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  1. 新見市議会 2011-09-01
    平成23年9月定例会(第4号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2011年09月14日:平成23年9月定例会(第4号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 議 ◯議長(羽場純三君) 皆さん、連日御苦労さまでございます。  ただいまの御出席22名でございます。これより本日の会議を開きます。          ──────────────────────── 日程第1  一般質問 2 ◯議長(羽場純三君) 日程第1に入ります。  昨日に引き続き一般質問を行います。  まず、5番塚本陽満議員の登壇を願います。5番塚本陽満議員。               〔5番 塚本陽満君 登壇〕 3 ◯5番(塚本陽満君) 皆様、おはようございます。一般質問も3日目、最終日のトップバッター、5番、新政会の塚本陽満です。  台風12号により被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。一刻も早い復旧を願っております。  それでは、通告順序に従いまして順次質問してまいります。  まず、1項目めに、本市の児童・生徒の問題について。  文部科学省の2010年児童・生徒問題行動調査で、岡山県は小中高生の暴力行為、小学生の不登校発生率が全国の都道府県で最悪となったことが8月4日わかったと発表されました。岡山県の児童・生徒による学校内外の暴力行為は2,504件、前年度比618件増、児童・生徒1,000人あたり11.3件で全国平均4.4件の2倍を超え、30日以上欠席した不登校の小学生は570人、前年度比42人増で2年連続の増加、1,000人当たり5.2人と全国平均の3.2人を大きく上回り、全国ワースト2位だった昨年度よりさらに悪化しました。県教委は県内の小中高生による暴力行為、小学生の不登校の発生率が全国最悪となった2010年度文部省科学児童生徒行動調査について公表されました。市町村別の公表は初めてで、厳しい状況を受け、地域の実態をより詳しく理解してもらうため、明らかにされました。  新見市の1,000人当たりのいじめは、小学校1.2件、県平均3.7件、中学生3.6件、県平均10.1件、不登校は、小学生3.0人、県平均5.2人、中学生35.7人、県平均31.4人、暴力行為は、小学生はゼロ件、県平均は3.2件、中学生7.1件、県平均34.9件であり、都市部、農村部を問わず深刻な状況であります。  そこで1点目、小・中学校における暴力行為、いじめ、出席停止教育相談、不登校の状況は。  平成22年12月定例会において、学校における不登校の問題はまさに重要な課題であり、文部省において年度末、問題調査を実施したり、教育委員会では年3回、欠席状況を調査し、不登校の実態を把握し、努めております。本市では、平成21年度に30日以上欠席している不登校児童の生徒数は、小学生11名、中学生30名という状況でございます。県全体ほぼ同じような傾向であり、各学校において担任の先生が家庭訪問を行ったり、スクールカウンセラーとの相談を行ったり、再登校に向けて継続的な取り組みを行っておりますと答弁されています。  そこで、平成23年8月末までの小学校、中学校の暴力行為、いじめ、出席停止教育相談、不登校件数の状況についてお尋ねをいたします。  2点目に、義務教育が終了した子供のケアは。  不登校で集団生活になじめない子供がいると思います。子供のケアはたくさんありますが、何が一番の原因と思いますか。義務教育を終了した生徒の動向を把握しているかどうか、また今後どのような対応をお考えかお尋ねをいたします。
     3点目に、教育長として今後どのような取り組みで解決を目指すのか。  県の竹井教育長は、2010年度生徒問題調査で、県内小・中高生の暴力行為発生率全国ワーストワンだったことについて、危機感とスピード感を持って全力で取り組む考えを示し、県内すべての公立学校長市町村教委担当者に対し、2学期から指導体制の見直しを指示し、自身も県南の中学校を視察され、教員が自信を持って指導できるようバックアップし、落ちついた学習環境を確保していきたい、小学生の発生率が全国で最も高かった不登校問題に関しては、児童・生徒や保護者、臨床心理士フリースペース指導員らの意見を集めて施策を検証し、効率的な取り組みを検証すると述べられています。新見市の教育委員会として、今後どのような取り組みで解決を目指されるのかお尋ねいたします。  次に、2項目めに大谷川ダムの県事業が中止決定となり、市として今後どのような取り組みを行うのか。  大谷川ダム検討会議で、ダム事業は中止との方向が示され、7月13日、きらめき広場・哲西で地元説明会が開催されました。地元住民から生活用水の不足、代替案は市の負担増につながるではないかと意見が出、副市長はダム事業以上の負担増をのむ新見市ではない、県と市が協力して利水対策に取り組んでいくと答弁されました。ダムに頼らない治水、利水対策を求める検討会議の意見を踏まえ、事業を中止する対応方針案をまとめ、県議会土木委員会に報告され、土木委員会でも正式に中止を表明されました。県事業評価委員会は、大谷川ダム建設事業を中止するとした県の方針について、妥当との意見書が提示され、知事は審議結果を尊重する、利水確保は県としてしっかり対応したいと述べられています。  そこで、1項目め、県と市の協議はどこまで進んでいるのか、工程表はどの時期に公表されるのか。  哲西地区の利水対策は緊急性が高く、早急に着工の必要があります。県は、地下水を取水し上水まで導水する、浄水場近隣の河川から導水するなど示されており、昨日の同僚議員の質問で金額も示されました。また、今後利水の不足量を確保するため、井戸や河川の現状調査を行い、基礎データの収集などは県と役割分担し、12月定例議会補正予算で提案したいのですが、必ず予算計上していただきたいと思います。答弁を願います。  2点目に、用地買収も進んでおりましたが、用地はどのようになるのか。  大谷川ダム建設事業費約61億円のうち、用地買収、測量、設計、工事用道路施工など18%執行されております。用地買収について買収された用地の活用はどのように考えるのか、県との協議はどこまで進んでいるのかをお尋ねします。  次に、3点目に、工事用道路の建設が行われた、今後の方針は。  国道182号線と旧国道、現在の市道に工事用道路として仮設道がありますが、ダム建設が中止となり、今後撤去をされるのか、生活道として残すかについて、さきの同僚議員の答弁でわかりました。私も同じ考えであり、市道として活用するならば、救急車や消防車両の通行、市民の利便性があり、ぜひ残していただきたい、市として県へ強く要望していただきたいと思います。  4点目に、水道施設完成予定年度は。  水道施設完成年度については、さきの答弁で県と国と相談し、決定するとのことですが、哲西市民は冬場の凍結、夏の渇水などで節水協力の告知放送が行われており、節水の放送がないよう望んでおり、一刻も早い完成を願っております。完成年度がわかり次第お知らせをしていただきたい。  3項目めに、ソフトボールのまちづくりついて。  新見市は、スポーツ環境は飛躍的に整備されており、施設の有効活用がされ、競技力の向上や健康増進を図られています。新見市はソフトボールのまち新見を推進する取り組みとして、10年連続都道府県対抗全日本男子ソフトボール大会、第9回アジア大会が実現しております。新見第一中学校は、平成17年8月に全国中学校ソフトボール大会において第1位となり、市民に勇気と感動を与えたことは今でも記憶に残っております。  1点目に、現職の職員でチームが組めないかお尋ねいたします。  2点目に、職員採用に当たっては考慮できないか。  現在、小・中学生がソフトボールに向かって頑張っています。ソフトボールは団体競技であり、人との思いやり、規律性が重んじられています。ソフトボールを頑張れば、将来市役所職員になれるという夢を与えることについてどのように考えるのか、また職員採用に当たっては、ソフトボールを条件に入れるかどうかをお尋ねします。  3点目に、今後、ソフトボールまちづくりの方策はどうかお尋ねをいたします。  これで1回目の質問を終わります。 4 ◯議長(羽場純三君) ただいまの塚本陽満議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 5 ◯教育部長小村幸男君) まず、1項目めの本市の児童・生徒の問題で、1点目でございますが、暴力行為、いじめ、出席停止教育相談、不登校の状況はということで、23年度の状況を御質問だったと思いますが、23年度でございますが、4月から8月末までの状況は、いじめの認知件数は、小学校2件、中学校1件となっております。また、不登校については、小学校4人、中学校11人となっており、暴力行為については、中学校で1件となっております。  次に、2点目の義務教育が終了した子供のケアはということでございますが、義務教育が終了した生徒については、進学先の高校との連携を図り、情報提供をすることが重要と考えます。いじめや暴力行為の原因について、進学先が教育相談外部関係機関等を活用した取り組みを行っており、生徒の心に寄り添ったケアが図れるものと考えております。  さらには、幼いころからの心の育成を大切に考え、就学前教育においては、集団生活を通して幼児が人とのかかわりを深め、決まりの必要性などに気づき、規範意識の芽生えが培われる教育、保育を行うことで、いじめや暴力行為の防止につながっていくと考えております。今後も保育所、幼稚園、小・中学校高等学校等の系統的な連携を重視して、一人一人の子供たちの心の支援をしていくよう努めてまいります。 6 ◯教育長中田省吾君) 3点目の、教育長として今後どのような取り組みで解決を目指すのかという御質問でございますが、新見市の児童・生徒の問題行動につきましては、先ほど部長がお答えしましたように、暴力行為やいじめもあります。特に中学校の不登校については、厳しい現状であると認識をしております。不登校につきましては、学校教育全体の問題としてとらえ、地域や関係機関との連携を強化し、問題の解決に当たってまいります。  本市では、8月に新見市不登校対策会議を立ち上げ、不登校への対応について、早期発見、早期対応や児童・生徒の心に寄り添う指導などの検討を行い、学校との連携を密にし、該当校の支援をしてまいります。  次に、暴力行為やいじめにつきましては、毅然とした態度で対応するとともに、規範意識の醸成など心の教育に力を入れ、生徒指導の充実に努めてまいります。また、家庭は子供たちが家族とのかかわりを通して、生きていく基礎的な資質や能力をはぐくむ場であり、すべての教育の出発点であると考えます。そういう意味からも、家庭教育における保護者の役割は極めて重要であり、学校が家庭とも十分に連携でき、問題行動を生まないよう支援をしてまいりたいと考えます。  以上でございます。 7 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。塚本陽満議員。 8 ◯5番(塚本陽満君) 先ほど件数とかいろいろ言われましたけれど、いじめとか原因がわかれば教えていただきたい。それと学年がわかれば、小学校何年生、中学生何年生が多いかということをちょっと教えていただければと思っております。 9 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 10 ◯教育部長小村幸男君) 23年度の状況をお知らせいたしましたが、その中で、まずいじめでございますが、これにつきましては暴言を吐いたり、それから嫌な思いをさせたり、そういったことでございます。それから、暴力行為につきましては、これは子供同士という意味じゃなしに、器物の破損であるとか、そういった関係でございます。  いじめにつきましては小学校5、6年生、それから中学校の3年、それから暴力行為につきましては中学校の1年。  以上でございます。 11 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。塚本陽満議員。 12 ◯5番(塚本陽満君) 今、いじめに対しては2件で、5年生か6年生ということを言われましたけれど、やはり私が思うのは、小学生の時期からいじめの教育を、やってはいけないというんが私は思いますけど、これはちょっと教育長さんの考えはどうですか。ちょっとお尋ねいたします。低学年のうちにしっかりとした教育を、暴力をしないような教育をするには、教育長さんは現場へおられましたけど、どういう考えかお尋ねをいたします。 13 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 14 ◯教育長中田省吾君) いじめを生まないための方策ということでありますが、いじめとか暴力とかそういった問題行動が起きる要因、やはり基本的には子供たち同士の横のつながり、よりよい人間関係づくり等がより求められるのではないかと、そういう人間関係づくりを大事にしていくということが大事であろうと思いますし、それぞれの子供にとって、学校の授業はよくわかるし、学校は楽しい、そういう学校づくりが基盤になろうかというふうに考えます。 15 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。塚本陽満議員。 16 ◯5番(塚本陽満君) 教育長さんと私、同じような考えで、学校生活は楽しい、これが一番の基本でございます。また、先ほど連携を密にして取り組んでいると答弁されましたけれど、中学校を卒業して高校とかいろんなとこへ通うわけですけれど、どういうことの連携を密にしてるんですか。そこら辺のことを少しお尋ねをいたします。 17 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 18 ◯教育長中田省吾君) 私が申し上げた連携というのは、例えば不登校につきましては、該当の学校とその保護者だけの問題だけではなくて、関係機関教育委員会等との連携を大事にしていって、それぞれのケースに合わせた的確な指導ができるように教育委員会としても取り組んでまいりたいということでございます。 19 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。塚本陽満議員。 20 ◯5番(塚本陽満君) 教育長さんは、教育現場が本当に長く、まして豊富な経験をお持ちであると思います。さきも申しましたけれど、県の竹井教育長さんは現場に視察されたということでございますけれど、教育長就任4月でございましたか、そこで就任されてから9月までに現場に向かわれましたかどうか、その辺をちょっとお尋ねいたします。 21 ◯教育長中田省吾君) 今年度も学事訪問というのがございまして、それぞれの小学校、中学校、幼稚園を訪問をいたしております。また、個人的にそれぞれの各校へ出向いてお願いをしたりとか、お尋ねをしたりというふうなこともございまして、すべての学校へは参っておりませんが、学校、幼稚園等へ出向いております。 22 ◯議長(羽場純三君) 塚本陽満議員。 23 ◯5番(塚本陽満君) 先ほど学校には訪問した、すべてではないと申されましたけど、すべての学校に行ってください。また、これは提案しときますけれど、やはり子供のいじめとかそういうものは、子供が一番よく知っておるんですから、子供との対話も必要ではなかろうかと思っておりますけれど、御所見をお伺いいたします。 24 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 25 ◯教育長中田省吾君) 教育長として子供のかかわりをということでございますね。それこそ、少子化の中で子供が少なくなったとは申しましても、すべての子供たちとつながるということは物理的に困難かというふうに思いますが、極力いろんな場で子供たちと出会うことがございます。そういった中では、努めて声かけをしたりとか対話をする等、平素から心がけているところでございます。 26 ◯議長(羽場純三君) 塚本陽満議員。 27 ◯5番(塚本陽満君) よくわかりました。しっかりと頑張っていただきたいと思います。前の教育長さんは、子供は地域の宝と言っておられましたけど、教育長さんどういう考えですか。同じように地域の宝と思っておりますか、どうですか。 28 ◯教育長中田省吾君) 私も前教育長と同様に、子供は地域の宝だというふうに思っておりますので、その宝が立派に成長していく支援をしてまいりたいというふうに思っております。 29 ◯議長(羽場純三君) 塚本陽満議員。 30 ◯5番(塚本陽満君) 今、前と同じ教育長は地域の宝ということでございますので、先ほど答弁されたように、一刻も早く解決し、しかもスピード感を持ってやっていただければと思っております。  それでは、2項目めに行ってください。 31 ◯議長(羽場純三君) 続きまして、2項目めの質問に対する答弁を求めます。 32 ◯建設部長(谷本洋一君) 2項目めの1点目でございます。大谷川ダムについて、県と市の協議はどこまで進んでいるか、工程表はいつの時期に公表されるのかという御質問でございますが、議員申されましたように、7月6日開催の第4回の大谷川ダム検討会議の以後、県と市の協議状況は7月29日に関係者全体での連絡会議の開催及び事務レベルの協議を2回行っております。今回、県が国に対し、ダム中止の報告を受けて、今後も定期的に協議を重ねてまいりたいと考えております。先日の岡山県議会での知事答弁では、岡山県としては河川流量や既得水利権の調査、技術指導等のできる限りの支援を行ってまいりたいとのことでございますが、本市といたしましては岡山県に対し、財政支援を強く要請してまいりたいと考えております。  全体の工程でございますが、今後の調査によるところが大変大きくございまして、ダム中止が決定した今の段階においては判断は難しいと考えておりますが、池田議員にお答えしたように、調査費等の関係予算を次期12月市議会にはできるだけ提出したいと、このように考えております。  次に、2点目でございますが、用地買収も進んでおったこの用地はどうなるのかということでございますが、大谷川ダム建設に伴う必要用地につきましては、面積は8ヘクタールでございました。そのうちの約50%が買収済みでございます。この用地は共同事業者であります岡山県、そして新見市の共同名義、これは負担率による共有となっております。このため、今後岡山県と協議をしながら適切な対応をしてまいりたいと考えております。  3点目でございます。工事用道路の建設が行われておりますが、今後の方針はということでございますが、この道路につきましては今議会の初日に池田議員にお答えいたしましたように、また議員からも御意見ございましたように、県に強く要望してまいりたいと思っております。  次に、水道施設完成予定年度はということでございますが、現時点ではいろいろな資料、数量等がないというような状況の中で、国、県にお願いする分も多うございます。今後につきましては、その状況によって年度が変わるかとは思いますが、当面当市といたしましては、ダム完成計画では、完成予定年度が平成30年とされておりましたので、少なくともその時期までには完成をしたいと、このように考えております。  以上でございます。 33 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。塚本陽満議員。 34 ◯5番(塚本陽満君) 県と市の協議はということで、財政支援をということなんでございますけど、しっかり財政支援をしていただいて、一刻も早く、必ず予算を計上していただきたいと思います。  また、2点目の用地買収でございますけれど、8ヘクタールの50%、県と市との共同でやっていくことでございますけど、ダム建設事業は約61億円ありますけれど、そのうちの8%でございます。これから土地の提供者、出された方がおられると思いますけど、土地提供者に対してどのような説明を考えておられるのかお尋ねいたします。 35 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 36 ◯建設部長(谷本洋一君) 先ほど申しましたように、共同事業者であります岡山県とのいろんなまだ協議ができておりません。今の段階ではちょっとお答えできないところでございます。 37 ◯議長(羽場純三君) 塚本陽満議員。 38 ◯5番(塚本陽満君) 県との協議があるからまだできないということでございますけれど、やはり土地を出した方は、あの土地はどうなっとるんだろうか、どのようになるんだろうかということが大変心配しておられると思いますので、わかり次第、地元説明会を行っていただきたいと思います。  それと旧国道でございます、仮設道。これは強く要望しておきます。  それとさきの答弁で、今後利水の不足量を確保するため、井戸や河川の現状調査を行うと答弁されておりますけれど、ダム建設時点では1,150立米、全量確保であったと思いますが、不足量の確保に変更されておるんですが、これは県との話であると思いますが、全量確保ということで協議はできないでしょうか。 39 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 40 ◯建設部長(谷本洋一君) 全量確保という案につきましては、千屋ダム等々からの導水ということが検討会議では基本になっておりましたので、その場合には建設費用も多額となっております。そういう中でいかに安いコストで確保ができるかという中で、その不足分の代替案も出ておりますので、その辺のところは全量確保ということもありますが、代替案も一緒に検討してまいるということでございます。そういう案で不足分確保の検討も引き続きやっていかなければならないという状況でございます。 41 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。塚本陽満議員。 42 ◯5番(塚本陽満君) わかりました。私の提案でございますけれど、一応は哲西市民もずっと住むわけでございますので、全量確保していただいて、そして今の水源は不足分のときにするようなこともよいのではなかろうかと思いますので、これは全量確保で検討していただければと思っております。  これで3項目めに行ってください。 43 ◯議長(羽場純三君) 3項目めの質問に対する答弁を求めます。 44 ◯教育部長小村幸男君) 3項目めのソフトボールのまちづくりについて、まず1番目と、それから3番目が関係いたしますので、答弁をさせていただきます。  最初に1番目でございますが、現職の職員でチームが組めないかという御質問ですが、職員は地域のソフトボールチーム等に所属しており、地域で主力選手として頑張っている者もおり、市職員でソフトボールチームを組みますと、現在所属のチームの弱体化等につながることもあり、影響もあるのではないかと考えられます。  それから、3番目でございますが、今後のソフトボールのまちづくりの方策はということでございますが、本市ではソフトボールのまち新見市を推進する中で、これまで岡山国体や社会人リーグの大会はもちろんのこと、今後10年間継続開催される都道府県対抗中学生男子ソフトボール大会、来年10月には世界大会の予選を兼ねた第9回アジア男子ソフトボール選手権大会が開催されますことは、まさにソフトボールのまちづくりの成果であると考えています。  以上でございます。 45 ◯総務部長(新持 正君) 2点目でございますが、市の職員は行政事務を円滑に遂行しなければなりませんので、ソフトボールの能力だけで職員を採用することはございません。  以上です。 46 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。塚本陽満議員。 47 ◯5番(塚本陽満君) 弱体化するということ、それも私もよくわかっておりましたけど、新見市をPRするには市役所のチームをつくればと思って、これは提案したわけなんですけれど、今後はできるなら市独自でやっていただきたいというのが私の希望でございます。  また、ソフトボールを通して市民に夢や感動を与えるまちづくりについてですけれど、スポーツ課を新設すればということを考えておりましたんじゃけど、そこら辺の考えがあるかないかということだけをお尋ねしておきます。 48 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。  もう一度はっきり言ってください。 49 ◯5番(塚本陽満君) 新見市のまちづくりをするために、スポーツ課を新設してはどうかということでございます。これは提案ですけれど。 50 ◯総務部長(新持 正君) 御提案の件ですが、現在の生涯学習課のほうで対応ができておろうかと思いますので、スポーツ課という提案でございますが、当面現体制でいきたいというふうに思っております。  以上です。 51 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。塚本陽満議員。 52 ◯5番(塚本陽満君) 現段階でいくということでございますけれど、将来のためにはそこら辺も考えていただきたいと思います。  これで私の質問を終わります。 53 ◯議長(羽場純三君) これをもちまして塚本陽満議員の一般質問を終わります。  次に、19番前田忠志議員の登壇を願います。19番前田忠志議員。               〔19番 前田忠志君 登壇〕 54 ◯19番(前田忠志君) それでは、通告によりまして一般質問をさせていただきます。  その前に、先ほどありました台風の災害につきましては、本当に奈良、新宮、非常に災害に遭っとります。これから早い復興とお見舞いを申し上げたいと思います。  それでは、通告によりまして一般質問をさせていただきます。  森林法改正について。
     1項目は、森林林業再生プランについて、新見市としてどのような見解を持ってるかということでございます。  それから、2番目が森林管理、環境保全直接支払制度、森林づくり主導人材育成対策森林計画推進事業など、新見市において対象となる事業はどのようなものがあるのか。また、これに対してのどのような推進をしていくかということについてお願いしたいと思います。  それから、3番目、新見市といたしまして国産材利用促進について。これは、非常に森林法の中で変わったとこがございますので、そういうことに対して、本市の取り組みについて伺いたいと思います。  それでは、森林法改正について。  本年は、国連で定めた国際森林年です。国際森林年については、現在、将来の世代の利益となるようにすべての種類、森林の持続可能な管理、保全及び維持可能な開発を強化するため、あらゆるレベルで啓発に焦点を絞った協議が強力的に取り組みを行っているとこでございます。国連総会の決議では、森林林業、木材産業の再生、発展に向けた取り組みを推進するため、またとない機会だと思っております。言うまでもなく、日本の森林面積は国土の3分の2を占めて、世界でも有数な森林国であります。豊かな森林と活用をする日本の林業は、森林自給率の低下が続き、林業就労者の激減、高齢化によって長期的な停滞傾向があります。本市の状況もその例外ではないと思います。  ところで、長期間不振が続きました林業に変化の兆しが見え始めました。一つは森林資源、充実してきて、戦後植樹した人工林が利用可能になった、今後とも木材に利用できる見込みが考えられるということでございます。また、一つは環境問題が国内材への期待が高まってきているということでございます。木材、用材自給率の回復してきたことに対し、さらに住宅メーカーや合板業界、国内材シフトによって、シフトしてきた、変わってきたということでございます。  こうした国産材に対する期待が高まる中、国におきましては国際森林年に当たり、本年森林再生プラン元年として、10年後の木材自給率50%を目途とすると。多方面にわたり施策と推進を計画しております。そして、今回の4月15日可決した森林法改正は、この森林、林業再生プランを法制面で具体化したものとなっております。  そこでまず一点、この森林法改正について、新見市としてはどのような見解をお持ちになってるかお伺いしたいと思いますし、市長にも聞きたいと思ってます。  2点目といたしましては、平成23年度農林水産予算の中、林政で地方公共団体に対する主な項目を上げてみますと、森林管理、環境保全直接支払制度、森林づくり主導人材育成対策、森林林業木材産業に対する交付金、森林計画推進事業路網整備に対する根本的な見直し、地域材供給倍増対策等であります。これらの項目の中では、本市としては対象となる事業はどの分があるかお尋ねします。この件につきましては、23年度の予算の中にかなり組んでおると思います。  そして、3点目としまして、先ほど述べましたように、さまざまな要因の中長期的停滞を続けてきた林業にも変化があらわれ、国産材に対する期待が高まってきつつある現在、本市として国産材の利用促進をどのように図っていくかということをお尋ねします。  一般質問はこれだけです。どうかよろしくお願いします。 55 ◯議長(羽場純三君) ただいまの前田忠志議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 56 ◯産業部長(羽場洋一君) 議員の御質問、3点にわたっての御質問でありましたが、いずれも関連しておりますので、まとめて答弁をさせていただきます。  国においては、10年後の木材自給率50%を目指す姿とした森林林業再生プランが策定され、森林の有する多面的機能の持続的発揮、林業木材産業の地域資源活用型産業への再生、木材利用、エネルギー利用拡大による森林林業の低炭素化社会への貢献の3つを柱として、林業再生の実現に取り組んでいくこととしており、国の平成23年度予算についても森林林業再生プランの具体化に向けた制度や事業内容となっており、新たに森林環境保全直接支援事業も創設されております。  本市といたしましては、国の方針に沿って森林林業再生プランの実現に向け、これらの事業のすべてに対応するため、新見市森林整備計画を見直し、早急に間伐を実施するための制度の拡充などを図るとともに、地域の関係者が連携して、新見産材をより効率的かつ低コストに生産利用していく仕組みづくりを進めていきたいと考えております。また、小規模林家の支援などに関しても、国や県の補助対象以外のものについて、引き続き支援を行っていきたいと考えております。  新見産材利用促進施策として、備中県民局管内初の公共建築物における新見産材などの利用促進に関する方針を本年7月に策定しており、公共施設などの木造化を図るなど、新見産材の利用の促進を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 57 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。前田忠志議員。 58 ◯19番(前田忠志君) 今、執行部のほうから答弁ございました。この件については、平成24年4月から施行するということで、他県でいったら、改正されたことに対して即にグループもつくり、そして将来的な展望の中でいろいろと計画を組んでおります。特に新しい事業がたくさん入っておるようでございます。やはり、早目にそういうことを考えてやらないと、新見市としても非常におくれていくんじゃないかということを非常に懸念しております。特に不在地主の問題につきましても、今度はいろいろと調査もでき、そして計画には入れるというような前向きな経過もございます。それが保安林の解除に対しましても、非常に間伐率も上がってきております。そういう中で、やはり新見市といたしましては、今後とも拡大ができるようにやらなきゃいけないんじゃないかと思っております。  それから、雇用の問題がちょっと落ちとるように思うんですが、やっぱり再生の中のプランでは、人材育成の問題、担い手の問題、これも新しい事業の中入っております。  それから、国内材の、県内材の利用拡大に対しましても、これは昨年もしましたが、公共事業の建築に対しての推進もこれに含んであるように思います。  それから、この中にもありますが、エネルギー、木材を利用したエネルギー拡大も状況変わってきたと思います。その中で、余り大きい森林法という中でありますんで、箇所的には今中に入れてませんが、全部網羅されとるように思うんです。今一番元気でやっていただきたいのは、ストーブとか燃料に対して補助ができないかというようなことも、他市等によったら非常に前向きにやってる面もありますし、それから火力発電に対しては全国17カ所に対して、そういうものを使って石炭とペレット、木材を一緒に混合して熱に使おうと。これに対しては、電力会社が全部買おうじゃないかというようなことも今出ております。だから、今新見市といたしまして、今までとは違った林業経営、林業の施策、みな変わってきとると思います。  そういうことで、この件については、今部長が言われるように、やることに対して非常にありがたいと思いますが、4月には施行しなきゃいけない。計画はまだできてないと思います。だから、早目にそういうことをプロジェクト組んで、森林組合、それから林業家、それから行政、これ一体として新見市の林業をもっと拡大したものにしていただき、そして森林もいいものになるようにやっていただきたいと思いますし、余り大き過ぎてかえってだめになるかと思いますけども、新見市にとっては木材はこれからの経済の発展にもつながると思いますので、そういうことについては市長、考え方どうでしょうかね、お願いします。 59 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 60 ◯市長(石垣正夫君) ただいま前田議員さんが言われたとおりでございまして、我々も国の政策、県の政策に沿いまして、今プランを計画して、全新見市をできるだけ国の姿勢にできるよう努力して、森林組合等々と計画してまいりたいということで進めておりますので、もうしばらく待っていただきたいと思います。  以上でございます。 61 ◯議長(羽場純三君) これをもちまして前田忠志議員の一般質問を終わります。  しばらく休憩いたします。                             午前10時56分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時4分  開 議 62 ◯議長(羽場純三君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  一般質問を行います。  次に、8番津島大孝議員の登壇を願います。8番津島大孝議員。               〔8番 津島大孝君 登壇〕 63 ◯8番(津島大孝君) 冒頭、このたびの台風12号は、新見市はもとより岡山県内地域、そして近畿地方に甚大な被害をもたらしました。亡くなられた方に対しまして、心から御冥福を申し上げますとともに、災害に遭われました方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げます。  さてそれでは、一般質問に入らせていただきます。  私は3点質問させていただきます。  まず1点、所管課並び職員の充実について、そして地球温暖化対策について、防災への取り組みについてお尋ねしたいと思います。  まず1項目めで、所管課並びに職員の充実についてお尋ねいたします。  石垣市長は、全国市長会の理事として、また全国市長会の行政委員会の委員長として新見市はもとより全国の自治体の地方分権、行政改革に向けて、その手腕を発揮されておられます。その成果があってかどうかわかりませんが、石蟹の防災公園、そして高尾小学校、哲西中学の全国でもまれなICT活用した教育など、有意義で画期的な取り組みをなされておられます。この事業の取り組みは、石垣市長の指導もしくはそれによるものなのか、それとも職員の提案、発想の成果なのか、その辺の実態をお尋ねしたいと思います。  そして2点目で、職員の能力向上には、固定概念にとらわれない意識改革が不可欠というふうに考えております。そういった意味で、職員の能力の向上に向けての研究、研修、取り組みが行われておられるのかお尋ねします。  その前に一応、こんな話もしておきたいなと思います。それは何かと言いますと、大手企業で19期連続増収増益を行っている企業がございます。この企業の経営者の方が言っておられる言葉の中に、職員の2割は必要とする職員だと、あとの80%はどうでもいいと言ったら語弊がありますが、役に立たない職員、必要とされない職員だというような言い方をされておられます。  これは企業ですから、当然営利を目的として動いておりますので、そういう考え方の発想はできると思いますが、職員519名、520名弱新見市の職員がいらっしゃいます。この職員はすべて必要な職員というふうに私は考えております。市民サービスのために当然必要と考えております。そうした中で職員の意識改革をすることによって、仮に10%能力が上がったならば、500人の1割は50人、50人はまだ現在でも削減する、経費節減ができるという方向づけができるというふうに考えられます。そのためには意識改革、最近の言葉の中でパラダイムという言葉がございます。これは経営者自治体の職員に対しての意識改革の研究、教育を行っているところの人が言っておられる言葉ですが、1つの答えしかないという考え方が私たちにはすみ着いております。1足す1は必ず2ですという考え方です。ですけど、この複雑な時代になってきますと、答えは1つだけではありませんよと、いろんなことがありますよ、そのときそのときによって答えはいろんな通りがありますと、そういったふうな考え方も必要になってきますよというような指導の仕方です。  ですから、職員の資質向上、能力向上するためには、押さえつけて教育するのではなく、本人のみずからの意思によって改革しようとする考え方が大変必要になってくるというふうに私個人は考えております。  そういった意味で、3点目の質問に入りますが、市民サービスの向上を目指して、職員が政策、事業の提案などを行った場合、それを採用して市政に反映するというような制度に真剣に取り組んでいただきたいというふうに思っております。過去にも提案制度というような制度もございましたが、今どのように成果をなしておるかはっきりわかりませんが、やはり職員としての能力の向上を高めるためには、やはり政策立案、これが職員の役目ではないかというふうに思っておりますので、市長、副市長のほうには、その辺の環境づくりをぜひともしていただきたいというふうに思っております。その辺のお考えをお尋ねしたいと思います。  4点目で、これに入る前に少し消防本部の説明をさせていただければと思っております。22年の消防年鑑に載っております統計を見てから説明を差し上げますので、お許しいただきたいと思います。  消防年鑑には、新見市消防本部の消防力という基準を表示しておられます。あくまでも目安ですので、どういった方向かというのをこれから説明させていただきますと、職員については153名必要です。現在職員は81名おります。それから、普通消防ポンプ車が7台必要ですと、現在6台ありますと。そして、はしごつき消防自動車が必要ですと、これはありません。これが基準より以下の状況でございます。基準より以上のものもあります。それは何かと言いますと、水槽つき消防自動車が1台、これは整備を必要としておりませんが、それを持っておられます。それから、救急自動車が7台あります。これは6台必要というふうに表示されておりますので、1台多く設けておられるということですので、そういった意味を含めまして消防力の充足率という考え方が出てくるんではないかと思います。そうしますと、新見市の消防力は、ちょっと以前聞きましたところによると、48.2%と県内でも低い方向にあるというような言い方もされておられました。これはいろんな状況がありますので、即それがそうというふうには言えませんが、こっからが私の本題でございます。  新見市の市民の生命、財産、この安全・安心を確保するためには、24時間、365日勤務されておられます消防職員の定数の確保というのは絶対必要になってくるんではないかと思います。現在、定数というのは、新見市として表示しておりますのが85名ございます。今現在81名で運営されておられます。この4名の差がどれだけ職員に負担をかけるかいうことをしっかり考えていただきたいなと思っております。  それから、年齢別配分といいまして、年代別に何人いらっしゃるかということも消防年鑑に載っております。20代までが2名、21から25までが15名、それから26から30までが12、31から35までが11、36から40までが11ですか、それから41から45までが2名、46から50までが3名、それから51から55までが8名、56以上が17名というふうになっております。一番危惧するのは、5年間の間に17名の消防職員が退職されるという現実があります。消防職員の方は10カ月の訓練や研修が必要でございます。それから3年間の実務経験があって初めて消防隊員として活動ができるというふうに聞いておりますので、ぜひともその年齢配分を考えていただきたいということを強く訴えておきます。  それと、年齢制限でございますが、ことしから27歳までというふうになっております。昨年はたしか30歳までというふうになっとったんじゃないかと思いますが、それをやはり下げていただいて、25歳までの年齢制限でいっていただくようにしないと、実動すればもう30歳を超えて動くような感じになりますので、体力的な限界がすぐやってくるんではないかというような気がいたしております。  能力的な勤務をされる方、体力的な勤務をされる方、それによって採用の配分を考えていただければと思いますので、以上、ぜひとも定数の確保についてどうお考えかお尋ねをしたいと思います。  それでは、2項目めに移らせていただきます。  2項目めで地球温暖化対策についてでございます。  まず、1項目めの熱輸送システム、これを活用して焼却場の排熱をげんき広場、温水プールの熱源として活用することでCO2の削減、そしてげんき広場の経費削減を図っていただきたいということでございます。  熱輸送システムというのは、皆さん多分御存じありませんので、ここで少し説明をさせていただきたいと思います。  熱輸送システムというのは、通称トランスヒートコンテナといいまして、熱を特殊な液体の媒体に蓄えて、発生するところから使うところに移動して使うというシステムでございます。私たち議員有志がことし8月の初めに塩尻市、飯田市、中津川市、この3市を先進地視察させていただきました。その中で中津川市で先進的な取り組みをしてるなということで気づきましたので、ぜひともこれは新見市にも活用できるんではないかということで提案させていただいております。  これは、中津川市が49トン、2台の焼却炉を持った焼却場がございます。これは24時間、365日運営をしておりますので、熱が常に発熱しておるという状況でございます。その中で一番最初に利用しているのは、900キロワットの発電機を第1回に使って、それから出た排熱、これは70度少々あるらしいですが、それを蓄熱して活用してるようでございます。そこに資料として提出しております。まず、トランスヒートというのはこういうものでございますので、コンテナで移していくということで、これはあるメーカーさんのパンフレットでございますので、大体の概要だけ見ていただければと思います。詳細については、そこにありますように、もう一枚執行部の皆さんにお配りさせていただいておりますが、中津川の取り組みについてございます。その中で、これは環境省の4億7,000万円の全額補助をいただいて、3事業行っております。  まず、1事業が熱輸送システム、もう一つが地中熱ヒートポンプ事業、要するに、地下100メーターにパイプを突っ込んで、地中熱を活用して暖房、冷房に使うという考え方です。もう一つがLED、無極電極の導入というふうな感じでやっておられます。中津川さんの熱輸送システムのあれは2億6,000万円の実際費用がかかっておるそうでございます。それで、年間のコスト、22年度に申請して23年度から本格運営ということですので、23年度のコスト計算をということを聞きますと、大体今年度で1,200万円の予算を上げておりますということです。それは何かといいますと、330万円が実証実験でございますので、実証実験のデータどりをするための委託料が330万円、それから保守管理とコンテナをトレーラーで輸送しますので、その運転手の費用と保守管理を重ねて870万円必要ということを言っておられます。  これを考えますと、へえそれだけかかるのかというようなお話になりますが、一応新見市で概算試算をしていただきました。新見市のげんき広場の状況、いまの現在63万キロワット、キロカロリーですか、これを2台使って灯油をたいておられます。そういう状況を年間にざっと昨年が770万、一昨年ですか、ことしは940万円の燃料代が要ったということもげんき広場から聞いております。そういったことを踏まえて試算をしていただきますと、設備投資が1億5,000万円、それから実際のメンテナンス費用が400万円、これはトレーラーの運転手代は含めておりませんので、そうしますと940万円から単純計算で500万円、600万円引いてもある程度ペイはできるんかなという気がいたしております。新見市の焼却場につきましては、一応調べてみましたところ、23トンの焼却炉が2台使って、土日は休みですね、それから朝の9時から4時まで焼却業務を行っておるということで、一応炉付近の熱量が621万キロカロリーです。煙突付近の入り口になりますと、303万キロカロリーというふうに聞いており、温度のほうも150度あるということですので、十分活用できると思います。それと距離にして調べてみますと、焼却場からげんきまでは12キロございます。大体目安とすれば30キロぐらいまでは能力が可能ですよというふうに言われておりますので、十分それに対応できるんではないかなという気がいたしております。げんき広場の灯油換算でいきますと、13万リットルぐらい使われておられますので、これをCO2の削減に直しますと、1リットル当たり2.5キログラムというような数値が出ておりますので、ざっと325トンのCO2の削減効果があるということでございます。  もともとげんき広場は近くの企業さんの排熱を利用して、その水の温度で熱交換機を使って温水プールを温めるという方式をとっておりますので、その水による熱交換機が使えるか使えないかというのはちょっとわかりませんが、そういうシステムで最初からやっておられますので、今はもう完全に灯油だけ一本ということになれば、元気ひろばさんの指定管理者の方も大変かなという気がいたしております。少しでも経費が節約できて、例えば市民の健康維持とか、そういった取り組みに力を注いでいただければ、市民の皆さんにとっても大変喜ばしいことではないかなという気がいたしておりますので、今回そういった意味も含めて提案させていただきました。  それから3項目めに入ります。3項目めに入りまして、ごめんなさい、2点目の質問に関しましては、昨日の山口議員に対しての答弁をお聞きしておりますと、それ以上の答弁はもう出てこないかなというふうに思いましたので、また日を改めまして違う方向で質問させていただきたいと思いますので、2点目は取り下げさせていただきます。  それでは、3項目めに移らせていただきます。  3項目めの防災への取り組みについてということでございます。  現在、火災時の情報とかいろんな報告は告知放送、今回の台風の接近についてもいろんな感じで告知放送で情報を流しておられました。いろいろ新見市の考え方をお聞きしていきますと、無線よりは有線というような考え方を主体的にして告知放送では行っているというような気が見受けられます。そこで、災害時の情報とか、それから提供という手段として、告知放送一辺倒ではなしに、地域を限定して、地域を限定というふうな部分的にというような意味合いでいっとんですが、それは何かと言いますと、830地域新見市にはございますが、その中の1名とか2名とかといった感じの地域の人を選んで、そういった方に今はやりの無線方式でありますタブレット端末、特にスマートフォンというものでございますが、これで情報の交換とかをしていただければなというふうに思って提案させていただきました。これは、これからの時代、パソコンからこういったスマートフォンの時代が必ず近い将来やってくるだろうということがありますので、やはり新見市としても情報化を先取りした市とすれば、そういった方式も中には取り入れていくことも検討する価値があるんではないかと思います。  これは、最近のテレビで見たんですが、鳥取県なんかでいきますと、スマートフォンで写真撮影をしますと観光地の案内とか、いろんな事業所の説明、例えばここにコンビニがありますとかというような感じで表示するようなシステムをつくって配信しておられます。当然、そういうふうな取り組みがあれば、自治体も災害時の避難場所の表示とかというのもそのスマートフォンの中に表示ができるんではないか、ダウンロードできるんではないかというふうに思っておりますので、その点も含めて、これは今でいうARアプリケーションという、アラプリというような表現をされておられますが、そういう方式のシステムがあるということもお伝えして、ぜひとも無線、有線、いろいろありますが、無線方式である程度市民の防災面の確保をしていただきたいなというふうに思っております。  以上で1回目の質問を終わらせていただきます。 64 ◯議長(羽場純三君) ただいまの津島大孝議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 65 ◯市長(石垣正夫君) 先ほど質問がありました所管職員の充実についてでございます。これは、石蟹防災公園、高尾小学校、哲西中学校のIC活用はだれが指導して、また発想でできたのかという御質問でございます。  職員は、平素から有利な財源の確保や時代に即応した新しい事業に対応できるよう、常に国、県の動向を注視するとともに、広く情報収集するよう指導をしております。職員はたびたびインターネットを通って、いろんな情報を提供していただいておるような状況でございます。また、他市に先駆けた先進的な事業につきましては、職員も調査研究を行い、私や副市長と協議を重ねながら取り組んだものでございます。  お尋ねの防災公園、特に陸上競技場、サッカー場の整備は、多くの市民、団体が要望もあり、また私がマニフェストにも掲げた事業でもあり、有利な財源で施設整備を実現できるよう職員が国の補助事業活用について研究した結果であります。  また、高尾小学校、哲西中のICT教育事業につきましては、職員が提案し、私、副市長が協議を重ねたものであります。全国的にICT教育、高尾小学校のは全国で10校でございます。哲西中学校のICT事業は全国で8校で、小・中認めていただいたのは新見市だけとなっております。  以上でございます。  済いません、もう一つ。また、職員の能力向上の固定概念について改革が不可欠ではないかというような質問でございます。  これは常に、我々は職員にも言っておりますし、職員も取り組んでいただいておりますが、今は地域主権に向かって、市の職員は非常に新見市は頑張っておりますし、全国都市自治体に先駆けて、県より権限移譲などを受け、国や県に頼らず自立を目指して積極的に取り組んでおるような事業でございます。  先ほども話しましたように、先進的な事業等、取り組んでおるような状況でございますので、今後も職員には積極的に、よそに先駆けて取り組むよう指導もいたしますし、そういう気持ちで対応していただいておるような状況でございます。  詳細につきましては、部長のほうから答弁させていただきます。  以上でございます。 66 ◯総務部長(新持 正君) 2点目でございますが、議員のほうから50人の18期連続の黒字というような紹介もあったんですが、私ども行政というのは、やはり製造業とかそういった業種と違いましてサービス業であります。したがいまして、職員個々の能力向上というのは努めておるんですが、50人10%の削減が果たして可能かといいますと、やはり現場を持っているような職域もあったりしますので、必ずしもこの50人削減というのができるかというと、これはどうかと思っております。  そういう中で、市では、そういった固定概念にとらわれない人材育成ということで、新見市人材育成基本方針を策定しまして、豊かな人間を有する職員、市民感覚を有する職員、チャレンジ精神を有する職員、それから経営感覚を有する職員、適応能力を有する職員の育成を図るということを目的に、毎年度研修計画に基づきまして職員研修を実施いたしております。研修内容としましては、日ごろから管理監督者による部下職員の育成を推進しているほか、職場外研修としまして、管理職を対象としましたコーチング研修や、係長級以下の職員を対象にしたプレゼンテーション研修などを実施いたしております。また、岡山県や岡山県市町村研修センター、市町村職員中央研修所、全国市町村国際文化研修所等への職員を派遣しまして、専門的な知識を身につけさせ、業務に反映させております。このような研修を通じまして、職員の能力の向上を図るとともに、慣習や先例にとらわれずに常に改善改革を心がけた職務遂行を行う職員を今後とも育成してまいりたいと考えております。  それから、3点目の件でございますが、職員には常に既成概念にとらわれず、新しい発想の中で新規事業の計画、立案等に取り組んでおるところでございます。そういった中で、職員から広く新しい着想を求め、事務改善や行政能率の向上を図ることなどを目的としまして、職員提案制度を設け、職員からの提案を募っております。それから、この制度にかかわらず、職員が常にアンテナを高くしまして、さまざまな情報収集に努め、新しい事業など先を見据えた取り組みも行っておるところでございます。  それから、4点目の消防職員の充足率の件でございますが、確かに議員がおっしゃられたような充足率につきましては、そのような率になっております。しかしながら、本市の場合は、基準であれば1本部1署という体制が基準でございますが、本市の場合は1本部1署4分署というふうな体制をとっております。そういう体制でありますので、充足数につきましては率の上からいえば、そういう状況にありますが、他市に比べましてもそういった配備をしているのはさらに消防力強化に結びついているものというふうに私ども考えております。  それで、職員の定数につきましては、大量退職者が見込まれる年の業務の支障を回避するということで、前倒しで職員を採用する必要から定数を4名増員しまして、現在85名としておりますが、本市におきましては適数が81名というふうに考えております。先ほどの件と重なりますが、類似都市におきましては、高梁市では実員数が65名、美作市におきましても65名というふうな体制になっております。  それから、職員の年齢構成でございますが、10代から30代までの職員が50名、全体の62%を占めておりますので、実動できる人員配置ではなかろうかと思っております。それから、職員の受験資格年齢につきましては、採用年齢につきましては、議員おっしゃられたように、昨年度まで30歳以下としておりましたが、今年度から27歳以下というふうな採用にしております。それから、消防業務というのは常に危険が伴い、チームで活動するため、携わる職員につきましては的確な判断と俊敏で強靱な体力が求められるとこでございます。さらに救急救命士などの資格を取得できる能力も必要となります。こういったことから、能力と体力、両方兼ね備えた人材が必要であるというふうに考えております。  以上でございます。 67 ◯議長(羽場純三君) 部長、25歳までの年齢制限はできないのか、25まで下げる。 68 ◯総務部長(新持 正君) 25歳までの年齢という、下げたらという御提案でございますが、今年度につきましては27歳といたしておりますので、今後そのあたりもまた検討してまいりたいと思います。  以上です。 69 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。津島大孝議員。 70 ◯8番(津島大孝君) 再質問、どういう方向でいったらいいか、ちょっと検討させていただきたいと思うのは何かといいますと、これからの新見市を考えたときに、北川先生も言っておられました、50年先に新見市があるんかというようなことも話しておられました。そういうふうなことを考えていきますと、やはり市の職員も含めていろんな感じで新見市をどうやって守り立てていくんかということを真剣にこれから先考えていただかなければならないと思います。  先ほど市長も地方分権、これがだんだんと移ってくるようになってくると、やはり地方自治体も経営という感覚を持って運営していかないと難しいというふうに言われてきております。先ほど部長の答弁の中にも、管理というような、監督というような言葉が出てこられました。この言葉自体が出てくること自体が公務員との考え方なんだというふうに私個人は思います。やはり、管理というんではなしと、経営という方向感覚をしていただかないと、自治体の運営ですんでね、今までは言われたことをそれだけすればよいという考え方でおったらよかったかもわかりません。当然公務員なったら、もう一生涯そういうふうに自分の人生は安定的なもんであると、言われたことだけすればよい、そういう考え方がやはりついてくるのもこれはやむを得ないと思います。それを今さらすぐにどうこうせえということではないんですが、やはりこれから先の新見市を守っていこうという職員の方がいらっしゃるんであれば、自発的に自分たちで頑張ろうというような環境づくりをしていただきたいと、市長はそれだけ今配慮しておられるというふうに先ほどお聞きしましたので、少しは安心しておりますが、市長もいつまでもずっと新見市長でおられるわけではございません。偉大な市長が亡くなったときに、亡くなったというたら失礼なんですが、おられなくなったときにどういう状況を受けることを考えたときに、やはり職員の能力向上が一番大切じゃないかと思います。そういった意味も含めて職員の能力向上、意識改革はしっかり取り組んでいただきたいなと思います。その辺について事務方の、はい、どうぞ市長。 71 ◯市長(石垣正夫君) ただいまもっとものことを言われたと思って私は聞いたわけでございますが、やはり経営感覚、これは重要な課題でございます。しかし、今までの行政はもうけちゃいけない、そういうことばかりで今までやってきた、日本が閉塞してきたわけでございます。今からはそうはいかないと。やっぱり経営感覚を持って、市も借金しないよう、また新見市がいけなくなれば、どこがいけなくなる、市民がいけなくなる、経済界がいけない、経済界がだめになれば、だれがなるかというたら、市民や行政もなるわけですから、一体となってやっぱり経営感覚を持って取り組んでいかなければ今後はいけないのではないかということで、我々商工会議所、農協等も非常に密接な関係で取り組んでおるというような状況でございます。  また、能力の向上、これはもちろん重要なことで、私は岡山県の15市ありますけど、本当に新見市の職員、すべてと言いませんけど、それはすばらしい能力を持っておると思います。よその企業、いろんな企業が来ます。そのときにびっくりされるんですわね。市長も来てびっくりされた、中国地方の市長来て。そのくらい部分的には優秀な。だから、新見市は自分で下水道、大きな工業団地、全部自分らでやっていきよる。それができるから管理ができるというようなことでやっておると。建築につきましても特定行政庁、これなかなかよそはようとらないと思います。今5市ぐらいでとっとりますけど、なかなかとれない。それですから、私はかなりそういう部分だけでなく、いろんな面でソフト、ハードをかけて一生懸命やっておると。それですから、よそに出て負けることはないという気がいつもしておりますし、また全国市長会等でも、また国の職員のそういう研修会、いろんなんがあります。必ず、私は地方へ行って勉強してきてほしいということで、職員もたびたび行くようにしておりますし、やっぱりそうやって能力向上、あるいは経営感覚を持っていかねば今後はやっていけないというのは同じでございますので、また我々も一生懸命努力していこうという気を持っております。  以上でございます。 72 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。津島大孝議員。 73 ◯8番(津島大孝君) 今市長の、職員はしっかりやっているという激励の言葉を聞いて、私もそういうに思っておりますので、今後はそういう環境づくり、例えば課を横断しての職員の話し合って新見をどうやっていくんかというような環境づくり、横断を超えた職員が一生懸命になって考えていくような環境づくりもしていただきたいなというふうに思っております。  それから、先ほどちょっと質問した中で、部長はやはり勘違いをして答弁をされました。それは何かといいますと、私は何も51人の職員を減らせという意味合いで言ったんじゃございません。例えばの例で言ったわけで、例えば10%アップすればそれだけの効果が出ますよという意味合いで言ったんで、減らせという意味で言ったわけじゃありませんで、そういうような言い方でとられて答弁されたのは大変心外です。  それともう一つは、消防職員の定数が85名となってますが、81名が適正だというふうに考えておられるんでしたら、81名にもうしたらいいというふうに私は思います。そうしないと、85名の定員に対して81名しかないというような考え方で動かれる方もいらっしゃいますので、その辺はどういうふうにするかというのはこれから検討していただきたいなと思っております。今まで定数をして、昭和43年に設立してから、定数で充足定員が全部あった場合は何回かございます。ですけど、ほとんどが定員足らずでいっとられます。その辺も含めてやはりきちっとどれが適正なのかというのも判断していただいて、公表するんであればそれにあって十分だと思うんであれば81名で定員をする必要も必要じゃないかと思いますが、その辺はどうですか。 74 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 75 ◯総務部長(新持 正君) 最初の件につきましては、そういう照会があったということで、私のほうの実情を申し上げたもので、そういうつもりで答弁したわけではございません。
     それから、適数の81名というのは、定員は現在85としておりますが、その年々のそういうことで大量退職者、そういうことがございますので、そのときの実情に応じて回避する措置としてそうしております。現状では81名、場合によったら80になったり83になったりすることもあるかと思いますが、現在では81名で対応できておるというふうに考えております。 76 ◯市長(石垣正夫君) 先ほど質問がありましたが、消防職を30歳までということをやりましたし、今回はちょっと下げたと。議員の提案は25歳ぐらいというお話がありました。なぜこういう定員にしたかといいますと、やっぱり先ほど申されたように、年齢がダブって採用されておるもんですから、それを次の世代へ配分しようということで、年齢を上げたということだけ今御報告させていただきます。  以上でございます。 77 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。津島大孝議員。 78 ◯8番(津島大孝君) 質問ではございませんが、私たち市議会が全国的な有名の都市を視察に行ったときに、テレビなんかで放映されております高校生レストラン、これ多気町にまごの店というのがあります。これは市の職員の岸川課長という方が仕掛け人になって、そこまで有名になっております。また、JAで全国的に有名な、地産地消じゃないですけど、商品を販売してるとこもございます。これも職員が一生懸命になってやられたということです。それから、森林関係でいきますと日吉町の湯浅参事というのがあります。これは全国的に有名になってあっちこっちで講演しておられます。こういったすばらしい職員がおられる、専門性を持った職員がいらっしゃるということは、それは市にとって宝でございますので、そういった職員を育てるような環境づくりをぜひとも市長、今後はしていただきたいということを強く要請して、次の項目に移ってください。 79 ◯議長(羽場純三君) 2項目めの質問に対する答弁を求めます。 80 ◯福祉部長(山口正志君) 熱輸送システムは、排熱を蓄熱タンクにためて、それを大型トレーラーなどで熱を使う施設に輸送して活用するというもので、ことしから実証実験を始めた、先ほど紹介された自治体もあります。廃棄物処理センターで発生する熱をげんき広場にいみで活用するという御提案ですが、熱を利用するためには廃棄物処理センターの排熱利用設備の改良が必要になりますし、げんき広場にいみにおいても蓄熱タンクの設置場所の整備、熱交換機の交換、周辺機器の改修なども必要になることから、設備投資に多額の経費がかかると見込まれます。  また、現在開発されている蓄熱タンクを搬送するトレーラーは、12メートルを超える状況ですので、河本ダムの湖岸道路を通って廃棄物処理センターへ入っていくことは無理でございます。したがいまして、現在のところ熱輸送システムを本市で導入することは困難なことであると考えております。 81 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。津島大孝議員。 82 ◯8番(津島大孝君) 困難でありますと、言われますと後の言葉は続きませんが、考え方として12メーターというふうに、トレーラー、一番最長で12メーターということで9メーターのもんもございますし、9メーターから12メーターと状況によってやっていけるような感じに私は聞いております。ですから、設備投資も含めて、私はさっき言いましたが1億5,000万円ということでございますので、初期投資が、熱交換機も含めての値段でございますので、その辺も私はあえて説明差し上げました。ただ、採用するかしないかというのはそちらの判断になりますが、やはり今のげんき広場の現況を考えてみますと、そういったある程度経費削減の方向も、当初の予定から違ってきておるわけですんで、考えていく必要があるんではないかと。  前回はペレットボイラーの導入を言いましたら、それもだめです、これもだめです、そういうふうな考え方というのは、ちょっと私とすれば、提案してください、提案してもそりゃだめじゃ、こりゃだめじゃと言われたんでは身もふたもないというのが現実でございますんで、そしたらどうすればいいんかという話になります。せめて、検討してみたがだめだったというような話なら、それはわかります。検討する前にだめですというような感じはちょっといかがなものかと思いますが、副市長、その辺はどうお考えですか。 83 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 84 ◯副市長(柴田 仁君) 通告いただいてから短期間ではございますけれども、それは十分に検討させていただいた結果で部長が申し上げたと思います。今一番問題になっておるのはトレーラーの大きさであろうかと思いますけれども、現在そういったシステム開発されているのは12メートル超えのトレーラーしかないというふうに聞いておりますので、それがまた短いのができれば、それはあとは初期投資の話だけでございますから、何年で償還できるのか、そういった費用対効果をはじいて、また十分検討させていただきたいと思います。 85 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。  3項目めの質問に対する答弁を求めます。 86 ◯総務部長(新持 正君) 3項目めでございますが、議員のほうからスマートフォン、こういった情報によって、災害の場合に各行政地区のほうへ情報を伝えたらという御質問でございますが、これまで大規模な災害におきましては利用するための携帯電話基地局も被災してるというような状況もございます。また、利用可能な状態であったとしても、インターネットは、スマートフォンに限らず、パソコンや携帯電話からも利用が可能でありますし、それから個人として多くの方が所有をされております。こういったことから、現在各地区へスマートフォンを配備するというふうな考えは持っておりません。  以上でございます。 87 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。津島大孝議員。 88 ◯8番(津島大孝君) 情報提供の手段とすれば、やはり無線方式が確実ではないかと思います。スマートフォン、これからふえていくようであれば、そういったふうなアプリケーションの取り組みも自治体として必要になってきて、発信することもできるんじゃないかと思いますが、その辺を含めては部長のお考えはどうですか。 89 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 90 ◯総務部長(新持 正君) 議員おっしゃられたように、今832地区の行政地区がございます。そういったことの機器整備であったり、あるいはランニングコスト、通信費、そういったこともひっくるめまして、現在のところはそういった概算経費もこちらが試算しているところでは8,000万円ぐらいの費用が毎年要ったり、初期投資の部分もありますので、個人個人でそういったスマートフォンそのものが普及してくれば、そういったものを活用していただきたいというふうに考えております。  以上です。 91 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。津島大孝議員。 92 ◯8番(津島大孝君) 市長にお尋ねします。タブレット端末の活用については、市長は前向きにしとられますんで、これから先の市長の無線方式の防災関係の方式はどういうに思われとるか。 93 ◯市長(石垣正夫君) 今津島議員が言われた方式もありますけれど、私は以前からアンテナも何もない、衛星のほうが一番と思って考えております。これができるかできんかわかりませんけど、そう思って次の世代はそれに行くという感じを持ってます。  以上です。 94 ◯議長(羽場純三君) これをもちまして津島大孝議員の一般質問を終わります。  しばらく休憩いたします。                             午前11時55分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時0分  開 議 95 ◯議長(羽場純三君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  一般質問を行います。  次に、3番難波孝一議員の登壇を願います。3番難波孝一議員。               〔3番 難波孝一君 登壇〕 96 ◯3番(難波孝一君) 今回は2項目の質問をさせていただきますが、初めに、去る9月2日と3日に台風12号が13年ぶりにこの新見市の上を通過しました。その影響で新見市においても道路や田んぼの崩壊等があり、約4億3,000万円の被害があったということを報告を受けましたが、一日も早い復旧をよろしくお願いをいたします。  1項目め、住宅用火災警報器の普及についてでございますが、今年の5月末で住宅用火災警報器の設置義務期間が終わり、8月末に全国の普及率の発表がありました。全国平均で71.1%、岡山県は全国ワースト8位の59.1%でした。全国1位は東京都の88.2%、2位は宮城県の87.5%に比べて、岡山県は約30%も普及率が悪くなっております。  県内15市の普及率1位は高梁市で81.6%ですが、これは市内全域の1万4,000戸に火災警報器を無料で配布しておりますので、1位になるのは当然かなと思っております。2位は真庭市の77.3%、3位は我が新見市で71%となっておりますが、実質県内で2番目の普及率だと思っております。  私が21年12月議会の一般質問で普及率についてお尋ねしたときには、43%でしたが、1年半で28%も上がっておりますが、まだ約30%の世帯が火災警報器をつけていないということになります。  質問1点目ですが、今後住宅用火災警報器の普及率を上げる方策をどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。  2点目、ことしの3月末までは、所得税の非課税世帯の65歳以上のひとり暮らしの方、あるいは寝たきりの高齢者のおられる家庭に対して、火災警報器の無料配布制度がありました。対象世帯は約1,200世帯でありますが、21年11月末では36.4%の給付率だと聞きましたが、この4月からはこの給付制度も廃止されました。自分で購入するには、1家庭につきまして約3個から4個は必要ではないかと思っております。金銭的にも1万円以上かかります。たとえ自分で買ったとしても自分で取りつけることはできない人が多いのではないでしょうか。給付制度でしたら、業者の方が家に来て取りつけてくれますので、普及率を100%に近づけ、市民の生命と財産を守るためにも、住宅用火災警報器の無料給付制度の復活を求めます。  2項目め、老朽住宅の撤去に補助金をということでございますが、ことし3月11日に東日本の大震災が起こったわけですが、それよりも早く昨年の9月に国交省は大規模地震による老朽住宅の倒壊や火災の延焼を防ぐために、重点密集市街地にある老朽住宅の撤去に、本年4月から1件当たり30万円の補助制度を導入する方針を決めました。県内では岡山市、倉敷市、笠岡市内の6地区が指定区域になっており、撤去後は空きスペースや耐火性の高い建物を建設することで市街地の安全性を高めるのがねらいだと聞いております。  質問1点目、全国のほとんどの市町村では人口が年々減少しており、あわせてどこの集落でも空き家が少しずつふえてきており、あと10年もすれば今の何倍もの空き家がふえるのではないかと思っております。市のほうではかつて人が住居としていた空き家が市内に何戸ぐらいあり、そのパーセントはどのくらいになるのか調査をしておられればお答えください。  質問2点目、密集市街地の安全確保のために老朽住宅の撤去に対して、補助制度の創設をという件でございますが、私の住む大佐小阪部の町筋でも、老朽住宅の屋根のかわらが落ちそうなところが何カ所もございます。小学生の通学路でもあり、右側通行から100メートルの間だけ左側通行をしているところもございます。これと同じように、危険な場所が新見市内にはたくさんあるのではないかなと思っております。一般的な老朽住宅を撤去するには、1戸当たり約300万円ぐらいの撤去費用がかかるとされておりますが、家屋の所有者にとりましては大きな負担となっており、当然放置される老朽住宅は年々ふえていく原因にもなっております。密集市街地での人命の安全と火災の延焼を防ぐために、老朽住宅の撤去に対して補助制度の創設をぜひ検討していただきたいと思っております。答弁をお願いします。  これで1回目の質問を終わります。 97 ◯議長(羽場純三君) ただいまの難波孝一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 98 ◯消防長(小川節雄君) 1項目め、1点目でございますが、住宅用火災警報器の今後の取り組みはということでございますが、消防本部では本年6月1日の住宅用火災警報器の設置義務化に向けて、主に行政地区総代会や告知放送、職員が出演した行政放送などにより設置推進を図ってまいりました。義務化後の7月1日から8月31日までの間、国が示した調査基準に基づき、無作為に抽出した市内の520世帯を対象に、住宅用火災警報器設置のアンケート調査を実施し、331世帯から回答をいただきました。その結果は、一部設置を含めた普及率が85.5%で、国の推計値を上回っております。今後の取り組みといたしましては、普及率100%を目標に市報にいみや行政放送などによる広報、また消防団や婦人防火クラブ等にも協力をいただくなど、あらゆる機会を通じて設置推進を図ってまいりたいと考えております。  2点目の無料給付制度の復活をということでございますが、本市では新見市高齢者日常生活用具給付事業として、65歳以上のひとり暮らし高齢者で、所得税非課税の方、または寝たきりの65歳以上の高齢者のいる所得税非課税世帯について、1世帯当たりの給付額5,000円を限度として、住宅用火災警報器設置に係る給付制度を実施してまいりましたが、本年6月から義務化になることから目的は達成されたと考えており、本年3月31日をもって終了といたしました。制度修了前には行政放送などで周知を図っており、無料給付制度の復活については考えておりません。  以上でございます。 99 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 100 ◯3番(難波孝一君) 普及についてでございますが、市報とかテレビで放送されてるということです。私も毎日のように行政チャンネルを見ております。また、いろいろなところで宣伝といいますか、設置をするようにとされておるそうでございますが、私は市民の姿が見えないとこで一方的に推進されるより、万一火災が発生したときの命の安全のために、ぜひ設置してくださいということで、地域の家庭を一軒一軒訪問して歩けばもっともっと設置率が上がると思いますが、この点どうでしょうか。 101 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 102 ◯消防長(小川節雄君) 一軒一軒をということでございますが、消防本部といたしましては、先ほども申しましたように消防団や婦人防火クラブ等にも協力をいただくなど、それから11月には新見市防火委員会主催の新見市住宅防火推進グラウンドゴルフ大会というようなものも開催を予定しております。こういった機会を通じて設置の促進を図ってまいりたいというふうに考えております。 103 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 104 ◯3番(難波孝一君) 住宅用火災警報器の無料給付は考えていないということでございますが、まだ新見市の調査でも15%の人がつけていないということでございます。また、先ほども言いました非課税世帯の方がまだつけておられない方もおると思いますので、ぜひ復活をしていただくように今後とも検討していただきたい、かように思います。よろしくお願いします。  2項目めお願いします。 105 ◯議長(羽場純三君) 2項目めの質問に対する答弁を求めます。 106 ◯総務部長(新持 正君) 2項目めの1点目でございますが、市内の空き家の戸数につきましては、市全体を対象とした調査を実施いたしておりませんので、実数は把握いたしておりません。  それから、2点目につきましては、御質問のありました密集市街地の老朽住宅撤去に対します国土交通省の補助制度につきましては、平成22年度に限った事業であります。本市におきましては、国の補助制度の有無にかかわらず、個人の財産である老朽住宅の撤去につきましては、所有者の責務において撤去していただくべきと考えております。したがいまして、補助制度の創設というのは考えておりません。  以上です。 107 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 108 ◯3番(難波孝一君) 1点目の空き家の調査でございますが、調査をしていないということですが、私は一度調査をされて、まだ人が十分住むことができるかどうかチェックをして、住むことができる空き家のリストをつくって、パソコン等で全国にインターネットで募集をかければ、私は集まるのではないかなと思います。都会の人には、田舎で野菜でもつくりながらのんびり暮らしたいんだと、そういう人もかなりおられると思いますので、ぜひ空き家を調べて、情報を流して、募集をかける、このようなことを考えておりますが、どうでしょうか。 109 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 110 ◯総務部長(新持 正君) 空き家の調査につきましては、今年度、県のほうが空き家流動化推進事業ということで、これは一定地域に限られたことでございますが、そういった調査をされるようですし、それから市としましてもこういった空き家の情報につきましては、これまでにも取り組んできたところなんですが、そういった取り組みも一昨年ですか、そのあたりから逐次始めておりますので、市内全域というわけにもなかなかまいりませんが、例えば新規就農者用の住宅であるとか、そういったものの調査というのは、先ほども申し上げました県のほうでそういった調査をされるということのようでございますので、そういった情報を活用しながら、市民の皆さんへの情報提供はしていきたいというふうに思っております。  以上です。 111 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 112 ◯3番(難波孝一君) 先日同僚議員さんからも、市営住宅が十分足りているのか、また古いのはどうするのかという、そういう質問もございました。答弁では十分足りているという、そういうことでしたが、私の住んでおります大佐地区にも市営住宅はございますが、入りたい方がおられます。しかし、所得制限というのがあるわけですね。そこの住宅は年収230万円以下の人でないと入れないというような住宅が今回2軒ほど募集されました。入りたいという人は230万円よりかなり収入が多いわけですけど、やはり多くても入れるような、そういう住宅がまだあれば、余裕があれば、希望者がおればすぐ入れるわけですけど、希望者があってもあきがないからなかなか入れない、そのうちによその町へ行ってしまうという、そういうなことはたびたびあります。たまたまタイミングの問題で、入ろうと思ったときにあいてなかったということだと思いますが、やはり5%、10%は余るぐらいの市営住宅は欲しいなと思います。そうすることにより、他の地区からでも少しでも来て人口がふえるのではないかなと思いますが、所得制限なしの住宅をつくっていただくことはできないでしょうか。 113 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 114 ◯建設部長(谷本洋一君) 所得制限なしというようなことでございますが、市営住宅につきましては、入居に際しましては所得制限というものがどうしてもあるわけでございまして、それを超えての施策的なことはできないものと思っております。  以上でございます。 115 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。難波孝一議員。 116 ◯3番(難波孝一君) 住宅は十分足りているということで、今部長が申されたようにできないということですので、結構でございます。  それでは、2点目の老朽住宅撤去の補助制度のことでございますが、全国の自治体でもほとんどこの制度は実施されていないと思います。他の自治体に先駆けてぜひ補助制度の創設をお願いいたします。  これで私の質問を終わります。 117 ◯議長(羽場純三君) これをもちまして難波孝一議員の一般質問を終わります。  次に、2番村上伸祐議員の登壇を願います。2番村上伸祐議員。               〔2番 村上伸祐君 登壇〕 118 ◯2番(村上伸祐君) 2番、市民クラブの村上伸祐です。皆さんお疲れさまでございます。  一般質問最終日の最後の質問となりました。初めて大トリを務めさせていただきます。紅白歌合戦なら名誉なんですが、どうも質問の最後というのはずっと待っとったもんですから、なかなかテンションが上がらず、気合いがなかなか入らんなというふうに思っております。気合いを入れ直して、頑張って持ち時間質問をさせていただきたいと思います。  それでまず、今議会でもほとんどの議員が言われましたが、今回の台風、大雨の災害の被害に対しまして心よりお見舞いを申し上げたいと思います。6月の議会で私もお尋ねをしました防災マップの浸水予測シミュレーション、その基準となった100年に一度の大雨、この想定が2日平均雨量249ミリということでございました。これは県の示した基準でございますけども、今回御報告いただいた千屋、相文で273ミリという雨が降ったと、それが観測されたということで、これ全域ではないんで、一部の話ですけども、100年に一度の雨が身近で起こるということを感じました。まさに大災害の一歩手前だったような気がしまして、恐ろしさも感じたわけです。こうしたことから日ごろの十分な防災対策の必要性ということにつきまして痛感した今回の大雨でございました。  余談でございましたけども、さて私たち市民クラブでは、この2年間余り市内全域延べ70カ所を回って議会報告会を開いてまいりました。こつこつとタウンミーティングを開催しておるところでございます。6月の議会の後も高尾の桑原を皮切りに哲西畑木、神郷三室、大佐布瀬、千屋花見、哲多花木の6会場を訪問させていただき、地域の皆さんと意見交換させていただきました。会場によっては参加者が少ないときもあり、また20人近い参加をいただいた日もあり、感謝を申し上げたいと思います。きょうはそういった各地で皆さんからいただいた意見も少しは盛り込みながら質問をさせていただきます。  最終ですんで、通告しております質問が同僚議員と重複した部分もありましたんで、そういったところはなるべく省略していきたいと思います。  それでは、通告順にまず1項目め、市長の政治姿勢についてでございます。唐突な質問になりますんで、気分を害されるかもしれませんがお許しをいただきたいと思います。  総論的、概論的なお話になろうかとも思います。市長の率直なお考え、今後の方針をまとめて、しかもわかりやすくお示しいただければなというふうに思っております。よろしくお願いします。  まず、その1点目、今期の折り返し、4年任期の半分を過ぎたわけですけども、公約、マニフェストの達成度がいかほどかという質問を上げております。  ここに2年前の市長の選挙でお配りになられた講演会の討議資料持ってきました。懐かしいですが、ここに合併後4年間、新しい新見市の市政、運営に懸命に取り組んでまいりました。さらなる財政健全化に向けて、行財政改革、企業誘致等による雇用の創造、救急医療体制を初めとする医療福祉の充実など、いま少し時間を要する道半ばのものについて私の市政総仕上げの期間と位置づけて、これらの施策の実現に向けて誠心誠意取り組んでまいりますというふうに述べられております。時間の関係がありますんで、すべてを読み上げるわけにはいきませんけども、このリーフレットに書かれていらっしゃることは公約であり、マニフェストと理解してよろしいかと思います。  そこで、市長はこの御自分のマニフェストの現時点での評価、達成度はどれぐらいか、100点満点で何点ぐらいいってるかということにつきまして、無礼を承知の上でまず自己評価をしていただきたいと思います。  次に、2点目、残り任期1年半ほどになりましたが、達成すべき最重点施策は何かということをお尋ねします。このリーフレットの中にも一番大きな文字で書かれておられますのが、みんなが一つに進む新見市、市民参加の市政実行プラン、豊かさ実感というフレーズでございます、この大きな文字でございます。この目標とは何か、いま一度お考えをお示しいただければと思います。  それから、3点目、お出かけ市長室や市長とのフリートークをされておりますけども、この中で市民に対してきちんと情報を伝えられているかどうかという質問でございます。  お出かけ市長室やフリートーク開催されて、市民と対話を深めておられる市長の取り組みに対しては敬意を払っておりますし、評価もさせていただきたいと思います。そこで、このお出かけ市長室、フリートークの開催をどのようにされていらっしゃるのか、参加される市民への情報の伝え方、伝達について、どういう点に留意をされていらっしゃるのか、新見の今というのを伝える努力をされておられると思いますんで、その辺をお尋ねしたいと思います。  それから次に、大きな項目の2、情報公開のあり方についてに移ります。  まず、1点目ですが、市長交際費の公開の現状ということでございます。これにつきましては平成21年9月と22年の3月の議会でも取り上げさせていただきました。その後、市のホームページの中で公開が行われるようになりました。現状について、予算額、決算額のそういった額も含めて御説明いただければと思います。  次に、2点目、部長交際費、支局長交際費の現状がどうなのかという質問です。これにつきましても22年6月の議会でお尋ねを一度しております。部長や支局長に交際費があるのがちょっと私は理解しかねるという御質問をいたしました。そのとき議論は途中やめになってますので、再度取り上げさせていただいて、金額、現在の額がどうなのかも含めて御説明をいただければと思います。  3点目、その部長交際費、支局長交際費につきまして、市長交際費と一本化する考えがどうかという点に移ります。これの一本化の提案もそのとき、22年6月の議会でさせていただいております。その後、変わってないと思いますので、検討をされたのか、全くされてないのか、お考えを御説明いただければと思います。  続きまして、4点目、市民オンブズマン岡山から県下最下位、つまり失格とされております情報公開度です。これを改善していくお考えがあるかないかという質問です。先般、市民オンブズマン岡山が8月上旬に発表をされました情報公開度ランキング、これで新見市は2年前に続いて連続最下位になりました。最下位というか失格ですが、これは新聞各紙にも大きく取り上げられまして、愕然とします、本当に恥ずかしい限りで。この市民オンブズマン岡山が実施されたアンケートの調査項目、これはアンケート書かれとるわけですから、おわかりでしょうから、どういったポイントがだめだと、マイナスだと言われたのか、ここで御説明をいただければと思います。改善していく考えがあるかどうかあわせてお考えをお答えください。  大きい項目の3、鳥獣害対策についてでございます。これにつきましては初日の同僚議員の質問に御答弁をいただきました。重複しておりますので、1点目の鳥獣被害の現状と対策、この部分につきましては答弁はよろしいかと思います。その内容をちょっと触れておきますと、被害額がおおむね2,000万円強で3年ぐらい推移しとると。生産者と対策協議会の立ち上げを検討されておられるという説明があったと思います。  私たちの会派でも、タウンミーティングであちこちにお邪魔しますと、どこへ行ってもイノシシの被害、猿の被害を何とかならんのかと、何とかしてくれと言われます。特に猿ですね、最近よう言われるのが。人間を恐れんようになって、出てきて困ると、これを本当に何とかせえという声があちこちでお聞きしております。抜本的に何か対策を打つ必要があるというふうに感じておるところでございます。  2点目に上げました鳥獣被害防止計画を策定する考えはというのを書いておるんですが、これは私不勉強でございまして、質問、この通告書を書いた段階ではこの計画があるというのを承知しておりませんでした。ですんで、これがあるということですんで、計画自体が、その計画の概要、どういった中身でどういった目標を持って進められておられる計画なのか、その点は説明をぜひいただきたいと思います。  そして、3点目、全国でモンキードッグ事業、これが導入されておりますが、新見市で検討できないかという質問上げております。これにつきましても、同僚議員、初日に提案をされて、市でも検討していきたいというふうに答弁をいただいております。実は私も、全国でこの効果が出ているということをお聞きしておりますんで、猿を追い払う、そういう訓練を受けた犬というのを一刻も早く新見でも導入をして、猿の追い払いができんかなというふうに考え、期待をしておるところです。新見市でも研究をされておられるようですので、いま一度、モンキードッグそのものがどういうもんかというのがちょっと市民の皆さんにわかりにくいと思いますんで、できれば説明をしていただきたいと思いますが。  続きまして、大きい項目の4、郷土の偉人教育、町の振興策についてでございます。
     1点目、山田方谷や丸川松陰の顕彰の動きが市民の間から起きております。新見市の考えはどうですかというのをお尋ねします。私が説明するまでもなく、江戸末期に備中松山藩の財政を立て直しをしまして、全国から集まった門弟の教育に力を尽くした儒学者が山田方谷でございます。晩年を大佐で過ごしたということで、郷土の偉人として知られておるところでございます。そこで、大佐の市民有志の皆さんは、12月、方谷の子孫の方を招いてまちづくりの講演会をしたいということで計画をされておられます。  一方の新見藩の藩校、思誠館で方谷を5歳のときから教育した、教えたのが丸川松陰でございます。こちらも新見市街地の市民の皆さん、そして奉仕団体が一緒になって10月に歴史講談というおもしろい取り組み、講談会をやるという、こういったイベントも計画されておられます。こういった市民の中で、郷土の偉人に対する顕彰の機運が盛り上がっているところでございますので、新見市としてもどういった考えをお持ちかというのをまずお答えをいただきたいと思います。  2点目で、それを踏まえて学校教育導入への取り組みはどうなっているのかということで、郷土の偉人である方谷や松陰の功績、これを学校の教育現場では子供たちに伝承されておられるかどうかということをお尋ねしておきたいと思います。  続いて、3点目で、これを生かしまして観光振興に向けて、フィルムコミッションという組織がありますので、この活動の現状がどうなっているのかということをお聞きしておきたいと思います。最近は、ほとんど動きがちょっと見えておりませんし、活動を聞いてないんですが、現状がどうなっているかということを含めてお尋ねをしておきたいと思います。  4点目、それを踏まえまして、テレビ大河ドラマの誘致活動を目指す考えがないかというのを聞いておきたいと思います。提案ですが、提案を込めて御質問しておきたいと思います。今回の私の質問の目玉でもあるというふうに自負しておりますが、方谷のNHKの大河ドラマの誘致運動をやろうじゃないかと、夢として提案をしておきたいと思います。いかがでしょうか。こういった盛り上がっている顕彰の機運をさらにさらにバージョンアップしまして、例えば高梁市などと連携してこの夢を実現させることができれば、町が元気になるし、振興に役立っていくもんと思います。いかがでございますでしょうか。  以上で1回目の質問を終わります。 119 ◯議長(羽場純三君) 村上伸祐議員の一般質問に対する答弁を求めます。 120 ◯市長(石垣正夫君) ただいまの私の政治姿勢についてでございます。公約達成度ということがございました。選挙の際には、市民の皆さんに示しました公約につきましては重点的に取り組むこととしておりました。6項目を上げて、すべて実施することができたと思っております。  今、国民はマニフェストという守らない約束のようなイメージがついてしまったことは、非常に残念に思っております。私の場合、確実に実施することができております。例えば、中学校卒業までの医療費無料化や人間ドックの助成、女性のがん検診等、助成実施いたしました。幼稚園、保育園の見直しと充実につきましても、神代保育所を充実させ認定こども園に、また蚊家と大田への僻地保育所を統合し、新砥保育所を新設いたしました。さらに熊谷地区におきましては、東部地域の認定こども園として整備するよう進めておる状況でございます。地域交通の充実につきましては、本年6月から市内循環バスを運行しておりまして、またふれあい送迎バスの運行を現行の17路線からさらに6路線の充実を図ってまいっております。  長年の懸案でありました陸上競技場、サッカー場、テニスコートを整備することができました。また、積極財政につきましても、地域経済の活性化につきましては、公共工事以外にも地域商品券、プレミアムに対する助成や市内中小企業の資金確保、雇用安定に対する補助など積極的に行い、経済の活性化を図ってまいりました。  2番目の残り任期1年半で達成すべき重点施策は何かということでございます。本市を取り巻く厳しい社会経済状況を十分認識し、昨年報道されました財政健全化度、全国第2位という実績に甘んずることなく、今後も引き続き徹底した行財政改革を進めながら、効率的な行政運営に努めます。また、財政基盤の強化を図る一方、国等からの財源確保に努め、国の動向を見きわめながら、経済対策を最優先課題として積極的に推進してまいります。  また、平成22年度におきましても策定いたしました新見市総合振興計画後期実施計画や新見市過疎地域自立促進市町村計画に掲げました施策のうち、特に子育て支援や医療・福祉の充実、教育環境の整備、地域交通の充実などに重点を置き、新見市総合振興計画に掲げる将来都市像「豊かさの実感 安全・快適・情報文化都市 にいみ」の実現に向けて誠心誠意取り組んでまいる考えでございます。  次に、お出かけ市長室、市長とのフリートークの中で、市民にどう情報を伝えたかということでございます。市政懇談会、お出かけ市長室や市長とフリートークは公聴事業として、市民の皆さんからの意見や提言を直接お聞きする場として実施してまいっております。その中で、市の状況や各種事業などについて報告をいたしております。報告につきましては、市民の皆さんにわかりやすく聞いていただけるよう努力してまいったところでございます。  以上でございます。 121 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 122 ◯2番(村上伸祐君) 当然ながら、市長みずからお答えをいただきましてありがとうございます。マニフェストの重点の6項目、すべて実施できたという御答弁でございます。その中身につきましては私も承知しておりますし、取り組みに対しましてはほぼ取り組んでおられるというふうに思います。ただ、達成度といいますか、自己採点で何点ぐらいの評価っていうのはもう一遍お尋ねをしておきたいと思います。100点満点で100点でございますでしょうか。 123 ◯市長(石垣正夫君) 今私が説明したとおりでございますので、それは村上議員のほうから点数つけていただければ結構だと思います。 124 ◯議長(羽場純三君) 村上伸祐議員。 125 ◯2番(村上伸祐君) わかりました。私もかなり点数は高いというふうには思うんですが、そのやられたこと自体は今後みんなでその辺も評価をしていきたいと思います。  残り任期の1年半で達成したい重点の施策というとこの御答弁の中で、財政健全度が全国2位に甘んじることなくということを、これは3点目でも聞こうと思いよったんですが、言われました。この文言が市長もあちこちで言われるもんですから、ひとり歩きといいますか、ちょっと市民に誤解を生んでおりまして、タウンミーティングで歩いてみましても、新見市の財政はええんじゃなあと、全国2位になるぐらいすばらしいんじゃなという、ちょっと誤解を招くようなことも言われたりしますんで、この点がちょっとどうかなというふうに感じております。経済対策を最優先課題で後期計画にもしっかり取り組んでいきたいというに言われております。この点は十分理解できるところでございますが、豊かさを実感できるような目標というふうに掲げられております。なかなか今市民、豊かさを実感できてないんですけど、この点もう一遍市長、どういう豊かさを実感できる施策を本当に考えておられるかというのをお答えください。 126 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 127 ◯市長(石垣正夫君) 豊かさの実感というのは、経済対策が重要課題で今やっておるというのは説明したとおりでございますが、新見市はよそに先駆けまして経済対策はかなり独自にやっておるような状況でございまして、これからは国や県がしなきゃいけないです。新見市は、国や県がやらないからこの経済対策やこをやったような状況なんです。国がやれば新見市せんでもいいんです。それから、子育て支援やいろんなことも先駆けてやっております。だから、新見市は今のところよそに先駆けて負けないよう職員一同努力しておるということであります。  豊かさの実感というのは、これはとりようがあるから一概に言えんのですわね。家でじっとして、もう何も近所もつき合いせんでもええという豊かさの実感、苦労して一生懸命皆さんの間へ入ってものを解決して地域をよくしようというんも豊かさの実感。だから、我々は平均して、市民が豊かさの実感ができるようにというのは、先ほど話をしました政策なんですわね。それをできるだけ努力して、それに市民が反応していただいて、いろいろやっていただくということだと思います。  以上です。 128 ◯議長(羽場純三君) 村上伸祐議員。 129 ◯2番(村上伸祐君) 市長の言われる豊かさの基準というのはそういうことだというのは理解はできるんですが、私が感じる豊かさというのは、やっぱり幸せ感だと思います、新見市に住んでよかったと思える。  で、8月号の市報からちょっと今ショッキングな事態になっております。一番後ろのページに、人口数が載っておるわけですが、ほとんどの皆さんもうお気づきになっとると思いますが、人口3万4,000人を割りました。3万3,900台になっとります。平成17年の合併当時、3万7,000台でしたので、今3万4,000を割って、3万3,900人台という恐るべき数字がついに突入してしまいました。このことをやっぱり一番危惧するわけでございます。一生懸命市長もやられとるのはわかります。が、人口減に歯どめがかからない、定住も進まない、働く場がない、雇用の場がない、企業誘致は実現しない、この辺でございます。残る1年半、この企業誘致を含めて過疎対策、本当に本腰を入れていかなくてはならんというふうに私も考えております。  午前中も同僚議員が職員の資質向上も含めて御提案をされました。執行部も我々議会も職員の皆さんも一丸となって、本当に危機感を持って過疎対策取り組んでいかんと大変なことになるというふうに思います。何か新見の町からどんどんどんどん活気が私は失われておるような気がしてなりません。これはもう御答弁は結構ですんで、一緒になって考えていきたいというふうに思っております。  このお出かけ市長室とフリートーク、この中で先ほどもありましたが、直接市民からそういう意見をお聞きする場ということで評価はしております。ですが、ペーパーで資料をわかりやすくしたものを配られるとか、そういった努力はされておるんでしょうか。そりゃ市長も政治家ですから、しゃべりは上手で伝わるという部分はわかります。ですけども、やっぱりきちっとそういった資料も含めて御説明をされて、新見市の姿はこうなんですよというのをやられるべきだと私は思います。財政は全国で2位なんじゃ、防災公園は5%でできたんじゃと、そういう説明ではやっぱり私は、私らがフリートークで出かけていってやりよる説明と食い違うわけなんです。本当のことを伝える努力をしていただきたいと、こういうに思いますが、いかがでしょうか。 130 ◯市長(石垣正夫君) 人口減というのは、私も非常に悩んでおる一人でございます。しかし、全国的にもう人口減になっておると。これは理由にならないと、努力するのはございますが、隣の市もうち以上に減っておるんですよね、ずっと。だから、どこも一生懸命やっておっても今自然減で非常に困っておるというような状況で、そこで今まででも西部等に地域、こういう僻地のところにいかに光を当てていただけるか、県も一緒なんですわね、一緒なんですよ。言っておる、そういうことをお願いしておるんですが、なかなかそういう予算はないと。大都市向きばかりでございます。公共工事でもそうでございます。必要な公共工事でも全部なくなる。これは本当に経済に大きなマイナスでございます。我々はぜいたくな公共工事はしておりません。こういうことも大きな人口減になっておるというのは間違いないと。この点につきましては、今後も努力してまいりたいという気がいたしております。  そういうことで、企業誘致も非常に難しくてどこも困っとる。高梁ぐらいの位置でしたら、私もかなりできると思います。自動車産業とかいろんなもんができるんですけど、やっぱり高梁と新見では運搬距離、それから付加価値の高いものしかできませんので、そういう意味でも新見市はハンディを受けておるというような状況であります。  財政健全化、全国第2位の説明につきましては、関西社会経済研究所が分析して発表されたもので、新聞記事をそのまま皆さんにお知らせしたとおりでございます。  以上でございます。 131 ◯議長(羽場純三君) 市長、フリートーク、資料を持っての御説明はできないかということです。 132 ◯市長(石垣正夫君) 私は、資料出して書いて、それを読むことはいいんですけど、そういうもんじゃ本当のあれが出んのです。それですから、皆さんが説明しているときは、私は資料を持ってきちっと読みますけど、例えば財政でも、こんなの細かく何が何ぼ言うても市民の方はほとんどそういう質問はないんです。何を言われるかは、自分の身近な困ったこと、また市政どう考えておるか、国の様子がどうかというようなことがほとんどそういうことが多いんで、市民の身近なこと、それを一々こっちが配って向こうが何を考えとるかわからんものをこっちへ一律的に説明するというのは余り考えてない。例えば井戸端会議と一緒なんです。それで、市民の皆さんがすばらしい意見を。一番早いのが神郷で、あそこが幼稚園がないということで、若い女性が18人ぐらい寄っていただいていろいろしました。そこらでも、本当に素直な気持ちで聞かせていただきましてやったんですが、私が一々ペーパー書いて、これを説明しまして出したらどうかというたら、意見も出ませんわ。だから、私はそういうことで説明しておるという感じでございます。 133 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 134 ◯2番(村上伸祐君) なかなかかみ合わないわけですが、やられてる取り組みについては評価をいたします。今後もそういった正しい、きちんとよく伝わるような方法を考えて進めていただければと思います。  経済対策で今後も新見市を元気にしていくという御答弁でございますので、やっぱり再生可能な部分へ投資をされて、町が元気になるような公共事業、投資を考えていただいて経済対策、ぜひその点をみんなで知恵を絞って進めていただければと思います。  午前中も同僚議員が言いましたとおり、5期20年市長務められることになるわけで、ともすればみんなが何も言えなくなってるような、職員の方含めて、そういう風通しがやや悪くなってるような雰囲気が漂います。組織が硬直しているような私は感じがしております。ですんで、若い職員の優秀な皆さん、どんどん提案を伸び伸びしていただくような環境をつくっていただきたいというふうに思います。  それから、いま一点は、市長の政治姿勢の項ですので、いいかと思いますが、きのうの我々議員に対する同僚議員への発言ありましたが、あなたに賛成してもらおうとは思わないと、これはちょっと私聞いとってがっかりしました。市長尊敬しとるわけですんで、こういうことはぜひ反省をしていただいて、一緒になってやりましょうというスタンスでぜひ取り組んでいただきたいと、これももう答弁は結構でございます。  そういうふうに申し添えて、次に行きたいと思います。  2項目め、関連しますんで、情報公開のほうに移ってください。 135 ◯議長(羽場純三君) しばらく休憩します。                             午後1時54分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後2時4分  開 議 136 ◯議長(羽場純三君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  一般質問を行います。  村上伸祐議員の2項目の質問に対する執行部の答弁を求めます。 137 ◯総務部長(新持 正君) 2項目めの1点目でございますが、市長交際費の支出につきましては、平成22年3月に新見市長交際費の支出基準及び公表に関する要綱を策定しまして、当月の支出分を翌月15日までに公表することとしており、平成22年4月の支出分から、毎月市のホームページで広く一般に公開をしておるところでございます。公開している内容につきましては、同要綱に基づきまして、支出年月日、支出金額、支出区分及び支出内容といたしております。なお、予算額につきましては22年度決算ですが、150万円に対し、決算額は54万2,776円でございます。  次に、2点目でございますが、部長、支局長交際費につきましては、市政運営に関する会合等へ出席する必要がある場合に、その主催者等に対して、市長交際費の支出区分に準じまして、適正に支出いたしております。22年度の予算、決算の状況でございますが、部長交際費につきましては、予算額80万円に対しまして30万4,217円でございます。それから、支局長交際費につきましては、予算額40万円に対して決算額25万4,460円となっております。  それから、3点目でございますが、部長、支局長交際費につきましては、部長、支局長がその職務上、各種会合等に出席するケースが多いことから、市政を運営する上で今後も必要な経費と考えております。市長が職務上支出する交際費と部長、支局長が職務上支出する交際費は明確に区分して管理しておりますので、今後も部長、支局長交際費を廃止して市長交際費に一本化する考えはございません。  それから、4点目でございますが、本市の情報公開制度は合併前の旧新見市におきまして、当時としては県内でも早い時期から情報公開条例の制定に取り組んでおり、現在は現行の新見市情報公開条例等に基づき、適切に運用いたしております。昨年度の情報公開請求件数も、近隣の市では20件前後であるのに対し、本市では50件以上に対応しており、公開請求に対しましては前向きに取り組んでおるとこであります。閲覧手数料300円につきましては、国の情報公開制度の基準どおりとなっており、情報公開を著しく阻害するものでないことから、現在のところ見直す予定はございません。公文書開示は、特定の方に対するサービスの提供であります。その手数料を無料とすることは、その行政コストを他の市民の方に負担を転嫁することとなりますので、負担の公平性の観点からも妥当でないというふうに考えております。  以上でございます。 138 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 139 ◯2番(村上伸祐君) まず、1点目の市長交際費の公開につきましては、22年4月からホームページ上で公開をされておると。これは理解をしております。金額とか内容についても承知をしておるところではございますが、次の部長交際費、支局長交際費とも絡みまして、部長交際費とか支局長交際費というのはいつからできたものですかね。合併前からあった、支局長という名称はないでしょうが、どの辺からできたものなんでしょうか。 140 ◯総務部長(新持 正君) 時期としては、私も定かには記憶しておりませんが、旧市からずっとこういったものは設けておりました。  以上です。 141 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 142 ◯2番(村上伸祐君) 金額について、今回私は議論にするつもりはありません。ただ、市政運営で、各種会合に出席するという、その場合に市長に準じて支出をする。結局、市長のかわりに部長、支局長が行かれるんじゃないかと思うんですが、そこら辺の違いというのは何なんですか。市長のかわりに行かれるんであれば、市長交際費を使われたらいいんじゃないかと私は思うんですけど。 143 ◯総務部長(新持 正君) 各種会合といいましても、当然市長が出席するものは市長交際費、それから部長が出席を求められる場合がございます、そういった会合等。具体的に申しますと、地域行事でありますとか敬老会等、これは部長としても出席を求められるものがございます。ですから、市長代理というような形ではなくて、部長の出席、支局長の出席、そういったものがありますので、そこは区分いたしております。  以上です。 144 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 145 ◯2番(村上伸祐君) なかなか前回に通じて、ここがかみ合わないとこなんですが、職員である部長、支局長に本来必要なのかどうかというのが、私はちょっと理解できないんです。前回も指摘をしましたが、近隣、ほかの市町村、岡山とか倉敷とか高梁、真庭なども部長交際費というのはありません。逆に問い合わせをすると、何で新見はそんなもんがあるんですかと聞かれたりしました。ですんで、やっぱり普通一般市民感覚でいうと、ここは理解できない部分だと思います。ぜひ一本化することを検討していただきたいと思いますが、今までは全くされてないということでよろしいですか、検討は。 146 ◯総務部長(新持 正君) 検討というんですか、先ほど説明したような状況でございますので、部長あるいは支局長交際費と市長の交際費はそのように区分しております。  それから、地域の会合等というのは、これまで特に合併から7年目を迎えておりますが、地域の一体感の醸成であるとか、そういったものもありまして、より地域とのそういった会合を通じまして、市民と行政とのつながりを深めていくというようなことで、逆にいろんな団体からも出席を求められるケースございますので、そのように区分をいたしております。  以上です。 147 ◯議長(羽場純三君) 村上伸祐議員。 148 ◯2番(村上伸祐君) なかなか理解できないとこなんですが、使うなと言ってるわけではないんで、金額とやかく言ってません。やっぱり市長交際費はガラス張りにされとる。部長、支局長交際費は違うとこに置いといて使われるという、同じように公開をされたら私はええんじゃないかと思うんです。  ちょっとここに支局長4人いらっしゃるんで、部長はいつも答弁されますんで、当事者の支局長にお尋ねしてよろしいですかね、議長。この交際費を実際使われるわけですけども、必要なものかどうかだけで結構です。と思われるかどうかだけで。 149 ◯議長(羽場純三君) その質問ですね。 150 ◯2番(村上伸祐君) お尋ねをします。支局長4人の方に、交際費、必要であるか否かだけお答えください。 151 ◯大佐支局長(森岡繁信君) 私は必要と思っております。 152 ◯議長(羽場純三君) 順番にどうぞ。 153 ◯神郷支局長(大月幸子君) 私も先ほど大佐の支局長がおっしゃいましたけれども、支局それぞれの実情等もございまして、市長にすべてが案内が行くわけではなくて、支局長として出席をさせていただくことがございますので、必要と考えております。 154 ◯哲多支局長(古米靜枝君) 他の支局長と同じで必要であると認識しております。 155 ◯哲西支局長(矢田貝利治君) 必要と考えております。 156 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 157 ◯2番(村上伸祐君) あえて聞かせていただきましたが、想定どおりの答えなんで、私も百歩譲って、支局長の場合は緊急で出席するケースもありますんで、あってもいいのかなというふうに思ったりもします。そうはいいましても、部長、支局長一体のもんでございますんで、ぜひ今後検討をしていただいて、市長交際費とまとめてガラス張りでやりましょうやと、市民からの税金ですのでガラス張りで運営していくという方向で御検討をぜひいただければと思います。  それから、オンブズマンの指摘、これでございますが、これの調査ポイントというのは我々議会側の項目もあります。議会側が議事録をちゃんと公開しているか、委員会も含めてですね、それから本会議、委員会、中継、テレビが映すだけじゃポイント低いんですよね。みずからインターネットの時代ですから、インターネットで中継をしとるかという部分も入っております。ですので、我々議会側も含めて情報公開、このオンブズマンの調査には改善をしていかないけん部分もございます。  閲覧手数料の300円、これにつきましては新見市だけが取っておる。これ前回も指摘しましたが、もうええんじゃないかな、取らんでもと思うんですよ。県下の15市、県を含めて16、15か、取っておらんわけですから、これやめて何の弊害が、1人の人がようけえとるという御答弁でしたけども以前は、これは県下全域にそういう人もおるかもしれませんけど、50件の申請がある、多いということはそれだけ公開をされてないから閲覧したいというふうに来られとんじゃないかなと、そういうふうにとれるんですが、いかがでしょうか。 158 ◯総務部長(新持 正君) 先ほど申し上げましたように、閲覧手数料の300円というのは、国のほうでそういう基準を設けられまして定めたもんでありまして、逆に他市が取られてないというのが私は不思議でいけんのんですが、それから公文書の開示というのは、手数料とか負担金というのは、負担の公平性を図るために受益される方がやはり負担していただくべきというふうに私は考えております。したがいまして、現行のこの300円というのは当然継続させていただきたいというふうに思っております。  それから、50件の開示請求の多さなんですが、内容的に多くの方が来られればいいんですが、中身としましては非常に限られた方というふうなこともありまして、県内他市のケースを聞きましても、ある一定の方が急激に年間数百回にわたって開示請求を求められるというふうなケースもあるようでございますので、そうなってまいりますと、やはり対応する行政の負担も非常に大きくなってくるもんでございます。ですから、公開制度があるんで、皆さんこの基準に基づきまして開示請求なりをしていただきたいというふうに考えております。  以上です。 159 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 160 ◯2番(村上伸祐君) 時間もだんだんなくなってきますので、なかなか議論かみ合わないところですが、よそも取っていない、コピー代は当然取りゃええと思うんですよ。ですんで、閲覧手数料についてはまた今後も議論をしていきたいと思います。情報を公開するのは、みずからするという姿勢にしたらいいじゃないですか。そう私は思います。  続きまして、次の項目に入ってください。 161 ◯議長(羽場純三君) 3項目めの質問に対する答弁を求めます。 162 ◯産業部長(羽場洋一君) 3項目めの鳥獣対策についての中で、2点目でございますが、鳥獣被害防止計画でございますが、この計画は3年ごとに策定することとなっておりまして、本市につきましては平成20年度に岡山県で最初に新見市鳥獣被害防止計画を策定しております。本年度新たに策定をし、ホームページで公表しております。  この概要でございますが、対象鳥獣の種類、それから被害防止の期間などと、それから対象地域を定めて有害鳥獣駆除班と連携を密に行い、広域的な駆除を行うことによって、農作物の被害の減少を図るということにしております。  3点目のモンキードッグのことですが、これは林議員にお答えしたとおりでございます。モンキードッグについての説明ということでございましたが、モンキードッグについては、適切なしつけや訓練がなされ、人の生命、身体、財産に危害を加え、人に迷惑を及ぼし、自然環境保全上の問題を生じさせるおそれのないこと、そういった条件がありまして、どういったものをやっていくのかということですが、地域で飼育されている犬の中から条件に合う犬を育成、訓練をして、認定試験を行って運用可能と判断された犬をモンキードッグとして認定をするものでございます。  以上でございます。 163 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 164 ◯2番(村上伸祐君) この項目につきましては、初日の林議員の答弁でかなり理解ができておりますので、ただその鳥獣被害防止計画、これをつくられておる、ここで23年度見直しをかけられて、さらに25年度までの3年間つくられたわけですが、委員会に対しても説明をしていただいておりません。ですので、これも情報公開ではないですが、きちっと計画をつくられたら説明をしていただきたいというふうに申し添えておきたいと思います。ぜひ、モンキードッグ事業、効果があるようですので、前向きに取り組んでいただきたいというふうに研究をしていただきたいというふうに申し伝えまして、次に行きたいと思います。  4項目めをお願いします。 165 ◯議長(羽場純三君) 4項目めの質問に対する答弁を求めます。 166 ◯教育部長小村幸男君) 4項目めの郷土の偉人教育、町の振興策についてということで、1点目の山田方谷や丸川松陰顕彰の動きが起きておるが新見市の考えはということでございます。  従来より新見市では、山田方谷や丸川松陰については広く市民の方に、学問にすぐれた歴史上の人物として周知されているところであります。新見市内では、その偉業を伝えるいろいろな施設があり、新見市ホームページでの啓発、新見市役所前庭には新見ライオンズクラブ創立50周年事業により寄贈された山田方谷、丸川松陰のブロンズ像があり、市民に広く功績を伝えているところであります。  2点目の学校教育導入への取り組みはでございますが、学校教育へ取り入れたらどうかということですが、現行の学習指導要領には、社会科学習において地域の成り立ちについて学習しておりますし、総合的な学習の時間では、それぞれの学校で学習のねらいや内容に応じて、地域の歴史や特色にかかわる学習に取り組んでいる事例もあります。郷土の偉人学習では、市内の小・中学校社会科部会が作成した「私たちの新見市」「郷土の人物」という冊子を活用して、丸川松陰や山田方谷が残した功績について学習を行っており、ほかにも新見市にゆかりの深い太田辰五郎、山室軍平なども社会科や総合的な学習の時間において、同様に学習しております。  以上でございます。
    167 ◯産業部長(羽場洋一君) 3点目でございますが、新見フィルムコミッションは、市内で行われる映画、テレビなどのロケーションを支援することを目的に、平成18年4月に設立したものです。事務局は市役所、商工観光課で行っております。昨年度は総会が開催できずに御迷惑をおかけしております。10月中には総会を開催し、積極的にロケ候補地の情報提供などを行ってまいりたいと考えております。  4点目でございますが、議員は山田方谷を主人公にした大河ドラマの誘致ということでございますが、新見市としましてはドラマの誘致を行う場合は、郷土の偉人、例えば太田辰五郎、山室軍平、丸川松陰などを取り上げていただくようフィルムコミッションを窓口として働きかけてまいりたいと考えております。  以上でございます。 168 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 169 ◯2番(村上伸祐君) 教育委員会さんの御答弁で1点目、2点目、山田方谷や丸川松陰顕彰の動きに対して、どういう考えかというのをお聞きしたんですが、ブロンズ像があるじゃないかとか、そういうお答えだったように思います。今後どういった形で市民のそういう活動を支援していく、さらに一緒になってそういった顕彰、偉人の伝承について支えていくというか、まちづくりにつなげていくかという、教育的な観点からのお考えをもう少しお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。 170 ◯議長(羽場純三君) 答弁を求めます。 171 ◯教育部長小村幸男君) 今議員さんおっしゃられましたように、山田方谷、丸川松陰の顕彰の中で、今度講演会であるとか、そういったものが計画されておるというのをお聞きいたしました。大変意義があるものと考えております。行政がもちろんすることもあると思いますが、こういった自主的な活動が市民の中で起こるというのが一番私は大事なことだろうというふうに考えております。逆に言いますと、そうして市民の方々がやられることによって、本当にそういった方々の偉業が市民の方に浸透しとるというふうに考えておりますので、こういった点では、そういった広がりを市民の方が元気を出していただいてしていただけるということが一番大事だろうと考えております。そういった中で、市がすることがあれば、またそれは推進をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 172 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 173 ◯2番(村上伸祐君) 部長言われるとおりだと思います。やっぱり市民がみずからそういったことを元気を出してやっていくという、これはもちろんそうでございます。ただ行政側としても、例えば何かパンフレットをつくりたいとか、そういったことにはしっかり協力していく、そういった姿勢をお願いをしておきたいというふうに思います。  副読本でも教えてるというのをお聞きしとるんで、そこら辺の紹介をしていただけませんか。 174 ◯教育部長小村幸男君) 紹介という意味がよくわかりませんが、今お話ししましたように、小・中学校の先生方で社会科部会というのがございまして、そういった中に私たちの新見市でありますとか、郷土の人物についてそういったことを取りまとめた冊子がございます。それを活用して、そういった先ほど申しましたような社会科や総合的な学習の中で教材として使っていっているということでございます。  それと、これは山田方谷に限定されるかもわかりませんけど、刑部小学校でありますとか田治部小学校、それから大佐中、いよいよ地元でございまして、そういった中でそれぞれ小・中学校でそういった時間を持って学習をしとるという状況でございます。  以上でございます。 175 ◯議長(羽場純三君) 再質問ございますか。村上伸祐議員。 176 ◯2番(村上伸祐君) 学校教育にもしっかり取り入れていただいて、郷土の偉人の教育をお願いしておきたいと思います。  フィルムコミッションにつきましては、活動がとまっとるということでおしりをたたいておきたいと思います。商工観光課がずっと事務局を持っておられるということなのがそもそもどうなのかという気もします。観光協会も独立したことですし、検討をしていただければと思います。  それから、大河ドラマ、この誘致はぜひとも私は山田方谷で実現をさせたいというふうに思っております。方谷の言葉、至誠惻怛というのがあります。大好きな言葉でございます。  今回の議会、ちょっと後味が悪い言葉が出たりして、この至誠惻怛、誠意を持って人と接し、慈しみを持って当たるという部分が欠けとったような気がします。また改めて議論していきたいと思います。  終わります。 177 ◯議長(羽場純三君) これをもちまして村上伸祐議員の一般質問を終わります。  お諮りします。一般質問はこの程度で打ち切りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 178 ◯議長(羽場純三君) 御異議なしと認めます。よって、一般質問はこれで打ち切ります。          ──────────────────────── 日程第2  陳情事件上程 179 ◯議長(羽場純三君) 日程第2に入ります。  既に受理しております陳情1件を議題といたします。  しばらく休憩いたします。                             午後3時30分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後3時31分  開 議 180 ◯議長(羽場純三君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第3  議案及び陳情事件を各常任委員会に付託 181 ◯議長(羽場純三君) 日程第3に入ります。  お諮りします。ただいま議題となっております決算第1号から同第14号までの14議案、条例第31号から同第35号までの5議案、予算第32号から同第37号までの6議案及び議案第31号から同37号までの7議案並びに陳情1件は、配付しております付託表のとおり、その審査を各所管の委員会に付託いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 182 ◯議長(羽場純三君) 御異議なしと認めます。よって、付託表のとおりそれぞれの委員会に付託いたします。  お諮りします。明15日から9月26日までの12日間は、議案等調査のため本会議を休会いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 183 ◯議長(羽場純三君) 御異議なしと認めます。よって、12日間は休会することに決定されました。  次の本会議は9月27日午前10時に開きます。  以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午後3時32分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....