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06月28日-06号

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  1. 高梁市議会 2022-06-28
    06月28日-06号


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    最終取得日: 2023-04-25
    令和 4年第4回 6月定例会        令和4年第4回高梁市議会定例会議録(第6号) 令和4年6月28日(火曜日)            〇議   事   日   程             午前10時開議第1 委員会付託案件の上程第2 委員長報告第3 委員長報告に対する質疑第4 討論第5 採決            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇本日の会議に付した事件日程第1 委員会付託案件上程日程第2 委員長報告     (1)総務文教委員長 伊藤 泰樹君     (2)産業経済委員長 三村 靖行君     (3)市民生活委員長 石田 芳生君日程第3 委員長報告に対する質疑日程第4 討論日程第5 採決            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出   席   議   員1番  金  尾  恭  士 君          2番  平  松  久  幸 君3番  新  倉     淳 君          5番  伊  藤  泰  樹 君6番  森     和  之 君          7番  森  上  昌  生 君8番  石  井  聡  美 君          9番  石  田  芳  生 君10番  石  部     誠 君          11番  三  村  靖  行 君12番  宮  田  好  夫 君          13番  小  林  重  樹 君14番  倉  野  嗣  雄 君          15番  川  上  修  一 君16番  川  上  博  司 君          17番  大  月  健  一 君18番  宮  田  公  人 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出席した事務局職員事務局長     森   昌 士          次長       金 子 正 典議事係長     竹 竝 宗一郎            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇説明のため出席した者〔市長部局〕  市長      近 藤 隆 則 君      副市長     藤 澤 政 裕 君  政策監     前 野 洋 行 君      総務部長    北 畑 太 一 君  総務部次長   赤 木 憲 章 君〔教育委員会〕  教育長     小 田 幸 伸 君       ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長宮田公人君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年第4回高梁市議会定例)6日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、既に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第1 委員会付託案件の上程 ○議長宮田公人君) まず、日程第1、委員会付託案件の上程であります。 各委員会に付託いたしておりました案件を一括上程し議題といたします。 これらの審査につきましては、各委員長より審査報告書が提出され、その写しを配付いたしております。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第2 委員長報告議長宮田公人君) 次は、日程第2、委員長報告であります。 まず、総務文教委員長報告を願います。 伊藤泰樹君。            〔5番 伊藤泰樹君 登壇〕 ◆5番(伊藤泰樹君) 皆さんおはようございます。 総務文教委員会報告を申し上げます。 今定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案5件でございます。これらの審査のため、去る21日委員会室において審査を行いました。 審査結果につきましては、既に配付されております審査報告書写しのとおりでございますが、これに至ります経過について議案第62号「高梁土地開発公社解散について」の御報告をさせていただきます。 委員からの質問では、昨年6月に理事の定数を2名増員したばかりなのに、僅か1年でなぜ解散することになったのか。定款変更にかかった費用や時間が無駄になるのではないか。公社は無駄な土地を保有していないのか。土地先行取得に当たって、公社が果たしてきた役割は今後も残るのではないか。公社理事解散反対しなかったのかなど、説明を求めました。執行部からは、昨年の定款変更はあくまでも機構改革に伴うものである。公社解散は平成29年から行革プランの中でも俎上に上がっていたが、断続的に先行取得案件があったので今まで公社を存続させてきた。昨年度、総合計画実施計画ができた中で、今後を長期的に見たときに大規模な先行取得を要する案件がなく、また土地開発基金地域開発事業特別会計等でも対応できることから公社解散する判断に至った。解散によって、公社に係る法人市県民税約7万数千円が不要になる。新たな理事も専門的な知識によって公社の適正な運営に関わっているので、昨年の定款変更は無駄ではなかった。公社の保有する土地について、塩漬けになっているようなものはない。公社理事会での意思決定だが、土地開発基金開発事業特別会計は市の中の基金、会計なので市長の最終的な決裁で意思決定となるが、予算もあるので議会での審議もいただくことになる。公社理事全会一致解散を決議したとの答弁がされたところでございます。 また、委員からは、昨年の段階で公社解散について言及されていればここまで紛糾していない。もっと丁寧な説明がされるべきとの意見が出されたところでございます。 討論においては、委員から、昨年理事を増やして今年解散するのは整合性に欠け、べらぼう過ぎると思うので反対するとの意見が出されたところでございます。 また、ほかの委員からは、公社は合併後の新市建設に当たって重要な役割を果たしてきた。行革の意思があったとしても、この間に議会説明する機会はあったはず。もっと丁寧な説明があるべきと思うので反対するとの意見が出されたところでございます。 採決の結果、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 以上、1点申し上げましたが、その他の議案につきましては本会議での議案質疑も踏まえ慎重に審査を行い、議案第56号のうち専決第4号については承認すべきものと、その他の議案については原案のとおり可決すべきものと全員一致で決したところでございます。 以上で総務文教委員会報告といたします。 ○議長宮田公人君) 次は、産業経済委員長報告を願います。 三村靖行君。            〔11番 三村靖行君 登壇〕 ◆11番(三村靖行君) 皆さんおはようございます。 産業経済委員会報告を申し上げます。 今定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案4件でございます。これらについて、去る22日に委員会室において審査を行いました。 審査結果につきましては、既に配付されております審査報告書写しのとおりでございますが、これに至ります経過を若干御報告させていただきます。 議案第64号「令和4年度高梁一般会計補正予算(第2号)」でございます。 農業者等コロナ対策応援事業補助金について、委員から、農業者に対して広く浅く支援するという考えはないのかとただしたところ、執行部からは、広く浅く農業者支援していくか、要件を設けて対象を絞って支援するかについては判断が分かれるところではあるが、今回、広く浅くの支援としては物価高騰に対する生活支援として全市民地域活性×梁(かけはし)商品券を配付する。総合的な判断となるところであるが、そういった広く浅くの支援を全市民にさせていただく中で、農業施策について今回は要件を絞って支援させていただくとの答弁がありました。 以上、質疑がありました主なものを申し上げましたが、その他の議案につきましても本会議での質疑も踏まえ慎重に審査を行い、付託されました全ての議案についていずれも全員一致原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 以上、要点のみではございますが、産業経済委員会報告といたします。 ○議長宮田公人君) 次は、市民生活委員長報告を願います。 石田芳生君。            〔9番 石田芳生君 登壇〕 ◆9番(石田芳生君) 皆さんおはようございます。 市民生活委員会報告を申し上げます。 今定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案4件及び陳情2件の計6件でございます。これらの審査のため、去る23日に委員会室において審査を行いました。 審査結果につきましては、既に配付されております審査報告書写しのとおりでございますが、これに至ります経過を若干御報告させていただきます。 まず、議案第56号「専決処分の承認を求めることについて」のうち専決第5号「高梁国民健康保険税条例の一部を改正する条例」についてでございます。 委員から、今回の条例改正地方税法施行令の改正に伴うものとはいえ、本市にはまだ基金残高がたくさんあるため、ここで税負担が増す見直しを行わなくても構わないと感じていることから反対するといった意見がございましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、議案第61号「高梁愛辰こども基金条例」についてでございます。 本会議での議案質疑を踏まえ、本条例を提出するに至った経緯及び基金の活用などについて、詳細にわたり慎重に審査いたしました。 委員からは、本条例提案理由として、議会に対してもっと説明すべきではないかとの意見がありました。また、本条例寄附者の御意向に沿った基金の設置となっており、今後本市の子供たちのために有効に活用してほしいとの意見もありました。最終的には、執行部説明を是として、採決の結果、全員一致原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 その他の議案についても、本会議での議案質疑も踏まえ慎重に審査を行い、いずれも全員一致原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 また、陳情第1号及び陳情第2号については、審査に当たって陳情者からの意見陳述があり、慎重な審議を行い、いずれも全員一致で不採択とすべきものと決したところでございます。 以上、要点のみ申し上げ、市民生活委員会報告といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第3 委員長報告に対する質疑議長宮田公人君) 次は、日程第3、委員長報告に対する質疑であります。各委員長に対して、御質疑がございましたらお願いいたします。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮田公人君) 別になければ、質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第4 討論議長宮田公人君) 次は、日程第4、討論であります。 各委員会に付託しておりました案件を一括して討論に付します。 討論の通告がありますので、順次発言を願います。 まず、石部誠君の討論を願います。 石部誠君。            〔10番 石部 誠君 登壇〕 ◆10番(石部誠君) 皆さんおはようございます。 6月定例市議会討論をさせていただきます日本共産党石部誠です。 6月定例市議会に提出されました議案は、報告第1号から報告第4号、そして議案第56号から議案第65号までの14件であります。そのうち、議案第56号について反対をさせていただき、その他については委員長報告を了とさせていただきます。 それでは、討論に入ります。 議案第56号には、国保財政に関わる利用者負担増になる専決第5号が含まれています。委員会での審査の中で、試算では50世帯から80世帯の方の国保税が増額し、全体で120万円が国保会計へ算入されます。現在、国保の財源は約5億円の基金積立てがされており、現在120万円の増額が本当に必要とは考えられるような状況ではないと考えます。むしろ引下げができるのではないかということを考え、この議案反対をさせていただきます。 次に、陳情です。 子供へのワクチン接種即時中止を求める陳情ですが、委員長報告賛成の立場から討論いたします。この陳情の目的は、子供さんへの新型コロナ予防接種を禁ずることであります。これまでも議会で繰り返し議論をしてまいりましたが、予防接種は強制されるものではなく、個人や家庭で判断されるものであり、行う、行わないを議会が強制するものではないと考えています。しかし、このワクチン接種について言えば、不安に思っていらっしゃる御家庭、個人の方もたくさんいらっしゃると思います。これからも正確な情報をしっかり啓蒙、広報していただくことは必要であると考えています。 次は、不正選挙防止に関する陳情についてです。 委員長報告賛成の立場から討論に参加いたします。内容は、高梁市の選挙に使用している機器に問題があり、筆記用具の変更を求める内容でした。私自身の経験から、開票立会人として何度も開票に立ち会ってまいりました。機材機器はもちろんのこと、開票作業に関わる職員に問題があることは今まで1度も確認できておりません。委員会の対応で、陳情者にもう少し調査確認すべきではないかと取下げを求めもいたしました。こういったことから、もう少し調べて陳情を出していただきたいということで不採択を今回は求めるものであります。 最後に、執行部から提案の他の議案には賛成でありますが、市民生活国民年金引下げなども行われ、社会保障の切捨てが大変な中、新型コロナロシアウクライナ侵略戦争などの影響で仕事や商売に影響が出ている方の支援が本当に必要です。そういったことから、国からも物価高騰に対応した交付金が組まれ、今回の補正予算にもこれが組まれています。高梁市の実情に合った施策で、地域や市民の毎日の暮らしを支えるように執行していただくようにお願いをして、討論を終わります。 ○議長宮田公人君) 次は、森和之君の討論を願います。 森和之君。            〔6番 森 和之君 登壇〕 ◆6番(森和之君) 6月定例市議会討論をさせていただきます森和之であります。 今回私は、今定例会に提出された報告第1号から報告第4号並びに議案第56号から議案第65号について、委員長報告を了として賛成の立場から討論をさせていただきます。 ただ、以下の議案につきましては、特に申し述べさせていただきます。 まず、議案第61号「高梁愛辰こども基金条例」についてであります。 この議案は、匿名を希望する市民から高梁市の子供の成長と発達を応援するとともに、困難を抱えた子供の健全な育成と自立を支援するために使用してほしいと申出のあった多額の寄附金基金化する条例であります。匿名での寄附、基金の名称を高梁愛辰こども基金にしてほしい、この2つが寄附者本人の強い要望であると説明されました。数人の議員からは、議会への開示された情報提供が不十分ではないかとの意見がありましたが、この案件に関してその必要性はあるのでしょうか。この美談でしかない寄附者の意向を酌み取れば、議案の提出に至るまでの経緯経過を問題にするのではなく、基金を運用するときに目的に沿って運用されているのか、問題はないのかをチェックするのが議会の役目だと思います。この高梁市民の善意ある申出については、市民の代表である議会の1人といたしましても、市民の誠意に応えるべく、この議案には強く賛成するものであります。 続きまして、議案第62号「高梁土地開発公社解散について」であります。 昨年の6月定例会で、土地開発公社人事案件が提出されております。理事を2名増やすという案件でありました。議員からは、行革の流れに逆らうものではないかという意見があったことを記憶しております。今回の公社解散につきましても、かなり議案の出し方が乱暴な気がしています。執行部におかれましては、その点に関して強くくぎを刺すものであります。 ただ、賛成に回るのは、公社存在意義の低下、公共事業の減少、地価の下落による先行取得の不必要性に一定の理解を示す説明があったことと、年間7万円余りの経費削減が行えるとの説明につきます。年間7万円、額にすれば少額でありますが、7万円を1本の木に例え、木を見て森を見ずにならないよう、しっかりとした行政改革が行われると信じて、この議案にも賛成いたします。 陳情第1号、陳情第2号については、陳情を求める事実の基礎、専門的な情報がネット上の情報だけであるのを考慮して不採択とします。 以上をもちまして私の賛成討論を終わらせていただきます。 ○議長宮田公人君) 次は、金尾恭士君の討論を願います。 金尾恭士君。            〔1番 金尾恭士君 登壇
    ◆1番(金尾恭士君) 1番金尾恭士です。 今回、私は6月定例議会に上程されました報告第1号から報告第4号並びに議案第56号から議案第65号につきまして、全て委員長報告を了として賛成討論に参加いたします。また、陳情第1号、陳情第2号につきましても、委員長報告を了として討論に参加をいたします。 以下の議案につきまして、特に申し述べたいと考えます。 議案第61号「高梁愛辰こども基金条例」についてであります。 市内篤志家より8,000万円を、子供の成長と発達を広く援助するとともに、困難を抱えた子供の健全な育成と自立の支援のためにとのことであります。真摯にこの寄附を受け、未来を担う子供たちのためにしっかり活用していただくことを強く要請いたします。子供の貧困、ヤングケアラーなど、今子供たちを取り巻く環境は厳しい現実があります。よって、この愛辰こども基金については賛成をいたします。 議案第64号についてであります。 国からの地方創生臨時交付金1億7,000万円についてです。物価高は、とどまるところを知りません。市内のあらゆる方面に影響が及んでおります。今回の議案の内容が、その証左であると考えます。高梁市の基幹産業農業であります。肥料、飼料の原料のほぼ全量を日本は海外、とりわけロシア、ベラルーシに依存しております。化学肥料は毎月のように値上がりをし続けております。飼料についても同様であります。ビニールなどの資材価格も急騰しております。農産物の販売価格への転嫁もせざるを得ない状況になってきております。これから来年にかけて、農業経営に大きく影響することは必至であると言われております。農業対策にも今後、手厚い支援が必要と考える次第であります。 最後に、陳情第1号について一言申し上げます。 子供の命と健康を守る責任は、私たち大人にあります。この陳情を荒唐無稽なことと考えるのではなく、真摯に考えなければならない部分もあります。赤磐医師会は、5歳から11歳の子供への新型コロナワクチン接種において、まだ有効性有益性については不明確な段階であり、保護者の方々には様々な情報を確認されて接種判断をされるようにお願いしたいと表明をしております。高梁市におかれましても、ワクチン情報保護者にしっかり提供することを強く望むものであります。 るる申し上げました。今こそ山田方谷至誠惻怛の精神を市政全般に広げていただきたく思っております。 これで、私の討論を終わります。 ○議長宮田公人君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はございませんか。 川上修一君。            〔15番 川上修一君 登壇〕 ◆15番(川上修一君) 15番、政志会川上修一でございます。 私は、本6月定例議会における議案第61号、議案第62号については反対の立場で、また議案第64号中歳出の6款農林水産業費、1項農業費については要望をいたし、その他の案件についてはいずれも委員長報告を了とし討論に参加をさせていただきます。 まず、議案第61号「高梁愛辰こども基金条例」でございますが、私は質疑の中で申しましたように、この条例を提出する前に何らかの報告をなされるのが当然であり、報告をする期間は十分にあったにもかかわらず急に今定例会に提出をされ、説明を求めても的確な答弁がいただけない。我々は市民の代表としてこの場に立たさせていただいております。我々の質問に対して十分な答弁ができないような案件に対して、どうして賛成ができるでしょうか。中には、執行部を信用するかしないか、というような話もちょこちょこ耳にしましたが、執行部にも議会にも守秘義務というものがあります。守秘義務は、守らないと罰則があります。内容までは申しませんが、執行部には守らなければならない義務と責任があるとするならば、議会にも提出される案件に対して市民の代表として判断材料が必要です。そこに守秘義務が発生をするわけです。説明する期間は十分あったにもかかわらず、急に提出され、説明も不十分。私は、市民の代表として、市民から問われたときに守秘義務を踏まえて説明ができないような案件賛成をするわけにはいきません。理解ができる状況の中での提出を求め、反対といたします。 ここで、1つ申し添えておきます。 個人の人権、権利について、当然大切な問題であり、守るのは当然であります。そこで、守秘義務ということが発生をし、守らなければならない事項に対して保護をするわけです。この守秘義務には、重い懲役刑あるいは罰金刑が科されています。あくまでも守るべきものは守り、また市民の権利も生かし、物事を進めていくことを回避してはいけないわけで、このことを忘れてはならないと思います。 次は、議案第62号「高梁土地開発公社解散について」でございます。 本件は、約1年前、公社を充実させるため、理事を増やされました。この公社の目的は、土地先行取得だけではないと思います。所有者不明の土地、相続が十分でない農地等、公務員が情報を取りにくいものもあります。税法上においても秘密漏えい罪の厳しい現実もあり、行政の各部署が共有しなければならない、情報が取れないことになります。二重、三重の経費がかかり、大きな損失の発生が予想されます。その額は7万円どころではないと思います。多くの人員が動くことによって、すごい費用が発生をするおそれがあります。 以上のように、答弁とは違う状況が発生するわけで、整合性に欠けるといった理由により反対をするものでございます。 次に、議案第64号について、さきに申しましたように、この件については要望を申し上げさせていただきます。 本市における農業は、高梁市の基幹産業と位置づけられています。その中でも、2,200戸と米を作っている農家が一番多く、そこに支援をしてもらえない。答弁では、農業経営収入保険、中山間地域等直接支払制度により対応と申されていますが、農業経営収入保険の活用については岡山県では早島町だけが活用しているようにデータでは出ております。国が出していても、末端に届かない話をされても困るわけでございます。他の市町村のように、血の通った政策が今は求められているのではないでしょうか。国政も米価を決めてしまって、苦しむ米農家へと声をかけています。我が市も弱い、苦しんでいるところに手を差し伸べていただくことを要望し、私の討論を終わります。 ○議長宮田公人君) 他に討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮田公人君) 他になければ、以上で討論を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第5 採決議長宮田公人君) 次は、日程第5、採決であります。 これより今議会に提出されております各案件採決に入ります。 まず、議案第56号であります。 議案第56号については起立をもって採決いたします。 議案第56号について、各委員長報告は承認であります。各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長宮田公人君) 御着席願います。 起立多数であります。よって、議案第56号は承認されました。 次は、議案第57号から議案第60号までの4件を一括して採決いたします。 議案第57号から議案第60号までについて、各委員長報告原案可決であります。各委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮田公人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号から議案第60号までについては原案のとおり可決されました。 次は、議案第61号であります。 議案第61号については起立をもって採決いたします。 議案第61号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長宮田公人君) 御着席願います。 起立多数であります。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。 次は、議案第62号であります。 議案第62号については起立をもって採決いたします。 議案第62号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長宮田公人君) 御着席願います。 起立多数であります。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 次は、議案第63号から議案第65号までの3件を一括して採決いたします。 議案第63号から議案第65号までについて、各委員長報告原案可決であります。各委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長宮田公人君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号から議案第65号までについては原案のとおり可決されました。 次は、陳情第1号であります。 陳情第1号については起立をもって採決いたします。 陳情第1号について、委員長報告は不採択でありますので、陳情第1号原案についてお諮りいたします。 陳情第1号について、採択と決することに賛成の諸君の起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長宮田公人君) 起立少数であります。よって、陳情第1号は不採択と決しました。 次は、陳情第2号であります。 陳情第2号については起立をもって採決いたします。 陳情第2号について、委員長報告は不採択でありますので、陳情第2号原案についてお諮りいたします。 陳情第2号について、採択と決することに賛成の諸君の起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長宮田公人君) 起立少数であります。よって、陳情第2号は不採択と決しました。 以上で今議会日程は全て終わりました。 閉会に先立ち、市長より御挨拶を願います。 近藤市長。            〔市長 近藤隆則君 登壇〕 ◎市長(近藤隆則君) 6月9日から20日間にわたりまして慎重な御審議を賜りました6月定例市議会につきましては、提案をさせていただきました全ての議案につきまして御議決を賜り、誠にありがとうございました。 ここで、大変悲しいお知らせをしなくてはなりません。 本市川上町出身で、ボヘミアンの大ヒットで皆さんも御承知の歌手、葛城ユキさんが昨日お亡くなりになりました。平成25年から本市の備中たかはし伝えたいし!として広く魅力発信などで御尽力をいただき、平成30年7月豪雨の後、復興を願っためげんで高梁!チャリティーライブにも御出演をいただき、多くの市民に勇気と元気を与えてくださいました。これまでの御活躍に心から感謝を申し上げますとともに、謹んで御冥福をお祈りいたします。 さて、今議会の一般質問におきまして、13名の議員の皆様からコロナ禍であるとかウクライナ情勢等に伴う物価高騰への対応、防災対策、観光振興や環境施策、高梁国際ホテルへの対応等について御質問をいただいたところであります。この中で、議会全員協議会でも御説明申し上げましたが、新消防庁舎や高梁認定こども園、有漢義務教育学校の施設整備につきましては、社会情勢や本市の財政見通し等に十分留意をしながら、事業については現在のところ予定どおり進めていくという考えでおります。御理解と御協力をよろしくお願いいたします。 また、高梁国際ホテルにつきましては、今後、現経営者からよりよい経営計画並びにアクションプランをいただけるものと思っております。ホテル機能は今後とも本市にとって必要なものであるとの認識は変わりませんが、本議会の御質問にもお答えしましたように建物の大規模改修等の課題もあり、その際には市民皆さんの負担を極力少なくしていくための方策について様々な手法が考えられます。市民の代表である議会皆さんとしっかり状況を共有し、議論を深めて、できるだけ早い時期に方向性を定めたいと考えておりますので、御協力をよろしくお願い申し上げます。 ここで、何点か御報告をさせていただきます。 まず、高梁市ゼロカーボンシティ宣言についてであります。 今議会の一般質問において、第2次高梁市環境基本計画に掲げる取組について、推進していくということで2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言をさせていただきました。脱炭素社会の実現は、行政はもとより、市民、事業者の皆様にも御理解をいただき、それぞれの立場で進めていかなければならないものと考えております。宣言文につきましては、ホームページで公開いたしておりますので御一読をいただき、議員の皆様にも御支援と御協力をお願い申し上げます。 次に、7月1日から9月末まで、JRグループの大型観光企画、岡山デスティネーションキャンペーンが始まります。これを記念しまして、JR西日本が7月2日、3日、土曜、日曜でありますが、豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風を、県内観光地をメインに周遊するコースで初めて伯備線を走ることになりました。2日午前に京都駅を出発し、備中高梁駅には15時2分から15時6分までの4分間停車、また方谷駅には15時22分から15時33分の11分間停車いたします。両駅では、列車の扉は開きませんが、JRや地元の方々と連携をして横断幕や手旗での歓迎、着ぐるみほうこくんの登場も予定しております。また、翌3日でありますが、専用車両瑞風バスで旧吹屋小学校の見学と、西校舎で備中神楽を御観覧いただく予定となっております。瑞風号は、ホテルのような上質さと心安まる懐かしさをコンセプトとした車両です。御旅行される皆様に、高梁市での滞在を御満足いただけるように、しっかりおもてなしをしたいと考えています。 また、岡山空港から備中高梁駅を経由して吹屋までの直行バスの運行についてでありますが、備北バス株式会社が観光庁の補助金を活用して運行されることとなりました。初便ですが、7月22日の金曜日、午前9時に岡山桃太郎空港を出発し、途中、備中高梁駅を午前10時発、吹屋には11時の到着予定となっております。首都圏からの観光客やビジネス客、またインバウンドの誘客を図るための二次交通の整備を進める一環であります。今年度は7月22日から11月20日までの金、土、日曜日に1日1往復を無料で実証運行する予定であります。初便には、岡山桃太郎空港で出発セレモニーを計画しております。日時は限定されますが、ぜひ御利用くださいますよう御案内をいたします。 次に、吉備国際大学シャルム岡山高梁についてであります。 プレナスなでしこリーグ2部の2022シーズンがいよいよ佳境に入ってまいりました。7月2日土曜日には、シャルムスタジアムで第14節JFAアカデミー福島との一戦に臨みます。当日は、岡山県応援デーとしての開催となっております。ぜひシャルムスタジアムにお越しいただき、サポーター一丸となっての力強い応援で宿敵からの勝利をつかんでほしいと思います。 今年も早いもので半年が過ぎ、今週金曜日からは7月になります。議員皆様におかれましては、災害への備え、コロナ対策、暑さ対策等に努めていただきながら、健康に十分御留意をいただき、一層の御活躍を御祈念申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 なお、次の定例市議会でございますが、9月2日開会の予定で準備を進めさせていただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長宮田公人君) これをもちまして令和4年第4回高梁市議会定例)を閉会いたします。 御苦労さまでした。            午前10時43分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    令和  年  月  日            議  長  宮  田  公  人            署名議員  金  尾  恭  士            署名議員  三  村  靖  行...