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07月20日-01号

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  1. 総社市議会 2018-07-20
    07月20日-01号


    取得元: 総社市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-30
    平成30年 7月臨時会          平成30年7月臨時総社市議会会議録(第1号)             〇平成30年7月20日(金曜日)1. 開 会 平成30年7月20日 午前10時 0分2. 閉 会 平成30年7月20日 午前11時50分3. 出席又は欠席した議員の番号及び氏名   出席議員   1番 山田 雅徳        2番 溝手 宣良        3番 三上 周治   4番 仲達 幸弘        5番 萱野 哲也        6番 三宅 啓介   7番 岡崎 亨一        8番 深見 昌宏        9番 小川 進一   10番 高谷 幸男        11番 小西 義已        12番 難波 正吾   13番 小西 利一        14番 津神謙太郎        15番 村木 理英   16番 頓宮美津子        17番 赤澤 康宏        18番 名木田正昭   19番 加藤 保博        20番 根馬 和子        21番 山口 久子   22番 劒持 堅吾4. 職務のため議場に出席した議会事務局職員の職氏名   議会事務局長  三 村  和 久        同   次長  柚 木    均   同 議事係長  西 槇  昌 志        同議事係主査  鎌 田  美 保   同庶務調査係主任  森    康 一5. 説明のため出席した者の職氏名   市長      片 岡  聡 一        副市長     田 中    博   政策監     中 島  邦 夫        総合政策部長  野 村  周 弘   総務部長    難 波  敏 文        市民生活部長  新 谷  秀 樹   保健福祉部長  平 野  悦 子        産業部長    中 田  暢 彦   建設部長    林    圭 一        環境水道部長  川 原  玲 子   教育長     山 中  栄 輔        教育部長    服 部  浩 二   消防長     中 山  利 典        総務課長    藤 原  直 樹6. 会議録署名議員   6番 三宅 啓介         20番 根馬 和子7. 本日の議事日程   第1 会議録署名議員の指名   第2 会期の決定   第3 行政報告   第4 諸議案一括上程──提案理由の説明──質疑──討論──採決8. 付議事件及びその結果  承認第 6号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度総社市一般会計補正予算(第2号))                                     承    認  議案第61号 平成30年度総社市一般会計補正予算(第3号)       原 案 可 決  議案第62号 平成30年度総社市公共下水道事業費特別会計補正予算(第2号)                                     原 案 可 決9. 議事経過の概要   次のとおり              開会 午前10時0分 ○議長(加藤保博君) ただいまの出席22名であります。 ただいまより、平成30年7月臨時市議会を開会いたします。 では、これより会議を開きます。 まず、議会運営委員会の調査結果について、委員長の報告を求めます。 議会運営委員会委員長、16番頓宮美津子君。              〔16番 頓宮美津子君 登壇〕 ◆議会運営委員会委員長頓宮美津子君) ただいまから、議会運営委員会委員長報告を申し上げます。 まず、今期臨時市議会の会期は、本日1日限りの予定であります。 また、今期臨時市議会では、特に市長からの行政報告を行います。 次に、緊急質問の取扱いにつきましては、総社市議会会議規則第63条に定めるところといたしております。 また、質疑は、議長において通告期限を適宜定め、議員に通知し、同一議案に対する通告者が複数ある場合は通告順に行うこととしております。 なお、今期臨時市議会に付する諸議案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略するよう決定いたしております。その主な理由は、今回の議案が災害被害の全体の実態が把握し切れない中での概算で編成された予算であり、委員会詳細審査を行うよりも本会議の審議で災害支援の全体を総合的に捉えた審議を行うことが適切と考えられるためであります。なお、委員会付託省略の場合には、所属の委員会に関わらず、本会議において質疑ができることとなります。 次に、討論の取扱いについてでありますが、通告は議事運営上、議長において適宜定め、議員に通知することにいたしております。また、討論は反対討論賛成討論の順に行い、通告者が複数ある場合は通告順に行います。 以上で、議会運営委員会の調査結果について報告を終わります。 ○議長(加藤保博君) 今期臨時会につきましては、ただいまの議会運営委員会委員長報告のとおり運営させていただきたいと思いますので、格段の御協力をお願いいたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(加藤保博君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、議長より、6番三宅啓介君、20番根馬和子君の2名を指名いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(加藤保博君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期臨時会の会期は、本日1日限りといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤保博君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は、本日1日限りと決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 行政報告 ○議長(加藤保博君) 次に、日程第3、行政報告を議題といたします。 では、市長の報告を求めます。 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) おはようございます。 本日は本当にお忙しい、今もう戦場のようなことになっておりますが、議会、開会していただきまして、本当に議員各位に対しまして心からお礼を申し上げたいと思いますし、また今議運委員長から御報告がありました、委員会付託省略ということで、御配慮いただきましたことを、心から、改めてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。 今回のこの災害で本当に市民が、多くの市民が苦しみにあえいでおります。それを早急にお助けできるその予算案というものを、この議会で御提案申し上げたいと思います。 まず最初にこの豪雨で総社市全体が農道あるいは土砂崩れ、ため池、そして水稲、桃、様々な部分で壊れております。それを早急に直していくという予算をすぐさまつけて、これを実行に移したいと思います。 さらに、今回、本当に家屋に対して著しい被害があった箇所が多数ございます。大きく言えば、神在、下原地域であったり、昭和の各地域であったり、清音であるとか、本当に住む家がなくなった方々が多数いらっしゃいます。このようなことが総社市にあったことはございません。 今、この議会において、まず家のことについて、仮設住宅を建設するものについて予算化をするということ。ただ、この仮設住宅入居者というのが、大変高いハードルがございます。さきの閣議決定で、今回、半壊以上という基準が新たに設けられて、これは大変うれしいことでございますが、なかなかこの半壊というものに当てはまるというのは非常に難しいものがあります。したがって、我々はその仮設住居に本当に入れる方々、これはいいのですが、それにやや足りない、家はあるけれどもガラス破片で満ちあふれていて住む家がない、あるいは床上で住む場所がないといった方々にも、単市の予算でアパートの借り上げ賃、あるいは仮設の中にそれらの方々が入っていく、あるいは空き家活用などなどを家賃保証する、その補助体制についても単市で予算編成してまいりたいと思います。 そして、義援金及び総社市単独のお見舞金の創設についてでありますが、とかくこういう大災害になったときに義援金はたくさん集まってくるのだが、本当に被災者一人一人に渡るのが2カ月後であったり、大変遅く、それは無理もありません。罹災証明をして、改めてその、あなたは確かに全壊だ、あるいは床上だということを認定受けた者を正なる者とするというとなると、遅くなるのは必然でございます。ただ、我々も、いただいている義援金をあまねくこう持っているだけでは被災者が喜ぶはずがございません。したがって、今いただいている義援金総額が4,157万3,726円ございますので、これを即刻、床上浸水以上の方ということで、均等分配したいと思います。これは第1次と申し上げておきますが、これが1世帯当たり5万円になろうかと思いますので、この金額については明日から早急にお配りをしたいと思います。基本、現金配付、直接渡しということにしたいと思います。今、下原の出張所、災対本部、昭和の災対本部を設けております。それらを中心に5万円を緊急配付したいと思います。今、市民の方々の中に、明日の生活に困る、歯ブラシが買えない、生活の今の当座のお金が困るという方がたくさんいらっしゃいますので、それに充当していただきたいと思います。少ないかもしれませんけれども、すぐに手に渡るお金としてお配りしたいと、お渡ししたいと思います。 さらに、総社市単独の国の支援金ではなくて、市の支援金を創設したいと思います。これについては、全壊が100万円、半壊が50万円、床上以上が20万円と、床上以上に限らせていただきますが、その比率で、金額でお配りしたいと思います。これは、やはりどうしても罹災証明後ということになりますので、これ、確かに国としてこの罹災証明で等級が認められたということをもってやらない限りにおいては配れませんが、しかし今日御議決をいただいたならば、とにかく罹災証明を急いでお配りしたいと、もう最速でお配りしたいと思います。 今、様々な問題がありまして、朝日アルミとの交渉、これは一度、もう一回市長室へお呼びして、きつく私の方から申し上げたいと思います。一方で、国に対しても災害救助法の適用を求めていくわけでございますけれども、これが罹災証明の現場におきまして1m80㎝以上の水位があったところにおいては、国が今回、即刻、罹災証明を一発でお渡しする、すぐに渡すということが決められておりますが、こと下原地域におきましては水位は1mちょいちょいなんだけれども、アルミニウムの爆発でもう住める状態じゃない、もう大変なことだという状態なのに、総社の場合は水位が足りないので罹災証明に長くかかるという問題があるんです。これを簡素化してほしいというふうに国に対して今訴えているところなんですが、これを解決するというのが何と難しいことかということなんです。いわゆる化学工場の爆発と水位を合わせた災害が今までないというところです。ですから、国には訴えておりますけれども、とにかく現場において罹災証明を本当に急いでやっていくということをもって、この総社市単独のお見舞金をすべからく早急にお支払いするということに努めてまいりたいと思っております。それがあればクーラーが買えるであるとか、生活必需品をそろえることができるであるとか、これはもう将来の設計が何となく読めてくるようなものに使っていただければと思いますので、早急にお配りをしてまいりたいと思います。様々な、総額17億円になんなんとする今回の予算でございますけれども、御英断をもって委員会省略ということを、本当に議会に対してお礼を申し上げたいと思います。 また、ボランティア総数が、昨日まで7,814人の方がお越しをいただきました。最初は高校生から始まりまして、全国から来ていただきました。そして、フランスから来ていただいた方もいらっしゃいました。本当に有難いことで、今朝も多くの方々が集まって現場に飛び散ってもらっております。 そして、避難所は現在13カ所で、総勢673人の、まだ避難民の方がいらっしゃいます。ここで議員各位に御報告でございますが、倉敷の伊東市長の方から、我が市で避難されている現在509名の真備町の方々について、引き続き総社の避難所でお願いをしたいという御要請がありましたので、これはお引き受けするということとして、倉敷の方々が安心して快適に過ごせるように、総社市の避難民の方々が一番でございますけれども、倉敷の方々も分け隔てなく安心して暮らせるように努めてまいりたいと思います。 これから、今日議決をいただいた上で、さらに復興に向けて次のステージに、この議会が今日行われたということは非常に意義深いことだと思っておりますので、これからこの執行に向けてさらにスピードアップして、邁進してまいりたいと思います。議員各位におかれましても、本当に炎天下の中であちこちで物品を輸送していただいたり、重いものを担いだりとか、本当に汗をかいていただきましてありがとうございます。これからも共に市民の幸せに向けて頑張っていきたいと思いますので、御協力よろしくお願いいたします。ありがとうございます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 諸議案一括上程 ○議長(加藤保博君) 次に、日程第4、承認第6号並びに議案第61号及び議案第62号を議題といたします。 この際、私より申し上げます。 本件については、先ほど議会運営委員会委員長から報告のありましたとおり、常任委員会の付託を省略し、即決するよう、議会運営委員会で決定いたしておりますので、申し添えておきます。 では、提案理由の説明を求めます。 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) それでは、今議会に提案いたしております議案について御説明を申し上げます。 まず、承認第6号 平成30年度総社市一般会計補正予算(第2号)につきましては、平成30年7月豪雨災害の発生に伴い、早急に補正予算の必要が生じたため、平成30年7月14日に専決処分したものでございます。 次に、議案第61号 平成30年度総社市一般会計補正予算(第3号)及び議案第62号 平成30年度総社市公共下水道事業費特別会計補正予算(第2号)につきましては、いずれも先ほどと同様に平成30年7月豪雨災害の発生に伴うそれぞれの会計の補正予算でございまして、被災地の復旧及び被災者の支援に係る費用につきまして、これを予算措置しようとするものでございます。 引き続きまして、担当職員から御説明を申し上げますので、いずれの議案につきましても十分御審議をいただきまして、適切な御議決を賜りますようにお願いを申し上げまして、提案の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。 ○議長(加藤保博君) 総務部長。              〔総務部長 難波敏文君 登壇〕 ◎総務部長難波敏文君) それでは、承認第6号 専決処分の承認を求めることにつきまして御説明を申し上げます。 承認第6号につきましては、平成30年度総社市一般会計補正予算(第2号)に係る専決処分の承認を求めるものでございます。 この補正予算につきましては、平成30年7月豪雨災害の発生に伴い、早急に補正予算を定める必要が生じたため、地方自治法の規定に基づき平成30年7月14日に専決処分をしたもので、議会へ報告し、承認を求めようとするものでございます。 内容につきまして、予算書により御説明を申し上げますので、1枚お開き願います。 まず、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ290億2,730万円とするものでございます。 それでは、歳出から御説明を申し上げますので、予算書の10ページ、11ページをお開き願います。 第13款予備費につきましては、平成30年7月豪雨災害の発生に伴い5億円を増額するものでございます。 続きまして、歳入でございます。 8ページ、9ページにお戻り願います。 第19款繰入金につきましては、今回の補正予算に必要な財源といたしまして、財政調整基金から5億円を繰り入れるものでございます。 承認第6号につきましては以上でございます。 続きまして、議案第61号 平成30年度総社市一般会計補正予算(第3号)につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正予算は、平成30年7月豪雨災害の発生に伴い必要となりました経費を計上するもので、内容につきましては被災した公共施設復旧経費のほか、災害見舞金災害支援金を計上するとともに、仮設住宅の整備や家賃助成等を行うものでございます。 まず、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ17億2,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ307億4,730万円とするものでございます。 内容につきましては、便宜歳出から御説明を申し上げますので、予算書の10ページ、11ページをお開き願います。 第3款民生費、第4項災害救助費6億9,317万2,000円の増額は、避難所の設置や仮設住宅の整備に係る経費のほか、被災者応援家賃助成金8,000万円、災害見舞金2億770万円、災害支援金1,000万円などを計上するものでございます。 第8款土木費1,787万円の増額は、公共下水道事業費特別会計における歳出増額に伴い、一般会計からの繰出金を増額するものでございます。 第11款災害復旧費、第1項災害応急費1億2,503万円の増額は、災害対策本部の設置や災害で生じた廃棄物の仮置き場に係る経費などでございます。 12、13ページをお開き願います。 次に、第2項農林業施設災害復旧費から第6項消防施設災害復旧費まで合わせまして5億8,384万円の増額は、被災した農林業施設、市道、河川、社会教育施設等災害復旧を行うものでございます。 14、15ページをお開き願います。 第13款予備費につきましては、今回の災害対応等に備えまして3億8万8,000円を増額するものでございます。 続きまして、歳入について御説明を申し上げます。 予算書の8ページ、9ページにお戻り願います。 第19款繰入金につきましては、財源調整のため財政調整基金繰入金を17億2,000万円増額するものでございます。 なお、今回の補正予算の財源につきましては、現時点で国、県の補助対象となるものが精査できておりませんので、国、県よりの歳入は計上いたしておりません。国、県の補助採択が確定後、財源を補正させていただく予定でございます。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 環境水道部長。              〔環境水道部長 川原玲子君 登壇〕 ◎環境水道部長川原玲子君) 続きまして、議案第62号 平成30年度総社市公共下水道事業費特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。 今回の補正は、このたびの豪雨災害で被害を受けました公共下水道施設の復旧に係るものでございます。 第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,787万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億3,487万円としようとするものでございます。 歳出から御説明を申し上げますので、予算書の10ページをお開きください。 第1款公共下水道費、第1項公共下水道費、第2目施設管理費の第1節需用費から第13節委託料までの1,787万円につきましては、被害を受けました清音浄化センター及び美袋浄化センターの復旧に係る経費でございます。 8ページをお開きください。 歳入につきまして、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金1,787万円の増額は、歳出に対しましての財源として一般会計からの繰入金でございます。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 この際、私より申し上げます。 承認第6号並びに議案第61号及び議案第62号に対する質疑があれば、議会事務局通告用紙がありますので、通告願います。 この際、しばらく休憩いたします。              休憩 午前10時26分              再開 午前11時1分
    ○議長(加藤保博君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 まず、承認第6号の質疑に入りますが、通告がありません。 これをもって、本件に対する質疑を終結いたします。 次に、議案第61号の質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許可します。 なお、議事の都合により質疑通告者一覧表の作成を省略いたしておりますので、御了承願います。 まず、5番萱野哲也君の発言を許します。 萱野哲也君。              〔5番 萱野哲也君 登壇〕 ◆5番(萱野哲也君) それでは、今回の補正予算について質問をさせていただきます。 質問させていただく前に、まず誤解がないためちょっと補足しておきますけれども、決して、倉敷市の方が多くの避難所に来て避難されておりますけれども、そこを差別するとかそういった趣旨のことではなくて、やっぱりこの予算を執行していくためには総社市の職員だけでは限界がある。もう倉敷市にもしっかり要請をしていただきたい、こういう願いからの質問であります。 まず最初に、先ほど市長が冒頭説明しましたけれども、倉敷市長から片岡市長への連絡はいつあったのかということです。先ほどから言うように多くの、真備と総社は連携してやらなければならない中で、首長同市の話は絶対いち早くしなければならないわけでありました。 2番、この予算を執行していくためには倉敷市の協力も必要だが、連携はとれているのかということでありますけれども、最初、災害が起きたときには、やはり倉敷市からの連絡が非常になかったように聞いておりまして、私の地元でも真備からのごみ、もしくは避難者の方の受入れなんかでもうまく連携していなかった。今後、この予算を執行していくためには、総社市の職員だけでは限界があって、避難所の運営ももちろん我々の自治体が管理している施設ですけれども、倉敷市の方の協力が必要だと思いますけれども、その点はどうかということであります。 ③避難所へは倉敷市民も多くいるが、この予算の対象になるのかということでありますけれども、私はこの予算は総社市が組んでいるものですから、やはり倉敷市からも積極的に協力していただく、こういった意味からお尋ねをいたします。 以上、3点お尋ねいたします。 ○議長(加藤保博君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) 5番萱野議員の御質疑にお答えをいたします。 まず、私にまつわることで、伊東市長から依頼がありましたのは7月17日の午前9時半過ぎだったと思いますが、電話でお話をしたときにその話を承りました。今、伊東市長がおっしゃったことは、大きな三つの避難所についてはそのままお願いしますと。そのほかの部分については、この後、部長が答弁いたしますけれども、順次倉敷市内避難所ができ上がり次第、倉敷市に移動させていくと、そういう基本的なお考えをいただきました。7月17日に受けたということでございます。 ○議長(加藤保博君) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長平野悦子君) 命によりまして、私の方から答弁させていただきます。 倉敷市からの申出によりまして、清音公民館中央公民館山手公民館につきましては引き続きその場所で避難所として使わせていただきたい。それ以外、清音の福祉センター勤労青少年ホーム、サンワーク、西庁舎、北公園につきましては、随時、船穂小学校穂井田小学校の方に移動をかけていきたいというように聞いておりまして、そこの運営につきましては総社市も積極的に関与しながら運営をしていきたいと考えております。 以上でございます。 すみません、そういうこと、申出がありまして、倉敷市様とも随時話合いを重ねております。清音公民館中央公民館山手公民館についてはもうこれから継続的になるので、そこの部分をこちらも、こちらの建物でもありますし、避難の方とずっと関わりがありますから、一緒に関わっていきながら、向こうには対人的なところとか積極的に関わっていただくようにお願いしております。 それから、そのほかの清音福祉センター等のところについては、随時説明会を開いていかれるということですので、そこへの支援も一緒に考えております。現在、北公園だけは2世帯が入っておられますが、同意が得られて、ここはペットと一緒に入られてるところですが、同意が得られて、21日に引っ越しをされるということを聞いてます。 毎回の避難所の管理等には、今も倉敷市さんから2名の方が配置されて、会場によっては1名のところもありますが、配置されて、一緒にやっております。 予算のことにつきましては、本日、20日から、お弁当は倉敷市が用意するということで、今まで真備町の方が主体に使っておられるところには倉敷市様がお弁当を配置するということで、今回の予算の中には上がっておりません。細々のところは共同で使っていくところもありますが、支援物資については総社のところをお使いくださいというふうに提供しております。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 萱野哲也君。 ◆5番(萱野哲也君) これは質疑なので一般質問にならないようにしますけれども、倉敷市長から片岡市長への連絡は、ここは総社市議会ですから何とも言えませんけれども、遅い。地元では、真備と総社との連携がもう本当にわたわたしてて、大変苦労してて、うちの職員ももう不眠不休で頑張りながら熱中症でやっている中で、言葉が出ませんけれども、もっと是非市長からも積極的に倉敷市への要請もかけていただきたいと思います。 以上で、私の質疑を終わります。 ○議長(加藤保博君) 次に、13番小西利一君の発言を許します。 小西利一君。              〔13番 小西利一君 登壇〕 ◆13番(小西利一君) まず、市の職員の方、そして消防署の職員、そして同僚議員、ボランティアの皆様に、下原地区の住民としてまずお礼を申し上げます。昼夜を問わず御尽力いただいております。この災害は長期戦になると思いますので、今は気が張って一生懸命頑張っておりますが、そういうことで、自分の体力とも相談しながらも頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。 7月6日の夜のアルミ工場の爆発、そして翌朝の床上浸水、それから2週間ちょっとたちました。そのときのパニック状態からはひとまず落ち着き、平静を取り戻しつつありますが、そうなってくるとまずやはり住む場所、住居の問題が一番になってくると思います。今回の補正予算の民生費の中、災害救助費ですか。その中に、今回の仮設住宅を建設する中、1億800万円、そして仮設住宅の借り上げ料1,980万円計上されております。その中で、仮設住宅の方ですが、仮設住宅を希望する方がどの程度いらっしゃるのか、全体的な数はまだ把握されてないとは思いますが、今市の方でどれぐらいの調査、ニーズを把握しているのか、まず1点。 そして、その大まかな戸数をどのぐらい予定されているのか、そしてその設置場所をどこにするのか、そしていつ入居ができるのかということをまずお尋ねします。 そして、借り上げの方ですが、市内の民間アパート、既に押さえられてる物件がいっぱいあります。今申し込んでも、10月1日からの新築物件のところしかありません。罹災証明が発行できてないので受付ができません。そういう状態が続いております。現在、総社市民がそのアパートに入居できる状況ではございません。今回の罹災証明、大規模半壊以上ということになりましたが、それ以下の方でもみなし仮設に入居できるかどうか。 そして、その民間アパートが今現在どのくらい総社市内に残っているのか、そしてペットも可能な物件がどれぐらいあるのか、どのくらい把握されてるのか、まずお聞きします。 以上です。 ○議長(加藤保博君) 市民生活部長。              〔市民生活部長 新谷秀樹君 登壇〕 ◎市民生活部長(新谷秀樹君) 小西利一議員からの質疑について、私の方からお答えさせていただきます。 そのうち、委託料の関係の部分の回答でございます。 仮設住宅の希望のニーズという部分でございますが、具体的にいうと、まだこれからというところが正直なところでございます。ただ、今現在、私たち、私は下原の方に常駐していますが、もう一つ昭和のチームがございます。各職員が個別に現在各家庭を順次訪問している、いろんなことで訪問している状況です。絆通信をお届けしたり、お困りのことがないかといったことで訪問している状況でございます。そういった中で、何人かの方がやはり仮設住宅を希望というふうな声は伺ってますので、そういった点を踏まえて正式な調査というものは今後しっかりと受け止めてしていきたいと思います。 次に、戸数の部分でございますが、現在の数字でいうと60戸というものを予定をしております。 場所は、申し訳ございません、まだ未定というところでございます。ただ、配慮すべきは、やはり地域のコミュニティという部分がやはり重視されてくるかと思います。小学校、生徒、学生、そういったあたりの通学という部分も配慮しなければいけませんので、そのあたりも含めて検討してまいりたいと考えております。 完成の時期は、通常であれば2カ月程度というところでございますが、皆様方、本当に住まいの部分について御心配されてますので、本当に一日でも早く、そこはしっかりと私たちの方で頑張っていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 総務部長。              〔総務部長 難波敏文君 登壇〕 ◎総務部長難波敏文君) 小西議員の質疑に対してお答えさせていただきます。 まず、仮設住宅借上料は何戸分を予定しているか、罹災証明で大規模半壊以下でもみなし仮設に入居できるのかという点でございます。 仮設住宅借上料、今回の予算にこの費目として計上しているものは、災害対策救助法が適用になるものがこちらの予算に計上させていただいておりますが、これは今後判定でどう変わるかというのは、当然それによって変わってくると思いますが、現在の、今回補正措置をさせていただいてるのは20件を予定いたしております。 それから、大規模半壊以下でもみなし仮設住宅に入居できるかということでございますが、こちらにつきましては通常床上浸水等によりますと災害救助法では適用にならないということになっておりますが、下原地区など、爆風による大規模な被害をお受けになっておられます。そして、住むことがもうできないという状況でございます。こういった方につきましては、単市の、単独の事業といたしまして、家賃補助の制度をしていこうというふうに考えております。 また、それ以外の地区におかれましても、床上浸水でもう本当に住めないという状況になってる方がおられましたら、こちらにも市単独で家賃補助をさせていただこうというふうに思っております。こちらも被害状況によってまた戸数は当然変わってくると思いますが、今回の補正予算に計上させていただいてる戸数は、その家賃補助の分につきましては200戸を計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 総合政策部長。              〔総合政策部長 野村周弘君 登壇〕 ◎総合政策部長(野村周弘君) 小西議員の残余の質疑に対してお答えさせていただきます。 みなし仮設の民間アパートにつきましては、現在、市で押さえているものはございません。したがいまして、ペット可能なアパート物件についても把握できていないのが現状でございます。しかしながら、総社市内の空き家をお持ちの方から、被災された方に対して御提供いただけるという施設、現在16件ほど把握しておりますので、そういった空き家の活用ですとか、県営住宅、市営住宅等の空き室の活用もあわせて検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 小西利一君。 ◆13番(小西利一君) まず、仮設住宅の件ですが、60戸で、場所は未定ということですが、早急にこれ、調査をしてほしいんです。もう一刻も早く。今現在、下原地区の人は雇用促進住宅に申し込んで、これ、抽選になると思いますが、抽選に当たっても4階、5階、階段しかない、そういうところで住まわれることが不可能な方もできてくると思います、辞退される方も。そういうことも想定すると、まず雇用促進には住めない。民間アパートも、これから探すんであれば、もう到底先が読めない。そういう状況の中ですから、やはり場所を早急に決定していただき、仮設住宅を建てていただきたいと私は思ってます。 そして、完成が2カ月ぐらいかかりますので、これ、一日でも早く決定していただき、9月ぐらいにはもう入れるという希望を、今避難生活をされてる方に届けたいんです。そういう希望があれば、何とかしのげるんじゃないかと私は思ってます。先が見えない中で、いつまでここにおるんだとか、いつまでここにおられるんだということを皆さんすごい不安に思ってますので。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) ありがとうございます。 まず、下原地域を中心とする神在地域の方々の仮設住宅については、基本的に西公民館の前ということをこの間の現地説明会で私が申し上げましたので、できるだけ早く、まず雇用促進住宅に何人入るのかをまとめ上げた上で、その場所でいいか悪いかということを地域でお決め願いたいと思います。地域が求めないものを造ってもこれはしょうがないことでございます。 それから、昭和地域におきましては、私と数人の役員の方々が、仮設を造りますということでお話をしております。最初にいただいておりました案が、まずあそびのきちおひさまの裏の土地を、東裏の土地を運動場として、この議会で、当初予算で3分の1程度の買収予算を可決していただいておりますが、認められればその部分に造成をしてということでいかがでしょうかということと、下倉の市営住宅の、もう廃墟になっておりますが、これをいっそのこと倒して、新たに建設してはどうかという2案をいただいておりまして、この地域に、部分につきましても早急に地元と折衝して、決めましょうということをやりたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 小西利一君。 ◆13番(小西利一君) 質疑の途中だったんですけど、市長の方が手を挙げられたので、ありがとうございます。 あと、借り上げの民間のアパートの件ですが、予算を計上しても、物件がないのに予算だけ計上しても意味がないと私は思ってます。本当に総社市に住めれるアパート、新築物件を含めてどのぐらいがあるのかというのもまだ分かってないと私は思ってます。どうなんですか、その辺。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) これは、今日中に調査して、議員各位に御報告をいたします。 昨日、一昨日、あびこ不動産レベルで10件未満の残というふうに持ちアパートを確認しましたが、全ての不動産屋に連絡をとって、今空き部屋が何部屋あるのかということを議員各位にお知らせしたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 小西利一君。 ◆13番(小西利一君) その辺も早急に、本当に刻一刻を争います。私、現場のあびこ不動産に行ってまいりました。そうすると、ひっきりなしの電話があり、そこで手続をしているさなか、もう決まっていってます、どんどん。特に名前出したらあれですが、真備町の方がほとんどです。罹災証明をもう即発行してますので、手続がすぐできるんです。うちはまだそこはできてないので、もう仮押さえもできない状況です。その辺もひとつよろしくお願いします。 あと、借り上げ住宅になると、家賃保証はあるんですが、家財はやはり個人負担になります。今回、家をリフォーム、新築するにしても、また一切合財そろえなきゃいけない。民間アパートの借り上げの方でもまたそれをそろえなきゃ、二重の負担になります。雇用促進住宅等は設置していただけるということなんですが、仮設住宅になりますとその辺もある程度最低の家電は設置していただけるということなので、皆さんそちらを多分私は希望されるんではないかと思いますので、60戸なら60戸分、早急に場所を決定していただき、西公民館のところで結構と私は思いますが、地元と協議して決めたいと思いますので、早急に対応をよろしくお願いします。 ○議長(加藤保博君) 市長。 ◎市長(片岡聡一君) 早急にやってまいります。 それで、罹災証明のことでございますけれども、確かに総社市は水位が1m80㎝に達しておりませんから、下原のことを言ってますが、北の部分は、作原とか、それはそれ以上なんでいいんですけれども、罹災証明を急いでやります。これはもう全員すべからくというわけにはいきませんが、最速で片づけていこうということで、最速であれば一番バッターは7月25日あたりに第1号が発行できようかと思います。そのときに、7月25日から、今予算が通りますれば、全壊100万円、半壊50万円、床上20万円という金額がお渡しできますから、できるだけ早く罹災証明の作業を進めてまいりたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 小西利一君。 ◆13番(小西利一君) ありがとうございました。よろしくお願いします。 ○議長(加藤保博君) 次に、6番三宅啓介君の発言を許します。 三宅啓介君。              〔6番 三宅啓介君 登壇〕 ◆6番(三宅啓介君) 通告に従って何点か質問させていただきますが、今小西議員がお尋ねされました件とちょっと重なるので、とは言いましても何点か引き続いてお尋ねいたします。 歳出の災害救助費のうちの仮設住宅の件ですけれども、1番目といたしまして、この仮設住宅、どういう住宅をイメージしてるのか。プレハブの、よく震災なんかに使われているような、ああいうプレハブの住宅というイメージでいいのか。高齢者の方が多分多いと思うので、使いやすいものを是非お願いしたいんですけれども、どういうものをイメージされてるのかということ。 それと、2番目は総数、何戸、どれぐらいの数をということなんですけれども、先ほどは60戸を予定しておるということで、じゃあさらにその中で被災地域、市内各地ありますけれども、下原分というか神在の地域で何戸を予定とか、昭和の地域で何戸を予定をしておるとか、もしその配分まである程度のことを考えられているのであれば教えていただきたいということ。 それと、場所はどこかということなんですけれども、先ほどこの件はお答えがあったので、今のところは神在の方は西公民館のところを予定をして、昭和の方はおひさまのところの運動場か、もしくは市営住宅の跡地を予定をしておるということなので、これは結構です。 4番目のいつ頃利用できるのかというのは、最短で2カ月ぐらいをイメージしているけれども、一日も早くということなので、これも結構なんですけれども、1番目と2番目の件でそれぞれお答えをいただけたらと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(加藤保博君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) 仮設住宅ですが、実は福島県いわき市で使っておりました木造の一戸建ての仮設住宅を無料でいただけるという話がありまして、それであればプレハブみたいなことでなく一戸建てっぽく、詳しくは部長から申し上げますが、その線で進めていくべきかなということを今考えております。それが最も早いやり方であります。ですから、それであれば下を、基礎をやれば早く解決できるので、今東日本の発災後6年、7年目ですから、6年というのは非常に新しい物件でございますので、それを優先的に調達していこうかということを考えております。そういうものであれば、地元のニーズも確認しますけれども、60戸が70戸になってもそれは対応ができますから、むしろ地元との調整を急ぐということが大事になってこようかと思います。 この住宅をやった場合、幾らが最速なのかということもまた議会に御報告をした上で進めたいと思います。これは明らかにプレハブ建設よりも短時間でできようかと思いますので、その方向で検討させていただきたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 総合政策部長。 ◎総合政策部長(野村周弘君) 命により、私から答弁させていただきます。 福島県いわき市におきまして、木造の仮設住宅が造られております。それが7年経過いたしまして、今年の8月から撤去する予定というふうにお伺いしております。その使われていた木材を総社市の方に輸送運搬していただきまして、その木材を活用して総社市の方で新しい仮設住宅として建設するという御提案をいただいておりまして、その場合であればいわき市での解体費用は無償でいただけるということですし、こちらのかかる費用といたしましては、輸送、搬送の費用ですとか設置に係る費用で済みますので、費用についてもゼロから建てるよりも安く済むんではないかというふうに考えておりますが、引き続きいわき市さんの方と調整を進めてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。              (「配分は」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤保博君) 下原分と昭和分の配分をお答え願います。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(新谷秀樹君) 先ほど小西議員のときにもお答えいたしましたが、ニーズ調査を早急に行い、配分の部分をしっかりと調査していきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 三宅啓介君。 ◆6番(三宅啓介君) 分かりました。 本当に大変ですけれども、早急に、今様々なところで対応していただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。 以上で、質疑を終わります。 ○議長(加藤保博君) 次に、16番頓宮美津子君の発言を許します。 頓宮美津子君。              〔16番 頓宮美津子君 登壇〕 ◆16番(頓宮美津子君) 議長より発言のお許しをいただきました。質疑をさせていただきます。 議案第61号、歳出、第3款民生費、第4項災害救助費のことについてでございます。6月議会最終日の市長の御挨拶、また本日の先ほどの行政報告にもございましたけれども、この災害の被災者に対して、市長は法のもとの救済のはざまの方々にも救いの手を差し伸べたい、総社市独自で考えたいということをおっしゃっておられました。その思いが今回の補正の中に、この扶助費に反映されていると思ってよろしいのでしょうかということが1点。 それから、災害救助法の適用のいかんによっては、適用が受けられない方も今後出てくる可能性もないとは言えません。そういった場合、また先ほどから自力で御自宅を、空き家を探されて、もう見つけられている方、ただ空き家の場合は本当に登録をされている場合はいつでも入れますよというお家かもしれませんけれど、自力で探されている場合はちょっと修繕をしなければいけないとか様々な状況があるかと思いますが、今後それぞれの総社市の対応に差が余り生じないような、はざまの方々の対応が必要かと思いますが、その今後の考えはおありでしょうか。 ○議長(加藤保博君) 総務部長。              〔総務部長 難波敏文君 登壇〕 ◎総務部長難波敏文君) 頓宮議員の御質疑に対してお答えをいたします。 先ほどの行政報告の、法のはざまということで、思いがどのように反映されているかという御質疑でございますが、先ほどから答弁させていただいております、災害救助法の適用にならない、こういったお住まいに困っている方、こういった方につきましても家賃補助、単独でやっていこうということが1点。 それから、生活支援の面におきましても、被災者生活再建支援法の適用にならない方につきましても、総社市独自のお見舞金、このお見舞金につきましては法が適用になろうがなるまいが、全壊の方が100万円、半壊の方が50万円、床上の方が20万円ということで、こちらについても一助になればということで、単独で制度を考えて、予算計上させていただいております。 それからもう一点、いろんな面ではざまが、法のはざまということが出てまいります。これにつきましても、まだ精査できてない部分が当然あるというふうに思っておりますので、そういうことがありましたら、その都度検討を加えて対処していきたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 頓宮美津子君。 ◆16番(頓宮美津子君) 分かりました。この問題はかなり長期化していくと考えておりますので、議会としても市民の皆様から多くの御意見や調査をさせていただいて、今後開催されていくであろう委員会等で所管事務調査、しっかりとつなげてまいりたいと思っております。ありがとうございます。 ○議長(加藤保博君) 次に、4番仲達幸弘君の発言を許します。 4番仲達幸弘君。              〔4番 仲達幸弘君 登壇〕 ◆4番(仲達幸弘君) 4番仲達幸弘でございます。 昭和地区に住居を構えておって、このたびの被災、本当に私、四十数年住んでおりますけれども、本当に初めてのことで、どのような対応をしていいのかということも分からず、うろうろとしたところでございます。そういった中で、被災者のお宅を訪問したり、いろんなことを聞く中で、議案第61号の災害見舞金約2億円の支給に関連しての質問を行うものでありますが、お見舞いをすると、やはり様々な御意見を伺います。市役所への要望、特にそれが多いんですけれども、国への要望、そういったものもあります。一つ一つ書きとめて、市に適宜要望を伝えているところでございます。その中で、特に昭和は公民館に災害対策本部を設けていただいて、そこに市役所の職員が常駐をしていただいている、非常に有難いことだというふうに思います。そこへ行って、いろんな要望を伝えたりして、逆にその市役所の対応についてお返しをするというふうなこともしてまいりました。そういった中で、やはり頑張っています。本当に職員の方はそれぞれ頑張っていますけれども、要望が多岐にわたっていますので、なかなかスムーズな回答ができないというのが率直なところであります。市長に、副市長にじかに話をして判断を仰ぎたいというようなこともあるんですけれども、なかなかそれが最前線の対策本部の職員さんには難しいというふうなことがあります。これは今後の課題というふうにもなるかと思いますけれども、やはり即決ができるような職員さんを災害対策本部に置いていただきたいというのが、あの辺の市民の方の御意見としてあります。 それから、質疑のメインでありますけれども、本日このような場でいろんな質疑をする。それに対して、市長以下、本当にすばらしい対応をされているという、答弁も、即こういうことをしたい、それから災害救助法の適用に係らないけれどもこういうふうにしたい、そのようなことを答弁いただいておるんです。ただ、それを、今リアルタイムにケーブルテレビを見ておられる方とかパソコンを見ておられる方については伝わるんです。ああ、いいことだ、総社市が一生懸命頑張っている、そういうふうになります。それがいかない人でもスマホを見てほしいとか、あるいは「そうじゃ 絆通信」を見てほしい、そういったことを言えるんですが、例えばケーブルテレビ、テレビがもう破損をしていて見えない、パソコンは流れてしまっている、スマホは持っていない、「そうじゃ 絆通信」については昭和出張所、公民館に行かなければ置いてない、配っているというふうに言われましたけれども、私らのところには届かない。じゃから、どういうことが決まっているのかも分からないというふうな声が率直に言ってあります。軽四で、軽トラで行こうにも、軽トラが流されて昭和の公民館に行けない、そういった声もあります。 そこで質問なんですが、今日決まったようなことを一刻も早く被災者に伝えたいんですが、特に草田地域あるいは作原地域、ああいった本当にいまだに、今日でも畳を出したりいろんなところを洗ったりしている人たちに市の対応を伝えたいというふうに思っているんですけれども、なかなかスムーズにいけないというのが苦慮しているところでございまして、今日のような議会で決定したことを被災者に伝えていく手だてはあるものかないものかということについて苦慮しておりますので、その辺は市長以下、御意見とか、こうしたいというのがあればお尋ねしたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 市長。              〔市長 片岡聡一君 登壇〕 ◎市長(片岡聡一君) 仲達議員の御質疑にお答えをいたします。 今回の災害対策本部のシステムでありますけれども、本当にこれまで総社市が経験していなかったようなことばかりでございます。災害というのは、本当に規則どおりにいくわけでもありません。よくありがちな、これが将来的に、工事をするときに、災害救助法の適用になるのかならないのか、この判断を待っていたら何ひとつ動かすことができません。ですから、今議会で専決の部分が非常に膨らんでおりますけれども、私は本当に林部長に対しましても様々な、林部長は災害復旧の担当部長、道路とか土砂崩れとかありますから、そういったものについてはもう即決即断ということでやりましょう、やってくれということで、制限をかけずにやってまいりました。ですから、もう最速でやり切るということを心がけて災対本部を持ち、また今、昭和と下原に支所級の災対本部、出張所を設けておりますが、ここにも独自権というものを付与して、思い切ってやってほしいということを申し上げております。 今議会で決まったことについて、この出張所を通じても、あるいはホームページを通じても、今1軒ずつ歩くということをやっておりますけれども、できる限りのネットワークを通じて報道したいと思います。これからも一体感が持てるように、本当に昭和の地域、「もう市長、家を新しく建てる元気がない」と、「よそに逃げたい」と、「転居したい」という声をよく聞きますが、「できれば元気を出して、もう一度昭和にとどまって一緒に暮らしていきませんか」と申し上げたいと思いますし、そのために、元気が出るように、今日議決をいただきましたら、この予算の執行を最大限、最速スピードでやっていくように心がけてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(加藤保博君) 仲達幸弘君。 ◆4番(仲達幸弘君) 市長の決意というものはよく分かりました。ですから、とにかく被災者の方はいまだ汗水垂らしてやっておりますので、この方々に勇気を与えるような訪問をして、こうします、こうしますというふうなことを伝えて、ああ、頑張ってくれとる、ありがとうというような言葉を、僕らはいただきたいと思いませんけれども、お互い勇気づけて、一緒になって頑張ろうというふうになりたいと思いますので、是非よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(加藤保博君) 次に、8番深見昌宏君の発言を許します。 深見昌宏君。              〔8番 深見昌宏君 登壇〕 ◆8番(深見昌宏君) いろいろ私の質疑も、前に出られた5名の方がいろいろ質疑されたんでかぶるところがあるかもしれませんが、民生費の扶助費に関して、見舞金、支援金、弔慰金という名目で出てましたけど、義援金は最初に市長が申されたとおり5万円を平等にされるということ、これを見舞金、支援金、弔慰金の内容、どういったもんか。それと、今後、国と県からの、これはまだ分からないとは思いますけど、どういうふうになっていくのかというのを、それをお聞きしたい。 そして、2番目に災害応急費の瓦れき処理の進捗状況、非常に瓦れきもたくさんあったですけど、まだ大分残ってます。多分もう今は総社市だけの瓦れきだと思うんですけど、これの進捗状況と今後どのくらいの見込みで完了していくかということをお聞かせください。 ○議長(加藤保博君) 総務部長。              〔総務部長 難波敏文君 登壇〕 ◎総務部長難波敏文君) 深見議員の1点目の御質疑の方にお答えをさせていただきます。 まず、災害見舞金でございます。こちらにつきましては、全壊の方が100万円、大規模半壊の方が50万円、床上浸水の方が20万円ということで、市の単独制度としてお見舞金を支払っていこうというものでございます。 次に、支援金でございます。こちらにつきましては、基本的には多くの皆さんから義援金をいただいております。それと、ふるさと納税もいただいております。そういったものを財源といたしまして、床上浸水、大規模半壊、全壊、またそれ以外に下原地区の方では爆風により多大なる被害を被っておられます。そういった方に対しまして、被害の程度に関係なく一律5万円を支給していこうというものでございます。なお、今回の予算につきましては、義援金につきましてはいただいております。ふるさと納税の方は市の予算を経由することから、義援金で不足する分をこちらの支援金の足らずとして予算計上をさせていただいているものでございます。 次に、弔慰金でございますが、こちらにつきましては今回の災害によりまして総社市民の2名の方の尊い命が奪われました。その方に対する弔慰金でございます。これ、世帯主の方でありますと500万円、世帯主以外でありますと250万円ということになっておりますので、今回の予算につきましては750万円を計上させていただいてるところでございます。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 環境水道部長。              〔環境水道部長 川原玲子君 登壇〕 ◎環境水道部長川原玲子君) 深見議員の御質疑の瓦れき処理の進捗状況についてでございますが、市内の被災された御家庭からの搬出につきましては、大体9割ぐらい終わっているんではないかと思っております。その出された瓦れき、廃棄物の一次仮置き場が市内各所にありますが、そこからの搬出は7割が終わっていると思っております。ただ、この土日あるいは次の土日、そういうお休みの日にはやはりごみがまた出てくるというふうに考えておりますので、一次仮置き場につきまして完全に閉鎖するということはすぐにはできないと思いますが、早急に搬出は進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(加藤保博君) 深見昌宏君。 ◆8番(深見昌宏君) 質疑は以上で終わらさせていただきます。これからも一緒に頑張っていきましょう。ありがとうございました。 ○議長(加藤保博君) 以上で、通告による質疑は終わりました。 他に質疑はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤保博君) これをもって、本件の質疑を終結いたします。 次に、議案第62号の質疑に入りますが、通告がありません。 これをもって、本件に対する質疑を終結いたします。 以上で、諸議案に対する質疑は全部終了いたしました。 お諮りいたします。 本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤保博君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 この際、私より申し上げます。 承認第6号並びに議案第61号及び議案第62号に対する討論があれば、議会事務局通告用紙がありますので、通告願います。 通告はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤保博君) これより、承認第6号について討論に入りますが、通告がありません。 これをもって、本件の討論を終結いたします。 これより、承認第6号を採決いたします。 本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤保博君) 御異議なしと認めます。 よって、本件は承認されました。 次に、議案第61号及び議案第62号の2件について一括討論に入りますが、通告がありません。 これをもって、これら2件の討論を終結いたします。 これより、議案第61号及び議案第62号の2件を一括採決いたします。 これら2件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(加藤保博君) 御異議なしと認めます。 よって、これら2件は可決されました。 以上をもちまして、今期臨時会に付議されました案件は全て終了いたしました。 この際、私より申し上げます。 今期臨時会におきましては、豪雨災害により大きな被害を受けた道路などの生活インフラの復旧、そして住居の確保など、被災された方々の生活を支援していくための補正予算が可決されました。これを受け、我々市議会といたしましても、市民の皆様が一日でも早く普段どおりの暮らしを取り戻せるよう、今後とも執行部と一丸となり、被災された地域の復興に全力で取り組んでまいります。市民の皆様とともに希望を持ち続け、復旧、そして復興の歩みを進めてまいりたいと思います。 以上をもちまして、7月臨時市議会を閉会いたします。              閉会 午前11時50分 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。              総社市議会議長              署 名 議 員              署 名 議 員...