○
議長(
宮田公人君)
妹尾土木部長。
◎
土木部長(
妹尾英利君)
お答えをさせていただきます。 まず、繰越しの理由でございますが、これにつきましては
高梁川水系中
上流ブロック河川整備計画が
令和3年10月に改定をされております。これに伴いまして、この計画との
整合性を図る必要がありまして、具体的には
高梁川の水位によります
放流制限に係る協議でありますとか、それから
堤防整備の将来計画に合わせた
放流渠、放流する管の長さでございますが、こういったものの協議、それからこれに伴います
ポンプの能力の再検討、さらに
経済性を考慮した手法ということで、これも含めて検討させていただいております。こういったことが繰越しになります大きな理由ということでございます。 それから、
ポンプの
整備の内訳でございますが、これにつきましては基本的には
ポンプ場のみの
整備ということでございまして、
排水路につきましては中には含まれておりません。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君)
森和之君。
◆6番(
森和之君) それでは、落合第一の
排水路が含まれていないということは、落合第一低
区排水区には河川に向けてかなり建築から年数がたった樋門なんかがありますが、その樋門なんかもこの設計の金額の中には入っていないということですよね。この樋門を見直すとか、そういうことなんかも。
○
議長(
宮田公人君)
妹尾土木部長。
◎
土木部長(
妹尾英利君)
お答えいたします。 区域内にあります樋門につきましては、
県管理、市も管理しておるものもございますが、これはまた
河川管理の上で別
事業で
整備、管理はしていきたいと思っております。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君)
森和之君。
◆6番(
森和之君) ありがとうございました。この落合第一低
区排水区は、平成30年以降も大雨の際、
商業施設の倉庫が冠水したり農地が冠水するなどの報告があります。現状をしっかり把握し、
施設整備に併せた検討を強く求めておきます。以上です。
○
議長(
宮田公人君) 次に、
伊藤泰樹君の
質疑を願います。
伊藤泰樹君。
◆5番(
伊藤泰樹君) 私も同じ報告第3号についてなんですが、この2つの
事業について部長からも
補足説明があったところです。この欄の14ページの一番最後尾には各
事業について
補足説明が書いてあります。その中に、上段も下段においても、不測の期間を要したという言葉が出てくるんですが、そもそも不測ということだけでは十分な
説明ではないんではないか。それから、例えば上の
資本的支出のほうの不測の期間と、下段の
資本的支出にある不測という、同じ言葉を使われてますが、その不測の内容は全く違う内容かと思うんで、十分な
説明がこれでは足りてないんじゃないかというのが1点。 それから、この不測が発生したというのは、市の検討が甘かった結果ではないかと考えるのですが、いかがなんでしょうか。
○
議長(
宮田公人君)
妹尾土木部長。
◎
土木部長(
妹尾英利君)
お答えをさせていただきます。
説明の内容につきまして、十分でないという御指摘でございます。 こちらに書かれております表につきましては、議員御覧いただきますと分かりますとおり欄も限られておりまして、その中でということで書かせていただいております。補足の部分につきましては
補足説明の中で
説明をさせていただいたつもりではございましたが、私のほうからの
説明も十分でなかったということもあろうかと思います。今後はできる限り記載もさせていただきたいと思いますし、補足もさらに充実したものにさせていただきたいと思っております。 それからもう一点、期間の延期についてということでございますが、先ほど
森議員のときにもお話をさせていただきました。計画が10月の段階で見直しがかかったということで、ここからのスタートということで少し時間を要したというのが1件目でございます。 それから、2件目につきましては、この案件は
落合町阿部地内での民間の
宅地造成の
公共ますの
工事ということでございましたが、実際に本体の
造成工事自体のほうに少し遅れが生じておりまして、その関係で
公共ます自体も工期が後ろへ送られるような形になってしまったということでございます。こういったことでございますので、確かに不測の期間ということで一まとめにはさせていただきましたが、それに係ります重要な期間が必要であったということで、こうした措置を取らせていただいております。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君)
伊藤泰樹君。
◆5番(
伊藤泰樹君) 今、不測の
説明、2件について
説明をいただいたところなんですが、審議をするんであれば、本当に十分な
資料提供をしていただかないとデータというのはなかなか分かりづらいこともありますので、不測を安易に使わない。よく資料で
説明の中にもあります。不測の期間を要したとか、調整に不測、特に下段を見ると、
地元調整に不測の期間ということになると地元と何かあったのかということを逆に心配しないといけないということもあるんで、十分にその辺で言葉の使い方を含めて御配慮いただければと思います。今後の
資料づくりに、よろしくお願いします。
○
議長(
宮田公人君) 以上で通告による
質疑は終わりました。 ほかに御
質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) ほかになければ、次は報告第4号の御
質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) 別になければ、次は
議案第56号であります。 まず、専決第4号の御
質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) 別になければ、次は専決第5号の御
質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) 別になければ、
議案第56号の
質疑を終わります。 次は、
議案第57号の御
質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) 別になければ、次は
議案第58号の御
質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) 別になければ、次は
議案第59号の御
質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) 別になければ、次は
議案第60号の御
質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) 別になければ、次は
議案第61号の
質疑を行います。 まず、
金尾恭士君の
質疑を願います。
金尾恭士君。
◆1番(
金尾恭士君)
議案第61号の「
高梁市
愛辰こども基金条例」についてであります。 1番の
高梁市
愛辰こども基金条例が対象とする
子供の範囲、これが何歳までなのかを教えていただきたい。 それから、2番の同じような目的の他の
基金との
使い分け、これはどのように考えておられるのかお聞かせいただきたいと思います。
○
議長(
宮田公人君)
蛭田健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
蛭田俊幸君) それでは、私のほうから
お答えをさせていただきます。 まず、対象とする
子供の年齢についての御質問でございますが、
寄附者とのお話の中では
子供の年齢の範囲を指定されるようなことは特にございませんでした。
子供という定義でございますが、一般的には18歳未満ということになりますが、
子供が関連する
事業での
対象年齢はそれぞれ異なりますので、明確な範囲を設けることまでは考えておりません。
寄附者の御意向や
基金の
設置目的に沿った
事業であれば、活用してまいりたいというふうに考えております。 それから、同じような目的の他の
基金との
使い分けということですが、
子供を対象とする
基金としましては
たかはし子ども未来ゆめ
基金というものがございます。その
設置目的でございますが、次代を担う
子供を安心して産み、育てることのできる
環境づくりを推進するためとしておりまして、
学童保育でありますとか就学前施設の
事業など、主には
子育て環境づくりに重点を置いて活用しているところでございます。今回設置いたします
愛辰こども基金でございますが、
寄附者との話合いの中での意向を踏まえまして、
子供の発達や自立を応援することや、社会的、経済的困難を有する
子供への支援、これに重点を置いた
設置目的といたしております。
子供の
自主性を育むような活動への支援でありますとか、虐待、
独り親、ひきこもりなど困難を有する
子供への支援を中心に活用してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君)
金尾恭士君。
◆1番(
金尾恭士君) 今の
説明の中にもありましたように、
子供の貧困とか、
こども食堂、今
高梁市でも試行されておりますけれども、
こども食堂、ヤングケアラー、そういった部分でしっかり有効に使っていただきたいと、このように考えます。以上です。
○
議長(
宮田公人君) 次に、
平松久幸君の
質疑を願います。
平松久幸君。
◆2番(
平松久幸君) 今の
説明で十分分かりましたので、取り下げさせていただきます。
○
議長(
宮田公人君) 次に、
伊藤泰樹君の
質疑を願います。
伊藤泰樹君。
◆5番(
伊藤泰樹君) 先ほどの
金尾議員の
質疑で、前段の部分の目的であったり、どういう方を支援するのかについては御
説明があったところなんですが、この
議案第61号、第6条に繰替え運用という言葉が出てきます。これ、繰替え運用をどうして認めているのかについて理由を
説明していただきたいと思います。
○
議長(
宮田公人君)
蛭田健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
蛭田俊幸君) 引き続き
お答えをさせていただきます。 繰替え運用の規定についての御質問でございますが、これはあくまで、不測の事態に備えて繰替え運用ができるというふうに認めているものでございます。一時的に資金が不足する場合には
金融機関からの一時借入れで対応しておりますので、実際にはこれまで
基金の繰替え運用を行った事例というものはございません。このたび御寄附いただいた浄財につきましては、
寄附者の御意向や
基金の
設置目的に沿って
子供たちのために活用することに間違いございませんので、そのように御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君)
伊藤泰樹君。
◆5番(
伊藤泰樹君) 繰替え運用に関しては今の
説明で分かったところなんですが、1点私が聞き漏らしたところで、
寄附者の意向ということで、
子供の
健全育成であったり応援であったりということで御活用いただけるということなんですが、以前も通告の中で質問したことがあるんですが、
子供の
スポーツ活動に関しては十分に、
激励金であったり
遠征費ですか、そういったもので
基金を使えるものがあったりするんですが、
文化的活動において
激励金であったりという面で、なかなか
子供の応援を十分にできない部分があるということを私が認識して指摘したことがあるんですが、今回この
基金をつくるに当たって、そういう文化的な活動に関しても幅を持って対応していただける、検討していただけるということはあるでしょうか。
○
議長(
宮田公人君)
蛭田健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
蛭田俊幸君)
お答えいたします。 具体的な
事業については、これから検討してまいります。御提案のありました
事業等につきましても
関係部署と協議しながら、また
基金の
設置目的に沿ったものでありましたら活用してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君) 以上で通告による
質疑は終わりました。 ほかに御
質疑はございませんか。
川上修一君。
◆15番(
川上修一君) 本件は、
議案説明のときに部長から
説明がありましたが、
愛辰こども基金条例というものをここへ提出されておりますが、なぜ原資が何か全く分からないようなものを条例化してここへ出されとるか全く理解ができません。と申しますのも、議会は個人が考えるんじゃなくて、いつもほかの議員も言っておられますが、それぞれがある程度の市民の代表としてここに立たせていただいております。その中で、この前の御
説明のときには何も言いませんでしたが、この原資が、
寄附者がおられるのは分かりますが、どういう方からどういう経緯でされたかということが全く分からんのに、条例を提出されて、それへ賛成しろ、反対しろと言われるわけですが、こんなことは多分普通では通用しないと思いますね。仮に家庭でも、
子供が100万円持ってきたと。これ、お父さん使うてくれと。そういったときに、それを勝手に、内容が分からんのに使うんですか。じゃあなくて、やはり議会で判断していただこうということになれば、なぜこういうことをクリアせずに提出されたか、お尋ねさせていただきたいと思います。
○
議長(
宮田公人君)
蛭田健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
蛭田俊幸君) それでは、私のほうから
お答えをさせていただきます。
愛辰こども基金条例でございますが、
議案の
補足説明の際に若干の経緯、経過を
説明させていただきました。改めて申しますと、まず最初に昨年の12月に市民の方から、
高梁市の
子供たちのために役立ててほしいと匿名で寄附の御意向を示される連絡があったこと。その後、その方とは何度かお会いしまして、具体的な御意向をお聞きしてきたこと。お話をする中で、
寄附額を8,000万円とすること、また寄附の活用に当たっては新たな
基金の創設や、その名称を
愛辰こども基金条例とすることなどの御要望があったこと。これらについては御
説明申し上げたというふうに思います。 今議員から御指摘のあったことにつきましては、お会いしたときにいろいろと御事情やお気持ちも含めてお話をお聞きしましたし、確認もいたしております。ただ、御本人は、寄附をしたことで今の平穏な日常に影響があるのではないか、そういったことを非常に心配をされておられます。ですから、
議案の
説明に際しましても少しでも個人の特定につながるような情報はできる限り控えてほしいとの強い御要望がある中で、御本人と調整し、先ほどの
補足説明の内容で御了解をいただいたということでございます。情報が少ないとの御指摘は十分承知しておりますが、こういった事情があることにつきましては何とぞ御理解を賜りますよう、よろしくお願いいたします。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君)
川上修一君。
◆15番(
川上修一君) 状況は分かりましたが、原資の
説明にはなってないと思います。これから
委員会付託されるんでしょうが、その辺でどのようになるか、また状況を聞かせていただきますが、今の状況で私は賛成するわけにはいきません。議会の議員として、市民の代表として、こんなわけの分からない
議案に賛成するわけにはいきませんので、その辺でしっかりと議論していただきたいと思います。
○
議長(
宮田公人君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) ほかになければ、次は
議案第62号の
質疑を行います。 川上博司君の
質疑を願います。 川上博司君。
◆16番(川上博司君)
提案理由の
説明でも
説明があったんですけれども、土地開発公社の解散に至った経緯をもう少し具体的に
説明をお伺いしたいのと、あと
説明の中で行革プランにもこの解散することがうたわれていたというのがあるんで、どれぐらいの効果があるのか、それも含めて
説明を求めます。
○
議長(
宮田公人君) 北畑
総務部長。
◎
総務部長(北畑太一君)
お答え申し上げます。 まず、土地開発公社が解散に至りました経緯でございますが、こちらの公社につきましては、本市の公共施設等の
整備に当たり用地確保や代替地のあっせんなど、本市の公共
事業の推進や市民福祉の増進に貢献をしてきたところでございます。 解散の理由につきましては、近年の公共
事業の減少や地価の下落。今後、大きな
事業、公共
事業、特に先行取得を要するような案件がほぼないと見込まれること。また、先行取得が必要となった場合には土地開発
基金等の他の方法の活用が可能であること。また、大きいのは、市県民税の7万円の課税が毎年生じていること。あとは、
高梁市行財政改革プランの中で公社の解散が実施計画の中で位置づけられているというところが解散の理由となっておりまして、こういった点を総合的に判断をいたしまして、5月10日の公社理事会において解散の議決がなされたところでございます。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君) 以上で通告による
質疑は終わりました。 ほかに御
質疑はございませんか。 小林重樹君。
◆13番(小林重樹君) 今、川上博司議員がこの開発公社のことについて
質疑をなさいましたけれども、北畑
総務部長が
説明の中で、公共
事業の減少とか、それから課税があるというのは、これは一つの大きな理由だと思っております。この減少したというのは分かるんですけれども、まず開発公社の定義ですね。開発公社をつくるに当たって、会社定款なり
事業の目的なり、そういったものをつくっておられると思うんですが、その定款、定義、目的をまず教えてください。
○
議長(
宮田公人君) 北畑
総務部長。
◎
総務部長(北畑太一君)
お答え申し上げます。 土地開発公社とは、地方公共団体が地域の秩序ある
整備のために必要な公有地となるべき土地等の取得及び造成等を行わせるための法人として定義されておりまして、根拠法令は公有地の拡大の推進に関する法律という法律になっております。以上です。
○
議長(
宮田公人君) 小林重樹君。
◆13番(小林重樹君) その定義を踏まえて質問していきます。 将来仕事が増え、公共
工事に帰することで、この公社の設立を行った。去年、開発公社の仕事が増えるからという理由で理事が増えてるんですね。理事を増やしてるんです、1年前に。村原さんが部長をなさってるときに。将来に仕事が増えるからといって理事が増えてる。じゃったと思うんですよ。仕事が増えるからといって理事を増やして、1年たったらもう仕事がないから終わります。これじゃあ
説明がつかん。それから、今の定義に全く整合してない。その辺の
説明をどうされますか。ゆっくり
説明してください。
○
議長(
宮田公人君) 北畑
総務部長。
◎
総務部長(北畑太一君) 昨年6月議会で理事の定数を2増やす定款変更の御議論、御議決をいただいたところでございます。それと今回の解散との
整合性という御質問でございます。 そちらにつきましては、まず昨年の6月議会で定数を2増といたしましたのは、
令和3年度の機構改革によりまして産業経済部から土木部が分離をしましたというか、土木部が部として1つ増加したということ、また理事の上限数には余裕があったほうがいいという判断から2名増の公社の定款変更の議決をいただいたものでございます。行革におきましても公社の解散については従前から俎上に上っておりましたが、
令和3年度において
高梁市認定こども園の建設用地としてこれまで国有地を先行取得するという予定がありましたことから、これまで公社の継続を行ってきたところでございます。そちらのめども立ちましたので、今回の御提案につながったというところでございます。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君) 小林重樹君。
◆13番(小林重樹君) その辺はよく分かりましたが、これから
事業が減っていく、それからこども園のめどが立った。じゃあ、消防署のめどはどうですか。そういったものが全部きれいにめどが立って、それからこれから行う
事業、街路
事業、いろんな
事業があります。これがまだ今住民
説明とか議会での
説明がある中でこういったものを解散するというのは、私は腑に落ちんのです。下手な考えをすれば何か裏があるんじゃねえかとか、もうこねえなものは解散してから業者に任しゃあええがなとか、そういうことはないとは思いますが、我々の仕事を減しちゃろうとか、そういうのが何かこの辺からぷっと顔をのぞけたりするんが見えるんですね。その辺のところで、もう一度、これからそういう
事業があったとしても、この土地開発公社を再度立ち上げることはない。明言してくれる。
○
議長(
宮田公人君) 北畑
総務部長。
◎
総務部長(北畑太一君) 土地開発公社の設立の最大のメリットは、地価の上昇局面において、地価が上昇していく前に安い金利でしたり安い市場価格に基づいて先行して土地を取得できるというのが最大のメリットでございます。一方、翻って市内の状況を見ますと、現状では土地の価格が横ばいか下落の傾向のところがほとんどでございまして、そういった状況も鑑みまして、毎年その7万円のコストをかけ続けるというよりも、公社を廃止させていただいて、今後のコストダウンを図っていきたいと考えております。今後、もしそういった先行取得を要するような事案が生じた場合には、土地開発
基金等の異なるほかの手段を用いて先行取得等を行っていきたいと。全体的にはコストダウンが図られるような運用を行っていきたいと考えておりまして、全くそれ以上の裏の事情等はないという状況でございます。
○
議長(
宮田公人君) ほかに御
質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) ほかになければ、次は
議案第63号の
質疑を行います。
伊藤泰樹君の
質疑を願います。
伊藤泰樹君。
◆5番(
伊藤泰樹君)
議案第63号は、
高梁市の秋町残土処分場がこれから開発されるということで、図面を含めて御提示いただきました。その中で、今回24筆の取得に関して
議案が上がってきたわけですが、本当に残土処分場は
高梁市のしゅんせつに関して非常に有用であるなということは分かるんですが、ここにはまだほかにも地権者がおられます。地権者の同意について、どういう状況なのか。ほかの地権者も含めて、この処分場の。 それから、ここには通学路、川面寄りのところに横断歩道があったり、ここはスピードがよく出るところなんでということで同僚議員が交通安全も含めて尽力したところでもございます。ですから、ここ周辺を含めて、相当な台数のトラックが往来することで地域にも影響があるかと思われます。民間企業もあります。周辺の
説明は十分に行われているのか。 それから、この処分場というのはいつ頃から使われるようなことが、供用開始がいつ頃からを想定されているのかを質問いたします。
○
議長(
宮田公人君)
妹尾土木部長。
◎
土木部長(
妹尾英利君)
お答えをさせていただきます。 まず、
事業でございますが、これは
令和2年度から地域の皆様方のほうへは計画の概要等の御意見を伺って、おおむね御了解をいただけたということから、実際に
令和3年3月、それから同年の10月に地域のほうで概要
説明をさせていただいて、着手をしたということでございます。特にこの中でも計画に対する反対等は伺っておりませんので、おおむね
皆さんの中では御了解をいただいとるということで、
令和4年3月からここに地権者の方々と御
契約を進めさせていただいておるということでございます。 それから、安全対策等ということでございます。道路の話ということでよろしいかと思いますが、ここにつきましても今後
整備が整いますと大きなトラック等が搬入をもちろんいたしますので、本格運用が始まりますれば当然交通安全等にも配慮して必要な対策を講じていく必要があろうかというふうには思っております。 それと、搬入時期ということでございますが、現在の予定でいきますと、
令和6年度の冬頃からは搬入ができるのではないかなというふうな予定で進めております。ただ、用地の今後の取得状況にもよるわけでございますけど、岡山県のほうで当該地域の周辺のしゅんせつをしていただけるということになれば河川のほうからの搬入ということも考えられると思いますので、そのときにはそういった方法でも対応したいというふうに思っております。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君) 以上で通告による
質疑は終わりました。 ほかに御
質疑はございませんか。 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 今のところの場所なんですけど、これは鉄道が走ってます。鉄道を越えて搬入する場合には、今のコースでいうと教習所へ入るところの鉄橋の下をくぐるようになるのかなと思うんですけれども、これについては、ここのトラックが出たり入ったりするコースはどこにどういうふうに敷設されるのか。 それから、そういうことになると教習所との関係が一体今後どうなっていくのかというのをお聞きしたいんですか。
○
議長(
宮田公人君)
妹尾土木部長。
◎
土木部長(
妹尾英利君)
お答えをさせていただきます。 現行の予定で計画を持っておりますのは、今図面を見ていただいているかと思いますが、上のほうではなくて当該地の一番下のほうから入らせていただこうというふうに計画をしております。1枚目の図面で言いますと、ちょうど先がとがったような形に一番下がなっておるかと思いますが、この下流部分、ちょうど鉄道の下をくぐる部分がございますので、この部分から搬入をしたいというふうに予定しております。以上です。
○
議長(
宮田公人君) ほかに御
質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) ほかになければ、次は
議案第64号「
令和4年度
高梁市一般会計
補正予算(第2号)」であります。 第1条、歳入歳出予算の補正であります。 質問される方は、事項別明細書のページ数をお知らせ願います。 まず、歳入全般について
質疑を行います。 川上博司君の
質疑を願います。 川上博司君。
◆16番(川上博司君) 77ページの国庫補助金で、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が今回1億3,256万7,000円使われるわけですけども、当初この
高梁市への配分が約1億7,000万円ということをお伺いしとったわけでございます。目いっぱい使おうと思えば使えたと思うんですけれども、今回1億3,200万円少々に収まった原因というか、その辺の経緯についてお示しをいただきたいと思います。
○
議長(
宮田公人君) 北畑
総務部長。
◎
総務部長(北畑太一君)
お答え申し上げます。 今回、議員御指摘のとおり本市に対し1億7,000万円の臨時交付金の配分があったところでございまして、それに対しまして今回御提案をさせていただいてます
補正予算1億3,000万円となっております。その差額3,700万円が残額として留保をしておるところでございます。こちらにつきましては、現状、物価高騰の状況がなかなか、どこまで影響が広がるのか、どこまで上がっていくのかなどの状況が読めないということもございますので、今後の物価高騰等の影響を見極めまして、今後の追加財政需要の状況に応じて補正財源として有効に活用していきたいと考えております。以上です。
○
議長(
宮田公人君) 以上で通告による
質疑は終わりました。 ほかに御
質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) ほかになければ、次は歳出であります。 まず、第2款総務費の御
質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) 別になければ、次は第3款民生費の
質疑を行います。 川上博司君の
質疑を願います。 川上博司君。
◆16番(川上博司君) 79ページの生活困窮者の支援
事業につきまして、需用費、また使用料、その他あると思うんですが、その辺の金額の内訳、内容について
説明を求めたいと思います。
○
議長(
宮田公人君)
蛭田健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(
蛭田俊幸君)
お答えをいたします。 生活困窮者一時生活支援
事業についての御質問でございますが、まず
事業の概要について簡単に
説明をさせていただきます。この
事業は、例えば急な雇い止めによりまして寮の退去を強いられるなど住居を失った者、あるいはそのおそれのある者に対する支援
事業ということになります。具体的には、一時的に宿泊場所を供与し、食事や日用品等の提供を行いまして、関係機関と連携し自立に向けた支援を行うというものでございます。 これまで、この
事業の対象となるようなケースが毎年4件程度はございましたが、即時に入居でき、またすぐ生活が送れる宿泊場所の確保といったものが課題でございました。そういったことから、今回、市営住宅2戸を確保することとしまして、部屋の環境
整備と9か月分の生活に係る経費、全体では185万円の予算をお願いしているものでございます。 科目ごとの内訳でございますが、消耗品費は衣類や食器類、調理器具、洗剤などの日用生活用品、それから食糧費はレトルト食品でありますとか冷凍食品、缶詰などで、必要に応じて提供するものでございます。それから、光熱水費は供与する住宅の電気、ガス、水道代、施設使用料は確保する市営住宅の家賃でございます。それから、施設用備品購入費につきましては、部屋に何もない状態でございますので、冷蔵庫や電子レンジ、洗濯機、エアコンなど、生活に最低限必要な備品を
整備するものでございます。 なお、財源につきましては国の補助
事業を活用する予定でありまして、補助率は3分の2となっております。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君) 以上で通告による
質疑は終わりました。 ほかに御
質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) ほかになければ、次は第6款農林水産業費の御
質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) 別になければ、次は第7款商工費の
質疑を行います。
伊藤泰樹君の
質疑を願います。
伊藤泰樹君。
◆5番(
伊藤泰樹君) この項目に関しては、
一般質問で石田議員のほうからの質問の中にも出てきたんで、大体その内容についてはそこで
説明をいただいたところなんですが、反対するというわけでなく賛成する立場でお伺いします。この業種、業界を絞った支援というのは本当にピンポイントで必要なことなのかなと思うところではあるんですが、今回、県でも運輸業界、運送業界に対して助成の
事業が上がっておりました。市でも今回こういう運送業、運輸業に関してピンポイントに絞った支援が行われる。特定の
事業者に絞った理由ということについて、具体的な内容の
説明をお願いいたします。
○
議長(
宮田公人君)
川内野産業経済部長。
◎
産業経済部長(
川内野徳夫君) それでは、私のほうから
お答えさせていただきます。 特定
事業者に絞った理由ということでございます。 市内の商工団体からの聞き取りによりますと、原油価格高騰によります影響は全業種にわたっているということではあります。しかしながら、特に運輸業は中小企業の多くが価格転嫁できにくい状況であり、厳しい状況にあるということが言えます。また、産業振興財団のアンケートによりましても、県内の運送業の約9割が価格転嫁できていないというふうな結果も出ております。今年の4月7日に一般社団法人岡山県トラック協会備中支部備北分会から価格燃料高騰に伴う燃料コスト支援の要望もございました。以上のようなことを検討いたしまして、市では運送業は産業活動を支えるライフラインということで、非常に重要な役割があるというふうに考えております。燃料費支援となる支援金を6月補正にお願いしているところでございます。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君) 以上で通告による
質疑は終わりました。 ほかに御
質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) ほかになければ、次は第10款教育費の
質疑を行います。 川上博司君の
質疑を願います。 川上博司君。
◆16番(川上博司君) 81ページの、これは
一般質問でも議論があったところでございますが、給食費の30円の補填でございます。るる影響等は
教育長が述べられたとおりでございますが、もう少し具体的に、この材料が上がったとか、これが据置きだとか、その辺がもし分かれば教えていただきたいのと、あと実際にこの給食費を30円値上げするところを抑えるわけですから、その30円分をどのような形で補填するのか。給食センターにお金を入れるのか、その辺の方法についても
説明を求めます。
○
議長(
宮田公人君)
上森教育次長。
◎
教育次長(
上森智子君) それでは、
お答えをさせていただきます。 まず、食材の高騰状況でございますが、昨年の4月と今年の4月を比較した中では、タマネギが1キロ102円だったものが448円と、これが非常に大きく上がっております。タマネギはほかの食材に変えてということがなかなか難しいため、ここはすごく影響があったものと思います。そのほかに天ぷら油等が3割程度上がっております。海藻サラダであるとかそういったもの、ブロッコリー、マカロニ、豆腐、油揚げ、マヨネーズ等は1割程度上がっている状況でございます。あと、すぐには影響はないとは思いますが、今後、小麦粉が上がるということで、コロッケとかトンカツなどの揚げ物品、加工品について、今でも2円から3円、最大で6円程度上がってきております。また、デザート類、ゼリー、タルト、プリンといったものも上がっている状況でございます。逆にお米のほうは5%程度下がっているということです。補助金の内容、補助の仕方でございますが、各学校給食センターのほうには運営委員会というもの持っておりまして、そこに保護者の方から集めた給食費の会計があります。そこへ市のほうの補助金として30円掛ける人数分ということで補助する予定でございます。以上でございます。
○
議長(
宮田公人君) 以上で通告による
質疑は終わりました。 ほかに御
質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
宮田公人君) ほかになければ、以上で
議案第64号の
質疑を終わります。 次は、
議案第65号の御
質疑を願います。 川上博司君。
◆16番(川上博司君) 当初予算では約5億円ぐらいを予定してたと思うんですけど、今回2億8,000万円ということで、何で下がったのかということと、あとこれで全て西部地区は光ファイバーの
工事が終わるのかという2点についてお尋ねします。
○
議長(
宮田公人君)
前野政策監。
◎
政策監(
前野洋行君) 私のほうから
お答えします。 当初予算は5億円という数字が
一般質問でも出たんですけど、3億6,000万円余りを計上しているということでございます。 このたびそういう形で落札があったということで、
提案理由でも
補足説明もいたしましたように、
令和2年度の成羽、
令和3年度の川上、
令和4年度の備中をもって西地区の
整備が終わるということであります。ただ、
令和5年度に一部その引込み等の
工事が残るということはございます。幹線は終了いたします。以上です。
○
議長(
宮田公人君) ほかに御
質疑はございませんか。 小林重樹君。
◆13番(小林重樹君) 今、川上博司議員が言われました、当初の予算5億円からこれだけ入札によって下がったという。下がることはいいんですけれども、この入札金額において、今、資材その他が非常に高騰しています。この高騰の許容範囲も業者のほうは組み入れての入札価格なんでしょうか。 それから、
工事契約を請け負うときに、工期が
令和5年3月31日までとなっております。この間に関する
工事に関しての金額だと思うんですけれども、この辺の世間情勢、それから経済状態、そういうことを踏まえて、もうこれでいくんですよという
契約内容は交わしておられますか。
○
議長(
宮田公人君)
前野政策監。