なお、1点つけ加えさせていただきますが、議第143号につきましては反対の御討論がお一人ございましたので、採決をした結果、賛成4人ということで賛成多数で可決をし、決定をいたしております。
2の報告の
部、報第8号市長の専決処分した予算について(平成21年度新見市
一般会計補正予算(第3号))、本議案については当局の説明を聴取し、
慎重審査の結果、原案のとおり承認することに決定をいたしました。
3、
調査事件について、調査第1号財産の
管理運営について、調査第2号財源の確保に伴う財政面の調査について、調査第3
号行政機構の改善について、調査第4号消防・
防災等市民の保護に関する事項について、調査第5
号情報政策に関する事項について、調査第6
号地域づくりに関する事項について、調査第7
号総務企画に関する
懸案事項について、以上7件は閉会中調査研究することに決定をいたしました。どうか御賛同のほどよろしくお願いを申し上げます。
以上で御報告を終わります。
5
◯議長(
面田照雄君) ただいまの
総務常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。──ないようですから
総務常任委員長の報告を終わります。
次に、
文教市民生活常任委員長に報告願います。10番
池田一二三委員長。
〔10番
池田一二三君 登壇〕
6 ◯10番(
池田一二三君) おはようございます。
常任委員会の経過及び結果について御報告申し上げます。
平成21年9月30日、
新見市議会議長面田照雄殿。
新見市議会文教市民生活常任委員会委員長池田一二三。
常任委員会の経過及び結果について報告をいたします。
文教市民生活常任委員会に付託された事件について、審査及び調査の経過及び結果を次のとおり報告いたします。
記、1、議案の
部、議第130
号平成20年度新見市
診療所特別会計歳入歳出決算、議第132
号平成20年度新見市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議第133
号平成20年度新見市
介護保険特別会計歳入歳出決算、議第134
号平成20年度新見市
老人保健医療特別会計歳入歳出決算、議第135
号平成20年度新見市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、議第146
号新見市
国民健康保険条例の一部を改正する条例、議第147
号新見市
介護保険条例の一部を改正する条例、議第148
号新見市
たたら製鉄操業施設条例、議第150
号平成21年度新見市
一般会計補正予算(第4号)、第1条(
歳入歳出予算の補正)第1項及び第2項中、第1
表歳出のうち、2
総務費(
総務費の
関係部分)、3民生費、4衛生費、7
商工費(
商工費の
関係部分)、8
土木費(
土木費の
関係部分)、10教育費、議第151
号平成21年度新見市
診療所特別会計補正予算(第2号)、議第152
号平成21年度新見市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議第153
号平成21年度新見市
介護保険特別会計補正予算(第2号)、議第158号字の区域・名称の変更について、議第162
号新見市
高齢者センターの
指定管理者の指定について、各議案について当局の説明を聴取し、
慎重審査の結果、原案のとおり可決及び認定することに決定をいたしました。
意見がありましたので、申し添えておきます。
付託を受けました議第150
号平成21年度
一般会計補正予算(第4号)、歳出10
款教育費、2項
小学校費の中の
福本小・中学校の
関係部分につきまして、
委員会の
慎重審議の結果、可決としておりますが、執行に当たっては
地域関係者の動向を十分配慮するよう意見がございました。
2、請願・陳情の
部、陳情第1
号介護保険制度の要
介護認定方式変更の見直しを求める陳情、陳情第2
号後期高齢者医療での「資格証」の発行をしないよう求める陳情、以上2件は閉会中
継続審査とすることに決定をいたしました。
3、
調査事件、調査第1
号国民健康保険事業の充実について、調査第2
号介護保険事業の充実について、調査第3
号環境衛生施設整備について、調査第4
号環境保全及び
公害対策について、調査第5
号社会福祉事業の充実について、調査第6号保健、医療の充実について、調査第7
号学校教育について、調査第8
号学校統廃合について、調査第9
号社会教育・文化・体育の充実について、調査第10
号教育施設整備及び
教育予算の充実について、調査第11号文教・
市民生活に関する
懸案事項について、以上11件は閉会中調査研究することに決定をいたしました。
以上、御報告いたします。御賛同のほどよろしくお願いを申し上げます。
7
◯議長(
面田照雄君) ただいまの
文教市民生活常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。6番
小郷昌一議員。
8 ◯6番(
小郷昌一君) 先ほど
委員長の報告に意見をつけておられましたが、そのことについてお尋ねをいたします。
議第150号、第1
表歳出のうち教育費、
小学校教育費、
小学校管理費の15
工事請負費、
施設解体撤去工事費3,450万円、これについて
福本小・中学校の解体ということでございますが、学校として使われなくなってからこの解体の
撤去費用を上げるまで、どのような
利活用の検討をされていたか、それからまたもう一点は、この工事費で撤去ができるものかどうか、
耐震設計とか、そういう立派な
小・中学校を建てられたときには10億円前後はかかっとると思います。そういった関係上、解体するにしても、先ほどする予算を上げられておりますが、意見にありましたように地域の意見というようなことでありますが、地域と行政がどのように会合され、
利活用を相談されたか、その点を説明願います。
9
◯議長(
面田照雄君) ただいまの
小郷昌一議員の質疑に答弁願います。
池田委員長。
10 ◯10番(
池田一二三君) 解体までの経過、なぜその
利活用に至らなかったか、その経過のことについて、まずお答えをしたいと思います。
平成17年度に
福本中学校が新見第一中に統合になりました。休校してくださいということで、2年間ほど休校という状態であったということでございます。それは休校ということは使うことができない状況であったということでございます。
それからもう一つは、19年度には今度は小学校が
上市小学校に統合になりました。それから借地問題の解消にかかられたわけでございますけれども、この解消がないと
利活用にはいかないということで、値下げのところからお願いしたというようなことの経緯があるようでございます。
それで、新見市の
統廃合計画、
学校統廃合問題調査特別委員会の答申に、学校の借地については、その借地問題の解決に、まず努力することという項目がございまして、借地の問題が解消しない限り
利活用はないと、
利活用以前に、まず借地の問題に取り組んだということでございます。以前より、3年ごとの
契約更新時には借地料を下げるような話を交渉してきたそうでございますけれども、
地権者の皆様は下げるわけにはなかなかいかないというようなことで、同額で契約を続けておられたということでございます。
それで、あとは
学校目的が終わったということで、この
維持管理費として年間300万円支払い続けるということは、行政としてそれに見合う
活用方法がないということで、やむなく解体という結論に達したということでございました。
それから2点目は、この
解体撤去工事費3,450万円の件でございますけれども、体育館を含めて更地にするということでございました。その後の土地の形状につきましては、この更地がよいのか、それとも田畑に形状を戻していくのか、それは
地権者の方と協議の問題が残っているということで、先によっては、
地権者の方との
話し合いによってはまたそういった予算が必要かもわかりません。そのように審査の経過を報告します。
11
◯議長(
面田照雄君) 再質疑ございますか。6番
小郷昌一議員。
12 ◯6番(
小郷昌一君) 大体のことはわかりましたが、地代がかかるということが一番ネックになっとるということで、これは
地権者と執行
部の話ということだけで、地域全体を含めた話はなかったわけでしょうか。
それからまた、先ほどの解体の件につきましては、これより上回る可能性もあるということで了解してよろしいでしょうか。
13
◯議長(
面田照雄君) ただいまの
小郷昌一議員の再質疑に対する答弁願います。
池田委員長。
14 ◯10番(
池田一二三君) 地域全体での
話し合いという件でございますけれども、執行
部としましては、その土地の問題が解決をしない限り、
利活用のことは考えられないという前提で進めてきたという御答弁でございました。
それから、
解体工事費の件でございますけれども、先ほども答弁しましたように、その
地権者との
話し合いによってはそういったものも、今後形状をもとに戻すということになれば、そういった予算がついてくるかもわからないというふうな感じを受けました。
以上、報告いたします。
15
◯議長(
面田照雄君) 再々質疑ございますか。(「よろしい」と6番小郷君の声あり)
ほかにございませんか。5番
塚本陽満議員。
16 ◯5番(
塚本陽満君) 先ほどの
関連質疑ですけれど、
委員会では
全会一致ですか、どうですかとか、それとか
校舎部分とか部分的に撤去するという質疑が出ましたかどうか、その2点をお伺いいたします。
17
◯議長(
面田照雄君) ただいまの
塚本陽満議員の質疑に答弁願います。
池田委員長。
18 ◯10番(
池田一二三君)
部分撤去という観点での御質疑は全くございませんし、そういう御意見もございませんでした。
それから、この採決の状況でございますけれども、可とする者が5名、そして否とする者が1名ということで多数で可決としております。
19
◯議長(
面田照雄君) 再質疑ございますか。5番
塚本陽満議員。
20 ◯5番(
塚本陽満君) 先ほどは
部分撤去の話はなかったということです。また、否は1名ということで、あとは全員が承認ということでございますけど、どういう意見がつけ加えられて否となったかということをお尋ねいたします。
21
◯議長(
面田照雄君) ただいまの
塚本議員の再質疑に答弁願います。
池田委員長。
22 ◯10番(
池田一二三君) 採決は可決でございます。
中にありました御意見でございますけれども、賛成者の方の御意見は、目的が終わった施設に多額の
維持管理費の支出を続けるのは、そういうわけにはいかないと、市民から理解が得られないというような御意見がございました。そして、借地問題が解決できない以上、存続は困難であろうということでございました。それから、多額の
維持管理費の支出は負担が大き過ぎる。それから、利用の
話し合いの時間を猶予し、見きわめて執行するようにというような御意見もございました。
反対者の御意見は、
地権者との協議が大変不十分であるというような御意見でございました。
23
◯議長(
面田照雄君) 再々質疑ございますか。(「はい、よろしいです」と5番塚本君の声あり)
ほかにございませんか。4番
藤澤正則議員。
24 ◯4番(
藤澤正則君)
委員長に1点だけお聞かせ願いたいと思います。
先ほどの
委員長の報告の中では、この議第150
号平成21年度新見市
一般会計補正予算(第4号)、
同僚議員が今質疑しましたが、福本の
小・中学校の解体費でございます。これにつきまして
委員長から
委員長報告の後、口頭で地元との協議を十分になされてという言葉をつけ加えられました。私もこれに賛同しますが、この意向は
委員会全体で、議会全体というふうな解釈もしとりますが、
委員会でのその強い意向を再度確認させていただきたいと思いますが、どのような皆さんのお気持ちか、報告していただければと思います。
25
◯議長(
面田照雄君) ただいまの
藤澤正則議員の質疑に答弁願います。
池田委員長。
26 ◯10番(
池田一二三君)
委員会のその採決の状況の中で、そういった御意見が出たわけでございますが、可とされた方が5名、委員の方でいらっしゃいました。その中で3名の方がそういった御意見をつけたいということで、そのような強い御意見がございましたので、つけさせていただきました。
以上です。
27
◯議長(
面田照雄君) 再質疑ございますか。(「ありません」と4番藤澤君の声あり)
ほかにございませんか。──ないようですから
文教市民生活常任委員長の報告を終わります。
次に、経済
建設常任委員長に報告願います。14番
仲田康豊委員長。
〔14番
仲田康豊君 登壇〕
28 ◯14番(
仲田康豊君) おはようございます。
平成21年9月30日、
新見市議会議長面田照雄殿。
新見市議会経済建設常任委員会委員長仲田康豊。
常任委員会の経過及び結果について。
経済
建設常任委員会に付託された事件について、審査及び調査の経過及び結果を次のとおり報告いたします。
1、議案の
部、議第131
号平成20年度新見市
住宅新築資金等貸付特別会計歳入歳出決算、議第136
号平成20年度新見市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、議第137
号平成20年度新見市
下水道事業特別会計歳入歳出決算、議第138
号平成20年度新見市
観光事業特別会計歳入歳出決算、議第141
号平成20年度新見市
農業共済事業特別会計の決算について、議第142
号平成20年度新見市
水道事業会計の決算について、議第149
号新見市
農林土木事業分担金徴収条例の一部を改正する条例、議第150
号平成21年度新見市
一般会計補正予算(第4号)、第1条(
歳入歳出予算の補正)第1項及び第2項中、第1
表歳出のうち、2
款総務費(
総務費の
関係部分)、第6
款農林水産業費、第7
款商工費(
商工費の
関係部分)、第8
款土木費(
土木費の
関係部分)、第11
款災害復旧費、議第154
号平成21年度新見市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議第155
号平成21年度新見市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議第156
号平成21年度新見市
観光事業特別会計補正予算(第2号)、議第159
号市道路線の変更について、議第160
号新見市農業共済水稲無事戻金の交付について、議第161
号新見市農業共済果樹無事戻金の交付について、各議案について当局の説明を聴取し、
慎重審査の結果、原案のとおり可決及び認定することに決定した。
2、報告の
部、報第9号市長の専決処分した予算について(平成21年度新見市
観光事業特別会計補正予算(第1号))、本議案について当局の説明を聴取し、
慎重審査の結果、原案のとおり承認することに決定した。
3、
調査事件、調査第1
号農林業及び
畜産振興について、調査第2
号商工鉱業振興対策について、調査第3
号観光開発事業について、調査第4
号雇用対策について、調査第5
号農林道新設改良・
維持管理について、調査第6号市道・
橋梁新設改良及び認定について、調査第7号国道・県道の
新設改良促進方について、調査第8
号上水道事業及び
簡易水道について、調査第9
号公共下水道及び下水道について、調査第10号
都市計画事業について、調査第11号経済・
建設に関する
懸案事項について、以上11件は閉会中調査研究することに決定をいたしました。
以上で報告を終わります。御審議をいただきたいと思います。
29
◯議長(
面田照雄君) ただいまの経済
建設常任委員長の報告に対する御質疑はございませんか。11番橋本亨子議員。
30 ◯11番(橋本亨子君) お尋ねをしたいと思います。
議第150
号平成21年度新見市
一般会計補正予算の中で、第8
款土木費25目に上がっております防災公園等整備事業費の関係の部分についての
委員会としての審議の内容についてをお尋ねをしたいと思います。
まず1点は、全体的なこの事業についてどういうふうな内容で取り組まれるということで執行
部から説明があったか、
委員会の中での審議も含めてお尋ねしたいと思います。
そして、その関係にもなりますが、総事業費の規模がどの程度のものになっていくのか、それから審議に当たって、提出資料等はどのようなものに基づいて審議を行われたのか、その3点、済いませんが、お願いします。
31
◯議長(
面田照雄君) ただいまの橋本亨子議員の質疑に答弁願います。仲田
委員長。
32 ◯14番(
仲田康豊君) ただいま御質疑がありました議第150号の
一般会計補正予算の中で、
土木費、いわゆる防災公園の部分についてでございますけれども、これは分割でいろいろなものが付託されております。当
委員会で審議をできるのは、街区公園等測量設計等委託料という部分で審議をいたしております。その中で全体の予算的なものは既に執行
部のほうから提示がありました。中の内容につきましていろいろ審議はいたしました。そして、全体の青写真というか、そういう鳥瞰図的なもの、そして全体計画等、国への要望も含めてそういうものの文書的な提示というものも委員のほうから出ております。
しかし、先ほど言いましたように予算が分割で分かれているということと、そういったまだ実施設計の段階ではありませんので、きちっとした図面がまだできていないという段階で、その時点では提示できないというようなことがありましたが、最終的には図面のほうを提示を
委員会のほうにしていただきました。
しかしながら、委員の中からは、やはりその情報不足というか、資料の提出不足ではないかという強い意見もありまして、このことについて反対をされた委員もおられます。
以上であります。(「総事業の規模」と11番橋本君の声あり)
総事業費は20億4,000万円というふうに提示されています。
33
◯議長(
面田照雄君) 再質疑ございますか。橋本亨子議員。
34 ◯11番(橋本亨子君) ありがとうございました。
もう一度1点だけお尋ねをいたしますが、審議の中ではいろいろと厳しい意見も委員の中からは出たというような状況のようでございますが、賛否についてはどのような状況だったのか、教えてください。
35
◯議長(
面田照雄君) 答弁願います。仲田
委員長。
36 ◯14番(
仲田康豊君) 先ほども言いましたように、議第150号の
一般会計補正予算の採決につきましては、賛成4、反対2ということで、賛成多数ということで採決をいたしました。
以上であります。
37
◯議長(
面田照雄君) 再々質疑ございますか。(「よろしい」と11番橋本君の声あり)
ほかにございませんか。──ないようですから経済
建設常任委員長の報告を終わります。
次に、議会運営
委員長に願います。16番榎日出男
委員長。
〔16番 榎 日出男君 登壇〕
38 ◯16番(榎 日出男君)
委員長報告をさせていただきます。
平成21年9月30日、
新見市議会議長面田照雄殿。新見市議会議会運営
委員会委員長榎日出男。
委員会の経過及び結果について。
議会運営
委員会に付託された事件について、調査の経過及び結果を次のとおり報告いたします。
記、(1)調査の
部、調査第1号議会運営の効率化について、調査第2号議会の会期について、調査第3号議案等の取り扱いについて、調査第4号その他議会調整等に関する事項について、以上4件は閉会中調査研究することに決定いたしました。
報告を終わります。
39
◯議長(
面田照雄君) 以上で議会運営
委員長の報告を終わります。
次に、決算審査特別
委員長に願います。7番山口康史
委員長。
〔7番 山口康史君 登壇〕
40 ◯7番(山口康史君) それでは、御報告をいたします。
平成21年9月30日、
新見市議会議長面田照雄殿。新見市議会決算審査特別
委員会委員長山口康史。
特別
委員会の経過及び結果について。
決算審査特別
委員会に付託された事件について、審査の経過及び結果を次のとおり報告いたします。
1、議案の
部、議第129
号平成20年度新見市一般会計歳入歳出決算、本議案について当局の説明を聴取し、
慎重審査の結果、原案のとおり認定することに決定いたしました。
なお、認定後、執行
部に対して要望事項がございますので、次のページに載せております。
朗読をいたします。
1、厳しい財政状況にあることを十分に認識し、予算編成に当たっては、標準財政規模あるいは実質公債費比率の上昇抑制などを念頭に置き、市債残高の増加や基金の減少にも十分留意しながら、適切な見積もりに努められたい。また、事務事業の精査・評価を十分行い、効率的な行政運営と健全財政の維持に努力されたい。
2、公有財産の
管理運営については十分検討し、適正かつ効率的な運営に努力されたい。
3、歳入確保については、収入未済額及び不納欠損の解消に努め、自主財源の確保に努められたい。
4、予算執行に当たっては、補助金交付等の適正化を図り、また適正な事務処理を行うよう職員に対する指導徹底を図るとともに、市民に信頼される行政執行に万全を期すよう努力されたい。
以上です。
41
◯議長(
面田照雄君) ただいまの決算審査特別
委員長の報告に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で各
委員長報告並びに質疑を終結します。
これより討論に入ります。
まず、反対者の発言から許します。11番橋本亨子議員。
42 ◯11番(橋本亨子君) 全体の
委員長からの各議案に対する報告を受けて、一定の質疑もさせていただきましたが、その中で今回全体としては議案の
部で36件、報告2件、全体で38件に対する態度を示していくということになりますが、今回反対させていただくものは議第129号、議第132号、議第143号、議第150号の4議案と専決処分とされた報第8号ですね、これについて反対をいたします。
それでは、議案に沿って順次討論させていただきます。
議第129
号平成20年度一般会計歳入歳出決算についてでありますが、厳しい財政状況が続いてきた中で、起債の繰上償還等による財政健全化の努力によって財政指標の改善などが行われておりまして、一定の改善が20年度中にもされているわけであります。その点については執行
部の努力を評価をする点ではございます。
しかしながら、全体で対前年度比5.1%の減収という、本当に厳しい事態でございました。そういう中での予算のやりくりというのは本当に御苦労も大きかったとは思いますが、際立っているのは、その中でもラストワンマイル事業の推進、これが大きいわけで、財政に与えている影響というのは本当に大きいところだと思います。こうした分野は聖域扱いという形でございます。そして、ことし4月に実施をされた電子投票の問題についても、全国的にも本当に広がらない状況の中で、新見市は実施に向けた予算をこの20年度でもつけていたわけでございますが、機器のレンタル料等が組まれていたわけであります。こういったところへの予算はしっかりつける、その一方では、医療・福祉・教育の予算について非常に予算づけが薄いということを感じたところでございます。
中には私どもが要望してまいりました子供の医療費の無料化制度の拡大や妊産婦の無料券の発行枚数をふやすという、こういう取り組みが行われていた点については評価をしているところでございます。
しかしながら、本当に格差の拡大、景気の悪化などによって市民の暮らしへの支援が急がれるときではございますので、直接的な支援策や負担の軽減策など、しっかり取り組んでいただけますようにと、今後に期待して、いろいろ不十分な点があるということを指摘をいたしまして反対といたします。
続いて、議第132号についてでありますが、平成20年度新見市国民健康保険特別会計の決算です。
国保税の負担は制度上の問題もありますが、担税能力を超え、本当に限界に近づいているような状況であります。この間、国庫負担割合をどんどん引き下げてきた、この国のやり方に対しては、この国庫負担割合をふやすということを国へしっかり求めていくことと同時に、保険者として負担の引き下げ、これをぜひ取り組んでほしいところでありますが、この引き下げが行われていないという点で同意ができないということを申し上げておきます。
それから、続いて議第143号の問題でございます。
新見市
地域審議会条例についてでありますが、合併時につくられたまちづくり基本条例というのがございます。これは住民自治を原則としてつくられたわけですが、市民本位の市政実現を目指すためのものだというふうに私はとらえております。そして、これに基づき、各支局単位の地域審議会は市民のさまざまな意見や要望をくみ上げ、自分たちの地域をどうしていくのかという、こういう議論などがこの間、行われてまいりました。主体的にまちづくりを進めるための大切な場であったと思っております。市民本位のまちづくりが行われてきたということではないでしょうか。それを今回の条例では、第2条の2項など見てみますと、「市長の諮問に応じて審議し、答申をするものとする」、こういう表現がされているわけで、住民本位の考え方は全く読み取れないというふうに思っております。委員の数も66人から28人にと、38人も少なくなる点など、市民の意見が反映しにくくなってしまう、こういう方向だと思っておりますので、これについては同意できません。
続いて、議第150号についてであります。
平成21年度新見市
一般会計補正予算について、特に教育費の
小学校管理費で計上されている
福本小・中学校の解体撤去工事の
関係部分についてでありますが、私も所管の
委員会でいろいろと議論をしてまいりました。
委員会の場でも反対を唱えたわけでございますが、地元関係者との協議が十分に行われていない段階での予算計上ということになっております。本当に大問題であります。地元の皆さんは、校舎の
利活用を検討されている最中に、突然市のほうからの一方的な方針が示された、こういうことで本当に困惑をしておられるのが実態であります。
市のほうとすれば、まず
地権者の問題について解消していくのが一番だと、こういうことでございましたが、
地権者に対する対応の問題についても全く誠意がないやり方をとられてまいりました。
地権者の方にいろいろとお話も聞いてきたわけですが、具体的な話を十分しない、そういう中で一方的に市としての言い分は、
地権者全員に対して話をしてきたという、こういうことなどが言われているわけですが、契約の解除に当たっても解除通知を郵便で
地権者に送りつけるというようなやり方が行われているわけです。
地権者がやんちゃを言っているような、そんなようなことなど市民の方からも声があったわけですが、それは事実と全く反するということで、私も説明をしておきましたが、本当にひどいやり方が行われております。その点、
地権者の名誉の問題もございますので、指摘をしておきたいと思います。
それから、地域振興会の皆さんから、9月16日には要望書が提出をされているわけであります。こうした地域の方の皆さんの要望などを本当にしっかりとくみ上げ、一方的なやり方、強硬なやり方はしない、こういう立場で当たっていただきたいというふうに思います。本当にあらつかなやり方でございますので、これについて同意をすることはできません。
それから、防災公園の整備事業の関係についても少し触れておきたいと思います。
審議の過程でも十分な資料が当
委員会にも出なかったわけでございますが、この資料の十分なものが提示をされない段階、そしてより詳細な説明がなかなかしていただけないという、こういう段階でのものでございまして、同意できないということを申し上げておきます。
最後に、報第8号の問題についてでございますが、市長の専決処分した予算でございますが、専決処分をするという事項については、自治法上、認められているものでありますが、場合によってそれが行使されることにもなるという、これは承知はしているところでございますが、今回は特に防災公園の問題がございますので、異議を唱えておきたいと思います。
緊急性を要するものだということでございましたが、総事業費が20億4,000万円という規模の大変大きいものになるわけであります。市費の持ち出しもその中には含まれているわけであります。今財政状況が本当に逼迫している中、事業を本当に吟味をするということが求められているときでございますので、そういうことから考えても、こうした大きな事業については臨時議会を開いてでも、事前にきちっと議会に対してこの事業の説明をする、執行
部の考え方を示す、こういうことが必要だったことだと私は思っております。こういった点で専決処分とされた点は非常に残念でございますので、この点、異議を唱えて全体の討論を終わりたいと思います。
以上です。
43
◯議長(
面田照雄君) ほかに反対者の討論はございませんか。4番
藤澤正則議員。
44 ◯4番(
藤澤正則君) 議第143
号新見市
地域審議会条例の全部を改正する議案、これにつきまして私は反対の立場で討論をさせていただきます。
さて、議第143
号新見市
地域審議会条例を全部改正する議案でありますが、この地域審議会は旧1市4町の合併協議会にて多くの時間と多様な議論を重ね、新見市のこれからあるべき姿を展望して設置された審議会であります。
合併によって広くなった市の区域、各地域の自然、伝統や文化を受け継ぎ、地域の特性を活用した個性で活用ある産業の育成を目標にその実現を目指していく、そのタイトルは「誇りある人と自然の源流文化
都市」であり、最高規範として制定されました新見市まちづくり基本条例の前文に掲げられてあります。この新見市まちづくり基本条例第13条には、地域の個性が発揮できる市民主体のまちづくりを推進するとともに、分権・分散システムの基盤を確立し、実現するため支局を設ける。市民の声を直接市政に反映させるため、地域審議会を置くと定められていることは、皆さんも御存じのことと思います。
また、新見市総合振興計画に掲げられています新見市のまちづくり基本計画でも、分権・分散システムと住民参加のタイトルという中に、1、支局、市民に近いところでの政策決定を行うため、支局への権限委譲を行います。支局は地域の課題を現地で解決できる総合出先事務所とし、住民主体のまちづくりを推進するとともに、旧市町の伝統文化など、特性を生かした地域振興策を展開し、新見市の新たな個性を創造しますと、掲げられています。
2番目に、地域審議会ですが、支局地域に関する新見市の基本構想など各種計画の策定、特色ある施策の計画立案、支局予算編成や地域づくり振興基金の運用など、地域の行政施策を包括的に審議するとともに、各委員が地域のリーダーとしてさまざまな活動を実践し、市民の意見を反映した個性豊かな地域づくりを推進しますとも掲げられております。
3番目に、まちづくり条例、先ほども申し上げましたが、加えてこの中には市民との情報共有、市が行う事務事業の評価、重要な事項に関する市民投票などを掲げられて説明しております。
さて、平成17年3月の市町合併からわずか4年が経過した今日、合併の大きな柱である分権・分散システムと住民参画、住民・市民が主体となった個性豊かな地域づくりの推進を図るためには、各支局単位での地域審議会活動はなくてはならないものと考えております。
今回の
地域審議会条例の改正には、市民代表と位置づけられたまちづくり審議会委員の答申を受けてとの執行
部の説明でございました。
本市にとって大変重要な施策の意向となる審議会条例の改正、私は新見市まちづくり審議会の会議録を拝見させていただきたい意向を執行
部に申し出ましたが、残念ながら拒否されました。9月3日、新見市情報公開条例に基づく情報の開示請求をさせていただきましたが、残念ながら9月16日、公文書不開示決定通知書が郵送にて送られました。
開かれた市政、できる限りの情報の公開と説明責任を掲げられる現市政、うたい文句とその実態の大きな開きの理解ができないのは私ばかりではないものと確信しております。
よって、本議案内容は、既に定められている条例や各計画書内容と大きく差異がある内容で、到底この内容で理解できるものでありませんので、反対させていただきます。
以上でございます。
45
◯議長(
面田照雄君) ほかに反対討論はございませんか。6番
小郷昌一議員。
46 ◯6番(
小郷昌一君) 議第143
号新見市
地域審議会条例について反対討論をいたします。
この条例は、先ほども
同僚議員の反対討論がありましたが、やはりこの審議過程に多少問題があるといいますのも、この3月に2年の任期が終わり、その次の委員の選任がされなかった。やはりこの条例改正ありきのような形が見えておったと思います。
それからまた、その新しい審議会条例の中では、2項目の所掌事務になっておりますが、以前の旧というか、現在の地域審議会の中には所掌事務は8つありました。この8つは実行というか、審議されていたら相当審議会も内容が変わってきたと思います。一番大きな問題は、支局の予算に関する事項とかありますが、この予算がなかったという大きな問題もありますが、やはりこの8つの中の8つ、大変大事なことでありますが、そのあとの6つが抜けた審議会になっとるということであり、やはり先ほどもありましたが、市民の声を直接市政に反映さすためには、多くの住民の方の意見を出していただくというようなこともあります。そういったことからも、条例改正には反対といたします。
以上です。
47
◯議長(
面田照雄君) ほかに反対者の討論はございませんか。──ないようですから次に、賛成者の発言を許します。16番榎日出男議員。
48 ◯16番(榎 日出男君) 賛成の立場から討論させていただきたいと思います。
議第143号
地域審議会条例について、先ほど反対の討論がございますので、あえてここで賛成討論をさせていただきます。
この審議会につきましては、6月本会議において会派を代表いたしまして、地域審議会の見直しということを題して代表質問をさせていただきました。
内容につきましては、地域審議会そのもののあり方、現行どおりで4年間経過をした、そういう経緯もございます。過去、当初は各支局、5支局ございましたが、その辺を一本化にして新見市全体の問題として取り扱うべきであろうというところから、あり方については一本化を進める方針で質問をさせていただきました。
2番目には、地域審議会委員の構成について、この審議会の委員の構成につきましては、当初は現行条例では4支局については15名、それから新見については24名と、それから第2期の見直しにつきましては、条例は据え置きまして各4町の支局は12名、新見が18名、現行で66名の委員の構成でございます。これも一本化を進めることにつきましては、余りにも多過ぎるんではなかろうかなというところから、大幅な削減を提案をさせていただきました。
また、3つ目には、部会制を設けてそれぞれのところで審議を重ねるほうが効率が上がるのではなかろうかなという観点から、部会制を設けるべきではないか。
以上、3点を題して質問をさせていただきました。
しかし、4年たった現在で大幅な見直しをするのか、あるいは現行のまま、このまま続けるのがいいんか、私はあくまで見直すべきだろうと、いつのころが適正であるかという問題については、執行
部のほうの御見解もあろうかと思いますが、私はあえてここで議会も改選をなされたし、市長も新しい新見市では2期目ということで、非常によいチャンスではなかろうかなというところで質問をさせていただきました。ということで、この審議会の条例につきましては、執行
部のほうからあり方について諮問され、答申の内容は、私はすべて認めていきたいというように思っております。賛成をいたしたいと思います。
もう一件は、議第150
号新見市
一般会計補正予算、議第150号でございますが、この問題につきましては、今大きく論議されております防災公園、この問題につきましては執行
部のほうから、これはこの事業につきまして本当に降ってわいたような大きな事業でございます。先ほど
委員長報告にもありましたように20億4,000万円、総額では見込んでおるようでございますが、これも専決予算あるいは今回の一般会計へ上げてきた予算、いずれにしてもこれだけ大きな事業につきまして、もうちょっと執行
部のほうで詳しい説明を議会側へされるべきであったろう、私はそういうふうに感じております。
また、この問題も分割付託ということで、それぞれの
委員会で審議をいたしました。しかし、内容的なものも十分把握もできず、審議が終わったような状況でございますが、これも経済対策の一環であるというところもございますし、賛成をいたすところでございますが、先ほど申し上げましたように、もうちょっとこれからこの問題を進める事業においては、もうちょっと議会側とひざをつき合わせて議論しながらこの事業を進める、そういった方向を私は願っておりますし、今後もそういった方向であるべきであろう、このように思います。
それから、福本の学校の解体撤去につきましての問題でございます。3,450万円予算計上されております。この問題につきましても以前の経過等々につきまして、一般質問させていただきました。
委員会での審議の内容でございますが、
委員長の報告がございました。しかし、執行
部側の答弁の中身をお聞きいたしますと、本当に強硬な発言がたびたび見受けられたと、今後は地元
地権者と協議する必要はないというようなところまで発言がなされておるようでございます。しかし、私は一般質問の中で、この予算が可決いたしましても円満な解決をということで望んでまいりました。しかしながら、
委員会の執行
部の答弁では怒りをあらわすような答弁があったようでございます。本当にこの辺ももうちょっと親切丁寧な答弁があるべきであったろうと、このように思っております。
今後、いずれにいたしましても、我々議会と執行
部の本当に密なる連携のもとに事業の推進を図るべく総体的な討論をさせていただきまして、賛成討論といたします。
49
◯議長(
面田照雄君) ほかに賛成者の討論はございませんか。7番山口康史議員。
50 ◯7番(山口康史君) 賛成の立場から意見を述べさせていただきます。
議第150
号平成21年度新見市
一般会計補正予算についてですが、総額14億8,000万円のうち、国の臨時交付金など約10億1,000万円で、市の将来の負担を抑制しながら予算を組む努力に対して評価をいたしたいと思います。
そうした中、執行に当たっては2点ほど留意をしていただきたいと思っております。
1点目は、まず国の政権交代に伴い、現在国の補正予算を含めた予算の見直しなどが行われているようです。現在見込んでおる国の臨時交付金などについても不安定な要素を含んでおるようにも思います。十分その動向を見きわめ、進めていただきたいと思います。
2点目は、10款の教育費の中、
小学校管理費の中の、いわゆる旧
福本小・中学校の解体費ですが、これは地元からの活用に対する要望書も出ており、また
文教市民生活常任委員会のほうからも意見もつけられております。地元とのさらなる協議の上、慎重に進めていただきたいと思っております。
以上で賛成の意見とさせていただきます。
51
◯議長(
面田照雄君) ほかにございませんか。2番村上伸祐議員。
52 ◯2番(村上伸祐君) 重複しますけども、賛成の立場で討論をさせていただきます。
先ほども出ました補正予算の中の10
款教育費、
福本小・中学校の校舎解体の予算についてでございますけども、私も市民クラブ会派としても現地へ調査に入りまして、地元の皆さんと意見交換をいたしました。その結果、本当に新見市が十分地元と協議をされて、この予算を計上されたとは言いがたい現状が浮き彫りになっております。このことを踏まえまして、要望書も今議会、地元から要望書が、存続してほしいというのが出ております。どうかこの予算の執行に当たっては、地元の皆さんと十分協議をされて、慎重な執行をお願いしたいと思います。
この意見を強く申し上げまして、賛成の立場で賛成をいたします。
以上です。
53
◯議長(
面田照雄君) ほかにございませんか。5番
塚本陽満議員。
54 ◯5番(
塚本陽満君) 先ほど皆さんの意見をどちらも聞いておりましたけれど、私の意見は議第129号ですか、平成20年度一般会計決算、これは先ほどラストワンマイル事業というのが言われましたけれど、このラストワンマイル事業は議員全員で議決しとるわけなんです。議決しとって決算でというのはちょっと私はおかしいと思いますので、またその他の意見でございますけれど、各委員が3つに分かれておりますけど、議長は中立公平ということで賛否をしておりませんけれど、その中で委員全員が賛成ということで物事はできております。やはり議会というのは民主主義でございますので、賛成多数というのが原則ではなかろうかと思っております。
また、
福本小・中学校のことでございますけれど、議第150号、このことでございますけれど、やはり地元の方のことをよく聞いてということで、執行
部の方にはこれは英断をしていただくしかないと思います。ということで賛成討論とさせていただきます。
55
◯議長(
面田照雄君) ほかにございませんか。20番坂口正視議員。
56 ◯20番(坂口正視君) いろいろと議員の皆さん方の意見を聞かせていただく中で、私も一つ議第150号、いわゆる
福本小・中学校の校舎の解体の件につきまして、私の所管する
委員会におきまして慎重に審議をいたしてまいりました。
その過程の中で、目的そのものがすべて終わってしまった、あくまでも契約そのものの本来は学校教育の場として校舎の
建設に対する借地である、ほかに目的は何もございません。したがいまして、目的が終わった限りにおきましては、当然
地権者も返還要求されるであろうし、もちろん新見市当局といたしましても、目的が終わった限りにおいてはぜひとも撤去して、借地契約どおりに返還していくということが原則であり、建前であり、当然
地権者といたしましても、当然目的が終わった限りにおいては返還要求されるのが当然だと私は考えます。そういう立場からすると、私は目的が終わった限りは、今回執行
部が予算計上しておりますように、3,450万円幾らの予算は当然認めて、目的に向かって撤去していくというのが本来の姿であろうと考えます。特に今回決算特別
委員会の意見書の中にも明らかに示しておるではありませんか。
申し上げます。要望事項の中の2項の中に、公有財産の
管理運営につきましては、十分検討しなさい、そして適正かつ効率的な運営に努力されたいと、当然そのとおりなんですよ。そういう立場から考えたときに、この撤去は当然異を唱えるものじゃございません。当然速やかに撤去して、そして契約どおりに
地権者にお返しすると、これが原則だと思うんですよ。それを地元がどうの、関係者がどうの、これは一つの口実にすぎません。速やかにお返しして、そして立派に整理をして
地権者にお礼を申し上げて、長年お世話になりましたと、これをもちましてお返しいたしますよと、こうなるのが当然だと私は考えます。
したがいまして、この
福本小・中学校の校舎の解体につきましては、毅然として賛成をいたします。
終わり。
57
◯議長(
面田照雄君) ほかにございませんか。3番難波孝一議員。
58 ◯3番(難波孝一君) 関連の討論でございますが、旧
福本小・中学校の施設の解体撤去の件についてでございます。
この施設は、現在学校としての役目は終わっており、しかも毎年約300万円という借地料(後刻訂正P296「借地料を含めた
維持管理費が約300万円」)の支払いは新見市民全体の負担となっております。10年たてば約3,000万円の大きな負担となり、契約を解除しない限り、この負担は永久に続くと思います。市は
地権者との契約を解消して、その後は
地権者の方と地元の方との
話し合いにより、双方納得のいく最良の結果が出たときには、再度地元の人との
話し合いができることを願いながら、原案どおり賛成いたします。
59
◯議長(
面田照雄君) ほかにございませんか。──ないようですから討論を終結いたします。
しばらく休憩をいたします。
午前11時14分 休 憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前11時26分 開 議
60
◯議長(
面田照雄君) 休憩を終わり会議を再開いたします。
3番難波孝一議員から、先ほどの本会議における発言について、会議規則第65条の規定により、その一部を訂正したいとの申し出があり、これを許可しております。3番難波孝一議員。
61 ◯3番(難波孝一君) 先ほどの発言の訂正をさせていただきます。
「約300万円という借地料」(P296)と言いましたが、「借地料を含めた
維持管理費が約300万円」でございますので、このように御訂正をお願いいたします。
62
◯議長(
面田照雄君) これより採決に入ります。
お諮りいたします。ただいま議題となっております案件のうち、報第8号市長の専決処分した予算について(平成21年度新見市
一般会計補正予算(第3号))、議第129
号平成20年度新見市一般会計歳入歳出決算、議第132
号平成20年度新見市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議第143
号新見市
地域審議会条例、議第150
号平成21年度新見市
一般会計補正予算(第4号)を除くその他の案件については、各
委員長の報告のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
63
◯議長(
面田照雄君) 御異議なしと認めます。よって、報第8号、議第129号、同第132号、同第143号、同第150号を除くその他の議案については、各
委員長の報告のとおり決定されました。
これより報第8号市長の専決処分した予算について(平成21年度新見市
一般会計補正予算(第3号))を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。
報第8号については
委員長の報告は原案承認であります。
委員長報告のとおり決するに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
64
◯議長(
面田照雄君) 起立多数と認めます。よって、報第8号は
委員長報告のとおり決定されました。
次に、議第129
号平成20年度新見市一般会計歳入歳出決算を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。
議第129号については
委員長の報告は原案認定であります。
委員長報告のとおり決するに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
65
◯議長(
面田照雄君) 起立多数と認めます。よって、議第129号は
委員長報告のとおり決定されました。
次に、議第132
号平成20年度新見市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。
議第132号については
委員長の報告は原案認定であります。
委員長報告のとおり決するに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
66
◯議長(
面田照雄君) 起立多数と認めます。よって、議第132号は
委員長報告のとおり決定されました。
次に、議第143
号新見市
地域審議会条例を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。
議第143号については
委員長の報告は原案可決であります。
委員長報告のとおり決するに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
67
◯議長(
面田照雄君) 起立多数と認めます。よって、議第143号は
委員長報告のとおり決定されました。
次に、議第150
号平成21年度新見市
一般会計補正予算(第4号)を起立により採決いたします。なお、起立しない場合は否とみなします。
議第150号については
委員長の報告は原案可決であります。
委員長報告のとおり決するに賛成議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
68
◯議長(
面田照雄君) 起立多数と認めます。よって、議第150号は
委員長報告のとおり決定されました。
────────────────────────
日程第3 各
委員会の閉会中
継続審査及び調査について
69
◯議長(
面田照雄君) 日程第3に入ります。
総務常任委員長、
文教市民生活常任委員長、経済
建設常任委員長及び議会運営
委員長から、現在
委員会において調査中の事件につき、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しております申出書のとおり、閉会中の
継続審査及び継続調査の申し出があります。
お諮りいたします。各
委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び継続調査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
70
◯議長(
面田照雄君) 御異議なしと認めます。よって、各
委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び継続調査とすることに決定されました。
────────────────────────
71
◯議長(
面田照雄君) 以上をもちまして今期定例会に付議されました全部の議案を議了いたしましたので、閉議いたします。
午前11時34分 閉 議
72
◯議長(
面田照雄君) この際、市長からごあいさつがあります。市長。
〔市長 石垣正夫君 登壇〕
73 ◯市長(石垣正夫君) 9月定例議会を招集いたしましたところ、議員の皆さんは大変お忙しい中、今回の議会に出席いただき、難題・課題は非常に多い中、各
委員会等で熱心に御議論いただきまして、我々の出した議案に対して賛成していただきまして、まことにありがとうございます。この議決を見ましたので、我々もこの議決に沿って粛々と進めていく考えでございます。
そういう中で、今回大きなテーマはやはり借地問題が出ました。しかし、今までのように国等がかなり支援しておりますけれど、交付税の削減とかいろんなことで我々の財源が少なくなったと、そういうときに果たして従来どおりでやっていいかということは私は考えておりません。目的の借地等々いろんなもんが消滅した場合は、直ちにその借地の方へ、また返すというのを基本にしとりますし、また新見市の財産、不用な財産は売却するということで進めていきます。今考えてみますと、医療、また高齢者福祉、また少子化対策、こういうものにはかなりお金がかかっとります。これは決して我々が生活に直結したものをおろそかにすることはできませんので、無駄なものは切って新しい今からの時代へ対応するということでございますので、議員の皆さんも大変でございましょうが、ぜひ御協力いただきまして、そういう方向で御検討いただければ幸いだと思います。
本当に厳しい世の中になっておりますし、政権も変わりました。この先どうなるかわかりませんが、我々もしっかり政権の行方をキャッチしながら市政運営に対応したいと思いますし、議員の皆さんもいろんな方面で、また国政等を考えていただきまして、新見市がよりよい、また執行
部・議会が両輪になって新見市の発展に御協力いただけば幸いかと思います。どうか十分今後も御協力いただきながら、市勢発展に御尽力いただくことを心からお願い申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。
きょうは本当にありがとうございました。お世話になりました。
────────────────────────
74
◯議長(
面田照雄君) 今回、会期28日間をもちまして9月定例会を開会いたしましたところ、皆様には連日にわたり御熱心に御審議を賜り、ありがとうございました。
これをもちまして平成21年9月定例市議会を閉会いたします。
午前11時37分 閉 会
この会議録の記録は真正であることを保証するため、
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
新見市議会議長 面 田 照 雄
新見市議会議員 山 口 康 史
同 上 津 島 大 孝
新見市議会
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