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03月04日-04号

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  1. 瀬戸内市議会 2021-03-04
    03月04日-04号


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    最終取得日: 2022-11-22
    令和 3年 2月第1回定例会令和3年第1回定例会                   瀬戸内市議会会議録                令和 3年 3月 4日(木曜日)                ───────────────                出 席 議 員 ( 17 名 )     1番  岡     國 太 郎          2番  角  口  隼  一     3番  高  間  直  美          4番  日  下  俊  子     5番  布  野  浩  子          6番  厚  東  晃  央     7番  河  本  裕  志          8番  竹  原     幹     9番  平  原  順  二         10番  島  津  幸  枝    11番  原  野  健  一         12番  小 野 田     光    13番  石  原  芳  高         15番  小  谷  和  志    16番  廣  田     均         17番  日  下  敏  久    18番  室  崎  陸  海                ~~~~~~~~~~~~~~~                欠 席 議 員 ( 0 名 )                ~~~~~~~~~~~~~~~                説明のために出席した者   市長      武 久  顕 也       副市長     田 野    宏   教育長     東 南  信 行       総務部長    岡 田    誠   財務部長    尾 副  幸 文       総合政策部長  松 尾  秀 明   福祉部長    青 山  祐 志       こども・健康部長難 波  彰 生   産業建設部長  難 波  利 光       文化観光部長  頓 宮    忍   教育次長    薮 井  慎 吾       病院事業管理者 三河内    弘   病院事業部長  小 山  洋 一                ~~~~~~~~~~~~~~~                事務局職員出席者   局長      三 浦  光 男       次長      吉 崎  知 子   主幹      広 畑  祐 子       主査      吉 久  尚 宏                ~~~~~~~~~~~~~~~                議 事 日 程 (第 4 号) 令和3年3月4日午前9時30分開議1 一般質問(個人質問)   質問通告事項(発言順序12番~16番)                ~~~~~~~~~~~~~~~                本日の会議に付した事件日程1                ~~~~~~~~~~~~~~~                午前9時30分 開議 ○議長(日下敏久議員) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は17名です。 定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ここで暫時休憩いたします。                午前9時30分 休憩                午前9時31分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 それでは、議事日程に入ります。                ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 一般質問 ○議長(日下敏久議員) 日程1、引き続き一般質問を行います。 初めに、発言順序12番、竹原幹議員の一般質問を行います。 8番竹原幹議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) おはようございます。 早速質問に入りますが、質問も三日目となりますとダブりが出てきました。特に一昨日の先輩議員による庁舎再編計画についての質問で、市長から今まで議論してきた基本構想そのものを全くないがしろにしたような答弁がありました。私は、今まで本会議、委員会、住民説明会において積み上げられてきた、そういった内容を踏まえて質問しますので、明快な答弁をよろしくお願いします。 質問事項1、庁舎の再編について。 質問の要旨(1)JAの土地購入について、購入の必要性、交渉経過、今後の計画はとしています。 JAの土地取得につきましては、昨年の9月9日、総務文教常任委員会において、初めて説明がありました。確かに平成30年3月に出された基本構想には明記はされておりましたが、保健福祉部を西庁舎に入れることを検討すると説明があったのは、昨年の1月の委員会や2月議会でした。そのときには、JAの用地について全く触れられていません。9月議会での突如の提案でした。この議会の市長の行政報告では、福祉部の移転に伴い、増加する来庁者及び公用車駐車場用地として、取得が必要なJA岡山用地に関連する予算を今議会に上程していますとしています。改めてJAの土地購入について、交渉の経過、必要性、今後の計画についてお聞かせください。 質問の要旨(2)将来の本庁舎整備をどのように考えているのか。 市長の行政報告では、将来の本庁舎整備につきましては、近隣の土地や施設の状況等を踏まえ、適時適切に検討していきますとあります。適時適切とはどういうことなのか。将来の本庁舎整備をどのように考えているのか、お聞かせください。 質問事項2、JR駅前整備について。 質問の要旨(1)邑久駅前の商工会の土地購入について、その必要性、交渉経過、今後の計画はとしています。 この土地にしても、昨年令和2年6月16日に産業建設委員会の分科会において、初めて提案されております。平成28年10月のJR駅前整備等検討委員会の報告書にも29年3月の駅前整備計画にも、このような計画は全くありませんでした。平成29年度から、予算計上しては全額繰越しされたり減額がなされたり、この事業はまだ順調に進んでいるようには見えません。このたびの商工会の土地購入で工事が進むようになるのか、またこれから商工会の移転が終わるまで滞るのか、合併特例債の期限に間に合うのかということが案じられます。 そこで、質問します。 (1)邑久駅前の商工会の土地購入について、必要性、交渉経過、今後の計画についてお考えをお聞かせください。 質問の要旨(2)長船駅前整備について、短期計画のトイレ、駐輪場等の完成時期。また、中長期計画への取組はとしています。 昨年2月議会でも取り上げています。この1年でどのような状況に進んだのか、お知らせください。 以上、1回目の質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 尾副財務部長。                〔財務部長 尾副幸文君 登壇〕 ◎財務部長(尾副幸文君) おはようございます。 それでは、私のほうから質問事項1、質問の要旨1、2についてご答弁させていただきます。 質問の要旨1です。 JA岡山用地の購入に係る必要性については、これまで説明してきたとおり、現在計画している福祉部等の本庁西庁舎への移転に当たって、来庁者数や公用車数の増加に対応し、さらに障害者用駐車場スペースの整備により、来庁する市民の利便性の向上を図るため、駐車場用地の確保が不可欠であると思われます。現在も駐車場として賃貸借しているJA岡山用地を取得し、駐車場として整備することにより、こうした課題を解決できると考えております。 次に、交渉の経過ですが、平成30年1月に土地売却の意向について照会し、売却協議に応じることは可能との回答を得ています。また、令和2年10月には用地取得に向けて協議を依頼し、承諾を得ている状況です。現在は事業実施に向け、主に双方の状況報告や今後のスケジュールについて調整をしています。具体的な買収金額については、不動産鑑定及び補償費の算定後に提示すると説明しており、今議会に関連予算を計上していますので、議決をいただいた後に具体的な交渉に進むことになります。 次に、今後の事業計画ですが、JA岡山内部の調整や倉庫機能の移転に伴う施設整備が必要であることから、全体のスケジュールは確定することはできませんが、市としては、合併特例債期限である令和6年度末の駐車場整備完了を目標にJAと協議を進めることとしております。 続きまして、質問の要旨2です。 将来の本庁舎の整備方針については、庁舎再編計画基本構想内の中・長期構想案として、本庁北側のJA岡山用地を取得し、取得した用地に本庁舎を新築し、分庁方式を解消するとしています。ただし、この将来構想案については、このたびの本庁西庁舎を改修し、福祉部等を移転する案を進める中で、様々なご意見をいただいているところです。市長が行政報告でも申し上げましたとおり、将来の本庁整備については、近隣の土地や建物の状況等を踏まえ、適時適切に検討しなければならないと考えております。現在は、短期構想として長船3施設の耐震対策を急いでいますが、将来の望ましい庁舎の在り方については、継続的に検討を進めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。                〔産業建設部長 難波利光君 登壇〕 ◎産業建設部長(難波利光君) おはようございます。 それでは、私のほうからは質問事項の2につきましてご答弁を申し上げます。 邑久駅前の商工会の土地購入につきまして、その必要性、交渉経過、今後の計画についてでございます。 この邑久駅前の整備に関してでございますが、平成28年度に策定をさせていただいた整備計画、この整備計画を基に事業に着手をしましたが、この邑久駅につきましては、最初の取りかかりになります用地交渉が非常に難航したこと、これが主な原因でございますが、この用地交渉が難航したことによって、当初に確保したかった土地というものが確保できなかったということで、事業用地が非常に限定された中でのスタートとなりました。当初に作成をいたしました整備計画では、なかなか設計どおりに事業が進まないということで、その整備計画によってつくった詳細設計、その詳細設計の変更を余儀なくされたということで、余儀なくされた中で詳細設計をしたんですけども、その変更設計した内容を基に、先ほどもご案内いただきましたように、令和元年度の末にその修正した内容を基に1回目の地元説明会を開催させていただいております。地元説明会の開催の時期は、昨年の1月30日に市役所のほうで関係者に集まっていただいて、説明会を開いております。 その中で出ましたご意見といたしまして、市営の駐車場が、当初その際に示した案では非常に減少すると。駐車場の数が少なくなりました。そのことに対する懸念の声が大きいものがありました。2点目としては、駐輪場の場所に対する不安。歩行者通路、駅への動線、そういったようなところが非常に危ないのではないかと。当然、変更協議をする中で、公安委員会との調整は済んでおったんですけども、やはり地元住民の方からしてみれば、当初に設計したレイアウトでは非常に不安を感じるという、この2点に関してご意見をいただいたところでございます。その後、これらの意見を踏まえまして、私どものほうでその懸案事項を解消するために、不足する事業用地をどう確保していくかということについて検討を重ねてきました。その中で、この商工会の土地を購入もしできるのであれば、購入することで問題解決につながるのではないかということをテーマに検討を行ってきておりました。その中で検討した内容を申し上げますと、全体の事業費、これが大きく当初に予定しておりました額よりも増えることになれば、それもまたいろいろとご意見をいただかないといけなくなりますので、全体の事業費がどうなるか。それと、あとこれも大きなポイントでございますが、合併特例債の期限に本当に間に合うのか、こういったところを考慮した結果、商工会の土地がもし取得できれば、今言った事業費の問題、それから合併特例債の期限、こういったことも何とか間に合うんではないかという判断をさせていただいて、事業を前に進めることができるというふうに判断をさせていただいて、その上で、今年度に入りまして、昨年でございますが、この問題を瀬戸内市商工会さんのほうに、用地提供についての可否について打診を行わせていただいたところでございます。その結果、前向きに交渉を進める見込みというふうになりましたので、今回、そういったことを含めた予算の計上をさせていただいているというところが経緯でございます。 今後の計画としてでございますが、この邑久駅に関しましては、他の2駅、長船駅、大富駅と比較しまして、どうしても工事スケジュールで若干の遅れは生じると思っております。現在進めております設計等の見直しを早急に実施させていただき、その上で鉄道事業者、そして県の公安委員会、こういったところの関係機関と変更協議を行って、事業を推進していく予定にしております。ただ、変更を伴わない場所もありますので、そういったところは既に協議を終えておりますから、そこは予定どおり、邑久駅も事業に着手していくこととしておりますので、ご理解、ご協力のほどをお願いしたいというふうに思っております。 それから、質問事項の2でございます。長船駅の関係でございます。 長船駅の整備事業につきましては、トイレ並びに駐輪場などの完成時期がポイントになってきます。全体としては、令和4年度の末の完成を目指して事業を進めていきたいというふうに考えております。今後は、この工事の進捗状況に合わせまして、各施設の完成を見ながら、順次併用開始できるように計画をしていきたいと思っております。その上では利用者の安全確保が第一でございますが、その上で事業を進めていくということでご理解いただければと思います。 また、中・長期への取組としてでございますが、特に長船駅の関係は、議員のほうからこれまでにもご要望いただいております構内のバリアフリー化についてが問題となります。この点に関しましては、これまでも答弁させていただきましたように、市民の関心度も非常に高く、早期の整備に向け、我々も力いっぱい、JRのほうと協議を進めさせていただいておりました。そのJRとの協議の中で、昨年の2月議会、8月議会におきましても、その状況は報告させていただいているところでございます。その後の状況について申し上げます。今般の行政報告の中でもございましたように、JR西日本では、コロナ禍の影響による経営状況悪化、そして将来の人口減少による利用者の低下等も踏まえて、現行の運行ダイヤの減便が予定されているところでございます。このバリアフリー化に関して、国土交通省が推進する移動等円滑化の促進に関する基本方針に照らして整備することについて、今まで以上に厳しい見解を持たれております。これまでJRに対して、この長船駅のバリアフリー化の整備の検討の話を進めていく上で、橋上駅による検討、つまり跨線橋、そして自由通路、また駅舎、こういったようなものを一体的に整備することが可能かどうか、その中で事業費の一部を市が負担するケースも含めてJR側と協議を進めてきましたが、現状での事業化は困難と考えておりまして、鉄道事業者の事業方針を尊重しながら、今後は別の手法に切り替えて検討したいというふうに思っております。JR西日本岡山支社におかれましても、長船駅の現状は十分に理解をしていただいておりますので、このバリアフリー化への取組について、引き続き両者で協議を重ねて、多方面から解決策──このバリアフリー化の案です──をもう一度探し求めていきたいというふうに思っております。今日この場で代替案というのをちょっとお示しはできないんですけども、その代替案についても、今それが現実、具体的な事業化ができるかどうかについての協議をさせていただいております。またお示しできる段階になりましたら、議会のほうにもご報告をさせていただいて、そういった案が実際に受け入れていただけるかどうかも含めて、JR側と膝を詰めた協議を継続していきたいと考えておりますので、どうかご理解いただきますようよろしくお願いいたします。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) 2番目のJRのほうから行きます。 進んだんか進んでないんか、ちょっとよく分からんのですけど、まず商工会の土地、これ購入によって、邑久駅を利用する人が利便性や機能強化が図れるということならばそれはいいんですけど、それにしてももっと早くこういう対応が図れなかったのか。計画が土壇場で変わるというようなことは、行政の信頼性というものもあると思います。合併特例債の期限がぎりぎりまでの工事ということなんで、ちょっと私、初歩的なあれなんですけど、3駅全部事業をやってるわけで、その事業が全て完了しないと合併特例債というのは対象にならないんかどうか。一部だけ外すというようなことは、細切れに工事をやってるわけですけど、全部の事業が完了しないと合併特例債というのは対象しないと考えるんですか、どういうもんですか。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) 3駅まとめて事業としては推進しておりますが、工事関連の費用というか事業についてはそれぞれ個別に発注をしておりますので、その発注した事業費に対しての起債の充て方になっていきますので、邑久駅だけが遅れたことによって、他の事業へ合併特例債の起債を借りる上での事業影響が出るというふうにはなっておりません。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) そうじゃなくて、全部が合併特例債借りれなくなるというようなことじゃないんですね、間に合わなかったから。それをちょっと聞いておきたい。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) それはございません。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) 商工会の移転の話が進まないと、またこれも滞るような話なんですけど、他の団体のことですから、詳しいことは私もどうなと思いますけど、行政報告では、関係者との間で前向きな話を進めることができる見込みとなったというようなことを書かれておりますので、商工会さんがどのようなことなのか、状況をお聞かせください。
    ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) 既に事務局ベースでは話を進めさせていただいております。ただ、相手も他団体でございますので、その中でのこの商工会さんの土地の処分の進め方というのがあろうかと思います。今現在の状況で申し上げますと、理事会、役員会等でのご了承といいますか、同意はいただいておりますが、やはり最終的には、市役所で言うところの議会に当たります総代会にこの案を図っていただいて、その中でご了解をいただければ、本格的に話を進めるという状況でございます。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) 土地は決まっとんですか。というんか、これから探すというんならとても、6年3月の合特債の、探して移転して潰してとかというの、相当時間がかかると思うんで、その辺の状況はどんなんですか。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) 今のところ、代替地というふうに表現したらいいかと思いますが、商工会さんの移転先として、まだこれ、最終的な決定をしておるわけではございませんが、移転先の候補として市のほうからご提案させていただいているのは、邑久高校の前の市有地です。今、職員の駐車場として利用させていただいているところがございますが、この用地の一部を代替地としてどうだろうかということで話をさせていただいております。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) 公民館の、日曜なんかもういっぱいになったとき、あそこへ行かざるを得ん、あの場所ですよね。あそこを市から提示したということですか。                (「市から言ったん」と呼ぶ者あり) ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) 一つの案としてどうだろうかということで、最終的に決めているわけではございません。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) また次の1のJAの土地について、また言いますけど、初めて聞く話でちょっと整理がつきませんけど、しっかり議論をしていきたいと思います。 長船駅前です。                (「長船。1聞いてねえが」と呼ぶ者あり) 何。                (「1を聞いてねえが」と呼ぶ者あり) 1。まあ、これからということですよね。でも、次のJAの土地のとことまた絡めて、本当に駐車場、買おうと言うてるのに、またこっちへ渡そうというのはいかがなもんかと思うんですけど、JAのほうでまた聞かせてもらいます。 長船駅についてですけど、内容は変更になったとこがないかと思って、私、地元の者に配ってる完成予想図やらいろいろ見せてもらって、議会ではあまりまだ見てないような図面がいっぱい地元に配られとったんですが、こういうなのはやっぱり議会にも見せてください。地元の人にこうなるんじゃ言われて、初めて、ああ、こねえなるんとかという話でした。西いうんですかね、ありゃあ南いうんか、市道とつながった、今まで使ってない竹林みたいな竹のところ、私は別にいいことじゃと思うんですけど、あそこからあっこへ駐輪場を造るんですよね。駐輪場を造って、西からずっと、駐輪場から改札口まで相当距離があるね。あっこ自転車で行って、駐車場と交差するような、車と交差するようなことがないんかな、ちょっと気がかりになったんですけど、この図面見て。どんなです。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) 今現在、長船駅のちょっと南側からのところで、もともと契約管財課のほうで所管されていた土地を所管替えをして、JR用地として使用させていただくということで計画をさせていただいております。当然、駐輪場と、それから駐車場との動線というところは、交通上の問題というのはクリアしていかないといけませんので、歩道と車道、それから自転車の通る道というのは、ちゃんと分けて工事をしていく予定にしております。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) ちょっと気がかりなのが、駐車台数が、これ減るんですか、自動車の。今より減るんですか。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) JRの長船駅に関しましては、現在の利用状況なども、数字上、データ上、確認をしておりまして、その利用状況を踏まえた上で、若干台数は減ろうかと思いますが、特に現在の利用状況と比較すれば、大きな支障はないというふうに判断をしております。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) 見る時間によっていっぱいのときもあるし、それをよく検討して、それはきれいになって駐車場台数が増えるの、なかなか物理的に難しいと思うけど、よく皆さんの意見を聞いてあげてください。 それから、バリアフリーですけど、先月、ちょうど大津市のJRの駅構内で、駅員が誤ってベビーカーから子どもを転落させるという事故が起きて、この子どもは頭の骨をけがをしたと報道がありました。長船駅の陸橋は、もう十何年ずっと言うとるんですけど、本当に危ないから一日も早くエレベーターの設置をということを取り上げてきて、昨年の2月議会で、私、気になるのは、短期計画にて駅前整備、鉄道利用者が増えることによる効果が出るように整備を行って、その後というようなことで、私は短期を、今しながらでもいろんな交渉を進めてどっとやってくださいよという。今、ちょっと話を聞いて、JR側は非常に厳しいと。だから、ほかの手だてで考えていくと。ぜひ一日も早い設置ということをやっていただきたいと思います。エレベーターの設置、本当に多くの人の望みです。このたびダイヤ改正、長船駅止めを利用していた人、便数が減るということは、大変不便になるわけですよ。いやいや、ダイヤじゃなくて。全部陸橋を渡らにゃいけんのじゃ。今まで長船駅止めに乗ってたんですよ。それがなくなる。全部陸橋を渡らにゃいけん。大きな問題なんです。ダイヤ減るだけじゃなくて。分かります、副市長。上りへ着くわけですから。短期計画が終わってからというより、本当に鉄道利用者が増えたからとか。バリアフリーせんと増えるわけないんですよ。ロータリーとか駐車場をきれいにしたからというて、そんなに利用者増えないですよ。邑久駅で降りにゃ危ないですからね。本当にその辺の事情をよく考えて検討してもらいたいと思います。これも全体には合併特例債が間に合うように、しっかりJR駅についてはやってください。 庁舎再編計画に移ります。 冒頭、言いましたように、先日の先輩議員に対する市長答弁で、JAの用地に建物を建てるとかといった、そのような、20年先のことは全く読めない、そういう趣旨の、市長、発言がありました。そうですよね。基本構想そのものを否定されたら、もう質問すらできません。今まで本当に議論してきたことは何だったのか。担当職員にしてもどう答弁してよいのか戸惑っていることと思います。今まで議論してきたことの中で再質問させてもらいますので、そういうことでよろしいですよね。今まで議論してきた中で、もうJA用地に6階建て建てるかどうか、もう先が読めんからというような話じゃなくて、基本構想はこうじゃからということで、私質問させてもらいますので、よろしくお願いします。 JAの用地の購入について、私なりに経過をたどります。平成29年に市庁舎再編計画基本構想をつくって、翌年の平成30年8月には、長船町公民館で町内の行政委員を対象に説明会がありました。主には長船町公民館の移転構想を理解してもらうという説明会でした。翌年の令和元年に長船支所及び周辺整備基本計画及び基本設計をつくっています。保健福祉部仮庁舎を新築とするものです。工事費は5億4,400万円。そして、約1,000万円をかけて実施設計に入りました。令和2年1月に、突如として保健福祉部本庁西庁舎に移動するとの提案がありました。この時点ではJA用地購入の話は全く出ていません。初めて提案があったのは、昨年の9月9日、総務文教委員会のときです。財務部長としたら、あくまで基本構想の統合庁舎A案に論拠を置くしか説明がつかないと考えるのは当然です。A案を進めるためにJAを取得すると説明がありました。西庁舎にある公用車を移動させるための取得だが、将来的にも必要なものだから無駄にならないという説明でした。さて、市長は、A案はどうも理解が得られないというふうに受け取ると、基本構想そのものを封印したような発言です。公用車の駐車場が前面に出てきました。こうした一連の流れを見てみると、JA用地を購入するために保健福祉部を西庁舎へ移動するという、そういう話としか思えないんです。どうなんでしょうか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 冒頭、これまでの構想の議論をないがしろにというようなご質問をいただきましたけれども、私の思いとしては、決してないがしろにしてるわけではありません。様々な可能性が将来においてあり得るということを議論させていただいたということで、本当にこれから何がどういうふうになっていくことは読めないという、そのような意味で申し上げておりますので、その点はぜひともご理解をいただきたいと思います。 JAの用地を購入をするということ、購入するためにこちらの西庁舎のほうへ移すといった考え方なのかという趣旨のご質問だと思いますけども、決してそのようなことはございません。西庁舎の底地、土地が購入できるようになったということ、これがやっぱり最大の要因だったというように思います。購入できるようになったということで、その土地が将来にわたって活用できるという条件が変わったことから、その条件が変わった段階で議会のほうにもご説明をさせていただいたという経緯でございます。なおかつ、今回、長船のゆめトピアの駐車場に仮庁舎を建てるという前提で議論を進めておりました。仮庁舎を建てるということは、あくまでも仮庁舎でございますので、行く行くはどこかに移さなければいけないという前提で考えておったわけでありますけれども、西庁舎の土地が購入できるということになって、仮庁舎を建てるという必要性がなくなったというのが非常に大きかったんではないかというように思います。したがって、西庁舎の下に保健福祉部を移転させることによって、将来にわたって、この本庁舎の一部として保健福祉部関係を移転できるということ、そのような状況になったということが、一番大きな要因だと思います。公用車の駐車場が当然足らなくなってまいりますので、そうなってくると、公用車の駐車場をどこに求めるかというところで、JAの用地というのが購入の可能性があるということで、そちらのほう、この機会に合併特例債も活用できるということでありますから、借地料をずっと払い続けるよりは、こちらの土地を有効活用させていただくという案が最も望ましいであろうというように考えました。 将来の中・長期の構想の中でも、A案として、こちらの建物がどうにも使えなくなったという段階にあっては、庁舎の建て替えなりがどうしても必須になってくる時期が来るであろうということを考えた場合に、その中・長期の構想と照らし合わせてそごはないということを判断をいたしまして、今回、合併特例事業債を活用してJAの用地を購入させていただくというのは、新しい庁舎を建て替えをするための用地としての申請ではなく、公用車の駐車場が必要だということの理由だけで合併特例債を活用して購入させていただくという、そのような方針になってきているということで、そのあたり丁寧に説明をさせていただくと同時に、またご理解をいただきますようによろしくお願い申し上げます。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) 何か市長、後から取ってつけたような話で、数十年もその土地は借りとって、持ち主が、ここは改修したらいけんというてずっと言うてきたんならともかく、そうじゃ全然状況が変わっとるわけじゃないでしょ。持ち主、買えたということと、改修するという時期は、全然、私は後でつけたような話のような感じがしますよ。市長は、用地の購入は将来の統合庁舎ではなくて、本当に駐車場だと。それから、老朽が著しい長船支所の職員の命を守るために必要とか言われています。でも、財務部長はやっぱりあくまでA案を採用しとるからという、それ、ずっと議論、そう言ってきたんですよ、ずっとね。A案を採用しとるから、JA用地は将来6階建てをあっこへ建てるんだからと。そうなると、全部解体してしまうわけですよね、今のA案というのは。執行部間に、市長と財務部長が本当に一つの考えで、市としての方針なのか、その辺のことがあって、このたびの行政報告が適時適切にと、検討するとなったのかなと思うんです。繰り返しますけど、平成30年3月の庁舎再編基本構想に続いて一昨年、令和元年5月に長船支所及び周辺整備基本計画及び基本設計があって、これには仮庁舎の完成イメージ図ができとんですよね。そのスケジュールで行っておれば、市長、職員の命言われるんじゃけど、保健福祉部の仮庁舎はもうこの時点でできとんですよ、もう。もう今日できとる、この時点で4月から入れるようなスケジュールになっとるはずなんです。老朽化が著しい、職員の命を守るというんなら、この1年をどう理解したらいいんか。あの基本構想に本当に何か不都合が生じたんですか。何か、底地が買えたからということで、こんなにがらっと言ってることを変えていくというのは、やっぱりおかしいですよ。私は、平成30年の基本構想、この基本構想というものは、平成16年、私も合併の記録、何度も読んでみました。分庁方式を採用って決定した、それから見てぎりぎりの選択だったような気がするんです、仮庁舎案というのは。で、基本構想に書かれているあれは、20年後には統合しますよと。そういうメッセージを感じました。ある程度、そうなる、統合庁舎要るようになってくる。基本構想にはそれが現れとったんですよ。それまで仮庁舎で我慢してくださいよと、そういうことだったと思うんです。何も潰す必要ないですよ、仮庁舎っていったからって。昨年の7月、保健福祉部移転先比較検討基本設計が出てきました。仮庁舎の整備費が7億円に増えとんです。そのとき、本庁西庁舎の整備費には、JAの用地購入費は入ってない検討でした。その後、10月21日、総務文教委員会において、JAの用地費が解体を含め4億9,000万円、数字が出てました。最終的には、さっき市長の言った合特債ということで、西庁舎案は3.3億円、仮庁舎は8.1億円、だから西庁舎のほうが安いんですよという説明でした。いつも最後の切り札は突如出てくる財源なんですよ。ずうっと今まで議論してきた中で、最後の最後、10月に、こちらは合特債が使えるんですと、向こうは使えないんですと。学校施設長寿命化もそういうことでしたよ。新築するのと改修と、そのときに片一方だけ財源つけて、こんだけ差が出るんですよ。もう、それずっと聞いてきて、ずるいですよ、最後の最後で合特債が使える。そんなの初めから議論しておいてもらえると。財源だけじゃない。本当にそういうやり方はいかがなもんかと思いますよ、私は。で、本当に合特債使ってするんだったら、市長、23年の包括外部監査のときから検討すべきでしたよ。ほんまに、全体計画の見えない合特債の使い方のような気がします。 もう一つ、一昨日の市長の話では、もう何でもありのような、あちらへ、私らも本当はE案のような、新しいとこへ全部出て造ったほうがいいという考えもあります。市長も何かそういうことも考えられるとかというようなことも言われたら、そんならほんまいよいよJAの用地は要らんのんですよ。よそへ移転するんなら全然要りません。そう思いません。 それから、本庁整備、今現在が約8,873平米あるんですよ。約9,000平米、この敷地面積あるんです。そこで、その中へ統合庁舎建てれば、面積は4,500平米も増やす必要ないわけです、統合庁舎建てるとしても。十分足りるんです。前も備前市の例も言いましたけど。備前市なんかは5,000平米足らずで建て替えとるわけです。合併特例債が活用できるとしても、この際、土地を購入しておこうというのは、将来利用しない土地とか、ぜいたくな使い方、買物したなという批判を受けると、私、思います。本庁統合案、20年、市長、先のこと読めない言うけど、もう既に4年がたって、残りが16年です。63億円の財源が必要になって、基金を積み立てて、財政計画が望まれると書いとるわけです。西庁舎は、A案だけじゃなくて、A案、B案、E案、解体するんですよ。解体してしまうんです、この庁舎。解体する庁舎を2億9,000万円もかけて改修するという。これはまたどうしても無駄な事業と思います。 で、もう一つ気になったのが、市長、昨日、突如長寿命化ということも言われたんです。今まで全く計画にもない、長寿命化って言ったこともない。初めて耳にする言葉です、庁舎の長寿命化。それなら、それこそ面積を増やすこともできんし、統合そのものも不可能じゃないですか、長寿命化で。そういう、やっぱり市長、構想にないようなことを言われると困るというか、ちょっと市長、言葉に気をつけてもらわんと、基本構想にもないようなことを言ってもらっては困りますね。 それと、もう一つ検討します。                (「そんけえにしてもらえ」と呼ぶ者あり) はい、まあ時間ものうなるか。 本当にその西庁舎に移動すると保健福祉部の環境よくなって、市民サービスが向上するのかという点についてお聞きします。 基本構想では、本庁舎の課題として、庁舎の狭隘化を上げとんです。個別相談スペースなどが不足しており、市民サービスや執務効率に影響を及ぼしてる、明記してます、本庁について。保健福祉部は会議室や相談室が必須で、西庁舎に収まらないのではないかとの質問には、ゆめトピアの会議室も使うし、本庁舎の会議室を利用するとの答弁もありました。本庁舎がもともと狭隘という課題があるのに、どうして保健福祉部の移動で市民サービスが向上して執務環境がよくなるのか分かりません。委員会の資料でも、相談室が現状6部屋が2部屋になる。不足する施設は、本庁舎、公民館等利用ということですが、そのようなことで現場が回っていくのか。部長、ちょっとどう思います。 ○議長(日下敏久議員) 尾副財務部長。 ◎財務部長(尾副幸文君) お答えいたします。 相談室等の数は確かに減ってまいります。ただ、窓口での相談スペースというのが、今現在よりは数段、新しい、今現在の基本計画では、カウンター、それから座席のブース等合わせて16か所で相談業務がいただけます。それから、先ほど議員おっしゃっていただきましたように、以前の説明で中央公民館、それから本庁舎の会議室等々を利用して相談業務に当たるという計画になっております。それから、実施設計を行うに当たりまして、これらの件についてももう一度検討を行うということを答弁させていただいとります。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) 今はもうゆめトピア、本当に健診なんか通じて、年間すごく使われてます。前の資料では、月73回利用されてると、保健福祉部だけで。そうあります。保健福祉センターは、私は県内でも自慢できる施設と思ってます。問題は、公民館となったとき、保健福祉部に本当に優先的に貸出ししてくれるのか。公民館の利用者も年間通じてあるわけで、保健福祉部との調整は、毎回どう、誰が調整するのかというようなことになると思います。来年度はゆめトピアの改修実施計画委託料まで入ってますね。4年度には改修という流れだと思います。今、一番の課題であるワクチンの集団接種の会場は、ゆめトピアで行う予定です。ですよね。ワクチンの保冷庫も設置するということ、ありました。担当課がゆめトピアにあることで機敏な対応もできると判断されて、私はゆめトピアにしたんだと思います。先日のこども・健康部長は、毎年ワクチンを打つことも考えられる、その答弁もありました。改修して公民館にして、このような事態になったらどのような対策を取ろうとされているのか。改修してる場合じゃないんじゃないでしょうか。保健福祉センターという貴重な施設があればこそ、いざという危機に対して、市民は安心感も得られるのではないか。保健福祉センターがあれば、こういうときに役に立つ施設だというふうに考えます。どうでしょうか、部長。 ○議長(日下敏久議員) 尾副財務部長。 ◎財務部長(尾副幸文君) 保健センター、大変重要な施設であると思います。今現在もそういう使い方ができておると。それから、コロナウイルスワクチンの接種に対しては、あの場所で集団接種を行うという計画を立てております。ただ、改修して公民館施設に変わった場合、公民館施設を行ってはいただくんですが、市の行事、それから市の行わなければならない業務で使うときには、そちらを優先してこちらの業務を行うという、今説明をさせていただいて、それで講座の方々にもご了承をいただいているのが現実です。                (「違うが、公民館が優先するいうたが」と呼ぶ者あり) ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) 私は市民サービスの向上にはつながらないだろうということで、今言わせていただいて。 もう一つ、西庁舎のことですけど、西庁舎の改修費が2億9,000万円なんですよ。そうですよね、部長。せえで、面積が408.3平方メートルですよね、資料見ると。平米当たり71万円を超えるんです。坪単価234万円。御殿を建てられるんですかね。市民の家を新築するときは、せいぜい50万円──坪ですよ──ぐらいで建てられる、まあ50万円から70万円ぐらいで建てられると思うんですよ。学校で、私、調べたら、大体70万円だったら学校は新築できると、坪です。これは西庁舎、執務室ですよ。どうしてこねんに、坪234万円もかけて改修するのか。どうですか、部長。 ○議長(日下敏久議員) 尾副財務部長。 ◎財務部長(尾副幸文君) 今現在の建設単価等々は相当高騰しております。今現在、平米単価が60万円、建坪です。60万円程度で計算をしていくことになっております。決して豪華なものを造るものではなく、多目的トイレであるとか、キッズスペース、そういった住民の方に必要であろう施設は整備していくんですが、中に入る執務室自体はそんな豪華なものではなく、中の人員が入って、最低の平米、執務室用スペースを確保するようになっております。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) あまりリフォーム、本当に行幸小学校でも坪100万円超えてるようなリフォーム。ちょっと法外ですね。 それで、昨年の11月議会で4番議員が、11月20日にゆめトピアで行われた住民説明会について質問しています。そのときに財務部長は、今回の住民説明会は市民の皆様に対する説明責任を果たすために開催したものであり、そのように認識しています。今後の事業実施においても、常に説明責任を意識しながら進めてまいりたいと考えていますという答弁を、昨年の11月にしています。会場には70人参加者がおられましたけど、そのときの会場では今回の計画に圧倒的にノーの声だったと私は思います。しかし、このたびの予算は、庁舎の再編計画という、1億2,876万円を計上しております。長船地区施設の再編整備として本庁西庁舎改修実施設計まで計上して、これでもかという予算をつけていただきました。市民の皆様に説明責任を果たすということは、予算を計上することかと。私は残念に思います。先日の市長の答弁では、会場では資料を配り、持ち帰り回覧してもらったということで、周知したという答弁です。また、議会で判断してもらえば丁寧に説明するという答弁もありました。市民へ周知するということと合意形成とは全く別物じゃないですか。財務部長が説明責任を果たすと答弁されたが、それはどのように考えますか。私は、執行部には市民への説明責任はあると思いますよ。瀬戸内市自治基本条例、まちづくりは行政が一方的に行うものでなく、市民の皆さんとの協働によりみんなで行っていくという考え方から制定したと、もう明記しておりますよ。13条には説明責任。市は、政策の立案から実施及び評価等の各段階において、その内容や必要性を市民に分かりやすく説明する責任を果たすよう努めなければなりませんと。基本条例を持ち出すこともなくて、執行部は合意形成に努力せにゃいけんのんですよ。確かに最終的には議会が判断を下すことになります。執行部は、でも合意形成する努力をしないといけないわけですよ。で、今回の一連の事業計画について、市民の納得が得られたと本当に考えられているのか。得られているとするなら、その根拠はどこからか。それをお答えください。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 市民との合意形成というのは、とても大切だと私たちも思っております。それをどのように目指していくかという手法の問題として、いろいろなやり方があろうかと思います。開催させていただきました住民説明会において、反対される方々も……                (8番竹原 幹議員「おりました」と呼ぶ) 声かけを、どういう形でお集まりになったのか分かりませんけれどもおいでになりました。                (8番竹原 幹議員「行政委員を集めたんでしょう」と呼ぶ) いや、行政委員以外も来られておられました。そうした方から声をたくさんいただいたということはございましたけれども、声をいただかなかった方々の声というのを、果たして聞いていたかどうかということは、議論の余地があろうかと思います。賛成だということで、立場でお越しになって、何も言わずに帰られた方というのも実際におられたと私は認識をしております。そうした意味で、合意形成を図るというやり方は、この議会の中でご審議をいただきながら、その方向に基づいて、さらに市民の皆様方に丁寧に説明をさせていただくということ。こうしたやり方というのが一つあるんではないかというふうに私たちは思っております。今回、皆様からいろんなご意見をいただいたということ、それからさらに詳細に詰めていくという段階で、市民の皆さん方からの利便性の向上についてであったりとか、そういったところについてご意見をいただく場というのは…… ○議長(日下敏久議員) 残り3分です。 ◎市長(武久顕也君) 今後設けていく必要があると思っておりますが、ただ合意形成に必ずしも資するかどうかということは、様々な説明会というのを行った経緯がこれまでございます。錦海塩田にしてもそうですし、いろんなところで合意形成に努めるように、説明会、行わせていただきましたけれども、その方法として、今後も議会の方針に基づいて、私たちは粛々と業務を進めていきたいと考えております。 ○議長(日下敏久議員) 竹原議員。                〔8番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆8番(竹原幹議員) 一番事業内容を知っとるのは執行部ですよ。執行部がきっちりこういう計画でやっていくんだということを、時間をかけて納得してもらうの。私たちは市民の人がどういうふうに考えられているかということを吸い上げて、議会でも議論させてもらいますよ。全然市民の人は何も知らないで、議会が議決するならそしたら説明しましょうなんていうのは、全然本末転倒ですよ。私は民主主義ってそんなもんじゃないと思いますよ。 私は、基本構想、基本計画、実施設計、市民説明会、それで本当に大変重いものだと考えます。もう適時適切に検討するという行政報告はもう何でもあり。そういう行政になってしまいます。私、統合案は封印するものではなくて、しっかり検討して議論すべきで、そのためには基金積むことも必要だと考えます。骨のある政策、これは確固としたものということで、そういう説明、そういうのが必要です。もちろん、市長の言う柔軟性というのも…… ○議長(日下敏久議員) 残り1分です。 ◆8番(竹原幹議員) 必要だとも思いますけど、やっぱり芯というものは変わらない。そういう政策が必要だと思います。議会ごとに答弁が変わるようでは困るし、そう思います。行政は、どんな事業でも最少の経費で最大の効果が出せる、常にそのことを心がけて取り組んでいただきたいと思います。 私の質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 以上で竹原幹議員の一般質問を終わります。 ここで10分間休憩いたします。                午前10時31分 休憩                午前10時39分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 次に、発言順序13番、小谷和志議員の一般質問を行います。 15番小谷和志議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) それでは、早速ですけど質問に入らさせていただきます。 まず、質問事項1、新型コロナウイルスワクチンについてです。これは、先日来、各議員が質問されております。こども・健康部長さんには、毎回大変だと思うんですけど、よろしゅうお願いいたします。 2月1日付で新型コロナワクチン対策室を設けたという行政報告がありました。それから、2月22日に全員協議会である程度の説明をいただきましたが、もう少し詳しく教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 質問要旨の1、ワクチン接種のスケジュールはということであります。 まだ、国、県からの具体的な調整ができてないというふうな行政報告でありますが、今時点で分かる範囲で構いませんので、よろしくお願いいたします。 質問要旨の2、かかりつけ医でのワクチン接種を可能にすべきではということであります。 先日来の答弁で、一部高齢者とか体の不自由な方に対しては出向いて接種をするということでありました。最初、第1回目ということは、皆さん、集中して1か所でされたらいいかというふうに思いますが、希望者もおると思うんですけど、個人接種です。そのような体制ができるのかということでありますので、現在、どのように考えておられるか、お聞かせください。 続きまして、質問要旨の3、市民への周知徹底の方法はということであります。 せんだっての全員協議会では、広報紙、またチラシ、ホームページ等、それから各地区の行政委員での回覧ということであります。大まかなというんか、大体の内容についてはこのようなことで連絡ができるかというふうにあるんですけど、その都度、今の状況では瞬時に変わるようなこともあるかと思います。そのようなときには、どのようにして、早めに市民への周知をしていただけるのかということで、今考えられておることがあればお聞かせください。 質問事項の2であります。スポーツ施設についてであります。 質問の要旨1、邑久スポーツ公園の野球場のトイレ設置の詳細はとあります。 行政報告で改修の計画が出ておるということで報告をいただきました。中身について詳しくお聞かせ願いたいというふうに思います。よろしくお願いします。 質問の要旨2です。 長船スポーツ公園のトイレ改修の検討状況はということで、邑久については改修の計画が出ました。長船についても、これ、以前より要望をかなり、市民、また私、先輩議員も要望していたというふうに思いますが、そちらについてはどのような検討状況になっているかお聞かせください。 続きまして、質問の要旨3、スポーツ公園の利用を促進する改善策等の検討状況はということであります。 今、スポーツ公園を利用されている方については、体育協会及びスポーツ少年団、また各団体等、利用者は限られているようにお聞きしております。新しく利用される方も増えているかとは思うんですけど、利用される方はほぼ同様な方ばかりで、年々高齢になっていっておられる方が多いんじゃないんかというふうに思いますが、市内の方に多く利用していただくために検討しているかどうかお聞かせ願いたいと思います。 質問事項3、防災についてです。 新しい防災情報伝達システムがやっと出来つつあり、行政報告にもあります。先日来よりの質問でもお答えいただきましたが、詳しくもう一回だけ、ちょっとお聞かせ願いたいというふうに思っております。何か今までの、僕が過去ずっと質問してきておりますが、大体内容は分かるんですけど、改めてもう一回お願いいたします。 質問の要旨2です。豪雨災害時に危険のあるため池や河川の改修状況はということであります。 これも、先日来の質問の中に、道路にしろ河川にしろ、地元要望に対しての改修率、50%、60%と改修しておられるというふうに思いますが、年々次から次へと各地区によって出てきているとは思うんですけど、その自治会によっては重要案件であって、土木委員さんから要望が出ていると思います。市全体としての見方で、これは優先順位があるというふうな場合もあるかと思うんですけど、地元に対したら優先順位が先にあるから地元から出てきているんじゃないかというふうに思いますので、50%、60%じゃなく、80%ぐらいにまで、この年は80%ぐらいにしてほしいというような思いもあるんですけど、今までの分も踏まえて、2回目に市長に聞くんですけど、まあ1回目は要望状況とか今の状況を取りあえず教えてください。まず、1回目といたします。 ○議長(日下敏久議員) 難波こども・健康部長。                〔こども・健康部長 難波彰生君 登壇〕 ◎こども・健康部長(難波彰生君) おはようございます。 それでは、私のほうから質問事項の1、要旨1から3についてご答弁させていただきます。 まず、要旨1でございます。 先日のご答弁とも重複する部分もあるかと思いますが、国の示しております接種順位につきましては、まずは医療従事者、次に高齢者、その次に高齢者以外で基礎疾患を有する方、高齢者施設の従事者、その後にそれ以外の方ということになっております。接種期間は令和3年2月17日から令和4年2月28日までとされています。接種の準備スケジュールとしては、高齢者接種に向けて、2月中に必要人員を確保、システム改修、それから3月中に接種券の印刷と接種対象者への発送、コールセンター等の相談体制を整えるなどの開始時期が示されております。ワクチンに関する具体的な情報が乏しい中、また日々、情報が変化する中、本市におきましては、昭和32年4月1日以前に生まれた高齢者に区分される方を対象とした接種、4月から開始することを想定して、高齢者の接種の後、基礎疾患を有する方、高齢者以外、高齢者施設の従事者、そしてそれ以外の方という接種順でワクチンを接種していく予定で準備を進めているところです。ただ、これにつきましては、いずれにしましてもワクチンの供給量ですとか供給されるワクチンの種類に左右される面が大きく、今後、国や県から正式に供給量に関する情報、通知があり次第、具体の計画にはめ込んでいくということになっております。現在、走りながら考えているという状況でございまして、いろいろと課題も出てくるかもしれませんけれども、それらを一つずつ解消しながら、まずは高齢者の接種体制を確立することを優先して、供給されるワクチンが円滑に接種できるよう準備を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 次に、要旨の2でございます。 岡山県が個別接種を基本とすることとされたこともあり、かかりつけ医での個別接種を希望される方が多くおられるということは承知をしております。しかし、最初に使われるファイザー社のワクチンにつきましては、超低温の管理を要するなど、全く新しいタイプのワクチンで、副反応も予測しにくく、低い確率ではございますが、アナフィラキシーショックが起きる可能性もあるということになっております。複数の医師や医療従事者が接種会場にいて、体調の急変にも即対応しやすい集団接種ということは、メリットが大きいというふうに考えております。また、世界的に不足するワクチンが市町村ごとに配分量が決まっておりまして、予約数に応じて短期間に接種する必要量のみ分配されることになっておりますので、ワクチンのロス、これを抑える必要がございます。さらに、地域の医療機関におきまして、通常の診療に加えて予約管理、接種後の接種済証の交付、データ管理などが必要になり、膨大な手間や労力が追加で発生します。このため負担が非常に大きくなってまいります。この部分の解決方法を現在検討されているところでございますけれども、本市においては、当面の間は集団接種で接種する体制が望ましいと考えて、高齢者接種につきましては集団接種体制で行うこととさせていただいております。なお、今後、ワクチンの種類によりましては個別接種のハードルも下がってまいると思いますので、そのあたりは今後、研究してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどをお願いいたします。 それから、要旨の3でございます。 市民の皆様には、広報紙の掲載、広報紙へのチラシの折り込み、市のホームページへの掲載、行政委員さんを通じての回覧などで、接種の日程や予約窓口の案内、ワクチンに関する情報などを広く周知していく予定としております。予防接種や副反応のことを理解していただき、納得した上で接種をしていただけるよう、情報提供をしながら、ワクチン接種の啓発に努めてまいります。接種対象者には、接種券を個別の通知で一人一人郵送でお届けし、接種の日程案内やワクチンに関する説明書、予診票、その他必要な情報を同封して、周知を図っていくこととしております。また、コールセンターでの予約受付に加えまして、一般的な相談にも電話相談対応の予定をしております。さらに予防接種に不安を抱える方、既往症がある方については、かかりつけ医への相談をお勧めしたり、医学的知見が必要になる専門的な相談などには、県が立ち上げます相談窓口を紹介するなどによって、ワクチンに関する周知徹底に取り組んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 私からは以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。                〔教育次長 薮井慎吾君 登壇〕 ◎教育次長(薮井慎吾君) それでは、私のほうから質問事項2、質問の要旨1から3について答弁をさせていただきます。 まず、質問の要旨1です。 邑久スポーツ公園野球場のトイレ設置につきましては、令和3年度に邑久スポーツ公園改修工事の中で整備を予定しております。現在、実施設計の最終段階でありますけれども、計画では、既存の野球場トイレの東側に合併浄化槽を設置したユニット式の水洗トイレを新築し、男子用、女子用に加え、新たに多目的用のトイレを一体的に整備する計画としております。トイレの便器数でございますが、男子用トイレにつきましては小便器4基、大便器1基、女性用トイレにつきましては大便器3基、それから多目的トイレにつきましては大便器1基にベビーチェア1台、ベビーシート1台、フィッティングボード1台を整備する予定としております。既存のトイレにつきましては、ミーティングルームとして再整備することで、スポーツ施設の利便性向上と施設の充実を図ってまいります。 次に、質問の要旨2についてです。 長船スポーツ公園は、年間延べ約3万人が利用しており、ソフトボールやテニス、バスケットボールなどの幅広いスポーツに対応した施設として、多くの方々に親しまれております。長船スポーツ公園のトイレにつきましては、建築時から大きく変わっていない状況で、大便器もほとんどが和式となっております。トイレ整備に当たりましては、洋式化等や老朽化に対応した改修を進める必要もあり、邑久スポーツ公園など、市内の社会体育施設全体の整備の実施状況を見ながら、今後とも利用者の声に耳を傾け、施設の利用実態など、総合的に勘案して進めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 質問の要旨3についてです。 施設の利用を促進する改善策としましては、施設の機能や利便性の向上を図るとともに、市民ニーズに対応した施設整備やイベントの実施が必要であると考えております。現在予定しているものといたしましては、先ほども答弁させていただきましたが、令和3年度において、邑久スポーツ公園野球場のトイレ及びミーティングルームの改修工事のほか、邑久B&G海洋センター体育館の危険箇所の改修等、邑久、長船スポーツ公園とB&G海洋センターの照明設備のLED化を計画しております。また、残念ながら今年度につきましては、新型コロナウイルスの影響で多くのイベントや大会が中止となりましたが、例年においては、指定管理者として選定している瀬戸内市体育協会の組織力及びノウハウを活用した効率的な管理運営により、協議ごとに設けられた17部会が、年間で約70回の種目別のスポーツ大会を開催をしております。そのほか、家族のイベント、講習会等も開催しておりますが、体育協会とは施設面や運営面で随時協議等を行っておりまして、引き続きこの活動を支援することで、スポーツ公園の利用促進に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 岡田総務部長。                〔総務部長 岡田 誠君 登壇〕 ◎総務部長(岡田誠君) おはようございます。 それでは、私のほうから質問事項3、質問の要旨1について答弁させていただきます。初日の代表質問の答弁と重複するかもしれませんが、ご了承願いたいと思います。 新しい防災情報伝達システムの整備につきましては、現在、詳細な設計を進めているところであります。このシステムは、緊急地震速報や災害時の避難情報などを屋外子局や戸別受信機、個人の所有する携帯電話へ同時に知らせる同報系システム、災害時に対応を行う市職員間の情報連絡、情報共有を可能とするための移動系システム、災害対策本部の職員招集や管理、被災者支援などを適切に管理するための総合防災システム及び水位計や監視カメラなどのそのほかのシステムと連携する機能から成っております。それらを民間インフラである携帯通信網を活用し構築を進めておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 私からの答弁は以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。                〔産業建設部長 難波利光君 登壇〕 ◎産業建設部長(難波利光君) それでは、私のほうから質問事項の3、質問の要旨2につきましてご答弁申し上げます。 現在のため池、そして河川の改修状況について、主立ったものを中心に、まずはご説明させていただきます。 まず、ため池に関してでございますが、決壊した場合に人的被害を与えるおそれのある防災重点農業用ため池、このため池のうち、決壊時の影響が大きい池、老朽度の高い池、また農業利用をされていない池を優先してハザードマップを作成し、必要に応じて改修、廃止などを行うこととしており、国、県と連携しながら、ソフト、ハードの両面から安全体策を進めていきます。 ハード面の事例としましては、平成30年度から工事着手しておりました長船町飯井の京尾中池、京尾上池、こちらの改修工事が本年度で竣工を迎える予定であり、さらに大池、荒池につきましては、令和4年度から改修工事を実施するよう、県と連携して、引き続き事業を進めていきたいというふうに思っております。 ソフト面についてですが、ため池が決壊するなど、もしものときに備えまして、被害想定区域や避難場所などを表示したため池のハザードマップ、これを順次作成していく計画としております。 次に、河川改修の状況でございます。 県の事業の中で主立ったものを説明しますと、まず干田川関連で申し上げますと、長船町飯井工区で平成30年度から進めている用地測量、こちらのほうが完了しましたので、その後、順次用地買収を実施している状況でございます。また、物件補償調査であるとか堰の構造物の詳細設計、こういったものにつきましては、今年度、既に実施をしており、今後、早期の工事着手に向けて調整をしていっていただいているというふうに、県民局のほうから伺っているところでございます。また、市が管理をさせていただいております準用河川、花尻川の関係で申し上げますと、従前より護岸の侵食が激しく、このまま放置しておきますと農道の路肩などが崩壊する危険がある、こういった箇所について、平成28年度から矢板護岸の整備を進めてきましたが、この工事も来年度には完了する予定としておりますので、ご報告をさせていただきたいと思います。 そういった中で、先ほど議員のほうからご質問いただきました、これ以外の農道、水路、いろいろな地域からのご要望に関して、どのように今後進めていくかというご質問をいただきましたが、市としては、先日10番議員さんからのご質問の中でもご答弁させていただきましたように、現時点で、各年度において地域からいただくご要望に対しての進捗率といいますか、改修をさせていただく率です。率の非常に低い、40%、50%というところがせいぜいのところで、なかなか満足いく結果にはなっていないというところを、我々も理解をさせていただいております。市といたしましては、この市民の満足度を向上していくためにも、この対応率というものを増やす努力をしなければいけないというふうに考えているところでございまして、ご要望に関しては地域の実情もありますので、まずは土木委員の皆様からの要望書を適宜受付をさせていただき、その中で緊急性が高いものは当然すぐ実施していくんですが、緊急性が高いもの以外の案件につきましては、今建設課のほうで月に1度まとめて要望書の現地確認を行わさせていただいております。今後の対応方針であるとか優先順位を判断させていただいた上で、その内容を土木委員の皆様へ回答させていただきまして、地域の理解をいただいているところでございます。また、優先順位を判断する取組といたしましては、これは一つの事例でございますが、自治会によっては、役員の交代などによる要望の引継ぎも兼ねて、毎年度、地区内の要望箇所の確認をしていただいている自治会なんかもございます。市としては、施設利用者の安全確保を第一として、利便性の向上に努めていきたいと考えております。しかしながら、予算の都合もありますので、まずは優先順位を考慮しながらの対応というところを、どうかご理解いただきますよう、お願いしたいというところでございます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) それでは、順次再質問させていただきます。 ワクチンについては、そこまでしか言えないというふうには思ってはおるんですけど、最初においては、ワクチンの入る量も決まっており、ロスを少なくするために、高齢者においては安全性を考えての集団ということになっております。その後、先日来の答弁にもありましたけど、毎年受けていかないといけないというふうなことも言われておりました。2回目以降、及びその後、専属の室も出来ておる思うんですけど、今後においての考え、想定しか言えないと思うんですけど、個人接種において、要望も出てくるとは思うんですけど、2回目以降とか、その次1年以降とかというふうな考えで、今想定できるような、最初においては集団でしょうけど、2回目以降は個人ができるのか。僕は詳しいことは分からないんですけど、今後について、個人接種というものについてはどうお考えになっておられるか、再度お願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 難波こども・健康部長。 ◎こども・健康部長(難波彰生君) 個別接種につきましては、今後のワクチンの種類、これがどういうワクチンが入ってくるかが決まらないと、なかなか検討も難しい部分もございまして、断言できるものはないんですけれども、いつまでも集団接種を続けるというのも、やはり負担としてかなり大きくなってまいりますので、どこかの段階では個別接種のような形が必要になるのではないかと考えておりますけれども、ただこれをどう進めていくかというのもいろいろな課題がございますので、そういったことを一つ一つ潰していきながら、そういったこともできるような方向でやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 想定というんか、想像でしか言えないものでありますので、よろしくお願いいたします。 次に入ります。 まず、邑久スポーツ公園の野球場のトイレということで、新しく、今現在あるトイレの隣に建てられるということであります。ベビーシートとかチェアとかもつけていただける多目的トイレというふうにありますけど、隣接する、あの遊具がある、幼児が遊ぶところもありますね。あそこへ遊びに行かれる子どもさんを持たれる保護者からの声を聞くんですけど、幼児が使うトイレがなくて、一旦子どもがトイレ弾んだら家に帰らないといけないというような声も聞いて、一旦家に帰ったら、また連れていくというのが、ちょっと今度は行きにくいんか、行かなくなるというような声も聞いております。多目的トイレでそう対応するのもいいかも分かりませんけど、やっぱり公園を使いに来られる方でも乳幼児を一緒に連れてこられる方もおられるので、専用の、幼稚園、保育園にあるようなトイレを何基かつけたらどうかなと思うんですけど、その辺は、シートだけではなくて、専用で造ったらいかがですか。どんなでしょう。 ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。 ◎教育次長(薮井慎吾君) ありがとうございます。今考えておるのは、先ほど答弁させていただいたとおりで考えております。ただ、今度、邑久スポーツ公園内の冒険の森にも新しくトイレのほう設置するという計画で進めておりますので、そちらのほうには、小さい子どもさんが入りやすいような、そういったトイレも計画しておりますので、少し離れますけれども、そちらを利用していただけるようなことで考えていきたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 冒険の森で考えとるという。どちらが先にあるんかな。今あるんですよ、遊具がある。そこへ連れていっている保護者の方が、トイレがないからという声も聞いているんで、せっかく今、そこの近所につけるんですので、二つぐらい造ったらどうなんです。ベビーシートとかチェアで対応するんじゃなしに。冒険の森で整備するというては言ようられますけど、今度はまた小さい子、冒険の森まで行くというたら、乳幼児、幼児も近くにあったほうがいいんじゃないんかなと思うんですけど、両方つけたらいいんじゃないんかなと思うんですけど、そういうお考えはできないですか。 ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。 ◎教育次長(薮井慎吾君) 今の計画で言わせていただきますと、来年度に冒険の森の整備と、トイレのほうも来年度、整備する予定でありますので、そういったところを利用していただくことを考えております。野球場のトイレということで整備を進めている中では、先ほどご質問のほうにもありましたが、多目的トイレのほうをご利用していただくということで、そちらのほうについてはなるべく利用しやすいように、そういった方向も考えていきたいと考えてます。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 同じ時期にできるんかもしれませんけど、距離の問題ですよね、乳幼児に対しての。今、設計の段階でしょう。よう考えていただけたらというふうに思いますよ。前々からある公園か遊具のところで遊んでる、利用されてる保護者の人からの要望もあり、総合的にスポーツ公園でのトイレの改修というのは分かるんですけど、その辺は設計段階、利用者の声も聞いて、どこまで予算いただいてやっとんか。市長、どう思われます、これ。新しくするんですよ。もうチェアとかシートで対応じゃなくて、どっちにもつけたらいいんじゃないんですか、せっかく造るんじゃったら。今遊具があって、遊びに来られてる乳幼児もおられるんで、その予算を出してあげてください、設計段階なんで。市長、お願いします。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 今回、多目的トイレの中にどういう形でできるかということも含めて、担当のほうで検討はさせていただきたいと思います。ご提案いただいた趣旨を踏まえながら、できるだけのことはやりたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 長船スポーツ公園のトイレです。老朽化もし、和式トイレでと言われておりますが、利用に関して、入り口、男子トイレしか僕行ってないんですけど、どんな、女子トイレは分からないんですけど、大のほうに関しては入り口が狭いんですよね、各部屋が。それ、数は減しても広く余裕を持ったトイレに替えてほしいという要望もあります。その辺は、冬に寒い中、ジャケット着たり、外でスポーツするにしても、ジャンパー着て入るには、何か僕でもドア開けたら横に向いて入らないといけないんです、大人の場合。子どもだったらすぐ入れるかも分からん。ですから、ちょっと出入りが不便であります。ましてや和式です。早急な改善をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。 ◎教育次長(薮井慎吾君) ありがとうございます。出入口等のことにつきましても、そういったご意見をいただきながら、現在和式でありますので、そういったところも早急に改善していきたいと思っております。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) すいません、よろしくお願いします。 スポーツ公園の利用の促進ということで、体育協会にお願いして、結構頑張っていただいているのは理解しております。各種部会でもっていろいろな事業をやられてると認識はしております。それについてでもありますけども、旧町時代からの施設です、どれも。徐々には整備はしていっておると思うんですけど、牛窓の体育館が使えないとかありますし、スペース的に、やっぱり旧町時代でいいのは建てられてると思うんですけど、今の利用に関したら、大会ができないとか、スペースに余裕がないからちょっと便利が悪いんだというような声も聞いております。新しい大きいのをせえというてもすぐにはできんかと思うんですけど、やっぱし庁舎再編で庁舎のことも計画してるんですけど、スポーツ施設についても、新しい体育館、また野球場についても、体育館、バレー、バスケットにしろ、全てにおいてですけど、公式な試合ができるぐらいなスポーツ施設にして、利用者を増やす、また対外的なところから来て、大きな大会ができるようになれば、数日にかけての大会ができるようなんでもあれば、ホテル等、民宿等も利用していただけるし、他地区からも来ていただけるというふうに思うんですけど、そのあたりの計画というものができないでしょうか、教育長。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) ありがとうございます。それぞれ旧町時代に整備をしたというふうなところから、やっぱり利用しやすいというふうなことが優先されて造られているような施設になっているのかなというふうに思います。先ほどおっしゃっていただいた公式の大きな試合等が行われるような施設には、現在はなっていないというふうに思います。それぞれの整備を、今現状で使えるようにしていくというふうなことの整備ももちろんですけれども、そういうふうなことも一つは視野に入れながら、どんなことができるのかというふうなことについては検討させていただきたいというふうに思っております。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) よろしくお願いします。 現在の分で言うと、長船スポーツ公園では夜間照明がついているのにもできないという状況です。壊れてるんかな、夜間照明。それは直して利用を深めるということは考えないですかね。 ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。 ◎教育次長(薮井慎吾君) 長船スポーツ公園の多目的のナイターにつきましては、現在、照明灯、球切れが多く発生しまして、使用できていないということになっております。現在の利用状況におきましては、そういったところからだんだんと減ってはきておるんですけれども、今回、来年度、照明設備のLED化を進めるに当たりまして、長船スポーツ公園多目的のほうも検討はさせていただいたんですけれども、まずは利用の多い邑久のほうを中心に先に考えていきたいというふうに。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) ちょっとあまり時間取らまあ思うたんじゃけど。全然前へ進まんが。すいません、壊れたら直さずに、利用、だんだんささんということかな。じゃけど、計画して新しゅう、今度はほんならLEDになったらそれするんじゃけどもと言うても、何か使わさんようにするようにするんですけど、冒険の森をしたら、邑久の野球場では今度は硬式野球ができないという、硬球で危ないのでできないようになるようなお話も聞いております。利用ができなくなるようにするんじゃなくて、利用できるような施設に改善しながら、やっぱり市内の方の利用促進していただきたいというふうに思うんですけど。これ、どんなですか、市長、全体的に、庁舎再編もいいんですけど、スポーツ振興のために施設の整備、次々と考えていただかないと、やっぱし運動不足ということはないんじゃけど、利用者は減っていくと思うんです。その辺、どうでしょうか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) まず、冒険の森を整備するから硬式ができなくなるという話にはなりませんので、そこは全く場所も違いますし、ちょっと分けて考えていただきたいというように思います。 その上で、長船のスポーツ公園については、私も照明切れとるんで直したほうがええんじゃねんというて言うたんですけれど。まずは、邑久のスポーツ公園をやらせていただいて、今回、リースによるLEDの照明化をやっていきますから、今回初めてということもあるので、長船のスポーツ公園についても、ご指摘の点を踏まえて検討してまいりたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) すいません、教育委員会と市長のあれが分からんのですけど。まずは邑久スポーツ公園じゃないでしょう。壊れとんのは長船なんですよ。直すんが先じゃないんですか。どんなんですか。市長も直したらええというて言よんのに、何で直さんのん。もうすぐ直してください。 ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。 ◎教育次長(薮井慎吾君) 失礼いたしました。今回、LED化を進めるということで、先ほど市長のほうも答弁させていただきましたが、まずは邑久のほうからやっていくと……                (15番小谷和志議員「もう3遍も4遍も聞いとる、そりゃあ。長船どうするんですかいうん」と呼ぶ) 長船につきましても、ご意見をいただいて……                (15番小谷和志議員「ご意見を言よんです」と呼ぶ) どういった形で進めていくか、そういったところも早急に検討してまいりたいと思います。                (「おかしいが、壊れとったら直すのが先じゃろう」と呼ぶ者あり) ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) ほんまちょっと首かしげますわ、本当。すぐ直して、新年度からできるように、体育協会にも言うて、予約を取るように、夜間の利用者も。その辺のをスピーディーにやってください。直さんといけんわ、そりゃあ。その辺、よろしくお願いいたします。 続いて、防災についてです。 防災情報伝達システムというものも新しくしていただいております。高性能スピーカーについてはテストしておられるというふうにあります。それで聞こえる聞こえんは別、豪雨のときとか強風のときには聞こえない、そのために受信機とか言われてましたね、戸別受信機ですね。ありましたけど、外部スピーカーについては、今まで限られたとこにあったんですけど、その数とかというものは増えるんですか。それか何か今までとの変更というものはあるんですか。ここにせっかく書いとんで、副市長、何か知っとられたらお願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 田野副市長。 ◎副市長(田野宏君) ありがとうございます。屋外子局の数については、このシステムをご説明して審議いただいたときに、今のを付け替えるだけかというご質問があって、そのときに、高性能になりますから、余分ができたところは追加して設置するというようなこともお答えしたかと思います。今、試験中でして、試験した後、設計をしますので、何台新たに設置できるかというのはまだ分かりませんけれど、幾らかできると思いますので、それについては、今のシステムでいろいろと苦情というか、聞こえてないとか、全然聞こえないような場所もあると承知しておりますので、そういうところを中心に、特にこれが警報機能ということになりますので、水害を受けやすいようなところを中心に、例えば海岸沿いの集落とか、そういうところを中心に検討させていただけたらというふうに考えております。まだどれだけの数が設置できるかは、もうちょっとかかるかと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 最終的には戸別受信機だと思うんですけど、やっぱり屋外におられる方には瞬時に情報を伝えるのも必要なので、やっぱりそれも含めて、高性能の、お金かけるんだから、いいようにしていただけたらというふうに思います。これからなんで、また経過説明とか、担当委員会のほうに言って、情報提供というものをよろしくお願いいたします。 ため池、河川の改修です。 いろいろと順次計画してやっていただいとるというふうに思っております。50%、60%、要望に応えれるということですが、一生懸命やっておられるのは分かります。多分予算がないからそこまでしかできんかというふうに思っておりますので、こっち向きますが、地元からの要望というのはかなりあると思います。大きなところだけ、何か生活道路、生活水路というんか、用水です。やっぱし山を背に受けてる集落的なところは、やっぱり最近の豪雨に対したら、かなり集中的に水が出てきます。いっときですぐ来ます。もう僕も消防団に入って40年、各地元の水路であふれてるところというのはもう理解できてきて、台風が来る、豪雨が降る前にはもう、うちらの地元消防団では、あふれるところに土のうを前もって組んでおります。そういうところも要望が出てくると思うんですけど、やっぱしその辺も水路に対してあふれて、大体民家の庭に入るとか、床下に入って浸水するような状況もあります。その辺も優先順位も考えてやっていただきょんですけど、やっぱしそういう家につかるとかというところにも対応していただくためには、やっぱしそちらのほうの予算も、市長、考えていただけたらというふうに思うんです。市長も山を背に受けたところに住んでおられるし、平地の住宅街にも住んでおられるかも分かりませんけど、やっぱしどこに対しても水路があふれるというのは、最近の豪雨ではあると思うんですよ。やっぱし地元要望に対しては生活に必要なもんですので、その辺の予算を見ていただいて、対応していただくというのが必要だと思うんですけど、市長、お願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 個別の要望につきましては、担当課のほうでも一つ一つ現地を確認させていただいて、そしてその緊急性であったりとか、必要性とかということを個別に判断をさせていただいているという状況であります。したがって、できていない理由というのもいろいろございまして、例えばどうしても予算がなくて、今年度はできないということもあるでしょうし、今ここをやらせていただくと、ほかの部分との整合性であったり、あるいは本当に必要の度合いというのがどうなのかというところの判断で、できていないところもあるんではないかというように思います。したがいまして、議員も本当に地元のほうからいろんな声を届けられて、それを何とか対応してあげたいという、そんな気持ちを持たれる分も、私たちも十分理解できますし、そうした個別の箇所につきましては、なぜそれができていないのかということは、より丁寧に私どももお答え、説明をさせていただく必要があるんではないかというように思います。 これから、全体的に予算額が足らなくて、それでできていないというものがもしあるのであれば、そこについては、事業化を担当のほうでした上で、そして予算要求してくる場合には、やっぱりこの災害だったりこの安全・安心の部分であったりとかというのは、これは後回しにするべきではないというように思いますので、できる限り予算化を目指して、これからも心がけていきたいと思いますので、ご指摘の点、十分に踏まえて、今後の災害対策に努めてまいりたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) ちょっとお待ちください。教育委員会のほうから訂正発言。
    ◎教育次長(薮井慎吾君) 先ほどの答弁の中で一部訂正をさせていただきたいと思います。 長船の多目的広場のナイターの件でございますけれども、利用中止が平成25年のほうから中止をさせていただいておりますけれど、その中止に当たっては、照明が壊れたからということではなくて、利用者の方との理解を求めて、ご意見をいただいて、その意見を基に中止をさせていただいた、スポーツ審議会のほうで了解をいただいて中止をさせていただいているという状況でございます。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) また聞かにゃあいけんがな。もう使わんでもええというて要望があったということ。壊れてないということですね。 ◎教育次長(薮井慎吾君) 全部は壊れたということではなくて……                (15番小谷和志議員「全部壊れてねえ」と呼ぶ) ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。 ◎教育次長(薮井慎吾君) 失礼しました。全部が壊れたということではなくて、利用者の団体との間で協議をさせていただいた。その後、スポーツ審議会で長船のほうを中止して、邑久のほうを活用していこうということで、そういったことで進めております。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) 多分、何ぼか壊れて、修理代が高うつくというようなことを説明したんじゃないんかな。せえで、一つにまとめるようなことを言うたんじゃないんかな。これ、僕も聞いたことがあるんですけど、その辺、言うたじゃ言わんじゃということもあるんですけど、これからの利用に関して、そりゃあ、持っとるところがこうしてくださいと言うたら、利用者はもうしょうがねえなというふうになるかもしれんよ。それを強引に予算つけて直して使わせえというて言えんかも分からん。じゃから、施設管理のほうがちゃんと、利用、今までしょうたんじゃから、利用していただくように、壊れたら直して、その修理期間中は、すいませんけど直していきますので、また利用してくださいというんじゃないんですか。直すまでじゃなくて、その辺がちょっといきさつ分からないんで、もう時間ないんで、ええように、本当よろしゅう頼みます。建設部長、市長もそう言よんで、やっぱし生活に密着した住民、土木委員が代表して要望出していきょんで、大小かかわらず、やっぱし地域の方の身になって、優先順位をつけて要望してください。その辺、もう一度。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) 力強い後押し、ありがとうございます。確かに地域からの要望につきましては、それぞれ地域間での実情、事情によって温度差もあります。ただ、我々、声として、地域で抱えられている内容をしっかりと酌み取らせていただいて、必要なものについては予算計上をさせていただいて、要望に対する対応率を向上させていくと、ここを大きな目標として、今後事業を推進していきたいというふうに思っております。 ○議長(日下敏久議員) 小谷議員。                〔15番 小谷和志議員 登壇〕 ◆15番(小谷和志議員) よろしくお願いいたして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(日下敏久議員) 以上で小谷和志議員の一般質問を終わります。 ここで10分間休憩いたします。                午前11時34分 休憩                午前11時42分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 次に、発言順序14番、平原順二議員の一般質問を行います。 9番平原順二議員。                〔9番 平原順二議員 登壇〕 ◆9番(平原順二議員) おはようございますじゃねえ、こんにちはじゃな。今日は傍聴の福岡の人が二人来ておりますから、一生懸命せにゃあいけんなと思ようりますけど。議運の委員長がもうちょっとは時間くれるんかなと思うて、昼までに終わろう思うたんですけども、15分ちょっとあるんか。ここへもう一般質問書いておりますから、もうこれ読み上げずに…… ○議長(日下敏久議員) 読み上げてください。 ◆9番(平原順二議員) 読み上げましょうか。 ○議長(日下敏久議員) はい、読み上げてください。 ◆9番(平原順二議員) 邑上橋付近の交通渋滞の解消策について。 もう何回もこれ、耳にたこが出来とるぐれえ言よんじゃけども、一番上、邑上橋から南方面に橋の新設を要望しては。 これもこの一般質問する前に、3遍目かな、3回目かな。瀬戸内市の出身の参議院議員に電話をしました。あなたの名前が出るか分かりませんよと。いいですかと言うたらどうぞと言う。山下貴司元法務大臣にも電話を入れました。ああ、構いませんと。出すんじゃったら、ちょっと言うことを聞いて橋をつけえというて話をしたんですが。市長はこれする気があるん。虹のかけ橋じゃねんで。な、前島の橋というたら虹のかけ橋じゃ言うたけども。                (「夢」「夢じゃ」と呼ぶ者あり) 夢のかけ橋じゃな。夢のかけ橋言うたけども、あっこ1本あれば、大分瀬戸内市変わりますよ。それよろしくお願いいたします。 2番目、邑上橋東交差点改良の進捗状況。 立派な県会議員がいらっしゃって、その話が全く聞こえません。いろんな方に友達がおって、県会議員ともよく話をしますし、メールもしますし、ラインもしますけども、いろんなことを情報流しょうりますけども、全く流れないんですね。うちの議員さんにも聞いた。わしゃあ知らんという。市長は仲よしですから、どこまでお話が来とんか教えてください。                (「邑上橋」と呼ぶ者あり) 邑上橋ですよ。へえで、あっこを通りょうると、強固な橋をする工事ですというて書いとんです。大きな看板に。これ、前から言うんじゃけど、もう部長、皆さんに何年後にどうなってどんだけ広がって、これ出してください、書類を。部長は知っとるじゃろうから。なあ。せえか発表してください、常に。 3番目、邑上橋から南方面の堤防ですけども、これも県はやるようですけども、いつ頃できるのか。これも部長のほうから発表してください。よろしくお願いします。 それから、高齢者の介護について。 1、はつらつ教室に子どもも一緒に参加させてはどうでしょうかということです。 子どもさんの予算をいっぱいついて、子どもさん、元気なほうが一番いいです。先週も私は行幸小学校へ、人形劇を6年生の卒業記念として行きました。物すごい喜ばれるんですよ。去年は幼稚園も行きました。コロナでだんじりも出ませんから、ちゃんとお餅とお菓子を持って。高原前の副市長さんに祈念をしてもらって、いい子に育ちますようにという。子どもさんがやっぱりだんじりに乗りたい、大市行きたい、要望が多いんですね。子どもさんは、我々はしょんですけど、我々老人がもうちょっと元気な人をつくってもらって、子どもさんと遊んでもらったらどうだろうかなという考えなんですよ。私は長船町出身ですが、長船には厚生労働省から授与の施設がよっけえあります。ああいうとこの使い勝手をもっと考えて、なあ、部長。子どもとお年寄りとあそこ物すごい喜ぶんよ。子どもも喜ぶし、お年寄りも喜ぶ。そこら辺を考えてください。 それから、いきいき長寿課と社会福祉協議会、社協が手をもっと組んで、もっとお年寄りを大事にしてほしいなというのが私の願いです。 で、1回目の質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。                〔産業建設部長 難波利光君 登壇〕 ◎産業建設部長(難波利光君) それでは、私のほうから質問事項の1の要旨1から3につきましてご答弁申し上げます。 邑上橋から南方面への新たな橋りょうについての話ですが、過去にもその必要性を求める声があったと、私も記憶しております。豆田工業団地の開発が進み、進出する企業が増えたこともあって、時間帯によっては邑上橋付近での渋滞が問題となってきておりますが、仮にこの吉井川に新設の橋りょうができれば、この渋滞も含めて、周辺の交通状況の解決策としては最高のインフラであるということに間違いはないかと思っております。過去には、岡山村田製作所さんが県に対し新設橋りょうの要望をされたことがあるとも伺っておりますが、新たな橋りょう整備には、橋りょうだけでなく周辺の道路網も整備する必要が併せて出てきますので、費用だけでなくかなりの時間を要するということも伺っており、企業側のタイミングで整備することが難しく、現実的ではなかったというふうに聞いております。市といたしましては、まずは早期に渋滞解消が問題となっているこの邑上橋の東詰の交差点、これの改良であるとか、それから堤防道路の拡幅、この事業を県に対して強く要望していき、県道だけなく市道の改善性など、周辺道路網を整備して、交通量の分散化を図ることを計画しております。よろしくお願いをいたします。 続きまして、質問の要旨2でございます。 邑上橋の東詰交差点は、いずれの方向においても右折の車線が設置されておりませんので、交通が集中する時間帯には慢性的に渋滞が発生しており、岡山県において事業が推進されております。整備内容として、先ほどご質問いただきましたこの邑上橋の交差点の整備状況についてご案内いたします。東西に延びます主要地方道飯井宿線、そして南北に延びる一般県道服部射越線、この交差する二方向の県道、全てこの四方向とも右折の車線、全ての車線に右折のレーンを設けるということで、現在計画を進めているところでございます。 進捗状況といたしましては、県の事業としまして平成30年度に公共事業の事前評価を受け、令和元年度、昨年度から本格的に事業着手をさせていただいております。令和元年度においては現地の測量、それから路線測量、用地測量、こういった各種測量業務を行い、そして調査業務といたしまして地質の調査、物件調査及び詳細設計業務に取りかかっております。令和2年度においては、邑上橋にも右折車線が設置され、橋りょう部分も拡幅されることから、橋りょうの補強工事、先ほどちょっとご質問をいただきました、橋を強くするという看板が今出ておりますが、あれはそもそもの邑上橋の補強工事と、それから継続する形でこのたびの交差点の改良工事ということで、現在橋脚の補強工事を実施するとともに、それから用地補償の交渉を行っている最中でございます。 なお、来年度においては、関係者を対象とした説明会を地域で開催させていただき、吉井川の堤防部分の一部に工事着手する予定というふうに伺っております。 完成の時期でございます。平成30年度から着手しているこの交差点改良事業でございますが、全体の概算事業費が約5億円というふうに伺っております。今後、交差点の改良工事に着手していきますが、大体4か年から5か年ぐらいというふうには伺っておりますが、はっきりとした完成時期については未定ということで聞いております。概算では四、五年ぐらいかかるだろうということで伺っている状況でございます。 続きまして、質問の要請3でございます。邑上橋から南方面への堤防道の拡幅の事業でございます。 この進捗状況でございますが、こちらにつきましても、先ほど邑上橋東詰の交差点の改良の進捗状況の中で申し上げましたが、既に岡山県において事業化されており、推進もされております。吉井川の堤防の拡幅を行う県道拡幅の事業としては、令和元年度に公共事業の事前評価を受けており、引き続き事業に着手する予定と伺っております。現在までの進捗状況を整理しますと、元年度において現地測量、地質調査、そして予備設計の業務を既に実施しており、本年度、令和2年度で路線の測量を行うとともに、吉井川の堤防に対しての拡幅の影響を調査及び安定解析などを行って、機能維持を図るための堤防の浸透流解析業務というものを行っているというふうに聞いております。 なお、来年度で詳細設計業務を行い、交差点改良と同様に関係者を対象とした説明会などを開催する予定と聞いております。今後、我々市としましても、地元の調整など、県と協力して事業推進に努めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。 なお、この邑上橋の南方面への堤防拡幅の完成の時期については、現在のところ未定というところで、概算事業費が約9億円というふうに伺っております。工事の内容とすれば、交差点改良は邑上橋のほうから入っていきますので、堤防道の拡幅は村田側のほうからの取りかかりになるのではないかというふうに、現在の計画として伺っているところです。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 青山福祉部長。                〔福祉部長 青山祐志君 登壇〕 ◎福祉部長(青山祐志君) それでは、私からは質問事項2、質問の要旨1と2についてご答弁させていただきます。 まず、質問の要旨1についてです。 近年、高齢者施設と児童施設を一体的に建設するなど、高齢者と幼児や児童・生徒との交流を積極的に実施することが増加しています。このような交流は双方にとってメリットがあります。高齢者にとっては、子どもと触れ合うことで笑顔が増え、活動量の増加、脳の活性化、自分の役割を見つけ、活力が生まれるなど、介護予防の効果が期待できます。子どもにとっては、高齢者の持っている幅広い知恵や知識を学んだり経験したりすることで、人をいたわる気持ちが育まれ、思いやりやマナーが身につくなど、社会的な教育効果が期待できます。高齢者のはつらつ教室についても、相互が参加して実施することで同様の効果が期待できると考えます。また、参加する子どもの親にとっても、高齢者に相談することで、子育ての内容をより豊かにすることや交流の幅が広がることで地域の活性化も期待できます。市の老人クラブでは、保育園、こども園、幼稚園を訪問し、交流する次世代育成支援活動を行っており、参加者からは元気をもらえるといった声が多く聞かれています。コロナ禍では実施が難しい状況ですが、この機会に開催方法等を検討していきたいと考えております。 次に、質問の要旨2についてです。 先ほどのはつらつ教室につきましては、主に社会福祉協議会内にある地域包括支援センターの生活コーディネーターの方を中心として支援を行っています。その他の高齢者向け事業につきましては、地域包括支援センターと市が連携を取りながら実施しております。社会福祉協議会は、こどもひろば事業の受託もしており、老人クラブの事務局も同じ建物内にあることから、先ほどのご質問にあったような共同事業の検討についても連携は可能であると考えます。まずは、社会福祉協議会、いきいき長寿課が連携を取りながら検討を行い、関係機関との調整を図っていきたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 平原議員。                〔9番 平原順二議員 登壇〕 ◆9番(平原順二議員) 市長、橋の新設は市から一遍でも要望は出した。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 橋の要望は、県民局のほうにはこうした意見があると、声があるという話はさせていただいた記憶はございます。 ○議長(日下敏久議員) 平原議員。                〔9番 平原順二議員 登壇〕 ◆9番(平原順二議員) それは要望言わんのじゃ、話じゃろ。なあ。                (「伝達よ、伝達」と呼ぶ者あり) 伝達という。橋ができるとなると、道はどねんかなる思うんですよ、道は。これができたら、邑上橋は全く変わりますよ。がんですから、あっこは。そりゃあ、勤めようる人も大変ですよ。私らでも朝、ちょっと出ますけども、毎回言ようる、信号3回ぐらい待たにゃいけんのん。豆田や八丁から来る人もそうなん。それから、長船から備前大橋を渡る人もやっぱりそうよ。右折がねえからな。今、部長、右折ができるというから、これは少し楽なんじゃろうかなたあ思ようりますけども。未定ですから。大体工事というものは、一応未定じゃねんじゃねん。大体予定を組んどろう。ある県会議員に、この間、聞いたら、平原議員さん、もうそりゃあ県庁へ行って聞いてくださいと。私が聞くと、やっぱり地元の議員さんが怒るからと言ようりましたけども。議員も、県会議員出とんですから、それは市長にそういう話があるんかどうか。市長、それだけちょっと答えてください。納期の問題。せえだけ答えを。 ○議長(日下敏久議員) 質問の途中ですが、ここで昼食休憩といたします。                午後0時0分 休憩                午後1時0分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 平原議員の答弁から始めます。 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) この邑上橋の改良につきまして、地元の県議からどのような情報提供があったかというお話でございますけども、毎年、県民局のほうには一緒に要望に伺っておりまして、その際に県民局とこの邑上橋の工期についてもお話をし、そしてなるべく早い完成を共にお願いをさせていただいているという状況でございますので、ぜひご理解いただきたいと思います。 それから、併せて新たな橋を1本ということでありますけれども、こちらについては、近年でも岡山村田さんのほうからこうした案はないかというような話も頂戴して、担当レベルで県民局、県のほうとも協議をさせていただいた経緯はございます。しかし、実際の工事費ということになりますと、接続道路とかは別にして50億円。そして、工期が事前協議から始めても約14年かかるという、そのようなお話がございまして、それでは現実的ではないということで、この話は止まっているという状況でございます。 ○議長(日下敏久議員) 平原議員。                〔9番 平原順二議員 登壇〕 ◆9番(平原順二議員) 工期はひっさかかるのは分かるし、橋1本かけても50億円かかるのは分かるんですけども、命には代えれんことはようけえあるでしょう、ね。サラリーマンの方があの道通って、どっち、西行く、東行く、南行く、北行く、いろいろあるでしょうけども、恐らく通勤時間大変ですよ。私は朝、コーヒー飲みに行きますけども、岡山市のほうから瀬戸内市へ入ってくる観光バスの、村田さんへ入りょうるバス。6台ぐれえ来るんですよ。それだけで。とろとろとろとろですよ。今回、右折レーンができるというから、少しは明るい材料かなと思いますけども、やっぱりそういう納期とか、どういうものができるんだとかということは、議員さんがやっぱりある程度知っとかんと。じゃけん、部長のほうもそれを報告してください、議員に。でねえと、聞かれても返事ができんが。何しい議員に出とんじゃろうか言われるが。そこら辺はよろしゅうお願いしたいと思います。 新しい橋ですけども、この間、山下貴司に冗談に、できたら山下橋じゃ言うたるから一生懸命頑張れというてごまをすってえたんですけども、大変でしょうけども。前にも言いましたけども、村田が来たときに、片山の虎さんが橋をつけるからまた来てくれと、そういう話もあったわけですよ。ずっこけたからそれができんのじゃから、やっぱり市のほうから何ぼか要望しとかんと、夢はまたほんまに夢のかけ橋になっしまう。ねえ、市長。また今度4年出るんじゃから、ぜひともそれももう一度やるかどうか、その返事だけしてください。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 県のほうにも、このあたりの渋滞の問題についてはしっかりと認識をしていただいておりまして、そのこともあって、邑上橋の交差点改良をかなりの経費をかけて、5億円と、そして堤防道路を9億円近くかけて工事をしていただくという、そのような経緯もございます。私どもとしたら、次の一手と言いましょうか。次の対策をということを声高に申し上げたいのはやまやまでありますけれども、まずはこちらの事業をしっかりと進めていただくということが必要ではないかと思っております。これやらん間にこっちやってくださいというたら、どっちやるんですかという話にもなりますので、そのあたりは順序を追って、よりよくなっていくように、今後も検討協議、また要請をしてまいりたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 平原議員。                〔9番 平原順二議員 登壇〕 ◆9番(平原順二議員) 橋を架けるのはまだすぐじゃねんじゃから。まあ要望だけ出してください。でないと、私も西大寺行ったり、西大寺からこっち帰ったりしたりするんですけど、あの堤防を行ったり来たりしますけども、大型の車が来たら、もう結構手前で待つんですよ。怖い。はねられたら、自分のほう負けますからね、トラックにゃあ。あっこへ産業道路ができましたけども、村田さんにしろ共同印刷さん、もろもろの会社の関係の人はやっぱり土手を通るんですよ。豆田の辺のところ下りたり。じゃから、鉄工所ができたら皆そうですね。もうできたらあっこを遠慮してもらうとか。でないと、まだ男性はいいけど、女性の人のおばさん連中は大変ですよ。私ら年寄りじゃから、余計大変じゃもん。そういう要望を工業所へお願いができるかどうか、市長。それも一つの方法ですよ。皆さんが安心・安全に道を、西大寺行ったり来たりできるのか。副市長に何も質問せんから、副市長は電車で来ょうりますから、あまり車へ乗って、朝は来ませんけども、土曜、日曜日には副市長があっちやこっちへ行ってくりょんですね。私が要らんことをしゃべるもんじゃから、行っとかにゃあいけんと思うて気を遣よんかどうか知りませんけど。ほんま大変でしょう、車で来たときには、副市長。どう思います。 ○議長(日下敏久議員) 田野副市長。 ◎副市長(田野宏君) 私、今おっしゃっていただいたように、土日に来る場合には、もうこれは大体1時間あれば来れます。 ○議長(日下敏久議員) 平原議員。                〔9番 平原順二議員 登壇〕 ◆9番(平原順二議員) ちょっと振ったのが違うんかな。ちいたあ困る言うてくれりゃあえかったのになと思よんじゃけど。                (「そりゃあ困らん。人ごとじゃもん」と呼ぶ者あり) まあまあ、もうしませんけども、ほんま市民は大変なんですよ、あの道を堤防行くのは。邑上橋も迂回路ができるように、きちっと早めに、事故がないように。できたらあっこへ、部長さん、どういう工事ができるような、ちょろっと説明文があってええ思うな。強固な橋を直しょうりますというだけよ。この間、下りたんです、わし、県行ったんですよ、聞きに。せえで、現場行って聞いてください言われる。現場行ったら、私は知りません。せえじゃあ、わしらも答弁ができんが。これ、皆さんに分かるように説明してください。誰も説明ができん思うよ。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) ありがとうございます。工事自体、それから今後のスケジュール、こういったようなものが見える形で、県のほうにもお願いをしていきたいと思います。 それから、併せまして、先ほど来、いろいろご提案をいただいている中で、やはり道路計画といいますのは終わりがないものだと思っております。地域の情勢に応じて道路計画というのはつくっていかなければいけません。今後、豆田の工業団地、それから計画をしております宮下への産業団地、こういったところに企業が立地していただくことで、当然交通の状況も変わってこようかと思います。そういった実情に合わせて、新たな道路整備の計画も前向きに考えていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 平原議員。                〔9番 平原順二議員 登壇〕 ◆9番(平原順二議員) よろしくお願いします。時間はかかると思いますけども、やっぱり命あってですからね。皆さんが安心・安全で通れる道をぜひともお願いしたいと思います。 ほんじゃあ、高齢者の問題。 部長さん、やっぱり最初に言いましたけど、子どもさんの予算をいっぱいようくつけて、私はようしとると思うんですよ。ちょっと言いましたけど、幼稚園も行ったり小学校行ったりしますけども、ほんま喜ぶんですよ、子どもさんが、お年寄り連れていくと。今日は私の支持者の人が二人来てくれとるけど、皆、あの人、二人とも行ってくれるんですよ。一人は老人会の会長さんですけども。ほんと、子どもさんを連れていくとやっぱり喜ばれるんで、何か、社協とも協働でもええから、そういう施設があるんですから。汚いことを言うようですけども、あれは市が造ってくれましたわな、長船の場合は。健康、レントゲン撮ったりいろんなことで、うちらの集会所を使いますわ。貸してください、電話あります。たまにはクーラーかけてそのまま帰ることがあります。電気代、我々が払よんです、部落が。一銭もくれりゃあへん。そういう協力しょんですから、大体集落あるとこは皆そうです。やっぱり市のほうも集落への協力もお願いしたいと思います。部長、何かそういう案がありますか。社協と両方で組んでやられる。こども・健康部で車買いましたな。うちも11月の大市が中止になりましたから、小市というのをして、あれを呼んで、子どもさんとお年寄り、喜びょうりました。ああいうことも一つの方法じゃ思うんです。何かあります。 ○議長(日下敏久議員) 青山福祉部長。 ◎福祉部長(青山祐志君) 先ほど言われたようなこどもひろばの事業だとか、これは社協も一緒にされてますけれども、そういった活用だとか、教育委員会とも連携して、協議しながら、新たな事業やその仕組みづくりとか、そういうところも含めて検討していければなと思います。 ○議長(日下敏久議員) 平原議員。                〔9番 平原順二議員 登壇〕 ◆9番(平原順二議員) 後の人が大変じゃからもうやめますけども。道路、橋、堤防、できるだけ早急に、市長、お願いをしたいと思います。 これで一般質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 以上で平原順二議員の一般質問を終わります。 ここで10分間休憩いたします。                午後1時12分 休憩                午後1時20分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 次に、発言順序15番、布野浩子議員の一般質問を行います。 5番布野浩子議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) 議長の許可をいただきましたので、質問をさせていただきます。 質問事項1、地域の活性化についてです。 要旨1、新たな地域自治組織制度を2021年度以降なるべく早い時期での実施を目指すということだったが、現状と今後の予定はです。 高齢者の見守り、子ども支援、居場所づくり、地域のクリーン作戦や溝掃除、用水の管理、これからは里山づくりなども入ってくるかもしれません。地域の役割はどんどん大きくなっています。2018年の西日本豪雨災害で被害に遭われた若い方に、被災して何が一番大切だと思ったか聞くと、コミュニティ、地域の人との人間関係という答えでした。防災にしても、やはり地域の在り方が重要なポイントになります。東日本大震災から復興している地域はコミュニティがしっかりしているところという結果は、ご存じのとおりです。自治組織の活性化は重要です。以前質問したとき、地域一括交付金より自由度が高いコミュニティビジネスがやりやすい新たな地域自治組織制度の実施を目指すという話をされていました。どのように進展していくのか、現状と今後の予定をお願いします。 要旨2、地域活性化には若者の力が必要と考えるが、活躍の場の提供やリーダー育成講座など、若者の教育に力を入れてはどうかです。 令和3年度の協働提案事業のテーマにも上がっていました。まちづくりの担い手の発掘、育成をどうするのか。重要だけど難しいテーマです。提案してきたグループはなかったと聞きました。20代、30代で自分の地域のことから瀬戸内市全体のことまで、利他的に考えられて動ける人材をどう育成していくか、大切なことだと思います。実は、20代、30代の人から、瀬戸内市は若者の活用をどう考えているんだろうと話が出たので、この質問にしています。彼らと話をしていると、いろんな意見が出てきました。一つ目は、中学校との連携です。地域の課題を生徒も一緒に考えていこうと、瀬戸内市地域学校協働活動という取組もあります。長船中学校では、授業に地域のグループが入り、浴衣の着つけを習って、その後、浴衣のまま、夏祭りで踊る盆踊りを練習して、本番夏祭りに臨むという連携ができてきています。この取組を授業の一環に入れようと、学校も動いてくれていると聞いています。楽しそうに活動する実行委員の姿を見て、また屋台を出している先輩を見て、小学生のときから中学生になったらあれができると楽しみにしていたという感想もありました。うらじゃの夏祭りを立ち上げた方から話を聞いたことがあります。最初は若い子に祭りを手伝ってもらうだけのつもりだったけど、祭りをすると道路のごみが気になり、道路清掃に発展していった。ボランティア活動が新たに生まれたということでした。一つ何か活動すると、そこからまた新たなことが生まれます。長船の夏祭りでも同じようなことが起こっているようです。教育現場と地域との連係を意識して提案していくことが必要ではないでしょうか。 二つ目、地域の勉強や活動をしながら、何か資格が取れるような仕組みがあればありがたいという意見もありました。著名人との勉強会も魅力に感じる、地域のことを考えたり学んだりしながら、自分のスキルアップもできるようなことがあればうれしいと言っています。 三つ目、地域の活性化のための活動を、それぞれどんなことをしているのか、交流会を開いたらどうかという意見。困り事としては、移動手段の確保でした。学生は運転免許を持っていない子も多く、移動の支援が欲しいと言っていました。そして、期待することは、行政側からの若者に対しての情報発信ということでした。若者育成を重要課題として頑張っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 質問事項2、子どもの学ぶ環境への支援について。 要旨1、市と連携協定を締結している大学や公民館事業等と連携して、放課後の児童、生徒を支援する仕組みをつくるべきではないかです。 文部科学省の放課後子ども教室、厚生労働省の放課後児童クラブを放課後子どもプランとして連携して実施するよう推進しています。地域住民や大学生、企業OBなど、様々な人材の協力を得て、放課後などに全ての子どもを対象とした学習支援や多様なプログラムを実施するようになっています。前に教育長に質問したとき、ほかの地域の事例を調べますと言われていました。私も放課後子どもプランを実施した現場の先生に聞いてみましたが、学校の先生に負担がかかり大変だったという話を伺いました。そこは今、中止されているそうです。この間、定期試験の前の学習ボランティアに行ってきました。中学生が分からなかったことが分かると、自らどんどん問題を解いていって、その様子が本当に見ていてうれしかったです。分かった、できたの積み重ねが子どもたちにどれだけ必要か、改めて思いました。このような放課後の支援が必要ではないでしょうか。学ぶ場が要ります。ただ、今言ったように、現場の学校の先生に負担をかけるようではいけないので、市として体制を整えるべきではないかと思います。場所は、公民館とかコミュニティとか考えてはいかがでしょうか。教育委員会の行政報告で、これまでご指導いただいた講師や市内の貴重な人材をまとめてデータ化した人材バンク、みつカルを制作したと聞きました。公民館グループや主催講座での活用を図り、学習活動への支援に取り組むと言われていました。ぜひこの人材を子ども支援にも生かしてほしいです。場を提供する準備にかかってほしいですが、いかがですか。また、ボランティアに来てくれる学生の足の確保も必要です。 要旨2、課外活動の支援やスポーツ振興に太陽のまち基金を活用してはどうかです。 子育て世代に選ばれるまちを目指して、子育て環境の充実と子育て世代の負担軽減を図る子育て支援策をパッケージで打ち出す検討をされたと聞きました。それも大切な支援だと思います。生活がしやすいよう、負担軽減の支援だけでも十分ではありません。保護者は、子どもが笑っている、楽しそうに活動している、友達と仲よく遊んでいる、頑張っている、そんな姿を見て幸せを感じるのではないでしょうか。同じ会派の角口議員が前から言っていますが、スポーツ振興や課外活動も支援するべきではないかと思います。孫が活躍している姿を見たら、瀬戸内市ええなということになり、ふるさと納税で応援しようというおじいちゃん、おばあちゃんの流れになるのではないかという期待もあります。子どもたちに楽しい経験を直接プレゼントするやり方です。太陽のまち基金は子どものために使うと、市長は言われていました。子育て楽しむなら瀬戸内市、ぜひ子どもに直接楽しさやうれしさが届く、子どもが輝く、ときめく支援をお願いしたいです。この間、先輩議員も言われていましたが、スポ少や部活の指導員さんを派遣するとか、体協など、団体と協力してみるとか、いろいろできそうです。財源をキープして、持続可能な子ども支援をしていただきたいですが、いかがでしょうか。 質問事項3、公共交通についてです。 要旨1、市民の足を確保するために、デマンドタクシーの導入を検討してはどうかです。 公共交通不便地域のバス、福祉タクシー、そして来年度から介護タクシーチケットを出してくださることになりました。予算がついていてありがたかったです。議会だよりを読んで喜んでくださった市民の方から電話をいただきました。全然知らない方でしたが、バス停から400メートル以内に家はあるけど、家を出て歩くことが本当に大変なんです。だから、こんな政策があるとうれしいです、ありがたいですという電話でした。公共交通網不便地域でのバスの様子、コロナの関係もあるかもしれませんが、乗車率はなかなか伸びていない現実があります。瀬戸内市地域公共交通計画によりますと、基本計画の中に、自由に行き来できるまちが上げられています。今後の取組として、新しい公共交通機関の整備、育成、支援を進めますとあります。以前、牛窓で取り組まれていたモーモーバスですが、あれがよかったという話も伺います。ドア・ツー・ドアがやはり便利です。瀬戸町の千種学区でされているデマンドタクシーの様子を聞きました。週3日運行していて、月100台以上動いている。そういう月もあるそうです。本当に忙しいと言われていました。前日の午後6時までに予約を入れ、会社はそこから配車をします。多くは病院と買物に使われているようです。デマンドタクシーがあるから安心して免許返納できると言われて、実際返納された高齢者の方もおられると聞きました。角口議員が言われてました、ウィズアースです。外出支援がしっかりしていると、車を手放す人も増えるでしょう。ぜひ便利に使えるデマンドタクシーの導入の検討をしていただきたいです。ゼロカーボンシティに向けた政策にもなると思います。よろしくお願いします。 これで1回目の質問を終わります。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。                〔総合政策部長 松尾秀明君 登壇〕 ◎総合政策部長(松尾秀明君) すいません。私のほうから質問事項の1と、それから質問事項の3につきましてご答弁申し上げます。 まず、質問事項の1の要旨の1でございます。 新しい自治組織制度の導入につきましては、平成25年度のまちづくり会議の提言を受け、検討を続けているものでございます。市民に最も身近な地縁組織である自治会が関係する組織の改編については、行政が一方的に決めるのではなく、地域住民や議会の皆様のご理解を得ながら進めるべきと考えているところで、コミュニティ協議会長さんなどで構成されます協働のまちづくり推進委員会などでご意見を伺いながら、検討作業を進めております。議員ご指摘のように、これまでの検討状況の説明の中で、平成31年度には積極的に取り組む地域をモデル地区として立ち上げていくなどのご説明を行ってきたところでございますが、これまでの検討の中で、制度を全市に広げようとする際には、多くの解決すべき検討事項が存在していることが分かっております。これらのことから、現状では小学校区単位で課題解決に取り組む意向を持たれております牛窓西小学校区、鹿忍、千手地区の皆さんが、毎月準備会を開き、一歩ずつ組織作りに取り組もうとされております。このことを現在支援をしているところでございます。先日、2月19日に開催いたしました協働のまちづくり推進委員会でも、時間をかけて丁寧に進めていく旨の説明をさせていただき、様々なご意見をいただきましたが、まずは意欲的な地域においてできることから進めていくという方向性をご理解いただいたところでございます。まずは市民の皆様の意向をよくお聞きし、自らの地域のまちづくりに積極的に関わっていただけるよう、少しずつでも進めていきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。 続きまして、質問の要旨2でございます。 市との協働による地域の活性化や地域課題の解決のためには、行政のパートナーとして地域自治組織や市民活動団体におけるリーダーは不可欠であり、持続的な地域の維持に向けて、地域リーダーとして活躍していただける若者の養成は重要であると考えております。市民活動応援補助金を交付しております市民活動団体の中にも、若い人たちが中心となってイベントを行う事業などが増えていることや、各種計画策定の過程で開催いたしますワークショップへの市内出身の大学生の参加、市との協働における若者の関与という点では少しずつ実績が増えている状況です。また、邑久地区コミュニティ協議会では、邑久高校と連携し、アンケートの集計作業や地域の高齢者の見守り活動などを行うことで、邑久高校生が地域に貢献するという達成感を得ることができたとも聞いております。また、市内の生徒も多い岡山学芸館高校や県立瀬戸高校におきましても、それぞれの学校の地域を学ぶ授業において、本市職員が協力し、瀬戸内の魅力や現状と課題などを生徒に説明する機会もいただいております。これらの取組を通じて、地域の活性化や地域課題解決に関心を持つ若者を増やしていくとともに、民間団体の開催しますリーダー養成を目的としたセミナーやワークショップなどの情報も周知を図っていきたいと考えております。 次に、質問事項3の公共交通のデマンドタクシーの導入についてでございます。 本市では、地域公共交通網形成計画に基づき、市営バス全6路線の導入と、これを補完するためのタクシー活用事業により、公共交通不便地域の解消に取り組んでおります。令和2年9月からタクシー活用事業の対象を市内全域に拡大したことや、昨日申し上げましたが、前島地区におきましては、来年度から新たな地域内の交通を導入する計画が実現すれば、市内の公共交通不便地域が全て解消することとなります。現在、令和3年度から令和7年度までの5年間を計画期間として策定している、新たな瀬戸内市地域公共交通計画におきましても、市営バスとタクシー活用事業を維持する方針としており、現在のところ、デマンド交通は地域内交通として位置づけてはおりません。しかしながら、これまでに本市でもモーモーバスで導入した経験があり、岡山市などでも導入実績のありますデマンド交通も有効な手段の一つであるとは認識しておりますので、今後、市民のニーズや社会情勢の変化により求められる交通サービスが変化することも想定し、引き続き調査研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 薮井教育次長。                〔教育次長 薮井慎吾君 登壇〕 ◎教育次長(薮井慎吾君) それでは、私のほうから質問事項の2について答弁をさせていただきます。 まず、質問の要旨1です。 教育委員会では、今のところ連携協定を締結している大学との連携による事業については実施できていない状況となっております。現在では、連携協定を締結していないものの、岡山大学まちづくり研究会と連携をしまして、裳掛小学校の放課後子ども教室や土曜学習事業、もかけ自然体験会への学生の派遣をしていただいております。児童や生徒の放課後につきましては、現在、一部では中央公民館や牛窓町公民館で宿題や友達との語らいで利用しているというのが実態となっております。長船町公民館では、令和元年から毎週水曜日に大会議室を開放しまして、国府小学校と情報共有をしながら、放課後の見守り事業を実施しております。子どもたちにとって、身近な公民館は、友達同士のコミュニケーションを取るなどの自由な場となっております。限られた時間である放課後に、児童・生徒を対象にした公民館事業の主催講座を実施することはちょっと困難でありますが、見守りなどのボランティアとして、連携協定を結んでいる大学と児童・生徒への支援をする仕組みを、今後研究してまいりたいと考えております。 次に、質問の要旨2です。 これまでに瀬戸内市太陽のまち基金を活用とした事業としましては、まず学校関係では小・中学校のデジタル教科書の利用料に充当してきました。また、スポーツ関連事業におきましては、牛窓グラウンドのトイレの新築等の工事、邑久スポーツ公園の改修実施設計に充当をしております。来年度におきましては、今日も答弁させていただきましたが、邑久スポーツ公園冒険の森の改修、それから野球場トイレの整備工事、それらに太陽のまち基金を活用する予定としております。 今後の基金の活用につきましては、邑久スポーツ公園冒険の森の遊具等の整備工事に充当する計画がありまして、それらにつきましては、財政部局と協議を行いながら、今後検討してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) では、再質問させていただきます。 質問事項1の上から行きます。 部長、今の説明だと、結局あまり何も変わってないし、一時期盛り上がった地域一括交付金で地域の問題解決をしましょうというような勢いも何となく欠けているような感じがしたんですけど、どうですか、実際。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。 ◎総合政策部長(松尾秀明君) 25年度の提言を受けて、いろいろと検討はしてきたところでございますが、先ほど言われました一括交付金につきましては、あまりにも調整することが多い過ぎるという部分もありまして、今のところ棚上げ状態といいますか、今後、また必要に応じて検討していきたいということで、ちょっと棚上げ状態となっております。すいません。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) その前に、それこそコミュニティビジネスのために使えるとか、地域がそれぞれ抱えている問題って違うので、それぞれが集まって、その地域の解決をそれぞれがやっていくための制度というふうな認識です。それが今までと何も変わらないということは、結局、地域課題がそのまま置き去りにされたような形になっているように思います。で、例えばこの公共交通のデマンドタクシーじゃないですけど、地域のコミュニティバスだってやろうと思ったらできるわけじゃないですか。私なんかは、公共交通の不便地域に住んでいない人たち、駅に近い団地の人たちの話を聞くと、足がないというのが一番の問題だったりするので、そのときにコミュニティバスが地域の中で出せれたらとかというような話もあったんですけど、何かそれも全部、何かいろいろ課題があってできませんみたいな感じなんですが、それ、一個一個、じゃあ個別にこれからは対応していくというような形になるんでしょうか。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。 ◎総合政策部長(松尾秀明君) 既にその地域の中でお困りの高齢者の方を乗り合いで移送するというような、自治会での活動というようなものがあるようにも聞いております。そこは多分、まだ市民活動応援補助金等の助成は、こちらからはしていないと思いますが、そういった組織として、例えば自治会の集合体であるとか、そのコミュニティ的なところでそういった取組をされるんであれば、市民活動応援補助金の枠内でまだ余裕があれば、当然それも対象として交付できるかなと思っております。全然そのコミュニティビジネスをやめてという話ではないと思っておりますので、そういったことに取り組む団体、協議会ができれば、そこはしっかり支援していきたいとは考えております。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) ボトムアップですよね、結局。下から動いてこないと。最初は、だから地域一括交付金なんかは上からどんという感じだったので、分かりやすいし、その話を聞いて、住民の方、地域の方がさあ動けるかなという感じだったんですが、結局その制度が棚上げになると、今までどおり地域からの声を一生懸命拾って拾って、できる人がという話になっていって、それは市としてのリーダーシップ、市民の思いとか、それもすごい大事なのは分かるんですけど、市としてのリーダーシップが一個後ろに行ったなという感じがするんですけど、市長、そこら辺はどういうふうに思われますか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 一括交付金の問題については、いろいろ議会でもご議論をいただき、その結果として、今の段階で複雑な様々な問題を整理して、一つの交付金としてまとめるというのは非常に現段階で難しいなという状況であります。リーダーシップを発揮してやろうとしたんですけども、なかなかそうはいかなかったという部分が正直ございます。ただ、今後の状況を見ながら、例えば地域の力とか、あるいは地域の声とかというものが上がってきて、それに答える形で我々は制度設計をしていけるようになれば、それはまた状況が変わってくるんではないかなというふうに思いますので、まずは地域の力をしっかりとつけていただけるように、我々もしっかりと支援をしていきたいと考えております。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) そうなると、もう何が必要かというと、やっぱりリーダーシップを取ってくれる地域の人がすごく必要になってくるなと思います。声はいっぱいあっても、それをまとめて一つにしていく力というのは、まあまあ、その力を出すというのが大変なので、何かリーダーシップを発揮するのはやっぱり市民側なんだなというのを、今思いました。となれば、この次ですよね。その育成ですよね。リーダー養成講座とか若者の教育とか、そういうところに期待をするし、そういうところに今度は市としては、リーダーの育成、市民の声を集めてまとめるだけの力、引っ張っていくだけのリーダーさんが必要だなとは思うんですけど、そこら辺の教育は、話を聞くと、どっかの勉強会の広報しますみたいな、それもまたちょっと一歩引いているような感じに見えるんですけど、そこに、この間、若い人たちと話をしたときに、市はどうしたいの、市は僕たちをどう活用したいか、僕たちに何を期待しているかのメッセージが届かないというような話だったんですが、そこら辺はどういうふうに考えられますか、部長。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。 ◎総合政策部長(松尾秀明君) 先ほどのご質問の中にもありました、若い方といろいろお話しする中で、例えば中学校との連携であるとか、資格取得であるとか、交流であるとかというご意見をお持ちであるということを、申し訳ございません、私が初めて聞いたものですから。また、そういった思いのある方、直接ちょっとお話ができる機会をつくっていただいてというか、ご紹介いただいて、こちらのほうからその方々としっかりお話をして、行政に何を希望されているのか、要望されているのかというところもお聞きしながら、そういったところのご意見を大事に、施策のほうを考えていきたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) 何かこういう若い人たちと行政とのマッチングとかそういう勉強会というのは、何年か前もそういうふうな話があったような場があったような気がしないでもないんですけど。若い子たちは、私が若い時代のときよりももっと地域のことを考えていて、それにすごい私は感動しています。地域を盛り上げる、地域の人に喜んでもらいたいと思っている人たちが、ここ瀬戸内市にはたくさん若い子がいて、その子たちをもっともっと育てたいし、そういう子たちをもっともっと増やしていきたいと思ってるので、その場をつくるのは、こっち側ですか、それとも行政の強いリーダーシップが欲しいと思うんですけど、市長、どうでしょう。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 若い皆さん方はいろんな活動をしてくださっております。そして、もっといろんなことができると思ってくださっている方々おられると思うので、そういう人たちの力を、どのように市政とか、まちづくりに生かしていけるかということを枠組みとして考えて、そして具体的な協働であったり、もちろんいろんな補助金通じて、協働提案事業とかやってくださってる方おられますので、そういう個別の案件について、この関係をつくっていきながら進めていくという流れになるんではないかなというように思います。ただ、何か若者の一つの集まりをつくっていったりとか、あるいは仕組みをつくっていったりするということを恐らくおっしゃってるんじゃないかなと思うので、そのあたりは少し研究してみたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) ぜひ。今回のこの地域の活性化についての質問事項自体が、いい答弁がもらえないというのは重々承知なんですけど、でも人を育てていくということは、長い時間がかかるし、成果がすぐ見えるわけでもないですし、でも続けていかないと、必ず掲げていかないといけない目標というか、やらないといけないことだと思いますので、私はここの答弁に、教育に力を入れるって言ってくださったら丸だと自分の中では思って、今回これを出しています。必ずこの若者のリーダー育成、地域のリーダー育成は、市にとって大切な、これから行政ばっかりに頼れるような時代ではないと思っているので、自分たちのことは自分たちで行動することが、多分、しあわせ実感都市瀬戸内市じゃないかなとも思うので、そこら辺を市長の、今度4期目、出られるときの施策の一つとしていただきたいなと思うんですが、市長、いかがでしょう。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 十分に、そのあたりを踏まえて、今後の取組に生かしてまいりたいというように思います。やっぱりまちづくりは人づくりと昔から言いますように、この人づくりをしっかりとやっていけるようにしていくのが、このまちの持続的発展につながると思います。頑張ります。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) 次の立候補されるときには、リーダーの育成、若い子の教育、ぜひ力を入れていっていただきたいと追いますので、よろしくお願いします。 じゃあ、質問事項2です。 子どもの学ぶ環境への支援です。 要旨の1のほうでは、まち研の人たちが裳掛によく来られているのはよく存じております。まち研の子たちが裳掛の子どもたちと一緒に、お芋さんを育てたり、いろんなイベントされてます。それを、そこだけじゃなくってほかの地域にも広げてほしいなって、前も何か何年か前にも言ったような気もするんですけど、その活動がなかなかほかの地域に広がってこないですよね。本当はその活動が各小学校なり中学校単位なりで広がってほしいと思うんですけど、そこら辺、何が足らなくてこれが広がらないんでしょうか。 教育長。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) 非常に難しいところだと思うんですが、先ほど議員もおっしゃってらっしゃたように、学生たちが集団で行動するというふうなときに、やっぱり交通手段が一つは大きくネックになっている部分があるんですが、それがなぜ裳掛だけできているのかというようなことは、私も不思議なところです。ただ、これまでの経緯があって、継続してそのまち研の学生たちが継続的に入ってきているという実態があるというのはあると思います。 それともう一つは、学校の取組の中で、ボランティアをしたいという学生、大学生の人たちが、させてもらえませんかというふうな要望が来ることがあるんです。それは、例えばもう就職が間近になってきている3年生、4年生ぐらいになると、少し時間的な余裕がある。そういう学生たちが、将来的に教員になりたいということばかりではなくて、何か自分にできることはないだろうかという思いを持って、学校のほうに、教育委員会で取りあえずは登録をしてもらうんですが、そういうふうなボランティアに来られることがあります。その方々も、自分の住んでいる地域への参加であるとかというふうなことがやっぱり中心になってきているという実態があって、僕も学校支援地域本部事業を立ち上げるときに、地域の大人の方はもちろんなんだけれども、大学生いるだろうというふうなことで、いろいろと情報収集をしていって、集めていこうとはしたんですが、なかなかその実態がつかめないというふうなことと、学生もやっぱりなかなか収入的なことがあって、そういうことに参画したいという気持ちはあっても、アルバイトをしなければならないとかというふうな状況があって、それを組織化していくということが非常に難しいという実態がありました。そういうふうなことも一つはハードルになってる部分があるのかなというふうには思っています。ただ、やっぱり将来的に、例えば邑久高校が邑久の中央公民館のほうに来てボランティアというか、一緒に活動していくというふうな活動をしている中で、その学生たちがいろんなことを学んでいってる。そして、地域のために貢献をしたいというふうなことから、例えば文化祭のときに、自分たちが生け花をしたものを飾らせていただくとかというたりするような活動をしてきているというふうなところが、一つは大事なところかなというふうに思っています。それも、先ほどおっしゃってたリーダー養成というふうなところに関わってくる部分なんじゃないかなというふうに思っています。そういうものを積み重ねていくことと、もう一つは幼い時期から地域の活動に参加をしている子どもたち、その経験が、次に、じゃあ自分たちが大きくなったときに地域のために何ができるのかというふうなことを考えていく。そういう発想につながっていく部分だろうというふうに思っています。そういう意味では、瀬戸内の子どもたちは、学力・学習状況調査をしたときに、地域の活動に参加しているパーセンテージが非常に高いという実態。そういうメリットを持っている子どもたちの素地があります。そこをやっぱり生かしていくべきだなというふうに思っているので、例えば地域の中で行われる事業、行事とかに、子どもたちをぜひ、地域の子どもたち、親御さんと一緒にまずは参加するところから。だんだんとそういうことに慣れてきたら、自分たちのアイデアも生かしてもらえる場面があるということを、地域の活動の中で実感をしていく。そういうふうな機会をつくっていただける。例えば、長船祭りの場面であったり、それから牛窓の花火の場面であったり、そういうふうなところで活動している、そういう経験を小学生、中学生の時代にしっかりさせていく。そういうことの積み重ねをしていくことが、先ほど言った小学校区の中に、例えば大学になったときにそういうことをやっていこうというふうなことができる、そういうシステムでやれてるところがあるということも周知をしていくことが必要だと思うんですけれども、そういうふうな取組をしていく必要があるかなというふうに思っています。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) ですよね、教育長。そう思います。                (「理想じゃ」と呼ぶ者あり) 本当にそう思います。ただ、それをこっちがそれぞれの家庭とかそれぞれの地域に任すんじゃなくって、そこに教育委員会としてのリーダーシップとか、旗を振るとか、分かりやすくするとか、それとか裳掛の活動をもっともっとみんなが知ったら、ああできるかもというふうなことがあるかもしれません。知ってる人は知ってるけど、知らない人は知らない岡大のまち研の子たちの活動ですよね。あれをもっともっと発信するとか。あそこがすごいなと思うのは、受皿の地域力がすばらしいので、やっぱりそこは地域力の差だとは思うところがありますが、でもやっぱり一つ地域ではできる地域だってほかにもあるはずなので、ああいうのを見て、やれると思う地域は頑張ってもらいたいし、子どもを育てる地域になってもらいたいと思うんですが。昔、予算がそれについてましたよね。教育委員会から予算があったと思うんですけど、土曜日とか日曜日とか子どもを集めて勉強会をするとか、ああいう予算って、まだ教育委員会の中にはあるんですか。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) 現時点、要するにこれから手を挙げていただいた方にそういうものが出せるかというと、現時点では来年度の事業については間に合わない。これも単市だけで組んでいるものではないので、それこそ先ほどあったような学校支援地域本部事業に関わるような、今は地域学校協働活動ですけれども、そういうふうなものを、国や県からのものを活用しながら取り組んでいるというふうな実態があるので、その計画を上げているものについては、来年度予算づけができるというふうな状況になっています。それについては、福岡のほうでも取り組んでいただきましたけれども、土曜の子どもたちの活動の場、ああいうふうなものもそういうふうな計画に基づいてしているという実態があるので、予定があるところは早めに言っていただいたら、そういうふうなことが取り組めるかなというふうに思います。現時点、手を挙げていただいたら出しますというふうな予算は、残念ながら持っていません。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) いい予算だなと思って、教育委員会の予算、その地域とその子どもたちの連携で、地域の大人も頑張るし、そこにいる人たちが頑張って子どもを育てていくという、いい予算の使い方だと思ってたんですけど、そういえばあれは、もうじゃあ。じゃあ、計画をこっちが立てて、教育委員会に言えば、次、来年度というか、その次のときにはあるということですね。そういうのももっともっと発信してもらったら、ほんなら頑張ろうかという人が出てくるかもしれないけど、知らない予算でもあるような気がするんで、そういうふうなのを、こんなところにお金がつくよというような発信も、教育委員会としてしていただきたいと思いますが、どうです。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) 地域学校協働活動のそれぞれ協議会を持っていただいていると思うんですが、そういうところでは、こういうふうなものもできますというふうなことでの紹介はさせていただいているんです。ただ、現実的にそういう活動の中でそういうふうなものができるかというふうなことを、いろいろされている状況の中で、やっぱりなかなか実現に結びついていないという実態はあると思います。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) やっぱりそこでも地域のリーダーの方が、こんなのがあるからやろうやというような人たちが一人でも二人でもいれば、そこからまた一つ何かが生まれるということなので、リーダーというか、旗を振るだけの力を持つ人たちをしっかり育てていく、その人たちを支援していくということは大事だなと思います。 で、もうずっとうちの角口議員が言ってたスポーツ支援です。要旨の2です。 代表質問のときに、収入を上げて、お金も使うものを出すんだったら収入はどうやって上げるかというような、対で僕は話をしてましたというふうなことを言われてたんですけど、このスポーツ振興に対しても、だから今市が出されている子どもの支援パック。だから、お金の面では保護者の方に支援をしますというのはあるけど、子どもがやっぱり目の前で輝いていくような姿を見たいし、見せてあげたいし、子どもがばあっと活動してる姿って、やっぱり大人も元気になりますし、そこからふるさと納税つながるんじゃないかというふうな一つの流れが、鼎の会の二人にはあります。だからこそ、そういうものに太陽のまちの基金を使っていただきたいと思ってるんですけど、部長、基金は余裕がありますか。                (「使い切っとる」と呼ぶ者あり) え。太陽のまち基金を直轄しているのは。                (「総合政策じゃ」と呼ぶ者あり) そっちですよね。 ○議長(日下敏久議員) 難波産業建設部長。 ◎産業建設部長(難波利光君) 若干所管が違う面もあるんですけども、総括的なことでお答えさせていただきますと、一昨日も代表質問の際にお答えさせていただきましたように、この太陽光発電事業によって得られる収入、現時点では年間に約4億6,500万円の、1年間で収入を得るような計画にして、その中で20年間の契約によって、60億円はもしものために、この40億円というところをまちづくりにということで、大まかな計画を立てて動き出しました。その中で、基金に積み立てて、いろいろな事業に活用していこうということで、そのあたりのところは、全体的な予算枠の調整は財政当局、それから事業の調整を総合政策部さんのほうでお願いをしているというような状況でございます。産業建設部といたしましては、この収入が安定的に得られるように、錦海塩田跡地の維持管理、ここをまずは一生懸命頑張っていくという役割を果たさせていただいておりますが、先ほどご質問いただきました基金への充当が不足するようなことはないかということでございますが、現時点では、年間を通じて、この太陽光による発電収入というのが比較的安定して、発電を維持されているということで、収入減になるということにはなっておりません。したがいまして、先ほど言いました4億6,500万円という財源を元にして、その中であれば、いろいろな事業にお使いいただくということは可能だというふうに考えております。 以上です。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) という財源が一番しっかりしているというか、もうずっと20年間必ず動かずにまあまあ行けると思うと、そこに、今お話を聞くといろんなものに、設計予算とか、私たちの直接目に触れないところの予算でそこを使われてるなと、子どもにはもちろん関係あるけど。ただ、実際子どもに、だから保護者とか、そういう設計予算とか建物に対する予算であって、子どもに直接行くのはまだ使われてないのかなと思うんですが、ここに課外活動で頑張っている子どもたちとかスポーツ振興で頑張っている子たちに、有名な選手を呼んでみるとか、勉強会をしてみるとか、そういうふうな予算の使い方は、だから直接子どもに影響するような予算の使い方を活用してはどうかというふうなのを提言してるんですが、市長、いかがですか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。
    ◎市長(武久顕也君) 教育委員会のほうでそのような事業化、学校の現場の負担というのももちろん考慮しなければいけませんので、そうしたところで事業化がなされるようであれば、当然太陽のまち基金の活用の方向性の一つになってこようかと思います。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) 教育委員会、学校の先生の負担減にもなるような、部活、課外活動ですよね。部活なんかのできる地域の人たちへの保障とか、そういうのでも使えるんですよね、きっと。それはまあ、これから事業化をしてくださるんかどうかは教育委員会なんですけど、直接、だから子どもたちに、スーパースターじゃないですけど、目がきらきら輝くようなものを提供して、子どもたちが健やかに、頑張っている子たちを応援するような仕組み、子どもに直接行くようなものに使っていただきたいなという思いがあるんですけど、じゃあ教育長。 ○議長(日下敏久議員) 東南教育長。 ◎教育長(東南信行君) ありがとうございます。お金はかけてないんですけれども、例えばプロバスケットの選手が、練習場所として長船のスポーツ公園の体育館を使われるというふうなことの中で、協定を結ばせていただいて、市内の小学校、中学校のそういう部活動の場面であるとか、それから今、小学校では、全部の学校でリズムジャンプというふうなことに取り組んでいるんですけれども、瀬戸内市出身のプロバスケット選手がそういうふうなリズムジャンプの指導の免許を持っているというふうなことから、紹介をそれぞれの学校にさせていただいて、ぜひご活用くださいということで、既に何校かがそういうふうなものも活用しながら、そのトレーナーの方だけではなくて選手の方も一緒に来ていただいて、一緒に部活動をするとかというふうな場面づくりにもしているんですけど。じゃあ、どのスポーツを呼んでくるのかというふうなことについては、いろいろな、時期的なことや、それからタイミング的なこともあったりすると思うので、その辺は工夫をしながら、それからそういうふうな指導をされている地域の方々ともしっかりと協議をしながら、計画を立てていければというふうに思います。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) ぜひ子どもたちがわくわくするような、そういうふうなお金の使い方もあるということで、よろしくお願いしたいと思います。 最後です。公共交通についてです。 5年間で、この間、この素案ができました。で、一応前々回ぐらいかな、駅の1キロは800メートルになりませんとか、バス停400メートルが300メートルか200メートルになったらうれしいですと言ったけど、それが全然反映されることはなかったんですけど。取りあえずは不便地域のところにタクシーチケットが入り、福祉タクシーがあって、この介護タクシーチケット導入ということで、出にくい、外出しにくい人に向かっての支援はだんだんできてきた。で、大体全て網羅できましたと言うと、そこはちょっと待ってという話になります。それはやっぱり、さっき言ったように、駅に近くて、駅から1キロ圏以内に団地がありますよね。グリーンタウンもそうだし、福岡の団地もそうですけど、そこにいるお年寄りの人で支援とかもまだもらえない、でも歩くのはまあまあしんどい、そういう人たちがやっぱり一番便利に使えるのは、千種学区で今やっているデマンドタクシーのやり方ではないかと思います。この間も様子を聞いたら、2月も日にちが少なかったけど、60件か70件ぐらいの動きだったそうで、もうやっぱり定着をすると、1週間に3日しか稼働してないんですけど、それでもその中に病院とか買物とかがずっと入れ込んで、自分たちで行って自分たちで帰ってくる。行きはデマンドタクシーを呼んで、帰りはそれが待てないからタクシーで帰るとか、いろいろ市民の人はすごい有効に使われているみたいです。財源も、岡山市からのもちろん補助金もあるし、自分たちで払うのもあるんですけど、それが足らない部分は、月に1回、青空市をされてて、売上げが全部デマンドタクシーのほうに行くように、地域が一丸となって自分たちの足の確保に頑張られているという様子を伺いました。そこ、千種自体がまあまあ不便な場所でもあるし、買物するようなスーパーがないというのも大きいかもしれませんが、やっぱりドア・ツー・ドアで家まで来てくれて家に帰れるというのは、やっぱりいろんな人にとってとても使い勝手がいいやり方だと思います。今、瀬戸内市はバスを利用しているので、これからこのバスがどうこうというふうにすぐ流れは変わらないと思いますけど、これから5年間検証していく上で、これが伸びなかったら、変更とかももちろん考えられるんですか、部長。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。 ◎総合政策部長(松尾秀明君) バスの6路線につきましても、やっと1年が経過かなと思っております。その中でも、乗り継ぎの拠点ということで、乗り継ぎやすさも改善してまいりましたし、料金につきましても200円ということで、1日乗っても200円というような改善もさせていただきました。その中で、若干でも伸びてきているかなとは思っております。先日も2月のいつやらでは、鹿忍方面から来られる車両には七人の乗車があったとも聞いておりますし、例えば長船の方がゆめタウンで乗り継いで牛窓方面で食事をして帰られるというような事例も聞いておりますので、そういった使い方も、よくはなっていっておる中で、まだまだ改善の余地があるということになれば、当然その改善をしていくことはしていきたいと思います。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) そういう使い方って、ある意味、旅行に使うということですよね。旅行。地域をめぐるツアーというのは私も聞いたことがあるんです。何か生活のためとか、何かに行くためはやっぱり不便、行きたいところをぐるっと回っていくので。だから、旅行とか、ちょっとあそこに行きたいなというようなときには使うかなというような感想は聞いたことがあります。ただ、その予算が市民のためになっているかというのは、これから検証していかないといけないとは思いますが、検証しつつも、よそのデマンド交通がどうなっているかというのは研究していただきたいと思うんですが、もう一回、部長。 ○議長(日下敏久議員) 松尾総合政策部長。 ◎総合政策部長(松尾秀明君) まず、先ほどお話にありました瀬戸の地域でされているデマンドタクシーにつきましても、勉強会、ご一緒させていただいたとも思っておりますし、引き続き検討させていただきます。 ○議長(日下敏久議員) 布野議員。                〔5番 布野浩子議員 登壇〕 ◆5番(布野浩子議員) ぜひ。車がなくなった後のことを、皆さん、すごく心配されています。便利なとこに住まわれている方も、やっぱり便利ではないので、車がなくなったらすごい不安だというのがあります。その不安を解消するにはどうしても公共交通に頼るしかないんですけど、それが使い勝手がいい、みんなが使えるような公共交通であってほしいと思いますので、ぜひ研究だけは続けていってほしいと思います。よろしくお願いします。 もう大体これで終わりなんですけど、鼎の会は三人でスタートしました。で、私すごい印象に残っているのは、森議員が一般質問で、3割バッターはいいバッターなんですよと一般質問でそういうふうに言われたことがすごい印象に残ってます。いろいろ皆さんにお願いをすることが、提案とかさせていただきますが、10割を目指すとしんどいだろうなと思います。森さんが3割バッターはなかなかできない、いいバッターですって言われたので、そうだなと思っています。ぜひ怖がることなく、これからも前々向いて進んでいってほしいなと思います。 これで一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(日下敏久議員) 以上で布野浩子議員の一般質問を終わります。 ここで10分間休憩いたします。                午後2時17分 休憩                午後2時38分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 長らく申し訳ございませんでした。 次に、発言順序16番、石原芳高議員の一般質問を行います。 13番石原芳高議員。                (「頑張れよ、みんなの期待じゃ。ああよかった。大トリじゃからな、4年間の」と呼ぶ者あり)                〔13番 石原芳高議員 登壇〕 ◆13番(石原芳高議員) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、一般質問に入らせていただきます。 今日、一般質問、代表質問の3日目ということで、最終日。また、私たち議員に残された任期で一般質問、代表質問するのも最後となりまして、今日、じいっと同僚議員の質問を聞きながらいろいろ考えておりましたけれども、やはりどの議員さんも、市のこと、市民のことを考えられて質問を出されて、いろいろ勉強もされて、じっと朝から聞かせていただきましたけれども、私、平成17年、瀬戸内市が合併してからもう15年、議員をさせていただいておりますけれども、改めて議会の重要性というか、議員の責務というか、その辺を痛感させていただきました。あまり前置きが長くなると議長に流されますので、同僚議員も頑張れという声援がいただきましたので、言われなくても頑張るつもりであります。よろしくお願いいたします。 今回、3項目、質問を出させていただいておりますが、先ほど布野議員が言われたように、議員は3割バッターで十分だというようなことを言われました。このうちの一つだけでも実行に移していただけたら3割3分3厘、二つ実行に移すことができたら6割6分、10割、そこまで求めるのもあれかもしれませんけれども、質問に入らせていただこうと思います。 まず、1点目は、防犯カメラについてであります。 私がこの防犯カメラの整備について質問させていただいた経緯は、やはり近年、防犯カメラというものの役割がもう日常的になっているというのが現状であるというふうに思っています。以前は、肖像権の問題であるとかプライバシーの問題であるとか、幾つかのハードルがあったと思うんですけれども、今はもうそれにも増して、犯罪の抑止力であったり、それから犯罪の解決のツールとして、今はもう一般的に使われているのが現状であると思います。お尋ねいたしますのが、防犯カメラの設置状況をお伺いいたします。私もどこどこに設置されているかということは、全ては把握はしておりません。設置されているところ、公の施設であると思いますけれども、その設置に至った経緯というか、そういったことも、もし分かれば教えいただけたらと思います。 全ての公の施設に防犯カメラがついていないということは分かっておりますけれども、これからの時代、やはり防犯カメラ増設するべきではないかという思いを持っておりますので、その辺についての考え、所見をお答えいただけたらと思います。まとめてまた市長にもお伺いしようと思いますけれども、お願いいたします。 質問事項の2点目、市民病院の看護師採用状況についてということでお尋ねいたします。 このコロナ禍で、やはり病院のスタッフ、看護師、医師もそうでしょうけれども、非常に業務が煩雑になり、我が瀬戸内市民病院ではそういったクラスター的なことが起こらずに、今のところ胸をなで下ろしているような状態ではありますけれども、患者が発生しなかったというだけで、現場ではもういろんな神経を使われて、日々の日常業務に加えてコロナ対策をしないといけないというのを知っております。その辺でスタッフへの負担がかかり、やっぱりあまり負担がかかるようでしたら離職率が上がるというふうな、そういう構図が考えられるんですけれども、今の瀬戸内市民病院での看護師の状況をお尋ねいたします。 それから、あと要旨としてもう1点出させていただいております。これは、瀬戸内市民病院看護師等修学資金貸与条例というのがあるんで、これ、今回の補正予算で減額補正されておりまして、それが非常に気になっております。せっかくこういった修学資金を助成する、援助するという項目がありながら、何かその枠、筒いっぱい使っていただけないというのは、今後、看護師の成り手不足、それを今のうちから何らかの策を打たないと、これはもう全国的な話でありまして、岡山県内でも当然いろんな病院が、引く手あまたというか、取り合いというか、看護師をというような時代が来るんではないかなと思っておるんですけれども、その辺については、病院事業管理者、私の所見が違ってたら違ってるとおっしゃっていただいて、病院事業管理者の考えがあれば、どうなるだろうという予想の範疇でしかご答弁はできないと思うんですけれども、その辺のことについてお伺いいたします。 質問事項の3です。市長の政治姿勢について。 これは、個人名は言いませんけれども、12番議員が非常に期待をされておりまして、私がこの市長の政治姿勢について質問を出させていただいて、けんけんがくがくと市長と議論を交わすのを期待されているようですけれども、ちょっと違ったスタンスでいろいろ物を述べさせていただこうと思いますけれども、よろしくお願いいたします。 この質問要旨といたしまして、コロナ禍によって今までの常識や慣習が通用しなくなってきているが、地域活動やコミュニティの形成にも大きな影響が出ているが、アフターコロナを見据えての行政施策をどのように考えているのかという要旨を1点出させていただいております。今日、同僚議員の話の中で、いろんなコミュニティづくりの中でも、なかなか若手の成り手がいないとか、そういったような状況の中で、ストップしたわけです、コロナによっていろんな活動が。この質問、私、今までも何度か似たようなことをさせていただいておりますけれども、これから協働で瀬戸内市のコミュニティとか住民との関係構築をしていく中で、一旦止まった事業、住民活動をもう一度再開して以前の状況に戻すというのは、非常に僕は熱量が要ることだと思っております。ちょっと月並みな言葉なんですけれども、昔、冷めたスープを温めても元の味に戻らないという、何か、市長も昭和の人なんで分かると思います。これ、恋愛の話じゃったかな。そういった言葉もありますけれども、僕、今その状態だと思っているんです。この住民活動とかコミュニティの形成であるとか、いろんな活動においても、冷めかけている状態であると私は認識しておりますけれども。これが冷め切らないうちに、これも当然コロナの状況、コロナがこの後どうなっていくかということがありまして、一概には、もうコロナが終わったからすぐこうしようという、なかなかそういう指針を出しにくい、方策を出しにくい話ではあるんですけれども、これがもしずるずるコロナが長引いていってしまって、住民の意識、考え方、市に対する協力する熱量も、これ本当に冷め切ってしまって、本当、今後、住民と協働の地域づくりとか非常に難しくなってくるんじゃないかなという思いがあります。当然、日常の業務、日々の市役所の活動とか、決まったことを大体しているんですけれども、コロナ禍でいろんなものがストップして、またその熱量上げていくという、余分なというか、非常に力を使うような動きというか、職員さんの努力が必要だと思うんですけれども、その辺のことについて、市長はどのように考えられているのかということを要旨の1点目で伺わさせていただきます。 それから、要旨の2点目、任期も残り僅かでありますけれども、4年間の総括ということで出させていただいております。総括というのは、まとめみたいな感じではありますけれども、今までの行動とか活動において、反省すべき点があるとか、評価はどうなのかということを伺わさせていただいております。なかなか市長、自己評価というか、私はこうでありました、いやここは反省すべき点ですということは、言いにくい、おっしゃりにくいことではあるとは思うんですけれども、今期で市長も3期目が終わろうとしております。約12年、首長が続くというか、首長の席におられたということは、非常に長い。先般、4期目の決意表明をされたようですけれども、やはり首長とか、国を見ても分かるんですけど、あまりもトップが長い間するというたら、あまりよくないというか、いろんな意見が聞こえてくることだと思うんです。私も議員にならせていただいて、市長との付き合いというか、執行部と、市長と議員という関係でありますけれども、12年がたちました。その中で、首長としていろいろ共感できる部分があったり、共感できないなということもあったんですけれども、市長の考えで総括、どういった、この今期、4年間のことで結構です。12年を話せとは言えませんので。この4年間の総括、いろんな場面があったと思うんですけれども、議会でも。そのことについてお伺いします。よろしくお願いします。 ○議長(日下敏久議員) 岡田総務部長。                〔総務部長 岡田 誠君 登壇〕 ◎総務部長(岡田誠君) それでは、私のほうから質問事項1、質問の要旨1及び2について、関連がありますので併せて答弁させていただきます。 防犯カメラは、施設内及び駐車場などに設置することにより、犯罪抑止効果が働き、不正侵入や盗難被害に遭うリスクを軽減することができると言われております。防犯カメラの設置につきましては、各部署、施設管理者が対応することとなります。設置状況につきましては、本庁舎内、ゆめトピア長船、市民病院、市内小・中学校12校中11校、市内保育園、こども園全園、JR邑久駅、長船駅、大富駅の各駐輪場などに設置しています。増設につきましては、現在防犯カメラが設置されていない学校や観光施設等に設置する予定です。今後も市民が安全・安心に公共施設を利用していただくために、瀬戸内警察署など関係機関と協力し、効果的な犯罪抑止対策等検証しながら、必要に応じて防犯カメラの設置を検討していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 私からの答弁は以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 小山病院事業部長。                〔病院事業部長 小山洋一君 登壇〕 ◎病院事業部長(小山洋一君) それでは、私のほうからは質問事項の2、質問の要旨1及び2についてご答弁申し上げます。 まず、質問の要旨1についてでございますが、全国の医療機関で新型コロナウイルス感染症に対応する看護師の確保に追われております。重篤な感染症の患者に対応するため、医療機関では通常よりも多くの看護師の配置が必要な上、心身共にかかる負担も大きいことが理由となっております。瀬戸内市民病院では、集中治療室やECMOなどの医療設備がございませんので、重篤な患者を受け入れることがございませんが、軽症な患者を受け入れる場合に備えまして、病床を隔離して15床を休床することで、院内感染の防止と看護師の不足による通常の医療提供への影響を極力抑えることとしております。また、新型コロナワクチンの接種におきましても、医師、看護師の確保が全国の自治体の課題となっております。市民病院でも、医師、看護師を集団接種会場に派遣をいたしますが、邑久医師会のご協力をいただきまして、市内の医療従事者が連携してワクチン接種を実施することで負担を分散し、医療人材の確保に対応することとしておりますので、現状に至っては看護師が不足していないという判断をしております。しかしながら、ワクチン接種には未確定な部分も多く、長期的な対応が見込まれることから、常に状況を注視して、適宜必要な対応を図ってまいることにしております。 次に、質問の要旨2についてでございますが、9病院で診療を行っているとおりでございます。慢性的な看護師不足が運営の課題となっており、看護師を募集しても応募者が募集定員に達しないこともございました。特に新卒の看護師の応募がない状態が続きまして、看護師の年齢構成にも偏りの傾向が生じておりました。新病院の運営を開始した翌年の平成29年度は、募集定員を超える応募があり、8名を採用いたしましたが、残念ながら新卒の看護師の採用はできませんでした。このため、新卒看護師確保のために、看護師を養成する専門学校や大学、こういったところへ精力的に訪問を重ねまして、また看護実習の積極的な受入れなどの取組を継続したかいがあり、令和元年度は10名の採用のうち新卒が4名、令和2年度は6名採用のうち新卒3名を採用しておりまして、来年、令和3年度におきましては、4名採用のうち1名、新卒の採用を予定しております。なお、以上のこの8名の新卒看護師のうち4名が、修学資金貸付を利用した看護学生でございます。今後も新卒の看護師を計画的に採用してまいりますけれども、出産や育児、これらによる休職や、それから夜間勤務の免除などを、配慮義務がございますので、そういったところから人員不足を見込む必要がございます。そのため、新卒の看護師と、それから経験のある看護師の採用のバランスを取りながら、看護師全体の確保を図ってまいるつもりでございます。 私のほうからは以上でございます。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。                〔市長 武久顕也君 登壇〕 ◎市長(武久顕也君) まずは、答弁者が到着が遅れまして、議会の皆様方にはお待たせいたしましたこと、大変申し訳ありませんでした。 私のほうから、まず質問事項の3、要旨の1について答弁させていただきます。 先の見えないコロナ禍の中、地域コミュニティにおいても、これまで人が集まることを前提に、3密の状態で実施されていた各種会合や行事の中止、規模の縮小を余儀なくされているところでございます。そのような中でも、人口減少や高齢化に伴う地域課題は深刻化し、伝統的な地域のお祭りや高齢者の集まりなど、市民の暮らしを支えてきた地道な取組が開催されていないことで、地域のにぎわいや高齢者の健康維持への影響も出てきているのではないかと考えられます。地域コミュニティ組織には、住民に最も身近な組織としての役割を持続的に担っていただく必要があると考えており、今後、感染症がたとえ収束したとしても、これまでのような対面によるコミュニケーションや地域の課題解決に取り組んでいただくような行事は実施しづらくなることも予想される中で、市としては新しい生活様式を取り入れた地域運営の方法や、そのような状況の中でも住民の皆様が知恵を絞って持続的な地域の維持のために行う活動について、コミュニティとの連携の在り方を模索する必要があると考えております。なかなかまだ具体的にどのような方策が最もいいかということは申し上げにくいところがございますけれども、やはり呼び水となるような、新たな制度でありましたり、新たな補助金等のそうした資金であったり、そんなこともあるかもしれませんし、また対面を避ける形でのオンラインでのコミュニケーションの取り方というのは、行政と地域とをどのようにつないでいくかという場面においても必要なところが出てこようかと思います。そうした意味もあって、地域の情報化と、そして行政の情報化を一体的に進めていこうということで、新年度からDX戦略室を設け、そのような新しい生活様式の中で地域のコミュニティの皆さん方が活動していける、また行政とのコミュニケーションを取っていけるような在り方も併せて模索をしてまいりたいと考えております。そうすることが、議会にもお認めいただきました光ファイバーの全域の敷設等のそうしたインフラが生きてくる、そんなことにもつながっていくんではないかと考えております。 続きまして、要旨の2でございます。 4年間の総括はということでございますが、議会の皆様や市民の皆様、また関係者の皆様方には大変お世話になりました。先日の改革の廣田議員の代表質問の中でも答弁させていただきましたが、この3期目におきましては、錦海塩田跡地の太陽光発電所の商業稼働の開始や、岡山村田製作所の規模拡大による税収の伸び、さらにはふるさと納税や基金の運用、そして錦海塩田跡地の土地の貸付料など、税外収入においてもかなりの伸びを見ることができました。これは何と申しましても、市民の皆様、議会の皆様からのご要望にお応えするための財政的な裏づけとして大変重要なものがあったのではないかと思います。これらにつきましては、職員の努力、そして議会の皆様方の難しい判断をしていただいたこと、さらには状況によっては様々な部分で地域とのパイプ役になっていただいたりとか、いろいろな形でお世話になりました。そのおかげであると考えております。改めて深く感謝申し上げたいと思います。 また、山鳥毛の購入につきましては、これまで厳しいご意見もたくさんいただきながら、瀬戸内市に里帰りを果たすことができました。これについては、その途中において、議会の皆様にもおわびを申し上げなければいけないような場面も多々あったように思います。そして、皆様からいただいたご意見というものも、私たちは本当に謙虚に受け止めながら、今後の市政に生かしていく必要があると考えております。また、これからも、今日もそうでありましたけれども、様々な取組の中で厳しいご意見や、また反対のご意見等をいただくことも必ずあろうかと思いますが、私たちはそうした声に謙虚にしっかりと耳を傾け、その反対のご意見の確信は一体どこにあるのかということを見極めるとともに、そうしたご意見は私どもにとって新たな視点に気づきを与えてくれる貴重なものと受け止め、今後も対話と参加を基本にした政治姿勢を続けてまいりたいと思います。 当選回数を重ねるということについてのご意見、いろいろあろうかと思います。岡山県内で申し上げますと、私より当選回数の長い首長が、倉敷市長、総社市長、玉野市長、それから私という順番になろうかと思います。市長のみでありますけれども。いろいろな、長く重ねることによってのご懸念というのは当然あろうかと思います。私も、権力の腐敗というもの、癒着、こうしたものを自ら襟を正して謹んでいかなければいけない、避けていかなければいけないということを常に信条として行ってまいりました。厳しい外からの目、議会からの指摘、こうしたものをしっかりと自分の糧として、そして自らの取組を振り返りながら、謙虚に反省しながら、今後も取り組んでいく必要があると考えております。議員からもいろいろなご意見をいただきました。これらは、私にとって本当にありがたいものとして受け止めながら、自らの成長のために、今後も生かしてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(日下敏久議員) 石原議員。                〔13番 石原芳高議員 登壇〕 ◆13番(石原芳高議員) それでは、再質問に入らせていただきます。順番がこうなりますけれども、看護師、病院のほうから再質問をさせていただきます。 今のところ看護師不足には陥っていないというお話ですけれども、同じことの繰り返しになりますけれども、せっかくの修学資金、何件か返納があって、それを筒いっぱい生かしていただきたいなという。それは、言われたようにいろんな看護学校とか、コマーシャル的なことが必要だと思うんですけれども、僕、老婆心ながら申し上げますけれども、このコロナで、やはり病院の業務のことが激務という印象に非常になってますよね、今。ですので、今度は新たに看護学校へ行く前の方が、看護師はきついからちょっと避けようかというような風潮になっているんじゃないかという、僕は懸念があるんです。病院事業管理者、病院の内部におられるから、看護師の卵というか、その辺の状況のことはなかなか把握できないとは思うんですけど、やはり病院事業管理者、長い間、医療に従事されて、今まで培ってきた、まあこのコロナで一転しましたけど、いろんなものが。ほかの病院の方と話すこともあるでしょうし、医師会の関係の話もあるでしょうし、その辺から看護師の成り手、今後どういうふうな印象というか、これ、もう予想、事業管理者の判断になるですけども、どんな感じですか。 ○議長(日下敏久議員) 三河内病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(三河内弘君) まず最初に、大変遅れてまいりまして大変申し訳ございません。                (13番石原芳高議員「いや、もうよろしい」と呼ぶ) おわびをいたします。 今のお話からすると、一部、私の私見を含めてもよろしいということで、そのつもりでお聞きになられると思いますが、全体的な看護師不足が今後どうなるか、どういうふうに見とるかということのご質問かなというふうに思いますので、それに沿ってお答えしたいと思いますが、全国的に見て看護師が不足しているということは、皆さん方、ご承知だと思いますし、ただこれも全国で非常に地域性がございまして、ご存じのように、東京とか大阪とか、それから東北というようなところは非常に不足しています。西日本の場合、概してそれに比べればそれほどでもない。ただ、岡山県も有効求人倍率が、29年度だったと思いますけれども、たしか2.29ぐらいです。違ってたらごめんなさい、多分それぐらいです。これは平均よりもちょっと下です。ですから、全国的な平均よりも看護師不足というのはちょっと少なめ、不足していることは間違いないんですけど。あと、将来のことですけれども、数年前の看護職が166万人ぐらいで、2025年になると、それが180万とか200万とかぐらいまだ要るのではないかというふうに言われておりますので、将来、さらに不足することは間違いないだろうと。ただ、これも看護職を必要とする部門も非常にありまして、たくさん種類がありまして、急性期の病院から慢性期の病院、それから療養所であるとか介護職、あるいは訪問介護であるとか、いろんな分野があって、それ全部を含めての話です。恐らくその中でも特に今後さらに不足感が強くなるところが、国の方針といいますか、地域力構想の問題もありますけれども、恐らく国の方針からいくと、訪問介護の関わる部分の不足感が非常に強くなるのでないかというふうに言われています。最近、看護職が特に不足し出したというのは、平成18年に7対1看護というのが出てきて、急性期病院に非常に看護師がたくさん、突然取られ出したということがあります。そのために突然看護職が不足して、それに応じて、急に今度は看護学校がたくさんできて、実習する病院も持っていないような大学が看護学部をつくって、急に今度は看護師を養成するほうも、実は突然増え出したんです。ですから、だんだんそれが出てき始めたので、平均すれば、この10年間で恐らく毎年5,000人ずつぐらいは増えています、看護師さん。実際の看護師、就職して仕事してらっしゃる看護師さんも、この10年間で2割から3割ぐらいは増えています。ですから、看護職、看護師さんだけではなくて助産師さんなんかも含めてですけど、全体の数はどんどん増えていっています。ですけど、それにも増して、将来要るだろうということが言われています。私どものところは病院ですので、じゃあ看護師さんがこれから、いわゆる病院というところにどういう仕事を求めるかということですけど、卒業した方々というのは、まず最初からすぐ、これから不足するであろうと言われる訪問看護とか、そういうところにすぐ行く方はほとんどなくて、大体が病院にある程度勤めて、それからそういうふうなところ、いろんなところへまた行かれるということが多いので、いわゆる病院ということで言うと、これから非常に不足するということがどんどんひどくなるということは、私はないのではないかというふうに考えています。ただ、これも私どもの病院に限って言えば、先ほども話がありましたけれども、もともとなかなか来られる方が少なかったのが、今の修学資金制度のことも、もちろんこれもありますけども、非常に若い方々も結構来てくださるようになりました。これはそのこともあるのと同時に、やっぱり卒業する、新しく看護職に入られる方も増えてきたということもあります。ただこれから、やっぱり若い方が増えるとうれしいことですけども、お産で休まりたり、育児で休まれたりということがどうしても増えてきますので、その分、全体で、たくさんの方をさらにこれから抱えなきゃいけないという状況が起こることは多分あると思いますので、これからも職員の数を増やしていただきたいということは、多分出てくる可能性はあると思いますけれども、それに対して、じゃあ休職をされる方が非常に少なくなるかと言うと、今の感じであれば、病院、いわゆる急性期といいますか、私どものような病院であれば、恐らく求職に対してそれに応募される方が非常に少なくて困るということは、私はあまりこれからはひどくはならないんじゃないかなというふうに、私個人的には考えています。ですから、看護職を必要とする分野もいろいろありますので、分野ごとに多少違うというふうに考えてます。 ○議長(日下敏久議員) 石原議員。                〔13番 石原芳高議員 登壇〕 ◆13番(石原芳高議員) メディアを見ておりますと、負のところばっかり頭に入るわけでありまして、離職率が上がったとか、それこそ現場の看護師が介護の分野のことまでしているような現状を目にするわけです。素人の私が見て、新たに看護師の成り手が少なくなっているんじゃないかという、老婆心というか、きちっと確認すればいいんですけれども、やはりそういう状況ではないか。補正予算でも、余った分、返されたし、でありましたんで、ちょっとこれは質問させていただきましたけれども。もうコロナでどうなるか分からない状態じゃないですか。今のところ看護師は足りて、どうにかというか、足りているという状況で、コロナが今後、変異株が出たりとかいろいろ状況もあります。それから、看護師の状況も、どういったことをさせられるかといういろんな不安もある中で、こういった修学資金をもっと今まで以上にもうちょっと、ほかのところにも負けないようにしていただきたい。それぐらいしか言えれませんけども。市を挙げて、市民病院なんですから、市長、その辺も病院事業管理者病院事業部長だけに任せるというんじゃなくて、瀬戸内市民病院なんで、市長もその辺も心のどこかに留めておいていただきたいなという思いがありますので、よろしくお願いいたします。これは答弁結構です。解決しました。 防犯カメラに戻らさせていただきます。 ちょっと答弁漏れというか、僕が聞きたいことの答えがなかったと思うんですけれども。ごめんなさい、僕の確認違いかもしれませんけれども、刀剣博物館の駐車場に防犯カメラを設置したということを聞いたんですけれども、それは何かがあって急遽つけたということではないですか。具体的なことはあまり、事件というか、事案があっての話じゃないですか。ちょっとそれ、聞かせてください。 ○議長(日下敏久議員) 頓宮文化観光部長。 ◎文化観光部長(頓宮忍君) 刀剣博物館に関して申し上げますと、屋外にも防犯カメラは設置をしてございます。こちらは、犯罪があったかどうかというのは、ちょっとここでは差し控えさせていただきますが、やはり防犯上の観点から、かなり設置の要望が高い施設でございました。そういったことを含めまして、屋内外含め、少し増設をさせていただいているという状況でございます。 ○議長(日下敏久議員) 石原議員。                〔13番 石原芳高議員 登壇〕 ◆13番(石原芳高議員) やはり犯罪抑止力というか、そういう面では非常に効果が出るという思いでされていること思います。当たり前というか、あれなんですけれども。防犯カメラを設置することにつきまして、なかなか線引きが難しい話ではあると思うんです。設置するにしても、やはり維持管理、保守点検とか、いろんな附帯要素が出てくるんで、幾ばくかの費用がかかるとは思うんですけれども、刀剣博物館とか、そういった貴重、もう非常に文化財とかは別にして、例えば録画サーバーぐらいは市役所の誰かが管理できるような、今、防犯カメラは非常にもう普及しておりまして、いろんなセキュリティー会社も力を入れて宣伝されておりますけれども、セキュリティー会社を、否定するわけじゃないんですけれども、やはりそこ頼んだ場合、先ほど申し上げましたように、保守点検とか維持管理とか、いろんなことがかかってきます。そうしないと、行政は税金を使うんできちっとしないといけないんだと言われたらそれまでですけれども、もう少し民間みたいにハードルの低い、ハードルの低いというか、簡単にできるような防犯カメラも結構あるんです、今。で、今、庁舎の南側、駐車場を広げていただいて、車の出入りも多くなっております。それから、保健福祉部もいずれこっちの西庁舎へ移動するんじゃないかという話も出ておりますし、今後、この市庁舎、瀬戸内市、邑久の尾張を、ここを使われる方が非常に増えてきます、車、入ってくる方も多いですし、その辺で、やはり総合的に防犯カメラの設置については考えていくべきじゃないかなと思っております。今回、当初予算、皆さんがいろいろ知恵を出されて、予算査定をして出されたばっかりで、すぐ防犯カメラの予算つけえ、なかなかそれは難しい話だとは思うんですけれども、やはり今後、庁舎、それから図書館とかも当然、図書館もちょっと事案があったことを聞いております。それから、駐車場、市に用事があって来られた方が、例えば車当てられとってとか、車上荒らしがあったとか、面白くないじゃないですか。そういったことも含めて。また、庁舎に空き巣じゃないですけど、入られた事件も何回かあったじゃないですか。そういったことも考えて、一度各部署で、これはもう各部署部署で考えるんがええんか、総合的に危機管理とか、そういったことが、全体的なことを考えてやるんか、どっちがええか分かりませんけれども、各部署で防犯カメラの要望が出とんのは聞いておりますけれども、なかなか予算的な措置が、措置というか、削減してそれが通ってないという経緯があるのを知っておりますので、もう一回、各部署の関係にはなりますけれども、考えていただきたいと思います。なるべく安価な、ずっとこれは永年に管理とか保守点検かかる話ですからね。一度考えていただきたいなという思いがありますけれども、その辺について答弁ください。 ○議長(日下敏久議員) 岡田総務部長。 ◎総務部長(岡田誠君) おっしゃるとおり、今現在は集中管理という形でなく各担当部署において管理してる格好になってます。今後、その辺の関係も含めて検討させていただきたいと思います。                (13番石原芳高議員「防犯カメラは要るって」と呼ぶ) ○議長(日下敏久議員) 石原議員。                〔13番 石原芳高議員 登壇〕 ◆13番(石原芳高議員) 言いたいことは言いましたんで、各部署、今答弁者、求めてませんけれども、各部署とまた話をしていただけたらと思います。 では、最後の市長の政治姿勢について、再質問というか、僕の考えを述べさせていただこうと思います。 まず、コロナ禍によって地域力復活するにはどうするかということで、言うたように、コロナが落ち着かんとどねんもならんと言われたらそうなんですけれども、この間、僕、たまたま同級生の子とばったり会って、石原君、お互い、僕も今年52ですから、お互い50超えたけど、今日が一番若えんじゃから頑張ろうなと言われて。ぴんとこんかったんですけれども、ああそうか、今日が一番若い、明日一日年取るんじゃな。もうこれも一緒ですよ。行政施策というか、先ほどスープが冷める話をしましたけれども、やはり一日遅れるごとに冷めていくという、僕は思いというか感じがしております。コロナだからできんこともあるかもしれませんけれども、やはりその辺のことは考えて、まあ考えると言われましたけれども、これはもう非常に、これからの瀬戸内市、自治会の在り方、地域力の在り方、それこそ市長がよくおっしゃられますシビックプライドの形成においても、非常にこれは重要な役目だと思いますので、その辺について、市長、いま一度答弁いただけますか、お願いします。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) このコロナ禍にあっても、おっしゃるように一日一日、我々は年を取っていってるわけでありまして、そうした中で、地域の皆さん方にどのように生き生きと暮らしていただけるかということ、考えるのは本当に非常に大切なことだと思います。私たちもコロナ禍に首をすくめて手をこまねいているのではなく、今こそ打てる手は打っていく、そのような攻めの姿勢で臨んでいかなければいけないんではないかというように思います。地域の皆さんと、今この時間があるからこそ何か新しいことを考えられるような、そのような機会を与えていただいたという気持ちも持ちながら、しっかりと将来を見据えた新たな取組、新たな作戦を考えていくことによって、地域の皆さん方が地域に誇りを持っていただけるように、取り組んでまいる必要があると思います。 ○議長(日下敏久議員) 石原議員。                〔13番 石原芳高議員 登壇〕 ◆13番(石原芳高議員) なかなかこれはもう漠然とした、僕は提案させていただいておりますけど、どうかよく考えていただきたいと思います。 最後、総括について、市長、いろんな市長の思いを語っていただきましたけれども、その中で僕がちょっと気になったというか、僕の考えを述べさせていただきますと、例えば否決になった反対意見、それは何でだろうかという、それは当然、理由は何だったんだろう、それを考えることも大事だとは思うんですけれども、市長、提案されるからには、やはりそれは簡単に否決されて、市長の思いが籠もった議案だったでしょうから、今まで否決されたような議案は、議案であっても。ただ僕が思うのが、議員もそれぞれの考えがあって判断をしているわけです、採決を。市長は、僕の印象では、違ってたら言うてください。市長の出される施策とか議案に対して、反対は何か正義ではないような思いを持ってる、そんなことないですか。まあ、それはいいんです。そんなにどうしても通さんといけんのんじゃというような、政治生命をかけたような議案は大体それはもう反対する。それは賛否が分かれるかもしれませんけれども、大体そういったのは僕は通過するような気がしておるんです。ただ、住民感情も考えたりとか、今そのときの情勢を考えたり、今はすべきではないというようなことは反対することもあるわけじゃないですか、議会が。それはそれで、市長、僕は民意だと思うんです。議会が反対するのも民意、賛成するのも民意、市長が出されるのも民意に含まれてると思うんですけれども。僕の印象というか感じでは、結構どうしても通さんとけんのんじゃという感を、非常に僕感じる。当然リーダーシップ発揮してやっていくんじゃという表れではあるとは思うんですけれども、若干、民意というか、議会の温度とか、それからこれは僕の感覚なんですけれども、執行部、市長部局以外との温度差があるような気がしたりとか、そういうときあるんです。そういうことは、やっぱり議員の皆さん敏感ですわ。ん、ちょっと待てよ、よう聞いてみようかというようなことで追求されますよ。そしたら、やはり若干つじつまが合わなかったりとか、言うたように時流に合ってないとか、今の状況ではふさわしくないなということで反対するわけであって、その辺のことを、市長、もうちょっと、税金を使うことなので柔軟にということをなかなか申し上げにくいですけれども、やはり議会の反応というのを感じられると、当然、市長感じられとると思うんです。ああ、これちょっと難しいかなというようなこともあったじゃないですか、いろいろ。それでも、結構強引というか、推し進めていくのを僕感じるんです。そういったことをしたら、そういったことをしたらと言うたら、ちょっと上から目線で申し訳ないんですけれども、やはりあつれきというか、議会と。うちらも、皆さん、住民代表で出られておるわけで、あまり議員の意見が通らんかったら面白くないです。面白くないというか、何のために議員出とんかなという感じがするんです。市長のスタイルと言われたらそうなんかなと思うんですけれど、その辺、僕の考えを、市長どう思われますか。いや、そんなことはねえ、僕は市長で執行権があるんということでするんでしたらそれでも構いませんけれども。ちょっとその辺について、市長はどのように感じられますか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) いろいろな議案を可決いただいたり、あるいは修正議案が可決されたりとかということが日常的に起こっているというのは、私どもの説明不足であったりとか、あるいは力不足であったりとかということを反省しなければいけないというように思います。 ただ、議案について、それぞれの性質とか、あるいはいきさつとかということによって、私どもは対応を変えてるということもございますので、そこはご理解をいただければと思います。もう完全にお蔵入りしてしまっている議案と言いましょうか、予算も当然幾つもございますし、また例えば国等の補助金をいただき、そういった中でやっていかなければいけないということについて、再度皆さん方にお願いをしたような案件もございますし、また議案によっては、今ここで出すのは、遅らそうということで、内部ではかなり遅らせて進めていったりとかということもございます。そういったところで、なかなか、一旦出してしまうともうそれ以上は引けなくなってしまいますので、それまでの段階で、内部でいろんな議論をしながら、このタイミングはちょっと見送ろうというようなものがあるということであります。そうしたところ、やはり議会の皆さんとどうすれば、議会の皆さんにもいろんな、支援者の方とか、お立場があったりとか、お考えがあったりするということを十分に私たちも、それが民意であるということを肝に銘じて、どのようにすればご理解いただけるかということをさらに努力をしていく余地というのはあるんだろうなというように思っておりますので、今後の市政運営、また議会の皆さんとの関係の構築とかというところに、幾らかでも、これまでの経験を踏まえて、改善していけるところがあれば取り組んでいく必要があるんではないかと思っております。 ○議長(日下敏久議員) 石原議員。                〔13番 石原芳高議員 登壇〕 ◆13番(石原芳高議員) 今、14番議員がされましたけれども、この瀬戸内市議会の議員の中で、個人的な感情とかで、例えば武久市長憎しで議案に反対するとか、そういった議員は一人も僕はいないと思っております。他市の事例は知りませんけれども、分かるでしょう、大体。そんなちっぽけなことで判断する議員は一人もいないと僕は思っております。ですから、余計、市長、賛成が一つでも多かったらこれは通るんじゃというような手法を僕は取っていただきたくないな、今後も、という気がする。当然、反対意見のないような議案はありません。当然いろんな議員、17人いろんな考えがあって、議案を見て判断するわけですから、そりゃあ全て賛成という意見はあり得ませんけれども、やはり拮抗したりとか、これは賛成が多いなというときには、上げて否決されるのも、言うたように議会制民主主義の一つです。その辺はあまりぎこになったら、市長、逆に何かあるんじゃないかという、いぶかった考えが僕はするんです。ほかの議員は知りませんけれども。その辺については慎重にしていただきたいなと。4期目も出馬表明されているわけでありますから、と思いますけれども、市長どう思われますか。 ○議長(日下敏久議員) 武久市長。 ◎市長(武久顕也君) 私どもはいろいろな疑念を抱かれる部分がもしかしたらあるかもしれませんが、そのあたりは、職員も含めてしっかりと襟を正して臨んでいるつもりではあるんですが、ただ結果的に、外観的に皆様方に不信を持たれるような部分があるとするならば、それはもう私どもの不徳の致すところだというように思います。そうしたことのないように、さらにいろいろな部分で皆様方に信頼していただけるような、そのような市政を目指していく必要があると考えております。 ○議長(日下敏久議員) 石原議員。                〔13番 石原芳高議員 登壇〕 ◆13番(石原芳高議員) 僕、いつも一般質問した最後に言いっ放しで終わるのは、終わったら市長にもう言わせずに言いっ放しで終わることが多かったんですけれども、もうこれ以上は言わないでおこうかなと思います。よろしくお願いします。 以上で終わります。 ○議長(日下敏久議員) 以上で石原芳高議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩いたします。                午後3時33分 休憩                午後3時34分 再開 ○議長(日下敏久議員) 再開します。 以上をもちまして本日予定しておりました発言順序12番から16番までの一般質問を終了いたします。 次の本会議は明日3月5日の午前9時30分から開議いたしますので、ご参集ください。 それでは、本日はこれをもちまして散会いたします。 皆さんお疲れさまでした。                午後3時34分 散会...