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  1. 新見市議会 2005-06-01
    平成17年6月定例会(第6号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2005年06月16日:平成17年6月定例会(第6号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 議 ◯議長(榎 日出男君) 皆さん、連日御苦労さまでございます。  ただいまの御出席は24名でございます。これより本日の会議を開きます。          ──────────────────────── 日程第1  一般質問 2 ◯議長(榎 日出男君) 日程第1に入ります。  昨日に続き、通告による一般質問を行います。  まず、14番才田靖郎議員の登壇を願います。14番才田靖郎議員。               〔14番 才田靖郎君 登壇〕 3 ◯14番(才田靖郎君) おはようございます。  新市新見市になりまして、本議会が初めてでございます。一般質問も4日目になりました。4日目の最初を務めさせていただきます14番才田でございます。よろしくお願いいたします。  道路のことでございます。市道の関係でございます。道路の文化都市をあらわすものとしての地域産業、文化、さらには住民生活の向上などなど、生活機能としての果たす役割は重大であり、村と都市をつなぐ人との交流や産業面の交流を、また活性化し、地域の振興の上で欠かすことのできないものが道路でございます。この道路のことで一般質問させていただきたいと思います。  申し込み順都市建設課の方ではどのような処理をされておられるのでしょうか、お聞きいたしたいと思います。緊急性、また利便性、交通量の多い少ないというような順が非常にあろうかと思いますが、8年来、9年来待っておられる地区の方もございます。また、申し込みをするとすぐに着工になるようなこともございますんで、この物差しといいましょうか、規約といいましょうか、そこら辺のことがありましたらお聞かせお願いいたしたいと思います。  以上のような立場から、草間、松仁子老能線の早期改良を強く求める次第でございます。通学路、松仁子老能線は、学校までの距離が5キロと非常に遠くありまして、また高低差も100メートル以上の高低差がございます。また、市道とは申しましても、非常に狭い山道でございます。途中、20メートルぐらいにわたりましてがけ崩れがあって、それもほんに応急処置のような形で済ませておられます。これは、都市建設課の皆さんはよく御存じで、通学路で非常に危ないというようなことも把握しておられると思います。これはいつごろ着工できるのか。また都市建設課の閻魔帳ではどのランクに位置されておるのかお聞きいたしたいと思います。  また、新屋原立石線の改良の促進を強く求めるものでございます。これは、通学路として、また岸上バルブというて草間に企業がございます。この不景気なのに、五、六十人の工員を抱えて、非常に頑張っておられる会社があるわけでございます。この通学路と通勤路が一緒になっておる、これも市道とは申しましても、非常に狭い市道でございます。これが位置づけがどの辺にあるか、都市建設課の閻魔帳にはどの辺にあるかというようなことをお聞きしたいと思います。  元来、経済部長が当時建設課でおられたときに、そこの改良、一応されまして、一、二年待ってくれというようなことで、それから先、七、八年たつわけでございます。どのランクにあるか、どの位置にあるかというようなことをひとつ明確に教えていただきたいというのは、地元の切なるお願いでございます。よろしくお願いしたいと思います。  2番目にまいりまして、美郷中学校の建てかえ新築計画でございます。  21世紀を担う人づくりのためにも、学校教育のあり方が問われるとともに、指導機関である教育委員会が責任を問われることは必至でございます。今後、教育委員会においてしっかりと教育現場の現状と問題点を十分把握して、児童・生徒の健全教育に万全を期していただきたいと思います。そして、北と南の中学生、同じ環境で同じ立場で教育を受けさせてやりたいというようなことから、美郷中学校の建てかえを強く要望するものでございます。  御承知のとおり、このような状態から、去る平成12年9月定例会におきまして、小・中学校統廃合問題調査特別委員会を設置いたしまして、それから教育振興及び児童・生徒の健全育成を基本として、先進地の視察を含め、都合15回の委員会において審議を行い、調査研究してまいりました。審議の結果、議会の議決を見ることができまして、平成16年度福本中学校が統廃合されて、新見第一中学校が増改築されました。15億円という莫大な予算を投じ、立派な校舎が完成され、新見市のシンボルとして他に例を見ない立派な校舎であります。この実情からして、ぜひとも美郷中学校の増改築を強く求めるものでございます。先ほども申しましたように、北と南の生徒に同じ環境で同じ立場で教育を受けさせてやりたいというような観点から、強く要望するものでございます。  また、一中と美郷を比較していきたいと思います。
     グラウンドの広さの面積と、また敷地の面積、体育館の広さ、美郷とそれから校舎の大きさなど、美郷と一中との比較をひとつ出していただきたいと思います。同じ新見市の中学生として、平等な環境で教育を受けさせてやりたいというような観点から、このような質問をさせていただきたいと思います。どうかよろしくお願いしたいと思います。  次に、バイオマス建設計画について是非を問いたいと思います。  平成14年度ごろから木質バイオマス利用が大きく高まっているところでございます。その背景には、焼却施設の排ガスにおけるダイオキシン基準強化があります。これにより、新しい排ガス規制に対応できない焼却の多くが休止に追い込まれている現状であります。このため、従来野焼きされ、処理されておりました木質系廃棄物エネルギー利用にと考えるものでございます。こうした状況の中、木質バイオマス発電の軌道を乗せようという動きが高まり、材木の製材に出る木の皮、また廃材など、バイオマスとしての活用を目指し、さらに木質系廃棄物だけでなく、農業系廃棄物、また乾燥系バイオマスなど、地域を一括して集め、発電に利用することを想定して、木質系を含むバイオマス資源利用促進を図り、バイオマスエネルギーが今後主な主役になることだろうと思っております。  そこで、事業の推進を新見市として取り組む考えはありませんか。聞きたいと思います。  昨日、同僚議員が台風23号の風倒木の被害の状況を聞かれましたが、私は23号の台風の風倒木の、何トン風倒木があるか、また何立米あるかということを聞かせていただきたいと思います。この風倒木の1立米が3,000円から5,000円ぐらいにバイオマスの燃料として売れるのじゃあなかろうかというようなことも中国電力で聞いております。つまり、ごみをお金にかえるというようなこのバイオマスを、ぜひとも新見市で取り組んでいただきたいものでございます。  以上のようなことで、一般質問は終わらせていただきます。当局におかれましても、適切なる答弁のほど、よろしくお願いいたします。 4 ◯議長(榎 日出男君) ただいまの才田靖郎議員一般質問1項目めに対する執行部の答弁を求めます。 5 ◯市長(石垣正夫君) 道路改良の計画についてということでございます。  私は常にこの生活基盤の整備ということは重要課題として取り組んでおりまして、道路、水道、下水道というものはやはりきちっと基盤を整備しなければ人間はなかなか文化生活できないということで、今まで取り組んでおるような状況でございます。  そういう中で、県道にいたしましてもこの管内は非常に改良率が悪いということで、今まででも県に再三要望しながら取り組んでいる状況ですが、なかなか厳しい状況で進まないと。また、市道におきましても、うちが年次計画で各地を取り組んでおるような状況でございまして、我々といたしましても、やはり生活基盤といたしまして、道路につきましては重点的に整備していこうという考えでございます。  詳細につきましては、担当部長が答弁いたします。  以上です。 6 ◯建設部長宮原徹志君) それでは、御質問にお答えをさせていただきます。  まず1点目でございます。草間地内の松仁子老能線の早期改良と、こういう御質問でございます。  松仁子老能線は、総延長1,631メートルと、大変長い路線でございまして、幅員も4メーター未満の未改良道路です。昨年度は、この松仁子老能線が県のふるさと農道整備工事の迂回路ということで、地元の皆さんから待避所の設置とか要望が出されました。これを受けまして、6月に6カ所の待避所を設置いたしました。また、12月には同線の老能地区の改良、延長80メーターを改良したという状況でございます。しかしながら、現在の非常に厳しい財政状況において、全線早期改良ということは容易でないという状況にあります。こうした中で、事業効果を上げるためには、緊急性等総合的に勘案いたしまして、先ほどの待避所の設置であるとか、見通しの悪いカーブを対応するとか、部分的な改良方法で対応していきたいと、こういうふうに考えております。  次に、2点目でございますが、土橋地内の新屋原立石線の改良の要望をと、こういうことでございます。新屋原立石線も総延長1,458メーター。新屋原地内の約700メーターについては、平成12年に改良済みであります。そして、本年5月に地元住民の皆さんから立石地内の残り700メーターの要望が提出されております。こうした厳しい状況下で事業効果を上げるためにも、松仁子老能線と同じような考え方で対応していきたいと、こういうふうに考えております。この質問の中で、順位はとか、処理方法とかいろいろ御質問がありました。順位は要望が出たのが順位でございまして、早く出したからとかいうんでなしに交渉をします。用地交渉、用地提供等の交渉がございまして、用地が難しいと、後になるとか、そういうようなことはございます。出された順番が順位とは言えませんが、どうしても力の入れよう、そうして了解の得られるところを手がけていくと、こういうような状況にあります。こういうことで、順位はこういう順位だという決まりはございません。出た順番というふうに私は考えております。  以上でございます。 7 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。才田議員。 8 ◯14番(才田靖郎君) 出たとこ勝負というような、極端に言うとそういうように聞こえるわけでございますが、緊急性もありましょうし、また用地のあく、あかないというようなこともあるでしょうけれども、長年の懸案、地元から言うと、もう5年も8年も待ちょうるんじゃぞというようなことが伝わってないというようなことはないと思いますが、その点はいかがでございましょうか。 9 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 10 ◯建設部長宮原徹志君) 出たとこ勝負というのは、ちょっとそうでないんですが、どうしても対応しようとすれば地元の御理解をいただくという、説明等にも出向いて行くわけですが、御理解いただけない場合は後になるのはもう当然のことでございまして、どうしてもその年、年でかなりの件数の要望が出ます。どうしても次がありますので、そういうことでおくれる場合もございますが、何としても地元の皆さんの御理解が一番だと、こういうことで御理解をいただきたいと。  よろしくお願いいたします。 11 ◯議長(榎 日出男君) 質問ありますか。才田議員。 12 ◯14番(才田靖郎君) 地元からの要望によりますと、道あけは全部済んどりますと。ただもうかかるだけになっとんじゃと。それで、今の財政事情では、500メートル1個にせえとか、200メートルすぐせえとかいうんでなしに、30メートルでも50メートルでも、2年に1回ぐらいずつは回ってやっていただきたいというのが切なる地元の意見でございます。どうかそのように、私見ますにも、草間ばかりではありません。このようなとこは後回しでもいいじゃないかというようなとこでも着工されとる事例がございます。そのようなことを大きな観点に立って、どこが本当に必要なんか、どこが理解をしてくれとるんかというようなことをよく把握されて、出た順番というんでなしに、交通量の多い少ない、また危険度があるない、また通学路とかいうようなことはぜひとも優先してやっていただきたいと思います。  もう一個。 13 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 14 ◯建設部長宮原徹志君) 出た順番という御理解の、ちょっとその辺を訂正していただきたいんですが、出た順番でなしに、基本的には地元の御理解ということが一番でありまして、理解のできないとこはどうしても手を出せれないという面があるんです。そういうことで、全体的にそういうやり方をしとるということでございます。御理解をいただきたいと思います。 15 ◯議長(榎 日出男君) 質問ありますか。才田議員。 16 ◯14番(才田靖郎君) この2路線につきましては、地元の了解は全部得とりますし、また地元もやる気でございますので、30メートルでも50メートルでも取り組んでいただきたいと思います。一、二年待ってくれというような形でもう五、六年もほっとかれるというのは、非常に地元としては乏しいわけでございます。その点の対応をひとつよろしくお願いいたしまして、次に進んでください。 17 ◯議長(榎 日出男君) 次に、2項目めの答弁を求めます。 18 ◯教育長藤野浩吉君) 2項目めの美郷中学校新築計画移転計画についてのお尋ねでございます。  このことにつきましては、以前旧市のときにもお尋ねがございまして、お答えをいたしております。この前の議員さんの御質問の中で、中山間圏域のこれからの教育のあり方ということでお尋ねございまして、少子化に伴う環境整備はどうあればよいか、お答えをさせていただいた中で、まず人的な環境ということで、どうしても急務、整えてやりたいのは、中学生における、特に中学生における生徒の触れ合い規模教育現場では生徒同士教育効果というのが非常に大きいわけでございます。こういった中で進めてまいっておりますのが学校統廃合ということでございます。それに伴いまして、物的環境整備はどうあればよいかと、こういうことでございまして、私ども教育委員会といたしましても、生徒たちに少しでもよい環境を与えてやりたいという思いは住民の皆様方と同じでございます。  そういったことを前提にいたしまして、この美郷中学校の統廃合に伴う問題でございます。美郷中学校は、統廃合計画にございましたように、18年度、結局4月から草間、それから豊永中学校を計画しておりまして、地域の皆様方に今御理解を賜っているところでございます。そして、2年後には、平成20年には井倉中学校が統合します。そうすると、4校という学校が一緒になると。そして、今議員さん御指摘ございましたように、旧市で2校という形ができ上がると、こういうことでございました。これを引き継いでいってるわけでございますけれども、新築とかあるいは移転とか、そういう計画につきまして、18年度に豊永、草間中学校、これがもしここで御理解いただけて統合されますと1年生が50名、そして2年生が61名、3年生が59名という170名の規模ができ上がります。そうしますと、今40人学級でございますので、これを2つに分けますと、それぞれ学年が2クラスと。そして、その2クラスの中身が25名から30名という、非常に適切なといいますか、規模の学級が2つずつでき上がると、こういう形になってまいります。  そういった中で、教育活動がどうなのかということでございますけれども、この時点では、私どもは現在非常にいい形の学校ができ上がるという考え方でございます。ところが、井倉中学校が統合してまいりますと、これは同じ6クラスなんですが、それぞれの生徒数が40人に近い学級になっていくと。その段階でどうなのかと、こういうことになりますと、そこに増改築の必要というのも検討してまいらなきゃいけないという課題が起きることが予想されます。そういった中で、今議員さん御指摘のありましたお考えも参考にさせていただきたいと思いますが、現段階におきましては、今の美郷中学校を利用していくという考えでおりますので、そういうお答えにさせていただきたいと思います。  そして、美郷中と一中の比較について御指摘がございました。これにつきましては、次長の方が答弁させていただきたいと思います。 19 ◯教育次長(野林正紀君) 美郷中と一中との比較という御質問ですが、まず比較の前に、美郷中の場合、平成20年4月に豊永、草間、井倉、この3校が統合し、それから現の美郷中ということで、4校になるのが20年の4月です。このとき、予測しております生徒数が195人で、6クラスを予測しております。それと、新見一中の場合、平成23年の4月に熊谷中、ここが統合しまして、このときの予測しております生徒数が383人で11クラスということを予測しております。  そういった中で、中学校の現況を比較してみますと、まず教室の関係ですが、管理教室、それから特別教室普通教室、美郷中が2,134平米、一中が5,236平米。体育館が997平米、一中が1,945平米です。それからグラウンドですが、運動場は美郷は4,968平米、一中は9,748平米です。それから、美郷中の場合も、これは耐震設計の通った建物であります。  以上です。 20 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。才田議員。 21 ◯14番(才田靖郎君) この建てかえというのは、非常に建てかえるとすれば数多くのハードルを越さなきゃならないと思いますが、ぜひとも子供たちのために、統廃合がなかったらこのままの美郷の中学校でもいいと思いますが、統廃合するに限っては、南と北の生徒に必ず同じ環境で、同じ立場で教育させてやりたいというような保護者の切なる願いがございますので、この回質問させていただいたわけでございます。気持ちはよくわかっております。ぜひとも頑張っていただいて、統廃合と同時に、これも建てかえるといいましても、段取りしかけても3年や5年すぐたつわけでございますんで、早くから建てかえの方針で頑張っていただきたいということを要望いたしまして、この項の質問終わらせていただきます。 22 ◯議長(榎 日出男君) 次に、3項目めの答弁を願います。 23 ◯市長(石垣正夫君) バイオマス建設計画でございますが、これは平成14年12月にバイオマスの総合的な利用に関する戦略、バイオマス日本総合戦略を閣議決定されました。そういうことを受けまして、新見市はいち早く環境問題、エネルギー問題等々考えまして、また森林の荒廃問題等々がありますので、研究していこうということを考え、平成15年6月には新見市農業プロジェクト推進会議を設け、バイオマス推進対策委員会を設けて木質バイオマスから発電するエネルギーを有効利用しようということで検討して進めております。  その中で、畜産もこの地方へあるんで畜産も考えたんですが、これは今のところ堆肥化されて、非常に有効利用されておるということで、これは今のところ考えておりません。木質を考えております。そういうところから、今さっき言われてましたように、災害が起きて、山に倒木が散乱しておるということや、今まで間伐がかなりされたところもあります。そういうものを利用しながらやっていこうと。それから、木材市場、製材業者の樹皮、皮が大量に出ます。それから、木工業者等におきましても木くず等が出るので、これを有効活用しようということでございます。  また、地球温暖化の環境問題、代替えエネルギーの活用等を考えていくものでございます。  今まで研究してみましても、採算性が十分いけるかどうかということでございますが、その点につきましても、まだまだ研究の余地があるわけでございますが、結果、やはり木質のバイオマスをやろうということで、これもエネルギーの交換率の高い、日本でやられておりませんが、ガス化方式で発電した電力を公共施設等に利用しようと。また、熱利用しようというて考えております。若干、ガス化のバイオマス発電は実験的には山口の方にも小さいやつをやっております。これは、デンマークの方が非常に世界的にも先進地とお聞きしておりますので、我々も調査しながらこの地方で安定して環境を守るため、また代替えエネルギーとして利用するために進めていこうということで、国の方も非常に力を入れていただいておりますし、県も一緒になって今考えておるような状況でございます。  以上でございます。 24 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。才田議員。 25 ◯14番(才田靖郎君) 元来、野焼きが許されとったわけでございますが、この木質のごみというか、廃棄物は全部野焼きでやりょうったわけですが、野焼きはできないというようなことで、非常にこのごみ化が多ゆうございます。このごみを金にかえるというのは、このバイオマスが一番でございます。ぜひとも新見市で本気で取り組んでいただきたいというようなことを要望いたしまして、私の一般質問終わらせていただきます。 26 ◯議長(榎 日出男君) これをもって才田議員の質問を終わります。  次に、7番塩飽満路議員の登壇を願います。7番塩飽満路議員。               〔7番 塩飽満路君 登壇〕 27 ◯7番(塩飽満路君) 皆さんおはようございます。  6月定例議会一般質問4日目、2番目に質問をさせていただきます。7番の塩飽でございます。  それでは、通告に従いまして質問をさせていただきますが、まず1項目めでございます。養護老人ホーム桜丘荘の移転改築についてお尋ねをいたします。  この件につきましては、同僚議員の方からたびたび質問も出ておるようですが、私なりに質問をさせていただきたいと思います。  養護老人ホーム桜丘荘は、昭和45年に整備をされまして、それ以後改修等が行われておりますが、施設は非常に古く、入荘者の方は車いすを利用している方もおられるようでございます。移転改築の時期、入荘者の転院、移転先等につきましては、同僚議員からの質問で本年度中に用地の確保をし、来年度に建設に向けて申請手続をするという執行部からの答弁をいただき、この点につきましては理解をしておるものでございます。用地につきましては、市の保有している用地という話も出ておりましたが、これはやはり利便性のよい入荘者が利用しやすい場所をお願いしたいと、このように思っておるわけでございます。  また1点、移転改築後、指定管理者制度に移行し、指定管理者業者の方で管理委託をされるように計画はあるのかどうか、お尋ねをいたします。  次に、2項目めでございますが、健康増進施設、温水プールの進捗状況についてお尋ねをいたします。  平成15年度からの継続事業で行っておりますが、同僚議員からの質問では、10月末完成、12月オープンということで、交通手段につきましては、指定管理業者株式会社山陽レイスポーツと協定書により巡回バスの運行で対応と。そして、市営バスの運行で対応する計画というふうになっておりますが、これは旧4町を含めた市全域を対象にしたものかどうかをお尋ねいたします。  それともう一点、オープン後、地元雇用については指定管理業者とはどのように協議をされておるのか、お尋ねをいたします。  次に、3項目めでございますが、指定管理者制度の今後についてお尋ねをいたします。  地方自治法の改正により、施設の管理委託が指定管理者制度に変わり、平成18年9月1日までに移行しなければならないというようになっておるのではないかと思います。5月の臨時議会では、82施設の指定管理業者が決まったようでございますが、これ以外にも大規模施設等はどのようなものがあるのかをお尋ねをいたします。  また、旧新見市のスポーツ施設につきましては、指定管理者に管理をお願いしておられますが、旧4町にあります教育施設、スポーツ施設でございますが、これらについてはどのように考えておられるのか、お尋ねをいたします。  次に、4項目めでございますが、下水道工事についてお尋ねをいたします。  平成13年3月に、新見・正田地区の供用が始まりました。現在の進捗率はどのようになっているのか、また計画どおり進んでおるのかどうかをお尋ねいたします。  それと、次に金谷地域の工事はいつごろになるのか、平成15年の9月議会におきまして、当時の建設経済部長さんは、平成19年から20年ごろには金谷地域を予定しておると言われましたが、その時期に工事着工できるのかどうかをお尋ねするものであります。  以上で、質問の方を終わります。 28 ◯議長(榎 日出男君) ただいまの塩飽満路議員の一般質問に対する答弁を求めます。 29 ◯市長(石垣正夫君) たびたび議員さんがお尋ねされました老人ホーム桜丘荘のことでございます。これはもう内容は言いませんが、やはりこれも重要な課題でございまして、我々も早い時期に用地を探せねばという考えを持っております。今、市の用地を利用するということは全く考えておりません。やはり、利便性のいいところを一番に考えなければ、入った人にやはり不快感を与えるというようなことではいけませんので、やっぱり便利のいい、ある程度ショッピングができるような場所がいいんじゃないかという気がしております。  以上でございます。 30 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) 移転改築後の管理について、指定管理者でいくのかどうかというお尋ねだったろうと思いますけれども、検討委員会の中でも指定管理者へ移行すべきであろうと、民間のノウハウを取り入れてサービスを充実させるためにそういった方向がいいんではないかという報告も受けております。したがいまして、私どもといたしましては、移転改築後、指定管理の方向も含めながら検討していきたいというふうに考えております。 31 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。塩飽議員。 32 ◯7番(塩飽満路君) もう一点お尋ねいたしますが、この移転改築後に介護保険等のかかわり、例えばデイサービス等はどのように考えておられるのでしょうか。 33 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 34 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) この件に関しましても、やはり検討委員会の中ではデイサービス等も取り入れていくべきであろうという報告を受けておりますので、できるならばそういった方向も取り入れて検討させていただければなというふうに考えております。 35 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。塩飽議員。 36 ◯7番(塩飽満路君) デイサービス等も取り入れていただきまして、住民サービスにあわせてしていただければと、このように思います。利用者の方も、早く移転先を決めて新しい利便性のいい場所で建てかえをしていただくように、一日も早く願っておるものでございますので、早い建設をお願いしたいと思います。  次、お願いします。 37 ◯議長(榎 日出男君) 次に、2項目めの答弁願います。 38 ◯市長(石垣正夫君) 健康増進施設温水プールの進捗状況等でございます。  これは担当部長が答弁いたします。 39 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) 送迎サービスといいますか、全市的にどうなのかということでございますが、先日も答弁いたしましたとおり、市営バスあるいは備北バスの路線バス、こういったものも含めまして、指定管理者の巡回バス、こういったものをどういうふうな形で運行できるかという辺も、総合的に検討させていただいて、路線を決めていきたいというふうに考えております。  それから、オープン後、地元雇用についてどのように指定管理者と協議をしているかという点につきましては、この施設には運動指導士あるいは健康運動実践指導者あるいは水泳指導者、エアロビクスインストラクター、こういった資格者が要るんであろうということで、当面は指定管理をいたします会社の方からそういった資格者についてはこちらの方へ派遣してくるということでございますが、当然地元雇用もしてほしいということでの協議を進めておりますし、資格のない者でも一応採用して研修等行かせて資格を取らせるという方向も聞いておりますので、そういった面で地元雇用も進めていきたいというふうに考えております。 40 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。塩飽議員。 41 ◯7番(塩飽満路君) 地元雇用についても非常に指定管理業者の方と協議をしていただくということでございます。そういった資格を持った人も、恐らく新見市内にはおられると思いますので、雇用する募集要項等が決まりましたら、早目に募集していただきまして、1人でも多くの方を新見市内から雇用していただくようにお願いするものであります。  また、巡回バスにつきましては、これも1人でも多くの方が、せっかくできた施設でございますので、利用できますように全市を挙げて巡回バスを運行していただくようにお願いをしておきたいと思います。  次、お願いします。 42 ◯議長(榎 日出男君) 次に、3項目めの答弁願います。 43 ◯市長(石垣正夫君) 指定管理者制度の今後につきましてでございます。  これは部長が答弁いたします。 44 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) 指定管理者制度につきましてお答えをいたします。  指定管理者につきましては、もう十分御承知のことと存じますが、新見市におきましては、条例をつくっております。新見市公の施設指定管理者の指定手続等に関する条例というのがございまして、それによりまして、公の施設、また営利を目的としております施設、観光施設などを順次指定管理者に持っていっておるところでございます。それは、先般も議会の方にお示ししたとおりでございます。  今後、これらのものにつきまして、まだ指定管理のしてないものもたくさんあるわけでございまして、順次この指定管理の方に持っていくということで検討しておるところでございます。特に、どのようなものが残っておるかという話でございますが、大きいもので申し上げますと、哲多町にございますB&Gの海洋センターであるとか、それから大佐町にございます同じくB&G海洋センターなどが比較的大きなものではないかと思っております。そのほか、旧哲西町にも、体育施設、グラウンドを初め、体育館等施設ございます。こういうふうなものも今後旧新見市が体育施設を指定管理し、そのまま引き継いでおるわけでございますが、そういうものを同様に指定管理者制度が適当であるかという判断をいたしまして、そのように進めてまいりたいと、十分に検討してまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 45 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。塩飽議員。 46 ◯7番(塩飽満路君) 今部長さんの説明でわかりましたが、これもやはり順次そういった形に進めていっていただきたいと思います。特に、スポーツ施設につきましては、新見市におきましてももう既に体育施設を指定管理者にお願いしておるということでございます。先ほど申しました、哲多のB&G、大佐のB&G、そして哲西の体育施設ということでございますが、これらの施設につきましても、早い時期に指定管理業者にお願いして、利用者も土曜、日曜、祝日に気軽に使えるような形、そしてそういった施設の整備等につきましても、指定管理業者にやっていただくのが一番よいのではないかと、このように思っておりますので、こういった施設につきましては、大体いつごろに予定をされておるんでしょうか。もしそういう予定がありましたら、お答えを願いたいと思います。 47 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 48 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) 現在このB&Gの海洋センターなども、教育委員会が直接運営管理をしておるわけでございます。そしてまた、指定管理も、議員がおっしゃいましたように来年の8月の末という話でございますので、そのあたりに向けまして、十分に現状とそれから指定管理が果たして望ましいかということも含めまして、十分に検討して対応してまいりたいと、このように思っております。 49 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。塩飽議員。 50 ◯7番(塩飽満路君) ことしは国体も開催されるわけでございまして、特にこういったスポーツ施設につきましては、早急にこういった指定管理者制度に移行していただくようにお願いをいたしておきます。  次の方、お願いします。
    51 ◯議長(榎 日出男君) 次に、4項目めの答弁を求めます。 52 ◯市長(石垣正夫君) 4項目めでございますが、公共下水道等についてでございます。  これは、生活関連の重要な課題でございますので、公共下水道等、ほかの下水道事業等も全力挙げてこの圏域を整備していくと。予算獲得に全力を挙げます。  詳細につきましては、担当部長が説明いたします。  以上です。 53 ◯建設部長宮原徹志君) それでは、公共下水道の進捗状況と、また金谷地域の工事の着工と、この2点の御質問にお答えをさせていただきます。  まず、本市の公共下水道でございますが、555ヘクタールの全体計画で、現在479ヘクタールについて認可を受けて事業を実施している状況でございます。これまで、平成13年3月に新見・正田地区176ヘクタールについて、最初の供用開始を行っております。以後、本年3月までに3回にわたりまして高尾地区、西方地区に区域を広げて供用開始を行っております。供用開始面積は、283ヘクタールと現在なっております。本年度は、高尾地区の残地域、宗金地域を完了させまして、西方地区の整備を随時進めていく計画でございます。また、上市地区の実施設計を行い、工事実施に向けて準備を進めている現状でございます。金谷地区につきましては、工程上、現在施工中の幹線汚水管渠を西方、上市地区に伸ばして施工する必要がありますが、来年度以降並行して金谷地区の基本設計、図化作業、実施設計等を順次進めてまいりたいというふうに思っております。工事着工は、おおむね平成20年ごろと、こういうふうに以前から言っておりましたが、先ほどからも市長が少しでも精力的にやれと、こういう指示もいただいておりまして、今担当といたしましては、1年でも早く工事にかかりたいと、こういうことで事務処理等やっておるのが今の現状でございます。  また、公共下水道の水洗化率等でございますが、本年3月末現在で新見・正田地区では63.36%。高尾、西方地区では29.45%。合わせまして53.78%という状況になっております。衛生的で文化的、快適な生活を周辺環境の改善、公共水域の水質保全のためにも御理解をいただきながら、下水道の接続、水洗化率を上げていくように、今後も加入の促進、啓発等、PR等を行って頑張っていきたいと、こういうふうに思っております。よろしくお願いいたします。 54 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。塩飽議員。 55 ◯7番(塩飽満路君) さっき部長さんは18年度に実施設計に入るということでございまして、19年、20年には金谷の方の下水道工事にかかるということでございますが、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。 56 ◯建設部長宮原徹志君) 今までの20年と言っておりましたところ、精力的にやれということで、19年には一部工事でも入りたいということで進めております。よろしくお願いします。 57 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。塩飽議員。 58 ◯7番(塩飽満路君) 金谷地域の人も非常にこの下水につきましては関心を持っております。というのが、対岸の方では、さっき申しましたように、もう既に高尾、上市地内に入ろうとしております。先ほど申しましたように、1年でも早く金谷地域の下水道工事を進めていただくようにお願いをしておきたいと思います。  以上で、私の質問を終わります。 59 ◯議長(榎 日出男君) 以上をもちまして塩飽議員の質問を終わります。  次に、3番山口康史議員の登壇を願います。3番山口康史議員。               〔3番 山口康史君 登壇〕 60 ◯3番(山口康史君) 新生新見市最初の定例議会で一般質問をさせていただきます。通告順序に従いまして一般質問させていただきます。  まず初めに、市長の施政方針についてということで3点。過疎問題に対するについて。それから、市民主体のまちづくりについての推進について。それから、行財政改革について質問させていただきます。  過疎問題についてですが、市長の施政方針の中でも、初めに過疎問題は我が地域にとって引き続き大きな課題であるというふうに位置づけられておりますように、新生新見市は合併いたしましたが、前の昭和の当時、50年前に比べまして6万6,000人いた人口も現在では約3万7,000人となり、これを単純に年平均いたしますと、毎年約600人ずつ減少しておると。50年間にわたり600人ずつ減少しており、地域としては衰退の一途をたどっているとも言えます。地域の存続のためには、この人口減少を放置することはできないと考えておりますが、現在の過疎の状況、人口減少をどのように考え、どのように対応するべきか、基本的な考えについてお伺いいたします。  この辺が、施政方針の中ではもう少し明確になっていないようですので、市長の所見を求めます。  また、何らかの対策が必要であると考えておられると思いますが、実効性のある対策とするためには、目安となる目標値などがあれば、あわせてお答えください。  次に、市民主体のまちづくりの推進についてですが、施政方針の中にも、市民主体のまちづくりを推進するとともに、地域の特性を的確に把握した地域振興策を実施するとあります。また、新見市総合計画を本年度中に作成とあり、このためにも、まちづくり審議会も設立されるように今回の議会でも提案されていると思います。先日の質疑において、この審議会委員についても公募されることが明らかになっております。13名中2人と少し寂しい気もするのですけれども、今後の地方自治に則した考え方であると考えております。この市民主体のまちづくり、住民参加のまちづくりですが、ともすれば形式的なものになってしまうおそれもありますが、真の市民主体のまちづくりとするために、どのような注意を払おうとされていますでしょうか、お答えください。  次に、行財政改革、行政の効率化ですけれども、今回の合併のメリットの一つ、期待されるものの一つに、行政の効率化があると思われます。施政方針の中でも効率化について触れられておりますが、具体的にはどのような内容を考えられておるんでしょうか、お答えください。  次に、大きな2項目めの生活環境の整備に関する質問ですが、初めに公共交通網、市内のバス、タクシー等についての整備についてですが、市内には公共交通として鉄道、バス、タクシーなどがあります。バスについては、民間、市営の路線バス、福祉バス、スクールバス、施設間の送迎バスなど、複数の運行があります。所管の違うものもありますが、連携し、相互の乗り入れや役割を分担することで、利用者の利便性が図られ、また既存の施設設備が有効に活用できると思われます。施政方針の中でも、公共交通機関は生活に密着した移動手段で、新市の一体性の形成など図る上で重要な役割を担うことから、効率的で利用しやすい運行について早急な見直しを今年度中に行うということが挙げられています。ぜひ、総合的な所管を越えた全体の運行計画の見直しを望むものです。  そこで、今後検討していく公共交通体系としては、どの程度の、どの範囲までを視野に入れて、先ほど述べた公共交通のどの範囲までを視野に入れておられますか。また、バスにおいては、今運行されているバス等の利用状況がわかりましたらお答えください。  また、この審議、公共交通網の体系を見直し、策定する上でどのようなメンバーがこの審議をされるのでしょうか、これについてもお答えください。  次に、都市計画マスタープランの位置づけについて御質問します。  現在の都市計画マスタープランは、旧新見市において平成8年に作成されております。都市計画区域内の長期的な将来ビジョンを策定するもととして、平成22年を目標とするとなっておりますが、時代の変化に伴い、合併などもあり、既に計画と現実には差が見られ、修正が必要と考えておりますが、作成以降の見直しについては、これまでどうされておられるでしょうか。  また、この計画を今後どう位置づけていこうとされているでしょうか。また、合併に伴う都市計画区域の見直しなど、修正などを行う考えがあるでしょうか、お答えください。  次に、スプロール化した地区の道路整備、特に通学路などを含む部分の安全確保、安全性確保についてお伺いします。  スプロール化現象とは、もともと農地等であったエリアが急速に住宅化などが進み、道路その他のインフラ整備などが後追いになった地区です。このようなエリアが、本市の都市計画区域内にも幾つか見られるようです。このようなエリアでは、通学路であっても道路幅員が狭く、登下校時であっても、車両の進入制限も特別かけられていないような地区が幾つもあるようです。これは、先日の同僚議員からの一般質問にもありました水舟地区などもあると思いますが、幾つもあると思います。このような危険な地区と考えられる場所をどの程度、どのあたりにあると把握されてますでしょうか。  また、それらをどうすべきだと考えておられるでしょうか、お答えください。  次に、大きな3番目の質問に入らせていただきますが、ごみ対策に対する質問をさせていただきます。  合併に伴いまして、新生新見市全域でごみの有料化がスタートしております。特に、これまでごみ袋が有料化となっていなかった旧新見市においては、いろいろと意見があるようですが、ごみの減量化という側面から見れば、一定の理解はできます。しかし、ごみを減量化するには、ごみの出口と入り口、両方コントロールしなくてはならないというふうに考えております。つまり、捨てるごみを減らすのと同時に、ごみのもととなるものを減らしていくということが必要となります。そのためには、3つのR、リデュース、発生の抑制、リユース、再使用、そしてリサイクル、再利用というのが必要と言われています。しかし、これまでのところ、ごみの減量化、リユースとリデュースについてはまだ具体的な政策の形になっていないと言えます。  そこで、ごみの減量化についてですが、入り口のコントロール方法として、過剰包装の抑制、リユース市場の拡大、分別の徹底など、具体的にはマイバッグの奨励とか、レジ袋の規制、リターナブル容器の奨励、リサイクルショップ、ペットボトルなどの分別回収などの徹底などがありますが、これらについてどのようにお考えでしょうか、お答えください。  次に、不法投棄の抑止についてですが、ごみの有料化に伴い、ごみの減量化が進むのであればいいんですが、それに伴い、不法投棄もふえているという話も聞いております。このごみの有料化から不法投棄の状況というのをどのようにとらえるでしょうか、お答えください。  最後に4番目、新市の産業振興に関する質問をさせていただきます。  地域の産業は住民の雇用の場を提供し、地域で生活していくための糧となるもので、その産業の振興は地域にとっても最も重要なテーマと考えております。そこで、改めてこのたびの合併により、市域の拡大により改めて地域の産業振興について質問させていただきます。  まずは、地域産業の構造に対する認識について、現状認識ということで確認させていただきます。  まず、現在の地域の産業の構造をどのように分析しておられるでしょうか。地域の産業別の生産高、出荷額、就業人口など、どうなっていますか。また、その傾向値などについてもどのように把握されていますか、お答えください。  また、産業振興のためにどのような施策を行うべきか、基本的な方針についてお答えください。  以上で、最初の質問とさせていただきます。 61 ◯議長(榎 日出男君) しばらく休憩をいたします。                             午前11時4分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時15分  開 議 62 ◯議長(榎 日出男君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  ただいまの山口康史議員の一般質問に対する答弁を求めます。 63 ◯市長(石垣正夫君) ただいま質問がありました施政方針についての中で、過疎問題等のことでございます。  これは、今全国的にも各都道府県でもほとんどの地域が人口減少になっておるというような状況でございまして、岡山県でも今減っておるというような状況でございます。また、県内でも中山間地域におきましては、人口が本当に激減しておるというような状況で、なかなか歯どめがかからないという状況でございます。  そういう中で、我々といたしましては、やはりこれは少しでも歯どめをかけるということは、企業誘致をするんが一番ではないかと。そうしますと、雇用の確保につながると。若い人が勤めれば、次々と人口もふえるわけです。こういうことを念頭に置いておるような状況でございます。  企業誘致は、あちこち行っておりますけど、非常に難しい状況でございますが、やはり関連した企業等にも増築また雇用をふやしてほしいというお願いをしておりまして、シーアイ化成は、きのうも答弁いたしましたように、次々と考えていただいておるというような状況でございますし、また地場産業の育成がこれは重要な課題でございます。先ほども質問がありました木質バイオマス、これも地場産業にとりまして廃棄物の処理、産廃でございます。これを処理するのが大変でございます。そういう中で、やはり5人でも10人でも企業が自分でそういうものを処理する、料金をかけて処理するということになりますと、今の時期は本当にだんだん料金が高くなって、経営ができないと。そうしますと、余儀なく会社をやめるとか、また倒産するケースがあるわけで、こういうものを我々がいかにそういうものをして支えるかということが重要な課題、雇用にもつながると。バイオマス等は大きな意義があると思います。  そういうことでございますし、また住みよい環境をつくらなければ、やはり人口もふえません。そういうことから、公共下水道等もやっておりますし、文化施設あるいは子育て支援、これも重要な課題でございます。我々もこういうことを踏まえて都市と同じように、ある程度田舎でも支えていかなければ従来どおりの考え方ではなかなか過疎に歯どめはかからないというような状況でございますので、今からも全力挙げて少しでも歯どめがかかるように、若い人が残れるように努力してまいりたいと考えております。  また、市民主体のまちづくりでございます。これは、合併協議会でまちづくり条例をこしらえて、新市になってそれを公布していこうということになった。そういう中で、今でも国から地方へ、また官から民へというようなことで、指定管理者制度を通して民の活力を醸成しようということで進めておるような状況で、やっぱりこれをやりましても、雇用がかなり生まれます。また、アイデアが違います。ですから、そういうことをやりながら、民を主体にまちづくり、民を主体にやり、またまちづくり条例等は地域の審議会もつくるわけです。そこで審議をして、その地域が考えて、自分らで物事を主体的にやると。行政主体から地域主体に持っていこうということで、まちづくり条例もつくったような状況でございます。  また、財政につきましても、今までも何遍も述べましたが、本当に合併いたしまして、厳しい状況、どこでもあるわけでございますが、やはりこれも徹底した経費の節減等もやらなければいけません。大きな課題でございますが、徹底して我々は経費の削減等もし、合理化もやっていこうという気がいたしております。  詳細につきましては、担当部長が補足をさせていただきます。  以上でございます。 64 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) 詳細ということでございます。何点かございましたので、具体的にお答えをさせていただきます。  最初に、過疎のことにつきましては、人口のことがございました。人口目標値をどれぐらいに考えるか、またどのように思っておるかということでございますが、このたび新見市総合計画というものを策定することにしておりまして、その中でその人口も目標数値を定めていきたいと、このように考えております。総合計画につきましては、地域審議会の皆様の御意見も、そしてまちづくり審議会の皆様の御意見も取り入れまして、最終的には議案として議会の皆様に御審議をいただくことになっております。そういうところで、実情といいますか、現実的に見た目標数値が設定できればいいなと、このように現在考えておるところでございます。  それから、まちづくり審議会ですか、まちづくり審議会の委員のことでございますが、この中ではどのようなことに注意を払っておられるかということでございますが、13名でございますが、その中の委員は地域審議会、5支局につくります地域審議会の中から1名ずつ出ていただくようにしております。それから、地域を支えていただいております各種団体がございます。産業団体がございます。そこからもお願いしたいと思っております。また、学識のある方にもお願いしたい。そして、公募ということで、2名ということを思っております。建設的な御意見がその中では十分にいただけるものだと、このように思っております。  それから、行政の効率化ということでございますが、どのような考え方があるかということでございますが、昨日も山本議員のところでお話しましたんですけども、行財政改革大綱というものを今年中に策定することにいたしております。その中で、この問題にもかかわるわけでございますが、簡単に申しますと、事務事業の再編とか、整理、統廃合、それから民間委託、指定管理者制度の活用でございますけど、そういうふうなものがこれからこの大綱の中に入りまして、そしてそこで申しました事務事業の再編、整理、統廃合によって行政の効率化が図られるようにしたいと、このように思ってます。ですから、この行財政改革大綱がまたできますので、またそこでいろいろと御意見を賜りたいと思っております。 65 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。山口議員。 66 ◯3番(山口康史君) まず、過疎問題についてなんですけれども、市長の答弁からは、まずは雇用をふやす、そして生活環境を整え、住みやすくすると、それから、子育て支援をするというのが大きな3つだったと思います。目標値については、審議会で設定をするというように部長から答弁があったように思うんですけれども、私としては、目標値というのはある程度は執行部で示すべきものがあるのではないかと思います。特に、先ほど言われた3つ、雇用をふやすという施策があれば、それは大体毎年どれぐらい、毎年というのは難しいかもしれませんが、5年間、10年間で何人程度の雇用をふやすという目標を立てているのか。子育て支援であれば、これは子育てというか、出生率と言った方がいいのかもしれませんが、どれぐらいの出生率を上げていこうと考えられているのか、または維持しようとされているのか。こういった具体的な数字について、もしお持ちであれば示していただければと思いますが、いかがでしょうか。 67 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 68 ◯市長(石垣正夫君) 雇用の目標というて、非常に難しいわけなんです。我々がいつも新見の企業、大手でも誘致企業でもいつもお願いに行くんですけど、年によって物凄い違うんです。定められません。企業に行っていろんなことをお願いして、ことしできるだけ採ってほしいということをお願いして、それから来年はどれくらい採ってもらえますかというのをずっとお願いしてやっておりまして、それでは目標は何ぼというて、市の職員を採用するんではございませんので、非常に難しいと。  また、今のように雇用をいかにするか、我々で創出するかということは、先ほど言いましたように、バイオマスとか、農業の面では畜産、千屋牛増頭計画をして、増頭しようとか、定着するそういう農林業、農業、特にピオーネでも、そういう若者が残れるようなことをやろうということでやっております。目標を何ぼ持ってどうというのは、非常に難しいと。新見市が何ぼ立ってどうというのは難しいと。しかしながら、その支援をいかにして1人でも多くの方を残そうということで取り組んでおるような状況でございます。  それから、出生率云々がありましたが、これは担当部長の方がちょっと答弁させていただきます。 69 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) 先ほど、目標数値につきましては、執行部の方でつくるものではないかというお話でございます。当然、私どもの執行部の方で目標は設定いたしまして、それを地域審議会並びにまちづくり審議会の皆様にお諮りをすると。そして御意見を賜るということになろうかと思います。総合計画につきましても、その基本は我々の方でとりあえずそのものはつくっていくわけでございます。そのように御理解いただきたいと思います。 70 ◯議長(榎 日出男君) 出生率については。 71 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) ちょっと今その出生率についてはちょっと資料を持ち合わせておりません。 72 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 73 ◯3番(山口康史君) 先ほど市長の答弁で、雇用の目標値を設定するのはなかなか難しいとおっしゃられました。実際に、それを達成する、すべてを達成していくというのは難しいことだと思いますが、また目標値を公表するということは、その目標値を達成できなかった場合のことも考えますと、なかなか示すのが難しいことかと思いますが、何事も目標値があって、例えば先ほどの千屋牛の増頭にしましても、何頭増頭させる、売り上げを幾らぐらい増加させる、そうすれば何人の雇用がふえるといったような組み立てをしていかなければならないものだと考えます。目標値そのものはあってこそ、そのための目標達成のための工夫改善が生まれるというものですので、それを恐れず設定していただければと思いますが、いかがでしょうか。 74 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 75 ◯市長(石垣正夫君) 立つもんと立たないもんがあります。我々がやるのは市内全域です。今の畜産とか、あるいは農業関係、これは目標立ってやっております。しかし、全体として企業が絡んだ、やっぱり企業の雇用というのは大きいわけですから。だから、全体として新見市が全体でどのくらい雇用をふやすかというのは非常に難しい。物事をするのは必ず成果あるいは目標を立って、今の雇用も立っていっておるということですが、全体的に立てるというのは非常に難しいということです。 76 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 77 ◯3番(山口康史君) 設定されているものもあるというふうに今のだと理解ができるんですが、これも公表していただければと思います。それから、企業等の雇用についても、例えば企業誘致についても、何年間で何社ぐらいを誘致したい、または何人ぐらいの雇用をふやしたいという目標を立てた場合、ではどういう企業にアプローチをして、何回ぐらいアプローチしていくか、どういう場を使ってアプローチをしていくかという計画を、やはり立てなければいけないと思います。例えば、10年間の目標設定をして、その最初の何年かで思うとおりいかなかった場合は、その政策を少し強化していくとかっていうようなことをしなければいけないと思いますので、やはりすべてが読めるものではないというのは重々わかりますが、やはりそれでも目標値は設定しなければならないものだと思います。また、目標設定自体にはこうなったらいいという努力目標的なものもありますし、普通にこのとおりやれば標準的に達成できるんではないか、しなくてはならないんではないかというものと、それから、この値を切ってはまずいというような、最低ライン的な、3段階ぐらいの目標設定ができると思います。それぞれ、やはり持ってやるべきだと考えます。この場でなかなかその答えはいただけないかもしれませんので、こういった考えに立って振興計画も立てていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 78 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 79 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) 過去、新見市も旧の新見市から引き続いてでございますけども、何度となく総合計画を立てたわけでございます。その都度、目標人口についても、希望的観測でやや多目にといいますか、現実にはそぐわなかったわけでございますけれども、いろいろと目標設定をしてきました。しかし、社会環境がこのように厳しくなりますと、どうにもすることができなかったというのが現状ではないかと思います。  企業の誘致を図るということは大きな目標でございますが、なかなかそれは難しいということでございます。ですから、どこの企業に何遍行けば企業が来てくださるかということも現実的には難しいわけでございまして、これはやはりその都度その都度の状況に応じて対応していかなければならないことだと私は思っております。数値、目標人口がどの程度いればいいのかということは、本当に5万人いればいいのか、10万人なのか、それはもう全く、どなたが考えられてもわからないと思います。かつて旧の新見市でも4万人の人口がいいとか、幾らやりましたけれども、でも今日こうやって何とかやれておるわけでございます。ですから、そのように合わせていくようなことも施策を展開して、3万7,000人には3万7,000人の合うような施策をしていくべきだろうと思います。しかし、何人かということが全くわからず、どうでもいいというわけにいきませんので、これは私ども職員としましてはいろいろと研究いたしまして、こうあれば何とかなる、過疎の問題は教育とか医療とかいうものに大きく影響しておりますので、やはり一定の人口は欲しいという希望はございますので、そのように努めて、計画書に反映させていきたいなと、私はその担当者として思っております。 80 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 81 ◯3番(山口康史君) 過去に目標値を設定してもなかなか実現できなかった。だから、今回もなかなか目標値を設定するには勇気が要ることだと思います。しかし、現在では毎年大体約300人から400人の人口が減ってるわけです。これが一つの目標になると思います。これを維持するのか、それを半分にとどめるのか、それとも少しでもプラスにするのか、これは目標値として十分立つものです。それをするために、各施策があるんだと思いますので、これについてはしっかり数字に落としていただければと思います。  あと、先ほど言った出生率なんですが、私が調べたところ、過去の出生率ですか、平成10年から14年の少し古い資料ですが、この旧の自治体であれば、新見市は約1.8、大佐で約1.78、神郷町で1.9、哲多町で1.76、旧の哲西町で1.63というデータがあります。これを維持するのか、一番多いところに合わせるのか、それとも2.0以上をねらうのか、こういったものも組み立ての一つになると思います。少なくとも、出生率をふやすだけで人口を維持しようとすると、今の倍以上の出生率にならなければならないので、これは現実難しいと思いますので、これらも含めて目標値を設定していただければと思います。  では、次に、市民主体のまちづくりについてですが、先ほど伺った市民主体のまちづくりとするため、どのような注意を払おうとしているのかということなんですが、先ほどの委員の構成を見ますと、各地域審議会から1名、団体、それから学識、これはちょっと人数がわかりませんが、そして公募が2名ということでした。どのような注意を払おうとしているのか伺いたかったのは、今の構成でいくと、なかなか年齢層、性別等の偏りが出るのではないかというふうに心配をしております。新しい市全体を考えることですので、年齢的にも、困り事等については年齢層で全然違ってきているものだと思います。各世代、性別の意見が十分反映されるような注意を払っていただきたいなと思っていますが、この点についてはいかがでしょうか。 82 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) 私の経験で申し上げますと、かつてのやり方を踏襲しますと、総合計画を立てるときには、地域に出向きまして、それぞれいろんな方から御意見をいただいとります。そこには、1会場に10名とか20名とかといういろいろな階層の方に集まっていただきまして、どのようなお考えがあるかということを十分に把握しまして、それをもって私どもが具体的に物に、字に、文章にしておるわけでございます。ですから、このたびもそういう形でやれば十分に意見は反映できる。また、地域審議会がございますから、そこでも意見が反映できる。まちづくり審議会というものは、いわゆる最終的な一番高度な御意見を賜るところでございますので、順番に、順序を踏んでやっていけばこのたびの問題は、私は解消できると思っておりますし、そういうふうなやり方で多分やるようになると思っております。 83 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 84 ◯3番(山口康史君) おっしゃられたように、その計画を立てる段階で十分地域に出向いてバランスのとれた意見を抽出するということであれば、一見問題がないような気もするんですが、そうすればその審議会そのものではなかなか地域で出た意見をまた変えるというのも難しくなってきまして、その辺のバランスが難しいんではないかと思いますが、いかがお考えでしょうか。 85 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) いわゆる文章にする前に、皆様方の御意見を聞いたものを反映させて計画書をつくるわけで、そのできたものをまちづくり審議会におかけしまして、これでいかがでしょうかと。でも、その審議会の中でこれはとんでもないと、この方がまだいいということが出れば、当然それは十分に考えて修正も必要だと思いますし、まだよりよいいい案があればどんどん加筆もするしということに私はなると思います。ですから、まちづくり審議会の皆様方に対しましては、最終の私どもは御判断をいただける組織というふうに思って、それができましたものを議会の皆様にお示しするということになる手順でございますので、よろしくどうぞお願いいたします。 86 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 87 ◯3番(山口康史君) 審議会でやはりその過不足を補うというようなことであると、最後、最終判断のところにでも、年齢、性別のバランスがとれてないと、そこで厚く取り上げられるもの、省かれるものっていうのが偏りが出てくるおそれがありますので、やはりこの点も十分、年齢、性別、地域はもちろん地域審議会を入れておりますのでバランスがとれるんだと思いますが、十分その辺に配慮いただきたいなと思うんですが、答えにくいかもしれませんのでお願いをしておきます。  また加えて、公募の委員の方が出られると思います。どれぐらいの応募があり、それからどういう基準で選ばれるかについても公表、あらかじめ示していただいて、それから募集期間も十分設けていただければなと思います。というのは、前回の地域審議会のときの公募についても1カ月間十分あったといえばあったような気もするんですが、一般の住民の方に伺いますと、ああそういうのがあるんだ、あったんだって、2週間ぐらいたって気がつくようなケースがありました。それから、800字程度の文章をつくるというのはなかなか負荷が、一般の方には多かったようですので、その辺も注意いただければなと思いますが、これはお願いをしておきます。  それから、次の行政の効率化についてですが、具体的な点については少し見えなかったんですが、こちらから少し一般の方からお話があったこととして、提案というかお伺いしますが、歳出カットという面からですと、議員も含めて特別職の報酬であるとか職員の人件費については、住民の方、市民の方の関心が高いように思われます。先日の報道でも、市税32億円に対して48億円の人件費というのについて関心の高い方も多かったようです。そこで、この人件費について切り込むつもりがあるでしょうか、お答えください。 88 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 89 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) 人件費については、これから職員数については定員適正化計画というものを策定いたしまして、定員管理の適正に努めることになっております。合併協議会の中では、向こう5年にわたりまして約20%の職員を削減するということも決まっておりまして、それに努力していくところでございますが、これから職員が百二、三十人というものが減ってまいりますれば、当然そこでは財政計画に合併効果というものがそこに出てくるわけでございます。公務員の給料については、国家公務員の人事院勧告がございますけども、それに準じて給料を私どもいただいとるわけでございますが、合併をして120人の職員が減るということは、これから相当な、現場の職員には相当努力をしていただかないと、仕事といいますか業務がもうこなせないだろうと私は思っております。そうなりますと、この給与に踏み込むということが果たしてどうであろうか。仕事はいっぱいございます。職員はどんどん減ります。現在の者から120人減るわけですから、どれぐらい厳しいものになるかということはおわかりだと思いますけども。そういうことからしますと、私自身の口からはちょっと申し上げられませんけど、この人件費に組み込むということはなかなか厳しい話ではないかなと、このようにも思っております。 90 ◯市長(石垣正夫君) これは、合併協議会でもこの問題が出ました。そういう中で、まず旧新見市の職員を下位に位置を下げようということで話をいたしまして、1号下位に下げたというような状況でございますし、今国家公務員等におきましても給料の問題が論議されております。また、地方公務員も同じように今論議されておるような状況でございますし、やはり職員も地方の民間企業に合わせた給料体系云々ということも出ております。いずれ近いうちに国の方が示してくると思いますので、そういうものを見ながら今後検討してまいりたいという気がしております。  以上です。 91 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 92 ◯3番(山口康史君) おっしゃるとおり国でもそういう動きがあるようです。人事院勧告については、勧告というとおり命令ではなくてお勧めしておる、勧めるという意味があると含まれております。実際に岡山県でも、知事、副知事は10%、それから出納長、公営企業管理者5%、教育長3%、管理職手当10%、議会については10%程度のカットが実施されているようです。積極的に進めていただきたいと思います。ただ、基本給等については生活給の性質がありますので、これを急激な変動というのはなかなかこれは向かないと思います。しかし、民間で言うところのボーナス、期末手当等については多少税収との連動が考えられる部分だと思います。実際に、民間等では仕事がふえても給料が下がっているというのが現実のようですので、これは市民に十分理解がされるような積極的な取り組みをお願いして、次の質問の答弁をお願いします。 93 ◯議長(榎 日出男君) 次に、2項目めの答弁を求めます。 94 ◯市長(石垣正夫君) 新市の生活環境の整備の中で、公共交通網の整備等々ございます。この項目については担当部長が答弁いたします。
    95 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) 公共交通網の整備について、今後の交通機関の見直しの範囲はということと、バスの利用状況、それから総合的な見直しの検討のメンバーはどうかという御質問であったろうと思いますけれども、見直しの範囲につきましては市営バス、それからスクールバス、あるいは福祉バス、それからふれあい送迎バス、こういったものも含めまして一体的に検討してまいりたいと思っております。  それから、バスの利用状況でございますが、市営バス等の利用状況について申し上げますと、これは5月現在でございますけれども、大佐支局で市営バスが3路線3往復しております。1日当たりの乗車人員がトータルで116名、それからスクールバスについては1往復で10人、それから神郷支局では市営バスが4路線で5往復から5.5往復しておる路線もございますが、1日当たりのトータルが75人、それからスクールバス、これが3路線で1往復で58人、それから哲多支局では市営バスが、これは路線でいきますと5路線ございますが3往復、と2路線については1往復をしておるということでトータルで44人、それから診療バスが1往復で20人で、スクールバスも運行しておるわけですが、これについてはちょっと乗車人員が把握ができておりません。それから、哲西支局につきましては市営バスが2路線で4往復56人、それから福祉バスが5路線で1往復でトータル15人、こういった乗車人員でございます。それから、新見支局で運行しておりますふれあい送迎バス、これにつきましては1回当たり大体トータルで4人から5人が平均だろうというふうに思っております。  それから、検討のメンバーでございますが、市営バスを担当しております市民環境課、生活交通係を中心といたしまして、社会福祉課あるいはスクールバスの教育委員会、こういった関係課等でできればプロジェクトチームみたいなものを立ち上げて検討してまいりたいというふうに思っております。現在のところでは、現状を把握しておる状況でございますので、料金の統一であるとか、あるいは運行の一部重複しておるところであるとか、それから運行体系、こういったものの検討をしていこうということで現在準備を進めておるという段階です。 96 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 97 ◯3番(山口康史君) 今伺ったところだと、民間のバス路線についてはもちろんこの市で決定することは難しいんでしょうけど、その検討の対象には入っているんでしょうか。 98 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) 当然、路線バス等におきましても備北バスにお願いをして市営バスとの整合性といいますか、乗り入れ、乗り継ぎ、こういった状況をどのようにしていくかということで当然協議はさせていただきたいと思っております。 99 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 100 ◯3番(山口康史君) あと検討するメンバーなんですけれども、これはこの地区で言われていることとは限らないんですけれども、バスの路線を決定したりする部分でバスを利用することがない方、いつも車に乗ってバスの不便さ等を経験することがない方が路線を決めていたりしているという話も聞くことがありますが、ぜひ実際に検討委員会そのものかどうかはわかりませんけれども、利用者をメンバーに入れるというようなお考えはありますでしょうか。 101 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) その辺も含めて検討させていただきたいと思っております。 102 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 103 ◯3番(山口康史君) これは、検討内容に入ってしまうので質問というよりかは提案に近いんですけれども、先日も質問の中にありました循環型バスの話がありました。この辺のバス状況、私もそれほど、それほどというか使ったことがほとんどないもんですから余り踏み込んだ話はできないんですが、バス路線がどうも総延長が長く便数も少ないようです。利用がなかなかしにくいように感じます。循環バスなどで市内の拠点施設を巡回をし、それに加えて拠点からの枝葉の部分を市営のバス等で、市営には限りませんがピストン輸送するといった考え方もあるようです。それから民間、これまで検討に入っておりませんでしたが、民間のタクシー会社などで乗り合い方式のタクシーなどと組み合わせて、乗車数、利用者の少ないところをカバーしていくというような考え方もあるようですが、これらも含めて検討するというようなお考えはありますでしょうか。 104 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) 全体的に見直しを行うということで、どの部分をどうするかということはまだお答えしにくいところでございますが、総体的に検討させていただきたいと思っております。 105 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 106 ◯3番(山口康史君) それでは、次の都市計画マスタープランについての答弁をお願いします。 107 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 108 ◯建設部長宮原徹志君) それでは、都市計画のマスタープランの位置づけと、こういう御質問にお答えさせていただきます。  旧新見市都市計画のマスタープランは、都市計画区域においてその将来像を示し、今後のまちづくりの指針を示したものでございまして、平成8年に作成をいたしております。このマスタープランは、旧新見市の新見市総合振興計画の方針に基づき、歴史や自然資産が豊富な旧新見市の特性を生かし、交流人口の拡大、定住促進を目指しまして、魅力ある都市づくりを進め、歴史と文化が息づく、自然と人々の生活が調和するにぎわいのある快適交流都市新見をまちづくりの理念として策定しております。また、このマスタープランは全体構想と地域別構想とからなっておりまして、その目標年次は長期的な将来ビジョンを策定するものとして平成22年としております。旧1市4町で都市計画区域を定めているのは旧新見市のみでございます。旧新見市の都市計画マスタープランを新市の都市計画マスタープランとして活用しながら、市町村合併等による社会情勢の変化に対応するための見直し作業も検討していく必要があろうかというふうに考えております。都市計画マスタープランは、創意工夫のもとに住民の意見を反映しまちづくりの具体性ある将来計画を確立し、地域の市街地像を示すとともに、地域別の整備、課題に応じて整備方針を示しております。新市の総合振興計画とともに重要な計画であります。したがいまして、本計画は都市施策の根幹をなすものでありますので、地域課題と住民要求を考慮しながら活用していかなければならないと、そういうふうに考えております。  さらに、これからは多様化している住民のニーズに対応するため、地域住民等の積極的な参加はもとより、歴史、文化及び自然を生かした総合的なネットワーク形成を図りながらまちづくりの推進をしていかなければならないと、このように考えております。 109 ◯議長(榎 日出男君) (3)番も続けてお願いします。 110 ◯建設部長宮原徹志君) はい。それから、2点目でございます。スプロール化した地区の道路の整備と、これ通学路等の関係でございますが、これについての質問でございます。  市民生活にとって欠くことのできない生活道路は一般的に幅員が狭く、車両と歩行者の混合交通であるため交通の円滑化が十分に図られておらず、特に市街地の一部では通勤、通学に支障を来しているのが現状であります。特に、スプロール化とした地区では、道路沿いに民家が密集している場合が多く、拡幅のための用地確保も含め整備が大変困難な状況にあります。しかしながら、生活基盤の整備、通学路の安全確保のため市民の皆さんの要望に基づき、地権者、関係者の御理解をいただきながら、安全、緊急性等を総合的に勘案し整備を進めてまいりたいと、このように考えております。よろしくお願いいたします。 111 ◯議長(榎 日出男君) 危険箇所がどの程度あるか。 112 ◯建設部長宮原徹志君) 先ほども申し上げましたように、この場所等のことの御指摘だったかと思いますが、これ全体的に中心地がそういうところが多いと、こういうことで、ちょっとその辺の把握はまだ十分できておりませんが、大変不便を来しておるということはよく承知しております。  以上です。 113 ◯議長(榎 日出男君) しばらく休憩をいたします。                             午後0時0分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後0時59分  開 議 114 ◯議長(榎 日出男君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  再質問に入りますが、2項目めの2番からの再質問となりますので、よろしくお願いいたします。  再質問ございますか。山口議員。 115 ◯3番(山口康史君) まず、都市計画のマスタープランについてですが、少しわかりにくかったので、このマスタープラン自体は今後も主要なものとして位置づけるということはわかったんですが、合併に伴う都市計画区域の見直し等については行われるんでしょうか、いかがでしょうか。 116 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 117 ◯建設部長宮原徹志君) 見直しの関係でございますが、当初のお答えの中でも説明したと思いますが、都市計画は旧新見市だけが設定しておりまして、旧4町におきましては設定されていないと、こういうことで、合併後も今のマスタープランは基礎ベースとしては対応していきたいと、利用していきたいと、こういうふうに。見直し等は、今のところは考えておりません。 118 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 119 ◯3番(山口康史君) 区域の見直しは行わないということですが、まず質問の中でも述べたのですが、平成8年度に作成され、それ以降時代の変化に伴い大きく計画と現状が変わってきている部分が見られますが、平成8年以降細部の修正など検討などはこれまでに何度かされたんでしょうか、お答えください。 120 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 121 ◯建設部長宮原徹志君) 見直しということの御質問です。これは平成8年以降の見直しとしては、平成11年度に都市公園の変更等の開催をいたしております。平成12年度にも太田公園、この駅の裏の公園の関係で実施しております。12年度には公共下水道の変更、排水区域の一部変更と、こういうことでやっております。一番近いところで14年度、平成14年度に用途地域の変更と、こういうことで建ぺい率の見直しということでやっておると、こういう現状でございます。 122 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 123 ◯3番(山口康史君) 過去の見直しでは、公園、下水等の見直しがあったようですけど、大きな施設についての計画等について、マスタープランの中にはこういった地区にこんなものを設けたらいいというようなことが書いてありますが、それとは実際はずれているような部分があります。こういったものの大きな見直しがこれまで必要だったんではないかと思います。これについてはもう時期が過ぎておりますので、これからの修正の中で考えていくべきものだと思いますが、今後の見直しの予定、計画としてはいつごろどういった範囲をどういったメンバーで考えられてるのかお教えください。 124 ◯建設部長宮原徹志君) 今後の見直しということだったと思いますが、こういう審議会を開催して見直しということになりますと、これは都市計画の関係で申しますと、区画整理に伴う道路計画とか用途の関係の用途地域の決定とか、そういうような地区計画等の変更があった場合に対応するという考えで、今のところそういう計画はございません。そういうことがあるとすれば、その都度今のマスタープランをベースとして審議会にかけて皆さんに検討していただくと、こういうことになるわけで、今のところはそういう状況でございます。 125 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 126 ◯3番(山口康史君) 都市計画プランの中には、エリアを5地区に分けてそれぞれ展望、方針とか書かれております。これからずれてる部分も、これにない施設等がふえてきているものもあります。これからも、今、先ほど、これまでの一般質問の中にもありました老人ホームの計画であるとかといったものもあります。これもマスタープランとの整合性がとれるような形で検討をいただければと思います。よく新見の施設の計画が、なかなか用地の関係もあるんでしょうが分散してなかなか統一感がないというような市民の方からの御批判もあります。マスタープランというのは、一応は全体の統一性が図れるように、全体の計画を見据えた上でなされてるものだと思いますので、これとの整合性がとれるような修正、それから施設等の計画がある場合はこれと見比べながら決定を進めていただきたいと思います。  また、その計画の修正とか審議の際にはなるべく広く意見を集めて、先ほどのまちづくり審議会などと同じく、広く住民の方の意見を集められるような審議の方法を進めていただければと思います。現在でも住民や会議所などのまちづくりの動きもあります。こういった意見も反映がされるような形で進めていただければと思います。  では、次のスプロール化した地区のことをお答えください。 127 ◯建設部長宮原徹志君) 都市のスプロール化ということでございます。質問の中に危険箇所の把握をということがございました。これ、通学路で歩道と車道の分離したということも入ってくると思いますが、都市計画区域内で車道と歩道が別々というのは最近改良しました正田で2カ所ほど路線にあります、工場横線とかそういうのがあるわけですが。主としましては混合交通ということで分離されてない道路が大半でございます。お答えもさせていただいとりますが、これもその中でも危険なとこから順次対応していくと、こういうふうに御説明をさせていただきましたとおりで、今後もそういう考えでいきたいというふうに思っております。 128 ◯議長(榎 日出男君) 午前中に(3)も答弁をいただいておりますんで、それを確認いただきたいと思います。 129 ◯3番(山口康史君) はい。 130 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 131 ◯3番(山口康史君) その危険箇所の把握というのは、具体的な場所というのは特定はされておられるんでしょうか。もしされているようであればお答えください。 132 ◯建設部長宮原徹志君) 危険箇所ということで、どこら辺がどういう危険があるのが何カ所とかそういう詳細なことを言われてるんじゃないかと思うんですが、今現在そういう調査をやったとこはございません。地域の皆さんがここは危ないということで言われてくれば対応するというやり方でしておりまして、この場で何件というようなお答えはできませんので、よろしくお願いいたします。 133 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 134 ◯3番(山口康史君) 要望が出るまではなかなか把握ができていないということですけど、ぜひ調査の方については危険箇所という意味ですので、早急に調査をしていただいて、きちんと優先順位を決めて対応していただければと思います。これについても早急にお願いしたいなと思いますが、これについては対応できますでしょうか。 135 ◯建設部長宮原徹志君) 今の御指摘については、そういう方向で調査してまいりたいと、こういうふうに思います。よろしくお願いします。 136 ◯3番(山口康史君) 次へ行ってください。 137 ◯議長(榎 日出男君) 次に、3項目めのごみ対策について答弁願います。 138 ◯市長(石垣正夫君) 3項目めのごみ対策でございます。これは担当部長が説明いたします。 139 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) ごみの減量化の関係でペットボトルの回収とかあるいは過剰包装、レジ袋の抑制、こういったことでのお尋ねだったろうと思いますけれども、ペットボトルについては現在大佐支局、哲西支局で既に分別収集を行っております。これについては、費用の問題とかあるいは再処理業者のチェック、こういったものが厳しい関係もございまして、返却率が50%を超えるという状況で課題が多いところもございますけれども、先日もお答えいたしましたとおり18年度からの第4期市町村分別収集計画、この中でペットボトル等につきまして全市的に推進をしていきたいということも盛り込んでまいりたいというふうに考えております。  それから、レジ袋の抑制についてでございますが、これにつきましては日本チェーンストア協会からレジ袋が廃棄物に占める割合が多い、大きいということから、ごみの発生を抑止する観点から有料化というものを法制度で定めるよう求めております。環境省におきましても、来年度容器包装リサイクル法改正案を通常国会に提出したいということで準備を進めておるという報道もなされております。これが通りますと2007年度からは有料化になるんではないかなということでございます。市におきましては、こういったレジ袋の抑制のためにマイバッグ運動というものを推進してきておりますけれども、引き続き市民に買い物の際はバッグ持参を呼びかけていきたいというふうに考えております。  それから、過剰包装の関係につきましては、商品の増加といいますか、生活が豊かになりまして買い物がふえるということから過剰包装がふえてきておりますけれども、これにつきまして主に製造業が原因であるということで、各自治体と連携をいたしましてこの抑制を呼びかけていきたいと考えております。  それから、2番目の不法投棄の抑止についてでございますが、これについてどのようにとらえるかということでございますけれども、不法投棄の抑止につきましては市内の環境衛生連合会とともに住民への啓発、あるいは看板の設置、こういったものを順次行ってきております。また、不法投棄監視員を委嘱いたしまして監視を行ってきておりますけれども、昨年からは県とともに移動式カメラを設置して重点地区で監視をしておるという状況でございます。現況を報告いたしまして答弁とさせていただきたいと思います。 140 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。山口議員。 141 ◯3番(山口康史君) マイバッグの運動について現在どのような成果が上がっているというふうにとらえられているでしょうか。 142 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) 具体的な成果についてはどうであるということは私どもも確実に把握はしておりませんが、一時期に比べてマイバッグを持参する方がふえているという状況であることは把握しております。  以上です。 143 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 144 ◯3番(山口康史君) スーパー等でももう一つマイバッグ運動がされてるのかどうかちょっと気がつきにくい点がありますので、もう少しPRをしていただければと思います。  それから、不法投棄については、これはそのデータとしてまだとらえられておられないんだと思いますが、聞くところによるとやはりふえてきているように聞いております。これについては把握を進めていただきたいと思います。  また、不法投棄については余り罪悪感を持たれず捨てられている方がおられるようにも感じます。これを、啓蒙活動もしかりですが、例えばごみポイ捨て条例の中に罰則規定を設けて奉仕活動をしたり、罰金を設けたりというような検討、ペナルティーなどを検討するべきだと思いますが、それについてはいかがお考えでしょうか。 145 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 146 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) ポイ捨て条例の中に罰則規定ということでございますが、空き缶等を捨てた場合におきましてもこれは軽犯罪法、あるいは廃棄物処理及び清掃に関する法律、こういったものに違反するという場合もございます。こういった場合、廃棄物処理法に違反しますと5年以下の懲役あるいは1,000万円以下の罰金という罰則規定がございますし、そうしたものを条例の中で加えて制定すると、規定するということについて、投げ捨てるだけの直接行為、これに対する罰則規定というのは難しいかと思います。ただ、条例で決める場合には、投げ捨ててそれを回収しなさいという勧告、それに従わなかった場合の罰則、これについては可能かなという感じがいたしますが、全国的にも罰則規定を設けているのは徳島市だったと思いますけれども、徳島市が条例の中でそういった規定を設けているという事例もございます。この辺も検討はしていきたいと思いますけれども、まずは単純に空き缶等を捨てた場合でも廃棄物処理及び清掃に関する法律の違反に該当する場合があるということで、これは非常に重たい罰則規定になってますので、この辺も適用をPRしていかなければならないかなというふうに感じます。 147 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 148 ◯3番(山口康史君) 先ほどの1,000万円以下の罰金となると、余り現実からほど遠くてなかなか実感としてわかない可能性もありますので、もう少し現実的に実感できるようなことも含めて検討を進めていただければと思います。  また、ごみ袋の有料化については質問が何度かされております。ごみ袋の販売益などがどのように使われるかというものをきちっと住民の方に示すことができれば、理解も、あとごみの減量化の効果、どれぐらい減っているのか、それからごみ袋の収益が実際のごみ処理のうちどれぐらい使われているか、その透明性を高めて公表することで今考えていることが少しでもうまく進むんではないかと思いますが、これについてはいかがお考えでしょうか。 149 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) ごみの有料化に伴います販売手数料、これの使途につきましては昨日答弁をさせていただいたとおりです。  それから、ごみの減量化がどれぐらい進んでいるかということにつきましては、今後把握をしていきたいというふうに考えます。 150 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 151 ◯3番(山口康史君) 公表についてですけれども、議会とかという形ではなくもう少し明らか、例えば市報であるとかそういったところに整理をして公表していくっていうのは考えられますでしょうか。 152 ◯市民生活部長(渡部勝吉君) 使途については公表をしていきたいと思いますし、減量化についても推進を広報するとともに、成果についても公表はしていくことはやぶさかでないというふうに考えます。 153 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。 154 ◯3番(山口康史君) 次へお願いします。 155 ◯議長(榎 日出男君) 次に、4項目めの答弁願います。 156 ◯市長(石垣正夫君) 新市の産業振興でございます。そういう中で地域の産業構造の現状に対する認識等々でございますが、新見市の主産業は御承知のように石灰関連の業種が多いわけでございますし、また電気器具の製造業など出荷額が今のところ伸びておるような状況でございます。商業は商店数の減少、購買力が市外へ流出等いたしまして販売額が減っておるというような状況でございます。石灰関連業種や電機製造業などは輸送の距離、また労働の人口の減少、高齢化などの課題を抱えております。そういうために、新技術の開発や付加価値の高い製品の研究、開発、または設備の近代化に取り組んでおるような状況でございまして、景気が回復し今後も発展に期待をしているような状況でございまして、まだまだこの地域は景気が緩やかにでも回復しておるというような兆しはないという気がいたしております。  産業振興の基本的な方針ですが、今後さらなる産業の振興のためには、企業の育成、起業を進めるための産・学の連携を取りながら育成、企業体制づくりや支援体制の樹立を図りながら雇用の確保、産業振興に努めていかなければならないという気がしております。また、やはりITを活用した新しい産業、起業の支援を行っていく必要があると思います。こういうことは商工会議所等と一緒になって対応しておりますが、若い人は若干波に乗っていけるんではないかというような気がして、さらに一緒になって支援していきたいという気がいたしております。  また、商店街を活性化するためには、やはり商工会議所あるいは商工会などの関連機関と連携しながら、ITを生かした商業展開や情報提供をしながら商店街の活性化の支援をしていく必要があると考えております。  また、先ほど言われました出荷額等々いろんなことを述べられましたが、これは担当部長の方から答弁いたします。  以上です。 157 ◯経済部長(山岡文人君) ただいま、構造の分析とか今後の産業振興の基本方針については市長の方から答弁がございましたが、それに伴います出荷額とか販売額についてお答えさせていただきます。  新見市の工業の就業者数は2,636人で、出荷額が工業で申しますと640億5,903万円となっております。前年度に比べまして就業者、出荷額ともに増加はしております。商業の関係で言いますと就業者数は2,759人、販売額は953億2,448万円で、これにつきましては就業者、販売額とも先ほど市長の分析の中にありましたように減少いたしております。  以上です。 158 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。山口議員。 159 ◯3番(山口康史君) 産業構造ということでお願いをしていますので、1次産業の部分についてもお願いいたします。 160 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 161 ◯経済部長(山岡文人君) 1次産業についてお尋ねでございますが、これは就業人口比率は直近の農業センサスでございますが、これは平成12年のセンサスでございますが16.8%と、そしてまた農家戸数は4,636戸、農家率につきましては36.6%と県の平均の13%に比べまして高いんでございますが、農家戸数の減少とともに兼業農家が半分以上を占めるなど兼業化が進んでいるという状況でございます。人口に占める高齢者率もいろいろ述べられておりますが、本年5月末で32.7%という高齢化も進んでおります。それに伴いまして後継者の不足が非常に深刻な状態ということになっております。金額で、センサスの結果でございますけれどが、農業生産では旧新見市は28億5,000万円と、これを支局を全部含めますと64億4,000万円が農業生産額ではないかというように思っております。  以上です。 162 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 163 ◯3番(山口康史君) ちょっとわかりにくかったので、農業の就業者数が少しわかりにくかったのでもう少しそれをわかりやすく教えていただきたいのと、それから生産高の64億円というのが増加傾向なのかについて教えてください。 164 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 165 ◯経済部長(山岡文人君) 就業者数につきましては、先ほど申しましたように兼業農家が専業から兼業農家にふえつつあるということと、高齢化が進んでいるためそういうような状態になってます。  それから、農業の産出額の64億4,000万円が増加傾向かどうかということでございますが、新見市では、旧新見市でございますが、果樹等の関係が稲作を超えてランクづけされておるというように把握しております。これが伸びているか、全体的に伸びているのかどうか、全体で見て伸びてるかどうかというのはちょっと把握しておりませんが、私どもが考えておりますのは旧新見市では稲作よりもそういう果樹園芸作の方が伸びているというように考えております。
     以上です。 166 ◯議長(榎 日出男君) 農業者数がわかりませんか。 167 ◯経済部長(山岡文人君) 答弁が漏れておりました。  農家、農業者数ですか。農家戸数につきましては、先ほど4,636と述べたと思いますが、人口的には農家人口は1万8,307人と、この数字も12年度のセンサスによるものでございます。  以上です。 168 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 169 ◯3番(山口康史君) 農業者数というか、今の産業という面でその1万3,000人が就業者数っていうふうに判断するのがなかなか現実的ではないとは思いますので、この辺も産業として取り組まれている専業の人口を把握していただければと思うんですが、いかがですか。 170 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 171 ◯経済部長(山岡文人君) ちょっとただいま資料を持ち合わせておりませんので、人口については後ほどお願いします。 172 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。山口議員。 173 ◯3番(山口康史君) 今の質問で基本的なことを伺ったんですが、専業者数、それから農業の売上高の増減についても現状をきちっと把握してもう少し詳しく把握していただきたいなと思っております。それから、それをもとに産業政策を仕立てていただければと思います。  この現状を踏まえて、ここで聞いたのは産業というか雇用という意味から伺っておるんですけれども、雇用の面からこの各産業についていずれも力を入れていかなければいけない分野っていうことですが、特に影響力が大きなものとしては売り上げ、就業人口から考えてどの分野がというふうにお考えでしょうか。 174 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。  質問内容わかりますか。 175 ◯経済部長(山岡文人君) 雇用の面からいずれに力を入れていくかというような質問でしたかと思いますが、私どもで考えておりますのは、もちろん先にも市長が申しましたように、企業誘致、そういうものがあればそういうところから順次雇用の面に力を入れていけるんだというようには考えておりますが、農林業で申しますといわゆる果樹関係にもそういう、果樹とか畜産関係にもそういう就業に力を入れていきたいというように考えております。 176 ◯議長(榎 日出男君) 部長、1次産業の中で販売額、出荷額がいろいろあるんで、その中で一番そのウエートを占めて対応したいのはどういう部分かということです。 177 ◯経済部長(山岡文人君) 済みません。ちょっと具体的にもう一遍質問をお願いします。 178 ◯議長(榎 日出男君) 再質問を願います。山口議員。 179 ◯3番(山口康史君) ちょっと私も何を再質問したらいいのかがわからないんですけど、多分今聞こえたのは、専業農家の人口をきちっと把握していただきたいのと、それから売り上げ、農業の売り上げがどういう傾向にあるかっていうのは今データとしてなければこれはきちっと把握をしていただきたいと。で、産業政策を立てる上でこういった基礎のデータが重要になりますので、この辺は基本的なことですのできちっとまず把握していただきたいということをお願いしました。もし、この今の質問で答えられる部分があったらお願いいたします。 180 ◯経済部長(山岡文人君) 今後その辺のことにつきましても把握していきたいというように考えます。  以上です。 181 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。山口議員。 182 ◯3番(山口康史君) 質問が少し前後したんですが、この地域の産業の振興というのはもともと本来何のために行われるか、これ物凄く基本的な質問ですけれども何だと思われますか。お答えください。 183 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 184 ◯市長(石垣正夫君) 先ほどからいろいろ聞いておりましたが、やはり私は今までも申しましたように農業はこの阿新、新見市は基幹産業でございます。そのどれに中心をやるかと、いろいろありますけどやはりお金がもうかるもの、ブランド化ができるようなものを目指すというのは、ピオーネでも果樹でもまた畜産でもそういうものを目指して農家の生産意欲を増し、また所得を得るということでございます。  それと、何のために産業を興すかというたら、やっぱり生活のためです、基本的には。生活が豊かになるということを考えにゃ、好んでえらい目をするのはだれもおりませんので、やはりもうかるものをすべて考えていくということでいかなければ私はいけないと、すべてでそうです。祭りごとで済むのはこれはイベントで何回かやればいいんですけど、そうはいかない。やっぱり、それと経済を考えて物事を取り組むと、それに我々も産業を見据え、1次産業にしろ支援していくということだと思います。  以上です。 185 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 186 ◯3番(山口康史君) 基本的なことをお聞きしてきたんですけれども、もちろん産業振興というのは生活っていう、所得を上げるというのもありますけれども、雇用をふやしていってこの地に住める人もふやしていくっていうのももう一つの問題だと思っております。先ほど基本的な質問をしたのは、あとデータについて基本的な質問をしたのは、この地区の産業構成を見ていただいてもわかるように、先ほど農業では農林、畜産では64億円、工業では640億円、商業では950億円以上、これらの構成になっております。もちろん、この中山間地区ですから農業の従事者も多いので、農業について今までのように付加価値の高い製品をつくっていくために行政が力を入れていくっていうことは、これは引き続きやっていくべきことだと思いますが、予算の構成を見ても、その他の工業、商業についての力の入れ方が少し弱いんではないかというふうに考えております。この商業、工業について、これはもちろん商売ベースですが力を入れていくということによる影響度、雇用について考えていけば数%上がるだけで効果は大きいと思います。こういった目標をきちっと立てていくべきではないかなというふうに思っております。  先ほど、市長の答弁でも起業化とかそれから付加価値の高い商品をつくっていくということで産・官・学の協力を進めていくというようなお話がありましたが、具体的にはこの辺にどういったことを用意されているんでしょうか、お答えください。 187 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 188 ◯市長(石垣正夫君) 部長が答弁すればいいんですけど、答弁させていただきます。  農業につきましても、我々は県等、また普及センターと組んで農業関係でもいろんなことをやっておりますし、また北高がバイオをやります。そういうこともこっちが実験費を出して、それのできたものを農家へ搬入して栽培させるとかいろんなことをやっております。これが産業でそれを一本にやれるかというとそういうもんじゃございません。しかしながら、そうやって農家が複数のものをつくって所得を上げると、そういうものをいかにふやして作物をつくって付加価値を上げるというようにやっております。ユリ等におきましてもいろいろと研究して、北高が新しい品種をつくっていただきまして農家へ栽培依頼して、これが3遍ぐらい収穫できるそうです。そしたら、それだけでは生活はできません。しかし、ほかの複数のもんとそういうものを、いろいろなものを組み合わせれば、それだけ農家の所得が上がると、そういうことを考えていかなければ、ピオーネ等は一本でいけますけど、ピオーネにしてもやっぱり労働配分していろんなことでそういう作物がつくれるわけですから、そうやって所得を上げるというようなことを考えております。  工業につきましては、やはり企業がいろいろな製品を、石灰でも考えておられます。我々がそれに直接は今までの対応をしておりませんけれど、補助金を出したりして、例えば石灰を使って県南の海とか等におきますヘドロを固めてそれをまたしゅんせつするというような方法もあったり、改良剤にして使ったりというようなこともやっておりますんで、少しでも農業にしても産業にしてもそういうことをして雇用をふやすと、それから地盤の固め等公共工事、一般でも一緒ですけれど、地盤を固めるときには今までセメントを使っておりましたがそれも最近いろいろと研究していただきまして石灰を使って今ほとんどこの地方使っています。そうやって少しでも研究しながら販路を確保すると、また凍結防止剤等にも研究しております。そういうことを次々やりながら少しでも販路を、また雇用にもつながりますんで、そういうことをやっておるというような状況でございます。  以上です。 189 ◯議長(榎 日出男君) 山口議員。質問の要旨をもっとちょっと的確にお願いしたいんです。何か答弁がちぐはぐになって御要望の答弁になってないと思うんで、その辺をしっかりお願いします。 190 ◯3番(山口康史君) はい。 191 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。山口議員。 192 ◯3番(山口康史君) 質問の仕方がもう一つのようなのですが、農業についてはある程度わかってるんですが、工業等については先ほどの答弁でも直接は対応していないというふうにおっしゃられております。工業、商業については影響力が大きいので、そこにも行政はしっかり対応していただきたいなというのが私の要望というか意見です。  予算の配分を見ましても、1次産業に対する予算は大体11億円強です。商工業に対する予算というのは大体1億円ちょっとです。これは、影響力から見ても少しバランスが悪いんではないかなというのが実感です。事業者が特に企業がメーンですので、事業者の努力が最も重要なのは重々わかっておりますが、先ほど言ったように、産・官・学の協力、連携のサポートをする、それからまだ国などでも直接企業に対して用意されている補助金などもありますので、こういったものを活用するための支援を積極的に進めていただきたいと思っておりますが、これについてどのようにお考えでしょうか。 193 ◯議長(榎 日出男君) 答弁を求めます。 194 ◯経済部長(山岡文人君) まことに申しわけございません、質問の内容を十分把握できずに答弁いたしましたが、今後私どもはそういう産・学・官の連携により予算的な措置も昨年同様やっておりますけれどが、今後につきましてはもちろん工業、商業、自助努力も必要かと思いますが、それに対する支援はそこら辺に十分力を入れて、商工会議所、商工会とも連携を密にしながら何が支援ができるか模索しながら今後とも進めてまいりたいというように思います。  以上です。 195 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。 196 ◯3番(山口康史君) いや、結構です。 197 ◯議長(榎 日出男君) ないようですから、山口議員の一般質問を終わります。  次に、15番前田宗良議員の登壇を願います。15番前田宗良議員。               〔15番 前田宗良君 登壇〕 198 ◯15番(前田宗良君) 質問に入る前にちょっと御訂正をお願いしたいと思います。私の一般質問の問い2の閉校校舎の再開発についてという部分の下から2行目の、新見市の場合4校がとなっておりますが8校に訂正をお願いしたいと思います。閉校校舎、廃校校舎というのは全部で9校あるわけなんでございますけれども、私が尋ねておることは校舎の再開発、そういったことができる校舎というのは8校ということで8校に御訂正をお願いいたします。  このたびの定例議会において最後の私が質問者となりましたが、今回は議員の皆様方が一般会計、特別会計、条例、また議案等について集中的に質問されておられましたが、まさにそのとおり新市の将来、新しい市のあるべき姿を真剣に考えて市民の立場になり質問が行われたと感じた次第であります。これからの自治体については本当に何ていうのですか、癖のある自治体、いい意味での癖のある自治体、いい意味での隠し味を持ち備えた自治体というのが求められようと思うわけでございます。そういった部分が、じゃあどういうような場所に出てくるだろう。活字になれば市民の目にはなかなか映りにくい。ただしながら、姿となってあらわれてくるものには市民の目にもはっきりとわかってくる、そういった面を私はお尋ねをしてみようというふうに思っておる次第でございます。そういった自治体の手法というのは、やはり自主財源を求める地域の産業興しについてとか、あるいは閉校校舎の再開発について、こういった面については明らかに姿形が見えるわけでございまして、そういった部分が自治体が持っている知恵であろうというふうに思うわけでございます。  そこで、ここに合併以前にできております新市の建設計画書、これは大変内容的にも私はいい部分があるなと、特に私が今回質問したいという面で非常に内容的にしっかりした指導書であろうというふうに思っております。その一部をちょっと抜粋しながら質問をさせて、順次質問の内容に入らせていただくわけでございますが、新市の建設計画の中に平成12年4月より地方分権一括法が施行され、国、県から住民に最も身近な市町村への権限の移譲が進み、市町村では自主的に行うことがある事務が拡大し、複雑多様化する、また住民ニーズへの対応が敏速に行え、個性あるまちづくりを行うことができる、この辺が隠し味であろうと思います。  また、その一方で市町村の責任はさらに重くなることから、専門的な能力を備えた職員の配置や財政基盤の強化などを図っていく必要があると、住民ニーズや地域の特性などを的確に把握した行政を行っていくための体制の整備が必要であると、この辺が自治体が持ったいい意味の癖の部分ではないかと思うわけでございます。今回、国としては極めて厳しい財政状況に対応するため、地方交付税や補助金制度の見直しが実施され、地方自治体は今後さらに厳しい財政運営を強いられますが、また税収や地方交付税、各種補助金の減収が続けば、新見市も生産人口が減少している中で住民サービスの内容をさらに見直さざるを得ないかもと思う部分があります。新たな地域づくりを進めていくためには積極的に行財政改革を進め、より一層効率的で効果的な行財政の仕組みを構築する必要があるというように思いますが、合併した今日、身をもって守るべき計画書であろうかなと、私は思っております。日本の国も三位一体の改革を進めようとする中で、税源移譲による地方の税財政基盤の確立のみならず、地方の自治体みずから地域の産業基盤を強固に育て、小さくても基幹産業を開発することを急がなければならないように思っておるものでございます。そのような思いを執行部に託し、私の本題のお尋ねをいたしたいと思います。本市の職員をもって地域の資材を生かした産業興しに傾注できる課を設け、新しい分野の産業、工業の開発に取り組む努力を、時代の要請にこたえるためにも、自治体といえども考えなければならないときと思いますが、どのようなお考えを持っておられるのかお尋ねをしたいと思います。  それから、2つ目の閉校校舎の再開発についてでございますが、平成の大合併により3,100の市町村が来年3月末には1,822市町村になると報道されております。当然のごとく全国的に閉校校舎、廃校舎が問題になりますが、新見市の場合8校が閉廃校校舎となっております。自治体として再開発の方途をお尋ねする次第でございます。  また、小学校、中学校の閉校校舎は建物としても地域のシンボルとした存在であったと思われます。何代にも続き運動会、あるいは学芸会、親としての参観日、数多くの思い出のあった親しむべき学校が閉校となり、子供たちのざわめきもなくなりました。これも少子化という時代の背景があり仕方のないこととはいえ、大きな建物である閉校校舎の姿が見えるだけに地域の住民は大変寂しい思いと、人の姿のない静かな学校の形は余り見たくないと思うのが本音であろうと察する次第であります。それだけに、閉校となった建物は、必ず地域のために経済活動の場であり交流の場であるように、活発な再復活を見届けるのが自治体の役割であると考えております。自治体と議会、地元が一丸となって解決に当たらなければ満足のいく結果は見出せないと思うのであります。ましてや、地域住民に解決を依存する考え方は無責任とも言えるでしょう。  そこで、お尋ねしたいことは、それぞれ8校の閉校校舎のスペースと築何年か、これから取り壊そうとする予定のある建物があるのか、地域住民と閉校後の取り扱いの取り決めごとの内容についてお伺いをしたいのでございますが、これは私の方から事前に資料を提出してないためにわかる範囲で結構でございますがお知らせを願いたいと思います。  それからいま一つ、もし学校である場合には当然教育委員会が担当をして当然なことではありますけれども、閉校後の校舎、これについてはもし教育委員会が担当しておるということであれば、これは考え直さざるを得ないのではないかなと、私は思っております。財政課、もしくは経済部あたりがやはり担当して、こういった問題解決に当たるのが当然であろうというふうに思うのでございますけれども、こういった面もあわせてお尋ねをいたします。そういった質問をさせていただきます。 199 ◯議長(榎 日出男君) ただいまの前田宗良議員の一般質問に対する答弁を求めます。 200 ◯市長(石垣正夫君) 地域の産業興しでございますが、今地方分権の推進ということで個性あるまちづくり、市の責任は重いと、また専門的な能力を備えた職員がおらなければいけないと、非常に重要なことでございます。そういう中で、職員によって地域の資材を生かした産業を興してはどうか、課を設けたらどうかというようなことでございます。新しい提案でございます。また、十分研究してまいりたいという気がしております。詳細につきましては、また部長の方から申し上げます。  以上です。 201 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 202 ◯総務企画部長(竹本俊郎君) 地域の産業興しにつきまして事務方の方の考えを述べさせていただきます。これは、私が申し上げますのは、総務課の管轄の方からでございまして、また後から経済部の方からも答えさせていただくようになると思います。  新市におきましては、地域の特性を発見、発掘という言葉が施政方針にあるわけでございますが、そういうふうなものをこれから進めることによりまして新たに新しい企業を興していただいたりすることによりまして、地域の活性化を図ることを考えとるわけでございます。活性化を促進していくためにはまず新しい産業、新しい事業というものを創出をするということになるわけでございますが、これにはいわゆる業者の関係者、また個人の方があるわけでございますが、積極的な国とか県とかというものの制度も十分に活用しまして、その支援をしていきたいということでございます。これは、先ほど経済部長がちょっと関連してお話をさせていただいたと思います。新市の機構でございます。新しい体制ということをおっしゃっていただいとるわけでございますけれども、当面は合併協議の中でこの本庁、支局の事務機構が合併協議の中で特に首長を中心に話ができまして組織ができておるわけでございます。この体制が、ただいま新市で最も適しておるということでスタートしたばっかりであるわけでございます。しかし、今後必要に応じましては、当然体制の見直し、機構の見直しということはしていかなければなりません。特に、市の機構が十分に、機能が十分に発揮されませんと全く意味がないわけでございますので、この機構、機能が果たせるような組織には絶えず研究して努めていきたいと思っております。今の現状を決して固定化をしておるものではございませんで、例えば支局の体制にいたしましても、4支局画一的なものでございますが、これは今後特性を生かした組織にしていかなければならないとも私は思っております。今後市政の、本市の政策を推進する上におきましても、また住民のニーズにこたえるためにも、その都度改編していくことになろうと思っております。前田議員のお考えにつきましては、本市の将来計画というものをこれから総合計画でございますけれども立てていくわけでございますが、そういう中でこういうお考えについてを十分に検討させていただきたいと、このように思っております。 203 ◯経済部長(山岡文人君) 産業興しに傾注でき、また新しい分野の産業、工業の開発に取り組む努力をということでございますが、まさに産業興しは私ども経済部で取り組んでまいる部署と認識しておりまして、産業経済構造の変化に伴いまして人口の減少等そういう傾向にある中、産業経済が最優先課題という認識のもとに、地域の活性化を図るためにも若者定住で人口の減少を阻むためにも新たな産業を創出するということは大切だというように認識しております。そのためには、やはり商工会議所、そしてまた商工会等関係団体と協力しながら、地域にマッチした新事業の創出に向けて取り組んでいく必要があると考えております。岡山県の支援事業であります産・学・官連携による新産業、新事業の創出に向けての地域企業の取り組みの支援など、国、県または財団等の補助制度等の情報提供を今後とも積極的に皆さん方に流していきたいというように考えております。また、御存じのように、i-boxにいみを利用した起業家の育成にも努めてまいるとともに、若手の技術者の育成、そしてまたラストワンマイルを活用した新たなIT関連産業の育成などを考えていきたいというように思っております。そしてまた、先ごろ新聞紙上でも見られますように、そしてまた役所の玄関先にも掲げてますがモトール方式のハイブリッドエンジン、先ごろ市内の業者が発表をされました。このような新たな新見市の産業となるものには支援していきたいというように考えております。  以上です。 204 ◯議長(榎 日出男君) しばらく休憩をいたします。                             午後2時1分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後2時11分  開 議 205 ◯議長(榎 日出男君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  前田議員、再質問ございますか。前田議員。 206 ◯15番(前田宗良君) 先ほど御回答をいただきまして、今後前向きに検討してみようという御回答をいただいたわけでございますが、大変大切なことであろうと思いますので、ぜひともそのようにお願いをしたいと思います。また、御回答の中に商工会議所とあるいは前の質問者のときに高等学校とというような内容があったと思いますが、やはり産業の開発、それから特産物の開発、こういったものについてはやはり基礎部分が時間がかかると思うんです。そして、資金的にも、期間的にも時間を浪費するのが非常に多いと、こういった分野はやはり自治体が分担をし、そういう部門を補うということが将来においてはっきりとした目安が出るというふうに私は思うわけでございます。大きな産業、大きな工業でなくて、やはりそれぞれの生活の中で豊かな収入を得られるということは、やはり小さな産業の開発、それがおのおのに届くというふうな開発の仕方が私は大切であろうと思っております。特に、地方経済の衰退が深刻で商業者の廃業がふえている中、一般小売サービス業はその影響を非常に受けやすい。個人や企業の活動量が減ると地域の消費総額が減るのは必定であります。そのような意味からしても、地域の小さな部分の産業興しは大切であろうというふうに私は思います。現在の職員さんで、年齢的にも20代から40代の人たちはタフで、行動力と能力的にもセンスを持ち合わせていると思っております。御承知のように今日は学生ベンチャーによる空前の起業家ブームであり、特にインターネットの周辺分野はハード、ソフト両面で無限の可能性があると思われ、そのコンピューターを使い分け、研究機関での資料の収集等ができる職員による産業の開発、プロジェクトチームの設立は今ならばこそ必要なことであろうと思っております。  産業興しの中で個人的な思いを言わせてもらえば、特産物に限らず球根類、あるいは薬草類、あるいは健康飲料類、昆虫類、あるいはわら細工類、炭細工類などなどたくさんのものがございます。そのほかにも木竹類の加工品といったようなものもあろうと思いますが、いずれにいたしましても特産物づくりとは地域の特色に目配りをしながら地域の素材であり地域の食文化の中から編み出された行程に基づく物づくりでなければならないと思います。地域でさまざまな生き方をしてこられた高齢者のわざの応用も方法であろうと思いますが、ぜひとも新見市の産業興しに力を注いでいただきたいと願うものであります。御承知のように、大佐に山田方谷記念館ができましたけれども、山田方谷先生も産業基盤の充実を図るために経済の確立ということをなさり復興なされたお方でございます。今こそこういった時代に直面しておってこういった手法を取り入れるというのがやはり自治体としてあるべき姿であろうというふうに私は認識をしております。この件については以上であります。 207 ◯議長(榎 日出男君) 次に、2項目めの答弁を求めます。  答弁を願います。 208 ◯教育次長(野林正紀君) 閉校校舎の再開発についてということですが、学校統廃合を進めていく上で校舎の跡地利用、これは地域の方にとって大変大きな問題であります。現在学校統廃合を進めておりますが、やはりこういった中で話し合いを始めるときに、同時に進めているというのが実情ですが、実際的には統廃合を進める上でのいろんな整備の面の方が優先しましておくれているというのが実情であります。そういった中で、今まで廃校舎がどのように活用されてきたかということを先に述べさせていただきますと、旧哲多町におきましては蚊家小学校の跡地をコミュニティーセンター、金ボタル会館として、交流館として転用され、利用されております。また、大田小学校は国際貢献大学のボランティア館として利用されております。それから、大井野の小学校君山分校、これにつきましては大井野源流料理道場という形に転用されております。それと、含翠小学校、これは本年度から井倉公民館の含翠分館といたしまして利用できるようにしておりまして、漆を中心とした木工芸活動、それから各種の自主講座、そういったものが開催できます公民館、それからあと体育館につきましては集会、軽スポーツができる施設、グラウンドグラウンドゴルフ、運動会、そういったものができる施設に転用しております。それから、法曽小学校につきましては、本年度縄文焼き、これの日本でも著名な作家に居住をしていただいて、元来からありました法曽焼き、これの復元でありますとか、それから陶芸教室、そういったことを開催いたしまして、文化、芸術活動の拠点として整備していこうと考えております。転用までに非常にこれ時間を要するわけですが、やはりこれは地域の活性化に役立つということは私は前提だと思います。  といいますのも、先ほど言われましたように、学校は地域によって育てられております。やはり地域から学校がなくなるというのはだれしも非常に寂しいことであります。ですから、こういったことにつきましては、地域の皆さんの意見を聞きながら私たちもどういったものがいいのかということを考えていかなくてはいけないと思っております。市におきましては、こういったことを総合的に考えるように、教育委員会だけでなくていろんな課が集まっていただきまして、廃校舎の検討委員会、これを設けております。こういった中でいろんなアイデアを出しながら地元の意向を聞きながら、そしてこういったものが本当に地元におろしていってできるんだろうか、地域の要望、ニーズ、それを重視して、一番はそれを重視しなくちゃいけないと思いますけれど、そういった中で市全体から見た必要施設、それから事業部門の面から見たら民間を含めた需要量、さらには財産処分の制限から見た対象となる施設であるかどうか、そういったこと等を十分協議した上で一つの計画を地域の皆さんとともにおろしていきたいと思っております。  それから、御質問の中でそれぞれ廃校舎の面積がどのくらいであるかという御質問がありましたが、旧法曽小学校の場合が面積が461平米、昭和58年建設であります。旧含翠小学校が750平米で、これが2棟に分かれておりまして、昭和52年と平成3年の建設であります。それから、旧実小学校が1,008平米で昭和48年の建設です。それから、淳和小学校、これは749平米で昭和59年建設、体育館が450平米で昭和60年建設、大井野小学校が857平米で昭和55年建設、それから大井野中学校が492平米で55年3月建設、体育館が350平米で56年11月建設、高瀬小学校が787平米で平成2年建設であります。  それと、それぞれの地域の状況を承知しているかというお話でありますが、私どもも各地域と、例えば新見の場合だったら、現在菅生地区では菅生地区の要望は福祉施設の何かをしていただきたいというような要望がありまして、そういったことにつきましては教育委員会、それから担当の福祉の方と地元と協議をしております。それから、大佐の大井野小学校、中学校、それから淳和小学校、これにつきましては私どもが承知しておりますのは、旧大佐町の学校再編成問題審議会、こういった中で提言がなされております。ですから、こういったことも私どもも十分承知しておりますんで、今後地元にそういった内容を御理解いただくとともに、地元の方が一体どういうものを望んでいるのか、そういったことを十分検討しながら進めていこうと考えております。  以上です。 209 ◯議長(榎 日出男君) 再質問ございますか。 210 ◯15番(前田宗良君) あります。 211 ◯議長(榎 日出男君) 前田議員。 212 ◯15番(前田宗良君) 先ほど検討委員会が組織されているというふうに言われましたんですけれども、その検討委員会のメンバー、どういう範囲の方がなっておられるのかお伺いをしたいと思います。 213 ◯教育次長(野林正紀君) この検討委員会は、従来旧新見市からある検討委員会で、教育委員会、それから福祉、農林、建設、総務、そういった部署の人でメンバー構成をしております。 214 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。前田議員。 215 ◯15番(前田宗良君) 旧新見市からの引き継がれた検討委員会のメンバーであるということになれば、ここでぜひともそのメンバーのあり方を再考されるだろうとも思いますし、私はあくまでもこれは自治体と議会と地域住民、これが一体とならないと満足のいくというよりは目的を達成するような成果が得られないと思いますので、もしこの検討委員会のメンバーを再考なさるようなことがある場合には、そういう方向で御検討いただいたらどうかなというふうに要請を申し上げておきたいと思います。 216 ◯議長(榎 日出男君) 答弁願います。 217 ◯教育次長(野林正紀君) そういった御意見も十分検討させていただきたいと思います。 218 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。前田議員。 219 ◯15番(前田宗良君) 先ほどの廃校後の教育委員会の受け持ちというのはどうかなという気持ちでおるわけでございますが、そういった面についての御回答をお願いします。 220 ◯教育次長(野林正紀君) 学校によりまして御承知だと思われるんですが、休校にしている学校と廃校にしてる学校があります。休校になってる場合は、当然これ教育委員会が持っていなくちゃいけません。それから廃校になっている学校につきまして、これはまだ転用の用途が決まっておりません。ですから、転用の用途が決まり次第教育財産から普通財産に持っていくという措置をとります。そういった準備で進めていかせていただきたいと思っております。 221 ◯議長(榎 日出男君) 質問ございますか。前田議員。 222 ◯15番(前田宗良君) 旧大佐町の場合は、閉校校舎と位置づけておりますが、旧新見市の場合は廃校校舎ということでございますが、閉校校舎の位置づけはどのようになるわけでございましょうか。 223 ◯教育次長(野林正紀君) 私は、閉校は休校と理解しとんです。といいますんが、廃校の場合はもう廃校してしまうと、休校の場合はあくまでも休校措置であると、そういう理解をしております。 224 ◯議長(榎 日出男君) 御質問ございますか。 225 ◯15番(前田宗良君) ありません。 226 ◯議長(榎 日出男君) ないようですから、前田議員の一般質問を終わります。  お諮りいたします。一般質問はこの程度で打ち切りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 227 ◯議長(榎 日出男君) 御異議なしと認めます。よって、一般質問はこれで打ち切ります。
             ──────────────────────── 日程第2  請願及び陳情事件上程 228 ◯議長(榎 日出男君) 日程第2に入ります。  既に受理しております請願1件、陳情10件を印刷の上、お手元に配付いたしておりますので、ごらん願います。  これら請願及び陳情を一括議題といたします。          ──────────────────────── 日程第3  予算審査特別委員会の設置及び委員の選任 229 ◯議長(榎 日出男君) 日程第3に入ります。  ただいま議題となっております議案のうち議第3号平成17年度新見市一般会計予算の議案審査のため委員12名をもって構成する予算審査特別委員会を設置したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 230 ◯議長(榎 日出男君) 御異議なしと認めます。よって、予算審査特別委員会を設置することに決定されました。  お諮りいたします。ただいま設置されました特別委員会委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により議長において指名したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 231 ◯議長(榎 日出男君) 御異議なしと認めます。  事務局に委員名を朗読させます。               (次長 古屋 勅君 朗読) 232 ◯次長(古屋 勅君) 朗読いたします。  予算審査特別委員会委員、1番藤澤正則議員、5番林光和議員、7番塩飽満路議員、8番稲富晴孝議員、9番橋本亨子議員、11番池田一二三議員、13番串馬邦夫議員、15番前田宗良議員、16番仲田康豊議員、17番羽場純三議員、20番山本久美子議員、23番土屋一副議長、以上12名の方々でございます。 233 ◯議長(榎 日出男君) 以上の方々を決定したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 234 ◯議長(榎 日出男君) 御異議なしと認めます。よって、12名の方々を予算審査特別委員会委員に選任することに決定されました。          ──────────────────────── 日程第4  議案及び請願・陳情事件を各常任委員会・特別委員会に付託 235 ◯議長(榎 日出男君) 日程第4に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議第3号から同第25号までの23議案並びに請願1件、陳情10件は、配付しております付託表のとおり、その審査を各所管委員会に付託したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 236 ◯議長(榎 日出男君) 御異議なしと認めます。よって、付託表のとおりそれぞれの委員会に付託いたします。  次に、お諮りいたします。明17日から29日までの13日間は委員会審査及び議事の都合により本会議は休会したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 237 ◯議長(榎 日出男君) 御異議なしと認めます。よって、13日間は本会議を休会することに決定されました。  次に、6月30日の本会議は午前10時に開きます。  以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午後2時31分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....