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  1. 新見市議会 2018-03-01
    平成30年3月定例会(第1号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2018年02月27日:平成30年3月定例会(第1号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 会 ◯議長(仲田康豊君) 本日、3月定例会が招集されましたところ、皆様方には御参集いただき御苦労さまでございます。  ただいまの出席18名でございます。  これより平成30年3月新見市議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は配付しておりますので、よろしく御協力をお願いします。          ──────────────────────── 日程第1  会議録署名議員の指名 2 ◯議長(仲田康豊君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本件は、会議規則第81条の規定により指名いたします。11番難波孝一議員、12番小郷昌一議員、以上2名の方を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。          ──────────────────────── 日程第2  会期の決定 3 ◯議長(仲田康豊君) 日程第2、会期の決定を行います。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、議会運営委員会の申し合わせにより、本日から3月23日までの25日間といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯議長(仲田康豊君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は25日間と決定いたしました。          ──────────────────────── 日程第3  諸般の報告 5 ◯議長(仲田康豊君) 日程第3、諸般の報告をいたします。  監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により例月出納検査結果報告及び同法第199条第9項の規定により平成29年度財政援助団体等監査結果報告書が、市長から同法第180条第2項の規定により議会委任による専決処分事項がそれぞれ提出され、お手元に配付されておりますので御覧願います。  なお、議長諸般の報告も印刷の上、配付しておりますからあわせて御覧願います。
     次に、議員派遣の件を報告いたします。  お手元に配付いたしておりますとおり、地方自治法第100条第13項の規定により派遣いたしましたので御報告いたします。          ──────────────────────── 日程第4  市長の施政方針について 6 ◯議長(仲田康豊君) 日程第4に入ります。  市長から施政方針について説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 7 ◯市長(池田一二三君) 本日、3月市議会定例会を招集いたしましたところ、皆様方には御多用のところ御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。  さて、今回提出しております案件は、条例23件、平成30年度当初予算12件、平成29年度補正予算8件、その他7件、報告1件の計51件であります。  今回御提案いたします諸議案の説明に先立ちまして、今後の市政推進に向けた私の所信を申し述べさせていただき、市政に対する市民の皆様の御理解とより一層の御協力をお願い申し上げるものでございます。  さて、我が国の経済は雇用、所得環境の改善に加え、これまでに実施されてきた経済対策の効果が各方面に及んでくることなどにより緩やかな回復基調が続き、成長維持が見込まれております。今後、働き方改革や生産性革命など、国の諸施策を初めとする成長戦略の効果が地方にも波及し、賃金等に反映されるなど景気回復を実感することができるよう期待するものであります。  また、県におきましては、新晴れの国おかやま生き活きプランが策定され、教育県岡山の復活、地域を支える産業の振興、安心で豊かさが実感できる地域の創造の3つを重点戦略とし、さらに、おかやま創生を加速するおかやま創生推進連携プロジェクトを掲げ、生き活き岡山の実現に向けた取り組みが始まっており、今後の中山間地域の活性化にもつながるものと期待しております。  私は、これまで市民の皆様の御期待に応えるべく、経済対策や健康寿命の延伸につながる事業に取り組むとともに、オール新見公募型まちづくり事業や小地域ケア会議自主防災組織設立に対する支援など、市民の皆様と協働して地域づくりに取り組む体制の強化を図ってまいりました。各地域において、徐々にではありますが、その成果を感じているところであります。  今後も、現状に満足することなく、引き続き将来を見据え、次世代へ引き継ぐことができるよう市政運営に全力で取り組んでまいる所存であります。  本市では、第2次総合振興計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略に基づいて、移住、交流支援など様々な施策を展開し、地方創生の実現に向けて全力で取り組んでまいりましたが、依然として人口減少に歯どめをかけるには至っておりません。人口減少下においても、それぞれの地域に暮らす皆様が、健康で住んでよかったと思えるまちとなるよう地域づくりを進めていく必要があると考えております。  そのためには、地域住民が主体となって地域の将来展望を描き行動する小規模多機能自治による地域共生社会の実現が必要であります。さらに、本市の宝である新見公立大学の人材や知見を活用し、あるいは連携することにより、市民、行政、大学が一体となって新見市版地域共生社会を構築してまいりたいと考えております。  新見公立大学は、今後、完全4年制へと移行します。それにより、学生の増加に伴う直接的な経済効果が見込めるとともに、その学生たちが本市の活性化に貢献してくれる貴重な人材となるものと大いに期待をしているところであり、本市としては同大学が円滑に4年制大学へ移行するよう必要な支援を行ってまいりたいと考えております。その一環として、新見駅周辺に学生が住むことができるよう大学連携を意識した整備を行い、市街地の活性化にもつなげてまいりたいと考えております。  このほか、新たに立地が決まった企業や既存企業の規模拡大などによる雇用増大に備える対策や防災対策などにも取り組んでまいりたいと考えているところであります。  平成30年度に向けては、こうした考え方を盛り込んだ平成30年度の施策の重点方針を定め、その中では、第2次総合振興計画の4つの基本目標に加え、これまでの移住・定住対策の取り組みを進化させるとともに、新見公立大学の完全4年制移行に伴う取り組みを新しい人の流れの創造として。また、公助だけでは地域社会を支え切れない状況になっている中、多様な人が支え合う機能を強化するための取り組みを協働のまちづくりとして施策の重点方針に位置づけ、これまで以上に積極的な取り組みを進めてまいることとしております。  それでは、平成30年度の主要な施策につきまして、各項目ごとに御説明申し上げます。  あたたかい「福祉のまち」の実現に向けては、少子化の克服や健康で暮らせる町の実現を着眼点として取り組みを進めてまいります。  まず、保健・医療の充実につきましては、引き続き若い世代の基本健診や特定健診を無料にするとともに、40歳の節目の方を対象に国民健康保険短期人間ドックや新たにピロリ菌検査など、胃がん発生リスクの検査を無料で実施し、疾病の早期発見、早期治療につなげてまいります。また、生活習慣病予防においては、早期から糖尿病のおそれのある方を対象に医師や管理栄養士、健康運動指導士などの専門家による個別指導などを行ってまいります。  さらに、健康チャレンジポイントクアオルト健康ウオーキング事業の普及、充実を図ってまいります。これらによって、市民の皆様の健康づくりに対する関心を高め、健康的な生活習慣を身につけていただくことにより、健康寿命の延伸につながるものと考えております。  医療体制の充実に向けては、地域医療を担う若手医師の育成や地域特性に応じた総合診療、内科診察などの教育、研究に取り組んでいる岡山大学から医師の派遣を受け、地域医療を担う人材の確保に努めてまいります。  高齢者福祉の充実につきましては、高齢者の社会参加を促進するため、敬老会の開催や老人クラブの活動に対して助成をしてまいります。また、シルバー人材センターの運営を支援し、就業機会の提供及び生きがい対策を進めてまいります。あわせて、重度の要介護者を在宅で介護されている方を支援するため、介護用品の支給などを行い、経済的負担の軽減を図ってまいります。  介護人材の確保に向けては、介護学生の就学に必要な資金を給付する制度を新たに創設し、介護現場の人材不足の解消に取り組んでまいります。  児童福祉、子育て支援の充実につきましては、仕事と育児の両立ができる職場環境の実現を図るため、育児休業取得促進助成事業を継続するとともに、保育ニーズの多様化に対応するため、引き続き広域保育事業の実施やファミリー・サポート・センターの利用助成など、子育て世代の経済的な負担軽減を図ってまいります。また、放課後児童クラブ設立要件の緩和を図るとともに、支援の見直しを行ってまいります。  さらに、結婚推進への取り組みとしては、相談会や婚活イベントを開催するほか、民間が実施するイベントへの支援を行うなど、サポート体制のさらなる充実を図ってまいります。  障害者福祉の充実につきましては、障害者地域活動支援センターほほえみ広場にいみを拠点に、専門職員による相談支援や交流事業を行い、障害のある方の支援をさらに充実してまいります。  また、臨床心理士等が学校や保育所、認定こども園などを巡回し、発達障害児への支援を行うほか、ハローワークや障害者就業生活支援センターと連携し、就労支援を強化するなど、引き続き障害者の社会参加と自立支援に取り組んでまいります。  次に、はばたく「産業のまち」の実現に向けては、地域経済の好循環の実現を着眼点として取り組みを進めてまいります。  まず、農業、水産業の振興につきましては、ピオーネや桃、トマト、リンドウなどの特産物及びキャビアや新見産ワイン等の特産品の生産拡大とブランド化を引き続き推進するとともに、6次産業化にも積極的に取り組んでまいります。また、耕作放棄地の発生防止に向けた取り組みを強化するとともに、農業従事者の高齢化や担い手不足解消へ向け、Uターン帰農者新規就農者への支援を推進してまいります。有害鳥獣による農作物被害に対しては、害獣の侵入防止策や捕獲柵の設置を一層促進するとともに、地元生産者などとの連携による鳥獣被害防止対策協議会や実施隊での取り組み、また新たに人の生活の場と動物の生息区域との距離を保つための緩衝帯の整備や動物追い払い用花火の配付など、被害防止対策を実施してまいります。  林業の振興につきましては、本市の豊富な森林資源を最大限活用するため、市内で計画が進められている木質バイオマス発電所への木材供給体制の整備や温泉施設等への木質ボイラーの導入に取り組んでまいります。また、自伐型林業支援事業林業担い手サポート事業による林業事業体への就労支援を行い、林業の担い手の育成と雇用の創出に努めるとともに、市有林を含め、森林整備を推進してまいります。さらに、新見の森と匠を活かす家づくり支援事業や間伐に対する各種補助制度の継続、また新たな取り組みとして、森林認証の取得や新見産木材を活用した木のおもちゃなどを開発し、ウッドスタート事業への展開を図るなど、新見産材の需要拡大と林業の成長産業化に向けて引き続き取り組んでまいります。  畜産業の振興につきましては、伝統ある千屋牛のブランド力の強化や増額を推進するため、JAや岡山県など関係機関と連携した千屋牛のPRや繁殖牛の導入に対する支援を行ってまいります。さらに、畜産環境整備への支援制度の拡充を行い、公共牧場の活用や集落営農による放牧飼育の推進にも引き続き取り組んでまいります。また、千屋牛教育ファーム事業の継続実施や地域おこし協力隊制度を活用することなどにより、新たな後継者育成を進め、高齢化や担い手不足などの課題の克服にも積極的に取り組んでまいります。  商工業の振興につきましては、市内の中小企業に対し、販路開拓のための展示会等への出展や、専門家派遣による相談、経営改善のための店舗改装、経営向上を図る新事業への取り組み、土産品開発などを引き続き支援するほか、起業、創業を行う個人に対しては、創業セミナーや事業化の支援などを実施し、地域経済の一層の活性化を図ってまいります。さらに、市内事業所の大多数を占める中小企業、小規模企業の振興を図る基本条例を制定し、今後、関係機関との連携により支援する体制を整備し、地域経済の発展につなげてまいります。  観光の振興につきましては、新たに策定する新見市観光アクションプランに基づき、本市特有の自然環境や産物を生かしながら、着地型観光や広域観光を推進してまいります。さらに今後増加が予想されるインバウンド対応や地域のおもてなし力の向上など、観光協会と市内観光事業者との連携強化を図り、より多くの観光客の誘致に努めてまいります。  また、本市のマスコットキャラクターにーみんを活用し、首都圏、関西圏の観光イベントに加え、スポーツ会場などでの観光PRに力を入れるほか、にいみ周遊スタンプラリー企画ツアーを実施した旅行業者への助成などにより、新規観光客及びリピーターの誘致につなげてまいります。さらに、A級グルメフェアを市外、県外でも開催し、本市が誇る高級食材をより広く情報発信し、交流人口の増加に努めてまいります。  雇用の創出につきましては、西方の県営工業団地の完売を受け、新たな工業団地整備のための適地調査を行いながら、引き続き企業誘致に努めてまいります。また、就労の場が飛躍的に拡大したことを受け、企業の専門人材の確保、育成を支援する資格取得費支援事業IJUターン就職を希望する方への就職先を紹介する相談窓口に加え、新たに就職支援制度を創設し、市内への就労及び定着を図ってまいります。さらに、地元企業へのバスツアーなどを実施し、高校生や大学生に地元企業の魅力を伝え、雇用の創出や人口の増加につなげてまいります。  次に、ゆたかな「文化のまち」の実現に向けては、ふるさとを愛し、生きる力を備えた人づくりを着眼点として、取り組みを進めてまいります。  まず、学校教育の充実につきましては、平成32年度から始まる小学校英語教育を先行実施するとともに、ICT活用教育の充実を図り、特に人型ロボットを使ったプログラミング教育に先進的に取り組んでまいります。また、児童・生徒が快適な環境で学習できるように、引き続き市内小・中学校への空調設備の設置を進めてまいります。さらに、地域の力を学校運営に生かすために、全小・中学校に導入したコミュニティ・スクールでの協議を通じて、ふるさと学習に取り組むとともに、将来の新見市を支える元気な子供塩から子の育成事業の地域単位での実施にも取り組んでまいります。また、新しい学校給食センターの早期着工に向け取り組んでまいります。  生涯学習、スポーツの充実につきましては、老朽化した千屋公民館を改築するとともに、新たなスタートを切る生涯学習センターや各図書館、防災公園、まんさく運動公園など、施設の利用促進を図り、自発的な学習や豊かなスポーツライフの実現に取り組んでまいります。また、2020東京オリンピックソフトボール競技事前キャンプの誘致に向けて、積極的な働きかけを行うとともに、10年間継続開催としております都道府県対抗全日本中学生男子ソフトボール大会につきましても、引き続き多くの市民の皆様の御協力をいただきながら大会の成功に向けて取り組んでまいります。  文化の振興につきましては、新見文化交流館を中心とした芸術鑑賞や自主企画事業の充実を図るとともに、新見美術館などで特別展を開催してまいります。また、地域に伝わる貴重な民俗文化財の継承と発展を図るため、後継者育成活動を実施している団体に対し、引き続き支援をしてまいります。  次に、かいてきな「環境のまち」の実現に向けては、快適な都市環境の提供や安全・安心が実感できる地域の実現を着眼点として、取り組みを進めてまいります。  まず、道路の充実につきましては、井倉橋かけかえ事業等を継続して実施するとともに、計画的に道路改良整備を進めてまいります。また、橋梁、トンネル、法面などの道路構造物の点検を実施し、長寿命化と安全性の向上を図ってまいります。  公共交通の充実につきましては、現在の路線バスの維持を図るとともに、市街地循環バスら・くるっとやエリア型デマンド交通など、きめ細かい交通サービスを引き続き提供してまいります。また、利用状況に応じた路線の見直しや車両の小型化を図り、将来に向けて持続可能な公共交通体系の構築と利便性の向上を図ってまいります。  水道につきましては、安全でおいしい水の安定供給を行うため、引き続き水道施設の維持管理に努めるとともに、唐松・長屋簡易水道下熊谷簡易水道を上水道に接続するなど、効率的な運営を図ってまいります。下水道につきましては、新見と本郷の浄化センター統合事業を完了し供用を開始するなど、引き続き効率的な運営を図り、快適な生活環境の実現に向けた取り組みを行ってまいります。また、簡易水道事業下水道事業は、いずれも平成32年4月から地方公営企業法が適用されることとなっており、移行準備を進めるとともに、一層効率的で安定した事業運営に努めてまいります。  情報・通信につきましては、ラストワンマイル事業で設置した通信機器等の更新に加え、映像放送系機器の更新を行い、快適な通信環境の維持に努めてまいります。  消防、救急体制の充実につきましては、高度な救急医療を行うことができる資機材を搭載した高規格救急車の更新を行います。また、救命率向上を図るため、救急救命士を計画的に増員することや、救急救命講習会の開催により応急手当ての普及、促進に努めてまいります。  また、地域防災の要である消防団を強化するため、協力事業所と連携をし、若手団員や女性団員の新規加入及び学生や消防団OBなどを対象とした機能別団員の加入促進を図るとともに、計画的な消防車両の更新を行ってまいります。  防災対策につきましては、引き続き自主防災組織の設立促進に取り組むほか、自主防災組織と協働して地域密着型の防災訓練を実施するとともに、地域や職場における防災活動のリーダーとなる防災土の資格取得を支援するなど、地域防災力の強化に努めてまいります。  また、本市での災害に備え、国や県と連携した砂防ダムの整備やため池の改修など、防災・減災対策による市域の強靱化を図るとともに、食料や水、簡易トイレなどの防災用備蓄品の整備を行ってまいります。  防犯対策につきましては、LED型防犯灯設置に対する補助を継続するなど、引き続き犯罪のない安全で安心なまちづくりに取り組んでまいります。  その他の生活基盤の充実につきましては、市民生活の利便性の向上を図るため、都市計画道路や新見市都市計画マスタープランの見直しに取り組んでまいります。  また、市内の住宅需要の動向を把握し、今後の住宅政策や公営住宅の整備に関する新見市住生活基本計画を策定するとともに、新見市空家等対策計画を推進し、適切な管理が行われていない空き家については、引き続き除却などの適正管理を支援してまいります。  新見市営斎場明月苑は、火葬炉が23年を経過し、経年劣化が見受けられることから、火葬炉整備の改修を行います。  生活、自然環境保全対策の充実につきましては、循環型社会の実現に向けて、住宅用太陽光発電システム太陽熱温水器の設置を促進するための補助事業を継続実施するなど、自然と調和したまちづくりに取り組んでまいります。  ごみ、し尿処理対策の充実につきましては、リサイクル活動の支援や、児童を対象とした環境学習や市民を対象とした出前講座などにより、ごみの再資源化、減量化に取り組み、一般廃棄物最終処分場の延命化を図るほか、し尿や汚泥の効率的かつ安定的な処理の実現を目指してまいります。  新しい人の流れの創造につきましては、本市の魅力、ブランド力を向上させるため、自然や観光、産業などの地域資源を活用した魅力ある動画の作成やマスコットキャラクターの活用により、都市部での広告宣伝を行うなど効果的なシティプロモーションに取り組んでまいります。  また、移住交流支援センターを拠点に、移住・定住希望者個別相談対応や現地案内、移住後におけるアフターフォローなど、定住促進に向けた細やかな支援を実施するほか、空き家活用の推進や市内での生活を実体験できる機会を提供するなど、移住者確保に努めてまいります。  さらに、新見公立大学の完全4年制への移行を見据え、地域共生推進センターの整備や安定した大学運営、学生確保を行うための支援体制を整えるとともに、学生が安心して暮らすことができ、市街地活性化にもつながる新見駅西エリア整備事業などのまちづくりに取り組んでまいります。  協働によるまちづくりにつきましては、新見市版地域共生社会の構築を着眼点とし、地域担当職員生活支援コーディネーターを配置し、地域の課題を地域で共有し、その解決を図る組織の設立を支援するなど、地域の特性に応じたまちづくりを進めてまいります。  さらに、新見公立大学に新たに設置される教育支援センターを中心に、本市独自の福祉教育環境システムの構築に取り組み、就学前からの一体的な教育の推進や発達障がいへの対応などを進めてまいります。  以上、平成30年度の主要な施策につきまして御説明申し上げましたが、これらの実現に向けて全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様のより一層の御理解と御協力をお願い申し上げまして、私の施政方針とさせていただきます。  なお、平成30年度の一般会計当初予算は、新見公立大学の完全4年制への移行に向けた建設事業、小・中学校空調設備整備事業放送施設整備事業などを実施することにより、前年度当初予算に比べて7.4%増の232億9,271万円としております。今後、社会情勢の変化や、国の経済対策、制度改正などの動向を注視し、必要に応じて補正予算で柔軟に対応してまいります。当初予算の概要につきましては、予算概要説明書を御覧いただきたいと存じます。  以上でございます。          ──────────────────────── 日程第5  報告第1号 市長の専決処分した予算について             (平成29年度新見市観光事業特別会計補正予算(第5号)) 8 ◯議長(仲田康豊君) 日程第5に入ります。  報告第1号を議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 9 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました報告第1号について御説明申し上げます。  報告第1号市長の専決処分した予算(平成29年度新見市観光事業特別会計補正予算(第5号))について御説明申し上げます。  これは、特に緊急を要するため議会を招集する時間的余裕がなかったことから専決処分したものであり、議会に報告し、承認を求めるものであります。  内容は、絹掛の滝水路整備工事において大幅な変更が生じ、その経費について早急に予算措置を行う必要が生じたため、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,254万7,000円を追加し、総額にそれぞれ7,224万5,000円としております。  以上、報告第1号について、その概要を御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、原案を御承認賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 10 ◯議長(仲田康豊君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  質疑に入ります前に、議事運営についてお願いをいたします。質疑は、会議規則第56条の規定により、1議案につき3回までとなっております。発言者は、質疑の要旨が議題から逸脱しないよう努めて簡潔に願います。  なお、当局におかれましても質疑の要旨を的確に捉えられ、明快なる答弁をされますよう議事運営に格段の御協力をお願いいたします。  それでは、議案質疑に入ります。  報告第1号市長の専決処分した予算について(平成29年度新見市観光事業特別会計補正予算(第5号))について御質疑はございませんか。15番橋本亨子議員。 11 ◯15番(橋本亨子君) 報告第1号について市長からの提案によりますと、当初の予定よりも大幅なこの整備事業の変更が発生したということでございましたが、その詳細な内容について御説明をいただきたいと思います。 12 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 13 ◯産業部長(安達悦久君) この専決予算の関係の絹掛の滝の水路改修事業でございますが、絹掛の滝の落水した水が高梁川へ流れていくまでの暗渠水路でございまして、駐車場部分の地下を通っております。近年、駐車場部分に亀裂が生じたりして、落盤の可能性があるかもしれないということで、あそこの暗渠水路を開渠にするという工事を施工いたしておりました。何分地下にある水路でございますので、開削をしてみた結果、その水路を構成している両岸の石積みが非常に脆弱だということが判明をいたしまして、そこにコンクリート擁壁を施工する追加工事になったというものでございます。  以上でございます。 14 ◯議長(仲田康豊君) 再質問ございますか。15番橋本亨子議員。 15 ◯15番(橋本亨子君) 安全な状態に対策を講じるということは必要だと思うんですが、工期についてはいつまでということになるんでしょうか。 16 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 17 ◯産業部長(安達悦久君) 現在、施工いたしておりますが、春先の観光シーズンまでには施工を終わりたいと考えております。  以上でございます。 18 ◯議長(仲田康豊君) 再々質問ございますか。  ほかにございませんか。17番藤澤正則議員。 19 ◯17番(藤澤正則君) 予算の内訳を見させていただきました。  歳入が観光収入ということでございます450万円、それから基金繰入金が804万7,000円、基金は観光施設の基金を充当されておると思いますが、観光収入の450万円はここの修繕された施設からの収入というふうに解釈すればいいんでしょうか。私、理解ができないので教えてください。 20 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの藤沢議員の質疑に対する答弁を求めます。 21 ◯産業部長(安達悦久君) 予算の中の観光収入でございますけれども、これは全体の観光施設の中における収入金の中からの収入でございます。  以上でございます。 22 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。17番藤澤正則議員。 23 ◯17番(藤澤正則君) はい。ということを改めて確認します。
     絹掛の滝も県立自然公園でございますので、その位置づけとして全体の観光収入、特に私が理解するのはこの450万円は満奇洞であろうと思いますが、それも含めての収入をここに充てて、基金だけが満奇洞、いわゆる鍾乳洞基金でなく、観光施設の基金を充てたというふうに解釈すればよろしいですか。 24 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 25 ◯産業部長(安達悦久君) そういうふうな御理解で結構だと思います。全体の観光施設からの収入金と考えていただいて結構だと思います。  以上です。 26 ◯議長(仲田康豊君) 再々質疑ございますか。  ほかにございませんか。──ないようですから質疑を終結します。          ──────────────────────── 日程第6  条例第 1号 新見市大佐地域活性化促進住宅条例の一部を改正する条例       条例第 2号 新見市旅費支給条例の一部を改正する条例       条例第 3号 新見市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の課税免除に関              する条例       条例第 4号 新見市簡易水道使用条例の一部を改正する条例       条例第 5号 新見市簡易水道条例の一部を改正する条例       条例第 6号 新見市農業共済条例の一部を改正する条例       条例第 7号 新見市建築確認事務等手数料条例の一部を改正する条例       条例第 8号 新見市消防手数料に関する条例の一部を改正する条例       条例第 9号 新見市水道事業条例の一部を改正する条例       条例第10号 新見市きらめき広場・哲西条例の一部を改正する条例       条例第11号 新見市国民健康保険給付費支払準備基金条例を廃止する条例       条例第12号 新見市国民健康保険事業財政調整基金条例       条例第13号 新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例       条例第14号 新見市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例       条例第15号 新見市国民健康保険条例の一部を改正する条例       条例第16号 新見市介護保険条例の一部を改正する条例       条例第17号 新見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等              を定める条例       条例第18号 新見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関              する基準等を定める条例の一部を改正する条例       条例第19号 新見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び              運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のた              めの効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改              正する条例       条例第20号 新見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護              予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する              基準を定める条例の一部を改正する条例       条例第21号 新見市立幼稚園条例の一部を改正する条例       条例第22号 新見文化交流館・生涯学習センター条例の一部を改正する条例       条例第23号 新見市公民館条例の一部を改正する条例 27 ◯議長(仲田康豊君) 日程第6に入ります。  条例第1号から同第23号までの23議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 28 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました条例第1号から条例第23号までの計23件について御説明申し上げます。  まず、条例第1号新見市大佐地域活性化促進住宅条例の一部を改正する条例につきましては、老朽化が進み、今後の利用も見込めない大佐地域活性化促進住宅大井野棟を閉鎖するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第2号新見市旅費支給条例の一部を改正する条例につきましては、広域的な人事交流を図るため、遠隔地への赴任旅費の支給基準を変更することに伴い、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第3号新見市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の課税免除に関する条例につきましては、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律が施行されたことに伴い、固定資産税の課税免除に関する規定を整備するため、条例を制定するものであります。  次に、条例第4号新見市簡易水道使用条例の一部を改正する条例及び条例第5号新見市簡易水道条例の一部を改正する条例につきましては、唐松・長屋簡易水道と上水道を接続することに伴い、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第6号新見市農業共済条例の一部を改正する条例につきましては、畑作物共済及び園芸施設共済の掛金に係る危険段階別共済掛金率の導入に伴い、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第7号新見市建築確認事務等手数料条例の一部を改正する条例及び条例第8号新見市消防手数料に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正により、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第9号新見市水道事業条例の一部を改正する条例につきましては、条例第4号及び条例第5号と同様に、唐松・長屋簡易水道と上水道を接続することに伴い、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第10号新見市きらめき広場・哲西条例の一部を改正する条例につきましては、図書館資料の複写手数料を変更するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第11号新見市国民健康保険給付費支払準備基金条例を廃止する条例につきましては、国民健康保険制度の改正により、保険給付費が県の負担となり基金を利用する必要がなくなるため、条例を廃止するものであります。  次に、条例第12号新見市国民健康保険事業財政調整基金条例につきましては、特別の財政需要が生じた場合にその財源に充てるため、条例を制定するものであります。  次に、条例第13号新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、制度の安定的な財政運営を図るため、保険税率の見直しを行うことに伴い、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第14号新見市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正により、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第15号新見市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、国民健康保険制度の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第16号新見市介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正により、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第17号新見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例、条例第18号新見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、条例第19号新見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例及び条例第20号新見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきましては、国の法令改正により、所要の規定を整備するため、条例の制定及び条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第21号新見市立幼稚園条例の一部を改正する条例につきましては、休園中の井倉幼稚園及び明新幼稚園を閉園するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第22号新見文化交流館・生涯学習センター条例の一部を改正する条例につきましては、生涯学習センターの移転に伴い、利用時間、料金などを定める必要があるため、条例の一部を改正するものであります。  次に、条例第23号新見市公民館条例の一部を改正する条例につきましては、新見公民館が移転することに伴い、その位置を定める必要があるため、条例の一部を改正するものであります。  以上、計23件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 29 ◯議長(仲田康豊君) それでは、議案質疑に入ります。  条例第1号新見市大佐地域活性化促進住宅条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。10番杉本美智子議員。 30 ◯10番(杉本美智子君) この建物ですが、築何年のものか、建設年をお尋ねします。それから、条例でなくなした後は倒すのか売却するのか、その後の方針があればお尋ねします。また、建っている土地なんですが、市有地でしょうか。  以上、3点をお尋ねいたします。 31 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの杉本議員の質疑に対する答弁を求めます。 32 ◯産業部長(安達悦久君) お答えいたします。  まず、建築年でございますけれども、昭和59年12月の築でございます。それから、土地については、市有地でございます。それから、今後の方針ですが、住宅目的を外して、その後除却にするか売却にするか、希望者があればというようなことの意向確認をしたいと思っておりますので、それについては有効な活用方法を考えたいと思っております。有効なといいますか、売却できるもんなら売却したいというふうに考えております。  以上でございます。 33 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかにございますか。15番橋本亨子議員。 34 ◯15番(橋本亨子君) 今後の利用が見込めないということからの廃止の提案なんですけれども、過去3年間ぐらいの利用、実績状況どのくらいあるんでしょうか、お示しください。 35 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの橋本議員の質疑に対する答弁を求めます。 36 ◯産業部長(安達悦久君) 59年12月に建築をして、教員住宅目的でつくっておりましたが、その後学校の閉鎖に伴って教員住宅ではなくなったということでございます。  入居の実績でございますけれども、地域活性化住宅として平成15年8月から平成20年3月まで、当時、源流料理道場であった施設の管理人さんが入居をされておられました。それ以外の利用実績はございません。  以上でございます。 37 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかにございませんか。──ないようですから次に、条例第2号新見市旅費支給条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第3号新見市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の課税免除に関する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第4号新見市簡易水道使用条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第5号新見市簡易水道条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第6号新見市農業共済条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第7号新見市建築確認事務等手数料条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第8号新見市消防手数料に関する条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第9号新見市水道事業条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第10号新見市きらめき広場・哲西条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。8番坂東義生議員。 38 ◯8番(坂東義生君) 質疑をいたします。  この条例は、きらめき広場哲西にあるコピー機の利用料だというふうに思います。これを現行50円を100円に改めるとあります。カラーコピー代だというふうに説明を受けておりますけれども、なぜ倍の金額にするのか理由をお示しください。 39 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの坂東議員の質疑に対する答弁を求めます。 40 ◯教育部長(安藤暢重君) これは、新見市手数料に関する条例との整合性を図るというのが1点ございます。それと、中央図書館のカラーコピーの手数料につきましては、既に昨年の12月の条例制定時に50円から100円に変更の議決をいただいております。それに合わせるということで、今回条例の改正をお願いするものでございます。  以上でございます。 41 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかにございませんか。15番橋本亨子議員。 42 ◯15番(橋本亨子君) 手数料条例との整合性や、また新見図書館との料金の整合性という、こういう説明を今お聞きしたんですけど、そもそも料金を1枚が100円という金額に設定をしている、その条例との整合性ということではない積算の根拠、これを説明いただけますか。 43 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの橋本議員の質疑に対する答弁を求めます。 44 ◯教育部長(安藤暢重君) コピーの使用料ということでございますが、正確にはコピーサービス手数料ということで、コピーを職員がとるということの手数料という意味合いでございますので、100円というのが積算の根拠といいますが、いずれにしましても手数料に関する条例の規定の制定段階での金額ということで御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 45 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。15番橋本亨子議員。 46 ◯15番(橋本亨子君) この100円という金額に設定したのが、今お聞きすると、いわゆる職員が本人に成りかわってサービスをするということから100円がいるんだというようなお考えなんでしょうか。 47 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 48 ◯教育部長(安藤暢重君) おっしゃるとおり手数料でございますので、使用料ではございませんので、そういうように御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 49 ◯議長(仲田康豊君) 再々質問ございますか。15番橋本亨子議員。 50 ◯15番(橋本亨子君) 非常に高い金額が1枚あたりにかかってくるわけなんですけど、ちなみに参考に県下でこの料金というのが他市での状況がどのようになっているのか、新見市は非常に高い額が示されているんではなかろうかと思うんですけれども、最も安いところではどういう状況があるでしょうか。その辺、他市の状況など把握しておられますでしょうか。 51 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 52 ◯教育部長(安藤暢重君) ただいま手元には他市の状況の金額を示す資料というのが持ち合わせておりませんので、この場ではお答えができません。  以上でございます。
    53 ◯議長(仲田康豊君) ほかにございませんか。10番杉本美智子議員。 54 ◯10番(杉本美智子君) 近年の利用実績をお尋ねいたします。 55 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 56 ◯教育部長(安藤暢重君) 哲西図書館のカラーコピーの使用実績でございますが、平成27年度が年間31枚、それから28年度が年間11枚、29年度、本年度におきましては1月末現在で26枚というような状況でございます。  以上でございます。 57 ◯議長(仲田康豊君) ほかにございますか。17番藤澤正則議員。 58 ◯17番(藤澤正則君) 説明を聞きますと、手数料条例に、いわゆる整合性を持ってするということでございます。理解できますが、なぜ今この時点になったんですか、その原因は。 59 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの藤澤議員の質疑に対する答弁を求めます。 60 ◯教育部長(安藤暢重君) 時期につきましては、哲西図書館がこの3月末をもって指定管理の更新時になるということで、この3月末を基準に、ここで条例を改正をさせていただくということでございます。  以上でございます。 61 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。17番藤澤正則議員。 62 ◯17番(藤澤正則君) 基本となる手数料条例との整合性で合わせるということでございます。なぜ、その時点にできてなかったのか、私は不思議でなりません。そこの点をもう一度説明してください。 63 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 64 ◯教育部長(安藤暢重君) これは先ほど申し上げましたように、指定管理の更新時に合わせて変更をするという考えのもとで、この3月末、執行自体は4月1日からということになりますが、そこに合わせての改正をということで考えていたところでございます。  以上でございます。 65 ◯議長(仲田康豊君) 再々質疑ございますか。17番藤澤正則議員。 66 ◯17番(藤澤正則君) 最後でございます。指定管理の更新時にそれを見直して100円に、他の整合性がないからするというのでなくて、常に基本である手数料条例改正されたら、関連する条例は改正するべきだと私は思います。いかがですか。 67 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 68 ◯教育部長(安藤暢重君) 指定管理にこだわるということになりますが、指定管理の期間中が改正がどうかということを考えたところでございますが、条例そのものについては当然改正の必要なときに改正ということでございますが、中央図書館につきましても新しい図書館の開館時に改正をしております。そういうこともありまして、今回4月1日からの改正ということでここでお願いをするものでございます。  以上でございます。 69 ◯議長(仲田康豊君) ほかにございませんか。──ないようですから、しばらく休憩をいたします。                             午前11時2分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時15分  開 議 70 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  次に条例第11号新見市国民健康保険給付費支払準備基金条例を廃止する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第12号新見市国民健康保険事業財政調整基金条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第13号新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第14号新見市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第15号新見市国民健康保険条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第16号新見市介護保険条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第17号新見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第18号新見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第19号新見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第20号新見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第21号新見市立幼稚園条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、条例第22号新見文化交流館・生涯学習センター条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。8番坂東義生議員。 71 ◯8番(坂東義生君) 改正条例の中で新見交流館部分でありますけれども、今まで定められておりませんでした、ふれあい広場の利用料金が定められようとしております。なぜ、ここでふれあい広場の利用料金を設定をしていくのか、理由をお示しください。 72 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの坂東議員の質疑に対する答弁を求めます。 73 ◯教育部長(安藤暢重君) これにつきましては、今までも料金設定はございました。それは生涯学習センターという位置づけの中で料金設定をしていたということで、2,000円の時間あたりの金額については変更はございません。今、生涯学習センターを分けるということで文化交流館の利用時間であるとか、料金を持っていくという手続を行いたいということでございます。  以上でございます。 74 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。17番藤澤正則議員。 75 ◯17番(藤澤正則君) 同じように、この広場の規模を改めて確認させてください。 76 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 77 ◯教育部長(安藤暢重君) 位置は、今の中央図書館と文化交流館の間の広場ということで、面積は約4,500平方メートル(後刻訂正P44「約1,500平方メートル」)ございます。  以上です。 78 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。17番藤澤正則議員。 79 ◯17番(藤澤正則君) 条例の中では、広場ということで一括でございますが、大変規模も多ゆうございますが、これは二分の一使用規定とかそういうようなことは、あえてここには書かれてないんですが、あくまでも一括という解釈で、そういうような二分の一使用の規定というのは考えられてないわけですか。 80 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 81 ◯教育部長(安藤暢重君) あくまで1つの施設という位置づけでございますので、体育館と同じように全体での使用ということで、部分使用は今のところ考えておりません。  以上でございます。 82 ◯議長(仲田康豊君) 再々質疑ございますか。  ほかにございませんか。──ないようですから次に、条例第23号新見市公民館条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結します。          ──────────────────────── 日程第7  予算第 1号 平成30年度新見市一般会計予算       予算第 2号 平成30年度新見市診療所特別会計予算       予算第 3号 平成30年度新見市国民健康保険特別会計予算       予算第 4号 平成30年度新見市介護保険特別会計予算       予算第 5号 平成30年度新見市後期高齢者医療特別会計予算       予算第 6号 平成30年度新見市簡易水道事業特別会計予算       予算第 7号 平成30年度新見市下水道事業特別会計予算       予算第 8号 平成30年度新見市観光事業特別会計予算       予算第 9号 平成30年度新見市豊永財産区特別会計予算       予算第10号 平成30年度新見市萬歳財産区特別会計予算       予算第11号 平成30年度新見市農業共済事業特別会計予算       予算第12号 平成30年度新見市水道事業会計予算 83 ◯議長(仲田康豊君) 日程第7に入ります。  予算第1号から同第12号までの12議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 84 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました予算第1号から予算第12号までの計12件について御説明申し上げます。  まず、予算第1号平成30年度新見市一般会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ前年度当初予算比7.4%増の232億9,271万1,000円としております。  歳入の主なものは、第1款市税に32億9,370万6,000円、第11款地方交付税に109億7,800万円、第31款国庫支出金に15億82万9,000円、第32款県支出金に9億7,538万4,000円、第81款市債に32億2,280万円を計上しております。  次に、歳出の主なものを御説明申し上げます。  第1款議会費は議会運営に要する経費1億7,927万7,000円を計上しております。  第2款総務費は、一般的行政管理のほか、企画、情報管理、公共交通、徴税、戸籍、選挙、統計調査等に要する経費39億8,726万5,000円を計上しております。  第3款民生費は、国民健康保険障害者福祉高齢者福祉、介護保険、児童・母子福祉、子育て支援、生活保護、医療福祉などの各種福祉施策に要する経費53億886万3,000円を計上しております。  第4款衛生費は、保健・医療、生活環境衛生、じんかい・し尿処理等に要する経費13億4,021万7,000円を計上しております。  第6款農林水産業費は、農業・畜産業・林業の振興等に要する経費8億3,368万9,000円を計上しております。  第7款商工費は、商工業・観光の振興、観光施設の管理等に要する経費3億5,047万3,000円を計上しております。  第8款土木費は、道路、橋梁、河川、公園、公営住宅、下水道等の施設の維持管理、新設改良等に要する経費31億2,687万4,000円を計上しております。  第9款消防費は、消防、防災等に要する経費8億1,990万5,000円を計上しております。  第10款教育費は、学校・社会教育、文化・スポーツ振興等に要する経費23億1,753万円を計上しております。  第12款公債費は、長期債償還等に要する経費37億5,778万9,000円を計上しております。  第13款諸支出金は、水道・農業共済事業への補助金や公立大学運営費交付金に要する経費11億4,867万4,000円を計上しております。  継続費は、第2表のとおり、映像放送系機器更新事業について総額及び年割り額を定めております。  債務負担は、第3表のとおり、新見市土地開発公社の借り入れる事業資金及びこれに対する利子の債務保証など、計8件について期間及び限度額を定めております。  地方債は、第4表のとおり、総額32億2,280万円について、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。  一時借入金の最高額は40億円とし、歳出予算の流用は給料、職員手当及び共済費について同一款内の各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第2号平成30年度新見市診療所特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ1億5,895万7,000円としております。地方債は、第2表のとおりとし、一時借入金の最高額は1,000万円としております。  次に、予算第3号平成30年度新見市国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ、事業勘定は34億8,800万1,000円、直営診療施設勘定は1億5,187万3,000円としております。  債務負担は、第2表のとおり、一時借入金の最高額は、事業勘定を2億5,000万円、直営診療施設勘定を1,000万円とし、歳出予算の流用は保険給付費の同一款内での各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第4号平成30年度新見市介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ、保険事業勘定は46億7,595万2,000円、介護サービス事業勘定は1,957万9,000円としております。  一時借入金の最高額は、保険事業勘定を2億円とし、歳出予算の流用は保険給付費の同一款内での各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第5号平成30年度新見市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ5億4,593万5,000円としております。  次に、予算第6号平成30年度新見市簡易水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ12億3,673万5,000円としております。  債務負担は、第2表のとおり、地方債は第3表のとおりとし、一時借入金の最高額は3億5,000万円としております。  次に、予算第7号平成30年度新見市下水道事業特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ18億3,995万1,000円としております。  債務負担は第2表、地方債は第3表のとおりとし、一時借入金の最高額は5億円としております。  歳出予算の流用は、給料、職員手当及び共済費について、同一款内の各項の間で流用できることとしております。  次に、予算第8号平成30年度新見市観光事業特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ5,818万円としております。  一時借入金の最高額は1,000万円としております。  次に、予算第9号平成30年度新見市豊永財産区特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ1,161万9,000円としております。  次に、予算第10号平成30年度新見市萬歳財産区特別会計予算につきましては、歳入歳出の総額をそれぞれ30万7,000円としております。  次に、予算第11号平成30年度新見市農業共済事業特別会計予算につきましては、実績に基づき事業の予定量を計上し、収益的収入、支出の予定額をそれぞれ1億5,546万8,000円としております。  議会の議決を経なければ流用することができない経費は、職員給与費について定め、他会計からの補助金は一般会計からの補助金について定めております。  次に、予算第12号平成30年度新見市水道事業会計予算につきましては、実績と事業見込みに基づき業務の予定量を計上し、収益的収入の予定額を3億9,602万2,000円、収益的支出の予定額を3億6,842万6,000円としております。  資本的収入の予定額は2,809万8,000円、資本的支出の予定額は3億3,942万2,000円とし、不足額は過年度損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することとしております。  一時借入金の限度額は5,000万円とし、議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費、公債費について定めております。  他会計からの補助金は、一般会計からの補助金について定め、棚卸資産購入限度額についても定めております。  以上、計12件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議をいただき、御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
    85 ◯議長(仲田康豊君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  まず、予算第1号平成30年度新見市一般会計予算について御質疑はございませんか。17番藤澤正則議員。 86 ◯17番(藤澤正則君) 予算第1号新見市一般会計予算、この資料の中の8ページでございます。第2表継続費並びに第3表債務負担行為費、第4表地方債についてお尋ねいたします。  まず、第2表継続費でございます。この説明では事業名が映像放送系機器更新事業ということで更新には理解いたします。本年度のを加えまして約9億円の継続費を組まれております。まず1点は、これの財源措置を御説明いただきたいと思います。  それから、第3表債務負担行為の表中、市営斎場明月苑火葬炉設備改修事業、本年度9,100万円の予算を計上されとりますが、債務負担行為で平成31年度に1億3,610万円、総額2億2,700万円の事業でございます。これの事業の改修概要、説明を求めたいと思います。合わせて、この財源。  それから、確認させていただきます第4表地方債、起債の目的、合併特例債から臨時財政対策事業まであります。これの交付税算定率を参考までにお聞かせいただきたいと思います。  以上でございます。 87 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの藤澤議員の質疑に対する答弁を求めます。 88 ◯総務部長(矢田貝 誠君) まず、映像放送系機器の財源でございますが、過疎債を充当していこうというふうに考えております。  以上です。 89 ◯福祉部長(小川忠義君) 事業概要につきましては、2カ年の事業としております。それで、明月苑の火葬炉3基の改修を計画しておりまして、30年度につきましては、機器の製作、それで31年度が機器の設置改修工事という形になります。30年度分につきましては約4割相当のお金をホボ充当しております。そういう起債につきましては、過疎債を充当させていただきます。  以上でございます。 90 ◯総務部長(矢田貝 誠君) 地方債の関係の交付税算入率でございますが、大変申しわけございません、今、全部の数字自体を今ここで持ってませんので、また委員会等の中でさせていただきたいというふうに思っておりますのでよろしくお願いいたします。 91 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかにございませんか。8番坂東義生議員。 92 ◯8番(坂東義生君) 平成30年度の一般会計の総額が232億9,271万円。本年度比で7.4%の増額ということで、一部報道では池田カラーが見えたと積極的な予算が組まれているというふうなことも書かれておりました。  一方、歳入面でいいますと、基金繰入総額が15億3,400万円と、本年度比10億4,000万円の増額です。これは、基金というのは本市の貯金に当たる額でございますけれども、これが平成29年度に比べて10億4,000万円多くなるということ。それから、借金に当たります市債のうち、普通債が26億200万円と本年度に比べて7億9,700万円の増額となります。基金も積み立てるばかりじゃだめだと、積極的な目的を持ってこれを活用していかなければいけないというふうには思っておりますけれども、今後この基金、それから市債の借り入れ等について市長はどのような方針を持って臨まれるのかお聞かせをいただきたいと思います。 93 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの坂東議員の質疑に対する答弁を求めます。 94 ◯市長(池田一二三君) 現在あります基金は有効に活用させていただきたいと思いますし、また財源に充てられる部分につきましては十分な起債を確保してまいりたいと考えている次第でございます。 95 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。坂東義生議員。 96 ◯8番(坂東義生君) 不十分な答弁であります。私が申し上げておるのは、有効に活用して欲しいとかということではなくて、この基金の今後、それから起債の今後のあり方についてどのような考えを持って臨まれるのかということをお聞きしたいわけであります。  例えば、基金の取り崩し額は幾らでおさめるとか、基金を繰り入れた額の補填をどういうふうにしていくつもりであるとか、そういったことをお答えをいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 97 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 98 ◯市長(池田一二三君) 市債発行につきましては、償還の9割以内で抑えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 99 ◯議長(仲田康豊君) しばらく休憩にいたします。                             午前11時41分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時42分  開 議 100 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  答弁を求めます。 101 ◯市長(池田一二三君) 既に、議会に対しまして財政シミュレーションをお示しをして、説明させていただいているところでございます。  以上でございます。 102 ◯議長(仲田康豊君) 再々質疑ございますか。坂東議員。 103 ◯8番(坂東義生君) 市長言われましたけれども、財政シミュレーションは確かにいただいております。その中身をお示しください。 104 ◯議長(仲田康豊君) 答弁を求めます。 105 ◯総務部長(矢田貝 誠君) まず、基金でございますけれども、財政調整基金につきましては当然財源の不足する部分について対応させていただくということで考えておりますけれども、平成29年度の見込みで今約5億円弱の財調の取り崩しを今想定しておるところでございますが、今後につきましても必要な部分については取り崩しをしながら、最終的に年決算を行った段階で予算等が残ったものにつきましては、基金へまた積み戻しをしていくというような対応をしていくような形になろうかというふうに思っておりますが。財調の問題につきましては、いろいろ国等でも議論されてるところでありますけれども、一概にどんどん減していくっていうことがいいというふうには考えておりませんので、ある程度そうした全体を見ながら財調については考えてまいりたいというふうに思っております。  今回の30年度の当初予算につきましては、財政調整基金を5億円を取り崩すということで予算措置をさせていただいておりまして、その他の財源が約10億円の取り崩しをしておりますけれども、その他の財源、積立基金につきましては目的を持った基金でございますので、それぞれの事業の今回行っております目的に合うようなものについては、ある程度取り崩しをさせていただきながら、先ほど議員言われましたように積むばかりではいけないっていうことで目的に合うもの、例えば公共施設のものであればこれから修繕等が発生するものについてはそれに充てていく、あるいは大学の新しい校舎の関係がございますが、そうしたものにつきましては地域の活性化の基金を使うといった形でそれぞれの目的に合った基金を使いながら事業は進めてまいりたい、いうふうに考えております。そうしたシミュレーションにもさせていただいています。  それから、起債につきましては非常に多くの借入金ございましたが、非常今に償還も行ってきております。そうした中で、これ以上、総額として起債を増やすというような考え方は持っておりません。基本的には償還の額よりは少ない額で起債等必要があれば、これを対応していかなければならない、しかも、その起債につきましては先ほど話がございました交付税算入が非常に有利な起債、そうしたものを活用しながら事業も進めてまいりたいとそのように考えておるところでございます。  以上です。 106 ◯議長(仲田康豊君) ほかにございませんか。──ないようですから次に、予算第2号平成30年度新見市診療所特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第3号平成30年度新見市国民健康保険特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第4号平成30年度新見市介護保険特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第5号平成30年度新見市後期高齢者医療特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第6号平成30年度新見市簡易水道事業特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第7号平成30年度新見市下水道事業特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第8号平成30年度新見市観光事業特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第9号平成30年度新見市豊永財産区特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第10号平成30年度新見市萬歳財産区特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第11号平成30年度新見市農業共済事業特別会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第12号平成30年度新見市水道事業会計予算について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結します。          ──────────────────────── 日程第8  予算第13号 平成29年度新見市一般会計補正予算(第7号)       予算第14号 平成29年度新見市診療所特別会計補正予算(第4号)       予算第15号 平成29年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)       予算第16号 平成29年度新見市介護保険特別会計補正予算(第5号)       予算第17号 平成29年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       予算第18号 平成29年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)       予算第19号 平成29年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第4号)       予算第20号 平成29年度新見市農業共済事業特別会計補正予算(第3号) 107 ◯議長(仲田康豊君) 日程第8に入ります。  予算第13号から同第20号までの8議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 108 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました予算第13号から予算第20号までの計8件について御説明申し上げます。  今回は、国の補正に関する事業や事業費や財源の確定に伴うものなどについて補正予算として計上しております。  まず、予算第13号平成29年度新見市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ1億2,714万7,000円を追加し、総額を238億6,914万4,000円としております。  歳入は、市債などを追加しております。  主な歳出は、井倉橋かけかえ工事の追加分や財政調整基金及び公共施設等整備基金への積み立て等に伴うものを計上しております。  継続費の変更は第2表、繰越明許費は第3表、債務負担の追加は第4表、地方債の変更は第5表のとおりとしております。  次に、予算第14号平成29年度新見市診療所特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ25万円を追加しております。  地方債の追加は第2表のとおりとしております。  次に、予算第15号平成29年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)につきましては、事業勘定の歳入歳出にそれぞれ2億5,931万7,000円を追加し、直営診療施設勘定の歳入歳出から285万1,000円を減額をしております。  地方債の追加は第2表のとおりとしております。  次に、予算第16号平成29年度新見市介護保険特別会計補正予算(第5号)につきましては、保険事業勘定の歳入歳出からそれぞれ9,953万1,000円を減額し、介護サービス事業勘定の歳入歳出からそれぞれ8万円を減額しております。  次に、予算第17号平成29年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ4,455万1,000円を追加しております。  次に、予算第18号平成29年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ1億4,315万2,000円を減額しております。  繰越明許費は第2表、地方債の変更は第3表のとおりとしております。  次に、予算第19号平成29年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出からそれぞれ6,871万9,000円を減額しております。  繰越明許費は第2表、地方債の変更は第3表のとおりとしております。  次に、予算第20号平成29年度新見市農業共済事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、収益的収入、支出からそれぞれ995万8,000円を減額しております。  以上、計8件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 109 ◯議長(仲田康豊君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  まず、予算第13号平成29年度新見市一般会計補正予算(第7号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第14号平成29年度新見市診療所特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第15号平成29年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第16号平成29年度新見市介護保険特別会計補正予算(第5号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第17号平成29年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第18号平成29年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第19号平成29年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第4号)について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、予算第20号平成29年度新見市農業共済事業特別会計補正予算(第3号)について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結します。          ──────────────────────── 日程第9  議案第1号 平成30年度新見市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を             定めることについて       議案第2号 市道路線の認定について       議案第3号 市道路線の変更について       議案第4号 市道路線の廃止について       議案第5号 新見市新見千屋温泉いぶきの里の指定管理者の指定について       議案第6号 新見市グリーンミュージアム神郷温泉等の指定管理者の指定につい             て       議案第7号 新見市花見公共牧場の指定管理者の指定について 110 ◯議長(仲田康豊君) 日程第9に入ります。  議案第1号から同第7号までの7議案を一括議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 111 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました議案第1号から議案第7号までの計7件について御説明申し上げます。  まず、議案第1号平成30年度新見市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を定めることにつきましては、事業費の賦課総額等を定めるため、新見市農業共済条例第5条第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第2号市道路線の認定につきましては、それぞれ新たに市道として管理するため、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第3号市道路線の変更につきましては、市道川向線及び新市1号線について道路延長や新設に伴い、終点位置等を変更するため、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第4号の市道路線の廃止につきましては、市道五反田線及び下干子線について路線整理が必要なため、道路法第10条第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第5号から議案第7号までにつきましては、本市の公の施設のうち、現在の指定管理期間が本年3月末に終了する施設について、新見市公の施設指定管理者選定委員会において選定された者を次の指定管理者に指定するため、地方自治法第244条の2第6項及び新見市公の施設指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、計7件について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 112 ◯議長(仲田康豊君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  まず、議案第1号平成30年度新見市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を定めることについて御質疑はございませんか。──ないようですから次に、議案第2号市道路線の認定について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、議案第3号市道路線の変更について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、議案第4号市道路線の廃止について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、議案第5号新見市新見千屋温泉いぶきの里の指定管理者の指定について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、議案第6号新見市グリーンミュージアム神郷温泉等の指定管理者の指定について御質疑はございませんか。──ないようですから次に、議案第7号新見市花見公共牧場の指定管理者の指定について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結します。  お諮りいたします。明28日から3月6日までの7日間は、議案等調査のため本会議を休会したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(仲田康豊君) 御異議なしと認めます。よって、7日間は休会することに決定されました。
     次の本会議は3月7日午前10時に開きます。  以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午後0時0分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....