高梁市議会 > 2020-06-23 >
06月23日-06号

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  1. 高梁市議会 2020-06-23
    06月23日-06号


    取得元: 高梁市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-25
    令和 2年第3回 6月定例会        令和2年第3回高梁市議会定例会議録(第6号) 令和2年6月23日(火曜日)            〇議   事   日   程             午前10時開議第1 委員会付託案件上程第2 委員長報告第3 委員長報告に対する質疑第4 討論第5 採決第6 追加議案上程説明質疑委員会付託討論採決            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇本日の会議に付した事件日程第1 委員会付託案件上程日程第2 委員長報告     (1)総務文教委員長 倉野 嗣雄君     (2)産業経済委員長 森田 仲一君     (3)市民生活委員長 黒川 康司君日程第3 委員長報告に対する質疑日程第4 討論日程第5 採決日程第6 追加議案上程説明質疑委員会付託討論採決            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出   席   議   員1番  伊  藤  泰  樹 君          2番  森     和  之 君3番  平  松  賢  司 君          4番  森  上  昌  生 君5番  三  村  靖  行 君          6番  黒  川  康  司 君7番  石  田  芳  生 君          8番  石  部     誠 君9番  石  井  聡  美 君          11番  宮  田  好  夫 君12番  森  田  仲  一 君          13番  倉  野  嗣  雄 君14番  川  上  修  一 君          15番  宮  田  公  人 君16番  川  上  博  司 君          17番  大  月  健  一 君18番  小  林  重  樹 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出席した事務局職員事務局長     加 藤 幹 生          局長代理     黄 江   浩議事係長     竹 竝 宗一郎            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇説明のため出席した者〔市長部局〕  市長      近 藤 隆 則 君      副市長     藤 澤 政 裕 君  総務部長    佐 藤 仁 志 君      産業経済部長  大 福 範 義 君  総務課長    赤 木 憲 章 君〔教育委員会〕  教育長     小 田 幸 伸 君       ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議議長小林重樹君) 皆さんおはようございます。 本年度中国市議会議長会並びに全国市議会議長会からお手元に配付いたしております名簿のとおり、それぞれ表彰の栄に浴されました。多年にわたる御功績に対して深甚なる敬意と感謝の意を表しますとともに、ここに御披露申し上げます。受賞者の方、まことにおめでとうございます。 ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年第3回高梁市議会定例)6日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第1 委員会付託案件上程議長小林重樹君) まず、日程第1、委員会付託案件上程であります。 各委員会付託いたしておりました案件を一括上程し、議題といたします。 これらの審査につきましては、各委員長より審査報告書が提出され、その写しをお手元に配付いたしております。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第2 委員長報告議長小林重樹君) 次は、日程第2、委員長報告であります。 まず、総務文教委員長報告を願います。 倉野嗣雄君。            〔13番 倉野嗣雄君 登壇〕 ◆13番(倉野嗣雄君) 皆さんおはようございます。 総務文教委員会報告を申し上げます。 本定例会におきまして当委員会付託されました案件は、議案10件、請願1件の計11件でございます。これらの審査のため、去る17日、委員会室において審査を行いました。 審査結果につきましては、お手元審査報告書写しのとおりでございますが、これに至ります経過を若干御報告させていただきます。 まず、各議案審査につきましては慎重な審査を行い、議案第54号のうち専決第1号、専決第3号及び専決第5号については承認すべきものと、その他の議案については、いずれも原案のとおり可決とすべきものと全員一致で決したところでございます。 なお、審査において出されました意見を2点申し上げます。 まず、議案第55号「高梁市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」においては、議案には賛成するが、危険な現場の実態に即した手当は今後も考えていく必要があるのではないかといった意見が出されたところでございます。 次に、議案第72号及び議案第73号の「財産の取得に関し議会の議決を求めることについて」においては、アイパッド購入により小学校から高校までさまざまな種類の機器が導入される。高梁市の一貫教育構想の中で、どのスキルをどの年代に身につけていくのかを考えて取り組んでいただきたい。さらには、教師が使いこなすことが重要であると考える。教育委員会では研修の機会をつくり、教育現場でパソコンやアイパッドが十分活用できるよう体制づくりに力を入れていただきたいといった意見が出されたところでございます。 次に、請願第1号「「日本政府核兵器禁止条約調印批准を求める」意見書採択を求める請願」でございます。 委員からは、核兵器廃絶については誰もが理解できるところであるが、国の専権事項であることに対して高梁市議会から意見を言うというのはいかがなものかといったことなどから不採択とすべきといった意見がある一方、条例調印批准は国の専権事項であると思うが、原爆被害者被爆2世、3世の方の思い、そして誰しものいつかは核兵器を廃絶しなければいけないという思いは変わりはないと考える。意見書の提出は行わないが、核兵器廃絶という趣旨採択するということで趣旨採択とすべきではないかといった意見が出され、採決の結果、賛成多数で趣旨採択とすべきものと決したところでございます。 以上、要点のみ申し上げ、総務文教委員会報告といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長小林重樹君) 次は、産業経済委員長報告を願います。 森田仲一君。            〔12番 森田仲一君 登壇〕 ◆12番(森田仲一君) 皆さんおはようございます。 産業経済委員会報告を申し上げます。 今定例会におきまして当委員会付託をされました案件は、議案6件でございます。これらの審査のため、去る18日、委員会室におきまして審査を行いました。 審査結果につきましては、お手元審査報告書写しのとおりでございますが、これに至るまでの経過を若干申し上げまして、委員長報告といたします。 まず、議案第57号また議案第58号についてです。 委員から、設置目的の意義が大切であり、気軽に使用できる施設は地域のためにも残すことが必要である。このような観点から反対するといった意見がございました。いろいろ討論の中で意見が出ましたが、最終的に採決の結果、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 その他の議案については、慎重審議の結果、いずれも全員一致原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 以上、要点のみではございますが、産業経済委員会報告といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長小林重樹君) 次は、市民生活委員長報告を願います。 黒川康司君。            〔6番 黒川康司君 登壇〕 ◆6番(黒川康司君) 皆さんおはようございます。 市民生活委員会報告を申し上げます。 今定例会におきまして当委員会付託されました案件は、議案10件であります。これらの審査のため、去る18日に委員会を開催し審査を行いました。 審査結果につきましては、お手元審査報告書写しのとおりでございますが、これに至ります経過を若干御報告させていただきます。 議案第59号「高梁手数料条例の一部を改正する条例」について申し上げます。 委員から、マイナンバーカードについては住民サービスにつながらず、むしろ情報等の漏えいの問題があるのではないかということで以前から反対してきており、今回の新型コロナウイルスの関係でも、給付金オンライン申請等では混乱を来しました。カードを持っていれば全てのことができるような情報管理もされておらず、制度としてはまだまだ発展途上でもあります。市民生活がよくなるということにはならないので、反対するといった意見がございましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決したところであります。 その他の審査につきましては、いずれの議案も慎重に審査を行い、全員一致原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 以上、簡単でございますが、市民生活委員会報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第3 委員長報告に対する質疑議長小林重樹君) 次は、日程第3、委員長報告に対する質疑であります。 各委員長に対して御質疑がありましたら、お願いいたします。 宮田公人君。 ◆15番(宮田公人君) 総務文教委員長にお伺いをしたいと思います。 さっきの請願の件でありますが、核兵器禁止に関する条約に関する件でございます。この件につきましては、いわゆる外務省のホームページ等を閲覧をしてみますと、基本的に国の方針、いわゆる人道上の問題があると、もう一つは安全保障上の問題があるというこの2つの案件、それからあわせましてこの条約自体が英文ですけれども、暫定的な仮訳という形で日本語訳で出されているわけであります。 少なくとも、委員会審議において、こういういわゆる国の考え方、あるいは条約自体をベースにした質疑がなされたのかどうか、そこを一番基本的なところでありますからお伺いしたいと思います。 ○議長小林重樹君) 倉野嗣雄君。 ◆13番(倉野嗣雄君) そういった質疑はなかったと思います。一切ありませんでした。 ○議長小林重樹君) 宮田公人君。 ◆15番(宮田公人君) 確認ですが、質疑はいわゆるその審査に係る質疑がなかったというふうに理解すればよろしいわけでしょうか。 ○議長小林重樹君) 倉野嗣雄君。 ◆13番(倉野嗣雄君) そのとおりです。
    議長小林重樹君) 宮田公人君。 ◆15番(宮田公人君) これはいろいろ先ほど申し上げた人道的な観点、安全保障上の観点で考え方はあると思いますが、こういった大きなテーマをどう捉えるかという中で、せめて基本となる法的根拠ぐらいのものはペーパーで出してくる、あるいはそれについてどうなのかという質疑がないままこれが決定されたということは、やはり議会審議の中でいかがなものかと思います。ぜひ今後こういう案件が生じてくると思いますが、委員長には賢明なるお計らいをいただきたいとこの点を申し上げておきます。 ○議長小林重樹君) 倉野嗣雄君。 ◆13番(倉野嗣雄君) そのようにいたします。 ○議長小林重樹君) ほかに質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長小林重樹君) ほかになければ、質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第4 討論議長小林重樹君) 次は、日程第4、討論であります。 各委員会付託しておりました案件を一括して討論に付します。 討論の通告がありますので、順次発言を願います。 まず、平松賢司君の討論を願います。 平松賢司君。            〔3番 平松賢司君 登壇〕 ◆3番(平松賢司君) 皆さんおはようございます。 6月定例市議会討論をさせていただきます日本共産平松賢司です。日本共産党高梁市議団を代表いたしまして、委員長報告に対する討論を行います。 6月定例市議会に提出されました議案は、報告5件と議案第54号から議案第74号までの21議案であります。そのうち、議案第57号、議案第58号、議案第59号について反対とし、その他の議案には賛成の立場であり、委員長報告を了といたします。 また、請願は1件、「「日本政府核兵器禁止条約調印批准を求める」意見書採択を求める請願」でありますが、委員長報告では趣旨採択であり、本来ならば採択を求めると考えますが、今回は賛成の立場から討論に参加させていただきます。 まず、議案第57号「高梁労働会館条例を廃止する条例」についてです。 そもそも労働者の教育や文化、福祉の向上が目的であり、前回3月議会では目標を達成した、利用者が減ったことなどが廃止の理由として挙げられていました。今議会では、行革関連であることも触れられました。利用者には他の類似施設の活用と説明がありましたが、ふえていく非正規雇用方たちが大変苦労しているときだからこそ、この施設利活用が必要であること、また類似施設というが、労働者のための唯一無二施設であること、また市街地には公民館としての無料の会議室がなく、近隣の町内会では総会等の利用もあり、二重の意味でこの施設を残しておくべきであり、この議案には反対いたします。 次は、議案第58号「高梁市働く婦人の家条例を廃止する条例」についてであります。 議案第57号の労働会館と同じ場所にある施設で、勤労婦人の福祉や地位向上などが目的とされています。この施設を同じく利用者減などを理由に廃止を提案されております。市内に働く婦人のための唯一無二施設であり、利用減はむしろ利活用を積極的に行えなかったことを反省すべきで、今後もこの施設利活用するべきです。よって、この議案には反対いたします。 そして次は、議案第59号「高梁手数料条例の一部を改正する条例」であります。 この議案マイナンバーカードに関する議案です。そもそもカードの形で住民が管理し活用することが大変です。今回の新型コロナ給付金手続等でもごたごたしました。住民サービスの向上に寄与することのないマイナンバーカードの関連の条例であり、反対いたします。 次は議案第61号「高梁国民健康保険税条例の一部を改正する条例」であります。 議案については反対するものではありませんが、意見を申し添えます。 今回、国保税率引き下げられる予定でありますが、国保財政状況を見ても、まだ基金積み立ても3億円を超えています。国保財政は常に不安定要素があるにしても、もっと引き下げが可能です。そもそも市民負担が余りにも多く、支払い困難者を生み出している国保税ですので、引き下げが可能なときには思い切って引き下げをすべきだると意見を申し添えます。 次に、議案第67号、議案第74号の補正予算についてであります。 今議会補正予算は、コロナ関係での補正がたくさん提案されております。一昨年の豪雨災害に続いて、本年の新型コロナ災害は、地域や住民、中小零細事業者への支援などがまだまだ不十分です。また、この秋冬のコロナ禍に対応した施策も必要であり、市民生活や地域で何が起こっているのかしっかり見ていただくこと、また行政の手が隅々まで差し伸べられるようにしていただくことを念じて、賛成の立場から意見を申し添えておきます。 最後に、請願第1号の「「日本政府核兵器禁止条約調印批准を求める」意見書採択を求める請願」です。 委員長報告趣旨採択でありました。これは内容についてはわかるが、政府に意見書は提出できないという内容です。県内の6割を越える自治体請願採択しております。また、高梁市は非核宣言都市であり、市長を先頭に毎年被爆者慰霊祭も行い、また市長みずからも被爆者国際署名に署名してくださっております。国に対して意見を申し述べるのは、権利として保障しているわけですから、本来ならば趣旨採択ではなく採択を求めなければならないわけですが、意見陳述に来られた被爆2世の請願者の方々が、委員会でよく内容がわかったと言ってもらっただけでもありがたいと意見を述べられました。今回はこの意を酌んで、委員長報告どおり趣旨採択賛成をいたします。 以上で討論を終わります。 ○議長小林重樹君) 次は、石田芳生君の討論を願います。 石田芳生君。            〔7番 石田芳生君 登壇〕 ◆7番(石田芳生君) 皆さんお疲れさまです。 今回私は全ての議案請願につき委員長報告を了として討論に参加いたします。 議案第67号、議案第74号、高梁一般会計補正予算では、新型コロナウイルス感染症対策として赤ちゃんを初めとする全ての市民医療従事者、そして事業者に対する支援策などが盛り込まれております。今後も迅速な執行に努めていただきたいと思います。 多くの議員が一般質問テーマとしたところでもありますが、避難所での感染症対策に関する予算が計上されております。雨期を迎え、災害や非難が現実のものとなりつつあります。災害への備えと市民への情報提供をお願いしたいと思います。 請願第1号「「日本政府核兵器禁止条約調印批准を求める」意見書採択を求める請願」についてであります。 平成29年第5回12月定例会において、平成29年請願第5号でも同じ表題で関係機関意見を上げることが求められていましたが、不採択となりました。私も当時不採択とする委員長報告を了とした1人でありましたし、現在でも自治体議会として国の専権事項である外交、防衛に関して意見書を提出することはちゅうちょいたします。また、先ほど委員長報告にもありましたが、外交、防衛について意見書を出すことはどうか、このこと自体は委員全員了解していたわけでありますから、条約内容そのものについて検討することはございませんでしたし、これまでの委員会でもありませんでした。 しかし、平成29年12月から2年半が経過して、我々を取り巻く世界情勢はより平和で安定したものになったでしょうか。世界の大国と言われる国々はどうか。世界的なパンデミックに対してでさえも、国際機関での加盟国の動きはどうであったか。少なくともアジアの近隣諸国だけでも手を取り合っていると言えるでしょうか。市民、そして議員の皆様がよく御承知のことと思います。 このように、以前より国際関係が不安定、先行き不透明となる中で、では我々は、高梁市議会がよって立つところはどこか。憲法を最高規範とする我が国の法令であり、また本議会での議決であります。 本市は非核平和都市宣言を持っております。高梁市は非核三原則の堅持とあらゆる核兵器全面廃絶を願い、美しい自然と安全・安心で平和な都市を創造していくことを誓い、ここに非核平和都市とすることを宣言しますと明記されております。この非核平和都市宣言は、文言の差異はありましたが、合併前の1市4町全てが持っていたものであります。合併後の高梁市議会でも、平成18年12月定例会において全会一致で議決されたものであります。 今議会で提出された請願趣旨とするところは、平和を希求し、核兵器全面廃絶するところであり、本市の掲げる非核平和都市宣言と合致するものであることから、趣旨採択すべきであるとする委員長報告を了といたします。 ○議長小林重樹君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長小林重樹君) ほかになければ、討論を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第5 採決議長小林重樹君) 次は、日程第5、採決であります。 これより今議会に提出されております各案件採決に入ります。 まず、議案第54号であります。 議案第54号について、各委員長報告は承認であります。各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長小林重樹君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号は承認されました。 次は、議案第55号及び議案第56号の2件を一括して採決いたします。 議案第55号及び議案第56号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長小林重樹君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号及び議案第56号については原案のとおり可決されました。 次は、議案第57号であります。 議案第57号については起立をもって採決いたします。 議案第57号については、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長小林重樹君) 起立多数であります。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。 次は、議案第58号であります。 議案第58号については起立をもって採決いたします。 議案第58号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長小林重樹君) 起立多数であります。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。 次は、議案第59号であります。 議案第59号については起立をもって採決いたします。 議案第59号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長小林重樹君) 起立多数であります。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。 次は、議案第60号から議案第74号までの15件を一括して採決いたします。 議案第60号から議案第74号について、各委員長報告原案可決であります。各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長小林重樹君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号から議案第74号までについては原案のとおり可決されました。 次は、請願第1号であります。 請願第1号については起立をもって採決いたします。 請願第1号について、委員長報告趣旨採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成諸君起立を願います。            〔賛成者起立〕 ○議長小林重樹君) 起立多数であります。よって、請願第1号については趣旨採択と決しました。 ここで議案配付のためしばらく休憩いたします。そのままでしばらくお待ちください。            午前10時30分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時32分 再開 ○議長小林重樹君) 休憩前に引き続き再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~日程第6 追加議案上程説明質疑委員会付託討論採決議長小林重樹君) 次は、日程第6、追加議案上程説明質疑委員会付託討論採決であります。 市長から送付を受けております同意第1号を上程し、議題といたします。 市長より提案理由説明を求めます。 近藤市長。            〔市長 近藤隆則君 登壇〕 ◎市長近藤隆則君) それでは、追加議案を提出させていただいておりますので、提案理由説明させていただきます。 同意第1号「高梁農業委員会委員の任命について」であります。 農業委員会委員の任命につきましては、農業委員会等に関する法律に基づき市長議会同意を得て任命することとされており、このたび議会同意を求めるものでございます。 2月28日から3月26日までの28日間、農業委員会委員を募集したところ、21名の応募がありました。そして、4月27日には高梁市農業委員候補者評価委員会が開催され、19名の候補者が農業委員会委員に適任であるとの報告をいただいたところでございます。なお、新しい農業委員会委員の任期は、令和2年7月20日から3年間でございます。 それでは、委員の方でございますが、まず、お一人目の方ですが、住所が高梁市新町51番地、お名前が小野貫治さん、生年月日は昭和29年3月16日でございます。 お二人目の方は、住所が高梁市松山7535番地、お名前が伊達千鶴子さん、生年月日は昭和28年7月2日でございます。 3人目の方は、住所が高梁市津川町八川790番地、お名前は吉岡孝さんであります。生年月日は昭和23年7月15日であります。 4人目の方は、住所が高梁市川面町2672番地、お名前が西村匡弘さん、生年月日は昭和27年10月1日でございます。 5人目の方は、住所が高梁市巨瀬町5054番地2、お名前が田角幸正さん、生年月日は昭和26年1月8日でございます。 6人目の方は、住所が高梁市宇治町穴田3534番地、お名前が小物博子さん、生年月日は昭和26年3月23日であります。 7人目の方は、住所が高梁市松原町松岡343番地、お名前が深本文雄さん、生年月日は昭和31年4月1日でございます。 8人目の方は、住所が高梁市有漢町有漢8100番地、お名前が土岐康夫さん、生年月日は昭和26年2月8日でございます。 9人目の方は、住所が高梁市有漢町有漢10859番地、お名前が藤本久也さん、生年月日は昭和32年6月14日でございます。 10人目の方は、住所が高梁市有漢町上有漢6072番地、お名前が江川泰司さん、生年月日は昭和34年1月21日でございます。 11人目の方ですが、住所が高梁市成羽町成羽3852番地、お名前が小林三十二さん、生年月日は昭和32年2月28日でございます。 12人目の方は、住所が高梁市成羽町布寄1917番地、お名前が中家泰雄さん、生年月日は昭和21年10月16日でございます。 13人目の方は、住所が高梁市成羽町小泉729番地、お名前が清水健治さん、生年月日は昭和29年1月13日でございます。 14人目の方は、住所が高梁市川上町七地1367番地2、お名前が金子時典さん、生年月日は昭和24年3月25日でございます。 15人目の方は、住所が高梁市川上町仁賀6869番地、お名前が岡辰登さん、生年月日は昭和27年1月18日でございます。 16人目の方は、住所が高梁市川上町下大竹12番地2、お名前が前崎輝之さん、生年月日は昭和28年3月13日でございます。 17人目の方は、住所が高梁市備中町布賀1652番地、お名前が小西雅己さん、生年月日は昭和34年11月5日でございます。 18人目の方は、住所が高梁市備中町平川2862番地、お名前が瀬戸川伸行さん、生年月日は昭和31年4月16日でございます。 そして、最後19人目の方ですが、住所が高梁市備中町東油野296番地、お名前が中曽浩徳さん、生年月日は昭和35年6月12日でございます。 なお、それぞれの方の略歴等につきましては3ページから4ページに、また関係法令等につきましては5ページから6ページに掲載をいたしておりますので、お目通しをいただきたいと思います。 以上でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長小林重樹君) 次は、質疑であります。 同意第1号の御質疑をお願いします。 石部誠君。 ◆8番(石部誠君) 3点、素朴な質問なんですけど、1つは選挙から任命制へと変わったわけですけれども、その変わった中でどういうふうにこの農業委員会が変化してきたのかということが1点。 それから、この法律の関係になるんですけれども、この第8条第7項にあります委員の年齢、性別等に著しい偏りが生じないように配慮しなければならないということでいうと、年齢とか性別でいうと物すごい偏りがある。これはやむを得ないかとも思うんですけども、ここについての御意見。 それから、第9条第2項に前項の規定による推薦または募集に応募したものに関する情報を整理し公表しなければならないとなっているんですけれども、先ほど市長説明で21人の方が推薦とか応募したものというふうに聞いたんですけれども、ここには19名の方しか出ていないんですけれども、そこはどういうふうに理解したらいいのかというこの3点をお願いいたします。 ○議長小林重樹君) 近藤市長。 ◎市長近藤隆則君) お答えをさせていただきます。 まず、農業委員会委員が選挙から任命に変わったということに関しましては、やはり農地というものを守っていくということに関して、農業委員の皆様方のそれまでも十分活動していただきましたが、荒廃農地等の防止施策というが非常に重要な関係でもございますし、またその他さまざまな農地に関する課題も出てきたということで、法律のほうが改正をされ、今こうしてなっておるということでございます。 特に、農地パトロールでありますとかそういった形でより農地を荒廃化させない、そういった取り組みについて、また農地をどのように活用していくか、それには中山間地域の問題もありますし、それから人・農地プランの関係もございますが、さまざまな課題に対して農業委員の皆様方が積極的にお取り組みいただいておるというところが非常に前にも進んでいることではないかなというふうに理解をしているところでございます。 それから、法律の第8条第7項に関しましては、これは確かにおっしゃるとおりのところもあります。公募の中で、農業に従事をされていない方の委員の任命もお願いをしております。若干年齢層がごらんいただいたら、大体60歳になるかならないかぐらいの方から以降でございます。それぞれの方が農業というもので、もちろん若い方も農業をされているというのは承知をさせていただいておりますが、そこには一定程度の活動に対して自分の、いわゆる農業に対する取り組みというものを一定程度の制限というのも何ぼかかかろうと思っております。今一生懸命農業をされておる方の時間をということになりますと、そこら辺の案件もございますので、公募を求めたところこういった方々であった。その中でも比較的年齢層をとった形でこの中で推薦をいただいたというふうに考えているところでございます。 認定農業者の方で非該当の方もいらっしゃいますし、全く農業をされていない方というのもいらっしゃるということで、幅広い年齢層なり職責等から選ばせていただいたというふうに理解をしておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 それから、任命に当たりましては、推薦、募集の結果を尊重しなければならないということになっております。これにつきましては私の先ほどの御説明でも申し上げたところでございますが、候補者評価委員会というのが開催をされたところでございます。21名の方から応募があった。その中で候補者評価委員会委員の皆様方の中でも慎重な御審議をいただき、最終的に高梁市農業委員会が19名というのを前会のときに決定をいただいておりますので、こうした19名の方の中に選ばせていただくという形の中で、21名から19名ということで決定をさせていただいた。それを受けまして、私のほうから議会のほうに提案をさせていただいたということでございます。 以上であります。 ○議長小林重樹君) よろしいか。 ほかにございませんか。 森和之君。 ◆2番(森和之君) 市長の先ほどの説明でしたら、職業の中に、ピンポイントで上げますが、行政書士だったり団体職員であったり、会社員などが見られます。こういったものの幅広い意見を聴取したいからこういったものを入れとるという考え方なんでしょうけれども、第8条の中で委員は農業に関する識見を有しと書いてあるんですが、やはりこのような職業についとっても、この方は農業に関する識見を有して農業委員のほうでかなり活躍してくれるとかというのを計算に入れて、この農業委員に任命されているんでしょうか。 ○議長小林重樹君) 近藤市長。 ◎市長近藤隆則君) もちろん募集の際にそういったことは前提として募集をさせていただいております。御本人の農業に対する意欲というものはもちろん伺ってもおりますし、それをもとにこの評価委員会のほうでも御判断をいただいたということでございます。 私としてはまた違った観点、視点というものもお持ちではないかと思いますが、農業に従事をされていないという観点からであっても、日本の農業をどうするんだ、高梁市の農業をどうするんだということの強い意欲をお持ちの方というふうに理解をしております。 以上です。 ○議長小林重樹君) よろしいか。 ほかにございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長小林重樹君) ほかになければこれで質疑を終わります。 お諮りいたします。 同意第1号については委員会付託討論を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長小林重樹君) 御異議なしと認めます。よって、同意第1号については委員会付託討論を省略することに決しました。 採決に入ります。 同意第1号については同意することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長小林重樹君) 御異議なしと認めます。よって、同意第1号は同意することに決しました。 以上で今議会日程は全て終わりました。 閉会に先立ち、市長より御挨拶を願います。 近藤市長。            〔市長 近藤隆則君 登壇〕 ◎市長近藤隆則君) 6月5日から19日間にわたりまして慎重な御審議を賜りました6月定例市議会につきましては、提案をさせていただきました全ての議案等につきまして御議決等を賜り、まことにありがとうございました。 また、さきの全国市議会議長会及び中国市議会議長会で表彰を受けられました4名の議員の皆様方に心からお祝いを申し上げます。おめでとうございます。長年の御功績によるものと敬意を表する次第でもございます。また、これからの一層の御活躍もあわせてお祈りをさせていただきたいと思っております。 さて、今議会一般質問におきまして、11名の議員の皆様方から主には新型コロナウイルス対策及び災害対策について御質問いただいたところでございます。 新型コロナウイルス対策につきましては、本議会で御議決をいただいた関連予算の効果的な執行に努め、新型コロナウイルスの感染防止対策と社会経済活動の維持を両立していくコロナ時代の新たな日常生活を確立していくという考えでございます。あわせまして第2波への備えやこれから迎える出水期の中での感染症対策を行い、今後とも気を緩めることなく、国、県の状況を注視しつつ、その対応に努めてまいりたいと考えております。 災害対策につきましては、去る6月7日に大規模水害対策訓練を実施いたしました。ことしは新型コロナウイルス感染症予防のため規模を縮小しましたが、災害対策本部と避難所の運営確認を行ったところでございます。6月10日に中国地方も梅雨入りをいたしました。本格的な出水期を迎えるに当たり、万全の態勢で臨めるよう訓練を通して最終確認を行ったところでございます。 ここで何点か報告をさせていただきます。 まず、追加の補正予算で御議決をいただきました高梁事業者応援事業、地域活性×梁商品券についてであります。この事業につきましては、全市民に市内店舗等で使用できる地域商品券1人当たり5,000円分を配布いたします。市内消費の拡大を図ることで、新型コロナウイルス感染症の影響により売り上げが減少している市内事業者を応援するとともに、家計への支援を行うものであります。 具体的な実施方法ですが、配布対象者は7月1日を基準日といたしまして、基準日に本市の住民基本台帳に登録されている方とし、配布対象者の属する世帯の世帯主の方に送付いたします。できるだけ早い配布を考えており、また市民の皆様の負担軽減のため、以前実施をしておりますが特別定額給付金の申請方式はとらず、簡易書留郵便で直接お送りする方法で検討をいたしております。発送開始時期については、7月中旬、できれば夏休み前と思っておりますが、発送の開始ができればと考えております。なお、商品券の使用期限につきましては、ことし11月末までを予定いたしておりますが、できるだけ早くお使いいただきたいと期待をするところでございます。 さらには、登録事業者の募集も行います。多くの事業者に応募をお願いしたいと考えております。 次に、7月1日付で組織機構を一部変更いたします。 令和2年6月19日、文化庁に申請しておりました「ジャパンレッド発祥の地 弁柄と銅の町・備中吹屋」このストーリーが日本遺産に認定されました。このことにより、これまでに取り組んできた観光振興施策をより強力に推進していかなければならないと考えております。一方、新型コロナウイルス感染症対策に関しましては、市民はもとよりでありますが、市内事業所においても甚大な影響が生じている中で、事業を継続できるよう早急な対応が求められてもいます。 これらに対応するため、産業経済部産業観光課を観光課と産業振興課に分割再編をし、体制の強化を図ることといたしました。観光課には観光振興係と日本遺産・歴まち推進室を設置することとしております。同課では、歴史的風致維持向上計画で認定された地域並びに日本遺産に認定された地域の有形無形の文化財群を総合的に整備活用し、その魅力を国内外に戦略的に情報発信することにより、市域全体の活性化並びに観光振興を推進してまいります。 また、産業振興課には、企業誘致係と商工労働係を設置します。市内への企業誘致に強力に取り組むとともに、新たな用地等の取得も視野に入れ、コロナ後の市内企業を含めた事業展開を支援する体制を整えてまいります。さらに、これまで行ってまいりました商工労働行政に加え、新型コロナウイルス感染症による事業者への影響に対する取り組みも強化をしてまいりたいと考えているところでございます。 次は、消防庁舎の整備と市街地の認定こども園についてであります。これまで議会全員協議会一般質問などでその方向性についてお知らせをしておりますが、現在施設の規模や機能、場所等について内部での協議を行っているところであります。それぞれの内容につきまして、7月中に議会全員協議会を開催させていただき、御説明をさせていただくよう準備をしておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ことしは広島、長崎に原子爆弾が投下されて75年目の年となります。ことしも8月6日には市内の方谷林にあります岡山県の原爆慰霊碑にお参りをさせていただきます。多くの犠牲になられた方々に対して、祈りをささげたいと考えているところでございます。 その際、折り鶴でありますが、多くの方に御協力をいただいております。ことしも小学校の3年生以上の児童・生徒の皆さんにお願いをし、今学校で、御家庭で折り鶴を折っていただいていると思っております。そのときに、原子爆弾というものの悲惨さであるとか、戦争は起こしてはいけないんだといったことを御家族、学校でしっかり話し合いをしながら折っていただけると非常にいいことになるかなと考えているところでもございますし、ことしは新たに遺族会の皆様方からもお申し出をいただき、鶴を折っていただいているという状況でございます。8月6日には、代表してお参りをさせていただきたいと考えているところでございます。 終わりになりますが、議員の皆様におかれましては新しい生活様式をしっかりと励行していただきながら、健康に十分留意をいただき、一層の御活躍を御祈念を申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 なお、次回の定例市議会でございますが、8月20日開会の予定で準備を進めさせていただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 ○議長小林重樹君) これをもちまして令和2年第3回高梁市議会定例)を閉会いたします。            午前10時55分 閉会   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。    令和  年  月  日            議  長  小  林  重  樹            署名議員  森     和  之            署名議員  森  田  仲  一...