瀬戸内市議会 > 2013-03-05 >
03月05日-06号
03月05日-06号

  • 工作員(/)
ツイート シェア
  1. 瀬戸内市議会 2013-03-05
    03月05日-06号


    取得元: 瀬戸内市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成25年 2月第1回定例会平成25年第1回定例会               瀬戸内市議会会議録            平成25年 3月 5日(火曜日)            ───────────────            出 席 議  ( 21 名 )     1番  厚  東  晃  央      2番  河  本  裕  志     3番  竹  原     幹      4番  森  下  博  志     5番  平  原  順  二      6番  島  津  幸  枝     7番  原  野  健  一      9番  松  本  和  生    10番  小 野 田     光     11番  田  中  伸  五    12番  石  原  芳  高     13番  馬  場  政  敎    14番  小  谷  和  志     15番  堤     幸  彦    16番  廣  田     均     17番  日  下  敏  久    18番  室  崎  陸  海     19番  久 保 木     彰    20番  木  下  哲  夫     21番  中  村  勝  行    22番  柴  田     巧            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議  ( 1 名 )     8番  茂  成  敏  男            ~~~~~~~~~~~~~~~                説明のために出席した者   市長      武 久  顕 也    副市長     桑 原  真 琴   教育長     藤 原  一 成    総務部長    福 池  敏 和   総合政策部長  高 原  家 直    総務部参与兼総合政策部参与                               坪 井  裕一郎   市民生活部長  古 武    稔    保健福祉部長  土 井  和 子   産業建設部長  景 山  忠 幸    上下水道部長  竹 原  正 朗   病院事業管理者 福 田  和 馬    病院事業部長  上 田  和 政   教育次長    安 木  義 忠    消防長     柴 田  佳 明   会計管理者   森    京 一            ~~~~~~~~~~~~~~~            事 務 局 職  出 席 者   局長      森 川  誠 一    次長      松 尾  雅 行   主査      奥 山  治 久    主任      片 山  奈津子            ~~~~~~~~~~~~~~~            議 事 日 程 (第 6 号) 平成25年3月5日午前9時30分開議1 追加議案上程   議案第56号 平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第8号)2 質疑   報告第1号 専決処分の報告について(損害賠償の額を定め和解することについて)   諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について   議案第1号 瀬戸内市事務分掌条例の一部を改正することについて   議案第2号 瀬戸内市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正することについて   議案第3号 瀬戸内市職員の給与に関する条例の一部を改正することについて   議案第4号 瀬戸内市特別会計条例の一部を改正することについて   議案第5号 瀬戸内市の財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正することについて   議案第6号 瀬戸内市立小学校、中学校及び幼稚園に関する条例の一部を改正することについて   議案第7号 瀬戸内市玉津体育館条例の制定について   議案第8号 瀬戸内市福祉事務所設置条例の一部を改正することについて   議案第9号 瀬戸内市総合保健福祉計画策定委員会設置条例の一部を改正することについて   議案第10号 瀬戸内市老人ホーム入所判定委員会条例の制定について   議案第11号 瀬戸内市保健福祉センター条例の一部を改正することについて   議案第12号 瀬戸内市障害者自立支援条例の一部を改正することについて   議案第13号 瀬戸内市障害者地域活動支援センター条例の一部を改正することについて   議案第14号 瀬戸内市障害者福祉住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正することについて   議案第15号 瀬戸内市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定について   議案第16号 瀬戸内市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について   議案第17号 瀬戸内市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について   議案第18号 瀬戸内市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正することについて   議案第19号 瀬戸内市市道の構造の技術的基準及び道路標識の寸法を定める条例の制定について   議案第20号 瀬戸内市移動等円滑化のために必要な市道の構造の基準を定める条例の制定について   議案第21号 瀬戸内市準用河川管理施設等の構造の技術的基準を定める条例の制定について   議案第22号 瀬戸内市下水道事業審議会条例の一部を改正することについて   議案第23号 瀬戸内市水道事業審議会条例等の一部を改正する条例の制定について   議案第24号 瀬戸内市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の制定について   議案第37号 平成25年度瀬戸内市一般会計予算   議案第38号 平成25年度瀬戸内市国民健康保険特別会計予算   議案第39号 平成25年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計予算   議案第40号 平成25年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計予算   議案第41号 平成25年度瀬戸内市介護保険特別会計予算   議案第42号 平成25年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計予算   議案第43号 平成25年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計予算   議案第44号 平成25年度瀬戸内市漁業集落排水事業特別会計予算   議案第45号 平成25年度瀬戸内市下水道事業特別会計予算   議案第46号 平成25年度瀬戸内市土地開発事業特別会計予算   議案第47号 平成25年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計予算   議案第48号 平成25年度瀬戸内市病院事業会計予算   議案第49号 平成25年度瀬戸内市水道事業会計予算   議案第50号 市有財産の貸付料の減額について   議案第51号 和解することについて   議案第52号 瀬戸内市立牛窓東小学校校舎耐震改築工事請負契約の一部変更について   議案第53号 瀬戸内市スポーツ公園等指定管理者の指定について   議案第54号 市道路線の廃止について   議案第55号 市道路線の認定について   発議第1号 瀬戸内市がん対策推進条例の制定について   議案第56号 平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第8号)3 委員長報告   ◎予算常任委員長の報告   議案第25号 平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第7号)   議案第26号 平成24年度瀬戸内市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   議案第27号 平成24年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計補正予算(第3号)   議案第28号 平成24年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計補正予算(第3号)   議案第29号 平成24年度瀬戸内市介護保険特別会計補正予算(第4号)   議案第30号 平成24年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   議案第31号 平成24年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)   議案第32号 平成24年度瀬戸内市下水道事業特別会計補正予算(第3号)   議案第33号 平成24年度瀬戸内市土地開発事業特別会計補正予算(第1号)   議案第34号 平成24年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)   議案第35号 平成24年度瀬戸内市病院事業会計補正予算(第3号)   議案第36号 平成24年度瀬戸内市水道事業会計補正予算(第4号)4 一部討論、採決   諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について   議案第25号 平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第7号)   議案第26号 平成24年度瀬戸内市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   議案第27号 平成24年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計補正予算(第3号)   議案第28号 平成24年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計補正予算(第3号)   議案第29号 平成24年度瀬戸内市介護保険特別会計補正予算(第4号)   議案第30号 平成24年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   議案第31号 平成24年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)   議案第32号 平成24年度瀬戸内市下水道事業特別会計補正予算(第3号)   議案第33号 平成24年度瀬戸内市土地開発事業特別会計補正予算(第1号)   議案第34号 平成24年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)   議案第35号 平成24年度瀬戸内市病院事業会計補正予算(第3号)   議案第36号 平成24年度瀬戸内市水道事業会計補正予算(第4号)   発議第1号 瀬戸内市がん対策推進条例の制定について   議案第56号 平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第8号)5 議案委員会付託   議案第1号~議案第24号、議案第37号~議案第55号            ~~~~~~~~~~~~~~~            本日の会議に付した事件日程1から日程5まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開議 ○議長(堤幸彦議員) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は20名であります。茂成議員より欠席の届けが出されております。また、柴田議員より遅参の届けが出されております。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 それでは、議事日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 追加議案上程 ○議長(堤幸彦議員) 日程1、追加議案の上程ですが、市長から送付されております追加議案の送付書は既にお手元に配付されておりますとおりです。 ──────────────────────────────────────                                瀬戸内総第357号                                平成25年3月4日  瀬戸内市議会議長  堤   幸 彦 殿                          瀬戸内市長  武 久 顕 也             提出追加議案の送付について  平成25年第1回(2月)瀬戸内市議会定例会に提出すべき追加議案を、下記のとおり送付します。                   記  議案第56号  平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第8号) ────────────────────────────────────── ○議長(堤幸彦議員) それでは、議案第56号平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 提案理由、内容の説明をお願いをいたします。 総合政策部長。            〔総合政策部長 高原家直君 登壇〕 ◎総合政策部長(高原家直君) それでは、失礼いたします。議案第56号平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第8号)についてご説明をさせていただきます。 補正予算書の1ページをお願いいたします。 平成24年度瀬戸内市の一般会計補正予算(第8号)は、次に定めるところによる。 歳入予算の補正。第1条、歳入予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入予算の金額は、第1表歳入予算補正による。 次に、地方債の補正。第2条、地方債の変更は、第2表地方債補正によるというものでございます。 今回の補正予算につきましては、補正予算(第7号)で計上いたしました地方債の充当につきまして、過疎債の追加要望が認められなかったこと、また政権交代による混乱等から国からの通知がおくれたことなどにより変更をお願いするものでございます。 具体的には、さきの第7号で増額した港湾建設費県建設事業費負担金に充当する過疎対策事業債公共事業等債へ、同じく第7号で新規事業として追加いたしました牛窓西幼稚園耐震化整備事業に充当する合併特例事業債を緊急防災・減災事業債へ振りかえをするものでございます。県営港湾事業負担金へ充当いたします公共事業等債につきましては、起債額が増額となるため、市債増額に伴う一般財源余剰分につきましては、財政調整基金繰入金の減額で調整をすることといたしております。歳入の補正のみで、歳出の補正及び予算総額の変更はございません。 それでは、2ページをお願いいたします。 第2表、地方債補正でございます。限度額の変更でありますが、公共事業等の増額940万円は、港湾建設債の追加分940万円で、一番下の過疎対策事業からの振りかえ分870万円と事業費の追加分70万円の合計額でございます。緊急防災・減災事業につきましては、幼稚園債960万円の増額で、次の行の合併特例事業から同額を振りかえをするものでございます。今回の補正に伴います限度額補正の合計は70万円の増額となります。なお、起債の方法、また利率、償還の方法につきましては変更はございません。 それでは、5ページをお願いいたします。 歳入の款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金70万円の減額でございます。地方債の増額70万円に伴う一般財源余剰分の調整といたしまして財政調整基金からの繰り入れを減額するものでございます。繰入金の減額後の財政調整基金残高は27億1,716万1,000円でございます。 次に、款21市債、項1市債、目4土木債、節4港湾建設債は70万円の増額であります。 目6教育債、節1幼稚園債も補正第7号で事業化をいたしました牛窓西幼稚園耐震化整備事業の財源とするものでございますが、説明欄記載の起債への変更でございます。補正第7号の調整時には、ほかの学校、幼稚園耐震化工事と同様に合併特例事業債での事業実施を予定しておりましたけれども、7号の上程後に総務省から事務連絡がございまして、国の補正予算に伴う事業で緊急防災・減災事業の対象となるため、財政措置が有利な緊急防災・減災事業へ同額を振りかえをするものでございます。 3の歳出でございますが、歳入の補正に関連する費目の財源振り替え分でございます。 6ページに地方債に関する調書を記載しております。後ほどごらんいただければと思います。 貴重なお時間を頂戴いたしましてご迷惑をおかけしますけれども、よろしくお願いをいたします。 以上、簡単でございますけれども、議案第56号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(堤幸彦議員) 追加議案の提案理由並びに内容の説明が終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 質疑 ○議長(堤幸彦議員) 日程2、議案の質疑を行います。 通告により順次発言を許可いたしますが、通告制でありますので、通告書に書かれていない事柄について質疑はできません。また、重複する質疑については努めて排除していただきますようお願いをいたします。 それでは初めに、報告第1号専決処分の報告について(損害賠償の額を定め和解することについて)から議案第24号瀬戸内市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の制定についてまでの26件につきましては、質疑通告がありませんので、これをもちまして報告第1号から議案第24号までの質疑を終わります。 次に、議案第37号平成25年度瀬戸内市一般会計予算につきましては、質疑通告がありますので、これより質疑に入ります。 通告順により、初めに厚東議員の発言を許可いたします。 1番厚東晃央議員。 ◆1番(厚東晃央議員) 皆さんおはようございます。通告に従いまして質疑をさせていただきます。 平成25年度瀬戸内市一般会計予算の歳出100ページです。款6農林水産業費、項3水産業費、目1水産業振興費、節19負担金補助及び交付金、水産業振興事業費補助金300万円です。説明の中で邑久漁協と牛窓漁協に150万円ずつっていうふうに説明があったと思いますけど、事業の詳細と積算根拠をお答えください。 106ページです。款8土木費、項1土木管理費、目1土木総務費、節13委託料、都市計画関係調査委託料132万円です。先日の一般質問の中で大分明らかになってきたんですけど、やりとりの中で明らかになったので、具体的内容を再度お願いします。これは住民アンケートを行うための財源がまちづくり振興基金とありましたので、どういう対象者をお考えなのかというところをお答えください。 110ページです。同款、項5住宅費、目1住宅管理費、節11需用費、修繕料560万円のこれは市営住宅の修繕料だと思うんですけど、具体的な事業詳細と積算根拠をお答えください。 まずは1回目を終わります。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) まず最初に、水産業振興事業費補助金の関係でございますが、邑久町漁協、それから牛窓町漁協の水産業振興事業に対する補助金でございまして、昨年までは各10万円の補助を出してアサリの栽培事業や地びき網の体験事業を実施していただいておりました。来年度につきましては、これらの事業に加えまして、水産業振興事業に対する補助金の額を増額しまして漁業用施設等の整備や販売促進事業等に対しての補助金の増額をして予算計上をさせていただいております。事業の詳細につきましては、邑久町漁協はカキの贈答用の容器の化粧カバーの作成経費、それから牛窓町漁協は冷蔵庫の修繕の計画をされております。それぞれ見積書を提出していただいておりまして、各漁協に対して150万円を限度として補助をしたいと考えております。 それから続きまして、都市計画の調査費の関係でございますが、具体的内容につきましては、瀬戸内市における現状の課題と今後のまちづくりのあり方について、主に土地利用と都市施設をテーマに市民の意見を把握することを目的に市民アンケートを実施する予定としております。経費の内訳につきましては、アンケートの対象者の抽出業務及びアンケートの発送、集計、解析業務の委託料でございます。対象者は、アンケートの対象は2,000人を対象とし、対象者の抽出はなるべく各世代からの意見が聞けるような抽出方法で実施したいと考えております。 次に、住宅管理費の修繕料の関係でございますが、事業の詳細は、市内の市営住宅、20団地133戸がございまして、退去に伴う修繕及び施設の老朽化による修繕の費用でございます。算出根拠は、各3年間の修繕料の実績の平均8万円掛ける70軒の560万円を見込んでおります。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 厚東議員。 ◆1番(厚東晃央議員) 順次質疑をさせていただきます。 先ほど増額っていうことで、漁業施設の拡充とか贈答用の袋など、ありましたけど、こういう漁業振興っていうのはすごい大切なことだと思うんですけど、この決断に至った経緯、なぜかっていうのを再度お聞きしたいのとこれの財源はどこから出されているのかっていうのとこれは事業後の経過報告とかそういうことはどういうふうになってるのかっていうことを教えてください。 都市計画のほうなんですけど、これからどうするのかということで、今後のまちづくりの市民の意見を聞くということで、2,000人、各世代を対象にっていうことなんですけど、邑久町の中心部分を見ましても、長船の中心部分を見ましても、牛窓の中心部分を見ましてもどういうところの具体的計画を市長なりがお持ちでやられるのか、それとも産業振興課が率先してやられるのかっていうところがよくわからないので、各世代2,000人を対象っていっても地域が特定できるのか、特定するのかしないのかっていうところもちょっと詳しく教えてやってください。 修繕料の560万円で、今までの実績で対象を、そういう積算をしたっていうふうにありましたけど、大分老朽化も進んでいて、今回は福里団地のほうの建てかえも決まりましたけど、実際にどれぐらいの、560万円の修繕ていうのは、本当にきのうの通学路の件でも大分小さくこういうお金が上がってくるので、実際産業建設部として修繕箇所をどれぐらい把握されとって総額どれぐらいの予算が今なってるのかなっていうのを押さえられとってこの結果になってるところをちょっと知りたいので教えてください。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) 水産業の振興事業費の補助金の財源につきましては、補助事業ではございませんので一般財源で対応します。 それから、内容の確認でございますが、実績報告を出していただきまして、その内容に基づいて補助金を支出する予定でございます。 それから、都市計画のアンケートの関係でございますが、これまでまちづくりの意識調査とかというのを市役所のほうで実施しております。その抽出方法につきましては、旧町単位で世代別に人口割に応じて抽出されておりますので、その方法を参考にできたらと考えております。 それから、修繕料の、住宅管理費の修繕料の関係でございますが、総額はということでございますが、これはまだ実際に新年度になってみないとどのくらい退去があるのか、それからどういった修繕が必要なのかというのは出てきませんので、その都度退去があればふすまの張りかえとか畳の入れかえとかそういったことが発生してきますので、大体過去の実績で予算を確保しておるということでございます。 ○議長(堤幸彦議員) 厚東議員。3回目です。 ◆1番(厚東晃央議員) 再度、水産業補助金のことを確認させてください。 実績報告に基づいて補助っていうことで、150万円が上限というふうに捉えとっていいのかっていうところを最後確認させてください。 都市計画関係調査委託料の件は、いろいろそういうふうな意識調査みたいなところでやられるっていうのを再度説明があったんですけど、これは都市計画を進める前提ではない、都市計画を進める前提なのかっていうところを、132万円、財源がまちづくり振興基金っていうことなんですけど、そこを市長なのかな、部長なのかよくわかりませんけど、再度そこら辺を教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) 150万円が、水産業の振興事業費の補助金でございますが、150万円が上限ですので、実績で100万円しか使わなかったら100万円ということで上限ということでございます。 それから、都市計画のアンケート調査の関係ですが、このアンケートをした結果に基づいて都市計画を導入するかしないかについては最終的には市長の判断になると思います。
    ○議長(堤幸彦議員) 市長。 ◎市長(武久顕也君) 都市計画につきましては、今回の一般質問等でも答弁をさせていただきましたけれども、都市計画法に基づく都市計画を導入するのか、それともそれ以外の方法によって計画的なまちづくりを行うのかというふうないろいろな判断があろうかと思います。そうしたところを市民の皆さんからもご意見を聞きながら瀬戸内市にふさわしい計画的なまちづくりに向けた方向性を出していくための調査だとご理解いただければと思います。 ○議長(堤幸彦議員) それでは、厚東議員の質疑は終わりました。 次に、島津議員の発言を許可いたします。 6番島津幸枝議員。 ◆6番(島津幸枝議員) まず、歳出の98ページ、款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、節19負担金補助及び交付金、商品開発・販路拡大事業費補助金200万円ですけれども、まず最初に事業の詳細を教えてください。それから、財源についても教えてください。 それから、108ページの款8土木費、項2道路橋りょう費、目3道路新設改良費3億7,000万円余りですけれども、各工事箇所と工事内容とその経費は、節ごとにご説明ください。今まで新設道路については手がけてるのが本庄の道であったり、豆田であったり、市道南北線の延長であったり、あと牛窓のほうの何とか西浜線であったり、いろいろ出てきましたけれども、今回の議案上程時の説明では箇所についての説明がなかったのでどの道にどれだけの経費がかかってるのかっていうのが全くわかりませんので、各場所ごとに教えていただきたいと思います。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) まず最初に、農林水産業費の関係の商品開発・販路拡大事業の関係ですが、詳細につきましては瀬戸内市発ブランドの推進につきまして瀬戸内市から生まれる美しさをブランドコンセプトとしてSetouchiKireiと表現して推進しておりますが、平成25年度には農林水産物の加工品だけでなく瀬戸内市内で生産された新しい商工業品も補助対象とすることを考えております。1団体当たり30万円を限度に6団体に補助をする予定でございます。また、販路拡大のためのブランド認定品のPR用のチラシの制作も予定しております。 それから、財源につきましては、市単独事業でございますので一般財源を充当することとなります。 それから、道路新設改良費の関係でございますが、まず需用費の関係でございますが、需用費の中の消耗品につきましては、用地買収に係る契約の印紙代でございます。 それから、燃料費は公用車のガソリン代です。 それから、委託料でございますが、このうち一般の道路新設改良事業が邑久町上山田、出線ほか19件を予定しております。 それから、地方特定道路整備事業としまして、長船町長船の服部長船線の改良につきます設計委託料を予定しております。 それから、使用料及び賃借料は、コピー機の借り上げ料でございます。 それから次に、工事請負費の関係でございますが、一般道路新設改良事業の関係が、邑久町福谷の前泊1号線改良工事ほか33件で、工事費が1億2,600万円を予定しております。 それから、地方特定道路整備事業としまして、邑久町豆田の豆田工業団地線の新設改良工事で5,700万円を予定しております。 それから、その他としまして、交通安全施設の工事費、ガードレール等の施工につきまして35カ所程度、金額が750万円程度を予定しております。 それから次に、公有財産購入費でございますが、一般道路の新設改良工事費が市道出線ほか5件で、金額が635万円。 それから、地方特定道路整備事業の関係で、市道服部長船線、市道豆田工業団地線ほかの用地取得費4,296万円を予定しております。 それから、負担金補助及び交付金の関係ですが、これは県道の整備事業の負担金を予定しております。 それから、補償補填及び賠償金の関係ですが、一般の道路改良事業で、邑久町本庄のオブノ坂横尾線の電柱移転の補償ほかを予定しております。 それから、地方特定道路整備事業としまして、豆田工業団地線の電柱と水道の移転補償費、それから豆田工業団地線の家屋の移転補償費2件分を予定しております。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 島津議員。 ◆6番(島津幸枝議員) まず、商品開発・販路拡大事業費補助金なんですけれども、しっかり頑張っていただきたいと思うんですけれど、まずこの事業のPRについてどうされるのか、お聞かせいただきたいなあというふうに思います。 それから、事業採択するに当たってどういう判定をされるのか、お願いします。 それから、108ページのほうなんですけれども、道路新設改良費の中の豆田の工業団地線については予算概要説明書でも詳しく書かれているので、それについて再度お聞きしたいんですけれども、きのうの一般質問の中でも通学路の改良に伴っては750万円は25年度予算についたと、でも2,200万円はつけなかったということなんですけれども、こういう予算づけをしてみるに当たっては通学路の2,200万円がなぜ出なかったのかなあという疑問もあるんですけれども、それはまた別の議論になりますのでよろしいです。豆田の工業団地線なんですけれども、いわゆる工業団地の中を突き抜ける道ですよね。まだ工業団地自体の造成も終わってません。豆田の工業団地に進出、誘致できそうなのか、それを聞きたいのと、あと誘致企業に対してこの道路にかかった経費を、用地を売るときにこの道路のお金も含めて売られるのかをお聞かせください。 それから、服部長船線の工事をちょっともう少し詳しくお聞きしたいので、お願いいたします。 それから、交通安全施設工事費ガードレール35カ所と申されました。それ750万円ですけれども、これが通学路の整備にかかってこれも含まれているのか、ちょっとお聞かせください。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) まず、商品開発・販路拡大事業の関係でございますが、PRにつきましては、広報紙とかホームページ等でお知らせをしていきたいと考えております。 それから、事業採択につきましては、審査委員会というのを設けまして、そこで学識経験者等の方に出ていただきまして、その中で審査をして決定するような方法で考えております。 それから、道路新設改良事業費の関係で、豆田の工業団地線の関係でございますが、一応豆田の工業団地につきましては、進出について企業のほうへ打診しておりまして、豆田の工業団地へ進出してもいいような意向の企業は現在のところございます。 それから、服部長船線の関係でございますが、これも従来からお話を進めておりますが、ベネッセのところの西側手の市道の拡幅につきまして、これまでベネッセとお話をさせていただいておりましたが、なかなかいいお話にならないということなんで、反対側といいますか西側の現在備前市が水源地を持っとられますが、そちらのほうの用地をいただいてそちらのほうを拡幅させていただくような計画で考えております。 それから、交通安全施設の関係でガードレール等の35カ所ということでございますが、この中にはもちろん通学路の関係も含んでおります。 ○議長(堤幸彦議員) 道路経費の企業負担。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) それから、豆田工業団地線の道路に係る事業費につきましては、企業の販売価格のほうには含めないということで考えております。これまでもそういう方針でずっと来ております。 ○議長(堤幸彦議員) 島津議員。3回目です。 ◆6番(島津幸枝議員) 豆田の工業団地には、企業に売るときにはそれには経費を含めないということなんですけれども、なかなかこの豆田の工業団地に道をつくっても一般市民が余り利用されない道になると思いますので、もう今までそういう方針で来たとは言われますけれども、企業さんにも負担してもらうという仕組みもぜひ検討していただきたいなあと思うので、よろしくお願いいたします。 それから、豆田の工業団地線で、企業団地の造成が完了するのがいつなのか。豆田の工業団地に進出したいという希望のある企業さんもおられますということなんですけれども、早うから道をつけてしまわんでもきちっと企業さんが来て区画を決めてそれから建設に着工されるという方針もとれるんじゃないかと思うんですけれども、その点でお答えください。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) 企業誘致をする際には、一応道路とか水路とか調整池とか、そういったインフラの整備につきましてはもう原則的に市のほうでやらせていただくということでこれまで進めております。ですから、道路に係る費用についてまで企業に負担していただくということになりますと、進出していただく企業はないと思います。 それから、道路を先行して実施するわけでございますが、どうしても道路が整備されないと企業のほうは進出を考えていただけません。そういうことで、どうしても道路のほうが先行して、それから後の造成工事のほうは道路が完成というかある程度めどがついた段階で進出のほうのお話を進めていくような格好にどうしてもなります。 それから……            (6番島津幸枝議員「聞いたのそれだけよ」と呼ぶ) はい。 ○議長(堤幸彦議員) よろしいですか。 以上で島津議員の質疑を終わります。 次に、小谷議員の発言を許可いたします。 14番小谷和志議員。 ◆14番(小谷和志議員) それでは、105ページ、款7商工費、項1商工費、目2観光振興費、節13委託料、海水浴場施設整備委託料223万1,000円です。委託内容と委託先ですね。それから、管理運営委託料が24年度当初予算より269万3,000円ふえた理由をお答えください。 それから、同款、同項、同目、節19負担金補助及び交付金、観光協会補助金1,000万円。24年度当初予算より211万9,000円減ったのは監査委員の指摘で削減との説明であったが、具体的な指摘の内容はどうだったのかお答えください。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) まず最初に、海水浴場の管理運営委託料の関係でございますが、委託内容と委託先でございます。海水浴場の施設整備委託料ということで、委託内容はサメよけネットの設置及び撤去の費用で、委託先は牛窓町漁協でございます。 それから、海水浴場管理運営委託料のうち、牛窓、西脇海水浴場の管理運営委託料160万円は、委託先は牛窓町観光協会でございます。 それから、昨年海水浴場へごみがたくさん漂着しましたが、それの処分費229万円は、市内の専門業者に処分のほうを委託する予定でございます。 それから、2点目の管理運営委託料が上がった理由でございますが、先ほど説明しました海水浴場漂着物、ごみの最終処分費等が新たに発生したため増額になっております。 それから、次の観光協会の補助金の関係でございますが、観光協会の補助金につきまして、監査委員からのご指摘で削減した具体的な内容につきましては、瀬戸内市観光協会の補助金の精算がなされていないとのご指摘をいただきまして、平成23年度から平成24年度へ繰り越しをされている額につきまして平成25年度の補助金から減額をさせていただいております。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 小谷議員。 ◆14番(小谷和志議員) 海水浴場の施設整備はサメよけネットということで、これは必要なもんだと思うんですけど、管理運営費のほうで、これ、ごみの最終処分費の費用が増大したというふうにお聞きしましたけど、年々ふえていっての試算でしょうか、ことし急にこんだけ上がったというのは、今年度全然足らなかったのか、それでそれを残して新年度予算でするのか、ちょっとその辺の、このごみですね、それはかもめで処理できるものはして、それから当初どんだけ予測しとったのかわからないんですけど、補正とかでふえたときに対応できるのではないかというふうに思ってるんですけど。 それから、観光協会、最近は海水浴場……。昔は浜、砂浜のところへよく畳みたいな板を引いたというんか、テントを張ったというんか、パイプで休憩所をつくってよくしておられたんですけど、最近はそれがされてないのに委託料が多くあるということで、その辺、海水浴場の利用者が減ってそういう施設をつくってないのかわからないんですけど、結構ふえたのはごみの関係だけでしょうか。その辺もちょっともう一回お願いしたいと思います。 それから、補助金のほうは、精査、繰越分だけということでありましたけど、海水浴場のあたりの辺をもう一回よろしくお願いいたします。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) この海水浴場のごみの関係は、昨年風向きというか、大雨の関係もあるんかもわかりませんけど、昨年特に大量に打ち寄せられたということでございまして、その分を市の土地へ仮置きを今させていただいております。ほいで、中には燃えるものばかりでなしにいろんなものが入っておりますので、専門の業者に委託して新年度になってから処分をさせていただくということで考えております。 それから、観光協会への委託でございますが、それぞれテントを設営したりして休憩する場所だけでなしに駐車場の管理とか、いろんな管理をしていただいておりますので、その辺の委託料を毎年160万円程度見させていただいております。 ○議長(堤幸彦議員) 小谷議員。3回目です。 ◆14番(小谷和志議員) ごみの処理、今置いていると、今年度のを置いていると言われました。大体1年で今までどのくらいの量があって今どのくらいの分を仮置きされてその費用の積算でしょうか、その辺を教えてください。 ○議長(堤幸彦議員) 暫時休憩いたします。            午前10時9分 休憩            午前10時12分 再開 ○議長(堤幸彦議員) それでは、再開をいたします。 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) ごみの量は120立米でございます。            (14番小谷和志議員「いやいやいやいや、体積じゃけど。1年間の量と今体積と2つ聞いたんよ。両方で120」と呼ぶ) ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) これは、このごみは昨年の台風で大量に押し寄せられたごみでございまして、年間幾らか、少しずつは流れ着きますが、その分につきましてはもうその都度職員のほうが出て処分をしておりますので、この大量の分についてはもうとても職員で処分できないということで専門業者に委託するということでございます。 ○議長(堤幸彦議員) よろしいですか。            (14番小谷和志議員「はい」と呼ぶ) 以上で小谷議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これをもちまして議案第37号の質疑を終わります。 次に、議案第38号平成25年度瀬戸内市国民健康保険特別会計予算、これにつきましては、厚東議員より質疑通告がありますので、これより質疑に入ります。 厚東議員の発言を許可いたします。 1番厚東晃央議員。 ◆1番(厚東晃央議員) 議案第38号平成25年度瀬戸内市国民健康保険特別会計予算です。歳入159ページ、款1国民健康保険税、項1国民健康保険税。(1)資格証、短期証の発行者数はというふうにしています。昨今の状況によりいろいろ増大しているのではないかっていう懸念もありますんで、どれぐらいふえたかっていうところがわかるような答弁をお願いします。 歳出168ページ、款1総務費、項1総務管理費、目2連合会負担金、節19負担金補助及び交付金、国保広域化連携事業負担金21万5,000円です。(1)事業詳細と国保の広域化が進むとかいろいろな話がありますんでどういうここで事業になっているのかっていうところと、この21万5,000円の積算根拠を今までも説明されてると思いますけど、再度確認の意味でお願いします。 (3)として、その広域化の状況というのをどういうふうにして捉えているかっていうところをお答えください。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(古武稔君) それではまず、1点目の資格証、短期証発行者数という点でございますが、平成24年3月1日現在をまず申し上げますが、短期証の発行の世帯でございますので、世帯数でございますが251世帯です、251世帯。それから、資格証の発行のほうの世帯数は33世帯という状況でございました。最近時ということで平成25年3月1日現在でございますが、短期証の発行世帯数のほうが264世帯ということで若干増の状況でございます、264世帯。それから、資格証の発行世帯数につきましては32世帯ということでございます。世帯数の状況でご答弁申し上げました。 それで、内容でございますが、若干触れさせていただきますが、資格証の発行世帯の内訳につきましては、そのうち居所不明の方が3世帯、それから訪問するがどうも会えないという状況でございますの方が4世帯、それから訪問して会えたんですが国保の制度等のことについてはご理解がなかなか得られない方が1世帯、それから通知を差し上げたところ、全くの反応がないという状況の方が24世帯の状況でございます。 それから、2点目の連合会負担金、国保広域化連携事業負担金21万5,000円の関係でございますが、事業詳細はということでございますが、まずこの事業につきましては、本市を含む県内全市町村が参加をしております。岡山県国民健康保険広域化等支援連携会議の協議経過の中で平成25年度から実施をするということで決まっている共同事業でございまして、事業の内訳といたしましては、今まで市町村それぞれで行ってきております広報事業の一部につきまして共同の実施をしようということになってるものでございます。どのような広報業務について実施されるかにつきましては、今後市町村の代表6名程度と、また連合会、県で構成をいたします審議機関のほうによって検討されることになっておりますが、現在の予定でございますが、国保税の納付、また口座振替の推進、加入資格の取得とか喪失に係る手続等の届け出等の周知及び特定健診の受診勧奨などが予定されてると聞いております。この実施に係る総合調整等、また発注等につきましては、国保の連合会のほうで行うということになっているところでございます。この事業への財政支援につきましてですが、市町村の負担額の2分の1が県の2号交付金により交付されることになっております。この広報業務を共同で行うことによりまして、被保険者に対する国保への周知につながりまして国保税の収納率の向上、また特定健診受診率向上などの効果が期待されております。 次に、積算根拠の関係でございますが、平成25年4月1日の推計被保険者数を1万200人と推計しております。また、1人当たりの金額につきましては、連合会の負担金規則によって単価のほうが定められておりまして、1人当たり21円ということで掛け算をいたしまして21万4,200円でございますので、予算計上は21万5,000円での計上でございます。 3点目の広域化の状況はということでございますが、国民健康保険広域化等支援連携会議につきましては、国民健康保険法の第68条の2第1項に基づいて各都道府県に設置をされているものでございまして、この会議の目的は国民健康保険事業の広域化、また国民健康保険の財政の安定化を推進するため、県内各市町村に対する支援方針を定めることや、その他広域化に必要な事項に関しまして意見交換等を行う協議の場となっております。24年度におきましては8月と11月に現在2回開催されておりまして、24年度では残り1回、3月下旬に開催されることとなっておるところでございます。24年度の主要な検討項目は大きく分けて4項目ございますが、1点目が保険財政共同安定化事業の充実について、項目だけ申し上げますが、2点目が新たな共同事業の検討について、3点目が平成25年度以降の目標収納率の設定について、4点目が標準的保険料算定方法の検討についてということで現在協議を進めている状況でございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(堤幸彦議員) 厚東議員。 ◆1番(厚東晃央議員) 先ほど、短期証、資格証に関してはふえているっていう報告もあって、資格証に対してのどう対応されてるかっていう報告がありました。こういう若干短期証に関してはふえている状況に関して担当部としてどういうふうに捉えているのかっていうことと、自分らとしてはずっとこの資格証、短期証の発行はせずに国保会計、国保のほうをやっていけばいいっていうところもずっと主張してますんで、そこら辺の解消への道筋をどういうふうに考えてるのかっていうところを再度確認させてください。 あと、広報業務等で特定健診の受診を向上するとかいろいろなそういうことで県内の全市町村で連携をされるっていうふうにありました。今回特定健診のことで報告があったんですけど、当初予算では40%で今年度は60%を目指すっていうふうにありましたんで、そこに関しては60%になられるんだろうなっていうところで質疑はしてないので、連携協定ということで広報業務以外でこの特定健診に対する向上で何か具体的な瀬戸内市から持っていって全県で向上に向かってっていうのをアピールみたいなのは担当部としてはお持ちなのかっていうところを教えてください。 会議の中で、検討で収納の目標はあったんですけど、特定健診の向上の検討はされたのかっていうところを再度教えてください。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(古武稔君) それではまず、1点目の資格証、短期証の関係でございますが、議員も従前から関心を持っていただきまして何かとご提言等をいただいておるわけですが、これにつきましては、制度面でのお話ではございますが、被保険者の負担の公平性を図るということがまず第一でございまして、その制度の中でこちらについてはいろいろのご協議をいただいているという状況でございますが、国保事業の健全な運営を資するということが目的の一つでございますので、資格証の関係につきましては本来6カ月のところではございますが、国保税を納付期限から1年間経過するまでの間に納付されていない世帯で特別事情の届け出の提出がない方につきまして、さらに弁明によって正当と認められる世帯に交付をさせていただいているという状況でございまして、その世帯の18歳未満の方につきましては6カ月の、ただし短期証で対応をさせていただいておる状況もございます。 また、短期証につきましても、本来4カ月のものでございますが、被保険者証の更新前に過年度の国保税の半分以上が未納になっている世帯で特別事情の届け出が提出されていない世帯に交付をさせていただいておるところで、先ほどのように、ただしその世帯の18歳未満の方につきましては6カ月間の短期証ということで交付をさせていただいているという状況でございます。 資格証や短期証の交付は、医療を受けづらくしようということでは決してございませんので、滞納該当者に納付相談に来ていただく案内通知をさせていただいて、滞納理由を聞かせていただき、納付しやすい方法をお互い考える機会ということでございます。また、来庁が難しい方につきましては、電話相談とか、あるいはこちらから出向いている状況でございまして、資格証、短期証の更新前には市民課の職員のみでなく収納推進課の職員とともに個々に経済状況を聞く等、実態把握をさせていただくということに努める状況でございます。今後さらに収納推進課も税務課とも、市民課が主で業務をしているところではございますが、連携を深めて業務遂行を行いたいと考えております。もとに戻りますが、医療の点等についても十分配慮しながらということでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。 それから、特定健診の関係の受診勧奨の点でご発言がございました。この点につきましては、どこの加入団体につきましても頭の痛いところではございまして、全国で数団体が目標の率を達成できているだけという状況もございます。そういう中で、瀬戸内市につきましてもご発言のように大変頭を悩ませている状況がございますので、こういう機会を捉まえてどのようにしていくかということはどの団体も協議の中でご発言があるのではないかと思いますが、現在瀬戸内市におきましてこの部分につきましては、特別の動きをしているかというとなかなかそこまではまだ至っておりませんが、担当部として何らかの動きができるようにということで内部で調整をさせていただければと思います。 それから、3点目の目標の、済いません、収納率の……            (1番厚東晃央議員「検討の会議の中で」と呼ぶ) はい。というご発言だったと思いますが、この中で、検討会議の中に市町村代表は現在6名ということでございますので、瀬戸内市につきましてはそちらのほうへ直接という状況ではございませんが、全体会議等の中でこういうご発言もいただいたということで皆様の声をくみ上げるようにということでの十分な会議をしていただきたいということで、また国保の連合会等とも十分に協議をさせていただければと思います。 以上でございます。 ○議長(堤幸彦議員) よろしいですか。 以上で厚東議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これをもちまして議案第38号の質疑を終わります。 ここで10分間休憩いたします。            午前10時27分 休憩            午前10時38分 再開 ○議長(堤幸彦議員) それでは、再開をいたします。 休憩前に引き続きまして議案の質疑を行います。 次に、議案第39号平成25年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計予算から議案第46号平成25年度瀬戸内市土地開発事業特別会計予算までの8件につきましては、質疑通告がありませんので、これをもちまして議案第39号から議案第46号までの質疑を終わります。 次に、議案第47号平成25年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計予算、これにつきましては、厚東議員より質疑通告がありますので、これより質疑に入ります。 厚東議員の発言を許可します。 1番厚東晃央議員。 ◆1番(厚東晃央議員) 議案第47号平成25年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計予算について質疑いたします。 今回、予算説明書のほうがあったので、こういう今聞こうと思ってることが載っとるんかなあと思うとって載っとったら聞かんでもよかったのにって思いながらきちんと確認をしていきたいと思いますんで、よろしくお願いします。 歳入の343ページです。土地売払収入3億5,803万5,000円。積算根拠をお答えください。 歳出345ページの臨時雇賃金です。302万4,000円。雇用理由と雇用条件をお答えください。 346ページ、企業団地造成測量設計等委託料2,181万9,000円の委託内容と積算根拠、委託先の選定方法と市内業者で対応できるのかということを教えてください。 同款の企業団地造成等工事費7,974万7,000円の積算根拠と、これも市内業者で対応できるのかということを教えてください。 その次の企業団地用地取得費6億1,287万8,000円の積算根拠をお願いします。企業団地造成補償費4,875万3,000円の詳細と積算根拠をお願いします。 以上で1回目の質問を終わります。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) まず、最初の土地売払収入の積算根拠でございますが、宮下企業団地の売却面積が3万9,345平米でございまして、このうち企業団地の部分が3万5,410平米で単価が1万円、それから緑地の部分が3,935平米で単価が1,000円で売却する予定でございます。 それから次に、臨時雇賃金の関係でございますが、雇用理由につきましては、開発申請手続、それから設計、工事の現場管理業務において専門的な知識を有する人材が不足しておりまして、これらの業務に豊富な知識と経験がある技術系の専門の臨時職員の確保が必要なためでございます。雇用条件としましては、専門技術職の嘱託職員としてこれまでの職務経験を考慮して決定しております。 それから次に、企業団地の造成測量設計等委託料の委託内容でございますが、これは豆田工業団地の関係でございまして、造成地に近接した5つの企業の建物等の事前調査の関係が1,690万円、それから用地の確定測量の関係が193万円、それから造成工事の変更設計に必要な経費が297万円でございます。積算根拠は、岡山県業務関係積算基準及び標準歩掛をもとに算定しております。委託先の選定方法でございますが、指名競争入札になると思います。それから、市内業者での対応でございますが、入札案件となることから現時点では未定でございます。 それから次に、企業団地の造成等の工事費でございますが、積算根拠は岡山県土木工事標準積算基準書から算定しております。市内業者での対応ですが、これも入札案件となることから現時点では未定です。 それから、企業団地の用地取得費でございますが、積算根拠は豆田工業団地の用地買収費でございまして、田が31筆、畑が44筆、雑種地が6筆、宅地が4筆の合計85筆、面積が5.7ヘクタールでございます。 それから、企業団地の用地補償費の関係ですが、豆田工業団地の関係でございますが、詳細につきましては建物、工作物、立竹木、動産の移転補償費25件分、それから積算根拠は中国地区用地対策連絡会が監修する補償金算定標準書をもとに算定しております。 それから次に、豆田工業団地に伴う上水道の支障移転補償費が1,915万2,000円でして、算出根拠は岡山県土木工事標準積算基準書から算定しております。 次に、宮下企業団地の電柱支障移転の補償費153万3,000円でして、積算根拠は中国電力からの見積書をもとに算定しております。 それから、宮下企業団地の造成残土の仮置き場に伴う作物補償費120万4,000円、積算根拠は中国地区用地対策連絡会が監修する補償金算定標準書をもとに算定しております。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 厚東議員。 ◆1番(厚東晃央議員) 345ページ、臨時雇賃金302万4,000円のことで、開発事業の人材不足っていうふうにあって臨時で対応するっていうことになって専門の方を嘱託職員っていう形でありましたけど、やっぱし市役所っていうところは雇用の場でもありますんで、こういうふうに企業団地だけじゃなくていろんな業務を兼ねれるっていうことで正規職員の募集ということは考えなかったのかっていうところ、なぜ臨時で対応するっていうことに決めたのかっていう理由を教えてください。 企業団地造成等工事費のほうの7,974万7,000円で、積算根拠と市内業者で対応できるかっていうのは未定なんですけど、真ん中に道路をつくるっていうような、道路の設計図で道路両脇に企業団地をするっていうことで、そこが全部含まれたやつなのか、別々の発注になっていくのかっていうところ、どういう計画なのかっていうところ、お答えください。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 産業建設部長。 ◎産業建設部長(景山忠幸君) 企業団地の造成とかというのは特殊な工事になりますので、正規の職員で今現在おる職員の中にはそういった専門的な知識を持っておる職員がおりませんので、特にこれは岡山県のOBの方でそういった経験のある方を臨時として採用するように考えております。 それから、企業地の造成と道路につきましては、これは別々の発注の工事になります。 ○議長(堤幸彦議員) よろしいですか。            (1番厚東晃央議員「いいです」と呼ぶ) 以上で厚東議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これをもちまして議案第47号の質疑を終わります。 次に、議案第48号平成25年度瀬戸内市病院事業会計予算につきましては、木下議員より質疑通告がありますので、これより質疑に入ります。 木下議員の発言を許可いたします。 20番木下哲夫議員。 ◆20番(木下哲夫議員) 休憩中にご指導いただきました。個人情報にかかわる部分があるんじゃないかという通告の中で言葉を選んで発言をさせていただきます。 一般質問をした関係の勢いがありますから、やはりこれをお聞きしたんですが、病院事業管理者の給与費と、それから院長の給与費、そして診療局長の給与費のあたりが何か逆転しとんではないんかというようなことでも、かなり時間経過しますから、たしか平成20年ごろに市長等の給与に関する特例のあれがあって、その時分にはたしか給与費の説明があったと思うんですが、この12%のカットの関係で逆転しとんではないかというのはお話の中で聞いとったんですが、実際にどのくらい逆転しとるのかということで、病院事業管理者と院長との給与の差額、診療局長との差額のお知らせをお願いしたいと思います。4月からはこの特例が廃止になるわけですから、ここに書いておりますように2月分と4月分はどういう格好になるのか、それをお知らせください。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 病院事業部長。 ◎病院事業部長(上田和政君) まず、お断りをしております。現在、院長につきましては、事業管理者が兼務をしてございます。本年1月から前の赤木院長につきましては牛窓の診療所長のほうに変わってございますので、ご了承願いたいと思います。 それから、事業管理者の給与でございますが、先ほど言われましたように、院長あるいは診療局長と逆転しとるのではないかということでございますが、前院長とは実はとんとんか、まあ院長のほうが若干低いんです。それから、診療局長につきましては、やはり逆転をしております。その逆転の金額的なものにつきましては3万8,576円、2月と4月と比べますと3万8,576円が逆転してございます。 この4月から事業管理者におきましては、本俸で9万2,016円、それから管理職手当で3万8,340円、合計で13万356円給与のほうがアップとなりますので、先ほど逆転が3万8,576円でございますので、それを上回った昇給と申しましょうか給与アップになりますので、通常どおりといいますか、管理者のほうが高いということになろうかと思います。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 市長。 ◎市長(武久顕也君) 一般質問の折に中村議員からのご質問に対しまして私が答弁させていただきましたときに、病院事業管理者と、そして院長の給料について逆転現象が見られるという旨の答弁をさせていただきましたが、先ほど病院事業部長が答弁いたしましたように、今は院長がおりませんので、そうしたところは発言の答弁の誤りがあったことをここでおわび申し上げたいと思います。済みませんでした。 ○議長(堤幸彦議員) 木下議員。 ◆20番(木下哲夫議員) 私もこの質問を出してから院長が不在じゃというのをお聞きしたんです。たしか赤木院長が院長じゃったと思うんでそれで出させていただいたんですが、先ほどの今病院事業管理者が兼務ということなんですが、院長、診療所長になったからといって恐らく院長のときの給与が私は下がっとるとは思っておらんのですが、牛窓の診療所長になって院長の給与とがたまたまこの質疑の中で出たんですからお答え願いたいんですが、牛窓の診療所長になって、実際に、今診療局長との差額はお聞きしましたが、赤木ドクターが牛窓の診療所長になられたからといって前の院長給与より下がったということはないでしょう、診療所になったから。そしたら、当然その額の差額というんですか、院長職、それで例えば福田先生が、事業管理者が兼務じゃからというて事業管理者の給与とどっちいただきよんですか。院長給与をいただきよんですか、事業管理者としての給与ですか、決められた。その辺が質疑の中でおかしゅうなりましょう。兼務だから院長の給与をいただきよんか、事業管理者の給与をいただきよんか、その辺もちょっと明らかにしてもらわなんだらおかしゅうなりましょう、そう思いません。お答えください。 ○議長(堤幸彦議員) 病院事業部長。 ◎病院事業部長(上田和政君) 申しわけございません。事業管理者におきましては、事業管理者の給与が出てございます。院長職を兼ねておりますが、事業管理者の給与でございます。 それから、前の院長につきましては、牛窓診療所長になりましたけど、前の院長と同じ金額が支給されております。 それから、前の院長と、それから現の事業管理者との給与の差額でございますが、ざっと4万円、現の事業管理者のほうが高くなってございます。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 木下議員。3回目です。 ◆20番(木下哲夫議員) 要するに4万円事業管理者のほうが高くなっとるようにお聞きしたんですが、今の赤木診療所長ですね、それが前院長ですから、その当時、12月の時点だったら4万円どちらが高い、4万円事業管理者が高いんですか、低いんでしょ。じゃから、逆転しとんじゃないんかという議論をここでやっとったわけですから、4万円事業管理者が低いということを言うたらああそうですかというて私は座るんですが、今さっきの言い回しでいうたら事業管理者が依然として4万円。 例えば市長、副市長、教育長の場合は、幾ら減額しとっても職員さんとは逆転してない、生活給と報酬との考え方、いろんなあるから私は言うたんですが、市長が幾ら、この間市長も意地が悪いから4分の3の仕事しかしてねえとは言わんよ、私は一人前しとると、こう言うんじゃけど、それは議論としてまた別個のことで意地の悪い言い方せられた、確かにな。だけど、総務部長や病院事業部長市民生活部長や部長職にある職員さんよりは給与が逆転してない。ただ、事業管理者の場合は、特別職の扱いで診療局長や院長さんよりも低いという気の毒な部分があるということをお聞きしとったから私がこういう質疑をしょんで、市長が4分の3しかしてない、副市長が20%カットじゃというていうても職員さんとは逆転してないんじゃから。じゃから、その議論を私がしとる。だから、病院の事業管理者が職員さんとしての扱いの院長や診療局長と逆転しとんですかということですよ。じゃから、その点だけ。金額はとにかく1,000円でも2,000円でもいい、とにかく事業管理者のほうが逆転しとったんだということをお聞きしたら、せえでいいんですよ。それだけをはっきり教えてください。 ○議長(堤幸彦議員) 病院事業部長。 ◎病院事業部長(上田和政君) 申しわけございません。私の言い方がちょっとまずかったもので。 事業管理者と院長と比べますと事業管理者のほうが給与のほうは4万1,224円高い金額でございます。 それから、診療局長と比べますと診療局長のほうが3万8,576円、事業管理者より上回ってございます。 以上です。            (20番木下哲夫議員「はい、ありがとう」と呼ぶ) ○議長(堤幸彦議員) 以上で木下議員の質疑を終了いたします。 以上で通告による質疑は終わりました。 これをもちまして議案第48号の質疑を終わります。 次に、議案第49号平成25年度瀬戸内市水道事業会計予算につきましては、島津議員より質疑通告がありますので、これより質疑に入ります。 島津議員の発言を許可いたします。 6番島津幸枝議員。 ◆6番(島津幸枝議員) 1ページ、第2条業務の予定量、年間総配水量、1日平均配水量。(1)としまして、福山浄水場、水源地、岡山県広域水道企業団、それぞれの配水量についてお答えください。 それから、収益的収入及び支出、支出の4ページ、款1水道事業費用、項1営業費用、目1から目4、(1)としまして、福山浄水場、水源地、岡山県広域水道企業団、それぞれの予算額についてお答えください。 それから、資本的収入及び支出で収入34ページ、款1資本的収入、項2出資金、目1出資金、節1他会計出資金、水道施設整備費出資金1億7,324万円の内訳についてお答えください。 続いて、支出の35ページ、款1資本的支出、項1建設改良費5億2,010万7,000円。(1)としまして、大阪ガス関連工事及び宮下企業団地の関連工事に係る予算についてお答えください。 ○議長(堤幸彦議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(竹原正朗君) それでは、先ほどのご質問、3カ所で4点でございます。順次ご説明をさせていただきます。 まず、1ページ、第2条の業務の予定量ということでございます。まず、福山浄水場、水源地、岡山県広域水道企業団、それぞれの配水量ということでございますが、2番目の年間総配水量の予定量の内訳でございます。まず、福山浄水場でございます。これにつきましては236万9,065立方メートル。それから、長船水源地でございますが、164万2,500立方メートルでございます。それから、豆田の水源地でございますが、29万2,000立方メートルでございます。岡山県広域水道企業団の分でございますが、75万9,200立方メートルでございます。 3番目の1日平均配水量の予定量の内訳でございますが、福山浄水場6,491立方メートル。長船水源地4,500立方メートル。豆田の水源地800立方メートルでございます。岡山県広域水道企業団につきましては2,080立方メートルでございます。 それから、4ページの収益的収入及び支出の支出の分でございますが、それでは水道事業費用のうちの営業費用、まず目1原水及び浄水費でございます。これにつきましてもそれぞれの4つの予算額を申し上げます。まず、目1の原水及び浄水費でございますが、1億5,968万7,000円の内訳でございますが、福山浄水場関係が5,165万円、長船水源地関係が1,571万8,000円、豆田水源地関係が1,093万円、それから県の広域水道企業団の関係でございますが177万1,000円を計上しております。 それから、目2受水費でございますが、これにつきましては、1億6,021万3,000円の全額につきまして岡山県広域水道企業団からの上水の購入の費用でございます。 それから、目3配水費の8,591万1,000円の内訳でございますが、このうち県の広域水道企業団の関係の負担金といたしまして328万5,000円、これは邑久調整池の負担金でございます。328万5,000円でございます。 目4の給水費につきましては、それぞれの予算については計上しておりません。 それぞれ残りにつきましては、全体の水路の関係の事業費でございます。 続きまして、資本的収入及び支出でございます。 まず、34ページの収入でございますが、水道施設整備費出資金の1億7,324万円の内訳はということでございますが、他会計出資金1億7,324万円の内訳につきましては、上水道配水システム整備事業といたしまして、邑久・長船連絡管の布設工事の設計委託料及び工事費に伴う出資金といたしまして1億1,910万円。それから、上水道施設統合整備事業といたしまして、長船送水管の布設工事の設計委託料及び工事費に伴う出資金といたしまして1,648万5,000円及び福山浄水場取水ポンプ更新工事の設計委託料に伴う出資金といたしまして241万5,000円、合わせまして1,890万円でございます。それから、長船町宮下の企業団地に係る配水管布設工事の出資金といたしまして3,524万円を計上いたしております。 次に、支出でございます。35ページでございますが、項1建設改良費のうちの5億2,010万7,000円についての内訳のうち、大阪ガス関連と宮下企業団地の関連の工事でございますが、建設費の3億5,495万4,000円の内訳といたしましては、目1建設費でございます。大阪ガス関連工事費といたしまして、上水道施設統合整備事業の邑久・長船連絡管布設工事費2億1,651万円、延長が約2,082メーターほどございます。同じくその事業のうちの舗装復旧工事といたしまして1,911万円を計上いたしております。これにつきましては、邑久・長船連絡管の布設工事をするに当たり、大阪ガスと一緒に工事をすることで舗装復旧工事を折半いたしまして経費の節減を図るものでございます。特に、県道等の道路工事におきましては、一度掘削をし舗装をかけると相当期間そこの場所に工事の許可が出ないというようなことがありまして共同で行っておるものでございます。それから、長船町宮下の企業団地の関連工事でございますが、24年度から債務負担行為といたしましてあったものでございます。3,400万円を計上いたしております。なお、目2の改良費の中でございますが、この中につきましては、ご質問の大阪ガス及び宮下の企業団地に関する予算につきましては全く計上しておりません。 以上でございます。 ○議長(堤幸彦議員) 島津議員。 ◆6番(島津幸枝議員) まず、今回配水量等を詳しくお聞きしたんですけれども、市民の方も、平原議員が繰り返し新しい水源地についての質問をしてますので大変関心を持たれてます。道は全市民が使わん人、使う人はおりますけれども、水に関しては全市民使うんです、毎日ね。ですから、大変関心も高いですし、執行部としても本当に真剣に今後の計画等を考えていただかないといけないと思います。 ここで、あわせて支出でそれぞれのどれぐらいの経費がかかっているのかということも聞かせてもらったんですけれども、すぐ、聞いてすぐには計算できんのんですけど、広域のお金が結構、単価に比べてかかっとんじゃないかなあという感じを受けました。豆田の水源地です、もう大分古くなって、これからどうなるかわからんのんですけれども、どうされるのかも聞きたいとこなんですけれど、通年に比べまして今回の予定量は減ってるのかふえているのか、恐らく24年度でいろんなふぐあいも起きて予定量自体が配水できてなかったと思うんですけれども、25年度に関しましては例年と比べてどうなのかっていうのをお聞かせください。 それから、市長に聞きます。市長、答弁者になっとんかな。市長に聞きますけれども、本当、これから水行政、水源地の確保を含めてビジョンとしてどういうことを描かれとんのか、一回お聞かせいただきたいなあというふうに思います。 それから、大阪ガスの関連工事に関してなんですけれども、大阪ガスの関連工事で市の水道会計から負担をせにゃあいけんのんかなあていう疑問があるんですけれども、これは、うちとこが損をしてなかったらいいんですけれども、その辺ちょっとお聞かせください。 ○議長(堤幸彦議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(竹原正朗君) まず、豆田の水源地の件でございます。豆田の水源地、23年度との比較の資料、今持ってございませんので、数字的にはちょっとはっきりわかりませんが、県の広域水道企業団から23年度までは1日の配水量が1,560トンということで、今は2,080トンということでふえております。これについて、当然それぞれ、邑久、牛窓の部分と長船の部分に振り分けをしておりますが、そこの部分で邑久、牛窓の部分、いわゆる豆田の水源地と福山の浄水場の関係でございますが、ここの部分で調整をいたす関係でございまして、一応豆田の水源地で調整をさせていただいとる部分で今の予定配水量については若干数字が少なくなっております。これは、24年度も25年度についても同様だと思いますが、ちょっと今申し上げれないんですけど、資料については持ってございませんで申しわけございません。 それから、大阪ガスの関係でございますが、大阪ガスについては、先ほど申し上げましたように、一応舗装工事でありますとかそういうことでもって共同でやっておる関係で、大阪ガスに対して水道のほうからの支出があるものについてはございません。それぞれ今申し上げたように、なかなか県道の掘削等に許可が難しいということもありまして、同じような時期になれば共同歩調でそれぞれやっていかないと、どちらかが先にやると、やろうと思うてもすぐに工事ができない場合もございますので、そういうようなことも考慮しまして同じようにお話をしながらやらせていただいとる分です。全くそれについては、支出はございませんということでございます。 ○議長(堤幸彦議員) 島津議員、将来構想については質疑通告の中にはちょっと入っておりませんので。豆田の水源地、将来構想ですね。これを今市長に答弁を求められたと思いますけれども、これは通告をちょっとはみ出しておりますのでご了承いただきたいと思います。            (6番島津幸枝議員「はいはい、まあええ、ええ」と呼ぶ) 6番島津議員。 ◆6番(島津幸枝議員) いや、市長がぜひ答えたいという…… ○議長(堤幸彦議員) 3回目です。 ◆6番(島津幸枝議員) 顔をされてたのでもったいないなと思ってるところなんですが。はい、よろしいです。 豆田の水源地です。少なくなってるのが原因なのか、ちょっとにおうんじゃないかなあということで平原議員が聞けということを言われたんですけれども、どうでしょうか。そういう意見を聞かれてますでしょうか。どんなでしょうか。検査もされてるとは思うんですけれども。 ○議長(堤幸彦議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(竹原正朗君) 豆田の水源地については伏流水でございます。若干、鉄でありますとか、マンガンでありますとか、そういうものが含有がありましてどうしてもその処理をしながらやっておるわけでございます。豆田の水源地からの部分については、そういう鉄分等が若干におうかもわかりませんが、多分いわゆる福山浄水場での藻臭の関係等が、以前からそういうお話も聞いております。これは、夏場の渇水期についてどうしても鴨越堰のところで取水をする関係上、非常に水量が少なくなったとき、どうしてもそこでいろいろそういうお話がかつてはあったわけでございますが、ここ昨年、一昨年についてはそういうことはないんで、今いわゆる活性炭の施設を、これは常設部分じゃないんですけど、そこの部分でつくってやっておりますんで、できるだけそれについてはないように処理はしておるつもりでございます。はい。今のところ、そういう、昨年はお話はちょっと聞いてないもので申しわけないです。済いません。 ○議長(堤幸彦議員) 以上で島津議員の質疑を終わります。 以上で通告による質疑は終わりました。 これをもちまして議案第49号の質疑を終わります。 次に、議案第50号市有財産の貸付料の減額についてから議案第55号市道路線の認定についてまでの6件につきましては質疑通告がありませんので、これをもちまして議案第50号から議案第55号までの質疑を終わります。 次に、発議第1号瀬戸内市がん対策推進条例の制定については、木下議員より質疑通告がありますので、これより質疑に入ります。 提出者の小谷議員、答弁席にお願いいたします。            〔14番 小谷和志議員 登壇〕 ○議長(堤幸彦議員) それでは、木下議員の発言を許可いたします。 20番木下哲夫議員。 ◆20番(木下哲夫議員) それでは、発議者、提出者にお聞きをいたします。 条例の提出権は首長と議会にあるわけで、住民にもありますが、その中での条例提出でございます。条例提出には、かなりのエネルギーといいますか、かなりの下調べが要って大変だったと思います。私も2年前に環境福祉の常任委員会に所属しておりまして、本発議第1号をそのとき委員会で議論したのを記憶いたしております。 それでは、順次条例案の内容についてお聞きをいたします。 この提出しておりますとおり、第2条なんですが、がん医療及びがんの療養に携わる者(以下「保健・医療・福祉関係者」という。)。その辺から読みまして、がん患者等で構成される団体(以下「がん患者等」という。)のがありますが、がん患者等で構成される団体は現在瀬戸内市に存在しておるのでしょうか。存在しておりましたら、その団体名とか組織、内容についてお示しをください。 それから、第1項の本市の特性に応じた施策を策定し、及び実施するよう努めるものとするの「及び」という字句が要るんでしょうか。「及び」という。字句等に関しましても、議会事務局とか執行部側でしたら法令なんかの例規担当の者といろいろ議論をして一言一句字句の精査をするわけですが、私はこの「及び」は要らないように思うんですが、お考えとしてはどんなでしょうか。 それから、第3条ですね。第1項、良質かつ適切ながん医療を行うよう努めるものとするということ。適切ながん医療を行うよう努める医療機関が市内にあるんでしょうか。 それから、第5条も書いとったんですけど、5条はここへ提出しておりませんので、第6条についてお聞きします。療養生活の質の維持及び向上、第1項第2号、負担の軽減に関して必要な施策とはどういう施策なんでしょうか。予算を伴うことはないんでしょうか。予算を伴うことが想定されると思うんですが、その辺についてもお答えください。 それから、第7条、緩和ケアの充実、市は県及び云々の充実を図るため必要な施策を講ずるものとする。充実を図ることは理解できるんですが、そのほかに加えて必要な施策を講ずるとは具体的にはどのようなことを施策というんでしょうか。お尋ねをいたします。 第8条のがん医療の環境整備です。その中に、第8条に字句があると思うんですが、居住する地域にかかわらずというところがあります、2行目に。居住する地域にかかわらずということは、瀬戸内市の条例ですから、瀬戸内市内ということですから、この字句ががん患者が等しくがんの状態にと、こういうことで、私は誤解を生む字句ではないかと思いますが、その辺のお考えをお聞かせください。 それから、第9条ですね。在宅医療体制の整備。がん患者の意向での必要な施策。居宅での療養体制。そのようなあれがあるんですが、どのようなことを想定して予算措置は必要でないんでしょうか。 事務局長、きちっとメモしとってよ。 それから、第11条、財政上の措置という字句があります。地方自治法の第222条、きのう私、議長に言いましたから、恐らく提出者は地方自治法の第222条を読んでくださっとるとは思うんですが、議員必携、この中へ、議員になって初めてもらうあれなんです。これに条例案とはなんぞやとかいろんなあれがあるんですが、地方自治法の第222条、予算を伴う条例、規則等についての制限というのがあって、第1項に、お互いに執行部も議員も地方自治法のもとにこうやって議場で発言もし、議員活動も行い、職員としての活動も行っとる基本的な条例なんですが、その第222条第1項、普通地方公共団体の長は、条例その他議会の議決を要すべき案件が新たに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が的確に講ぜられる見込みが得られるまでの間は、これを議会に提出してはならない。要するに、条例を制定した場合、予算が新たに発生する場合は予算もセットですよという意味だと思います。第2項、地方公共団体の長、委員会もしくは委員またはこれらの管理に属する機関は、その権限に属する事務に関する規則その他の規程の制定または改正が新たに予算を伴うこととなるものであるときは、必要な予算上の措置が的確に講ぜられることとなるまでの間は、これを制定し、または改正してはならないということですから、これは執行部に対する自治法の決まりですね。こういう自治法があるということ、ご存じでしょうか。これに抵触しませんか。 行政実例がその第222条の中にありまして、議会が予算を伴うような条例、その他の案件を提出する場合、地方自治法第222条第1項の規定の趣旨に沿ってあらかじめ長との、まあ執行部とのですね、連絡を図って財源の見通しと意見の調整をすることが大切であるというのが、行政実例の中にあるわけなんです。それをあえて出されたのも、あわせてお聞かせください。 それと、発議に至るまでの今までの経緯なんですが、常任委員会では、何か委員会が一致にならなんだから発議要件を満たして発議されたというふうにお聞きしとんですが、発議者と賛同者、お二人なんですが、執行部とこういう条例が議会で通ったときに瀬戸内市はそれにぴしっと対応しますよというような先ほどの自治法の第222条の裏打ちになるような確約はなさっとんでしょうか。 以上、お尋ねをいたします。 ○議長(堤幸彦議員) 小谷議員。            〔14番 小谷和志議員 登壇〕 ◆14番(小谷和志議員) それでは、木下議員の質疑に対し、お答えをいたします。 まず、条例の内容についてですが、第2条は市の責務をうたっておりまして、文言の説明を若干させていただきます。がんの予防、がん医療及びがんの療養に携わる者、保健・医療・福祉関係者とは、医師、歯科医師、放射線技師、看護師、栄養士、理学療法士、介護福祉士等を考えております。なお、病院内のソーシャルワーカーやケアマネ、ヘルパーも携わることになり、その他にもかかわるスタッフは大勢と考えられます。そして、がん患者及びその家族とは、がんと診断された者及びその家族を言います。医療関係団体とは、医師会、歯科医師会、病院協会、薬剤師会の団体を指しています。がん患者等で構成される団体とは、患者会等を初めとする任意の団体を指しています。先ほど質問ありましたが、ちなみに市内には、大腸がんや膀胱がんの患者等で構成されるオストミーの会があります。また、市外にも任意団体があり、市内の患者も加入しているため、連携がとれるものと認識しております。以上、説明しました関係機関、団体との連携を図り、がんに関する諸問題に対し本市に応じた施策を策定し実施するよう努めるという市の責務をうたっています。 なお、本市の特性とは、がん検診率は県平均以上の割に罹患率が高いこと、がん拠点病院が本市にないこと、がん拠点病院が数多くある岡山市と隣接していることなどが挙げられると思います。第2条の2項は1項を補足するもので、施策の策定は保健福祉部だけでなく病院事業部、教育委員会、市民生活部の意見を聴取し検討したものでなければならないという意味です。 また、現在ある健康づくり推進協議会においても各方面から委員が参加しているため、幅広い観点からの意見を聴取できるものと考えております。 それから、第3条の保健医療関係者の責務を説明します。 まず、1項のがん患者の置かれている状況とは、本市にはがん拠点病院がないため、治療の多くは岡山市の病院にかからなければならないこと及びがん患者並びにその家族の精神的苦痛や治療が長引くことによる経済的問題などが考えられます。良質かつ適切なとは、患者のニーズに合った医療を考えています。2項について、当該がん患者等が必要とするがんに関する情報とは、治療方針であるとか、それによる副作用、医療費などのほか、患者会などのがん患者が必要とするさまざまな情報が考えられます。そのような情報を保健医療関係者は提供するよう努めるものという内容です。 第6条の療養生活の質の維持及び向上等を説明します。 がん患者等に対する相談体制の充実についてですが、現在保健福祉部健康づくり推進課、市民病院においては、地域医療連携室及び医療ソーシャルワーカーが相談に対応しています。それらの相談体制の充実、また新市民病院でさらなる充実が期待できます。がん患者の療養生活の質の維持及び向上並びにがんの罹患に伴う負担の軽減に関し必要な施策についてですが、がん患者の療養生活とは、入院生活、退院後の通院生活、在宅医療のことを指します。第9条にも出てきますが、法改正により在宅医療において介護保険制度が適用されることになり、在宅での療養生活における質の維持及び向上並びにがんの罹患に伴う負担の軽減に関し必要な施策を講じる責務が市に求められることになりました。また、負担の軽減においては、現行のさまざまな制度、例えば高額医療制度、高額医療介護合算制度を丁寧に説明することも考えられます。それらの施策を十分に活用するよう、まずは情報提供を図ることを求めるものです。 第7条の緩和ケアの充実について説明します。 緩和ケアは、がん拠点病院に限らず、病院や診療施設、介護施設、在宅でも施されるものです。主には、市内の緩和ケア体制の充実をうたっています。具体的には、岡山県が開催する緩和ケア研修に市は医療施設、介護施設等に従事するスタッフを積極的に参加するよう要請すること、また市内医療施設、介護保険施設等にも緩和ケアの受け入れ態勢の充実を働きかけることが考えられます。さらに、新市民病院の取り組みを期待しております。 第8条のがん医療の環境整備について説明します。 第8条は、市外のがん拠点病院を初めとする医療施設の連携及び市内の医療施設等におけるがん医療の環境整備をうたっています。市は県及び専門的ながん医療を提供する医療機関、その他の医療機関と連携しとありますが、市民病院は地域連携クリティカルパスに参加しているので、連携には十分期待できると考えます。なお、がん患者が居住する地域にかかわらず等しくがんの状態に応じた適切ながん医療を受けることができるよう在宅医療を含めその環境整備に努めるものとするとあるのは、訪問看護や在宅医療、また地域の診療所などを活用することにより図られるものと考えられますので、市としても各部署、各機関への働きかけ等を積極的に行うこととご理解ください。 第9条の在宅療養体制の整備について説明します。 居宅において療養できる体制の整備に必要な施策の一つに訪問看護が上げられます。また、先ほども述べたように、介護保険制度が適用されることになりましたので、がん患者が在宅医療を安心してできるよう、介護保険事業に働きかけるなどの施策が考えられます。もちろん、市内外の医療施設と連携を蜜にすること、市民病院初め診療所のがん患者の在宅医療体制を充実することの施策も考えられます。そして、県医療関係団体及び保健・医療・福祉関係者と意見交換を図りながら施策を策定することも条文化しています。なお、がん患者等の意向によりとしているのは、本人もしくは家族が在宅医療を望まれた場合のことを言い、本人の希望が尊重される表現をしています。 第11条の財政上の措置について説明いたします。 検診率の向上であるとか、予防施策の普及啓発であるとか、医療体制の充実であるとか、各種施策を計画的に実施するため必要な財政措置を講ずるよう努めるというものの内容です。 それから、発議に至る経緯と市当局との条例制定後の施策の実効性は確約されているのかについてお答えします。 まず、発議に至る経緯についてお答えします。 平成23年1月18日の環境福祉常任委員会、当時私が委員長において、委員からがん対策推進条例を調査研究してほしいとの提案があり、調査することを決めました。23年2月18日の委員会では、各関係課の出席を求め、国、県、瀬戸内市のがん対策の現状について調査いたしました。23年5月12日に開催の委員会では、患者会の代表、岡山市の条例作成に携わった岡山市議会議員さんを参考人として出席を求め、条例の骨格及び施策の経緯等をお聞きしました。24年4月26日に開催の委員会において条例案のたたき台を配付し、条例案に対する調査が始まりました。以後、5回にわたり委員会を開催し、条例の中身について調査しました。平成25年2月13日開催の委員会において今議会での委員会発議を図ったところ、残念ながら全会一致とはならなかったので、委員会としてのがん対策推進条例についての調査は終了しました。委員会終了後、議員発議をすることを考えました。その後、これまでの委員会において調査した内容をもとに関係課との意見交換を行い、条例案を作成いたしました。 次に、市当局との条例制定後の施策の実効性は確約されているのかについてお答えします。 委員会開催時には、保健福祉部、病院事業部の職員の出席を求め、参考意見を聴取しました。また、たたき台を作成した際にも担当課と打ち合わせしました、委員会で。さらに、条例案のたたき台を担当課に持ち帰って検討していただき、問題はないとのことでした。以上のことから、実効性は確約されていると私は理解しています。 以上でお答え…… ○議長(堤幸彦議員) 小谷議員。 ◆14番(小谷和志議員) はい。 ○議長(堤幸彦議員) 第2条のところの「及び」についての質問がありました。 それからもう一点、地方自治法第222条との整合性についての答弁をお願いいたします。 ◆14番(小谷和志議員) 第2条の「及び」については、このままで必要であると思ってこの文言にさせていただいております。 それから…… ○議長(堤幸彦議員) 自治法との関係。 ◆14番(小谷和志議員) はい。 地方自治法第222条に伴う条例や規則等についての制限についてのご質問がありました。これは、予算の見込みがないもの、条例の制定はできないものとするものでありますが、この条例の制定が全く予算措置を伴わないとは考えておりません。25年4月1日施行から即時新たな予算を必要とするものとは考えておりません。現行でもがん対策事業は行っており、予算措置されております。さらに充実を望むものです。25年度当初予算の枠内で工夫すれば実行できるものと考えております。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 木下議員。 ◆20番(木下哲夫議員) いろいろとありがとうございました。 先ほどの字句の件なんですが、普通字句はみんなの目で精査するんで、提出者がこれでええと言われりゃあですよ、もうそういうようになりましょう、しゃあけどこっちで質問しょうるほうとしたら「及び」は要らんのんじゃないんですかと。 それから、第8条ですね。がん患者が等しくがんの状況においたというので、その居住する地域にかかわらず、市条例ですから誤解を生みゃあしませんかと、居住する地域にかかわらず、岡山市や備前市は、私はいろんな交渉や情報提供をお互いにする場合には必要でしょうけど、これは市の条例ですから誤解を生みゃあしませんかということ。これはもう、受けよう、とりよう、考えようということですから、私の考えとんのはこの条文の中に要らんのではないんでしょうか、どういうふうにお考えでしょうかということですよ。 それから、第222条の行政実例、執行部の提案する条例、実施された場合、必ず予算が伴います。それから、現行の予算、ほんならことしのがん対策の予算は去年よりも原課の一応了解をいただいとるというお話なんですが、ことしのがん対策の関係の予算は幾らついてますか、去年よりふえてますか、減ってますか。どうでしょう。答えられますか。原課が了解しとったら、当初予算というのは1年間の生活費ですから、事情が変わったり社会情勢が変わった場合、経済情勢が変わった場合に補正はするもんなんですよ。通常は1年間を通して必要経費を計上するのが当初予算、私はそういうふうに理解しとんで、原課が了解していたら去年の予算よりも、こういう条例が想定されるわけですから、少なくとも去年の予算よりも事業費としてはふえる、場合によったら人の配置も必要になるし、いろんなことが想定されますから、予算上の措置はどういうふうになっとんでしょうかということです。お答えください。 ○議長(堤幸彦議員) 小谷議員。            〔14番 小谷和志議員 登壇〕 ◆14番(小谷和志議員) それではまず、第8条の居住する地域にかかわらずということでありますけど、これは私、市の条例というふうに思っておりますので、まず市内、市民病院の近くとか、また市民病院から遠くに居住しておられる方にかかわらずという意味で、市の条例ですので瀬戸内市内の地域においての居住と理解してこの文言にしております。 それから、予算措置の件ですけど、先ほども申しましたけど、がん対策事業は行っており、現在では余分に予算はとってないと思いますけど、これからの啓発を意味している条例と思い、市内の方に啓発活動のためにチラシとかというふうなものが多く必要になれば予備費などでできるぐらいな程度と考えております。 それから、今後において、委員会中で病院、新病院においては、また新しい機械も買うというふうな説明もありましたので、充実を図るということでより市民の方に安心して暮らせれる瀬戸内市になるのじゃないかというふうに思っております。 以上です。 ○議長(堤幸彦議員) 木下議員。3回目です。 ◆20番(木下哲夫議員) がん対策といいますか健康診断に対する予算を毎年計上しております。私もきょう来る前に去年幾ら計上しとったか見たんですよ。いろんな大腸がんとか、肺がんとか、胃がんとか、いろんな健診があります。それの予算は去年は当初予算で5,000万円でした。ことしの当初予算は、健康づくりの対策費としてがん検診の、予算書を見ていただけりゃあよろしいけど、4,450万円。ですから、去年から比べたらがんに対する対策費っていいますか、がん検診の予算は4,450万円、それから健康づくりの去年の5,000万円はことしは4,750万1,000円という計上ですから、去年よりも低いんですよね。ということは、原課はさほど補正で無理を言われりゃつけにゃあしょうがねえかなというぐらいな私は感じじゃなかったんかと思うんで、提出者も調べておられなんだかどうかようわからんですけど、予備費というのは、先ほど予備費でと、こう言われたけど、予備費というのは、執行部が議会をどういうふうに思うとんかわからんですけど、予備費を健康づくりとか非常な場合にする場合は、伝染病が急に蔓延したとかという場合にはとてもじゃないけど3,000万円じゃ足りませんから、恐らく最後に予備費の対応もありましょうけど、予算措置は後ほどするということで、予備費の対応というたら、小谷議員も議員14年ですか、せえから賛同者の恐らく竹原議員が原稿を書かれたんじゃと思うんじゃけど、答弁の、ずっと通告しとるから、竹原議員も岡山の市議会の議会事務局へ勤務され、その議会の内容については、条例案を提出するのはどれだけのエネルギーが要るか、本当ならそこへ行ってお聞きすりゃあええんですけど、やはり、わかりますよ、こういう条例の必要性、というのはわかるけど、まだ機が熟してないという、私は思うんですよ。無理が通れば道理が引っ込むというようなことわざもありますが、ねえ、選挙前ですから、いろんな考え方もあると思うんですけど、やはり予備費の何たるかをやはり議員としてその辺を簡単に口に出すべきではないと、そのように思います。予備費についての考え方だけお聞きして、私、終わります。 ○議長(堤幸彦議員) 小谷議員。            〔14番 小谷和志議員 登壇〕 ◆14番(小谷和志議員) 私が言った予備費においては、先ほど来も申しましたけど、啓発事業に対してのチラシとかパンフレットで軽微なものと思っております。伝染病とかそういう大きなものに関したら、それも必要だと思うんですけど、また補正もとるという形に思っております。 本年度予算についての昨年度との差というのも勉強不足で下がっているのはわからなかったんですけど、これは啓発というんか、それも下げてもらわない、市民のためになるような条例だと思っておりますので、ぜひご理解をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(堤幸彦議員) 以上で木下議員の質疑を終わります。 小谷議員、ご苦労さまでございました。 これをもちまして発議第1号の質疑を終わります。 次に、本日上程されました議案第56号平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第8号)は、質疑通告のいとまがありませんので、通告制といたしておりません。 よって、これより議案第56号について質疑を行います。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) 別に質疑もないようでありますので、質疑を終結をいたします。 以上をもちまして議案に対する質疑は全て終了いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 委員長報告 ○議長(堤幸彦議員) それでは次に、日程3、委員長報告を行います。 予算常任委員長から付託案件の審査結果の報告をお願いをいたします。 14番小谷和志予算常任委員長。            〔14番 小谷和志議員 登壇〕 ◆予算常任委員長(小谷和志議員) それでは、予算常任委員会の委員長報告を申し上げます。 本常任委員会は、議長を除く21議員をもって構成された常任委員会であり、審査内容については皆さんご承知のことでありますので、極めて簡単にその概要と結果のみを報告申し上げますので、ご了承願います。 本常任委員会は、2月26日、当局関係者の出席を求め、議案第25号平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第7号)、議案第26号平成24年度瀬戸内市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第27号平成24年度瀬戸内市国民健康保険診療施設裳掛診療所特別会計補正予算(第3号)、議案第28号平成24年度瀬戸内市国民健康保険診療施設美和診療所特別会計補正予算(第3号)、議案第29号平成24年度瀬戸内市介護保険特別会計補正予算(第4号)、議案第30号平成24年度瀬戸内市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、議案第31号平成24年度瀬戸内市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)、議案第32号平成24年度瀬戸内市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第33号平成24年度瀬戸内市土地開発事業特別会計補正予算(第1号)、議案第34号平成24年度瀬戸内市企業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)、議案第35号平成24年度瀬戸内市病院事業会計補正予算(第3号)、議案第36号平成24年度瀬戸内市水道事業会計補正予算(第4号)、以上12議案について説明を聴取し、慎重かつ詳細に審査を行ったところであります。 その結果、12議案いずれも全会一致で可決すべきものと決定いたしました。 以上で予算常任委員会の審査結果報告を終わります。
    ○議長(堤幸彦議員) ただいまの報告に対しての質疑を行います。 質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) 別に質疑もないようでありますので、質疑を終結をいたします。 小谷委員長、ご苦労さまでございました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 一部討論、採決 ○議長(堤幸彦議員) 日程4、一部討論、採決を行います。 この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦について及び本日追加上程されました議案第56号平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第8号)につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略し、本会議においてご審議の上ご決定を願いたいと思いますが、これにご異議ございませんでしょうか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) ご異議なしと認めます。よって、諮問第1号及び議案第56号につきましては委員会の付託を省略することと決しました。 これより諮問第1号、議案第25号から議案第36号までの平成24年度各会計補正予算12議案、発議第1号、それから本日追加上程されました議案第56号、以上の15議案について討論、採決を行います。なお、討論においては通告制といたしておりませんので、ご承知おきください。 それでは、諮問第1号人権擁護委員候補者の推薦について討論を行います。 討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) 討論なしと認めます。討論を終結をいたします。 これより諮問第1号を採決いたします。 本案は原案を適任と認めることにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) ご異議なしと認めます。よって、諮問第1号は原案を適任と認めることに決しました。 次に、議案第25号から議案第36号の12議案について一括採決いたします。 議案第25号平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第7号)から議案第36号平成24年度瀬戸内市水道事業会計補正予算(第4号)の12議案について、委員長の報告はいずれも可決であります。 お諮りいたします。 議案第25号から議案第36号の12議案については討論を省略し、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) ご異議なしと認めます。よって、議案第25号から議案第36号の12議案は原案のとおり可決されました。 次に、発議第1号瀬戸内市がん対策推進条例の制定について討論を行います。 発議第1号に反対の討論はありませんか。 12番石原芳高議員。            〔12番 石原芳高議員 登壇〕 ◆12番(石原芳高議員) それでは、発議第1号瀬戸内市がん対策推進条例の制定について反対の立場で討論をさせていただきます。 先ほど、発議者の方より、この条例に対する経緯とか審査経緯、それから執行部からのいろんな説明を受けたという報告がありましたけれども、先ほど20番議員が質疑されましたように、まだ機が熟してないんではないかということを私はこの条例を審査する際に再三申してまいりました。財政措置の面でもそうですし、条例の中身に際しましても、字句を話し合ったのは、一字一句話をしたのは1回だけでした、会議としては。            (6番島津幸枝議員「1回だけじゃないよ」と呼ぶ) 2回ですかね。申しわけない。2回。 記憶に新しいのが議員発議で議会の基本条例、制定しましたけれども、今思い起こすと、もう本当10回どころの会議じゃなかったような気がしております。一字一句委員で議論をし、また内容を会派に持って帰ったりして何度も何度も条例の文章を精査してようやく先般制定されたと思います。それでですね、まだまだ機が熟してない、まだ市民病院もこれから新しくなります。それからでもええんじゃないかという気が私はしております。 また、先ほど発議者の方が啓発という表現をされましたけれども、このがん、病気に対しては啓発をするのであれば、当然今も予防の面でいろんな診断をされてますけれども、もっともっと受診率を上げる、例えば市としてがんの少ない町宣言、そういったニュアンスかどうかわかりませんけれども、まずそういった宣言でもいいのではないかと思っております。 いろいろ申し上げましたけれども、あ、まだもう一点あります。 発議者、賛成者の方、よく皆さん言われますけれども、執行部と議会、合意形成という表現をされますけれども、今回この条例に関しましては、最後の委員会でもう真っ二つに分かれました。賛成反対というあれではないんですけれども、まだ機が熟してない、まだもうちょっと精査したほうがいいんじゃないかということで見送ったほうがいいんじゃないかという意見と、それから出すべきだという委員の意見がもう真っ二つに分かれました。まあ合意形成という上でもまだまだ私はこの条例、完全ではないと考えております。よって、この発議第1号に関しまして反対の立場で討論をさせていただきます。 ○議長(堤幸彦議員) 次に、賛成者の発言を許します。 賛成討論はありませんか。 3番竹原幹議員。            〔3番 竹原 幹議員 登壇〕 ◆3番(竹原幹議員) 発議第1号瀬戸内市がん対策推進条例の制定について賛成の立場で討論します。 先ほど、提出者が予備費とかという言葉を出されましたけど、これはあくまでも法解釈論で発言したことでありますので、補足させていただきたいと思います。私は、体験談を含めまして賛成討論をしたいと思います。 がんは、ある日突然医師から告知を受けます。それからどういう治療があるか、説明を受けます。通常は、部位とか進行状況によって手術による外科治療や抗がん剤による化学療法、放射線療法になるものと思います。そして、患者や家族の希望を聞きます。どの病気もこうしたことは行われますが、がんの場合はそれからが長い治療を要するということです。治療には5年から10年、それ以上の人もいます。治癒のないものもあります。その間、再発しないか、転移しないか、やはり不安の中で生活しています。仕事を続けながら通院治療で頑張っている人も大勢います。同じ病名で頑張っていた仲間が先月まで元気に見えていたのにだめだったと聞かされることもあります。そうした意味で精神的な不安というものが消え去ることはありません。やはり、がんに関する正確な情報や知識を得ること、そして頼れるものがなければつらいものがあるのです。長い期間の治療となると医療費がかさみます。入院期間中は、高額療養の限度額認定により一定の費用で済みますし、医者や看護師がそばにいるということで何かあってもすぐに対応してもらえるという安心感もあるし、治療に専念することができます。がんの場合は、一定期間入院治療したら完治することなく退院します。退院しても通院治療が必要です。通常5年間は経過観察となるようです。通常の場合、通院は高額療養がききません。通院で毎年のように抗がん剤を投与している人がいますし、放射線治療を受け続けている人がいます。CTやMRIなどは定期的に受け、高い医療費を払っています。PET-CTは、1回が3万円もかかります。お金がかかるのでもう検査はしないと言ってる人もいました。まだまだ高額の数百万円かかる最新鋭の治療を受ける人もいます。そういう意味で、がんはお金持ちでないと助からないということもうなずけます。 さて、そういったがんにまずはかからないように予防が大事であります。市は、食生活の改善や禁煙活動など、がん予防活動に積極的に取り組んでいるところであります。そして、がん検診の受診率の向上に取り組んでいます。早期発見は医療費の抑制にもつながります。一旦がんと診断されても安心して治療が続けられ、また職場に戻れる仕組みも必要だと思います。そうしたがんに対する正しい情報を伝え、啓発していくことは大事なことだと思います。 私が一番望むのは、相談体制です。お話ししましたように、がんに一度かかった人は不安をいっぱい抱え生活しているわけです。抗がん剤を投与した人は、さまざまな症状がかなりの期間出ているようです。もとの体に戻るのは、難しいのかもしれません。医師にしても、2年も3年も先の副作用まで詳しいことは教えてくれませんが、同じ病気の仲間は私も同じ症状があったとお互いに話し合い、安心したりしてるわけです。患者会が活発に活動されているのは、不安の裏返しなのです。やはり、正確な情報と今後の対応など、親切丁寧に教えてくれる相談窓口があればどんなに救われることかと思います。 さて、環境福祉常任委員会では、約2年にわたり調査研究を進めてまいりました。患者会の代表や岡山市議会のがん条例に携わった議員を参考人としてお呼びし、意見も聞きました。当初から全会一致で委員会としての提案をお願いしてきました。この間、明確な反対の意見はなかったと記憶していますが、結果的に全会一致とならず委員会での提出ができなかったわけでありますが、環境福祉常任委員会以外の議員には調査の中身が見えにくいものがあると思いますので、ここで委員会の調査の過程で出された当局からの主な発言をご紹介します。 まず、市民病院事業管理者は、この条例がうまく活用されれば、さらにワンランク上のがん対策、そういった取り組みができると思う。また、精神的なバックボーンができる。そして、具体的に早期発見、早期治療のための仕組みづくり、がんの末期になった方のホスピスのような施設をつくるところまで、条例があればスムーズに事がなし得ると思う。非常に意義のある条例と思うという発言がありました。 また、この条例が施行されたら所管課となると思われる健康づくり推進課長は、この条例を委員の皆さんが検討して出されるというのは、時代の流れに沿ったものであろうかと思っている。がんの早期発見、早期治療、がんの予防に対する禁煙とか食生活の改善など、頑張っているので引き続き頑張れという意味合いでの条例であれば、それは真っすぐに受けとめ頑張っていきたいという発言もありました。 さらに、保健福祉部長は、検診率は県下では平均より上ですが、がんの罹患率が高い、がんは肉体的な痛みだけでなく精神的な痛みを伴うと思うので、この条例がよい起爆剤になるのではないかという発言がありました。 さて、我が国では、がんは一生涯の間に2人に1人はかかると言われ、3人に1人はがんにより亡くなると言われています。瀬戸内市においては、平成22年ですが318人亡くなられています。そのうちがんによるものが138人となっており、実に43%の方ががんに侵され亡くなられています。市民の中で大勢の方が今もがんに侵され、悩み苦しんでいるわけです。誰もがいつがんと告知を受けるかわからない深刻な問題なのです。議員からの提案ですが、執行部からもさきのような発言がありますので、がん対策に取り組む担当部署を議会としてしっかり後押しするという意味においてこの条例が果たす意義も大きいものがあると思います。また、議員提案であるため、粗削りで洗練された条文とは言えない部分があると思いますが、議決後は市執行部においてより実効性の伴う条例となるよう改正を考えられることは大いに歓迎するところであります。私は、この条例により市民にがんに対する正しい情報を伝え、啓発を進めていく施策を積極的に展開していく中でがん予防が進み、さらに検診率を高め、がんにかかっても早期発見、早期治療により一人でも多くの市民が救われることを望んでいます。また、たとえがんにかかっても安心して生活できる瀬戸内市になればと願って賛成討論とします。よろしくお願いします。 ○議長(堤幸彦議員) ほかに反対討論はありませんか。 22番柴田巧議員。            〔22番 柴田 巧議員 登壇〕 ◆22番(柴田巧議員) それでは、発議第1号瀬戸内市がん対策推進条例の制定について反対の立場で討論をさせていただきます。 先ほど、3番議員からいろいろ体験談的な詳しい療養が病院でとか、いろんな内容のことを話されました。今、日本の死亡の中でがんが占める割合は、脳梗塞とかなんとかあるんじゃろうけども、3番目か4番目か知りませんけど、大分その辺に近いとこというんか、多いことは私も知っとるというんか思っとんです。ほいで、瀬戸内市も集団検診等でがんの未然防止というんか、の予防に健診も行って、かなりな、7,000万円と言うたんですか、何かさっき言ようた大きなお金も費やしてそういう予防をされとることでございます。いわゆる私、この制定反対について、今3番議員もいろんな観点からのがんについての説明をなされました。 しかし、今このがんの研究は全国の病院でもどこでも世界中ですか、もう行われとるわけですけど、根本的な対策はなかなかないです。いろいろ、たばこが悪いとか、なんとかが悪いとか、食の生活が悪いとか、いろんなことが言われていますけど、なかなかそれに対処する治療は施されてない。これはいつまで、何百年たっても解決されることはないと思います。当然、病気にも抵抗するあれを持っとりますし、人間は人間で少しでもその病気から克服することもずっとこれからも行われていきますけど、やはり自然に起こる病気であって、あれはもう大変なことだと思う。やっぱりその中で、がんも含めてほかの病気も同じようにあると思うんですけど、もとは何かということになれば、やはり自然的な生活、ストレスとか、やはり気持ちの問題、そうしたことがやはりそうした病気には一番効果があるわけで、私もこないなことを言ようりますけど、もう友達も最近でも何人も、どうしたん、あの人、がんになったんかというて、嫁さんに会うて、どんなん、症状はと言うたら、いやこうこうで何やらというたら、はあこの間亡くなった、もう何人も最近私らより若い年代の人でもかかっとるわけですよ。ほんで、私もこんなことを言ようるけど、そらもういつがんになって病気で、今竹原さんが言ようるようなことになるかもわからん思います、人間の生身ですからわかりませんけど、自分では、このがんを含め全ての病気はやはり人間の勢いで、何やこんながんやこうかかりゃあ、何もストレスもためない、もう毎日自分の思うたままに生きて、言いてえこと言うて、もうくしゃくしゃしょうんが皆がんにかかりよんじゃねえんかというてわしゃあ言うんよ。ほんで、それがもう一番の予防じゃと思って。そりゃあ、もうそうしてもその病気に陥ったときはこれはもうしようがないというんか、もういろんな治療を施しても、今お金持ちしか助からんというけえ、お金持ちも助からないこの病気は。だから、それにはもう個々の生活、毎日、日々の生活にそんな病気を寄せつけない勢いで頑張って、晩にゃあお酒も一杯飲んで、そうしたことで予防をするのが一番いいと思うんです。 ほんで、私がなぜこのがん対策の制定について反対するかというと、こういう制度を町につくると瀬戸内市民にがんの人がふえる、なぜかというたら、そういうなったときやこう瀬戸内市が援助してくれるんじゃねえかとか、そういうふうな思いになる、やはりそこで誰も助けてくれんのじゃ、がんになったらもう──しかねえんじゃという気を、気構えがこれぐれえ病気にきくもんはないんですよ。ほな、古来から病院が近隣にあったわけでないし、お医者さんがおったわけじゃない、そういう時代も何百年も何十年も前もあったわけです。それでも、人間はずっと生きて続いて今も現代が続いておるわけなんですよ。それで、今病気がようようがんの対策の病院がいっぱいできたからといったって、病院がもうけよるだけですが。がんの人は一つも助かりゃへんが。そういう時代なんですよ。だから、そんなものは当てにせんでいいんですよ。自分を一番当てにして力強う、竹原さんの体験談もいいと思うんですけど、もう一個違う治療法があるんですよ、もう一個違う治療法が。奥さんにこれ私今度会うてよく理解してもらえるように話すわ。奥さんの治療法で旦那さんのがんは治るんですよ。そういう方法もあるんですよ。誰が悪いか、それは私も言及はしとりませんけども、そういうことで、このことで制度をつくって、町ががんの人に対応をよくして指導してあげる何らや、そんなことでがんの患者が減らない、がん患者をつくらないということが一番なんですよ。もう集団健診行ってがんじゃと認められたら、もう治るわけがねえですが、なかなか抗がん剤打ったって、何打ったって。完全に治った人、聞いたことがないですわ。そら、何年かようなって復帰してやりよる人も10年ぐらいしたらまた次の入院されて、本当に苦しい話ばっかしで、もうそんなんじゃったら早う───ほうがよかろうがというて私言うんじゃけど、本当にそのとおりでしょ、結果は。じゃから、こういうもんに頼らずに毎日の生活、日々の生活でこのがんを払いのける勢いで皆さん生活していただいたほうが一番いいと思うんで、私はこのがん対策の条例の制定については反対します。 以上でございます。どうも。 ○議長(堤幸彦議員) 次に、賛成討論はありませんか。 5番平原順二議員。            〔5番 平原順二議員 登壇〕 ◆5番(平原順二議員) 賛成の立場から一言お願いをいたします。 私も、ご近所にリンパがんで亡くなった方、乳がんで今京都のワコールというブラジャーの会社へ行って、自分のやっぱり、若いですから、一生懸命京都へ通いようる人。リンパがんの人も2週間で亡くなったんですよ。風邪を引いて、奥さんがうちに電話をかけてこられて、平原さん、うちの主人がちょっとおかしいからというて川崎医大へ入院したと、すぐ夜中に走っていったんですけども、結局2週間で声も出さず、目もあけず、そのまま息を引き取りました。本当にこういうものが予防ができたら、皆さんに前もってわかれば大変これはありがたいなあというふうに思います。ただ、今、環境福祉常任委員会の副委員長さんが反対の意見を言いましたけど、ちょっと寂しいかなあと私個人としては思います。弱者を考えるためにも、これをぜひ制定はしていきたいなと思いますんで、よろしくお願いをいたします。 ○議長(堤幸彦議員) 次に、反対討論はありませんか。 20番木下哲夫議員。            〔20番 木下哲夫議員 登壇〕 ◆20番(木下哲夫議員) 発議第1号に反対の立場で討論させていただきます。 私が先ほど質疑をいたしました。発議第1号の提案理由の、人間ですから提案理由をきちっと言われてきちっと説明していただけたら反対する方も賛成に回ったかもわかりませんが、人間ですから提案理由を簡単に読まれる、その後、私が質疑をしたらその内容について詳しくご説明をいただきました。やはり、担当委員会に所属してない。私、2年前までちょうど岡山市の議員さんが来られとったときには担当委員会へおりましたから、薄々大まかなところはわかりますが、この議場で皆さん方から賛同をいただくためにはきちっと説明をし、きちっと提案理由を言うということが大事であろうかと思います。私は変なとこにこだわりますんで、これからの議員としての生活の中で、私も今期で引退するつもりにしておりますが、いろんな面で議員として活動する以上は条例や規則、地方自治法をきちっと頭の中に入れて提案もし、反対もし、そして賛成もし、この議場に出るためにぜひ諸君の活躍、そしてこれからの奮起を期待して反対といたします。 ○議長(堤幸彦議員) 次に、賛成討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより発議第1号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 しばらくそのままにしてください。            〔賛成者起立〕 ○議長(堤幸彦議員) ありがとうございました。 起立多数です。よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号平成24年度瀬戸内市一般会計補正予算(第8号)について討論を行います。 議案第56号に反対の討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) 討論なしと認めます。これにて討論を終結いたします。 これより議案第56号を採決いたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) ご異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 議案委員会付託 ○議長(堤幸彦議員) 日程5、議案の委員会付託について。 ただいま議題となっております議案第1号から議案第24号までと、それから議案第37号から議案第55号までの43議案につきましては、既にお手元に配付されております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 以上で本日の日程を終了いたします。 この際、お諮りいたします。 委員会審査等のため、明日3月6日から3月21日までの16日間休会としたいと思います。これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(堤幸彦議員) ご異議なしと認めます。よって、明日から3月21日までの16日間休会することに決しました。 次の本会議は3月22日再来週金曜日午前9時30分に開議しますので、ご参集ください。 本日はこれをもちまして散会といたします。 皆さんお疲れさまでございました。            午後0時23分 散会...