◆
総務産業委員長(川崎輝通君) おはようございます。 それでは、
総務産業委員会の審査結果を御報告申し上げます。 9月13日に本委員会に付託されました議案20件を審査するため、9月15日及び17日に委員会を開催し、説明員の出席を求め、慎重に審査をいたしました。出席委員、欠席委員、説明員は付記のとおりでございます。 審査の結果、議案第82号副市長の定数を定める条例の一部改正は賛成少数で否決、その他の条例改正や特別会計、企業会計に関わる補正予算と決算議案は全会一致または賛成多数で原案のとおり可決並びに認定いたしました。 まず、議案第82号副市長の定数を定める条例の一部改正につきましては、
プロジェクトの推進や
ふるさと納税など、備前市が対応せざるを得ない課題はこれまで以上に多い、副市長の任命は議会の同意も必要であることから、市長が望む体制を構築すべく規定を整備すべきとの意見や、新しい
プロジェクトを次々と展開するために副市長を増やすのではなく、市長が職員と力を合わせて市政を進めれば、行政課題が複雑、多様化しようとも大きな予算を使って2人体制にする必要はないなどの意見が出され、挙手による採決の結果、賛成少数で否決いたしました。 次に、議案第72号令和3年度備前市
土地取得事業特別会計補正予算(第2号)では、要望書が提出されている西片上の
遊技場跡地の取得については、6,000名弱の署名の重みを十分に感じてはいるが、その財源も含めた綿密な検討が必要ではないか、また
駐車場不足は
市民センターに限ったことでなく、
交差点改良を進めるならば
交差点周辺土地の取得を積極的に交渉すべき、また伊部の
備前病院用地についても、国が公立病院の再編、統合を迫る中、新たな施設を考えるべきでなく、今後必要となる
感染症対策は臨時的なほかの場所で対応できるのではないかなどといった意見や、
市民センターの
駐車場用地は施設建設時に確保すべきであったが、その当時はできなかった、せっかく取得できるときが来たのだから取得すべきである、また病院用地は国道2号の
交差点改良にも関係する土地であることから取得すべきといった意見が出され、挙手による採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決いたしました。 それぞれ別紙のとおり少数意見が留保されております。 以上で
総務産業委員会の
委員長報告を終わります。
○議長(守井秀龍君) 委員長の報告が終わりました。 これより委員長に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
委員長報告に対する質疑を終結いたします。 以上で
総務産業委員長の報告を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 次に、委員会において少数意見が留保されておりますので、少数意見の報告を願います。 まず、石原議員の報告を願います。 6番石原議員。 〔6番 石原和人君 登壇〕
◆6番(石原和人君) おはようございます。 それでは、規則規定により、少数意見を御報告いたします。 賛成者は
田口豊作議員でございます。 議案第72号令和3年度備前市
土地取得事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。 意見の要旨。 本案については、次の理由により賛成できない。 提案の3件はいずれも先行取得であることから、購入後の具体的な計画まで明示することは難しくとも、その用途として想定されている事業を所管する担当部署との協議検討が全くもって不十分である。また、
西片上地区の
遊技場跡地については、一等地なればこそ、行政が先行取得に固執すべきなのか、いま一度民間との役割分担を整理し取り組むべきである。
伊部天津神社東側用地については、購入の前にまずは近隣に既存する市有の
伊部つながり西休憩所の利活用促進を図るべきである。 最後に、このたびの提案のように
プロジェクト推進課で主導される形での3件立て続けの土地取得の在り方に大いに危険性を感じるところである。 以上でございます。
○議長(守井秀龍君) 少数意見の報告が終わりました。 これより
少数意見者に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
少数意見者に対する質疑を終結いたします。
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○議長(守井秀龍君) 次に、掛谷議員の報告を願います。 11番掛谷議員。 〔11番 掛谷 繁君 登壇〕
◆11番(掛谷繁君) おはようございます。 少数意見の報告をさせていただきます。 賛成者は土器議員でございます。 議案第82号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について、少数意見を申し上げます。 平成18年の
地方自治法改正により、副市長は市長の
マネジメント機能の強化を目的に、政策、企画を指揮監督するなど権限が強化され、その定数は条例に委ねられました。県内における定数条例を見ても、2人もしくは2人以内とする市は6市あり、人口の多寡にかかわらず、その目的が重要であると理解しております。 今備前市が誰が市長になろうとも、大きく転換を図らねばならない起点に入っていると考えます。今般の議会で示された
プロジェクトをはじめ、
企業版ふるさと納税の推進、
新型コロナウイルス感染症対策など、課題は山積しております。これらの課題にスピード感を持って対応するためにも、内部組織の調整役となる副市長の2人制は備前市に必要であるとの考え方から本案に賛成するものでございます。 以上です。
○議長(守井秀龍君) 少数意見の報告が終わりました。 これより
少数意見者に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
少数意見者に対する質疑を終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 次に、
厚生文教委員長の報告を願います。
中西厚生文教委員長。 〔
厚生文教委員長 中西裕康君 登壇〕
◆
厚生文教委員長(中西裕康君) それでは、私は
厚生文教委員会の審査結果を御報告いたします。 9月13日に本委員会に付託されました議案9件及び請願2件並びに継続審査中の請願1件を審査するため、9月14日と9月16日の2日間、本委員会を開催し、説明員の出席を求め、慎重に審査をしてまいりました。審査月日、出席委員、説明員は付記のとおりであります。 審査の結果、全ての議案を全会一致で原案のとおり可決並びに認定といたしました。 次に、継続審査中の請願第21
号市長選挙の不正を糾す意見書の提出を求める請願については、引き続き調査の必要があると判断したため、継続審査といたしました。 次に、請願第22号備前市
再犯防止推進計画の策定を求める請願については、全会一致で採択といたしました。 次に、請願第23
号地方公務員法第29条第1項第2号に抵触する職務怠慢の備前市職員に懲戒処分を求める請願については、引き続き調査の必要があると判断したため、継続審査といたしました。 以上で
厚生文教委員会の
委員長報告を終わります。
○議長(守井秀龍君) 委員長の報告が終わりました。 これより委員長に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
委員長報告に対する質疑を終結いたします。 以上で
厚生文教委員長の報告を終わります。
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○議長(守井秀龍君) 次に、
予算決算審査委員長の報告を願います。
掛谷予算決算審査委員長。 〔
予算決算審査委員長 掛谷 繁君 登壇〕
◆
予算決算審査委員長(掛谷繁君) それでは、
予算決算審査委員会の審査結果を御報告いたします。 9月13日に本委員会に付託されました議案第70号令和3年度備前市
一般会計補正予算(第4号)、議案第86号令和2年度備前市
一般会計歳入歳出決算の認定について及び議案第102号令和3年度備前市
一般会計補正予算(第5号)を審査するため、9月22日及び9月24日に本委員会を開催し、説明員の出席を求め、慎重に審査いたしました。審査月日、出席委員、説明員は付記のとおりでございます。 まず、議案第70号につきましては、まず
森本委員より、2款総務費、1項
総務管理費、7目支所及び出張所費中、
屋根つき多目的広場(吉永)に関する予算9,800万円を減額、8款土木費、5項
都市計画費、6目公園費、
頭島グラウンドゴルフ場整備事業に関する予算398万2,000円を減額、10款教育費、7項
保健体育費、2目
体育施設費中、
屋根つき多目的広場(片上)に関する予算4,510万円を減額する修正案が提出されました。 次に、橋本委員より、2款総務費、1項
総務管理費、6目企画費中、
高等教育機関等立地可能性調査業務委託料に関する予算800万円を減額、7目支所及び出張所費中、
屋根つき多目的広場(吉永)に関する予算9,800万円を減額、7款商工費、1項商工費、2目
商工振興費中、
地域商品券発行事業に関する予算の一部として4,912万円を減額、3目観光費、
備前焼魅力創造事業委託料に関する予算1,000万円を減額、10款教育費、6項
社会教育費、4目
文化財保護費中、
片上地区だんじり倉庫設置事業に関する予算375万1,000円を減額、10款教育費、7項
保健体育費、2目
体育施設費中、
スケートボード場(
シャワー室等を含む)に関する予算2,805万円を減額及び
屋根つき多目的広場(片上)に関する予算4,510万円を減額する修正案が提出されました。 次に、石原委員より、橋本委員の修正に加え、8款土木費、5項
都市計画費、6目公園費、
頭島グラウンドゴルフ場整備事業に関する予算398万2,000円を減額する修正案が提出されました。 最後に、中西委員より、橋本委員の修正案に加え、10款教育費、6項
社会教育費、1目
社会教育総務費中、
行事企画運営委託料100万円を減額する修正案が提出されました。 採決の結果、別添の橋本委員が提出した修正案が賛成多数で可決され、残る原案については全会一致で可決されました。なお、少数意見が留保されております。 次に、議案第102号については、前述の議案第70号が委員会において修正可決されたことに伴う
別添修正案が橋本委員より提出されました。本修正案は、補正額に係る修正ではなく、計数を整理するためのもので、賛成多数で可決されました。 なお、議案第86号令和2年度備前市
一般会計歳入歳出決算の認定については、閉会中の継続審査といたしました。 以上で
予算決算審査委員会の
委員長報告を終わります。
○議長(守井秀龍君) 委員長の報告が終わりました。 これより委員長に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
委員長報告に対する質疑を終結いたします。 以上で
予算決算審査委員長の報告を終わります。
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○議長(守井秀龍君) 次に、委員会において少数意見が留保されておりますので、少数意見の報告を願います。 4番山本議員。 〔4番 山本 成君 登壇〕
◆4番(山本成君) 9月24日の
予算決算委員会において留保した少数意見を、下記のとおり会議規則第108条第2項の規定により報告します。
予算決算審査委員、山本成。賛成者は、
川崎輝通議員、
土器豊議員、
西上徳一議員です。 議案第70号令和3年度備前市
一般会計補正予算(第4号)。
高等教育機関等立地可能性調査業務委託料、
地域商品券発行事業、
備前焼魅力創造事業委託料、
スケートボード場、
屋根つき多目的広場、
片上地区だんじり倉庫設置事業。全て
市民福祉向上のためにはぜひ必要だと思いますので、原案に賛成です。
○議長(守井秀龍君) 少数意見の報告が終わりました。 これより
少数意見者に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
少数意見者に対する質疑を終結いたします。
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○議長(守井秀龍君) 次に、第3次備前市
総合計画審査特別委員長の報告を願います。 掛谷第3次備前市
総合計画審査特別委員長。 〔第3次備前市
総合計画審査特別委員長 掛谷 繁君 登壇〕
◆第3次備前市
総合計画審査特別委員長(掛谷繁君) それでは、第3次備前市
総合計画審査特別委員会の審査結果の御報告をいたします。 本
特別委員会に付託されました議案第101号第3次備前市総合計画の策定についてを審査するため、9月13日に
特別委員会を開催し、正副委員長の互選、付託議案の審査方法を協議いたしました。正副
委員長互選の結果、委員長に私が、副委員長には
川崎総務産業委員長が就任いたしました。続いて、
総務産業委員会及厚生文教委員会を単位とする分科会を設置して審査することを決定いたしました。 なお、各分科会の正副主査及び
分科会分科員には各委員会の正副委員長及び委員を充てることとし、9月14日及び16日に
厚生文教分科会、15日及び17日に
総務産業分科会を開催して審査が行われました。24日には本
特別委員会を開催し、各
分科会主査からの報告を受け、主査に対する質疑の後、採決を行い、本案を賛成多数で原案のとおり可決いたしました。なお、少数意見が留保されておりますので、御報告いたします。 また、委員からの、市の最上位計画と位置づけられる総合計画を市民に周知するためにも、作成予定の概要版を各世帯に配布すべきではないかとの意見が出されましたので、御紹介をいたします。 以上で第3次備前市
総合計画審査特別委員会の
委員長報告を終わります。ありがとうございました。
○議長(守井秀龍君) 委員長の報告が終わりました。 これより委員長に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
委員長報告に対する質疑を終結いたします。 以上で第3次備前市
総合計画審査特別委員長の報告を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 次に、委員会において少数意見が留保されておりますので、少数意見の報告を願います。 14番中西議員。 〔14番 中西裕康君 登壇〕
◆14番(中西裕康君)
少数意見書。令和3年9月24日。
備前市議会議長、守井秀龍様。第3次備前市
総合計画審査特別委員、中西裕康。賛成者、田口豊作。 9月24日の第3次備前市
総合計画審査特別委員会において留保した少数意見を、下記のとおり会議規則第108条第2項の規定により報告いたします。 議案第101号第3次備前市総合計画の策定について。 意見の要旨。日本国憲法に定める主権在民、基本的人権の保障を基軸に計画を立てるべきと考えることから、本案に賛成することはできません。 以上です。
○議長(守井秀龍君) 少数意見の報告が終わりました。 これより
少数意見者に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、
少数意見者に対する質疑を終結いたします。 以上で
委員長報告を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 日程3、討論・採決を行います。 まず、議案第70号令和3年度備前市
一般会計補正予算(第4号)は討論の通告がありますので、これより討論を行います。 なお、討論の順序は、まず原案にも
委員会修正案にも反対の方、次に
委員会修正案に賛成の方、最後に原案に賛成の方の順に行います。 まず、原案にも
委員会修正案にも反対の方の発言を求めます。 (発言要求者なし) 次に、
委員会修正案に賛成の方の発言を求めます。 2番青山議員。 〔2番 青山孝樹君 登壇〕
◆2番(青山孝樹君) それでは、議案第70号令和3年度備前市
一般会計補正予算(第4号)修正案に賛成の立場で討論をさせていただきます。 まずもって皆さん御承知のように、備前市の財政状況は経常収支比率が97.6%と県内市町村でワーストとなっています。このような財政状況の中で市民の皆様のために職員の皆さんが創意工夫をされて様々な事業を実施していただいていること、御努力に敬意を表したいと思います。 そういう状況下でこのたび多くの新規事業が提案されました。収入増の確固たる見込みもなく、基金を取り崩しながらの事業計画であり、現在取り組んでいる事業やこれから必要になる公共施設再編計画が行えるのか、不安を感じるのは私だけでしょうか。今やるべきことは何か、将来持続可能な方法は何か、いま一度全体像を示し、優先順位をつけて、我々議員ともしっかりとした議論の場を持ち、進めていただきたいと思います。このことを申し上げて本論に入ります。 まず、高等教育機関等立地可能性調査事業委託料800万円でございますが、設置が民営だけでなく備前市立の可能性もあるとの不透明な説明であり、備前市立の看護専門学校経営となると、設備や指導体制、経営面の維持など難しく、将来における市の負担が心配されます。場所についても、旧アルファビゼンの使用も選択肢の一つであるとのこと。旧アルファビゼンは解体撤去すべきと考えます。 次に、吉永グラウンドゴルフ場及び片上ゲートボール場を
屋根つき多目的広場にするための合計1億4,310万円でございますが、高齢者の健康づくりのためのスポーツ広場と子供の遊び場、また災害時の避難所として使用できるなど、実現可能であれば賛同できるところですが、現実的に成り立つでしょうか。グラウンドゴルフ愛好者にお聞きしても、雨天時は休めばいいし、屋根の必要性は感じない、グラウンド状態の維持からして子供の遊び場と共用は難しいとのこと。また、災害時の避難所としては、屋根だけでは雨風がしのげないし、夜間の使用となれば照明設備も必要です。今回計上されている費用以外に必要経費がプラスされ、おまけに各地に12か所整備すると明言されており、この先10億円近くの出費が予測されます。 同じく浜山運動公園の通称ちびっこ広場内にシャワー室、更衣室を備えた
スケートボード場を2,805万円かけて整備する案です。オリンピックでの若年層の活躍でスケートボード人気が盛り上がり、これを機に若者のスポーツ実施促進のための環境整備ができることには大いに賛同します。しかしながら、子供広場として子育ての親子が自由に遊べる芝生広場を潰してまで果たしてこの場所に造ることが適当なのか、シャワー室や更衣室の管理はどうするのか、駐車場の問題はどうするのかなど、地元住民や運動公園の利用者などとの十分な理解が得られているように思えません。
屋根つき多目的広場と同様に、利用者、地区住民、備前市スポーツ協会、スポーツ指導員など様々な関係者の意見を聴取し、管理やランニングコストも考え、備前市のスポーツ全体の普及、発展の下に設置場所や利用方法を講じていただきたいと思います。 次に、
地域商品券発行事業の1億1,536万円から4,912万円を減額する修正案です。原案では、コロナウイルス感染症拡大によりダメージを受けた消費者を支援するとともに、マイナンバーカードの普及促進を目的に行う事業とされています。全てを否定するものではありませんが、既にマイナンバーカード発行済みの人は除き、住民税非課税世帯や新規マイナンバーカード取得者に限定するなど、ある程度制限を加え、一般財源から6,760万円の持ち出しを抑える努力が必要かと考えます。 さらに、
備前焼魅力創造事業委託料1,000万円については、備前焼陶友会へ事前の調整ができていないとお聞きしました。多額の費用でコンサルタントに頼むより、若手作家やまちづくり会議、さらには備前緑陽高校の生徒や中学生のアイデアを募るなどし、若者や市民参加で企画された提案に支援をする方法もあるのではないでしょうか。
片上地区だんじり倉庫設置事業375万円。これは設計委託料であり、さらに建築工事費が4,000万円から5,000万円ほどかかり、市の文化財であっても、費用の半分は市からの補助ですが、残りの半分は地元出費だそうです。だんじりがまだ文化財に指定されておらず、他地域にある文化財指定の文化資源とのバランスを考え、文化財指定になった後、国の文化庁や県の補助金などを財源に事業化すべきではないでしょうか。 いずれにしても、さきに述べましたとおり、庁舎内、関係団体、市民や議員との十分な対話や連携が取られておらず、備前市の置かれた厳しい財政需要の点からも、今やるべきことは何かを熟慮していただきたいという思いで議案第70号令和3年度備前市
一般会計補正予算(第4号)修正案に賛同させていただきます。議員の皆様には御賛同賜りますよう何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) 次に、原案に賛成の方の発言を求めます。 13番川崎議員。 〔13番 川崎輝通君 登壇〕
◆13番(川崎輝通君) それでは、議案第70号令和3年度備前市
一般会計補正予算(第4号)について、原案に賛成の立場で討論に参加します。 修正案3人、原案賛成の方3人。一番バッターで、3人おられますので任務分担して、それぞれ主要な争点となっとる点についてに賛成の立場から賛成討論をさせていただきます。 私は、まず地元のスケボーの会場造り、コート場を造るということです。それから、今わんぱく丸は小さな子供たちがジャングルジム的な要素として長いこと使ってこられました。しかし、木造であるために非常に危ないと。木が腐って突き刺すとかいろいろ危険があるそうで、今使用禁止のような状態ですので、やはりこれは潰して、遊戯場というんですか、新しくジャングルジムを造るという今補正が出ております。 まず、その点についてでありますが、私もスケボーというのは、交通量の少ない道路で子供たちが、中学生、高校生中心ですが、20人ばかりが浜山地区でも日々練習しているのをよく見かけました。やはり道路ですので危険が伴うということに警察に注意されたりして、安全な広場でやるようにというような指導もあったようであります。この予算というのは、専門家から聞きますと、4段階ぐらいあって、最も初期の、本当に滑るか滑れないかといった子供たちが平面と同時に緩い斜めのスケボーの会場をやるということで、非常に簡単ですが、オリンピックでも日本人が金メダルを取るような、改めてスケボーの子供たちの人気を持っているということを再認識し、また世界的にも結構オリンピック競技になるということは普及しているということを確認しております。そういう立場で言うなら、やはり安全に子供たちが練習するというのは非常にいいことではないでしょうか。 先ほど修正案賛成の方は、財政問題が出ておりました。確かに今厳しくなっております。私自身も全戸配布でビラを出しました。高過ぎる公共事業と。前市政は4年間で100億円以上もの公共事業をやりました。私も基本的には賛成しました。必要な公共事業なら必要ですから賛成です。しかし、単価が高いんじゃないんか。もう少し節約すれば、この人口が減る、財政規模が小さい備前市、もう少し財政面でも節約を中心にやれば、健全な財政に向かって少しでも努力できるんじゃないんかという意味での私は市民に訴えをさせていただきました。 具体的な例として、スポーツ関係で言えば前市政時代に久々井の陸上競技場、そして日生地区浜山の野球場など改修工事が行われました。たしか2億円前後使われたと思います。青少年の野球だとかサッカー、陸上、そういう施設の改善も必要です。しかし、そういった高度なスポーツではなく、子供たちが、小っちゃな子供たちがよちよち歩きしながら運動機能を高める。そして、気晴らしをする。ゲームばっかり家に籠もるようなことでは駄目だと思います。同時に、スケボーは、これからやはり若者がそういうスポーツまでは、野球とかサッカーとかやらないけれども、少し自分なりに運動神経なり肉体を鍛えるというんですか、そういった意味でスケボーも必要なんだろうと思います。現実にやっている子供がいるんですから、そういう子供たちの要望に応える市政であるからこそ、教育のまち備前というスローガンが生きてくるんではないかというふうに考えております。そういった意味でぜひ必要だと思います。 もう一つは、吉永とこの片上地区へのドームです。ドームといってもテントで、骨組みは鉄骨ですが、テントで簡易なドームを造る、雨を避ける、日差しを避けるということです。これは多目的広場として単にグラウンドゴルフをやるだけではなく、小っちゃな子供たちが雨の日なんかでも少し気分転換にそこでお散歩するというんか、ボール蹴りをするとか、また高齢者の方が気分転換の散歩をすると。そういうことにも使っていただけるんじゃないんか。そして、災害時にはやはり緊急避難場所。炊き出しなどに非常に有効な、そういったドームというのは必要になると思います。30年以内に東南海地震、そういうことであれば、中四国は最も地震が少ないところですが、どんな被害が出るか分かりません。そういった野外があれば、野外で緊急避難するところがあれば、非常に市民の皆さんに安心していただける。そしてまた、緊急避難物資的なもの、炊き出しなどそういったものが非常にやりやすいんじゃないんか。そういった意味でも必要だと思いますし、財政が許す限り、安い単価でより多くそういった公共施設を各地域に造る必要性というのは非常に私は大事だと思います。 無駄遣いするんではなく、より安く市民に提供する。そういった意味でもスケボーも子供たちの遊戯場も非常に有効な、子育て世代にとって備前市というのは非常に子育てしやすい、スポーツ施設も充実した、そう言っていただけるような備前市を目指すべき。そのためにこの予算はぜひ必要だと思います。御賛同よろしくお願いします。 以上です。
○議長(守井秀龍君) 次に、
委員会修正案に賛成の方の発言を求めます。 9番星野議員。 〔9番 星野和也君 登壇〕
◆9番(星野和也君) それでは、議案第70号備前市
一般会計補正予算(第4号)の
委員会修正案に賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、高等教育機関等立地可能性業務委託料ですが、若者を呼び込む目的を否定するものではありません。その選択肢には市立での運営や候補地に旧アルファビゼンも含まれている以上、同意するわけにはいきません。 次に、
屋根つき多目的広場ですが、前議会でその必要性、妥当性、計画性の欠如を指摘された案件が、吉永においてはスケールアップし、即座に再提案されており、それを認めることはできません。 次に、
スケートボード場整備ですが、オリンピックで脚光を浴びたスポーツに着目し、機を捉えた環境整備を全否定するものではありません。しかし、ちびっこ広場の一角を潰してまで整備することは理解できず、設置場所や規模、形態の検討が不十分であると言わざるを得ず、そのようなものを認めるわけにはいきません。 次に、
地域商品券発行事業ですが、事業の目的であるマイナンバーカードの普及促進、事業者支援などは理解できないわけではありませんが、既に取得された全ての方にまで遡っての一律5,000円の商品券配布には疑念が大きく、制度の再構築を願います。 次に、
備前焼魅力創造事業委託料ですが、備前市が誇る伝統産業であり、ましてや日本遺産にも認定されており、その後押しを否定するものではありませんが、事業の目的達成には当該団体や作家も巻き込み、その目的や意義を共有し、大いに協力を求める形でスタートすべきであり、行政が当事者抜きで進めようとしていることは看過できるものではありません。しっかりとタッグを組み、備前焼の振興を進めていくべきです。 次に、
片上地区だんじり倉庫設置事業ですが、地域からの要望も出されているようですが、貴重な民俗資料だろうと、市の文化財指定もなされていない有形物の保管庫を
文化財保護費から支出することは許されるものではありません。仮に有形文化財に指定されている市の有形文化財であっても、市の補助率は2分の1と決まっており、市の文化財保護の根幹を揺るがしかねない予算案であり、認めることはできません。 以上のことより修正案に賛成させていただきます。御賛同のほどよろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) 次に、原案に賛成の方の発言を求めます。 4番山本議員。 〔4番 山本 成君 登壇〕
◆4番(山本成君) 議案第70号令和3年度備前市
一般会計補正予算(第4号)に原案に賛成の立場で述べさせていただきます。
高等教育機関等立地可能性調査業務委託料ですが、この事業は教育及び雇用に直結しています。10年先には多くの職種がAI、人工知能に取って代わられると言われている中、医療福祉系は現在も人手不足ですし、今後高齢者の人口も増加するため、医療福祉系の人材を育成するためにも必要です。まして今回の委託料は、他市における設置事例の状況、効果、課題の分析、市内中高生の意向調査と受入れニーズ等マーケット調査等です。市立か私立か、学校の形態やアルファビゼン跡地を含む適正な立地など、幅広く調査検討を行うものであるのです。未来に希望の持てるまちづくりを進めていく上で、私は備前市に医療・福祉系の高等教育機関等の設置に伴う調査はぜひ必要だと思いますので、原案に賛成です。 続きまして、
備前焼魅力創造事業委託料ですが、本事業は長引く備前焼の誘客、販売の低迷を打開するため、また国内外に付加価値の高い伝統工芸品として位置づけること、さらには日本遺産としての地位を堅持するため、既存の備前焼ブランドをブラッシュアップし、若者向けに魅力のある発信、国内外の観光客確保や新たな顧客開拓を行うことのできる事業、企画、備前焼の振興に合致した専門的知見から情報発信事業で官公庁とも連動している事業で、どのようなものになるのか興味深いもので、ぜひ実施していただきたいと思います。 参考ですが、プロサッカー選手であった中田英寿氏が携わる
プロジェクトでNIHONMONOという
プロジェクトがあります。これは、中田氏が現役引退後の旅の中で伝統工芸や文化の魅力を肌で感じたと同時に、その伝統文化産業の情報発信が十分ではない現状を目の当たりにしたことで始まりました。地方公共団体や地方自治体のPRにおいても、PR会社という外部の視点でその地域を分析すると、観光資源の新たな側面を発掘することが多々あります。 以上のことを踏まえ、ある程度行政主体でプランをつくり、備前焼陶友会や備前焼関係者と協議を行いながら実施すべきだと思います。御賛同のほどよろしくお願いします。 以上です。
○議長(守井秀龍君) 次に、
委員会修正案に賛成の方の発言を求めます。 14番中西議員。 〔14番 中西裕康君 登壇〕
◆14番(中西裕康君) それでは、私は、議案第70号令和3年度備前市
一般会計補正予算委員会修正案に賛成の立場から討論を行います。 まず最初に、コロナ禍の中で辛抱強く耐え、日常生活を過ごしておられる市民の皆さんに、私は心よりのエールをお送りしたいと思います。 さて、市政の予算は常に市民に寄り添い、励まし、支え、希望のともしびを常に掲げ続けることが大切だと思っています。同時に、税金を投入する以上、公平を担保し、政策の決定過程の透明性、妥当性について説明責任があります。また、その政策の効果は地方自治法第2条14項に定める「地方公共団体は、その事務を処理するに当つては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」と定めています。私はこの視点から、今議会に付議されています令和3年度備前市
一般会計補正予算委員会修正案に賛成するものであります。 以下、3項目について意見を申し上げたいと思います。 第一に、総務費、
総務管理費、企画費、委託料800万円の専門学校立地等の可能性調査費。新規事業の概要書によれば、医療福祉系専門学校を念頭に、設立について幅広く検討を行うとされています。しかし、これまで市長は、アルファビゼンでの看護師、保育士、介護福祉士の市立の専門学校を唱えてこられました。 まず第一に、医療か福祉では大きく異なるものであります。劣悪な介護保険の現場では介護福祉士の待遇は極めて悪く、待遇改善は当然必要ですが、現時点では全国的に学科の廃止、定員の削減が続いている状況であります。保育士にとっては、幼保一体化の中で保育士と幼稚園教諭の両方の資格が必要となっています。専門学校では、文科省の認定校資格が必要となります。看護師では、国家試験100%の合格率を目指さなければ学校の存続はできません。スタッフ、実習先の確保など、ハードルは高いものと言われます。第二に、市立専門学校ですが、スタッフが公務員となれば、相当の持ち出しは覚悟をしなければなりません。公立の学校経営は全国的に苦しく、慎重に考えるべきであります。第三に、アルファビゼンを使用することは、老朽化や駐車場等、困難ではないでしょうか。 いずれにしても市立の医療・福祉専門学校をアルファビゼンで行うことを委託事業として出す前に、市内部での深い検討と方向性を定めることが私は必要だと考えています。 第三に、商工費、商工費、
商工振興費、委託料、マイナンバーカード普及促進を目的とした
地域商品券発行事業に関わる経費9,912万円を5,000万円に減額すること。細部説明書によれば、マイナンバーカード普及促進を目的とした
地域商品券発行事業となっています。普及促進を目的としながら、過去にカードを取得した方、国のマイナポイントを取得した方も対象としていることが委員会審議で明らかとなりました。景気対策でなく、カードの普及促進が明らかであります。過去に取得した方に及ぶことはどのような理由があるのでしょうか。国の
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金4,776万1,000円に対し、備前市の持ち出しは6,760万円と法外であり、ここは今後カード取得者、そして昨年の住民税非課税世帯を対象とするなど、制度の再構築を行うこと、また予算の中での執行を望むものであります。 第五に、教育費、
社会教育費、
文化財保護費、委託料358万6,000円、片上地区だんじりを民俗資料として展示、収納する倉庫の新設測量設計費であります。 第一に、
文化財保護費での計上でありますが、収納するものは文化財ではないことが委員会審議で明らかとなりました。第二に、収納物の中には文化財としての価値も高く、県の文化財指定となる可能性が大きいことも委員会審議の中で明らかになりました。県の文化財指定となれば、国、県からの補助も受けられ、委員会審議の中で明らかになりました建設費4,000万円から5,000万円とすれば、補助金もこの備前市の財政難のときを考えれば大きいと言わなければなりません。同時に、このことを見過ごしするとなれば、住民監査請求が起こっても私は不思議ではないというふうに思っています。第四に、なぜ国の文化財指定の調査申請を行っていないのか。慎重な備前市の行政運営に当たられました皆さん、本当に私は不思議でなりません。最後に、文化財指定の調査申請を行って、県にきちんとした手続を行い、片上地区、いや、備前市の大きな財産となるべき収納庫を造っていただくよう市長に強くお願い申し上げたいと思います。 今補正予算の審査に当たり、一言申し上げたいと思います。 全体の中でグレーな部分があるように思われます。今後の予算執行を見ながら、議会がきちんと監視をしていく必要があるように思われます。天網恢々疎にして漏らさず。私は、
委員会修正案の立場から賛成の討論とさせていただきたいと思います。御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(守井秀龍君) 次に、原案に賛成の方の発言を求めます。 7番西上議員。 〔7番 西上徳一君 登壇〕
◆7番(西上徳一君) 議案第70号令和3年度備前市
一般会計補正予算(第4号)、原案に賛成の立場から討論いたします。 まず、
地域商品券発行事業について。 3月12日の神戸新聞によりますと、兵庫県加美町が、マイナンバーカードを1月末までに取得、申請した住民を対象に5,000円分の商品券を配る方針を決めたことが11日分かりました。2月から新規申請者に同額分の商品券を配布していますが、既に取得、申請していた住民から公平性に欠けるなどの声が上がっていました。ちなみに5月末までには申請済みまたは申請中の合計が7割近くなっています。このように新規対象者の方のみ商品券を配ると、既取得者から公正公平性に欠けると抗議されます。 また、和気町では、
新型コロナウイルス感染症対策として商品券6,000円分を3,000円で発行する事業を行います。備前市でも再度このような事業が必要とされております。マイナンバーカードの事業推進と併せて実施すれば一石二鳥であります。的を射た事業であると思います。 原案どおり既取得者及び新規取得者を対象に1人当たり5,000円分の地域商品券を発行し、新型コロナウイルス感染症拡大でダメージを受けた消費者と市内事業者の売上拡大及び市民の消費喚起を図り、マイナンバーカード取得拡大のこの事業は大変意義ある事業です。 次に、片上地区だんじり倉庫事業についてであります。役務費、だんじり倉庫設計審査手数料、確認審査手数料16万5,000円、委託料、だんじり倉庫設計委託料358万6,000円を計上するものであります。 西片上の鎮守、宇佐八幡宮は足利尊氏勧請の故事来歴を持つ古社で、祭神に神功皇后、応神天皇、比売神を祭っております。17世紀に始まった片上宇佐八幡宮の御神幸には町内各地からだんじり、チョイヤサ、御座船などが繰り出されております。片上が栄えた文政、1818年から1830年頃建造されたといいます。10万石の大名と同じ格式を誇った祭典の主役ですが、色彩がすっかり剥落し、老残をさらしています。文化財として価値を調査し、市指定文化財としてふさわしいこととなると思います。保管庫の設計調査してください。建設については、その後検討すればいいと思います。 以上、御賛同のほどよろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) 討論を終結いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第70号を採決いたします。 なお、採決につきましては、まず
委員会修正案について採決を行い、その修正案が可決された場合は続いて修正部分を除く残りの原案について採決を行います。
委員会修正案が否決された場合は、原案について採決を行います。 いま一度申し上げます。 採決につきましては、まず
委員会修正案について採決を行い、その修正案が可決された場合は続いて修正部分を除く残りの原案について採決を行います。
委員会修正案が否決された場合は、原案について採決を行います。 それではまず、
委員会修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、
委員会修正案は可決されました。 続いて、ただいま修正可決した部分を除く残りの原案について採決いたします。 修正部分を除くその他の部分については原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、修正部分を除くその他の部分については原案のとおり可決されました。 会議中途ですが、コロナ感染防止対策上、この際暫時休憩いたします。 午前10時40分 休憩 午前10時55分 再開
○議長(守井秀龍君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第71号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第72号令和3年度備前市
土地取得事業特別会計補正予算(第2号)については討論の通告がありますので、これより討論を行います。 まず、原案に賛成の方の発言を許可します。 10番尾川議員。 〔10番 尾川直行君 登壇〕
◆10番(尾川直行君) 議案第72号令和3年度備前市
土地取得事業特別会計補正予算(第2号)について、賛成の立場より述べさせていただきます。 本議案は、1、西片上の
遊技場跡地約4,500平方メートルを
市民センターや図書館の
駐車場用地、市道改良用地、サイクリングターミナル設置、市民駐車場など多目的に活用、2、伊部地区備前病院前用地1,050平方メートル、コロナ
感染症対策等の目的に活用、3、
伊部天津神社東側用地約702平方メートル、文化交流、備前焼の里の魅力発信、観光拠点用地として活用に先行投資するものです。 1の西片上の
遊技場跡地について申し述べます。
遊技場跡地購入の要望書が備前市のまちづくり、地域の活性化の願いを込め、短期間に5,868名もの署名が提出されています。また、片上まちづくり会議から片鉄ロマン街道活用整備による要望書が地域の強い要望として提出されています。 当該土地は、昭和35年、1960年、今から61年前に記録的映画「煤煙よ!さようなら」という題名で映画化されたことを思い起こします。この土地は耐火れんが製造工場が存在し、操業の際炊く石炭のばい煙が黒いぼたん雪のように降り、付近の住民は長い間困り抜いていました。今から思えば、太平洋戦争の敗戦後、国民が寝食を忘れて働き、経済復興を果たした礎の一つでありました。 昭和56年、1981年、市制10周年記念事業として隣地の片上警察署跡地に
市民センターが建設されました。その後車社会となり、駐車場が不足し、市民をはじめ多くの利用者に御不便をおかけし、周辺とのトラブルも発生し、長い間町と車の接点である駐車場の整備が求められてきました。 この土地は耐火れんが製造工場が操業し、その後遊技場としてその役割を果たしてきましたが、経年によりその役割も変化しました。皆さん御承知のことですが、片鉄ロマン街道の始点は、始まりは片上小学校北、新幹線高架下です。本来であれば片上駅跡地が始点であるべきです。しかしながら、諸事情で現状の姿となっています。要望書にありますが、
遊技場跡地を始点として広域に利用されるとともに、岡山県の推奨ルートである日生への結節点としても利用を願うところであります。自転車は観光面で大きな潜在力を持っています。これからサイクルツーリングは一層拡大していきます。世界に誇るサイクリングルートとして国土交通省の指定するナショナルサイクルルートを目指すべきです。
遊技場跡地の取得は、長い間待ち続け、ようやくチャンスが訪れたと言えます。備前市の未来のため、若い人たちにすばらしい環境を整える好機と捉え、備前市の中心の
市民センター、図書館等の駐車場、そしてサイクリングセンター等多目的な施設として整備し、市民が集い、交流人口、関係人口の増加、芸術文化の振興、そして健康づくり推進につながり、魅力あふれるまちづくりのため取得すべきと考えます。御賛同をお願いします。 以上で賛成討論とさせていただきます。
○議長(守井秀龍君) 次に、原案に反対の方の発言を求めます。 8番立川議員。 〔8番 立川 茂君 登壇〕
◆8番(立川茂君) 失礼をいたします。 それでは、議案第72号令和3年度備前市
土地取得事業特別会計補正予算(第2号)原案反対の立場で討論に参加をさせていただきます。 当議案では用地取得事業費1億9,606万円の計上がされております。内訳として、
西片上地区の
遊技場跡地、面積4,502.22平米、1億3,500万円。対路線価で見てみますと、平米当たり6,000円ほど高いようです。伊部地区の備前病院前用地、面積1,050平米、4,500万円。これも路線価に対しまして平米で1万8,500円ほど高くなっております。
伊部天津神社東側用地、面積702.47平米、1,600万円であります。 まず、
遊技場跡地の購入につきましては、6月議会で削除された案件で、5,868名の署名者による要望書を受けての再提案となっております。市内の一等地であり、
市民センターの駐車場として活用とにぎわいの創生に必要であるとの思いを受け止めたところであります。署名活動に御尽力いただきましたこと、また日頃より備前市政に関心と応援をいただいておりますことに感謝とお礼を申し上げる次第であります。私も、個人的には
駐車場用地はあるにこしたことはないと思います。購入のチャンスであることは否めませんが、現状の備前市の財政状況の厳しいことは、熱い思いをお持ちの皆様には御理解いただけるのではないかと信じております。 そうした中ではありますが、備前
市民センターも雨漏りや老朽化には大変苦慮しております。ホール788席も満席となることは少なく、通常は荷造りテープで客席制限を行い利用している現状には寂しさを覚えております。時代のニーズにも合わなくなってきている感があるようです。ホールの規模、立地の条件、財源等を研究し、移転を含め改修計画が検討されるときではないでしょうか。 当該地を市民サービスに利活用するのか、民間活力を利用することでにぎわいを創生するのかを検討するとき、残念ながら先行取得するタイミングにないと判断せざるを得ません。 次に、伊部地区の備前病院前用地取得ですが、発熱外来や
感染症対策用地としての購入との説明でありますが、2号線に接面してはおりますが、備前病院との動線も良好とは言い難く、医療用での使用には少し不向きであると思われます。また、病院事業現場レベルでの調整も不足しているのではと不安に思うところで、検討不足が否めないと思っております。 最後に、
伊部天津神社東側用地につきましては、文化交流の拠点、観光拠点としての購入案件ですが、先ほどもございました、伊部地内には
伊部つながり西休憩所が数年前に備前焼の魅力発信と交流をテーマに設置をされております。現状を見てみますと、電源の入っていないパソコン、放映されていない大型液晶パネル、Wi-Fiの設置もあり充実はしておりますが、利活用状況は低調のようです。今すぐにでもまちかど図書館や観光情報発信基地として活用できる施設がありながら、なぜ活用されないでしょうか。甚だ疑問であります。まず、この施設の活用が優先されるべきであり、新規物件購入は早計と判断せざるを得ません。 今般の土地取得事業の提案につきまして、とにかく先行取得の観点から計画をされたものと聞いております。備前市の中期財政計画を見ると、令和3年度経常収支比率は100%と推計されている現状で、固定資産税等の減少や税優遇のある行政の土地購入は全く真逆の施策であり、本来は民間活用の導入を強力に推進すべきではないでしょうか。ちょうどバブル期の不動産業者が先行取得を旗印に不動産を買いあさっていた状況を知る年代として、そしてその終着点での財政破綻等悲惨な状況を知る者としては、本案の3事業に係る先行取得に特に危惧をいたしております。願わくば次代に堅実な備前市を残せるような施策を期待し、今般の土地取得事業の反対討論とさせていただきます。皆様の御賛同をお願いする次第であります。終わります。
○議長(守井秀龍君) 次に、原案に賛成の方の発言を許可します。 11番掛谷議員。 〔11番 掛谷 繁君 登壇〕
◆11番(掛谷繁君) 議案第72号令和3年度備前市
土地取得事業特別会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 この議案は、同僚議員も言っていましたが、土地取得特別会計より
西片上地区の遊技場、パチンコクラウン跡地と伊部地区の備前病院前及び
伊部天津神社東側用地についての土地の先行取得をする議案であります。 私は、この議案に対して3つの観点から考えてみました。1番目、目的の明確化、2番目、取得する必要が高いか低いか、3番目、取得のタイミングについての物差しであります。 1つ目の遊技場、パチンコクラウン跡地については、
市民センター及び図書館の
駐車場不足の補完用地、また市道改良用地、サイクリングターミナル設置用地、市民駐車場などが考えられております。長年の懸案である
市民センターの駐車不足には困っておりました。めぐりめぐってようやく取得ができるタイミングが来ました。備前市庁舎建設時にも、イの一番駐車場の確保が重要課題でありました。
市民センターは、大きなイベントがあるときは企業さんの駐車場をお借りしないと開催できないことが継続しております。少しの大きな催物があるときにも駐車ができるのだろうか、どこに止めればよいのか、市民は困惑しながら今日までに至っております。このような状況から、短期間にもかかわらず5,868人の方々から8月24日、ぜひともこのパチンコ跡地取得をしてほしいとの署名簿が市長に提出されております。私は、民間へ流れていくことを非常に懸念いたします。今しかない絶好のときを強く議員各位にも申し上げたい。ぜひとも賛同お願いを申し上げます。 2つ目の伊部地区の備前病院前の土地の取得については、
新型コロナウイルス感染症対策で発熱外来及びPCR検査等
感染症対策や今後起こり得る新たな感染症に対応するためや道路用地としての活用をしたいとの説明がございました。目的や取得性も高いと考えます。ここが空き地に今なっておりまして、売りに出ているタイミングであるところから、絶好のチャンスと考えております。 3つ目の
伊部天津神社東側用地については、目的と取得タイミングには問題はないと考えておりますが、まちじゅうどこでも図書館構想として必要性が高いのか低いのかについて、私は当初困惑がありました。松畑教育長が
厚生文教委員会でまちじゅうどこでも図書館の構想を打ち出され、具体的な図書館ピラミッド構想内容として、町中どこでも本を読める状況をつくりたい、その第一歩としてこの場所にもとの思いをお聞かせいただきました。この土地に入っていることも明言されたことから、必要性の優先順位を上げました。 したがって、この3つの土地取得事業については目的、必要性、タイミング、全てそろっており、土地取得すべきであると判断し、原案に賛成いたします。 なお、予算については、相手方との交渉で安く購入できるようしっかりと努力をしていただきたいことを申し添えます。よろしく御賛同のほう方、よろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(守井秀龍君) 次に、原案に反対の方の発言を求めます。 6番石原議員。 〔6番 石原和人君 登壇〕
◆6番(石原和人君) それでは、原案に反対の立場で討論を行います。 討論も4人目となり、重複する部分もありましょうが、よろしくお願いいたします。 このたびの提案は、再提案も含め計3か所の土地を購入するための費用が計上されたものであります。中でも西片上の土地取得に関しましては、8月4日付で当該土地にサイクリングターミナル新設等を求める要望書が、また8月24日付で当該土地購入を求め5,868名の署名が添えられた要望書が備前市議会宛てに届いております。そのような方々の暑い要望を真摯に受け止めさせていただいた上で、議員としての考えを述べさせていただきます。 このたび提案のそれぞれの土地についてのその主な用途、目的については、先ほど尾川議員が詳しく申し述べられました。
伊部天津神社東側用地については、会期途中、13日の質疑の答弁でまちじゅう図書館として活用というのが付け加えられたところでございます。 まずもって指摘したいのは、一般質問や委員会審査を通して明らかとなった、先述のあらゆる用途の分野を担当する部署との間で土地取得の必要性や将来像などの協議検討が全くもって不十分な点であります。これが民間企業であれば、土地の購入などは恐らくトップの決断や上層部の判断で進められるんでしょうが、ここはあくまで行政であります。そして、市長は度々縦割り組織に横串を刺すとおっしゃいます。8月1日にスタートしたばかりの新体制ではありますが、このたびの3件の土地取得はまさに縦割りを象徴したような提案であると捉えています。 例えば備前病院前用地については病院当局との間で、また天津神社東側用地については教育委員会や文化観光課、備前焼振興課等との間で、現状分析や今後の展望について十分な検討がなされた上で判断されるべきものと考えます。 特に西片上の
遊技場跡地ではその用途の一つとしてサイクリングターミナル新設が上げられていますが、今年3月に策定されたばかりの市の公共施設個別施設計画の中で、現在のサイクリングターミナルは今後10年間の方針として存続するとされています。この計画を統括する契約管財課や現在施設を所管している市民協働課とはどのような検討がなされ計画変更にかじが切られたのか、全く説明はございませんでした。また、現在の
市民センターや図書館についても、今年3月末に絞り込まれた既存施設を改修するとされる方針を継承するのであれば駐車場の補完も考えられるのかも分かりませんが、その方針は振出しに戻されるわけですから、ここはまずそれら施設のグランドデザインを描くべきと考えます。また、
駐車場不足の現状、判断材料として、閉会中の委員会に執行部に対し通常の利用状況をお示しいただきたい旨お願いをいたしましたが、そちらの提示もございませんでした。 最後に、土地の先行取得においては、単に一等地で有益地ともなり得るとの判断や地権者が売却の意思をお持ちであることなどの理由から慌てて公有地拡大に進むのではなく、いま一度立ち止まり、焦ることなく市長や副市長のお力でぜひとも組織の間に太い横串を刺していただきたいと心から願っております。厳しい財政状況の中で市としての土地取得はどうあるべきなのか。民間活力の導入や公共施設に関する計画との整合性も図られた上で検討されなければならないと考え、ここでの3件の土地取得に反対とさせていただきます。議員各位の御賛同、何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) 討論を終結いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第72号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって、議案第72号は否決されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第73号から議案第81号までの9件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第73号から議案第81号までの9件はいずれも原案のとおり可決されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第82号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定については討論の通告がありますので、これより討論を行います。 まず、原案に反対の方の発言を許可します。 1番藪内議員。 〔1番 藪内 靖君 登壇〕
◆1番(藪内靖君) それでは、議案第82号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論をさせていただきます。 具体的には副市長の定数を1人から2人以内に改めようとするものでありますが、本当に今決める必要があるのでしょうか。本案はさきの5月臨時会において賛成、反対2名ずつの討論で議論を尽くした上に否決されたものと記憶しております。 人口減少、
新型コロナウイルス感染症対策や想定を超える災害など、ますます多様化、複雑化する行政需要に対応するため、今後の備えとして行政運営に関わるトップマネジメントの一層の強化を図ることを目的とするとありますが、それらは副市長を2人置かないと不可能なことであったり、その逆、2人置くことで全てがクリアとなるものなのでしょうか。また、杉浦副市長におかれましては、就任後3か月も経過しておらず、こういったことを検討したり判断することは性急過ぎるのではないでしょうか。行政が多様化、複雑化すると言われますが、これらは全国の自治体共通の問題、課題であり、備前市に限ったことではないと考えます。コロナ禍において今まで経験したことのない対応を迫られ、ストレスは頂点に達しているであろうと心配しております。子供たち、お年寄り、現役世代、全ての市民も頑張っておられます。優秀な職員方々、市長、副市長、教育長の三役が一つとなってこれに当たられたなら解決できるのではないでしょうか。私はそう信じております。 本日、9月28日現在、岡山県下で副市長を2人置いているのは岡山市と倉敷市の2市だけであります。これら2市は人口、面積などどれ一つを取りましても備前市をはじめ他市町村とは規模が違い過ぎ、比較対象とはなりません。各市町村が抱える問題は様々であり一概には言えないことを考慮いたしましても、同様に扱うには無理があるのではないかと考えます。 以上の理由から、副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について否決するとの
委員長報告に賛成の立場で討論させていただきました。 以上でございます。御賛同のほどよろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) 次に、原案に賛成の方の発言を求めます。 12番土器議員。 〔12番 土器 豊君 登壇〕
◆12番(土器豊君) それでは、議案第82号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 本案は、ますます複雑化、多様化する行政需要に迅速かつ的確に対応するため、トップマネジメントの一層の強化を図ることを目的に提案されています。 新型コロナウイルスや人口減少の問題など、今大きく時代が変化しようとしています。そして、総務省の
ふるさと納税制度、個人版や企業版。地方にとって力量が問われる時代となっています。多忙な市長に代わり、企業訪問など対外的に精力的に活動を行わなければなりません。一方、市長部局内においても内政に関する様々な課題に対応しなければなりません。市長を補佐し、内外とも重なる問題に市長、副市長2人で対応することこそが備前市の発展に寄与することと思います。
ふるさと納税30億円に挑戦する市長をサポートすることも重要であり、これらのことにより夢を実現させることが政治の原点であると思います。ぜひとも実施すべきであります。皆様方の賛同をよろしくお願いします。
○議長(守井秀龍君) 次に、原案に反対の方の発言を許可します。 3番田口議員。 〔3番 田口豊作君 登壇〕
◆3番(田口豊作君) それでは、議案第82号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について、原案に反対、
委員長報告に賛成の立場から討論を行います。 市長は施政方針でも触れておられますが、財政については県内ワーストであると述べられています。このような中で市長職に次ぐ給与所得の副市長を2名にするのはいかがなものかと思います。私は、月70万円以上もの財源があるならば、懸案である保育士さんの確保や処遇改善に充てていただきたいと考えます。待機児童の解消を図ることは若者世代の定住にもつながる、こういうように委員会の中でも述べられております。 現執行部は、教育長も経験豊かな方であります。副市長もNHKに在籍されておられた方で、知識豊富な方と存じ上げております。この備前市のかじ取りは、市長さんを含め3人で十分進められる陣容だと思っております。船頭が多ければいいとは思えません。まず、市の職員の方々がしっかりと職務に専念できる環境を整えていただく。そして、しっかりとコミュニケーションが取れる体制を構築していただくことが、これが執行部、職員、全庁一丸となって進んでいける道だと思っております。 これをもって原案に反対の討論とさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(守井秀龍君) 次に、原案に賛成の方の発言を求めます。 7番西上議員。 〔7番 西上徳一君 登壇〕
◆7番(西上徳一君) 議案第82号備前市副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場から討論いたします。 今備前市においては、さらなる行財政改革、子育て支援策、少子・高齢化及び人口減少問題対策、また2つの日本遺産を活用した交流人口増加に向けた観光施策、中央図書館建設、新型コロナウイルス感染症による新しい生活様式への大転換等、持続可能な備前市であるための大きな時代の変わり目に来ております。市長の業務は多忙であり、このような状況の中で備前市も副市長2人制として可及的速やかに行政運営体制を構築し、内外の課題を市長に代わり取り組むためにも必要があります。攻めと守りの市長補佐役を配し、この難局を乗り切るため、この副市長の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定は賛成であります。御賛同のほどよろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) 討論を終結いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第82号の採決を行いますが、採決方法について一言申し上げます。 本案の
委員長報告は否決でありますが、採決は会議規則第70条の規定により、本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めますから、表決に当たってはお間違えのないようにお願いいたします。 いま一度申し上げます。 採決方法について、本案の
委員長報告は否決でありますが、採決は会議規則第70条の規定により、本案を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めますから、表決に当たってはお間違えのないようにお願いいたします。 それでは、議案第82号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立少数であります。よって、議案第82号は否決されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第83号から議案第85号までの3件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第83号から議案第85号までの3件はいずれも原案のとおり可決されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第87号から議案第97号までの11件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第87号から議案第97号までの11件はいずれも認定されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第98号令和2年度備前市
水道事業会計決算の認定については討論の通告がありますので、これより討論を行います。 まず、認定することに反対の方の発言を許可します。 14番中西議員。 〔14番 中西裕康君 登壇〕
◆14番(中西裕康君) それでは、私は、議案第98号令和2年度備前市
水道事業会計決算の認定についての反対の立場から討論を行います。 令和2年度備前市
水道事業会計決算説明書、収益的収入及び支出、予算書28ページ、水道事業費、営業費用、原水及び浄水費、負担金のうち、岡山県広域水道企業団運営費負担金58万5,693円、また岡山県広域水道企業団苫田ダム管理費等負担金224万6,180円、減価償却費365万2,777円、特別納付負担金262万6,683円、合計911万1,399円は、備前市が買ってもいない水、苫田ダムの水、市民誰もが飲んでいない苫田ダムの水に支出することこそ無駄なことはありません。参考までに述べておきますと、これまでの苫田ダム関連の支出は約1億4,000万円であります。 備前市の給水能力はほかから買う必要のないことは決算書を見れば誰でも明らかであります。苫田ダム事業からの一日も早い撤退を市長にお願い申し上げ、私の反対討論とさせていただきます。
○議長(守井秀龍君) 次に、認定することに賛成の方の発言を求めます。 (発言要求者なし) 討論を終結いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第98号を採決いたします。 本案は認定することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、議案第98号は認定されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第99号及び議案第100号の2件を一括して採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第99号及び議案第100号の2件はいずれも認定されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第101号第3次備前市総合計画の策定については討論の通告がありますので、これより討論を行います。 まず、原案に賛成の方の発言を許可します。 〔「議長、14番」と14番中西議員発言する〕 原案に賛成ですよ。今のは賛成です。 (発言要求者なし) 次に、原案に反対の方の発言を求めます。 14番中西議員。 〔14番 中西裕康君 登壇〕
◆14番(中西裕康君) それでは、私は、議案第101号備前市総合計画の策定について、反対の立場から討論を行います。 総合計画は地方自治体の全ての計画の基本となり、地域づくりの最上位に位置づけられる計画であり、長期展望を持つ計画的、効率的な行政運営の指針が盛り込まれるものとされています。1969年の
地方自治法改正により、第2条第4項、市町村はその事務を処理するに当たっては、議会の議決を経て、その地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行うようにしなければならないと定められ、総合計画の基本部分である基本構想の策定が地方自治体に義務づけられました。2011年5月2日に地方自治法が再び改正され、第2条第4項が削除され、地方自治体の基本構想の策定義務がなくなりました。しかし、同日付で総務大臣から、引き続き個々の自治体の判断で議会議決を経て基本構想の策定を行うことが可能である旨の通知が出されたものであります。この通知に基づき、条例等を根拠にして基本構想を今策定するものであります。 これは、地方分権を推し進めるものと考えています。つまり本来の地方自治を取り戻し、主権在民、住民が主人公となるものであります。私は、この総合計画を策定するときに当たり、新しい備前市の方向性を決める上で日本国憲法を正面に据え、国民主権と基本的人権の保障を計画の柱に位置づけることが大切だと考えています。国民主権の問題では、計画作成過程での市民参加、参画、計画への行政と市民の協力、協働、計画の市民への周知、計画の進行段階の調査、評価への市民参加が求められるものであります。基本的人権の問題では、行政固有の仕事である人権の保障について、備前市がきちんとプロフェスすることが大切と考えています。この視点で高齢者、子供、女性、障害者問題等を考えてはどうでしょうか。そうすれば公助なんて言葉は消えてしまいます。その上で平成の合併に伴い、備前、日生、吉永の3地区のそれぞれの個別まちづくり計画をつくり、個性あふれる全体のまちづくり計画の策定はどうして考えられなかったのでしょうか。 また、今回SDGsが取り入れられていますが、環境問題は一刻の余裕がありません。せめてごみゼロ・ウェイスト宣言ができなかったものでしょうか。 最後になりますが、計画は個別分野計画でこれまでの計画を踏襲したものであります。しかし、例えば個人に光を当て、ライフサイクルスタイルもいかがでしょうか。新たな考え方や構成、内容、位置づけを行い、多様で個性的な計画も全国では出始めたとされ、今後増えるであろうとの識者の見解も今述べられているところであります。国の一律な規定が廃止され、自治体独自の計画が認められた今こそ真に個性的な計画が求められています。それは、自治体力が試されているときだと思います。このことを指摘して、私の反対討論とさせていただきます。御賛同のほどよろしくお願い申し上げます。
○議長(守井秀龍君) 討論を終結いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第101号を採決いたします。 本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 起立多数であります。よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、議案第102号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は修正可決であります。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、議案第102号は修正可決と決しました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、請願第22号備前市
再犯防止推進計画の策定を求める請願を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択であります。 お諮りいたします。 本請願は討論を省略し、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、請願第22号は採択されました。
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○議長(守井秀龍君) 次に、各常任委員長からお手元の継続審査申出一覧表のとおり、現在委員会において審査中の事件につき、会議規則第111条の規定により、閉会中の継続審査の申出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定しました。
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○議長(守井秀龍君) 日程4、発議第6号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書の提出についてを議題といたします。 提出者の提案理由の説明を願います。
川崎総務産業委員長。 〔
総務産業委員長 川崎輝通君 登壇〕
◆
総務産業委員長(川崎輝通君) それでは、発議第6号コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書の提出について、提出者である
総務産業委員会を代表して提案理由を説明させていただきます。 本件は、新型コロナウイルス感染症の蔓延が地域経済に多大な影響を及ぼし、地方財政は来年度においても引き続き厳しい運営が想定される中、将来に向けて増大する財政需要に見合った財源を確保するため、
地方税財源の充実を求めて、地方自治法第99条の規定により国会並びに関係行政庁に意見書を提出しようとするものでございます。 意見書の案文並びに提出先は付記のとおりでございます。 皆様の御賛同方よろしくお願い申し上げます。 以上です。
○議長(守井秀龍君) 提案理由の説明が終わりました。 これより提出者に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 質疑を打ち切りまして御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、提出者に対する質疑を終結いたします。 これより発議第6号を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は討論を省略し、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、発議第6号は原案のとおり可決されました。 以上で本定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。
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○議長(守井秀龍君) これをもちまして令和3年8月第4回定例会を閉会いたします。 皆さん、長期間にわたり御苦労さまでした。 午前11時51分 閉会 上記地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。
備前市議会議長 守 井 秀 龍 備前市議会議員 石 原 和 人 備前市議会議員 西 上 徳 一 備前市議会議員 立 川 茂...