平成28年第5回 9月定例会 平成28年第5回高梁市議会(定例)会議録(第1号) 平成28年8月22日(月曜日) 〇議 事 日 程 午前10時開議第1
会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 議案の上程第5 提案理由の説明第6 請願の上程
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案の上程 認定第1号 平成27年度高梁市各
会計歳入歳出決算認定について 認定第2号 平成27年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計決算認定について 認定第3号 平成27年度高梁市高梁市
水道事業特別会計決算認定について 議案第92号 高梁市
特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例 議案第93号 市道路線の認定について 議案第94号 平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第1号) 議案第95号 平成28年度高梁市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 議案第96号 平成28年度高梁市
介護保険特別会計補正予算(第1号) 議案第97号 平成28年度高梁市
下水道事業特別会計補正予算(第1号) 議案第98号 平成28年度高梁市
地域開発事業特別会計補正予算(第1号)第5 提案理由の説明第6 請願の上程 請願第4号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2017年度政府予算に係る意見書採択の要請について
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇出 席 議 員1番 石 井 聡 美 君 2番 石 田 芳 生 君3番 石 部 誠 君 4番 黒 川 康 司 君5番 三 村 靖 行 君 6番 森 田 仲 一 君7番 大 森 一 生 君 8番 内 田 大 治 君9番 宮 田 好 夫 君 10番 小 林 重 樹 君12番 川 上 修 一 君 13番 長 江 和 幸 君14番 植 田 二 郎 君 15番 川 上 博 司 君16番 宮 田 公 人 君 17番 大 月 健 一 君18番 妹 尾 直 言 君 19番 難 波 英 夫 君20番 倉 野 嗣 雄 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇欠 席 議 員11番 柳 井 正 昭 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇出席した
事務局職員事務局長 三 上 武 則 次長 川 上 秀 吉議事係長 金 子 正 典
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇説明のため出席した者〔市長部局〕 市長 近 藤 隆 則 君 副市長 難 波 光 男 君 政策監 藤 澤 政 裕 君 政策監 土 岐 太 郎 君 総務部長 丹 正 鎮 夫 君
産業経済部長 赤 木 佳 久 君
市民生活部長 小 野 和 博 君
健康福祉部長 堀 節 夫 君 病院事務長 三 宅 得 智 君
会計管理者 土 谷 俊 明 君 総務課長 竹 並 信 二 君〔
教育委員会〕 委員長 藤 井 勇 君 教育長 平 田 守 君 教育次長 宮 本 健 二 君〔消 防〕 消防長 渡 辺 嘉 久 君〔監査委員〕 委員 廣 兼 昭 夫 君 事務局長 西 平 英 夫 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時0分 開会
○議長(倉野嗣雄君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより平成28年第5回高梁市議会(定例)を開会し、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(倉野嗣雄君) まず、日程第1、
会議録署名議員の指名であります。 会議規則第88条の規定により、7番大森一生君、17番大月健一君を指名いたします。
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△日程第2 会期の決定
○議長(倉野嗣雄君) 次は、日程第2、会期の決定であります。 本件につきましては、8月17日開催の
議会運営委員会において、あらかじめ御協議をいただいております。 この際、
議会運営委員長から、その結果について御報告を願うことといたします。 森田仲一君。 〔6番 森田仲一君 登壇〕
◆6番(森田仲一君) 皆さんおはようございます。 今定例会に係ります
議会運営委員会の協議結果について御報告を申し上げます。 今回市長から送付を受けております案件は、認定3件、議案7件の計10件でございます。また、請願が1件提出をされております。 次に、通告質問者は、お手元に配付されておりますとおり、10名でございます。 そのほかに人事案件が追加提案される予定となっております。 これらを踏まえまして慎重に審議をした結果、会期は本日から9月9日までの19日間とすることにいたしました。 会議日程につきましては、本日は諸般の報告、議案の上程、説明、請願の上程、26日、明けて29日、30日の3日間は一般質問に充てております。今回の通告者は10名ですので、26日を4名、29日と30日をそれぞれ3名といたします。続く31日は議案質疑、
決算審査特別委員会設置の件、
委員会付託等でございます。続きまして、9月1日は
決算審査特別委員会に、続く2日、明けて5日、6日の3日間は
常任委員会に充てております。そして、最終日9月9日は
委員長報告、同報告に対する質疑、討論、採決等を行いまして全日程を終了する予定といたしております。その他の日につきましては、休日あるいは事務整理のため休会といたしております。 議員の皆さんにおかれましては、御賛同をいただき、適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げまして、
議会運営委員会の報告といたします。よろしくお願いをいたします。
○議長(倉野嗣雄君) お諮りいたします。 会期につきましては、ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり、本日から9月9日までの19日間とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(倉野嗣雄君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月9日までの19日間と決定いたしました。
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△日程第3 諸般の報告
○議長(倉野嗣雄君) 次は、日程第3、諸般の報告であります。 これにつきましては、お手元に配付いたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 この中で、
総務文教委員会、
産業経済委員会が
管外行政視察を実施されております。この際、慣例により各委員長から視察報告を願うことといたします。 まず、
総務文教委員会の視察報告を願います。 川上修一君。 〔12番 川上修一君 登壇〕
◆12番(川上修一君) 皆さんおはようございます。
総務文教委員会の管外視察の御報告を申し上げます。 去る7月12日から13日までの2日間、愛媛県の西予市と内子町において管外視察を実施いたしました。 まず、西予市では、公共事業における
官民連携手法PFI方式の取り組みについて視察を行いました。 人口は約4万人です。西予市はJR卯之町駅駅前広場、商店街、伝建地区の町並み、旧
病院跡地開発、ハード、ソフト合わせて10事業を一体的な事業と位置づけ、PFI方式で事業を進められております。 さきの6月議会では、事業推進の担保として
債務負担行為、30年で59億7,000万円を議決されております。特徴としては、卯之町全体の
まちづくりを一括してPFI方式で行うことで、余り例がないそうです。 期待される効果としては、民間の資金調達や
経営技術能力による高い水準の提案、
長期管理契約による創意工夫、
建築管理コストの効果的な活用、事業の包括的な
スケジュール管理を1業者と行える、カフェなどの収益を伴う事業によるにぎわいの演出などです。 一方で、課題としては、新しい取り組みのため市民や業者、議会等の説明や合意形成に大変な労力が必要なこと、準備期間が約2年、内容評価を行うための事前の手続などの負担も大きいこと、そして最も重要なのがモニタリングで、民間に幅広い業務を任せることから、今まで以上に業務状況の把握や管理、指導をしなければ、
公共サービスの質の低下を招く可能性があるとのことでした。これは本市の図書館運営でも言えることです。こうした西予市の取り組みは引き続き注視していく必要があると考えていますが、厳しい財政状況の中で特色ある
まちづくりを目指し、必死になって取り組んでいるのだと感じたところでございます。 次に、内子町は
重要伝統的建造物群保存地区の町並み保存と現状について視察をいたしました。 内子町は、人口が約1万8,000人の町です。内子町の
八日市護国伝建保存地区は、江戸期に遍路道、
金比羅参詣道として利用されていた旧
松山街道沿い約600メートルに形成された町並みで、特に明治期には製蝋業で栄え、製蝋の出荷により得た莫大な富で良質の建物が建てられ、現在の町並みに至っています。製蝋の豪商住宅3件が重要文化財に指定されています。昭和57年に四国で初の
伝建保存地区に選定され、建物は125件、うち91件が特定物件で、現在も地区内で約60世帯、150人が生活をされています。吹屋の赤銅色の石州瓦やベンガラ色の町並みに対し、平入りの建物で軒が連なる町並みと豪商の屋敷や職人の長屋、町家が混在して残っているのが特徴となっています。保存地区には町の出先機関として
町並み保存センターが設置され、保存地区全体の復元、修理、保存会のことなどの業務を行っております。 課題としては、保存会の高齢化による担い手不足、空き家の増加、保存修理を行う技術の継承。また、保存修理を外観重視で進めてきたが、今後は家の中は暮らしやすい生活空間を住民と一緒に考えていく取り組みをしているそうです。 伝建地区の選定から34年が経過する中で、地区住民は町並みをきれいにしなければという意識を常に持たれているようになり、観光のためではなく、自分たちはこの歴史的な町並みを守り次の世代に引き継いでいくことが大切なんだということを一番に考えて取り組んでいると言われていました。伝建地区の中身や規模は異なっても、高齢化や空き家対策などは吹屋地区と同じで、中山間地域の
伝建地区同士、情報交換をしながら、保存や管理を続けていくことが大切だと感じたところでございます。 最後に、各視察先の取り組みは今後の本市の施策等に参考になるものと感じたところでございます。 以上、
総務文教委員会の
管外行政視察の報告とさせていただきます。
○議長(倉野嗣雄君) 次に、
産業経済委員会の視察報告を願います。 内田大治君。 〔8番 内田大治君 登壇〕
◆8番(内田大治君) 皆さんおはようございます。
産業経済委員会の
管外行政視察の御報告を申し上げます。 去る7月7日から8日までの2日間、岐阜県郡上市及び兵庫県朝来市の
管外行政視察を実施しました。 まず、郡上市では、猟師の6次産業化を目指す
里山保全組織「猪鹿庁」の取り組み及び追い払い
犬モンキードッグを活用した獣害対策について視察しました。 郡上市は日本そして岐阜県のほぼ中央に位置しており、総面積の約9割が森林で、海抜は110メートルから1,810メートルまでと高低差が大きく、
長良川源流部に高原が広がり雄大な自然に囲まれています。さらに、一級河川が24本あり、山林の高い
水源涵養能力によって、美しい豊かな水に恵まれています。人口は約4万3,500人、面積は1,030平方キロメートルです。 猪鹿庁は
NPO法人メタセコイアの森の仲間たちの一事業部であり、地元に密着したユニークな事業を展開して
鳥獣被害対策に貢献しており、農林水産省が実施する平成25年度
鳥獣被害対策優良活動表彰において、生産局長賞(団体の部)を受賞されております。キャンプを伴う
狩猟サミットや狩猟学校の開催、シェフや大学生と連携しての
ジビエ料理の考案、ネット販売など活動内容は多岐にわたっています。 猪鹿庁の取り組みは、農家集落への自立支援を行いながら、獣肉を
ジビエ料理や加工食品として飲食店やネットで販売することによって、猟師が自活できる体制をつくろうとするものです。郡上市にも猟友会があり、猪鹿庁ができた当初は摩擦もあったそうです。最初は、
ジビエ料理に使う獣肉を猟友会から提供してもらい、できた料理を試食してもらうことから根気強く交流を積み重ね、今現在は共存しているということでございます。 また、
モンキードッグとは、農作物に被害を与える野生の猿を追い払うよう訓練を受けた犬のことです。最初の訓練は約6カ月間かかり、初年度は国庫補助金があるものの、次年度以降も年間60万円の訓練費用が必要となるので、2年目、3年目については単独で補助しているということです。
モンキードッグによる追い払いは少なからず効果はあるものの、守備範囲は半径2キロメートルほどなので、地域全体を
モンキードッグだけでカバーすることは難しいということです。このため、電ぼく柵の管理の徹底、捕獲による個体数抑制など、野生動物が出づらい環境を地域のみんなでつくることが大切であるということでした。 次に、朝来市では、
地域経済分析システムRESASを活用した竹田城を中心とする
観光戦略検討のための分析について視察しました。 朝来市は、兵庫県のほぼ中央に位置し、播磨地域と但馬地域、京都と山陰を結ぶ交点であり、古くから交通の要衝として発展してきました。総面積の4分の3を森林が占め、分水嶺という地形的特徴もあり、豊かな自然に恵まれています。また、天空の城竹田城、
近代化産業遺産生野銀山は国内でも有数の観光名所となっています。人口は約3万1,600人、面積は403平方キロメートルです。
地域経済分析システムRESASとは、経済産業省が
内閣官房まち・ひと・し
ごと創生本部事務局と連携し、産業構造や人口動態、人の流れなどに関する官民の
ビッグデータを集約し、可視化するシステムとして提供しているものです。天空の城ブームは朝来市の竹田城に端を発したものであり、その取り組みを学ぶための視察テーマとして、
地域経済分析システムを選定したところでございます。 竹田城は、平成24年8月に公開された高倉健の遺作である映画「あなたへ」、また同年9月に公開された映画「天地明察」でロケ地となり、幅広い世代から注目を集め、
受け入れ態勢が整わないまま観光客が急増し、路上駐車などの問題で大変な苦労をされたという話も伺いました。 朝来市では、観光客の出発地、旅程、宿泊地、滞在時間、時間帯別流入出、周遊ルートの分析も行っており、周遊ルートとして、市内の生野銀山よりも上位であった市外の城崎温泉との連携も模索されていました。 各視察先の取り組みは、本市の今後の施策等に大変参考になるものと感じたところでございます。 以上、
産業経済委員会の
管外行政視察の報告とさせていただきます。
○議長(倉野嗣雄君) 次に、監査委員から平成28年5月、6月の
例月現金出納検査の結果が報告されております。これにつきましては事務局に保管いたしておりますので、随時ごらん願います。 以上で諸般の報告を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第4 議案の上程
○議長(倉野嗣雄君) 次は、日程第4、議案の上程であります。 市長から送付を受けております認定第1号から認定第3号まで及び議案第92号から議案第98号までの10件を一括上程し、議題といたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第5 提案理由の説明
○議長(倉野嗣雄君) 次は、日程第5、提案理由の説明であります。 市長より提案理由の説明を求めます。 近藤市長。 〔市長 近藤隆則君 登壇〕
◎市長(近藤隆則君) 改めまして皆さんおはようございます。 ことしの夏は大変厳しい暑さが続いております。暑いと言えば、もう閉幕でもございますが、地球の裏側でも連日熱い戦いが続いておるところでございまして、日本勢の活躍が伝えられているところでございます。また、さきには岡山県を主会場に行われました高校総体、いわゆるインターハイでございますが、地元の高梁中学校を卒業し、現在
倉敷中央高校2年生の齋藤愛実さんが陸上100メートル、200メートル、400メートルリレーで優勝し、短距離3冠を達成されたところでございます。今後のさらなる活躍を期待するとともに、4年後のことも見据えてしっかりと応援をしていきたいと考えているところでございます。 さて、本日9月定例市議会をお願いいたしましたところ、議員各位におかれましては何かと御多用のところ御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。今定例会は9月25日に執行されます市長そして
市議会議員選挙の関係から、例年より早い時期での開会をお願いしたところでございます。 さて、本会議に提案しております案件でございますが、決算認定3件を含めて議案10件でございます。 提案理由の説明に入ります前に、最近の市政を取り巻く状況の一端、また諸般の報告等をさせていただきたいと思います。 東京都杉並区に所有しております旧吉田邸につきまして、施設老朽化により一部改修を行っておりましたが、このたび改修工事が完了し、去る8月7日落成式をとり行い、新たに備中高梁館として開館をいたしました。今後におきましては、施設管理を従来
どおり一般社団法人正法流紫鳳会にお願いをし、
吉田能安先生の遺徳の顕彰、正法流弓道の伝承、また
特産品販売行事であります
備中松山藩食彩屋などを初めとした高梁市の
PR情報発信拠点施設として活用を図ってまいりたいと考えているところでございます。 次に、
吉備国際大学の秋の入学の状況でありますが、今年度は中国、ベトナムなどから留学生39人の入学が予定をされており、昨年度の22人に比べ大幅に増加をいたしたところでございます。このうち、中国からの留学生22名につきましては、全て
アニメーション文化学部の入学予定者でありまして、海外での日本アニメの人気の高さがうかがえるところでもございます。このアニメを地方創生の柱の一つとして、本
年度地方創生推進交付金の申請を行っておりましたが、去る8月上旬に内示をいただきました。これにより、今後
アニメスタジオの整備、運営について、順正学園及び関連企業と連携を進めていくこととしております。 次に、3年前から受け入れをいたしております
地域おこし協力隊員でございますが、今年度は新たに起業型の隊員2名が9月から着任する予定でございます。これにより、現役隊員は現在の3名から5名となります。また、3年間の任期を終えた隊員3名は市内に定住をし、農業やカフェの経営など、3年間の経験を生かし地域内に定着しております。また、移住希望者の相談、また現地案内、情報発信など
移住コンシェルジュとしても活躍をしていただいているところでございます。今年度の空き家の登録件数及び成約件数も着実に伸びてきており、引き続ききめ細やかなサービスに心がけるとともに、移住先となる地域の協力をいただきながら官民協働による
受け入れ態勢の充実を図り、移住の促進、定住人口の増加を図ってまいりたいと考えております。 次に、
日本郵便株式会社高梁市
市内郵便局と地域見守り活動等に関する協定について御報告を申し上げます。 8月19日に
市内郵便局と地域見守り活動及び安全・安心な
まちづくりに関する2つの協定を締結いたしました。これは、郵便局の社員が配達及び営業活動中に気づいた情報を速やかに市に情報提供していただくというものでございます。具体的には、道路の損傷や不法投棄の発見、また高齢者宅などの訪問先において異常を察知した場合には、市及び関係機関に通報していただくというものでございます。市としましても、こうした情報に対して、速やかに対応することで、この協定の目的である市民が住みなれた地域で安心・安全そして快適に暮らし続けることができるよう努めてまいりたいと考えております。 岡山米子道の4車線化についてでございますが、6月の議会でも御報告をさせていただきましたように、
賀陽インターチェンジから
北房ジャンクション間の暫定2車線区間について、付加車線の整備ということで事実上の4車線化が動き始めたところであります。しかしながら、全線の4車線化には至ってないというところでございますので、今月、来月と4車線化に向けた会議等にも参加をし、早期の全線4車線化実現のために活動を進めることといたしております。議員諸公を初め、市民の皆様の利用促進が力となります。御協力をよろしくお願いをいたします。 それでは、提案をいたしております議案につきまして、大要を説明させていただきます。 認定第1号から認定第3号までは平成27年度の各会計の決算でございます。 まず、認定第1号「平成27年度高梁市各
会計歳入歳出決算認定について」の内容でございますが、一般会計の歳入総額は262億9,137万円余、歳出総額は253億6,528万円余でありまして、形式収支は9億2,608万円余の黒字であります。また、翌年度に繰り越すことが決まっている財源を除いた実質収支は6億5,655万円余となっております。昨年に比べまして、歳入決算額で8億8,498万円余、歳出では10億4,126万円の減額決算となっております。 減額の要因といたしまして、歳入につきましては、地方交付税が
合併特例期間の終了等により約3億5,200万円の減となっております。国庫支出金は
社会資本整備総合交付金事業、
災害復旧事業の減額等によりまして約6億5,452万円が、市債は庁舎建設、高梁駅西広場整備など、事業がほぼ終わったことから合併特例債が9億円余の減額となり、市債全体では6億4,624万円余の減額となりました。一方、増額となったものは、豪雨による
災害復旧事業や大型事業などに充当した
財政調整基金及び
開発事業基金からの繰入金が5億8,200万円、また繰りかえ運用解消に伴う
地域振興基金の繰入金が4億円余りあり、歳入全体では9億9,153万円余の増額となりました。また、
地方消費税交付金が約2億7,400万円の増加となっております。歳出につきましては、新庁舎整備に伴う備品購入や
地域振興基金繰りかえ運用解消に伴う補助費等が大幅に増加したことで消費的経費が増となったものの、義務的経費、投資的経費はいずれも減額となりました。中でも、投資的経費につきましては、新庁舎建設が約9億9,000万円、街路事業約3億8,000万円、また災害復旧費が8億8,290万円余の減額となったところであります。 次に、
国民健康保険特別会計ほか15の特別会計の歳入総額でありますが、132億9,200万円余、歳出総額は132億5,054万円余となっております。なお、特別会計の収支不足に対しまして、翌
年度繰上充用により措置をいたしております。 次に、認定第2号「平成27年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計決算認定について」でございます。 収益的収支の事業収益の総額ですが、12億4,394万円余に対し事業費用の総額は13億8,818万円余となりました。差し引き1億4,423万円余の純損失が生じたところであります。 次は、認定第3号「平成27年度高梁市
水道事業特別会計決算認定について」であります。 収益的収支の総収益は3億338万円余に対し総費用が3億354万円余となり、差し引き15万円余の純損失が生じたところであります。 また、本市の財政状況でございますが、実質的な公債費が財政に及ぼす負担を示します実質公債費比率につきましては11.2%と前年度より0.8ポイント改善をし、今後も11%台で推移するものと考えております。反面、財政の弾力化をあらわす経常収支比率は88.6%と昨年度より2ポイント上昇する結果となりました。一方、国においても目標を掲げた上での財政健全化を進めておりますが、税収の伸びが鈍化していること、また消費税引き上げを延期したことにより国、地方を通じて今後も厳しい財政運営が続くものと想定をしております。市といたしましては、総合計画に掲げるひと・まち・自然にやさしい高梁を実現するためにも、持続可能な財政基盤の確立を図る必要があり、引き続き効率的で効果的な財政運営を行っていかなくてはならないと考えております。 続きまして、一般議案でございます。 議案第92号「高梁市
特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例」でございますが、これは地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日に施行されたことにより、所要の改正を行うものでございます。 議案第93号「市道路線の認定について」でございますが、これは新たに1路線を市道として認定するものでございます。 予算案件は5件ございます。 まず、議案第94号「平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第1号)」であります。 歳入歳出それぞれ5億4,220万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を250億6,220万9,000円とするものでございます。 主なものといたしましては、総務費では定住対策として空き家活用促進助成金を、商工費では住宅リフォーム事業費補助金の補正をお願いしております。消防費では、消防署西分駐所に太陽光発電施設を整備し、教育費では来年度備中中学校との統合に備え成羽中学校の施設の一部改修や備品購入を、また図書館駅西駐車場の整備等に必要な経費を計上いたしております。さらに、6月から7月にかけ大雨により発生をいたしました道路等の
災害復旧事業費などをお願いしているところでございます。 議案第95号から議案第98号までの各特別会計の補正予算につきましては、執行上必要な経費を一般会計に準じ、それぞれ措置をいたしておるところでございます。 以上、議案の大要につきまして御説明を申し上げましたが、詳細につきましてはそれぞれ担当者から補足の説明をいたさせますので、十分な御審議を賜り適切な御議決を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 なお、今議会中に追加議案といたしまして、人権擁護委員の人事案件を提出させていただく予定といたしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(倉野嗣雄君) 土谷会計管理者。 〔会計管理者 土谷俊明君 登壇〕
◎
会計管理者(土谷俊明君) おはようございます。 それでは、認定第1号「平成27年度高梁市各
会計歳入歳出決算認定について」の補足説明をさせていただきます。なお、決算状況につきましては、それぞれの関係書類に詳細を記載しておりますので、概要のみの説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 まず、お手元の赤で③の番号を付しております平成27年度高梁市一般会計、特別会計決算説明資料から説明をさせていただきます。 まず、1ページでございます。1、平成27年度決算総括表をごらんください。 表の1行目、一般会計の歳入決算額は262億9,137万677円で、収入率は96.5%、歳出決算額は253億6,528万3,737円で、執行率は93.1%となっております。これにより一般会計の歳入歳出差し引き額、いわゆる形式収支は9億2,608万6,940円の黒字となりますが、繰越財源が2億6,953万305円ありますので、実質収支といたしましては6億5,655万6,635円の黒字となっております。なお、この繰越財源は平成28年度に繰り越しております複合施設整備推進事業、情報管理事業など全26事業に充当するものでございます。 次に、2行目、特別会計でございます。 15の特別会計全体の歳入決算額は132億9,203万5,542円で収入率は97.2%、歳出決算額は132億5,054万217円で執行率は96.9%となっております。一般会計と同様に形式収支は4,149万5,325円の黒字となりますが、繰越財源が2,128万4,000円ありますので、実質収支といたしましては2,021万1,325円の黒字となっております。繰越財源は、平成28年度に繰り越しております養護老人ホーム特別会計の養護老人ホーム統合改築事業、簡易水道事業特別会計の施設整備事業、下水道事業特別会計の施設整備事業、そして地域開発事業特別会計の工業団地造成事業にそれぞれ充当するものであります。 特別会計の中ほど、実質収支がマイナスとなります住宅新築資金等貸付事業特別会計につきましては、地方自治法施行令第166条の2の規定に基づく繰上充用の措置をいたしております。 一番下、合計の行をごらんください。一般会計と特別会計を合わせた歳入決算額は395億8,340万6,219円、歳出決算額は386億1,582万3,954円となっております。 続きまして、次のページでございます。2、一般会計歳入款別決算額対前年度比較表でございます。以下の表は千円単位で表示をいたしております。 下から3行目、歳入合計欄に示しますように、平成27年度の歳入決算額は平成26年度より8億8,498万9,000円、3.3%の減となっております。うち、自主財源は対前年度6億4,744万3,000円増の74億2,301万4,000円で、決算構成比は28.2%となっております。 増減の主なものを申し上げますと、
地方消費税交付金が2億7,416万5,000円の増、繰入金が9億9,153万5,000円の増。一方、中ほど地方交付税は3億5,258万6,000円の減、国庫支出金は6億5,452万4,000円の減、繰越金は2億6,829万6,000円の減、市債は6億4,624万2,000円の減となっております。 続きまして、次のページ、3、一般会計歳出款別決算額対前年度比較表でございます。 平成27年度の歳出決算額は平成26年度より10億4,126万円、3.9%の減となっております。 減となりました主なものを申し上げますと、総務費では新庁舎建設推進事業などの減に伴い6億2,252万9,000円、11.8%の減、土木費では街路整備事業などの減に伴い6億3,845万3,000円、18.1%の減、災害復旧費は、公共土木
災害復旧事業などの減に伴い8億8,290万3,000円、61.8%の減となっております。 続きまして、次のページでございます。4、普通会計性質別歳出決算状況でございます。 普通会計と申しますのは、地方財政統計上統一的に用いられる公営事業会計等に類するものを除いた会計のことで、本市では一般会計のほか、へき地診療所、養護老人ホーム、軽費老人ホーム、住宅新築資金等貸付事業、畑地かんがい事業の各特別会計、全6会計が該当いたしております。この普通会計歳出額を性質別に集計した表でございます。 まず、人件費と扶助費、公債費を合わせました義務的経費ですが、平成27年度は101億1,089万1,000円で、平成26年度より3,097万4,000円、0.3%の減、決算構成比は39.8%となっております。その内訳ですが、人件費が4,144万6,000円の減、扶助費が899万円の減、公債費につきましては1,946万2,000円の増となっています。 次に、物件費と維持補修費、補助費等を合わせました消費的経費は、58億3,931万8,000円で、平成26年度より8億7,200万4,000円、17.6%の増、決算構成比は23.1%となっております。このうち物件費は新庁舎整備に伴う備品購入の増などによりまして3億5,403万6,000円の増、維持補修費は1,161万6,000円の減、補助費等は
地域振興基金繰りかえ運用解消に伴う繰出金の増などによりまして5億2,958万4,000円の増となっております。 普通建設事業費と災害復旧費を合わせました投資的経費につきましては、51億7,023万9,000円で、平成26年度より17億1,750万円、24.9%の減、決算構成比では20.3%でございます。このうち普通建設事業費が8億1,480万2,000円の減となっておりますが、この要因につきましては次のページで申し上げます。それに加えまして、災害復旧費につきましても事業の減によりまして9億269万8,000円の減となっております。 その他につきましては、42億7,629万8,000円で、平成26年度より1億7,105万8,000円、3.8%の減、決算構成比では16.8%となっております。これの主な減要因につきましては、
開発事業基金積立金の減によるものであります。 続きまして、次のページ、5、普通会計款別普通建設事業の状況でございます。 平成27年度の補助事業費合計は23億1,043万5,000円、単独事業費は22億7,115万2,000円で、両事業費の合計が45億8,158万7,000円となり、平成26年度より8億1,480万2,000円、15.1%の減となっております。主な減要因は、新庁舎建設事業の減などにより、総務費の単独分が9億6,834万9,000円減となったことによるものであります。 続きまして、次のページ、6、普通会計一般財源の充当状況でございます。この表は性質ごとに一般財源の充当状況を示したものでございます。 投資的経費の区分をごらんいただきますと、普通建設事業費、
災害復旧事業費の減によりまして、一般財源充当におきましても対前年度13.5%の減となっております。 続きまして、次のページでございます。7、普通会計市債の状況でございます。 平成27年度末の市債現在額は、平成27年度末差し引き現在額欄の合計にお示ししておりますとおり、318億1,414万6,000円で、平成26年度末よりも1億7,059万6,000円の増となっております。その他の特別会計、企業会計及び全会計の市債現在額につきましては、下段の参考の表をごらんいただきたいと思います。 続きまして、次のページでございます。8、市税収納実績及び負担状況でございます。 上段の表は、市税の区分、年度ごとに収入額などをお示ししております。平成27年度収入額合計は38億2,781万9,000円で、収納率は94.7%となっております。また、下段の表は、年度ごとの市税の負担状況であります。平成27年度の市税の負担状況につきましては、年度末人口、世帯数による単純計算とした場合でございますが、人口1人当たり11万9,418円、1世帯当たりが26万2,449円の負担となっております。 9ページ以降の歳入歳出予算に対する過不足状況につきましては、一般会計、特別会計におきまして、予算に対しそれぞれ100万円以上の過不足があったものについて、その理由を掲げておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 以上で決算説明資料につきましての説明は終わらせていただきます。 次に、赤で②の番号を付しております平成27年度高梁市一般会計、特別会計歳入歳出決算書について御説明をさせていただきます。そちらを御準備いただきたいと思います。 なお、金額につきましては、千円未満は切り捨てで申し上げますので、よろしくお願いをいたします。 まず、1ページから6ページの一般会計の歳入についてでございますが、先ほど概要を申し上げたとおりでございますが、一部の科目で不納欠損処分をいたしておりますので、これにつきまして御説明をさせていただきます。 2ページをごらんいただきたいと思います。 市税のうち、市民税の不納欠損額は420万1,000円でございます。内訳は、個人市民税が94人、341件で388万円、法人市民税が2法人、4件で32万1,000円でございます。固定資産税と都市計画税を合わせましては190人、668件で405万1,000円、軽自動車税では104人、157件で64万5,000円を不納欠損といたしております。 次に、4ページをごらんください。使用料及び手数料の使用料で78万7,000円を、手数料で1万4,000円を不納欠損といたしております。 次に、6ページをごらんください。諸収入のうち、雑入で21万2,000円を不納欠損といたしております。 7ページから10ページまでの一般会計の歳出につきましても、先ほど概要を申し上げましたとおりですが、事業成果などにつきましては赤で④を付しております平成27年度決算における主要な施策の成果に関する説明書に事業ごとの決算額を掲げておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。 次に、9ページの欄外をごらんください。 一般会計の歳入歳出差し引き残額は9億2,608万6,000円となっております。 次の11ページからは特別会計でございます。 まず、高梁市
国民健康保険特別会計事業勘定歳入歳出決算でございます。 国民健康保険税の収入済額は、6億219万9,000円で収納率は現年分が93.6%、滞納繰越分と合わせました全体では76.7%となっております。国民健康保険税におきましても、181人、1,322件で、942万6,000円の不納欠損処分をいたしております。 歳入合計は14ページ、収入済額欄のとおりで、44億4,134万3,000円、歳出合計は、18ページになります、支出済額欄のとおりでございまして、43億9,488万4,000円、歳入歳出差し引き残額は4,645万9,000円となっております。 続きまして、19ページからは、高梁市
国民健康保険特別会計直診勘定歳入歳出決算でございます。 これは中井診療所、松原診療所、川上診療所、宇治診療所の管理運営に係るものでございます。歳入合計は、20ページ、収入済額欄のとおりで、6,390万3,000円、22ページにございます支出合計は歳入合計と同額であります。 続きまして、23ページからは高梁市へき地診療所特別会計歳入歳出決算でございます。 これは、備中診療所、平川診療所、西山診療所の管理運営に係るものでございます。歳入合計は、24ページの収入済額欄のとおりでございまして692万円、26ページにございます歳出合計も歳入合計と同額でございます。 続きまして、27ページからは、高梁市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算でございます。 後期高齢者医療保険料の収納状況でございますが、3億354万9,000円、収納率が現年分が99.7%、滞納分を合わせますと99.2%というふうになっております。また、不納欠損を9人、46件で、25万7,000円をいたしております。歳入合計は、28ページ、収入済額欄のとおり、4億7,423万4,000円、歳出合計は30ページ支出済額欄のとおりで4億7,297万2,000円となっており、歳入歳出差し引き残額は126万1,000円であります。 続きまして、31ページからは高梁市介護保険特別会計事業勘定歳入歳出決算でございます。 介護保険料の収納状況ですが、7億7,876万8,000円で、収納率は現年分が99.3%、滞納繰越分を含めました全体では98.1%となっております。介護保険につきましても45人、239件で、122万8,000円の不納欠損処分をいたしております。歳入合計は32ページ収入済額欄のとおりでございまして、46億1,148万7,000円、歳出合計は34ページ支出済額欄のとおりで45億6,918万4,000円で、歳入歳出差し引き残額は4,230万3,000円となっております。 続きまして、35ページからは高梁市介護保険特別会計サービス勘定歳入歳出決算でございます。 訪問看護サービス事業、介護予防支援事業及び介護老人保健施設ひだまり苑の管理運営に関するものでございます。歳入合計は、36ページのとおり1億1,476万9,000円でございまして、38ページにございます歳出合計も歳入合計と同額でございます。 続きまして、39ページからは、高梁市養護老人ホーム特別会計歳入歳出決算でございます。 養護老人ホーム長寿園及び成羽川荘の管理運営に係るものでございます。歳入合計は40ページのとおりで、2億6,562万1,000円、歳出合計は、42ページのとおり2億6,334万3,000円でございます。なお、翌年度繰越額4,497万8,000円は養護老人ホーム統合改築事業費を繰り越すものでございます。歳入歳出差し引き残額227万8,000円でございますけれども、これは繰越事業に充当する財源となります。 続きまして、43ページからは、高梁市特別養護老人ホーム特別会計歳入歳出決算でございます。 鶴寿荘及び併設する通所介護事業所成羽デイサービスセンターの管理運営に係るものでございます。歳入合計は、44ページのとおり2億7,192万6,000円で、46ページの歳出合計は、歳入合計と同額であります。 続きまして、47ページからは、高梁市軽費老人ホーム特別会計歳入歳出決算でございます。 グリーンハイツ成羽川の管理運営に係るものでございます。歳入合計は、48ページのとおり2,066万6,000円、50ページにございます歳出合計も歳入合計と同額でございます。 続きまして、51ページからは高梁市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算でございます。 歳入合計は、52ページのとおり217万5,000円、歳出合計は、次のページ54ページになりますが、7,576万4,000円であります。歳入歳出差し引きで歳入不足となります7,358万8,000円は、繰上充用による措置をいたしております。 続きまして、55ページからの高梁市畑地かんがい事業特別会計歳入歳出決算でございます。 歳入合計は、56ページのとおりでございまして、2,223万1,000円、歳出合計は、58ページのとおりで2,086万1,000円、歳入歳出差し引き残額は136万9,000円となっております。 続きまして、59ページからの、高梁市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算でございます。 これは市内23カ所の簡易水道施設の管理運営に係るものでございます。歳入合計は、60ページのとおり12億7,468万3,000円、歳出合計は、62ページのとおり12億6,663万5,000円でございます。翌年度繰越額1,377万4,000円は、簡易水道施設整備事業費を繰り越すものでございます。なお、歳入歳出差し引き残額804万8,000円はこの繰越事業に充当する財源となります。 続きまして、63ページからは高梁市下水道事業特別会計歳入歳出決算でございます。 歳入のうち、負担金で1人、2件で2万4,000円、使用料で52人、243件で68万9,000円の不納欠損処分をいたしております。歳入合計は、64ページのとおり15億2,338万5,000円、歳出合計は、66ページのとおり15億2,322万7,000円でございます。翌年度繰越額1億6,008万5,000円は、公共下水道施設整備事業費を繰り越すものであります。なお、歳入歳出差し引き残額15万8,000円はこの繰越事業に充当する財源でございます。 続きまして、67ページからは高梁市地域開発事業特別会計歳入歳出決算でございます。 歳入合計は、68ページのとおり1億9,094万4,000円、歳出合計は、70ページのとおり1億7,962万7,000円で、歳入歳出差し引き残額は1,131万6,000円となっております。なお、翌年度繰越額1,080万円は、工業団地造成事業費を繰り越すものでございまして、歳入歳出差し引き残額のうち1,080万円は繰越事業に充当する財源でございます。 それから、71ページから82ページにわたりましては巨瀬財産区、宇治財産区、有漢財産区に係る歳入歳出決算でございますが、特段申し上げることはございません。ごらんいただきたいと思います。 以降は附属書類となります。 83ページからは一般会計歳入歳出決算事項別明細書、305ページからは特別会計歳入歳出決算事項別明細書、また477ページからは実質収支に関する調書を掲げております。ごらんいただきたいと思います。 そして、495ページからは財産に関する調書でございます。これにつきましては、公有財産、物品、債権、基金に係ります決算年度中の増減及び年度末の現在高を掲げておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上で一般会計及び特別会計に係る決算の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(倉野嗣雄君) 説明の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。 午前10時59分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前11時9分 再開
○議長(倉野嗣雄君) 休憩前に引き続き再開いたします。 引き続き、補足説明を願います。 三宅病院事務長。 〔病院事務長 三宅得智君 登壇〕
◎病院事務長(三宅得智君) それでは、私のほうからは認定第2号「平成27年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計決算認定について」の補足説明をさせていただきたいと思います。資料につきましては、⑥の資料になります。 平成27年度の決算全般につきましては、平成26年度で計上しておりました各種引当金の特別損失の計上がなくなったということから、平成26年度に比べまして約3,600万円弱の収支改善が見られました。診療につきましては、外来患者数の増加があったものの、入院患者数の減少によりまして、大変厳しい決算状況であるとも認識をしておるところでございます。 それではまず、決算の概況から御説明をさせていただきたいと思います。11ページをお開きください。 平成27年度高梁市国民健康保険成羽病院事業報告書になります。 まず、アの患者数についてでございます。平成27年度の延べ患者数は7万531人で、そのうち入院患者は2万855人、前年度に比べまして4,095人、率にしまして16.4%の減となったところでございます。病床利用率につきましては、一般病床73.1%、療養型病床41.6%合計59.4%の病床利用率でございました。外来患者につきましては4万9,676人で、対前年度比2,502人、率にしまして5.3%の増加となったところでございます。夜間休日の救急患者さんにつきましては1,589人で、対前年度比で115人の減、またそのうち救急車によります搬送は231人でございました。 次に、イの収益的収支についてでございます。 収入では、入院収益が5億3,049万187円の決算額で、先ほど申しました入院患者数の減によりまして、対前年度比4,385万7,783円、率にしまして7.6%の減収となったところでございます。反面、外来収益は3億4,349万7,575円の決算額で、対前年度比で2,712万6,556円、率にしまして8.6%の増収となっております。医業収益につきましては、総額9億8,191万2,565円で対前年度比2,395万8,889円、率にしまして2.5%の増収となっております。医業外収益につきましては、決算額が2億5,991万8,037円、対前年度比で3,318万5,251円、率にしまして11.3%の減収となりました。特別利益は211万5,468円で、事業収益の総額は12億4,394万6,070円、対前年度比726万554円、率にしまして0.6%の減収でございました。 次に、支出についてですが、医業費用の決算額は、13億2,334万4,229円で、対前年度比395万6,795円、率にしまして0.3%の増額となっております。医業外費用の決算額は3,925万7,780円、前年に比べまして685万6,267円の増でございます。特別損失としまして、2,557万8,888円を計上しております。主な内容としまして、医師住宅の建てかえに伴います建物除却費によるものでございます。事業費用の総額は13億8,818万897円でございます。対前年度比では4,311万8,957円、率にしまして3%の減となっているところでございます。その結果、当年度の純損失は1億4,423万4,827円となっているところでございます。 続きまして、ウの資本的収支についてでございます。 平成27年度は、医師住宅改築に係ります工事費とCTの更新など医療機器等の購入によりますものが主なものでございます。 まず、収入として企業債が1億1,860万円、対する支出ですが、医師住宅建てかえ工事費が7,506万6,000円、医療機器等備品整備のための有形固定資産購入費が3,751万606円、企業債元金償還金が3,530万1,509円で、総額1億4,787万8,115円でございました。 それでは、1ページにお戻りください。 平成27年度高梁市国民健康保険成羽病院事業決算報告書でございます。この報告書につきましては、消費税を含んだ数字となっております。 まず、(1)の収益的収入及び支出のうち、まず収入についてでございます。収入の全体といたしましては、第1款病院事業収益の決算額が12億5,113万4,217円、内訳としまして1項の医業収益9億8,834万4,389円、第2項の医業外収益が2億6,067万4,360円でございました。 次に、支出でございます。支出の全体といたしまして、第1款病院事業費用の決算額は14億1,322万596円でございました。内訳としまして、第1項の医業費用が13億4,379万4,728円、第2項の医業外費用が4,384万6,980円、第3項の特別損失が2,557万8,888円でございました。 次に、2ページをおあけください。 (2)の資本的収入及び支出になります。 まず、収入でございます。 第1款資本的収入の決算額は1億1,860万円で、内訳としまして、第1項企業債のみでございます。これにつきましては、医師住宅の改築事業費や医療機器購入に係ります病院事業債でございます。 次に、支出でございます。第1款、資本的支出の決算額は1億5,688万4,243円で、内訳といたしまして、第1項の建設改良費が1億2,158万2,734円でございました。主なものとしまして、医師住宅建てかえに係ります事業費が8,107万円程度、医療機器購入等に係りますものが3,978万円程度でございました。 第2項の企業債償還金につきましては3,530万1,509円を償還いたしております。 備考としまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額3,828万4,243円は、過年度損益勘定留保資金で補填をしておるところでございます。 次に、3ページでございます。 損益計算書でございます。 まず、1の医業収益でございます。計のみを申し上げます。医業収益は、9億8,191万2,565円でございました。2の医業費用につきましては13億2,334万4,229円でございました。この医業収益から医業費用を差し引きました医業損失、一番下でございます、3億4,143万1,664円でございました。 次の4ページでございます。 3の医業外収益が2億5,991万8,037円でございます。それから、4の医業外費用が3,925万7,780円。差し引きました医業外収支につきましては2億2,066万257円でございました。 全体の経常損失でございますが、医業損失と医業外収支の差でございます。1億2,077万1,407円でございます。 5の特別利益といたしまして、過年度損益修正益が211万5,468円、6の特別損失につきましては、過年度損益修正損が269万3,944円、その他特別損失につきましては、先ほど申しました医師住宅の除却に伴いますもので、2,288万4,944円を計上いたしております。 その結果、当年度純損失が1億4,423万4,827円となりまして、前年度からの繰越欠損金の3億9,725万2,625円を合わせました当年度未処理欠損金が5億4,074万9,652円となっておるものでございます。 次に、6ページでございます。 剰余金計算書になります。この表につきましては、平成27年度における資本金、剰余金の変動をあらわした表でございます。ごらんをいただければと思います。 下表の4の欠損金処理計算書(案)でございます。当年度末の資本金、資本剰余金、未処理欠損金につきましては、同額を翌年度へ繰り越すものでございます。 7ページ以降につきましては、貸借対照表、先ほど申しました事業報告書、また議会議決事項、それから職員に関する事項、業務量、キャッシュフロー計算書、また各項目別の明細書を上げさせていただいておりますので、お目通しのほうをよろしくお願いしたいと思います。 以上で認定第2号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(倉野嗣雄君) 赤木
産業経済部長。 〔
産業経済部長 赤木佳久君 登壇〕
◎
産業経済部長(赤木佳久君) それでは、私のほうから認定第3号「平成27年度高梁市
水道事業特別会計決算認定について」の補足説明をさせていただきます。 お手元の資料、⑦のついた資料で説明をさせていただきます。 それではまず、決算の概況から御説明をさせていただきますので、9ページをお開きください。 まず、1の概況におきます総括事項であります。業務面では、平成28年3月末の給水世帯が5,783世帯、給水人口は1万3,157人でございまして、前年度と比べますと世帯数で31世帯減、給水人口では251人の減となっております。総配水量につきましては、181万1,202立方メートル、総有収水量は151万2,661立方メートルで、有収率につきましては83.52%となったところでございます。有収率につきましては、前年度より若干ではございますが持ち直しをしておるところでございます。 経営面におきましては、給水人口の減少などによりまして損益勘定の総収益3億338万8,344円に対しまして、総費用は3億354万3,996円となっております。当年度純損失は15万5,652円となり、依然として厳しい経営状態が続いております。 資本勘定におきましては、都市計画街路事業に伴います配水管布設工事、管路耐震化配水管布設取りかえ工事、和田配水池補水栓設置工事、第5水源地2号取水ポンプ取りかえ工事を行ったところでございます。資本的収入は、給水申し込み負担金164万8,149円、配水管移設補償金86万6,160円、管路耐震化配水管布設取りかえ工事に伴います国庫補助金500万4,000円となっております。資本的支出におきましては、建設改良費、企業債償還金で4,448万9,642円となっております。前年度に比較いたしまして2,621万円余りの増額となったところでございます。 1ページに戻っていただきまして、平成27年度高梁市水道事業特別会計決算報告書でございます。数字は消費税込みの金額でございます。 まず、1の収益的収入及び支出でございますが、上段の収入では、第1款水道事業収益の決算額が3億1,867万4,129円でございます。第1項営業収益、第2項営業外収益がその内訳となっております。 中段から下の支出でございますが、第1款水道事業費用の決算額は3億1,556万1,750円でございまして、その下の第1項営業費用から第4項予備費までがその内訳でございます。 2ページをお開きください。 2の資本的収入及び支出でございます。上段の収入では、第1款資本的収入の決算額が765万160円となっております。第1項負担金、第2項補償金及び第3項国庫補助金がその内訳でございます。 中段から下の支出でございますが、第1款資本的支出の決算額は4,777万213円でございまして、その下の第1項建設改良費から第3項予備費までが内訳でございます。 なお、下段欄外に表記をしておりますように、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4,012万53円につきましては、内部留保資金で補填をしております。 続きまして、3ページ、4ページは損益計算書でございますが、3ページからは税抜きの金額を表示しております。 1が営業収益、2で営業費用の内訳と金額及び営業損失を、3で営業外収益、めくっていただきまして、4で営業外費用の内訳と金額及び経常損失、また5には特別損失を示しております。その下には、当年度純損失、当年度未処分利益剰余金など表示しておりまして、当年度純損失が15万5,652円でございまして、前年度繰越利益剰余金と合わせました当年度未処分利益剰余金につきましては3億5,181万6,232円となっております。 次の5ページは、剰余金計算書でございまして、平成27年度中における資本金、剰余金の変動をあらわした表であり、剰余金を資本剰余金、利益剰余金それぞれで表示をしておりますので、後ほどごらんください。 また、表の下段に掲げております剰余金処分計算書(案)でございますが、平成26年度の地方公営企業会計制度の改正により減価償却の方法が変わり、当年度未処分利益剰余金は3億5,181万6,232円であり、未処分利益剰余金が2億9,500万円余りふえた状況であります。したがいまして、これにつきましては経営の実態を適正にあらわすため、この2億9,585万9,765円を資本金に組み入れて処分し、5,595万6,467円を翌年度繰越利益剰余金とするものでございます。 次の6ページからは貸借対照表でございます。これは本会計の財政状況を示すものでございまして、資産、負債、資本の部で表示をしております。資産の部につきましては、6ページに2の流動資産を掲げておりますが、この中では現金預金が6億8,281万3,988円、未収金が1,321万1,644円、貯蔵品が355万467円となっておるところでございます。 8ページでございますが、資本の部に掲げております7の剰余金の中、(2)利益剰余金の内訳は、イの減債積立金が970万693円、ロの建設改良積立金が2,460万5,067円、ハの当年度未処分利益剰余金が3億5,181万6,232円でございまして、利益剰余金合計は3億8,612万1,992円という状況でございます。 9ページ以降につきましては、冒頭で御説明をさせていただきました事業報告書、13ページにつきましてはキャッシュフロー計算書を掲げておりますので、後ほどごらんをいただければと思います。 14ページから21ページまでは収益費用明細書を掲げております。14ページでは収益的収入、15ページから19ページまでは収益的支出を、20ページでは資本的収入を、そして21ページでは資本的支出の款から節までの費目、金額、備考欄には明細を表示しておりますので、ごらんください。 以降でございますが、22ページに企業債明細書を、23ページでは固定資産明細書を、そして24ページから財務諸表等に係る注記を添付しております。これも後ほどお目通しをお願いいたします。 以上、簡単でございますが、平成27年度高梁市水道事業特別会計決算の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(倉野嗣雄君) 丹正総務部長。 〔総務部長 丹正鎮夫君 登壇〕
◎総務部長(丹正鎮夫君) それでは、私のほうから高梁市基金運用状況報告書等の説明をさせていただきます。資料のほうでございますけど⑤番でございます。 それでは、1ページのほうから御説明をさせていただきます。 平成27年度高梁市基金運用状況報告書でございます。これらを含めて、財政状況につきまして4項目の以下の補足説明をさせていただきます。 まず、基金の運用状況でございます。これにつきましても、毎年行っているものでございますが、地方自治法の規定によりまして定額運用基金につきまして年度末の状況、残高を報告するものであります。高梁市におきましては、この基金は土地開発基金と肉用牛特別導入事業基金の2つが該当いたします。 まず、土地開発基金でございますけど、本年度は定期預金積立金利子の12万5,957円のみの増加となっております。 次に、肉用牛特別導入事業基金でありますけど、現金につきまして553万8,829円減少しております。これにつきましては、平成27年度中に牛3頭を購入、貸し付けすることによりまして179万3,374円と県の事業終了に伴う県出資金の返納分374万6,581円の減少と、利子1,126円を差し引いたものでございます。現物につきましては、牛が3頭ふえまして、平成28年3月末現在の現在高は6頭で357万2,105円でございます。基金原資累計額は405万5,069円となっております。以上でございます。 1ページめくっていただきまして、2ページでございます。 平成27年度継続費精算報告書でございます。これは、数年を要する事業につきまして設定する継続費でございますが、これにつきましては事業が完了した際に、全体の事業費を明らかにするということで精算報告書をもって議会へ報告することになっておりまして、3件ございますが、ごらんのとおりいずれも新庁舎等建設推進事業でございます。新庁舎本体工事が3年及び附帯施設整備等関連事業が2件ございまして、2年を要して完了いたしております。事業費等につきましてはごらんいただきたいと思います。 続きまして、3ページでございます。 平成27年度決算における健全化判断比率報告書でありますが、これも毎年御報告申し上げているところでございますので、簡単に御説明を申し上げます。財政健全化法によりまして4つの財政指標を示すようになっております。そのうち、実質赤字比率と連結実質赤字比率の2つの赤字比率がございますけど、一般会計及び公営企業会計を含めた全会計のトータルが赤字となっておりませんので、横バーつまり該当しないということになっております。 次に、実質公債費比率ですが、これは普通会計、企業会計、あるいは一部事務組合等が負担します地方債の元利償還金の標準財政規模に対する比率の3年間の平均値でございまして、11.2%となっております。これは前年度と比較して0.8ポイント改善しています。目安としましては、早期健全化基準指標は括弧書きの25%でございます。また、将来負担比率につきましても基準値を大きく下回っており、問題ないと考えております。これらの指標となる用語の説明等につきましては、5ページ以降に掲載しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 続きまして、各企業会計の資金不足比率でございます。 4ページをお開きください。 対象となる会計はここに掲げております5つの会計でございます。備考欄に事業規模ということで各金額を掲げていますが、これらに対して各公営企業に係る資金不足の比率をあらわすものでございますが、いずれも資金不足は生じておらず、数字が上がってきておりません。いわゆる健全な財政運営がなされているというふうに御理解をいただければというふうに思っております。 高梁市の財政状況でございますけど、先ほど市長の提案説明の中でも申し上げましたが、合併以後行財政改革の実施によりまして財政状況は改善の方向に向かいました。実質公債費比率につきましても、今後11%台で推移するというふうに見込んでおります。しかし、国も大変厳しい財政運営の中にあっては、地方にとっても将来的に不透明感は拭えず、地方財政運営も厳しい状況が続くものというふうには思っております。今後も高齢化の進展と人口減少は続くということは予測される中、持続可能な財政基盤を確立していかなければならず、引き続き効率的、効果的な財政運営に努めていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますけど補足説明とさせていただきます。
○議長(倉野嗣雄君) ただいま説明がありました認定第1号から認定第3号までにつきましては、お手元に決算審査意見書の写しが配付されております。これにつきまして、監査委員から補足説明がありましたらお願いいたします。 廣兼監査委員。 〔監査委員 廣兼昭夫君 登壇〕
◎監査委員(廣兼昭夫君) 失礼いたします。代表監査委員の廣兼でございます。よろしくお願いいたします。 それでは、補足説明を申し上げます。 まず、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項並びに地方公営企業法第30条第2項、さらに地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定に基づいて審査に付されました平成27年度高梁市一般会計、特別会計歳入歳出決算及び高梁市基金運用状況並びに高梁市公営企業会計決算、さらに高梁市財政健全化及び経営健全化の審査を実施いたしましたので、その意見書について補足説明を申し上げます。 審査につきましては、小林重樹委員とともに各会計決算について担当部課長等からの説明を受けながら平成28年5月23日から8月8日まで慎重に審査を行ったところでございます。この結果につきましては、去る8月8日、近藤市長に難波副市長及び平田教育長の立会のもと報告し、決算審査意見書を提出した次第であります。 初めに、一般会計、特別会計決算審査の結果でありますが、歳入歳出決算書類等はいずれも関係法令に準拠して作成され、その計数は関係諸帳簿等と符合し、正確であると認めたところであります。また、各基金につきましても、計数は正確であり、運用状況も設置目的に沿って適正に運用していると認められたところであります。 内容につきましては、お手元の⑧、一般会計、特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書の写しをごらんいただきたいと存じます。総括的に申し上げますと、意見書に記載しておりますとおり、一般会計と特別会計の決算総額は、歳入が395億8,000万円余りで、歳出が386億1,000万円余りとなり、前年度に比べ歳入は4億5,600万円余り減少し、また歳出につきましても5億9,500万円余り減少しております。一般会計と特別会計を合わせた実質収支では6億7,600万円余りの黒字となり、単年度収支でも4,100万円余りの黒字となっております。また、各地方自治体等の財政比較等に用いられております普通会計で見ますと、歳入が262億5,200万円余りで、歳出が253億9,600万円余りとなっております。前年度に比べ、歳入は8億9,600万円余り減少し、歳出も10億4,700万円余りの減少であります。実質収支では5億8,400万円余りの黒字で、単年度収支も7,300万円余りの黒字となっております。 次に、公営企業会計の水道事業特別会計と国民健康保険成羽病院事業会計決算審査の結果でございますが、両事業とも決算書類等はいずれも関係法令等に準拠して作成され、その計数は関係諸帳簿等と符合し正確であり、事業の経営成績及び財政状態を適正に表示していると認められました。 内容につきましては、お手元の⑨公営企業会計決算審査意見書の写しをごらんいただきたいと存じます。総括的に申し上げますと、まず水道事業特別会計の本年度の経営状況は、総収益が消費税抜きで3億330万円余りとなっておりまして、前年度に比べ1,100万円余り減少し、総費用が消費税抜きで3億350万円余りとなり、前年度に比べ26万円余り増加しております。その結果、15万円余りの赤字となっております。今後給水人口、世帯の減少、有収率の低下、老朽施設の改修など厳しい経営環境に加え、上水道と簡易水道の統合が予定され、さらに厳しい経営が予測されます。財政状況を十分勘案され、採算性と公共性の調和を図り、より安全で良質な水を安定供給し、市民生活の向上と福祉の増進に努められますよう要望するものであります。 また、国民健康保険成羽病院事業会計の本年度の経営状況は、総収益が消費税抜きで12億4,300万円余りとなり、前年度に比べ720万円余り減少しております。総費用は消費税抜きで13億8,800万円余りとなり、前年度と比べ4,300万円余り減少しておりますし、その結果、本年度の決算は1億4,400万円余りの赤字決算となっております。今後、入院や外来患者数、医業収益の大幅な増加が期待できない中で新病棟に係る減価償却や借入金の償還、医療機器の維持管理に係る経費など経営環境は厳しさを増す状況ではありますが、一層の経営の健全化を図られ、公立の医療機関として引き続き地域医療の充実に努められますよう要望するものであります。 次に、お手元の⑩、財政健全化及び経営健全化審査意見書の写しをごらんいただきたいと存じます。 財政健全化判断比率及び資金不足比率は、審査の結果いずれも適正に算定され、早期健全化の基準を下回り、資金不足も発生していないことを確認いたしました。この指標は、財政の健全化や再生の観点から、財政や経営の実態を明らかにするための最低限の基準ではありますが、提案説明でもお話がありましたように、早期健全化基準を下回っているからといって、また資金不足が発生していないからといって問題、課題がないということではございません。今後とも本市の実質的な負担状況の変化等に十分留意し検証するとともに、均衡のとれた財政運営の確立を目指し、長期的な財政の健全性を確保できるよう引き続き行財政改革の取り組みに努められることを望むものであります。 最後になりましたが、合併して10年間の普通交付税の特例措置は終了し、平成27年度から普通交付税の段階的な縮小が始まりましたが、財政運営適正化計画でも扶助費の増加が見込まれ、義務的経費の削減が困難な一方で、市税、交付税等の経常一般財源の減少が予想され、行財政運営を取り巻く環境はさらに厳しいものになると想定されております。今後、収入の確保、近年委託業務の大変多い中での各事業の進行管理、そして適正な予算執行に十分留意されるとともに、本市の経営動向に即した機動的、弾力的な財政運営のもと、高梁市新総合計画後期基本計画に基づく諸施策を着実に実現し、市民生活の安定と福祉向上を図るため一層邁進されますことを切に望み、平成27年度一般会計、特別会計決算審査等審査意見書の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(倉野嗣雄君) 引き続き議案の補足説明を願います。 丹正総務部長。 〔総務部長 丹正鎮夫君 登壇〕
◎総務部長(丹正鎮夫君) それでは引き続きまして、私のほうから議案第92号「高梁市
特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例」の補足説明をさせていただきます。 議案集のほうの4ページをお開きください。 議案第92号「高梁市
特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例」。 高梁市
特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例を次のとおり制定する。 この条例でございますけど、市長の諮問に応じ特別職報酬等の額について審議するために設置するものでございます。 5ページをお開きください。 5ページのほうに新旧対照表を掲げております。 右側が現行でございます。所掌事項としまして、第2条、市長は議員報酬の額並びに市長及び副市長の給料の額に関する条例を議会に提出しようとするときは、あらかじめ当該議員報酬等の額について審議会の意見を聞くものとするというのが現行でございます。 左側の改正案でございますけど、副市長及びその後に教育長というのを追加させていただくものでございます。これにつきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日に施行されまして、幾つかの項目において改正がなされたところでございますけど、その中で教育委員長と教育長を一本化した新しい教育長を設けるということになっております。そして、その新しい教育長は首長が議会の同意を得て直接任命するというものでございます。そうなりますと、施行日以降に市長が任命する教育長の身分は、特別職のみの身分を有することになるということになりまして、この条例の第2条の所掌事項に該当するということになりますので、教育長についての規定を追加するというものでございます。 提案理由でございます。教育長の給料について審議対象とするためということでございます。 以上で議案第92号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(倉野嗣雄君) 赤木
産業経済部長。 〔
産業経済部長 赤木佳久君 登壇〕
◎
産業経済部長(赤木佳久君) それでは、私から議案第93号の補足説明をさせていただきます。 議案書の6ページをお開きください。 議案第93号「市道路線の認定について」でございます。 道路法第8条の規定に基づき、市道の路線を次のとおり認定するというものでございます。 このたび提案をさせていただいておりますのは、認定路線は1路線でございます。 路線名、中之町団地線でございます。起点、川上町地頭1,837番3から終点川上町地頭1,837番7までの延長53.0メートル、幅員5.5から9.5メートルでございます。 詳細図を7ページに掲載しております。ごらんください。 本路線は市道地頭線に接続をしております。建設を予定しております地域優良賃貸住宅、宅地内道路でございます。土地の所有は高梁市でございます。 6ページに戻っていただきまして、提案理由といたしまして道路法第8条の規定に基づき、市道路線の認定をするものでございます。 8ページに道路法の抜粋を載せておりますので、後ほどごらんください。 以上で議案第93号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
○議長(倉野嗣雄君) 補足説明の途中ですが、ただいまから午後1時まで休憩いたします。 午前11時57分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午後1時0分 再開 〔14番 植田二郎君 退席、出席議員18名となる〕
○議長(倉野嗣雄君) 休憩前に引き続き再開いたします。 ここで執行部より発言の申し出がありましたので、これを許可いたします。 赤木
産業経済部長。
◎
産業経済部長(赤木佳久君) 失礼をいたします。 先ほど、補足説明の中で間違いを申し上げましたので、訂正をお願いいたします。 認定第3号⑦の資料でございます。この中の1の概況の中で、給水世帯数でございますが、31世帯減と申し上げましたが、31世帯の増でございます。大変失礼をいたしました。よろしくお願いをいたします。
○議長(倉野嗣雄君) 引き続き補足説明を願います。 丹正総務部長。 〔総務部長 丹正鎮夫君 登壇〕
◎総務部長(丹正鎮夫君) それでは引き続き、私のほうから議案第94号「平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第1号)」についての補足の説明をさせていただきます。 資料番号で⑪番ございます。そちらの資料をお出し願います。 よろしいでしょうか。 議案第94号「平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第1号)」。 平成28年度高梁市
一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億4,220万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ250億6,220万9,000円とする。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。 第2条、継続費の変更は第2表継続費補正による。 第3条、地方債の変更は第3表地方債補正による。 内容につきましては、事項別明細書のほうで説明をさせていただきますので、9ページをお開きください。 歳入のほうからの御説明になります。
災害復旧事業費分担金でございます。その下に国庫支出金で災害復旧費国庫負担金というものをそれぞれ計上させていただいております。6月、主には豪雨によりまして災害が起きた農業施設あるいは公共土木施設等についての
災害復旧事業に伴う分担金並びに国庫負担金でございます。 その下、国庫支出金、国庫補助金の中で、総務費国庫補助金、中ほどになります、6番企画費補助金で1,968万8,000円、地域公共ネットワーク等強靱化事業費補助金でございます。これは高梁市西地区ケーブルテレビ網の冗長化いわゆるバイパス工事を行っておりますが、それの国庫補助金でございます。 それから、その下、一番下にあります教育費国庫補助金でございます。社会教育総務費補助金で、この中に
まちづくり交付金2億9,607万5,000円というのがございます。これは複合施設の整備に係るものでございまして、社会資本整備総合交付金につきましては限られた国の予算中でなかなか基準どおりの補助額がいただけないという状況の中でありましたけど、要望活動の成果もございまして最終的にはほぼ
要望どおりの財源を確保できる見込みとなりましたので、ここで増額の補正を計上しているものでございます。 めくっていただきまして、10ページでございます。 中ほど、県支出金、県補助金でございます。4番の老人福祉費補助金と41番の消防施設費県補助金でございますけど、これは歳出のほうで御説明をさせていただきます。 下の11ページでございます。 中ほど、寄附金で企画費寄附金750万円でございます。ふるさと応援寄附金につきまして750万円増額を見込んでおります。 それから、その下、繰入金でございます。
財政調整基金繰入金で1億5,400万円でございますけど、主にはこのたびの単独
災害復旧事業に充当するものでございます。 それから、その下の
開発事業基金繰入金4,104万3,000円の減額でございますけど、社会資本整備総合交付金等の財源がついたことによりまして、繰入金を減額するものでございます。 めくっていただきまして、12ページでございます。 諸収入の中の雑入で、過年度支出金返還金7,700万円余りを計上させてもらっておりますけど、これは後期高齢者医療療養給付費負担金の平成27年度実績により精算をした結果、7,700万円余りが還付されるということでございます。 市債でございます。事業費の変更、あるいは他の財源の確保等によりまして、補正を行っております。ごらんいただきたいと思います。 続きまして、歳出のほうの御説明に入らせていただきます。 総務費でございますけど、中ほど積立金750万円、ふるさと応援基金積立金、先ほどふるさと寄附金の歳入を積み立てるというものでございます。 それから、その下、地域振興費、19、負担金補助及び交付金で1,500万円でございます。空き家活用促進助成金ということで、空き家の流動化が進んでおりまして、申請件数が当初予算を大幅に上回る見込みでございまして、ここで増額のお願いをするものでございます。 その下、民生費でございます。社会福祉総務費、寄附金で153万2,000円、災害義援金でございます。これは、熊本地震に市内の企業等から寄附金をいただいております。そういった寄附金につきまして、寄附者の意向を尊重して熊本県のほうに災害義援金としてお送りをさせていただくものでございます。 その下、19、負担金補助及び交付金で3,758万9,000円、地域医療介護総合確保基金事業費補助金でございます。これにつきましては、民間事業者が行われます地域密着型サービス施設に対して県の補助金を市を介して民間事業者に交付するというものでございます。いわゆるトンネル補助というものでございます。 めくっていただきまして、14ページをお開きください。 民生費の中の児童福祉施設費でございます。19節負担金補助及び交付金200万円になります。私立保育所業務効率化推進事業補助金ということで、国の事業の採択を受けまして、これはICT化の推進による事業を行うということでございます。 それから、下のページ15ページでございます。 農林水産業費でございます。中ほどでございます。農業施設費の需用費の修繕料で388万6,000円を計上させていただいておりますが、川上地域にある堆肥供給センターの機械の修繕を行うものでございます。 それから、その下の商工費でございます。まず、商工振興費で住宅リフォーム事業費補助金1,500万円です。申請件数が予想をはるかに上回るということで、非常に多くの要望をいただいておりまして、市民要望に応えるという意味で増額の補正をお願いするものでございます。 それから、繰出金でございます。地域開発事業特別繰出金につきましては、特別会計のほうで御説明をさせていただきます。 それから、1枚めくっていただきまして16ページをお開きください。 土木費でございます。中ほどに委託料、工事請負費等で、道路橋梁費では6,735万円の補正をここでお願いするものでございますけど、道路の維持修繕あるいは改良工事等につきまして増額の補正をお願いするものでございます。 それから、17ページの上になります消防費でございます。消防費の中の工事請負費2,220万9,000円でございますけど、これは消防署西分駐所に太陽光発電の設備を整備するというものでございます。財源のほとんどにつきましては県からの補助金を充当するということで予定いたしております。 それから、教育費でございますけど、教育費の中には教育総務費の備品購入費で1,026万9,000円がございますし、次のページ、中学校費の中にも工事請負費あるいは負担金補助及び交付金を計上いたしておりますけど、これは備中中学校が成羽中学校に統合するに伴いまして、施設の改修工事でありますとか、学用品に対する補助金、そういったものを教育費の中で今回主には見込んでおりますので、ごらんいただきたいと思います。 それから、19ページでございますけど、教育費、社会教育費の中ほどでございます。図書館費でございます。委託料につきまして2,908万1,000円の減額でございます。これは、空間創出業務委託料あるいはシステム整備委託料につきまして、事業費の確定に伴いまして減額をさせていただきます。 工事請負費につきましては、複合施設整備工事費で、設計変更に伴いまして2,900万円余りの工事費の増でございます。 それから、その下に公有財産購入費としまして8,961万2,000円、土地購入費がございますけど、これは備中高梁駅西の駐車場、図書館用の駐車場として整備をさせていただくもので、現在土地開発公社が所有しております土地について、一般会計のほうで買い取っていただくものでございますし、その上に施設等整備工事費としまして2,242万円を計上いたしておりますが、図書館の駅西側の駐車場として整備するものでございまして、これらにつきましても先ほど歳入で御説明申し上げました交付金の充当が可能になったということで整備をさせていただくものでございます。 それから、めくっていただきまして20ページでございます。 災害復旧費でございます。農林施設災害復旧費あるいは土木施設災害復旧費につきまして、合わせて1億3,000万円余りの工事費を見込んでおります。6月豪雨によります災害復旧を行うものでございます。 5ページに戻っていただきたいと思います。 5ページ第2表継続費補正でございます。変更でございます。これは複合施設整備推進事業につきまして、年割り額を変更するものでございまして、平成28年度の事業費を現在4億7,086万6,000円を、2,908万1,000円増額しまして、4億9,994万7,000円に変更するものでございます。 それから、その下、第3表地方債補正でございますけど、事業費の変更等に伴いまして必要な補正をここで行わせていただくというものでございます。 21、22ページのほうにこれらに係ります各補正調書を添付いたしておりますので、後ほどごらんいただければと思います。 以上で私のほうから議案第94号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(倉野嗣雄君) 堀
健康福祉部長。 〔
健康福祉部長 堀 節夫君 登壇〕
◎
健康福祉部長(堀節夫君) それでは、私からは議案第95号及び議案第96号の補足説明をさせていただきます。 それでは、23ページをお開きください。 議案第95号「平成28年度高梁市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」であります。 平成28年度高梁市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第1条でありますが、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,478万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億221万2,000円とするというものであります。 事項別明細書で主なものにつきまして御説明させていただきますので、27ページをお開きください。 まず、歳入として、8款繰入金で基金繰入金から8万8,000円を、11款市債で診療所施設整備事業債から1,470万円を充当します。歳出といたしまして、1款総務費、一般管理費として施設等改修工事費に1,478万8,000円を充てるものです。内容は川上診療所のエアコン等の改修工事費でございます。 川上診療所は平成9年9月に竣工し、施設の経年劣化や老朽化による修繕を毎年行っていました。そうした状況の中、今後の継続的、安定的な診療業務を行うため、平成27年度において建物等調査診断を行い、必要な改修工事を平成28年度から順次実施することといたしました。平成28年度では、屋根の塗りかえ工事等を当初予算に計上し、御議決をいただいたところであります。その後、本年4月に訪問看護ステーションやリハビリセンターがある福祉棟の空調設備、エアコンに漏電が発生しました。調査をしたところ、故障部品のメーカー提供が既に終了しているということで、修理不可能であることが判明しました。このため、今回エアコンの更新工事費を追加し、また利用者から特に要望の高い和式便器を洋式便器にかえるトイレ改修工事費と照明器具の追加等を含め予算要求をするものでございます。 続きまして、29ページをお開きください。 議案第96号「平成28年度高梁市
介護保険特別会計補正予算(第1号)」であります。 平成28年度高梁市
介護保険特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによる。 第1条でありますが、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,756万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億4,605万1,000円とするというものであります。 事項別明細書で御説明させていただきますので、33ページをお開きください。 歳入で5款国庫支出金、7款県支出金、10款繰入金につきましては、地域支援事業の一部事業の財源組み替えや繰越金の確定に伴い調整するものです。6款支払基金交付金につきましては、平成27年度決算に伴い交付金精算分の受け入れのため、1節を設けるものでございます。11款繰越金につきましても、平成27年度決算がまとまったことに伴う補正でございます。2目の介護給付費負担金等繰越金及び3目の地域支援事業繰越金につきましては、35ページ歳出の7款諸支出金2目の償還金で、同額を返還することとしております。 35ページから歳出ですが、まず6款地域支援事業費の1項介護予防事業費につきましては、事業の組みかえに伴います財源更正と住所地特例者の総合事業負担金の支出見込みによる増額であります。2項包括的支援等事業費につきましては、毎年開催しています市民公開講座を本年度は他の事業とも統一し規模を拡大し実施する予定で、その必要経費を計上させていただいております。7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金につきましては、先ほど申し上げましたが、平成27年度決算に伴います償還金でございます。 36ページの3項、単県地域支援事業につきまして、地域支援事業の一部を県補助金から交付金事業に組みかえたことによる委託料の減額と、現在進めております地域での生活支援活動の促進に対する県補助金事業の実施に伴う補助金の増額でございます。 以上で議案第95号及び議案第96号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○議長(倉野嗣雄君) 赤木
産業経済部長。 〔
産業経済部長 赤木佳久君 登壇〕
◎
産業経済部長(赤木佳久君) それでは、私から議案第97号及び議案第98号の補足説明をさせていただきます。 37ページをお開きください。 議案第97号「平成28年度高梁市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)」は次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正でございます。第1条といたしまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ915万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億883万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 事項別明細書で御説明を申し上げますので、40ページをお開きください。 歳入でございます。繰入金915万8,000円を計上しております。内容につきましては、一般会計からの繰入金であり、歳出との差をここで繰り入れをさせていただいております。 続きまして、歳出でございます。公共下水道事業費における総務管理費に旅費として16万5,000円を、負担金補助及び交付金として19万5,000円を計上しております。これは、人事異動に伴いまして、下水道関係の設計業務研修への職員派遣費及び研修費負担金でございます。 続きまして、施設管理費の管渠管理費の工事請負費として70万円、処理場管理費の工事請負費として190万円を計上しておりますが、昨年度整備をいたしました井谷雨水渠の周辺部の水路修繕工事と処理場内の返送汚泥ポンプの緊急修繕工事費でございます。 また、施設整備費の委託料につきましては、平成27年度の9月補正予算にて御承認をいただきました井谷雨水渠改築工事に伴います家屋調査の補償額算定のための委託料でございます。昨年度調査をいたしました隣接する2施設が対象でございます。 次に、特定環境保全公共下水道事業費における施設管理費につきましては、津川町今津地内における国道180号の舗装補修箇所が確定いたしましたので、その追加分の下水マンホールかさ上げ修繕工事とマンホール、ポンプ場の水位計が経年劣化により故障いたしましたので、ここで緊急修繕をお願いするものでございます。 以上、簡単ではございますが、議案第97号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 続きまして、41ページをお開きください。 議案第98号「平成28年度高梁市
地域開発事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。 第1条といたしまして、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,248万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億7,025万円とするものでございます。 2といたしまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるものでございます。 事項別明細書で御説明を申し上げますので、44ページをお開きください。 この会計につきましては、玉川町の沖ノ原工業団地、有漢町信清地区の工業団地によるものでございます。歳入につきましては、財産売払収入は4,144万円の減額を計上しております。これは玉川町の沖ノ原工業団地の売却によるものでございます。相手先の東伸運輸株式会社が事業展開を急いでいるということで現状での売却をしたものでございます。今年度予算の委託料、工事請負費がその分不要となり、土地売払収入もそれに合わせての減額の補正でございます。また、繰入金6,392万6,000円につきましては、歳入歳出で不足する財源の確保のため、繰り入れをするものでございます。歳出の委託料でございますが、先ほど申し上げました沖ノ原の不用額791万9,000円、工事請負費の1,218万5,000円の内訳は、沖ノ原の不用額、2,000万1,000円と有漢の団地内の調整池工事の増加分3,218万6,000円の補正でございます。有漢工業団地につきましては、調整池の詳細設計を行いましたところ、容量の増加と有漢川右岸が脆弱なため護岸工事の追加によるものです。 また、繰出金1,822万円は沖ノ原の団地の一部用地を地域開発基金で購入しておりましたので、簿価代相当額を繰り出すものでございます。 以上で議案第98号の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
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△日程第6 請願の上程
○議長(倉野嗣雄君) 次は、日程第6、請願の上程であります。 請願第4号「
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2017年度政府予算に係る意見書採択の要請について」を上程し議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いいたします。 宮田好夫君。 〔9番 宮田好夫君 登壇〕
◆9番(宮田好夫君) 請願4号につきましては、私から補足説明をさせていただきます。 請願者は、高梁市片原町8番地、岡山県教職員組合高梁支部支部長川西基隆さんです。紹介議員は植田二郎議員、私宮田でございます。 請願項目は、
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度の2分の1の復元を図るための2017年度政府予算に係る意見書採択の要請についてでございます。請願趣旨、理由についてはここに詳しく書いてありますが、本市高梁市においては国の基準を上回る34人以下学級や特別支援員の配置等々加配処置など教育については十分力を入れられて、私たちも感謝をしているところでございますが、国においてはここ10年間も教職員の定数改善の計画はつくられてはおりません。また、義務教育の国庫負担も以前の2分の1から3分の1へ引き下げたままであります。子供の教育はこれからの日本を築く上で最も大切なものです。議員の皆様にはこの請願趣旨に御賛同いただき、請願を採択していただきますようお願いを申し上げ、補足説明といたします。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
○議長(倉野嗣雄君) 以上で本日の議事日程は終わりました。 念のため申し上げます。次会は26日、通告による一般質問を行います。発言順位の1番から4番までの諸公にお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。 午後1時31分 散会...