高梁市議会 > 2022-09-02 >
09月02日-01号

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  1. 高梁市議会 2022-09-02
    09月02日-01号


    取得元: 高梁市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-25
    令和 4年第5回 9月定例会         令和4年第5回高梁市議会(定例)会議録(第1号) 令和4年9月2日(金曜日)            〇議   事   日   程             午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案の上程第5 提案理由の説明第6 請願の上程            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案の上程     認定第1号 令和3年度高梁市各会計歳入歳出決算認定について     認定第2号 令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計決算認定について     認定第3号 令和3年度高梁市水道事業特別会計決算認定について     認定第4号 令和3年度高梁市下水道事業特別会計決算認定について     議案第66号 高梁市長及び副市長の給料その他給与条例の一部を改正する条例     議案第67号 高梁市工場立地法地域準則条例     議案第68号 高梁市立幼稚園条例の一部を改正する条例     議案第69号 布賀辺地に係る総合整備計画の策定について     議案第70号 西山辺地に係る総合整備計画の策定について     議案第71号 岡山県市町村総合事務組合規約の変更について     議案第72号 令和4年度高梁市一般会計補正予算(第3号)     議案第73号 令和4年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第1号)     議案第74号 令和4年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第5 提案理由の説明日程第6 請願の上程     請願第1号 少人数学級の拡充及び教職員定数改善をはかるための、2023年度政府予算に係る意見書採択の請願について     請願第2号 精神保健医療福祉の改善に関する請願     請願第3号 医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大幅賃上げを求める請願            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出   席   議   員1番  金  尾  恭  士 君          2番  平  松  久  幸 君3番  新  倉     淳 君          5番  伊  藤  泰  樹 君6番  森     和  之 君          7番  森  上  昌  生 君8番  石  井  聡  美 君          9番  石  田  芳  生 君10番  石  部     誠 君          11番  三  村  靖  行 君12番  宮  田  好  夫 君          13番  小  林  重  樹 君14番  倉  野  嗣  雄 君          15番  川  上  修  一 君16番  川  上  博  司 君          17番  大  月  健  一 君18番  宮  田  公  人 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出席した事務局職員事務局長     森   昌 士          次長       金 子 正 典議事係長     竹 竝 宗一郎            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇説明のため出席した者〔市長部局〕  市長      近 藤 隆 則 君      副市長     藤 澤 政 裕 君  政策監     前 野 洋 行 君      総務部長    北 畑 太 一 君  産業経済部長  川内野 徳 夫 君      健康福祉部長  蛭 田 俊 幸 君  病院事務長   渡 辺 丈 夫 君      会計管理者   戸 田 隆 弘 君  土木部次長   福 田 茂 樹 君〔教育委員会〕  教育長     小 田 幸 伸 君      教育次長    上 森 智 子 君〔監査委員〕  委員      大 月 一 郎 君      事務局長    加 藤 睦 実 君       ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開会 ○議長(宮田公人君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年第5回高梁市議会(定例)を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、既に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮田公人君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名であります。 会議規則第88条の規定により、5番伊藤泰樹君、12番宮田好夫君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第2、会期の決定であります。 本件につきましては、8月26日開催の議会運営委員会において、あらかじめ御協議をいただいております。 この際、議会運営委員長からその結果について御報告を願うことといたします。 宮田好夫君。            〔12番 宮田好夫君 登壇〕 ◆12番(宮田好夫君) 皆さんおはようございます。 今定例会に関わる議会運営委員会の協議結果について御報告を申し上げます。 今回市長から送付を受けております案件は、認定4件と議案9件の計13件でございます。また、請願が3件提出されております。 次に、通告質問者は10名でございます。 そのほかにも、人事案件が追加提案される予定となっています。 これらを踏まえ慎重に審議した結果、会期は本日から9月22日までの21日間とすることにいたしました。 会議日程につきましては、本日は諸般の報告、議案の上程、説明、請願の上程など、明けて5日から7日までは議案研究のため休会といたします。なお、議案質疑の通告については、5日午前9時から受付を開始し、締切りを7日の正午といたします。続いて、8日、9日、明けて12日は一般質問に充てております。今回の通告者は10名ですので、8日を4名、9日と12日をそれぞれ3名ずつといたします。続いて、13日は議案質疑、委員会付託などでございます。続いて、14日から16日までは常任委員会に充てております。そして、最終日の9月22日は委員長報告、同報告に対する質疑、討論、採決等を行い、全日程を終了する予定としております。その他の日につきましては、休日あるいは事務整理のため休会といたしております。なお、最終日には、議会運営委員会から乙議案3件を提案させていただきます。 議員諸公におかれましては御賛同いただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員会からの報告といたします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) お諮りいたします。 会期につきましては、ただいまの議会運営委員長報告のとおり本日から9月22日までの21日間とすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月22日までの21日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。 これにつきましては、既に配付いたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 次に、監査委員から、令和4年5月分及び6月分の例月現金出納検査の結果が報告されております。これにつきましては、事務局に保管いたしておりますので、随時御覧願います。 以上で諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案の上程 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第4、議案の上程であります。 市長から送付を受けております認定第1号から認定第4号まで及び議案第66号から議案第74号までの13件を一括上程し、議題といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 提案理由の説明 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第5、提案理由の説明であります。 市長より提案理由の説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤隆則君 登壇〕 ◎市長(近藤隆則君) 皆さんおはようございます。 今年は梅雨が観測史上最短だったと思っておりましたが、昨日気象庁から確定値が発表され、中国地方は7月26日頃とほぼ平年並みとなりました。7月上旬は水不足の心配もいたしましたが、その後の降雨でそれも解消され、8月上旬からは猛暑が続きましたが、お盆を過ぎてからは平年並みの気候となり、ここのところは秋を感じさせる気候となっております。 さて、今年は終戦から77年を迎えました。8月6日には、例年のとおり方谷林の原爆慰霊碑に市民を代表してお参りに行ってまいりました。また、8月15日の終戦記念日には、大月健一議員が全国の遺族を代表され、全国戦没者追悼式で追悼の辞を述べられ、世界恒久平和への祈りを込められました。一日でも早く戦争のない世界が訪れることを望むばかりであります。 今議会に提案をいたしております案件は認定4件、議案9件であります。提案理由の説明に入ります前に、諸般の報告をさせていただきます。 まず最初に、既に報道等で御承知のこととは思いますが、8月11日、高梁市消防署に勤務しております職員が岡山市内において酒気帯び運転で逮捕勾留されました。その後、8月26日付で不起訴処分となっております。不起訴処分にはなりましたが、公務員として、また市民の生命、財産を守るべき職にありながら一時的にも警察に勾留されるというようなことは、誠に遺憾であります。今後このようなことが起こらないよう、綱紀粛正と公務員としての自覚をし行動に努めることをそれぞれの所属において徹底したところでございます。このたびは関係の皆様方に御心配と御迷惑をおかけいたしましたことに深くおわびを申し上げます。 続いては、新型コロナウイルス感染症関連についてであります。 本市における最近の感染者の状況ですが、7月は182人の感染が報告されており、高齢者施設において市内14例目となるクラスター、5人でありますが、が発生しております。8月でありますが、過去最大の1,029人の感染が報告され、延べでは1,912人となっております。また、障害者福祉施設において市内15例目、36人のクラスターが、そして高齢者施設において16例目7人、17例目5人が、団体・会社において18例目10人、19例目6人、20例目10人及び21例目9人が、そして医療機関において22例目9人のクラスターが発生しております。 オミクロン株BA.5系統による感染拡大はいまだ衰えず、岡山県は9月30日までをBA.5対策強化期間としています。市民の皆様に日々の健康管理を徹底するとともに、体調が悪いとき、外出、出勤等を控えるよう、また併せて3密の回避、熱中症予防に気をつけたマスクの着用、ワクチン接種など基本的な感染症対策を改めてお願いしてまいります。 次に、ワクチン接種の状況であります。 8月31日現在、3回目の接種回数は2万316回、接種率は72.5%、4回目の接種回数は7,235回、接種率が25.8%となっております。引き続き、個別接種、集団接種の実施により接種率の向上を図ってまいりたいと考えております。 また、先般オミクロン株対応ワクチンの接種等について国の説明会がありました。このワクチンは、オミクロン株BA.1型と従来株に対応した2価ワクチンで、今年10月半ば以降、1、2回目の初回接種を完了した全ての住民を対象に接種することを想定し、準備を進めるよう説明がありました。これを受けまして、今議会において補正予算をお願いしているところであります。 オミクロン株対応ワクチン接種対象者の年齢、接種間隔、延長となる期日等の詳細は示されておりませんが、国の想定に基づく準備を進め、これまで同様医療従事者の御協力の下、接種をスムーズに実施したいと考えております。 次に、防災関係についてであります。 さきの議会等で質問のありました2点について御報告いたします。 1点目は、原子力災害時における広域避難に係る避難経由所避難所運営マニュアルについてであります。 マニュアルにつきましては8月12日に作成が完了し、ホームページにて公表しております。マニュアルは、島根原子力発電所における原子力災害時において広域避難が必要となった場合に、島根県と岡山県の間で締結された協定に基づき、高梁市で松江市東出雲町揖屋地区の一部住民約6,310人を受け入れるためのマニュアルとなっております。 概要を申し上げますと、避難者は島根県内で基準以上の放射性物質が付着していないか検査を受け、高梁市が指定した避難経由所となるききょう緑地グラウンドで受付を行った後、市民体育館などの避難所11施設に順次避難いただくこととなっております。避難所運営は、受入れ初期は高梁市が担いますが、おおむね10日後を目途に松江市、避難者等による自主運営体制へ移行することとなっています。今後、関係機関と調整を図り、有事に備えてマニュアルに基づく受入れ体制の整備を行ってまいります。 2点目は、防災マップの周知についてであります。 7月27日に手話の入った動画の制作が完了し、公開しております。今後は地域や学校での学習会などに活用し、市民の防災意識の高揚を図ってまいります。 今年はこれまでのところ特に雨が少なく、大きな被害に至る降雨はなかったところでありますが、これからの時期は台風に伴う災害が心配されるところであります。今も台風11号の動きに注視しているところであります。防災マップを再度御確認いただき、自らの命は自ら守る、地域はみんなで守るという行動を心がけていただきますようお願いいたします。 次は、手話関連の取組についてであります。 10月10日及び11月29日の2日に分けて、高梁市文化交流館中ホールにおきまして、高梁市手話言語条例5周年記念行事を開催いたします。10月10日は13時から記念式典と手話劇の上演を、11月19日は10時から全日本ろうあ連盟の制作映画「咲む」、これは美咲町の咲という字でありますが、「咲む」の上映を行う予定としております。 本市は平成29年3月に岡山県下で最初に手話言語条例を制定し、これまで園児、児童から救急救命士や警察官など幅広い世代に向けた手話講座を開くなど、地域の聾者の方や手話サークルの方などの協力を得ながら聾者と聾者以外の人が共生できるまちづくりを推進してまいりました。このたび記念事業を開催するに当たりまして、多くの皆様の御参加をお願いしたいと考えております。 また、9月23日が世界手話デーであります。県下の自治体でこれに呼応して公共施設等ブルーライトアップが行われることとなっており、高梁市では旧吹屋小学校を青色でライトアップいたします。この後の項目で申し上げますが、その日は岡山デスティネーションキャンペーンの一環として、プロジェクションマッピングでのイベントも予定されております。当日の日没後から、様々な光に映し出される吹屋小学校の幻想的な映像を手話デーに思いをはせながら御覧いただければと思っております。 次は、地域おこし協力隊についてであります。 コロナ禍でテレワークの導入など働き方や暮らしを見直すきっかけとなり、都市部から地方へと移住の流れが起こりつつあります。本市でも昨日9月1日から、宮崎知也さんが玉野市から着任をされています。宮崎さんは介護福祉士の資格を生かし、地元で高齢者施設に勤められており、勤務地で感じていたITを活用した職場改善・効率化、地域福祉活動の活性化などの活動を担う協力隊員として活動を始めているところであります。 本市におきましても高齢者施設を取り巻く様々な課題が存在しますが、民間の高齢者施設で専門職として勤務されてきた豊富な経験を生かし、今後の活動に取り組んでいただけるものと期待をしているところであります。 これで、現在本市の協力隊員は、4人となりました。引き続き、地域課題の解決に向け、継続して隊員を募集していきたいと考えております。 備中たかはし松山踊りが8月14日から16日の3日間、備中高梁駅前大通りで3年ぶりに開催されました。今年は、参加者、スタッフの検温やマスクの着用を徹底したほか、飛沫防止のため合いの手を禁止し、新型コロナウイルス対策を講じての開催となりました。団体連の踊りコンテストの実施は見送られましたが、盆踊りとしての規模は県下一を誇り、踊りの輪の盛り上がりだけでなく栄町商店街も多くの来場者でにぎわい、大変うれしく感じたところであります。来年は、成羽愛宕大花火マンガ絵ぶたまつりなどの行事もぜひこれまでと同じ形で開催できるよう、関係者の皆さんとお話を進めてまいりたいと考えております。 次に、7月22日から高梁市で初の取組となります岡山桃太郎空港から備中高梁駅を経由して吹屋までの直行バス実証運行についてであります。 8月28日までの実績ですが、金曜、土曜、日曜に合計40回運行を行いました。40回で248人の乗車があったわけであります。1便当たりでは平均6.2人の利用となりますが、そのうちの10便については10人から15人の利用であったわけであります。国への申請は平均5人ということを想定しておりましたので、これを上回っており、これから先のことも含めて手応えを感じているところでもあります。11月22日までの試行運行でありますが、これまでにも様々な御意見をいただいており、しっかりと検証をし、空港や駅からの二次交通の充実を図っていきたいと考えております。 続きまして、岡山DCの一環として、9月10日土曜日から9月25日日曜日にかけ、高梁市観光協会の主催による赤で彩るアート展が吹屋の町並み一帯で開催されます。旧吹屋小学校、旧片山家住宅及び長尾酒店酒蔵の3か所で7名の作家によるアート作品が展示されます。また、10日土曜日、11日日曜日、23日金曜日、24日土曜日の4日間、それぞれ19時30分から旧吹屋小学校校舎を使って、吹屋の歴史や日本遺産のストーリーを感じていただけるお客様参加型のプロジェクションマッピングが実施されます。さらに、18日日曜日には、これも3年ぶりとなります吹屋ベンガラ灯りが実施され、多くの来訪者にお越しいただけることを期待しております。このほか、ボンネットバスの車内を高梁城南高校の生徒の皆さんが装飾をして、特別感を演出する取組も予定されています。御家族や御友人をお誘いの上、ぜひお出かけいただきたいと思います。 ここで一つ、喜ばしい話題であります。 備中松山城の猫城主さんじゅーろーが、世界最大の観光雑誌フォーダーズ・トラベルのウェブ版に掲載されました。読者の平均所得は10万ドルを上回る富裕層で、ウェブの月間平均PV数は2,500万を誇り、米国のみならず世界中から圧倒的な支持を受ける旅行誌への掲載に大変うれしく思っており、今後のインバウンド誘客にも期待をしてるところであります。外国の方は、日本の猫がどうもお好きなようというふうにも聞かれておりますので、本当に期待してるところであります。 次は、ラ・フォーレ吹屋及びばんやんカントリーハウスの指定管理についてであります。 現在の指定管理者との契約期間が来年令和5年3月31日をもって終了となることから、新たに指定管理を希望する団体等の創意工夫ある提案を広く募集することといたしました。募集期間は9月1日から10月11日までとし、その後審査会を経て議会へお諮りすることとなりますので、御理解をいただきますようよろしくお願いいたします。 次は、株式会社高梁国際ホテルとの建物等賃貸借契約についてであります。 7月25日、議会全員協議会において協議をお願いいたしました建物等賃貸借契約書の再延長についてですが、8月4日に賃貸借契約期間延長合意書及び覚書を締結いたしました。再延長期間は3年間、令和4年8月12日から令和7年8月11日までとし、賃貸料は従来と同様に前年決算額の税引き前当期純利益の30%としております。この再延長期間に大規模修繕に係る調査、大規模修繕に係る財源の検討、ホテル経営者との協議を行ってまいりたいと考えております。 次は、幼稚園の休園についてであります。 5月27日開催の議会全員協議会において、学校園の再編に係る現状についての協議事項の中で、高梁市立幼稚園設置及び学級編成に関する基準に基づき、休園または廃園の対応を行うことを御説明させていただきました。これに基づき、園児数が3人以下となり次年度以降も増加が見込まれない巨瀬幼稚園中井幼稚園については今年度末をもって休園とし、来年度の園児募集を行わないこととして地元に説明を行ったところであります。 今後は、市内の他の園への就園に向けて、保護者の方などに対して丁寧な対応をしていく考えであります。また、今後園児数の減少が見込まれる他の幼稚園については、募集をした結果により園の継続または休園の判断をさせていただくことといたします。 次に、落合幼稚園についてであります。 社会福祉法人梁和会からの幼保連携型認定こども園を開設するとの要望を受け、市では幼保一体型の考え方に基づき、落合幼稚園を令和5年度末で閉園する方針を2月18日開催の議会全員協議会においてお示しさせていただきました。 社会福祉法人梁和会におかれては、令和6年度の開園を目指し準備を進められておりますが、昨今のコロナ禍及びウクライナ情勢等に伴う急激な物価上昇に伴い建設費が大幅に高騰し、補助金等の資金調達について非常に厳しい状況であるとの認識を現在持っておられます。財源の確保等について国の御指導もしっかりいただきながら、協議を進めているところであります。 次に、吉備国際大学シャルム岡山高梁についてであります。 現在、なでしこリーグ2部15戦中、3勝6敗6分けで暫定6位となっています。8月27日にはファン感謝祭が行われ、なでしこリーグ1部リーグの愛媛FCレディーススマイルマッチで対戦いたしました。練習試合ながら白熱したプレーが繰り広げられ、2対1でシャルムが勝利いたしました。リーグ後半残り3戦への大きな弾みとなるものと思っております。 次節でありますが、9月24日、アウエーでつくばレディースと対戦いたします。皆様の応援をよろしくお願いいたします。 次に、10月1日、2日に第10回目の開催となるヒルクライムチャレンジシリーズ2022高梁吹屋ふるさと村大会についてであります。 コロナ禍の中での3年ぶりの開催となり、果たしてエントリーを多くいただけるのか心配もいたしておりましたが、935人の申込みをいただくことができました。また、多くの企業にも協賛をいただいております。これは長年にわたり開催を継続し、多くの皆様に認知をいただいているあかしであると思っております。ウィズコロナとして感染対策をしっかり講じながら、市民、関係者一同、温かいおもてなしでサイクリストをお迎えし、10回目の節目となる大会をぜひ成功させたいと思っております。 それでは、提案いたしております議案につきまして大要を御説明申し上げます。 まず、認定第1号から認定第4号までは、令和3年度の各会計の決算であります。 認定第1号「令和3年度高梁市各会計歳入歳出決算認定について」であります。 地方自治法第233条第3項の規定によりまして、令和3年度高梁市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定をお願いするものであります。 決算の概要ですが、一般会計の歳入総額は279億1,176万円余、歳出総額は269億191万円余となり、形式収支は10億985万円余の黒字となりました。また、翌年度に繰り越すことが決まっている財源を除いた実質収支は8億5,899万円余の黒字となっております。令和2年度と比べますと、歳入で13億3,880万円余の減、歳出では14億6,878万円余の減といずれも減少しております。主な要因としましては、普通建設事業や公債費などは前年度と対比して増となっておりますが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として1人10万円を支給する特別定額給付金、総額で29億6,650万円の支給事務があったため、令和3年度の決算総額は大きく減となったものであります。 国民健康保険特別会計ほか10の特別会計の歳入総額でありますが、101億9,322万円余、歳出総額は100億4,430万円余となっております。 次は、認定第2号「令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計決算認定について」であります。 地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、議会の認定をお願いするものであります。 決算の概要といたしましては、収益的収支における総収益14億1,605万円余に対し、総費用が15億4,070万円余となりました。新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、差引き1億2,465万円余の純損失が生じたところであります。 次に、認定第3号「令和3年度高梁市水道事業特別会計決算認定について」でありますが、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、議会の認定をお願いするものであります。 令和2年度から上水道事業に簡易水道事業を統合し、1つの会計としての決算となっております。収益的収支における総収益9億5,486万円余、これは令和2年度が11億667万円余でありました。これに対し総費用でありますが、10億5,621万円余、令和2年度が11億367万円余でありました。差引きでありますが、1億134万円余の純損失が生じたところであります。 認定第4号「令和3年度高梁市下水道事業特別会計決算認定について」であります。 地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、議会の認定をお願いするものであります。 令和2年度から地方公営企業法の一部適用により企業会計の経理方法となっており、令和3年度が法の一部適用後2回目の決算となります。収益的収支における総収益は9億4,042万円余でありまして、総費用が9億4,930万円余となっており、差引き887万円余の純損失が生じたところであります。 以上が決算認定関係議案となります。 なお、令和3年度決算を踏まえた本市の財政状況でありますが、実質的な公債費が財政に及ぼす負担を示します実質公債費比率は11.9%で、前年度より0.6ポイントの改善となっているところであります。今後も、同程度の水準で推移するものと見込んでおります。 また、財政の弾力性を示す経常収支比率でありますが、91.0%で対前年比では3.7ポイント改善しております。主な要因でありますが、普通交付税が国税収入の精算による追加交付でありますとか公債費の伸びなどにより大きく増額となったこと、これによって経常一般財源が増加したことが要因であると考えております。ただし、数値としては普通交付税の伸びが臨時的なものを含んでいるということから、一時的に数値が回復したものであり、引き続き数値の高い水準は継続するものと考えております。これ以上財政の硬直化を招かないよう比率の低減に向け引き続き努力をしてまいります。 合併特例措置の段階的縮減により、普通交付税はこの10年間で大きく減少いたしました。人口減少が進む中、普通交付税の大きな増額は見込まれない一方で、財政調整基金の残高は大幅に減少しておるのは御案内のところでございます。市の財政は非常に厳しい状況にありますが、今後とも施策、事務事業、公共施設、各種補助金などの見直しによる行財政改革の取組を強力に推進するとともに、これからのまちづくりに対して必要なものにはしっかり財源を確保しながら事業を進め、効率的で効果的な財政運営を行ってまいる所存であります。 続いては、一般議案であります。 議案第66号「高梁市長及び副市長の給料その他給与条例の一部を改正する条例」でありますが、教育長の勤務時間等の見直しに伴い、必要な事項を定めるものであります。 次に、議案第67号「高梁市工場立地法地域準則条例」でありますが、工場立地法の規定に基づきまして、特定工場に係る緑地面積率及び環境施設面積率の基準を定めるものであります。 次は、議案第68号「高梁市立幼稚園条例の一部を改正する条例」であります。 高梁認定こども園の開園に向けて、高梁南幼稚園を高梁幼稚園へ先行的に統合するものであります。 次は、議案第69号「布賀辺地に係る総合整備計画の策定について」でありますが、布賀はくうん荘改修事業に辺地債を活用して事業を実施することに伴い、布賀辺地の総合整備計画を策定するものであります。 次に、議案第70号「西山辺地に係る総合整備計画の策定について」は、風致園整備事業に辺地債を活用して事業を実施することに伴い、西山辺地の総合整備計画を策定するものであります。 次は、議案第71号「岡山県市町村総合事務組合規約の変更について」でありますが、これは同組合規約の変更に係る協議のため、議会の議決を求めるものであります。 次は、別冊の予算議案であります。⑫番を御覧ください。一般会計補正予算であります。 議案第72号「令和4年度高梁市一般会計補正予算(第3号)」であります。 歳入歳出それぞれ6億8,237万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ261億6,441万1,000円とするものであります。 主な事業といたしましては、総務費では市のDX推進のための経費や各種手続のオンライン申請を導入するための経費を、民生費では生活困窮者自立支援金に係る追加補正を、土木費では残土処分場の用地取得に係る経費や道路維持修繕事業費を、教育費では有漢義務教育学校の水路等の工事に係る必要な経費を計上しております。さらに、本年7月の大雨により被災をいたしました道路等の災害復旧事業費などを計上しております。 次は、議案第73号「令和4年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第1号)」でありますが、令和3年度の事業費が確定したことに伴い、国県負担金等の精算を行うための予算措置をするものであります。 次は、議案第74号「令和4年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」であります。 民間分譲地整備に係ります下水道接続工事が今年度増加の見通しであることから、工事費及び財源としての下水道事業債をそれぞれ1,000万円、また令和3年度の減価償却費が確定したことに伴い、起債償還平準化のための起債借入額が増額可能となりましたので、このたび予算措置をさせていただくものであります。 以上で提案理由の説明とさせていただきます。詳細につきましては、それぞれ担当者から補足の説明をいたさせます。十分御審議いただき、適切なる御議決を賜りますようお願い申し上げます。 なお、今議会中に、追加提案といたしまして人事案件4件の諮問議案を提出させていただく予定としております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 説明の途中でありますが、ただいまから10分間休憩いたします。            午前10時36分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時46分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 引き続き説明を求めます。 戸田会計管理者。            〔会計管理者 戸田隆弘君 登壇〕 ◎会計管理者(戸田隆弘君) それでは、私から認定第1号「令和3年度高梁市各会計歳入歳出決算認定について」補足説明をさせていただきます。なお、決算の状況につきましては、関係書類に詳細を記載しておりますので、概要のみとさせていただきます。 それでは、お手元の赤で丸数字の3と表示しております横長の令和3年度高梁市一般会計・特別会計決算説明資料から説明をさせていただきます。 1ページをお開きください。 令和3年度決算総括表でございます。この表につきましては、歳入決算額、歳出決算額、実質収支について御説明させていただきます。 表の1行目、一般会計の歳入決算額は279億1,176万8,040円、歳出決算額は269億191万2,248円となっております。歳入歳出差引き額、いわゆる形式収支は10億985万5,792円の黒字となりますが、実質収支は繰越財源の1億5,086万4,000円を差引き8億5,899万1,792円の黒字となっております。 なお、この繰越財源は、令和4年度への繰越事業の財源として充当するものであります。 次に、各特別会計でございます。 最初に、国民健康保険特別会計事業勘定は、歳入35億8,970万4,002円に対し、歳出は35億4,641万1,134円で、実質収支は4,329万2,868円でございます。 続きまして、国民健康保険特別会計直診勘定は、中井、宇治、川上の各診療所と川上歯科診療所の管理運営に係るもので、歳入歳出ともに7,898万9,792円でございます。 続きまして、へき地診療所特別会計は、有漢、西山の各診療所の管理運営に係るもので、歳入歳出ともに1,530万2,037円でございます。 続きまして、後期高齢者医療特別会計は、歳入5億1,702万4,944円に対し、歳出は5億1,485万1,404円で、実質収支は217万3,540円でございます。 続きまして、介護保険特別会計事業勘定は、歳入52億3,202万4,411円に対し、歳出は51億4,419万7,066円で、実質収支は8,782万7,345円でございます。 続きまして、介護保険特別会計サービス勘定は、老人保健施設ひだまり苑の管理運営及び介護予防支援事業に係るもので、歳入6,088万7,848円に対し、歳出6,027万7,848円で、差額の61万円は繰越財源でございます。 続きまして、養護老人ホーム特別会計は、成羽長寿園の管理運営に係るもので、歳入歳出ともに2億4,808万1,750円でございます。 続きまして、特別養護老人ホーム特別会計は、鶴寿荘及び成羽デイサービスセンター通所介護事業所の管理運営に係るもので、歳入歳出ともに2億9,040万1,178円でございます。 続きまして、畑地かんがい事業特別会計は、歳入2,301万94円に対し、歳出は2,280万9,295円で、実質収支は20万799円でございます。 続きまして、地域開発事業特別会計は、宅地造成事業や工業団地造成事業に係るもので、歳入1億2,290万7,290円に対し、歳出は1億1,394万7,879円で、繰越財源776万4,000円を差し引いた実質収支は119万5,411円でございます。 巨瀬財産区、宇治財産区、有漢財産区の各特別会計につきましては御覧とおりでございます。 以上により、一般会計と特別会計を合わせた歳入決算額は381億499万1,138円、歳出決算額は369億4,621万6,638円で、繰越財源1億5,923万8,000円を差し引いた実質収支は9億9,953万6,500円となっております。 続きまして、2ページをお開きください。 一般会計歳入款別決算額対前年度比較表でございます。 この表以降は、8ページの一部を除き1,000円単位で表示をいたしております。 まず、下から3行目、歳入合計の増減額欄を御覧ください。 令和3年度の歳入決算額は、令和2年度に比べ13億3,880万2,000円、率にして4.6%の減となっております。歳入のうち、自主財源の構成比は24.6%となっております。減額となりました主な要因ですが、地方交付税が9億6,372万7,000円の増となる一方で、国庫支出金が26億1,078万1,000円の減、県支出金が2億5,198万4,000円の減などによるものでございます。 続きまして、3ページ、一般会計歳出款別決算額対前年度比較表でございます。 一番下の合計の行、令和3年度の歳出決算額は、令和2年度と比較しますと14億6,878万9,000円、5.2%の減でございます。主な要因は、総務費におきまして、前年度は特別定額給付金の給付に係る補助金が29億6,650万円あったことなどによりまして、25億8,815万7,000円の減となったことなどによるものでございます。 続きまして、4ページを御覧ください。 普通会計性質別歳出決算状況でございます。 普通会計とは、地方財政統計上統一的に用いられる会計区分で、本市では一般会計と特別会計のうちへき地診療所や養護老人ホーム、そして畑地かんがい事業の4会計を統合したものであります。 まず、義務的経費であります人件費、扶助費、公債費の合計決算額は112億7,647万6,000円で、令和2年度より7億9,179万6,000円、7.6%の増、構成比は41.8%となっております。主な要因は、扶助費の増でございます。これは新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、国の事業として実施された子育て世帯等臨時特別給付金3億1,640万円や住民税非課税世帯等臨時特別給付金2億3,730万円によるものでございます。 次に、消費的経費であります物件費、維持補修費、補助費等の合計決算額は63億6,989万7,000円で、令和2年度に比べ29億6万9,000円、31.3%の減、構成比は23.7%となっております。主な要因は、補助費等の減でございます。これは先ほど款別決算額のところでも説明いたしましたとおり令和2年度は特別定額給付金の給付事業に係るものが29億7,928万7,000円あったことによるものでございます。 次に、投資的経費であります普通建設事業費、災害復旧費の合計決算額は56億6,999万1,000円で、令和2年度に比べ3,909万9,000円、0.7%の減、構成比は21.0%となっております。主な要因は、普通建設事業費の増につきましては、成羽複合施設整備事業が令和2年度に完了したことによりまして4億7,828万円減となる一方で、緊急自然災害防止対策事業3億184万1,000円の増、川上総合学習センター改修事業2億3,899万9,000円の増などにより増となったものでございます。災害復旧費の減は、平成30年7月豪雨災害関連事業の減により、過年災害復旧事業費が6億9,748万7,000円の減などによるものでございます。 最後のその他の合計決算額は36億2,076万1,000円で、令和2年度に比べ7億3,035万6,000円、25.3%の増で、構成比は13.5%となっております。主な要因は、積立金7億4,004万8,000円の増によるものでございます。 5ページをお開きください。 普通会計款別普通建設事業の状況でございます。 一番下の合計の行で、令和3年度の補助事業と単独事業の合計ですが、35億9,330万9,000円で、令和2年度より4億2,799万9,000円、13.5%の増となっております。 主な要因は、土木費で緊急自然災害防止対策事業3億184万1,000円の増、緊急しゅんせつ推進事業1億1,205万4,000円の増などでございます。 続きまして、6ページをお開きください。 普通会計一般財源の充当状況でございます。 この表は、歳出経費の性質ごとに一般財源の充当状況を示したものです。 一般財源とは、市税や地方交付税等使途が指定されていない収入でございます。 内訳を令和2年度と比較してみますと、義務的経費は85億7,289万9,000円で3.1%の増、投資的経費は災害復旧事業費が大幅な増となっているため8億1,467万5,000円で18.1%の増、消費的経費が48億8,908万6,000円で2.3%の減、その他が29億4,792万4,000円で24.5%の増となり、普通会計全体では172億2,458万4,000円で5.1%の増となっております。 7ページをお開きください。 普通会計市債の状況でございます。 この表は、普通会計の市債の発行及び償還の状況を示したものです。令和3年度の発行額の合計は34億9,753万4,000円でございます。 主なものは、上から2番目に一般単独事業の10億2,300万円の発行がございますが、このうち3億7,150万円が合併特例債でございます。また、下から4番目の過疎対策事業は13億180万円の発行がございました。 上の表の右から3列目、令和3年度末差引き現在額の合計ですが323億710万4,000円で、令和2年度より2億3,242万2,000円の減となっております。 続きまして、8ページを御覧ください。 市税収納実績及び負担状況でございます。 上の表は令和元年度から3年間の市税の収納実績、下の表は各年度の市民負担の状況でございます。 まず上の表の収入額と収納率の令和3年度の合計欄を見ていただきますと、収入額合計は38億5,348万9,000円で、収納率は96.6%となっております。 次に、下の表、単位は円ですが、この表は市民税以下各税の収入済額を単純に人口、世帯数で割ったものでございます。 令和3年度の合計欄を御覧ください。令和3年度の市民負担は1人当たり13万7,517円で、1世帯当たりにしますと28万50円となっております。 続きまして、9ページ以降は、歳入歳出予算に対する過不足状況でございます。 これは一般会計及び各特別会計におきまして、予算に対し目単位で100万円以上の過不足または不用額があったものについて、その金額及び理由を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で令和3年度一般会計・特別会計決算説明資料につきましての補足説明とさせていただきます。 次に、赤で丸数字2と表示しております令和3年度高梁市一般会計・特別会計歳入歳出決算書につきまして補足説明をさせていただきます。 決算書は、1ページから10ページまでが一般会計、11ページから62ページまでが特別会計でございます。内容につきましては先ほど決算説明資料で申し上げましたとおりでございますが、歳入の一部の科目で不納欠損処分をいたしておりますので、御説明をさせていただきます。 不納欠損処分とは、未収金のうち時効により債権が消滅したものや、やむを得ない理由により徴収事務を終了したものでございます。なお、金額につきましては1,000円未満を切り捨てた額で申し上げますので、よろしくお願いいたします。 まず、一般会計でございます。 最初に、1ページ、2ページをお開きください。この中で2ページの不納欠損額欄を御覧ください。 1款市税で、法人を含め414人、1,251件の801万6,000円を不納欠損処分いたしております。内訳につきましては、市民税以下御覧のとおりでございます。 次に、3ページ、4ページをお開きください。この中で4ページの不納欠損額欄を御覧ください。 15款使用料及び手数料の1項使用料で3人、12件の32万4,000円を不納欠損処分いたしております。 続きまして、11ページ、12ページをお開きください。 国民健康保険特別会計事業勘定でございます。 1款国民健康保険税で90人、471件の326万3,000円を不納欠損処分いたしております。 続きまして、23ページ、24ページをお開きください。 後期高齢者医療特別会計でございます。 1款後期高齢者医療保険料で19人、85件の30万1,000円の不納欠損処分をいたしております。 続きまして、27ページ、28ページをお開きください。 介護保険特別会計事業勘定でございます。 1款介護保険料で26人、204件の142万5,000円を不納欠損処分いたしております。 なお、歳出につきましては、赤で丸数字4としております令和3年度決算における主要な施策の成果に関する説明書に事業ごとの概要、成果等を記載いたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 そして、決算書の63ページ以降は附属書類となります。 まず、歳入歳出決算事項別明細書ですが、63ページからは一般会計、279ページからは各特別会計の明細書を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 395ページからは、実質収支に関する調書を掲げておりますので、これにつきましても後ほど御覧いただきたいと思います。 409ページ以降は、財産に関する調書でございます。 1公有財産、2物品、3債権、4基金に係る決算年度中の増減高及び年度末現在高を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で認定第1号「令和3年度高梁市各会計歳入歳出決算認定について」の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 渡辺病院事務長。            〔病院事務長 渡辺丈夫君 登壇〕
    病院事務長(渡辺丈夫君) それでは、私のほうからは認定第2号「令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計決算認定について」補足説明をさせていただきます。 冊番号⑥、令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計決算書を御用意ください。 初めに、令和3年度の決算概要を申し上げます。 令和3年度におきましては、外来患者は増加しているもののワクチン接種によるものと分析しているところで、前年度に続きまして新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、患者数は減少傾向が続いております。令和2年度に比べ1,200万円余の減収、総額で1億2,400万円余の純損失が生じております。 新型コロナウイルス感染症の今後の見通しも難しい状況ではございますが、地域医療を守るためにも中・長期計画となります経営強化プランの策定と並行いたしまして、ベッドコントロールをはじめとした考え得るあらゆる対策を講じ、収支改善に向けた不断の努力を積み重ねていかなければならないと考えてございます。 それでは、事業内容の説明をさせていただきますので、9ページをお開きください。 9ページ、令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業報告書でございます。 1概況、(1)総括事項、アの患者数であります。 本年度の延べ患者数は7万7,045人で、そのうち入院患者が1万6,068人、前年度に比べ2,695人、14.4%の減少、病床利用率につきましては、一般病床が79.4%、療養型病床が2.7%で、合計で45.9%、療養型病床につきましては新型コロナウイルス感染患者の入院病床として使用しておるため、利用率は低調となってございます。外来患者は6万977人で、前年度に比べ8,482人、16.2%増加してございますが、ワクチン接種によるものと分析してございます。また、夜間・休日の救急患者につきましては920人で、前年度に比べ188人、25.7%の増加でございます。そのうち、救急車による搬送は232人でございました。 次に、イの収益的収支でございます。 収入では、入院収益が4億5,634万3,023円で、前年度に比べ6,873万8,616円、13.1%の減収、外来収益は4億4,827万2,752円で、前年度に比べ1,517万2,388円、3.5%の増収となりました。医業収益は10億3,246万9,689円で、前年度に比べ3,765万6,726円、3.5%の減収、医業外収益は3億4,824万2,305円で、前年度に比べ2,766万3,156円、8.6%の増収、訪問看護事業収益は3,534万3,736円で、前年度に比べ271万372円、7.1%の減収となりました。 事業収益の総額は14億1,605万5,730円となり、前年度に比べ1,270万3,942円、0.9%の減収となりました。 次に、支出でございます。 医業費用が14億6,209万7,916円で、前年度に比べ3,744万158円、2.6%の増額、医業外費用は4,023万5,318円で、前年度に比べ2,192万4,535円、35.3%の減額、訪問看護事業費用は3,837万4,217円で、前年度に比べ135万7,327円、3.7%の増額となりました。特別損失は0円で、皆減となっております。 事業費用の総額は15億4,070万7,451円となり、前年度に比べ850万3,790円、0.6%の増額となりました。その結果、当年度純損失は1億2,465万1,721円となっております。 次に、ウの資本的収支でございます。 収入では、企業債1,650万円、県補助金390万5,000円、一般会計補助金482万9,000円、その他預り金60万円で、収入総額2,583万4,000円に対しまして、支出は4階病棟の陰圧装置の設置工事ほか施設整備費が488万2,000円、医療機器等備品購入の有形固定資産購入費が1,904万5,400円、企業債元金償還金が5,293万7,874円、看護師等奨学金貸付金が120万円で、支出総額は7,806万5,274円でございました。 続いて、決算の御説明をさせていただきます。 1ページのほうにお戻りください。 令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業決算報告書でございます。こちらの報告書は、消費税を含んだものとなります。 まず、(1)の収益的収支及び支出のうち、収入についてでございます。 収入全体では、第1款病院事業収益の決算額は14億2,878万9,380円でございます。内訳は、第1項医業収益が10億4,249万5,142円、第2項医業外収益が3億5,095万502円、第3項訪問看護事業収益が3,534万3,736円、第4項特別利益は0円でございます。 次に、支出でございます。 支出全体では、第1款病院事業費用の決算額は15億7,190万4,083円でございます。内訳は、第1項医業費用が14億9,308万8,022円、第2項医業外費用が4,023万5,318円、第3項訪問看護事業費用が3,858万743円、第4項特別損失、第5項予備費は0円でございます。 続いて、(2)資本的収入及び支出のうち、収入についてでございます。 収入全体では、第1款資本的収入の決算額は2,583万4,000円でございます。内訳は、第1項企業債が1,650万円、こちらは建設改良費に係ります病院事業債でございます。第2項補助金が873万4,000円、こちらも建設改良費に係ります県補助金及び一般会計補助金でございます。第3項預り金が60万円、こちらは看護師等奨学金貸付補助金でございます。 次に、支出についてでございます。 支出全体では、第1款資本的支出の決算額は8,045万8,014円でございます。内訳は、第1項建設改良費が2,632万140円で、こちらは4階病棟の陰圧装置設置工事、ベッドサイドモニター、全自動錠剤分包機の購入が主なものでございます。第2項企業債償還金が5,293万7,874円でございます。第3項投資その他の資産が120万円、こちらは看護師等奨学金貸付金でございます。 欄外の備考に掲げてございますように、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5,462万4,014円は、過年度損益勘定留保資金で補填をさせていただいております。 3ページをお開きください。 令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業損益計算書でございます。こちらのほうは項目の計のみの説明とさせていただきます。 1の医業収益の計が10億3,246万9,689円、2の医業費用が14億6,209万7,916円で、差引きの医業損失は4億2,962万8,227円でございます。 3の医業外収益が3億4,824万2,305円、4ページのほうに移りまして、4の医業外費用が4,023万5,318円で、差引きの医業外収支は3億800万6,987円のプラスとなっております。 5の訪問看護事業収益が3,534万3,736円、6の訪問看護事業費用が3,837万4,217円で、差引きの訪問看護事業収支は303万481円のマイナスでございます。 7の特別利益、8の特別損失はございませんので、これらを合わせました経常損失が当年度純損失となりまして、1億2,465万1,721円となってございます。これに前年度繰越欠損金を合わせました当年度未処理欠損金が11億721万8,317円でございます。 5ページをお開きください。 令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業剰余金計算書でございます。 この表は、令和3年度におきます資本金、剰余金の変動を表したものでございます。後ほど御覧いただければと思います。 次に、5ページ下側の表、令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業欠損金処理計算書(案)でございます。 当年度末の資本金、資本剰余金、未処理欠損金につきまして、それぞれ同額を翌年度へ繰り越すというものでございます。 以降につきましては、7ページから8ページに貸借対照表、9ページから13ページまでが先ほど総括事項を説明させていただきました事業報告書、14ページにキャッシュフロー計算書、15ページ以降には各項目別の明細書をつけてございますので、後ほどお目通しいただければと思います。 以上で認定第2号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 説明の途中でありますが、ただいまから10分間休憩いたします。            午前11時20分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時30分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 福田土木部次長。            〔土木部次長 福田茂樹君 登壇〕 ◎土木部次長(福田茂樹君) それでは、私のほうから認定第3号「令和3年度高梁市水道事業特別会計決算認定について」の補足説明をさせていただきます。 お手元の資料、7の赤丸で番号がついております高梁市水道事業特別会計決算書で御説明させていただきます。 先ほど市長のほうから話がありましたが、令和2年4月1日より旧上水道事業と旧簡易水道事業を統合して1つの水道事業会計となって2年目の決算認定となります。 それではまず、決算の概要から御説明させていただきたいと思いますので、12ページをお開きください。 令和3年度高梁市水道事業特別会計事業報告書の1概況、総括事項を御覧ください。 令和3年度末の給水世帯が1万2,542世帯、給水人口は2万6,684人でございまして、前年度と比較して世帯数では0.5%の減、給水人口は3%の減となっております。年間配水量につきましては398万7,451立方メートル、総有収水量は289万5,829立方メートルとなり、有収率は72.6%、前年度と比較して5.8ポイントの減となったところであります。 損益勘定につきましては、総収益は税込みで10億1,941万8,562円に対しまして、総費用は税込みで11億63万2,718円となっており、差引きでは税込みで8,121万4,156円のマイナスとなりました。 資本勘定では、浸水対策工事3か所、テレメーター等装置更新工事6か所、送水ポンプ更新工事等を行ったところでございます。 資本的収入は、給水申込み負担金473万円、配水管の支障移転に伴う補償金374万7,200円、企業債1億9,840万円、他会計補助金2億95万7,787円となっており、資本的支出におきましては、建設改良費、企業債償還金で5億9,510万5,052円となったところでございます。 それでは、1ページにお戻りください。 令和3年度高梁市水道事業特別会計決算報告書でございます。数字は消費税込みの金額でございます。 まず、1の収益的収入及び支出でございますが、上段の収入では、第1款水道事業収益の決算額が10億1,941万8,562円でございます。第1項営業収益、第2項営業外収益がその内訳となっております。 その下の支出でございますが、第1款水道事業費用の決算額は11億63万2,718円でございまして、その下の第1項営業費用から第4項予備費までがその内訳でございます。 3ページをお開きください。 2の資本的収入及び支出でございます。上段の収入では、第1款資本的収入の決算額が4億783万4,987円となっております。第1項負担金から第7項他会計補助金までがその内訳でございます。 その下の支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は5億9,510万5,052円でございまして、その下の第1項建設改良費から第2項企業債償還金までが内訳でございます。 なお、下段欄外に表記しておりますように、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億8,727万65円につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度損益勘定留保資金で補填しているところでございます。 続きまして、5ページ、6ページは損益計算書でございますが、5ページからは税抜きの金額での表示となってございます。 1が営業収益、2で営業費用の内訳と金額及び営業損失を、3で営業外収益を、4で営業外費用の内訳と金額及び経常損失、また6ページ、5で特別損失を示しております。その下には、当年度純損失、前年度繰越利益剰余金を示しておりまして、当年度純損失と前年度繰越利益剰余金の差引き5,042万8,809円が、当年度未処理欠損金となったところでございます。 収支がマイナスとなっております主な要因といたしましては、他会計繰入金の一部について前年度と仕分を変え、建設改良に係る繰入金部分約2億円を収益的収入の他会計負担金ではなく資本的収入の他会計補助金として受け入れ、資産の後年度減価償却費に充てるための財源として決算したことによるものでございます。 次の7ページ、8ページには、剰余金計算書を載せてございます。 令和3年度中における資本金、剰余金の変動を表した表であり、剰余金を資本剰余金、利益剰余金、それぞれで表示しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 次の9ページからは貸借対照表でございます。 これは企業会計の財政状況を示すものでございまして、資産、負債、資本の部で表示をしております。9ページ、資産の部につきましては、1の固定資産と2の流動資産から成っております。現金預金7億7,509万3,358円は、流動資産での計上となっております。10ページでは固定負債、流動負債、繰延べ収益から成る負債の部を、11ページでは資本金、剰余金を記載しています。 12ページから16ページまでにつきましては、冒頭概況を御説明させていただきました事業報告書を、17ページにつきましてはキャッシュフロー計算書を記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 19ページから30ページまでは、収益費用明細書及び資本的収支明細書を掲げております。備考欄には主な明細を表示しておりますので、御覧ください。 以降でございますが、31ページ、32ページでは固定資産明細書、33ページから40ページに企業債明細書を、41ページから財務諸表等に係る注記を添付しております。これも後ほどお目通しのほうをお願いしたいと思います。 以上、簡単ではございますが、令和3年度高梁市水道事業特別会計決算の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、引き続きまして認定第4号「令和3年度高梁市下水道事業特別会計決算認定について」の補足説明をさせていただきます。 お手元の資料、赤丸で8の番号がついております高梁市下水道事業特別会計決算書で御説明させていただきます。 初めに、当特別会計は令和2年度から企業会計へ移行し、地方公営企業法の財務規定の適用による経理を開始したところであり、法適用後2回目となる決算認定になったところであります。 それでは、決算の概要から御説明させていただきます。 12ページをお開きください。 令和3年度高梁市下水道事業特別会計事業報告書の1概況、総括事項を御覧ください。 令和3年度末の処理区域内人口は1万2,801人、水洗化人口は1万2,292人でございまして、前年度と比較して区域内人口は3.3%の減、水洗化人口は3.2%の減となっております。下水道普及率は45.7%、水洗化率は96.0%となっております。年間処理水量につきましては251万5,849立方メートル、有収水量は186万4,018立方メートルで、有収率は74.1%となり、前年度と比較して2.5ポイントの増となったところであります。 14ページをお開きください。 2の工事及び工事委託でございますが、建設改良につきまして、高梁雨水ポンプ場2号、3号ポンプ更新工事委託、4号ポンプの建設工事委託を行ったところでございます。 1ページに戻っていただきまして、令和3年度高梁市下水道事業特別会計決算報告書でございます。数字は消費税込みの金額でございます。 まず、1の収益的収入及び支出でございますが、上段の収入では、第1款下水道事業収益の決算額が9億6,901万7,245円でございます。第1項営業収益、第2項営業外収益がその内訳となっております。 下段の支出でございますが、第1款下水道事業費用の決算額は9億7,783万4,386円でございまして、その下の第1項営業費用から第4項予備費までがその内訳でございます。 3ページをお開きください。 2の資本的収入及び支出でございます。 上段の収入では、第1款資本的収入の決算額が7億3,209万8,020円となっております。第1項分担金及び負担金から第5項他会計出資金までがその内訳でございます。 その下の支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は10億1,021万5,730円でございまして、第1項建設改良費、第2項企業債償還金が内訳でございます。 なお、下段欄外に表記しておりますように、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億7,811万7,710円につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び過年度損益勘定留保資金、当年度損益勘定留保資金で補填しているものでございます。 続きまして、5ページ、6ページは損益計算書でございます。税抜きの金額で表示しております。 1が営業収益、2で営業費用の内訳と金額及び営業損失を、3で営業外収益、4で営業外費用の内訳及び経常損失、また6ページ、5に特別損失を示しております。 その下には、当年度純損失、前年度繰越欠損金等を示しております。当年度純損失は887万8,124円でございます。前年度繰越欠損金と合わせ、当年度未処理欠損金につきましては9,031万24円となっているものでございます。 収支がマイナスとなっております主な要因としましては、収益的支出で執行した一部の機械修繕工事につきまして起債を充当したことにより、支出のみ収益的収支での計上となったことによるものです。歳入としての起債については、貸借対照表のその他企業債に仕分け、処理したためでございます。 次の7ページ、8ページは剰余金計算書でございまして、令和3年度中における資本金、剰余金の変動を表した表であり、剰余金を資本剰余金、利益剰余金、それぞれで表示しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 次の9ページからは、貸借対照表でございます。 これは本企業会計の財政状況を示すものでございまして、資産、負債、資本の部で表示しております。9ページの資産の部は、固定資産と流動資産から成っており、現金・預金の1億188万9,841円は流動資産に計上しております。 12ページから15ページまでにつきましては、冒頭御説明させていただきました事業報告書を、16ページにつきましてはキャッシュフロー計算書を記載しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 17ページから26ページまでは収益費用明細書を掲げております。27ページ、28ページには資本的収支明細書を記載し、それぞれ款から節までの金額、備考欄には主な明細を表示しておりますので、御覧ください。 以降でございますが、29ページ、30ページでは固定資産明細書、31ページからは企業債明細書、53ページからは財務諸表等に係る注記を添付しております。これも後ほどお目通しのほうをお願いしたいと思います。 以上、簡単ではございますが、認定第4号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。            〔総務部長 北畑太一君 登壇〕 ◎総務部長(北畑太一君) それでは、私のほうから高梁市基金運用状況報告書等の御説明をさせていただきます。資料は冊番号⑤番でございます。 まず、資料の3ページでございます。令和3年度高梁市基金運用状況報告書でございます。 こちら地方自治法の規定によりまして、定額運用基金につきまして年度末の状況を報告させていただくものでございます。 記載の土地開発基金でございますが、令和3年度におきまして、新消防庁舎の建設用地や市道南町川端町線の道路改良に必要な用地の取得などによりまして、表の中ほど、現物であります土地につきまして増加をしております。取得費用は7,759万8,632円でございます。その右側、現金につきましては、その取得費用から定期預金利子16万4,165円を差し引きました7,743万4,467円が減少となっております。 続きまして、4ページの令和3年度決算における健全化判断比率報告書でございます。 こちらは財政健全化法によりまして、4つの財政指標を示すこととなっております。このうち、実質赤字比率と連結実質赤字比率の2つにつきましては、一般会計及び公営企業会計を含めました全会計の合計が赤字となっておりませんので、本市の場合はここに数字は上がってきておりません。 次に、実質公債費比率でございますが、こちらは普通会計、公営企業会計、さらに一部事務組合等が負担いたします地方債の元利償還金の標準財政規模に対する3年間の平均値でございまして、今年度11.9%となっております。前年度と比較いたしますと、0.6ポイントの減となっております。参考までに、早期健全化基準は括弧書きの25.0%でございます。 また、将来負担比率につきましても70.9%でございますので、基準値を大きく下回っております。 次は、5ページの令和3年度決算における資金不足比率報告書でございます。 対象となります会計は、ここに掲げております4つの会計でございます。 事業規模といたしまして各金額を掲げてございますけれども、これらに対しまして、各公営企業に係る資金不足の比率を表すものでございますが、いずれも資金不足は生じておらず、比率には表れておりません。 なお、6ページには各指標の対象となる会計区分を、7ページ、8ページには、それぞれの比率を算出する際の資料を添付しておりますので、後ほど御確認いただきたいと存じます。 本市の財政状況につきましては、先ほど市長が提案説明でも申し上げましたとおり、普通交付税につきましては段階的縮減によりましてこの10年間で大きく減少いたしました。また、人口減少が進む中、今後も普通交付税の大きな増額というのは見込まれない一方で、平成30年7月豪雨以降、財政調整基金の残高は大幅に減少しておりまして、財政運営を取り巻く環境は依然として厳しい状況となっております。このような中で今後も引き続き、事務事業、各種補助金、公共施設などの見直しをはじめとする行財政改革の取組を引き続き強力に推進し、経常経費の削減に努め、効率的で効果的な財政運営を行ってまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上、簡単ではございますが、高梁市基金運用状況報告書等の御説明とさせていただきます。 ○議長(宮田公人君) ただいま説明がありました認定第1号から認定第4号までにつきましては、既に決算審査意見書の写しが配付されております。これにつきまして、監査委員から補足説明がございましたらお願いいたします。 大月監査委員。            〔監査委員 大月一郎君 登壇〕 ◎監査委員(大月一郎君) 失礼いたします。代表監査委員の大月でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定に基づいて、審査に付されました令和3年度高梁市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び高梁市基金運用状況並びに高梁市公営企業会計決算、さらに高梁市健全化判断比率及び資金不足比率の審査を実施いたしましたので、その意見書について補足説明を申し上げます。 審査につきましては大月健一委員とともに各会計決算等について担当部課長等からの説明を受けながら、令和4年5月24日から8月24日まで慎重に審査を行ったところでございます。この結果につきましては、去る8月24日、藤澤副市長及び小田教育長立会いの下、近藤市長に報告し、決算審査意見書を提出した次第であります。 まず初めに、一般会計・特別会計決算審査の結果でありますが、歳入歳出決算書類等はいずれも関係法令に準拠して作成され、その計数は関係諸帳簿等と符合し正確であると認めたところであります。 また、各基金につきましても、計数は正確であり、運用状況も設置目的に沿って適正に運用されていると認められたところであります。 内容につきましては、お手元の⑨、一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書の写しを御覧ください。 10ページ、11ページを御覧ください。 総括的に申し上げますと、意見書に記載しておりますとおり一般会計と特別会計の決算総額は歳入が381億499万円余りで、歳出が369億4,621万円余りとなり、前年度に比べ歳入は12億5,100万円余り、また歳出につきましても13億6,600万円余りそれぞれ減少しております。 13ページを御覧ください。 一般会計と特別会計を合わせた実質収支では9億9,900万円余りとなり、単年度収支では1億3,300万円余りの黒字となっております。 14ページを御覧ください。 各地方自治体との財政比較等に用いられる普通会計で見ますと、歳入が279億4,700万円余りで、歳出が269億3,700万円余りとなり、前年度に比べ歳入は12億8,900万円余りの減少、歳出も14億1,700万円余り減少しております。実質収支では8億5,900万円余りとなり、単年度収支は1億5,500万円余りの黒字となりました。 次に、⑩の公営企業会計決算審査意見書の写しを御覧ください。 公営企業会計の国民健康保険成羽病院事業会計、そして水道事業会計、さらに下水道事業会計決算審査の結果でございますが、3事業とも歳入歳出決算書類等はいずれも関係法令等に準拠して作成され、その計数は関係諸帳簿等と符合して正確であり、事業の経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められました。 まず、17ページを御覧ください。 国民健康保険成羽病院事業会計の本年度の経営状況は、総収益が消費税抜きで14億1,605万円余りとなり、前年度に比べ1,270万円余りの減少となっております。また、総費用は消費税抜きで15億4,070万円余りとなり、前年度と比べ850万円余り増加しており、その結果、本年度の決算は1億2,465万円余りの赤字決算となっております。 この結果につきましてはコロナ禍による受診控えが令和3年度においても大きく影響をもたらしたものと考えられますが、一方でコロナに罹患された患者の皆さんを積極的に受け入れ、また延べ1万1,000件に及ぶワクチン接種を行うなど、住民が安心して暮らせるための医療体制の充実が図られ、公立病院としての責務は十分に果たされているものと考えております。今後におきましても、引き続き市民に寄り添った対応とアフターコロナを見据えた経営の健全化に取り組まれることを要望するところであります。 次に、水道事業関係の経営状況は、まず30ページを御覧ください。 総収益が消費税抜きで9億5,400万円余りとなっており、前年度に比べ1億5,100万円余り減少し、総費用は消費税抜きで10億5,600万円余りとなり、前年度に比べ4,700万円余り減少しております。その結果、1億円余りの赤字決算となりました。 また、下水道事業会計につきましては、42ページを御覧ください。 経営状況は、総収益が消費税抜きで9億4,042万円余りとなっており、総費用は消費税抜きで9億4,930万円余りとなり、その結果、887万円余りの赤字決算となっております。 水道、下水道のいずれにおいても、施設設備の老朽化に伴う改修費用の増加が今後さらに見込まれており、経営が年々厳しくなることは予想されるところではありますが、この厳しい財政状況を勘案して、採算性と公共性のバランスを念頭に置きながら、安全で良質な水の安定供給、そして公衆衛生の向上と浸水対策、さらに私たち市民生活の向上と福祉の増進に努められますよう要望するものであります。 次に、⑪健全化判断比率及び資金不足比率の審査結果につきましては、お手元に審査意見書の写しをお届けしておりますので、御覧いただきたいと思います。6ページに審査の結果を取りまとめております。 財政の健全化判断比率及び資金不足比率は、審査の結果いずれも適正に算定されていることを確認いたしました。この指標は財政の健全化やその実態を判断するための最低限の基準であり、本市では健全化基準を下回ってはいるものの、引き続き負担状況についてはあらゆる角度から検証する必要があると考えております。 さて、今なお終わりが見えない新型コロナウイルス感染症は、どれほどの感染対策を施していてもいつ誰が感染してもおかしくない感染状況であり、その影響はいまだ社会経済に大きな影を落とし、少しずつ元の姿を取り戻しているとはいえ、全体で見ますとその回復にはまだまだ時間がかかると考えられるところであります。 本市におきましては、加速化する人口の減少などにより市税や交付税収入の減少が見込まれており、歳出におきましても、高齢者人口の増加などによる社会保障費や大雨等による災害復旧費の増加、また今後予定されている新消防庁舎の建設やこども園の整備等、依然として財政運営は厳しい状況であります。一方で、一時大幅に減少した財政調整基金は、厳しい財政状況の中ではありますが、令和3年度も3億円が積み立てられ、今後においても将来負担が少しでも軽減されるように歳入の確保、事務事業の精査や見直しなど適正な予算執行等に努められることを望むものであります。 最後になりましたが、毎年繰り返される自然災害により被害を受けられている方々、そして長引くコロナ禍によって様々な面で打撃を受けておられる方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに、今後一層の市民生活の安定と福祉の向上が図られますことを切に望み、令和3年度一般会計・特別会計決算等の審査意見補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮田公人君) ただいまから午後1時10分まで休憩いたします。            〔病院事務長 渡辺丈夫君、会計管理者 戸田隆弘君、監査委員 大月一郎君、監査事務局長 加藤睦実君 退席〕            午後0時12分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時10分 再開            〔政策監 前野洋行君、産業経済部長 川内野徳夫君、健康福祉部長 蛭田俊幸君、教育次長 上森智子君 着席〕 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 引き続き議案の補足説明を願います。 北畑総務部長。            〔総務部長 北畑太一君 登壇〕 ◎総務部長(北畑太一君) それでは、私のほうから議案第66号及び議案第71号の補足説明をさせていただきます。 資料は冊番号①、議案書でございます。こちらの11ページを御覧ください。 まず、議案第66号「高梁市長及び副市長の給料その他給与条例の一部を改正する条例」でございます。 本議案は、令和4年11月16日からスタートいたします教育長の次の任期から、これまで一般職に準じることとされてまいりました教育長の勤務時間管理及び給与の取扱いを変更し、市長、副市長と同じ取扱いとなるよう必要な事項を定めるものでございます。 現在、教育長の勤務時間管理及び給与につきましては、平成27年4月の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正の際に示されました国の方針に従いまして、一般職の職員と同じ取扱いとなっております。この間、教育長は特別職として位置づけられているにもかかわらず、実際の現場では勤務時間管理や休暇取得に際して一般職の職員並みの服務や手続が必要となり、本来特別職として期待される教育長の広範な活動に制約が生じてしまっている状況でございます。特別職たる教育長が、その職にふさわしい勤務環境の下でその能力を十分に発揮するため、今回の改正を御提案するものでございます。 具体的な改正点を御説明申し上げます。 まず、教育長の勤務時間管理に関する改正点でございます。 資料13ページを御覧ください。 こちらに抜粋しております条文どおり、現在教育長の勤務時間管理につきましては、高梁市教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例、以下の説明では便宜上こちらの条例を教育長条例と呼称させていただきます。こちらの第5条で、一般職の規定を準用することとされております。 これを資料11ページ下段の附則第2項の規定によりまして、この教育長条例を廃止することによりまして、一般職に求められるような勤務時間や休暇残日数等の制約を受けない市長、副市長と同様の取扱いとすることとしております。 次に、教育長の給料に関する改正点でございます。 現在教育長の給与は、先ほど御覧いただきました教育長条例に規定が置かれております。今回の改正により同条例を廃止した上で、現在市長、副市長への給与支給の根拠となっております高梁市長及び副市長の給料その他給与条例の対象に、教育長を追加させていただきます。 具体的には、12ページの新旧対照表を御覧ください。 高梁市長と副市長に教育長を追加するため、条例の題名を高梁市長等とし、第1条第3号に教育長を、別表に教育長の給料の額を追加するものでございます。 次に、今回の改正における教育長の給与水準の考え方について御説明申し上げます。 現在教育長は、先ほど御覧いただきました13ページに掲げております教育長条例第2条の給料月額60万円と、第3条に定められている扶養手当、通勤手当、期末及び勤勉手当の支給を受けております。このうち、教育長個人の家族構成に依存する扶養手当と通勤距離、通勤方法に依存する通勤手当を除きますと、給料月額と期末勤勉手当の年間支給総額は1,016万7,000円となっております。 この金額を本市教育長が受けるべき報酬の基本額として、改正前と改正後でその差が極小となるように、かつ改正後の支給総額が改正前の支給総額を上回ることのないように算定を行っております。 具体的には、まず資料14ページに参考2として掲げておりますとおり、期末勤勉手当の支給が、上段の表右下の年間合計4.3月分から下段の表右下の年間合計3.65月分へ、金額でいいますと33万2,650円の減額となります。この減額分について、給料月額を現行の60万円から月額2万7,600円増額することにより、全体の支給水準を維持する形となっております。 結果といたしまして、改正後の支給総額は1,016万5,550円、改正前と改正後の支給総額の差額は1,450円のマイナスとなっております。 資料11ページにお戻りください。 ページ下段の附則でございます。 第1項では、この条例は次期教育長の任期の初日であります令和4年11月16日から施行するとしております。 第2項では、先ほど御説明いたしました教育長条例を廃止するというものでございます。 提案理由といたしまして、教育長の勤務時間等の見直しに伴い、必要な事項を定めるためでございます。 以上、議案第66号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、議案第71号の補足説明をさせていただきます。 資料、同じく議案書の27ページをお開きください。 地方自治法第286条第1項の規定により、令和4年3月31日をもって岡山県市町村総合事務組合から竹川組合が脱退することを承認するとともに、岡山県市町村総合事務組合規約を別紙のとおり変更することについて、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 岡山県市町村総合事務組合では、職員の退職手当、福利厚生、非常勤職員に係る公務災害補償等に関する事務を共同処理しておりまして、本市におきましても同組合に加入しているところでございますが、このたび共同処理する事務及び構成団体の変更があり、規約を変更する必要があるため、議会の議決をお願いするものでございます。 改正の内容は新旧対照表で御説明申し上げますので、資料30ページをお開きください。 別表第1は、当該組合を組織する地方公共団体を掲げております。 続いて、31ページを御覧ください。 下から4行目、竹川組合が令和4年3月31日の解散、脱退に伴い削除するものでございます。 32ページを御覧ください。 下段の別表第2は、共同処理する事務について掲げております。 33ページの中ほどでございますが、第3条第2号及び第3号に関する事務は、非常勤職員に係る公務災害補償等に関する事務でございまして、脱退する竹川組合を削除するものでございます。 お戻りいただきまして、29ページには根拠法令の抜粋を掲げております。 さらにお戻りいただきまして、27ページでございます。 提案理由は、岡山県市町村総合事務組合規約の変更に係る協議のためでございます。 以上、議案第71号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 川内野産業経済部長。            〔産業経済部長 川内野徳夫君 登壇〕 ◎産業経済部長(川内野徳夫君) それでは、私からは議案第67号の補足説明をさせていただきます。 議案書の15ページを御覧ください。 議案第67号「高梁市工場立地法地域準則条例」を次のとおり制定するものでございます。 この条例案は、工場立地法の改正により、同法に定める特定工場の敷地面積に対する緑地及び環境施設等の面積の割合について、国が公表する基準の範囲内で市町村の条例で定めることができるとされております。 敷地面積に対する緑地面積の割合20%以上、環境施設面積の割合25%以上と定められた基準を緩和することにより、企業の生産性が向上し、市としても企業を誘致しやすい環境となるものでございます。 第1条では、法第4条の2第1項の規定に基づき、法準則に代わる準則を市が定めるとする制定の趣旨を掲げております。 第2条で、用語の定義は法において使用する用語の例によることとしております。 第3条では、適用する2つの区域において規定しており、第1号で都市計画用途地域のうち準工業地域とし、第2号で都市計画用途地域のうち工業地域及び用途地域の定めのない地域、いわゆる都市計画区域以外の地域を含みますが、これらの地域を工業地域等としております。 第4条第1項では、表のとおりそれぞれの区域における緑地及び環境施設の面積の敷地面積に対する割合を規定しておりますが、国が公表する基準の範囲内での下限値を採用し、準工業地域では緑地面積率を100分の10以上、環境施設面積率100分の15以上、工業地域等では緑地面積率を100分の5以上、環境施設面積率100分の10以上と定めております。 次のページ、16ページを御覧ください。 第2項では、特定工場の敷地が2以上の区域にわたる場合の取扱いについて規定しております。 第5条では、緑地面積率の算定において、法施行規則第4条に規定する駐車場など緑地以外の環境施設以外の施設、または同条第1号トに規定する太陽光発電施設と重複する緑地及び法施行規則第3条に規定する建築物屋上等緑化施設である屋上庭園などについては、緑地面積率50%まで算入することができることを規定しております。 第6条では、特定工場の敷地が隣接する地方公共団体の区域にわたる場合、本条例の適用については当該地方公共団体との協議によることを定めています。 附則第1項では施行期日を、第2項につきましては経過措置に関する規定でございまして、既存特定工場等が生産施設を増設する場合の緑地及び環境施設の算定方法や読替えについて定めております。 次のページ、17ページを御覧ください。 提案理由といたしましては、工場立地法に基づき特定工場に係る緑地面積率及び環境施設面積率の基準を定めるためでございます。 以上で議案第67号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 上森教育次長。            〔教育次長 上森智子君 登壇〕 ◎教育次長(上森智子君) それでは、私からは議案第68号の補足説明をさせていただきます。 議案集の19ページを御覧ください。 議案第68号「高梁市立幼稚園条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。 初めに、この条例改正に至る経緯について御説明いたします。 これまで議会全員協議会等でも御説明申し上げておりますが、現在、高梁市街地に設置している高梁幼稚園、高梁南幼稚園、高梁保育園を再編し、高梁認定こども園の整備を進めているところです。 近年、保育ニーズの増加により市街地の保育園では定員を超える一方で、幼稚園では園児数が減少しています。また、建築から40年以上経過した施設の老朽化が課題となっています。特に、高梁南幼稚園は昭和51年度に建築されたもので、その老朽化が著しい状況となっています。 加えて、令和5年度からの入園児については令和7年度には高梁認定こども園を利用することとなるため、交流事業を進めていくことも必要となることから、令和5年度より高梁幼稚園と高梁南幼稚園を先行的に統合することとし、高梁南幼稚園については本年度末をもって閉園とする方針といたしました。これに伴い、条例改正をお願いするものでございます。 それでは、20ページの新旧対照表を御覧ください。 別表中、高梁市立高梁南幼稚園の項を削るものでございます。 19ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は、令和5年4月1日から施行する。 提案理由でございますが、高梁市立高梁南幼稚園を高梁市立高梁幼稚園へ統合するためでございます。 以上、議案第68号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 前野政策監。            〔政策監 前野洋行君 登壇〕 ◎政策監(前野洋行君) それでは、私のほうから議案第69号及び議案第70号の補足の説明をさせていただきます。 議案集の21ページを御覧ください。 議案第69号「布賀辺地に係る総合整備計画の策定について」でございます。 辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、辺地に係る公共的施設の総合整備計画を別紙のとおり策定するというものでございます。 次のページを御覧ください。 ここに布賀辺地の総合整備計画を掲げております。 市内には、現在24の辺地地域がございますが、整備計画を作成している地域は今、吹屋地域と長地地域の2地域で、今回、この布賀辺地と次の議案第70号の西山辺地の整備計画を策定するというものでございます。 整備計画の概要でございますが、構成する集落の名前、字の名称、それから中心部の位置、そして辺地度点数、それから整備を必要とする事情、施設の整備計画という内容を掲げております。 この中で、辺地度点数といいますのは、役場や学校など主に住民生活の関係の深い施設までの中心部からの距離に基づいて算定された点数でございまして、この点数が100点以上で、かつ当該地域の中心から5平方キロ以内の面積の区域の人口が50人以上の場合に、辺地という指定を受けるということになっております。 さらに、この中で事業を行い、辺地債を発行する場合、この辺地計画を策定する必要があるということで御理解いただきたいと思います。 今回の整備計画は、布賀はくうん荘の老朽化に伴いまして、施設のバリアフリー化及びトイレの水洗化の整備を行い、地域の拠点施設として機能回復を図るというものでございます。 23ページを御覧ください。 事業費が2,030万円、計画期間は令和4年度、本年度単年度でございます。 次のページに法令の抜粋を掲げておりますので、御覧いただきたいと思います。 21ページに戻っていただきまして、提案理由でございますが、布賀はくうん荘改修事業の実施に伴い、総合整備計画を策定するためでございます。 続きまして、25ページを御覧ください。 議案第70号「西山辺地に係る総合整備計画の策定について」でございます。 辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定により、辺地に係る公共的施設の総合整備計画を別紙のとおり策定するというものでございまして、次のページを御覧ください。ここに西山辺地の総合整備計画を掲げております。 今回の整備計画は、風致園の整備を行うものであります。風致園は、希少な品種として認定を受けました備中天神桜を有し、地域のシンボルとして大切に管理されている公園でありますが、このたび隣接する旧西山小学校プールの解体や周辺地の整備を行いまして、駐車場や多目的広場を備えたレクリエーション施設として拡張整備をするというものでございます。 事業費が2,300万円、計画期間は令和4年度、本年度単年度でございます。 先ほどの24ページに法令の抜粋を掲げておりますので、御覧いただきたいと思います。 25ページに返っていただきまして、提案理由でございますが、風致園整備事業の実施に伴い、総合整備計画を策定するためでございます。 以上で私からの補足の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。            〔総務部長 北畑太一君 登壇〕 ◎総務部長(北畑太一君) それでは、続きまして私のほうから議案第72号の補足説明をさせていただきます。 資料は冊番号⑫、予算議案書でございます。 では、資料の1ページを御覧ください。 議案第72号「令和4年度高梁市一般会計補正予算(第3号)」でございます。 令和4年度高梁市一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億8,237万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ261億6,441万1,000円とする。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるといたしております。 第2条は、地方債の補正でございまして、地方債の変更は第2表地方債補正によるといたしております。 それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書によりまして、主立ったところを御説明させていただきます。 まず、資料10ページ、11ページを御覧ください。 まず、歳入でございます。 ページの中ほど、第16款国庫支出金、第1項国庫負担金、第4目衛生費国庫負担金の新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金6,636万7,000円につきましては、オミクロン株に対応したワクチンの接種体制確保に要する経費に係る国庫負担金でございます。 次に、下の段、第2項国庫補助金、第2目総務費国庫補助金の第1節総務管理費補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金601万8,000円は、今回の補正におけるコロナウイルス感染症関連事業の財源とするものでございます。なお、この臨時交付金につきましては、現在までに国から示されている交付限度額の合計額が約4億4,000万円となっております。このうち、今回の補正予算計上分を含めますと、約3億5,000万円を予算化しているところでございます。 続きまして、12ページ、13ページを御覧ください。 13ページ上から2行目、第4節老人福祉費補助金の地域介護福祉空間整備等交付金2,310万円につきましては、市内2つの民間の介護施設が国の支援を受けて自家発電設備の整備を予定しているものでございまして、全額国庫補助の事業でございます。 次の行、第11節児童福祉総務費補助金45万6,000円は、児童福祉施設におけるアルコール消毒液購入等の感染拡大防止事業の交付金で、県補助金のほうにも同様の計上がございます。 次に、その下の行、第4目衛生費国庫補助金、第1節保健衛生費補助金の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費臨時補助金2,886万5,000円につきましては、先ほどの負担金と同様にオミクロン株に対応したワクチンの接種体制確保に要する経費に係る補助金でございます。 次に、下段に移りまして、第17款県支出金、第2項県補助金、第2目総務費県補助金、第8節地域振興費県補助金のワーケーションモニターツアー実施支援事業補助金13万5,000円につきましては、地方や観光地などで休暇を楽しみながら働くスタイルでございますワーケーションのモニターツアーの事業に対する県補助金になります。 次に、14ページ、15ページを御覧ください。 ページの中ほど、第19款寄附金、第1項寄附金、第3目民生費寄附金、第2節児童福祉総務費寄附金の児童福祉総務費寄附金8,000万円につきましては、本年6月議会で基金条例を制定いたしました愛辰こども基金に対する寄附金になります。 次に、16ページ、17ページを御覧ください。 ページの一番上、第21款繰越金、第1項繰越金、第1目繰越金、第1節前年度繰越金1億4,551万円は、前年度繰越金の一部を今回の補正財源として予算化するものでございます。 次に、ページ下段からの第23款市債につきましては、主に今回追加補正をお願いしております各事業の財源として発行を予定するものでございます。 続きまして、22ページからの歳出でございます。 22ページ、23ページを御覧ください。 まず、第2款総務費、第1項総務管理費、第6目企画費、第14節使用料及び賃借料のシステム利用料300万円につきましては、市のDX推進に係る経費でございます。 3行下、第13目情報管理費、第14節使用料及び賃借料のシステム利用料121万円につきましては、住民票や印鑑証明等の各種行政手続等のオンライン申請を導入するための経費でございます。 次に、24ページ、25ページをお開きください。 第3款民生費、第1項社会福祉費、第1目社会福祉総務費、第20節扶助費の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金1,608万5,000円につきましては、緊急小口資金等の特例貸付が貸付限度額に達しているなどの理由により利用できない世帯を対象に、その実情を踏まえた生活の支援を行うため支援金を支給するものでございます。国のほうが申請期限を延長したことに伴いまして、見込まれる不足額を増額補正させていただくものでございます。 3行下、第4目老人福祉費、第19節負担金補助及び交付金の地域介護福祉空間整備交付金2,310万円は、歳入でも申し上げましたが、施設整備を予定している民間の介護施設に対する補助金でございます。 次に、ページ下の段の下から3行目、第2項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、第25節積立金の愛辰こども基金積立金8,000万円につきましては、こちらも歳入で申し上げましたが、愛辰こども基金の原資として寄附を受けたものを同基金へ積み立てるものでございます。 続きまして、26ページ、27ページを御覧ください。 ページ一番下の段の第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目予防費、第13節委託料8,851万4,000円につきましては、ワクチン接種委託料やコールセンター設置に要する経費などでございます。 次に、28ページ、29ページを御覧ください。 ページ下段の第2項清掃費、第1目清掃総務費、第19節負担金補助及び交付金の高梁地域事務組合負担金741万7,000円につきましては、燃料高騰による光熱水費の増額及び修繕料の増額等に伴う高梁地域事務組合負担金の追加補正でございます。 次に、30ページ、31ページを御覧ください。 第6款農林水産業費、第1項農業費、第5目農地費、第13節委託料の一定要件農道維持管理委託料800万円につきましては、かぐら街道などの一定要件農道において観光バス等の通行の支障となっている支障木の伐採に要する経費を計上しております。 1行下、第15節工事請負費の施設等整備工事費300万円につきましては、備中町湯野地区において県事業を活用し実施しております農地耕作条件改善事業において、燃料代及び材料費等の高騰により不足する経費を増額するものでございます。 ページ一番下の段、第7款商工費、第1項商工費、第3目観光費、第15節工事請負費の施設等改修工事費604万3,000円につきましては、広兼邸などの観光施設の改修工事に必要な経費の追加補正となっております。 続きまして、32ページ、33ページを御覧ください。 第8款土木費、第2項道路橋梁費、第1目道路橋梁総務費の第13節委託料、第15節工事請負費につきましては、いずれも岡山自動車道付加車線設置推進事業におきまして、残土処分場への発生土搬入量が増えることなどによりまして事業費が増額となるものでございます。 第2目道路維持費、第13節委託料の支障木伐採委託料400万円につきましては、先ほどの農道の維持管理と同様に観光バス等の通行の支障となっている支障木の伐採に要する経費を計上しております。 続いて、第3目道路新設改良費、第13節委託料の測量設計委託料1,900万円につきましては、市道吹屋線における追加地質調査及び大型バス通行のための道路拡幅工事に係る測量設計委託料の追加補正でございます。 続きまして、34ページ、35ページを御覧ください。 第3項河川費、第1目河川総務費の第17節公有財産購入費の土地購入費3,617万円、第22節補償補てん及び賠償金の工作物等移転補償費1,533万4,000円は、いずれも秋町残土処分場の用地取得に係る追加補正でございます。 次に、その下の段の第4項都市計画費、第5目歴史まちづくり費、第19節負担金補助及び交付金の駅周辺施設景観まちづくり補助金480万円につきましては、備中高梁駅前の建築物及び工作物の改築に係る景観まちづくり補助金の追加補正でございます。 次に、下の段、第10款教育費、第2項小学校費、第3目学校建設費の第15節工事請負費3,300万円、さらに第22節補償補てん及び賠償金60万円につきましては、いずれも有漢義務教育学校整備に当たり、新校舎の建設に先行して工事が必要となった水路及び歩道改良工事に係る経費の追加補正でございます。 次のページ、36ページ、37ページを御覧ください。 2段目の第6項社会教育費、第1目社会教育総務費、第13節委託料105万6,000円、また第15節工事請負費710万円につきましては、いずれも旧成羽文化センター跡地に憩いの広場を整備する事業費となっております。 第11款災害復旧費は、本年7月の豪雨により発生いたしました災害復旧事業などに係る経費を計上いたしております。 次に、6ページにお戻りください。 第2表地方債補正でございます。 こちらは今回補正をお願いしております各事業の起債限度額の変更となっております。 また、40ページには地方債の補正調書を掲げておりますので、後ほど御覧ください。 以上で議案第72号の補足説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 蛭田俊幸君 登壇〕 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私からは議案第73号の補足説明をさせていただきます。 予算議案書の41ページをお開きください。 議案第73号「令和4年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第1号)」であります。 令和4年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の補正としまして、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,005万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ53億1,953万3,000円とするというものでございます。 今回の補正予算でございますが、内容としましては令和3年度の介護給付費及び地域支援事業に係る事業費が確定したことに伴いまして、国県負担金等の精算を行うためのものでございます。 それでは、事項別明細書で御説明させていただきますので、46ページ、47ページをお開きください。 まず、歳入でございますが、決算により返還の必要が生じた剰余金につきまして、介護給付費、地域支援事業の区分に応じまして、前年度繰越金として予算計上しております。 次に、48ページ、49ページをお開きください。 歳出でございますが、7款諸支出金の2目償還金に7,005万7,000円を追加補正いたしまして、49ページの説明欄にありますとおり、それぞれの事業区分ごとに国、県及び支払基金への返還金を予算計上しているものでございます。 以上で議案73号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(宮田公人君) 福田土木部次長。            〔土木部次長 福田茂樹君 登壇〕 ◎土木部次長(福田茂樹君) それでは、私のほうから議案第74号「令和4年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」の補足説明をさせていただきます。 予算議案書51ページをお開きください。 議案第74号「令和4年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 第1条、総則、令和4年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第2条、資本的収入及び支出、予算第4条本文括弧中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3億3,547万3,000円は、消費税資本的収支調整額1,679万5,000円、過年度損益勘定留保資金1億437万3,000円及び当年度損益勘定留保資金2億1,430万5,000円で補填するものとするを、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億9,597万3,000円は、消費税資本的収支調整額1,679万5,000円、過年度損益勘定留保資金1億437万3,000円及び当年度損益勘定留保資金1億7,480万5,000円で補填するものとするに改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するというものでございます。 収入の第1款第5項の企業債の既決予定額は2億9,856万円、補正予定額は4,950万円、合計3億4,806万円でございます。これに伴い、第1款の資本的収入の合計が5億6,848万5,000円となるものでございます。これは、令和3年度決算により減価償却額が確定したことに伴い、国から借り入れる起債の借入枠が増えたことによるものです。 次に、支出の第1款第1項建設改良費の既決予定額は2億9,469万2,000円、補正予定額は1,000万円、合計3億469万2,000円でございます。これに伴い、第1款の資本的支出の合計が8億6,445万8,000円となるものでございます。これは、下水道への新規接続に伴う公共ます設置工事が当初想定より増加する見込みであることから、当初見込みの公共ます設置工事1,750万円に1,000万円を増額補正するものでございます。 第3条は企業債でございます。 予算第6条に定めた起債の限度額を次のとおり補正するというもので、先ほどの起債借入枠の増加に伴う起債限度額の補正で、目的は下水道事業、補正前限度額は3億2,560万円、補正後限度額は3億7,510万円でございます。第2条で説明いたしました企業債4,950万円追加に合わせ、限度額を増額するものであります。 53ページの実施計画の補正におきましても、先ほど御説明させていただいていただいた内容で、資本的収入につきましては企業債借入額の増加、資本的支出では公共ます設置工事費の増加による補正となっているものでございます。 54ページは、補正予算(第1号)の予定キャッシュフロー計算書でございます。 補正予定額として支出に係る仮払消費税部分90万9,000円を未払金に分けての記載となっております。 以下、55ページから予定貸借対照表、補正予算(第1号)説明書を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議案第74号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 請願の上程 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第6、請願の上程であります。 請願第1号から請願第3号までの3件を一括して上程し、議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いいたします。 宮田好夫君。            〔12番 宮田好夫君 登壇〕 ◆12番(宮田好夫君) 請願第1号「少人数学級の拡充及び教職員定数改善をはかるための、2023年度政府予算に係る意見書採択の請願について」の補足説明をさせていただきます。 請願者は、高梁市片原町8、岡山県教職員組合高梁支部の石井栄二朗支部長です。 少人数学級については、子供一人一人にきめ細かな教育を行う目的で、小学校の学級編制標準を5年間かけて35人学級にする改正義務標準法が昨年3月に成立したものの、少人数学級に向けた教員の定数改善は児童数の減少に伴う教員の自然減と加配定数の振替で処置されていて、実際今年度の定数は昨年より減らされています。 こうした中で、学校現場では新型コロナに対する感染予防対策や貧困、いじめ、不登校などの課題、GIGAスクール構想による新たな学びの創造を求められるなど、教員が子供たちと向き合う時間を確保することが困難な状況となっています。 また、多くの国民が求める小学校の30人学級や中学校、高等学校での少人数学級での教育は据え置かれたままになっています。 一方、高梁市においては執行部及び教育委員会の方針により、小学校の学級編制を令和3年度から30人以下、中学校についても本年度から35人以下の少人数学級が実施され、先進的な学校運営を行っていますが、その財源として今年度は2,600万円余りが市費で投入されています。 本来、義務教育は国の責任で行うものであり、財源も国が負担すべきものです。また、全国どこの地域でも、学びの環境は等しくならなければならないとも考えます。小学校高学年における教科担任制や支援の必要な児童・生徒等への対応など、加配教員の増員など教職員定数の改善が必要です。 また、こうした観点から、2023年度の予算編成において財源を確保する必要があり、議員各位におかれましてはこの請願書の趣旨に賛同いただき、採択いただくことをお願い申し上げて補足説明にさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(宮田公人君) 石部誠君。            〔10番 石部 誠君 登壇〕 ◆10番(石部誠君) 日本共産党の石部誠です。 請願2件について御紹介させていただきます。 1件目は、請願第2号「精神保健医療福祉の改善に関する請願」であります。 精神科を受診される方は年間420万人に迫っており、誰もが安心して受診できる精神科医療の実現は国民的課題となっています。日本の精神科医療は、諸外国に比べて半世紀以上の遅れを取っている状況です。そういう中で、良質な医療を提供し、隔離、拘束を原則として廃止できるよう精神科専門職の配置基準を引き上げることや、一般病床より低い人員配置を認めている医療法施行規則を改めて、精神病床の人員配置を改善することなどを求める請願であります。 もう一件は、請願第3号「医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大幅賃上げを求める請願」であります。 新型コロナの感染拡大から2年以上が過ぎて、医療提供体制や保健衛生行政の強化と国民生活への支援、補償は、まさに喫緊の課題ではないでしょうか。感染が拡大し医療崩壊が現実となった背景には、効率優先の医療提供体制の再編、縮小や、医療従事者の抑制政策、感染症対策の要となる保健所を減らしてきた日本の医療、社会保障政策の誤りがあると考えられます。そういったことが医療現場の多大な混乱と苦悩をもたらし、国民の命を危うくしてるのではないでしょうか。 こういった中で、医療、介護、保育、福祉などの現場で働く全ての労働者を対象とした賃上げの補助を全額国庫負担で事業所や施設に対する支援を行うことなどを求める請願であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 以上で本日の議事日程は終わりました。 念のため申し上げます。次会は、8日、通告による一般質問を行います。発言順位の1番から4番までの議員にお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。            午後2時5分 散会...