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  1. 新見市議会 2017-03-01
    平成29年3月定例会(第4号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2017年03月07日:平成29年3月定例会(第4号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 議 ◯議長(林 光和君) 皆さん、連日御苦労さまでございます。  ただいまの出席16名でございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は印刷の上、配付いたしておりますので、よろしく御協力をお願いいたします。          ──────────────────────── 日程第1  一般質問(個人質問) 2 ◯議長(林 光和君) 日程第1に入ります。  昨日に引き続き、一般質問を行います。  まず、8番難波孝一議員の登壇を願います。8番難波孝一議員。               〔8番 難波孝一君 登壇〕 3 ◯8番(難波孝一君) 8番難波孝一です。皆さんおはようございます。  今回は3項目につきまして質問や提案をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。  1項目め、学校給食についてでございますが、新見学校給食センターは40年以上前に建築されましたが、当時は思誠小学校のみの専用の給食センターとして使用されておりました。その後、学校の再編や統廃合によりまして、今では2つの認定こども園思誠小学校新見南小学校、新見第一中学校、そして新見南中学校の6校の1,650人の子供たちの給食を15人の調理員さんの皆さんが安全で安心して食べられる、おいしい食事を毎日心を込めてつくってもらっております。  現在の給食センター思誠小学校の上にございます。これは昨日写した写真でございますが、急傾斜地の(後刻訂正P159「この」)場所に給食センターは建てられております。敷地内にある給食センターからトラックでコンテナを運ぶわけでございますが、敷地内の通路は大変狭く、直角に2回も回り、しかも斜面、下り坂をバックで入るという、そしてコンテナを積み込んでおります。この道路に行ってみますと、自動車学校よりはるかに難しい、ちょっとかわりに運転してくれんかと言われましてもとても運転できるような場所ではございません。ですが、運転手さんは運送会社のプロのドライバーでございますので、安全に毎日苦労しながら運転されているのが実情でございます。  合併以来12年たち、必要な大型事業はほとんど完了したのではないかと思っておりますが、今後必ず必要な施設は見直しをする時期に来ているのではないかなと思っております。使用地の有効活用を含め、新見学校給食センターを平地で交通の便利がいい、広い土地のある旧正田小学校の跡地のところに移転、新築されることを要望いたしますが、お考えをお尋ねいたします。  質問2点目、給食センター及び給食調理場にエアコンの設置についてですが、市内には旧4町に1カ所ずつ給食調理場がございます。新しい神郷の調理場だけにはエアコンがついておりますけど、その他の3つの調理場にはエアコンがございません。夏の暑い中、冬の寒い中、冷暖房なしで頑張っておられるのが実情でございます。29年度と30年度に全ての小学校や中学校の普通教室にエアコンが設置されることになっておりますが、4つの調理場にもエアコンを設置して、1,650人の子供たちのために快適な場所で安全で安心な食事をつくってもらいたい、是非エアコンの設置を早急にお願いいたします。  2項目め、天気予報の警報発令時の取り扱いについてですが、2月10日に7年ぶりの大雪が降りました。その朝テレビでは大雪警報が県北全体に出ており、学校も休校になるかなと思っていましたが、大佐地区にあります小学校、中学校では子供たちが元気に学校に登校いたしました。翌日新聞を見ますと、各学校の対応がまちまちで、休校した学校は6つの小学校と2つの中学校、途中下校が2つの小学校と1つの中学校でした。他の学校は登校いたしました。2つの高校と新見公立大学、短期大学は休校いたしました。市内の学校の対応は3通りに分かれていて、よく見ますと雪の多い地域の学校が登校をし、雪の少ない学校が休校になっているという、アンバランスな状況はどうしてかなと思いました。休校か登校かを判断するのは誰がするのかお尋ねいたします。  3項目め、大佐スマートインターチェンジに行く市道に歩道の設置についてでございます。  大佐スマートインターチェンジは、12年前の新見市の合併の後に恒久設置が決定をされました。当時、私は大佐商工会の世話をしており、大佐町から助成金をいただいて、インターチェンジの恒久設置に向けて1年以上いろいろなイベントを行いました。町民の皆様に御協力をいただき、五、六十台の車を連ねて、大佐インターから新見方面や津山、岡山、北房方面へ通行車両の増大を図るためにパレードを何回も行いました。また、通行開所のスタンプラリーマグネット付のインターの恒久設置のステッカーなどをつくり、販売したり、またETCの機械の補助なども会に対して行いました。そして、インターチェンジの恒久設置が決まり、現在に至っておるわけでございます。その後、三、四年前、下り線熊谷側から入る道路は姫新線を越えて、できる限り一所一杯の拡幅工事をしていただきましたが、上りのインターチェンジに入る市道笹ヶ峠線から戸谷線の分岐まで約400メートルほどございますが、その道路は歩道がございません。途中に社会福祉法人の施設がたくさんあり、約200人の職員の方が通勤をされております。また、大佐インターチェンジを利用する人の車、大佐サービスエリアに通勤する人の車などが多く、一日中かなりの車が通行してるのが実情でございます。この市道は通学路にもなっており、近くの家では子供さんが増えております。送迎の保護者を含め大変危険な場所なので、早急に歩道の設置及び拡幅工事をしていただきたいと思います。  これで1回目の質問を終わります。
    4 ◯議長(林 光和君) ただいまの8番難波孝一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 5 ◯教育部長(安藤暢重君) それでは1項目め、1点目の新見学校給食センターの移転新築につきましてでございますが、給食施設整備のあり方や今後の学校給食について新見市学校給食あり方検討会に諮問することとしておりまして、この検討会の答申をもとに御提案のありました移転先の候補地を含めまして検討してまいりたいというように考えております。  それから、2点目のエアコンの設置につきましても、今申し上げました新見市学校給食あり方検討会の答申をもとに検討してまいりたいというように考えております。  以上でございます。 6 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 7 ◯8番(難波孝一君) 検討されるということでございますが、これは何億円という建設費のかかる、大きな事業でございます。この場ですぐしますとかしませんとか、簡単に答えの出る問題ではないと思っております。調査をして、調理員さんが、運転手さんが、全ての給食にかかわる人たちが喜ぶような結果を出していただきたいと思っております。人間は、食べなくては生きていけません。子供たちがいる限り、学校がある限り、必ず給食センターは必要だと思います。市長、どう思われますか、お尋ねします。 8 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 9 ◯市長(池田一二三君) 難波議員が今言われましたように、学校給食は重要なことだと思っております。部長の答弁のとおり、あり方検討会で答申をいただくようにしておりますので、答弁はそのようにいたします。 10 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 11 ◯8番(難波孝一君) 検討されるということで、なるべく早く結果を出していただきたいと思っております。  それから、2点目の給食センターのエアコンの設置の件でございますが、これも検討するということでございます。新見市の職員も約500人ぐらいの方がおられると思います。そのほとんどが室内で働いておられ、エアコンの中で仕事をされていると思います。私もこの2年間、議選の監査委員ということで、4支局を初め11の市民センターや公民館、そして認定こども園、小学校、中学校、いろんなところを回らせていただきました。その中でも、クーラーがないところで仕事をしている人はほとんどいないんじゃないかなと思います。冷暖房のない職場がどんな状況か、新見本庁舎を初め、各支所、学校、いろんなところで3日ぐらい冷暖房を使わないで自然のままで仕事をしていただければ調理員さんの気持ちがわかるのではないかなと思います。教育部長さん、どうでしょうか、今の質問に対して。 12 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 13 ◯教育部長(安藤暢重君) 今お話がありましたように、共同調理場の職場内、特に夏場の温度関係、そういったような状況については非常に厳しいということは認識をしております。それにつきまして、昨年3月のときにも杉本議員から御質問がございまして、全体の中の整備計画の中で検討するというようなお答えをしておりますが、いずれにしましても先ほどの検討会の答申に基づきまして早急な検討、対策を考えていきたいというように考えております。  以上でございます。 14 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 15 ◯8番(難波孝一君) 新見市の職員の方は、ほとんど事務系の人が多いと思います。しかし、調理員さんは実際に物をさげたり洗ったり切ったり煮たり焼いたり、自分の体を使って料理をされております。その関係で、暑いとき、寒いとき大変だと思いますので、度々言うようですけど、是非小学校に続きまして給食調理場もエアコンの設置を早急にお願いしたいと思います。  2項目め、お願いします。 16 ◯議長(林 光和君) 次に、2項目めの質問に対する答弁を求めます。 17 ◯教育部長(安藤暢重君) 2項目めの休校の決定を誰がするかということでございますが、大雪以外の大雨洪水暴風警報が朝6時の時点で新見地域に発令されているときは市内の全小・中学校で自宅待機または臨時休校としております。大雪警報のときは地域により状況が異なりますので、その状況に応じて校長がそれぞれ判断をし、決定をしております。  以上でございます。 18 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 19 ◯8番(難波孝一君) 校長先生が決定をするということでございますが、千屋小学校の校長先生は雪の少ない北房の方でございます。また、大佐中学校の校長先生は高梁の方でございます。全く雪の降り方が違う、南の校長先生がどのくらい雪が降っているかどうか、その判断をするのは非常に難しいのではないかなと思いますが、その点はどうでしょうか。 20 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 21 ◯教育部長(安藤暢重君) 市外に在住する校長につきましては、学校近辺の教職員であるとかPTA役員などから情報を収集し、適切に判断をいたしているところでございます。  以上でございます。 22 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 23 ◯8番(難波孝一君) 校長先生は、遠くの場合は学校に近い先生に尋ねるということでございますが、30センチの積雪でもこれは大雪じゃ、大変だと思う人もおられます。30センチの雪は大したことはねえと判断する人もおられます。判断するのは、人によって多いか少ないか違うと思います。また、校長先生から頼まれた近くの先生も、どうしようかな、休みにしようか、このまま登校しようかという人もおられると思いますので、私が思いますには、そうした人たちの悩みを解くためにも、テレビで警報が出たら大雨、台風、それから大風と同じように、大雪警報でも休みにするということに決めておれば学校の先生も保護者も悩まなくていいんではないかなと私は思いますが、どうでしょうか。 24 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 25 ◯教育部長(安藤暢重君) 大雪の場合でございますが、今お話がありましたように、地域によって降雪の状況や通学の状況が大きく異なるということがございます。そのため、それぞれの学校で安全と判断できれば登校をさせるということは可能であるというように考えておりますので、校長の判断ということになろうかと思います。  以上でございます。 26 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 27 ◯8番(難波孝一君) もし、警報が出てる中で校長先生の判断で登校をされると、登下校の途中で通学路で車が滑って子供たちの列に突っ込んできてけがをするとか、そういった事態が起こった場合に誰が責任を持つのか、その辺どう思われますか。 28 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 29 ◯教育部長(安藤暢重君) 事故があってはならない話でございます。もしもそのような事態が起きた場合でございますが、登校そのものについては当然校長が判断をし、当然教育委員会等には連絡がございますから、当然教育委員会も承知してるということでございます。ですので、事故があってはいけませんが、そういった場合には学校もそうですが、教育委員会としての対応は考えていかなければいけないというように考えております。  以上です。 30 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 31 ◯8番(難波孝一君) それでは、現在ではたとえ大雪警報が出ても自動的に休校になると、そういうことは考えておられないということですか。 32 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 33 ◯教育部長(安藤暢重君) 近隣の市におきましても同じような対応をとっておりますので、今のところはこの対応で行きたいというように考えております。  以上でございます。 34 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 35 ◯8番(難波孝一君) 今後とも先生や保護者が不安を持たないよう、また悩まないように、簡単で誰が見ても今日は休みじゃ、今日は学校じゃと、そういうことがすぐわかるような対応をとっていただくことを要請といたします。  3項目め、お願いします。 36 ◯議長(林 光和君) 次に、3項目めの質問に対する答弁を求めます。 37 ◯建設部長(佐藤 努君) 3項目めですが、御質問の市道笹ヶ峠線は幅員5メートルに改良済みであり、歩道の設置につきましては考えておりません。しかし、危険箇所の解消に向けて、見通しの悪いカーブなど部分的な改良につきましては今後検討してまいりたいと考えております。  以上です。 38 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 39 ◯8番(難波孝一君) 幅員が5メートル以上あるので、ところどころの改修、改良をしたいということでございます。大変ありがたいことだとは思いますが、この東山踏切から大石団地までの約200メートル間は、市道の路肩から水路まで法面が傾斜で2メートルから3メートルの拡幅工事はできると思います。これは、今の市道笹ヶ峠線の中間位置の場所でございます。大佐荘へ上がる手前のカーブでございます。このカーブを少し削っていただいて、それから今の言う法面を利用していただければ、十分歩道もでき、拡幅工事もでき、安全な道路になると思いますが、どうでしょうか。 40 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 41 ◯建設部長(佐藤 努君) 議員さんに私の発言が十分伝わってないような気もするんですが、今既に幅員が5メーターに拡幅がされてます。ですから、拡幅がされてる状況において、それにさらに歩道を設置するということは今の段階では考えておりません。ただし、先ほど指示のあったところの見通しの悪いところが若干ございます。そこの部分については危険回避のことを、危険を防ぐというような意味も踏まえて、そこらは簡単にできるような状況でございますので検討していかなければいけないということをお答えしました。 42 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 43 ◯8番(難波孝一君) 山側の山を削って、見通しをよくして、道路を広くするということですね。それでは歩道はできない、5メートル以上あれば歩道はできないということですな。また後ほどお願いしたいと思います。今この写真にもございます左側の山を削っていただければ見通しもよくなり、道も広くなり、今よりかかなり安全な道になると思います。早急に着工していただきますようよろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 44 ◯議長(林 光和君) これをもちまして8番難波孝一議員の一般質問を終わります。  次に、7番杉本美智子議員の登壇を願います。7番杉本美智子議員。               〔7番 杉本美智子君 登壇〕 45 ◯7番(杉本美智子君) 7番杉本です。通告に従い、順次質問をしてまいります。  1項目めは、国道180号線正田小学校交差点の安全対策について質問をします。  1点目、新見南認定こども園を建設するに当たり周辺の交通量調査を実施したのかお尋ねします。  2点目、新見南認定こども園入園予定者の通園手段はどうなっているのでしょうか。  3点目、認定こども園への通園とお迎えの時間は通勤や帰宅のラッシュと重なるため、正田小学校交差点で右左折する送迎の車による国道の渋滞が懸念されます。特に、新見方面から国道を下ってきて右折する際は追突事故が起こりはしないかと心配する声があります。市が考える事故防止対策はあるのでしょうか。国道へ右折レーンを設置するべきではないか、考えをお尋ねします。  2項目め、市の分譲宅地について質問します。  1点目はあえてお尋ねをいたしますが、市が新見市土地開発公社を通して分譲宅地を取り扱うのはどのような効果を目的としているのかお尋ねします。  2点目、現在公募している市の分譲区画はどこに何カ所あるか。  3点目、完売しない理由は何だと考えているのか。  4点目、定期借地権制度を取り入れてはどうか質問します。  定期借地権制度とは、1992年に新たに施行された借地借家法に基づく制度です。50年以上にわたり宅地を賃貸する契約で、契約が終わった時点で更地にして土地を返却するか、またはその時点で土地を購入するか選ぶことが条件です。境港市では、例えば売価1,000万円の土地を1,000万円で購入するか、月額5,000円で定期借地契約するかを選べることにして分譲地を売り出したところ、その後の契約は全て定期借地契約という状況で次々と新たな居住者が入られているそうです。このことから、現在新築される方のニーズに定期借地契約という方法は合致しているのではないかと考えられます。新見市でも定期借地権制度の取り入れについて検討する考えはないかお尋ねをいたします。  5点目、今後の住宅施策について質問します。  これまでは、市営住宅を新たに増やすというのではなく、森と匠を活かす家づくり支援事業などを活用しながら個人住宅を建築してもらう方針だったように理解をしています。であるとすれば、現在の分譲箇所は売れなくても、正田など市内の他の地域で市の有する遊休地を宅地として分譲すれば新たな住宅建築は進む可能性があります。新たに市所有の遊休地で分譲宅地を整備する方針はないのかお尋ねをいたします。  3項目めに、新見市の武道競技の振興について質問をします。  新見市内には剣道、柔道、空手、弓道などの武道に取り組んでおられる方々がおられます。スポ少では、登録団員数99名、指導者数は45名と全体の約13%が武道団体関係者です。武道では、幼児から高齢まで精神と体を鍛え、礼節を学ぶスポーツであると同時に、日本の伝統としても伝えていかなければならない文化の一つとなっています。中学校では武道が必修になり、新見市では剣道を取り入れています。4県4郡大会での好成績を初め、空手や剣道では小学生から大人まで全国大会に出場することも珍しくなく、新見の知名度向上にも一役買っています。しかし、稽古場所には不自由している団体もあります。武道振興の拠点となる武道館の建設について、新見市武道連盟が平成24年に1,389名の署名をつけて要望をいたしました。その後検討はしていただきましたが、建設には至っておりません。武道団体の中でも、特に弓道は稽古場所の問題が深刻です。一般の方々が利用できる弓道場が新見市内にないので、高梁市まで出向いて稽古をしている状態です。新見高校弓道部は部員数が40名を超え、部員数が増えている唯一の部活動と聞いています。若い世代にも関心を持ってもらえる競技なのではないかと考えます。実際に市内には弓道愛好者がおられますが、稽古場所がないため弓道競技の活性化は厳しい状況です。これらの状況を踏まえて質問をしてまいります。  1点目、市長におかれましては、市内の各種武道団体の活動についてどのような認識を持っておられるのかお尋ねします。  2点目、弓道場の整備についての考えをお尋ねします。  4項目めです。まなび広場周辺の駐車場について質問します。  新見図書館の開館がいよいよ目前になりました。市役所南庁舎も急ピッチで工事が進んでいます。その後山村開発センターが撤去され、駐車場になる計画です。今までもまなび広場に大勢御来場されるときは駐車場に注意が必要でしたが、今後はどうなっていくのでしょうか。まなび広場は1,001席、図書館来館者、市役所来場者に対して駐車場は十分なのか質問します。  1点目、まなび広場屋内駐車場、まなび広場周辺、市役所、市職員駐車場など、それぞれ何台駐車できるのかお示しください。  2点目、南庁舎前に新たに整備される駐車場に駐車できる車の台数をお示しください。  3点目、まなび広場や図書館、市役所に来られた方々に十分な駐車場を確保するべきではないか質問をいたします。  5項目め、小・中学校のトイレの洋式化についての質問は初日に同僚議員の一般質問と重複しますので、2点目の多目的トイレは全ての小・中学校にあるかという点だけ質問をいたします。御答弁を願います。  6項目め、子育て支援策について質問します。  1点目、子育て広場の開設日時と人員配置をお示しください。  2点目、子育て広場のここ数年の利用状況をお示しください。  3点目、子育て広場の運営経費をお示しください。  4点目、家庭で子育てをしている人への支援策についてお示しください。  5点目、新見市の子育て支援策における子育て広場の位置づけと意義は何かをお尋ねをいたします。  以上で1回目の質問を終わります。 46 ◯議長(林 光和君) ただいまの7番杉本美智子議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 47 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 1項目めでございますが、正田小学校交差点の安全対策ということですけれども、交通量調査につきましては実施をいたしておりません。  それから、新見南認定こども園の入園予定者の通園手段でございますけれども、現時点では正式な通園手段については把握はいたしておりませんが、住所地から推測いたしますと、ほとんどの方が自家用車で通園をされるものと考えております。 48 ◯建設部長(佐藤 努君) 3点目ですが、現時点では右折レーンの設置は必要ないと考えておりますが、開園後の車の流れにつきましては注視してまいりたいと考えております。 49 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 50 ◯7番(杉本美智子君) 福祉部長にお尋ねをいたします。  なぜあの大きい施設をつくるに当たり、交通量の調査までしなかったのでしょうか。 51 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 52 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) そこまでの必要性を感じなかったからでございます。  以上です。 53 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 54 ◯7番(杉本美智子君) 認定こども園の入園予定者数は幾らですか。 55 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 56 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 70人でございます。
    57 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 58 ◯7番(杉本美智子君) 70台の車が出入りをするという予測が立つのに、交通量調査を実施していないということは納得がいきません。私のほうである日の朝8時から8時半と午後4時から6時の交通量の調査をいたしました。それを1時間平均に換算いたしますと、国道を南下する車は568台、北進する車が544台、正田へ入る車が61台、正田から出る車は83台、市道正田小学校線へ入る車は5台、出る車は9台でした。これに推定70台の車が正田小学校線へ向けて出入りをするという事態になります。渋滞や事故など市では心配しないのでしょうか。 59 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 60 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 70人でございますが、世帯に換算いたしますと約50世帯でございます。それで、今回の新見南認定こども園は南部の方を中心ということでもともと整備をさせていただいたものでございますので、ほとんどの方が南から来られるというような状況でございます。認定こども園に子供さんを預けられる方というのはほとんどが長時間保育ということで、保育でのお預け入れというような状況になります。そうしますと、これは仮の話でございますが、新見市街地にお勤めになられている方が子供さんを預けられるということになりますと、これまでも新見に向けて車で来られていた方が一時的に認定こども園に寄られて出ていかれるということで、南から来られる方につきましては左折ということもございますし、それからこれまでの車の量がそんなに増えるというような状況にはならないだろうと。ただ、時間的には一部動く可能性はあるだろうというふうに思っております。また、市街地部分から岡山方面に来られる方、この方は車で言いますと多分四、五台増えるだけではないかというふうに思っております。  したがいまして、認定こども園に右折される方は四、五台の範囲ぐらいではないかというふうに今推測をしてるとこでございますので、大きなトラブルといいますか、交通の混乱は基本的には起きないだろうというふうには思っておりますが、先ほど建設部長も答弁いたしましたように、状況等を見ながら今後必要があればまた考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 61 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 62 ◯7番(杉本美智子君) 部長から答弁をいただきました。70台の予測が50台になったとしてもやはり心配は尽きません。南から来られて子供さんを預けられて、新見方面にお勤めに行かれるという朝のルートは結構ですが、帰りの際新見から50台の車、お迎えに入られるわけです。そのとき市道正田小学校線が広ければ問題ないんですが、そこについての拡幅の陳情に対しては開園してから様子を見させて欲しいという答弁をいただいておりまして、今すぐ拡幅をしないままに駐車場が整備をされています。その点、帰りの車の渋滞については心配はないでしょうか。特に下り坂でありますので追突事故の心配をされる方の声がありますが、いかがでしょうか。 63 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 64 ◯建設部長(佐藤 努君) 議員御指摘の点っていうのは、考慮しなければいけない点もあろうかと思います。あそこの国道180号につきましては、朝夕、新見の中ではかなり混む、岡山とか都市部と比べてかなり混んでる状況があろうかと思います。その中で、例えば右折する場合でも車と車が混んでたら右折をさせてくれたり、車がとまってる状態です、そういうふうなこともありますし、いろんな状況を想定して判断していかなければならないということがございます。ですから、小学校線の入る道も拡幅も要望があったんですけれど、それも現状間口が6メーターほどあって5メーターぐらいあるので改良はしませんと、今後の状況を見て検討させてくださいといったことと同じで、国道につきましてもいろんな状況を想定して今後の状況を見させていただいて対応をさせていただくという考えですので、どうぞ御理解をいただきたいと思います。 65 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 66 ◯7番(杉本美智子君) あの交差点は感知式信号機でありますが、市道の混雑状態によっては一度に国道へ出ることができなかったり、または市道が混雑していて一度に入ることができなかったりということも予測されます。万が一事故があれば、将来のある幼児や若い世代の体に取り返しのつかないことになるおそれがあるところです。予測される危険があるのであれば回避の手段を講じるべきだと思います。路側帯の白線が実線であるなど、あの交差点の改良の余地はまだあるのではないかと考えます。事故防止の観点から交差点の整備を十分にしていただくように求めます。市道拡幅のことの様子を見るということも含め、事故が起こらないように改善できるものは改善していくように強く求めます。市長、この点について一言御答弁をお願いいたします。 67 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 68 ◯市長(池田一二三君) 南認定こども園が開園をいたしまして、状況をしっかりと見させていただきたいと思います。その上で今おっしゃられた安全対策、何ができるのか、一つ一つ真剣に考えてまいりたいと思います。  以上でございます。 69 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。  次に、2項目めの質問に対する答弁を求めます。 70 ◯総務部長(山本幸弘君) それでは、杉本議員の2項目めの質問について答弁をさせていただきます。  まず1点目の分譲宅地を取り扱う目的はという御質問でございます。  本市では、新見市土地開発公社が市内における持ち家住宅の建設促進とともに、若者の定住対策の一環として住宅団地を造成し分譲を行っているものでございます。  2点目でございますが、現在公募をしている区画は西方地内の西方郷原住宅団地に4区画、それから新見地内、新見小岸住宅団地に5区画ございます。  売れない理由は何だと考えているかという御質問でございましたけれども、決して売れてないわけではなく、最近では26年度と今年度、西方郷原住宅団地をそれぞれ1区画販売している状況でございます。  それから、定期借地権制度を取り入れてはどうかということでございますが、本市でも販売促進を図るため検討いたしましたが、原価の回収ができないことや同じ宅地で既に分譲地を購入されている方との間に不公平感が生じることから、現在のところ制度の導入については考えておりません。  それから、5点目のほかに分譲地を整備する考えはないかという御質問でございますけれども、現在分譲中の住宅団地がある現状でございます。そういった中では、他に分譲地を整備する考えは今のところ持っておりません。  以上でございます。 71 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 72 ◯7番(杉本美智子君) 西方、小岸に4区画、5区画とまだあるということで御答弁をいただきました。最近でも売れたということがあるので、全く売れてないということではないというふうにおっしゃられますが、この分譲を始めた時期はいつでしょうか。 73 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 74 ◯総務部長(山本幸弘君) それぞれの分譲でございますけど、西方郷原住宅団地につきましては平成11年度に分譲を開始しております。それから、小岸住宅団地につきましては平成19年度から分譲を開始いたしております。  以上でございます。 75 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 76 ◯7番(杉本美智子君) 1点目にあえてお尋ねをしました取り扱う目的でございますが、若者の定住促進などの目的の効果はいつまでに出す計画なんでしょうか。目的の効果をいつまでに上げる計画でしょうか。 77 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 78 ◯総務部長(山本幸弘君) 目的の効果をいつ出すかという御質問でございますけれども、これは当然販売して家を建てていただくことによって一つ一つ進むものでございますけれども、これをいつまでにとかということではなくて、分譲宅地を造成すること自体がそういう目的を持って行ってるということでございますから、これをいつまでにするとか、これも相手のあることでございますので、こういった区画条件で分譲希望をされる方が相手になりますので、そういった意味では明確な期限を設けてというような考えはございません。  以上でございます。 79 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 80 ◯7番(杉本美智子君) しかしながら、11年に造成した、または19年に造成した、今年は既に平成29年になりました。民間では、長年売れないというような宅地の造成の投資は考えられないことだと思います。もっと積極的で計画性を持った事業の推進をするべきではないのでしょうか、お尋ねをいたします。 81 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 82 ◯総務部長(山本幸弘君) 宅地の造成分譲でございますけれども、市といたしましては先ほど申し上げました目的に従いまして始めてるわけでございますけれども、決してこれで公社の決算額が赤字になってるわけではございませんので、よそで言われてるような塩漬けの土地を持ってるとかというような現状ではございません。  それから、民間の事業が今盛んでございます。これは民間活力活性化のためにいいことでございますので、そういったことに対しましてどんどんやっていただければいいと思いますし、そういったところで分譲される土地以外に、市としてはこれから進むであろう2世代、3世代同居に対応もできるような区画を用意してございますんで、駐車場と簡単な庭も確保できるような区画でございます。そういった目的を持っておりますので、そういったことに合致する希望者がございましたら、そういった面では市の分譲宅地を購入していただければいいというようなことがありますので、これは市民の皆さんがどういうふうに考えるか、どういった土地が欲しいかというようなことに対して選択肢を与えているっていうような状況にもなりますので、当面こういった状況で分譲販売に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 83 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 84 ◯7番(杉本美智子君) しかしながら、もとの目的は若者の定住促進というところにあるということはしっかり踏まえていただきたいと思います。定住促進を進めるためには、若い世代が住居を構えて暮らしやすいまちづくりが必要なのではないでしょうか。若い世代も手を出しやすい、またはそこへ家を構えて定住していただけるようにもう少し努力が必要なのではないかと思います。民間の活力を利用するのは大変結構なことではありますが、新見市が準備している分譲地に定住していただければそれで効果が上がるのではないかと思います。そうしやすい方法が定期借地権制度かもしれませんし、あるいは新婚世帯の家賃補助かもしれません。いずれにいたしましても、定住促進について若者のニーズに合った施策が必要なのではないかと考えます。市長は若者の視点も生かしながらということをよくおっしゃっておられますが、住宅施策についても若者のニーズを聞いてみられるということは考えておられますか。いかがでしょうか。 85 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 86 ◯市長(池田一二三君) 今杉本議員が言われましたように、いろいろなところで御意見を賜りたいと考えております。 87 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 88 ◯7番(杉本美智子君) 10年以上にわたり市の分譲地がそのままになっていることは大変気になっております。これからも定住促進という目的が達成されますように、しっかり認識をして成果を上げられるように求めておきます。  次へ進んでください。 89 ◯議長(林 光和君) しばらく休憩をいたします。                             午前10時54分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時10分  開 議 90 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  杉本美智子議員の3項目めの質問に対する執行部の答弁を求めます。 91 ◯市長(池田一二三君) 3項目めの新見市の武道競技の振興について、1点目の市内の武道団体の活動についてどのような認識を持っているかという質問に対しまして御答弁申し上げます。  市内の武道団体は、武道の普及や指導者の育成に御尽力をしていただいております。武道を生涯スポーツとして広く振興する活動を実践していただいておるところでございます。今後も市内の武道団体が連携をとりながら、誰もが気軽に武道に親しむことのできる組織として活動を継続していただきたいと考えております。  以上でございます。 92 ◯教育部長(安藤暢重君) 2点目の弓道場の整備についてはということでございますが、弓道場の建設につきましては既存施設の共用が可能というように考えておりますので、新たな整備は考えておりません。  以上でございます。 93 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 94 ◯7番(杉本美智子君) 市長におかれましては、今後も武道の振興に力をかしていただくような高い認識を備えていただいているというふうに聞き取りをさせていただきました。柔道や剣道の稽古にはALTの参加も見られ、国際的な文化交流も新見市内で図られている状況です。今市長が言われてましたように、スポーツ少年団で青少年の健全育成、また技術の向上だけでなく、社会教育の面でも大きく貢献をしておられます。いずれの団体も各地の小学校の体育館などの稽古場所はありますが、新見市内で大きい大会を開催することは難しいというのが現状でございます。また、柔道につきましては、スプリングがきいた、安全性が確保された稽古場所がありません。市長におかれましては、まずは武道の団体が青少年健全育成と生涯スポーツの一つとして活発に活動しているという認識を持っていただいておりますので、引き続きこれらの団体の活動環境の改善に御配慮をいただきたいと考えます。いま一度御答弁をお願いいたします。 95 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 96 ◯市長(池田一二三君) 今杉本議員が言われましたように、関係者の方々は青少年の育成にも御尽力をいただいているところでございます。そういった活動に対しまして敬意を表してるところでございます。今後またいろいろな面でできることはしていきたいと思っております。  以上でございます。 97 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 98 ◯7番(杉本美智子君) 弓道場の整備について教育部長から答弁がありましたが、共用が考えられるということですが、具体的にはどのような考えでしょうか。 99 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 100 ◯教育部長(安藤暢重君) 御質問の中にもございましたが、新見高校で弓道部があるということでございます。20年以上前になりますが、新見高校の弓道場を使わせていただいて、当時ですが新見市体育協会の弓道部の方々がそこで使わせていただいたというようなことはございますが、その後鍵の管理等の問題等で活動が縮小して今に至っているというように聞いております。新見高校へ訪ねたところ、協議してもらえば利用も可能というような回答を得ておりますので、そういうことで新見高校の弓道場を共用が可能ではないかなというようにお答え申し上げました。  以上でございます。 101 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 102 ◯7番(杉本美智子君) 新見高校へ問い合わせをいただいたということですが、新見高校では平日の昼間の一般の方の弓道場への立ち入りというのを許可してくださるのでしょうか。 103 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 104 ◯教育部長(安藤暢重君) 当然高校の弓道場ということでございますから、生徒の弓道、部活が当然優先されるということでございますから、それは仕方ないということでございますが、あいてるときについては利用可能ということで協議をしていただければというようなことでございます。  以上でございます。 105 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 106 ◯7番(杉本美智子君) 新見高校との協議は、教育委員会を通じてさせていただくわけにはいかないのでしょうか。 107 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 108 ◯教育部長(安藤暢重君) 教育委員会での話も当然させていただきますが、直接細かい打ち合わせ等はそれぞれというか弓道連盟というか、団体でしていただきたいというように考えております。 109 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 110 ◯7番(杉本美智子君) 新見高校との協議が必要だということで、ここでこれ以上話をしてもその点については明確にはならないのではないかという感じがいたして聞かせていただきました。しかしながら、弓道をされておられる方々、1週間に3回、4回と稽古をしなければ腕が落ちてしまうという中で大変熱心に高梁に通っておられる状況があります。是非ともこれが高齢になっても新見市内で稽古が積めれるという環境を整えていただきたいと思いますが、いま一度御答弁をお願いいたします。 111 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 112 ◯教育部長(安藤暢重君) 弓道の普及ということで施設整備という話でございますが、先ほど申し上げましたように、今のところは新見高校の弓道場の共用ということをお願いしたいということでございますし、あわせまして弓道の今やっている方の団体、組織の育成、強化といったような、そういったことも努めていただきたいというように考えております。  以上でございます。 113 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 114 ◯7番(杉本美智子君) 1点お尋ねしますが、以前20年前に使っていたが鍵の管理の問題でというふうに言われました。鍵の管理のどのような問題が起こったと言われましたか。 115 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 116 ◯教育部長(安藤暢重君) 大変申しわけないんですが、詳しい状況についてはまだ私は承知しておりません。そういった問題があったということの事実を聞いたということでございます。  以上でございます。 117 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 118 ◯7番(杉本美智子君) 以前使っていて、問題があって今使えなくなっているというようなことです。20年たってそれがすっかり解決するということはなかなか難しいのではないかと思います。弓道場の整備については、検討していただけるように今後も求めてまいりたいと思います。  次へ進んでください。 119 ◯議長(林 光和君) 次に、4項目めの質問に対する答弁を求めます。 120 ◯教育部長(安藤暢重君) それでは、4項目めでございますが、私で一括答弁をさせていただきます。  まず1点目でございますが、まなび広場にいみにおきましては、屋内駐車場に58台、屋外駐車場に54台の計112台の駐車が可能でございます。また、市役所本庁舎前に61台、職員駐車場に147台の駐車が可能でございます。  2点目でございますが、南庁舎前駐車場には身体障害者用5台を含めて全部で106台の駐車が可能でございます。  3点目になりますが、ただいま申し上げましたように、まなび広場には112台の駐車場があり、また新たに南庁舎前に106台の駐車場を設けることとしておりますが、状況に応じて来館、来場される方への対応を行っていきたいというように考えております。  以上でございます。 121 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 122 ◯7番(杉本美智子君) 今御答弁いただいた駐車台数で十分だという認識をされておられますか。 123 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。
    124 ◯教育部長(安藤暢重君) 十分ということは申し上げておりません。今ある台数の中でそれぞれ状況に応じて対応しているというようにお答え申し上げました。  以上でございます。 125 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 126 ◯7番(杉本美智子君) 今まででも市内の小・中学校の音楽祭であるとか大規模な大会やイベントなどのとき、主催者が駐車場を探して周辺の民間の所有地を借用することがありました。今後は、今までよりも図書館、南庁舎などの人の流れが変わることが予想されます。まなび広場で行事があれば市役所に近づけないとか、図書館の利用をちゅうちょするというようなことでは困るわけです。まなび広場も使いやすくなったと言ってもらえるような周辺の整備が必要なのではないでしょうか。いま一度御答弁をお願いいたします。 127 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 128 ◯教育部長(安藤暢重君) 従来のまなび広場周辺の駐車場からすれば60台程度は増えるということはございますが、ただ南庁舎分もありますので、60台そのものが増えたということにはならないと思います。  先ほど申し上げましたように、駐車場につきましては今あるところの可能台数で対応していかざるを得ないというように考えているとこでございます。  以上でございます。 129 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 130 ◯7番(杉本美智子君) 山村開発センターを撤去した後の駐車場について、立体の駐車場にするというような考えはないでしょうか。 131 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 132 ◯総務部長(山本幸弘君) 南庁舎前の駐車場につきましては一応平面で計画いたしておりますんで、今のところ立体駐車場として整備することは考えておりません。  以上でございます。 133 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 134 ◯7番(杉本美智子君) これから建設に入るわけですが、まだ間に合うのではないかと思います。立体にするというような検討をしていただきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。 135 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 136 ◯市長(池田一二三君) 駐車場を十分に確保するということは大変市民の方から喜ばれることだとは思いますけれども、現状で平面で駐車場をつくるということにいたしておりますので、それで対応させていただきたいと考えております。 137 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 138 ◯7番(杉本美智子君) 市役所の職員駐車場等も利用することがありますが、大変歩く距離が長くなるということで、皆さん、なるべく近くにとめたいというようなのが人情ではないでしょうか。今までも駐車場についていろいろ御不便をかけておりましたので、新たな図書館また南庁舎、まなび広場の利用がしやすくなったと言われるように、駐車場についても十分な配慮を引き続き求めていきます。  次へ行ってください。 139 ◯議長(林 光和君) 次に、5項目めの質問に対する答弁を求めます。 140 ◯教育部長(安藤暢重君) 5項目めにつきましては2点目の答弁ということでございますので、2点目についてお答えさせていただきます。  多目的トイレにつきましては、小・中学校22校のうち10校に設置されております。  以上でございます。 141 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 142 ◯7番(杉本美智子君) 22校中10校にあるということですが、残りの学校については多目的トイレをつくっていくという計画はないのでしょうか。 143 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 144 ◯教育部長(安藤暢重君) 洋式化、それをどうするかということにつながるとも思われますが、今のところは今の現状で、それぞれの学校で必要がありましたらというようなことで対応していきたいというように考えております。  以上でございます。 145 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 146 ◯7番(杉本美智子君) 学校は、災害時の避難所になることも想定がされます。子供さん方ばかりではなく、高齢の方が使うということも考えられる公的な施設になります。洋式化を進めるという中で、是非とも多目的トイレの設置についても検討をしていただきたいと考えますが、教育長、お考えをお尋ねいたします。 147 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 148 ◯教育長(中田省吾君) 今おっしゃったことは今後の課題になろうかと思います。  以上です。 149 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 150 ◯7番(杉本美智子君) 今後の課題としてしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  次へ行ってください。 151 ◯議長(林 光和君) 次に、6項目めの質問に対する答弁を求めます。 152 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 子育て支援策につきまして、子育て広場についての御質問でございます。  まず、子育て広場は市内に5カ所設置をいたしております。開設日時と人員配置ということでございます。にいみ子育てカレッジ交流ひろば「にこたん」は、火曜日から土曜日の10時から16時で開設いたしまして、職員3人から4人で対応いたしております。大佐子育て広場は月曜日と金曜日の9時から16時、職員1名、ももっこ広場しんごうは火曜日と金曜日の9時から16時、職員1名、哲多子育て広場は月曜日から金曜日の9時から16時で、職員1名、哲西子育て広場は月曜日と水曜日と金曜日の10時から15時と月1回、土曜日の10時から12時で開設し、職員1名で対応いたしております。  次に、子育て広場の利用状況でございますが、延べ利用親子数は、にいみ子育てカレッジ交流ひろば「にこたん」では平成26年度9,775人、平成27年度9,954人、大佐子育て広場では平成26年度1,088人、平成27年度1,492人、ももっこ広場しんごうでは平成26年度683人、27年度1,058人、哲多子育て広場では平成26年度2,468人、27年度2,612人、哲西子育て広場では平成26年度2,479人、27年度2,648人となっております。  子育て広場の運営経費でございますが、平成26年度は1,044万2,000円、平成27年度は1,130万5,000円でございます。  4点目でございます。  家庭で子育てをされてる方への支援策といたしましては、保護者同士の交流や子育てについての不安の解消を目的とした子育て支援センターや子育て広場の開設を初め、幼児クラブへの活動支援、ファミリー・サポート・センター事業、一時保育、子育てヘルパー訪問事業などきめ細やかな子育て支援を行ってるところでございます。  5点目でございますけれども、子育て支援における子育て広場の位置づけと意義はということでございますが、子育て広場は、地域の子育て支援の拠点として在宅で子育てをされてる方に対して子育てに関する不安の解消を目的に、専門の保育士による子育てについての相談や保護者同士の交流、子育ての悩みや喜びを共有することによって精神的負担の軽減を図る場になるとともに、子供にとりましても遊びを通して好奇心を育んだり他の子供と一緒に遊ぶ楽しさを知る場として位置づけてるところでございます。  以上です。 153 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 154 ◯7番(杉本美智子君) 御答弁をいただきました。なぜ今回私が子育て広場のことについて質問をしたかといいますと、1月に開催された鳴滝塾での市長の挨拶の中でも、また今回の施政方針中でも、子育て支援といえばこども園の整備や保育料の免除といった預けることばかりに重点が置いて語られ、またそこに莫大な公費が投入をされているという現状があったからです。在宅で子供を育てておられる方への支援策について触れられていないので、子育て広場に通っておられる方々、また在宅で子供を育てておられる方々への市の方針をこの度質したいと思いまして、この度一般質問をさせていただきました。  施政方針でも語られましたように、新見市の子育て支援策として認定こども園の整備また保育料の減免といったことで、結果子供を預けて働く環境は整い、待機児はなくなり、成果は出ておりますが、余りにも自宅で子育てをしている方々に触れられていないという現状がありましたが、市長におかれましては、在宅で子育てをしておられる方への支援についてどのようにお考えでしょうか。 155 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 156 ◯市長(池田一二三君) 当然子育てを在宅でされていらっしゃる方もいらっしゃいますし、また仕事との両立ということで保育所あるいは認定こども園へお預けの方もいらっしゃると思います。どちらに対しましても市は責任があるわけですので子育て支援をしてまいる、そういう気持ちでございます。  以上でございます。 157 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 158 ◯7番(杉本美智子君) 子育ては、親子がしっかりとしたきずなを結び、周りの人たちとかかわり合いながら初めてできるものです。家庭で保育をされている方々への支援の対策として、先ほど答弁がありましたように、多くの方が子育て広場を利用しておられます。子育て広場は、もっと重要視をされるべきだと思います。子育て広場は発達障害の早期発見、虐待防止、専門家による相談事業など、親育ち、子育ちに欠かせない育児拠点となっております。予算的にも子供を預ける施策に比較して少ない予算で子育て広場が運営されておりますが、今後さらに十分な予算措置と支援スタッフの確保をするべきだと考えます。答弁の中でも新見以外のところは1人ずつの配置というようなことになっておりますが、支援スタッフの確保また予算措置について今後の方針をお示しください。 159 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 160 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 各子育て広場につきましては今1名の体制ということでやっておりますけれども、利用される方が常時一度に同じ時間帯に来られるということではなくて、その時間帯の中で三々五々に来られてそこで一緒に活動していかれてるというな状況でございますが、そうした状況の中で現在1名の方で対応していただいてるのでこれはできてるというな状況でございますが、利用者の状況でありますとか、そうしたところを見ながら、そのあたりにつきましては今後とも注視をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 161 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 162 ◯7番(杉本美智子君) 子育て広場について周知をもっとしていくという必要も感じております。子供さんがおられる家庭はもとより、広く周知をしなければ、子育て広場に通うことについて同居しておられる家族の方とか、まるで遊びに行くように言われるというような声もお聞きをします。しかしながら、子育て広場では親も育つという場所、また相談業務があるということで、保護者にとっては大変有用な施設だと思います。そういうことが子供がいない家庭の方にも周知をされればもっと子育て広場を利用しやすくなるのではないかと考えますが、子育て広場の周知についてどのように考えているのか御答弁をお願いいたします。 163 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 164 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 今議員が言われましたように、子育て広場というのは重要な位置づけだというふうに私どもも認識いたしておりますので、しっかりとした広報はやっていきたいというふうに思っております。今現在では市報等での広報ということで進めてるとこでございますが、新年度にはiチャンネル等を利用した広報等についても検討していきたいということで、現在そうしたことも検討してるとこでございます。よろしくお願いいたします。 165 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本美智子議員。 166 ◯7番(杉本美智子君) しっかりと市民に周知をし、子育て広場が在宅で子供を育てる保護者の方にとってもっともっと活用される施設になるように求めておきます。そうした中で、子供さん方が大きくなった後も親の悩みは尽きないものです。子供が幼児でなくなっても、子育て広場の支援スタッフを頼って相談に行かれる保護者の方もあるのではないでしょうか。今後とも子育て広場の十分な対応をお願いしたいと思います。  今回は多岐にわたる質問をいたしましたが、これからも暮らし続けられるような新見市であるようにいろいろと考えてまいりたいと思います。新見市のさらなる発展を祈念いたしまして、私の一般質問を終わります。 167 ◯議長(林 光和君) これをもちまして7番杉本美智子議員の一般質問を終わります。  次に、12番橋本亨子議員の登壇を願います。12番橋本亨子議員。               〔12番 橋本亨子君 登壇〕 168 ◯12番(橋本亨子君) 議長のお許しをいただきましたので、質問席にたたせていただきました。  さて、任期中の最後の一般質問となりました。池田市長との初めての一般質問でありますが、市民の皆さんからお寄せいただきました御意見などを踏まえ、今回は2項目の質問を通告をいたしました。前向きな御答弁を期待しております。  さて、市長は、施政方針の中で市民への情報提供をすることで市政を見える化し、ともに考え、協働し、オール新見を合い言葉に市民力を結集し、本市の未来を切り開いていきたいとお考えを述べておられます。そのための第一歩が協働推進課を新設することで地域づくりに取り組む団体などを支援していくということであります。市民参加のまちづくりが強調されているものと思います。市民参加のまちづくりを実現するためには、市民が自ら地域を元気にしていこうとする、そのための自主的で多彩な市民活動やサークル活動が保障されるための施設の確保も当然必要になるものと思います。しっかりと対策をとられるよう、まず強く求めておきたいと思います。  質問に入ります。  1項目め、自主的で多彩な市民活動、サークル活動を保障するための取り組みについてであります。  生涯学習の拠点施設として位置づけられていた生涯学習センターが図書館に変わり、これまであった学習室はなくなってしまいます。新しい図書館の中に市民学習室がつくられるわけでありますが、利用料金が1時間当たり600円と2倍に上がり、使用時間は図書館の開館時間内となり制限されてしまいます。今までと比較をして条件が悪くなってしまいます。先日、市長への緊急の申し入れを行い、学習室にかわる施設の確保などを初め、数項目の内容で改善を求めたところでありますが、再度お考えをお聞きしたいと思います。  1点目、これまでのまなび広場にあった学習室にかわる施設の確保をしていくべきであると考えるわけですが、生涯学習の拠点施設として生涯学習センター内の学習室は多くの市民や団体がこれまで使用しておられたわけでございますが、生涯学習センターの拠点施設もなくなり、これまでのように使用できる学習室もなくなってしまいます。このような状況に対してどう対策を考えておられるのか、お示しをいただきたいと思います。  2点目、利用料についてであります。  これまでの学習室がなくなることで新しい図書館内には市民学習室を設けることとしているわけですが、市民の皆さんがより利用しやすいよう利用料金の引き下げをするべきだと考えます。お考えをお聞かせください。  3点目、現在の図書館を公民館にしていくお考えが示されましたが、駐車場の確保や利用に供する計画をお示しいただきたいと思います。昨日の同僚議員への答弁では、公民館に向けては平成29年度中の早い時期に実施計画をつくっていく、駐車場は1階部分12台、旧市民会館前に6台、城山体育館へ40台分、これがあるということが示されました。また、将来的には御殿町一帯を総合的に整備をしていくという、こういうお考えも示されたところでございますが、いま一度今後の構想を詳しくお示しをいただきたいと思います。御答弁ください。  次に2項目め、正田地域の振興対策について質問をいたします。  1点お尋ねをしたいと思います。  正田公民館の広場の整備についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。正田小学校が強硬に統合されてしまい、グラウンド内のほぼ中央には新たに認定こども園が建設をされました。地域の皆さんが学校の存続を懇願していたにもかかわらず、校舎が危険だから存続はできないと、そう言われた校舎はそのままの状態で放置をされています。危険な校舎は速やかに撤去をし、認定こども園の利用者の安全を確保することが急がれるのではないでしょうか。認定こども園ができたことでグラウンドの形状も変わってしまいました。これまでスポーツ少年団の子供たちが野球の練習をしたり、グラウンドゴルフの愛好者の方が練習に使ったりしておられましたが、それもできなくなってしまいました。地域の活動拠点がなくなり、児童との触れ合いの機会が奪われた、子供との行事もできなくなったと高齢者の方から寂しい思いも統合後にはお聞きをしている状況です。本当に胸が詰まる思いがしてなりません。統合後、地域の皆さんが何とか元気を出して地域のきずなをつないでいこうと運動会の企画をされましたが、そのやさきに認定こども園が建設をされ、グラウンドも使えなくなってしまったわけでございます。昨年は公民館の広場を利用して運動会を取り組まれたわけでございますが、何とか工夫して実施もされましたが、広場のスペースにも限界があります。地域内には皆さんが気軽に使うことができる広場もありません。そういう意味では地区民を初め、また市民の利用の用途が広がるように改善をしていただきたいと思います。1つは公民館の広場の隣の市の駐車場のフェンスをとって広場を広げること、この提案です。それからもう一つは、広場の北側にあります現在の公民館の敷地の中のところでございますが、回りをぐるっと囲んだフェンスもあるんですが、その北側のフェンスを今の開閉式からスライド式に変えていただきたいと思います。その2点について改善を求めるものです。  前向きな御答弁を期待しながら、以上で1回目の質問を終わります。 169 ◯議長(林 光和君) ただいまの12番橋本亨子議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 170 ◯教育部長(安藤暢重君) それでは、1項目めの1点目でございますが、まなび広場にあった学習室にかわる施設としては、現図書館を新見公民館として利活用することとしており、その中に確保することとしております。  2点目でございますが、中央図書館の市民学習室については1時間当たり600円ということはお話がございました。これにつきましては利用料金の設定の段階でも説明をさせていただいておりますが、今までの市民学習室1部屋分が300円ということで、2部屋分のスペースを持つということなんで600円という、そういう設定でございますので、この料金については当時条例でも定められているということでございますので、それについては600円で行かせていただきたいと思います。  また、先ほど申し上げました現図書館を改修したところの学習室機能を持たせた部屋、そこにつきましては、利用料金を今後検討していくということになろうかと思います。  それから3点目でございますが、駐車場の考えでございますが、お話もありましたように、昨日の小河議員の質問に答弁させていただいたとおりでございまして、現状の中で対応できるというように考えております。将来的にはまちづくりの構想の中で駐車場についても当然検討は必要であるということを思っておりますので、その段階で考えていきたいというように思っております。  以上でございます。 171 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 172 ◯12番(橋本亨子君) 生涯学習ということへの取り組みに対する考え方、これが生涯学習センターの機能が今現在なくなる中で重要な考え方としてはあると思うんです。答弁の中では現図書館を新見公民館としてその中に生涯学習機能を持たせていくということも示されたわけでございますが、具体的な構想についていま少し御説明をいただきたいと思います。  生涯学習の取り組みについては、新見市が定めている第2次総合振興計画、これを踏まえた上で新見市生涯学習推進基本計画、これが定められているわけでございますが、その中で書かれておりますのが生涯学習に向けての取り組みは計画期間を平成25年度から10年間ということにしております。生涯学習の分野における文化の伝承や創造と交流で人が育ち、輝きのある文化都市の実現に向けての方向性を示すこの計画です。この中身をずっと読んでいったんですが、今のまなび広場生涯学習センター、そこの施設を核としながらしっかりと事業を推進をしようという、こういう方向が示されたわけなんですが、全体的な考え方に基づくとすればどういうことからこの計画の施設の位置づけまた計画の内容等が変更が行われたんでしょうか。そのあたりのプロセスを少し説明していただけませんでしょうか。 173 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 174 ◯教育部長(安藤暢重君) 生涯学習計画にあります生涯学習センター、先ほどお話がありましたが、生涯学習機能を今度改修する現図書館、新見公民館へ持っていくということではございません。生涯学習の拠点というのは生涯学習センターであり、各公民館であり、体育施設等それぞれありますから、それぞれを使って生涯学習あるいは生涯スポーツを進めていくということになろうかと思います。それの推進自体は、これも一般質問の答弁の中で申し上げましたが、教育委員会の生涯学習課が主体的に担っていくということで従来と変わっておりません。  以上でございます。 175 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 176 ◯12番(橋本亨子君) 市長に伺いたいと思うんですが、施政方針の中で第2次総合振興計画を基本理念としてそれを踏まえ施策の実施をしていくというふうにも述べておられます。第2次総合振興計画の豊かな文化のまちの中で生涯学習の取り組みについての現状と課題というところでは、生涯学習推進基本計画を策定して生涯学習社会の実現に向けて計画を推進するということになっているわけですが、この計画の達成度を確認しながら施策を推進する必要があると、こういうことも生涯学習の推進基本計画の中では書かれているんですが、こういった拠点となる施設がなくなっていくことで計画との整合性というのが図られているとお考えでしょうか。どのように思われますでしょうか。 177 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 178 ◯市長(池田一二三君) ただいま教育部長が御答弁を申し上げましたように、生涯学習機能を持たせたものはあるわけでございます。その中で議員が言われるように、新しい図書館になりますので、これまでのまなび広場にあった学習室にかわる施設を確保されたいということでございます。また、そういったお声もお聞きしてるところでございます。そういう観点から、休館しておりますけれども、今あります現図書館を新見公民館とするに当たりましてそういった学習機能的なものも少し持たせた、使えるような部屋をつくっていこうということでございます。  以上でございます。 179 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 180 ◯12番(橋本亨子君) 現在の図書館を幾分か改修をして機能を持たせていくということですが、今の現図書館、先日館長から聞きましたが、市長も施設を見に来られたとおっしゃっておられました。今の図書館の場所というのが駐車場も十分にはないところ、また高齢化社会の中でエレベーターの設置もできない、そして建物自体があれをどう改修したら本当にもっともっと有効な活用ができるのかというふうに私も中を見ましたが、到底難しい状況ではなかろうかというふうに思うんです。そういう中で今言われたような方向が本当に可能なんでしょうか。新しく公民館にするという、こういう構想をお持ちの中で新見の広いエリアを網羅をした新見公民館という形になるわけですから、人口規模を考えたときにもあれがどこまでの改修ができるのかというような思いもしているところです。そういう意味で、ここで本当に十分とは言えない状況があるというふうに私は思うんです。それから、まなび広場の中にあった学習室がなくなってしまうということで、これまで多くの市民や団体が本当に使用しておられた、そういった場所すら確保がされないと、新しい市民学習室ではそれにかわるものにはならないと思うんです。図書館の開館時間に合わせての使用が限界です。その点についてどのようにしていこうと考えておられるんでしょうか。十分とは言えないと思うんです。いま一度御答弁ください。
    181 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 182 ◯教育部長(安藤暢重君) 現図書館の改修でございますが、今お話にありましたようにエレベーターを設置可能でございます。ですから、とりあえずエレベーターは設置するということで考えております。ただ、中のレイアウトにつきましては、実設計段階での話ということになろうかと思いますので、その段階で十分地域の皆さんとも話をしながら検討していきたいというように考えておりますが、基本的な公民館機能は確保できるというように考えております。それから、スペース的にも先ほど申し上げましたような学習室、それについても確保できるというように考えております。  前の生涯学習センターの学習室の利用時間が短くなったと、現図書館の市民学習室では短くなるというようなお話もございましたが、新しい公民館の中というか、公民館と一緒の学習室の機能を持たせるということになりますと公民館の開館自体は従来と同じ午後10時、22時までということになっておりますので、今までと同様な利用が可能であるというように考えております。駐車場につきましては、これも今までの利用実績というか、利用状況から考えると、先ほど来申し上げております今の城山体育館の駐車場を含めて最大でも今48台ですか、その中で対応が可能であるというように考えております。  以上でございます。 183 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 184 ◯12番(橋本亨子君) 新しい公民館を整備をしていくことでその中に学習室も確保ができると言われたんですが、公民館としての活動という範囲に限定をしないという、そういう構想も持っておられるということなんですか。その点お願いします。答弁ください。 185 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 186 ◯教育部長(安藤暢重君) 今の学習室の機能というか、学習室にかわる部屋というものにつきましては位置づけを最終どうするかと、公民館の中の施設にするのか、あるいは公民館と併設した学習室的な部屋にするかというような2つの考えがございますので、そこを今後最終的に詰めていきたいと。当然今まであった団体活動室については今の公民館の新しいところに入ってまいりますので、その点では確かに今の生涯学習センターの機能の一部ということで考えております。学習室については先ほども申し上げましたように、最終的にどういう位置づけにするかというようなことについては今後十分検討していきたいというように考えております。  以上です。 187 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 188 ◯12番(橋本亨子君) あそこの施設の建設当時にさかのぼるわけなんですが、生涯学習のための拠点の施設をどのような形でつくるか、どういうふうなものをするかということでは、多くの関係する団体の皆さんとの協議を経て施設ができ、運営の面とかいろんなことも協議をする中で方向性を出されたという経緯があるんです。今後の考え方においては、市民の皆さんとどこまでの協議をして内容を詰めていかれるお考えでしょうか。それに対する考え方と、それから新しく図書館を公民館にしてその中に学習室を確保することも可能だということなんですが、あそこの状況が非常に市街地で狭くて、車の出入りの関係とかいろいろと形状的にはかなり厳しいところに位置するものだと思うんですが、そういう意味では一体的な構想の中で考えると言われるんですが、今旧市民会館がそのままの状態で残っていたりします。そういう中ではその土地の確保のことも含めながらの検討が要ると思うんですが、そのあたりについての具体的な構想をもう少しお聞かせをいただきたいと思うんですが。今言われた施設をどう充実をするかという考え方を示していただいたその中では、今のままの中での一定の改修では到底無理な状況があるというふうに思えてならないわけなんですけれども、その辺をどのようにしていくお考えでしょうか。周りの建物も密集しております。その点も含めての構想をお聞かせください。 189 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 190 ◯教育部長(安藤暢重君) 生涯学習センターにつきましては、学習室を従来どおりということにはならないかもわかりませんが、極力従来の形に近いもので、今申し上げましたように利用時間等もそうなんですが、そのまま使えるようなことで考えていきたいというように考えております。駐車場につきましては、これはまちづくりの構想の中でということで申し上げました。それの一つの案として、昨日小河議員から御提案がございましたが、現城山体育館の屋内駐車場、これの活用も一つの方法だろうというように考えております。  以上でございます。 191 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 192 ◯12番(橋本亨子君) 具体的なものにこれが本当に確定をするかどうかはわかりませんが、一定のお考えが聞けた状況でございまして、あの周辺一帯を今後いろいろと地域の皆さんに開放していく、そういう方向も見えたわけですが。今の図書館のその周辺というのを含めて図書館そのものもそうですが、極力従来の状態に近づけた生涯学習室のような、そういうことも確保しながらやっていきたいというふうに言われるんですが、これまでというようなことには近づくのもなかなか難しいのではなかろうかというふうにあそこの場所を想定しながら私は思うんです。そういう意味で提案させていただきたいと思うんですが、山村開発センターを改修をして有効活用するという、こういうことはいかがでしょうか。先ほど同僚議員から山村開発センターを立体駐車場にして駐車場の確保をしていけばいいんじゃないかという、こういうお話もあったんですが、これから市民の皆さんのやる気、元気を結集した協働のまちづくりを取り組んでいきたいと、力を入れていきたいという、こういうことでの石垣前市長にかわっての池田市長の心強いといいますか、意気込みも示されているところです。建物をつくったのを壊すのは、私は簡単だと思うんです。ですけど、その施設を有効に活用するということも考えていただきたいと思うんです。山村開発センターの撤去については以前に方針が出ているということもありますが、市役所を初め、公共の施設が周辺にあるということや市民との協働によるまちづくりを推進をするということでは、市民の皆さんが様々な活動をするということで活用する施設が……。 193 ◯議長(林 光和君) 橋本議員、橋本議員。山村開発センターの件については一般質問の中に入っておりませんので、その点は考慮して質問をお願いします。 194 ◯12番(橋本亨子君) はい、提案として申し上げさせていただきたいと思います。  市民と協働しながらまちづくりをするということから考えますと、市役所の近くにそういった施設があるというのは非常に効率的でもあり有効な手段ではなかろうかというふうに思っております。そういう意味で提案をしておきたいというふうに思います。是非この点考えていただきたいと思いますが、答弁がいただけるのならいただきたいとは思うんですけれども、議長からの指摘がありましたので提案にとどめておくしかないのかなというふうには思いますけれども、本当に有効な方法そして効率の上がるまちづくりに向けた取り組み、これをしていただきたいというふうに思います。  2点目の問題でございますが、料金を引き下げる考えはない、部屋の広さが2倍になった、こういうことからの料金設定の改善をする考えがないことが示されたわけでございますが……。 195 ◯議長(林 光和君) 橋本議員。お昼が来たので、2点目から昼からに回してもらってもいいでしょうか。 196 ◯12番(橋本亨子君) いいですが、途中までしゃべりましたが、議長、どういたしましょうか。 197 ◯議長(林 光和君) 2点目から行ってください、1時から。 198 ◯12番(橋本亨子君) はい、ではもとへ戻しまして。 199 ◯議長(林 光和君) いや、これで全部網羅したような答弁が出ておるんでもう終わりかなと思ったんですけど、2点目、3点目になるとまだ時間が要りますので午後にしていただきたいと思いますけども、よろしいでしょうか。 200 ◯12番(橋本亨子君) よろしいです。 201 ◯議長(林 光和君) しばらく休憩をいたします。                             午後0時4分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時0分  開 議 202 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開します。  橋本議員、1項目め、2点目から再質疑をお願いいたします。橋本亨子議員。 203 ◯12番(橋本亨子君) 料金の問題について再度お尋ねをいたしますが、市民学習室の料金の設定の根拠のお話が先ほどありましたが、市民学習室の活用の目的について御説明いただきたいと思います。 204 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 205 ◯教育部長(安藤暢重君) 市民学習室については、先ほど申し上げましたように、料金は1時間当たり600円ということでございますが、部屋も大きいということがございます。これはあくまで図書館の催し物、そういったものにも使えるというような想定でいっておりますので、よく言われる多目的に使える、そういう会議室という位置づけにしております。ですから、中自体も図書館の行事で使う場合は暗室にできるとか、そういったようなことも考えた想定で設計をしてるということでございます。  以上でございます。 206 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 207 ◯12番(橋本亨子君) 図書館の催し物に使っていくということで、それを多目的に使おうということで市民学習室を設けたという説明をお聞きをいたしまして、これまであった生涯学習センターの中の学習室とは全く位置づけが違うということで、先ほど来からの答弁でも学習室はほかへ確保を考えているという方向性も出たわけでございます。そういう意味から考えますと、図書館の中に図書館の催し物に中心的には使うという考え方であれば、市民学習室の料金は私は思い切って無料にするということもあってもいいんじゃないかというふうに思うんです。図書館の中にある1部屋としての有効活用ですから、そういう意味ではどう思われますでしょうか。その点は料金の無料化に向けての考えを、市長の考えをお聞きしたいと思います。いかがですか。 208 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 209 ◯市長(池田一二三君) 橋本議員が言われるように、そりゃ料金が安いほうが利用しやすいという観点から発言をされていることだと思いますけれども、これからはいろいろな施設につきましても将来的には利用料金の見直しが必要になるかもわかりませんので、そういう中で適切な料金設定だと考えております。  以上でございます。 210 ◯教育部長(安藤暢重君) 市長もそういうことで申し上げましたが、一般の方も利用できるということで、そういう意味での多目的でもあるわけでございます。市が主催の行事等、これについては当然料金はかからないということにしておりますので、そういったようなことも含めて今の料金は適切であろうというように考えております。  以上です。 211 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 212 ◯12番(橋本亨子君) 料金については、市が主催をすればもちろん市からのその部屋に係る必要経費の支出をするということになります。無料なわけです。市民の皆さんにより多く活用していただこうと思えば、そういう意味では料金設定が600円、1時間がですよ、高いなというのが率直な市民の感想でした。是非その点では改善をする必要性を感じておりますので、その点今後においてしっかり検討していただきたいと思います。  次の3点目に移りたいと思いますが、3点目については現図書館の改修に向けての考え方でございます。  市長に伺いたいと思います。  公民館として、そしてまた学習室の機能をも持たせたものにしていくという、こういう方向なども示されたわけですが、そういうことから考えれば施設の近い場所へ駐車場をしっかり確保をするというのはいると思います。その点についてどう考えるか。  そして、施設の整備においては、市民の意見をしっかりとくみ上げていきながら御意見も反映をするという、この立場がいると思うんです。それについてはどのような方法で進められるお考えでしょうか。実施設計を平成29年度中の早い時期にということまでをもう既に示されているわけですから、事は急がれると思います。その点どのように考えておられますでしょうか。答弁ください。 213 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 214 ◯市長(池田一二三君) 昨日の小河議員の答弁の中にもございましたように、地域の方々の御要望のもとに新見公民館ができるわけでございます。そうした中でこれからそういった関係の方々と協議をしながらその中の設計等につきましては御意見を賜りたいということを申し添えておりますので、そういう中でしっかりと練っていきたいと思っております。  以上でございます。 215 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 216 ◯12番(橋本亨子君) 地域住民の方からの要望があり、それに応えるという方向もあり、その地域の方の意見も聞くという、これは当然のことだと思うんです。公民館とする新しい施設の中には学習室も設けるとなれば、いろんな団体、いろんな皆さんの活用もそこでは行われるということです。より多くの方の意見を聴取するという、こういう立場も要ろうかと思うんですが、その点ではどのように考えておられますか。 217 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 218 ◯市長(池田一二三君) 説明会もいたしまして御意見等を賜りますので、御出席いただければと思います。  以上でございます。 219 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 220 ◯12番(橋本亨子君) 説明会の開催の時期等が、もし方針が出ているようでしたらお聞かせください。 221 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 222 ◯教育部長(安藤暢重君) 具体的な日程はまだ決まっておりませんが、決まり次第関係の方には連絡をして開催したいというように考えております。  以上でございます。 223 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 224 ◯12番(橋本亨子君) 市民の意見をしっかりとくみ上げていただいて、施設の充実を図っていただきたいというふうに思います。  1項目めの全体を通してなんですけれども、前市長のころからの計画の推進ということで現在に至っているわけです。生涯学習センターの中での学習室がなくなるという問題について、計画が二転三転する中で当初は残すという方針もあったのがそれがその後なくなってしまうということにもなり、市民が本当に活動をする上でしっかり活用をされていた、それがなくなることは本当に困ってしまうという声もあったわけであります。そういう意味では、それにかわる別の施設を求めるべきだという提案をする中では山村開発センターを残して欲しいということでの提案もさせていただいたんですが、そういう場所よりも今の図書館の中にいろいろと機能を兼ね備えながら整備をするというような方針なども示されたところでございます。いずれにしても、一応前市長のころからの事業の推進ということで現在に至っているという、そういうことでございます。市長がかわられまして、いろいろと市民の中からも本当に疑問に思われる声なども出ているわけです。そういうことなども踏まえていただきながら判断を、方向をかえるという、これも必要なのではなかろうかというふうに思いますので、そういう意味では絶好のタイミングの時期だというふうにも思うんです。そういう意味で英断を期待もしておりますけれども、提案を申し上げさせていただきました。  次の2項目めへ移ってください。 225 ◯議長(林 光和君) 次に、2項目めの質問に対する答弁を求めます。 226 ◯教育部長(安藤暢重君) それでは、2項目めでございますが、現在の正田公民館の広場ですが、他の公民館と比較しても十分な広さを有していることから拡張整備は考えておりません。また、フェンスの扉をスライド式にというようなこともお話ございましたが、通常の公民館の活動の中では特にはフェンスの扉をスライド式にするということは必要ではないということで考えておりますので、スライド式にするということは考えていないということでございます。  以上でございます。 227 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 228 ◯12番(橋本亨子君) 残念な答弁ばかりでした。写真を少し示しながら説明をさせていただきたいと思います。  オレンジ色の屋根が公民館の建物になります。そして、その隣にずっとフェンスが張ってあるのがこの写真でおわかりになると思うんですけれども、隣にある市の駐車場、そこのところはグラウンドでこういったふれあいの公園等でいろんなイベントがあるときにはここにたくさんの車が駐車をされるということで、市の土地ですから市が管理をするというものになっております。その隣がすぐ1つのフェンスを隔てて公民館なんです。それで、1回目の質問でも申し上げましたように、本当に市民が気軽に使うことができる、地区民がいろんな活動に使用することができる、そういう広場が今ない状況になっているわけです。そういう中で、ここの間にあるフェンスを取り除いていくことで全体の広場が広くなります。そうすれば、運動会の紹介もいたしましたが活用が十分になされるということからの要望がございます。この市の土地について、ここがもし一体的なものにしていただけるのであれば、地域で草取りをしたりいろいろ管理をすることもやりますよというような意欲を持っておられるお話ももうお聞きもしております。費用対効果、財政面から考えてこういったところを有効に地域に開放する、そのことでまたこの土地の管理も地元がやりましょうという、こういう意欲も示されているわけですから、しっかりと地域の要望、意見に寄り添っていただいての改善を求めていきたいと思うんですが、再度、市長、どうお考えでしょうか。 229 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 230 ◯市長(池田一二三君) 現時点では拡張整備は考えておりません。  以上でございます。 231 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 232 ◯12番(橋本亨子君) その考えていない理由をお聞かせください。先ほども言いましたように、非常に地域活動を活発化するという点からも、また市の財政面から考えても費用対効果、地域への貢献度、こういったことも大きいものだと思うんですけれども、いかがでしょうか。 233 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 234 ◯教育部長(安藤暢重君) 拡張しない理由ということでございますが、1つは先ほど議員がお話しございましたように、この度もそうなんですが、駐車場として全日本中学生男子ソフトボール大会等で活用してるということで実際使っておりますので、舗装した駐車場としては少ない駐車場でございますので、ここは使っていきたいというように考えております。  それから、先ほどの答弁でも申し上げましたように、公民館へ隣接する広場があるところ、それ自体が余りないという中で、むしろ隣接する広場がない公民館が多いんですが、その中でも広い広場であるというように認識しておりますので、ここでの拡張ということは今現在は考えていないということでございます。  以上でございます。 235 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 236 ◯12番(橋本亨子君) 市のかかわる事業の関係があってそこは残したいという御意見でございましたが、ソフトボール大会で多くの来場者がある場合には公民館の中にも車をとめるということで、市からの要請もあるしそこも皆さんが使われるということになっております。そういう場合、全体的にあの周辺が公民館の北側のところの市の土地もそうですが、全体的にあの周辺が駐車場という形で使われているわけです。であるならば、フェンスを取り除いて全体を広くしてもいいんじゃないかと思えるわけですが、そういう方向での検討を求めておきたいと思います。いかがでしょうか、市長。部長が答弁してくださるんですか。 237 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 238 ◯教育部長(安藤暢重君) 駐車場だけを考えますと既に舗装があって区画線があるということで、駐車できる台数も50台弱でございますがあるということでございますので、今の状態で市外から来られる皆さんも含めて利用していただければというように考えております。  以上です。 239 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 240 ◯12番(橋本亨子君) そこのフェンスを全て取り払って公民館内の敷地とするということがどうしても無理なのであれば、境目を区切るその印が例えば工夫しながら必要に応じてそれを取り除いていきながら全体を広くするとか、そういう形での使用が可能なような状態にするとか、いろいろ地域の意見に寄り添いながら改善をするということも可能ではないでしょうか。また、裏のフェンスの可動式の扉の問題については、大変古くなって重たい状態のものなんです。裏の市の土地のところにも駐車をしながら、いろんな行事があればそこからの出入り等も皆さん来場者がされるということもございます。そういう意味ではより開閉しやすい状態に変えながら、全体的にしっかりと皆さんが通行する上でも利便性が図られるような改善をして欲しいと思うんです。いかがでしょうか。 241 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 242 ◯教育部長(安藤暢重君) いろいろと御提案ございました、そういったような利用もできるということでございますが、いずれにしましても今この御提案そのものが地域から特に今の段階では要望をいただいていないというような状況もございますので、そういったような要望等も受けながら、また検討しなければいけない点につきましては検討していきたいというように考えております。  以上でございます。 243 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本亨子議員。 244 ◯12番(橋本亨子君) 地域からの切実な声として上がっております。今後要望していきます。 245 ◯議長(林 光和君) これをもちまして12番橋本亨子議員の一般質問を終わります。  次に、15番羽場純三議員の登壇を願います。15番羽場純三議員。               〔15番 羽場純三君 登壇〕 246 ◯15番(羽場純三君) 15番羽場でございます。  今定例会の一般質問の最後となりましたけども、もう一踏ん張り頑張っていただきますようよろしくお願いいたします。  通告に従いまして、今定例会最後の一般質問を行ってまいります。  日刊紙の山陽新聞さんの中からちょっといただいておりますけども、昨年の12月26日の日刊紙山陽新聞記事解説で、今回の選挙で新人同士の一騎打ちとなった新見市市長選挙で有権者は前市議会議長の池田一二三氏63歳を市政の新しいかじ取り役に選んだ。旧新見市、大佐、神郷、哲多、哲西町の5市町が合併により2005年の新市発足後人口減少が急速に進み、閉塞感が地域に漂う中、同市初めての女性市長にまちの将来が託された云々が来ております。そして、最後の締めのところで、池田氏の行政手腕は未知数だが、市政が停滞すれば地域に活力を取り戻すことはさらに難しくなる。変化を求めた市民の期待に応え、実効性のある産業振興や移住定住策を打ち出し、スピード感を持って実施して行く必要がある。市の未来を切り開く新市長の責任は重いと掲載されておりました。まさにそのとおりだと思っております。その現状を踏まえてこれから質問してまいります。
     市長の施政方針と市長選挙で有権者に添えられた内容についてお尋ねしてまいりますが、(1)施政方針中「第2次総合振興計画を基本理念として」と明記されておりますけども、新市長はこれから何を目指して1期4年後の新見市の将来像をどのように描かれてるのか、これをお尋ねしてまいりたいと思います。  その中の1番、選挙運動期間中に有権者が求めた変化をどのように捉えられているのか、それについて市長の忖度のない御発言、御意見をお聞かせいただければと思います。  2番、合併後12年が経過した現在、世相の価値観の変化をどのように捉えているのか。これから市政を担っていかれるためにはその変化を捉えられることは必要なことだろうと思いますんで、その思いのたけを言っていただければと思います。  3番、選挙運動中に訴えられた選択と集中、これは何を想定して、具体的には一体どういったことを実行されるのか。これは、具体でお示しいただければと思います。  4番、日本世論調査会が示した全国面接世論調査結果では「地方創生は進まず」が77%との結果を見て、本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略に関し残りの3年間で取り組むべき課題は何か、これをお聞かせ願いたいと思います。  まずは、1回目の質問といたします。 247 ◯議長(林 光和君) ただいまの15番羽場純三議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 248 ◯市長(池田一二三君) 1項目めの1点目に答弁をいたします。  選挙期間中は、市民の皆様の思いを直接お聞きする機会が多くありました。そこで特に感じたことは、市民の皆様の中に本市が抱える課題を自分たちもともに考え、ともに行動していきたいという、人任せではなく、一緒に力を合わせて頑張りましょう、そういう思いが広がっていることに大きな変化を感じたところでございます。  2点目の答弁でございます。  人口減少と少子・高齢化が進行する中、人との出会いやつながりを大事にしたい、他者への思いやりや助け合いなど地域社会を協力して支え合っていきたいという流れを強く感じているところでございます。  3点目でございます。  私が選挙期間中申し上げました選択と集中は、少子・高齢化社会の急速な進行に伴い、若者を中心とした生産労働人口の減少、住民の価値観やライフスタイル、就業形態などとともに住民の行政に対するニーズも多様化しております。そのような状況の中、喫緊の課題である人口減少対策を図る上で選択された事業が新見市まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げられているものであります。これらの事業を確実に実現するため、財源等集中することが必要であると考えております。  4点目、本市では、平成27年度に策定したまち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げる5つの重点項目に基づき地方創生を推進しているところであります。  重点項目の1つ目は、定住人口の増加に向けた取り組みでは定住者確保に向けた各種支援制度の充実、2つ目の地域資源を活用した交流の活性化と産業振興では観光客の市内周遊を促進する取り組みや観光キャラクターの制作、3つ目の雇用機会の創出では民間事業者との協働による地域づくりの取り組み、4つ目の担い手不足の解消では農林業での新規就業者の確保に向けた取り組み、5つ目の女性が輝くまちの実現では各種子育て支援制度の充実などに取り組んでまいっておるとこでございます。  その結果、新規就農者等も含めた移住者の確保につながってきておりますけれども、地方創生に向けた各種取り組みはまだまだ種をまいている最中でございます。その結果があらわれるのが数年先になるものも多くあると考えております。今後におきましても、本市に暮らす市民の皆様が生まれ、育ち、暮らしてよかったと思えるまちづくりを推進し、住み続けたい新見市、帰ってきたい新見市となるよう、戦略に掲げる事業を着実に進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 249 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 250 ◯15番(羽場純三君) 1回目の質問に対して御答弁をいただきました。  1)点目から進めていきたいと思いますけども、市長、今回の施政方針の中で所信表明の部分が私とすれば少々少なかったかなと感じております。所信表明につきましては、昨年の12月の選挙そして1月、2月と慌ただしい中で政策もし、なおかつ原稿もつくり、考えられてこられるという、時間がなかったということもあると思います。それはそれで結構でございます。  ただし、1つここで御質問がございます。通告はしてませんけども、市長のお口で答えていただければ結構です。私も今定例会の一般質問を最後に引退をしようと考えておりますので、市長が答えられたことについて言質をとって来期に向かって私がしゃべることはまずないと思っておりますので、御安心をして、政策は高らかに堂々と、そして格調高くお答えいただければと思います。  まず1つ、お尋ねします。  市長はその選挙で今回当選をされたということですけども、当選が目的ではなく、市政を担っていく重責を持って高邁な理想像をやはり持っておられると思うんです。それがもう少々施政方針に出てきてないというふうに私は思います。そこのとこはもう言質はとりませんから、思う存分お答えいただいたらと思います。 251 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 252 ◯市長(池田一二三君) 選挙中にも申し上げてきたところでございます。第2次新見市総合振興計画そしてまち・ひと・しごと創生総合戦略、このものを私も認めてきたものでございます。そうした中、これはこれからの新見市を発展的にするために是非ともなくてはならない計画だと思っております。そういうものをしっかりと一歩一歩着実に実現することが私の責務だと考えております。  以上でございます。 253 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 254 ◯15番(羽場純三君) はい、もちろんそうだと思います。それに邁進していただきたいと思います。  もう少し突っ込ませていただきますが、1期4年間、そして創生戦略の31年まで、これを含めたときにどんなまちをつくりたいのかなというのが少し見えてこないような気がいたします。もちろん、第2次総合振興計画の中にはそれが明記してございます。それは踏襲していただいて結構です。例えばです。今非常に人気度の高い金沢市のShare金沢、こういったまちづくりがございます。だから、そういうものを目的にされるのか、じゃあなくて、産業を主体にした金が入ってくる、お金がきちっと入ってくるものを目指されるのか、その辺は大きく分けられても結構です。私はこういうまちをしたいんだというのを思いっきり答えていただければいいと思います。それがリーダーオピニオンの責務だと思います。 255 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 256 ◯市長(池田一二三君) 2点、大きく分けてあると思います。  1点目は、ここへ住んでいただいている方々です。そういう方がお元気でいつまでも地域で支え合って暮らしていけれる、そういう地域社会を形成していかなければならないと考えております。そういう観点から、地域づくりというものは大事になってこようと思います。  そうしてもう一点は、若い方々がここへ残って、そして生きることを選択していただけるようにしていかなければならないと考えております。そういう観点からすると、産業振興、これは大きな課題であろうと思っています。以上の2点をしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。 257 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 258 ◯15番(羽場純三君) それに是非とも邁進していただきたいと思います。2点に分けられて今御答弁をいただきました。人との協調の中で一体化して頑張っていくという、それも十分と理解できます。ただ、理想と現実の間には必ずすき間風が吹くと言われます。理想と現実の間のすき間風の中で御指摘を申し上げるとすれば、福祉を中心としたShare金沢市のように、いろいろな年代層の人が住み、なおかつ福祉も充実し、周りとの協調性を持つっていう、非常に小さい意味での福祉のあり方を考えるまちづくりと、お隣、真庭市のように、もちろん根底には福祉もございますが、バイオを使っての産業振興に邁進されるまちもございます。我が新見市におきましても、第2次総合振興計画そして都市計画そして過疎計画、辺地計画なおかつ総合戦略、こういう段階で積み上げをしてきております。この辺を新しい市長はもう少しセグメントされて、整理をされて、自分の理想とするまちづくりに邁進されてもいいのではないかと考えます。  もう一点、申し上げます。  昨日の哲多の総合センターでございました公民館祭りのときにも、一昨日ですか、ちょっとスピーチさせていただきましたけども、イギリス、ロンドンにおきましてクレアセンターロンドンと協調をして真庭市をヨーロッパへ、そして世界に広めようという壮大な計画を持っておられます。そうすることによって逆輸入をさせて日本の中の真庭市、こういうのを目指されてるんかなと考えております。世界戦略も含めてございます。その辺を捉えた産業をもってのまちなのか、それとも皆さんの総意のもとに、協調精神のもとに福祉政策が立っていくのか、その辺の分け隔てはどういうふうにお考えなのかお聞かせください。 259 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 260 ◯市長(池田一二三君) 1点目の、今新見市に住んでいただいている方々に元気にそして地域で安心して暮らしていただける、そういう環境づくりでございますが、これは昨日も板東議員の答弁に答えましたように、小規模自治、これをしっかりと研究してまいりたいと思ってます。羽場議員が言われるように、スピード感が要るというのは当然だと思いますけれども、先進的に取り組まれている、そういうところでも、皆様がそういうことで頑張っていこうという一体感の醸成をつくるまでに1年から1年半ぐらい経過をしております。そして、ある程度の成果が見えるまでには8年、9年と先進地でもかかっております。そういうことで、住民の自治をつくっていくということは大変難しいことでございますので、ソフトの部分については粘り強く頑張っていかなければならないと考えております。  また、産業振興の件でございますけれども、中小企業、小規模の振興基本条例を考えていこうということで今動き出しているところでございます。そうした中で市民の皆様方が新見市内に頑張っていらっしゃる中小企業、小規模事業者の方々を支えて守って、そして支援をしていく、そういうことを取り組んでいきたいと思ってます。そうした中から具体的な政策、動きが出てくると思っております。  それからもう一つは、今人口3万人をここ一、二年で切るかもわからないという危機感、これは多くの市民の皆様がどうにかしたいという思いを持っておられます。そうした中で私が今一番強く感じていることは、若い方々がこのままではいけない、何とか自分たちももう少し関心を持って頑張っていかなければならない、そういう思いを私自身が皆様から感じているところでございます。そうした中今少しずつ動き始めておりますので、そのことにつきましても、これもまた少し時間をいただかないともう右から左というような動きにはなりませんので、少しそこらあたりも様子を見ていただいて、若い方々の意見をいろんな意味で御提言いただいて、また反映できるように頑張ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 261 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 262 ◯15番(羽場純三君) 御答弁いただきました。自治に当たっては小規模で考えていきたいという御答弁だったと思います。それと、人口3万人を切るに当たっては若い人のこのままではいけない、危機感をもっともっと受けとめて、それを具体にどうするかということを考えていただいてるようにおっしゃったのだろうと思います。  ちょっと論点を変えますけども、国の国家予算がざっと97兆円、その上税収が上がってきますのが34兆円ぐらいでございました。地方と中央と合わせた合算の債務が1,097兆円、それを換算していきますと、プライマリーバランスってのは崩れとる、そりゃ政府がおっしゃってるとおりだと思います。これを直そうということで2020年までにということですけども、その計画も既にずれつつあります。1,097兆円が借金があって、なおかつ国家予算が97兆円、10年分を先食いをしとるんだろうというニュアンスだろうと思います。片や新見市におきまして財政を見ていたときに、いろいろと難儀をしましたけども借金も500億円ちょっとまで減らしてきてると、そして今回の市長が示されました一般会計の予算額が216億円ということは、地方自治体とすれば国の借金よりは非常にプライマリーバランスはよくて2年分の費やしで済むんかなと思います。それは優秀な点だろうと思います。ただし、いかにしても将来の先食いをしてるという閉塞感と圧迫感っていうのは、若い人は本当に考えることだろうと思います。我々団塊の世代については、もうちょっとしたらぐっと楽になる世界に行くんだからそれでよしと考えるのか、それとも若い人にとってみればこれからまだ20年、30年、40年と頑張ってくると思えば非常に窮屈だろうと思います。そこのところは市長が御示しのとおり、人口3万人というのを恐らく切るであろう、年間に500人減るとすれば恐らくもう2年後、3年後にはどうしても3万人を切る可能性ってのは非常に大だろうと思います。私も、決して3万人にこだわることもないと思います。目標値は目標値だろうと思います。  法政大学の田中優子学長が言われておりますけども、人口が減ることは決して恐ろしいことではない。ただし、為政者はこれから何を整理して何をつくり上げていくか、これが首長、いわゆるリーダーに求められる素質だと言われております。そうしたところ、先ほど市長が言われました小規模自治を考えていったとき、お隣高梁市は立地適正化計画っていうのをつくって、もっともこれは財政的に図書館の補填事業に充てるための策というふうにも聞いておりますが、ただし将来あるべき姿をつくっていく地方の拠点と中央の再整備、これを目指すとあります。早い話がコンパクトシティーです。何回も言われておりますけども、適正化計画は平成30年までにその計画をつくらないと次のステップの財政の支援についてはなかなかオーケーが出ない総務省の考え方というふうにも聞いております。特に、今回同僚議員の小河議員を初めとして、図書館の跡を公民館に直すんだ、直すのかそれとも更地にして新しくつくり上げるのか、この辺がスクラップ・アンド・ビルドの非常に悩ましいとこだろうと思います。方針は決まってるのだと思いますけども、そういった財源のもとをどこに求めるかといったら有利な財源というのはその辺にあるんではないかなと考えますが、どう思われますか。 263 ◯議長(林 光和君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 264 ◯市長(池田一二三君) 今議員から御提言というのかちょっとわかりませんけれども、立地適正化計画というものの御発言があったところでございます。これは人々の住まいや公共施設、それから医療施設、商業施設などを一定の範囲内に集めて、さっきおっしゃられたコンパクトなまちづくりを目指すのと同時に、市街地の空洞化を防止して公共交通などを含めて都市全体の構造を見直そうとするもので、都市計画法に基づく市町村マスタープランの一部として位置づけられております。本市が平成25年11月に策定をいたしました新見市都市計画マスタープランにおいても、全体構想の中で都市づくりの基本方針として、既成市街地を生かしたコンパクトで秩序ある、活力あるまちづくりの施策を方針としております。立地適正化計画を進めるに当たっては行政と民間業者や住民の皆様と相互に連携を図る必要があり、それぞれが主体的に取り組むことが重要であると考えております。  このことから、立地適正化計画によるコンパクトなまちづくりにつきましては、国の支援措置や本市の状況等を考慮しながら総合的に判断をしてまいりたいと思います。なぜかといいますと、コンパクトなまちづくりでは生活のサービスや行政サービスの充実や利便性の向上を図ることができるとありますけれども、中山間地域で地形が広域化している場合、我が市のような状況の場合周辺部の切り捨てになるのではないか、こういった懸念もあるわけでございます。そういった取り組みにつきましては、慎重に考えてまいりたいと考えております。  以上でございます。 265 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 266 ◯15番(羽場純三君) 御答弁のとおりだと思います。コンパクトシティーそのものは発想は非常にすばらしいと思うんですが、がしかし、それを是とするか非とするかっていうのは執行部体制の中で首長に課せられたすごい責任性の高い判断だろうと思います。でも、この判断の加速度は、非常に速くなってきてるなと実感します。我々の会派の代表質問、仲田議員がしとりますけども、財政計画の中で交付税の減額が29年、30年、31年と4億4億少なくなって8億少なくなる、それがどんどんどんどん加速的に少なくなってくのかどうかよくわかりませんが、しかしそのぐらいな額が少なくなっていくと、じゃあ我々のまちで本当にやっていけるのかどうかってのはすごい速い速度でやってきてるなという気がいたします。もちろん私も中心市街地じゃなくて、住んでるとこは非常にローカルでございます。なくなっていいとは思いません。思いませんがしかし、16億円ためてるインフラ整備資金にしてもしかりでございます。そんなものはほんまにすぐなくなっちゃいます。その速度とこれからの判断は本当に大切なとこだと思います。  それに対して選択と集中、ここだろうと思います。選択と集中ってのは、イコール私は淘汰だと思います。選択をしてもいい、集中してもいい、市長は先ほどまち総合戦略だと言われましたけど、それも大きく包含すれば入ってるかもしれませんが、それ以外に集中と選択は淘汰であると思います。いろんな雑誌にも、それからネットの記事にも書いてありますけども、ソニーにしてもパナソニックにしてもなぜ事業失敗したかというと、片方に偏在をした収益を求めるところへシフトしていったことによって大きな損失をこうむり現状のとおりであったということ。東芝もそのようなケースになりつつあります。日本の経済がそんな中であっても実態がそうであっていいかどうかってのは、決してよくないと思います。自治体はあくまでも存続を前提としたものでございますので、それを考えたときにその変化、いわゆる集中と選択を市長はどこで判断されるか。1期4年の間に来るかもしれません。早い話が、適正化計画はその中にもう取り入れていかざるを得ないのかもしれません。それとも、軌道修正をしてコンパクトシティーの入り口まで判断をされる必要があるのかもしれない、そこのとこの見きわめと御判断をどうしても仰がれる、どう思われますか。御答弁を願います。 267 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 268 ◯市長(池田一二三君) 非常に今難しい選択を迫られるわけでございます。その折、その折決断をしていかなければならないと考えているところでございますので、今ここでさっき言われました適正化計画の云々ということは、現在は慎重に考えていかなければならないと考えております。  以上でございます。 269 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 270 ◯15番(羽場純三君) 慎重さは必要だと思います。市長は、ヒラリークリントンが破ることができなかったガラスの天井を破られた方でございます。そこは、勇気を持って言いにくいことも言わざるを得ないと思います。そういう気概を持って、もう一度御答弁を。 271 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 272 ◯市長(池田一二三君) そういう時期が来ましたら言わせていただきます。  以上でございます。 273 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 274 ◯15番(羽場純三君) その時期が来たときには、なるだけ間違いのない選択をしていただきたいことをお願いしておきたいと思います。  4番目の日本世論会議が出した77%の国の地方創生です。このことについて先ほど御答弁をいただきましたけども、結果、我が町に合わせたときに残りの3年間、今度29、30、31とございます。この間に何をすべき課題なのかというところでございます。今は1年ごとにPDCAをちゃんとやっとられるんですけども、確かに我々総務産建常任委員会にも進捗度については御報告を受けております。それを検証するためには、職員の方も一生懸命統計を出して実績を調べて時間と労力を費やして出されとるんだと思います。ただ見るだけでなく、我々議会側も執行部も去れども、それが出たことによって少し変化を、マイナーチェンジをするというか、直して軌道修正をしていく必要があると思います。その軌道修正の最たるものが予算にあらわれてくるべきだと思います。もう既に2年を経過しておりますけども、ここから先その変化に対応した予算編成PDCA、プラン・ドゥー・チェック・アクション、それをどこで取り入れるんかと。今回の新年度予算を見た中ではまだ予算決算常任委員会をして新年度予算を審議しておりませんので全部は見ておりませんけど、ずらっと見させていただいた中でのPDCA、これがあらわれてる部分はなかったような気がいたします。それをどうあらわされますか、どうお考えでしょうか。 275 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 276 ◯市長(池田一二三君) 羽場議員が言われますように、PDCAサイクルでしたものを予算に反映していくべきではないかというようなお話だったと思います。本来ならばそうあるべき姿かもわかりませんが、現在は5月、6月にそれをまとめて皆様方に御報告しているような状況の中にございますので、自治体によりましては年度末の見込み、そういうもので前段階としてされているところもあるようでございます。新見市としても今後どういったやり方が一番予算に反映されるPDCAサイクル、これを生かすものかということは少し検討してまいらなければならないと考えているところでございます。  以上でございます。 277 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 278 ◯15番(羽場純三君) 5月、6月で多少残念な気もいたしますが、今定例会ぐらいで示させていただけるともう少し議論ができたのかなと思いますけど、それはやむを得ないと思います。言われているとおり、市長も御理解いただいたように、PDCAを1つは予算の中に入れてほれで補正予算で対応されるもの、特に市長はその肝入りの中でこれからの政策については補正で対応されると言ってます。それとかぶる部分も多分あるんだろうと思います。これは、私が最大に譲歩した表現でございます。  ということで、総合戦略の検証でございますけども、1つに課題としていろいろ取り上げられていますのが、評価、結果及びその予算への反映状況を公表することが重要でありとなっております。市長は、情報の共有、見える化と言われたのはこの部分でもあると思います。そして、第三者のチェックによる緊張感が要るんだろうと思います。現在第三者のチェックっていうのは総合計画の巻末に入れております産官学の中で出とんだろうと思うんですけども、その方々が決して悪いとは言いませんけど、もう少し監査の目で見たものも必要なんかなという気がいたします。その辺はどのようにお考えでしょうか。 279 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 280 ◯市長(池田一二三君) 今羽場議員からそういうお言葉をいただきました、御意見をいただきましたので、今後またいろんな意味でいろんなことを考えてまいりたいと思います。  以上でございます。 281 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 282 ◯15番(羽場純三君) 是非それは取り組んでいただきたいなと思います。総合的にまとめてあと発言させていただきますけども、時代の変化が価値観の多様化だとか価値観の複雑化とかと言われてますけども、価値観ってのは一定の心理だろうと思います。それは、大きく揺らぐものではないと思います。価値観がいかに変わろうともその真実をきちっと行政として捉えていっていただいて、進むべき道、これを全うしていただきたいと思います。  そういった中で市長はお読みになってるかどうかわかりませんけども、日刊紙の話にもとへ戻りますが、山陽新聞さんのLの時代の中でなかなかすばらしい記事が出とったと思います。連載で出ております。Lの時代、ローカルの時代という表現らしいですけども、戦後の日本から現在に至って、ましてやこっから先どうなるかをいろいろと模索、検証されております。ローカルの時代に本当にマッチした自治体をつくり上げるに、市長として一番ここだけという押さえるキーワードがございましたらお示しください。 283 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 284 ◯市長(池田一二三君) きずなであろうとも考えてます。 285 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。羽場純三議員。 286 ◯15番(羽場純三君) キーワードとしてはきずなというふうに伺っておきます。そして、理念とすれば、そのきずなを成功させていくためには私は第2次総合振興計画を理念としてって書いてありますけども、ここは理念ではなくてあくまでも戦略であって、戦術が計画の中の前期計画、後期実施計画だろうと考えます。理念はあくまでも言葉で、抽象ではありますがこうありたいというものだろうと思います。そこのところは市長のお考えで今回の施政方針には第2次振興計画を理念としてという表現でございましたが、しっかりと考えていただいて、いわゆる君子の豹変は全然問題ございませんから、自らのアクションが間違ってたら大いに軌道修正をしていただいて結構だと思います。その辺をしっかり御認識をいただいてまちづくりを考えていただき、持続性のある新見市であって欲しいと念願をして、今期で引退します。私の一般質問を終わりたいと思います。  以上でございます。 287 ◯議長(林 光和君) これをもちまして15番羽場純三議員の一般質問を終わります。  しばらく休憩をいたします。                             午後1時59分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後2時10分  開 議 288 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  一般質問はこれで打ち切りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 289 ◯議長(林 光和君) 御異議なしと認めます。よって、一般質問はこれで打ち切ります。          ──────────────────────── 日程第2  条例第15号 新見市農業共済条例の一部を改正する条例               (提案理由説明、議案質疑) 290 ◯議長(林 光和君) 日程第2に入ります。  市長から条例第15号が送付されておりますので、これを議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 291 ◯市長(池田一二三君) 議員の皆様方には、連日の一般質問で大変お疲れのことと存じます。  それでは、ただいま上程いただきました条例第15号新見市農業共済条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  これは果樹共済の掛金率について、過去の被害率に応じた掛金率を適用する危険段階別共済掛金率を導入するほか、家畜共済の掛金率について国の法令改正により改定を行うため条例の一部を改正するものであります。
     以上、条例第15号について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議をいただき、御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上でございます。 292 ◯議長(林 光和君) それでは議案質疑を行います。  条例第15号新見市農業共済条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。          ──────────────────────── 日程第3  請願・陳情事件の上程 293 ◯議長(林 光和君) 日程第3に入ります。  既に受理しております請願1件及び陳情2件を議題といたします。  なお、請願、陳情の内容につきましては、議会初日に配付しておりますので、御確認ください。  しばらく休憩いたします。                             午後2時12分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後2時13分  開 議 294 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第4  議案及び請願・陳情事件を各常任委員会に付託 295 ◯議長(林 光和君) 日程第4に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております条例第2号から同第15号までの14議案、予算第2号から同第22号までの21議案、議案第1号から同第9号までの9議案、請願1件及び陳情2件を配付しております付託表のとおり、その審査を各所管委員会に付託したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 296 ◯議長(林 光和君) 御異議なしと認めます。よって、付託表のとおり、それぞれの委員会に付託いたします。  お諮りいたします。明8日から16日までの9日間は、議案等調査のため本会議を休会したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 297 ◯議長(林 光和君) 御異議なしと認めます。よって、9日間は休会することに決定いたしました。  次の本会議は3月17日午前10時に開きます。  以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午後2時14分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....