採決の結果、議第45号については全員一致で可決すべきものと決しました。 以上をもちまして総務文教常任委員長報告を終わります。 ○議長(小田百合子君) 総務文教常任委員長報告が終わりました。 これから総務文教常任委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は移動してください。 総務文教常任委員会付託案件を一括質疑とし、質疑を行います。 質疑ありませんか。 2番原田議員。 ◆2番(原田素代君) 御報告の中の議第45号平成23年度赤磐市一般会計補正予算の中で和気・赤磐コンポスト組合の件ですが、ここでもありますように3億円を超える負担金が発生するという議論がされてるようですが、どうして一部事務組合でこれだけの多額の負担を抱えるような事態になったのか、原因であるとか理由であるとか責任であるとか、そういったことについて議論がされたのかどうかお尋ねします。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 北川委員長。
    ◆総務文教常任委員長(北川勝義君) 失礼します。議第45号の和気のコンポストの後処理ということで、起債については3億何千万円とのお話があったということですが、起債につきましては先ほど委員長報告で御報告したとおり、事業をした中の事業費の2分の1以上は起債で返還するということになっております。これは皆さん議員は知っとられると思います、補助裏の2分の1を。その中で、赤磐市の中ではコンポストは吉井、熊山、赤坂、山陽、この全部がコンポストに関係あります、全市町村4町が。これは4町で3億何千万円ということで、割り算をすれば各市町村が8,000万円程度の金額だったと思います、それ多い少ねえありますが。あと、和気町につきましては和気町、佐伯町、それから吉永町、せえから備前市という、それからあと今現在、岡山市になっとる瀬戸町というのがあります。そういう中で一緒にやっておることでございます。その中で説明は、暫時休憩をしまして、市長のほうが財政調整基金で積み立てることに関しての絡みで近い将来、生ごみのことができるできない、この廃止になったときにお金の起債を返還するということで財政調整基金に積ませていただくんだと。そこで、そこの中で起債について3億何千万円があるということの御報告は受けて、お話はありました。 それから、今先ほども言いましたように、包括支援事業がなった場合には10年以上前に補助金として受け、現在価値が残ってると思われる約8,000万円前後についての部分には返済をしなくてもよくなり、残りのがどうなるかということだけになっております。そのようなお話がありました。 また、先ほども委員長報告で答えましたように、詳細が決まれば議会のほうへ十分説明をさせていただくということで、以上で終わっとります。 以上です。 ○議長(小田百合子君) 原田議員、よろしいか。              (2番原田素代君「結構です」と呼ぶ) ほかにありませんか。 8番松田議員。 ◆8番(松田勲君) 済いません。先ほどの報告の中で、一般会計の補正予算の中でストーブの話がかなり学校関係で出ておりました。ここでストーブがボイラーからストーブにかわったということで経過はわかるんですが、オープンヒーター、ファンヒーターとかになると形が大体小さいもんだと思うんですが、小学校とかは子供たちの安全性を考えて問題ないんでしょうか、その辺の議論があったかどうか教えていただきたいんですが。 今の前回のときにも議会質問の中にエアコンの話があったと思うんです。今、だんだんエアコンも冷暖房で省エネ化されている状況だと思うんですが、そういったエアコンの話は出なかったんでしょうか。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 北川委員長。 ◆総務文教常任委員長(北川勝義君) 失礼します。このことが大分時間かかったように審議したんですけど、建築、先ほど委員長報告で言いましたように、建物を建てるとき、設計するときは一括でボイラーとかというんが一番安いと、事業効果が安いというこって集中配管すんです。しかし、この旧支所も見てもわかるように、耐震とかいろいろの関係で建った建築年度が過ぎたら、配管がもう全部直しとったら一つだけ直せれんわけです。一つ悪いとこを直したらまた次々出てくるので、そのようなことをしておったら何千万円とかの金額になってくるという正式な設計がお話出とりました。多額な費用が必要なということで、燃料でいうたら重油のほうが一番安いんですが、重油を使わせてもらわずにストーブに切りかえさせていただきたいというようなお話が出ました。また、その中でガスでしておるとこもあるというたり、いろいろのお話がありました。 それから、先ほどで電気ですねえ、冷暖房の関係の電気については、余りそう詳しくは出なんだと思うんです。せえ、今後やるのには効率的なことを考えてやっていただきたいということでやらせていただいたぐらいな話で。 それから、部屋につきましても暖房で今、重油でやっとったら、きょう例えば言うたら、この庁舎はわかりませんが、古い吉井の庁舎で暖房の朝スイッチを入れるんです。重油のスイッチを入れる機械を入れたら、もう切れんのんです。切ったらこれからぬくもるのに困るんで、ずうっと4時ごろとか切るとこあるんですけど、一日回すようになるんです。そういうことがあって、今の個々のストーブじゃったら、部屋で例えば先ほど教育委員会、執行部のほうが説明があった、体育の授業があってその部屋は1時間はあけとるというときにはそのストーブを切っておれる、端末でということでありました。 それから、危険性については、ファンヒーターとかブルーヒーターで危険性はないような報告を受けております。 それから、まだ今使ようるとこもある、一斉に買いかえという話もありました。いろいろありましたけど、委員の中から機種によって違うし用途が違うとるから、専門的な方がおられたら用途違うとんで、それは順次やっていくんじゃというような話で終わりました。安全性についてはそのくらいのお話が出ただけで、私の覚えでは電気も何かそういう話があったように思いますけど、そう詳しく論議にはなりませんでした。 以上です。 ○議長(小田百合子君) 松田議員、よろしいですか。 8番松田議員。 ◆8番(松田勲君) 済いません。今のお話の中で大体わかるんですが、ストーブを地元購入ということで本当にありがたい話だとは思います。ただ、ボイラーで壊れたら全体に響くんで、確かにコストの件でストーブということも理解できるんですが、冬もですけど夏も、やっぱりことしの夏もかなり暑くて扇風機もないような学校も、教室もあるそうです。そういった中で、やはり今、冷暖房になってるエアコンがありますし、へえで先ほど言われたストーブを体育の時間に出ていくときに切るとか、そういったことになってくると細かい配慮がいろいろと必要じゃあないかなと思うんですが、そういったことも含めて要望ですが、もう一度安全性とコスト面を考えて、もう少し長期的な展開でまた議論をお願いしたいと思います。要望でよろしくお願いします。 ○議長(小田百合子君) 要望ですか。              (8番松田 勲君「はい」と呼ぶ) ほかに質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田百合子君) なければ、総務文教常任委員長報告に対する質疑を終わります。 議場の時計で13時まで休憩といたします。              午前11時56分 休憩              午後1時0分 再開 ○議長(小田百合子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続きまして、厚生常任委員長報告を求めます。 2番原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) それでは、厚生常任委員会委員長報告を行います。 厚生常任委員会は、去る6月定例会で継続審査となっておりました請願1件については8月24日に厚生常任委員会を開催し、9月8日に付託されました議案3件については9月15日に厚生常任委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その経過と結果の主なものについて御報告いたします。 まず、請願第7号赤磐市民病院存続に関する請願について。 委員より、我々市民を守る病院なので、どうしてもこの請願を通してもらいたいとの意見。 委員より、前の委員会のときに、もう少しきちんと話し合いをする努力をしてほしいということで継続審査になった。その後、努力の跡が見られない。ぜひ歩み寄りができるような話し合いをしてほしいので、今回も継続審査としたい。市長側だけでなく議員のほうももっと精力的に話し合いをする努力をしてもらいたいとの意見。 委員より、住民の意向を酌んで存続することに賛成なので、請願に賛成するとの意見。 委員より、しっかりと話し合いをしてもらいたいが、なかなか前に進まないのが現状ではないか。いつまでも引っ張っていても前に進まず、どちらにしてもよくない。紹介議員に確認したところ、建てかえということの請願だと言われた。建てかえに関しては反対なので、反対の立場をとりたいとの意見。 委員より、8月2日の自治連合会及び8月10日の市民への説明会に行ったが、説明しようにも説明までに至らないような状況で、要するに存続だけを言われて診療所にすることはならないというふうなことを言われていた。今現在、執行部側としては診療所にするけれども、新しいものを建てて医療の全体を整えるという構想を練っている段階であるので、反対の立場をとりたいとの意見。 委員より、外科医の不足、財政的な逼迫状況、震災後の交付金の削減などという現状を考えると、新築というのは無理だろうと思われる。耐震補強を行うのも大変なことである。それよりは、診療所にしてもっと医療の充実を図っていただきたい。前の委員会でも言ったが、総務省の方針としてはなるべく自治体病院を統合あるいは閉鎖に持っていこうとしている。市民病院が今まで果たしてきた役割を最大限生かすためには、診療所はベストの選択ではないが、ベターな選択だろうということで、請願には反対であるとの意見。 他に意見はなく、継続審査とするべきとの意見があったため、まず継続審査について採決した結果、賛成少数で継続審査としないことを決しました。 続いて行った採決の結果、請願第7号については賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 次に、議第45号平成23年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)について。 委員より、コミュニティ助成事業助成金は西山団地の児童公園の遊具整備ということだが、今後、遊具の整備は各地域で行い、各地域の公園の管理に基本的に市として公費を出さないということか。市の責任として年に何回かは遊具の総点検等をしていくつもりはないかとの質疑に、執行部は、公園にはいろいろなものがあるが、今回は宝くじの助成事業で地元が遊具整備をする経費に対する助成金である。市としては、国県交付金などを有効活用して整備をするという原則で続けていきたい。公園ということで全体的に整備方針を調整していく必要があると考えており、現在その準備を進めているとの答弁。 委員より、本会議での質疑に対する市長の答弁で炉はストーカー炉で22トン、2基などかなり詳しい話があったが、いつ決定したのか。市単独の施設として具体的なことを厚生常任委員会で協議していつ決まったのかとの質疑に、執行部は、焼却施設の規模、内容については22年度の下期から23年度当初に厚生常任委員会で協議をしている。基本設計の具体的な公募型指名競争入札ということでの資料も23年度に入って提供しているとの答弁。 委員より、最終処分場のことで4地区で何人視察に行くのか。各地区反対者が多いが、いつどこへ行くか決まっているのかとの質疑に、執行部は、120人分を予定している。最終処分場の建設候補地の石蓮寺を含め、岡、佐古、稗田地区の説明会の中で先進地の視察をという話が出ている関係で今回計画している。視察先は、石蓮寺の地形や状況に合った処分場を検討して決定する。地元へは補正予算の議決後、10月以降に計画を立て、区長を窓口に調整していくということで話をしているとの答弁。 委員より、最終処分場の話と市民病院の話との関係はとの質疑に、執行部は、直接的に関係しているということはないが、地元説明会に3地区、岡、佐古、稗田と行って、特に岡、佐古の地域において病院関係の質問があった。熊山地域の病院の診療所化という話が出た後の説明会だったので、その話も出てはいる。直接的に病院もなくなるから協力したくないという発言もゼロではなかったとの答弁。 委員より、説明会でいろんな話が出るのは仕方がないことである。市長が最終処分場と市民病院の話をリンクしてやろうとしているのかどうかを聞いているとの質疑に、執行部は、2つを一緒にしてということは考えていない。独立したものとして地元に説明し、御理解をいただいて進めていきたいとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、議第45号については全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第46号平成23年度赤磐市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について。 委員より、予備費の補正を行っているが、基金に入るのと予備費に入るのとはどう違うのかとの質疑に、執行部は、予備費的なものの扱いとしては基金に積むか翌年度へ繰り越して医療費に充当するかの2つの方法がある。予備費の1億500万円については今回、医療費が伸びており基金に積む余裕がないので、次の段階では医療費へ充当するよう整理をしているとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、議第46号については全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第47号平成23年度赤磐市介護保険特別会計補正予算(第1号)について。 委員より、本会議で介護度を自由に変えることができるのかという質問があったが、そういう事例があるのか。問題になったようなことがあるのかとの質疑に、執行部は、基本的にはできないと考えている。事例としてはないとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、議第47号については全員一致で可決すべきものと決しました。 以上をもちまして厚生常任委員長報告を終わります。 ○議長(小田百合子君) 厚生常任委員長報告が終わりました。 これより厚生常任委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は移動してください。 厚生常任委員会付託案件を一括質疑とし、質疑を行います。 質疑ありませんか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) このまずもって8月24日、9月15日ということで委員長報告をいただいとります。ほかのとこもあるかもしれませんが、この9月議会では8月、僕、考え方よくわからないんで、ちょっと委員長報告に、議長、ちょっとそれを聞かせていただきょうんですけど、これはいいんでしょうかね。どういう意味かなあ。わかります。9月は9月から始まっとるでしょう。 ○議長(小田百合子君) 9月議会でないのにいいのかという……。 ◆10番(北川勝義君) そうそう、付託ので。いいん。いいんです。 ○議長(小田百合子君) 請願についてだけを先にやっておくということでされておりますので、結構だと思います。 ◆10番(北川勝義君) この報告はいい。 ○議長(小田百合子君) はい。 ◆10番(北川勝義君) 了とすりゃええということじゃな。 ○議長(小田百合子君) はい。 ◆10番(北川勝義君) ほんなら、ちょっと質問させて。 わかりました。ちょっと私は、付託は9月の議会になって付託されたんだから、8月議会では付託されてなかったんで、そのときの8月24日のときには付託されてないから、わかるでしょ、言ようること、9月の。 ○議長(小田百合子君) わかります。 ◆10番(北川勝義君) だから、僕はと思うて。議長が今そう言われたんで、それで結構です。わかったんで、聞かせていただきます。 この請願第7号の赤磐市民病院存続に関する請願についてですが、委員より、前の委員会のときに、だから6月のときでしょうねえ、もう少しきちんと話し合いをする努力をしてほしいということで継続審査。もう少しどういうことがあったのか、ちょっとそこわかればそれを一つ、どういうことだったかお話をしてください。 せえから、その後、努力の跡が見られない、ぜひ歩み寄りをしてほしいということで、どういうことですか、これようわからんかった。 それから、市長側だけでなく議員のほうももっと精力的に話し合いをする努力をしてもらいたい。これ請願を出して紹介議員になっとんで、ちょっとよくわからないんです、意味が、言うとるの。詳しくわかればちょっと教えていただきたい。 それから、下のほうの新築というのは無理だろうと思われる。耐震補強を行うことも大変なことである。ということは、これ耐震補強をやったらどのくらいの予算がかかるとかというようなお話が、具体的な話があったのか。ただ、耐震したら金が要るんじゃとかというだけの漠然とした話か教えていただきたいと思います。 へえで、私は個人的にどうこうというんじゃないんですけど、やはり病院のあり方検討会で決めたことは尊重せにゃあおえんと思うとります。それを答申されて市長が考えて地域住民とよくお話し合いをして進めていくべきじゃったと思うとんですけど、これについて決まったことにどうこうというんじゃありませんが、その内容をちょっと詳しく教えていただきたいと思います。 それから、議第45号の一般会計の中で、コミュニティ助成事業ので大変ありがとうございます。遊具の整備は各地域で行えということになっとんですけど、各地域で整備ですから整備ですか、点検ですか。整備だけかもしれん。ちょうこれどこら辺の話まで出たかちょっと教えていただきたいんですわ。 せえで、書いとんのは、今後、遊具の整備は各地域で行えと、こういう言われたんです。その下には市の責任として年に何回かは遊具の総点検をしていくつもりはないかとの質疑に、執行部は、いろいろあるけど、助成金で市としてはやらにゃあおえんというのを、整備をすると、原則で続けていきたいと、有効利用して、言うとんですけど、結果的にこれはもう少し詳しくそのことについてどういう話があったか教えていただきたい。 それから次に、炉がストーカーで22トンというのはいつごろ決まったかというので、僕ちょっとよくわからんで、これ今言うたのは、もう少し具体的に教えていただければいいと思うんですが。 それから次に、これは委員長、4地区で視察行くというので、これ10月以降に行かれるということで、それは大変結構なことでいいんですが、石蓮寺地区に似たようなとこじゃというて、大体どこら辺へ行かれるというお話が出られたんでしょうか。 それと、最終処分するということは2トン車で何台か行くので、前のときには全部焼却から処理するということじゃったときに道の整備をするということで、幻の道の空を飛んでいくような道もやるという話がありました。へえ、今回はせめてそこへ行くときの、石蓮寺へ行くときの道の整備はするのかしないのか、そのようなお話があったかなかったか。 それから、石蓮寺で決定だと、いくという話で決まっとんですか。もうどうなるかわからないのにというたら、そういういろいろ不安の要項についてのお話は出なかったか出たかについて詳しく教えていただきたいと思います。 それから、議第47号の本会議でというの、私聞いたことなんですが、介護度を自由に変えることができるか質問、そういうことはないというん。ないと思うんですけど、僕の言いたかったのは、ちょっととり方によって介護度が上になるとか、また逆に5の人でも5が4になるのは少ねえかも、3に。リハビリしとったら4の人が2になるとかというのもあるかもしれん。それで、判定見直すんですけえ、そういう場合もあるはずじゃと思うんです。それからまた、2の人が5になるとかというのあると思うんで、容易には変えれるというのは言葉のあやでしょうけど、ないと思うんですけど、そこのことについて詳しくどのようなお話があったか。ただ、ここに言われただけのことか、あわせて説明願いたいと思う。 以上です。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 御質問についてお答えしていきたいと思います。 まず、請願の市民病院存続に関する請願の議論について何点かの御質問がありましたが、歩み寄りができるような話し合いができたのかできなかったのかという、要するに継続審査になったいきさつの中で歩み寄りができるような努力をすべきだという結果で継続審査になったけれども、それについてどうだったのかという御質問だと思いますが、皆さんのここ全員の御意見が出てますが、御意見を読んでいただく以上のことで、要するに十分な歩み寄りの話し合いはできてないという御意見がほとんどだったと思います。その上で、精力的に歩み寄りの努力をすべきではないかという御意見もあり、また一方でやはりいつまでもこの継続審査で置いとくよりも、きちんと前向きな議論をしたほうがいいという御意見もあって、御自分の御意見、要するに採択すべきだという御意見もあれば採択すべきでないという御意見もあったということで、だれが精力的な話し合いについて十分だったかどうかという評価ができたかというのはちょっと無理、委員会としては評価はできてませんが、全体的には十分な話し合いができてない結果について皆さんの賛意、賛否がここで出たというふうに御理解いただく以上ではありません。 それから、耐震補強についての議論が出たそうだということですが、これについては具体的な概算をしたということはございません。これは、各個人の議員の皆さんの御意見の一つとしてこういう御意見が出たというふうに御理解いただきたいと思います。 次に、議第45号の公園整備のことですが、北川議員の御指摘の遊具の整備は各地域で行いっていうのは、これは質問事項なんです。そういうことなのかという質問に対して、市は次の2ページのところにありますように助成金等を活用したいと。ただ、公園の設置がさまざまな形態がございますので、それについては精査をしていくと、そういう御答弁だったというふうに理解しています。 それから、最終処分場の視察ですが、石蓮寺の地形に合った処分場を選ぶということですが、具体的にどこということは出ておりません。まだ決まっていないというふうに聞いております。 それから、導入路の道の整備の話もまだ出ておりません。 それから、石蓮寺が決定なのかということについては、一応執行部のほうが計画書をつくって進めているということで、決定を前提に話が進んでいるというふうに理解しております。 それから、議第47号の介護保険のところで詳しくということだったので、ちょっと議事録を少し引用させていただいて、執行部がどのように答弁されたかということですが、基本的にはできないと考えている。事例としてはない。変更申請が出された中で、結果的に病気等で状態が悪くなって介護度が重たくなったケースは幾らでもあるが、本人が例えば介護4にしてくれといって言われることはまずないが、そのとおりになったということはない。介護度を変更する場合は、あくまで変更申請を出してもらって審査会にかけるという方法でやるので、結果的には重たくなる人もいるし変わらない人もいる、このような答弁をいただいております。ですから、こういう事例はないというふうに説明をいただいております。 以上です。 ○議長(小田百合子君) 北川議員、よろしいですか。              (10番北川勝義君「聞いたことを答えてくれてねえんじゃけど。答弁漏れがある」と呼ぶ) 何の分ですか。              (10番北川勝義君「ストーカー方式で決まったというそれは、いつどう決まったんならというの聞いたんですよ」と呼ぶ)              (厚生常任委員長原田素代君「もう一度、済いません」と呼ぶ) 立って発言してください。聞こえません。              (10番北川勝義君「いや、僕が聞いとんですよ、質疑」と呼ぶ) いや、だからその……              (厚生常任委員長原田素代君「いや、質問をもう一度繰り返してください」と呼ぶ) 質問が聞き取れてないということなんで、もう一回言ってください。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 質問したんじゃから答えにゃ、答弁漏れがある言うたんよ。じゃから、今言うた、さっきは炉はストーカー、何でいつ決まったんですかというのそこで聞きましたがな。テープ起こしてくださいよ。それを言ようんで。まあよろしい、一緒にまとめて聞きますから、もう一遍。 僕が赤磐市民病院の存続に関する請願について、もうこれは委員長言ようることわかってええんですよ、言ようることは、この内容自体は、請願がどうなったということは。ただ、この中で僕が言いたかったのは、請願をした方が、委員が委員に請願して紹介議員に請願ええげえにする努力せえとか後から見られんということが、そういう話がなったというのはちょっと不自然ななあと……。 ○議長(小田百合子君) いえいえ。 ◆10番(北川勝義君) 僕が言いたかったのはそういうことを言いたかったん、そういう論議は出ませんでしたかという。出なかったら出なかったでいいんですよ。出たら出たと、どういう事案が。それだけ答えてください。 せえから、耐震補強はわかりました。耐震補強やるのにできてねえと、思いつきで言われたというのはよろしいです。 それから、コミュニティについては、質問じゃねんじゃ、わかって言ようんです。だから、言いましたがん、整備をするんじゃけど、有効利用して、有効活用して整備をするという原則で続けていきたいと、市は、言いましたがん。せえから、公園ということを全体で整備方針を調整していく必要があると考えておる、現在その準備を進めとるけん。じゃから、具体的にどういうふうに、市長も本会議では答弁で支所支所で見さす言うたから、今どういう話か、そこらがちょっと深い話が出たんかなというのを聞きたかったん。出てなかったら出てないで結構なんですよ。ちょうそこを教えてください。 それから、ストーカーの市長の答弁で、炉はストーカーじゃあというて、22トン、2基というのがかなり詳しい話があったんじゃけど、どうもこれじゃあちょっとようわからんのんで、書いとる、言ようることが。23年度の入って提供しているとか、何かようわからん。ちょっとそこらがどういう話があったか教えていただきたい。質疑もあったんで、答弁もあったんで教えていただきたいと言いたかったんです。 それから、石蓮寺の似たとこ見に行くというのは結構です。 ただ、道も結構です、わかりました、やらないということで、今の説明に出てねえんじゃったら。ただ、石蓮寺のとこが決定で、ここは石蓮寺でいくんだというのは決定で決まったという話でしょうか、そこんとこを再度確認させてください。 それから、介護保険のことはよくわかりました。そういうことはあるわけがないと思うとりますが、そう思いましたんで。 ○議長(小田百合子君) 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) まず、済いません、漏れておりました。焼却炉の規模など具体的なことについての決定についてですが、ここに書いてあるとおりでございまして、計画書が提示されて審議をしてきているということです。委員会でそういう報告を受けていると。委員会でも協議をしていると。それ以上ではないというふうに御理解いただきたいと思います。 それから、石蓮寺は決定なのかということですが、これも計画書として石蓮寺を前提に計画が進んでおりますので、厳密に言うとまだ決定というところには至っておりません。一応、執行部のほうがその方向で計画書を立てて、議論を委員会では協議をしていると、そういう状態、そういうところでございます。              (10番北川勝義君「いや、委員会であったかというのを聞きてかったんじゃ。岡崎さん、委員会のことだけ教えてくれりゃあええけえ」と呼ぶ) 委員会でそういう報告を受けて協議をしているということです。だから、決定事項というと厳密に言えば決定事項ではありませんが、委員会では逐次、執行部のほうの計画書を提示をしていただいて、それについての質疑や協議をしている、そういうことです。よろしかったでしょうか。 ○議長(小田百合子君) 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 議長、委員長にちょっと言うてください。請願第7号の請願した紹介議員が、これ皆さんの話の中でいいんで、その中ちょっと内容を教えてん。どうして請願を、紹介議員が請願の紹介委員、そりゃ努力するのはわからんことはねんじゃけど、市長側だけでなく議員のほうももっと精力的に話し合いせえっていうのは、そういう請願の紹介議員に言う話じゃねんじゃねえかなあと思うたん。そんな話出たから、なぜ出たんですかというのをちょっと。いや、ほんなら出たら出たでええんです、こうあったというて。なかったらないでええんで、ちょっと。それだったら、請願するのに内容がちょっと聞きにくいかなあと思うたんで。言わんとしょうることはわかるんです。紹介議員は当然努力せにゃおえんのは、議長、わかっとんです、そういうことは。どういう内容、そこんとこちょっとわかりゃあ教えてもらいてえという、どういう努力すりゃあえかったんか……。 ○議長(小田百合子君) あったかなかったか。 ◆10番(北川勝義君) というだけです。 答弁漏れ、あとのことについてはよろしい。いっこもわかってないんで。 ○議長(小田百合子君) 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 済いません、適切なお答えができなくて。 御質問の意図がちょっとわかりにくかったんですが、話し合いの努力ということはあくまでも双方が前向きな話し合いをするようにということがその目的でございますが、そこに至ってなかったということと、ここで歩み寄りができるような話し合いをしてほしいという発言については紹介議員の方がされたわけではなくて、もちろん、紹介議員、その地元議員に対してそういう努力もしたほうがいいのではないかという個人の御意見でございますから、委員会としてそういうことを議論したわけじゃありません。ですから、ここにある委員よりというのは全部、委員長除いた全委員の個人的なというか、委員の御意見でございますから、それ以上の議論にはなってないというふうに御理解いただければいいと思います。 ○議長(小田百合子君) よろしいですか。              (10番北川勝義君「よろしいです。ばかばかしい」と呼ぶ) ほかに質疑ありませんか。 14番福木議員。 ◆14番(福木京子君) 請願についてお尋ねいたします。 この請願のそれぞれの意見の説明されたんですが、賛成議員の文章が短いんです、反対の人の分は大分長く書かれとんですけど。ほんで、本来このこういう存続に関する請願が出ること自体、やっぱりどのくらい本当市民の方のそういう思いというんか怒りというんか、そういうものを酌んで十分話し合いをされるべきだと思うんですよ。この間も500人の説明会があったりこの市役所前で350人ものそういう集会があったり、そういう経過もこれまであったと思うんです。自治体病院というのは本当に1つだけですよ、この市民病院が。そういうことなんかでこの賛成、その議員の方がもっと言われてるんじゃないかなと思うんです、その請願の趣旨や思いを。そのあたりでもう少し説明願えたらと思うんですけど。 ○議長(小田百合子君) 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 議事録を今確認して、手元にあります。賛成議員の方お二人いらっしゃるんですが、読みます。 お一人は、我々の市民を守る病院ですから、どうしてもこの請願を通していただきたいのでよろしくお願いいたします。2人目の方は、紹介議員になっておりますんで、一応住民の意向を酌んで存続することに賛成。この請願に賛成します。これだけです。それ以外は反対の方が大分ボリュームありますが、賛成の方の御意見はこれ以上ではありませんでした。 ○議長(小田百合子君) 福木議員、よろしいですか。 14番福木議員。 ◆14番(福木京子君) 私も傍聴させていただいて、もうちょっとたくさん言われてると、聞いてるんですけど、集会のこととか言われたと思いますけど。議事録をもう一回、私も確認をしてみますけど。 それで、市民病院存続のこの請願についてここへそれぞれ意見述べられとんですけど、これまで十分話し合いをされてない、努力してほしいというふうな意見を8月24日かそのときなんかも言われてるけど、この9月に至っても話し合いが進んでいないという辺の掘り下げたこの御意見、それから普通考えてみまして、熊山地域の人に説明をせずに新聞報道されたり県に申請したりと。そういうこと自体が普通、住民に対してひど過ぎるというふうな、反対意見の中でもそういう御意見みたいなのは出なかったでしょうか。やっぱし市がきちっと、その辺は市の責任が大きいというふうなことのそういう意見がなかったでしょうか。 ○議長(小田百合子君) 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 福木議員も傍聴していただいたということで、こちらに手元にある議事録では今先ほど申し上げたように、お二人が2行ずつぐらいの御意見しか議事録にはないのでございます。 それから、8月24日にこの厚生委員会が行われておりますので、9月以降ということにはちょっと含まれませんので、そういうふうに御理解いただきたいと思います。 それから、市の責任があるのではないかというような、そういう御意見というのが一応議事録のほうには出てこなくて、それぞれの委員の意見を先ほど申し上げたような意見が1巡して、その後、採決に至ったということで、それ以上は私の手元にある議事録の中からは拾えないので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(小田百合子君) よろしいですか。 他に質疑ありませんか。 済いません、5番行本さんのほうが先でしたので。 行本議員。 ◆5番(行本恭庸君) すぐ済みますんで。請願の内容についてお尋ねする、この結果は賛成少数で不採択ということになっとんですが、この今の6人の方の意見が当然この中に賛成しとる2人は、これは請願に賛成しとる紹介議員ですから当然こらあ賛成するわけですからわかります。その2番目の方は、これは継続審査って今回もしたいということで出された。それで、結果的にはまず継続ということがあるんで、これを採決したら継続審査する必要はないと、採決しましょうということで決定しましたわね。そうして、その後に採決をとったときに票数はどうなったんですか。その点をお伺いします。 ○議長(小田百合子君) 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) お答えいたします。 継続審査という御意見があったので、まず継続審査とするべきかどうかで採決をしましたが、御発言された議員お一人だけでした。そこで、賛成少数で継続審査としないということに決しまして、続いて行った採決はこの請願に対して賛成者がお二人、それから反対者は3人ということで採決の結果が出ました。ですから、お一人は継続審査ということで。ですから、6人、全部で。 以上です。              (5番行本恭庸君「7人おる」と呼ぶ)              (10番北川勝義君「賛成がここへ……」と呼ぶ)              (5番行本恭庸君「7人おるんじゃ。そうならにゃあいけんのがそうなってねえから聞きょうんじゃ」と呼ぶ) 何。              (11番川澄章子君「賛成が2人っていうことは、7人……」と呼ぶ) ○議長(小田百合子君) 原田委員長、確認してください、副委員長に。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) だから。ああ、済いません、答え方が正しくなかった様子で。賛成がお二人だったので賛成少数ということになりました。ですから、言いかえれば反対が3人ということです。いや、だから継続審査の方がお一人いるので……              (「違うが」と呼ぶ者あり)              (3番金谷文則君「違うで」と呼ぶ) ああ、そうか。だから、審査結果としては、賛成がお二人だったので少数ということになって採択されなかったということです。              (5番行本恭庸君「いや、4対2なんか2対。賛成2人、反対……」と呼ぶ) 採決としては2対4です。              (5番行本恭庸君「ふん」と呼ぶ) 2対4で、賛成者は2人しかいなかったということでは2対4です。              (5番行本恭庸君「2対5」と呼ぶ) 4。              (5番行本恭庸君「2対4」と呼ぶ) はい。そういうことになります。 以上です。 ○議長(小田百合子君) よろしいか。 5番行本議員。 ◆5番(行本恭庸君) 最初、今、委員長が報告されたときに賛成が2人じゃと。へえから、反対が3人じゃったと。せえから、継続が1人でという話をしたら、そうじゃないと、4対2だという話をしたんですが、それは結果的にはそうかもしれませんが、しかし私はここで言いたいのは、適当であるかどうかというのはちょっと問題があるんですが、継続審査で今回も継続審査したいという方が、今度は採決に回ったら反対のほうへ回るというのは、私はその人がちょっとおかしいんじゃないかと思うんです。へえで、もし委員長の答弁のとおりに例えば賛成2人、反対3人、継続1人だった場合、数字的には3人が反対でも議員は7人おるわけですから、委員長は採決されることはないんですけど、まだ態度を1人はっきりさせない人がおられた場合は、入れたら賛成か反対かわからんでしたら可否同数と同じでしょ。そういうとこで、委員長が私は賛成ですと、反対ですと言われて決めたんならわかるんですけど、どうもこの委員会の結論の出し方というんが私はどうも理解できんのんです。継続でという人がおられて、その人はあくまで採決されても継続だったらどっちも手を挙げんのが当たり前でしょ。それが、入れて賛成が反対回るということは、その人の考え方がどうも私は理解できんのんです。わかります。これが委員長に対しての質問であるかねえかというのはちょっと問題あるかもしれませんけど……              (10番北川勝義君「当然あるんじゃ」と呼ぶ) へ。しかし委員会としてのこの結論の出し方も問題があると思うんです、うちは。それが言いたいんです。 ○議長(小田百合子君) どうされます、答えられます。必要ないと思いますけども。 賛成の方の御起立をという採決をしたときにお二人しか起立されなかったので、賛成少数につき否決という、そういうことで否決の方はというふうにはわざわざとっておりませんので、それでよろしかったんじゃないかと思います。              (10番北川勝義君「議長が言うちゃあいけんのんじゃ。議長が委員長報告しょうたら、ちゃう」と呼ぶ)              (5番行本恭庸君「しかし、私が言いたいのは、結論が出てねえのにから、1人は。出してないんじゃったら、少数だけでというのはおかしいんじゃねえんか言うんじゃ、まだその人がはっきりどっちか白黒つけてねえのに。つけて初めて賛成少数ということになるんじゃないん。採択の仕方が問題があるということをわしは言いたいわけじゃ」と呼ぶ) 問題ないと思いますが……              (5番行本恭庸君「そうですか」と呼ぶ) 委員長……              (5番行本恭庸君「問題がねえなら問題ねえって答弁すりゃあええがん」と呼ぶ)              (10番北川勝義君「議長、議長」と呼ぶ) ちょっちょっちょっと待ってください。              (10番北川勝義君「違う、議長、よろしいか、議長」と呼ぶ) 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 悪いが、議長が答えたらいけんのんじゃから。委員長の報告にして質疑をしょうんじゃから、ルールを守らにゃ。委員長が答えれんのんじゃったら副委員長が答えるとか、そうせなんだらだめなんですよ。今言われようること正しいと思ようんじゃけど、こっちが言わにゃあいけんで。ここで議長が言うたんじゃいけんのん、これは。 ○議長(小田百合子君) 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 委員会運営上の規則にのっとりまして採決に至りまして、それで賛成者がお二人ということで少数になったので不採択になったとそういうふうに御理解いただいて、それ以上の議論にはなりませんので、正しかったと私は理解しております。              (5番行本恭庸君「もうよろしい。終わります」と呼ぶ) ○議長(小田百合子君) 他にありませんか。 21番山田議員。 ◆21番(山田秀士君) 議第45号についてちょっと確認の意味で質問したいと思います。 先ほど北川議員のほうからも話が出たんですけど、焼却炉のことで、本会議での質疑に対する市長の答弁で、炉はストーカー炉で22トン、2基などが、やっぱり詳しいその話があったが、いつ決定したのかということと、その後、市単独の施設としての具体的なことを厚生委員会で協議していつ決まったんならという質問があるんですが、その後、執行部のほうは、22年から23年にかけていろんな資料を提供して協議したと、協議して結論を出したということが載っとるんですが、このいつ決まったんならということは、こら厚生委員会以外の人が聞いとる質問のように聞こえるんですが、これは執行部が答えとるように22年からこのような今のストーカー炉でいくと、22トン、2基などということは今日までに厚生委員会で協議して決定しておることというように理解したらいいんですか、それともまだ協議してないのにこの委員が聞かれたように、いつ決まったんならというような範囲内なのか、それをちょっと確認させてください。 ○議長(小田百合子君) 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) お答えいたします。 御質問された方は、ここで委員長報告に書いてあるような執行部の答弁で、そうかということで御了解をいただいてるんですが、決定したというと正しくありませんで、この間、広域以降、単市で単独の処理施設設計についての計画書が出されておりますし、それからここにもありますね、焼却施設の規模、内容等について執行部からの計画書を受けて協議をさせていただいているということでございます。ですから、委員会としては進捗状況を把握してると、そういうことです。ですから、これについて委員会が決定したというのは正しくありません。ですから、協議中であると。その情報は、22年から23年度にわたって提出しておりますよという執行部のほうの答弁があったということでございます。 ○議長(小田百合子君) よろしいですか。 21番山田議員。 ◆21番(山田秀士君) 再度、確認させていただきたいんですけど、今の委員長の答弁ですと、22トン炉を2基とかというような話は厚生委員会といいますか委員会ではまだ承認されてないと、協議はしておるけど、これについてそれでいいんじゃないかというような決定はしてないということでよろしいんですか。私は、これで決定事項としてこのまま事業が進んでいくんかなあと、いろんな予算も提案されておりますので、そういう方向で進んでいくのかなあというように解釈しとったんですけど、今の委員長の答弁ですと、まだ協議はしておるけど決定事項ではないということなんですけど、どちらの。私もごみの処理については割合大きな関心を持っておりますので、聞かせていただきたい思います。 ○議長(小田百合子君) 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) お答えいたします。 委員会で決定するという段階ではないっていうことがまず前提です。ですから、さっき申し上げましたように、広域から単市に変わって新たなプランを立てて、要するに22トンで准連続炉の16時間で、それからメーカーの技術提案の取りまとめをしている段階で、共通仕様書のほうができましたら地元環境整備事業の調整等もありますが、年内に発注できればと考えている。要するに、進捗状況を担当委員会が逐一報告を受けていますと、そういう状況です。ですから、それについて反対だ賛成だという意見は、議論はありません。ですから、今のところ津崎が決まり、石蓮寺の最終処分場は今交渉中である。一方で、炉のプランニングはそういう段階まで来てる、環境アセスもしていると、そういう報告を受けておりますということでありまして、委員会で何かを決定したということではないということであります。そういうふうに御理解いただきたいと思います。 ○議長(小田百合子君) よろしいですか。 21番山田議員。 ◆21番(山田秀士君) 執行部のほうでは決定しておるというように解釈したらいいんですか。そうでないと、公募型の指名競争入札等に私は移っていけれないんではないかなあと思うんで、基本的には22トン炉を2基で建設するんだということは、これは決定した事項でないと、今後の作業というものは私は進められんのんじゃないかと思うんですが、今の委員長ではそういうことはないんだと、まだ報告を受けた段階で協議中だというんであれば、今後の事業進捗が大変私は危ぶまれるような気がしてなりません。その辺は私の言っとるほうが私は合うておるんじゃないかなあと思いますが、いかがですか。 ○議長(小田百合子君) 原田委員長。 ◆厚生常任委員長(原田素代君) 担当委員会が担当する事業に対して執行部のほうからの説明や情報を提供していただいて、それを承認しているという段階です。要するに、これが案件として議決案件になってるわけじゃありませんから、それに対して決定ということでは委員会としては取り扱ってないということです。ですが、既に単市のプランは皆さんにもお手元にも配られてるように、執行部としては今の津崎と最終処分場候補地との交渉中であると。あくまでそういう段階ですから、それに基づいて事業は進めておりますが、委員会としてそれについて決定したということではないというふうに、どう説明したらいいのかわかりませんが、いわゆる議決案件として委員会が取り扱ってないということでございます。御理解をいただければと思います。              (21番山田秀士君「いやあ、その都度承認はしていっとるわけでしょ」と呼ぶ) 承知してる……              (21番山田秀士君「段階的に」と呼ぶ) 承認している、そうですねえ。ですから、それでよしと決定してないので、皆さんが、あ、そうですかと報告を受けているわけです。ですから、それに対して異議がある御意見はないので一応それは承認させていただいておりますけど、議決案件でないので決定という言葉を使われますと、議決したということでもないし決定したということでもありません。要するに、いわゆる担当委員会が事業の進捗を把握しているというふうに理解していただかないと、ちょっとそれ以上の結論には至りません。 ○議長(小田百合子君) 他に質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田百合子君) なければ、これで厚生常任委員長報告に対する質疑を終わります。 続きまして、産業建設常任委員会の委員長報告を求めます。 3番金谷委員長。 ◆産業建設常任委員長(金谷文則君) それでは、産業建設常任委員長報告を行います。 去る6月定例会で継続審議となっておりました請願1件につきましては8月18日に産業建設常任委員会を開催し、9月8日に付託されました議案3件につきましては9月16日に産業建設常任委員会を開催し、慎重に審査いたしました。その経過と結果の主なものについて御報告いたします。 まず、請願第1号国の存亡を危うくする環太平洋連携協定(TPP)への拙速な参加に反対する請願について。 委員より、字のごとく拙速な参加に反対する請願であるため、この文章のとおり拙速な参加に反対するということについて同意するとの意見。 委員より、さまざまな資料を読み、拙速な参加はよくないという意見が多くあったので、拙速な参加に反対するということに対しては賛成するとの意見。 委員より、TPPに参加してもしなくてもメリット、デメリットがある。関税がかからなくなれば輸出する製品の値段が下がるので、輸出についてはしやすくなる。その一方で、農業生産物に関しては輸出が少なく輸入が中心であるので、農業を守ることに対して国が対応を全然しないままにTPPに参加しても日本農業がつぶれるだけだと思う。皆さんと同じで、簡単に参加すると結論づけるのはどうかと思っているとの意見。 委員より、結果からいうと、一日も早くTPPの加入をしてもらいたいと思うので、請願については反対である。日本は国土も狭くて資源も少ないので、基本的には加工貿易で国が成り立っているというルールに従う必要がある。好むと好まざるにかかわらずTPPに入らなければ、国が狭くて資源がない日本でこれからの若者の生活は成り立っていかない。ただ、光と影は必ず物にはあるので、影の部分は保護や対策をしなければならないが、とりあえず参加してみてその後、問題があれば直していくしかないと思う。全部対策ができてから参加するようでは世界の動きに取り残されると思うので、一日も早い締結を望むとの意見。 委員より、賛成反対の両論併記で政府に白紙委任をするとの意見。 委員より、拙速な参加に反対するということに対して賛成するとの意見。 他に意見はなく、採決の結果、請願第1号については賛成多数で採決すべきものと決しました。 ○議長(小田百合子君) 採択。 ◆産業建設常任委員長(金谷文則君) 次に、議第45号平成23年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)について。 委員より、果樹生産振興事業補助金について、桃部会が減額、ブドウ部会が増額という説明であったが、当初予算での内訳はどうなっていたのかとの質疑に、執行部は、桃部会については当初、補助金ベースで179万5,000円の事業費を計上していたが、実施等の段階で桃部会が精査したところ68万5,000円の減額となった。ブドウ部会については、山陽、赤坂、熊山、吉井各地域の部会から当初、補助金ベースで79万7,000円の予算を計上していた。その後、新規で始めたい等の声が各部会からあり、苗木、ブドウ棚、ハウス等の事業を実施するため562万9,000円の増額計上をしている。合わせて494万4,000円の追加計上を行っているとの答弁。 委員より、土地改良工事費について、工事費が1,000万円で設計委託料が200万円となっているが、市役所の職員で設計できないのかとの質疑に、執行部は、技術者はいるが、今回は推進工法で主要県道の下を横断するという特殊工事であるため、十分な設計、精査が必要であることから設計委託をお願いしたいと思っているとの答弁。 委員より、それでは県道にかかわる仕事に関してはすべて委託か。市役所の技術者が設計をするといったことは今までになかったのかとの質疑に、執行部は、工種により設計委託するものとしないものを分けている。すべてを設計委託に出すわけではない。職員の養成のためにも、なるべく市役所内でできるものはやっていく。今回は推進工法という特殊な工法を用いるので、専門的な知識、技術を持っている業者に委託したいと考えているとの答弁。 委員より、土地改良事業団体連合会へ照会はしたかとの質疑に、執行部は、現場を土地改良事業団体連合会に見てもらっている。その結果、正式な見積もり等はとっていないが、今回計上した程度の金額になるという話を聞いているとの答弁。 委員より、先ほどこの工事に対して県から助成があるという話を聞いたが、補助率はどの程度かとの質疑に、執行部は、まだ確定していないが、45%の補助率という話をしているとの答弁。 委員より、森林組合出資金700万円について、これ以外にもう追加要請はないのか。また、出資金の運用計画はあるのかとの質疑に、執行部は、現在、合併推進協議会を設置し、3つの組合が合併するための財政調査等、さまざまな調査をして協議を進めているところである。今回合併する3つの森林組合のうち赤磐市の森林組合は一番財政基盤が安定していない状況であり、収益的にも安定をしていないので、この23年度まで毎年350万円の補助金として組合に支出してきた。今回、合併という話の中で資本の増強を市のほうでやらせてもらう。今後は、他の市が補助をしていないので、独立して運営していくための基盤整備の後押しとして今回の出資を行うということで理解してもらいたいとの答弁。 委員より、700万円は妥当なのかとの質疑に、執行部は、700万円については森林組合から700万円の協力をしてもらえないかという申し出があり、それに基づいて予算化させていただいたとの答弁。 委員より、赤磐市の森林組合は今まで財政的に問題があったのかとの質疑に、執行部は、赤磐市の森林組合は旧赤坂の組合と旧吉井の組合の合併以来、単独での運営が厳しい状況の中で補助金という形で350万円を毎年支出してきた。今回、岡山県の東の地区の森林組合を合併するということで、体力的に一番弱い赤磐市の森林組合については合併をスムーズに進めていきたいということもあり、出資の依頼を受けて出資をしたいと思っている。今後は、基本的に美作市の森林組合職員が実動部隊として作業等をするということになるが、北部の山の作業が厳しい冬季には南部の山の作業を行うなど、各時期において山の作業が可能になる。また、合併後、事務所や支所等の整理を行っていく過程の中で合理化をして運営が十分行っていけるように考えている。また、本当は個々の組合員に出資を求めるのがよいが、合併までにそういう作業を行うのは大変であり、市も今まで支援をしてきているので、それを今回まとめてする形で独立をしてもらいたいと思っているとの答弁。 委員より、今まで補助金として出していた350万円はどのように使われていたのかとの質疑に、執行部は、事務職員の給料に該当する程度の金額になっていたと思うとの答弁。 委員より、350万円が来年度以降、入らなくなれば、22年度の損益計算書で単純に計算してもマイナス50万円から60万円の赤字になるが、それでなぜ経営強化や基盤安定などという表現ができるのか。24年度以降の組合運営は大丈夫なのかとの質疑に、執行部は、森林組合というのは赤磐市にとって森林を守っていく上で重要な組合であると認識している。そのため、これまでも市としては経営支援という形で補助金を350万円出してきた。ただ、近年、森林を取り巻く状況が厳しくなってきており、特に赤磐市の森林組合にとっても厳しい状況が続いている。その中で、県の大きな方針として県下の森林組合が合併しているというのを受け、今回、美作、備前、赤磐で合併をし、基盤強化を図っていくということである。具体的には、合併による事業量の確保、広域就労による効率化、管理部門の整理統合、支所等の統廃合による組織のスリム化等が考えられる。将来的には、人件費等の圧縮にもなってくると思う。そうしたことを前提として合併を進め経営基盤を固め、今後も美作東備地区の森林組合として経営を成り立てていくことを考えている。また、24年度からの予算決算は組合全体になる。そのことについては、合併協議会の中で十分審議検討されるというふうに聞いているので心配ないと思っているとの答弁。 委員より、商工費で補助金が100万円入るということだが、イベント事業全体の予算は幾らかとの質疑に、執行部は、今回3種類のイベントに対して補助金の交付決定を受けている。内訳は、花火大会が623万7,000円、あかいわ祭りが462万6,000円、ワインフェストが150万円という当初予算であるとの答弁。 委員より、それぞれに案分するのかとの質疑に、執行部は、県からの補助金の交付決定についてはこの3つのイベントで100万円ということで、交付決定時には詳細な明細はない。そのため、便宜的に予算で案分すると、花火大会が50万円、あかいわ祭りが40万円、ワインフェストが10万円という計算になると理解しているとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、議第45号については賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、議第48号平成23年度赤磐市簡易水道特別会計補正予算(第1号)について。 委員より、支障管移転工事費負担金2件分、301万4,000円の歳入について再度説明をとの質疑に、執行部は、この事業2件については平成22年度実施した県工事に伴う水道管の支障管移転工事の負担金を県から費用補てんで受けるというものである。事業完了は、県道周匝久米南線が3月31日、国道48号線が3月29日で、いずれも3月末までかかった。それから、県と協議をしながら県に対して申請手続を行う中で、県の事務処理が5月末までに間に合わず、入金が6月に入ってから行われたため、今回この負担金を計上しているとの答弁。 委員より、工事は完了しているのに出納閉鎖までに県が処理できないというのはおかしいのではないかとの質疑に、執行部は、工事は22年度で完了しており、工事が完了すると調定が確定して請求権が発生するので3月31日の調定となり、22年度予算で収入する形になるが、実際にそれから事務手続に入って請求する時間、また県も決裁をもらうまでにかなり時間を要するため、制度的にこのような状況がどうしても発生することがある。市としても、22年度工事をした財源であるため、当然5月までに急いで払ってほしいと申し入れしたが、時間が経過したというのが実情であるとの答弁。 他に質疑はなく、採決の結果、議第48号については全員一致で可決すべきものと決しました。 次に、議第49号平成23年度赤磐市財産区特別会計補正予算(第1号)については、特に質疑はなく、採決の結果、議第49号については全員一致で可決すべきものと決しました。 以上をもちまして産業建設常任委員長報告を終わります。 ○議長(小田百合子君) 産業建設委員長報告が終わりました。 これから産業建設常任委員長報告に対する質疑を行います。 正副委員長は移動してください。 産業建設常任委員会付託案件を一括質疑とし、質疑を行います。 質疑ありませんか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) 議第45号の一般会計ですけど、委員より、土地改良工事費に工事費が1,000万円でと設計費が200万円っていう、私もいろいろ思うたんですけど、推進工法で、これ質疑で私がしたときに市長は、僕は県の事業じゃから県に補助金もらうべきじゃねえかというのを言うて、議長にもちょっと横道がそれたというて注意を受けたりしてしたのがあるんですけど、結果的にはこの委員会の中で答えてくれとんのが、まだ確定はしてないが、45%の補助率という話をしてるということになって、市長、これは委員会に言う、委員長質疑におかしんかも、市長、大変御苦労さんでした。ぜひ45%持ってくれてよかった思う。 それでそこで、ちょっと内容的に聞かせてもらうんですけど、推進というたらやっぱり特殊なからできんでこれ200万円も、1,000万円の金額で200万円も設計、聞きゃあよかったんじゃけど、これもうちょっと詳しゅう説明してくれん。どのくれえかかるんがなったんかなあと思いまして。ちょっと余りにも高過ぎる。職員にせえというのはできんかもしれんけど、余りにも高いんじゃないかなあと思うんじゃけど、どんなんでしょうか。それどういう話が出たか、もし。いや、そんなことはない、推進だからよろしいというてなったんか教えてください。 それから、これも質疑をさせていただいとったんが、700万円の森林組合の出資金。700万円を組合の出資金出すんですけど、追加要請はないのかということで、出資金のある方の質疑に執行部は、現在もうねえんじゃねえかという話になっとんですけど、今後また森林組合が全体になって事業を進めていくというようなことになったときには、またこれ金が追加が出るとかというようなお話は出たか出なかったか。いや、これで終わりなんだという話になったか。 それでそれからもう一点が、この中に森林組合が美作、備前、東備とかというにはなっとんですけど、和気町のお話が出てないんですねえ、こりゃあ。これは和気町はどうなるんでしょうか。和気町が何か入ってねえ、今回、美作、備前、赤磐で合併というの。和気町はどうなるんかというのは、もしそういうお話が出たか出なかったかお願いします。 次に、ワインのことで、付託の中で付託はなかった。ワインの決算について何かこの中になかったんで、ワインの決算が何か出ませんでしたか。出たら教えてください、内容を。              (産業建設常任委員長金谷文則君「済いません、ワインのこと」と呼ぶ) ワインの決算のことについてお話があったか、報告についてのあったかなかったか、もしわかれば教えてください。 それから、これが別にいい言うたらおえんのんですけど、賛成多数で可決すべきものと決したというんじゃけど、反対者はどういう意見か、何かいけなんだんかなあと。ちょっとわかれば教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 金谷委員長。 ◆産業建設常任委員長(金谷文則君) それでは、お答えいたします。 その前に、先ほど私が3ページのところの国道48号線、下のほうから10行目ぐらいのところに、議第48号のところで「国道48号線が」と申し上げましたが、正しくは「484号線」ということで訂正のほうをお願いいたします。大変失礼いたしました。 それで、北川議員の御質問のありました推進工法についての設計料200万円についてのことですが、質問がたくさんありまして、おっしゃるとおり、もう少し安くならないのかとかどうして200万円なのかというふうな質問がありました。土地改良の事業団のほうへも照会をして大体200万円ぐらいというふうなことで、正式な見積もりは出ていないけれども、そのくらいであるとの答えがありました。 それからあと、700万円の森林組合への件でございますが、それから先、補助というようなものがあるのかないのかということについては、これも話が出まして、最終的に市長のほうからないという言い方ではございませんでしたが、独立してもらうということで、ニュアンス的にはないというふうに理解をしております。 それから、ワインの件でございますが、これについては話は出ませんでしたが、ワインのときに関連してワインゼリーのシーラーと、その機械のことについての話は出ましたが、ワインの決算についての話は出ませんでした。 以上でございます。 うん。              (12番山下浩史君「和気町」と呼ぶ) ああ、和気町。和気町の森林組合への参加についての話については、最後に単独で後で入ってこられるというふうな話で報告がありました。 以上でございます。              (10番北川勝義君「金谷さん、答弁漏れ」と呼ぶ) 何かな。              (10番北川勝義君「賛成多数の反対者は何じゃったん」と呼ぶ) ああ、そうかそうか。議長、よろしいです。ちょっと答弁漏れがございました。 ○議長(小田百合子君) どうぞ。 ◆産業建設常任委員長(金谷文則君) 済いません、答弁漏れをしておりました。先ほどの中で森林組合についての決定のときに賛成多数ということで、そのときにどういう意見か、反対の意見があったのかどうかというふうなことでございました。 これについては、反対意見というのはございませんでした。それで、念のために一般会計のときの賛成、反対の決の数でいうと、反対のほうが2という数字でございました。              (10番北川勝義君「じゃけん、何でなん」と呼ぶ) 意見というのはありませんでした。 それから、先ほどちょっと和気町のことを申し上げましたが、和気町も含めた中で新しく合併の森林組合ができるということでございます。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(小田百合子君) よろしいですか。 10番北川議員。 ◆10番(北川勝義君) ありがとうございました。 僕は議第45号の一般会計なので、第3号の補正なんですけど、これについて委員長のほうが委員長報告で、採決の結果、議第45号については賛成多数で可決すべきものと決しましたと言われたんで、反対者がおったんだろうというこって、反対せられるんでそれなりの意見があるん、どういう意見がある、どれについてどういう、例えば森林組合とかワインフェスタとかどっかは反対じゃとかということの意見があったんかというのを聞きたかったん。別に委員会でなかったらいいんですが、何もせんから反対じゃというのは、そりゃちょっと僕納得できんのんですけど、もしわかればもう少し、もうそれ以上なかったらなかったで結構です、1点。 それから、和気町が含まれるというこって、私の聞いとるとこで納得したんで納得はできました。 それから、土地改良事業のことについて、工事費がというのもよくわかりましたが、これは何かこれ見よったら土連には照会はしたが、正式な見積もりはとってないというて、土連がやるんですか、それとも一般に入札、指名競争入札でやられるんですか、そこんとこはどういうお話があったか。なかったらなかったで結構ですけど、教えていただきたいと思います。 それからもう一点、市長のほうが今後、森林組合についてはないと言うた言わなんだというて、ようわけわからん。結論は何じゃったんですか。結論よくわからなんだ、ニュアンス。ニュアンスでいうたらないと言われたというんじゃけど、今後事業する場合じゃったらあるかもしれん。それは別格の話として、今後もうこれ以上追加を出す必要はないと言われたんかどうか、そこんとこを再度、そういう話があったら教えてください。 以上です。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 金谷委員長。 ◆産業建設常任委員長(金谷文則君) それでは、お答えします。 ちょっと順は不同になるかと思いますが、700万円、森林組合のこれから先のことについて、350万円が1年間でやってたものを2年分ということで、それ以上のことについてはやらないと市長のほうからのお答えでございます。 それから、質問、先ほどの議第45号についての賛成、反対の数があったわけですが、反対のほうの意見というのはございませんでした。反対意見はなしで、採決の結果として2人が反対でございましたということでございます。 それから、推進工法の200万円についてのことでございますが、土連には見積もりをとったが、土連でやるということに決定してるというふうには答弁はされておりませんでした。 以上でございます。 ○議長(小田百合子君) よろしいか。              (10番北川勝義君「よろしい」と呼ぶ) 他に質疑ありませんか。 14番福木議員。 ◆14番(福木京子君) 森林組合のことなんですが、ページが2ページの下から四、五行目でちょっと心配してることなんですけど、本当は個々の組合員に出資を求めるのがよいが、合併までにそういう作業を行うのは大変であり、市も今まで支援をしてきているので今回まとめて出すと、独立してもらいたいというふうな文章があるんですが、森林組合という大切さ、特に災害、台風、そういう意味では一層力を入れていかないといけないような状況がある中で合併が進んでいってるんですよね。結局、赤磐市が350万円毎年出してるのは人件費、事務職員の給料に相当する程度の金額をずっと出してきているということで、合併して事務局がこれは美作のほうになるんでしょうか。ほんで、そういう人を減らしていったり、そういう方向で果たして本当に今の災害や防災やそういうことで中身が充実していくのかなと不安に思うわけです。 それで、今回700万円、2年分をまとめて出すにしても、もしいろんな事業をする中で赤字というんか厳しくなったときに、個々に今度は組合員に求めていくようになるんではないかというふうにも考えられるんですよねえ。他の組合員もそういうふうな組合委員が出されとんですか。多分、そういう方向になってくる可能性もあるんですけど、その辺はどのように考えられとる。あ、これはそういう議論があったのかどうか。これは合併というのは、本当に市町村合併でもいろんな合併でも、いいところと悪いところとやっぱりあるんですよ。慎重にやっぱり話し合いしていかないといけないと思うんですけど、その辺のこの不安というんか、そういう突っ込んだ議論があったのかどうかお伺いいたします。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 金谷委員長。 ◆産業建設常任委員長(金谷文則君) 福木議員の質問にお答えさせていただきます。 まず、森林組合のことですけれども、合併して赤磐市の森林組合の今の人数というのが1,366人。それで、美作の森林組合は今現在で4,752名と。それから、備前市の森林組合は529人ということで、赤磐市の場合は美作の今の森林組合に比べればかなり小さいんで、全体の予算とかそういう事業の中では何とか物がやっていけるというふうに判断しているけども、その中で今まだ合併協議中なので、やっていけるようにみんなで協議をしてやっていくというふうに答弁のほうを聞いております。 それで、赤字とかもしそういうことになれば、できるだけの赤磐市としての協力もやっていかなければ、将来的にもしかのことがあれば、いろいろ相談を受けた中で相談に応じてやっていかなければいけないだろうと。しかし、まだ合併の協議中なので、はっきりこうだというところまでは行っていないというふうなお話でございました。それでよろしいですか。 ○議長(小田百合子君) 福木議員、よろしいですか。              (14番福木京子君「よろしい」と呼ぶ) 他に質疑ありませんか。 19番樅野議員。 ◆19番(樅野志郎君) この請願について、請願第1号についてお尋ねをします。 国の存亡を危うくする環太平洋連携協定(TPP)への拙速な参加に反対する請願についてと、こういうあれです。私は、この環太平洋連携協定が丸ごとですよ、国の存亡を危うくするんかどうかというのは、これは議論のあるところだろうと思うんですけど、何でこういう表題つけられたんですか。それから、拙速な参加に反対するというん。何が拙速なんですか。どこが拙速なんですか。こういう私は日本語的におかしいと思うんですよ。この環太平洋連携協定に賛成か反対かというならわかりますよ。じゃなしに、そういう形容詞をつけて国の存亡を危うくするとか拙速なとか、こら最初から否定的な意味が入っとるわけで、それにあえて賛成するというのは大変難しいわけです。そしたら、国の存亡を危うくする法律なんて、だれも賛成なんかしたくありませんよ。それから、拙速な決定なんか、だれも賛成する人はないと思うんです。最初っからそういう否定的な形容詞をつけた請願というのは、私は日本語的に非常におかしいと思うんですけど、そういうですからどの部分が国の存亡を危うくするんですか。どの部分がということはないですわなあ。全部ですわなあ。それから、どの部分が拙速なんですか。これも全部拙速ですわなあ。どの部分がという議論はないんですか。そういう議論はどういうふうにされとるんかをお尋ねしたいと思います。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 金谷委員長。 ◆産業建設常任委員長(金谷文則君) お答えします。 先ほど樅野議員のほうから御質問、御発言のありましたことにつきまして、例えば拙速なとか、それから危うくするとか、そういうふうなことについての話というのは出てきておりませんでした。 以上でございます。 ○議長(小田百合子君) よろしいですか。 19番樅野議員。 ◆19番(樅野志郎君) 出てきてないんだから、そらあもう委員長としたらそういうふうに言わざるを得ないと思うんですけど、一番肝心なとこですよねえ、何が拙速かとか何が国を危うくするんかとか。そういう議論をせずに採決をして賛成多数というのは、これは私はおかしいんじゃないかと思うんですけど、そういう採決の仕方についておかしいんじゃないかという御議論はありませんでしたか。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 金谷委員長。 ◆産業建設常任委員長(金谷文則君) お答えします。 簡単には、そういう意見はございませんでした。申し加えますと、委員の皆様にはそれぞれ資料をお渡しした中いろいろ勉強されて、そこの中の意見が今集約したことが御報告させていただいた内容でございます。 以上です。 ○議長(小田百合子君) 樅野議員、よろしいか。              (19番樅野志郎君「ありがとうございました」と呼ぶ) 他に質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田百合子君) なければ、これにて産業建設常任委員長報告に対する質疑を終わります。 ここで、14時45分まで休憩とします。              午後2時25分 休憩              午後2時45分 再開 ○議長(小田百合子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これから討論を行います。 討論の通告が出ておりますので、11番川澄章子議員の賛成討論を許します。 11……              (21番山田秀士君「反対から先にしとかんと……」と呼ぶ)              (11番川澄章子君「反対は……」と呼ぶ)              (19番樅野志郎君「反対がねえんなら反対せんでもええけど」と呼ぶ) 失礼しました。 11番川澄章子議員。 ◆11番(川澄章子君) それでは、請願第7号、この請願に賛成の立場で発言いたします。 皆さん、病院が満床、満杯の状態がいい、しなければならないというのは何か違うのではないでしょうか。人は、病気はできるだけしないで人生を終えたいと思っています。しかしながら、年を重ねたらどこかに支障が来ます。病は気からなどと言う人がいますが、確かに今の時代、精神的に不安定な状態が続いて、その結果、寝込んでしまうこともあるでしょう。その一つの原因に、不安があると思います。それは、生に対する不安、そして暮らしのやりくりに対する不安、そして死に対する不安なのです。 この不安をなくしていくのが政治の力ではないかと思っております。もしものときは病院に行けば何とかしてくれるというこの安心感が今まで旧熊山町の住民にはあったと思います。それが、今度は合併した赤磐市民のものになっていく。こうして、昭和19年に建てられて以来、延々と守られてきた市民病院、今やこの病院が時代の流れで役目は終わったというのでしょうか。高度な医療ができなければ、そして手術ができない病院は役立たずの病院になってしまうのでしょうか。そんなはずはないと思います。その地域の人が近くの病院に行くのは当然であり、家に帰りたくても家族がおらず帰れない人がいられる病院が今後ますます必要になってくるのではないかと思います。 市民に不安を与えないでください。在宅医療の充実は、病院の存続でこそ可能なことであり、市が今示そうとしています青写真は絵にかいたもちです。県が実施したパブリックコメントは、半々の意見が寄せられたそうです。地域の声をよく聞くようにと県からの指導がなされているのではないでしょうか。医師不足と財政がないことを理由に入院機能を持たない診療所に決定しようとすることは短絡的であり、何と情けない話ではないでしょうか。何はなくても病院は守るというのが市のとる態度であるはずです。そもそも、財政の行き詰まりで合併を選んだ旧4町。この赤磐市がわずか10年足らずでお手上げとは、何とも無責任な財政運営ではありませんか。市長の長年勤めた銀行マンとしての腕、意地の見せどころではないでしょうか。 改めて、自治体病院、そして公立病院のある赤磐市が住んでいてよかったと思えるように、どうか議員の皆さん、この病院存続に向けて出されたこの請願に賛成していただきますようよろしくお願いして、討論を終わります。
    ○議長(小田百合子君) 以上で通告による討論を終わります。 これからただいま議題となっております認第1号から議第49号までの19件及び請願第1号及び請願第7号の以上21件を採決したいと思います。 採決の方法につきましては、一部を除き一括採決としたいと思います。 それでは、認第1号平成22年度赤磐市一般会計歳入歳出決算の認定についてを採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(小田百合子君) 起立全員であります。したがいまして、認第1号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、認第2号平成22年度赤磐市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてから認第11号平成22年度赤磐市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの10件を一括して採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(小田百合子君) 起立全員であります。したがいまして、認第2号から認第11号までの10件は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、認第12号平成22年度赤磐市水道事業会計歳入歳出決算の認定について及び認第13号平成22年度赤磐市立赤磐市民病院事業会計歳入歳出決算の認定についての2件を一括して採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(小田百合子君) 起立全員であります。したがいまして、認第12号及び認第13号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第44号赤磐市税条例等の一部を改正する条例(赤磐市条例第17号)を採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(小田百合子君) 起立全員であります。したがいまして、議第44号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第45号平成23年度赤磐市一般会計補正予算(第3号)を採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(小田百合子君) 起立全員であります。したがいまして、議第45号は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、議第46号平成23年度赤磐市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)から議第49号平成23年度赤磐市財産区特別会計補正予算(第1号)までの4件を一括して採決します。 本件に対する委員長報告は可決であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(小田百合子君) 起立全員であります。したがいまして、議第46号から議第49号までの4件は委員長報告のとおり可決されました。 続きまして、請願第1号国の存亡を危うくする環太平洋連携協定(TPP)への拙速な参加に反対する請願について採決します。 本件に対する委員長報告は採択であります。 本件は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(小田百合子君) 賛成多数であります。したがいまして、請願第1号は委員長報告のとおり採択されました。 続きまして、請願第7号赤磐市民病院存続に関する請願について採決します。 何でしょうか。 ◆19番(樅野志郎君) 私は退場します。先ほども御意見がありましたが、委員会で継続審査を主張しておりました。その後の採決で、別に賛成でも反対でもないんですけど、ああいう形になりましたので、ここで態度をはっきりさすために退場させていただきます。 ○議長(小田百合子君) 樅野議員の退場を許します。              〔19番 樅野志郎君 退場〕 ○議長(小田百合子君) それでは、本件に対する委員長報告は不採択であります。 お諮りします。 請願第7号を採択することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(小田百合子君) 賛成少数であります。したがいまして、請願第7号は不採択とすることに決定しました。 樅野議員の入場を許します。              〔19番 樅野志郎君 入場〕              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 赤磐市元職員及び職員の背任及び虚偽公文書作成容疑調査の報告 ○議長(小田百合子君) 続きまして、日程第3、赤磐市元職員及び職員の背任及び虚偽公文書作成容疑調査の報告を議題とします。 本件について、北川議員は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので、退場を求めます。              〔10番 北川勝義君 退場〕 ○議長(小田百合子君) それでは、赤磐市元職員及び職員の背任及び虚偽公文書作成容疑調査特別委員会において付託事件調査が行われ、委員長報告が提出されておりますので、委員長報告を求めます。 9番小倉委員長。 ◆赤磐市元職員及び職員の背任及び虚偽公文書作成容疑調査特別委員長(小倉博君) 失礼いたします。 赤磐市元職員及び職員の背任及び虚偽公文書作成容疑調査特別委員会の調査報告を行います。 去る平成22年1月20日の議会本会議において本委員会が設置されてから延べ21回に及ぶ調査を行った後、平成23年8月17日に調査報告書を議長に提出いたしました。調査報告書についてはお手元に配付しているとおりでございますが、ここではその内容のうち結論部分を御報告いたします。 結論。周匝736-10ほかの土地及び是里3119-1の土地の取得に関し、その公金支出の妥当性について以下に結論を述べる。 まず、購入目的に関して、周匝の土地は交差点改良という名目で、地元の要望もないままに市が現職赤磐市議から3者契約を介して代替地と交換という形で買い上げた。必要性、緊急性については上述したように、交通量もそれほどではなく、改良工事に緊急を要するほどの交通事故多発地点というわけでもない。今に至るも改良工事に着手されていないことを考えると、交差点改良の必要性と緊急性は到底認めがたい。 それでは、なぜ周匝の土地が市にとって必要だったかを推測するに、現職市議会議員が代替地を入手するために周匝736-10ほかの土地を市に買い取るよう持ちかけて、それに同意したのが真相ではないか。価格面から見ても、代替地とは同一周匝区内の住宅地の中にある土地であり、直線距離にして500から600メートルほどしか離れていないにもかかわらず8倍の開きがあるのは、どう考えても正当ではない。 是里の土地に関しても、平成22年2月4日に百条委員会が視察に行ってから初めて売買がなされたことを知ったという当時の地元区長さんの証言からもわかるように、全く秘密裏に売買が行われていたことがわかる。必要性、緊急性に関しても上述したように、赤磐市には19万立方メートルに及ぶ残土処理場がいまだ残っており、市内にそれを超えるほどの残土処理を要する大型工事もないことから、必要性も緊急性も全く見出せない。さらに言えば、市が購入した残土処理場は、是里リゾートの宿泊施設の真下に位置する上に急傾斜地であるため、どのような理由を述べようと処理場建設に合理的理由を見出すことはできない。ここでも、現職市議会議員が強く買い取りを要求したため市議所有の土地の買い取りを決定したが、不動産取得税の支払いが必要となるため、租税特別措置法が適用となる残土処理場が選択されたと考えざるを得ない。現職赤磐市議の要望の有無は、各証人の証言からは得られなかったが、安井副市長への買い取り要求の話──話のやりとりのテープは残っている──などを考えると、あり得ることだと思料できる。 今回の土地取得に関する疑惑は、現職赤磐市議が旧吉井町職員であったときに本人もしくは関係者が所有する土地において、旧吉井町が多くの事業を実施する中で公金支出と受領を繰り返した土壌に由来するものである。そして、元職員である特別職、同僚等がその行為に加担し続けてきたために今回のような疑惑が発生したもので、あしきなれ合いの結果だと言わざるを得ない。 以上、種々のことを勘案すると、今回の2件の土地の買い取りは地方自治法2条14項及び地方財政法4条1項に抵触する違法不当な公金支出と言わざるを得ず、直ちに返還請求をすることを求めるものである。また、現職議員についても、当該2件の土地が売買されていた当時は産業建設常任委員会に属していたことを考えると、その説明責任は免れないところであるが、証人喚問を拒否して責任を放棄したとも受け取られる行為に出た。これは、議員として許されざる行為と言わざるを得ない。これら一連の行為に対し、赤磐市議会としても厳正な態度が求められる。赤磐市行政当局には、それぞれに再度、厳密なる調査をした上で厳正なる処置を求めるものである。また、議会としても、このような不祥事が二度と起こらないように厳正な処置を講じなければならないと思われる。 最後に、このような不祥事が再び起こらないようにするための施策や制度の制定であるが、支所機能の縮小、本庁での処理機能の充実、外部監査制度の導入などを図るとともに、地方自治法、市条例の厳正な運用によって再発防止を求める。さらに、公金の不当不正な支出に関しては、罰則を含めた新たな条例の制定をも求めるものである。 以上でございます。 ○議長(小田百合子君) 委員長報告が終わりました。 正副委員長は移動してください。 これから委員長報告に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。質疑ですか。              (11番川澄章子君「はい」と呼ぶ) 11番川澄議員。 ◆11番(川澄章子君) 13ページにあります最後にのことで、この不祥事が再び起こらないようにするための施策や制度の制定であるが、そこになぜ支所機能の縮小が出てくるのかちょっと理解できませんので、そこの入った理由をお願いします。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 小倉委員長。 ◆赤磐市元職員及び職員の背任及び虚偽公文書作成容疑調査特別委員長(小倉博君) 失礼いたします。川澄議員の御質問にお答えいたします。 今回の事件が起こった大もとっていうのは、支所に決裁権限が、あれは500万円以下のものについては与えるということがございましたので、そういうものに関して再考をするべきではないかということで支所機能の縮小と申し上げてるので、支所をなくせということではございませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小田百合子君) 11番川澄議員。 ◆11番(川澄章子君) なくせということじゃないっていうことは、要するにその500万円という金額的なものが、支所の権限があるその500万円という金額に対してそれをなくするようにってこと、なくすじゃないな、低い低額にしていこうという、そういうことで言われとるんでしょうか。 ○議長(小田百合子君) 答弁を求めます。 小倉委員長。 ◆赤磐市元職員及び職員の背任及び虚偽公文書作成容疑調査特別委員長(小倉博君) 川澄議員の御質問にお答えいたします。 要は、決裁権限が少し金額が大きかったのではないかという判断をさせていただいて、その辺のところを再度考えて、金額を下げるのかやり方を考えるのかわかりませんけれども、要はその後ろに書いてあります本庁での処理機能の充実っていうところにつながっておりますので、そういうことで支所機能の縮小をというふうに書かせていただいております。よろしくお願いします。 ○議長(小田百合子君) よろしいですか。              (11番川澄章子君「はい」と呼ぶ) 他に質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田百合子君) なければ、委員長報告に対する質疑を終わります。 これをもって赤磐市元職員及び職員の背任及び虚偽公文書作成容疑調査を終了いたします。 北川議員の入場を許可します。              〔10番 北川勝義君 入場〕              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 発議第11号 国の存続を危うくする環太平洋経済連携協定(TPP)への拙              速な参加表明に反対する意見書 ○議長(小田百合子君) 続きまして、日程第4、発議第11号国の存続を危うくする環太平洋経済連携協定(TPP)への拙速な参加表明に反対する意見書を議題として、提出者の説明を求めます。 3番金谷議員。 ◆3番(金谷文則君) ここで言うたらいいん。 ○議長(小田百合子君) はい。 ◆3番(金谷文則君) それでは、発議第11号国の存続を危うくする環太平洋経済連携協定(TPP)への拙速な参加表明に反対する意見書。 上記案件について、赤磐市議会会議規則第14条の規定により裏面のとおり提出します。平成23年9月27日提出。赤磐市議会議長小田百合子殿。提出者、赤磐市議会議員金谷文則。賛成者、赤磐市議会議員山下浩史、小倉博、川手辰夫、行本恭庸、森川勧治。 国の存続を危うくする環太平洋経済連携協定(TPP)への拙速な参加表明に反対する意見書。 昨年、包括的経済連携に関する基本方針を閣議決定した政府は、6月をめどに交渉参加を判断すると表明しています。2月2日には、TPP関係国からの情報をまとめた政府報告書が明らかにされています。それによると、農家保護のため米や牛肉、乳製品など重要品目に課している関税を段階的に撤廃するように迫られる公算が大きいことを示す内容です。政府がすべての品目を自由化交渉対象とし、TPP交渉に参加する判断を行えば、WTO農業交渉における多様な農業の共存という高い理念を大きく逸脱することになります。政府内でGDPの中で1.5%の第1次産業を守るために98.5%のかなりの部分が犠牲になっているのではないかとの見解が示されていますが、地域を支える第1次産業の重要性に対する認識が欠如していると言わざるを得ません。 TPPは、関税だけでなく人の移動や金融、医療など、サービス分野の自由化も進みます。労働者が国境を越えて自由に行き来できるようになれば、製造現場で働く人が低賃金の外国人に入れかわったり雇用の場を失う可能性も否定できません。経済界がTPP参加を推奨していますが、仮に自動車などのわずかな関税をゼロにしても、米国がドル安に誘導すれば関税撤廃のメリットはあっという間に相殺されてしまいます。世界経済の中心がアジアへシフトする中、中国と韓国がTPP参加交渉に不参加であることを考えれば、輸出増大が期待できないことは明白です。 例外なき関税撤廃を前提とするTPPへの参加は、単に国内食料自給率の低下を招くばかりでなく、日本農業と地域社会を崩壊させるものであります。なぜなら、農業は地域において生産資材、農業機械等の製造業、食品加工、運輸、流通、販売、観光など広範囲な産業と密接に結びついており、農業への壊滅的な打撃はあらゆる産業において地域経済を一層大きく冷え込ませ、雇用環境を悪化させるおそれがあります。我が国1億2,000万人の国民の食料安定保障を担保し、安全・安心な食料の安定供給と農林水産業が果たしている地域経済、社会、雇用の安定を確保することが未来を拓くことになります。下記のとおり対応されるよう要望します。 記。①関税撤廃が原則である環太平洋経済連携協定(TPP)への参加は、国内農業へ甚大な影響を与えるのみならず、我が国の食料事情を極めて危険な状況に追い込み、食料安全保障の観点から国の存続を危うくする危険性が高いため、拙速に参加を表明しないこと。 ②今後、国際貿易交渉に当たっては、多様な農業の共存を基本理念として食料安全保障の確保や農業の多面的機能の発揮を図るなど、日本提案の実現を目指すというこれまでの我が国の基本方針を堅持し、食の安全、安定供給、食料自給率の向上、国内農業、農村の振興などを損なわないよう対応すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成23年9月27日。岡山県赤磐市議会議長小田百合子。 提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、内閣官房長官、国家戦略担当大臣。 ○議長(小田百合子君) 説明が終わりました。 これから質疑を行います。 質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田百合子君) 質疑なしと認めます。 それでは、討論を省略し、採決に移りたいと思います。御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田百合子君) 異議なしと認めます。 それでは、これから発議第11号を採決します。 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              〔賛成者起立〕 ○議長(小田百合子君) 起立多数であります。したがいまして、発議第11号は可決されました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 発議第12号 委員会の閉会中の継続調査及び審査について ○議長(小田百合子君) 続きまして、日程第5、発議第12号委員会の閉会中の継続調査及び審査についてを議題とします。 お手元に配付しております継続調査及び審査一覧表のとおり、閉会中の継続調査及び審査の申し出が各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長からありました。 各委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査及び審査に付することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田百合子君) 異議なしと認めます。したがって、さよう決定いたしました。 ここで、御報告することがあります。 本日休憩時間中に北川勝義議員を対象としての調査請求書が下山哲司議員外2名から出されております。赤磐市議会議員政治倫理審査会の設置を求めるものでありますが、今回、設置はしなければならないようになっておりますが、この適用されるのが初めてのことでありますので、条例などの研究ができておりません。大変申しわけありませんが、これは私がお預かりして調査研究の後、全員協議会等で皆様に改めて御相談したいと思いますので、それで御了解いただきたいと思います。よろしいでしょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小田百合子君) 以上で本日の日程はすべて終了しました。 今期定例会の議事を以上で終了いたしました。 この際、閉会に先立ち、市長のあいさつを求めます。 井上市長。 ◎市長(井上稔朗君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 今期定例会は、去る1日に開会して以来、本日まで27日間の長きにわたり終始熱心に御審議を賜り、御提案を申し上げました諸議案につきまして適切なる御決定を賜り、全議案を御承認いただきましたこと、心からお礼を申し上げます。 決算審査特別委員会において、平成21年度事業完了分の平成22年度において支払う過年度支払いについての御指摘がありました。これについては、地方自治法施行令を遵守した過年度支払いをしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、裁判について御報告いたします。 昨年2月に地方自治法第242条の2の規定に基づく赤磐市を被告とした住民訴訟が提起され、去る9月20日に第一審の判決がありました。この裁判は、平成17年度に支出した集会所の修繕補助金を町内会が過大請求し、受領したとするものです。判決では、町内会と当時の町内会長に対して連帯して赤磐市に約10万円を支払うよう請求せよというものでございます。市といたしましては、判決文の内容を十分精査して適切なる対応をしていきたいと思っとりますので、よろしくお願いいたします。 さて、ことしも昨年の夏同様、猛暑でございました。東日本大震災で原発事故以降、電力の消費について私たち一人一人が考えなければならない夏でもございました。また、定例会の会期中に台風12号と15号の2つもの台風の来襲がありました。幸い、赤磐市においては大きな被害がありませんでしたが、国内各地で甚大な被害があり、被災されました皆様には心からお見舞いを申し上げます。 彼岸を境に気温も若干下がってきたようでございます。本格的な秋の訪れも間近ではないかと思っております。議員の皆様には季節柄、健康には十分留意され、より一層の御健勝、御活躍を御祈念申し上げますとともに、今後とも赤磐市推進に御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。閉会のごあいさつとさせていただきます。大変ありがとうございました。 ○議長(小田百合子君) 以上をもちまして平成23年9月第4回赤磐市議会定例会を閉会といたします。 大変御苦労さまでした。              午後3時22分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    平成 年 月 日           議  長  小  田  百 合 子           署名議員  小  倉     博           署名議員  北  川  勝  義...