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2017-01-24 平成29年第1回臨時会(第1号) 名簿
2017-01-24 平成29年第1回臨時会(第1号) 本文

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  1. 新見市議会 2017-01-24
    2017-01-24 平成29年第1回臨時会(第1号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
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    2017年01月24日:平成29年第1回臨時会(第1号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 会 ◯議長(林 光和君) 本日、平成29年第1回臨時市議会が招集されましたところ、皆様方には御参集いただき御苦労さまでございます。  ただいまの出席16名でございます。  これより平成29年第1回臨時市議会を開会し、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は印刷の上、配付いたしておりますので、よろしく御協力お願いいたします。          ──────────────────────── 日程第1  会議録署名議員指名 2 ◯議長(林 光和君) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。  本件は、会議規則第81条の規定により指名いたします。10番津島大孝議員、12番橋本亨子議員、以上2名の方を指名いたしますので、よろしくお願いをいたします。          ──────────────────────── 日程第2  会期決定 3 ◯議長(林 光和君) 日程第2、会期決定を行います。  お諮りいたします。今臨時議会会期は、議会運営委員会の申し合わせにより、本日1日といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯議長(林 光和君) 御異議なしと認めます。よって、今臨時会会期は1日と決定いたしました。          ──────────────────────── 日程第3  条例第1号 新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機             による投票に関する条例の一部を改正する条例 5 ◯議長(林 光和君) 日程第3に入ります。  条例第1号を議題といたします。
     この際、市長から提案理由説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 6 ◯市長池田一二三君) 本日は第1回の臨時会を招集いたしましたところ、議員皆様方には何かと御多用のところを御出席いただきまして、まことにありがとうございます。  私は、石垣市長の突然の逝去に伴い、先月執行されました市長選挙で当選をさせていただき、昨年12月25日から市長に就任をいたしました。石垣市長新見市発展に対する強い思いを引き継ぎ、これから新見市長として誠心誠意市政の推進に取り組んでまいりますので、議員各位を初め、市民皆様に一層の御理解と御協力お願いをしたいと存じます。  なお、私の所信につきましては、3月市議会定例会において改めて表明をさせていただきます。  それでは、ただいま上程いただきました条例第1号新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。  これは、これまで同日に執行されてきた新見市長選挙新見市議会議員選挙が、昨年の石垣市長急逝に伴う新見市長選挙を先月25日に執行したことにより、今後はそれぞれ単独での執行となることから、本年4月に執行予定新見市議会議員選挙について、費用効果開票時間の短縮効果など電子投票による利点や課題を改めて検証する必要があると考え、自書式投票とするものでございます。  以上、条例第1号について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議をいただき、御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上でございます。 7 ◯議長(林 光和君) これよりただいま議題となっております議案に対する質疑を行います。  質疑に入ります前に、議事運営についてお願いをいたします。質疑は、会議規則第56条の規定により、1議案につき3回までとなっております。発言者は、質疑要旨議題から脱しないよう努めて簡潔に願います。  なお、当局におかれましても、質疑要旨を的確に捉えられ、明快なる答弁をされますよう議事運営に格段の御協力お願いいたします。  それでは、議案質疑に入ります。  条例第1号新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例の一部を改正する条例について御質疑はございませんか。7番杉本美智子議員。 8 ◯7番(杉本美智子君) 提案理由説明いただきましたが、執行部におかれまして電子投票自書式にした場合との経費試算しておられればお示しをいただきたいと思います。  もう一点、財政面について費用効果のことを御説明いただきましたが、それ以外にも自書式がよいとする理由がまだあれば、お尋ねをいたします。 9 ◯議長(林 光和君) ただいまの杉本美智子議員質疑に対する答弁を求めます。 10 ◯総務部長山本幸弘君) 御質問のまず経費関係でございますけれども、試算によりますと大体2,600万円程度になろうかというふうに試算をいたしております。  それから、電子投票で行った場合、地域への経済波及関係でございますけれども、電子投票はやはり地元で取り扱っておる機器ではございませんので、委託レンタル等につきましてはやはり従来どおり協業組合ですか、そういったところに委託することになりますので、そういった面から申しますと地元へのその部分レンタル料につきましては、経済効果はほとんどないことになると考えております。  以上でございます。 11 ◯議長(林 光和君) 再質疑ございますか。7番杉本美智子議員。 12 ◯7番(杉本美智子君) 経費について2,600万円という数字をお示しいただきましたが、再質疑をいたします。これは自書式の場合の試算でしょうか、それとも電子投票試算ですか。 13 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 14 ◯総務部長山本幸弘君) 電子投票で行った場合の試算でございます。 15 ◯議長(林 光和君) 再々質問ございますか。杉本美智子議員。 16 ◯7番(杉本美智子君) 自書式の場合は幾らと試算をされていますか。 17 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 18 ◯総務部長山本幸弘君) 自書式で行った場合は1,950万円、2,000万円弱になろうかと試算しております。  以上でございます。 19 ◯議長(林 光和君) ほかにございませんか。15番羽場純三議員。 20 ◯15番(羽場純三君) ただいま市長から上程がございました条例第1号新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例の一部を改正する条例について疑義がございますので、お尋ねします。  市長は、昨年の暮れに行われました新見市長選挙の立候補者として、有権者に訴えられた主たる公約の中で、市政の見える化を標榜されております。その市政の見える化の最たる手段が、二元代表制議会における市長議員とのちょうちょうはっしのやりとりだろうと思います。市民市政の見える化を具現化するためにも、この臨時議会で上程された条例第1号について疑義を明らかにするために明快な御答弁を求めたいと思います。  この条例第1号新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例の一部を改正する条例ですが、今春4月9日告示、4月16日選挙期日新見市議会議員では、電磁的記録式投票機による投票は、いわゆる電子投票は実施しないということで、今、御説明があったと思います。  市長は、平成28年、昨年12月1日まで現職新見市議会議員でございました。当然、御承知ものだと思いますけども、今回上程された電磁的記録式投票機による投票は、平成28年度の一般会計予算案として、2款総務費、4項選挙費、11目市長市議会議員選挙費として1,500万円ほど上程されております。平成28年3月22日に、本議会によって賛成多数によって議決されております。市長は当時、議席番号11番の現職議員でございました。当然賛成されております。自ら電磁的記録式投票機による投票予算案原案賛成議決して、議決事項執行者になられたら、市長になられたら、電磁的記録式投票機による投票執行は中止するという結果になっております。この条例の一部改正を上程されるに当たって、その部分自己矛盾をどのように説明をされるか、これは市長にお尋ねしたいと思います。  質疑の1でございます。 21 ◯議長(林 光和君) ただいまの羽場純三議員質疑に対する答弁を求めます。 22 ◯市長池田一二三君) 先ほど提案理由でも御説明申し上げましたように、12月に執行されました新見市長選挙は、石垣市長急逝に伴い執行されたものでございます。これからは新見市長選挙市議会選挙が別々になる、そのことを申し上げたと思います。羽場議員から、今、御指摘がございましたけれども、当初ではそういうことは全く想定をしておりませんので、そういうことで答弁させていただきます。 23 ◯議長(林 光和君) 再質疑ございますか。羽場純三議員。 24 ◯15番(羽場純三君) 前市長逝去による部分につきましては、12月の市長選挙においていわゆるシステムの精査、メンテナンス及び周知の時間がないので、我々議会でもそれは当然そうであろうということで電磁的記録式投票を中止し、自書式議決をしております。この度は、時間的にも90日猶予の時間がございますので、当然28年度新年度予算のときに議決したところが、執行されるのが当たり前だと考えます。がしかし、今の市長答弁は、自己矛盾のことではなくて、前市長の死去に伴う一連の変更だというふうな御説明がございました。  もう一度お尋ねします。この条例改正が提出されるということは、我々も平成28年度の新年度予算は、大多数の方が賛成をして議決しておるわけです。変更するにしろ、可決するにしろ、否決するにしろ、我々も自己矛盾を抱えることになってくると思います。その点で、市長のお考えをお尋ねしました。  以上です。 25 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 26 ◯市長池田一二三君) 先ほど答弁は、私の当初予算に対する態度への矛盾をお聞きになられましたので、あのように答弁をさせていただきました。今回はそれも含めまして、市長選挙開票でございますけれども、わずか1時間半で済んだこと、開票時間の短縮という電子投票のメリットが薄れたこと、既に1月半ばを過ぎ、電子投票の実施に時間的余裕がなかったこと、そして先ほども申し上げましたように、今後、市長市議会選挙が別々に執行されることなどにより、経費の問題など多くの課題が発生してまいりましたので、4月の市議会議員選挙におきましても、自書式投票にすることによって開票時間や経費などの課題検証を行うため、自書式投票とする条例改正することを提案させていただいたものでございます。 27 ◯議長(林 光和君) 再々質疑ございますか。15番羽場純三議員。 28 ◯15番(羽場純三君) 3回の質疑でございますから、これが最後になります。  先ほど市長が御答弁されましたように、効果等々いわゆるそれを検証するためということならば、これは改正案ではなくて廃止案で提出されるべきものではないでしょうか。そのことをお尋ねします。質疑でございます。 29 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 30 ◯市長池田一二三君) 現在では検証をさせていただきたいということを申し上げております。  以上でございます。 31 ◯議長(林 光和君) ほかにございませんか。 32 ◯総務部長山本幸弘君) 先ほど杉本議員質問に対しまして答弁いたしましたが、数字にちょっと訂正がございますので。先ほど電子投票関係でどのくらいかかるかということで、およそ2,600万円と申し上げました。これ、機器レンタル料だけでございますので、人件費等を加えますと約5,600万円というふうに試算いたしておりますので訂正させていただきます。  以上でございます。 33 ◯議長(林 光和君) ほかにございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。          ──────────────────────── 日程第4  予算第1号 平成28年度新見一般会計補正予算(第5号) 34 ◯議長(林 光和君) 日程第4に入ります。  予算第1号を議題といたします。  この際、市長から提案理由説明を求めます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 35 ◯市長池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました予算第1号平成28年度新見一般会計補正予算(第5号)について御説明をいたします。  これは、昨年11月9日に急逝されました石垣市長の功績をたたえるとともに、遺徳をしのび、哀悼の意をささげるために来月実施する故石垣正夫新見市長お別れの会に要する費用補正予算として計上するものであり、歳入歳出にそれぞれ202万7,000円を追加しております。  以上、予算第1号について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議をいただき、御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上でございます。 36 ◯議長(林 光和君) それでは、議案質疑に入ります。  予算第1号平成28年度新見一般会計補正予算(第5号)について御質疑はございませんか。──ないようですから質疑を終結いたします。  しばらく休憩をいたします。                             午前10時18分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時19分  開 議 37 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第5  議案常任委員会付託 38 ◯議長(林 光和君) 日程第5に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております条例第1号及び予算第1号は、配付しております付託表のとおり、その審査所管委員会付託いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 39 ◯議長(林 光和君) 御異議なしと認めます。よって、付託表のとおり、それぞれの委員会付託いたします。  しばらく休憩をいたします。                             午前10時20分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後0時0分  開 議 40 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第6  委員会付託事件審査結果報告 41 ◯議長(林 光和君) 日程第6に入ります。  本日、本会議において付託した条例第1号及び予算第1号を議題といたします。  この際、各委員長から審査結果の報告を求めます。  まず、予算決算常任委員長に願います。2番小河俊文委員長。               〔2番 小河俊文君 登壇〕 42 ◯2番(小河俊文君) 平成29年1月24日、新見市議会議長林光和殿。新見市議会予算決算常任委員会委員長小河俊文。  常任委員会経過及び結果について報告。  予算決算常任委員会付託された事件について、審査経過及び結果を次のとおり報告します。  1、議案の部、予算第1号平成28年度新見一般会計補正予算(第5号)、本議案について当局の説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上で報告を終わります。 43 ◯議長(林 光和君) 以上で予算決算常任委員長報告を終わります。  次に、総務産建常任委員長に願います。9番藤澤正則委員長。               〔9番 藤澤正則君 登壇〕 44 ◯9番(藤澤正則君) 平成29年1月24日、新見市議会議長林光和殿。新見市議会総務産建常任委員会委員長藤澤正則。  常任委員会経過及び結果について報告させていただきます。  総務産建常任委員会付託された事件について、審査経過及び結果を次のとおり報告いたします。  議案の部、条例第1号新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例の一部を改正する条例、本議案について当局の説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決することに決定いたしました。御賛同のほどよろしくお願いします。
    45 ◯議長(林 光和君) 次に、条例第1号について、羽場純三議員から会議規則第101条第2項の規定により、少数意見報告書が提出されておりますので少数意見の報告を求めます。15番羽場純三議員。 46 ◯15番(羽場純三君) 少数意見の報告を申し上げます。  平成29年1月24日、新見市議会議長林光和殿。報告者、新見市議会総務産建常任委員会委員羽場純三賛成者、新見市議会総務産建常任委員会委員石田實。  平成29年1月24日開催の総務産建常任委員会において留保した少数意見を下記のとおり、会議規則第101条第2項の規定により報告いたします。  1、議案番号及び件名、条例第1号新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例の一部を改正する条例。  2、意見の要旨新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例の一部を改正する条例賛成することは、昨年の平成28年3月定例議会においての一般会計予算案賛成した立場として矛盾を抱えますので、今回の改正案に反対いたします。御賛同のほどよろしくお願いいたします。 47 ◯議長(林 光和君) これより総務産建常任委員長に対する質疑を行います。委員長登壇を願います。9番藤澤正則委員長。  総務産建常任委員長に対し、御質疑はございませんか。──ないようですから次に、少数意見の報告に対する質疑を行います。羽場純三議員登壇を願います。  少数意見の報告に対する御質疑はございませんか。──ないようですから総務産建常任委員長報告並びに少数意見の報告及び質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、委員長報告に反対者の発言から許します。4番石田實議員。 48 ◯4番(石田 實君) 反対の立場から討論をさせていただきます。  振り返りますと平成14年6月です、全国初の電子投票を実施いたしました。その当時を思いますと、全国各地からマスコミ関係、本当に多くの取材が訪れられました。そして、交通機関、旅館、ホテル、そして電子投票弁当、まんじゅうも発売をされまして、経済効果もあったようにも思います。  私が一番思いますのは、前石垣市長のいわゆる情報文化都市にいみの第一歩であったんじゃないかと思います。その後、ラストワンマイル事業、ICTを活用した教育の推進をしてまいりました。何はともあれ、そのためには大きな財源が必要だったわけでございます。そして、優位な財源確保に、国と大きなパイプにこの事業が大きくつながった事業ではないかと思っております。そういう中で、先ほど質問におきましては、負の答弁が続いたように思いますけれども、それ以上のものを得ておるんではないかと私は思っております。  市長急逝によりまして、ここですぐ電子投票がなくなるのは余りにも私自身さみしい気持ちでいっぱいでございます。どうか22年間の功績を考えていただきまして、今回は電子投票でして、後の4年間でじっくり検証していただきまして、考えていただきたいということで反対の立場をとらせていただきます。 49 ◯議長(林 光和君) ほかに委員長報告に反対者の討論はございませんか。──ないようですから次に、委員長報告賛成者の発言を許します。12番橋本亨子議員。 50 ◯12番(橋本亨子君) ただいま反対の討論がございましたので、賛成の立場で少し討論しておきたいというふうに思います。  条例第1号新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、この電子投票を当初実施したときの状況、先ほど反対討論の中で石田同僚議員からいろいろお話がございましたが、全国初の実施ということで、新見市で実施したものの一定の効果というのは本当に大きいものがあったというふうにも認識をしているところでございます。  しかしながら、これがなかなか全国に広がらないという状況があり、また国政選挙での導入もなかなか国が踏み切らないというような状況もあったりする中、全国的にも費用効果から考えて多額の経費がかかるということから、執行部提案とか議会側からの提案とかいろんな形でございますが、条例を休止、廃止するというそういうところもあり、取りやめるところが次々と出ているというような状況もあり、本当に残念なことではあると思うんですけれども、そうした中、有権者である市民の意識がどういうふうになっているかということも重視しなければならないということだと思いますが、私どもこの間、市民の皆さんからいろんなお声をお聞きをしてまいりましたが、昨年は参議院選挙や知事選挙などが行われ、自書式で実施をされました。不都合を言われる声は本当にないわけで、市民からその国政選挙や知事選挙で、なぜ電子投票が実施できないのかと、そのほうがいいんじゃないかというような声というのは本当に聞いていないんです。それとまた、この間、私どもが取り組んだアンケートの中でも機器の安全性への疑問の声、そしてまた費用効果がどうなのかということからこの電子投票もしっかり検証するべきではないかということで、やめてもいいんじゃないかという声というのはたくさんいただきました。  そういう中で、冒頭の質疑の中で、議案が提案されての質疑の中でも費用効果の話がございましたが、電子投票を実施した場合、そして自書式を実施した場合との費用効果での差額が約3,600万円、電子投票が多くかかるというような状況でございます。そして、直近に実施した電子投票によります特別交付税の算入というのも、私、調査をいたしましたが、約1,000万円入っているわけです。しかし、そういうことから差し引いても、2,600万円もの多額の経費を要するということにもなっているわけです。そういうことで、平成28年度の当初予算においても電子投票の実施はするべきではないということから異議も唱えてきたところでございまして、今回の市長のこの条例の提案について、御英断をされたというふうにも評価をするところでありまして、そういう点からこの条例改正案に対しては賛成をするものであります。御賛同のほどよろしくお願いをいたします。  以上で終わります。 51 ◯議長(林 光和君) ほかに委員長報告賛成者の討論はございませんか。──ないようですから討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております案件のうち、予算第1号平成28年度新見一般会計補正予算(第5号)については、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52 ◯議長(林 光和君) 御異議なしと認めます。よって、予算第1号については委員長報告のとおり決定されました。  これより条例第1号新見市議会議員及び新見市長選挙における電磁的記録式投票機による投票に関する条例の一部を改正する条例について起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。  条例第1号については委員長報告は原案可決であります。原案のとおり決するに賛成議員の起立を求めます。               〔賛成者起立〕 53 ◯議長(林 光和君) 起立多数と認めます。よって、条例第1号は原案のとおり決定されました。          ──────────────────────── 54 ◯議長(林 光和君) 以上をもちまして今臨時会に付議されました議案を議了いたしましたので、閉議いたします。                             午後0時16分  閉 議 55 ◯議長(林 光和君) この際、市長から御挨拶がございます。市長。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 56 ◯市長池田一二三君) 条例第1号、予算第1号、慎重に御審査いただきまして、まことにありがとうございました。各議員におかれましては寒さが厳しい折、お体に気をつけていただきたいと思います。そして、2月11日にとり行われます石垣正夫新見市長お別れの会に御出席を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上でお礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。          ──────────────────────── 57 ◯議長(林 光和君) 今回、第1回臨時市議会を開会いたしましたところ、皆さんには御熱心に御審議を賜りありがとうございました。  これをもちまして平成29年第1回臨時市議会を閉会いたします。                             午後0時17分  閉 会          この会議録の記録は真正であることを保証するため、         地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               新見市議会議長  林     光  和               新見市議会議員  津  島  大  孝               同     上  橋  本  亨  子 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....