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  1. 新見市議会 2021-06-01
    令和3年6月定例会(第4号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2021年06月17日:令和3年6月定例会(第4号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時1分  開 議 ◯議長(石田 實君) 皆さん、連日御苦労さまでございます。  ただいまの出席16名でございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は配付いたしておりますので、よろしく御協力をお願いいたします。          ──────────────────────── 日程第1  一般質問 2 ◯議長(石田 實君) 日程第1に入ります。  昨日に引き続き一般質問を行います。  まず、1番土屋将君の登壇を願います。1番土屋将君。               〔1番 土屋 将君 登壇〕 3 ◯1番(土屋 将君) 1番土屋将でございます。議長よりお許しをいただきましたので、通告に従いただいまより一般質問を行います。  私からは7項目お尋ねいたします。  まず1項目め、豪雨災害復旧状況についてお伺いいたします。  近年、平成30年7月豪雨災害別称西日本豪雨災害、同年の台風24号災害、令和元年9月集中豪雨災害など多くの災害がありました。新見市におきましても甚大な被害が発生し、災害復旧工事が引き続き進められておるところでございます。本年におきましても、5月15日より新見市は梅雨入りをしておりまして、平年より22日早い梅雨入りをしておりまして、市民の皆様におかれましては災害に対する不安が高まっておるという状況でございます。  そういった状況の中で、災害復旧につきまして4点質問いたします。  まず1点目、現状の復旧工事進捗状況、総件数、対応済み件数、未対応件数をお示しください。  2点目、災害復旧は3か年で対応が終わると考えられますが、対応完了の時期はいつ頃と想定されておられますか。見通しをお示しください。  3点目、市民の皆様、豪雨災害に対して不安を感じられており、住民感情を考えれば行政よりきめ細やかな情報説明が必要と考えます。現状、市民への復旧状況情報提供等はどのようになされておるでしょうか。  4点目、独居高齢者など一人住まいの方、災害復旧の情報を知る上で、市としてどのような対応を行っておられますでしょうか。  以上、4点について質問いたします。
    4 ◯議長(石田 實君) ただいまの土屋将君の1項目めに対する執行部の答弁を求めます。 5 ◯産業部長(廣重忠男君) それでは、質問1項目め、1点目、2点目について産業部から併せて御答弁をさせていただきます。  農林課所管の平成30年豪雨災害につきましては、農地195件、農業用施設49件、林道1件の総件数245件であります。本年5月末の完了件数は、農地131件、農業用施設49件、林道1件の計181件であります。未完了件数は農地64件であります。  令和元年9月集中豪雨災害につきましては、農地20件、農業用施設2件の計22件であります。本年5月末の完了件数は、農地4件、農業用施設1件の計5件であり、未完了件数は農地16件、農業用施設1件の計17件であります。  また、備中県民局によりますと、平成30年豪雨災害につきましては、林地9件、これは全て完了であります。令和元年9月集中豪雨災害につきましては、林地1件であり、これも完了であります。  本市の未完了の復旧工事につきましては、本年度中の完了を目指してまいります。  以上です。 6 ◯建設部長大西俊之君) 続きまして、建設課所管の平成30年豪雨災害につきましては、道路163件、河川125件の総件数288件であります。本年5月末の完了件数は、道路151件、河川56件の計207件であります。未完了件数は、道路12件、河川69件の計81件であります。  令和元年9月集中豪雨災害につきましては、道路11件、河川16件の総件数27件であります。本年5月末の完了件数は、道路3件、河川1件の計4件であり、未完了件数は、道路8件、河川15件の計23件であります。未完了の復旧工事につきましては、本年度中の完成を目指しております。  また、県所管の復旧工事につきましては件数のみのお答えとなりますが、岡山県新見地域事務所によりますと、平成30年豪雨災害につきましては道路14件、河川87件、砂防55件の総件数156件であります。本年5月末の完了件数は、道路14件、河川68件、砂防30件の計112件であり、未完了件数は河川19件、砂防25件の計44件であります。  令和元年9月集中豪雨災害につきましては、河川3件、砂防14件の総件数17件であります。本年5月末の完了件数は、河川1件、砂防3件の計4件であり、未完了件数は河川2件、砂防11件の計13件であります。  以上でございます。 7 ◯総務部長(鹿島 隆君) それでは、1項目めの3点目、災害復旧進捗状況、防災の情報はどのような形で市民に周知しているのかについてでありますが、平成30年発生災害及び令和元年発生災害復旧状況につきましては、市のホームページにおきまして公共土木施設債農林水産業施設債の区分ごとに工事箇所数や契約数、工事完了率等を掲載し、毎月更新をしております。  また、気象警報や避難所開設などの防災情報につきましては、告知放送や市のホームページ新見まちナビアプリなどによりお知らせをしております。加えて、市報6月号におきまして防災の備えについての特集を掲載するとともに、その中でスマートフォンなどにより県や気象台などが提供する情報を簡単に入手できるQRコードを紹介するなど、きめ細やかな情報提供に努めております。  次に4点目、高齢者の方などへの細やかな情報提供についてでありますが、先ほどお答えをいたしました市報や告知放送などに加え、吉備ケーブルテレビなどを活用し、分かりやすい情報提供を随時行ってまいりたいと考えております。  さらに、自主防災組織に対しまして、地域において防災情報等の伝達を行っていただくよう協力を依頼し、周知に努めてまいります。  以上です。 8 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 9 ◯1番(土屋 将君) 今、状況を確認をさせていただきました。  市のホームページにも掲載があるということで、ただ、地域の方等にお話を聞きましても、なかなかその情報を分かっていない、捉えられていないという方がたくさんいらっしゃいます。まとめて簡単に言いますと、西日本豪雨あるいは台風24号、こういった部分につきましては、約7割の今進捗状況であるということで、もう一度こういった部分、市民の方に周知をしていきたいというふうに考えております。そして、集中豪雨災害令和元年9月につきましては、約20%程度の進捗率であるということかとお聞きしたところでございますが、やはり多くの方が日夜災害復旧に尽力されてるということにつきまして、この点につきましては敬意を表したいと思います。  私が申し上げたいことは3点ございまして、再質問としましては、1点目、今御説明のありましたとおりホームページであったり、アプリであったり、市報であったり、その他自主防災組織を通して様々な情報を伝えておるということでございますが、例えば災害時期、この6、7、8とか5月も含めたほうがいいかもしれませんが、こういった災害時につきましては、ホームページ、アプリ等でもっと分かりやすく周知していくような形を取っていただきたいと考えております。  2点目、高齢者の方にとっては電子媒体情報について扱えない方がたくさんいらっしゃいます。今後の国のうたっているデジタル化デジタル庁であるとかスーパーシティー構想、様々なのものがございますが、スマートフォンを使って全年代の方がそういった情報を取ることができるような形、ここは電子決済とか様々なことも絡んでくるかと思いますので、高齢者の方にも慣れていただけるような方策、これは単純な方策ではなしに重層的に様々なところでやっていただきたいと。様々な組織を通じてそういったことを地道にやっていただきたい。  そして3点目、災害復旧工事が完成しない間に次の災害が来ることもございます。市内の業者を中心にやっておられるという話も聞いておりますので、よその業者を使えとは思いませんけども、人手が足りない、マンパワーが足りないのであれば、それを解消するような方策をひとつ考えていただくというのも方法論としてあるかと思います。この3点について答弁を願います。 10 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 11 ◯総務部長(鹿島 隆君) 今、再度お尋ねになりました件につきましては、冒頭で総合的にお話しをさせていただいた内容かと思っております。ただ、今回、6月号の市報に掲載をさせていただきました。これは今年5月15日から例年より早く梅雨に入ったという状況もございます。それから、国の避難情報の改正もあったというものも踏まえてでございます。今度は、秋になりますと台風の時期になってまいります。そういうふうな時期、時期を捉えて、適切な時期に適切な情報を細やかに発信するように考えてまいりたいと思っております。  それから、特に高齢者の方などへの情報発信でございますが、やはり紙媒体が中心になっていくというのはあるかと思います。そういう中で、先ほどお話しをしましたように地域の自主防災組織の皆様、今現在、組織率が市内全域で6割程度でございます。これを100%に増やすことによって、細やかな情報をその組織を通じて市民の皆様にもお伝えするようなことにも努めてまいりたいというように考えております。  以上です。 12 ◯産業部長(廣重忠男君) 3点目の工事に係る人手不足、マンパワー不足への対応という御質問でございますが、30年豪雨につきましては特に県内全域で被害が発生したということで、新見市に限らず県内全域の建設業者、仕事が手いっぱいということでなかなか工事をお請けしていただけないという状況でございましたが、その後だんだんと落ち着いてきまして、請けていただけると。市内の建設業協会の方々にも御協力をいただいて進んでいるという状況で、全てについて本年度中に完了を目指していきたいと考えております。  以上です。 13 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 14 ◯1番(土屋 将君) 復旧工事が速やかになされまして、市民の皆様の安心・安全が万全なものになるように、今後も対応いただきたいと思います。  また、件数に拾えていない事案、早急に防災対応しなきゃいけない事案もまだあるかもしれませんので、市民の声を一つ一つ大切に聞いていただくという姿勢で対応いただきたいと強く求めて、第1項目の質問を終わります。 15 ◯議長(石田 實君) 2項目めの質問に入ってください。 16 ◯1番(土屋 将君) では、2項目め質問いたします。  2項目め、高梁川河川整備について3点質問いたします。  1点目、河川整備につきましては、現在、県が高梁川の河川内の樹木の伐採、川底にたまった土砂の撤去などの工事を行っております。これらの河川整備につきましては、国や県が行うこととはいえ、実際に被害を受けるのは新見市民であり、市民の生活と安全を守る一番の責務は新見市にあります。西日本豪雨災害時に、唐松地区、高梁川と小阪部川の合流地点、また井倉洞付近の地域、様々な地域で川の氾濫が発生しており、この部分、現状の工事で十分とお考えでしょうか。  2点目、堤防が低い部分の早期の増強が必要であり、越水した堤防のかさ上げが難しい部分では、河道掘削で川の水位を下げるなどの対策が必要と考えます。新見市としてはどのような対応を考えておられますでしょうか。  3点目、今ある堤防につきまして、経年劣化、災害による損傷など、点検整備は適切になされているでしょうか。  以上、3点についてお尋ねします。 17 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 18 ◯建設部長大西俊之君) 2項目め、河川側河川整備についての1点目、河川整備について、現在県が高梁川の樹木の伐採や土砂の撤去などの工事を行っているが、現状の工事で十分と考えているかとの御質問でありますが、高梁川の河川整備につきましては、しゅんせつや樹木の伐採など、管理者であります県に強く要望しているところであり、本市といたしましてもしゅんせつ土処分場確保など、県と連携し事業を進めております。  御指摘の箇所を含めまして、平成30年9月から現在までで市内の8河川23か所において10万7,000立方メートルもの滞積土砂のしゅんせつを実施しているところであります。管理者の県によりますと、しゅんせつや樹木の伐採につきましては、今後も新見市の協力を得ながら、令和2年4月に策定した岡山県河道整備実施計画での優先度や新見市などからの要望を踏まえ、総合的に判断しながら順次対応してまいりたいとのことであり、本市といたしましては引き続き強く要望してまいります。  次に2点目、堤防が低い部分の早期の増強などが必要と考えるが、新見市としてどのような対応を考えているのかとの御質問でありますが、高梁川につきましては県管理の河川であることから、護岸整備しゅんせつなどを県に対し強く要望しているところであります。  次に3点目、今ある堤防について、点検整備は適切になされているかとの御質問でありますが、高梁川の堤防の点検整備につきましては、管理者の県によりますと定期的な堤防点検や、土木監視員による河川巡視を行い、堤防や河道内の状況把握に努めており、点検結果を踏まえ、堤防や護岸の修繕、しゅんせつや樹木伐採の対策に取り組んでいるとのことであります。  以上でございます。 19 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 20 ◯1番(土屋 将君) 再質問をさせていただきます。  先ほどの件、多くの関係者の方が日夜防災工事に尽力されていることにつきまして敬意を表します。  先ほども申し上げました、特に唐松地区、高梁川、小阪部川の合流地点につきましては、ダムの放流状況とも様々関係があるかと思うんですけれども、やはり川幅が狭い部分がありまして、なかなか堤防を造るのも難しいようなところもあるかと思いますが、現在見たところ、樹木の伐採等が十分でないところもございますので、ほかの地区でもかなり河川の樹木の伐採がいつまでたってもできんというような声もいろいろとございます。県の管理ということではございますけれども、この部分は強く要望をいただいて、ほかにあるのは新見高校の横にある河川の樹木であるとか、そういったところとか様々ございますので、そういったところをしっかり取り組みいただきたいと思いますが、回答をお願いします。 21 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 22 ◯建設部長大西俊之君) 県への要望につきましては、毎年各種の要望を行っております。特に、護岸整備しゅんせつなどにつきましては、今年度六、七十件の要望を行って、河川の流水等の確保に努めていただくようにしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 23 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 24 ◯1番(土屋 将君) 多くの市民の皆様が大規模災害での河川の氾濫について危惧をされ、被災されることを非常に不安に思っておられます。現状の防災対策で十分かどうかを再度しっかり検討、意見交換いただきまして、対策、改善をいただきたいと思います。  第2項目めにつきましては以上とさせていただきます。 25 ◯議長(石田 實君) 第3項目めに入ってください。 26 ◯1番(土屋 将君) それじゃ、第3項目に入らせていただきます。  人口減少、少子・高齢化問題、定住促進室についてお尋ねします。  新見市の現状につきまして、第3次新見市総合計画にあります人口動向、将来人口の推移にもありますとおり、新見市の人口減少は著しく、令和37年におきましては1万1,000というような推計となっております。市長の施政方針にもありますとおり、人口減少対策は喫緊の課題であり、定住促進移住促進の両面から取り組む必要性があると思います。  そういった中、定住促進室につきまして新設された点につきまして、4点質問をさせていただきます。  まず1点目、定住促進室の立ち上げの理由、目的をお示しください。  2点目、今後の計画及び現在の進捗状況をお示しください。  3点目、他の部署との連携等についてお示しいただきたいと思います。  4点目、市民との情報連携について、周知アピール情報発信の方法等をどのように考えているか、以上4点についてお尋ねします。 27 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 28 ◯市長(戎  斉君) それでは、私から3項目め、人口減少、少子・高齢化問題、定住促進室についての1点目、定住促進室について立ち上げの理由、目的を示してくださいということにつきましてお答えをいたします。  本市にとりまして喫緊の課題であります人口減少抑制に当たり、様々な分野で各種取組を進めてきたところでございます。より効果を高めるためには、施策間の連携を図るなど全庁的取組が必要と考え、新たに定住促進室を設けたものでございます。これまで各部署で進めておりました施策を組合せ、より効果を高めていき、司令塔的な役割を担うことといたしております。  以上です。 29 ◯総務部長(鹿島 隆君) それでは、3項目めの2点目、定住促進移住促進の今後の計画と現在までの進捗状況はについてでございますが、これまでIJUターン就職奨励金や空き家の購入、改修の補助金などにより移住・定住に対する支援を行ってまいりました。このたび、定住促進室での新たな取組といたしまして、地元就職者等へのお祝い金としてふるさと定住支援金を支給するため、本定例会に予算案を提出しております。学校等の卒業を機に本市へ定住し、就業される方などを支給対象としており、若年者の定住へつなげたいと考えております。  今後は、各部署が進めてきた様々な施策につきまして調査研究し、調整や見直しをするとともに、アンケートなどで市民ニーズを把握しながら新たな取組も検討してまいります。  次に3点目、他の部署との連携についてでありますが、定住促進室では、本市への移住・定住支援策を総合的に進めていくため、まず部署を問わず関係課の持つ情報の収集に努めております。情報収集後は、各課横断型の会議等で連携を図りながら、定住促進室が中心となり、必要な情報の整備や新たな支援策の調整等により、移住・定住の促進に取り組んでまいります。  次に4点目、市民への情報発信等への考え方についてでございますが、市で行う施策や事業につきましては、市報やホームページはもとより報道機関への情報発信、ユーチューブやSNSの活用など、より効果的な方法での情報発信に努めております。  以上です。 30 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 31 ◯1番(土屋 将君) 再質問をさせていただきます。  市長からの答弁もございました。人口減少問題、新見市における重要課題であり、この部分につきましては私も強く共感をしているところでございます。こういった部分につきましては、市が全体として取り組んでいくべきことであると思いますし、定住促進室の役割は極めて重大で大きいものだと考えております。  そういった中、2点申し上げたい点がございます。先ほど総務部長様から話もございました他の部署との連携です。他の自治体の取組等を確認しますと、やはり人口対策部署を1つ立ち上げたといっても、結局様々な分野で他部署との連携がどうしても必要不可欠になってくるということですので、各部署との連携、会議をさらに有効に行っていただきまして、全職員が一丸となって対応していただきたいと考えております。  私からの提案としましては、情報を常に意識するという意味で、全部署の職員に取り組んだ内容につきまして月1回、月2回でもいいので、全部署にメールでどういった取組をしておるかというのを周知して、全員がそういった見える化をして意識をしていくということをされてはいかがかというように考えております。  そして2点目、市民の方にも積極的に参画いただき、全ての市民の方、オール新見市で運動化していくということが重要ではないかと思います。市民の方へ先ほども話のありました様々な媒体等を使いまして重層的に情報発信を行うことで、皆さんに浸透していきますし、優秀な人材が多々おられると思います。私もいろいろな方とお話をする中で、人口対策を何とかせんといけんというふうに強い気持ちを持たれている方がたくさんいらっしゃいますので、既存の市長の諮問機関等である協議会、こういったところにもっとそういった方を積極的に起用いただきたいと。そして、そういった意見をどんどん採り上げて、様々なアイデア、仕組みをどんどん採り上げて、それをこの定住促進室が中心となってどんどん前に進めていただきたいと考えます。  以上について答弁を求めます。 32 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 33 ◯総務部長(鹿島 隆君) 御質問の協働の進め方というふうに理解をしております。  昨日もお話しをしましたように、庁内には副市長を議長とする推進会議がございます。この中で、先ほどの定住・移住に関する情報につきましても全庁的に情報共有をする、それから全庁的に指示を出すというような体制を整えております。  先ほど議員から御提案になりましたメールで職員に配信すると、これも現在グループウエアというシステムがございまして、これにつきましてはすぐに全職員に情報が伝達できるという内容にもなっておりますので、そういった会議でありましたり情報を使いまして、職員にいち早く情報を伝達して情報共有ができる、それから同じ気持ちで同じ方向に向いて仕事ができるという体制を取りたいと思っております。その体制はできております。  それから、市民の方の声をということで、先ほどお答えをいたしましたが、市民アンケート、総合計画に基づく市民アンケートを毎年度行います。この中で市民のニーズをしっかり吸い上げて、それを移住・定住の考え方の中にも反映させていきたいと考えております。  以上です。 34 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 35 ◯1番(土屋 将君) 今回答のありましたとおり、定住促進室、役割は極めて重要と考えます。様々な部署と連携を密にして、数値目標等をしっかりと打ち出していただきまして、前年対比を全部超えるぐらいのしっかりとした取組をいただきたいと。私自身もこういった部分につきまして、一緒に頑張っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上で第3項目について質問は終わります。 36 ◯議長(石田 實君) 第4番目の項目に入ってください。 37 ◯1番(土屋 将君) 第4項目です。  結婚推進制度について5点質問をいたします。  新見市は結婚推進の協議会、推進委員ということで制度がございまして、実際にそういった運用をされておるんですけれども、まず1点目、平成30年度以降の成婚実績をお示しください。  2点目、その実績についてどのように評価、どのような見解かをお示しください。  3点目、現在、集団で婚活イベントを年4回程度開催しておりますが、1対1あるいは2対2、友人と2人ずつというような紹介のバリエーションを増やしてはどうかと思いますが、こういった見解をお示しください。  4点目、コミュニケーション講座、専門講師を呼んでの講習、勉強会の開催、なかなかコミュニケーションが取りにくいというような人にはコミュニケーションの取り方等の勉強会や心構えといった部分の開催をしてはどうかと思います。こういった部分の見解をお示しください。  そして5点目、新見市結婚推進協議会委員、新見市縁結びサポーターに地域の未婚者、独身者の情報者が吸い上げられる仕組みづくりが図られているかどうか。  以上、5点について回答を求めます。 38 ◯議長(石田 實君) 4項目めの質問に対する答弁を求めます。 39 ◯総務部長(鹿島 隆君) それでは、結婚推進制度についての1点目、平成30年度以降の成婚実績についてでありますが、カップリングパーティーなど、本市婚活イベントに参加の後、成婚に至った実績は、平成30年度が1組、令和元年度が2組、令和2年度が1組であります。
     次に、2点目、成婚実績についての評価でありますが、カップリングパーティーなど本市婚活イベントの主たる目的は、結婚を希望する独身男女に出会いの場を提供することにあります。各種イベントにおいて平成30年度から令和2年度の3か年で58組のカップルが成立をしております。成婚に至った4組中3組が市内に在住をしており、一定の効果を上げているものと評価をしております。  次に3点目、婚活イベントのバリエーションを増やしてはどうかについてでありますが、バリエーションを増やす観点からもオンラインでの利用が可能な1対1での婚活サポート事業について、本定例会に予算案を提出しております。これにより、自宅のパソコンやスマートフォンから24時間いつでもお相手探しができ、専門家によるカウンセリングやお見合いもオンラインで行うことが可能となります。  次に4点目、専門講師による研修、勉強会についてでありますが、婚活イベントでは、参加者を対象に専門家によるスキルアップセミナーを開催しております。また、年4回程度開催しております結婚相談会においても、専門家と参加者が1対1でファッションや魅力的な話し方などの相談、アドバイスを行っております。今後も状況に合わせ、より効果的な研修、勉強会の在り方を研究してまいりたいと考えております。  次に5点目、新見市結婚推進協議会委員などに地域の未婚者、独身者の情報が吸い上げられる仕組みづくりが図られているかについてでありますが、新見市結婚推進協議会委員及び新見市縁結びサポーターには、婚活イベントごとにチラシなどを送付し、周りの対象者へ周知していただくなど、御協力をいただいております。活動していただく中で、地域の独身者に関する情報は把握されていると考えております。そうした情報の共有や知識の向上のために、交流を含めた合同の研修会を開催しているところであります。  以上です。 40 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 41 ◯1番(土屋 将君) 先ほど成婚実績等をお聞かせいただきました。率直な感想として、もう少し数が欲しいなというのが実際の私の気持ちでございます。  先ほどありました3番目の様々なバリエーションを増やすというところで、もう既にオンラインで対応いただいているということで、本当にすばらしいことだと。そういった形で、どんどん様々な多様化をしていただいて、多くの方のニーズを酌み取ってより成果が上がりやすいような形を模索いただきたいと考えております。  そういった中で、1点、現状につきましては年4回のイベント、3回とかそういうこともコロナの関係もありますからあるんですけども、私個人の考えとしましては、やはり紹介人数が圧倒的に少ないのではないかと。やっぱり分母を、実際結婚されていない30代、40代、20代の方が年に何人かは紹介できるような、なかなか実際に参加してくださいと言っても参加されない方もいらっしゃるとは思うんですけども、人間と人間ですから合う、合わないもございますので、未婚者の方、独身者の方、紹介する人数をもう少し増やしていただきたいと強く要望してまいります。  そしてもう一点、それに関連して質問がございまして、婚活イベント、こういった部分につきましては市内のデートスポットというものを、喫茶店であるとか飲食店、遊び場、こういった様々な施設の利用促進、利用補助を魅力あるまちづくりに向けて市としても何らかの助成をしたり、そういったことができれば。例えば、公立大学の学生がそういったところで様々なデートスポット等も利用できて、そこで何かしら交流ができるようなそういった空気の醸成、特になかなか家から出ないという方もたくさんいらっしゃると思いますけども、そういった部分に魅力的な様々な施設に行きたいなというようなところを、なかなか市が全てするというのは難しい部分もあるかとは思うんですけれども、そういった交流の場づくりを補助あるいは推進をいただければと考えますが、見解をお示しください。 42 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 43 ◯総務部長(鹿島 隆君) 1点目の参加者を増やしたりするという努力の部分でございます。今いろいろなカップリングパーティーでありますとか、結婚相談会などを行っております。いろんな取組を数を増やしていくというのもございますが、こういった取組をやっているということをまず知っていただく努力をすることは必要だと思っております。いろんな場面を通じたり、いろんな機会を通じてそれを周知していく、啓発していくということにまずは努めていきたいというふうに思っております。  それから、2点目の婚活イベントを通して、市内デートスポットの利用促進をするなど、定住にもつながるというお考えに対してでございます。  婚活イベントの中で、本市の魅力を発信することにより、本市に住みたいという思いを参加者に持っていただくことは非常に重要であると考えております。これまでの婚活イベントは、恋人の聖地に選定されました満奇洞や哲多のワイナリーなどで開催し、参加者からも好評を得ております。今後もより本市の魅力が伝わるよう工夫を凝らした婚活イベントに努めてまいりたいと考えております。  以上です。 44 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 45 ◯1番(土屋 将君) 先ほど御答弁いただきましたとおり、この結婚推進制度、様々な工夫をしていただきまして、さらに人口対策に資するような形で進めていただきたいと強く願っております。よろしくお願いいたします。  では、次に5項目めに入ります。 46 ◯議長(石田 實君) 5項目めに入ってください。 47 ◯1番(土屋 将君) 西川議員からも一昨日空き家バンクについて質問がございました。ですので、1点目につきましては割愛をさせていただきます。  2点目についても重複する部分もございますが、やはり市外からの移住促進ということで、空き家バンクの空き家活用補助金制度につきましては、対象者は市外に住民票を有しているということが条件ではあるんですけれども、市内の方の流出を防ぐという意味で、新見市の次世代世帯につきまして空き家の制度を利用できるような形で同額程度の助成が必要ではないかと考えておるんですけど、この点について見解をお示しいただきたいと思います。 48 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 49 ◯総務部長(鹿島 隆君) 空き家活用推進事業補助金、この交付対象を市内の在住者に拡充してはというお問いだと思います。  まず、空き家活用推進事業補助金は、空き家を有効活用して市外からの移住・定住の促進を目的としている制度でございます。昨日、西川議員からの御質問にもお答えいたしましたが、そういった反面、お尋ねのように市内に住んでいる方たちがもしかしたら市外に転出するという気持ちをとどまっていただくという一つの選択肢になるかも分からないという側面もございますので、そういった観点から今後研究をしてまいりたいと考えております。  以上です。 50 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 51 ◯1番(土屋 将君) 空き家バンク制度、新見市の人口対策にも資するように制度設計等も見直しも含めて検討いただきたいと考えております。  では、5項目めにつきましては以上とします。 52 ◯議長(石田 實君) 6項目めに入ってください。 53 ◯1番(土屋 将君) では、6項目めに参ります。  人口対策イベント促進について3点質問いたします。  様々な人口対策のイベントをされとると思いますが、これは提案の部分にはなるんですけれども、まず3点ございまして、1点目、移住者促進イベント、SNSの活用においてユーチューブ等を使った動画での魅力発信を行っているかをお示しください。  2点目、その視聴数はどれぐらいであり、どのように評価をされておられますか。  そして3点目、ユーチューブを使った提案として、リンドウ農家、定住者の成功体験を動画で紹介したり、その方が利用した実際の補助金の情報発信を同時に行う。新見市の美しい自然をドローン撮影、空撮で撮ってこれを全世界へ発信する。あるいは、有名ユーチューバーに新見市の情報発信の依頼を行う。年度ごとにPR動画作品を賞金をつけて公募すると。様々な方法論、提案をさせていただきたいと思いますが、こういった取組についていかがお考えでしょうか。回答を求めます。 54 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 55 ◯総務部長(鹿島 隆君) 6項目め、人口減少対策に対するイベントの促進についての1点目、移住促進のためにユーチューブを使った情報発信を行っているかについてでございます。本市ホームページでPR動画を、また移住交流支援センターにおいて空き家情報バンク登録物件の内覧動画等を配信しております。  次に2点目、ユーチューブの視聴者数とその評価についてでございます。  昨年度、本市ホームページのPR動画総再生回数は6,180回、また移住交流支援センターで作成発信したユーチューブの総再生回数は2,253回であります。このユーチューブをきっかけに本市に興味を持っていただき、移住をされた方もおられますので、一定の効果があったものと評価をしております。  次に3点目、有名ユーチューバーを活用するなどの情報発信に係る御提案でございます。  本市への移住者の紹介や利用可能な助成制度など、移住・定住に関する情報発信につきましては、移住交流支援センターにおいて取り組んでおり、引き続き魅力ある情報発信に努めてまいります。議員御提案の様々な発信のやり方というのもあると思いますので、そのあたりも含めて一緒に研究をしていきたいと考えております。  以上です。 56 ◯議長(石田 實君) 再質問はございますか。土屋将君。 57 ◯1番(土屋 将君) 現在、ユーチューブやTikTokなど様々視覚に訴えるコンテンツを皆さん利用されておりまして、今後さらにこの重要性が増してくると考えております。 他の自治体におかれましても、言い方は悪いんですけれども自然を写しただけの動画でも、海を写しただけの動画でも全世界の方向けにそれをカスタマイズして出したところ、200万回再生されて観光にも好影響があったというような事例もございます。ですので、新見市にもすばらしい自然とか様々な文化、環境資源、いろいろなものがございますので、これも十分に、先ほどありました視聴回数が6,000回というのは非常に寂しいものでございますから、もう少し力を入れて、200万回というのは難しいかもしれませんけれども、ある程度もうちょっとこれを頑張って増やしていただきたいと考えます。  あわせまして1点質問がございまして、他の自治体での取組の共有ということで、人口対策等、先進的な事例、これはユーチューブにも限りませんけれども、他の自治体が行っている先進的事例をすぐに共有できる情報共有プラットフォームというのを立ち上げてみてはどうかと提案いたします。  成果を出すための一番の早道は成功先進事例のまねをするということでございますので、こういったプラットフォームですぐに情報を共有して、できることはすぐにスピード感を持って取り組んでいただくということで、このような取組をしていただければと思いますけれどもいかがでしょうか。 58 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 59 ◯総務部長(鹿島 隆君) 移住・定住対策につきましては、岡山県及び高梁川流域の自治体とも連携をして、様々な事業を行っております。今後におきましても、このような取組を様々な事業を活用しつつ、さらに本市独自の情報発信、先ほど委員言われましたような情報発信にも工夫を凝らしながら、移住・定住の促進に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 60 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 61 ◯1番(土屋 将君) こういった様々なアイデアを出して、いろいろと例えば先ほど申し上げましたPR動画作成、賞金をつけて公募等することで、それが全国に話題を持って、そういった動画関係の人脈のところで新見市というのがあるんだなという広がりが出てくるケースもありますし、インターネットやユーチューブの情報につきましては、様々な導線がございます。例えばリンドウの好きな人がリンドウのユーチューブを見る中で、ありゃ、新見市というのが取り組んでおるなという流れを一つ一つ作っていけば、様々なところから新見市に関心を持って定住につながってくるようなこともあるかと思いますので、こういった情報の様々な新しい取組に挑戦いただきたいと強く望みます。  第6項目につきましては以上です。 62 ◯議長(石田 實君) 7項目めの質問に入ってください。 63 ◯1番(土屋 将君) では、最後7項目めでございます。  鳥獣被害対策について質問を4点行います。  まず1点目、過去3年におけるイノシシの被害件数を示すとともに、過年度と比較してどのような傾向にあるかをお示しください。  2点目、イノシシによる被害が増加傾向にあると考えますが、その背景、理由についてはどのように分析されておりますか、見解をお示しください。  3点目、鳥獣被害を軽減するためのこれまでの各種取組の主眼点、その効果、また被害を減少させるための今後における抜本的な対策、取組の必要性についてどのように考えておられるか、見解をお示しください。  そして4点目、有害鳥獣捕獲奨励事業補助金の概要と令和元年度から2年度までの捕獲実績を年度ごとに示していただき、1頭当たりの市の補助金を増額することがイノシシの個体数を減少させる上で効果があると考えますが、どのように認識をされているか。  以上、4点について回答をお願いします。 64 ◯議長(石田 實君) 7項目めの質問に対する答弁を求めます。 65 ◯産業部長(廣重忠男君) それでは、7項目め、鳥獣被害対策の1点目、過去3年間のイノシシの被害件数と過年度と比較してどのような傾向にあるかについてでございますが、市へ報告のありました被害件数につきましては、平成30年度が52件、令和元年度が58件、令和2年度が57件となっております。過年度との比較でございますが、報告件数のみでは判断しかねますが、過年度と比較し捕獲頭数が急激に増加をしているという状況でございます。  続きまして2点目、農作物への被害が増加傾向にあると考えるが、その背景や理由をどのように分析しているかということでございますが、イノシシによる被害の増加につきましては、個体数の急激な増加や農業者の高齢化等に伴う耕作放棄地の増加が主な原因と考えております。  続きまして3点目、鳥獣被害を軽減させるための取組の主眼点と効果、また減少させるために今後の対策や取組の必要性をどのように考えているかでございますが、本市では法律に基づく新見市鳥獣被害対策実施隊を設置するとともに、有害鳥獣駆除班、猿用大型捕獲柵による駆除に加え、動物駆逐用煙火の支給や地域全体での防護柵の設置にも取り組んでおるところでございます。今後も被害を減少させるため、駆除と防除の両面から引き続き取り組んでいくことが重要であると考えております。  次に4点目、有害鳥獣捕獲奨励事業補助金の概要と令和元年、2年度までの実績、それから市の補助金を増額することで効果があるのではないかという御質問でございますが、有害鳥獣捕獲奨励事業補助金につきましては、有害鳥獣を捕獲した駆除班に対して、鳥獣種及び頭数に応じて捕獲奨励金を支払うものでございます。  イノシシの捕獲実績につきましては、令和元年度が2,347頭、令和2年度が3,158頭となっております。市の補助金につきましては、昨年度令和2年度に1万1,000円から1万6,000円へ5,000円増額をしております。イノシシの捕獲頭数につきましても合わせて増加しておりますので、補助金を上げた効果があったものと考えております。  以上でございます。 66 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 67 ◯1番(土屋 将君) 回答をいただきました。  令和1年、令和2年、58と57というような形でイノシシの被害件数がございました。全体的には数が増加傾向ということでよろしいですね。  イノシシ等につきまして、地域の方のお話を聞きますと、今説明した内容にもあったんですけども、市民の方が育てた農作物に被害が出て、本当に多くの方が困られているというところでございます。  他の自治体の成功例等を見ますと、やはり鳥獣対策、なかなか特効薬というものがないという中で、チームとして組織化して一個一個耕作放棄地を整備する、あるいは餌となる果物等の撤去を小まめに行うと。あるいは大学の教授等、詳しい専門家を招いて勉強会をするというようなことが他の自治体の成功事例等でございますが、新見市についてこの鳥獣対策組織化についてはどのような状況でございましょうか。 68 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 69 ◯産業部長(廣重忠男君) 鳥獣対策の組織化ということでございますが、先ほども御答弁いたしましたとおり、本市では新見市鳥獣被害対策実施隊、これは市内全域に対応するものでございますが、それに加えて各地域に有害鳥獣駆除班という班がございます。その方々の御協力により、駆除により被害の減少に取り組んでいるという現状でございます。  以上です。 70 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。土屋将君。 71 ◯1番(土屋 将君) ありがとうございます。鳥獣対策につきまして、多くの声がありますので、先ほどもありましたように増額もしておるということで取り組んでいただいておるということで、さらにこういった情報を市民の方に届いていない部分もあるかと思いますので、様々なところで情報発信もしっかりして、猟師の方を増やしてほしいという声も非常にたくさんいろんなところでございます。こういったことを対策できるよう、情報発信等も踏まえて対策がなされることを強く望みまして、7項目めの質問を終わりたいと思います。  以上、7点につきまして質問をいたしました。この内容につきまして、市民の皆様の幸せに少しでも貢献できればと強く思います。私からの一般質問につきましては、以上で終わりとさせていただきたいと思います。 72 ◯議長(石田 實君) これをもちまして土屋将君の一般質問を終わります。  しばらく休憩をいたします。                             午前10時57分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時10分  開 議 73 ◯議長(石田 實君) 休憩を終わり会議を再開します。  次に、2番林司朗君の登壇を願います。2番林司朗君。               〔2番 林 司朗君 登壇〕 74 ◯2番(林 司朗君) 今回、新人議員として初めての一般質問に立たせていただいております。  それでは、議長のお許しをいただき、一般質問をさせていただきます。  さて、新見市において少子化は大きな問題となり様々な対策が行われていますが、将来を担う子供たちの成長を見守っていくことは大変重要な課題と考えております。また、子供の成長について、その環境をつくっていくことは、行政や地域、そして社会の重要な役割と考えます。子供たちがよりよい環境で学び成長できるよう支えていけば、子供たちも社会や地域が自分たちを見守り育てていると感じ、自身も地域のことを考えるようになっていくのではないでしょうか。  そういったことを踏まえ、子供たちにとって重要な安全・安心な環境の一つである通学路について質問をいたします。1項目めは、通学路の安全対策についてお尋ねいたします。  1点目、市内小・中学校の通学路の安全確保についてどのように取り組んでいるのかについてお尋ねします。  現在、市内には17小学校、5中学校があり、雨の日も雪の日も、また酷暑の中も児童・生徒は学校へ通っています。その通学路は、児童・生徒にとって安全が確保されたものでなければならないと考えます。  しかし、実際にはそれぞれの学校において、その通学路の中にまだ危険な箇所、改善が必要な点が少なからずあると考えます。教育委員会としても様々な取組を行っておられると思いますが、より安全になるようどのような取組がなされているのかをお聞かせください。  2点目は、各小・中学校から通学路の安全に関する要望が上がってくると思いますが、どのように対応しているのか。また、対応の優先順位はどのような基準で決められているのかについてお尋ねいたします。  3点目は、新見南小学校の通学路の整備は十分だと考えているかについてお尋ねいたします。先ほども新見市全体の状況をお伺いいたしましたが、新見南小学校区の例について何点か具体的に質問をいたします。  平成28年の統合以来、正田地区から約70名の児童が新見南小学校へ通学しています。幸い、この間登下校を見守りのボランティアの方々、交通安全指導員、警察、教職員、PTAの方々の日々の御努力のおかげで、現在まで大きな事故なく通学ができています。ルールやマナーを守るといった人為的にできる安全対策は、先ほども述べたように多くの方々の御協力によりできていると考えています。しかし、物理的な安全対策については十分ではないものもあります。例えば、自動車の歩道への突入や接触などのように人為的には防ぐことが難しく、物理的な対策が必要と考えます。  そこで1番目は、ガードレールの設置についてお尋ねします。  現在、美郷大橋上の歩道にはガードパイプが設置されていますが、美郷大橋の上以外の歩道については国道沿いであるにもかかわらず、グリーンポールのみの設置になっており、もし自動車が突入などの事故が起きた場合、安全を確保するには難しいと考えます。そもそもなぜグリーンポールのみの設置になっているのか。この間のガードレールもしくはガードパイプ等の設置について、今後の検討も含めお考えをお聞かせください。  2番目は、歩道内、歩道沿いの国道の路面整備、補修についてお尋ねします。  歩道内の路面についてはかなり傷み、凹凸があり、低学年のみならず通学の児童にとってはかなり危険な状態です。また、雨天時には排水状態も悪く、全体的に水たまりができ、歩行しにくい状態の場所が多く見られます。また、国道路面の凹凸により、雨天時には歩道通行中や交差点での信号待ちのときにも大量の水しぶきがかかる場所があります。ずぶぬれになる場合もあり、大変な状態であります。特に歩道については、親水性のある路面にするとか、せめて排水状態だけでもよくなるよう改善ができないでしょうか。お考えをお聞かせください。
     3番目は、落石等の災害防止についてお尋ねします。  もう一方の通学路である長屋方面からの児童の通学路の区間には、土砂の流入や落石が起きる箇所があり、通学に支障を来すとともに危険な状況です。地域住民の方や県の関係者が取り除いておられますが、落石等が発生して歩道に落ちているとしてもすぐに取れるわけではありません。落石を防ぐ防護柵などの対策はできないのかお聞かせください。  以上、3点についてお尋ねし、1項目め1回目の質問を終わります。 75 ◯議長(石田 實君) ただいまの林司朗君の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 76 ◯教育部長(小林 保君) 私からお答えをさせていただきます。  まず、通学路の安全対策についての1点目、2点目はそれぞれ関連が深いことから、併せて答弁をさせていただきます。  本市では、毎年6月、全ての小・中学校において、教職員、児童・生徒、保護者による通学路の一斉点検を行い、危険箇所の把握を行っております。この一斉点検で各校より報告された危険箇所のうち緊急性が高いと判断した箇所につきましては、道路管理者等により随時対応いただいております。その他の箇所につきましては、新見市教育委員会、新見市、新見警察署、備中県民局新見地域事務所、新見市PTA連合会、新見市小学校長会、新見市中学校長会で組織をしております通学路安全推進会議において、対策等について検討を行い、その結果を基に道路管理者等において具体的対策を進めていただいております。  なお、この点検結果や対策内容につきましては、関係者間で認識を共有するため、学校ごとに対策一覧表を作成、公表し、学校間での情報共有を図っているところでございます。  続きまして、3点目、個々の事例についてお答えをさせていただきます。  まず、ガードレール、ガードパイプの設置は、路面の舗装、補修は、落石等の災害防止はという点でございます。新見南小学校区の通学路の安全確保につきましては、先ほどお答えをいたしましたとおり、学校による一斉点検、一斉点検の結果を基にした通学路安全推進会議の検討を経て、計画的に進めております。  議員御質問のガードパイプの設置や路面の舗装、補修につきましては、これまでの一斉点検でも指摘事項となっておりませんので、具体的な対応が検討された経緯はございません。なお、1点目のポールのみの設置になったのはなぜかの問いにつきましては、正田小学校の統合に伴う通学路の安全確保対策として、ガードパイプの設置要望がございましたが、設置基準に満たないため設置が困難と判断されたことから、安全性を高めるため通学路であることを明示するポールの設置や路面へのカラー表示、そういったものを行ったものでございます。  また、3点目の落石等の災害防止対策につきましては、以前の一斉点検で危険箇所として指摘があった際、道路管理者において既に対策実施済みの区間と判断されており、今後は日常点検により必要な対応を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 77 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 78 ◯2番(林 司朗君) 1項目め1点目の内容につきましては、お答えをいただきました件でございますが、各関係団体の集まって協議をする場があるのかというところが確認できましたので、それにつきましては納得をさせていただきました。  1点目、2点目合わせてになりますが、学校からの要望につきましてですが、年間何件ぐらいの要望が上がっているのか、そのうち何割ぐらい改善ができているのかについて質問いたします。 79 ◯議長(石田 實君) 教育部長。 80 ◯教育部長(小林 保君) 現在の過去3年間の状況を申し上げますと、平成30年度は要望28件に対しまして対応済み件数11件、令和元年度は要望30件に対しまして対応件数15件、令和2年度は要望20件に対し、対応件数10件でございます。未対応の内容につきましては、様々な事情により対応を見送っているという状況でございます。  以上です。 81 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 82 ◯2番(林 司朗君) 要望件数についてはお答えいただきました。  各それぞれ件数につきまして、改善ができていないという案件もあるようでございますが、改善ができない場合は、それをどのように処置を行っているのか、また要望内容につきましてはその回答は各学校へ伝わっているのでしょうか、お答えください。 83 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 84 ◯教育部長(小林 保君) 先ほど未対応の案件について御説明をいたしましたが、対応をするために新たな用地の取得が必要であったり、そういった種々の事情から対応できていないものがございます。なお、先ほど御答弁をいたしましたとおり、それぞれの対応状況、対応内容につきましては、対策一覧表、対応状況一覧表を作成をいたしまして、各学校へ情報共有を図っておりますので、学校側としては承知されているというふうに考えております。 85 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 86 ◯2番(林 司朗君) 要望についても改善の処理、それから各学校への通達についてはよく分かりました。  先ほども回答にありましたように、用地の買収とかいろいろな条件でできないというところもあるようではございますが、そうは言いながら状況が難しいからといって危険な箇所をそのままにしておいてはいけないと思いますので、そういう場合につきましては、単年ではなく年数をかけてとかというような対応の仕方を考えていらっしゃるのでしょうか、お答えください。 87 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 88 ◯教育部長(小林 保君) 先ほど申し上げましたとおり、対応状況については対応一覧表を作成させていただいております。その中で、未対応の案件は引継ぎ状況となっておりますので、未対応だからそのまま放置するということではなく、引き続き対応の可能性については検討しているというところでございます。  以上でございます。 89 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 90 ◯2番(林 司朗君) 1項目め、3点目の南小学校区の通学路の具体的な内容につきまして質問させていただきました。その中で、ガードレールの件でございますが、今のところ要望が上がっていないというようなお答えであったと思います。このことについては、たちまち今現在、要望というものが上がっていない状況であるのなら、今後学校運営協議会やPTA等からそういう要望なりが上がってくることがあれば、今後に向けて検討をしていくという考えでよろしいでしょうか、お答えください。 91 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 92 ◯教育部長(小林 保君) 先ほど御説明をいたしたんですが、通学路の安全対策につきましては、市だけではなく保護者の方、それから学校、道路管理者、そういった方にお集まりをいただいて会議を持ちながら進めさせていただいております。その協議題として、採り上げるに当たっては一斉点検の結果を基にさせていただいておりますので、一斉点検の中でそういう意見をいただければ協議をさせていただきたいというふうに考えております。  以上です。 93 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 94 ◯2番(林 司朗君) お答えをいただきまして内容が分かりました。もし今後要望があるということになれば、検討いただければと思います。  先ほどの回答の中で、通学路の中にガードレールという話をさせていただいたんですが、それがポールになっているというお答えの中で、ガードレールを設置するには設置基準が満たないという御回答がございました。この内容について説明をいただければと思いますが。 95 ◯議長(石田 實君) 暫時休憩します。                             午前11時26分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時26分  開 議 96 ◯議長(石田 實君) 会議を再開します。 97 ◯教育部長(小林 保君) 申し訳ありません。  設置基準につきましては、道路管理者でございます岡山県が道路の幅員、歩道の幅員、さらには道路に歩道を持ち上げまして、車道との分離を図っている、そういった種々の事情の中で設置基準に満たないという判断をされているというふうにお聞きをしております。  以上です。 98 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 99 ◯2番(林 司朗君) 南小学校区の通学路については説明いただきました内容につきまして理解をさせていただきました。  全体の通学路の話になるんですが、通学路に関しては交通安全のみならず、その他の安全対策についても必要なものがあるのではないかと考えております。市内全体で考えますと、昨今の真夏の暑さにつきましては異常なものがあり、体を鍛えるとか我慢するとかのレベルではなく、熱中症の危険がかなり高くなっております。学校統合によりまして、遠距離通学はバスを利用しておりますが、そうでない場合は徒歩通学をしているところもあります。真夏の炎天下、登校時だけでも汗びっしょりになり、また下校時には猛暑の炎天下を徒歩で帰っている状態があります。距離の遠い近いにかかわらず、この暑さは児童の体調面に影響を与えるものと考えておりますが、例えば真夏の時期だけでも通学バスを出すなどの対策はできないものでしょうか。お答えください。 100 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 101 ◯教育部長(小林 保君) 夏季等の対応ということだろうというふうに思いますが、昨日の他の議員の御質問の中にもありました通学バスの見直しにつきましては、今後全体的な見直しを図っていこうというふうに考えております。そうした中で、どこまでを通学バスで対応していくのがふさわしいのかといった根本的な部分につきましても検討させていただきたいというふうに考えております。  以上です。 102 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 103 ◯2番(林 司朗君) ありがとうございました。なかなか内容的には難しいところもあるとは思うんですが、児童・生徒のことを考えていただいて検討をしていただければと思います。  もう一点、今後これからもPTAまた学校運営協議会から要望も上がってくると考えておりますが、しっかり御検討いただきますようにお願いをしたいと思います。冒頭でも申しましたように、将来を担う子供たちの成長の環境を整えるということが行政、地域、学校などの我々大人の大事な使命と考えております。このことにつきまして、市長のお考えをお聞かせいただければと思いますが、いかがでしょうか。 104 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 105 ◯市長(戎  斉君) 児童・生徒にとって安全に通学をするということは基本的な考え方でございます。先ほど来、通学路の安全管理につきまして担当課からいろいろと対応を申し上げましたけれども、引き続き児童の安全な通学のための道路の改善率の向上というものに努めてまいりまして、児童・生徒が安全・安心で通学ができる体制を維持してまいりたいというふうに考えております。 106 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 107 ◯2番(林 司朗君) 貴重な御意見を聞かせていただきました。子供たちがよりよい環境で学び、成長できていきますよう、安全対策に全力で取り組んでいただくことを強く求めまして1項目めの質問を終わりにします。 108 ◯議長(石田 實君) 2項目めの質問に入ってください。 109 ◯2番(林 司朗君) それでは、2項目めの質問に入っていきたいと思います。  1項目めにつきましては子供の安全・安心である通学路について質問をいたしましたが、2項目めは社会的な安全・安心であります新見市の防災対策についてお尋ねをいたします。  先ほども同僚議員から質問がありましたように、近年毎年のように大きな災害が各地で多発しており、新見市も例外ではありません。  平成30年7月豪雨、令和元年9月集中豪雨では、市民の多くの方々が被害に遭っておられます。自身も避難所の開設に携わるなど、災害の大きさを経験いたしました。日頃から訓練などを行っていても、実際に災害に直面してみないと分からないことが多くあり、身をもって日頃からの準備、備えが大切と感じるとともに、互いに協力することの大切さを痛感いたしました。  行政としても、毎年のように発生する災害の対応は大変なものがあると思われます。災害時の情報の収集、避難情報の発信や避難所の開設、対応など、また平時には各地域の防災会と連携して防災訓練や自主防災組織支援事業の補助も行われており、日々災害に対する準備を行っておられます。しかし、災害に対する準備はこれで十分ということもなく、これで終わりということもありません。このような状況を踏まえ、今後も起こり得るであろう災害に対応していく中で、次の3点について質問いたします。  1点目は、避難情報の内容変更についてお尋ねします。  先日の市報6月号にも掲載をされていますが、災害基本法が改正され、令和3年5月20日から避難情報等の内容が変更になっています。この変更内容について、いま一度重要な点を御説明ください。  2点目、避難指示が出されて場合、避難場所へ避難が行われますが、現在の市街地における指定避難所の具体的な収容人数をお聞かせください。  3点目、現在の新型コロナウイルス感染症の状況下では、さらに指定避難所の収容人数が限られてくると考えられます。指定避難所だけでは限界があると考えますが、その対応策についてお考えをお聞かせください。  以上、3点についてお尋ねし、2項目め1回目の質問を終わります。 110 ◯議長(石田 實君) ただいまの林司朗君の2項目めに対する執行部の答弁を求めます。 111 ◯総務部長(鹿島 隆君) 2項目め、新見市の防災対策についての1点目、市報6月号に掲載された避難情報変更の要点についてでございますが、避難情報は警戒レベル1から警戒レベル5までの5段階がございます。災害対策基本法が本年5月に改正されたことに伴い、避難情報の警戒レベル3から警戒レベル5までの3点が変更となりました。  1点目でありますが、避難に時間のかかる高齢者や体の不自由な人が危険な場所から避難する警戒レベル3の避難準備・高齢者等避難開始、この名称が高齢者等避難に変更となりました。  2点目でありますが、全員が危険な場所から避難することとなる警戒レベル4につきましてこれまで避難勧告と避難指示(緊急)の2段階となっていたことで、避難タイミングが分かりづらいとの指摘がありました。これを受けて、避難勧告が廃止となり、従来の避難勧告の段階で避難指示を発令することとなりました。  3点目ですが、既に災害が発生している可能性が極めて高い状況で、直ちに身の安全を確保することとなる警戒レベル5につきまして、災害発生情報の名称が緊急安全確保に変更となりました。  次に2点目、市街地の指定避難所の収容人数についてでありますが、本市の市街地といたしましては、都市計画地域ということでお答えをさせていただきます。都市計画区域内にある指定避難所は26施設で、想定する収容人数は4,710人となっております。  次に3点目、コロナ禍における指定避難所の対応についてでありますが、コロナ禍における避難所開設に当たりましては、職員の配置体制を整え、避難状況を把握するとともに、密な状態を避け、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を徹底しなければなりません。そのためには、まずは施設の面積が広く多数の避難者の収容が可能な体育館や市民センター、公民館などを優先的に避難所として開設し、避難者の安全確保に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 112 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 113 ◯2番(林 司朗君) 2項目め、1点目の避難情報の内容についてお答えをいただきました。内容が避難勧告が廃止され避難指示になった等がございますが、若干全体的には分かりやすい避難情報の内容になっているとは思いますが、まだまだ分かりづらい点もあると思います。全体的にこれを市民の皆さんに周知、PRしていく方法についてお考えをお答えいただければと思います。 114 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 115 ◯総務部長(鹿島 隆君) 今回の改正につきましては、国で行われたことでございます。まずは、この内容について今回6月号でお知らせをいたしましたが、機会あるごとに市民の皆様に周知を図っていく、これが市の役割であろうと思っておりますので、先ほども申し上げましたが、例えば9月、それから9月の台風の時期と事あるごとに機会を捉えて周知に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 116 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 117 ◯2番(林 司朗君) 避難情報については御理解をさせていただきました。  2項目め2点目の避難指示が出された場合の収容人数につきましてですが、市街地の人口に比較して指定避難所の収容人数は適当な人数でございましょうか、お答えください。 118 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 119 ◯総務部長(鹿島 隆君) 都市計画区域内の人口でございますが、約1万1,500人と想定をしております。これから先ほど私が申しました収容所の人数でございますが4,710人。到底足る数ではございません。これについて足りているかと言われれば、足りてはございませんが、そういった指定避難所を中心に御自宅、それから御近所とか御親戚とかの避難も合わせて行っていただきたいと考えております。  以上です。 120 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 121 ◯2番(林 司朗君) 避難の方法については、今の人口と収容人数に合わせて考えますと、全員がというわけにはいかないと私も考えております。その場合に、自宅での避難とか親戚、知人宅への退避とかが発生すると思いますが、例えば自宅で安全を確保するという判断をする基準というものは、何をもってするのかをお答えください。 122 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 123 ◯総務部長(鹿島 隆君) もしも災害が発生した場合に、御自宅で自宅避難をするのか、それから避難所に避難をするのか、御近所に移るのか、そういったことは最終的には御自身、また御家族の判断であろうと考えております。ただ、その判断基準となるもろもろの情報については、市が事あるごとに機会を持ちまして情報発信、啓発に努めていくということが役割だろうというふうに思っております。  以上です。 124 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 125 ◯2番(林 司朗君) 指定避難所へ皆さん避難された場合は避難の状況が把握できやすい状態になると思いますが、なかなか全体がそうならずに、自宅で待機してるとか、各ほかの場所へ避難されたということになりますと、その避難の状況につきまして把握がなかなか難しい状態になってくるとは思うんですが、その避難状況を把握するような体制づくりについて何かお考えがございますでしょうか。 126 ◯総務部長(鹿島 隆君) 御自宅で避難をされている方、それから御親戚で避難をされている方の状況を把握するというのは大変難しいことだとはっきり思っております。その際に、そういった近所の方がどこにおられるか、どういった状況になっているかというのも、先ほどのお答えの中でもお話しをいたしましたように、地域の自主防災組織などにも御協力をいただいて、そういった状況を把握、みんなで安全確保に努めていくという行動にしたいと思っております。その関係の中で、現在27地区に自主防災組織がございますが、これを全市域に広げていくということに努めてまいりたいと思っております。  以上です。 127 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 128 ◯2番(林 司朗君) 行政だけでは難しいところもあると思いますので、自主防災会とか防災士会とかで協力をし合いながら状況を把握するなり災害に備えていければと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
     行政の方にはリーダーシップを発揮していただいて、日頃から地域や自主防災会、防災士などと連携を取り、災害の備えを総ぐるみで行っていただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。市長のお考えをお聞かせいただければと思います。 129 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 130 ◯市長(戎  斉君) 本市は平成30年から3年続きの災害に見舞われております。今年こそは災害のない年にしたいものだというふうな感じはいたしておりますけれども、そういう中で、災害の発生しやすい時期になってまいりました。このコロナ禍、そして避難情報情報発信基準が変わったというようなことで、市民の皆様もいろいろ戸惑うことの多い年になろうかと思います。そのあたりにつきましても、市として情報発信を的確に行って、市民の皆さんが安全で安心に避難活動ができるように体制を整えてまいりたいというふうに考えております。 131 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。林司朗君。 132 ◯2番(林 司朗君) 防災につきましては、いつ災害が起きるとも分かりません。また、どこで起きるかも分かりません。常に受け身の態勢になりますので、対策や準備は幾らやってもやり過ぎはないと思っております。それに重ねてコロナ禍でございます。ますます大変な状況になると考えておりますが、いろいろな対応策を練っていきながら、例えば指定避難所以外の場所への分散逃避を行った場合の避難状況の確認ができる仕組みづくりや新型コロナを想定した避難訓練、各団体との情報交換、市民への防災情報の周知などの準備をしっかり行い、地域の中に防災の意識が高まるよう、そして新見市全体で防災に取り組めるようますますの努力を期待しまして2項目めの質問を終わり、本日の私の一般質問を終わりにしたいと思います。 133 ◯議長(石田 實君) これをもちまして林司朗君の一般質問を終わります。  次に、8番宮本英基君の登壇を願います。8番宮本英基君。               〔8番 宮本英基君 登壇〕 134 ◯8番(宮本英基君) 議長のお許しをいただきましたので、令和3年6月定例会3日目最終質問者として通告質問に従いまして一般質問をさせていただきます。  1項目め、新型コロナワクチン接種、65歳以上の実施状況について。  また、2項目め、64歳以下の具体的な対応について。  3項目め、テレビでつながる高齢者の安否確認について。  4項目め、市内施設へのフリーWi-Fiの設置について。  4項目質問させていただきます。  1項目め、新型コロナウイルスのワクチン接種について質問します。  新型コロナウイルス感染症については、同僚議員3人からも質問されています。重複するところもあると思いますが、角度を変えて質問させていただきたいと思います。  新型コロナウイルスの感染拡大は、緊急事態宣言により外出を自粛され、サービス業をはじめとする多くの産業に影響を及ぼしています。通常の経済と大きく異なるのは、雇用や所得といった経済的なショックだけではなく、我々の働き方や子供の教育といった日頃の生活様式にも大きな影響を及ぼしております。全国的にも本年3月より新型コロナウイルス感染症が急激に拡大されております。その中で、5月16日から31日まで緊急事態宣言が発令され、その後6月20日まで期間が延長されています。また、新見市においてコロナ感染が累計100人を超えている状況でございます。新型コロナウイルス感染症の克服にはワクチン接種が最も有効であると考えております。現在、緊急事態宣言は岡山県を含む全国10都道府県及び5県まん延防止重点措置で実施されております。  先日、国会で党首討論が行われ、総理大臣は新型コロナウイルス感染症の克服はワクチン接種が最も有効である、世界でも実証されており、現在全自治体で大規模会場など接種場所の増加が加速化しております。11月末までには全国民のワクチンを接種希望者に接種が完了されるとの発言がありました。  こちらの画面を御覧ください。  こちらは、1回目のコロナワクチン高齢者の接種割合です。都道府県一覧で、6月9日時点のものです。1回目の65歳のワクチン接種の割合ですが、岡山県は全国2位ということで41.6%の接種されております。県では、市内の高齢者の1回の接種率が6月6日時点で49.6%、7月末までに2回の接種を終える見通し、県は接種率が高い理由として、3つ上げられております。1つ目は市町村が集団接種を進めていること。2つ目は、個別接種する住民が県内どの医療機関でも接種できる体制が整っていること。3つ目は岡山県は医師や看護職員の数などが全国平均を上回って、接種できる環境や接種従事者の数が充実されていることなどの理由により、8日の時点での岡山県の高齢者の1回目の接種率は41.6%で、全国2番目の高さとなっております。収束への切り札として、ワクチン接種、県によると県内では多くの市町村が高齢者への接種を7月末までに終えると報道がありました。  次を御覧ください。  これは、接種までの流れです。まず、1番、接種券を受け取る。2番、電話などで予約をする。3番、接種会場へ行く。4番、接種をする。5番、経過観察をすると5段階に分かれているわけですが、その中で今回の質問は、2番目、3番目について質問させていただきます。  まず、2番目の電話などの予約状況、そして3番目の接種会場への対応、これについて質問させていただきます。  次の画面を御覧ください。  今回のワクチン接種の当初、受付時の問題になったことが大きく2つあると思います。まず、電話がつながりにくい。そして、予約人数が予想以上で、集団接種会場の確保ができなかった。この2つだと思います。  1つ目の問題は、電話がかかりにくいということです。コールセンターに電話をすると、委託されている会社が約8回線で対応されており、その中で、何度も電話をしたのですが、電話がつながらないというお話を聞いております。また、2つ目は、当初集団接種の予約ができなかったと聞いていますが、なぜそのような原因が起きたのか。この2点についてお尋ねします。  1項目め、新型コロナウイルスのワクチン接種に伴う65歳以上の実施状況について。  1点目、総務省と厚生労働省が全国1,741の自治体を対象に行った調査によると、高齢者向けのワクチン接種は政府が掲げる7月末までに終了する見込みですが、6月1日時点では1,718の自治体、全体の98.7%が終了する計画だと報道がありましたが、本市での高齢者ワクチン接種が7月末までに終了するのかをお示しください。  2点目ですが、対象人数は何人になるのかお示しください。  3点目、電話の予約対応の状況がどうだったのかお示しください。  4点目、当初の計画において対象人数に対する会場の確保ができていたのか、お示しください。  以上で1回目の質問を終わります。 135 ◯議長(石田 實君) ただいまの宮本英基君の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 136 ◯福祉部長(高瀬広視君) それでは、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う65歳以上の実施状況の1点目、7月末までに高齢者ワクチン接種が終了するのかお示しくださいとの御質問にお答えします。  ワクチン接種を希望する高齢者につきましては、7月末を念頭に接種を終えるよう医療機関に協力依頼を行うとともに、集団接種の日程の繰上げ等により早期接種完了に向けて調整をしておるところでございます。  次に、2点目、対象人数は何人かをお示しくださいでございますが、これにつきましては先日の一般質問にお答えしましたとおり約1万2,000人でございます。  3点目、電話など予約対応の状況がどうだったのかお示しくださいとの御質問でございますが、5月10日に予約を始め、予約当初はコールセンターだけで対応しておりましたが、予約が殺到したことによりワクチン接種対策室においても予約の受付などの対応を行ったところでございます。その後は順調に予約を受け付けることができたと認識しております。  4点目、当初の計画において対象人数に対する会場の確保ができていたのかお示しくださいということでございますが、当初国が示した想定接種率につきましては、6割から7割でございました。その想定で準備を進めておったところでございますが、実際には想定を超えた予約数となり、接種の予約枠が不足する状態となったところでございます。  先ほど申しましたように、その後集団接種会場を増やしたり、個別接種の枠を増やしていただくなどの対応をしたところでございます。  以上でございます。 137 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 138 ◯8番(宮本英基君) 1点目なんですが、7月末には接種ができるよう調整するとありましたが、もう少し詳しい内容をお示しください。 139 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 140 ◯福祉部長(高瀬広視君) 接種に向けて現在も調整をしているところでございますが、具体的には先ほども申しましたように医療機関の接種者数を増やしていただいたり、早い日程の接種日に代わっていただくなどのお願いをしておるところでございます。  以上です。 141 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 142 ◯8番(宮本英基君) ということは、答弁でありましたように個別接種については病院と協議をしていると協議がございましたが、基本的には、再度確認なんですが、7月末までに終了するということで間違いございませんか。 143 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 144 ◯福祉部長(高瀬広視君) そのように考えてございます。 145 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 146 ◯8番(宮本英基君) 2点目ですが、対象人数が約1万2,000人、答弁がございました。今現在、約何人が接種し、何%ぐらいが終了しているのかお示しください。 147 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 148 ◯福祉部長(高瀬広視君) 先日お答えした数字の繰り返しになりますが、6月13日現在、1回目の接種を終了している方は3,860人でございます。本市で接種を希望する予約者数に対しまして35.3%の接種率となっております。今後、個別接種の接種者が増えることや、集団接種も始まったことから、接種率が上がってくるものと見込んでおります。  以上です。 149 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 150 ◯8番(宮本英基君) 3点目ですが、最初のコールセンターだけで対応していたが、その後、職員の対応をしたという改善したという答弁がございました。次の64歳以下でも接種時にはこの教訓を生かして、次につなげてもらいたいと強く要望しておきます。  それと4点目ですが、国の接種が7割だったのが実際は9割ぐらいの申込みがあり、会場が不足になったという答弁がございますが、政府の方針で7月末までに希望者100%行っていく方針が出ております。ぜひとも新見市が遅れないよう対応していただきたいと要望しておきます。  2項目め。 151 ◯議長(石田 實君) 2項目めですか。  しばらく休憩をいたします。                             午前11時58分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時0分  開 議 152 ◯議長(石田 實君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  8番宮本英基君の2項目めの質問からお願いします。宮本英基君。 153 ◯8番(宮本英基君) 2項目め、64歳以下のコロナワクチン接種が始まるわけですが、1回目で65歳以上の接種の対応についてお尋ねいたしました。それを踏まえて、予約の対応、接種会場の確保などについて質問していきます。  2項目め、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う64歳以下の実施に対する接種の具体的対応は。  1点目、対象人数は何人かお示しください。  2点目、電話やインターネットなど、予約はどのように対応しているのか。計画をお示しください。  3点目、会場の確保の点から、集団、個別、巡回、職域接種など接種体制の考えをお示しください。  4点目、日程について、開始時期と終了時期をお示しください。  以上で1回目の質問を終わります。 154 ◯議長(石田 實君) ただいまの宮本英基君の2項目めに対する執行部の答弁を求めます。 155 ◯福祉部長(高瀬広視君) それでは、2項目め、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う64歳以下の実施に対する接種の具体的な対応はの1点目、対象人数は何人かをお示しくださいについてお答えします。64歳以下の接種対象者数につきましては、約1万4,000人となっております。  次に、2点目、電話やインターネットなど予約はどのように対応するのか、計画をお示しくださいについてお答えいたします。電話やインターネットの予約につきましては、これまでの課題を踏まえ、コールセンター電話の回線の増設や予約システムの改修などを行い、対応をしてまいります。特に、若い方につきましてはインターネット中心での予約が想定されることから、予約システムの操作方法など市のホームページやチラシ等でさらに周知してまいりたいと考えてございます。また、受付につきましても年齢を区切って順次行うことを検討しております。  3点目、会場の確保の点から接種体制の考えをお示しくださいということです。昨日、岩田議員にお答えいたしましたとおり、64歳以下の接種体制につきましては、集団接種や職域での接種、個別接種を並行して実施する方向で検討しております。また、巡回接種につきましては、状況を見極めてまいりたいと考えてございます。  なお、いずれの接種体制につきましても、医師会をはじめ関係企業、団体等と協議を詰める必要がございます。  4点目、日程について開始時期と終了の時期をお示しくださいでございますが、これも先日の答弁でお答えしたとおりでございますが、接種日程につきましては8月上旬から始め、10月下旬をめどに接種を進めてまいりたいと考えております。接種開始時期につきましては、昨日お答えしたとおり、高齢者ワクチン接種にめどが立ち次第、7月中にもワクチンの待機者を優先接種者として接種を始めたいと考えております。  以上でございます。 156 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 157 ◯8番(宮本英基君) ただいま1点目で、対象人数は何人かということで約1万4,000人と答弁がございました。接種について、前回は予定が70%を見込んで当初考えていた。実際は90%以上あったということでございますが、今回、接種率は何%ぐらいをお考えでしょうか。お示しください。 158 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 159 ◯福祉部長(高瀬広視君) これにつきましても先日お答えしたとおりですが、高齢者の例から80から90%と考えて準備を進めているところでございます。 160 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 161 ◯8番(宮本英基君) 80%から90%との答弁がありましたが、市民が混乱しないよう計画をしっかりするよう求めておきます。  また、2点目の電話やインターネットなどの予約対策はどうですかという計画なんですが、若者はインターネット中心に行っていく、電話回線を増やす、また年代を区切って受付をすると答弁がございましたが、前回は受付で電話がつながりにくい状況があったと思います。今回は電話での受付体制はできているのか。具体的な対応を数値でお示しください。 162 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 163 ◯福祉部長(高瀬広視君) コールセンターの対応でございますが、電話回線につきましては高齢者のときには8回線でございました。64歳以下の受付に当たりまして、当初は16回線に増やして対応したいと考えてございます。また、コールセンターの受付等相談について、振り分けて受けることも考えております。  以上です。 164 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 165 ◯8番(宮本英基君) 受付と相談というふうに今言われましたが、どういうふうに分けるんでしょうか。 166 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 167 ◯福祉部長(高瀬広視君) 先日高齢者の際の問題点として、お一人の電話の時間が長くなったという反省を踏まえ、受付をする場合は受付専用の方、相談がある場合は違う担当者に対応をお願いするということでございます。 168 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 169 ◯8番(宮本英基君) 予約ですが、基礎疾患のある方から順次行うと言われていましたが、基礎疾患はどのように把握していくのかお尋ねいたします。 170 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 171 ◯福祉部長(高瀬広視君) 基礎疾患の有無については、把握した資料がございません。したがいまして、対象者全員に直ちに調査を行い、その方に対し接種券を発送するように考えてございます。  以上です。 172 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 173 ◯8番(宮本英基君) 全員にその調査票を送ると言われましたが、いつ頃送られる予定でしょうか。
    174 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 175 ◯福祉部長(高瀬広視君) もう準備ができ次第直ちに、6月中には送りたいと考えてございます。 176 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 177 ◯8番(宮本英基君) あと年齢に分けてと言われましたが、どういうふうに分けていかれるのか、詳細を教えてください。 178 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 179 ◯福祉部長(高瀬広視君) 基礎疾患の人数によって変わってくるかと思うんですが、基礎疾患のある方を優先、その後には60から64歳、50代といった年齢階層ごとに均等に受付ができるように考えてございます。  以上です。 180 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 181 ◯8番(宮本英基君) 今均等にと言われたんですが、どういうふうに均等にするんですか。 182 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 183 ◯福祉部長(高瀬広視君) 接種できる人数というのが個別接種、集団接種、おのずと数が決まってまいります。また、ワクチンの供給につきましても、1か月に2回に分けて数が決まっておる状況でございますので、それを超えない範囲で、接種者に混乱を来さないようにという形で振り分けていきたいというふうに考えてございます。 184 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 185 ◯8番(宮本英基君) 3点目の会場の確保の点から、接種体制の考えはということで、集団、個別、そして巡回接種などとそれから企業、医師会と協議しながらという答弁がございましたが、それぞれの接種について具体的にどのようにされるのかお示しください。 186 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 187 ◯福祉部長(高瀬広視君) まず、集団接種でございますが、月に二、三回の予定をしております。ほぼ高齢者と同じ回数になろうかと考えてございます。また、個別接種の人数につきましても、医療機関の御努力により相当数が増える見込みでございますので、そのように対応する予定でございます。  職域、巡回接種につきましては、先ほど申し上げたとおり調整をしながら進めるように考えてございます。  以上です。 188 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 189 ◯8番(宮本英基君) ぜひ企業、団体、そして医師会と密な打合せをしていただいて、実施していただきたいと思います。  また、4点目なんですが、開始時期と終了時期、日程ですが、8月上旬に始まって10月下旬には終わるということで答弁ございました。職員の皆様本当に大変だと思いますが、市民のために対象人数の課題、受付の課題、会場の課題、日程の課題など様々な課題があると思います。65歳以下の接種につきましても計画どおりできますよう強く求めて、次の項に入ります。 190 ◯議長(石田 實君) 3項目めに入ってください。 191 ◯8番(宮本英基君) それでは、3項目め、テレビでつながる高齢者の安否確認の導入について。  少子・高齢化が進み、高齢者夫婦だけの世帯や高齢者一人暮らしが増加傾向にあります。子供が離れて生活していて、親の安否確認のために電話をしたりメールをしたり、連絡を取り合っていますが、毎日は仕事の都合などで連絡ができにくい状況です。高齢者の安否を家族に変わって毎日確認してくれる見守りサービスが必要ではないかと思い、提案させていただきます。  こちらの画面を御覧ください。  本当にシンプルなもので、様々な安否システムがございますが、その中で高齢者向け地域見守り支援システムというものです。まず、朝テレビの電源を入れる。家族に安否確認メールが届く。そういったシステムです。このシステムは、広島県大竹市で導入されているものでございます。テレビの電話入力と連動して高齢者の見守りサービスを家族の方にメールを送るもので、利用者からテレビをつなげるだけで離れて暮らす家族に安心を届けられると好評です。  契約世帯に設置しているチューナーのスイッチを入れると、事前登録の携帯電話やパソコンにお元気メールが自動送信されます。逆に、スイッチが入らない状態が48時間続くと、心配メールが登録者に届くシステムです。利用者から特別な操作をすることなく、安心感を得られます。一方、心配メールが届いて家族が不安になったりしないように、家を空けるときには前もって電話やメールを入れ、以前より会話をする機会が増えたという意見もあります。  大竹市では65歳以上の人の割合が3月末で29.5%と県平均24.3%を上回り、高齢化が進んでいます。見守りサービスは、ケーブルテレビ、テレビ利用料、月額525円を追加することで利用できます。インターネットを契約している人は、追加料金はかかりません。  そこで、テレビでつながる高齢者の安否確認の導入について、1点目、独居高齢者戸別訪問事業の対象世帯数をお示しください。  2点目、現在行っている高齢者の安否確認の方法などは、具体的にどのような対応をしているのかお示しください。  以上で1回目の質問を終わります。 192 ◯議長(石田 實君) 3項目めの質問に対する答弁を求めます。 193 ◯福祉部長(高瀬広視君) それでは、3項目め、テレビでつながる高齢者の安否確認の導入についての1点目、独居高齢者戸別訪問事業の対象世帯数についてでございますが、新見市社会吾福祉協議会へ委託して実施しております独居高齢者戸別訪問事業の対象世帯でございますが、本年4月現在で483世帯となっております。  次に、2点目、現在行っている高齢者安否確認の方法などは、具体的にどのような対応をしているのかということでございます。現在行っている高齢者安否確認の方法につきましては、先ほど申し上げました独居高齢者戸別訪問事業により、対象者宅への訪問や電話での生活状況等を把握しておるところでございます。また、緊急時に告知放送端末の通知ボタンを押すことにより、事前に登録された家族や協力員に音声放送やメールでお知らせする緊急通報事業も実施しているところでございます。  以上です。 194 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 195 ◯8番(宮本英基君) 1点目の独居高齢者個別訪問事業の対象世帯は483世帯と答弁がございました。また、2点目のシステムを使った方法としましては緊急通報システムを利用していると答弁がございました。  今後さらに高齢者世帯が増えてくる可能性があります。その中、現在のシステムでは毎日安否確認をすることは難しいと考えます。ですので、やはり機械を導入し、緊急通報システムは手動で行わなければいけません。ですので、やはり自動でメールが家族に届くようなシステムづくりが必要だと考えます。お考えをお示しください。 196 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 197 ◯福祉部長(高瀬広視君) 議員言われるように、近年は情報通信技術の進化や民間サービスの拡充により、それぞれのニーズに合った見守りサービスが選択できる環境となっておると認識しております。御提案のシステムを含めて、市が取り組まなければならないサービスについては、引き続き調査研究してまいりたいと考えております。  以上です。 198 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 199 ◯8番(宮本英基君) 調査研究をしていくという答弁がございました。  高齢者の人は自動でメールを送る必要があると考えます。市長の公約の中にも、高齢者など安心して暮らせる体制の構築が必要であると述べられております。市長のお考えをお示しください。 200 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 201 ◯市長(戎  斉君) 先ほど部長から答弁を申し上げました。社会的なニーズを見極めながら、必要なものにつきましては引き続き調査研究して前向きに考えていきたいと考えております。  以上です。 202 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 203 ◯8番(宮本英基君) 市長より前向きに考えていくという答弁をいただきました。  テレビでつながる高齢者の安否確認の導入については、高齢者比率が40%を超え、一人暮らしの高齢者が今以上に増えてくると予想されます。高齢者の安否を家族に代わって毎日確認できる見守りサービスが必要なものだと考えます。ぜひ導入していただきたいと強く要望しておきます。  次の4項目をお願いします。 204 ◯議長(石田 實君) 4項目めに入ってください。 205 ◯8番(宮本英基君) 次に、4項目め、市内の施設へのフリーWi-Fiの設置について質問させていただきます。  こちらの画面を御覧ください。  これは、平成30年12月定例会においてエリアメールとWi-Fiの一般質問をさせていただき、執行部の方で設置し対応していただきました。西日本豪雨災害を受け、一般質問をしまして、緊急速報エリアメールにつきましては、気象に関する特別警戒など被害のおそれのあるエリアに一斉配信でき、新見エリアに一斉配信された情報を即座に携帯で受け付けることができるものです。受信時にはポップアップ表示で専用の警告音で情報を受信できます。システムは執行部に対応していただき新見市でも発信できるようになり、市民皆さんも便利になったという意見をいただいております。  こちらの画面を御覧ください。  これが新見フリーWi-Fiですが、これも災害のときに設置していただきました。今回導入された新見フリーWi-Fiは、避難所を中心に整備されています。新見フリーWi-Fiは、スマートフォンやパソコンなどインターネットをつなげるシステムです。フリーWi-Fiの設置をする施設は、通信料がかからないとあって、便利に利用される人が多いようです。  1点目、既に避難所に設置してあるフリーWi-Fiの設置数及び設置台数をお示しください。  2点目、観光事業活性化の目的としたフリーWi-Fi導入はできないのかお示しください。  3点目、新見駅など学生や住民が集まる場所で、市民サービスの向上を目的としたフリーWi-Fiの導入はできないのかお示しください。  以上で1回目の質問を終わります。 206 ◯議長(石田 實君) ただいまの宮本英基君の4項目めに対する執行部の答弁を求めます。 207 ◯総務部長(鹿島 隆君) 4項目め、市内施設へのフリーWi-Fiの設置についての1点目、フリーWi-Fiが設置されている避難所の設置数及び設置台数についてでありますが、本市の指定避難所は119施設あり、そのうち市民センターや公民館を中心に24施設にフリーWi-Fi24台を設置しております。  また、市内の小学校、中学校、大学、22施設に教育活動を目的としたWi-Fiを設置しております。このWi-Fiにつきましては、災害時には避難者が利用することができますので、合わせて46施設でWi-Fiの利用が可能となっております。  以上です。 208 ◯産業部長(廣重忠男君) それでは2点目、観光事業活性化を目的としたフリーWi-Fiの導入はできないかについてお答えをいたします。  現在、本市として観光施設にフリーWi-Fiは導入しておりませんが、施設の規模や入り込み客数などから導入の効果を想定し、研究をしてまいりたいと考えております。  以上です。 209 ◯総務部長(鹿島 隆君) 次に3点目、新見駅前などへのフリーWi-Fi環境の整備状況についてでありますが、本市では市民サービスの向上を目的として、市役所や本庁舎、南庁舎、支局、市民センター、ふれあいセンターなどの公共施設において、誰でも無料で自由に利用できるフリーWi-Fi環境を整備しているところであります。なお、現在新見駅前におきましてはフリーWi-Fi環境の整備は行っておりません。  以上です。 210 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 211 ◯8番(宮本英基君) 1点目のフリーWi-Fiの設置数ですが、避難所で46設置してあるということですが、指定避難所が119あります。もう少しWi-Fiを増やす必要があると思いますが、いかがでしょうか。 212 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 213 ◯総務部長(鹿島 隆君) 避難所に設置してあるフリーWi-Fiでございます。これは平成30年7月豪雨災害を受けて市民センターや公民館、こちらの施設にまずは設置をしたところでございます。新たな施設への設置につきましても、それぞれの施設の状況を見ながら、研究をしてまいりたいと考えております。  以上です。 214 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 215 ◯8番(宮本英基君) 場所に関しては調査研究をしていると答弁がございました。  現在、避難所に設置してあるこのシステムは本当にすばらしいものだと思いますが、市民の皆さんにもう少しPRする必要があるのではないかと思います。公民館とか行きますと、せっかくフリーで使えるのになかなか使われていない。例えばそういう施設で講習会をするなり、そういうことをいろいろ考えたらと思うんですが、いかがでしょうか。 216 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 217 ◯総務部長(鹿島 隆君) フリーWi-Fiは避難所においても情報収集に有効に活用できる重要なツールであると認識をしております。市民の皆様がより活用しやすいよう、例えば避難所開設訓練などの際に利用方法、また存在などについて周知に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 218 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 219 ◯8番(宮本英基君) 努めてまいると答弁がございましたが、新見市Wi-Fiは本当にすばらしいものです。IDとパスワードを掲示し、市民がいつでも使えるそういう対応をしていただきたいと思います。  2点目の観光事業活性化を目的にしたフリーWi-Fiの導入はできないかということで、現在新見Wi-Fiは導入されていないということでございますが、私は新見市の観光施設全てにフリーWi-Fiは必要だと考えております。特に、三室は携帯が入りにくい地域で、携帯の不感地域でもありますので、フリーWi-Fiが必要だと考えます。答弁求めます。 220 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 221 ◯産業部長(廣重忠男君) 先ほどお答えをいたしましたとおり、観光施設へのフリーWi-Fiの導入につきましては、それぞれの施設において様々な効果を想定し、今後研究をしてまいりたいと考えております。 222 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 223 ◯8番(宮本英基君) 検討していくということでございますが、今からは必ず必要なシステムだと思います。現在は、その場で離れるとログアウトし、一度入ったら1週間再ログインしなくてもいいようなそういうふうに改善ができないかと思います。いかがでしょうか。 224 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 225 ◯産業部長(廣重忠男君) フリーWi-Fiを導入するに当たりましては、より利便性の高いものとなるよう併せて研究をしてまいりたいと考えております。 226 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 227 ◯8番(宮本英基君) ぜひ検討していただきたいと思います。  次、3点目ですが、新見駅など学生や住民が集まるところに市民サービスの向上を目的としたWi-Fiの導入ができないかということで、駅前には今ございませんという答弁がございましたが、駅前まちづくりワークショップや高校生からも陳情も出ておりますので、設置が出ておりますので、フリーWi-Fiが設置できないか再度お示しください。 228 ◯議長(石田 實君) 答弁を願います。 229 ◯総務部長(鹿島 隆君) Wi-Fi環境につきましては、市が設置をいたします公共施設において、施設の設置目的や利用状況などを総合的な観点から整備の是非を判断する必要があると考えております。お話しの新見駅前につきましても、このような観点から今後具体的に検討を進めていきたいと考えております。  以上です。 230 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 231 ◯8番(宮本英基君) 検討していくという答弁がございました。  市長にお尋ねします。この第3次新見市総合計画、表紙ですが、その中に79ページに通信環境の整備と光ファイバーの安定運営、その中に防災や観光からWi-Fi環境の整備などに取り組むというふうに総合振興計画の中にも書かれているわけでございますが、市長に今回Wi-Fiの設置をしていただけないかということで答弁を求めます。 232 ◯議長(石田 實君) 答弁を求めます。 233 ◯市長(戎  斉君) 第3次総合計画の中で、Wi-Fiの整備についてうたっているということは私も承知をいたしております。
     先ほど部長も答弁を申し上げましたけれども、新見駅周辺についてのWi-Fiの整備につきましては必要という認識を持っておりますので、今後具体的に検討してまいりたいというふうに考えております。また、それ以外のところにつきましても、費用対効果、相互的にそういうことも考えながら検討してまいりたいと考えております。  以上です。 234 ◯議長(石田 實君) 再質問ございますか。宮本英基君。 235 ◯8番(宮本英基君) 市長の方から、効果を見て検討していくという前向きな答弁をいただきました。新見市フリーWi-Fiは、今後の新見市において防災、観光、市民のために必ず必要な環境です。早期実現を目指して取り組んでいただきたいと強く要望し、今回の一般質問を終わります。 236 ◯議長(石田 實君) これをもちまして宮本英基君の一般質問を終わります。  お諮りいたします。一般質問はこれで打ち切りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 237 ◯議長(石田 實君) 御異議なしと認めます。よって、一般質問はこれで打ち切ります。          ──────────────────────── 日程第2  陳情事件の上程 238 ◯議長(石田 實君) 日程第2に入ります。  既に受理しております陳情1件を議題といたします。  なお、陳情内容につきましては、議会初日に配付しておりますので、御覧願います。  しばらく休憩をいたします。                             午後1時32分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時33分  開 議 239 ◯議長(石田 實君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第3  議案及び陳情事件を各常任委員会に付託 240 ◯議長(石田 實君) 日程第3に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております条例第30号から同35号までの6議案、予算第19号の1議案、議案第3号並びに同第4号の2議案及び陳情1件は、配付しております付託表のとおりその審査を各所管委員会に付託いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 241 ◯議長(石田 實君) 御異議なしと認めます。よって、付託表のとおりそれぞれの委員会に付託いたします。  お諮りいたします。明18日から6月28日までの11日間は、議案等調査のため本会議を休会したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 242 ◯議長(石田 實君) 御異議なしと認めます。よって、11日間は休会することに決定いたしました。  次の本会議は6月29日午前10時に開きます。  以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午後1時34分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....