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06月29日-06号

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  1. 総社市議会 2020-06-29
    06月29日-06号


    取得元: 総社市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-30
    令和 2年 6月定例会          令和2年6月定例総社市議会会議録(第6号)              〇令和2年6月29日(月曜日)1. 開 議 令和2年6月29日 午前10時 0分2. 閉 会 令和2年6月29日 午前10時35分3. 出席又は欠席した議員の番号及び氏名   出席議員   1番 山田 雅徳        2番 溝手 宣良        3番 三上 周治   5番 萱野 哲也        6番 三宅 啓介        7番 岡崎 亨一   8番 深見 昌宏        9番 小川 進一        10番 高谷 幸男   11番 小西 義已        12番 難波 正吾        13番 小西 利一   14番 津神謙太郎        15番 村木 理英        16番 頓宮美津子   17番 赤澤 康宏        18番 名木田正昭        19番 加藤 保博   20番 根馬 和子        21番 山口 久子        22番 劒持 堅吾4. 職務のため議場に出席した議会事務局職員職氏名   議会事務局長  河 相  祐 子        同   次長  小 原    純   同 議事係長  西 槇  昌 志        同議事係主査  鎌 田  美 保   同庶務調査係主任森    康 一5. 説明のため出席した者の職氏名   市長      片 岡  聡 一        副市長     大 塚  康 裕   政策監     中 島  邦 夫        総務部長    難 波  敏 文   教育長     久 山  延 司        総務課長    弓 取  佐知子6. 本日の議事日程   第1 委員長報告──委員長報告に対する質疑──討論──採決7. 付議事件及びその結果  承認第 6号 専決処分承認を求めることについて(総社税条例の一部改正)                                     承    認  承認第 7号 専決処分承認を求めることについて(総社都市計画税条例の一部改正)                                     承    認  承認第 8号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度総社一般会計補正予算(第3号))                                     承    認  議案第36号 岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約変更について                                     原 案 可 決  議案第37号 総社行政手続等における情報通信技術の利用に関する条例及び総社固定資産評価審査委員会条例の一部改正について                                     原 案 可 決  議案第38号 総社まちづくり基金条例の廃止について         原 案 可 決  議案第39号 財産の取得について                   原 案 可 決  議案第40号 総社国民健康保険条例の一部改正について        原 案 可 決  議案第41号 総社後期高齢者医療に関する条例の一部改正について   原 案 可 決  議案第42号 総社介護保険条例の一部改正について          原 案 可 決  議案第43号 総社農業委員会委員候補者選考委員会設置条例の一部改正について                                     原 案 可 決  議案第44号 工事請負契約締結について               原 案 可 決  議案第45号 総社昭和地区復興住宅条例の制定について        原 案 可 決  議案第46号 総社給水条例の一部を改正する条例の一部改正について  原 案 可 決  議案第47号 令和2年度総社一般会計補正予算(第5号)       原 案 可 決  議案第48号 令和2年度総社国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 原 案 可 決  議案第49号 令和2年度総社水道事業会計補正予算(第2号)     原 案 可 決  議案第50号 工事委託契約締結について               原 案 可 決  同意第 9号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第10号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第11号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第12号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第13号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第14号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第15号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第16号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第17号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第18号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第19号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第20号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第21号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第22号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意  同意第23号 農業委員会委員任命に関する同意を求めることについて 同    意8. 議事経過の概要   次のとおり              開議 午前10時0分 ○議長劒持堅吾君) ただいまの出席21名全員であります。 これより、会議を開きます。 なお、本日は、市内の障がい者、福祉事業者で実施されております総社デニムマスク製作販売プロジェクト市議会としても応援していきたいという思いから、議員及び理事者全員総社デニムマスクを着用して行う総社デニムマスク議会と銘打って会議を開催いたしますので、満場の御理解をお願いをいたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 委員長報告議長劒持堅吾君) まず、日程第1、承認第6号から承認第8号まで、議案第36号から議案第50号まで及び同意第9号から同意第23号までを議題といたします。 まず、文教福祉委員会審査結果について、委員長報告を求めます。 5番萱野哲也君。              〔5番 萱野哲也君 登壇〕 ◆文教福祉委員会委員長萱野哲也君) ただいまから、文教福祉委員会に付託されました議案6件の審査結果について御報告申し上げます。 議案第40号 総社国民健康保険条例の一部改正については、委員から「条例改正の、そもそもの理由はどうか」との質疑があり、当局から「新型コロナウイルス感染症対策のための改正であり、労働者が感染した場合に休みやすい環境を整備するため、感染拡大防止の観点から保険者傷病手当金の支給を行うものである。傷病手当金は国が緊急的、特例的な措置として財政支援を行うものである」との答弁がなされたところであり、採決の結果、全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、議案第41号 総社後期高齢者医療に関する条例の一部改正については、質疑討論もなく、採決の結果、全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、議案第42号 総社介護保険条例の一部改正については、特に質疑討論もなく、採決の結果、全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、議案第47号 令和2年度総社一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会所管に属する部分についてでありますが、質疑GIGAスクール構想に関するものが主なものでありました。 まず、委員から「ノートパソコンはどのようなものか。基本ソフトなどは自治体で自由に選べるが、県内公平性が保たれるか」との質疑があり、当局から、「パソコン自治体で自由に選べる。基本ソフトについては、県内状況はウィンドウズが3市、iOSが2市、クロームが10市であり、本市では県内高等学校の多くがクロームを採用する予定であることや、安全面やアップデートのことを考えると、クロームがいいのではないかと考える」との答弁がなされました。 次に、委員から「家庭通信環境はどうか。通信環境がない家庭への対応はどのように考えているのか」との質疑があり、当局から「調査によると、通信環境がない家庭が約7%であり、280世帯程度と考えられる。通信環境がない家庭にはWi-Fiルーターを貸与する予定である」との答弁がなされました。 次に、委員から「ノートパソコンの購入だが、約6,000台の納入は一度にできるのか。一度に納入できない場合はどう考えているのか。また、ノートパソコンが壊れたときの対応はどうするのか」との質疑があり、当局から「今の市場状況から考えると、一度での納入はハードルが高いと考えている。段階的に導入していきたい。まずは中学3年生を優先し、中学校からの導入を考えている。その後、小学校導入し、6年生から順次導入することを考えている。詳細は機器の確保ができた段階で考えたい。故障時の対応については、機器の3年保証について研究しており、予備機の確保を行い、学びを止めない視点から考えていきたい」との答弁がなされました。 次に、委員から「オンライン授業導入に当たっては保護者理解が必要と考えるが、どうか。どのように理解を得ていくのか」との質疑があり、当局から「オンライン授業研究者など様々な立場からも指摘がある。オンライン授業導入に当たってはアンケートを実施したが、常時家庭でICTの支援ができるとの回答は3割程度であった。家庭の協力が必要な中で、どの程度オンライン授業ができるかは、しっかり検討していかなければならない。現在、小規模の小学校実証実験を行っており、どういったことを保護者にお願いしなければならないかを研究している。乗り越えなければならない課題は多くあり、学校と保護者が一緒になって考えていきたい」との答弁がなされたところであり、本件のうち本委員会所管に属する部分は、全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、議案第48号 令和2年度総社国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第50号 工事委託契約締結についての、これら2件については質疑討論もなく、採決の結果、いずれも全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 以上で、本委員会審査結果について報告を終わります。 ○議長劒持堅吾君) 次に、総務生活委員会審査結果について、委員長報告を求めます。 6番三宅啓介君。              〔6番 三宅啓介君 登壇〕 ◆総務生活委員会委員長三宅啓介君) ただいまから、総務生活委員会に付託をされました議案8件の審査結果について御報告申し上げます。 まず、承認第6号 専決処分承認を求めることについて(総社税条例の一部改正)は、委員から「条文中、第10条の軽減対象者はどういう人か」との質疑があり、当局から「第10条の対象は二つあり、一つは令和2年2月から10月までの任意の3カ月間の売上げが前年の同時期と比べて30%以上減少している中小企業者等であり、もう一つは新型コロナウイルス影響を受けながらも新たに設備投資を行う中小企業者等対象となる」との答弁がなされました。 また、委員から「減収になって市への税金が入ってこなければ、様々な支援策に対する財源的な裏づけはどうか」との質疑があり、当局から「今回の改正に伴って軽減、特例期間延長等で減収となるものについては、国からの特別交付金で全て国費補填される。徴収の猶予については、一時的にキャッシュが入ってこないが、1年後には入ってくるため、地方債の発行が許されている」との答弁がなされたところであり、採決の結果、全員一致承認すべきであると決定いたしました。 次に、承認第7号 専決処分承認を求めることについて(総社都市計画税条例の一部改正)は、特に質疑討論もなく、採決の結果、全員一致承認すべきであると決定いたしました。 次に、承認第8号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度総社一般会計補正予算(第3号))のうち、本委員会所管に属する部分については、質疑討論もなく、採決の結果、全員一致承認すべきであると決定いたしました。 次に、議案第36号 岡山県市町村総合事務組合の共同処理する事務変更及び組合を組織する地方公共団体数の減少並びに組合規約変更について、議案第37号 総社行政手続等における情報通信技術の利用に関する条例及び総社固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、議案第38号 総社まちづくり基金条例の廃止について、議案第39号 財産の取得について、以上4件については、特に質疑討論もなく、採決の結果、全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、議案第47号 令和2年度総社一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会所管に属する部分についてでありますが、委員から「運転技術向上トレーニングアプリはどのように利用するのか」との質疑があり、当局から「ゲーム機本体を借り上げ、ケーブルを各々のサロンや交通安全教室などの会場のテレビや大きなスクリーンにつなげ、テレビのリモコンで操作する。運転技能とあわせて脳トレーニング機能をセットで活用していきたい。また、判定結果により運転免許返納を考える方の相談にも対応していきたい」との答弁がなされました。 また、委員から「住基ネットワーク事業の大幅な増額の理由は何か」との質疑があり、当局から「毎年度、国から個人番号カード交付金上限見込み額が示されるが、国の全体スケジュールで、今年度は全国で約3,600万枚のカード発行を想定しており、国の予算額を各自治体人口案分により示された金額である」との答弁がなされたところであり、採決の結果、本件のうち、本委員会所管に属する部分全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 以上で、本委員会審査結果について報告を終わります。 ○議長劒持堅吾君) 次に、産業建設委員会審査結果について、委員長報告を求めます。 7番岡崎亨一君。              〔7番 岡崎亨一君 登壇〕 ◆産業建設委員会委員長岡崎亨一君) ただいまから産業建設委員会に付託されました議案22件の審査結果について御報告申し上げます。 まず、承認第8号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度総社一般会計補正予算(第3号))のうち、本委員会所管に属する部分についてでありますが、委員から「お持ち帰りDE得券追加販売した主な目的はどうか」との質疑があり、当局から「券を買うことのできなかった市民の方から追加販売を求める声が多かったこと、また新型コロナウイルス感染症拡大による影響売上げの落ち込みが激しい飲食店を応援するという二つの目的販売を行った」との答弁がなされました。 また、委員から「残り枚数の今後の販売方法はどうか」との質疑があり、当局から「6月1日から市内在勤者販売を拡大しており、市外からの従業員が多い企業へもPRしたい」との答弁がなされたところであり、本件のうち、本委員会所管に属する部分は、採決の結果、全員一致承認すべきであると決定いたしました。 次に、議案第43号 総社農業委員会委員候補者選考委員会設置条例の一部改正について及び議案第44号 工事請負契約締結については、質疑討論もなく、採決の結果、いずれも全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、議案第45号 総社昭和地区復興住宅条例の制定についてでありますが、委員から「条例案家賃減免等について、入居者または同居者が病気にかかったときとあるが、どういったことを想定しているのか」との質疑があり、当局から「具体的な内容は特に定めていない。家賃支払いに当たって全く収入がなくなるといったことがあった場合、家賃の減免や支払い猶予をするといったことを想定している」との答弁がなされたところであり、採決の結果、全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、議案第46号 総社給水条例の一部を改正する条例の一部改正については、質疑討論もなく、採決の結果、全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、議案第47号 令和2年度総社一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会所管に属する部分についてでありますが、委員から「斎場の修繕で今回は5号炉と給水ユニット修繕をするとのことだが、5号炉自体を新しくするなど全体的に修繕しようという計画はないのか」との質疑があり、当局から「今回は炉のゆがみによる修繕を予定している。今後、炉の長寿命化を図りながら運用していきたい」との答弁がなされました。 また、委員から「市営住宅滞納金徴収委託料について、徴収実績が当初の想定以上だったとのことだが、どの程度の実績か」との質疑があり、当局から「当初、徴収率を10%から15%程度と見込んでいたが、4月から委託をして、既に30%を超える徴収率となっている。今後も徴収額の増額が見込まれるため、委託料を大幅に増額しようとするものである」との答弁がなされたところであり、本件のうち、本委員会所管に属する部分は、採決の結果、全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、議案第49号 令和2年度総社水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、委員から「遠方監視システム更新工事について、新型コロナウイルス感染症拡大のため発注自体をしていないとのことだが、なぜか」との質疑があり、当局から「入札自体電子入札で行うため実施できないことはないが、落札した業者においては、大きな工事の場合、専門の技術者を県外から呼ぶこととなるが、最近まで県をまたぐ移動ができない状況であったことから入札自体を控えていた」との答弁がなされたところであり、採決の結果、全員一致原案を可決すべきであると決定いたしました。 次に、同意第9号から同意第23号まで、農業委員会委員任命に関する同意を求めることについてでありますが、委員から「農業委員任命地域性を加味しているのか、また農業委員推薦枠についてどのようにしているのか」との質疑があり、当局から「それぞれの地域の意見を取り入れるべきと考えているので、地域性を勘案したものとなっている。推薦については個人からでも団体からでも良いが、農事組合法人であるとか地区の自治会連合会であるとか農業委員個人であるとか、様々な形で推薦をいただいている」との答弁がなされました。 また、委員から「農業従事者ではない、いわゆる中立の立場委員も選ぶとのことだが、市内では農地転用がかなり増えてきているので、専門的な知識を持った方を農業委員に選べないか」との質疑があり、当局から「専門性を持った方を選ぶというのは可能である。実際に中立の立場として推薦いただいている委員は、専門的な知識を有している方である」との答弁がなされたところであり、採決の結果、全員一致でいずれも同意すべきであると決定いたしました。 以上で、本委員会審査結果について報告を終わります。 ○議長劒持堅吾君) 以上をもって、委員長報告は終了いたしました。 ただいまの委員長報告に対する質疑があれば、議会事務局通告用紙がありますので、通告を願います。 通告はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長劒持堅吾君) これより、委員長報告に対する質疑に入りますが、通告がありません。 これをもって、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 この際、私より申し上げます。 ただいま議題となっております各議案に対する討論があれば、議会事務局通告用紙がありますので、通告願います。 通告はありませんか。              (「討論あり」と呼ぶ者あり) ○議長劒持堅吾君) (続)この際、しばらく休憩いたします。              休憩 午前10時19分              再開 午前10時19分 ○議長劒持堅吾君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより、承認第6号及び承認第7号の2件について一括討論に入りますが、通告はありません。 これをもって、これら2件に対する討論を終結いたします。 これより、承認第6号及び承認第7号の2件について一括採決いたします。 これら2件に対する委員長報告承認であります。これら2件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長劒持堅吾君) 御異議なしと認めます。 よって、これら2件は、委員長報告のとおり承認されました。 次に、承認第8号の討論に入ります。 討論通告がありますので、発言を許可いたします。 では、5番萱野哲也君の発言を許します。 5番萱野哲也君。 ◆5番(萱野哲也君) 承認第8号 市長専決処分承認について、反対の立場討論いたします。 一般質問市長政治手法についてでも指摘しましたが、お持ち帰りDE得券の当初の目的は、新型コロナウイルス感染症影響飲食店の経営が厳しい状態にあることを踏まえて支援することでした。4月28日、臨時市議会で、その目的のために2万セットの予算全員一致で可決しました。しかし、5月2日から販売し、翌日の午前中に完売しました。この販売方法に問題があり、総社市民から多くの指摘を受けました。それを補う形で2万セットを追加専決処分しました。 この専決処分に当たっては、副市長政策監からも事前の説明を受けました。内容は、販売方法に問題があり、職員が困っているので、2万セットの追加専決処分させてくれないかというようなことでした。それぞれの議員はどのように説明を受けたのかは知り得ませんが、私の記憶では、連休明けの5月7日、議長室議長、副議長議会運営委員長総務生活委員長文教福祉委員会委員長産業建設委員会委員長監査委員と、それぞれの議会の長や役職がある者がそろって市長政策監と協議したわけです。その中で議会側の条件というか思いで、2万セットの追加で、余ったらどうするのかという質問に対して、副市長政策監は、無理して売らなくても8月末の期限までそれぞれの公民館等販売所に置いておき、市民がいつでも買える状況にしておくというようなことを言われました。そうした議会側の条件や思いを酌んだ上での、5月8日、専決処分による2万セットの追加販売が決まったわけです。その後、6月1日、総社在勤者にも販売先を広げました。市外の人への販売については相談もなく、突然総社市公式LINEで知ることになったわけです。 市長政治手法として、専決処分をするまでは議会にお伺いを立てておきながら、専決処分が認められたら、その後の相談は一切ない。予算を握るまでは丁寧に丁寧にお伺いを立てるが、予算を握ったら独断で進めていく手法は問題があると思います。これまで、議会相談なく政策を進めていく手法は何度も指摘されています。しかし、市長は、今議会、6月12日、私の質問に対して、そういったことは多々ないと強い口調で反論しました。昨今は市長は枕言葉に、議会とよく相談してと言われますが、多々ないという答弁からすれば、反省がないと言っているのと同じことではないでしょうか。この議案議会が不承認としても、既に予算は執行されており、市民、住民、総社在勤者の市外の人、また飲食店業者の人には何ひとつ迷惑をおかけすることはありません、安心してください。市長政治手法を問題視しているのです。 市議会がこれまで市長、執行部に対して、議会とよく相談してほしいと訴え続けてきました。本当に議会がそう思うのなら、今回の市長専決処分承認してはいけないと思います。これが可決すれば、これまで議会側市長に訴えてきたことと矛盾する結果となります。また、議論が大切だと各議員は思っていると思います。この議案に関わらず、議会が否決すると職員が大変だとかという声もあります。市長が提案した議案に対して議員がそれぞれ足りない部分を理由に反対する、そして市長、執行部がさらに議員が提案した足りない部分を補って新たに議案が提案されれば、市民、住民にとってよりベストでありベターな政策が作り上げられるのだと思います。だから、議案に反対することは、良い政策を練り上げる過程であり、悪いことではなく良いことだと思っていただきたいです。また、それによって多くの職員が大変な思いをするかもしれませんが、住民の福祉向上のために必要なことです。職員は、市長のスピード感を重視したことにより、その後の混乱の尻拭いをさせられたり市長の政治活動の手伝いで手を煩わすのとは違います。これまで議会が訴えてきたことが矛盾しない判断を、そして住民の福祉向上のためにも、この議案が否決されることから始まる総社市の新たな政策決定プロセスを見直すきっかけとなることを願います。 以上です。 ○議長劒持堅吾君) 以上で、通告による討論は終わりました。 他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長劒持堅吾君) これをもって、本件に対する討論を終結いたします。 これより、承認第8号 専決処分承認を求めることについて(令和2年度総社一般会計補正予算(第3号))を採決いたします。 本件採決は起立により行います。 本件に対する委員長報告承認であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              〔起立多数〕 ○議長劒持堅吾君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり承認されました。 次に、議案第36号から議案第50号までの15件について一括討論に入りますが、通告はありません。 これをもって、これら15件に対する討論を終結いたします。 これより、議案第36号から議案第50号までの15件について一括採決いたします。 これら15件に対する委員長報告は可決であります。これら15件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長劒持堅吾君) 御異議なしと認めます。 よって、これら15件は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、同意第9号から同意第23号までの15件について一括討論に入りますが、通告はありません。 これをもって、これら15件の討論を終結いたします。 これより、同意第9号から同意第23号までの15件について一括採決いたします。 これら15件に対する委員長報告同意であります。これら15件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長劒持堅吾君) 御異議なしと認めます。 よって、これら15件は、委員長報告のとおり同意することと決定されました。 以上をもちまして、今期定例会に付議された案件は全て終了いたしました。 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 市長
    市長(片岡聡一君) おはようございます。議長のお許しをいただきまして、6月定例市議会の閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。 今回、こうして座席、議席の間隔をあけてくださり、またこの理事者側も間隔をあけて答弁をさせていただくという、こういうコロナ対策議会と、御配慮をいただきましたことを厚くお礼を申し上げたいと思います。 また、さらに今日最終日におきましては総社デニムマスク議会ということで、議員各位おそろいで総社デニムマスクを御購入いただきまして、着用いたしてもらいまして、大変感謝にたえないところでございます。全国の方々、まあ総社市民もそうですが、この障がいある方々が作っていただいている総社デニムマスクの本日朝までの総売上枚数が、従来のタイプが18万6,583枚、そして夏モデルが1万3,958枚で、合計で20万541枚という枚数が全国で御愛顧いただいておるというところでございます。障がいある方も、その生きる喜び、この存在感、今一生懸命作ってくださっているところでございますので、厚く感謝を申し上げたいと思います。これからもさらに頑張ってくださるものと思っております。 さて、今議会、多くのコロナ対策関連で御質問をいただきまして、そのそれぞれに御答弁をさせていただいてきたわけでございますが、本会議場、この答弁の中で、できればこの最終日にお願いをして、緊急経済対策予算案というものをお示ししたいというふうに申し上げてきましたが、政府の発表が6月24日ということでございまして、この29日、5日間でペーパーにしてこの議場に提案をするという期間が得られませんでしたので、今日の上程は見送らさせていただくということを決したいと思います。また、おわびを申し上げた上で、改めて議長議会にお願いをして御審議いただく機会を得たならば、ちゃんとしたものを御提案させていただきたいと思っております。 今議会では、令和2年度の一般会計補正予算案や高松田中西阿曽線外改良工事の請負契約の締結議案、また本来の我々の最大テーマでございました昭和地区復興住宅条例の制定など、いずれも御議決をいただきまして、本当にありがとうございます。大変重要な議会になったと思っております。 この本来の目的と申しましたが、2年前の7月6日、7日、これから復興に向けて新たに走り出そう、新たに進んでいこうという決意のもとに、7月6日の日に平成30年7月豪雨災害2周年式典を西仮設住宅で開催したいと考えておりますので、市民そして議会議員各位、是非御臨席をいただきますようによろしくお願いを申し上げたい。また、その日からさらに復興に向けて新しい一歩を踏み出してまいりたいと思っております。 コロナあり、そして復興ありでございます。これから総社が歩んでいく道というのは大変厳しい道のりがあろうかと思いますけれども、議員各位、議会とともにこれから総社市民の負託に応えるべく頑張ってまいりたいと思っております。 ということで、今議会大変ありがとうございました。これから暑くなってまいりますので、議員各位のますますの御健勝を心からお祈りを申し上げまして御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長劒持堅吾君) 以上をもって、6月定例市議会を閉会いたします。              閉会 午前10時35分 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              総社市議会議長              署 名 議 員              署 名 議 員...