○
議長(
小林重樹君)
宮田公人君。
◆15番(
宮田公人君) これはいろいろ先ほど申し上げた人道的な観点、
安全保障上の観点で
考え方はあると思いますが、こういった大きな
テーマをどう捉えるかという中で、せめて基本となる
法的根拠ぐらいのものはペーパーで出してくる、あるいはそれについてどうなのかという
質疑がないままこれが決定されたということは、やはり
議会審議の中でいかがなものかと思います。ぜひ今後こういう
案件が生じてくると思いますが、
委員長には賢明なるお計らいをいただきたいとこの点を申し上げておきます。
○
議長(
小林重樹君)
倉野嗣雄君。
◆13番(
倉野嗣雄君) そのようにいたします。
○
議長(
小林重樹君) ほかに
質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
小林重樹君) ほかになければ、
質疑を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~
△
日程第4
討論
○
議長(
小林重樹君) 次は、
日程第4、
討論であります。 各
委員会に
付託しておりました
案件を一括して
討論に付します。
討論の通告がありますので、順次発言を願います。 まず、
平松賢司君の
討論を願います。
平松賢司君。 〔3番
平松賢司君
登壇〕
◆3番(
平松賢司君)
皆さんおはようございます。 6月
定例市議会の
討論をさせていただきます
日本共産の
平松賢司です。
日本共産党の
高梁市議団を代表いたしまして、
委員長報告に対する
討論を行います。 6月
定例市議会に提出されました
議案は、
報告5件と
議案第54号から
議案第74号までの21
議案であります。そのうち、
議案第57号、
議案第58号、
議案第59号について反対とし、その他の
議案には
賛成の立場であり、
委員長報告を了といたします。 また、
請願は1件、「「
日本政府に
核兵器禁止条約の
調印・
批准を求める」
意見書採択を求める
請願」でありますが、
委員長報告では
趣旨採択であり、本来ならば
採択を求めると考えますが、今回は
賛成の立場から
討論に参加させていただきます。 まず、
議案第57号「
高梁市
労働会館条例を廃止する
条例」についてです。 そもそも
労働者の教育や文化、福祉の向上が目的であり、前回3月
議会では目標を達成した、
利用者が減ったことなどが廃止の理由として挙げられていました。今
議会では、
行革関連であることも触れられました。
利用者には他の
類似施設の活用と
説明がありましたが、ふえていく非
正規雇用の
方たちが大変苦労しているときだからこそ、この
施設の
利活用が必要であること、また
類似施設というが、
労働者のための
唯一無二の
施設であること、また市街地には公民館としての無料の
会議室がなく、近隣の
町内会では
総会等の利用もあり、二重の意味でこの
施設を残しておくべきであり、この
議案には反対いたします。 次は、
議案第58号「
高梁市働く婦人の
家条例を廃止する
条例」についてであります。
議案第57号の
労働会館と同じ場所にある
施設で、
勤労婦人の福祉や
地位向上などが目的とされています。この
施設を同じく
利用者減などを理由に廃止を提案されております。市内に働く婦人のための
唯一無二の
施設であり、
利用減はむしろ
利活用を積極的に行えなかったことを反省すべきで、今後もこの
施設を
利活用するべきです。よって、この
議案には反対いたします。 そして次は、
議案第59号「
高梁市
手数料条例の一部を改正する
条例」であります。 この
議案は
マイナンバーカードに関する
議案です。そもそも
カードの形で住民が管理し活用することが大変です。今回の
新型コロナの
給付金手続等でもごたごたしました。
住民サービスの向上に寄与することのない
マイナンバーカードの関連の
条例であり、反対いたします。 次は
議案第61号「
高梁市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例」であります。
議案については反対するものではありませんが、
意見を申し添えます。 今回、
国保税率が
引き下げられる予定でありますが、
国保財政状況を見ても、まだ
基金積み立ても3億円を超えています。
国保財政は常に
不安定要素があるにしても、もっと
引き下げが可能です。そもそも
市民負担が余りにも多く、
支払い困難者を生み出している
国保税ですので、
引き下げが可能なときには思い切って
引き下げをすべきだると
意見を申し添えます。 次に、
議案第67号、
議案第74号の
補正予算についてであります。 今
議会の
補正予算は、
コロナ関係での補正がたくさん提案されております。一昨年の
豪雨災害に続いて、本年の
新型コロナ災害は、地域や住民、
中小零細事業者への支援などがまだまだ不十分です。また、この秋冬の
コロナ禍に対応した施策も必要であり、
市民生活や地域で何が起こっているのかしっかり見ていただくこと、また行政の手が隅々まで差し伸べられるようにしていただくことを念じて、
賛成の立場から
意見を申し添えておきます。 最後に、
請願第1号の「「
日本政府に
核兵器禁止条約の
調印・
批准を求める」
意見書採択を求める
請願」です。
委員長報告は
趣旨採択でありました。これは
内容についてはわかるが、政府に
意見書は提出できないという
内容です。県内の6割を越える
自治体が
請願を
採択しております。また、
高梁市は
非核宣言都市であり、
市長を先頭に毎年
被爆者慰霊祭も行い、また
市長みずからも
被爆者国際署名に署名してくださっております。国に対して
意見を申し述べるのは、権利として保障しているわけですから、本来ならば
趣旨採択ではなく
採択を求めなければならないわけですが、
意見陳述に来られた
被爆2世の
請願者の方々が、
委員会でよく
内容がわかったと言ってもらっただけでもありがたいと
意見を述べられました。今回はこの意を酌んで、
委員長報告どおり趣旨採択に
賛成をいたします。 以上で
討論を終わります。
○
議長(
小林重樹君) 次は、
石田芳生君の
討論を願います。
石田芳生君。 〔7番
石田芳生君
登壇〕
◆7番(
石田芳生君)
皆さんお疲れさまです。 今回私は全ての
議案と
請願につき
委員長報告を了として
討論に参加いたします。
議案第67号、
議案第74号、
高梁市
一般会計補正予算では、
新型コロナウイルス感染症対策として赤ちゃんを初めとする全ての
市民、
医療従事者、そして
事業者に対する
支援策などが盛り込まれております。今後も迅速な執行に努めていただきたいと思います。 多くの議員が
一般質問の
テーマとしたところでもありますが、
避難所での
感染症対策に関する予算が計上されております。雨期を迎え、災害や非難が現実のものとなりつつあります。災害への備えと
市民への
情報提供をお願いしたいと思います。
請願第1号「「
日本政府に
核兵器禁止条約の
調印・
批准を求める」
意見書採択を求める
請願」についてであります。
平成29年第5回12
月定例会において、
平成29年
請願第5号でも同じ表題で
関係機関に
意見を上げることが求められていましたが、不
採択となりました。私も当時不
採択とする
委員長報告を了とした1人でありましたし、現在でも
自治体議会として国の
専権事項である外交、防衛に関して
意見書を提出することはちゅうちょいたします。また、先ほど
委員長報告にもありましたが、外交、防衛について
意見書を出すことはどうか、このこと自体は
委員全員了解していたわけでありますから、
条約の
内容そのものについて検討することはございませんでしたし、これまでの
委員会でもありませんでした。 しかし、
平成29年12月から2年半が経過して、我々を取り巻く
世界情勢はより平和で安定したものになったでしょうか。世界の大国と言われる国々はどうか。世界的なパンデミックに対してでさえも、
国際機関での
加盟国の動きはどうであったか。少なくともアジアの
近隣諸国だけでも手を取り合っていると言えるでしょうか。
市民、そして議員の皆様がよく御承知のことと思います。 このように、以前より
国際関係が不安定、先行き不透明となる中で、では我々は、
高梁市議会がよって立つところはどこか。憲法を
最高規範とする我が国の法令であり、また本
議会での議決であります。 本市は
非核平和都市宣言を持っております。
高梁市は非核三原則の堅持とあらゆる
核兵器の
全面廃絶を願い、美しい自然と安全・安心で平和な
都市を創造していくことを誓い、ここに
非核平和都市とすることを宣言しますと明記されております。この
非核平和都市宣言は、文言の差異はありましたが、合併前の1市4町全てが持っていたものであります。合併後の
高梁市議会でも、
平成18年12
月定例会において
全会一致で議決されたものであります。 今
議会で提出された
請願の
趣旨とするところは、平和を希求し、
核兵器を
全面廃絶するところであり、本市の掲げる
非核平和都市宣言と合致するものであることから、
趣旨採択すべきであるとする
委員長報告を了といたします。
○
議長(
小林重樹君) 以上で通告による
討論は終わりました。 ほかに
討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
小林重樹君) ほかになければ、
討論を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~
△
日程第5
採決
○
議長(
小林重樹君) 次は、
日程第5、
採決であります。 これより今
議会に提出されております各
案件の
採決に入ります。 まず、
議案第54号であります。
議案第54号について、各
委員長報告は承認であります。各
委員長報告のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
小林重樹君) 御
異議なしと認めます。よって、
議案第54号は承認されました。 次は、
議案第55号及び
議案第56号の2件を一括して
採決いたします。
議案第55号及び
議案第56号について、
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
小林重樹君) 御
異議なしと認めます。よって、
議案第55号及び
議案第56号については
原案のとおり可決されました。 次は、
議案第57号であります。
議案第57号については
起立をもって
採決いたします。
議案第57号については、
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を願います。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
小林重樹君)
起立多数であります。よって、
議案第57号は
原案のとおり可決されました。 次は、
議案第58号であります。
議案第58号については
起立をもって
採決いたします。
議案第58号について、
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を願います。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
小林重樹君)
起立多数であります。よって、
議案第58号は
原案のとおり可決されました。 次は、
議案第59号であります。
議案第59号については
起立をもって
採決いたします。
議案第59号について、
委員長報告は
原案可決であります。
委員長報告のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を願います。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
小林重樹君)
起立多数であります。よって、
議案第59号は
原案のとおり可決されました。 次は、
議案第60号から
議案第74号までの15件を一括して
採決いたします。
議案第60号から
議案第74号について、各
委員長報告は
原案可決であります。各
委員長報告のとおり決することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
小林重樹君) 御
異議なしと認めます。よって、
議案第60号から
議案第74号までについては
原案のとおり可決されました。 次は、
請願第1号であります。
請願第1号については
起立をもって
採決いたします。
請願第1号について、
委員長報告は
趣旨採択であります。
委員長報告のとおり決することに
賛成の
諸君の
起立を願います。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
小林重樹君)
起立多数であります。よって、
請願第1号については
趣旨採択と決しました。 ここで
議案配付のためしばらく休憩いたします。そのままでしばらくお待ちください。 午前10時30分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時32分 再開
○
議長(
小林重樹君) 休憩前に引き続き再開いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△
日程第6
追加議案の
上程、
説明、
質疑、
委員会付託、
討論、
採決
○
議長(
小林重樹君) 次は、
日程第6、
追加議案の
上程、
説明、
質疑、
委員会付託、
討論、
採決であります。
市長から送付を受けております
同意第1号を
上程し、議題といたします。
市長より
提案理由の
説明を求めます。
近藤市長。 〔
市長 近藤隆則君
登壇〕
◎
市長(
近藤隆則君) それでは、
追加議案を提出させていただいておりますので、
提案理由を
説明させていただきます。
同意第1号「
高梁市
農業委員会委員の任命について」であります。
農業委員会委員の任命につきましては、
農業委員会等に関する法律に基づき
市長が
議会の
同意を得て任命することとされており、このたび
議会の
同意を求めるものでございます。 2月28日から3月26日までの28日間、
農業委員会委員を募集したところ、21名の応募がありました。そして、4月27日には
高梁市農業
委員候補者評価
委員会が開催され、19名の候補者が
農業委員会委員に適任であるとの
報告をいただいたところでございます。なお、新しい
農業委員会委員の任期は、
令和2年7月20日から3年間でございます。 それでは、
委員の方でございますが、まず、お一人目の方ですが、住所が
高梁市新町51番地、お名前が小野貫治さん、生年月日は昭和29年3月16日でございます。 お二人目の方は、住所が
高梁市松山7535番地、お名前が伊達千鶴子さん、生年月日は昭和28年7月2日でございます。 3人目の方は、住所が
高梁市津川町八川790番地、お名前は吉岡孝さんであります。生年月日は昭和23年7月15日であります。 4人目の方は、住所が
高梁市川面町2672番地、お名前が西村匡弘さん、生年月日は昭和27年10月1日でございます。 5人目の方は、住所が
高梁市巨瀬町5054番地2、お名前が田角幸正さん、生年月日は昭和26年1月8日でございます。 6人目の方は、住所が
高梁市宇治町穴田3534番地、お名前が小物博子さん、生年月日は昭和26年3月23日であります。 7人目の方は、住所が
高梁市松原町松岡343番地、お名前が深本文雄さん、生年月日は昭和31年4月1日でございます。 8人目の方は、住所が
高梁市有漢町有漢8100番地、お名前が土岐康夫さん、生年月日は昭和26年2月8日でございます。 9人目の方は、住所が
高梁市有漢町有漢10859番地、お名前が藤本久也さん、生年月日は昭和32年6月14日でございます。 10人目の方は、住所が
高梁市有漢町上有漢6072番地、お名前が江川泰司さん、生年月日は昭和34年1月21日でございます。 11人目の方ですが、住所が
高梁市成羽町成羽3852番地、お名前が小林三十二さん、生年月日は昭和32年2月28日でございます。 12人目の方は、住所が
高梁市成羽町布寄1917番地、お名前が中家泰雄さん、生年月日は昭和21年10月16日でございます。 13人目の方は、住所が
高梁市成羽町小泉729番地、お名前が清水健治さん、生年月日は昭和29年1月13日でございます。 14人目の方は、住所が
高梁市川上町七地1367番地2、お名前が金子時典さん、生年月日は昭和24年3月25日でございます。 15人目の方は、住所が
高梁市川上町仁賀6869番地、お名前が岡辰登さん、生年月日は昭和27年1月18日でございます。 16人目の方は、住所が
高梁市川上町下大竹12番地2、お名前が前崎輝之さん、生年月日は昭和28年3月13日でございます。 17人目の方は、住所が
高梁市備中町布賀1652番地、お名前が小西雅己さん、生年月日は昭和34年11月5日でございます。 18人目の方は、住所が
高梁市備中町平川2862番地、お名前が瀬戸川伸行さん、生年月日は昭和31年4月16日でございます。 そして、最後19人目の方ですが、住所が
高梁市備中町東油野296番地、お名前が中曽浩徳さん、生年月日は昭和35年6月12日でございます。 なお、それぞれの方の略歴等につきましては3ページから4ページに、また関係法令等につきましては5ページから6ページに掲載をいたしておりますので、お目通しをいただきたいと思います。 以上でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○
議長(
小林重樹君) 次は、
質疑であります。
同意第1号の御
質疑をお願いします。 石部誠君。
◆8番(石部誠君) 3点、素朴な質問なんですけど、1つは選挙から任命制へと変わったわけですけれども、その変わった中でどういうふうにこの農業
委員会が変化してきたのかということが1点。 それから、この法律の関係になるんですけれども、この第8条第7項にあります
委員の年齢、性別等に著しい偏りが生じないように配慮しなければならないということでいうと、年齢とか性別でいうと物すごい偏りがある。これはやむを得ないかとも思うんですけども、ここについての御
意見。 それから、第9条第2項に前項の規定による推薦または募集に応募したものに関する情報を整理し公表しなければならないとなっているんですけれども、先ほど
市長の
説明で21人の方が推薦とか応募したものというふうに聞いたんですけれども、ここには19名の方しか出ていないんですけれども、そこはどういうふうに理解したらいいのかというこの3点をお願いいたします。
○
議長(
小林重樹君)
近藤市長。
◎
市長(
近藤隆則君) お答えをさせていただきます。 まず、農業
委員会の
委員が選挙から任命に変わったということに関しましては、やはり農地というものを守っていくということに関して、農業
委員の皆様方のそれまでも十分活動していただきましたが、荒廃農地等の防止施策というが非常に重要な関係でもございますし、またその他さまざまな農地に関する課題も出てきたということで、法律のほうが改正をされ、今こうしてなっておるということでございます。 特に、農地パトロールでありますとかそういった形でより農地を荒廃化させない、そういった取り組みについて、また農地をどのように活用していくか、それには中山間地域の問題もありますし、それから人・農地プランの関係もございますが、さまざまな課題に対して農業
委員の皆様方が積極的にお取り組みいただいておるというところが非常に前にも進んでいることではないかなというふうに理解をしているところでございます。 それから、法律の第8条第7項に関しましては、これは確かにおっしゃるとおりのところもあります。公募の中で、農業に従事をされていない方の
委員の任命もお願いをしております。若干年齢層がごらんいただいたら、大体60歳になるかならないかぐらいの方から以降でございます。それぞれの方が農業というもので、もちろん若い方も農業をされているというのは承知をさせていただいておりますが、そこには一定程度の活動に対して自分の、いわゆる農業に対する取り組みというものを一定程度の制限というのも何ぼかかかろうと思っております。今一生懸命農業をされておる方の時間をということになりますと、そこら辺の
案件もございますので、公募を求めたところこういった方々であった。その中でも比較的年齢層をとった形でこの中で推薦をいただいたというふうに考えているところでございます。 認定農業者の方で非該当の方もいらっしゃいますし、全く農業をされていない方というのもいらっしゃるということで、幅広い年齢層なり職責等から選ばせていただいたというふうに理解をしておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 それから、任命に当たりましては、推薦、募集の結果を尊重しなければならないということになっております。これにつきましては私の先ほどの御
説明でも申し上げたところでございますが、候補者評価
委員会というのが開催をされたところでございます。21名の方から応募があった。その中で候補者評価
委員会の
委員の皆様方の中でも慎重な御審議をいただき、最終的に
高梁市農業
委員会が19名というのを前会のときに決定をいただいておりますので、こうした19名の方の中に選ばせていただくという形の中で、21名から19名ということで決定をさせていただいた。それを受けまして、私のほうから
議会のほうに提案をさせていただいたということでございます。 以上であります。
○
議長(
小林重樹君) よろしいか。 ほかにございませんか。 森和之君。
◆2番(森和之君)
市長の先ほどの
説明でしたら、職業の中に、ピンポイントで上げますが、行政書士だったり団体職員であったり、会社員などが見られます。こういったものの幅広い
意見を聴取したいからこういったものを入れとるという
考え方なんでしょうけれども、第8条の中で
委員は農業に関する識見を有しと書いてあるんですが、やはりこのような職業についとっても、この方は農業に関する識見を有して農業
委員のほうでかなり活躍してくれるとかというのを計算に入れて、この農業
委員に任命されているんでしょうか。
○
議長(
小林重樹君)
近藤市長。
◎
市長(
近藤隆則君) もちろん募集の際にそういったことは前提として募集をさせていただいております。御本人の農業に対する意欲というものはもちろん伺ってもおりますし、それをもとにこの評価
委員会のほうでも御判断をいただいたということでございます。 私としてはまた違った観点、視点というものもお持ちではないかと思いますが、農業に従事をされていないという観点からであっても、日本の農業をどうするんだ、
高梁市の農業をどうするんだということの強い意欲をお持ちの方というふうに理解をしております。 以上です。
○
議長(
小林重樹君) よろしいか。 ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
小林重樹君) ほかになければこれで
質疑を終わります。 お諮りいたします。
同意第1号については
委員会付託、
討論を省略したいと思います。これに御
異議ございませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
小林重樹君) 御
異議なしと認めます。よって、
同意第1号については
委員会付託、
討論を省略することに決しました。
採決に入ります。
同意第1号については
同意することに御
異議ありませんか。 〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
小林重樹君) 御
異議なしと認めます。よって、
同意第1号は
同意することに決しました。 以上で今
議会の
日程は全て終わりました。 閉会に先立ち、
市長より御挨拶を願います。
近藤市長。 〔
市長 近藤隆則君
登壇〕
◎
市長(
近藤隆則君) 6月5日から19日間にわたりまして慎重な御審議を賜りました6月
定例市議会につきましては、提案をさせていただきました全ての
議案等につきまして御議決等を賜り、まことにありがとうございました。 また、さきの
全国市議会議長会及び中国市
議会議長会で表彰を受けられました4名の議員の皆様方に心からお祝いを申し上げます。おめでとうございます。長年の御功績によるものと敬意を表する次第でもございます。また、これからの一層の御活躍もあわせてお祈りをさせていただきたいと思っております。 さて、今
議会の
一般質問におきまして、11名の議員の皆様方から主には
新型コロナウイルス対策及び災害対策について御質問いただいたところでございます。
新型コロナウイルス対策につきましては、本
議会で御議決をいただいた関連予算の効果的な執行に努め、
新型コロナウイルスの感染防止対策と社会経済活動の維持を両立していくコロナ時代の新たな日常生活を確立していくという考えでございます。あわせまして第2波への備えやこれから迎える出水期の中での
感染症対策を行い、今後とも気を緩めることなく、国、県の状況を注視しつつ、その対応に努めてまいりたいと考えております。 災害対策につきましては、去る6月7日に大規模水害対策訓練を実施いたしました。ことしは
新型コロナウイルス感染症予防のため規模を縮小しましたが、災害対策本部と
避難所の運営確認を行ったところでございます。6月10日に中国地方も梅雨入りをいたしました。本格的な出水期を迎えるに当たり、万全の態勢で臨めるよう訓練を通して最終確認を行ったところでございます。 ここで何点か
報告をさせていただきます。 まず、追加の
補正予算で御議決をいただきました
高梁市
事業者応援事業、地域活性×梁商品券についてであります。この事業につきましては、全
市民に市内店舗等で使用できる地域商品券1人当たり5,000円分を配布いたします。市内消費の拡大を図ることで、
新型コロナウイルス感染症の影響により売り上げが減少している市内
事業者を応援するとともに、家計への支援を行うものであります。 具体的な実施方法ですが、配布対象者は7月1日を基準日といたしまして、基準日に本市の住民基本台帳に登録されている方とし、配布対象者の属する世帯の世帯主の方に送付いたします。できるだけ早い配布を考えており、また
市民の皆様の負担軽減のため、以前実施をしておりますが特別定額
給付金の申請方式はとらず、簡易書留郵便で直接お送りする方法で検討をいたしております。発送開始時期については、7月中旬、できれば夏休み前と思っておりますが、発送の開始ができればと考えております。なお、商品券の使用期限につきましては、ことし11月末までを予定いたしておりますが、できるだけ早くお使いいただきたいと期待をするところでございます。 さらには、登録
事業者の募集も行います。多くの
事業者に応募をお願いしたいと考えております。 次に、7月1日付で組織機構を一部変更いたします。
令和2年6月19日、文化庁に申請しておりました「ジャパンレッド発祥の地 弁柄と銅の町・備中吹屋」このストーリーが日本遺産に認定されました。このことにより、これまでに取り組んできた観光振興施策をより強力に推進していかなければならないと考えております。一方、
新型コロナウイルス感染症対策に関しましては、
市民はもとよりでありますが、市内事業所においても甚大な影響が生じている中で、事業を継続できるよう早急な対応が求められてもいます。 これらに対応するため、産業経済部産業観光課を観光課と産業振興課に分割再編をし、体制の強化を図ることといたしました。観光課には観光振興係と日本遺産・歴まち推進室を設置することとしております。同課では、歴史的風致維持向上計画で認定された地域並びに日本遺産に認定された地域の有形無形の文化財群を総合的に整備活用し、その魅力を国内外に戦略的に情報発信することにより、市域全体の活性化並びに観光振興を推進してまいります。 また、産業振興課には、企業誘致係と商工労働係を設置します。市内への企業誘致に強力に取り組むとともに、新たな用地等の取得も視野に入れ、コロナ後の市内企業を含めた事業展開を支援する体制を整えてまいります。さらに、これまで行ってまいりました商工労働行政に加え、
新型コロナウイルス感染症による
事業者への影響に対する取り組みも強化をしてまいりたいと考えているところでございます。 次は、消防庁舎の整備と市街地の認定こども園についてであります。これまで
議会全員協
議会や
一般質問などでその方向性についてお知らせをしておりますが、現在
施設の規模や機能、場所等について内部での協議を行っているところであります。それぞれの
内容につきまして、7月中に
議会全員協
議会を開催させていただき、御
説明をさせていただくよう準備をしておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ことしは広島、長崎に原子爆弾が投下されて75年目の年となります。ことしも8月6日には市内の方谷林にあります岡山県の原爆慰霊碑にお参りをさせていただきます。多くの犠牲になられた方々に対して、祈りをささげたいと考えているところでございます。 その際、折り鶴でありますが、多くの方に御協力をいただいております。ことしも小学校の3年生以上の児童・生徒の
皆さんにお願いをし、今学校で、御家庭で折り鶴を折っていただいていると思っております。そのときに、原子爆弾というものの悲惨さであるとか、戦争は起こしてはいけないんだといったことを御家族、学校でしっかり話し合いをしながら折っていただけると非常にいいことになるかなと考えているところでもございますし、ことしは新たに遺族会の皆様方からもお申し出をいただき、鶴を折っていただいているという状況でございます。8月6日には、代表してお参りをさせていただきたいと考えているところでございます。 終わりになりますが、議員の皆様におかれましては新しい生活様式をしっかりと励行していただきながら、健康に十分留意をいただき、一層の御活躍を御祈念を申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 なお、次回の
定例市議会でございますが、8月20日開会の予定で準備を進めさせていただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。
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議長(
小林重樹君) これをもちまして
令和2年第3回
高梁市議会(
定例)を閉会いたします。 午前10時55分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
令和 年 月 日 議 長 小 林 重 樹 署名議員 森 和 之 署名議員 森 田 仲 一...