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03月08日-04号

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  1. 笠岡市議会 2018-03-08
    03月08日-04号


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    平成30年  第 2回 3月定例会        平成30年第2回笠岡市議会定例会会議記録(第4号)             平成30年3月8日(木曜日)〇議事日程   午前9時30分開議  日程第1 一般質問(個人質問)       ・11番  藏 本 隆 文 君       ・12番  馬 越 裕 正 君       ・ 7番  大 本 益 之 君       ・ 8番  田 口 忠 義 君       ・19番  山 本 俊 明 君        ──────────────────────〇本日の付議事件  上記議事日程と同じ        ──────────────────────〇出席議員(20名)   1番  大 本 邦 光 君         2番  井 木   守 君   3番  大 山 盛 久 君         4番  齋 藤 一 信 君   6番  東 川 三 郎 君         7番  大 本 益 之 君   8番  田 口 忠 義 君         9番  仁 科 文 秀 君  10番  大 月 隆 司 君        11番  藏 本 隆 文 君  12番  馬 越 裕 正 君        13番  藤 井 義 明 君  14番  樋之津 倫 子 君        15番  原 田 てつよ 君  16番  妹 尾 博 之 君        17番  坂 本 公 明 君  18番  森 岡 聰 子 君        19番  山 本 俊 明 君  20番  天 野 喜一郎 君        21番  奥 野 泰 久 君        ──────────────────────〇欠席議員(2名)   5番  三 谷   渡 君        22番  栗 尾 順 三 君        ──────────────────────〇説明のため出席した者の職氏名  市長    小 林 嘉 文 君      副市長   岡 本 裕 也 君  教育長   岡 田 達 也 君      政策部長  高 橋 文 子 君  教育部長  井 上 洋 一 君      総務部長  赤 迫 圭 太 君  危機管理部長藤 井 敏 生 君      健康福祉部長藤 井 一 男 君  市民生活部長網 本 善 光 君      こども部長 福 尾 雅 俊 君  建設部長  坂 本   明 君      上下水道部長小 槙 美智夫 君  産業部長  石 田 輝 宏 君      市民病院管理局長                             占 部 英 明 君  消防長   松 尾 勝 明 君      総務課長  塚 本 真 一 君        ──────────────────────〇事務局職員  局長    鈴 木 健 文 君      次長    宮   恭 子 君  主幹(兼)係長浅 野 幸 次 君      技師(兼)主事遠 田 秀 数 君        ──────────────────────            午前9時30分 開議 ○副議長(原田てつよ君) おはようございます。 ただいまの出席は20名です。定足数に達しておりますので,これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付しておりますので御了承願います。 これより日程に入ります。        ────────────────────── △日程第1 一般質問 ○副議長(原田てつよ君) 日程第1,一般質問を行います。 通告順により個人質問を許可します。 質問時間は1人30分以内です。 11番藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) おはようございます。 まず,御報告したいことがあります。 去る3月3日に北川公民館におきまして,NPO法人人道船陽明丸顕彰会の理事長の北室南苑さんによる陽明丸と茅原基治船長の講演会がございました。ロシア革命当時,ロシアの約800名の子供が命の危険にさらされ,避難させる必要がありましたが,赤十字の要請に世界中が要請を引き受けなかったのを,日本で海運会社を営む勝田銀次郎社長が私財をなげうってまで受けました。しかし,日本からヨーロッパを経由するのに多くの機雷が残っていて大変危険なため,船長のなり手がない中でその任務を買って出たのが北川出身の茅原基治船長でありました。この功績は,ユダヤ人にビザを発行した杉原千畝の功績に匹敵する行為ではありましたが,90年間知られないままでありました。しかし,その助けられた子供が感謝したいという思いをその子孫が北室南苑さんと出会うことで知ることになりました。このたび,笠岡市のまちづくり交付金で北川に顕彰碑を建てることができ,北川でもこれから人権に対してのまちづくりの活動が始まっていきます。それに伴って講演をしていただくことができました。その講演はビデオにおさめております。北川まちづくり協議会にありますので,ごらんになりたい方はぜひそちらにお申しつけください。 では,質問に入ります。 1項目め,笠岡諸島の日本遺産と,笠岡市観光振興施策についてを質問いたします。 笠岡市では,現在丸亀市,土庄町,小豆島町と連携して笠岡諸島を日本遺産に登録しようとしております。これに関連することといたしまして,笠岡市は平成26年3月に産業振興ビジョンを策定し,3本柱を設定しております。1点目は企業誘致,2点目は地元中小企業振興,起業支援,そして3点目が観光振興であります。そして,その観光振興においては,島しょ部を重点に展開することになっております。 そこで,このたびの笠岡諸島日本遺産登録に向けて4点の質問をいたします。 1点目は,今回の日本遺産登録は笠岡諸島の観光施策の一環として位置づけられているのかどうか。そのあたりの位置づけをお尋ねします。 2点目,日本遺産登録,これは登録っていうより日本遺産の認可です。認可による経済効果を尋ねます。 3点目,観光振興の整備の第一弾として住吉港待合室が整備されましたが,今後の周辺設備の計画を尋ねます。 4点目として,日本遺産として登録した場合,島しょ部観光整備において制約が出てくるのではないかと懸念しておりますが,観光振興施策としての整備事業を今後どのように考えているのか,支障は出ないのかを尋ねます。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの藏本隆文議員の質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) おはようございます。藏本議員さんの御質問にお答えいたします。 まず,1項目めの1点目につきまして,日本遺産とは地域の歴史的魅力や特色を通じて文化,伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものでございます。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて,国内で100件程度が認定されることとなっております。日本遺産のストーリーを構成するのは,地域にある有形,無形の文化財です。これを掘り起こし,分かりやすくパッケージ化して活用します。そして,日本遺産の一番の目的は,ストーリーを国内外に広く発信することによって,旅行者に日本全国を周遊してもらい,地域の活性化を促進することにあります。したがって,今回の日本遺産認定申請は笠岡市の観光振興施策の一環として位置づけられるものでございます。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 日本遺産登録による経済効果でございますが,日本遺産に認定されますと笠岡諸島を初めとして,笠岡市を訪れる観光客が増加することが予想されます。第7次笠岡市総合計画における笠岡市全体の観光客数の目標値は,平成33年で144万人,平成37年で198万人であり,平成29年比でそれぞれ14万人増,68万人増となっております。平成28年岡山県観光客動態調査では,消費単価は1人当たり4,432円とされています。14万人増は約6.2億円,68万人増は約30億円の経済効果と試算できます。なお,この試算におきましては,観光客の消費単価を全て日帰りとして算定しておりますので,宿泊を伴って笠岡諸島を周遊する場合にはさらに経済効果は大きくなりますので,宿泊促進の取り組みは重要と考えております。 次に,3点目につきましてお答えいたします。 平成29年3月に完成した笠岡諸島交流センターは,現在策定中のJR笠岡駅周辺整備基本構想におきましても,駅南地区の新たな交流拠点として重要な都市機能を形成しております。この周辺につきましては,駅南からの面的広がりの中で,JR笠岡駅と接続性を上げ,海沿いにベイサイドストリートを整備し,回遊性を向上することとしております。 今後において,日本遺産認定を初めとする笠岡諸島の優位性を生かした観光振興施策を展開することにより,島,そして陸地部への観光客の増大が予測されております。住吉港は県管理の港湾でございますので,岡山県に対しても離発着機能の強化等を要望するとともに,市においては島側の港機能を向上させていこうと考えております。 そうした中で,今年度は笠岡諸島交流センター内にデジタルサイネージを設置し,住吉港を出港する旅客船の時刻表やJR笠岡駅を発着する電車の時刻表を表示することで,定期旅客船利用者の利便性向上を図っております。また,伏越港待合所におきましても快適に利用していただけるようトイレの改修を実施しているところです。平成30年度は白石島国際交流ヴィラの修繕を行うこととしており,また平成31年度中には笠岡諸島において観光客数が一番多い白石島に新たな桟橋と車両が進入できる渡橋ユニバーサルデザインを基本とした待合所が完成する見込みでございます。そのほか,インバウンドを想定したWi-Fiスポットの拡充や観光トイレの洋式化など改修,遊歩道の適切な維持管理等につきましても今後進めてまいりたいと考えております。 なお,日本遺産に認定された場合は,案内看板や解説版などの整備も実施してまいります。 次に,4点目につきましてお答えいたします。 観光振興施策としての整備事業でございますが,日本遺産に登録された場合に新たな制約が課されるものではございません。観光振興施策といたしましては,各種の施設整備事業だけではなく,あわせてソフト事業も実施してまいりたいと考えております。日本遺産の関係としては,関係市町村等で構成する協議会を立ち上げ,ストーリーをPRする特設サイトの政策公開,PR映像の制作,パンフレット,ポスター,のぼり等の制作,都市部におけるプロモーション実施モニターツアーの開催,観光ガイドの養成,イベントの開催などを実施する計画としております。 笠岡市といたしましては,民間主体で整備された採石場の展望台や石の資料館について,施設の魅力や関係するイベント,ツアーなどSNSも活用しながら積極的にPRするとともに,現在笠岡市観光連盟で実施しております笠岡諸島へのツアーを拡充し,情報発信と誘客の拡大を図ります。 また,最近では真鍋島や大島地区にゲストハウスが整備されましたが,こうした施設のPRに努めるとともに,企業支援事業地域産業魅力づくり応援事業費補助金などにより,既存の宿泊施設の改修の支援や新たな民泊施設の整備促進を図り,食事や宿泊が楽しんでいただけるように取り組んでまいります。現在,北木島におきましては,民間事業者が主体となってサイクリングによる活性化を目指す取り組みも行われておりますが,こうした民間の動きと連携しながら笠岡湾干拓地や沿岸部も含めたサイクリング周遊ルートの提案やレンタサイクルの充実,さらにはその情報発信を行ってまいります。 また,道の駅を訪れる多くの方々に広大な花畑を楽しむだけでなく,イチゴ狩りや施設見学など干拓地内のさまざまな楽しみ方を提案するとともに,底びき網やカキいかだ見学など体験漁業や島の山歩き,海洋レジャー,ビーチ散策,笠岡諸島へも周遊,滞在していただきたいと考えております。 JR笠岡駅前では,お土産セレクトショップがオープンしておりますが,かさおかブランドを初めとする地元の特産品を扱っておりますので積極的にPRしてまいります。 こうした取り組みにより,飲食店,宿泊施設,交通事業者,農水産品生産者など観光関連産業の活性化と経済波及に努めます。日本遺産認定に向けた取り組みを契機に,笠岡市全体でさまざまなイベントを立ち上げ,陸地部と島しょ部が一体となって観光振興を盛り上げてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの市長の答弁に対し,再質問がありますか。 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 先ほど答弁の中で,観光客の見込みの目標数値,それから金額に関して,ちょっとメモをとりづらかったんで,その点もう一回申し訳ありませんが説明いただけますか。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの再質問に対し,執行部の答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 先ほどの市長答弁の数字でございます。 笠岡市全体の観光客数の目標値は,平成33年で144万人,平成37年で198万人であり,平成29年度比でそれぞれ14万人増,それから68万人増となっています。 それから,28年の岡山県の観光客動態調査では,1人の単価が4,432円となっています。14万人増では約6.2億円,そして68万人増の場合は約30億円の経済効果というふうに試算していますということでございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) まず,1点目の観光施策の一環として位置づけているのかということで,位置づけていると。最近,執行部の提案のやり方がピンポイントでこの事業,この事業やりたいですっていうふうなことをよく言われるんですけど,こういう大きな柱がある中にちゃんと位置づけをして説明をいただいたほうが,我々理解がしやすいということ。その辺を執行部は今後提案に関して,大きな位置づけの中からこういう施策としてやっていくと。特に今回の日本遺産申請っていうものは,この観光振興の3本柱の一つである,その中の位置づけとしてどう考えていくかと。その辺のビジョンを明確に出していただきたいと,そういう体系の中で一緒に考えていきたいと,そういう提案の仕方を今後心がけていただきたいなと思っております。 それから次に,先ほど数字を聞き直したんですが,渡された資料においては,観光客見込み数が平成28年573万人,それから平成35年で584万人で6.8%というふうなことが載っております。そして,経済効果にしましては,24年から35年でプラス1%というふうな数字が載っておりますが,先ほど笠岡市の分で説明を受けた分とこの数値の表現の違いっていうのは何なんでしょう。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの再質問に対して,執行部の答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 藏本議員さんの再質問にお答えいたします。 済いません,議員さん,先ほどの数字は笠岡市といいますか,日本遺産の申請で28年度が547万人,平成35年が584万人という数字を日本遺産の申請のほうで出しております。この数字は2市2町,笠岡市,丸亀市,土庄町,小豆島町の観光客数の1月から12月の数字でございまして,それぞれの市,町で積算していただいたものをまとめた数字となってます。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) そうしますと,合計した金額で平成24年度から35年で,目標値とプラス9,000万円っていうのが,笠岡市の場合はなぜ30億円とかっていうような。合計したものより笠岡市のほうが高くなるって,今の説明っていうのはちょっとおかしいことないですか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 済いません。ちょっと先ほどの9,000万円という数字がどこの数字かというのが分からなかったもんで,申し訳ありませんが,どの計画の数字かというのを教えていただければと思います。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員
    ◆11番(藏本隆文君) これは,この資料の27ページにございます。設定目標の中で,今反問なんでとめといてください。その中で,日本遺産を活用した集客活性化の経済効果のところで平成24年度が87億6,100万円,それから35年度が88億5,100万円と書いてあるんです。そうしたら,その差が約9,000万円なんだなということで,1%しか経済効果として全体で伸びないんだなと思って,お聞きした訳なんです。それが先ほどの数字の根拠でありますけど,読み間違いでしたら訂正のほうお願いします。 ○副議長(原田てつよ君) 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) ありがとうございます。 27ページというのが,日本遺産の申請にある設定目標のところにある経済効果でございます。こちらの指標ですけども,これは窯業とか石材の製造業の売り上げが増えると,大体9,000万円増えるということで出している数字でございます。今回,私どものほうが回答していた数字は,観光客が増えることによってどのくらいの経済効果があるかということでの回答をさせていただいてます。ですから,14万人とか68万人増の場合に,そして大体1人当たりが消費される単価というのが4,400円ということでの計算で出させていた数字でございます。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 経済効果を問うときに産業連関表がございます。その中で,笠岡市の市民にとって今後どのような事業っていうか,どういう分野がもっとこれを伸ばすために足りない分野と考えられておられるか,その辺をお聞きします。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの再質問に対し,答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 藏本議員さんの御質問にお答えいたします。 今回の日本遺産と,申請で,先ほども市長からの答弁ありましたように観光の面で力を入れていくということで,観光のほうに普及効果があるということの回答を,一環としての位置づけをするということでの回答をさせていただきました。 今回日本遺産を申請するに当たりまして,島のほう,島地部のほうに観光客を誘致していく,そして島のほうの活性化,そして島に泊まっていただくということを含めて,観光のほうに力を入れていくということになろうかと思います。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) これから観光に力を入れていくというんで,先ほど市長のほうからいろいろな事業の説明がありました。その総事業費っていうのは大体幾らぐらいを想定されているんでしょうか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 藏本議員さんの御質問にお答えします。 総事業費ということでの御質問でございますが,まだ全体の総事業費については試算しておりませんが,国のほうの補助制度がございます。補助制度,これ2市2町での補助制度でございます。構成団体全体で合わせて7,000万円が補助金の補助の上限となっております。この辺をめどとして今のところ考えております。今後,またプラスになる可能性もありますが,今現在はそこを中心に考えております。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 今回の日本遺産っていうのは,石を中心とするものであって,それに関するものの,日本遺産に対しての補助っていう部分になると思うんですが,笠岡市の場合は観光という大きな分野での整備っていうものが今後必要となってくると思うんです。ですから,そうなったら,そのあたりの補助がまず考えられるのか,単市でやっていかなくちゃいけないのか,そこは重要な点になります。そのあたりの今後の考え方っていうのをお伺いしたいです。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 藏本議員さんの御質問にお答えいたします。 観光としての整備,それの関係の質問です。 観光で補助がいただけるものは,国の補助,県の補助,そういうものを探しながらそれに当てていきたいと思います。それから,先ほども回答のほうでもありましたが,市のほうでも,民間のほうで整備されるものに対して企業支援の補助金,これ単市の事業ですけども,企業支援の補助金とか地域産業魅力づくりの応援事業費の補助金,この辺が上限が300万円ぐらいになりますけども,こういう補助金の活用というのも考えられると思います。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 産業連関表においては,笠岡市の場合は宿泊っていう部分に大分弱みがあるというふうにお聞きしております。日帰りっていうものから宿泊というものにつなげていかなくてはいけないと。そのためには今後民間の宿泊施設等,そういったものにある程度の補助っていうものも考えられるんじゃないかと,そういうのをどういう補助が考えられるかなということで,ちょっと個人的な話になりますが,市長,この前新婚旅行行かれまして,ああいう旅行っていうものは市長なんかは何を,どういうことを楽しみに行かれたか,もし答えられればお伺いしたいんですが。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 御存じのとおり,土日も含めて公務がずっと入ってまして,なかなか一日一緒にいるという時間がなかなかなかった訳なんですけども,副市長から新婚旅行行ったほうがいいですよというアドバイスをいただきまして,当初全然考えもしなかったんですけど,それもいいかなと思いまして3泊4日で行ってきたら,四六時中一緒にいた訳で,なお一層理解が深まったという意味で効果があったんじゃないかというふうに思っております。 香港に行ったんですけども,私香港に商社時代に駐在をしていまして,昔行ったところに行ったり,昔あった友人に会ったりというような,昔を振り返る旅になって,それもまた非常によかったなというふうに思います。新しいところではなかったので地元をよく理解してたんで食事も含めて,観光も含めて,ショッピングも含めて懐かしい思い出を語り合いながら楽しい旅行をさせてもらったということであります。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 申し訳ないです,プライベートなことを聞いて。 旅行っていうのは,市長のあのときのフェイスブックなんか見せていただいても,何々がおいしかったよと。食っていうもの,そこに大きな楽しみがあるのかなと。それからもう一点は,どこにあちこち出かけていくにしても,寝るとこ,それからトイレと,そういったものは自宅の環境以下ではいけないのかなと,最低限のものは整備していかなくてはいけないのかなと。ただ,ショッピングに関しましては,笠岡はちょっと弱いし,島なんかはショッピングっていう部分ではないと思うんで,そのあたりの食,それから宿泊における最低限の整備っていうものを,必要性っていうものをどういうふうに感じられているのかなということで,お伺いしたいと思います。 ○副議長(原田てつよ君) 岡本副市長。 ◎副市長(岡本裕也君) いろいろ御提言いただきましてありがとうございます。 先ほどちょっと石田部長が観光ということで,特に波及効果が大きいという話があったんですが,もう少し詳しく話をさせていただくと,産業連関表を策定していろんな面で波及効果の検討を行いました。雇用の波及効果が大きいところ,1番が食料品,2番が宿泊。経済波及効果が大きい部門,1番が畜産,2番が食料品。そして,生産波及効果が大きいところ,1番宿泊,2番工業。見ていただくと,藏本さんからも御提言があったんですけども,食料品,これ食です。というのの波及効果が,もともと農業というのが笠岡で基盤としてあったものですから,特に干拓っていうのが非常に大きな宝となってます。こういったことから,非常に食料品っていうのが経済波及効果で上位で占めてます。ですから,そういった意味でまずは食料品については,今,島には食べるところが少ないので,例えばお弁当ですとか,そういったところから,まずできることからやっていく。 そして,今御提案のあった宿泊については,これ具体的に産業部長から具体の補助金の名前はなかったんですけども,農林水産省で言えば,都市農村交流課がやっている農泊の補助金です。近くでは,矢掛など使っているというふうに聞いてます。また,水産庁でも渚泊という補助金が出てます。こういった補助金をどんどん活用して,市のできるだけ負担を小さくして,先ほど事業費という御質問ありましたが,できるだけソフトから,まずは。大きな事業費をかけずに補助金を取って観光振興につなげていくという考え方をとっていきたいと思います。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 実は,笠岡の笠岡港の待合所,笠岡諸島交流センター,あそこができたときに,これは笠岡市をアピールする最後のチャンスかなと思ってたんだけど,来てからもう二度と来たくないというふうな状況を生まないようにいろいろな整備が必要ですよとやってますし,せっかくそこで持っていこう,ほっといても宣伝してくれる訳なんで,そのあたりをそれぞれの島にもう一回物語をリニューアルしていきながら島ごとの,例えばお土産,マスコットみたいなものとか,そこでしか手に入らないものを整備したらどうですかというふうな提案もいたしました。しかし,今回は最後のチャンスというぐらいな気持ちの中,どうしてもこれは成功させていただきたいと。日本遺産の申請っていうものばっかりにとらわれるんじゃなくて,観光全体で今のうちからどう整備していこうか,それが認定されたときにほかの整備がどうできているかっていうのは大変重要な問題になると思うんです。笠岡市が観光で生き残っていけるかどうかの大変大きな節目だと感じているんです。 ですから,そのあたりを申請ばっかりには,手段の,道具の一つだと考えて,それに付随する経済波及効果,それをどう持っていくか,それに市が何ができるか,つまりそれぞれの市の特徴をもう一回リニューアルしていきながら,恋人岬でしか手に入らないペアのグッズをつくってみるとか,そこにどうしても行ってみたいと,あの島に行ったら次ここに行ってみたいと,それぞれの特色を石だけではなくって,どんとそのあたりをもう一回島の人,それから陸地の人にもいろいろ泊まっていただいたりしながら,陸地の人が結局島を再発見する確率高い訳で,住まれてる方は当たり前と思ってるのが陸から来た人が案外これいいねと,何でこんなもんいいのと言っても,第三者の目が旅行者の目なんです。そのときに陸地部の人のも協力してもらうと,そういう中で体験宿泊,そういうことも考えられてみるべきじゃないかと思います。 それから,もう一点,昨日の天野議員の質問の中にありました駅の橋上化の件なんですが,答弁で第1段階としておおむね5年後までに駅周辺整備,それから第2弾としておおむね10年後までに駅のリニューアル,笠岡港までの便宜性の向上という答弁をされておりましたが,これは優先順位としてはまず橋上化ありきの中でやっていくべきじゃないかと。つまり商店街の活性化なんて民間のことなんで,民間に活性化してもらうと。大体商売のできないような役所が手を出すことじゃないんです。つまり,民間活力は民間活力に任せる。でも,駅のところの橋上化っていうものに関しましては,これからこういう遺産申請をしてる中で,そっちに呼び込んでいくと。唯一笠岡市が島しょ部に今回観光施策,3本柱の観光施策として上げた中で笠岡市の施策の体系を考えていったら,まず橋上化を先に進めていくっていうことが重要じゃないんかと思うんです。そのあたり市長,どう思われますか。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 藏本議員おっしゃるとおり,まず駅の南北の橋上化等が先にできれば,町の活性化あるいはインバウンド等の観光客の誘導等の促進にはつながることは確かだと思うんですけども,これはJR,相手があることでもありますし,JRとの協議の中でその条件面を調整していきながら話していくということになりますし,国の助成金も引っ張ってこなきゃいけませんし,そういう意味ではちょっと時間がかかる話なんで,その前に,合わせて同時並行的に周辺整備もしていきながら,5年後から10年後をめどに橋上化をしていくというのが,タイミング的にはそういうふうなことになるのかなというふうに私は思っております。同時並行で進めればそれはそれにこしたことはないんですけど,何しろ笠岡市で自己完結できる問題でもありませんし,JRとしっかり協議していきながら,JRの同意も得なきゃいけませんし,国とのコンセンサスもとっていかなきゃいけないという,そういうハードルの中で進めていくということになると思います。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 日本遺産登録に関しましては,今の大臣のお姉さんが中心,中心というか強力なバックアップをされていると,厚労大臣も出ていると,そういうふうな中で,国との交渉というのはそのあたりをしっかりとパイプになっている訳です。 それからもう一個,協議を進めていくって,早く進めなくちゃいけません。民間出身の市長なら,そのあたりスピーディーさっていうものは市長の特権でありますから,そのあたりをどんどん進めていき,これでもってまた島しょ部の人たちが潤う,そういう施策に今後進めていってもらいたい。地域の人が,企業だけじゃない,地域の人が潤わないとだめと。空き家を活用してカフェをつくってみたらどうですかとか,大きなことを考えずに途中のベンチの配置なんかをしっかり考える。そのときに一番重要なのが,若い人のプラン作成っていうものが重要だと思うんです。若者会議もあります。おっさんなんかが考えちゃだめなんです,天野議員が言われたように。若い人の力をそのあたりにどんどん発揮して,湯布院が若い人たちでまずきっかけをつくったように,若い人たちの力っていうものをそこに投与してはどうかと。年寄りがどんどんどんどん口出す前に,まず若い人たちに任せてみると,そのあたりの覚悟を市長していただけるかどうか,最後にそれをお聞きします。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 日本遺産認定は,担当は教育委員会教育部生涯学習課が担当しております。それを今,一生懸命フォローしている状況。また,3月26日にはシンポジウムを開こうということで,その準備も今やっているということで,そこでもう一回盛り上げて日本遺産認定に向けて頑張ろうと。2市2町の首長が全員笠岡に集合しまして,それでシンポジウムを開くという予定になっております。 一方で,先ほど藏本議員がおっしゃったようにこれを経済につなげていかないと意味がないということで,もう既に産業部が,商工観光課が担当になる訳ですけれども,既に協議は進めておりまして,日本遺産認定は一つのチャンスにすぎないんだと,そのチャンスをどう生かしていくかはそのファンダメンタルズといいますか,その周辺整備はしっかりと笠岡市でやらなきゃいけないんだと,笠岡市内のことは。それをどうやって2市2町に連動していくっていうか,動線をつくっていくかというのは,協議体をつくりますんでそこで話をしていただくということになると思うんですけど,笠岡市内の笠岡諸島の石の島ということが認定のテーマでありますので,そういったことをしっかりとストーリーをつくってどうやってお客様を笠岡諸島にお連れして楽しんでいただくか,それは周遊,遊回,周遊コースにしてもそうですし,トレッキングにしてもそうだと思いますし,見るというだけではなくて体験をしていただく,あるいは食事,民泊,そういったことをどうやって整備していくか,それに対する助成制度はどんなことがあるんだということを今,産業部が中心になって整理をしてくれています。そういったことを同じぐらいのタイミングで,日本遺産認定を受けられるならば,それと同じぐらいのタイミングでPRしていけるようなタイミングで準備をしていこうということで今進めております。 若い人の力ということであれば,今交流センターに岡山県下の大学生が集まっていろんな講義に,あるいはゼミの研究に使っていただいてます。そういったことも,ぜひ研究テーマに入れていただきながら,また商業や工業のいろんな研究を地域学の中で進めていただいており,そういうレシピをつくっていただいたり,あるいは実際にどういうテーマでというのはまだ決めてはおりませんけれども,いろんな一つのテーマを出していただいて,そういったことの中に高校生も入っていただく。それはもう十分検討をしていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で1項目めの質問を閉じます。 続きまして,2項目めの質問を求めます。 ◆11番(藏本隆文君) 2項目めは,笠岡市における健康施策の検証についてということで質問いたします。 現在国においては,今後の社会保障費の増大は大変重要な課題といたしております。特に団塊の世代が後期高齢者になる2025年問題は,以前から取り上げられております。笠岡市においても,福祉分野での財源確保や国民健康保険料の値上げなどで,行政サービスの限界や市民負担の増大が予測されます。 このような問題を解決すべく,笠岡市でも市長が健康寿命世界一をスローガンとして上げ,健康向上により,市民に元気で幸せに過ごしていただきたい,またこれにより医療費,介護費の抑制につながり,次世代の負担の軽減につながるという方向性を示しております。 3日の代表質問で,私の会派の会長である藤井議員が申し上げましたように,子供や孫の世代に向けて負担軽減のために何をしなければいけないのかということが大切であると思います。しかし,健康施策は幾ら行政がよい施策を策定しても,市民が参加してくれない限り効果が出ないのは市長も御存じだと思います。 そこで,現在の高齢者,これからの高齢者になられる方が元気で暮らせる施策について,実効性の高いものにするための質問をいたします。 まず1点目,今年度の健康施策に対して,市民参加がどうだったのかを尋ねます。また,それによる効果を尋ねます。 2点目は,今後の健康施策,また市民参加の目標値及び期待される効果について尋ねます。 3点目は,市民参加を増やすための施策を尋ねます。 ○副議長(原田てつよ君) 2項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 2項目めの1点目につきましてお答えいたします。 今年度も笠岡市では,健康寿命世界一のスローガンのもと,健康寿命の延伸に向けて笠岡市健康づくり計画をもとに食の見直しや運動の推進といったさまざまな健康づくりに取り組んでまいりました。主な取り組みといたしましては,ウオーキングの有効性に着目し,個人で取り組み5カ月間で101万歩歩くぐるりんウオーク,働く世代を対象として事業所等のチームで取り組む60日間6,000歩チャレンジ!を継続して実施するとともに,毎年テーマを定めた講演会や各種健康チェックコーナー,ミニウオーキング大会を行う健康まつりinかさおかを開催しており,また市内の各地域で実施しているいきいき百歳体操は現在67カ所で実施しており,毎週1,100人の方が参加されています。 また,今年度は新たに食事だけでなく運動や睡眠もチェックする健康生活チェックシートを作成して食の面に取り組み,さらに健診の受診や健康に関するイベントの参加や取り組みを通じて健康づくりへの意識を高めていただくかさおか健康ポイント事業を始めました。 これらの事業にはそれぞれ多くの方々に参加していただき,ぐるりんウオークに223名,60日間6,000歩チャレンジ!に81チーム,320名,健康まつりinかさおかに約600名,そしてかさおか健康ポイントに約700名の参加者がありました。 事業実施の効果といたしましては,食生活の見直しや運動習慣の定着化,外出意欲の向上につながり,市民の健康づくりへの意識への醸成に一定の効果があったものと考えております。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 今後,健康施策,また市民参加の目標値でございますが,現在多くの健康づくりの取り組みを進めているところですが,実施している事業や取り組みにつきまして事業効果を検証しながら整理し,健康施策の一つの柱として健康ポイント事業にまとめて,市民から見ても分かりやすい形にしていきたいと考えております。そうした中で,より多くの市民の参加を目指してまいります。 また,期待される効果といたしましては,市民が生涯を通じて継続して健康づくりに取り組むことこそが,市民がいつまでも元気で幸せに過ごすことにつながると考えており,その先には御質問にもありますとおり医療費,介護費の抑制につながり,次世代負担の軽減につながるものと考えております。 国民健康保険の総医療費ベースで申しますと,平成27年度と比較して平成28年度に約2億6,000万円が減少し,被保険者1人当たり約1,000円の医療費が減少したことになり,健康づくりへの取り組みもその要因の一つではないかと思っております。 次に,3点目につきましてお答えいたします。 市民参加を増やすためにの施策でございますが,藏本議員さんのおっしゃるとおり,健康づくりの取り組みにおいては参加者が多いことがより大きな効果をもたらす要因の一つとなります。今年度,新たな取り組みとして健康ポイント事業を実施してまいりましたが,愛育委員さん,栄養委員さんを初めとして,地区公民館や行政協力委員さんなどにも御協力をいただいたことにより,初年度としては多くの方々に参加いただくことができました。今後も,さらなる参加者の増加を目指し,市民から見て分かりやすく気軽に取り組むことができるように,市民の健康づくりは健康ポイントでを合い言葉に健康ポイントを軸に制定,進めていきたいと考えております。 事業の実施に当たっては,ほか部署や関係団体と連携し,さらに地域で行ういきいき百歳体操の参加者に呼びかけをするなど,地域の皆様への御協力もいただくとともに市広報紙はもとより,報道機関のメディアを通じた情報提供もお願いしながら,より一層市民の健康づくりを進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの答弁に対し,再質問がありますか。 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) まず,1点目の質問の市民参加がどうだったのかという分で,部長にお伺いするんですけど,ぐるりんウオークやそれからその他の事業に関しての前の年との増加率というのはどうだったのか。それに対する,また感想等も伺いたいと思います。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 藤井健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井一男君) ぐるりんウオークでございますけれども,前年度とほぼ同じ人数となっております。それから,60日6,000歩につきましては,前年度が43チームの参加に比べまして,先ほど言いました81チーム。人数で言いますと,160名余りから320名とざっと倍に増えております。こうした企業さんとかに呼びかけを強く求めたことにより人数が増えていったというふうなことで,こういったいろんな面での市民に対する呼びかけというのが重要だと感じております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 参加の絶対人数っていうのが,これでいいと,どれぐらい参加していただきたいというふうに思っているか,その辺をお伺いします。 ○副議長(原田てつよ君) 藤井健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井一男君) 参加人数でございますけれども,ぐるりんウオークにつきましては,5カ月間とかというふうな長期にわたるのでなかなか人数的には伸び悩んでるというふうなところがあろうかと思います。この辺もざっと倍ぐらいいけたらうれしいなというふうなところでございます。 それから,60日6,000歩につきましては,若い世代から取り組むというふうなことで,高齢になる前からそういうふうな健康の意識づくりというふうなところが大切だと思っておりますので,60日6,000歩につきましてももっとこれ以上のものを,参加を求めていきたいと思っております。 そうした中で,ことしから健康ポイント事業というふうなことで初年度約700というふうな数字が出ております。こうした数字の中で皆さんが,700名全員がこういったいずれかのウオーキングの事業に参加していただけるといいのかなと思っております。もっとこれにつきましても700名ではなくて1,000とかというふうなところに伸ばしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 今の施策っていうのが,一個一個いい施策だと思うんです。しかし,これは行政対市民,個人なんですよ,対象になってるのが。私,この前12月の質問のときにまちづくり協議会等で,特にまちづくり協議会というすばらしい,それぞれの地域が全部包括した組織があると,その組織同士でこの健康について競い合わせたらどうかと,競い合ってもらったらどうかと,それにより結局健康を実感し,それで本人自体が幸せになると。また,次世代の負担も減ってくる。特に今国民健康保険の値上げ等が問題にされております。笠岡市から県のほうで総括に移りました。しかし,その笠岡市が率先して医療費の削減,つまり使えないんじゃなくて使わなくて済むような,そして本人が幸せになるような取り組みっていうものをもっとやっていかなくちゃいけないんじゃないかと。それが,笠岡市が岡山県の先頭に立ってこういうことをやっていって,ここまで減りましたよと,そうしたら全体の国民健康保険料にも反映してくると,そういうふうなことがあると。市長,笠岡市が率先してやるためには組織として動いてもらわなくちゃいけない。まちづくり協議会とのタイアップっていうものは考えられないのかどうか,そのあたりをお伺いします。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 高橋政策部長。 ◎政策部長(高橋文子君) ただいまの健康づくりに関してのまちづくり協議会とのタイアップについてでございますが,アイデアとしては非常にすばらしいと思います。ただ,藏本議員さんもよく御承知のように,まちづくり協議会は自主的に自分たちで課題を見つけ解決していくための案を出しているというような自主性を非常に重んじているところでございますので,それを市が,例えば指導してこれは要りますという形では進められないところだとは思っております。アイデアとしていただいて,今後考えたいと思っております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 部長にしてはとんでもない答弁だなと。自主性を重んじるのと,まちづくり協議会は行政施策っていうものをお互いでかなえていくっていう,つまり行政の中にある訳です。でないと,補助金なんか出さないでしょ。つまり,どう行政と一緒に頑張っていくかと。将来に向けてどうやっていくか,笠岡市をどういう方向性に向けていくかっていう,つまり自主性,自主性って勝手に遊んだり,対策を考えてくださいよって話じゃない。行政運営に重要だからつくった訳でしょ。行政が押しつけるんじゃないんです。皆さんと一緒にやりましょうっていう,協働でしょ,これは。これが協働っていうんでしょ。協働のまちづくりっていうのは。そこに例えばまちづくりもどういうふうにいろいろ運営していっていいか分からないと,そう言ってる中で,例えば皆さんにとって健康に大変いいこと,これからも少しでも元気で健康寿命延ばしていくと,そういうの一緒にやりませんかと。それが強制になるのかどうか。そうじゃないでしょ。市民のための施策を,すばらしい考えた施策を実践するための協働でしょ。これを押しつけと考えたら,それは部長自体の考えが誤ってると私ははっきり申し上げたい。市長,協働っていうのはそういうことじゃないんです。 ○副議長(原田てつよ君) 岡本副市長。 ◎副市長(岡本裕也君) 藏本議員さんの御提言ありがとうございます。 藏本さんが2つ大事なことを言っておっしゃられるなあと思うのが,1点目が次世代の負担減ということです。これは,ふだん若いころから,お年を召されても動いて人と話すこと自体が,やはり将来の医療費負担の軽減につながる。これはまちづくり協議会でもしっかり情報を共有していかなくちゃいけないということ。もう一つ,2点目が本人が健康で幸せでいるということをおっしゃっていただいたんですけども,これはまちづくり協議会だけじゃなくて,ふだん個々の人が常に考えておかなくちゃいけない大事なことだと思います。こういった情報をしっかりとまちづくり協議会と情報共有して,健康福祉部のほうからも情報提供していただきながら,やれることからまずは取り組んでいくということを始めていきたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) つまり,執行部のほうも,私ら議会のほうも,財政面においていろいろ心配があると。例えば今後の社会保障等については,国全体の問題であると。でも,国にそれぞれの施策を個々にやろうといってもできない。実際できるのは,それぞれの各自治体が実行できると。自治体が実行するにしても,住民の協力がないとできない施策と,自治体主導型で執行部主導型でできる,例えば建設等に関しては執行部主導型でできますよと。しかし,こういう健康施策等においては市民が動いてくれないとどうにもならない。だから,まちづくり協議会っていうものをどう活用していくか。まちづくり協議会っていうのは協働なんです。協働っていうのは,対等の立場で一緒に笠岡市を何とかこれから永続性のある市に育てていこうと,その活動をするんでしょ。ですから,奥さんはよく御存じだと思うんです,そっちのほうよく頑張られてるから。 だから,そういう意味でも地域の力っていうものを出していただくには,そういう実情をいかに情報提供するか。皆さん健康でいていただくのは,御本人にも大変すばらしいことだけど,それと同時に今こういうふうな事情が起こってる,国民健康保険料も値上げせざるを得ない世の中になってるから,あなたが健康でいれると同時に次世代の負担もかかるんです,金額的にこういうふうなことがあるんで,皆さんが頑張ってくれればこれぐらい削減ができるんだと,そういう情報提供の中で一緒に頑張っていただく。市民は情報が少ない,大事な情報をそこで伝えながら一緒にわしらもやってみようじゃないかと。それが,まちづくり協議会等の地域団体との協働っていうものが成り立つんであって,その危機感っていうものを持っていただかなくちゃいけない,それも共有しなくちゃいけない。そのあたりの情報提供が少し少ないんじゃないかというふうに思うんですが,いかがでしょう。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 藤井健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(藤井一男君) まちづくり協議会というふうなところへ,健康福祉部といたしましてもそういういろいろな健康施策につきまして情報提供しながら,健康づくりについて一緒に考えてから,24地区ありますけれども,そういったところにいろいろな今の状況等もお伝えし,一緒に健康に取り組んでいきましょうというふうな御提言をしていきたいと思っております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 蒸し返すようですが,12月に,これに対して全体に100万円の賞金を出したらどうかと。最近は日本記録を出したら1億円の賞金が出る。お金につられてじゃない,お金も重要だということなんですよ。つまり励みになると。そういう中で,12月に出したのが,例えばポイント制,ぐるりんウオーク,百歳体操,それから健康チェックシート,まだ健康チェックシート配られてないんですよね。そういったものを,どれだけ参加率があるか。参加者があるかだったら少ないところは,島なんか困るんで,参加率がどうなのかということで争っていただいて,まちづくりのほうも自由になるお金って余りなくて困ってるんです。だから,そういう中で,この前出したのは1位に30万円,2位に20万円,3位に10万円,残った40万円は万歩計でもって参加賞に出すと。何で万歩計来たんだろうってもう一回再確認する訳なんです。つまり,こういう,これが多分生きたお金の使い方。いろいろな施策,市長展開されるけど,住民が動いていただくための励みになる賞金っていうふうなのは生きたお金の使い方であると。ぜひ次は採用していただきたいと。 そういう中で,住民との協働っていうものをもう少し考えていただきたい。例えば,この前廃棄物の審議会がございましたよね。それで,ごみ袋有料化で最終案,笠岡答申受け市長条例改正の提案へとか,何か載ってるんですけど,これ住民とごみの減量について一緒にもっと努力したらと。まず一緒に努力することができたかどうかということがなしに,ペナルティーを科すような袋の有料化ってのは,今回日本に住みたい田舎ベストランキング,この中で,今日,懸垂幕上がりますよね。その中で中四国で笠岡市が1等賞だといったのを,こういうごみが減らないからペナルティーを科すような,有料化っていうものが,ほかの地域にはそういうことやってないと,うちのような仕組みは。でも,うちは住民と一緒に頑張れば,科さなくてもごみはもっと減量化できるよと,その取り組みをもっと頑張っていくからどんどん来てよと。よそがやってるからって住民に負荷を来すようなことはやらないよと。市長,それを言ってもらいたい。あれこれ値下げどうのこうのって,値上げはだめですよ。よそが,周りがやってるからって,そんな主体性のないことをやってもらっちゃ困る。日本住みたい田舎ベストランキング中四国1位を日本一にしていただきたいんです。そのためにはよそにはない特権っていうのはあってもいい。それで,それが財政に負荷かけるのかっていったら,住民と一緒に頑張っていけば負荷が軽減されると。ごみの件でもそう,健康については特にやっていかなくちゃいけない。市長,もうちょっと,住民の中によく入っていかれる市長だけど,一緒に私たちと頑張ってくれませんかと。それが最終的にあなたたちにも,後の子や孫の世代にも負担軽減ができるんだと,お願いしますよと。そういう実情を訴えながらやっていったら,今の市長,名市長になると思うんですけど,市長,どうです。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) まちづくり協議会の活動に関しましては,私一つ例を申し上げますと,先週の日曜日に大島地区の海の見える家で交流会があるということで出かけてまいりました。そうすると,大島のまちづくり協議会がつくったレシピに基づいて名物をつくったということで,食べてみてくださいということで,たまげた丼というのが出てきまして,たまげた料理ということらしいんですけども,ゲタっていう魚,シタビラメの白身と卵とを合わせてそれに魚を煮た煮こごりをかけて,ごまとネギがあったかな,それをまぜて食べるんですけど,非常においしかったです。こんなレシピは誰が考えたんだろうと思ったら,山陽学園大学の関係でよくテレビに出てこられる料理家の人が指導してくれてレシピをつくってくれたという。こういう,まさにまちづくり協議会が考えたことはすばらしいことだなあと。マリエの家っていうのをオープンをしまして,御存じと思いますけども,山陽学園がスイーツをつくってくれてごちそうになりました。これもすごくおいしかったです。 これ,各24あるまちづくり協議会で,それぞれ地域でいろんな課題を抱えてます。私もよく行きます。いわゆる介護難民がおられるところもおられます,遠いところはそうですね,北川なんかそうかもしれないです。また,町の中心部であればそれなりに課題が,花壇の花植だとかいろんな課題をつくってみんな解決されている訳です。 そこで,統一的に,健康寿命延伸だと,競争だと,優勝した人にはどうぞと,これは私自身も先ほど高橋部長も話ありましたけど,まちづくり協議会の趣旨にちょっと沿わないんじゃないかなというふうに思いまして。各地区で高齢化率も違いますし,島によっては島の問題もありますし,そういったことをそれぞれみんな問題を自分で課題を見つけてそれを解決する,それに対して市が助成をしていく。そういった方法が私はいいんじゃないかなというふうに今は思ってます。 また,この健康寿命の延伸は本当に大事な私の7つの公約の一つでもありますし,そういったことは市全体でやるような話で,それを競わすかどうかというのは,これは考え方によると思うんですけども,ぜひそういういろんな施策をもって,皆さんが楽しく健康に過ごしていただくための施策はこれからも打っていくつもりではありますし,そういう今の藏本議員の話も参考にしながら,どうやって生きがいを持って生きていただけるかっていう環境づくりはしっかりつくっていきたいと思います。 ごみ袋の問題に関しましては,これはもう自治体の中で,正直言いまして,先ほど藏本議員もおっしゃったとおりで,笠岡市しかなくなりまして,じゃあ笠岡市が今おっしゃったように目標に達しているのかと,減量の分別の目標に達しているのかというと,達していない訳です。それをどうやって,これだけ年間50回にわたるいろんな出前出張をしていきながら,いわゆる啓蒙活動をしっかりやっていきながら分別をお願いをしてきて。そんな中で,次に打つ手はといったときに,ほかの自治体の例を見ると単純に従量制に変えることによって,ごみの量が減っているというのも事実です。リバウンドがあったとこもありますよ。そういったことがないように,さらに減していけばごみ袋の値段を落としていく。将来的にはごみ袋は,皆さんが意識を変えていただければ,市民がそれぞれの意識を持って分別が徹底的にできるような状況が生まれれば,さらにごみ袋はほとんどただの状況にまた戻るということがあっても,私は不思議なことではないというふうに思います。 最初は,前回提案させていただいたのは,1袋30円ということでやらせていただいてます。1リットル1円ということでやらせていただきました。これを動機づけにしていただいて,もしもこれでごみが減るようであれば,さらにそれを20円とか15円とかっていう,将来そういうふうに持っていくっていうことは,いい考えじゃないかなと私は思います。里庄で今年の4月から,来月からごみ袋を値上げをするということで,単純従量制をずっと続けてきた訳ですけども,なかなかごみの量が減らないんで,今度はまた上げるということをされた自治体もあります。いろんなケースをしっかりと見ていただきながら,また見ていきながら,また我々の案をぜひ協議していただければというふうに思っている次第でございます。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 市長,市民と築く協働のまちづくりということを今回も書かれてる。市民と築く笠岡市なんですよ。それぞれの取り組みは,特徴的なのは独自にやっていただきゃいい。でも,笠岡市は,これは危機感の中で求めてる,市民も幸せになる,そういうのこそまちづくり協議会と協働で行う訳なんです。そのためのまちづくり協議会でしょ。これ協働でしょ。そのあたりを勘違いしないようにしてください。市民がその気になっていただくように一緒に頑張っていこうねと。市民も幸せになる,次の世代もその次も幸せになる。これ,施策の反映ですよ。それを一緒にやりましょうねということに,それにきっかけとしてみんなが何かっていうあれのために,例えば賞金って言っただけのことであって。つまりお互いで,各まちづくりが一緒になって競い合うって。いいことに競い合うっていうことは大事なことなんです,まちづくりの中で。その辺を市長もう一回認識していただきたい。市民が納得のもとで一緒にやっていこう,子供や孫のためにもやっていこうという情報を提供した上で,それで一緒に幸せになろうよっていう協働ができるんでしょ。もう一回,最終的に確認します。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) いつも沈着冷静な藏本議員がかなり熱くなって発言される裏には何かあるというふうに思っております。しっかりと藏本議員の提言を検討してまいりたいと思います。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 藏本隆文議員。 ◆11番(藏本隆文君) 私は,次の世代のために鬼にもなります。 以上です。質問を終わります。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で11番藏本隆文議員の質問を終結します。 約10分間休憩いたします。            午前10時42分 休憩            午前10時52分 再開 ○副議長(原田てつよ君) それでは,休憩を解いて会議を再開いたします。 続きまして,12番馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) おはようございます。 テレビや新聞等のマスコミでは,時の人とか旬の言葉とかのコーナーがあります。最近では,先日の天野議員じゃないですけども,オリンピックの話題でしょうか。時の人には,その人の人格,人生経験に無関係に運,不運があります。2月14日の新聞には,将棋界史上初の永世7冠を達成した羽生善治氏と囲碁で初めて2度の全7冠独占を果たした井山裕太氏の国民栄誉賞授与式が行われました。余り大きく取り上げられていませんでしたが,金メダルにも匹敵する大いに祝福すべき快挙であると考えます。と同時に,今回話題にした理由がもう一つあります。将棋の世界でも囲碁の世界でもAI,すなわち人工知能が勝つ時代になっているということです。 それでは,AIをテーマの一つに取り上げている今回の質問に入りたいと思います。 AIとは,アーティフィシャルインテリジェンスの頭文字からの略語です。皆さんも毎日のように旬の言葉として目にしているのではないでしょうか。正確にはとても説明できるほど理解している訳ではなくて,私も少しずつ勉強している段階です。いわゆる人工知能と訳されていて,これからの時代はAIの時代だとも言われています。AIによって人間や社会のあり方が大きく変わる可能性が高いとも言われています。ただし,世間では誤解されがちですが,何でもかんでもAIができることは決してあり得ません。しかしながら,自治体もAIと無縁ではいられないと思います。 実際に幾つかの自治体でAIを利用する試みが始まっています。具体例を挙げてみます。千葉市,千葉県市原市,北海道室蘭市,東京都足立区は,自治体の公用車に取りつけたスマートフォンで道路の損傷を自動撮影し,AIが修理の必要性を判断するという試みをしているそうです。また,大阪市は窓口業務の職員を支援するため,戸籍業務におけるAI活用の実証実験を始めたそうです。さらには,さいたま市では保育所の入所希望者が約8,000人いて,これを311施設に正確に割り当てるために複雑な条件があるそうですが,そのために20名から30名の職員が非常に多くの日数をかけて慎重に行っている現状があったそうです。これをAIはわずか数秒で自動的に算出するそうです。笠岡市でも限りなく可能性があると思います。まだ決して遅くないと思いますが,いろいろと検討されてはいかがでしょうか。 働き方改革をお尋ねします。 この3月までの具体的な改革の内容をお知らせください。また,将来に向かってのAI導入の可能性も考えた上での働き方改革の可能性について,職員についてお尋ねします。 次に,学校の教職員についてもお聞きしたいと思います。 1月29日の山陽新聞には,中学教員残業月94時間,小学校が64時間との記事が大きく取り上げられていました。現場の教職員が今後頑張ろうという意欲が湧く改革の内容を語ってくださるようお願いいたします。 教育論については,さまざまな考えがあります。このことを十分に承知の上で,取り上げてみたいという事例を紹介します。 埼玉県戸田市では,2016年以降,小学6年生から中学3年生まで全員がRSTを受験しています。ところで,RSTとは何か。リーディングスキルテストの頭文字です。東大を受験するロボットの話を覚えていらっしゃる方もいるかと思いますが,そのチームがAIを駆使して開発した基礎的読解力を調査するためのテストです。そしてまた,戸田市では一部の先生たちもRSTを受験しています。なぜか。RSTでは問題を使い回すので,例外以外の問題を公開しません。ですから,先生たちは自分でRSTを受験しないと,どんな問題が出題され,どうして生徒達がつまずいたのか分からないのです。実際に受験した先生方からは,次のような感想をいただいたそうです。 実際にRSTを受験してみるまで,教科書の文章を読むことがこんなに難しいこととは思いませんでした。解説を聞いてみると,きちんと読んでいれば正解できたなと思う問題ばかりで,ふだんいかにきちんと読んでいないかを痛感しました。日ごろ,いかに自分が曖昧に文を読んでいるかを理解することができました。RSTの講義はとても興味深く,全ての教科において教科書を読むことの大切さ,そしてそれに国語という教科がいかに深くかかわりを持っているかの自覚を持つことができましたとあります。 戸田市では,さらに学校内で先生たちが放課後集まって,RSTの問題を自力でつくったり,どうすれば読めるようになるかの授業の検討を毎週のように重ねているそうです。そして,もともと子供たちが好きで,教えるのが好きで教員になっているので,子供たちが分かっているという手応えを感じられるとうれしいんですと言っているそうです。単純に時間だけで残業を考えてはならない事例の一つであるとも考えます。 1年半で戸田市の全中学と小学6年生,福島県や北海道の教育委員会などでも調査しています。2016年には文部科学省も協力して,2019年度から始まる予定の高校生のための学びの基礎診断の施行調査の一環として5,000人を調査しているそうです。そして,驚くべき結果も出ているそうです。戸田市は,埼玉県全体の中でずっと中くらいの成績だったそうです。それが,突如として中学校は1位,小学校は2位で,総合1位の成績に急上昇したそうです。ぜひとも,教科書を読める教育をするべきであると考えます。 最初にも申し上げましたが,学力向上だけが教育ではないということも理解しているつもりです。それでも,今回のテーマは働き方改革であります。教科書を読むことの大切さ,そして教えることの喜び,これこそがAIを踏まえての現場の教職員の働き方改革の根本にある考え方だと確信しています。最後に,もう一度くれぐれも誤解のないように繰り返しますが,手段の一つでしかないAIによって学力が向上する訳ではありません。教育長の見解をお尋ねします。 以上で1回目の質問を終わります。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの馬越裕正議員の質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 馬越議員さんの御質問にお答えいたします。 まず,1項目の1点目につきまして,働き方改革の目的として長時間労働の削減,生産性の向上,業務の効率化などが上げられます。この目的を達成するための手段としてAIの活用が取り上げられており,活用事例も注目されています。具体的には,国では経済産業省が国会の答弁書の下書きをAIに任せて作成するといった事例もあります。また,川崎市では住民からの問い合わせに対話形式でAIが回答する対話型問い合わせ支援サービスといった実験事例もあります。このほかにも翻訳,政策立案,条例等の文書作成などさまざまな業務を支援する技術として期待されています。 さまざまな可能性を秘めている一方で,市民の立場から考えてみますと,AIが職員の代替になり得たとしても,全ての事務をAI任せにして処理することは,市民に不安を与える等市民サービスの低下を招くおそれがあります。また,行政側から考えてみますと,職員の知識向上にブレーキをかけてしまう可能性があるとも指摘されています。もう一方で,これからも人口減少による人手不足がさらに深刻になると予想されることから,人は人でしかできないことをし,AIに任せられることはAIに任せる時代になるとの意見もございます。 こうした中,笠岡市といたしましては,市民の幸福度を高めるため高度情報化社会への進歩に遅れることなく,また国,県の動向に注意をしながらAIを市民に役立つ存在としてどのように活用していくことができるかを検討していきたいと考えております。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 職員の働き方改革についてでございますが,私も職員の健康管理の観点や家族との時間を増やすためにも働き方改革は必要と考えております。12月定例会で藏本議員さんの御質問に対して,長時間労働改善策として職員個人の意識改革や業務の見直し,長時間労働抑制に特化した勤怠管理システムの導入等を検討すると回答したところでございます。 その後,進捗状況ですが,時間外勤務管理補助簿を活用して全庁職員の時間外勤務状況の見える化を図り,時間外勤務の実情を共有しております。また,人事課職員が勤務時間外に各職場を見回ることや,時間外勤務が3カ月連続して60時間を超える職員とその所属長に対して,人事課への報告及びヒアリングを行い是正するよう指導を行っております。さらに,人事評価においては,業務見直しによる所属職員の時間外縮減を所属長の必須目標とし,職員の意識改革等につきましては,ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みとして所属長主導のもと,適切な労働時間管理や業務の効率化などを実践するよう4月に通知することとしております。なお,環境整備に当たる勤怠管理システム導入等は早急な導入をせず,まず職員の意識改革の成果を見きわめ,費用対効果など慎重に検討をすることしております。 また,AIを活用した働き方改革につきましては,馬越議員さんがおっしゃるように,今後はさまざまな業務で活用されることが期待され,地方自治体にとってのAI元年も目前に迫っていると言っても過言ではない状況となっております。しかしながら,笠岡市といたしては,まずは職員の意識改革,人材育成を優先してまいりたいと考えております。その上で,先ほどの回答と繰り返しになりますが,民間企業や国等の動向を注視しながらAIでできること,人でしかできないことを選別するとともに,AI導入効果の見きわめを行い,導入の検討をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 岡田教育長。 ◎教育長(岡田達也君) 3点目につきましてお答えいたします。 笠岡市の学校現場においても,働き方改革を目指した取り組みは積極的に推進されております。本年度,笠岡市教育委員会では働き方改革に向けた業務改善の指針を策定いたしました。目的は,生み出した時間を活用した自己啓発等によって先生方が知識,経験の拡大や心身の健康の維持を図って,教育の質の向上や児童・生徒の豊かな成長に資することにあります。平成29年度から平成31年度までの3年間で月当たりの時間外業務を現状よりも25%削減することを目安に考えて,10項目の取り組み具体例を示しております。例えば,中学校では部活動休養日を週当たり2日以上設けることが徹底されてまいりました。小学校では,導入している授業支援システムの活用促進を専門のICT支援員が巡回してサポートすることで,授業準備の効率化に結びつけようとしております。先生方の意識も時間外勤務を削減しようとする方向へ向いておりまして,成果は次第にあらわれてきていると校長先生方から報告を受けております。 なお,平成30年度当初予算には教員業務アシスタントの配置,ICT支援員の増員,業務終了のメッセージを応答する各学校への留守番電話機能の設置,そしてこれまでと継続して校務支援システムやグループウエアの活用を図ること等の予算を計上し,働き方改革の推進に寄与していきたいと考えております。 次に,4点目につきましてお答えいたします。 埼玉県戸田市の取り組みまではいきませんが,笠岡市教育委員会では平成24年度から笠岡市学力向上プロジェクトを推進してきました。その中で,基礎的,基本的な知識,技能を子供たちに習得させることを重要視し,その手段の一つとして教科書を大切にした授業づくりの普及,定着を図ってまいりました。先生方が子供が使っている教科書をしっかり読解して教材研究をし,子供が教科書の本文や資料を読み解きながら学習することができる授業を工夫するよう指導しております。教室で一斉に進める授業のような学習場面は生涯にわたって続く訳ではなく,いずれは一人一人の子供が自学によって学力を高めていかなければなりません。その際には,自分の意思で教科書を開いて本文や資料を読み解いたり,前のページへ戻ってこれまで学習したことを確認したりするような学び方を身につけておく必要がございます。教科書をみずから読み解くような学習を教室でしっかり体験することは,子供たちに自学する習慣やそのための資質能力を培うことに結びつくと考えております。 こうした地道な取り組みをこれからも続けていくことで,また笠岡市教育委員会が今年度から始めた英検,数検,漢検に取り組ませる中学校学力向上に向けた検定チャレンジなどの授業も生かしていけば,子供たちの基礎的,基本的な知識,技能は定着してまいります。そうすれば,授業の質も先生方の教えやすさも高まることとなり,結果的に働き方改革に結びついていくことが期待されます。先生方の多くは,業務を効率化して時間にゆとりができた分,休みをとるのではなく,教育の質を高めるために新たな取り組みをするような意識を持たれています。このことは,働き方改革の視点で見れば,決して望ましいことではないことかもしれませんが,働き方改革を子供に力をつけるという教育の本質的な目的の実現に結びつけることが,今後さらに求められていくと思われます。馬越議員さんに御紹介いただいた埼玉県戸田市の取り組みについても,費用や効果を確認しながら笠岡市教育委員会でも同様なことが実施できるかどうか検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの答弁に対し,再質問ございますか。 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 今回1項目ですので,順番が後先することはお許しください。 まず,今までの働き方改革,執行部のほうですけども,言葉で言うのは簡単ですけども,市の職員の業務を削減というか残業を減らすというのは非常に難しいことは十分分かっております。こうすればいいんじゃないかということがなかなか提案できないぐらい難しいことだと思ってますが。 例えば鳥取県は,長時間労働を是正ということで効果を上げております。一つは,フレックスタイムという導入も行っているそうですが,これは笠岡市ではちょっと難しいかなと思います。そして,もう一つは鳥取県の場合は女性の働く環境,場づくりということで非常に効果を上げているそうです。そして,市とすれば,福井県大野市の取り組みとしては,先ほど市長の御答弁にもありましたけども,業務の見直しや職場風土の醸成という言葉で言ってしまえば簡単ですが,それを細かくチェックして,スケジュールまで組んで,それでみんなでチェックしてるという状況と同時に,会議の活性化,効率化を行うことに対しては,一番言葉として分かりやすいのは置き時計を置いてそこで時間をはかるとかということもやってるそうです。 いずれにしても,市長の答弁にもありましたけども,可視化というか見える化っていうことが最大のテーマだと思います。もう少し具体的に,今後,今までも可視化というか見える化を努力してきて,これからもしたいということがあればお知らせください。 ○副議長(原田てつよ君) 赤迫総務部長。 ◎総務部長(赤迫圭太君) 失礼します。見える化ということで,今はシステムを組んでないんで,先ほど答弁にもありましたように,全庁で見れるハードディスクのところへ各自が残業した,あるいは休日の振替をしたというのは記録するようにしてます。いつもオープンにして見れるようになってます。システムがないんでそういう状況でやってます。見える化というと,今はそういう,今年度は係長級までが残業手当,時間外手当の対象になりましたんで,どちらかというと一番重荷というか業務の負担があるというのは係長級が一番,中心になってやってますんで,当然時間外も多分多いと思います。今年それをやってますんで,今データをとってるんですけれど,時間外手当はそれによって,係長級の管理職手当は減るんですけれど,時間外手当は飛躍的に増大しているという状況です。今年度それをやってみて,あぶり出し,データをとってみて,来年度定員適正化計画の見直しがありますんで,それと合わせて業務の棚卸しじゃないですけれど,業務のかかる時間,内容,あるいは人数,人,日とどのぐらいかかっているかという業務の洗い直しをやります。当然,定員の設定するときにそれは必要でありますので,そのときにこれは要らないんじゃないかということ,あるいはアウトソーシングでいいんじゃないか,あるいは臨時の職員の方でできるんじゃないか,ここは正職じゃないと責任もあるということを仕分けしていって,あるべき定員の姿というのを,多分今の数字よりも正職は上がってくるんかなとは思っていますけれど,それをやって,それは当然庁内にもオープンにしていって,見える化を図って,そのたどり着く過程も皆さんに知ってもらって納得してもらわないといけないんで,そこら辺は見える化していこうかなというふうに思います。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 質問するほうが笑い話として言わせてもらいますけども,先ほどの市長答弁の中で,いろいろ工夫をしてきているということで,聞けば人事課の職員が結構負担が増えているように思います。それは,人事課の職員にとっては逆のあれじゃないかという笑い話ですけども,そこら辺はいかがでしょう。 ○副議長(原田てつよ君) 赤迫総務部長。 ◎総務部長(赤迫圭太君) 今に始まったことじゃなくて,人事課の職員は給料面も担っておりまして,当然これは間違いがあってはいけないんですけど,あるいはその職場環境,人事異動等多々にわたる管理部門では一番忙しい部署であります。今後もそういう見守りを続けるのは続けるんですけれど,しなくていいような,先ほど言われたように見える化というのも,人事課の職員が自席でチェックできるというふうな,見回りしなくてもいいというふうなシステムを当然つくっていかないと,これから先人事課の職員の負担は増える一方だというふうに思います。 先ほどからAIというお話もありましたんで,そこら辺はもう急用事務というのは当然AIを導入すべきかなと,私は個人的に思ってます。笠岡市の給料表は非常に複雑ないびつな形になってますんで,ちょっと人勧を実施するといっても非常に手間暇かけた新給料表できるまでかなり労力要りますし,いろんな手当も優先順位とかもいろいろあると思いますので,そこら辺はAI等,電算化,AIの前に電算化を全部やっていけば負担は減るかなというふうに思ってます。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 教員のほうの話ですけども,笠岡市の大井小が業務効率化のために職員室の配置を変え,仕事,相談,休憩ゾーンをつくったという紹介が実はあるのかと思ったんですけど,ないからこちらが紹介してますけども,それはもうちょっと,これはやったからどうかということを教えていただければありがたいです。 ○副議長(原田てつよ君) 岡田教育長。 ◎教育長(岡田達也君) 再質問いただけると思って,そのときにお答えしようと思って取っておりました。ありがとうございます。 まず最初に,教員の業務について確認をさせていただきます。つまり,どのような業務がこの時間外を超えたものになるかということをまず知っていただかなければ,この話は成り立たないと思っております。 まず,教科指導以外で,つまり放課後から始まる教職員の業務としては,まずは1点目が授業準備です。つまり,分かる,できる子供にするために授業準備,その中で教材研究という,つまり何を本質的に教えたらいいのかというものから始まります。2点目,その後に授業の後には必ず子供たちの成果物があります。つまり,テストであったりノートがあります。この点検があります。そして,3つ目に子供たちの学校では生徒指導も行っております。つまり,心にかかわるような指導もございます。そして,4つ目には学校の教員として事務的な処理,そして学級,学年,そして公務分掌から来る事務的な事務,そして会議等がございます。大きく分けますとこの4つ,中学校については部活動がこの後に加わってきます。こういうふうな中で教員は働いております。 そういう中で,まず大井小学校の取り組みといたしまして,まず学校で遅くまで仕事をするということが当たり前になっている現状を意識改革ということで変えていこうということで取り組んだのは,一人一つ業務改善の目標を立てる。そういうようなことをしてみずから意識し,お互いに声をかけ合うシステムをつくりました。そして,2点目。次に,管理職がその先生たちの業務を把握し,そして指導できるように今グループウエアミライムを夏から導入して,先生方の出退勤の管理をすぐ見れるようにしております。つまり,管理職が把握して適切な指導が必要になってきます。これが2点目でございます。3点目として,先ほどの1点目で言いました授業の準備はとても欠かせません。そういう中で校務支援システムとか,それからグループウエアを活用して,ある先生が何かの授業で使ったものをそのフォルダの中に入れておくと,ほかの先生がその授業をするときに使えるようなシステムにしております。つまり,個々が教材研究をし授業準備をしたものがみんなで使えるようになるということで,先ほどの授業準備は軽くなっております。そして,同じように県の総合教育センターが板書型指導案というのがあります。つまり,こういうふうにしたら大体うまくいきますよというふうな一つのモデルを提示したものになります。これを活用することで,教材研究も一からするのではなく大きく改善されております。それから,4点目ですが,会議とか公務分掌の見直し,これはどの学校も以前からやっております。そして,5点目が地域の方の導入です。例えば,何かを授業でするときに,人が足りないときに,保護者や地域の方に参画していただきますと,その分準備等が軽減されます。そういうふうな地域の方々の導入というものが今されております。 そういうふうな中で,大井小学校をモデルにして,取り組みは少しずつ業務改善をされています。これを,昨年の秋でしたか,校園長会で発表していただき,そして県の教育委員会のほうからも担当に来ていただき,話をして,まず学校からできることを一つずつしていこうというふうな仕組みづくり,気持ちの意識の醸成に取り組んでおります。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 丁寧な答弁はありがたいんですが,もう少し時間を見て簡単によろしくお願いいたします。 実は,たまたまですけども,昨日の夜NHKの6時15分から「学校の働き方改革」というテーマでやっておりました。全く偶然でした。そして,そこでは先ほどの教育長の答弁にもありましたけども,保護者とか地域の人々の協力が大事だという表現をされておりました。そして,最初の教育長の御答弁にもありましたが,留守番電話設置とか,要するに学校で教えること以外がかなり大変というか,時間をとり過ぎているということが現実はあるから,それをできるだけ減らそうという方向で行かれてるというのは十分分かっておりますが,そこら辺に関してもうちょっと詳しくというとまた長くなるんで,簡潔明瞭にお願いいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 岡田教育長。 ◎教育長(岡田達也君) 先ほど申し上げました地域とか保護者の活動ですけれど,まず留守番電話機能については,一応7時以降は留守番電話で対応するようなことをしております。これには,保護者の方の御理解をいただけなければいけません。この辺を通知文等でお願いをしております。それから,学校のほうの地域の方でどういうふうなことに協力できるかというふうなアンケートをとりまして,そして授業を含めて改善できるようにプランニングしております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) AIとの関係でこれから質問に入ります。 まず,市長もいろいろ川崎市とかいろいろ具体例で提案していただきました。とにかく,今本当に毎日のようにAI,AIって何だっていうような感じの言葉が飛び交っておりますけども,1つは市長が興味を持つと思われることがこの前記事にありましたのが,宇都宮市では移住・定住アプリというのをして,非常にいい結果を迎えているという表現がありましたけども,もしこれについて御存じであればお伺いしたいし,知らなければ率直に知らないと言ってくだされば結構ですけども,いかがでしょうか。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 宇都宮市の例は存じ上げておりません。 ○副議長(原田てつよ君) 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 時期的にこの問題もテーマになると思うんで言うんですけども,3月11日が大震災でした。その被災情報をAIが整理するというのを検討しているという記事もあります。ここらに対しては,もし何か考えがあればお聞きしたいんですけど。 ○副議長(原田てつよ君) 藤井危機管理部長。 ◎危機管理部長(藤井敏生君) 被災者の方の情報でありますとか,膨大になります情報につきましての管理については検討は進んでおると聞いてはおりますが,まだ実際我々のほうに実現というところまでの情報は入ってきておりません。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 一言簡単にと言うと,どんどん簡単になってるんで,時間が,思ったより早く済みそうですけども。 今度は,3月3日の土曜日,議会の日に夜9時からNHKで「AIひろしと働き方改革」をやっていました。私がこの質問をする以上,1時間たっぷり見させていただきました。その中で,印象的な言葉があって,最後まで引っ張られたんですけども,11時間54分以上働けという表現が最初に言われて,どういうことかなということで最後まで見させていただきました。そして,見られた方も多分いらっしゃるかどうか知りませんけども,その中で詳細は省きますが,仕事への没頭度と仕事への満足度ということが非常に印象に残っております。11時間54分という数字は,没頭度がその時間以降に深くなるというデータの話でございました。そして,もう一つは非常に気になる話がありまして,仕事中にメッセージを受けると没頭度が低くなる,ましてや長いメール等は非常に迷惑である,また仕事に対する満足度も下がるということがありました。 市長は大いに反省すべきであると,AIひろしだったら言うと思いますが,いかが反論しますでしょうか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 私が日々やっております公務は本当に多岐にわたりまして,刻々とまたその状況も変わったりもしますし,直接会って話をすればいいんでしょうけどもなかなかその時間もとれないという状況の中で,メールを多用するというか,メール機能を使うということはよく使っております。夜整理してメールを発信したりしますんで,翌日見ていただければということで,特に私がメール流して,即それで返事をするということにも,今そうなってはいませんし,あしたじゅうに回答してくれというようなメールも出しませんし,それはそれで時間があいたときに対応していただければということで,私の記憶とか面談をするのをなかなか大変な状況の中で,夜気がついたことを,あるいは指示事項は,あるいは質問事項はメールするというような習慣になっております。 以上です。
    ○副議長(原田てつよ君) 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 恐らくそういう答弁をされると思ってました。幾ら私がここで言おうと市長は変わらないということは思いながら質問しております。 NHKのテレビでは,最後はAIの限界を印象づけておりました。私が今回取り上げている取り上げ方と全く違うことを申し添えておきます。NHKの場合は,AIによる分析でございました。私は,今回の質問はAI導入による仕事,働き方改革への可能性ですから,全く観点が違うということを言っておきます。そして,ちょっと話がそれますが,市長の予算の説明の中にもありましたが,笠岡版ネウボラをするという表現もありました。これは,まさにこども部長を筆頭に体制をつくっていたからこそできるんじゃないかと私は思っております。そういう意味では,私も市長の答弁はちょっと消極的に聞こえましたけども,ぜひとも対象をつくるべきだと思います。 そして,その中で一つ提案というか,皆さん御存じの人もいらっしゃると思いますが,あえて言いますけども,岡本副市長は知る人ぞ知るAIの研究者でありまして,聞くところによりますと,大学の卒論をAIで書いたとか,書かなかったとか,そのぐらいすごい人らしいんです。市長,岡本副市長をトップに特別チームを立ち上げるべきだと考えますが,まずその前に岡本副市長の御自身のお考えも含めて,まず副市長にお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 岡本副市長。 ◎副市長(岡本裕也君) 新たな検討チームをつくるという御提言ありがとうございます。 今から二十五,六年ぐらい前になるんでしょうか,私の大学時代と大学院において,私農学部の出身だったんですけども,ニューラルネットワークのアルゴリズムを活用した水管理ということで,農家さんが手間暇かかる管理っていうのを人工知能でやらせれば手間がかからないんじゃないかということで,これが大学のスーパーコンピューターでやる大きな計算が今はパソコンレベルでできなかったということで今急速に発展しています。これは,恐らく馬越議員さんの御提案のように今後どんどん発展していくということで,早目に取り組めるものは職員の負担を減らすという意味では取り組まなければならないというふうに思ってます。 これは,御存じの方は御存じなんですけども,プログラム自体をつくるのはすごい簡単なんです。すぐつくれます。ただ,何が難しいかというと,昔は学習,最近はディープランニングと言ってるんですけど,いかに学習させていい結果を出していくか,そのチェックに時間とコストが非常にかかります。今,いろいろ宇都宮の取り組み定住,これも私テレビで見たんですけども,こういうような取り組みはまだまだ職員には到底及ばないレベルであるというふうに,発展途上の段階であるかなあというふうに考えています。 一番大事なのは,AIに任せるんじゃなくてそれをチェックできる職員っていうのも合わせてやりながら,徐々に徐々に導入していく必要があります。そういった馬越さんの議員さんの提言を踏まえて,我々としても,そういったことも頭に入れて,ぜひ考えていきたいと思います。ありがとうございます。 ○副議長(原田てつよ君) 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 市長,副市長をトップにチームを立ち上げる気はありますでしょうか。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 今,笠岡市役所の業務の中でどこまで省略化できるか,AIを活用できるかということに関しては,岡本副市長のアドバイスも聞きながら適時考えていきたいと思います。まだ,専門部署を設けたり,チームをつくったりするという段階にはまだないというふうに思っております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 実は,この答弁は全く逆でして,もう積極的に岡本副市長がいらっしゃる間にぜひともやろうって言っていただける答弁をいただけると思ってました。残念です。 AIと教育論で教育長とのお話をしたいと思いますが,その前に,昨日天野議員さんとのやりとりの中で若干気になるので,確認をさせてください。 論理的思考力ということに対して教育長は,数学あるいは理科という表現をされたように私は覚えております。ただ,私が思うのに,釈迦に説法な話ですけども,三段論法とか,正反合の弁証法とか,国語というか哲学というか,そういう考え方があると私が思うんですけども,そこを補足というか確認を最初にさせてください。 ○副議長(原田てつよ君) 岡田教育長。 ◎教育長(岡田達也君) ありがとうございます。 昨日の答弁の中では,プログラム的思考の中の代表的なもので算数と理科というのを上げましたけど,国語でも例えば段落の構造化を踏まえて考えるとかというふうにやって,他の教科でも当然必要だというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 教育長は非常に素直で割と簡単に答えられると思ってなかったので,どんどん時間がずれておりますが,AI時代の教育論ということで,ちょっと言葉だけ紹介させてもらいます。 1つは,HIS会長,旅行会社で知ってる方いらっしゃると思います,沢田さんの話でAI時代の教育,旅は学校を休ませてでも行かせろという表現をされてます。そして,JR東海の葛西会長は,学校は多くを教え過ぎているという表現をされておりました。そして,三菱ケミカルホールディングの会長の小林さんて人は,強靱な精神は絶望と遠回りが生み出す。要するに,AIていうのは絶望ができないと。人間は絶望ができて,そこから挑戦するから人間成長するという表現はされておりますが,この3人の方の教育論についてまず率直なお考えをお聞きします。 ○副議長(原田てつよ君) 岡田教育長。 ◎教育長(岡田達也君) 今おっしゃっていただいた,紹介いただいた3人の方それぞれに一理はあるのかなと思ってます。ただ,一番考えておりますのは,AIという言葉が出てきた中で,学校教育の中でAIでは代替できない能力。つまり,例えば忍耐力であったり,そういうふうなものを育てることが必要なことと,AIが出てくる状況の中では,今度はAIを使いこなす能力というふうな形が必要だというふうに思ってます。この辺を意識したものが学校教育の中に含まれるべきではないかというふうに思っております。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 馬越裕正議員。 ◆12番(馬越裕正君) 教育論に入るし,分かったような分からないような意味で私もAI,AIと言ってますので,もうこれ以上教育長との話はやめますが,最後に市長に御提案というか相談させてもらいますが。 先ほどの藏本議員も提案されたのがこの日本住みたい田舎ベストランキングということで,今日の懸垂幕は雨のため14日に延期になったそうですが,私が心配するのが,この中四国で笠岡が1位になったっていうことは,それはすばらしいことなんですけども,これを維持というか,もっと全国で総合部門を上げるとかということでいくと,今のままじゃだめだと思うんです。そして,そのときに今回の部門別でいくと子育て世代が住みたい田舎部門で笠岡市が40位,若者世代が住みたい田舎部門で笠岡市が39位です。そういう意味でいくと教育を抜きに考えたらだめだと私は思います。そこで,市長はいつも教育で定住促進図ると言っております。ただ,そこでもう少し人の意見を聞いてほしいと思うのが,今回AIというのは余りまだ勉強されてないような言い方されますので,それ以上のこと言いませんけども,敬業館という発想にとらわれ過ぎずに笠岡が,AIを使った戸田市とかも含めていくと,全国発信できると思うんです。だから,目的と手段を取り違えずにぜひとも教育で笠岡住みたい町ということにしてほしいんですけども,まず最初に教育長のお考えを聞いた後,最後に市長のお考えを聞きましょうか。お願いします。 ○副議長(原田てつよ君) 岡田教育長。 ◎教育長(岡田達也君) まず,教育で発信をするということの中で,小中一貫校というのが敬業館が出たときには,形の話だと私は思っております。ではなく,やはり本当に多くの人が,保護者が,子供が行きたい学校っていうのは,そこに自分の居場所があって,質の問題です。そういうなものがちゃんと明確に笠岡市はこうこうこういうことをやっているというのを,あれば非常に呼び込む力はあると思います。一貫校だけの形だけでは説得力が弱いというふうに私は思っています。ですから,小中一貫教育を進める中で,質を高めるために笠岡市全体の小・中学校で取り組むべき内容を来年度からできるように今精査をしております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 笠岡に何人,県の教職員の方がおられるかちょっと私はまだ記憶にないんですけども,小学校が18,中学校が10ある訳ですけども,その先生が各学校で一生懸命生徒を教えていただいているということは,もちろんその前提条件で申し上げる次第なんですけども,確かに先生はローテーションの中で動いてますんで,転勤がある訳ですけども。そういった中で,どうやって毎年同じように子供たちに同じ教育を受けさせ,そして成長してもらうかというのは難しい課題だと思います。それは,教育委員会で今しっかりやっていただいてると思うんですけども。笠岡に来て教師をやるからにはこういうふうな前提条件がありますよというようなことが,私はあってもいいんじゃないかなと思うんです。例えば,それが一つが小中一貫校というツールであって,それの中でしっかりと教育していくという。全てあなたにお任せしますから全部自由にやってくださいということにもなかなかならない訳でして,先ほどRSTもしかりだと思うんです。そういったことを取り入れることによって,この基準で笠岡の子供たちに教育をお願いしますということは,私はあってもいいと思うし,その一つが小中一貫校であり,それは今審議会のほうでしっかりと検討していて,笠岡に向いた教育方針を出していただける,答申を出していただけるというふうに思いますんで,それを見た上でまた判断をしていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で12番馬越裕正議員の質問を終結します。 続きまして,7番大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 失礼します。本日3番目の質問者となります。お昼まであとわずか,皆様お疲れの中おつき合いのほうよろしくお願いします。 今回の一般質問は,6項目について通告いたしました。いつもは2項目か1項目で,再質問で深く問いましたが,今回は項目を増やし,1回目の答弁でよい答弁をいただきたいという希望を込めております。時間に限りがあり再質問が余りできないことを執行部におかれましては恐らく考慮していただいた上で,熟慮し協議を重ねた建設的な答弁をいただけるものと確信しております。 今回の6項目は,いずれも笠岡市の将来を見据えてデータを根拠とした方向性の中で,どのような想定をして施策に生かそうとしているのか,例えば高齢化を見据えた市民の幸せ面,歳入増と歳入減に向けた財政的な面,そして民間の知恵や活力を活用した定住やにぎわいの面などを客観的にはかれる建設的な質問にしています。 それでは,通告書のとおり,早口になるかもしれませんが質問させていただきます。 まず,1点目でございます。事業の廃止,縮小についてでございます。 市長名で昨年9月20日に平成30年度予算編成通達がなされました。その中で,存続する意義が薄れた事業や投資効果の少ない事業については,積極的に廃止,縮小を行うとされています。 また,第8次行政改革大綱(案)では,類似事業等の統廃合に努めるとともに,制度設計に当たって可能な限り条例,規則等に終期の設定を行うとあります。限られた財源を選択と集中の考え方で予算配分することが求められている中,当然の方針だと考えますが,以下についてお尋ねいたします。 まず,1つ目でございますが,29年度の廃止事業数,縮小事業数,削減効果額の実績見込みをお尋ねいたします。 2つ目です。30年度の廃止事業数,縮小事業数,削減効果額の目標をお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの大本益之議員の質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 大本益之議員さんの御質問にお答えいたします。 まず,1項目めの1点目につきまして,平成29年度の廃止事業数は1事業,縮小事業数は4事業で,削減効果額は約100万円の見込みでございます。主な見直し内容としましては,太陽光発電システム設置費補助金の単価引き下げや,地域農業再生協議会への補助金や委託料の統廃合によるもの等でございます。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 平成30年度でございますが,廃止事業数は6事業,縮小事業数は1事業で,削減効果額は約670万円でございます。主な内容としましては,笠岡中小企業魅力発信事業や経営セミナー等開催事業等を平成30年度では実施しないことによるものでございます。 予算編成に当たっては,補助金等の見直しなどを行っておりますが,平成27年度に策定したまち・ひと・しごと創生総合戦略に基づいて現在積極的な事業展開を進めている最中であり,効果を検証する段階にまでは至ってないことから大幅な見直しは見送っているところでございます。今後も引き続き,適宜効果検証を行うなど見直しを進めてまいります。一方,公共施設等維持管理コスト等の縮減については,学校規模適正化による大島東小学校の統廃合により縮減ができており,さらに今後のコスト縮減に向けた取り組みを進めるため,公共施設の解体撤去のための予算を計上しており,現時点では効果としては上げてはいませんが,将来的にはコスト縮減の効果があらわれてくることとなります。 そして,長年の懸案でございました土地開発公社については,平成29年度末で全ての負債が解消されますので,平成30年度での解散に向けてめどが立ったところでございます。 平成30年度からの第8次行政改革大綱に基づいて,事業の執行段階においても効率的かつ効果的な執行を心がけ,財源確保も含めて効果を上げるべく取り組んでまいります。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 平成30年度予算ベースで6事業が廃止,1事業縮小で670万円の効果という回答がありましたが,これ市長,この670万円という数字が多いと思ってるのか少ないと思っているのか,どう思ってますか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 私自身はこういった数字を聞いて,報告を聞いて,まだまだ精査すれば絞れる案件があるかなというふうには思っておりますけども,私自身まだちょっと,私の前の段階からできていた事業もたくさんありますんで,そういったものをまだ私自身も様子を見ながら適時判断していくのが正しいかなということで,今回はそういうことで出させていただきました。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 多いと思ってるのか,少ないと思っているのか,ちょっとよくわかんないんですけど,予算決算の委員会のほうからそれについて,高齢者福祉の関係だったかと思うんですけど,要望はしてます。なかなか議会のほうからいろいろ頼まれる立場の中で,そういった要望が出るようなことは余りないんですけど,そういった要望を出してます。それが,実際反映されているのかどうかということ,これは市議会の要望事項を反映させることというのは通達の中にもある訳でして,その辺の議論がどのようになされたのかということをお聞きしたいのと。 この前質問してるのが,何でもかんでもやりますよということで,予算を使っていくというようなもう状況にはない,削減できることは削減していって効率化も図っていかないといけないという中で質問してますんで,先ほど言いました点,また今後について,例えば今であったら赤迫部長のところで査定してると思うんですけど,やっぱりいろんな部署,部局をまたいで総合的に判断していく,そういった目が必要になってくると思うんですけど,そういった査定のあり方,そういったことについてもちょっとお聞きしたいなと思います。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 赤迫総務部長。 ◎総務部長(赤迫圭太君) 失礼します。当然議会からの要望というのは,通達にあるとおりできるところはやっていく,可能な限り実現していくということで通達してます。 12月補正のときに予算決算委員会で言われたのが,非常に12月補正の補正額が大きいと,当初の見積もりは何だったんだというのもありますし,財政事情によってかなり発射台というのを低く抑えているという答弁をさせてもらったですけれど,今回はそれを参考に別な答弁でしておりますように,前年度,28年度決算をもとにかなり突っ込んだ査定をしておりまして,要望をお聞きして,つけるところはなるべく発射台は12月補正高くならないように,3月補正までもつような費目もあります。片や,28決算を参考に大胆に切り込んでいく経緯もありますんで,当初予算で第1集計のときに14億8,000万円の歳入歳出の差があったんで,それを落とさなくてはいけないということで,今回それが財調2億円まで落としてますので,それはさっき言ったように決算数値に基づいてカットしているという状況です。それで,なし得たかなというふうに思ってます。 今回も,補助金と新規事業については,事前評価等をやっております。それは,企画と財政部門で,管理部門でやっておりますんで,先ほど言いましたように総合的にというのは,私は外部の方の意見とか,あるいは内部でもいろいろ各部の主務的なことをやっている視野の広い職員等を入れてやっていくべきかなとは思いますけれど,やはり時間の都合もありまして,今現在では管理部門だけの事前評価になってます。今後は,そういうこともスケジュール等調整してやっていきたいと思います。何分,当初予算編成がかなり前へ前へずれてきておりますんで,工夫して総合的な見解というのも要るかなというふうには思っております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 以上で1項目めの質問を閉じます。 続きまして,2項目めの質問を求めます。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 休憩に入るかと思ったんですが,いかせていただきます。 2項目めがふるさと納税についてでございます。 平成29年度の予算額を9億円とし,目標達成見込みとのことで,大幅な増加に対し担当課の努力と市民皆さんの御理解,御協力に感謝するところです。 ふるさと納税の返礼品については,総務省通知で趣旨に反する返礼品の中止,寄附額に対する返礼割合を3割以下など,あくまで自治体の判断と責任としながらも良識ある対応を求めていますが,以下についてお尋ねします。 29年度の返礼額とその割合,送料,広告費等の諸経費,寄附金に対する寄附金積立額の割合の見込みをお尋ねいたします。 続きまして,寄附金の使途についてお尋ねいたします。 3点目,30年度の返礼額と割合,送料,広告費等の諸経費,寄附金に対する寄附金積立額の割合の目標をお尋ねします。 カブトガニ保護を目的としたクラウドファンディングの結果を受けての反省点,そして今後の方策についてお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 2項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 2項目めの1点目につきましてお答えいたします。 平成29年度の返礼額と割合,送料,広告費等の諸経費,寄附金に対する寄附金積立額の割合の見込みでございますが,ふるさと納税の受入額は当初予算どおり9億円を見込んでおります。それに伴う返礼品の額は約4億4,200万円,割合は約49.2%,また返礼品の送料など諸経費の額は合計で約1億5,900万円となっております。そして,寄附金額から返礼品料と送料など諸経費を差し引いた約3億円,割合にして約33.1%を基金に積み立てることができる見込みでおります。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 寄附金は,寄附をいただいた年度に返礼品や諸経費等を差し引いた金額を基金に積み立て,翌年度以降に基金から取り崩し,規定する事業に要する経費に充てることとしております。 平成29年度の積立金を原資とした平成30年度当初予算での充当額は,カブトガニに関する事業に1,700万円,笠岡諸島に関する事業に約700万円,笠岡湾干拓地に関する事業に約300万円,笠岡っ子の育成に関する事業に約4,000万円,笠岡の歴史と伝統文化の保存に関する事業に約500万円,地域コミュニティとの協働に関する事業に約300万円,そのほか産業,農業振興に関する事業などでございます。 次に,3点目につきましてお答えいたします。 平成30年度の返礼額と割合,送料,広告費等の諸経費,寄附金に対する寄附金積立額の割合の目標でございますが,ふるさと納税の受入額は9億円を目標としております。それに伴う返礼品の額は約4億3,900万円,割合は約48.8%,また返礼品の送料など諸経費の額は合計で約1億8,300万円となっております。そして,寄附金額から返礼品料と送料など諸経費を差し引いた約3億円,割合にして約30.8%を基金に積み立てることとしております。 次に,4点目につきましてお答えいたします。 カブトガニ保護を目的としたクラウドファンディングにつきましては,目標額を500万円とし,平成29年10月23日から12月31日までの70日間寄附を募りました。その結果,38名の方から61万1,101円の寄附をいただきました。目標に対する達成率は12.2%であり,低調な結果に終わっております。今回の結果についてふるさと納税のシステムを運用する会社と懇談をしたところ,成功するプロジェクトはSNSを通じて寄附画面に展開するケースが多いが,笠岡市の場合はSNSの広がりに欠けていたことなどの問題点が浮かび上がってきました。12月には,毎週金曜日に市のSNSにおいてクラウドファンディングを実施中であることを掲載しておりましたが,熱心なカブトガニファンまで届かなかったものと考えております。そこで,平成30年2月28日にカブトガニ博物館で新たにSNSを立ち上げ,来年度に向けてフォロワーを増やしていく取り組みを始めております。さらに,返礼品についてもカブトガニ関連グッズだけでなく,複数用意し,食べ物などを選べる楽しみも提供できるように検討しております。今後も,ふるさと納税制度におけるクラウドファンディングの取り組みを継続するとともに,新たに企業版ふるさと納税に取り組むなど積極的にふるさと納税制度を活用して寄附金による財源の確保,返礼品の送付による地場産業の育成,そして全国へのシティーセールスに努めてまいりたいと考えております。 本年度も,全国より大変多くの方々に本市を応援していただいております。その方々に今後も引き続き御寄附をいただけるよう努力していかなければなりません。感謝の気持ちと,そして寄附金を本市の発展に有効に活用させていただかなければならないという責任も強く感じており,今後もふるさと納税の推進に力を尽くしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 午後1時まで休憩いたします。            午前11時59分 休憩            午後1時00分 再開 ○副議長(原田てつよ君) それでは,休憩を解いて会議を再開いたします。 午前中の市長の答弁に対し,再質問がございますか。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) お昼から引き続き質問させていただきます。 ふるさと納税についてでございます。総務省の通達に関しましてですが,返礼率30%ということで来てるんですが,今答弁聞いたら30年度も29年度並みというような数字だったかと思うんですけど,その通達に関して市の考え方,それについてお聞きします。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 大本議員さんの御質問にお答えいたします。 ふるさと納税の通達についての市の考え方でございますが,現在ですけれども,1月といいますか,3月からのお米につきましては,今まで1万円の御寄附をいただいたものにつきまして20キロのお米を送らせていただいとったんですけども,今回からは15キロに変えさせていただいております。国からの通達というものもありますので,今後も引き続き,他の市町村との情報を収集しながら適切に対応してまいりたいというふうに思っております。 ○副議長(原田てつよ君) 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) ほかの自治体の状況を見ながら,適切に対応という意味がちょっとわかんないんですけど,具体的にほかの自治体が返礼割合を減らさない限りは笠岡市は今のとおり40%を超えるような返礼率でいこうとされているのか,そのあたりをお聞きします。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 大本議員さんの御質問にお答えいたします。 もう少し様子を見ながら対応してまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 質問を変えます。 本来,地域の生産者あるいは産業,そういったところを活性化していくというような目的もあります。そういった意味で言ったら,以前委員会のほうでも指摘させていただいてるんですけど,例えば寄附がなくなってきた場合,返礼品の量が減ります。例えば,生産者が生産していて,今までだったら卸売とか売り先とかそういった流通を持っていたものが,市がお願いすることによって,何とか市のほうに買い取らせてくださいよということで言ってたら,本当のそういった流通が組まれとる中で買い取りがなくなった場合,あるいは,ふるさと納税を否定をする訳ではないんです。ですけど,その制度がなくなった場合,本来の目的は地元の農業者あるいは生産者,企業,そういったところを応援する立場の部署でありながら,足を引っ張る可能性もあるということに関しまして,どのような対応をとられているのかお聞きします。また,そういったことが起きた場合どうするのか,お聞きします。 ○副議長(原田てつよ君) 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 大本議員さんの御質問にお答えいたします。 生産者の流通の関係でございますが,生産者といいますか,業者さんにはふるさと納税の返礼品に登録をしていただくときに,ふるさと納税の制度ということの中で,無理をしない範囲で協力をお願いしますということで,先ほど議員さん御心配されとったその制度がなくなった場合とか,そういうようなこともありますので,そういうことで無理のない範囲の中で御協力をお願いしますというようなことで,パートナー事業者ということで登録をしていただいております。 また,お米等につきましては,今現在農協さん,それから市内の米穀屋さんを通して購入させていただいております。そういうこともありまして,何ぼか流通の中のものをこちらのほうに回していただいて,余り影響がないように,そういうことがのうなったときに影響がないような範囲で御協力いただいているというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 無理のないようにということが非常に抽象的なんで,そのあたりははっきりお伝えする。行政のほうが心配する必要はないのかもわかんないんですけど,頼まれたら地元のためにということがありますんで,そのあたりはしっかり考慮していただきたいなと思います。 それと,返礼率のほうは30%という秩序ある対応が私は必要だと思うし,あと9億円という目標があります。それを達成するために,返礼品競争という中で,恐らく楽天とか広告費が非常に高いと思うんです。露出しないとなかなか広がっていかないというふうなことも考えられて,どんどんどんどんそういった広告というか,露出するための費用がかさんでくる。結果的に基金の積立額が減ってくるという可能性もあります。ゼロよりはいいんですけど。そういったことも考えて作戦を練っていただきたいなということを要望しときます。 それとあと,クラウドファンディングについてでございます。 カブトガニの保護ということで,50万円だったか60万円だったか集まりました。ふるさと納税のクラウドファンディングは,目標達成しなくてもそのまま入ってくるというリスクが少ないことではあるんですけど,目的に対して寄附をいただくという本来の趣旨に沿ったものだと私は思ってまして,先ほど市長答弁でSNSの活用ということがありました。やっぱり笠岡市民にとってメリットがあるというか,私たちもSNSで発信しようというような気持ちになるような事業を宛てがっていくということが私は必要だと思うんで,例えばネウボラ,子育て支援,そういったことはお母さん方興味があると思いますので,そのような事業から入っていって,これ拡散して寄附額が増えたら私たちも助かるよねと,こういうような形に持っていっていただきたいというふうに思いますが,副市長はどのようにお考えでしょうか。 ○副議長(原田てつよ君) 岡本副市長。 ◎副市長(岡本裕也君) 御提言いただきましてありがとうございます。 先ほどの市長答弁にあったようにクラウドファンディング,目標よりも大きく下回る額となりました。その原因としては,知ってもらうということが大事なので,大本議員さんがおっしゃるとおり,我々としても地道な努力を重ねていきたいと思います。どうもありがとうございました。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で2項目めの質問を閉じます。 続きまして,3項目めの質問を求めます。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 3項目め,産業の振興についてでございます。 平成26年3月に策定した笠岡市産業振興ビジョンにより,当市の産業施策が展開され,策定から4年が経過しようとしていますが,以下についてお尋ねいたします。 まず,1点目です。 ロードマップでは,29年度にビジョンの中間評価を行うとされてますが,されたのでしょうか。施策の3本柱,企業誘致,地元中小企業振興,起業支援,観光振興,それぞれの評価についてお尋ねいたします。 続いて,ビジョンの見直しに当たっての手法並びにスケジュールについてお尋ねいたします。 続いて,全国各地で実績が上がっている事例がありますが,新たに起業,創業をする入居者を期間限定等で支援するインキュベーションオフィス,また都市部のベンチャー企業等の当市入居者を支援するサテライトオフィスの設置は検討されているのでしょうか。AIやロボット,IoTが今後の産業を牽引すると言われている中,通信インフラが整っていて交通の便等もよい笠岡市にそのようなベンチャーを育成することによるメリットは大きいと思いますが,お尋ねいたします。 続いて,民間募集の専門コーディネーターの役割と実績評価の考え方についてお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 3項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 3項目めの1点目につきましてお答えいたします。 平成26年度から笠岡市産業振興ビジョンに基づき,企業誘致,地元中小企業振興,企業支援,観光振興の3つの柱に基づき,具体的施策を年次計画的に実施してきました。 まず,企業誘致についてですが,14の具体的施策のうち10施策を実施しております。企業誘致の実績としまして,県営港町工業用地に製造業4社,運輸業3社の計7社,笠岡湾干拓地の北端エリアに1社,民有地に3社の立地が決まりました。そのほか市内各地で多くの増設があり,設備投資が着実に進んでおります。 第6次総合計画における施策評価委員からも施策名「地元で働けるまち」において,計画どおり進行しているのA評価をいただいており,施策の効果があらわれていると考えております。 次に,地元中小企業振興,企業支援についてですが,45の具体的施策のうち35施策を実施しております。笠岡ハローワーク管内の有効求人倍率は,平成25年度の平均は1.0倍でしたが,平成28年度の平均は1.62倍と大幅に上昇しており,企業活動が盛んとなり,企業の採用意欲が高まっております。また,創業につきましても,企業支援補助金件数は新規のみで平成26年度6件,平成27年度7件,平成28年度11件,平成29年度10件の見込みとなっており,高い件数で推移しております。第6次総合計画における施策評価委員からも施策名「商工業が盛んなまち」において,おおむね計画どおりに進行しているのB評価をいただいており,商店街の振興や事業継承については課題を抱えておりますが,おおむね順調と考えております。 最後に,観光振興ですが,33の具体的施策のうち29施策を実施しております。笠岡市を訪れる年間観光客数は,平成25年度は112万人でしたが,平成28年度には126万人と順調に増加しております。 第6次総合計画における施策評価委員からも施策名「笑顔があふれる観光のまち」において,おおむね計画どおり進行しているのB評価をいただいており,笠岡湾干拓地や道の駅の魅力発信についてさらなる工夫が求められているものの,おおむね順調と考えております。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 笠岡市産業振興ビジョンにつきましては,平成30年度が計画期間満了の5年目となりますので,平成31年度から新たな産業振興ビジョンのもとでスタートできるよう平成30年度中に見直し作業を行いたいと考えております。 今回の産業振興ビジョンの見直しに当たり,まず第7次笠岡市総合計画に基づき,産業分野の個別計画と位置づけ,施策を定めます。次に,笠岡市産業連関表及び地域経済構造分析の結果をビジョンに盛り込みます。さらに,前回ビジョンを策定したときと経済社会情勢が大きく変化した部分を中心に具体的施策を見直します。商工観光課と農政水産課を事務局とし,ビジョン策定を委託する事業者をプロポーザルにより選定し,アンケート調査及び商工団体,観光団体,農業関係団体等のヒアリングにより意見を集約し,素案を策定し,外部有識者を含む策定委員会で御審議をいただくこととしております。 次に,3点目につきましてお答えいたします。 新たな起業,創業をする入居者を期間限定等で支援するインキュベーションオフィスや,都市部のベンチャー企業等の入居者を支援するサテライトオフィスの設置についてでございますが,先進地での成功事例も聞いてはおります。私も先日商店街の空き店舗を東京にあるオフィスのようにおしゃれにリノベーションし,若者が好む仕事を創出し,若者のUターンにつなげたベンチャー企業の事業例を事業者から直接お聞きしました。 笠岡市は自然災害も少なく温暖で暮らしやすい町であり,インターネットの接続環境にもすぐれております。また,福山市や倉敷市等からの交通アクセスもよく,労働力も豊富です。そのため,サテライトオフィス等の開設には魅力的な町であると考えます。その点をしっかりとPRしながら来年度産業振興ビジョンの見直し作業において,インキュベーションオフィスやサテライトオフィス等をどのようなやり方で笠岡市の産業振興につなげていくかを策定委員会の方々とともに検討をしていきたいと考えております。 次に,4点目についてお答えいたします。 まず,専門コーディネーターの役割についてですが,企業コーディネーターにつきましては,工場用地を探している企業に対して,即座に補助金等を試算して訪問するなど,機動性を生かした活動と,岡山県企業誘致投資促進課と緊密に連絡をとりながら,企業誘致活動を行っております。また,中小企業や新規に起業された方を訪問し,財務等の専門知識を生かして現在抱えている経営課題等の問題に対して相談に乗り,補助金等の情報提供や適切な支援機関につなげるなど,今まで笠岡の地域経済を支えてくださった中小企業者等に寄り添ったきめ細かい活動を行っております。 実績につきましては,先ほど申し上げたとおり企業誘致件数が11件となっております。また,中小企業の訪問件数は平成27年度は延べ544件,平成28年度は延べ621件,平成29年度は1月末で延べ512件となっており,企業コーディネーターに対する市内中小企業者の信頼はとても厚いものがあります。企業コーディネーターの業務の現状といたしまして,県営港町工業用地の引き合いが多く,企業誘致の交渉が増えてきております。地域経済を長く支えてくださった中小企業に対し,さらに積極的な企業訪問等を行い,売り上げ等の増加につなげ,笠岡市の地域経済を活性化させるため,1名の増員により体制の充実を図ってまいりたいと考えております。 観光コーディネーターにつきましては,民間での経験や感覚を生かしながら,主に笠岡諸島への誘客や,日本遺産の認定を見据えた観光振興の取り組みを行っております。市内の観光資源の調査,近畿地方や中部地方を対象とした教育旅行の誘致活動,日本遺産認定後に向けた他地域の先進事例の収集並びに視察や研修会等への参加など,笠岡市における観光振興策の立案を進めております。 実績につきましてはお答えしたとおりですが,採用初年度における情報収集や関係者との信頼関係を生かし,今後さらに積極的な取り組みを進めることとしております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの答弁に対し,再質問がありますか。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) まず,ビジョンの見直しについてでございます。策定業者をプロポーザルで選定と,策定委員会で検討していくというようなことだったと思うんですけど,ビジョン,4年前に策定していろんな民間の方が加わって策定してきて,業を起こす,起業文化というのも大分笠岡で根づいていたのかなと,私は個人的に考えてまして,そういったこと,あるいは地理的な笠岡市のメリットも書かせていただいたんですけど,プロポーザルで選定する際の条件で,どうしても策定するコンサルは一律的な考えで入ってくる可能性が高い,そういった弊害もある,いろんな情報を知っとるというメリットはあるんですけど,そういった弊害はあると思うんです。そういったことも考慮した上で笠岡市なりの求めていくものを盛り込んで点数も上げていっていただきたいなということを要望しておきます。 それとあと,連関表についてでございます。これ当然生かしていくんですけど,新しいベンチャー企業も干拓にできますし,その連関内容も変わってくる可能性がある。そういったことも,先を見越して,見通した中で盛り込んでいく可能性も必要じゃないかなと思いますんで,そういった面も考慮していただきたいと思います。 その要望についてお考えがありましたら,どなたでも結構です。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 大本議員さんの御質問でございますが,先ほどまず1点目の策定委員会ということでの,プロポーザルによって特定委員会ということで審議するというふうにお答えいたしました。その中で,一律的なこと,笠岡のこともよく知って,そして全国的なこと,全てよく御存じな企業さんといいますか業者さんにお願いしていきたいなというふうに思ってます。特に,笠岡も以前,4年前つくったときと大きく変わっております。今回の御質問にもありました日本遺産の関係もあると思いますし,先ほど言われました干拓の大規模農園のこともあります。大きく笠岡市も4年前と変わってきておりますので,そういうことも十分理解していただける業者さん,そういうことで選んでいきたいなというふうに思っております。 それから,連関表のことでございますが,こちらも先ほど申しました4年前と大分変わってきておりますので,そういうものも考慮しながら策定のほうをしていきたいと思っております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 続いて,提案なんですけど,3番の項でインキュベーションオフィスあるいはサテライトオフィスについて提案させていただきました。 私どもの会派で,代表質問の中でありましたけど,駅前の商店街に関して,商店街の概念というのを取っ払ってというような提案もあったかと思うんですけど,時代は変わってきてます。例えば,宮崎県の日南市油津商店街というところがあります。これ国会のほうでも,今回通常国会の衆議院の中でも取り上げているいい事例なんですけど,こちらのほうは女性の流出を防ぐという中で,働きやすい事務系のオフィス,IT関係,そういった企業がどんどん進出してきて,人の流れができてきたと,商店ではないです。それが,二十数件だったかできてきている。そういった事例もありますし,あるいは徳島県の神山町,これも有名なところなんですけど,IT関係が山間部のほうに入っていってると,IT環境というかインフラが整ってたらテレビ会議等もできますし,いろんな仕事もできる訳でございまして。 そういった面で言うと,これは個人的な話で当然地元の了解もいただかないといけないんですけど,大島東小学校のところは非常にロケーションがいい。宅地にすると言ってもいろんな課題があるんですけど,オフィスという点ではいろんな使い勝手が私はいいと個人的には思ってます。そこへ,AIであるとか先端系のある業種へ絞っていって,キーマンになる会社また人を呼び込んで,その人にその活用についてはコーディネートしてもらうと。市から持ち出しがないような形でしていくというような,いろんな考え方があると思うんです。せっかくの資産であり,教育資産から普通財産に戻すんでしょうから,そういった検討もぜひしていただきたいなと。結果的に,大島東地区にも活気が出てくる可能性がある,今でもいろんな事業されてるし,大学生も変わってきている。例えばインキュベーションオフィスであったら,広島大学の大学生の起業を促すような,そういったシステムもあったりしますから,その大学の取り組みも参考にできるんじゃないかなということもあります。そういった考えに私はいるんですけど,市長は今,話を聞いてどう思いますか。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 非常に興味深い事例だというふうに思います。大島東小学校の後利用ももちろんなんですけども,ほかの笠岡市の公共施設等総合管理計画という計画に基づいて,公共施設の縮小,縮減をしていかなきゃいけないというのがありまして,そういう利活用方法があるならば,笠岡の場合は大本議員も御存じのとおり新幹線ののぞみがとまる福山駅がすぐ近くにありますし,東京都の利便性も一定の利便性があると思いますし,そういったインターネットの整備もどこの町よりも結構進んでるほうだと私は思いますし,そういったことをフル活用してそういう公共施設がIT関連のオフィスに生まれ変わっていくということはとても大事で,もしチャンスがあればそういうことに挑戦していきたいなというふうに思っております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか,いいですか。 以上で3項目めの質問を閉じます。 続きまして,4項目めの質問を求めます。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 続きましては,高年齢者の雇用,就業の促進についてでございます。 高年齢者は経験が豊富で,生涯現役で働きたいという意欲のある方が多いとも聞きます。しかし,雇用や就業機会の創出のための企業とのマッチング体制,シルバー創業へのサポート体制等が整っていないように感じますが,以下についてお尋ねいたします。 当市の高年齢者の雇用,就業促進体制の現状についてお尋ねいたします。 続きまして,厚労省では,健康で意欲と能力がある限り,年齢にかかわりなく働き続けることができる生涯現役社会の実現に向けた取り組みを進めています。その実現に向けて厚労省が募集している生涯現役促進地域連携事業に参加申し込みをすることができないのかお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 4項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 4項目めの1点目につきましてお答えいたします。 高年齢者が年齢にかかわりなく働き続けることができる生涯現役社会を実現するため,高年者等の雇用の安定等に関する法律により国は65歳までの安定した雇用を確保するため,企業に定年の廃止,定年の引き上げ,継続雇用制度の導入のいずれかの措置を講じるよう義務づけております。それに伴い,岡山県内での60歳以上の常用労働者数も増えてきております。平成29年12月でのハローワーク笠岡管内の年齢別常用求人求職状況でございますが,60歳から64歳までは求人倍率0.91倍となっており,求職者数に対して求人数が充足していない状況ですが,逆に65歳以上になると1.83倍となっており,求人数に対して求職者数が少ない状況です。 笠岡市の高年齢者の雇用,就業促進体制の現状でございますが,ハローワーク笠岡が主にその役割を担っています。高年齢者の方が新たに職を探すには,ハローワークに求職者の情報登録を行い,求人票により職を探すことになります。また,求職者情報の登録者には求人事業者の要望によりハローワークから文書にて求人のお知らせをすることもあると伺っております。人口規模の大きいエリアを管轄しているハローワーク岡山やハローワーク倉敷には高年齢者専用の窓口がありますが,ハローワーク笠岡にはそのような窓口は設置されていない状況でございます。笠岡シルバー人材センターの登録会員数の状況ですが,平成24年度末に326人が平成29年度には275人と減少傾向にあります。要因としましては,60歳以上の新規入会者より高齢による退会者が多いためとのことでございます。一方で,創業関連におきましては,笠岡商工会議所が開催しています笠岡創業塾の受講,そしてかさおか創業サロンでの相談,さらには企業支援事業補助金の交付につきまして年齢制限を特に設けておらず,若い方からシルバー世代まで起業の意欲のある方であれば誰でも御利用いただけます。本市の企業支援事業補助金につきましても,要件を満たせば交付の対象となっており,交付用件数は少ないですが,高年齢者の方への交付実績もあります。また,65歳以上への定年引き上げ等や高年齢者の雇用環境整備,高年齢の有期契約労働者を無期雇用に転換した事業主に対する国の助成金制度等があります。助成金の申請先であります独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が,8月にハローワーク笠岡での助成金の説明会を開催しています。また,笠岡市の広報紙にて助成金の紹介を行っています。平成29年度の笠岡市内の事業所の助成金申請数は13件と伺っており,まだまだ助成金制度の周知が図られていないというのが課題と伺っております。今後も関係機関と連携しながら企業コーディネーターの企業訪問等により,それらの助成金制度をPRしていきたいと考えております。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 生涯現役促進地域連携事業は,地方自治体が中心となってシルバー人材センター,社会福祉協議会,労使関係者等が構成メンバーとして協議会を立ち上げ,その協議会が地域における高齢者の就労促進に資する事業を幅広く実施することができます。平成29年4月時点で全国で20地域で事業を実施しており,岡山県内では総社市の生涯現役促進協議会が高年齢者向け企業就職面接会や就職サポートセミナー等を開催しております。人口減少社会により労働人口の減少が加速化し,人手不足が一層深刻化していますので,健康で働く意欲のある高年齢者が働き続けることができるように就労環境を整備することが今後必要になってくると考えられます。来年度の産業振興ビジョンの見直し作業の中で,大本議員さんから御提案をいただいた生涯現役促進地域連携事業も含めて検討をしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 助成制度,たくさんあるんですね。周知してお願いいたします。 2番の項目です。先ほどの質問の中でも,新たなビジョンの中で検討をするというような御答弁が続いているんですけど,これについては年金の受給年齢も引き下げの方向で,これ間違いない。また,いろんな技術を持ってる方,今までの文化として定年を迎えたらのんびりしたいよねと,地域のために役立っていきたいよねという方もいらっしゃるし,いろんな御高齢者がいらっしゃるんですけど,健康で長生きしていただくには何か生きがいであるとか,また能力を発揮していただくとか,そういった場をつくっていく。そういった責務が行政にはあるんじゃないかなということがあります。2次的には,医療費とか介護費の削減につながってくる訳でございまして,健康で長生きにこしたことはない,本当にいいことだというふうに思う訳です。 そのような中で国のほうもメニューを与えてくださってる訳でございまして,先ほど市長答弁で総社市の事例がありました。そのような協議会の中でも,そうじゃ60歳からの人生設計所というワンストップの相談窓口を設置して,そこに相談しに行かれてるんだろうなということを思う訳でございまして,例えばシルバー創業に関しまして言えば,創業サロンであるとか,創業サポートセンターとか,商工会議所さんも熱心にされてるし,金融機関もかかわっていい実績を上げられてるんですけど,活動の中にそのようなお年寄り,高齢者向けの活動,その考え方というのも入れていただきたいなと思うんですけど,部長のお考えはどうでしょう。 ○副議長(原田てつよ君) 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 大本議員さんの御質問にお答えいたします。 大本議員さんがおっしゃられるように,今までの経験を生かして,そして能力のある方が年齢によってなると,そういう貴重な財産といいますか,そういうことだと思います。ですから,そういう方にまだ健康で引き続き働いていただける,そういう意欲のある方については引き続いてお願いしたいというふうに思っておりますので,議員さんがおっしゃられるように,そういう内容につきましては今後産業ビジョンの見直しの中で取り入れていきたいというふうに思っております。ありがとうございます。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で4項目めの質問を閉じます。 続きまして,5項目めの質問を求めます。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 続いて,ヘルスケアの推進についてでございます。 高齢化の進展は,医療費,介護費等社会保障費の上昇など,さまざまな課題や社会問題となっています。解決には健康寿命の延伸,つまり健康で生きがいある生活の上で長生きしていただける社会の構築が重要です。そのためには,ヘルスケアの推進が求められると考えますが,以下についてお尋ねします。 まず,1点目です。ヘルスケアをビジネスとして早急に育成することが重要だと考えますが,育成推進体制を構築できないかお尋ねいたします。 続いて,医療機関との連携が前提となる中,市民病院の果たすべき役割は以前から指摘させていただいています。病院存続の方針が決断された状況の中,改めて市民病院の体制整備についての進捗状況についてお尋ねいたします。 続いて,ヘルスケア推進の手法として,経産省と厚労省がソーシャル・インパクト・ボンドの導入を推進しています。ソーシャル・インパクト・ボンドとは,民間資金を活用して課題解決型の事業を実施し,その成果に応じて地方公共団体が対価を支払うというスキームで,ヘルスケア分野で平成29年度から神戸市と八王子市で事業が開始されました。このソーシャル・インパクト・ボンドの考え方の導入により,市民,事業者,自治体ともさまざまな成果が期待できると考えますが,スキームの検討並びに導入できないかお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 5項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 5項目めの1点目につきましてお答えいたします。 高齢化が進行し,社会保障費が増加する中,生涯現役社会の構築として国は健康寿命を延伸するために,官民一体となって具体的な対応策の検討を行う場として,次世代ヘルスケア産業協議会を設置しました。その取り組みの一つとして,地域における自立的なヘルスケアビジネスの創出拠点となる地域版次世代ヘルスケア産業協議会を平成29年11月時点で17道府県,14市に設置しています。ヘルスケアビジネスの創出は,地域における雇用の創出,地域コミュニティの活性化,医療費の抑制等の効果が期待できる分野として,日本再興戦略においても重点的に取り組んでいくこととされています。本市においても,健康増進では高齢者が利用できる民間のスポーツジムなどの運営,看護現場では国の補助事業により介護ロボットの導入も始まっており,ヘルスケア産業を育成する基盤が整いつつあるとものと考えております。 こうした状況を受けて,医師会,歯科医師会,薬剤師会等医療従事者,介護サービス事業所等介護事業者,金融機関や民間団体,NPO団体等民間サービス事業者に集まっていただき,地域の課題,ニーズの発掘,発信,新たな社会資源の開発等を協議していただく笠岡市健康推進協議会を3月に開催する予定としております。これにより,生活習慣病に関する予防や早期発見の重点化,予防,介護予防,生活支援等の介護保険外のサービスの創出により,疾病予防,介護予防等の予防サービスを切れ目なく提供できる体制づくりを検討し,地域包括ケアシステムの構築につなげてまいりたいと考えております。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 市民病院の体制整備の進捗状況でございますが,笠岡市では全国及び岡山県全体に比べ高齢化の進行が早く,受診患者の多くは高齢者であり,今後も内科中心に診療体制を維持し,救急医療やリハビリ医療,島しょ部医療など市民病院に求められる役割を積極的に果たしてまいります。また,地域包括ケアシステムの構築という中で,笠岡市内の医療機関がその特徴を生かし,互いに協力,連携しながら地域の医療機関全体で一つの病院のような機能を持ち,切れ目のない医療を行っていくという地域完結型の医療の実現を目指します。 市民病院は,市民を対象とした特定健診,がん検診や企業を対象に人間ドックを行っています。今後は病院内への健康管理センターの設置を検討し,健診に加えて健康管理センターと市民病院内の連携により,看護師,管理栄養士等の専門職が保健指導を行うなど健診体制を強化し,生活習慣病の疾病予防,重症化予防に取り組みます。また,高齢者の自立支援を目的に地域包括支援センターなどと連携し,健康教室や健康相談の実施,さらには低栄養,筋力や認知機能等が低下し,要介護状態になるおそれのある高齢者を対象に理学療法士による運動機能向上,管理栄養士の食事指導による低栄養状態の改善,歯科衛生士による健康体操,口腔ケア等を引き続き行い,介護予防にも取り組んでまいります。 こうした取り組みの中で,3月広報紙にも掲載いたしましたように,新たな取り組みとして市民病院健康講座「防ごうロコモ!」と題して整形外科の医師による話や運動訓練などを14日の午後2時から行うこととしております。市民の方々がみずから健康を管理する習慣を持ち,健康を維持することで長期にわたる社会参加を可能にし,社会へのかかわりがさらなる健康の維持に役立つという正の循環を構築することが,間もなく訪れる超高齢化社会の重要な鍵となると言われており,予防,健康維持,診断,治療,介護,自立支援の各領域において地域の医療機関等と連携を強めてまいります。また,健康福祉部と協働して健康ポイント事業の利用促進や,まだ具体的な検討ができておりませんが,地域の住民との交流の場として健康の駅事業などを開設し,健康づくりを通じて日常から市民病院を御利用いただけるよう今後取り組んでまいります。 次に,3点目につきましてお答えいたします。 ソーシャル・インパクト・ボンドは,平成22年にイギリスで始まった官民連携による社会問題の解決を目指す成果志向の仕組みです。日本では,平成27年度に実証事業や検討会を実施し,日本版ヘルスケアソーシャル・インパクト・ボンドの基本的な考え方を取りまとめ,これを踏まえて平成28年度に神戸市が糖尿病性腎症重症化予防事業,八王子市が大腸がん検診精密検査受診率向上事業を実施しました。平成29年度には保健福祉分野における民間活力を活用した社会事業の開発,普及のための環境整備事業により10事業を採択しモデル事業を実施しており,より一層の導入促進を進めているところです。 ソーシャル・インパクト・ボンドの運用は,行政と民間がそれぞれの得意分野を持ち合わせて,さまざまな社会課題をする努力を続けることで国民の生活の質を向上させるとともに,社会的コストの適正化を進めることとなりますが,健康への取り組みに対する企業,個人の意識をコストから投資へ切りかえ,需要と供給の両面から環境整備を進める必要があると考えております。また,制度の導入に際しては,本市の人口規模に適した課題の選定や目標とするレベルをどの程度にするのか,あるいは成果を正しく評価できる第三者機関など多くの課題があります。 本市におきましては,本年度から糖尿病性腎症重症化予防事業の取り組みを開始しており,今後医療従事者や介護事業者,民間サービス事業者を構成メンバーとしております笠岡市健康推進協議会の中でこれらの課題を含め,ソーシャル・インパクト・ボンドの導入の可能性について研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 答弁の中で健康管理センターというのが出てきたと思うんですけど,ちょっと私勉強不足なんですけど,どういったセンターでどこにあるのかお知らせください。 ○副議長(原田てつよ君) 執行部の答弁を求めます。 占部病院管理局長。 ◎市民病院管理局長(占部英明君) 大本益之議員さんの質問にお答えします。 健康管理センターというのは,現在は笠岡市の中といいますか,病院の中にはございません。これは,市の改革プランの中に今回盛り込んだ内容でございます。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) ありがとうございました。医療あるいは介護,行政との連携については何年も前から指摘させていただきました。 そういった中でみつぎ病院の先進的な事例があって,視察もさせていただいたんですけど,そのみつぎ方式について以前天野副市長,3年ぐらい前だったか,天野副市長はやっぱりあの近くに病院,あるいは笠岡でいうと包括支援センターあるいは健康医療課,そういったのが近くにあったほうが,そういった連携をする体制としては望ましいというような,その方向で病院の建てかえを検討するというような御答弁をいただいた経緯があるんですけど。今,市民病院建てかえの時期とかまだはっきりしない訳なんですけど,地域包括ケアの重要性というのはもう皆さん共通認識になってきてると思う中で,地域包括ケア推進室あるいは健康医療課,そういった保健師さんとともども病院のそばに動いてもらって健康管理センター,一つになってワンストップで市民の方が相談に行けるような体制,これは個人的な考えでありますけど,そういったことを先行していくべきではないかなと。ちょっと建てかえまでその体制は待ってくださいよとか,協議会で課題を探し出すと。課題をずっと探し出してたら,もう高齢者の方はお亡くなりになってくるような手遅れ状態になってくる訳でありまして,早目早目に手を打たないといけないところは打っていただきたいなということを思う訳です。 話戻りますけど,そういった人員,配置,それをまとめていく,そのような動きが考えられないか,御答弁をお願いします。 ○副議長(原田てつよ君) 占部病院管理局長。 ◎市民病院管理局長(占部英明君) 大本益之議員さんの質問にお答えします。 まず,健康管理センターについてなんですけれども,健康管理センターにつきましては,例えば市民病院には看護師さん,栄養士さんを初めとしていろいろ医療スタッフがそろっております。そういう病院のいわゆるマンパワーと,それから健康福祉部のほうにおられます保健師さんや社会福祉士の方等,こうした市役所の行政が持ってるマンパワーと,こうしたものが連携することによって新しく施設をつくるとか,新しく人員を採用するとかということはしなくても,健康管理センターの機能としては十分やっていけるんではないかというふうに考えてますし,施設の部分で考えますと病院の中には医療相談室等もございますので,そういう場を常設という訳にはいけませんけれども,例えば何曜日にそこにセンターの職員がいるとか,第1,第3何曜日にはいるとかというような形でもう十分対応ができていくのではないかなというふうには考えておりますが,これはまだ私個人の考え方だけで,健康福祉部のほう等にはまだ相談をさせていただいておりませんので,今後そういう体制が組めないかどうかも含めて検討をしていきたいなと思ってます。 先ほど尾道市のみつぎ総合病院さんの事例のお話がございましたが,調査特別委員会の委員の皆様も御視察に行かれたということで,みつぎ総合病院でも結局は病院の施設と行政のほうのいわゆる施設というのは,隣り合わせではあるんですけど別々に建てておられてそこで一体化をして取り組みをされているという状況ですので,可能であればそういう状態をつくっていきたいとは思いますが,今の病院の形態ではそういう対応はちょっと困難であるというふうに思ってます。新病院の建設の検討に当たりましては,そういう部分も病院サイドだけではなくて,こちらの本庁の行政サイドとも相談をしながら,検討も加えていきたいなというふうに考えております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) おっしゃること分かるんですけど,なかなか前に私は進んでないなという気がしてまして,そのヘルスケアの分野でいったら本当にこれ予防なんです,予防に資源を投入していくべきだと私は思いますんで,そういう面でいくと連絡協議会,健康推進協議会,いいことではあるんですけど,なかなか前に進まない中で現場の人が近くにいる,意見を交換できる,新たな知恵が生まれてくると私思うんです,化学反応起こすと思うんです。そういった体制をつくっていくのが行政の役目であろうかと私は思いますんで,もうできない理由は幾らでもあるし,今まで何回も聞いてるんで,できる方策を考えてください。予防のほうに力を入れないともう手遅れになります。ぜひよろしくお願いします。それが市民にとっては幸せなことです。よろしくお願いします。 それと,SIBについてですが,これも健康推進会議で検討ということでおっしゃられました。スキームは,これ実行するために笠岡市にあったのがどういった体制なのかなということでありますんで,できる方策で検討していく,民間の活力は使っていく,インセンティブを与えていく,そのような流れに持っていくのが今から行政の役目だと私は個人的に思いますんで進めていただきたい。 それと,岡山市のヘルスケア推進協議会でありますとか,熊本県の合志市だったかな,これ成長戦力の一つとしてヘルスケアビジネスを位置づけてます,たしか。薩摩川内市,鹿児島県ですね。ちょっと視察行きたかったんだけど行けなかったんですけど,調整,日程が合わなくて。こちらのほうも,そのヘルスケアビジネスを同じような位置づけで,民間も一緒に動いてたかどうかだったと思うんですけど,そのような事例は全国的に出てきて,報告も上がってきてますんで,そのようなことも参考になるのかなと思うし,高梁川流域の広域連携あるいは備後圏域の広域連携という中でも,高齢者の事業について取り組むべしとなってたかと思いますんで,そういったところへ提案していって,民間事業者がスケールメリットを生かせるような形をとっていくという方法もあろうし,いろんな方法があると思いますんで,その辺は積極的に前へ進めていただきたいと思います。進んでなかったようだったら,また6月定例会で質問しますんでよろしくお願いします。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁はいいですか。 以上で5項目めの質問を閉じます。 続きまして,6項目めの質問を求めます。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) 最後です。地域おこし協力隊についてです。 地域おこし協力隊制度を導入し,隊員はそれぞれミッションを若者目線などの発想力と行動力で御活躍されていることに感謝する次第です。隊員はスーパーマンではありませんが,地域等とも能動的に協力され,頑張られていることに感心するところです。 制度を導入して来年度は3年目を迎え,最初に採用された隊員は最終年度となりますが,以下についてお尋ねいたします。 まず1点目,それぞれの隊員が経済的に自立すことが第一だと考えます。そして,それが笠岡市での定住や地域課題解決につながってほしいと望みますが,定住を決断するのは隊員本人であります。ミッションのあり方と隊員の現状をどのように評価されているのかお尋ねいたします。 続いて,新たな隊員の採用計画並びに募集手法の工夫を,今までの実績と反省を踏まえて,今後の考えについてお尋ねいたします。 また,新たに九州方面や東北方面でも募集も有効かと思いますが,お考えをお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 6項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 次に,6項目めの1点目につきましてお答えいたします。 笠岡市では,平成28年度に地域おこし協力隊5名を採用いたしました。隊員の皆さんは,着任した当初には,なれない土地で活動に戸惑いや苦労があったと思いますが,2年経過した現在は,その活動が地域住民から支持されており,地域へ根差したものとなっております。現在,女性の隊員1名が育児のため活動を中断していることから,4名が協力隊として最終年度を迎えることになります。 4名の活動を簡単に紹介しますと,相澤さんは金浦の町並み保存と伝承活動,さらに麦稈真田の継承活動,井関さんは六島の麦を原料にした地ビールづくりや六島への観光客の誘致活動,井口さんは新山地区にある古民家の土倉邸でのカフェとゲストハウスの運営,岩渕さんはイノシシなどの有害鳥獣の駆除とジビエ料理の開発,それと神島にある古民家の長鋪邸でカフェの運営を行っております。4名とも地域住民の御協力をいただき順調に活動しておりまして,今後も活動を継続していくことで地域の課題の解決と地域の活性化につながっていくものと思います。そのため,4名の方には任期満了後も引き続き活動を継続していただきたいと願っております。 しかし,課題もございます。協力隊の任期中は活動に対する報償費を月額20万円,さらに活動に要する経費として年間160万円を上限に支給しているため,生活は保障されていますが,任期が終了した後は活動による収益で生計を立てていかなければなりません。そのため,平成30年度においては各自の活動の収益体質を強化していくことが重要となってまいります。そのためには本格的に起業するための専門的な支援が必要となりますが,笠岡市では高梁川流域ソーシャルビジネス支援センターと福山ビジネスサポートセンターを利用することができます。これらの施設では起業から資金調達,さらには販売戦略などの総合的な支援を受けることができますので,任期が終了した後も各自の活動が安定した収益を生むビジネスに成長するよう活用を促してまいります。 このほかにも本格的に起業するに当たり,地域との調整が必要になることがあると思いますが,そういった場合には円滑に起業が進むように市としましても最大限の支援をしてまいります。このほか,必要に応じて商店街の空き店舗を利用する場合の補助金や企業支援事業補助金などの活用につきましても検討してまいりたいと思います。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 笠岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で,地域おこし協力隊は10名の採用を計画しています。現在8名の隊員がいますので,残り2名の採用活動を行っておりますが,今のところ平成30年度からの新規の採用予定はございません。地域おこし協力隊がみずからの能力を発揮し,地域で充実した活動を行うためには,まずは地域の課題やニーズを適切に把握し,その課題やニーズと隊員が希望する活動内容と合致した地域において協力隊を受け入れ,地域住民と連携し,協働して活動を行っていくことが望ましい姿であると考えます。そのためには,隊員と地域の両方が協力隊の制度を理解し,当事者意識を持って臨まなければなりません。本年度においては漁業振興ための消費拡大と販路拡大,古民家を活用した町並み保存,人口増対策のためのマーケティングやプロモーションの分野で協力隊の募集を行ったところ,4名の方から応募がありました。関係者で慎重に書類選考を行いましたが,本人の希望する活動と地域のニーズが一致しないなどの理由から全員の採用を見送っております。 今後も採用活動を続けてまいりますが,議員さんが御提案されています九州方面や東北方面への募集でのございますが,どちらの方面にも募集の窓口がないため,新たに開拓していかなければなりません。また,協力隊の配置には出身地により特別交付税の措置がございますが,九州と東北地方では特別交付税措置の対象となる地域がかなり限定され,ほとんどが島しょ部に入った場合しか対象とならないため,これからも3大都市圏を中心に募集活動を行ってまいりたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 大本益之議員。 ◆7番(大本益之君) ありがとうございました。企業コーディネーター,観光コーディネーターの方とも共通する面があると思うんですけど,地域おこし協力隊の皆さんも若者目線であるとか民間の目線,それが非常に大事であり尊重されるべきもんだろうなというふうに思う訳でございまして,ミッションはあるんですけどある程度,以前導入前に質問したときでも言いましたけど,自由度を広げていく,あるいは質問の中に入れましたけど,生活していく基盤については面接の時点から話をする,そして1年目からそういったのを頭に入れて行動して活動してもらうということ。御本人は考えているんだろうかなと思うんですけど,行政側サイドとしてもそのような働きかけ,また知恵を与える,そういった面にも配慮をお願いしまして,質問を終わります。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で7番大本益之議員の質問を終結します。 約10分間休憩いたします。            午後2時05分 休憩            午後2時15分 再開 ○副議長(原田てつよ君) それでは,休憩を解いて会議を再開いたします。 続きまして,8番田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 早速質問をさせていただきます。 先ほど議長のほうにはお許しを得たんですけど,先ほど大本益之議員の事業の質問の中の答弁で,先ほど小林市長は学校の適正化規模を統廃合という言葉で言われましたけど,結果的にコスト削減だとかそういった言葉,受け取る人は目的であったようにとれたんですけれど,今,先ほど言ったことは全部取り消していただきたいなと思ってますし,この議会が終わる前でもいいんですけど,放送聞くとそういったとり方があると思います。教育委員会,今までやってきたのは一番ナイーブな,配慮しなきゃいかん言葉です。私も地域に聞いてまして,削減目的は絶対教育委員会,絶対言いません,そんなことは。結果的にできとる。それはさておいて,子供の教育のために地域,PTAが決めた結果なんで,よろしくお願いします。 では,質問の本題に移ります。 1項目め,下水道企業会計について。 2018年度より下水道会計が地方公営企業会計に移行され,これからは経営状況の明確化,経営の弾力化,経営意識の向上,資産の有効活用といったメリットが上げられます。 現在の特別会計では,約9億円の繰り入れが行われ,新会計も同様と考えられますが,移行しようとする地方公営企業会計は独立採算が原則であります。 昨年の12月定例会では,移行された際,下水道料金についてはすぐに直結して値上げに伴うものではないとの答弁がありました。新会計も基準内繰り入れ,交付金ですね,約8億円で,基準外繰り入れが約1億円となっております。 この基準外繰り入れについて,市民病院の繰り入れの考え方,これは不特定多数市民全員という立場ですけど,この考え方は異なり,特定の方,すなわち下水道利用者のみへの財源負担と考えられますが,公平性の観点についてお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの田口忠義議員の質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 田口議員さんの御質問にお答えいたします。 まず,1項目めにつきまして,本市の下水道事業は笠岡処理区の公共下水道事業,真鍋島の漁業集落排水施設事業,そして北部処理区の特定環境保全公共下水道事業の3事業により整備を進めてまいりました。また,雨水整備も含め生活に密着した社会資本としてこれらの3事業を展開したことで,本市の下水道事業は快適な生活環境の確保,公衆衛生の向上といった市民生活に必要不可欠なインフラとして成長してきました。 そうした中,来年度からは下水道事業に地方公営企業法の適用を行うところでございます。しかし,公営企業として下水道事業を運営するに当たり,これまでの特別会計と同様に一般会計からの繰入状況は変わりないところでございます。 公営企業における一般会計からの繰り入れにつきましては,総務副大臣通知に基づく基準がございます。総務省は,雨水公費,汚水私費の原則を基本として地方の財政事情等を考慮し,経費の負担区分について適宜見直しを行っており,毎年基準を定めて通知を行っています。この通知に基づき繰り入れを行っているところでございますが,その財源といたしましては,国からの財政措置であります普通交付税や都市計画税の一部を充てております。 一方,この通知に基づかない繰り入れを基準外繰り入れと呼んでおり,来年度の下水道事業会計予算における基準外繰り入れは約1億円として一般会計から負担をいただくことといたしております。この基準外繰り入れにつきましては,下水道利用者のみへの財源負担と考えられるという田口議員さんからの御指摘でございますが,下水道が整備されていない地域のくみ取り便所のし尿及び浄化槽の清掃時に発生する汚泥の処理は,まず岡山県西部衛生施設組合で簡易処理を行い,その処理水を公共下水道が受け入れているところでございます。その後,最終的に十一番町の笠岡終末処理場へ瀬戸内海の環境基準に十分適合する水質として処理を行い,海域へと放流しております。つまり,下水道が整備されていない笠岡処理区や北部処理区以外の地域の皆さんも,し尿及び浄化槽汚泥の処理において下水道を利用されていると言えるところでございます。また,下水道の整備によって公共水域の水質改善とともにカブトガニの生息環境も好転するなど,下水道は本市の環境保全にとって切っても切れない関係でもあります。 このことから,地方公営企業法の経営の基本原則にもあります,本来の目的である笠岡市全体での公共の福祉の増進に寄与していると考えられ,当面は一定の基準外繰り入れは必要であると考えているところでございます。しかしながら,地方公営企業会計を適用したからには市民の皆さんに負担を強いるものではなく,田口議員さんのおっしゃるとおり,公営企業のメリットを生かしつつ,企業としての経済性が発揮できるように経営努力を重ね,基準外繰入金の圧縮に努めてまいる所存でございます。 以上でございます。
    ○副議長(原田てつよ君) ただいまの答弁に対し,再質問がありますか。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 最後のくだりはそのとおりにしていただきたいというのがありますけど,ちょっと市長にお伺いします。 市長の公約の中に,先日も答弁の中にありましたけど,上水道の話でございまして,高いというのは私自身も,高いというか金額的には差がついてるっていうのは,これ地理的な条件でついてる訳ですから,それで下水道料金が岡山県の中でどういう立ち位置にあるかっていうのを,両方あわせて考えなきゃいかん。下水道料金では,約6割の方が普及率ですけれど,下水道料金の価格だとか御存じですか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 下水道料金は上水道と同じように請求をしてて,2カ月に1回請求が来ているというように記憶しております。それで二,三千円ぐらいじゃなかったかなというふうに記憶しております。 以上です。            (「県内の立ち位置」と呼ぶ者あり) 県内立ち位置で言えば,下水道に関して,料金に関しては一番低い,水道料金に関しては一番高いクラスということの中で,2つ合わせて比較表をつくってみたんですけど,大体中位ぐらいよりもちょっと高目というふうに記憶しております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 市長,県内で一番安いということは今言われました,そのとおりです。ちょっと古いかどうか分からない。笠岡市は月当たり2,550円です。県内の平均は3,080円です。浅口は3,110円,倉敷は2,910円,岡山は2,960円。高いところは瀬戸内市,備前市3,800円。うちと月1,250円ぐらい違う。今後,下水,上水も入れるときは抱き合わせて考え方を述べるべきです。その辺は頭に入れといてください。だからといって,下水道料金を今上げるだとか上げなさいだと,こう言ってる訳じゃない。皆さんは一円でも安いのを望んでるんで,よろしくお願いします。 ちょっと細かい質問ですけれど,下水処理の単価っていうのは立米当たり,県の中でどういう運営,幾らぐらいなんですか,位置づけは。済いません。 ○副議長(原田てつよ君) 小槙上下水道部長。 ◎上下水道部長(小槙美智夫君) 田口議員さんの御質問にお答えいたします。 下水処理の単価でございますが,平成28年度末現在の数値によりまして公共下水道事業で他団体と比較をいたしますと,本市の下水道の処理単価が1立方メートル当たり224円に対しまして,本市と処理人口が類似する団体におきましては182円,それから岡山県内の平均についてでございますが,これは平成27年度の数値になりますが240円といったことになっております。この下水の処理単価といいますのは,維持管理費と資本費を有収水量で割ったものでございます。本市の場合は,人口集中区域から今郊外のほうへと管路を延ばしている関係上もありまして,資本費が割高になっていることで全国及び類似団体よりは上回っておりますが,県内平均よりは低いというような状況でございます。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 分かりました。 2016年の会計っていうか公表しているやつを見たんですけど,有収率,岡山県,全国平均値からしてどうかというのをお願いしたいのと,その改善策をお尋ねします。 ○副議長(原田てつよ君) 小槙上下水道部長。 ◎上下水道部長(小槙美智夫君) 有収率についてお答えいたします。 本市の場合,公表している数値が里庄町からの流入水量も加味しておりますので,正確な数字とはなっておりません。その適正な有収率を計算するために里庄町の流量を控除してお知らせする必要がありまして,その比較のために平成27年度数値で算出いたしますと,本市は78%でございます。全国平均が79%で,類似団体の平均が80%であり,本市の場合,類似団体より若干低くなっております。 原因につきましては,使用量徴収の対象とすることができない地下水や雨水など不明水が入ってきていることが上げられます。今後対策といたしましては,ストックマネジメントにおいて老朽化対策と含めて対処したいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 先ほどちょっと市長の答弁の中で漁業集落排水事業という言葉も出ました。ここ,できて以降もどんどんどんどん人口が著しく減って,下水道使用収益は毎年2から3%下がっているということで,そこの単体でとるとすごく経営に圧迫しているという下水道会計の評価も自分たちされてました。今後,ここの維持管理という形でどういうふうに捉まえるのか,できてから相当な比率で人口減少で,だから人口に対して莫大な施設を運営してるという状況になっている。今後どうされるんかお聞きしたいと。 ○副議長(原田てつよ君) 小槙上下水道部長。 ◎上下水道部長(小槙美智夫君) 真鍋島のゆきの浜処理場でございますが,建設当時は計画人口及び帰省人口,観光人口を見込みまして1,310人の処理でつくっております。現在の島民人口約200人を考えますと,過剰なスペックであるとは言えるものでございます。 当面は,現状の施設で維持管理を続ける予定ではございますが,施設の更新をするときとか,どこかの時点で大幅なスペックダウンが必要であると認識しております。また,この施設につきましては国の補助金も入っている施設でございますので,関係機関等と協議をしながらしっかりと総合的な検討を行い,方向性を出したいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 冒頭尋ねた基準外繰り入れの考え方の中で,普及率が約60%弱,4割の方が合併処理槽かもっと昔ながらの処理ということでくみ取り,それを西部衛生へ持っていって処理してる。これ私,分かっておって聞いてるんですけれど,この人たち,下水道料金を払うときに皆さん負担をしてるんですけれど,合併処理槽も定期的に年間結構要ります。点検だとか全部くみかえだとか発生してきます。そういったことと補助金っていうのはありますけど,じゃあ,その4割の方のそこの1億円の比率としてどんなのか,ちょっと教えていただければなと思います。 ○副議長(原田てつよ君) 小槙上下水道部長。 ◎上下水道部長(小槙美智夫君) 市長答弁にもありましたように,くみ取り便所をお使いの方,この方は御家庭で手数料を支払いして,くみ取って業者に収集してもらいます。それから,西部環境へ持っていきまして,その後井笠クリーンセンターにおいて1次処理をして下水道のほうへ流しております。それからまた,合併浄化槽をお使いの方は年1回抜き取りの清掃をしておられると思います。その汚泥を同じように井笠クリーンセンターへ持ち込んで,1次処理をして下水道へ流しておられます。ですから,そういった意味で,市民皆さんが下水道をお使いというふうな答弁をさせていただいた訳ですが,この1億円につきましてはなるべく少なくしていく経営努力が必要であると,そのように考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 時間の関係っていうか,来年度から企業会計に移る訳です。収益は,今までの会計報告と今後はすごく明瞭に損益だとかがきっちりと出てくるという中で,速やかに経営基盤をきちっとしていただきたいなと思いますんで,お願いをしてこの項は閉じます。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で1項目めの質問を閉じます。 続きまして,2項目めの質問を求めます。 ごめんなさい。失礼しました。 小槙上下水道部長。 ◎上下水道部長(小槙美智夫君) 済いません。先ほど私の答弁で「西部環境」と申しましたが,「西部衛生」の間違いでございます。失礼しました。 ○副議長(原田てつよ君) よろしいですか。 それでは,2項目めの質問を求めます。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 2項目め,道の駅笠岡ベイファームについてお尋ねします。 2011年開業時の年間売上計画は1億円でありました。地元農業者や漁業者の協力と道の駅のスタッフや行政の努力により,順調に売り上げが伸び,昨年度の売り上げは6億円弱であったことであります。私,道の駅については5回目ぐらいの質問になりますけれど,以下6点よろしくお願いします。 1点目,2018年度予算に提案されておりますが,道の駅への事業として年間7,600万円でございますが,道の駅の経済効果についてお尋ねします。 2点目,販売商品ですが,出荷者協議会を通した調達を70%の契約(要求水準)でございますが,至近数年間の割合についてお尋ねします。 3点目,景観作物に対する予算も毎年年間約1,000万円程度であります。集客力の最も大きな要因は,四季折々の景観作物と思われます。しかしながら,以前からも課題提案してますが,年々花のできばえが劣ってきてますが,その対策についてお尋ねします。 4点目,開業以降,利用者に御迷惑をかけていました狭隘な国管轄の駐車場の拡張工事の完成時期についてお尋ねいたします。 5点目,2018年度も計画されてる無料循環バスの利用実績と効果についてお尋ねします。 最後6点目,以前から提案しております集客後の多方面への波及効果策についてお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 2項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 2項目めの1点目につきましてお答えいたします。 道の駅の経済効果額でございますが,平成29年3月に取りまとめております笠岡市の地域経済行動分析報告書によりますと,道の駅の存在は笠岡市経済全体に7億1,300万円の生産効果をもたらしているとの推計結果が示されております。小売業としての道の駅の存在は,優位であるとともに,笠岡市の農産物のポテンシャルを顕在化させてるという効果もあると分析されております。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 販売商品の割合でございますが,道の駅の事業者を募集する際の要求水準書の中で,事業者は販売する食料品に関して出荷者協議会を通した調達を70%以上とすることとしております。直近3年間の割合につきましては,平成26年時は84.6%,平成27年時は81.7%,平成28年時は83.3%となっております。 次に,3点目につきましてお答えいたします。 景観作物の栽培管理でございますが,土壌の保水力と補肥力の向上に効果が期待できるゼオライトの散布や地力増進に効果が期待できる燕麦の作付を行っており,今後も継続して取り組んでまいりたいと考えております。また,今年度予算で散水機を購入することとしております。今後は,少雨による景観作物の発芽や生育への影響を最小限に抑えた栽培管理が実施できるものと考えております。さらに,近県における大規模な景観作物の栽培事例を学び,施肥や除草,連作障害対策等の手法を改善することで,栽培管理の向上を図りたいと考えております。 次に,4点目につきましてお答えいたします。 道の駅笠岡ベイファームの駐車場拡幅整備事業でございますが,国土交通省により平成30年度から工事が実施される予定となっております。現在の駐車場に加えて,新たに約1ヘクタールを拡幅整備することで,普通車は31台から80台に,大型車は11台から44台へと駐車可能台数が増加し,来場者の利便性向上が図られる予定となっております。完成時期につきましては,国土交通省から平成31年度中の完成を目標としてると聞いております。なお,隣接する駐車場約140台につきましては,利用者の利便性向上のため,30年度に舗装工事の実施を計画しております。また,北西側の臨時駐車場約250台についても引き続き確保し,イベントなどの繁忙期に対応を図ってまいります。 次に,5点目につきましてお答えいたします。 無料循環バスでございますが,道の駅を訪れた観光客に周辺地域を周遊していただくため,道の駅笠岡ベイファームを発着点とし神島,さらには笠岡湾干拓地を回るルートで周辺地域の魅力をPRいたしました。昨年8月から10月までの土曜日,日曜日,祝日において,台風による荒天で運行を中止した2日間を除いた計27日間,笠岡市が所有するマイクロバスを使用しまして,1日当たり6便を運行いたしました。利用者数は計251名と多くありませんでしたが,利用者へのアンケート調査では,今まで知らなかった神島や笠岡のことを知ることができた,次回訪れる際の参考になった,いろんな場所を訪ねてみたいなど好意的な意見を数多くいただきました。平成30年度はより多くの方に御利用いただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。 次に,6点目につきましてお答えいたします。 集客後の多方面への波及効果策についてでございますが,現在道の駅笠岡ベイファームには年間89万人もの方に御来場いただいておりまして,笠岡市の観光拠点となっております。 この状況を最大限に生かし,笠岡市への波及につなげていくことが課題でございます。そのため,道の駅の情報提供施設を活用し,道の駅周辺の周遊モデルコースを提案,笠岡諸島へと足を延ばしていただくプランの紹介等,魅力的な情報提供を行うことで笠岡市を訪れる方に市内を周遊していただけるよう取り組んでまいりたいと考えております。道の駅の来場者には,笠岡市内を周遊していただくことで,笠岡市内の全体の観光振興,さらには地域経済の活性化を目指してまいります。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 道の駅,経済効果7億円。こんなもんじゃないと思いますけれど。売り上げが9億円ですよね,本当ですか。 ○副議長(原田てつよ君) 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 田口議員さんの御質問にお答えいたします。 波及効果が7億1,300万円ということで御回答させていただきました。道の駅の売り上げが,このときの計算でいきますと,年間約5億1,000万円となっておりまして,その分で市内向けが25%とか,市外のお客さん用の売り上げが75%というような,いろいろな数字を加味しながら計算して7億1,300万円となりました。それが産業連関表のほうで出ております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 質問する気はなかったんですけど,波及効果ってそんなもんじゃないですよ。雇用だとかいろいろ経済効果ってあるんじゃないんですか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 連関表のほうに数字が出ておりますが,雇用のほうも,考え方が今現在の道の駅の額,それからなかった場合の額ということでの差し引きで変化額ということで出しております,その額が7億1,300万円というふうになっております。その中には雇用,今現在従業員の方が30名おるということをもとに効果額,このときの数字が90人というふうになっております。その数字も含めた額が7億1,300万円というふうになってます。付加価値額も1億8,300万円,それから消費の変化が1億円というような数字の積み上げで7億1,300万円となっている状況です。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 岡本副市長。 ◎副市長(岡本裕也君) 田口議員さんの御指摘のとおり,ただいま市長の答弁の7億1,300万円ってのは一部限定的な効果のみ,波及効果のみ産業連関表の逆行列表で計算したものです。おっしゃるとおり売上高は5億1,000万円がございますし,通常公共事業を投入するときには費用対効果が1を超えなくちゃいけないということで,産業連関表の活用ですとか直接的な売り上げ,それ以外にもトラベルコスト法ですとかCVM法,あらゆる検討を行います。その中で1を超えるということで,我々も本来そこは把握しなければならないんですが,そこはまだ把握しておりません。今報告したものは,一部の連関表の逆行列による効果というふうに御理解いただければと思います。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 分かりました。来ればガソリン代だってかかりますし,何回も来れば車検代だってかかりますし,すごい経済効果って,すごい広いんですよね,一つの例ですけど。 出荷者協議会の確認で,先ほど84,81.7,83というような形で述べられました。私が手元に持っている要求基準なんですけど,出荷者協議会と笠岡湾干拓地及び市内で食料品などの生産や製造を行う会員,全て笠岡の者ですね。事業者とはエー・アンド・エーであり,事業者は出荷者協議会から持ち込まれる以外の仕入れを販売できる。だから,ほかのところからくるのは3割です。そして,事業者は販売する食料品に対して出荷者協議会を通した調達を70%以上。だから,これを読むと,基本的には地域のものが7割以上求めてるという要求水準。80,81,83と,これ大幅に市内のものが使われているな,製造したもの使われているなと思います。花などはちょっと難しいところ,食料品ということでいってるんですけれど。私見るところ,私これ言ってるのは1回目でこれから言う話は一人でも多くの人に来ていただいて,リピーターをつくっていただいてという。道の駅のために私何度も今まで質問してきたし,駅のスタッフによると田口は嫌われ者になってますけれど,あといろんなこと言いますけれど,これを見ると本当ですか。市長,この前いちご祭り行かれました。どのくらいの割合だったか御存じですか。私も時たまあそこの商品を見るんですけれど,わあこりゃもう,ここのAさんがつくってると分かるですけど,この数字はどっから持ってきたもんですか。伝票くりました。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 田口議員さんの御質問にお答えいたします。 出荷者協議会から出た数字を先ほど御報告させていただきました,御回答させていただきました。なお,出荷者協議会の定義といいますか,出荷者協議会の規約がございまして,出荷者協議会の会員が笠岡市に在住する者,笠岡市内で農林漁業を営む者及び笠岡市内に営業所,支店を有する事業者等で構成されているというふうに規約のほうではそのようになっておりまして,その方の会員が出された数字が先ほどの26年が84%,27年が81%,28年が83%という数字でございます。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 以前この道の駅が開通するときに手法だ,いろいろ交通量じゃって議会のほうでいろいろうまくいくかなという形で心配しました。そのときの要求水準書というのが,先ほど私が言ったもんですけど,今部長答えたんだったら,これ何だ,これ。全国どっから入ってもいいってことじゃないですか。笠岡の支店を通って入るんじゃ。これ昔の決めた話と今の話はいつどう変わったんですか。せっかく地域でつくってる人が地域産業活性化のために道の駅の商品決めたんじゃないんですか。ちょっと済いません。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 田口議員さんの御質問にお答えいたします。 いつこういうふうに変わったかというのをちょっとまだ時間がなくて調べられませんでしたんで,もう少し調べましてまた御報告させていただきます。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 商品については,次の委員会でも回答してください。何かもう売ってるものが,何かおかしいなという気がするんです,もう商品出てますから。こんな割合じゃないなという感じするんで。 それと,本来のもともとの道の駅をつくったときの趣旨とも変わってますよ,生産者に対して。その辺きっちり委員会で答えてください,お願いします。 話変わって,景観作物。 これも以前から何度か質問しました。あそこに,道の駅に来られる目的の多くは四季折々の景観作物,ああきれいだなだとか,癒やしだとか感動,広大なところに咲きますから,あと写真を撮って,そういうことを求めて来てます。ここ6年も次第にもうすぼんでくるような感じがして,がっかりして帰られる方がおられるんじゃないかと思います。これについて何度も言いました。この連作障害かも分かりませんけれど,先ほど述べられましたデオライトとか燕麦草の作付ですか,こんなもんじゃ私以前もだめだと言ったと思うんですけど。私も野菜つくってるんですけど,絶対堆肥は必要です。まいてますか,まいてませんか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 田口議員さんの御質問にお答えいたします。 堆肥を使っているかということでございますが,笠岡湾干拓地の共同堆肥舎のほうから堆肥を購入し,圃場のほうへ配布,散布しております。28年度が980トン,それから29年度については,現在までに950トンほど堆肥のほうをまいております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 私,毎日通ってるんですけど,堆肥をあそこへ運んでいるのはほとんど見たことないなと,そりゃまた事実は事実で堆肥をまいてる。そして,農業者の方については,私も作付してますんで,連作障害,堆肥をまく,化学肥料をまく,ただし昨年と同じように少しでもいいものを作物つくりたいとやってますけど,そしたら何であんな形っていうかできばえ。今年も3月の中旬,何日でしたっけ,菜の花まつりありますよ。            (「ちんちくりん」と呼ぶ者あり) ちんちくりんはほんならないです,まだ。どうしてるんですか。この1,000万円の効果はどこに出るんですか。何年も続けてますよ。ちょっと答弁をお願いします。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 田口議員さんの御質問にお答えいたします。 御心配いただきましてありがとうございます。今回といいますか,菜の花の状況でございますが,10月の末に1回,苗といいますか種のほうをまきました。それで,そのときにちょっと雨が降ったりして予定しとったのがちょっと延びたと,種まきの時期が延びたということを聞いております。それから,今年は特に寒い日が続いたということもありまして,ちょっと生育が遅れているというふうに聞いております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) それは今年の話を言ってるんでは。年々って言ってるでしょ。だから,その対策を聞いてるのと,あと市長。市長,フェイスブックを毎日のように何発も出されますけど,今の方っていうのはフェイスブックやらないです,若い人は。ツイッターかインスタなんです。あれを写真撮って,これが日がわりですわ。やってるのはお年寄りだけらしいです,若い人に聞くと。そういうのもあるし,やはり景観作物はきちっとやっていただき,今のままでは私でもできるような,1,000万円もらややりますよ,機械さえありゃ。根本的な対策が必要です。ぜひよろしくお願いします。来年楽しみにしときますから,来年と今年の春,夏か。もう春はだめなんで,夏を楽しみにしときますんで,よろしくお願いします。 続いて,循環バス。1便当たり1.5人でしたね,計算,先ほど電卓でやったら。本当にこれ経済効果あるんですか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 循環バスのことでございますが,経済効果というよりも乗っていただいて,そして市内を,市長の答弁にもありましたように,初めて神島のほうを知らなかったとか笠岡のことを知ることができたとか,それから次回訪れるときの参考になったとか,いろいろな場所を訪ねてみたいというような好意的な御意見もございました。私も何回か乗りまして,乗ってるお客さんとお話をする中で子供連れの方,そして御高齢の方が乗られとって,そん中ですごいきれいなとこじゃなということを外浦のほうを通るときに言われとったし,それから瀬戸大橋も見えるんだなというような新たな感動をもたらしたというところもあると思います。 経済効果も今後増えるように考えていきたいと思いますし,それから乗っていただくように,1.5人ということもありましたので,来年度につきましてはこの1.5を倍にしたい,もっともっと増やしていって,ほんまに道の駅からそのバスに乗っていただいて,それで新たな感動をしていただいて再度また笠岡に来てもらう,今度はそこへ直接行ってもらうような,そういうような流れをつくっていきたいなというふうに思っております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 1人当たり多分4,000円かかってるんです,今の計算で行くと。ようこんな予算で頑張っていくなと。どうせそういったの見たことがないんなら,島のほうへ船出したほうがいいんじゃないかと思う。こういう予算についてはまた市議会というか分科会で言わなきゃいかんなと思ってます。 こういうお金があるんであれば,以前も言ったかと,ロードバイク。自転車のロードバイク。言ったら二,三十万円でついたけど,何か今工事現場の支柱を組み立ててもう3年ぐらいです。私,いつ新しい本来のものになるかなと。何か言われりゃ,ああ,田口が言うんだから備えとけって言われたんじゃろなと,あのお金。だからって,もっとお客さんを,見たことがないところじゃなくって大切にしてくださいよ,せっかく来た人に。物を買ったときに混雑するとどっちに並びゃあいいのかなという,今コンビニでも公平性を保つためにやってます。その辺は,これは市がやる話じゃないんだけど,そういうのも見ていただきたいなと思います。 あと,集客の件で波及効果ということで,うちの会派の代表の天野さんのストーリー性だとかいろいろありましたけど,私が思ってるのは,何か当日のチケットで,何か当日のチケット,その日のチケット持っていけばカブトガニだとか竹喬が半額になるだとか,何かぐるっと博のところは1割引きになるだとか何か,こりゃ相手がいいと言ってくれにゃいけんです,飲食店。こんな方策ないのかちょっとお尋ねします。 ○副議長(原田てつよ君) 井上教育部長。 ◎教育部長(井上洋一君) 御提案のチケットを持っていけばカブトガニ博物館とか竹喬美術館とか割引になるかという御提案でございますが,大変いい案ではないかと思っております。大手ショッピングセンターのとこで映画のチケットを持っていくと食料品が,食事が安くなるとかというのがございますので,産業部と教育部で協議をして,例えば無料は難しいと思いますけれど団体割引料金にするとか,協議を進めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 田口議員さんの御提案,ありがとうございます。 ぐるっと博ということもありましたので,私のほうから少し御回答させていただこうと思いますが,民間の飲食店の割引ということになると,先ほども議員さん言われたように,各施設の御協力が必要ということがありますので,ぐるっと博の企画の時点で飲食店の方々と話し合ってそういうことができたらいきたいというふうに思っております。ありがとうございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 市の施設のほう,違います。私言ったのは365日って,あそこは355日営業ですか。その日の当日券のチケットがあれば年中ということで,ぐるっと博をやってる期間じゃないということだけは知っといてください。 この項は終わります。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で2項目めの質問を閉じます。 続きまして,3項目めの質問を求めます。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 3項目め,笠岡バイパスの進捗状況について。 笠岡市西大島新田から笠岡市茂平を結ぶ延長7.6キロの道路でございます。地域高規格道路,倉敷福山道路の一部を構成するものであります。事業目的は,岡山県西部地域の交通量混雑の緩和及び交通安全の確保,周辺地域の連携強化であります。そして,開通すれば本市の経済普及効果も間違いなく高くなると思われます。昨年から市内の3カ所で工事が進められていることから,以下3点お尋ねします。 1点目,金光から西大島新田,笠岡東インターチェンジと聞いておりますけど,進捗状況及び開通時期についてお尋ねします。 2点目,西大島新田から茂平,通称笠岡西インターチェンジの進捗状況の開通時期についてお尋ねします。ちょっとこの前,国のほうから出てる資料の平成29年度を見ると,何かここの進捗率が54%というふうな資料がありました。 3点目,茂平までの開通後,茂平から福山赤坂バイパスにつながる計画でございます。福山側の具体的計画は進んでないと聞いております。したがいまして,茂平までの開通時には,茂平地区のさらなる交通量の増加や渋滞が懸念されますが,特に渋滞緩和策についてどのように考えてるかお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 3項目めの質問に対し答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 3項目めにつきましてお答えいたします。 国道2号バイパスの進捗状況につきましては,9月の定例会代表質問におきまして立真会を代表して三谷議員さんから御質問をいただき,進捗状況を御報告させていただきましたが,その後の進捗状況を御報告いたします。 まず,1点目の国道2号玉島笠岡道路の2期区間の金光から西大島新田までの進捗状況につきましては,用地買収は平成28年度末の70%から平成29年12月末時点で85%の進捗率となっております。工事の進捗状況についてでございますが,用地買収が終了している場所は工事発注に向けて設計が行われており,現在鴨方の六条院地区や西大島新田地区の一部につきましては,地盤改良工事などの道路改良工事が行われているところでございます。今後の予定といたしましては,平成30年度末に用地買収進捗率が全体の9割以上となるよう進めながら,順次工事発注に向けて設計を行っていく予定であると伺っております。 次に,2点目につきましてお答えいたします。 西大島新田から茂平までの笠岡バイパス区間につきましては,用地買収は平成28年度末の85%から平成29年12末末時点で93%の進捗率となっております。工事の進捗状況でございますが,干拓地内では今年度から本線部分の地盤改良工事や盛り土工事が始まりました。特に,道の駅笠岡ベイファーム付近の工事を優先していただいてる状況でございます。今後の予定といたしましては,平成30年度から新神島大橋や市道等の交差部の道路,橋などの工事発注に向けた設計を行っていく予定であると伺っております。 開通予定時期でございますが,本線の全線開通のめどにつきましては,国からはっきり回答をいただけていませんが,国土交通省への要望活動の中で国道2号玉島笠島道路,笠岡バイパスを一体的に捉えて,一刻も早い完成をお願いしてまいり,その結果これまでは東側の玉島笠岡道路の整備が優先されておりましたが,西側の笠岡バイパスからも整備していただけるようになっております。岡山国道事務所からは平成30年代中盤には側道等を利用した暫定2車線の形でも,玉島笠岡道路2期区間及び笠岡バイパスを同時に供用開始できるようにしたいと考えているとのことでございましたので,市といたしましても整備促進協議会の首長とともに,今後もしっかり予算を確保していただけるよう,中央省庁に要望活動を行ってまいりたいと考えております。 次に,3点目につきましてお答えいたします。 茂平から福山市瀬戸町長和までの福山道路につきましては,計画が進んでいないため,田口議員さんの御質問にございますように,笠岡バイパスから先行して開通した場合,茂平地区の交通状況が非常に悪化することが心配です。このような懸念から,私も昨年7月に開催された備後地区建設促進協議会の場やその後も福山市長に直接お会いして,福山道路を東側から早期に整備していただくよう要望いたしておりますが,福山市長さんは昨年3月に立ち上げられた福山道路整備促進期成同盟会の会長として,国土交通省等へ4月,6月,10月に要望活動を行ったとお聞きしております。しかしながら,現在の状況では,笠岡バイパスが開通した時点では茂平地内に交通渋滞が予想されるため,国も県も対応策が必要だと認識してるとのことですので,国に対しては北側の県道方面だけでなく,JFE側へも交通の分散化を図るようお願いしております。 今後,どのような形態がよいのか情報共有をしながら協議を進めてまいります。また,笠岡市といたしましては,平成30年度から笠岡バイパスと主要地方道井原福山港線へのアクセス道路及び交差点改良の概略設計を行う予定としており,その中で茂平交差点東側も検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 開通時期については,前回の今回言ようる答弁と余り大きく変わってない,今からいえばあと五,六年先には開通できるというふうな予定だということですね。 それと,個別には先ほど言ったバイパスの茂平のインターチェンジができた際の交通量というか,あそこができてその図面がない限り分からないんですが,すごい混雑だなと。それと,今でも混雑してるんです。国道から今度は流れる人,国道から来る人,茂平地区のもっと走るというか,これは茂平の地区住民の理解だとか茂平の工業団地の理解だとかがないと,なかなか最終的には図面が引かれてくると相談には行くと思うんだけれど,ぜひ渋滞のない,交通安全ができる道路,まだ図面がないんで何も言えないんですけど,個別にお願いしてたのが,ちょっとオープンにしとこうかなと思ったんで,ここでしときます。そういう方向で動いているということでございます。 それと,あともう一つ同じように先ほどの交差点の,最後に市長言われましたけれど,これも以前三谷議員が言ったかな,記憶あるんですけれど,茂平交差点の東側,今でも手前の信号機以上に待ってて,あそこそんなに。国と抱き合わせて安く向こうにやってもらえばいいのかも分からないけれど,いろんな交差点の信号調整をいろいろしてもらっても今解消できない,車減らないと思うということで,あそこの拡幅については土地の所有者は笠岡市でございます。金さえ少しつけば,簡単にできて渋滞が緩和されるんではないかなと。朝すごいみんな一番大切な時間があそこでいらいらして信号機3回待ったりしたりするんですけれど,信号調整していただいても。この辺の進め方はどんなもんでしょうか,済いません。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 坂本建設部長。 ◎建設部長(坂本明君) 御質問にお答えいたします。 確かに笠岡バイパス茂平インターチェンジができましたら,交通量がかなり増えるということで,今の渋滞を見ましても御質問のとおり非常に心配なところです。それで,先ほどの市長の答弁にもありましたが,渋滞対策につきましては国と協議する中で茂平インターチェンジの形状といいますか,動線的なものを暫定でも分散できるように,あるいはそういったことを一緒に検討していこうということで国のほうにもお願いし,取り組んでいく予定にしております。 先ほどの御質問をいただきました茂平のちょうどアルライトさんとあっこの交差点のところの件につきましては,平成27年の3月議会で三谷議員さんが御質問をいただき,そのときの答弁ではいろいろ今後も検討してまいりたいという答弁をさせていただいております。それで,今現在国道2号バイパスの茂平インターチェンジにつきましてアクセス道路の設計に入ってまいりますので,そのときに交差点改良の検討をいたします。検討,設計をするようになるんですが,そのときに道路の右折レーンと,それから導入部の長さ,こういったこともあわせて早く検討しながら道路改良にあわせて対応していくということで,30年度からそういった検討に入っていくということにしております。そうすることで今現在の渋滞も多少は緩和していき,将来に向けての検討もできていくんではなかろうかと考えておりますので,これから取り組んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 国道の2号線の交差点,県道,市道と交わる交差点の中で,それ以外に一番交通量が多い交差点に間違いないと思ってますんで,ぜひ早目の交通渋滞の解消をお願いして終わりにします。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で3項目めの質問を閉じます。 続きまして,4項目めの質問を求めます。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 4項目め,ドローンの活用について。 これも,以前お二人の議員がドローンの活用について質問しました。 本市はドローンの活用は民間に委託してますが,有事の場合については,必ずしも本市が優先されるとは思われません。笠岡消防署にはその際,前回以降購入したというのをお聞きしました。ドローン技術は日進月歩ですし,価格は安価となっていることや操縦も簡単であります。先日,私も操縦させていただきました。行政の日常業務として効率かつ効果的な活用方法を数多くあると思われますが,導入の考え方についてお尋ねします。 例えば,災害時など人が着けない場所や高所などの危険場所及び農林水産業や観光,または行事ごとなどに活用できると思います。そして,今では工業高校でも活用について学んでるという状況でございます。済いません,よろしくお願いいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 4項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 4項目めにつきましてお答えいたします。 ドローン技術は日々進歩しており,災害時のみならず警備等の防犯分野,測量等の建設分野,観光分野,さらには農林漁業分野など幅広い分野において日常的に活用されてきております。行政におきましても,活用できる分野は多岐にわたっていると考えます。例えば,橋梁の点検などが考えられますが,国土交通省では肉眼による近接目視によることと,道路橋定期点検要領で定めています。今後,新技術の導入に向けて検証,評価等の検討をし,民間技術の開発促進に努めると言及されていることから,新たな基準が設けられれば利用を検討いたします。 市が平常業務の使用でドローンを保有し活用すれば,災害時等には素早く対応できることは田口忠義議員さんの御指摘のとおりと考えます。しかしながら,ドローンを保有するには操縦者の養成,訓練,高額な機器,周辺機器などの課題がございます。また,災害時には島しょ部へ医薬品等を輸送することなども検討されておりますが,飛行時間が二,三十分と短いことなど困難な状況です。現状を考えますと,平常時の業務では必要なときに民間事業者へ委託するほうが,安価でより精度の高い結果が得られると思っております。今後も国,県やほかの自治体の状況を見ながら導入について検討をしてまいります。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの答弁に対し,再質問ありますか。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 以前どなたかの議員のときに笠岡消防にあると聞きました,事実も確認しました。ここの導入した目的を少しお尋ねします。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 松尾消防長。 ◎消防長(松尾勝明君) ただいまの田口議員さんの再質問にお答えします。 消防の本部では,平成28年12月に導入をしております。それといいますのも,過去に平成23年の東日本の大震災であったり,平成26年の広島市の土砂災害に緊急消防隊ということで消防職員を派遣させた経緯がございます。そのときにいろいろな意見がありましたのが,そういった消防隊員が現場に行けないようなところがありますので,そういったときに活用ができるのではないかなということはございましたし,笠岡市の場合,特に過去ですけど,林野火災が多いところでございまして,大規模な林野火災といえば笠岡というようなことも言われた時期がございました。そういうときに上空から情報を収集して火を消す,そういった判断材料になるのではないかなということで,私たちは導入をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 聞きましたが,いろんな活用方法がすごいです。先ほど橋梁等の土木関係には国の検査基準があるというふうに言いましたけど,それはそれでおいて,それよりもっと先ほどの災害現場だとか近寄らないところに使ったらどうですか。先ほどの国の基準っていうか行政との基準以外の点検どうこうじゃなくって,私はそれを言ってます。それと,守らなきゃいかことは守らなきゃいかんと。それと,調べるところ,他の自治体ではいろんなとこ,事由で,業務に活用しているというふうな事例がたくさんありますけれど御存じでしょうか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 藤井危機管理部長。 ◎危機管理部長(藤井敏生君) ただいまの御質問にお答えいたします。 さまざまな自治体が取り入れて活用されてるという御紹介でございまして,私のほうでは申し訳ございません,そんなにたくさんの事例は承知しておりませんで,一番先進的に今取り組んでおりますのが,東京都のあきる野市だと理解しております。こちらは国家戦略特別区域の計画に認定を受けて,事業者団体等多方面と協力して活用について今模索,実験をしてる状況だとお聞きしております。 近隣では,広島県の庄原市が市でドローンを持っておりまして,実際の活用事例を見ますと,災害現場の確認でありますとか,山岳救助訓練への参加,行方不明者の捜索,そういったところで活用されているようでございます。ほかには,文化財の空撮でありますとかパンフレット,ホームページ用の画面の撮影と,そういうことに使われているようでございます。 重立ったところは,以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 私言ってるのは,ドローン買って遊んでくださいっていう話じゃなくって。 先ほど高額と言われました。どちらが,民間に依頼するのと,教育だとかは分かりますけど,高額といったらどのくらいのものを思ってるんですか。いろんな事業がありますけれど,これが高額とは私は思わないです,効果からして。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 岡本副市長。 ◎副市長(岡本裕也君) 他の自治体の事例というのは,私も詳しくは調べておらんのですが,恐らくこれは答弁つくった人の背景には,高額というのは先ほど橋梁の点検ですとか,まさに分析,解析に使う費用だと私は認識しております。一般的に災害時において早く対応ができるというのは,先ほど市長答弁で述べたように私も有効かと思います。ただ,これを業務として活用してるというのは,事例は私,実は余り自治体では知りませんでして,自治体の中でも,私も副市長会議などで情報交換をする場もあります。その副市長の,これは公式の場ではなく休みの時間にドローンの話もしたことがあるんですが,分析については我々科学技術的に分析はできないですし,その周辺の解析するようなソフトですとか,コストがかかるっていう話は確かにありました。そういったところから直ちにドローン導入っていうのは難しいと思いますが,おっしゃったとおり消防などで活用するのは非常に有効だというふうに考えてます。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 悪天候の場合もありますけど,すっごい安全なものでございます。いろんな災害現場だとかというと10万円のものがあれば,もう全てモニターで見ながら録画もできますし,撮影もできますし,本当この前見たらびっくりしました。人にも当たらない,車にも近くまで行ったらくっつかないというような,おおすっごいなと思いましたし,ぜひ業務の効率化,私言ってるのは10万円だと。最近は,救命用の浮き輪を運ぶっていうようなドローンも実際にはあるというふうに聞いております。業務の効率化,先ほども言われましたけれど,その辺を使っていただければというのと,あと日本遺産に向けていろいろ検討してうまくいけばいいなと,私も合格しなきゃならんと思ってますけど,その際にも撮影料がどのくらいの予算かかってるか私知らないですけれど,あれがあれば相当な撮影が独自で,機械とちょっとした人工が要りますけどできますんで,その辺のときもよく考えていただきたいなと思います。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で4項目めの質問を閉じます。 続きまして,5項目めの質問を求めます。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 5項目め,最後の質問にさせていただきます。 スポンサーつきの外灯と防犯灯についてでございます。 今回この質問したのは,以前から2回ぐらい4年前から言ったんだけどなかなかならないということをオープンにしました。 市道等においてスポンサー不在やスポンサーが撤退等などにより,消灯が目立っております。本来,明かりを確保していたもの,ところの管理はどのようになっているかお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 5項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 坂本建設部長。 ◎建設部長(坂本明君) 5項目めにつきましてお答えいたします。 スポンサーつき外灯につきましては,中国電力が契約状況等管理しており,市にはスポンサー名は教えていただけないため,消灯していると通報があった場合には,速やかに市が現地の確認を行い,中国電力に連絡することで中国電力からスポンサーに点灯をお願いしていただいております。また,スポンサーに連絡がとれない場合や辞退されている場合には,外灯間の距離や周辺状況を調査を行い,道路管理上の観点からも必要と思われる箇所に市が設置することとしております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) じゃあ,今相当半数以上消えてるようなところは中国電力から話がいってるのか,いってないのか,断ってるのかどうなのか,全くこっちは行政は分からない。ほして,今消えてるところは行政として見たんならば不要と思っているところでしょうか。
    ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 坂本建設部長。 ◎建設部長(坂本明君) 御質問にお答えします。 中国電力のほうへ確認をして契約が中止になっている,辞退をされてるような状況は連絡が入ってまいります。そうしたところには市のほうがその状況を見に行きまして,先ほど申し上げましたとおり,道路管理上必要なところは設置をしていくように努めているところでございます。最近でも何カ所かそういったところがございましたので,設置をいたした箇所もございます。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 内部的には2回ぐらい要望しても全く,半数が消えてる茂平の工業団地だとか,県道は県の管理かどうか分からないですけれど。ということは,あそこはスポンサーがもういない,笠岡に存在しない,あとは断ったと。私がお願い行ったら,私断ってんですよと言われた会社もありました。そういったところでついてないっていうことは,行政としてあそこは不要だというような判断したんですねって先ほどから。 ○副議長(原田てつよ君) 坂本建設部長。 ◎建設部長(坂本明君) 御質問にお答えします。 先ほどの答弁でちょっとお答えが不十分でありました。茂平の工業団地の中には10灯ほどスポンサーつき外灯がございます。そのうち現在契約中止,いわゆる消灯して契約がされてない状況になっているものが7灯,すなわち点灯しとるものが3灯しかございません。ですので,ここにつきましては,議員さんが前から御指摘いただいとるところなんですが,まだ消灯したままの状況ですが,今後,今茂平工業会等もちょっとお話をさせていただきかけているんですが,そういった状況で市のほうで道路管理上必要なところについては点灯してまいりたいと,市のほうで設置してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) ここでぜひ,4年ぐらいたつんで。 あと,また旧市内だとか,これもスポンサーの看板がありながらついてないというのもあります。実際は昔の井笠鉄道が走ってた,結構きれいになってるとこもありますけど,それだとか伏越あたりだとか,実際には市道だなと思ってもスポンサーがいるけどついてないな,暗いなと思いながら通りましたんで,その辺も市の,これはもうスポンサー管理になるね。 あと,せっかくのこういうチャンスなんで町内管理を,私のところは全て防犯灯は町内で管理してるんですけど,これは基本だと思っておりますけれど,消えてるところがあります。あれ消えてても電気料が請求されるというのは,多分知ってるとは思うんですけれど。メーターがないんで玉の数だけ請求されてきますんで,そのあたりは知っといてもらったほうがいいなというのと。 あと,このチャンスを使わせてもらって,集落から集落にいく間っていうのが,最近いろんな事件,事故があるんで,あの辺っていうのは市としてどういうふうに,県道も市道も,県道のほうが多いのかな,じゃあそのときに防犯灯っていったらどっちになるのかな。このあたりの整理の仕方っていうのは,この場でちょっと教えていただければなと思います。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 坂本建設部長。 ◎建設部長(坂本明君) 御質問にお答えいたします。 旧井笠鉄道跡の路線につきまして,ちょうど西中あたりから北のほうに向かっては,今LED灯になって明るくなっている状況だと思います。しかしながら,先ほど御質問にございましたように,ちょうど西本町のほうへ入っていきますと,いまだに蛍光灯の照明灯が多くあったり,先ほどおっしゃられましたスポンサーつきの分もあるんだろうと思うんですけど,かなり暗い状況になっとることは把握しております。先ほどの自転車歩行者道につきましては,担当部のほうとしましては年次的に通行上の安全のために必要なところは設置していくということにしておりますので,年次的に対応していこうと考えております。 先ほどの集落と集落の間のようなところの照明と集落の中の照明,防犯灯という目的で設置される場合は,笠岡都市照明委員会の補助金を利用していただいて,地域の中で考えていただいて設置していただくっていうことは,今私のほうが利用していただくように相談があった場合はお答えしているところですが,道路の管理上危険なところ,あるいは集落と集落の間のようなところは,できるだけ市のほうで設置が必要と思われるところは設置していこうというふうに考えております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 田口忠義議員。 ◆8番(田口忠義君) 町内でつけた防犯灯の目の前に何か新しくなったような外灯もLEDもあって無駄だなと思うようなところもあれば,先ほど全くないっていうところもありますんで,また別途御相談させていただきたいなと思います。 以上で終わります。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で8番田口忠義議員の質問を終結します。 10分間休憩いたします。            午後3時33分 休憩            午後3時43分 再開 ○副議長(原田てつよ君) 休憩を解いて会議を再開いたします。 続きまして,19番山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) 本日5人目,最後になりました。ちょっと最後だから気合いを入れてパワーアップしていきたいと思います。 今日は今定例会が始まって以来,このスイセンと梅の花が生けておられました。私,議会事務局の女性の方がいつもの定例会どおり生けてくれた。それで,的確にいってるなと,さすが事務局の女性は違うなと思います。スイセンの花言葉は,ここは市長が大体しゃべるところですから,うぬぼれ,自己愛というんがスイセンの花言葉だそうです。なるほどな,いいとこ突いとるなと。ほいで,梅のほうは高潔,忠実,忍耐となってる。今日は忍耐を主に質問していきたいと思います。 いよいよ個人質問の,明日を除いて本日の最後だし,私どもに関係の深い,市長も提案説明の中で国の状況,国の税の状況を話してましたが,簡単に申し上げて質問に入らせていただきたいと思います。 国の2018年度一般会計予算は,過去最大と言われた昨年より約2,600億円多い97兆7,120億円となり,過去最大をさらに更新して2月28日与党賛成多数で可決し,年度内の成立が確定しました。ちなみに2012年第2次安倍政権が発足して以降,予算は社会保障,公共事業,防衛費の分野に手厚く,地方交付税を削る構図がほぼ一貫しています。本年度の地方交付税は,交付税予算においても前年度に比べて国は0.2%のマイナス,15兆5,150億円となっています。笠岡市の2018年度予算案においても,地方交付税は前年に比較して1.7%少なくなり,52億7,000万円となっています。これは,平成30年度の予算を取り巻くほんの一部であることを申し上げますが,今定例会は平成30年という節目の年,さらに第7次総合計画のスタートの年,これから進める予算を決定する重要な定例会であり,笠岡市の10年,20年先をはっきりと見通せる答弁をお願いして質問に入りたいと思います。 1項目めの,市長が求める笠岡市の姿についてお尋ねいたします。 今まで市長の答弁は各議員さんの答弁の中で,ほぼ私のこの市長が求める姿については浮き彫りになってるかなということがありますが,私なりの視点でさらなる質問をしてみたいと思います。 笠岡市の商業地,工業,農業,漁業の現状をいかに分析しているのか。また,産業振興,農漁業の振興,商業の再生,観光振興による市長が求める笠岡市の姿を具体的にお願いいたします。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの山本俊明議員の質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 山本議員さんの御質問にお答えいたします。 まず,1項目めにつきまして,笠岡市の商業地,工業,農業,漁業の現状でございますが,商業地につきましては,現在笠岡市の商業地のメーンは笠岡駅周辺及び富岡から笠岡にかけての国道2号沿線であります。7月には富岡地区に大規模小売店舗のドラッグストアが開店する予定です。また,大磯地区にカラオケボックスも間もなくオープンすると伺っています。小売業,サービス業においては,各店舗間の競争が激しく,また最近はインターネットを利用した購買が増えてきており,実際の店舗での売り上げが減少傾向にあるようです。また,駅前の商店街につきましては売り上げの減少や店主の高齢化,後継者の不在により廃業する店舗もありますが,新たに洋食店,ラーメン店等の飲食店の開店もあり,駅前のにぎわいを創出しようと頑張る若手の経営者も出てきております。 また,工業につきましては市内の売上額の52%を製造業が占めております。笠岡港町工業用地への企業立地の促進やそのほかの地域での工場の新設や増設も盛んに行われ,設備投資も上向いてる状況です。 次に,農業を取り巻く環境についてでございますが,笠岡湾干拓地では平成31年4月稼働予定のアジア最大級となる次世代施設園芸拠点の大規模野菜工場の建設や広大な農地を活用した大規模畜産経営の規模拡大も進み,また農業への企業参入もあり,若い人材も多数雇用されているという現状です。 また,市内北部地域では先端技術を導入で省力化を進めている養鶏経営の規模拡大も行われ,従来から盛んであった主食用米に加えて,飼料用米の栽培が取り組まれ,耕畜連携による循環型農業の推進が図られております。 一方で,小規模農家が多い現状の中で農業従事者の高齢化や担い手不足,耕作放棄地の拡大,有害鳥獣対策などの課題もありますが,圃場整備や中間管理機構等の活用によって農地を集約するとともに,個から集団への組織化,集落営農の推進,企業との連携を進め,農地の有効利用を促進することで対応してまいります。また,干拓地等中心に農産物のブランド化,6次産業化を推進することも必要と思っております。 続いて,漁業を取り巻く環境でございますが,本市の養殖の中心であるノリについては,神島外浦に加工工場が増設され,またカキについては養殖の規模拡大などの新たな動きもあります。少量多品種が特徴と言われる瀬戸内の地魚や特に養殖のカキ,ノリの生産,流通に当たっては限りある水産資源の維持や管理方法の方策検討,また新規販売ルートの開拓や直販体制の拡充,強化など,直面する漁業環境問題に打ち勝つために漁業者自身,そして漁業協同組合等,漁業関係者が日夜努力されている状況にあります。近年,生産量が増加傾向にあるカキ,ノリの養殖等とともに高付加価値化を図り,農産物と同様ブランド化と6次産業化を推進し,地域内外に定着させることが重要と考えております。 一方で,農業者と同様に全国的に,また本市においても例外なく漁業者の高齢化が進み,漁業者の担い手,後継者不足による漁業者の減少が進行し,あわせて自然環境の変化や攪乱に起因する漁獲量の減少,それらに伴う漁獲高の減少という課題もあります。本市として引き続き笠岡の海の再生や漁場の整備,稚魚放流や養殖技術の研究,地魚水産物の消費拡大などを推進すべく漁業振興のサポート体制を一層強化してまいります。これからもふるさと納税の返礼品に笠岡のおいしい農水産物を使用することにより,すぐれた産品の全国への周知と販路拡大を図るとともに,寄附金の一部を農水産業の振興のために活用してまいります。 これら笠岡市の産業の現状を踏まえ,産業振興,農漁業の振興,商業の再生,観光振興等による地域経済の活性化により地域内での経済循環行動を高めることにより,事業者の利益を増やし,市民の働く場所を創出し,市民の所得を増やし,市内での消費活動を活発化させ笠岡市の税収を増やし,それらの財源をもとに笠岡市の住環境,インフラ整備に投資しながら豊かな地域資源を生かして時代の変化に柔軟に対応する,進化するまち笠岡を実現したいと考えております。そして,希薄になってしまった家族のきずなを取り戻し,親子2世代,3世代がともに暮らせるまちを築いていきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問がありますか。 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) 笠岡の現状を見るときに市長も富岡地区,あるいは笠岡駅前が商業地区の中心とおっしゃいました。そのとおりだと思う。しかし,しっかりと目を見開いて分析していただかなきゃなりません。入江地区には,今営業しているお店は宮脇書店,スーパーのザ・ビッグ,ザグザグ,ハローズ,ダイソー,ニシナ,ユーホー,それから,はるやま,来々軒,かっぱ寿司,丸亀うどん,エディオン,カメラのキタムラ,ガスト,天霧,アタック,全て地場産業じゃないんです。まだ数えりゃ切りがありませんが,これらの全国ネットの商店というかお店にみんな買いに行って生活が成り立っている。一生懸命笠岡市民が稼いだ金がこういう全国ネットのとこで使われて,その金は循環することなくそれぞれの本社へ流れていく。東京に流れていくか,大阪に流れていくか,広島に流れていくか,それぞれ流れていく。なかなかね。ほいで,仮に市長が言うようにこれを,もうこれ無視できない。もうこれだけ笠岡の主要商業地域はこの富岡から入江,このあたりに集中して,国道沿線とここへ集中して笠岡の商業地は移ってしまった。そこで大抵のものは間に合うし,安いし,便利なん。そうすると,そういうところへ住居が近くへどんどんどんどん建っていく。西大島新田あるいは絵師,従来からある番町あるいは樋守のところへも建つ。これでさらに今言ったような新しいドラッグストアができるというような。これをしっかりと分析した中でやらなければ笠岡の,簡単に駅をつくったから途端にもうこの地域へ行かなくなって笠岡の中心市街地が活性化したり潤ったりすることにはならない。その基本は何ですか,これらが立地したのは。過去にダイエーが,繁栄を築いたダイエーですら駅前の一等地に次々と日本中へつくっていって繁栄を謳歌した。しかし,国民の生活状況の変わりの中で郊外企業にいち早くシフトしなかったダイエーは消えていった。笠岡の商店街を区画整理したときには,前にも言いましたが,福山に追いつく,みんなが集まる笠岡のまちになるなと言ったけどゴーストタウンになってしまった,空き家ばっかりになってしまった。ここをしっかり分析しなければ,そしてさらに,仮に市長が言うように駅南だけつくって開発したら消費者がそこへなだれ込むようなことになったら,これらの企業は全国ネットの企業ですから,採算が合わなければ明日の日にも畳んで帰ってしまうと,こういう状況が生まれます。この辺を笠岡の状況をしっかりと見定めていかなければならないと思いますが,まずこの点からお尋ねしておきます。市長はどのように思います。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの再質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 確かに山本議員がおっしゃるとおり,笠岡の今の人口の分布とか経済,商業の移動を見ますと,富岡が中心に移動しているという現状は見てとれると思います。ただ,そこに商業地区が存在し,店やレストランができるってことは固定資産税の税収も上がりますし,そこに雇用が生まれる訳ですし,また東京に本社があったり大阪に本社があったりする大きな,メジャーなその店であったとしても,笠岡にとって大きな経済的な貢献があることはもう間違いない訳です。もちろん地元の地場産業の育成もしっかりやっていかなきゃいけませんけども,そういう全国区の店があって市民がそれを享受するということも,私はいいことじゃないかなというふうに思います。 また,笠岡駅南に関しては,もちろんそこに商業区域もあり,人が集まる,集う場所をしっかりとつくっていかなきゃいけませんけども,よく私が例に出すのが,神辺とか駅家周辺がなぜあそこで地価が上がったり人が集まってきてるかというと,要は神石高原町とか府中とかその周辺の世羅とか,あの辺の人たちが高校卒業したりして就職する,福山に就職するケースが多い。その中で福山駅周辺とか福山の南も発達はしてるんですけども,あの辺に今集中してるのは,聞いた話ですけども割と神石高原や府中や世羅の人たちが家をあそこに建ててる,親を離れてあそこに結婚して家を建てるケースが多いと聞きます。というのは,福山で仕事をしてる訳ですから,親との間のちょうど中間距離に親御さんが一部助成をして家を建てるケースが増えて,今あそこに人が集まってきてる。 笠岡も井笠地区のもともと中心地でありました。今,井原や矢掛の人たちは福山に直接行ったり,鴨方駅におりて岡山のほうへ電車を乗ったりするケースも散見されます,まずこれ仄聞ですけども。そういったことの中で笠岡のもう一回井笠の中心という場所を取り戻したいという私の思いもあります。それで南口をつくることによって西ノ浜へ続く,西浜も駅前なんですよという構図を,住吉だけではなくて,構図をつくっていくことによって西ノ浜に結構空き地もたくさんありますし,そういったところをしっかり活用して住宅街としての,歩いて快速電車がとまる駅で歩いていける距離に土地の価格がまだこの程度,非常に安い訳ですけども,岡山駅,倉敷駅,新倉敷駅,福山等々と比べた場合に非常に利便性があるにもかかわらず,インフラがしっかりと整備されているにもかかわらずなかなか定住が進んでない一つのハードルが,駅南に出入り口がないということもいろいろアンケートをとる調査の中で出て,浮き彫りになってきてる現状があります。そういったことを解決することによって人が集う場所をそこにつくっていく。それによって商業や,あるいはいろんな流通業等が繁栄していくという構図が出てくるんじゃないかというふうに期待している訳です。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) 市長の言ってることは昭和30年代前半の話。今は違ってしまってる。井笠鉄道があって矢掛までの沿線,あるいは井原あるいは矢掛の人も国鉄へ乗るのは笠岡駅へ出てこなければならなかった時代。そのときに,笠岡がそうであった。今は笠岡へ出てこないで,井原線の開発によって井原の人は清音なり横尾なりへ出ていってしまう。前はそこへ行かなかった,笠岡へ出てきてた。急行はあっちもとまる,夜行列車のほかの列車もとまってましたが,本当に笠岡が。ほいで,島にも人がいっぱいおった,そういう時代と違う。さらに,矢掛から国鉄へ乗るのに,昔はあの高い遥照山を越しておりていった。今はトンネルで突き抜けてあっという間に矢掛から鴨方へ出てくるようになった。そういったもっと現状も,単に駅南をつくって誰がいくんです。 それと,例えば今の日本遺産に,それに島へ行こうとした場合に,そのために笠岡南駅,南駅とこういう。列車でどれだけ来ます。恐らく近隣は当然のこと,広島県あるいは鳥取,島根の人たちも車で来ますよ。我々も行くときに家族で行こうかとなると。倉敷寄って伯備線に乗っていきゃいいんですか,行かない。車で行く。そうするとだっと来たときには,笠岡の港に駐車場がなかったら駅の南ができたって駐車ができないんですから,車の駐車は。車時代ですから,今は。車であそこ行かれるから,便利だからと車で来るんですよ。来ても置くとこがないなと,どうです。こういう分析をしなければ,ただ絵に描いたように鬼の首を取ったように駅南を出るわ,もう島へどんどん来るんじゃと,汽車では来ませんよ,わずかなもんです,汽車で来る人間というのは。ほとんど車,車の対応どうしますか。私たちでも高知へ行くっていっても車で行こうとする。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 坂本建設部長。 ◎建設部長(坂本明君) 御質問にお答えいたします。 駅南周辺整備構想の中で,先ほど議員さんの御質問にございましたように,どのような形で笠岡に人が来てどのように滞在していくかということも検討しております。おっしゃられたように車で来ることも想定しております。駐車場が必要であろうということも考えながら,まず笠岡駅が1日に3,600人の利用がある駅だということも一つ大きな要素でございます。確かに日本遺産といったような取り組みもなされてきて,将来の観光客も列車でどのくらいか分かりませんが利用があるものと思いますし,笠岡に滞在していただける,笠岡が単なる通過点でないという状況をつくっていくということを目標にしまして,駅の整備も含めました構想としてまとめております。今,車での移動,電車での移動,あるいは今現状にある土地の利用形態,これまでの経過,それも踏まえまして将来こうあっていこうというふうな方向性を示したものでございまして,いろんな御指摘いただいたようなことも検討しながら進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) それを言うんなら構想が小さい。前はベイシティー構想というのを出しましたが,将来は10年先と言わなくても本当に駅南もつくるし,駐車場もこれだけ500台の駐車場を駅のすぐ南側にはつくりますと,港から出る船はこういうふうになります,連絡船がない場合はもうすぐ安い海上タクシーで行けますとか,そういうものをしっかりと示さなければ,仮に駐車場がしっかりしたら笠岡の駅は1万人も,1万5,000人にも,今3,000人なら,なる可能性がある,無料の駐車場で500台も置けるようなとこをすりゃ。やっぱり港,島島と言うんならもっとベイシティー構想で住吉を埋めますと,そしてこういう構想をしますと。そりゃ,今金がないからできないでしょうけど,その一歩がこれですよと,その一歩が駅南ですよと,半歩かも分からんけど,そういうものを示さなければ。ちまちまちまちましたことに金をかけたって将来的な展望が見えない。 それで,今の言ったように笠岡外の,地元以外のそういった販売店も守るし,それからそれに,こうして地場の人たちが創業してお店ができるようにこういうふうにして守りますよというものをはっきりしたものを出さなきゃ。今の状況はしっかりと見詰めなければ。例えば雇用が何百もありました。稼いだ金は樋守や富岡の商店で使い果たして,経済は循環しない。何のために一生懸命,笠岡市は一つも活性しないが,どうです,循環。循環というものをよく考えてもらわなきゃいけませんが,ただ単に雇用が生まれたら即固定資産税が少々いただいたところで,税収が上がったところで簡単に市長が言うような姿に私はならないと思いますが,どうです。 もう一つ言っておきますが,ある企業の地場産業の経営者が,つい最近亡くなりましたが,山本さん,前もここで言ったかも分かりませんが,笠岡に銀行がなくなるよと。稼いだ金は全部市外の業者が吸い上げて持っていってしまうから金融業者が集金に行くとこがなくなったって。北木やよそら行きょうた。今もう年金を配りに行くだけじゃというような話がありましたが。集金に行こうに思っても集金する店がなくなったと。勝山かどっかあっちの県北のまちで中銀の支店がなくなりましたとかというのよく耳にしますが,そういうことになるようなおそれをしないようにして,どうです,この問題に対して。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 山本議員さんの御質問それから御提言等をお聞かせいただきまして,私も雇用が発生する,そし企業誘致とかそういうことで雇用が発生して,そして市内の人がそちらに勤めて,そして市内の人にお金が行って給料で行って,そして市内の人の収入が,所得が増えて,それを市内で使っていただく。それによって税収も増えますし,それからそこに市内にあるお店,食料品店,それからスーパー,いろいろなものに使っていただいて。そういうお金の循環,内需といいますか,お金の循環が市内でできればまだまだ活性化になると思います。山本議員さんが言われましたこういうようなことも,今後考えていきたいと思っております。ありがとうございます。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問。 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) しっかりと現状を分析する必要がある。単に企業が来たらいいというもんじゃない,そこらも考えていただかなきゃいけませんが。 農業に特化したことを言いますが,今のベイファームが非常に売り上げを伸ばして結果がいいという,その原因は何だと思います,ベイファームの好調の原因は。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 山本議員さんの御質問にお答えいたします。 ベイファームの売り上げが増えとる理由ということでございますが,年間ベイファーム道の駅のほうに昨年度89万人,約90万人の方が来ていただきました。これは,田口議員さんの御質問でお答えいたしましたように景観作物ということで花を植えて四季折々の花が,それをリピーターの方が多く見に来ていただく,そうしてそこへ人が集まってそういう中で笠岡市内のもの,そして干拓の中でできたもの,それを直売という形になって,つくっているとこが見える,栽培されとるところが見える,そういうことで安心してということになるかも分かりませんが,そういうものが見えてそして買われるという,そういう効果もあって売り上げが増えているんだというふうに思います。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) 笠岡が福山や倉敷に勝つのは農業しかない,農業だから勝ってるんですよ。福山や倉敷にないものがあるから。そこを忘れちゃいけない。それと,駐車場があるから。よく私も毎日あっこの横通って帰りますが,あんな小さな面積でそんな金額売れるなあと思ってびっくりする。どうです,ビッグじゃとかハローズとかの面積とはわずかな,もう何分の1の面積で,それであれだけ売り切るんだから。何だと思います。 ○副議長(原田てつよ君) 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 山本議員さんの御質問にお答えいたします。 山本議員さんがおっしゃられましたように,道の駅には駐車場,車で行っても十分にとめれるような土地があるということが,それも原因だと思います。私も時々道の駅のほう行くんですけども,車のナンバー見たら福山とか岡山とか倉敷とかということで,福山方面から,そして岡山方面から来られとる方が多いんだなというふうに感じております。駐車場があるということも大きなメリットだと思います。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) 笠岡の強みは農業と漁業と,これ間違いねえ。工業だ,企業誘致,そりゃ大切なことではありますが,これを見失っては笠岡は沈没する。過去に明石議員さんという議員さんおりましたが,わしゃ,としさん,宮内庁御用達の柿を出しょうたんじゃと,こう言っとる。ええって言って,宮内庁が,ほなぼっけえもうけたろうて。いやもうけなへなんだと言うんでって言いましたが,私も詳しく聞きませんでしたが。宮内庁の御用達がつくれるほどの地域なんです,柿でも。新山の柿が宮内庁御用達だった。今はもうカラスに食われようるかどうか知りませんが,宮内庁御用達にはなってませんが。ほいで,あそこには県の果樹試験場があったし,ほいで真鍋には花の試験場があった。もう皆なくなってしまった。強みを生かすということ,これが大切だと思いますが,どうですか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 山本議員さんの御質問にお答えいたします。 笠岡の強いところ,先ほど言われました強み,農業そして漁業というもの,それから今までの歴史と生産力,それから今までの経験とか,そういうものもあると思います。そういう農業,そして漁業,全てに強みの,笠岡市の強み,これを生かして今後やっていくということが必要だというふうに感じております。ありがとうございます。 ○副議長(原田てつよ君) 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) 先日,2月20日ごろでしたか,私の小学校の同級生が三宮へ出てこいと言う。非常におもしろい人という表現はあれですけど,農業に詳しい人を紹介してやるからと言うから,4時からじゃと言うから4時はいけんなあと,帰りょうたら遅うなるけえと。ほんなら11時に出てこいと,三宮西口で会いました。そしたら,青森ジャパンファーム株式会社の専務取締役の小川さんという人,この人がたまたま神戸へ来たんで,時間がもうないからといって11時から食事をしながら2時まで三宮の駅裏で話を聞きました。この方はブラジルで成功して今は,今この会社を青森県三戸郡五戸町というとこで立ち上げて,たまたま神戸で今の商売の話があったんで来たんでしょう。ほいで,紹介していただいた。話を聞いたときに私はいろいろ聞きました。大きな農地の話はいいよと,青森,東北や関東や,あるいは北陸や大きな農地を集約したり,大きな面積の農業の話はいいですよと。3反や5反の土地で農業が生活できるような話してもらわにゃ,聞かせてもらわにゃいけんなと。最初大きな話ししましたから言いましたら,こう言いました,時間がなかったから詳しくは聞けん。70歳のおばあさんが3反と言ったか,5反と言ったか,畑で年間700万円の収入を上げたって。何ですかっつうて,ニンニクだと。そいでニンニクじゃそがあな70歳のおばあさんが700万円も,3反やそこらの畑だけで。笠岡は大きな干拓もあるけど,干拓はそれなりのもんですけど,みんなが持ってるのは3反か5反か山の傾斜の畑が多いんじゃと,そういうとこでもしっかりと収入が上がる話を聞かせてもらわにゃいけんと言ったら,時間がなかったけどとりあえずそのニンニクだと言った。ああそうかと言って帰りましたが,そして帰って言うと私は知らなかった。青森のニンニクは高いんですよと主婦の人はよう知っとる。青森のニンニクは高いんじゃそうです,私は知らなかった。青森のニンニクは,山本さん高いんじゃとこう言う。そういうものを根づかさなきゃ。それでこうも言った,一粒1,000円のサクランボだと言う。何,一粒1,000円のサクランボなら一房1万円のブドウは笠岡でつくれるんじゃないじゃろうかと思った。こういう発想をしていかなきゃと思います。どうですか。もう一回宮内庁御用達にいくぐらいなんつくらにゃいけんよ。 ○副議長(原田てつよ君) 石田産業部長。 ◎産業部長(石田輝宏君) 山本議員さんの御質問にお答えいたします。 笠岡市にも桃とかブドウとかイチゴ,それから昔から茂平のほうで盛んなイチジクとあります。笠岡のそういうものをブランド化していって,付加価値をつけたりして,それで全国で笠岡のもの,かさおかブランドが全国的に出ていって,笠岡じゃったらイチゴじゃな,ブドウじゃな,桃じゃな,イチジクじゃなというように全国に知られてこそ,そういうような生産も高くなっていくんじゃないかなというふうに思います。今後は市長の答弁にもありましたけれども,ブランド化,そして6次産業化,そういうことを発展的に考えていきたいなというふうに思います。ありがとうございます。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で1項目めの質問を閉じます。 続きまして,2項目めの質問を求めます。 ◆19番(山本俊明君) いよいよ2項目めに入ります。 第7次総合計画初年度となる平成30年度予算から見える都市像の成果についてお尋ねをいたします。 いよいよ第6次総合計画の成果を引き継ぎ,第7次総合計画,元気・快適・ときめき・進化するまち笠岡を目指して,一般会計239億8,844万円,特別会計131億1,058万円,企業会計76億5,391万円,合計447億5,279万円が平成30年度予算として提案されました。議会の審査を経て可決となれば4月1日からスタートとなります。ローマは1日にして成らずと申しますが,市長が求める1年目の成果についてお尋ねいたします。 ○副議長(原田てつよ君) 2項目めの質問に対し,執行部の答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 2項目めにつきましてお答えいたします。 先日議決をいただきました第7次笠岡市総合計画は3つの理念に基づいて策定させていただいております。 1つ目は,協働と共生による市民主役の笠岡づくり。2つ目は,満足感を実感・体感できる笠岡づくり。そして,3つ目が安心して暮らせる自立した笠岡づくりでございます。この3つの柱に沿った形で各種施策や事業を相乗的に進捗させることで,笠岡のにぎわい復活に結びつけたいと考えております。 平成30年度は当初予算案の提案説明におきましても述べさせていただいたように,今後笠岡を飛躍させるための受け皿となる人づくり,仕事づくり,にぎわいづくりに力点を置いた施策を推進してまいります。施策の推進に伴う1年目の成果につきましては,この447億円余りに及ぶ当初予算案に盛り込ませていただいたそれぞれの事業を着実に,そして確実に実施していくことが非常に大切であると考えております。総合計画プランの進捗におきましてはPDCAサイクルを確立し実施した施策,事業の効果を客観的に検証し,必要に応じて実施計画,後期基本計画を改定するというプロセスを実行していくこととしております。 各事業について効果的かつ効率的に推進,留意していくためには市民の皆さん,関係団体,民間事業者等の参加,協力が必要です,重要です。そして,実施した施策や事業の効果は達成目標に関連した指標の達成度をはかる中でしっかりと検証をチェックしてまいります。議員の皆様からの声や来年度予定しております市民意識調査の結果も生かしながら,常に総合計画をブラッシュアップアクションしていくこととなります。 このたびの総合計画は計画期間の8年間に限らず,20年後,30年後といった長期的な視点で笠岡の将来を見据え,笠岡らしい地域社会を構築する考えを包含しております。 社会動態の回復,企業誘致並びに民間設備投資の状況,有効求人倍率の上昇など,笠岡を取り巻く環境が確実に変わりつつあります。総合計画の実施初年度の30年度末におきましては,こうしたトレンドがさらに加速していると確信しております。干拓地で申しますと,アジア最大級の野菜工場であるサラが稼働間近で,その巨大なハウスは町じゅうの人たちの話題となっています。国道2号バイパスや港町工業団地においても徐々に外観があらわれ,中央部の酪農施設のロータリーパーラーは県下一の規模を誇っています。また,好調な企業誘致による社会動態のさらなる改善,そして笠岡駅周辺のにぎわい創生検討事業や立地適正化計画の進捗により,より具体的なイメージの笠岡の未来を市民みんなが共有できていると思います。こうした市民一人一人が変わりゆく笠岡を実感し,新たに描く夢を確実な笠岡の未来図として実現するため,平成30年度予算案として提出させていただいた一つ一つの事業を着実に進め,一つ一つの成果,さらには一年一年の成果を上げることが非常に大切なことだと感じております。家族のきずなを取り戻し,元気・快適・ときめき・進化するまち笠岡を実現していくための第一歩だと考えております。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) ただいまの市長の答弁に対し,再質問ありますか。 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) 一番最近もらった人口統計表によりますと,笠岡市が日本人だけですが4万9,020人になってます。年々減ってること,これは間違いない。これをどう分析してるんだろうかなと,笠岡の人口そのものを。その中で余り腰を折るようなことばっかり言っちゃいけませんが,そういった人口減少時代になって,それだけの者で本当に笠岡が活性化して人口が増えるんだろうかなという,この人口増えるというのは大変な難しい問題ではあります。この総花的であって,どちらかといや総花的でその思いはもうあれもしたいこれもしたい,これ分かります。そのとおりだと思いますが,総花的になって本当に減少時代になってしっかりと笠岡の地域を守ったり,そして未来像を示してないように思いますが,どうです,大丈夫ですか,お尋ねします。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 高橋政策部長。 ◎政策部長(高橋文子君) ただいまの再質問にお答えいたします。 笠岡市の未来像がしっかり示されていないのではないかということだと思いますけれども,総合計画の策定に当たりまして,皆さん人口ということは非常に大きな問題,課題でありまして,これは笠岡に限らない訳ですけれども,人口が減るのを食いとめる,食いとめるだけではなく活性化するということにおいては,笠岡市のこの総合計画の策定に当たって大きな課題として最初から掲げております。これは平成27年に策定したまち・ひと・しごと創生総合戦略でも同様ですけれども,人口がどんどんどんどん減っていく中で活性化をして,少しでも人口を回復させ,日本全体が縮小していく中でも笠岡市がどこかにソフトランディングといいますか,適正な規模に落ちつくまでには,このまま手をこまねいている訳にはいかない。そのためには住みやすい,住んでよかったと思えるようなまちづくりというのが本当に根幹にある訳でございますので,そこに市長の思いであるきずな,それがあることで笠岡市の人たちが安心して住むことができる,それは根幹にあるものだと思っております。 策定に当たりまして,まち・ひと・しごとという大きなくくりで,経済と社会と環境とがバランスよく,バランスを取り合って非常に快適なまちになるようにというようなことを目指しておりますので,それがその中でいろんな施策をするのがこの総合計画の柱です。先ほど強みを生かしてというようなお話もありました。この総合計画をつくる上で強みの分析,弱みの分析,強みをどう生かすかといったことも最初の段階でしておりまして,それを踏まえた形で基本計画をつくっております。そして,それを象徴するのが総合計画の都市像の言葉になる訳でございますので,元気・快適・ときめき,そして進化するまち笠岡で,これが将来に向かって伸びていくことを意識した言葉でございますので,これを都市像として掲げているものでございます。 以上でございます。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 1点ちょっと補足説明をしたいと思います。 私が二,三週間前に山陽新聞に社会動態の推計をする推移表というんですか,出たと思います。暦年のベースで平成29年1月から12月の社会動態の岡山県下27市町村の表がもう発表されて,私自身もあれを見て結構ショックだったんですけども,笠岡市が玉野市に次ぐ320人マイナスということで下から2番目ということになります,人数の話で,絶対値。その点,井原や浅口市はマイナス40とかマイナス70とか,そういったレベルだったと記憶しております。一方で,総社は岡山市や倉敷市を抜いて350人ぐらいのプラスだったというふうに思います。これが笠岡の一番のウイークポイントじゃないかと,私は思っている次第です。社会動態をプラスに持っていき,社会動態が増えれば自然に,もちろん笠岡市は今まで歴代の皆さんが,市役所の職員も一丸となって,議会も一丸となって,いろんな子育て支援策あるいは環境整備をしっかりとやってきていただきました。そのおかげで子育てをするには,あるいは子供を学校に通わせるには近くに学校も今まである訳ですし,そういった意味では環境はそこそこほかの自治体よりもすぐれたいい点がたくさんあります,医療費の助成もある訳ですし。そういった中で子育てを育てるということはあった。でも,なぜか去年の出生数は286人,今年は多分250人ぐらいになる可能性が今,大になってます。このままいけばどんどん今減ってます。何でこんなに環境はいいのに子供,出生数が伸びないのかと,これが大きな一つの疑問である訳です。それは,これ社会動態が増えてないから,つまり働く女性,働く人たち,結婚したばかりの人たちが笠岡に移住してきてない,こういう大きな家族で移住してきてない,こういう大きな問題があります。 したがって,この社会動態を増やしていくことが笠岡の将来にとって20年後,30年後の笠岡をつくる上において,あるいはその初年度のこの第7次総合計画のこの初年度をやり切る上において大事なことじゃないかなということで,私は2年前に市長に就任したときに一丁目一番地は企業誘致だと,働く場所をつくらなきゃいけないんだということで,この2年間やってきた結果が少しずつでありますけど出始めてる。こんなもんじゃまだ満足しません。まだまだこれから企業誘致をしっかりとやっていかなきゃいけない。そういう民間の民地でも構いませんし,どこでもいいんです。しっかりと企業を誘致していく。山本議員がおっしゃったように農業でもいいんです。近代的な農業,サラができました。また,ほかにも希望園もできてます。あるいは坂本産業さんも近代的な養鶏業をやられてる。そういったことを雇用につながるような,あるいは生産額が日本でトップクラスのそういう業界の畜産業,あるいは養鶏業,あるいは野菜,農業のトップクラスの企業が来て雇用を増やしてくれる,税収を増やしてくれる,そういった効果を期待しながら農業でも全国でトップになるように,岡山県でトップになるようにしっかり頑張っていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) これ,1月13日の山陽新聞の記事ですが,ひとり暮らしが40年には4割になると。その原因は晩婚,未婚が要因になってると言ってるんです,大変なことです。国立社会保障・人口問題研究所が発表したそれによりますと,平成15年の世帯数は5,333万世帯,そのうち1人世帯は1,842万世帯,23年には5,419万世帯,これピークじゃそうです。しかし,30年にはひとり暮らしが2,025万世帯,これピークなんですが,40年にはちょっと世帯数が減って5,076万世帯,うち1,994万世帯,今度は全体が減るから40年には34%の1人世帯の日本の全体の34%が1人世帯になってしまうと言ってる。うち高齢者世帯は896万世帯,1人世帯の半数は高齢者世帯になってる。大変な状況なんです,本当に。 こういった状況も踏まえた中で,市長のように企業誘致したからどんどんどんどん本当に笠岡だけが世帯数が増えて若者が増えると,幾らかは増えるか分かりませんが,思いませんが,こういったものも踏まえた中の笠岡づくりを考えなきゃならないと思いますが,どうですか。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 全くそのとおりだと思います。笠岡は1世帯当たりの家族構成数がどこの市町村よりも低い訳でして,ひとり暮らしの高齢者の方が多いという,それで私が再三申し上げてるとおり,家族のきずなを取り戻すということが一番大事な最終的な施策になります。それは,仕事があれば子供たちが帰ってくる,直接的な関係が同居であれば一番いいんですけど近居という場合もあるかもしれません。工業高校が今回,この4月から機械電子科が1クラスなくなりまして3クラスということになります。それでこれは学区の問題で,中学生がこれだけ卒業生が少ない訳ですから倍率が1を割るということになって,本当残念なことでありますけども,3クラス,商業が3クラスということになってしまいました。それはいたし方ない部分もあるとは思うんですけども,120人なり160人なりが卒業した後,じゃあ笠岡市にどれだけとどまっているかというと大体6割ぐらいの子供は大体笠岡市内から通える範囲内に就職をするんです。もう就職希望が多くて,大体進学組は十五,六,七人ぐらいです。あとはほとんど皆さん就職していただけます。ただ,笠岡市内に住んで,笠岡市内に就職する人間は何とこれ数名なんですね。つまり皆さん水島から福山ぐらいの間に就職される。その後を追跡してみますと,結婚とか,あるいは家を建てるとかっていう機会に,あと10年とか十何年でその間に出ていってしまうんです。これが3月に,いや寂しいんだ,3月に結構みんな出ていく,これは千鳥とか龍谷とか大学に進学するために出ていったりするケースもある。工業なんか結構いるんです,笠岡にいてくれるんです。ただ車で通勤して,そのうち結婚したら福山に住むとか,あるいは里庄に住む,倉敷に住むというケースがあるんですね。これが二重の社会動態の転出につながっている一つの原因である。そういったことを防ぐためにもここに,笠岡市内に仕事があれば子供たちが残ってくれる,待遇が少し悪いかもしれないけどもお父さん,お母さんいるし,土地もあるし,ここで一緒に暮らす,そういうことの選択肢が出てくる。そういったことを少しでも増やす,一つ一つ増やしていくことが笠岡の定住に,あるいは笠岡の人口増に,人口を減少に歯どめをかける,こういったことにつながっていくと私は信じて今やっております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 再質問ありますか。 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) 私の住んでる神島の汁方という地域なんですが,長鋪邸がある古くからある地域なんですが,現状を申し上げてみたいと思います。 21軒ありました。現在は2軒空き家になって19軒になってる。そのうちひとり住まいが3軒,65歳以上が6軒,小学生が3人,男の子が1人,女の子が2人,中学生が4人,女の子が1人,男の子が3人,わずかな数字です。これだけの,私の地域のこれだけの子供が,市長が言ってるように企業誘致してくれれば,希望であれば全員その笠岡市内の企業に就職はできると思います。それでこんな数字では全員がなっても,地元に残っても私ほうの営々と続いた汁方という地域の行事は守れません。恐らくこれからは,ほとんど見渡してもこの家はずっと続くなという人材がつながってるようなというの非常に少ない。これは私の地域だけじゃないと思う,どこもこの程度だと思います,今の小学校の全体の数字といえば。この辺をどうしていくのか。長いスパンで見るためには必要だと思いますが,市長どう思います。 ○副議長(原田てつよ君) 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) 平成30年度の新年度予算の中身を見ていただきましたら皆さんもう御存じだと思いますけど,子育て支援策にかなり厚く事業投資をさせていただいてます。先ほど山本議員さんがおっしゃったとおり,笠岡市全体の問題だと思います。しっかりと子育てをしっかりと支援し,仕事があれば笠岡に定住してこれるように大規模な住宅団地も含めて住みやすい環境をしっかりと整備していく。あとは仕事さえあれば笠岡住みやすい場所だから,学校も非常に教育レベルが高い場所だからしっかり見てくれるから,そういう意味で笠岡に住もうという営業をやっていきたいというふうに思っております。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 山本俊明議員。 ◆19番(山本俊明君) 今私の地域のことを申しましたが,今男の子,女の子,一番若いというか小さい子が3年生です。3年生って10歳ですかね,9歳か10歳ですか。その人はまだ生まれてない,いつ生まれるか分からないという,今度あそこに来年生まれるかというような状況は全然ない。いつ生まれるか分からないという状況。 そういった中で,出雲市は外国人の定住を率先してやってると。この間テレビで見ましたが,外国人へシフトして外国人の定住を受け入れているというふうに聞きました。それで,当然外国人だから言葉の問題もあるから嘱託職員というんですか,それを雇って外国人の定住の窓口になってるといいますが,この問題に対してはどうですか。笠岡を守るためにはやむを得んなという考えがあるのかどうか。そりゃ1回出雲へ行って聞いてみたいなと思われるかどうかお尋ねして,この今回の質問は終わりたいと思います。 ○副議長(原田てつよ君) 答弁を求めます。 小林市長。            〔市長 小林嘉文君 登壇〕 ◎市長(小林嘉文君) これは今,企業なんか雇用が有効求人倍率が1.6とかになってなかなか雇用を確保できないという状況の中で,大学外国人の実務研修生,これを雇用として確保しているという,笠岡にもたくさんそういう企業はあります。この場合は,3年とか5年とかしたら帰ってしまうということでなかなか,できれば定住につながるような雇用が生まれればなという希望を私自身は持ってます。そういう意味で外国人の方であっても笠岡に定住してくれる,ここで家庭を持ってくれると,そういう可能性があるならばもうそれは私はいいことじゃないかと,そういう意味で家族が増えるということは非常にいいことじゃないかなと,こういうふうに思います。出雲の例は,ちょっと私自身がよく分からないんでもう少し研究してまいりたいと思います。 以上です。 ○副議長(原田てつよ君) 以上で19番山本俊明議員の質問を終結します。 以上で本日の議事日程は全て終了しました。 次の本会議は3月9日金曜日午前9時30分から開議します。 なお,議事日程は引き続き一般質問です。 本日はこれにて散会します。            午後4時48分 散会...