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  1. 新見市議会 2018-06-01
    平成30年6月定例会(第4号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2018年06月20日:平成30年6月定例会(第4号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 議 ◯議長(仲田康豊君) 皆さん、連日御苦労さまでございます。  ただいまの出席18名でございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は配付いたしておりますので、よろしく御協力お願いいたします。          ──────────────────────── 日程第1  一般質問 2 ◯議長(仲田康豊君) 日程第1に入ります。  昨日に引き続き、一般質問を行います。  まず、4番宮本英基議員の登壇を願います。4番宮本英基議員。               〔4番 宮本英基君 登壇〕 3 ◯4番(宮本英基君) 4番宮本英基です。皆さん、おはようございます。  議長のお許しをいただきましたので、平成30年6月定例会3日目、1番目の質問者として通告に従いまして4項目質問させていただきます。また、パネルの持ち込みにつきまして、議長の許可をいただいております。  1項目め、A級グルメフェアについて、2項目め、石灰産業について、3項目め、新見市指定ごみ袋について、4項目め、小・中学校普通教室エアコンについて、4項目質問させていただきます。  1項目め、A級グルメフェアについて。  A級グルメフェアは、A級グルメの町として日本全国A級食材をPRし、食材を生かして交流人口の増加、地域活性化地域観光振興につなげる目的で、平成23年から実施され、今年度平成30年で8回目を予定されております。昨年は、8,000人まで来場者数が増えております。  このイベントは、新見市の誇る一大イベントでございます。昨年12月定例会一般質問においてA級グルメフェアについて質問しました。イベントの内容につきまして、来場者からの意見や出展者からの意見など、改善要望をしたところであります。執行部から、改善する点は見直しを検討すると回答をいただいております。  本年度、執行部からA級グルメフェア市内イベント実施団体を募集し、新たに県内や東京で計画しておると発表がございました。市内で開催されるA級グルメフェアは、質の高い食材をPRする新見A級グルメフェア実施団体を募集しております。2011年から市内で続く恒例のイベントでございます。従来とは違う新しい視点での発想で、より効果的かつ効率的なイベントとして実施するために、すぐれた企画を提案する団体を決め、地元A級グルメフェアを実施する。そして、本年度は新たに東京と県南でも計画していると発表がありました。  1項目め、A級グルメフェアについて、1点目、A級グルメフェアの計画について、A級グルメフェア開催場所と日程についてお示しください。  次に、2項目め、石灰産業について質問させていただきます。  石灰は、国内で自給自足できる数少ない希少な資源の一つです。石灰の用途としては、上下水道用食品添加物用、肥料用、鉄鋼用、化学用、土木建設用など幅広く使われております。石灰は、暮らしの中で欠かせない基礎素材となっております。
     石灰岩は、いろいろな形態で日本中に存在しておりますが、中でも新見市の石灰岩は、新潟から佐賀に至る長い地域構造体に属し、日本国内でも最も純度の高い石灰石を産出する地域の一つとして挙げられております。新見市では、現在18社の石灰石関連企業が操業しており、出荷数量も年間約190万トンと、本市の製造品出荷額の30%前後を占める主要産業となっております。  2項目め、石灰産業について、1点目、新見市にとって石灰産業は主要な産業です。石灰をPRする必要があると考えます。石灰産業を市としてPRする方法をお示しください。  次に、3項目め、新見市指定ごみ袋について、1点目、平袋から持ち手ごみ袋への変更の考えはということでございますが、岡山県下の市の指定ごみ袋で、持ち手ごみ袋を新見市以外の全ての市が導入しております。つまり、岡山県下の市で新見市だけが平袋を使っているということでございます。  これが、今現在使っている新見市の袋でございます。このように真っすぐになっているという状況でございます。そして、こちらが岡山市のごみ袋でございます。このようにこう持ち手があって、まちがあって、こうくくれるようになっております。それで、これが真庭市の袋でございます。これも同じように、こうくくれて、まちがあって、持ち運びやすいというような状況になっております。  平袋は、手提げが先ほども言ったようにないので、使い勝手が悪いとの意見があります。ごみ袋は有料で市民に購入してもらっているため、市民にとって使いやすいごみ袋に変更すべきではないかと考えております。新見市ごみ袋の平袋から、持ち手つきごみ袋に変更はできないかお尋ねいたします。  2点目、ごみ袋の色の変更に考えはということで、他市ではごみ袋の色は全体が黄色や青、そして透明や半透明を用いておりますが、新見市では透明の袋に赤字で文字が書かれております。  カラスがごみ袋を破くなど生ごみをあさり、カラスの被害が増えてきております。透明や半透明のごみ袋では、カラスはくちばしでごみ袋を切り裂き、ごみ収集場所を汚し、また大量のふんによる被害も多く報告されております。カラスについて調べますと、カラスは人間よりすぐれた視力を持っていて、人間が赤、青、黄色の3原色で色を識別しておりますが、カラスはそれに加えて紫外線も見えるそうでございます。また、カラスは嗅覚は余り発達していないので、目で見てそれが食べ物かどうか判断しているらしいです。半透明の袋や青い半透明の袋だと中身が見えないので餌があるとわからないのです。だから、狙いをつけて餌があるとわかるらしいです。だから、狙いをつけてつついて破ります。  こちらを御覧ください。こちらが特殊な半透明の黄色を使ったごみ袋でございます。現在、東京杉並区で使用されている黄色いごみ袋、カラスから見るとこのように黄色に見えるみたいでございます。この黄色いごみ袋は、東京都杉並区、大分県の臼杵市、最近では東京都の品川区が使用する黄色いごみ袋でございます。この黄色いごみ袋は、カラスの視角を利用し、カラスには中身が見えないごみ袋になっております。  こちらが実際の品川区、そして杉並区で使用されている袋でございます。こちらが大分県の臼杵市で使われているごみ袋でございます。東京都杉並区と大分県の臼杵市、最近ではこのように使われているわけでございますが、担当者の方にお話を聞きますと、カラス対策には効果は出ていると聞いております。大分県の臼杵市では、これをもう10年以上使っております。また、杉並区では黄色の袋、そして結構効果がありますので、最近杉並区から品川区も使われるようになっているという状況でございます。  また、新見市では黄色いネットを提供されておりますが、ネットのすき間から中が見える。その下に白い透明のごみ袋が入った生ごみが置いてあれば、黄色いネットはカラス対策には余り効果がありません。これが新見市が配付しているカラスよけネットでございますが、カラスよけネットの黄色いネットだけでは、このようにその中のごみ袋の中が見えますので、被害が出ている状況でございます。効果があるのは、紫外線をカットする特殊な顔料が入った黄色いごみ袋にすれば、カラスにはごみ袋の中が見えにくいようです。餌が見つからなければ、確実にカラスの数は減っていきます。カラスの数が減れば、各地でごみ袋がカラスに破られる、中身が散乱するなどの問題も自然と解決されると考えます。  2点目、ごみ袋の色をカラス対策のできる黄色に変更できないかお尋ねします。  次に、4項目め、小・中学校普通教室エアコンについて。  小・中学校エアコン設置状況について、平成28年9月定例会において、小・中学校普通教室エアコンの必要性について質問させていただきました。これに対し、平成29年くらいから本格的に、早ければ2年ぐらいで設置ができると答弁をいただきました。昨年12月議会において、約1億9,000万円の予算が計上され、今年度も予算が計上されておるところでございます。  1点目、昨年までの小・中学校普通教室エアコン設置状況及び今後の計画についてお尋ねします。  以上で1回目の質問を終わります。 4 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの宮本英基議員一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 5 ◯産業部長安達悦久君) 1項目め、1点目のA級グルメフェアの計画でございますけれども、開催場所と日程というお尋ねでございました。  開催場所につきましては、これ行政報告の中で議会冒頭市長も申し上げましたが、9月に東京のとっとり・おかやま新橋館を想定しておりますが、9月に東京で開催する予定でございます。それから、10月かあるいは11月ごろに県南ということで開催をし、月ははっきりしてませんが、同じころ市内でも開催をする予定としております。  以上でございます。 6 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。宮本英基議員。 7 ◯4番(宮本英基君) 9月に東京でアンテナショップで行うという話ということでございます。また、10月、11月に県内と市内で行うという答弁ございましたが、1会場ずつ聞いてまいりたいと思います。  まず、市内のA級グルメフェアの目的及び内容についてお示しください。 8 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 9 ◯産業部長安達悦久君) 市内開催の目的でございますけれども、これは今現在、実施団体を募っております。実施団体の方にA級グルメフェアの企画をしていただいて、市内からの出展者を募って、市内で開催をしてもらうと。今まで、従来、議員御指摘の23年から続けておりましたが、そのやり方とは違う斬新なやり方で市内の産物を取り扱っていただいて、市内外からの集客を見込んでいただくということで、今月末まで、6月29日まで、今実施団体の方を募集しております。新しい視点で、新しい感覚で企画をいただきたいと、なおかつ集客も高めていきたいと、そういう目的でございます。  以上です。 10 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。宮本英基議員。 11 ◯4番(宮本英基君) 新しいやり方で、新しいイベントになるようやっていくという答弁でございました。  次に、県南のA級グルメフェア、行われるようでございますが、目的及び内容についてお示しください。 12 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 13 ◯産業部長安達悦久君) 県南の開催の主な目的は、これは県南地域の方、主に人口集積の多い岡山あるいは倉敷になろうかと思いますが、ここで実施される何らかのイベント、それにこのA級グルメを加えていきたい。我々のまちのA級グルメを加えていきたいと。大きな集客が見込めるイベントに相乗りをすることで、認知度を高めてもらう。それから、県南地域の方を本市へ誘客するインセンティブにすると。そういうことが目的でありまして、現在企画提案を事業者の人から受けているような状況でございます。県南開催はそういう目的でございます。  以上です。 14 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。宮本英基議員。 15 ◯4番(宮本英基君) ただいま岡山、倉敷で、何かのイベントに参加して行うというふうに答弁ございましたが、やっぱり私の考えでございますが、次につながるイベントっていうのがやっぱり必要だと思います。  例えば、岡山市の西側において、公園で岡山市が管理している公園ございます。そこでは、サンマのイベント、そしてハワイのダンスのイベントなど、地元の人が始めたイベントが今では岡山市の有名なイベントになっております。また、その周辺にはホテルや飲食店たくさんございます。こういうところと連携しながら行ってはどうかと考えます。やはり、新見市独自のイベントとして、次につなげられるそういうイベント、そういうことを考えて欲しいと思いますが、お考えをお示しください。 16 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 17 ◯産業部長安達悦久君) 初めての開催でございますので、先ほど申し上げました、何らかのイベントに絡めていきたい。例えば、大きな集客が見込めるスポーツイベントであるとか、物産展であるとか、そんなものに絡められればなと思っております。  御指摘の単独開催ということでございますけども、なかなかこれは県南の方でイベント会場を借りてやっても、知名度が低ければ空振りに終わるケースもありますし、またフードフェスタみたいなものに入っていきますと、これも埋もれてしまうような危険性もございますので、できればスポーツイベントみたいな食べ物を主とするイベントではなくて、そういう集客があるイベントに食べ物として参加をしていきたい、新見市の特化した食材をPRしていきたいと、狙いとすりゃ、そういう狙いでございます。  議員御指摘の長年かけて伝統のあるようなイベントにするには、それは当然時間がかかりますんで、たちまち今年ということになりませんが、今年の計画としては、先ほど申し上げたような県南開催というスタイルを考えております。  以上です。 18 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。宮本英基議員。 19 ◯4番(宮本英基君) 確かに、今ある既存のイベントに乗ってイベントする、それも大切でございますが、次につながるイベントも考えていって欲しいと要望しておきます。  次の東京で開催されるA級グルメフェアの目的及び内容についてお示しください。 20 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 21 ◯産業部長安達悦久君) 東京開催でございますけれども、先ほど申し上げました、場所とすれば新橋のアンテナショップ、とっとり・おかやま新橋館を想定しております。2階に催事場がございますので、そこを借り切って2日間程度やりたいかなというふうに考えております。  そこでの目的は、主には新見のすぐれたおいしいものも含めて、現在新見の推奨特産品なんかも新たに見直すということをしておりますので、新見の産物を持っていって出かけて、首都圏の方にPRをしたいと。それで、例えば大手デパートのバイヤーの人とか、取引ができる人がいれば、そういうところに働きかけて、新見の産物を十分にPRしたい、おいしいものプラス新見の産物をしっかり首都圏の人にPRしたい。首都圏におられる岡山出身の方に懐かしさを味わっていただく、そんな感じのイベントにしたいと、そういうふうに考えております。  以上でございます。 22 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。宮本英基議員。 23 ◯4番(宮本英基君) とっとり・おかやま新橋館、2日間行う、そして新見の特産物をPRしていくと答弁がございました。  今年からA級グルメフェアを市内、県内、東京と3会場で行うということは、すばらしいことだと評価しております。新見市は、A級食材の宝庫でございます。新見市をA級グルメの倉庫、冷蔵庫、そして県南や東京の台所といったイメージで、A級食材のまちとして、県南や東京に食材のPRを行い、生産者の所得向上交流人口につなげて、この3会場のイベントが成功するよう強く求めておきます。  次、お願いいたします。 24 ◯議長(仲田康豊君) 2項目めの質問に対する答弁を求めます。 25 ◯産業部長安達悦久君) 市内石灰業主力産業の石灰業、市としてのPR方法はということでございますが、市内石灰産業につきましては、昨年11月に開催した産業フェアにおいて、石灰の特設コーナーを設置し、石灰関連の製品であるとか商品の展示を行うなど、市内石灰関連事業者の方々と連携をしながらPRに努めております。  また、高校生を対象とした企業めぐりバスなんかでも、石灰事業者の方を訪問させていただいて、その事業所のすばらしさなんかもPRをしております。  以上でございます。 26 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。宮本英基議員。 27 ◯4番(宮本英基君) イベントとかで石灰産業をPRしていると答弁ございましたが、石灰石についてでございますが、石灰石を大きく分けますと、非結晶質石灰結晶質石灰に分かれます。非結晶質石灰は、主にセメントや鉄鋼などに使用されております。結晶質石灰は、ゴム、プラスチック、歯磨き粉などの日用品に広く使われております。  今回は、結晶質石灰について質問しますが、一例としまして、選挙投票用紙でございます。こちらの合成紙でございます。こちらの選挙投票用紙は、投票時に折ってもすぐに開くことから投票用紙に利用され、開票作業を大幅に高速化することで即日開票が可能となりました。また、筆記特性にすぐれた用紙が用いられております。この投票用紙は合成紙でございます。森林資源の保全を目的に開発されたものでございまして、原材料は木材パルプは一切使っておりません。この選挙の投票用紙の55%は石灰が入っております。この石灰は全て新見の石灰を使用しております。ですから、選挙がある度に新見市の石灰が出荷されているということでございます。  そこで、例えばこの合成紙を使って、婚姻届や名刺などを利用できないかと思います。いかがでしょうか。 28 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 29 ◯福祉部長(小川忠義君) 婚姻届の件でございますが、婚姻届は市へ提出していただきました後で法務局へ送付いたしまして、法務局で27年間保存されることとなっております。  御提案の合成紙につきましては、その保存期間中、文字などが劣化に耐え得るかどうか確認できていないために、婚姻届の使用につきましては現在のところ考えておりません。  以上でございます。 30 ◯産業部長安達悦久君) 今、議員御指摘でございますが、木材パルプも我々木材のまちとして主力の産業でございますから、木材パルプを大いに使っていただきたいと、これは申し上げておきたいと思います。  先ほども言われました、そういう石灰原料を主とする合成紙において名刺などをつくっていく、これはあり得る話だと思いますので、そういう製品を市内の企業の事業所からその原材料が出るようなことがあれば、これは大いにPRしていきたいというふうに考えます。  以上でございます。 31 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。宮本英基議員。 32 ◯4番(宮本英基君) 婚姻届は難しいという答弁ございましたし、名刺はPRをしていくという答弁がございました。  新見市として石灰をPRするためには、やっぱり合成紙をこういう利用していく。合成紙を使い、例えばノートとかカレンダーなど、新見市独自のPRグッズができないかお尋ねいたします。 33 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 34 ◯産業部長安達悦久君) どういう製品に石灰がかかわっていけるかというのも、それはできたものを見ながらでございますので、PRの方法もそれによって様々だと思いますけども、いずれにしても市内の産物が製品になっていく、それを市としてPRする、これはもう当然のことだろうと思いますので、いろんな場面において、その商品にあったPR方法、行政ができる範囲のPR方法は大いにやっていきたいと思っております。  以上でございます。 35 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。宮本英基議員。 36 ◯4番(宮本英基君) 先ほど、執行部から行政のできる範囲でPRしていくと前向きの答弁いただきました。西方工業団地にも石灰の関連会社も入っております。紙を初め、いろいろな商品が新見市の石灰が使われております。  こちらが使われている、新見の石灰が入っている商品と言われているものがございますが、歯磨き粉、喉あめ、胃薬、お菓子、カップラーメン、懐炉、消しゴムなど、本当に様々なものに石灰が使われております。日本でも有名なメーカーが新見市の石灰を使用していただいております。こういうメーカーと連携し、石灰のまち新見市となるようPRしてはどうかと思いますが、答弁を求めます。 37 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 38 ◯産業部長安達悦久君) お話のように、この度西方の県営工業団地に石灰を原材料とする製品メーカーの方、誘致を決定していただきました。喜ばしいことだと思っております。  そういうこともありますし、冒頭議員が申されました、非常に高純度の炭酸カルシウムの石灰岩が産出できる地域でございます。これを大いに地域の強みとして売っていきたいと思いますので、事あるごとにPRをいたしておりますし、いろんな場面においてこの石灰の使われる、今御指摘がありましたけども、汎用性、その広さというのもPRしていきたいと思っております。  加えて、この度の関連企業が入っていただく製品を見ますと、農業用資材なんかにも大いに活用されるということでございますので、市内にも園芸作物をつくる農家の方々たくさんおられます。こういうことが市内のいわゆる経済の好循環にもつながっていくと考えられますので、我々もできる限りの支援をしたいと、そういうふうに考えております。  以上でございます。 39 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。宮本英基議員。 40 ◯4番(宮本英基君) 農業資材として広くPR、そして支援をしていくという前向きの答弁をいただきました。  石灰産業は、新見市の主要産業です。今回示したように、石灰が全国的に様々な形に変わり使われております。こういった方向も新見市のPRするために効果的だと考えます。是非とも石灰をPRしていただくよう強く求めておきます。  次をお願いいたします。 41 ◯議長(仲田康豊君) 3項目めの質問に対する答弁を求めます。 42 ◯福祉部長(小川忠義君) 3項目め、1点目、ごみ袋変更の考えはということでございます。  おでかけ市長室や、市民の皆様からの御要望などお寄せいただいておりますので、調査研究をさせていただければと思っております。  続きまして、2点目、色の変更ということでございますが、こちらにつきましても先ほどと同様、調査研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 43 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。宮本英基議員。 44 ◯4番(宮本英基君) 市民からの要望が出ていて、調査研究をするということでございますが、市長にお尋ねします。  先ほどから言っておりますように、岡山県下の市で手持ち付ごみ袋を使用していないのは新見市だけでございます。そして、同僚議員からも一般質問や委員会などで何度も要請しているところでございますが、また市民からの要望もたくさんございます。そろそろ手持ち付ごみ袋に変更する時期が来ているんじゃないかと思います。市長の御所見をお示しください。 45 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 46 ◯市長(池田一二三君) 部長が答弁いたしましたように、市民の皆様からの提案あるいは私が出かけたおでかけ市長室、そういった等で市民の皆様からだんだんと袋を出しにくくなっているということで、この手持ちがついていれば便利であるというお声はたくさんいただいております。  また、先ほど議員からカラス被害ということで、黄色の色のお話も伺ったところでございます。両方含めて、しっかりと調査研究をしてまいりたいと思います。 47 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。宮本英基議員。 48 ◯4番(宮本英基君) 本当に、是非とも調査研究、至急にしていただきたいと思います。  また、岡山県内で本当に手持ち付ごみ袋を使用していないのは新見市だけでございます。早急に改善するよう要請をしておきます。また、ごみ袋の色につきましてですけど、これも調査研究をするという答弁がございました。  先ほど説明したカラス対策の黄色いごみ袋についてどのように部長考えられとるんか、どのように感じたのか、御所見をお示しください。 49 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 50 ◯福祉部長(小川忠義君) 済いません。答弁、まことに同じような答弁でありますが、今後も調査研究してまいりたいというふうに考えております。
     以上でございます。 51 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。宮本英基議員。 52 ◯4番(宮本英基君) 部長に再度お尋ねします。  黄色いごみ袋、カラスがこんのがあるという袋につきまして、どのような何か、個人的にでもよろしいんですが感じたのかお示しください。 53 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 54 ◯福祉部長(小川忠義君) 色はいろいろといろんな自治体であるようでございまして、例えば黄色につきまして、先ほどパネル等々でお示しはしていただきましたが、なかなかネット上ではいろんな御意見等々もあるようですが、なかなか実証的なものっていうのは、私の目でもまだなかなか実証的なものは市内でもしておりませんので、そのあたりも含めた上で、今後の研究課題であるのかなというふうには感じております。  以上です。 55 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。宮本英基議員。 56 ◯4番(宮本英基君) 本当に試験的でもよろしいんで、その調査研究、実際やって試してみていただければと思います。サンプルもここにございますので、いろいろ試験していただければと思います。  また、岡山市のごみ袋でございますが、このようにQRコードっていうのがここについております。これが岡山市のごみ袋でございますが、ごみ袋の下のところにQRコードがございまして、このQRコードを携帯電話でとりますと、収集日とかカレンダーとか、そういうものが出てくるというふうになっております。是非とも、ごみ袋を更新するときには、こういうものを入れて欲しいと考えておりますが、部長からお考えございましたらお示しいただければと思いますが。 57 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 58 ◯福祉部長(小川忠義君) QRコードのお話でございますが、これたしか2次元コードか何かであろうかとは思うんですが、例えばQRコードを先ほどごみ袋へはって印刷してあったということではございますが、例えばそういったものを印刷することによって、また製造単価等々にもまた影響等がある場合もあるかと思いますんで。済いません、そういったものも含めた上で、また済いませんが、私何度も同じ答弁にはなりますが、調査研究という形にさせていただければというふうに考えております。  以上でございます。 59 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。宮本英基議員。 60 ◯4番(宮本英基君) そのQRコードにつきましても、また調査研究をしていただきたいと思います。  次のごみ袋を更新するときでございますが、やっぱり高齢者に優しく、そしてカラスに厳しく、QRコードを使い、市民が使いやすく、改良しやすいようなごみ袋にするよう強く求めておきます。  次の項をお願いいたします。 61 ◯議長(仲田康豊君) 4項目めの質問に対する答弁を求めます。 62 ◯教育部長(安藤暢重君) それでは、4項目めの小・中学校普通教室エアコンについて、設置状況と今後の計画でございますが、昨年度は小学校7校と中学校3校にエアコンを設置いたしました。本年度は、残りの小学校10校と中学校2校を整備し、市内全小・中学校の整備を完了いたします。  以上でございます。 63 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。宮本英基議員。 64 ◯4番(宮本英基君) 昨年度7校、中学校3校、今年度まだちょっとありますが、昨年までに設置した学校名をお示しください。 65 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 66 ◯教育部長(安藤暢重君) 昨年設置した学校名についてでございますが、小学校は、思誠、高尾、新見南、井倉、上市、西方、本郷の7校でございます。中学校は、新見第一、新見南、大佐の3校でございます。  以上でございます。 67 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。宮本英基議員。 68 ◯4番(宮本英基君) 今年度設置する予定の学校名と、それと設置時期です。わかれば教えてください。 69 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 70 ◯教育部長(安藤暢重君) 今年度設置予定の学校名でございますが、小学校は、草間台、塩城、千屋、刑部、神郷北、神代、萬歳、新砥、矢神、野馳の10校でございます。中学校は、哲多中学校と哲西中学校の2校でございます。  それから、設置の時期につきましてですが、できるだけ早い時期に、早期に使用できるよう整備したいと考えておりますが、設置に当たりまして、受電設備の新設、それから改修、そういったものが必要であることから、あるいは授業に支障のないように施工する必要があることから、一定の工期が必要であるというように考えております。  以上でございます。 71 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。宮本英基議員。 72 ◯4番(宮本英基君) 受電設備とかいろいろあると思いますが、最終的に最後のところの学校ですが、3月31日までにはできる予定でしょうか。 73 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 74 ◯教育部長(安藤暢重君) 当然、年度内には完了したいというように考えております。できるだけ早い時期、学校によっては給食施設との関連も出たりしますので、ちょっと時間を要するところもあるんですが、当然年度内には完了したいというように考えております。  以上です。 75 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。宮本英基議員。 76 ◯4番(宮本英基君) 今年度、新見市内小・中学校普通教室エアコンを100%整備する予定と聞きました。一日も早く設置するよう要望し、今回の一般質問を終わります。ありがとうございました。 77 ◯議長(仲田康豊君) これをもちまして宮本英基議員一般質問を終わります。  次に、3番古川英明議員の登壇を願います。3番古川英明議員。               〔3番 古川英明君 登壇〕 78 ◯3番(古川英明君) 3番古川英明です。  議長のお許しを得、通告に従いまして、今回3項目にわたり市長並びに市当局に質問と提言をしていきたいと思います。  今回、私は人口減少問題、また子ども議会の開催、市民への要望等への対応の3項目にわたり、市当局の基本的な姿勢や施策について質問をさせていただきますが、執行部におかれましては、前向きで明確な御答弁をお願いいたします。  1項目めは人口減少対策について質問いたします。  1点目は、人口減少に対する市長の基本的な考え方、構えについてお尋ねをいたします。  一昨来、一般質問されました議員が人口減少問題に触れられておりましたけれども、本市の人口は3月末で2万9,953人となり、さらに4月末現在の人口は2万9,923人となりました。前年同時期に比べて643人減少しているとのことです。1年間の減少率も初めて2%台に達し、減少ペースも加速が見られる状況になっております。  施政最上位の指針、第2次総合振興計画で3万人の維持を掲げ、人口減少対策の5カ年計画、いわゆるまち・ひと・しごと創生総合戦略に取り組まれているわけですけれども、減少には一向に歯どめがかかっておりません。市長は最近よく、たとえ人口が減少していく中でも、市民が安心して幸せを感じながら暮らし続けていけるまちづくりをとおっしゃいます。そのために、新見市版地域共生社会の構築を柱に、市民全体の生活を支えていこうとされております。その計画自体は、今を生きている市民の皆様にとっては大変期待する政策だと認識しております。しかしながら、1年間の減少率が2%を超えたということは、今後10年でさらに6,000人程度、いやそれ以上に人口減少が予測されてくる状況ということです。  現在、既に高齢化率40%を超える本市では、特に多くの周辺地域が機能せず、消滅も心配される状況でございます。新見市自体が消滅をしていくのではないかという危機感すら感じられる状況ではないかと思います。こうした状況だからこそ、人口減少問題は本市が最も真摯に取り組まなければならない喫急の課題だと考えますが、市長の最近のお話しぶりに感じますのは、人口減少対策にはこれまでどおり一生懸命取り組むけれども、人口減少はやむを得ないことだという諦めの心情を感じてしまうのですが、いかがなのでしょうか。  本定例会初日の市長行政報告には、先ごろマスコミで大きく報道されました本市人口の3万人割れについては一言も触れておられませんでした。まち・ひと・しごと創生総合戦略そのものが人口減少対策、そのものにかかわらずです。いかがお考えでしょうか。  人口減少に対する市長の基本的な考え方、率直な思いを改めてお聞かせいただきたいと思います。  2点目は、人口減少対策の効果とその評価についてお尋ねをいたします。  去る5月22日に、第7回新見市人口減少問題対策会議が開催されました。会議では、平成29年度のまち・ひと・しごと創生総合戦略の実施状況が報告され、私ども市議会議員にも配付をされましたけれども、個々の政策の事業内容と目標及び実績と考察は細かに記されているのですが、本市の人口は毎年600人程度減少し続けています。個々の政策については、それぞれの担当課が本当に努力をされておることと思いますけれども、全体としての成果が上がっていないというところに大きな課題があるのではないかと思います。  私は、事業名ごとの評価は必要だと思いますけれども、少なくとも定住人口の増加に向けた取り組み、地域資源を活用した交流の活性化と産業振興、雇用機会の創出、担い手不足の解消、女性が輝くまちの実現、この5つの重点項目について、それぞれの項目ごとに総合的に効果の有無を検証するとともに、思い切った修正や重点化をしていくなどの判断が必要なのではないかと考えます。つまり、定住人口の増加に向けた取り組みを上げてみますと9つの事業がありますけれども、それぞれの実績と考察が挙げてありますけれども、全体としてこの項がどこに課題があるのか、この政策を重点にしていこうといった分析や発想がどうも見られないように感じてなりません。全て並列的な扱いのように思えてしまいます。5つの項目ごとに、本当に効果が大きかった政策、そして効果が出ていない政策について、執行部としてのお考えを示していただきたいと思います。  3点目は、人口減少対策会議の効果及びあり方についてお尋ねをいたします。  先般開催されました人口減少問題対策会議では、ひと・まち・しごと創生総合戦略の5つの重点項目別に事業実績を報告された後、質疑があったようですが、かなり厳しい御意見や御指摘もあったようです。逆に、ネットで公開されている14余りの御意見には、私も拝見をさせていただきましたけれども、それぞれすばらしく、もっともな御意見も多いように感じました。残念なことは、新聞でも報道されておりましたけれども、次のような委員さんからの御指摘でございます。会議は年1回でいいのか、この状況では評価はできても改善に向けたアイデアが出てこないと苦言を述べられていた点でございます。  以前の私の質問で、既存の人口減少対策を大胆に見直し、修正する等の意見を求める外部アドバイザーを置くことについての考えはないかと提案をした折の答弁では、本市では市内の各種団体の代表から構成される新見市人口減少問題対策会議でしっかりと対応しているので、今のところ外部アドバイザーを置く考えはないとのことでした。現状のような開催状況や会議の方法で果たして十分議論を深め、それぞれの御意見が戦略の施策見直しに生かされているかどうか、甚だ疑問のところがございます。人口減少対策会議の効果及びあり方について市長の御所見をお伺いしたいと思います。  4点目は、今後の人口減少対策で最重要と考える課題についてお尋ねをいたします。  5つの重点項目で、幾つの事業を展開されているのでしょうか。  数えてみましたら、51の事業に取り組まれているようです。51の事業は、それぞれに重要で、それぞれに関連性があることは十分承知しておりますけれども、余りにやはり並列的で特徴がないようにも思われます。どの自治体も創生総合戦略に取り組む中、新見市ならではのものが感じられず、平均的過ぎるようにも思われます。新見の強みを生かすとともに、新見ならではの大胆な施策を市内外にしっかりと示していかなくては、人口減少はますます加速していくように思います。人口減少対策として、今最も重視しなければならないと思われる課題を市長にお尋ねをしたいと思います。  2項目めは、子ども議会の開催についてお尋ねをいたします。  1点目は、若者の考えや意見をどう市政に反映させるかという点についてお尋ねをいたします。  昨年12月、新見市議会に対して、新見南校地の2年生から5件の陳情がありました。4件は総務産建常任委員会、1件は文教福祉常任委員会で審議をしております。いずれも若者らしいユニークな発想、地域や新見市全体の発展を考えての陳情であったように思います。両委員会では、高校生の初めての陳情に対し真摯に審議をし、採択、不採択の結果が間もなく出る予定でございます。私自身も若い世代が市政に対して自分たちの声を届けてくれたことを本当にうれしく受けとめました。  日本全体においても、選挙権が18歳以上に移行され、今後ますます若者の政治参加が求められている状況にあります。若者には、我々には考えもつかないユニークで大胆な発想があります。昔から若い者が何を言ようるんならと若者は相手にされませんでしたが、若い世代が実は時代をリードしてきたということも事実ではないかと思います。  市長は、市長とフリートークやおでかけ市長室等の開催により、各層の市民の声に熱心に耳を傾けていらっしゃいますが、18歳未満の若者の考えや意見にもしっかりと耳を傾け、そうした若者の思いを市政に反映させるという点につきまして、どのように御認識をお持ちかお尋ねをいたします。  2点目は、他自治体の子ども議会の実施状況についてお尋ねをいたします。  私は常々、本市で子ども議会を開催したいと考えております。1994年、政府が児童の権利に関する条約を批准をし、第12条の意志表明権実現の機会を提供するために、全国の地方議会で子ども議会が開催されるようになった経緯がございますが、単に子供たちに議会や行政の意義や仕組みを理解してもらうことが目的になっている自治体も多いように感じられます。私が考える子ども議会の目的は、3点目に述べたいと思いますけれども、ここでは全国及び本県における子ども議会の開催状況についてお示しいただきたいと思います。  3点目は、本市で子ども議会を実施の考えがあるか否かについてお尋ねをいたします。  2点目において、目的について少し触れましたが、私は子ども議会の開催の目的及び意義を次のように考えております。ますます少子化が進む現在、子供たちに地域、社会のことや、市全体のことを真剣に考えてもらい、子供なりの夢を織りまぜながら、市政に対する提言や要望、質問を発表する機会を提供することを第一の目的に挙げたいと思います。そうした機会を与えることにより、きっと子供たちは地域や郷土に深い愛着を持ち、成長していくことができるのではないでしょうか。本市の将来を担う、いや本市の将来の命運がかかっている子供たちにこそ、そうした機会が与えられなければならないと強く思うところであります。  また他方、現在議会においても子供条例制定に向け、鋭意準備を進めております。大人が子供をどう育てるか、今真剣に考えていくべき課題のように思います。市長を初め、執行部の皆さんが真摯に子供たちの声に耳を傾け、それに応えようとする姿勢を示してくだされば、子供たちの心はきっと変わっていくものと信じております。子ども議会実施の考えがあるか否か、市長より御答弁をください。  3項目めは、市民の要望等への対応についてお尋ねいたします。  1点目は、各課への市民からの要望、相談件数についてお尋ねいたします。  私も個人的な件や、あるいは地域の方と要望や相談等に市役所の各課を訪れることがあります。全体的に非常に懇切丁寧な対応をしていただくように感じており、ありがたいと感謝をしております。市民にとりましては、各課の窓口の接遇により、行政全体が判断されることが多いと思いますので、今後も丁寧な対応をしていただくよう、まず求めておきたいと思います。  そこでお尋ねいたします。  市民の皆さんからは、多種多様な相談や要望等が寄せられることと思いますが、要望書として申し出られた要望件数はどのくらいあったのか、昨年度実績をお示しいただければと思います。  2点目は、そうした要望書に対する対応についてお尋ねをいたします。  1点目でもお話ししたように、全体的には窓口の対応は良好だと思われますが、中には要望書を出したにもかかわらず何も言うてこんとか、要望書提出に至らない場合の対応で話を聞く姿勢じゃねえがなと、こちらは一生懸命話をしているのに、はなからだめのような話をされるといった市民の皆さんからの不満をときに聞くことがございます。  市民の皆さんの思いは、要望書が提出された場合、その後の対応、また要望書提出には至っていない要望や相談についての結果、どうなったのかということが聞きたいと思います。それぞれの対応はどのようにされているのかお尋ねをしたいと思います。  以上で1回目の質問を終わります。 79 ◯議長(仲田康豊君) しばらく休憩をいたします。                             午前10時58分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時10分  開 議 80 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  ただいまの古川英明議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 81 ◯市長(池田一二三君) それでは、1項目め、人口減少対策について答弁をいたします。  まず、1点目、人口減少に対する市長の基本的な考えはについてでございますが、私はこれまで人口減少を容認したり、人口減少対策を諦めたことは一度もなく、先ほど議員の発言は甚だ遺憾でございます。その上で、市政を預かる者として責任があり、あらゆる状況を想定した施策を講じることは当然であります。セーフティーネットとしての地域共生社会の構築を進めようとしているものでありますので、施策の趣旨を御理解いただきたいと思います。  本市では、人口減少を抑制することを最重要課題として、新見市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、各施策に取り組んでおり、その考えは変わっておりません。今後も厳しい状況が続くことは予測されますが、決して諦めることなくあらゆる面から人口減少の抑制につながる施策を模索し、取り組んでまいりたいと考えております。  次に、2点目の人口減少対策の効果とその評価についてでありますが、全体として成果が上がっていないというような御発言があったと思います。新見市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づいた、平成29年度の取り組みにおきましては、新規進出企業数や創業支援補助金の利用者数、新規就農者数などの項目において、平成29年度の目標を達成しております。一方、未婚率や新卒者の地元就職者数、出生数等の項目につきましては、目標値を達成できていない結果となっております。しかしながら、この総合戦略の施策につきまして、なかなか効果の出にくいものもございます。その点は御理解をいただきたいと思います。総合戦略の目標年数は、平成31年度となっておりますので、引き続き目標達成に向けてしっかりと取り組んでまいります。  次に、3点目、人口減少問題対策会議の効果及びあり方はについてでございますが、人口減少問題対策会議は、新見市まち・ひと・しごと創生総合戦略の推進組織として位置づけており、毎年度総合戦略の基本目標、重要業績評価指数の達成状況を報告し、各事業の効果検証を実施をいたしております。この会議は、官民を挙げて人口減少対策を推進するため、産学官金労言の各種団体から委員を選出し、12団体、13名で構成をいたしております。委員の皆様には、それぞれの立場から貴重な御意見をいただいており、現在の構成を変えることは考えておりません。  また、議員御指摘の開催回数についてでございますが、本年度開催した会議の中で、出席委員からもPDCAサイクルを回すには年1回の開催では足りないのでは、そういう御意見をいただいていることから、今回の効果検証を踏まえ、今後開催回数の増加を検討してまいります。  次に、4点目、今後の人口減少対策で最重要と考える課題はについてでございますが、総合戦略に基づいて各施策に取り組んでまいった結果、移住者の増加や企業誘致の決定、A級食材のブランド化、森林資源を活用した産業の創出、新規就農者の増加など、特に市外から人を呼ぶ施策については一定の効果があったものと考えており、今後もこのことにはしっかり取り組んでまいりたいと思います。今後は、現在本市に住んでいる皆様が、生まれ育って暮らしてよかったと思えるまち、そのような取り組みが最も重要であろうと考えております。  以上でございます。 82 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 83 ◯3番(古川英明君) ただいま市長に御答弁いただきました。市長に対して失礼な言い回しもあったかと思いますけれども、人口減少対策並びに人口減少に諦めてはいないのだという強い覚悟をお聞きして、少し安心をいたしております。  毎年600人以上の人口が減少している現在、今のここ何年かの市民の暮らしに向けてのいろいろな支援ということで、しっかり構築をされようとしておりますけれども、市長は10年先の本市の姿をどのように捉えておいでかなと。財政及び行政サービスもそのものが本当に持続可能かと、そういったことも大変懸念されるところです。市長のお気持ちなりお考えをお聞かせいただければと思います。 84 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 85 ◯市長(池田一二三君) 人口減少に歯どめがかからない場合、10年先の姿ということでございます。そうしたセーフティーネットということで、この度新見市版地域共生社会というものを構築してまいりたいと、実現をしてまいりたいと考えております。1つは、地域の共生社会の構築という中で、それぞれの地域の課題を地域で共有し、そして皆様で行動して解決していけれるような、そういった小規模多機能自治的な考え方を今後進めてまいりたいというふうに考えております。  また、本市の特有の財産であります新見公立大学、この人材や知見を生かして、このまちづくりを進めてまいりたいと、そのように思っているところでございます。そうする中で、まちづくりは5年、10年かかりますけれども、そうした中で住みなれたところでお年をとられても皆様方が助け合って支え合って、そして協働してその地域で暮らしていくことができる、そういった社会を構築してまいりたいと考えております。  以上でございます。
    86 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 87 ◯3番(古川英明君) しっかりとしたセーフティーネットを構築をしていくという市長のお考えは、ここ数カ月そのことをしっかりお話をされておりますので理解できますけれども、今後やはり10年先、あるいは20年先、将来にも責任を持つという意味合いで、いろいろなことを考えていただき、持続可能な新見市としてあって欲しいなということを願っております。  2点目につきまして、少し具体的にお尋ねをしたいと思います。  例えば、空き家活用推進事業補助金ですか、これについては9件、お試し暮らし支援事業については6件、移住につながっているという結果が出ております。件数が多いとまでは言えないけれども、それなりの成果が上がっているのかなというふうに私も思っているところでございます。  ところが、例えば定住フェア参加事業は、29年度は60件もの相談件数があったにもかかわらず、移住になかなかつながらないといった面があります。その原因をどう分析したらいいのか、何が足りないのか、そうした具体的な検討こそも必要かなと思いますけれども、そのあたりにつきましてどう考えていらっしゃるか、お示しをいただければと思います。 88 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 89 ◯総務部長(上山 晋君) 具体的な施策が効果が出てないのがどういった原因かということでございますが、今人口問題減少対策会議で様々な御意見をいただいておりますし、最終的なKPIを評価する上で、今検証を行っておるところでございますので、もうしばらく時間をいただきまして、検証結果につなげていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 90 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 91 ◯3番(古川英明君) 部長から、もうしばらく検証に時間がかかるということでございました。  以前、私質問をした中に、カップリングパーティーの実施状況についてお尋ねをしたことがあります。毎年250人前後の参加者がいるにもかかわらず、成婚数は3年間の取り組みでわずか5件というふうに、極めて低い状況でございますけれども、そうしたものも市内業者ではなしに、市外のチアーズという業者に委託をされておったと思いますけれども、アフターフォローがどのようにできているのか、どんなことが必要になっているのか、そういった部分もきめ細かい分析とその改善といったことで検証していただければというふうに思っております。  3点目に移ってください。 92 ◯議長(仲田康豊君) 3点目。今の質問に対してですか。古川英明議員。 93 ◯3番(古川英明君) それでは、済いません。ちょっと混乱しておりました。  3点目に移ります。これまでの対策会議で、委員の提言が生かされて政策になったと、つながったといったものがあればお示しいただければと思います。 94 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 95 ◯総務部長(上山 晋君) 人口減少問題対策会議での意見が事業につながったかという御質問でございますが、先ほどの御質問にもございましたように、これまで年1回の会議でございまして、既に事業がスタートした中で年1回その結果報告をさせていただいておるのが現状でございまして、事業の見直しをして新しい事業に加えたということにはつながっておりません。今後、開催回数を増やすということでございますので、そういったところでまた御意見を頂戴しながら、また新しい戦略を組み立てる中でも、そういったことを反映させていただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 96 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。古川英明議員。 97 ◯3番(古川英明君) 対策会議の回数を増やすという前向きな御答弁をいただいたわけなんですけれども、私は対策会議なのですから、やはり会議として対策を打ち出すと、それを政策に反映をさせていくということでなければ意味をなさないと考えます。何回ぐらい回数を増やすというお考えでしょうか。 98 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 99 ◯総務部長(上山 晋君) 第7回の対策会議でも貴重な御意見をいただいておりまして、観光地の周遊とか、新見で働きたい、魅力づくりをしていきたいという委員の皆さんからも御提言をいただいておりますし、第1次産業も魅力的なものにしていきたいというようなことも御提案をいただいております。そういった御意見も出ておりますので、今後は検証、それから意見提案、それから年度末での締めくくりという中で、年二、三回程度は開催をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 100 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 101 ◯3番(古川英明君) 前向きな御答弁ありがとうございます。  回数は少し従来より増やしていくということでございますけれども、委員の構成につきましては従来どおりということで御答弁あったように思いますけれども、それで果たして十分かということも私感じるところでございます。  例えば、移住者であるとか、実際に市内に移住された方であるとか、あるいは移住を希望されている方であるとか、外部アドバイザーであるとか、そういった多様な人材を加えたり、会議の進行方法、内容もワークショップ的な会議にするとか、そういった工夫も必要ではないかと思いますけれども、そのあたりいかがお考えか、お示しをいただきたいと思います。 102 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 103 ◯総務部長(上山 晋君) アドバイザーを入れたりというような御提案でございますが、今現在12団体、13名の委員で構成をしておりまして、先ほども申し上げましたが、貴重な御意見を伺っておるところでございますので、当面このメンバーでいきたいというふうに考えておりますが、アドバイザーの件につきましては、別な場での御意見を頂戴するようなことも考えられますので、それにつきましてはまた別途検討させていただきたいというふうに思います。  以上です。 104 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 105 ◯3番(古川英明君) 是非とも、委員になられた方も、本当に一生懸命人口減少問題につきまして考えてくださっておると思います。是非是非、そうした委員の皆様の意見が反映をされまして、人口減少の少しでも歯どめになりますように、一つ執行部としても御努力をいただければというふうに思います。  これまでの一般質問で、何回も私は人口減少問題に触れてまいりましたけれども、私は人口減少対策で最も、やはり直接的に効果が大きい政策は、未婚率の改善と合計特殊出生率の向上、そのあたりにあるのではないかなというふうに思います。  先ほど市長も答弁に、新しい企業が入ってということで、新見市に元気も湧いてくださるのかなと、そういった企業に地元高校を卒業した子供たちをしっかり入れていただいて、ますます活性化できればなというようなことも感じているところでございます。いずれにしましても、やはり並列的な施策ではなく、これぞ新見だという施策をしっかり行っていただいて、今後取り組んでいただきますよう求めておきたいと思います。  2項目めをお願いいたします。 106 ◯議長(仲田康豊君) 2項目めの質問に対する答弁を求めます。 107 ◯総務部長(上山 晋君) それでは、2項目めの1点目でございます。  子ども議会の開催についてで、中学生、高校生の考えや意見をどう市政に反映していくのかという問いでございますが、昨年度市長とフリートークに新見高校の生徒が参加され、その際に若い人たちにもっと新見市について関心を持ってもらうことや、将来新見市に戻って働いてもらうために、高校生に市内の働く場をもっと知ってもらうことなどについて御意見を伺っております。それからまた、おでかけ市長室でも同校に出向きまして、教育、子育て、福祉、地方創生などの分野で様々な意見交換を行っております。  さらに、哲西中学校でのおでかけ市長室では、本市の特産品のPRや移住者の確保、企業誘致、空き家問題、高齢者の外出サポートなどについて、中学生ならではの発想を聞くことができました。引き続き、こういった懇談の機会を活用することによりまして、中学生や高校生の意見を市政推進の上で参考としてまいりたいと考えております。  2点目でございますが、他自治体の子ども議会の実施状況はということでございますが、公開されております全国市議会議長会の資料によりますと、平成28年には全国814の市特別区のうち、180の自治体で子ども議会が開催されております。また、県内では、平成28年に高梁市が中学生を対象に開催され、また平成29年には、高梁市が小学生、総社市が高校生、真庭市が青年会議所の主催で高校生を対象に子ども議会が開催をされております。  3点目で、子ども議会を実施してはという御質問でございますが、子ども議会の開催は主権者教育の面において、郷土愛を醸成し、将来的に地域の活力を生み出す人材を育成する上で有効な手段の一つであると考えられますが、中学生の意見を市政推進の参考とする手段といたしましては、先ほど申し上げましたように、おでかけ市長室などの開催により対応できているものと考えております。したがいまして、子ども議会の開催は、市議会におきましても研究していただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 108 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 109 ◯3番(古川英明君) おでかけ市長室であるとか、市長のフリートーク、これも効果のある若者からの意見聴取ということになろうかと思いますけれども、いずれにせよ哲西中学校へ1校訪問されているということではございますけれども、一部の子供たちの意見ということではないかなというふうに思います。市全体の学年は、学年いうか、中学生、高校生、小学生、いろいろありますけれども、やはり全体に考えてもらうということも重要ではないかなというふうに思いますが、その点について御答弁いただければと思います。 110 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 111 ◯市長(池田一二三君) 実際に私も新見高校、また哲西中学校、そして市長とのフリートーク等にも高校生の方が御出席を賜って意見交換をさせていただいたところでございます。皆様方からいただきます御意見は、我々も課題として考えており、また取り組んでいるものでございます。そうした中、現状をしっかりと説明をし、また取り組みの内容も説明をさせていただいております。ざっくばらんな会場の中で、本当にお互い真摯に向き合って、こちらも丁寧に説明をさせていただきお聞きをする、また生徒さんも真剣にお話をしていただく、そういった場も非常に大事ではないかなというふうに思っているところでございます。 112 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 113 ◯3番(古川英明君) 1点目についてですが、若者の考えとか意見をどう市政に反映するかということでお尋ねをしたわけですが、従来の方法、姿で市長はもう十分だというふうにお考えでしょうか。 114 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 115 ◯市長(池田一二三君) アンケートも抽出ではございますけれども、中学生の方、高校生の方、アンケートを実施しているところでございます。そういった部分につきましても、そういった皆様方の結果、御意見等を反映させてまいりたいと考えております。 116 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 117 ◯3番(古川英明君) 3点目につきまして、子ども議会実施ということを今のところは考えていないと、議会でも研究して欲しいという御答弁でございましたけれども、子ども議会の意義、そういったものにつきまして、市長はどのような見識を持たれているのか、お示しをいただければと思います。 118 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 119 ◯市長(池田一二三君) 子ども議会の開催の考え方、認識ということだと思います。主権者教育の面におきまして、郷土愛を醸成し、そして将来に地域の活力を生み出す人材を育成する上で有効な手段の一つと考えております。  以上でございます。 120 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 121 ◯3番(古川英明君) 有効な手段だと考えているという御答弁ですが、なかなか子供たちも現状では大変忙しいという面もございましょう。開催の方法、時期、そういったこともなかなか難しいという部分もございますことも十分私も承知はしておるんですけれども、できない要因を示されるよりも、意義は確かに市長お認めなわけですから、どう工夫すればできるのか、そういった前向きな取り組み姿勢こそ、本当は多くの保護者や市民の皆さんが支持してくださると私は考えますけれども、いかがでしょうか。 122 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 123 ◯市長(池田一二三君) 先ほども部長から御答弁申し上げましたが、市議会としても研究をしていただきまして、またともに考えていければと考えております。  以上です。 124 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 125 ◯3番(古川英明君) 昔から子は宝と言われてまいりました。私は今の時代だからこそ子供をどう育てていくべきかが問われていると強く思っております。保護者任せではなく、行政もしっかりとかかわっていくことがやはり大事な時代かなというふうに思います。子供を一人の人間として、そして市民として、尊重した施策こそが本当は明日の新見を築いていけるのではないかと強く思う次第でございます。引き続き検討していただければというふうに思います。  3項目めをお願いいたします。 126 ◯議長(仲田康豊君) 3項目めの質問に対する答弁を求めます。 127 ◯総務部長(上山 晋君) それでは、3項目め、市民の要望への対応についてということでございます。  まず、1点目でございますが、市民からの要望の件数でございますが、平成29年度に提出がありました要望書は、合計で99件となっております。内訳につきましては、各部単位でお答えをさせていただきたいと思います。総務部が3件、福祉部が11件、産業部が2件、建設部が65件、教育部が9件、消防本部9件となっております。  要望に対する対応で、2点目でございますが、昨年度の各種要望につきましては、先ほど申し上げましたように、様々な要望がございまして、各部署でそれぞれ検討いたしておりますが、その検討結果につきましては、要望にお応えしたもの及び対応中のものが65件、検討中のものが26件、要望にお応えできないとしたものが8件となっております。  以上でございます。 128 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 129 ◯3番(古川英明君) 2点目について、要望に対する対応について、再質問をさせていただきます。  全体では65件ということで、かなりの要望書が提出をされているようです。失礼いたしました、99件要望書が出されているということで、8件は要望にお応えできないと、26件が検討中というようなことで、そういった要望書を出された方あるいは団体へ、そういったことは通知といいますか、お答えをされているんでしょうか。どんな形でされているか、そのあたりをお答えいただければと思います。 130 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 131 ◯総務部長(上山 晋君) 先ほども申し上げましたように、各部で対応がそれぞれ異なりますが、統一的な見解といたしまして、総務部からお答えをさせていただきます。  市民要望につきましては、常に真摯に向き合って、スピード感を持った対応を基本といたしております。要望につきましては早期に対応できるものや、検討段階から実施に至るまでの時間を要するもの、あと要望に応えられないものなどもございまして、それぞれ内容が違います。各部署におきまして実施できるものにおきましては、現地に行きまして、その関係の方に出ていただいて現地説明をしたり、それからまた内容がわからないものについてはお尋ねをさせていただいたりするなどして対応いたしておりますが、文書での対応ということは今現在やっておりません。  以上でございます。 132 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。古川英明議員。 133 ◯3番(古川英明君) 早期に解決できる要望もあれば、なかなかこれは予算の面であるとか、時間がかかると、そういったものもあると思われますけれども、要望を出した側から考えると、いつごろできるんじゃろうかなとか、あるいはできるできないをはっきり回答していただきたいとか、そういったものがやはりはっきりとわかるものをということで、私は文書回答はどうかと、そういった方法もあるのではないかとお尋ねをしたわけですけれども、そのあたりはどうお考えでしょうか。 134 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 135 ◯総務部長(上山 晋君) 先ほども申し上げましたように、多種多様な要望がございまして、建設的なもの、福祉的なものといった要望も違いますので、なかなかスピーディーな対応できないということもございますし、予算も伴うものもございますので、なかなか対応がしにくいという面がございまして、今現状に至っとるということで御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 136 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。古川英明議員。 137 ◯3番(古川英明君) わかりました。  市長のおっしゃる見える化は、私は市民の皆さんにとってもそういった要望一つにしても、わかりやすいという点に通じるのではないかなというふうに思います。要望書や要望の対応につきましても、今後も以前に増して丁寧で市民の皆さんにわかりやすい対応を求めておきたいと思います。  今回、3項目にわたり質問をさせていただきましたけれども、特に最後に人口減少問題につきましては難しい課題ではございますけれども、市民の皆さんと危機感を是非是非共有をしていただいて、政策的にもしっかりと取り組んでいただきたいことを申し添え、終わりにいたします。 138 ◯議長(仲田康豊君) これをもちまして古川英明議員の一般質問を終わります。  次に、5番小河俊文議員の登壇を願います。5番小河俊文議員。               〔5番 小河俊文君 登壇〕 139 ◯5番(小河俊文君) 5番小河です。  議長の許可をいただきましたので、6月定例会最後の質問者として通告順序に従って、今回は、1項目めに受動喫煙について、2項目めに安全・安心について、3項目めに城山公園の利用促進について、そして最後の4項目めとして中心市街地の振興についてを順次質問していきますので、執行部におかれましては、市民の立場に立った明快な答弁を期待しています。  まず、1項目めに、受動喫煙について質問をいたします。  かなり前から受動喫煙のことは問題になっていますし、全国的に受動喫煙防止条例を定めた市町村も徐々に増えてきています。特に、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国も受動喫煙対策を徹底し、受動喫煙のない社会をできるだけ早く実現することを目標にしたことで、受動喫煙問題は全国民の関心事となりました。  喫煙の害については、皆さん御承知のことと思いますが、ほかの人が吸っている副流煙には、喫煙している本人が口から直接吸い込む煙よりも高い濃度の有害物質が含まれていると言われています。長期的に受動喫煙をしていると、心筋梗塞や狭心症で死亡する危険性が1.3倍から2.7倍にもなることが報告されているとともに、受動喫煙により脳卒中やぜんそくなどの様々な病気を発症する危険性が高くなることが知られているところだと思います。さらに、妊婦やおなかの中の赤ちゃんにも影響があり、妊婦が受動喫煙にさらされると流産や早産の危険性が高くなることや、新生児の低体重化が起こることなどが知られています。  また、最近では、喫煙後の一定時間の息には、たばこを吸っているときと同じぐらいの有毒ガスが含まれているということで、限られた空間で一緒に過ごすだけで受動喫煙は免れません。また、受動喫煙を2次喫煙として、喫煙者の髪の毛にしみついたり、身につけている衣服などから発せられるたばこ臭を吸うことを3次喫煙と言い、これらからも有害物質が検出され、集中力や体調に影響があることがわかっています。  そこで、1点目として、受動喫煙問題をどう認識しているのか、また現在の状況についてお尋ねします。  1番目に、市が管理している主な公共施設の禁煙及び分煙の状況はどうなっているのかをお示しください。  2番目に、職員の喫煙者の人数、または割合等はどうなっているのかをお示しください。  次に、2点目として、禁煙運動への取り組みについてお尋ねします。  折しも、5月31日はたばこを吸わないことが社会習慣となるよう、健康問題を考える日として様々な催しが行われる世界禁煙デーでした。厚生労働省でも啓発活動に力を入れて、この日から1週間を禁煙週間とし、公共の場での禁煙や分煙のキャンペーンをするなどの対策を講じています。多くの自治体が禁煙運動に取り組んでいるとこだと思います。  そこで質問ですが、新見市では禁煙運動についてどのように考え、また取り組んでいることがあればお示しください。  次に、2項目めに、安全・安心について質問いたします。
     1点目に、にいみ日本一安全安心のまちづくり事業についてお尋ねします。  にいみ日本一安全安心のまちづくり事業は、平成22年に全国で初めて市民を中心とした、にいみ日本一安全安心のまちづくり実行委員会を組織し、9月には盛大な市民大会を開催いたしました。挨拶運動や青ピカ等、様々な角度から市民の安全・安心を求めたすばらしい取り組みに、最初の年は市からも助成金という形で、行政もしっかりと後押しをされ、にいみ日本一安全安心のまちづくり事業は全国的にもかなり注目を浴びたのを記憶しています。私自身も、当時新見市PTA連合会の会長という立場で、挨拶運動部会を任され、新見の子供たちの挨拶のすばらしさに感動したのを覚えています。しかし、ここ二、三年は市民大会開催の話もなく、あれだけ蛍が乱舞するかのごとく夜の闇に光っていた青ピカもすっかり少なくなってしまいました。  そこで、1番目に現在のにいみ日本一安全安心のまちづくり事業の活動状況はどうなっているのかをお示しください。  2番目に、今後の取り組みはどう考えているのかをお示しください。  次に、2点目として、自主防災組織についてお尋ねします。  自分たちの地域は自分たちで守るという共助は、これからの災害時には本当に重要になってくるのだろうと誰もが認識していると思いますし、各地域で徐々に設立が進んでいるものと思いますが、市街地においては、なかなか設立したという話を聞かないような気がします。  そこで、1番目に、現在の設立された数等の状況をお示しください。  2番目に、自主防災組織の各地域の分布状況をお示しください。  3番目に、まだ設立されてない地域への働きかけはどのような方法をとられるつもりなのかをお示しください。  3点目に、主要地方道新見日南線の交通難所の解消についてお尋ねします。  平成28年には、3月定例会での質問をいたしましたが、主要地方道新見日南線の金谷地内の江道橋からかなや橋の間に何軒かの民家があり、その場所は極端に道幅が狭く、車の対面通行が大変困難な場所のことですが、前回の質問時の答弁では、事業化に向けて本市も最大限の努力をしていくという決意を表明していただきましたが、その後の進展ぐあい等、現在の状況をお示しください。  聞くところによると、話が少しずつ前進しているといううわさも聞こえてきますが、実際のところはどうなのかお示しください。  4点目に、スズメバチの駆除についてお尋ねします。  今年もスズメバチが巣をつくる季節がやってきました。ここ数年間、毎年のように市街地の道路に面した場所にスズメバチが巣をつくり、周辺の住民が大変な恐怖にさらされています。市街地なので、巣をつくる場所も民家の軒先や屋根裏などにつくることが多く、市に依頼しても民地であることから、一向に駆除するための対策をとってもらえず、業者に頼んで駆除してくださいの一点張りです。  しかしながら、最近本当に困ったのは、スズメバチが巣をつくった民家が空き家で、持ち主が誰なのか、またどこに住んでいるのかもわからなかったり、御高齢でひとり暮らしの方で経済的にも駆除費用を捻出するのが困難な御家庭であったりで、本当に行政に助けていただかなくてはならない状況です。しかも市街地ですから、通学路に面した場所も多く、子供たちの命にもかかわる大問題だと思いますが、いかがお考えでしょうか。  5点目に、かなや橋への歩道橋設置の検討状況についてお尋ねします。  かなや橋の歩道橋については、平成26年9月定例会と昨年の9月定例会において質問いたしましたが、金谷地区の児童が思誠小学校に通うのに、ほぼ全員がかなや橋を通って登下校しています。かなや橋は道幅も狭く、車がすれ違うのがやっとの広さなのですが、対策として歩道部分に当たるところをカラー舗装にしただけなので道幅が変わったわけではなく、車同士がすれ違うときには、カラー舗装した歩道部分も使わないといけないような状況でもあり、車の運転手から見れば、対向車や歩行者との位置関係が非常に狭く感じ、余計に危険を増した感じさえしております。金谷地区の子供たちに安心して安全に通学のできる歩道橋が不可欠と考えています。  特に、かなや橋付近は通勤時間帯には国道180号線からの抜け道として多くの車が利用しています。子供たちの登校時間はこの通勤ラッシュと重なり、子供たちにかなりの恐怖を与えていると感じます。前々回の質問の折に、早急に対処しないといけないが、地権者との協議がまとまらないとの執行部の答弁を受け、昨年かなや橋のたもとの建物が撤去されたのを機会に、地元の人たちが地権者に働きかけてくれ、土地の所有者が子供たちの安全のためなら自由に使っていただいても構わないとのありがたいお言葉をいただき、私の昨年9月の定例会での質問で、早期の事業化を提案いたしましたところ、歩行者の安全・安心の観点から、必要性を承知しているので検討していくという答弁をいただきましたが、その後の検討の状況はどうなっているのかをお示しください。  次に、3項目めとして、城山公園の利用促進についてお尋ねします。  まず、1点目、城山公園頂上付近への駐車場の整備についてお尋ねします。  城山公園は、市民の憩いの公園として、昔は花見の時期を中心に多くの市民が集う市民に愛された公園だったように思います。私自身も子供のころには毎日のように城山公園を駆けずり回って遊んでいた楽しい思い出があります。しかし、現在の城山公園の状況は、子供たちが遊ぶ姿もたまにしか見ることがなく、ふだん子供を自由に遊ばせるには大人の目も少なく、子供たちだけでは危険なのではという声も聞かれます。せっかくすばらしい遊歩道を整備しているのにもったいなくてなりません。もっと気軽に利用できる環境を整えることが大事だと思いますが、いかがでしょうか。  現在の状況は、麓にある駐車場に車を置いて、かなりの距離を歩いて上がらなければなりません。しかも、城山公園への登り口はかなり急な坂道で、御高齢の方や小さな子供を連れている方や妊婦の方にはかなりの負担になると思います。現在、頂上付近には2台程度の駐車場はありますが、その駐車場を利用するには事前に車の乗り入れの許可をとり、登り口にある車どめ用チェーンの鍵を借りなければなりません。公園内のグラウンドでは、グラウンドゴルフやゲートボールを楽しんでおられる方もおられるようですし、ウオーキングを楽しんでおられる方にとっても、やはり城山の頂上まで登ること自体が大変な苦労になっていることは間違いありません。  そこで、頂上付近にある程度の台数のおける駐車場の整備を提案したいと思います。  また、駐車場の整備に伴い、自動車の上がる道の開放を求めたいと思います。  1番目に、ドクターヘリの城山公園への最近の着陸状況をお示しください。  2番目に、ステージ前にある芝生広場の使用状況をお示しください。  3番目に、城山公園への車両の乗り入れの状況をお示しください。  2点目に、城山公園への登り口の整備と中腹付近の木々の伐採についてお尋ねします。  城山公園には、各方面からかなりの数の登り口がありますが、主要な大きな道はちゃんと整備されていますが、小さな道には木や草が生い茂り、道が塞がったようなところや、道自体が崩れているところも見受けられます。しっかりと整備していただき、市民の憩いの公園として気軽に上れるような環境を整えていただきたいと思いますし、中腹付近では木々が生い茂った場所もあり景観も悪く、せっかくの眺望も台なしだと思いますが、見解をお示しください。  3点目に、城山公園内の私有地の状況と活用法についてお尋ねします。  城山公園の麓付近には、私有地の部分がかなりあると聞いていますが、現在の状況をお示しください。  また、麓付近の法面がかなり荒れた状況になっている私有地の場所がありますが、地権者がかなり御高齢であり、土地の管理ができないので市に譲渡したいという申し出があった場合、この対応はどうされるのかをお示しください。  4点目に、桜の植樹についてお尋ねします。  城山公園内の桜も老木が大半を占め、年々鮮やかさがなくなってきたように思います。今年は例年よりもかなり早く咲きましたが、花びらの色も薄く、桜の木一本一本のボリューム感も少なく、桜の植えかえが急務であると感じました。平成28年9月の定例会において、このことへの私の質問に対して、平成23年にソメイヨシノを65本を植栽し、今後も木の状態や周辺環境を考慮しながら、計画的に植栽するなどの適切な管理を行っていくとの答弁をいただきました。その後、計画的な植栽がきちんと行われているのかをお尋ねします。  次に、4項目めとして、中心市街地の振興について質問いたします。  1点目に、中心市街地の活性化のためにどんな振興策をやられてきたか。また、今後どのような活性化のための振興策を考えているのかを、あればお聞かせください。  2点目に、地域担当職員についてお尋ねします。  市報によると、地域と行政をつなぎますということで、これまで以上に身近で強い信頼関係を築きながら、地域の特性に応じたまちづくりを推進することを目的に、地域と行政とのパイプ役となる地域担当職員を支局と市民センターに配置されましたとあります。しかし、残念なことに地域おこし協力隊同様、市街地には配置されませんでした。市街地には必要ないものなのか、地域担当職員の詳しい内容をお示しください。  3点目に、地域おこし協力隊の現状と今後についてお尋ねします。  地域おこし協力隊は、旧4町と林業や農業など、機能別に協力隊を配置されてきましたが、現在まだ活動されている協力隊の状況はどうなっているのか。また、現在提案型の地域おこし協力隊とカウボーイ、カウガールを募集していますが、今後も引き続き募集を続けるのでしょうか。  また、それ以外の地域おこし協力隊については考えておられるのかどうかをお尋ねしまして、最初の質問を終わります。 140 ◯議長(仲田康豊君) しばらく休憩をいたします。                             午後0時3分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時0分  開 議 141 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  ただいまの小河俊文議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 142 ◯総務部長(上山 晋君) それでは、1項目め、受動喫煙問題についての1点目の1番目、受動喫煙に対する市の認識と市の施設での状況についてという御質問でございますが、受動喫煙につきましては、その対策は必要なものと考えており、現在の状況は、主なもので申し上げますと、本庁舎、南庁舎、各支局庁舎等の屋内を全面禁煙として、その防止に努めております。  2番目の職員の喫煙状況でございますが、正式な調査をしていないため、正確な数字は把握しておりませんが、本庁舎、南庁舎では、正職員の2割程度が喫煙しているものと思われます。  2点目でございますが、禁煙運動への取り組みということでございまして、現在施設屋内を全面禁煙としていることで、受動喫煙防止についての一定の効果はあると考えておりますが、国におきましては、本日の報道によりますと、健康増進法改正案が衆議院で可決されたとありまして、それには行政機関など、多くの人が集まる施設での敷地内を原則禁煙とするとされております。2020年4月までの全面施行の方針が示されておりますので、今後法の施行まで国の動向に注視しながら、引き続き受動喫煙防止に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 143 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 144 ◯5番(小河俊文君) 本庁舎、南庁舎では、屋内全面禁煙ということでありますが、そのほかの施設、学校とかその辺は禁煙に関してはどういうふうな状態になっているのかをお示しください。 145 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 146 ◯総務部長(上山 晋君) 学校施設につきましては、原則敷地内禁煙というふうに対応いたしております。  以上でございます。 147 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 148 ◯5番(小河俊文君) 学校施設においては敷地内全てが禁煙ということでありますが、本庁舎、南庁舎に限っては、支局に限っても敷地内でなしに建物内が禁煙である、敷地内、建物外では吸えるという状態だというふうに認識をしております。  その中で、職員の方の勤務時間内の喫煙について制限はあるのかないのか、その辺についてお示しください。 149 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 150 ◯総務部長(上山 晋君) 職員の禁煙については、特に規制は設けておりません。  以上でございます。 151 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 152 ◯5番(小河俊文君) 勤務時間内に喫煙の制限はないということで、一緒に仕事されている方も非喫煙者がたくさんいると思うので、そのようなときにやはり同じ場所で喫煙者と非喫煙者がいるというのは、受動喫煙に対してかなり問題がある状態だというふうに私たちは考えます。  その中で、敷地内、建物内以外で、公用車についてはたばこは吸えるのかどうなのかをお示しください。 153 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 154 ◯総務部長(上山 晋君) 公用車につきましては、原則全面禁煙でございます。  以上です。 155 ◯議長(仲田康豊君) 再質問はございますか。小河俊文議員。 156 ◯5番(小河俊文君) 公用車で禁煙ということでありますが、公用車をおりてその後、近ごろは公用車も2人で移動することがあります。その1人がもしも外ででも喫煙した後、やはり限られた小さな空間にいれば、やはりその被害を受けることもあると思いますので、是非とも禁煙に対してはもっと徹底していったほうがいいんじゃないかと私は思っております。  特に、市役所の庁舎は毎日多くの市民が出入りする場所ですし、喫煙をしない職員もたくさんおられます。その方々を受動喫煙の被害からしっかりと守れるような対策を考えていただくよう強く求めておきます。  次に、禁煙運動への取り組みについてでありますが、民間では禁煙した社員に禁煙手当等を出している会社もありますが、禁煙を推進するためにそのような手当を創設するお考えはありませんか。 157 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 158 ◯総務部長(上山 晋君) 職員に対して、その禁煙に対して、いろんな手だてをするということは考えておりません。  以上でございます。 159 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 160 ◯5番(小河俊文君) 市長の禁煙に対するお考えをお聞かせください。 161 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 162 ◯市長(池田一二三君) この受動喫煙につきましては、喫煙者本人にとどまらず、周囲の方々がその煙を間接的に自分の意思とは関係なく吸うことによって、健康に悪影響を及ぼすものと認識をいたしているところでございます。  以上です。 163 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 164 ◯5番(小河俊文君) 私自身、昔は1日に60本から80本たばこを吸っていたヘビースモーカーでしたが、13年ほど前に喫煙をきっぱりとやめました。禁煙したことで、家族からは大変喜ばれましたし、小遣いの節約にもなりました。長い目で見れば、医療費の抑制にもなりますし、喫煙時間と喫煙所まで行く時間を考えれば、仕事の効率化も望めます。このようにいいことだらけの禁煙運動、是非これからも推進していただきたいと思います。  次の項にお願いします。 165 ◯議長(仲田康豊君) 2項目めの質問に対する答弁を求めます。 166 ◯福祉部長(小川忠義君) まず、1点目、日本一安全安心のまちづくり事業ということで、1番、現在の活動状況はということでございます。  平成22年7月に、市民及び市内の各種団体などで、にいみ日本一安全安心のまちづくり実行委員会が組織され、平成27年3月まで活動をされていました。現在は活動を休止されていると聞いております。  続きまして、2番、今後の取り組みはということでございます。  まずは、実行委員会で今後のあり方について御協議いただくものと考えております。  以上でございます。 167 ◯総務部長(上山 晋君) では、2点目の自主防災組織についてでございます。  まず、1番目に設立の状況でございますが、自主防災組織につきましては、現在市内に22の自主防災組織が設立されており、市全体では約半数の世帯が自主防災組織に加入している状況でございます。  それから、分布の状況ということでございますが、支局管内ごとに設立数と世帯のカバー率で分布の状況を申しますと、新見支局管内が13組織、約49%、大佐支局管内が2組織、約31%、神郷支局管内が2組織、約36%、哲多支局管内が4組織、約76%、哲西支局管内が1組織、100%となっております。  また、自主防災組織の設立ができていない地域に対する働きかけでございますが、これはあらゆる機会を通じまして、直接的に働きかけ、声かけを行ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 168 ◯建設部長(小林重信君) 2項目めの安全・安心について、それから3点目、新見日南線の交通難所の解消についてでありますが、新見日南線江道橋下手の狭小箇所でありますが、道路管理者の岡山県新見地域事務所によりますと、現在関係地権者との事前交渉を終え、事業への協力が得られたため、用地買収に向けて準備を行っているとのことでございました。  以上です。 169 ◯福祉部長(小川忠義君) 4点目、スズメバチの駆除にということでございます。  空き家など民地へのスズメバチの巣につきましては、民間業者に依頼して駆除していただきたいと考えております。  以上でございます。 170 ◯建設部長(小林重信君) 5点目、かなや橋への歩道橋設置の検討状況はということでございますが、かなや橋については、昨年度橋梁の長寿命化を図るため、橋梁補修工事を実施したところであります。歩道橋の設置につきましては、河川や県道との接続などの課題も多くあり、引き続き慎重に検討してまいりたいと考えております。
     以上です。 171 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 172 ◯5番(小河俊文君) 1点目のにいみ日本一安全安心のまちづくり事業についてですが、これは民間の団体であるということでありますが、やはり安全・安心というのは大変重要なことでありますし、この組織があることによって市民の機運もやっぱり高まってくるんじゃないかと思います。できれば、行政が主導で再構築されるというような考えはございませんか。 173 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 174 ◯福祉部長(小川忠義君) まずは、民間で組織された団体ということですんで、ただいま休止という形では聞いておりますんで、再度その機運を高めていただいて、そちらで再開していただければというふうに考えております。  以上でございます。 175 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 176 ◯5番(小河俊文君) このにいみ日本一安全安心のまちづくり事業は、市民主体の事業であるということなのでありますが、せっかくのすばらしい取り組みが、五、六年で幕を閉じるのは本当に忍びない気持ちです。新見警察署の前には、日本一安全安心のまちづくりの懸垂幕が現在でも誇らしげに掲げられています。是非、いま一度にいみ日本一安全安心のまちづくり事業が盛り上がってくれることを期待しておりますし、そのような機運が高まるようなことがあれば、是非とも行政としても後押しをしていただくよう求めておきます。  次に、自主防災組織でありますが、今設立数は22ということで、去年なんか聞かれたときからいえば、20か21ができそうなという段階から、また1つ増えて22になったということで、大変徐々に増えていってるんだなというふうに思います。  先ほど、分布の状況の中で、哲西は1つで100%というような回答をいただきました。この地域によって自主防災組織の規模に差があるんだと思いますが、大体どのぐらいな規模というのが一番適してるように思っておられるのでしょうか。 177 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 178 ◯総務部長(上山 晋君) 確かに、哲西地域は1つの団体で哲西地域全世帯をカバーしているという状況でございまして、どういった規模が適正なのかという御質問でございますが、それぞれの地域、それぞれの地形によりまして、安全・安心をカバーできる条件というのは違うと思いますので、それぞれの地域で本当に自分たちの安全・安心を守っていける面積はここまでなんだというふうな状況を地域でそれぞれ把握していただきまして、安全・安心の自主防災組織の設立を検討していただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 179 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 180 ◯5番(小河俊文君) 哲西町は大きい1つの団体ということですが、1番小さい自主防災組織というのは何世帯ぐらいのものがあるんでしょうか。 181 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 182 ◯総務部長(上山 晋君) 一番小さい組織といいますと、世帯数で申し上げますと、大佐の大井野地区が79戸という状況でございます。  以上でございます。 183 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 184 ◯5番(小河俊文君) 一番小さい世帯数は79戸ということですが、自主防災組織を設立するのに、やはり小さい方がやっぱりつくりやすいんじゃないかというような気がしておりますが、町内会単位というような小さい組織から立ち上げるように指導してみてはいかがでしょうか。 185 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 186 ◯総務部長(上山 晋君) 小さい組織から立ち上げるほうがいいのではないかという御質問でございますが、先ほども申し上げましたように、それぞれの地域でいろんな条件がございますし、地域のまとまりというのもありますし、助け合いの組織もありましょうから、その辺でもそれぞれの地域でもう考えていただくのが一番かなというふうに考えております。  以上でございます。 187 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 188 ◯5番(小河俊文君) ここ最近、火災が頻繁に起こっているように感じています。特に市街地では家が密集していることもあり、自主防災は最大の課題だと思います。一刻も早く、より多くの地域に自主防災組織が設立されますよう働きかけをされるように強く求めておきます。  次に、新見日南線の話でありますが、地権者との話ができて、大変いい方向に進んでいるという状況であります。このことについては、新見日南線については県の事業なので、私としても多くは申しませんが、最大限の努力を本当にしてくれているんなら大変ありがたく感じました。是非とも、これからも県への働きかけをしっかり強く求めていっていただきたいというふうに思います。  次に、スズメバチの駆除についてですが、これは本当に各自業者に頼んでくれというお答えしかなかなか返ってこないですが、農作物を守るために鳥獣被害対策事業というようなのがありますが、それに対してスズメバチやマムシのような危険生物から市民の命を守るための、例えば危険生物被害対策補助事業等を新設するようなお考えはありませんか。 189 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 190 ◯福祉部長(小川忠義君) 私のほうで、スズメバチについての補助という形でのみお答えをさせていただきますが、現在のところ補助につきましては考えてございません。  以上でございます。 191 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 192 ◯5番(小河俊文君) 本当に、安全・安心を守るためにも、このようなことは是非ともほかの市とかもしてないかもわかりませんけども、先進地となるようにいろいろな対策を打っていただければというふうに思います。  次のかなや橋のことでありますが、ちょうど昨年質問後に、かなや橋の補修工事が行われたこともあり、地域の人たちの関心と期待もかなり高まっています。そうした中で、地権者が建物を壊した後を使っていいということを前回質問で話をさせてもらいましたが、その後その地権者等に接触はされましたか。 193 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 194 ◯建設部長(小林重信君) 現在、橋の歩道についての構造等について事前の検討を行っている段階でございますので、地権者にはまだ次の段階がありますので、その時点でお会いしたいと考えております。  以上です。 195 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 196 ◯5番(小河俊文君) 地権者にはまだ接触されてないということでありますが、やはり人と人の関係でありますので、こういう話が来たときにはできるだけ具体的な話はしなくてもいいですけど、接触をとっていただいて、方向性をしっかりと見きわめていただけるようお願いをしときます。  人口減少時代の中、自分の身は自分で守るということが基本でありますが、少子・高齢化の中、助けを求めている人は年々増加をしています。どうか人口減少に歯どめをかける意味でも、安全・安心を守る優しい行政を目指していただきたいと思います。  次に行ってください。 197 ◯議長(仲田康豊君) 3項目めの質問に対する答弁を求めます。 198 ◯建設部長(小林重信君) 3項目め、城山公園の利用促進について、1点目、頂上付近の駐車場整備について、1番目、ドクターヘリの城山公園への着陸状況は、2番目、芝生広場の使用状況は、3番目、公園内への車両の乗り入れの状況はということでございますが、1番目のドクターヘリの着陸状況についてですが、消防本部によりますと、平成24年6月以降使用を中止しておるということでございます。  2番目、芝生広場の使用状況については、広場全体を占用しての利用実績は、コンサート等を年に一、二回程度でございます。また、ふだんは子供たちがよく利用していることを確認しております。  3番目の公園内への車両の乗り入れ状況ですが、石材業者の方や障害をお持ちの方の乗り入れを認めており、平成29年度で27回ございました。  それから、2点目の登り口の整備及び中腹付近の木々の伐採についてでございますが、登り口については定期的に点検をしており、修繕や支障になる枝の剪定対応を行っております。また、大きくなり過ぎた樹木については、状況を確認しながら伐採等を行っております。  3点目、私有地の状況と今後の活用方法についてでございますが、議員御指摘の麓付近は小木が生い茂った状態でありますが、私有地でありますので市で管理をすることはございません。また、無償で提供された場合としても、引き取り整備をすることはできません。  4点目、桜の植樹についてでございますが、城山公園の桜は樹齢が50年を超えるものが中心で、樹勢が衰えております。衰えてきているものもあります。先ほど、議員から御指摘もありましたが、平成23年度にソメイヨシノ65本を植栽しております。この65本の桜の植栽は、樹勢の衰えている桜の近くに苗木、3メーター程度でございますが植樹しております。今後、この桜が成長した後、そばの古い桜を伐採する予定でございます。今後もこうした状況を見ながら次の植栽計画を考えてまいります。  以上です。 199 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 200 ◯5番(小河俊文君) 頂上付近のヘリポートは、もう現在は活用を中止しているということで、そういう問題もクリアされるわけでありますが、先ほど言いましたように、高齢の方にとってはかなりきつい城山です。それでグラウンドゴルフしたり、いろいろウオーキングをしたい人たちが、是非とも近くまで車で行けるような対策はとれないかということですので、是非とも駐車場の整備をしていただきたいと思いますが、それについてはどう思われてますか。 201 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 202 ◯建設部長(小林重信君) 公園内に新たな駐車場を整備することについては、園内通路が狭く、車の対向ができないことや、公園本来の安全空間確保の観点から考えておりません。 203 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 204 ◯5番(小河俊文君) 時間がないので、今回はそれ以上言いませんが、是非ともこれからこういう高齢化社会に向けてそういう整備をしていっていただければというふうに思います。  車の乗り入れに関しては、今後どのようにしていかれるんでしょうか。自由に乗り入れることは可能なんでしょうか。 205 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 206 ◯建設部長(小林重信君) 現在の乗り入れに必要な方については、鍵をお渡しして入っていただくようにしております。  以上です。 207 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 208 ◯5番(小河俊文君) 現在はそうですが、自由に鍵をとって乗り入れるという状況にはならないんでしょうか。 209 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 210 ◯建設部長(小林重信君) 先ほど申し上げましたが、車の対向等ができませんので、余り多くの車が自由に出入りすると事故の危険性もありますので、その辺は考えておりません。 211 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 212 ◯5番(小河俊文君) 大体城山公園のことはわかりました。これからもしっかり城山公園については質問していきたいと思いますので、よろしくお願いします。  次へ行ってください。 213 ◯議長(仲田康豊君) 4項目めの質問に対する答弁を求めます。 214 ◯市長(池田一二三君) それでは、私から4項目め、中心市街地の振興についての1点目、中心市街地の振興策はについて答弁をいたします。  本市の中心地域である都市計画区域については、合併前の平成8年に都市計画マスタープランを策定し、様々な振興策を実施してきております。都市計画道路や公共下水道の整備、住宅団地や公園といった住環境整備を初め、商業活性化を目的とした区画整理事業、公共交通の整備などが挙げられます。今後も都市環境や都市機能の充実に向けた整備を進めることにより、同地域の活性化を図ってまいりたいと考えております。  2点目以降につきまして、は部長が答弁いたします。 215 ◯総務部長(上山 晋君) 2点目の地域担当職員でございますが、これまでも一般質問でお答えしておりますが、地域担当職員は、それぞれの地域の課題を地域が共有し、解決を図る組織の設立を支援するほか、その組織を窓口として地域と行政とのパイプ役となり、まちづくりに必要な情報の提供や担当課との連絡調整などの役割を担うことになります。地域担当職員につきましては、高齢化などにより買い物や移動が困難になるなどの課題が市街地より比較的顕著に見られる周辺部から先行配置しているものでございます。  3点目でございますが、地域おこし協力隊の現状と今後でございます。  地域おこし協力隊は、平成30年6月現在、畜産分野で2名の男性協力隊員が活動をいたしております。今後についてでございますが、引き続き提案型やカウボーイ、カウガールの募集を行うとともに、今後林業男子、林業女子の募集を行うことも検討いたしております。  以上でございます。 216 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。小河俊文議員。 217 ◯5番(小河俊文君) 市街地といっても高齢者やひとり暮らしの方も多く、新見市の全ての地域において困っている人がいるという考えを持って施策を考えていただきますようお願いして……。               〔質問時間終了のベルが鳴る〕 218 ◯議長(仲田康豊君) これをもちまして小河俊文議員の一般質問を終わります。  お諮りいたします。一般質問はこれで打ち切りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 219 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、一般質問はこれで打ち切ります。          ──────────────────────── 日程第2  議案第 9号 動産(高規格救急自動車)の買入れについて       議案第10号 新見市営斎場「明月苑」火葬炉設備改修工事請負契約の締結につ              いて 220 ◯議長(仲田康豊君) 日程第2に入ります。  市長から議案第9号及び同第10号の2議案が送付されておりますので、この2議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 221 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました、議案第9号及び議案第10号の計2件について御説明申し上げます。  まず、議案第9号動産(高規格救急自動車)の買入れにつきましては、高規格救急自動車の買入れについて、指名競争入札の結果、2,829万1,700円で岡山日産自動車株式会社、代表取締役若林信吾氏と仮契約を締結いたしましたが、予定価格が2,000万円を超えておりますので、地方自治法第96条第1項第8号及び新見市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第10号新見市営斎場「明月苑」火葬炉設備改修工事請負契約の締結につきましては、新見市営斎場明月苑火葬炉設備改修工事について、随意契約により2億844万円で株式会社宮本工業所、代表取締役宮本芳樹氏と仮契約を締結しましたが、予定価格が1億5,000万円を超えておりますので、地方自治法第96条第1項第5号及び新見市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。なお、工期は平成31年12月31日までとしております。  以上、計2件につきまして御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議をいただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 222 ◯議長(仲田康豊君) しばらく休憩をいたします。                             午後1時33分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時34分  開 議 223 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  それでは、議案質疑を行います。  まず、議案第9号動産(高規格救急自動車)の買入れについての御質疑はございませんか。15番橋本亨子議員。 224 ◯15番(橋本亨子君) 落札価格についてでございますが、最高額との差についてはどの程度あったかというのを教えていただきたいと思います。
     それから、契約の相手先についてでございますが、以前の高規格消防自動車の買い入れというのも議案としての上程があったこともあるんですが、入札の相手先が市内業者だったという、こういうことも過去にはあったわけですが、今回は岡山市の業者になっております。この契約の相手先については、もしわかればでいいんですが、実績的にこういった高規格救急自動車を取り扱ったというのがどのくらいの件数あったところになるんでしょうか。 225 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 226 ◯消防長(安松 潔君) 最高額との差ということなんですが、ちょっと細かい数字まではあれですが、200万円か300万円程度あったと思います。  それから、この高規格救急車、市内で取り扱えないかということなんですが、救急資材を搭載した車両については、医薬品、医療機器等の規制がありまして、そういった資格を持っている会社との入札ということで、結果的にこの岡山日産となったということです。  それから、実績についてなんですが、どこに何台程度というとこまでは把握しておりませんが、現在2社、この高規格救急車を取り扱う2社ですので、大半がもうその2社で、2社のものを入れていると思います。  以上です。 227 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかにございませんか。──ないようですから次に、議案第10号新見市営斎場「明月苑」火葬炉設備改修工事請負契約の締結について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。          ──────────────────────── 日程第3  陳情事件の上程 228 ◯議長(仲田康豊君) 日程第3に入ります。  既に受理しております陳情1件を議題といたします。  なお、陳情の内容につきましては、議会初日に配付しておりますので、御確認ください。  しばらく休憩をいたします。                             午後1時37分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時38分  開 議 229 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第4  議案及び陳情事件を各常任委員会に付託 230 ◯議長(仲田康豊君) 次に、日程第4に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第2号から同第5号までの4議案、条例第25号の1議案、予算第21号の1議案、議案第8号から同第10号までの3議案及び陳情1件は、配付しております付託表のとおり、その審査を各所管委員会に付託したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 231 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、付託表のとおり、それぞれの委員会に付託いたします。          ──────────────────────── 日程第5  発議第2号 議会広報特別委員会の委員定数の変更(案) 232 ◯議長(仲田康豊君) 日程第5に入ります。  ただいま石田實議会運営委員長から発議第2号議会広報特別委員会の委員定数の変更(案)が提出されておりますので御覧願います。  この発議第2号を議題といたします。  この際、提出者から提案理由の説明を求めます。7番石田實委員長。               〔7番 石田 實君 登壇〕 233 ◯7番(石田 實君) 平成30年6月20日、新見市議会議長仲田康豊殿。提出者、新見市議会議会運営委員会委員長石田實。  議会広報特別委員会の委員定数の変更(案)の提出について。  上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第2項の規定により提出します。  発議第2号議会広報特別委員会の委員定数の変更(案)。  議会広報特別委員会の委員定数を次のとおり変更するものとする。  1、議会広報特別委員会9名。  平成30年6月20日、新見市議会議会運営委員会委員長石田實。  提案理由。平成29年9月27日に設置した議会広報特別委員会について、議会広報に関する諸般の調査研究と議会広報紙を充実させるため、委員定数を1名増やすものである。  よろしくお願いいたします。 234 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの発議第2号について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております発議第2号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  まず、反対者の発言から許します。──ないようですから次に、賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号は原案のとおり決するに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 235 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり決定されました。  お諮りいたします。ただいま可決されました1名追加となった議会広報特別委員会の委員の選任を本日の日程に追加し、議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 236 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、議会広報特別委員会の委員の選任を本日の日程に追加し、議題とすることに決定されました。  お諮りいたします。議会広報特別委員会委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により議長において指名いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 237 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定されました。  しばらく休憩をいたします。                             午後1時43分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時44分  開 議 238 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  事務局に委員名を朗読させます。               (次長 後藤吉明君 朗読) 239 ◯次長(後藤吉明君) 朗読いたします。  議会広報特別委員会委員、5番小河俊文議員。  以上で朗読を終わります。 240 ◯議長(仲田康豊君) 以上のとおり決定いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 241 ◯議長(仲田康豊君) 御異議なしと認めます。よって、小河俊文議員を議会広報特別委員会委員に選任することに決定されました。  お諮りいたします。明21日から28日までの8日間は、議案等調査のため本会議を休会いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 242 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、8日間は休会することに決定いたしました。  次の本会議は6月29日午前10時に開きます。  以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午後1時45分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....