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  1. 新見市議会 2015-06-01
    平成27年6月定例会(第3号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2015年06月23日:平成27年6月定例会(第3号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 議 ◯議長(林 光和君) おはようございます。皆さん連日御苦労さまでございます。  ただいまの出席18名でございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程(第3号)も一般質問のみのため、配付を省略しておりますので御了承願います。          ──────────────────────── 日程第1  一般質問 2 ◯議長(林 光和君) 日程第1に入ります。  昨日に引き続き、一般質問を行います。  6番山本昌次議員の登壇を願います。6番山本昌次議員。               〔6番 山本昌次君 登壇〕 3 ◯6番(山本昌次君) 6番山本昌次でございます。皆さんおはようございます。  6月定例市議会一般質問、通告に従いまして行います。今回3項目を上げております。  まず、1項目めから伺います。1項目めの地方分権改革についてお尋ねいたします。  地方分権改革とは、国に集中している権限や財源を地方自治体に移して、自らの地域のことは自らの意思で決定し、その財源や権限、責任も自らが持つことをいいます。この改革により、地域のことは地域で決められるようになり、市民の皆様の声や地域の実情が行政サービスに反映されやすくなります。少子・高齢化や国際化、個人の価値観や行政ニーズの多様化などの現在の社会情勢に対応して、従来のような全国一律の基準では、様々な課題に対応していくには限界が生じてきました。そこで、これらの様々な課題を解決していくために、地方自治体には地域の実情に応じたきめ細やかな対応が求められるようになりました。  そのために、自らの地域のことは自らの意思で決定する地方分権が求められるようになりました。地方分権改革は、地域が自らの発想と創意工夫により、魅力あふれる地域をつくる基盤となるものであり、地域創生の極めて重要なテーマであります。  第1次分権改革においては、機関委任事務の廃止や国の関与の見直しのほか、三位一体の改革により所得税から個人住民税への税源移譲等の改革がなされたが、依然として国の地方への関与や税源移譲されてもそれを上回る額の地方交付税が削られ、地方の財政基盤も十分なものとなっておりません。  第2次分権改革では、地方に関する規制緩和、国から地方への事務、権限の移譲、国と地方の協議の場の法制化などを第1次から第4次地方分権一括法により行っております。また、この19日には、地方からの意見を取り入れていく提案募集方式による第5次地方分権一括法が成立したところでございます。そこで、市長は全国市長会の副会長、そして行政委員長等を長年歴任されておられます。そういった携われておられる市長に対して、地方分権改革をお尋ねいたしたいと思います。  1点目、地方分権改革権限移譲や特区等の実績と評価についてお尋ねします。  2点目、今後の権限移譲をどのように考えておられるのか、また特区を利用する構想など今後の計画についてお尋ねいたします。  2項目めのふれあい送迎バスについてお尋ねいたします。
     公共交通は、自家用車などの移動手段を持たない高齢者や児童・生徒などにとって、大変必要なものでございます。また、現在は自家用車を利用している方に、将来はなくてはならないものになります。しかし、備北バスや市営バスの運行には多額の費用を要しております。維持経費は年々増加する傾向にありながら、利用者の減少が続いているのが現状でございます。平成26年度から、高齢者がより利用しやすいようふれあい送迎バスエリア型デマンド交通として、自宅から停留所までが遠く利用が困難だった人も自宅まで迎えに来てくれるふれあい送迎バスが運行されておられます。  それでは、お尋ねいたします。  エリア型デマンドバスの路線数と便数について、平成26年度の改正以前と25年度からの乗車の人数の増減比率について市全体、また私が聞いております法曽地域をお願いいたします。  それから、このデマンドバスは予約が必要でございます。予約がなかったときの待機率、それから逆に言えば、利用したのが運行率でございますが、そういった比率をお伺いいたします。  続いて、3項目めでございます。  ふるさと納税制度についてお尋ねいたします。  今、ふるさと納税制度が全国的に注目を浴びております。地方で生まれ育ち、都会で暮らしておられる方は誰でもやっぱりふるさとへの思いがあるのではないでしょうか。新見市においても、昨年9月からの見直し後の好評を得ておりますが、今年度も7月からまた新しくふるさと納税の謝礼区分の拡充が行われておられます。  それでは、お尋ねいたしますが、まずこの1点目のふるさと納税の概要についてお尋ねいたします。3年間の実績、件数と金額、それから平成26年度で人気のあった謝礼の特産品、こういうのは多い順ぐらいで3種類ぐらい伺いたいと思います。納税額に対しての謝礼の特産品の還元率、それをお尋ねいたします。新しくできます7月からのふるさとの納税の特徴、また税金控除等についてお尋ねいたします。それから、この新しい分の、新しいといいますか、今年の27年度中のふるさと納税の見込み、金額等、どの程度持っておられるのかということでございます。  2点目、ふるさと納税、どこともPRいろいろされておられるようでございます。全国各地で本当にどことも自治体はやっておられます。ということで、どのような方法でPRを行っておられるのか、お尋ねいたします。  以上で1回目の質問を終わります。 4 ◯議長(林 光和君) ただいまの山本昌次議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 5 ◯総務部長山本幸弘君) まず、1項目めの御質問でございますけれども、権限移譲の実績につきましては、岡山県から県道16路線の維持管理建築確認などの特定行政庁、それから環境パッケージ社会福祉パッケージなど64の事務権限を受けており、県内市町村では最も多いものでございます。また、市長が全国市長会行政委員会委員長地方分権改革検討会議座長として取り組みました地方分権改革に係る一括法につきましても、議員が先ほど申されましたように、先週6月19日に第5次が成立いたしまして、合わせまして386件の法改正がなされ、国から地方への権限移譲や義務づけ、枠づけの見直しが行われました。  本市への権限移譲の中では、特に県道の維持管理につきまして、市道との関連性や市民からの要望等を考慮し、優先度の高い路線から改良、修繕等を行ったり、地域に合った工法、例えば1.5車線化であるとか、その採用など工期短縮や経費削減が図られております。また、建築確認申請パスポートの申請等の手続が市役所でできるなど、市民の利便性の向上が図られているところでございます。  2点目の今後の計画はという御質問でございますけれども、本市では他市に先駆けて地産で安心、新見の楽しい給食特区や国際交流を推進する新見市英語教育充実特区に取り組みました。その効果などが評価されたこともあり、その後全国で実施できるようになったということで、全国的な制度改正もなされております。  今後も地方分権改革につきましては、市民サービスの向上のため、引き続き国や県へ積極的に働きかけていくよう考えております。御質問の中で、例えば今後の特区構想はというような御質問もございましたけれども、今の段階では現在、新見A級グルメワイン特区という構想を計画いたしておりまして、申請の準備等を行っておるところでございます。  以上でございます。 6 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。山本議員。 7 ◯6番(山本昌次君) 全国に先駆けて、県からの移譲等16路線、それからパスポート建築確認などをやられておられます。このように、やはり国から、県ができることをやっぱり市民に近いこういった自治体、市が行えるものはやっていくというのがこれからの課題ではなかろうかと思います。ですから、とれるものはできるだけとってやって、引き続きいっていただきたいと。  しかし、先ほど言いましたように、それに伴う財源、そういったものを十分確保していかなければ、やはり国も県も仕事だけは出しても、やはりそういったものは余り出したくない。特に権限も出したくないものを徐々に出してきておるわけでございますので、このようなこれからの厳しい時代来ると思います。ですから、財源もしっかりいただいて、そしてやっていくというふうにしないと、仕事ばかりもらったんじゃ、市も大変になるばかり。職員の方は大変になるばかりでございますので、その辺を十分頑張っていただきたいと思います。  それから、特区を今されておられたようでございます。こういった特区も先進的なのをやられておられました。今回まだ考えておられないようですけれども、このワインの特区、このようなものも進んでやっていただき、それなりにいろいろ特区もとって、よその市町村も、自治体も特区をとってやられてこられると思います。それらに負けないように、新見市も率先してそのようなトップでやっていただきたいと思います。  ところで、ちょっとお聞きしたいんですけれども、財源的なもんでございますが、前からいろいろ聞いておりますが、地方交付税がこの10年間がたちました。平成27年度から減額というふうに聞いております。この5年間で段階的に落ちる、そして5年後、そのまま続くわけでございますが、それがちょっと余り最近言われてないようですが、その率等お尋ねいたします。 8 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 9 ◯総務部長山本幸弘君) 御質問の交付税の減額の流れでございますけれども、これは確定ではございませんけれども、一応試算をしている中では、対26年度と比較いたしまして、平成31年には約22億円の減額になるだろうというふうな今のところの試算でございます。これは、国が示しております考え方であるとか、本市の状況を踏まえたあくまでも試算でございます。そういった中で、対27年度から段階的に減額になっていくと想定しておりますので、事業を行うに当たっては、より有利な財源を確保していくという姿勢に立っておりますので、あくまでもそういう方針で進めたいと思っております。  以上でございます。 10 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。山本議員。 11 ◯6番(山本昌次君) 27、28、29、30は金額的なものは、ざっとの金額わかるでしょうか。 12 ◯議長(林 光和君) 答弁求めます。 13 ◯総務部長山本幸弘君) 先ほどと同じように、対26年度比でございますけれども、27年、今年度でございます、約1億円の減、それから28年度でございます、約10億円の減、29年度約15億円の減、平成30年度約18億円の減、31年度が先ほど申し上げました約22億円の減、あくまでも26年度の実績に対します比較でございます。  以上でございます。 14 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。山本議員。 15 ◯6番(山本昌次君) 相当の金額が年々減ってくる。私が思っていた以上に、今年は1億円ほどでございますけれども、その次からが3割、5割とかと思っとったんですけれども、既に10億円、15億円、18億円というふうに、相当の交付税が減額されるということで、最終的には22億円、これは程度でしょうけれども減額がされる見込みということでございます。22億円という金額は、ここへ今年の市報へ載っとります予算書から見ますと、26年度が交付税が57%、歳入のうちの57%を占めとります、約ですよ。それから、27年度が53.4、26年度が57.7%、ここに下へ説明がございますけれども、地方交付税は本年度から普通交付税の段階で2.6%減額されるというふうに説明もしてございます。これが減っていくというのは私もよく知っておりましたけれども、その22億円、この22億円というものは、ここの新見市の税収が32億円なんですね、新見市の税収が全て、固定資産税、市県民税もそういった税収が全部でも32億円しかないんです。22億円といえば、もう3分の2以上の財源が減るわけでございますので、大変私はそういった危機感を持っておるわけでございます。ですから、詰めていかなければならないところは詰めていかなければならない。そういったことで、国もなかなか財源、交付税を減らしてきて増やしてくれておりません。市長もいろいろ、市長と一緒になって国へ交付税がこれだけ減額されたら行政の運営が厳しくなるんで増やすような要望も新聞へ載っとったかと思うんですが、そういった的なものは見通しはあるのでしょうか、お伺いいたします。 16 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 17 ◯市長(石垣正夫君) 今の示された数字でございますが、これは間違いございませんが、合併した市町村、範囲が広くなりまして、非常に疲弊しておると。それから、行政サービスが本当に多くなって大変だということを強調いたしまして、全国の市長会で協議いたしまして、今国へ要望しております。国も今その実態を調査して、またこれとは別な交付金を考えていかなければいけないと、決定しておりませんが、そういう方向に進んでおります。  それから、こうやって本当に22億円から減るということは危機感感じるのは毛頭でございますが、新見市は財政計画を立てまして、こういうことを見通して市民の安定した行政サービスをやろうということでカウントをしておりますので、厳しい中でもやっぱり市民には節度ある行政サービスをしていこうということで考えております。  以上です。 18 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。山本議員。 19 ◯6番(山本昌次君) そういった、市長、努力をしっかりとやっていただきたいと思います。  それから、国も今まで国がいろいろな制度をつくって、そしてそれを市町村がどの事業を、うちの自治体はやっていくというような方向を今度は地方のそれぞれの特色等に合った計画を出させて、そして国が拾ってやるというふうな、少し方向を変えた、これが地方創生等でございます、そういうな方向でこれも19日可決されましたのもそれらの一つでは私はなかろうかと思っとります。そういった意味で、特に新見市はその一番最初として2月ごろですか、閣議決定がこれができました。そして、地方創生としてプレミアム商品券というものを全国的にまず示して地域の経済の回復ということでしたわけでございますが、それらについて新見市が見本になっとんじゃなかろうかと思います。そういうなものを今後まず全国に先駆けて是非ともやっていただきたい。ですから、今度計画出されるのも、新しいのをしっかり出して頑張っていただきたいと思いまして、時間がたちますので、次の項目へ行ってください。 20 ◯議長(林 光和君) 次に、2項目めの質問に対する答弁を求めます。 21 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 2項目めのエリア型デマンドバスの運行についてでございますけれども、エリア型デマンドバス方式は、本市では平成25年度から新見市公共交通会議での協議を経て導入を進めており、現在、市内14地域で運行しております。便数は週1日で1便ないし2便程度の運行でございます。法曽地区につきましては、以前は定時、定路線型の運行を行っておりましたが、平成26年度からエリア型デマンド方式に変更し、運行を行っております。利用者数につきましては、市全体では平成25年度1便当たり2.37人、平成26年度2.17人でございます。法曽地区につきましては、平成26年度は運行予定日数50日のうち49日運行しており、172名、1日当たり3.51人に利用いただいております。また、全体での待機率につきましては、約20%でございます。  以上です。 22 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。山本議員。 23 ◯6番(山本昌次君) 私もエリア型デマンドバスというのができるということで、これは本当にお年寄りにとって大変便利でいい制度ができたと喜んどったわけでございます。ところが、それぞれ地域へ行って、お年寄り、おばあさんでございますけれども、山本さん、今度電話するんで、私できんのんでもう乗らんですわというてほんにつらがっておられました。それをお年寄りのを見ても、私も大変つらかったわけでございますので、このように述べさせて、実情いろいろ調べさせてもらったら、やはり昔は、これは今法曽地域を言っとりますけれども、昔は満員ぐらい乗っておられたようでございます。だんだん皆さん卒業されまして、また今のように電話がおっくうで、向こうの方とこちらからは話されても話ができないから、電話利用しにくいというような方がおられて、利用者も減っておるのではなかろうかと。また、利用人数の方も減っておるということで、いろいろ無理も先ほどは、財政は厳しくなるので、していかなければならないと言っておりますので、やはり私が思うのには、月に4回ですね、大体月に4回行きます。大体地域によっては、もう乗られる方は登録制ですから限られとるわけです。その地域のそのバスは、月の第4週なら、4週しか大体利用されないというようなことで、実情はそういうようなんですね、今では。ですから、逆に言えば、一々電話をせんでも、そこの利用者の方、受けられているタクシー組合ですか、そこの方と、そこの人と協議をされて、例えばここの地域については第何週、何番目の週の1週間の一遍の指定された曜日、その日だけには電話せんでも行こうとかというふうに、それぞれ地域に合ったのを検討してあげれば、お年寄りも出やすいんではなかろうかと。昔あった定期路線ならよかったんですけどねというて言われよるんです。やはり、そういうふうに、全部を定期路線出せというのも金額的には実情からすれば難しいかもわかりません。私は、以前最低でも週に2日は出すべきではなかろうかというふうなことを言っておりましたけれども、やはり実情を調べて、それぞれ市とタクシー、そして利用者の方とその地域に合ったのをやっていただきたい。  それから、地域によっては石蟹のタクシー屋さん、それから正田のタクシー屋さんがそれぞれ南へ行かれておられるわけでございますが、わざわざ1人や2人の予約のために、市へふれあいバスがございますが、そのバスをわざわざ借りに来て、前日予約を4時まで、そして借りに来て、それを石蟹なら石蟹へ置いて地元へ行く。じゃなしに、一応規約があって、公共交通会議でもいろいろ規約があるんでしょうけれども、そのままそのタクシーを、触れ合いバスとかというものを張りつけて行かれれば、逆に言えば市もバスの管理費、維持費、そういったもんが軽減できるんじゃなかろうかと思います。規制はあるかと思いますが、そういったもんも規制をとっていかなければ、逆にタクシー屋さんも前日から予約を受けて、あったらその予約もキャンセルしてそのバスを待たなければならない。そして、待ってたけれども、実際は予約がなかったとかいろいろ起きてくると思いますので、そういったものを実情をよく検討していただいてやっていただきたいと思います。  答弁を求めます。 24 ◯議長(林 光和君) 答弁求めます。 25 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 今、議員さんからいろいろとお話がございましたが、今現在は市民の皆さんの公共交通、地域での動きをするということで、週1回は少なくとも地域の中から出ていただいていけるようにということで、バスの運行をいたしておるところでございます。今の議員さんのお話で言いますと、もう本当に月1回でいいんじゃないかというお話でございますが、それではやはり市民のサービスは低下していくんではないかというふうに思っておりますので、そのあたりについては十分検討しなければ、そういう話はできないんではないかというふうに思っております。  それから、タクシー業者の方が持ってるタクシーをというお話ございましたが、先ほど規制の話もございましたように、タクシー業者が持たれている、いわゆる緑ナンバーの車、これは道路運送法で言うと第4条の免許を受けて実際にやっておられる事業でございますので、今回私どもが行っておりますふれあい送迎バスというのは、道路運送法で言うと78条ということで、これは市が有償運送をやりますということで行ってる事業でございまして、市がそのための登録を行い、またバスも登録を行っている事業でございます。したがいまして、タクシー業者さんが持っておられる、実際タクシーで使われてるものをすぐそれに使うということはできないこととなっておりますし、それをするということはいわゆるタクシー業ということになりますので、そのあたりの区分けはきちっとしておかなければならないと、そのように考えております。  以上です。 26 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。山本議員。 27 ◯6番(山本昌次君) 大変すばらしい御回答いただきましてありがとうございました。  先ほど私が言いました月に4遍あるものを1回にするというのは、地域によってですから、私が言って4回が1回になったというようなことにならないように、是非この話して、山本さん要らんこと言うてじゃな、このバスをなくすことだけはこらえてくださいということですので、そういうふうに是非とも、私の考えが部長に全部伝わってないようでございます、今のをなくせというんじゃありませんので。じゃあなしに、そういう地域はそうしなさい、できないですかということでございますので理解してください。  タクシーの規制というものはあると思っておりました。やはり、その辺も今後いろいろ厳しいタクシーでありますけれども、やはりこういった、あれは都会でございますので、こういった田舎については、もう利用者が少ないわけなんです。ら・くるっとは本当に利用されとります。ですから、それをするためにタクシーの利用者も少ないわけでございますので、そういうふうなところも今後いろいろ検討していただきたいと思います。  それでは、次に移ってください。 28 ◯議長(林 光和君) 次に、3項目めの質問に対する答弁を求めます。 29 ◯総務部長山本幸弘君) 3項目めのふるさと納税制度についてでございます。  まず、ふるさと納税の概要、実績等についてでございますけれども、ふるさと納税につきましては、昨年9月に特産品の見直しを行いましたところ好評で、大変多くの皆様から御寄附をいただいているところでございますけれども、この度国の制度改正があり、本年4月からふるさと納税ワンストップ特例制度という確定申告を行わなくても簡易に寄附金控除が受けられる制度が導入され、寄附者がより利用しやすい制度になったことにあわせ、本市におきましてもさらなる特産品のPRのため、7月から寄附者に対する謝礼区分を見直し、新たに500万円以上と100万円以上500万円未満の区分を新設してパンフレットも刷新することといたしました。500万円以上の区分では、最高ランクの千屋牛1頭分を謝礼品として贈呈し、100万円以上500万円未満の区分では、年6回にわたって白桃やピオーネなどの特産品を発送するA級特産品定期便に加え、キャビアとチョウザメの親子セットを贈呈いたします。  それから、実績はという御質問がございましたけれども、実績につきましては、平成25年度は170件で339万2,000円、平成26年度は920件で3,615万9,900円の御寄附をいただきました。また、昨年度人気だった特産品の上位3品は、千屋牛が285件、ピオーネが277件、白桃が166件となっております。また、謝礼品の総額につきましては、昨年度は630万3,335円となっており、寄附額との差し引きでは2,985万6,565円で、本市の純粋な収入で還元率は約17%でございます。  それから、今後のPRについてでございますけれども、とっとり・おかやま新橋館や岡山県の東京事務所及び大阪事務所へのパンフレットの設置や東京新見会総会などの各種会合でのパンフレットの配布及び呼びかけを継続するとともに、本市のホームページやふるさと納税紹介サイトなどインターネットを活用いたしまして、これまで以上に積極的に全国情報発信をしていきたいと考えております。  以上でございます。 30 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。山本議員。 31 ◯6番(山本昌次君) 新しくこのパンフレットがされて、7月から行われます。千屋牛1頭ということで、目玉的に受けていいんじゃなかろうかと思います。特にこの新見市はA級グルメということで、A級グルメのフェスティバルですか、あれも既に4回行っております。ですから、もう県下的にもこの新見市はA級グルメということで名が売れておりますし、これを全国的に売っていかなければならない。そしてこのふるさと納税もこのA級グルメで新見市は推しておられてます。十分伸びて、昨年度も伸びてる。県下でも3番目というようなこの前テレビでも放送されておられました。是非ともこれを今後伸ばしていただきたいと。  しかし、今年になって、よそが一般人向けのをされとんです。やっぱり財源が欲しいがために。お米も、新見市もA級のお米がございます。新見庄米がですね。ですけれども、県内の自治体においては1万円で20キロの米を次々の自治体がされておられます。あっという間に1億円を超えておられます。というのがよく最近テレビ等でも出ております。やはり、岡山県の米、それで岡山県のコシヒカリですね、コシヒカリといえば魚沼産とか新潟、あちらの米だというようなイメージが多いかったんですけども、岡山県のコシヒカリがあるんかというようなのが全国的からも注文がある。ですから、私はよその自治体がしても、岡山のコシヒカリなら幾らでも売れます。ですから、もう今年は予約的に難しいかもわかりませんけれども、農協等いろいろ検討して、私も米をつくっとりますけれども、昨年度の場合、1俵60キロがですよ、1万円、あきたこまちはいってないんですよ。ですから、今のように20キロですから、60キロにすれば3万円とれるわけです。ですから、半分をそういった農家の方へ、供出されます何%ぐらいはこのふるさと納税で扱いよれば、農家の人の所得も増えますし、そういうなものを、農協と協議をされなければ、勝手に私も今日は言っとりますけれども、そういうふうなことをして、農家の所得も上げ、税収を上げて、先ほど言いましたように、これから厳しい交付税が減ってくる時代に、皆さんが危機感を持って臨んでやっていただきたいと思います。  私の予定しております時間になりましたので、これで終わります。ありがとうございました。 32 ◯議長(林 光和君) これをもちまして山本昌次議員の一般質問を終わります。  次に、5番坂東義生議員の登壇を願います。坂東義生議員。               〔5番 坂東義生君 登壇〕 33 ◯5番(坂東義生君) 5番坂東義生です。おはようございます。  私は、この度の一般質問では、現在進められている市役所向かいに建設される予定の複合施設及び生涯学習センター内に設置すると発表された新図書館について、5月26日に全面施行された空家対策特別措置法に基づく本市の空き家対策の進め方について、また9月定例市議会に上程されようとしている地方版総合戦略の策定方針や方策などについて質問をしてまいります。  まず、1項目めの複合施設、図書館建設についてであります。  市は、市役所前の総合福祉センターを取り壊して、複合施設を建設し、市役所外に分散している市の行政機能を集約して、市民の利便性を高めようとしています。また、建築後30年を経過しており、老朽化が進むと同時に駐車場が狭いため、市民の利用が不便であるとの理由から、当初、新見市立図書館もこの複合施設に移転を行うこととして、本年度当初予算でその設計費を計上されました。市の行政機能を集中させて市民の利便性を図ることについては、何ら異議のあるものではありません。しかし、いわゆる複合施設の概要や規模、移転した後の建物の活用方策や土地の利活用などについて何ら示されておりません。  また、その後、まなび広場内の生涯学習センター内に移るとされた新見市立図書館においても、その具体的な計画が示されておらず、図書館利用者や市民の意見や要望がどこまで反映するのかも不明です。当初は、複合施設内に設置するとしていた図書館が、設計コンサルタントの提案により、いきなりまなび広場にいみの中に移転することとなったのも計画性がないと言えます。  そこで、1点目の質問です。複合施設と図書館の建設計画の概要とこれからのスケジュールについてお示しください。  2点目です。  市役所庁舎前に建設を計画されている複合施設についてであります。この複合施設でどの組織が執務を行うのか。また、複合施設というからには、行政機能だけでなく他の行政サービスも行える施設を計画していると思われますが、その内容をお示しください。  3点目です。  当初、市役所前に建設する複合施設内に移転するとしていた新しい図書館はまなび広場にいみの生涯学習センターを利用するという報道発表がなされました。市議会の5月の文教福祉常任委員会、総務産建常任委員会の中でもその報告がなされたところであります。しかし、この図書館についても基本計画が示されていません。新しい図書館を建設する場合には、図書館のあり方、図書館運営の手法、図書館サービスの方策等について、市民の意見を取り入れながら基本的な建設計画を立て、その計画に沿った建設や移転を進めるべきであると考えています。  教育長は、生涯学習センターのメディアフロアは当初の役目を終えており、図書館を移転することで総合的文化施設として再び活性化させたいと、報道機関のインタビューにお答えになっておられます。私は、このメディアフロアが本当に役目を終わったのかどうかについても疑問を持っています。生涯学習センターを将来にわたって総合的文化施設として市民に利用してもらおうとするなら、積極的に市民の意見を取り入れた施設でなければなりません。蔵書数は幾らになるのか、図書館サービスはどうなるのか、人員体制はどうするのか、また市民の意見はどのように取り入れていくのかを具体的にお示しください。  2項目めです。  私は、去年3月の定例市議会一般質問で空き家対策について質問をいたしました。このときは、国において空き家問題の解消を促すために、空家等対策の推進に関する特別措置法案が議論されており、国の動向を注視しながら対処していきたいとの回答でありました。この国の対策について、空家対策特別措置法が去年11月に公布され、本年5月26日から全面施行されています。この法律の中でも、適切な管理が行われていない空き家等が、防災、衛生、景観等の地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしており、地域住民の生命、身体、財産を保護するとともに、その生活環境の保全を図り、あわせて空き家等の活用を促進することの必要性がうたわれています。そのため、市町村においては、空き家等対策計画の作成と、これに基づく対策の実施が求められているところであります。  1点目の質問です。  空家対策特別措置法が施行され、対策をとらなければいけない空き家というものが明確になりましたが、本市は今後どのように取り組まれていくのでしょうか、お示しください。  2点目です。  以前の私の質問に対し、平成20年の住宅・土地統計調査によると市内の空き家は2,470戸で、そのうち破損等があるものが950戸、市で確認している倒壊危険家屋は8軒とのことでありました。法で示された特定空き家、すなわちそのまま放置すれば、倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態、または著しく衛生上有害となるおそれのある状態、適切な管理が行われていないことにより、著しく景観を損なっている状態、周辺の生活環境の保全を図るために、放置することが不適切である状態にあると認められる空き家等はどのくらいあるのか、その実態と対策についてお答えください。  3点目です。  この特別措置法の中にも、空き家及び空き家等の跡地の活用についても明文化されています。特定空き家に至る前の空き家を有効に活用することで、居住環境の改善と地域の活性化を図るものです。市では、市外からの移住者が空き家を購入して居住するために、その空き家を改造しようとする場合には、最大200万円の補助金を支出することとし、本年3月議会においてその条例を可決したところであります。また、市の空き家情報バンクでは、空き家の売買に加えて、賃貸借物件も取り扱っていますが、移住を考えている方々にとって、売買物件よりも賃貸物件が入居しやすいということがあるのではないでしょうか。人口減少の中で、市外や県外からの移住を進めていくためにも、市が積極的に空き家を賃貸住宅として活用していく方策をとる必要があると考えますが、いかがでしょうか。  3項目めに、本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略、いわゆる地方版総合戦略について質問いたします。  市では、本年9月を目指して、地方人口ビジョンと地方版総合戦略の策定を進められています。これからの新見市をどのように導き、将来にわたって持続可能な地域としていくのかといった市の根幹にかかわる、これまでに例のない計画策定であり、担当の方々の御苦労は大変なものがあるとお察しするところであります。  国は、昨年11月にまち・ひと・しごと創生法を制定しました。その目的は、少子・高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力のある日本社会を維持していくというものです。地方においても地方人口ビジョンと地方版総合戦略の策定が求められ、今全国の市町村でこれらを策定中であると思います。これからの新見市を描く地方総合戦略は、きめ細かで、しかも大胆な戦略づくりが必要です。  1点目の質問です。  地方版総合戦略には、当然基本方針や策定方針を定めるものと思います。昨日の同僚議員の質問に対し、重点施策として定住人口の増加、産業振興による交流の活性化、雇用の創出、担い手不足の解消、女性が輝く地域づくりといったものが示されました。重複するところがあるかもしれませんが、どういった方針で策定していくのか、お示しください。  2点目です。  策定中の地方人口ビジョンと地方版総合戦略の計画年度はいつまでなのでしょうか。これも昨日の同僚議員の質問で、地方版総合戦略については5年間というものが示されました。では、地方人口ビジョンは何年間の計画を持たれるのでしょうか、お尋ねをいたします。  3点目に、計画策定段階での市民参画についてお尋ねいたします。  昨年12月に国から、都道府県まち・ひと・しごと創生総合戦略及び市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略に策定についてという通知が出ました。また、本年1月にも地方版総合戦略策定の手引きが内閣府地方創生推進室から出されており、その中の策定プロセスに住民の参画が記述されています。読み上げますと、まち・ひと・しごと創生を効果的に推進していくためには、住民、NPO、関係団体や民間事業者等の参加、協力が重要であることから、地方版総合戦略は幅広い年齢層から成る住民を初め、産業界、市町村や国の行政機関、教育機関、金融機関、労働団体、メディア等で構成する推進組織でその方向性や具体案について審議検討するなど、広く関係者の意見が反映されるようにすることが重要ですとあります。本市の地方版総合戦略策定プロセスにおける市民参画はどのようにされるのか、お示しください。  以上で1回目の質問を終わります。 34 ◯議長(林 光和君) ただいまの坂東義生議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 35 ◯総務部長山本幸弘君) まず、1項目めの複合施設、図書館建設に関する答弁でございます。  複合施設につきましては、分散している本庁機能を集約し、行政の効率化、市民の利便性の向上を図るとともに、耐震基準を満たしていない本庁舎前の山村開発センター及び分庁舎の整理を行うことを目的に、新たな庁舎として建設するものであります。  施設の規模につきましては、近隣への圧迫感や日陰の影響などの諸条件を考慮しながら、まなび広場にいみと調和のとれた外観にすることを考えて現在基本設計を行っているところでございます。図書館につきましては、複合施設内への移転を検討しておりましたけれども、まなび広場にいみの有効活用を図る観点から、生涯学習センター内に移転することといたしております。
     複合施設の建設及び図書館の移転スケジュールにつきましては、10月末までに実施設計を終え、今年度建設工事に着手し、平成29年度に供用開始の予定といたしております。  以上でございます。 36 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 37 ◯5番(坂東義生君) スケジュールとしては10月末までに設計を完了するということをお伺いをいたしました。これ2点目の質問にも入るかもしれませんけれども、当初、図書館は生涯学習センター内に移転をするという方針で始まりました。最近になって、まなび広場の生涯学習センターに移転するという方針に変更がありました。当初、この複合施設を建設する建設費用を約20億円ということを示されていたと思うんですけれども、図書館が生涯学習センターにかわることによって、この20億円の予定額というものは変更があるのでしょうか、お尋ねします。 38 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 39 ◯総務部長山本幸弘君) この事業費につきましては、一応全体として20億円ということを想定いたしておりますので、移転する図書館部分も含めまして、失礼しました、20億円の事業費につきましては、複合施設の建設部分ということで今想定しておりますので、今後基本設計が上がった段階でその事業費が確定すると思いますので、今のところその20億円というのはあくまでも概算の事業費でございます。  それから、先ほどちょっと答弁漏れがございまして、どこが入るのかというようなことがございましたんで、ちょっとそれをお答えしておきます。  複合施設には、現在、山村開発センターに入居しております監理検査課、建設課、都市整備課、それからまなび広場にいみの生涯学習センターに入居しております教育総務課、学校教育課、生涯学習課、それから分庁舎に入居しております情報管理課及び機器サーバー室、金谷の保健福祉センターに入居しております健康づくり課と保健福祉センターの機能を移転することといたしております。  以上でございます。 40 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 41 ◯5番(坂東義生君) 20億円の建設概算額というものは変更がないということをお聞きをいたしましたけど、それはそれでいいと思います。その20億円の財源というのはどこに求められるんでしょうか。 42 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 43 ◯総務部長山本幸弘君) 現在のところ、合併特例債を充てる予定といたしております。  以上です。 44 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 45 ◯5番(坂東義生君) この件については、またおいおいにお尋ねをしていきたいと思います。  複合施設の中に入る組織について御説明がありましたけれども、今本庁舎から出ている組織、下水道課、それから水道課についてはそれぞれの施設管理があるというのでわかりますが、農業共済についてはどのようにお考えなんでしょうか。 46 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 47 ◯総務部長山本幸弘君) 農業共済課につきましては、県の組織のいろいろ考え方もございますので、現在のままで当面いくということでいたしております。  以上でございます。 48 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 49 ◯5番(坂東義生君) 2点目に移ります。  現在の保健センターを福祉協議会が今の総合福祉センターから出て使用するということですけれども、これはどのような形態で使用するのか、例えば普通財産として貸し付けるということなのでしょうか、お尋ねします。 50 ◯議長(林 光和君) 答弁求めます。 51 ◯総務部長山本幸弘君) 保健福祉センターにつきましては、社会福祉協議会に当面貸し付けということで対応したいと考えております。  以上です。 52 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 53 ◯5番(坂東義生君) 保健センターは、じゃあ今も普通財産ですか。 54 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 55 ◯総務部長山本幸弘君) 保健福祉センターは、現在行政財産で、市の健康づくり課が入って業務を行っております。 56 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 57 ◯5番(坂東義生君) では、時期が来れば行政財産を普通財産にする手続を行うということに理解してよろしいんでしょうか。 58 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 59 ◯総務部長山本幸弘君) 新しい施設ができるまでは、健康づくり課が保健福祉センターに残りますので、その間は当然行政財産でございますし、それ以後につきましては貸し付けができるように必要な手続をとっていくということになります。  以上でございます。 60 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 61 ◯5番(坂東義生君) わかりました。現在、建設課が入っている山村開発センター、これは建設部門が複合施設へ移るということですが、山村開発センターの後の利用というものはどうされる予定なのかお聞かせください。 62 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 63 ◯総務部長山本幸弘君) 山村開発センターにつきましては、当然そこから入居しとる課が出るわけですから、取り壊した後駐車場として活用したいと考えております。これは、施設ができた後の話ということになります。  以上でございます。 64 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 65 ◯5番(坂東義生君) わかりました。  もう一点、総合福祉会館の裏手にあるアパート、平成アパートっていうんですかね、それの取り扱いについても若干漏れ聞いたことがあるんですけれども、そのアパートについてはどうされるのか、お聞かせください。 66 ◯議長(林 光和君) 答弁求めます。 67 ◯総務部長山本幸弘君) あの一帯の民地も含めまして、全部じゃございませんけれども、そういったアパートの敷地も含めまして事業用地とすることで協議を行って、内諾をいただいているところでございます。  以上でございます。 68 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 69 ◯5番(坂東義生君) わかりました。まなび広場を利用される方々が、今まで駐車場が非常に狭いといったこともありますので、それはいい考えじゃないかなというふうには私は思っているところであります。  もう一点、まなび広場に今入っておられる、教育委員会部門が全て複合施設にかわられます。現在の生涯学習センターの管理はどうなるのか、それからその生涯学習センターに新見公民館、それから団体活動室がありますが、これらはどのようになっていくのか、お聞かせください。 70 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 71 ◯教育部長(安藤暢重君) ちょっとタイミングがはかれずに、答弁そのものがまだ、3点目の新図書館構想の関係の答弁そのものがしておりませんので、ここでさせていただきたいと思います。  図書館構想の関係でございますが、まず基本計画はという御質問ございました。基本計画の策定につきましては、図書館法において図書館を設置する際の努力義務となっております。さらに新図書館については、新設ではないため、本市では第2次新見市総合振興計画、新見市生涯学習基本計画、第2次新見市子ども読書活動推進計画に基づいて整備していくこととしております。それから、新図書館の計画、蔵書数ですが、現在の約9万冊を確保するということで考えております。それから、図書サービスであるとか人員体制、これについてはこれから検討していくということであります。  それから、市民の皆さんの御意見ということにつきましては、これまで新見市立図書館協議会であるとか、図書館で活動されているボランティア団体から、図書館に関して専門的な御意見をいただき、新見市教育委員会や地域審議会でも協議がなされておりますので、これからも機会を捉えて意見等お聞きしてまいりたいと考えております。  先ほどお尋ねがありました新見公民館、学習室、そういったものにつきましては、今後検討していくということですが、新見公民館につきましては設置場所を今のまなびに置くかどうか、そこら辺を含めて検討を進めていかなければいけないというように考えております。団体活動室につきましては、現在の構想としては生涯学習センターへ残すということでは考えております。  以上です。 72 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 73 ◯5番(坂東義生君) 3点目に入っておりますので、3点目の質問をさせていただきます。  新しい建築ではないので、基本的な建設計画というものは立てないんだと。今までの様々な計画によって進めていくというふうな御答弁でありましたけれども、図書館という文化施設を、移転にしても、それから建設にしても、新見市の人口に対する図書の蔵書数は幾らであればいいのか、職員数は何人であればいいのか、床面積はどの程度あればいいのか、図書館サービスの部分はどういったものがいいのか、そういったものをきちんと計画を組んで整理した上での移転計画というものが必要ではないかと思いますけれども、いかがお考えでしょうか。 74 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 75 ◯教育部長(安藤暢重君) 計画につきましては、図書館法で規定されております図書館の設置及び運営上の望ましい基準というのがございます。これは当然踏まえていくということですから、そこは図書館のサービスの基本的なこと、今お話がありましたような基本的なことは当然そういったものに規定されておりますので、それは運営方針、そういったものをつくる中で定めていきたいというように考えております。  面積等につきましては、今の図書館が新しく建てるものではないということで、まなびの生涯学習センターの面積、今ある現面積の中で図書館を建設するということになりますので、その中での設計ということになってまいります。ですので、今の現図書館が大体1,000平米ございますが、その1,000平米は確保していかなければいけないというように考えております。  蔵書につきましても多いにこしたことはないんですが、これにつきましては今情報のシステムの中で、他の図書館とのやりとりもできますので、そこら辺も含めてあわせて検討していきたいというように考えております。  以上です。 76 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 77 ◯5番(坂東義生君) 時間の関係もありますので、余り言うことができません。平成24年12月に図書館の設置及び運営上の望ましい基準というものが出されているのは私も承知しております。その中で、日本図書館協会が目標基準例というのを定めていると思われますので、是非これも参考にして今後の図書館についてしっかりと考えていただければというふうに思います。  次の項目へ行ってください。 78 ◯議長(林 光和君) しばらく休憩をいたします。                             午前11時5分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時15分  開 議 79 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開します。  一般質問を行います。  坂東義生議員の2項目めの質問に対する執行部の答弁を求めます。 80 ◯建設部長(佐藤 努君) 2項目めの1点目ですが、空き家対策につきましては、全国的な問題となっており、本市においても重要な課題であると考えております。空き家等対策推進に関する特別措置法が5月26日に全部施行され、同日空き家対策に関する指針のガイドラインが市町村に通知をされております。本市といたしましても、国の指針に基づき、空き家等対策計画を作成するための協議会を組織し、空き家に対する基本的な方針、空き家の調査方法等を取りまとめ、空き家対策を進めるための条例の制定を行うようにしております。  2点目、特定空き家の状況でございますが、空家等対策の推進に関する特別措置法において、特定空き家の定義、ガイドラインが国から通知されたばかりで、特定空き家の軒数の把握はできておりません。本市において従来から把握している特定空き家に該当すると思われる建屋は16軒あります。倒壊の危険性があるものは8軒でございます。所有者等には適正な維持管理をするよう指導しております。今後、空き家等対策計画の作成、空き家調査、条例の制定を行い、指導、勧告、命令の措置を行うことで所有者の責務を再度認識していただきたいと考えております。  以上でございます。 81 ◯総務部長山本幸弘君) 3点目でございます。  空き家を賃貸住宅として活用する考えはという御質問でございますけれども、空き家物件を賃貸住宅として活用してはどうかということにつきましては、現在新見市空き家情報バンクでは、平成27年5月末現在で46軒の登録がございまして、13軒が成約済みとなっております。そのうちの5軒が賃貸住宅として活用されております。  また、最近の田舎暮らし志向や岡山県への移住希望者の増加によりまして、本市への問い合わせも増加傾向にあり、賃貸物件を希望する事案も増えてきております。特に若い世代に賃貸物件を望む声が多いことから、引き続き賃貸物件の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 82 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 83 ◯5番(坂東義生君) 空き家対策について御答弁をいただきました。  条例制定をしていくというふうにお聞きをいたしましたのと、それから計画書をつくっていく、協議会の設置をしていくというふうな答弁だったかと思います。この条例についてですけれども、どこまでを条例で定めるおつもりなのか、空き家対策条例の中に、勧告、命令、それから公表、罰則、最終的には行政代執行というものがあると思いますけれども、条例の中でこれらのうちどこまでを定めていくおつもりかどうか、お尋ねをいたします。 84 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 85 ◯建設部長(佐藤 努君) 空き家対策の条例関係のことにつきましては、計画をつくっていく段階で、協議会を組織するというような問題もございます。ですから、具体的な条例の中身っていうものは、今から具体的には詰めていく問題だろうと思いますが、一般的な条例の中身について御説明をさせていただきますと、本市における空き家等に関する対策を総合的に、かつ計画的に実施するために、空き家等に関する対策の全ての基本理念、基本理念を定めることや、市民生活の環境保全を図るとともに、空き家の活用を促進し、地域力の維持に役立てることを目的とするような条例にしていきたいというふうに思っております。行政代執行をその中に入れていくのかとか、いろんな細かい重要な課題もあろうかと思いますが、それは今後、今から検討していきたいというふうに考えております。 86 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 87 ◯5番(坂東義生君) わかりました。では、計画書の策定と、それから協議会の設置を行うというふうにお答えになられました。まず、協議会の設置はいつごろされるのか、そして計画書はいつまでに策定をされるのかお聞かせください。 88 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 89 ◯建設部長(佐藤 努君) 構成のメンバー、それから組織の立ち上げの時期っていうものにつきましても、空き家対策の問題というのは本当に先ほど申しましたように全国的な問題であって、新見市の喫緊の課題というふうに認識をしておりますので、今時期的なことは明言はできませんが、できるだけ早い時期に組織を立ち上げ、計画をつくっていきたいというふうに考えております。時期の明言は、ちょっと今すぐにはお答えできませんが、早い時期に実施いたします。 90 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 91 ◯5番(坂東義生君) では、2点目に移ります。  平成25年の全国の空き家は820万戸で、空き家率が13.5%。岡山県の空き家率は15.4%で全国9位だという数値が出ています。15年後には住宅全体の4分の1が空き家になるとの試算もあります。法に基づいて撤去や修繕を進めても、それ以上に空き家が増えることが懸念されますし、更地にしても税額が同じで撤去費用もかかるとなれば、所有者が行動しない可能性がある。それと、人口減少社会では、撤去しても需要のない土地が増えていくなどといった声もあると聞いていますが、建設部長、どのようにお考えでしょうか。 92 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 93 ◯建設部長(佐藤 努君) 空き家対策、危険家屋、倒壊危険家屋等につきましては、国が補助制度なり交付税措置をするというふうなことがうたわれておりますが、具体的にその中身については示されておりません。今から示されるというふうに聞いてます。それから、議員御指摘のように、人口減少も含めて空き家が増えていくというのも事実だろうと思います。ですから、空き家、倒壊危険な家屋と、それを利活用するということも踏まえて、いろんな角度から検討していかなければならないと思いますが、行政代執行、所有者が建物を壊すことができないという家屋をどうするのかというのは、今後慎重に考えていかなければいけない問題だとは思いますが、明らかに所有者が、自分の個人の資産ですから、行政がかわってするというよりも、所有者が何らかの措置をとるというのが基本的な理念だと思っておりますので、新見市といたしましても、本市といたしましてもそういう方針で具体的に条例制定等進めてまいりたいというふうに考えております。 94 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 95 ◯5番(坂東義生君) しっかりと御検討をされるように求めておきます。  3点目に移ります。  先般、千屋の空き家に京都市からの移住があったことは御存じだと思います。千屋振興会が集落維持と地域の活性化のために立ち上げたホームページの空き家情報を見て訪れて、ここへの移住を決めたそうです。地域の方が積極的に家屋の所有者との仲介役になって、様々な問題を解決して、賃貸による契約となったようであります。このような地域の取り組みによる地域の活性化と移住促進の活動というのはすばらしいものがあるというふうに考えております。  特定空き家を増加させないためにも、空き家状態となっている家屋等の利活用を図っていく必要があります。個人所有の家屋を、先ほど建設部長お答えになりましたけれども、自治体が強制的に対策をとっていくのは困難でありますが、売買物件に対する空き家改修補助だけでなくて、これを賃貸物件にまで広げていくことによって、定住の促進と空き家対策になるものと考えています。  去年3月の私の質問に対して、賃貸借物件は定住が約束されないとの理由で改修補助は行わないとの答弁でしたが、一定の期間以上居住する条件で助成できると思いますが、いかがお考えでしょうか。
    96 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 97 ◯総務部長山本幸弘君) 賃貸物件への移住に対する改修等の助成制度でございますが、条件の設定によりまして懸念も払拭できる部分があると思いますので、そういったところは研究してまいりたいと思います。  以上でございます。 98 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 99 ◯5番(坂東義生君) 若い人たちは、売買よりも賃貸が移りやすいということもあるようでございますので、しっかりと御検討をお願いしたいと思います。  もう一点、岡山県が中山間の振興策として、空き家や廃校舎などを活用したサテライトオフィスという事業を持っています。情報通信業やコールセンター、クリエーティブ事業、研究施設などを誘致した場合に、その改修経費を助成する晴れの国おかやま!農山村サテライトオフィス等誘致事業というものであります。こういった事業を取り込んでの空き家対策というものはいかがお考えなんでしょうか。 100 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 101 ◯総務部長山本幸弘君) ただいま議員御質問のありました農山村サテライトオフィス等誘致事業ということで、これは県が今年度から要綱を決めて取り組む事業ということで承知いたしております。これにつきましては、企業等の事務所を誘致するということが趣旨になっておりますので、こちらとしても、市といたしましてもそういったところが来てくれれば本当に助かるわけでございますけれども、この事業の中身がちょっとまだ十分承知しておりませんけれども、要綱をよく読んで、これは県事業になっておりますので、市と共同で進めていくようになるかとは思いますけれども、研究いたしまして対応できるものがあれば乗っていくことも一つの選択肢と考えておりますので、これから検討してまいります。  以上でございます。 102 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 103 ◯5番(坂東義生君) 今申し上げました事業は、空き家対策にもなりますし、それから雇用の創出にもなっていくと思います。条件としては、1名以上そこに常駐すればいいというふうな条件のようでございますので、これもしっかりと御検討をお願いしたいと思います。  3項目め、次に移ってください。 104 ◯議長(林 光和君) 次に、3項目めの質問に対する答弁を求めます。 105 ◯市長(石垣正夫君) 3項目めでございますが、新見市まち・ひと・しごと創生総合戦略について質問がございました。それと地方人口ビジョン及び地方版総合戦略の計画期間はという御質問でございます。お答えします。  地方版総合戦略の策定につきましては、昨年末に施行されたまち・ひと・しごと創生法及び第2次新見市総合振興計画の重点施策の推進により、本市が抱える課題を解決し、生まれ育ち、暮らしてよかったと思えるまちづくりを推進することを念頭に策定してまいります。  地方人口ビジョンにつきましては、国の長期ビジョンの期間である2060年を基本といたしまして策定してまいります。  地方版総合戦略の計画期間につきましては、平成27年度から平成31年度までの5カ年間であります。  以上です。 106 ◯地域創生・人口減少対策室長(仲田厚子君) 3点目の策定プロセスへの市民参画でございますが、総合戦略の策定段階におきまして、人口減少の要因と必要な対策を明確にするため、広く市民アンケートを実施し、市民の意見を伺うこととしております。また、本年1月に設置いたしました新見市人口減少問題対策会議は、産官学金労言等の各界の幅広い意見が反映される推進組織となっております。さらに、パブリックコメントの実施、地域審議会への意見の拝聴、議会への報告を経て策定に至ることとなっており、広く意見を反映することができると考えております。  以上でございます。 107 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 108 ◯5番(坂東義生君) 市長に御答弁いただきました。地方人口ビジョンについては2060年までと、作成していくんだという御答弁でありました。まだまだこれから策定していく中で具体的な数字というのは出ないと思うんですけれども、2060年までの計画の中で年度ごとの人口計画というものは出てくるんでしょうか、お尋ねします。 109 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 110 ◯地域創生・人口減少対策室長(仲田厚子君) 今後、ただいま策定期間中でございますが、できるだけ年度ごとというか、それほど細かくはいきませんが、例えば5年間、10年間、そういう形での計画というか数値を上げていきたいと考えております。 111 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 112 ◯5番(坂東義生君) 是非細かい人口計画というものを立てないと、5年後の例えば人口推計、人口計画を立てて、5年後に検証していくんだということになると、非常にその後の人口推計というものが困難になってくると思いますので、私としては、できるだけ細かな年度ごとの人口推計というか人口ビジョンがあったほうがいいかなというふうに考えているところでありますので、御検討をお願いしたいと思います。  3点目に移ります。  今、室長の話の中で、人口減少問題対策会議、市内の産業経済の6団体、それから今は大学、それから金融機関、メディアの方も最近入られたというお話をお聞きしておりますけれども、この中に女性はいらっしゃいますか。 113 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 114 ◯地域創生・人口減少対策室長(仲田厚子君) 新見市人口減少問題対策会議は、各界の代表者に参加してもらっており、たまたま女性の議員がおられない状況となっておりますので、御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 115 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 116 ◯5番(坂東義生君) たまたまというふうにおっしゃられましたが、市長も女性が輝く地域づくりというものを重要な施策として上げられております。これからの新見市を考える中で女性の意見というのが非常に大切だというふうに思います。加えて、これからの新見市を担っていく若い人たち、でき得れば新見の未来である高校生などもこの会議に含めるべきではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。 117 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 118 ◯市長(石垣正夫君) 女性の御意見というのは重要なことで、新見市もそれだから新見市総合戦略室の中で、女性ばかりをやっております、3名。これわかりますか。だから、女性が意見を女性に聞くのは有利なんですよね。我々が聞いてもなかなか難しい、男性。だから、女性ばかりする。だから、十分女性の意見をいろんなところで反映できると。今まででも市の職員を集めて、女性の方を集めて今活動されております。随所そういうことができるんではないかと思って期待をしております。ただ、今さっき言いましたように、たまたま組織を入れたんですが、そこに代表の女性がおられなかったと、これは非常に残念です。今後もいろんな女性の意見を聞いて、このビジョンには策定していきたいという気がしております。  以上です。 119 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 120 ◯5番(坂東義生君) 今の対策室の職員の方々が全て女性というのは十分承知をしております。職員の立場と市民の立場というのは若干違うというふうに私は思います。市民の方々、一般市民の方々の女性の意見を拾っていく、これはアンケートやパブリックコメントだけでなくて、会議の場でそういった方々の意見を聞いていくというのは非常に大切だと思うんですが、市長いかがでしょうか。 121 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 122 ◯市長(石垣正夫君) 坂東議員、女性の室をつくっておりましたのを忘れられとるんか思いましたけど、記憶があるというんで非常にありがたいと思います。だから、女性が今度は市民にいろんなことを集めて、女性同士で意見を聞くんです。組織に入らんでもそういう形をとって、いろんな方に意見を聞くということをしとる。例えば、男性ばかりでいろんなところ行っても、やっぱり女性は女性で一緒にやったほうが意見の徴集、いい意見が出るんではないかと思って室を起こすようになりました。十分そのことはよくわかっとります。 123 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 124 ◯5番(坂東義生君) わかりました、よくわかりました。先ほどの室長の答弁では、アンケート、それからパブリックコメントということしか出ませんでしたので、今の市長の答弁で、女性だけに集まってもらって意見を聞くんだということがよくわかりましたので、そういった立場の方、人口減少を克服というか抑制していくためには、私が申し上げる以上に市の執行部の方はよくおわかりでございます。出産、子育て、それから結婚の促進、そういったものが重要になってこようかと思いますので、是非細かい意見を拾っていただけるようにお願いをしておきます。  もう一点、国の地方版総合戦略策定指針をもとに、市の人口減少対策会議を設置して、これが様々な協議をしていくものと思いますけれども、これによりますと、地方版総合戦略は幅広い年齢層から成る住民を初め、産業界、市町村や国の関係行政機関、教育機関、労働団体、メディア等で構成する推進組織でその方向性や具体案について審議、検討するなど、広く関係者の意見が反映されるようにすることが重要ですとあります。国の指針では、人口減少問題の対策会議自体に広い年齢層を必要としますよというふうなことが書かれておるところであります。しかも、一番最初に、幅広い年齢層から成る住民を初めというふうにあります。もっと広い範囲での会議のメンバーの設置というものはお考えはいかがでしょうか。 125 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 126 ◯市長(石垣正夫君) 国が示したものをそのとおりにやっておったら、今まで国がやりましてどうなったかというのはよくわかると思います。石破創生大臣におきましては、もう自由に地方が考えてやると。ただし、こういうこともありますよというのを示されとるわけです。それに従ってやったら、ほんならどうなるかということを考えますと、我が市は独自に考えていこうということで、今でもいろんなことを考えていっても、内閣でけっちんを食らうか、というような状況です。国が関与したらいいことになりません。だから、我々は独自の判断でつくっていこうという気がしております。それは、市民の一部とか行政だけとか団体だけという範囲でなく、市民皆さん全員に協力していただいて、それを5年間できちっとまとめていこうという気がしております。  以上です。 127 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 128 ◯5番(坂東義生君) 先ほど市長、女性だけに集まっていただいて意見を聞く会を持つというふうにおっしゃいましたけれども、では若い人たちの意見はどのように拾っていかれるのかお聞きします。 129 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 130 ◯市長(石垣正夫君) 先ほども言いましたように、まずアンケートをとって、若い人へ、その結果を見て、またその状況を把握しながら次にどう進めるか考えていきたいと。アンケートをとりますと、十分私は意見が出るんじゃないかという気がしております。先ほども言いましたように、中高大学生等、若い人へアンケートをとりますので、十分反映できると思います。  以上です。 131 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。坂東議員。 132 ◯5番(坂東義生君) アンケートが無駄だとは私は決して思ってませんで、アンケートも一つの施策としては有効であるというふうに思いますけれども、アンケートとかパブリックコメントというのは一方通行なんですよね。市が設定した問題に対して答えてくる。パブリックコメントも市が提案した原案についてそれがいいとか悪いとかと返ってくる。自由に意見が交わらせる、討論ができないです。意見の交換というものが重要であるというふうに私は考えております。  それと、アンケート実施、それからパブリックコメントの実施、地域審議会等の意見を聞くというふうにおっしゃられましたけれども、もっともっといろんな方策というのは考えられると思います。例えば、市民提案型のワークショップを開くとか、市民戦略アイデアを募集していくとか、小学校区ごとに意見交換会、各種団体との懇談会、それから例えばの話です、中学生を対象としたまちの未来についての作文を募集するなど、戦略を策定していくための様々な取り組みが考えられると思いますので、3人のメンバーで大変だと思うんですけれども、これからの新見市の将来を考える施策です。しっかりと取り組んでいただければというふうに思います。  新見市の人口減少を食いとめ、これからも住み続けたいと思う地域、ここで一生を終わりたいと思われる地域にするために、幅広い市民の考えを集約し、その中からベストと思われる方策や方向を見出す必要があります。多様な市民の意見を取り入れ、将来の新見市を描く取り組みをされるよう強く求めまして、私の質問を終わります。 133 ◯議長(林 光和君) これをもちまして坂東義生議員の一般質問を終わります。  次に、7番杉本美智子議員の登壇を願います。7番杉本美智子議員。               〔7番 杉本美智子君 登壇〕 134 ◯7番(杉本美智子君) 7番杉本です。  今回は、3項目について質問をしてまいります。  1項目めは、高齢者等の見守りについて質問します。  ラストワンマイル事業により、概ね全戸に告知放送機器が設置をされています。しっかりと有効活用していくことが求められています。活用方法の一つに、緊急通報事業があります。非常時を身近な人にお知らせするため、電話番号を登録すると、告知放送機器の赤いボタンが点灯し、いざというとき、その赤いボタンを押せば、登録先の誰かが駆けつけてきてくれるというものです。地区総代会などでも毎年登録を呼びかけています。  1点目は、緊急通報事業の登録状況についてお尋ねをします。  2点目は、高齢者等見守りネットワーク事業について質問します。  私は、平成22年12月議会で、市と市内の団体や事業所が見守り協定を結び、日ごろの活動の中で高齢者等を見守り、異変に気づいたとき速やかに関係機関へお知らせいただけるようにしてはどうかと質問をしたことがありました。この度、平成27年度新見市介護保険特別会計予算に、高齢者等見守りネットワーク事業として、市と事業所が協定を結び、見守り活動をしていくことが盛り込まれています。予算的には、見守り協定を結んでいる目印のステッカー代等50万円弱と大変少額ですが、市民みんなで日ごろから見守っていこうという機運の醸成と安心な暮らしができるまちづくりに効果があるのではないだろうかと大変期待をしているところです。6月の市報にいみで協力事業者の募集が載っていました。  質問をいたします。  1番目に、市報によると、6月12日が締め切りとなっていましたが、現時点での参加事業者数は何件だったでしょうか。2番目に、事業実施により期待される効果はどういったことなのかをお尋ねします。  2項目め、新地方公会計制度導入について質問します。  今年1月、総務大臣より統一的な基準による地方公会計の整備促進についてという通達が出されました。内容は、今後統一的な基準による複式簿記の導入を前提とした財務書類の作成と固定資産台帳の整備を求めたものです。新見市では既に普通会計の財務諸表として期末日のインフラ資産と負債の金額的価値をあらわす貸借対照表、1年間に費やしたコストの内容をあらわす行政コスト計算書、1年間の純資産の動きをあらわす純資産変動計算書、1年間のあらゆる資金の動きをあらわす資金収支計算書をホームページ上に公表しています。ホームページには、平成20年度から公表してあるということで、他市に比較して早い段階から対応されてきたと言えると思います。また、今年度の予算では、固定資産台帳整備のために1,000万円が計上されています。  質問に移ります。  1点目、まず導入の進捗状況について。1番目、統一的な基準による財務書類等の作成状況について、何年度からどういった取り組みをしてきたのかお示しください。2番目、固定資産台帳整備の進捗状況と完成見込みをお尋ねします。  2点目、新たな財務書類等を新見市の財政健全化のためにどのように活用していくのかをお尋ねします。  3点目、固定資産台帳はどういった使い方が考えられるのか、台帳の説明とあわせて活用の仕方についてお尋ねをいたします。  3項目めに、教育現場の暑さ対策について質問をします。  昨日、同僚議員から夏季室温の現状と猛暑対策について質問があり、学校の温度については、昨年は真夏に雨が多く日照不足が心配された年にもかかわらず、30度以上の日が、6月、4校で15日、7月、5校で22日、9月、6校で17日という答弁があり、改めて教育現場の暑さについて認識をしたところです。学校保健法に基づく学校環境衛生の基準によると、冬は10度以上、夏では30度以下であることが望ましい。また、最も望ましい温度は、冬では18度から20度、夏では25度から28度であることとなっていますが、現状は基準を満たしているとは言えない状況です。また、湿度の管理についても、校舎が新しくなるほど必要になってくるようです。特に、梅雨どきの廊下や壁の結露は、転倒など安全面と校舎の管理上問題と言えます。エアコン設置により湿度も管理されれば、結露についても解決するのではないかと期待するものであります。エアコンの普及については、昨日も示されたところですが、エアコン設置、平成22年10月には、全国に普通教室へ設置率16%でしたが、26年4月時点で32.8%に増えてきています。  3項目めの1点目については、昨日エアコン設置に向けた検討をしていきたい、予算的にも検討が必要であるという答弁をいただいたところです。また、5月の常任委員会で、南小学校へのエアコン設置についてただしたところ、校長会からも意見が出ていることから、全市的に28年度に向けて検討するとの御答弁でした。大変前向きな姿勢が見られ、私は大きな期待をしているところです。  財政面では、文科省から学校施設環境改善交付金として、屋内運動場を含む普通教室等全ての部屋に冷暖房設備を設置するための経費の3分の1を交付金措置するとしているものもあるようですので、エアコン設置に向けて取り組んでいただきたいと申し述べさせていただき、御答弁は結構です。  2点目に、熱中症対策についての学校での取り組みはどのように指導しているのかをお尋ねします。  3点目に、冷水器の設置や水飲み場の整備はできないのかをお尋ねします。  昨年、岩国市水道局は、安全な水のPR事業として、学校へ水飲み場を整備したそうです。また、山梨県甲斐市では安全で冷たい水が飲める冷水器を各学校2台ずつ設置し、好評を得ているようです。現在、市内の児童・生徒は、自宅から水筒を持っていっていますが、この暑さでは水筒のお茶だけでは間に合わない子もいるのではないでしょうか。また、水筒の管理にも先生方は神経を使っておられるのではないでしょうか。学校では、積極的に水道水を飲むようにという指導はしていないと思いますが、飲まざるを得ないのが現実であれば、安全性はどうなのか心配されるところです。冷水器の設置や水飲み場の整備について、考え方をお尋ねします。  4点目に、ミスト噴霧装置の整備についてお尋ねします。  真庭市では、扇風機のような形で霧が噴霧されるミストファンを全校に整備し、体育の後や部活動のときに涼をとり、児童・生徒に喜ばれているようです。霧が頭上から噴霧されるミストシャワーを全校に整備している市もあります。新見市でも、暑さ対策としてミスト噴霧装置の整備について検討してはいかがと思い、お尋ねをいたします。  5点目に、給食調理場の暑さ対策について質問します。  給食の調理は、衛生管理もさることながら、異物混入防止やアレルギー物質除去食への対応など大変神経を使うことと拝察をいたします。せめて、作業しやすい室温の中であれば、給食の安全性も高まり、作業効率もさらによくなるのではないかと考えます。抜本的な改善はできないのかお尋ねをします。ちなみに、学校給食衛生管理基準によると、調理場の温度は25度以下、湿度は80%以下に保つよう努めることとなっています。  1番目、給食調理場によってエアコンがあるところとないところがあるようです。まず、市内の給食調理場のエアコンの設置状況についてお尋ねをします。  2番目、学校衛生管理基準に基づき、調理室の温度を記録しておられると思いますので、お示しください。  以上で1回目の質問を終わります。 135 ◯議長(林 光和君) しばらく休憩をいたします。                             午前11時53分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時0分  開 議 136 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開します。  一般質問を行います。  杉本美智子議員の質問に対する執行部の答弁を求めます。 137 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 1項目め、高齢者の見守りについて、1点目でございますが、ラストワンマイル事業により、各世帯に設置しております告知放送機器を活用した緊急通報装置の登録件数につきましては、平成27年6月8日現在で408件でございます。  2点目、1番目と2番目をあわせて答弁をさせていただきます。  高齢者等の見守りにつきましては、まず家族や近親者によることが基本であり、さらには隣近所の皆さんによる声かけや気配りも大切で、日ごろからしっかりコミュニケーションを図っていただきたいと考えております。また、民生委員、福祉委員、地域団体など多くの組織、団体等による重層的な見守り活動を行うなど、地域全体で支え合う体制の整備を図っているところであります。  この度の高齢者等の見守りネットワーク事業は、地域による見守り体制の一つとして、通常業務において、高齢者宅等を巡回や訪問する機会のある民間事業者から、その業務中に高齢者等の異変に気づいた場合に、市へ通報いただき、必要な対応を行うものです。7月からの事業開始を予定し、現在14の事業者等から申し出がありました。  高齢者等の見守りは、多様な主体による頻繁な日常の安否確認等を通じて、できるだけ早期に異変等を発見し、必要な支援等を行っていくことが大切であり、この事業開始に伴い、新たに多くの気づきの目が加わることにより、高齢者等の安心につながるものと考えております。  以上です。
    138 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 139 ◯7番(杉本美智子君) 再質問をいたします。  まず、緊急通報事業について、408件今登録してあるという御答弁がありました。全体でこの緊急通報事業について必要な方々というものの数字がはっきりしませんので、この408件というものが多いのか少ないのかという判断がすぐにはつきかねるところがございますが、考えるところ、まだまだこの緊急通報事業に登録していただく方、いただきたい方がおられるのではないかと考えております。  さて、この対象者なんですけども、対象者は年齢に制限があるんでしょうか。それとも独居とか同居とかというような制限、そのあたり何か対象者の制限はありますか。 140 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 141 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 緊急通報装置の利用対象者でございますけれども、65歳以上の高齢者、それから身体障害者手帳、療育手帳あるいは精神障害者保健福祉手帳、そうしたものの所持をされている方ということにいたしております。  以上です。 142 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 143 ◯7番(杉本美智子君) 独居か同居かというところはいかがですか。 144 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 145 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 独居であれ同居であれ、それについての規制は設けておりません。  以上です。 146 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 147 ◯7番(杉本美智子君) それでは、この408件という数字以上に対象者がもっといるのではないかと考えますが、この地区総代会では呼びかけをしておられます。もっと身近な方から勧められるほうがこの登録にしてみようということになるのではないかと思いますが、老人クラブからの呼びかけ、または自主防災会からの呼びかけというようなものについて周知を徹底してはいかがでしょうか。 148 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 149 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 呼びかけにつきましては、先ほど議員さん言われましたように、市報を通じたり、あるいは地区総代等を通じたりして行っているところでございますし、また各家庭を民生委員さんの方、そうした方が回られますので、そうした折にもこうした事業があるということをお願いしておりますし、介護等が必要な方につきましては、ケアマネ等もそうした情報等を得ておりますので、そちらからの働きかけを行っていただいているところでございます。また、老人クラブ、あるいは自主防災組織、そうしたところも本当に有効な手段だというふうには考えておりますので、一緒に協力を得ながら働きかけは行ってまいりたいと考えております。  以上です。 150 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 151 ◯7番(杉本美智子君) あらゆる方法で周知を図っていただきまして、対象者の方、これが一つの見守りの方策として緊急通報事業に参加をしていただければと思います。  2点目についてですが、この事業は高齢者等見守りネットワーク事業ですが、期間についてはどのようになっているのでしょうか。1年度ごと切るようなタイプのものなんでしょうか、お尋ねいたします。 152 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 153 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 更新手続ということは特には考えておりませんで、協力自体の辞退をするというような申し出がない限りには、引き続きやっていただくということにいたしております。  以上です。 154 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 155 ◯7番(杉本美智子君) それでは、今14社登録してくださったということなんですが、この協力事業者は随時募集は受け付けているのでしょうか。それとも、1年に1度しか募集は受け付けないのでしょうか。 156 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 157 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 今回は、期限を切らせていただいて募集をさせていただきましたけれども、基本的には随時申し出を受けていきたいというふうに思っておりますので、この事業の趣旨に賛同いただける事業者の方がございましたら、申し出をしていただければというふうに考えております。  以上です。 158 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 159 ◯7番(杉本美智子君) それでは、市への通報についてお尋ねをいたします。  個人情報ということが最近言われるわけですが、市への通報のみで関係者以外へは口外しないなどといった個人情報についての配慮はいかがなっているでしょうか。 160 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 161 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 市あるいは事業者の方につきましても、事業の実施により知り得た情報等については、この事業の目的以外には使用しないということで、協定等の中で含めていきたいというふうに思っておりますし、市も個人的な情報については、この事業実施しているからということで、情報提供するということはあり得ません。  以上です。 162 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 163 ◯7番(杉本美智子君) 市役所は、土日、祝日等お休みがありますが、事業者の方、見守りをされる中で閉庁日に当たる場合があるかと思います。市役所が閉まっているときの対応はきちんとしていけるのでしょうか。 164 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 165 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 土日あるいは夜間に、もしそういう状況を見たり聞いたりされたという情報であれば、それは市役所の宿日直に連絡をいただければ、そちらからそれぞれ職員に連絡が届くというような仕組みにいたしておりますので、安心していただけると思います。  以上です。 166 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 167 ◯7番(杉本美智子君) 見守りということは行政だけではできかねるところがございます。家族、近所また民生委員、児童委員などの見守りの上に、この高齢者等見守りネットワーク事業によって、事業者の方にも見守っていただくということで、さらに安全・安心な地域になるように求めておきます。  次へ進んでください。 168 ◯議長(林 光和君) 次に、2項目めの質問に対する答弁を求めます。 169 ◯総務部長山本幸弘君) 2項目めの新地方公会計制度の導入に関する御質問でございます。  まず、1点目でございます。  新地方公会計の整備促進につきましては、平成26年5月の総務大臣通知により、平成29年度までに作成するよう要請があります。本市では、平成20年度から簡易な総務省方式改訂モデルによりまして財務書類を作成しておりますが、総務省から新たに示されました固定資産台帳の整備と複式簿記の導入を前提とした統一的な基準によります財務処理を平成29年度中に作成するよう考えております。それから、固定資産台帳の整備につきましては、本年度中に作成することとしており、今月中に業者へ発注を予定いたしております。  2点目でございます。  これにつきましては、新たな財務書類の作成により、土地償却資産、現金などの資産及び将来負担が見込まれる負債の状況などの分析が可能になると考えており、財務書類からの情報、今後の財政運営の検討や資産管理に活用いたしまして、さらなる財政の健全化に役立ててまいりたいと考えております。また、公会計に関する理解を深めるための研修等を行い、職員のスキルアップも図りたいと考えております。  3点目でございます。  固定資産台帳の活用でございますけれども、固定資産台帳は所有する全ての固定資産につきまして取得価額や耐用年数等のデータから、本市の資産額を把握するものでございます。固定資産台帳を整備することにより、公共施設等の維持管理、修繕、更新等に係る中・長期的な経費を推計することができ、公共施設のマネジメントに活用できると考えております。  以上でございます。 170 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 171 ◯7番(杉本美智子君) 新見市では、平成20年度から取り組んでいるというものもございましたが、現在の段階では、期末に作成をしているというものだと思います。この期末に作成した財務諸表について読み解きなどをして、財政健全化のために役立てているという状況でしょうか。今現在は、特にそこまではやっていないということか、そのあたりをお答えください。 172 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 173 ◯総務部長山本幸弘君) 作成いたしておりますので、それをどういうふうに分析して活用するかということも含めての作成でございますので、当然財政サイドでそういったものを分析しながら対応している状況でございます。参考にしております。  以上でございます。 174 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 175 ◯7番(杉本美智子君) 今までのやり方とは少し違って、全国的に同じやり方で公表をしていただけると、他市との比較等がしやすくなるというようなことも言われております。新見市の財政の健全化のためにしっかりと役立てられるようなものにしていかなければいけないと思います。  この公会制度について、一つメリットとして、住民への説明がしやすいというようなことも言われておりますが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。 176 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 177 ◯総務部長山本幸弘君) 市政運営の財政上の運営も含めまして、将来にわたります状況がわかりやすくなるものと考えておりますので、市民の皆さんへもそういったわかりやすい情報が提供できるようになると考えております。  以上でございます。 178 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 179 ◯7番(杉本美智子君) 新見市では、ホームページ上で4表を公表しておられます。これを例えば年度ごとに比較をしたもの、例えば数値が改善されているとか、こういう部分が課題があるといったような解説をつけたもの、あるいは他市と比較をして、ここのA市より新見市がどういうふうにいいとか悪いとか、将来的に負担がどうであるといった市民にも開かれた公会計制度の利用が必要だと思いますが、そういうふうな利用の仕方は考えておられるでしょうか。 180 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 181 ◯総務部長山本幸弘君) 現在でも財務状況等を公表しておりますけれども、この新しい公会計制度になりまして、そういった情報、データをもとにいたしまして、こういう状況でありますとかというような、もちろん情報提供といいますか、必要に応じて公開をして皆様にも御理解いただくということは当然想定されることですので、今のところまだ具体的に計画は持っておりませんけれども、そういう状況、段階が来ましたら、当然しかるべき対応をとってまいりたいと考えております。  以上でございます。 182 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 183 ◯7番(杉本美智子君) この財務諸表を読み解いて、財政健全化のために役立てることができる職員のスキルアップをしていくという御答弁がございました。スキルアップについてはどのように取り組んでいくのか、何か具体策があればお答えください。 184 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 185 ◯総務部長山本幸弘君) 導入に合わせまして、それを職員自体も理解する必要がございますので、これから計画を立てまして、まず公会計制度の基本的な理解の部分と活用の仕方を含めまして、これから研修をしてまいりたいと。まだ、具体的にいつ何をするということは決めておりませんけれども、当然これは必要なことですので、実施してまいります。  以上でございます。 186 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 187 ◯7番(杉本美智子君) 私どもも今後しっかり勉強していく必要が感じられております。  もう一つ、固定資産台帳を作成していくということですが、これは公に公表していくようなタイプのものでしょうか。 188 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 189 ◯総務部長山本幸弘君) 固定資産税台帳につきましては、総務省が公表を前提に制度設計をしておりますので、当然これに倣って公表するようになろうかと考えております。  以上でございます。 190 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 191 ◯7番(杉本美智子君) ほかの本市のいろいろな資産を台帳にしてあると思いますが、それとの整合性といいますか、活用の仕方は大きく違うものでしょうか。 192 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 193 ◯総務部長山本幸弘君) 大きく違うものということではございませんけれど、今それぞれ持っている台帳に上がっております資産を含めまして、統一基準で一つの台帳に整備していくことになります。  以上でございます。 194 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 195 ◯7番(杉本美智子君) いずれにしましても、新見市の財政健全化のために、また将来新見市が存続し続けていくために、しっかりと役立てられるものであっていただきたいと思います。私どももデータを使いこなせるように勉強をしていく必要を感じております。さらに研究することを求めまして、この項を終わりたいと思います。  次へお願いします。 196 ◯議長(林 光和君) 次に、3項目めの質問に対する答弁を求めます。 197 ◯教育部長(安藤暢重君) それでは、3項目めの2点目から答弁させていただきます。  2点目の熱中症対策につきましてでございますが、学校現場では、危機管理マニュアルを作成し、熱中症対策に取り組んでおります。児童・生徒への健康観察をもとに、個々の健康状態を把握した上で、その日の気温、湿度などの環境条件に配慮しながら、教育活動に当たっておるところでございます。特に熱中症事故が多い体育、スポーツ活動では、小まめな水分補給や日陰での休憩をとることを徹底しております。  次に、3点目の冷水器の設置についてでございます。  本市では、児童・生徒に各自水筒を持参して、水分補給をするよう指導している現状であります。  次に、4点目のミスト噴霧器の設置についてでございますが、真庭市でも設置をされておるんですが、真庭市の例を見ますと、平成25年度に市内の全小・中学校に簡易なミストシャワーを設置したということで真庭市は聞いております。これは、各学校でキットを購入し、手洗い場等からホースを延ばしてシャワーが出る程度のものであると聞いております。ミストシャワーの設置につきましては、各学校長の判断で設置できる程度のものと考えているところでございます。  次に、5点目の給食調理場の暑さ対策の中の1番目でございますが、エアコンの設置状況につきましては、神郷学校給食調理場のみ調理室にエアコンを設置しているところでございます。それから、各施設の温度、湿度の関係でございますが、平成25年度、26年度における最高温度、最高湿度につきまして、一番大きい新見学校給食センターでは、平成25年度が36度、湿度が100%、それから平成26年度が33度、96%、それからエアコンを設置しております神郷学校給食共同調理場におきましては、平成25年度が34度、98%、平成26年度が30度、98%というような状況でございます。  以上でございます。 198 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 199 ◯7番(杉本美智子君) まず、2点目の熱中症対策についての取り組みでございます。まずは、先生方がしっかりと気をつけてくださる、または子供たちそれぞれに自分の熱中症について体の管理ができるというような教育も含めたソフト面の対応が必要だと思いますので、今後もしっかりとした指導をお願いしたいと思います。  次に、3点目の冷水器の設置や水飲み場の整備についてですが、水筒を持たせているので、冷水器の設置等については検討しないということのようでございます。冷水器の設置について、または水飲み場の整備について検討しない理由は、各自水筒を持っているからというだけの理由でしょうか。ほかにも、例えば予算的なこととか衛生的なこととか、ほかにも理由があるのでしょうか。 200 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 201 ◯教育部長(安藤暢重君) 生水を飲むことについての関係も当然考えなければいけない、配慮しなければいけないということもあります。それから、設置そのものにつきましては、今お話がありましたように予算的な面、1台が十数万円から二、三十万円するようなものもありますが、そういったものの予算的な面、それからその機械自体の管理、そういったものも含めて検討が必要だということではあります。  以上です。
    202 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 203 ◯7番(杉本美智子君) 小さな学年は、水筒が大きいのは持てれない、重たくて持っていけれない、また高学年や中学生になりますと、学校に続いてスポ少や部活動があるということで、水分の補給が必要にもかかわらず、余りたくさんの水を持って歩けないという現状もあるようです。最近の冷水器は自動洗浄装置がついていて、安全性が高まっていると聞いております。是非検討をしていただきたいと求めておきたいと思います。  次に、4点目のミスト噴霧装置の整備についてです。各学校長の判断でやっていただいても構わないというような答弁でございますが、その場合、経費等についてはどうなるでしょうか。 204 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 205 ◯教育部長(安藤暢重君) 先ほども申し上げましたように、簡易なものにつきましては、一セットが5,000円程度というように聞いておりますので、既定の予算内で対応できるということで、今ある予算で必要によっては対応していただくという考えでございます。  以上です。 206 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 207 ◯7番(杉本美智子君) 答弁は要らないと言った1点目のエアコン設置について、昨日の答弁では検討していくということではありましたが、普通教室等にエアコンがついたとしましても体育館または運動した後といったミストシャワーを浴びると気持ちがいい、熱中症予防の対策になるといったときには、やはり有効なのではないかと考えます。真庭市ではミストファンといったようなもので、ホームセンター等で買えれる程度のものを用意したというふうにも聞いております。そのあたりで各学校においても検討するように伝えていただきたいと思いますが、教育委員会から、特にそういった指導をするということではないんでしょうか。 208 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 209 ◯教育部長(安藤暢重君) 特に指導等ではなくて、熱中症対策については各学校、各校長がそれぞれ対応しているところでございますので、その校長の判断に任せたいというように考えております。  以上です。 210 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 211 ◯7番(杉本美智子君) 熱中症予防に有効だと考えますので、これもあったらいいんではないか、今後の検討もしていただきたいと考えておりますが、これ以上の答弁にならないようでございます。各学校で熱中症の大きな被害が出ないうちにあらゆる手を打っていただきたいと考えております。  5点目の給食調理場についての再質問をさせていただきます。  新見給食調理場の36度、湿度100%、26年度、33度、湿度96%という数字、大変暑いとは聞いておりましたが、大変高い温度、また高い湿度の中で給食の調理をしていただいているということで、こういうことでは作業にも差しさわりがあるのではないかと考えております。しかし、神郷のエアコンがついているというところでも34度、湿度98%、30度、98%、この数字についてはどのように考えておられるでしょうか。エアコンの効果はあるのかどうか、そのあたりをお尋ねをいたします。 212 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 213 ◯教育部長(安藤暢重君) エアコン設置といいましても、神郷共同調理場の場合は、スポットクーラーということでございますので、部屋全体を冷房するというものではございません。仮にそういったような部屋全体を冷房するというような施設にした場合は、当然経費もかかりますし、調理場自体が加熱器具を使うところでございますので、大きい効果が本当に得られるかどうかというのはちょっと疑問になってもございます。仮に設置するにしても、神郷共同調理場のような形でスポットクーラーの対応というなことで考えていきたいというように思っております。  以上です。 214 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 215 ◯7番(杉本美智子君) それでは、スポットクーラーの設置については、今後随時進めていく方針であるでしょうか。 216 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 217 ◯教育部長(安藤暢重君) まず、施設の関係を考えていかなければいけないと。新しい建物もありますが耐震ができていない調理場もございますので、その辺を含めて今後設置に向けた検討もしていく必要があるかというように考えております。  以上です。 218 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 219 ◯7番(杉本美智子君) 教育長にお尋ねをいたします。給食調理場のこの温度管理については、どのように考えておられるでしょうか。 220 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 221 ◯教育長(中田省吾君) 御指摘のように調理場は火を使うわけですから、そうでなくても温度が高くなります。とりわけ夏については、先ほどお示しをしましたように非常に高い温度の中で調理をしてもらっているわけであります。クーラー等を入れることによって急激に室温が低下をするというふうなことはないのかなという気もしますが、このまま放置をしていくということではございません。十分に水分補給とか休憩等をとりながら、調理の方の体調を崩さないよう配慮をしていかにゃいけないというふうに思っています。エアコン等の設置については、導入の方向で進めてまいりたいと、こう思っております。  以上です。 222 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。杉本議員。 223 ◯7番(杉本美智子君) 導入の方向で進めていくという答弁がありましたので、今後是非早急に導入の方向についての検討を進めていただきたいと思います。本当に暑い中で調理をしてくださっています。学校衛生管理基準とも大分違う数字となっておりますので、是非この管理基準に沿うような形の環境にいていただければと思います。  また、温熱環境が学習効果等に与える影響と最適な室温に言及した文献がございます。建築人間工学事典というものでございますが、通常の着衣で軽作業時、夏は20度から24度、湿度は45から65%、冬は17度から21度、湿度40から60%が快適な範囲とされております。教室の室温または給食調理場の作業に適した室温、また温度にすることで、作業効率また学習の力の向上にも効果が期待をできると思います。是非、エアコン設置あるいはスポットクーラー等の労働環境の改善、これに早急に取り組んでいただくように申し述べまして、今回の質問を終わります。 224 ◯総務部長山本幸弘君) 先ほど2項目めの私の答弁の中で、一部、固定資産税台帳というふうに表現いたしましたが、これは固定資産台帳の誤りですので、訂正をお願いいたします。  以上でございます。 225 ◯議長(林 光和君) これをもちまして杉本美智子議員の一般質問を終わります。  次に、12番橋本亨子議員の登壇を願います。橋本亨子議員。               〔12番 橋本亨子君 登壇〕 226 ◯12番(橋本亨子君) 12番橋本です。議長のお許しをいただきました。  一般質問も2日目で、いよいよ最後の質問者ということになりますが、お疲れとは思いますが、もう少しのおつき合いをお願いいたします。  それでは、今回は少々欲張りまして4項目通告をさせていただいております。通告に従っての質問に早速入っていきたいと思います。  まず、1項目めでございます。  市民の暮らしと平和を守る取り組みについて質問をいたします。  戦後70年を迎えたわけでございますが、そして同時に憲法が戦後施行され68年になるわけです。憲法の前文には、アジア太平洋戦争の反省の上に、政府の責任によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにする、この決意を明らかにいたしました。9条では、戦争の放棄をし、戦力は持たないと決めました。ゆえに、戦後70年間、この憲法のもとで自ら戦争を起こしたことはありませんし、日本の自衛隊として1人の戦死者も、相手の国の犠牲者も出していません。今、政府において、この憲法を破壊し、日本を海外で戦争する国につくりかえようとする法整備を強行しようとしているわけです。  昨日ですか、国会も会期いっぱいに延長するという、こういう状況にもなってきているわけですが、今、全国各地で、そしてまた国会前で連日戦争法案反対の集会が行われております。18日には、93歳になる作家の瀬戸内寂聴さんが死ぬ前に皆さんに訴えたいと、国会前での集会に参加をされました。寂聴さんは、日本は怖いことになっている、前の戦争がいかにひどくて大変か身にしみています、よい戦争などありません、全て人殺しです、若い皆さんが幸せになるよう進んで欲しいと訴えられました。  憲法の平和原則が支えとなり、日本への国際的な信頼を広げ、戦争による犠牲者を出すことなく今日まで来ているわけです。この憲法を守り生かす取り組みが求められていると思います。こうした憲法の前文と9条の平和原則を乱暴に踏みにじることは許されないことだと考えます。市長はどのようにお考えでしょうか。この見解をお聞かせをいただきたい、市長としての認識を伺うものであります。  そこで、1点目、1945年8月に日本政府がポツダム宣言の受諾によって、アジア太平洋戦争が終戦となったわけでありますが、アジア太平洋戦争によって、日本では310万人以上のとうとい命が犠牲になりました。市民では何名の方が犠牲になられたのかお示しください。  2点目、市主催による戦没者追悼式が実施されることとなっています。どのような趣旨で実施されることなのか、その事業内容など御説明をいただきたいと思います。  次に、2項目め、図書館等複合施設整備事業について質問をいたします。  総事業費が二十数億円という大きな事業を取り組むものでありますが、当初予算の審議における説明では、建設事業費の財源が未定、分散する行政機能を集約して図書館との一体施設を建設をする、こういう説明を伺っていたところでございますが、いつの間にやら事業計画が変更をされているわけです。本日、午前中の同僚議員への答弁では、20億円は図書館を除くものである、また財源は合併特例債を充てる考えがあるというような説明もあったわけです。これは複合施設の合併特例債の充当だと思うんですが、そういうことで莫大な予算を投入をする事業であるにもかかわらず、予算が承認をされれば、あとは執行部だけで検討すればいいという、こういう思いで事業を推進しておられるんでしょうか。施設の複合化と図書館を分離する計画では、前提条件が全く違うことになるわけです。図書館の移転については、特に市民の声を十分くみ上げていく、反映させるという、こういう姿勢が求められるものだと思います。丁寧な説明、そして市民の意見を反映する取り組み、これを強く求めるものであります。  まず、1点目ですが、複合施設整備事業の内容の詳細はどのように検討されたのか、御説明いただきたいと思います。  2点目に、図書館の移転先をまなび広場に変更をしたわけですが、なぜそうされたのか、この説明も詳しくいただきたいと思います。  次に、3項目めの質問に移ります。  子供と教育について質問をいたします。  地域の意向を無視して統廃合が強行されました正田小学校のことでは、保護者を中心に統合に当たっての要望書が提出をされている中で、今対応が図られているところだと思います。3月議会に続けて、今回も通学路のことや放課後児童クラブのことについてをその後の進捗状況、これを中心にお尋ねをしていきたいというふうに思います。  まず1点目、通学路の安全対策についてでございますが、対策を講じる上で、県やJR側との協議を要するものについて、その後どのように進展しているのかをお聞かせください。  2点目、放課後児童クラブについて、正田学区内に開設をしているどんぐりクラブですが、この新たな開設場所、この確保はできたのかどうなのか、お聞かせをいただきたいと思います。  4項目め、市民参加のまちづくりについて質問をいたします。  小・中学生や高校生など、次代を担う若い世代の方や、また地域の活性化に貢献が期待される地域おこし協力隊の方々などを中心にして、今後のまちづくりに向けた御意見や御提言をいただくための市民議会の開催を提案したいと思います。市民からの建設的な意見、また若い世代の皆さんのしっかり意見を拝聴するという、こういう機会をつくるというのも大変いいことではないかと思いますので、その点、是非取り組みを求めておきたいと思いますので、これで以上1回目の質問を終わります。 227 ◯議長(林 光和君) ただいまの橋本亨子議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 228 ◯市長(石垣正夫君) ただいま御質問ありましたように、市民の暮らし、平和を守る取り組みで、憲法9条につきまして考えを求められました。  御承知のように、憲法は我が国の最高規範であり、国民の権利や義務、国が進むべき方向にかかわるものであると考えております。しかしながら、国政情勢の変化の中、国を守ることの意義や日本の役割にどうあるべきかを踏まえ、国政レベルで幅広い国民の声を聞きながら議論されるものであると考えております。  私の御意見ということがありましたが、今のところ、私はコメントを控えさせていただきます。 229 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 本市の戦死者数につきましては不明でございます。  戦没者追悼式につきましては、さきの大戦から70年が経過し、戦争を経験した人が減少する中、後世の市民に戦争の悲惨さや戦没者の思いを引き継ぎ、その意識の風化を防止するため、戦没者の追悼と平和の祈念を行うことを目的に、8月23日日曜日午前10時から、まなび広場にいみ大ホールにおいて、無宗教、献花方式で開催するものでございます。戦没者の遺族だけではなく、一般市民にも広く参加を呼びかけることとしており、約900名の出席者を見込んでおります。  以上です。 230 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 231 ◯12番(橋本亨子君) まず、市長の憲法またはその憲法に定める9条、これに対する認識を伺ったところ、コメントを控えさせていただきますとあるんですが、答弁を求めております。再度、答弁ください。 232 ◯市長(石垣正夫君) 9条というだけ幅が広いわけですから、9条のどういうことが聞きたいか、ちょっとしていただけば、私がそれに対してお答えしたいと思います。 233 ◯議長(林 光和君) 9条のどの点をお答えすればいいんですかということです。橋本議員。 234 ◯12番(橋本亨子君) 市長、細かいところでいろいろやりとりをするという、こういうことではないと思うんです。憲法問題、その条項の定められている内容についての認識を伺うという、こういうことでこちらは尋ねているわけですから、今どういうところと言われますと逆に困るんですね。憲法9条というのは、憲法の中できちっと示されている、定めてられているわけですから、その条項を御存じないんでしたら本があります、お貸ししますが、その条項はしっかりと承知をしていただいているものというふうに思いますので、それを前提に認識をお尋ねをしておりますので、御回答ください、御答弁お願いします。 235 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 236 ◯市長(石垣正夫君) 先ほど答弁したとおりでございます、9条につきましては。  以上です。 237 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 238 ◯12番(橋本亨子君) 議長、再質問ということで指名をされたので立ちましたが、答弁を求めている内容については、議長のところで整理をしていただいて、市長の答弁をいただくようにと御指導願います。 239 ◯議長(林 光和君) 一般質問につきましては、市の一般事務の範囲に限られておりますので、その範囲を超えておりますので、御遠慮を願いたいと思います。橋本議員。 240 ◯12番(橋本亨子君) 市の一般事務というもの、またこの議会制民主主義の中で、憲法が大もとにある中で市政を市長としてはつかさどる、また議員も日本の国の憲法のもとにおいて議員活動をするということで、最高規範としての憲法のことについてのお尋ねでございます。答えられないという、これは政策的な話をしてるんじゃなくて、憲法というものが定められているものに対する認識ですから、御答弁願いたいと思います。 241 ◯議長(林 光和君) 橋本議員に申し上げます。執行部では、個人的な市長の憲法解釈をここで答えられないということですので、御遠慮を願いたいと思います。よろしいでしょうか。市長が自分の意見は言えないと言われたので。 242 ◯市長(石垣正夫君) だから、具体的に憲法9条というのは、先ほど私が1回目に答弁したとおりなんです。だから、具体的にどういうことを聞きたいか、いろいろあるでしょう。それを言ってください。それに答えたいと思います。  以上でございます。 243 ◯議長(林 光和君) 橋本議員。 244 ◯12番(橋本亨子君) 市長が憲法9条のどこをと言われるんですが、9条の条項そのものについて尋ねているわけです。余りこれで引っ張ってもいけませんから、憲法9条について、何が書かれているのか、読み上げさせていただきます。  憲法第9条、日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。2項、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。これが憲法9条です。  では、ただいま読み上げましたので、これに対する見解をお聞かせください。 245 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 246 ◯市長(石垣正夫君) 憲法は、改正されておりません。理論は一部で安倍総理が改正しようということでございます。だから、今読まれたとおりです。先ほど私が言ったとおりでございます。今、なぜそういうことが議論になっておるかということは、皆さん御承知のように、日本人が海外で拘束される、そのときに誰も助けに行けれない、こういう国がありますか。それを改正しようということでしょう。イスラムで2人犠牲になりました。何も日本人はできないという状況です。これを改正したらどうかということで、幅広く与・野党で議論されております。憲法学者も賛成、反対もあります。これは、国民がじっくりそれを聞いて、国民も判断しなければならないと。今回、95日国会が延びるようになりましたが、これも憲法問題、いろんなことが出ると思います。これをじっくり聞いて、今度は我々も判断していこうということでございます。  以上。 247 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 248 ◯12番(橋本亨子君) 議長、私がお聞きしているのは、ただいま読み上げた9条という、この憲法の条文に定められているこの内容に対する市長の認識なんですよ。国会であれこれ議論をしているという、そういうことに対しての考え方を求めておりません。  もとに戻していただいて、議長、答弁を求めてください。 249 ◯市長(石垣正夫君) 憲法は、改正してないんですわ、まだ。せじゃから、いいも悪いも、それに基づいて国民は皆やらにゃいけんということですから、何もそれを聞け、どう答えるんですか。  以上、終わり。 250 ◯議長(林 光和君) 先ほど申し上げましたように、一般質問につきましては、市の一般事務の範囲に限られておりますので、ただいまの質問は範疇を超えておりますので、この一般質問の1点、2点、1番、2番の項で質問をお願い申し上げます。よろしいでしょうか。(「よろしくないです。やりとりの中身がかみ合うようにならにゃいけんわけです。憲法を変えたものをどう思うかなんて聞いてないんです」と12番橋本君の声あり)休憩します。                             午後1分48分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時49分  開 議 251 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開します。  橋本議員、この一般質問通告書、1点目の1番、2番の通告をされております。その点についての一般質問をお願いいたします。詳細のアジア太平洋戦争で犠牲になられた国民、市民の人数をお示しくださいの詳細は書かれております。2番目で、戦没者追悼式の実施内容が書かれております。この点についての一般質問をお願いします。通告外の一般質問は行わないようにお願いします。よろしいでしょうか。橋本議員。 252 ◯12番(橋本亨子君) 通告外の質問ではございません。ちゃんと見解を伺うということでお尋ねをしているわけでございまして、憲法そのもの、憲法の持つその中の9条に照らしてどうなのかということからの質問です。憲法の改正はまだ行われていない段階で、現行憲法に対する市長の見解をただしていく、見解を、認識をお尋ねをする。それについては、何ら問題あることではございません。現在の憲法を遵守する立場にある者としてはどう思うのかということでございまして、コメントができないというのはなぜなのかというのが理解できないんですが、市長、憲法の理解ができていないからコメントができないということなんでしょうか。 253 ◯議長(林 光和君) 橋本議員、先ほども言いましたように、一般質問につきましては、市の一般事務の範囲に限られておりますので、その憲法に関する件は一般事務を外れておりますので、市の一般事務ではございませんので、それは御遠慮お願いいたします。ですから、1点目の1番、2番の答弁で再質問をお願いいたします。よろしいでしょうか。(「よろしくないです」と12番橋本君の声あり)それでは、休憩します。                             午後1時52分  休 憩
             ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後2時4分  開 議 254 ◯議長(林 光和君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  一般質問を行います。  1項目めの再質問はございますか。橋本議員。 255 ◯12番(橋本亨子君) 十分なやりとりが、全体の中での前段のやりとりができなかったのは残念でならないわけですが、1点目の質問の中でのことをもう少しお尋ねをしますが、人数が不明という、犠牲者の数がわからないという、こういう答弁なんですが、ゼロ人ではないというふうに思うわけですが、調べようがないんでしょうか。わかる範囲で示していただきたいと思います。 256 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 257 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 戦死者数というようなお話でございましたので、一般市民の方がどれだけ一緒に亡くなられているかというような数字がわかりませんので、不明ですというお答えをさせていただいております。  以上です。 258 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 259 ◯12番(橋本亨子君) その1回目の答弁はいいんです。だから、わかる範囲でと再度申し上げましたので、お示しいただけないでしょうか。何をもって、じゃあ戦没者の追悼式をされるということになるんでしょうか。 260 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 261 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 戦没者という表現をさせていただきますが、戦没者の数につきましては、このアジア太平洋戦争での数だけということでは、私どもは持っておりません。あえて言いますと、日清、日露戦争も含めての戦没者ということであれば、今2,180人ではないかというふうに思っております。  以上です。 262 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 263 ◯12番(橋本亨子君) 2,180人という方が過去の戦争で亡くなられてるという、本当に痛ましい戦争によっての犠牲者数、本当にたくさんで驚いておりますが、こういった方々の犠牲が今後生まれることがないようにする、それが今の憲法が定めている条項、これに基づいた国づくりだというふうに思うわけでありまして、そういったことで、当然市長とすれば、その憲法を踏まえた上で、戦没者の方々に対しての追悼の式典をするという、こういうことになるものだと思うわけですが、そこで2点目でございますが、市長、この追悼式、戦没者に対する追悼式を実施するということに当たりましては、どのような思いの中で実施をするということになるのか、その点、お考えをお聞かせください。 264 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 265 ◯福祉部長(矢田貝 誠君) 先ほど1回目の答弁の中で、この戦没者追悼式の目的ということでお話をさせていただきましたが、市長の思いも同じでございます。  以上です。 266 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 267 ◯12番(橋本亨子君) 福祉部長が市長の思いと同じだと言われたんですが、私は市長から答弁をいただきたいと思いましたので、市長にと申し上げたわけでございまして、市長や副市長の、これは新市始まって初めての行事ということになろうかと思うわけです。市の主催の行事としての、本当に戦後70年という大きい節目の中で初めての事業として行われるということで、いろんな思いがおありかと思いますので、市長や副市長のお考えなども聞かせていただきたいと思いますので、その点お二方、是非よろしくお願いします。 268 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 269 ◯市長(石垣正夫君) 橋本さんは、私が答弁をしたら聞く耳を持たないと。答弁しないほうがいいんじゃないかと思いましたけれど、これは戦没者の慰霊祭でございます。これは、私も肝に銘じてやろうということで戦没者の追悼と平和を祈念するために行うということでございます。  以上です。 270 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。答弁はないようですので、再質問ありますか。橋本議員。 271 ◯12番(橋本亨子君) 副市長にも御答弁をと求めたわけですが、お願いしたいと思います。 272 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 273 ◯副市長(柴田 仁君) 追悼式を実施するに当たりまして、市長と考えが違うわけはございません。全く一緒でございます。 274 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 275 ◯12番(橋本亨子君) しっかり自分のお言葉で御答弁をいただければ非常にうれしいというふうに思いまして、同じですというような答弁が副市長の口から出るというのは本当に残念でならない思いでございます。  そういうことで、戦没者を追悼するということで、戦争による犠牲者の皆様への本当に哀悼の意を表するために取り組むということでございます。日本の国の憲法、市長も当然認識をされた上で、世界に誇るすばらしい憲法を持つものであります。二度と戦争はしない、よその国の人を戦争によって殺す、そういうことをしないという、これを誓った憲法でございます。今国会の中で論議をされている法案の整備については、憲法学者の方、参考人として衆議院に今月4日招致をされた方々がそろって違憲だというふうにも断じております。また、22日には衆議院の特別委員会で集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案を国民を危険にさらすと、もと内閣法制局長官だった2人の方が違憲を表明しているという、こういう状況があるわけで……。 276 ◯議長(林 光和君) 橋本議員、1項目めの質問の通告の範囲に限られておりますので、範囲を超えておられますので御遠慮お願いいたします。2項目めへ行ってください。いいですか。 277 ◯12番(橋本亨子君) どうしたらいいんですか、続けたらいいんですか。1項目めについての締めくくりをしておかなければなりませんので、意見を付しておきたいと思って発言をさせていただいております。その中でとめられたんですが、残念であります。今、憲法をめぐる議論が行われている中で、本当に今の法整備には問題ありという指摘がたくさんされているという状況でございます。先日、全国の会長、役員全会一致で戦争法案は違憲だとする日弁連の意見書までが大臣それぞれに送付をされていると……。 278 ◯議長(林 光和君) 橋本議員、憲法論議のためのここに書いてある一般質問ではないので、通告にはありませんので、その点は御注意を願いたいと思います。よろしいでしょうか。 279 ◯12番(橋本亨子君) 度々発言を遮らないでください。という状況があるという中で、現在憲法は改正をされていない状況なわけでございますが、慎重な議論が必要な状況になっている、こういうことで意見を申し上げておきたいと思います。  しかし、この戦後70年間の間、一人の犠牲者も出さなかったという世界に誇るすばらしい日本の憲法が踏みにじられるということがないようにする、これが大事だということで意見を添えておきたいというふうに思います。  次へ行ってください。 280 ◯総務部長山本幸弘君) 2項目めの御質問でございます。  図書館等複合施設整備事業についての御質問でございますけれども、これの1点目、複合施設整備事業の内容についてでございますけれども、これは午前中の坂東議員に答弁いたしました概要と同様でございます。  以上でございます。 281 ◯教育部長(安藤暢重君) 2点目の図書館の移転先をまなび広場としたのはなぜかという御質問でございます。  新見図書館につきましては、第2次新見市総合振興計画でも改築等を視野に入れて検討することとしており、この度分散している各課が入る複合施設の建設にあわせて図書館の移転を検討する中で、まなび広場にいみに移転することといたしました。  以上です。 282 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 283 ◯12番(橋本亨子君) どうして十分な答弁がないんでしょうか。  まず1点目、お尋ねします。  平成11年旧市制施行45周年にまなび広場がオープンをしているわけでありますが、各界の市民の代表者を委員とする組織をこのときは立ち上げて、施設の機能や内容、そして管理運営方針などを協議を重ねて、そのとき答申書が出されているという経緯がございます。そうした経緯から考えて、今回は市民の参加や幅広い階層の方々の参加という視点が非常に欠けているというふうに思うんです。そういうことについてはなぜなのか、そこを総務部長お答えください。  それから、基本計画について、同僚議員が質問したものに対しては、図書館法で義務規定であるということで教育部長の答弁では策定するのかどうか、はっきりと示されなかったように思うんですが、策定するべきだというふうに思いますが、その点再度お尋ねします。 284 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 285 ◯総務部長山本幸弘君) この複合施設につきましては、その事業の進め方においては、議員のおっしゃられるように手法もあるかもわかりませんけど、この施設におきましては分散している本庁機能を集約し、行政の効率化、市民の利便性の向上を図るとともに、耐震基準を満たしていない本庁舎前の山村開発センター及び分庁舎の整理や老朽化した新見図書館の移転を目的に、総合福祉センター跡地に庁舎と図書館の機能を持つ一体的な建物を整備する構想を持ちまして事業を進めておる中で、設計コンサルタント等による設計技術提案のプレゼンテーションを行いました。その結果、図書館を複合施設とは別に、まなび広場にいみ内の生涯学習センターに配置し、まなび広場にいみ全体を総合的文化施設とする斬新な提案がありましたので、既存施設の有効活用を図る上からも、この提案を採用することとしたものであります。  以上でございます。 286 ◯教育部長(安藤暢重君) 図書館計画につきましては、さきに申し上げましたとおり努力義務ということで、図書館法に規定されとる義務規定ではございません、努力義務です。ということで、それにかわるものとしては、規定されておりますように運営方針、そういったものを今後定めていく必要あるかということでは考えております。  以上です。 287 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 288 ◯12番(橋本亨子君) 教育部長、済いません、義務規定であると私が言ったような気がして済いませんでした。義務規定ではないということから、今後運営方針については定めるという考え方を持っているという、そういうことでございますが、さて、計画の中にある図書館をまなび広場のところに移すということになるわけですが、まなび広場の建設に当たって、市民の参加によって立ち上げられた新見市民文化センター整備推進委員会というのが当時あって、文化交流館、そして生涯学習センターに対する第1次答申書が平成8年3月に出されているというふうに思います。少し前の話ですが、そういう経緯があるわけです。各種団体によって市民活動の拠点施設としてこの役割が、この答申書が求めているようにしっかりと果たせているのかどうか、市民のためにその機能が、役割が期待されていたというふうに思うわけですが、オープン以来の施設の活用状況についてどうなのか、お示しいただきたいと思います。全体的なことでございますが、それでもよろしいんですが、本当はここにそれぞれのパンフレットの中に部屋そのものが区切って、全体では生涯学習センターが19に分けて部屋が示されているわけです。それぞれがわかればありがたいんですが、活用状況について示していただきたいと思います。  それから、メディアフロアについては、特にここを図書館にしていこうというような考えが示される中で、このメディアフロアの活用状況はどんな状況なのか、ここのところは詳しく御説明いただきたいというふうに思います。  以上、まずお願いします。 289 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 290 ◯教育部長(安藤暢重君) 生涯学習センターの部屋、確かにたくさんございますが、その中で利用状況を、主なものについてちょっと申し上げます。まず、2階にございますパソコン教室、ここにつきましては平成12年度、これ件数でございます、件数が193件でございました。が、平成26年度に至りましては37件というような利用状況です。それから、メディア工房につきましては、平成12年度が72件、これが平成26年度は3件ということで激減しております。それから、スタジオにつきましては、平成12年度が23件の利用がございましたが、平成26年度は7件です。創作室につきましては、平成12年度が64件の利用でしたが、平成26年度は35件ということです。それから、メディアフロアにつきましては、平成12年度が1万232件、これが平成26年度では3,210件、約3分の1になっているというような状況です。  以上でございます。 291 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 292 ◯12番(橋本亨子君) 残念なことに利用状況減少という、そういうことになっているわけですが、その要因は何にあるかという、この辺の分析しておられますか。 293 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 294 ◯教育部長(安藤暢重君) 大きな要因としては、時代の趨勢ということではないかと思います。新見市におきましては、ラストワンマイル事業で各家庭にインターネットが接続できる環境は整備されております。それから、携帯電話の発達、普及であるとか、それからタブレット端末、そういったものの影響もあろうかと思います。ですから、こういったような情報関係の施設については利用が減少していったんではないかというように考えております。  以上です。 295 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 296 ◯12番(橋本亨子君) メディアフロアの活用について、非常に件数が約3分の1ほどになっているという状況があるんですが、ここについて当初情報文化都市にいみということで新見市を情報化の町にしようということで、非常に力を入れられたところではなかったかというふうに思うんです。各家庭に今光ファイバーが接続をされて、各家庭での活用が行われているという状況はあるんですが、その施設が果たすべき役割として期待をされていたもの、それについての果たしてきた役割というのはどうなんでしょうか。この点、メディアフロアのことをもう少しお尋ねしたいと思います。 297 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 298 ◯教育部長(安藤暢重君) メディアフロア自体がパソコンの活用というか検索、それからゲーム、そういったものはあったんですが、そういったものが今申し上げましたように、情報環境が進展する中で、各家庭あるいは個人で使えるようになったという状況の中では利用が少なくなっていったのかなというように考えております。  以上です。 299 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 300 ◯12番(橋本亨子君) 状況はそうだということで一定の今の説明で状況がわかりました。  そこで、今現在の図書館の状況、これについてはどうなんでしょうか。今の場所にあります図書館、このことについては利用状況がどのようになっているのかお示しをいただきたいというように思います。立地している場所については、児童や生徒、学生また市民の多くの方々が利用するのには非常にいい場所にあるという、こういう声を私どもはたくさんお聞きをしております。当初建設をするときにもいろんな議論の中であの場所を選定されたものというふうに思うわけですが、利用者の意見はどのように把握をしておられるのかお示しをいただきたい。また、利用の実態等についてもお示しをいただきたい。  そして、面積の面でございます。午前中の質問の中で、新しい図書館については面積を1,000平米確保していくという、こういう答弁があったと思うわけですが、現在のものと比較をしてどうなんでしょうか。その点、お答えください。 301 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 302 ◯教育部長(安藤暢重君) 26年度における新見図書館の利用状況をちょっと申し上げます。平日でございますが、1日当たりの平均利用者数は、小学生が3.2人、中学生が0.7人、高校生は0.4人ということで、学校から動線が近いところにはあるというような状況ではございますが、利用者が多いということは言えない状況ではないかなと思っております。  意見ということでございますが、これも先ほど来申し上げておりますが、建物が築後30年経過しておりますし、エレベーターもなく、駐車場も少ないということで利用しにくいという声が寄せられているということではございます。  面積でございますが、午前中申し上げましたように、現図書館が1,009平方メートル、約1,000平米です。新図書館につきましては、今現在が約1,000平米、もうほぼかわらない状況でございますが、これにつきましてはこの基本設計、あるいは実施設計の段階で確定させてまいりたいというように考えております。  以上です。 303 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 304 ◯12番(橋本亨子君) 利用実態について、市民の方の人数が示されませんでした。その点お願いしたいと思います。再度お示しください。  それから、面積比較の問題なんですけれども、本当若干違いがあるだけなわけです。全部で蔵書の数が9,000冊というふうに言われたかと思うんですけれども、面積がそれほど変わらずに全体機能が充実ができるという、この根拠というのは何でしょうか。 305 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 306 ◯教育部長(安藤暢重君) 市民の利用状況につきましては、平日等の利用状況についてはちょっと手元に資料がございません。ただ、全体でいきますと、26年度では年間、ゼロ歳から高齢の方も含めて、利用された方全体の数字ですが、1万7,116人の利用があったということでございます。その中で、先ほど申し上げました小・中・高の1日平均を出したということでございます。  それから、蔵書の冊数9万冊でございますが、それについては今の9万冊、今度の図書館でも確保していくという中で、これも再三申し上げておりますが、他の図書館との貸し借り、そういったものも検討していきますし、可能な限り増やしていきたいというようには考えております。  以上です。 307 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 308 ◯12番(橋本亨子君) 9,000ではない、9万が正解で、訂正させていただきます。9万冊、それがほかの図書館との連携をとりながら充実をさせるということなんですが、全体構想がじゃあどうなるんでしょうか。全く議会にまだ説明がないんですけれどもその辺を教えていただきたいと思います。  それから、現在の場所にある図書館、これについて本当にどうして場所を変えるのかという、こういう市民の声もたくさんお聞きをする中で、今の場所での整備充実をする、こういう方向の検討というのは一切なかったということなんでしょうか。まなび広場の周辺、複合施設とあわせてで、用地の買収費とか予算も非常にたくさん投入をされるということになるわけでございますが、その辺の検討などどうだったんでしょうか。 309 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 310 ◯教育部長(安藤暢重君) 全体構想につきましては、これも基本設計ができる、あるいは実施設計の段階ではお示し当然するようになろうかと思いますが、図書館の利用、こういったものにつきましては、利用というかサービス関係につきましては、これも申し上げましたとおり運営方針というようなものをつくっていかなければいけませんので、そういった中でのお示しできることになろうかと思います。  それから、現図書館を移転した理由というか、それにつきましては先ほど来申し上げましたとおりでございます。  以上です。 311 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 312 ◯12番(橋本亨子君) 移転するというのが先にありきのような気がしてならんわけですが、部長、運営方針をつくる中で全体の図書館構想を示していくということを言われるんですよね、繰り返し。でも、そういうふうな段階になったのでは、市民の皆さんがどんな図書館にして欲しい、どういうふうな場所にして欲しい、図書館とはどうあるべきか、こういう声を聞くということをしないで、方針が出てから示しますよという、こういう流れになるということなんですよね。私は、図書館というものが本当に市民に愛され、しっかり活用されなければならないという施設だと思うので、市民の声をしっかりとくみ上げていきながら全体の構想を考えるという、こういう手法にと切り替えていくべきだというふうに思うわけです。今の説明全体を聞いていると、市が決めました、こういうふうにします、それが後から全体ができたものを市民の皆さん、さあこうですよ、どうですかっていうことだけを知らされるみたいな手法になっているという、そういうふうな流れですよね。しっかりと市民の皆さんを交えての協議をまず前段から始めるという、こういう方向に切り替えて欲しいと思うわけであります。是非その点検討願いたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。 313 ◯教育長(中田省吾君) 図書館の移転につきまして、図書館というのを時代の流れとともにニーズ等も変わってくるというふうに思います。現在の新見図書館では、図書の貸し出しは当然やっております。図書館へ来られて読書をされると、これも基本的なことでなされております。ただ、先ほど言いましたように、時代とともにニーズが変わってきているのかなという気がします。今度、まなび広場へ移転をする新見図書館につきましては、例えば幼児に読み聞かせをするスペースを設けたり、また子供たちが読書をする、それ以外に学習をするスペース、一人で学習するというのもありますが、今は子供たち同士で学び合う、このことによって学力を高めていこうと、こういう図書館の活用の流れもございます。また、大勢の市民の方が利用していただくそういうスペース、例えば今喫茶等やっておりましたが、あそこはあいております。そこをオープンして、コーヒーとかそういったものも提供できるような状況であるとか、また外のフロア、大ホール等のつながりですね、あのあたりも大きなテーブルを置くことによって自由にそこで読書をしていただいたり、または寄ってくださった方がゆったりした時間を過ごしていただく、そういう空間を提供することになるのではないかなと。つまり、新しい図書館に、ただ単に本を読むだけ、本の貸し借りだけではなくて、子供たちの読み聞かせとか、子供たちが一緒に勉強する場とか、また大勢の市民の方が集われて時にはコーヒーを飲みながら本を読んだりとか、豊かなゆったりした時間を過ごしていただく、まさに本市の文化活動の拠点として図書館をあそこで移転をすることによって、まなび広場、先ほど言いましたメディアフロアが今のような状況にあるわけですから、そこを活性化さすことにつながるのではないかと、そういうふうに私どもは期待をしております。  それと、設計をされる方は素人がするのではないわけで、第一級の全国でいろんな図書館等を建てておられる業者の方がすぐれた図書館の情報等はいっぱい持っておられるわけですから、そういった方々が本市の学びにぴったりのそういう設計等も考えてくださるだろうし、それに丸投げをするというのではございません。先ほど申し上げましたように、図書館協議会等々の御意見を私ども頂戴をしておりますし、まだ時間もございますので、そういった市民の皆さんの声をこの図書館に生かしてまいりたいというふうに思っておるところです。  この図書館の移転によって、本市の文化活動の拠点がより充実をしたものにしていかなくてはならないというふうに今期待をしておるところでございます。御理解をいただきたいと思います。  以上です。 314 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。
    315 ◯12番(橋本亨子君) 時代のニーズの変化、また第一級の設計者がするからという話なんですが、市民が活用する、しっかり市民に活用されなければならない、そういう施設ですから、市民を交えての検討を始めるという、ここからスタートを切っていただきたいということで強くお願いします。  ちなみに、文化交流館、生涯学習センター、これもこれは市が認める一流の設計コンサルタントではなかったんでしょうか。株式会社日建設計でした。一流がやっても時代のニーズがいろいろ変わるということがあるわけで、市民がしっかり活用するためには市民の声が反映されるものにしていく、この努力が要ると思いますので、この点強く求めておきたいというふうに思います。  次へ行ってください。 316 ◯議長(林 光和君) 次に、3項目めの答弁を求めます。 317 ◯教育部長(安藤暢重君) それでは、3項目めの1点目でございます。  正田小学校の統廃合に伴う通学路の安全対策ということでございますが、これにつきましては安全施設の整備でございますが、これは正田小学校のPTAからいただいております要望書に沿った内容で、国道180号の道路管理者であります岡山県に対し要望をいたしております。また、通学時の安全確保につきましては、登下校の試行をもとに、保護者を初め正田子供見守り隊、交通警察協助員を初めとする地域の皆様や学校等と協議を重ねながら安全対策を進めてまいっているとこでございます。  それから、2点目の放課後児童クラブの関係でございますが、新見南小学校につきましては、統合に伴い空き教室がない状態が予測されますので、近隣の公共施設の活用について現在関係者と開設準備の協議を進めているところでございます。  以上です。 318 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 319 ◯12番(橋本亨子君) 1点目、県に対して要望していることに対する進展状況、これを詳しく説明してください。 320 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 321 ◯教育部長(安藤暢重君) 現在、要望を提出している段階で、さらに市、それから県、それから公安委員会との協議を進めているということでございます。  以上です。 322 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 323 ◯12番(橋本亨子君) 見通しはどのような状況でしょうか、もう少し説明してください。 324 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 325 ◯教育部長(安藤暢重君) 協議中でございますので、今どの項目がどうなるかというようなことは、ここでは申し上げられません。  以上です。 326 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 327 ◯12番(橋本亨子君) 前回の質問からなかなか具体的な進展が見えないということで、残念でなりません。  2点目、続けて尋ねますが、近隣の公共施設との調整をしているということで、具体的にお示しいただけませんか、お願いします。 328 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 329 ◯教育部長(安藤暢重君) 近隣の公共施設としては、石蟹公民館、それから明新幼稚園、それから旧明新小学校というような施設がございます。その中で、どれが適当かというようなことで話を進めている状況でございます。  以上です。 330 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 331 ◯12番(橋本亨子君) この辺については、正田のどんぐりクラブの関係者との協議も当然されているんでしょうね。その辺もお尋ねします。 332 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 333 ◯教育部長(安藤暢重君) 先ほど申し上げましたように関係者、当然どんぐりクラブの運営委員長、それから正田小学校、南小学校のPTAの会長等を含めた関係者の皆さんで協議をしているということではございます。 334 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 335 ◯12番(橋本亨子君) 学校の近くにという方向の検討がなされているということで安心をいたしました。漏れ聞く話では、正田幼稚園を使ってはどうかみたいな話が来ているんですよと聞いとるんですが、そうではないようですので、その話を聞いて私もびっくりしたんですが、南小、近くでという方向で検討がされてるということで、しっかり協議をまたしていただきたいというふうに思います。  全体といいますか、通学路の安全対策についての方向性が十分見えないということで、これ命にかかわる、子供たちの安全にかかわる問題として、一体いつになったら具体的に整備ができるのかということで、非常に残念なんですが、この辺、いつごろになったら具体的に示せますでしょうか。 336 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 337 ◯教育部長(安藤暢重君) 具体的なものは、先ほど申し上げましたように今協議中ですので、その協議を踏まえて、当然県、予算的なものも必要になってまいることも考えられますので、そういったものが整いましたらお示しできるようになろうかというように考えております。  以上です。 338 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 339 ◯12番(橋本亨子君) 通学路の安全確保、万全にとっていただくように強く求めておきます。保護者からは、何も統合したいわけじゃないのに行け行け言うから仕方がないのにちゃんとやって欲しい、厳しい意見がございます。よろしくお願いいたします。  強く求めて次へ行きたいと思います。お願いします。 340 ◯議長(林 光和君) 次に、4項目めの質問に対する答弁を求めます。 341 ◯総務部長山本幸弘君) 4項目めの御質問でございます。  市民の声を市政に生かすことは大変重要でございますので、本市では市長とフリートークやお出かけ市長室を初め、地域審議会などを通して広く市民の声をお伺いしているところでございます。  また、今年度策定いたします新見市まち・ひと・しごと創生総合戦略におきましても、市内の中学生、高校生もアンケートの対象としておりまして、広く若い世代の意見を聞くことといたしております。今後もそういった若い世代を初め、いろいろな世代の御意見を聞く機会を必要に応じて設けてまいりたいと考えておりますが、御提案の市民議会につきましては、今のところ開催は考えておりません。  以上でございます。 342 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 343 ◯12番(橋本亨子君) しっかりと意見を聞くということからの提案をさせていただいたわけでございます。聞く耳を持ってこれからも取り組んでいくという、こういう答弁もございました。市民議会で市民の皆さんとの議場での政策論争をするといいますか、やりとりをするという、こういうことは本当にこれからの新見市の発展にとっても、市民参加という点で本当に大事なことだと思っておりますので、是非前向きに今後の取り組みを検討して欲しいと思うんですが、答弁がありましたら、執行部から再度お願いしたいと思います。 344 ◯議長(林 光和君) 答弁を求めます。 345 ◯市長(石垣正夫君) 私が先ほど部長が答弁されましたように、フリートーク、これが非常に有効で、向こうからいろいろ市政について意見交換しております。また、おでかけ市長室もいよいよ7月になったら全地域を回ります。橋本さんは一遍も来たことはありませんな。口で言っても、やっぱり来て意見を言ったり、我々に注文つけていただく、来たことがない、非常に残念に思います。  以上です。 346 ◯議長(林 光和君) 再質問ございますか。橋本議員。 347 ◯12番(橋本亨子君) 是非出席して欲しいとの……。               〔質問時間終了のベルが鳴る〕 348 ◯議長(林 光和君) これをもちまして橋本亨子議員の一般質問を終わります。  お諮りいたします。本日の一般質問はこれで打ち切りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 349 ◯議長(林 光和君) 御異議なしと認めます。よって、本日の一般質問はこれで打ち切ります。  次に、明24日の本会議は午前10時に開きます。  以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午後2時46分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....