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  1. 新見市議会 2018-03-01
    平成30年3月定例会(第5号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2018年03月23日:平成30年3月定例会(第5号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 議 ◯議長(仲田康豊君) 皆さん、御苦労さまでございます。  ただいまの出席18名でございます。これより本日の会議を開きます。  なお、議事日程はあらかじめ配付しておりますので、御了承願います。          ──────────────────────── 日程第1  各委員会付託事件の審査結果報告 2 ◯議長(仲田康豊君) 日程第1に入ります。  去る平成29年12月定例市議会において閉会中継続審査及び調査研究することになった請願1件及び調査事件43件並びに3月9日開議の本会議において付託した報告第1号の1議案、条例第1号から同第23号までの23議案、予算第1号から同第20号までの20議案、議案第1号から同第7号までの7議案及び陳情5件を一括議題といたします。  この際、各委員長から審査結果の報告を求めます。  まず、議会運営委員長に願います。7番石田實委員長。               〔7番 石田 實君 登壇〕 3 ◯7番(石田 實君) 皆さんおはようございます。  議会運営委員会から報告をさせていただきます。  平成30年3月23日、新見市議会議長仲田康豊殿。新見市議会議会運営委員会委員長石田實。  委員会の経過及び結果について報告。  議会運営委員会に付託された事件について、調査の経過及び結果を次のとおり報告します。  1、調査の部、調査第1号議会運営の効率化について、調査第2号議会の会期について、調査第3号議案等の取り扱いについて、調査第4号議会改革の推進について、調査第5号常任委員会特別委員会の設置について、調査第6号その他議会調整等に関する事項について、以上6件は閉会中調査研究することに決定した。  以上でございます。 4 ◯議長(仲田康豊君) 以上で議会運営委員長の報告を終わります。  次に、予算決算常任委員長に願います。10番杉本美智子委員長
                  〔10番 杉本美智子君 登壇〕 5 ◯10番(杉本美智子君) 平成30年3月23日、新見市議会議長仲田康豊殿。新見市議会予算決算常任委員会委員長杉本美智子。  常任委員会の経過及び結果について報告いたします。  予算決算常任委員会に付託された事件について、審査及び調査の経過及び結果を次のとおり報告します。  1、議案の部、報告第1号市長の専決処分した予算について(平成29年度新見市観光事業特別会計補正予算(第5号))、予算第1号平成30年度新見市一般会計予算、予算第2号平成30年度新見市診療所特別会計予算、予算第3号平成30年度新見市国民健康保険特別会計予算、予算第4号平成30年度新見市介護保険特別会計予算、予算第5号平成30年度新見市後期高齢者医療特別会計予算、予算第6号平成30年度新見市簡易水道事業特別会計予算、予算第7号平成30年度新見市下水道事業特別会計予算、予算第8号平成30年度新見市観光事業特別会計予算、予算第9号平成30年度豊永財産特別会計予算、予算第10号平成30年度新見市萬歳財産特別会計予算、予算第11号平成30年度新見市農業共済事業特別会計予算、予算第12号平成30年度新見市水道事業会計予算、予算第13号平成29年度新見市一般会計補正予算(第7号)、予算第14号平成29年度新見市診療所特別会計補正予算(第4号)、予算第15号平成29年度新見市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)、予算第16号平成29年度新見市介護保険特別会計補正予算(第5号)、予算第17号平成29年度新見市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、予算第18号平成29年度新見市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)、予算第19号平成29年度新見市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、予算第20号平成29年度新見市農業共済事業特別会計補正予算(第3号)、各議案について当局の説明を聴取し、慎重審査の結果、報告第1号については原案のとおり承認し、予算第1号から予算第20号までの20議案については原案のとおり可決することに決定しました。  2、調査の部、調査第1号予算に関する事項について、調査第2号決算に関する事項について、調査第3号その他財政に関する事項について、以上3件は閉会中調査研究することに決定しました。  なお、このほど平成30年度予算を審査した結果、予算決算常任委員会として次のとおり意見書を付すことにいたしました。  全国的には、景気が回復基調にあると言われていますが、残念ながら新見市においては、景気の回復を実感するに至っていないのが現状です。特に、農林業を主要産業としながら総体的に農林水産業費が少ないこと、社会資本整備のための建設事業が減少していることは、市全体の経済の停滞を招く一因となるため大変危惧しています。  引き続き、有利な財源の確保に努め、市内経済の好循環が実現するような経済対策に重点を置くよう求めます。  また、新見市版地域共生社会の構築と新見公立大学を生かしたまちづくりは、市民の誰でもが理解できるような明確なビジョンを掲げ、推進するよう求めます。  最後に、第2次新見市総合振興計画に掲げられていない大規模な施策を実施するに当たっては、議会に十分な説明を行い、慎重に取り組むとともに、新見市の福祉施策が市民のセーフティーネットとして十分機能するよう細やかな配慮をしていただくよう求めて意見書といたします。  以上で報告を終わります。 6 ◯議長(仲田康豊君) 以上で予算決算常任委員長の報告を終わります。  次に、総務産建常任委員長に願います。5番小河俊文委員長。               〔5番 小河俊文君 登壇〕 7 ◯5番(小河俊文君) 平成30年3月23日、新見市議会議長仲田康豊殿。新見市議会総務建常任委員会委員長小河俊文。  常任委員会の経過及び結果について報告。  総務産建常任委員会に付託された事件について、審査及び調査の経過及び結果を次のとおり報告します。  1、議案の部、条例第1号新見市大佐地域活性化促進住宅条例の一部を改正する条例、条例第2号新見市旅費支給条例の一部を改正する条例、条例第3号新見市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の課税免除に関する条例、条例第4号新見市簡易水道使用条例の一部を改正する条例、条例第5号新見市簡易水道条例の一部を改正する条例、条例第6号新見市農業共済条例の一部を改正する条例、条例第7号新見市建築確認事務等手数料条例の一部を改正する条例、条例第8号新見市消防手数料に関する条例の一部を改正する条例、条例第9号新見市水道事業条例の一部を改正する条例、議案第1号平成30年度新見市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を定めることについて、議案第2号市道路線の認定について、議案第3号市道路線の変更について、議案第4号市道路線の廃止について、議案第5号新見市新見千屋温泉いぶきの里の指定管理者の指定について、議案第6号新見市グリーンミュージアム神郷温泉等指定管理者の指定について、議案第7号新見市花見公共牧場指定管理者の指定について、各議案について当局の説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決することに決定いたしました。  2、請願・陳情の部、請願第1号日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択を求める請願、本件は採択とすることに決定しました。陳情第2号飲食店フェスティバルについての陳情、陳情第3号自転車専用レーンの整備についての陳情、陳情第5号新見市PRにおけるにーみんの活用についての陳情、陳情第6号新見市活性化におけるポケモンGOとのコラボレーションについての陳情、以上4件は閉会中継続審査することに決定しました。  3、調査の部、調査第1号財産の管理運営について、調査第2号財源の確保に伴う財政面の調査について、調査第3号行政機構の改善について、調査第4号消防防災等市民の保護に関する事項について、調査第5号情報政策に関する事項について、調査第6号地域づくりに関する事項について、調査第7号総務・消防に関する懸案事項について、調査第8号農林業及び畜産振興について、調査第9号商工鉱業振興対策について、調査第10号観光開発事業について、調査第11号雇用対策について、調査第12号の農林道新設改良維持管理について、調査第13号市道・橋梁新設改良及び認定について、調査第14号国道・県道の新設改良促進方について、調査第15号上水道事業及び簡易水道について、調査第16号公共下水道及び下水道について、調査第17号都市計画事業について、調査第18号産業・建設に関する懸案事項について、以上18件は閉会中調査研究することに決定しました。  以上、御賛同をよろしくお願いいたします。 8 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの総務産建常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。15番橋本亨子議員。 9 ◯15番(橋本亨子君) ただいまの報告のうち、2の請願・陳情の部の中で、請願第1号日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択を求める請願について、採択という報告をお聞きをしたところでございますが、日本政府が衆参の本会議で非核三原則を決議し、それを国是としております。唯一の被爆国として、核兵器の禁止に向けて日本政府が先頭に立つことをこの請願では強く求めているわけでございますが、紹介議員として委員会で採択をされたということのこの結果に対しては大いに称賛を送る次第であります。委員会での採択の状況がどういうふうだったのか、その点だけをお尋ねをしておきたいと思います。 10 ◯議長(仲田康豊君) 小河俊文委員長。 11 ◯5番(小河俊文君) 委員会での採択の状況は、全員一致ということで採択に決定をいたしました。  以上です。 12 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。  ほかに御質疑ございませんか。17番藤澤正則議員。 13 ◯17番(藤澤正則君) 17番藤澤でございます。委員長にお尋ねいたします。  この報告の中で、条例9件、それから議案が7件でございます。大変多くの審査をされて御苦労されたと思いますが、特にこの中で、議案第1号から議案第7号を特に議案第5号、議案第6号、議案第7号指定管理について、どのような質疑が行われたか詳細に報告を求めます。また、加えて条例の9件のうち、質疑があった項目、なかった項目の報告をまず求めます。 14 ◯議長(仲田康豊君) 小河俊文委員長。 15 ◯5番(小河俊文君) 議案第5号、議案第6号、議案第7号の指定管理については、特に質問はございませんでした。それと、条例第1号から条例第9号についても、特に質問はございませんでした。  以上です。 16 ◯議長(仲田康豊君) 再質疑ございますか。藤澤正則議員。 17 ◯17番(藤澤正則君) ただいまの委員長の報告を受けますと、議案第5号、議案第6号、議案第7号、質疑なし、条例の第1号から第9号も特に質疑なしの審査内容というふうにとってよろしいですか。 18 ◯議長(仲田康豊君) 小河俊文委員長。 19 ◯5番(小河俊文君) はい、よろしい。 20 ◯議長(仲田康豊君) 再々質疑ございますか。17番藤澤正則議員。 21 ◯17番(藤澤正則君) はい、最後でございます。  多くの条例議案について、当委員会では何らの質疑もなしにこの結果に至り、冒頭の報告のように慎重審査とされたということで、内容を確認させていただきました。それの最終確認をお願いいたします。 22 ◯議長(仲田康豊君) 小河俊文委員長。 23 ◯5番(小河俊文君) しっかり審査をいたしまして皆さん審査をされましたので、特に質疑のようなことはなかったというふうに考えております。 24 ◯議長(仲田康豊君) ほかにございませんか。──ないようですから総務産建常任委員長の報告を終わります。  次に、文教福祉常任委員長に願います。8番坂東義生委員長。               〔8番 坂東義生君 登壇〕 25 ◯8番(坂東義生君) 平成30年3月23日、新見市議会議長仲田康豊殿。新見市議会文教福祉常任委員会委員長坂東義生。  常任委員会の経過及び結果について報告。  文教福祉常任委員会に付託された事件について、審査及び調査の経過及び結果を次のとおり報告します。  1、議案の部、条例第10号新見市きらめき広場・哲西条例の一部を改正する条例、条例第11号新見市国民健康保険給付費支払準備基金条例を廃止する条例、条例第12号新見市国民健康保険事業財政調整基金条例、条例第13号新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、条例第14号新見市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例、条例第15号新見市国民健康保険条例の一部を改正する条例、条例第16号新見市介護保険条例の一部を改正する条例、条例第17号新見市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例、条例第18号新見市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、条例第19号新見市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護の予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例、条例第20号新見市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、条例第21号新見市立幼稚園条例の一部を改正する条例、条例第23号新見市公民館条例の一部を改正する条例、各議案について当局の説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決することに決定をいたしました。  条例第22号新見文化交流館・生涯学習センター条例の一部を改正する条例、本議案について当局の説明を聴取し、慎重審査の結果、別紙のとおり、修正可決することに決定をいたしました。  条例第22号新見文化交流館・生涯学習センター条例につきましては、本年4月1日に旧新見図書館に開設される新見公民館と生涯学習センターのうち、生涯学習センター分についての条例改正案であります。  修正する内容は、まず休館日を月曜日としているものを月曜日も開館とすることです。  次に、開館時間の日曜日を9時から12時を日曜日も他の曜日と同じ9時から22時とすることです。  最後に、基本使用料を学習室1A、1B、2の300円を100円とし、学習室3の150円も100円とするものです。  以上の修正により、同じ建物内にある新見公民館の休館日、開館時間及び基本使用料と同じになります。  2、請願・陳情の部、陳情第4号街灯設備についての陳情、本件は閉会中継続審査することに決定をいたしました。  3、調査の部、調査第1号国民健康保険保険事業の充実について、調査第2号介護保険事業の充実について、調査第3号環境衛生施設整備について、調査第4号環境保全及び公害対策について、調査第5号社会福祉事業の充実について、調査第6号保健、医療の充実について、調査第7号学校教育について、調査第8号学校統廃合について、調査第9号社会教育・文化・体育の充実について、調査第10号教育施設整備及び教育予算の充実について、調査第11号文教・福祉に関する懸案事項について、以上11件は閉会中調査研究することに決定をいたしました。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 26 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。──ないようですから文教福祉常任委員長の報告を終わります。  次に、議員定数等検討特別委員長に願います。13番林光和委員長。               〔13番 林 光和君 登壇〕 27 ◯13番(林 光和君) 平成30年3月23日、新見市議会議長仲田康豊殿。新見市議会議員定数等検討特別委員会委員長林光和。  委員会の経過及び結果について。  議員定数等検討特別委員会に付託された事件について、調査の経過及び結果を次のとおり報告します。  1、調査の部、調査第1号議員定数について、調査第2号議員報酬について、調査第3号政務活動費について、以上3件は閉会中調査研究することに決定いたしました。  以上報告をいたします。 28 ◯議長(仲田康豊君) 以上で議員定数等検討特別委員長の報告を終わります。  次に、議会広報特別委員長に願います。16番榎日出男委員長。               〔16番 榎 日出男君 登壇〕 29 ◯16番(榎 日出男君) 特別委員会から報告させていただきます。  平成30年3月23日、新見市議会議長仲田康豊殿。  委員会の経過及び結果について報告をいたします。  議会広報特別委員会に付託された事件について、調査の経過及び結果を次のとおり報告いたします。  1、調査の部、調査第1号議会広報の充実について、調査第2号議会広報紙の発行について、以上2件を閉会中調査研究することに決定いたしました。  御賛同のほどよろしくお願いいたします。 30 ◯議長(仲田康豊君) 以上で議会広報特別委員長の報告を終わります。  以上で各委員長報告並びに質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、委員長報告に反対者の発言から許します。15番橋本亨子議員。 31 ◯15番(橋本亨子君) 今議会には、非常にたくさんの議案の上程があったわけでございますが、そのうちの予算第1号、それと予算第3号、予算第4号、条例第10号、条例第13号、条例第16号の6議案のみ反対をするものでございます。順不同ではありますが、討論していきたいと思います。  まず、条例第10号、条例から入りたいと思います。新見市きらめき広場・哲西条例の一部を改正する条例についてであります。哲西図書館のコピー料金を新見図書館に統一をして、カラーコピーの料金を100円にする。こういう提案が行われているものでありますが、職員がコピーをとることで、サービス手数料としてこれまでの50円を100円とするという説明なども受けたわけでございますが、カラーコピー料金1枚100円というのは余りにも高過ぎます。学習の機会を保証すべき図書館においては、無料であってもいいものだというふうにも考えるわけでございます。コピー料金の値上げには同意することができませんので反対でございます。  それから次に、条例第13号新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、来年度からの県単位化に向けた税額の値上げ改定を行うものでありますが、国保行政を県が統括、監督する仕組みがスタートすることになります。  被保険者の多くが、低所得者であるにもかかわらず、保険税が高過ぎるという構造的な問題の解決もなく、負担増がかぶせられることになるわけです。今でも、高過ぎる国保税の引き下げをして欲しいと切に願う声が多く寄せられているわけでございますが、収納率を94%と示していることでは、県への納付金を完納するための取り立て強化も懸念するところであります。  今回の改定では、応能割も応益割も負担増としておるわけでございますが、所得が減少する中での値上げは認められません。中でも、均等割での負担増が行われている点では、多子世帯への負担増は子育て支援に逆行することにもつながるものであります。改善に向けた検討を今後求めておきたいと思いますが、今後法定外の繰り入れも削減をし、解消する方向が示されているわけでございますが、さらなる値上げにつながりかねません。市長の政策判断で、値上げをしないだけの法定外の繰り入れが行われるよう強く求めるものでございます。今回の値上げ案については同意ができません。  次に、条例第16号新見市介護保険条例の一部を改正する条例についてであります。  昨年、介護保険法が改定をされたことで、8月から2割負担者のうち現役並み所得の利用者が3割負担に引き上げられます。3年前の改定で2割負担を導入したばかりで、さらに利用者の負担増が行われます。また、介護保険を利用しない状態をつくるための自立支援を重点的に評価するものにもなっているわけです。保険料は生涯払い続けていかなければなりませんが、利用料の負担増、サービスの切り捨てが行われ、保険あって介護なしの方向へと進んでいくばかりであります。  今回の改正案では、基金を一定額繰り入れをし、値上げ額を抑える努力が行われている点は少しの評価はいたすところでございますが、額が少ないと思います。場合によっては、一般会計からの活用もして、保険料の値上げをしない努力を行うべきだと考えますので、値上げ案に同意ができません。  次に、予算第3号です。平成30年度新見市国民健康保険特別会計予算について、条例第13号で保険税の値上げ案に対しての異議を申し上げたところでありまして、値上げ案を反映しているものであり、同意ができません。  そして予算第4号でございます。平成30年度新見市介護保険特別会計予算についても、条例第16号で保険料の値上げ案に対しての異議を申し上げたものでございまして、これが反映されているもので同意ができません。  最後に、予算第1号平成30年度新見市一般会計予算について意見を述べたいと思います。  安倍政権の発足から5年がたちますが、この間進められてきた経済政策は、大企業や富裕層のもうけを増やす政策を推し進め、その一方で国民には消費税の増税や社会保障の連続改悪を押しつけてきました。その結果、所得の面でも、資産の面でも、経済的な格差と貧困が大きく拡大をしてまいりました。そうした元で暮らしの厳しい状況、市民生活への不安が増す状況が広がっていると思うわけでございます。  予算審査の冒頭に市長は、雇用や所得環境の改善が見えている。このような発言をされたわけですが、認識に大きな違いを感じたところでございます。今、市民の暮らしが本当に厳しい実態がある中で、予算づけの面での暮らしへの支援策が薄い点、こういう点で残念なところがございます。  また、JR西側の用地の整備事業についての土地購入費については、総合振興計画に示されていない事業予算化をしている点について、この整合性がないというものであります。事業の進め方として問題であり、疑問に感じているところでございます。  今回、平成30年度全体の予算を確保する上では、財政調整基金の活用などもされているわけでございますが、こういう中において条例第13号、第16号で指摘をした国保税や介護保険料の値上げが行われている中において、この値上げをしないことへの手だてにも活用をしていただきたいと思うわけですが、そうしたことへの活用が十分に行われていない、こういう点を指摘し、反対をするものであります。  以上で討論を終わります。 32 ◯議長(仲田康豊君) ほかに委員長報告に反対者の討論はございませんか。6番岩田秀之議員。 33 ◯6番(岩田秀之君) 請願・陳情の部について、請願第1号の日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択を求める請願について、委員長報告では採択でありましたが、反対の立場で討論をさせていただきます。  公明党としては、核廃絶を目指す方向は堅持しているものの、今回採択された条約は我が国の核兵器のない世界を目指す考え方とアプローチが異なっている点でございます。  賛成できない理由として、今回の条約の背景には核軍縮の進展の遅さに対する非核兵器国による不満や、早急に前進させたいという願いがあることは共感をいたします。また、122カ国の賛成で条約案が採択されたことは評価するが、核保有国が全く参加しておらず、核保有国と非保有国の溝を深くしたことにより、現在57カ国で条約が発効されましたが、全世界の核兵器は一つとして減ることにはなりません。また、この条約には核抑止力等の整理がされておらず、条約参加国に直ちに核兵器の保有を廃止することを求めており、日本及び世界の安全保障を考える場合、あくまでも核兵器保有国と非保有国の協力のもと、現実的、実践的な取り組みを重ねていくことが重要と考えます。  日本政府は、核保有国と非保有国の亀裂の橋渡しが求められており、これこそ唯一の戦争被爆国である日本の責務であり、このため日本政府は昨年5月、賢人会議の設立を表明いたしました。賢人会議は同会議の座長を務める白石隆前政策研究大学員、大学長を含む日本人6人と核保有国のアメリカ2人、ロシア、中国、フランス、非保有国のオーストラリア、ドイツ、カナダ、核兵器禁止条約賛成国のエジプト、ニュージーランドの外国人10人の計16人の有識者や被爆者で構成されており、国際社会が協力して核軍縮を進める体制の確立のため、なお一層の役割を果たしていかなければなりません。核軍縮ができない状態を絶対につくってはならないとの立場であり、世界各国が被爆の悲惨さを共有して、実効性のある提言がまとめられるよう期待をし、この請願書についてはその実効性において疑問があります。よって、委員長報告に反対の立場といたします。
     以上でございます。 34 ◯議長(仲田康豊君) ほかに委員長報告に反対者の討論はございませんか。──ないようですから次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。8番坂東義生議員。 35 ◯8番(坂東義生君) 8番坂東義生です。  予算第1号平成30年度新見市一般会計予算について、新見市議会予算決算常任委員会にて審査した結果の委員長報告内容及び附帯決議とする意見書に沿い、賛成の立場から発言をいたします。  平成30年度新見市一般会計予算は、歳入歳出それぞれ232億9,271万円とし、本市3万人の市民生活に直接かかわる重要な予算であります。  提案された予算書並びに関係する説明資料により、各種個別事業の予算額、事業種別及び補足の説明をもとに、各部署から説明を求め慎重な審査を行いましたが、予算決算常任委員会委員長報告と同様の事項となりますけれども、私の意見として次の事務事業について意見を述べておきます。  まず、新見市版地域共生社会構築事業につきましては、今年度において事業計画の策定に必要な予算と地域職員の配置に関する予算を計上しておられます。本来ならば、計画策定の後に事業の推進が図られるべきでありますが、事業策定がこれからであるがゆえに、事業全体の構想や計画の方向性等は十分に理解できる説明を得られておりません。  また、新見市版地域共生社会構築事業は、本市の振興計画に位置づけられていません。このことから、新見市議会基本条例第6条及び新見市まちづくり条例第21条第2項を遵守して、今後の事務事業を進めることを求めるものであります。  次に、新見駅西エリア整備事業は、JR用地等を取得し、民間事業者の参画を得て、本市公立大学4大化による学生への賃貸住宅を整備するとの説明を受けております。これも先ほどと同様に、本市振興計画には位置づけられていないものであります。大学の学生寮を整備するだけではこの地域の十分な活性化を図れるとは考えておりません。駅西エリアの一端整備のみならず、JR駅周辺一帯の都市計画や駅裏との連絡道、また新見駅のバリアフリー化をも考察した広い構想の中で位置づけることを求めるものであります。  以上の意見を付して新見市平成30年度一般会計予算に対する賛成の討論といたします。  以上です。 36 ◯議長(仲田康豊君) ほかに委員長報告に賛成者の討論はございませんか。2番岡崎裕生議員。 37 ◯2番(岡崎裕生君) 文教福祉委員会において付託された事件につきまして、その中で条例第22号につきまして賛成の立場で討論させていただきます。  条例第22号につきましては、新見文化交流館・生涯学習センター条例の一部を修正する条例に対する修正案というのが出されております。この修正案の中では、使用料につきまして各学習室が修正後100円という使用料になっております。同一館内にあります公民館におきましては、新見市公民館条例で同じように施設の使用料は100円となっておりますが、このほかに設備使用料としての電灯電力施設使用料というのがあります。それが50円ありまして、150円の徴収ということになります。同一館内におきまして、100円の徴収と150円の徴収ということでやや不均衡が生じるのではないかというふうに思っております。  この修正案の方向自体が不均衡差をなくするということが由来であると思いますので、今後この学習センターにおきしましても、設備の電力使用料という規定を設けていただき、同じ徴収料金で使用できるようにしていただくことを求めまして、私の賛成討論とさせていただきます。 38 ◯議長(仲田康豊君) ほかに委員長報告に賛成者の討論はございませんか。12番小郷昌一議員。 39 ◯12番(小郷昌一君) 平成30年度新見市一般会計予算について、賛成の立場から私の意見を述べさせていただきます。  平成30年度の新見市一般会計当初予算の歳出の中では、本市の基幹産業である農林水産業費は予算総額に対してわずか3.6%、額にして約8億3,300万円であり、ほかの主要な歳出費目と比較して著しく少額である予算編成になっております。本市の基幹産業の振興を図るとは名ばかりの予算額は従前から慢性的な傾向が続き、一向に産業振興が図れていない要因と言っても過言でないと思っております。かつて、松山藩の山田方谷先生は地場産業の振興と販路の拡大により、その施策により藩政の再建の立て直しをせられ、また住民の所得の向上を図っておられます。  当市では、喫緊の課題とする農地、山林地などの荒廃、農林業従事者の高齢化、担い手後継者の不足、鳥獣害被害の拡大などなどの諸課題の改善や抜本的な対策に本腰を入れた政策が今求められていると思います。  特に、本市林業は素材生産が主であり、その作業や搬出に欠かせないさらなる林道整備に加え、既存の作業道の荒廃も著しく、林業経営者の大きな負担となっている中、国・県の関係補助制度に加え、本市独自の関係施策と必要な予算の拡大を求めます。  加えて、本市林業素材販売を国内のみならず、国外にも目を向け、本市の優良素材の需要拡大による素材価格の底上げを図り、本市林業者の所得向上と安定経営につなげていくのに必要な市場調査の早急な実施を求めます。  以上の意見をつけて、新見市平成30年度一般会計予算に対する賛成の討論とさせていただきます。 40 ◯議長(仲田康豊君) ほかに委員長報告に賛成の、はい、13番林光和議員。 41 ◯13番(林 光和君) 予算第1号についての賛成討論をさせていただきます。  平成30年度新見市一般会計予算については、新見市議会決算常任委員会にて審査した結果の委員長報告内容及び附帯決議とする意見書に沿い、賛成の立場から発言いたします。  平成30年度新見市一般会計予算は、歳入歳出それぞれ232億9,271万円とし、本市3万人の市民生活に直接携わる重要な予算であり、提案された予算並びに関係する説明資料により、各種個別事業の予算額、事業種目別説明資料をもとに各部署から説明を求め、慎重な審査を行いましたが、予算決算常任委員会委員長の報告に添えた意見書と同様項目となりますけれども、私なりのより詳細な次の意見の内容を述べさせていただきます。  平成30年度の新見市一般会計当初予算の歳出の中で、本市基幹産業である農林水産業費はわずか3.6%の8億3,300万円であり、他の主要な歳出費目と比較して、著しく少額の予算編成であると思います。喫緊の課題とする農地山林地の荒廃、農林業従事者の高年齢化に、また担い手後継者不足、鳥獣被害の拡大、またより付加価値の高い生産品目の生産奨励、ブランド化、6次産業化への早期の転換、高齢者の負担軽減が図られる新たな作物の栽培奨励等が、その生産者指導等、多様な農業関係事業の諸課題の改善や抜本的な対策に本腰を入れる施策の実施が求められております。  また、将来の農業組織の統合がささやかれてる中で、県北地、高冷地である気候や気象条件に生かした付加価値の高い農産物の生産とその規模拡大を図り、新見ブランドの名声を一層確立し、本市農業経営者の所得向上と安定経営につなげていくことが魅力ある農業づくりにつながり、ひいては農業後継者の増加が本市人口減少の歯どめの一助となり得るのであるため、必要な施策として予算の拡充、拡大を求めておきます。また、厳しい農業関係者の農業関係の諸課題に対応する政策の確立に向けた実態基礎調査を実施し、本市農業の将来を見据えた仮称2030新見市アグリプランの構築が急務であると認識しており、その必要性を意見として付します。  以上の意見を付し、新見市平成30年度一般会計予算に対する賛成の討論といたします。 42 ◯議長(仲田康豊君) ほかに賛成者の討論ございませんか。15番橋本亨子議員。 43 ◯15番(橋本亨子君) 請願第1号についての委員長報告で、全会一致の採択をされたということに対して先ほど反対討論がありましたので、一言意見を申し上げておきたいと思います。  ちょっと、いいですか。賛成、反対できるというふうに以前なっているので、賛成の討論を一言と思ってさせていただきたいんですけれども、よろしいですよね。 44 ◯議長(仲田康豊君) 反対討論ね。 45 ◯15番(橋本亨子君) いや違う違う違う。賛成討論。 46 ◯議長(仲田康豊君) 賛成討論ね、いいですね。 47 ◯15番(橋本亨子君) はい、はい、済いません。よろしいでしょうか、続けます。  先ほど岩田議員から請願第1号について反対の立場からの討論がございましたので、一言触れておきたいと思います。この核兵器禁止条約について、核廃絶に向けての十分な内容になっていないというような指摘がございました。しかし、この条約については、核兵器について破壊的な結末をもたらす非人道的な兵器であるということを明文化をしたものであります。本当に国際法上も画期的な条約であるわけです。条約の内容では、開発や生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用とその脅威に至るまで、核兵器にかかわるあらゆる活動が禁止をするものであるということで、抜け穴を許さない内容となっているものであります。  また、核保有国の条約への参加の道を規定していることなど、核兵器完全廃絶への枠組みも示されている内容です。核保有国が参加をしていないということでは非常に残念なわけですが、参加の道をきちんと保障している条約でございます。そして、公明党の非常に縁の深い創価学会、そしてまた賢人会のことにも触れられたんですが、最終的にはこの条約を支持するという立場をとっておられると思います。  唯一の被爆国として、日本政府がこの条約に参加をする。これは、国際社会も求めていることでございます。そういう意味では、委員会での全会一致の採択というのは本当にすばらしい結果を示してくださったと思っておりますので、この委員長報告への御賛同を是非お願いをしたいということもあわせてお願い申し上げまして、討論といたします。 48 ◯議長(仲田康豊君) ほかに賛成者の討論ございますか。16番榎日出男議員。 49 ◯16番(榎 日出男君) 先ほど30年度の予算に反対の討論がございました。私は、賛成の立場で意見を述べさせていただきます。30年度の当初予算232億円、29年度が216億円でスタートいたしました。約15億数千万円が30年度の上乗せということでございます。  ただ、これには大学の4大化あるいは市長の公約の関係の予算組みも練られております。232億円になったということについては、ある一定の評価はできるんですが、この中に経済対策として全くないとは言いません。経済対策が盛り込まれてない、ただ、このことについては度々市長にもあるいは担当部箇所にも経済対策をしっかりやってくれと言いながらでも、なかなか財政上の問題があってできなかったというのは理解もできるんですが、ただ、今冷え込んでおるこの地域の経済対策を進めるべきであろうというように思っております。  3項目ほど意見を述べていきたいというように思います。  市域が広うございまして、広範囲である市域の中、市民が安心・安全に通行でき、また市民の社会諸活動に欠かせない県道、市道の改良率はいまだ50%に達してないという状況でございます。そういった道路の整備等々に当たりましても、やはり早期の道路改良事業が必要となるというように思っております。今後に当たりましても、予算の拡充、拡大を求めたいと、このような意見でございます。  2つ目といたしましては、既存の市営住宅の問題です。この大半が老朽化をいたしておりまして、建設後の経過年数も耐用年数を超えております。本市住宅要請の改善に向けた維持、修繕、改築等々の早期の事業に必要な予算の拡充を求めます。  3点目として、市民の生活に欠かせない簡易水道施設の埋設水道管も建設経過年数が経過をいたしております。このことにつきましては、既にそういった状況は把握していただいておるものと思いますが、老朽化が原因と思われる漏水等々も近年に多く発生をしておる状況でございます。そういったものを解消するために計画的に適時、適所の早期の事業実施に必要な予算の拡充を求める。  以上、3項について平成30年度の一般会計当初予算に対する賛成の討論といたします。  以上です。 50 ◯議長(仲田康豊君) ほかに賛成者の討論ございますか。17番藤澤正則議員。 51 ◯17番(藤澤正則君) 予算第1号平成30年度新見市一般会計予算について賛成の立場で討論と御意見を述べさせていただきます。  平成30年度新見市一般会計予算は、対前年度比7.4%、額にして16億1,327万円を増額した総額232億9,271万円の予算が編成されたものですが、前年度当初予算が市長就任間もない短期の予算編成を理由に、後の補正予算に委ねられた消極的予算であったことを踏まえれば、平成30年度の本市一般会計当初予算は平常的編成であり、決して積極的予算とは言いがたい。  さて、予算歳入では、自主財源が24.5%、依存財源が75.5%と財源の4分の3を依存財源に委ね、そのうち地方交付税は47.1%と歳入総額の約3分の1近くを占めている。  一方、自主財源では市税、分担金、負担金、使用料及び手数料は微増、または微減であるものの、繰入金が210.6%と突出した伸び率は、約15億円の基金を崩して歳入財源とされた結果である。歳入全般の意見として、財政運営は現在、健全財政を堅持しているものの、将来の本市人口減少時においても、多様化する行政サービスや拡大、拡充する民生費及び市内多数の公共施設の維持管理費等の経常経費に充当する市税を主とする自主財源の安定確保は最も重要な課題であると思う。  こんな中、一般質問でも述べましたが、本市の消費電力料金の入札制度を実施すれば、おおよそ30%のコストダウンとなり、その額約1,000万円が見込まれると思います。また、先進市町では、自主財源確保の施策として電力発電を行い、その売電収入を期するエネルギー政策を直営もしくは第三セクター方式にして運営し、自主財源確保に努められております。  本市としても、他市に類を見ない6つのダムや治山砂防ダムも多く、豊かな水源を生かしたエネルギー施策を企業局を設けて実施すべき一考施策として意見をさせていただきます。  これまで行政は、納税者が納付した税金を予算化する義務や、各種事務事業の公平、公正な運用にのみ傾斜していたが、次の時代は豊かな地域社会の運営に行政自らも経営していかなくてはならない時代を迎えたと思います。これこそが自主自立による地方自治であるのではないでしょうか。  一方、歳出では、民生費が22.8%、総務費が17.1%、公債費が16.1%で、おおよそ義務的経費、消費的経費の68.1%と同比率に。土木費13.1%、教育費9.8%である一方で、先ほども同僚議員が述べられましたが、農林水産業費はわずかに3.6%である。  このうち主な事業としては、公立大学の4大化の施設整備及び地域共生社会構築関連と新見駅西エリア整備事業も含め、大学関係予算額は約17億円なります。加えて、ラストワンマイル事業の通信サービス機器の更新事業に11億5,000万円となり、普通建設事業費としては前年度比44.7%増の約37億円となるものの、市内経済への好循環が期待できる事業とは言いがたい。  また、小事、小さいことではあるが、社会教育費、文化財保護費の伝承文化後継者育成事業補助金960万円の財源は、単独一般財源とされていますが、これまでは宝くじ助成金等を財源として100%の充当をされておりました。市長自らがこの財源確保に精力的に動かれていたようでございます。行政運営のトップとして、歳出予算の充当もさることながら、歳入財源の確保あっての歳出予算であることは当然御認識されておられることと思いますが、全方位的、常態的に財政の運営に注視してもらいたいものであります。  市長は、3月14日の予算決算常任委員会開会時の挨拶冒頭にて、日本経済は一部に改善の遅れも見られますが、企業収益が過去最高水準となっており、雇用所得環境についても大きく改善している状況で、経済の好循環が着実に回り始めております。しかしながら、消費の設備投資にはまだ力不足が欠けており、地方経済にまでは波及するにはもうしばらく時間がかかりそうな状況であり、地域経済の好循環の実現に向け、引き続き国の経済対策に注視してまいりたいと述べられました。社会経済の好循環が国民生活に直結した最重要な施策、政策との強い認識を持たれての発言であると感じておりますが、市内経済の現状については何ら発言されておられません。  本市においても、地域経済の好循環が市民生活に直結している市政の重要な施策であるとの認識には至っておられないのではないでしょうか。本市3万市民が豊かに安心して暮らせるためには、市内経済の好循環を生み出す経済対策予算が重要であるのではないでしょうか。また、行政コスト意識の高揚、事業効果の向上等を常態的に進めていく必要となる行政改革に取り組むべきであるのでは。その一端、一例として、私は公用車の市長登退庁時の公用車使用を廃止し、職員の意識変化が市政運営の変化と向上につながるのではとの提案をさせていただきました。  以上の意見を付して、本市平成30年度一般会計当初予算に対する賛成の討論とさせていただきます。 52 ◯議長(仲田康豊君) ほかに賛成者の討論はございませんか。──ないようですから討論を終結いたします。しばらく休憩をいたします。                             午前11時9分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時22分  開 議 53 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  5番小河俊文議員。 54 ◯5番(小河俊文君) 先ほどの委員長報告の藤澤議員の質問の中で、答弁が間違えていたので、訂正を行いたいのですがよろしいですか。  先ほどの質疑の中で、議案第7号新見市花見公共牧場指定管理者の指定についてについて質疑がございました。増頭の現状と計画についてはどうか、それと100頭というのが少なくとも5年ぐらいか3年ぐらいなのかという質疑がございました。  以上です。 55 ◯議長(仲田康豊君) これより採決に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております案件のうち、条例第10号新見市きらめき広場・哲西条例の一部を改正する条例、条例第13号新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、条例第16号新見市介護保険条例の一部を改正する条例、予算第1号平成30年度新見市一般会計予算、予算第3号平成30年度国民健康保険特別会計予算、予算第4号平成30年度介護保険特別会計予算、請願第1号日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書の採択を求める請願を除くその他の案件については各委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 56 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、条例第10号、条例第13号、条例第16号、予算第1号、予算第3号、予算第4号及び請願第1号を除くその他の案件については各委員長の報告のとおり決定されました。  これより条例第10号新見市きらめき広場・哲西条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。  条例第10号については委員長の報告は原案可決であります。原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 57 ◯議長(仲田康豊君) 起立多数と認めます。よって、条例第10号は原案のとおり決定されました。  次に、条例第13号新見市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。  条例第13号については委員長の報告は原案可決であります。原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 58 ◯議長(仲田康豊君) 起立多数と認めます。よって、条例第13号は原案のとおり決定されました。  次に、条例第16号新見市介護保険条例の一部を改正する条例を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。  条例第16号については委員長の報告は原案可決であります。原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 59 ◯議長(仲田康豊君) 起立多数と認めます。よって、条例第16号は原案のとおり決定されました。  次に、予算第1号平成30年度新見市一般会計予算を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。  予算第1号については委員長の報告は原案可決であります。原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 60 ◯議長(仲田康豊君) 起立多数と認めます。よって、予算第1号は原案のとおり決定されました。  次に、予算第3号平成30年度新見市国民健康保険特別会計予算を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。  予算第3号については委員長の報告は原案可決であります。原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 61 ◯議長(仲田康豊君) 起立多数と認めます。よって、予算第3号は原案のとおり決定されました。  次に、予算第4号平成30年度新見市介護保険特別会計予算を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。  予算第4号については委員長の報告は原案可決であります。原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 62 ◯議長(仲田康豊君) 起立多数と認めます。よって、予算第4号は原案のとおり決定されました。  次に、請願第1号日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書採択を求める請願を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。
     請願第1号については委員長の報告は採択であります。原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 63 ◯議長(仲田康豊君) 起立多数と認めます。よって、請願第1号は採択することに決定されました。          ──────────────────────── 日程第2  条例第24号 新見市手数料に関する条例の一部を改正する条例 64 ◯議長(仲田康豊君) 日程第2に入ります。  市長から条例第24号が送付されておりますので、これを議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 65 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました条例第24号について御説明申し上げます。  条例第24号新見市手数料に関する条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険法の改正に基づき、岡山県保健福祉関係手数料徴収条例等が改正され、本年4月1日から施行されることに伴い、所要の規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  以上、条例第24号について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 66 ◯議長(仲田康豊君) それでは議案質疑を行います。  条例第24号新見市手数料に関する条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。  しばらく休憩をいたします。                             午前11時32分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時33分  開 議 67 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第3  議案を常任委員会に付託 68 ◯議長(仲田康豊君) 日程第3に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております条例第24号は配付しております付託表のとおり、その審査を所管委員会に付託したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 69 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、付託表のとおり文教福祉常任委員会に付託いたします。  しばらく休憩をいたします。                             午前11時33分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時51分  開 議 70 ◯議長(仲田康豊君) 休憩を終わり会議を再開します。  この際、文教福祉常任委員長から審査結果の報告を求めます。8番坂東義生委員長。               〔8番 坂東義生君 登壇〕 71 ◯8番(坂東義生君) 平成30年3月23日、新見市議会議長仲田康豊殿。新見市議会文教福祉常任委員会委員長坂東義生。  常任委員会の経過及び結果について報告。  文教福祉常任委員会に付託された事件について、審査の経過及び結果を次のとおり報告します。  1、議案の部、条例第24号新見市手数料に関する条例の一部を改正する条例、本議案について当局の説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決することに決定をいたしました。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 72 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。──ないようですから文教福祉常任委員長の報告を終わります。  これより討論に入ります。  まず、委員長報告に反対者の発言から許します。──ないようですから次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。条例第24号は委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、条例第24号は委員長報告のとおり決定されました。          ──────────────────────── 日程第5  発議第1号 日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書(案) 74 ◯議長(仲田康豊君) 日程第5に入ります。  ただいま小河俊文総務産建常任委員長から発議第1号日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書(案)が提出されておりますので、これを議題といたします。  この際、提出者から提案理由の説明を求めます。5番小河俊文委員長。               〔5番 小河俊文君 登壇〕 75 ◯5番(小河俊文君) 平成30年3月23日、新見市議会議長仲田康豊殿。提出者、新見市議会総務建常任委員会委員長小河俊文。  日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書(案)の提出について。  上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第2項の規定により提出します。  朗読いたします。  発議第1号日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書(案)。  広島と長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経た昨年7月7日、ついに核兵器禁止条約が採択された。条約は、核兵器について破滅的な結末をもたらす非人道的な兵器であり、国連憲章、国際法、国際人道法、国際人権法に反するものであるとし、開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用とその威嚇に至るまで、核兵器にかかわるあらゆる活動を禁止している。  また、条約は、核保有国の条約への参加の道を規定するなど、核兵器完全廃絶への枠組みを示している。同時に、被爆者への援助を行う責任も明記され、被爆国の国民の切望に応えるものとなっている。  このように、核兵器禁止条約は、被爆者とともに我々国民が長年にわたり熱望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものである。広島と長崎への原爆投下に見られる核の傘下を体験し、その経験から戦争放棄を定めた憲法を持つ日本は核兵器の禁止に賛同し、推進の先頭に立つことが強く求められる。9月20日には、核兵器禁止条約の署名手続が始まっており、日本政府が速やかに禁止条約に調印することを求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成30年3月23日、新見市議会議長仲田康豊。  本件提出先、内閣総理大臣、外務大臣。  以上、御賛同をよろしくお願いいたします。 76 ◯議長(仲田康豊君) ただいまの発議第1号について御質疑はございませんか。──ないようですから発議第1号についての質疑を終わります。  ただいま議題となっております発議第1号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。  まず、反対者の発言から許します。6番岩田秀之議員。 77 ◯6番(岩田秀之君) 発議第1号について反対討論をさせていただきます。  公明党は、核兵器のない世界を目指すことは全世界の願望であり、ゴールであることは間違いございません。核兵器禁止条約を高く評価しております。同条約の規範のもとで核廃絶への具体的な歩みを進め、その上で核廃絶は核保有国と非保有国の対話の積み重ねの上にあると考えており、双方の溝が深まり、核軍縮を着実に進めるための現実的な対話がなさなければ、真の恒久平和を築くことはできません。今後、政府の設置した賢人会議等の取り組みの中において、日本が橋渡しの役割を担うことが今後大きな課題でございます。  よって、発議案第1号の日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書(案)に反対の立場でございます。  以上です。 78 ◯議長(仲田康豊君) ほかに反対者の討論はございませんか。──ないようですから次に、賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。  これより発議第1号日本政府核兵器禁止条約の調印を求める意見書(案)を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。  発議第1号について原案のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 79 ◯議長(仲田康豊君) 起立多数と認めます。よって、発議第1号は原案のとおり決定されました。          ──────────────────────── 日程第6  各委員会の閉会中継続調査について 80 ◯議長(仲田康豊君) 日程第6に入ります。  議会運営委員長予算決算常任委員長、総務産建常任委員長文教福祉常任委員長議員定数等検討特別委員長及び議会広報特別委員長から報告のあった閉会中の継続調査を議題といたします。  お諮りいたします。各委員長の報告のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 81 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、各委員長の報告のとおり閉会中の継続調査とすることに決定されました。          ──────────────────────── 日程第7  人事第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について 82 ◯議長(仲田康豊君) 日程第7に入ります。  市長から人事第1号が送付されておりますので、これを議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 83 ◯市長(池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました人事第1号について御説明申し上げます。  人事第1号人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、人権擁護委員のうち、米澤正治委員の任期が本年6月30日で満了となりますが、現在も委員として活発に活動されており、適任と考えられますので、引き続き推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めるものであります。  以上、人事第1号について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議をいただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 84 ◯議長(仲田康豊君) これより議題となっております議案に対する質疑を行います。  人事第1号人権擁護委員の候補者の推薦について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております人事第1号は申し合わせにより委員会の付託を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 85 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。  まず、反対者の発言から許します。──ないようですから次に、賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。人事第1号は原案のとおり決するに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    86 ◯議長(仲田康豊君) 異議なしと認めます。よって、人事第1号は原案のとおり決定されました。          ──────────────────────── 87 ◯議長(仲田康豊君) 以上をもちまして今期定例会に付議されました全部の議案を議了いたしましたので、閉議いたします。                             午後0時3分  閉 議 88 ◯議長(仲田康豊君) この際、市長から御挨拶があります。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 89 ◯市長(池田一二三君) 平成30年3月の定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今回は、平成30年度当初予算案を中心とする議案を審議する重要な議会でありました。議員の皆様方には熱心に御審議をいただき、条例第22号につきましては修正をいただきましたが、他の議案につきましては、原案のとおりお認めいただきました。深く感謝を申し上げる次第でございます。これらの議決されたものにつきましては適正な執行に努めるとともに、審議の中での御提言などにつきましても、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。  さて、平成30年度から人口減少に対応できるまちづくり、仕組みづくりとして、地域、行政さらに本市固有の資源である新見公立大学が協働をして、新見市ならではの地域共生社会の構築を目指すこととなりました。議員の皆様におかれましては、市政のさらなる発展のために格別の御尽力を賜りますようお願いを申し上げ、3月定例議会の閉会に当たっての御挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。          ──────────────────────── 90 ◯議長(仲田康豊君) 今回、会期25日間をもちまして3月定例会を開会いたしましたところ、皆さんには連日にわたり御熱心に御審議を賜りありがとうございました。  これをもちまして平成30年3月新見市議会定例会を閉会いたします。                             午後0時6分  閉 会          この会議録の記録は真正であることを保証するため、         地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               新見市議会議長  仲  田  康  豊               新見市議会議員  難  波  孝  一               同     上  小  郷  昌  一 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....