高梁市議会 > 2005-03-14 >
03月14日-05号

  • "建設積立金"(/)
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  1. 高梁市議会 2005-03-14
    03月14日-05号


    取得元: 高梁市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-25
    平成17年第1回 3月定例会        平成17年第1回高梁市議会(定例)会議録(第5号) 平成17年3月14日(月曜日)            〇議   事   日   程             午前10時開議第1 議案質疑第2 決算審査特別委員会設置の件第3 請願の上程第4 委員会付託            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇本日の会議に付した事件日程第1 議案質疑日程第2 決算審査特別委員会設置の件日程第3 請願の上程     請願第1号 確実な税源移譲、交付税の拡充による自治体財政の確立、公務・公共業務を後退させる「市場化テスト」反対、地域経済等に悪影響を及ぼす「給与見直し」に反対する意見書採択の請願書日程第4 委員会付託            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出   席   議   員1番  小  林  重  樹 君          2番  長  江  和  幸 君3番  丸  山  茂  紀 君          4番  植  田  二  郎 君5番  柳  井  正  昭 君          6番  田  島     肇 君7番  玉  田  敏  明 君          8番  藤  井  將  己 君9番  細  川  繁  信 君          10番  仁  後  章  介 君11番  月  本  晴  造 君          12番  田  中  広  二 君13番  宮  田  公  人 君          14番  川  上  博  司 君15番  川  上  修  一 君          16番  三  上  孝  子 君17番  大  月  健  一 君          18番  三  谷     實 君19番  井  上  昭  雄 君          20番  山  縣  喜  義 君21番  長  原     寛 君          22番  妹  尾  直  言 君23番  井  上  英  男 君          24番  村  上  信  吾 君25番  安  原  幹  人 君          26番  小  川     勲 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇出席した事務局職員事務局長     赤 木   清          参事       佐 野 金 司次長       安 本 基 寛          主幹       宮 森   強            ~~~~~~~~~~~~~~~            〇説明のため出席した者〔市長部局〕  市長      秋 岡   毅 君      助役      大 塚 設 夫 君  助役      内 田 親 秀 君      総務部長    黒 川 秀 男 君  産業経済部長  国 田   貢 君      生活環境部長  三 宅 森 雄 君  健康福祉部長  広 兼 昭 夫 君      病院事務長   渡 辺 俊 雄 君  有漢地域局長  江 田 睦 雄 君      成羽地域局長  加 藤 俊 一 君  川上地域局長  三 村 寿 人 君      備中地域局長  泉   修 平 君  総務課長    小見山   寛 君      会計課長    津 谷 五十三 君〔教育委員会〕  教育長     西 井 節 壽 君      教育次長    安 田 義 紘 君〔消  防〕  消防長     森   完 治 君            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時0分 開議 ○議長(安原幹人君) おはようございます。 ただいまの出席議員は25名であります。定足数に達しておりますので、これより平成17年第1回高梁市議会(定例)第5日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。 本日の日程に入ります前に、執行部より資料訂正の発言の申し出がありましたので、これを許可します。 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) おはようございます。 それでは大変失礼とは思いますが、平成17年度の一般会計並びに特別会計の節の付記につきまして間違いが生じておりますので、恐れ入りますが御訂正の方お願いいたしたいと存じます。 それではまず、平成17年度一般会計の予算書であります。これの52ページをごらんいただきたいと思います。 52ページの中ほどに委託料があります。委託料の下から2行目の説明の中で、消防緊急通信指令施設保守点検委託料114万5,000円がありますが、この消防点検云々が「ビデオ製作委託料」の間違いでございますので、訂正の方よろしくお願いをいたします。 それから、103ページに労働費がありますが、労働費の一番上に報酬424万4,000円、この付記を掲げておりません。空欄になっております。 お手元に正誤表があると思いますが、2行お願いしたいと思います。「働く婦人の家運営委員会委員報酬3万9,000円」、それからもう一つが、「働く婦人の家指導員報酬420万5,000円」を挿入をお願いいたします。合計につきましては424万4,000円で、間違いありません。 それから次に、133ページであります。133ページの住宅管理費の中で一番最後の繰出金が一番下にありますが、219万4,000円、この説明を空欄になっております。ここへ「地域開発事業特別会計繰出金219万4,000円」に訂正をお願いいたします。 それから、145ページの教育費で小学校費の一番下に積立金があります。積立金の中で1,000円計上いたしておりますが、その右側に財政調整基金積立金と書いてるのを消していただきまして、「学校図書整備基金積立金」に御訂正をお願いいたします。 それから、152ページの教育費の社会教育費、中ほどにありますが、社会教育総務費の中で一番上に市史改訂委員報酬19万5,000円とあります。この市史改訂委員報酬を「社会教育委員報酬」に御訂正をお願いをいたします。 次に、154ページであります。154ページの社会教育総務費の中で委託料がありますが、委託料のちょうど下から6つ目に消防緊急通信指令施設保守点検委託料60万円というのがありますが、これを「文化芸術活動推進事業委託料」に御訂正をお願いをいたします。 次に、165ページであります。165ページの保健体育総務費で委託料という欄がありますが、ここに委託料の一番下側に消防緊急通信指令施設保守点検委託料7万円があります。これを「交通整理委託料」に御訂正をお願いをいたします。 一般会計は以上であります。 次に、平成17年度の高梁市特別会計予算書をごらんいただきたいと存じます。この中で、国民健康保険の事業勘定、そして直診勘定というのが最初の方にありますが、この直診勘定の34ページであります。34ページの一番下に基金積立金というのがありますが、この中の付記に財政調整基金積立金1,000円となっております。これを「川上診療所管理運営基金積立金」に御訂正をお願いいたします。 次に、議案第55号「平成16年度高梁市一般会計補正予算(第1号)」をごらんいただきたいと存じます。 この61ページをごらんいただきたいと存じます。61ページの中ほどに工事請負費がありますが、その中ほどに説明の中に小規模林道整備工事費△で1万8,000円となっております。この額の△1万8,000円を「△4820」、482万円に御訂正をお願いをいたします。 次に、65ページをお願いをいたします。65ページの道路新設改良費の欄があります。この道路新設改良費で工事請負費がありますが、説明の2つ目、地方特定道路改良工事費600万円とありますが、これを597万3,000円、「△5973」にお願いをいたします。 それから、その下に過疎道路改良工事費△で417万9,000円になっておりますが、これを額を「△11014」、1,101万4,000円に御訂正をお願いいたします。 さらに、1つ飛んで補償補てん及び賠償金がありますが、道路改良補償費△の1,774となっておりますが、これは節の金額どおり288万7,000円、「2887」にお願いをいたします。 次に、67ページであります。67ページに住宅管理費がありますが、この中ほどに工事請負費市営住宅修繕工事費△の310万円になっておりますが、これを節の金額どおり「100万円」に御訂正をお願いをいたします。 それから、70ページに教育費の中に教育研修所費で一番下に需用費がありますが、県教育研究会負担金、△の2万3,000円となっておりますが、これを下の負担金の方へ直していただきたいと思います。負担金補助交付金県教育研究負担金、△の2万3,000円と、こうなっておりますので、その方へ移動の方お願いいたします。 以上でございまして、合併初の当初予算を編成しまして、限られた期間内で新設システムの不備、あるいは担当課に十分連絡の不徹底ということで間違いが生じまして大変申しわけございません。おわびを申し上げます。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議案質疑 ○議長(安原幹人君) それでは、日程第1、議案質疑であります。 ここで議員の皆さんにお願いいたします。 それぞれの議案につきましては、本来本会議で十分御質疑をいただくのが本筋でございますが、議案数の関係もございますので、議員の皆様には、所属されます常任委員会が所管する議案につきましてはその委員会で御審議いただきまして、この場におきましては極力ほかの委員会が所管する議案について御質疑いただきますよう御協力をお願いいたします。 それでは、議案質疑に入ります。 まず、市長の提案説明に対する御質疑がございましたらお願いいたします。 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 19ページのところです。4行目のところなんですけれども、簡素で効率的な行財政運営に配慮しつつ新市まちづくり計画を基本に編成をされたというふうになっているんですけれども、その行財政運営に配慮しつつ効率的なということですけれども、その特徴は予算の中でどういうふうな点にあらわれているのかというのを思うんですけれども、そのあたりで配慮されたものとかそういうものがあればお教えいただきたいというふうに思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 行革についてのお尋ねだろうと思いますが、行革につきましては、平成17年8月を目途に行政改革を推進していこうということにいたしております。この行革につきましては、事務事業の総合的な点検を通じて、いわゆる公の施設にかかわります指定管理者の活用、これはもう既に議案等でお示しもさせていただいております。また、委託先の契約方法の見直し、あるいは定員管理を一番には見直していかないかんということであります。さらには組織・機構の見直し、また民間委託への推進、さらには補助金等につきましての整理・合理化。新市になっておりますので、早急に合理化を図っていかなければならないというふうに思いますし、また外郭団体等の見直し、さらには給与の適正化も図らなければなりません。こうしたことで、財政健全化を明文化した行革改革大綱を、できましたら8月ごろまでには立ち上げていきたいというふうに思っております。 また、予算に反映をということでありますが、それぞれ行革大綱に示しましたことについて、今後補正予算あるいは平成18年度の予算反映に示していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 私は行革を進めるに当たっては、やはり地方自治法に基づくものであるというふうに考えております。市民の福祉、そして健康、そして安全、そうしたものをしっかりと守っていく、加えて、やはりその中で職員が安心して働ける、そういう環境を整えていくというのが一番の柱にならなければならないと思っておりますので、そのあたりで、ぜひ進めるに当たってのこととして私は申し上げておきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 長原寛君。 ◆21番(長原寛君) 22ページの市の将来を見据え、市民と協働のまちづくりを進めていくための計画元年と位置づけていろんな計画がされると思うんですが、特に1点お尋ねしたいんですが、生活交通の関係で医療バスの関係なんですが、これについては成羽町さんではそういうことをやられておった経過があるんですが、旧高梁市ではそういうことはなされておりませんでした。そういったことで、具体的にこれから検討をなされるというのはお示しをしていただいたんですが、具体的にいつごろの時点でどういうふうな形をされとるんか、そこのところをちょっと市長さんにお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) それでは、私のところが担当部署でもございますので、現在の状況、それから平成17年度の取り組み等々につきまして、簡単に御説明申し上げたいと思います。 今年になりましてそれぞれに9月前半には取りまとめといいますか、答申を得たいというような目的を持ちまして、それぞれの担当部署におきまして、まずどういう取り組みをしていくかという準備会を設定をいたしまして協議を重ねております。これはもちろん地域局も含めてのことでございます。 現在の状況でございますけれども、まずは課題、問題、こういうふうなものを同じ認識に立ってスタートさせなければいけないというふうな形で、その問題等々につきまして整理をいたしております。その整理ができますと、4月早々には市役所関係内部の組織でございますけれども、仮称でございますが検討会議を立ち上げたい。そして、そこでそれらの問題の一定の解決方法を探りまして、一本化の具体的な案をつくりまして、そして6月ごろには外部団体といいましょうか、民間の皆さん方も加わっていただきました外部団体の検討委員会を立ち上げる予定でございます。したがいまして、早ければ9月議会には何がしかの形のものをお見せできればいいなあと、このように考えて、取り急ぎ着手をいたしておるところでございます。 簡単でございますけれども、現在の取り組み状況、あるいは今後の時期的なもの、今のような状況で取り進めておるところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 長原寛君。 ◆21番(長原寛君) 非常に前向きな答弁でありがとうございます。 ただ、この医療バスについては、私どもの地元は、すぐお隣は旧成羽町さんでございまして、そこは通られるですが、その前に宇治の方も通られるわけですよ。そうすると、同じ高梁市民になってなぜ乗してくれんのんかというふうなことが出ておりますんで、早急に対応していただきますようによろしくお願いします。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は認定第1号「平成16年度高梁市各会計歳入歳出決算認定」でございます。そのうちまず一般会計総体について御質疑を願います。 井上昭雄君。 ◆19番(井上昭雄君) 2点ほどお尋ねをしておきたいというふうに思っています。 監査報告の方にも載っとんですが、一般会計の差引不足額として2億2,191万何がしというのが出ています。その説明によりますと、合併の事由により生じた債務であるというふうに書かれておるんですが、具体的には何が合併に伴って不足をしたのかというのが1点。 財政の状況を見てみますと、4月1日から9月30日ということで、歳入のうち依存財源が53.9%となっています。その地方交付税と特別交付税の上半期における内訳がわかれば教えていただきたいし、高梁だけではなしに1市4町が合併をしたわけですから、そのトータルで起債償還のピーク、例えば平成17年なのか、平成27年なのかという起債の償還のピークについて、わかれば教えていただきたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(安原幹人君) 内田助役。 ◎助役(内田親秀君) 一般会計での2億2,100万円余りの不足額でございますが、これについては国・県の補助金が今現在は入っておりますが、予定しておりました期日までに入ってないというような格好です。 起債については部長の方から答えます。
    ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) さっき井上議員がおっしゃいました、まず1つ目の3ページの決算の概要の中で、一般会計2億2,000万円、あるいは特別会計2,200万円が未収金になっておりますが、これは一般会計では特には国・県支出金や財産収入の未収入によるものであります。 それから、特別会計で2,200万円、△になっておりますが、これは14ページの方に各会計、特別会計の実質収支を行っておりますが、これは住宅新築資金の前年度の繰上充用によるものが主な赤字の要因であります。 それから、もう一件お尋ねの財政の状況が次のページにあります。これは右の欄を見ていただきますと、自主財源が46.1%と、こうなっております。これは主にふえたものにつきましては、そこに歳入の割合がそれぞれ予算対比として掲げておりますが、50%を超える主なものにつきましては、市税であるとか、繰越金とか諸収入というものであります。また、減額につきましては、分担金とか負担金、使用料、手数料、繰入金等が主な要因となっているところであります。 それから、交付税のことについてのお尋ねであります。交付税につきましては、平成14年度、1市4町の交付税総額が118億3,900万円余りになっております。それから、平成15年度になりますと、地財計画にありますように、約5%落ちということになっておりまして、平成15年度では112億5,000万円余り、また平成16年度では一応見込みとしまして107億円を見込んでいるところであります。 それからもう一点、公債費のピークがいつかというお尋ねでありますが、これは財政シミュレーションまちづくり計画を策定するときに、議員の皆さん方にもお示しをいたしておりますが、公債費のピークは、平成21年度、平成22年度ぐらいになろうかというふうに推測をいたしております。あくまで推測でありまして、これは何かといいますと、合併特例債等々の公債費の償還が始まってくるというところから、平成21年ごろからピークになるんじゃなかろかという予測でありますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(安原幹人君) 山縣喜義君。 ◆20番(山縣喜義君) ちょっと会計課の方にお尋ねをするんですが、決算審査をされる過程で、監査報告書にも載ってなかったんですが、民生費あたりの委託料に関して、地方自治法第92条の2に抵触する部分があるんではないかと思われるんですが、その辺の指摘はありましたか、なかったか、それだけ教えてください。 ○議長(安原幹人君) 内田助役。 ◎助役(内田親秀君) 別にそのような指摘はございませんでした。 ○議長(安原幹人君) よろしいか。            (20番山縣喜義君「いやいや、あるかないかでええんじゃ。それだけ聞いときゃええんじゃ」と呼ぶ) 他にございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は一般会計歳入について御質疑を願います。なお、質問される方は事項別明細書のページ数をお知らせ願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は一般会計歳出について御質疑を願います。 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 162ページの下の方なんですけれども、精神障害者グループホーム運営補助金ということで185万円の支出がされています。これは多分、旧隣保館の作業所の関係ではないかというふうに思うんですけれども、この古い建物、それから暗い、使い勝手が悪い、そういうふうなものを次々と改善はされてきてるのだと思うんですけれども、現在どこまでの改修が進んで、どういう点がまだ残されているのか。県事業の補助金との絡みもあると思うんですけれども、私は、大変御苦労されているわけですから、早急に使いやすいものにしていくためには、県の事業とは言いつつも、やはり市で積極的に対応していくということが要るのではないかと思うんですけれども、このことについてお伺いをいたします。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) 162ページのは、これは精神障害者グループホーム運営補助金でございますけれども、落合町阿部にあります太陽の丘グループホームグループホームB型の施設整備に係る元利償還助成金でございます。 お尋ねの趣旨はわかりますので、恐らく和田の作業所のことをお尋ねだろうと、このように理解をしておりますが、よろしゅうございましょうか。            (16番三上孝子君「はい、よろしくお願いします」と呼ぶ) 和田の作業所でございますけれども、年次計画的なものというものはございませんが、建物が非常に古うございまして、そして県の現地指導もいただいておるその作業所でございますが、本年度はトイレが非常に古くなっておりますので、これを改修工事を実施いたしております。財政的な問題ということ以前に、建物の老朽度を見ながら、建具あるいは畳、それから料理教室等も行いますのでその料理実習室、さらにはトイレ、こういうふうに実際に使っておられる方の要請を受けながら、現場で協議をしながら、そして改修をしておるというのが実態でございまして、全体的に古うございますので、緊急度の高いところ、雨漏りなんかは当然即やらなければいけませんけれども、去年も一定の改修をいたしましたが、ことしも県と協議をいたしまして、そして補助金をいただきながら整備をしておるというものでございます。特に計画的ということではございませんが、年次、毎年度整備をしておるのが実態でございます。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) じゃ、県の補助金がついたから行うというふうなことではないというふうに理解をしましたので、ぜひ積極的な取り組みをお願いをいたします。 引き続いて、218ページの後段にあります林業公社社員出資金、これに関連をして、いわゆる林業公社に対しても市としてもこうした出資をしているわけですけれども、皆さん御承知のように、やはり公社が破綻をしているというふうな状況です。特に、昨年の台風によって公社が運営をしている山いうんですか、そういう植林に、倒木の被害がたくさん出ているわけです。この間の一般質問でも細川議員の方からこの問題が取り上げられましたけれども、例えば仁賀なんかの場合は、これに類するところの倒木がそのまま放置をされて手がつけられないというふうな状況もあるのではないかと思うんですけれども、新しい高梁市のそうした林業公社に関連をする倒木の状況、またその処理、そうしたことについて、私は高梁市としてもイニシアチブをとって要請をしていくというふうなことをやらなければならないと思うんですけれども、そのことについてお尋ねをいたします。 ○議長(安原幹人君) 国田産業経済部長。 ◎産業経済部長(国田貢君) 公社造林の昨年の23号の倒木被害についての御質問でありますが、現在公社で調査をいたしている段階で、高梁市分におきまして、全体の風倒木被害が38.3ヘクタールほどとお聞きしておりますし、そのうち公社造林に係る部分が8カ所で8.5ヘクタールというふうになっております。また、被害額は約3,500万円程度ということです。これは公社が調査を進めておりますが、まだ現在でも被害が把握できてないいう部分も若干あるようでございますが、大体はそういった経過になっております。これは民有林、市有林を含めての面積でございます。 それから、この公社造林の契約は大体50年契約となっておりますが、今公社の経営も非常に悪い中でこれの延長も検討されておるようですが、これは当然所有者との今後の協議にかかってくるわけでございます。 そういった中で、今回の風倒木の処理がどうなるかということでございますが、いわゆる間伐によって収入が見込めるものについては早急にやっていくということ。それから、いわゆる2次災害のおそれがあるもの、これについては既に平成16年で一部整理もされておりますし、これもやっていく、それから、今後間伐等の実施によっていわゆる倒木の整理をやっていくという、公社造林についての風倒木の対応は大体3年計画ぐらいで一応計画が現在なされておるようでございます。            (16番三上孝子君「わかりました」と呼ぶ) ○議長(安原幹人君) 他にございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は実質収支に関する調書、財産に関する調書について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は長寿園特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は国民健康保険特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は介護保険特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は老人保健特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は簡易水道事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は下水道事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は巨瀬財産区特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は宇治財産区特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は地域開発事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次はホテル管理特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は認定第2号「平成16年度高梁市水道事業特別会計決算」について御質疑を願います。 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 平成16年度の高梁市公営企業特別会計の決算審査意見書、これを見まして幾つか質問をしたいというふうに思います。 最後のむすびのところに一括書いてありますので、そこで見ていきたいというふうに思います。 中ほどのところで、当年度純利益は8,662万9,000円の黒字決算となっていますというふうにあります。それから、また同じくその下の方ですけれども、本年度も供給単価が給水原価を82円76銭上回っていますというふうになっております。また一方、現金というんですか、使えるお金が、基金等を含めまして全部で8億数千万円ぐらいなお金が今あるということで、私はもう8年ぐらいずうっと、上水道の関係は非常に良好いうんですか、利益を上げているということでは引き下げができるのではないかということで常々申してきたんですけれども、今年度の決算を見ましても、私は、例えば今1トン当たり150円というふうになっておりますけれども、これを20円引き下げて130円にしていく。 それから、2つ目には基本水量、現行なんですけれども、10トンということが基本水量になっているわけですけれども、私もちょっと前に調査したことがありますけれども、今高齢者の世帯で申しますと、10トンまで使用されないというものが相当あったように認識をしております。こうした意味では10トン以下いうんですか、これを8トンを基本水量にすることによって、やはりそれぞれの高齢者世帯いうんですか、そういう今のいろんな面での負担増、そうしたものを緩和していく一助になるのではないかというふうに思いますし、ひいては大学生などがマンションで生活されている中の一つの大きな要因というのが、例えば総社と比べても高梁の水道料金は非常に高いというふうな、そういう実態もあるわけでございます。ぜひ私は、こうした面での検討をお願いをしたいと思うんですけれども、これについての、今の平成16年度の決算を踏まえてお考えをお聞かせをいただきたいというふうに思います。 ○議長(安原幹人君) 三宅生活環境部長。 ◎生活環境部長(三宅森雄君) 上水道会計の件でございますが、御質問の部分につきましては2点ございます。 まず1点は、料金の引き下げでございますけれども、高梁の上水道会計につきましては、先ほどお話ございましたが、現在10トンで、従量料金が1トン当たり150円、基本料金が1,500円というふうになってございます。 この料金について引き下げということでございますが、現行の中では、先ほど御質問の中にもございましたが、剰余金等につきましては建設積立金、減債積立金等に積み立ててございますが、トータルベースで申し上げますと8億円余りの留保資金ということになりますが、水道料金の設定に当たりましては、長期的視点で、1点は料金設定というふうなことが非常に大切でございます。単年度で、経営が難しいから料金を上げるというふうなものではございません。 そうした中で、高梁は平成元年度から現行の料金が据え置かれてきております。これからの高梁の上水道会計につきまして一番大きな点と申し上げますのは、平成18年4月から広域水道企業団の水の給水が始まります。この給水については、既に有漢町では昨年の12月から給水がもう始まってございますが、この給水単価というのがございまして、これは広域水道企業団から水を買うというふうになるわけですけれども、トン当たり幾らというふうな設定がしてございまして、現在予定価格ではトン当たり108円で水を受けて、それを給水していくというふうになってまいります。当然、給水事業団の方から水を受けますと、維持管理という部分が若干減ることは想定されますが、本市の上水道施設につきましては、ほとんど河川の伏流水を使っており、浄水設備というのは非常に少のうございます。したがって、今まで単価が安かったというのは、維持管理経費が非常に安く済んだということでございますが、これからはそういった料金が入ってきますので、やはり長期的視点で今の料金体系のあり方というのは広域水道企業団の水を受けたら幾らになるかというふうな形の中で検討していかないと、すぐ下げよとかということは非常に難しいところがございます。 それから、2点目としては、やはり今長期債務の償還期にございますので、そういった返済についての資金も持っていかないといけない。それから、平成18年度から始まる給水に向けて高梁市の上水施設の受水槽をこれから平成18年度で建設をします。これも多額な費用がかかりますので、そういったことを検討しながら料金設定についても考えていくというふうなことでございますから、現時点でこの料金を引き下げていくというのは、現行維持の中で検討を加えていくという方法が一番ではないかなあと。高梁市の場合は、簡易水道と上水道施設、2つが運営されておりますが、簡易水道会計の方は、市の場合については現行が基本料金が2,000円、従量料金がトン当たり200円というふうな設定がございますので、両方の勘案も当然必要でございますが、そういった形の中から現在の料金の中で御理解をいただかないといけないかなというふうな現状でございます。 それから、もう一点につきましては、基本のトン数を引き下げ、8トンにしたらどうだろうかということですけれども、現在高梁の方では10トンということで、これが基準の利用料金、10トンまで使われても基本料金でいいですよという制度ですが、これを8トンにしたらという御提案ですが、現在の給水人口で算定していく場合に、お二人世帯ぐらいを軸にして基本水量というのを計算しますが、日量最大で、大体250立方メートルを使われるいうふうなことで計算をしてあがりますと、月でお二人御生活になられたら大体10トンぐらい。要するに5トン5トンですね、お一人が毎月5トンぐらいは使われるだろうというふうな設定の中で、基本水量を10トンとしてございます。8トンに下げていくと、老人家庭やお二人高齢世帯はいいんですけれども、通常、一般的には3人、4人の御家庭が多うございますけれども、そういった人たちは非常に従量料金、当初下げることによって高くなるというふうなこともございまして、基本的には文化生活を営む上では月額お一人が5トンぐらいは使われるだろうというふうなことの中から10トンが設定してございます。 こういったことでございますので、各旧町では5トンの町がございますし、8トンの町もあり、高梁は10トンでございます。しかし、今合併しましたので、現行の料金を将来に向けて統一ということがございますし、今のトン数も合わせていかなければならないということの中から、一応高梁の10トンが一番理想だろうというふうなことで、今後協議しながらそういった10トンの料金制に移行するというふうな計画で現在進んでおりますので、よろしく御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 水の問題というのは、毎日の暮らしにかかわる、直結をする大変重要なものなんですけれども、私は常々、三室川ダムの水を買うということについても、どちらかというと県からの押しつけというんですか、そういうことが否めないような状況であったと思うんです。高梁で今伏流水の話が出ましたけれども、ずうっとこう長年やってきて、やはりそこをきっちりと掃除をすることによって安定的に、例えば渇水のときでも断水をしなくてはいけないというふうなことは起こっていないというのが現状なわけです。ですから、高梁市として、この際どれぐらい要るのかという水計画というんですか、そういうものをきっちりと立てられて、やはり三室川ダムというか、県に対しても余るほどの水を買う必要はないということで、そのことをきっぱりと言うことも必要であるというふうに思うんです。そういうふうな立場で、ぜひ新しい計画の中で引き下げも含めての検討をお願いしたい。 それから、簡易水道、これはもともと一般会計からの本当の繰り入れというんですか、そういうふうなことをして差のないというんですか、そういう安心して水を給水できる体制をつくっていくということが必要であると思うんですけれども、上水道の場合は公営企業ということで独立しているわけですから、やはりそこでは供給をしているものに赤字が出ればやはり引き上げが来るわけですから、その辺のところはもう8年ぐらいずうっと言い続けているんですけれども、こういう状況でありますので、ぜひ新しい計画の中での御検討課題としてよろしくお願いをしたいということを申し上げておきます。 ○議長(安原幹人君) 大月健一君。 ◆17番(大月健一君) ちょっと関連のようなことになるかもわかりませんが、岡山県広域水道企業団というのがあるわけですが、これによって三室川ダムの建設が行われとるいうことなんですが、この三室川ダムというのは、私も勉強不足だったんですが、岡山県の奥の端にあるというようなことで高梁川水系の水の源になるというようなことなんですが、この広域水道企業団というのは、総社の方から引き揚げて、我々が水がなくてはならないということで水を買うような企業団だというふうに聞いております。それをお金を出して買うということが私もちょっと腑に落ちなんだわけなんですが、そこら辺の説明と、それから三室川ダムの位置づけをちょっと教えていただけばというふうに思います。 ○議長(安原幹人君) 三宅生活環境部長。 ◎生活環境部長(三宅森雄君) 岡山県広域水道企業団の件でございますけれども、これにつきましては本市も加入いたしてございます。これは水不足の解消対策ということで、吉井川水系と高梁川水系に別れてございまして、本市の方が加入いたしております水の供給については高梁川水系というふうなことでございます。現在は、先般水道企業団規約の一部改正をお願いしましたが、20団体が加入いたしてございます。高梁川水系につきましては、基本の水源につきましては神郷町にございます三室川ダムの水を使うということでございます。それで、総社市に浄水場がございまして、そちらの方から給水を受けるということで、西部幹線ということで高梁の方へは水が来るようになってございます。ちょうど総社市の上手あたりに浄水場ができてございまして、そちらから賀陽町を通って有漢町の方へ入ってきております。北の方は北房町までこの水が、賀陽町のラインについて行きます。高梁の方につきましては、有漢町に昨年の12月に有漢の配水池ができまして、そちらで今、日量350トンですか、水が入ってきてございます。そこから分かれた水が、高梁の方では高梁市の和田の水源地というのがちょうどこの向こうにございますが、そちらの方へ日量2,000トンを供給するというふうなことで、平成18年4月1日から給水開始というふうな予定でございます。 それから、成羽町の方にも水が来ます。成羽町の方は美星町を通りまして日名を通りまして、現在の成羽町の成羽にございます、今の簡易水道の方の浄水場へ新たに配水槽をつくりまして、そこに水が入ってくるというふうな仕組みで水が流れていきます。広域企業団の加入は新高梁市というふうになってございますから、今の計画では、最大給水量が成羽、高梁、有漢を足しまして7,400トンまで給水が受けられるということでございます。必ずしも100%受けなくてもいいわけですけれども、要するに需要の状況を見て、最大日量7,400トンまで岡山県広域水道企業団の給水を受けることができるということで、もうきれいになった浄水した水が来ますので、そのまま配水槽に入れて、高梁の場合の計画では水道企業団の水と、現在高梁にあります上水道の水を両方使いながら経営計画の中でうまく使っていこうというふうな計画がございますので、全量、2,000トンを皆受けて使うというんじゃなくて、経費の問題やいろいろな問題ございますので、両方の水をうまく使って上水道等に給水していこうというふうな計画でございます。 以上のような状況でございます。 ○議長(安原幹人君) 他にございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、ただいまから15分間休憩します。            午前10時53分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後11時8分 再開 ○議長(安原幹人君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。 次は、認定第3号「平成16年度有漢町各会計歳入歳出決算認定」でございますが、そのうち一般会計総体について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は一般会計歳入について御質疑を願います。質問される方は事項別明細書のページ数をお知らせ願います。 丸山茂紀君。 ◆3番(丸山茂紀君) きょうせっかく局長さんがおいででございますので、基金の問題についてちょっと教えていただきたいと思います。 高梁の退職手当金を、市町村退職組合に入るということで取り崩しておられますけれども、各町ごとに、例えば成羽でありましたら、庁舎の建設基金を取り崩されて何か土地を買われたということですが、そういうふうなこと、あるいは吹屋ふるさと村……            (「今、有漢じゃろ」と呼ぶ者あり) 成羽町で。まあ有漢も一緒。かねて有漢、成羽、全部の基金を、今の備中町なんかは電源立地開発基金とかいうようなことをちょっと教えていただければと思います。 それから、この決算書の中にあります各町ごとの有価証券、僕は五千七百幾らあるのが新高梁市になったわけですから、名義変更等、あるいは株式の配当金等はどの項目に入っているか、できれば教えていただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 江田有漢地域局長。 ◎有漢地域局長(江田睦雄君) 基金につきましては、別冊の97ページを見ていただければと思います。 それぞれ基金ございます。この決算中におきまして庁舎建設基金につきましては、ふるさとづくり基金の方に積みかえを行いまして、地域センターの建設費の方に基金の繰り出しを行っております。大きなものにつきましては、そういう動き方をしております。 あと、大平猪一郎奨学基金というのがございました。これにつきましては取り崩しを行いまして、現在建設いたしました図書室の図書の購入に充てさせていただいております。 それから、有価証券につきましては95ページに掲載しておりますので、こちらの方を見ていただければと思います。山陽放送株式会社の株、高梁地方森林組合の出資、三セクでございますが株式会社夢ファーム有漢、こちらの方に4,590万円の出資を行っております。また、吉備ケーブルテレビの方に20万円の出資等を行ってございます。よろしいでしょうか。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は歳出について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は実質収支に関する調書、財産に関する調書について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、一般会計の質疑を終わります。 次は、住宅新築資金等貸付特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は町営住宅特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は老人保健特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は国民健康保険特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は介護保険特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は簡易水道事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は浄化槽特別会計決算の御質疑を願います。 田中広二君。 ◆12番(田中広二君) 有漢町における旧自治体でのすぐれた施策とも評価ができるかと思いますが、実は月額3,500円の使用料をもって浄化槽運営がされている。そういう施策が全市的に知れますと非常に取り組みやすいんだろう、そういう意味では新市における有漢方式というのが定着をするのか、あるいは現行の旧町におけるやり方なのか、有漢方式を今後採用される施策をとられるお考えか、このどちらかについて方向性をお知らせをしなきゃならんだろうと思いますので、その展望についてお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 三宅生活環境部長。 ◎生活環境部長(三宅森雄君) 有漢町の合併浄化槽の件でございますが、これにつきましては旧有漢町では市町村型合併浄化槽というのを導入してございます。御質問の当会計につきましては、この合併浄化槽に係る維持管理及び建設等に係る会計処理でございます。 これの全市的な適用ということでございますが、旧高梁におきましては公共下水道事業と農村集落排水事業が設置してございまして、公共下水道事業については現在も工事施工中でございます。それから成羽町につきましては、公共下水道区域の計画はございますけれども、まだスタートしてございません。 そういった中で、以外の町では合併浄化槽が軸になってございますが、そういった中で、この旧有漢町で実施されております市町村型を導入するかどうかということでございますが、これにつきましては維持管理費の問題、それから受益者の一部負担、こういったものが現在実施しております合併浄化槽、通常の合併浄化槽は補助金交付でやっておりますが、これとの関係で受益者の負担される額が違ってきております。こういったことでございますので、これを全市的に広げるかどうかということにつきましては、平成17年度でこれからそういった浄化槽の整備計画等を検討しまして、可能な場合につきましてはどういった方法がとれるかというふうなことも検討して、この市町村型浄化槽を取り入れていくか、あるいはどうやっていくかということを検討しようというふうなことにいたしておりますので、平成17年度にかけましていろいろな問題点等もございますので、そういったものが解決できるかどうかというものを検討していこうというふうな段階でございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(安原幹人君) 他にございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は有漢財産区管理会特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は認定第4号「平成16年度成羽町各会計歳入歳出決算認定」でございますが、そのうち一般会計総体について御質疑を願います。 丸山茂紀君。 ◆3番(丸山茂紀君) 先ほどの続きを成羽局長さんお願いします。 ○議長(安原幹人君) 加藤成羽地域局長。 ◎成羽地域局長(加藤俊一君) それでは、決算書の168ページをごらんいただきたいと思います。 まず、大きいものでございますが、財政調整基金、これにつきましては減額の1億2,253万9,000円でございます。これにつきましては、一般財源として使用をいたしております。 また、庁舎建設基金、減額の4億7,141万円でございます。これにつきましては2億7,700万円を財政調整基金の方へ積み立てをいたしまして土地購入に充てております。また、残りの1億9,300万円少々でございますが、これにつきましても土地購入ということで使用をいたしております。 それから、吹屋ふるさと村郷土館等整備基金でございますが、減額の1,445万7,000円。これにつきましては、吹屋にございますふるさと村のトイレの新築の財源ということで充てております。 以上、大きいものはこのぐらいです。 ○議長(安原幹人君) 宮田公人君。 ◆13番(宮田公人君) 今、基金の関係で成羽の地域局長から御説明ございました。ちょっと重なるんですけれども、金額が大きいことと、これは次の新市の建設計画にもかかわることでありまして、先ほど御説明いただいた成羽の庁舎の建設基金についでもうちょっとお伺いをしたいと思います。 先般、監査の方から資料が出ておりましたんで、基金について確認いたしました。監査の方に確認をいたしましたら、歳入の21ページの方で、歳入へ4億7,141万1,000円の繰り入れということでございます。 相手勘定がどうなのかということで、94ページに飛びまして、諸支出金の中の普通財産取得費という形で約5億円ほどの土地購入に充てられているという説明でございました。今ざっと御説明ありましたけれども、庁舎の建設ということで、今の位置に建てかえる場所の下地であれば、かなり金額的に張るなあと素人考えで思うわけでありますが、具体的に何筆、どういう土地を購入されたのか、平米数と購入金額、できれば坪単価あたりもちょっとお教えいただければと思います。まず、その点でお願いします。 ○議長(安原幹人君) 加藤成羽地域局長。 ◎成羽地域局長(加藤俊一君) 土地購入の件でございますが、5億320万7,428円でございます。 これの内訳でございますが、9月末をもって解散をいたしております土地開発公社の土地を一般会計で取得いたしております。これが4億9,796万3,000円。あと残りでございますが、JAびほくの吹屋支店の土地・建物、これがざっと400万円。これが土地購入の内訳でございます。 それで、筆数でございますが、JAびほくにつきましては2筆、それから土地開発公社につきましてはちょっと筆数の資料を持っておりませんので、もし必要でしたら後ほど回答させてください。 ○議長(安原幹人君) 宮田公人君。 ◆13番(宮田公人君) 土地開発公社の方が先般、新市ということで解散手続をとられまして、今おっしゃった土地購入に関しては、公社の決算書類の中にどこどこというのが出てるんですかね。ちらっと見て、出てないんです。それに関してお伺いします。あとのことは資料をお教えいただければいいと思います。もちろん、あすの決算審査特別委員会もございますんで、そちらに譲るとしまして、もう一点言いたいところは、実は新市の建設計画の中において庁舎の建設について計画がなされておりまして、5億4,000万円。それで、4,000万円が建設の設計で、5億円が庁舎に係るところということなんですけれども、端的に考えて4億7,000万円が上物の建設のための資金だろうと思っておったわけですが、実質は内訳で言うと、4億4,000万円は起債をして、残りの6,000万円については一般財源からの基金繰入金になってますから6,000万円繰り入れてくるということなんですが、基金を取り崩されているわけですから、実質今のお話で言うと6,000万円がキャッシュでなくなるということになると思うんです、その辺は今後出てくるお話ですけれども、財源的な裏打ちというのはどういうふうに考えられた上で取り崩されたのかということをお伺いしたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 加藤成羽地域局長。 ◎成羽地域局長(加藤俊一君) 6,000万円というのは……。            (13番宮田公人君「総務部長、答えていただきたい、これに係ること」と呼ぶ) ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) ちょっと恐れ入ります。6,000万円がどの分かちょっと……。 ○議長(安原幹人君) 宮田公人君。 ◆13番(宮田公人君) ちょっと言葉足らずで済みません。 新市の建設計画の実施計画のところに、いわゆるの成羽の庁舎の新築、まあ建てかえということで計画が上がっております。2ページで先ほどから申し上げておりますのは、基金で積んで4億7,000万円ほどの基金があったということで、一般的には庁舎の建てかえのために基金が充当されていくんだろうと思っておったわけですけれども、実際のところですけれども5億4,000万円がかかる。4,000万円は設計費。5億円というのは建てかえにかかるコスト。そのうちの5億円の4億4,000万円については地方債で充当していくと、6,000万円については繰入金ですから、これは成羽の庁舎の建てかえのための基金からの繰入金と私は解釈しておるわけですけれども、今の地域局長のお話で、基金自体は総額全部取り崩されておるわけですから、少なくとも6,000万円の繰入金というのは食い違いが出てしまうわけでありまして、その辺は財源の裏打ちというのをどういうふうに考えられているのか、大幅な建てかえの設計変更があるのか、その辺をお伺いしておきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 今、宮田議員さんのお尋ねは、さっき地域局長が申しましたように、多くは成羽の土地開発公社の解散に伴って4億9,000万円を取り崩しをされております。いわゆる庁舎の基金につきましては、基本的には成羽町分で処理をされておるということで、お尋ねの庁舎の基金につきましては、新市になりまして、予定ではこの5年間のうちに庁舎を建てかえていきたいということで、この財源の裏づけにつきましては、できましたら合併特例債を活用していきたいということで、その6,000万円のいわゆる庁舎の基金の繰り入れは予定はしていないというのが現状であります。 ○議長(安原幹人君) 宮田公人君。 ◆13番(宮田公人君) ということは、キャッシュとしてはもうないわけですから、特例債ということで。わかりました。 最後にもう一点だけ。建てかえられる位置というのは、現状の場所に建てかえられる計画ですか。 ○議長(安原幹人君) 加藤成羽地域局長。 ◎成羽地域局長(加藤俊一君) 建設位置につきましては、まだこれから検討していきまして適地を探していきたいと思います。恐らく今の場所ぐらいにはなると思います。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 私はあすの決算委員会に出ませんので、今のに関連するんですけれども、総務部長でも、それから成羽の地域局長でもお答えいただきたいと思うんですけれども、成羽の土地開発公社の基金の繰り入れということでの解決方法というのが財政上正しいやり方なのかどうなのか。正しいというふうに言うのか、どうも私はすっきりしないんですけれども、その見解を求めておきたいというふうに思います。 ○議長(安原幹人君) 加藤成羽地域局長。 ◎成羽地域局長(加藤俊一君) 庁舎建設基金につきましては目的基金でございますので、それを一たん崩して財政調整基金の方へ積み立てて、それから土地購入に充てたということでございます。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 私は何か土地開発公社の解散のためにそういうふうな手法がとられたのではないかというふうな懸念を持つものですから、腹の中にいろんなことを思っていてはいけませんので、率直に質問させていただきました。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、総体の質疑を終わります。 次は、歳入全般について御質疑を願います。質問をされる方は事項別明細書のページ数をお知らせ願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は歳出全般について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は実質収支に関する調書について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、一般会計決算の質疑を終わります。 次は、土地取得事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は簡易水道特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は国民健康保険特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は老人保健特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、介護保険特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は財産に関する調書等について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は認定第5号「平成16年度成羽町国民健康保険成羽病院事業会計歳入歳出決算」について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は認定第6号「平成16年度川上郡老人ホーム組合各会計歳入歳出決算認定」でございますが、そのうち川上郡老人ホーム組合一般会計について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は養護老人ホーム特別会計決算について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は軽費老人ホーム特別会計決算について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は特別養護老人ホーム特別会計決算について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は認定第7号「平成16年度川上町各会計歳入歳出決算認定」でございますが、そのうち一般会計総体について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は歳入全般について御質疑を願います。質問される方は事項別明細書のページ数をお知らせ願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は歳出全般について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は実質収支に関する調書及び財産に関する調書について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は国民健康保険特別会計決算のうち、事業勘定の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は診療施設勘定の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は老人保健特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は介護保険特別会計決算のうち、事業勘定の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次はサービス勘定の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は居宅介護支援事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は訪問看護ステーション事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は簡易水道特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は畑地かんがい事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は土地取得事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は農業振興施設事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は学校給食センター特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は幼稚園給食事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は認定第8号「平成16年度川上町国民健康保険診療所事業会計決算」について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は認定第9号「平成16年度川上町介護サービス事業会計決算」について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は認定第10号「平成16年度備中町各会計歳入歳出決算認定」でございますが、そのうち一般会計総体について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は歳入全般について御質疑を願います。質問される方は事項別明細書のページ数をお知らせ願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は歳出全般について御質疑を願います。 丸山茂紀君。 ◆3番(丸山茂紀君) 先ほどと同じく備中町の基金の問題についてのお尋ねをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(安原幹人君) 泉備中地域局長。 ◎備中地域局長(泉修平君) 丸山議員さんの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。 備中町につきましては、財政調整基金、減債基金、それからふるさとふれあい基金、電源立地の交付基金等につきまして取り崩しをさせていただいております。これにつきましては、全額一般会計へ繰り入れをさせていただきまして、事業に使わさせていただいております。中でも特に電源立地の地域交付金につきましては、毎年この程度のお金が交付金として備中町に入ってきておりました。主たる使い道につきましては、西山地区の高原にキャンプ場等がありますが、それに使用させていただいておりました。平成15年度、平成16年度分につきましては、全天候のテニスコートが長年たっておりますので、非常に使用しにくいということで、平成15年度、平成16年度の2年度分をこういうふうな基金として積み立てをいたしまして平成16年度に完成を見させていただいております。基金についてはそうでございます。 有価証券につきましては、435ページにありますけれども、山陽新聞社と、それから山陽放送について5万円程度あるのみでございます。 以上でございます。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) まず、黒川部長にお尋ねをしたいんですけれども、常識的にというんですか、いわゆる地域でお堂というんですか、そういうものがある場合に、そういうものに、まあ宗教法人かどうかというそこまでは厳密なものではないにしても、そうしたものの整備ですね、それに対する支出というのは、私は例えばきのうでしたか、山陽新聞に高梁の松山不動明王の地域の皆さんがきれいにされるいうのが出ておりましたけれども、そこの中でも行政支援がないため寄附を募っているというふうな形で出ていたと思うんですけれども、こうしたお堂とかいう改修について市の行政が支出をするということについてはどのようにお考えなのか、お考えをただしておきたいというふうに思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 今お尋ねの件でありますが、基本的にはいわゆる市、国・県含めまして役所すべて、神社仏閣等への寄附行為は禁止をされております。憲法何条かちょっと忘れておりますが、するようになってございません。今までも寄附はいたしておりませんし、さっき言われましたようにお堂の修理とかということになりますと、地元の方が寄附を募ってされるとかということになろうかと思いますので、これまで本市で予算計上してそういうものを修理したということは全くしてございませんので、御理解賜りますようお願いします。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) では、備中町の局長にお尋ねをいたします。 94ページなんですけれども、多分ここであろうと思うんですけれども、地区集会所整備費補助金というところから、お堂の整備に60万円ほど支出をしているということがうわさをされているわけですけれども、その調査をお願いしたいということですけれども、私は旧備中町のことですので、そのことについてはとやかく言うつもりはないんですけれども、こういう事実があるのかどうなのか、そのことをお尋ねをしておきたいというふうに思います。 ○議長(安原幹人君) 泉備中地域局長。 ◎備中地域局長(泉修平君) 申しわけありません。三上議員さんが言われましたことにつきましては、事実でございます。 地域集会所の整備事業につきましては、備中町が従来からやっておりました町内会の集会所等の整備、それから修繕される場合は一定の範囲で2分の1の金額を補助しておりました。 このお堂、辻堂というようなものがどういうふうな形であるかは別にいたしまして、時の首長が決裁をされて、実施をされているところでございます。まことに申しわけありませんが、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 恒常的に備中町ではされていたということではないというふうに理解をすればよろしいですね。 ○議長(安原幹人君) 泉備中地域局長。 ◎備中地域局長(泉修平君) そうでございます。 ○議長(安原幹人君) 小林重樹君。 ◆1番(小林重樹君) 備中町の電源立地地域交付基金についてでございますが、これは従来備中町独自の基金だったように聞いております。中電から入ってくるダムの関係の基金だろうと思っておるんですが、新市になってこの基金はどういうふうに繰り入れ、また使用なさるのか、ちょっとお聞かせいただきたいんですが、これも一緒に基金として総括して使われるのか、それとも備中町独自のものだからに備中町に特に配慮してあげるのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 今お尋ねの件は、備中町に限らず成羽もございます。昨年までは地域限定ということになっておりましたが、本年度から地域限定ではなしに、新市全体で使ってもいいということになっておりますので、そのように御理解いただきたいと思いますし、また新市全体といいましても、備中町のものを有漢に使うというわけにはいきませんので、できるだけ備中、成羽の方で活用させていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 仁後章介君。 ◆10番(仁後章介君) 今さっきの三上さんの関連質問なんですけれど、松山の不動明王様は高梁の名選・百選にも入っておりますが、そういうふうな観光的なところにもかかわらず、はっきり言うて、自然道のところを通して補助金が20万円しか行っておりません。しかし、不動明王は高梁の名選・百選の中に観光案内で入っとるわけじゃけえ、そういうふうな面ではある程度整備していかないけんと思う。そこら辺の考えをもうちょっと整備してください。 ○議長(安原幹人君) 田島肇君。 ◆6番(田島肇君) 先ほどの三上議員さんの関連ですけれども、先ほどお堂が云々いうて言われたんですけれども、これを地域の集会所と兼ねて使われようるというところもあると思うんですよ。高梁には過去にそれがなかったいうことには私はならないと思うんですよね。だからお堂であって、そこが地域の集会所になるということが今後それがいけんいうことになると、そこを改修して皆さんの集会所として使えるかどうかという、そういう議論になるんで、その辺は他地域とはいえ今後どのように対応されるのかお聞きしたい、このように思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 先ほど答弁申し上げましたのは、基本的には、憲法ちょっと何条かわかりませんが、神社仏閣等への寄附行為の禁止がありますので、それはしてはならないというようなことにしておりますので、お堂を集会所と兼ねとるということになりますと、これはその中で検討させていただかなければならないというふうに思っております。 ○議長(安原幹人君) 他にございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は実質収支に関する調書について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次はへき地出張診療所特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は過疎地域交通対策事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は西山営農団地就農者住宅事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は国民健康保険特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は簡易水道特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は老人保健特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は介護保険特別会計決算の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は財産に関する調書について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は認定第11号「平成16年度備中町成羽町国民健康保険田原診療所組合会計決算」について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第1号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第2号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第3号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第4号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第5号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第6号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第7号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第8号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第9号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第10号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第11号の御質疑を願います。 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) この高梁市学童保育条例の一部を改正する条例ということなんですけれども、高梁の場合はいわゆる公設公営ということで学童保育が進められてきましたけれども、この第7条を改正される、「事業を委託することができる」というふうな条文が入ってくるわけですけれども、この扱いについてはどのような内容になるのか。また、「必要があると認めるとき」と前にありますけれども、これはどういうことなのか、このことについてお尋ねをいたします。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) お尋ねの件でございますけれども、提案の補足説明のときにも申し上げたかと思いますけれども、一口に言いますと柔軟な対応をしていくということでございますけれども、御承知いただいておりますように、新市のエリアも非常に広大になってまいりまして、それぞれの地域の実情、実態というふうなものもございます。 したがいまして、その地域の実情、実態に沿うような対応をしていく。そのこととあわせまして、やはり現在の旧高梁市内でもそうでございますけれども、子どもさんの安全、それから親御さんの安心、こういうふうなものを両面で考えていきますと、やはりそれぞれの住みなれた地域の顔見知りの皆さん方が一定の保育の資格を持っておられれば、そういう方に一つの運営委員会という組織を設立をしていただきまして委託するという方法も一つの方法ではなかろうかな。やはり地域で子育てを支援していく、あわせて子どもの安心・安全、親御さんの安心・安全、両面から考えていくとこういうふうな方法も現在は取り入れていくべきではなかろうかな。このように考えて改正をさせていただいたところでございます。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 実情に応じてということですけれども、運営委員会というものをつくって委託をすれば安心・安全なんだというふうにも一概には言えないというふうに思うわけです。ですから、例えば運営委員会というんですか、こういう委託を受ける運営委員会でなくっても、現行の制度でやっておられる父母会というんですか、そういうふうな実際には会をつくって、お父さん、お母さん方、そして子どもたち、そして指導員、そうした中で運営をされているという実態もあるわけなので、私は必要であると認めるときということで、それはやはり行政側がこのことを進めるというよりも、選択肢の一つとしてこういうものがある。それからまた広くなってきたという意味では、現在そういう委託による学童保育を実施をされているというふうなところについては、どちらにするのかという選択肢の中にこの事業を入れるということでよいのではないかというふうに思うんですけれども、私の考えはいかがでしょうか。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) 条例の改正は行っておりますけれども、基本的な考え方は今お尋ねのような考え方でおります。あくまでも学童保育は市が責任を持って行うことでございますけれども、地元と協議をしていく中で、その実情、実態によってこういう手法もとれるということでございますし、また、組織名を運営委員会と申し上げましたが、これは協議の中で運営委員会とは違う名称のものが出てくるかもわかりませんが、これに固執するわけではございません。よろしくお願いします。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は議案第12号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第13号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第14号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第15号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第16号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第17号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第18号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第19号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第20号の御質疑を願います。 月本晴造君。 ◆11番(月本晴造君) 済みません。失礼します。 この指定管理者の指定について、関連でちょっと質問させてください。 先週、私は成羽美術館の方へお邪魔させていただいたんですが、そのときに、成羽美術館は一応今、財団が指定管理者になっておりますが、ここで館長さんは市長さんがなられておるというお話がありまして、今指定管理者、官から民へという形になっておりまして、地域局の方がいいんか、教育委員会がいいんかわからないですけど、いきさつをちょっと教えていただければと思うんですが、お願いします。 ○議長(安原幹人君) 秋岡市長。 ◎市長(秋岡毅君) いきさつは、前館長さんが高齢で館長を退かれましたんで、後任にということで現市長がなっております。 以上です。 ○議長(安原幹人君) 月本晴造君。 ◆11番(月本晴造君) いささつ的に前の館長さんがやめられて、その後ということですが、これは町長時代のときからいうことで。実際今、官から民へということですので、できれば民間の方へかわられた方がいいかなと思いまして。 以上です。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は議案第21号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第22号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第23号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第24号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第25号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第26号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第27号の御質疑を願います。 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) この市章についての議論がされたとき、私はこういうことは知らなかったんですけれども、ある方がおっしゃるのに、この市章が広域暴力団の紋章とよく似ているという話が出まして、変わるのであればこれを機会に変えてほしいというふうな意見がありまして、私もそういうものを知っておりませんでしたけれども、高梁市の中ではそういう話も出ていたのではないかというふうにも思うんですけれども、私の耳に届いていなかったということだというふうに思うんですけれども、この辺ではそういうことというのはお考えになったことがあるのかどうなのか。今後どのようにされるのか、そのあたりのことをお尋ねをしておきたいというふうに思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 今、三上議員がおっしゃったのを初めて私聞いたわけでありますが、この市章につきましては、先般来御説明申し上げておりますように、市名が変わっておりませんので、旧市章をお願いしたいということで説明をるるさせていただいたところであります。 この市章の図案の解説につきましても御説明させていただきましたが、もう一つには、板倉家の家紋としまして、いわゆる金箔花菱紋というのはつくってございます。ここにありますが、これが全く今の市章と同じ形になっておりますので、暴力団たぐいのものではない、由緒ある市章だというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は議案第28号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第29号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第30号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第31号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第32号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第33号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) ただいまより午後1時まで休憩いたします。            午前11時56分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後1時0分 再開 ○議長(安原幹人君) 休憩前に引き続き再開します。 ここで、午前中の答弁について補足説明したいとの申し出がありますので、この際許可します。 泉備中地域局長。 ◎備中地域局長(泉修平君) 午前中の三上議員さんの御質問の集会所の補助金についてでございますが、あたかも一方的に時の町長が決裁したというふうにおとりだろうと思います。これにつきましてはまことに申しわけありませんが、訂正をさせていただきたいと思います。 当地区のこの施設につきましては、地域の慣習であるとか、行事であるとかというふうなものをするときには集会所として十分利用されております。地域の行事というものにつきましては、後世にしっかりと残していかなければならないというふうな考えのもとに、時の町長が判断をされて支出をして、備中町で使用したものでございます。まことに申しわけありませんが訂正をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 次は、議案第34号「平成17年度高梁市一般会計予算」であります。 まず、総体について御質疑を願います。 植田二郎君。 ◆4番(植田二郎君) 新高梁市の主体的な当初予算というのが示されたわけです。総額が一般会計で237億9,000万円、特別会計で201億6,000万円ほどであります。440億円ばかりの予算があるんですが、これは平成17年度の年間予算とどういうふうにかかわりがあるのか、とりあえず当初予算として出されたというふうに思うんです。一般質問の中でも市長は、補正の中でいろいろなことを考えていくんだと触れておられましたけれども、いわゆる腹づもりというんですか、年間を通じてはこういうことを考えておるがとりあえず当初予算だと、こういうことだと思うんです。その点について、改めてこの予算を議論する前に大綱でよろしいですから、そういうものがあればということと、他の各部局、また教育委員会も含めて補正はこういうことを考えているという点が現時点においてあれば、お聞かせ願いたいと思います。 あと1点ですが、大要の中で出されております生活交通検討事業というのが新しく設けられておるわけです。予算が6万8,000円余りですけれども、この内容についてもちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 予算の総体のことでありますので、私の方からお答えをさせていただきます。 御承知のように、平成17年度の予算編成におきましては、非常に厳しい財政事情の中で予算編成をさせていただきました。したがいまして、お示ししておりますように、一般会計で237億9,000万円という予算計上をさせていただいております。 また、年間で補正をどのように考えているのかということでありますが、基本的には237億9,000万円の中で年間予算を計上いたしております。それでやむを得ない場合に、9月ごろに補正をさせていただいておりますので、具体的にどの部分を補正するかということは考えておりません。 したがいまして、この年間予算を実施をする中で、できるだけ補正をしないという考えの中で実施をしていきたいというふうに思いますし、またどうしても補正が必要なということになりますと、保留財源を幾らか用意をいたしておりますので、その中で検討させていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) お尋ねの件でございますけれども、決算のときにも申し上げましたけれども、これから検討してまいりますのに会を設立いたしますので、それにかかわる経費を計上させていただいております。 ○議長(安原幹人君) 植田二郎君。 ◆4番(植田二郎君) けさ、医療の問題が長原先輩の方から質問があって出たんですけれども、医療だけでなくして、いわゆる教育問題としてのクールバス、生活路線も含めて、地域交通の全体をどうしていくのかと、こういう議論をしていく必要があると思うんですね。そういう意味では生活環境部とか健康福祉部とかいうことだけで、あるいは教育委員会だけで議論されている。一つ角度を上げて、総務とか企画とか、そういうレベルの中で全体を構想としていくということが私はやっぱり肝要ではなかろうかというふうに思うんですね。その点について、御回答はよろしいですけれども、そういうものでなくてはならないということを申し添えておきたいと思います。 以上です。 ○議長(安原幹人君) 山縣喜義君。 ◆20番(山縣喜義君) ちょっと総体で聞くんですが、今の植田議員の質問にもあったんですが、新年度は年間型ということで予備費については1,000万円ということですが、総務部長にお尋ねしますが、平成16年度決算見込みで大体繰り越しはどれぐらいか、ざっとでよろしいがわかりましたらお願いします。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 繰越金についてのお尋ねでありますが、補正予算の中で計上させていただいておりますが、1億5,000万円計上させていただいております。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 一般質問でも出てきたことですけれども、公共事業、公共の物品の発注を地元へという声は非常に高いものがあるというふうに思うんですけれども、やはりこの基本を貫いていくことだというふうに私も考えております。 平成16年度の発注率というのがどれくらいであったのか。それから、平成17年度についてはどういう目標を持っておられるのか、わかればお教えいただきたいというふうに思いますし、基本的な考え方も含めてお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 物品の購入につきましては、さきの一般質問の中でも答弁させていただきましたが、基本的には市の業者を優先に物品の購入をいたしております。そのうち、新市になってからの購入におきましては、特に消耗品費を中心に購入をいたしております。この購入につきましては、基本的には需用費の中へ組み込んでおりますが、1億1,000万円余りの支払いをいたしております。そのうち、いわゆる高梁1市4町で購入した額については62.5%、約7,000万円ほどを特殊なものを除きまして購入いたしておるということです。また、備品購入におきましては2億6,000万円余り支払いをいたしておりますが、これは主にはいわゆる電算関係、あるいは消防の特殊車両等々がありまして、市内業者にお願いしているものが7,400万円ということで、これは特別なものが非常に多く含んでいるということであります。また、公用車におきましても、消防車以外でも2台購入いたしておりますが、これも市内業者を優先に購入をいたしております。また、電算関係でノート型の端末装置であるとか、あるいはカラープリントにおきましても、市内業者から見積もりを10社ほどお願いしまして購入しているということであります。 また、平成17年度のお尋ねでありますが、平成17年度におきましても平成16年度同様、市内優先にして業者を選定し、あるいは見積もりを取って市内業者を優先に購入していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) ぜひ消耗品費等については7割以上の、8割、9割、そういうことで特殊なものを除いてはやっぱり地元業者ということでお願いをするようお願いをしておきます。 ○議長(安原幹人君) 他にございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、総体についての質疑を終わります。 次は、第1条歳入歳出予算の質疑に入ります。質問される方は事項別明細書のページ数をお知らせ願います。 まず、歳入全般について御質疑を願います。 宮田公人君。 ◆13番(宮田公人君) 予算書の36ページの款18繰入金であります。基金繰入金で、先般の一般質問のときの、どの議員が質問されたかちょっと覚えておりませんが、答弁の中で地域振興基金を最終的に充てるんだけれども、具体的にはこの繰入金というのは有漢のかざぐるまフェスタであったり、成羽花火であったり、備中松山踊りなどのこれまでやってきた地域のイベントに充てるということで、今回は財政調整基金から1億1,000万円繰り出されているということであります。 ちょっと関連になるんですが、いわゆる地域振興基金について、ずっと執行部の皆さんの答弁を聞いとるわけですが、ちょっとずつずれがある。市長は枠とおっしゃっるんです。27億9,000万円を10で割ったならば、いわゆる1年当たり2億7,900万円の枠があるんだよという答弁をなさる。しかし部長は、これは先般の全員協議会のときに、じゃ実質どういう形で借りるのかと言うたときに、3回に分けてと。担当に行くと、3回、まあ複数回かなということで、配分の話はいろいろ出るんですけれども、実質問題として、いつ、幾ら積むんだということが全く出てこないんです。それは反対に見たときに、国の方が合併に関して基金造成ということで打ち出しているシステムですから、国がどういうふうに指導してくるのかということもあると思うんですけれども、今の段階で、いつごろ、大体いかほどの金額を積むのか、その想定というのがどうなのかということをまずお伺いしたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 宮田議員さんの質問にお答えをいたします。 市長が申された枠といいますのは、いわゆる旧1市4町の基金の額を先般からお示ししておりますが、このことについての基金枠ということをおっしゃっておりますので、これは私どもも、基金枠というふうにとっておりますので、間違いないと思います。 それから、この基金につきましては、今回繰入金で1億800万円余り計上させていただいておりますが、先ほど宮田議員がおっしゃいましたように、総額では1億1,400万円を各歳出に組み入れをさせていただいております。そのうちの95%充当の1億800万円をここで繰り入れをさせていただき、今年度の場合は基金をとりあえず取り崩しをお願いしたいというふうに思っております。 それから、この基金については、まちづくり計画では平成17年度で総額27億9,000万円を借り入れるようにいたしておりますが、諸般の事情によりまして、これを10年間で3回程度借り入れをしたらという考え方を持っております。 これはなぜかといいますかと、今、国の方でも、27億9,000万円が借りられるのか、あるいは限度の18億円がいいんかということをまだ示しておられません。したがいまして、私どもは27億9,000万円を借りられるというふうに認識をいたしておりますが、それらがありまして数回程度、3回ということになりますと、そのくらいではもうその18億円か27億9,000万円がいいのかわかろうかと思いますので、3回を予想いたしております。今年度は財政調整基金を繰り入れをいたしておりますが、今年度末ぐらいには国と調整しまして借り入れを検討していきたいと。また、もし基金が借りれるようでしたら補正で対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(安原幹人君) 宮田公人君。 ◆13番(宮田公人君) 簡略化した考えでいくと、例えば100円積もうとすると95円で、5円自分で持ってきて100円積んで、基金は取り崩せないことになってますから、今その100円は取り崩せないんで、その基金条例の第6条の中で繰りかえをして、幾らかずつ一般会計の方へ借り上げていくということだと思うんです。その95円に関しては、後々元利について70%は返してあげるよというシステムだと思うんです。市長がおっしゃられるように一般財源は厳しい中ですから、これをうまいこと使うと非常に有利な起債方法なんだという、そこは僕も同じ見解です。ただ、今おっしゃったように国の動向があるし、もちろん借りるということに当たっては、実際お金を積まなきゃいけないということもありますんで、それがあると思うんです。 だだ、もう一点、実際にそれを使う側、つまりまちづくり協議会が、これもこれから組み上げられていくということだと思うんですが、高梁の枠と、それからいわゆる旧町の動き方というのが若干違います。というのが、高梁はまちづくり協議会があって、その傘下にまちづくり推進委員会があるわけです。実はそれは行政改革の一環で100万円ずつで動いている10地区、本庁は違うから9地区なんですかね、そこからどういうふうに引き上げていくのか。100万円ずつで行くのか、あるいはもう少し運営費が上がってくるのか。それ以前の問題として基金というものは、そこまでは基金は使わないんかということにもなるんですけれども、そこのところが若干まだわかりにくいということがあると思うんです。まずその辺、打ち立てが違うわけですね。ちょっとまちづくりの方向性というか、目指すところは同じなんですけれども、やり方が違います。 高梁の皆さんはある程度僕らも自腹を切ってやらなきゃいけないなという認識があると思うんですが、旧町の場合にはちょっと僕は、具体的なところをきちっと確認してませんけれども、その辺のいわゆるまちづくりの協議会のあり方というのを、要は高梁のようにある程度自腹も切ってやるという方に組まれていくのか。それとも、今回の基金のことに関してはもう出していくんだというような話なんですけれども、そこの方向性。ある程度皆さんも力を出してください、行政も力をかしましょうという方向で進められていくのか。基金があるんだから、ある程度どんどん出しますよという方向性で行かれるのか。どっちをとられるのかをちょっとお伺いしてみたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) 地元負担につきましては、先般の通告質問にも市長がお答えになっておられますように、市が、行政が地元負担を求めるようなことにはなってない、そういうことはしないというふうにお答え申し上げておりますし、そのことずばりでございます。 ただ、高梁地域局で言えば、今議員さん御指摘ございましたように、配下という言葉が適当かどうかは別といたしまして、現実の委員会がございます。その活動費として、現実に今100万円が交付されておりますが、この100万円という数字がそれぞれ高梁地域局への配分枠といいますか、そういう言葉で表現させていただくことを御容赦いただきたいと思いますが、配分枠が決まり、そしてそれぞれの委員会ごとの単年度の事業計画というものが詰まってまいりますから、それが以前からの申し合わせによります枠の範囲内であれば、100万円が150万円になり得ることも当然あると、このように私は考えておりますし、そういうふうに高梁地域局の管内におきましては、現在検討もしております。 したがいまして、そこで問題になりますのが、今、各地域局単位の配分枠というものが議論されておりますけれども、今度は高梁地域局管内の各委員会に対する配分枠といいますか、これはどうするのかという問題が当然出てくるであろうと思われます。これは高梁地域局管内の協議会の中のことでございますけれども、Aという委員会が全体の7割、8割というようなことになったら、またここで議論が出てこうかと思います。したがいまして、そういうふうなことをも踏まえまして、現在高梁地域局の協議会の設立に向けていろいろと協議もなされておるということでございます。 ○議長(安原幹人君) 宮田公人君。 ◆13番(宮田公人君) 3度目でごめんなさい。 わかりました。高梁の地域の市民センターに関しては100のところが150、要はある程度地域の要望があって、もう少しやりたいということがあればそれを吸い上げるというようなお考えということで、わかりました。 最後に、要はいつ、どういう形で積むのかというそこのところがなかなかまだ見きわめがわからないということがあると思うんですが、それを確実にしていただきたいということと、今部長に答弁をいただきましたけれども、使う側をどういうふうに組み立てていくか、それをどういうふうに吸い上げていくかという問題と、もう一つは、言っても億の台の金額でありますから、この基金ということに関しては、どこがどう管理するかということが、今条例の中ではそれが見えないわけであります。総務になるのか、市民課になるのか、どこが管理されるのか。そこもきちっとしていただきたい。 3点、質問と要望ということでお願いしておきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 田中広二君。 ◆12番(田中広二君) 当初予算について、私は歳入にかかわるものについて、1点お伺いをいたしたいと思います。予算編成に当たって税収などの自主財源の伸びが望めない、非常に厳しい歳入事情だ、こういう状況であろうと思います。その中にあって、地方税の目的税としてある入湯税についてひとつお尋ねをしておきたいと思いますが、地方公共団体の事業または施設に要する費用につき、その事業または施設によって特に利益を受ける者に負担を求めることによって、負担の公平と必要な財源を調達をするためにという目的でこの入湯税が位置づけられている。一方では35億円に及ぶ一般財源あるいは財源が「ゆ・ら・ら」に投入をされてきたという今日までの歴史があるわけでありまして、それらについて、この自主財源を補完する一つの歳入として、この入湯税について、今日までの経緯と今後の税源確保についてのお考えをお聞かせをいただきたいというふうに思います。 入湯税の税率というのは、一般的には1日150円というふうな標準が設けられて、現在の自治体では徴収されている。そうして、その入湯税の課税をする団体とは、温泉浴場における入浴場の入湯行為に対してこれは徴収するものであろうというふうに位置づけられておりますし、先般の一般質問の中でも、この減免対象としては健康増進施設としてあるんですということでありますが、そういう対象になりますと自治体として見れば、市民に対する減免措置は当然そういうことも勘案をされましょうが、公衆の日常行為と見られる一般浴場の入場または共同浴場の入場等について、あるいは長期療養者を対象とした長期湯治客の入湯についてと、そういう減免の理由づけも明確に今日までされてきておるわけでありますから、この際目的税としての入湯税について、新市におけるあるべき姿をお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 国田産業経済部長。 ◎産業経済部長(国田貢君) 行政を進めていく上で財源の確保というのは非常に大切なことだと認識をいたしております。 この入湯税につきましては、先日の通告質問でもお答えしましたように「ゆ・ら・ら」、この施設は健康増進を目的とした、特にその中でも福祉を目的とした、そういった大きな目的がございます。そういった中で、福祉的な利用者に対して入湯税を徴収するのが適当かどうかという点と、せんだっても言いましたように、地方自治法の中で入湯税を徴収するのが適当でないという中に、近隣住民が中心的に使用する施設については、なるべく徴収しない。また、そういった地方税の中には12歳以下の子どもに対しても徴収は適当でないとか、あと教育的配慮とか、いろいろなそういったことがあるわけですが、その辺の把握が非常に一部難しいということもございます。 そういった中で、一番大きな問題としましては、基本的には福祉を目的とした施設であるということで今日まで入湯税も徴収をいたしておりませんし、また、この施設はいわゆるおふろと、あとプールと、それからフィットネスを兼ねた、そういった施設もございまして、あくまでも入湯税につきましては入湯行為に対して徴収ということになっておりますので、そのあたりの入館者の中でも、利用を実際すべてを把握するいうことも難しいということで、今後においても入湯税の徴収につきましては現在のところは考えておりません。 ○議長(安原幹人君) 田中広二君。 ◆12番(田中広二君) 結構なお考えであろうというふうには思いますが、背に腹はかえられないという言葉があるように、今日までの財政状況の中、あるいは逆に言えば税の不公平が感じられはしませんか。高梁市民に対してはそういう恩恵はやぶさかではありませんが、この高梁市以外の利用者に対しては、そういうものを高梁市民が他の施設へ入ったときはそういうものは徴収されておるわけですから、そういうことも勘案をして、この入湯税に対する将来の財源確保を主体的にとらえながら、財政に対する歳入を考えた入湯税、目的税はあってしかるべきだというふうに私は感じております。今後の検討を要するというお答えならばそれでいいですが、一切考えないとなりますと、また別途考えを変えた角度からお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 田中議員がおっしゃるのはごもっともだというふうに思います。厳しい自主財源の中でそのお考えは非常にありがたい御提言だと思っておりますが、この朝霧温泉「ゆ・ら・ら」のいわゆる利用料は1,400円を設定をいたしております。この1,400円を設定したのは何かといいますと、プール、それから健康増進施設、温泉と3つの複合施設を相備えた施設でありまして、総合的に健康増進施設ということになっております。この中で、1,400円の中に、プールに入っても1,400円いただきますよ、それから健康機器を使っても1,400円いただきますよ、3つ入られても1,400円ですということから入湯税を取るのはいかがなもんかということで、現在は取っておりません。そういうことでひとつ御理解をいただきたいというふうに思っております。 ○議長(安原幹人君) 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 市税についてお尋ねをしたいと思います。 今回予算書の説明でも、市税全体では平成16年度の当初予算に比べまして0.4%の増ということで、1,412万5,000円の増を見込まれております。 その説明の中で、固定資産税については、新築家屋の建築による増収を見込みということで全体で0.4%増と書かれておりますが、具体的にこの固定資産税がふえる根拠ですね、新築があるから増収を見込んだというその根拠について教えていただきたいのと、具体的に市税の中でも固定資産税を述べているけれども、そのほかの市税についての見込みといいますか、平成16年度当初予算についての比較がこの予算書にはなされてないんで、その辺がわかれば、2点教えていただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 平成17年度の市税の中で特に固定資産税であります。これは、比較検討というのが当初予算で難しいんですが、昨年の1市4町の固定資産税と比べまして、いわゆる新築家屋がふえているということで、これは何軒ふえているかというのはちょっと把握はいたしておりませんが、一応新築家屋の増収を幾らかを見させていただいております。 それから、その他市税につきましては、若干景気の低迷により市税等については減収を見込んでいるというのが現実でありまして、具体的な数字についてはちょっと見込みでありますので、はじいておらないというのが現実であります。 ○議長(安原幹人君) 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 固定資産税の見込みですから、ある程度、例えば宅地造成が進んで、そこに新しい住宅が建つ見込みがあるんで増収を見込んでおるとか、そういう具体的なものがあって多分固定資産税については増収を見込まれてると思うんですけれども、その辺についてはどうでしょうか。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 先ほど言いましたように、分譲宅地をしておるからということではなしに、いわゆる評価がえに伴うものも若干あると思います。3年に1度評価がえをいたしておりますので、土地・家屋につきましては、償却はあるものの、若干の増収とあわせて新築を幾らか見込んでいるということでありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 柳井正昭君。 ◆5番(柳井正昭君) 市長にちょっとお尋ねいたします。 所信表明の演説の中で、平成17年度の予算は平成16年度の1市4町の計画を粛々と進めるといいますか、そういうことで11%ほどの減額の予算を組んでおられるということでございますが、秋岡市長が誕生されまして、市民の中には多くの人が何がしかを期待してたと思うんです。そういう声も点々聞きますので、何か補正も9月には出るかもわからないと総務部長がおっしゃいましたけれども、市長個人的に、実はわしもこう思うとるんじゃというようなことがありましたらお聞かせくださればと思います。 それから、もう一つ、28ページの県補助金で、先般の説明では市町村合併支援の事業費の特別交付金1億6,000万円というお金が出るということでございますが、支出の方を見りゃあるんかわからんけど、ちょっとわからんかったんで、具体的にどういう方向へ計画されておるのかお聞かせくださればと思います。 以上でございます。 ○議長(安原幹人君) 秋岡市長。 ◎市長(秋岡毅君) さほどまだ、金銭面では目立って新市長のカラーはまだ出ておりません。今後に期待してほしいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 県補助金の中で、市町村合併支援事業費特別交付金1億6,000万円でありますが、これは合併年度から5年間を上限にしていただくものでありまして、8億円のうちのかかわりでございます。これは主には、支出の方にありますが、電算の構築委託を予定いたしておりまして、これの金額で5,500万円、それからケーブルテレビの施設整備ということで1億500万円程度を見込んでおるところであります。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は歳出の質疑に入ります。 歳出については、款ごとに質疑を行います。 まず、第1款議会費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、第2款総務費の御質疑を願います。 植田二郎君。 ◆4番(植田二郎君) 56ページの関係ですが、土地購入費ということで700万円少々組んであるんですけれども、川上地域局のある局舎というんですか、これはいわゆる借地であったというふうに聞いております。このほどこれを購入していこうと、そういうふうな動きがあるやにお聞きしております。この内容等、面積等も含めて、現在のこの進捗状況はどういうところ辺まで話が進んでいるのか、ひとつお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 大塚助役。 ◎助役(大塚設夫君) 植田議員さんの御質問にお答えします。 まず、川上地域局の土地につきましては、今回の補正予算でお願いしとると思いまして、今回のここの56ページの土地購入の件はこれではないというふうに考えます。 まず現在川上地域局の土地でございますが、面積は1,230平方メートルでございます。これは一部借地で地域局舎がございます。地権者が川上町から倉敷市内の方へ出とられまして、以前いろいろお話しした経過の中で、倉敷地域と川上地域といえば、土地の値段の格差がございまして、その問題で少し話が長引きましたが、現在では地権者もこの借地を市有地として売ってもよろしいというように理解いただいとるというような状況で、現在話を進めて、できればこの3月中には、予算が通りましたらお話をして、それで借地から市有地にしていきたいというふうに考えておるというような状況で、補正予算の方で対応させていただく予定でございます。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 今、植田議員がおっしゃった土地の財産購入費につきましては、767万6,000円を計上いたしております。これは備中町にあります布賀の駐在所の用地の購入費を140平方メートル分を見させていただいたということでありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 長原寛君。 ◆21番(長原寛君) 地域局費の関係についてですが、その前に予算的なことよりは、各地域局長さんがきょうはおそろいなんで、まず予算配分をされますと、当然それをこなしていかなければいけないということに相なります。それで、各地域局におかれまして、まちづくりの体制づくりをそれぞれなされておられると思います。それで、順次どのような今進みぐあいなのか、お示しいただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 江田有漢地域局長。 ◎有漢地域局長(江田睦雄君) まちづくり協議会のことでございますね。今、有漢地域局では1回検討会を開きました。考え方的には、町内8地区に分けまして、委員さん8名を選考させていただいて協議会を設置するということで、今月中に立ち上げればというふうに考えております。 事業の内容につきましては、今度はそれぞれの協議会の中でまたいろいろ要望事項等も出るかと思います。それと、地域局全体での事業等も進めていくように考えております。 ○議長(安原幹人君) 加藤成羽地域局長。 ◎成羽地域局長(加藤俊一君) 成羽局の状況でございますが、今まで2回準備委員会というのを開いております。この中で、協議会の委員さんにつきましては、とりあえず21名を置くということで、その人員でございますが、1つには各コミュニティ、地域局管内では10のコミュニティ組織がございます。このコミュニティ協議会の代表者、それから各地域から推薦をいただいた委員さん9名、それに学識経験者2名、合わせて21名ということで、コミュニティの代表、あるいは地域の推薦された代表につきましては既に選任は終わっておりますが、学識経験者につきましては現在当たっているところでございます。 また、事業の内容につきましては、先ほど有漢の局長が申されましたように、協議会設立後に、ある程度事業を絞って進めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(安原幹人君) 三村川上地域局長。 ◎川上地域局長(三村寿人君) 川上地域局では、今までに成羽と同じく、準備委員会という仮称で2回やっております。それで、構成員の人数ですが、今のところ25名以内ということで、第2回目の会議のときにお決めをいただいております。それで、メンバーといたしては、川上地域局に9協議会がありまして、9協議会の団体の協議会長、それと各種団体からあとを足すような予定で、4月の初めにもう一回会議を持ちまして、そこで各種団体の方は決めていただく予定と、それから学識経験者もその席で決めていただくような予定にしております。 それと、事業につきましては、総会後、粛々と進めていきたいと思っております。そういうことでよろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 泉備中地域局長。 ◎備中地域局長(泉修平君) 備中町の状況についてお答えをいたします。 備中町は昨年の4月以降、町長の積極的な働きもありまして、9月が終了した時点では、コミュニティ協議会が8地区ございますけれども、そこから1名ずつ。ただし、平川という地区がありますが、そこから2名ということで、計9人で協議会を既に立ち上げております。 昨年、合併以来、2回の会議を開催をさせていただきまして、本年お願いしております、従来から備中町でやっておりました事業等につきましては決定をしていただいております。この予算が通りましたらまた持ち帰りまして、皆さん方に再度協議をしていただくというふうな段取りでおります。よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) 私、地域局長を兼ねておりますので、それでは高梁の状況を申し上げます。 高梁では、たびたび議会でも話題になっておりますように、昭和の大合併のときの各町が9つございまして、それが9のまちづくり委員会でございます。市街地はそういう出張所がございませんで、こちらはコミュニティ協議会というふうになっております。したがいまして、1コミュニティ協議会、9つのまちづくり委員会が、今度は1つのまちづくり協議会を設立すると、こういうふうになるわけでございまして、高梁局におきましても、3月末の協議会の設立に向けまして、実質的には9つのまちづくり委員会と1協議会、コミュニティ協議会が集いまして協議を重ねたのは、もう3回、4回ではございません。昨年度から引き続き協議を続けてきております。 そういう中で、協議会の委員の中には9の委員会とまちづくり協議会からそれぞれ役員を選出していただきまして、協議会の総会を設立していくわけでございますけれども、その役員を選出していただく。そしてその下部組織といいますか、配下の組織のまちづくり委員会の中にも、それぞれ10カ所の委員会に、総務委員会、あるいは厚生委員会、体育委員会というふうなものを設立していくというような形で今進めておりますけれども、この3月末で高梁地域局におきましても設置が完了するという状況でございます。 ○議長(安原幹人君) 長原寛君。 ◆21番(長原寛君) 備中地域局におかれましては、非常に積極的にやられとるということで非常に評価しますが、あとはちょっと出おくれて、あと半月ほどで実際にやっていけるんかどうかいうふうに非常に不安に思っておりますんで、各局長さん、鉢巻きをしていただいて頑張っていただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 大月健一君。 ◆17番(大月健一君) けさほどちょっと言いかけまして迷いがありましたんですが、情報管理費のところで一つお尋ねしたいというふうに思います。 62ページです。電算処理委託料で1億1,400万円ほど出されておりますが、この電算情報システムいうのは、要するにパソコン、コンピューターの会社かなあというふうに思いますが、今新聞で大いに岡山中央総合情報公社というのが6億円の使用不明金があるというふうなことでにぎわっております。各町村が入って会社を興したというような経過のようでありますが、各町村の中には備中町、成羽町、有漢町が入られとったというふうにも聞いております。そうした組合があるところへこういうお金を払われるということなんですが、幸い高梁市はこれには入っとられんというふうに聞いておりますが、今、高梁市がこの情報処理委託料を出されとるのはどういう会社なのかお聞かせいただきたい、かように思います。 それと64ページの委託料でタクシーの運行委託料、それとタクシー運行助成金、有漢とどこでしたかね出されとんですけど、どのような方法で出されとるか、ひとつこれもお聞かせお願いいたします。 それと、65ページの節の報償費、納期前納付報奨金、この報奨金をどのように出されるのか、ひとつそれもお聞かせお願いいたします。 それと、負担金の納税組合補助金がその19節にありますが、これも聞いたように思うんですが、再度説明をお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) まず、62ページについてのお尋ねであります。1億2,719万1,000円を計上いたしておりますが、これは主には電算処理委託料でありまして、両備に旧高梁市が電算をお願いしておりますが、この処理委託料、市役所内で17業務あります。このリース料を4,500万円程度であります。それから、先ほど御指摘のように、本市には日立の関係が住民情報システム保守委託、それから同じく日立で戸籍システム保守委託、それからOECで内部情報システム保守委託、またネットワーク保守委託、いずれもこれらが主に委託をお願いしているということであります。 お尋ねの情報公社につきましては、3月12日に出ておりますように、6億円の使途不明金というようなことで大きな見出しで出ております。これは旧有漢町、それから成羽町が入っておられまして、これのいわゆる清算額は730万円程度ありますが、これは本年度予算の方で支払いをするということにいたしております。したがって、平成17年度からは情報公社のかかわりはありませんが、ただし各町が入られておりましたので、新高梁市におきましては、賛助会員として会費を幾らか払っているという状況であります。 それから、報償費の中で1,000万円、納期前納付報奨金、それから納税組合の補助金等々を予算計上させていただいております。これらに関しましては、いわゆる合併協議の中で、平成17年度から統一しようということで平成17年度から高梁市に統一をさせていただいております。 まず、納期前報奨金でありますが、この報奨率としましては、0.5%掛ける納期前月数を掛けたもの、そして交付限度額につきましては10万円を限度ということにさせていただいております。また、対象の税目につきましては、個人市県民税と固定資産税ということで、実施時期につきましては、第1期の納期限までということにさせていただいております。 それから、納税組合につきましては、これも平成17年度から新市で統一ということで高梁に合わさせていただいておりますが、いわゆる100%の納税組合に報奨金を渡そうということで、1組合について年額5,000円、それからあと納税通知書1枚について納付割りとして200円を支給しているという内容でございます。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) タクシーの関係の御質問がございましたので、私の方からお答えを申し上げたいと思います。 1点は、タクシー運行助成金220万円というのがございますが、これは地域は有漢地域局でございます。以前にもお話があったかと思いますけれども、バス路線の廃止・縮小に伴います一般住民の足、合わせましてバスの運行時間外の住民の足の確保というのが大きな目的でございまして、以前から有漢にはタクシーの常駐しております会社がなかったというようなことで、平和タクシーさんが常駐をされることになった。それで、ここの220万円でございますけれども、220万円を四半期に分けて交付をいたしまして、1回が55万円、こういうふうな内容になっております。 それから、乗り合いタクシーの運行委託料の100万円というのがございますが、これにつきましては昨年の10月から高梁市玉川町地区で開始をしておるものでございますけれども、以前は美星町に抜けますあの県道を朝1往復、夕方1往復、こういうふうな定期バスの運行状況でございましたけれども、赤字ということで結局運行が廃止されまして、それにかわります、いわゆるデマンド方式と言われておりますけれども、地形的にも大きなバス、あるいはマイクロバスもなかなか入らないというふうなことで、タクシーが時間を決めて、いわゆる定期バスのような形でずうっとこまめに各町内を回っていく、ただし、事前の予約がなかったら走りませんよというような一定の条件がございますけれども、廃止されましたバス路線、それをさらに細かく定期タクシーが走っていくというふうに御理解をいただいた方がいいかと思いますけれども、そういうふうな内容のもので、乗り合いタクシーとタクシー運行助成金というのが出ております。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(安原幹人君) 仁後章介君。 ◆10番(仁後章介君) 62ページの学園文化都市づくり事業なんですけど、負担金及び補助交付金、これは留学生の補助金は吉備国さんとか日新高校さんにも寮があったように思うんですけど、学園都市づくり協議会の補助金、どこの団体へどういうふうな補助金出されるのか、また、学生宿舎建築助成金、それから整備促進補助金等々の行き先明細を教えていただけりゃあと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 学園文化都市づくり協議会補助金でありますが、これに133万5,000円計上させていただいております。これは、1つには市民と学生との交流フェスタということで、これは毎年実施をしておりますが、はがきづくりであるとかゲームを実施しようということで、これに20万円を支出をいたしております。それから、新入生の祝いということで入学記念事業を実施をいたしております。これは何かといいますと、ミニポスター3,000枚を作成いたしております。これの補助を6万5,000円。それから栄町にあります手づくり遊び教室への補助ということで、これに25万円。また、開学15年記念ということで76万円を一応本年度計上させていただいております。 それから次に、学生宿舎の建築助成事業補助金でありますが、990万円を計上させていただいておりますが、これは根拠としましては、学生宿舎の建築助成金交付要綱をつくっておりまして、その中から58件分を予算化をさせていただいております。 それからもう一つには、学生宿舎の整備促進事業補助金1,520万円計上させていただいておりますが、これも要綱に基づきまして建設補助を51件、また利子補給を1件ということであります。 ○議長(安原幹人君) 仁後章介君。 ◆10番(仁後章介君) その中におきまして、今の学生マンションが十何年前から促進されてきてるわけですけど、今古い建物は空き部屋がかなり多くなっております。それについては、そういうふうなことを旧高梁市が助成した中において、建てえ建てえ言うて助成しといて、後は古うなったらほったらかしかという声があるんです。それについて、どういうふうなお考えを執行部の方は持っておられるんか、また、25万円のポスター代とかそういうなのはわかりますけど、はがき代とかいうのは5万円、6万円のお金ですけど、もっとどこにどういうふうに行っとるのか、一遍小分けをお願いします。 その3点をお願いします。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 学生宿舎のかかわりでありますが、これは家主さんが考えることでありまして、市が新築をしなさいとかは言うことはできないと思いますが、この活用については、いわゆる家賃のかかわりがありますので、新しいマンションは五、六万円もかかるという中で、下宿程度なら1万円から1万5,000円ということで、それぞれ学生さんがそれだけで入られることだと思っておりますし、また新築について市の方がどうこうしなさい、これはちょっと言えませんので、それは差し控えさせていただきたいと思います。 また、さっき言いました学園文化都市づくり協議会の補助でありますが、これあくまで新入学生の記念事業ということで、いわゆる市内に張るミニポスターを掲示させていただくということで補助をさせていただいております。 以上であります。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。
    ◆16番(三上孝子君) 幾つかお尋ねをしたいというふうに思います。 企画費に関連をすることだというふうに思うんですけれども、この予算の大要というところに出ているんですけれども、市民憲章等の制定ということでの、等ということで、もしかするとこのことが入っているんではないかと思うんですけれども、非核平和都市宣言、実効ある施策ということで、合併に伴いましてそれぞれ平和宣言なりをされている塔とかそういうものが取り除かれているというふうに思いますし、高梁市においても非常に見にくい、それから小さいというふうなことで、それぞれ道路の工事とも重なったりして取っているというふうに思うんですけれども、非核宣言塔の設置、これをまず進めていかなければならないと思うんですけれども、こうしたものについてはどのようにお考えなのか。 それから、非核平和都市宣言の関係では、広報紙であるとか、それからホームページ、こうしたものでのPRも必要であるというふうに思いますし、それから、それを改めて決議をされたら、国とか国連へ宣言文を送付していく。また、非核平和の集いとか、それから行進、こうした連帯の行事を組まれるとか。それから、今、平成14年現在の数値なんですけれども、322の自治体が加入をしております日本非核平和宣言自治体協議会、こうしたものへも加入をしていく。このことについてどのように取り組まれるのか。合併と同時に取り組まれなければならないものだと思うんですけれども、このことでひとつお尋ねをいたします。 それから、広報の関係で市のホームページの作成の委託料が出ていたというふうに思うんですけれども、それに関連をするんですけれども、今ホームページが中断をされてるということで、例えばちょっとのことでも見ようかと思うんですけれども、全然出てこないというふうな声も聞くわけですけれども、この完成予定はいつごろになるのか。私は、完成の関係ですけれども、でき次第、随時ホームページを開いていくというふうにされたらと思うんですけれども、いかがでしょうか。広報公聴事業ということで出されております。 それから、3つ目には、男女共同参画基本計画の策定ということでございますけれども、条例化がされたということで、ここの部分でも申し上げようかと思ってたんですけれども、ちょっと過ぎましたので、この項で申し上げたいというふうに思うんです。 合併のときに、男女共同参画の取り扱いということで、1つは、男女共同参画社会事業については、新市において引き続き実施をするというふうになっております。それから、2つ目には、男女共同参画社会を実現するため、新市において速やかに条例を制定し、計画を策定するというふうに、合併のときの協定項目で言われてるわけです。速やかに条例を制定しということで、この議会に出てきたというふうに思えばなんですけれども、その1番の前段にありますように、引き続き実施をするということで、それぞれ旧自治体で組織があるんであれば、やはりこの会議を持たれたのかどうなのか、速やかに条例を制定されたその取り組みの状況についてお尋ねをいたします。 それから、今後のことですけれども、それでやはり中身が大切であるというふうに思うんですけれども、今後どのような取り組みをしていこうというふうに思われているのか、わかる範囲で教えていただきたいというふうに思います。 次に、先ほど仁後議員の方からも出ました例の学生宿舎の建築助成制度補助金の制度ですけれども、私はこれはもう切れているのではないかというふうに理解をしてたんですけれども、これはいつまで続けられる事業なのか、お尋ねをしておきたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 4点ほどお尋ねでありますが、予算に関連するものも含んでおります。ちょっと順序が違うかもわかりませんが、順次お答えさせていただきたいと思います。 いわゆる非核平和都市宣言のかかわりであります。これにつきましては、旧高梁市、それから有漢町、川上町がそれぞれ看板を設置をいたしております。この看板等につきましても、早い便に調整をして設置をしていきたいというふうに思っております。これはなぜかといいますと、宣言等については、合併調整の内容の中で、1市4町等の宣言を尊重して新市で定めようということになっております。それから、この平成17年度におきましてこれらの慣行の制定審議会を設置して、宣言についてどのように取り扱うかということを審議していただこうかというふうに思っておりますので、この中で協議をしていただき、早急に設置しなければいけないことについては設置をさせていただこうというふうに思っております。 その中で、高梁におきましては、先ほど御指摘のように、世界連邦の岡山県協議会、また世界連邦の宣言自治体全国協議会等に加入をいたしておりますが、引き続いてこれらについても加入について前向きに検討していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 それから、もう一つが男女共同参画のことについてのお尋ねであります。これは三上議員御承知のように、この合併協議の調整の中で、新市になって早急に制定するということになっておりまして、岡山県の10市の中で旧高梁市が未制定というのはよく御承知のとおりであります。したがいまして、今回お願いいたしておりますのは、市の内部組織におきまして、いわゆる男女共同参画推進委員会というものを立ち上げまして、数回にわたって協議をさせていただいております。これはなぜかといいますと、いわゆる市条例の制定につきましては国の準則があります。それからもう一つには、岡山県9市がそれぞれ制定をされておりますので、さほど違わないというふうに思っておりますので、それに基づいて高梁なりの条例を制定させていただいたということであります。 それから、条例制定した後に、これから本格的な男女共同参画社会の基本計画をつくらねばなりません。したがいまして、この基本計画や、あるいは市民意識調査等々も含めまして、本格的な計画に取り組むということで、これから市民意識調査の実施や、あるいは男女共同参画の審議会も立ち上げなければならないということで、これらのことについて本格的に盛り込んだものを実施ということになりますが、ちょっと前後になりましたが、条例制定を先にさせていただきまして、基本計画の策定、あるいは市民の意識調査、あるいは審議会等を積極的に進めて、本格的な実施に向けて取り組んでいきたいというふうに思っております。 それから、ホームページの作成委託料ということで800万円を計上させていただいております。これは、今まで旧高梁市のホームページにおきまして、あるいは半年間でありますが、1市4町のホームページ、これは手づくりでしたという経過があります。今まで職員がホームページを立ち上げまして実施をしております。しかし、今後新市になりますと、1市4町のホームページを立ち上げるということになりますと専門的な御意見等も賜らなければならないということで、ホームページの作成については業者委託をさせていただこうかということで、800万円の予算計上をさせていただいております。 また、そのほかの保守等については、できるだけ手づくりでホームページ等の保守、維持をやっていきたいというふうに思っておりますし、それをすべてするということになりますと、一千四、五百万円かかりますので、約半分の予算計上をさせていただいております。これの立ち上げについては、予算が通れば、できるだけ早い便にホームページの立ち上げをしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 それから、学生宿舎の件ですが、これはいわゆるリニューアルとか利子補給を存続していこうということで、いわゆる10年間ということになっておりますので、一昨年も高梁の要綱改定で引き続きしていこうということでお願いいたしておりますので、今後も引き続いて実施をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 条例ができたということでは評価をするんですけれども、やはりトップダウンというんですか、そういうことが懸念されるというふうにも思いますし、3年ぐらい前からずっと全県で進められているときにも、非常にいろいろな皆さんの意見もお聞きしたり、それから私は議会でもこの問題を取り上げたりした経過があるもので、その意味では、高梁なりの、私自身も意見を持っておりましたので、ある日突然出されたということでとてもびっくりしたということですけれども、今後は中身を充実させていくということでよろしく、ぜひ多くの皆さんの意見を聞くそういう会議をつくるように支援、そういうものをよろしくお願いをしたいというふうに思います。 それから、ホームページの予定はいつごろかというのは、具体的にはわかりませんか。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 今議会へ予算計上していただいておりますので、予算が通りますと、できるだけ早い便にお願いをして、できるだけ早急にホームページ立ち上げるよう業者とも相談してまいりたいと思っております。 ○議長(安原幹人君) 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 私は3点にわたり質問をしたいと思います。 まず、先ほどとちょっとダブるんですけど、48ページのホームページの件ですけれども、今回初めて委託をされて800万円ということで、先ほどの部長の説明では、800万円については、今年度だけかけて、あと保守や更新については次年度からは職員がやるという解釈でよろしいのかどうかというのをまず1点お尋ねしたいと思います。 あと、ホームページをせっかく委託してしていただくんであれば、今まで職員でやってた部分については、あくまでも市民の側から見たらわかりにくい、使いにくい。行政の側から見たら、それがよかったかもわかりませんけど、市民の側から本当に暮らしの情報とか、あと例えば災害情報であるとか、そういったものを取り寄せようと思ったら、今までのやり方じゃいけないんじゃないかと思いますけれども。あと、携帯電話用のホームページもつくれるようになっているのかというのもお尋ねしたいと思います。 あと、51ページの企画費の中で、これは報酬の欄に出てますけれども、高梁市情報公開及び個人情報保護審査会委員報酬ということで、この個人情報保護法が4月1日から施行されますけれども、高梁市においてはどういう体制でこの個人情報保護法に対処する体制を整えられているのかをお尋ねしたいと思います。 あと、最後に62ページでございます。先ほど仁後議員も質問されましたが、学園文化都市づくり事業でございますが、これに関連をいたしまして、昨年度、新しい新学部、政策マネジメント学部が開学いたしました。それで市としても5億円の補助金をつけてこの学部に期待しておったわけですけれども、昨年は150人の定員に対し3分の1ぐらいの入学者だったというふうに聞いております。その際の説明では、広報公聴が足らなかったからだと、そういうふうな話をされたんですけども、2年目を迎えたこの政策マネジメント学部について、入試状況じゃなくて、実際に150人の定員に対してどれぐらい入る見込みがあるのか、今、市として情報をとらえられているのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) まず、ホームページの作成であります。これは、新市のホームページを作成していこうということで、わかりやすいホームページの作成をこれから相談しながらつくらせていただきたいというふうに思っております。今までは職員がつくって非常にわかりにくい、あるいはどうかなというような御批判もありましたが、できるだけ市民にわかりやすいホームページの立ち上げをしていきたいというふうに思っております。 先ほど三上議員もおっしゃいましたが、新市になりますと、できれば三、四カ月の間で立ち上げをしていきたいというふうに思っております。 また、携帯のかかわりですが、これらも携帯から使用できるホームページにできるかどうかというのも検討してまいりたいというふうに思っております。 それから、入学状況の関係でありますが、ちょっと後で説明をさせていただきたいというふうに思います。            (14番川上博司君「個人情報」と呼ぶ) 個人情報もあわせまして。 ○議長(安原幹人君) ただいまより15分間休憩します。            午後2時15分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後2時30分 再開 ○議長(安原幹人君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 先ほどは大変失礼をいたしました。 まず、情報公開、個人情報保護に関する件でありますが、新市におきましては、高梁市情報公開及び個人情報保護に関する条例を制定いたしております。これに基づいて実施をしていきたいというふうに思っておりますし、また実施機関におきましても、ほぼ全機関、教育委員会だとか選挙管理委員会等々がすべて入っております。これまでに合併後、問い合わせが3件ほどありましたが、申請につきましては1件もございません。これは情報管理室が窓口になっておりますから、もし申請等がありましたら情報管理室を通じまして実施をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 それから、大学についてのお尋ねでありますが、特に昨年お世話になりました政策マネジメント学部の中で知的財産マネジメント、あるいは環境リスクマネジメントの学科を増設をいたしております。この中で、定員をそれぞれ80名にいたしておりまして、平成17年度の出願者数につきましては、知的財産マネジメントが現在35名、それから環境リスクマネジメントが21名ということで非常に低うございます。大学側としましてもいろいろと苦慮されまして、これの直ちの対策としまして特別入試、いわゆる追加入試をしていこうということで今されております。それから、転科、いわゆるかわりましての合格の実施もしていこうということで、他の学科で不合格の者を、受けていただいて合格したらというようなことも、考えられてるようなこともしておられます。いずれにしましても、これがまだ浸透していないというのが大きな理由でありまして、大学側もこれから高校等へ行って積極的に働きかけをしていきたいというように言っておられますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 井上昭雄君。 ◆19番(井上昭雄君) 67ページの委託料、住民基本台帳電算化委託料の関係でお尋ねをしたいと思うんですが、言いますのは、ここ1週間か10日前でしたか、大阪だったと思うんですけれど、住民基本台帳を閲覧をさせてほしいということで一定の手続を踏まれた人が住民基本台帳を閲覧をした。その中で母子家庭のところをピックアップして、それをある意味で犯罪に使われたということが報道されていました。とりわけ、片方で個人のプライバシー保護に関連する法律、あるいは条例等がある中で、私も法律の中身は詳しく知りませんが、住民基本台帳については一定の手続をすれば、ある意味でいえば、それをクリアしたらだれでも閲覧できるという法律になっているようです。 そこで、本市におけるそういう場合の対応の仕方、あるいはチェック機能がどうなっておるのかということと、今回合併によって1市4町が新高梁市となったわけですから、この本庁で一元管理をしていくのか、あるいは旧町は旧町で一括管理、集中管理をしながらも、それぞれの地域局で閲覧ができるのかどうか、その辺を含めてお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) お答えを申し上げます。 この取り扱いにつきましてまず申し上げたいと思いますけれども、それぞれの地域局におきましても、それぞれ諸証明等々の取り次ぎや発行はしておるのは御案内のとおりでございまして、その管理につきましても、当然のことでございますが本庁はもとより地域局といえどもその周知、管理については徹底をしておるところでございます。 法的な問題でございますけれども、今御指摘がございましたように、住民基本台帳の一部の写しの閲覧及び住民票の写し等々につきましては、非常に厳しくなっておるところではございますが、法的に申し上げますと、一定の条件をクリアすると閲覧ができるというのは、御指摘がございましたそのとおりでございます。 大きな課題といいますか、視点といいますか、個人情報保護法に基づきまして、ただいま御指摘のような事案の場合には利用目的による制限というのがございまして、申請をされましたその人の責任において得た情報は適切な管理をしなさい。そういうふうな規定がございまして、したがいまして、利用目的以外には発行した、あるいは閲覧したその情報については利用してはいけませんよというような、逆にその閲覧をした人に責任を持たしておる。その上で法的に閲覧を許可しておる、こういうふうな形になっておりまして、利用目的による制限、またその閲覧をした人、証明を得た人、その人自身に安全管理の措置という義務づけがございます。それから、そのことが第三者提供の制限等の各種の義務が課せられておるということでございます。 また、本市におきましては、以前にも申し上げましたが、他の証明も同様でございますけれども、本人といえども、公的な機関が発行した写真つきの証明書の提示がないと発行しないというような厳しい措置もいたしておりますし、また電算関係の措置につきましては、本市の個人情報保護の関係はもちろんのことでございますけれども、戸籍、住基、これらの整備ができましたときに、全国的にしたことではございますけれども、二重三重のチェックがかかる要綱等も設置をいたしておりますし、職員自身にも取り扱いをするのにその職員にしか与えていない、わかりやすく言えば暗号といいますか、そういうふうなコード番号も与えておるところでございます。 重ねて申し上げますが、ただいま御指摘のような事案は、本市の本庁はもとより地域局でも発生をしていないことを申し添えさせていただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は第3款民生費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第4款衛生費の御質疑を願います。 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 93ページの委託料でございます。健康づくり事業等委託料ということで、今回新規事業として介護予防の筋力トレーニングをされるということで、事業費としては130万円と予算の説明書では書いておりますが、これは具体的に全域を対象にしてやられるのか、それとも場所を決めて委託料としてやられるのか、その辺の具体的な事業内容についてお聞かせいただけたらと思います。 ○議長(安原幹人君) 広兼健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(広兼昭夫君) 健康づくり事業でございまして、これは実施いたしますのは全市が対象でございます。 場所といたしましては、1つは有漢町に大きなすばらしいセンターもできまして、ここを拠点としてするものもございますし、また筋力トレーニングを中心といたしましては、「ゆ・ら・ら」のトレーニングルームがございまして、これを利用して実施するものもございます。また、それぞれの地域局の管内におきまして、メニューは若干違いますけれども、それぞれの地域でも実施することにいたしております。 以上でございます。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は第5款労働費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第6款農林水産業費の御質疑を願います。 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 106ページのこれも委託料でございますが、遊休農地解消総合対策事業委託料29万8,000円。金額はわずかでございますが、これは具体的にどういうことをされるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 国田産業経済部長。 ◎産業経済部長(国田貢君) これにつきましては、成羽町で取り組んでおられる事業でございまして、不作地や耕作放棄地が増加しておりまして、こういった農地を守るために優良な農地を確保するという事業でございまして、成羽町の中野と布寄でそれぞれ遊休農地の解消に向けた方策を探るために、そういった取り組みをするということを皆さんにお知らせして、遊休農地を出さないという、そういった啓発をするために展示圃を設けまして、これを成羽町の振興公社の方へ委託をいたしまして、そういう遊休農地を出さないための方策に役立てようということで取り組んでおる事業でございます。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は第7款商工費の御質疑を願います。 植田二郎君。 ◆4番(植田二郎君) 123ページでありますが、企業誘致対策費というのが昨年よりも大幅に減ってるわけでございまして、この中身についてどうなっているのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 国田産業経済部長。 ◎産業経済部長(国田貢君) 123ページですね。大幅に減額になっとるということでしょうかね。            (4番植田二郎君「その理由じゃ」と呼ぶ) 減額の理由ですが、これは工場の増設に対する補助金が、昨年は武田鋳造が2,000万円と、それから有漢精密へ2,000万円、その4,000万円が平成17年間では落ちておりますので、その減が主なものでございます。 ○議長(安原幹人君) 植田二郎君。 ◆4番(植田二郎君) 対策費ですから、例えば誘致をしていこうという一つの行動を行政としてやっていくという、そういうものにはやっぱりもう少し積極的に取り組む必要があるんではないのかなというふうに思いますが、その面についてはこういうことでやっていくんだ、こういう予算編成でやっていくんだということがあれば教えていただきたいし、この数字では余りにも貧弱で、これから新しい誘致が、来てもらえるような対策にはならんのじゃないかなというように思いますが、意味合いが違ってたら説明してください。 ○議長(安原幹人君) 国田産業経済部長。 ◎産業経済部長(国田貢君) 企業誘致対策費が本年度は非常に少額であるということでございますが、平成17年度以降におきましては、市政アドバイザー等をお願いして、そういった中で企業誘致も図っていこうということになっておりまして、そういった経費は他の費目で計上してありますので、特にこの企業誘致対策費の中には組み込んではおりません。 ○議長(安原幹人君) 植田二郎君。 ◆4番(植田二郎君) 他の項目というたら、どこになるんですか。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 企画費の中に計上させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 川上博司君。 ◆14番(川上博司君) 120ページの負担金及び補助金のところで、商業振興対策事業の補助金75万円というのは、これは具体的にはどういう事業に使われるのかということと、その下にあります定住促進対策事業補助金286万円、これは定住される方に対してするのか、それとも新規に高梁で就職される方に対する補助金なのか、その辺を2点お尋ねしたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 国田産業経済部長。 ◎産業経済部長(国田貢君) まず、1点目の商業振興対策事業補助金でございますが、これは交付先は高梁の青年経済協議会へ予定をいたしております。 事業の内容としましては、市内の各学校の生徒、また高梁学園の学生等と市民の交流を図る、そういった目的で、例年紺屋川地区で行っておりますふれあい広場、またキリスト教会を中心にクリスマスイルミネーション、こういった事業、また吉備国際大学との合同ゼミ等に対する助成ということで行っております。 それから、2点目の定住促進対策事業補助金でございますが、これにつきましては、1つは就業奨励金、いわゆる新たに商工業に従事されます55歳以下の方を予定いたしまして、1人5万円ということで20人を見込んで100万円。あと、就職奨励金、これは市内の企業、また個人事業もございますが、こちらに対する奨励金でございまして、1人2万円、90人分を見込みまして180万円を計上いたしております。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 私は、120ページの負担金補助及び交付金のところのローカルウエディング奨励事業の補助金で、結婚祝い金との関連ですけれども、2万円が創設をされたということは、私もずっとこの結婚祝い金の新設をということで、旧高梁市の中でやってきたんですけれども、その点では非常に喜んでいるんですけれども、一方、このローカルウエディングの方も継続として新市の中で取り組んでいくということですけれども、これはやはり結婚式・披露宴を高梁の市内で40名以上でして、交付をするという中身になっているというふうに理解をしているわけです。やはり今の結婚のあり方というのは、そういうものは人それぞれで、私はストレートに結婚を喜び合うという意味では、結婚祝い金を増額をするという方向が当たり前の方向ではないかというふうに思うんですけれども、このことについての見解をお伺いをしておきたいし、また次年度に向けて改善をしてほしいという要望もあわせてお願いをしておきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 国田産業経済部長。 ◎産業経済部長(国田貢君) まず結婚祝い金、これは平成17年度で全市対応いたすようにしておりますが、この金額を2万円とおっしゃいましたが、これは5万円ですので御理解をいただきたいと思います。 それから、ローカルウエディングにつきましては、当然結婚促進も兼ねておりますが、地域経済の発展ということも大きな課題にしておりますので、結婚祝い金とウエディングというのは別途にお考えいただきたいと、そのように考えております。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は第8款土木費の御質疑を願います。 植田二郎君。 ◆4番(植田二郎君) 126ページの道路維持管理の関係でありますけれども、旧市におきましても、この時期は余りないんですが、6月、9月の議会になりますと草刈りの問題が浮上してくるわけです。交通安全の面から言っても非常にこの問題については重大であります。しかし、過疎化が進んでいく中でいわゆる工作機械が使えない、草刈り機が使えない、高齢化が進んでいるという中で、一定程度地域の人たちにお願いをしながらも限界がある。したがって、市がやっぱり行政として責任をとらなきゃいけない分野というものが、どんどんふえてくるというのがあると思うんですね。ここで組まれているのは100万円ですか、ここへ記載されておりますけれども、この数字で具体的にはどういう対応をしていかれようとされているのか、御説明をお願いをしたいと思います。 次に、128ページの関係で、単市道路改良事業の問題について1億600万円を計上されております。例えば今、要望が出てくると思うんですが、地あきの問題もありますし、建設していく条件が整っている状況の中で今の要望に対して、この数字で何%消化できるのか。今出されとる要望については全部できるんだと言われるのか、総額について、ひとつわかる範囲で御説明をお願いをしたい。 以上です。 ○議長(安原幹人君) 国田産業経済部長。 ◎産業経済部長(国田貢君) まず、草刈り作業の報償費でございますが、これは旧高梁では対応していなかったんですが、4町では幾らかの草刈り作業の報償費を町内会等へ支出をされておりまして、これを全市的に広げるということでありますが、昨年度実績等を勘案しながらここへ予算計上させていただいておりますが、実績においてはまた補正等もお願いするような事態になろうかと、そのように考えております。 それから、単市の道路改良事業でございますが、今現在の要望額をまとめてはございませんが、当然これで全部が要望にこたえられるものとは考えておりません。これにつきましても、市長が当初の予算説明の中でも説明いたしましたように、財源をにらみながら、今後補正対応がお願いできるものなら、我々としてはお願いをしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は第9款消防費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第10款教育費の御質疑を願います。 丸山茂紀君。 ◆3番(丸山茂紀君) 147ページの19節修学旅行派遣補助金いうのが、昨年まで旧高梁では全然なかったんですが、これは今度は全市に広げていくということでしょうか。 ○議長(安原幹人君) 安田教育次長。 ◎教育次長(安田義紘君) ただいまの修学旅行の派遣の補助金390万円でございますが、今まで旧川上郡側といいますか、成羽中学校、川上中学校、備中中学校でそれぞれ補助金の制度がございます。したがって、今後の方針なんですが、これについては一応今後3年間で検討するというふうな課題にも挙げております。 したがいまして、当面はこの成羽中学校、川上中学校、備中中学校、その予算の内訳で言いますと、成羽中学校が4万5,000円、川上中学校が2万4,000円、備中中学校が3万円というふうになってると思うんですが、それぞれ3年生に助成をしておりますが、これは全体の中で今後の検討課題ということで調整はするという方向は出ております。 ○議長(安原幹人君) 丸山茂紀君。 ◆3番(丸山茂紀君) これはやっぱり旧有漢とか、旧高梁市内も同じようにしてあげなんだら、どうもおかしいんじゃないか思うんですが。            (「いやいや、先生じゃ、生徒じゃなくて」と呼ぶ者あり) それは生徒じゃろう。先生にするわけがないよ。 ○議長(安原幹人君) 安田教育次長。 ◎教育次長(安田義紘君) 助成は、生徒の方へ助成、いうことになってございます。 それから、それぞれこれができましたいきさつについては経過があるようでございます。いろいろの友好都市的な経過というのもございます。したがいまして、いろいろ検討する中での調整ということで今後の課題ということにさせていただきます。 ○議長(安原幹人君) 植田二郎君。 ◆4番(植田二郎君) 教育費の中で質問をしなくてもいいんですが、超過勤務の問題で、各分野にも関係すると思うんですが、非常にサービス労働がふえているというふうな風潮が今全国的にもありますけれども、学校、教育問題含めて超過勤務については予算を組んでおられます。特に預かり保育、午後保育ですか、そういうような関係で、保護者の関係で6時か6時30分まで要請があると、いたし方がなく6時半まで、それを超過する場合もあると思うんですね。これは、現場ではそういう問題が起きてくるんで、その点をどういうように把握されておられるんか。過年度というんですか、過ぎてしまってどんな数字になってくるかという。これは補正の関係になってくると思うんですけどね。そういった対応認識というものをどういうふうに持っておられるか、それを教育委員会の方でお願いしたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 安田教育次長。 ◎教育次長(安田義紘君) 今、幼稚園で預かり保育を実施してをおります。これも非常に歴史が浅い預かり保育ということになっておりますし、今市内のそれぞれの幼稚園で取り組んでいこうということで、やっと大体のスタートラインというような状況になっております。したがって、今後はそういった問題もたんさん出てくるんじゃないかなあというふうには思っております。 したがいまして、それぞれの勤務時間の問題でいきますと、それぞれの幼稚園で今、保育サポーターというふうなことでお願いをしておりますが、それぞれが預かり保育を担当するというふうなことでお願いしているのが、勤務時間が延びますと、1名のところを2名にふやさなければ預かり保育が皆さんの御要望すべてにこたえられないというふうなことにもなりかねませんし、必要ならばそういうことを検討する必要があるんですが、一応はそれぞれ5時半というふうに時間設定をしております。その中で、当面は園の中で対応できることについては、それぞれがまたお願いをするというふうなことで今お願いもしておりますが、できるだけ皆さんの御要望にもこたえていきたいというふうに考えていますが、その辺のところは今やっとこの制度が緒についたばっかりというふうなことで、将来のそういった経過を見ながら人員配置についても考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(安原幹人君) 田島肇君。 ◆6番(田島肇君) 教育振興費、147ページであります。外国人教師報酬ということで1,912万8,000円、5名分ということで聞いておりますけれども、これは4町ではどのような対応を今までしてこられたか、その経緯と今後、幼・小・中まで行くのか、それとも中学校だけの英語教育をするのか、その辺をどのように今後対応されるのか、予算も含めて教えていただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 安田教育次長。 ◎教育次長(安田義紘君) 今、教育振興費の報酬の外国人教師報酬ということで、5名分ということで間違いございません。5名分でございます。したがって、各中学校の方へ1名ずつが配置をされているというふうに現在なっております。 それから、あと小学校の方にも配置をしておりますが、今は旧高梁市、それから旧それぞれの各中学校において、それぞれ時間の配分といいますか、そういった授業を受けるというか、接する機会というのがまちまちというふうになっております。したがって、その辺のところは今後調整をしなきゃできないというふうには思っておりますし、それから、今後の充実ということになりますと、今回もいろいろ検討はしたんですが、当面平成17年度については、今の5名、それから小学校の方が委託料で外国人指導の派遣委託料で2名分1,180万円というふうになっておりますので、当面平成17年度についてはこの体制で行きたいというふうに思っております。 ○議長(安原幹人君) 山縣喜義君。 ◆20番(山縣喜義君) 148ページの目の教育振興費で要保護、準要保護の援助費が1,000万円組まれておるんですが、大体本市におきましては、児童数の何%ぐらいに当たりますかね。今これはどんどんふえてきて、日本で一番率が高いのは大阪府の23.数%、東京都の20.何%、中国地区では山口県が一番高いんですが、本市では児童数から言うて、どれぐらいの率になりますか。 ○議長(安原幹人君) 安田教育次長。 ◎教育次長(安田義紘君) 高梁の場合は、要保護、準要保護、特に準要保護といいますか、就学援助の基準というのを設けております。それによって準要保護の方の運用をしております。したがって、今お話がありましたように、適用の児童・生徒も結構ふえているという状況になっておりますが、ちょっと数字で何%というのはわかりませんが、大体7%か8%くらいな数字じゃないかなというふうに思っております。1割まではまだ行っておりません。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 158ページからの関係で図書館費というところで、新図書館建設に向けた調査・研究ということで74万円が予算化をされています。新しい図書館建設をというのは、旧高梁市の中で私も取り上げ、そして地域の皆さんからも図書館の新しいのを何とかしてほしいという要望いうのは本当に高かったと思うんですが、これが具体化されつつあるわけですけれども、今調査・研究ということですけれども、どういう状況を考えられているのか。 それから、旧高梁市では教育委員会で内部的にいろいろな検討をされて、視察もされたりとかというふうなこともあったと思うんですけれども、そういうものを踏まえてされるのか。 それから、私はやはり市民参加というんですかね、そういう組織的なものをつくって大勢の意見を聞いてやっていくということですし、それぞれ成羽なり、有漢なり、地域局においての図書館ですか、図書室というんですか、それとの連携、それから学校図書館との連携、そうしたものが重要ではないかというふうに思うんですけれども、そのあたりでの見解を求めます。 ○議長(安原幹人君) 安田教育次長。 ◎教育次長(安田義紘君) 今、新しい図書館のお話で、報酬の中に新図書館の整備検討委員会委員報酬が上がっております。全体では74万円ですか。進め方なんですが、そこに上げておりますように、委員さんを約15名程度、民間の委員さん、いろいろ含めてお願いをしたいというふうには考えております。その中にはもちろんそうした市民の方にも参画をしていただいて、図書館についてのそれぞれの御要望等もお聞きしようという場を設けるというふうにはしております。 それから、今までの取り組みなんですが、いろいろと今まで教育委員会の中で図書館についての研究といいいますか、見学というんですか、視察もしております。そうした中で、できれば、今準備を進めてるんですが、基本構想的なたたき台といいますか、そういった基本的なものを、今事務局の方で作成をしつつあります。それをもとにして、今度はそういった検討委員会の中で皆さんにいろいろお話を聞いて、高梁市にとっての図書館といったものの全体像をあらわしていきたいというふうに考えております。 それから、最後に、今度は全体的な運営になるんですが、もちろん今お話のあったような各地域の図書室がございますから、そうした図書室との連携、それから各学校図書館、それから高校、短大、大学の図書館もございます。したがって、そういった地域の図書館のネットワークも、もちろんその中で検討する必要があるというふうに思ってます。 それから、もちろん県立図書館等もありますんで、そういったネットワークというのはこれからの図書館には必ず必要だというふうなことも思います。したがって、そういったことは十分配慮していきたい。 それから、各地域へ移動自動車文庫といいますか、それによるそうした図書館の活用の方法もこれからは十分考えていく必要があるだろうというふうにも考えておりますので、皆さんが利用しやすい図書館というものをその中で検討していきたいというふうに思っております。 ○議長(安原幹人君) 小林重樹君。 ◆1番(小林重樹君) 今の三上議員の関連なんですが、159ページの備品購入費の中で図書購入費というのがございます。これは新刊本の購入のことだろうと思うんですが、その購入の基準といいますか、吉備国際大学なんかだったら購入の基準を学生からのリクエストによって買っているとかということもあるんですが、それともう一つ、この購入というのは各地域局の図書館、そういった部分も含めての額なんでしょうか。その辺をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 安田教育次長。 ◎教育次長(安田義紘君) 図書館の新刊書の購入ということですが、それはたくさん利用されている方がおられます。そうした方の要望といいますか、こうしたベストセラーが今出ている、話題の本が出ているというふうな場合には、そういった御意見をお伺いしながら新刊書を購入するというふうなこともしております。 それから、それぞれの図書館には購入の経費を充てております。したがいまして、この図書購入費は、若干周辺の図書室の購入費もこの中に入っておりますが、中心は今高梁の図書館というふうに御理解をしていただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 長原寛君。 ◆21番(長原寛君) 1点だけ、国体に関してなんですが、ことしの10月に受け入れにゃいけんいうふうなことになっとんですが、167ページの国体関係に3,600万円組んであるんですが、それはどういうふうな形で、これから地域とすれば取り組んでいく状況がどういうふうになっているんかというんと、今の旧町の関係についてはどういうふうになっとるか。わかりますか。 ○議長(安原幹人君) 安田教育次長。 ◎教育次長(安田義紘君) まず、今お尋ねの167ページの工事請負費の中で国体関連施設整備の関係で3,646万円ございます。この内訳だけ説明をさせていただきます。 それぞれ国体の場合には宿舎で選手を迎え入れるということがまずございます。そうしたことで、1つには、成羽では高校野球の方が行われますが、それの分の成羽の宿舎ということで成羽の青少年研修センター、それから分館があるんですが、そちらの方を宿舎に当てるというふうなことで、こちらの雨漏りがするとか、それから屋根の修理が必要であるとか、トイレの整備が必要であるとか、そういった基本的なことを整備をするということで約1,000万円というふうなことをしております。 それから、あと成羽の運動公園等で今修理もしております。ネット等の張りかえもしとりますが、それ以外にホームベースの上のスタンドにベンチシートがございますが、そういったものの修理が必要であると。それから、神原スポーツ公園の方も、テニスコートの駐車場であるとか、管理棟の前の周辺の駐車場の整備であるとか、そうした整備をするようにしております。そうしたものが関連しまして、全部で3,646万円というふうなことになってございます。 それから、各地域別の受け入れというお話なんですが、今国体事務局の方が市長部局の方へ移っております。したがって、そちらの方で今準備をしていただいておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(安原幹人君) 他にございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は第11款災害復旧費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第12款公債費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第13款諸支出金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第14款予備費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第2条債務負担行為、第3条地方債、第4条一時借入金、第5条歳出予算の流用の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、以上で平成17年度高梁市一般会計予算の質疑を終わります。 次は、議案第35号の御質疑を願います。国民健康保険特別会計です。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第36号の御質疑を願います。国民健康保険成羽病院事業会計です。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第37号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第38号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第39号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第40号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第41号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第42号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第43号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第44号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第45号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第46号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第47号の御質疑を願います。 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) この高梁市水道事業特別会計の予算の中で、予算の大要のところにも出ておりますように、上水道の特別会計で給水車の購入1,244万円が計上をされています。この給水車については、どのような範囲で利用されるのか、そのことをお伺いをいたします。 ○議長(安原幹人君) 三宅生活環境部長。 ◎生活環境部長(三宅森雄君) この給水車につきましては、上水道会計の方で購入させていただくことといたしております。 購入理由につきましては、万一の災害時の給水事故に対応する、あるいは断水時のときに給水車を使用いたしまして住民の方々の給水確保を図るというふうな目的の中で購入する計画といたしております。 本市の場合、郡部の方には簡易水道、高梁には簡易水道と上水道施設がございますが、一番大きな給水対象人口は上水道施設でございまして、1万6,000人ぐらいの給水人口がございますので、原則として上水道の市街地を中心にこの給水車の利用を図りたいという中から本会計に計上いたしておるものでございます。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 上水道の加入世帯が多いということで、給水車を上水道の会計から出されるということで計上されているわけですけれども、災害であるとか、あるいは断水であるとか、そうしたものに使うわけで、午前中でも申しましたように、上水道は公営企業の会計になっております。上水道の水を給水車に入れて持っていくのがどうとか、職員が当たるのがどうとか、そんなことは言いませんけれども、少なくとも給水車は、高梁市が、災害があるところに水を供給するのであれば、それをもっていくというふうになる市の全体のものだというふうに思うんです。であるなれば、私は一般会計で購入をし、そして水道課なら水道課へ置くということで運用をしていくというのが正しい予算の執行ではないかと思うんです。 けさほども言いましたけれども、上水道の関係は黒字ということで、言うなればいろんなものを含めますと8億円を超えるお金があるので、こういう言い方はなにかと思うんですけれども、まあそこから出しておけというような形での安易なものであってはならないというふうに思うわけです。ですから、もし大変な財政の状況であれば、どういうふうにして確保していくかということでやっぱり一生懸命知恵を絞られているというふうに私は思うんですけれども、このあたりでは給水車は全体のものであるので、私は一般会計から支出をされるべきだというふうに思いますけれども、この辺の見解をお尋ねをいたします。 ○議長(安原幹人君) 三宅生活環境部長。 ◎生活環境部長(三宅森雄君) この給水車両ですけれども、積載容量につきましては大体3.7トンの上水が積めるというものでございます。基本的には、一番大きな目的は先ほど言いましたけれども、災害時等に一番困るということでございますが、それ以外につきましても、通常の水道の維持管理等にも十分使っていく機械でございます。例えば、水道管の破裂とかの通常の断水が地域であった場合のために、そういう管理運営の中で給水車両を整備したいということでございます。 岡山県下の各市でも給水車両というのはかなりは通常の管理業務の中で使用され、それから一番大きいのは災害にも使用されています。このような観点から、考え方としましては、通常管理を重点的にやっていくよというふうな形の中から、当会計での施設整備の備品として購入したいということでございますので、御理解を賜りたいというふうに考えます。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) おっしゃることはそうなんですけれども、災害時ということが大きなメインであるなれば、やはり私は一般会計が正しいのではないかということを申し上げておきます。 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は議案第48号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第49号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第50号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第51号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第52号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第53号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第54号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) ただいまより15分間休憩します。            午後3時16分 休憩            ~~~~~~~~~~~~~~~            午後3時31分 再開 ○議長(安原幹人君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。 次は、議案第55号「平成16年度高梁市一般会計補正予算(第1号)」であります。 まず、総体について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、総体についての質疑を終わります。 次は、第1条歳入歳出予算の質疑に入ります。質問される方は事項別明細書のページ数をお知らせ願います。 まず、歳入全般について御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は歳出の質疑に入ります。 歳出につきましては、款ごとに質疑を行います。 まず、第1款議会費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第2款総務費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第3款民生費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第4款衛生費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第5款労働費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第6款農林水産業費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第7款商工費の御質疑を願います。 玉田敏明君。 ◆7番(玉田敏明君) 62ページですが、3の観光費の工事請負費の施設修繕工事費38万円、その下の施設改修工事費120万円、これはどういうものですか。ちょっと内訳をお願いします。 ○議長(安原幹人君) 国田産業経済部長。 ◎産業経済部長(国田貢君) 1点目の施設修繕工事費でございますが、これは山中鹿之助の墓がありまして、これを地元に管理をお願いしとるわけですが、あそこに水道施設がないということで非常に清掃等に困られておりますので、これの水道工事を計画をいたしております。 それから、施設改修工事120万円ですが、これは弥高山公園の関係でございまして、あそこの食堂施設の修繕を計画をいたしております。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、次は第8款土木費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第9款消防費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第10款教育費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第11款災害復旧費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第12款公債費の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第13款諸支出金の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は第2条繰越明許費、第3条債務負担行為の補正、第4条地方債の補正の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、以上で平成16年度高梁市一般会計補正予算(第1号)の質疑を終わります。 次は、議案第56号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第57号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第58号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第59号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第60号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第61号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第62号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第63号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第64号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第65号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第66号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第67号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第68号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第69号の御質疑を願います。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 別になければ、次は議案第70号の御質疑を願います。 川上修一君。 ◆15番(川上修一君) ちょっとお伺いするんですが、先般の説明で、一般会計で処理ができなかったからというように聞いとるんですが、額が非常に大きいです。これが通りますと、高梁と成羽の土地はまとめて土地開発公社の方へ入ると思うんですが、この金額が、正当に評価されてるかどうかということと、確かに土地でございますので、立地条件によって価格は違うと思うんですが、どのような評価をされているのか。農地あるいは雑種地、宅地というような名目に合わせて、地域での相応な土地評価がしてあるのかどうか。万が一造成費用にかかったから高いんだというようなことをされて、開発公社にすんなりこの金額で入れるというようなことがもしあれば、将来この土地は非常に使いにくい土地になり、また周辺地域の開発とかいろいろな動きがとまってしまうおそれもあるわけです。そういった意味で、どのような正当な評価ができとるのか。それからこの地域のこの土地は、雑種地あるいは宅地で、このあたりはこのぐらいの価格でこの金額が出とるというようなことがわかればお教えをいただきたいと思います。 また高梁の分も多くあるわけですが、今回合併に伴い公社になるわけでございますので、この辺も整備しとく必要があるんじゃないかと思います。これは将来にわたりこの土地を有効に利用していかなきゃならん時代が来た場合、もし万が一そういうことがあれば非常に動かないものになってしまうんじゃないかという気がいたしておりますので、その辺をひとつお聞かせを願いたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 土地開発公社の関わりでありますので、私の方から御答弁を申し上げます。正当な価格であるかどうかという御質問であります。 土地開発公社の土地につきましては、川上議員がおっしゃいましたように、9月30日の解散をもってを成羽と高梁を引き継いだということになっております。これの簿価が総額で10億8,000万円余りございます。この土地購入の古い分について言えば、昭和56年ぐらいに購入の土地もあります。これが適正な額であるかどうかということでありますが、それぞれ昭和56年当時から引き継いでおります。これはいわゆる土地購入価格は、旧高梁で言えば、固定資産税の評価額に基づいて購入をいたしております。これを3年ごとに評価がえをいたしておりますが、これが現在民間の売買に近い土地価格になっておりまして、この価格が大体簿価の価格と似ているんじゃないかなというふうに思っております。また、土地開発公社の保有分でありますので、土地開発公社がいわゆる収益を上げるとかということになりませんので、事務費程度を若干いただくぐらいで、簿価でお渡ししたらということで、全課にわたってこの土地の保有をいたしております。その総額が約10億8,000万円余りということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 川上修一君。 ◆15番(川上修一君) 金額は簿価が相当であるという答弁でございますので、それはいいんですが、万が一、今もう一回整理してみて多少現況と違うようなことがあれば、新しくまとめるわけでございますので整理も必要ではないかと思いますので、その辺も御検討願いたいと思います。答弁はよろしいです。 ○議長(安原幹人君) 宮田公人君。 ◆13番(宮田公人君) 今、川上議員さんからも質問があったんですけれども、土地開発公社の解散に伴ってその土地を一般会計で買い取り、今回特別会計の方へ移されたということなんですけれども、そもそも土地開発公社の目的というのが、公有地の拡大に関する法律ということで、いわゆる自治体にかわって土地の先行取得を行うことを目的とするということは、最終的に一般会計で買ってしまえば先行取得の必要がないわけで、最終的に目的が達成されているということだと思うんです。逆に今度はそれを一般会計から土地開発公社に戻すという流れというのは、この法律との関係で言うと逆のようなふうにとれるんですけれども、その辺はどうとらえたらいいんでしょうか。お教えいただきたいと思います。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 今、宮田議員がおっしゃったとおりでありまして、本来なら一般会計で予算づけをするのが妥当だと思います。しかし、10億円ほどの一般会計の財源を計上するということになりますと、歳出の面で非常に影響が出てくるという中で、やむを得ず地域開発会計の方で持っていただくということであります。いずれにしましても、県と協議をしまして、早急に一般会計に買い戻すような、いわゆる土地開発公社に買い取っていただくように努力いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 旧高梁なり成羽なりのそれぞれの土地なんですけれども、私、高梁のことは大体どこにどういうふうなものがあってということはわかるんですけれども、そういう中で、すぐ一般会計へ買い戻すというんですか、そういうような先行取得ということが大きい柱となって進められてきたというふうに思うんですけれども、成羽の関係での2件があると思うんですけれども、それは先行取得ということで、後の活用の予定があるのかどうなのか。 それから、今、簿価でというふうに言われたんですけれども、これを活用をするときに一般会計に戻すということですけれども、それはもうすんなりその金額でするんですか。それとも財産管理委員会というんですか、そうしたものを開いて、一つ一つの時価を出していって、それを渡すようにしていくというふうになるのか。 その2点についてお尋ねをいたします。 ○議長(安原幹人君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川秀男君) 土地の処分につきましては、もちろん高額のものにつきましては市の財産管理委員会、あるいは議会の皆さん方にもお諮りしながら、この価格については決定をしていきたいと思いますし、先ほど言いましたように土地の下落はあるものの、そう簿価と変わりはないんじゃないかというふうに思っております。いずれにしましても、処分する場合の単価決定につきましては、また議員の皆さん方とも協議をして単価の設定についてお示しをしていきたいというふうに思います。 それから、前段の成羽の関係につきましては地域局長の方でお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安原幹人君) 秋岡市長。 ◎市長(秋岡毅君) 成羽の土地開発公社でございますけれども、成羽の土地開発公社は、土地の先行取得というよりも土地利用をどうするかということを第一に考えて、自主企画で自主的に行動しようと発足したわけでございまして、それを自治体がバックアップするということで、その点ではかなり色合いが違いますし、したがって、理事にも成羽の土地開発公社は民間の方が理事に入ってるわけです。そういうことで、主に宅地分譲と、それから工業誘致の用地取得、造成工事、そういうことをしてるのが成羽の土地開発公社の目的でございました。 なお、土地取得の金額の公平性とかいうことにつきましては、ほとんど土地鑑定士を入れて、その上で土地の買収に当たっておるという状況でございました。 ○議長(安原幹人君) 三上孝子さん。 ◆16番(三上孝子君) 市長の答弁をお聞きして頭がちょっとこんがらがったんですけど。ということであれば、基金を活用して買い戻しをされるということが正しい会計のやり方なんでしょうかね。 ○議長(安原幹人君) 秋岡市長。 ◎市長(秋岡毅君) 本来なら、残っておくべきです。ただ、合併に際して高梁と成羽と2つ残すということは、合併に際しては適当でないという指導がありまして、私どもは合併しない方がよかったんですけれども、そういう事情があってやむを得ずこういう処置をしたということでございます。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 他になければ、以上で議案質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 決算審査特別委員会設置の件 ○議長(安原幹人君) 次は、日程第2、決算審査特別委員会設置の件であります。 認定第1号から認定第11号までの平成16年度各会計決算を審査するため、決算審査特別委員会設置の件を議題といたします。 お諮りいたします。 お手元に配付いたしております決算審査特別委員会設置案のとおり決することに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(安原幹人君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 請願の上程 ○議長(安原幹人君) 次は、日程第3、請願の上程であります。 請願第1号「確実な税源移譲、交付税の拡充による自治体財政の確立、公務・公共業務を後退させる「市場化テスト」反対、地域経済等に悪影響を及ぼす「給与見直し」に反対する意見書採択の請願書」を上程し、議題といたします。 紹介議員より補足説明がありましたらお願いいたします。 三上孝子さん。            〔16番 三上孝子君 登壇〕 ◆16番(三上孝子君) ただいま議長の方から読み上げていただいた、ちょっと長い題ですので省略をいたします。 請願者は、岡山市春日町5-6、自治労連岡山県本部議長、妹尾幸敏です。 この請願についてですけれども、政府はみずからの財政破綻を構造改革の名のもとに、地方自治体と住民に転嫁する方向を推し進めており、このもとで請願項目にもあります、1つは、三位一体の税財政改革に当たって、今後とも地方交付税の財源保障機能と財源調整機能をあわせ持つものとして堅持し、地方財政を拡充すること。特に、義務教育費や保育所運営費等については、国の責任を放棄する一般財源化でなく、全国どこでも一定の水準を確保し、国民の基本的人権を保障した上で、自治体が地域の事情に応じて運用できるような制度の拡充を行うこと。また、生活保護費であったり、児童扶養手当、公立文教施設の整備費などの取り扱いについては、国の補助率の引き下げを行わず、全国で適正な水準が確保され、地域間で格差が生じないように税源移譲等の財政措置を行い、地方自治体の権限を拡充することと、あわせて今後の検討に当たっては公式な協議機関を設け関係者の意見を聞くことということで、これは別段説明をする必要はないと思います。皆さん御理解いただけるのではないかというふうに思います。 2つ目には、全国どこでも国民の権利として、公正、中立、安定、継続性ある公務・公共サービスが受けられるように、営利を目的とする団体に公共事業をゆだねる市場化テストを実施しないことというふうになっているわけでございます。この市場化テストは、市役所の仕事を外部委託する従来の競争入札とは異なり、ある公共サービスを丸ごと官民が対等に競争入札をして、サービスの質であったり、価格とか、それから効率面ですぐれた方を採用する仕組みで、公共サービスの効率化が期待できるなどと言って、今、政府の経済財政諮問会議が強く推し進めているものです。アメリカとかイギリスなどで導入されており、日本ではイギリスのことが本などで紹介をされていますけれども、政府のねらいは、民間企業が落札することを想定をして、公務員よりも著しく労働条件を後退させた労働者を利用して人件費を安上がりにすることを前提にしているという内容でございます。 3つ目の公務員の給与制度の見直しに関しては、地域経済への弊害と地方財政や行政水準など住民の暮らしに大きな影響を与える公務員給与制度の見直し、これをやめることということになっています。これは国家公務員の給与5%減ということで、先日も山陽新聞に、人事院が国家公務員の給与の見直しを検討しているというふうな報道がされていましたけれども、全国共通の国の給料表を5%引き下げをした上で、市町村単位を基本に、都道府県内の地域ごとの民間賃金に応じて、地域手当をゼロから20%の範囲で支給をして、公務員の地域間の格差をつけようとするものです。そのほか、職務給の強化であったり、評価制度の導入などで職員間の賃金の格差の強化を拡大する。一方、一部のエリート官僚の処遇の引き延ばしを図って、専門スタッフ職給料表、こういうものを新設をしていくということで、その原資は全体の賃金の引き下げで生じる財源をもって賄うというような、そういう不当なものでございます。 こうしたもとで、今回の見直しというのは、地域経済というんですか、そういうものを後退させるというふうなことも考えられるわけです。ぜひ請願項目、そうしたものを皆さん御検討いただきまして、議員の皆さんの賛同をよろしくお願いを申し上げて、私の説明にかえさせていただきます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 委員会付託 ○議長(安原幹人君) 次は、日程第4、委員会付託であります。 認定第1号から認定第11号につきましては決算審査特別委員会に、議案第1号から議案第70号及び請願第1号につきましては、お手元に配付いたしております付託一覧表のとおり各常任委員会へ付託いたします。 以上で本日の議事日程は終わりました。 念のため申し上げます。次会は24日、委員会付託案件の上程、委員長報告、同報告に対する質疑、討論、採決、乙議案の上程、説明、質疑、討論、採決、追加議案の上程、説明、質疑、討論、採決等を予定いたしております。 本日はこれにて散会いたします。大変御苦労さまでした。            午後4時56分 散会...