◆4番(山下憲雄君) それぞれ賛成する意見、原案賛成ということは、今ご説明がありましたように5万円を1万円、あるいは10万円を5万円ということをそのまま賛成するということかと思います。反対をするというのは、今のお話のようにそれを否定するということですけれども、反対された意見の中にも、
祝い金制度の将来的な見直しについては幾らか含んだ意見というのはなかったんでしょうか、お伺いします。
○議長(
坊野公治君) 14番
簀戸利昭君。
◆14番(
簀戸利昭君) 金額的には出なかったと思いますが、先ほども申しましたように段階的に下げてはどうかというようなご意見であったろうと思います。 以上です。
○議長(
坊野公治君) よろしいですか。 ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、各委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論に当たっては、
委員長報告に対して行います。──13番
上野安是君。
◆13番(
上野安是君) 議案第19号について、
市民福祉委員長報告に反対の立場から討論いたします。 限りある財源をより効果的に使うためには、予算編成の際に、より精緻な選択と集中に取り組んでいくことが肝要だと考えます。我が市の健全財政を維持していくためには、少しの無駄もできません。一つ一つの施策を大切に、それらが最大限の効果を生むように知恵を絞りながら進めていかなければなりません。 こうした観点から祝い金というものの性質を鑑みると、今回の減額措置はやむを得ないものと考えます。原案に賛成いたします。 以上です。
○議長(
坊野公治君) ほかにございませんか。──2番 多賀信祥君。
◆2番(多賀信祥君)
委員長報告に賛成の立場で討論いたします。 「年よりをいたわる心が子を育て」。今はもう老朽化のため撤去されましたが、子供の頃に見たこの標語を今もなお強く記憶しております。 厳しい財政状況を理由に、全体的に予算を削減していくという執行部の取組には理解をいたします。しかしながら、この案件については突然で、しかも圧縮率が非常に高く、違和感があり、改めて
敬老祝い金に対しての市民の方の考えを聞いてみると、
高齢者人口の増加に対しての財源確保の観点からの変更に対する理解もある一方で、ご本人、ご家族とも楽しみにされており、また受け取りがまだ先の世代の方からは、高齢者に対しての感謝の気持ちとしての税金の使い方に好意的な意見を複数伺いました。 今回の
執行部提案について言えば、廃止ではないまでも、周知や意識の醸成が難しい急な提案でありました。今後の減額は避けられないとは考えますが、まずは優先して見直すべき予算の選定、検討とともに、本市の合併当時につくられたこの条例が市民にしっかりと根づいていることを認識し、周知と意識の醸成をした上での決定が必要であると考えるため、
執行部提案の原案に反対いたします。
○議長(
坊野公治君) ほかにございませんか。──8番 柳井一徳君。
◆8番(柳井一徳君)
委員長報告に反対の立場から討論いたします。 本議案は、
敬老祝い金を大幅に減額する議案でありますが、減額理由の一つに
高齢者福祉事業の財源確保と安定化があると考えます。 本市の急速な高齢化は、今後も
高齢者福祉予算にとって大きなウエートを占めていくことが考えられます。財政が厳しい中、スクラップ・アンド・ビルドで行政運営を行わなければならないことは周知のとおりでございます。この
敬老祝い金は、減額後も他市町と比較して遜色ない金額であり、市民の皆様にはご理解をいただけるのではないかと考えます。 市長ご自身も、減額部分は
高齢者福祉に使うということを明言されております。高齢化が進む中で、
高齢者福祉の財源は何としても確保しなければならず、私はこの減額部分が
健康寿命延伸のため
高齢者福祉事業へ有効活用されることを強く願い、原案どおり賛成するものであります。 以上です。
○議長(
坊野公治君) ほかにございませんか。──3番 柳原英子君。
◆3番(柳原英子君) 私は、
敬老祝金条例の一部改正案について、
委員長報告に賛成の立場で討論いたします。 私は素朴な疑問として、なぜ今なのかと思います。条例の改正が新年度からということは、祝い金についての
支給基準日が今までのその年の9月1日ということで、では昨年の9月2日生まれの人から今まで楽しみにしていた人はどうなるんだろうかと思いました。楽しみに孫にというお話も聞いておりましたので、なぜ急にというのが私の素直な感想です。 井原市が今まで長い間、市民との間で88歳を迎えた人に贈っていた、ほかの市にはない特別な
敬老祝い金です。権利はありますが権利を放棄しなさいと言っているように思える改正案に思います。約束違反だなというふうな気がいたします。井原市や市議会が皆さんの期待を裏切るようなことは、今すぐには、性急にはしてほしくないというのが私の意見です。 去年の9月に来年度以降は変わりますと伝えてあったのならば、そのことを私たちも伝えていけますが、急に5万円を1万円にというのではひどい感じがいたします。88歳まで生きてこられた方は元気で、
介護保険もそれほど使われず、家族のために一生懸命歩いて、自分が動くことが家族のためになるんだと言われながら頑張っていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。そういう方にとってこの
敬老祝い金は本当にご褒美です。こういうご褒美を、簡単に5万円を1万円にしてしまうというのはひど過ぎます。 高齢者が増え、また、コロナ禍で財政が大変なことになってくるということは分かっておりますが、やはり段階的に市民の皆様に理解をしていただきながら進めていっていただきたいと思います。今回の
敬老祝金条例の一部改正案については反対で、
委員長報告に賛成の討論といたします。
○議長(
坊野公治君) ほかにございませんか。──14番
簀戸利昭君。
◆14番(
簀戸利昭君) 議案第19号 井原市
敬老祝金条例の一部を改正する条例について賛成の立場で討論いたします。 井原市の財政はコロナ禍で逼迫しており、高齢者の方には敬意を表するものではございますが、
高齢者人口の増加により高齢者への行政サービスが増大しております。子供子育ての世代への医療費の無償化、またイバラノミクスによる産業界への投資、教育環境の整備等、喫緊の課題が山積しております。本市は交付税頼みの財政運営になっておりますし、自主財源の少ない井原市ですので、この条例の一部改正に賛成いたします。 以上です。
○議長(
坊野公治君) ほかにございませんか。──16番 三輪順治君。
◆16番(三輪順治君) 先ほどの
市民福祉委員長の
委員長報告に対する賛成討論をいたします。すなわち、急激に
敬老祝い金を減額する執行部の原案に対して反対の討論をいたします。 そもそも、この
敬老祝金条例というのは、昭和62年6月、1987年に制定され、今日まで三十数年間定着をしております制度です。この制度そのものについては、当時の条例、いろんな時代の要素があると思いますけれども、老後の生活に潤いを与えるということと希望を与えることを目的としております。今日、多少表現がそぐわないところがありますけれども、そういう感謝の気持ちを持って条例を制定し、今日まで円滑に進められてきたところでございます。 こういう時代背景の中で、今日、昨年以来コロナ禍の中で経済状況も世情も大変不安定で厳しい状況にあります。それはよく理解しております。したがって、一般財源も当初予算、いわゆる市税が8%以上も見込みが少ないという厳しい状況であるということも重々理解しております。 しかしながら、このいっときの苦しさに紛れて一度に大幅な減額をするということは、これは市民感情からしても、また条例の趣旨からしても私は受け入れることができないと思います。 さらに言えば、この縮小のやり方を仮に財政事情を考慮してやるとしても、例えば3か年ぐらいかけて市民の合意を得ながら、執行部がお示しになられた1万円なりが、県内はどうもあまり額がないようでございますけれども、井原市ならではのお祝い金を、井原市をおつくりになった方々に感謝の意味を込めて、そして敬老の意味も込めてお贈りする、これはもう本当に大切なことなので、例えば3か年ぐらいに分けて議論をして減額すべきだろうというふうに思います。いわゆる激変緩和の措置をとらない執行部の原案に対して、私は怒りも含め、ある程度庁内議論がなされたかも分かりませんけれども、世論の形成もないままに一方的に本議会に上程されたことは、誠に遺憾であると思います。 以上の諸点から、趣旨は分かりますが、その減少の在り方について大変疑義がありますから、私は
委員長報告に賛成、つまり原案否決の趣旨の討論をさせていただきます。
○議長(
坊野公治君) ほかにございませんか。──13番
上野安是君。
◆13番(
上野安是君) 請願第1号について、
委員長報告に反対の立場から討論いたします。
委員長報告は趣旨採択ということでありました。請願者はいろいろなことを考えて、この意見書を国会のほうに提出してほしいという請願でありました。委員会のほうで請願趣旨に賛同いただいたことは大変感謝いたしておりますけれども、現状を変えることに私はどうも疑問を抱きます。そのまま現状どおりで十分ではないのかなということで、この請願について、国会に意見書の提出をするということをお願いしたいということで、
委員長報告に反対の立場で討論いたします。 以上です。
○議長(
坊野公治君) ほかにございませんか。──1番 妹尾文彦君。
◆1番(妹尾文彦君) 請願第1号に対する趣旨採択の委員会決定に対して、賛成の立場で討論いたします。
選択的夫婦別姓制度は、女性の社会進出が当たり前の時代となっている現在、男女平等、男女共同参画社会の実現を目指す今日においては、ごく自然な要請であり、その方向に向かうものであると考えます。 しかし一方で、この制度が導入されますと、請願書にもあるように運用面において日常生活の中で様々な不都合が生じる懸念があります。将来的にこれらの懸念、課題が徐々に解決されていくものと思いますが、それにはまだまだ時間がかかるのではないかと思います。また、このような国民全体に関わる問題に対しては、やはり国のほうでしっかりと議論されることがよいのではないかと考えます。 したがって、本請願については趣旨採択にすべきと考えます。 以上です。
○議長(
坊野公治君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、討論を終結して採決いたします。 〔5番 細羽敏彦君退場〕
○議長(
坊野公治君) 委員長の報告は、議案第2号 令和3年度井原市
一般会計予算から議案第15号 令和3年度井原市
宇戸財産区会計予算までの14
会計予算については原案可決、議案第16号 井原市
事務分掌条例及び井原市
都市計画審議会条例の一部を改正する条例についてから議案第18号 井原市
国民健康保険条例の一部を改正する条例についてまで及び議案第20号 井原市
介護保険条例の一部を改正する条例についてから議案第28号 井原市芳井生き生き
アドベンチャーパーク条例を廃止する条例についてまでの12条例については原案可決、議案第19号 井原市
敬老祝金条例の一部を改正する条例については否決、議案第31号 市道路線の認定について及び議案第32号 岡山県
広域水道企業団への出資についての2件については原案可決、請願第1号
選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出を求める請願書は趣旨採択でございます。 ご異議がありますので、採決は区分して行います。 まず、議案第19号の採決を行います。 この案件は否決でありますので、起立により採決いたします。 お諮りいたします。 議案第19号 井原市
敬老祝金条例の一部を改正する条例については原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
坊野公治君) 起立少数であります。よって、本案は否決することに決しました。 次に、請願第1号についてご異議がありますので、起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は趣旨採択であります。 お諮りいたします。 請願第1号
選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出を求める請願書は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
坊野公治君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決しました。 〔5番 細羽敏彦君入場〕
○議長(
坊野公治君) 次に、議案第2号から議案第18号まで及び議案第20号から議案第28号まで及び議案第31号、議案第32号の28件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 28件はいずれも
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ご異議なしと認めます。よって、28件はいずれも
委員長報告のとおり決しました。 次に、
建設水道委員長から発議第1号が、議会改革特別委員長から発議第2号が、議会運営委員長から発議第3号及び発議第4号が提出されております。発議の写しはお手元に配付いたしておりますので、ご承知願います。 発議第1号から発議第4号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第2 発議第1号
井原デニム条例について
○議長(
坊野公治君) 日程第2 発議第1号
井原デニム条例についてを議題といたします。 説明を求めます。──
建設水道委員長 10番 三宅文雄君。 〔10番 三宅文雄君登壇〕
◆10番(三宅文雄君) 発議第1号
井原デニム条例について提案理由をご説明申し上げます。
建設水道委員会では、人口減少、少子・高齢化がより深刻な社会問題となっている現在、井原市においても人口が減少している現状において市内事業所の売上減少が将来的に予測され、地域の活力低下が懸念されることから、今後も自立的な経済成長を実現するためには地域産業の活性化を図ることが重要だと考え、令和元年度から地産地消、地元消費、特産品等について調査研究を始めました。 皆様方のお手元に地域産業の活性化に関する調査報告書を配付いたしておりますが、初めに、地場産業の実情や生の生産過程を見たいとの思いで市内デニム製造工場の視察を行いました。次に、委員会の行政視察では、官民一体となって地元消費促進運動を行っている自治体や、地域で地元産品のマーケティングを担う地域商社の取組を先進的に行っている自治体を視察しました。さらに、市民のニーズや意識を探るため、井原市の特産品に関する市民アンケートを行ったり、市内飲食業事業者やデニム関連事業者等との意見交換により課題の深掘りを行いました。 こうした調査の結果、売上減少を補うための販路拡大と井原市の知名度向上が課題として見えてきましたが、販路拡大についての調査は、コロナ禍の影響もあり継続できない状況となりました。そこで、もう一つの課題である知名度向上についての調査を継続していく中で、特に多く聞かれたのが地元特産品の代表である井原デニムをもっとPRすべきという声でした。 その後、
建設水道委員会では、井原デニムの発信についての調査研究を進めてまいりましたが、井原市の現状としては、関係各課が積極的に井原デニムの発信に取り組んでおり、大きな効果が得られていることも確認できました。また、井原市の産業の歴史を検証していく中で、井原デニムは井原市の立地条件や歴史背景などの偶然が重なって今日に至っているということや、繊維産業に限らず全ての産品に関わる個人また事業者の方々も、同じように歴史を重ねてこられたということも実感いたしました。 以上のことから
建設水道委員会で協議を重ねた結果、活気ある井原市をつくっていくためには井原デニムを井原市の象徴とし、官民一体となって継続的に市内外へ発信していく一つの手段として
井原デニム条例の制定が必要であるとの結論に達しました。 この1年余り猛威を振るった新型コロナウイルスの影響で、多くの日本国民が自粛生活を余儀なくされ、井原市のみならず日本全体が閉塞感に包まれました。
井原デニム条例を制定し、全国へと発信することで井原市が盛り上がり、この閉塞感を打ち破る一助にもなれば幸いと考えます。 なお、
井原デニム条例の詳細につきましては、お手元の発議案の朗読によって代えさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 〔10番 三宅文雄君、発議第1号朗読〕
○議長(
坊野公治君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、討論を終結して採決いたします。 お諮りいたします。 発議第1号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第3 発議第2号
井原市議会基本条例の一部を改正する条例について
○議長(
坊野公治君) 日程第3 発議第2号
井原市議会基本条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 説明を求めます。──議会改革特別委員長 19番 佐藤 豊君。 〔19番 佐藤 豊君登壇〕
◆19番(佐藤豊君) 発議第2号についてご説明を申し上げます。 主な改正内容を申し上げますと、第7条第4項の議会報告の手段として、新たに議会広報誌、ホームページを加え、同条第6項では休日または夜間に本会議を開催することができる規定について、現在取り組まれている市議会の状況を確認し実施する市議会が減少しているため、傍聴の拡大につながらないことから削除しております。 第18条は、市民の多様な意見及び提案を把握するため、現状に合わせ意見交換会及び市民アンケート等の広聴活動に努めるように改正しております。 第22条では、議員報酬の決定に当たっては専門的知見を超えるため、「井原市特別職報酬等審議会の意見等を参考に決定する」に改正しております。 第24条では、委任について、市議会において危機管理についての取組を盛り込むため、危機管理等の追加をしております。 このほか、見出し、条文の字句の整理を行っております。 また、附則で施行日を規定しております。 以上でございます。よろしくお願いをいたします。
○議長(
坊野公治君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、討論を終結して採決いたします。 お諮りいたします。 発議第2号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第4 発議第3号
井原市議会委員会条例の一部を改正する条例について
○議長(
坊野公治君) 日程第4 発議第3号
井原市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 説明を求めます。──議会運営委員長 18番 宮地俊則君。 〔18番 宮地俊則君登壇〕
◆18番(宮地俊則君) それでは、発議第3号のご説明を申し上げます。 改正の内容は、条例第2条第2項第1号中、「総務部」を「総合政策部、総務部」に、同項第3号中、「未来創造部、建設部」を「建設経済部」に改めるものでございます。 附則で施行日を定めております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
坊野公治君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、討論を終結して採決いたします。 お諮りいたします。 発議第3号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第5 発議第4号
井原市議会会議規則の一部を改正する規則について
○議長(
坊野公治君) 日程第5 発議第4号
井原市議会会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。 説明を求めます。──議会運営委員長 18番 宮地俊則君。 〔18番 宮地俊則君登壇〕
◆18番(宮地俊則君) それでは、発議第4号のご説明を申し上げます。 改正の内容は、第2条で本会議への欠席事由について、これまで事故のため出席できないと称してきた言葉から、具体的に公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者出産補助、その他のやむを得ない事由のためを明文化するとともに、第2項で出産を事由とする場合の産前産後期間にも配慮した規定を設けております。 第82条は、委員会での欠席事由等について規定しており、第2条の本会議の欠席事由と同様であります。 次に、第130条の請願については、住民の利便性向上の観点から住民から議会に対して提出される請願書について請願者の押印を求めているが、今回請願を紹介する議員と同様に請願者の署名または記名押印するよう規定しております。なお、身体的理由により署名が困難な請願者が自署できず請願者の要件を満たさない事態は、憲法が保障する請願権の行使に反するおそれがあるため、記名押印の選択肢を残しております。また、第2項では、法人からの請願書の取扱いについて規定しております。 附則で施行期日を定めております。 以上でございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
坊野公治君) これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、討論を終結して採決いたします。 お諮りいたします。 発議第4号は原案のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第6
地域活性化特別委員会に付託中の
産業団地開発事業及び
地域活性化事業に関する調査についての委員会の報告について
○議長(
坊野公治君) 日程第6
地域活性化特別委員会に付託中の
産業団地開発事業及び
地域活性化事業に関する調査についての委員会の報告についてを議題といたします。
地域活性化特別委員会より調査の報告をしたいとの申出がありますので、これを許可いたします。──地域活性化特別委員長 15番 西田久志君。 〔15番 西田久志君登壇〕
◆15番(西田久志君)
地域活性化特別委員会より付託事項の調査結果についてご報告申し上げます。 令和元年9月24日に設置した本特別委員会への付託事項は、稲倉
産業団地開発事業及び古き時代の栄華に触れる井原デニムで元気なまちの再興事業であります。 まず、稲倉
産業団地開発事業についてご報告申し上げます。 調査に当たりましては、立地する企業側からの視点、誘致する行政側からの視点の両視点からの調査を行いました。 まず、企業側からの視点の調査ですが、企業が立地するに当たっての要因を把握するために市内企業等に企業立地ニーズ調査を実施しました。4社に依頼し、3社から回答を得られました。新設、拡張、移転を検討する場合、重要視する要素は何かという問いには、高速道路等へのアクセスのよさを挙げられ、また市にどのような支援制度及びサポート整備を希望するのかという問いには、立地に対する補助金、税制優遇、課税免除を挙げておられます。 次に、行政側からの視点の調査です。企業誘致の実績がある近隣自治体からその手法を把握するために矢掛町を訪問し、矢掛町が実践している企業誘致手法を調査しました。町長から直接ヒアリングを行うことができました。矢掛町はオーダーメード方式による開発で実績を上げてこられましたが、企業から提示される条件のクリアに苦労が多く、レディーメード方式のほうが理想であると案外な回答をいただきました。 また、企業誘致に関しては、どの自治体も優位性や決め手は持っていないと伺いました。実際、補助金や税の減免など、立地企業への優遇制度は県内他市町でほぼ同様になっています。そうした中で、矢掛町が企業を誘致することができた要因を伺いますと、誘致への熱意を持った職員であるとのことでした。町長は町職員時代から数十年企業誘致に携わっておられ、その経験と実績が企業との交渉力に結びついているものと感じられました。 以上の調査を踏まえ、本特別委員会は、稲倉産業団地の高速道路等へのアクセスのよさを前面に出すこと、補助金や税の減免など立地企業への優遇制度については他市町と差別化を図ることが必要であると考えます。また、企業との交渉力が重要であることから、民間との連携を図ることや長期間企業誘致に携わる市職員が必要であると考えます。 以上が調査結果の報告になりますが、今回の調査結果については提言書としてまとめました。 その提言書には具体的な3つの提言内容として、1、既定の奨励金、助成金制度を見直し、立地企業にとって真に魅力ある優遇制度とすること。2、人脈や経験が豊かな民間の企業誘致責任者と連携した推進体制を強化すること。また、専門性を持った市職員を育てること。3、笠岡インターや篠坂パーキングエリアのスマートインター化計画も視野に入れ、アクセスのよさ、災害の少なさなどの稲倉産業団地の優位性を存分にアピールする誘致活動を展開すること。なお、今後のコロナ禍などによる経済の動向を見据え、柔軟にニーズに対応することも必要である。 以上で稲倉
産業団地開発事業の報告を終わります。 次に、古き時代の栄華に触れる井原デニムで元気なまちの再興事業についてご報告申し上げます。 調査の概要ですが、新町商工連盟、一般社団法人井原デニムストリート、株式会社シャンテとの意見交換会を開催しました。また、執行部から各事業年度の事業費及び補助金の内訳を聴取しました。さらには、先進地の視察研修を行いました。 意見交換会では、新町商工連盟からデニムストリートオープンフェスの結果を、一般社団法人井原デニムストリートからデニムストリートの整備状況を、株式会社シャンテから舞鶴楼の整備状況の説明を受け、意見交換を行いました。その中で要望事項として、トイレ及び駐車場の整備、井原市の広告宣伝、ソフト事業への財政支援が挙げられました。 先進地の視察研修では、静岡県浜松市の舘山寺地区商店街「そぞろ歩き遊歩回廊 まちなか発酵プロジェクト」を、また岐阜県多治見市の「多治見ながせストリートプロジェクト 音と陶器の商展街」を訪問し、質疑等を行いました。聞き取りの中で、地元、企業、商店街、地域等がとことんつながること、まちづくりに精通した人材が加入したこと、より一層いろいろな人を巻き込み、ネットワークを広げ、絶え間なく前進することが事業の成功の鍵であることが分かりました。 以上の調査を踏まえ、本特別委員会は株式会社シャンテ、新町商工連盟、一般社団法人井原デニムストリート、地域の住民が協力して推進することが重要である、また強力なリーダーシップが執れる人材育成が急務であると考えます。 また、国からの補助金、井原市からの持ち出しについて、適正に執行されているか収支決算に値する書類の提出を求め、厳正に見届けるべきと考えます。さらには、この事業が井原市全体に最適な事業であるかという視点から、地元商店街、住民、地域住民の意見を客観的に収集して検証する必要があると考えます。 以上が調査結果の報告になりますが、今回の調査結果については提言書としてまとめました。 その提言書には、具体的な4つの提言内容として、1、本事業を推進するために各事業団体と地域の住民が連携すること。2、市は強力なリーダーシップが執れる人材育成を支援すべきである。3、計画書、収支決算に値する書類を議会にも報告すべきである。4、地元の商店街、地域住民の意見を客観的に収集して検証する必要がある。 以上、古き時代の栄華に触れる井原デニムで元気なまちの再興事業の報告を終わりまして、
地域活性化特別委員会の全ての調査報告を終わります。 以上です。
○議長(
坊野公治君) ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、本件については終わります。 なお、ただいまの地域活性化特別委員長の報告にありました提言書については、議長において市長へ提出いたします。 以上で特別委員会の調査の報告についてを終わります。 11時15分まで休憩いたします。 午前11時5分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前11時15分 再開
○議長(
坊野公治君) 休憩を閉じて会議を再開します。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
坊野公治君) 次に、市長より追加議案として議案第33号が送付され、受理しております。議案の写しはお手元に配付いたしておりますので、ご承知願います。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第7 議案第33号 令和3年度井原市
一般会計補正予算(第1号)
○議長(
坊野公治君) 日程第7 議案第33号 令和3年度井原市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 説明を求めます。──総務部長。 〔総務部長 山下浩道君登壇し、議案第33号を説明〕
○議長(
坊野公治君) これより質疑を行います。 〔12番 藤原浩司君「はい」と呼ぶ〕
○議長(
坊野公治君) 12番 藤原浩司君。
◆12番(藤原浩司君) 1点、井原市の観光周遊促進事業で補助金をいただいて、300万円の事業費を見られているんですけど、この中で内容を見させていただきますと、先ほど総務部長がお答えになりましたように電動アシスト自転車があるんです。それと、渋沢栄一ゆかりの地等々のマップ等々もあるんですが、サイクリングを楽しみながら井原市を訪ねていただく方が乗られているような自転車というのは結構スタンドがないような自転車、特殊な自転車でございまして、駐輪場というのはどのような形を考えられているんですか。この中には全然書いてないんですけど、自転車を立てらすような駐輪場、特殊なものがあるんですけど、ステンレスで簡単なものですけど、そういうことはお考えになってないんでしょうか。また、これはいずれかは後にされるようなご予定はあるんでしょうか。この2点お願いいたします。
○議長(
坊野公治君) 未来創造部長。
◎未来創造部長(唐木英規君) 観光周遊促進事業、サイクリングの促進についてでございます。 今回につきましては、サイクリングルートの設定というような中で、駐輪場等について特に設けたものはございません。また、その自転車を立てらすような、スタンドみたいなものでございますが、こちらのほうについては、現在岡山県をはじめ備後圏域ではそういうサイクリングを推奨するような事業が出てきております。そうした中で、本市にもそういう通常のサイクリングを楽しまれる方も呼び込むような施策も打ってまいりたいと、そのようなことも思っておりますので、そういった中でスタンド等については今後検討してまいりたいと、そのように考えております。
○議長(
坊野公治君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、議案第33号に対する質疑を終わります。 本案については
予算決算委員会へ付託いたします。 委員会開催のため、しばらく休憩いたします。 午前11時25分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午後1時15分 再開
○議長(
坊野公治君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 お諮りいたします。 この際、議案第33号 令和3年度井原市
一般会計補正予算(第1号)を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ご異議なしと認めます。よってこの際、議案第33号 令和3年度井原市
一般会計補正予算(第1号)を日程に追加し、議題とすることに決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
△日程追加 議案第33号 令和3年度井原市
一般会計補正予算(第1号)
○議長(
坊野公治君) 日程追加 議案第33号 令和3年度井原市
一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 委員長の報告を求めます。──
予算決算委員長 12番 藤原浩司君。 〔12番 藤原浩司君登壇〕
◆12番(藤原浩司君) 皆さんお疲れさまです。
予算決算委員会に付託されました案件の審査結果につきましてご報告申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案第33号 令和3年度井原市
一般会計補正予算(第1号)でございます。 本委員会は、本日、
全員協議会室において執行部の出席を求め、この案件について慎重に審査いたしました。 その結果、議案第33号の補正予算につきましては、全会一致で原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上で
予算決算委員会の報告を終わります。
○議長(
坊野公治君) 以上で委員長の報告が終わりました。 ただいまの委員長の報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ないようでございますので、討論を終結して採決いたします。 委員長の報告は、議案第33号 令和3年度井原市
一般会計補正予算(第1号)は原案可決でございます。 お諮りいたします。 議案第33号は
委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
坊野公治君) ご異議なしと認めます。よって、議案第33号は
委員長報告のとおり決しました。 以上で今期定例会に付議されました案件は議了いたしました。 この際、市長のご挨拶をお願いいたします。──市長。
◎市長(大舌勲君) 2月市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 本定例会は、去る2月26日に開会以来、本日までの22日間にわたり、令和3年度の予算案をはじめとした多くの重要案件につきまして慎重にご審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。 審議の過程で賜りました貴重なご意見、ご提言につきましては、十分配慮し、適切な行政運営に生かしてまいりたいと存じますので、引き続き市政の発展に格別のご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。 次に、次期市議会定例会でございますが、6月14日に開会したいと思っておりますので、議員の皆様方にはよろしくご参会いただきますようお願いをいたします。 ところで、いよいよ市議会議員の任期が間近に迫ってまいりました。ご出馬される皆様方におかれましては、ご健闘を心からお祈り申し上げます。また、ご勇退される議員の方におかれましては、長年にわたり市政推進にご尽力をいただきましたことに深甚なる敬意と感謝を表す次第であります。議会を離れられましても在任中と変わることなく、引き続き市政に対しましてお力添えを賜りますよう心からお願いを申し上げます。 終わりになりますが、皆様方のご厚情に対しまして心から御礼申し上げますとともに、今後のご多幸を心から祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
坊野公治君) これをもって令和3年2月井原市議会定例会を閉会いたします。 午後1時20分 閉会 ・令和3年3月19日(金曜日)出席議員 1番 妹 尾 文 彦 2番 多 賀 信 祥 3番 柳 原 英 子 4番 山 下 憲 雄 5番 細 羽 敏 彦 6番 西 村 慎次郎 7番 荒 木 謙 二 8番 柳 井 一 徳 9番 惣 台 己 吉 10番 三 宅 文 雄 11番 坊 野 公 治 12番 藤 原 浩 司 13番 上 野 安 是 14番 簀 戸 利 昭 15番 西 田 久 志 16番 三 輪 順 治 17番 大 滝 文 則 18番 宮 地 俊 則 19番 佐 藤 豊 ~~~~~~~~~~~~~~~欠席議員 な し ~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員 局長 和 田 広 志 次長 藤 原 靖 和 ~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者 市長部局 市長 大 舌 勲 副市長 猪 原 愼太郎 総務部長 山 下 浩 道 市民生活部長 井 口 勝 志 健康福祉部長 佐 藤 和 也 未来創造部長 唐 木 英 規 建設部長 岡 本 健 治 水道部長 飛 田 圭 三 病院事務部長 田 平 雅 裕 総務部次長 藤 原 雅 彦 健康福祉部次長 沖 津 幸 弘 未来創造部次長 田 中 大 三 財政課長 片 井 啓 介 教育委員会 教育長 伊 藤 祐二郎 教育次長 北 村 容 子...