平成29年第1回 3月定例会 平成29年第1回高梁市議会(定例)会議録(第1号) 平成29年3月2日(木曜日) 〇議 事 日 程 午前10時開議第1
会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案の上程第5 提案理由の説明第6 請願の上程第7 陳情の上程
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案の上程 議案第1号 専決処分の承認を求めることについて 議案第2号 高梁市情報公開及び個人情報保護に関する条例及び高梁市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例 議案第3号 高梁市税条例等の一部を改正する条例 議案第4号
高梁市営地域優良賃貸住宅条例の一部を改正する条例 議案第5号 高梁市手話言語条例 議案第6号 高梁市
たかはし障害者総合相談センター条例 議案第7号 高梁市
保育士養成奨学金貸付条例 議案第8号 高梁市
看護師養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例 議案第9号 高梁市
介護福祉士養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例 議案第10号 高梁市
国民健康保険病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 議案第11号 高梁市病院・診療所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例 議案第12号 高梁市
スクールバス条例の一部を改正する条例 議案第13号 高梁市
有漢社会教育センター条例を廃止する条例 議案第14号 高梁市体育施設条例の一部を改正する条例 議案第15号 高梁市
過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について 議案第16号
工事請負変更契約の締結について 議案第17号 市道路線の変更について 議案第18号 高梁市
堆肥供給センターの指定管理者の指定について 議案第19号 高梁市
西山農産物集出荷施設の指定管理者の指定について 議案第20号
農林漁業体験実習館の指定管理者の指定について 議案第21号
吹屋農村交流促進館の指定管理者の指定について 議案第22号 弥高山公園の指定管理者の指定について 議案第23号 平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第5号) 議案第24号 平成28年度高梁市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 議案第25号 平成28年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第3号) 議案第26号 平成28年度高梁市
へき地診療所特別会計補正予算(第1号) 議案第27号 平成28年度高梁市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 議案第28号 平成28年度高梁市
介護保険特別会計補正予算(第4号) 議案第29号 平成28年度高梁市
養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号) 議案第30号 平成28年度高梁市
特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号) 議案第31号 平成28年度高梁市
畑地かんがい事業特別会計補正予算(第1号) 議案第32号 平成28年度高梁市
水道事業特別会計補正予算(第3号) 議案第33号 平成28年度高梁市
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 議案第34号 平成28年度高梁市
下水道事業特別会計補正予算(第4号) 議案第35号 平成28年度高梁市
地域開発事業特別会計補正予算(第2号) 議案第36号 平成29年度高梁市一般会計予算 議案第37号 平成29年度高梁市
国民健康保険特別会計予算 議案第38号 平成29年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計予算 議案第39号 平成29年度高梁市
へき地診療所特別会計予算 議案第40号 平成29年度高梁市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第41号 平成29年度高梁市
介護保険特別会計予算 議案第42号 平成29年度高梁市
養護老人ホーム特別会計予算 議案第43号 平成29年度高梁市
特別養護老人ホーム特別会計予算 議案第44号 平成29年度高梁市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 議案第45号 平成29年度高梁市
畑地かんがい事業特別会計予算 議案第46号 平成29年度高梁市
水道事業特別会計予算 議案第47号 平成29年度高梁市
簡易水道事業特別会計予算 議案第48号 平成29年度高梁市
下水道事業特別会計予算 議案第49号 平成29年度高梁市
地域開発事業特別会計予算 議案第50号 平成29年度高梁市巨瀬財産区特別会計予算 議案第51号 平成29年度高梁市宇治財産区特別会計予算 議案第52号 平成29年度高梁市有漢財産区特別会計予算第5 提案理由の説明第6 請願の上程 請願第1号 日本政府に「
核兵器禁止条約の交渉会議参加と、条約実現に努力することを求める」意見書採択を求める請願 請願第2号 安全・安心の医療・介護の実現と
夜勤交替制労働の改善を求める請願書第7 陳情の上程 陳情第1号 年金の毎月支給を求める陳情 陳情第2号 障害児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書提出に関する陳情書
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇出 席 議 員1番 森 和 之 君 2番 平 松 賢 司 君3番 伊 藤 泰 樹 君 4番 森 上 昌 生 君5番 石 部 誠 君 6番 三 村 靖 行 君7番 石 井 聡 美 君 8番 黒 川 康 司 君9番 石 田 芳 生 君 10番 内 田 大 治 君11番 宮 田 好 夫 君 12番 小 林 重 樹 君13番 倉 野 嗣 雄 君 14番 川 上 修 一 君15番 川 上 博 司 君 16番 宮 田 公 人 君17番 大 月 健 一 君 18番 森 田 仲 一 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇出席した
事務局職員事務局長 三 上 武 則 次長 川 上 秀 吉議事係長 金 子 正 典
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇説明のため出席した者〔市長部局〕 市長 近 藤 隆 則 君 副市長 難 波 光 男 君 政策監 藤 澤 政 裕 君 政策監 土 岐 太 郎 君 総務部長 丹 正 鎮 夫 君 産業経済部長 赤 木 佳 久 君 市民生活部長 小 野 和 博 君 健康福祉部長 堀 節 夫 君 病院事務長 三 宅 得 智 君 会計管理者 土 谷 俊 明 君 総務課長 竹 並 信 二 君〔教育委員会〕 教育長 小 田 幸 伸 君 教育次長 宮 本 健 二 君〔消 防〕 消防長 渡 辺 嘉 久 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時0分 開会
○議長(森田仲一君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより平成29年第1回高梁市議会(定例)を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。
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△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(森田仲一君) まず、日程第1、
会議録署名議員の指名であります。 会議規則第88条の規定により、9番石田芳生君、15番川上博司君を指名いたします。
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△日程第2 会期の決定
○議長(森田仲一君) 次は、日程第2、会期の決定であります。 本件につきましては、2月24日開催の
議会運営委員会において、あらかじめ御協議をいただいております。 この際、
議会運営委員長から、その結果について御報告を願うことといたします。 倉野嗣雄君。 〔13番 倉野嗣雄君 登壇〕
◆13番(倉野嗣雄君) 皆さんおはようございます。 今定例会にかかわる
議会運営委員会の協議結果について御報告を申し上げます。 今回市長から送付を受けております案件は、議案52件でございます。また、請願2件、陳情2件が提出されております。 次に、通告質問者は、お手元に配付されておりますとおり、11名でございます。そのほかに人事案件が追加提案される予定となっております。 これらを踏まえ慎重に審議した結果、会期は本日から3月21日までの20日間とすることにいたしました。 会議日程につきましては、本日は諸般の報告、議案の上程、説明、請願、陳情の上程、7日から9日の3日間は一般質問に充てております。今回の通告者は11名ですので、7日、8日をそれぞれ4名、9日を3名といたします。続いて、10日は議案質疑、委員会付託などでございます。明けて13日から15日までの3日間は、常任委員会に充てております。そして、最終日3月21日は委員長報告、同報告に対する質疑、討論、採決を行い、全日程を終了する予定といたしております。その他の日については、休日あるいは事務整理のため休会といたします。 議員諸公におかれましては、御賛同をいただき、適切な御議決を賜りますようお願い申し上げまして、
議会運営委員会の報告といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(森田仲一君) お諮りいたします。 会期につきましては、ただいまの
議会運営委員長報告のとおり、本日から3月21日までの20日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森田仲一君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月21日までの20日間と決定いたしました。
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△日程第3 諸般の報告
○議長(森田仲一君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。 これにつきましては、お手元に配付いたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、監査委員から平成28年11月、12月、平成29年1月分の
例月現金出納検査の結果が報告されております。これにつきましては事務局に保管いたしておりますので、随時ごらん願います。 以上で諸般の報告を終わります。
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△日程第4 議案の上程
○議長(森田仲一君) 次は、日程第4、議案の上程であります。 市長から送付を受けております議案第1号から議案第52号までの52件を一括上程し、議題といたします。
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△日程第5 提案理由の説明
○議長(森田仲一君) 次は、日程第5、提案理由の説明であります。 市長より提案理由の説明を求めます。 近藤市長。 〔市長 近藤隆則君 登壇〕
◎市長(近藤隆則君) 皆さんおはようございます。 3月弥生の声を聞きました。弥生とは草木がいよいよ生い茂るという意味だそうですが、春とは名ばかりで朝夕の冷え込みも厳しく、まだまだ冬のコートが手放せないきょうこのごろでございます。議員皆様におかれましても、健康には十分御留意をいただきたいと思います。 さて、本日平成29年3月の議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御多用にもかかわりませず御参集をいただき、まことにありがとうございます。また、平素は市政全般にわたりまして御理解、御協力を賜っておりますことに厚くお礼を申し上げます。 今3月議会に提案をいたしております議案は、52件であります。 提出議案の説明に先立ちまして、諸般の報告と市政に取り組む所信の一端、また新年度における施策の概要等について述べさせていただきたいと思います。 まず、2月4日、高梁市新図書館が開館をいたしました。これにより、平成20年から取り組んでまいりました、高梁駅周辺整備の一連の計画されていた事業は終了したこととなります。事業推進に当たりましては、さまざまな御議論をいただくとともに、御理解と御協力をいただきました。また、地元関係者の御理解と御協力もあっての完成でございます。改めて、関係者の皆様方に感謝申し上げます。 新しい図書館ですが、入館者数は開館して8日目の2月11日で2万3,399人となり、旧
高梁中央図書館の年間利用者数を超え、11日目の14日には3万人を突破するという、予想を大幅に上回る入館者数で、正直驚いています。また、心配していました駐車場の不足や周辺の交通渋滞についても今のところ大きな混乱もなく、少し安心しているところです。 なお、2月末までの入館者数は6万2,924人、貸出冊数は2万3,192冊、1日平均にしますと2,517人の来館と927冊の貸出冊数であり、旧図書館の198冊と比較して約4.7倍という状況であります。また、3階の学習室、4階の児童書フロアには子供連れや学生なども多数訪れており、学習意欲や本への関心が高まっている様子が伺えます。さらに、1階に設けましたテナントでは、飲食店2店を含む4店舗が営業をされています。いずれもそれぞれの特徴を生かされ、順調な滑り出しであると伺っています。もちろん、開館したばかりであり、しばらくはこのような状態が続くものと思いますが、これを契機とし、知の拠点でもある図書館を中心として人や物の交流が活発化し、経済にも好影響を与え、地域の活性化が図れるよう、さらなる展開を指定管理者や関係機関と協議していきたいと考えています。 また、複合施設落成前の1月29日には駅前に山田方谷先生の銅像が建立され、その除幕式も行われたところであります。これは、生誕210年の記念事業として市民有志の方による実行委員会が取り組まれ、銅像制作等の費用は広く募金を呼びかけるなど新しい形での事業形態で取り組まれたものです。方谷さんの像は、牛麓舎や備中松山城に向かって力強く一歩を踏み出している姿で、本市の玄関口でもあることから、本市の新たなシンボルとして、また本市を訪れる多くの方に方谷先生をより知っていただくとともに、引き続き
NHK大河ドラマ実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。 2月12日には、
高梁総合文化会館でNHKのど自慢の公開生放送が行われました。新市になり本市での開催は3回目で、これほど短期間のうちに同一場所で3回も開催した例はほかではないとのことですが、全国放送だけにその宣伝効果は大きく、本当にありがたく思っています。国民的人気のあるこの番組を裏づけるように、出場申込者数は800人あったそうですが、当日は最終予選を通過された20組の熱唱、熱演に会場にお越しいただいた800人余の方を初め、全国の
のど自慢ファンに楽しんでいただけたことと思っております。 2月19日には38回目となる愛らぶ高梁ふれあいマラソンが開催され、市内外から849人が参加し、健脚を競うとともに、本町など情緒あふれる町並みを楽しみながら走っていただきました。大会の運営に当たりましては、体育協会を初め、
ボランティアスタッフの方々に心から感謝御礼を申し上げます。 次に、
高梁市立地適正化計画であります。この計画は、人口減少と少子・高齢化の進行が一層見込まれる中で将来を見据え、都市としての機能が持続され、自治体としても安定した行財政運営を継続していくためのまちづくりの指針を示すものであります。計画案の概要につきましては、昨年11月の
議会全員協議会において御説明したところですが、その後素案につきまして、1月下旬から2月にかけ市内3会場や各種団体組織の会合等において説明をさせていただきました。また、あわせて
パブリックコメントも行ったところです。本計画を策定することにより、今後都市計画区域内の指定区域に予定する特定事業について、公共事業はもちろんのことでありますが、要件を満たした民間で行われる福祉、教育、商業等の
都市機能整備事業に対しても国からの支援優遇措置を受けることができるようになります。なお、具体的な特定事業等については今後検討していくこととなります。本計画は、今月13日に開催する
計画策定協議会において、市民意見なども踏まえ御審議をいただき、指定区域となる誘導施設・
都市機能誘導区域については3月末に公表することとしています。なお、居住誘導区域につきましては平成30年度に公表することとして、一層審議を進めてまいります。 以上、諸般の報告とさせていただきます。 それでは、市政に取り組む所信の一端を申し述べさせていただきます。 私にとりまして、平成29年度の当初予算は任期3期目の最初の通年予算編成となりました。昨年12月議会において3期目の市政運営等については申し述べさせていただいたところですが、昨年策定しましたまち・ひと・しごと総合戦略に掲げる5つの基本目標に環境対策を加えた6つの施策を中心として、地方創生のための施策を進めていきたいと考えています。 そこで、重要施策等のさらなる推進を図るということから、市役所の機構改革を一部行います。 まず、公聴広報機能の充実を図るために、現在の秘書政策課を秘書広報課に改めます。これにより秘書政策課の企画係及び大学連携室を総合戦略課に移行し、総合計画や総合戦略を一体的に推進していくとともに、引き続き主要事業に係る調整及び特命事項を担当します。また、産業観光課の
歴史まちづくり係を総合戦略課に移行し、再編に伴い政策推進係を廃止します。これにより、総合戦略課は1室2係となります。 次に、イノシシ、猿、鹿などによる深刻な農作物被害の対策に積極的に取り組むため、産業経済部内に
有害鳥獣対策室を新設します。あらゆる方策を検討し、関係機関を初め農林課、各地域局と連携して、集中的かつ迅速な対応により被害の減少に努めていきます。 次に、教育では、就学前の子供が同じ教育方針のもとで学び学力を向上させ、心身ともにたくましく育つため、幼稚園、こども園、保育園の教育を担当する就学前指導係を学校教育課内に設けます。また、学校教育課から総務係と管理係を分離し教育総務課とし、幼稚園から高等学校に至る公立学校や
学校給食センター等に係る教育環境整備や体制支援の強化に努めます。 次に、消防組織については、現在警防課で行っている予防業務を分離し、予防課を新設し、防火、防災についての啓発活動や訓練、防火対象物などの査察指導を強化することで、市民及び施設の安全確保にこれまで以上に取り組んでいきます。 それでは、新年度における取り組みにつきまして、6つの柱を中心に申し述べたいと思います。 1つ目は人づくりです。 まちづくりの基本は人づくりです。その中でも、子供たちの教育に重点を置き、未来を担う人づくりを進めていきます。本市には認定こども園から吉備国際大学まで、全ての教育機関を有しています。この強みを生かし、それぞれの段階で相互に協力し合うことによって、幼児期から高等教育まで一貫した流れの中で学ぶことができます。このような教育環境のもとで、特に就学前の子供たちにふるさとを思う心、人としての行いなどを学ぶ教育を進めてまいります。そのために、先ほど申し上げたとおり、学校教育課の中に就学前指導係を設置し、義務教育を含め指導体制に特化した課として体制を強化していきます。 小・中学校では、電子黒板やタブレットを活用した事業、いわゆるICT教育に取り組むこととし、平成29年度では2小学校と1中学校に
タブレット型端末機を導入します。また、新図書館がオープンしたことにより、子供たちもこれまで以上に本に興味を持ってくれることと思いますが、これまで小学校に入学する際に各自が選んだ本を贈る、いわゆる
セカンドブック事業に取り組んできましたが、平成29年度から中学生を対象にした
サードブック事業にも取り組みます。子供が減少する中、教育活動の充実と学校規模の適正化を図るために、
学校再編整備計画の策定にも取り組んでいきます。 2つ目は、地域医療連携、出産・子育て支援です。 市内で診察が完結できる体制づくりや生活を支える在宅医療、介護サービスの提供体制の充実などバランスのとれた支援体制を確立し、子供から高齢者まで安心して住むことができるまちを目指していきます。そのために、
高梁地域医療構想の策定に取り組みます。 出産・子育て支援では、これまで妊産婦医療費など各種助成やゼロ歳から18歳までの医療費無料化、出産祝い金の拡充など、各種支援制度の充実を図ってきたところですが、さらに
健康づくり課内に
子育て世代包括支援センターを設置し、関係課との連携を密にすることで、妊娠、出産、子育てにおいて切れ目のない支援ができるよう体制を強化します。また、岡山県
病児保育広域相互利用協定に参加することで、市町村を越えて病児保育施設の利用ができる体制を整えます。加えて保育士の養成と確保のため、新たに
保育士養成奨学金貸付制度を創設します。 3点目でありますが、地域連携、生涯活躍のまちの推進です。 現在
立地適正化計画の策定による中心市街地の都市機能の充実を図るとともに、地域局、市民センターを拠点とした周辺地域の維持を図り、市街地と地域、地域内外を公共交通等でつなぎ、地域医療対策とも連携を図りながら、それぞれが持ち味を生かしていくことで協働のまちづくりを進めていきます。そして、人口減少と高齢化が進む現在でも、多くの方は住みなれた地域で生涯暮らし続けたいと願っています。介護保険事業では新たに総合事業がスタートしますが、介護予防としてボランティアによる
ポイント制度導入など、地域で支え合い共同活動を展開することで地域の活性化を図ることが求められてきます。地域住民が支え合い、共同活動を行う互助、共助の取り組みがこれからは大変重要となります。
町内会支援制度を充実させ、自分たちの地域をみんなで守りつくっていく活動を推進することで、地域の元気づくりを進めます。さらに、高梁市への新たな人の流れを生み出し、元気な高齢者の移住促進と障害を持つ人の自立に向けた支援など本市の持つ資源を生かしながら、市内に住む全ての人々が安心して生活を営む、多世代協働社会、高梁市
版CCRCづくりを進めるための研究を行っていきます。 次に、防災関係ですが、災害に強いまちづくりを進めるために、自主防災組織の育成と活動を促進するとともに、防災情報等を補完するための防災ラジオの整備、成羽町下原地区の内水排除対策に取り組みます。消防設備では、はしご車にかわる
多目的消防ポンプ車の導入を行い、市民が安心して暮らしていける環境整備に努めていきます。この中で防災ラジオについては、これまで基本的な考え方をお示しする中で登録料等の一定の負担をお願いするとともに、高齢者及び障害者については減免措置を講じるなど、できるだけ防災情報が取得できるように配慮することを御説明してきました。この考えに基づき地域での説明会を開催し、御意見、御要望をお聞きしてきました。また、
議会全員協議会や
総務文教委員会においてもさまざまな御議論等をいただいたところです。 一方、財政面では、国への働きかけなどにより、これまで既に防災無線を整備している地域に防災ラジオを整備することについても7割の交付税措置がなされる、財政的に有利な地方債の充当が認められるなど、機器整備について一定の財源確保ができたところです。防災ラジオは防災情報を補完する、いわゆる情報ツールの一つとして考えていますが、市民の生命や財産を守り、安心・安全を確保するという自治体の責務に鑑み、市民の皆さんの御負担を求めず、希望される方には無償貸与をさせていただくこととし、これまでの基本的な考え方を変更しましたので、ここで改めて私のほうから御説明させていただきました。 4つ目は、観光交流、移住促進です。 本市の歴史や伝統、地域資源を生かし、観光やスポーツ交流人口の増加と地域経済に好影響を生む仕掛けづくりを促進していくことで、高梁市に来訪する人の流れを一層強めていきます。 交流人口の増加対策につきましては、備中松山城や吹屋地区など恵まれた文化、観光資源があることで、近年本市を訪れる観光客は外国人を含め増加しています。観光客の満足度を高め、リピーターをふやすためにも、トイレ施設を初めとする観光施設の整備や観光案内の充実を図ります。また、ボンネットバスの活用や高梁川流域の各自治体と連携した広域的な取り組み、歴史的風致維持向上計画に基づく歴史的町並み環境整備、古民家を活用した滞在体験型宿泊施設の整備などを行っていきます。 スポーツ交流では、来期もなでしこリーグ2部で活躍が期待されるFC吉備国際大学シャルムの支援、回を重ねるごとに参加者がふえてことしで7回目となりますが、ヒルクライムチャレンジシリーズ、また神原スポーツ公園の多目的広場の改修、旧川上中学校跡地の整備など、スポーツ施設の充実を図ることでさまざまなスポーツによる交流人口の増加を図っていきます。 また、友好都市である山鹿市や四万十町が本市に集い、市民レベルによる文化交流を進めるとともに、三重県亀山市で行われますかめやま文化2017プロジェクトイベントへの参加、京都市が中心となって行われる大政奉還150年記念イベントなど、お城や方谷さんといった歴史的つながりを生かしたイベントへも参加します。 移住・定住対策についてはこれまでさまざまな施策に取り組んできており、その成果も出てきていると考えています。特に、空き家については平成27年度から空き家バンクの登録及び成約件数が急激に伸びている状況で、移住者にとって本市が紹介する空き家は大きな魅力となっているようです。これまでの改修や購入助成に加え、空き家の活用を促進するための家賃助成制度を創設します。また、移住相談や現地案内などの移住サポート業務を外部に委託することで柔軟な対応ができるよう、受け入れサポート体制の充実強化を図っていきます。 学園文化都市づくりでは、産学官連携による人材育成、吉備国際大学アニメーション文化学部との連携により、アニメスタジオの整備とともに運営体制を整え、雇用の創出など国の支援を受けた地方創生事業として取り組みます。さらに、学生確保のための広報費補助、入学奨励金等を引き続き支援を行います。 5点目は、雇用環境の創出です。 新たな雇用の場の創出を目的として、現在進めている有漢工業用地への企業誘致や沖ノ原工業団地の拡張、個人による企業や新たな産業を創出するための調査研究、製品開発のための商工振興助成制度などを引き続き行っていきます。また、新たに新規学卒者を対象に市内企業見学会を行うとともに、企業懇談会などにより情報交換を行い、市内への定住、雇用を進めていきます。 農業については、もうかる農業、魅力ある農業を実現するためにも、ブドウ、トマト、備中牛など地域特産物のブランド化の一層の推進を図っていきます。そのためにも、担い手の確保や省力化、新規就農者への各種支援を関係団体、地域と連携しながら進めます。また、人・農地プランを活用した地域での話し合いにより、集落営農の組織化や法人化を進めることで産地の維持を図っていきます。さらに、今後の農業を考えたとき、優良な農地の保全や管理を含めた農地の効率的な利用を図ることが重要であるとの考えから、農業振興地域整備計画の見直しにも着手したいと考えています。新たな作物として取り組んでいます薬草栽培の産地化も引き続き地方創生事業として取り組んでいきます。 6つ目は、自然を生かす環境対策です。 本市のすばらしい環境を守るため、荒廃農地対策や山林整備、有害鳥獣対策など、大きな意味での環境政策と捉え、資源の有効活用などとあわせて取り組みます。 まず、有害鳥獣対策については、冒頭申し上げましたとおり、専門部署を設け、猟友会など関係団体の協力をいただきながら積極的に取り組んでいきます。駆除対策としては、新たに狩猟期間中の駆除奨励金の交付や狩猟免許取得に要する費用の全額補助、防護柵の設置補助率も一部拡充するなど、さまざまな対策を講じていきます。また、ごみ対策につきましても、ごみ排出量削減のため、生ごみや草木の堆肥化などについて企業や専門家の意見を取り入れながら実用に向けて研究していきます。 総合戦略に掲げている施策を中心にした取り組みは以上のとおりでありますが、このほかにも市政の課題解決に向け積極的にさまざまな事業に取り組むこととしております。 ここで申し述べさせていただきたいと思います。 福祉施策として、手話の理解及び普及を図り、手話が言語として日常的に使える地域社会の構築と聾者と聾者以外の人が共生できるまちづくりを推進するため、県下では初めてとなる手話言語条例を制定します。要約筆記や手話講座などへの参加、子供たちへの指導など手話を使用しやすい環境の整備を図るとともに、救急救命士にも手話を身につけてもらうなど、さまざまな場面でコミュニケーションが図れるようにしたいと考えています。また、障害者が日常生活で抱える課題等について気軽に相談できるよう、たかはし障害者総合相談センターを設置し、相談支援体制の充実を図ります。さらに、在宅で重症心身障害者を介護されている家族等の介護負担を軽減するために、医療機関等に短期間入院等ができる重症心身障害者レスパイト拡大促進事業に取り組みます。 福祉施設整備では、旧成羽高校跡地に老人ホームと認定こども園が一体となった施設の工事に着手します。また、川上診療所及び老人保健施設ひだまり苑の大規模改修を行います。 社会基盤の整備では水道管の耐震化や上水道と簡易水道の統合整備、下水道事業では高梁浄化センターの改築工事などを行います。さらに、成羽公民館、地域局、成羽図書館などの公共施設を一体的に整備する成羽複合施設については、地域の御意見などもお聞きしながら現在着手している基本設計をまとめていきたいと考えています。今後御寄附をいただく伊藤氏との調整も図りながら、平成30年度着工に向け進めていきます。 地域の伝統文化維持向上施策として、吉岡銅山遺跡調査の実施、備中松山城関係では大池周辺の整備工事、吹屋関係では継続事業で3年目となる旧吹屋小学校整備、伝統家屋保存事業など引き続き取り組みます。 次に、旧「ゆ・ら・ら」施設についてです。平成24年12月31日で営業が終了して以降、その活用方法について複数の民間企業からの活用提案があったところですが、いずれも実現に至っていません。施設については、再開に向けた施設整備や維持管理費など公費を投入しないことを前提に売却先を探してきましたが、この施設を有償で取得した上、改修に係る費用を投資し、かつ収益を上げる事業を行っていくことが非常に難しいことは、今までの指定管理者の運営状況や活用に向けた民間からの提案内容でも御判断いただけるものと思います。「ゆ・ら・ら」施設の活用は、地域の活性化はもとより、本市の経済発展にも大きく寄与するものでなければならないと考えています。その活用方法については慎重に考えていかなければなりませんが、このままの状態が長く続くと施設の老朽化も進んでいきます。したがいまして、先ほど申しましたとおり、従来の方針である施設の売却の条件を緩和し、無償譲渡などの選択も含め有効な活用方法の提案を募集し、次のステップへ進めたいと考えています。 新年度における各種施策への取り組み等を述べさせていただきましたが、これからは本市が目指す都市像、まち・ひと・自然に優しい高梁市の実現、また少子化、高齢化による人口減少を少しでも抑えつつ地方創生をなし遂げるという、高梁市まち・ひと・しごと総合戦略に定める目標に向かって施策の継続的な実施が必要です。しかしながら、今後人口が減少することに伴い、市税や普通交付税が減少するなど財政規模は縮小する見込みです。一方、歳出は社会保障費などの増加により経常的な経費が増嵩することが見込まれるなど、財政を取り巻く状況は依然として厳しいことに変わりはありません。そのため、将来において安定した行財政運営を維持し、質の高いサービスを提供していくためには職員一人一人が不断の改革、改善の意識を持ち、諸課題の解決に向けて取り組むこととあわせ、将来の人口減少を見据えた行財政基盤を確立するための新たな行財政改革に不退転の決意で取り組んでまいります。 それでは、平成29年度の予算編成の基本的な考え方について申し上げたいと思います。 まず、我が国の経済ですが、第2次安倍内閣発足後国内総生産は名目、実質とも増加しており、就業者数の増加、賃上げなど雇用所得環境は改善し、景気は緩やかな回復基調が続いています。他方、経済の先行きについては、海外の保護主義的動きや為替相場の変動が国内輸出や生産に影響を与え、経済の下押しの要因になる懸念があるなど不安定要素も含んでいるところです。 平成29年度国の一般会計予算は97兆4,547億円、前年度に比べて0.8%増加し、5年連続で過去最高を更新しています。 歳入では、税収と税外収入が全体の6割を占めていますが、残りは国債で不足分の財源を賄っています。一方、歳出では、医療費などの社会保障費が3割強を占めて最も多く、次いで国債費も約25%を占めるなど、国の財政は極めて厳しい状況にあると言えます。 本市の財政状況については、地方消費税交付金や法人市民税の減額見込みに加え、財政優遇措置である普通交付税合併算定替えの段階的縮減が3年目となり、一般財源総額の確保はより厳しさを増しています。また、歳出面では、社会保障費、公債費の伸びや公共施設の更新経費の増額が見込まれるなど、財政状況は引き続き厳しい状況です。 このような状況の中ではありますが、平成29年度予算編成の基本的な考え方として、将来の高梁市を見据えて力強く前進するために、地方創生への取り組みを一層強化し、地域経済の活性化、本市の魅力の創造、発信や子育て支援を初めとする社会保障の充実に重点を置いたところです。さらに、観光やスポーツによる交流人口の増加を目指す取り組み、豊かな自然環境を生かした施策、教育力の向上、市民の安全を守る防災関連事業などを着実に推進し、国の交付金などの財政措置を最大限に活用し、後年度の財政への影響にも十分配慮した上で予算編成を行いました。 この結果、平成29年度の一般会計予算は、前年度当初予算に比べ16億円、率にして6.5%減額の229億2,000万円となりました。これは、複合施設整備、ケーブルテレビ冗長化、道路改良事業などの投資的経費の減などが主な要因として挙げられます。また、特別会計予算につきましては、全体で前年度当初予算に比べて5億6,622万円、率にして3.5%増の166億1,012万円となりました。これは、養護老人ホーム特別会計の養護老人ホーム改築事業費の増加、下水道事業特別会計の施設整備事業費の増加、国民健康保険特別会計の療養給付費の増加などによるものです。一般会計と特別会計16会計を加えた総予算額は395億3,012万円で、前年度に比べ10億3,378万円、率にして2.5%の減額となっています。 歳入ですが、市税は固定資産税の増額を見込むものの、法人市民税が8,600万円の減額見込みとなることから、前年度に比べ市税全体で4,787万円、率にして1.3%減の37億5,802万円を見込んでいます。 地方交付税は、国が示す地方財政計画及び合併特例措置の段階的縮減などを考慮して5,000万円、率にして0.5%減の97億5,000万円を見込みました。 また、地方消費税交付金は、地方財政計画により4,360万円、率にして6.9%減の5億8,720万円を、国庫支出金は複合施設や道路改良事業などの事業費が減少したことに伴い、4億5,847万円、率にして20.5%減の17億7,428万円となりました。 市債は、こども園や体育、文化施設への充当が増額となるものの、道路改良事業や複合施設などへの充当が減少することにより2億2,130万円、率にして6.5%減の31億6,690万円となります。 繰入金は、企業用地造成期間中の地域開発事業特別会計に対する一時的な繰り出しに充当する繰入金が前年度から減となることなどから6億5,019万円、率にして33.6%減の12億8,307万円を見込みました。なお、財政調整基金の取り崩しは、特別会計への繰り出しが減少することから前年度から3億円減の2億円を取り崩し、一般財源総額の調整を図ることとしています。 続いて、歳出ですが、減額要因として性質別で御説明しますと、普通建設事業費は約12億円、率にして28%減の30億7,816万円となります。これは、道整備交付金道路整備事業、複合施設、地域優良賃貸住宅整備などが事業完了に伴い減額となっています。 物件費は3億6,000万円余り、率にして9.8%減の33億1,740万円となっていますが、これは新図書館整備事業完了に伴う減少であります。 次に、増額要因としまして、公債費が1億2,000万円、率にして3.4%増の36億8,111万円、補助費等はアニメスタジオ整備など新規事業に伴い4,778万円増の28億1,491万円、積立金はふるさと応援基金積立金を4,355万円増の6,142万円、維持補修費は体育文化施設等の修繕料の増加により、全体では3,000万円増の1億4,504万円となっています。 以上、平成29年度当初予算編成の考え方また概要について述べさせていただきました。 それでは、提出議案について御説明をさせていただきます。 議案第1号「専決処分の承認を求めることについて」は、平成28年度
一般会計補正予算(第4号)について地方自治法の規定に基づき専決処分をしましたので、承認を求めるものです。 議案第2号「高梁市情報公開及び個人情報保護に関する条例及び高梁市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」ですが、関係法令の改正により所要の改正を行うものであります。 議案第3号「高梁市税条例等の一部を改正する条例」は、地方税法の改正により所要の改正を行うものです。 議案第4号「
高梁市営地域優良賃貸住宅条例の一部を改正する条例」は、新たに川上中央住宅を設置するものです。 議案第5号「高梁市手話言語条例」は、手話が言語であるとの認識に基づき、手話の理解促進と普及を図り、手話が言語として日常的に使える地域社会の構築を図るために新たに制定するものです。 議案第6号「高梁市
たかはし障害者総合相談センター条例」は、これは障害者等の日常生活を支援するため、本市における相談支援業務を総合的に実施することを目的としてたかはし障害者総合相談センターを設置するものです。 議案第7号「高梁市
保育士養成奨学金貸付条例」は、保育業務従事者の確保を図るため、保育士養成に関する奨学金制度を新たに制定するものです。 議案第8号「高梁市
看護師養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例」は、奨学生の資格を拡大し、さらなる人材の育成と確保を図るためのものです。 議案第9号「高梁市
介護福祉士養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例」は、対象者の範囲を拡大し、さらなる人材の養成と確保を図るためのものであります。 議案第10号「高梁市
国民健康保険病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」は、病院事業に障害者福祉サービスの提供を加えるとともに、診療科目の一部の名称を変更するものです。 議案第11号「高梁市病院・診療所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例」は、障害福祉サービスを利用する者の使用料等を定めるものです。 議案第12号「高梁市
スクールバス条例の一部を改正する条例」は、備中中学校の統合に伴う運行路線の変更等を行うものです。 議案第13号「高梁市
有漢社会教育センター条例を廃止する条例」は、当該施設の用途を廃止するものです。 議案第14号「高梁市体育施設条例の一部を改正する条例」は、高梁市有漢テニスコートの用途を廃止するものです。 議案第15号「高梁市
過疎地域自立促進市町村計画の一部変更について」は、過疎対策事業の変更に伴い
過疎地域自立促進市町村計画を変更するものです。 議案第16号「
工事請負変更契約の締結について」は、市道上小瀬1号線橋梁上部工事について工期の延長を行うため、契約の変更を行うものです。 議案第17号「市道路線の変更について」は、道路法第10条の規定に基づき市道1路線の変更をするものです。 議案第18号から議案第22号までの5議案は、それぞれ公の施設の指定管理者の指定をお願いするものです。指定期間満了に伴い更新を行うものです。 続いて、議案第23号「平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第5号)」から議案第35号「平成28年度高梁市
地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」までの議案ですが、一般会計及び特別会計の補正予算です。最終補正ですので、例年どおり財源また事業費の確定により所要の調整を行っています。 一般会計では3億9,499万2,000円を減額し、総額を252億4,779万1,000円とします。将来の財政負担に備えるため、財政調整基金、減債基金、福祉基金など5基金に7億8,505万円を積み立てています。 特別会計では、介護保険について給付費等の減額により1億8,600万円余りを、また下水道事業については平成27年度国の補正予算に対応したことなどの理由により1億5,300万円余りが、また地域開発事業特別会計では佐原工業団地の造成事業の皆減により3億8,800万円余りをそれぞれ減額補正し、12の特別会計では9億9,721万6,000円の減額補正となっています。 続いて、議案第36号「平成29年度高梁市一般会計予算」から議案第52号「平成29年度高梁市有漢財産区特別会計予算」までの17議案ですが、予算の考え方及び規模等については先ほど申し述べさせていただきましたので、省略をさせていただきます。 以上で提案理由の説明とさせていただきます。議案につきましては、それぞれ担当者から補足の説明をいたさせますので、十分御審議をいただき、適切な御議決を賜りますようお願いいたします。 なお、今議会中に追加議案としまして、人権擁護委員の諮問議案を提出させていただく予定としていますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(森田仲一君) 丹正総務部長。 〔総務部長 丹正鎮夫君 登壇〕
◎総務部長(丹正鎮夫君) それでは、私のほうから議案第1号から議案第3号までの補足の説明をさせていただきます。 1ページをお開きください。 議案第1号「専決処分の承認を求めることについて」。 地方自治法第179条第1項の規定に基づき別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し承認を求めるものでございます。 2ページをお開きください。 専決第3号「平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第4号)」。 平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第4号)は次に定めるところによる。 繰越明許費の補正。第1条、繰越明許費の追加は第1表繰越明許費補正による。地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分するということでございます。 1ページ開いていただきまして、3ページでございます。 第1表繰越明許費補正ということで、土木費、住宅費、市営住宅ストック改善事業4,510万円あります。これにつきましては、川上町地頭にあります地頭第1住宅の改善工事を3カ年にわたって行っております。今年度が最終年度であり、3棟10戸の実施を予定しておりましたが、当初国の交付金が要望を大きく下回るということになりまして、平成28年におきましては実施設計を行うということにいたしておりました。ところが、平成28年10月になりまして国の補正内示を受けたということになりまして、事業に着手するというふうにいたしたところであります。工事に当たりましては、既に入居されている方に一時転居もしていただかなくてはいけないというふうなこともあります。必要工期を5カ月と見込んでおりました。 こういったことを踏まえまして、入居者との調整も行い、一時転居の御理解をいただきましたので、ことしの夏までには事業を完了させたいというふうに思っております。適正な工期を確保するとともに、工事の早期着手を図り、夏までの事業完了を確実にするために繰越明許費の補正を専決処分させていただいたものでございます。 続きまして、議案第2号「高梁市情報公開及び個人情報保護に関する条例及び高梁市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例」の補足説明に入らせていただきます。 4ページをお開きください。 高梁市情報公開及び個人情報保護に関する条例及び高梁市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例ということで、これは長くなっておりますけど2つの条例の一部改正でございます。 6ページに新旧対照表を掲げておりますので、そちらをごらんいただきたいと思います。 左側の改正案の中に、7号で情報提供等記録、番号法第23条第1項及び第2項(同法第26条において準用する場合を含む。)、この括弧の部分にアンダーラインが入っておりますけど、ここを追加したというものでございます。この内容について若干御説明を申し上げます。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号法と言われるものでございますけど、これが平成28年11月に改正がなされました。この中で特定個人情報は、福祉、保険、医療、地方税や防災に関する事務について国、県、市町村の情報照会、情報提供ができる利用範囲が規定されております。今回の改正は、今までのこれらに準ずる事務として個人情報保護委員会規則で定めるものが新たに追加されました。またさらに、情報ネットワークシステムによる特定個人情報に関し、番号法に第26条が追加されました。これは、先ほど申し上げました個人情報保護委員会規則で定めるものが追加され、これを準用するというものでございます。そうしたことで条例のほうをそこに追加をさせていただいたということでございます。 続きまして、7ページをお開きください。 これにつきましては、第2条でありまして、高梁市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正でございます。先ほど申し上げましたとおり、番号法の改正によりまして従前の第8号、第9号がそれぞれ1号ずつ繰り下がる、いわゆる項ずれを起こしたことによります整備でございます。 附則でございます。 施行日につきましては、番号法律附則において平成29年5月30日と規定されていることから条例の施行日を平成29年5月30日とするものでございます。 5ページに戻っていただきまして、提案理由でございます。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。 続きまして、議案第3号「高梁市税条例等の一部を改正する条例」についての補足説明をさせていただきますので、8ページをお開きください。 高梁市税条例等の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 8ページの中段、第1条が高梁市税条例の一部を次のように改正する。その下の第2条が高梁市税条例等の一部を改正する条例の一部を次のように改正するというものでございます。地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律が平成28年11月28日にそれぞれ公布され、いずれも原則として公布の日から施行されてきましたが、これに伴う改正でございます。 関係資料が多くなっておりますので、改正に伴う条ずれや文言の整備など細かな点につきましては省略をさせていただき、重立った点について新旧対照表により説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 17ページをお開きください。 今回の改正条例の第1条関係附則第7条の3の2でございますが、個人の市民税における住宅借入金等特別税額控除、いわゆる住宅ローン減税でございます。この改正案のところに平成22年度から平成43年度までというのが1行目にございます。中ほどに平成21年度から平成33年度までということになっておりますけど、この件につきまして御説明を申し上げますと、一定の要件を満たす借り入れを有する個人について、毎年末の借入残高の1%が10年間にわたり所得税の額から控除されます。今回このたびの2年半の消費税増税の延期に伴いまして、経済対策の一つとして適用期限を平成41年度から平成43年度までに、適用居住年を平成31年から平成33年に延長し、その減税制度を維持するというものでございます。 続きまして、18ページでございます。 今回の改正条例の第2条関係でございます。こちらのほうは、平成28年6月議会におきまして、議案第83号専決第7号高梁市税条例等の一部を改正する条例について御承認をいただいたところでございます。当初平成29年4月1日から引き上げられる予定でありました消費税が平成31年10月1日に延期されたことに伴い、これを前提としておりました改正部分、軽自動車税環境性能割の導入時期と法人市民税、法人税割の税率引き下げ時期につきまして同様に延期するというものでございます。 まず、軽自動車税につきましては、平成26年度及び平成27年度の税率改正により、原動機付自転車、二輪車を含め全体的に引き上げられたところでございます。また、これにあわせて、燃費性能等によって軽減措置や逆に重課もなされるなど、大変複雑な経過をたどっているところでございます。この中で、消費税率10%導入時に自動車取得税廃止と同時期に導入される予定であった環境性能割でございました。現在三輪以上の軽自動車を取得すると電気自動車等非課税のものを除いて2%までの自動車取得税がかかりますが、これを廃止し、軽自動車税においてグリーン化機能の維持強化を兼ねた環境性能割を同時期に導入するというもので、その税率については、三輪以上の軽自動車取得に要する価格に対し車種や環境性能により税率を1%から3%、当面は軽減措置があり0.5%から2%にするというものですが、この導入時期を延期するというものでございます。 続きまして、法人市民税、法人割につきましては、地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格差の縮小を図り、地方創生等を推進するという目的から、第1段階として平成26年度に消費税を5%から8%に引き上げた際、当該法人税割の2.6%引き上げに合わせ、その相当分として国税である地方法人税の創設を行い、その税収全額を地方交付税の原資として地方公共団体の財源としたところでございます。そして、第2段として、消費税10%段階において当該法人税率をさらに3.7%引き下げ、その相当分として地方法人税を引き上げたところでございますが、その時期を延期するというものでございます。 新旧対照表の2行目の第1条、ベースとなります右側の現行のものは、平成28年6月議会において御承認をいただいた改正条文の関係部分でございますが、まずその第1条から軽自動車税、環境性能割の導入部分、環境性能割の導入にあわせて、現行名称の軽自動車税を種別割とする部分及び法人市民税、法人税割の税率引き下げ部分を一旦削除しております。 続きまして、27ページをお開きください。 左側の中段、第1条の2として同様のものを改めて規定しております。 そして、36ページでございますけど、36ページの上段、附則第1条第4号において、先ほどの新設の第1条の2などの施行期日を平成31年10月1日、下段の第2条の2に法人市民税の適用事業年度を施行期日以後に開始したものとし、37ページの第4条第1項に軽自動車税、環境性能割の適用を施行期日以後に取得されたものとし、第2項に環境性能割の導入にあわせて現行名称の軽自動車税を種別割とする種の適用を平成32年度以降としているものでございます。 16ページに戻っていただきまして、提案理由でございます。 地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものでございます。 以上、議案第1号から議案第3号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田仲一君) 提案理由の説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。 午前11時4分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前11時15分 再開
○議長(森田仲一君) 休憩前に引き続き再開いたします。 引き続き提案理由の説明を求めます。 赤木産業経済部長。 〔産業経済部長 赤木佳久君 登壇〕
◎産業経済部長(赤木佳久君) それでは、私から議案第4号そして議案第16号から議案第22号の補足説明をさせていただきます。 38ページをお開きください。 議案第4号「
高梁市営地域優良賃貸住宅条例の一部を改正する条例」。
高梁市営地域優良賃貸住宅条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 この条例につきましては、川上町地頭地内に建設中の子育て世帯向けの地域優良賃貸住宅が本年5月末に完成をいたします。3LDKの木造2階建てが2戸でございます。戸の名称、位置、構造及び家賃などを定めるものでございます。 40ページをお開きください。 新旧対照表で御説明をいたします。 右側が現行でございまして、左側が改正案でございます。改正案の一番下でございますが、近似住宅の次に川上中央住宅を追加するものでございます。位置でございますが、高梁市川上町地頭1837番地10、構造が木造2階建て、建築年度が平成29年度、室構造が3LDK、戸数が2戸、専用床面積は90.0平方メートルとしております。1戸当たりの家賃は、月額5万円としております。 38ページに戻っていただきまして、附則といたしまして、この条例は平成29年6月1日から施行するとしております。 提案理由でございます。高梁市営地域優良賃貸住宅川上中央住宅を設置するためでございます。 以上で議案第4号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、77ページをお開きください。 議案第16号「
工事請負変更契約の締結について」でございます。 平成28年2月22日、議案第1号で議決をいただきました平成27年度道整備交付金道路整備事業市道上小瀬1号線橋梁上部工事について、次のとおり
工事請負変更契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号及び高梁市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は、平成27年度道整備交付金道路整備事業市道上小瀬1号線橋梁上部工事でございます。 契約の方法は指名競争入札でございます。 契約の金額は2億7,324万円でございます。 契約の相手方は、岡山県玉野市玉3丁目1番1号、三井造船鉄構エンジニアリング株式会社岡山営業所所長横田博隆でございます。 工期は、変更前が契約の日から平成29年3月31日までとしておりましたが、変更後は契約の日から平成29年6月30日までとするものでございます。 変更の理由といたしましては、河川内の工事占有期間協議の調整の結果、工期内での工事完成が困難となったため、工期日数を91日間延長するものでございます。 提案理由といたしまして、工期を延長するためでございます。 78ページに参考といたしまして、平成28年2月22日提出の議案第1号「工事請負契約の締結について」の写しを載せております。また、79ページに同じく参考といたしまして、地方自治法及び高梁市の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の抜粋を載せておりますので、後ほどごらんください。 以上で議案第16号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、80ページをお開きください。 議案第17号「市道路線の変更について」でございます。 道路法第10条の規定に基づき、市道の路線を次のとおり変更するものでございます。 このたび上程いたしました市道路線変更は1路線でございます。路線名は天開松ケ根線でございます。変更の理由は、道路改良工事に伴いまして市道終点を延長するものでございます。起点といたしまして成羽町吹屋294番2地先です。終点は成羽町吹屋340番2地先を成羽町吹屋341番3へ変更し、延長は57.0メートル増の175.0メートルでございます。幅員は4.0メートルから13.0メートルでございます。詳細図は81ページに添付をしておりますので、ごらんください。本路線は、吹屋ふるさと村市街地内を通る市道吹屋線と県道高梁坂本線を接続する道路でございます。土地所有は高梁市でございます。 80ページに戻っていただき、提案理由は道路法第10条の規定に基づき市道路線の変更を求めるものでございます。 82ページに道路法の抜粋を載せておりますので、後ほどごらんください。 以上で議案第17号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、83ページをお開きください。 議案第18号「高梁市
堆肥供給センターの指定管理者の指定について」でございます。 次のとおり高梁市
堆肥供給センターの指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 この指定管理者につきましては、従前の相手方にお願いするものでございます。これまでの経験と知識を生かし、良質な堆肥を生産し販売しており、良好な施設運営がなされております。今後の経営にも期待ができるということで指定をお願いするものでございます。 名称でございますが、高梁市
堆肥供給センター、指定管理者の所在地は高梁市川上町地頭2518番地2、名称は農事組合法人きじまる堆肥センター代表理事山室尊則さんでございます。指定の期間につきましては、平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5カ年でお願いしたいと思っております。 提案理由でございますが、高梁市
堆肥供給センターの指定管理者を指定するためでございます。 次のページに地方自治法の抜粋をつけておりますので、ごらんをいただきたいと思います。 以上で議案第18号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、85ページをお開きください。 議案第19号「高梁市
西山農産物集出荷施設の指定管理者の指定について」でございます。 次のとおり高梁市
西山農産物集出荷施設の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 この指定管理者につきましても従前の相手方にお願いするものでございます。 この施設は、備中町西山地区の農産物を集出荷するための施設で、びほく農業協同組合の一連の集出荷体制の中で施設を管理することにより、より効率的な運営が期待できるということから指定をお願いするものでございます。 名称でございますが、高梁市
西山農産物集出荷施設、指定管理者の所在地は高梁市中原町1383番地、名称はびほく農業協同組合代表理事組合長平山薫さんでございます。指定の期間につきましては、平成29年4月1日から平成34年3月31日までの5カ年でお願いしたいと思っております。 提案理由でございますが、高梁市
西山農産物集出荷施設の指定管理者を指定するためでございます。 次のページに地方自治法の抜粋をつけておりますので、ごらんいただければと思います。 以上で議案第19号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、87ページでございます。 議案第20号「
農林漁業体験実習館の指定管理者の指定について」でございます。 次のとおり
農林漁業体験実習館の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 この指定管理者につきましても従前の相手方にお願いするものでございます。これまでの経験と経済状況の変化に対応した経営能力によりまして、良好な施設運営がなされているということから人的、物的な蓄積は今まであるということで、今後の経営にも期待ができるということでお願いするものでございます。 名称でございますが、ラ・フォーレ吹屋。 指定管理者の所在地でございます。高梁市成羽町吹屋611番地、名称、合同会社ラ・フォーレ吹屋代表社員小林宏治さんでございます。指定の期間につきましては、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3カ年でお願いしたいと思っております。 提案理由でございますが、
農林漁業体験実習館の指定管理者を指定するためでございます。 次のページに地方自治法の抜粋をつけておりますので、ごらんをいただきたいと思います。 以上で議案第20号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、89ページをお願いいたします。 議案第21号「
吹屋農村交流促進館の指定管理者の指定について」でございます。 次のとおり
吹屋農村交流促進館の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 こちらも今までと同様の相手方でございまして、理由につきましても先ほどと同じ理由でございます。 名称でございますが、ばんやんカントリーハウス、指定管理者の所在地でございますが、高梁市成羽町吹屋611番地、名称でございますが、合同会社ラ・フォーレ吹屋代表社員小林宏治さんでございます。指定の期間につきましても平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3カ年でお願いしたいと思っております。 提案理由でございますが、
吹屋農村交流促進館の指定管理者を指定するためでございます。 地方自治法の抜粋を次のページに掲げておりますので、後ほどごらんをいただければと思います。 以上で議案第21号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、91ページをお願いいたします。 議案第22号「弥高山公園の指定管理者の指定について」でございます。 次のとおり弥高山公園の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 ここにつきましてもこれまでと同様の指定管理者でお願いしたいと思っております。地元の観光振興団体であるということと人的、物的能力を有しており今までの管理状況が良好に推移しているということから、同じ指定管理者にお願いするものでございます。 名称でございますが、弥高山公園、指定管理者の所在地でございますが、高梁市川上町領家469番地、名称が川上町観光協会会長大塚和弌さんでございます。指定の期間につきましては、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3カ年でお願いしたいと思っております。 提案理由でございますが、弥高山公園の指定管理者を指定するためでございます。 次のページに地方自治法の抜粋を掲げておりますので、後ほどごらんをいただければと思います。 以上で議案第22号の補足説明とさせていただきます。以上でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(森田仲一君) 堀健康福祉部長。 〔健康福祉部長 堀 節夫君 登壇〕
◎健康福祉部長(堀節夫君) それでは、私からは議案第5号から議案第9号までの5議案について補足説明をさせていただきます。 41ページをお開きください。 議案第5号「高梁市手話言語条例」。 高梁市手話言語条例を次のとおり制定するというものであります。 まず、高梁市手話言語条例の制定の経緯でございますが、平成23年の障害者基本法の改正や平成26年公布の障害者の権利に関する条約において、手話が言語であることが明記されました。これを受けて、現在全国73自治体で手話言語条例などが制定されております。本市におきましても手話への理解促進、普及を図り、手話が広く日常的に使われる共生のまちづくりを目指し、この条例を制定するものでございます。 条例の構成上の特徴としましては、前文を設けているということでございます。この前文は、条例を制定する趣旨を明らかにするとともに、市の手話言語普及に取り組む決意を表明するというものでございます。 それではまず、前文の要旨でございますが、手話は聾者が物事を考え、コミュニケーションを図り、社会活動に参加し、人間関係を育み成長していくために使われ、豊かな社会生活を営むために聾者に大切に受け継がれてきたものです。高梁市では、手話が言語であるとの認識に基づき手話の理解促進及び普及を図り、もって手話が言語として日常的に使える地域社会の構築と聾者と聾者以外の者が共生できるまちづくりを推進することを決意し、この条例を制定するとしております。 第1条で目的を、第2条で基本理念を、第3条で市の責務を、第4条で市民の役割を、第5条で事業者の役割をそれぞれ掲げ、第6条では施策の推進方針として、この条例の理念の実現に向けて市が施策を推進するための方針を4点掲げております。 まず、1点目として手話の理解促進及び普及に関する事項、2点目として手話による情報取得及び手話を使いやすい環境づくりに関する事項、3点目として手話による意思疎通支援者の育成等に関する事項、そして4点目としてその他市長が必要と認める事項を定め取り組んでいくということでございます。第7条では、市長への委任について規定しております。 42ページの附則でございます。この条例は、平成29年4月1日から施行する。 提案理由といたしましては、聾者と聾者以外の者が共生できるまちづくりを推進するためでございます。 次に、議案第6号について補足説明を行います。 43ページをお開きください。 議案第6号「高梁市
たかはし障害者総合相談センター条例」。 高梁市
たかはし障害者総合相談センター条例を次のとおり制定するというものであります。 まず、この高梁市
たかはし障害者総合相談センター条例の制定の経緯について御説明申し上げます。 本市では、障害者総合支援法に基づく相談支援事業を平成21年度から市内1法人に委託して始めておりました。その後、順次委託先をふやし、平成28年度からは4法人に業務委託し、各法人の事業所等で相談事業を実施しております。しかし、相談場所が各法人の事務所であり市内に点在した状態であったため、障害者やその家族の皆様が各相談に行きにくかったり、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病など、その障害の特性により相談しにくい場合もありました。このため、1カ所でどの障害にも対応できるよう、また障害者やその家族が安心して相談できるよう、保健・医療・福祉など生活全般にわたる、身近な相談窓口として専門機関の紹介等の機能を兼ね備え、総合的に相談体制を整えた相談センターを設置することとしたものでございます。 それでは、高梁市
たかはし障害者総合相談センター条例について御説明申し上げます。 第1条では、たかはし障害者総合相談センターの設置を掲げております。 第2条、名称及び位置。名称がたかはし障害者総合相談センター、位置が高梁市落合町近似286番地1であります。岡山県備中県民局高梁地域事務所の第2庁舎でございます。以前、市役所の第2庁舎として産業経済部、教育委員会があった建物でございます。この建物の1階部分に設置をいたします。 第3条では、定義として障害者等を明確にしております。 第4条では、相談センターが行う業務を5項目掲げ、専門的な知識がある法人等に委託して実施することができるとしております。 第5条では、相談センターに職員としてセンター長を置き、その他必要な職員を置くことができるとしております。 第6条では、開館時間及び休館日を市長が規則で定めるとしております。 第7条では、利用対象者を掲げております。障害者等またはその家族であって、市内に住所を有する者と定めております。 第8条では利用の制限を定め、第9条では施設等の破損や滅失時の原状回復等について定めております。 第10条では、委任として必要な事項は市長が別に定めるとしております。 44ページの附則でございます。 この条例は、平成29年5月1日から施行する。 提案理由といたしまして、たかはし障害者総合相談センターを設置するためでございます。 次に、議案第7号について補足説明を行います。 45ページをお開きください。 議案第7号「高梁市
保育士養成奨学金貸付条例」。 高梁市
保育士養成奨学金貸付条例を次のとおり制定するというものであります。 全国的にも保育士の不足が大きな問題になる中、本市におきましても保育士の確保は課題となっております。保育士現場の人材不足は、保育の質の低下のみならず、安全の確保までが揺らぐことも懸念されているという状況があります。この条例は、奨学金を貸し付けることにより保育士の養成を図り、本市の保育業務従事者の確保と保育の質の向上を図ることを目的としております。 制度の概要としましては、月額4万4,000円の奨学金を無利子で貸し付けるというものです。他の奨学金条例と同様に、住所要件を廃止しております。設けておりません。 第1条では目的を、第2条では奨学生の資格を規定しております。この中で通信教育も該当要件とすることにしております。 46ページをお開きください。 第9条では、返還の猶予規定を設けております。市内の保育所等に勤務することを条件としております。 第10条は返還の免除規定です。市内の保育所等に一定期間勤務することを条件としております。 48ページをお開きください。 この条例は、平成29年4月1日から施行する。 提案理由としまして、保育業務従事者の確保等のため、保育士養成に関する奨学金制度を整備するものでございます。 次に、議案第8号について補足説明を行います。 49ページをお開きください。 議案第8号「高梁市
看護師養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例」。 高梁市
看護師養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものであります。 この条例改正の趣旨は、奨学生となる資格に新たに保健師と助産師を加えました。また、高梁市内に住所を有する等の住所要件を撤廃し、広く人材の確保を図るためのものでございます。 改正内容を新旧対照表で御説明申し上げますので、51ページをお開きください。 まず、目的を定めております第1条につきましては、保健師、助産師を加えております。 次に、奨学生の資格を定めております第2条につきまして、第1号で定めておりました住所要件を削除し、市外からの受け入れを可能としました。 第2条につきましては、保健師、助産師に係ります資格要件を追加しております。 第3号につきましては、保健師、助産師の勤務先が医療機関以外も想定されることから、その他市長が適当と認める機関を加え、多くの人材を市内で確保するためのものであります。その他につきましては、字句の整理を行うものであります。 49ページにお戻りください。 附則としまして、この条例は平成29年4月1日から施行する。 50ページ、提案理由です。 提案理由としまして、奨学生の資格を拡大し、さらなる人材の養成と確保を図るためでございます。 続きまして、議案第9号の補足説明を行います。 53ページをお開きください。 議案第9号「高梁市
介護福祉士養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例」。 高梁市
介護福祉士養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものであります。 この改正につきましては、先ほど説明いたしました高梁市
看護師養成奨学金貸付条例の一部を改正する条例と考え方を同じくするもので、不足する介護人材の確保を図るため、高梁市に住所を有する者等の住所要件を撤廃するものであります。 54ページ、新旧対照表をごらんください。 第2条で奨学金の貸し付けを受けることのできる対象者を定めております。住所要件を定める第1号を削除しまして、市外からの受け入れを可能としました。 第2号、第3号につきましては、第1号削除に伴いましてそれぞれ第1号、第2号に繰り上げをしております。 第4号につきましては、勤務先が介護、福祉事業所以外も想定されることから、その他市長が適当と認める機関を加え、第3号としております。より多くの人材を市内で確保しようとするものであります。 53ページにお戻りください。 附則としまして、この条例は平成29年4月1日から施行する。 提案理由としまして、対象者の範囲を拡大し、さらなる人材の養成と確保を図るためであります。 議案第5号から議案第9号の補足説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田仲一君) 三宅病院事務長。 〔病院事務長 三宅得智君 登壇〕
◎病院事務長(三宅得智君) それでは、私のほうから議案第10号及び議案第11号につきまして補足説明をさせていただきます。 55ページをお開きください。 議案第10号「高梁市
国民健康保険病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例」でございます。 高梁市
国民健康保険病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するものでございます。 この条例改正につきましては、平成29年度より新たに在宅で重症心身障害者の方を介護されてる御家族の方が病気等になったときや一時的な休息をとるため、重症心身障害者の方の短期入所の受け入れを成羽病院で行うための改正、またあわせまして診療科目の名称の変更を行うものでございます。 改正内容を新旧対照表で御説明をさせていただきます。 次のページをお開きください。 第1条では、病院が提供しております医療、介護サービスの2つの事業に加えまして障害福祉サービスを追加することにより、重症心身障害者の方の短期入所の受け入れができるようにするものでございます。 第3条では、理学診療科をリハビリテーション科に名称を変更するものでございます。 55ページに戻っていただきまして、附則でございます。 この条例は、平成29年4月1日から施行する。 提案理由といたしまして、
国民健康保険病院事業に障害福祉サービスの提供を加えるとともに、診療科目の一部の名称を変更するためでございます。 続きまして、57ページをお開きください。 議案第11号「高梁市病院・診療所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例」でございます。 高梁市病院・診療所使用料及び手数料条例の一部を改正する条例を次のとおり制定するというものでございます。 この条例改正につきましても平成29年度より新たに重症心身障害の方の短期入所の受け入れを行うため、必要な報酬及び食費の規定を追加するものでございます。 改正内容を新旧対照表で御説明いたしますので、次のページをお開きください。 第2条では、使用料及び手数料の徴収の範囲を定めておりますが、これに病院において障害福祉サービスを利用する者を追加いたしまして、第3条では徴収額の算定基準が定められておりますが、これに第10項といたしまして、障害福祉サービスに係る報酬の額は障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービス等及び基準該当障害福祉サービスに要する費用の額の算定に関する基準により算定した額による。 第11項では、障害福祉サービスにおける短期入所を利用する者の食費は、1食につき700円の範囲内の額とする。この2項を追加させていただくものでございます。 57ページにお戻りいただきまして、附則でございます。 この条例は、平成29年4月1日から施行する。 提案理由といたしまして、障害福祉サービスを利用する者の使用料及び手数料を定めるためでございます。 以上で議案第10号及び議案第11号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田仲一君) 宮本教育次長。 〔教育次長 宮本健二君 登壇〕
◎教育次長(宮本健二君) それでは、私のほうからは議案第12号から議案第14号の補足説明をさせていただきます。 議案第12号、59ページをごらんください。 高梁市
スクールバス条例の一部を改正する条例を制定するものでございます。 主には、備中中学校の閉校に伴いバス路線の変更等を行うものであります。 61ページの新旧対照表をごらんいただきたいと思います。 表中の備中町布賀から富家小学校へ運行するもの、これを布賀1号線と改めます。同じく、布賀から成羽中学校へ運行するものを布賀2号線、そして平川から富家小学校へ運行するものを平川1号線と改め、平川から成羽中学校へ運行するものを平川2号線とします。また、西山から成羽中学校へ運行するものを西山・西油野線といたします。それから、備中町西山から新見市立野馳小学校へ運行するものを西山1号線と改め、備中町西山から新見市立野馳小学校を経由し、新見市立哲西中学校へ運行するものを西山2号線と改めます。 60ページにお戻りください。 附則といたしまして、この条例は平成29年4月1日から施行します。 提案理由でございますが、高梁市立備中中学校の統合に伴う運行路線の変更及び所要の改正を行うためでございます。 続きまして、議案第13号、62ページをお開きください。 高梁市
有漢社会教育センター条例を廃止する条例を制定するものでございます。 有漢社会教育センターは、昭和61年に岡山県立高梁高等学校有漢分校の閉校に伴い、有漢町が研修施設として改修した施設でございます。昭和61年に研修施設として改装し、施設の概要といたしましては宿泊棟木造2階建て、40名の宿泊が可能です。それと、管理棟、体育館、鉄筋の平家建てでございます。それと、テニスコート3面というのが主な施設概要でございます。 改装から現在30年を経過しております。老朽化が顕著になりまして、社会教育センターの機能自体が果たせなくなった状況でございまして、その用途を廃止するというものでございます。 62ページに返っていただきまして、附則といたしまして施行期日、第1項、この条例は平成29年4月1日から施行する。 経過措置といたしまして第2項、この条例の施行の日の前日までに廃止前の高梁市
有漢社会教育センター条例の規定によりなされた処分、手続、その他の行為は、この条例の施行後もなおその効力を有する。 提案理由でございますが、高梁市有漢社会教育センターの用途を廃止するためでございます。 続きまして、議案第14号でございます。 63ページをお開きください。 高梁市体育施設条例の一部を改正する条例を制定するものでございます。 この施設は、議案第13号で説明いたしました有漢社会教育センターの中にあるテニスコートの用途を廃止するものでございます。 66ページの新旧対照表をごらんください。 別表第1の高梁市有漢テニスコートの項を削除いたします。 次に、別表第2、有漢テニスコートの項を削除いたします。これを削除することによりまして、第13項、第14項を1項ずつ繰り上げいたします。 別表第3の高梁市体育施設使用料の有漢テニスコートの項を削除いたします。それに伴いまして、第13項、第14項をそれぞれ1項ずつ繰り上げをするものでございます。 65ページに返っていただきまして、附則でございます。 この条例は、平成29年4月1日から施行する。 提案理由でございますが、高梁市有漢テニスコートの用途を廃止するためでございます。 第13号、第14号ともでございますが、用途廃止がなされた後におきましては、この施設を有効に活用していただける見込みのある方にこの施設を譲渡する協議をしていきたいというふうに考えております。 以上で補足説明を終わらせていただきます。
○議長(森田仲一君) 藤澤政策監。 〔政策監 藤澤政裕君 登壇〕
◎政策監(藤澤政裕君) 私のほうからは、議案第15号の補足説明をさせていただきます。 68ページであります。 これは、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項において準用する同条第1項の規定により、高梁市
過疎地域自立促進市町村計画の一部を次のとおり変更するものでございます。 高梁市
過疎地域自立促進市町村計画につきましては、国の法の期限の延長によりまして計画期間を平成28年度から平成32年度までの5カ年として、昨年の3月議会におきまして議決をいただいたところであります。 今回の変更は、平成28年度の事業において、計画策定時に検討中であった事業でありますとか計画計上事業の内容変更に伴うものでございます。 具体的な変更点につきましては新旧対照表で御説明をいたしますので、74ページをお開きいただきたいと思います。 1、産業の振興、表中(8)観光またはレクリエーションの項目では、ラ・フォーレ吹屋の老朽化が激しくなっておりまして、観光客の宿泊に支障を来しているため、大規模な改修工事を予定いたしておりましたので、これの追加でございます。 また、2の交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進の中で、(1)市町村道の項目では市道家親線の延長の変更及び道路舗装修繕事業における路線の追加でありますとか延長の変更でございます。 また、75ページののり面長寿命化修繕事業におきましても延長の変更でございます。 6の教育の振興でありますが、(1)学校教育関連施設の項目では成羽中学校の屋内運動場、体育館でありますが、これの大規模改修と体育施設の整備に伴うものでございます。幼稚園の項目では、落合幼稚園の屋根等の修繕でございます。 議案の73ページに戻っていただきまして、提案理由でございます。 過疎対策事業の変更に伴い、
過疎地域自立促進市町村計画を変更するためであります。 76ページに過疎法の抜粋を掲げておりますので、ごらんをいただきたいと思います。 以上で議案第15号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(森田仲一君) 提案理由の説明の途中ですが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。 午後0時1分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午後1時0分 再開
○議長(森田仲一君) 休憩前に引き続き再開いたします。 引き続き提案理由の説明を願います。 丹正総務部長。 〔総務部長 丹正鎮夫君 登壇〕
◎総務部長(丹正鎮夫君) それでは、私のほうから議案第23号「平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第5号)」について補足説明をさせていただきますので、予算書のほうをお手元にお出しください。 今回のこの補正でございますけど、最終でございます。基本的には、国、県の補助事業が完了あるいは事業費が確定したことに伴いまして、各事業の補正を行ったところでございます。また、決算剰余金を見込む中で将来の財政運営を考慮して基金の造成に努めたところでございます。 平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第5号)は次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正ということで、歳入歳出それぞれに3億9,499万2,000円を減額し、総額を252億4,779万1,000円とするものでございます。 2といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるということでございます。 繰越明許の補正を行っております。第2条、繰越明許費の追加は第2表繰越明許費補正による。 債務負担行為の補正は第3条でございます。 第4条といたしまして、地方債の補正を第4表地方債補正によって行っておりますので、順次説明をさせていただきます。 まず、7ページをお開きください。 第2表繰越明許費補正でございます。 平成28年度事業の執行ができなかった分につきまして平成29年度に繰り越すもので、全体としては16件、事業費といたしまして8億7,330万2,000円でございます。主なものを説明させていただきます。 事業名のところで上から2つ目、定住促進対策事業、金額で990万円でございます。住宅建設に係る助成金事業でございまして、年度内完了ができない新築工事のものがあるためでございます。 1つ飛びまして老人福祉推進事業で、金額が3,960万円でございます。これにつきましては、民間が行う介護施設等の整備に係るもので、3事業ございます。国、県の補助金が市を通して交付するというものでございまして、国の補正内示等がおくれたというふうな理由で繰り越すものでございます。 その下、こども園整備事業でございます、1,660万円。旧成羽高校跡地に老人ホーム、こども園を建設するための敷地造成工事でございます。地元調整に時間を要したということで繰り越すものでございます。 1つ飛びまして、観光施設整備事業2,000万円でございます。宇治地区に整備する観光トイレでございますけど、設計変更等行いまして若干時間がかかったということでございます。 一番下の道路改良事業4億3,090万円でございます。これは市道改良事業でありまして、過疎対策あるいは道整備交付金事業等で行うもので、9路線ございます。関係機関等の調整に時間を要しているということでございます。 1枚めくっていただきまして、8ページでございます。 一番上の市道防災安全事業1億5,251万円ですけど、のり面の長寿命化修繕事業等3事業ございます。通行規制等関係者との調整に時間を要したということでございます。 1つ飛びまして、地域優良賃貸住宅整備事業4,787万1,000円、これは川上町地頭地内に2戸建設するものでございまして、地元との調整に時間を要したというものでございます。 1つ飛びまして、複合施設整備事業2,372万円、これは成羽の複合施設でございまして、公民館、地域局、文化ホール等の基本設計を行うというものでございます。 それから、その下体育施設整備事業6,760万円でございますけど、これは旧川上中学校の跡地あるいは神原スポーツ公園などの3施設につきまして関連事業との調整に時間を要したということで、工事発注が若干おくれたということでございます。 繰越明許費につきましては以上でございます。 その下の9ページ、第3表債務負担行為の補正でございますけど2件ございまして、いずれもコンピューターシステム等の借り上げ料に係るものでございまして、ネットワークシステム借り上げ料、これは主には本庁と地域局を結ぶネットワークというふうに考えていただければいいかと思いますけど、期間が平成29年度から平成33年度で、限度額が補正後で4,536万5,000円と117万5,000円減額するというものでございます。 その下の内部情報システム借り上げ料でございますけど、補正後の限度額が520万8,000円と約960万円余りの大きな減額になりますけど、これにつきましては現在2つあるサーバーを1つにまとめるということで、経費の削減ができるというものでございます。 第4表は地方債の補正でございまして特段申し上げることはございませんが、事業費の確定に伴いまして限度額を補正させていただいたもので、10ページ、11ページに内訳を掲げております。中でも今年度につきましては、夏以降大きな災害がございませんでしたので、公共土木災害等の事業債につきまして減額をいたしております。 続きまして、14ページから事項別明細書によりまして説明をさせていただきます。 増減額の大きいものについてのみの説明ということで御了解いただきたいと思います。 まず、市税でございますけど、市民税の法人税割につきまして5,230万円の減額ということでございます。これは、企業の設備投資による収益減少によるというもので減額をするものでございます。 それから、3款の利子割交付金から6款の地方消費税交付金までそれぞれ減額補正となっておりますけど、これにつきましては国からの通知等を受けまして補正をするというもので御理解をいただきたいと思います。 それから、1枚めくっていただきまして16ページをお開きください。 中ほど地方交付税でございます。1億8,212万3,000円の増額補正ということで、普通交付税の額が確定したことに伴いましての最終的な調整ということでございます。 それから、17ページの使用料、下のほうになりますけど、民生使用料では694万8,000円の減額、それから次のページの18ページでは住宅使用料が上のほうにございますけど、これも557万8,000円の減額でございますけど、いずれも当初見込みを下回ったということであります。 ただ、その下の教育使用料18ページでございますけど中ほど右にあります。文化施設入場料、備中松山城入城料ということで、1,180万円の増額をさせていただきたいというふうに思っております。 それから、19ページの国庫負担金につきましては、下のほうで障害者自立支援給付費負担金がありますけど、これは障害者自立支援給付費の増に伴うものということで、県負担金も同じように増額になっております。 1枚めくっていただきまして、20ページの中ほどでございます。 災害復旧費負担金は、5,100万円余りの減額ということで先ほど申し上げたとおりでございますし、21ページの下の国庫補助金、それから2段目の社会福祉総務費補助金、マイナスの2,380万円余り、これは臨時福祉給付金等の事業費確定に伴うものでございますし、中ほどに道路新設改良費補助金3,757万7,000円の減とありますけど、道整備交付金等事業完了に伴う減額でございます。 それから、めくっていただきまして、県補助金につきましては特段申し上げるところはございませんが、24ページの農林水産業費県補助金が3,700万円余りの減額でございますけど、右のほうに行っていただきますと農業振興費補助金で3,075万7,000円ということで、大きなものは農地中間管理事業交付金ということで2,000万円余りの減額でありますけど、歳出のほうで御説明をさせていただきます。 それから、めくっていただきまして27ページの寄附金でございます。 中ほどでございます民生費寄附金で、児童福祉総務費寄附金で1,000万円増額ですけど、これは市内の企業から子育て支援ということで1,000万円の寄附をお受けいたしました。 それから、土木費寄附金で山田方谷像建立寄附金で540万円の減額でございますけど、当初は市のほうで制作するというふうな予定でありましたけど、市民有志による実行委員会でされたということでありまして、そちらのほうに寄附金を回すということで予算のほうは落としております。歳出でも同じような形で委託料等を減額いたしております。 めくっていただきまして、28ページが基金繰入金でございます。 大きなものでは一番上の財政調整基金繰入金ということで、この基金につきましては地域開発事業特別会計のほうに繰り出すというふうな予定ではございました。具体的には成羽の佐原工業団地の用地の購入等に充てる予定でございましたけど、関係者との調整を現在行ってるということで、現段階ではここで減額をさせていただくということでございます。 中ほどに地域再生基金繰入金の5,093万円の減額を上げております。これにつきましては大学等の入学支援に係るものでございますけど、これについて財源が過疎ソフト債があたることになりましたので、基金のほうを減額するというものでございます。 29ページの19款繰越金でございます。 最終的に3億7,957万円を繰越金見込みということで計上させていただいております。 それでは続きまして、歳出のほうの御説明をさせていただきます。 33ページからでございます。 各款で共通しているものは、今回人件費に係る補正がそれぞれのとこで出てきますけど、全体的には2,700万円程度の減額ということになっております。 それでは、めくっていただきまして35ページ、総務費、総務管理費の中の財政管理費でございます。 上のほう、積立金でございますけど、財政調整基金に3億2,794万1,000円を、減債基金に1億9,707万円余りをというふうなことで、全体では5億2,506万1,000円の基金を積み立てさせていただきたいというふうに思っております。 めくっていただきまして、39ページでございます。 39ページ、真ん中よりちょっと上になりますけど、総務管理費の中の諸費で19節の負担金補助の交付金で8,850万円、地方バス路線維持補助金ということで毎年度この3月に最終的な調整をさせていただくということで補助金8,850万円の増額をお願いするものでございます。 めくっていただきまして、43ページをお開きください。 社会福祉費に移らせていただきます。 43ページ、民生費、社会福祉費、社会福祉総務費で、全体の補正額は1億7,531万4,000円となっております。主なものを申し上げますと、これは福祉基金に1億円を積み立てます。障害福祉サービス給付費が4,300万円余りふえます。社会福祉協議会補助金を3,559万8,000円増額をお願いするというものでございます。それから、社会福祉の中には特別会計、国保でありますとか介護、老人ホーム等5会計がありますけど、そこの繰出金の調整をさせていただいております。 具体的に申し上げますと、1枚めくっていただきまして44ページ、中ほど右、19節負担金補助交付金で、社会福祉協議会補助金3,559万8,000円でございます。その下の扶助費で障害福祉サービス給付費が4,357万6,000円というものがあります。その下の積立金福祉基金が1億円になります。繰出金が国保会計の繰出金等でございます。 45ページ、下のほうに行きますと、扶助費で老人保護措置費でマイナスの6,153万3,000円の減額でございますけど、これは養護老人ホームについての入所者が見込みを下回ってるということでの措置費の減額でございます。 続きまして、民生費の児童福祉費に移らせていただきます。46ページをお開きください。 真ん中から下のほう、児童福祉費の児童福祉総務費でございます。25節の積立金で6,000万円ということで、たかはし子ども未来ゆめ基金積立金6,000万円をさせていただきたいと思います。 それから、めくっていただきまして農林水産業費に移らせてください。51ページでございます。 農業総務費で補正額が9,952万2,000円でございます。右にスライドしていただきますと積立金がございます。農業振興基金積立金1億4万7,000円を積み立てさせていただきたいと思っております。 その下の農業振興費でございます。マイナスの3,942万4,000円でございます。歳入でもちょっと申し上げましたけど、負担金補助及び交付金の中で機構集積協力金が2,070万円の減額でございます。当初予定では市内の2団体が法人化を予定されていたということで見込んでおりましたけど、いろいろ事情がありまして、平成28年度中に法人化ができなかったということでここで減額をさせていただくというものでございます。 めくっていただきまして、次に商工費に移らせていただきます。54ページをお開きください。 商工振興費で補正額全体で3億6,287万2,000円でございまして、右に行きますと繰出金が3億6,185万2,000円の減額ということで、歳入で申し上げました財政調整基金を取り崩した中でこちらのほうに繰り出すというふうな予定にいたしたものでございます。 それから、土木費に入りまして56ページをお開きください。 土木費の都市計画費の中の、上から3段目の委託料でございます。これも歳入で申し上げました山田方谷像製作委託料につきまして減額をさせていただいております。 それから、57ページ、下のページになりますけど、上の表の中で19節の負担金補助及び交付金1,150万円、駅周辺施設景観まちづくり補助金ということで、これも当初駅の東西の民家、店舗等で改修予定があったわけですけど、実施に至らなかったということで減額をさせていただくものでございます。 次に、教育費に移らせていただきます。59ページをお開きください。 59ページ、下のほうになります。教育費の中の事務局費でございます。 全体で5,084万4,000円の減額になっております。大きなものを申し上げますと、スクールバス運行委託料を1,900万円余り減額をさせていただいております。これは、乗車児童の学童利用等によりまして下校便が集約されたということでございます。それと、賃金を含む人件費につきまして、約2,400万円程度の減額をさせていただくというものでございます。 教育費の中の中学校費に移らせてください。63ページでございます。 63ページ、中学校費、左下教育振興費の中の右に移っていただきまして、大きな額ではございませんけど一般報償費48万円の増額でございます。これにつきましては、中学校に入学する生徒に各自が選んだ本を贈呈する、いわゆる
サードブック事業、平成29年度から対応するということで、この機に補正をさせていただいております。 それから、教育費の中で社会教育費に移らせていただきます。69ページをお開きください。 69ページ、社会教育費のここは図書館費になっておりますけど、上から5行目ぐらいのところ、委託料で施設指定管理委託料2,663万9,000円の減額ということで、図書館のオープンが2月となったということでその分減額をいたしております。 文化センター費、社会、保健体育費としましては、特段申し上げることはございません。 災害復旧費が73ページから74ページにわたっておりますけど、歳入で申し上げたとおり、今年度の夏以降につきましては大きな災害が発生しなかったということで、いずれも大きな減額補正をさせていただいております。 補正につきましての説明は以上でございます。 76ページには給与費明細書を、78ページに債務負担の補正調書、79ページには地方債残高の補正調書を掲げておりますので、後ほどごらんいただきたいというふうに思います。 大変簡単な説明ではございましたけど、以上をもちまして平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第5号)の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田仲一君) 堀健康福祉部長。 〔健康福祉部長 堀 節夫君 登壇〕
◎健康福祉部長(堀節夫君) それでは、私からは議案第24号及び議案第26号から議案第30号までの補足説明をさせていただきます。 81ページをお開きください。 議案第24号「平成28年度高梁市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」であります。 第1条としまして、事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,401万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億2,991万1,000円とし、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ230万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,990万4,000円とするものであります。今回の補正につきましては、決算に向けての調整を行うものであります。 主なもののみ御説明させていただきます。 事業勘定の歳入でありますが、87ページをお開きください。 失礼しました。事業勘定の歳入でありますが、3款国庫支出金の1目療養給付費等負担金につきましては、前期高齢者交付金の増額調整等に伴う国庫負担の減額であります。 次のページに移っていただきまして、7款共同事業交付金の2目保険財政共同安定化事業交付金は、80万円までの全ての医療費が対象となる再保険事業ですが、上期分の交付状況をもとに算定し、見込みを下回るため減額するものであります。 9款繰入金、一般会計繰入金でありますが、保険基盤安定繰入金としまして保険税応益割軽減分及び保険者支援分の額の確定による増額であります。 続きまして、歳出であります。90ページをお開きください。 2款保険給付費につきましては、現在までの実績額をもとにそれぞれ減額するものです。 次のページに移っていただきまして、4項出産育児諸費の出産育児一時金につきましては、母子手帳の交付状況等から見込みを立てて252万2,000円の増額をさせていただくものであります。 続きまして、92ページをお開きください。 7款共同事業拠出金の減額につきましては、県下全体の医療費総額が見込みを下回るためであります。 95ページから給与費明細書を添付しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 続きまして、98ページをお開きください。 直診勘定であります。 歳入の8款繰入金の事業勘定繰入金の減額につきましては、事業勘定の特別調整交付金の減額に伴うものでございます。 次のページで基金繰入金につきましては、事業勘定繰入金の減額分を補填するために増額するものであります。 11款市債につきましては、川上診療所に係りますもので、医療に使う画像管理システムの購入、また施設改修工事の完了に伴う減額であります。 100ページをお開きください。 支出で1款総務費の13節委託料、15節工事請負費の減額につきましては、先ほど申し上げました川上診療所の施設改修工事完了に伴う減額でございます。 続きまして、115ページをお開きください。 議案第26号「平成28年度高梁市
へき地診療所特別会計補正予算(第1号)」であります。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ35万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ787万2,000円とするものであります。 この会計の補正につきましては、西山診療所の受診状況により調整するものであり、特段申し上げることはございません。 続きまして、121ページをお開きください。 議案第27号「平成28年度高梁市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」であります。 第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,024万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億1,651万7,000円とするものであります。 この会計につきましても決算に向けての調整が主なものでありますので、特段申し上げることはございません。 続きまして、127ページをお開きください。 議案第28号「平成28年度高梁市
介護保険特別会計補正予算(第4号)」であります。 平成28年度高梁市
介護保険特別会計補正予算(第4号)は次に定めるところによる。 第1条でありますが、事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億8,651万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億6,804万円とし、サービス勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ50万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,382万円とするというものであります。この特別会計につきましても決算に向けて調整を行うものであります。 まず、事業勘定であります。 事項別明細書で御説明させていただきますので、132ページをお開きください。 主なもののみ御説明させていただきます。 歳入で5款国庫支出金、次のページの7款県支出金の減額につきましては、介護給付費等に対する国、県の負担分の調整であります。 また、6款支払基金交付金につきましては、第2号被保険者の介護納付に係る社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、事業費に対する負担分の調整により減額となったものであります。 続きまして、歳出であります。135ページをお開きください。 1款総務費の1項総務管理費、1目一般管理費、12節役務費の減額は、介護認定に伴う主治医意見書手数料を実績見込みにより減額するものであります。 また、13節委託料の減額は、介護保険計画策定のための実態調査業務委託における不用額による減額、また制度改正に伴いますシステム改修を平成28年度国庫補助金補助事業として実施予定であったものが平成29年度事業に変更になった、このような状況から減額するものであります。 3款保険給付費以降の増減につきましては、実績見込みによる調整であります。 141ページから給与費明細書を添付いたしておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 続きまして、144ページをお開きください。 144ページからのサービス勘定につきましては、事業費の調整や人件費の調整に伴い補正するものでありまして、特段申し上げることはございません。 146ページから給与費明細書を添付しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 続きまして、149ページをお開きください。 議案第29号「平成28年度高梁市
養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号)」であります。 第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,304万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,638万9,000円とするものであります。 151ページをお開きください。 第2表の繰越明許費でございます。 これは、成羽高校跡地に建設を予定しております養護老人ホームの造成工事につきまして、平成28年度中に事業が完了しないため翌年度に繰り越しをさせていただくものでございます。 次に、その下の第3表の地方債補正でございます。 これも成羽高校跡地での養護老人ホーム建設のための元校舎解体工事に係る財源として合併特例債を充てることとしておりましたが、解体工事の完了に伴いこの限度額を減額するものでございます。 それでは、歳入歳出予算の補正を事項別明細書で御説明させていただきますので、153ページをお開きください。 まず、歳入であります。 2款委託金の減額は、当初予算で見込んでおりました入所者数を下回ったため減額をするものでございます。 5款繰入金、一般会計繰入金は、入所者数の減少により増加したものであります。 基金繰入金及び次のページの21款市債につきましては、成羽高校元校舎解体工事の完了に伴い減額するものでございます。 155ページから歳出になります。 1款総務費、2項施設整備費の中で、次のページの13節委託料、15節工事請負費の減額につきましては、成羽高校跡地での元校舎解体工事に伴うものが主なものでございます。 その他につきましては、施設運営に係る実績見込みにより調整を行うものでございまして、特段申し上げることはございません。 157ページから給与費明細書159ページには地方債の補正調書を添付いたしておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 続きまして、161ページをお開きください。 議案第30号「平成28年度高梁市
特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号)」であります。 第1条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ472万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,677万8,000円とするものであります。 この特別会計につきましては実績見込みにおける調整であり、内容的には特段申し上げることはございません。 169ページから給与費明細書を添付いたしておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 議案第24号及び議案第26号から議案第30号までの補足説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(森田仲一君) 三宅病院事務長。 〔病院事務長 三宅得智君 登壇〕
◎病院事務長(三宅得智君) それでは、私のほうから議案第25号の補足説明をさせていただきたいと思います。 103ページをお開きください。 議案第25号「平成28年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第3号)」でございます。 第1条で平成28年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第3号)は次に定めるところによる。 第2条、収益的収入及び支出でございます。 平成28年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものといたしまして、収入では第1款病院事業収益、第1項医業収益を25万円の減額、第2項医業外収益を90万7,000円追加するものでございます。 内容といたしましては、平成28年度の地方交付税の確定によります一般会計からの負担金の減額によるもの、また昨年度は備中、平川診療所が成羽病院に移管をいたしました。それに伴います財産の増による長期前受け金の追加でございます。 次の支出では、第1款の病院事業費用、第1項医業費用に218万8,000円を追加するものでございます。 内訳といたしましては、備中、平川診療所に係ります減価償却費の増が主なものでございます。 はぐっていただきまして、第3条資本的収入でございます。 予算第4条、本文括弧中資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5,052万6,000円を5,046万9,000円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するものでございます。 収入では、第1款資本的収入、第1項企業債を10万円の追加、第2項補助金では4万3,000円の減額をお願いするものでございます。 内訳といたしまして、医師住宅の建てかえ事業、また医療機器等整備費の確定によります充当額の調整によるもの、また県補助金の減額でございます。 次に、第4条では、予算第5条に定めた起債の目的及び限度額を次のとおり補正するものといたしまして、施設設備改良整備の限度額を1億600万円から1億920万円、また医療機器等整備の限度額を4,320万円から4,010万円に補正をさせていただくものでございます。 第5条では、他会計から負担金として予算第8条に定めた一般会計からこの会計へ負担を受ける金額は、2億3,961万1,000円を2億3,834万6,000円に改めるものでございます。 次のページから実施計画また予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表、補正予算説明書をおつけしておりますので、後ほどごらんをいただければと思います。 以上で議案第25号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(森田仲一君) 赤木産業経済部長。 〔産業経済部長 赤木佳久君 登壇〕
◎産業経済部長(赤木佳久君) それでは、私から議案第31号から議案第35号までの補足説明をさせていただきます。 平成28年度高梁市
一般会計補正予算書の171ページをお開きください。 議案第31号「平成28年度高梁市
畑地かんがい事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 平成28年度高梁市
畑地かんがい事業特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによるというものでございまして、第1条といたしまして歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ148万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,208万1,000円とするものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるものということでございます。 内容につきましては、174ページをお開きください。 事項別明細書で御説明を申し上げます。 歳入につきましては、施設使用料としておりますが、簡易水道特別会計からの繰入金47万円の減額、基金繰入金58万4,000円、前年度決算によります余剰繰入金136万8,000円を追加するものでございます。 歳出につきましては、総務費といたしまして消費税額の増額、一般会計繰出金の減額により87万円の減額としております。 管理運営費といたしましては、電気保安業務委託料9万3,000円の減額、施設修繕料84万5,000円と一般会計繰出金160万円を追加するものでございます。運営管理費に関する経費でございまして、あとは特段申し上げることはございません。 以上で議案第31号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、議案第32号でございます。177ページでございます。 議案第32号「平成28年度高梁市
水道事業特別会計補正予算(第3号)」でございます。 内容につきましては、今年度事業費の確定による建設改良費の減額補正でございます。 第1条といたしまして、平成28年度高梁市
水道事業特別会計補正予算(第3号)は次に定めるとこによるとしておりまして、資本的収入及び支出、第2条でございますが、予算第4条本文括弧書き中資本的収入額は資本的支出額に対し不足する額6,529万1,000円を3,995万3,000円に、内部留保資金6,529万1,000円を3,995万3,000円に改め、資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正するというものでございます。 次の178ページで御説明を申し上げます。 第1款の資本的支出のうち建設改良費を3,544万3,000円減額補正するものでございます。これは、落合町阿部地区の国道313号における配水管の耐震化布設がえを平成26年度から着手しておりますが、本年度の事業費が確定したものでございます。 以下、179ページに3つの事業活動にかかわるキャッシュフロー計算書、180ページから予定貸借対照表を、それから184ページ以降に補正予算説明書を掲げておりますので、後ほどごらんをいただければと思います。 以上で議案第32号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、議案第33号でございます。199ページでございます。
○議長(森田仲一君) 187。
◎産業経済部長(赤木佳久君) はい。
○議長(森田仲一君) 187ページ。
◎産業経済部長(赤木佳久君) はい。
○議長(森田仲一君) 187ページ。
◎産業経済部長(赤木佳久君) 失礼をいたしました。187ページです。ちょっと先に行き過ぎました。187ページでございます。 議案第33号「平成28年度高梁市
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)」は次に定めるところといたしておりまして、第1条といたしまして歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,232万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億4,512万円とするものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるとしております。 また、第2条につきまして繰越明許費を、第3条として地方債の補正を掲げております。 189ページをお開きください。 第2表繰越明許費を掲げております。 衛生費の簡易水道費、簡易水道新設改良事業でございますが、これは現在中井簡易水道入野、横内地区へ拡張しておる工事でございます。拡張するに当たりまして本年度の国の二次補正予算を追加要望し、12月議会で追加の御議決をいただき、平成28年度中にて事業を完了すべくポンプ場・配水池築造、機械・電気設備工事等を発注しておりましたが、配水池築造の製品は受注生産の製品でございます。その製造に4カ月程度の期間を要するため6,200万円余りを、また津川町今津地内の川面・巨瀬簡易水道の浄水場に紫外線浄水施設を整備しております。 川面・巨瀬簡易水道施設整備事業でございますが、これにつきましても国の二次補正予算を要望しておりました事業であり、紫外線処理設備も受注生産の製品であり、製品が完成するまで同程度の期間を要するため3,900万円余りを、合計で1億100万円の繰り越しをお願いするものでございます。 なお、いずれの事業につきましても5月中の完了を予定しておるとこでございます。 それから、第3表地方債補正につきましては金額の変更でございます。執行の確定に伴いましての変更でございます。 それでは、事項別明細書で重立ったものだけを説明させていただきます。 190ページをお開きください。 収入のほうでは、3款の国庫支出金が592万7,000円減額ということでございます。本年度の国庫補助金につきましては8事業行っておりますが、先ほど申し上げました国の二次補正等で本年度の事業費が確定しましたので、これに応じて減額をさせていただいております。 また、受託事業収入も1,028万9,000円の減額でございますが、これは取り出し工事の受託収入の減額でございます。 また、次のページに市債2,340万円の減額でございますが、これはいろいろな事業を執行する中で入札によります減であるとか、事業実施年度、平成29年度と調整したものであるとか、こういったことによって起債の額を変更させていただいております。 続きまして、歳出でございます。 193ページでございます。 簡易水道施設費1,838万1,000円減額でございますが、これにつきましては取り出し工事費、これは想定より加入者の方が減ったということであります。 配水管移設工事費、施設等整備工事費でございますが、こういったものも減ってきたということでございます。 簡易水道新設改良事業費2,847万円の減額でございますが、これは193ページから194ページにありますように、各事業の工事費等の確定による減額補正でございます。 以下、地方債に関する補正調書もあわせてつけておりますので、後ほどごらんをいただければと思います。 以上で議案第33号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、議案第34号でございます。199ページをお願いいたします。 平成28年度高梁市
下水道事業特別会計補正予算(第4号)は次に定めるところによるとしておりまして、第1条といたしまして歳入歳出予算の補正を掲げております。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億5,315万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億6,811万4,000円とするものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるとしております。 第2条には繰越明許費を、第3条には地方債の補正を掲げております。 めくっていただきまして、202ページをごらんください。 第2表繰越明許費、1項目掲げております。下水道一般管理事業として300万円の繰り越しをお願いするものでございます。 内容につきましては、本年度から3カ年計画で公営企業会計移行への業務を行っております。その一部業務として資産調査を委託しておりますが、昭和50年代から整備を行ってる事業でございまして、資料等の経年劣化などによりまして読み取りに不測の期間を要したため繰り越しをお願いするものでございます。 事業といたしましては、本年8月末の予定で作業を進めております。 次に、第3表地方債補正でございます。 下水道事業の地方債の補正を5,910万円減額するということです。これも入札事業執行が確定したということでお願いをしております。 事項別明細書で若干変動があったもののみ御説明をさせていただきます。 歳入につきましては歳出と連動いたしますので、歳出のほうをごらんいただきたいと思います。 206ページでございます。 施設管理費が960万円余り減額でございます。これは、浄化センターの安定運転と放流水質の向上目的に、平成26年度より3カ年計画で日本下水道事業団の技術的援助に関する協定を締結し、その取り組みを行ってまいりましたが、本年度は水処理運転が予想以上に安定をし、水質や発生汚泥量が計画より安定した結果、光熱水費でありますとか産業廃棄物処理、脱水汚泥運搬業務のそれぞれの委託料の減額が主な要因でございます。 また、次の207ページの施設整備費は3,700万円余り減額でございますが、これにつきましては長寿命化を目指して浄化センターの整備を下水道事業団に委託しております経費の減であります。また、中原浜雨水幹線事業において平成29年度以降に土地購入など繰り延べたもの、こういったものが減額でございます。 208ページの特定環境保全公共下水道事業費、いわゆる広瀬雨水ポンプ場整備工事でございますが、これが9,516万円余り減額になっております。内容は、下水道事業団に委託していますポンプ場整備において、土木、建築、機械電気で本年度事業費が確定した部分での委託料の減額、雨水渠工事の減が主なものでございます。 以下、給与費明細書、212ページ以降に地方債に関する補正調書を掲げておりますので、後ほどごらんください。 以上で議案第34号の補足説明といたします。 続きまして、213ページをお開きください。 議案第35号「平成28年度高梁市
地域開発事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。 平成28年度高梁市
地域開発事業特別会計補正予算(第2号)は次に定めるところによるとしておりまして、第1条といたしまして歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億8,823万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8,201万2,000円とするというものでございます。 主なるものといたしましては、宅地造成事業におきまして新規分譲を計画しておりましたが、候補地を選定していく中で市内分譲地の販売状況から今年度の新規造成を見送ったものでございます。そのため、工事費などの減額を補正するものでございます。 また、成羽に予定をしております工業団地造成事業でございますが、用地取得に向けて鋭意努力をしておりますが、現在全員の地権者の方の了解を得るまで至っておりません。したがいまして、用地購入費と補償費、そしてその後の行為となる測量設計委託料の全額を減額補正するものでございます。用地の交渉につきましては今後も努力してまいります。いましばらくお時間をいただければと思っております。 第2項は、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるものというものでございます。 第2条といたしまして、地方自治法第213条第1項の規定により翌年度に繰り越して使用することができる経費は第2表繰越明許費によるというものでございまして、215ページには第2表繰越明許費を掲げております。 工業団地造成事業の繰り越しでございます。 これは、有漢町信清地区の工業団地の調整池築造につきまして土壌改良に時間を要しまして、5,335万2,000円の繰り越しをお願いするものでございます。事業といたしましては、本年春の完了を目指しておるところでございます。 内容につきましては、事項別明細書で御説明を申し上げます。 217ページをお開きください。 まず、第3款の財産収入2,690万2,000円を減額補正しております。これは、先ほども申し上げました新規宅地分譲を見送ったものでございます。 4款の繰入金は、3億6,185万2,000円を減額補正しております。これは、会計全体の財源調整でございます。 また、第5款の繰越金51万6,000円を増額補正しております。これは、宅地造成事業の前年度収支の繰越金でございます。 続きまして、218ページの歳出でございます。 2款宅地造成事業費につきましては、新規宅地分譲についての委託料、工事請負費、公有財産購入費、負担金補助及び交付金それぞれの減額でございます。 3款工業団地造成事業費につきましては、先ほど申し上げました成羽に予定しておりました団地についての委託料、公有財産購入費、補償補填及び賠償金それぞれの金額についての減額でございます。 また、工事請負費は有漢町信清地区の工業団地の工事費確定によるものでございます。 11款予備費といたしまして814万3,000円を計上させていただいております。これにつきましては宅地造成事業によるもので、翌年度繰越金となるものを歳出のほうに予備費という形で計上し、会計全体の収支均衡を図っているものでございます。 以上で議案第35号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(森田仲一君) 提案理由の説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。 午後2時0分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午後2時10分 再開 〔17番 大月健一君 退席、出席議員17名となる〕
○議長(森田仲一君) 休憩前に引き続き再開いたします。 引き続き提案理由の説明を求めます。 丹正総務部長。 〔総務部長 丹正鎮夫君 登壇〕
◎総務部長(丹正鎮夫君) それでは、私のほうから議案第36号「平成29年度高梁市一般会計予算」につきまして説明をさせていただきます。 一般会計予算書のほうをお手元にお出しください。 それでは、平成29年度高梁市一般会計の予算は次に定めるところによるということでございます。 まず、第1条で歳入歳出の予算の総額は歳入歳出それぞれ229億2,000万円と定める。歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算による。 第2条は継続費でございます。地方自治法第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割り額は第2表継続費による。 第3条は債務負担行為でございます。地方自治法第214条の規定により債務を負担することができる事項、期間及び限度額は第3表債務負担行為による。 第4条は地方債でございます。地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は第4表地方債による。 第5条は一時借入金でございまして、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借り入れの最高額は50億円と定める。 めくっていただきまして、第6条では歳出予算の流用について掲げております。地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおり定めるということで、各項に計上した給料、職員手当等及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用ということでございます。 それでは、予算書に従いまして順次説明をさせていただきます。 8ページをお開きください。 第2表の継続費でございます。 継続費1件ございまして、民生費でこども園施設整備事業、総額で6億1,776万9,000円ということで、平成29年度と平成30年度の2カ年にわたって実施をいたします。年割り額としまして、平成29年度が3億6,461万3,000円、平成30年度が2億5,315万6,000円とするものでございます。 その次のページ、9ページの第3表債務負担行為についての説明をさせていただきます。 7件ございます。自治体情報セキュリティークラウド共同利用負担金ということで、期間が平成30年度から平成33年度までということで、これはセキュリティー対策としまして都道府県と市町村が協力してインターネット接続地を集約した上で自治体情報セキュリティークラウドを構築するというもので、岡山県が構築しておりましてそれに市町村が参加するということで負担金を納めるものでございます。 2件目が医療計画策定業務委託ということで、平成30年度1,500万円ということでございます。市民の医療ニーズ調査や医療サービス受給の将来推計を行いまして医療計画を策定するということで、平成28年度は12月補正でお願いしたものでございます。現在その準備を行っておりまして、平成29年度、平成30年度で仕上げていくというものでございます。財源といたしましては、岡山県地域医療介護総合確保基金事業ということで全額を県補助金に充当する予定といたしております。 3件目は、薬用植物栽培実証資金借入金利子補給ということでございます。限度額が40万2,000円ということで、薬用植物栽培に係る初期投資経費、借入金に対する利子補給でございます。 4点目が都市計画基礎調査負担金ということで、限度額が57万円、期間が平成31年度までということで、これは県への負担金でございまして都市計画法に定められており、計画区域の人口規模や市街地の面積、土地利用状況などの現況を県が調査するということでございまして、県への負担金ということでございます。 次がICT機器借り上げ料ということで平成30年度から平成34年度まで、限度額は2,133万3,000円ということでございます。市内小・中学校へタブレットパソコン、電子黒板等を含めまして配備するということで、平成29年度は小学校2校、中学校1校を予定いたしております。 6件目、7件目は、高梁市土地開発公社に委託して行う用地先行取得事業と岡山県信用保証協会に対する損失保証ということで、2件につきまして例年どおり計上させていただいております。 続きまして、10ページでございます。 第4表の地方債でございます。 平成29年度予定しております起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めているものでございます。前年とほぼ同じ項目がありますけど、詳しい内容につきましては事項別明細のほうでもう少し詳しく御説明をさせていただきます。 それでは、14ページをお開きください。 事項別明細書によりまして歳入から順次説明をさせていただきますけど、特に前年と比較して増減の大きいもの、それから歳出につきましては予算説明会等で主要事業等は御説明をさせていただいておりますので、そういった事業がこの予算書の中のどこに反映されているのか、そういったところを中心に御説明させていただきたいと思います。 まず、市税でございます。 市民税で、個人につきましては1,570万円の増を見込んでおります。これにつきましては、前年より給与所得の増額が見込めるということと、納税義務者数につきましても150人程度の増加を見込んでいるというところでございます。 法人税でございますけど、対前年で8,600万円の減ということで、先ほどの補正予算でも御説明申し上げましたけど、設備投資の増加によりまして収益が減っているということで、平成28年度の決算見込み額程度のものを当初予算額で見てるということでございます。 次に、市税の中の固定資産税につきましては、3,160万円の増額を見込んでおります。土地は下落傾向ではございますけど、家屋につきましては住宅新築等ございまして多少の増加は見込んでおります。それから、償却につきましては企業の設備投資によるものがこちらのほうで増額が見込めるということでございます。 それから、その一番下のところになりますけどたばこ税がございます。健康志向による消費本数の減少によりまして、約1,000万円の減を見込んでおります。 それから、15ページの中ほどから地方譲与税あるいは利子割交付金等が続いておりまして、16ページの地方消費税交付金まででございますけど、これらにつきましては国が示す算定に基づき計上しておるものでございまして、いずれも減額ということでございます。 17ページの地方交付税でございますけど、合併特例措置の段階的な縮小等を鹹味いたしまして5,000万円の減額ということで、97億5,000万円を見込んでおります。 それから、19ページでございますけど、使用料で民生使用料が約1,000万円近い減額ということでございます。保育所の使用料とかこども園の使用料が減少の見込みということでございます。 それから、ページをめくっていただきまして20ページ、同じく使用料でございますけど、8目の土木使用料も730万円の減額ということであります。主には、市営住宅の使用料を約900万円程度昨年に比べて減額で見込んでおります。 逆に、駐車場使用料が真ん中ほどにありますけど、駅西広場駐車場使用料264万円ですけど、これは昨年に比べると130万円の増を見込んでおります。 教育使用料でございますけど、1,764万1,000円の増ということで、1つには備中松山城入城料を昨年より700万円の増加を見込んでおりますし、21ページの下のほうになりますけど、図書館駐車場使用料ということで新たに1,000万円程度のものを見込んでおるということでございます。 めくっていただきまして、国庫支出金のほうに移らせていただきます。 22ページの一番下になります。 国庫支出金、国庫負担金、民生費国庫負担金で5,000万円の増になります。 23ページ一番上、障害者自立支援給付費負担金で約2,000万円の増、それから5行ほど下に児童措置費負担金で障害児通所給付費負担金、これが約3,000万円の増となっております。当然歳出のほうでもそれに見合った形で増額を見込んでおります。また後ほど説明をさせていただきます。 めくっていただきまして、24ページでございます。 国庫支出金、国庫補助金で、まず2の総務費国庫補助金でございます。比較が3,120万1,000円増ということでございます。 地方創生推進交付金ということで3,342万6,000円を計上いたしております。これは、アニメスタジオ、薬草栽培、移住サポート事業、この3事業につきまして国の交付金を受けて取り組むというものでございます。 その下の民生費国庫補助金につきましては5,800万円余りの減でございますが、昨年度は臨時福祉給付金事業等があったことによりまして、その分が今年度は減ってるということで御理解いただきたいと思います。 8目の土木費国庫補助金でございます。3億7,673万7,000円の減額でありますけど、1つには道整備交付金事業の計画期間終了に伴う減ということでございます。 それから、42節の住宅建設費補助金で2,700万円余りがございますけど、地域住宅交付金、これは市営住宅の成羽の成美住宅を改修するものでございます。 その下の空き家再生等推進事業補助金で2,551万8,000円ありますけど、これは吹屋の古民家再生事業に取り組むというものでの交付金でございます。昨年に比べまして2,100万円の増となっております。 25ページ、国庫補助金の中の教育費国庫補助金7,600万円余りの減でありますけど、これは図書館整備が終了したということで御理解いただきたいと思います。 その表の中ほど下、社会教育費、総務費補助金、51節でございます。社会資本整備総合交付金が1億68万円ありますけど、これは旧吹屋小学校の校舎保存修理工事でございます。 その下の国庫委託金で総務費委託金だけが2,000万円余り減額になっておりますけど、これは昨年参議院選挙があったということでございます。 それから、ページをめくっていただきまして、県負担金につきましては特段申し上げることはございません。 その下が県補助金でございますが、28ページをお開きください。 28ページ、中ほど農林水産業費県補助金でございます。6,800万円余りの減でございます。これは昨年度備中町平川地区の農地造成があったということ、それから林道整備、法曽吹屋線、そういった事業が完了したということで、その分が減額になっております。 それ以外で県補助金で特段申し上げるところはございません。 めくっていただきまして、30ページでございます。 中ほど県支出金、県委託金でございます。マイナスの1,898万5,000円の減額でございます。これは、昨年県知事選挙があったということでございます。 それから、下のほうに行って特に申し上げるところはございません。 33ページをお開きください。 寄附金でございます。真ん中あたり、総務費寄附金で5,110万円の増となっております。これは、ふるさと応援寄附金5,000万円を見込んでおります。 それから、めくっていただきまして34ページ、基金繰入金でございます。 対前年6億5,000万円余りの減額になっております。財政調整基金が3億円の減、それから開発事業基金が4億円の減ということで、これは複合施設の関係でございますし、財政調整基金につきましては地域開発事業特別会計への繰り出しを見込んでいたというふうなところが主な理由でございます。 それ以外特段申し上げるところはないんですけど、39ページ、市債のところを御説明申し上げます。 先ほどの第4表の地方債と関連するとこでございます。 総務債につきましては、臨時財政対策債ということで6億5,500万円でございます。これは地方の財源不足を補うもので、国の積算によって決まるものでございます。国と地方が折半して補填するものでございまして、今年度交付税で100%措置されるというものでございます。 13節の防災基盤整備事業債、これは防災ラジオの整備をするために充てるもので1,890万円。 辺地対策整備事業債でございます。昨年度はこれはなかったんですけど、過疎債よりさらに有利な起債ということでございます。今年度につきましては、コミュニティ施設の改修を見込んでいるのと、辺地対策事業として道路整備への充当も1,000万円予定をいたしているというところでございます。 災害復旧債につきましては、例年並みを見込んでおります。 めくっていただきまして40ページ、過疎対策債でございます。 過疎対策債、昨年に比べまして3億円近い減となっておりますけど、これは図書館整備に係るものであったというふうに御理解いただきたいと思いますし、一番下の合併特例債でございますけれど、今年度は成羽のこども園施設整備事業と成羽の複合施設整備事業に充当するというふうなこと、あるいは成羽の内水排除整備事業に充当するということで5億1,990万円を見込んでおります。 それでは続きまして、歳出のほうに移らせていただきます。 議会費につきましては、特段申し上げることはございません。 総務費も昨年と大きく変わったところはないんですけど、46ページをお開きください。 46ページ、左、財政管理費というのがございます。その中で13節の委託料、財務諸表作成支援業務委託料548万7,000円ということで、平成28年度決算をもちまして財務諸表、いわゆる公会計への取り組みをするということで、その委託料を計上させていただいております。 その下の47ページ、財産管理費につきましては、約8,200万円の減額になっております。これにつきましては、1ページめくっていただきまして48ページをお開きください。 右下のほう、21節貸付金というのがございます。高梁市土地開発公社貸付金1億7,500万円ということで、予算的には昨年に比べて7,000万円の減ということでございます。現在土地開発公社では、成羽高校のグラウンドを持っております。昨年まではそれとあわせて駅前の土地を持っておりまして、現在は図書館の駐車場として利用してるとこでございます。それにつきましては、平成28年度で買い戻したということでございます。土地開発公社につきましては、いわゆるつなぎ資金ということで今年度1億7,500万円を見込んで貸し付ける予定といたしております。 企画費でございます。その下です、6目。6,300万円余りの減額となっておりますが、これは主には高梁市西部地区のケーブルの冗長化工事を昨年度は行いましたんで、そういったものが9,000万円あったということが大きな減額の要因となっております。 49ページ、右上の8節報償費でございます。 一般報償費1,507万円でございますけど、これはふるさと納税者に対する返礼品代ということでございます。 総務費につきましては、それから次に行きまして52ページ、地域振興費でございます。 地域振興費につきましては右下のほうでございますけど、報償費としまして地域おこし協力隊員報償ということで1,477万4,000円ございます。地域おこし協力隊につきましては、次のページの委託料の中にもございます979万8,000円地域おこし協力隊事業委託料というふうなことがございます。こういった予算で行うということでございますし、53ページの右上でございます。 ご町内振り返り奨励金、支え合い奨励金、共同活動奨励金、安心・安全啓発推進報償金ということで、新たな
町内会支援制度に基づく予算措置ということでございます。 それから、53ページの委託料の中ほどに移住サポート業務委託料780万円とありますけど、これは外部にそういった移住サポート業務を出すということでの780万円でございます。 それから、1ページめくっていただきまして54ページでございます。 同じく、地域振興費の中ほど、工事請負費がございます。先ほど辺地対策事業債で申し上げましたけど、コミュニティ施設の改修ということで6,700万円余りを見込んでおりますし、その下の17節公有財産購入費で8,259万5,000円ありますけど、これは旧成羽高校のグラウンドでございます。これを買い戻すということでございます。 それから、次のページが総務管理費の中の10目交通安全対策費というのが左側にございます。5,700万円余りの減額でございますけど、これは職員の人件費を実態に合わせて本来あるべきところの地域振興費のほうに回したということで御理解をいただきたいと思います。 それから、めくっていただきまして57ページをお開きください。 総務管理費の中の通信施設費でございます。 8,489万7,000円の減額になっております。これは、防災ラジオの送信局の工事が昨年度終わったということで1億円近い減であります。 右側に移っていただきまして、需用費が2,054万4,000円、消耗品費で1,920万円とありますけど、これが防災ラジオでございます。当初の予定では、予算編成時には1,000台を予定いたしております。これにつきましては、さきの全員協議会の中で平成29年度整備地区としまして備中町、成羽町、高梁地域というふうなことを想定いたしておりましたけど、きょう冒頭の市長の御挨拶の中でありましたように、取り扱いにつきまして若干考え方が変更になりましたので、これにつきましては今後整備地域をどういうふうにするか、備中地域につきましては現在の防災行政無線の老朽化が激しくて、早い段階で交換しなければいけないというような状態になっておりますので、備中地域とあとほかの地域というふうな形になろうかとは思いますけど、このあたりにつきましては今後検討してまいりたいというふうに思っております。 そのページの一番下でございます。負担金補助及び交付金の中のアニメスタジオ整備運営補助金ということで4,940万円を計上いたしております。地方創生事業でございます。 それから、めくっていただきまして一番上、右上でございます。高梁市未来人材育成基金積立金720万1,000円でございます。これは、企業版ふるさと納税制度を活用するものでございます。 それから、情報管理費、諸費につきましては特段申し上げるところはございません。 めくっていただきますと、総務費の徴税費に入っていきますが、61ページで賦課徴収費というのが左側の中ほどにあります。 比較で2,800万円余りの減額でございますけど、これは昨年度は不動産鑑定委託料ということがございます。評価委託料とかがございまして、3年に1度そういった評価をするものが昨年あった関係で多かったということで御理解いただきたいと思います。 めくっていただきますと、戸籍住民基本台帳費、選挙費、特に申し上げることはございません。統計調査費、監査委員費もございません。 民生費に移っていただきます。 66ページでございます。 民生費の社会福祉費、1社会福祉総務費で6,592万8,000円の増となっておりますけど、これにつきましてはめくっていただきますと、69ページの中ほどより少し上になります。これは新しい事業でございまして、重症心身障害者レスパイト拡大促進事業補助金、これは108万円を見込んでおります。 それから、70ページでございます。 中ほどの繰出金、国民健康保険特別会計事業勘定への繰り出しが4億1,747万6,000円でございますけど、この中に基準外の繰り出しを6,000万円見込んでるということで、昨年に比べまして7,700万円の増ということで、そういったことで全体が大きくなっているということでございます。 その下のページは老人福祉費に入っていきます。中ほどでございます。 2,771万4,000円の減額ということでございます。これは扶助費が減っておりますけど、老人ホームの入所者が減っている関係で老人福祉措置費の減ということで御理解いただきたいと思います。 それから、74ページでございます。 社会福祉費の介護保険総務費が2,200万円余りの増額になっております。これは、繰出金が昨年に比べまして2,300万円余り増額になっている関係でございます。 その下が民生費の児童福祉費でございまして、昨年に比べまして7,000万円余りの増になります。これは扶助費で、障害児通所等給付費が昨年に比べて約6,000万円増額になっております。 それから、75ページの負担金補助及び交付金、下から5行目あたりになります。 金額は非常に小さいんですけど、病児保育広域相互利用負担金ということで、病児保育につきまして市外でも利用できるというふうなことでございます。その協定への参加費でございます。 それから、めくっていただきまして76ページの右、一番上でございます。 障害児通所等給付費が1億4,200万円ということで、このあたりが大きく増額になっております。 それから、その同じページの左、4目児童福祉施設費がございます。 2億6,566万7,000円の増でありますけど、これは主にはこども園の整備あるいは認定こども園の整備費がふえているということで御理解いただきたいと思います。 それにつきましては、1枚めくっていただきまして78ページ、ちょうど真ん中の中ほど、15節工事請負費、こども園整備工事費ということで3億5,883万円を計上いたしておりますし、それから6行ほど上に設計監理委託料として578万3,000円もあります。 それから、次のページの上から3行目になります貸付金264万円、これは新たに
保育士養成奨学金貸付制度創設に伴うものでございます。 児童福祉施設費については以上でございます。 児童館運営費につきましては、特段申し上げるところはございません。 めくっていただきまして、生活保護費、保健衛生費、特にはないんですけど、82ページをお開きください。 82ページ、保健衛生費の中に金額的には大きなものではございませんけど、例えば報償費、産後ケア事業報償費7万8,000円でありますとか、その欄の下から3行目、産後ケア支援事業委託料46万円でありますとか、こういった妊娠、出産、産後のケアというふうな形でいろいろサービスを強化といいますか、サービスを拡充しているというふうなところでございます。そういった予算計上をさせていただいております。 また、83ページの一番上、医療計画策定調査委託料で1,000万円計上させていただいております。 それから、84ページをお開きください。 84ページの右下です。20節の扶助費、21節貸付金ということで、子ども医療費でありますとか、妊産婦医療助成費、妊婦健診助成費、あるいは奨学金の貸付制度、こういったものも引き続き実施していくということでここに計上させていただいております。 85ページにつきましては、特に申し上げることはございません。 87ページの4目診療所費でございます。 約1,000万円の増額になっておりますけど、これにつきましては15節工事請負費で備中歯科診療所の外壁等の改修工事を1,000万円余りかけて行うというものでございます。 めくっていただきますと、衛生費の清掃費がありまして特段申し上げることはございません。 めくっていただきまして労働諸費、92ページには農林水産業費に入っていきます。 農林水産業費につきましても、大きな、新しい事業、特にこれまでと変わったことはございませんが、96ページをお開きください。 農業費の中のここは負担金補助及び交付金のところでございますが、上から3行目、野猪防護柵設置事業補助金1,200万円でございます。これは昨年と比較しますと400万円増額いたしておりますし、ちょうど中ほどでございます。農産物育成事業補助金953万3,000円でございますけど、これは薬用植物栽培に係るものでございます。 それから、97ページの農地費でございます。 5目農地費、中ほどより下でございます。対前年で9,300万円余りの減でございますけど、これは歳入でも申し上げました平川地区の農地造成が終了したこと、あるいは県営畑地総合整備事業等の事業がほぼ終わったというふうなことで、約8,000万円その事業費で減額となっております。 農林水産業費の中の林業費に移らせていただきます。 101ページをお開きください。 100ページからつながっております。林業総務費2,828万8,000円昨年よりふえておりますけど、101ページ、右のほうからまず賃金、鳥獣被害防止対策推進員賃金320万円、これは皆増でございます。 それから、真ん中の委託料、野猿出没調査等業務委託料で900万円ですけど、これは500万円の増になっております。 それから、負担金補助及び交付金でございます。 野猪等捕獲柵設置補助金、これらにつきましても増額、中ほどの有害鳥獣駆除奨励金2,682万2,000円、これらも1,300万円の増、一番下の緩衝帯整備補助金100万円、これらにつきましても新たに設けたものでございます。こういったことで有害鳥獣対策に取り組んでいきたいというふうに思っております。 それから、1枚めくっていただきまして林業振興費でございます。 対前年で8,600万円余りの減額でございますけど、これは林道法曽吹屋線事業完了に伴う減額でございます。 農林水産業費につきましては以上でございます。 次に、商工費に移らせていただきます。 104ページでございます。 商工振興費で対前年で2億4,900万円余りの減額となっておりますけど、これは地域開発事業特別会計への繰出金が昨年はあったということで、その分が大きく減少になっております。 それから、104ページの中ほどから105ページにかけまして、負担金補助及び交付金の中に
地域商業活性化支援事業補助金でありますとか、ハッピーウエディング奨励事業補助金、住宅リフォーム事業費補助金、そういったものも引き続き継続して実施いたすことにいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 それから、106ページに移りまして観光費でございます。 これらにつきましては、委託料は昨年に比べますと若干減になっておりますけど、これは備中松山城登城バス運行委託料等、これらにつきまして利用者もふえてきてるということもありますし、料金も改定したというふうな中で経費的には減額になっております。 それから、その下のほうになります。 15節工事請負費で3,107万4,000円あります。それぞれ施設等修繕工事費、整備工事費、改修工事費とありますけど、弥高山の公園施設の整備でありますとか、西山高原レジャー施設の整備あるいは観光案内板の整備、ふいご峠のトイレ改修工事、これらを含めたものでございます。 よろしいでしょうか。 続きまして、土木費に移っていきます。 108ページから109ページ、110ページでございます。 110ページ、下のほう、道路新設改良費が大きく減額となっておりますが、歳入でも申し上げました道整備交付金事業の計画期間終了に伴うものが大きな原因となっております。 それから、河川費に移っていきますと、112ページをお開きください。 河川整備費でございます。 委託料で1,900万円、工事請負費で4,000万円、22節の補償補填及び賠償金で2,000万円でございます。委託料につきましては、島木川の内水排除ポンプ更新に伴う実施設計委託料でございますし、工事請負費と補償補填及び賠償金につきましては下原地区内水排除対策の整備事業費でございます。 土木費の都市計画費に入らせていただきます。 115ページでございます。 115ページ、右側の中ほど下、工事請負費4,498万2,000円、古民家改修工事費ということで吹屋地区の古民家を改修しまして、体験型、滞在型の宿泊施設を整備するというものでございます。 めくっていただきますと、116ページでございます。 住宅費でございますけど、一番右下に工事請負費があります。市営住宅改修工事費でございます。成羽の成美住宅2棟10戸でございます。 消防費に入らせていただきます。 119ページ、消防費、中ほどでございます。 備品購入費が1億円余りございます。この中で自動車購入費9,963万7,000円であります。これははしご車を更新するものでございますが、
多目的消防ポンプ車を購入するというものでございます。 それから、120ページは非常備消防費ということになってまいりますが、121ページの右上のほうになりますけど、備品購入費ということで機械器具購入費でありますとか自動車購入費、消防用備品購入費で3,700万円余りがあります。この中で自動車購入費につきましてはポンプ積載車の購入、機械器具購入費はデジタル無線機を整備するというもの、消防予備品費は、これは
町内会支援制度の中でもございますけど、消火栓の備品について整備をするというものでございます。 それから、そのページの下のほうになりますけど、委託料とか工事請負費が合わせて3,000万円程度ございます。これは、1つには宇治の消防団の機庫の設計、あるいは玉川地区の防火水槽の工事費ということでございます。 教育費に入らせていただきます。 122ページでございます。 教育総務費の事務局費で、中ほど報酬がございます。就学前教育アドバイザー報酬ということで243万7,000円、就学前の教育の充実を図るということで上げさせていただいております。 めくっていただきまして126ページ、小学校費でございます。 学校管理費で6,600万円余りの減額となっておりますけど、平成28年度の小学校費につきましてはエアコンの設置工事があったということで、それが大きなものでございます。 127ページ、一番右下でございます。 使用料及び賃借料の中で、下から3行目に教育機器借り上げ料がございます。この中に先ほど申しましたICTタブレットの借り上げ料も入っております。 それから、中学校費に入らせてもらいますと、129ページの中ほどからが中学校費でございます。 中学校費をめくっていただきまして、130ページでございます。 右下のほうになります。同じく、使用料及び賃借料で教育機器借り上げ料がございます。中学校のICTタブレットの機器借り上げ料がこの中に含まれているということで御理解いただきたいと思いますし、工事請負費で施設等改修工事費がございます。主には、これは成羽中学校の屋内体育館の改修工事を行う予定にいたしております。 それから、中学校費からめくっていただきまして、高等学校費、幼稚園費で特に申し上げるとこはございません。 136ページ、社会教育費に入らせていただきます。 教育費、社会教育費、社会教育総務費、中ほどでございます。1億5,216万9,000円の増でございます。主なものは、これは成羽の複合施設が約1億円、それから吹屋小学校の改修保存工事が4,000万円増というふうに御理解いただきたいと思います。 その中で、そのまま右にスライドしていただきまして中ほど、吉岡銅山関連遺跡調査委員会委員報酬ということで23万4,000円を報酬として組んでおりますし、これ以外にも旅費等が含まれてきます。 それから、下のほうでございます。137ページの中に報償費でありますとか旅費、需用費がありますけど、この中には亀山文化プロジェクト2017への参加、あるいは大政奉還150周年記念への参加など、旅費、謝金、消耗品等約200万円程度が組み込まれてるということで御理解いただきたいと思います。 それから、139ページに移らせていただきます。 社会教育費でございます。 右上のほうが委託料でありますけど、委託料の中ほど、測量設計委託料5,200万円余りがございます。成羽複合施設の実施設計に係るものでございますし、その下のほうに工事請負費がございます。旧吹屋小学校整備工事費で1億8,000万円、対前年4,000万円ぐらいの増でございます。 それから、その欄の一番下の負担金補助及び交付金で歴史的町並み整備補助金で900万円を計上させていただいております。 さらにめくっていただきますと負担金補助及び交付金が続いておりますが、中ほどよりやや下でございます。金額にして4,321万4,000円がございます。吹屋町並み保存整備費補助金ということで伝建家屋の保存整備事業でございます。 次のページから公民館費に入っていきます。 それから、めくっていただきますと142ページが図書館費に入っていきます。 図書館費につきましては8億円余りの減額で、これは複合施設の工事費があったということでございます。 それから、右のほうに委託料がございます。 施設指定管理委託料1億5,984万円、それからその中には駐車場管理委託料でありますとか駐車場警備委託料、そういったものも予算を計上させていただいております。 それから、次のページが文化センター費でございます。 145ページでございます。 145ページ、右上のほうになりますけど、工事請負費で約3,600万円余り計上させていただいておりますけど、これは文化交流館の屋上の防水改修工事、あるいは文化会館の自動火災報知機の更新でありますとか、そういったものを予定いたしております。 それから、めくっていただきますと147ページから保健体育費に入っていきまして、さらに148ページでございます。 保健体育費の中の体育施設費でございます。 1億3,000万円余りの増になっておりますけど、149ページの下のほうをごらんいただきたいと思いますが、工事請負費でございまして、神原スポーツ公園の施設改修工事でありますとか旧川上中学校施設整備工事費などで3億7,900万円余りございまして、そういったものに係る測量設計委託料が上の委託料の中にあるということでごらんいただきたいと思います。 施設等の改修工事につきましては、神原スポーツ公園あるいは有漢スポーツパークなどの施設の改修工事を予定いたしております。 それから、1枚めくっていただきまして150ページ、一番上でございます。 17節公有財産購入費5,944万円ございます。これは、市民体育館の駐車場を整備するということでの土地購入費でございます。 教育費につきましては以上でございます。 153ページからは災害復旧費でございますけど、土木施設災害復旧費でございます。昨年並みの予算を計上させていただいております。 それから、154ページは公債費でございます。 元金につきましては1億6,443万1,000円の増ということで、全体では1億1,900万円の増ということで、交付金で行ってます庁舎を含めまして、そういった合併特例債等を起こしておりますので、そういった元金の償還がふえてきているということでございます。 155ページには給与費明細書を掲げております。 163ページには継続費の調書、164ページに債務負担の調書、171ページに地方債残高の調書、172ページに予算構成表をつけておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 大変早口での説明となりましたが、以上で議案第36号「平成29年度高梁市一般会計予算」の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田仲一君) 提案理由の説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。 午後2時56分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午後3時7分 再開 〔17番 大月健一君 着席、出席議員18名となる〕
○議長(森田仲一君) 休憩前に引き続き再開いたします。 引き続き提案理由の説明を願います。 堀健康福祉部長。 〔健康福祉部長 堀 節夫君 登壇〕
◎健康福祉部長(堀節夫君) それでは、私から議案第37号及び議案第39号から議案第43号までの補足説明をさせていただきます。 特別会計予算書1ページ目をお開きください。 議案第37号「平成29年度高梁市
国民健康保険特別会計予算」。 平成29年度高梁市国民健康保険特別会計の予算は次に定めるところによる。 歳入歳出予算第1条、事業勘定の歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ45億5,178万7,000円、直診診療施設勘定の歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1億696万4,000円と定める。 第2項では、予算区分及び区分ごとの金額は事項別明細書に記載していることを記しております。 第2条では地方債を、第3条では歳出予算の流用を記しております。 それでは、7ページ目をお開きください。 第2表の地方債であります。診療所施設整備事業としまして4,490万円を限度額とするもので、川上診療所の施設改修に充てるものであります。 続きまして、事業勘定の説明につきましては、別冊でお配りをしております平成29年度
国民健康保険特別会計予算資料というものがございます。こちらのほうで御説明を申し上げます。 平成29年度
国民健康保険特別会計予算資料1ページをごらんください。 まず、予算編成の基本方針を掲げております。前段で本市の国保の状況を書いております。 保険給付費は、平成23年度から平成28年度までの6年間で1人当たり年平均2.9%伸びております。平成28年度の1人当たりの保険給付費は39万4,294円の見込みであり、こうした状況から、平成28年度決算見込みでは単年度収支が1億4,839万円余りの赤字となる見込みであります。このことを踏まえ、平成29年度の予算編成方針として国や県が示します算定方式に従い、税負担の急激な増加とならないように留意しながら赤字幅を減少していかなければならないと考えております。 また、平成30年度からの国保制度の運営につきましても適切に対応していかなければならないと考えております。 次に、2の歳出でありますが、4つの項目を掲げております。 療養諸費は、平成28年度の決算見込み額をもとに計上しております。 後期高齢者支援金、老人保健拠出金、前期高齢者納付金、介護納付金等及び高額医療費共同事業医療費拠出金、保険財政共同安定化事業拠出金等につきましては、国や県の指示する算定方式により計上をしております。 特定健診等の保健事業費は、本年度の実績及び実施計画に基づき事業費を算定して今回計上をさせてもらっております。 一方、3の歳入でありますが、国庫支出金、県支出金及び療養給付費交付金などにつきましては、国や県の指示する基準により算出し計上しております。 一般会計繰入金につきましては、歳出基準に基づく職員給与費分、保険基盤安定分、出産育児一時金分、事務費分や財政安定化支援事業費分、その他一般会計繰入金を計上しているところでございます。 国民健康保険税は7月に本算定でございますが、当初予算編成に当たっては将来的な財政見込みを勘案しながら段階的に負担額を引き上げることとしております。必要額に対する不足につきましても、その他繰入金を充当することにより被保険者の負担増を緩和する措置を講じた額を計上するということで予算組みをさせていただきました。 まず、医療給付費分ですが、予算編成の基本は保険給付費等必要経費の見込み額から国県支出金等を控除した額が必要税額となります。しかしながら、急激な税負担増を避けるため、その他繰入金を充当します。歳出計を39億9,105万1,000円、歳入額を34億8,048万1,000円と見込み、必要税額が5億1,057万円、税収見込み額を4億7,020万1,000円としました。医療分の保険税率を10%程度引き上げ、不足額については緩和措置としてその他繰入金4,036万9,000円を充当するものであります。 次に、後期高齢者支援金分につきましても考え方は基本的に同じであります。歳出計を4億1,652万1,000円、歳入計を2億5,819万1,000円と見込み、必要税額は1億5,833万円、税収見込み額が1億5,427万7,000円とし、これも保険税率を10%程度引き上げ、不足分をその他繰入金から405万3,000円を充てることにしております。 続きまして、介護納付金分ですが、歳出計を1億4,421万5,000円、歳入計を8,347万円と見込み、必要税額が6,074万5,000円、税収見込み額が4,516万7,000円とし、同様に保険税率を10%程度引き上げ、不足分をその他繰入金から1,557万8,000円を充てるということにしております。 3ページに国保全体の額を示しております。 項目の平成29年度当初予算③の欄をごらんください。 まず、歳出であります。 療養諸費としまして28億8,780万9,000円、後期高齢者支援金分としまして4億1,652万1,000円、共同事業拠出金としまして9億1,413万2,000円など、歳出合計を45億5,178万7,000円と見込んでおります。 一方、歳入につきましては、国庫支出金としまして9億2,762万4,000円、療養給付費交付金としまして8,575万9,000円、前期高齢者交付金としまして12億6,408万2,000円、繰入金としまして3億5,747万6,000円など、歳入合計は38億2,214万2,000円を見込んでおります。 下段の表になりますが、歳出合計から歳入合計を差し引きますと7億2,964万5,000円となります。6億6,964万5,000円の税収を見込みましても不足します6,000万円につきましては、その他繰入金を充当することにしております。 なお、4ページには医療費分について、5ページには後期高齢者支援金分、6ページには介護分の予算資料をつけております。 新薬の開発や医療費の高度化により、1人当たりの給付費が今後も伸びることが予想されます。市では、特定健診、各種がん検診及び節目検診、あるいは健康教育や健康相談、各種予防接種を実施しております。積極的にこれらを活用していただき、病気の早期発見、早期治療を行うとともに、食生活の改善や運動などの生活改善予防をしていただくことでいつまでも健康に暮らしていただきたいと考えております。これにより、結果として給付費の抑制が図られることになると思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 7ページには事業勘定の総括表を、8ページ、9ページには歳入歳出それぞれの基礎資料を添付いたしております。また、10ページからは財政健全化に向けました取り組みを掲載しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 以上で国保特別会計の事業勘定の説明とさせていただきます。 それでは、特別会計予算書に戻っていただきまして25ページをお開きください。 ここには給与費明細書をつけておりますので、後ほどごらんをいただければと思います。 続きまして、32ページをお開きください。 直診勘定の説明をさせていただきます。 この勘定につきましては、中井、松原、宇治診療所の運営費及び川上診療所の一部経費について予算計上をさせていただいておるものです。 まず、歳入でありますが、1款診療収入につきましては松原、中井両診療所の診療収入を計上させていただいております。 8款繰入金の1項一般会計繰入金につきましては、川上診療所建設に伴う起債償還金等の繰入金として4,583万5,000円を、2項の事業勘定繰入金としまして国の特別調整交付金562万2,000円を事業勘定で受けまして、事業勘定から直診勘定へ繰り入れをするというものでございます。 34ページから歳出であります。 1款総務費、1目一般管理費につきましては、先ほど申し上げました松原、中井両診療所の医師の報酬、需用費等でございます。 13節委託料は、平成27年度に行った川上診療所の調査診断に基づく施設改修工事の設計監理委託料を計上しております。 14節使用料及び賃借料につきましては、川上診療所の土地借り上げ料、15節工事請負費は川上診療所診療棟の改修工事費として空調機、換気扇、照明器具の更新を計画しております。 続きまして、2款医業費の1目医療用機械器具費、18節備品購入費の医療器具購入費は、川上診療所の歯科訪問診療用のエックス線撮影装置を新規導入するものであります。 35ページの5款公債費でありますが、これは建設時に借り入れをしております地方債の元金と利子の償還でございます。 36ページには地方債に関する調書をつけておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 続きまして、83ページをお開きください。 議案第39号「平成29年度高梁市
へき地診療所特別会計予算」。 平成29年度高梁市へき地診療所特別会計の予算は次に定めるところによる。 第1条で、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ771万9,000円と定める。 この特別会計につきましては、西山診療所の運営に係る経費及び備中診療所の一部経費について計上させていただいております。 86ページをお開きください。 歳入ですが、2款診療収入につきましては西山診療所の診療収入を計上させていただいております。 4款県支出金につきましては、西山診療所の運営に係ります県のへき地診療所運営費補助金であります。 87ページから歳出になります。 1款総務費、2款医業費につきましては、西山診療所の関係でございます。 88ページ、4款公債費は、平成19年度に備中診療所の医療機器整備のために借り入れをしました地方債の元金と利子の償還でございます。 89ページに地方債に関する調書をつけておりますので、後ほどごらんください。 続きまして、91ページをお開きください。 議案第40号「平成29年度高梁市
後期高齢者医療特別会計予算」。 平成29年度高梁市後期高齢者医療特別会計の予算は次に定めるところによる。 第1条で、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ5億2,946万5,000円と定める。 事項別明細書で御説明させていただきますので、95ページをお開きください。 歳入の1款後期高齢者医療保険料であります。 平成28年度と同率の保険料率に基づいて積算をしております。年金から天引きをいたします特別徴収の額は、全体の4分の3と見込んでおります。2億5,177万3,000円です。納付書や口座振替など普通徴収の額は残りの4分の1見込みまして9,312万1,000円、この額を計上させていただいております。 4款繰入金ですが、2目の保険基盤安定繰入金につきまして保険料の軽減分を一般会計から繰り入れるというものでありまして、被保険者数の減少により前年度に比べて1,149万1,000円の減額と見込んでおります。 96ページをお開きください。 6款諸収入の5項雑入の後期高齢者健診事業補助金につきまして、これは75歳以上の特定健診にかかわります補助金を広域連合から受け入れるものでございます。 続きまして、次のページ、歳出でございます。 1款総務費で保険料収入に係ります事務費を計上しております。 2款後期高齢者医療広域連合納付金5億2,011万1,000円につきましては、納付いただいた保険料と一般会計から繰り入れしました保険基盤安定負担金を広域連合に納付するものであります。その他につきましては、特段申し上げることはございません。 続きまして、99ページをお開きください。 議案第41号「平成29年度高梁市
介護保険特別会計予算」。 平成29年度高梁市介護保険特別会計の予算は次に定めるところによる。 歳入歳出予算第1条としまして、事業勘定の歳入歳出の総額は歳入歳出それぞれ46億6,297万円、サービス勘定の歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ2億253万6,000円と定めるというものであります。 第2項では、予算区分及び区分ごとの金額は事項別明細書に記載していることを記しております。 第2条では地方債を、第3条では歳出予算の流用について記しております。 104ページをお開きください。 第2表の地方債です。 老人保健施設整備事業でございます。4,050万円を限度としておりますが、これは川上町にありますひだまり苑の施設改修に充てるものでございます。 介護保険特別会計につきましては、別冊の平成29年度
介護保険特別会計予算資料で御説明申し上げます。 1ページをお開きください。 1で予算編成方針を示しております。 1点目としまして、高齢者保健福祉計画、第6期介護保険事業計画に基づき事業実施をしておりますので、介護給付費につきましては平成28年度実績見込み及びサービス基盤の状況により編成しております。 2点目としまして、平成29年4月から1年をかけて介護予防訪問介護及び介護予防通所介護が地域支援事業に移行するため、その影響を加味しているところでございます。 3点目としまして、介護認定者に対するサービス利用の状況を踏まえて編成しているものであります。 これらの要素に加え、新しい総合事業での取り組みなど総合的に勘案し、予算編成を行っているところであります。 次に、歳入でありますが、6項目を掲げております。 主なものを申し上げますと、平成29年度の第1号被保険者数を1万2,263人と見込み、現年分賦課総額を7億8,987万6,000円、うち特別徴収を92.33%、普通徴収を7.67%として算定し、計上しているところであります。 次に、国庫負担金は居宅サービス給付費の20%と施設系サービス費の15%、調整交付金は後期高齢者補正係数、低所得者補正係数により前年12月から本年11月分支給決定の給付費総額の8.9572%で算定し、計上しているものであります。 2ページ、(5)でありますが、平成29年度において介護給付費準備基金を2,780万5,000円取り崩すことにしております。 次に、歳出であります。 総務費は基本的には人件費、事務費、認定調査費など、介護認定費は認定審査会の運営に必要な費用を計上するものでございます。 保険給付費は、これまでの実績等から算定しまして、給付見込みにサービス基盤整備等の状況、それから介護保険法の一部改正に伴います利用者負担の見直し等を加味し、総額で43億3,536万4,000円を計上するものであります。 地域支援事業費は、事業推進に当たる職員の人件費や従来の各種事業に加え、新しい総合事業関連や認知症施策の充実、介護予防活動の体制整備等に必要な事業費を計上しているところでございます。 3ページに平成29年度介護保険特別会計(事業勘定)予算説明資料を掲げております。 平成29年度当初の欄をごらんください。 少し字が小さく、見にくいので申しわけございませんが、その中で介護保険料が7億8,672万円、国庫負担金が7億6,195万8,000円、国庫補助金を4億5,044万7,000円、支払基金交付金を12億3,557万8,000円、一般会計からの繰入金が7億2,340万4,000円など、歳入総額は46億6,297万円と定めているものであります。 4ページが歳出です。 介護サービス等諸費として38億2,628万5,000円、介護予防サービス等諸費として1億3,575万5,000円、また特定入所者介護サービス等費として2億6,481万2,000円など、介護給付費の合計が43億3,536万4,000円であります。 5ページでございますが、総合事業として7,725万円、包括的支援等事業費として1億2,595万9,000円、地域支援事業の合計が2億341万3,000円ということでありまして、歳出合計は46億6,297万円ということであります。 それでは、特別会計予算書の124ページをお開きください。 こちらには給与費明細書をつけておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 続きまして、サービス勘定であります。 131ページをお開きください。 まず、歳入の1款サービス収入の1目居宅介護サービス費収入につきましては、訪問看護に係る介護報酬の8割から9割部分として2,577万5,000円を見込んでおります。 次に、3目の介護予防サービス計画費収入でありますが、これにつきましては要支援1、2認定者のケアプラン作成の収入でございます。 3項の自己負担金収入につきましては、介護に係ります訪問看護の自己負担分であります。 続きまして、2款の訪問看護収入の1目訪問看護療養費につきましては、要介護状態以外の方で難病や重度障害など厚労省の基準により医師が定めた利用方法の中での療養費でございます。 それでは、133ページをお開きください。 歳出でありますが、2款サービス事業費の1項居宅サービス事業費は訪問看護ステーションの人件費と事務費等を計上しております。 次のページの3項老人保健施設事業費の13節委託料の設計監理委託料と15節工事請負費につきましては、ひだまり苑の改修に係るものであります。改修内容につきましては、空調設備、消防設備の更新などを計画しております。 4項の介護予防支援事業費につきましては、地域包括支援センターに係る人件費の一部と要支援1、2認定者のケアプランを作成し、介護予防支援事業を行うための事務費及びその委託料が主なものでございます。 136ページから給与費明細書、143ページには地方債に係る調書をつけておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 続きまして、145ページをお開きください。 議案第42号「平成29年度高梁市
養護老人ホーム特別会計予算」。 平成29年度高梁市養護老人ホーム特別会計の予算は次に定めるところによる。 第1条で、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ12億2,233万8,000円と定める。 第2条では継続費について、地方自治法第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割り額は第2表継続費によるとしております。 第3条では、地方債について記しております。 148ページをお開きください。 まず、第2表継続費であります。 1款総務費、2項施設整備費、養護老人ホーム統合改築事業の総額を16億6,093万1,000円とし、年割り額は平成29年度が9億8,580万7,000円、平成30年度が6億7,512万4,000円とするものでございます。 次に、第3表地方債であります。 起債の目的は、合併特例事業で継続費と同じ養護老人ホーム統合改築事業の財源とするものでございます。限度額は8億3,720万円とし、利率は5%以内とするものでございます。 それでは、事項別明細書で御説明いたします。 150ページをお開きください。 まず、歳入であります。 2款委託金につきまして、入所者数を長寿園が月平均27人、成羽川荘が月平均30人と見込み、計上しております。また、高齢者緊急ショートステイ事業委託金は2施設で15日分を見込んでおります。 5款繰入金の2項一般会計繰入金は、施設運営で見込まれる歳入不足に充てるためのものでございます。 151ページの同じ5款繰入金の3項基金繰入金は、成羽高校跡地に建設する養護老人ホームの施設建設工事費の財源に充てるため、養護老人ホームの成羽川荘施設整備等基金から繰り入れるものでございます。 8款県支出金、21款市債は、どちらも養護老人ホームの施設建設工事費の財源に充てるものでございます。 152ページから歳出でございますが、1款総務費の1項総務管理費は施設の運営費でございます。 154ページの2項施設整備費は、養護老人ホームの施設建設に係る工事請負費等を計上させていただいております。 その他は特段申し上げることはございません。 156ページから給与費明細書をつけております。 163ページには継続費に関する調書、164ページには地方債に関する調書をそれぞれつけておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 続きまして、165ページをお開きください。 議案第43号「平成29年度高梁市
特別養護老人ホーム特別会計予算」。 平成29年度高梁市特別養護老人ホーム特別会計の予算は次に定めるところによる。 歳入歳出予算第1条ですが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ2億5,202万1,000円と定める。 それでは、事項別明細書で説明させていただきますので、168ページをお開きください。 まず、歳入でありますが、1款サービス収入の1項介護給付費収入のうち、1目居宅介護サービス収入はショートステイや成羽デイサービス利用者、2目施設介護サービス収入は鶴寿荘へ入所されている方の介護保険の自己負担分を除いた収入を見込んでおります。 169ページの5款繰入金の1項一般会計繰入金は、施設運営で見込まれる歳入不足に充てるためのものでございます。 その下の2項基金繰入金は、施設の維持修繕に係る経費の財源に充てるため、特別養護老人ホーム鶴寿荘施設整備等基金から繰り入れるものでございます。 次に、171ページをお開きください。 歳出でありますが、1款総務費は施設の運営費でございます。 173ページをお開きください。 2款サービス事業費の1項施設介護サービス事業費は、鶴寿荘の運営費でございます。 その下から次のページにかけての2項居宅サービス事業費につきましては、成羽デイサービス事業の運営費でございます。 その他は特段申し上げることはございません。 176ページからは給与費明細書をつけておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 以上で議案第37号及び議案第39号から議案第43号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田仲一君) 三宅病院事務長。 〔病院事務長 三宅得智君 登壇〕
◎病院事務長(三宅得智君) それでは、私のほうから議案第38号の補足説明をさせていただきたいと思います。 37ページをおあけいただきたいと思います。 議案第38号「平成29年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計予算」でございます。 第1条、平成29年度高梁市国民健康保険成羽病院事業会計の予算は次に定めるところによるものでございます。 第2条では、業務の予定量をあげております。病床数は96床、年間患者数でございますが入院が2万5,404人といたしております。外来でございますが、年間5万8,066人といたしております。1日平均患者数は、入院69.6人、外来259人を予定しておるところでございます。主要な建設改良事業につきましては、医療用の機器及び備品購入を予定しておるところでございます。 次のページでございます。 第3条収益的収入及び支出の予定額は次のとおりと定めるといたしまして、まず収入で第1款病院事業収益は総額14億9,322万4,000円でございます。内訳といたしまして、第1項で医業収益12億2,069万2,000円でございます。これにつきましては、入院、外来の収益、また健診などの収益を上げさせていただいております。 第2項医業外収益2億7,242万2,000円につきましては、一般会計から病院また診療所運営に係ります負担金、長期前受け金の戻し入れ等を上げさせていただいております。 次に、支出でございます。 第1款病院事業費用といたしまして、15億6,107万5,000円でございます。内訳といたしまして第1項医業費用が15億2,595万2,000円、内容といたしまして職員の給与あるいは医薬材料品などの診療経費と病院及び診療所の維持経費を上げさせていただいております。 第2項医業外費用1,296万円でございます。企業債の利子及び消費税等となるものでございます。 第3項の特別損失1,716万3,000円につきましては、ネットワーク機器、医療機器等の更新に係ります償却残を特別損失として計上させていただいておるところでございます。 第4項予備費につきましては、500万円を計上させていただいております。 次の第4条で資本的収入及び支出の予定額は次のとおり定めるといたしまして、括弧内でございます。資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4,950万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものといたしております。 平成29年度の資本的な事業の整備につきましては、医師住宅の整備の完了によりまして平成28年度から1億200万円余りの減額となっており、院内のネットワーク機器の更新、診療に必要な医療機器等の整備費用を計上しているところでございます。 まず、収入でございます。 資本的収入では、第1項企業債が4,830万円を予定しております。 次に、支出でございます。 第1款資本的支出総額が9,780万1,000円でございます。内訳といたしまして、第1項建設改良費が4,879万4,000円でございます。内訳につきましては、医療機器等の購入とネットワーク機器の更新を予定しておるところでございます。 第2項企業債償還金につきましては、4,900万7,000円を計上いたしております。 次の第5条では、企業債につきまして定めをさせていただいております。医療機器等整備として限度額を4,830万円に定めるものでございます。 次の第6条では、予定支出の各項の経費の金額の流用を定めさせていただいております。 第7条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして職員給与費8億5,397万6,000円、また交際費30万円を上げさせていただいております。 1枚めくっていただきまして第8条の他会計からの負担金につきましては、一般会計からこの会計へ負担を受ける金額を2億3,954万9,000円といたしております。 第9条では、棚卸資産購入限度額としまして1億6,000万円と定めさせていただいております。 第10条では、重要な資産の取得及び処分といたしまして、取得する資産につきまして病院ネットワーク機器一式を予定させていただいております。 次の41ページから実施計画につきましては、後ほどごらんをいただければと思います。 それでは、44ページをおあけください。 予定キャッシュフロー計算書でございます。 平成29年度、1年間の現金の状況をあらわしたものとなります。新年度合計額だけ申し上げますと、下から3行目になります。4の資金増加額または減少額の項目でございます。1,526万4,000円の増加を見込んでおるところでございます。平成29年度、年度末の現金の残高といたしましては一番最終行でございます。6資金期末残高は、12億6,214万9,000円を予定しているところでございます。 次の45ページから給与費明細書、また53ページに債務負担行為に関する調書、次に平成28年度の予定損益計算書、続いて平成28年度の予定貸借対照表を添付させていただいておりますので、後ほどごらんをいただければと思います。 それでは、62ページをお開きください。 平成29年度の予定貸借対照表でございます。各項目の合計額のみを申し上げさせていただければと思います。 まず、資産の部1の固定資産でございます。 63ページの上から6行目でございます。有形、無形、投資その他の資産を合わせました合計額は23億1,411万7,000円でございます。2の流動資産につきましては、その下側でございます、17億2,980万円でございます。合わせました資産合計額といたしまして40億4,391万7,000円となるものでございます。 次の負債の分につきましても合計額で申し上げますと、3の固定負債で次のページになります。上から4行目でございます、7億6,011万円。4の流動負債では、64ページ一番下になります、3億311万9,000円。5の繰り延べ収益では6億108万1,000円となり、負債合計総額では16億6,431万円となるものでございます。 次の資本の部でございます。 6の資本金につきましては、自己資本金30億2,923万円でございます。次の7の剰余金でございますが、下から3行目に剰余金合計といたしましてマイナス6億4,962万3,000円を計上させていただいております。資本合計が23億7,960万7,000円、負債資本合計は40億4,391万7,000円となるものでございます。 次の66ページには重要な会計方針等を記載しております、注記表。また、68ページ以降につきましては予算説明書をつけさせていただいておりますので、後ほどお目通しをいただければと思っております。 以上で議案第38号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(森田仲一君) 小野市民生活部長。 〔市民生活部長 小野和博君 登壇〕
◎市民生活部長(小野和博君) それでは、私からは議案第44号の補足説明をさせていただきます。 183ページをお開きください。 議案第44号「平成29年度高梁市
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」でございます。 平成29年度高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計の予算は次に定めるところによる。 第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ128万2,000円と定めるというものでございます。 詳細につきましては事項別明細書で説明をいたしますので、186ページをお開きください。 歳入でございますが、第3款諸収入として128万2,000円を計上いたしております。これは貸付金元利収入4件分でございます。 続いて、歳出でございますが、第2款公債費として長期債償還元金119万1,000円、長期債償還利子9万1,000円を計上いたしております。 187ページには、地方債の現在高の見込みに関する調書を添付いたしておりますので、後ほどごらんください。 以上で議案第44号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(森田仲一君) 提案理由の説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。 午後3時57分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午後4時7分 再開
○議長(森田仲一君) 休憩前に引き続き再開いたします。 引き続き提案理由の説明をお願いします。 赤木産業経済部長。 〔産業経済部長 赤木佳久君 登壇〕
◎産業経済部長(赤木佳久君) それでは、私から議案第45号から議案第52号までの補足説明をさせていただきます。 平成29年度高梁市特別会計予算書の189ページをお開きください。 議案第45号「平成29年度高梁市
畑地かんがい事業特別会計予算」。 平成29年度高梁市畑地かんがい事業特別会計の予算は次に定めるところによるというものでございまして、第1条といたしまして歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ2,187万8,000円と定めるものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるというものでございまして、詳細につきましては事項別明細書で御説明を申し上げます。 192ページをお開きください。 2款の使用料及び手数料、1項使用料でございます。畑かん施設給水使用料1,260万1,000円を見込んでおります。そして、簡易水道に水を供給しておりますことから、畑かん施設使用料745万5,000円を見込んでおり、合計2,005万6,000円でございます。また、繰入金といたしまして、基金繰入金を160万円計上しております。 歳出につきましては194ページでございますが、畑地かんがい事業の運営に必要な経費を計上しておりまして、特段申し上げることはございません。 以上で議案第45号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、195ページをお開きください。 議案第46号「平成29年度高梁市
水道事業特別会計予算」でございます。 この会計につきましては、平成29年度より玉川・広瀬簡易水道を統合し、予算を編成してるところであり、そのあたりを含め補足説明をさせていただきます。 総則といたしまして、第1条、平成29年度高梁市水道事業特別会計の予算は次に定めるとこによるというものでございまして、第2条におきましては業務の予定量でございます。業務の予定量は次のとおりということで、1といたしまして給水戸数は6,272戸、年間総配水量は156万6,057立方メートル、1日平均配水量につきましては4,291立方メートルでございます。主な建設改良事業は配水管更新事業でございます。こういったものを現在計画しておりますが、数字につきましては玉川・広瀬を加えることにより給水戸数、年間総配水量などにつきまして、平成28年度当初より3%程度の増を見込んでおります。 第3条には収益的収入及び支出を掲げております。 予定額につきましては、収入といたしまして水道事業収益3億2,926万1,000円、そのうち第1項の営業収益が2億8,958万7,000円、また第2項の営業外収益といたしまして3,967万4,000円でございます。 支出につきましては、第1款の水道事業費用が3億2,428万3,000円でございます。内訳が第1項営業費用3億1,379万2,000円、第2項の営業外費用は698万円、第3項の特別損失が30万円、第4項の予備費が321万1,000円でございます。玉川・広瀬統合により、営業収益で3%余りの増を予定してるところでございます。 続きまして、196ページをお開きください。 資本的収入及び支出の関係でございますが、第4条の資本的収入及び支出の予定額は次のとおり定めるというものでございます。括弧内には資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5,215万4,000円は内部留保資金5,215万4,000円で補填するというふうにしております。 資本的収入でございますが、1,700万8,000円でございます。内訳につきましては、第1項の負担金が150万円、第2項の補償金が340万2,000円、第3項の国庫補助金が1,210万6,000円ということでございます。それに対する支出につきましては、6,916万2,000円でございまして、建設改良費につきましては6,205万1,000円、第2項の企業債償還金は642万6,000円、予備費といたしまして68万5,000円を計画しております。 続きまして、第4条の2といたしまして特例的収入及び支出を掲げております。 地方公営企業法施行令第4条第4項の規定により、当該事業年度に属する債権及び債務として整理する未収金及び未払金の金額を掲げておりますが、未収金814万3,000円、これは平成28年度分の玉川・広瀬上水道統合事業を行いました国庫補助金部分のことでございます。この2地区の過年度の滞納金であり、未払金は平成28年度分の整備工事費であります。 続きまして、第5条でございますが、予定支出の各項の経費の金額の流用でございます。予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は次のとおりと定めることとしております。1といたしまして、営業費用と営業外費用の間の予定額に過不足を生じた場合における各項間の流用ということを定めております。 第6条では、議会の議決を経なければ流用することができない経費については、次に掲げる経費ということで、その経費の金額をそれ以外の経費の金額に流用し、またそれ以外の経費をその経費の金額に流用する場合は議会の議決を経なければならないとしており、職員給与費がそれに相当するものでございまして、3,752万7,000円でございます。 第7条の棚卸資産購入限度額につきましては、その限度額は300万円と定めるものでございます。 続きまして、198ページには実施計画を掲げております。これを若干説明させていただきます。 収入のうち水道事業収益、営業収益の中で多くを占めるのは水道料金でございまして、2億7,859万8,000円、昨年に対しまして850万円程度でありますが増を見込ませていただいております。これは、前段でも申し上げました簡易水道区域の統合によるものでございます。 また、営業外収益として3,967万4,000円、2目の他会計補助金45万6,000円を計上しております。これは、今回の統合による一般会計から基準内の繰入金をここに計上させていただいてるものでございます。 支出でございます。次のページでございますが、水道事業費用のうち営業費用の減価償却費が9,333万6,000円、昨年からは170万円超減っております。 次のページは、資本的収入及び支出を掲げております。収入につきましては、給水申し込み負担金150万円、配水管支障移転補償金として340万2,000円、国庫補助金といたしまして1,210万6,000円を、またそれに伴いまして支出の中では、資本的支出で建設改良費、水道施設改良費で、平成27年度から事業を進めております国道313号落合町阿部地区の幹線配水管の更新であります。また、老朽配水池の整備など、これらに要する経費を6,205万1,000円計上しているものでございます。 201ページでございますが、これは水道事業の予定キャッシュフロー計算書でございます。業務活動、投資活動、財務活動、3つの視点からのキャッシュフローの動きを示しております。表中下段から3行目、4にてこの期中の資産増加額また減少額ということをしておりますが、1,114万8,000円の減でございます。これによりまして、資金期末残高は6億7,932万8,000円でございます。 以下、給与費明細書、債務負担行為に関する調書、予定損益計算書、予定貸借対照表、財務諸表等にかかわる注記表、これらを掲げておりますけれども、後ほどごらんをいただきたいと思います。 以上で議案第46号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、235ページをお開きください。 議案第47号「平成29年度高梁市
簡易水道事業特別会計予算」でございます。 予算規模的には、前年度に対しまして12%の減といたしております。これは、計画的に進めております上水道への統合計画が事業費ベースで昨年度がピークでございました。平成31年度からの統合に向けて、ある意味落ちついてきてると考えております。 平成29年度高梁市簡易水道事業特別会計の予算は次に定めるとこによるというものでございまして、第1条でございます。歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ12億629万3,000円と定めるものでございます。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表歳入歳出予算によるとしております。 第2条には地方債を定めております。 めくっていただきまして、237ページに地方債を掲げております。 限度額2億4,840万円でございます。これは、先ほど申し上げましたように、施設整備に当たりまして補助事業などを活用してる状況であり、その補助残等に充てる起債というふうに御理解をしていただければと思います。増減で申し上げますと、昨年度当初より17%減となっております。 詳細につきましては、238ページからの事項別明細書で御説明をさせていただきます。 まず、歳入でございます。 2款の使用料及び手数料で、今年度は3億7,665万3,000円の水道料を見込んでおります。近年収納率は98.9%前後ということで推移しておりまして、また上水道への統合により、玉川・広瀬地区にて430名程度給水人口が減少するといった予測のもとにこの金額を計上させていただいております。 それから、その2つ下につきましては、一般会計繰入金4億8,824万8,000円という金額を掲げております。収支不足を補うということで、基準外の繰り出し等々もふえているような状況でございます。 続きまして、歳出でございます。241ページでございます。 簡易水道総務費が7,658万8,000円で、前年度より2,600万円余り減少しておりますが、これは前年度に委託料として統合認可申請作成の委託料を掲げておりましたが、これが完了したためでございます。 続きまして、243ページをお開きください。 簡易水道新設改良事業費が前年度に対しまして1億6,900万円余り減少しております。これは先ほど申し上げましたが、統合計画がピークを超えたためでありますが、工事請負費の説明欄に成羽、高山市、川面・巨瀬といった簡易水道施設整備事業の継続事業と津川簡易水道と上水道、成羽と川上といった統合事業、平成29年度も積極的に実施するということでございます。 最後の244ページでございますが、公債費が2,000万円弱減ってきておりますが、これは大きい償還のピークが過ぎている状況であり、次のピークが平成32年度でございますが、平成28年度を超えることはない状況であるというふうな理解をしていただければいいと思っております。 以下、給与費明細書を添付しております。251ページには債務負担行為に関する調書を掲げております。後ほどごらんをください。 以上で議案第47号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、253ページをお開きください。 議案第48号「平成29年度高梁市
下水道事業特別会計予算」でございます。 予算規模で申し上げれば、12.6%余り前年に対して伸びております。高梁浄化センターの長寿命化事業などによるものでございます。 平成29年度高梁市下水道事業特別会計の予算は次に定めるところによる。 第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ15億7,726万2,000円と定めるものでございます。 第2項は、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるといたしております。 第2条の債務負担行為でございます。地方自治法第214条の規定により、債務を負担することができる事項、期間及び限度額は第2表債務負担行為によるといたしております。 また、第3条地方債でございますが、地方自治法第230条第1項の規定により、起こすことのできる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は第3表地方債によるといたしております。 256ページをお開きください。 まず、第2表債務負担行為を掲げております。1項目の債務負担行為をお願いしております。内容は、高梁浄化センター改築工事委託でございます。長寿命化による浄化センターの中央監視設備の更新でございます。下水道事業団に委託をしておりますけれども、限度額を4億5000万円と定めております。 下段には第3表地方債を掲げております。下水道事業での起債発行限度額は4億9,190万円ということでございまして、この中には4種類の起債がございます。一般分、平準化債、特別分、公営企業会計適用分とかといった4種類を合わせて4億9,190万円の起債発行の限度額ということでございます。 中身につきましては、257ページ以降の事項別明細書で御説明を申し上げます。 特徴的なもののみ申し上げますと、258ページの一番下段、国庫支出金が1億543万円の増でございます。長寿命化による浄化センター中央監視設備の更新事業の実施によるものでございます。また、次のページ上段でございます。国庫補助金の特定環境保全公共下水道事業費国庫補助金につきましては、前年に比較いたしまして950万円の増でございます。広瀬の雨水ポンプ場等々の建築などに伴います補助金の増でございまして、平成29年度完了、供用開始を予定しておるところでございます。 それから、一般会計繰入金がございますが、これは4,800万円余り減っておりますが、これらにつきましては繰入対象となる公債費等が減っているということでございます。 歳出につきましては、264ページをお開きください。 公共下水道事業費の施設整備費を掲げております。これは1億9,490万円余りの増でございますが、下水道事業団への委託事業が前年より1億8,600万円増ということでございますけれども、先ほども申し上げておりますように、長寿命化計画によりますところの高梁浄化センターの中央監視設備の更新を予定どおりさせていただくということにしております。 めくっていただきまして266ページでございますが、特定環境保全公共下水道事業費の施設整備費でございます。ここは691万7,000円の増でございます。これも一部は平成25年度から実施してまいりました広瀬雨水ポンプ場、雨水渠布設工事等々をここで計上しているものでございます。 次の農業集落排水事業費については、一般的な管理事業でございます。 最後、公債費につきましては、先ほど申しましたように、4,730万円余りの減となりまして一定のピークが過ぎたものというふうに認識をしておるとこでございます。 続いて、給与費明細書でありますとか債務負担行為に関する調書、また地方債に関する調書を掲げております。後ほどごらんをいただきたいと思います。 以上で議案第48号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、277ページをお開きください。 議案第49号「平成29年度高梁市
地域開発事業特別会計予算」でございます。 平成29年度高梁市地域開発事業特別会計の予算は次に定めるとこによるというものでございまして、第1条といたしまして歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ2億1,204万1,000円と定めております。 第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございます。 事項別明細書で御説明を申し上げます。 280ページをお開きください。 歳入でございます。2款県支出金、1項県補助金は有漢町信清地区の工業団地、調整池築造工事に係る県補助金でございます。 3款財産収入、1項財産運用収入は、分譲宅地の敷地、残地等に建柱されております電柱の占用に係るものでございます。 2項財産売払収入は、新規宅地分譲におけます販売収入3,684万2,000円及び高梁国際ホテル増築計画による用地の売り払い5,349万6,000円によるものでございます。高梁国際ホテル増築は、新年度にホテル隣接地を市で購入を行いましてホテルへ売却するというものでございます。 4款繰入金は、工業団地造成事業費の一般財源部分への繰り入れでございます。有漢町信清地区と新たに玉川町沖ノ原地区に工業団地を予定しておりまして、事業費の一般財源部分への繰り入れということでございます。 続きまして、281ページの歳出でございます。 1款公共用地取得事業費は、先ほども申し上げましたとおり、高梁国際ホテル増築計画による事業費でございます。委託料、土地購入費、工作物等移転補償費を計上しております。 2款宅地造成事業費は造成事業費3,685万円で、新規分譲宅地の造成における土地購入費、測量設計委託料、工事請負費、水道工事負担金等を計上しております。なお、候補地につきましてはまだ選定中でございます。 3款工業団地造成事業費も先ほどの2団地であり、新たな玉川町沖ノ原地区の土地購入費、測量設計委託料、そして有漢、玉川それぞれの造成工事を計画しているものでございます。 以上で議案第49号の補足説明とさせていただきます。 続きまして、283ページをお開きください。 議案第50号から議案第52号につきましては、財産区の特別会計の予算でございます。 議案第50号「平成29年度高梁市巨瀬財産区特別会計予算」。 平成29年度高梁市巨瀬財産区特別会計の予算は次に定めるとこによるといたしておりまして、第1条といたしまして歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ141万6,000円と定めるものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものでございまして、この財産区の維持管理運営経費を計上してるもので、特段申し上げることはございません。 続きまして、議案第51号でございます。 289ページでございます。 平成29年度高梁市宇治財産区特別会計予算。 平成29年度高梁市宇治財産区特別会計の予算は次に定めるところによるということで、第1条といたしまして歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ154万2,000円と定めるものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるものでございます。 事項別明細書は293ページをごらんいただけると思いますが、先ほどと一緒で維持管理運営経費を計上しているもので、特段申し上げることはございません。 続きまして、295ページをお開きください。 議案第52号「平成29年度高梁市有漢財産区特別会計予算」。 平成29年度高梁市有漢財産区特別会計の予算は次に定めるところによるということで、第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ28万円と定めるものでございます。 第2項といたしまして、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は第1表歳入歳出予算によるというものというものでございます。この財産区におきましても維持管理運営経費を計上しているもので、特段申し上げることはございません。 以上、簡単ではございますが、議案第45号から議案第52号までの補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
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△日程第6 請願の上程
○議長(森田仲一君) 次は、日程第6、請願の上程であります。 まず、請願第1号「日本政府に「
核兵器禁止条約の交渉会議参加と、条約実現に努力することを求める」意見書採択を求める請願」を上程し議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いいたします。 石部誠君。 〔5番石部 誠君 登壇〕
◆5番(石部誠君) 請願者は、高梁市松原通2043、原水爆禁止高梁地区協議会理事長の泉浩爾さんです。 日本政府に国連での
核兵器禁止条約の交渉会議参加と条約実現に努力することを求める、こういった意見書採択を求める請願であります。 昨年の第71回国連総会の全体会合で、2017年に招集することを決定する決議、多国間核軍縮撤廃交渉の前進が賛成多数で採択されました。交渉会議は、ことし3月と6月から7月に国連本部で開催をされるわけであります。これは、
核兵器禁止条約の実現に向けた歴史的な動きであります。ところが、日本政府は核保有国に同調して反対票を投じました。これは国際社会の合意に反するばかりでなく、核兵器のない世界を求める国民被爆者の願いにも世界世論にも反するものであります。日本政府に対して、3月から国連本部で開催される交渉会議に参加をし、核兵器禁止、廃絶を提起し、そのための条約実現に真剣に努力するよう、関係者に意見書を高梁市議会でもいただくことをお願いいたします。 以上、補足説明といたします。よろしくお願いします。
○議長(森田仲一君) 次は、請願第2号「安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める請願書」を上程し議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いいたします。 平松賢司君。 〔2番平松賢司君 登壇〕
◆2番(平松賢司君) 請願第2号の「安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める請願書」の補足説明をさせていただきます。 請願者は、岡山県医療労働組合連合会の執行委員長山本鈴子さんです。紹介議員は石部誠議員と私平松賢司です。 この請願は、看護師等の雇用の質の向上のために、そして医療従事者の労働環境の改善のため厚生労働省が取り組んでいるところです。また、勤務環境改善に向けた各医療機関の取り組みを支援するように都道府県にも求めています。 しかし、医療福祉に従事する勤務環境の改善はなかなか進んでいないのが実態です。これからも安心・安全の医療提供体制が充実していくために、高梁市議会でも安心・安全の医療・介護の改善を求める請願を採択していただき、国に対して意見書を提出していただくようお願いいたします。 以上で補足説明を終わらせていただきます。
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△日程第7 陳情の上程
○議長(森田仲一君) 次は、日程第7、陳情の上程であります。 陳情第1号「年金の毎月支給を求める陳情」及び陳情第2号「障害児者の生きる基盤となる「暮らしの場」の早急な整備を求める意見書提出に関する陳情書」につきましては、お手元に配付いたしているとおりであります。 以上で本日の議事日程は終わりました。 念のため申し上げます。次会は7日、通告による一般質問を行います。発言順位の1番から4番までの諸公にお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。 午後4時39分 散会...