高梁市議会 > 2021-03-05 >
03月05日-01号

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  1. 高梁市議会 2021-03-05
    03月05日-01号


    取得元: 高梁市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-25
    令和 3年第1回 3月定例会        令和3年第1回高梁市議会(定例)会議録(第1号) 令和3年3月5日(金曜日)            〇議   事   日   程             午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案の上程第5 提案理由の説明            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案の上程     議案第1号 専決処分の承認を求めることについて     議案第2号 高梁市情報通信基盤施設設置条例の一部を改正する条例     議案第3号 高梁市事務分掌条例の一部を改正する条例     議案第4号 高梁市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例     議案第5号 高梁市特別会計条例の一部を改正する条例     議案第6号 指定管理者の管理の期間の特例の廃止等に伴う関係条例の整備に関する条例     議案第7号 高梁市建設技師養成奨学金貸付条例     議案第8号 高梁市川上民芸品等共同創作センター条例を廃止する条例     議案第9号 高梁市備中うるし加工伝承センター条例を廃止する条例     議案第10号 高梁市農業研修宿泊施設設置条例の一部を改正する条例     議案第11号 高梁市営住宅条例の一部を改正する条例     議案第12号 高梁市国民健康保険条例の一部を改正する条例     議案第13号 高梁市国民健康保険税条例の一部を改正する条例     議案第14号 高梁市国民健康保険関係徴収金を期限内に完納しない場合における督促、督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例     議案第15号 高梁市介護保険条例の一部を改正する条例     議案第16号 高梁市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等を定める条例の一部を改正する条例     議案第17号 高梁市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例     議案第18号 高梁市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例     議案第19号 高梁市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例     議案第20号 高梁市介護福祉士養成奨学金貸付条例の一部を改正する等の条例     議案第21号 高梁市看護師等養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例     議案第22号 高梁市国民健康保険成羽病院看護師等養成奨学金貸付条例     議案第23号 高梁市立小学校及び中学校条例の一部を改正する条例     議案第24号 岡山県高梁市立高等学校条例の一部を改正する条例     議案第25号 工事請負変更契約の締結について     議案第26号 工事請負変更契約の締結について     議案第27号 市道路線の認定及び変更について     議案第28号 健康増進センターの指定管理者の指定について     議案第29号 生活改善センター等の指定管理者の指定について     議案第30号 農村生活改善センターの指定管理者の指定について     議案第31号 高梁市松山自然休養村管理センターの指定管理者の指定について     議案第32号 高梁市農業研修宿泊施設の指定管理者の指定について     議案第33号 多目的集会所及び農業者等健康増進施設の指定管理者の指定について     議案第34号 日名交流館の指定管理者の指定について     議案第35号 榮農王国山光園畑地かんがい施設の指定管理者の指定について     議案第36号 高梁市落合勤労福祉会館の指定管理者の指定について     議案第37号 高梁市落合研修会館の指定管理者の指定について     議案第38号 常山交流センターの指定管理者の指定について     議案第39号 吹屋ふるさと村観光施設の指定管理者の指定について     議案第40号 西山高原レジャー施設の指定管理者の指定について     議案第41号 コミュニティ施設の指定管理者の指定について     議案第42号 地域福祉センターの指定管理者の指定について     議案第43号 高梁市成羽憩の家の指定管理者の指定について     議案第44号 高梁市地域ふれあい広場の指定管理者の指定について     議案第45号 高梁市成羽美術館の指定管理者の指定について     議案第46号 体育施設の指定管理者の指定について     議案第47号 令和2年度高梁市一般会計補正予算(第12号)     議案第48号 令和2年度高梁市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)     議案第49号 令和2年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第3号)     議案第50号 令和2年度高梁市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     議案第51号 令和2年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第3号)     議案第52号 令和2年度高梁市養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)     議案第53号 令和2年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)     議案第54号 令和2年度高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)     議案第55号 令和2年度高梁市畑地かんがい事業特別会計補正予算(第2号)     議案第56号 令和2年度高梁市水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第57号 令和2年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第58号 令和2年度高梁市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)     議案第59号 令和2年度高梁市巨瀬財産区特別会計補正予算(第1号)     議案第60号 令和2年度高梁市有漢財産区特別会計補正予算(第1号)     議案第61号 令和3年度高梁市一般会計予算     議案第62号 令和3年度高梁市国民健康保険特別会計予算     議案第63号 令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計予算     議案第64号 令和3年度高梁市へき地診療所特別会計予算     議案第65号 令和3年度高梁市後期高齢者医療特別会計予算     議案第66号 令和3年度高梁市介護保険特別会計予算     議案第67号 令和3年度高梁市養護老人ホーム特別会計予算     議案第68号 令和3年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計予算     議案第69号 令和3年度高梁市畑地かんがい事業特別会計予算     議案第70号 令和3年度高梁市水道事業特別会計予算     議案第71号 令和3年度高梁市下水道事業特別会計予算     議案第72号 令和3年度高梁市地域開発事業特別会計予算     議案第73号 令和3年度高梁市巨瀬財産区特別会計予算     議案第74号 令和3年度高梁市宇治財産区特別会計予算     議案第75号 令和3年度高梁市有漢財産区特別会計予算日程第5 提案理由の説明            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出   席   議   員1番  金  尾  恭  士 君          2番  平  松  久  幸 君3番  新  倉     淳 君          5番  伊  藤  泰  樹 君7番  森  上  昌  生 君          8番  石  井  聡  美 君9番  石  田  芳  生 君          10番  石  部     誠 君11番  三  村  靖  行 君          12番  宮  田  好  夫 君13番  小  林  重  樹 君          14番  倉  野  嗣  雄 君15番  川  上  修  一 君          16番  川  上  博  司 君17番  大  月  健  一 君          18番  宮  田  公  人 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇欠   席   議   員4番  小  柴  健  男 君          6番  森     和  之 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出席した事務局職員事務局長     加 藤 幹 生          局長代理     黄 江   浩議事係長     竹 竝 宗一郎            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇説明のため出席した者〔市長部局〕  市長      近 藤 隆 則 君      副市長     藤 澤 政 裕 君  政策監     前 野 洋 行 君      総務部長    佐 藤 仁 志 君  産業経済部長  大 福 範 義 君      市民生活部長  赤 木 和 久 君  健康福祉部長  蛭 田 俊 幸 君      病院事務長   久保木 英 介 君〔教育委員会〕  教育長     小 田 幸 伸 君      教育次長    竹 並 信 二 君       ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開会 ○議長(宮田公人君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、これより令和3年第1回高梁市議会(定例)を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮田公人君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名であります。 会議規則第88条の規定により、9番石田芳生君、17番大月健一君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第2、会期の決定であります。 本件につきましては、2月26日開催の議会運営委員会においてあらかじめ御協議をいただいております。 この際、議会運営委員長からその結果について御報告を願うことといたします。 宮田好夫君。            〔12番 宮田好夫君 登壇〕 ◆12番(宮田好夫君) 皆さんおはようございます。 今定例会に関わる議会運営委員会の協議結果について、御報告を申し上げます。 今回市長から送付を受けております案件は、議案75件でございます。 次に、通告質問者はお手元に配付されておりますとおり13名でございます。そのほかに人事案件が追加提案される予定となっております。 これらを踏まえ慎重に審議した結果、会期は本日から3月24日までの20日間とすることにいたしました。 会議日程につきましては、本日は諸般の報告、議案の上程、説明など、明けて8日から10日の3日間は議案研究のため休会とし、続く11日、12日、明けて15日の3日間は一般質問に充てております。今回の通告者は13名ですので、11日を5名、12日と15日をそれぞれ4名ずつといたします。続いて16日は議案質疑、委員会付託などでございます。続く17日から19日の3日間は常任委員会に充てております。そして、最終日の3月24日は委員長報告、同報告に対する質疑、討論、採決などを行い、全日程を終了する予定といたしております。その他の日については、休日あるいは事務整理のため休会といたしております。なお、議案質疑の通告締切りは10日の正午といたしております。 議員諸公におかれましては御賛同いただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げまして、議会運営委員会の報告といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) お諮りいたします。 会期につきましては、ただいまの議会運営委員長報告のとおり本日から3月24日までの20日間とすることに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮田公人君) 御異議なしと認めます。よって、会期につきましては本日から3月24日までの20日間と決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。 これにつきましては、お手元に配付いたしておりますので、御覧いただきたいと思います。 次に、監査委員から令和2年11月から令和3年1月分までの例月現金出納検査の結果が報告されております。これにつきましては、事務局に保管いたしておりますので、随時御覧願います。 以上で諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案の上程 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第4、議案の上程であります。 市長から送付を受けております議案第1号から議案第75号までの75件を一括上程し、議題といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 提案理由の説明 ○議長(宮田公人君) 次は、日程第5、提案理由の説明であります。 市長より提案理由の説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤隆則君 登壇〕 ◎市長(近藤隆則君) 皆さんおはようございます。 今年の冬は1月中旬に数年に一度の大寒波となりました。水道管の破裂等による漏水対応に数日間を要したところでもあります。2月に入りまして、文字どおり三寒四温の気候が繰り返され、体調管理にも苦慮したという方もいらっしゃるんではないかなと思っております。今日5日は、二十四節気の一つ、啓蟄であります。日ごとに暖かい春の日差しが感じられることと思っております。 令和3年3月の議会定例会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては御多用中にもかかわりませず御参集いただき、誠にありがとうございます。 今議会に提案をいたしております議案は75件であります。提案理由の説明に先立ちまして、諸般の報告と新年度における施策の概要等について述べさせていただきたいと思います。 まず、新型コロナウイルス感染症の状況と対策についてでございます。 2月18日の議会全員協議会後の状況となりますが、国内、県内とも新規感染者が減少しており、2月28日には関西3府県、愛知、岐阜両県及び福岡県の緊急事態宣言が解除されたところであります。本市においても感染者の確認はなく、市民の皆様の感染対策への御協力に感謝を申し上げる次第でございます。残る首都圏の4都県については、緊急事態宣言が再延長される予定であります。新規感染者は大きく減少したものの、減少率が鈍化していること、病床の逼迫が引き続き懸念されること、さらには解除後に社会の雰囲気として感染防止対策がおろそかになる懸念があり、感染再拡大を生じる懸念があることなどからとされております。 いずれにいたしましても、引き続きの感染防止対策の徹底が最重要課題であると考えております。特に、これからの時期は就職や進学、歓送迎会や卒業旅行またお花見の時期となります。感染リスクが高いと言われている飲食の場面、特に飲み会等でありますが、を想定しまして、会食の在り方、生活の在り方、飲食業の在り方について、国が示します指針及び県の指導に基づいて、市民の皆様に啓発をしてまいりたいと考えております。 次に、新型コロナワクチン接種についてでありますが、2月18日の議会全員協議会におきまして、接種の概要及び本市の方針と進捗状況についてお知らせしたところであります。その後に国の動きがありましたので、少しお知らせをさせていただきたいと思っております。 2月24日の河野大臣からワクチンの出荷に関しての発言があり、高齢者の優先接種については4月12日から数量を限定して全国で実施するとのことでした。ただし、これについては各都道府県に限定的に届けられるものであり、全国の市町村へは4月26日に1,000回分、約500人分の配送を行うということでございます。また、その後5月以降の供給量については明言されておらず、当初の想定どおりの接種スケジュールで進めることができるかどうかについては、困難な状況であると認識せざるを得ないと考えています。 しかしながら、市としましては、ワクチン接種のための準備を着実に進め、市民の皆様にワクチンに関する周知を行い、御相談にも対応できる体制を整えてまいります。なお、この相談体制の一つとしまして、接種の手続等の問合せ対応や集団接種会場の予約受付を行います高梁市新型コロナワクチンコールセンターを3月10日に開設することといたしました。また、当初予算議案におきまして、新型コロナワクチン接種移動支援事業に係る経費を計上させていただいておりますが、事業の対象者に障害をお持ちの方を加えた制度設計にしたいと考えております。御審議についてよろしくお願い申し上げます。 次に、新型コロナウイルス感染拡大に伴う2月26日現在の市独自の経済対策の実施状況についてであります。 中小企業向けの事業継続支援金につきましては644件、7,250万円を支給しております。雇用調整助成金に3%上乗せして支給しておる雇用安定助成金につきましては58社、317件、1,928万円を支給、パーティション設置などの店舗内等感染拡大防止対策支援補助金につきましては51事業所、258万円を補助しております。 また、全市民を対象とした地域商品券、×梁商品券につきましては2万9,386人に対し1人5,000円分の商品券を交付し、97.8%にあたる1億4,365万円を換金いたしておるところでございます。住宅リフォーム事業費補助金につきましては156件、2,313万円を補助いたしております。雇用安定助成金については、対象期間を2月末までの延長としておりましたが、緊急事態宣言の発令を受けまして、緊急事態宣言解除後の翌月までの期間に延長となる予定であり、市においても柔軟に対応していきたいと考えております。 それぞれの施策によって地域経済の活性化や雇用維持に努めてまいりましたが、いまだに各業種において厳しい状況にあります。今後も引き続き様々な方法を通じ、コロナ禍における産業振興施策を推進してまいりたいと考えております。 次に、防災関係であります。 令和3年1月19日に岡山県から、高梁川と成羽川の浸水想定区域図が公表されました。このたび公表された浸水想定区域は、想定最大といわれる1,000年規模以上の洪水が生じた際の洪水による浸水深と浸水継続時間などが記載されています。ただし、この想定はこれまで国内で観測された最大台風が岡山県及び周辺地域を襲い、そのエリアで最大規模の降雨が持続した場合の想定であります。このような気象条件は非常に想定しづらく、この想定に基づく防災計画を策定することの是非を含め、東日本大震災からの復興計画や事業なども参考としながら、策定をする必要があると考えております。 近年、日本各地で既往最大規模や想定を超える洪水が発生している中、これまでのような河川整備で守ることを前提とした100年に1度の規模の災害への対策だけでなく、河川整備を上回るような洪水も起こり得るということを認識しておく必要はあります。そして、このような災害から人命、資産、社会経済の被害をできる限り軽減する減災対策を推進していく、そのための一つの指針として活用していくことが必要であると考えています。 県の浸水想定区域図の改定を受けて、令和3年度には高梁市のハザードマップを改定いたします。改定に当たっては、地域の皆様に浸水範囲や浸水深などの危険情報や避難所の場所などが分かりやすく伝わりやすくなるよう地域の意見をお聞きしながら取組を進めていきたいと考えております。 また、被害軽減の大きな柱となります河川整備につきましては、県において河川整備計画の改定作業が進められていると聞いております。計画の速やかな策定と計画に基づく災害防止に向けた早期の整備実施について、引き続き要望を行ってまいります。 次に、第3次高梁市男女共同参画基本計画の策定についてであります。 当計画案の策定につきましては、昨年9月に高梁市男女共同参画審議会に諮問し、3月3日に審議会から答申を受けたところであります。計画では、男女共同参画の実現に向けた基盤づくりや推進のための情報収集及び広報の充実、家庭や地域、学校での学習や教育の推進、事業所での取組のほか、あらゆる暴力の根絶に向けたDV防止計画や政策、方針決定の場への女性の参画促進のため、女性活躍推進計画の位置づけを含み、11の重点目標を掲げています。男女がお互いの人権を尊重し、ともに支え合い、認め合い、ともに活躍する社会の実現を目指すためには、市民や事業者、また行政が一体となって取組を進めていく必要があります。関係各位との連携を高め、推進してまいりたいと思います。 次に、不妊治療助成についてであります。 国は少子化対策として不妊治療の保険適用の実現まで、助成制度の拡充により経済的負担の軽減を図る方針を示しております。高梁市では、今回の制度改正以前から、不妊治療に要する費用助成について県の制度を上回る支援を行っております。今回の改正後も、事実婚の夫婦を対象者に追加をする、対象者の所得要件の撤廃をする、県助成額に市単独助成の追加をする、治療回数の制限を設けないなど、これまでの制度を拡充させ継続して支援を行うことで、子供を産み育てやすい環境整備を図ってまいります。 次に、本市の医療連携であります。 去る1月20日に、川崎医科大学附属病院を包括した学校法人川崎学園と連携協力に関する協定を締結させていただきました。本市は、高梁市医療計画に基づき、県南の中核病院との医療連携を進めており、このたびの協定は国立大学法人岡山大学岡山大学病院公益財団法人大原記念倉敷中央機構倉敷中央病院に続き3例目となります。3機関と協定を結んだ自治体は、岡山県内では高梁市だけということになります。この各協定に基づきまして、地域に根差した医療人材の育成、また重症患者の受入れの強化などにつなげていきたいと考えております。 次は、高梁認定こども園及び新消防庁舎についてであります。 令和3年度予算にいずれも基本設計を計上し、事業着手することといたしております。認定こども園につきましては、12月議会冒頭にも申し上げましたが、基本構想の策定について連携協定を結ばせていただいている明治大学理工学部建築工学科の小林研究室と共同で取り組んだところであります。引き続き、高梁市の都市整備や子供教育等に協力をいただいている明治大学小林先生をはじめ、東京大学出口先生、山口大学鵤先生及び吉備国際大学栗田先生の御指導をいただきながら、連携して基本設計に着手していきたいと考えております。 次に、まいにゃんばー商品券であります。 マイナンバーカードの取得促進と地域経済の活性化、消費喚起を図ることを目的として、2月15日までマイナンバーカードの申請が確認できた方に、さんじゅーろーのイラストをあしらった5,000円分の商品券を配布いたしました。昨年11月27日の臨時議会で議決をいただいた時点でカードを所持されていた5,422人に商品券を配布した後、2月15日までに申請確認ができた方、4,782人でありますが、合計で1万204人の方に商品券の配布をさせていただきました。商品券の利用期限は2月末までとしておりましたので、2月26日時点で2,530万円の換金を行っているところであります。 また、マイナンバーカードの交付率につきましては、事業実施前が19.40%でありましたが、2月21日現在で28.5%と9.1ポイント上昇しております。事業期間中に申請された4,782人全員の方が交付手続及びカードの受け取りをされた場合、33.85%まで伸びると見込んでおります。目標を上回る成果が得られるものと期待をしているところであります。 次は、最近の観光動態であります。 コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、昨年の4月、5月でありますが、激減いたしました。その観光客の方でありますが、9月以降徐々に回復し、11月には備中松山城の入城者が前年同月を超えるという状態で復調の兆しを見せていました。しかしながら、12月以降は第3波の影響を受け、再び低迷しているところでございます。年間を通じますと、備中松山城、吹屋ふるさと村ともに前年度比で50%近く減少する見込みという厳しい状況であります。しかしながら、引き続き各施設でコロナ対策を十分に講じながら、アフターコロナの誘客に努めてまいりたいと考えております。 まず、日本遺産関連事業につきましては、現在構成文化財を紹介する案内板整備でありますとか、ガイド養成講座等を進めておりますが、来年度以降も着実に環境整備を進め、吹屋地区の日本遺産登録を市全体のアフターコロナの誘客の切り札にしていきたいと考えております。 また、コロナ収束後に増加が見込まれる外国人観光客の方に対する対応力を今のうちに強化しておくことが必須と考えております。その一環として、先月18日には市内の観光関係者を対象に、インバウンド対応能力強化研修会を開催いたしました。今後もアフターコロナを見据えた環境整備を計画的、戦略的に推進していきたいと考えております。 令和4年7月から9月ですが、JRが主催します国内最大級の観光キャンペーンであるデスティネーションキャンペーンが開催されます。それに先んじて、今年の7月から9月には、プレDCが開催されることとなっております。あわせて、昨年9月から11月に運行されたJR西日本の新たな長距離列車WEST EXPRESS銀河が今月27日から6月末まで、前回と同じルートで運行されることが決定いたしました。再び備中高梁駅の停車時におもてなしを展開すべく準備を進めているところであります。こうした機会を的確に捉え、一過性のイベントにとどめることのないよう誘客につながるプロモーションを展開していきたいと考えています。 次に、日本遺産の推進事業につきましては、昨年8月に設置いたしました高梁市日本遺産推進協議会を事業主体として、今年度から3年間文化庁の補助を受け、集中的に実施していくこととなっています。今年度の事業については、観光ガイドの養成講座、文献調査、構成文化財の案内板整備を実施しているところであります。今後とも計画的な事業展開と戦略的なプロモーションにより、日本遺産認定による知名度向上をさらに拡大し、観光客の満足度や地域全体の価値の向上を図り、日本遺産認定を地域の経済効果につなげていくという考えであります。 次は、高梁市歴史的風致維持向上計画、いわゆる歴まち計画であります。 歴まち計画でありますが、第1期計画を平成22年に策定し、10年計画で文化財や歴史的な町並みの保存修理、歴史的な景観の保全に取り組んでまいりました。第1期計画は、令和元年度で終了する予定でありましたが、平成30年度の災害の影響で1年延長し、今年度が最終年度となっております。現在、来年度以降10年間の第2期計画を策定しているところであります。 第2期計画では、第1期計画からの継続、また実施できなかった事業等が中心にはなりますが、高梁市歴史的風致維持向上計画策定協議会の委員の皆様をはじめ、幅広く貴重な意見を賜りつつ、間もなく国へ申請できる段階であります。今月下旬には国からの認定をいただける予定であり、今後はこの計画を指針として、歴史を生かしたまちづくりを一層進めてまいりたいと考えております。 次は、うれしい御報告であります。 長年、岡山自動車道の4車線化に向けた活動を関係自治体や関係機関、さらには議員の皆様と続けてまいりました。その結果、付加車線化ではありますが、4車線化への一歩として事業化が行われ、工事が進んでいることは御案内のとおりでございます。本日、岡山自動車道の暫定2車線区間の4車線化等につきまして、国から候補箇所の公表が行われることとなり、岡山道がこの候補路線として発表される見込みとなりました。今後、国の社会資本整備審議会の審議を経た後、今月末を目途に有料道路事業の許可が下りる運びであります。 地域経済や生活、安全・安心の向上につながることは言うまでもありません。今後、コロナウイルスの終息によって、人、物の移動が活発化し、ひいては本市への波及効果が大きく期待をされるところであります。これまでの議員並びに関係機関の御支援に感謝申し上げますとともに、引き続き早期の完成に向けて一層のお力添えをお願い申し上げます。 次は、新年度における機構改革であります。 1点目は、産業経済部を産業経済部と新設する土木部に分割再編し、産業振興と都市基盤整備の充実、強化を図ることとしました。産業経済部には農林課、観光課、日本遺産・歴まち推進室、産業振興課が属し、土木部には建設課、岡山道4車線化推進室、都市整備課、上下水道課、西部土木事務所が属して、各事業担当課の統括部局を明確にします。 2点目は、秘書広報課と企画政策課を再編し、秘書企画課と未来戦略課を設置します。市の最上位計画である総合計画の新たなスタートとなる年に当たり、「健幸都市たかはし」の実現に向け、施策の推進力を高めるため、市長直轄の課を再編します。新設する未来戦略課には、地方創生係とデジタルまちづくり係を設置します。 地方創生係は、市内にある遊休地、耕作放棄地、市有地等の有効活用を関係課とともに検討、推進するとともに、本市独自の課題解決により、市民サービスの向上を図るための特区制度の積極的な活用等を担当いたします。 デジタルまちづくり係は、Society5.0など、国が進める新しい施策に素早く対応し、地域課題の解決に向け、地域の魅力向上を情報化やデジタル化で図っていくこととします。加えて、こうした情報化やデジタル化を活用して、デジタルトランスフォーメーション、DXでありますが、の推進につなげていくことを考えています。 秘書企画課には、企画政策課の企画係及び大学連携室を移行し、引き続き総合計画や高梁市まち・ひと・しごと総合戦略を一体的に推進していくとともに、本市の統計分析をより強力に行うことで本市が進めるべき施策の方向性を導いてまいりたいと考えております。 3点目は、日本遺産・歴まち推進室を単独課として設置いたします。これまで観光課内に設置をしておりました日本遺産・歴まち推進室を単独課とすることによって、吹屋地域活性化事業、日本遺産推進事業などを推進するための体制を強化していきます。 4点目は、地域包括支援センターを単独で設置いたします。これまで、介護医療連携課内に設置し運営しておりましたが、単独で設置することにより、地域の介護予防支援に集中的に取り組む体制を強化いたします。 5点目は、新型コロナウイルス感染症対策のための組織を継続設置いたします。引き続きワクチン接種をはじめとした新型コロナウイルス感染症対策に対応していくために、健康福祉部内に感染症対策室を継続して設置し、健康づくり課と連携して対応していくとともに、業務量の増大に対応するため、健康づくり課の健康管理係を健康保険係に改称し、介護医療連携課に移管いたします。 6点目は、観光振興における市と市内関係団体の連携をさらに推進するため、産業経済部観光課の観光振興係を観光政策係に改称いたします。 7点目は、福祉課高齢福祉係が担ってきました高齢者福祉施策の推進を地域包括支援センターが引き継ぐこととし、高齢福祉係を社会福祉係に改称いたします。 8点目は、農林課内に設置している有害鳥獣対策室について、農林業施策とさらに密接に連携させるという考えから、農林課有害鳥獣対策係として移行し、農林課全体で農作物被害対策に取り組むということを考えております。 以上、新年度の組織、機構の見直しを行うことによりまして、市長部局では現在の20課5室1事務所4地域局57係が、20課4室1事務所1センター4地域局58係となります。トータルで申し上げますと、1部1係が増えるという形になります。会計、消防、議会、その他諸局につきましては、今年度と変わりはございません。 以上、御報告とさせていただきます。 それでは、新年度における施策の概要につきまして、令和3年度の予算編成の基本的な考え方を申し上げたいと思います。 甚大な被害をもたらしました平成30年7月豪雨災害から2年7か月が経過する中で、復旧・復興のビジョンを示した高梁市復興計画により、被災者支援を最優先として市民生活の再建、産業経済活動の支援などの取組を強力に進めてまいりました。令和3年度は、高梁市復興計画の次期ステージとなる復興期に移行するとともに、現在策定中の新たな高梁市総合計画がスタートとなる重要な年であります。こうしたことから、新総合計画の都市像である「健幸都市たかはし」を実現するため、計画で掲げる6つの分野の政策を着実に推進する予算の配分に努めました。 一方で、高梁市の財政状況を見ますと、普通交付税は段階的な縮減措置が終了し、令和2年度から一本算定となっているところでありますが、令和3年度の普通交付税の算定に当たっては、昨年10月に実施いたしました国勢調査人口が反映されるということから大きな伸びは見込めないということ、財政調整基金も大幅に減少していることなど、今後においても一般財源総額の確保は一層厳しさを増していると認識しております。 また、歳出面では社会保障費の伸びや公共施設の更新費用の増加をはじめ、新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえた様々な対応など、財政状況は引き続き厳しい状況下でもあります。 こうした状況ではありますが、令和3年度においても、引き続き感染拡大防止と経済の回復を両立していくとともに、復興計画に基づく災害からの復旧、復興はもちろんのこと、「健幸都市たかはし」の実現とともに、市民、地域、企業等との連携を一層深め、未来に夢や希望が持て、住みたい、ずっと住み続けたいまちの実現のため、あらゆる施策を動員し、財源確保に努めた上で後年度の財政への影響も十分配慮した予算編成を行ったところであります。 主な事業について、先日御説明させていただきましたように当初予算主要施策の項目に沿って御説明したいと思います。 まず、1つ目の政策であります、地域産業・地域資源を活かした活力あるまちの中で、農林水産業の振興であります。市内農林水産物消費拡大推進事業としまして、市内の地産地消の推進を図るため、農産物の販売強化を目的として新たに直販施設等に施設整備のための支援をするものであります。 次に、農山村の振興では、有害鳥獣被害防止対策としてイノシシ等の有害鳥獣から農産物被害の防止を図るため、引き続き防護柵や捕獲柵設置への助成を行うとともに、新たにICTを活用した機器への導入助成を追加し、制度の拡充を図ることといたしております。森づくり事業につきましては、令和元年度から交付されている森林環境譲与税を活用した事業に引き続き取り組み、自然環境の保全を図ってまいります。 商工業の振興ですが、新たにキャッシュレス決済ポイント還元事業として、市内での消費喚起や今後のキャッシュレス決済の推進を見通し、市内でのキャッシュレスでの支払いに25%分のポイントを還元することとしております。また、マイナンバーカード普及促進事業では、マイナンバーカードの普及促進及び消費喚起を図るため、新年度でも引き続き新規交付者にまいにゃんばー商品券を配布いたします。 次は、新たな産業の創出と雇用環境の改善でありますが、地域人材育成事業として、コロナ禍の中で地方移住であるとかリモートワーク等の多様な働き方の普及が進んでいる状況であります。ウェブデザイナー等のITにつながる人材の育成を進めるとともに、起業支援を図ってまいります。工業団地造成事業では、現在誘致活動を進めている有漢工業団地の第2期整備につきまして、調査、誘致活動を進めることとしております。 観光振興では、吹屋地区活性化事業として、令和3年度に旧吹屋小学校保存修理事業が完成するのに合わせまして、周辺整備としてプール跡地を親水公園として整備を行ってまいります。また、日本遺産推進事業として、令和2年6月に日本遺産に認定された「ジャパンレッド発祥の地 弁柄と銅の町・備中吹屋」につきまして、地域活性化計画に基づいた事業をしっかりと展開してまいりたいと考えております。 地域滞在型アドバイザー事業として、令和2年度に引き続きまして地域おこし企業人の制度を活用し、ANAからのアドバイザー派遣を受けることといたしております。 2つ目の政策であります、美しい自然環境と快適な生活基盤が調和した安心・安全のまちの中で、環境保全対策の推進であります。カーボンニュートラル推進事業として、国では2050年に温室効果ガスの排出を全体でゼロにする、いわゆるカーボンニュートラルの取組を進めています。市といたしましても、脱炭素社会の実現のため、電気自動車購入への支援等の施策を進めてまいります。 次は、生活安全対策の充実であります。犯罪被害者等支援事業として、全国的に犯罪被害者等へ支援を行う自治体が増加する中でありますが、本市といたしましても犯罪に遭われた方の経済的負担の軽減を目的に、支援金を支給するための制度を創設するものであります。また、防犯機能付電話機設置促進事業として、近年ますます増加傾向にある特殊詐欺被害防止を図るため、引き続き録音機能付の電話機の設置に対して補助を行うものであります。 次に、都市機能の維持・確保でありますが、地域優良賃貸住宅整備事業として、さらなる定住促進を図るため、現在川上町に2棟整備しております地域優良賃貸住宅をもう一棟建設いたします。また、都市計画街路整備事業としまして、都市計画道路南町近似線、下町薬師院線の整備に当たり、都市計画決定の変更に向けた手続を進め、都市機能の充実強化を図ることとしております。社会インフラの充実におきましては、道路新設改良事業でありますが、災害により中断していた市道改良事業を再開し、市民生活を支える基盤整備を強化してまいります。 3つ目の政策であります、心のつながりを大切に支えあい助けあう健康のまちの中で、健康づくりの推進であります。国に先んじて市独自で進めておりました不妊症・不育症対策支援事業を引き続き予算を確保し、一人でも多くの方の妊娠、出産を支援してまいります。 次に、地域包括ケアシステムの推進では、高齢者の方が地域とのつながりや生きがいを持ちながら、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、医療、介護、介護予防、住まい、生活支援を一体的に提供できるサービスを引き続き進めてまいります。 次に、地域医療支援体制の充実でありますが、医師、看護師奨学金貸付事業として、現在の医師、看護師への貸付制度に加え、看護師不足解消のため、医療機関が看護師を目指す学生に奨学金を支給する場合に、その2分の1を支援する制度を創設いたします。市内医療機関と連携しながら、人材の確保に努めてまいります。 また、新型コロナウイルス感染症対応医療協力事業では、感染拡大防止のため日々強い使命感を持って従事されている医師、看護師などの医療従事者の方に、今後も医療提供体制の維持、継続と併行して予防接種などを通じた医師会、医療機関、医療従事者との連携による感染拡大防止策に対し、協力金を支給いたします。 次に、感染症対策の推進では、新型コロナウイルスワクチン接種事業として、ワクチン接種費用を措置するとともに、円滑な予防接種を進めるため、高齢者の予防接種後の移動のためのタクシー利用を助成いたします。 次に、子育て支援の充実でありますが、仮称でありますが、高梁認定こども園施設整備事業として、基本設計に取り組みます。 地域福祉活動の推進では、成年後見制度利用促進体制整備事業として、全国的に成年後見制度の利用が低い中で、平成28年に制定された成年後見制度利用促進法に基づき、この制度をより利用しやすくするため、社会福祉協議会へ相談窓口を設置し権利擁護支援の充実を図ってまいります。 4つ目の政策であります、たくましく豊かな心を未来へつなぐ学びのまちの中で、学校教育の充実では、GIGAスクールサポーター配置支援事業として、小・中学校におけるICT環境の整備や授業におけるICT活用のサポートを行うための支援員を引き続き配置するとともに、増員を予定しております。また、個に応じたきめ細やかな指導体制の充実を図るため、特別支援教育支援員やクラスサポーターを引き続き配置いたします。 教育体制・環境の整備では、学級編制弾力化事業としまして、既に本市独自で学級編制弾力化を進めております1クラス34人学級につきまして、国では来年度から小学校2年生の学級編制を35人に引き下げるという方針を示されていますが、引き続ききめ細やかな教育指導、安全・安心な教育環境の整備を進めていくため、国の制度に先んじて市独自の施策として、小学校の通常学級は全ての学年で、1クラス30人以下学級に編制してまいります。 また、有漢義務教育施設整備事業では、有漢義務教育学校の整備に伴う新校舎建設のための基本設計に着手いたします。 次に、生涯学習の推進でありますが、郷土資料館保存修理事業として、旧高梁尋常高等小学校本館でありました現在の高梁市郷土資料館が老朽化しているということでありますので、建物の保存を目的に、保存修理を行うための設計を行ってまいります。 また、川上総合学習センター改修事業として、老朽化やバリアフリーに対応するため、トイレの洋式化、空調設備の更新などを行ってまいります。 文化財の保存と活用でありますが、旧吹屋小学校保存修理事業では、保存修理工事の最終年度に向けて予算を確保しております。また、旧吹屋小学校活用事業では、旧吹屋小学校の保存修理後の活用また空間演出等のため、展示業務委託等を行ってまいります。 次に、スポーツの振興では、10回目となりますヒルクライムチャレンジシリーズ開催経費といたしまして予算確保を行っています。また、スポーツ施設改修事業として、高梁運動公園や神原スポーツ公園などの施設改修を行い、ヒルクライムの開催とともに、広域的なスポーツの推進、また交流人口の拡大を図ることとしております。 多文化共生社会の実現では、国際感覚豊かな人づくりを進めるとともに、国籍や民族等の異なる人々がお互いの文化的違いを認め、ともに生きていく多文化共生のまちづくりを推進します。 5つ目の政策であります、多様な主体との連携・協働による持続可能なまちでは、市民が主役のまちづくり、公聴広報、学園文化都市づくり等に引き続き取り組んでまいります。 6つ目の政策であります、横断的政策のうち、定住・移住促進では、シティプロモーション推進事業として、本市の魅力を新たな視点で記録、発信するため、映像機器等を購入していきます。また、子育て世帯賃貸住宅建設促進事業につきましては、世帯向けの共同賃貸住宅の建設促進に向け、民間事業者にその建設費の一部を助成することといたしました。結婚新生活応援事業では、結婚に伴います新生活の支援のための費用について補助を行うものであります。 防災対策の強化では、ハザードマップ作成事業として、平成30年7月豪雨災害の被害を受け、災害時の避難行動の迅速化を図るため、土砂災害警戒区域や浸水想定区域等の危険箇所を示したハザードマップを新たに作成し、配布いたします。 また、広瀬地区緊急避難施設整備事業では、備中広瀬駅周辺に避難所となる施設整備を行うための基本計画を策定いたしております。 上下水道施設浸水対策事業では、平成30年7月豪雨災害の被災状況を踏まえ、復興対策の一つでもありますが、大雨時の内水による浸水等を防ぐため、高梁雨水ポンプ場及び落合雨水ポンプ場の整備を行い、災害に強いまちづくりを推進いたします。 さらに、建設技師養成奨学金貸付事業として、市内の技術者の不足解消を目指し、土木、建築技術者を目指す学生に対して、奨学金を支給する制度を創設いたします。 斎場移転事業では、平成30年7月豪雨により浸水被害のあった斎場につきまして、移転整備を行うための条件等の調査を開始いたします。 新消防庁舎整備事業では、新庁舎建設のための基本設計に着手いたします。 次に、Society5.0の推進では、ケーブルテレビの光化の促進、マイナンバーカードの普及促進を引き続き進めてまいります。また、行政IT推進事業では、本年度からRPAやAIの導入に向けた研究などを実施していますが、来年度も同様に実証に取り組んでまいります。さらに、議会ICT化事業としまして、議会の活性化また情報伝達の迅速化等を目的に、端末機の配付など環境整備を進めてまいります。 最後に、新型コロナウイルス感染症対策では、経済対策、感染拡大防止対策として総額で3億9,000万円を予算化いたしております。 こうした予算編成によりまして、令和3年度一般会計予算は、前年度当初予算に比べ5億6,000万円、率にして2.3%増の253億6,000万円となりました。これは、先ほども申し上げましたが、川上学習総合センター改修事業、また旧吹屋小学校保存修理事業などの普通建設事業費の増、さらには市道改良事業の推進などが主な要因であります。加えて、新型コロナウイルスワクチン接種事業による増も要因として上げられます。 公営企業会計を除く特別会計予算は、前年度に比べ4,387万円余、率にして0.4%増の102億3,262万円余となりました。 また、病院事業や水道、下水道事業の公営企業会計予算ですが、全体で前年度に比べ1億2,441万円余、率にして2.2%減の54億1,593万円となりました。これは、国民健康保険成羽病院事業会計の電子カルテシステム更新事業費の減があるものの、下水道事業会計の高梁と落合のポンプ場整備事業の実施、着手などによるものであります。 一般会計の歳入でございますが、市税につきましては、法人市民税などの減額見込みが影響し、前年度に比べ全体で0.2%、853万円余の減、38億6,976万円余を見込んだところであります。 地方交付税につきましては、令和2年度国勢調査の速報値による人口減を反映し減額を見込む一方で、公債費の大幅な増などを考慮し1.3%、1億2,000万円増の95億4,000万円を見込んだところであります。 国庫支出金は、災害復旧費が大幅に減となるため、9.2%、3億2,820万円余の減、32億2,987万円余を見込んでおります。 なお、国の第3次補正予算により措置されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、本市へ配分された2億7,379万円のうち、感染拡大防止、地域経済の回復などに1億9,500万円を計上いたしております。 市債につきましては、川上総合学習センター改修事業、また道路改良事業等への充当が大幅に増額になることにより、37.8%、11億1,490万円増の40億6,350万円を見込んでおります。 繰入金は、寄附金の増に伴うふるさと応援基金繰入金や大規模事業の償還に充てるための減債基金繰入金などが増加したことから、15.3%、1億4,784万円余の増の11億1,293万円余を見込んだところであります。なお、財政調整基金の取崩しは財源不足に対応するものとして1億1,200万円を取り崩すこととしております。 続いて歳出でございますが、各性質別の増額要因といたしましては、物件費は新型コロナウイルスワクチン接種委託料、キャッシュレス決済ポイント還元事業などの増によりまして3億5,908万円余、率にして12.3%増の32億6,781万円となっております。 普通建設事業につきましては、川上総合学習センター改修事業、旧吹屋小学校保存修理事業、道路整備事業などにより13億6,348万円余、率にして53.3%増の39億2,330万円余となっております。 また、公債費が近年の大型事業等の影響により2億4,491万円余、率にして7.0%増の37億6,874万円余となっています。 次に、減額要因といたしまして、災害復旧事業が平成30年7月豪雨災害等過年災害分の大幅な減によりまして、17億517万円、率にして53.4%減の14億8,966万円余となっております。 以上、令和3年度の当初予算編成の考え方、また概要について述べさせていただきました。 それでは、提出議案について説明をさせていただきます。 議案第1号「専決処分の承認を求めることについて」であります。 こちらは地方自治法の規定に基づき専決処分したもので、これを報告し承認を求めるものでございます。今回、補正予算を専決処分させていただいております。専決第1号「令和2年度高梁市一般会計補正予算(第11号)」であります。 歳入歳出それぞれ1,096万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を304億8,547万2,000円とするものであります。この補正予算の内容につきましては、2月18日の議会全員協議会におきまして御説明いたしました新型コロナウイルスワクチン接種事業に係るものであり、感染症対策室拡充の体制整備を行いました1月25日に専決処分をさせていただいたものであります。 議案第2号「高梁市情報通信基盤施設設置条例の一部を改正する条例」ですが、現在進めております高梁市西地区ケーブルテレビ網光化整備事業において、新たに必要となる田原サブセンターを設置するものでございます。 議案第3号「高梁市事務分掌条例の一部を改正する条例」は、現在の産業経済部について令和3年4月1日から産業経済部と土木部に分割再編するため、事務分掌の改正を行うものであります。 議案第4号「高梁市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」ですが、成羽病院に勤務する会計年度任用職員の薬剤師及び診療放射線技師等に適用する号給の上限を引き上げ、処遇改善を行うものでございます。 議案第5号「高梁市特別会計条例の一部を改正する条例」は、起債の償還が終了したため、住宅新築資金等貸付事業特別会計を廃止するものでございます。 議案第6号「指定管理者の管理の期間の特例の廃止等に伴う関係条例の整備に関する条例」でありますが、指定管理者の管理の期間の特例を廃止し、また第11条においては、高梁市農村生活改善センターの利用料金の取扱いを規定するとともに、位置を変更するものでございます。 議案第7号「高梁市建設技師養成奨学金貸付条例」でありますが、市内の建設工事従事者を確保するための土木技師、建築技師の養成に関する奨学金制度を整備するものでございます。 議案第8号「高梁市川上民芸品等共同創作センター条例を廃止する条例」でありますが、施設の利用者が減少し、木工機械設備等の老朽化が進んでいるため、川上民芸品等共同創作センターを廃止するものでございます。 議案第9号「高梁市備中うるし加工伝承センター条例を廃止する条例」でありますが、施設の老朽化が進み、利用者が見込めないという中で、備中うるし加工伝承センターを廃止するものであります。 議案第10号「高梁市農業研修宿泊施設設置条例の一部を改正する条例」は、有漢地域にお試し暮らし住宅を設置するものであります。 議案第11号「高梁市営住宅条例の一部を改正する条例」ですが、内山下上住宅及び市場第1住宅2戸を廃止するものであります。 議案第12号「高梁市国民健康保険条例の一部を改正する条例」は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第13号「高梁市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」は、地方税法施行令の改正に伴い、国民健康保険税の減額に係る規定について所要の改正を行うものであります。 議案第14号「高梁市国民健康保険関係徴収金を期限内に完納しない場合における督促、督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例」でありますが、これは地方税法の改正における延滞金を算出する際に用いる割合の名称等の変更に伴い、所要の改正を行うものでございます。 議案第15号「高梁市介護保険条例の一部を改正する条例」は、令和3年度から令和5年度までの保険料率を定めるとともに、介護保険法施行令等の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第16号「高梁市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等を定める条例の一部を改正する条例」でありますが、関係省令の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第17号「高梁市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」でありますが、関係省令の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第18号「高梁市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」ですが、これも関係省令の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第19号「高梁市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」ですが、これも関係省令の改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 次は、議案第20号「高梁市介護福祉士養成奨学金貸付条例の一部を改正する等の条例」でありますが、地方税法の改正における延滞金を算出する際に用いる割合の名称等の変更に伴う所要の改正と、この奨学金貸付事業を介護福祉士養成修学支援事業に移行するため、介護福祉士養成奨学金の廃止を行うものであります。 議案第21号「高梁市看護師等養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例」でありますが、これは看護師等養成奨学金の拡充及び地方税法の改正における延滞金を算出する際に用いる割合の名称等の変更に伴い、所要の改正を行うものであります。 議案第22号「高梁市国民健康保険成羽病院看護師等養成奨学金貸付条例」でありますが、成羽病院の看護師等を確保するための看護師養成に関する奨学金制度を整備するものであります。 議案第23号「高梁市立小学校及び中学校条例の一部を改正する条例」ですが、これは有漢西小学校を有漢東小学校へ統合するものでございます。 議案第24号「岡山県高梁市立高等学校条例の一部を改正する条例」は、宇治高校を宇治小学校校舎内に移転するため、学校の位置を変更するものであります。 議案第25号「工事請負変更契約の締結について」は、昨年6月に御議決いただきました高梁市西地区ケーブルテレビ網光化整備工事について、契約金額を減額するため、議会の議決をお願いするものであります。 議案第26号「工事請負変更契約の締結について」でありますが、これも昨年6月に当初契約、その後11月に変更契約の御議決をいただきました市道玉川落合線の災害復旧工事につきまして、工事を進めていった結果、アンカー工及び擁壁工に変更が生じたことから、契約金額を増額するため、議会の議決をお願いするものでございます。 議案第27号「市道路線の認定及び変更について」でありますが、道路法の規定に基づき、市道路線の認定及び変更をするものでございます。 議案第28号から議案第46号までの19議案でありますが、それぞれ施設について指定期間満了に伴います指定管理者の指定をお願いするものでございます。 続いて、議案第47号「令和2年度高梁市一般会計補正予算(第12号)」から議案第60号「令和2年度高梁市有漢財産区特別会計補正予算(第1号)」までは、一般会計と13の特別会計の補正予算であります。 一般会計の補正規模でありますが、12億392万6,000円を減額し、総額は292億8,154万6,000円となっております。その大きな要因でありますが、災害復旧関連事業費の調整による14億5,000万円余の減額であります。一方、新型コロナの影響で、指定管理施設の利用休止また事業の中止などにより、施設の運営に影響を受けた指定管理者への支援金や小・中学校のICT推進事業として電子黒板の購入費、学習支援ソフト導入委託料の追加補正、また文化財管理事業としましては国庫補助金の追加交付があったため、旧吹屋小学校校舎保存修理事業などについて追加補正をお願いするものであります。 また、最終補正でありますので、例年どおり財源、また事業費の確定により所要の調整を行ったほか、将来の財政負担に備えるため、財政調整基金、減債基金などへの積立てを行っております。 次に、10の特別会計全体では1億7,026万円余の減額を、3つの公営企業会計では7,962万円余の増額となっております。一般会計と同様に、所要の調整を行ったほか、新型コロナの影響による指定管理者への支援金について、国民健康保険特別会計において、川上診療所、歯科診療所へ交付することとしております。 続いて、議案第61号「令和3年度高梁市一般会計予算」から議案第75号「令和3年度高梁市有漢財産区特別会計予算」につきましては、この考え方及び規模等につきまして先ほど申し述べさせていただきましたので、省略をさせていただきます。 以上、議案の大要について御説明を申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれ担当から補足の説明をいたさせます。十分な御審議をいただき、適切なる御議決を賜りますようお願いを申し上げます。 なお、今議会中に追加議案といたしまして、人権擁護委員の諮問議案等を提出させていただく予定としております。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(宮田公人君) ただいまから10分間休憩いたします。            午前11時4分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前11時14分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 佐藤総務部長。            〔総務部長 佐藤仁志君 登壇〕 ◎総務部長(佐藤仁志君) それでは、議案第1号の補足説明をさせていただきます。 1ページをお開ください。 議案第1号「専決処分の承認を求めることについて」でございます。 地方自治法第179条第1項の規定に基づき別紙のとおり専決したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。今回、補正予算を専決処分させていただいております。 3ページをお開きください。 専決第1号「令和2年度高梁市一般会計補正予算(第11号)」は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,096万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ304億8,547万2,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。 第2条は繰越明許費の補正として、繰越明許費の追加は第2表繰越明許費補正によるといたしております。 この補正予算の内容につきましては、先ほど市長の説明にもありましたとおり2月18日の議会全員協議会において御説明いたしました新型コロナウイルスワクチン接種事業に係るものであり、感染症対策室拡充の体制整備を行いました1月25日に専決処分をさせていただいたものでございます。令和2年度事業におきましては、体制の整備、医療従事者等への接種、また高齢者等の優先接種対象者の接種券の作成、送付に要する経費などを計上しております。 まず、5ページを御覧ください。 第2表繰越明許費補正でございます。 ワクチン接種そのものの費用や接種券の送付などについては令和3年度に繰り越すことが想定されるため、計上するものでございます。 次に、事項別明細書により御説明させていただきます。7ページをお開き願います。 まず、歳入でございます。 第16款国庫支出金、衛生費国庫負担金、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金410万1,000円、こちらは接種事業に対する負担金でございます。 次に、衛生費国庫補助金、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費臨時補助金686万8,000円、こちらは体制整備に対する補助金でございます。 続きまして、歳出でございます。 第4款衛生費、保健衛生費の予防費にワクチン接種委託料とシステム改修や相談問合せの窓口業務委託を含めた体制整備に係る経費を計上しております。 以上、議案第1号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 前野政策監。            〔政策監 前野洋行君 登壇〕
    ◎政策監(前野洋行君) それでは、私のほうからは議案第2号及び議案第25号の補足説明をさせていただきます。 まず、議案の9ページをお開きください。 議案第2号「高梁市情報通信基盤施設設置条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 今回の改正は、現在高梁市西地区で整備を進めておりますケーブルテレビ網光化整備工事に伴いまして、新たなサブセンターを設置するため、所要の改正を行うというものでございます。 それでは、新旧対照表で説明させていただきますので、10ページを御覧ください。 現行の3サブセンターに田原サブセンター、高梁市備中町東油野1556番地2を加えるというものでございます。 ケーブルテレビ網の光化によりまして、20キロ圏内のサブセンター設置での運用ということになります。より効率的な運用を行うため、新たに田原サブセンターを設置し、切替え後には現行の成羽サブセンターと備中サブセンターを廃止するという計画でございます。 9ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 提案理由は、田原サブセンターを設置するためでございます。 以上で議案第2号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、議案集の231ページに飛びますが、お開きください。 議案第25号「工事請負変更契約の締結について」でございます。 令和2年6月23日、議案第69号で議決された令和2年度地域IT推進事業高梁市西地区ケーブルテレビ網光化整備工事について、次のとおり工事請負変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び高梁市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるというものでございます。 変更概要でございますが、事業実施に伴う整備工事の諸数量の減でございます。 本工事の光化整備事業では、局舎とセンター施設、それから伝送路の設備、送受信の装置、電源設備、感知の制御測定装置、ヘッドエンドの装置など一式を整備するものでございますが、主な変更点といたしましては、空き家等があり利用者が見込めないため、ルートを廃止したことなどによりまして、光ファイバーケーブルの延長が当初15万8,345メートルから15万8,066メートルと279メートル減少したこと、合わせて部材等の諸数量が減少したことによる減でございます。 変更をお願いいたしますのは、そこにあります3の契約の金額でございます。変更前が5億5,440万円を、変更後5億5,269万5,000円と170万5,000円減額するものでございます。工事完了につきましては、予定どおり3月末を見込んでございます。 提案理由でございますが、契約金額を減額するためでございます。 232ページに参考として原契約の議案の写し、また233ページに関係法令等の抜粋を掲載しておりますので、御覧いただきたいと思います。 以上、議案第25号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 佐藤総務部長。            〔総務部長 佐藤仁志君 登壇〕 ◎総務部長(佐藤仁志君) 続きまして、私のほうから議案第3号から議案第7号の補足説明をさせていただきます。 議案書の11ページを御覧ください。 議案第3号「高梁市事務分掌条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 この条例につきましては、現在の産業経済部について産業経済部と土木部に分割再編するために規定を改めるものでございます。改正後の産業経済部には、農林課、観光課、日本遺産・歴まち推進室、産業振興課が属し、土木部には建設課、岡山道4車線化推進室、都市整備課、上下水道課、西部土木事務所が属するということになります。 12ページの新旧対照表を御覧ください。 事務分掌条例第1条、部等の設置におきまして、土木部を新設し、産業経済部を分割再編するものでございます。 11ページにお戻りください。附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 提案理由は、事務分掌を改正するためでございます。 以上、議案第3号の補足説明とさせていただきます。 次に、13ページを御覧ください。 議案第4号「高梁市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。 この条例につきましては、国民健康保険成羽病院における会計年度任用職員の薬剤師及び診療放射線技師等に適用する号給の上限を引き上げるものでございます。 医療職の人材確保につきましては、令和2年度におきましても正規職員の募集等を行い、人員確保を試みたところですが、職種によっては応募者がなく、または少なく、採用に至っていないのが現状でございます。医療職の不足に対しましては、会計年度任用職員の任用で補っていかなければならないのが現状であり、現行の報酬基準では職員の確保が困難であることから、薬剤師、診療放射線技師等に適用する号給の上限を引き上げ、報酬基準を設定するものでございます。 改正内容につきましては新旧対照表で御説明申し上げますので、14ページをお開きください。 別表第1、会計年度任用職員給料表でございます。この表によりまして、職種ごとに適用する給料表の種類、適用する号給の範囲を定めておりますが、(3)の医療職(二)について、適用する号給を17号給までとしていたものを29号給までに引き上げるものでございます。また、表内の適用する号給の範囲を適用する号給の上限とし、上限の号給のみの表記に改正いたします。 13ページにお戻りいただき、附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 提案理由は、薬剤師及び診療放射線技師等に適用する号給の上限を引き上げ、処遇改善を行うためでございます。 以上、議案第4号の補足説明とさせていただきます。 次に、15ページを御覧ください。 議案第5号「高梁市特別会計条例の一部を改正する条例」は、高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計を廃止するものでございます。 高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計におきましては、住宅の新築もしくは改修または住宅用地を取得しようとする者に対し、市が財政上の支援を行い、当該地区の居住環境の改善について貸付事業を行っておりました。貸付自体は平成7年度で終了しておりますが、起債の償還が残っていたため、これまで特別会計を存続させてきたところ、昨年12月に起債の償還が全て終了したことにより、この高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計を廃止するものでございます。 なお、未収金等の回収につきましては、一般会計に継承して行います。 16ページを御覧ください。新旧対照表で御説明いたします。 第1条中、第8号の高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計を削り、第9号を第8号とし、以降の各号を繰り上げております。 15ページにお戻りください。附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。また、経過措置といたしまして、高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計の令和2年度分の歳入歳出の出納及び決算については、なお従前の例によるといたしております。 提案理由は、高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計を廃止するためでございます。 以上、議案第5号の補足説明とさせていただきます。 次は、17ページをお開きください。 議案第6号「指定管理者の管理の期間の特例の廃止等に伴う関係条例の整備に関する条例」を次のとおり制定するものでございます。 この条例は、高梁市成羽美術館条例など合計33本の各施設条例の附則で定めている指定管理期間の特例を削り、成羽憩の家条例については指定管理期間の変更を、また高梁市農村生活改善センター条例においては利用料金の取扱いを規定するとともに、位置を変更するものでございます。 新旧対照表で御説明申し上げますので、26ページをお開きください。 こちらの26ページから58ページに掲載しております33の施設条例で、現行の附則において指定管理者の管理の期間の特例について規定し、本則に定めている期間にかかわらず全て3年以内と現行はしておりますが、これを削除するものでございます。 経緯といたしまして、公共施設の見直しにつきましては、合併後から施設の在り方を含め管理方法等について行革の中で鋭意見直しを進めてきたところでございます。この間、ある程度の当初の見直しが完了したことや、当時とは公共施設を取り巻く環境などもかなり変化してきていることなどによりまして、特例期間を廃止し、本則の期間に戻すこととしたものでございます。 引き続き公共施設の見直しにつきましては、公共施設等総合管理計画に基づく施設の再編計画の策定を進めており、その中で検討してまいりたいと考えております。 また、30ページを御覧ください。 こちらが成羽憩の家条例でございます。この条例につきましては、小泉憩の家、吹屋憩の家の2施設について設置規定しているものですが、この2つの施設につきましては、機能的にコミュニティ施設であることから、指定管理期間につきまして、現行の5年間からコミュニティ施設条例と同じ期間の10年に変更するものでございます。 次に、36ページを御覧ください。 こちらが高梁市農村生活改善センター条例の新旧対照表でございます。まず、この農村生活改善センターにつきましては、地域農業の振興と地域住民の生活改善及び農産物加工活動等の促進を図ることを目的に、市内に12か所設置され、指定管理者により管理運営を行っているところでございます。 今回の改正内容といたしまして、現行では使用料は無料とするとしておりますが、実態的には地元での管理運営を行う上で、利用相当額の寄附金等で管理運営を行っていただいているところであります。また、もとより指定管理者制度につきましては、指定管理者の裁量で利用料を徴収するなどして効率的な管理運営が求められるところでもございます。そのため、このたびの改正に合わせまして、条例上に利用料金の取扱いを規定するとともに、またこれも併せてですが別表の2施設につきまして位置を変更するものでございます。 次に、24ページをお開きください。附則でございます。この条例中、第1条から第21条までの規定は令和3年4月1日から、第22条から第29条までの規定は令和4年4月1日から、第30条から第32条までの規定は令和5年4月1日から、第33条の規定は令和6年4月1日から施行するとしております。これは、各施設の現在の指定管理期間の終期に合わせているものでございます。 提案理由は、指定管理者の管理の期間の特例の廃止等をするためでございます。 以上、議案第6号の補足説明とさせていただきます。 次は、59ページをお開きください。 議案第7号「高梁市建設技師養成奨学金貸付条例」を次のとおり制定するものでございます。 この条例は、本市の建設技師の確保並びに市内公共工事等の安定的かつ継続的な施工及び管理を図ることを目的として、不足している土木、建築技術者を確保するため、土木建築技術系の学科に在籍し、学校等を卒業後、市の機関または市内の事業所において建設技師として従事する意志がある学生に対し、奨学金の貸付けを行うものでございます。 御承知のとおり建設業は地域のインフラ整備、維持を支えるだけでなく、災害時の応急対応、また公共施設の復旧を支える重要な役割を担っております。国土交通省のデータによれば、建設就業者の現状は55歳以上が約34%、29歳以下は約11%と高齢化が進行し、次世代への技術継承とともに人材確保が大きな課題となっております。こういった課題の解決に向け、市内で建設技師として従事する意志がある学生に対し、就学に必要な資金を貸し付けるもので、3年間で10名程度を予定しております。 それでは、条例で定める主な内容につきまして御説明を申し上げます。 第1条では目的、第2条では奨学生の資格について、先ほど申しましたようなことを規定しております。 60ページに移っていただきまして、第5条、奨学金の額等でございます。月額5万円を予算の範囲内において無利子で貸し付けるとしております。年額では60万円となります。 第9条では返還の猶予、第10条では返還の免除を規定し、市内事業所等へ建設技師として従事している期間が貸付けを受けた期間の3倍に相当する期間または10年のいずれか長い期間に達したときはその全額を免除し、一定期間に満たない場合はその一部のみが免除されるといったような規定としております。 第11条では延滞利息、第12条では規則への委任をそれぞれ規定しております。 62ページに移っていただきまして、附則でございます。この条例は令和3年4月1日から施行する。また、延滞利息の割合の特例も規定してございます。 提案理由は、市内の建設工事従事者を確保等するための土木技師及び建築技師の養成に関する奨学金制度を整備するためでございます。 以上、議案第7号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 大福産業経済部長。            〔産業経済部長 大福範義君 登壇〕 ◎産業経済部長(大福範義君) それでは、議案第8号から議案第11号及び議案第26号から議案第40号までの補足説明をさせていただきます。 議案書の63ページをお開きください。 議案第8号「高梁市川上民芸品等共同創作センター条例を廃止する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 この施設につきましては、地域の民芸品、木工芸品等の創作活動と特産品化を促進し、地域の活性化と林業振興を推進することを目的として、平成14年度に川上町仁賀地内に整備した施設でございます。現在、施設利用者も減少し、また木工機械設備等の老朽化が進んでいることから、このたび廃止をするものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行する。 提案理由でございます。高梁市川上民芸品等共同創作センターを廃止するためでございます。 続きまして、65ページをお開きください。 議案第9号「高梁市備中うるし加工伝承センター条例を廃止する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 この施設につきましては、備中漆の再生と漆塗り技術の研究開発を推進するため、昭和61年備中町平川井川地内に整備した施設でございます。平成16年に備中うるし工芸に指定管理を行い、漆を掻いたり漆器の製作、販売などを行っておりましたが、会員数の減少や高齢化により施設の維持が難しくなったことから、平成24年には指定管理を取り消し、以後は休館状態となっております。現在、施設も老朽化が進み、また利用者も見込めないことから、このたび廃止をするものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行する。 提案理由でございます。高梁市備中うるし加工伝承センターを廃止するためでございます。 続きまして、67ページ、議案第10号でございます。 議案第10号「高梁市農業研修宿泊施設設置条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 この農業研修宿泊施設でございますが、農業就業を目指して農業実務研修を行う者、また農業への適性をはかるための短期研修を行う者など、田舎暮らしを志向する都市住民に本市へ農業就業や定住を促進し、地域の活性化と産業の振興を図ることと目的としているもので、現在備中町平川地区及び宇治町宇治地区に整備をしているものでございます。このたび、有漢町有漢地内にあります市営住宅市場第1住宅2戸を活用し、新たに農業研修宿泊施設を設置するものでございます。 新旧対照表で御説明申し上げますので、68ページをお開きください。 第2条の宿泊研修施設の名称及び位置に、名称に風をおこすまち有漢お試し暮らし住宅、位置に高梁市有漢町有漢2083番地を新たに追加するものでございます。 次に、別表第11条関係の研修宿泊施設使用料に風をおこすまち有漢お試し暮らし住宅の部屋区分、短期及び長期の利用料金を新たに追加するものでございます。 67ページに戻っていただきまして、附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行する。 提案理由でございます。有漢地域にお試し暮らし住宅を建設するためでございます。 続きまして、69ページをお開きください。 議案第11号「高梁市営住宅条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。 改正内容につきましては、新旧対照表で御説明申し上げますので、70ページをお開きください。 まず、新旧対照表の上、現行の内山下上住宅の項を削除するものでございます。内山下上住宅につきましては、高梁市街地の内山下地内にあり、昭和34年に建設した木造平家建ての1棟2戸の住宅で、耐用年数の超過により募集停止の措置をとっておりました。このたび入居者の退去完了をもって廃止を行うものでございます。 次に、新旧対照表の下、市場第1住宅の項の戸数を12戸から10戸に変更するものでございます。市場第1住宅につきましては、有漢町有漢地内に平成2年、平成4年及び平成9年に建設いたしました木造平家建て6棟12戸の住宅でございます。5年以上の長期にわたり空室状態が継続している住宅をこのたび2戸廃止するものでございます。 69ページにお戻りください。附則といたしまして、この条例は令和3年4月1日から施行する。 提案理由でございます。内山下上住宅及び市場第1住宅2戸を廃止するためでございます。 続きまして、ページが飛びますが、235ページ、議案第26号でございます。 議案第26号「工事請負変更契約の締結について」でございます。 令和2年6月23日議案第70号及び令和2年11月27日議案第89号で議決された令和2年度過年度公共土木災害復旧事業市道玉川落合線道路災害復旧工事について、次のとおり工事請負変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び高梁市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 変更をお願いいたしますのは、契約金額の増額でございます。 3、契約の金額でございますが、変更前3億5,753万3,000円を、変更後3億6,980万9,000円とし、1,227万6,000円を増額するものでございます。主な要因はアンカー工と擁壁工の変更によるものでございます。 238ページをお開きください。No.2付近の横断図でございます。 アンカー工につきましては、直径1.3メートルの鋼管ぐい33本を立て込んでおりますが、この鋼管ぐいの安定を図るため、鋼管ぐい1本1本に直径60ミリの鋼線によるアンカー工を施工するものでございますが、支持基盤となる岩盤線が想定より深くなるところから、アンカー長に変更が生じたものでございます。No.2付近の横断図で申し上げますと、アンカー長が当初13.5メートルから20メートルに変更になるものでございます。 次に、239ページ、展開図でございます。 擁壁工につきましては、鋼管ぐいの立て込みが終了しましたので、改めて測量を行った結果、壁面工の数量の変更及び新たに両サイドに既存護岸への取付工の必要が生じたものでございます。 235ページにお戻りください。提案理由でございます。契約金額を増額するためでございます。 236ページには当初契約の議案の写し、237ページには変更契約の議案の写しを掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、241ページ、議案第27号でございます。 議案第27号「市道路線の認定及び変更について」でございます。 道路法第8条及び第10条の規定に基づき、市道の路線を次のとおり認定及び変更するものでございます。 242ページをお開きください。市道長地相坂線は、破線部分が認定路線でございますが、道路改良工事に伴い、終点付近の路線を変更することとなったため、図面下側を基点として破線部分から上側に向かい、市道路線の変更をした実線の区間を結んだ路線とする変更をお願いするものでございます。 次に、243ページでございます。路線の変更により廃止となる終点付近の路線変更区間の292メートルにつきまして、新規に市道相坂線として認定をお願いするものでございます。 241ページにお戻りください。まず、変更路線でございますが、路線名、長地相坂線、起点成羽町長地452番1地先からの変更はございませんが、終点を成羽町相坂166番5地先までを成羽町相坂132番4地先までに変更することに伴い、幅員に変更はございませんが、延長が1,341メートルから1,320メートルに変更になり、延長が21メートル減になるものでございます。 次に、新規路線でございますが、路線名相坂線、起点成羽町相坂220番地先から終点成羽長相坂166番5地先まで、延長292メートル、幅員2.6メートルから7.7メートルでございます。 提案理由でございます。道路法の規定に基づき、市道路線の認定及び変更をするためでございます。 244ページに道路法の抜粋を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、245ページ、議案第28号でございます。 ここから御説明申し上げます議案第28号から議案第40号までは、指定管理者の指定に係る13議案でございます。議案第32号及び議案第35号は、このたび新規の指定でございますが、その他の議案は全て更新をするものでございます。 指定管理者につきましては、地域に密着して活動されているコミュニティー団体がほとんどで、健全な運営がなされていると考えております。指定管理期間につきましては、議案第6条で御説明申し上げましたが、指定管理者の管理の期間の特例は廃止し、条例の本則に定める期間によりお願いをしております。 それでは、議案第28号「健康増進センターの指定管理者の指定について」でございます。 この施設につきましては、コミュニティー類似施設という扱いをいたしております。地元の幅広い世代の健康づくりの拠点という捉え方をしておりますが、附属する改善センター等と運営を協力してやっていただいており、引き続き現指定管理者に10年間お願いするものでございます。 提案理由でございます。健康増進センターの指定管理者を指定するためでございます。 地方自治法の抜粋を246ページに掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。以下につきましては、根拠法令の説明は省略をさせていただきます。 続きまして、247ページ、議案第29号でございます。 議案第29号「生活改善センター等の指定管理の指定について」でございます。 生活改善センターと総合会館7つを下の表から248ページにわたり掲げておりますが、今後もまちづくりでありますとか地域活動に効果が認められる、期待できるということで、引き続き現指定管理者に10年間お願いするものでございます。 提案理由でございます。生活改善センター等の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、249ページ、議案第30号でございます。 議案第30号「農村生活改善センターの指定管理者の指定について」でございます。 12の農村生活改善センターを下記の表から250ページにわたり掲げております。ここへ掲げております農村生活グループや地域コミュニティー団体は、農産加工等々に活動をいただいております。引き続き、現指定管理者に10年間をお願いするものでございます。 提案理由でございます。農村生活改善センターの指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、251ページ、議案第31号でございます。 議案第31号「高梁市松山自然休養村管理センターの指定管理者の指定について」でございます。 この施設につきましても、松山自然休養村の円滑な管理運営を行う目的で設置されたものでございます。運営は地域の方で地域密着型で行っていただいており、引き続き現指定管理者に10年間お願いをするものでございます。 提案理由でございます。高梁市松山自然休養村管理センターの指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、253ページ、議案第32号でございます。 議案第32号「高梁市農業研修宿泊施設の指定管理者の指定について」でございます。 この農業研修宿泊施設でございますが、先ほど議案第10号で御説明申し上げましたとおりでございます。風をおこすまち有漢お試し暮らし住宅の指定管理につきましては、有漢地域における定住者、就業者支援を目的とし活動を続け、実績を積み上げられております。また、地域の受入れ体制を構築しており、さらに近年は就農希望者に特化した支援にも力を入れており、地域住民等により構成される団体に管理を任せたほうが、地域づくり等でより効果が得られると判断できることから、このたび特定非営利活動法人夢風車うかんに3年間お願いするものでございます。 提案理由でございます。高梁市農業研修宿泊施設の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、255ページ、議案第33号でございます。 議案第33号「多目的集会所及び農業者等健康増進施設の指定管理者の指定について」でございます。 この2施設につきましても、コミュニティー施設の扱いでございます。運営に実績を有しており、地元の団体でもあります現指定管理者に引き続き10年をお願いするものでございます。 提案理由でございます。多目的集会所及び農業者等健康増進施設の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、257ページ、議案第34号でございます。 議案第34号「日名交流館の指定管理者の指定について」でございます。 この施設につきましても、コミュニティー施設の扱いでございます。運営に実績を有しており、地元の団体であります現指定管理者に引き続き10年間お願いするものでございます。 提案理由でございます。日名交流館の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、259ページ、議案第35号でございます。 議案第35号「榮農王国山光園畑地かんがい施設の指定管理者の指定について」でございます。 この施設につきましては、平成14年度に高梁地域の特産品である夏秋トマト及びブドウの生産拡大のために、新規就農者を受け入れる農地造成等と併せて整備した畑地かんがい施設でございます。この施設管理につきましては、設備の日常点検やため池の管理、非常時の際の早急な対応等について、受益者が施設全体を管理運営することが最も望ましく、また運営面でも自らの施設として経費の節減など期待できることから、このたび山光園営農組合に10年間の指定管理をお願いするものでございます。 提案理由でございます。榮農王国山光園畑地かんがい施設の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、261ページ、議案第36号でございます。 議案第36号「高梁市落合勤労福祉会館の指定管理者の指定について」でございます。 落合地域市民センターを1階部分に備える施設で、地域コミュニティーの中核施設でございます。引き続きまちづくり団体である現指定管理者に10年間お願いするものでございます。 提案理由でございます。高梁市落合勤労福祉会館の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、263ページ、議案第37号でございます。 議案第37号「高梁市落合研修会館の指定管理者の指定について」でございます。 落合地域市民センターの高梁寄りに所在する施設でございまして、先ほどの勤労福祉会館と合わせて地域コミュニティーの中核施設でございます。引き続きまちづくり団体である現指定管理者に10年間お願いするものでございます。 提案理由でございます。高梁市落合研修会館の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、265ページ、議案第38号でございます。 議案第38号「常山交流センターの指定管理者の指定について」でございます。 本施設も地域密着型の施設でございます。引き続き、地域住民で構成される現指定管理者に5年間お願いするものでございます。 提案理由でございます。常山交流センターの指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、267ページ、議案第39号でございます。 議案第39号「吹屋ふるさと村観光施設の指定管理者の指定について」でございます。 下の表に掲げております7施設につきまして、現指定管理者が吹屋地域内の観光施設の運営管理に積極的に取り組んでおり、施設運営にも実績があることから、表中上から3番目の吹屋ふるさと村ベンガラ陶芸館につきましては引き続き吹屋ふるさと村陶芸の会に、それ以外の6施設につきましても引き続き一般社団法人高梁市観光協会に5年間お願いするものでございます。 268ページをお開きください。提案理由でございます。吹屋ふるさと村観光施設の指定管理者を指定するためでございます。 最後になります。269ページ、議案第40号でございます。 議案第40号「西山高原レジャー施設の指定管理者の指定について」でございます。 本施設につきましては、地域の観光資源を活用して地域の活性化を図っておられ、運営は地元住民で構成される現指定管理者に引き続き5年お願いするものでございます。 提案理由でございます。西山高原レジャー施設の指定管理者を指定するためでございます。 以上、議案第8号から議案第11号及び議案第26号から議案第40号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 説明の途中でありますが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。            午後0時0分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時0分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 蛭田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 蛭田俊幸君 登壇〕 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私からは議案第12号から議案第21号及び議案第42号から議案第44号までの13議案につきまして補足説明をさせていただきます。 71ページをお開きください。 議案第12号「高梁市国民健康保険条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 新旧対照表で説明いたしますので、72ページをお開きください。 附則の第6項でございます。これまで新型コロナウイルス感染症の定義につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第1条の2の規定を引用しておりましたが、特措法の改正に伴いまして、病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス、以下資料にありますとおり、に定義を改めるというものでございます。 71ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は公布の日から施行する。 提案理由といたしましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、所要の改正を行うためでございます。 続きまして、73ページをお開きください。 議案第13号「高梁市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 今回の改正でございますが、まず経緯を簡単に申し上げますと、平成30年度の税制改正により、令和3年1月1日から個人所得課税の見直しがされております。この改正により給与所得控除等公的年金控除は引下げに、基礎控除は引上げとなりますが、国保税の負担水準に関して、不利益等が生じないように地方税法施行令等の一部が改正され、それに伴いまして軽減判定の見直しを行うというものでございます。 新旧対照表で説明いたしますので、75ページをお開きください。 第21条の国民健康保険税の減額でございます。 第1号、それから次のページの第2号、第3号も同様でございますが、国保税の減額の対象となる所得の基準につきまして、軽減判定所得の算定に用いる基準額を33万円から43万円に引き上げ、また被保険者のうち一定の給与所得者と公的年金等の支給を受ける者につきましては、世帯内の給与所得者数の数に応じた金額を基礎控除額に加えるというものでございます。 それから、77ページの附則第6項につきましては、公的年金等に係る特別控除後の65歳以上のものに係る軽減判定所得基準について、110万円とあるのを125万円となるよう読み替えるというものでございます。 74ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 第2項では、令和2年度分までの国民健康保険税の取扱い等適用区分について規定しております。 提案理由でございますが、地方税法施行令の改正に伴い、国民健康保険税の減額係る規定について、所要の改正を行うためでございます。 続きまして、79ページをお開きください。 議案第14号「高梁市国民健康保険関係徴収金を期限内に完納しない場合における督促、督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 この条例は、地方税法の改正によりまして特例基準割合の名称変更、またこの割合の根拠となります租税特別措置法の規定も見直されることに伴いまして、関係する条例について所要の改正を行うものでございます。 新旧対照表で説明いたしますので、81ページをお開きください。 まず、高梁市国民健康保険関係徴収金を期限内に完納しない場合における督促、督促手数料及び延滞金徴収条例でございますが、第6条の延滞金の割合の特例、ここでは地方税法の改正に合わせまして、特例基準割合を延滞金特例基準割合に、また租税特別措置法の規定に基づく割合を平均貸付割合に改めるものでございます。 82ページをお開きください。82ページは、高梁市後期高齢者医療に関する条例、それから次の83ページは、高梁市保育士養成奨学金貸付条例の新旧対照表になっておりますが、それぞれ延滞利息の割合の特例に係る規定につきまして、同様の改正を行うものでございます。 80ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は公布の日から施行する。 提案理由といたしまして、地方税法の改正において、延滞金を算出する際に用いる割合の名称等が変更されたことに伴い、所要の改正を行うためでございます。 続きまして、85ページをお開きください。 議案第15号「高梁市介護保険条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 今回の改正条例は、現在策定中でございます第8期介護保険事業計画、その計画に基づき、令和3年度から令和5年度までの3年間、65歳以上の第1号被保険者の方に納付していただく介護保険料を定めるというものが主な内容でございます。 この介護保険計画の策定に当たりましては、介護保険事業計画推進委員会というものを設置しまして、様々な角度から検討を行ってきたところでございます。第8期計画における保険料算定の考え方といたしましては、5点ございます。 1点目として、所得段階別保険料率は7期と同率とし、世帯全員が非課税である第1段階から第3段階においては、保険料の軽減を図っております。 2点目としましては、所得段階の細分化を採用しまして、7期と同様に国の基準9段階に加えまして、高所得者層に3段階を設定することでより所得に応じた負担を求めることといたしております。 3点目としまして、保険料の基となる必要保険料額は、第8期計画期間中におけるサービス料等給付費調整交付金等財源の推計を基にしまして、制度改正や介護報酬改正等を踏まえて算定いたしております。その制度改正でございますが、現役並み所得者の利用者負担の上限額の見直し、それから施設入所者の食費等に係る補足給付の対象者の細分化、これらが主な改正点となっております。 4点目としまして、介護保険の給付の適正化、高齢者の自立支援と重度化防止等の取組に対する国からの財政支援でございます保険者機能強化推進交付金等について、保険料の一部として見込んでおります。 5点目としましては、介護給付費準備基金につきましては、安定的な制度運営と第9期以降の保険料の負担軽減を見据えまして、第8期中では保険料の端数調整分のみの取崩しを見込んでおります。 それでは、87ページの新旧対照表を御覧いただきたいと思います。 第2条第1項第5号が基準保険料になっております。先ほどの考え方に基づきまして、年額7万5,600円を改正案の第8期では年額7万9,200円に改正しまして、これを所得状況に応じて12段階に区分し、御負担をいただくことといたしております。 88ページから89ページにかけまして、附則第7項の改正につきましては、議案第14号で御説明した内容と同じでございます。省略をさせていただきます。 86ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 第2項では、令和2年度以前の年度分の保険料の取扱いなど、経過措置について規定を設けております。 提案理由でございますが、令和3年度から令和5年度までの保険料率を定めるとともに、介護保険法施行令等の改正に伴う所要の改正を行うためでございます。 続きまして、91ページを御覧ください。 議案第16号「高梁市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等を定める条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。 この議案を含めまして、議案第17号から議案第19号までの条例は、市が指定の権限を有する各種サービスに関わる基準につきまして、国の基準の見直しや追加に伴い、所要の改正を行うというものでございます。 改正箇所が多岐にわたりますので、個々の説明については省略させていただきますが、各サービスの共通の主な改正点を申し上げたいと思います。 1点目は、感染症対策の強化としまして、感染症対策委員会の開催等に加え、訓練の実施を義務づけられたこと。2点目は、業務継続に向けた取組の強化としまして、感染症や災害が発生した場合でも、必要な介護サービスが継続的に提供できる体制を構築するため、業務継続に向けた計画、BCPの策定、研修の実施等が義務づけられたこと。3点目は、ハラスメント対策の強化としまして、職場において優越的関係等を背景とした言動等により就業環境が害されることを防止するため、必要な措置を講じることが義務づけられたこと。4点目は、会議や多職種連携におけるICTの活用としまして、運営基準に規定されている各種会議等について、感染防止や連携促進の観点からテレビ電話等の活用が認められたこと。5点目は、従来書面に限定しておりました説明同意等の電磁的記録の利用や保存、提示方法につきまして、一部緩和の見直しがなされたこと。6点目は、高齢者の人権擁護、虐待の防止としまして、虐待の発生、再発防止のための委員会開催、指針の整備、研修実施等の措置を講じるように義務づけられたことなどでございます。 これらの国の基準の見直し、改正内容等を踏まえまして、それぞれ関係する条文の改正、条例の追加整理を行うものでございます。 95ページをお開きください。附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 第2項、第3項及び第4項では、今回の改正により事業者に義務づけしました項目について、令和6年3月末までは努力義務とする旨を経過措置として設けております。 提案理由でございます。指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うためでございます。 続きまして、107ページをお開きください。 議案第17号「高梁市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 先ほどの議案第16号では、要介護認定者に対する指定居宅介護支援の人員等の基準を定めておりますが、この議案第17号は、要支援認定者に対する指定介護予防支援の基準になります。条のずれ等がございますが、改正の趣旨、内容は同じでございますので、個別の説明につきましては割愛させていただきたいと思います。 110ページをお開きください。附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 第2項、第3項及び第4項では、先ほどの議案第16号と同様、今回の改正により事業者に義務づけしました項目につきまして経過措置を設けております。 提案理由でございますが、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うためでございます。 続きまして、119ページをお開きください。 議案第18号「高梁市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 この条例につきましては、要介護認定者に提供される9つのサービスにつきまして、基本方針と人員、設備、運営に関する基準を定めたものでございます。このたびの改正は、国の基準の改正あるいは追加に伴い、所要の改正をするものでございまして、市の独自の基準等によるものはございません。改正には、市内で提供されるサービスもございますので、現在提供されているサービスに係る改正を中心に、主な内容について説明をさせていただきます。 新旧対照表で説明いたしますので、飛びまして150ページをお開きください。 このページの一番上、これは第60条の13第3項になりますが、地域密着型通所介護の事業者に、介護医療関係の資格を有さない職員に対する認知症介護基礎研修の受講というものを義務づけるものでございます。これは、介護に関わる全ての職員の認知症対応力を向上し、認知症の人の尊厳の保持を図るというものでございます。他のグループホーム等でも同様の改正をいたしております。 同じページの第60条の15第2項では、地域と連携した災害対応の強化といたしまして、避難訓練等の実施に当たりましては、地域住民の参加が得られるよう努めることを追加しております。 160ページをお開きください。第102条第2項では、小規模多機能型居宅介護の介護報酬につきまして、過疎地域のサービス提供に当たり市が特別に認める場合には、登録定員を超過しても報酬減算を今期計画期間中の終了までは行わないことといった緩和措置を設けております。 134ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 第2項以降の各項では、こちらにつきましても今回の改正により義務づけした項目について努力義務とする期間の経過措置を定めております。 提案理由でございます。指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うためでございます。 続きまして、185ページをお開きください。 議案第19号「高梁市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。 この条例は、要支援認定者に提供される3つのサービスにつきまして、基本方針と人員、設備、運営に関する基準を定めたものでございます。議案第18号の地域密着型の改正条例とサービスの数が異なりますのは、要支援認定者においては利用制限となるサービス、あるいは総合事業に位置づけられるサービスがあるためでございます。改正の趣旨、内容につきましては、先ほどの議案第18号と同じでありますので、個別の説明については割愛させていただきたいと思います。 192ページをお開きください。附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 第2項、第3項、第4項及び第5項では、先ほどと同様に経過措置を設けております。 提案理由でございます。指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、施設及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の改正に伴い、所要の改正を行うためでございます。 続きまして、215ページをお開きください。 議案第20号「高梁市介護福祉士養成奨学金貸付条例の一部を改正する等の条例」を次のとおり制定するというものでございます。 まず、第1条の改正につきましては議案第14号で説明した内容と同じでありますので、省略をさせていただきます。 第2条でございますが、これは市と市内の介護事業者の連携によりまして人材確保を進めることから、令和2年度から奨学金制度の見直しを行いまして、市の直接貸付から市内介護事業者への補助支援制度へと変更いたしております。今年度末で継続貸付が終了することから、貸付条例を廃止するというものでございます。 附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 第2項では、旧条例に基づく行為の効力につきまして、経過措置を設けております。 提案理由でございます。地方税法の改正における延滞金を算出する際に用いる割合の名称等の変更に伴う所要の改正及び当該条例の廃止を行うためでございます。 続きまして、219ページをお開きください。 議案第21号「高梁市看護師等養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するというものでございます。 まず、今回の改正に至った経緯でございますが、高梁市医療計画検討委員会の専門部会としまして、看護師等確保検討部会といったものを設置しまして、看護師確保に向けた奨学金制度について協議を重ねた結果、市内医療機関と連携した養成制度へ見直すことに至ったというものでございます。 新制度の概要でございますが、市内医療機関が当該医療機関を希望する学生へ月10万円以内を奨学金として貸与し、市はその2分の1、上限60万円を支援するというものでございます。ただ、この新たな制度では、市内での就職は希望されましても就職先を特定しかねている学生の支援ができないことになります。その対策としまして、本条例に基づく貸付制度も継続し、この改正によりまして本奨学金の貸付金額の増額と返還免除に必要な期間等につきまして、市の補助制度と整合を図るというものでございます。 具体的には新旧対照表で説明させていただきます。221ページをお開きください。 まず、第5条の改正でございますが、奨学金の月額貸付金額4万4,000円を5万円に改めるものでございます。 また、第10条第1項第1号では、返還免除の要件となる市内勤務期間を改正するというものでございます。 次の222ページにつきましては、議案第14号で説明した内容と同じでありますので、省略をさせていただきたいと思います。 219ページに戻っていただきまして、附則でございます。この条例は、令和3年4月1日から施行する。 第2項、第3項、第4項では、改正前と改正後の条例に基づく行為の効力につきまして経過措置を設けております。 提案理由でございます。高梁市看護師等養成奨学金の拡充及び地方税法の改正における延滞金を算出する際に用いる割合の名称等の変更に伴う所要の改正を行うためでございます。 続きまして、277ページをお開きください。 議案第42号でございますが、議案第44号までは指定管理者の指定についての議案でございます。指定の期間はいずれの議案につきましても10年間でございまして、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 まず、議案第42号「地域福祉センターの指定管理者の指定について」でございます。 地域福祉センターは、川面と巨瀬の2件がございまして、これまでに適正な管理運営をしていただいております現管理者に引き続き指定管理をお願いするというものでございます。 提案理由といたしまして、地域福祉センターの指定管理者を指定するためでございます。 次に、279ページでございますが、議案第43号「高梁市成羽憩の家の指定管理者の指定について」でございます。 成羽憩の家は、小泉憩の家、それから吹屋憩の家がございます。これにつきましても、従来から地元の長寿クラブに管理運営をお願いしておりまして、今回も引き続き同団体への指定管理をお願いするというものでございます。 提案理由でございます。高梁市成羽憩の家の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、281ページでございますが、議案第44号「高梁市地域ふれあい広場の指定管理者の指定について」でございます。 これにつきましては、成羽町中地区にございます全天候型のゲートボール場の指定管理でございまして、地元の布寄地区連合長寿会に管理をお願いするものでございます。 提案理由としまして、高梁市地域ふれあい広場の指定管理者を指定するためでございます。 以上で私からの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 久保木病院事務長。            〔病院事務長 久保木英介君 登壇〕 ◎病院事務長(久保木英介君) それでは、議案第22号の補足説明をさせていただきます。 223ページにお戻りください。 議案第22号「高梁市国民健康保険成羽病院看護師等養成奨学金貸付条例」を次のとおり制定するというものでございます。 この条例の制定につきましては、新年度から市が医師会経由で奨学金制度を持つ病院に対し、学生1人当たり月額5万円以内の補助金を交付することを受けまして、成羽病院においても奨学金制度を設け、慢性的な看護師不足に対応するものでございます。 制度の概要は、成羽病院勤務を希望する学生に市の補助金5万円と病院会計からの5万円を合わせた月額10万円を最大4年間無利子で貸し付け、貸し付けた期間と同じ期間を連続して成羽病院に勤務した場合、返還を免除するというものでございます。 それでは、条例の内容につきまして主要な点を御説明させていただきます。 第1条では目的を、第2条では奨学生の資格を規定しておりまして、このうち第3号では、成羽病院に看護師等として勤務する意思を有することも条件としております。 はぐっていただきまして、第5条では奨学金の額等を規定しておりまして、月額10万円を毎年度、病院事業会計予算の範囲内において無利子で貸し付けるものとしております。このうち半額の5万円が市の補助金でございまして、新規は1名程度を計画いたしております。 第9条では返還の猶予を規定しておりまして、このうち第1号では、成羽病院へ看護師等として勤務をしているときも対象としております。 第10条では返還の免除を規定しておりまして、そのうち第1項第1号では、奨学金の貸付を受けた期間に相当する期間を連続して看護師等として成羽病院に勤務したときは、その全額を免除するものとしております。この場合の貸付期間は、成羽病院の奨学金と市の奨学金の両方の貸付を受けた場合は、両方を合わせた期間としております。 第2項では、貸付期間に相当する期間から成羽病院に勤務した期間を差し引いた期間について、市内の他の医療機関等へ看護師等として勤務したときは、市の補助金部分は返還を免除するというものでございます。 第11条では奨学金の返還が滞った場合の延滞利息を、第12条では規則への委任についてそれぞれ規定をいたしております。 はぐっていただきまして、附則でございます。第1項の施行期日は、この条例は令和3年4月1日から施行する。 第2項では、延滞利息の割合の特例を規定いたしております。 提案理由といたしまして、高梁市国民健康保険成羽病院の看護師等を確保するための看護師等養成に関する奨学金制度を整備するためでございます。 以上で議案第22号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 竹並教育次長。            〔教育次長 竹並信二君 登壇〕 ◎教育次長(竹並信二君) それでは、227ページをお開きください。 議案第23号「高梁市立小学校及び中学校条例の一部を改正する条例」でございます。 この議案につきまして、有漢地域の学校再編計画につきましては全員協議会等で御説明を申したところでございまして、令和7年度に義務教育学校を中学校を含めてスタートするということでございますけれども、令和4年度から令和6年度までは有漢東小学校と西小学校を統合してスタートするということが地元協議の中で決まったところでございまして、今回地元協議の中で学校名についても現在の有漢東小学校ということで決定をいたしましたので、条例改正をお願いするものでございます。 別表中、有漢西小学校のところを削るというものでございまして、附則はこの条例は令和4年4月1日から施行する。提案理由は、高梁市立有漢西小学校を高梁市立有漢東小学校へ統合するためということでございます。 続きまして、229ページ、議案第24号「岡山県高梁市立高等学校条例の一部を改正する条例」でございます。 この条例改正は、老朽化した宇治高等学校の機能を宇治小学校の中へ移すということで、本年度から宇治小学校の改修工事を進めておるところでございます。令和3年度中にはその主要部分である普通教室を宇治小学校内に移すということになりますので、学校の位置を宇治小学校の番地に変更させていただくというものでございます。 附則でございます。この条例は、令和4年4月1日から施行する。 提案理由は、岡山県高梁市立宇治高等学校の位置を変更するためでございます。 続きまして、283ページをお開きください。 議案第45号「高梁市成羽美術館の指定管理者の指定について」でございます。 これは、成羽美術館につきまして指定管理期間が満了するため、引き続き更新をお願いするものでございまして、指定の期間は5年間ということでございます。 提案理由は、高梁市成羽美術館の指定管理者を指定するためでございます。 続きまして、285ページをお開きください。 議案第46号「体育施設の指定管理者の指定について」ということで、これは2施設を掲げてございますけれども、両施設とも指定管理が満了するということで、現在適正な管理をいただいております地元管理団体に引き続き指定管理をお願いするというものでございまして、指定の期間は令和3年4月1日から5年間ということでございます。 提案理由は、体育施設の指定管理者を指定するためでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 説明の途中でありますが、ただいまから10分間休憩いたします。            午後1時34分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時43分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 赤木市民生活部長。            〔市民生活部長 赤木和久君 登壇〕 ◎市民生活部長(赤木和久君) それでは、私からは議案第41号の補足説明をさせていただきます。 271ページを御覧ください。 議案第41号「コミュニティ施設の指定管理者の指定について」でございます。 このたび指定管理者に管理をお願いするコミュニティ施設は、地域のまちづくりコミュニティー活動の拠点となっております施設でありまして、高梁地域が7施設、成羽地域5施設、川上地域11施設、備中地域が20施設の合計で43施設でございます。 これらの施設は、それぞれでコミュニティーなどの活動が行われ、これまでに適正な管理と運営をしていただいております。現在の指定管理者に指定期間を10年として引き続き指定管理をお願いするものでございます。 それぞれの施設の名称、それから指定管理者の所在地、名称は、271ページから275ページまでに一覧で掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 275ページを御覧いただければと思います。 提案理由であります。コミュニティ施設の指定管理者を指定するためでございます。 以上で議案第41号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 佐藤総務部長。            〔総務部長 佐藤仁志君 登壇〕 ◎総務部長(佐藤仁志君) それでは、議案第47号の補足説明をさせていただきます。 別冊の予算議案書でございます。 今回の補正につきましては、市長の提案理由でもありましたとおり、主に災害復旧関連事業費の調整による減が大半となっております。そのほか、新型コロナ関連の追加の補正や、また最終補正でありますので、例年どおり財源また事業費の確定により所要の調整を行ったほか、将来の財政負担に備えるため財政調整基金、減債基金などへ積立てを行ったものでございます。 それでは、説明に入らせていただきます。 議案第47号「令和2年度高梁市一般会計補正予算(第12号)」は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の補正といたしまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ12億392万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ292億8,154万6,000円とする。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるといたしております。 第2条は継続費の補正として、継続費の変更は第2表継続費補正による。 第3条は繰越明許費の補正として、繰越明許費の追加及び変更は第3表繰越明許費補正による。 第4条は地方債の補正として、地方債の追加、変更及び廃止は第4表地方債補正によるといたしております。 それでは、継続費から説明させていただきますので、6ページをお開きください。 第2表継続費補正でございます。 教育費、社会教育費の旧吹屋小学校整備事業でございます。令和2年度につきましては、令和元年9月議会におきまして御説明しましたとおり、補助財源を最大限生かし、繰越しも含め令和元年度の補助事業として執行することとしておりましたが、このたび国庫補助金の追加交付があったものでございます。そのため、令和2年度7,800万円ということで補正をいたしております。 次に、7ページを御覧ください。第3表繰越明許費補正でございます。 令和2年度の事業執行ができなかった部分につきまして、令和3年度に繰り越すものでございます。追加の件数は16件、事業費の計は3億3,669万4,000円でございます。 主なものを御説明させていただきます。 一番上の一つ目、河川監視カメラ整備事業、金額は450万円でございます。こちらは、新型コロナウイルスの影響によりまして、河川監視カメラ用暗視照明の納入が遅れたことによるものでございます。出水期までには完了する予定としております。 その2つ下、定住促進対策事業2,270万円でございます。これは、若者定住促進のための住宅取得助成事業になりますが、着工時期や工法により繰越工期となる交付決定者が生じたものでございます。 その下、農地耕作条件改善事業1,200万円は、こちらは当初想定していなかった湧水への対策等による工程遅延のため、工期確保ができず年度内完了が困難となったものでございます。 その2つ下、市道改良事業1億320万円ですが、こちらにつきましては関係機関との調整に不測の日数を要したため、年度内完了が困難となったものでございます。 その下の市道改築事業5,003万円は、国の補正予算を受けて計上した事業でありまして、交付決定後の工事着手となるため年度内完了が困難であり、次年度に繰り越すものでございます。 その2つ下から飛び飛びになっておりますが、小学校費、中学校費、高等学校費の学校保健特別対策事業、こちらにつきましては、学校における感染症対策を強化するために必要となる保健衛生用品等を購入するもので、こちらも国の補正予算を受けて計上した事業であり、執行に当たっては手続等に時間を要するため、次年度に繰り越すものでございます。事業費は合計で2,080万円となっております。 次に、小学校費、中学校費のICT推進事業は、電子黒板及び学習支援ソフトの導入について、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して導入するものでございます。事業費は合わせて8,113万4,000円となっております。 下から2つ目の文化交流館運営事業2,915万円です。こちらもコロナ臨時交付金を活用して、空調設備の改修を行うものでございます。 8ページをお開きください。こちら繰越明許費の変更でございます。 5つありますが、1つ目の市道防災安全事業は、国の補正予算を受けて追加でのり面の長寿命化修繕工事を行うもので、次年度に繰り越すものを増額するものでございます。以降、下4つの事業につきましては、12月議会におきまして各事業の繰越明許費を御議決いただいておりますが、事業の進捗の中で増額の補正をさせていただくものでございます。 続きまして、9ページからの第4表、地方債補正でございます。追加としまして2つ掲げております。 1つ目、起債の目的として、減収補填、限度額を3,750万6,000円としております。こちらは、交付税の算定におきまして、法人市民税等が見込みを下回った場合に、この減収の範囲内で起債を起こすことができるものでございまして、元利償還金の一部について交付税措置がなされるものでございます。令和2年度は特例により、地方消費税交付金などの税目が追加されております。 その下、過年補助農林施設災害復旧事業、限度額を450万円といたしております。 こちらは、川上町上大竹の農業用施設の災害復旧事業につきまして、工法変更により事業費が増額となり、追加で起債を起こすものでございます。 下段の変更につきましては、11ページにかけまして、それぞれ限度額を補正しております。それぞれの制度事業の中で、事業費が確定あるいは確定見込みとなったことに伴いまして、調整をさせていただいております。 11ページにお進みいただきまして、下段には廃止として公有林整備事業を掲げております。こちらは、当初予算では公有林の整備事業債を充当しておりましたが、交付税措置のない起債でもあり、一般財源で対応することとしたため、廃止するものでございます。 続きまして、歳入歳出につきまして14ページから事項別明細書で説明をさせていただきます。主なもののみの説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、歳入でございます。 市税の個人の現年課税分につきましては、納税義務者数の増加及び収納率の向上により457万円の増額を見込んでおります。 その下の滞納繰越分につきましては、その次の項の固定資産税、軽自動車税におきましても収納率の向上により増額としております。 戻っていただきまして、法人の法人税割につきましては、新型コロナの影響により飲食業、観光業、また海外進出の製造業が大幅に減収となったことを受け、6,122万3,000円の減額としております。 市たばこ税につきましては、近年の健康志向、また税率が約半分の加熱式たばこへの移行などにより361万4,000円の減額としております。 次に、5款株式等譲渡所得割交付金から15ページの10款自動車税環境性能割交付金まで、それぞれ減額または増額の補正となっておりますが、こちらは県からの通知を受け、額の確定によるものでございます。地方消費税交付金などは、新型コロナの影響により見込みを下回っておるものでございます。 次に、16ページをお開きください。14款分担金及び負担金です。災害復旧事業費分担金につきまして、現年補助、現年単独、過年補助、過年単独の農林施設災害復旧事業分担金が合わせて2,913万6,000円の減額となっておりますが、これは事業箇所等の確定によるものでございます。 次に、17ページを御覧ください。15款使用料及び手数料でございます。 19ページまでの使用料につきまして、マイナスが立っているものにつきましては、新型コロナの影響により見込みを下回ったため減額するものでございます。 次に、16款国庫支出金の国庫負担金につきましては、19ページから続いておりまして、20ページの総務費国庫補助金において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を2億1,527万3,000円計上しております。この臨時交付金につきましては、国の令和2年度予算の第2次補正までで示された市への交付限度額は合計で7億5,287万3,000円となっておりますが、今回の補正計上で全額を使用することとしております。 これとは別に、国の第3次補正予算で計上された分につきまして、市への交付限度額は2億7,379万1,000円となっておりまして、こちらは令和3年度予算で活用することとしております。 次に、23ページからの県支出金を御覧ください。こちらにつきましても、それぞれ給付費あるいは事業費の確定により、このように補正をさせていただくものでございます。 次は27ページをお開きください。18款財産収入の不動産売払収入、公有財産売払収入マイナス1億円が立っておりますけれども、こちらは主には鶴鳴保育園跡地の売却を予定し計上しておりましたが、再検討し跡地を分譲宅地用地として活用するよう検討していくこととしましたので、このたび減額とするものです。 次に、第19款寄附金、一般寄附金50万円につきましては、市内の合わせて3つの企業と団体から新型コロナウイルス感染症の対策にと寄附をいただいたものになります。 その下の総務費寄附金のふるさと応援寄附金につきましては、12月補正でも増額の計上をいたしましたが、さらなる寄附があったため2,000万円を計上しております。 次に、28ページをお開きください。上の教育費寄附金、社会教育費寄附金101万2,000円のうち、100万円につきましては青少年健全育成事業に対する寄附として市内の企業からいただいたものでございます。 次の繰入金、29ページにかけましてそれぞれございますが、いずれも事業費の確定によるものでございます。 次に、29ページ一番下の21款繰越金でございます。前年度繰越金の残りの6億3,403万6,000円を最終的に計上するものでございます。 続きまして、歳出の説明をさせていただきます。 まず、36ページをお開きください。2款総務費、財政管理費の積立金でございます。今後の財政運営を安定的に行うため、財政調整基金として3億58万5,000円を積み立てております。減債基金には1億1,000万円を積み立てております。 続いて、37ページを御覧ください。企画費が36ページから続いておりますが、企画費の委託料のふるさと納税推進委託料は、ふるさと応援寄附金が増えたことによる返礼品やその送料、業務委託料などを増額するものでございます。 次に、39ページをお開きください。一番下の諸費でございます。諸費の負担金補助及び交付金、こちらに地方バス路線維持補助金がございます。このうちの1億946万7,000円は、備北バスに対するバス路線維持補助金であり、精算により増額補正を行うものでございます。 次は、7款商工費でございます。進んでいただきまして56ページからの観光費を御覧ください。 委託料の備中松山城登城バス運行委託料290万円は、新型コロナの影響により登城バスの利用者、利用収入が減となったため、委託料の追加を行うものでございます。 57ページを御覧いただきまして、観光費の負担金補助及び交付金、指定管理施設事業継続支援金でございます。1,835万円計上しておりますが、こちらも新型コロナの影響により観光施設の利用休止や事業が中止となって施設の運営に影響を受けた指定管理者への支援金でございます。 次は、58ページをお開きください。8款土木費の道路橋梁費、道路新設改良費の委託料でございます。測量設計委託料として、6,568万6,000円計上がございますが、こちらは国の補正予算を受けて追加で行うのり面の長寿命化修繕工事や道路改築事業を実施するものでございます。 次は64ページをお開きください。10款教育費、小学校費の学校管理費でございます。こちらの需用費に消耗品費496万円と需用費の3つ下に備品購入費がございますが、備品購入費の教育用備品購入費744万円につきましては、文科省の補助金とコロナの臨時交付金を活用して、アルコール消毒液などの保健衛生用品や感染症対策備品等を購入するものでございます。 65ページの中学校費、高等学校費にも同様の計上がございます。 64ページに戻っていただきまして、次は教育振興費、こちらの備品購入費、教育用備品購入費、こちらにはICT推進事業として電子黒板購入経費3,280万2,000円を計上しております。そのほか、既存予算の減額も計上しておりますので、こちらの予算書上は3,100万円幾らの額となっております。 1つ上のシステム整備委託料には、学習支援ソフト導入の2,395万3,000円を計上しております。こちらも同様に既存予算の減額が計上してあります。これらにつきましても、65ページの中学校費にも同様の計上がございます。 次は、67ページからの社会教育費、社会教育総務費を御覧ください。社会教育総務費が67ページから続いておりまして、68ページを御覧ください。 下のほうの工事請負費の旧吹屋小学校整備工事費7,091万円は、第2表の継続費補正でも御説明しましたとおり国庫補助金の追加交付があったものでございます。その上の複合施設整備工事費マイナスの1,500万円につきましては、成羽複合施設整備事業の完了によるものでございます。 次は、69ページを御覧ください。文化センター費の工事請負費、下のほうにございますが、施設等改修工事費2,915万円は、災害時の避難所として活用される文化交流館の空調設備を改修するものでございます。 次は、70ページをお開きください。美術館費の負担金補助及び交付金、指定管理施設事業継続支援金260万円でございます。観光費での計上と同様に、新型コロナの影響を踏まえまして、成羽美術館の指定管理者に支援金を支給するものでございます。 次に、71ページを御覧ください。保健体育費、体育施設費の負担金補助及び交付金、同じく指定管理施設事業継続支援金が計上されております。80万円でございます。同様に有漢スポーツパークの指定管理者に支援金を支給するものでございます。 次に、72ページを御覧ください。災害復旧費でございます。今回は年度最終補正でございますので、いずれも事業の確定による不用額の減額等をさせていただいております。 続きまして、76ページから79ページには、給与費明細書、80ページには継続費の事業の進行状況等に関する調書、81ページには地方債に関する補正調書をそれぞれ掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議案第47号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 蛭田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 蛭田俊幸君 登壇〕 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私からは議案第48号及び議案第50号から議案第53号までの補足説明をさせていただきます。 83ページをお開きください。 議案第48号「令和2年度高梁市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」でございます。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,964万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億6,392万3,000円、直診勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,348万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8,802万1,000円とするものでございます。 第2条では、地方債の補正としまして、限度額を変更いたしております。今回の補正につきましては、決算に向けての調整を行うものが中心でございまして、主なものについてのみ御説明をさせていただきます。 それでは、89ページをお開きください。まず、事業勘定の歳入でございますが、6款県支出金、保険給付費等交付金の増額4,603万2,000円につきましては、保険事業等への取組に対する保険者努力支援分の増額、また成羽病院が整備いたしました電子カルテ更新分に係る特別調整交付金の増額に伴うものでございます。 その下の10款繰入金、一般会計繰入金の増額234万5,000円につきましては、保険税の軽減や被保険者の収入状況などに応じて算定されます保険基盤安定繰入金等の見込みによるものでございます。 それでは、90ページをお開きください。11款繰越金につきましては、令和元年度の決算に基づく繰越金のうち、予算未計上分の8,031万円を計上しているものでございます。 続きまして、歳出でございます。91ページを御覧ください。 1款総務費、一般管理費の直営診療施設補助金4,300万円につきましては、先ほど歳入で御説明しました成羽病院の電子カルテ更新に係るものでございます。 2款保険給付費、出産育児一時金につきましては、現在までの執行状況から減額をお願いするものでございます。 92ページをお開きください。6款保健事業費、保健衛生普及費の減額補正につきましては、新型コロナによる事業中止等の影響によるものでございます。 7款基金積立金につきましては、前年度繰越金と当該年度の予算執行見込みに基づき、9,019万3,000円を追加計上するものでございます。 93ページからは給与費明細書を添付しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 続きまして、直診勘定でございます。98ページをお開きください。 まず、歳入でございます。主なものとしましては、8款繰入金に一般会計繰入金2,355万7,000円を計上いたしております。 今回の補正財源として繰り入れるものですが、後ほど歳出で御説明いたします新型コロナウイルス関連の補正事業分に係るものが主な増額要因でございます。 次の99ページ、歳出でございます。主なものとしましては、1款総務費に指定管理施設事業継続支援金1,860万円を計上いたしております。これは、一般会計におきましても同様の追加補正がございますが、新型コロナウイルス感染症により医療施設の運営に影響を受けている指定管理者に対する支援金でございます。具体的には、川上診療所、川上歯科診療所でございます。 次に、3款基金積立金に川上診療所管理運営基金積立金として494万6,000円を計上いたしております。施設の管理運営を維持するため、今後の財政需要に備えまして本年度におきましても500万円の積立てを行うものでございます。 100ページには地方債補正の調書を添付しておりますので、後ほど御覧ください。 続きまして、113ページをお開きください。 議案第50号「令和2年度高梁市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,787万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億1,672万6,000円とするものでございます。 この会計の補正予算につきましては、運営主体でございます岡山県後期高齢者医療広域連合の事業運営状況等に基づきまして、納付金等の変動に応じて歳入歳出の調整を行うものであります。個々の補正額については特段申し上げるものはございませんので、よろしくお願いします。 続きまして、119ページをお開きください。 議案第51号「令和2年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第3号)」でございます。 令和2年度高梁市介護保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第1条でございますが、事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億9,095万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ50億8,901万2,000円、サービス勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ108万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,857万9,000円とするというものでございます。 第2条では、地方債補正としまして限度額を変更しております。 この特別会計の補正につきましても、決算見込みに伴う調整が主な内容でございます。 それでは、125ページをお開きください。まず、事業勘定につきまして主なものを説明いたします。 歳入の5款国庫支出金、国庫負担金の介護給付費負担金の減額につきましては、保険給付費の減額に伴うものでございます。 次の2項国庫補助金の5目事業費補助金、6目の保険者機能強化推進交付金、8目の保険者努力支援交付金につきましては、補助金の確定に伴い、今回の補正で予算計上するものでございます。また、ここの7目介護保険災害等臨時特例補助金と9目特別調整交付金につきましては、コロナに係ります保険料減免措置に対する補助金になっております。 次に、126ページをお開きください。6款支払基金交付金、介護給付費交付金3,848万2,000円の減額、それから7款の県支出金2,085万6,000円の減額につきましても、保険給付費の減額に伴いそれぞれ減額するものでございます。 127ページに移りまして、10款繰入金、一般会計繰入金の8,762万4,000円の減額につきましても、各事業費の決算見込みに伴う調整によるものでございます。 次の2項基金繰入金の4,630万7,000円の減額につきましては、保険給付費、地域支援事業費の減額に伴いまして、基金の取崩しが不要となったことによるものでございます。 次の11款繰越金は、昨年度の剰余金3,288万9,000円を補正計上するものでございます。 続きまして、歳出でございます。128ページをお開きください。 1款総務費、総務管理費の委託料、システム改修委託料の1,130万8,000円の減額は、法改正に関わる改修分の事業費縮小によるものでございます。 129ページから131ページにわたりましての3款保険給付費につきましては、それぞれ実績見込みによる調整でございまして、保険給付費全体では1億4,251万4,000円の減額補正となっております。 また、132ページ以降の6款地域支援事業費につきましても、実績見込みによる調整でございまして、地域支援事業費全体では3,948万8,000円の減額を見込むものでございます。 137ページ以降は、給与費明細書を添付しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、143ページをお開きください。今度はサービス勘定でございます。 主には介護予防支援事業費の決算見込みに伴う調整を行うものでありますが、3項の老人保健施設事業費で積立金の追加補正を計上しております。先ほどの国保会計と同様に、老人保健施設ひだまり苑の基金について今年度も500万円の積立てを行うものであります。 144ページから給与費明細書を、146ページには地方債補正の調書を添付しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、147ページでございます。 議案第52号「令和2年度高梁市養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ518万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,029万8,000円とするものでございます。 それでは、150ページをお開きください。まず、歳入でありますが、2款委託金につきましては、入所見込み数の減によりまして、事務費及び生活費の委託金をそれぞれ減額補正するものでございます。 この委託金の減少に伴いまして、5款繰入金では、一般会計繰入金1,137万円を追加補正いたしております。 次に、151ページの歳出でございますが、2款施設費、社会福祉施設費の扶助費でございます。これは入所者の給食賄い費、光熱水費等などの経費になります。事業費の実績見込みによりまして515万8,000円減額補正するものでございます。 152ページからは給与費明細書等を添付しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、157ページをお開きください。 議案第53号「令和2年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)」であります。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ18万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億6,877万6,000円とするものでございます。 今回の補正につきましては、決算見込みによる人件費の調整と基金積立金に係る利子分のみでありまして、内容については特段申し上げるものはございません。 162ページから給与費明細書を添付しておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で私からの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 説明の途中でありますが、ただいまから10分間休憩をいたします。            午後2時24分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後2時33分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 久保木病院事務長。            〔病院事務長 久保木英介君 登壇〕 ◎病院事務長(久保木英介君) それでは、議案第49号の補足説明をさせていただきます。101ページをお開きください。 議案第49号「令和2年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第3号)」でございます。 第1条、総則といたしまして、令和2年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第2条は収益的収入でございます。令和2年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計予算第3条に定めた収益的収入の予定額を次のとおり補正するといたしまして、収入で第1款、病院事業収益の第2項医業外収益に395万円を増額補正させていただくものでございます。内容は、令和2年度の地方交付税確定に伴います一般会計負担金の増額と、新型コロナウイルス感染症に対応するための設備整備に係ります地方創生臨時交付金を活用した一般会計補助金の増額でございます。 第3条は資本的収入及び支出でございます。予算第4条本文括弧中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4,769万4,000円を4,799万4,000円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するといたしまして、収入では、第1款資本的収入の第1項企業債を580万円減額補正し、第2項補助金を300万円増額補正させていただくものでございます。内容は、企業債の減額につきましては、電子カルテシステム等医療機器整備費の確定によるものでございます。補助金の増額につきましては、電子カルテシステムの更新に係ります県補助金の増額と新型コロナウイルス感染症に対応するための設備整備に係る県補助金を同額地方創生臨時交付金を活用した一般会計補助金に組み替えるものでございます。 はぐっていただきまして、次に支出では、第1款資本的支出の第1項建設改良費を250万円減額補正させていただくものでございます。内容は、電子カルテシステム等医療機器整備費の確定によるものでございます。 第4条は企業債でございます。予算第5条に定めた起債の限度額を次のとおり補正するといたしまして、医療機器等整備の限度額を1億6,150万円から1億5,570万円に補正させていただくものでございます。 第5条は、予算第8条に定めた一般会計からこの会計へ負担を受ける金額は2億4,533万1,000円を2億6,815万2,000円に改めるものでございます。 次のページから補正予算実施計画、予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表、110ページから補正予算説明書をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議案第49号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 赤木市民生活部長。            〔市民生活部長 赤木和久君 登壇〕 ◎市民生活部長(赤木和久君) それでは、私からは議案第54号の補足説明をさせていただきます。167ページを御覧ください。 議案第54号「令和2年度高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)」は、次に定めるところによるものでございまして、第1条で歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 この補正予算は、議案第5号でお願いしております本特別会計を廃止することに伴うものでございまして、令和2年12月で起債の償還が終了したことから、令和3年度からは一般会計で貸付金元利収入を行うものでございます。 本特別会計におきまして、これまで不足する歳入財源が生じた場合、翌年度の特別会計からの繰上充用により充てておりましたが、今年度におきましても貸付金元利収入に不足が見込まれますので、本特別会計を廃止するに当たり補正をお願いするものでございます。 事項別明細書で御説明を申し上げますので、170ページを御覧ください。 まず、歳入でございます。第3款の諸収入、住宅新築資金等貸付金元利収入を6,759万2,000円を減額し、第2款の繰入金に減額した貸付金元利収入と同額を追加し、一般会計から繰り入れて充てるものでございます。 次は歳出でございます。第3款前年度繰上充用金でございますが、歳入財源を一般会計繰入金とすることにより財源を補正するものでございます。 以上で議案第54号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 大福産業経済部長。            〔産業経済部長 大福範義君 登壇〕 ◎産業経済部長(大福範義君) それでは、議案第55号から議案第60号までの補足説明をさせていただきます。171ページをお開きください。 議案第55号「令和2年度高梁市畑地かんがい事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ40万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,202万9,000円とするというものでございます。 事項別明細書で主立ったものを御説明させていただきますので、174ページをお開きください。 歳入につきましては、第2款使用料及び手数料といたしまして、40万2,000円を追加するというものでございます。これは、水道事業と施設を供用しております畑かん施設使用料でございますが、使用水量の実績見込みにより追加するものでございます。 歳出につきましては、第1款総務費、第2款管理運営費ともに管理運営に関する経費でございまして、特段申し上げることはございません。 続きまして、175ページ、議案第56号でございます。 議案第56号「令和2年度高梁市水道事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 第1条、令和2年度高梁市水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第2条、収益的支出といたしまして、令和2年度高梁市水道事業特別会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正するというものでございます。この中で、第1款水道事業費用のうち、第1項営業費用補正をお願いしておりますが、これは岡山県広域水道企業団からの受水費412万6,000円、楢井ダム維持管理負担金及び畑地かんがい事業繰出金78万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。 次に、第3条、資本的収入といたしまして、予算第4条に定めた資本的収入、第6項他会計出資金を加え、資本的収入の予定額を次のとおり補正するというものでございます。 第1款資本的収入のうち、第5項他会計負担金及び第6項他会計出資金2億2,674万5,000円の減額及び増額につきましては、財源更正を行うものでございます。 次に第4条、特例的収入及び支出でございますが、これは令和2年4月1日から簡易水道事業の統合によりまして、予算第4条の2に定めた地方公営企業法施行令第4条第4項の規定により、当該事業年度に属する債権及び債務として整理する未収金及び未払金の金額をそれぞれ1,662万7,000円及び2,072万1,000円に補正するというものでございます。 以下、177ページ以降に実施計画書、予定キャッシュフロー計算書、貸借対照表、補正予算説明書を掲げておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 続きまして、187ページで、議案第57号でございます。 議案第57号「令和2年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」でございます。 第1条、令和2年度高梁市下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 第2条、収益的収入及び支出といたしまして、令和2年度高梁市下水道事業特別会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するというものでございます。その中で、収入第1款、下水道事業収益、第1項営業収益といたしまして、1,222万9,000円の減額補正をお願いしておりますが、これは下水道使用料が当初予算の見込みを下回ることになったことによるものでございます。また、第2項営業外収益の153万7,000円の増額につきましては、消費税申告に伴う還付金でございます。 次に、支出でございますが、第1款下水道事業費用、第2項営業外費用121万6,000円の増額につきましては、企業債利息による増によるものでございます。第3項の特別損失400万円の減額につきましては、消費税の還付により減額をするものでございます。 次に、第3条、資本的収入及び支出といたしまして、予算第4条に定めた資本的収入に第5項他会計出資金を加え、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するというものでございます。収入でございますが、第1款資本的収入の第2項補助金、第4項企業債につきましては、それぞれ4,000万円の増額をお願いしておりますが、これは令和3年度に行う予定でありました高梁雨水ポンプ場4号ポンプ増設工事に対する国からの交付金が前倒しにより、令和2年度に交付されることになったことよる補助金の増額とそれに伴う企業債借入の増額でございます。第3項の他会計負担金及び第5項の他会計出資金2億7,446万5,000円の減額及び増額につきましては、財源更正を行うものでございます。 次に、支出でございますが、第1款資本的支出、第1項建設改良費につきましては、8,000万円の増額をお願いするものでございます。これは、収入で御説明させていただきましたが、高梁雨水ポンプ場4号ポンプ増設工事を令和2年度に前倒ししたことにより予算を増額するものでございます。 次に、第4条、特例的収支及び支出でございますが、これは令和2年4月1日から下水道事業特別会計が地方公営企業法の財務規定を一部適用することとしたことによりまして、予算第4条の2に定めた地方公営企業法施行令第4条第4項の規定により、当該事業年度に属する債権及び債務として整理する未収金及び未払金の金額をそれぞれ3,585万4,000円及び2億4,758万2,000円に補正するものでございます。 次に、第5条、企業債でございますが、予算第6条に定めた起債の限度額をこのたび4,000万円増額をお願いするものでございます。 以下、190ページ以降には実施計画、予定キャッシュフロー計算書、貸借対照表、補正予算説明書を掲げておりますので、後ほど御覧いただければと思います。 続きまして、205ページ、議案第58号でございます。 議案第58号「令和2年度高梁市地域開発事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,973万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ133万7,000円とするものでございます。 事項別明細書で主立ったものを御説明させていただきますので、208ページをお開きください。 歳入でございます。第2款県支出金につきまして、2,667万6,000円を減額しております。これは、有漢工業団地の造成に係る県補助金でございます。造成事業の完了が今年度末になり、県への補助金申請が4月以降となるため、減額をするものでございます。 第3款財産収入につきましては、不動産売払収入4,038万1,000円を減額しておりますが、これは宅地分譲の新規造成を見送ったため、減額をするものでございます。 続きまして、209ページでございます。歳出でございますが、第2款宅地造成事業費は、造成事業費4,428万2,000円の減額でございますが、これは宅地分譲の新規造成を見送ったことによる減額でございます。 続きまして、211ページ、議案第59号でございます。 議案第59号「令和2年度高梁市巨瀬財産区特別会計補正予算(第1号)」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ83万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ739万4,000円とするというものでございます。 事項別明細書で主立ったものを御説明させていただきますので、214ページをお開きください。 歳入でございます。第2款繰入金につきましては、令和元年度3月補正予算におきまして、巨瀬財産区より繰出金を支出し、巨瀬まちづくり推進委員会交付金として執行いたしました残金81万7,000円を一般会計から繰り入れるために増額をお願いするものでございます。 次に、歳出の第1款総務費、積立金でございますが、これは先ほどの歳入額を巨瀬財産区基金へ積み立てるものでございます。 続きまして、215ページ、議案第60号でございます。 議案第60号「令和2年度高梁市有漢財産区特別会計補正予算(第1号)」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ999万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26万6,000円とするというものでございます。 事項別明細書で主立ったものを御説明させていただきますので、218ページをお開きください。 歳入につきましては、第1款財産収入、第2項財産売払収入を1,001万円減額しておりますが、これは今年度予定しておりました収入間伐事業を見送ったことによるものでございます。 歳出につきましても、今年度予定しておりました収入間伐事業を見送ったことによる減額でございます。 以上で議案第55号から議案第60号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 説明の途中でありますが、ただいまから10分間休憩をいたします。            午後2時53分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後3時1分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 佐藤総務部長。            〔総務部長 佐藤仁志君 登壇〕 ◎総務部長(佐藤仁志君) それでは、続きまして議案第61号の補足説明をさせていただきます。 別冊の令和3年度高梁市一般会計予算書をお開きいただければと思います。1ページをお願いいたします。 議案第61号「令和3年度高梁市一般会計予算」でございます。 令和3年度高梁市一般会計の予算は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算といたしまして、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ253億6,000万円と定める。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるといたしております。 第2条は債務負担行為でございます。地方自治法第214条の規定により、債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、第2表債務負担行為による。 第3条は地方債でございます。地方自治法第230条第1項の規定により、起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は第3表地方債による。 第4条は一時借入金でございます。地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は50億円と定めるものでございます。 第5条は歳出予算の流用でございます。地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおりと定めるとしておりまして、各項に計上した給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内で、これらの経費の各項の間の流用としております。 それでは、まず第2条の債務負担行為から説明させていただきます。7ページをお開きください。 第2表債務負担行為としまして、8つの事業を掲げておりますが、主なものを説明させていただきます。 まず、市内私立学校学生支援事業でございます。これは、学生確保対策や魅力ある学校づくりのための私立学校に対する支援で、1年当たり1億円としております。期間は令和4年度から令和6年度、限度額は3億円でございます。 3つ下の一般廃棄物収集運搬業務委託でございます。これは、一般廃棄物収集運搬業務委託の長期継続契約によるものでございまして、受託者は高梁広域環境協同組合になります。期間は令和4年度から令和7年度、限度額は9億9,070万4,000円でございます。 次の園芸設備導入事業等元金補給につきましては、ブドウやトマトの園芸作物の設備投資を行った個人に対して、元金補給を行うもので、期間は令和4年度から令和17年度、限度額は2,907万2,000円でございます。 下の2つでございますが、高梁市土地開発公社に委託して行う用地先行取得等事業、岡山県信用保証協会に対する損失保証の2件につきましては、例年と同様の計上でございます。 続きまして、第3条の地方債でございます。8ページ、9ページをお開きいただければと思います。こちらに第3表地方債を掲げております。 昨年度と比べますと、8ページの1つ目の臨時財政対策債について、地方財政対策を踏まえ、2億円以上を増額しております。 9ページの下から2番目、過疎対策事業は昨年度に比べ約3億円の増となっております。これは旧吹屋小学校保存修理事業の令和3年度事業分の実施や、道路整備事業の増によるものでございます。 その下、合併特例事業につきましては、川上総合学習センター改修事業や新消防庁舎の整備事業への充当を予定しております。 それでは、歳入歳出のほうに移らせていただきます。11ページからの事項別明細書によりまして、順次主なものを説明させていただきます。14ページをお開きください。歳入でございます。 まず、1款市税でございます。市税全体では、対前年比約853万円の減額としております。市民税につきましては、個人では納税義務者の減少等により微減、法人につきましては新型コロナウイルス感染症の影響による景気低迷と、一方でワクチン接種開始による景況感の回復が期待されるなど、見通しが立てにくい状況となっておりますが、令和2年度実績を勘案し2,880万円ほどの減収を見込んでおります。 固定資産税につきましては、令和3年度の評価替えに伴い、土地、家屋は減額見込みとしたものの、償却は近年好調である設備投資と太陽光発電施設の設置を見込み、合計で1,060万円の増額を見込んでおります。 軽自動車税につきましては、種別割では軽自動車人気と登録年数の超過による重加算税を見込み約1,080万円の増額とし、環境性能割は昨年より80万円の減額としており、合計で約1,000万円の増額としております。 16ページをお開きください。市たばこ税につきましては、近年の健康志向などにより消費本数は減少しているものの、令和3年10月に税率が上がることにより増額を見込んでおります。 18ページをお開きください。4項森林環境譲与税につきましては3年度目の配分となり、前年度と同額の2,900万円を計上いたしております。 4款配当割交付金につきましては、新型コロナの影響により株式の配当の減少が見込まれるため、減額を見込んでおります。 5款株式等譲渡所得割交付金については、当初予算比較では増額となっておりますが、令和2年度最終補正後の額と同額としております。 20ページをお開きください。6款法人事業税交付金は、地方法人課税の偏在是正により導入されたものですが、県から示された算定方法により積算しており、前年度当初額よりも増額を見込んでおります。 7款地方消費税交付金は、こちらも新型コロナの影響による減額を見込んでおります。 10款環境性能割交付金は、法人事業税交付金と同様に県から示された算定方法により積算しており、当初予算比較では減額となっておりますが、令和2年度最終補正後の額と比較しますと増額となっております。 22ページをお開きください。12款地方交付税につきましては、国調人口の減を加味しておりますが、国から示された算定経費の推計伸び率や公債費の増などを考慮し、対前年比1億2,000万円増額の95億4,000万円を計上いたしております。 24ページをお開きください。14款分担金及び負担金、災害復旧事業費分担金につきましては、前年度に比べ1,500万円余りの減額となっております。主な要因としましては、過年農業施設災害復旧事業の事業費が大幅な減となったことによるものでございます。 続きまして、30ページをお開きください。15款使用料及び手数料、教育使用料は前年度に比べ1,800万円余りの減となっておりますが、これは新型コロナの影響を考慮し、備中松山城入城料や高梁運動公園などの体育施設の減額を見込んでおります。 次に、34ページからの16款国庫支出金でございます。36ページにお進みください。衛生費国庫負担金は1億5,000万円程度増となっておりますが、これは37ページにありますとおり新型コロナウイルスワクチン接種の国庫負担金の計上によるものでございます。 災害復旧費国庫負担金の11億2,500万円以上の減は、平成30年7月豪雨災害分の過年災害復旧負担金が減となったことによるものです。 次は、40ページをお開きください。国庫補助金の商工費国庫補助金が1,800万円ほど増となっておりますが、主に地域経済循環創造事業補助金1,600万円の計上によるものでございます。これは、地域資源と地域の資金を活用し、雇用吸収力の大きい地域密着型の事業を推進するものに対し、事業化段階で必要となる初期投資費用について、国から交付金を受けて市が助成する事業の国庫補助金になります。 土木費国庫補助金の3億8,000万円弱の増は、道路新設改良事業のための地方創生道整備推進交付金9,100万円余りの増や、橋梁等長寿命化のための道路メンテナンス事業補助金の9,400万円余りの増などによるものでございます。 一番下の教育費国庫補助金の4,500万円以上の増は、43ページに進んでいただきまして、中ほどの社会教育総務費補助金、社会資本整備総合交付金の計上によるものが主なものでございます。内容は、旧吹屋小学校整備事業でございますが、令和2年度は令和元年度事業を繰り越して執行することとしていたことから、令和3年度の予算では大きく増えた形となっております。 46ページをお開きください。17款県支出金は、おおむね例年と同様の措置がなされておりますが、52ページに進んでいただきまして、52ページの災害復旧費につきましては国庫支出金と同様に平成30年7月豪雨災害分の減により、3億8,000万円以上の減となっております。 次は、56ページからの18款財産収入でございます。58ページにお進みいただきまして、58ページ下の不動産売払収入、こちらが7,900万円ほどの減となっております。これは、補正予算のほうでも御説明いたしました鶴鳴保育園跡地の関係でございます。跡地の売却については再検討し、分譲宅地用地としての活用を検討していくこととしております。 60ページをお開きください。19款寄附金の総務費寄附金、令和2年度のふるさと応援寄附金の増加を踏まえて1億3,000万円の増を計上しております。 62ページをお開きください。20款繰入金の基金繰入金は1億7,000万円以上の増となっております。昨年度と比較しますと、財政調整基金、減債基金、ふるさと応援基金などからの繰入れを増額し対応することとしております。なお、一般会計全体では、約11億円の基金取崩しを見込んでおります。 66ページからは、22款諸収入となります。71ページにお進みいただきまして、一番上の高梁市日本遺産推進協議会貸付金元金収入につきましては、歳出にも同額の貸付金を計上しておりますが、一旦日本遺産推進協議会へ運営資金として貸付けを行い、同協議会へ国庫補助金が交付された後に同額を市へ返還していただくものとしております。 74ページからは、23款市債になります。大きなところにつきましては、先ほど地方債のところで説明させていただきましたとおりでございます。 続いては、82ページからの歳出でございます。1款議会費でございます。85ページを御覧ください。上のほうの委託料には、議会のあり方検討アドバイザリー業務委託料を計上しております。また、工事請負費159万3,000円と備品購入費423万9,000円につきましては、議会ICT化事業として議員各位への端末機配備と議場などのインターネット環境を整備するものでございます。 86ページからは、2款総務費でございます。一般管理費につきましては、防災関連について申し上げます。89ページをお開きください。委託料の中に河川監視カメラ映像配信システム整備業務委託料990万円がございます。令和3年度は中国電力が所有する市内3か所のダムに監視カメラを設置し、リアルタイムの映像をケーブルテレビやホームページで配信することとしております。 その4つ下に防災マップ作成業務委託料1,230万円がございます。こちらは、災害時での避難行動を迅速に進めるため、被害想定区域や避難場所などの防災関係施設の位置などを表示したハザードマップを作成するものでございます。 91ページをお開きください。下の負担金補助及び交付金の上から4つ目でございますが、自主防災組織を支援するための補助金を令和3年度では200万円を計上いたしております。 次は、95ページを御覧ください。文書広報費に移っておりますが、上から2つ目の機械器具購入費56万9,000円は、シティプロモーションのためのドローン、アクションカメラを購入するものでございます。 次は、98ページからの企画費を御覧ください。企画費でございますが、100ページにお進みいただきまして、中ほどの委託料でございます。一番上にふるさと納税推進委託料として8,600万円計上をしております。ふるさと納税専門業者に事務委託し、寄附額の伸びにつながっているところでございます。 その3つ下の多文化共生事業支援業務委託料171万6,000円は、多文化共生コーディネーターを配置する委託料となります。 その5つ下の設計監理委託料910万円、それと103ページにお進みいただきまして工事請負費のうち5億340万円は、西地区のケーブルテレビ光化事業に係るものになります。令和3年度は川上地域の整備を実施いたします。 次は、104ページからの地域局費を御覧ください。107ページに進んでいただきまして、下のほうの工事請負費、施設等除却工事費5,700万円は、成羽地域局舎の解体工事に係るものでございます。 次は、地域振興費でございます。111ページに進んでいただきまして、下の負担金補助及び交付金の下から2つ目、市長の説明にもありました新婚さんスタートアップ補助金1,410万円を計上いたしております。 113ページにお進みいただき、中段の少し下ほどにある子育て世帯賃貸住宅建設促進助成金1,000万円は、市内において世帯向け賃貸共同住宅を建設する民間事業者に対して、建設費の一部を補助するものでございます。 次は、126ページをお開きください。戸籍住民基本台帳費でございます。こちらには、マイナンバーカード普及促進事業として、会計年度任用職員報酬や委託料の個人番号カード発行等業務委託料の計上によりまして、出張申請などの取組を行ってまいりたいと考えております。 次は、134ページをお開きください。社会福祉総務費でございます。134ページから社会福祉総務費が始まりまして、141ページを御覧ください。上のほうの工事請負費、原材料費、備品購入費でございますが、こちらはたかはし障害者総合相談センターを旧労働会館へ移転し、事務室やトイレなどを改修するものでございます。 その下の負担金補助及び交付金の上から5つ目でございます。障害者施設等整備費補助金1,100万円、こちらは障害者の就労継続支援事業として、障害者福祉関連施設を整備する事業者に対する補助金でございます。 143ページをお開きください。扶助費の下から4つ目、犯罪被害者等支援金40万円は、犯罪行為により不慮の死を遂げた方の遺族または障害を負った方の経済的負担を軽減するための支援金でございます。 次は、149ページをお開きください。負担金補助及び交付金の中ほどにございます介護施設等開設準備経費等支援事業費補助金4,200万円でございますが、こちらは市内の介護老人福祉施設が大規模修繕の際に併せて行う介護ロボットの導入に関する補助金となります。 154ページから児童福祉施設費になりますが、159ページをお開きください。上の欄は委託費の続きでございますが、下から6つ目の測量設計委託料1,900万円の計上がございます。こちらはこれまでにも議会全員協議会等で御説明申し上げてきました高梁認定こども園整備事業の基本設計に係るものでございます。 次に、161ページをお開きください。負担金補助及び交付金の下から5つ目、保育補助者雇上強化事業補助金452万8,000円は、私立保育園での保育の充実を図るため、保育士資格取得を目指す無資格の保育補助者の雇用に対しまして補助金を交付するものでございます。 次は、166ページからの4款衛生費でございます。保健衛生総務費でございますが、173ページにお進みください。上の欄は負担金補助及び交付金の続きでございますが、一番上の看護師等奨学金事業費補助金420万円は、奨学金の補助金を交付するものとしてこちらに計上がございます。 同種のもので175ページ、一番上の貸付金、看護師等養成奨学金貸付金324万円、医学生奨学金貸付金960万円、こちらは将来医師、看護師等として市内の医療機関等において勤務しようとする者に対する奨学金でございます。 173ページに戻っていただきまして、上から7つ目、こちらに不妊症対策支援事業補助金220万円、その3つ下に不育症対策支援事業補助金30万円を計上してございます。 その4つ下の新型コロナウイルス感染症対応医療協力金4,000万円につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止、収束に向けて業務に従事する医療従事者等に対する協力金でございます。 次は、174ページからの予防費でございます。見開きの委託料の箇所に新型コロナウイルスワクチン接種委託料1億5,117万9,000円を計上しております。その1つ下の接種者移動支援委託料1,000万円につきましては、ワクチンの接種を行った高齢者の帰宅時のタクシー利用を支援するものでございます。 次は、176ページからの環境衛生費でございます。177ページの下の旅費と需用費に平成30年7月豪雨により浸水被害に遭った斎場の移転を検討していくための事務費を計20万円計上しております。 179ページを御覧ください。下側の備品購入費、自動車購入費478万円は、カーボンニュートラル推進事業として電気自動車の公用車を購入するものでございます。また、その下の負担金補助及び交付金の2つ目、電気自動車等購入費補助金は、上限を10万円とする補助金でございます。 184ページをお開きください。5款労働費でございます。労働諸費の負担金補助及び交付金、雇用安定助成金300万円は、このコロナ禍の状況を鑑み増額して計上しております。 186ページからは、6款農林水産業費でございます。190ページにお進みください。農業振興費で、さらに193ページに進んでいただきまして、下の負担金補助及び交付金でございます。一番下の市内農林水産物消費拡大推進事業補助金100万円につきましては、地産地消の推進のため、10万円を上限として市内の農林水産物の販売強化に対して補助金を交付するものでございます。 195ページの上から2つ目、認定農業者等育成支援事業補助金は、担い手不足の解消や農業経営の安定化と効率化を図るため、市内で農業を営む意欲のある新規就農者の機械購入費に対して補助金を交付するものです。これまで6分の1補助、上限30万円だったものを拡充し、3分の1補助、上限50万円としております。 次は、202ページからの林業総務費をお願いいたします。林業総務費が202ページから続いておりまして、205ページをお開きください。上の委託料の森林調査委託料1,002万1,000円は、森林経営管理制度による民有人工林の状況調査の委託料を計上しております。 また、負担金補助及び交付金の里山林整備補助金1,300万円は、災害の未然防止や森林資源の保全及び活用を進めるための整備に対し補助金を交付するものでございます。 次は、206ページから7款商工費でございます。209ページの下を御覧ください。商工振興費の委託料、地域人材育成事業委託料1,314万5,000円でございます。こちらは、地方移住、リモートワーク等の普及が進んでいる中で、ウェブデザイナーを育成し、起業を支援するものでございます。 その下の消費活性・集客対策業務委託料1億円は、市内での消費を活性化させるためのキャッシュレス決済での支払いの25%を還元するものでございます。 次に、211ページをお開きください。下のほうの償還金利子及び割引料でございます。商品券償還金3,000万円を計上しておりますが、これはマイナンバーカード新規申請者に対するまいにゃんばー商品券の計上でございます。令和3年度は券面3,000円としております。 次は、観光費でございます。213ページをお開きください。委託料の上から7つ目、地域滞在型アドバイザー派遣委託料2,200万円につきましては、こちらは総務省の制度を活用し、民間企業からのアドバイザー派遣を受けるものでございます。令和3年度は拡充し、計2名の派遣を受けることとしております。 215ページをお開きください。負担金補助及び交付金の上から7つ目でございます。観光・商工業活性化事業補助金450万円のうちの270万円につきましては、令和4年度のJR西日本と岡山県が開催するデスティネーションキャンペーンを見据えた補助金でございます。 次は、216ページからの8款土木費でございます。222ページをお開きください。道路新設改良費は、対前年比で6億円以上の増となっております。これは、道路新設改良事業、橋梁等長寿命化事業の増によるものでございます。 226ページからは、都市計画総務費でございます。227ページの一番下、都市計画道路変更図書作成業務委託料200万円は、都市計画道路の整備に当たり、都市計画審議会に諮って都市計画決定の変更等を行い、事業認可に向けた手続を進めるものでございます。 230ページからは歴史まちづくり費でございます。233ページにお進みください。工事請負費、施設等整備工事費9,800万円につきましては、旧吹屋小学校保存修理の完成に合わせ、プール跡地を親水公園として整備するものでございます。 次に、負担金補助及び交付金の日本遺産推進協議会負担金1,410万円や貸付金の日本遺産推進協議会貸付金2,975万円につきましては、協議会において地域活性化計画に基づいた事業を推進するために計上するものでございます。 次に、236ページをお開きください。住宅費の住宅建設費、工事請負費の地域優良賃貸住宅建設工事費3,160万3,000円は、川上地域に賃貸住宅を整備するものでございます。 次に、9款消防費でございます。244ページにお進みください。消防施設費、委託料の設計監理委託料、測量設計委託料につきましては、新消防庁舎の整備に係る基本設計、用地測量などを計上しております。 次に、246ページからの10款教育費でございます。事務局費におきまして、報酬や職員手当等には、子供一人一人にきめ細やかな指導を実施するため、市独自で30人以下の学級編制を実施するための職員配置の経費として2,084万円を計上しております。また、クラスサポート事業につきましても同様の経費を999万円計上しております。 249ページ、下を御覧ください。委託料のGIGAスクールサポーター業務委託料747万3,000円は、学校におけるICT機器使用の指導やICT環境の整備などサポート業務を委託するものでございます。 257ページをお開きください。委託料の下から4つ目、設計監理委託料3,230万円がございますが、そのうち有漢義務教育学校の設立に伴う校舎等の整備のための基本設計費として1,738万円を計上しております。 274ページからは、社会教育費の社会教育総務費でございます。279ページにお進みいただきまして、委託料の3つ目、旧吹屋小学校展示業務委託料2,200万円は、吹屋小学校の保存修理完成を見据え、教室再現部分などの空間演出のため展示業務を委託するものでございます。 次は、292ページからは保健体育費の保健体育総務費でございます。293ページ下の負担金補助及び交付金のスポーツ交流推進補助金660万円は、吉備国際大学シャルム岡山高梁の運営母体である高梁スポーツクラブへの補助金でございます。 次に、300ページからの11款災害復旧費でございます。平成30年7月豪雨災害の復旧事業が令和2年度で一区切りとなっておりますので、過年災害復旧費につきましては、全体的に減額しております。 306ページの公債費、予備費につきましては特段申し上げることはございません。 また、308ページ以降に給与費明細書、318ページには継続費の調書、319ページから債務負担行為に関する調書、そして326ページには地方債に関する調書を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議案第61号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 説明の途中でありますが、ただいまから10分間休憩いたします。            午後3時41分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後3時49分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 蛭田健康福祉部長。            〔健康福祉部長 蛭田俊幸君 登壇〕 ◎健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私からは議案第62号及び議案第64号から議案第68号までの補足説明をさせていただきます。 特別会計予算書の1ページをお開きください。 議案第62号「令和3年度高梁市国民健康保険特別会計予算」でございます。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ36億3,852万7,000円、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6,938万1,000円と定めるものでございます。 また、第2条では地方債、第3条では歳出予算の流用について定めております。 6ページをお開きください。第2表の地方債でございますが、医療用機械器具整備事業としまして限度額を910万円に定めるもので、川上診療所の設備更新に充てるものでございます。 それでは、事業勘定の説明をいたしますが、これにつきましては別冊でお配りしておりますA4横になります令和3年度国民健康保険特別会計事業勘定の当初予算資料で説明をさせていただきます。そちらを御覧ください。 1ページでございますが、まず予算編成方針ということで基本方針を掲げております。 平成30年度から都道府県が運営主体となる広域化が実施されまして、令和3年度は4年目となりますが、県から示されました令和3年度納付金の額は、この後御説明いたします複数の要因によりまして前年度よりやや増加しております。 予算編成における基本方針としましては、令和3年度の納付金及び標準保険料率に加え、その背景や今後の動向等を総合的に検討した保険税率の想定をいたしております。また、保健事業につきましては、健康づくりや予防活動に係る様々な取組を行う中で、令和2年度に引き続きまして重点事業として、特定健診未受診者対策や糖尿病の重症化予防等の事業に力を入れることといたしております。 2ページをお開きください。こちらは、保険税率の想定に関し県から示された納付金の額を載せております。中ほどの高梁市納付金額の表を御覧ください。 令和3年度の納付金の総額は7億6,326万6,129円でございまして、前年度と比較いたしまして約770万円の増となっております。主な要因でございますが、まず納付金減の要因としましては、令和元年度の前期高齢者交付金や保険者努力支援制度の交付見込額の増によるもの。一方、納付金の増の要因としましては、1人当たり医療費や介護納付金の増、普通調整交付金の交付見込額の減などでございます。このプラス・マイナスの要因によりまして、対前年比では増となる納付金額が示されたということであります。 次に、3ページを御覧ください。県から示されました標準保険料率と納付金の額の推移でございます。 平成30年度からの医療給付費分の推移を見ますと、平成30年度から令和元年度にかけまして、全ての区分において増加しておりますが、令和2年度で大幅に減少しております。これは、令和2年度と令和3年度に県におきまして決算剰余金を充当したこと、また高梁市におきましては激変緩和措置により納付金への算入があったためでございますが、右側の税率の表を御覧いただきますと、こちらは高梁市の税率になります。令和2年度は、先ほどの説明のとおり、納付金が大幅に減少したこともありまして、税率を改定しまして、引下げを行ったところでございます。 それから、令和3年度の県が示す標準保険料率につきましては、全ての区分の所得割率において増加している状況でございます。 それでは、4ページをお開きください。納付金及び標準保険料率算定における今後の動向でございます。 1つ目は、県の決算剰余金であります。令和2年度から前々年度の決算が影響してまいりますが、赤字となった場合は翌年度に加算されるため、変動要因として十分認識しておく必要がございます。 次は、激変緩和措置についてでございますが、今後縮小、廃止が予定されておりまして、その分は納付金が増加することになります。 次に、前期高齢者交付金の動向でございます。令和3年度は交付金が増加しておりますが、今後同じ水準の額が交付されるかは不透明でございます。 次に、医療費でございます。近年の1人当たり医療費は年々増加傾向でございまして、今後も同じ傾向が続くことが予想されております。 最後に、新型コロナウイルスの影響でございますが、所得の減少、それに伴う税収の減少、収納率の悪化等が懸念されております。そのため、想定した収入を下回る可能性があるということでございます。 5ページに移りまして、先ほど申し上げました動向等を踏まえまして、確実に収納必要額を確保できる税率について検討し、総合的に判断しました結果、令和3年度は現行税率を据え置いた想定での予算編成を行っております。 続いて、6ページをお開きください。こちらは保健事業についてでございます。 これまでも特定健診の受診勧奨や保健指導、糖尿病の重症化予防等の保健事業に力を注ぎまして、徐々に成果も見えてきております。令和3年度も引き続きさらなる成果拡大を目指しまして、2つの重点目標を掲げております。 1つ目は、特定健診未受診者対策です。健康管理システムを活用しながら、受診勧奨通知書を活用して、未受診者へきめ細かなアプローチを行いまして、受診率の向上を図ることとしております。 2つ目は、糖尿病重症化予防です。対象者を絞り、医療機関等と連携した保健指導を実施することとしております。 これらの編成方針に基づきまして編成した当初予算の概要が7ページ目になります。 この表、令和3年度の予算案①に対しまして、令和2年度予算②を比較するとともに、右端に本年度の実行状況から見た決算見込みを表示しております。 まず、歳入でございますが、国民健康保険税につきましては、被保険者数や所得、収納率等の推移を考慮しながら先ほど説明した想定税率により算出しております。 国庫支出金につきましては、令和2年度はシステム改修に伴う補助金を計上しておりましたが、本年度はシステム改修等の予定はございませんので、前年比では365万2,000円の減となっております。 県支出金につきましては、大部分が医療費の実績に応じた普通交付金になります。全体の給付額の傾向に基づいた算定を行いまして、特別調整交付金の見込みを加えた結果、前年比では185万1,000円の減となっております。 それから、繰入金につきましては、事務費繰入れ、保険基盤安定繰入金等、減が見込まれることから、総額で対前年比843万4,000円の減ということでございます。 次に、歳出でございますが、総務費につきましてはシステム改修分の減等によりまして、全体では430万7,000円の減の見込みでございます。 保険給付費につきましては、全体の医療費の傾向に基づきまして、前年度とほぼ同じレベルとなる27億319万9,000円といたしております。 それから、国民健康保険事業費納付金につきましては、先ほど御説明しましたように令和3年度はやや増額となっておりまして、予算額としては7億6,403万6,000円を計上いたしております。 また、保健事業費につきましては、特に受診率のさらなる向上を図るため、特定健診検査に係る未受診者対策を推進することによりまして、受診者数の増加を見込むなど、前年度より437万8,000円の増となります5,262万5,000円を計上いたしております。 以上のような考え方により、広域化4年目に向けた予算を編成しているところでございます。 それでは、特別会計予算書に戻っていただきまして、36ページをお開きください。こちらは給与費明細書をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 次に、45ページをお開きください。直診勘定でございます。 この勘定につきましては、中井診療所、宇治診療所の運営費、また川上診療所、川上歯科診療所に係る経費を計上しているものでございます。 48ページに移りまして、まず歳入でございますが、1款の診療収入につきましては、中井診療所の診療収入になります。 それから、8款繰入金、一般会計繰入金につきましては、川上診療所建設に係る起債償還、それから診療所の運営等に対する繰入金として4,765万7,000円を計上いたしております。 50ページをお開きください。2項の事業勘定繰入金は、事業勘定に交付されます特別調整交付金の見込額69万8,000円につきまして、直診勘定に繰り入れるというものでございます。 また、3項の基金繰入金1,121万2,000円につきましては、医療機器の整備等に充当を予定するものでございます。 11款市債につきましては、川上診療所の医療用機械器具更新に910万円を充当予定といたしております。 52ページに移りまして、歳出でございます。1款総務費につきましては、中井診療所と宇治診療所の運営経費等を計上いたしております。その中で、繰出金870万円につきましては、基金繰入金の一部を地域医療介護対策補助金の財源としまして、一般会計に繰り出すものでございます。 それから、2款医業費におきまして、備品購入費を916万3,000円計上しております。これにつきましては川上診療所の医療機器の更新を行うものでございます。 それから、54ページに移りまして、5款の公債費でございますが、これは川上診療所の建設及びその後の整備事業に係る地方債の償還金でございます。 56ページには地方債に関する調書をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、109ページをお開きください。 議案第64号「令和3年度高梁市へき地診療所特別会計予算」でございます。 第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1,694万1,000円と定めるものでございます。この会計につきましては、有漢診療所、西山診療所の運営に係る経費を計上したものでございます。 114ページをお開きください。まず、歳入でございますが、2款の診療収入につきましては、有漢診療所、西山診療所の診療収入を計上するものでございます。 4款の県支出金につきましては、西山診療所の運営に係ります県のへき地診療所運営費補助金になっております。 それから、116ページをお開きください。歳出でございますが、1款の総務費、それから2款の医業費につきましては、有漢診療所と西山診療所の運営に要する予算ということになります。診療委託料をはじめとする管理運営に要する経費でございまして、次の118ページの医薬材料費までがその経費になっております。 続きまして、121ページをお開きください。 議案第65号「令和3年度高梁市後期高齢者医療特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5億4,353万7,000円と定めるものでございます。 それでは、128ページをお開きください。歳入でございます。1款後期高齢者医療保険料でございますが、今年度と同率の保険料率に基づき積算をいたしております。年金から天引きをいたします特別徴収の額を全体の約4分の3と見込みまして、2億7,749万2,000円、それから納付書や口座振替などによる普通徴収の額を約4分の1と見込みまして、9,249万7,000円を計上いたしております。 それから、4款の繰入金でございますが、1目の事務費繰入金につきましては、システム関係等の財源として341万8,000円を計上しているものでございます。 それから、2目の保険基盤安定繰入金につきましては、保険料の軽減分に対する国、県等からの拠出金を一般会計から繰り入れるというものでございまして、令和3年度は1億6,267万8,000円を見込んでおります。 それでは、130ページをお開きください。6款諸収入、雑入の後期高齢者健診事業補助金につきましては、75歳以上の特定健診に係ります補助金を広域連合から受け入れるものでございます。 続きまして、132ページからの歳出でございますが、総務費は保険料収納に係る事務費を計上するものでございます。 2款の後期高齢者医療広域連合納付金5億3,321万8,000円につきましては、納付いただいた保険料と一般会計からの財源基盤安定繰入金を広域連合に納付するものでございます。 その他につきましては、特に申し上げるものはございません。 それでは、続きまして139ページをお開きください。 議案第66号「令和3年度高梁市介護保険特別会計予算」でございます。 第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ52億8,048万円、サービス勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ5,459万6,000円と定めるというものでございます。 第2条では地方債について、第3条では歳出予算の流用について定めているものでございます。 144ページをお開きください。第2表の地方債でございますが、限度額を70万円にするもので、これはひだまり苑の修繕工事に充てるものでございます。 それでは、事業勘定の説明に移りたいと思いますが、これにつきましては別冊の令和3年度介護保険特別会計予算資料により御説明をさせていただきます。こちらを御覧ください。 それでは、1枚めくっていただきまして、1ページ、1の予算編成方針についてですが、令和3年度当初予算に当たりましては、現在策定中の第8期介護保険事業計画の初年度に当たりまして、推計値を基本に編成いたしております。 主な項目は、まず1点目として介護保険料についてですが、8期計画期間中であります令和3年度から令和5年度の3年間のサービス給付費見込額に対し、国、県等の負担金を控除した残りを65歳以上の被保険者の皆様に介護保険料として御負担いただくことになります。8期中における基準保険料は、条例改正で説明しましたとおり、月額6,600円を設定しております。 それから、2点目として保険給付費関係では、今後の高齢者人口、要介護等認定者数を踏まえ、介護報酬の改定、制度改正、利用サービス等の動向等を勘案し、必要なサービス量を見込んで算定いたしております。 3点目としまして、地域支援事業費では介護予防活動や通いの場への付添いサポート事業等介護予防の推進を目的とした一般介護予防事業費を計上いたしております。また、包括的支援事業、任意事業では、包括支援センターの機能強化、医療介護の連携推進等の拡充、認知症施策、生活体制整備事業の充実等を軸に、必要な事業費を計上いたしております。 以上、これらの方針を総合的に勘案しまして、予算編成を行っているところでございます。 次に、歳入でございますが、主なものとして4項目を掲げております。 まず、1点目としまして、介護保険料については先ほど説明しましたとおり標準額を月額6,600円、第1号被保険者数を1万1,975人、低所得者の保険料軽減対象を4,656人と見込んで算定しております。前年度比では1,942万6,000円の増収を見込んでいるところでございます。 2点目としまして、国、県の負担金と補助金につきましては、介護給付費と地域支援事業費、それぞれの交付負担割合により算定をいたしております。国庫補助のうち、調整交付金につきましては、国の補正係数により給付費の総額の10.37%で算定しまして、対前年比は6,820万3,000円の増を見込んでいるところであります。 それから、3点目としまして、一般会計繰入金につきましては、職員給与費や認定調査事務費等の財源としまして、また保険給付費や地域支援事業費の対象額の一定割合を繰り入れるものですが、全体で8億3,816万7,000円を見込んでおります。 4点目として基金繰入金でございますが、保険料の改定等によりまして財源不足は生じない見込みでございまして、準備基金からの繰入れは予定をいたしておりません。 次に歳出でございます。主なものを6項目掲げております。 1点目、2点目としては、総務費については人件費、事務費、認定調査費等の介護保険事務費に必要な経費、それから介護認定については認定審査会等の運営に必要な経費を見込んでおります。 それから3点目として、保険給付費につきましてはこれまでの実績等から算定した給付の見込みに、今後のサービス利用の動向等を加味しております。主なところでは、介護つきの有料老人ホームやケアハウス等の居宅介護サービス給付費の増、介護医療院への転換整備に伴う施設介護サービス給付の増などでございまして、対前年比では2,307万1,000円の増、総額で48億7,675万8,000円を計上いたしております。 4点目として、基金積立金につきましては、剰余金見込み分として3,963万4,000円を計上しております。 5点目として、地域支援事業につきましては、総合事業通所介護B型と通所付添いサポート事業をはじめ生活体制整備事業や在宅医療、介護連携推進のための連携強化に要する費用を見込みまして、総額2億5,950万7,000円を計上しております。 6点目として、諸支出金につきましては、保険料還付金等の必要な費用として281万2,000円を計上しているところでございます。 歳入歳出それぞれの詳細につきましては、3ページ以降に資料をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 それでは、特別会計予算書に戻っていきまして、186ページでございますが、こちらには給与費明細書をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 それでは、198ページになりますが、サービス勘定でございます。 こちらにつきましても増減の大きいものを中心に説明をさせていただきます。 まず、歳入でございますが、8款繰入金、一般会計繰入金につきましては、前年比約420万円の減となっております。これは、居宅介護予防に係る人件費の減によるものでございます。 また、4項基金繰入金の442万円と200ページの12款市債の470万円につきましては、ひだまり苑の施設整備費の減少に伴いまして、それぞれ対前年比では減となっております。 202ページをお開きください。歳出でございますが、3項の老人保健施設事業費で、工事請負費143万円つきましては、ひだまり苑の照明器具の改修を予定しているものでございます。 それから、4項の介護予防支援事業費につきましては、人件費や要支援者のケアプラン作成委託料が主な内容でございます。 206ページからは給与費明細書、212ページには地方債に関する調書をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、213ページをお開きください。 議案第67号「令和3年度高梁市養護老人ホーム特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ2億5,648万5,000円と定めるというものでございます。 それでは、218ページをお開きください。まず、歳入でございますが、2款委託金につきましては、前年度と比較しまして974万8,000円の減となっております。これは、入所者の見込み数の減によるものでございます。 また、5款繰入金、一般会計繰入金につきましては、主には成羽長寿園建設に係る償還金の増によりまして、対前年比では約7,260万円の増となっております。 次に、歳出でございますが、222ページを御覧ください。まず、総務費、総務管理費につきましては、前年度と比較して約300万円の減となっておりますが、主には人件費の減によるものでございます。 それから、224ページの2款施設費、社会福祉施設費につきましては約630万円の減でございますが、主には入所者の見込み数の減によるものでございます。 それから、226ページ、4款公債費につきましては、成羽長寿園建設に係る償還金の増が前年比増の要因となっております。 228ページからは給与費明細書、また237ページには地方債に係る調書をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、239ページをお開きください。 議案第68号「令和3年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億9,406万8,000円と定めるというものでございます。 246ページをお開きください。まず、歳入ですが、1款サービス収入の介護給付費収入、それから次の自己負担金収入とも対前年比減となっておりますが、これは成羽デイサービスセンターの利用者見込み数の減によるものでございます。 それから、248ページの5款繰入金でございます。一般会計繰入金、それから次の基金繰入金が増になった要因でございますが、これは施設修繕工事費の増によるものでございます。 250ページの10款市債につきましては、先ほどの施設修繕工事費の財源として過疎債を予定するものでございます。 次に、歳出でございます。254ページを御覧ください。1款総務費、総務管理費ですが、前年度と比較して約3,800万円の増となっております。これは、人件費等経常経費の増に加えまして、257ページの工事請負費に2,800万円を計上しております。これは冷暖房空調設備の修繕を予定するものでありますが、これらが増額予算となった主な要因でございます。 そのほかにつきましては、特段申し上げるものはございません。 264ページからは給与費明細書を、それから273ページには地方債に関する調書をおつけいたしておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で私からの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 久保木病院事務長。            〔病院事務長 久保木英介君 登壇〕 ◎病院事務長(久保木英介君) それでは、議案第63号の補足説明をさせていただきます。 57ページにお戻りください。 議案第63号「令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計予算」でございます。 第1条、総則といたしまして、令和3年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計の予算は、次に定めるところによる。 第2条で、業務の予定量を掲げております。病床数は96床、年間患者数は入院が2万741人、外来は5万3,886人、1日平均患者数は入院が56.8人、外来は246.1人としております。入院患者数は、新型コロナウイルス感染症の県指定中等症即応病床に療養病棟を充てている影響から、全体で約13%の減少と見込んでおります。また、外来患者数につきましても、新型コロナウイルス感染症の影響による受診動向等を勘案しまして、全体で約7%の減少を見込んでおります。主要な建設改良事業につきましては、機械及び備品の購入を予定いたしております。 はぐっていただきまして、第3条で収益的収入及び支出の予定額を定めております。 まず、収入で第1款病院事業収益は14億8,617万5,000円でございます。内訳としまして、第1項医業収益11億7,040万7,000円は、入院、外来、健診などの収益でございます。 第2項医業外収益2億8,188万3,000円は、一般会計からの病院診療所運営負担金や新型コロナウイルス感染症関係県補助金、償却資産に係る補助金等の減価償却見合い分を収益化する長期前受金戻入などでございます。 第3項訪問看護事業収益3,377万5,000円は、訪問看護事業に係る報酬や、一般会計からの補助金等でございます。 第4項特別利益11万円は、過年度損益修正益などでございます。 次に、支出で、第1款病院事業費用は16億1,256万1,000円でございます。内訳としまして、第1項医業費用15億6,856万5,000円は、職員給与費や医療材料費などの診療経費、病院診療所の維持経費及び減価償却費等でございます。 第2項医業外費用702万1,000円は、企業債利息等でございます。 第3項訪問看護事業費用3,377万5,000円は、訪問看護事業に係る職員給与費等の運営経費でございます。 第4項特別損失20万円は、過年度損益修正損などでございます。 第5項予備費には300万円を計上いたしております。 第4条では資本的収入及び支出の予定額を定めておりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5,363万9,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものとしております。 まず、収入で第1款資本的収入は2,416万円でございます。内訳としまして、第1項企業債が1,960万円、第2項補助金396万円は、人工呼吸器の購入に対する県補助金でございます。 第3項預り金60万円は、看護師等奨学金貸付補助金1人分を計上いたしております。 次に、支出で、第1款資本的支出は7,779万9,000円でございます。内訳としまして、第1項建設改良費2,366万1,000円は、人工呼吸器や錠剤分包器等の更新及びエックス線室等の鉛入りガラスの取替え工事費でございます。 第2項企業債償還金が5,293万8,000円、第3項投資その他の資産120万円は、看護師等奨学金貸付金1人分を計上いたしております。 第5条は企業債について掲げておりまして、施設設備改良整備の限度額を480万円、医療機器等の整備の限度額を1,480万円とし、その他起債の方法等を定めております。 はぐっていただきまして、第6条では予定支出の各項の経費の金額の流用について定めております。 第7条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費を職員給与費9億5,744万1,000円、交際費30万円としております。 第8条では、一般会計からこの会計へ負担を受ける金額は2億4,011万9,000円とし、第9条では棚卸資産の購入限度額は1億6,000万円と定めるものでございます。 次のページからの予算実施計画につきましては、後ほど御覧いただきたいと思います。 65ページをお開きください。予定キャッシュフロー計算書でございます。これは、令和3年度1年間の資金の増減を表したものでございます。合計額のみ申し上げますが、一番下から3行目、資金増加額または減少額を1億2,822万6,000円の減少と見込みまして、一番下の行、資金期末残高は10億3,143万8,000円を予定いたしております。 次のページから給与費明細書、76ページから債務負担行為に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表及び注記表、92ページからは予算説明書をつけておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 以上で議案第63号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。            午後4時28分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後4時36分 再開 ○議長(宮田公人君) 休憩前に引き続き再開いたします。 定刻の5時が近づいておりますが、本日の日程が終わりますまで時間延長いたします。 引き続き説明を求めます。 大福産業経済部長。            〔産業経済部長 大福範義君 登壇〕 ◎産業経済部長(大福範義君) それでは、議案第69号から議案第75号までの補足説明をさせていただきます。 議案第69号「令和3年度高梁市畑地かんがい事業特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ2,036万8,000円と定めるというものでございます。 事項別明細書で主立ったものを御説明させていただきますので、280ページをお開きください。 歳入の第2款使用料及び手数料でございます。畑かん施設給水使用料として1,224万3,000円を、また水道事業と施設を共用しておりますことから、畑かん施設使用料として801万5,000円を見込んでおります。 歳出につきましては、284ページでございますが、畑地かんがい事業の運営に必要な経費を計上しておりまして、特段申し上げることはございません。 続きまして、287ページをお開きください。議案第70号でございます。 議案第70号「令和3年度高梁市水道事業特別会計予算」でございます。 水道事業につきましては、令和2年度より簡易水道事業を統合し、1つの予算となっております。 第1条、令和3年度高梁市水道事業特別会計予算は、次に定めるところによるというものでございます。 第2条、業務の予定量でございます。給水戸数は1万3,687戸、年間総配水量は287万7,792立方メートル、1日平均配水量につきましては、7,884立方メートル、主な建設改良事業は、テレメータ更新事業でございます。 第3条収益的収入及び支出の予定額は、次のとおり定めるものでございます。 収入の水道事業収益につきましては、11億2,188万9,000円、支出の水道事業費用につきましては11億1,880万7,000円としております。 続きまして、288ページでございます。第4条、資本的収入及び支出の予定額は次のとおり定めるものでございまして、括弧書き内は補填財源についての記述でございます。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億404万4,000円は、内部留保資金1億404万4,000円で補填するとしております。 収入の資本的収入につきましては、4億9,508万2,000円、支出の資本的支出は5億9,912万6,000円としております。 第5条では、企業債として、水道施設改良事業の目的で限度額を1億4,460万円とするものでございます。 続きまして、第6条、予定支出の各項の経費の金額の流用でございますが、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおり定めるということにしておりまして、営業費用と営業外費用間の予定額に過不足を生じた場合、各項間の流用ができるということを定めております。 第7条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を定めておりまして、議会の議決を経なければならない経費といたしまして、職員給与費が該当し、9,307万2,000円でございます。 第8条、棚卸資産購入限度額につきましては、その限度額を464万3,000円と定めるものでございます。 続きまして、290ページから実施計画で主立ったものを説明させていただきます。 収益的収入及び支出でございます。収入のうち、第1款水道事業収益、第1項営業収益、1目給水収益の6億8,064万9,000円を見込んでおります。 第2項営業外収益は、第2目他会計負担金として一般会計からの繰入金を5,124万4,000円、3目の長期前受金戻入として、償却資産の取得に伴い交付される補助金等について減価償却見合い分を順次収益化するもので3億8,780万5,000円を計上しております。 291ページの支出でございます。水道事業費用のうち、第1項営業費用10億3,062万6,000円、第2項営業外費用7,676万4,000円を計上しております。こちらは、人件費、水道施設の維持管理費、減価償却費及び企業債利息が主なものでございます。 292ページは資本的収入及び支出でございます。収入につきましては、給水申込み負担金257万4,000円、配水管支障移転補償金4,720万1,000円、企業債1億4,460万円、他会計負担金8,027万9,000円、他会計出資金2億2,042万8,000円を見込んでおります。 支出につきましては、建設改良費2億2,663万6,000円、企業債償還金3億7,249万円を計上しております。 建設改良費の主なものといたしまして、6か所のテレメータの更新、福地浄水場の浸水対策及び支障移転工事に伴うものでございます。 293ページでございますが、これは水道事業の予定キャッシュフローの計算書でございます。業務活動、投資活動、財務活動から成る3つの視点からのキャッシュフローの動きを示しております。表中の下段から3行目の4はこの期中の資金増加額または減少額でございます。令和3年度は、2,562万5,000円の減額の予定となっており、これによりまして資金期末残高は6億6,038万円の予定でございます。 以下、294ページ以降には給与費明細書、予定損益計算書、予定貸借対照表、財務諸表等に係る注記表、予算説明書を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、319ページ、議案第71号でございます。 議案第71号「令和3年度高梁市下水道事業特別会計予算」でございます。 令和2年度より、下水道事業は地方公営企業法の規定する財務規定等を一部適用することとしております。 第1条、令和3年度高梁市下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによるというものでございます。 第2条、業務の予定量でございます。水洗化人口は1万4,862人、年間排水処理量は264万3,330立方メートル、一日の平均排水処理量は7,242立方メートル、主な建設改良事業は雨水対策事業でございます。 第3条、収益的収入及び支出でございます。収益的収入及び支出の予定額は、次のとおりとする。なお、営業費用中修繕費5,164万円の財源に充てるため、企業債4,030万円を借り入れるというものでございます。収入の下水道事業収益は10億8,198万9,000円で、支出の下水道事業費用は10億8,198万9,000円でございます。 第4条、資本的収入及び支出でございます。資本的収入及び支出の予定額は次のとおり定めるというものでございます。括弧書き内は補填財源についての記述でございます。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4,030万円は、消費税資本的収支調整額926万1,000円及び過年度損益勘定留保資金3,103万9,000円で補填するものとするとしております。収入の資本的収入は8億8,534万8,000円で、支出の資本的支出は9億2,564万8,000円でございます。 第5条では、企業債として、下水道事業の目的で限度額を4億3,160万円とするものでございます。 第6条、一時借入金でございます。一時借入金の限度額は9億円としております。 続きまして、第7条、予定支出の各項の経費の金額の流用でございますが、予定支出の各項の経費の金額を流用することができるのは、予算第8条に定める経費を除き営業費用と営業外費用の間の予定額に過不足を生じた場合としております。 第8条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費を定めておりまして、議会の議決を経なければならない経費といたしまして、職員給与費が該当し、5,203万3,000円でございます。 続きまして、322ページから実施計画で主立ったものを御説明させていただきます。 まず、収益的収入及び支出でございます。収入の第1款下水道事業収益、第1項営業収益につきましては、下水道使用料3億1,851万4,000円、他会計負担金5,267万2,000円は雨水処理に対する経費に対して一般会計からの繰入金でございます。 第2項営業外収益につきましては、補助金4,543万円、他会計負担金8,096万3,000円は、一般会計からの繰入金でございます。 長期前受金戻入5億8,436万2,000円は、償却資産の取得に伴い交付された補助金等の減価償却見合い分を順次収益化するものでございます。 323ページの支出でございます。第1款下水道費用のうち、第1項営業費用9億8,444万6,000円、第2項営業外費用9,267万5,000円を見込んでおります。こちらは、人件費、下水道施設の維持管理費、減価償却費及び企業債利息が主なものでございます。 324ページは資本的収入及び支出でございます。収入につきましては、分担金及び負担金141万3,000円、補助金1億5,800万円、他会計負担金1億929万5,000円、企業債3億9,130万円、他会計出資金2億2,534万円を見込んでおります。 次に、支出でございます。建設改良費3億6,916万9,000円、企業債償還金は5億5,647万9,000円を計上しております。建設改良費の主なものは、高梁雨水ポンプ場4号ポンプ増設工事と落合雨水ポンプ場実施設計に伴う委託料でございます。 325ページでございますが、これは下水道事業の予定キャッシュフロー計算書でございます。業務活動、投資活動、財務活動から成る3つの視点からキャッシュフローの動きを示しております。表中下段の3行目の4、期中の資金増加額または減少額でございますが、令和3年度は723万3,000円の増加の予定となっております。これによりまして、資金期末残高は当年度8,459万9,000円の予定ということでございます。 以下、326ページ以降には、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表、財務諸表等に係る注記表、予算説明書を掲げておりますので、後ほど御覧いただきたいと思います。 続きまして、355ページ、議案第72号でございます。 議案第72号「令和3年度高梁市地域開発事業特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3,659万3,000円と定めるというものでございます。 事項別明細書で主立ったものを御説明させていただきますので、360ページをお開きください。歳入でございます。第3款財産収入、第2項財産売払収入3,658万1,000円につきましては、新規宅地分譲の販売収入でございます。 続きまして、362ページをお開きください。歳出でございます。第2款宅地造成事業費、第1項造成事業費3,639万3,000円は、新規分譲宅地の造成に係る費用を計上しております。 続きまして、367ページ、議案第73号でございます。 議案第73号「令和3年度高梁市巨瀬財産区特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ693万8,000円と定めるというものでございます。 事項別明細書で主立ったものを御説明させていただきますので、372ページをお開きください。歳入につきましては、第1款財産収入、第2項財産売払収入573万円につきましては、間伐による立ち木売払収入を計上いたしております。 374ページをお開きください。歳出につきましては、第2款財産費の委託料に間伐費用として548万円を計上しております。 その他のものにつきましては、巨瀬財産区の維持管理運営経費を計上いたしております。特段申し上げることはございません。 続きまして、377ページ、議案第74号でございます。 議案第74号「令和3年度高梁市宇治財産区特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ538万1,000円と定めるというものでございます。この宇治財産区につきましては、維持管理運営経費を計上しているもので、特段申し上げることはございません。 続きまして、387ページ、議案第75号でございます。 議案第75号「令和3年度高梁市有漢財産区特別会計予算」でございます。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ932万6,000円と定めるというものでございます。 事項別明細書で主立ったものを御説明させていただきますので、392ページをお開きください。歳入につきましては、第1款財産収入、第2項財産売払収入の901万円でございますが、こちらは間伐による収入を計上しております。 394ページをお開きください。歳出につきましては、第2款財産費の委託料に間伐費用といたしまして587万4,000円を計上しております。 その他のものにつきましては、有漢財産区の維持管理運営経費を計上しているもので、特段申し上げることはございません。 以上で議案第69号から議案第75号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(宮田公人君) 以上で本日の議事日程は終了しました。 念のため申し上げます。次会は11日、通告による一般質問を行います。発言順位の1番から5番までの諸公にお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。            午後4時55分 散会...