井原市議会 > 2017-03-06 >
03月06日-04号

  • 同和地区(/)
ツイート シェア
  1. 井原市議会 2017-03-06
    03月06日-04号


    取得元: 井原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    平成29年 2月定例会        〇平成29年2月井原市議会定例会会議録第4号・平成29年3月6日(月曜日)              議  事  日  程              午 前 1 0 時 開 議 第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時   開議 ○議長(上野安是君) 皆さんおはようございます。 ただいまのご出席は20名でございます。 これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(上野安是君) 日程第1、昨日に引き続いて一般質問を行います。 まず、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 皆さんおはようございます。日本共産党森本典夫でございます。 まず、学校給食費保護者負担全額補助するか、幾らかでも軽減していただきたいので提言いたします。 幼稚園、小学校、中学校の児童・生徒の保護者の学校給食費負担軽減を目的に給食費を補助してはと思っております。それに伴って、若者の定住促進子育て支援及び市外からの転入促進など人口減少対策の観点からも、市が学校給食費、1回の負担は小学生で270円、中学生で310円と聞いておりますが、この保護者負担全額補助するか、負担軽減措置を導入してはどうですか、お尋ねいたします。 ちなみに、補助の方法は異なりますけれども、広島県の神石高原町や井原市との友好親善都市である栃木県大田原市では実施をしているところであります。 また、最近の新聞報道によりますと、備前市がこの4月1日から市内公立小・中学校の児童・生徒の給食費と教材費を無償化することを決めたようであります。岡山県内では初の実施になります。これらの自治体の補助内容を参考にして、本市でも補助を実施してはどうでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) おはようございます。 それでは、20番 森本議員さんのご質問にお答えいたします。 学校給食費保護者負担全額補助、または負担軽減をしてはどうかとのご質問でございますが、学校給食法では、給食に係る経費の負担区分を施設、設備は設置者の負担、それ以外の給食材料費及び光熱水費等は保護者の負担とする旨、定めております。 現在、友好親善都市である栃木県大田原市や広島県神石高原町を初め、日本全国で55市町村が子育て支援定住促進を目的に給食費保護者負担全額補助を実施されていますが、岡山県下で実施している市町村はございません。 本市では、学校給食法に定められている保護者負担区分のうち、光熱水費燃料費等を含めた約1億3,500万円を市で負担し、給食材料費のみを保護者に負担いただいております。法の本旨にのっとり、応分の負担をいただくことが本来の姿であると考えます。 仮に、現在保護者の皆さんに負担いただいている給食費を全額補助で賄った場合は、さらに約2億円の財源が必要となります。このようなことから、ご提案の給食費の全額補助、または負担軽減措置の実施については困難と考えます。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 全国的に全額補助が、先ほど教育長からも話がありましたが、55自治体が全額補助してるということであります。また、一部補助が362自治体あるという報道がされております。先ほど紹介しました神石高原町や大田原市の補助制度の内容を、備前市も先ほど言いましたけれども、補助制度の内容はどのようなものでしょうか、自治体にお尋ねしておられればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 神石高原町と大田原市の制度内容を確認しているかというご質問でございますが、直接その市町村に確認はとっておりませんが、ホームページ等で確認いたします内容ですと、神石高原町におきましては、定住促進の観点から、小学校と中学校の給食費の実質無料化を行っているということでございます。それから、大田原市につきましては、これにつきましては食育と定住促進を含めた政策として実施をされているようでございます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 神石高原町、ご紹介ありましたけれども、大田原市では平成22年、最初は月額100円補助していたようであります。それから始まって300円に、それから平成23年に月額2,000円に、それから24年10月からは全額補助ということになっているようであります。それから、備前市については、新聞報道によりますと、給食費と教材費全てを全額補助ということで、大変先進的なとこだなというふうに思います。 このように、それぞれのところが、先ほども次長のほうから話がありましたが、定住促進というのがやはり出てくるわけですね。井原市も人口減少状態を少しでも和らげようというような方針でいろいろ計画をされておりますけれども、この神石高原町、大田原市、備前市については、先ほども言いましたように、定住促進のためにというような実施の理由もあるわけでありまして、井原市が本当に人口減少対策の一つとしてやろうと思えば、全額負担すれば2億円だというふうなことでありますけれども、そういう中で困難だと考えますという教育長の話でありましたけれども、先ほども言いましたように、人口減少を少しでも和らげるということの観点から、やはり全額負担は無理でも、先ほど一番最初に言いましたように、一部負担をしてはどうかというふうなことも思うわけでありまして、例えば先般の質疑の中で、給食のお米については全て地元の米を使っているというような話がありました。全国的には、一部補助についてはお米の部分だけでも補助しようということで補助している自治体もあるようでありますので、そういう意味では全額で2億円ということでありますけれども、お米の部分だけでも補助すれば、大体どのくらいかかると見積もりされておられます。もし、それがわかればお尋ねしたいと思います。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) お米の部分だけでどのくらいになるかというご質問でございますが、お米だけは出ておりませんで、持ち合わせておりませんで、御飯とパンと麺類、これ主食でございますが、この主食の27年度の幼稚園、小学校、中学校、それから保存食とかセンター食も全部含めましての数字でございますが、主食に対する費用が3,561万円程度かかってございます。 以上です。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 全額で2億円はちょっと今のとこ困難だということでありますので、先ほど言いましたように、御飯だけでなくて主食で3,561万円ということでありますので、教育長、これだけでも補助するというような方針を出していただいて、保護者負担を軽減すると同時に、たびたび言いますけれども、定住促進の観点からやったらどうかというふうに思いますが、その点、全くそういう考えはございませんか。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) 今の主食の部分だけでもというご意見でございましたが、今のところそういった考えもございませんので、ご理解いただけたらと思います。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。
    ◆20番(森本典夫君) 市長にお尋ねします。 全国的に、ほかのところの自治体を見ても、定住促進のためにというのがどことも全国的に人口減ってますから、そういう意味では定住促進のためにそういう手を打ったんだというふうなことで補助を始めたところがほとんどなわけで、そういう意味では井原市としてそういうことは一つでもそれを実施することによって、定住が進むんだというふうな観点からしまして、こういうことは全く受け入れられませんか。今の教育長の答弁では、全くそんなことは考えてないという話なんで、そこらあたりの観点をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) このたび、給食費の無償化ということでのご質問、ご提言であろうと思っておりまして、そうした中で、そのことが定住促進につながるということのご質問でございます。 まさに、さまざまな子育て環境ということが一つの定住促進のキーワードになっとるのは間違いないことでございます。そうした中、井原市においては保育園の保育料の軽減措置を初めといたしまして、中学生までの医療費の無料化、幼稚園や保育園の複数入園者には2人目以降の保育料無料にするなど、子育て家庭に対して数々の経済的支援も行っておるところでございます。先ほどの試算の中では、1億三千数百万円、今給食費について負担をしておるわけでございますが、さらに無償化にすれば2億円になるというような試算もしておるようでございます。大変2億円という額というのは非常に大きな額になろうと思っておりまして、再三再四、お話をさせていただいておりますけれども、井原市においても、合併から10年を越えて交付税の算定がえということで、大変厳しい現状、現実があるわけでございまして、限られた予算をいかに優先度を持って予算をつくっていくか、これが非常に厳しい現実にもう年々なっておる状況もございます。そうした中を、やはり子育て支援定住促進というのは重要な施策でございますんで、さまざまな観点から検討はしていかなければならないと思っておりますけれども、今の現実、現状では今給食費については教育長の答弁のとおりということで、私も認識をいたしておるところでございます。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 厳しいことを言いますと、本当に井原市が定住促進を考えて、打つ手を全て打つという気持ちになっているかどうかというところにちょっと疑念を感じるところであります。補助の一部をという話をしましたが、大田原市の例を取り上げました。紹介しましたが、最初は100円から補助してるんですね。それから、それが300円になり、2,000円になり、24年10月からは全額補助ということになっておりますので、そういう意味では大田原市に倣って、一部補助を考えるというぐらいの姿勢が求められるというふうに思うんですが、そういうことも全く考えられませんか、教育長。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) 段階的に今の補助をしているという話でございましたが、現在のところ、先ほど申しましたように、そういった考えもございませんので、その辺あたりはご理解いただけたらと思います。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 残念ですね。定住促進定住促進と言いながら、その一つの方法だと思います、これは。全国的な補助を実施しているところの補助をする理由が定住促進のために、また保護者の当然ですが、負担軽減のためにということで実施をしているわけで、そういう意味で井原市にその一つの方法を提言しているわけですね。その提言を100%却下ですわ。こういう状態で、本当に定住促進を願っているのかどうなのか疑わしいです。先ほど言いましたように、大田原市のような段階的に補助してるというところがありますので、現時点では全く考えてないということでありますが、今後ぜひ検討していただいて、段階的に例えば半額とか3分の1とかというふうなことをやったらどうかというふうに思うんですが、最終的に決断は市長にあると思うんで、その点厳しいことも言いましたけれども、どうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 先ほど答弁させていただいたとおりでございます。定住促進においては、さまざまな事業、施策を展開していかなければならないということは私も重々承知をいたしておるわけでございます。ただ、その給食費だけでということになれば、私はいかがなものかなと思っておりまして、いずれにいたしましても、これからさまざまな定住促進については自治体がいろんな施策を限られた予算でございますけれども、それをいかに有効に活用していくかということがやはり一番必要であろうと思っております。そうした提言も踏まえて、これからいろんな世の動きもございましょうから、そうしたこともしっかり注視しながら、また教育委員会のほうでも現場のニーズをしっかりと捉まえて研究もしてもらえると思っておりまして、そうしたことを踏まえて我々もいろんな施策を考えていかなければならないと思っておるところであります。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) しつこいようですが、定住促進の具体的な一つの例を挙げましたので、ぜひ今後とも全額負担というのは2億円ですから、なかなか大変だろうというふうに私も思います。したがって、徐々にでも補助していただくという方向で、今後しっかり研究していただきたいということをお願いをいたしまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 2件目であります。 双子以上の妊婦に対する妊婦一般健康診査受診券交付枚数をふやすことについてお尋ねいたします。 平成27年12月定例会におけるこの件に関する私の質問に、市長は受診券を追加し、交付することにつきましては、今後日本産科婦人科学会報告事例近隣市町村の動向を見ながら研究してまいりたいとお答えになりました。質問した当時には、県内では新見市だけが通常の14枚に2枚追加していました。その後、高梁市が実施し、通常の14枚に5枚追加しているようであります。また、その後明らかになりましたが、町段階になりますが、美咲町で今年度平成28年度5月から14枚に2枚追加しているところであります。 前回の質問時、研究したいとのことでしたが、その後どう研究されたのか。また、新見市に次いで高梁市や美咲町が追加助成したことを市としてはどう見ておられますか。これらの状況を踏まえ、本市でも安心してお産できる環境づくり、また若者の定住促進子育て支援及び市外からの転入促進など人口減少対策の観点から、早急に受診券の追加交付を実施してはどうでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 皆さんおはようございます。 次に、多胎妊婦に対して、妊婦一般健康診査受診券交付枚数をふやすことについてのご質問でございます。 まず、その後の調査研究内容についてでありますが、多胎妊娠は流産や早産になりやすいこと、また妊娠高血圧症候群になりやすいなど、さまざまな注意点がありますが、日本産科婦人科学会の報告等では、多胎妊婦の健診に関しての新たな知見は特にございませんでした。 高梁市が平成28年度から実施されている多胎妊婦に対しての助成制度は、健康診査券を追加で交付するものではなく、追加受診分を5回分まで償還対応するというものでありまして、この制度の導入理由は平成25年12月に高梁市内の産婦人科が分娩を休止されたことに伴い、妊娠出産体制アンケートを実施した際、妊婦からの要望があったことにより、実施されたと聞き及んでおります。 新見市に次いで、高梁市が追加助成したことをどう見ているかとのお尋ねですが、これにつきましては、子育て支援環境づくりの観点から導入されたのではないかと思っております。 そうした中、本市の状況を申し上げますと、平成27年に母子健康手帳を交付した妊婦で、転入転出と途中流産された方、多胎妊婦を除いた179人の一般健康診査券使用状況は、平均で11.5枚でありました。一方、多胎妊婦の出産は3件あり、健康診査券のそれぞれの使用状況は10枚、11枚、12枚で、平均使用枚数は11.0枚となっており、多胎、単胎ともほぼ同じ使用状況でありました。 また、平成23年から27年の直近5年の平均使用枚数は、単胎妊婦が11.6枚、多胎妊婦が10.4枚となっており、多胎妊婦使用枚数のほうが少ない状況となっております。この原因といたしましては、正期産と呼ばれる37週から42週未満の出産より1週から4週早目のお産になるためではないかと見ております。 こうしたことから、現状では現在の交付枚数で十分に対応できていると思われるため、現時点では交付枚数をふやすことは考えておりませんので、ご理解を賜りたいと存じます。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 高梁市で実施をした理由の中で、妊婦の方にアンケートをとったという話が今市長からありましたが、井原市は妊婦の方にこの券を発行するについて、アンケートなどをとるつもりはございますか。そうすることによって、妊婦の気持ちが把握できるということになりまして、今数字的なことを言われました大体11回から12回ということで、14回出してれば十分だというふうなことだろうと思いますが、そういう意味では、アンケートをとれば、また違った角度からの情報が入るのではないかというふうに思うんですが、その点、アンケートをするということは考えておられませんか。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) アンケートを実施してはどうかというお尋ねでございます。 多胎妊婦さんを含めまして、届け出があった際等にそういう妊婦さんのお気持ちといいますか、お考え、これを今後聞いていきたいというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) アンケート形式でやられると、用紙を配って、それを返してもらうというような形で、具体的に気持ちを聞くというだけでなくて、アンケート用紙をもってアンケートし、そしてそれを集約して妊婦の方がどう思われてるかについてやるべきだというふうに思うんですが、その点、部長どうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) 妊婦さんのお考え、お気持ちをどのように把握するかということでございますが、そういったアンケート調査という方法も確かにございます。このあたりをどうやってご意見をお聞きするかということは検討してまいりたいと思います。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 高梁市を参考に、ぜひ実施をしていただきたいというふうに思います。 それから、双子以上の妊娠をされた方、最近で大体何人ぐらいおられるか、数はつかんでおられると思いますので、教えていただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) 双子以上のお子さんを出産された件数のお尋ねでございます。 それでは、平成23年から平成27年、5年間の数字を申し上げます。 分娩件数を申し上げます。23年の分娩件数が261件でありまして、そのうち1件が双子以上、平成24年が263件のうち1件、これが双子以上でした。それから、平成25年、240件で、こちらも1件でございました。平成26年、218件で3件でありました。平成27年、206件で3件でございます。 以上です。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 本当に1桁の下のほうというような、一年一年見てみますと、なってまいります。受診券1枚につき、予算的にはどのぐらい要るんでしょうか。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) 受診券1回当たりの費用額でございますが、まず1回目、これは健診項目が多うございまして、2万1,760円でございます。それから、2回以降が1回当たりが5,050円でございます。 以上です。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 使われなかった券についてはどうなりますか。使用されなかった、例えば14回受診できるということですが、それで11回しか使わなかったということになると、システムをちょっと僕不勉強でよく勉強してないんですけども、11回しか使われなくても14回使えるわけですが、それは何か前もって券をお渡しするのか、お渡ししないんでしたら余り関係ないけども、前もってお渡しするんだったら、それを使わなかった場合はどうなるのか、そのあたりちょっとお聞かせいただきたいと思います。システムのことですが。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) この受診券でありますが、妊娠の届け出を市のほうに健康医療課でございますが、そちらのほうに届け出された際に14枚まとめて受診券をお渡ししています。妊婦さんは、その医療機関で健診を受けられる都度、その券を医療機関に渡し、医療機関から市のほうにそれを請求が来るわけでありまして、例えば14枚、現在交付しておりますが、10枚使用されたという場合には、あとの4回分については費用負担は発生しておりません。 以上です。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 交付された本人がもう廃棄処分しとるということになるんだろうと思いますが、先ほども大体5年間の双子をお産された方の数字が明らかにされまして、多いときが3人ということでありますので、そういう意味では3人が2回オーバーすると、14回プラスの2回ということになります。1万円プラスでありますので、それが3人ということになりますと、余分に要るのが3万円という計算になるわけであります。したがって、14回プラスの新見が2回プラスということになっておりまして、高梁が5回プラスということになっておりますが、先ほど金額的なことを言いましたが、それだけの金額をプラスするだけのことで、14回がプラスの2回するとすれば、2回で16回受診できるというお産をするのに安全な予算としてはそれだけで済むわけであります。したがって、全体的なことで11回あるいは12回しか受診してないということがありますけれども、ぜひ今後アンケートなどとっていただいて、そのアンケートによって現在の14回よりはちょっとふやしてほしいというようなことがあった場合、先ほど言いましたように、予算的には本当にごくわずかであります。したがって、妊婦の方々の安心してお産ができる井原市というイメージを持っていただくためにも、ぜひ14回プラス何回かを実施していただきたいというふうに思うんです。予算的には、市の予算の本当にごく一部でありますね。そういう意味では、現在現時点で考えてないということでありますけれども、アンケートされるということでありますので、アンケートした結果に基づいて、今後はぜひ14回プラス何回かしていただきたいというふうに思うんですが、まだ今までの実績では十分だという認識だと思いますが、そこらあたり、再度市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) 市民がまさに安心して結婚、出産、また子育てができる環境整備が重要であるということは私も従来から申し述べてきたところでありますし、そのための方策として、妊婦健康診査検査項目充実、産後ケアの体制の整備、不妊、不育症対策、さらには子ども医療費助成、保育料の軽減、また28年度からは産後ケアを対策として産後ママあんしんケア事業を新たに設け、来年度はその内容をより充実していくことも考えておるところでございます。 そうした中、今回妊婦健康診査券の枚数をふやすことのご質問、ご提言でございます。先ほども申し上げましたが、今の現実現状は、11枚前後で14枚配付いたしまして十分対応ができておるということであります。しかしながら、今後妊婦さん、市民の皆さんのニーズというものはしっかりと捉まえていかなければいけないと思っております。それがアンケートの方法になるのか、どのような形でニーズを捉まえていくのか、これはまた原課のほうで検討すると思いますけれども、そうしたことを捉まえて、必要とあれば、そうしたことも今後検討していかなければならないというふうに考えておるところであります。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 妊婦の安全のために、井原市は本当に安心してお産ができる市だということで、今後検討していただきたいということをお願いして、質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 3件目です。 部落差別の解消の推進に関する法律が成立しました。市は、この法律成立をどう認識され、具体的にどうお考えなのかについて、市長や教育長のお考えをお尋ねいたします。 この法律が成立した結果、自治体で取り組むべき条文が盛り込まれました。ついては、具体的に次の3点をお尋ねいたします。 ①といたしまして、国の特別対策の終結から14年を経て、社会問題として部落問題は基本的に解決された到達点にあると言われておりますが、市長はこの点をどう思われますか。 ②といたしまして、この法律の第5条第2項では、地域の実情に応じ、部落差別を解消するため、必要な教育、啓発を行うとしていますが、市長、教育長はこの点をどう思われ、どうしようとお考えでしょうか。 ③といたしまして、この法律の第6条で、行政に義務づけられる実態調査は、旧同和地区住民を洗い出し、国民の内心を侵害し、国民の間に新たな障壁をつくり出す危険があると考えます。また、私は行政上、同和地区同和関係者という概念は消滅していると思いますが、市長はこの点をどう思われますか。また、このような中での実態調査が可能だとお考えでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、部落差別の解消の推進に関する法律に対する認識についてのお尋ねでございます。 本市では、市民の皆さんとともに長年にわたり、部落問題の解決を目指して、さまざまな取り組みを進めてまいりました。また、平成14年3月に地域改善対策事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律が失効し、全ての特別対策事業が終了した後も、一般法による人権教育、啓発事業を総合的に推進してまいりました。 その結果、本市における部落問題は基本的に解決されたものと認識いたしております。このことは、昨年11月に開催いたしました井原市人権施策審議会において、岡山地方法務局より、同和問題等についての講演をいただきましたが、審議会では部落問題は井原市にとっては過去の問題であり、既に解決しているとの認識でありました。まさに、こうした見解は私も共通した思いであります。 次に、地域の実情に応じ、必要な教育、啓発に対する考え方でございます。 先ほど申し上げましたとおり、本市における部落問題は、基本的に解決しているとの認識でございます。そうした中、現在の人権問題としては、人種、性別等、さまざまな偏見や差別、また社会問題となっている虐待やいじめ、インターネット上の人権侵害等、解決すべき多くの課題があることから、人権教育についてはくらしと人権講座を初め、PTA人権教育研修会などにより、引き続き取り組むことといたしております。 また、人権啓発については、人権啓発井原市実行委員会が主催する人権が尊重されるまちづくりの集いを中心に、人権標語、人権ポスターのコンクール、懸垂幕の掲示、その他、人権の花運動や人権スポーツふれあい教室事業等を継続的に実施することといたしております。 次に、部落差別の実態に係る調査についてでございます。 この調査につきましては、その内容がまだ示されておりませんが、国において調査内容、手法等について慎重に検討することとされていることから、今後の国、県の動向を注視しながら、情報収集に努め、市として適切に対応していきたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) ①については、基本的に解決していると考えていると、過去の問題だという認識であるということでありますので、僕もそういうふうに思っておりますので、その基本的な考え方を堅持していただきたいというふうに思います。 それから、②についても、この部落差別の問題は解決しているということでありますが、ほかに差別の問題で人種差別、性別差別、虐待というのがあるということで、そういう中でいろいろそれを解消するために頑張っていかなければならないということで、それぞれの集いの中でも標語を募集したりなどなどして、井原市も系統的にそういう啓蒙をしているということで、今のやり方で本当にいいことではないかなというふうに思っております。 それから、③については、まだ国から示されてないということでありますけれども、慎重に検討するようにということではありますけれども、この実態調査を本当にやられるのかどうなのか、国からどうこう言われてきているという問題の前に、解決しているというふうな認識なわけですから、そういう意味では、国がどういうことを言ってきたにしろ、実態調査ができるのかどうなのか、そのあたりを適切に対応するという話ですが、実際問題、実態調査ができるのかどうなのか、そのあたりはどういう認識なんでしょうか。国から具体的に言ってきてないということでありますけれども、その点をお聞かせいただきたいと思います。 それから、②について教育長のお考えもお尋ねしましたので、その点、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村宗則君) まず、実際調査ができるのかというご質問でございます。 先ほど、市長のほうからもお答えいたしましたけれども、その内容等について明らかになってない状態でございますが、法務局、県等に照会もいたしてみましたけれども、いまだ具体的に取り組み内容は示されてないという回答でございました。そういった中で、このたびの法律の中で、国の実態調査について記載がされてあるわけでございますけれども、その内容がわからないという状況であります。市としましては、その動向を見きわめて適切に対応していく、そういう思いでございます。 ○議長(上野安是君) 教育長。 ◎教育長(片山正樹君) 教育長に対してのご質問でございますが、認識としましては、先ほど市長が申したとおりで変わりございません。これからも、学校教育あるいは社会教育におきまして、さまざまな人権教育について、そういった教育啓発等、推進してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) ③でありますが、部長からもお答えがありましたけれども、国から実態調査についての具体的な調査方法等々については、今の情報ではいつごろ国から出されるような感じでしょうか。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村宗則君) 今後の動向といいますか、予定でございますが、現在のところ一切連絡等もいただいておりませんし、情報もいただいておりません。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 実態調査で、先ほども言いましたけれども、同和地区住民を洗い出したり、国民の内心を侵害したり、国民の間に新たな障壁をつくり出すという懸念が多分にあるわけでありまして、そういう意味ではそういう実態調査になる可能性だって、こういう法律をつくった目的がそこらにもあるわけでありますので、そういう意味ではそういうことをやりなさいということで、国から言ってくる可能性もありますが、可能性の話でお答えをいただいても申しわけないんだけども、市長、そのあたりで具体的に言いましたようなことに対して、そんな調査はできないということなのかどうなのか、そのあたり見解をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 市長。 ◎市長(瀧本豊文君) この法律、第6条を見てみますと、国は部落差別の解消に関する施策の実施に資するため、地方公共団体の協力を得て、部落差別の実態に係る調査を行うものとするということがこのたびの法律で示されておりますけれども、その内容だけで、我々も具体的にほいじゃどのようなことをしていかなければならないということが先ほどからの答弁のとおり、一切示されておりません。そうした状況で、今後国から、また県のほうからそうした情報収集、我々も入れながら、実態調査をどのような形で取り組むかということを示されないと、本当に私自身も今コメントのしようがございません。議員さんも懸念されるとおり、私も非常にこれは難しい問題ではないかなということは認識いたしております。ですが、今の段階ではこの法律の今の内容が示されておるだけで、具体的な部分は一切示されてないわけでございまして、そうしたことを示された段階で、我々も検討していかなければならないというふうに考えております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 国から具体的に示された段階で、井原のそういう団体とお話をされて、どういうふうに進めるのか、進めないのか、そういうことをその団体とお話をしていただきたいというふうに思うんですが、その点、示された段階での考え方ですが、どうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村宗則君) 示された段階での対応についてであります。 まず、その前にこの調査についてですが、附帯決議の中で、国はこの実態調査を実施するに当たっては、新たな差別を生むことがないよう留意しつつ、その内容、手法について慎重に検討するとされております。そういった中で、今ご心配いただいているようなことが果たしてあるのかという気持ちも持ってるところではございますけれども、もう示された内容によって、当然必要があれば関係者のご意見をいただくといいますか、人権施策審議会等会議もあります。そういったところへの検討をいただくようなことになるのかどうか、そのときそのときに適切に対応していきたいというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 審議会等へ諮って、いろいろ意見を聞くというのも当然一つの方法だと思いますし、井原市にそれにかかわる団体があるわけでありますので、そういう意味ではそことも具体的に話をされるつもりがあるのかどうなのかをお尋ねしましたので、その点をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村宗則君) 必要に応じて対応してまいりたいと思っております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) るるいろいろ述べましたけれども、ぜひ慎重に対応していただいて、問題が起きないようなことで頑張っていただきたいというふうに思います。 これでこの質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 4件目です。 市役所本庁舎周辺の植栽の管理を徹底することについてお尋ねいたします。 市役所本庁舎は、何といっても井原市の顔であります。その顔である庁舎の周りの植栽が見るにたえない箇所もあります。手入れを専門家にお願いするなどして、管理を徹底すべきではないでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、市役所本庁舎周辺の植栽の管理についてのご質問でございます。 庁舎周辺の植栽の管理状況でございますが、本庁舎正面駐車場や駐輪場付近の植栽は、年1回、シルバー人材センターに剪定等を委託しております。南第1駐車場及び西駐車場付近については、雑草等の成長の状況を見ながら、年二、三回程度、職員によって除草を行っております。 ご指摘のありました本庁舎北側に設置しております植栽ブロックについては、昨年末に枯れておりました植栽を除去しております。また、本庁舎西側の植栽ゾーンについては、一部枯れている部分もありますが、定期的に雑草の除去や水やりなど管理を行っており、決して見るにたえない状況であるとは思っておりません。 植栽の管理を専門家にお願いしてはどうかというご提案でございますが、植栽の管理については専門家にお願いすることは考えておりません。今後、必要な時期に補植などを行うことにより、本庁舎付近の美化に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) それぞれのところについて、こういうことでやっておるということでありますけれども、実際に本庁舎ができまして以後、こういう形で見るにたえないところはないというふうなことでありますけれども、専門家の話を僕が直接聞きましたけれども、見るにたえないという表現もされました。実際問題として、先ほど言われましたように、シルバーさん、それから職員の方々で雑草を取っているようなことだけでは今のような状態が生まれとるわけでありますので、そういう意味ではプロにお願いして管理をすると、金も要ることですが、そういうふうなことをすることによって、今のような状態は防げるというふうに思うわけですね。ですから、シルバーさんとか職員の方々の管理だけでは、結局今のような状況が生まれる可能性が今後もあるということでありますので、改めてその点、それは結構、今後やっていけるんだというふうなことなのか、プロに頼むべきだというふうに私は思いますが、そのあたり、市長どう思われますか。 ○議長(上野安是君) 総務部長。 ◎総務部長(佐藤文則君) プロに任せてはというご質問でございます。 やはり、お金をかければそれなりにきれいに維持できるということは私たちもそう理解しておるところでございますが、経常経費、そういったものをできるだけ抑えていく、そういった中で、できるだけ職員でできること、そういったことは職員で対応してまいりたいと思っております。そういった中で、いい季節が来たら、今確かに一部枯れてるとこがございますので、そういったところは職員の手により、植栽をし、あくまで業務委託と、業者へ委託するということは現時点では考えておりません。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 考え方はよくわかりましたけれども、現実に今のやり方ではいろいろ問題が起きているわけで、先ほど言いましたように、そういうことを専門にやっている方々から、ちょっと見るにたえんなあというふうな声が出てるわけですので、そういう意味では今までのようなやり方で今後もやられるということでありますが、それはそれでいくんでしたら、今後そういう声が出ないような管理をしていただきたいというふうに思いますので、そういう意味ではシルバーさん、それから職員の方々、大変でしょうが、先ほども言いましたように、庁舎は井原市の顔であります。その顔がちょっと汚れてるという状況でありますので、そういうことのないように、絶えずきれいな顔で市内外の方々に見ていただくというふうな環境づくりをしていっていただきたいということをお願いをいたしまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 5件目です。 ごみ収集車の火災事故に対する市の対応についてお尋ねいたします。 先般、ごみ収集車が火災事故を起こしました。被害は軽かったようですが、大きな事故の発生が大変危惧されるところであり、二度とこのような事故が起きないようにごみを出される住民の方々に対して、何らかの手を打つ必要があると思います。市としては、この事故をどう認識し、ごみ収集車が火災事故を起こさないために、今後住民の方々にどのような働きかけをしますか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、ごみ収集車の火災事故に対する市の対応についてのご質問であります。 本年1月11日に、下出部地内で燃やさないごみの収集作業中、パッカー車の荷台から煙が出る事故が発生いたしました。ごみ収集業者から、事故発生時の状況について説明を受けたところ、回収に当たってはごみ袋の状態で目視による確認はしているが、全てのごみをチェックすることは時間的にも困難であり、危険物の確認はできなかったということであります。ただ、特定はできないものの、混入したスプレー缶やカセットガスボンベに残っていたガスへの引火が原因ではないかとの報告を受けております。 また、燃やさないごみの収集ということで、他に燃えるものは少なかったこともあり、煙が出るにとどまり、収集作業員にけがはなく、車両も修繕の必要はなかったと聞いております。しかしながら、危険な状況であったことに変わりはなく、重大なことと受けとめております。ごみを出す際の処理につきましては、ごみの正しい分け方・出し方ガイドや市広報で火災の原因となる使用済みスプレー缶などの処分方法について、使い切った上でガスを抜き、資源ごみで出していただくようお知らせしているところであります。 また、今回の事故を受け、市ホームページへ新たに使用済みスプレー缶などの処理方法について特化した記事を掲載したところであります。いずれにいたしましても、市民の皆様にごみの正しい出し方について、再認識していただくため、引き続き市広報、ホームページ及び出前講座等で注意を呼びかけ、一層のご理解とご協力をお願いしてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 11時10分まで休憩といたします。              午前11時1分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前11時10分 再開 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。──森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) お答えでは、事故の後、いろいろな手を打ってくださっているということでありますので、今後そういうことがないだろうというふうに思いますが、定期的に広報などでこういうことがないように周知徹底していただきたいということをお願いをいたしまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 6件目です。 市が設置している公園の和式トイレを洋式トイレに変更することについてお尋ねいたします。 市が設置している公園で、和式トイレしかない箇所では、足などにけがをしている方や足が弱っている方にとっては非常に利用しにくく、足腰に大変負担がかかるという声を聞きます。市内の公園で、和式トイレしかない箇所は洋式トイレに変更してはどうですか。特に、立戸公園には和式トイレが2基あるので、せめて1基だけでも洋式トイレにという声を聞きます。この際、市内の公園のトイレの状況を把握していただき、和式トイレしかない箇所は洋式トイレに変更するなどの方法を講じていただけませんか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、市が設置している公園の和式トイレを洋式トイレに変更してはとのご質問でございます。 現在、市が設置している公園でトイレのある公園は63公園でございます。このうち、洋式トイレのある公園は13公園、和式トイレのみの公園は50公園となります。和式トイレしかない公園は、洋式トイレに変更してはどうかとのことですが、公園に設置しておりますトイレは建物の構造上、洋式トイレを設置するに足りる広さがないこと、また衛生面から公衆用トイレの洋式便座に直接触れたくないという意見もお聞きしていることから、現状でのご利用をお願いしたいと考えております。 なお、足腰に不安を抱える方への対策としまして、和式トイレの建物の状況を確認しながら、手すりを設置してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 和式トイレだけというのが63カ所中50カ所ということでありまして、かなりの部分あるわけですが、洋式にするスペースがないということが結論だろうと思いますけれども、そういう中で、手すりをまずつけていきたいということでありますが、50カ所の中で全て手すりをつけるということになるのか、そういう具体的なお考えがどうなのか、ちょっとそのあたりをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 手すりをつける方針についてのお尋ねでございます。 現在、手すりのあります和式トイレにつきましては、立戸公園を含め、11公園に13基つけてございます。新たな手すりの設置につきましては、本年度は向町公園の和式トイレに手すりを設置したところでございますけれども、建物の構造等の状況を確認しながら、順次設置してまいりたいと考えておるところでございます。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 順次ということでありますが、全体を確認していただいて、まずここからやっていかなければならないというような急ぐとことかというような順位は決めておられて、まずここからというようなのがありましたら教えていただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) まずこの公園からというふうな具体的な名称での順位というのは持ち合わせておりません。しかしながら、やはり利用状況、例えばお年寄りの方のご利用が多いであるとか、そういったところについてはやはりできるだけ早く取りつけるべきだろうと考えております。
    ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 部長が言われましたように、利用状況で特に高齢者の方が利用されるところについては、できるだけ早くということでありますので、実態調査はよくしていただいて、50カ所もあるわけですから、順次といいましても、一気にということにはならないと思いますが、年次計画で来年度から何年ぐらいでそれをしていこうというようなおつもりがありますか。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 現時点では、具体的な終了年次というのは設けておりません。状況を確認しながら、順次対応してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 全体の利用状況を見ていただいて、できるだけ早くそれぞれのところへ手すりをつけていただければ、最初言いましたように、利用者が困らずに済むということになりますので、ぜひできるだけ早く設置をしていただきたいということをお願いをいたしまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 7件目であります。 美術館の常設展の写真撮影を許可することについて、教育長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 独立行政法人国立美術館が所管する美術館では、現在フラッシュなど光を発するものや三脚等の使用は禁止、またほかの観覧者への配慮が必要な場合や所蔵品以外を展示する企画展では、原則として撮影禁止のようであります。しかし、各館の所蔵作品を展示する常設展では、写真撮影を許可している美術館が徐々にふえておるようであります。美術館でも、所蔵品に親しんでもらい、入館者増を期待し、まずは常設展に限って写真撮影を許可してはどうでしょうか、お尋ねいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) 続きまして、田中美術館の常設展で写真撮影を許可したらどうかというご質問にお答えいたします。 田中美術館では、展示作品の保護や著作権の保護、静かな展示環境の確保を目的に常設展、特別展といった展示内容にかかわらず、館内の写真撮影をご遠慮いただいております。一番の理由としましては、著作権の保護でございます。著作権の保護期間につきましては、法律で作者の死後50年と定められていますが、田中美術館の収蔵品の大部分を占める平櫛田中先生の著作権は2030年12月末まで保護されておりますことから、常設展で展示しているほとんどの作品が著作権者の許可なく撮影できないこととなっております。 また、落ちついて静かな環境で作品を鑑賞したいという来館者もおられるため、話し声だけでなく、シャッター音やフラッシュによる乱反射等も鑑賞者の妨げとなることから、撮影は望ましくないと考えますので、田中美術館では現行どおり、館内の作品は撮影禁止とさせていただきたいと存じます。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 著作権の関係で、田中先生の著作権が消滅するのは2030年12月ということでありますので、それ以後になるということになると思いますが、全国的な傾向として、各美術館で条件が許せば写真撮影オーケーというような流れになっております。井原市の場合は30年ということでありますので、30年12月ですから、2031年からということになると思いますが、全体の情勢も見ていきながら、そういうことが可能になった時点で、また改めて検討していただくということになるんでしょうが、今そういう流れの中でありますので、そういうことに対して一石を投じるという意味で質問させていただきましたので、今後いろいろ考えていただきたいということをお願いをいたしまして、この質問は終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、20番 森本典夫君。              〔20番 森本典夫君登壇〕 ◆20番(森本典夫君) 最後の質問、8件目であります。 経ヶ丸グリーンパーク遊歩道の整備についてお尋ねいたします。 経ヶ丸グリーンパークが建設された当時、笹賀町から経ヶ丸グリーンパークへ通じる遊歩道が設置されました。当初は、関係住民の方々が遊歩道の管理をされていたようです。しかし、年数が経過し、今では管理されていた方々も高齢になり、管理がままならなくなっており、遊歩道の体をなしていないというのが実情であります。今でも、時々市外から来られた観光客が看板を見て、ここは上がれるんですかと尋ねられることもあるそうです。この遊歩道を市において新たに整備をするか、それがかなわなければ地域の方とよく相談して、遊歩道という看板を撤去してはどうですか、市の方針をお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、経ヶ丸グリーンパーク遊歩道の整備についてのご質問でございます。 この遊歩道は、昭和55年の経ヶ丸グリーンパーク開設当時に笹賀町から経ヶ丸へ通じる里道や作業道に案内看板を設置し、遊歩道として位置づけたものであり、草刈りなど道の管理は当時から利用する地域の方によって行われております。経ヶ丸への遊歩道は4路線あり、川附地区に2路線、銅、鯨地区にそれぞれ1路線あり、川附地区では現在も春と秋の年2回管理されております。また、銅、鯨地区では、28年度管理を再開したとお聞きしております。現在、経ヶ丸グリーンパークの指定管理者から、遊歩道としての利用実態がないと聞いており、案内看板の撤去につきましては、地元と協議した上で、対応を決定していきたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 一部、管理をし始めたという話が今答弁でありましたけれども、これも上まで上がれるという状況になるような管理なのかどうなのか、そこらあたりは入り口だけ草刈りするとかというような状況なのかどうなのか、そのあたり詳しくお聞かせいただいて、今のご答弁では今後地元と相談しながらということでありますが、そこらあたり全体的なことではどうなるのか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 川附地区からの遊歩道といいますか、その道路の整備につきましては、年2回これまでもずっと草刈りのほうをやっていただいてるようでございます。銅、鯨地区につきましては、28年度管理を再開したというふうにお伺いしておるんですけれども、その管理の実態がどのような状態なのかということまではちょっと把握できておりません。申しわけございません。 それから、今後の方向性でございますけれども、先ほど市長の答弁にもございましたように、遊歩道としての利用実態が認められない、ただし地元の方々が山仕事等で使われることはあるように聞いておりますので、遊歩道の看板は外してもよいのではないかというふうに考えておるところでございますが、こちらのほうにつきましても、地元のほうと十分に協議した上で決定してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 森本典夫君。 ◆20番(森本典夫君) 地元とよく相談してということでありますけれども、そうしていただいて、立派な看板があるんですね。大変惜しいですが、撤去4カ所するとなれば残念なことだと思いますが、管理がなかなか行き届かないということになれば、これも仕方がないことかなあと思います。地元の方とよく相談していただいて、いい方向性を見出していただきたいことをお願いをいたしまして、全ての質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(上野安是君) 次に、2番 河合謙治君。              〔2番 河合謙治君登壇〕 ◆2番(河合謙治君) 2番 河合謙治です。通告に従い、2項目について質問させていただきます。 まずは、1項目めとして、特別養護老人ホームについて、先日岡山県の独自調査で、県内の特別養護老人ホームに入所を申し込んでいるが、入所できていない待機者は平成28年6月現在、9,705人で、平成25年10月の前回調査、1万5,769人に比べ、6,064人、38.5%減ったことがわかりました。県は要因として、介護保険法改正により、平成27年度から入所要件が原則要介護3以上に限定され、新規申込者が減ったと見られることや、有料老人ホーム、サービスつき高齢者住宅などを含めた施設の増加を挙げています。 そこで、次の2点についてお伺いします。 ①として、井原市における現在の入所可能人員と待機者の数について、②として井原市としての今後の方針について、以上よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、2番 河合議員さんのご質問にお答えをいたします。 まず、井原市における現在の入所可能人員と待機者の数についてであります。 市内には、広域型特別養護老人ホームが5施設と地域密着型特別養護老人ホームの2施設が整備されており、その7施設の入所定員の合計は389人であり、現在満床の状態となっております。待機者は、平成28年6月末現在で250人となっており、そのうち約150人が在宅ではなく、医療機関への入院や老人保健施設、老人ホーム、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)などの介護施設に入っておられ、約100人の方が在宅で待機されておられます。 こうしたことから、平成27年度から平成29年度を計画期間とする第6期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画では、基盤整備として特定施設入居者生活介護、入居定員50人を1カ所、認知症対応型通所介護、定員10人を1カ所、小規模多機能型居宅介護、定員29人を2カ所、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、入所定員9人を2カ所計画しておりました。そうした中で、介護サービス事業者より応募のあった認知症対応型共同生活介護(グループホーム)1カ所を本年度に、来年度には特定施設入居者生活介護1カ所を整備することとなりました。 ご承知のとおり、近年重度な要介護状態になっても、住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができる地域包括ケアシステムの構築が求められており、国はそのシステムを深化、推進する方針であります。 この地域包括ケアシステムは、医療、介護、予防、住まい、生活支援を包括的に確保するもので、その一角には居宅サービスのみではなく、地域での役割を持った施設サービスも含めた地域全体のシステムであると位置づけています。 本市におきましても、その考え方に基づき、特別養護老人ホームは引き続き重度な要介護状態の方を終末期も含めた支援をする役割を担っていただき、今後は地域包括ケアシステムの要素である住まいと介護の両方を提供する認知症対応型共同生活介護(グループホーム)や在宅において中重度の方でも通い、泊まり、訪問をその人の状況に応じて複合的に提供できる小規模多機能型居宅介護などの充実を図っていきたいと考えております。 本市の基盤整備の方針でありますが、以上の状況を踏まえ、来年度第7期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を策定する際に、第6期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の計画期間中に整備に至らなかった施設を含め、検討してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) るる説明ありがとうございました。幾つか、何点かの質問をさせていただきたいと思います。 入居要件を満たしていても、入居待ち状態の施設が多いのが現状で、申し込んだ順番で入所できるのではなく、入居の緊急度が高いと判断された順に入居の運びとなります。 そこで、誰がどのように判断して入居の順番を決めているのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) 誰がどのように判断して特養への入所の順番を決めているのかというお尋ねでございます。 岡山県では、入所に関する手続及び基準等を定めることにより、入所決定過程の透明性、公平性を確保し、また施設入所の円滑な実施に資することを目的に、岡山県介護老人福祉施設等入所指針を定めておられます。 この指針に基づきまして、それぞれ各施設が入所順位の決定に係る事務を公平に処理するため、合議制の入所検討委員会を設置され、入所希望者の心身の状態、あるいは介護者の状況等、総合的に判断し、必要性が高い高齢者の方を優先に入所の決定をされておられます。 以上です。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。そういう手順で順番を決められてるということですね。 次に、先ほども言いましたけど、2015年4月の介護保険制度改正によって、ホーム自体が報酬単価の高い人を受け入れたがり、要介護3の入居者を受けたがらないホームが出てきているということですが、市内においてもこのようなことを聞いたことがあるのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) 介護報酬の単価の関係で、施設によっては要介護3の認定者の受け入れを敬遠しているのではないかというお尋ねでございます。 先ほど答弁いたしましたが、県が定めております入所指針、これに基づきまして、各施設では入所希望者の状態、介護者の状況等、総合的に判断し、受け入れているものと思っております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。井原市においては、県の方針にそってきちっと受け入れてるということで理解しました。 特養は、入居申し込みをしてすぐに入居できるわけではありません。入居難易度が高いために、申し込みをしてから半年から数年期間があると言われています。この期間に、民間の有料老人ホームやサービスつき高齢者向け住宅を利用されています。なぜ、そんなに年数がかかるのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) 特養への申し込みをして、なぜ半年から数年待機時間があるのかというお尋ねでございます。 先ほど市長が答弁いたしましたとおり、現在特養の待機者は250人おられるという状況にあること、これが長期間にわたって待機していただいてる直接の原因であろうかと思います。ただ、この250人の待機者の中には、在宅で待機されてる方が100人おられます。在宅で介護をされるというのは、本当に大変だろうと思っております。そういう方に対しましては、小規模多機能型居宅介護、あるいは訪問介護など多様な居宅のサービスをうまく組み合わせて利用していただき、介護をされている方にとって少しでも負担軽減にしていただければというふうに思ってます。 また、市では在宅で介護している方を対象とした介護技術教室、また同様に介護をしている方同士の交流会なども開催しております。お困りのことがございましたら、お気軽に介護保険課、また両支所のほうにご相談をいただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 ということは、待機の関係上が問題であって、特養に入居するまでのシステム的な問題というのは現状ではないと、それぐらい時間かかるよという理解でいいでしょうか。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) はい、そのとおりでございます。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。その辺は待機者のほうが多いということで、そういう問題だということであります。 所得の低い人が利用料金を支払えないくらい高額になった場合は、救済措置として負担額を軽減する措置が制度して設けられています。具体的には、負担限度額認定、特定入居者介護サービス費や高額介護サービス制度、高額医療・高額介護合算制度の制度について、簡単でいいですんで、どういうもんなのか、どういうのがあるのかということをちょっと教えていただければと思います。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) 3つの負担を軽減する制度についての説明でございます。 まず、負担限度額でございますが、負担限度額認定を受けますと、特別養護老人ホームや短期入所──ショートステイでございますが──の入所費用のうち、保険給付の対象外となっている食費や居住費について補足給付が受けられるものであります。例えば、市民税非課税世帯で老齢福祉年金を受給している方の1日の食費の基準費用額は1,380円でございます。負担限度額が300円に設定しておりますので、その差額1,080円は介護保険から補足給付をいたします。 次に、高額介護サービス制度でございます。介護サービスを利用したときの自己負担額が一定の額を超えたときに、その超えた部分が払い戻しをされる制度でございます。例えば、市民税非課税世帯で老齢福祉年金を受給している方の1カ月の自己負担額は月額1万5,000円でありますので、この限度額を超えた場合に超えた額が払い戻しをされます。 次に、高額医療合算介護サービス制度であります。これは、介護保険と医療保険の両方の自己負担額が一定の額を超えたときに、その超えた部分が払い戻しされます。例えば、市民税非課税世帯で70歳未満の方の1年間の自己負担限度額は34万円でありますので、その超えた部分が払い戻しされます。いずれの制度も、この介護保険制度、大変複雑な制度設計となっております。お気軽に担当課のほうにご相談をいただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) ありがとうございました。 先ほど説明していただいた3つの制度、もう少し詳しく知る場合とか、申請したい場合はどのようにしたらよいのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) ただいまの3つの制度の申請でございますが、該当される方は担当課、介護保険課あるいは両支所のほうに申請をしていただきたいと思います。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。直接本庁のほうの担当課のほうに申請なり、相談をしに行けばいいという理解をしました。 次に、2015年4月の介護保険制度改正で、これまでの負担軽減を受けられていた人が受けられなくなるという事態が発生しています。どのようなケースなのか、簡単でいいんで、説明していただけますか。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) 介護保険の制度改正で、これまで負担軽減を受けていた方が受けられなくなったのはどういったケースなのかというお尋ねでございます。 これは、平成26年に介護保険法の改正がございまして、改正前は所得のみを判定基準とし、市民税非課税世帯の方が対象となっていました。改正後の平成27年8月からは、特別養護老人ホームなどに入所する際に、配偶者がおられ、その配偶者の方と世帯分離をされていても、配偶者が市民税が課税されている場合、また本人と配偶者の方の預貯金等の資産が一定額以上である場合には対象外となったためでございます。 以上です。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 先ほどから聞いてますと、高額の場合とか、今聞きました負担軽減が受けられないというような事態の説明はいただいたんですけど、この辺を何かまとめられたパンフレット等とか、井原市のほうで出されているものがあれば紹介していただきたいんですけど。 ○議長(上野安是君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長山田正人君) 介護保険制度をお知らせするようなものがあるのかというお尋ねでございます。それぞれパンフレット、チラシ等は作成しておりますが、市では児童、高齢者、障害者福祉など本市の福祉施策全般を紹介した福祉のしおり、こういうものでございますが、こういうものをつくっております。この福祉のしおりは、制度改正等があるため、3年ごとに改訂しておりまして、本年度、その改訂版を作成し、昨年の12月、全戸に配布をさせていただいておりますので、参考にしていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。そしたら、そのパンフレットを見れば、ある程度の詳細なことは書いてあるという理解をしました。 特別養護老人ホームが多くの人に人気があるという理由の一つが、初期費用がかからないというのが大きなメリットです。また、毎月の費用についても、ほぼ全てに介護保険が適用されることで安価に済むことです。よって、所得の低い人が利用するのに、できる限り待機者ゼロを目指して、施設の充実を図ってもらいたいことを希望いたします。 以上をもちましてこの件についての質問を終わらせていただきます。 ○議長(上野安是君) 引き続き、2番 河合謙治君。              〔2番 河合謙治君登壇〕 ◆2番(河合謙治君) 続いて、2項目めとして、防災重点ため池について。 平成23年の東日本大震災で、福島県のため池の堤防が崩れ、集落に水が流れ込む被害があったことを受けて、農林水産省の指示で全国一斉にため池の調査が行われました。岡山県では、平成25年度から27年度にかけ、市町が独自に選定している防災重点ため池と、それ以外の受益面積0.5ヘクタール以上のため池5,921カ所の計6,150カ所を対象としています。 この調査は、対象のため池がない新庄村、西粟倉村を除く25市町の担当者が目視でひび割れや漏水の有無などを調べ、文献や資料などでも確認しています。 調査の結果、防災重点ため池がある22市町のうち、専門機関などによる詳細調査が必要な箇所は20市町で見つかっており、井原市においては防災重点箇所7カ所、詳細調査が必要な箇所は5カ所でした。 そこで、次の2点についてお伺いいたします。 ①として、井原市内の総ため池数について、②として防災重点箇所7カ所、詳細調査が必要な箇所5カ所について、以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、防災重点ため池についてのご質問でございます。 近年、ゲリラ豪雨や大規模地震等の自然災害が頻繁に発生しており、大規模な災害発生が憂慮されるところであり、本市においても、防災、減災対策の推進に努力しているところであります。 また、井原市内の総ため池数についてのお尋ねですが、井原市内には392カ所の農業用ため池があります。 次に、防災重点ため池につきましては、岡山県では防災重点ため池の定義を堤防の高さ15メートル以上、または貯水量10万立方メートル以上で、下流1キロメートル以内に人家が存在するため池と定めており、本市で該当するため池は西江原町、野上町地内の明治池、西江原町地内の大池と機旋院池、大江町内の相原池、門田町地内の地面池、芳井町地内の天神山池と大正池の7カ所となっております。 また、近年の自然災害により、多くのため池が被災して被害が発生していることを踏まえ、全国で受益面積0.5ヘクタール以上のため池の一斉点検を実施することとなり、本市では平成25年度、26年度で該当する242カ所のため池一斉点検を実施いたしました。この一斉点検では、築造された年代、堤体や洪水吐の状況などの点検項目により調査することとされており、その結果、詳細調査が必要なため池が防災重点ため池7カ所のうち、明治池、大池、相原池、地面池、天神山池の5カ所となっております。なお、一斉点検の結果、防災重点ため池5カ所以外にも32カ所が詳細調査が必要なため池となりました。これを受け、岡山県が定めたため池調査要領書に基づき、詳細調査を行った結果、いずれのため池も差し迫った危険性はないものと判断しております。 今後も、ため池に対する防災、減災対策に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) ありがとうございました。 幾つか質問させていただきます。 岡山県から該当する市町に対し、できるだけ早く再調査するよう求められていると思いますが、先ほど市長が答弁していただきました5カ所プラス32カ所で計37カ所が再調査結果によって再調査が必要な箇所という理解でいいでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) そのとおりでございます。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 岡山県から、住民に防災重点ため池の存在を周知するハザードマップの作成を促されていると思いますが、いつごろ作成されるのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) ハザードマップの作成時期についてのお尋ねでございます。 ため池災害ハザードマップは、豪雨や地震により、ため池が決壊した場合、迅速かつ安全に避難していただくための参考資料といたしまして、想定被害区域を地図化したものでございます。本市では、防災重点ため池の7カ所につきまして、国庫補助事業を受けて、今年度5カ所について関係水利組合や自治会等と協議を行いながら、現在作業を進めているところでございます。残りの2カ所につきましても、新年度、来年度に作成予定といたしておるところでございます。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) 平成29年度予算の中で、ため池ハザードマップ作成委託料として100万円計上されていますが、これは今部長がご回答になりました7カ所うち5カ所のハザードマップを作成するのに委託する予算内容なんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 先ほど、ハザードマップ7カ所というふうに申し上げましたけれども、このうち5カ所につきましては、今年度作業中でございます。29年度につきまして、残りの2カ所を作成するものでございます。ですから、29年度予算に計上しておりますものというのは、当然2カ所に係るものでございます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) 済いませんけど、ちょっと理解が僕のほうがおかしいんかもしれないですけど、もう5カ所は28年度予算に計上されて、もうしてると。29年度に残りの2カ所のハザードマップを作成するのに委託料が100万円計上されてるという理解で今のご答弁はいいんでしょうか。もう一度済いません、わかりやすくお願いします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 先ほどから申しておりますように、来年度の100万円は2カ所分でございます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。 再調査の結果、修繕が必要と思われる箇所に対して、どのような計画で対応されるのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 再調査といいますか、詳細調査でございますね。詳細調査が必要とされた37カ所につきましては、岡山県が定めましたため池調査要領に基づきまして、ため池管理シートによって、堤体の変形、クラック、漏水状況等の調査を行いました。結果につきましては、危険度は4段階で判定するようになっておりますけれども、37カ所のうち12カ所は最も危険度が低いという判定でございまして、残りの25カ所につきましても、その次に危険度が低いという判定になりました。ということで、現時点で早急に改修をする必要はないものというふうに判断しておりますし、今後も調査、経過観察につきましては、毎年実施してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) ということは、今の段階では緊急度を要するところがないという理解でいいと思うんですけど、平成29年度予算の中で、ため池修繕工事費として650万円の計上をされていますが、この予算内容についてお伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 午後1時まで休憩いたします。              午前11時57分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後1時   再開 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。 午前中に引き続き、一般質問を行います。──建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 先ほどお尋ねいただきました平成29年度の農林水産業費、農地費、農業施設維持費における工事請負費の中のため池修繕650万円についてのお答えでございますが、こちらにつきましては、このたびの防災上の観点からの修繕ではございません。このたびの詳細調査を受けての修繕ではございませんで、ため池の機能自身を向上させるもの、例えば斜樋を木製から機械式のものに改めるとか、そういった修繕経費でございまして、こちらについては防災上の観点からの修繕料というのは計上いたしておりません。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 河合謙治君。 ◆2番(河合謙治君) わかりました。ありがとうございます。 岡山県は、古くから農業が盛んで、ため池自体が9,720カ所と全国でも6番目に多いこともあり、詳細調査が必要な箇所は135カ所と7番目に多い県です。井原市においても、安全・安心のまちづくり政策として、早期の再調査、修繕を希望します。 以上をもちまして私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(上野安是君) 次に、4番 柳井一徳君。              〔4番 柳井一徳君登壇〕 ◆4番(柳井一徳君) 4番 柳井一徳でございます。議長に提出の通告に従いまして、質問いたします。眠い時間ですが、しばらくおつき合いをください。 今回、私は環境保全をテーマに井原市第6次総合計画後期基本計画及び第2次井原市環境基本計画に沿って質問をさせていただきます。 環境保全といいましても、範囲が広く、生活環境、自然環境、環境教育などさまざまな分野があり、身近な環境問題だけではなく、地球温暖化など地球環境にも影響が出ている世界共通の課題でもあります。そして、行政と市民が一体となっての環境保全が安全・安心な自然豊かなまちづくりに生かされなければならないと考えます。 平成17年3月に制定されました井原市環境基本条例の基本理念第3条に記載してあることは、行政のみだけでなく、市民、事業所も積極的に環境保全に協力し、健康で文化的な生活を確保するために、永年的に継続しなければならないというふうに理解しております。 井原市第6次総合計画後期基本計画が最終年を迎え、そして第2次井原市環境基本計画が策定後、1年経過いたしました。市長理念の「美しい自然と歩むまち 歴史・文化の薫るまち 井原」の実現に向けて、鋭意努力されておられます。 そこで、公共下水道事業とごみ減量化について、2点の質問をさせていただきます。 まず、公共下水道事業ですが、下水道に関しましては、平成27年6月議会で同僚議員がお尋ねしておりますが、改めてお尋ねいたします。 この事業により、河川等の水質保全や生活環境保全に努力されておりますことは、高く評価できます。そこで、まずお尋ねいたしますが、下水道の井原処理区、芳井処理区についてのそれぞれの普及率及び水洗化率、また合併処理浄化槽の普及率についてお伺いいたします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) それでは、4番 柳井議員さんのご質問にお答えをいたします。 公共下水道事業の進捗状況、普及率、水洗化率、また合併処理浄化槽の普及率についてのお尋ねであります。 現在、井原市では市民の衛生的で快適な生活環境と公共用水域の水質保全を図るため、公共下水道事業を井原処理区と芳井処理区に分け、関係住民皆様のご協力をいただきながら、計画的に整備を進めているところでございます。 まず、進捗状況でありますが、本年度の工事が予定どおり完了しますと、井原、芳井処理区とも認可区域の約90%が整備済みとなる見込みであります。このため、来年度から両処理区について、認可区域を拡大し、引き続き事業の推進を図ってまいりたいと考えております。 次に、普及率は井原、芳井両処理区の全体計画区域に占める下水道が使用可能となった区域の人口割合であります。平成27年度末現在で、全体では85.2%となっており、井原処理区では89.1%、芳井処理区では56.3%となっております。 次に、水洗化率は、下水道が使用可能となった区域内で実際に下水道へ接続してる人口割合であります。平成27年度末現在で、全体では74.4%となっており、井原処理区では76.3%、芳井処理区では52.8%となっております。 また、合併処理浄化槽の普及率については、井原市の人口から下水道が使用可能となった区域内人口を除いた割合で、平成27年度末現在、40.5%となっております。 下水道や浄化槽は、市民の日常生活に欠くことができない重要な施設であります。今後も引き続き、下水道整備、浄化槽の設置を推進し、生活環境の向上と水質保全に努めてまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。 ◆4番(柳井一徳君) ご答弁ありがとうございます。下水道、井原処理区より芳井処理区の普及率及び水洗化率、ご丁寧にお答えいただきました。 全体で85.2%の普及率ということで、井原は平均を超えておりまして89.1%、芳井が56.3%という普及率というお答えでございました。水洗化率もともに芳井処理区のほうが進捗がややおくれているように思うわけでありますが、このおくれているという点について、どのように分析をされておられるのか、お伺いいたします。 ○議長(上野安是君) 水道部長。 ◎水道部長(妹尾福登君) 芳井処理区の普及率及び水洗化率がおくれているということでのお尋ねでございます。 まず、普及率につきましては、先ほど市長がお答えしましたように、全体計画区域のうち、下水道が使用可能となった区域の人口割合でございます。井原処理区、芳井処理区ともに平成33年度を目標年次として計画的に進めているところでありますが、芳井処理区は井原処理区、昭和55年度着手に比べ、事業に着手した年度が平成17年度からと開始が遅く、全体計画区域に対して整備が進んでいないことから、開始時期のおくれが井原処理区との差となっているものと考えられます。 また、下水道の水洗化率についても、芳井処理区は平成21年度からの使用開始になっており、現在8年程度しか経過してなく、事業も推進途中であることから、下水道への接続が進まず、井原処理区との差が出ていると考えます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。
    ◆4番(柳井一徳君) お答えいただきました。 着工年度が遅くなったということが大きな要因であるというふうに理解したわけですけれども、せっかく受益者負担金を払って工事が済んだにもかかわらず、まだ水洗化ができてないということが平成21年度からの使用開始ということが遅くなってきているというので、普及率が下がってきているんだなというふうに理解しております。 今のお答えの中で出てきた認可区域と、それから全体計画区域、これがおぼろげなくはわかるんですが、ちょっと詳しく説明をいただけますでしょうか。 ○議長(上野安是君) 水道部長。 ◎水道部長(妹尾福登君) 全体計画区域と認可区域のお尋ねでございます。 全体計画区域は、最終的にどこまで事業を行おうとしているかという計画の区域でございます。認可区域とは、全体計画区域のうち、現在まで事業が終了した区域も含め、国の認可を受け、おおむね5年から7年間の間に具体的に事業を行う区域ということになります。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。 ◆4番(柳井一徳君) 最終的な計画区域というものが全体計画区域と、それからまたその中で国の認可を受けて5年から7年というふうなことをお答えいただきました。よくわかりました。 この下水道の使用可能区域で、先ほど市長のご答弁にもありました水洗化率、これが平成27年度で74.4%というお答えをいただいたんですが、この水洗化率を上げるためには今後どのようなことをお考えになっておられるのか、お尋ねをいたします。 ○議長(上野安是君) 水道部長。 ◎水道部長(妹尾福登君) 下水道の水洗化率を上げるための取り組みについてのお尋ねでございます。 下水道の水洗化率を上げるため、市広報による啓発、また未接続世帯に対し、接続についてお願いの文書を送付するなど、引き続きご理解が得れるよう努めていきたいと考えております。 また、経済的負担を軽減するための水洗便所改造資金融資あっせん及び利子補給や住宅リフォーム補助金制度の周知に努め、早期の接続につなげていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。 ◆4番(柳井一徳君) 広報や文書によって啓発をしていくということをお答えいただきました。また、資金面では改造資金や住宅リフォーム等々を利用されるよう、推薦していくということだと思います。 こういうふうに今後取り組んでいただけるということなんですけれども、合併処理浄化槽についてはどのようにお考えになっておられるでしょうか。 ○議長(上野安是君) 水道部長。 ◎水道部長(妹尾福登君) 合併処理浄化槽の普及の取り組みについてのお尋ねでございます。 合併処理浄化槽につきましても、下水道の水洗化と同様に市広報による啓発、また浄化槽設置補助金、単独浄化槽撤去補助金及び住宅リフォーム補助金制度の周知に努め、くみ取りや単独浄化槽からの転換を進めるとともに、普及率の向上に努めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。 ◆4番(柳井一徳君) 今後も水洗化と同じように、広報を通して市民の皆さんに周知していかれるということで、いろいろご答弁いただきました。 生活環境、自然環境の向上や河川などの水質保全など、今後も市民に対して水洗化への意識改革など啓発によって目標達成に近づくよう、さらなる努力を期待して、この質問を終わります。 ○議長(上野安是君) 引き続き、4番 柳井一徳君。              〔4番 柳井一徳君登壇〕 ◆4番(柳井一徳君) 2問目は、ごみ減量化についての質問でございます。 井原市第6次総合計画後期基本計画によりますと、ごみ総排出量は平成23年度で1万2,357トンでしたが、平成29年度目標の1万1,678トンに向けて、どのように推移しているのか伺います。 また、第2次井原市環境基本計画では、平成32年度の計画目標が1万1,613トンとあります。平成29年度からの3年間でわずか65トンの減量目標でしかありません。 そこで、この目標数値設定の根拠についてもお伺いをいたします。よろしくお願いします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──市長。              〔市長 瀧本豊文君登壇〕 ◎市長(瀧本豊文君) 次に、ごみの減量化についてのご質問であります。 ご承知のとおり、本市では平成21年10月から家庭ごみの有料化を実施し、一定のごみ減量効果を上げているところであります。家庭ごみ有料化前の平成20年度のごみ総排出量は1万4,077トンでありましたが、有料化後の平成23年度の1万2,357トンと比較しますと、1,720トン、率にして12.2%の減量でした。また、平成27年度の1万2,268トンと比較しますと、1,810トン、率にして12.9%の減量となっております。 お尋ねのごみの総排出量の推移についてでありますが、平成23年度以降、平成24年度1万2,341トン、平成25年度1万2,412トン、平成26年度1万2,548トン、平成27年度1万2,268トンと推移いたしております。 なお、生活系のごみの排出量は、平成24年度9,245トン、平成25年度9,142トン、平成26年度9,024トン、平成27年度8,960トンと年々減少いたしております。 次に、第2次井原市環境基本計画の目標数値設定の根拠についてのお尋ねであります。 平成28年3月策定の第2次井原市環境基本計画の目標数値につきましては、平成24年度から26年度の3年間の生活系ごみや事業系ごみの実績をもとに、平均伸び率等により、平成32年度の目標数値を1万1,613トンと設定いたしております。これに対し、第6次総合計画後期基本計画では、平成21年度から平成23年度までの3年間の生活系ごみや事業系ごみの実績をもとに、平均伸び率等により、平成29年度目標数値を1万1,678トンと設定いたしております。総排出量につきましては、平成21年度のごみの有料化により、全体のごみ量は減少傾向を続けておりましたが、平成24年度以降、微増の状況にあります。この総排出量には資源ごみも含まれており、市といたしましては、総排出量よりも、いかに資源ごみをふやし、最終的に焼却または埋め立てするごみを減少につなげることが重要であると考えており、いわゆる3Rを推進し、循環型社会の構築を目指してまいりたいと考えております。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。 ◆4番(柳井一徳君) 年度ごとに推移をしている数字を丁寧にお答えをいただきました。ありがとうございます。 今のご答弁では、ごみの総排出量に含まれる資源ごみを3Rによって再資源化するのが大切なんではないかということを力を入れるということをおっしゃられました。第2次井原市環境基本計画では、PDCAサイクルを取り入れて、環境マネジメントシステムによって進行管理を継続的に行うとされています。このことをしっかりと3R生かしていただいて、継続していただきたいなあというふうに思います。 この第2次環境基本計画の中に、3Rの推進を図って減量化を促進するとあるわけですが、3R、すなわちこれは発生抑制のリデュース、再使用のリユース、それから再利用のリサイクルの3つのRをとっておるわけですけれど、この推進とリサイクル率の関係についてお尋ねをいたします。 また、リサイクル率の状況についてもお伺いをいたします。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村宗則君) 3Rの推進とリサイクル率についてのお尋ねでございます。 まず、3Rの推進についてでございますけれども、先ほどご紹介いただきましたように、発生抑制リデュース、これにつきましては余剰に物を買わない、つくり過ぎない、食べ残しをなくすなど、いわゆるごみの減量についての啓発を行っておりまして、マイバッグ持参運動の推進でありますとか、生ごみの堆肥化に向けたコンポスト等の購入助成もいたしているところでございます。 次に、再使用リユースについてでございます。 これにつきましては、環境フェア等でのフリーマーケット開催によります不用品の有効活用等が行われている状況でございます。 そして、再利用リサイクルについてでございます。 地域における資源の日の資源回収及び各種団体による廃品回収活動を支援いたしております。さらには、小型家電の回収にも取り組んでいるところでございます。 そうした中で、リサイクル率の状況でございますけれども、家庭ごみの有料化前の平成20年度で申し上げますと、19.8%という状況にございましたが、平成27年度では23.2%と向上している状況にございます。 以上のような状況でありまして、3Rの取り組みの一つにリサイクルがあり、その取り組みにより、リサイクル率の向上を目指しているという状況でございます。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。 ◆4番(柳井一徳君) 発生抑制ということでは、ごみの減量化のために余剰につくらないとか、買わない、マイバッグ等を持参するというようなお答えでした。それから、再使用に関しましては、フリーマーケット等々を利用して不用品をもう一回使おうと、それから再利用、これに関しましては、学校等で行っております資源回収、そういったもの、それから小型家電、せんだっても同僚議員が質問させていただいたような小型家電の再利用ですね。そのことによって、数字が本当に大きく7年間で伸びてきているということ、非常にすばらしいことであるなと、この3Rの取り組みがリサイクルにつながっていると、リサイクル率の向上につながっていると。 その中で、今の部長のご答弁の中で、コンポストの利用ということがお答えがございました。このコンポストというのは、食べ残しとか野菜のくずとかを堆肥化するためのものだと思うんですが、これとか生ごみ処理機等の利用があると思います。これらは発生抑制につながると思うんですが、この購入補助金についてお尋ねをしたいと思います。制度内容や利用件数がわかれば、よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村宗則君) コンポスト等の購入補助金、それからその利用内容等ということでございます。 市では、家庭から出ます生ごみの減量化を図るため、コンポスト等の購入に対しまして、ごみ減量化推進補助金を交付いたしております。昭和63年度からコンポスト購入助成を始めておりまして、平成9年度からはさらに生ごみ処理機とボカシ容器を新たに補助対象といたしまして、その購入に対して補助率2分の1、上限3万円の助成をいたしております。 ちなみに、平成9年度から平成27年度までの実績総数で申し上げたいと思いますが、ボカシ容器が227基、コンポストが985基、生ごみ処理機が1,604基、総数で2,816基のご利用をいただいております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。 ◆4番(柳井一徳君) 私も、今利用件数をお答えいただいて驚いております。たくさんの方が利用されておるんだなあということで、これで随分と生ごみの発生を抑えることができるというふうに思っております。私のうちもコンポストを利用して、生ごみを発酵させまして、堆肥として家庭菜園で使っております。市民の間でも、段ボールを使って堆肥をつくるなど研究されてるグループがあります。こういったいろんな堆肥をつくるとか、生ごみの減量化につながるような情報を市のほうも広く他市町のほうからも収集して、市民のほうに広報等々、広報紙を通して情報提供されたらどうかなあというふうに思うんですが、その点、部長どんなでしょうか。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村宗則君) 生ごみの減量化に向けた広報等の取り組みについてのご質問であります。 この生ごみの減量化に向けまして、市民の皆様方への情報提供といたしましては、現在市のホームページに生ごみの処理の仕方を掲載いたしておりまして、その中で買い過ぎない、全てを使い切る、食べ残さないといったような生ごみを減らすことへの啓発を行っており、またごみ減量化推進補助金の活用を呼びかけておる状況でございます。また、出前講座におきましても、生ごみの水切り方法についても紹介もいたしておるところであります。 ご紹介いただきました段ボールを活用した取り組み、この辺についてもお聞きいたしておるところでありますけれども、いずれにいたしましても、市民皆さんに有効と思われる情報につきましては、関係諸団体との連携も図りながら、市民の皆様に情報提供をしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。 ◆4番(柳井一徳君) 今後もいろいろな情報を入り次第提供していただけるということで、よろしくお願いいたします。 次に、本市のごみ袋についてです。有料化によって、減量がどんどん進んだということをおっしゃられました。やはり、そういう効果はかなりあるもんだと思っております。我が家もそうなんですが、市民の多くの方々も45リットル袋をよく使われるんではないかなあというふうに思うわけです。私もたまにごみ袋を出しにステーションへ行くんですけど、45リットルの袋に目いっぱい詰めるわけですね。そうすると、重くて指がちぎれそうになるというのがあるんですけれども、それはいいんですけれども、鋭利な先のとがったようなもの、燃えるごみもそれで出すわけですけど、ぴゅっと破れるんですね。先端がとがってるんで、ぴゅっと突き出る。そうすると、縦にぴいっと破れてしまうんです。中のものが全部出てしまうんで、慌ててガムテープを張ったりなんかするんですが、聞いたところによりますと、里庄町あたりはそういった40リッター、45リッターの袋がやわらかいそうです。やわらかいので、とがっていてもぴゅっと伸びるだけで、ちょろっと先が出るぐらいで、下に破れにくいということを聞きました。なるほどなあと、本市の袋は頑丈ですばらしいなあと思うんですが、その点どのようにお考えなのかなあということをちょっとお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。メリット、デメリットあれば、よろしくお願いいたします。 ○議長(上野安是君) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(北村宗則君) ごみ袋についてのご意見とご質問かなというふうに思います。 先ほどもありましたが、ごみ袋が裂けるというケース、これについてご意見を伺ったこともありますけれども、今時点、基本的には市民の皆さんに問題なく使用していただいているというふうに思っております。他自治体の例をご紹介いただきましたが、それぞれこのごみ袋の素材につきましては、それぞれにメリット、デメリットがございます。例えば、ご紹介いただきました、やわらかくて伸びるというご紹介いただいたわけですが、逆に伸びる、やわらかいがゆえにずんと重いものまで入れてしまって、結局重さに耐えられないとか、それから素材の特性上、持ち手をつけることができないというようなことも伺っております。いずれにいたしましても、それぞれにメリット、デメリットある中で、井原市としましては、今現在適正にご利用いただいているという認識でおります。 ○議長(上野安是君) 柳井一徳君。 ◆4番(柳井一徳君) それぞれにメリット、デメリットはあるということ、そうですよね。やわらかいと、持てないというのはありますよね。それに対して、市民の方からの別段問題もないということで、改善されることはないと思いますが、今後そういったことを市民からのクレーム等々も多くなれば、また考えていただければいいなあというふうに思います。 今回、公共下水道、そしてごみの減量化について質問させていただきました。市長が言われる「美しい自然と歩むまち 歴史・文化の薫るまち」の実現に向けて頑張っておられますとともに、ご苦労を察しするわけでございますが、3Rの促進はもう大事で、今後も市民に広く行き渡るよう啓発をしていただき、またPDCAサイクルによって、進行管理も継続的に行っていただいて、我々市民も限られた資源、これを大事にしていくということを後世に伝えていかなければならないなあというふうに思います。 また、生活環境保全によって、市長が冒頭お答えいただいたように、河川、そして野山も生態系の変化も少なくなり、自然豊かな市民安全・安心な住みよいまちづくりに努力をしていただく。そしてまた、市民では知り得ないような情報を市のほうで、行政のほうで仕入れて、市民に広く提供していただきたいなということをお願いして、全ての質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(上野安是君) 次に、14番 大鳴二郎君。              〔14番 大鳴二郎君登壇〕 ◆14番(大鳴二郎君) 平成29年2月定例会一般質問の最後の質問を行います。また同時に、私としても市議会議員の最後の質問を通告しておりますので、やらせていただきます。 鬼ヶ嶽温泉の今までの経緯と今後について。①平成16年9月、ラドン温泉鬼の湯荘が閉館し、平成17年から民間の業者による再開発に着手されたが、何度も中断され現在に至っている。鬼ヶ嶽の事業者の開発計画では、当初の平成24年度末完成予定を平成28年度末まで延長されたが、何か進展がその後あったのか伺う。 ②鬼ヶ嶽の紅葉はすばらしく、多くの方々が来られている。そこで、トイレは市のものであると思われるが、改修をされる考えはあるのかを伺います。よろしくお願いします。 ○議長(上野安是君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。──教育長。              〔教育長 片山正樹君登壇〕 ◎教育長(片山正樹君) それでは、14番 大鳴二郎議員さんの鬼ヶ嶽に関する開発事業の進展についてお答えいたします。 まず、鬼ヶ嶽開発につきましては、かねてから民間事業者により事業が進められていましたが、事業者の都合により、平成24年10月に開発事業に係る工期の延長申請が提出され、同年12月、開発事業の期間について平成28年12月までの延長が国から認められております。 教育委員会では、その後名勝鬼ヶ嶽の管理者として名勝の保護、保存のため、岡山県と連携し、平成26年11月、平成28年6月に事業者に対しまして、開発事業の進行状況の確認と計画どおりに事業を実施するよう指導を行ってまいりました。しかしながら、鬼ヶ嶽の開発事業はほとんど進捗しておらず、教育委員会としても憂慮しておりましたところ、昨年9月、事業者本人と設計業者が来庁され、開発事業の計画期限が間近に迫っており、今後事業をどう進めたらよいかとのご相談がございました。教育委員会では、これを受けて、国、県に指導を仰いだところ、工期までに開発が進んだところ、できなかったところとその理由等を記した完了届を提出するよう指示がございました。教育委員会では、その旨を事業者に伝え、現在事業者から完了届の素案が提示されましたので、県と協議しながら、その素案の修正を行っているところでございます。 教育委員会といたしましては、速やかに完了届を提出していただくとともに、今後の事業推進について、国、県と連携しながら、引き続き指導してまいりたいと考えております。 次に、鬼ヶ嶽のトイレ改修についてのご質問でございます。 鬼ヶ嶽には、主要地方道、県道倉敷成羽線沿いにトイレが2カ所ありまして、美山川の上流と下流にそれぞれ1カ所あります。下流にあるトイレにつきましては、鬼ヶ嶽公園のトイレで市が管理しておりますが、利用状況を見ますと、直ちに改修をする状況にはないと考えております。上流にございますトイレは、現在民間事業者の所有となっておりますことから、所有者に対して適切に管理いただくよう要望していきたいと思っております。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) ありがとうございました。 ちょっと確認ですけれども、平成25年6月に教育長の答弁の中に、平成24年度末完成予定、それからまた平成28年度末まで延長せざるを得ないという回答があるわけでありますけれども、私がちょっと調べましたところ、この24年度の度が要らないのじゃないんかと、24年末に完成予定ではありませんかということと、この28年度末のこれも度が要らないので、28年末になっとるんじゃないかなあと思われますが、そのあたりをちょっと確認の意味で、どうなっとんのかをとりあえずお願いします。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 年度か年の終わりかということのご質問でございますが、ご指摘のとおり、24年末の工期を28年末に延期をしたということでございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) わかりました。ありがとうございました。 そこで、再質問に移らせていただきます。 まず、鬼ヶ嶽温泉のことですけど、この美星の観光を兼ねて来られた施設、観光に兼ねた施設でございますけれども、この中で人数ですけれども、星の郷青空市が年間45万から47万人ぐらい、多いときでは50万人ぐらいの方が来られ、また中世夢が原では1万8,000人から2万人、美星天文台では1万6,000から1万7,000ぐらいの多くの方々が来られております。そういう状況ではありますが、心配なのが私が質問しております鬼ヶ嶽温泉であります。これができておれば、工事が進んでおれば、今ごろは観光客が来られている状態であろうかと思われます。だが、残念であって、そんなことになっておりません。市は、ほかに温泉という二文字がつく施設が思いつかないと思われますので、この鬼ヶ嶽温泉という施設を業者ではありますけれども、関係することでありますけれども、早急に対策をとってほしいというのが私ども美星町民の願いであります。 さて、今の教育長の答弁の中で、25年から28年までは話をしたということではありますけれども、その中で話をしたという割には、この期間が全然何にも進展がなかった。どういう話し合いをしたのか、そのあたりから。またこの鬼ヶ嶽温泉、25年6月の答弁の中に、鬼ヶ嶽保存管理計画書を作成したと、こういう答弁があります。これが井原市によってと書いてありますが、これの管理計画はどのような方々が出席され、どのような計画をされたのかをまず伺いたいと思います。それからまた、この計画の中に今行われている業者が入っておられたのかどうかをまず聞きます。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) まず、途中の教育委員会が開発の事業者に対してどのような指導をしたのかということ、それから保存管理計画は誰々作成したのか、事業者も入っているのかというご質問でございますが、まず延長の計画が出されました後に、現場がなかなか進まないことから、2度にわたり、平成26年度、教育委員会が直接事業者のほうに確認をとらせていただきました。さらに、県も事業者に進捗状況の確認等々を行っております。そういった中で、28年に再度見通しを聴取したということで、そこで完成が難しいというようなことになったということでございます。 また、ご指摘があります保存管理計画でございますが、これは名勝鬼ヶ嶽保存管理計画でありまして、国指定であります鬼ヶ嶽の景観を適切に維持保全するとともに、貴重な財産を活用する目的で井原市と矢掛町の教育委員会が共同で平成20年3月に策定したものでございます。これにどういった人たちが携わったかということでございますが、委員としては景観、植物、地理地形の専門者として大学の教授、それから調査協会の方々、それから矢掛町、井原市の文化財保護委員会、それから文化財保護審議会、観光協会、それから地元自治会といった方々がメンバーとなっておりまして、オブザーバーには文化庁、それから岡山県がオブザーバーとして入って策定したものでございます。お尋ねにあります、この保存計画に開発事業者が入っていたかというご質問ですが、これには入っておりません。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) 詳しくありがとうございました。 この鬼ヶ嶽が矢掛との境ということでありますので、矢掛町も入っていたんだろうと思います。それで、矢掛町との境と鬼ヶ嶽温泉のとこと裏の山のほうも皆全部保存ということになろうと思いますので、そのあたりに入った中で、鬼ヶ嶽温泉を整備というか、開発しようということになったんではないかなと思うんですけれども、その中で今の話では、業者がこの保存計画の中に入っとらんということを今言われたわけでありますけれども、となれば保存計画というものはいつごろ業者に知らせたんですか。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) まず、この保存計画は先ほど申しましたように、国指定である名勝地を貴重な財産として後世に残すということ、それから保存管理と公開活用に関する指針として策定いたしたものであります。開発計画が事業者から提出される際には、この保存計画にのっとってるかどうか、抵触しないかどうかを委員会のほうで確認をいたします。その際に、開発計画がある際に、こういった保存計画を提示して、この内容に沿った計画となるように指導して、その後計画が提出され、審査をしたということでございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) わかりました。計画書は業者からの計画書が出て、例えば温泉の中の整備をせえということでやられたという回答と考えます。 それと、25年から28年までは今言うように、いろいろお話をやっとるということの中でありますけれども、その次で28年9月に今協議されたということを言われました。この中で、教育長の答弁では完了届ということを言われたわけでありますけれども、これも先ほどと一緒のように、誰々どういう方々が出席されて、どういうことを協議されたのか。また、今後完了届ということが今言葉がありましたんで、そのことは今いいですけれども、どういう方々が出席されて協議されたのかだけちょっとお伺いします。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 完了届の協議は誰々でしたのかということでございますが、開発事業者の方と、それから設計事業者の方が来庁されまして、教育委員会のほうで担当職員が指導をいたしております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) それで、協議したということでありますけれども、その中で完了届を提出しなさいということで、完了届を今現在出して持ってきとるということでありますけれども、その完了届は提出されたことにより、以前はなかなか工事を縮小しなさいとか、工事の変更をしてくれえとか、いろいろ申請があったと思いますけれども、それでこの完了届を提出されたら、前よりかは工事自体が早く進むんですか、どういうことになるんですか。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) この完了届はどういうものかということでございますが、このたび28年末まで延長されました。さらに、この28年末で完成しないということから、国と県と協議しまして、このたびの28年末をもって完了届として今までできているところ、できていないところを精査して、そのできていない理由も含めまして、この28年末までの計画末までの状況を完了届として提出しなさいということでございます。 なお、この事業が進むかどうかというご質問でございますが、完了届提出後、さらに再度この計画を行うためには、計画の見直しも含めまして、再度開発計画を申請していただくことになります。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) 余り前へ前へ進むという感じがせんのですけど、この完了届を提出されたこと、また出すようなことは今までの期間でありますかね。多分、ないと思うんですけれども、今さっきも言うたように、工事を早くするために出せという意味で捉えていいんですね。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 先ほど申しましたように、この完了届は一旦計画事業を完了させるということでの完了届でございます。ですから、当初計画されました計画を継続してやろうというときには、再度計画を見直し、この完了届の状況から、どう開発していくかといったものの申請をしていただく必要があります。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) それで、この完了届はこのたびも提出したということでありますので、それはそれでどうもここから先へは私が思うたのに、期限を切っとるのかなあということを聞きたかったわけでありますけれども、もう完了届を教育長の答弁では、何か提出されたようなことをちょっと聞いたんですけれども、提出されたんですよね。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 完了届の提出はまだでございまして、その素案を協議、指導したとこでございます。 以上です。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) 素案という協議ということでありますけれども、この完了届はいつまでに出せという期限は切られとんですかね。どんなですかね。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 完了届の期限を切ってるかということでございますが、期限は切っておりません。法律では、遅滞なくとなっておりますので、早急に遅滞なく提出していただくよう指導を行ってるとこでございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) この完了届を期限を切っとらんというて、法律にはのっとってやるということでありますけれども、市のほうも今言われる28年9月8日の協議においては、今返答があったように、市の方々も出席されとるわけでありますので、そういう意味からも、この完了届をいつまで、前のこともあるから、工事がずうっと延びとるから、前のこともあるんだから、期限を切って何月何日ぐらいまでには出してくれえということをなぜ言わなかった、発言しなかったのかということがもう不思議でかないませんのでありますけれども、そういうことをしないから、またもう先延ばしという言葉がええかどうかわかりませんけど、そういう言葉が出て、だんだんだんだん工事が進まない、業者もそういうことでまた先延ばしするという、そういうことを前からしとるわけでありますから、そういうところでぴしゃっと指導指導もいいことでありますけれども、指導にいろいろありますわけでありまして、厳しい指導というのが必要があるということでありますので、そういう厳しい指導もしないと、全然前へ進まんじゃないですか。そのあたり、どうですか。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 指導がぬるいんではないかというご指摘だと思います。 この完了届につきましては、工期が12月15日となっておりますので、計画の最終期が12月15日となっておりましたので、12月15日現在での完了状況を報告ということでございます。これにつきましては、1月にそういった書面も提出をいただき、協議ができたということでございます。さらに、今後これが遅滞することなく、しっかり指導はしていきたいと思っております。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) そういう言葉しかないとは思いますけれども、平成28年9月8日に協議されとるわけでありますけれども、その後、今29年3月、6カ月が来たわけでありますけれども、いまだにまだ素案ということで、この完了届は提出されてないということでありますから、もうちいと厳しく言うても、前の答弁と一緒のようになると思いますけれども、そういうことを踏まえて、今後もよろしくお願いしたいと思います。 それで、完了届を今素案をつくりょうる段階だという回答でありますけれども、もしもこれが提出されなかった場合どうなるんですか。罰則とかそういうことはあるんですか。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 計画どおりに開発が進んでるかどうかということのために、完了届とかこういった手続をやっていただいております。こういった手続ができなければ、景勝地、名勝地等の開発が計画どおりできてないということになります。そういった場合には、文化財保護法には罰則の規定がございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) 出さんかった場合には、工事ができてないということで罰則はあるということでありますので、そういうことも、またこの業者との話し合いの協議の場が多分持たれると思います。そういうときには、そういう意見もあったということを厳しく言っていただきたい。これも指導にも市も大変だろうと思います。これは、国、県の仕事で、主に国の関係になりますので、非常に指導にも限界があるということは重々私もわかっております。その上で、いろいろ今質問をしておるわけでありますので、ご了解いただきたいと思います。 また、先ほどちょっと次長の答弁がありましたけれども、完了届を提出されなかったら罰則があるということで、厳しいことになりますけれども、今後この完了届を提出された場合、その後の流れはどうなるんですか。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) 開発の当初の計画で言いますと、もう途中の状態でございますので、再度開発に向けた開発計画を策定していただきまして、申請していただき、認可をとっていただくということになり、再度計画のつくり直しということでございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) ということは、仕事、工事が再開するまでどれぐらいかかります。 ○議長(上野安是君) 教育次長。 ◎教育次長(大舌勲君) どのくらいかかるかということでございますが、教育委員会のほうではまだそのあたりまでの詰めはできておりません。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) 完了届を出せということは、工事を進めるために必要だと言われたんですから、そういう意味でも完了届が提出された場合には、今言われたように開発計画を見直す、また向こうへ行って認可をもらわにゃいけんということになれば、大分また文化庁のほうで認可がおりるんでしょうけども、そういうことまでいこうと思えば、大分また時間がかかる。となれば、この10年間かかっとるわけで、まだ進んでないということも感じます。そういう中で、またまた下手をすれば、それぐらいかかる可能性があるんじゃねえかと、私はもう甘く見ないできつく思ってるんでありますけれども、そういうことになれば、完了届というのは今までの工事ができとるとこを出せということでありますけれども、全然工事が進んどらんのにから、向こうへ持っていったところで、進んでない言われたら、それは今まで進むんですかな、これほんまに。そういうことで、厳しいことを言うても、市のほうには指導しますという返事だけでありましょうけども、そのあたりもたびたび言うようでありますけれども、業者にも会う機会がありましたら、厳しく言っていただきたいと思います。 続いて、トイレの件に移らせていただきますが、トイレは誰が掃除をし、月でよろしい、週でもよろしい、何回掃除をされとるんですか。 ○議長(上野安是君) 午後2時15分まで休憩いたします。              午後2時5分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午後2時15分 再開 ○議長(上野安是君) 休憩を閉じて会議を再開いたします。──建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) トイレの管理状況についてのお尋ねでございます。 下流側の市が所有いたしますトイレのほうにつきましては、適正に管理しておるところでございますけれども、具体的な管理内容を申し上げますと、清掃作業は月2回以上実施し、便器、洗面器、床、窓枠等の清掃を実施しております。そのほかに、トイレのくみ取りが必要な場合や壁、窓、便器などの破損、水道の凍結等に気づいた場合には、市のほうに連絡してくださいという形でシルバー人材センターに委託しているものでございます。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) シルバーで月2回以上という答弁をいただきました。 月2回以上、以上というんがどこまでかわかりませんけれど、月2回ということは2週間に1遍ということであります。2週間に1遍ぐらいでは、多分あそこが県道べりでありますので、私も見に行ったんですけれども、見に行くたんびに汚い。そういうときに合うたかどうか知りませんけど、だからこういう質問をするわけでありまして、非常に汚い。きれいなところを見られて、そういう答弁をされたかもわからん。 報告は管理されとる市の方がシルバーから多分、多分じゃなしに受けとると思うんですけれども、それを受けとるんですか。それと、市の職員の方がトイレにきれいになっとるかどうかという抜き打ちに見に行くことがあるんですか、ないんですか。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 大鳴議員さんにちょっとお伺いしたいところがございますけれども、そのご指摘のトイレといいますのは、先ほど冒頭市長が申しましたように、2カ所あるわけでございますが、その2カ所のいずれの箇所のことのご指摘でございましょうか。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) 市が管理しとる下のところ、ダムに近いほうです。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 市の管理しておるほうにつきまして、そのような苦情のほうは私どものほうでお聞きしたことはございませんが、適正に管理されてるものと認識しておりますし、職員が不定期ではございますけども、内容を確認に行っておりますけれども、そのような状況を見たことはないというふうに聞いております。 以上でございます。
    ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) だから、私が見に行ったときにそうなったんだろうということを言いましたつもりであります。 それと、今抜き打ちに見に行くということで、やっぱしシルバーから報告があったからよいという考え方でなしに、たまには見に行って、悪ければまたシルバーにどうなっとるぞというぐらいのことは言われてもいいんじゃないかなあと思います。 そこで、このトイレはくみ取り式でありまして、このくみ取り式が水洗にできないでしょうか。そのあたりを聞きます。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 水洗化ということになりますと、やはりそれ相応の十分な水量が必要だろうというふうに考えるところでございます。現在、当該トイレにつきましては、山水を水源、湧水を水源に頼ってるというふうな状況がございまして、現状ではトイレの水洗化というのは困難であろうと考えております。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) 非常にできないという答弁でありました。 どこでも観光地へ行きますと、ほとんどのトイレがきれいになっております、最近は。ここの鬼ヶ嶽も秋の紅葉には、冒頭にも言いましたけれども、非常にきれいで多くの方々が来られております。中でも、トイレが市の分でないぶに、まだあっこに残っとるわけでありますけれども、トイレがないためにあそこへ行かれる方もおられると聞いております。そこで、もうびっくりするという事態で、下へあるということで下へ行かれるわけでありますけれども、そういうとこでも女性の方が非常に不便であるということを私は聞きました。そういうことでも、たびたび言うようでありますけれども、非常に汚いというのが印象に残ってるとこであります。 そこで、今水が山水ということでありまして、水が水洗にすれば必要でありますけれども、山水だからできんという、それが結論でありましょうけども、やはりトイレをどがんかして考えていただきたいなあということでありますが、便器が今女性のほうが2つありますかね。男性が小と大が1つずつあるわけでありますけれども、そこでも便器が女性のほうですけれども、和が2つあるのを1つぐらいを、先ほど午前中に先輩議員が質問されたように、1つでも水洗のほうにやってもらえれば非常にトイレだけでもいいんではないかなあという感じがするということでありますけれども、ひとつ考えていっていただくわけにはいきませんでしょうか。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 洋式化を見据えた水洗化の話かというふうにお聞きしました。 トイレを洋式化、これは水洗が前提ではありましょうけども、そういったことをしようとする場合、下水道供給区域でないということになりますと、合併浄化槽の設置も必要となってまいります。そういたしますと、建てかえすれば約2,000万円近いお金が1カ所当たり必要になってこようかというふうに考えております。これは男女別に分けたり、あるいは和洋どちらの便器も備えるという形になりますと、ある程度の規模も必要になってまいりますので、そのような費用がかかってくるということで、現時点で水洗化というのは難しかろうと考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) わかりました。現時点では難しいということであるんで、これ以上話をしてもちょっと前へ進まんじゃないんだろうかと思います。 そこで、水洗トイレがだめ、結論を出すのは早いかもしれませんけど、難しいと言われたんで、無理と言われるんであれば、今行われておりますシルバーさんが行ってる月2回の掃除を回数を多くされるようにしていただきたいのですが、そのあたりはどうでしょうか。 ○議長(上野安是君) 建設経済部長。 ◎建設経済部長(三宅道雄君) 先ほど来、大鳴議員さんのほうからいろいろとご指摘いただいた件につきまして、私どものほうといたしまして、直接的に利用者の方からそのようなお声をお聞きしたことはこれまでございませんが、職員等によりまして、状況をしばらく懸案の後、必要があればそういったことも考えなければならないであろうというふうに現時点では考えております。 以上でございます。 ○議長(上野安是君) 大鳴二郎君。 ◆14番(大鳴二郎君) 職員さんが行ってみるということでありますので、時々行って、どういう調子か見てください。そのあたりで、回数をふやすならばふやすというように考えていただきたいと思います。 これで質問を終わりまして、最後になりますけれども、美星の観光に市長さんを初め、力をいっぱい注いでいってくださる中ではありますけれども、鬼ヶ嶽温泉は東の玄関口といっても不思議ではないと思いますが、先ほど来言いましたように、いまだに温泉再開発が10年過ぎても進まない、その状態が続いているのが現状であります。まことに私としても悲しい限りであります。いろいろきょう質問いたしましたけれども、この鬼ヶ嶽温泉の開発には非常に先ほど言いましたように、限界があるのかなあというのが思いましたが、これは町民の願いでもあります。また、先ほど言いましたように、ずっと10年もできてないのが、またこの先幾らかかるのかわからないということになりますと、町民の方々が鬼ヶ嶽という名をそれこそ忘れてしまうんじゃないかということが非常に私は危惧しているところであります。工事の着工に向けての、たびたび言いますけれども、厳しいご指導をお願いしたいと思います。 また、最初に申し上げましたように、市議としての私の一般質問はこれで全て終わります。市長を初め、執行部の方々にはいろいろな答弁が今思えばありました。前向きな答弁、また検討する、そしてきょうみたいなちょっと大変な答弁などいろいろな答弁がありましたが、またその中でも私も自分の言葉で発言をし、言いにくい、またわかりにくい点が非常にあったかと思いますが、そのあたりも含めて、私はもうありがとうございましたという言葉しか今浮かびません。今後は、難しい言葉ではありますけれども、閑雲野鶴の生活を今後送りたいと思っております。どうもいろいろありがとうございました。 ○議長(上野安是君) これで一般質問を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(上野安是君) 以上で本日の日程は終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。              午後2時27分 散会 ・平成29年3月6日(月曜日)出席議員  1番  西 村 慎次郎    2番  河 合 謙 治    3番  荒 木 謙 二  4番  柳 井 一 徳    5番  惣 台 己 吉    6番  三 宅 文 雄  7番  坊 野 公 治    8番  藤 原 浩 司    9番  上 野 安 是  10番  簀 戸 利 昭    11番  西 田 久 志    12番  三 輪 順 治  13番  大 滝 文 則    14番  大 鳴 二 郎    15番  宮 地 俊 則  16番  佐 藤   豊    17番  井 口   勇    18番  森 下 金 三  19番  藤 原 清 和    20番  森 本 典 夫              ~~~~~~~~~~~~~~~欠席議員  な  し              ~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員  局長      川 田 純 士           次長      岡 田 光 雄              ~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者 市長部局  市長      瀧 本 豊 文           副市長     三 宅 生 一  総務部長    佐 藤 文 則           市民生活部長  北 村 宗 則  健康福祉部長  山 田 正 人           建設経済部長  三 宅 道 雄  水道部長    妹 尾 福 登           病院事務部長  野 崎 正 広  総務部次長   渡 邊 聡 司           市民生活部次長 北 村 容 子  健康福祉部次長 猪 原 忠 教           建設経済部次長 橋 本 良 啓  水道部次長   谷 本 悦 久           会計管理者   笹 井   洋  病院事務部事務次長                 財政課長    佐 藤 和 也          中 原 康 夫 教育委員会  教育長     片 山 正 樹           教育次長    大 舌   勲...