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09月12日-02号

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  1. 備前市議会 2018-09-12
    09月12日-02号


    取得元: 備前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成30年 9月第5回定例会              第 5 回 定 例 会 会 議 録 (第2号)会議開閉日時   平成30年9月12日  午前9時30分 開議    午後4時25分 散会会議の場所    備前市役所議場出席した議員の番号氏名  1番  藪 内   靖      2番  青 山 孝 樹      3番  田 口 豊 作  4番  森 本 洋 子      5番  石 原 和 人      6番  西 上 徳 一  7番  沖 田   護      8番  星 野 和 也      9番  守 井 秀 龍  10番  尾 川 直 行      11番  掛 谷   繁      12番  土 器   豊  13番  川 崎 輝 通      14番  中 西 裕 康      15番  橋 本 逸 夫  16番  立 川   茂欠席・遅参・早退した議員の番号氏名  欠席 なし  遅参 なし  早退 なし説明のため出席した者の職氏名  市長     田 原 隆 雄  副市長    高 橋 昌 弘  教育長    奥 田 泰 彦  市長公室長  高 山 豊 彰  総務部長   佐 藤 行 弘  市民生活部長 今 脇 誠 司  保健福祉部長福祉事務所長   産業部長   平 田 惣己治  建設部長   藤 森   亨         山 本 光 男  日生総合支所長大 道 健 一  吉永総合支所長金 藤 康 樹  教育部長   川 口 貴 大  病院総括事務長金 井 和 字職務のため議場に出席した議会事務局職員  事務局長   草 加 成 章  事務局次長  入 江 章 行  議事係長   石 村 享 平  議事係主事  楠 戸 祐 介 △議事日程並びに付議事件(結果) 番号議事日程付議事件等結果1一般質問  ・4番 森本洋子議員  ・6番 西上徳一議員  ・10番 尾川直行議員  ・9番 守井秀龍議員  ・15番 橋本逸夫議員  ・12番 土器 豊議員通告事項一般質問通告表のとおり)                              ── △一般質問通告事項 順位通告者氏名質問の要旨答弁者14番 森本洋子1 小・中学生のランドセル、通学かばんの重さについて  ① 小学1年生、中学1年生の教科書・副読本の冊数は  ② 通知後の対応について教育長 (再質問あり)2 熱中症対策について  ① 各園・各校の対応について  ② 水分補給について教育長 (再質問あり)3 ICOCAについて  ① 購入補助について  ② 高校生の通学補助について市長 市民生活部長 (再質問あり)4 資源ごみの回収について
     ① 高齢者対策について  ② 24時間回収できる対策は市民生活部長 (再質問あり)5 防災について  ① 市内の砂防関係施設の現状は  ② 今後の対応は  ③ 備蓄品について市長公室長 建設部長 (再質問あり)6 道路管理について  ① JR、国道・県道の除草について  ② 市民にわかるような対応がとれないか市長 建設部長 (再質問あり)26番 西上徳一1 防災対策について市長 建設部長 教育部長 (再質問あり)2 体験型、滞在型の観光振興について市長 産業部長 教育部長 (再質問あり)3 市営バスの利便性向上について市長 市民生活部長 (再質問あり)310番 尾川直行1 西日本豪雨災害から備前市の防災対策について  ① 被害状況の分析による防災施策と不明者公表への対応は  ② 他の自治体への派遣を生かす方策と市民への情報提供を  ③ 避難のあり方と避難所の受け入れ体制は  ④ 学校の避難所機能、防災機能の強化と水害時の防災力向上を  ⑤ 河川の樹木の伐採、土砂しゅんせつで浸水被害防止を  ⑥ 事業所の浸水等防止と操業支援は市長 市長公室長 (再質問あり)2 人口減対策は若い人、小学生から高校生への魅力づくりを  ① 若い人に視点を置いて分析し、人口減対策を進めるべき  ② 子どもたちに地域へのつながりと愛着を育む教育を  ③ 子どもは世代を超えた関心事、多くの住民から教育に理解を市長及び 教育長 (再質問あり)3 放課後児童クラブの充実した運営を  ① 指導員の資格取得、研修参加と待遇改善の取り組みは  ② 受け入れ施設の整備や管理体制は十分か  ③ 運営の統一化を図り、充実した運営に  ④ 小学校との連携とバックアップ体制の整備を市長 保健福祉部長 (再質問あり)4 旧アルファビゼンと図書館建設について  ① プロジェクトチームの活動と提案は  ② 老朽化などに対する管理体制は  ③ 備前市立図書館建設への取り組みは市長 総務部長5 全国学力テスト結果を受けて  ① 結果の評価と今後の向上策は  ② 教育大綱の見直しと取り組みは  ③ 家庭環境に目配りした教育と地域が持続して教育を支える方策を教育長 (再質問あり)49番 守井秀龍1 人口減対策と地域活性化について  ① 将来に向けた人口減対策について  ② 地域活性化について市長 市長公室長 市民生活部長 (再質問あり)2 ごみの減量対策とごみゼロを目指して  ① 減量対策の現状について  ② 生ごみ対策について  ③ 未利用製品の再利用策について市民生活部長 (再質問あり)3 遊休地、耕作放棄地の活性化について市長 産業部長 (再質問あり)4 防災対策の一層の確立を  ① 河川及びため池の管理について  ② タイムラインの徹底と広報体制の確立について  ③ 災害時の交通体系の確保について市長 (再質問あり)5 公共施設のトイレの洋式化について  ① トイレの現状について  ② 未整備箇所のトイレの洋式化について市長 (再質問あり)6 財政指標について  ① 平成29年度決算状況から  ② 交付税交付状況について総務部長7 太陽光発電設備設置に伴う条例制定について市長 産業部長 (再質問あり)8 スポーツ行政の推進について  ① 施設整備について  ② スポーツで地域振興を教育長515番 橋本逸夫1 危機管理について  ① 天災の少ない備前市について  ② 自主防災組織の装備について  ③ 備前市の水道は大丈夫か市長 建設部長 (再質問あり)2 総合支所の建物有効活用について市長 (再質問あり)3 港湾の浮遊ごみ回収について産業部長4 平成30年度の全国学力・学習状況調査について市長 教育長 (再質問あり)612番 土器 豊1 まちづくりについて市長2 伊部・浦伊部地区の区画整理事業の廃止について産業部長3 地域の活性化について  ① 観光について  ② 住宅政策について市長4 災害対策について市長 建設部長 (再質問あり)5 山林事業に力を市長6 地域包括ケアシステムの構築等について市長     午前9時30分 開議 ○議長(立川茂君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席は16名全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 議事に先立ち、御報告いたします。 備前市監査委員から地方自治法第235条の2の規定に基づき報告のありました平成30年度6月分及び7月分の例月現金出納検査報告書の写しを事務局で保管しておりますので、ごらん願います。 以上で報告を終わります。 これより議事日程に入ります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(立川茂君) 日程1、一般質問を行います。 14名の方からの通告を受けております。 重複する質問は努めて排除していただき、執行部における答弁は簡潔にお願いをいたします。 それでは、通告に従い、順次発言を許可いたします。 まず、森本議員の一般質問を願います。 4番森本議員。     〔4番 森本洋子君 登壇〕 ◆4番(森本洋子君) おはようございます。 それでは、初めにこのたびの北海道胆振東部の地震でお亡くなりになられました方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災されました皆様にお見舞い申し上げます。 それでは、通告に従いまして一般質問を行います。 1番目、小学生、中学生のランドセル、通学かばんの重さについてです。 このほど文部科学省が通学時の持ち物負担の軽減に向け適切に工夫するよう全国の教育委員会に求める方針を決め、近く通知を出すとの報道がありました。以前から教科書を入れたランドセルが重たいとの指摘がありました。大正大学の白土健教授は、2018年4月、小学1年生から6年生の47の家庭でランドセルの重さを調査。ランドセルのみで1日平均約4.2キロ、小学3年生が最も重い6.7キロのランドセルを背負っていたということです。首や肩が痛いとの児童の健康被害をようやく国が気がついたとも白土教授は指摘をされております。 ただ、今回の報道では、文科省が通知する方向の中で、書道の道具を教室に置いて帰るや学校で栽培したアサガオの鉢などは保護者に協力してもらうなどは、市内全校の状況はわかりませんが、私の子供が小学校でお世話になっていたときは既に対応されていたと記憶しております。 1点目、毎日ランドセル、かばんに入れるのは教科書です。小学1年生、中学1年生の教科書は何冊で、副読本は何冊か。 2点目、今後文科省からの通知を受けて、各学校で対応を決めるのか、また具体的にはどのような対応が考えられるのか、2点お尋ねいたします。 次、熱中症対策について。 この夏は、命にかかわる危険な暑さとの報道が連日行われました。愛知県では、校外学習に参加した小学1年生が熱中症で亡くなるという痛ましい事故もありました。備前市は、普通教室のエアコン設置が完了しており、適切に使用し、児童・生徒の健康管理を引き続きしっかりと行っていただきたいと思います。 今後の検討事項としては、特別教室のエアコン設置ができていない教室をどうするか、夏の長期休暇とあわせて考えていく必要があると思います。 5月、6月に運動会、体育祭を終えた小・中学校もありますが、2学期に運動会が開催されるところもあります。まだまだ熱中症の対策に気を抜くことはできません。 そこで2点、お尋ねいたします。 1点目、運動場や体育館を使用するときの熱中症対策を幼稚園、保育園、こども園、小学校、中学校ではどのようにされていますか。 2点目、水分の補給について。基本は各人が水筒持参となりますが、水筒の水分がなくなった場合の対応はどのようにされているのかお尋ねいたします。 続いて3点目、ICOCAについてお尋ねいたします。 議案第65号平成30年度備前市一般会計補正予算(第3号)の細部説明にありました9月15日に市内のJR各駅に自動改札機が導入されることに合わせて、公共交通の利用促進を図るための交通系ICカードICOCA購入補助金についてお尋ねいたします。 1点目、具体的な説明をお願いしたいと思います。ICOCA定期券も対象となるのか。さきの委員会でも申しましたが、この議案が可決されても、9月15日は過ぎています。市外に通学、通勤されている方が、この時期に合わせてICOCAの購入、定期をICOCAに切りかえられると思われますし、そういう話も聞いております。補助金の対象として、領収書の発行を受けなければならないとありますが、15日前後に購入者が多く見込まれることを考えますと、どのように市民に周知し対応されるのか。 2点目、経済的に一番負担がかかる高校生への支援は、これまでもさまざま議論がありました。市外の高校に通学する生徒が多い備前市です。これまでも提案がありました高校生の通学補助として、毎年高校1年生に補助をしてはどうでしょうか。ちなみにことし5月1日現在の市内の中学3年生は270人というデータをいただいております。今回の補助の内容でいくと、1人1,000円で27万円です。どうでしょうか。 4点目、資源ごみの回収について。 以前にも一般質問いたしました高齢者の資源ごみ出しです。2点お尋ねいたします。 市内の高齢者の方から、何とかならないかの御相談をまだよく受けております。前にも申しましたが、高齢者の方が何とか自分で頑張ろうとされていますが、足が不自由、車の免許を持っていない等、高齢者の方は近隣や知人の支援を受けておられるケースもありますが、ごく一部の方です。また、日生方面を中心に社会法人の団体が資源回収箱を設置、個人宅に回収に行くなどの取り組みを利用されているケースも見受けられますが、限定的なものとなっております。問題は、支援をしてくださっている方も高齢者であり、ひとり暮らしの高齢者の支援は早急に取り組むべき課題です。このような課題は、増加するひとり暮らしの高齢者のごみ屋敷や孤独死などにも直結すると考えます。生活支援の一つであり、地域包括ケアシステムの中でもしっかりと取り組んでいただきたい。以前の質問からどのような方向性、対策を考えられたのかお教えください。 資源ごみの回収は、自治会によって回収方法が違います。仕事の多様化により自治会の回収日、回収時間に資源ごみを出すことができない働く世帯から、24時間いつでも回収できるところがあってもよいのではないかとの意見もあります。市としても、24時間回収できる場所を設置するべきだと考えますが、どうでしょうか。 もちろん資源ごみの回収に関しては、監視の目がないとルールに沿った出し方をされない方もいてデメリットも考えられますが、高齢者を支援している方、またお仕事をされている方にとって利便性があると思います。 5番目、防災について。 平成30年7月豪雨、台風21号、9月6日未明に発生した平成30年北海道胆振東部の地震と災害が続いております。地元市民の方とのやりとりの中で、危険な箇所はどこかとの問いに、過去に土砂災害が発生した箇所やため池が決壊したことなどを大半の方が上げられます。平成30年7月豪雨では、広島県内の砂防ダムが決壊した映像がテレビで繰り返し報道されたこともあり、砂防ダムの状態に懸念をされている方もおられます。 また、蕃山地区の長谷池の決壊は記憶にも新しく、災害に関しての連日の報道を高齢者の方は特に不安を持って見ておられます。 岡山県の砂防ダムに関して調べていたところ、岡山県の砂防関係施設長寿命化計画がわかりました。備前県民局内には、砂防堰堤数416、地すべり防止区域数7、急傾斜地崩落防止区域数173とあり、健全度評価を踏まえて施設の修繕計画を岡山県が立てております。 そこで1点目は、備前市内の砂防関係施設の現状をお尋ねいたします。 また、県の修繕計画の対象になっている施設が市内にあるのかあわせてお尋ねいたします。 2点目、県管理の砂防関係施設ではありますが、土砂がたまっている砂防ダム等、住民の不安に対して今後どのように対応されますか。 7月、8月にかけて倉敷市真備町での災害に家屋内の壁の撤去等の支援に行かせていただきました。災害現場の中では、住民の方の涙、2階まで浸水した家屋、進まないごみの撤去など目の当たりにし、改めて事前にできることは最大限準備しておく必要を感じました。 また、倉敷市真備町や総社市の避難所でも、当初は問題がありました着がえ、授乳など女性にとっては大変重要なことですが、混乱している避難所運営の中では、どうしても後回しになることが多いです。備蓄品についても、女性や乳幼児関係のものは整備されにくい状況です。 そこで3点目、女性に関しては衛生用品、乳幼児にはミルクや紙おむつなどの備蓄の状況を教えてください。 6番目道路管理について。 毎年、JRの沿線、国道、県道に関して、市民の方から草を刈ってほしいとの要望を受けます。通行の妨げになっている、車に草があるのを避けようとして対向車とぶつかりそうになったとかの苦情があり、担当課に連絡しますと、定期的に年1回ぐらいで草刈りをされている箇所は住民の方もわかっておられますが、毎回いつ草刈りをされたのか思い出せないぐらいの間があいている箇所もあります。市民の方からの要望があり、草刈りが実際に行われるまでどのような流れになっているのか教えてください。 担当課からは、よく計画的に行われているとの返答をお聞きします。年度初めに計画がわかるのならば、市民の方にせめて今年度の草刈りの箇所くらいは知らせてもよいのではないかと考えます。見解をお願いいたします。 以上で終わります。 ○議長(立川茂君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕 ◎市長(田原隆雄君) おはようございます。 それでは、森本議員の質問に順次お答えします。 私からは、御指定がありました3番と6番についてお答えをいたします。 まず、ICOCAについての1点目、購入補助についてでありますが、市内駅でのJRのICOCA利用開始を受けて、市民の外出を促し、JRの利用促進を図ることを目的として、就学前の乳幼児を除く市民に対して、2,000円以上のICOCAカードを購入した際に1人当たり1,000円を1回に限り補助するものであります。議会の承認がいただければ、利用開始日となる9月15日以降の購入分からさかのぼって対象とすることといたしております。定期券の購入も対象となります。 周知につきましては、各駅へのポスター等の掲示により、本庁、総合支所、出張所で申請を受け付けることを予定しております。 2点目、今回の補助制度は、JRのICOCA利用開始を受けてJRの利用促進を図ることを目的に、就学前の乳幼児を除く市民を対象とした補助内容としております。高校生通学補助とは別の案件と考えておりますので、御理解を願えればと考えております。 6番目の道路管理についての1点目、JR、国道、県道の除草についてですが、市民の方から要望を受けた場合には、その都度それぞれの管理部署へ状況、場所を連絡し、できるだけ早い対応をお願いをいたしております。 2点目の市民の方にわかりやすい対応をとれないかとの質問でありますが、国道につきましては除草等は道路維持管理計画に基づいて行われているようであり、それによりますと実施箇所等は、基本道路パトロールや通報により現地を確認した後、必要に応じて対応されるとのことで、県、JRともに同様であり、年間計画をあらかじめお知らせすることは難しいようであります。 ○議長(立川茂君) 奥田教育長。     〔教育長 奥田泰彦君 登壇〕 ◎教育長(奥田泰彦君) 私からは、まず1番、小・中学生のランドセル、通学かばんの重さについてお答えいたします。 1点目、教科書、副読本の冊数についてでありますが、副読本は学校の判断により使用するものが異なりますが、おおむね小学校1年生は教科書が7冊、副読本が7冊程度、中学校1年生は教科書は15冊、副読本が6冊程度です。 2点目、通知後の具体的な対応についてでありますが、市内の小・中学校においても既に家庭で使用しない教科書や副読本を持ち帰らないようにしたり、持ち帰るものをリスト化したりするなどの取り組みが行われております。今後は、こうした具体的な事例について、各学校で情報共有を行うことで、持ち物負担の軽減について指導していきたいと思っております。 2番、熱中症対策についてお答えします。 1点目、各園、各校の対応についてでありますが、市教委としては環境省熱中症環境保健マニュアル日本体育協会熱中症予防のための運動指針や県教委の通知に基づき、健康観察の徹底や十分な休憩時間の確保、小まめな塩分、水分補給等、適切な措置を講じるよう指導しております。 2点目、水分補給についてでありますが、子供たちが持参している水分がなくなった場合、幼稚園、保育園、こども園では毎日お茶を沸かして冷やしたものを用意し、補充をしております。 また、外遊びをした後は、経口補水液やスポーツドリンクを用意し、飲んでおります。 小・中学校では、学校によって対応は異なりますが、水道水や職員室のお茶、常備している経口補水液等で対応をしております。 以上です。 ○議長(立川茂君) 高山市長公室長。     〔市長公室長 高山豊彰君 登壇〕 ◎市長公室長(高山豊彰君) 私からは、5番、防災についてのうち、備蓄品についてお答えをさせていただきます。 備蓄品のうち、女性や乳幼児に対する備蓄品についてでございますが、現在乳児用の紙おむつの備蓄はしております。それからまた、乳幼児用のミルクも用意をしておりますが、これは現在備蓄を切らしております。それから、生理用品につきましては、これまで備蓄がありませんでしたが、今回新たに50セットを購入する予定としております。 以上であります。 ○議長(立川茂君) 今脇市民生活部長。     〔市民生活部長 今脇誠司君 登壇〕 ◎市民生活部長(今脇誠司君) それでは、私から4番目の資源ごみの回収についてお答えをします。 まず、1点目の資源ごみの回収に係る高齢者対策についてでありますが、ごみ出し困難者ということと思います。このような問題解決には、近隣住民、自治体の方々や福祉等、市の関係部課等と連携した包括的な取り組みが必要と考えております。 お尋ねの会議の開催についてですが、5月に仮称ですが、第1回のごみ出し弱者対策担当者会議を開催し、台風等で一旦あいたわけなんですけども、9月には環境課と介護福祉課の担当者が再度集まりまして、第2回目の協議をしております。各部署の現状の報告を行って、意見交換を行っております。 その中では、地域ボランティア、学生などの支援づくりや情報収集の協力体制などを手始めとしておりますが、まずは地域の協力体制の構築という方向性だというふうに聞いております。今後も引き続き協議を続けてまいります。 また、環境課では、できることから取り組もうということで、資源ごみの回収対策とは異なりますが、平成31年1月施行で、高齢者等のごみ出しの際の負担軽減となる重くない少量、10リットルのごみ袋の導入手続も進めております。 2点目です。24時間回収できる対策はについてでありますが、資源回収ステーションの運営は、各地区が行っていることから、排出日及び排出時間等が困難な方の排出については、前日から搬入ができるようにするなど、各地区での運用をいただければいいのではないかなというふうに思っております。 また、市といたしましても、瓶類とペット類に限りますが、市内に4カ所ある資源ごみの回収拠点を使用していただいております。当該拠点を御使用になる際、遠方となる方もいらっしゃるかと思いますが、現時点では新たな設置は考えておりません。今後は、必要に応じて資源回収拠点の資源物種類をふやせないか検討していきたいと考えております。 私からは以上です。 ○議長(立川茂君) 藤森建設部長。     〔建設部長 藤森 亨君 登壇〕
    ◎建設部長(藤森亨君) 私から、5番防災についての1点目と2点目についてお答えいたします。 1点目、市内の砂防関係施設についてでありますが、備前市内の箇所数は平成30年4月1日現在で砂防堰堤53基、地すべり防止区域はありません。急傾斜地崩壊危険区域47地区あります。 また、10年間の修繕計画の対象になっている箇所は1カ所あり、京極堂川地区の対策が必要とのことです。 次に2点目、今後の対応についてでありますが、砂防堰堤にたまった土砂を撤去してもらいたいという要望はよくお聞きしますが、砂防堰堤は土砂をためて河床勾配を緩くして土砂の流出を防ぐために設置するものであります。堆積したからといって、原則掘削はしていません。たとえ満杯になっても十分機能を果たしていると考えられています。さらに土砂が流出するようになれば、新たに堰堤を計画します。 ただし、大規模な土石流が発生し、砂防堰堤に異常な堆砂が認められる場合は、土砂等の撤去について行う必要があるとのことでした。 以上です。 ○議長(立川茂君) 再質問はありますか。 再質問に入ります。 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) それでは、再質に入らせていただきます。 まず、1点目のランドセルの重たさなんですけれども、これは我が党のほうでも全国で100万人訪問アンケートの中で、中学生のかばんが重たいとのこの意見もあって、8月29日に内閣官房長官に予算要望の概要で要求するときに提言をさせていただいております案件でもあります。 いわゆる教科書を置いて帰る置き勉についてなんですけれども、実は私の子供、長女もこの3月までは中学校のほうに通わせていただいたんですけれども、それから状況が変わっていたらあれなんですけれども、地元の中学校のほうでは、とりあえず教科書は持って帰りなさいという指導を受けたと。毎日、もうそれこそ持ちましたけど10キロ近いかばんを抱えて、置き勉することなく毎日教科書を持ち帰りしていました。それで、今回の質問に当たって、同級生の子とか自分の子供にも確認したところ、やはり重たいと。自転車もやっぱり積んで自転車をこいでいたら、やっぱりバランスがとりにくいとか、そういう意見もありました。実際のところ、小学校では教育長も言われたんですけれども、対策がとられているところ、とられていないところがあるというふうに現状は受けとめとけばいいんですか。それともこの4月から対応が変わっているというふうに思っておればいいのでしょうか。 ○議長(立川茂君) 奥田教育長、答弁願います。 ◎教育長(奥田泰彦君) 取り組みが十分に行われていない学校があるということは承知しております。承知しておりますが、今さっき言われたような子供たちの健康上の問題等も発生する可能性がありますので、他校の実践、持ち帰りをしている、いわゆる置き勉をしている学校等の実践を情報提供しながら、そういった通知の趣旨等を徹底していくよう指導していきたいと思います。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) まだ通知が来ていないという話なんであれなんですけれども、これ全国的にやっぱりニュースになったので、ごらんになっていた保護者の方多いようです。それで、やはりこの対応、備前市はどうされるのかなあということで早速質問された方もいらっしゃいました。 それで、先ほども言いましたように、文科省が求めている中で、書道の道具とかアサガオの鉢などというのは、もう確かに毎日持って帰ることもないですし、アサガオの鉢、小学1年生の子が栽培したのはやはり夏休み前に保護者の方が持って帰る対策など、もう既に市内全校とられていると考えているんですけど、それでよろしいですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 奥田教育長。 ◎教育長(奥田泰彦君) 書道道具とか絵の具セット、それから今言われた植物、アサガオの鉢等については、学期末に計画的に持ち帰るような指導を各学校でしていると思います。中には、それを忘れてまとめて書道道具、絵の具セット、それから置き傘とかまとめて持って帰っているような子も中にはいるようですが、学校の指導としては、きょうは例えば絵の具はきょうでもう、1学期使わないから持って帰りなさいというふうな計画的に持ち帰るような指導をしていると思います。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) ありがとうございます。もうその計画的にされているっていうのは、地元の小学校では既にされていたので、もう本当に先生方には感謝しております。 それと、先ほど中学生の1年生が自転車にかばんを積んでバランスがとりにくいと申し上げたんですけれども、もう一点、小学校1年生の子が、バス通なんですけれども、バスに乗ったときに、やはりかばんの重たさで座ったときに座席の後ろにひっくり返るっていう事例も正直聞いております。そういうことも含めて、これからになるとは思うんですけれども、しっかりそういうことも含めて先生方と協議していただいて、できる限り、学年が上がれば体も大きくなってそういうことはないとは思うんですけれど、やはり特に小学校1年生の方、また中学校1年生の自転車通学に関しては、特に配慮をしていただきたいと思いますが、教育長どうでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 奥田教育長。 ◎教育長(奥田泰彦君) おっしゃるようなことも出てくる可能性がありますので、持ち物の負担軽減につきましては、学校と情報を共有して指導していきたいと思います。 それで、先ほどお尋ねの通知については、事務連絡という形で9月6日に文科省のほうから来ておりますので、この趣旨も徹底するように学校に指導していきたいというふうに思います。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) 先日、日生の西小学校のほうへお邪魔して、フューチャールームとか見学させていただいたときに、これは今後の考えてもらうというか検討してもらえたらということで要望しておきますけど、資料集関係などは、せっかくタブレットもあるので、入れれるものはタブレットに入れて持ち運びとかできたらいいのになっていうことを担当の先生か校長先生だったかな、お話もさせていただいたんですけれども。今後、せっかくいいものがあるので、それを利用していくっていう方向性で、高校生も今なかなか高校生は辞書を買うこともなく、電子辞書も一応購入はするんですけど、やはり皆さん資料なんか調べるときにはスマホとかタブレットのほうを利用されるっていう傾向が多いので、せっかくあるものですから、何とかうまいこと使えれるように考えてもらえたらと思いますので、これは要望として教育長にお願いしておきますので。     〔「回答はよろしいですか」と奥田教育長発言する〕 いいです。ありがとうございます。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) それでは次、熱中症対策についてお尋ねいたします。 7月末の終業式、でまた9月の頭の新学期、暑さが今後どのようになるかわかりませんし、毎年多分暑さも違ってくると思うんですけれども、全校集まる体育館での対応を教えてください。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 奥田教育長。 ◎教育長(奥田泰彦君) ことしの暑さは、本当に異常な暑さであったと思います。特に、室外、外よりも今おっしゃられたような体育館のような、窓をあけるにしても密閉された空間での暑さというのは、非常に想像以上の暑さだろうと思います。学校によっては、終業式等を放送によって行った学校もありますが、体育館で行った学校についても、できるだけ簡素に、最小限に伝えるべきことを伝えて、あとは教室で夏休み等の指導をするというような方策をとられたように思います。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) それとあと、水分補給なんですけれども、正直教育長が先ほど水道水からとってくださいという学校もあるというのを聞いたんですけれども、水道水がだめっていう学校もあるみたいなんです。それで、こども園とかそういう小さい子の対応っていうのは、もうお茶を沸かしてしますっていうのは、それは聞いております。ただ、小・中学生に関しては、水分がなくなったら既にお茶とか冷水機とかで対応されているところはいいんですけれども、その対応をされていても、子供たちが知らないかもしれませんけれども、保護者とか子供には伝わっていないところもあるというふうに聞いております。だから、もう水筒のお茶がなくなれば、もうそれは我慢しなさいとみたいなところもあるというふうには聞いているんですけど、その辺の情報はつかんでおられますか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 奥田教育長。 ◎教育長(奥田泰彦君) まず、水道水についてですが、備前市の水道水は飲んで構わない、飲用可ということで学校のほうでも飲むことを禁止してはいないというふうに思います。ただ、高架水槽からおりてくる水については、水質検査が必要ということで、これも水質検査を検査済みで、全ての学校で飲んでも構わない、飲用可というふうになっております。 それと、冷水機についてありましたが、今小・中学校、園には冷水機は設置しておりません。ということで、先ほど御答弁したような方法で幼稚園、こども園等は朝当番が沸かして冷やしたものを補充しているし、小・中学校については水、小さい学校であれば職員室等の予備のお茶等を補充するという形をとっております。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) 今までは教科書が重たくって大きな水筒が持たせないというのが現実問題だったんです。教育長わかると思うんですけれども、やっぱり持ち物が多かって、絶対持っていくものの中に教科書が絶対ということになったら、水筒はやっぱり大きなものは保護者の方は持たせられないので、ある程度我が子に応じた大きさの水筒を持たせていたので、それがなくなった場合は、2つ、3つ持っていく方も確かにいらっしゃいましたし、大きな水筒を持たせる方もいらっしゃったんです。細かいことですが、済みません。だから、そういうことを考えたときに、教科書の負担の軽減がなってきたときに、大きい水筒を持たせるっていうことも考えられるんですけれども。やはり、これはずっともう昔から保護者間で話が出ていたんですけど、ペットボトルがとにかく禁止なんです。それは御存じだと思うんですけど、衛生面からペットボトルは持たせないでくださいっていうのが大抵学校のほうで出ていると思うんです。もし、学校側が水道水をもう可能だっていうんだったら、それを保護者とか子供にしっかりと徹底していただきたいと思います。保護者の方でも、やはりもうそれがだめだっていうのが頭の中に入っておられる方も大変おられますので、それをもう一度徹底していただきたい。 それで、もう一つは、もし可能であれば、ペットボトルを予備で置いておくとか、そういう対策も冷水機がないのであればとってもいいのではないかと思うんですけど、その点はいかがですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 奥田教育長。 ◎教育長(奥田泰彦君) 水道水については、保護者等が今徹底していないんじゃないかと、飲んでもよろしいということが徹底していないんじゃないかという御指摘については、また学校のほうへ備前市の水は安全で飲んでも構わないということを徹底したいと思います。 それから、それが徹底できれば、ペットボトルであるとか、学校によっては経口補水液等も準備を、保健室等に準備している学校もありますので、緊急的にはそういったことで対応できるんではないかなというふうに思います。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) やはり、小学校低学年のお子さんとかはなかなか自分から言いにくい問題もあって、今回の愛知県の事故もそういうことが考えられると思いますので、その点十分注意して取り組んでいただきたいというふうに思います。 次へ行きます。 次は、ICOCAの問題についてです。 これ、私の知人の方にも皆さん聞きましたが、やはりこの週末に購入される方が多いです、正直なところ。それで、領収書をどうされますかというふうに聞きましたら、皆さん大抵捨ててしまいますと。あと子供が購入する場合もありますが、子供も多分捨てるでしょうと。中には、家計簿につけた後捨てますとか。この長い間、領収書をとっておくということを言われる方がいないんですけれども、この点はどういうふうに対応されるのか教えてください。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 9月15日ということでさかのぼるところもございます。周知ができた後も捨てられる方もあるかもわかりません。そういうことで、カードの裏に番号がございます。それを控えさせていただいて、あと購入日、それから購入した場所、駅とかの場所ですね。そういうものを控えさせていただいて、あと申し立て書のようなものにそれを書いていただいて対応するというようなことを今考えております。 以上です。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) 部長、さかのぼってと言われたんですけど、日付的には具体的にどれぐらいです。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 先般、委員会のときにも決定ではございませんがということでお話をしたと思うんですけども、9月15日の導入の日を一応想定をしております。 以上です。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) それ以前に買われた方はだめだということですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 今現在では、導入日からというふうに予定はしております。 以上です。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) これ、正直に申しまして、もう少し早くどうにかならなかったのかということを委員会でもお尋ねしたんですけれども、これ6月議会、臨時議会もあったんですけど、その辺、早く出せなかったのか、改めてお尋ねいたします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 当初は、ICOCAの導入を広く市民の方に広めるという趣旨で、日本遺産である閑谷学校あるいは備前焼をモチーフにした記念のICOCA、そういうものをJRと協議をしておりました。ただ、1ロットといいますか、作成の単位が3万枚ということで、これは以前、もう少し前の導入のころにお話をしたことがあるかもわかりませんけども、そういう大きな単位で1枚2,000円というところでございましたので、もうこれは無理だなということで当初予算には上げておりませんでした。ICOCAの導入が当初は夏季というようなことで報道されていたと思うんですけども、5月に入りまして9月15日に決定しましたというようなお知らせがあった際に、この話を再度したら、その1枚当たり2,000円というのを、これ非公表ということなんですが、備前市がもしつくられるんであれば幾らか対応しようということで、ロットはもう崩せないということで、そのあたりで協議をしておったんですけども、最終的には3万枚というのはちょっと厳しいということで断念をして、急遽になります、本当に申しわけないんですけども、こういう形でICOCAの導入を市民に広めたいということでこういう形にさせていただきました。 以上です。 ○議長(立川茂君) 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 今までICOCA持っとられる方も買えるわけでして、ICOCAが1枚でなくてもいいわけですから、今まで持たれている方もぜひ御利用くださいということで御理解願います。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) 多少、多少というか混乱はすると思います。市民の方に十分な説明を今後よろしくお願いいたします。 次に、資源ごみの回収についてです。 検討委員会をされたということで、部長、約束どおり進めていただいてありがとうございます。 ただ、やはり相変わらず要望は多いんです、正直なところ、本当に。ただ、私自身が近くに住んでおれば、すぐ来るわよということも言えるんですけど、そうもいかない。地域の方が、近隣の方が本当に協力してされているところは本当に助かっていると思います。感謝もされていました。ただ、先ほども言いましたように、それをされている方も高齢者なので、自分の足が元気なうちにということも言われている方も実際お尋ねしたときにお話もできました。やはり早急にごみ出しの問題を決めていただきたいと。やはり高齢者の方がごみをためていくと、そのままごみ屋敷にもなるっていうことも考えられますので、そういう点からも、できれば自治会のほうにも協力をいただいて、早急な手だてをしていただきたいというふうに思っております。 ただ、資源ごみの回収に関して、私自身も回収日の日に出せないことも多いので、公民館のほうへ瓶を出しに行くことは多々あります、正直、夜の遅い時間に持っていくこともあるんですけれども、やはりそういう方がたくさんいらっしゃるっていうのも事実なので、部長、やっぱりしっかり回収場所を、回収の品目等もやはりそういう方の御意見にも合わせてふやしていただくっていうことは、これ真剣に考えていただきたいと思うんですけれども、再度いかがですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 資源ごみにつきましては、早くから出して、例えばにおいがするとか、そういうことは少ないもの、一般ごみ、特に生ごみに比べてそういうところはあると思いますので、若干そういう運用は地域、地域でしていただいたらいいんじゃないかなというふうに考えております。 先ほどの件もありましたけども、このごみについては庁内でチームで対応していきたいなというふうに思います。地域の方、今さっき御提案といいますかお話がありました区会でありますとかまちづくり会議、今進めておりますまちづくり会議でありますとか、そういうところも含めて、オール備前じゃないですけども、そういう感じで対応していかなきゃいけないんじゃないかなというふうに思っております。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) 資源ごみの回収は、地域によって本当に全く違うので、水曜日の朝に回収されるところもあれば、その週の日曜日にされてするところもありますし、24時間あいているところもあるというふうにも聞いております。実際その現場も見てきました。そういうところもありますから、24時間あいているところは働いている方も問題なく出せると思いますので、その地域を調べる必要もあるかとは思うんですけれども、やはりそういうふうに時間を指定をして曜日をして回収されているところはちゃんと指導員の方もおられますから、きれいなごみ出しをされていると思います。だから、24時間、本当に監視の目がないところで出されたら、正直どんなごみが入っているかわからないっていう、そういうことも懸念されているのも重々わかるんですけれども、やはり働いている方が多いのですから、しっかりとそういう方の対応もしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは次、防災についてさせていただきます。 まず最初、砂防ダムのことなんですけれども、砂防堰堤、土砂の堆積をしたからといっても撤去することなく、それがたまっていって土石流が起こったときに次のというふうに言われたんですけれども、これもう少し、ごめんなさい、部長、詳しく説明をしてください。 これ堆積したものは取らないというふうにおっしゃったと思います。それで、取らないけれども、そこで土石流が起こった場合、その後この堰堤の計画を立てていくのか、どういうふうにされるのか、ごめんなさい、もう一度詳しくお願いします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 砂防堰堤の目的は、急勾配な谷に一気に土砂が流れてくるのを防ぐ目的です。それを砂防堰堤を設けることによって勾配を緩くする、緩くして土砂の流出を一気じゃなしに少しずつに抑えるという目的なんで、満タンになっても勾配が緩くなっているんで、土砂の流出は少なくなっているという考え方でつくっております。 それから、大きな災害で一気に流れてきて、そこに異常な堆積、山のようにたまったということがあれば、それは撤去を考えるということです。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) 一応理屈はそうなんでしょうけど、やはり広島県での様子を見たら、やはりそれを壊してまで流れていく土石流が発生したことを考えて、多分皆さんその映像を繰り返し見ておられるので、地元の方はそういう心配が発生していると思うんです。だから、もしそれ、県がそういう方向で市もそれでいくというのであれば、地元のほうの方にしっかりと説明をしていただきたいと思うんですけど。それは、もう今までに説明をされたことがあるんですか。済みません、私が知らなかったら申しわけないですけど。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 私もその担当を10年間したことがあります。それで、森本議員の地元の蕃山地区についても、堰堤とか治山ダムみたいなものがたくさんあると思います。そのときに、地元の役員さんが土砂を取ってほしいとかという要望はよく聞きました。それについて岡山県のほうへ地元の方はこう思われとる、心配なんだということを話に行って、県の方も見に来ていただき、土砂を取るか取らないかということについては地元の方もその場におられて話は県のほうからも説明していると思います。それで、もしそれでまだ土砂が出てくるようであれば、上流へもう一つつくりますと。また、それが満杯になり、まだ大きく土が流出しそうなんだということになれば、また3つ目をつくっていっていると思います。そのころ、地元の方と一緒に県の方と現場で会い、話はしてきていると思います。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) 残念ながら、多分地元の方が役員さんがかわるので、その点の引き継ぎがされていないというふうに考えますから、部長が悪いとかそういうのじゃなくて、やはり地元の方の引き継ぎもしっかりしていただくように言っていかないかんと思うんですけれども、県のほうでその場で説明されたということなんですけど、やはりしっかりとした書面に残して、次から次へ新しく役員さんがかわられてもそういう状況ですっていうことを伝えていけれるような対策をとられてもいいのではないかと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 今の段階では、地元の方がそういうような要望があったときに、取りませんというんではなしに、一応また県の方にお話をし、その結果こういうことでしたということを常に伝えていっていると思います。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) 地元の方、また要望があったときに部長、対策等考えてください。お願いします。 それと、備蓄品に関してなんですけれども、衛生用品新たに50セット準備をしますということなんですけれども、女性に関してはなかなか気がつかない部分も多いと思うんですけれども、やはりこういう備蓄品を備えるときとか防災に関しては、女性職員並びに女性の方、そういう方もしっかりと担当のところに加えていただいて話し合いをしていただきたいと思うんですけれども、どうでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 高山市長公室長。 ◎市長公室長(高山豊彰君) 議員がおっしゃいますように、女性に関すること、あるいはまた乳幼児に関すること等につきましても、そういったうちの職員ともいろいろと相談をしながら考えてまいりたいと思います。 以上であります。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) この間、私も試飲をさせていただいたんですけど、倉敷市が東京都から液体ミルクを送られて、それが今回活躍する場がなかったんですけれども、液体ミルクというのもあります。東京都は、フィンランドから輸入をして、この液体ミルクを備蓄しているそうなんですけれども、これはまだまだ、25度という温度設定があって、なかなか備蓄しにくいものなので、日本の企業もこの液体ミルクに関してはこれから開発をしていくっていう情報もありますので、将来的に液体ミルクということも出てくると思いますので、その点も頭に入れていただいて、やはり災害時には水とかそういう哺乳瓶とかを確保しにくいときに液体ミルクは必要だと思いますので、また今後市のほうでも考えていただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 高山市長公室長。 ◎市長公室長(高山豊彰君) 議員言われました液体ミルク、東京都等でも保管されているようでございます。そういったことも研究をしてまいりたいと思います。 以上であります。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) 最後です。草刈りなんですけれども、これ毎年同じことの繰り返しで、正直住民の方もどうしてだというのがあるんですけれども、やはりこういうことになっているっていう状況がわからないので皆さん言われると思いますので、しっかりと広報でも結構ですからこういう流れになっていますということぐらいは住民の方どなたでもわかるような方法をとっていただきたいと思うんですけど、どうでしょう。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) ちょっと岡山県と国道と、それからJRのことになりますので、なかなか広報でということは難しいと思います。問い合わせた段階でも、パトロールをして、ここが刈る必要があるというところを判断して刈っているようなので、順番にここをやっていきますというふうな、いつごろというような広報とかというのは難しいと考えております。 ○議長(立川茂君) 森本議員。 ◆4番(森本洋子君) どういうパトロールをされているかわからないんですけれども、小・中学生が通学するときに、やはり通るときに路側帯からはみ出ているような草であれば、それを避けて通るような状況も生まれてきているので、実際歩いていたり自転車をこいでいたら危ない状況というのはたくさんあるように聞いていますし、その現場も通ってきました。ことしもお願いしてすぐに対応していただいたところもあるんですけれども、やはりなかなか対応ができていないのが現状だと思います。何も計画とか、ここを刈るとか、そういうことをお知らせするんではなくて、せめて市民の方がここが危ないって気がついたときに、どこの部署へ電話して、どこの部署に電話したらその後どういうふうに対応されるのか、そういうことぐらいは市民の方も知っておいてもよいのかと思うんで、その点部長、いかがでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 連絡先については、議員言われるようにできると思いますので、それは考えていきます。     〔「終わります。ありがとうございました」と4番森本議員発言する〕 ○議長(立川茂君) 以上で森本議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(立川茂君) 次に、西上議員の一般質問を願います。 6番西上議員。     〔6番 西上徳一君 登壇〕 ◆6番(西上徳一君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 1番、防災についてですけど、先ほども森本議員が質問されていますが、私なりに質問させていただきます。 ここ最近では、私の住む鶴海においても台風の接近や豪雨で道路が冠水し、家屋では床下浸水といった被害を受けました。特に、河川の氾濫は地域の住民にとっては深刻な心配事です。7月の西日本豪雨では、倉敷市真備町の小田川が氾濫しました。被災された方からは、小田川の中に生えている木が水の流れを悪くし、水位上昇と決壊につながった可能性を指摘しています。鶴海の川も丈の長いアシやヨシが群生しており、小田川同様、水の流れが悪く、水位上昇の原因の一つではないかと私としては考えております。 ①そこで、水質改善には効果があるということは聞いてはいますが、大きな被害の原因と言われる前に丈の長いアシやヨシを根から刈っていただくということはいかがでしょうか。 小さい2番目、東鶴山公民館の避難所において車椅子を利用して避難されている方から聞いていますが、バリアフリーは十分でしょうか。また、改良する余地があるのではないでしょうか、お答えください。 3番目、市のホームページで台風情報掲示板がありますが、もっと詳しく掲示してほしいとの声がありました。災害対策本部での情報をできるだけ詳しく掲示してもらいたい。例えば、避難所の避難者数とか各地区の被害状況などでございます。 4番目、同僚議員による昨年9月の定例会の一般質問で、市内のため池の数は345個とのことでしたが、ため池が決壊すると非常に大きな被害が出ると予想しております。ことしの7月1日の新聞記事では、防災重点ため池が15カ所ありますが、備前市ではハザードマップが作成されていないとのことでした。そこで、できるだけ早くハザードマップを作成していただきたいと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 大きい2番目、体験型、滞在型の観光振興についてお伺いいたします。 備前市・日生町・吉永町新市まちづくり計画では、新市の魅力や地域の人々と触れ合いにより観光客に満足感を提供することでリピーターをふやすとともに、ブルーツーリズム、グリーンツーリズムなどの体験型、滞在型観光を促進し、地域の新たな魅力や観光情報などを積極的に発信していきますとあります。 備前市まち・ひと・しごと創生総合戦略においても、フルーツパークびぜんや八塔寺ふるさと農園などの農業体験を通じて農業に親しむグリーンツーリズムの推進と田舎暮らしを希望する農業者と地域の交流を図る農業者の育成を目指しますとあり、グリーンツーリズムについてはある程度具現化されつつあります。しかし、ブルーツーリズムについては、私の頭には余りイメージが出てきません。 1番目、そこで私は日生諸島や沿岸部の観光資源を有効に活用し、地域活性化のためブルーツーリズムの推進に積極的に取り組んでいただきたいと思います。例えば、和歌山県串本町では釣りを中心とした地域活性化が始まっております。2012年より串本町商工会が町内の観光関係者や町外の釣り関係事業者らを委員に委嘱し、フィッシングタウン串本着地型観光プロジェクト検討委員会を発足させました。委員が、釣りと魚食を生かした地域活性化事業の実現に向け、協議や先進地視察などを行っております。本格派層の釣り人は高い消費額に加え、再訪頻度も高く、物見遊山で一過的に訪問する観光客に比べて地域経済への影響は大きいと考えられます。今後は、マナーを重んじた地方志向、エコロジー志向の自然回帰を求めた健全な釣り人が増加することが期待されています。これは、釣りを活用したブルーツーリズムの先行的な事例ですが、備前市としてはどのようなことを具現化しようとしているのでしょうか、お教えください。 小さい2番目、同じくスポーツに周辺観光を組み合わせた新しい旅行スタイル、スポーツツーリズムについて今後どのような計画を考えているのかお教えください。 大きい3番目、市営バスの利便性向上についてお伺いいたします。 市営バス南北・閑谷学校のぞみ線は、買い物難民救済の意も含めた路線でありますが、鶴海、坂田地区を通過にもかかわらず、停留所がなく困っていると聞いています。ぜひ停留所を設置してほしいのですが、いかがでしょうか。 以上、明確な御答弁をお願いいたします。終わります。 ○議長(立川茂君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕 ◎市長(田原隆雄君) それでは、西上議員の質問に順次お答えしたいと思います。 1番目、防災対策の1点目についてですが、国県管理の河川につきましては各管理者へ要望をしてまいりたいと思っておりますが、小河川のアシやヨシの伐採の必要性についても同感でありますが、できるだけ地元で刈れるものは地元でお願いしたい、そういうふうにも思います。 2点目、東鶴山公民館の避難所のバリアフリーについてですが、車椅子利用者の方に御不便をおかけしているようでございますが、議員御指摘のとおり市内他施設でも改良の余地があり、今後検討してまいりたいと思います。 なお、現状につきましては、車椅子を利用して避難される方につきましては、当面避難者担当職員が介添えをさせていただいておりますので、御理解をお願いしたいと思います。 3点目、市ホームページの台風情報掲示板での災害対策本部情報の掲示についてですが、災害発生時におきましては、災害対策本部の設置、避難準備、高齢者等避難準備情報の発令、避難所の開設、道路の被害状況等々をホームページ、フェイスブック、アプリを活用し、加えて市の広報車、東備消防、必要に応じては備前警察署にも協力を得て、市民の皆さんへの情報をお伝えをいたしております。避難所や被害情報につきましては、市民の皆さんの避難行動の判断材料の一つとなるよう、可能な限り情報提示に努めてまいりたいと思います。 4点目のため池のハザードマップにつきましては、来年度から順次作成をしてまいりたいと考えております。 次に、体験型、滞在型の観光振興についてでございますが、ブルーツーリズムにしっかり取り組めというエールをいただけたものと思って感謝をいたしております。 本市におきましては、今年度備前市里海・里山ブランド推進協議会において、観光戦略部会の新たな取り組みの一つとして、市内の山、海の観光資源を生かしたエコツアーを開催いたしました。ツアーのメニューといたしましては、中学生と共同作業で実施した流れ藻の回収やクリアカヤックを使ったアマモ場の見学といった里海づくり体験のほか、特別史跡旧閑谷学校での施設見学と講堂学習、備前焼の窯場見学や伊部の町並みの散策、八塔寺ふるさと館での地域の方々との交流や蛍観賞等、海、里、山をつないださまざまな体験をしていただいております。これらをモデルに、既に実施しておりますまほろばでのシーカヤック、底びき漁業体験のほか、新たなメニューを考案してまいりたいと考えております。 2点目のスポーツツーリズムについてですが、備前市では既にえびす駅伝や架橋マラソンなど多くのスポーツ大会があり、スポーツを通して健康に目を向けたヘルスツーリズムにもつなげていきたいと考えております。 また、来年度は株式会社モンベル社さんによるハイク、登山・自転車、バイク・カヤックの1泊2日のイベントを考えており、より一層の体験型、滞在型観光の振興にも努めてまいりたいと考えております。 次に、市営バスの利便性向上についてですが、御指摘のとおり現在鶴海の坂田地区にバス停がなく、御不便をおかけしているとのことですが、利用者の利便性を向上させることは重要なことと考えております。当該バス停の新設について、地域住民の意見を集約し、道路幅やバス停の位置が可能な場所であるかどうか、警察や道路管理者の意見もお聞きしながら、公共交通会議での承認が得られるよう、関係者と協議をしてまいりたいと考えております。 ○議長(立川茂君) 会議中途ですが、この際暫時休憩とします。     午前10時38分 休憩     午前10時55分 再開 ○議長(立川茂君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 再質問はありますか。 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) それでは、1番目からさせていただきます。 この私が言う川は、県管理の川でありますけれども、かつてはこの川の上に建物が建っていたわけで、その建物の支柱といいますか土台と柱があるために、県のほうは川の流れが悪いということを指摘されました。それで、建物の持ち主にそれを撤去したら土台と一緒にしゅんせつをするということで3年経過しとるわけなんですけれども、全然できていないと。建物を撤去しますと、余計に日当たりがよくなってアシ、ヨシが生えてきたということなんですけども、その辺県のほうの情報というのはどうでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 議員が言われている箇所は、鶴海自治公民館の前の南側の河川のことだと思います。平成18年ごろから21年度にかけて、岡山県が高潮被害があったところに関して、農林海岸を伊里海岸、久々井海岸、鶴海海岸とあるんですけども、それを安全・安心おかやま農山漁村基盤臨時整備事業、事業主体は岡山県で、市の負担は3分の1と、そういう事業でやっていたころと思います。そのころも私は担当者として岡山県と地元関係者との調整に当たっていました。そのときに、議員が言われるように川には建物が建っておりました。岡山県は、そのときは予算はつけて、改良としゅんせつはしてくれる予定でしたが、建物があって、ちょっと護岸等はできないというふうに言われてできていないと思います。 それから、その事業はもう終わってしまったんですけども、そこは改良が残っているんで、岡山県にことしの7月3日に要望に行ってまいりました。当時の担当者もおられたんで、そこの部分はよく覚えていたようです。そのときによくお願いをしてきました。 その後、また西日本豪雨とか台風の災害があったんで、なかなかその後どうなっとんでしょうかというのは言いにくいんですけども、もうしばらくしたらもう一度県の予算前に、どうなりましたかということは確認をとりたいと思います。 以上です。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) ありがとうございます。 平成18年から22年度の事業ということで、もう終わってしまったということですけれども、7月3日に再度部長が県のほうへお出向きになって、また申し入れをしてくれたということで、順次といいますかこれからも継続してこういうことをやっていただきたいと思っております。 住民が刈れということなんですけど、住民も鶴海の住民もアシ、ヨシの多さに見かねて住民が小さい重機を、小さいユンボを持っておられる方がおりまして、中にはヘドロなんかあって入れんのですけど、道からその小さいユンボで取りよんです、毎年ね。取るんですけれども、何分小さいもんで、川が全部取れないということで手前のほうしかできていない状況なんで、ぜひとも全部取っていただいて、根を取っていただかんことには、もう毎年生える状況なんで、よろしくお願いしたいと思いますが、部長どうでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 鶴海には小さい河川が何本かあります。それで、鶴海の地区の方は皆出合いでよく草を刈って、ヨシも刈ってくれていると覚えております。ただ、しゅんせつにつきましては、なかなか住民ではできないと思いますんで、その辺は県に要望していきたいと思います。 ○議長(立川茂君) 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) ありがとうございます。 それでは、2番目の公民館の避難所のことについてですけれども、公民館に入るところはスロープがついておりまして入れるんですけど、中に入ってもう一段あるので、それは靴を脱ぐところがもう一段あるんです。例えば、取り外し可能なような木製でも何でもええんですけど、スロープがあれば、非常に車椅子の方は助かるんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 川口教育部長。 ◎教育部長(川口貴大君) 先ほど市長からお答えしましたとおり、施設の改良の余地はあると考えておりまして、スロープの設置につきましても検討してまいりたいと考えております。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) ぜひ設置していただきますようよろしくお願いいたします。 そして、トイレに至っては、この公民館ですね、建物の外にあるんでね、何度も段を乗り越えていかないとそのトイレにたどり着かないんです。それも何とか改善はできないでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 川口教育部長。 ◎教育部長(川口貴大君) 東鶴山公民館につきましては、農事研修等ができるよう外部から長靴のままでトイレが使えるような構造となっておりまして、トイレに移動する際に一旦外に出るように確かになっております。また、段の多い構造になっております。この改善のためには、トイレの内外含めた改修が必要となりますが、バリアフリー、大変重要なことでありますので、検討をしてまいりたいと考えております。 ○議長(立川茂君) 西上議員。
    ◆6番(西上徳一君) 外部から入れる、長靴で入れるような構造のトイレということで、わかりました。ぜひ改修していただいて、車椅子の方、障害者の方が利用しやすいようにしていただきたいと思います。 そして、トイレのことでもう一件。トイレも男子も女子も1基ずつ洋式化がなされておるんですけれども、公民館の利用者は何せ高齢者の方が多く、足腰が弱っております。なので、洋式トイレがあくのを待っておられる方が非常に多いというふうにお聞きしております。そこで、もう女子トイレだけでももう一基洋式のトイレがあればいいと利用者の方は言っておられますが、いかがでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 川口教育部長。 ◎教育部長(川口貴大君) トイレの洋式化につきまして、全く洋式化されていない施設も市内にはあるわけでございまして、そのような中でどこまで洋式化するべきかにつきましては、全体を見ながら優先度を考慮して考えていきたいと思います。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) ありがとうございます。もうぜひそうあればうれしく思いますが、順次よろしくお願いいたします。 それから、小さい4番目なんですけれども、7月の豪雨におきまして防災重点ため池ではない中山間部の小規模なため池で決壊等が多発したことは新聞等々で報じられておりますが、市は小規模のため池についてもマップを作成はされるのでしょうか、お教えください。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) ハザードマップの作成については、まず防災重点ため池から作成することを考えております。小規模ため池については、その後の検討となります。 ○議長(立川茂君) 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) 防災重点ため池からやっていって、その後順次ということで、もうそれで承知しました。よろしくお願いいたします。 新聞には、15カ所のため池があるとのことなんですけれども、15カ所はどこなんかということがちょっと知りたいんですけれども、今わかりますか。わかったらお願いします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 防災重点ため池というのは、堤高が15メートル以上または貯水量が10万トン以上で、下流1キロ以内に人家等が存在するため池のことです。 質問の15カ所のため池ですが、三石の五石新池、閑谷の宿瀬池、蕃山の長谷下池、東片上の片上大池、香登西の城山池、大内の大ケ池、伊部の鬼ケ城上池、鬼ケ城下池、佐山の大露口池、鶴海の同道池、寒河の東奥池、吉永町南方の大池、吉永町高田の飼谷池、加賀美の城ケ畑上池、城ケ畑下池です。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) ありがとうございました。 ため池の多くは水利組合や集落等の受益者を主体とした組織によって管理されておりますが、農家の戸数の減少や土地利用の変化から、管理及び監視体制の弱体化が懸念されております。市としてはどのように今後お考えなのかお知らせください。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 管理や管理体制の弱体化については、市も大変苦慮しております。貯水の必要のなくなった池については、ため池を切るなど廃止することが基本なんですけども、耕作者がある場合は、水位を低くする、余水吐けを切り下げるなどの管理をお願いしています。 また、管理方法、監視方法として、ある地区では耕作者に関係なく田、畑の所有者で全員で池を管理してくれている地区もあります。また、地区住民がみんなで池を管理、監視してくれている地区もあります。農家が少なくなってきた地区については、このようになってくれたらと考えております。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) ありがとうございます。水利を少なくしてって言われましたけど、私も地元の先輩、先輩といっても大分先輩なんですけれども、同じような質問をしたんですけれども。私どものため池は、やはり江戸時代ぐらいの古い池が多くて、余り水位、水を低くしてしまうと周りの土手が乾いてまたもろくなるんだということで、ある程度の水量は必要なんだという御老体、御老体と言えば失礼なんですけども、先輩がそういうふうにおっしゃっておったわけです。そういう何十年も、何十年どころじゃないですね。もう1世紀にもわたって受け継がれてきたそういう管理の体制もあるわけで、こちらが水利を減しゃあええがなという簡単な物言いじゃ済まん部分はあると思うんです。その辺も部長、研究されまして、洪水の起きない、氾濫しないような池をよろしくお願いしてまいりたいと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 今議員が言われたことは、よく言われることです。池の決壊も、穴があいたりすることは、池の急激な増水とか水位が減ることで起きると言われています。そういうもう池を水が必要なくなったところは余水吐けの切り下げについて要望していただければ、なるべく応えていきたいと考えております。 ○議長(立川茂君) 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) 明確な答弁を藤森部長、ありがとうございます。そのようによろしくお願いいたします。 それから、体験型、滞在型の観光についてですけれども、やはり海という資源を使わない手はないと私も思っております。 そして、スポーツツーリズムなんですけれども、単なるスポーツ観光にとどまらず、それによる普及効果に対する期待を含んでいると私は思っております。例えば、備前市では西日本一のテニスコートがあって、その資源を最大に生かして国内最大級のテニス大会の開催をしたら本当にいいものができるんじゃないかなと思いまして、ちょっと調べましたら、山中湖のチャレンジカップというのがテニス大会をやりよんですけれども、これはテニスコート200面を使用して、勝っても負けても試合は最低5試合やるそうです。テニス漬けの2日間を過ごすことができます。昨年は、全国から1,500人以上が参加したそうです。取り巻きの方々も含めたらすごい人数になり、経済効果は大きいと思っております。20歳でグランドスラムを初制覇した大坂なおみ選手の活躍もあって、テニスも今以上に人気になると思うんですけれども、ぜひお願いしたいんですけれども、いかがお考えでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 川口教育部長。 ◎教育部長(川口貴大君) スポーツの大会の、特にテニスの大会の誘致の御提案と承知いたしました。 テニスコートを生かしましたスポーツによる地域振興につきましては、市のソフトテニス連盟やテニス協会とも連携し、大会の誘致に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) よろしくお願いしたいと思います。 そして、シーカヤック、スケルトンカヤックですか、それをモンベルさんと協働でやられるということで、PRのほうは十分なんでしょうか。また、PRはどのようにされるのかお聞かせください。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 平田産業部長。 ◎産業部長(平田惣己治君) 御質問のシーカヤック等のいわゆるスポーツツーリズムでございますが、モンベルさんと連携協定の中で来年度実施をするように今調整をしていただいているところでございます。 PRなんですけども、この点につきましてもモンベルさんのほうである程度主体的にPRを考えていただくということになろうかと思いますが、そのあたりにはうちのほうも積極的にかかわりまして、どういった形で効果的なPRができるかといったようなことは協議をしながらこれから進めていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) ありがとうございます。 ブルーツーリズムにしても、やっぱりスポーツツーリズムにしても、やっぱりもうからにゃ成り立たんわけで、そういう採算のほうはどうなんでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 平田産業部長。 ◎産業部長(平田惣己治君) 先ほど申し上げましたように、実施主体はモンベルさんということで民間企業さんでございますので、ある程度そうした運営上の計算というものに立たれた上で実施をされているものだというふうに思います。参加料も当然でございますけども、モンベルさん、全国に何十万人という会員がおられまして会費も取られておりますから、そういったものを原資に充てて運営をされているということじゃないかというふうに思います。 以上です。 ○議長(立川茂君) 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) ぜひ利益を出して、ずっと継続的にできるような施策をお願いしたいと思います。 そして、次の市営バスのほうに入っていきたいと思いますが、坂田地区の住民の皆様の利便性の向上ということで、ひとつバス停をつけていただきたいと、検討していくということでよろしくお願いいたします。 そしてもう一つ、冬場になりますとどうしても日没が5時ごろには真っ暗になるということで、高齢者の方は市営バスが遠くから来よんですけど、なかなか区別がつきにくいということをこの間言われたんですけれども。日中ですと統一されたいいカラーリングの車でわかりやすいということなんですけれども、例えばタクシー会社のように屋根の上に社名とか個人タクシー等で照らされるというようなよくわかるようなことはできないんでしょうかということなんですけど、いかがでしょうか、部長。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 御指摘のように、これから日も短くなってまいります。バスは室内に明かりがついていると思いますけどもわかりづらいということで、昔でしたらワンマンバスとか表示があったと思うんですけど、今のはおっしゃるようについておりませんので、私も夜確認をしまして、何ができるか検討してまいりたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 西上議員。 ◆6番(西上徳一君) ぜひとも日が暮れてから確認していただきまして、いいように、わかりやすくなるようなことをやっていただきたいと思います。 これで再質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(立川茂君) 以上で西上議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(立川茂君) 次に、尾川議員の一般質問を願います。 10番尾川議員。     〔10番 尾川直行君 登壇〕 ◆10番(尾川直行君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 1番目、西日本豪雨災害から備前市の防災対策について。 最近、西日本豪雨を初めとしてたび重なる災害に伴う被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 西日本豪雨から2カ月余り経過しておりますが、230人以上の死者、行方不明者が出た西日本豪雨災害、倉敷市真備町、岡山市平島などで被災された豪雨災害に関連して市長にお尋ねします。 1点目、西日本豪雨で被害が甚大であった広島、岡山、愛媛3県の死者のうち、151人の死亡時の状況で土砂災害の死者が広島県で8割近く、愛媛県でも6割超だったのに対し、岡山県では水死したと見られる人が9割超で、被害状況の地域差が浮き彫りになっています。また、身元が判明した142人の7割は60歳以上で、災害弱者とされる高齢者が多かったとの報道がありました。 岡山県では59人のうち56人が水死したと見られています。痛ましい教訓、原因の分析から、備前市でこれから生かす施策と、岡山県では不明者の公表を行いましたが、備前市の対応についてお尋ねします。 2点目、自治体間支援について。 備前市から被災地に職員を派遣し、多くの支援、役割を果たされていますが、派遣の実績と評価についてお伺いします。 派遣された職員の御苦労はお察ししますが、被災地での体験は地元の防災施策に反映できるなどメリットは大きいと考えます。派遣され、応援業務をされた方々からの報告を取りまとめされ、情報共有され、これからの防災にどう役立てようとしているのかお伺いします。 また、備前市の貢献、役割、派遣された方々の活動について、市民に「広報びぜん」などで報告、説明が必要と考えますが、いかがでしょうか。 3点目、備前市での避難所の運営について、8月23日から24日の台風20号の避難状況を見ますと、市内で17カ所、収容人数5,390人、避難者数は219人と記録されています。避難者数についての評価は、また地区別の避難者数、避難率は、避難指示と避難の実態に対する評価はどう捉えているのか。 また、倉敷市は小田川が氾濫した場合、真備町で広範囲に浸水すると想定されていたが、安全な避難所として収容能力は人口の20分の1、避難所に入れない住民があふれる混乱も起きた。市の担当者は、本当に災害が発生した場合の準備が行政側にできていなかったと反省されていますが、この教訓を生かすために備前市でどう予見し対応するのかお尋ねします。 4点目、災害時に避難所となる学校の避難所機能、防災機能の強化を急ぐべきではないか、非常用電力、断水時に使用できるトイレ、炊き出しの拠点など、防災設備の整備を進め、学校の防災機能をフルに生かすためにも、学校ごとに施設の避難所としての利用計画を作成し、運用すべきではないか。また、水害時の防災力、救助力強化についても取り組むべきと考えますが、市長の見解をお伺いします。 5点目、今回の豪雨に伴う増水した府中市の芦田川では、中州の樹木を伐採、土の掘削などした効果で氾濫を回避できた可能性があると報告されています。備前市内でも、従前から議会からも指摘があります河川の土砂しゅんせつ、樹木、雑草の伐採を市内の河川について速やかに実施すべきと考えます。今後の計画的な取り組みについてお尋ねします。 6点目、今回の豪雨で多くの事業所で浸水等の被害が発生し、操業ができないといったことが報道されていました。片上地区でも、大型スーパーでは今回も床上浸水とのことですが、繰り返される被害に対して、市としての対策は考えているのか。昭和51年の災害で備前市で浸水被害を受けた耐火物メーカーが操業できなくなった事例を思い起こします。企業が被災されたときの市の対応の考えについてお尋ねします。 2番目、人口減対策に若い人、小学生から高校生へ魅力づくりを。 「中央公論」8月号に、次世代に繋げ!秋田県が挑む日本の難題という特集記事が掲載されています。既に読まれた方もおられると思いますが、備前市にも当てはまり、参考にすべき事例で、記事を紹介しながら人口減について市長と教育長に質問と提案をさせていただきます。 1点目、秋田県は、人口減少率、2045年ですが、38.9%、高齢化率が現在ですが35.6%で、全国1位。秋田県の男鹿市は、県内の高齢化率1位、人口減少率2位とのことです。備前市の高齢化率2045年の推計人口減少率は、岡山県内の15市との比較からどう評価しますか。備前市でもこれまで人口減対策は行われてきていますが、危機的状況は変わりはないと考えます。少子化について、子供を持つということは、社会のためではなくカップルの価値観や人生を考える中で意思決定すると考えられ、未婚率を問題視するよりも子供を産むカップルが希望する子供を持てているのか、その数と実際の出生率にどれだけ乖離があるのか、その原因が子育て環境なのかなどについて分析したほうがよいとの指摘があります。若い人に対して、少し切り口、角度を変えた捉え方で調査し、分析し、人口減対策に生かすべきと考えますが、施策について市長にお尋ねいたします。 2点目、1番目の問題は、住民のマインド、この地域はだめだという気持ちが縮み上がることにあると言われます。人口減で集落の消滅の回避が難しい状況に対して、市外、県外に出て行った若者に再び戻ってきてもらう施策の充実が求められるのではないか。若者人口が還流するポイントの一つは、自分が育った環境で我が子を育てたいと思えるかどうか。将来的に戻ってきてもらうために、小学校から高校までの間にいかに地域との心理的なつながりを持てるような教育をするかが重要と指摘しています。地域への愛着を育む、愛着を持てるように努力を行うべきと考えますが、施策について市長にお尋ねいたします。 3点目、秋田県五城目町は、どの世代もかかわりが持てる子供の教育を住民共有のテーマに据えています。世界一子供が育つ町というテーマを一定数の住民が共有し、子供は世代を超えた共通の関心事です。子供を通じてつながりができていると報告されています。 備前市も、教育のまち備前を標榜し、多くの施策を行ってきています。備前市の住民も役割を持ち、目標を理解し、達成するために備前市のまちづくりの取り組みを行うべきと考えますが、子供は地域の宝であることをより多くの市民に理解していただくための取り組みについて、教育長にお尋ねします。 3番目、放課後児童クラブの充実した運営を。 学童保育は、全国的に大きく広がっており、国では2023年度末までに放課後児童クラブの約30万人分の受け皿の拡大を図るとしています。子供の視点に立ち、子供の最善の利益を保障し、安心して過ごせる生活の場となるよう保護者や地域、学校との連携、支援員が自己研さんに努めること、子供の発達過程を踏まえた育成支援に努めることが求められています。放課後児童クラブのあり方について市長にお尋ねします。 1点目、備前市での指導員の新たな資格の取得状況、研修あるいはスキルアップの参加の状況はどうか。 また、不安定雇用という問題が横たわっていると言われ、なり手不足の問題もあります。解消のためには指導員の待遇改善が必要で、保育の質の低下につながることも懸念されています。有資格指導員を配置することが緩和される可能性がある、残されていることから、保育の質の低下、安全性が保たれないなど懸念され、保護者や指導員から反対の声が上がっています。資格取得、研修のあり方、雇用条件の改善の取り組みについてお伺いします。 2点目、受け入れ施設について、1人当たりの専用区画等でクラブごとかなりばらつきがあります。条例では、1.65平方メートルと定めていますが、平準化を図る考え、定員290人となっているが、受け入れに問題はなく、希望する全ての子供たちが学童に入れる仕組みになっていますか。指導員の常勤がいないクラブもありますが、管理責任の面から問題ではないのか、障害児の受け入れ、支援が必要な子供に対しての対応と今後の方向についてお尋ねします。 3点目、放課後児童健全育成事業の運営委員会または法人委託することができるとしています。備前市で統一した運営を図るための措置を行うべきであると考えますが、その対応についてどうかお尋ねいたします。 4点目、全国学童保育連絡協議会の調査では、1年から3年生が小学校にいる平均時間は年間で約1,218時間、学童、児童クラブにいる時間は約1,633時間となっており、小学校よりも長い時間を学童で過ごしていることになります。備前市での実態はどうか、放課後児童クラブの持つ役割は大きいと言えます。充実した運営のために、小学校との連携の方策、障害者支援のあり方、指導員の配置、育成支援、職務が遂行できるようバックアップ体制を図るべきではないかと考えます。 4番目、旧アルファビゼンと図書館建設について。 先日の議会報告会で参加者の方々から、旧アルファビゼンについての方向性を明確にする工程表を作成すべきと厳しい御意見がありました。旧アルファビゼンと図書館への取り組みについて市長にお伺いします。 1点目、旧アルファビゼンについて、6月議会で今後の計画とスケジュールについて、本年5月14日、副市長を委員長とし、関係部署から17名の職員を集めたプロジェクトチームを立ち上げ、庁内での提案を取りまとめているところと答弁がありました。開催状況、提案された内容についてお尋ねします。 立ち上げから既に3カ月も過ぎています。市長は、市長選で旧アルファビゼンの活用、図書館などを整備することを公約として掲げ当選されたことから、早急に方向性を示すべきであります。 2点目、旧アルファビゼンの管理について、住民から建物の外観等の老朽化、建屋内での事件が発生しないか、屋上の看板撤去など、管理等について不安を感じられています。地元住民の不安を払拭するための方策として説明を行うべきであると考えます。管理についての考えをお伺いします。 3点目、先日、真庭市立中央図書館の見学に参りました。真庭市立中央図書館は、平成30年7月開館、築37年の旧勝山庁舎をリファイニング、既存建物を活用したもので、耐震補強、用途変更、内外装の一新、機器の更新を行い、新築同様、同等の耐震性と仕上がりを持つ建物にしています。瀬戸内市図書館に負けず劣らずの感でありました。館長の説明では、これから50年、既存の建物を使う方針で、工事費は土地を求めて新築するとなると15億円かかるが、再生建築、リファイニングで8億円の経費となったということです。他市の事例を参考にしながら、備前市図書館の取り組みについてお尋ねします。 5番目、全国学力テスト結果を受けて、全国学力テスト、全国学力・学習状況調査の結果が報告されましたが、これまでの評価とこれからの施策について教育長にお伺いします。 1点目、県内の自治体別の平均正答率を見ると、備前市は小学校、中学校とも全ての教科について全国平均、県平均とも下回る結果となっています。この結果についての評価と今後の学力向上策についてお伺いします。 2点目、教育のまち備前の実現に教育大綱の見直しと今後の取り組みについて教育長のお考えをお尋ねします。 3点目、学力向上に生活習慣の改善、日ごろから規則正しい生活を促し、子供が学習に取り組みやすい環境を整える必要があるとの意見があります。家庭環境に目配りし、丁寧な指導で学力の底上げを図る、それが公教育の責務と言われます。このような側面に力を注ぐ、また地域が教育に関心を持続するための施策を行うべきであると考えます。教育長にお伺いします。 以上で質問を終わります。御答弁をよろしくお願いします。 ○議長(立川茂君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕 ◎市長(田原隆雄君) それでは、尾川議員の質問に順次お答えをいたします。 1番目、西日本豪雨災害から備前市の防災対策についてでございますが、まずもって7月豪雨災害で多くの方がお亡くなりになりました。改めて市民を代表し、この場をおかりして御冥福をお祈りし、御遺族の皆さんにお悔やみとともに被災された方に衷心よりお見舞いを申し上げます。 それでは、質問の1点目、大変失礼な言い方になるかとは思いますが、他自治体の災害に学び、本市の防災施策に生かしてまいりたいと考えております。 被災者を最小限にとどめる方策は、いかに住民の方に事前の避難行動を起こしてもらえるかが一番の課題であると考えております。効果的な情報の出し方や住民の防災意識を高める方策など、岡山県が立ち上げた災害検証委員会の検証結果も参考に、有効な施策を実施してまいりたいと考えております。 次に、行方不明者の氏名の公表でありますが、限られた時間の中で早期に安否が確認できるよう、その後の捜索活動の情報提供を得るには有効なことと思われますので、私は公表すべきだと考えております。 2点目、他の自治体への派遣についてですが、大規模災害が決して他人事ではなく、議員御指摘のとおり本市の今後の災害対応につながることから、通常業務に支障がないよう工夫しながら、被災地支援にはできるだけ多くの職員を派遣したいと思っております。今現在も派遣をいたしております。あとしばらくはこの状態が継続する見込みでございます。 経験した職員による意見交換の開催や意見集約も指示しておりますので、今後まとめていきたいと考えております。 このような職員派遣についてのPRをもう少しすべきだという御意見だったかと思いますが、「広報びぜん」8月号に被災地支援の取り組みについての記事を掲載させていただいておりますし、ホームページでも公開をさせていただいております。 3点目、本市での避難者数は、近年の防災意識の高まりや7月の豪雨災害の状況から、増加傾向にあることは確かであろうと感じております。台風20号では、一番多いときで42名の方が避難されております。台風21号では7名ということで、人口全体に対する避難率は0.12%と大変少ないものとなっております。 なお、台風などの風水対策における現状では、市内17カ所の避難所へ50名の職員を派遣し開設しておりますが、起こる災害や各地区での被災状況によっても大きく変わってくるものであろうと思っております。 本市の地区防災計画では、災害別避難箇所として、備前地区では49カ所、日生地区では44カ所、吉永地区では55カ所を指定いたしております。これらの避難所をとても行政だけでできるものではなく、自治会や自主防災組織を中心とした行政よりもより身近で信頼できる避難の呼びかけなど、地域における自助、共助の仕組みが機能することを期待をいたしております。 4点目、災害時に避難所となるべき学校の避難所機能、防災機能の強化を急ぐべきではないかということでございますが、現在の学校機能を最大限に活用し、立地場所等の条件も含め、関係部局と協議しながら検討してまいりたいと考えております。 次に、5点目の浸水被害防止のために河川樹木の伐採、土砂のしゅんせつ等についてでございますが、地区からも要望箇所、要望が出ております。箇所の調査や日常のパトロールにより、現状の把握に努めているところでございます。 市管理の河川につきましては、水が流れる上で支障があると判断される場合には、地区で対応できないことにつきましては行政が対応してまいりたいと思いますし、県管理の河川につきましては今までも答弁させていただきましたように、県に強く要望してまいりたいと考えております。 次に、事業所への浸水等防止と操業支援についてでございますが、市といたしましては事業所等に対しましては、台風等の接近に伴う情報提供や災害予防の事前連絡は行っております。まずは、事業所で防災対策を行っていただくことが重要であり、行政に支援可能な件につきましては、積極的に対応していきたいと思っております。 各企業には、BCP、事業継続計画に基づき、被災時の対応がとれるよう計画されている事業所もあるとお聞きしております。 また、万一被災された場合には、国や県の支援制度を活用できるよう、その周知に努めるとともに、被災状況により企業ニーズも異なると思いますので、要望に沿った迅速な対応策を考えていくべきだと考えております。 次に、2番目、人口減に対して、若い人に視点を置いた分析、幼少期の実体験はその後の進路、Uターン、Jターンに有益でないかという御意見でございますが、人口減対策を進めるということにつきましては私も同感でございます。これまでもいろいろな世代を対象とした調査を実施してまいりましたが、議員御指摘のように視点を変え、これから備前市を担うべき若い人を対象にした少し角度を変えた調査をすることにより、若い世代の声や備前市に対する思いも知ることができると私も考えます。今後、消滅可能都市にならないための備前市独自の新たな施策の突破口が見つかれば、できることから対応に着手してまいりたいと考えております。お気づきの点があれば、具体的に御指導いただければ幸いでございます。 ②、③につきましては、教育長のほうから答弁させていただきたいと思います。 次に、放課後児童クラブの充実した運営についてでございますが、備前市ではその必要性をいち早く認識し、早急に取り組みを進めてきております。しかしながら、小学校の空き教室を活用できるものばかりでなく、いまだ施設面において未整備な地区もございます。保育料の無償化の導入により、乳幼児期からの行政への依存傾向が今後ますます高くなってくると予想されます。今後とも持続可能な制度の構築をしていかなければならないと考えております。 また、人口減対策でも申し上げたとおり、幼少期の原体験こそJターン、Uターンの基礎となり、移住・定住につながるものと確信をいたしております。 そのような中で、1点目の指導員の資格取得、研修参加と待遇改善の取り組みについてでございますが、放課後児童クラブには放課後児童支援員を置くこととなっており、支援員については一定の基準となる資格を持ち、さらに県の行う研修を修了した者でなければならないとなっております。県の研修を修了した支援員は、各クラブに1名から4名配置されており、今後も随時研修を受講し、支援員としての資格確保を行っていくことといたしております。 雇用条件の改善につきましても、平成27年度に子ども・子育て支援新制度がスタートし、条例を定め基準に基づいて各クラブとも随時見直しを行っているところであります。 受け入れ施設は整備され、管理体制は十分かということについてですが、1人当たりの占用区画につきましては1.65平米以上とされており、今のところどのクラブにおいても基準は満たしております。定員につきましても、月平均利用数や年1回行っているニーズ調査等により、各クラブで見直しをしながら設置しております。 常勤支援員のいないクラブでは、県の研修を修了した支援員を複数配置するなどの管理上の工夫を行っております。 障害児の受け入れ、支援が必要な子供に対しては、作業療法士による研修等により支援員のスキルアップを図って対応してまいります。 3点目の運営の統一化を図り充実した運営をすべきだとの御意見でございますが、御説はごもっともでありますが、現在は市内小学校区ごとに10カ所放課後児童クラブ全てが保護者を中心とした運営委員会が運営しておるのが実態でございます。運営に関する保護者の負担感やクラブにより設定時間や負担金額が違うなど、運営について統一化されておりません。放課後児童クラブ連絡協議会において、それらの運営についての情報交換を行っているところであり、今後の改善策を模索しなければならないと考えております。 最後の小学校との連携とバックアップ体制の整備につきましてですが、支援上、必要な児童の情報共有など、小学校当局に積極的に働きかけ、連携を図っていくべきだと考えております。 次に、旧アルファビゼンと図書館についてでございますが、論語の中に、過ちがあれば改たむるにはばかるなかれという言葉があろうかと思います。確かに、公約で私は旧アルファビゼンの跡地へ図書館建設をするべきだと提案はいたしました。しかしながら、諸般の事情から無理と判断いたしましたので撤回をしたということをたびたび申し上げておるところでございます。 アルファビゼンの跡地問題と図書館問題は個別な切り口で考え、備前市中心部である片上地区の振興策を現在DOWAホールディングス株式会社さんの所有地の活用も同社の了解のもとで現在検討しているところでございます。 そのような中で、1点目の5月14日に副市長を委員長とするプロジェクトチームを庁内に立ち上げていることについてですが、現在は昨年度の東洋大学のレポートも含め、3つの部会でそれぞれの検討案を提案し、提案内容をもとに調査を進め、外部による提言や提案を受け入れ、市民や議員の皆様方の御意見も伺いながら、絵に描いた餅にならないように努めていきたい、このように考えております。ただ、多額の事業費が予測されることから、市独自での実施は不可能と考えられ、民間活力や補助事業等も加味し、実現可能な案として基本方針の策定へつなげてまいりたいと考えております。適時議会のほうにも報告して御意見もいただきたいと思っておりますので、その節にはよろしくお願いをいたしたいと思います。 最後に、図書館の備前市の備前市立図書館建設についての取り組みについてでございますが、本件につきましては教育委員会を中心に取り組み、教育委員からの意見もいただいているようですが、今後は庁内プロジェクトチーム新図書館整備基本構想策定委員会により検討してまいりたいと考えております。具体案をたびたび督促されておりますけれども、これらの検討内容につきましては、新築なのか既存施設のリフォームなのか、場所は片上地区でなければならないのか、運営は直営か、指定管理か、中央図書館と分館のあり方についてはどうなのか、建築費の捻出と完成後の管理費について等々、多方面からの検討が必要でございます。今後も他自治体図書館の事例やアドバイスを十分に参考にさせていただきながら進めていかなければならないと考えております。 私からは以上です。 ○議長(立川茂君) 奥田教育長。     〔教育長 奥田泰彦君 登壇〕 ◎教育長(奥田泰彦君) 私からは、まず2番の人口減対策のうちの2点目、3点目についてお答えいたします。 2点目、子供たちに地域へのつながりと愛着を育む教育についてでありますが、私も子供たちが地域に愛着を持つことは非常に大切であるというふうに考えております。新しい学習指導要領でも、家庭、地域社会との連携や協働、地域における世代を超えた交流の機会が重視されております。 このことを踏まえ、市内小・中学校では、特色ある学校づくり推進事業として、地域人材を活用した体験活動や海洋学習、備前焼体験、論語の学習等、郷土に関する学習にも取り組んでおります。また、片上高校では、来年度から市内事業所の協力を得ながら、インターンシップ等新たに取り組みを実施する予定であります。さらに、備前緑陽高等学校についても、岡山県教育委員会に対して、備前市を題材とした学習を充実するよう要望しております。今後も地域を愛する子供を育てるための取り組みを支援していきたいと考えております。 3点目、多くの住民の方から教育に対する理解を得ることについてでありますが、まなび塾事業、そして学校地域支援事業等、多くの場面で市民の方々にボランティアとして協力いただき、子供や教育に関する関心を高めていただく取り組みを進めております。 また、中高校生等の若者がまちづくりに関心を抱いてもらう機会として、中高校生や大学生が市民とまちづくり等について意見を交わすだっぴという事業を昨年度から実施しております。本年度は3回実施し、事後には参加した中学生から意見を募り、まちづくりに関する提言をもらう計画もございます。今後もこうした取り組みを充実し、多様な世代の方々が教育への関心が高まるよう努めてまいりたいと思います。 5番、全国学力・学習状況調査についてお答えいたします。 1点目、結果の評価と今後の向上策についてでありますが、全国学力・学習状況調査は、学習指導要領で求められている学力を知り、その定着状況を確認できるよい機会と考えております。本年度の調査結果を分析する中で、全体的な正答率も課題ではありますが、例年課題となっている領域の改善が進んでいないということも最も大きな課題として捉えております。 また、年度ごとに全国や岡山県の平均正答率との比較で、結果が上下する事態について、わずかな正答率の違い等によるものであり、一喜一憂する必要はないと考えるものの、いずれの学年の子供たちにもしっかりと力を身につけさせるよう、学校全体として指導力を向上させることが課題と考えられます。教育委員会としては、課題解決のためには日々の授業の中での取り組みの徹底が大切であり、具体的な視点を持った授業改善や課題解決に向けた方策を組織で共有することが不可欠であると考えております。このため、これから申し上げる4点について取り組みを強化していこうというふうに考えております。 1点目、市内小・中学校と指導上の課題や授業改善の視点を共有するための学力向上担当者会の開催、2点目、学力向上へ向けた授業改善の中核となる教員の資質向上を目的とした指導主事と中堅教員による先進地視察と、その成果についての共有、3点目、指導主事による学校への計画訪問の実施、4点目、タブレット、PCの活用による反復学習の徹底、この4点に特に力を入れて取り組んでまいります。 また、指導主事が今まで以上に積極的に学校を指導していくことで、取り組みの徹底を図っていきたいというふうにも考えております。 2点目、教育大綱の見直しと取り組みについてでありますが、現在見直し案を総合教育会議の事務局である企画課で作成しております。私としては、市長の教育に対する思いも組み込むとともに、現行の教育大綱は学校教育中心でしたが、基本理念の全ては子供たちのためにという考えを一歩進めて、大人も生涯学び続けるという考えを市民や子供たちに伝えたいと考えております。 また、一人一人の豊かな人生と協働によるまちづくりに向け、学びの充実が重要であることを踏まえ、大事にしたい学びの要素として、みずからが問題意識を持つという主体性、他者とかかわるという協働性、学んだ知識を生かしていくという実践の3つを重視し、教育行政の重点をしっかりと示してまいります。 3点目、家庭教育に目配りした教育と地域が持続して教育を支える方策についてでありますが、全国学力・学習状況調査の結果から、備前市では家庭学習や家庭でのメディアとのかかわりに課題が見られました。家庭学習については、県教委による家庭学習のスタンダードや各校による家庭学習の手引を配布し、習慣化を図っています。 メディアとかかわる時間を減らすための取り組みについては、全校で統一し、保護者を巻き込んだ取り組み、メディアスリム化大作戦を行っております。 議員から御指摘いただいたように、このような子供たちの家庭生活の習慣の向上のためには、家庭や地域の協力が不可欠です。家庭への依頼内容やその目的を具体的に伝え、全校で一貫した取り組みを推奨していくことで、保護者や地域にとってもわかりやすく協力しやすい取り組みとなるよう教育委員会としても指導してまいります。 また、ホームページやメディアを通して取り組みの成果を広く周知し、地域全体による取り組みへと広げていくことも大切であると考えております。 以上です。     〔「ちょっと答弁漏れがある」と10番尾川議員発言する〕 ○議長(立川茂君) ちょっと待って。 佐藤総務部長。     〔総務部長 佐藤行弘君 登壇〕 ◎総務部長(佐藤行弘君) それでは、私から4番、2点目、旧アルファビゼンの老朽化などに対する管理体制についてお答えいたします。 現在、担当課において日常の点検を行っております。例えば、6月においては目視、触手による点検、また7月にはPCB廃棄物の有無の確認等を行っております。最近では、台風等の異常気象の前後には、建物周辺や外観を目視により点検いたしております。 解体撤去を前提とした跡地利用の検討が進められている中ではございますが、点検により異常が確認された場合は、部分的であっても必要な措置を講じてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(立川茂君) 会議中途ですが、この際暫時休憩……     〔「ちょっと待って。答弁漏れがある」と10番尾川議員発言する〕 答弁漏れ箇所は議員から指摘をしてください。     〔「こういうの聞いといてくれにゃおえんが、ちいたあ」と10番尾川議員発言する〕 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) 放課後児童クラブで、たしか私は質問したと思うんだけど、全国学童、4点目で、全国学童保育連絡協議会の調査結果の話をしたと思うんですよ。備前市の実態はどうかという質問しとるはずなんですわ。それに対して、要するに全国の学童保育連絡協議会の1年から3年生は、小学校におる平均時間が約1,218時間、学童というかそこへおるときは1,633時間じゃということが非常に大きな問題なんじゃ。備前市の実態はどうかというのを質問しとったはずじゃ。答えてもらっとるかもわからんけど。その辺ちょっと詳しゅう言うてもろたら。 ○議長(立川茂君) 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 漏れておるとするならば担当から答えますが、私はそういう細かいことまで承知しておりません。     〔「ちょっと待って。細かいことって、あれしとんじゃからな、通告。ほんなやめんか、通告を」と10番尾川議員発言する〕 ○議長(立川茂君) 尾川議員、これから答弁しますので。 山本保健福祉部長。 ◎保健福祉部長福祉事務所長(山本光男君) 正確な時間の把握はできておりませんけれども、平日だけで言えば、学校にいる時間が長いと考えられますが、夏休みなどの長期休暇等の時間を考えれば、当然学童にいる時間のほうが備前市においても長いというふうに考えております。 以上です。     〔「もう時間来とるけどな、これ通告して、時間を教えてくれ言うとるわけじゃ。これ大事な問題なわけじゃ、わし言よんのは。せやから放課後児童クラブがいかに大事なもんか、教育の問題もあったりするからということで時間を、みんな認識ねえわけじゃ。私も知らなんだんじゃ、こんな長げえとは。だから、それを言ようるわけだから、それが質問の趣旨なんじゃ。それどうしたらきちっと学校との連携、再質問するけど、そういうことを言いたかった。だから、きちっと対応してくれにゃいけん、担当は。それちょっと答弁してもろて」と10番尾川議員発言する〕 ○議長(立川茂君) 答弁漏れとはちょっと違うと思われますので、後ほど……     〔「いやいや、じゃからもう少しはっきり明確に答え言よんじゃ。答弁漏れじゃねえが。明確に答え言よんじゃが」と10番尾川議員発言する〕 答弁漏れ以外は再質問のほうでお願いしたいんですが。     〔「いや、明確に答えてくれ言よんじゃ。数字ではっきり言うてくれ言ようるわけじゃ」と10番尾川議員発言する〕     〔「調べていないというて答弁せえ」と呼ぶ者あり〕 答弁願います。 山本保健福祉部長。 ◎保健福祉部長福祉事務所長(山本光男君) 正確な数字の把握については、現状ではちょっとしにくいということで把握はできておりません。     〔「そんなんおえるもんか、おめえ。よう言うてくれよ、議長、おめえ。何のために通告しょんなら。もっと明確にしてくれにゃおえんわ」と10番尾川議員発言する〕 ○議長(立川茂君) 会議中途ですが、この際暫時休憩します。     午後0時09分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(立川茂君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 再質問はありますか。 再質問に入ります。 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) それでは、ちょっと間が抜けてから、何を質問しようかと思うようなんですけど。1から防災対策からちょっと再質問させていただきます。 まず、避難率が0.1とかというふうな御答弁だったと思うんですが、新聞なんかですと西日本豪雨被災の17市町というと4.6%どまりという非常に避難率が問題があるような気がいたしております。やはり避難誘導、避難をしてくださいというふうな市の呼びかけに対して、住民の反応というのはどういうふうに、仕方ない、どういうふうに市長は考えられて、どういうふうにこれから取り組みされようとしておるんかというのをちょっとまず。このままで、すれ違いのままで避難命令出して、その状態で、市民は余り応じてもらえんというふうな、市民も判断力持っていますから。でも、小田川周辺についてはいろいろ原因があると思うんですが。その点についてちょっと、避難のあり方というんですか、その辺についてお伺いします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 私も就任して、避難情報といいますか、災害対策本部を設置して何度か避難を呼びかけたわけです。17施設に対して職員を50名配置すると。それで、タイムラインが72時間前にそれを出しながら、それを準備します。本当に正直言って、全然反応がありません。そういう中で、本当に避難に必要がある方だろうかなということについても若干疑問のある方もいらっしゃるみたいなんですけども。どうぞというような体制をとりながら、避難者が少ないということで、備前市の避難情報の出し方について、いつどういうようなやり方がいいんかなということを正直迷っております。ただ、災害、災害で改めるわけにいかんので、一応今決められたことの手順に沿っての避難態勢を設けておるのが現状です。答えになっているかどうかわかりませんけど。 ○議長(立川茂君) よろしいか。 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) お気持ちは私もようわかるんです。実際、私らも避難する立場のもんですから。ただ、ですから、このままで、避難所開設についてはそんなあれじゃないと思うんですけど、何か行き違いがあり過ぎるんで、やはりある程度、何でもかんでも意見聞けというんじゃないんですけど。やはり広島県でも県がすることと市のすることとは違うと思うんですけど、やっぱり広島県は豪雨の被災者らを対象に、避難をした理由、しなかった理由やきっかけを詳細な聞き取り調査を進める方針というふうなことで、一度そういう面での避難にちょっとある程度限って、それはいろいろその避難場所によっていろんな災害が予測されていると思うんですけど、そういう対応の考えは何か、このままですれ違いみたいに平行線ずっとしていって、片方は避難命令出す、へえで市民は応じん。こういうので本当に災害対策になっとんかなあというふうな気がするんですけど。そういう調査みたいなん、どういう、歩み寄れるというか、何か具体的なものを出すべきじゃないかと思うんですけど、その点いかがですか。同じような質問ですけど。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 本当に迷うんです、正直。避難情報を出したら、全て17カ所開くというようなことのようですけど。そういう中で、高潮であれば沿岸地方に出すとか、何かそういうような工夫もして、避難情報の中にもAクラス、Bクラスというような分け方ができないんだろうかなあというようなことも考えたりします。いずれにしても、ああいうような大きな被害があったということで市民の皆さんにできるだけ早くこちらも、日が暮れて避難するよりも明るいうちにしたほうがいいんじゃないかというような形での出し方とか工夫をしながら、大雨が近づくその前に出したほうが避難がしやすいじゃないかなというような形で対策本部でその事案、事案ごとに話し合いをしているんですけども、余り効果がないということで、本当に避難所開設してもゼロという避難所が結構いっぱいあります。それをどうしたらいいんかな。防災、地域の防災組織もあるわけで、そういう皆さんとも相談もしてみたいなと、そんな気もします。 ○議長(立川茂君) 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) それから、避難のほうはそうなんですけど、やっぱり市民から、これも難しい話なんですけど、各地区によって災害の要因というか災害が違ってくると。例えば、今回吉井川の堤防が越水するというふうな情報が流れまして、避難も西鶴山公民館の避難所も移設というか閉鎖したというような話が記憶にあるんですけど。やっぱり、あれは昭和20年ですから相当前の枕崎台風のときにちょうど芦田橋、知っとる人はえろうおられんと思うんですけど、芦田橋を。芦田橋のあたり、一日市とこっち、備前側、福岡側の土手が切れたというふうな、そういう経験というか記録を見とるわけでして、私も。実際立ち会うたわけじゃないんですけど。要するに、市民はこういう地区によって災害というか、どういうものに対してというふうな市として考えられてしとると思うんですけど、地区によって要因というか災害が異なると。台風にもあるし地震にもあるしいろんな要素があるんですけど、ちょっと絞って対応してもらえんのんかなというふうな相談というんですか。吉井川が、例えばあそこらあたりじゃったらこうこうじゃというふうに対策をこうせえというふうなことを。浅川のあたりというんですか、砂川の堤防が切れた決壊なんかも私も後から、すぐには行きませんでしたけど、あのあたりも大変だなあというふうな感じがしたんですけど。そのあたりの要するに各地区によって相当、今話がありましたように、沿岸部に対しては高潮、浸水のほうに重点を置いて、そこに避難するようにというふうなことがあったんですけど、そのあたりのもう少し具体的な取り組みというのは、お考えについてお伺いしたいんですけど。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 問題のある避難所もあろうかと思います。正直、避難場所が河川のすぐそばであったり、海岸にある避難所、高潮で行けんのじゃないかというような場所もあろうかと思います。今回の高潮の避難場所として市民センターが適当かどうかというようなこともあったんですけども、早々と市民センターへ行けば高潮があってもいいんじゃないかということで、あえてそれは認めて避難所として開設したわけですけども。そういうふうに避難所ごとにどういうような災害に適した避難所かということも、これも再検討、見直しの必要のある箇所もあるかもしれません。精査してみたいと思います。 ○議長(立川茂君) 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) それから、防災の関係で3点目でちょっと質問させてもらって、これも別に新聞に出とったことなんですけど、小田川の氾濫で市の担当者は、正直に避難所の収容能力が20分の1だというようなことを語っとるわけです。そういうふうなことを行政側ができていなかったと反省されておるというふうな、こういった教訓についてはどういうふうにお思いですか。ちょっとそのあたりお聞きしたいんですけど。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 高山市長公室長。 ◎市長公室長(高山豊彰君) 市内の避難所については、通常あけております17カ所以外にも自治公民館でありますとかそういったところを含めまして全体で140カ所程度ございます。その中で、いろんな災害が考えられるわけですが、その災害の状況に応じた避難所を開設していくという必要が出てまいるかと思います。小田川のほうで想定を超えた避難人数というようなこともございましたけども、うちにおきましてもそうした避難の状況、災害の状況に応じて避難所の開設を逐次考えていく必要が大事だと思っております。 以上であります。 ○議長(立川茂君) 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) それから次に、避難所の設備というんですか充実ということで、これはぜひやってほしいと思っとんです。私も熊本地震を受けて文科省が有識者委員会というのを設置して、災害に強い学校施設整備について緊急提言ということで冊子になっています。それは特に生活水であるとか仮設トイレとか、あるいは給食室の炊き出しの拠点としての役割とか、それから奈良市なんかですと、都市ガスをプロパンガスに緊急用に取りかえるというんですか、そういう措置が、設備をしとるというようなのを見たことあります。備前市内も共同調理場で電気で調理するというふうなことになっとって、プロパンに恐らく取りかえとか、そういうことは考えていないと思うんで、ぜひそのあたりの避難所としてそういう水であるとか、それからトイレであるとかそういうものをぜひ計画的に実施していってほしい、充実してほしいと思うんですが、ちょっとその辺のお考えをお聞きしたいんですが。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 高山市長公室長。 ◎市長公室長(高山豊彰君) 避難所の施設、トイレ、それから調理場等につきましては、やはり学校等につきましてはトイレのいろんな改修も進んでおりまして、非常にバリアフリーとかも進んでおるというふうな認識でおるんですが、やはり短期的には避難所においても弁当でありますとか非常食といったものでの対応になりますが、長期間の滞在ということになりますと、やはり火を使って温かいものを提供するといったことが必要になってまいります。そうしたことも踏まえて、現状をまずどういったことになっているのかというのを調査してみたいと思います。 以上であります。 ○議長(立川茂君) 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) ぜひそういうバックアップ体制というのを考えられて、そんなに金も費用もかけられんと思うんですが、徐々に計画的にぜひ実施してほしいです。 それから次に、府中市の芦田川の話をしましたが、これは2015年の鬼怒川での河川内の樹木や土を撤去すると、国が、国交省の事業ですけど。市長、同僚議員の答弁で、地元で刈れるものは刈ってくれえというふうなところがあるんですけど、それは範囲をどの程度ならできる、これは市がするというものをね、高齢化もどんどんどんどん進んできておりまして、そんな危ない作業もできんし、そうかといって金もねえんで、地元のみんなに協力してほしいというのようわかるんですけど、そのあたりもう少し明確にね、やっぱり見たら、私も新聞しか見んのですけど、小田川についても、これは川底の掘削が必要だとか、それはバイパスの問題もあるんです。私も前からそれ聞いとったんです。それから、そういう砂川でも私ははっきり言いますけど、下市からその南ぐらいまでは護岸もきちっとしとるけど、それより下というたら草ぼうぼうでね、それが原因かどうかは私も素人ですから断定できんですけど。そういうあたり、草をどこまでとってくれる、あるいはしゅんせつするというのをやはり毎日毎日やるというわけじゃないんですから、やはりこういう流れの障害になって、それでしゅんせつすることで、あるいは樹木を切ることによって災害がある程度防げるということですから。川幅広げえというても、またそれは簡単なもんじゃないんで。そのあたり、市長が切れと言われるんですけど、何かその辺歩み寄る話はないんですかね。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 市民の皆さんが一番懸念されている箇所というのは、恐らく県管理の河川の中が一番問題だろうと正直思っております。我々、私が答弁の中でできるだけ地元の人にと言ったのは、本当にもう狭い、そんなところという意味のことでありまして、幸い備前市は昭和51年災害で激甚災害ということの中で、かなりの改良をしていただいておりますが、あれから何十年かたちました。そういう中での河川の中の木が生えたり土砂が埋まったりというようなところがあるもんですから、それについては県のほうへ一生懸命話をしております。これは、何も備前市だけじゃなしに、先般の市長会議でも今回の災害を反省して、強く県に要望しようじゃないかということで緊急要望もさせていただいております。 ○議長(立川茂君) 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) それから、事業所の被害の問題に関連して、51の災害のときに地元の耐火物の会社のプレス関係が全滅したということで生産できんというふうなことがあって、51の災害のあの記録が、冊子があって、再度見たんですけど、企業のことは一切書いていないんです。そういう時代じゃったかもわからんですけど。今は、もう企業誘致したり、何とかおってくれとかという時代なんで、何かそのあたりで新しい方策で、鳥取県知事が鳥取地震で家屋が崩壊して10万円ほどの補助というんが見舞金で100万出したというのが結構有名だったんですけど、何かそういうところに市の責任というんじゃないですけど、やはり居続けてもらいたいというふうなことで、そういう考え方の方向性は全くありませんか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 気持ちはよくわかりますけども、やはり県の支援であるとか国の支援の中でということの範囲になろうかと思っています。市独自というのはなかなか企業さんに対しては難しいんじゃないかという感覚を持っております。 ○議長(立川茂君) 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) 次に、避難行動というんですか避難の問題から絡んで、もう少し市民に対して、地区によっては防災対策というんですか防災訓練をいろいろやっとられるんですけど、やはり市としてもう少し体系的に、ある、誰先生というんじゃないんですけど、誰か決めて継続的にやはり指導してもらって対応するというんですか、防災マニュアル含めていろんな見直し。私も熊本震災の報告書というのを見せてもらいました。備前市にも来とると思うんですけど、その人にちょっと電話だけしたんですけど、いろいろ生かすところあるかなあと思うて。私もこのくらいの分厚い本ですから、なかなか全部見られんのんで、議会だけでも見とこうかということで見たんですけど。要するに、そういうふうに全市のレベル平準化するとか、あるいは統一化するとか、何もかんも市が采配するという意味じゃなしに、もう少し主導権持って前へ出て指導していくということの考えについてお伺いします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 防災訓練等、主催は市でありますけども、和気町と一緒になって東備消防という形での危機についての訓練等は東備消防さんと連携してやっておるわけであります。先ほどから防災、防災ということ、今回大きな災害があったということでいろいろ過敏になっておるところもあるんですけども、従来のような台風、水害の防災なのか、来るべき南海地震に備えた防災なのか、その辺のことも加味しながら、防災訓練なり日ごろの訓練も考えていかんといかんのじゃないかなというふうに考えております。 いつも私は災害対策本部でいろいろ協議するんですけども、余りにも72時間のタイム、あれで出しながら、こんな形で避難しろ、避難しろということになったら慢性化して、この程度で避難せんといかんのかというようなことで、かえって肝心な避難してほしいというときに避難してもらえんのではないかというふうな危惧を持ちながら、マニュアルどおりに従って避難指示を、避難勧告をしたり避難準備情報を出していると、そういうような状況です。 ○議長(立川茂君) 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) ぜひ具体的に、オオカミ少年になってしまったら大変なんで、その前にいろいろ手を変え品を変えながら、要するに備前市全体としてレベルを統一したりアップしたりするような考え方で、丸投げじゃなしにやってほしいと思います。 それから、次に行きます。 教育長に人口減少の問題で、秋田県の五城目町の例を引き合いに出したんですけど、非常に、私も行ったわけじゃないんですけど、おもしろいというんですか、中身があって、この出とんですけど、ぜひ、外国へ行くのもええと思うんですけど、ぜひ、例えば五城目、まだいいところあるかもわからんですよ。五城目町との連携というんですか、要するに一緒に共同研究しようだとか、あるいは教えてくれえとかというふうな。秋田県の教育についてはそこそこいろいろ岡山県としてもやっぱり視察したりして行っとると思うんですけど、備前市としても外国ばあじゃなしに、要するに教育のまちを標榜して、やっぱりこれからの人づくりが一番肝心なところじゃないかと思うんで、その辺の取り組みというんですか、五城目町がええというんじゃないです。私もちょっといろいろ見たりしてインターネットでちょっと見たら、いろいろおもしろいところあるなあと思うたりするんで。秋田県と岡山県と違う言うかもしれんですけど、その辺でどういうふうにお考えなんか。ぜひそういう教育で連携する、あるいは提携するというふうな考え方についてお伺いします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 奥田教育長。 ◎教育長(奥田泰彦君) すばらしい御提案ありがとうございます。全国各地には、本当に教育について先進的な地域が秋田県に限らずございます。教育委員会としても、今年度から先進県視察ということで、ことしは福井県のほうへ指導主事と学校の教員が視察に行って、成果を持って帰っております。そういったふうにいろんな全国各地で備前市の教育課題を解決するために、ここを参考にしたいというところを探しながら連携できるところは連携してということで、先進地に学ぶという姿勢を持っていきたいというふうに思います。 ○議長(立川茂君) 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) 時間も残り少のうなりましたが、放課後児童クラブについてちょっとお伺いします。 先ほどいろいろ時間、備前市の実態がというふうなことなんで。何が言いたいかというのは、先ほども申し上げましたけど、学校よりも児童クラブの時間のほうが長いんだということで、位置づけから、もっと備前市としても本気に、本気じゃない言うたら怒られるんですけど、もう少し中身の充実した運営を、国としたらかなり指導員というんですか、ちょっと人手不足ということで、緩和しようとかというふうな動きがあるようで。ただ、こっちとしては、やはりこれだけのいろんな家庭教育の問題も絡んでくると思うんで、充実すべきだろう。例えば、提案ですけど、もう余り時間ないんで、もう教育委員会に放課後児童クラブをもう任せると。それから、あるいは学校と連携というの割かし薄いように聞くんです。ですから、学校と放課後児童クラブの間に立つ人を、そういう1つのクラブに1人というわけにいきませんから、備前市として全体としてそういう橋渡しをするような方を置くようなことは考えられませんかね。ちょっとその辺を。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) いい提案をいただいたと思っております。先ほどの答弁の中で、答弁不十分だったと思いますけども、要するに学校の時間よりもそこで過ごす時間のほうが長いという現実があるわけです。それで、答弁ではきれいごとの答弁になっておりますけども、実態はなかなかうまくいっていないんじゃないかと。その原因は、それぞれの保護者が運営委員会をやっていると。そのあたりが一番隘路になっとるんじゃないかという感覚を持っております。そういう中で、本気でやるならば、今提案のようなことをもう少しこども課、教育委員会、学校と連携したことでやっていかなければいけないんじゃないかなと。特に、これからは保育料無料化の中で、もうそこへどんどん人がふえている。じゃあ、もう乳幼児から中学3年生までは市が面倒見ていくという仕掛けを、永続的な仕掛けを考えていかんのじゃないかな、そんな感じを持っております。いろいろ御指導お願いしたいと思います。 ○議長(立川茂君) 尾川議員。 ◆10番(尾川直行君) それから、学力テストのことを教育長にお聞きします。 先ほどるる詳しい説明がありました。まず1点は、ぜひ報告書が出とんかどうか。これも1カ月前倒しで報告があったと思うんです。一時期、何かソフトの問題でおくれたことも記憶しとんですけど。大体8月の初めやなしに大体9月、8月末ぐらいで報告があるのが前倒しになってはや来たということは、現場によってはその対応を新学期までに考えるというふうなことを書いておったわけです。ですから、そのあたりでどういうふうに今後報告と、それからもう一つはやはり市民の協力を得るために、いろいろ負担になって、教育のまち備前で特集記事が、今までやってきてあれだけの記事書こうと思うたら大変だと思うんですけど、ぜひそれを、学力テストの報告と、教育のまち備前について御答弁願います。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 奥田教育長。 ◎教育長(奥田泰彦君) 学力テストの結果を受けてについては、学力向上の担当者会ということでこの10月の初めに会を用意しております。全市でやる会、それから中学校区でやる会というふうに細かく具体的にどう取り組んでいくのかということを決めていきたいというふうに思います。 「広報びぜん」につきましては、一昨年教育特集ということで1年間特集を、1年間限定で特集させていただきました。市民の方にも好評で、教育行政の様子というんか取り組み方がよくわかったというような評判をいただいております。     (発言時間終了のブザーが鳴る) ○議長(立川茂君) 発言中ですが、制限時間ですので、尾川議員の一般質問を終わります。 以上で尾川議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(立川茂君) 次に、守井議員の一般質問を願います。     〔9番 守井秀龍君 登壇〕 ◆9番(守井秀龍君) それでは、お昼どきのお疲れのところでございます。 通告に従いまして一般質問をさせていただきます。 まず第1点、人口減対策についてお聞きしたいと思います。 平成17年合併時約4万2,000人であったものが、平成22年約3万9,000人、平成30年約3万5,000人となっております。13年経過して7,000人の減少であります。パーセンテージであらわしまして16%の減少となっています。 先日、滋賀のほうに研修に行かせていただきまして、全国市町村国際文化研修所学長池田憲治氏からお話を聞きまして、2050年に比べての予想ではありますが、2040年、今から22年後というようなことでございます。備前市の人口は、約40%減少すると、こういう報告をしておりました。22年後の人口、その計算によりますと約2万1,700人というようなことになると言っております。瀬戸内市、赤磐市は20%減、和気町も備前市と同じように40%減の予想ということでございます。 22年後には、人口約2万2,000人と。市制としては、人口3万で市制でございますんで、体をなさない状況になるんでないかということで非常に心配をいたします。より一層の人口減対策を行わなければならないというふうに思うわけであります。少子化対策、移住・定住対策、地域おこし協力隊の受け入れ、企業誘致策など、各種事業を総合的に組み立てなければならない、このように思うわけであります。市長はどのようにお考えかお聞きしたいと思います。 これが、今本当に具体的な施策を進めなければならない喫緊の課題ではないかというふうに私は思っております。 また、2025年、備前市の特殊出生率1.49と聞いております。現在はどのような状況でしょうか。この出生率も上げていかなければならないというふうに思っております。 続きまして、2番目の地域活性化についてお聞きしたいと思います。 昨年の11月にもお聞きしましたが、昨年の答弁では、町内会単位での地域活性化策が必要ではないかと考え、地区担当職員制度により、それぞれの地域で不足するものがないかを捉えて施策を実施してまいりますとの返答でございました。 佐賀市などでは、地域コミュニティー推進事業、あるいは知多市ではコミュニティー活性化事業など行っており、備前市でもこのコミュニティーを中心とした自治会の活性化がぜひ必要ではないかというふうに思います。また、今後進められていく地域包括支援システムとのかかわりにおいても重要ではないかというふうに思っております。地域コミュニティーの活性化を図るべきであると考えますが、どのようなお考えでしょうか。 町内には、市内に約190の自治会があるというふうにもお聞きしております。大字の地区では約42ということでございますが、このような自治会に補助を行うような制度を実施して、それぞれのコミュニティーの推進、活性化を図るべきではないかというふうに思います。 次に、大きな2番目、ごみの減量化とごみゼロを目指してについてお聞きしたいと思います。 まず第1点、9種23分別を実施し既に6年目となっているんではないかと思います。市内で9種23分別を実施する自治会もだんだんふえてきておると思うんですけれども、今の時点で6年経過しておりますので100%各地でやっておられると思いますけれども、この9種23分別の実施状況について、どのような状況かお聞きしたいと思います。 そして、ごみの量の状況をお聞きしたいと思います。 現在、八木山の処理場が改修工事を行っております。先ほどもお話をいたしましたけれども、将来人口が減少するんではないかというようなこともございます。ごみの量の状況、ますます減量することによって施設の充実を図っていかなければならないというような状況もあるかと思います。ごみの量の状況、いかがかお聞きしたいと思います。 また、収集に伴い、9種23分別でさまざまな資源物が回収されております。この状況がどのような状況か。量の問題もありますし、それから売り払いの収入。売り払いの収入については、それぞれの時代の時々の引き取り価格によって変わると思いますけれども、それぞれの3年程度の報告をいただきたいというふうに思います。 9種23分別収集、これはごみの減量化に向けての取り組みであったと思いますし、より一層ごみ減量に向けて取り組むべき課題ではないかというふうに思っております。 そして、このごみの減量に一番重要な生ごみ対策、現在生ごみは焼却ごみとして出ておるわけでございますが、この生ごみ処理機への補助金を出しておるかというふうに思っております。生ごみの処理について、より広報し、自家で処理してもらうことにより、ごみの減量化につながるものではないかと思っております。この生ごみの処理について、どのようにお考えかお聞きしたいというふうに思います。 3番目、衣類、陶器などの不用により再利用可能なものがごみとして出せれるではないかというふうに思っております。おうちの中から要らなくなった衣類などが多々あるんではないかな、それを再利用するためにも、再利用センターというようなものを、1カ所に集め再利用できるようなセンターを設けることによって、これもごみの減量化につながるんではないかと、そのように思っております。 京田辺市では、エコパークかんなびというようなことの施設をつくって実施しておるようでございます。こういうものを、ゼロエミッションというようなプログラムの中で、進んだ地域では再利用を行っているところもあるようでございます。ごみ減量について、ぜひともそういうことも考えていかなければならないんではないかというふうに思っております。 次に、大きな3番目、遊休地、耕作放棄地の活性化策についてお聞きしたいと思います。 前回、この件は、中山間地域等直接支払制度により国と県と連携して支援を行っているとのことでございました。また、農地利用最適化推進委員を設置し、連携を図りながら遊休農地等の発生防止、解消の強化に取り組んでまいりますとのことであります。今後より一層少子・高齢化が進み、また農業従事者が減少していく中、ますます遊休農地や耕作放棄地が増加していくものと思います。また、国、県の事業は一団の土地でなくては効果がありません。小規模であり、市独自での施策が必要と思われます。いかがお考えでしょうか。 また、聞くところによりますと、この中山間地域等直接支払制度が近々に事業変更になるとあるいは中止になるというようなお話も聞いております。そういった意味で、この中山間地域の遊休地、耕作放棄地の活性化について、市として独自にやっぱし考えていくべきではないか、このように思っております。どのようなお考えかお聞きしたいと思います。 例えばですけれども、借地により米作などの耕作を行えば、ほかの作物でも結構でございますけども、幾らか市が独自に補助するなど、こんな制度をつくったらいかがかなというふうに思っております。農業委員会からの指導も行いながら、そのことにより実質的に耕作放棄地も減少するのではないかと考えますが、いかがでしょうか。 次に、大きな4番目、皆さん方からもいろいろお話出ておりますけれども、防災対策についてお聞きいたします。 それで、ため池の管理については、先ほど同僚議員のほうからも質問がありましたので、ため池の管理については削除いたしたいと思います。河川について、その他についてお聞きしたいと思います。 河川の管理ですが、この7月の西日本豪雨における災害について、心の痛む災害であります。亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともに、本当に被災された方々に心よりお見舞い申し上げたいと思います。 私も3日間ほどボランティアに行かせていただきました。本当に大変な一連のたくさんの家が災害に遭っております。 この管理はそれぞれ国であったり県であったり市であったりいたしております。備前市では、吉井川は国、中小河川はほとんど県管理、その他が市管理となっています。以前から私も再々申し上げておるわけでございますけれども、県河川の堆積された土砂の撤去をお願いし、また要望しておるというようなことで、県のほうにはその要望は通じておるわけでございますけれども、まだ実施はできていないと。市で土砂の処分地を確保しなければ、実施できない、市で残土処分地を確保するならばやりましょうというようなことでございます。この西日本豪雨を受けて、他の河川では早速県が実施しておるというふうな情報も聞いております。その点で何点かちょっとお聞きしたいと思いますけれども。 以前のお話の中で、県河川であれば県がしゅんせつするのは当然であると私は実施するのは県が実施するのが当然だと考えておるんですけども、市長会などを通じて強く要望していただきたいというような形を前回もお話ししたんですが、先ほどちょっと御報告もございましたけれども、その要望はいつごろ行って、どのような形になっておるか、そして市長会等でまとめられて要望されたのかどうか、またしていないんであればいつごろされるか、そしてまた、その状況がどんな状況かぜひお聞きしたいというふうに思います。 それで、先ほどのお話の中で、市で処分地を現在検討しておるということ地元協議も、地元と協議ができるような書類もできておるというようなことを聞いております。ぜひとも早目に実施してほしいと思うわけですけれども、進捗状況はいかがかお聞きしたいと思います。 あわせて、樹木が繁茂し流れを阻害しています。これらも早急に伐採しなければならないと思います。先ほども御答弁ございましたけれども、どのような、要望して切っていただくようなことになるのか、あるいはボランティアで切っていただくのか、いろんな切り方もあるかと思いますが、ぜひ対処しなければならないというふうに思っております。 次に、防災についての、先ほどもお話ございましたけど、タイムラインについてお聞きしたいと思います。 タイムラインとは、事前防災行動計画で、いつ誰がどこで何をするかというのをあらかじめタイムスケジュールに沿って計画するというものでございます。それも72時間前からのタイムスケジュールで。先ほどもちょっとお話ございましたんですけど、以前はこのタイムラインに沿って全ての防災体制をとっておるというようなことを聞いております。基本的にはこのタイムラインというものは、台風への来襲する場合の対応というような形になっております。今回のように台風が次から次と来るような形になりましたら、大変対応が難しいなというふうに思います。しかし、この防災については、このタイムラインにより徹底して行うべきだと私は思っております。どうお考えかお聞きしたいと思います。 先ほどお話ございました避難準備情報あるいは避難勧告あるいは避難指示というような形で出てくるわけでございますけれども、避難率が非常に悪いというようなことでございますけれども、やはし遅きに失することはないということで、できるだけ早目に、より安全を目指して行うべきであると思っております。 ただ、避難指示が本当に逃げなければならないというような形での意味合いに市民の皆さんがとれていないと。避難命令という形のほうが本当はよく伝わるんじゃないかというふうに思うんですけれども、一応その言葉が避難指示というようなことで、やはし防災一に考えるのであれば、ぜひとも徹底して行っていただきたいというふうに思います。 そして、このタイムラインというものを住民や自主防災組織が認識していかなければならないというふうに思っております。このタイムラインの制度をぜひ周知していただきたいというふうに思います。この点について、どのような広報等を行っているかぜひお聞きしたいと思います。 そして、広報についてですけれども、緊急、その指示や避難勧告について、メールやテレビやラジオで報告あるわけですけれども、消防の広報等も、あるいは市の広報で行うわけですけれども、要は吉永地域や日生地域では、支所から一斉放送という形で流されております。旧備前地域では、各地域の担当者が広報を行うとのことのようでございます。緊急時に広報体制が確立されているかどうか。例えば、全戸放送を終えるまでの時間はどのくらい必要なのか、町内会の担当者が不在の場合など、対応できるような体制になっておるのか、もう一度確認する必要があるんではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 次に、3番目、災害時の幹線道の交通体系の確立についてお聞きします。 さきの西日本豪雨での事例ですが、国道2号が伊部東と伊里中の交差点の間が総雨量が一定を超えると規定で自動的に通行どめになると伺っております。そのようなとき、幹線道が一時不通になった場合の交通体系の確保、例えばこちらの県道を回って西に抜けるとかそういう交通体系の確保ですね、それについて国や県とここが通行どめになった場合は、こういうルートにしようというふうなことを事前に協議を行っておくべきではないかというふうに思います。そのようなことを実施しているかもしれませんけれども、その点はどのような状況かお聞きしたいと思います。 先日の7月豪雨のときには、県道のブルーラインも通行どめ、県道赤穂岡山線も和気で通行どめとなっていたようです。さまざまなシミュレーションを行って交通体系を確保すべきである、幹線道の確保をすべきではないかと思います。また、危険と判断されるそのときの総雨量は何ミリなのでしょうか、あわせてお聞きしたいと思います。 次に、大きな5番目、公共施設のトイレの洋式化についてお聞きします。 29年度までで小・中学校のトイレの洋式化が全て行われ、また新しい公共施設での洋式化も進められておると思います。しかしながら、観光施設、スポーツ施設その他でまだ全ては洋式化とはなっておりません。高齢化などで公共施設はトイレに1つは必ず洋式化すべきではないかと思います。いかがお考えでしょうか。 また、今現在、観光施設やスポーツ施設、その他公共施設で洋式化されていない施設が何カ所あるのでしょうか、お聞きしたいと思います。 次に、6番目、財政指標についてお聞きします。 29年度決算状況の報告を今受けておるところでございます。実質公債費比率12.5%、財政力指数0.442、経常収支比率94.9%、将来負担比率8.7%、財政調整基金42億4,000万円となっています。平成28年度に比べ、財政力指数は0.011、実質公債費比率0.2、経常収支比率0.2%、いずれも悪化しています。将来負担比率12.7%、改善されています。財政調整基金1億6,000万円増額となっています。昨年、経常収支比率が対前年比プラス3.7%となり、人件費が原因と言っていました。昨年と数値的にはほぼ変わらない状況であると考えます。先日の監査委員の意見では、経常収支比率が高位で推移している要因は、歳出において後期高齢者医療や介護保険に係る経費の増加や公債費が増加している中、収入において交付税が大きく減額となっていることによるものと言っています。29年度の状況も28年度と財政は同様と考える状況ではないかというふうに思っておりますが、この財政の状況をどうお考えになっているかお聞きしたいというふうに思います。 また、交付税が平成27年度を初年度として、順次1割、3割、5割、平成30年度7割、平成31年度9割、平成32年度10割と減額されるというようなことになっております。平成30年度、そして平成31年度、もう最終年度というような状況になっておりますけれども、平成30年度、66億1,000万円と予算化されています。最終的には、平成32年度、約5億円減額されるのではないかというふうに聞いておりますけれども、あと2年度となり、ほぼ見通しもつける状況になったんではないかというふうに思っております。交付税の減額額がどのくらいかお聞きしたいと思います。 7番目、太陽光発電設備に伴う条例制定についてお聞きいたします。 6月の私の一般質問に適切に対応していただきありがとうございます。その中で、何点かお聞きしたいと思います。 目的にもあるように、生活環境と事業との調和を図り、もって豊かな地域社会を形成するとあります。このような中で、50キロワット以上、敷地面積500平米以上を対象とするというような旨であったと思いますが、500平米が削除されております。この理由についてお聞きしたいと思います。 次に、やはり事業を行うとすれば、近隣の方々の同意はぜひとも必要と思われますが、理解を得るよう努めるとともに説明を求めるとしております。事業者にとっても同意を得ることのほうが事業を進めやすいではないかと思いますが、この点はいかがお考えでしょうか、お聞きしたいと思います。 また、この条例は太陽光発電設備に伴う一つのルールづくりであり、小規模事業であっても、これらのルールは当然事業者は準用すべきであると思います。地域に迷惑がかかるようなことがあってはならないというふうに思っております。いかがお考えかお聞きします。 そして、この条例があることにより、住民とのトラブルもなく、豊かな地域社会を形成し、安全で安心な太陽光発電事業となることを期待しております。 最後に、スポーツ行政の推進についてお聞きいたします。 我が国では、平成5年のJリーグ開幕や平成14年のサッカーワールドカップ開催などを機会に、スポーツによる地域活性化が注目され、また平成19年の法改正で、従来は教育長が担ってきたスポーツ行政のうち、学校体育を除き首長が執行可能になり、観光や商業との連携が促されました。これらを背景に、スポーツを産業と捉えるようになりました。 ここで2点ほどお聞きしたいと思います。 まずは、施設の整備でございます。 あるいは改修について、老朽化したものは年次的に改修すべきであると思いますが、どのようにお考えかお聞きしたいと思います。 また、スポーツによる地域振興ということの観点から、先ほどの同僚議員の中で久々井のテニスコートの利用のお話も出ておりましたけれども、その他スポーツによって活性化が行われるように、いろんなスポーツの誘致も図るべきではないかと、そしてその地域が元気になるような方策を考えるべきではないかというふうに思っております。どのようなお考えかお聞きしたいと思います。 以上であります。 ○議長(立川茂君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕 ◎市長(田原隆雄君) それでは、守井議員の質問に順次お答えをいたします。 1番の1点目、将来に向けた人口減対策についてでございますが、何度も同様の質問をいただいておりますが、人口減少問題は一朝一夕で実現可能な課題ではございません。 そのような中で、今回の質問は各種事業を総合的な施策として取り組んではどうかと、こういうようなことであったかと思いますが、そういうようなことからまず現在は平成27年度から平成31年度までの5年間を期間として策定された備前市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき各事業に取り組んでいるところでございます。厳しい財政状況の中で、事業そのものの必要性、費用対効果などを毎年検証しながら、新たな人口減対策の発案、必要性の薄い事業の縮小、終了、事業の成果目標の見直しなど、前市長のときからの宿題も含めてできるものから、できるものから着実に総合戦略を進めていくと考えております。 そのような中で、議員の皆さんからも前向きで具体的な提案などをいただければ幸いでございます。今後とも御協力をよろしくお願いします。 なお、備前市の合計特殊出生率についてですが、議員の言われた2015年の1.49は最新の数値と認識をいたしております。 次に、地域の活性化についてですが、備前市では昨年度より地域担当職員制度に並行して、地域コミュニティー活性化の重要に鑑みまちづくり会議の必要性を各地区へ提案をさせていただいております。市内でも片上地区、東鶴山地区、伊里地区、寒河地区でそれが立ち上がり、各地区で主体的に問題点等を話し合ってくださっております。地域包括事業との連携につきましても今後は必要になってくると考えております。関係部署が連携をとりながら、地域のまちづくりをサポートしていきたいと考えております。 町内会への補助金につきましては、平成17年度から区会運営費補助金を地区割と世帯割により計算し、それぞれの地区に支給をいたしております。 また、まちづくりの推進を目的とした前市長の施策、ふるさとづくり事業補助金制度は現在も継続をいたしております。本年度は、25団体への交付を行う予定となっており、地域づくりやふるさとづくりを行う区会や町内会、各種団体の活性化につながっているものと考えております。 次に、遊休地、耕作放棄地の活性化について、小規模農地への市独自の施策をとるべきだと、こういう提案でございましたが、市といたしましてはまず岡山県農地中間管理機構と連携協力により、いわゆる農地の貸し手と借り手のマッチングを推進することで、新たに農業を始めたい方や経営規模の拡大を図りたい方に、より貸し出ししやすいようにすることが肝要であろうと、このように考えております。機構利用の利点を積極的にPRし、その利用促進をすることにより、小規模農地の集約、集積化を図り、遊休地、耕作放棄地の発生防止につながるものと考えております。市独自の施策につきましては、他市町の取り組みを参考にしながら、備前市に可能な施策があれば取り組んでいきたいと考えております。 次に、大きな4番目、防災対策の一層の確立ということで、河川管理についてでございますが、県管理の河川のしゅんせつは継続しておるところでございます。 市長会からどういうようなことをしたのかということでありますけれども、市長会としての統一要望については、国に対して、また県に対してということで代表者の方がやってくださっております。日時については、今手元に資料を持っておりません。確実に、マスコミでも報道されたと思います。 残土の処分場の進捗について申し上げます。 概略計画資料により、関係者と意見交換会、岡山県との開発協議を現在行っております。そのような協議の中で、地元からの要望等宿題があったことから、計画の一部修正などを行い、次回協議に向けた日程を調整しているところでございます。 なお、河川内の樹木の伐採等については、尾川議員にお答えしたとおりであります。 次に、タイムラインの件でございます。大きい4番目の2。 広報体制の確立についてでありますが、タイムラインは台風などの予測可能な風水害においてより効果が期待できるものであり、全職員にはその都度台風情報とともにタイムラインによりその対応を図っております。 ここで専門用語について、一般の市民の方に御理解、周知をしていく方法があろうかと思います。まず、準備情報というものが出ます。それから、避難勧告というものが出ます。そして、避難指示というような3段階での広報がされると思います。先ほど避難指示を命令というようなこともマスコミ等でもよく言われておりますが、民主社会の中では命令という言葉はふさわしくないということで指示ということになっているようであります。 住民や自主防災組織への周知につきましては、このタイムラインと岡山地方気象台、そして岡山県からの情報をもとに、台風の雨、風、高潮等に対する情報や避難所運営に関する情報をわかりやすくタイムスケジュールにまとめたものをホームページやSNSで周知しております。 防災行政無線が整備されていない備前地域の住民の方に対してでございますが、市から発信する避難情報、避難所開設等の緊急時における情報につきましては、西上議員への答弁のとおりであります。 エリアメールの配信はもちろん区長や町内会長さんへの電話連絡もさせていただいております。 また、広報車の巡回広報もさせていただいております。 次に、3点目の災害時の交通体系の確保についてですが、災害時はそれぞれの道路を国や県などの各管理者及び警察が考えられる危険または被災状況に応じた対応を行っております。さまざまなシミュレーションを行い、交通体系の確保についてですが、市単独での対応は困難であり、さきの市長会でも県がもう少し前面に出た交通体系との議論がありました。災害後の状況報告と今後の要望という形で今後協議をしてみたいと考えております。 次に、危険と判断されるときの総雨量についてですが、備前市の国道2号については三石地区の舟坂、三石、八木山及び伊里中地区でそれぞれ連続雨量が250ミリを超えると通行規制がかかるようであります。また、県道備前牛窓線の浦伊部から久々井の間では、連続雨量が150ミリまたは時間雨量35ミリで通行どめになります。市道については、特に基準は設けておりませんが、のり面の崩壊や冠水、倒木等があれば、災害対策本部で協議の上、通行どめ等の判断をして実施しているところでございます。 大きい5番目、公共施設のトイレの洋式化についてですが、公共施設でのトイレの洋式化はほぼ改修できており、今年度は改修の予算措置をしておるものは、友延教育集会所及び茶臼山公園になっております。 次に、未整備箇所のトイレの洋式化についてですが、日生保育園ほか8カ所が未整備となっております。これらの施設につきましては、これから実施する施策、必要性や効果等を検証し、整備可能な条件が整った施設から改修を行っていく予定でございます。 最後に、太陽光発電設備設置に伴う条例の制定でございます。 まず、対象となる施設の規模につきましては、7月の総務産業委員会において説明させていただいておるようですが、当初の案から50キロワット以上のものとしており、5,000平米については目安として説明したものでありまして……     〔「500平米」と呼ぶ者あり〕 500平米につきましては、目安となる面積として説明したことでありまして、別段変わったことではありません。 2点目、議員の御指摘の近隣の方々の同意を得て進めるほうが事業が進めやすいものとは考えられますが、近隣の全ての方々の同意を得ることを当条例に規定することは、事業主の財産権を侵害するおそれのあることから、これは困難であると考えております。 3番目、当条例が適用されない小規模事業につきましては、市の権限が及ばないこととなりますが、条例の趣旨に沿っていただきたいということで行政指導ができるもんじゃないかと思っております。 ○議長(立川茂君) 奥田教育長。     〔教育長 奥田泰彦君 登壇〕 ◎教育長(奥田泰彦君) 8番、スポーツ行政の推進についての1点目、施設整備改修については年次的に実施すべきとの御意見ですが、議員御指摘のとおり複数年間の改修計画を立て、市の施設長寿命化計画及び公共施設等総合管理計画により、効果的な修繕が実施できるよう努めてまいりたいと思います。 2点目、スポーツによる地域の活性化についてですが、スポーツは地域を活性化させる力を持っているということは議員と同じ考えでございます。競技力の向上もさることながら、毎年市が10月に実施しておりますスポーツフェスティバルのようにスポーツに親しむあるいはスポーツに触れる機会をつくっていくことが大事なことになってくるのかなというふうに思っております。そうすることで、体を動かす心地よさを市民の人に感じ取っていただいて、地域の活性化につなげていきたいというふうに思っております。大きな大会を誘致して、スポーツに対する関心を高めることも必要ですが、市としては今後指導者の育成、確保、総合型スポーツクラブの支援等に積極的に取り組んでまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(立川茂君) 佐藤総務部長。     〔総務部長 佐藤行弘君 登壇〕 ◎総務部長(佐藤行弘君) それでは、私から6番、財政指標についてお答えいたします。 1点目、経常収支比率の悪化につきましては、経常的経費として主に保育料無償化に伴う保育園、認定こども園などの臨時保育士の増加、小・中学校のALT委託料や学校図書館司書の増加、市営バス運行経費の増加、公債費の増加などの影響があり、また経常的一般財源収入として普通交付税の減少などが影響していると考えております。 次に2点目、普通交付税の合併算定がえにつきましては、平成30年度の普通交付税の算定において、算定がえでは約60億7,000万円、一本算定では約54億9,000万円と、その差額が約5億8,000万円となっておりますので、算定がえが終わる平成32年度には個別の増減要因を考慮しなければ、54億9,000万円のこの額になるものというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(立川茂君) 今脇市民生活部長。     〔市民生活部長 今脇誠司君 登壇〕 ◎市民生活部長(今脇誠司君) それでは、私から2番のごみ減量対策とごみゼロを目指してについてお答えをいたします。 まず、1点目の減量対策の現状についてでございますが、9種23分別の実施状況は平成30年8月末現在で94.6%でございます。まだ残念ながら一部の未実施地域があり、完全実施とはなってございません。設置場所の問題等で進んでおりませんが、今年度は2地区が新たに実施に向けて調整が進んでおり、引き続き問題等を協議しながら、ごみの資源化を進めていきたいと考えております。 ごみの量についてでございますが、過去3年間の実績は平成27年度が9,548トン、平成28年度が9,584トン、平成29年度は9,392トンとなっており、ほぼ横ばいの結果となっております。資源物の売り払いについては、平成27年度が1,007万9,000円、平成28年度が847万3,000円、平成29年度が9,700万9,000円(「970万9,000円」と後刻訂正)となっております。 取り組む課題でございますが、今は9種23分別の完全実施に向けて粘り強く交渉していくことが、資源化率の向上、ひいてはごみの減量化につながるものと考えております。 2点目の生ごみ対策についてでありますが、議員のおっしゃるとおり生ごみ対策については、生ごみ処理容器の補助事業を実施し、平成29年度には簡易に設置できる段ボールコンポストも新たなメニューに追加しているところでございますが、補助実績は多くはありません。要らないものを捨ててしまうのではなく、ごみの有効利用を考える必要があると考えております。広報等でもいま一度周知をしていきたいというふうに思っております。 3点目の未利用製品の再利用策についてでございますが、現実問題としてまだまだ使用可能なもの、全く使われていないものなどが捨てられている状況は承知しており、リサイクルセンターの必要性は痛感をしているところであります。現時点ではリサイクルセンターを設置する計画はありませんが、備前の最終処分場にあります選別場の老朽化が進んでいることから、その改修とあわせて検討していきたいというふうに考えております。当面は、民間のリサイクル業者を利用していただきながら、将来的には利用可能なものは修理して再利用していくというのがごみの減量化のためにも必要と考えております。 以上です。 ○議長(立川茂君) 会議中途ですが、この際暫時休憩します。     午後2時16分 休憩     午後2時30分 再開 ○議長(立川茂君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 市民生活部長から発言訂正の申し出がありますので、この際許可します。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) それでは、先ほどの私の発言の中で、2番のごみ減量対策とごみゼロを目指しての1点目、減量対策の現状についての資源物の売り払いについて、平成29年度が970万9,000円ということですので、訂正のほうよろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(立川茂君) 今脇市民生活部長の発言が終わりました。 ただいま申し出のありました訂正部分については、後刻会議録調製段階で精査の上、調製いたします。 それでは、守井議員、再質問ありますか。 再質問に入ります。 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) それでは、順次簡潔に進めたいと思います。 まず、第1点ですけれども、人口減少ということで2040年2万人ちょっとの町になりそうだという非常に厳しい報告を私は受けまして、本当に毎年毎年の人口減対策というのは本当に真剣に考えていかなくてはならない問題だというふうに痛感いたしたわけでございますけれども。今、市長の答弁では、今5年間でやっている総合福祉計画、この中でやっておるということなんですが、平成27年から31年の5カ年というようなことで、30年度ということで来年度が最終年度というようなことになるわけなんですけれども。それで、その成果の中として、この評価をぼちぼちしなければならない、総合戦略の計画をしていかなければならない時期に来ておるというふうに思うんですけれども、そのあたりの評価というのできておるんですか、どうでしょうか。 ○議長(立川茂君) 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 評価については、していないかもしれませんけども、こういう議会、委員会等でいろいろな意見をいただいたり、私の考え方などを加味しながら毎年毎年修正をかけながら進めております。それで、質問の趣旨が、総合的な政策をということだったもんで、総合的な政策というよりもとにかくできることから、待ったなしなんでできる可能性のあるところからやっていきたいと、そういう答弁をさせていただきました。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) 私の一般質問の中に申し上げたんですけれども、具体的にはどのような施策をお考えでしょうかというお問い合わせをしたわけなんです。その中で、総合戦略に基づいて福祉計画のもとでやるというようなお話をお伺いしたもんで、それじゃその成果がなければどういう政策がこの人口減対策に効果があったというのは、当然評価していかなければ、いいもの、悪いもの、皆がやっていくというお話ございました。だから、そんな中で具体的にはどのような政策をお考えでしょうかということ、具体的なものがあればお答え願いたいという意味合いで質問したわけなんですけど、その点で何かありましたら。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) 具体的にないんであれば、もうないんで、総合戦略に基づいてやるということでも結構ですんで、どうぞ。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 具体的にないことありませんけども、一々あれが、これがということは、その都度予算で示させていただいておるつもりなんですけど。例えば、家賃補助の問題であるとか、どんなことがありますかね。新築補助とか、幼児保育の無償化の継続であるとか、その都度継続するべきものはしておるということで。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) やはしね、何が必要なかというもの、もちろん総合戦略をもってやるべきなんですけれども、総合戦略のもとでも、これが基本だという考えの中でやっぱしやっていくべきだというふうに思うんですよ。最も重要な施策は何かというのを捉えながらやっぱし総合戦略を考えていかなくてはいけないという組み立てにしなければならないというふうに思うんです。だから、先ほど言いました具体的な子育て支援策とか、あるいは保育園の無償化、あるいは認定こども園の無償化、それから給食費の無償化等も当然これらの施策だと思うんです。それらの影響は必ずあって今の人口、子供たちの出生率にもつながってきているんじゃないかなというんで、やっぱし市長がこれをやらなければならないという具体的なしっかりしたものをぜひ持っていただきたいというふうに思うんで、その点はいかがでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) そういう中で、たびたび話をしていますが、備前市が好きなといいますかね、備前市を愛する人を一人でも多くつくっていくことが大切だというようなことで教育大綱についても備前市らしさとは何かというような形で今回も一部修正をさせていただいたりしました。そういう中で、何人かの議員さんとの話の中でも、やはりそういうような考え方は幼児教育といいますか放課後児童クラブ、そういうようなことの充実も、これも当然図っていかなければいけないということで、そういう施策も新たなものといえば新たなものかもしれません。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) 施策の中には、やはし将来を見据えたじっくりした取り組みでやっていかなければならない施策と、それから近々にぜひとも今直ちにやっていかなければならない施策というものがやっぱし絡み合って進めていかなければならないんじゃないかというふうに思うんです。やっぱし今市長がおっしゃっていた将来住んでいてよかったと思えられるような将来への布石ですね、当然そういうのもしなくちゃならないと思うんですけれども、やはし今何が重要なかというところをぜひしっかり捉えていただきたいというふうに思います。 今先ほどの話の中の続きなんですが、総合戦略の評価をすべき年に来ているんじゃないかというふうに思うんで、その点についてどう今後お考えになるか。5カ年が経過するというようなことなんで、来年度評価していくのかことし評価していくのか、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 高山市長公室長。 ◎市長公室長(高山豊彰君) 総合戦略の評価につきましては、年に一度行っております。そうした中で、指標の見直しでありますとかというものは実施しております。全体的には、施策の方向性は今のところは変わっておりませんが、大きく分けますと出生数の増加対策、それから転入者の増、転出者の抑制対策、それからあと人を呼び込む対策、それからBIZENスタイルの推進、それから時代に合った地域づくりというような5つの柱をもとに展開をしている、それぞれ事業を展開しております。 以上であります。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) 年に一度それぞれを戦略的にそれを評価しておるというようなことで、ぜひ前向きに人口増につなげるような施策をぜひ進めていっていただきたいというふうに、この点についてはお願いして終わります。 続きまして、地域活性化というようなことで、現在ふるさとづくり事業、25団体に補助金を出しておるというようなことのようですけれども、何かこの事業自体が新たに、例えば今年度こういう事業やりたいというようなお話を進めたときに、もうその予算化自体が前年度の10月か11月ぐらいに査定されるような状況で、その年にこういうことをやりたいなといっても、それはもう既に予算づけされて決められておるというような話を聞くわけなんですけど、その点はいかがなんですか。ふるさとづくり事業は、要するにやろうとする年度の前年にあるいは前々年から調整しなければならないというような事業になっておるのかどうか、その点ちょっとお聞きします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) これにつきましては、3カ年でということで60万円ということでやっておりますので、そのあたりのスパンを見て事業をしていただくというようなことがいいんじゃないかなというふうに思っております。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) だから、今聞いたのは、例えば今年度事業を実施したいと言った場合に、その年度にはもう事業実施できない、要するにもう次の年度しか実施できないというような状況にあるということなのかどうか、その点をお聞きしたわけです。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) イエスかノーかで結構ですよ。 ○議長(立川茂君) 答弁願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 終了したものも含めて新たなもので考えていくということで、これ毎回会議で検討しているんですけども、そういうところも含めてお話のほうも決めさせてもらっております。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) やっぱしね、市民の方がやろうとしても、その年にはできないというのがわからないというようなことなんで、その事業というのは盛り上がったときにやろうとするようなこともあるんで、そういう予定があるんなら、やっぱしそれは前年度に申請をしていただきたいというようなことをきちっと広報していただいてね、そしてその事業を進めていただきたいというふうに思うんですけど、いかがですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 申請時期はどうしても5月末というのがございますので、おっしゃるとおりそういう例えば4月にする事業ということもあります。このあたりもまた検討して、年度当初にすぐ事業できるようなものもありますでしょうから、したいものがありますでしょうから、やっていきたいと思います。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) 今言うた申請というのが結局その年度で交付受けるというようなことに話がなるんだろうと思うんですけれども、その申請をしようと思えば、その前年度からやっぱし調整をしながらやらなければならないというようなことになっておるんでないかということなんですけど、そうではないんですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 事業によりましては4月におっしゃるとおりするものもありますので、そのところも含めてちょっと見直しのほうはしていきたいなと思いますけど、大体審査会のほうが5月末で締めて6月の頭の審査会という形になっていますので、そこの1年のサイクルをおっしゃるようにちょっと広報等でずらせれるように考えていきたいなというふうに思いますんで、今後ちょっと調整していきたいと思います。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) せっかくそういういい事業をやられておるんですから、これがあくまでも申請主義というような形になっておる事業で、こういう事業を市がやっておるというのを認識してからの着手というようなことになるかと思うんです。私がここで地域活性化について市からこんだけの補助金を出しますからそれぞれの地域で活性化する事業を考えてくださいよという事業をやったらいかがかなというようなお話をさせてもらったんで、そういう観点からすれば、もう少しふるさとづくり事業にかえてやれるんでしたら、ぜひ広報のほうをしっかりやっていただきたいと思いますんで、その点よろしくお願いいたします。 次、3番目のごみの話なんですけれども、大きな2番目ですね。 ごみの量については横ばいでおるというようなことで、将来的にはもっとごみを減らすべきじゃないかというような感じでは思っております。選別場の老朽化に伴って改修する場合に、リサイクルセンターを考えていきたいというようなお話なんですけども、おうちの中にはね、古くなって使えないような衣類もたくさんあったりする場合があると思うんですよ。ぜひそういう意味のごみじゃなくて要するに不用物の再利用も含めてぜひ考えていっていただきたいと思うんですけれども、将来的な目標なりの考え方、これ何年ぐらいに改修予定があるんですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 改修予定につきましては、今まだ具体的には持っておりませんけども、3Rといいますそういうリサイクル、リユースですか、そういうものをやっていくというのが非常に大事だろうと思いますし、ごみをもうゼロにして、使えるものは全部使うというような形でやっていきたいと思います。去年ですか、三豊市のほうにバイオマス資源センターというところ視察に行ってきました。そういうところですと、全く燃やさないで、それを資源化するというようなことも、近くに工業地帯もあるようなことで連携もできているんだろうと思うんですけども、そういうスタイルが将来的なスタイルかなというふうに思っておりますので、どんどんどんどんごみをなくして、ごみをゼロにして使うというような社会にしていかなきゃいけないかなというふうに思っております。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) ぜひその点でごみゼロを目指してやっていただきたいというふうに思います。 それでね、9種23分別の話なんですけども、6年目となってまだ95%程度だと。もう私完全に100%なっているのかなというふうに思っておるんですけども。ぜひ、何地区かがまだ残っておるというようなことなんでしょうけども、ぜひそれが100%にね、やっぱし同じような状況になるようにぜひ取り組んでいただきたいと思うんですけれども。大体の、あと5%残っとる町内会の個数っていうのは何カ所ぐらいか、それから今年度の見通しと将来的な見通しはどのくらい、何年度ぐらいまでには解消したいというようなお気持ちかお聞きしたいと思います。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 先ほどお答えしたように、ことしでもうすぐ2カ所ぐらい予定しております。あと1月ぐらいの予定のところも実際にはございます。ただ、先に言いますと、そこもまたお尻をたたかれたような感じにもなるでしょうから、そこは控えたいと思うんですけど、場所も控えたいと思うんですが、それが2カ所ぐらい。それから、あと未定のところが3カ所ぐらい残っております。ですから、今年度中にはもう少し、先ほどお答えしたものよりは進むんじゃないかなというふうには期待はしております。本当に将来的にはもう、将来的に近いうちには完全に実施したいなというふうに思っております。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) やっぱしできない箇所についてはいろんな事情があるんじゃない、場所の問題とかいろんな町内会の絡みの問題とかいろいろあるんじゃないか。もうぜひ解消していただいて、市の行政で対応できるものはぜひとも対応していただいて、設置していただきたいなというふうに思いますんで、ぜひよろしくお願いいたします。 それとね、先ほど生ごみの話をちょっとさせてもらったんですが、やっぱし生ごみの対応の仕方、処理の仕方っていうのがやっぱしどっかモデルとかなんとかあって、ここへ行けばこういう処理ができますというのをしっかり広報できるものがあったらいいんじゃないかなというふうに思うんですよ。どういうふうに処理していいかなかなか、菌を入れるにしても毎都度入れなければならないとかいろいろな手続があるかと思うんです。だから、ぜひ生ごみの処理の仕方、補助機械をもらって乾燥させるにしても、いろんな手法についてぜひ広報なりしてやっていただきたいというふうに思うんですけど、その点、今現状はどうなっているかとあわせてどのようなことをやっていただくか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 今脇市民生活部長。 ◎市民生活部長(今脇誠司君) 今現状ということです。 例年30基から40基ほどの補助のほうをしております。1回限りということになっておりますが、傷んできたらまたそれは交換できるという、交換というか補助できるというふうにしております。 今のお話でありましたように、処理の仕方、PRする意味でこういうふうに処理するというところを広報なんかに載せていくというのも一つの方法かと思いますので、検討していきたいと思います。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) ぜひお願いしたいというふうに思います。 次に、遊休地、耕作放棄地の処理の問題なんですけど、米の自由化によってこの中山間地域等直接支払制度の制度が変わってくるんじゃないかというふうに聞いておるんですけど、そういうことはないんでしょうか。担当部長でも結構です。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 平田産業部長。 ◎産業部長(平田惣己治君) 中山間地域等直接支払制度の変更というのは、こちらでは聞いておりません。もしそういう事実があるのであれば、情報いただければ確認をさせていただきたいと思います。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) 勾配の何たらとか集団営農を行った場合に地域に補助金が出るとかで、そういう制度があるんですけど、それもでしょうか。引き続きあるでしょうかね。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 平田産業部長。 ◎産業部長(平田惣己治君) 今おっしゃられましたのがまさに中山間地域等直接支払制度のことだと思います。現行どおり存続していると私どものほうでは思っております。 以上です。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) 今耕作放棄地になって草がぼうぼうとして、その処理に非常に困っておるというようなことで、要するに例えばシルバー人材センターへ伐採のほうをお願いしたりしてする場合であればきれいになるというふうなことであるんですけれども、それも頼めないというような状況がある場合があるんですよ。だから、そういうところについて、やっぱし、例えば米をつくった場合に補助金を出すからというような場合になったらね、何らかのやっぱし対応する人が出てくるんじゃないかと。米だけじゃなくて野菜とか景観作物とか、やっぱりそんなものをつくれば協力してつくってもらえるんじゃないかと。中山間制度であれば、面積がかなり大きな面積でないと効率がよくないですから経営が成り立たないような状況がありますから、大きな面積については中山間地域の支払い制度が有効に活用できると思うんですけど、小さい田地については難しいんじゃないかと思うんで。そういう点ではどんなんですか。市のほうは特に、無理なんでしょうかね。いかがですか。どっか他の市町村ではこういう事業、補助金出してやっているところもあるんじゃないか思う。今景観作物に対して補助金が出ておる制度があるんですけど。そんなの利用するというような形ができんのかなというふうに思うんですけど、いかがですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 平田産業部長。 ◎産業部長(平田惣己治君) 御提案の件、理解はできますので、他の市町の状況がどうなのかというのは、今のところこちらも情報持っておりませんから、情報収集しながら少し研究をしてみたいというふうには思います。 ただ、やはりこの遊休農地の解消ということにつきましては、まずは現行の制度をまずはしっかり活用していくということが必要なんではないかなというふうに考えております。最初市長の答弁でもございましたけども、中間管理機構という団体がございます。これは土地の貸し手と借り手というものの仲介をする団体でございますが、実際そこそこ実績がございまして、担い手のほうに農地の集積が進んでいるという状況がございます。備前市の場合は、若干PR不足といったようなこともあって、まだまだちょっと進み切れていないところがございますので、そういった部分は周知をしっかり進められるようにこちらなりに考えてみたいというふうに思っております。 それから、6月定例会のときにもお答えをしましたけども、中山間地域等直接支払制度を交付をして事業実施するとなると、地域での組織の立ち上げということがやはり条件になってきます。やはりこれからはそうした組織を立ち上げられての地域での組織的対応というものがやはり必要なんではないかなというふうに思いますし、そうした中で、あとそれから農業委員会の制度も改正をされまして、農地最適化推進委員さんというものが設置をされておりますが、この委員さんの職務といいますのが、まさに遊休農地の防止、解消に向けてというようなことが1つ役職としてございますから、そうした委員さんのお力もかりながら組織をまずは立ち上げて地域で何とか対応を考えていただくという、そうした方向でまずは御検討いただけたらというふうに思います。 以上です。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) まさに農地利用最適化推進委員あるいは農業委員会、やっぱしそこらあたりから発信をぜひしていただけるようないろんな検討をぜひ進めていただきたい。実施としてこんなことをやりましたよと。今まさに何かこういうことをやりましたというのがありましたら、何か報告できるものがありますでしょうか。いかがですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 平田産業部長。 ◎産業部長(平田惣己治君) 申しわけございません。具体的なものは今ちょっと私のほうで情報持っておりません。ただ、またこれから農業委員会の中で一つの課題として議論させていただくような方向で考えたいなというふうに思います。 以上です。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) ぜひそういう優秀な農業委員さんがおられたり、それから農地利用最適化、優秀な推進委員さんがおられるんですから、ぜひその会でいろいろな知恵を絞ってやっぱし繁茂した雑草が生えている田地がなくなるようにぜひ検討していただきたい。ほんで、具体的な意見が出てくるように、あるいは指示が出せれるようなことをぜひ検討していただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。 続いて、防災対策について何点かだけお伺いいたします。 タイムラインの話が出たんですけどね、ぜひこのタイムラインという制度はきちっとして残していただいて、準備情報を出す、あるいは避難勧告を出す、あるいは指示を出す、そのタイミングをいかにするかというのはやっぱし難しい状況で、それぞれの地域地域に合った情報を収集して適切な判断をやっぱしできたらと。タイムラインというのは、72時間前からの避難準備計画というふうなことですから、ぜひとも今後ともそれだけは基本としてやっていただきたいというふうに思うんですけど、市長、その考えはいかがですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。     〔「担当部長でもええですよ」と9番守井議員発言する〕 答弁されます。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 備前市は山もあり海もありということで、非常に地形的にばらばらといいますか特色のある地域でありまして、それを1つのタイムラインで図るというのはなかなかやりにくいということが現状であります。そういう中で、当面はこういう形でやらせていただき、ただ先ほど準備情報の出し方については地域地域に合わせた出し方ができないかなというようなことを思っておりますけども。とにかくマニュアルが決まっていますんで、ちょっとその辺の修正が要るかと思っております。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) やっぱしタイムラインという基本的な防災計画というのはきちっとやっぱし保持しながら運用していっていただきたいと思います。私が言いたいのは、タイムラインというその防災計画をぜひ今後とも引き続き根幹としてやっていただきたいということなんです。それは引き続きやっていくんですよね。いかがですか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。     〔「言よることわからんのかな」と9番守井議員発言する〕     〔「意味がわからないです」と呼ぶ者あり〕     〔「意味がわからん」と9番守井議員発言する〕 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) 意味がわからん言よんです。要するにタイムラインという防災ですね、いわゆる計画の基本としてタイムラインを今後とも維持してやっていきますかどうかという質問なんです。 ○議長(立川茂君) 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 当然でありまして、その運用について多少なりの変更といいますか実情に合わせたものは必要じゃないかなと感じていますという答弁です。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) それの言葉が欲しかったわけで、ぜひやっていただきたいということであります。 それから、トイレの件でちょっとお聞きしたいと思います。 これいろんな施設に関係しておるんで、教育施設あるいは観光施設、それから小学校も当然ありますし、支所とかいろんな関係があるんですけれども。今後ともやっぱし洋式化をぜひ図っていかなければならないんではないかと。先ほど、ほぼできておりますけれども、まだできていない箇所が8カ所あるんだというようなお話もございましたですけど、この洋式化についてはどうお考えかだけ。これちょっと市長のほうからお答え願いますかね。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 時代の要請で必要があろうかと思っております。 ○議長(立川茂君) 守井議員。 ◆9番(守井秀龍君) ぜひ進めていっていただきたいというふうに思います。 最後に、太陽光をちょっとお伺いしたいと思います。 このたび近隣では初めて太陽光発電に関する条例が制定されるというふうなことでございます。目的にもあるようですけれども、生活環境と事業との調和を図り豊かな地域社会を形成するということで、太陽光発電をするということで、地元とのトラブルのないようぜひ円満な運営をぜひお願いしたいというふうに思っております。担当部長にこの条例のどういう効果といいますか期待するものがあれば一言言っていただきたいというふうに思いますんで、よろしくお願いいたします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 平田産業部長。 ◎産業部長(平田惣己治君) まさに条例の設置目的とするところでございまして、生活環境と事業との調和ということで、事業者の方と地元関係者の方としっかりお話し合いをいただいて、トラブルなく快適な環境の中で施設も運営されるというそういう形になっていただきたいというふうに思っております。 以上です。     〔「終わります」と9番守井議員発言する〕 ○議長(立川茂君) 以上で守井議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(立川茂君) この際、会議時間の延長についてお諮りいたします。 長時間でお疲れのことと思いますが、本日予定しております6番目土器議員の一般質問まで行いたいと思います。つきましては、予定しております一般質問を終了するまで会議時間の延長をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本日予定しております土器議員の一般質問が終了するまでの間、会議時間を延長いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(立川茂君) 次に、橋本議員の一般質問を願います。 15番橋本議員。     〔15番 橋本逸夫君 登壇〕 ◆15番(橋本逸夫君) それでは、発言通告に基づき、ただいまより一般質問を行います。 睡魔の襲ってくる時間帯でありますが、気合いを入れて質問をいたしますので、しばらくの間おつき合いを願いたいと思います。 まず最初の質問は、危機管理についてであります。 多くの同僚議員が同一のテーマで質問をされたり、あるいはこれからされようとしておりますが、私はこのたび岡山県において本年ほど危機管理が叫ばれた年はなかったように思っております。気象庁は、7月6日から8日にかけて数十年に一度の重大な災害が予想される大雨特別警報を11府県に出しました。2013年の運用開始以来、1つの災害で4都道府県以上に特別警報が出たのは初めてのことであります。岡山県では、県の西部を中心に河川の氾濫や堤防の決壊で人的にも物的にも大きな被害を受けました。被害を受けられました皆様方に心からお見舞いを申し上げます。 さて、私はこのたびの西日本豪雨災害を受け、岡山県の安全神話が音を立てて崩れていくのに少なからずショックを受けました。いろんなところに行って岡山県の備前市から来ましたと自己紹介をした際に、必ずと言っていいほど先日の豪雨災害はどうでしたかとのお伺いをされます。私たちの備前市は、岡山県の東部に位置しており、比較的被害は軽微でした。倉敷市の真備地区は県の西部で、大きな被害を受けましたとの説明を何度も繰り返しいたしました。 また、つい先日の姫路市に上陸をした台風20号と数十年ぶりに大きな勢力で神戸市に上陸をした台風21号の際にも、備前市の被害は軽微であったと感謝いたしております。 このような災害に遭うたびに、備前市に住んでいてよかったなと思います。備前市は、御存じのように四国山地の北側、中国山地の南側に位置しており、天然の要害のような地理的好条件に恵まれていると思います。そのことを証明するかのごとく、先日来の台風20号と21号はどちらも四国山地を迂回するような形で兵庫県に進んできました。私は、当初の台風20号の予想進路を見て、これはどえらい高潮が来るぞと心配をいたしました。そして、沿岸部に住んでおります親戚や友人に電話をかけて、おい、今度の台風は高潮が心配だぞ、車は安全なところにかわしたか、何かお手伝いをすることはありませんかと忠告をいたしました。しかし、皆さん14年前の16号台風の苦い経験があり、既にそれなりの対策をとられておりました。この台風20号ですが、まことに幸運なことに進路がほんの少しだけ東方向にずれて姫路市に上陸をいたしました。備前市では、そこまで大きな高潮被害は出ませんでした。 次に、先日の記録的な勢力のまま上陸をした台風21号は、最初っから大阪湾の方向に進路予想が出ておりましたので、そんなには心配をしておりませんでした。しかし、実際には若干西寄りのコースをたどり神戸市に上陸し、中心の東側に当たる地域は猛烈な風と高潮の被害が発生をしました。これらの2つの台風が備前市の東側を通過したために、大きな被害を受けなかったことに感謝しながらも、被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。 さて、天災の少ない岡山県との安全神話が崩れかかった昨今ですが、これに懲りることなく備前市の優位性を訴えて、企業誘致や移住・定住を以前にも増してPRをすべきと思います。市長の見解をお尋ねします。 とはいうものの、災害は忘れたころにやって来ると申しますように、備えあれば憂いなしであります。常に緊張感を持って危機に備えておかなければならないと考えます。本年も防災の日である9月1日の翌日の2日に日生地区の浜山の運動公園の一角で南海トラフ巨大地震の発生を想定した総合防災訓練が実施されました。私は、一市民として訓練に参加し、勉強してきました。この浜山地区以外にも市内17カ所で訓練が実施されたとのことであります。大いに賛辞を贈りたいと思います。 災害に対応するのには、まず自助、共助、公助であります。近々高い確率で発生が想定されている南海トラフ巨大地震のような大規模災害では、備前市は他の市町村に比べ想定される被害は小さいものと思います。大がかりな救助活動は甚大な被害が想定される四国や紀伊半島など太平洋沿岸地域に集中するものと思われます。我々は、まず自助で、次に共助で乗り切る覚悟が必要であります。そのためにも、日ごろから災害に備えた訓練を実施することは大切なことであります。今後とも行政が呼びかけて訓練を実施すべきと思います。 ただ、訓練のみでは災害対応は十分ではありません。装備の充実も大切です。各地区の自主防災組織の意向を調査して、装備面の充実を図るべきと考えます。市長の見解をお尋ねします。 次に、巨大地震の後に発生が心配されるのは、火災であります。その際に、頼りになるのが消火栓であります。火災の発生が複数箇所に及んだり倒壊した建物に消防車が進入を阻まれたりすると、消火栓を使って地域の皆さんで消火に当たらねばなりません。消火ホース等の器具の充実も望まれます。 さらに、その以前に備前市の水道設備は南海トラフ巨大地震で想定をされる震度6弱に耐えられるのでしょうか。西岡市長のときに、向こう10年間で水道設備の耐震も含めた更新を約90億円かけて整備をしていく計画でありましたが、吉村前市長のときに60億円に削減され、その縮小した計画でさえ十分な施行がなされていないと認識をしております。執行部は、計画的に順次実施していくとの答弁を繰り返されるばかりで、いざというときに消火栓が当てにできるのかどうか不安であります。いかがでしょうか。 質問の大きな2点目は、日生総合支所についてお尋ねをいたします。 先般、私の友人から指摘を受けたのですが、その友人は町内会で福祉関係の役を担当しており、会議が社会福祉協議会日生支部の建物の2階で開催されたそうです。会議を開いたその部屋は、倉庫みたいな狭い部屋だったそうです。友人は、なぜこのような部屋で会議をしなければならないのか。もっと広々とした会議室が日生総合支所の2階にあるのではと思ったそうであります。確かに言われるとおり、総合支所には使用していないスペースがたくさんあります。この建物を有効に利用できる方策をとるべきと考えます。 あわせて社会福祉協議会日生支部ごと総合支所の建物に引っ越してくるべきではないかと思います。市長の見解をお尋ねします。 また、日生と吉永の総合支所を今後どのようにされようとしているのか、市長にお尋ねをします。 吉村前市長のときに、市役所の本庁舎新築に時期を合わせ、日生と吉永の総合支所建物も建てかえを含めて改修をするんだとの計画をお聞きしました。私は、そのような計画を実行することには断固異議を唱えます。2つの総合支所は、将来的には総合という冠を外して単なる支所か出張所にしていくべきと考えます。これを言ったら地元の方にお叱りを受けることになることは百も承知ですが、勇気を持って提案いたします。人口減少が進む中、またAI、人工知能がどんどん普及をしていく現代であります。職員数も削減していかねばなりません。市長の見解をお尋ねします。 質問の3点目は、最近大きな問題として取り上げられているマイクロプラスチックについてであります。 このマイクロプラスチックは、プラスチック製品が微粒子となって環境を汚染し、生態系へ悪影響を及ぼすとの問題であります。ある国や企業でプラスチック製のストローを全面禁止したとかでマスコミが大きく取り上げ、関心を呼んでおります。ささいな努力ではありますが、プラスチックが環境を悪化させているのですから、その元凶を絶つ努力をすることはよいことだと思います。それらの運動に少しでも協力する意味で提案をいたします。 まず、私たちは8月14日、ひなせみなとまつりの翌日、我々日生ライオンズクラブのメンバーは日生町漁協と協力をして、海面のごみを小型の船に乗船して回収をする清掃活動を例年実施しており、ことしも参加してまいりました。最近は、花火の観客のマナーがよくなったのか、年々海面のごみは減少してきております。それでも流れ藻にまじってペットボトルなどのプラスチック製品が浮遊をしており、回収をしてきました。その際に、とある知人が、この岸壁付近にはプラスチックごみが風に吹き寄せられてたくさん集まってくるんだと。こういうところで岸壁の上からプラスチックごみを回収処理していけば、大きな費用をかけることなくマイクロプラスチック問題への対策にもなるのではとの指摘がありました。確かに、中日生港や船着き場のある日生港の岸壁にプラスチックごみが打ち寄せられている状況をたびたび見受けることがあります。岸壁からだと簡単にそれらのごみを回収することができます。どこかの自治体みたいにごみ回収の船を使ってまでしなくても、打ち寄せられてきたごみを回収処理すればよいのです。 それらをボランティアで実施するのには少々無理があります。費用負担の問題もありますが、県と協議をして少しでもプラスチックごみの回収処理を進めてはと思います。美観上の観点からも実施すべきと思います。市長、いかがでしょうか。 最後の質問は、定例議会の初日に教育長の政務報告で知ったことにいささか衝撃を受けたもので質問をしてまいります。 先ほどの同僚議員の質問ともかぶりますが、私なりの観点から質問を続けます。 その衝撃的事実とは、平成30年度の備前市の小学校6年生と中学校3年生の全国学力・学習状況調査の結果がどちらも各科目の平均正答率が全国並びに県の平均に届かず、取り組みの成果があらわれない厳しい結果となった。これまでの取り組みで何が不足していたのか検証していく必要を感じていますとの報告でありました。 平成30年度の岡山県の成績は、極めて悪かったと聞いております。その悪い岡山県の平均よりも備前市のほうがもっと下だということであります。昨年は、備前市の中3の成績は岡山県で一番よかったと聞いております。にわかに信じがたい事実であります。これらを問題にしますと、そのようなことで一喜一憂すべきではないと必ず言われる方がおりますが、これは私にとってはゆゆしき問題であると感じております。教育の原点は学力向上であります。早期に原因を究明して、有効な対策を講じるべきと考えます。 そのような中で、本定例議会でも上程をされております家でも学校でもない第三の居場所事業であります。B&G財団の3年間限定の補助事業ですが、大いに期待をするものです。このたびの日生東小学校の放課後児童クラブの会場のみならず、早い時期に放課後児童クラブと放課後学習支援とをセットにして、これらの事業を全市的に展開をされることを強く要望をいたしております。 以上で質問を終わります。明快なる御答弁をお願いいたします。 ○議長(立川茂君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕
    ◎市長(田原隆雄君) それでは、橋本議員の質問に順次お答えをいたします。 第1点目、天災の少ない備前市についてのアピールの件でございます。 備前市は、過去に大きな災害がありました。しかし、近年は小さな災害で済んでおります。また、南海トラフ地震でも、比較的災害の小さい地域でもあるとも言われております。私としても、議員の言われるように備前市の優位性を訴え、企業誘致や移住・定住へのPRに活用したいと考えております。 また、来るべき南海地震、津波対策についてですが、本市の対応にあわせて大被害が予想される地域の後方支援への交通の要衝としての地理的利点を関係機関へ働きかける指導も実施をいたしました。しかしながら、近年の各地での災害を見ると、決して他人事ではないという思いがあることも事実であります。そういうことも踏まえながらPRについては慎重に行っていきたい、このように考えております。 次に、危機管理についてでございますが、自主防災組織の装備の充実について、市では岡山県から2分の1の補助を受け、備前市自主防災組織活動事業助成金として各種防災組織の世帯数に応じて防災訓練等に要する、使用する資材を購入する経費を助成しているところでございます。毎年自治会連絡協議会総会等におきまして補助制度の説明をいたしており、その機会を通じて皆さんの御意見も伺っておるところでございます。 なお、消火栓についてですが、大半が基幹管路以外の給水支管に設置されており、配水支管につきましては、下水道工事等の支障移転工事、更新工事等で耐震管に布設がえをしておりますが、管路延長が膨大なため、耐震化率は低くなっております。まず、基幹路を優先して耐震化をすることを考えていきたい、このように考えております。 次に、備前市の水道は大丈夫かという件についてですが、地震災害時において水道事業の役割は、まず第一に飲料水を確保することが最重要であると考えております。そのため、基幹水路である井戸から浄水場までの導水管、浄水場から拠点配水池までの送水管、拠点配水池から各配水池までの配水本管から優先的に耐震化を進め、あわせて老朽化した配水池も順次更新しております。 なお耐震化率は、基幹管路28.3%、配水池58.5%となっております。今後も水道事業としては、重要給水施設を中心に老朽管の更新工事とあわせて耐震化についても進めてまいりたいと考えております。 次に、総合支所等の建物の件でございます。 総合支所の建物有効活用について、日生の社協事務所についての提案がございました。 まず、町内会の福祉関係の役員の皆さんが御不自由をされている点につきましては、日生総合支所の空き部屋の活用については市主催の会議や研修、民生委員、ゆうあいクラブ等の各種団体の会合に利用されているところでございます。このほかの団体等につきましても、当然社会福祉協議会も含めて広く御利用いただければと考えております。御希望があれば、支所のほうへ問い合わせいただきたいと思っております。 なお、日生総合支所についてですが、現在地域創生コモンズびぜんが1部屋を利用中であり、近日中に蔚山科学大学が交流拠点としてUCUびぜんセンターを開設する予定になっております。 現在、一層の有効利用を進めるために、建物の耐震診断を実施しております。年内に診断結果の報告を受ける予定であります。その結果を踏まえて、今後の支所のあり方について検討していきたいと考えております。 吉永総合支所につきましては、隣接する吉永地域公民館等に支所機能を移転する方法もあるんじゃないかという案も出ております。現在の支所の有効活用については、ほかの公共施設とあわせて検討してまいりたいと思っております。 さらに、総合の冠を外して単なる支所、出張所にすべきとの御提案でございますが、議員御指摘の点もごもっともと思いますが、地域の皆さんの意見をお伺いしながら慎重に判断してまいりたい、このように考えております。 全国の学力・学習状況についての件で、私のほうからも少し触れてみたいと思います。 教育委員会の答弁は尾川議員に答えたとおりでございますし、教育長からのまた答弁もあろうかと思います。 私は、現在第三の居場所事業、すなわち放課後児童クラブにおいての学習支援が大切なものであろうと、このように思っております。そういうような中で、これを一つの励みといたしまして、励みといいますか例といたしまして、できればこういうようなことが市内各地にできれば、学力向上、子供たちの家庭学習の習慣化等についての一助になるんじゃないかと、このような認識を持っております。 以上です。 ○議長(立川茂君) 奥田教育長。     〔教育長 奥田泰彦君 登壇〕 ◎教育長(奥田泰彦君) 私からは4番、本年度の全国学力・学習状況調査についてお答えします。 先ほど市長のほうからも回答がありましたが、教育委員会としてもこの結果を本当に重く受けとめており、その分析と対策については先ほど尾川議員にお答えしたとおりでございます。 議員から御提案のあった現在検討中の第三の居場所事業や放課後児童クラブにおいて学習に取り組んではどうかにつきましては、備前市の子供たちの課題解決に本当につながるありがたい御提案だと受けとめております。教育委員会としても、備前市の子供たちは家庭学習の習慣化に課題があると考えており、放課後児童クラブ等において宿題のための時間をしっかりと確保するなど、学習習慣の形成、定着につながる取り組みが行われることを期待しております。 以上です。 ○議長(立川茂君) 平田産業部長。     〔産業部長 平田惣己治君 登壇〕 ◎産業部長(平田惣己治君) それでは、3番、港湾の浮遊ごみにつきましては、私のほうからお答えをさせていただきます。 議員御指摘のとおり、近年海ごみの問題、特にプラスチック製品によりますマイクロプラスチックの環境汚染が問題視をされております。これは、河川等からの海へのごみ流入が大きな原因でございまして、発生源である河川のごみ発生抑制に取り組んでいく必要があると考えております。ごみのポイ捨てや不法投棄などが今も絶えず発生をしており、一人一人の自覚がもっと必要というふうに考えておりますことから、まずは啓発活動を県と協力をしながら実施をしていきたいというふうに考えております。 また、回収につきましては、漁協や海運組合、地元のボランティア団体等の有志の方々にて浮遊するごみを回収をしていただいておりますが、また先ほど橋本議員の御質問の中にもございましたが、8月14日には例年ライオンズクラブの方に回収活動をしていただいているというようなことで、そうしたボランティアの回収活動をしていただいている方に対しまして、この場をおかりしまして御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 そうしたことに加えまして、今年度より海岸漂着物等地域対策推進事業という国庫補助事業を活用しまして、日生、伊里両漁協に回収作業を委託をして実施をしていただいているところでございます。 また、7月豪雨の際には大量の漂流物や漂着物が発生をし、岡山県もその漂着物の回収事業を行ったことから、次年度につきましても漂着物の回収作業を行っていただくように港湾管理者である県に対しまして要望をしていくように考えているところでございます。 私からは以上です。 ○議長(立川茂君) 再質問はありますか。 再質問に入ります。 橋本議員。 ◆15番(橋本逸夫君) それでは、順次再質問をいたします。 まず、市長に確認のためにもう一度お尋ねをします。 南海トラフ巨大地震、想定の震度がこのあたりは震度6弱なんです。その際の消火栓ですね、消防用の消火栓はこの程度だったらもちますか、それとも、いや、そのときにもちょっとやばいですよと言われるのか、そこら辺で大きく我々も対応が違ってくるんです。まず、我々の宮奥地区は倒壊した建物で消防自動車がよう入ってきません。それらについてはね、やっぱり消火栓が使えるのか使えないのかというのが大きな関心事になるんです。御答弁願います。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) 消火栓につきましては、75ミリ以上の管についていると思います。それで、75ミリの管も塩ビ管のところがあります。それがまだ耐震化されていないところがたくさんありますので、震度6強で大丈夫かと言われて……     〔「いや、6弱」と15番橋本議員発言する〕 私のほうもはっきり大丈夫ですとはちょっとここではお答えできません。ただ、地割れができるような大きなところはちぎれるかもわかりませんし、通常の道路と一緒に揺れる揺れでしたらもちますし、ちょっとその辺は現状に応じていろいろあると思います。 以上です。 ○議長(立川茂君) 橋本議員。 ◆15番(橋本逸夫君) そうなんですよね。この間の北海道の地震も、札幌のほうでは水道管も破断しました。かなり離れておっても、あのあたりは震度6強ですか。6弱でもかなりの揺れが想定されますので、私はそういったものを早くインフラを耐震化していく必要があると思いまして、どんどん我々議会の立場からも応援しますんで、担当部長は予算要求をどんどんしてください。水道管というのは本当に大切なライフラインですので、防災あるいは先ほど市長が答弁をされた飲料水の確保もそうなんですけど、やはりこういうものがしっかりしていないとだめだと思うんです。市長、そういう意味では積極的に予算要求があったらけちることなくどんどん頑張ってやっていただきたいと思うんですが、改めて市長、御答弁をお願いします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) その節にはよろしくお願いいたします。 ○議長(立川茂君) 橋本議員。 ◆15番(橋本逸夫君) 次に、総合支所の利活用についてお尋ねをいたします。 さきの定例議会で一般質問をしたんですが、吉永総合支所が宿直を廃止されて以来、夜トイレが使えないというようなことで、前にもお願いをしたんで前向きに検討してくださるという答弁をいただいとったんですが、やはりこういうものを地元の要望に応えてあげるというのがやはり行政の仕事じゃないかと思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。検討は進んでおりますでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 田原市長。 ◎市長(田原隆雄君) 具体的なことは進んでおりません。ただ、吉永支所近辺につきましては、この際幼稚園の空き地含めて公用地が結構広大にあります。そういうような活用を含めて今後どうしたらいいのかということを地元の皆さんの意見を十分お聞きしたいなというふうに思っております。残念ながら、まちづくり会議なるものが吉永まだ進んでおりませんので、そういう意味での吉永地区の有識者の方といいますか、重立った方に相談をさせていただきながら、早急に一つの方向性を出したいなと思っております。 そういう中で、今私の感触では店がないと、買い物をするのに店がないんだという要望が強く出されておりますので、総合支所周辺にそのような店含めて買い物難民対策が考えられないかなというようなことを思っております。そういうな中で一緒に考えさせていただければなというような感じを持っております。具体的にはまだ踏み込んでおりませんけど、そういう基本的な考え方は持っておりますということでございます。 ○議長(立川茂君) 橋本議員。 ◆15番(橋本逸夫君) ぜひともよろしくお願いをいたしておきます。 それで、最後の部分なんですけれども、全国学力・学習状況調査についてということで、先ほど市長も教育長も大変すばらしい答弁をいただいたんですが、教育長、さっき尾川議員に対する答弁のときには、いや、こういうことでやっぱり一喜一憂すべきじゃないんだというような答弁があったもんで、こりゃあほっとけれんなと思うて再度確認をするんですが。今度、岡山県のほうは相当このことを重く受けとめて、先日新聞に載っておったんですけど、ちょっと読んでみます。小・中で今秋、この秋に独自のテストを行うんだと。これは、学力テストの成績低迷を受けて、学力テストの過去問、過去の問題を今回試験を受けておらない学年、つまり小学校の3年生から5年生まで、それから中学校では1年生から2年生を対象に、学習した内容が定着しているかどうかを確認するために学力テストの過去問、過去問と類似したもの、まるで同じじゃなくて類似したものをやるんだということを新聞報道なさっておられます。私はこれ非常にすばらしいなと。やっぱりこういうところでこういうふうな経験を積んでおって本番に臨むということが大きく寄与するんではないかなというふうに思っております。県はこれほど物すごく今回のことは重大に受けとめておるんです。備前市ももっともっと重大に受けとめて頑張ってほしいなとエールを送る所存なんですけど、教育長いかがでしょうか。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 ◎教育長(奥田泰彦君) 今の過去問については、まだ正式なことは入ってきていませんが、昨年度は秋のチェックテストといって昨年度はそのチェックテストをしておりません。中断しております。それまでは何年間かチェックテストということで過去問をしておったということで、今回の成績が非常に厳しい結果になったということで、県教委も、またそれが復活ということになったんだろうというふうに思います。 それで、一喜一憂という言葉が今出てきたんですが、一喜一憂する必要はないと私は今でも思っているんですが。テストを受ける集団が毎年変わります。変わります。来年は今の5年生と中学2年生が受けるわけですが、変わるんですが、いずれにしてもどの学年の子供たちにもきちっとした基礎学力をつけるというのが学校の使命なので、学校全体としての指導力を上げなければ、この学年だったから下がったとか、この学年だったから上がったというふうな結果で一喜一憂するようになると思いますので、教育委員会としても学校全体の指導力の向上ということに力点を置いて取り組んでまいりたいというふうに思います。いろいろまたいい対策がありましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(立川茂君) 橋本議員。 ◆15番(橋本逸夫君) もう御存じのとおり、岡山県では伊原木知事が全国でどちらも10位以内を目指すんだと。備前市では、さきの市長が岡山県下で5番以内を目指すんだというようなことをおっしゃっておられました。私は、こういう目標値を持って頑張ることはすばらしいことだと思うんですが、ただそれがかけ声だけになっておるんじゃないかということで危惧をしておったんですよ。 ちょっとここで私たちが六、七年前になりますが、大分県の豊後高田市へ我々の会派で視察に行ったことがあるんですが、そこではもう六、七年、ずっと豊後高田市はこの全国学力テストで大分県のトップをずっと維持しておるというふうに、本当にすばらしい結果を聞いたんですが、そういうところはね、どの学年が、今度の学年が悪くって次の学年がよかったんだとかというようなことなくって、やっぱり安定してずっといいと。そういうふうなことに私は備前市もぜひなってほしいなと。前の市長の言ようられるように5番以内ぐらいはキープできるようになってほしいなと。それを物すごく希望しておるんです。その豊後高田では、実に全国がやります、県もやります。ここは豊後高田市独自で市の学力状況調査ということでテストもやるんですよ。そういうふうに物すごく力を入れている。もう学校では教員、教師の目つきが違うというぐらいね、周りがそういう雰囲気になっとるらしいんです。私も早く備前市がそのようになってほしいなというふうに願うんですが。よろしくお願いをできませんでしょうか、教育長。 ○議長(立川茂君) 答弁願います。 奥田教育長。 ◎教育長(奥田泰彦君) いろいろありがとうございます。 豊後高田市へ視察に行ったということはお聞きしております。その結果、今備前市でも取り組んでいるまなび塾、これが豊後高田市のまなび塾というんかどうか知りませんが、豊後高田市は。     〔「21世紀塾ですね」と15番橋本議員発言する〕 それを参考に、やっぱり学校外でも子供たちに勉強する習慣を身につけなければいけないということで始まった取り組みだろうというふうに思います。 今学校全体の底力というんか学校全体の教育力、指導力を上げるというお話もしましたが、備前市の子供たちの一番の今弱点は読む力なんです。読解力なんです。読解力をさあ読解力つけましょうといって授業を変えてすぐ読解力がつくものではありません。地道な読書活動であるとか新聞を読むとかいろんな人とコミュニケーションをとるとか、いろんな取り組みがあって、地道な取り組みがあって読解力が徐々についてくるもんだろうと思います。それが一つのきっかけなんですが、そういったことも含めて詳しく子供たちの学力の課題というのを分析して、真摯に取り組んでいきたいと思います。 ○議長(立川茂君) よろしいか。     〔「はい。以上で終わります」と15番橋本議員発言する〕 以上で橋本議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(立川茂君) 会議中途ですが、この際暫時休憩します。     午後3時46分 休憩     午後4時00分 再開 ○議長(立川茂君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、土器議員の一般質問を願います。 12番土器議員。     〔12番 土器 豊君 登壇〕 ◆12番(土器豊君) それでは、通告に従いまして順次質問をさせていただきます。 1点目の質問でありますが、まちづくりについて。 私は当選させてもらい一番びっくりしたことは、議員あるいは市民にいまだに合併前の1市2町の垣根が残っていることです。このような状況では、いろいろな政策が十分な成果が上がりにくいと思います。垣根を取り除いていくことが必要と思いますが、市長のお考えをお聞かせください。 2点目、伊部、浦伊部地区の区画整理事業の廃止について。 平成26年11月に伊部自治会協議会臨時総会で決議し、市に要望している伊部、浦伊部地区の区画整理事業の廃止と新しい事業について、進捗状況はどのようになっていますか、お聞きします。 地域の活性化について。 地域の活性化には、企業誘致、観光、住宅政策の3点が重要と考えます。その中で、観光と住宅政策についてお聞きします。 備前市は、名所のPRが不足しているように感じます。映画「ハルカの陶」の中で名所の紹介をしてもらっては。 次、国道2号、旧山陽道、赤穂線でつながっている片上、伊部、香登地区で、別々に取り組んでいるまちづくりを連携してまちづくりができないか。片上、伊部、香登ですね、伊里地区よりも面積は狭い、多分日生よりも狭いんじゃなかろうかと思います。その中に人口が1万2,000人弱いるかと思います。そういうことで、この3地区が1つになってまちづくりができないか。 また、旧山陽道をカラー舗装で整備して、もっと観光客に来てもらっては。二ノ樋から伊部、片上までの旧道。 それから、熊山登山道、大滝山生活環境保全林ももっと整備し、観光客、登山客に来てもらい、うまくPRしてJR赤穂線を利用し、より多くの人に来てもらえるような形ができないか。 住宅政策について、例えば田んぼの中に市が道路をつくり、住宅メーカーが市道の周辺に住宅を造成し分譲し販売するような政策はできないか。 新築の補助金を、今100万円ですが、100万円から150万円にしては。建物、土地、固定資産税とか都市計画税が入るようになります。10年もすればほぼ返ってくるんではなかろうかと思います。補助金をアップしてより多くの人に備前市に家を建ててもらったらと思います。 4点目、災害対策、水害対策ですが、備前市では河川、水路等の整備について、1時間当たり最大雨量を50ミリを想定していると聞いていますが、それを70ミリか80ミリにできないか。 西上議員がお聞きしたことなんですが、大雨が予想される際に、事前にため池の水位を下げて水害に備えることが徹底できないか。 平成25年10月だと思うんですが、日照りが続いてため池に余り水がなかったと。これ伊部の鬼ケ城上池、下池なんですが、台風が来て雨が入りよったと。雨が降って池に入りよった。大体20時間以上たって下池の荒手を水が越えたと。しかし、備前中東の、東側にあるセブン-イレブンの前がいつも水位が上がるんですが、もう全然余り水位が上がらずになったと。だから、できるだけ川へ水が出ないようにすると。もうそうすればかなり水害が防げるんではなかろうかと思います。 それに関連して次も質問します。 水害対策として休耕田を年2回から3回耕しておくことができないか。これも休耕田は今荒れ地になっていることが多いと思います。そういうことで、耕しておけば水が外へ出にくいと思います。 また、山林を下刈りし整備をして里山づくりをしていくことも水害対策として有効ではないかと思います。同じことなんですが、いっとき水をゆっくり出るような形にすれば水害がかなり防げるかと思います。 5点目、山に、森林の事業にぜひ力を入れていただきたいと。 9月30日に岡山県みどりの大会2018が東備消防署、伊部つながりの森で開催されます。この機会に山林に関心を持ち、力を入れていただきたいと。 国、県、国土緑化推進機構、岡山県緑化推進協会、企業等への補助金の申請を備前市と地区とで一緒にできないか。ぜひできれば申請業務を一緒にやって手伝ってほしいということです。 次、6点目、地域包括ケアシステムの構築について。 自己健康管理、介護予防の推進のため、個別には取り組んでいると思いますが、高齢者が住みなれた自宅で元気で長生きし、自宅で亡くなることが理想と考えます。ボランティア活動も高齢者の健康にいいそうです。市を挙げて組織的に取り組んでいくことはできないか。 また、歩道、散歩道、広場、憩いの場等の整備はそれなりにできていると思うが、うまくPRができていないのでは。地区にモデルコースを提案し、設定し、PRしていってはどうか。 3世代、4世代の同居家族について、同居することによって高齢者が元気になれると思います。今以上の住宅の助成、補助金、税の控除などの支援優遇は考えられないか。 以上で一般質問を終わります。 ○議長(立川茂君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 田原市長。     〔市長 田原隆雄君 登壇〕 ◎市長(田原隆雄君) それでは、土器議員の質問に順次お答えをいたします。 いまだ合併前の垣根が残っているんじゃないかというようなことでございますが、文化の違う1市2町が合併するということでありまして、それはそれなりに意義もあり、また時間もかかることであろうと、このように思っております。 そのような中で、備前市では平成25年の総合計画策定に当たり、教育のまちを掲げ、将来像としてまちづくりに着手しております。私は昨年、この総合計画の後期基本計画の一部修正を行いました。そして、教育を通して1つにまとまろうという考え方は変わりはありませんが、全市共通テーマを教育のまち備前としながらも、文化、歴史、風俗の異なる各地域が抱えている課題はそれぞれ別といいますか、多様でありますので、そういうような総括として教育のまちという共通テーマを持ちながら各地域の特色を生かしたまちづくりに努力する、その集合体が備前市でいいんじゃないかと、そういうふうに私は思っております。 次に、地域の活性化について、特に観光について御提言をいただきました。備前市には、日本遺産として認定されている旧閑谷学校、「ハルカの陶」の題材である備前焼、そしてまた日生諸島や八塔寺の原風景など地域の魅力が豊富にあるものと受けとめております。 そのような中で、まず市民の皆さんがそのいいところを知って、それを他へ自慢できるような、そういうなスキルアップが大事じゃないかと思っております。そのために、このたびの市民ぐるみの映画「ハルカの陶」の制作、上映を機に、ロケ地としての備前市のいいところをできるだけ撮っていただいて、そのロケ地PRにとどめることなく備前市全体の魅力を発信できればと、このように思っております。 次に、片上、伊部、香登地区の連携によるまちづくりをしてはどうかということでございますが、これは各地の区長さん方が話し合っていただければうまくいくんじゃないかと、このように思っております。市が何か手伝えばということであれば、また協力させていただきたいと思います。 次に、旧山陽道のカラー舗装や歩道のカラー舗装で整備をして集客を図れと、こういうような提案でございましたが、この舗装が観光振興ということであるならば、ほかにお金を使う方法もあるんじゃないかなということでありますので、一緒に考えさせていただければと思っております。 次に、熊山登山道を観光資源としてPR、利用促進につなげるという捉え方は有益と考えております。 あわせて備前市には、日生町には天狗山、吉永には八塔寺山等、登山を楽しめる場所がほかにもあります。健康志向の中でスポーツツーリズム、手軽な山登りやハイキングの需要は高いと聞いておりますので、市内登山道を大切な観光資源として各種補助事業制度などを視野に入れながら、誘客が図れるような整備も必要でないかと、このように思っております。 次に、住宅政策について御提案いただきました。 民間による住宅用地の開発が進むように、住宅メーカーとの連携を図っていきたい、このように考えております。そのような中で、ミサワホームさん、またサンヨーホームズさん等との連携もとらせていただいております。 次に、新築補助を100万円支給することを150万円まで上げてはどうかと、こういうようなことでありますが、本事業は平成27年度から開始して4年目を迎えており、一定の効果は認められますが、議員御提案のように150万円に増額し、より多くの方に家を建ててもらうことも一つの方法と考えられますけども、一方で財政面についても考慮することでありまして、現在の事業の検証を行いながら、効果のあることを考えていきたいと、このように思っております。 災害対策につきまして、具体的に想定降雨量について提言をいただきました。 議員が言われる50ミリというのは、下水道の雨水計画で定められている数値のようであります。備前市では、雨量に関する最大想定時間雨量を過去の雨量データから算出して50ミリとしているようであります。 議員御指摘のように70ミリか80ミリに変更すれば、内水による被害は少なくなりますが、既存の雨水ポンプ場、水路や河川の能力の向上及び断面の拡大などを考えていかなければなりません。したがって、一朝一夕にそうすることは困難なものと考えられます。今後は、改良の必要な箇所から整備をしていく必要がありますが、今の段階では有事の際に市民の方々にはまず自助、共助の精神のもと、避難準備、高齢者等避難の開始、避難勧告、避難指示の発令に従い、迅速に行動していただく方法が最善であろうと考えております。 ため池の水位の低下についてでございますが、これも何人かの議員さんにお話をさせていただきましたが、毎年梅雨の時期に「広報びぜん」と、地元のため池管理者に宛ててため池管理シートの送付の際に、大雨が予想されるときのため池水位については必要以上ためないようにというように周知、水位低下に努めていただいております。また、大雨が予想されるときには、防災重点ため池について、先ほどのこととは別個に各関係者へ電話で周知もするようであります。 3点目、4点目についてですが、休耕田の再興や山林の適切な維持管理により保水力が向上し、水害対策につながることは、議員の御指摘のとおりであろうと私も思います。個々の持つ多面的な機能が発揮できますよう遊休農地対策や森林環境税を活用する施策等も検討してまいりたいと考えております。 山林事業についてですが、関係機関への補助申請については、事業をする方から申請するのが原則でありますけれども、担当課として事業実施に当たっての書類の確認とか、そういうことについては協力させていただく予定であります。 次に、地域包括ケアシステムについての1点目でありますが、高齢者が住みなれた自宅で元気で長生きできるまちづくりが地域包括ケアシステムの構築の目的であります。このために、本市では社会福祉協議会との協働により、誰もが健やかで住みなれた場所で暮らし続ける地域づくりを基本目標とする備前市地域福祉計画を策定をいたしました。この計画は、保健福祉部だけでなく、市民生活、産業、建設、教育、病院等の部署、さらに関係団体や地域住民の皆さんと連携し、協力しながら住みよい町をつくるために策定したもので、計画に掲げた各取り組みについては、行政のみで結果が出るものではありません。適切な進捗のためには、市民の皆さんを含めて組織的に包括ケアシステムの構築を進めてまいりたいと思っておりますので、御協力のほどお願いをしたいと思います。 2点目の地域にモデルコースをという提案でございました。 ウオーキングは健康によく、継続することにより健康保持にもつながることから、各地域の有用と思えるコースについてできるだけ把握をして、モデルコースとしての紹介やPRを提案させていただきたく検討をいたしてまいります。 次に、最後に3世代、4世代同居が効果的でないかという趣旨であろうかと思います。 住宅の助成、補助金については、核家族化が進む中、3世代、4世代と同居することは、非常に喜ばしいことであろうと思います。今後も既存の移住・定住政策に関する各種補助制度を検証し、あわせて他市町の支援策も参考にし、検討してまいりたいと思います。 また、税の控除につきましては、市県民税を計算する場合には各種の控除があり、その中に人的控除として配偶者や親、子供などを対象とした扶養控除もございます。例えば、同居の老齢の親を控除するなど、多世代であるほど有利なものもございますので、御提案の同居をしろという提案については私も同感であります。 以上です。 ○議長(立川茂君) 平田産業部長。     〔産業部長 平田惣己治君 登壇〕 ◎産業部長(平田惣己治君) それでは、2番、伊部、浦伊部地区の区画整理事業の廃止につきましては、私のほうからお答えをさせていただきます。同事業は、昭和49年に都市計画決定をされた後、関係者の反対によりまして休止となって以来40数年が経過をしております。社会情勢の変化により当初計画の実現は困難であることから、事業を廃止し、個別の道路事業などを活用したまちづくりについて、現在検討を進めているところでありますが、このほどその計画素案ができましたので、所管の委員会へ御報告をさせていただく予定でございます。今後、委員や地元役員の皆様から御意見を伺いまして、関係機関や地元関係者及び地権者と協議をしながら計画を固め、廃止に向けた法手続などを順次進めてまいりたいと考えているところでございます。 以上です。 ○議長(立川茂君) 再質問はありますか。     〔「一点だけ」と12番土器議員発言する〕 再質問に入ります。 土器議員。 ◆12番(土器豊君) ありがとうございました。 水害対策の中で水路の関係なんですけど、別に新しい水路をつくることも考えていただきたいと思いますんで、よろしくお願いします。 ○議長(立川茂君) 答弁を願います。 藤森建設部長。 ◎建設部長(藤森亨君) それぞれ水害等が支障が出てきたところを考えながら、そういうことは進めていきます。 ○議長(立川茂君) よろしいか。     〔「はい、ありがとうございました」と12番土器議員発言する〕 以上で土器議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(立川茂君) この際、申し上げます。 本日の一般質問はこれで終わりとし、後の方の質問については明日以降に行いたいと思います。 本日はこれにて散会いたします。 皆さん、御苦労さまでした。     午後4時25分 散会...