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  1. 新見市議会 2019-03-01
    平成31年3月定例会(第1号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2019年02月26日:平成31年3月定例会(第1号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 会 ◯議長(仲田康豊君) 本日、3月定例会が招集されましたところ、皆様方には御参集いただき御苦労さまです。  ただいまの出席18名でございます。  これより平成31年3月新見市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は配付いたしておりますので、よろしく御協力を願います。          ──────────────────────── 日程第1  会議録署名議員の指名 2 ◯議長(仲田康豊君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本件は、会議規則第81条の規定により指名いたします。3番古川英明議員、4番宮本英基議員、以上2名の方を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。          ──────────────────────── 日程第2  会期の決定 3 ◯議長(仲田康豊君) 日程第2、会期の決定を行います。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、議会運営委員会の申し合わせにより、本日から3月22日までの25日間といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は25日間と決定をいたしました。          ──────────────────────── 日程第3  諸般の報告 5 ◯議長(仲田康豊君) 日程第3、諸般の報告をいたします。  監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により例月出納検査結果報告及び同法第199条第9項の規定により平成30年度財政援助団体等監査結果報告書が、市長から同第180条第2項の規定により議会委任による専決処分事項がそれぞれ提出され、お手元に配付されておりますので御覧願います。  なお、議長諸般の報告も印刷の上、配付しておりますからあわせて御覧願います。
     次に、議員派遣の件を報告いたします。  お手元に配付いたしておりますとおり、地方自治法第100条第13項の規定により派遣をいたしましたので御報告いたします。          ──────────────────────── 日程第4  市長の施政方針について 6 ◯議長(仲田康豊君) 日程第4に入ります。  市長から施政方針について説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 7 ◯市長(池田一二三君) 本日、3月市議会定例会を招集いたしましたところ、皆様方には御多用のところ御出席賜りましてまことにありがとうございます。  さて、今回提出しております案件は、条例16件、平成31年度当初予算11件、平成30年度補正予算10件、その他5件の計42件であります。  今回御提案いたします諸議案の説明に先立ちまして、今後の市政推進に向けた私の所信の一端を申し述べさせていただき、市政に対する市民の皆様の御理解とより一層の御協力をお願い申し上げるものでございます。  本市では、昨年の7月豪雨や台風第24号による未曽有の災害に対し、復旧・復興に全力で取り組んでおります。引き続き国、県との連携を図り、道路、河川及び農林業施設等災害復旧事業を着実に進めるとともに、防災拠点施設の充実や防災訓練の実施など、被災経験を生かして、市民の皆様との協働による災害に強いまちづくりを推進してまいります。  また、これまで進めております経済対策や、健康寿命の延伸につながる事業、オール新見公募型まちづくり事業自主防災組織設立支援など、その成果があらわれつつあることを感じております。このような流れを受けて、施策の重点方針として位置づけた新見市版地域共生社会の実現に向けて策定した構築計画に基づき、地域共生社会基盤構築と大学を生かしたまちづくりの2本柱をもとに、本市独自の取り組みを本格化させてまいります。  さらに、本市の活性化を図るため、全国的に知名度を高め、インバウンドや国内観光客の誘致につながるよう、私自らもあらゆる機会を通じて本市の魅力を広くPRし、交流人口の増加に向けた施策を積極的に展開してまいりたいと考えております。  平成31年度は、第2次新見市総合振興計画前期計画並びに新見市まち・ひと・しごと創生総合戦略最終年度であり、目標に掲げた各項目について、その総仕上げとしてしっかりと取り組んでまいる所存であります。  それでは、平成31年度の主要な施策につきまして項目ごとに説明申し上げます。  あたたかい「福祉のまち」につきましては、少子化の克服、健康で暮らせるまちの実現を着眼点として取り組みを進めてまいります。  まず、保健、医療の充実につきましては、若い世代の基本健診や特定健診の自己負担額無料化並びに国保、後期人間ドック等の費用助成により受診率は向上しており、引き続き健康の保持、増進を図ってまいります。  また、各地に保健師、栄養士及び健康運動指導士を派遣するとともに、げんき広場にいみの利用促進やクアオルト健康ウオーキング事業の充実等を図り、生活習慣病を予防、改善するための意識啓発とあわせ、健康寿命の延伸に引き続き取り組んでまいります。  医療環境の充実につきましては、医療従事者スキルアップキャリアアップ、診療所等の設備整備を行うとともに、看護学生の修学支援等による医療人材の確保に努めてまいります。  高齢者福祉の充実につきましては、高齢者が今後も地域社会の一員として活躍していただけるよう、老人クラブ活動シルバー人材センターの運営を引き続き支援してまいります。さらに、小地域ケア会議の充実を図るとともに、生活支援コーディネーターの配置を4支局及びふれあいセンターへ拡大し、地域全体で支え合う体制づくりを進めてまいります。また、介護施設の整備に向けた取り組みを行うとともに、介護学生の修学支援等による介護人材の確保に努めてまいります。  児童福祉、子育て支援の充実につきましては、子育て世帯のニーズに応じたきめ細やかでより利便性を高めたファミリー・サポート・センター体制整備に取り組むとともに、産婦健診の実施や産後ケア入院の拡充、不妊、不育支援事業の実施などにより母子保健医療対策の強化に努め、妊娠から産後までの包括的な支援を充実させ、安心して子育てのできる環境づくりを進めてまいります。  さらに、子育て支援の充実を図るために、新たに2020年度から5年間の第2期新見市子ども・子育て支援事業計画の策定に着手いたします。  また、結婚を望む人は多いにもかかわらず、婚姻数の増加に結びついていない状況にあることから、出会いの機会の提供として、引き続き婚活パーティーの実施、民間で実施するイベントへの助成を行うとともに、結婚サポーターの育成強化による支援体制を充実し、結婚推進を図ってまいります。  障害者福祉の充実につきましては、ほほえみ広場にいみを拠点に、専門職員による相談支援交流事業を行うとともに、臨床心理士等が学校や保育所、認定こども園などを巡回し、発達障害児への支援を行います。あわせて、ハローワーク障害者就業生活支援センター、市の就職相談員と連携し就労支援を強化するなど、引き続き障害者の社会参加と自立支援に取り組んでまいります。  高齢者、障害者の権利擁護推進に向けては、社会福祉協議会、有識者等と連携し、成年後見制度の利用促進に向けた体制整備を行い、啓発に努めてまいります。  次に、はばたく「産業のまち」につきましては、災害復旧を最優先とし、地域経済の好循環の実現を着眼点として取り組みを進めてまいります。  まず、農業の振興につきましては、ピオーネ、桃、トマト、リンドウ等の特産物及びキャビアや新見産ワインなどの特産品の生産拡大の促進とブランド化を引き続き推進するとともに、特産品の付加価値を高めるため、6次産業化を積極的に促進してまいります。また、良質な米づくりが将来にわたって継続されるよう、担い手への農地集積、集約化に向けた取り組みを積極的に働きかけるとともに、担い手不足解消へ向け、Uターン帰農者や、営農団地、住宅などを活用した新規就農者への支援を推進してまいります。  また、依然として深刻な有害鳥獣による農作物被害に対しては、直接的に効果のある害獣の侵入防止柵や捕獲柵の設置、平成29年度から取り組みました有害鳥獣追い払い事業を継続するとともに、地元生産者等との連携による鳥獣被害防止対策協議会や実施隊での取り組みを強化し、さらなる被害防止対策を進めてまいります。  林業の振興につきましては、本年4月に施行される森林経営管理法により森林資源の適切な管理を進めてまいります。また、新たな財源である森林環境譲与税につきましては、森林整備に対する基金を設け、各種補助制度の充実、担い手の確保、木材の利用促進等に有効活用してまいります。木質バイオマス発電所への未利用材の安定供給に向けた体制整備につきましては、引き続き真庭市と連携して、効率的な林業成長、産業化を積極的に推進してまいります。さらに、幼いころから木のおもちゃに触れる機会を提供し、木を愛する心を育む木育を推進するウッドスタート事業を積極的に展開することにより、豊かな森林資源を守り育てる本市の取り組みを広くPRし、新見産材の需要拡大にもつなげてまいります。  畜産業の振興につきましては、千屋牛のブランド力の強化や増頭を図るため、JA等関係機関と連携したPRや、繁殖牛導入に対する支援を行うとともに、公共牧場の活用や集落営農による放牧飼育の促進に引き続き取り組んでまいります。また、千屋牛教育ファーム事業の継続実施などにより、新たな後継者育成を進め、担い手不足などの課題の克服にも積極的に取り組んでまいります。  鉱工業の振興につきましては、本市の基幹産業の一つである石灰業や、高品質の物づくりを担っている製造業の方々に対して、さらなる発展のため、産学官の連携などにより今後も支援してまいります。  商業の振興につきましては、中小企業者に対する店舗改装等への補助、経営革新への取り組みなどを引き続き支援するほか、創業セミナーや事業化への支援などを通じて、意欲を持った個人の取り組みにつきましてもしっかりと後押ししてまいります。  さらに、平成30年度に策定した新見市中小企業・小規模企業振興基本条例に基づき設置いたしました産業振興会議の提言等をもとに、中小企業者等の振興施策を充実させ、地域経済の一層の発展につなげてまいります。  観光の振興につきましては、市観光協会のさらなる体制強化を支援するとともに、新見市観光アクションプランの具現化を進めるため、市内観光事業者と一層の連携を図ってまいりたいと考えております。また、これまでも海外や首都圏で農産物のトップセールスを行ってまいりましたが、観光面につきましても、あらゆる機会を通じて積極的な売り込みに努め、観光産業の発展につなげてまいりたいと考えております。具体的には、代表的な観光資源である鍾乳洞を活用したイベントや、本市が誇る高級食材の魅力を発信するA級グルメフェアの東京開催についても、効果的な企画となるよう取り組み、さらにドローンを活用した観光スポットの動画作成やSNSの活用、パンフレットの見直しなどにより、豊かな観光資源や特産物を広く発信してまいります。  また、人気のあるマスコットキャラクターにーみんを活用し、大阪で開催されるツーリズムEXPOジャパンなどの集客力の高いイベントやスポーツ会場などでPRするとともに、旅行業者への助成などによる魅力ある企画ツアーを実施していただくなど、県外を初めインバウンド客の誘致にも積極的に取り組み交流人口の増加を促進してまいります。  なお、昨年甚大な被害を受けました井倉洞周辺の復興につきましては、地元と協力しながら全力で取り組んでまいります。  雇用の創出につきましては、新たな工業団地整備のための適地調査結果の検討を行いながら、引き続き企業誘致に取り組み、雇用機会の確保にも努めてまいります。また、IJUターン就職を希望する方へは、就職相談窓口に加え、IJUターン就職奨励金制度、企業の専門人材の確保、育成を支援する資格取得費支援事業などを活用し、ハローワークなど関係機関と連携しながら市内への就労及び定着を図ってまいります。さらに、地元企業へのバスツアーなどを実施し、高校生や大学生に個々の企業の魅力を伝え、雇用の創出や人口の増加につなげてまいります。  次に、ゆたかな「文化のまち」につきましては、ふるさとを愛し、生きる力を備えた人づくりを着眼点として取り組みを進めてまいります。  まず、学校教育につきましては、本市の特別支援教育の推進、充実の拠点となる新見市特別支援教育推進センター思誠小学校内に設置し、発達障害などの特別な支援を必要とする児童・生徒に応じた支援の充実や教員の指導力の向上を図り、学校におけるインクルーシブ教育の推進に取り組んでまいります。また、小学校英語教育人型ロボットを使ったプログラミング教育につきましてもさらに充実を図ってまいります。新見の将来を担う人材育成として、全小・中学校に導入したコミュニティ・スクールを中心に、各小学校でのふるさと学習の充実を図るとともに、中学校では、企業等との連携により、地場産業の特色を理解する体験を通じて、進路選択に生かすキャリア教育を推進してまいります。また、就学前教育の充実を図るとともに、小学校教育への円滑な接続ができるように保育所、幼稚園、認定こども園との連携を強化してまいります。  学校給食施設につきましては、安全・安心で魅力ある学校給食を安定的に提供するため、新たな学校給食共同調理場の建設を進めてまいります。  生涯学習、スポーツにつきましては、将来の本市を支える元気な子供、塩から子の育成事業を深化させ、様々な体験による生き抜く力を育む活動や、地域資源や産業視察などにより、ふるさとに魅力を感じられるような事業の実施に向け取り組んでまいります。  都道府県対抗全日本中学生男子ソフトボール大会につきましては、引き続き多くの市民の皆様に御協力をいただきながら、大会の成功に向けて取り組んでまいります。  文化の振興につきましては、新見文化交流館が開館20周年を迎えることから、NHK公開録画番組の誘致を初め、芸術鑑賞や自主企画事業の充実を図るとともに、新見美術館等で多彩な特別展や企画展を開催してまいります。  多様な交流につきましては、英会話の実践やグローバル感覚を育むため、姉妹都市であるカナダのシドニータウンへ中学生等を派遣することとしております。  次に、かいてきな「環境のまち」につきましては、災害復旧を最優先とし、安全・安心が実感できる地域の実現と快適な都市環境の提供を着眼点として、取り組みを進めてまいります。  まず、道路の充実につきましては、井倉橋かけかえ事業の完成を目指すとともに、計画的な道路整備に努めてまいります。また、橋梁、トンネル、法面等の道路構造物の点検を実施し、長寿命化と安全性の向上を図ってまいります。  公共交通の充実につきましては、現在の路線バスの維持を図るとともに、市街地循環バスエリア型デマンド交通など、きめ細かい交通サービスを引き続き提供するとともに、将来に向けて持続可能な公共交通体系の構築と利便性の向上を図ってまいります。  水道につきましては、安全でおいしい水の安定供給を行うため、引き続き水道施設の維持管理に努めるとともに、老朽化した設備や管路の更新に取り組んでまいります。また、2020年4月に予定している上水道事業簡易水道事業の経営統合に向けた移行事務を進め、効率的で安定した事業運営に努めてまいります。  下水道につきましては、安定した事業を継続するため、施設の維持管理を徹底するとともに、接続率の向上と個別合併浄化槽の普及促進に努めてまいります。  情報、通信につきましては、ラストワンマイル事業で設置した情報通信機器及び映像放送系機器の更新を計画的に行い、快適な通信環境の維持に努めてまいります。  消防、救急体制の充実につきましては、災害対応力を強化するため、消防ポンプ自動車の更新や救命ボートなどの資機材を整備してまいります。さらに、救急救命士の計画的な増員や、市民を対象とした救急救命講習会の開催により、救命率向上に努めてまいります。また、消防団を充実強化するため、協力事業所と連携し、若手団員や女性団員の確保及び学生や消防団OBなど機能別団員の加入促進を図るとともに、防火水槽や資機材を計画的に整備してまいります。  防災対策につきましては、昨年の豪雨災害の教訓を生かし、自主防災組織と協働して、情報伝達や避難所の開設、運営などの総合防災訓練を実施し、防災体制の一層の充実強化を図るとともに、引き続き自主防災組織の設立促進、防災士資格の取得支援など、地域防災力の強化に努めてまいります。また、食料や水、毛布などの防災用備蓄品Wi-Fi環境を防災拠点となる施設へ追加整備してまいります。  その他の生活基盤の充実につきましては、将来を見据えた都市機能の集積と誘導を図り、持続可能なまちづくりのため、都市計画道路や新見市都市計画マスタープランの新たな計画を取りまとめてまいります。また、新見市空家等対策計画に基づき、適切な管理が行われていない空き家につきましては、引き続き除却などの適正管理を支援してまいります。  生活、自然環境保全対策の充実につきましては、循環型社会の実現に向けて、住宅用太陽光発電システム太陽熱温水器の設置を促進するための補助事業を継続実施するなど、自然と調和したまちづくりに取り組んでまいります。  ごみ、し尿処理対策の充実につきましては、リサイクル活動の支援、児童を対象とした環境学習や市民を対象とした出前講座などにより、ごみの再資源化、減量化に取り組み一般廃棄物最終処分場の延命化を図るほか、し尿や汚泥の効率的かつ安定的な処理の実現を目指してまいります。また、指定ごみ袋につきましては、持ち手のある扱いやすいものに更新してまいります。  次に、新しい人の流れの創造につきましては、移住交流支援センターと連携し、地域の民間団体との新たなネットワーク構築による空き家情報バンクの機能充実を図るとともに、移住前の情報提供から移住後のフォローまで一貫して支援する体制の強化に取り組んでまいります。また、空き家の取得や改修に係る補助制度につきましては、経済的負担が移住の際の障害となりやすい子育て世代などの移住者に、より効果的な支援となるよう制度の見直しを行ってまいります。  本年4月から完全4年制大学に移行する新見公立大学の安定的な発展のため、市民の皆様と一緒になって支援する取り組みを進めてまいりたいと考えております。増加する学生の住居確保の観点から、新見駅西側のエリアで学生の住居を中心とした整備事業を計画しており、地域や関係団体等の御理解や御協力をいただきながら、新見駅周辺の活性化にもつながるよう努めてまいります。  次に、協働によるまちづくりにつきましては、人口減少に備えた新たなまちづくりの仕組みとして、人と地域が元気なまちを実現するため、新見市版地域共生社会構築計画に基づき、積極的に取り組んでまいります。  まず、地域共生社会基盤構築では、小規模多機能自治の主体となる地域運営組織の市内全域での設立を促進するため、平成31年度から地域担当職員生活支援コーディネーターの配置をふれあいセンター管内まで拡大し、組織設立に向けた人的支援を行ってまいります。設立後は人的支援に加え運営経費についても支援し、地域の特性に応じたまちづくりを進めてまいります。また、大学を生かしたまちづくりでは、市、大学、地域の連携拠点となる地域共生推進センター棟の建築に着手しており、大学との間でこれまで以上に緊密な連携を図りながら、本市の活性化や課題解決につなげてまいりたいと考えております。  以上、平成31年度の主要な施策などにつきまして御説明申し上げましたが、これらの実現に向けて全力で取り組んでまいります。  本市では、平成27年度に第2次新見市総合振興計画を策定し、「人と自然が奏でる安全・快適・情報文化都市」を将来都市像として各種施策に取り組んできたところであります。平成31年度は前期実施計画最終年度となり、一つの区切りを迎えることとなります。また、人口減少問題など重要な課題に特化した施策をまとめた新見市まち・ひと・しごと創生総合戦略についても同じく最終年度を迎えます。この間、想定以上の少子化等の進展により、策定時の人口目標を下回る状況となっており、人口減少下における持続可能な社会システムの構築が喫緊の課題となっているところであります。さらに、頻発する自然災害への対応、老朽化する社会基盤への対応など、新たな行政需要も生まれております。また、新見公立大学の完全4年制への移行や、新見市版地域共生社会構築計画取り組みなどの動きも始まっております。  私は、前期実施計画や総合戦略の成果を検証しながら、情勢の変化などを見きわめた上で、今後、より実効性の高い新たな総合振興計画の策定に取り組んでまいりたいと考えております。市民の皆様からの、市政に対するより一層の御理解と御協力をお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。  なお、平成31年度の一般会計当初予算は、平成30年度当初予算に比べて8.8%増の253億3,596万円としております。今後、社会情勢の変化や国の経済対策、制度改正などの動向を注視し、必要に応じて補正予算で柔軟に対応してまいります。当初予算の概要につきましては、予算概要説明書を御覧いただきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。          ──────────────────────── 日程第5  条例第 1号 新見市市民センター条例の一部を改正する条例       条例第 2号 新見市地方独立行政法人評価委員会条例の一部を改正する条例       条例第 3号 新見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例       条例第 4号 公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条              例       条例第 5号 新見市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条              例       条例第 6号 新見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例       条例第 7号 新見市職員給与条例の一部を改正する条例       条例第 8号 新見市豊かな森のぬくもり基金条例       条例第 9号 新見市熊谷温泉泉源条例の一部を改正する条例       条例第10号 新見市大佐山野外活動施設条例の全部を改正する条例       条例第11号 新見市火災予防条例の一部を改正する条例       条例第12号 新見市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技              術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例       条例第13号 消費税及び地方消費税の税率改定に伴う関係条例の整理に関する              条例       条例第14号 新見市保育所条例の一部を改正する条例       条例第15号 新見市哲多青年館条例を廃止する条例       条例第16号 新見市哲多体育施設条例の一部を改正する条例 8 ◯議長(仲田康豊君) 日程第5に入ります。  条例第1号から同第16号までの16議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 9 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました条例第1号から条例第16号までの計16件について御説明申し上げます。  まず、条例第1号新見市市民センター条例の一部を改正する条例につきましては、センター内の地域づくり推進委員会の設置について、新見市版地域共生社会構築計画に基づく地域運営組織の設立状況に対応するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第2号新見市地方独立行政法人評価委員会条例の一部を改正する条例につきましては、国の法改正により所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第3号新見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例につきましては、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律に基づき、公務に有用な専門的知識等を有する人材を任期付職員として採用するため、条例を制定するものであります。  次に、条例第4号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、農業共済事業が本年4月に設立される新組合へ移行することに伴い、職員を派遣する規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第5号新見市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、人事院規則の改正に伴い、超過勤務命令の上限設定等に係る規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第6号新見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例及び条例第7号新見市職員給与条例の一部を改正する条例につきましては、条例第3号の制定に伴い、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第8号新見市豊かな森のぬくもり基金条例につきましては、森林整備等の財源として新たに配分される森林環境譲与税を管理する基金を創設するため、条例を制定するものであります。  次に、条例第9号新見市熊谷温泉泉源条例の一部を改正する条例につきましては、消費税等を転嫁している使用料について、消費税等の税率改定に対応するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第10号新見市大佐山野外活動施設条例の全部を改正する条例につきましては、新見市大佐山野外活動施設条例、新見市大佐山森林総合施設条例及び新見市大佐山天体観測施設星空の館条例に規定する施設のうち、老朽化により今後の利用が見込まれない施設を廃止し、その他の施設を大佐山野外活動施設として活用するため、条例の全部を改正するものであります。  次に、条例第11号新見市火災予防条例の一部を改正する条例につきましては、消防法令に関する重大な違反のある防火対象物に係る公表制度を平成32年4月から実施するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第12号新見市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正により、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。
     次に、条例第13号消費税及び地方消費税の税率改定に伴う関係条例の整理に関する条例につきましては、消費税等を転嫁している水道及び下水道の各種使用料等について、消費税等の税率改定に対応するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第14号新見市保育所条例の一部を改正する条例につきましては、萬歳保育所を閉所とするため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第15号新見市哲多青年館条例を廃止する条例につきましては、今後の利用が見込まれない新見市哲多青年館を廃止するため、条例を廃止するものであります。  次に、条例第16号新見市哲多体育施設条例の一部を改正する条例につきましては、本郷全天候型ゲートボール場施設について幅広い目的での活用を図るため、条例の一部を改正するものであります。  以上、計16件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 10 ◯議長(仲田康豊君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  質疑に入る前に、議事運営についてお願いをいたします。質疑は、会議規則第56条の規定により、1議案につき3回までとなっております。発言者は、質疑の要旨が議題から逸脱しないよう努めて簡潔に願います。  なお、当局におかれましても質疑の要旨を的確に捉えられ、明快なる答弁をされますよう議事運営に格段の御協力を願います。  それでは、議案質疑に入ります。  条例第1号新見市市民センター条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第2号新見市地方独立行政法人評価委員会条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第3号新見市一般職の任期付職員の採用等に関する条例について御質疑はございませんか。8番坂東義生議員。 11 ◯8番(坂東義生君) 法改正によってこの条例が定められるというふうに御説明がありましたが、幾らかお尋ねをしたいと思います。  まず、第2条で高度の専門的な知識、経験またはすぐれた識見を有する者とありますけれども、これはどのようなことを想定しておられるのかお聞きをいたします。  次に、同じく第2条の2項のところで後段ですけれども、任期を定めて採用することができるとあります。この任期はどの程度を見込んでおられるのかお尋ねをいたします。  それと、この条例制定後の採用の人数ですけれども、何人ぐらいの人数を想定をされているのかということをお尋ねをいたします。  最後に、附則でこの条例は公布の日から施行するとなっておりますけれども、通常考えますと4月1日からの施行というふうなのが適当ではないかと考えられるわけですが、この公布の日から施行ということにした理由についてお尋ねをいたします。  以上です。 12 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの坂東議員の質疑に対する答弁を求めます。 13 ◯総務部長(上山 晋君) それでは、4点御質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。  まず、2条の関係の、高度な知識を有するということについてはどのようなことを想定しているかということでございますが、2条の1項では、高度の専門的な知識、経験またはすぐれた識見を有する者ということでございまして、これにつきましては、法律で例示されておりますのは弁護士や公認会計士などそういった高度な知識を持たれた方ということでございます。  また、2条の2項以降には高度という文字がございませんで、専門的な知識、経験を有する者ということになっておりますので、専門的なものが1項ほどではないということでございまして、民間等において幅広い分野で活躍したり、広く社会的な評価される実績を残された方、長年の経験から培った豊富な知識などを有する方という方を想定をいたしております。  それから、任期でございますが、これは上位法に地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律がございまして、上位法で5年以内ということになっております。採用に当たりましては、その業務によりまして1年でありますとか2年でありますとか、採用に当たって任期を定めて採用させていただきまして、その業務、任期が終了しました時点でさらに延長する必要があるかどうかということを検討いたしまして、最長5年の範囲内で延長ができるということでございます。  それから、制定後の採用の人数でございますが、これにつきましては特に今現在、災害で増大している災害の土木技術職員なども想定をいたしておりますので、それにつきましては公募いたしまして、適当な人員がいらっしゃいましたらお願いをしたりしまして、現在のところ1名ないし2名、災害以外でもそういった特別な専門的な知識を有する方の採用も考えておりますので、そういったことを含めまして、現在のところ1名か2名ということを想定をいたしております。今後につきましては、災害につきましては、県の合同の募集ということもこの条例で応じることができますので、その辺に応じまして職員数など勘案しながら採用もしていきたいというふうに考えております。  それから、条例の公布イコール施行日でございますけど、これにつきましては、できましたら条例を可決していただきまして、すぐ施行していただきまして、この条例に基づいたこういった任期付職員をすぐにでも採用したいということで、できましたら4月1日からの採用もしたいということを見込んでおりますので、条例の公布日が施行日というふうにさせていただいているものでございます。  以上でございます。 14 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。(「ありません」と8番坂東君の声あり)  ほかにございませんか。──ないようですので次に、条例第4号公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから、条例第5号新見市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第6号新見市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第7号新見市職員給与条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第8号新見市豊かな森のぬくもり基金条例について御質疑はございませんか。12番小郷昌一議員。 15 ◯12番(小郷昌一君) これは、環境税を充てるような積み立てになっとりますが、大体一般会計の歳入予算ということで積み立てるということですが、総額はどれぐらいを予定しておられますか。 16 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 17 ◯産業部長(安達悦久君) 条例第8号の新見市豊かな森のぬくもり基金条例でございますが、お話しのように今国会で審議をされている森林環境税、これに伴って交付される森林環境譲与税を財源として見込んで基金構成をするものでありますけれども、当初におきましてはその交付額については5,120万円を見込んでおります。  以上でございます。 18 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。12番小郷昌一議員。 19 ◯12番(小郷昌一君) 単年度当初では5,120万円ということでございますけど、大体の予定総額、基金を積み立てる、単年度で使うてまた積み立てるということでございましょうか。基金自体を積み上げる方向ではないんですか。 20 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 21 ◯産業部長(安達悦久君) 当初といいますか、この算出根拠の算定式がございまして、森林面積でありますとか、人工森林従事者、森林施業従事者、この数によって交付額が算定される仕組みになってございます。したがいまして、将来的な交付額の細かい決定額はわかりませんが、平成で申しますと、平成36年から課税が始まります。それまでは国が借金をして先に譲与してくれるということでございますが、その総額というのはわかりません。最終的には億を超える額が交付されるものと思っておりますけども、年々算出額は変わってくるものと考えております。  以上でございます。 22 ◯議長(仲田康豊君) 再々質疑ございますか。12番小郷昌一議員。 23 ◯12番(小郷昌一君) 積み立てる額は、それじゃあもう単年度、国から入ってくるお金、それの残ったものが基金として残れば残るということでしょうか。ふるさと納税とかのそういうものも一緒に指定でこういうものへ入れる基金ではないですよね。 24 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 25 ◯産業部長(安達悦久君) この基金につきましては、広く言えばパリ協定に基づく二酸化炭素削減などが国が目指しとる税の課税の目的でございますので、それに伴う森林の環境整備、これに限定をして使うということでございますので、他の基金と入りまぜるとかというようなことはできない仕組みになっておりまして、その森林の施業拡大、あるいは森林整備におけるものについてのみこう使えるということで、年々その基金として積んでいきたいと考えております。  以上でございます。 26 ◯議長(仲田康豊君) ほかにございませんか。──ないようですから次に、条例第9号新見市熊谷温泉泉源条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第10号新見市大佐山野外活動施設条例の全部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第11号新見市火災予防条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第12号新見市水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第13号消費税及び地方消費税の税率改定に伴う関係条例の整理に関する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから、条例第14号新見市保育所条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第15号新見市哲多青年館条例を廃止する条例について御質疑はございませんか。12番小郷昌一議員。 27 ◯12番(小郷昌一君) これの利用実績を二、三年の間ぐらいで教えてください。それからまた、廃止した後の施設はどうするかということをお尋ねします。 28 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 29 ◯教育部長(安藤暢重君) まず、利用実績でございますが、ここ近年の利用はございません。27年から指定管理になっておりますが、28、29、本年度につきましても利用は全くございません。あと、今後どうするかということでございますが、普通財産ということにしていただけましたら、売却を検討してまいりたいというように考えております。  以上でございます。 30 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。12番小郷昌一議員。 31 ◯12番(小郷昌一君) 売却という話が出ましたけど、これは土地は市のもんでしょ。 32 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 33 ◯教育部長(安藤暢重君) 土地は市の土地でございます。 34 ◯議長(仲田康豊君) 再々質問ございますか。  ほかにございませんか。15番橋本亨子議員。 35 ◯15番(橋本亨子君) 利用実績について同僚議員から質疑があり、お答えをいただいているのをお聞きをしたわけですが、ゼロという状況になっているんですが、もともとこの哲多青年館というものがどういった目的でつくられ、つくられた当時はかなりの利用があったんではなかろうかと思うんですが、近年の利用実績がないということについては、施設面での不備の関係があるのか、どういったことから利用が実績ゼロという状況になってきているのか、その辺の経緯を教えていただけますか。 36 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 37 ◯教育部長(安藤暢重君) この青年館につきましては、当初は平成10年度の建築でございますが、青年団活動の拠点ということでの施設、そういうことでの建設でございました。平成12年4月から哲多青年団が指定管理者としてここの施設を管理していただいておりましたが、平成27年4月、指定管理ができない、というのが、青年団の活動が休止をしている状態ということでございまして、そういうことでの指定管理ができないということで、市の直営の管理を今現在しているところでございます。  以上でございます。 38 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかにございますでしょうか。──ないようですので次に、条例第16号新見市哲多体育施設条例の一部を改正する条例について御質疑はございますでしょうか。15番橋本亨子議員。 39 ◯15番(橋本亨子君) 議案の説明の中では、この条例を改正することによって幅広い利用ができるように対応をしていくというふうにございました。ゲートボール場として使っていたところを、名称を今度は哲多の多目的広場という、こういう形にしていくわけなんですが、名称だけの問題ということになるのか、施設の内容的なところの変更もこの関連で出てくるのか。ゲートボールをするという広場については、利用団体が利用の用途に応じていろいろな利用の仕方ができるのではなかろうかというふうに思うわけなんですが、変更することによっての違いを御説明いただけますか。 40 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 41 ◯教育部長(安藤暢重君) この施設につきましては、近年のゲートボール場としての利用というのは全くない状況でございます。利用につきましては、スポーツ少年団等の活動で利用しているということでございますので、ゲートボールの利用がない状況でございまして、これをより多くの市民の方に利用していただくということで、実際に合わせた形での名称、屋根つきの多目的広場ということでの条例改正をさせていただきたいということでございます。  以上です。 42 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかにございますか。──ないようですから質疑を終結いたします。  しばらく休憩をいたします。                             午前10時58分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時10分  開 議 43 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第6  予算第 1号 平成31年度新見市一般会計予算       予算第 2号 平成31年度新見市診療所特別会計予算       予算第 3号 平成31年度新見市国民健康保険特別会計予算       予算第 4号 平成31年度新見市介護保険特別会計予算       予算第 5号 平成31年度新見市後期高齢者医療特別会計予算       予算第 6号 平成31年度新見市簡易水道事業特別会計予算       予算第 7号 平成31年度新見市下水道事業特別会計予算       予算第 8号 平成31年度新見市観光事業特別会計予算       予算第 9号 平成31年度新見市豊永財産区特別会計予算       予算第10号 平成31年度新見市萬歳財産区特別会計予算       予算第11号 平成31年度新見市水道事業会計予算 44 ◯議長(仲田康豊君) 日程第6に入ります。  予算第1号から同第11号までの11議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 45 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました予算第1号から予算第11号までの計11件について御説明申し上げます。  まず、予算第1号平成31年度新見市一般会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ、前年度当初予算比8.8%増の253億3,596万4,000円としております。  歳入の主なものは、第1款市税に33億2,841万2,000円、第11款地方交付税に111億2,300万円、第31款国庫支出金に24億3,669万3,000円、第32款県支出金に13億2,134万5,000円、第81款市債に37億860万円を計上しております。  次に、歳出の主なものを御説明申し上げます。  第1款議会費は、議会運営に要する経費1億8,670万8,000円を計上しております。  第2款総務費は、一般的行政管理のほか、企画、情報管理、公共交通、徴税、戸籍、選挙、統計調査等に要する経費32億5,736万6,000円を計上しております。  第3款民生費は、国民健康保険、障害者福祉高齢者福祉介護保険、児童・母子福祉、子育て支援、生活保護、医療福祉等の各種福祉施策に要する経費52億4,479万9,000円を計上しております。  第4款衛生費は、保健・医療、生活環境衛生、じんかい・し尿処理等に要する経費14億6,650万8,000円を計上しております。  第6款農林水産業費は、農業・畜産業・林業の振興等に要する経費9億7,828万6,000円を計上しております。  第7款商工費は、商工業・観光の振興、観光施設の管理等に要する経費5億874万2,000円を計上しております。  第8款土木費は、道路、橋梁、河川、公園、公営住宅、下水道等の施設の維持管理、新設改良等に要する経費30億2,917万3,000円を計上しております。  第9款消防費は、消防、防災等に要する経費8億5,958万5,000円を計上しております。  第10款教育費は、学校・社会教育、文化・スポーツ振興等に要する経費27億8,906万8,000円を計上しております。  第11款災害復旧費は、農林水産業、商工、土木、教育の施設の災害復旧に要する経費19億6,001万円を計上しております。  第12款公債費は、長期債償還等に要する経費38億4,067万9,000円を計上しております。  第13款諸支出金は、水道事業への補助金や公立大学運営費交付金に要する経費10億8,538万6,000円を計上しております。
     債務負担は、第2表のとおり、新見市土地開発公社の借り入れる事業資金及びこれに対する利子の債務保証など、計6件について期間及び限度額を定めております。  地方債は、第3表のとおり、総額37億860万円について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。  一時借入金の最高額は40億円とし、歳出予算の流用は給料、職員手当及び共済費について同一款内の各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第2号平成31年度新見市診療所特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ1億1,522万円としております。  地方債は、第2表のとおり、一時借入金の最高額は1,000万円としております。  次に、予算第3号平成31年度新見市国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ、事業勘定は33億9,974万3,000円、直営診療施設勘定は1億5,239万9,000円としております。  地方債は、第2表のとおり、一時借入金の最高額は、事業勘定を2億5,000万円、直営診療施設勘定を1,000万円とし、歳出予算の流用は保険給付費の同一款内での各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第4号平成31年度新見市介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ、保険事業勘定は46億1,555万9,000円、介護サービス事業勘定は1,472万6,000円としております。  一時借入金の最高額は、保険事業勘定を2億円とし、歳出予算の流用は保険給付費の同一款内での各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第5号平成31年度新見市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ5億3,854万6,000円としております。  次に、予算第6号平成31年度新見市簡易水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ12億1,320万8,000円としております。  地方債は、第2表のとおり、一時借入金の最高額は3億5,000万円としております。  次に、予算第7号平成31年度新見市下水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ17億6,501万6,000円としております。  債務負担は第2表、地方債は第3表のとおりとし、一時借入金の最高額は5億円としております。歳出予算の流用は給料、職員手当及び共済費について同一款内の各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第8号平成31年度新見市観光事業特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ4,774万8,000円としております。  一時借入金の最高額は、1,000万円としております。  次に、予算第9号平成31年度新見市豊永財産区特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ1,170万6,000円としております。  次に、予算第10号平成31年度新見市萬歳財産区特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ510万2,000円としております。  次に、予算第11号平成31年度新見市水道事業会計予算につきましては、実績と事業見込みに基づき業務の予定量を計上し、収益的収入の予定額を3億9,404万9,000円、収益的支出の予定額を3億9,188万4,000円としております。  資本的収入の予定額は2億5,218万5,000円、資本的支出の予定額は3億825万2,000円とし、不足額は当年度損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金で補填することとしております。  債務負担は、浄水施設建設改良事業について期間及び限度額を定めております。  企業債は、浄水施設建設改良事業について限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。  一時借入金の限度額は5,000万円とし、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費、公債費について定めております。  他会計からの補助金は、一般会計からの補助金について定め、棚卸資産購入限度額についても定めております。  以上、計11件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 46 ◯議長(仲田康豊君) はい。 47 ◯市長(池田一二三君) それでは、「資本的支出の予定額は3億8,025万2,000円とし」というように訂正をお願いを申し上げます。 48 ◯議長(仲田康豊君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  まず、予算第1号平成31年度新見市一般会計予算について御質疑はございますか。8番坂東義生議員。 49 ◯8番(坂東義生君) 市債と公債費の関係であります。以前本会議の場で市債、公債費の考え方についてお尋ねをいたしましたところ、市債額は公債費の90%以内におさめていく考えだというのをお示しになられました。31年度予算を見ますと、市債が37億860万円、公債費が38億4,067万9,000円で、比率として96.6%になります。以前説明がありました90%を超えておりますけれども、この理由をお示しください。 50 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 51 ◯総務部長(上山 晋君) 平成31年度につきましては、平成30年度に災害が起こりまして、平成30年度の災害復旧事業につきましては、せごしと言いまして、30年度は事業は行いますけど予算が入らないということで、31年度に予算が入ってくるんですけれど、そういった財源の不足などもございまして、不測の事態ということでございまして、31年度につきましては90%を超えたということ、やむを得ない措置かなというふうに考えております。  以上でございます。 52 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかにございませんか。2番岡崎裕生議員。 53 ◯2番(岡崎裕生君) 平成31年度予算の歳出につきましてですが、いただいた概要説明書の中の、かいてきな「環境のまち」のページについて質問させていただきます。  地域社会を支える都市基盤の整備ということで、新見駅バリアフリー化検討事業と都市計画策定アドバイザリー事業という2つに分けて予算を組んでおられますが、この駅前開発につきましては一体化した開発のほうが非常に効率的で有効ではないかというふうに考えるのですが、この事業を2つに分けられたというのはどういう理由かをお示しください。 54 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 55 ◯総務部長(上山 晋君) ただいま新見駅前につきましては、西エリア整備事業という事業を行っております。また、現在都市整備課におきましても、都市計画マスタープランという事業も行っております。そういった中で、都市計画策定アドバイザリー事業につきましては、新見駅周辺、全体的な都市計画の策定に向けた専門的な知見をいただくために委託をするものでございまして、もう一つの新見駅バリアフリー化検討事業というものにつきまして、これは新見駅に特化した、新見駅をバリアフリー化するための、そういった整備のイメージ図を作成するためにあえて分けたものでございます。  以上でございます。 56 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかにございませんか。──ないようですから次に、予算第2号平成31年度新見市診療所特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第3号平成31年度新見市国民健康保険特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第4号平成31年度新見市介護保険特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第5号平成31年度新見市後期高齢者医療特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第6号平成31年度新見市簡易水道事業特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第7号平成31年度新見市下水道事業特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第8号平成31年度新見市観光事業特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第9号平成31年度新見市豊永財産区特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第10号平成31年度新見市萬歳財産区特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第11号平成31年度新見市水道事業会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。          ──────────────────────── 日程第7  予算第12号 平成30年度新見市一般会計補正予算(第6号)       予算第13号 平成30年度新見市診療所特別会計補正予算(第4号)       予算第14号 平成30年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)       予算第15号 平成30年度新見市介護保険特別会計補正予算(第3号)       予算第16号 平成30年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       予算第17号 平成30年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)       予算第18号 平成30年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第4号)       予算第19号 平成30年度新見市観光事業特別会計補正予算(第3号)       予算第20号 平成30年度新見市農業共済事業特別会計補正予算(第2号)       予算第21号 平成30年度新見市水道事業会計補正予算(第3号) 57 ◯議長(仲田康豊君) 日程第7に入ります。  予算第12号から同第21号までの10議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 58 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました予算第12号から予算第21号までの計10件について御説明申し上げます。  今回は、事業費や財源の確定に伴うものなどについて、補正予算として計上しております。  まず、予算第12号平成30年度新見市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ12億6,945万6,000円を減額し、総額を268億3,625万5,000円としております。歳入は、市税、地方交付税などを追加しております。主な歳出は、プレミアム付商品券事業や小学校ブロック塀改修事業に伴うものなどを計上しております。継続費の変更は第2表、繰越明許費は第3表、債務負担の追加は第4表、地方債の追加、変更は第5表のとおりとしております。  次に、予算第13号平成30年度新見市診療所特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ6,252万7,000円を減額しております。地方債の変更は第2表のとおりとしております。  次に、予算第14号平成30年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、事業勘定の歳入歳出にそれぞれ2億2,855万5,000円を追加し、直営診療施設勘定の歳入歳出から82万8,000円を減額しております。地方債は第2表のとおりとしております。  次に、予算第15号平成30年度新見市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましては、保険事業勘定の歳入歳出からそれぞれ1億2,818万8,000円を減額しております。  次に、予算第16号平成30年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ1,915万4,000円を減額しております。  次に、予算第17号平成30年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ2,967万1,000円を減額しております。繰越明許費は第2表、地方債の変更は第3表のとおりとしております。  次に、予算第18号平成30年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ7,242万4,000円を減額しております。繰越明許費は第2表、地方債の変更は第3表のとおりとしております。  次に、予算第19号平成30年度新見市観光事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ300万円を減額しております。  次に、予算第20号平成30年度新見市農業共済事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、収益的収入、支出からそれぞれ2,790万6,000円を減額しております。他会計からの補助金は、一般会計から342万5,000円を追加しております。  次に、予算第21号平成30年度新見市水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、収益的収入に1,655万3,000円を、収益的支出に137万9,000円を追加しております。他会計からの補助金は、災害の復旧のため一般会計から1,655万3,000円としております。  以上、計10件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議をいただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 59 ◯議長(仲田康豊君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  まず、予算第12号平成30年度新見市一般会計補正予算(第6号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第13号平成30年度新見市診療所特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第14号平成30年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第15号平成30年度新見市介護保険特別会計補正予算(第3号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第16号平成30年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第17号平成30年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第18号平成30年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第19号平成30年度新見市観光事業特別会計補正予算(第3号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第20号平成30年度新見市農業共済事業特別会計補正予算(第2号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第21号平成30年度新見市水道事業会計補正予算(第3号)について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結します。          ──────────────────────── 日程第8  議案第 1号 新見市過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について       議案第 2号 市道路線の認定について       議案第 3号 市道路線の変更について       議案第 4号 字の区域・名称の変更について       議案第 5号 国際貢献大学校メディカルクリニックの指定管理者の指定につい              て 60 ◯議長(仲田康豊君) 日程第8に入ります。  議案第1号から同第5号までの5議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 61 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました議案第1号から議案第5号までの計5件について御説明申し上げます。  まず、議案第1号新見市過疎地域自立促進市町村計画の一部変更につきましては、事業の追加を行うため、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第2号市道路線の認定につきましては、それぞれ新たに市道として管理するため、道路法第8条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第3号市道路線の変更につきましては、市道別所用郷線について道路延長や新設に伴い、起点位置等を変更するため、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第4号字の区域・名称の変更につきましては、国土調査事業の実施により、字の異なる土地を合筆することに伴い、字の区域及び名称を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第5号国際貢献大学校メディカルクリニックの指定管理者の指定につきましては、現在の指定管理期間が本年3月末に終了する国際貢献大学校メディカルクリニックについて、新見市公の施設指定管理者選定委員会において選定された者を次の指定管理者に指定するため、地方自治法第244条の2第6項及び新見市公の施設指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、計5件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 62 ◯議長(仲田康豊君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  まず、議案第1号新見市過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、議案第2号市道路線の認定について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、議案第3号市道路線の変更について御質疑はございませんか。──ないようですから、議案第4号字の区域・名称の変更について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、議案第5号国際貢献大学校メディカルクリニックの指定管理者の指定について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結します。  お諮りいたします。明27日から3月5日までの7日間は、議案等調査のため本会議を休会いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 63 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、7日間は休会することに決定されました。  次の本会議は3月6日午前10時に開きます。  以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午前11時43分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....