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09月14日-05号

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  1. 高梁市議会 2021-09-14
    09月14日-05号


    取得元: 高梁市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-25
    令和 3年第4回 9月定例会        令和3年第4回高梁市議会(定例)会議録(第5号) 令和3年9月14日(火曜日)            〇議   事   日   程             午前10時開議第1 追加議案の上程、説明第2 議案質疑第3 委員会付託            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇本日の会議に付した事件日程第1 追加議案の上程、説明     議案第93号 令和3年度高梁市一般会計補正予算(第6号)     議案第94号 令和3年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)日程第2 議案質疑日程第3 委員会付託            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出   席   議   員1番  金  尾  恭  士 君          2番  平  松  久  幸 君3番  新  倉     淳 君          5番  伊  藤  泰  樹 君6番  森     和  之 君          7番  森  上  昌  生 君8番  石  井  聡  美 君          9番  石  田  芳  生 君10番  石  部     誠 君          11番  三  村  靖  行 君12番  宮  田  好  夫 君          13番  小  林  重  樹 君14番  倉  野  嗣  雄 君          15番  川  上  修  一 君16番  川  上  博  司 君          17番  大  月  健  一 君18番  宮  田  公  人 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇欠   席   議   員4番  小  柴  健  男 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出席した事務局職員事務局長     竹 並 信 二          次長       金 子 正 典議事係長     竹 竝 宗一郎            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇説明のため出席した者〔市長部局〕  市長      近 藤 隆 則 君      副市長     藤 澤 政 裕 君  政策監     前 野 洋 行 君      政策監     正 木 俊 英 君  総務部長    北 畑 太 一 君      産業経済部長  村 原 幸 司 君  土木部長    大 福 範 義 君      市民生活部長  赤 木 和 久 君  健康福祉部長  蛭 田 俊 幸 君      病院事務長   渡 辺 丈 夫 君  会計管理者   坂 上 明 義 君      総務課長    赤 木 憲 章 君〔教育委員会〕  教育長     小 田 幸 伸 君      教育次長    上 森 智 子 君〔消  防〕  消防長     平 松 伸 行 君〔監査委員〕  委員      大 月 一 郎 君      事務局長    加 藤 睦 実 君       ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長(宮田公人君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和3年第4回高梁市議会(定例)5日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 追加議案の上程、説明 ○議長(宮田公人君) まず、日程第1、追加議案の上程、説明であります。 市長から送付を受けております議案第93号及び議案第94号の2件を一括して上程し、議題といたします。 市長より提案理由の説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤隆則君 登壇〕 ◎市長(近藤隆則君) 皆さんおはようございます。 それでは、追加提案をいたしております議案につきまして大要を御説明申し上げます。 議案第93号「令和3年度高梁市一般会計補正予算(第6号)」であります。 歳入歳出それぞれ3,845万円を追加し、歳入歳出予算の総額を267億5,293万7,000円とするものであります。 これは、新型コロナウイルス感染症による経済的影響が長期化する中、市内中小企業等の事業継続や雇用維持を支援するため、売上げが減少した中小企業等に対して、法人には20万円、個人事業主には10万円を支援金として支給するものであります。 この事業の財源といたしましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の事業所支援分として先般国から内示を受けました3,845万円を全額充当しております。 次に、議案第94号「令和3年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)」であります。 歳入歳出それぞれ1,343万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を3億749万9,000円とするものであります。 これは、特別養護老人ホーム鶴寿荘におきまして、老朽化している非常用自家発電設備の更新を行うものであります。このたび岡山県から補助事業としての内示を受けたことにより、追加でお願いをするものであります。 以上で追加議案の提案理由の説明とさせていただきますが、詳細につきましてはそれぞれ担当者から補足の説明をいたさせます。十分な御審議を賜り、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。            〔総務部長 北畑太一君 登壇〕 ◎総務部長(北畑太一君) それでは、私のほうから議案第93号の補足説明をさせていただきます。 追加議案の1ページを御覧ください。 議案第93号「令和3年度高梁市一般会計補正予算(第6号)」。 令和3年度高梁市一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,845万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ267億5,293万7,000円とする。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるといたしております。 それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書によりまして御説明をさせていただきます。 ページは6ページをお開きください。 6ページ、7ページにまたがっております表でございます。 まず、歳入でございます。 第16款国庫支出金の総務費国庫補助金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3,845万円につきましては、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により経済活動への影響が全国的に生じていることを踏まえ、その影響を受ける事業者等に対して市町村などが地域の実情に応じてきめ細かく支援の取組を着実に実施できるよう事業者支援分の交付金が創設されたところであり、先般国から交付金の配分額の内示を受けたものでございます。全額今回の追加補正の事業費へ充当をしております。 次の8ページ、9ページを御覧ください。 歳出でございます。 第7款商工費、第1項商工費、商工振興費の中小企業等事業継続特別支援金は、市内中小企業の事業継続や雇用維持を支援するため、法人に対しては20万円、個人事業主に対しては10万円を事業継続特別支援金として支給するものでございます。 交付要件としましては、令和3年1月から9月までのいずれかの月の売上げが令和元年または令和2年の同月比で20%以上減少していること、また国、県の月次支援金、一時支援金や時短要請協力金の交付を受けている場合は対象外としております。 以上で議案第93号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 蛭田俊幸君 登壇〕 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私からは議案第94号の補足説明をさせていただきます。 追加議案書の11ページをお開きください。 議案第94号「令和3年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)」。 令和3年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の補正としまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,343万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億749万9,000円とするというものでございます。 まず、予算内容の説明に入ります前に簡単に経緯について御説明いたしますと、本年5月に実施しました鶴寿荘の防火設備点検におきまして、自家発電設備に不具合が確認されました。その後、設備更新に係る財源を確保するため県補助金の要望を行ったところ、この9月2日に内示がございましたので、早急な着手が必要なことから、今回追加議案という形で補正予算をお願いするというものでございます。 それでは、事項別明細書で御説明させていただきますので、18ページ、19ページを御覧ください。 まず、歳入ですが、自家発電設備の更新に係る財源としまして、県補助金を953万1,000円、市債を390万円計上いたしております。補助金の充当率は4分の3でございまして、市債は過疎債を予定いたしております。 次に、歳出でございますが、20ページ、21ページを御覧ください。 1項総務管理費、1目一般管理費に、今回の設備更新に係る予算としまして設計監理委託料74万8,000円、施設等改修工事費1,238万6,000円、あと若干の事務費を計上しているものでございます。 22ページには地方債現在高に関する補正調書をおつけしておりますので、後ほど御覧ください。 以上で議案第94号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) ただいまから議案研究のため15分間休憩いたします。            午前10時9分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時23分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案質疑 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第2、議案質疑であります。 まず、認定第1号から認定第4号までの認定4議案につきまして、一括しての総体の質疑を行います。 まず、金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) おはようございます。 質問としましては、令和2年度決算における健全化判断比率報告書についてであります。 実質公債費比率12.5%、それから将来負担比率が76.5%というのは依然として高い数値であると思いますが、今後の見通しをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答えを申し上げます。 まず、令和2年度決算における実質公債費比率、将来負担比率ですけれども、今議員から御紹介ありましたとおり、それぞれ12.5%、76.5%となっております。こちら、国が定めます早期健全化基準、実質公債費比率は25%未満、将来負担比率については350%未満の内側で推移をしておりまして、現時点では問題がないというふうに考えております。ただ、今後、消防庁舎ですとか高梁認定こども園などの大規模な単独事業等を控えておりますことから、これに油断することなく一層の財政健全化を進められるように、こうした数値に引き続き注目してまいりたいと考えております。 また、御質問にございました今後の見通しでございますけれども、現在、新しい総合計画を反映いたしました財政の長期見通し、財政運営適正化計画を策定中でございまして、この秋頃には完成予定でございますので、その中で長期的な見通しにつきましてもお示しをしてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) ありがとうございます。 1点気になるのが、全国128の類似団体と比較しても、この実質公債費比率は令和元年度128団体中101位だったり、それから将来負担比率が128団体中87位というような結構高い数値を出しておりますが、そういった部分の改善、すぐに改善というわけにはいかないと思いますが、職員の皆さんが努力されておられるのはよく分かっておりますが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 ただいま類似団体内の順位の御紹介をいただきました。令和元年度決算における順位といたしましては、同様のものというふうにこちらも承知をしております。数値的なところでございますけれども、先ほど申し上げましたような消防庁舎ですとか高梁認定こども園など、まちづくりに必要な投資は積極的に行っていくということが必要かと思いますので、数字に何が何でもこだわるという、そういう一辺倒ではなくて、まちづくりに必要なものはしっかり投資をし、削るべき部分についてはしっかり行財政改革を通じて削っていくというような、めり張りのついた取組を継続してまいりたいと考えております。以上でございます。
    ○議長(宮田公人君) 次に、小林重樹君の質疑を願います。 小林重樹君。 ◆13番(小林重樹君) 私は、決算説明資料の中の1ページでございます。 令和2年度決算総括表の中で、一般会計において歳入決算額が予算額の91.8%となっております。これは、歳入決算額を予算現額で割ったものが91.8%だったと思うんですが、この中には次年度への繰越金も入ってこうなんだろうと思いますが、その91.8%になった理由、それから歳出決算額は89%、これは予算現額に対しての金額ですから、89%は91.8%から比べりゃあ妥当かなと。歳入決算額と歳出決算額を比べたら97%で、これも妥当な数字なんですが、この歳入決算額が予算現額をかなり下回った理由をお聞かせいただきたい。 それと、4ページの普通会計性質別歳出決算状況においてです。 人件費が7億2,300万円の増額となっております。この要因は会計年度任用職員の報酬と説明されておりますが、この会計年度任用職員の数、それから平均報酬額というのは日給が7,000円ですかね、そこらで分かるんですけれども、大体の平均報酬額、その辺を一緒に教えていただきたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 まず、1つ目の御質問の歳入決算額と予算現額の割合に関する御質問でございます。 まず、令和2年度決算におきましては、予算額に対する執行率は御指摘のとおり歳入歳出それぞれ91.8%、89.0%となってございます。これは、純粋に予算額に対して執行した額の割合でございますが、この予算額には不測の事態により令和2年度内に執行または歳入できずに、やむを得ず令和3年度へ繰越しをした予算額が含まれております。この令和3年度へ繰り越した主な事業といたしましては、旧吹屋小学校整備事業、市道改良事業、学校ICT推進事業、災害復旧事業などがございまして、歳入の約25億8,000万円、歳出の約27億6,000万円をそれぞれ令和3年度へ繰り越しております。 この翌年度、令和3年度へ繰り越した予算額を差し引きますと、執行率といたしましては歳入で99.9%、歳出では97.5%となり、ほぼ予定していた事業は執行できたのではないかというふうに考えております。引き続き、予算の適正な執行に努めてまいります。 御質問2点目でございます。 人件費に関して、前年度との比較で7億2,300万円増額となった理由と、会計年度任用職員の人数と平均報酬という御質問でございます。 まず、増額となった理由でございますが、この決算説明資料におきましては地方財政状況調査、一般には決算統計と呼ばれておりますけれども、それを基に作成をさせていただいております。令和元年度までは臨時的任用職員という制度で任用を行っておりましたが、その給料については賃金という形で計上しておりまして、こちらは決算統計のルールによりまして物件費で計上することとなっておりました。しかし、令和2年度から制度が変わりまして、臨時的任用職員は会計年度任用職員となり、賃金が報酬というふうに区分されることとなりました。こちらによりまして、報酬につきましては人件費で計上するというルールとなりますので、今回、結果的に物件費が減って、移り変わった人件費が増えたということになっております。 会計年度任用職員の人数と平均給与でございますけども、まず人数につきましては令和2年度末で519人となっております。平均給与につきましては、旧嘱託と旧臨時職員で若干給与に差がございます。それぞれ分けてお答え申し上げますと、旧嘱託職員については職員によって差がございますので、おおむね年収ベースで300万円から500万円。旧臨時職員については、こちらは単価が統一でございますので幅がなく、臨時職員については年収ベースで240万円が平均値となっております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 小林重樹君。 ◆13番(小林重樹君) よく分かりました。 この519人という人数でございますが、これは聞くところによると高梁市全域、全体の人数だというふうに伺っております。これには、例えば保育園とかの保母さんとか、それから本庁の市の職員とか、それから介護の関係とか、そういう関係の方を含めて519人だと思うんですけれど、もう一つお聞きしたいのは、旧嘱託職員の方と、それから臨時職員の方の年収に対するさび分けを言ってくださいましたが、この人数がもし分かれば教えていただきたい。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 519人の内訳でございますけれども、旧嘱託職員が48名で、残りが旧臨時職員というすみ分けとなっております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 小林重樹君。 ◆13番(小林重樹君) ありがとうございます。 ここで、最後の質問になりますので、これは質問じゃなくて執行部の皆さんにお願いをしてこの質問を終わりますが、今、若い人がなかなか仕事に就けない。高梁市に住みたくても仕事に就けないという方がいらっしゃいます。この会計年度任用職員で採用することができないのかなと。若い、高校卒業したとかそういう方を会計年度任用職員で採用して、若かったら市の職員になろうと思えば正職員の試験が受けれるわけですから、そういう意味で、ひとつ若い人にも門戸を開いていただきたいというふうなお願いを申し上げたいと思いますが、それは市長、どう思われますか。 ○議長(宮田公人君) 小林議員に申し上げます。 今後の政策提言は一般質問に関わるようなことですので、あくまで計数ということで、すいませんが。            (13番小林重樹君「じゃあ、これで終わります」と呼ぶ) 次に、宮田好夫君の質疑を願います。 宮田好夫君。 ◆12番(宮田好夫君) 全体的なことなんですが、一般会計予算、令和2年度についてはコロナ禍の中で予算も非常に膨らんできたということがあるんでしょう。通常であれば235億円程度の当初予算を組むはずなんですが、今回決算額が歳入で292億円、歳出で283億円という膨らんだ予算決算になっています。 そうした中で、歳入全体に占めるコロナの関係の歳入は幾らなのか、あるいは歳出全体に占めるコロナ関連の歳出は幾らなのか、若干説明書にも書かれてありましたが、改めてお聞きをいたします。お願いします。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答えを申し上げます。 新型コロナ対応に係ります補助金、事業等につきましては、国においては各省庁、市の中でも担当が複数課にまたがっておりまして、非常に多岐にわたっておりますので、主なものについて御紹介をさせていただきます。 まず、歳入でございますけれども、歳入に係るコロナ関連の国庫補助金でございますが、まず一番大きなものとしては住民1人10万円を交付いたしました特別定額給付金事業補助金、こちらが29億7,000万円。次に、地域の実情に応じて柔軟に自治体で使える新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6億3,000万円。生活支援対策として交付いたしました、ひとり親世帯・子育て世帯臨時特別給付金給付補助金6,800万円など、国庫補助金全体といたしましては総額37億5,000万円でございます。 次に、県補助金でございますが、事業者支援ということで県から交付のありました、県・市町村連携事業者支援交付金、こちらが7,400万円。次に、児童福祉施設などへの衛生資材等の購入等に充てました新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金1,000万円など、県の補助金全体といたしましては総額約8,500万円となっております。 以上の国庫補助金、県補助金合わせますと、約38億4,000万円程度となっております。 次に、歳出でございますが、主な事業といたしまして、先ほど歳入でも登場いたしましたが、1人10万円を交付いたしました特別定額給付金ですとか、新型コロナ交付金を活用いたしました商品券の配付、事業者支援金の交付、マイナンバーカード普及に係るまいにゃんばー商品券の配付、それからGIGAスクール構想に係る1人1台端末などの整備など、感染防止対策のみならず、市民生活支援、中小企業支援、教育分野の充実など、幅広く取組を進めてきたところでございます。 以上、歳出総額を申し上げますと約38億5,000万円程度になるところでございます。 また、こうした主な取組につきましては、決算書と同時に配付をさせていただきました主要施策の74ページに御紹介をさせていただいておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 宮田好夫君。 ◆12番(宮田好夫君) よく分かりました。 財政的に見たときに、苦しいのかな、どうかなって見たときに、経常収支比率が改善しているっていうことがあって、であるならば高梁市の財政っていうのは少し改善したのかなというふうに思います。ただ、それはコロナ関連で、通常の支出する部分を、コロナの関係で支出したという部分はあるんでしょうから、どういった感覚でいらっしゃるのか。引き続き厳しいとは思うんですけども、少し改善してきているのか、あるいは引き続き苦しいんだという状況なのか、そこのところを少し教えていただければというふうに思います。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 現在の財政状況に対する認識でございますけれども、議員から経常収支比率についての御紹介ございました。確かに数値としましては、令和元年度から令和2年度にかけまして少しだけ改善はしておりますが、ただ要因を詳しく分析しますと、分母であります経常一般財源が消費税の増税等に伴って、分母がたまたまといいますか国の政策の影響で増加したということで、数値としても90%後半の水準にまだございます。そういった観点から見ても、なかなか一息つけるような状況ではないというふうに認識をしておりまして、歳出面での行政改革ですとか、様々な手法を通じた歳入確保に引き続き尽力していかなければならないという状況と認識しております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 次に、石井聡美さんの質疑を願います。 石井聡美さん。 ◆8番(石井聡美君) 高梁市一般会計・特別会計歳入歳出決算及び高梁市基金運用状況審査意見書の3ページのところに書いてあるんですけれども、最後にのところの真ん中あたりからですか、また予算の執行においては依然として基本的なミスが散見される状況がうかがえ、職員全体のレベルアップが必要であると考えるということで書いてあるんですけれども、予算って市の全体の流れを決める重要なものなので、どういったミスがあるのかっていうことと、今後そこをどういうふうに改善していくのかっていうところについて教えていただけるでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答えを申し上げます。 まず、監査委員のほうからこのような御指摘をいただいてしまったことにつきましては大変じくじたる思いでございまして、この案件に関わった関わらないにかかわらず、職員一同改めて襟を正さなければならないというふうに考えております。 御質問のありましたミスの内容でございますけれども、例を挙げさせていただきますと、例えば公金の支出等に必要な支出負担行為書ですとか支出命令書等におきまして、必要事項の記載漏れ、記載誤り、誤った様式の添付、添付すべき書類の添付漏れ、検収印の押し忘れなど、基本的なミスが散見されたところでございます。 今後の防止策でございますけれども、組織としましては各部署において財務規則ですとか職務執行規則、これらの再確認を徹底いたしまして、組織全体としてのチェック機能の強化を図ってまいります。 また、職員個人個人のスキルアップという点でも対応が必要と考えておりまして、文書事務や法制執務、行政法入門等の研修に積極的に参加をさせ、職員の能力向上にも努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 石井聡美さん。 ◆8番(石井聡美君) どうしてもこういう書類関係のミスっていうと、ちょっと前の話になりますけれども、建設関係で前ありましたようなことを思い出してしまうんです。なので、お金を出すほうも受け取るほうもそうなんですけれども、結局こういうミスって市民の生活に反映してしまうと思いますので、ミスが多いなっていうふうに書かれるっていうことは、制度っていうか仕組み、書類を渡していく仕組みのほうを改善しないとなかなかヒューマンエラーって減らないんじゃないかと思うので、そういうところをどういうふうに、研修で改善していかれるということでしたけれども、今RPAとかを使ったり、DXも進められてるということだったので、もしそういったことで今後システム的な内部的な見直しが進むことがあるのであれば、そういったところを教えていただけるでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 昨年度からRPA等については取組を具体的に進めておりまして、業務プロセスの一部を自動化したりといった取組をスタートしているところでございます。ただ、業務全体でいいますと、まだまだアナログな手続といいますか、紙決裁であったり、そういった手続がまだまだ多いので、そういったところを少しでも自動化したりしていけますように引き続き努力をしてまいりたいと思います。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、総体の質疑を終わります。 次は、認定第1号「令和2年度高梁市各会計歳入歳出決算認定について」であります。 まず、一般会計歳入歳出決算であります。 歳入から款ごとに質疑を行いますので、質問される方は事項別明細書のページ数をお知らせ願います。 まず、第1款市税の質疑を行います。 まず、金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) 70ページの収入未済額が約1億5,000万円という記述がなされておりますが、今後の徴収の対応、それから対策、どういったものを考えておられるのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 市財源の大きなウエートを占めます市税の徴収につきましては、重要課題というふうに考えております。平成29年度から差押えを前提とした滞納整理を進めておりまして、岡山県市町村税整理組合また岡山県滞納整理推進機構とも協力いたしまして、令和2年度におきましては238件の差押えを実施いたしまして、合計2,536万8,000円を強制徴収したところでございます。 また、公平性確保のために延滞金の徴収につきましても徹底して行っておりまして、昨年度は2,078万4,000円の延滞金を徴収したところでございます。 こうした取組を通じまして、今後とも一層の滞納整理を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 次に、小林重樹君の質疑を願います。 小林重樹君。 ◆13番(小林重樹君) 私も同じような質問でございまして、70ページの歳入の市税に関してでございますが、先日この内容説明の中で部長から説明を受けたわけでございますが、聞き取れなかったもので、もう一度お願いしたいと思うのが、改めて件数、人数、そういったものを市税だけでいいですからお教えいただきたい、このように思っております。 それと、ほかの款に例えば諸収入とか、使用料とかそういったもんがありますが、この市税の不納欠損者と他の款の関連性、同じ人が何人かダブっているのかどうか、その辺のところもお聞きいたしたらと思います。 3番目は、金尾議員の質疑の説明で言われたんで、それはいいです。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 まず、税目ごとの不納欠損の内訳を御説明させていただきます。 上からいきますと、まず市民税でございますが、不納欠損額469万4,029円となっておりますが、こちらの内訳でございますが、464件、120人でございます。 次に、その下、固定資産税関係でございますけれども、不納欠損額は772万3,326円、これが都市計画税と固定資産税の合計の額でございます。これに対応する件数、人数でございますが、786件、217人でございます。 その下、軽自動車税でございますが、不納欠損額51万4,800円に対応する件数、人数は165件、109人でございます。 市税全体で見ますと、不納欠損額合計が1,293万2,155円のところ、内訳としましては1,415件、446人となっております。 今回の欠損処分につきましては、その理由でございますけれども、生活困窮ですとか対象者の出国、居どころ不明、相続放棄などを見極めまして、執行停止を行い3年間を経過したもの、また5年間の時効を迎えたものがその対象となっております。 次に、2点目の御質問ですけれども、一般会計の他の款の不納欠損項目との関連でございますが、こちらのほうで確認しましたところ、同一人物で市税とともに手数料等で欠損をしているというようなことはございませんでした。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 小林重樹君。 ◆13番(小林重樹君) ありがとうございます。諸収入、使用料のところの不納欠損も、私は何人かが絡んでるのかなという思いがしたんですけれども、なかったということは幸いだと思うし、またこれも問題だなと思っております。 他市の状況を見てみると、真庭市さんは非常にいい数字を出されてるんです。真庭市さんは予算現額が500億円に対して不納欠損額は832万8,000円という額でありまして、本市の1,200万円と比べてかなり低い。それと、新見市さんも調べさせていただいたんですけど、新見市さんは1,764万円を不納欠損されてまして、これは高梁市よりちょっと高いのかなという思いがしております。真庭市はなぜそんなに低いのかというと、債権回収課というのがありまして、真庭市の同僚議員に聞くと、債権に関しては、取らなきゃいけない方に対しては緩めずに取っているということでございます。それから、市役所のロビーに行くと、皆さん一遍行ってみられたらいいんですけど、車をロックした見本が飾ってあります。もう動かんようにするようにタイヤのロック錠が飾ってあります。だから、払わないとこういうふうになりますよというふうな形になっております。 こういうことを受けて、高梁市もいろんな意味で、先ほど部長が言いましたように努力はされております。これは、私は、してないとは言いません。数字にも出てますので努力はされておると思いますが、この債権回収課、室というものを考えてみたらどうかなという思いがしますので、それを最後にお願いします。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 本市の徴収体制に関する御質問でございます。 本市においても、不納欠損額を減らし収納率を上げるために、徹底した滞納整理を進めております。先ほど触れさせていただきました岡山県市町村税整理組合、岡山県滞納整理推進機構とも協力いたしまして、預金、給与、生命保険でなけでなく年金の差押え、年金担保融資による納付、御紹介ありました自動車のタイヤロックも実施をしているところでございます。また、税の公平性確保のため、延滞金の徴収も徹底をしておりまして、中には延滞金のみを払い続けられている方というのもいらっしゃいます。担当者は日常的に納税相談をお受けしておりまして、納税者の中には資力があるのに支払わない方、あるいは支払いたくても支払えない方、様々な方がいらっしゃいます。その方々の生活実態をつぶさに聞き取りまして、財務調査を徹底して行って、そのどちらに属するのかというのを判断しております。財産があれば差押え等を行い、しっかり徴収を行いまして、資力がないということであれば徴収を緩和することもございます。そうした市民の皆様の生活実態に寄り添った対応を引き続き行ってまいりたいと思います。 また、債権回収の専門部署に関する御質問もいただきました。 現在、債権回収の専門部署については、市役所内部の人員等の関係から、まだ今のところ具体的な設置予定はございませんが、担当のほうにおいて県内各地の先進事例の情報収集は行っているところです。また、同時に平成26年度に庁内に市税等滞納整理対策本部を立ち上げまして、徴収のプロ集団である税務課職員が庁内各課の延滞債権、使用料でしたり利用料などの延滞債権の回収を支援するというような形で、組織横断的に債権回収に取り組んでいるところでございます。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、市税の質疑を終わります。 質疑の途中でありますが、ただいまから10分間休憩をいたします。            午前10時57分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時6分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 次は、第2款地方譲与税の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第3款利子割交付金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第4款配当割交付金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第5款株式等譲渡所得割交付金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、第6款法人事業税交付金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第7款地方消費税交付金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第8款ゴルフ場利用税交付金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第10款自動車税環境性能割交付金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第11款地方特例交付金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第12款地方交付税の質疑を行います。 金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) ここの地方交付税についてであります。 年々減額が続くような状況になっております。この地方交付税のピークから見ましたら、約20億円以上減額というような状況であります。これが持続可能な今後の財政運営となっていくのかどうか、そういったところをお聞かせいただければと思います。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 地方交付税、とりわけその中の普通交付税につきましては、平成17年度から平成26年度までの10年間につきましては合併に伴う特例加算がございました。その後、平成27年度から段階的な縮減期間に入りまして、令和元年度でそういった段階的な縮減についても終了をしたところでございまして、令和2年度からは本来の姿といいますか、高梁市一本の一本算定となったところでございます。御参考までに平成26年度、段階的縮減が始まる直前の数値でございますけれども、普通交付税97億7,000万円でございましたものが、令和2年度決算におきましては82億2,000万円ということで、その差約15億円程度減少したところでございます。この間、御質問にもございましたとおり、普通交付税が年々減少する中で、一般財源の確保のため行財政改革を推進するとともに、年によりましては財政調整基金を取り崩すなどして何とかやりくりをしてきたところでございます。 引き続き、持続可能な財政運営のため補助金ですとか公共施設の見直しなど強力に行財政改革を進める一方で、歳入についても未収金対策、遊休資産の売却など、歳入歳出両面において見直しを進めていくこととしております。 また、先ほども触れさせていただきましたが、現在、中期財政見通し、こちらを作成しておりまして、そういった中で将来の財政運営をお示ししていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は第13款交通安全対策特別交付金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第14款分担金及び負担金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第15款使用料及び手数料の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第16款国庫支出金の質疑を行います。 金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) 先ほども補正予算が上程されました。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等が、地域や市民生活のしっかりとした下支えとなっているのか。新型コロナウイルス感染症が先の見えない、収束ができない状況の中、こういった臨時交付金、今回も補正予算が出ておりますが、こういった中の交付金等の評価をどのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答えを申し上げます。 新型コロナウイルス感染症、まだ完全に収束をしたという状況ではない中で、確定的な評価というのはまだ現時点では難しいというふうに考えておりますが、これまでの取組の中で活用してきた部分についての評価ということでお答えをさせていただきたいと思います。 まず、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、地域の実情に応じ、感染拡大の防止ですとか地域経済対策等へ使える交付金でございます。本市への配分につきましては、これまでの総額約10億3,000万円でございます。そのうち、令和2年分として約7億5,000万円の配分があったところでございますが、一部の事業が令和3年度へ繰越しとなっておりますことから、純粋な令和2年度決算での収入といたしましては約6億3,000万円となっております。交付金で実施をいたしました事業の主なものといたしましては、さきの答弁でも触れさせていただきましたが、1人5,000円の商品券配付、新しい生活様式実現のための住宅リフォーム補助、マイナンバーカード普及のためのまいにゃんばー商品券の配付、店舗内での感染防止支援、GIGAスクール構想ということで1人1台端末の整備などを行ってきたところです。このように、中小企業支援ですとか市民生活支援、感染拡大防止、教育の発展と、そういった4分野に様々な事業を実施してきたところであり、そうした分野においては一定の成果はあったものと考えております。 また、先ほど本会議で上程が行われました補正予算として、現在必要とされる事業者支援策、感染防止対策等、必要なものについて適宜対応しているところでございまして、引き続き効果的な事業の推進に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) ありがとうございます。幅広い支援策をお聞きいたしました。 今、私の知り合いの工務店の皆さんからお話をお伺いすると、ウッドショックが非常に痛手なんだということで、材料がないということで、仕事をしようにもできないというようなことも聞いております。工務店ですから、非常に地域経済の幅が広いというようなこともあると思いますが、そういったところの木材とかそういう業者の皆さんへの支援金というのは、そういうものはまだ入ってきてないということなんでしょうか、お伺いします。 ○議長(宮田公人君) 金尾議員、これは関連質問になりますから、木材の関係はここへありませんので、それは担当課のほうでお願いします。 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は第17款県支出金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第18款財産収入の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第19款寄附金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第20款繰入金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第21款繰越金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第22款諸収入の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第23款市債の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は歳出の質疑に入ります。 まず、第1款議会費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第2款総務費の質疑を行います。 まず、川上博司君の質疑を願います。 川上博司君。 ◆16番(川上博司君) それでは、136ページの一般管理費の人件費についてお尋ねをしますが、これは総体で小林議員からの質問でもあって、先ほど総務部長が答えられたんですが、人件費が18.7%増えた、7億円以上増えているんですけど、それの原因は会計年度任用職員の賃金が報酬に変わったことによりまして、計上するところが人件費になったということでございますが、そうじゃなかったら、実際、人件費はどれぐらい増えたのかというのをお尋ねしたいと思います。 2点目、147ページの地域局費でございます。 これ、補正予算を組んでおりますが、2倍以上の不用額が出ておりますので、その原因につきましてお尋ねをします。 そして、最後、167ページ、市長・市議会議員選挙費についてでございます。 9月に行われました市長・市議会議員選挙は、今回、事前審査を10日ほど前にされたわけでございますが、この事前審査も今まで以上に、私も経験しましたが、時間がかかった。私の場合は1時間15分、ほかの方も1時間半以上かかったということ。そのように念入りに事前審査をさせているにもかかわらず、当日の届出の事務につきまして非常に届出作業が遅れたということで、たしかある陣営の方々は2時間以上待たされて、選挙機材、七つ道具が届くのが遅れたということでございます。なぜそのように手続が大幅に遅れたのか、お尋ねをしたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) 私のほうからは、御質問をいただきました項目のうち人件費に係る部分と、あと地域局費に係る部分について、お答えを申し上げたいと思います。 まず、人件費の増額分、全体で7億2,300万円ございまして、そのうち今回の会計年度任用職員の勘定科目替えがなかった場合に人件費がどれだけ増えてたのかという御質問でございます。 今回の会計年度任用職員移行に伴って勘定科目替えが行われた金額につきましては約6億円弱となっておりまして、それを単純に全体の増加額から差し引きますと、おおむね1億2,000万円程度が純粋な人件費の増額分というふうに考えております。 次の地域局費の不用額の関係でございます。 不用額の中身の御紹介ですけれども、不用額全体としては353万1,309円出ておりまして、大きいものといたしましてはまず需用費が200万円出ておりますが、そのうち大きなものが光熱水費146万6,000円でございまして、こちらは各地域局の電気、水道代でございまして、節約等による残ということになっております。 次に、委託料65万6,000円のうち設計監理委託料29万8,000円が不用額として出ております。こちらは、成羽地域局解体設計の入札による残となっております。 最後に、備品購入費自動車購入費の中で、全体64万2,000円の不用額が出ているところでございますが、こちらは有漢地域局、備中地域局で公用車を購入した際の入札による残となっております。全体として不用額が353万1,000円となったところでございます。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 赤木市民生活部長。 ◎市民生活部長(赤木和久君) それでは、選挙の関係につきましては私のほうから答弁をさせていただきます。 昨年の市議会議員選挙の立候補の届出の際に時間がかかり過ぎたということでございます。 確かに昨年の届出の受付では、その4年前の平成28年と比較いたしまして1人当たり約3分程度時間を要しているところでございまして、全体としては1時間以上長く時間がかかってしまったというような状況でございました。さらに、御指摘のとおり、事前審査についてもいつも以上に時間を要したということでございます。 これの要因ということでございますが、万が一にも内容に間違いがあってはならないということで慎重な事務処理を行ったということもございますが、正確さとともにスピード感を持って当たるということがやや欠けていたのではないかというふうに思っております。 今後についてでございますが、このたびのことを教訓にさせていただきまして、正確かつスピーディーな事務処理が行えるよう、担当者への徹底したレクチャーであるとか、あらゆる場面を想定したシミュレーションを行ったり、事前の準備を万全にしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 川上博司君。 ◆16番(川上博司君) 選挙費について市民生活部長が今答弁されたんですが、去年の9月もコロナ禍でした。事前審査についても、私も今まで6回経験してこんなにかかったことはなかったです。慣れた職員の方がいらっしゃれば、そうじゃない方、ペア組んでやられてたけども、マニュアル見ながら、お互い聞きながら、どうすりゃあええか、ああすりゃあええかというて、かなり審査作業は手こずったと思うんです。だから、慎重に、万全を期してというて言われたけど、コロナ禍であるんだからスピーディーにしなきゃいけないでしょう。そういう事務の徹底とかできてなかったんじゃないですか。赤木部長は選挙事務、かなり前からやられてて精通されとるけれども、今回あまりにもずさんだったと思います。その辺、対策があるのか、その辺についてはどうですか。今回、令和2年度の決算ですから、ただこれはもう令和6年にはありますから、市長・市議会議員選挙が4年の任期で。だから、そういった選挙事務についてしっかり検証して、4年後の事務についてはしっかりとやるようにしていただきたい。それを要求しておきます。 ○議長(宮田公人君) 次に、金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) 1番と2番の会計年度任用職員報酬、それから地域局の不用額につきましては、先ほどの川上議員の御質問等もございましたので、この質問は下ろさせていただきます。 3番の高梁市私立学校入学奨励金、順正学園広報費補助金につきまして御質問をさせていただきます。 この約1億円の補助金等が、学生の入学増と学園のPRに寄与できているのかということと、それから吉備国際大学との協力関係、これは市にもプラス要因は大変大きいものがあると考えるわけでありますけれども、今後の展望についてお聞きしたいと思います。 もう一つ、高校生バス通学費補助金につきまして、今後の利用と、それから見込み、これをどのように考えておられるのかということにつきまして、この2つについて御質問させていただきたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 前野政策監。 ◎政策監(前野洋行君) まず、大学関係の補助金等について私のほうからお答えいたします。 1点目の学生の入学増と学園のPRに寄与できているかということでありますけど、現在、入学奨励金及び広報費補助金の大学支援策は平成22年度から行っておりまして、今年度で第4期となりまして、3年ごとの見直しということで、第4期12年目となっています。 学生数は、開学時、平成2年度でありますが1,341人おりましたが、平成15年度がピークで4,607人で、その後は減少に転じまして、本年度は1,586人というような状況になってると思います。しかしながら、新入生の数に着目してみますと、3年間の負担行為によります支援措置の第2期に当たります平成27年度から400人台でほぼ推移をしているという状況になっております。全国的に18歳人口が大きく減少に転じた平成30年、いわゆる2018年問題を考慮すると、全国的に地方の大学が厳しい状況、入学者数が減少している中で現状維持となっているということは、この入学奨励金及び広報費補助金の効果であると我々は分析しているということでございます。 それと、学園との協力関係が市にプラスということで要因は大きいということと、今後の展望ということでございますが、総合計画では現在大学を知と人材の拠点というふうに位置づけておるということでございます。これまでも、教員の方、また学生の持つ幅広い能力を地域に還元いただいているという状況で把握をしております。知の拠点事業としまして、市民と大学との共同研究や学生ボランティアによります市民との協働活動がこれまでも図られてきたという状況でございます。 今後の取組でありますけど、まず大学といたしましては、これからの社会課題に対応した人材育成を図る魅力ある大学づくりということが必要であろうということが考えられます。また、市といたしましては、人材が市内にとどまる、そういった環境づくりが重要であろうというふうに考えております。また、昨日も一般質問でも申し上げましたが、吉備国際大学の卒業生約1万6,000人という現状でございまして、高梁市を第二のふるさとと思う関係人口といたしまして今後もつながっていく仕組みづくりを構築していきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 赤木市民生活部長。 ◎市民生活部長(赤木和久君) それでは、私からは高校生バス通学費補助につきましてお答えをさせていただきたいと思います。 高校生バス通学費補助金でございますが、基本的には市内バス路線の利用促進ということを目的にしておりまして、バスを利用し高等学校へ通学する生徒の保護者に対しまして通学定期券購入費用の2分の1を補助するというものでございます。 令和2年度の実績でございますが、93人の方に御利用いただきまして、過去3年間の推移を見ましても大幅な変動はございませんが、今後、少子・高齢化による若者世代の減少などにより、利用者も減少傾向になることが予測されるところでございます。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) 大学との関係、お答えをいただきました。 職域接種で吉備国際大学の職員の皆さんも非常に積極的に、また学生も接種ではありませんけれどもバックアップをしてくださったというようなことをお聞きしております。こういった市民との連携というんでしょうか、そういったものをしっかりとアピールしていく、そういったことによって、もっともっとこの大学が地域に根づいていくのではないかというふうに私自身は思っております。 それから、先ほどの高校生バス通学費補助金の令和2年度の不用額というのは幾らぐらいございましたでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 赤木市民生活部長。 ◎市民生活部長(赤木和久君) 大変申し訳ありません。資料を持ち合わせておりませんので、後ほどお答えをさせていただきます。申し訳ありません。 ○議長(宮田公人君) 次に、平松久幸君の質疑を願います。 平松久幸君。 ◆2番(平松久幸君) 160ページの地方バス路線維持補助金についてお尋ねします。 約1億4,300万円もバス支援をしています。時間帯によってはほとんど利用していないバスに、これほど支援する必要はあるのか。 そしてまた、高齢化が進む中、今のような定時定路線の中での交通機関は限界があると思います。デマンドタクシーなどに移行する考えはあるのか、お聞かせください。 ○議長(宮田公人君) 赤木市民生活部長。 ◎市民生活部長(赤木和久君) この質問には、私のほうからお答えをさせていただきたいと思います。 地方バス路線維持補助金でございますが、令和2年度の備北バスへの補助額ですが1億4,254万5,000円でございまして、前年度比で1,631万4,000円の増となっているところでございます。 これの要因でございますが、新型コロナウイルス感染の拡大の影響による外出の自粛から利用者が減少したということが最も大きな要因として上げられております。前年度比で4万人の減少ということに至っております。また、過疎、高齢化、人口減少やマイカーの利用者の増加といった問題は本市だけでなく、公共交通利用者は全国的に低迷しております。乗合バスの事業は大変厳しい状況にあるというふうに思っております。 御指摘のとおり、補助金を含む公共交通経費の縮減は本市の命題でもございます。令和2年3月には第2次高梁市地域公共交通網形成計画を作成いたしておりまして、一定の運行基準に満たない路線につきましては廃止や減便も含めた見直しを進めているところでございます。今後も本市の財政規模を踏まえまして、公共交通経費の縮減を図り、持続可能な公共交通への再編を進めていきたいというふうに思っております。 それから、2番目の御質問でございますが、市内では現在、玉川、松原、川上、備中の4地区で予約乗合型のふれあいタクシーを運行しております。利用者でございますが、人口減少や昨年度からのコロナウイルスの影響はあるものの、横ばいで推移している状況でございます。 また、先ほど申しました2次計画では、一般タクシーを公共交通に位置づけ、従来の生活福祉バスや乗合タクシーを廃止した3地区、高倉町の田井、飯部、2つ目は落合町福地、それから成羽町の上日名、下日名、この3地区で65歳以上の運転免許を持たれていない方を対象に、令和2年12月から一般タクシーの利用助成という制度を、これの実証事業をスタートしているところでございます。乗合バスという輸送手段が適さない地域には、そういった個別輸送の支援策も視野に取組を進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 次に、石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 136ページの、まず人件費についてであります。 今までに小林議員、それから金尾議員等から会計年度任用職員等のことで質問がありましたので若干補足をしていただくような質問になるかと思うんですけれども、私自身が今回ここで各科目ではなくて全体の職員、特にジェンダー平等とか男女間格差という角度から見て、市役所の職員の方に、男性職員、女性職員の間で賃金格差はあるのか。もちろん、これ、ないのが当たり前ですけれども、そういったところの説明。 それから、合併後、人件費の削減が次々と行われてきたんですけれども、今決算ではどういうふうになっているのか、またその結果を今後どういうふうに反映させていくのか。 それから、非正規職員、会計年度任用職員制度に移行されました。人数は先ほどの小林議員とのやり取りの中で519人という数字が出てきましたが、正規職員が今何人いらっしゃるのか、全体の増減はどういうふうになっているのかというようなことをまずこの人件費についてはお聞きいたします。 それから、138ページの河川監視カメラです。 これ、実は素朴な質問で、市民の方からも最近は吉備ケーブルテレビにたくさんの予算が投じられとるっていうふうなことを聞かれることがあります。それで、各項目では私たちもこうやって予算とか決算で見ることができるんですけれども、この吉備ケーブルテレビに対する委託料とか補助金が見聞されるんですけれども、どのくらいこれが、今回の歳出で言うと280億円ですけれども、どのくらいが吉備ケーブルテレビに、随契とか入札とかということが分かれば、それも含めて御答弁いただけたらというふうに思っています。 それから、158ページの吉備国際大学に対する毎年1億円を超える補助金が投入をされています。それで、先ほど御質問の中でも答弁がありました。吉備国際大学さん自身が高梁市のまちでこれからも行政や市民の方と共存共栄していくことは私ももちろん望んでいるんですけれども、この予算がずっと同じ金額で来ています。先ほどの質問の中でもありましたが、一番多いときで4,600人の生徒さん。それが、今1,500人程度というふうになっています。こういうふうに生徒さんが減られる中で、金額が適切かどうかということと、高梁市での経済効果。これは過去にも1度お聞きしたんですけども、今どういうふうな経済効果になっているのかということをお尋ねいたします。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。私のほうからは、いただきました御質問のうち人件費に関係する部分、お答えをさせていただきます。 まず1点目の男性職員と女性職員の間で賃金格差はあるのかという点でございますが、まず客観的な数字を御紹介をさせていただきますと、いずれも令和2年度末時点での数字でございます。まず、全体の人数でございますが、正規職員は636人。男女の割合ですけれども、男性が349人、54.9%、女性が287人、45.1%でございます。正規職員以外の会計年度任用職員等の職員でございますけれども、先ほど御紹介いただきました全体の人数としては519人となっております。この中の男女比でございますが、男性が115人、22.2%、女性が404人、77.8%となっております。 次に、階層別の人数でございます。 職員の職階、大きく分けまして7段階に分かれております。上から部長級、次長級、課長級、課長補佐級、係長級、主任級、主事級となっております。 各階層の男女比を見てまいりますと、部長級及び次長級については100%が男性、課長級においては男性が78.7%、残りの21.3%が女性となっております。課長補佐級においては、71.8%が男性、残りの28.2%が女性です。係長級につきましては、60.5%が男性、残りの39.5%が女性となっております。主任級においては、36.8%が男性、残りの63.2%が女性となっております。主事級においては、52.1%が男性、残りの47.9%が女性となっております。このように、相対で見ますと主任級以外の全ての階層で男性の割合が女性を上回っているというような状況となっております。 高梁市におきましては、特に女性の幹部登用、女性活躍という視点から、高梁市特定事業主行動計画、本年4月に策定いたしましたけれども、その中におきまして令和7年度の数値目標として課長級以上に25%、課長補佐級に35%の女性を登用するという目標を立てております。この目標実現に向けて、引き続き女性の積極的登用に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、賃金関係の比較でございます。いずれも基本給による月額単価での比較となっておりまして、個人差が大きい手当等は反映しない形の比較でございます。 まず、正規職員につきましては、男性の月額平均が33万3,000円、女性の平均が29万5,000円となっております。こちらの差額の要因でございますけれども、こちらの分析といたしましては勤続年数にある程度差が出ているというような分析をしておりまして、勤続年数で申し上げますと男性の平均が19年、女性の平均が15年となっておりまして、このあたりの勤続年数の差が給与の差というところにつながっているというふうに考えております。 一方、非正規職員、正規職員以外の職員でございますけれども、男性の平均が12万8,000円、女性の平均が12万9,000円となっておりまして、こちらについては男女差はほとんど見られないという状況になっております。 続きまして、合併後の人件費の推移についての御質問でございます。 合併時点と今回の令和2年度決算の比較につきましては、まず合併直後の平成17年度決算における職員数とその人件費、その人件費が歳出総額に占める割合を御紹介させていただきますと、まず平成17年度においては職員数が838名、それに係る人件費が50億8,000万円、歳出総額に占める割合が20.4%となっております。一方、今回の令和2年度決算においては、正規職員数が636名、人件費が45億8,400万円、人件費の割合につきましては16.1%ということで、職員数の減少とともに人件費及び人件費比率とも減少しているという状況でございます。合併以降、職員数の減少、削減を行ってまいりましたが、令和2年度におきましては先ほど来御説明申し上げてますとおり旧臨時職員が会計年度任用職員に移行したことから、これまでの物件費から人件費に移ったことによって令和2年度の人件費が増加をしております。 今後の見通しにつきましては、社会情勢ですとか市民ニーズの変化、今後実施予定の職員の定年延長などの動きを踏まえまして、適切な任用を行ってまいりたいというふうに考えております。 最後、3番目の非正規職員についての御質問でございます。 人数につきましては、先ほど御紹介させていただきましたとおり、全体としては519人、男性115人の女性404人という状況になっております。お答えとしては以上となります。 ○議長(宮田公人君) 前野政策監。
    ◎政策監(前野洋行君) それでは、4番目の質問、吉備ケーブルテレビに対する委託料等の合計額について私のほうから答弁させていただきます。 まず、令和2年度の決算額ベース全体で約1億6,000万円になっています。内訳を申し上げますと、役務費、これは光ケーブル等の使用料、通信運搬費でございますが350万円、それから委託料といたしまして1億3,300万円。これは、西地区の光ケーブル化をしておりますが、その保守管理の5,000万円と文化センターの指定管理の4,000万円、また防災カメラの1,500万円でございます。使用料及び賃借料、これは受信料でございますが180万円、工事請負費といたしまして590万円、補助金が1,550万円であります。これは、ケーブルテレビの減免補助金として約1,100万円、それからデータ放送のシステム改修の補助金として350万円という内訳になっております。一般会計の令和2年度の決算額が約283億円でございますんで、これを率にすると約0.5%ということになっております。いずれにしても各事業とも指名及び入札等、適正な予算執行に基づいて行っているということを申し添えておきます。 それと、5番目の吉備国際大学の関係でございますが、先ほども申し上げましたが、開学時からの学生数の推移ということで、ポイントポイントで申し上げたいと思います。 まず、平成2年度、これは開学時でございますが1,341人。平成7年度が学部の増設を行いまして2,870人、平成12年度も同じく学部の増設がありまして4,124人、それから平成15年度が、これが一番のピークでございまして4,607人、平成16年度も学部の増設がございまして4,435人、それから平成22年度が、これが先ほど言いました1億円の補助金が開始された年度でございますが2,573人ということで、このときに初めて3,000人を切ったということで、そういった補助金の制度も設けたというような背景があるということでございます。平成29年度が1,882人ということで、初めて2,000人を切ったというようなこと。それから、令和2年度の昨年度で、決算年度でございますが1,709人というような状況になっております。 高梁市での経済的な効果額というようなことで、以前も議会等でも説明させていただきましたが、単年の学生数を平均2,000人と推定し、市内居住率を70%と想定した中で積算をしております。まず消費額でございますが、平成29年に学生のアンケートであったり日本学生支援機構の学生生活調査というのがございますが、それに基づいて学生1人当たりの消費額を高梁市ベースに置き換えて積算いたしましたところ、単年で10億円ということになっております。しかしながら、それは高梁市での支出でございますが、高梁市に全てお金が戻るということじゃなく、産業連関表に基づきます高梁市内での循環、いわゆる地域での経済波及効果の額に直すと約6億円というようなことになっています。単純に開学以来30年でございますので、消費額で300億円、経済波及効果で180億円ということでございます。それにプラスして、交付税額として学生1人当たり約10万円ぐらいの算定額があるということで、これまでの累計をしますと令和2年度まで約52億円の積算がされてるというふうに見込んでおります。先ほどの52億円と経済波及効果の180億円を足して、全体的には232億円というふうなことを見込んで計算をしております。 ちなみに、これまでの投資額ですけど、開学に伴います土地の造成とか、それに伴います学部の増設等の補助金等が58億円。それから、平成22年度から始まった1億円の補助金でありますが、決算ベースで約10億円ございますので、68億円がこれまでの投資額というふうになっております。 今言いました経済的な効果だけでなく、大学誘致の効果には、大学としてはさきも言いましたように知と人材の拠点として高等教育を担っていくというそういった役目がありまして、保健福祉とか医療分野を中心に、地域経済また地域社会の中核となる人材育成とか社会基盤整備に貢献をいただいているということになりますし、プラスして若い方が市内居住されてるということで、まちの雰囲気ということも1つの大きな効果かなというふうに分析しております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 人件費については、丁寧な説明ありがとうございました。 肌感覚で言うと、幹部登用等、令和7年に向かって頑張っていくということで、細かい分析等を私自身ができてないんですけれども、幹部登用が一切できていないっていうのが分かるような数値だったんだろうというふうに思っています。 それと、特に非正規雇用の現業職ですとか、会計年度任用職員の方たちの中に女性が多いっていうような実態の中で、賃金の給与体系は男性も女性も同じなんですけれども、働かれている階層とか職種によって物すごいいただいているお金に差があるということについては、今後どういうふうに今回の決算を見て、そういう角度から見るとどうなのかというのをお聞きしたいと思います。 それから、吉備ケーブルテレビについては、280億円のうち0.5%ですけれども、1億6,000万円を超える金額が投入されているというのがよく分かりました。ありがとうございました。 それから、吉備国際大学について言えば、平成22年度ということを強調されてたんですけども、それ以前も形は違いますけれども1億円が私は投入されていたんじゃないんかなと思うので、そこは私の認識が間違っていたら訂正してくださったらと思います。 それと、これはまちの肌感覚なんですけれども、例えば事務用品等を扱っている中小業者の方たちが、吉備国際大学ができて以降、直接納入をされていました。ところが、そういった方たち、そういう業者の方が吉備国際大学の子会社経由で納入をしろとか、単価についてもっと下げないとできないということで、どんどんそういった高梁市の中小企業の方が苦労してきて、結局そういう業者さんが減ってきています。それで、机上の空論ではないにしても、200億円ぐらいの経済効果が見込まれてるというふうには、なかなか市民の方の理解には結びついていません。それと、学生数を増やしていかなければいけないにしても、こういう状況で、このまま3年ごとの見直しをしていくのかどうかというところをもう一度再質問させていただきます。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 会計年度任用職員の今後の採用というか任用の考え方ですけれども、男女差があるという御指摘ですけれども、つぶさに見てまいりますと、女性職員の中には扶養の範囲内で勤務をしたいですとか、子育てとの両立の関係から勤務時間を抑えたいというようなニーズもございます。そういったことの結果、勤務日数が抑制されて、月額の単価が下がるというような結果にもなってございますので、そういった背景も一部あることを御承知おきいただきたいと思います。そういった中で、会計年度任用職員の全体の任用としましては、各所属で必要な業務に必要な方を適材適所で任用させていただくというスタンスで、今後も続けてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 前野政策監。 ◎政策監(前野洋行君) 大学に関することでございますが、まず平成21年度以前も1億円をというようなことがございましたが、それはありませんで、さっき言いましたように大学開学時から平成16年度の学部の増設までに投資した額が58億円ということで御理解いただきたいと思います。その後、さっき言った1億円が始まりまして、その決算額として10億円があって、トータルの68億円というような状況でございます。 それから、大学の調達物品等の仕入先ということで、市内がというようなお話がございましたが、当然市内企業で調達できるものは市内企業優先にということでお聞きしておりますが、ただ企業の仕組みとして、経済理論の中で、そういったことでいろいろな業者との付き合いというか流通があるというふうに分析もしております。 それから、学生の消費額ですけど、大体市内居住の方が年間約90万円です。それから、市外居住の方が10万円と見込んでさっきの額を申し上げたところですが、その中には食費、居住費、光熱水費、保健衛生費、娯楽嗜好品その他の日用品ということで、これは基本的には約8割程度は市内へお金が落ちているというようなことの産業連関表の分析ということで御理解をいただきたいと思います。 それから、今後もまだこれを続けるのかということでございますが、今年の当初予算、3月議会で、来年度から3億円について債務負担行為の御議決をいただいたということで、来年度からある意味第5期が、13年目が始まるということになりますが、これまでどおりの入学奨励金と広報費補助金の枠組みについて、今、事務者的にどういった形がいいかっていうことを検討しておりますので、そのままスライドして3年間という思いはございません。 結局、さっきも言いましたように、魅力ある大学づくりには何が必要かということと、学生の確保というのが一番でございますし、市にとってはその人材が高梁市でいかに活躍いただけるかということが重要ですので、そういった観点から、どういった支援施策が効果的かということを改めて考えていきたいと思います。以上です。 ○議長(宮田公人君) 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 職員のところで、非正規雇用が増える中で、結局合併時より職員数はむしろ増えてるわけですよね、これでいくと。それで、いわゆる会計年度任用職員の方って、ある意味責任を持たずに仕事をさせられるわけですから、モチベーションも下がりますし、どういう形で自分自身が市民と向き合っていくのかということもありますから、そこのところを考えれば正規雇用に移行していただけたり、それから底辺を、高梁市自身の経済効果ということで言えば市役所自身がもう少し頑張って、非正規でも、会計年度任用職員でももっと採っていただけたらなという思いはありますということを申し添えて、私の質問を終わります。 ○議長(宮田公人君) ここで、先ほどの金尾議員の質問に対する答弁漏れがございましたので、お願いをいたします。 赤木市民生活部長。 ◎市民生活部長(赤木和久君) 先ほどは大変申し訳ありませんでした。金尾議員の質問の中で、高校生バス通学費補助金の不用額をということでございました。 これは、年度当初予算で700万円の御議決をいただいたところでございます。後に、予算に不足が生じるということで、流用で対応させていただいております。154万5,000円の流用をさせていただきました。よって、不用額は最終的にはなしということになるんですが、決算額が854万4,600円ということで、端数の400円が不用額というふうになっております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。 三村靖行君。 ◆11番(三村靖行君) 158ページの一番上の留学生奨学基金事業補助金でございますが、1,230万円。説明書によりますと59人でございますけれども、これ、1人当たりどれぐらい補助されたのか。そしてまた、この59人は皆さん卒業されておるのかどうかお聞きしたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 前野政策監。 ◎政策監(前野洋行君) 158ページの留学生の奨学金の関係でありますが、これは条例に基づく要綱等がございまして、まず大学の特別奨学生というものがございまして、その方が月に3万5,000円です。それから、一般奨学生が月に2万円ということで59名ということになっております。これは、奨学金という名前ですが貸付けではなく支給ということですので返済義務はないということでございまして、皆さんが卒業してるかということについては、1年のときに奨学金を支給するという方もおられますし2年生という方もおられますので、それについての状況は把握できてないということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(宮田公人君) ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、総務費の質疑を終わります。 ただいまから午後1時まで休憩いたします。            午後0時1分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時0分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 次は、第3款民生費の質疑を行います。 まず、川上博司君の質疑を願います。 川上博司君。 ◆16番(川上博司君) 189ページの児童館運営費についてでございます。 補正予算を122万7,000円組んでいるにもかかわらず、108万5,119円の不用額が発生した理由についてお尋ねをします。 次に、191ページの生活保護総務費についてでございます。 これも補正を112万8,000円組んでいるんですけれども、76万893円不用額が出ておりますので、その理由についてお尋ねをいたします。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私のほうからお答えをさせていただきます。 最初の御質問、児童館運営費の不用額についてでございますが、まず補正予算の内容から御説明しますと、12月補正で落合児童館のエアコンの更新に係る備品購入費を158万4,000円追加しておりまして、3月補正では各種事業の決算に伴いまして35万7,000円を減額いたしております。この差引きで決算書上の補正額が122万7,000円ということでございます。 次に、不用額についてですが、まず先ほど申しました12月補正分のエアコンの購入につきましては入札の結果が74万8,000円でございましたので、83万6,000円が不用額となっております。ですから、全体の不用額のうち83万6,000円につきましては、この入札残ということでございます。残り24万9,119円の不用額につきましては、当初予算に係るものでございまして、光熱水費等の需用費の残が主なものとなっております。 続きまして、生活保護総務費の不用額についてでございます。 まず、補正予算の内容から御説明しますと、9月補正で社会保障生計調査に係ります事務費と生活保護法の改正に伴うシステム改修委託料を63万3,000円追加いたしております。また、12月補正で職員給与と職員手当の人件費を139万5,000円追加し、3月補正では職員手当90万円を減額しておりまして、最終的に人件費は49万5,000円の補正ということになります。これらの積み上げで、決算書上の補正額は全体で112万8,000円ということでございます。 次に、不用額についてですが、まず9月補正で追加いたしましたシステム改修等に係る補正63万3,000円につきましては全額執行しておりますが、職員手当の補正分49万5,000円につきましては最終的に未執行ということになっております。これは、保護者の支援としまして、夜間、休日等の訪問でありますとか面会など、時間外勤務を例年ベースで見込んでおりましたが、国から感染対策に関する通知がございまして、電話対応等に切り替えたことが想定を大きく下回った主な要因となっております。残り26万5,000円の不用額につきましては、当初予算に係るものでありまして、需用費や審査手数料等の残が主なものでございます。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 次に、伊藤泰樹君の質疑を願います。 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) 182ページになるんですが、これは④の説明書のほうにこの言葉が出て、決算書のほうには出てきてないのが本当のところなんです。昨年も質問させていただきました病後児保育についてなんですが、資料④の主要施策の説明書のほうでは令和2年度の実績が2日で2名ということで報告されております。昨年度、利用が低調であることに対して広報不足という御答弁等もいただいているところなんですが、この事業についてどのような検証がされたのか質問いたします。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) お答えをさせていただきます。 今お話がありましたように、病後児保育の利用者につきましては令和元年度が1日で1名、昨年度は利用登録数が6名でございましたが、実際の利用は2名の2日でございまして、非常に少ない状況でございます。議員おっしゃいましたように、昨年も利用者が少ないことについて御指摘をいただきました。また、周知に努めてまいりたいともお答えをさせていただいております。 昨年度は、幼稚園や保育園、認定こども園の入園申込みの冊子あるいはたかはし子育てガイドブックの中で紹介するなど周知を図ってきたところでございますが、利用者数は少ない状況が続いております。その理由といたしまして、病後児保育は回復期のお子さんを対象としております。一般的にインフルエンザ等の流行期に需要が伸びる傾向がございますが、昨年来からインフルエンザの感染者が激減しておりまして、そのことも利用者が少ない原因の一つではないかというふうな分析も行っております。 いずれにしましても、働く親のセーフティーネットとして今後も病後児保育は継続していく必要があるというふうに考えております。引き続き改善に向けて研究してまいりたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) 昨年、インフルエンザの感染者というのは本当に少なかったっていうのは報告されたとおりだと思います。ですから利用が伸びなかったというのはあると思うんですが、部長の御答弁にもあったようにセーフティーネットとしては必要な事業ではないのかなという認識は私も思っております。これから、いろんな節目節目で案内もされてると思うんですが、今後とも発信の仕方、保護者の方へのアクションも起こしながら、利用が図られますよう、それから親御さんのセーフティーネットとして、重要な事業としていろんなことを研究されながら改善していただきたいと思うんですが、その辺、何かありますでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) お答えをさせていただきます。 周知につきましては、もう少し幅広く取り組むべきであったかといった反省点もございます。また、従来のチラシでは内容が分かりにくいといった御意見もございましたので、新たなチラシを作成したところでございます。今後、園や学校などを通じまして、また幼児健診の場なども活用しながら、保護者への配付等によりましてより一層の周知に努めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、第4款衛生費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第5款労働費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第6款農林水産業費の質疑を行います。 まず、新倉淳君の質疑を願います。 新倉淳君。 ◆3番(新倉淳君) 220ページの森づくり基金積立金についてであります。 主要な施策の成果に関する説明書の36ページには、今後も安定継続した事業のためにと記してありますが、計画している事業内容をお教えください。 それから、(2)の積立金の目標額はということなんですけど、私が勘違いしとる面があるかと思われますが、万が一積立金があったらお教えください。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) お答えをいたします。 森づくり基金積立金でございます。 森林を守るためには、適切な森林の手入れや経営管理が必要であり、その財源を確保するため平成31年4月には森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が施行され、令和元年度より国から森林環境譲与税の譲与が始まりました。森林環境譲与税は、森林整備及びその促進に関する費用に充てるとされており、本市では令和元年12月に高梁市森林経営管理制度の取組指針を制定し活用を図っていくこととしております。具体施策といたしましては、森林経営管理法に基づく経営管理意向調査を令和元年度から令和15年度までの間に市内全域の私有林の人工林を対象に計画的に実施し、私有林人工林の状況確認と今後の適正管理の推進を図ることとしております。また、災害防止のため、里山林整備への補助制度を設け、これらを財源として森林環境譲与税に充てております。 それと、2つ目なんですが、基金の目標額というようなことでございますけども、これにつきましては特段設けてはございません。以上です。 ○議長(宮田公人君) 次に、伊藤泰樹君の質疑を願います。 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) 212ページなんですが、中山間地域等直接支払交付金、この令和2年度から令和6年度というのは第5期ということで取組をされてる期間かと思うんですが、資料の④で確認させていただくと、大幅に協定数も面積も少なくなっております。中山間地域等直接支払制度というのは、その地域の耕作放放棄地を守ったりで必要な施策だと思うんですが、どうしてここまで減ったのか、どういう課題があるのかということで、どう認識されているのかをまず質問いたします。 それから、216ページになるんですが、草刈業務委託料というのが上がっております。この内容の説明と委託の要件、どういうことを委託されているのか、またどこにされているのかについて説明を求めます。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) 中山間地域等直接支払交付金の現状と課題ということでお答えさせていただきたいと思います。 この交付金につきましては、中山間地域等において農業生産条件の不利を補正することにより、将来に向けて農業生産活動を維持するための活動を支援するものでございます。高梁市の耕作面積は、過去5年間で約270ヘクタール減少している状況でございます。平成27年度から平成31年度の第4期の中山間地域等直接支払交付金の支援では1,024ヘクタールの耕地面積が維持され、一定の成果が上がったものと考えております。令和2年度から開始されました第5期対策につきましては対象面積が約865ヘクタールと、第4期の末期と比較いたしまして約160ヘクタール減少しているところでございます。この要因でございますけども、高齢化により農業生産活動を維持することが困難になったものと考えております。 今後も全ての耕地面積をすることは困難であると考えられることから、まずは集落のどの農地を守っていくのか、将来にわたって地域の農業を誰が担っていくのか、誰に農地を集積、集約していくのか、こういったことを地域の皆さんで話し合っていくことが重要であると思っております。そのため、この交付金制度の現地確認の折を通じまして、地域の方々へ問題解決については話合いについて持ちかけておるところですし、また要請があれば出向いても行こうと考えております。 また、一方では人・農地プランということがございまして、市内17地域で実施されておりますけども、意見交換する場がございます。地域集落で、話合いに基づいて当該地域の農業の在り方を明確にする。先ほど言いましたような残すべき農地の選定、集約、外からの担い手、新規作付の導入なんかも話し合っていただいております。こういったことで地域の農業、これからの農業を守っていきたいというふうに考えてございます。 それと、2つ目なんですが、草刈りの委託料についてのお答えをさせていただきます。 委託しておりますのは、基幹的な農道でございます。起終点が道路法に基づく道路などに接続して、幅員が4メートル以上ある道路というようなことでございますけども、この一定要件農道の草刈りでございまして、これにつきましては、一定要件農道が29路線ございますが、交通量が比較的多い11路線を対象にしております。これにつきましては、交通量も多くて危険が伴いますので地元作業に適さないというようなことで、入札等で発注をしているのが現状でございます。以上です。 ○議長(宮田公人君) 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) 両方とも農地を守ること、それから基幹の農道を守ることっていうのは本当に周辺地域の、実際問題、中山間地域で減った部分というのも市街地というよりは周辺地域の耕作地だと思います。農道に関してもだんだん高齢化の中で維持管理が難しくなっているという現状があると思います。先ほど、住民の方々とも対話をしながら意見を交換しながらということもあったんですが、そういう前向きな、積極的に一歩出ていきながらこれからも活動して、維持存続できるように御尽力よろしくお願いします。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は第7款商工費の質疑を行います。 まず、伊藤泰樹君の質疑を願います。 ◆5番(伊藤泰樹君) 226ページの委託料の中に備中松山城登城バス運行委託料というのが740万円計上されております。去年、新型コロナの影響もあって、来られる観光客の方も少なかったと想定はされるんですが、これが実際問題、城まちステーションからふいご峠ということで運行されております。去年の場合ですけど、1日何便あって、1台当たり何人ぐらい乗車されて、その委託料に関してどういう積算で740万円というのが上がってきたんでしょうか。 それと、228ページのほうにページが変わるんですが、上から6行目に旅行商品造成販売補助金というものがあるんですが、この内容とその実績についてお伺いいたします。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) お答えいたします。 備中松山城登城バス運行委託料の積算根拠ということでございます。 もう御承知のとおり、安全性の確保と交通混雑の緩和を図るために、城まちステーションからふいご峠までの間をシャトル運行し、観光協会へ委託しております。委託料の内訳といたしましては、スタッフの賃金、ガードマンの配置、バスの賃借料、印刷物、登城絵図であるとかチケットであるとかそういったものの印刷料、それから看板補修、諸経費で大体2,071万6,000円の支出をしております。往復の整理料金が400円でございまして、1,267万1,600円で、その差額、不足分につきまして委託料として740万円を算出したところでございます。 年間の運行回数は116回というようなことでございます。1日当たりは、15分置きに運行いたしますので16往復ということになりますが、これは状況を見ながら、大型バスであるとか、小型バスでありますとか、ジャンボタクシーにするとかというようなことで、無駄をなくしてございます。 それと、もう一件、旅行商品の販売補助というようなことで、お答えしたいと思います。 コロナ禍において、旅行商品を取り扱う事業者の救済をするとともに、高梁市内の着地型旅行商品を造成し、誘客につなげていくことを目的としまして、市内に主たる事業所を有している旅行事業者が高梁市を巡る新たな募集型規格旅行商品の造成、販売に際する必要な経費につきまして、日帰り旅行では1商品10万円、宿泊を伴う旅行につきましては20万円を上限に補助金を交付させていただいております。 実績でございます。造成件数は20件ございました。その中の造成会社につきましては、市内2社でございます。残念なことながら、実施されましたのは1件でございました。集客につきましては12人というようなことでございます。コロナ禍というようなことでございまして、ダイレクトメールを出すとか、新聞広告を出すとか、いろいろ工夫をしていただきました。残念ながらそういうことではございましたが、今までにないボンネットバスの旅でありますとか、グルメでマツタケをとかピオーネをというような新しい商品もできております。コロナ禍が収束に向かっておると思いますので、今後につなげていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) 旅行商品造成のほうなんですが、実績はなかなかコロナということで伴わなかったということなんですが、そういう取組というのは事業者にとって有益であったでしょうし、新たな発想としてよかったんではないかなと思うんです。 登城バスのほうで確認させていただきたいんですが、今の部長の御説明でいけば、簡単な話ですが経費から乗車運賃を引いた差額を市のほうは、ここで委託料として支払っているという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) はい、そのようになっております。 ○議長(宮田公人君) 次に、森和之君の質疑を願います。 森和之君。 ◆6番(森和之君) 226ページ、1の地域滞在型アドバイザー派遣委託料についての質問。 観光関係組織の強化、人材育成、観光戦略確立とありますが、成果を出すのにどのぐらいの期間を想定しているのでしょうか。また、今後高梁市の観光施策とANA総合研究所の関わりはどうなるのかが1点と、2の誘客多角化事業委託料について、委託先の事業の詳しい説明を求めます。よろしくお願いします。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) お答えいたします。 地域滞在型アドバイザー派遣委託料についての御質問です。 市内における観光関係組織の強化、人材育成、経済効果につながる観光戦略確立に向けて、総務省の地域おこし企業人制度を活用し、株式会社ANA総合研究所からアドバイザーの派遣を受けておるところでございます。民間で培った企画力、営業力、専門的な見地と人的ネットワークを駆使し、スピード感を持って、これまでにない観光振興に一役を買っていただいております。 成果が出るまでの期間としての御質問ですが、2024年度にはインバウンドの需要回復が見込まれることとなっております。そうしたことも併せまして、積極的な戦略を重ねていくところでございます。 それと、ANA総研との関わりというようなことでの御質問でございますが、アドバイザーには観光施設を活用した新たなプロモーションや日本遺産認定に係る事業の推進、DMOの設立を視野に入れた観光協会の組織改編、また人脈やノウハウを生かした取組では全国に広がるネットワークと見地を活用した事業展開、国庫補助事業の情報提供であるとか交通事業者等の関係団体を巻き込んだ事業展開、ANA機内紙やSNSでのPRなど、今まで行政にはなかった発想を持って取り組んでいただいております。観光施策を進める上では大切な、今が時期でございますし、可能な限り関係性を持って、お力をいただきたいというふうに考えてございます。 それから、2番目の御質問で、誘客多角化事業委託料についてでございます。 それにつきましては、観光庁の誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成実証事業というようなことで、これは10分の10国庫補助金、国庫負担でございます。この事業を11月13日から23日の間、吹屋において開催いたしております。ウィズコロナにおける新たな滞在型観光ワーケーションリゾート・備中吹屋の実証事業として、吹屋のベンガラ祭りを実施したところでございます。新型コロナウイルスに対応する新しい旅行スタイルの提案や実証事業を行うための事業でございました。その間の関係ですが、誘客者数は累計で963名おられました。ほろ酔い広場でありますとか、神楽を見に来られるとか、ナイトライブとかというふうなことでイベントをやっておりますけども、累計963名の参加をいただいたところです。以上です。 ○議長(宮田公人君) 森和之君。 ◆6番(森和之君) 関連になるかもしれませんが、この2024年度からインバウンドのほうが動き出すとおっしゃいました。目安的には2024年度で、結果を出すことの目安かもしれませんが、自分の感じではANA総合研究所というのはかなりレベルの高いものですよね。そのレベルの高いもののノウハウを2024年度までに高梁市の職員とか観光協会とかが本当に吸収できて、それをまた独自に展開できるかという心配なんかがあるんですけど、それに関してはどうでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) ANA総研のノウハウを観光協会また職員がちゃんとマスターできるかというようなことでございますが、当然その関係で来ていただいております。職員とも活発な意見交換も行っておりますし、一緒に行動しているというようなこともございます。そういうあたりでは、しっかりつなげていくのがこれからの課題でもありますし、今までもつないできたところでございます。東京オリンピックやパラリンピックも終わりましたが、これから先ワールドマスターズゲームズや瀬戸内国際芸術祭、そういった行事も考えられておりますので、高梁市をPRし、高梁市に関心を持っていただく。そして、高梁市に来てお金を落としていただく、観光していただくというようなことを考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 森和之君。 ◆6番(森和之君) ありがとうございました。主導権は高梁市が握るというような形で、また地域の人間と接していただいて、トラブルのないようしっかりと事業を進めてください。以上です。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。 倉野嗣雄君。 ◆14番(倉野嗣雄君) 224ページの住宅リフォーム補助金の内容を教えていただきたいのと、専門家派遣事業補助金は、どういうことをされたのかお願いします。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) お答えをいたします。 住宅リフォーム補助金でございますけども、こちらはコロナ禍の中で新しい生活様式をというようなことで、この事業に取り組んでおります。20万円以上のリフォームで10%を補助しております。上限を30万円にさせていただいておりますが、令和2年9月14日から令和3年1月29日の間、申請を受け付けたところですが、実績として155件、2,295万円の補助金をお支払いをさせていただいております。 それともう一点なんですが、専門家派遣事業補助金354万7,467円でございますが、これは商工会議所、商工会へコロナの専門の相談窓口や支援員を配置するために補助金を交付したものでございます。以上です。 ○議長(宮田公人君) ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は第8款土木費の質疑を行います。 まず、石井聡美さんの質疑を願います。 石井聡美さん。 ◆8番(石井聡美君) 236ページの立地適正化計画修正業務委託料についてお伺いしたいんですけれども、立地適正化計画、以前より災害を受けての修正に入っているということだったんですけど、随分長くかかってるなという印象もあったので現在の進捗と、それから今後どうなっていくのかっていう予定をお伺いしたいっていうことと、それからどういった修正になっているのかっていう内容についてお伺いできるでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) お答えさせていただきます。 まず、先に修正内容のほうを説明させていただきます。 本市では、平成27年から立地適正化計画の策定に着手しております。平成29年3月に都市機能誘導区域を決定し、一部公表させていただいております。平成30年度に居住誘導区域を決定し、計画全体を完成させる予定でございましたが、7月豪雨によりまして居住誘導の予定区域内で土砂災害や浸水被害が発生し、策定を見送った経緯がございます。立地適正化計画の修正業務の委託の内容につきましては、市の復興計画や岡山県が令和2年に行いました土砂災害特別警戒区域の設定及び浸水想定区域の設定を受けまして、居住誘導区域の見直しを行うために業務委託したものでございます。 立地適正化計画の進捗状況でございます。 現在、立地適正化計画の修正業務の委託は完了しておりますが、昨年、改正都市再生特別措置法の施行によりまして、居住誘導区域の災害リスクに対して立地適正化計画に防災指針を定めることが必須となりました。このために、本年1月に防災指針の検討業務を委託して、その作成を進めております。現在、岡山県や中国地方整備局と協議を行っておるところでございます。今後、年内に立地適正化策定協議会に諮るとともに、パブリックコメントを実施し、年度内に策定公表を予定いたしております。まだ時期は未定でございますが、市議会全員協議会等に説明させていただく予定としておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 次に、伊藤泰樹君の質疑を願います。 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) 同じページの13委託料なんですが、測量設計委託料ということで1,089万円上がっております。この内容を見ると、④の説明書で読むと島木川内水排除整備事業だということで説明いただいております。この島木川の周辺も平成30年7月豪雨災害で甚大な被害が出たところではあるんですが、この説明を読むと今後の対策案の具体化を行ったということで文書くくられとるんですが、具体化が行われたんであればその成果物であったり、その成果物だけではなくってそれが広報されるべきではないかと思うんですが、その辺についてはどうなっておりますでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) お答えさせていただきます。 この成果物の名称でございます。これは、島木川内水排除整備事業成羽町成羽地区内水対策検討業務という委託業務でございます。これは、平成30年7月豪雨で浸水した成羽町成羽地区の排水区域等の調査を行いまして、平成30年7月豪雨災害のデータによりまして再計算を行って、新たな内水対策案の検討を行ったものでございます。この検討結果につきまして、事業計画を行う中で今後地域の方にお知らせをしたいと思っております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) 今、地域住民の方にも説明したいというお答えがあったんですが、平成30年7月豪雨災害の後、甚大な被害が出たときに西部土木事務所であったり地域局、それから最後は市長も来ていただいて説明されていたところではあるんで、本当に十分に地域に呼びかけて、参加も呼びかけながら説明していただけることを申し添えておきます。 ○議長(宮田公人君) 次に、森和之君の質疑を願います。 森和之君。 ◆6番(森和之君) 240ページになります。 13番委託料の中で、吹屋地域空間デザイン委託料について。吹屋地域のコンセプトプランと、旧吹屋小学校校舎周辺整備計画の具体的な説明を求めます。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) お答えいたします。 さきの森上議員さんの通告の中でもコンセプトプランというようなことで御答弁をさせていただいておりますが、このコンセプトプランは吹屋地域の歴史と文化を生かした観光振興、地域経済の活性化を目的としまして、旧吹屋小学校を核とした、将来を見据えた吹屋全体の魅力あるまちづくりを推進するために作成をいたしました。今回の委託業務につきましては、校舎保存修理の完了時期に合わせまして、親水公園を含みます周辺の整備計画と重要伝統的建造物群保存地区を中心とした吹屋地域全体のコンセプトプランをつくっております。 内容といたしましては、有効な案内看板設置や、旧吹屋小学校へのルート整備、それから公衆用トイレの整備など、誘客に向けて今後整備が急がれるものから優先順位をつけてございます。コンセプトプラン及び吹屋周辺整備計画につきましては、現状を調査した上で、地域住民と議論を交わらせながら作成いたしました。以上です。 ○議長(宮田公人君) 森和之君。 ◆6番(森和之君) 委託先は、市のほうで考えられたんですか。要するに、よく委託委託と言うんですけど、この業者と、吹屋地域もしくは高梁地域の実情とか歴史とか文化とか、そういったことに本当に詳しいようなところに委託されてますか。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) 委託先のお尋ねでございます。 この委託先なんですが、京都のほうの会社にお願いをしております。この会社につきましては、町家ステイ吹屋千枚の建築デザインも手がけられた実績を持っておられますし、吹屋全体の特異な環境なども知識も豊富でございます。ワークショップという手法を用いて、住民を巻き込んでの計画策定をされております。言うてみれば、この計画策定の手法なんですが、自身の設計を押しつけることなく、地域の意見を踏まえて計画を形にされるのが特徴でございます。以上です。 ○議長(宮田公人君) 森和之君。 ◆6番(森和之君) 分かりました。自身の設計を押しつけることなくと言われましたが、少し親水公園なんかどうなのかなということなんか、僕、思っておりますし、委託先というのはこれから先重要になると思いますので、高梁市の地域、実情に合ったものを本当に理解して、高梁市に寄り添うような委託先の決定をお願いします。以上です。 ○議長(宮田公人君) 次に、石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 先ほど、石井議員から質問があったところと同じところです。立地適正化計画修正業務委託料が約220万円出てます。そもそも立地適正化計画ができて議会でも論議をされました。たしか図書館を建てるために立地適正化のお金を6億円だったか8億円だったかいただくために2,000万円のコンサルタント料ですか、計画をつくっていただくためのお金を払ってつくっていただいて、その後、豪雨災害が起きて、居住誘導区域と災害の危険があるところが重なるということで、この立地適正化計画の見直しが今進められている途中であるというふうに認識をしているところであります。 国交省は、現状の把握と分析を行い、課題を整理するということであるわけなんですけれども、一つはどういうふうに課題を整理をされようとしているのか、それから資金的には今まで幾らかかっているのか、今後幾らかかるのかっていうところをまず教えていただけたら。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) お答えさせていただきます。 立地適正化計画を今定めております。居住誘導区域の設定等もします。今、議員が申されたように、高梁市では平成30年災を受けたということで見直しを行う中で、市が計画しております防災復興計画や岡山県が設定しております土砂災害特別警戒区域の設定や浸水想定区域を設けて、それらの課題をクリアした中で計画を進めるものでございます。 今申されました委託料でございますが、今までかかった委託料が、平成27年から手がけておりまして、全部で1,461万4,400円となっております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) じゃあ、先ほどの質問の2,000万円は間違いでした。ごめんなさい。1,400万円余りがかかっているということであります。課題整理すること自身が、災害だけでなくって、それ以外のところの説明をもう少ししていただきたいなと思うのですが。それからすいません、議長、ここの土木費で、私、もう一問、書いてないのを質問しようと思ったら、ここでしとかないとできなくなりますよね、3回しかできませんから。 ○議長(宮田公人君) そうですね。 ◆10番(石部誠君) じゃあ、もう一問併せて。 232ページの上から2つ目の工事請負費のところで発生土盛土工事費、それから234ページの13委託料のところで建設残土管理業務委託料。どこで質問するのがいいのか分からなかったのでここでさせていただきます。 7月に熱海で盛土による被害が起きています。それで、岡山県でも高梁市の大規模盛土造成地マップというのを発表して、例えば吉備国際大学のところとか阿部の井谷の市の分譲住宅地のあたりがそこにあるんですけれども、そこが危険だということではないんですけれども、この建設残土とかしゅんせつによる土などを捨てるところについて、どういう工事が行われるのか。それから、そこが安心な形で行われているのか。 それともう一つ、ここでどういう形で質問するんか悩んだんですけれども、過去に例えば高梁市で盛土をしているところで、そういった調査をしたりしているところがあれば教えていただきたい。この2点をお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) お答えさせていただきます。 立地適正化計画の課題というようなことを議員申されましたが、高梁市の立地適正化計画について言わせていただきたいと思います。 都市計画区域を対象に、都市機能誘導区域、居住誘導区域を定めて、誘導施設や具体的施設により都市の集約を図るものでございます。本市は、市域が広く、都市計画区域が市域のごく一部に限られてるために、市域全体と都市計画区域の2つの視点から将来の都市構造等を検討する計画といたしております。そういうことで御理解いただきたいと思います。 あと、232ページの発生土盛土工事でございますが、これは4車線化工事で、現在、岡山自動車道から残土が出ております。その関係の盛土部分を市が請負に出して工事をやっております。その費用がここに書いてある費用でございます。 次に、建設残土管理業務委託料でございます。これは、市内の私有地といいますか会社の土地に残土をちょっと置かせていただいております。それの管理料の費用をここに充てております。 盛土の調査の御質問であったと思いますが、現在、残土を持った盛土の調査は行っておりません。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 今、急遽割り込みを許可いたしましたけれども、基本的には通告ということでありますので、私の判断もまずかったですけれども、後段のことについてはそういう形で処理をいただきたいと。そういう形というのは、通告が主として質問をいただきたいと思います。 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 同じ科目のところで3回しかできませんので、やむを得ずこういう形でさせていただきました。 立地適正化計画で、先ほど部長さん説明されました、誘導する区域ですよね。これ、誘導する区域っていうことがあるということは誘導される区域があるということです。それで、そういったことで、今までも誘導される区域についてどうするんかっていう論議もありますので、そこについてはしっかり見直しをしていただける、支えていただけるようにしていただくということがあります。それで、そこについても御答弁があればお願いいたします。 それから、安心・安全のために、盛土で言えば危険ですので、今後こういったことが次々起きてくるわけですから調査をしていただきたい、過去にわたっても調査をしていただきたいと思うんですが、2点よろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) お答えさせていただきます。 立地適正化計画の関係の機能誘導の施設についてでございますが、これをするときには当然議会のほうにもお諮りすることになると思いますので、その時点でよろしくお願いいたします。 あともう一点、盛土の件でございますが、議員言われましたようにもう一度確認等をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
    ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、以上で土木費の質疑を終わります。 ただいまから10分間休憩いたします。            午後1時46分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時56分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 次は、第9款消防費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第10款教育費の質疑を行います。 まず、川上博司君の質疑を願います。 川上博司君。 ◆16番(川上博司君) 254ページの小学校費の繰越明許費6,915万5,000円、そして258ページの中学校費でも繰越明許費が2,957万9,000円とかなり高額になっております。この内容と今後の状況がどのようになったのかということをまず1点お尋ねをしたいと思います。 次に、269ページの社会教育総務費でございますが、これは補正予算額を上回る3,383万2,468円の不用額が発生をしておりますので、その原因についてお尋ねをします。 そして、275ページの図書館費でございます。これも補正予算額を上回る83万3,518円の不用額が発生しておりますので、その原因についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 上森教育次長。 ◎教育次長(上森智子君) それでは、お答えさせていただきます。 まず、小学校費と中学校費の繰越明許費のお答えですが、こちらにつきましてはいずれもコロナ対策関係の予算でございます。 まず最初に、小学校費でございますが、学校管理費と教育振興費の2種類がありまして、学校管理費のほうは学校保健特別対策事業に係るものでございます。こちらは、令和2年3月に全国一斉休校した後、学校再開に向けて国が支援する事業でございまして、9月にも6月に成立したこの予算によりまして対応させていただきましたが、1月に3次の国の補正予算が成立しましたので、3月補正予算に計上して繰越対応としたものでございます。 内容としましては、需用費で感染症対策の消耗品であるとか網戸、換気扇の取りつけ、それから備品購入費ではテントや扇風機等を予定していたものを繰り越したものでございます。 それから、教育振興費の繰越明許費でございますが、こちらにつきましては新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とする事業でございます。こちらも3月補正に予算を計上して繰越となったものでございますが、内容としましては委託料の2,395万3,000円、こちらはミライシードと言いまして、教師、児童が利用する学習ソフトで、ドリル学習や生徒の学習の分析が可能となるシステムの整備委託料と、備品購入費、こちらにつきましては普通教室の電子黒板を整備しております。 中学校費につきましても、繰越明許費2,957万9,000円、それぞれ学校管理費と教育振興費がございますが、同じ内容でございます。 学校保健特別対策事業につきましては、各学校のほうへ予算を配分しておりまして、校長の判断で現在執行中でございます。それから、ICTの推進事業につきましては、ミライシードのソフト、電子黒板は整備済みでございます。あと、家庭でのフィルタリングの追加をさせていただいてるところでございます。年度中には執行できる見込みです。 それから、社会教育総務費のまず補正予算の御説明でございますが、社会教育総務費につきましては生涯学習関係、文化関係、その他施設管理費など多くの項目を含んでおります。今回、補正をお願いした内容も多岐に及んでおりますが、金額的に大きいものについて御説明をさせていただきます。 まず、旧吹屋小学校の保存修理工事管理事業でございますが、これは継続費の関係で3月に令和3年度のものを前倒しして補正をさせていただいたと思いますが、これが7,800万円。それから、成羽文化センターの廃棄物の運搬処理委託料が必要となったので、これが180万円で、合わせまして補正の増額する部分は8,000万円程度でございました。あと、減額補正をさせていただいたのは、人件費の関係と、あと成羽複合施設の各種工事の執行残、それから川上総合学習センターの改修工事の設計業務の入札残。その他、イベントの委託であるとかフェスタなど、見込んでいたものができなかったので3月に減額補正をさせていただいております。この合計が4,860万円ほどありますので、先ほどの8,000万円との差額が補正予算となります。不用額につきましては、成羽複合施設の関係でございますけど、それぞれ繰り越したものの執行残、こちらにつきましては減額補正ができませんので、そのまま2,000万円ほど残となっております。あとは、文化連盟の補助金であるとか、その他執行残の積み上げでございます。 続きまして、社会教育総務費、図書館の関係でございます。 こちらの補正予算の内容でございますが、12月補正で駅東の第2駐車場の身体障害者区画の水たまり解消のための修繕工事費を補正させていただきました。あとマイナスとしましては、コロナによって研修会が中止になったものや、図書館の移転業務の委託料の執行残で、プラス・マイナスしますと82万6,000円でございます。 不用額につきましては、それぞれの費目の執行残でございますが、先ほど補正で増をいたしました図書館の修繕料につきましては、工事費のほうで執行をしております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 次に、金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) 250ページの会計年度任用職員報酬についてであります。 特別支援教育支援員の人数、それから配置の効果、どのようにこの評価をされておられるのかをお伺いしたいと思います。 それから、同じ250ページのGIGAスクール構想による市内小・中学校の児童・生徒の学習状況、この構想によってどのように教員の負担軽減がなされたのか、そういったことをお伺いしたいと思います。 それから、258ページに図書購入費について、小学校、中学校の図書購入費の積算基礎についてはどのようになっておるのか、また地方財政措置との関連について教えていただきたいと思います。以上です。 ○議長(宮田公人君) 小田教育長。 ◎教育長(小田幸伸君) 会計年度任用職員報酬の件について御答弁いたします。 特別支援教育支援員の人数ですが、小学校で13名9校、中学校で6名5校でございます。 効果のほうでございますが、これは特別支援学級と通常の学級と両方に入っております。特別支援学級のほうですが、特別支援学級には同じ学級でも様々な障害の種類でありますとか程度というものがありまして、それぞれ学習内容が一人一人違うというようなこともありまして、そうしたものを複数の教員で行いますと個に応じた指導ができやすくなるということで、大きな効果を生んでおります。また、通常学級につきましては、1人の教員が全ての子供を相手に授業をしていくわけですけれども、そうした中にも特別支援を必要とする子供さんがおります。そうした子供さんに対して、支援員のほうが個々に対応したり、あるいは複数おられる場合は複数の子に対応したりして、きめ細かな指導をすることができまして、授業がスムーズにいきましたり、また理解度が上がったりするという効果を生んでいるところでございます。 また、GIGAスクール構想による市内小・中学校の児童・生徒の学習状況と教員の負担軽減でありますけれども、まず学習状況として使用頻度でありますけれども、毎日使用、週複数回使用というふうなものを合わせて、市内小・中学校で95.3%がそのような使用になっております。また、1学期終了時点で、市内の小・中学校、全学校、全学年で100%の利用開始をしているところでございます。 内容的には、Google for Education、または先ほどありましたミライシード、そういったものを使いまして、文書の作成、表計算、プレゼンテーション等をはじめ、宿題の配信、回収等を行ったり、また一斉学習、個別最適化学習等を行ったりしているところであります。 GIGAスクールのサポーターの支援が各校で非常に今効果を上げておりまして、各校ではこの支援によりましてどんどん前進しているという状況であります。ただ、教員の負担軽減ということにつきましては、校務支援ソフトが今年から入っておりますので、前半の部分ではその使い方でありますとかそういったものに少し時間のかかるところがありましたが、もう既に現在では軌道に乗っておりまして、残業時間等も昨年の同時期と比べまして少なくなっているということで、教職員の負担軽減はある程度できているというふうに評価しているところでございます。以上です。 ○議長(宮田公人君) 上森教育次長。 ◎教育次長(上森智子君) 続きまして、図書購入費についてお答えいたします。 小・中学校の図書購入費の積算根拠ということでございますが、決算書に記載されています図書購入費につきましては、地方交付税の基礎数値を基に措置されたものと、それから伊藤謙介氏からいただいた寄附金で成り立ちます教育振興基金を財源として措置されたものを加えたものとなっております。それで、学級数によって配分をいたしております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) 1番の特別支援教育支援員の小・中19名ということで、いていただくことによって障害を持つ子供たちへのそういった学習効果が高いという、これからもそれを存続させていただきたいというふうに思っております。 それから、2番のGIGAスクール構想についてですけれども、先ほども御説明がありましたように、若干今年度配置したソフトに対しての混乱もあったように聞いております。これが今のお話では大分教職員の皆さんも活用ができるようになっているということで、これからしっかりとこれを基にして、万が一学校閉鎖が起きたときにも対応ができるようにお願いをしたいというふうに思っております。 それから、図書についてなんですけども、今朝の朝日新聞に中学生のアンケートがちょうど出ておりました。1冊も読まない生徒が35名というようなことでありましたので……。 ○議長(宮田公人君) 金尾議員、関連になりますから、的確な質疑をお願いします。 ◆1番(金尾恭士君) すいません、分かりました。そういった子供たちの図書購入費の積算、図書の配置です。これが、私も経験上、やはり古い本がまだまだたくさんあるというふうに思っております。そういったことも考えて、学校図書館の配置率というんでしょうか、そういったものを的確に行っていただきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 次に、石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 276ページにあります駐車場管理委託料についてであります。 備中高梁駅の東西に駐車場が何面かありまして、料金体系も3種類だったか4種類だったかの料金体系があったりします。それで、もともと倉敷の駅周辺の駐車場料金も高いとかというようなこともありますし、それからほとんど使われていない駐車場があります。費用対効果、それからまた今後このまま駐車場として管理していくのかどうかを、今回の決算から見てどうなのかというのをお答えいただけたらと思います。 それから、278ページのCCCに指定管理をお願いしております委託料についてであります。 今年で5年になり、委託内容と運営結果をどういうふうに今総括されて、3番の来年以降、どういうふうにしていこうとするのかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 上森教育次長。 ◎教育次長(上森智子君) それでは、図書館についてお答えをいたします。 まず、駐車場の管理でございますが、図書館の駐車場としましては図書館利用者に合わせた設定ということで、入庫が8時半から午後9時、出庫は24時間としているため、利用可能時間などが他の駐車場とはルールが違っております。それぞれに用途や狙いが異なるためのものでありまして、入り口の看板等には料金表示を明記した上で運営をしております。 現在の状況でございますが、令和2年度の稼働率でいきますと、日当たりが駅西の20台の駐車場でいきますと108.4台、それからNTT、駅東の第1のほうですが、こちらは71台止められますが、日当たり23.4台数。それから、駅東の第2が42台止めれますが、日当たり69.2台ということです。いずれにしましても、令和元年度から見ますと少なくなってる状況です。これは、コロナの関係もあるかと思います。 また、年間、観光協会のほうへ委託を出しておりますが、そちらとの費用対効果といいますと、まだまだ料金のほうはそこに見合ってないものになっているかと思っております。これまでも第1につきましては図書館の職員の駐車場に貸し出したりとか、それからマルシェ等のイベントを行ったり、それから1日最大料金を800円に設定したりとかということで、駅東のほうへ誘導するような狙いでいろいろと対応策を実施してきたところでございます。来年度以降につきましても、駐車場としてはそのまま継続はしたいと思いますが、利用されるように、例えば観光シーズンなどの誘導、駅のほうへ止めていただいて、備中松山城なり吹屋へ行っていただくような誘導ができればと思っております。 それから、図書館の指定管理でございますが、本市が求める管理運営の基本指針6項目に対して、CCCからは朝9時から夜9時までの年中無休の運営を柱に、人が集まる場所での学習意欲の増進やにぎわいの創出を図る提案が提出されて、これを実施することを前提で管理運営をお願いしているところでございます。開館以来、これまで5年間、端的に申し上げますと着実な成果、大きな成果を上げていただいていると考えております。毎月の運営報告であるとか、それから毎年度、図書館協議会による外部評価なども行いながら、常に運営を注視しております。スタッフの対応がよかったり、真摯な取組ということで、アンケート結果でも高評価を得ておりますし、実績として年平均で50万人以上の来館者であるとか、イベント等も令和元年度におきましては年間226回もしていただいております。また、ボランティア団体との連携であるとか、地域行事への積極的な参加であるとか、行政や商工関係者との連携もしていただいているところで、親しみやすい図書館づくりによるにぎわいの創出に努められていると思っております。 また、貸出冊数におきましても、平成27年度では年間7万9,961冊、令和元年度では20万3,108冊、令和2年度については18万2,658冊となっておりますが、これも大きな成果だと思っております。 そういったことを加味しましても、残りの指定期間もそのまま同様に運営をしていただきたいと思いますし、来年度以降についても、12月議会でも申し上げましたとおり、CCCとの指定管理を継続することを軸に検討していきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は第11款災害復旧費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第12款公債費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第14款予備費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、以上で一般会計歳入歳出決算の質疑を終わります。 次は、国民健康保険特別会計決算のうち、まず事業勘定の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は直診勘定の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次はへき地診療所特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は後期高齢者医療特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は介護保険特別会計決算のうち、まず事業勘定の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次はサービス勘定の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は養護老人ホーム特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は特別養護老人ホーム特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の質疑を行います。 小林重樹君の質疑を願います。 小林重樹君。 ◆13番(小林重樹君) 402ページの住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算でございます。 これは、特別会計廃止による一般会計への繰入れということで、このようなことに上がっていると思いますが、ここで上がっている収入未済額が8,049万7,000円という額がありますが、これの詳しい説明を求めるのと、それともう一つは収入未済額について令和3年度から一般会計に繰り入れられるわけでございます。この一般会計において、どのような処理、どのような取組を行うのか質問いたします。 ○議長(宮田公人君) 赤木市民生活部長。 ◎市民生活部長(赤木和久君) それでは、お答えをさせていただきたいと思います。 住宅新築資金の貸付事業でございますが、この事業は歴史的、社会的な理由によりまして生活環境などの安定、向上が阻害されている地域の住環境の改善を図ることを目的に、昭和41年度から平成7年度の間に行われた事業でございまして、合併前の旧市町が行ったものでございます。 最終的なトータルの貸付件数でございますが、153件で金額が5億5,981万円ということでございます。令和2年度末の状況というのは、この決算のとおりでございまして、議員申されたように8,000万円を超える収入未済、滞納があるわけでございます。26件の滞納ということでございます。 これにつきまして、今後の取組についてのお尋ねでございますが、収入未済金、滞納額につきましては、引き続き債務者個人ごとの残高を適切に管理をさせていただきます。これまでと同様に訪問や郵便による督促などを続けてまいりたいと思っております。 ここに収入済額で200万3,804円の計上がございますが、こういった方々が計画的に納付いただいている状況でございます。令和2年度中にもお一人の方が完納されておりますし、今年度も現時点で1名の方が完納されているということでございます。引き続きこういった納付勧奨など、特別会計で処理していたときと同様に一般会計でも実施してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は畑地かんがい事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は地域開発事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は巨瀬財産区特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は宇治財産区特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は有漢財産区特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は実質収支に関する調書、財産に関する調書の質疑を行います。 金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) 令和2年度の実質収支額をどのように評価をされているのかをお伺いしたいと思います。7億円という実質収支、どのように今年度の評価をされたか、それを教えていただきたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) お答え申し上げます。 まず、実質収支でございますが、歳入決算額から歳出決算額を単純に差し引いた額、こちらは形式収支と申しますが、この額からさらに翌年度、今回の場合令和3年度へ繰り越す財源を差し引いた額でございます。つまり、地方公共団体の純余剰金、または赤字の場合ですけども純損失金を意味することとなり、財政運営の状況を判断する重要なポイントとなっております。この実質収支の額、多ければ多いほど翌年度に使用できる繰越金が多くなり、翌年度一般財源が確保しやすくなるという効果もある一方で、この金額があまりに多いと結果的に当該年度の不用額が多額になるということになってしまいますので、予算づけが適切なのかどうかという御批判にもつながるものでございます。 一般的に、この実質収支の黒字額につきましては、標準財政規模の3%から5%程度が望ましい水準と言われてございます。この水準を令和2年度決算に当てはめてみますと、一般会計の実質収支額、今議員から御紹介いただきましたように7億186万円でございます。これを本市の標準財政規模、約135億円で割りますと、その比率は5.2%となっておりまして、一般的な水準に照らして適正規模であるというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) ありがとうございました。よく聞く言葉で、教えていただきたいんですが、実質単年度収支、令和2年度の高梁市の実質単年度収支というのは、どういった数字になっておりますでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 藤澤副市長。 ◎副市長(藤澤政裕君) 単年度で考えるということになりますと、実質収支から、いわゆる財政調整基金等からの繰入れをたくさんして黒字になったというのは本当の黒字ではないと。その分を差っ引いた後、残りの額が今言われる単年度収支になるということでございます。額としては、黒字か赤字かというのはありますけれども、財調との増減、それからそういった投入資金というか積立金との見合いの額でありますので、両方足したらバランスが取れてるということでございます。どちらにしても、単年度収支が赤字よりは黒字がいいというのは間違いがないところだと思っております。 額につきましては、後ほどまたお答えをさせていただきます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、以上で認定第1号の質疑を終わります。 次は、認定第2号の質疑を行います。 宮田好夫君の質疑を願います。 宮田好夫君。 ◆12番(宮田好夫君) 国民健康保険成羽病院事業会計です。 事業決算書の3ページから損益計算書があって、5ページのところに当年度純損失が1億340万円余り。前年度繰越欠損金を足せば、当年度未処理欠損金が9億8,200万円余りあって、その次のページの4の項に欠損金処理計算書ということで今の中身が書かれています。この欠損金が、ずっと積み立ててきて9億8,200万円余りあるというのが本当に健全な会計なのかなというふうなところに一つ疑問があって質問させていただきました。 それから、1億円余りの損失が出ているわけなんですが、事業報告書を見れば利用者の方が減られてるという中身がございまして、それについては監査委員の報告書の中に報告があったわけなんですが、この中身については一番最後にあるんですが、合併当時の平成16年は入院患者が4万1,000人余り、外来が約8万人で、12万余りの方が利用されたと。新病院を建設されたときの後の平成26年では、入院患者が2万5,000人です。それから、外来が4万7,000人ということで、7万2,000人余り。令和2年度に至っては、入院患者が1万8,763人、外来患者が5万2,495人ということで7万1,258人と、確実に利用者の方が減ってるという状況。それは、人口減少があったり、それから医療制度の改正があったりしたわけでございましょうけども、そうはいっても経営改善に向けてどのような努力をしていくのか、あるいは利用者の減をどのように考えているのか、そこのところをお聞かせいただきたいと思います。 それから、職員数の調べが13ページにあったわけなんですが、看護師のところが5名退職されて3名採用されたということで、実質2名減というふうになってます。これらについては、病院の医療に対して影響があるんではないかというふうに思いますので、その後どのようにされているのか、補充がなされたかどうか、そこについて3点ですがお聞きをいたします。 ○議長(宮田公人君) 渡辺病院事務長。 ◎病院事務長(渡辺丈夫君) お答えさせていただきます。 1点目が病院事業について健全な状況であるのかという御質問でございます。 僻地医療を担います公立病院につきましては、赤字経営が多い傾向にございます。本市の病院事業会計におきましても、医業収支、経常収支ともに損失が何年も続いておるということから、健全な状況というふうには捉えてはございません。ただ、繰越欠損金につきましては、各事業年度の損失額の累積でございまして、減価償却費など現金の支出を伴わないものも含まれてございます。繰越欠損金が事業全体の資金不足に直接つながるというものではないという御理解をいただければと思います。 なお、資金不足比率報告書のほうで御報告させていただいてございますように、資金不足のほうは生じてございません。 また、監査の決算意見書の中でも御整理いただいておりますが、経営成績を示します主要比率で見ますと、経営比率では類似団体の平均値を下回るものの、経営の健全性や安定性を示します財務比率におきましては類似団体の平均値に比べ優良な値を示しておるという状況でございます。 しかしながら、持続可能な病院経営のためには、経常収支の改善は必須であるというふうには考えてございます。公認会計士等にも御助言いただく中で、コロナ禍におきます経営改善につきまして取り組んでまいりたいというふうに考えております。 それから、2点目、利用者の減少のお話でございます。 患者数の減少につきましては、新型コロナウイルス感染症が主な原因という形で整理をさせていただいてございますが、地域の人口減少も根本的な要因であるというふうに分析をいたしております。特に今4階の病床をコロナ対応に使っておりますので、通常の療養の患者さんが使えないという状況がございます。 経営改善につきましては、コロナ患者受入れの課題がございますが、まず病床稼働率の向上に努めなければならないというふうに考えてございます。また、病院改革プランの見直しを進める中で、経営改善とともに病院の機能の向上を図ることで地域に信頼される病院を目指し、利用者の増加というところにつなげていきたいというふうに考えてございます。 最後、3点目、看護師の不足についてでございます。 看護師不足につきましては、御質問のとおり慢性的な課題でございます。令和3年度で退職補充と不足という形で4名の採用を予定してございましたが、採用については、結果、再任用を含め3名しか獲得できませんでした。1名減のまま、現在も随時募集という形で募集を行ってございますが、今のところ応募がないというのが現状でございます。 また、年度途中で臨時職員1名が正職に変わってございますが、年度途中で正職1名の退職もございまして、1名不足という状況は変わってございません。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 宮田好夫君。 ◆12番(宮田好夫君) 分かりました。いずれにしても高梁市の西地区の重要な拠点病院でありますし、それから診療所も担っているわけですから、経営改善に向けては頑張っていただきたいということを申し上げておきます。以上です。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は認定第3号の御質疑を願います。 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) 認定第3号の令和2年度水道事業特別会計決算について、この中で有収率が78.4%、前年から約2%落ちております。監査意見書のほうにもあるんですが、事業経営の重要な指針である有収率が78.4%、前年から1.94ポイント落ちてるということが指摘されております。これが経年劣化によるものが大きいということは前にも書いてあるんですが、この点についての検討についてお聞かせいただきたいのが1点と、もう一点、収益的収支、ページで言えば15ページなんですが、その中で通信運搬費で電話料金が1,300万円余上げられております。これについての説明を求めます。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) お答えさせていただきます。 有収率の件ですが、今議員申されたように昨年度に比べても落ちております。原因は、今申されたように老朽化もありますし、冬期の凍結によるものも影響しております。有収率を上げることが水道の安定経営につながるということなんで、この有収率を上げることに今も尽力しております。これからもこの有収率を上げるように努力していきたいと思っております。 もう一点、御質問のあった15ページの通信運搬費の関係でございます。 これは、配水池等に電話連絡といいますか連絡する通信料、その関係でございます。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) すいません、通信料の説明が詳しく分からないので、もう一度詳しく教えていただきたい。説明書のほうで見ると令和2年度は出てきますけど令和元年度は出てきてないですよね。それも含めて、もう少し詳しい説明をお願いします。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) 手元で精査させていただきますので、お時間いただきたいと思います。 ○議長(宮田公人君) ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は認定第4号の御質疑を願います。 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) 下水道についても同じ内容でお伺いするんですが、ここも有収率が71.6%、前年と比べると13.3%大幅に減少しております。これが、下水道のほうの特別会計が面白いところがあるというかおかしいと思われるところが、これは総人口であったり区域内人口が減ってるにもかかわらず、処理量であったりというものは増加しているということがあるんですが、これについての検討がありましたら御説明をお願いします。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) 有収率の関係でございます。 この有収率につきましては、水道料で料金徴収いたしております。料金の徴収のほうはそれでするんですけど、実際に浄化センターで処理する量が多いんで、有収率的にはこういう数字になってまいります。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 伊藤泰樹君。 ◆5番(伊藤泰樹君) ですから、ここまで下がってくると、水道料で積算してるという話もあったんですが、見直しであったり、何か改善策を求めるべきかと思うんですが、その辺はどうでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) 改善策でございます。 これにつきましては、どうしてここまで料金が違うのかということは日々検討はいたしておりますけど、これといったものが今突き止められておりませんので、研究させていただきたいと思っております。以上です。 ○議長(宮田公人君) ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、認定第4号の質疑を終わります。 質疑の途中でありますが、ただいまから10分間休憩をいたします。            〔監査委員 大月一郎君、監査事務局長 加藤睦実君 退席〕            午後2時39分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後2時49分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 先ほどの質疑におきまして答弁漏れがございましたので、執行部の答弁を願います。 藤澤副市長。 ◎副市長(藤澤政裕君) 先ほど、金尾議員からの実質単年度収支についての御質問がありました。数字の確認をいたしましたが、2億4,400万円余りの黒字でございます。以上です。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) お答えさせていただきます。 先ほどの水道料金の電話料金についてでございますが、これは今年度からこの会計に簡易水道が加わってまいりました。これに配水池をテレメーターで24時間監視しております。それの電話料金でございます。以上です。 ○議長(宮田公人君) 次は、議案第88号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は議案第89号の質疑を行います。 まず、川上博司君の質疑を願います。 川上博司君。 ◆16番(川上博司君) これは、過疎地域持続的発展市町村計画の策定についてでございますが、別添の過疎計画の40ページの第6章に生活環境の整備ということで上下水道施設の整備・管理の現状と対策というのが触れられております。この市町村計画というのは、新過疎法が制定をされて、それに伴って市町村が計画をつくらなければいけないという計画でございますけれども、上水道事業に簡水が統合されるに当たりまして、当初から簡易水道事業では建設改良事業につきまして起債が使えたのに、統合されると改良事業に起債が使えないという課題がありまして、当時から統合する期間も延長してほしい、プラス起債が使えるようにしてほしいということを市長も度々陳情に行かれて、私も当時の倉野元議長と一緒に与党の国会議員、特にこれ、国会では総務委員会が所管しておりましたので、当時の衆参の総務委員長の事務所にも陳情にお願いに行った経緯もございます。実際、新過疎法が制定をされて、上水道事業についての改良事業につきまして起債が使えるようになったのかというのを確認したいんですけれども、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 近藤市長。 ◎市長(近藤隆則君) 私のほうからお答えをさせていただきます。 これは、平成25年以降の話になりますが、いろいろ陳情要望させていただきました。谷合先生、それから桝屋先生にも大分聞いていただいたと思っておりますが、結果として、まずは水道事業債というものが使えますよと。これは統合後の水道事業についてですが、それで1つ前進をいただいたところでございますが、交付税算入というのがないというところで交付税算入を求めた。そして、次には新過疎法による過疎対策事業債を認めてほしいということもお願いをさせていただきました。今回の新しい過疎新法については、過疎対策事業債というものが統合後の水道事業債に従前どおり50%充当できるということになりましたので、旧簡易水道区域においては従前どおり交付税補填のある事業で推進ができるということになっております。ただ、これに加えて、いわゆる簡易水道エリアでありますから、どうしても資本費が高うつきます。その資本費算入についてはまだ実現できておりませんので、引き続きお願いを申し上げたいということを加えさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(宮田公人君) 次に、金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) それでは、私のほうからは13ページの地域の持続的発展の基本方針、ここで高梁市の畑地かんがい施設の位置づけを今後どのように考えているのか。 そして、37ページの交通施設の整備・管理、この山間地の市道改良と安全・安心な通行を確保するための交通安全対策についてどのようにお考えになっておられるのか。 そして、38ページの公共交通手段の確保ということで、一般タクシーを公共交通として位置づける施策とは、具体的な説明をお伺いしたいと思います。 それから、41ページの循環型社会の形成、ごみ分別の徹底の具体的な目標値を高梁市はどのように考えておられるのか。また、関連しますが、地域との連携を、これをどのように考えておられるのか、それについて、4番と5番、お聞きしたいと思います。 それから、45ページ、6番の市営住宅の、これは倉野議員も有漢の市営住宅について先日御質問されておられましたけれども、効率的な管理方法の検討というふうにここには書いておられますが、この具体的な御説明をお伺いしたい。 それから、61ページ、教育体制・環境の整備、学校統廃合の具体的な計画、それから、県立高校の今後の在り方を市としてどのように県教委に要望していくのか、また市立高校の今後の在り方、こういったことについてお伺いしたいと思います。以上です。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) 失礼いたします。私のほうからは畑地かんがい施設の位置づけについてお答えしたいと思っております。 畑地かんがい施設は、作物栽培、ひいては農業の振興にはなくてはならない施設であると考えております。過疎計画の13ページ、基本計画内の産業の振興、生活基盤の確保には欠かすことができない施設、また①地域産業・地域資源を活かした活力あるまちによるところの重要な地域資源であると考えております。そうしたことから、今後とも適正な運営に努めてまいりたいと思っております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 大福土木部長。 ◎土木部長(大福範義君) 私のほうからは2番と6番について御説明させていただきたいと思います。 2番の中山間の市道改良と安全・安心な通行を確保するための交通安全対策ということでございます。 今回、過疎計画には、以前から要望があった路線を中心に制度事業に合致したものの路線を位置づけております。安全施設等につきましては、歩道や路側帯、ガードレールなどの緊急性が高いものについては順次整備してまいりたいと考えております。 次に、住環境の整備で、市営住宅の効率的な管理方法と検討についてでございますが、本市の令和3年度当初の市営住宅は69団地1,017戸でございます。そのうち募集停止を行っている住宅が88戸ありますので、実質管理しておりますのは69団地929戸でございます。入居世帯が695世帯ということで、入居率については74.8%という状況でございます。 本市では、現在、職員による直接的な運営管理を行っておりますが、行革の中で、民間の高度な専門的知識やノウハウを活用することで市民サービスの維持向上につながる業務については必要な検討を行った上で導入を図ることとするとしております。市営住宅の運営管理に関しましては、県内では岡山県、岡山市、倉敷市、津山市では指定管理制度を導入した事例がございます。全国では、修繕等の維持管理や保守点検業務などの施設管理上の業務を委託した導入事例がございます。本市といたしましても、導入した際のメリットやデメリット、費用対効果や行政と民間との役割分担など、様々な角度から検討を進めてまいりたいと考えております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 赤木市民生活部長。 ◎市民生活部長(赤木和久君) それでは、私からは一般タクシーの件とごみの分別の件をお答えさせていただきたいと思います。 一般タクシーを公共交通と位置づける施策ということで、具体的にというようなお尋ねでございますが、令和2年12月から実施しておりますが、新たな施策として高梁市内の3地域、高倉町飯部、田井、それから落合町福地、成羽町下日名、上日名、この3地区で65歳以上の免許を持たない方を対象に、タクシーの利用助成券を月3,000円交付する実証実験を実施しております。今後は、実証の結果、公共交通の見直しの状況を踏まえまして、導入地域、導入方法など、タクシー利用を検討していきたいというふうに考えております。 それから、ごみの分別の関係で、具体的な目標数値はどのように考えているのかということでございまして、昨年度、一般廃棄物処理基本計画というものを策定いたしております。この中では、令和元年度の1人1日当たりのごみの排出量が現状では1,022グラムということでございます。ごみの減量化、リサイクル化の推進によりまして、10年後の令和12年度におきましては1人当たり920グラム以下にするという削減目標を持っているところでございます。こうした目標の達成におきましては、リサイクル率の向上、リサイクル可能な廃棄物を拠点収集するであるとか、様々な取組が必要だと思っております。これから、減量化の実現のために、排出の抑制も行ってまいりたいというふうに考えております。具体的には、今、燃やせるごみの成分を検証しますと、4割程度が水分でございます。これをいかに除去するかということ。それから、その中にリサイクル可能なものが含まれてますので、こういったものをどうやって分別するかということが課題であり、今後検討が必要だというふうに考えております。 それから、2つ目の市として分別を広げていくのかというお尋ねでございますが、以前の議会での一般質問でもお答えしたことがあると思いますが、現在では回収をしておりませんが、古布類などの回収について、それからリサイクル可能な品目の拠点回収について検討しているところでございます。 また、国ではプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律が制定され、本年6月に公布されているところでございます。この法律の制定によりまして、市町村には新たにプラスチック使用製品廃棄物の分別収集であるとか、その再商品化について努力義務が課されてくるということになります。この法律の施行が令和4年4月の見通しではございますが、現時点では情報は限られているところでございまして、具体的な内容は分かっていないという状況でございますが、詳細が分かり次第、本市における課題を含めて実施方法等を検討してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 小田教育長。 ◎教育長(小田幸伸君) 7番の学校統廃合の具体的な計画についてお答えいたします。 高梁市立学校再編推進審議会からの答申をいただきました。これを基本に考えております。統合の基本的な考え方、また小学校では原則として全校で2学級以下が継続的な状況、中学校では原則として1学年の生徒数が1桁が継続的な状況が基準でございます。これには附則がありまして、まず再編の対象となる年度の少なくとも3年前から準備委員会を設立して協議をするということ、また地元から再編の要望等があった場合は上記の基本的な考え方によらずに協議を開始すること、また準備委員会では再編ありきではなく再編しない場合の選択肢も検討するということ等でございます。 8番の県立学校の今後の在り方でありますが、県に対しての要望また市として行うことをまとめてお答えいたします。 普通科高校である高梁高校については、入学してからの成績等の向上が非常に著しいというようなこともあったりいたします。そうしたことをしっかり中学校に周知していこうということでありますとか、城南高校は全国募集をしております。そういったことをしっかり支援していく。県のほうには、高梁高校の寮を一緒に使っておりますが、その寮の使い方についてもっと使いやすいように要望する。また、城南高校には卒業後、地元の企業に就職できるシステムの構築、そういった専門コース的なものができないかというようなことでありますとか、高校と地域、高校と中学校を有機的に結びつけるコーディネーター的な人が配置できないかというようなこと。また、基本的には備北地区でこれ以上いろんな科を減してほしくない。今の科は維持してほしい。また、城南高校におきましては、全国募集等で市のほうも協力してやっておりますけれども、舎監等も場合によっては市のほうでも支援をしながらできないかというようなことで、守るために今一生懸命動いているところでありまして、また10月の初旬、会議を行いまして、より具体化していきます。 市立高校の今後の在り方ですが、宇治高校のほうは宇治高校魅力化プロジェクトというものを立ち上げまして、地域と一体となって広範囲から入学者を募集するための下宿の整備等に着手しておるところであります。 また、松山高校のほうは、学び直しを積み重ねて基礎的な力をつけ、就職できるようにというようなことで、学校独自の教育を行っております。そうしたものをさらに進化させて、入ってくる子供たちの将来をしっかりと保障していきたいということを今後もより強くやっていきたいということを考えておるところでございます。以上です。 ○議長(宮田公人君) 金尾恭士君。 ◆1番(金尾恭士君) 先ほども多岐にわたりまして質問させていただきました。農業の問題、それから交通の問題、こういったことも過疎に住んでいる私にとって非常に大きな問題であるというふうに思っております。こういった教育、先ほども教育長から説明がありましたけれども、学校統合の問題は非常に厳しい御意見もお聞きする部分もあります。私も地域を回って多くの方からも話を聞きますけれども、こういった学校と過疎の問題、これは慎重に行っていかなければいけませんし、福地小学校のような特認校、こういったものを考えていくとか、また有漢のような義務教育学校、そういったことも少しずつまた考えていくとか、そういう地域に合った教育をつくっていくというような、そういったことを要望して質問に代えさせていただきます。以上です。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は議案第90号の質疑を行います。 石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 議案第90号「辺地に係る総合整備計画の策定について」であります。 そもそもこの法律のいわゆる目的や定義は何かということと、それからこの選定理由。平川、長地に続いて、今回は吹屋となっているんですけれども、この選定理由をお答えください。 ○議長(宮田公人君) 前野政策監。 ◎政策監(前野洋行君) この件は、私のほうからお答えします。 まず、法律の目的でありますが、提案理由の補足説明でも申し上げたとおり、辺地の条件ということがございまして、その集落内の人口が50人以上おるであるとかそういったもので点数化して、それが100点以上ということになっておりまして、言い方は適切でないかもしれませんが、へんぴな集落に対して、まちを維持し活性化するために辺地債を使っていろんな公共整備をやっていくという形の計画を策定ということが法の趣旨でございます。 今回、吹屋辺地をということでありますが、現在高梁市には辺地地域が24地域あるということは申し上げたとおりでございますが、これはさっき申し上げた辺地の条件に該当する、おおむね大字の単位の集落の地区については全て辺地地域として今指定してるということでございます。そうした中で、24地域の中で辺地債充当可能な事業が計画された、そういった場合に法に基づき辺地計画の策定を行うというものでありまして、このルールの中で今回、平川、長地辺地に加えて吹屋地区の市道改良事業を実施するために吹屋地域の辺地計画を定めると、そういった流れになっております。内容については、申し上げたとおり、吹屋ふるさと村内の市道の舗装の改良ということになっております。 ちなみに、辺地債は充当率が100%、交付税算入率が80%で、過疎債の交付税算入率70%よりもより有利な起債であるということがありますので、該当事業については最大限この辺地債を活用するため、1自治体の枠というのはございますが、その枠の限度内の範囲で事業計画に基づき財源を検討していくと、そういった中で事業を計画していくという流れになっております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) この目的は、条文に書いてあるんですけども、辺地とその他の地域との間における住民の生活文化の水準の著しい格差の是正を図ることを目的とする。それで、辺地とは、交通状況及び自然的、経済的、文化的諸条件に恵まれず、他の地域に比較して住民の生活文化水準が著しく低い山間地、離島、その他のへんぴな地域で、住民の数その他において政令で定める要件に該当しているものを言う。それで、今、24地域があるということなんですけれども、困っているところから順番にしていくというふうなことでは私はないんだろうとは思うんですけれども。例えば、吹屋がよくなることは私は否定はしませんけども、この間いろんなところで吹屋ばっかりようなりょうるような感じがするっていう市民感情があることを背景に質問をさせていただいたんですが、例えば吹屋の辺地を構成する、16ページです、千枚の西、東、中町、下町、下谷ってあるんですけれども、例えば白石とか北方のほうへ抜ける道は、吹屋の中でも大変なところなんですけれども、ここの道路はよくならないんですよね。 ○議長(宮田公人君) 前野政策監。 ◎政策監(前野洋行君) その道路がよくならないということではなく、当然地元からの要望であったり、市の道路整備の中での優先順位がございますので、今回はこのふるさと村内の舗装が優先順位が高かったということで、その事業を実施するに当たっては辺地債が一番有利だということで、この計画を立てたということで御理解をいただきたいと思います。さっき24地域とありましたが、一応該当する地域は結構100点ぎりぎりのところもありますが、その地域をまず計画というか地域に指定しておくことが辺地債を借りるための条件となっておりましたので、まずは市としてはそういった形で受皿をつくって、それから要望があればすぐに対応できると、そういう体制を取っているということで御理解ください。 ○議長(宮田公人君) 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) もっと大変だと、市道の改修はいろんな地域から要望が出されて、予算がないということで先送り、後送りになっているところがたくさんあるわけなんですけれども、そういう中で何となく特別扱いがされてる感が非常に、私自身はしていけないんです。それで、吹屋が良くなること自身は、私、否定はしません。ですから、もっと困っているところに対してきちっとしていただけるようなことを念頭に置いていただけるのかどうかっていうことだけもう一度お聞かせください。 ○議長(宮田公人君) 前野政策監。 ◎政策監(前野洋行君) 辺地地域に限らず、道路整備については当然全体的な道路の整備計画、年次的な整備計画がありますし、地元からの要望等も加味しながら計画的な推進を図っていきたいと考えております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は議案第91号「令和3年度高梁市一般会計補正予算(第5号)」であります。 まず、第1条歳入歳出予算の補正であります。 質問される方は、事項別明細のページ数をお知らせ願います。 まず、歳入全般について御質疑願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は歳出であります。 歳出については、款ごとに質疑を行います。 まず、第2款総務費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第3款民生費の質疑を行います。 まず、川上博司君の質疑を願います。 川上博司君。 ◆16番(川上博司君) 21ページの委託料のところで、システム整備委託料が計上されております。金額が4,000万円と高額になっておりますが、その具体的な内容につきまして説明を求めたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私のほうからお答えをさせていただきます。 これは、こども園や保育園に保育業務支援システムといったシステムを導入しまして、保育士等の事務負担の軽減を図ることで業務に専念できる環境を整備するというものでございます。これによりまして、教育や保育の質の向上につなげていこうとするものでもございます。 この保育業務支援システムは、内容を申しますと、登降園の受付でありますとか、園児情報、それから園児の身体計測や日々の記録、こういったものの管理でありますとか、指導計画などの各種帳票の作成、保護者への連絡などの機能を備えておりまして、タブレット端末を使用して日々の業務をシステム上で行うことができるようになるというものでございます。 今回のシステム整備は、大きく分けまして2つの業務を委託するものでございまして、1つはシステムを各所で使用するためのネットワーク環境の構築業務、これが2,156万8,000円であります。もう一つが支援システムの導入業務で、2,192万3,000円の内訳になっております。ネットワーク環境の構築業務でございますが、保育室や登降園口でシステムを使用するための環境を構築するもので、LGWANでの整備を予定しております。また、現在、保育園とかこども園にウェブ会議でありますとか研修などに対応する環境が整っておりませんので、そのために必要な環境整備、LAN整備等も併せて行う計画であります。 それから、支援システム導入業務のほうですが、システムの導入と運用、保守に係るものでございまして、各所でシステムを使用するために必要なタブレット端末50台の整備も含んでおります。それから、ネットワーク環境の構築業務をLGWANで整備いたしますので、それに対応できるシステムを選定し導入する計画であります。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 川上博司君。 ◆16番(川上博司君) こども園や保育園にって言われたけれども、既に子ども・子育て支援法に基づいて、私立の保育園には保育士さんの事務事業を軽減させるためのそういうソフトっていいますか、システムを入れる経費が補助金でついてて、既に実施されてると思うんですけど、今回公立の認定こども園や保育園にそれを整備するということで、もちろんシステムを構築するに当たって、多分セキュリティー対策でLGWANを構築するに当たるネットワークのその部分がかなり金額が張ってるから4,000万円相当になるんじゃないかというふうに確認したんですけど、それでよろしいですか。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) お答えをいたします。 今御指摘ありました私立保育園の整備事業費と大きな違いがありますのは、まず今御指摘がありましたLGWANによりネットワーク環境を整備する必要があることでございまして、これに1,558万7,000円の経費を見込んでおります。また、先ほども少し申しましたが、今回の整備委託料には5年間のシステム利用料1,260万6,000円とネットワーク保守633万6,000円を含めて計上していますので、先ほどのネットワーク環境整備と合わせて3,452万9,000円、これが私立保育園の整備と比較して事業費が膨らんだという理由でございます。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 次に、宮田好夫君の質疑を願います。 宮田好夫君。 ◆12番(宮田好夫君) 同じページの21ページです。 需用費の消耗品費が270万円、それからその下の負担金補助及び交付金の私立保育所環境改善等推進事業補助金が172万円、認可外保育施設環境改善等推進事業補助金が30万円と出ています。一番上の消耗品費が270万円ということなんで、どのようなものを買われるのか、そしてその調達についてはどのようにされるのか。市内業者から調達されるのか、あるいは入札されるのか、この辺のところを聞かせていただきたいと思います。 それから、次の負担金補助及び交付金については、感染対策ということがあったんですが、具体的にどのような内容なのかお聞かせください。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、引き続き私のほうからお答えをさせていただきます。 まず、消耗品につきましては、全て新型コロナ感染症対策に係るものでございまして、学童保育や一時預かり施設に、消毒液でありますとか除菌スプレー、ペーパータオル等の衛生資材を整備するものでございます。購入する物品の主なものとしましては、手指消毒アルコールが2,000リットルの約200万円、物品用消毒アルコールが2,200リットルの約190万円、それから除菌スプレーが1,000リットルの約230万円ということで、その他ペーパータオルとかゴム手袋等の購入を約110万円で計画をしております。これは、15か所の学童保育と一時預かり施設で配分するというものでございます。 次に、発注についての御質問ですが、保管場所等の問題もございますので、使用状況を見極めながら購入計画を立てる予定でございます。その設計金額によりまして、入札でありますとか見積り合わせなど、適切な方法で対応してまいりたいというふうに考えております。 それから、補助金に関しましては、私立保育園や認可外保育園が感染症対策で購入する備品や衛生資材等につきまして補助するものであります。ただ、購入物品等の具体的内容につきましては、まだ決まっておりません。補助金の申請時に各施設から計画書が提出されてからということになります。 参考までに、昨年度も同様の補助金を交付しておりまして、そのときは空気清浄器や非接触型体温計、消毒液などを購入されているといった状況でございます。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、民生費の質疑を終わります。 ただいまから10分間休憩いたします。            午後3時21分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後3時30分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 次は、第4款衛生費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第5款労働費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第6款農林水産業費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第7款商工費の質疑を行います。 まず、小林重樹君の質疑を願います。 小林重樹君。 ◆13番(小林重樹君) これは、委託料のところに入ってますけれども、説明におきますと備中松山城の雲海ライブカメラの設置委託料というふうに聞いております。これは、県の補助を受けて行う事業でございますが、ここで言うカメラの台数は1台だろうと思うんですけど、カメラの台数、設置場所、それから委託先、この3つをできればお知らせいただくのと、それからライブの配信方法でございます。これは、全国に配信するのか、それとも地域内だけ、岡山県内とか高梁地域とか、どういう方法で配信するのか、この配信方法。例えばカメラで映したものをネットへ取り込んで高梁市のホームページに載せるとかそういうことをするのか、その辺。それと、あと時間帯、時期、その辺をお聞きいたします。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) ライブカメラについてお答えいたします。 県の調整事業交付金2分の1の補助を受けてカメラを設置いたします。1台カメラを設置しようと思っております。国道484号から楢井に入ります備中松山城雲海展望台へ設置をする予定でございます。ウェブ配信を考えておりますので、委託先につきましては、そうしたノウハウを有する通信事業者を選定していきたいというふうに思っております。配信方法でございますけども、市のホームページにリンク先アドレスを掲載することや、観光協会本部へモニターを設置して、広くPRをしていきたいというふうに思っております。そういうことで、ウェブ配信でございますので、24時間365日、全国に向けて発信というふうに考えております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 小林重樹君。 ◆13番(小林重樹君) よく分かりました。例えばお天気マップみたいに、ウェブ配信の中に、あした、あさっての雲海の見える状況とか、そういうものが入るんですか、どうでしょう。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) 今のところ検討はしておりません。以上です。 ○議長(宮田公人君) 小林重樹君。 ◆13番(小林重樹君) ぜひ検討していただきたい。というのが、ライブカメラを配信することによって、ちょっと行ってみようかと。あした、あさっての予告が出れば、来れるわけです。だから、観光客のあれにも、テロップで入れるのはすぐ入るんじゃないかと思うんですけれども、よろしくお願いします。以上です。 ○議長(宮田公人君) 次に、宮田好夫君の質疑を願います。 宮田好夫君。 ◆12番(宮田好夫君) 25ページの19負担金補助及び交付金。 地域活性化企業人派遣負担金180万円、新しい事業でJR西日本から人を受けるということでございました。新しい事業ですので、JRから提案されたもんか、市が提案したもんか、またどういった仕事をされるのかということ、そんな経緯も含めて聞きたいと思います。 それから、負担金ということで180万円出すわけですから、JR西日本からどのような形で人材を受けていくのか、派遣なのか、それとも出向なのか、そういうことも教えていただきたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 北畑総務部長。 ◎総務部長(北畑太一君) 本件、総務課が窓口でJR西日本と調整を重ねてまいりました関係で、私のほうから御答弁させていただきます。 まず、これまでに至る経緯でございますけれども、令和4年7月から9月に開催されます岡山デスティネーションプレキャンペーンに向けまして、観光について強力な体制を取りたいということで、本市のほうからJR西日本に対しまして職員の派遣をお願いしましたところ、JR西日本に御快諾をいただいたところでございます。 また、派遣の形態でございますけれども、JR西日本に身分を置いたまま本市へ派遣いただくという形で考えておりまして、本市に御着任後は主に産業経済部観光課で観光業務に携わっていただくこととしております。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 次に、森和之君の質疑を願います。 森和之君。 ◆6番(森和之君) 小林議員と少し重複するところで申し訳ないんですけど、雲海ライブ中継システム導入委託料、25ページにありますが、ある程度聞かれましたんで、ライブカメラの電源はまずどうするのかということと、そのライブカメラを設置することによって観光客の増加につながるのか、いささか自分の中で疑問に思うところがありますんで質問します。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) ライブカメラの電源ということですが、ソーラーパネルを設置いたしまして、バッテリーへつないでいこうと思っておりまして、天気都合による充電も十分な容量を持っておるというふうに考えております。 それと、観光客の増加につながるかというようなことでございますけども、こういうふうに目に見えるような形で備中松山城のリアルタイムでの状態をすれば、雲海を見てみたい、または雲海に限らず備中松山城の四季、季節ですね。赤く燃えるような山、緑の新緑、そういうふうな形での備中松山城の魅力が伝わると思いますが、参考に、観光ライブカメラは、兵庫県の朝来市の竹田城でありますとか鶴山公園等にも設置がされているというふうに確認しております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 森和之君。 ◆6番(森和之君) 分かりました。自分の考え方では、長期間にわたってライブカメラを設置すると、かえって先細りするんじゃないかなと思ったんですけども、その考えならしっかり進めてください。以上です。 ○議長(宮田公人君) 次に、石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 同じところです。今も説明があったんですが、設置目的と維持管理、この2点についてお答えください。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) 設置目的は、観光客の増加につなげると、地域観光振興というようなことでございます。 維持管理費ですが、保守が大体年額25万円、それから通信費が月に1万5,000円程度必要だというふうに考えております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 設置目的は観光客の増加ということなんですけれども、具体的にはどういうふうに増加するというふうに思案されてるのか。というのが、目的があるということは結果があるわけなんです。ですから、例えば目的を達成したら、それは例えばその後やめるとか、もっと大きくするとか、いろんなことが考えられるんですけども、カメラをつけることが目的でないとすれば、観光客の増加をどういうふうに考えてしてるのかっていうところを深掘りしたいと思いますんで、お願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) ライブカメラの効果というようなことでございます。 先ほども森議員の答弁のときにさせていただきましたが、24時間配信するということで、雲海に限らず、365日、四季を通じて備中松山城の景観に関心を持っていただくというようなことでございます。今日は出るんじゃろうか、あしたは出るんじゃろうかと、どんな感じで見えるんじゃろうかというようなことが、このウェブカメラを通じればすぐに分かりますので、行ってみようという気持ちになってくるというふうに考えてございます。以上です。 ○議長(宮田公人君) 石部誠君。 ◆10番(石部誠君) 設置目的が、設置をすることによってっていう説明になってるので、目的は、観光客増加は結果としてそういうことが後からついてくるであろうということが目的になってるように僕は今思ったんです。ここであまりあれなんですけど、例えば僕、音楽、童謡のまちづくりで、例えばブロンズ像が公園にあったりするじゃないですか。公園にあったブロンズ像が、そこの前に行ったら音楽が流れるように昔なってました。それで、今、音楽流れないです。設置目的がきちっとしてないと、例えばその後どういうふうに修理するのか、例えば増設するのか廃止するのか、その後どういうふうに廃止していくのかっていうことがきちんとならないので、そこはもっと深掘りをしていただいて、将来を見据えた計画にしていただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。 石井聡美さん。 ◆8番(石井聡美君) すいません、同じところで、皆さんするからしなかったんですけど、どうしても2点気になることがありまして、1点は展望台のところに設置するということですが、あそこは季節になると早朝からかなりの人が来られますけれども、その人たちがいる場所の近くに方向的に設置できる場所って限られてくるんですけど、安全対策っていうのは大丈夫なんでしょうか。機械のほうも人間のほうも大丈夫なのかっていうのをどういうふうに考えておられるのかっていうのが1点と、それから四季を通じて見られるっていうことで、どれぐらいの解像度で、どういった画像を配信する予定なのか。例えば今だったら4K画像であるとか、もっと8Kのものも出てきていますが、見たくなる画像っていうと高品質で高解像度のものになると思いますが、そういったところをどういうふうに考えておられるのか教えてください。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) 展望台に設置しますので、たくさんのお客様がございます。当然安全対策も徹底していきたいというふうに思ってますし、それからバッテリー等も置きますので、防犯対策も併せて行っていこうというふうに思っております。 解像度、4Kというふうにおっしゃいましたけども、今はっきりしたことは申せませんけども、明瞭な映像を提供し、暗所でも鮮明な画像が撮れて、防水性能、屋外にも適するというようなカメラを考えております。以上です。 ○議長(宮田公人君) ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は第8款土木費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第10款教育費の質疑を行います。 川上博司君の質疑を願います。 川上博司君。 ◆16番(川上博司君) 29ページの美術館費にイベント委託料が130万円上げられております。その具体的な内容の説明を求めたいと思います。 ○議長(宮田公人君) 上森教育次長。 ◎教育次長(上森智子君) お答えをいたします。 イベントの委託料についてでございますが、こちらは今回、議会の冒頭でも市長から申し上げましたように、このたび寄贈を受けました、文化勲章受章者であります富永直樹氏の彫刻12点を市民の皆様に御紹介するための受贈記念展示会に係るものでございます。会場のほうは成羽美術館を考えておりまして、指定管理者であります成羽町美術振興財団の協力を得ながら、10月の上旬に2週間程度展示を考えております。費用の大部分はブロンズの搬入であったり搬出に関するもので、加えて台座のレンタル料でございます。以上でございます。 ○議長(宮田公人君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、次は第11款災害復旧費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は第2条地方債の補正の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、以上で議案第91号の質疑を終わります。 次は、議案第92号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は議案第93号「令和3年度高梁市一般会計補正予算(第6号)」であります。 第1条、歳入歳出予算の補正であります。 質問される方は、事項別明細書のページ数をお知らせ願います。 まず、歳入の御質疑をお願いします。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、次は歳出の御質疑を願います。 宮田好夫君。 ◆12番(宮田好夫君) 商工費です。負担金補助及び交付金、中小企業等事業継続特別支援金が出てます。何件ぐらい予定されているのかということと、昨年度も同じような支援金があったように記憶しておりますが、そことの違い。それから、昨年度、その支援金、県も国も出してますけども、そういったものを受けた方も今年度も該当になるのかどうか、その3点についてお聞かせください。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) 支援金のお答えをさせていただきます。 支援金の対象者につきましては、個人事業主が130件、法人が127件を想定させていただいております。これにつきましては、令和2年度の実績を基に6割程度が売上減少につながっているだろうというふうな見込みでございます。支援金の対象者でございますけども、先ほど言われましたように市内の事業者、個人事業者ということ、それとこういうことで影響を受けている方、それから令和3年1月から9月までのいずれかの月の売上げが令和元年または令和2年の同月比で20%以上減少していること。ただし、国の一時支援金、月次支援金、県の一時支援金、時短営業協力金の交付を受けている方を除くこととさせていただいております。以上です。 ○議長(宮田公人君) 宮田好夫君。 ◆12番(宮田好夫君) 昨年度そういった支援金を受けた方も対象になるということでよろしいんですね。昨年度も同じような支援金の制度が本市単独であったと思うんです。その部分について受けられた方は、また対象年度が違うんで、今回も受けられるということでよろしいんでしょうか。 ○議長(宮田公人君) 村原産業経済部長。 ◎産業経済部長(村原幸司君) 市の支援金でございますが、対象にはなってまいりますけども、先ほど言いましたような国、県の支援金を受けている方は外しますということ。それと、20%以上売上げが減少していることというようなことも絡んでまいります。以上です。 ○議長(宮田公人君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) ほかになければ、以上で議案第93号の質疑を終わります。 次は、議案第94号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 別になければ、以上で議案質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 委員会付託 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第3、委員会付託であります。 認定第1号から認定第4号まで、議案第88号から議案第94号まで及び請願第2号から請願第4号までにつきましては、お手元に配付いたしております付託一覧表のとおり、各常任委員会へ付託いたします。 以上で本日の議事日程は終わりました。 念のため申し上げます。次会は24日、委員会付託案件の上程、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決、岡山県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙等を予定いたしております。 本日はこれにて散会いたします。            午後3時48分 散会...